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国際政治・世界事情
6303
:
チバQ
:2013/05/17(金) 21:56:49
http://mainichi.jp/select/news/20130518k0000m030076000c.html
過激派:国境越え暗躍…ケニア、ソマリア隣接の町
毎日新聞 2013年05月17日 21時39分
アフリカでイスラム過激派が勢力を拡大している。過激派が国境を超えて連携し、政府の支配が弱い地域に移動して拠点を作り、地域の不安定化につながっている。無政府状態が続いたアフリカ東部ソマリアで、拠点都市から追い出され隣国ケニアで活動を広げるイスラム過激派アルシャバブの実態を追った。【ケニア東部ガリッサで服部正法】
◇砂糖密輸で年数十億円
ソマリア国境に近いケニア北東州のガリッサ。首都ナイロビから町に近づくにつれ、治安当局の検問が増える。街中は平穏そうだが、最近のテロ続発を受け、夜間外出禁止令が敷かれている。
「もうこのぐらいに」。テロ事件とアルシャバブの関係について記者の取材を受けていた男性が突然、席を立った。男性はソマリ系の敬虔(けいけん)なイスラム教徒。若手リーダーの一人で、地域事情に詳しい。
案内人は、男性が取材を中断させた理由について「下手にアルシャバブに触れれば、彼らの『(暗殺)リスト』に男性が載ってしまうからだ」と声を潜めた。「何に触れると危険なのか」と、立ち去ろうとする男性にそう畳み掛けると、男性が言った。「彼らのネットワークさ」
ガリッサでは昨年から、街中の飲食店やホテルなどを狙った攻撃や爆弾テロが散発的に発生。地元紙によると、100人以上が死亡し、アルシャバブの犯行が疑われている。先月には、「治安関係者がよく集まる場所」(地元公務員男性)といわれる中級ホテルで複数の男が銃を乱射し、9人が死亡した。
「ケニア軍のソマリア介入への報復だろう」。ガリッサ郡のモハメド・マーリム郡長(46)はテロの理由を推測する。地域の有力国ケニアとエチオピアは、アルシャバブ掃討のため2011年秋に相次いで軍事介入し、アルシャバブは撤退を余儀なくされた。
ソマリア国内で弱体化が指摘されているが、アルシャバブの「ネットワーク」はガリッサ住民の恐怖の的だ。その資金源は砂糖の密輸とみられている。
案内人によると、砂糖を入れた袋を積載したトラック20〜30台程度が連日、秘密裏に国境を越えてソマリアからケニアに入る。ソマリアから来る砂糖は安く、ケニアでは重宝がられるからだ。国連の調査団も、ソマリアから木炭を湾岸諸国に輸出、逆に湾岸経由で砂糖を輸入し、この砂糖をケニアに持ち込む裏ビジネスにアルシャバブが関与していると指摘する。
地元報道などを総合すると、砂糖・木炭取引への関与でアルシャバブは年間数十億円を得ている疑いがある。金は武器購入のほか、非ソマリ系も含めた若者らを戦闘員や協力者にスカウトする際に使われると考えられる。
先月、複数の治安当局者がアルシャバブの砂糖密輸に関わった疑いなどで職務停止処分を受けた。マーリム郡長は「反政府組織の資金源をつぶす」と意欲的だが、当局側にも浸透するネットワークの取り締まりは簡単ではなさそうだ。
さらに、民族と宗教も複雑に絡む。ガリッサにある約30カ所のキリスト教会のうち4教会が襲撃され、礼拝中に14人が死亡するテロ攻撃も起きている。
多数派のソマリ系住民はイスラム教徒であるのに対し、教会の信者は非ソマリ系住民。教会信者の間には「アルシャバブの名前を利用して、地元の人間(ソマリ系)がキリスト教徒を追い出そうとしているのではないか」との疑念も渦巻く。
◇隣国に流入、組織存続
アフリカでは、支配地域を追い出されたイスラム過激派が新たな移動先で生き延びている。典型的なのが北・西アフリカの例だ。
アルジェリアで1990年代に伸長したイスラム原理主義勢力が、政府に追われる形で隣国マリに流入。政府の支配の弱いマリ北部で勢いを増した過激派は、昨年のマリの軍事クーデターなどを利用し、北部を支配下に置いた。今年1月にフランス軍が軍事介入して、過激派は北部の都市部から放逐された。
だが、マリの隣国ニジェールのバズーム外相は今月、マリから逃げ出した過激派がリビア南部に根拠地を作っていると、懸念を表明した。カダフィ政権崩壊以降続く同国の混乱を利用して逃げ込んだ可能性がある。
アフリカのイスラム過激派に詳しい南アフリカ・フリーステート大のフセイン・ソロモン教授はケニアへのアルシャバブ浸透について、政府や行政の問題点を指摘する。「市民へのサービスが欠如する中で、モスク(イスラム教礼拝所)が食料配布などを行い、そうした過程で貧困層にイスラム(過激派の)思想が広まっており、キリスト教徒からの改宗も見られる」と言う。
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