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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4722チバQ:2012/07/11(水) 23:35:02
>>4677-4679>>4710-1711>>4720
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000032-mai-int
<エジプト>議会再開「無効」…憲法裁判断、権力争い激化
毎日新聞 7月11日(水)12時13分配信

 【エルサレム花岡洋二】エジプト最高憲法裁判所は10日夜、人民議会(国会)を再招集したモルシ大統領の大統領令を無効とし、再招集命令の効力を停止するとの判断を下した。軍最高評議会が先月、最高憲法裁の違憲判決に基づいて人民議会解散を命じたが、大統領が8日にこれを覆し、10日午前に本会議を再開したばかりだった。旧体制を支えた最高憲法裁と、民主化運動で誕生した大統領・議会との権力闘争が本格化してきた。ロイター通信などが報じた。

 モルシ大統領の支持母体、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、判断を受け、最高憲法裁判事の交代を求めて提訴した。同胞団の弁護士が政府系アルアハラム紙(電子版)に明かした。大統領側はこれまで、最高憲法裁の下した違憲判決を批判することは避けてきたが、同胞団の提訴を受けて方針転換する可能性も出てきた。

 軍部の政治介入に抗議するカイロ・タハリール広場でのデモに参加していたモルシ大統領支持者は、中東の衛星放送アルジャジーラの取材に「最高憲法裁が旧体制の手先である証拠だ」と非難した。

 10日に再開された議会では、大統領と同じく同胞団系の自由公正党出身のカタトニ人民議会議長が、軍による解散命令の違法性の判断を破棄院(最高裁に相当)に求めると宣言していた。判断があるまで議会は閉会する。これとは別に同胞団は議会解散命令の無効を行政裁判所に訴えて係争中だ。

 逆に野党議員らも、大統領令の違法性を訴える裁判を計20件ほど起こしており、裁判合戦の様相を呈している。カイロ大学法学部のアシュラフ・アラファト教授は毎日新聞の取材に対し「法律の問題でなく、政争に過ぎない」とコメントした。

 議会選は昨年11月〜今年1月に実施。最高憲法裁は6月半ば、直接選挙で選ぶ498議席のうち、3分の1(小選挙区枠)について、本来なら無所属候補に割り当てられるべきところ、政党所属の候補が当選していたとして選挙結果を無効と判断、議会の解散を命じた。

4723チバQ:2012/07/11(水) 23:36:28
http://www.cnn.co.jp/world/30007296.html
エジプト大統領が議会を招集 憲法裁は停止命令
2012.07.11 Wed posted at: 09:09 JST


エジプトのムルシ大統領(中央)
カイロ(CNN) エジプトのムルシ大統領は10日、軍部に解散を命じられていた人民議会を再招集した。これに対して最高憲法裁判所は、議会復活を宣言した大統領令の停止を命じた。大統領と軍部、憲法裁が真っ向から対立する展開となっている。

議会は厳戒態勢の下で開かれ、1時間足らずで審議を終えた。ムルシ大統領による招集には、大統領の支持母体、ムスリム同胞団系自由公正党の議員から「立法の空白を埋めた」と評価する声が上がる一方、野党からは「かえって危機を作り出した」との批判も出た。

一方、司法当局関係者によると、憲法裁は、議会選挙を無効として議会の解散を求めた判決を改めて確認。この判決は「最終的であり、強制力を持つ」との立場を示した。

ムスリム同胞団は、ムルシ大統領支持を表明する百万人規模のデモを10日に実施すると表明していた。デモが実際に行われたかどうかは確認されていない。

ただ専門家らによると、大統領と軍部による全面衝突の可能性は低いとされ、双方が「冷戦」状態のまま微妙なバランスを維持するとの見方が強い。

4724チバQ:2012/07/11(水) 23:37:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012071102000095.html
エジプト議会、開催強行 リベラル派の議員らは欠席
2012年7月11日 朝刊

 【カイロ=今村実】エジプトの人民議会(国会)は十日、モルシ大統領が軍最高評議会の解散宣告を無効として再招集を命じたことを受け、本会議の開催を強行した。軍や司法当局とモルシ氏との間で対立が激化する可能性があり、緊張が高まっている。

 本会議は国営放送で生中継された。カタトニ議長は冒頭、解散宣告の根拠となった最高憲法裁判所の議会選をめぐる違憲判断について「反対しない」とした上で、「われわれは憲法裁の裁定をどのように実行するかを論議する」と述べた。

 本会議は議長の演説後、次回の日程は決めないまま散会。軍は先月十六日に解散を宣告して議場を封鎖したが、この日は議員に入場が認められ、ひとまず衝突は回避された。

 議会には第一党で、モルシ大統領の与党である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の自由公正党の議員らが出席。中東の衛星放送アルジャジーラによると、リベラル派議員らは欠席した。

 地元メディアによると、立法権の掌握を主張する軍評議会は九日の声明で「すべての国家機関は憲法を尊重すると信じる」と表明。憲法裁も「裁定は最終判断で、すべての機関は従わなければならない」としている。

 ただ、八日の大統領令は新憲法の承認後、六十日以内に新たな議会選を実施することも求めた。軍が改変した暫定憲法「憲法宣言」を、モルシ氏が事実上受け入れた形だ。

 現行の議会はつなぎ議会として立法作業は行わないなど、モルシ氏が軍や憲法裁と妥協を模索している可能性がある。AFP通信によると、大統領報道官は憲法裁の裁定について「大統領令は否定していない。(裁定を)すぐに実行する必要もない」と語った。

 アルアハラム戦略研究所のハシェム・ラビア教授は、本紙取材に「実態はモルシ氏と同胞団による司法当局への挑戦だ。軍は現状では双方の主導権争いから距離を置いている」との見方を示した。

4725チバQ:2012/07/11(水) 23:47:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120711/erp12071108520002-n1.htm
ウィキペディア閲覧停止 ロシアのネット規制に抗議、題字黒塗り
2012.7.11 08:50 [ロシア]

11日、閲覧が停止されたロシア語版ウィキペディアの画面。「ウィキペディア」の題字は黒塗りされた(共同)
 ロシア下院で審議中の改正情報法案などが本格的なネット規制や検閲につながりかねないとして、インターネット百科事典「ウィキペディア」が10日、ロシア語版の閲覧サービスを停止した上で「ウィキペディア」の題字を黒塗りにし、抗議の意を示した。11日も一部が閲覧できなくなっている。

 法改正により、当局は違法な内容を含むページの削除やアクセス禁止措置をサイト管理者やプロバイダー(接続業者)などに要求できるほか、当局の委託を受けた団体は違法サイトのリストを作成する。児童ポルノや自殺教唆、違法薬物に絡むサイトを取り締まる目的とされる。しかし、ウィキペディアは法改正によって「司法手続きを経ないネット検閲がロシアに持ち込まれる可能性がある」と訴えた。

 ロシアは北カフカス独立派のサイトなど一部を除き、ネット規制は比較的少ない。(共同)

4726チバQ:2012/07/11(水) 23:48:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120711/mds12071114360003-n1.htm
毒殺?アラファト氏の妻が告訴へ 毒物検出の報道受け
2012.7.11 14:35

2002年5月31日、ヨルダン川西岸地区のラマラで行われた金曜礼拝に姿を見せたパレスチナ自治政府のアラファト議長。中東の衛星テレビ局アルジャジーラは3日、独自調査の結果として2004年に死去した(アラファト議長は「毒殺された疑いが強い」と報じた(AP)
 2004年に死去したパレスチナ自治政府のアラファト議長(当時)の妻スーハさんが、アラファト氏が毒殺された可能性を示す遺品の検査結果が出たことを受け、死因をはっきりさせるため、フランスで告訴する方針だとロイター通信が報じた。スーハさんの弁護士が10日、明らかにした。

 容疑者は特定しないまま告訴する方針。詳細は今月末までに明らかにするという。

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラは3日、アラファト氏の血液や汗、尿が付着した衣類などから致死性の放射性物質ポロニウム210が高い濃度で検出され、毒殺された可能性があると報じていた。

 アラファト氏は04年10月にヨルダン川西岸ラマラで体調を崩し、11月、搬送先のパリ郊外の病院で、75歳で死去した。(共同)

4727チバQ:2012/07/12(木) 21:12:58
http://nikkan-spa.jp/250360
小沢新党だけじゃない!「世界のヘンな名前の政党」
2012.07.12 雑学もっぱらそのネーミングセンスに話題が集中しているように思われる、小沢新党「国民の生活が第一」。「長ぇよ」「ラノベのタイトルかよ」とネットでの評判も散々だが、世界にはまだまだヘンな名前の政党がある! そのいくつかをご紹介しよう。

●票を入れたい候補者がいない!党(イギリス)

No Candidate Deserves My Vote!

投票用紙に「該当者なし」欄を設けて、選挙のやりなおしをシステム化することを活動目的としている。いつまでたっても選挙が終わらないんじゃないかという気もするが……。

●デス、ダンジョン&タックス党(イギリス)

Death, Dungeons and Taxes Party

フランスの併合、税率90%、移民は弓矢と熱湯をもって空港から追い返す――などの物騒な公約を掲げて2005年のイギリス総選挙を闘うも、議席は得られず(得票数は200以下)。党自体は存続しているようだが、2010年の総選挙には出ていない。

●家賃がバカ高すぎる党(アメリカ・ニューヨーク)

Rent Is Too Damn High Party

ニューヨークの高すぎる家賃に憤るジミー・マクミランが設立。ニューヨークの選挙法では、党名が15字までと定められているため、2009年の市長選ではマクミランの抗議にもかかわらず「バカ(Damn)」の4文字が削除されたが、2010年には「too」を「2」とする形に党名が改められた。

●誠実なる怠け者連合(デンマーク)

Union of Conscientiously Work-Shy Elements

デンマークのコメディアン、ヤコブ・ハガードがジョークで設立した党。設立以来約15年にわたってすべての国政選挙に出続けた結果、1994年の選挙では23,000票を得て、実際に議席を取ってしまう。公約は天気をよくする、インポの権利を守る、公園のアヒルに与えられるパンを増量する――など。最後のひとつは実現したらしい。ハガードは議員を一期務めたのち、政治から引退した。

ほかにも「ドナルド・ダック党」(スウェーデン。ディズニーとはなんの関係もなし)、「ミス・グレート・ブリテン党」(イギリス。ミスコン出身者が「議会をセクシーにする」ために結成)など、ヘンな名前の政党はまだまだある。

なんとなく、この中に「国民の生活が第一」が入っていても違和感のないラインナップだが、やっぱり政党の名前はスタンダードなものに限るとの思いを禁じ得ない。マンガに出てくる架空政党の定番である「民自党」とかのほうが、まだリアリティがあるような……。

ちなみに海外版Wikiにも「珍政党名」のリストが掲載されているが、大半がすでに「解散」している政党であったことを付記しておく。 <文/琵琶子>

4728とはずがたり:2012/07/13(金) 10:06:46
シリア=ロシア連合を叩き潰さねば成らん(`Д´)つ)Д´)ノ

シリアで200人虐殺か アサド政権、処刑行為も
2012年7月13日 09:56 カテゴリー:アジア・世界
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/312561

 12日、ヨルダン・アンマンのシリア大使館の外でデモをするシリア難民ら(ロイター=共同)
 【ダマスカス共同】ロイター通信は12日、シリアのアサド政権の部隊が同日、中部ハマ近郊の村を集中攻撃、政権支持の民兵も無抵抗の住民を撃つなどの「処刑」行為を行い、200人以上を虐殺したと報じた。ハマの反体制派の情報として伝えた。

 内戦状態のシリアでは政権側と反体制派の衝突により連日全土で100人前後が死亡しているが、一カ所で100人以上の死者が伝えられる例は少なく、今回は特に大規模な虐殺。国連シリア監視団の派遣延長をめぐり、10日以内に都市部で停戦を履行しない場合は制裁を科すとした欧米の新決議案に関する国連安全保障理事会の協議に影響を与えるのは必至だ。

4730チバQ:2012/07/13(金) 23:05:15
http://mainichi.jp/select/news/20120713k0000e030180000c.html
シリア:政権側、市民ら200人超虐殺 安保理協議に影響
毎日新聞 2012年07月13日 11時12分(最終更新 07月13日 11時46分)


拡大写真 【エルサレム花岡洋二】アサド政権と反体制派の武力衝突で内戦状態に陥ったシリアで12日、政府軍と政権支持の民兵が中部ハマ県の村タラムセハを攻撃し、200人以上を殺害した。ロイター通信が、反体制派組織「ハマ革命評議会」の話として伝えた。大半が一般市民といい、事実であれば、戦闘が始まった以降では最大規模の虐殺。国連安全保障理事会で継続中のシリア問題に関する協議にも影を落としそうだ。

 評議会によると、軍が村をヘリコプターと戦車で爆撃し、続いて周辺の村からイスラム教アラウィ派の民兵が侵入して、住民を殺害した。「集団処刑だった」と主張している。アラウィ派は人口の約1割ながらアサド大統領らが所属し、政権・軍の中枢を占める。村民の大半はスンニ派だという。

 また別の反体制派活動家のアフメド氏はロイター通信に「遺体60体がモスク(イスラム教礼拝所)に運ばれたが、家屋や川にも遺体が多数残されている」と証言。砲撃から逃れようとした際に多くが殺されたという。

 一方、国営テレビによると、村での戦闘で治安当局者3人が死亡。虐殺は「武装テロリスト集団」が行ったと報じた。

 シリアでは5月以降、ハマ、中部ホムス、北西部ハッファで集団虐殺が発生している。反体制派によれば、いずれも政府軍と政府系民兵による虐殺。しかし政権は「テロリストとの戦闘」を主張している。国連の停戦監視団は治安の悪化に伴い先月半ばに活動を一時停止し、海外メディアによる報道も厳しく制限され、実態の解明は進んでいない。

 国連安保理では米、英、仏が政権に対する制裁決議を目指しているが、中、露が反対し、国際社会は有効な解決策を示せないままだ。今月、軍精鋭部隊幹部と駐イラク大使が政権から離反したが、本格的な離反にはつながっていない。

4731チバQ:2012/07/13(金) 23:05:49
http://mainichi.jp/select/news/20120713k0000e030179000c.html
国境画定:露・ウクライナで合意 島巡り長年対立
毎日新聞 2012年07月13日 11時08分(最終更新 07月13日 12時40分)


ロシア・ウクライナ両国が基本合意した国境線の位置(推定)
拡大写真 【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン大統領とウクライナのヤヌコビッチ大統領は12日、ウクライナ南部ヤルタで会談し、長年未解決だったアゾフ海とケルチ海峡の国境画定で基本合意した。ロシア通信によると、両国が領有権を争ってきた同海峡のトゥズラ島をウクライナ領とする一方、ロシアが海峡の船舶航行権を得る形で妥協したという。

 ロシアとウクライナは1991年のソ連崩壊後、ケルチ海峡に浮かぶ無人のトゥズラ島の領有権をめぐり対立。ウクライナが島とウクライナ側海岸の間の主要航路を「実効支配」してきたのに対し、03年にロシアが本土側から島につながる堤防を建設する動きに出たため緊張が高まった。周辺海域は海上交通の要所で漁業・海底資源が豊富なことから、両国は境界画定に向けて交渉を続けてきた。

 プーチン大統領は会談後の会見で「両国の利益につながる原則的な合意が達成された」と述べ、条約化を急ぐ考えを示した。今回の合意について、モスクワ大学歴史学部のウラソフ副学部長はロシア通信に対し、「両国が一定の譲歩をした結果だ」と指摘した。

4732チバQ:2012/07/13(金) 23:06:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000064-mai-int
<ペルシャ湾>米国・イラン、にらみ合い続く
毎日新聞 7月12日(木)18時59分配信

 世界有数の産油国が集まるペルシャ湾をめぐり、米国とイランの緊張がじわりと高まっている。7月までに発効した米欧の新規制裁に反発したイラン国会が原油輸送の要衝ホルムズ海峡の閉鎖を検討、軍が演習を繰り返すのに対し、米海軍は掃海艇や「浮上基地」艦を増派し対抗。両国とも軍事衝突は避けたいのが本音だが、対立の根本にあるイランの核開発疑惑や長年の相互不信が解消される見通しはなく、にらみ合いが続きそうだ。【ワシントン白戸圭一、テヘラン鵜塚健】

 イラン政府は昨年末、ホルムズ海峡封鎖の可能性に言及。今月2日には、対イラン制裁の支持国向け原油タンカーを対象に、ホルムズ海峡通過を阻止する法案を準備中と国営メディアが報じた。同海峡は世界の海上輸送原油の4割が通過。封鎖は原油の9割を中東に頼る日本などの主要国にとって大打撃だ。

 イランの軍組織も動きを見せ、2日に革命防衛隊が東部セムナン州などで軍事演習を実施。陸軍も8日から防空演習を行った。

 一方、米軍は今年に入り、空母エンタープライズとエイブラハム・リンカーンの2隻を交代でペルシャ湾に2〜3週間ずつ展開、4隻の機雷掃海艦も派遣しイランをけん制する。

 さらに、米海軍第5艦隊司令部広報部(本部・バーレーン)によると、掃海艇は6月下旬に4隻を増派。今月6日には強襲揚陸艦を改造した洋上司令艦「ポンセ」がペルシャ湾を望むバーレーンの米基地に配備された。

