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国際政治・世界事情

6301チバQ:2013/05/16(木) 19:12:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130516/mds13051618560002-n1.htm
イラン大統領選まで1カ月 保守派3陣営の争いか
2013.5.16 18:52 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】6月14日のイラン大統領選まで1カ月を切った。強硬保守派のアフマディネジャド大統領に改革派が挑む構図だった2009年の前回選挙とはうって変わり、今選挙は保守派内の争いとなる見通しだ。

 「私とマシャイ元大統領府長官は一つだ」。連続3選禁止の規定で今選挙に出馬できないアフマディネジャド大統領は、側近で姻戚関係もあるマシャイ氏への全面支援を表明している。

 アフマディネジャド氏は1期目当初からマシャイ氏をブレーンとして政権運営にあたった。しかし、2期目でマシャイ氏を強引に第1副大統領に昇格させた人事などをめぐり最高指導者ハメネイ師や議会との確執が激化、昨年3月の国会議員選でハメネイ師に近いグループが勝利してからは「レームダック(死に体)」状態が続いていた。

 アフマディネジャド氏としては、大統領選でマシャイ氏が当選すれば、ハメネイ師に対抗するだけの影響力も取り戻せるとの計算があるとみられる。

 これに対し、強硬保守派内でもハメネイ師に近いとされるグループからは、テヘラン市長のガリバフ氏、ベラヤティ元外相、ハダドアデル前国会議長の3人が届け出た。3氏は候補の一本化を模索するとしているが、統一候補はなおも固まっていない。

 ハメネイ師に近い人物としては、核開発問題の交渉責任者を務めるジャリリ最高安全保障委員会事務局長も出馬を届け出ており、強硬保守派内の票が分裂する可能性も指摘されている。

 一方、抜群の知名度を誇るのがラフサンジャニ元大統領だ。1979年のイラン革命を指導したホメイニ師の弟子であるラフサンジャニ師は、保守派内では現実的な穏健派だとされ、2009年の前回選挙では改革派のムサビ元首相を支持したといわれる。

 改革派は前回選挙後、アフマディネジャド陣営による不正があったとして大規模な抗議デモを展開、当局との衝突で流血の事態にまで発展したが、その後はムサビ氏が自宅軟禁下に置かれるなどして勢いを失った。それだけに、今選挙に有力候補を立てられていない改革派は、最も立場が近いラフサンジャニ師支持に回る可能性が高い。

 各候補の外交方針ははっきりしていないが、誰が勝った場合も、最高指導部直轄とされる核開発政策に大きな変化はないとの見方が一般的だ。ただ、米欧などとの交渉担当者の人事には大統領の意向が反映するだけに、国外の関心も高い。

 今回の大統領選には約670人が届け出、最終的な候補者はハメネイ師が任命した聖職者らによる護憲評議会の審査を経て今月下旬に確定する。


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