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国際政治・世界事情

6289チバQ:2013/05/14(火) 23:42:16
http://mainichi.jp/select/news/20130515k0000m030037000c.html
パキスタン:シャリフ氏、現実路線か 対米関係
毎日新聞 2013年05月14日 19時39分(最終更新 05月14日 21時46分)

 【イスラマバード杉尾直哉】パキスタン総選挙の下院選で勝利したナワズ・シャリフ元首相は、無人機空爆による武装勢力暗殺作戦など米国の「対テロ戦争」を批判してきた人物だ。ただ、経済が事実上破綻しているパキスタンは、米国による巨額な財政支援を必要としており、シャリフ氏が政権を握れば、対米関係では現実路線を取らざるを得ないとの見方が出ている。

 オバマ米大統領は12日、「選挙後に発足する政権を対等なパートナーとして今後も協力関係を続けたい」との声明を発表した。

 米国にとって「対テロ戦争」の最前線の国であり、イスラム圏でただ一つの核保有国として慎重な対応を迫られる国でもある。「対等なパートナー」の言葉に米側の気遣いがうかがえる。

 パキスタンの国内治安情勢は、2001年開戦のアフガニスタン戦争にムシャラフ大統領(当時)が協力して以来、悪化の一途をたどった。アフガン側から旧支配勢力タリバンや国際テロ組織アルカイダがパキスタンに流入。「パキスタン・タリバン運動」などパキスタン人の武装勢力を育てる結果となった。

 対米追随の当局や、一般住民を狙ったテロ攻撃が繰り返され、今年4月から今月11日の総選挙までの1カ月だけでも約150人が死亡した。

 反米感情の要因の一つは、米中央情報局(CIA)がアフガン国境付近で繰り返している無人機空爆だ。空爆で多数の民間人が犠牲になっているためだが、ムシャラフ政権が容認し、今回の選挙で敗北した人民党政権も事実上黙認していた。

 しかし、11年1月、シャリフ氏の支持基盤がある東部ラホールで、CIA契約職員の米国人がパキスタン人の若者2人を射殺する事件があり「死刑」を訴える声が全国に広がった。野党党首のシャリフ氏もこうした世論を無視はできなかった。

 ただ、北西部ペシャワルの政治・治安問題アナリスト、ラヒムラ・ユスフザイ氏は「シャリフ氏は現実的に物事を考える指導者だ。ほかの野党党首が『無人機撃墜』を訴える中、そこまで過激な発言はしていない。対米政策も慎重に構築していくだろう」と話した。


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