 掃海ヘリコプターの搭載も可能なポンセは、他の艦船に対する洋上補給や修理機能、特殊部隊の「浮上基地」としての能力も持つ。

 第5艦隊のミラー司令官は声明で「有事に対応する柔軟性が向上した」とポンセ配備の意義を強調した。米軍は9月にペルシャ湾で機雷除去の合同演習(19カ国参加)を予定。10月には、イランの核開発阻止のために攻撃も辞さないイスラエルとミサイル防衛演習を行うとの情報もある。

 イラン軍は80年代のイラクとの戦争中にペルシャ湾に機雷を敷設。イスラエル攻撃が可能な中距離ミサイルの開発も続けている。

 ただ、イランにせよ米国にせよ「開戦」の覚悟は見えない。

 イランメディアによると、「封鎖法案」は核交渉責任者のジャリリ最高安全保障委員会事務局長や軍幹部が慎重に取り扱うといい、国会の「暴走」への警戒感もある。封鎖はイランの原油積み出しにも影響を与えるため、実現の可能性は低い。

 イランの政治外交評論家モラゼヒ氏は「指導部は米国と戦えば大敗すると理解している」と指摘。「衝突の影響の大きさをちらつかせ、戦争回避に向けた国際世論を喚起したい」と分析する。

 米国にとっても、11月の大統領選を控えるオバマ大統領にとって、イランとの軍事衝突は大きな政治的リスクを伴う。オバマ政権は当面、核問題の外交的解決の方針を堅持しつつ、軍事圧力の強化で海峡封鎖を思いとどまらせる作戦のようだ。

4733チバQ:2012/07/16(月) 15:03:14
>>4731
http://www.asahi.com/international/update/0714/TKY201207130709.html
2012年7月14日1時11分
ロシアとウクライナ、海の国境画定へ 痛み分けの決着
  
 ロシアのプーチン大統領とウクライナのヤヌコビッチ大統領が12日、ウクライナのヤルタで会談し、黒海とアゾフ海をつなぐケルチ海峡付近の国境画定を巡る共同声明に署名した。ソ連崩壊に伴って約20年続いた交渉の基本合意となった。

 プーチン氏は「残る作業は法的な技術問題だけ」と語り、近く国境画定の条約を締結する見通しだ。

 ロシアにとっては、2008年に中国と極東の領土問題を最終決着させ、10年にノルウェーと北極海などでの海域論争に終止符を打ったのに続く「国境画定」。実利のために一定の妥協をする姿勢が鮮明だ。

4734チバQ:2012/07/16(月) 15:04:27
http://www.asahi.com/international/update/0715/TKY201207150372.html

2012年7月16日11時40分
極右「ギリシャ人だけの血液バンク」企画 医師ら猛反発
 「古代以来の偉大なギリシャの復活」などを主張して6月の総選挙で躍進した極右政党「黄金の夜明け」が、ギリシャ人限定の「血液バンク」創設を企画していることが分かった。人権団体は、経済危機のギリシャ国内で移民への敵視が強まり、襲撃事件が相次いでいると警告している。

 有力紙カティメリニによると、「黄金」はアテネで献血を呼びかけるポスターを張り始めた。ギリシャ人だけに限定し、輸血する患者もギリシャ人に限るという。「集めた血液は、我々が選んだ患者だけに使う」と声明を出した。

 保健省や医師連盟は「非科学的、非人道的な人種差別だ」と相次いで非難の声明を出したが、「黄金」側は態度を変えていない。

4735チバQ:2012/07/16(月) 15:12:38
http://www.afpbb.com/article/politics/2889413/9243735?ctm_campaign=txt_topics
プーチン露大統領、ウクライナで首脳会談に4時間遅刻
2012年07月14日 15:14 発信地:キエフ/ウクライナ
【7月14日 AFP】隣国ウクライナとの関係強化を掲げて12日に同国を訪問したウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領だが、ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領との会談に4時間も遅刻する「無礼ぶり」に、友好とは逆効果の訪問となってしまったようだ。

 ウクライナ南部ヤルタ(Yalta)で設定されていたヤヌコビッチ大統領との会談では、両国間の関係悪化要因となっているロシアからの天然ガス輸入問題の解決策を協議するとみられていた。

 すでにスケジュールは押していたが、プーチン大統領はヤヌコビッチ大統領との会談会場に急行せず、バイクライダー団体「ナイト・ウルブス(Night Wolves、夜の狼たち)」訪問を優先した。プーチン大統領は過去にも「ナイト・ウルブス」のイベントに参加しており、顔見知りのバイカーらと旧交を温めた後、ようやくヤルタに向かったという。

 ウクライナのビクトル・バロガ(Viktor Baloga)非常事態相は、プーチン大統領の遅刻について「遅れるにも程がある。バイクライダーや知人の方が優先順位が高いわけだ」と、自身のフェイスブック(Facebook)で批判した。

 ウクライナの有力評論家ビタリー・ポルトニコフ(Vitaly Portnikov)氏も、プーチン大統領はバイク愛好家らと会うことで、ヤヌコビッチ大統領に恥をかかせウクライナの独立をおとしめることを意図したものだろうと、ウェブサイト上で怒りを示している。(c)AFP

4736チバQ:2012/07/16(月) 15:20:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012071502000105.html
プジョー人員削減を批判 仏大統領「介入」
2012年7月15日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】フランスのオランド大統領は十四日、テレビ番組に出演し、自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)が発表した工場閉鎖などで八千人を削減する大型の合理化計画について「受け入れられない」と述べ、政府が介入して再検討を促す方針を示した。

 オランド大統領は、合理化計画を「国として見過ごせない」と不快感を示し、人員整理の規模縮小や解雇された場合の処遇改善などをプジョー側に求めていく方針も明らかにした。

 オランド大統領は、四、五月の大統領選で、雇用政策を最重要な公約に掲げて初当選しており、今回のプジョーの人員削減問題が重要な政治課題として浮上している。

 欧州債務危機の影響で、今年一〜六月期の赤字転落が確実になるなど、販売不振に陥ったプジョーは十二日、パリ郊外の工場の閉鎖や西部レンヌの工場での人員削減などを二〇一四年までに実施すると発表した。

4737チバQ:2012/07/16(月) 15:21:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012071500028
南北スーダン首脳が会談=戦闘激化以来初めて−エチオピア
 【アディスアベバAFP=時事】スーダンのバシル大統領と南スーダンのキール大統領は14日夜、アフリカ連合(AU)首脳会議を前にエチオピアの首都アディスアベバのホテルで会談した。4月に南北間の戦闘が激化してから両首脳が顔を合わせるのは初めて。
 スーダンの同行筋によると、会談は約1時間にわたって行われた。両大統領は1月に同じアディスアベバで開かれたAU首脳会議の際にも会談している。(2012/07/15-07:18

4738チバQ:2012/07/16(月) 15:24:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012071500230
仏極右政党がマドンナ提訴へ=公演で党首の額に「かぎ十字」
 【パリAFP=時事】米人気歌手のマドンナさんがパリ郊外で行ったコンサートで、フランスの極右・国民戦線(FN)のルペン党首の額にナチスのシンボル「かぎ十字」を浮かび上がらせたビデオ映像が映し出され、国民戦線は15日、これに抗議し、マドンナさんを週内に提訴する方針を明らかにした。
 ビデオは14日行われたコンサートで、歌うマドンナさんの背景に使われた。問題の映像の後にはヒトラーに似た人物の姿も映された。観衆からはビデオ映像に驚きの声が上がったという。国民戦線幹部は「こんな醜悪ななぞらえ方を受け入れることはできない」と不快感をあらわにした。(2012/07/15-22:51

4739チバQ:2012/07/16(月) 15:24:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012071600024
「ムスリム同胞団の支配認めず」=民主化迫る米けん制−エジプト軍トップ
 【カイロ時事】昨年のムバラク政権崩壊後のエジプトで暫定統治を担う軍最高評議会のタンタウィ議長は15日、中東通信を通じ、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が独占的に政治権力を行使し、国家を支配するのを容認しないとの声明を出した。
 エジプトを訪問したクリントン米国務長官は14日に同胞団出身のモルシ大統領と、15日にタンタウィ議長とそれぞれ会談し、軍に対しては安全保障という本来の任務に戻るなど完全な民主化を求めた。同胞団を警戒するタンタウィ議長には、こうした主張をけん制する狙いがあるもようだ。
 タンタウィ議長は「エジプトは一つの勢力のためではなく、全国民のためにある。軍はエジプトが一つの勢力の手に落ちるのを認めない」と述べた。(2012/07/16-05:36)

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4740チバQ:2012/07/16(月) 15:25:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012071600026
首都で最も激しい戦闘=反体制派、政権中枢に迫る−シリア
 【カイロ時事】在英の人権団体「シリア人権監視団」によると、反体制派と政府軍の衝突が泥沼化するシリアの首都ダマスカスで15日、昨年3月の反体制運動開始後、最も激しい戦闘が起きた。首都中心部から程近い場所で衝突が発生しており、反体制武装勢力はアサド政権中枢に一段と迫った。
 衝突が起きたのは、タダムンやクファルスーサ、ルワンなど複数の地区。周辺には軍事空港や外務省など政権機能を担う施設もある。反体制武装組織「自由シリア軍」のメンバーが首都周辺に徐々に進出しつつあり、政府軍側はこうした地域に迫撃砲を撃ち込むなど、支配権の確立を試みているもようだ。
 反体制活動家はロイター通信に対し、インターネット電話で「ダマスカスには数百人の反体制武装勢力がいる。政権側がタダムンの反体制派を鎮圧できなければ、衝突は他地域にさらに拡大するだろう」と語った。(2012/07/16-06:26)

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4741チバQ:2012/07/16(月) 15:30:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120715/mds12071522240006-n1.htm
【シリア騒乱】
家々に「血の海」、学校焼き打ち…大量虐殺の村
2012.7.15 22:21

APが13日入手した、シリア中部ハマ近郊での虐殺行為による犠牲者の周りに集まった遺族とされる映像(AP=共同)
 【カイロ=大内清】内戦状態にあるシリアの中部タラムセ村で住民らが大量殺害された事件で、14日現地入りした国連シリア監視団(UNSMIS)は声明を出し、村への攻撃は主に、「(アサド政権側の軍部隊を)離反した兵士や反体制派活動家の住居などが狙ったものだとみられる」と述べた。監視団は15日も現地調査を行う予定。

 また監視団によると、攻撃には大砲や迫撃砲、小銃などが使用されたことが確認された。襲撃された家々には、大量の空の薬莢(やっきょう)とともに「血の海」が残され、学校が焼き打ちされたケースもあったという。

 監視団は攻撃側の名指しを避けているが、反体制派側は、政府軍の攻撃に続きアサド大統領の出身宗派であるイスラム教アラウィ派の民兵「シャッビーハ」が村に侵入し、220人以上を殺害したとしている。

 監視団が声明で、村内に反体制派がいた可能性を指摘したことは、政権側の弾圧の苛烈さに加え、反体制派側の武装闘争継続がさらに死者数を増やす悪循環を生んでいることを示す狙いがあったといえる。特に、外国の軍事介入を主張する反体制派武装組織「自由シリア軍」は、対話による「政治解決」に否定的な立場を変えておらず、内戦の泥沼化が懸念されている。

 一方、シリア外務省報道官は15日、タラムセでの軍事行動はテロ掃討作戦の一環であり、死者は兵士や戦闘員37人と民間人2人だったと発表。ヘリや戦車など重火器の使用も否定した。

4742チバQ:2012/07/16(月) 15:31:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000533-san-int
リビア・カダフィ後の選挙 進まぬ武装解除 争いの火種に
産経新聞 7月16日(月)14時59分配信


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リビアの首都トリポリにある、カダフィ大佐のかつての居住地区バーブ・アジジーヤは、すっかりゴミ捨て場と化していた(大内清撮影(写真:産経新聞)

 内戦の末、カダフィ独裁政権が昨年崩壊したリビアで7日、国会議員選が行われ、同国は本格政権樹立に向け動き始めた。過去との決別が進む半面、内戦中に出回った大量の武器の回収や民兵の武装解除は遅々として進んでおらず、リビアの将来に暗い影を落としている。(トリポリ 大内清、写真も)

 内戦中の昨年8月、反体制派の勝利を決定づけたのが、当時の最高指導者カダフィ大佐(逃亡中の昨年10月に殺害)の居住区だった首都トリポリの要塞バーブ・アジジーヤの陥落だった。

 ぜいたくの限りを尽くした邸宅、地下に張り巡らされた秘密トンネル…。陥落当初は、謎に包まれた大佐の生活を垣間見ようと市民が押し寄せる“観光名所”となった。

 あれから約10カ月半。市民を威圧するように立っていた高さ数メートルの外壁は破壊され、敷地内は巨大なゴミ捨て場となっていた。ゴミを運び込む業者を除けば訪れる者もほとんどなく、敷地内に点在する、かつての警備兵の屯所などには「家賃がかからないから」と多くの貧困層が住み着くようになった。

 そうしたうちの1人、ハディージャさん(42)は「大佐が住んでいた場所に私なんかが住んでいるなんてね」と笑う。カダフィ大佐と、同政権下での古い秩序は、すでに過去のものとなったように見える。

 1969年の無血クーデターで実権を握って以来、42年に及んだカダフィ時代には一度も実施されなかった議会選が行われた7日、トリポリ市内では終夜、花火が打ち上げられるなど、選挙実施を祝う市民がお祭り騒ぎを続けた。

 政権崩壊後の暫定統治を担った「国民評議会」は議会招集と同時に解散し、今後は議会が首相選任などの重要事項で主導的な役割を果たすと期待されている。

 産油量も、内戦前とほぼ同じ水準の日量160万バレルまで回復し、財政状況は大きく改善しつつある。リビアが、新しい時代へ向け歩みを進めているのは間違いない。しかし、未解決のまま残された問題は多い。その最たるものが、内戦中に各地で結成された民兵部隊の処遇だ。

 「血気盛んな若者ほど、部隊を離れたがらない」

 内戦中、西部ズリテンの部隊に所属し、4カ月間にわたり投獄された経験もあるアハマド・カマシュさん(40)は、こう言ってため息をついた。

 カマシュさんは戦後、政府の武装解除の呼び掛けに応じて銃を放棄し、その引き換えとして受け取った4千デイナール(約26万円)を元手に中古車を買い、タクシー運転手を始めた。だが、仲間の多くは正業につける見通しが立たず、政府から毎月、さまざまな名目で支給されるカネを目当てに部隊にとどまった。「中には、アフリカ系の出稼ぎ労働者に難癖をつけて小金を巻き上げる連中もいる」という。

4743チバQ:2012/07/16(月) 15:32:11
 政府もただ手をこまねいているわけではない。軍や警察に加え、「最高治安委員会」と呼ばれる治安機関を新たに創設し、それらに民兵を吸収することで部隊の解体を進めようとしているのだ。

 ただ、そうやって「公務員」になった兵士らの多くは、出身部隊への帰属意識と、他の部隊への対抗心を残したままだという。

 「どの部隊も自分たちが(内戦で)一番苦労したと思っているから当然だ」(カマシュさん)。

 リビアでは現在、内戦中の最激戦地で、カダフィ大佐を殺害まで追い詰めた西部ミスラタの部隊出身者が内務省を、人道に対する罪で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出されている大佐の次男サイフルイスラム容疑者の身柄を拘束した西部ジンタンの部隊出身者が国防省をそれぞれ掌握。内戦の終盤から両者は新政権発足後をにらんだ主導権争いを演じており、実際に銃撃戦に発展したケースもあった。

 ジンタン部隊は現在もなお、サイフルイスラム容疑者の身柄をICCに引き渡していないが、その理由の一つは、新政権での優位を確保するための交渉材料を手元に残しておきたいとの思惑があるからだとみられている。各部隊が軍閥化し、政府の統制が効かなくなる恐れは消えていない。

 また南部では、もともと緊張関係にあった少数民族のトゥブ系住民と、多数派のアラブ系住民の対立が激化。最近の抗争では、双方が内戦でカダフィ軍から奪った戦車を使用したとされる。

 リビア内戦では、外国から民兵に兵器が供与されたほか、カダフィ政権側も市民に武器を配布するなどしており、市中に大量の銃器が出回った。一般市民も銃を持つのが当たり前となっていて、回収は一向に進んでいない。

 同国内で医療支援などを行う赤十字国際委員会(ICRC)ミスラタ事務所のザビエル・マケルフ所長は「武器の多さからみれば、現在のところ、リビアでの暴力は抑制的だ」と指摘した上で、「小さな争いで済むはずのいざこざが、武器を持っていることで増幅されている面があることも否めない」と分析する。

 銃を捨てて今ではハンドルを握るカマシュさんも、こう話してから再び大きなため息をついた。

 「一度、手が血で染まってしまうと、日常に戻るのは難しい。徐々に進んで行くしかないんだ…」

 ■リビア内戦 2011年2月、第2の都市である東部ベンガジで反カダフィ政権デモが発生し各地に拡大、デモは間もなく、政権側による武力弾圧を受けて武装闘争に発展した。3月には国連安全保障理事会が、フランスや英国の主導で、飛行禁止区域設定のための対リビア軍事介入容認決議を採択し、北大西洋条約機構(NATO)などがカダフィ政権側に対する空爆を開始した。

