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国際政治・世界事情

6256チバQ:2013/05/10(金) 23:13:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130510/asi13051022580006-n1.htm
パキスタン総選挙 テロ激化のペシャワル 命がけSNSで運動
2013.5.10 22:55 (1/2ページ)

9日、パキスタン・ラホールでの集会で演説するナワズ・シャリフ元首相(AP)
 【ペシャワル(パキスタン北西部)=岩田智雄】11日のパキスタン総選挙を前に、イスラム武装勢力によるテロが激しさを増している。主な標的は武装勢力掃討作戦に協力的だった政党の関係者で、この1カ月で100人以上が犠牲となった。武装勢力の拠点に近い北西部カイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワルでは、街頭演説もままならない候補者らが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを駆使した戦いを最後まで行った。

 ペシャワル市内にあるアワミ民族党(ANP)の党本部。分厚い壁と厳重な警備に守られた建物は要塞を思わせる。与党連合の一角として武装勢力への軍事作戦を支持してきた民族党は、「パキスタンのタリバン運動(TTP)」のテロの標的になってきた。

 下院選と各州議会選が行われる今回の選挙では、民族党の多くの候補者が街頭での選挙運動を断念、SNSやDVDなどを使った運動を余儀なくされた。

 前州情報相で、州議会選に立候補している民族党のミアン・イフティカル・フセイン氏(55)は「党内にテロに屈する者は一人もいない。しかし、街頭で運動をすれば、支持者を危険にさらすことになる」と苦しい胸の内を明かした。

 フセイン氏は3年前、タリバン運動に一人息子(29)を殺害された。その葬儀に出席した際にも自爆テロ犯の襲撃を受け、親類らが殺害された。

 約900枚配ったDVDには、フセイン氏が息子の墓地の前で祈りをささげている様子が収録されている。映像でフセイン氏は、「みなさんや子供たちをテロリストから救うために身を投じたい」と訴えている。スカイプ(インターネット通話)や電話を通じた集会への演説は40回以上こなし、フェイスブックやツイッターでも支持を呼びかける。

 ペシャワルには4つの下院選挙区があり、最大与党だったパキスタン人民党(PPP)と民族党が選挙前まで2議席ずつを分け合い、州議会では民族党が第1党だった。

 タリバン運動は、根城にしている部族地域の玄関口、ペシャワル周辺で両党を狙ったテロ攻撃を強めている。警察によれば、パキスタン全土では、この1カ月間で選挙に関連したテロで113人が死亡し、半数以上の60人以上がカイバル・パクトゥンクワ州で犠牲になった。タリバン運動は9日、投票日の11日に各地で自爆テロを実行するとの声明を発表した。

 州選挙管理委員会によれば、投票日には州内だけで10万人以上の治安部隊が展開し、投票所になる学校などで警備に当たるという。

 ソノ・カーン・バローチ州選管委員長は「私たちは他の場所へ行くことはできず、テロに立ち向かうしかない」と決意を語った。


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