 8月、フランスなどからの武器支援を受けた反カダフィ派民兵部隊が首都トリポリを攻略し、カダフィ政権は崩壊。大佐はトリポリから脱出したものの、10月20日、出身地の中部シルトから逃れる途中で民兵に拘束・殺害された。

 反カダフィ派代表組織「国民評議会」は同23日にリビア全土の解放を宣言、31日にはNATOも作戦終了を発表した。内戦中の死者数は3万人とも5万人ともいわれる。

4744チバQ:2012/07/16(月) 15:33:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120716/erp12071607010000-n1.htm
【ジョークは語る】
クレムリンの泥棒は国を貧困にさせる
2012.7.16 07:00 (1/2ページ)
 モスクワなどの大都市で続く反政権デモには、多くの市民が、思い思いの抗議プラカードを持って参加している。

 ソ連時代から、小話に秀逸のひねりや滑稽さを加えて笑わせるアネクドートが語られてきた国だけあって、プラカードには、人々が練りに練った批判ジョークが記されている。

 表題の言葉もその1つ。「クレムリンの泥棒」とは、プーチン時代が10年以上も継続する中、仲間内だけで国家の財産をほしいままにしているという痛烈な批判が込められている。

 収益は国民に再分配されず、もうかるのはプーチン大統領に群がる役人や企業家連中のみ。貧富の差や大都市と地方の格差は広がる一方で、今すぐ政権を刷新しなければ、大多数の人々が貧しくなるというのだ。

 このメッセージを持っていたのは、地方都市の議員だった。彼は堂々と議員証を掲げて声を張り上げていた。一昔前なら、公人が政権批判をぶちまけることは捜査の対象となり、全てを失うことを意味した。

 公正な選挙や表現の自由を求める民主化運動のうねりが、この国にも着実に到来している。デモでは、プーチン氏が見たら不快に思う“自由”な抗議メッセージばかりが並べられている。

 「(プーチン氏の出身地の)サンクトペテルブルクはプーチンに反対だ」「プーチンは(かつての流刑地の)マガダンに眠れ」「プーチンなきロシアを。ロシアは労働者のために」

 ある世論調査では、58%の人々が政権批判の機運がこのまま維持されるか、今後さらに拡大すると答えている。3月の大統領選以前よりは数値が下がっているものの、機運は衰えておらず、むしろ定着したと地元メディアは伝えている。(モスクワ 佐々木正明)

4746チバQ:2012/07/16(月) 17:08:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000018-mai-int
<シリア>少数派クルド人、弾圧逃れ命がけでイラクへ越境
毎日新聞 7月16日(月)14時56分配信


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テントの数は増える一方だが、増加する難民に追いつかない。取材時は気温46度。出歩く人は少ない=ドミズ難民キャンプで2012年7月14日

 【ドミズ難民キャンプ(イラク北西部)で鵜塚健】混迷の続くシリアから、少数派のクルド人がイラク北部に難民として大量に流入している。戦闘の激化と弾圧を逃れるための命がけの越境で、シリア国境近くの難民キャンプには14日現在、6172人(今年3月以降)が登録する。イラク北部のクルド地域政府や国連機関が懸命の支援を続けるが、連日新たに100人以上が押し寄せ、救援物資も追いつかない状態だ。

 気温46度。キャンプ内を10分も歩くと、あまりの暑さに頭痛が始まる。蒸し風呂のようなテントの中に、クルド人のアッバスさん(29)がいた。疲れた表情をしている。

 「男を出せ。お前もつかまえるぞ」。5月上旬の深夜、アッバスさんが首都ダマスカスの自宅にいると、銃を持った治安部隊員が押し入り、突然脅された。反体制デモに参加した親類の男性を捜しにきたという。

 義父は半年前にシリア当局に拘束された。義弟の大学生も行方不明だ。「次は自分かもしれない」。危険を感じて友人宅に逃れたが、治安部隊は職場にも訪れ、脅しが続いた。今月初旬の未明には、自宅近くでシリア軍と反体制派との戦闘が激化し、砲弾が自宅に命中した。「もう限界だ」。幸い家族ともども近所に避難していて無事だったが、脱出を決意した。妻と3人の子供、義理の兄弟ら10人で暗闇の中を逃げた。

 500キロ以上離れた国境までたどり着き、ブローカーに1人当たり約300ドルのわいろを支払った。越境しようとした別の家族が、脱走兵の男が交じっているとして拘束されたと聞いた。

 アッバスさんは自らが「難民」となったことに、皮肉な運命を感じている。ダマスカスで、難民支援を担う国際移住機関(IOM)に勤務していた。03年の米軍侵攻後の混乱で大量のイラク難民がシリアに流れ、現場での支援に奔走した。「自分が逆に難民になってイラクに来るとは」

 キャンプには、アサド政権による弾圧への協力を拒否した若者の姿も目立った。北東部カミシリから来た無職、ムハンマドさん(20)は、徴兵の要請を繰り返し拒否。両親を残したまま、国境を越えた。友人の大半も徴兵を逃れ、各地に逃亡した。軍を脱走して拘束された友達もいる。「シリアの国民同士で殺し合うなんてばかげている。ただ、あのまま拒否すれば自分が殺されただろう」。不安そうな表情を浮かべ、写真の撮影は拒んだ。

 キャンプ内では連日、テントや簡易住宅の設営が続く。地元クルド人の寄付で簡易クーラーが配布されたが、テント内の温度は35度を超える。4メートル四方弱のテントに10人近く詰め込まれることもあり、暑さと狭さでぐったりした子供もいた。

 クルド地域政府の緊急対策室から派遣された現場責任者、ニヤズさん(39)は「難民が増え始めた今年3月中旬以降、援助を続けてきた。同じクルド人として黙って見ていられない」と話す。国連や非政府組織(NGO)の支援で、最低限の水や食糧は確保しているが、医薬品や衛生用品が不足ぎみだ。最近、地域政府との関係が悪化しているイラク政府は難民支援に消極的で、ニヤズさんは「政治と切り離し、人道的な支援を急ぐべきだ」と力を込めた。

4747チバQ:2012/07/16(月) 20:07:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000031-mai-int
<AU>新委員長に南ア内相 ズマ大統領の元妻で、女性は初
毎日新聞 7月16日(月)19時57分配信

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ連合(AU、54カ国・地域)は15日、エチオピアの首都アディスアベバでの会合で、ヌコサザナ・ドラミニ・ズマ南アフリカ内相(63)をAU委員会の委員長に選出した。女性委員長は初。任期は4年。

 委員長はAU執行機関のトップで、対外的な「アフリカの顔」。ズマ氏は、現職のジャン・ピン委員長(元ガボン外相)と争い、競り勝った。

 従来、委員長は大国から選ばない不文律があったが、今回は南アがポスト獲得を目指して激しいロビー活動を展開。アフリカ南部や英語圏の国々を中心に票を固め、仏語圏諸国などが推すピン氏を降した。外交面での影響力拡大を意図する南アにとっては貴重な勝利だが、顕在化した英語圏と仏語圏などの対立が今後、修復されるかが注目される。

 ズマ氏は、ズマ南ア大統領の元妻。これまでに保健相、外相を歴任している。
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4748チバQ:2012/07/17(火) 20:05:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120717-00000080-reut-int
アフガンで「名誉殺人」が急増、女性蔑視のタリバン時代に逆行
ロイター 7月17日(火)14時31分配信


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7月16日、アフガニスタンでは、今年に入り「名誉殺人」がハイペースで増加している。写真は、女性が公開射殺された事件を受け、首都カブールで11日に行われた抗議デモで撮影(2012年 ロイター/Omar Sobhani)

[チャリカール(アフガニスタン) 16日 ロイター] アフガニスタンの首都カブール北方パルワン州の墓地。新婚だった娘の墓に頬をあてたサベラさんは、涙にぬれた顔をぬぐいながら悲痛な叫び声を上げていた。

アフガン東部で「名誉殺人」、母親と子ども2人が首切られ死亡

「私の娘よ。なぜ彼らはあなたをこんなにも残酷に殺したのか」。娘のタマナさん(15)は、同国で急増する「名誉殺人」の被害者で、親族に殺害されたという。名誉殺人という言葉は、家族の名誉を汚したとして、主に女性や少女が殺害されるケースに用いられる。

アフガニスタン独立人権委員会(AIHRC)によると、同国では過去4カ月で52人の少女・女性が殺害され、そのうち42人が名誉殺人の犠牲になった。昨年全体で20件だった名誉殺人が、今年はハイペースで増加している。

駐留する北大西洋条約機構(NATO)軍の大部分が、2014年末までの撤退に向けた準備を進める中、活動家や議員の一部からは、反政府武装勢力タリバンとの和平実現を目指すカルザイ政権が、タリバン側に加担していると非難する声が聞こえる。

タリバン政権時代の1996─2001年、女性の参政権や教育を受ける権利は認められず、就労の大半が禁止されたほか、外出は許可制で男性の付き添いが必要だった。

タリバン政権崩壊で、女性は基本的な権利を取り戻したが、女性の権利に対する政府の姿勢が後退している兆候がみられている。カルザイ大統領は今年初め、女性は男性より価値が低く、殴られても問題ないとする聖職者らの発言を容認しているように映った。

政府の姿勢について、女性議員のフォージア・クーフィ氏は「カルザイ氏は変わってしまった。女性の問題は、もはや彼の優先事項にはない」と批判を強めている。

東部ラグマン州では先週、同州で女性問題を担当していたハニファ・サフィさんが、車に爆弾を仕掛けられ死亡する事件も発生。これらの事案に対し、大統領府の報道官は、政府は女性問題に取り組んでいるが、「女性にとって不幸な出来事が起こっている。政府はできる限りのことを行っている」と強調した。

<強制結婚>

タマナさんは、不倫を疑われた女性が先月公開射殺された現場からそう遠くない場所で死亡した。この事件では、国際社会が一斉に非難の声を上げ、州政府もタリバンの犯行だとしたが、タリバンは関与を否定している。

両親の話によると、タマナさんは今年3月、州都チャリカールにあるパン店に出掛けた後、戻ってこなかった。ようやく両親が娘と再会できたのは今から1週間前、病院のベッドに横たわった娘の遺体を目にした時だった。葬儀で撮影された映像では、タナマさんの顔にはあざがあり、白いシーツで包まれていた。

サベラさんはロイターに対し、「娘はいつも勉強はやめたくないと話し、いつか車列を組んで移動するような重要人物になりたいと語っていた。でも、今は土の中」と、夫に涙を拭いてもらいながら娘への思いを打ち明けた。

タマナさんは、いとこからの結婚の申し込みを数カ月にわたって拒み続けたが、最終的には結婚を強要された。その後、結婚に不満な態度を隠すことができず、「反抗的な妻」とみなされ、殺されたという。

チャリカールの警察当局は、タマナさんが故意に毒を盛られた可能性があるとの見方を示しているが、今月末に検視結果が出るまでは、はっきりとしたことは言えないとしている。タマナさん殺害事件では、逮捕者は出ていない。

パルワン州では今年3月以来、タマナさんを含め8人の女性が殺害されている。

(原文執筆:Amie Ferris-Rotman、Mirwais Harooni記者、翻訳:野村宏之、編集:本田ももこ)
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4749チバQ:2012/07/17(火) 22:39:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120717-00000080-mai-int
<フランス>オランド政権、財政規律にも配慮
毎日新聞 7月17日(火)20時22分配信

 【パリ宮川裕章】ユーロ危機への処方箋として財政緊縮策一辺倒に異を唱え、経済成長と雇用創出を重視するフランスのオランド政権が、財政規律にも配慮する姿勢を取り始めている。16日に下院に上程した補正予算案には約72億ユーロ(約7200億円)規模の増税と財政支出の一部凍結を盛り込んだ。一方で経済成長率見通しが下方修正され、自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)が大規模人員削減計画を発表。オランド大統領は大統領選公約である「財政均衡」と「成長・雇用」の両立に苦慮している。

 オランド氏は14日の仏テレビのインタビューで、「財政節約のためにあらゆる想像力と勇気を見せなければならない」と述べた。フランスの11年の財政赤字は国内総生産(GDP)比5.2%。オランド政権は13年までに3%に抑え、財政均衡の17年実現を目指している。

 サルコジ前政権が10月に予定していた付加価値税(日本の消費税に相当)の引き上げは「低所得層に負担」(オランド氏)として撤回された。だが、富裕層や石油関連企業、銀行への課税を強化し、税収増は2年間で総額133億ユーロとなる見通しだ。また、約15億ユーロの財政支出凍結も補正予算案に入った。

 だが一方で、政府は4日、12、13年の経済成長率見通しを選挙公約から下方修正し、それぞれ0.3%、1.2%とした。右派・国民運動連合のフランソワ・バロワン元予算相が「経済成長の息の根を増税策が止める恐れがある」と述べるなど、経済低迷を危惧する声も上がり始めた。

 さらに、PSAが12日、約8000人の人員削減計画を発表したことも、雇用拡大を掲げるオランド政権にとって「衝撃」(エロー首相)だ。オランド大統領は「削減計画は受け入れられない」とPSAに再考を求めているが、「仏企業の国際競争力低下という根本的な問題への政府の取り組みがまだ見られない」(AFP通信)などの批判も出ている。

4750チバQ:2012/07/17(火) 22:41:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120717/k10013629981000.html
月17日 6時49分 K10036299811_1207170911_1207170919.mp4
エジプトで反政府デモを弾圧したとして終身刑の判決を言い渡されたムバラク前大統領は、健康状態の悪化を理由に刑務所から病院に移されていましたが、16日、健康状態が回復したとして、再び刑務所に収容されました。

ムバラク前大統領は、去年の「アラブの春」で反政府デモの参加者の殺害を指示した罪で終身刑の判決を受け収監されていましたが、先月19日、健康状態の悪化を理由にカイロ市内の病院に移送されました。
エジプトの検察当局は16日、「健康状態はある程度回復し、病院に居る必要は無くなった」として、ムバラク前大統領に対して刑務所に再び戻るよう命じました。
国営メディアによりますと、ムバラク前大統領はすでに刑務所内の病院に収容されたということです。
84歳のムバラク前大統領は、退陣後たびたび体調不良が伝えられ、今回も一時、危篤状態にあるとの情報も流れていました。
一部の地元メディアは「国民の同情を得るためではないか」とか「刑務所より快適な病院に移るためではないか」といった国民の疑念の声を伝えており、前大統領に対して依然として厳しい視線が注がれていることを示しています。

4751チバQ:2012/07/17(火) 22:42:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120717/mds12071709130000-n1.htm
首都で激しい戦闘 反体制派、断食月前に攻勢
2012.7.17 09:12
 内戦状態に陥っているシリアの首都ダマスカスで16日、反体制派とアサド政権部隊の激しい戦闘が起きた。交戦は主に首都南部の複数の地区で起きており、反体制派が首都に侵入を試みた15日に続き2日連続。政権側は装甲車を派遣するなどして鎮圧を図っている。反体制派は、20日ごろから始まるイスラム教のラマダン(断食月)を前に攻勢を強めているとみられる。ラマダン中は宗教心が高揚、連帯感も強まるため、首都での戦闘がさらに激化する恐れがある。

 16日の交戦は朝から日暮れまで続き、政権側は南部の幹線道路を封鎖。タダモン地区などの南部には、兵士多数が乗った大型車も派遣されていた。政権側は地区内を細分化して封鎖。反体制派の掃討作戦を進めているとみられる。銃声は夜になっても散発的に続いており、作戦は難航しているもようだ。(共同)

4752チバQ:2012/07/18(水) 00:12:03
http://www.47news.jp/47topics/e/232025.php
【シリア中部 緊急ルポ】負傷者に放火、漂う異臭 虐殺に泣き崩れる女性 悲劇再び
【タラムセ共同=土屋豪志】「けが人がたくさんいた部屋に油をまき、火を放ったんだ」。内戦状態に陥ったシリアの中部ハマ近郊の農村タラムセ。死者220人以上とされる新たな虐殺が起きた村の家の壁は軒並み銃撃で穴が開き、息子を失った女性は泣き崩れながら惨状を訴えた。人骨状のものが残る焼け焦げた部屋には、異様な生臭さが漂っていた。
 14日午後(日本時間同日夜)、国連シリア監視団(UNSMIS)に同行し、日本メディアとして初めて現地に入った。

 ▽殺気立つ住民

 男性住民数十人が記者を取り囲む。「記者か?」「(アサド政権を擁護する)ロシア人か?」。焼け付く日差しの中、大声を上げながら詰め寄る住民の殺気立った雰囲気に汗がどっと流れ出す。
 「日本の記者だ」と繰り返し説明し、ようやく落ち着くと、「100人以上の避難民がいた学校をヘリコプターがロケット弾で攻撃した」「モスク(イスラム教礼拝所)は遺体であふれていた」などと、口々に状況を説明し始めた。

 ▽砲撃そして虐殺

 証言によると、政府軍は12日午前5時ごろから村に向けて砲撃を開始。午後8時ごろに砲撃がやむと、「シャビーハ」と呼ばれる政権支持派の民兵集団が村の中で略奪や殺害を始めた。「300人以上が殺された」と住民の一人が話す。

 ロケット弾攻撃を受けたという2階建ての校舎の壁は黒く焼け焦げ、モスクの床には茶色くくすんだ血の痕が残る。自宅で22歳の息子を殺害され、遺体を焼かれたという女性は「左手しか遺体を見つけられなかった」と涙ながらに訴えた。

 部屋で寝ているときに砲弾が落ち、両脚を負傷したノラさん(12)は「とても痛い」とおびえた表情で話す。多数の負傷者がいた近くの民家にはシャビーハが押し入り放火したという。村内には装甲車が走ったとみられる跡があちこちに残る。

 ▽装甲車

 シリア軍はタラムセの「虐殺」について、村内の「テロ集団」を掃討したが、市民に犠牲はなかったとの立場だ。反体制派「自由シリア軍」が村内にいたため政府軍が攻撃したとの見方もあるが、住民は自由シリア軍の存在を否定、真相は明らかではない。

 攻撃が終結したのを受けて監視団が現地入りする直前、村に突然、政府軍の装甲車が現れ、住民を憤慨させた。「停戦実現の役に立っていない」との不信から、監視団が村に入るのを止めようとする住民もいた。

 日が傾き始めた午後5時ごろ。若者たちがバイクに乗って村から出て行き始めた。大学生のアブアブドさん(21)は「監視団が出て行けばやつらがやって来る」と視線を落とす。村の外の畑に隠れて夜を過ごすという。

 ▽震える唇

 国連などのシリア問題特使、アナン前国連事務総長は政府軍の停戦違反と批判。だが、政権を批判する欧米と、擁護の立場のロシアの対立で制裁が科される可能性は低く、監視団の活動を著しく阻害している。

 「調査に合わせて装甲車が現れるなんて」。デンマークから参加の監視団員は、ふがいなさを押し殺すように唇と手を震わせた。国際社会の協調があれば悲劇の再発を防げたのではないか―。こう尋ねると、目を閉じて深くうなずいた。

(共同通信)

2012/07/15 19:36

4753チバQ:2012/07/18(水) 22:20:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012071800508
リベラル系が第1党=連立へ無所属の動向焦点−リビア議会選
 【カイロ時事】リビアの選挙管理委員会は17日、カダフィ政権崩壊後初めて実施された7日投票の議会(定数200)選の暫定最終結果を発表、80議席を占める比例代表枠で、国民評議会の元ナンバー2、ジブリル氏率いるリベラル系の「国民勢力連合」が39議席を獲得して第1党となった。
 リビア最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が母体の正義開発党は17議席にとどまった。ただ同党は、小選挙区(120議席)選出の無所属候補らを取り込んだ連立の構築を狙っており、国民勢力連合が議会を主導できない可能性もある。(2012/07/18-14:24)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000594-san-int
リビア議会選 リベラル派が勝利、同胞団伸び悩み
産経新聞 7月18日(水)20時20分配信

 【カイロ=大内清】リビア選管当局は17日、今月7日に行われた国会(定数200)議員選で、ジブリール前暫定首相率いるリベラル派の「国民勢力連合」が、政党に割り当てられた80議席中39議席を獲得し筆頭勢力になったと発表した。イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の「正義建設党」は17議席にとどまった。東西の地域対立などを抱えながらも、昨年8月のカダフィ政権崩壊後で初の議会選がひとまずは成功裏に実施されたことで、同国の政治的安定への期待が高まっている。

 今回の選挙では、昨年以来、中東・北アフリカに民主化運動が広がった「アラブの春」で政権が倒れたチュニジアやエジプトに続き、イスラム勢力が躍進するかにも注目が集まったが、敬(けい)虔(けん)で穏健なイスラム教徒が多いリビアでは、宗教団体でありながら強い政治性を持つ同胞団への支持は限定的なものとなった。

 リベラル派とされるジブリール氏も「イスラムの価値観を大事にするのは当然だ」などと繰り返し表明しており、同氏が国政の主導権を握った場合でも、世俗主義的な方向に傾く可能性は低い。

 議会の当面の役割は、議会発足と同時に解散される予定の暫定統治機構「国民評議会」に代わって新首相を選任することにある。

 ただ、議会定数の6割は無所属議員に割り当てられているため、勝利したといっても「国民勢力連合」の議席数は全体の約2割にとどまっている。このため、今後は各政党間で、無所属議員の囲い込みや連携を模索する動きなどが活発化するとみられ、議会内の勢力図がはっきりするまでにはなお時間を要しそうだ。

 一方、第2の都市ベンガジなど東部には、首都トリポリのある西部に比べ開発が遅れているとの不満がくすぶり続けている。選挙期間中は、東部の自治権拡大を主張する部族勢力などによる妨害行為が相次いだ。

 当初は議会が担うとされていた憲法制定プロセスの仕組みに関しても不透明なままとなっている。東部勢力が、同プロセスで十分に意見が反映されていないと反発を強めれば、再び政情が混乱する恐れもある。

 また、昨年の内戦中に各地で結成された民兵部隊の軍・治安機関への統合も進んでおらず、各地で部隊が利権拡大を求めて割拠する状態が続いていることも懸念材料だ。

 有権者約320万人のうち投票に必要な登録を行った約290万人を母数とする投票率は62%だった。

4754チバQ:2012/07/18(水) 22:21:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000080-mai-int
<リビア選挙>比例代表はジブリル派が半数近く
毎日新聞 7月18日(水)19時48分配信

 【カイロ前田英司】リビアの選挙管理委員会は17日、昨年の民主化闘争でカダフィ政権崩壊後、初めての国民議会選挙(7日実施・定数200)の開票結果を発表した。政党が争う比例代表枠の80議席中、ジブリル前暫定首相率いるリベラル派「国民勢力連合」が半数近い39議席を獲得し、同様の政変「アラブの春」でイスラム勢力が躍進したチュニジアやエジプトの選挙とは異なる結果となった。

 比例代表以外の120議席は小選挙区制で、無所属候補に割り当てられており、どのような新政権が誕生するかは今後の連携工作の行方次第だ。国民議会では、新憲法の制定などが行われる。

 比例代表ではほかに、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の「公正建設党」が17議席にとどまり、残りの議席は中小政党に散らばった。保守的なイスラム系で反カダフィ派司令官だったベルハジ氏の「祖国党」は議席を獲得できなかった。一方、500人超が出馬した女性は無所属枠で1人だけ当選した。

 リビアではエジプトほどムスリム同胞団が浸透していない。多くのリビア国民には今回が初めての選挙で、知名度の高いジブリル氏の政党に票が集まったとみられている。

4755チバQ:2012/07/18(水) 22:28:00
>>4262-4263で大連立決めたばっかじゃん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000595-san-int
イスラエル中道政党が政権離脱、大連立解消
産経新聞 7月18日(水)20時21分配信

 【カイロ=大内清】イスラエル連立与党の中道政党「カディマ」のモファズ党首は17日、ユダヤ教超正統派の徴兵を免除する法律の改正をめぐるネタニヤフ首相との協議が決裂したため、連立政権から離脱したと表明した。ネタニヤフ政権は5月、最大野党だったカディマとの大連立を実現したばかりだった。

 カディマが政権を離脱しても、ネタニヤフ政権は国会(定数120)で過半数の66議席を維持する。ただ、物価高騰に抗議するデモなどが頻発する中、政権基盤の強化を狙った大連立が崩れたことで、政権運営が不安定化する可能性もある。

 イスラエルでは2月、最高裁が、宗教上の配慮から超正統派の兵役を免除する法律を違憲と判断し、8月1日までの改正を求めたことから、徴兵問題が重要な政治課題となっている。

 モファズ氏は、男女ともに兵役義務を負う中で超正統派を例外扱いするのは不公平だとして、徴兵逃れに罰則を科すことなどを主張。これに対し、連立内に超正統派政党を抱えるネタニヤフ首相は「急激な変化は好ましくない」との立場を崩さず、最後まで溝が埋まらなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000023-mai-int
<イスラエル>最大与党カディマが連立離脱 解散・総選挙も
毎日新聞 7月18日(水)10時44分配信


 【エルサレム花岡洋二】イスラエル最大与党カディマのモファズ党首(副首相)は17日、ネタニヤフ連立政権から離脱すると発表した。カディマは5月に与党入りし、議席の約8割を支配する大連立が成立したが、ユダヤ教超正統派の人たちに兵役を課す重要法案を巡りネタニヤフ首相と対立していた。第2党リクードを率いる首相はカディマ離脱後も多数を維持するが、政権基盤は弱体化し、解散と総選挙の可能性が浮上する。

 イスラエル議会(定数120)では、中道カディマが28議席、右派リクードが27議席を占める。カディマの一部議員がリクード入りするとの見立てもあり、離脱後の党勢は不透明だ。しかし与党は、大連立前の66議席近くにまで減るのは確実で、15議席の極右政党・わが家イスラエルや、11議席のユダヤ教超正統派政党シャスの影響力が再度強まる。

 ネタニヤフ首相が5月、任期満了(来年10月)前に解散・総選挙を実施する方針を表明したのを機に、選挙を避けたいカディマが連立に入った経緯がある。地元メディアは与党筋の話として「13年初めに総選挙」との観測を流した。

 離脱の原因となったのは、国民皆兵が原則のイスラエルで実質的に兵役を免除されている超正統派を徴兵する法案。最高裁が2月、免除の根拠となっている法律を違憲とする判決を下し、来月1日までに新法を制定するよう命じている。モファズ党首によると、カディマは超正統派全員を23歳までに徴兵する法を主張し、リクードは23歳までに半数を徴兵し、残りを26歳までに警察や消防などに徴用することを提案していた。

 ネタニヤフ首相は、モファズ党首に宛てた手紙で「徴兵は徐々に、社会的な分裂を避ける形で導入しなければならない」と非難した。イスラエルでは兵役免除は世俗派の不公平感を生む深刻な社会問題となっている。今月、免除の是非をそれぞれ主張する大規模デモが起きている。

4756チバQ:2012/07/18(水) 22:46:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120718/erp12071820390000-n1.htm
97歳ナチス元高官を拘束「最後の大物の一人」
2012.7.18 20:38
 ナチス・ドイツの元高官の男(97)がハンガリーの首都ブダペストで暮らしていることが分かり、ハンガリーの捜査当局は18日、男の身柄を拘束した。約1万5700人のユダヤ人をアウシュビッツ強制収容所に送ったことに関与した疑いが持たれ、生存中のナチス戦犯の中で「最後の大物の一人」とされる。ハンガリー通信などが伝えた。

 チャタリー・ラズロ容疑者で、第2次大戦時にナチス支配下にあったスロバキア東部コシツェ(当時はハンガリー領)の警察幹部。ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米国)はナチス戦犯逃亡者リストの最上位に登録している。

 同センターに情報提供があり、実名で暮らしていたことが確認された。(共同)

4757名無しさん:2012/07/20(金) 12:42:01
イスラエルがパレスティナの民にしている、住居地帯の隔離化(ゲットー)やいきなり暴力的に退去させる人権ムシは裁かれないの?

4758名無しさん:2012/07/20(金) 12:43:51
風向きが悪くなると「アンネの日記」展で、自分たちは永遠の被害者を装う。
どっかの隣の国もそうだねえ。

4759チバQ:2012/07/21(土) 12:08:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120720-00000097-mai-int
<ジンバブエ首相>大統領選に向け、準備は順調
毎日新聞 7月20日(金)21時5分配信


拡大写真
インタビューで質問に答えるジンバブエのモーガン・ツァンギライ首相=東京都千代田区内のホテルで2012年7月20日、矢頭智剛撮影

 日本との関係強化を目的に来日中のアフリカ南部ジンバブエのモーガン・ツァンギライ首相(60)は20日、東京都内のホテルで毎日新聞と会見し、年度内の実施が予想される次期大統領選挙について、「準備は順調に進んでおり、新憲法施行後に適切に行われる」との見通しを示した。

 08年の大統領選後の混乱を受け、09年に発足した旧与野党の連立政権に関し、「(当初、合意された)2年を経て延長されているが、経済の安定化や政治改革に必要だ」と維持したい意向を示した。政権内には、ムガベ大統領ら植民地支配からの独立世代に加え、独立時に幼かった世代がいるとも指摘。「今は、多様な世代が恩恵を共有できる国づくりに向けた挑戦の時でもある」と述べた。

 一方、外資系企業に対し1年以内に株式の51%以上を国内の黒人に譲渡するよう求める措置が発表されたことに関しては「既存企業に適用される方向だが、新たな投資は対象外だ」と説明。経済環境の安定を滞らせるものではないと述べた。

 来年6月に横浜で開催される「アフリカ開発会議」(TICAD5)については「アフリカは教育や公衆衛生などを優先的に発展させる必要がある。日本が支援できる分野は多い」と期待を示した。【高尾具成、金子淳】

4760チバQ:2012/07/21(土) 12:13:19
http://www.afpbb.com/article/politics/2890656/9267349?ctm_campaign=txt_topics
エジプトのスレイマン前副大統領、米国で死去 検査中に心臓発作
2012年07月20日 08:47 発信地:カイロ/エジプト
【7月20日 AFP】エジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領の政権で長年にわたり情報機関の責任者を務めたオマル・スレイマン(Omar Suleiman)前副大統領が19日、米国の病院で心臓発作のために死去した。77歳だった。エジプト半国営の中東通信(MENA)が報じた。

 同氏の側近フセイン・カマル(Hussein Kamal)氏はAFPに、スレイマン氏は米オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)の病院で検査を受けていたと述べた。エジプトで埋葬するため、遺体を運んでいる最中だという。

 中東通信はワシントンD.C.(Washington D.C.)駐在のエジプト外交官の話として、スレイマン氏は病院で検査を受けている最中に急に心臓発作を起こして亡くなったと報じた。

 スレイマン氏はムバラク前大統領を失脚に追い込んだ民衆蜂起の中、副大統領に指名された。スレイマン氏は4月、それまでの姿勢を翻してエジプト史上初の自由な大統領選挙となった5月の大統領選への立候補を表明したが、選挙管理委員会は15県で推薦を受けるという法定要件を満たしていないとして立候補を認めなかった。

 同氏の選挙陣営関係者の話を総合すると、健康状態が悪化していたスレイマン氏はその後、治療を受けるためドバイ(Dubai)、ドイツを経て家族とともに米国に入っていた。

 スレイマン氏は1935年7月2日、南部の町ケナ(Qena)の裕福な家庭に生まれた。1955年にカイロ(Cairo)の士官学校を卒業し、旧ソ連で軍事訓練を受けた。長年にわたり謎に包まれた人物として知られ、ムバラク政権の中枢にいるとみられてきた。(c)AFP

4761チバQ:2012/07/21(土) 12:16:45
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120719-OYT1T00997.htm
インド大統領選、「問題解決屋」前財務相が当確


 【ニューデリー=新居益】インドで19日、大統領を選出する投票が国会・州議会議員により行われた。


 開票は22日だが、最大与党・国民会議派のプラナブ・ムカジー前財務相(76)の当選が確実視されている。

 インドでは実権は首相にあり、儀礼的役割の大統領には歴代、政治色の薄い人物が就いてきた。外相、国防相などを歴任した実力政治家のムカジー氏が大統領になれば異例だ。最近も、閣僚の汚職疑惑で国会が空転した際の野党との折衝などで、舞台裏の交渉が苦手なマンモハン・シン首相(79)に代わって存在感を示し、「トラブル・シューター(問題解決屋)」の異名を取る。

 だが、国民会議派の屋台骨であるガンジー家との確執を引きずり、首相就任の見込みがないため、大統領職への「棚上げ」を受け入れたとみられている。

(2012年7月19日18時11分 読売新聞)

4762チバQ:2012/07/21(土) 12:44:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120720/mds12072014590004-n1.htm
酷暑の断食月始まる イスラム教徒、信仰深める
2012.7.20 14:59
 中東諸国の多くで20日、イスラム教で最も神聖な月、ラマダン(断食月)が始まった。ことしは夏の時期に重なり酷暑のラマダン。これから約4週間、信者は日中、一切の飲食を絶ち信仰を深める。

 「気温が60度になっても断食は続ける。信仰を自覚する大事な月だから」。中東でもひときわ厳しい暑さで知られるイラクの首都バグダッド。日焼けした顔の電気技師イーサ・ハディムさん(53)が当然のように語った。

 中東の主要地域では現在、朝4時ごろから夜7時ごろまでが日中。人々は日の出前に朝食を済ませ、日没後に家族だんらんの夕食を楽しむ。

 イスラム暦は太陽暦より1年が11日ほど短いため時期は毎年ずれる。日中が長い夏は過酷で、イラクの公務員は始業時間を1時間早めたほか、炎暑の南部バスラ州などは正午終業を決めた。(共同)

4763チバQ:2012/07/22(日) 12:17:48

>>4669-4671>>4688-4689>>4695>>4699
>>4728-4730>>4740-4741>>4746>>4751-4752
http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20081305.html
シリアでの戦闘拡大 第2の都市でも本格化

 内戦状態に陥っているシリアで戦闘が各地に拡大している。人権団体によると、第2の都市・アレッポでも戦闘が本格化し、市民が脱出を始めている。

 アレッポでは21日、市内の数か所で反体制派と政府軍が衝突し、激しい戦闘が続いているという。アレッポでは、首都・ダマスカスと並ぶ重要都市としてアサド政権が守りを固めていて、これまで本格的な戦闘は起きていなかった。

 一方、国営テレビは、ダマスカスで政府軍が反体制派の拠点を制圧したと報じた。しかし、各地の戦闘は続いており、人権団体によると、19日と20日の2日間で500人以上が死亡したという。(07/22 09:02)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012072202000091.html
シリア政府軍 各地で反攻 首都の複数地区奪還か
2012年7月22日 朝刊

 【カイロ=今村実】内戦状態のシリアで、政府軍は二十日、首都ダマスカスなど各地で、反体制派「自由シリア軍」に対して反攻を強め、態勢の立て直しを図っている。政権側は戦闘が起きている首都の複数の地区を奪還したと主張。一方、第二の都市アレッポにも衝突が拡大した。人権団体によると、二十日は全土で二百三十三人が死亡した。

 ロイター通信が伝えた住民らの話では、政府軍は二十日夜、戦車や武装ヘリなどで、南部カフルスーサなどの反体制派を攻撃。反体制活動家は「政権側はかじを失った状態だったが、首都での攻撃を見るとまだ力を失っていない」と話した。

 AFP通信によると治安当局者は、自由軍と衝突した首都の複数の地区について「政府軍は中心部ミダンに加え、タダモン、北部カブーン地区を掌握した」と主張した。

 また、自由軍が制圧したイラク国境のアルブカマル検問所の周辺の街に、政府軍は二十日、激しく砲撃して奪還を試みているもようだ。自由軍幹部は「政府軍は、街の外から砲撃している」と語った。

 人権団体によると、これまで反政府運動などが抑え込まれていた北部の商業都市アレッポで二十〜二十一日、政府軍と反体制派の激しい戦闘が起きた。中部ホムスでも政府軍の砲撃があった。

http://mainichi.jp/select/news/20120722k0000m030058000c.html
シリア:2日間で550人死亡 戦闘激化とまらず
毎日新聞 2012年07月21日 21時40分(最終更新 07月21日 22時19分)

 【カイロ前田英司】シリア反体制派組織「シリア人権観測所」によると、シリアのアサド政権と反体制派の戦闘による死者数は20日も240人に達し、過去2日間だけで約550人が死亡した。戦闘は21日も各地で続いており、死者はさらに増える見通し。政府軍がヘリコプターや戦車を投入して首都ダマスカスの鎮静に全力を挙げる一方、反体制派は第2の都市・北部アレッポでも攻勢を強めている模様で、戦闘の激化はとまらない状況だ。

 潘基文(バン・キムン)国連事務総長は21日、国連平和維持活動担当のラドゥス国連事務次長を状況調査のためシリアに派遣することを明らかにした。

 ダマスカスでは15日以降、離反兵士団体「自由シリア軍」などが激しい攻撃を仕掛けているが、装備の差から反体制派が戦闘で政府軍を破るのは困難とみられ、警察署や検問所を奇襲する「ゲリラ攻撃」で政権を揺さぶる神経戦を強めている。

 ダマスカスでは20日、治安機関本部の爆弾事件で死亡したラジハ前国防相らの国葬が営まれたが、アサド大統領の姿はなかった。

4765チバQ:2012/07/22(日) 12:20:36
http://www.cnn.co.jp/world/30007404.html
シリア制裁決議案、中国とロシアの拒否権 3度目の否決
2012.07.20 Fri posted at: 10:54 JST
(CNN) 国連安全保障理事会は19日、シリアのアサド政権に対する追加制裁を盛り込んだ決議案の採決を行ったが、ロシアと中国が拒否権を行使して否決された。シリア国内ではこの日も激しい戦闘が続いている。

安保理の決議案は、政府軍が反体制派の弾圧をやめなければアサド政権に対して制裁を科すと通告する内容だった。

これに対してロシアと中国は、決議はより均衡の取れたものでなければならず、全関係者に暴力の停止を求める必要があると主張した。両国にとってシリアは主要貿易相手国。アサド政権に対する非難決議案が中ロの拒否権行使で否決されたのは過去10カ月でこれが3度目となる。

マーク・グラント英国連大使は採決後の演説で、中ロは「何百万というシリア国民の人命よりも、自国の利益を優先した」と非難した。スーザン・ライス米国連大使はCNNの取材に対し「ロシアと中国の拒否権行使により、安保理が効果的な行動を打ち出せる道は、少なくとも短期的には閉ざされた」と指摘。有志国で構成する「シリアの友人」会合など、ほかの手段を通じた紛争の解決を目指すと表明した。

一方、シリアの国営テレビは同日、アサド大統領と新任の国防相が映る映像を放映した。首都ダマスカスで18日に起きた爆発で大統領の義兄を含む政権高官3人が死亡して以来、アサド大統領がテレビに登場するのは初めて。この爆発以降、アサド大統領の居所をめぐる憶測が飛び交い、一部では首都を脱出したとの情報もあった。

http://www.cnn.co.jp/world/30007391.html
シリア内戦激化、首都の爆破テロで国防相ら高官3人死亡
2012.07.19 Thu posted at: 11:47 JST

(CNN) 事実上の内戦状態に陥っているシリアの首都ダマスカスの治安施設で18日、爆発があり、国営テレビにより、複数のアサド政権高官が巻き込まれ、うち3人が死亡した。

死亡したのはラジハ国防相と、アサド大統領の義兄シャウカト副国防相、トゥルクマニ副大統領補の3人。トゥルクマニ氏は国防相を務めた経験もあり、アサド大統領の安全保障問題の顧問を務めていた。国営テレビによればシャアール内相も負傷したが、容態は安定しているという。

ダマスカスとその周辺では数日来、反政府勢力と政府側との激しい戦闘が続いている。反体制派の地域調整委員会(LCC)によれば、18日の死者は全国で189人。うち37人がダマスカスで、69人はその郊外で命を落とした。

武装反体制派「自由シリア軍」の幹部によれば、爆発は閣僚と治安当局幹部の会議の席で起きた。政府は自爆テロだとしているが、この幹部は会議室内部に仕掛けた爆弾を遠隔操作で爆発させたと述べている。

国営シリア・アラブ通信(SANA)によれば、アサド大統領は、後任の国防相に軍将官のファハド・フレイジ氏を指名した。

シリアの駐イラク大使でありながら、11日にアサド政権を離脱したナワフ・ファレス氏がCNNに語ったところでは、シャウカト副国防相はイラクでアルカイダ系組織の訓練キャンプを運営していたという。

この発言については、米当局者も、アルカイダ系組織とアサド政権は協力関係にあるという「米政府の理解とほぼ一致する」と述べている。だがシリア政府はテロへの関与を繰り返し否定してきた。

4766チバQ:2012/07/22(日) 12:23:33
>>4726
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120721/mds12072115330001-n1.htm
波紋広げるアラファト氏毒殺説 権力闘争絡み、深まる混迷
2012.7.21 15:32 [中東・アフリカ]

ヨルダン川西岸ラマラで、ヘリコプターに乗り込むパレスチナ自治政府のアラファト議長(当時)=2004年10月(ロイター)
 2004年11月に死去したパレスチナ自治政府の故アラファト議長=当時(75)=の毒殺説が再燃し、波紋を広げている。遺品から放射性物質ポロニウム210が検出されたことから、遺体を掘り返して遺骨を調べる可能性も出ているが、パレスチナ内部の権力対立も絡み、事態は混迷を深めている。

 アッバス自治政府議長の側近アリカット氏は9日、ヨルダン川西岸ラマラに土葬されている遺体の掘り返しを自治政府が許可し、研究所に遺体のサンプル検査を要請したと表明。“真相解明”に向けた自治政府の積極姿勢をアピールした。

 しかし騒動の裏には、パレスチナ内部の権力闘争も見え隠れする。

 アラファト氏と権力争いをしていたアッバス氏には、暗殺に加担したと糾弾された過去がある。遺体の検査でポロニウムが検出されてもされなくても、アッバス氏周辺に関して疑念が晴れることはないとみられるが、追加検査に消極姿勢を示すことはできない状況だ。(共同)

4767チバQ:2012/07/22(日) 13:06:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120721-00000075-mai-int
<シリア>イラク難民、相次ぎ帰国 治安悪化で脱出
毎日新聞 7月21日(土)22時11分配信

 【アルビル(イラク北部)鵜塚健】シリアに逃れていたイラク難民が母国に帰還し始めている。イラク政府が特別便を運航して難民を帰国させているほか、陸路でも国境を越えて出国する難民が相次ぎ、既に数千人がシリアを脱出した模様。安住の地を求めて出国したはずの難民が、避難先の治安悪化で逆戻りした形だ。

 AP通信によると、イラク政府は20日朝までに8回の特別便を運航して1000人をダマスカスからイラク側に搬送。また、バスに分乗して多数の住民が国境を越えている。しかし、政府軍と反体制派との衝突激化で、ダマスカスの空港に近づけない住民や、バス代が支払えずにやむなく居残る住民もいるという。

 03年の米軍侵攻後のイラクでは宗派間抗争が過熱し、多くのイラク人が混乱を避けて周辺国に流出。シリアには100万人以上のイラク難民がおり、多くがダマスカス周辺で生活している。イラク国内では依然各地でテロ事件などが相次いでいるが、シリアの治安情勢悪化で帰国を決断せざるを得ない状況とみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120721-00000073-mai-int
<シリア>ロシア「アサド政権寄り」鮮明 欧米と対立先鋭化
毎日新聞 7月21日(土)22時7分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアは国連安保理でシリアへの制裁警告を盛り込んだ決議案に拒否権を行使し、アサド政権寄りの立場を鮮明にした。シリア決議での拒否権行使は3回目で、欧米との対立を先鋭化させている。

 チュルキン国連大使は廃案になった決議案について「シリア政府だけに圧力や制裁の脅しをかけ、一方的だ」とし、欧米が反政府勢力側に圧力をかけない姿勢を「テロリストを含む過激派をあおっている」と批判した。

 一方、ロシアは国連シリア停戦監視団の活動期限を3カ月延長する独自の決議案を取り下げた。大使は「国連安保理の対立が続くのは無意味で非生産的だ」と指摘。停戦監視団を「事務的に」延長する決議案の採択に応じる考えを示した。拒否権発動で国際社会の非難がロシアに集中することをかわす狙いがあるとみられる。

 プーチン大統領は19日、監視団に最大兵士30人を派遣する用意を表明。治安改善への意欲を示した形だが、アサド政権退陣を前提にした決議案には今後も反対する姿勢。一方、プーチン氏は20日、安保理の枠外での行動も辞さない構えの欧米をけん制する発言をするなど、欧米との間で大きな歩み寄りは期待できない状況だ。

4768チバQ:2012/07/22(日) 14:26:31
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120718/fnc12071811110007-n1.htm
シチリア特別州が破綻危機か 知事辞任へ、イタリア首相懸念
2012.7.18 11:09
 イタリア首相府は17日、南部シチリア特別州がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性についてモンティ首相が懸念を示し、ロンバルド知事に対し辞意の確認を求める手紙を送ったと発表した。

 ANSA通信によると、知事は17日、辞任と州議会解散の意向をあらためて示した。7月31日に辞任する方針。

 シチリア州は税制面などで大きな自治権を持つ五つの特別州の一つだが、地元政治家が票集めのために公務員の数を増やしてきたとされ、膨張した人件費が財政を圧迫している。ANSAなどによると、2011年の債務額は50億ユーロ(約4860億円)。

 首相と知事は今月24日に会談する予定。首相府は「支援のためには州の状況を把握しなければならない」とした。(共同)

4769チバQ:2012/07/22(日) 15:54:23
http://mainichi.jp/select/news/20120722k0000m020073000c.html

ユーロ:全面安の展開 スペイン悪材料続々
毎日新聞 2012年07月21日 22時45分(最終更新 07月21日 22時54分)

 【ロンドン会川晴之】欧州共通通貨ユーロが外国為替市場で、円など主要通貨に対して全面安の展開になっている。対円では20日、1ユーロ=95円35銭と、2000年11月以来、11年8カ月ぶりのユーロ安水準となり、対ドルでも約2年ぶりの安値となった。スペインやギリシャなどをめぐる欧州債務危機が、さらに深刻化するとの懸念が高まったのが背景だ。

 最大の懸念はスペインだ。欧州連合(EU)で、ユーロを採用するユーロ圏(17カ国)諸国は20日に最大1000億ユーロ(約10兆円)の金融支援を決めたが、国債利回りが自力での資金調達が難しい「危険水準」とされる7%を超え、財政支援も含めた全面支援に追い込まれるとの観測が高まっている。

 20日には、市場からの資金調達が難しくなったバレンシア州政府が、中央政府に支援を要請する方針を示した。また、政府が2013年も経済成長率がマイナスになるとの予測を発表するなど悪材料が増えている。

 一方、欧州中央銀行(ECB)が20日、金融機関などに資金を貸し出す場合の担保としてギリシャ国債を受け入れない、と発表したことも懸念材料になっている。ECBの異例の措置は、財政再建策の見通しが立たない状況にあるためだ。

 ギリシャは5月の総選挙、6月の再選挙をめぐり政治の混乱が続いた。ECBと国際通貨基金(IMF)、欧州委員会は、24日から専門家をギリシャに派遣し、財政、経済の状況把握を進める。緊縮策に対する世論の反発を受けて、サマラス新政権は財政再建計画の2年延長を求めている。しかし、延長は支援増額に直結するため、ドイツなど支援国側が難色を示すのは確実で、調整難航は必至だ。

 また、ギリシャ政府は、8月20日に約30億ユーロ(約2900億円)の国債償還(借金の返済)のための資金を確保する必要に迫られている。緊急対応策の導入も含め、ぎりぎりの交渉が続きそうだ。

4770弖十(Ten10)=優多野手頭=帝跿(徒)=野祀燦(讃)野慈蚕=衛閼瓏:2012/07/22(日) 18:30:57
R5も監禁、拘束する朝鮮工作員一族とは慰安婦のユダヤの一族。神奈川県内に脅迫と偽称で建てさせた要塞的な建物で『世界中の要人や著名人』を人質に監禁したままサイバーテロを続ける 朝鮮工作員『偽朝鮮総連・蛭團(星・月星)』一族は blood typeR5 他 多数の朝鮮人(日本の有名人のそっくりさんや従軍慰安婦)も含め、千人以上を監禁、拘束している。
サイバーテロは勝手にサーバー乗っ取り犯の上に戦争兵器も使い、インターネットと電話、家電、エンジン、人体迄 破壊している。

アジアや朝鮮アカノセットウダンにご確認下さい。プロパガンダです。

ttp://blog.m.livedoor.jp/arena8order/
ttp://yaplog.jp/cannonbell/
@Twitter…arena8order MisutDe Mitelettrica
A(E)rena Oda Medici Lancasta Vintevecom Yokohama(Eleonora de' Medici.=Z:EALO ZAOH!) 弖十(Ten10)=優多野手頭=帝跿(徒)=衞鴉隴=野祀燦(讃)野慈蚕

4771チバQ:2012/07/23(月) 21:56:27
http://www.asahi.com/international/update/0723/TKY201207230466.html
イラク各地でテロ、93人死亡 アルカイダ系犯行か関連トピックスアルカイダ
 イラクで23日、首都バグダッドなど少なくとも13の都市や村で自動車爆弾や自爆によるテロ攻撃が相次ぎ、全土で少なくとも93人が死亡した。国際テロ組織アルカイダ系の組織が数日前、武装勢力の再結成を宣言していた。政治や社会の混乱を狙ったものとみられる。AP通信が伝えた。

 バグダッド北方のタージでは、早朝に住宅街で爆発があり、17人が死亡。さらに救助のために集まった警察に対する自爆テロがあり、計41人が死亡した。北東部ウダイムの軍基地では未明、武装勢力による銃撃があり、兵士13人が死亡した。

 イラクでは2003年から駐留を続けた米軍が昨年末に撤退して以降、急速に治安が悪化し、治安部隊や政府機関などを狙った攻撃が相次いでいる。シーア派とスンニ派など、宗派をめぐる対立も悪化の一途をたどっている。(カイロ=山尾有紀恵)

4772チバQ:2012/07/23(月) 22:02:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000074-san-int
ノルウェー 連続テロから1年 苦悩する多文化社会 「開放政策」決意揺るがず
産経新聞 7月23日(月)7時55分配信

 【ロンドン=内藤泰朗】ノルウェーで77人が犠牲となった連続テロから1年となる22日、首都オスロなどで追悼式典が営まれた。欧州で最も寛容な多文化社会を推進する「平和国家」を襲った事件は、第二次世界大戦後の同国で最悪の犠牲者を出す悲劇となった。移民政策をめぐる大きな議論を引き起こしたが、苦悩を抱えつつも多文化主義を推進するノルウェー政府の決意は揺らいでいない。

 式典で、ストルテンベルグ首相は「爆弾と銃弾はノルウェーを変えることを狙っていた。国民は私たちの価値観を奉じることで応じた。殺人者は失敗し、国民が勝利した」と訴えた。

 ◆首都などで追悼式典

 首相はこの日朝、反イスラム思想を唱える極右主義のアンネシュ・ブレイビク被告(33)が爆弾を爆発させ、8人が死亡したオスロ中心部の政府庁舎近くの現場を訪れ、献花した。周辺のビルはいまも覆いがかけられ、事件のすさまじさを物語る。

 続いて第2の事件である銃乱射の現場となった首都北西のウトヤ島で営まれた追悼式典に参列した。事件当時、島では連立与党・労働党の青年部集会が開かれており、集会に乱入したブレイビク被告は逃げ惑う10代の若者たちに銃を無差別に乱射、69人が死亡した。

 合わせて77人が死亡し、242人が重軽傷を負った連続テロの記憶はいまも、遺族や関係者の心に重くのしかかったままだ。

 テロの罪に問われたブレイビク被告は公判で、「イスラムの侵略と多文化主義から国を守る必要があった」と主張。生存者らは、友人の遺体の下に隠れて助かった経緯など当時の状況を生々しく証言し、移民政策に敏感な欧州各国にも衝撃を与えた。

 人口約490万の1割以上が移民のノルウェーでは、事件を機に移民の管理強化や流入阻止を呼びかける強硬論も出たが、政府は「怒りにまかせて警察権力を強化して移民を排除しても問題は解決しない」と反論し、多文化主義と開放政策を継続する意向を示した。

 ただ、「ドイツを含む欧州では、移民排斥を訴えるネオナチなどの極右組織が活動を禁止されているにもかかわらず拡大している」(英BBC放送)という。

 ブレイビク被告の裁判は6月に結審し、8月24日には判決が言い渡される。焦点だった責任能力の有無については両方の精神鑑定結果が出ている。どのような判決が下されても、欧州の移民政策をめぐる議論が今後も続くことは確実だ。

4773チバQ:2012/07/23(月) 22:03:30
「爆弾と銃弾はノルウェーを変えるために使われた。だがノルウェー国民はノルウェーの価値観を尊重することで応じた。殺人者は失敗し、国民が勝利したのだ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120722-00000025-jij_afp-int
ノルウェー爆破・銃乱射事件から1年、首相「ブレイビク被告は失敗した」
AFP=時事 7月22日(日)19時27分配信

昨年の爆破・銃乱射事件から1年、ノルウェー・オスロの損壊した政府庁舎そばで開かれた追悼集会で演説する同国のイエンス・ストルテンベルグ首相(2012年7月22日撮影)。

【AFP=時事】77人が死亡したノルウェーの爆破・銃乱射事件から1年を迎えた22日、同国のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)首相は追悼式典で、同事件で殺人などの罪に問われているアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)被告(33)によるノルウェー社会変革の企ては失敗に終わったと語った。

【その他の写真】

「爆弾と銃弾はノルウェーを変えるために使われた。だがノルウェー国民はノルウェーの価値観を尊重することで応じた。殺人者は失敗し、国民が勝利したのだ」と、ストルテンベルグ首相は追悼式典で述べた。

 ブレイビク被告は昨年の7月22日、オスロ(Oslo)政府庁舎外で爆弾を爆発させて8人を死なせた後、与党・労働党青年部のサマーキャンプが開かれていたウトヤ(Utoeya)島に向かい銃を乱射した。ウトヤ島では69人が死亡し、その大半は10代の若者たちで、最年少は14歳の誕生日を迎えたばかりの少女だった。

 ブレイビク被告は「イスラムの侵略」から国を守るために襲撃を行ったと述べ、移民政策と多文化主義を掲げる労働党を標的にしたと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News

4774チバQ:2012/07/24(火) 00:19:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000069-mai-int
<アラブ連盟>シリア大統領に退陣要求 一家の国外脱出も
毎日新聞 7月23日(月)19時35分配信

 【カイロ前田英司】アラブ連盟は23日、カタールで開いたシリア情勢に関する外相級会合で、シリアのアサド大統領に即時退陣を要求するとともに、大統領一家の安全な国外脱出を提案した。また、反体制派には「アサド後」の受け皿となる移行政府の樹立を求めた。アラブ連盟は国外脱出の具体的な内容を明らかにしなかったが、アサド大統領が応じる可能性は低いとみられる。

 国営シリア・アラブ通信によると、アサド大統領は22日、新たに任命した国軍のアイユーブ参謀総長に「テロリスト」の追跡継続と治安の確保を指示した。

 AP通信などによると、首都ダマスカスでは大統領の弟マーヘル氏が指揮する精鋭部隊・第4師団が市北部バルゼ地区に戦車とともに展開。離反兵士団体「自由シリア軍」などを押し返し、反体制派の戦闘員を捜索して回った。一方、北部の主要都市アレッポでは戦闘が激化した。反体制派組織「シリア人権観測所」の集計では、昨年3月にシリアで民主化闘争が本格化して以来、これまでに1万9000人以上が死亡した。

4775チバQ:2012/07/24(火) 00:21:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000056-reut-int
シリア政権握るアラウィ派、「中枢攻撃」で揺らぐ大統領への支持
ロイター 7月23日(月)14時1分配信


拡大写真
7月20日、シリア政権を掌握するイスラム教の少数派アラウィ派が多く住むタルトスでは、同じアラウィ派であるアサド大統領への信頼が揺らぎ始めている。写真はアサド大統領の支持者ら。ダマスカスで昨年11月撮影(2012年 ロイター)

[タルトス(シリア) 20日 ロイター] シリア政権を掌握するイスラム教の少数派アラウィ派が多く住む港湾都市タルトスでは、つい最近まで日光浴をしたり、バーに集まる市民の姿があった。自分たちの国が内戦状態に突入していることを信じようとしない人もいたほどだ。

【写真】シリアで続く戦闘

首都ダマスカスでは18日、ラジハ国防相やアサド大統領の義兄であるシャウカト副国防相など、大統領の周辺人物が殺害される爆弾攻撃が発生。これ以来、大統領が反体制派の武装勢力を阻止できるかどうかについて、アラウィ派の信頼が揺らいでいる。

シリアでは、人口の12%を占めるアラウィ派が政権を支配している。タルトスの多くの市民は、同じアラウィ派であるアサド大統領が自分たちの将来を守り続けることができるか懸念し始めている。

反政府デモが昨年3月に始まって以来初めて、タルトスでは店舗が閉鎖し、職場でも自宅でも、皆が国営テレビにくぎ付けになった。4人の子どもを持つ女性は「何が起こっているのか分からない。バッシャール(アサド大統領)は逃れ、残された私たちは問題に直面させられるのかもしれない」と不安を語った。

アラウィ派の一部には反政府運動に参加した人もいるが、大半はアサド大統領を支持している。忠実な支持者もいれば、国民の大半を占めるスンニ派による報復を恐れ、仕方なく大統領を受け入れている人もいる。

ダマスカスでの戦闘が激化する直前は、アラウィ派の多くは外国メディアが伝える報道は真実でないと主張していた。カフェにいた若い女性は先週記者に対し、「暴動などない。西部ホムスからの難民の話を聞いたが、信じない。半分はうそだ」と断言した。

国営テレビは20日、軍の演習の映像と、反体制派掃討作戦での「テロリスト」の遺体を交互に放映。しかし、アラウィ派の一部若者の間では、国営メディアへの信頼が揺らいでいる。29歳の男性はメディアが事実をねつ造しているとした上で、「今では(アラウィ派の)人々は恐れを感じている。テレビで良いニュースを目にして、(実際に起きていることを)忘れたい」と述べた。

<「次は沿岸部」の懸念も>

アラウィ派が多く住む他の都市と同様に、タルトスはスンニ派が多数を占める地域に比べてリベラルだ。海岸では露出度の高い水着姿の女性を見かけ、レストランはアルコール飲料を揃えている。

反政府デモの発生以来、シリア全体のアラウィ派の半数近くがタルトスに移動してきたとみられている。タルトス市の人口は90万人から120万人に拡大し、不動産業者によれば、アパートを見つけるのも一苦労だという。

市内には数カ月前、「アサドよ永遠に」など大統領への支持を示す横断幕が掲げられた。20日には、国連安全保障理事会でのシリア制裁決議案否決を歓迎する新たな横断幕も掲げられたが、35歳の男性は「もううんざりだ。拒否権が発動されたからといって、ダマスカスでの反体制派の攻撃を止めることはできない。次は沿岸部かもしれない」と語った。

<中枢を直撃>

アラウィ派はかつて、山岳地帯に住む貧しいイスラム教少数派だったが、現大統領バッシャール・アサド氏の父親であるハフェズ氏が1970年に政権の座に就いてから状況が大きく変わった。アラウィ派の多くがシリアのエリート層を支配し、この状況は父親の死を受けてバッシャール氏が2000年に大統領に就任した時も続いた。

ダマスカスからタルトスに到着する車両の数は日を追うごとに増えている。衝突が続く首都から移動してきたアラウィ派は、メッセージは明確だとしている。

ダマスカスから来た家具販売者の男性(48)は、「(治安本部の爆弾攻撃)は中枢を直撃した」とし、反体制派は政権内部に潜入することができたと指摘した。

国防相らを殺害した攻撃の爆音を聞いた人はほとんどいなかった。しかしアラウィ派にとって、42年間にわたるアサド政権に対する支持を揺るがせるには十分な出来事だった。男性は「(アサド政権はもはや)アラウィ派のために機能しているようにはみえない」と述べ、「崩壊の道をたどっている」と語った。

*本稿はフリーのジャーナリストがロイターに寄稿したものです。安全上の理由から、筆者の名前は公表を控えます。

*誤字を修正して再送します。

4776チバQ:2012/07/24(火) 00:24:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120722-00000086-jij-int
被災地の市長ら拘束=避難指示怠った疑い―ロシア洪水
時事通信 7月22日(日)22時31分配信

 【モスクワ時事】黒海沿岸のロシア南部クラスノダール地方で170人以上が死亡した豪雨による洪水で、捜査当局は22日、住民への適切な避難指示を怠ったとして、最大の被災地クルイムスク地区とクルイムスク市の首長ら3人を拘束したと発表した。地区長は既に更迭されている。
 洪水は5月のプーチン大統領の通算3期目就任後、最悪の犠牲者を出した災害。拘束の背景には、地方当局の過失を追及することで、住民らの不満の矛先がプーチン政権に向かうのを防ぐ狙いがあるとみられる。

4777チバQ:2012/07/24(火) 00:25:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120722-00000023-mai-bus_all
<ロシア>WTO正式加盟国に
毎日新聞 7月22日(日)18時59分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン大統領は21日、世界貿易機関(WTO)に加盟する批准法に署名した。ロシアは批准の国内手続きを終え、WTOの正式加盟国となる。

 WTOは現在、加盟国が155で、大国のなかで未加盟はロシアだけだった。ロシアはソ連崩壊後の1993年に加盟申請し、昨年12月のWTO閣僚会議でようやく加盟が承認されていた。

 ロシアでは下院が今月10日、上院が18日にWTO加盟批准を承認。しかし、国内には「製造業や農業などが国際競争にさらされる」として加盟に反対する意見も根強く、下院の審議では賛成238、反対208という僅差での承認となった。

 大国のWTO加盟は01年の中国以来となる。

4778チバQ:2012/07/24(火) 21:39:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012072400872

首相にカンディール水資源相=実務家に組閣要請−エジプト大統領
 【カイロ時事】エジプト国営テレビは24日、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシ大統領が、ヒシャム・カンディール水資源・かんがい相を首相に指名し、組閣を要請したと伝えた。大統領は実務家のカンディール氏を首相に登用することで、政治色を薄める狙いがあるとみられる。
 カンディール氏は1962年生まれの若手で、米国の大学で博士号を取得。水資源・かんがい省のナイル川担当局長を務めたほか、アフリカ開発銀行に勤務した経験もある水問題の専門家。ひげを蓄えており、敬けんなイスラム教徒とされる。昨年7月に水資源・かんがい相に就任した。(2012/07/24-20:26)

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4779チバQ:2012/07/24(火) 21:45:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120724/amr12072412110005-n1.htm
ペルーで首相ら交代 鉱山抗議の沈静化狙う
2012.7.24 12:08
 ペルーのウマラ大統領は23日、政権発足1年直前に内閣改造を発表し、バルデス首相ら6人を交代させた。後任首相は法相だったヒメネス氏。北部の金鉱山開発をめぐり先住民らの抗議活動が半年以上続いており、沈静化が狙い。

 ウマラ氏はバルデス氏らを現地に送り込んで説得に当たったが抗議活動は収まらず、デモで死者が出て政権支持率は一時の60%台から約40%まで落ちた。ヒメネス氏は人権派弁護士として知られるが、内閣を改造しても開発路線を変えない限り、沈静化は難しいとの見方がある。主要閣僚の内相や国防相も交代した。

 ウマラ氏は昨年6月の大統領選決選投票でフジモリ元大統領の長女を破り、同7月に政権発足。同12月に同じ鉱山抗議活動をめぐって首相を含む過半数の閣僚を交代させた。(共同)

4780チバQ:2012/07/24(火) 21:46:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120724/erp12072407000000-n1.htm
ギリシャ、スペイン、イタリア 揺れる南欧 「痛み」強いられ国民に不満高まる
2012.7.24 06:56 (1/4ページ)
 【ベルリン=宮下日出男】欧州債務危機の収束に向けた道筋が見いだせない中、債務問題を抱える南欧諸国の情勢が不安定さを増してきた。危機の発端となったギリシャでは、新政権が公約に掲げた財政緊縮緩和への展望は依然として描けないまま。10年物国債の利回りが危険水域を超えたスペインでは、「痛み」を強いられる国民の不満が従来以上に高まっている。改革を進めてきたイタリアも、政治情勢がその行方に影を投げかけ始めた。

                   ◇

 ■ギリシャ 改革遅れ EUいらだち

 欧州連合(EU)などから課せられた財政緊縮策の緩和を目指すギリシャのサマラス政権の取り組みが難航している。国民の期待を背負って発足し1カ月が過ぎたが、その前提となる財政再建に向けた作業が遅れているからだ。ギリシャを支援するEUや国際通貨基金(IMF)はいらだちを強めている。

 サマラス首相は22日、経済関連の代表団としてギリシャを訪問したクリントン元米大統領と会談した際、米国が1930年代に陥った大恐慌を引き合いに「われわれも今まさに経験しているところだ」と述べ、苦しい経済状況を強調した。

 サマラス政権は先月21日に反緊縮派政党を加えた3党で発足。経済が疲弊する中、財政赤字削減目標の達成時期の2年先送りなど、EUに求める緊縮策見直し案をまとめた。だが、EUなどは2度の総選挙で遅れた緊縮策を軌道に乗せるのが先決との立場で、サマラス政権は壁にぶつかった。

 政権は財政赤字の削減目標達成に必要な115億ユーロ(約1兆900億円)の追加緊縮策の策定を急ぎ、その上で緊縮策緩和の再交渉を求める方針に転換。だが、緊縮策はサマラス首相ら3党首の18日の会談でもまとまらなかった。

 追加緊縮策は、EUなどから315億ユーロ(約2兆9800億円)の次回融資を受けるための条件だが、実行は早くても9月以降にずれ込む見通し。8月20日には国債償還も控えており、ギリシャ政府はEUによる「つなぎ融資」の実現も模索している。

 サマラス首相は、EUと約束した国有財産売却を進め、改革姿勢をアピールする意向でもあったが、担当部門のトップが19日までに「新政権は協力的でない」と辞任。政権への新たな痛手となった。

 こうした新政権に対し、EUなどの視線は厳しさを増している。赤字削減目標を先送りする場合、追加支援が必要になるが、ユーロ圏財務相会合のユンケル常任議長は「欧州諸国にその用意があるのか、私には答えられない」と指摘。IMFのラガルド専務理事は「交渉に応じる気分ではない」と突き放している。

 最近の世論調査では、債務危機脱出に向け新政権を「信じる」と45%が答え、「信じない」(43%)をかろうじて上回った。一方、別の調査では、74%が緊縮策緩和のために再交渉すべきだと回答している。

 再交渉に失敗し国民を失望させた場合、政権は不安定化し、国内が再び混乱に陥りかねない。

4781チバQ:2012/07/24(火) 21:46:48
                 ◇

 ■スペイン 痛み不満 デモ激化

 債務危機でEUの支援を受けるユーロ圏4カ国目となったスペインでは、今月中旬以降、連日のように抗議デモが行われるなど、国民の不満が高まっている。ユーロ圏が20日に銀行支援を正式決定する前夜の19日には、主要労組が全土で大規模デモを展開、警官隊と衝突した。

 デモのきっかけは今月、ラホイ政権がまとめた650億ユーロ(約6兆1600億円)の財政緊縮策。昨年12月の政権発足以降3度目の緊縮策で、最大規模となる。公務員の冬のボーナス全額カットや、ラホイ政権が「行わない」としてきた付加価値税(VAT)引き上げが含まれた。

 銀行への資本注入を目的とする最大1千億ユーロ(約9兆4800億円)のEUの支援では、スペイン政府に追加の緊縮策を求めないのが条件だ。しかし経済が悪化する中、EUと約束する財政健全化目標の達成には結局、国民に一段の痛みを求めざるを得なかった。

 従来は労組や若者が中心だったデモには、一般国民も自発的に加わり始めているもようで、「雰囲気が変わってきた」(外交筋)とも指摘される。

 ラホイ政権の与党、国民党は上下両院で単独過半数を握り、盤石の基盤を持つ。内閣の実務能力も高いとされ、EU内では政権の改革実行力への信頼は厚い。

 ただ、支援が正式決定された20日に再び経済成長予測が引き下げられるなど、経済統計が頻繁に変わるため市場の不信は根強い。緊縮策重視で、成長に向けた政策が少ないことも市場や国民の懸念を強めている。

 フアン・カルロス1世国王も自ら給与を削減したが、ボツワナで象狩りをしていたことが発覚し21日、世界自然保護基金(WWF)スペイン支部の名誉総裁を解任された。一部国民からも「ぜいたくだ」との批判を浴びている。

                ◇

 ■イタリア 政治の季節 前首相の動向注目

 「政治的環境こそ改革遂行のリスク」。多額の公的債務を抱えるイタリアの国債格付けが今月12日に2段階引き下げられた際、米格付け会社はこう指摘した。来春に総選挙を控え、イタリアが「政治の季節」に入りつつあるためだ。

 政治家出身の閣僚がいない実務家内閣として昨年11月に発足したモンティ政権は、中道右派の自由国民や中道左派の民主党の支持を受け財政再建や労働市場改革などを推進。その手腕は評価され、政府はEUなど外部からの支援を仰ぐ必要性も現時点で否定する。

 だが、政権支持率は当初から半減。総選挙を控え、両党も次第に政権と距離を取りつつあるとされる。22日には、モンティ政権が選挙を今秋に前倒しする考えだと現地紙で報じられ、政府は否定に躍起となった。

 モンティ首相が選挙出馬を否定する中、最大の関心事は、自由国民のベルルスコーニ前首相の動向だ。スキャンダルにまみれ、債務危機から昨秋、退陣に追い込まれた際には政界引退も示唆したが、復活を模索する動きが出てきた。前首相に近い現地紙は出馬の決断は10月以降だと報じている。

4782チバQ:2012/07/24(火) 21:47:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120724/mds12072408200001-n1.htm
アフガン 支援疲れの国際社会
2012.7.24 08:19 (1/2ページ)
 「見捨てるなどとは考えもしていない」。7月7日、予告なしにアフガニスタンを訪れたクリントン米国務長官は首都カブールで強調した。

 米中枢同時テロを起こした国際テロ組織アルカーイダをイスラム原理主義勢力タリバンがかくまっているとして、2001年にブッシュ前米政権がアフガンで始めた「テロとの戦い」。それがいま、大きな転換点を迎えている。14年末に欧米主体の国際治安支援部隊(ISAF)の戦闘部隊が撤収、全土の治安権限のアフガン政府側への移譲が完了する。問題は15年以降のこの国の将来だ。

 クリントン長官はサプライズ訪問のさい、米国が「北大西洋条約機構(NATO)非加盟の主要同盟国」にアフガンを指定したことを明かした。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、米国は軍事支援で優遇措置が受けられるこのステータスを、昨年撤退したイラクには与えていない−とした上で、「見捨てられるというアフガン側の恐れを打ち消すわけではないにしろ、和らげようという米国の行動だ」と表現した。

 国際社会も15年から24年を「変革の10年」と名付け、関与する姿勢を強調している。日本も国際社会の結束のアピールに一役買った。8日にはアフガン復興に関する国際会合を東京で開催し、約80の国・国際機関が15年までに総額160億ドル(約1兆3千億円)を拠出することが決まった。

 しかし、その舞台裏では支援の非効率を嘆くため息も聞かれたようだ。英紙フィナンシャル・タイムズは、14年で任期切れとなるカルザイ大統領からスムーズに体制が移行し得るのか−といった問題が多数あることから、「支援各国の疲労感という不安が、東京会合に漂った」と評した。

 欧州の経済危機の深刻化で、支援各国が表明した援助額を削減する懸念も現実味を増している。ISAFの戦闘部隊撤退でアフガンの経済成長を支えた膨大な関連需要が消え、多くの国民が再び暮らしに困って武装勢力に身を投じる−という「悪夢のシナリオ」も頭をもたげる。

 19世紀の英国。20世紀のソ連。そして21世紀の米国。アフガンには大国が武力介入しては去っていく。2年前には1兆ドル相当の地下資源が眠っているとの情報が流れ、いまや中国が関与を深めつつある。地政学上の要衝をめぐる「グレートゲーム」に、終止符が打たれる日は来るのだろうか。

4783チバQ:2012/07/24(火) 21:52:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000118-mai-int
<シリア>反体制派 大統領退陣条件に政権内権限移譲容認も
毎日新聞 7月24日(火)21時45分配信

 【カイロ前田英司、モスクワ田中洋之】内戦状態に陥っているシリアで、反体制派の主要組織「シリア国民評議会」は24日、アサド大統領退陣を条件に、現体制メンバーの暫定政権入りを容認する案が浮上している。国防相ら政府高官の爆殺事件で政権基盤が揺らぐなか、アサド政権の分断を促す「誘い水」にする狙いがあるとみられる。一方、ロシアのプーチン大統領はアサド大統領追放は内戦の泥沼化を招くとけん制した。

 AFP通信によると評議会のサブラ報道官は「アサド大統領が去り、移行期の権限を現政権の人物に委譲することを受け入れる」と語った。サレハ大統領が訴追免除を条件にハディ副大統領への権限委譲に応じたイエメンの例を想定。サブラ氏は「優先事項はアサド大統領を裁くことでなく虐殺を終わらせることだ」と述べた。反体制派から妥協案が出てきた背景には、現政権にくさびを打ち込み、「瓦解(がかい)」を促す狙いと同時に反体制派側としてもまとまりを欠き、スムーズな政権移行ができるか見通せない事情もあるとみられる。

 23日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米中央情報局(CIA)が反体制派内の情報収集に手間取り、アサド大統領後の指導者候補の情報も不足しているという。ヌーランド米国務省報道官は23日の記者会見で「反体制派は、アサド大統領退陣後のあり方を真剣に考えるべきだ」と述べ、反体制派の結集を促した。

 アサド大統領はこれまで一切の退陣要求を拒否している。22日には新任のアイユーブ軍参謀総長に「テロリスト」の追跡継続を指示するなど、態度の軟化はみせていない。北部アレッポでは24日も政府軍と反体制派の激しい戦闘が継続。反体制派組織「地域調整委員会」によると、23日もシリア全土で170人以上が死亡した。

 一方、プーチン露大統領は23日「アサド政権が非憲法的な手段で追放されれば、野党と現政権が入れ替わるだけで、終わりの見えない内戦が続くだろう」と述べ、国際的圧力でアサド政権退陣を迫る欧米をけん制した。

4784チバQ:2012/07/24(火) 22:38:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000032-mai-int
<シリア>化学兵器、米が懸念 テロ組織への流出も憂慮
毎日新聞 7月24日(火)11時17分配信

 【ワシントン白戸圭一、ニューヨーク草野和彦】内戦状態に陥ったシリア情勢の悪化を受け、米政府はシリア国内の化学兵器への懸念を強めている。窮地に追い込まれたアサド政権による使用の可能性が否定できないことに加え、内戦の激化やアサド政権の崩壊で管理体制が破綻すれば、反米・反イスラエルのテロ組織に流出する恐れもあるからだ。

 シリア外務報道官が外国軍介入時の化学兵器使用の可能性に言及したことを受け、オバマ大統領は23日、米ネバダ州で開かれた退役軍人向けの集会での演説で「(アサド政権が)化学兵器の使用という悲劇的な過ちを犯せば、国際社会と米国は彼らに責任を取らせる」と述べ、化学兵器を使用しないようアサド政権に警告した。

 政権による化学兵器の使用と並んで米国が懸念するのは、管理体制の破綻だ。米国務省のヌーランド報道官は23日の記者会見で「アサド政権、反体制派、兵器を手にする可能性のある全ての当事者」に対し、化学兵器の責任ある管理と不使用を要求した。

 米政府内ではアサド政権の崩壊が進んでいるとの見方が強まっており、シリア反体制派にも「化学兵器の管理」を求めた報道官の発言は、オバマ政権の強い危機感を反映している。米紙ニューヨーク・タイムズによると、米政府は化学兵器の安全確保についてイスラエル政府と協議を開始したという。

 一方、セルビア訪問中の潘基文(バン・キムン)国連事務総長は23日、「シリアが化学兵器の使用を検討しているのであれば、非難に値する」と発言。国際社会がシリアへの監視を継続する必要性を強調した。

 また、シリアが化学兵器禁止条約に未加盟であることに懸念を示した上で「条約に加盟しているかどうかに関係なく、すべての国は大量破壊兵器を使用しない義務がある」とアサド政権をけん制した。

4785チバQ:2012/07/24(火) 22:38:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000024-cnn-int
大量破壊兵器の保有を公言、国民への使用は否定 シリア
CNN.co.jp 7月24日(火)10時3分配信

(CNN) シリア外務省は23日、外国から侵攻された場合に備えて生物化学兵器などの大量破壊兵器を保有していると公言した。ただしシリア国民に対して使うことはないと断言している。

シリア外務省のマクディシ報道官は記者団に対し、「シリアが保有している(大量破壊兵器の)ストックや非通常兵器は、いかなる状況においても民間人やシリア国民に対して使うことはない。保有兵器はすべてシリア軍によって監視され、外部からシリアに対する侵攻があった場合にのみ使用される」と発言した。

これに対して米国務省のヌーランド報道官は「こうした種類の兵器の使用は一切容認できない。シリア政権は世界に対する責任がある。そして何よりも自国民に対し、こうした兵器の安全を守る責任がある」と牽制(けんせい)した。

内戦状態に陥ったシリア情勢をめぐっては、軍事介入の是非をめぐり各国の間で論議が高まっている。反体制派によると、この日も商業中心地のアレッポなどで激しい戦闘が続き、同国全土で約130人が死亡した。

一方、アラブ連盟の高官は、シリアのアサド大統領が即時辞任して出国すれば同連盟が身の安全を保証すると述べ、アサド大統領の退陣を迫った。

カタールの外相も22日の会合後、記者団に対し「(アサド大統領の)即時辞任の必要性について一致した見解がある」と述べ、反体制派および武装組織「自由シリア軍」に対して統一政府の樹立を呼びかけていることを明らかにした。

戦闘の激化に伴い、これまでに数千人がシリアから近隣諸国へ脱出している。イラク政府の報道官は23日、国境検問所3カ所をシリア難民のために開放し、必要な支援を提供すると発表した。

4786チバQ:2012/07/26(木) 00:46:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120725/amr12072519250004-n1.htm
米政権高官の“イスラエル詣で”相次ぐ イラン核問題、シリア情勢で
2012.7.25 19:24 (1/2ページ)
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権高官のイスラエル訪問が相次いでいる。今月だけでもクリントン国務長官、ドニロン大統領補佐官、バーンズ国務副長官が同国入り。パネッタ国防長官の訪問も調整されており、ここまで相次ぐのは異例だ。主要議題はイランの核問題と内戦状態にあるシリア情勢で、米国はイランの核施設攻撃をちらつかせるイスラエルを説得する一方、シリアのアサド政権が保有し、使用や流出が懸念される化学兵器への対処も協議する見通しだ。

 「われわれとイスラエルの見解は一致している」

 クリントン長官は今月16日、13日間で9カ国を歴訪した異例の長期外遊中の締めくくりにイスラエルを訪問。ネタニヤフ首相との会談では、イラン核問題で両国の結束を強調した。

 約2年ぶり3回目となったクリントン長官の訪問には、イラン核問題で米国側の交渉を先導するシャーマン国務次官も合流。イランの核保有阻止のため「あらゆる米国の力を駆使する」と述べるなど、イスラエルへの配慮をにじませた。

 ホワイトハウスで安全保障政策を取り仕切るドニロン大統領補佐官、国務省ナンバー2のバーンズ副長官と外交政策の要が相次いで訪問したのも、「幅広いチャンネルで核問題の意見を交換する努力のひとつ」(米政府高官)という。


 イランの核開発阻止をめぐっては、イスラエルが核施設の単独攻撃にも言及。現時点で軍事行動に乗り出せば、孤立を深めるイランが「突如として犠牲者を演じられるようになる」(オバマ大統領)。オバマ政権は11月に大統領選を控えており、原油価格高騰など世界経済を大混乱に陥れかねない核施設攻撃を踏みとどまらせたいのが本音だ。

 一方、ネタニヤフ首相は22日、米FOXテレビのインタビューで、シリアのアサド政権の崩壊で同国の化学兵器がレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどテロ組織に渡れば、「イスラエルだけでなく米国の大きな脅威となる」と述べた。オバマ大統領も23日、化学兵器の使用を阻止するよう米国と国際社会が注視する考えを表明した。

 イスラエル政府高官はAP通信に対し、一連の米政府高官との協議ではアサド政権崩壊に備えた意見交換も行っていると述べた。パネッタ国防長官の月内訪問も調整されており、米国は混迷するシリア情勢についても、両国の意思疎通の強化を図るもようだ。

4787チバQ:2012/07/26(木) 00:47:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120725/mds12072519590004-n1.htm
外交官のアサド政権離反相次ぐ 副大統領のめいも
2012.7.25 19:58
 中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどによると、シリアのラミア・ハリリ駐キプロス臨時代理大使とアブドルラティフ・ダッバーガ駐アラブ首長国連邦(UAE)大使が24〜25日、相次いでアサド政権を離反した。

 ハリリ氏はシャラ副大統領のめいという。シリアでは今月中旬、ファレス駐イラク大使が政権を離反し、反体制派に加わったとする声明を発表したばかり。リビアでも昨年、大使の離反が相次ぎ、カダフィ政権が崩壊に追い込まれた経緯があり、アサド政権にとって大きな打撃となりそうだ。

 アルジャジーラによると、ドイツやチェコ、ベラルーシ駐在の各大使クラスも既にアサド政権を離反したとの情報があるが、政権側の報復を恐れ公表していないという。(共同)

4788チバQ:2012/07/26(木) 00:52:52
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012072501000820.html
ガーナ大統領が死去 再選目指したミルズ氏
2012年7月25日 08時22分

 死去したジョン・アッタ・ミルズ氏(AP=共同)


 【モガディシオ(ソマリア)共同】西アフリカ・ガーナからの報道によると、ジョン・アッタ・ミルズ大統領が24日、首都アクラの軍病院で死去した。68歳だった。死因は明らかになっていないが、病気療養中だった。

 ミルズ氏は12月の大統領選に再選を目指して出馬する予定だった。ロイター通信によると、死去に伴いマハマ副大統領が大統領に昇格、ミルズ氏の残りの任期を務める。

 ミルズ氏は97〜01年に当時のローリングズ大統領の下で副大統領を務めた。08年末の大統領選で初当選し、09年1月就任。数週間前に米国で健康診断を受けていた。

4789チバQ:2012/07/26(木) 00:53:31
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012072301001357.html
ソマリア暫定首相、正式政府発足へ決意 
2012年7月23日 08時47分

 22日、ソマリアの首都モガディシオで取材に応じる同国暫定政府のアリ首相(久野武志氏撮影・共同)


 【モガディシオ共同】ソマリア暫定政府のアリ首相は22日、首都モガディシオで共同通信などと会見し、8月に正式政府を発足させる強い決意をあらためて表明、1991年以来、事実上の無政府状態が続いた後での正式政府発足は「ソマリアの新たな夜明けとなる」と期待感を示した。

 ソマリアでは、2004年に発足した暫定政府の統治権が終了する8月20日に新大統領を選出し、正式政府を発足させる動きが本格化。ただ今月上旬に始まる予定だった憲法制定会議の開始がメンバー選定の遅れにより24日にずれ込んでおり、予定通りの正式政府発足を危ぶむ声も出ている。

4791チバQ:2012/07/26(木) 21:30:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012072602000113.html
大統領は首都潜伏? 「宮殿シェルターに」
2012年7月26日 朝刊

 【カイロ=今村実】内戦状態のシリアで、十八日に発生したラジハ国防相らの暗殺事件後、アサド大統領(46)の所在が公にされず臆測を呼んでいる。反体制派「自由シリア軍」幹部は本紙の電話取材に「われわれが得ている情報では首都ダマスカスの大統領宮殿の一つにあるシェルター内にいる」と語った。

 暗殺事件は、厳重警備のビル内でアサド氏側近らが直接狙われており、政権中枢にまで反体制派の協力者がいることを裏付けた。

 アサド氏は事件後、新国防相の就任式に臨む姿が国営放送で流れたが、撮影場所や所在は明らかにされていない。暗殺を警戒しているとみられ首都を離れ北西部ラタキアにいるとの情報もあった。

 シリア国内にいる自由軍の幹部、サアデディーン大佐は、アサド氏の潜伏先として、複数あるシェルターの一つを特定しているとし「アサドは退陣し、これ以上の流血を防ぐべきだ。われわれは裁判にかけることを望む」と語った。

 自由軍ナンバー2のクルディ大佐も、政権内の情報として、事件後、少なくとも数日間は首都にいたことを確認したという。

 ロイター通信によると、隣国イスラエル軍の報道官は二十二日、アサド氏は首都にいて軍部の秩序を保っていると指摘した。

 一方、AFP通信によると、北部アレッポでは二十四〜二十五日、政府軍と反体制派の激しい戦闘があった。政府軍は北西部イドリブから応援部隊を派遣しているとの情報がある。

4792チバQ:2012/07/26(木) 21:30:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012072602000114.html
「路上に遺体を放置 狙撃怖く埋葬無理」 シリア首都の市街戦
2012年7月26日 朝刊

 【ラムサ(ヨルダン北部)=寺岡秀樹】内戦が激化の一途をたどるシリアから約十四万人が隣国ヨルダンに避難している。シリア国境のラムサ近郊では二十四日、シリアの首都ダマスカスに住むタクシー運転手の男性(42)が市街戦の生々しい様子を語ってくれた。一方、ラムサの難民キャンプではヨルダン人との衝突が起きるなど緊迫した雰囲気に包まれている。 

 乾燥したシリアの大地が遠くに見えるラムサ近郊。二十四日未明にダマスカスを出発しタクシーに難民を乗せてやってきた男性は、アサド政権への恐怖感から名前を名乗ることを拒んだ。

 政府軍と反体制派「自由シリア軍」の戦闘が十五日から激しくなったダマスカス。この男性は「政府軍の武装ヘリや戦車が民家に向けて攻撃を繰り返している。路上には遺体が放置されたままで、みんな自分が狙撃される怖さから埋葬もできない」と嘆いた。

 自宅周辺には食料品店が何軒かあったが、政府軍の攻撃で破壊され、約五キロ離れた場所まで買い出しに出掛けた。帰宅する時に戦闘が始まり、車内に何時間も隠れていたことがあったという。男性は「国民を殺すアサドは許せない」と吐き捨てるように話した。

 ダマスカスからラムサまでは車で二時間ほど。だが、反体制派の兵士を警戒する軍や警察が幹線道路を封鎖しており、ふだんの五倍ほどの時間をかけて到着した。

 ダマスカスで戦闘が激しくなってから避難民は急増。AFP通信によると、二十四日までの三日で五千人以上がヨルダン各地に入った。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、避難民が以前の四倍近くに膨れ上がっていると明かした。

 一方、難民キャンプでは、ヨルダン人が避難民を撮影しようとしたことをきっかけに数百人が衝突し、警官隊が催涙ガス弾を撃つ騒ぎも。劣悪な環境で避難が長期化すれば、シリア人の不満や怒りは一層強まりそうだ。

4793チバQ:2012/07/27(金) 23:43:10
http://mainichi.jp/select/news/20120728k0000m030061000c.html

シリア:アレッポで戦闘激化 地元国会議員が離反
毎日新聞 2012年07月27日 19時56分(最終更新 07月27日 23時12分)

 【テヘラン鵜塚健】シリア北部の中心都市アレッポで政府軍と反体制派の戦闘が激しさを増している。反体制派組織「地域調整委員会」によると、26日はアレッポだけで48人、全土で200人が死亡。27日もアレッポの4人を含む40人以上の犠牲者が出ている。戦闘を避ける住民の流出が続くほか、地元アレッポ県選出の女性国会議員、イフラス・バダウィ氏がアサド政権に抗議してトルコに脱出したことも判明した。

 アレッポは北部の商都で、世界遺産も抱える重要都市。政府軍はアレッポが反体制派の拠点となるのを恐れて徹底した攻撃を加え、今月21日以降、反体制派との激戦が続いている。ヌーランド米国務省報道官は26日、「シリア政府はアレッポで虐殺の準備をしているのではないか」と懸念を表明した。

 アレッポからは連日、多くの住民が脱出している。約50キロ北のトルコ国境に殺到し、混乱している模様だ。

 一方、バダウィ議員はアラビア語放送「スカイニュース・アラビア」に「非道な政権からトルコに逃れてきた。最小限の権利を求める市民に抑圧と拷問を加えることへの抗議だ」と語った。

 ロイター通信によると、5月の選挙で選出された国会議員の離反は初めて。反体制派関係者によると、バダウィ議員はトルコからカタールに向かうという。

 シリアでは今月初旬、軍精鋭部隊幹部のタラス准将が亡命。中旬以降もイラクやキプロスなどに駐在するシリア大使の離反が相次いでいる。

4794チバQ:2012/07/27(金) 23:43:55
http://mainichi.jp/select/news/20120727k0000e030201000c.html
シリア:「クルド人が一部掌握」情報 隣国トルコ緊張
毎日新聞 2012年07月27日 14時32分(最終更新 07月27日 15時20分)


シリア北部アレッポ県で、モスクの前に横たわる破壊された戦車=2012年7月25日、ロイター
拡大写真 【カイロ前田英司】内戦状態に陥ったシリア北部で、「祖国なき最大の民」といわれるクルド人が一部の町を掌握したと伝えられ、隣国トルコが過敏に反応している。トルコ南東部にはクルド人が多く、分離独立を掲げて対トルコの武装闘争を続ける非合法組織「クルド労働者党」(PKK)との長い対立があるためだ。トルコはシリア北部がPKKの新拠点になると警戒しており、シリア情勢は周辺諸国の緊張も高めている。

 トルコのエルドアン首相は26日、シリア北部の状況について「テロ組織が拠点を構築してトルコを脅かす事態は許さない」と強調、「必要であれば行動を起こす」と警告した。トルコはPKKをテロ組織と認定している。

 トルコのメディアなどによると、シリアの首都ダマスカスで18日あった政府高官爆殺事件後、シリア北部アレッポ県やハッサケ県の一部の町をクルド人が掌握した。政府軍が戦闘の激化した首都やアレッポ市などに移動した隙(すき)を突いたという。

 PKKが戦闘員を送り込んだとの情報や、イラク北部のクルド自治区から軍事組織「ペシュメルガ」が展開したとの情報も流れた。イラクのクルド自治政府は関与を否定している。

 シリアは過去、PKK創設者のオジャラン服役囚(トルコで収監中)をかくまっていたほか、クルド人主要組織の一つ「シリア民主統一党」はPKKとの連携が指摘され、トルコの不信感は根深い。

 また、クルド系のメディアは今回の事態を「クルディスタン(クルド人居住領域)のうち二つの地域(イラクとシリア)が初めてクルド民族の支配下に入った」と称賛し、トルコの神経を逆なでした。

 クルド人は主にトルコ、イラク、イラン、シリアにまたがる山間部に居住し、推定人口は2000万〜3000万人。このうちシリアに約200万人、トルコには1200万〜1500万人が住むとされる。

 1978年に創設されたPKKは84年から対トルコの武装闘争を開始。これまでの衝突の死者数は4万人以上に達し、トルコはしばしばPKKが潜伏するイラク北部を攻撃している。

4795チバQ:2012/07/27(金) 23:45:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120727-00000001-wsj-int
シリア政権移行期指導者として亡命軍幹部浮上
ウォール・ストリート・ジャーナル 7月27日(金)10時6分配信

 オバマ米政権のほか、一部アラブ及び西側諸国の当局者は、シリアのアサド政権崩壊後の政権移行時に中心的な役割を果たす人物として、亡命中のシリア軍幹部マナフ・タラス准将を据えることを検討している。米国と中東国の当局者が明らかにした。

 シリア反体制連合組織「シリア国民評議会」が反政府勢力を結集させる見込みが後退しているため、タラス氏への期待が高まっている。同氏はアサド大統領とは幼なじみだった。

 反政府勢力はシリア国内の主要都市で攻勢を強め、政府高官の亡命が相次いでいるが、アサド政権を支持するロシアやアラブ主要国に加え、反政府勢力にも受け入れられる政権移行期の中心的人物を探すことが喫緊の課題となっている。

 同氏は反政府側の中では、ダマスカスの治安を回復し国内にある大量の化学兵器の保全を確保できる数少ない人物の1人とされる。

 同氏はシリア軍精鋭部隊の共和国防衛隊の司令官だったが、7月6日に亡命した。同氏の父親はアサド大統領の父ハフェズ・アサド前大統領のもとで30年間国防相を務めた。

 同氏はまた、アサド一族とは違い、イスラム教スンニ派であるため、西側諸国はスンニ派が多いシリア反政府勢力から、政権移行期の中心的人物として受け入れられるとみている。

 米国防当局の高官は「タラス氏が重圧に耐えて(シリアを)けん引できるか、あるいは消えてしまうか判断するのは時期尚早だ」と指摘。「1週間か2週間すれば、国内外の様々な情勢に対し彼の資質と魅力が明らかになるだろう」と話した。

 タラス氏が注目されていることはまた、アサド大統領にとって替わることができる人物が不足していることを示している。反政府勢力の間では、タラス氏とその一族がアサド政権による抑圧と腐敗に関与し過ぎているとの見方が多い。アサド大統領はイスラム教アラウィ派(国民の12%)だが、タラス氏がアサド政権のもとで結束しているアラウィ派を抑えることができるか疑問視する声もある。

 ワシントンを拠点とする反アサド派の活動家は「タラス氏のような人物をシリア国民に売り込むことは難しい」と述べている。

 しかし23日の欧州連合(EU)外相会合が声明で、今年初めに正式な交渉相手としていた反体制派組織「シリア国民評議会」に一切言及しなかったことから、西側諸国のシリアに関する選択肢は限られていることも浮き彫りになった。

4796チバQ:2012/07/27(金) 23:45:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120727-00000099-san-int
シリア、宗派で分断? 支配層のアラウィ派 大多数のスンニ派
産経新聞 7月27日(金)7時55分配信


拡大写真
イスラム教アラウィ派の多い地域(写真:産経新聞)

 【カイロ=大内清】シリアのアサド政権と反体制派の戦闘激化により、国内が分断状態に陥るとのシナリオが取り沙汰され始めた。アサド大統領の出身宗派で政権支配層を形成するイスラム教アラウィ派は国内北西部に多く、その他の地域で大多数を占めるスンニ派との対立という色合いを強めているからだ。内戦がさらに泥沼化すれば、多くの宗派・民族が入り組んだシリアとその周辺地域の安定を脅かす恐れもある。

 イスラム教シーア派の一派とされるアラウィ派はシリアの人口の1割弱にとどまり、大部分は北西部の山岳地帯やラタキア、ロシアの海軍基地があるタルトゥースなどに集中している。昨年3月の反政府デモ発生後もほとんど騒乱は起きておらず、政権側の牙城ともいえる地域だ。

 「北西部はしばらく放っておくしかない」

 反体制派武装組織「自由シリア軍」幹部はこう話し、他の地域のようにゲリラ戦術を展開することさえ難しいことを認める。首都ダマスカスや北部の最大都市アレッポなどで戦闘が激しさを増す中、政権側が北西部に武器を集め、アラウィ派住民に配っているとの情報もあるという。

 シリアでは今年5月以降、アラウィ派民兵シャッビーハの関与が疑われるスンニ派住民の虐殺が頻発しているが、その現場となった西部ホムスや中部ハマの周辺は、スンニ派とアラウィ派の居住地域の“境界”にあたる。スンニ派中心の反体制派内ではアラウィ派に対する反感が高まっており、この一帯で報復の連鎖が起きる懸念は強い。

 汎アラブ紙アッシャルクルアウサトによると、2005年に失脚して現在は反体制組織を率いるハッダーム元副大統領は、民兵を利用して宗派対立をあおっているとして、アサド政権の手法は北西部に「アラウィ派国家」を作ろうとするかのようだ−と非難した。

 宗派対立激化の懸念は、体制寄りの人間も共有している。ダマスカス大のハダード研究員(スンニ派)は、「アラウィ派が政権を失うとの危機感を強めれば、スンニ派との溝はますます深まるだろう」と話している。

 【用語解説】イスラム教アラウィ派

 別名ヌサイリー派。詳しい教義は不明だがイスラム教の第4代カリフ、アリーを神格化しているといわれ、スンニ派からは異端視される。シリアではアサド大統領はじめ軍の有力指導者らが信者。現大統領の父親のアサド前大統領はレバノンのシーア派指導者から、「アラウィ派はシーア派の一派」とするファトワ(宗教裁定)を引き出し正統性強化を図った。シリア北西部やレバノン北部に多くトルコ各地にも居住している。

4797チバQ:2012/07/27(金) 23:46:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120727-00000100-san-int
周辺諸国に対立波及も レバノン、イラク、サウジアラビア…
産経新聞 7月27日(金)7時55分配信

 【カイロ=大内清】シリアの内戦が本格的な宗派対立に発展した場合、その影響は国内にとどまらず、イスラム教のシーア派組織ヒズボラとスンニ派が併存する隣国レバノンや、宗派抗争がくすぶるイラクなど、周辺地域にも及ぶ可能性がある。シーア派大国イランの勢力伸長を抑え、スンニ派の“覇権”確立を目指しているといわれるサウジアラビアなどの思惑もからみ、事態がどう推移するか予測しがたいのが実情だ。

 ◆「シーア派地帯」くさび

 シリア問題でサウジやカタールなどの湾岸アラブ諸国は、昨年夏ごろの段階でアサド政権打倒にかじを切った。背景には、イランからイラク、シリアをへてレバノンに至る「シーア派三日月地帯」にくさびを打ち込む狙いがうかがえる。

 湾岸諸国は、シリア反体制派への資金提供のほか、現在では武器・弾薬の供与も実施。シリアには、宗教的連帯感を動機としてアラブ各国からスンニ派の義勇兵が集まっているとの指摘もあり、内戦が宗派対立の色を濃くしているのは当然の成り行きともいえる。

 こうした中、ヒズボラやレバノン国内に住むアラウィ派の住民は、密接な関係にあるアサド政権の崩壊を強く警戒しており、反体制派に同情的なスンニ派勢力との反目が強まっている。

 イラクでも、スンニ派の国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力によるとみられるシーア派へのテロが相次いでおり、シリアでの宗派対立に呼応する形で、武装勢力側が活動を活発化することが懸念されている。

 ◆関心はアサド氏打倒後

 こうした情勢の下、アサド政権崩壊が現実味を増せば、周辺地域を含めて情勢がさらに流動化することは確実だ。

 17日付のイスラエル紙イディオト・アハロノトは、イスラエルなどの諜報機関の関心について、「アサド大統領が生き残るかよりも、むしろ打倒された場合に何が起こるかに向いている」と指摘した。

4798チバQ:2012/07/27(金) 23:46:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120726-00000070-mai-int
<シリア>アサド政権、崩壊の兆し弱く…火力の差は圧倒的
毎日新聞 7月26日(木)19時50分配信

 【カイロ前田英司】内戦状態に陥ったシリアのアサド政権は、先の高官爆殺事件で動揺しながらも、首都ダマスカスでは反体制派を押し返し、崩壊の兆しは薄い。火力の差は圧倒的で反体制派が独力で政府軍を撃破するのは困難なうえ、「アサド後」を担う体制は見えず、政権(瓦解)の「誘い水」もないためだ。

 「もはやアサド政権は長続きしない」。アラブ連盟のアラビ事務局長は24日付の汎(はん)アラブ紙アルハヤトに断言した。しかし、時期について問われると「見通すことはできない」と言葉を濁した。

 アサド政権の基盤は大統領の出身母体で人口2000万人超の12%に過ぎないイスラム教アラウィ派。軍や政治の要職を占め、外交官の約6割はアラウィ派ともいわれる。

 しかし、18日にダマスカスで爆殺された政府高官4人のうち、アラウィ派は大統領の義兄シャウカト氏だけ。他の2人は国内多数派(人口の70%)のイスラム教スンニ派で、1人はキリスト教徒だ。個人間の関係に基づく登用が顕著だった大統領の父・故ハフェズ氏の政権と比べ、現政権は「官僚的な人事」(専門家)を実施、一口に「少数派支配」とは言い難いという。

 さらに、反体制派が一枚岩でない状態もアサド政権に有利に働く。7月に入り「大物」の離反が相次ぐが、政権との確執などがささやかれていた人物が多く、瓦解を促すような中核メンバーではない。最近離反したハリリ駐キプロス臨時代理大使はシャラ副大統領(スンニ派)のめいだが、副大統領は出身地の南部ダルアーでの市民弾圧に抗議して「自宅軟禁」されているとの報道もある。

 米カーネギー国際平和研究所中東センター(レバノン)のポール・サレム所長は「アサド政権の崩壊はまだ数カ月先かもしれない」と見る。所長によれば、これまでに政府軍から約25人の准将がトルコに逃げたが、軍全体の准将数は約1500人。アラウィ派が政権崩壊後の報復を恐れるだけでなく、スンニ派主導の反体制活動に他の少数派も乗り切れず、「エジプトで起きたような国全体のうねりにいまだ達しない」と現状を分析した。

 一方、ヨルダン大学戦略研究所のムーサ・シュティウィ所長は「アサド政権は確かに揺らいでいるが、代替勢力もいない。国家を崩壊させないためにも早急に政治的な解決策を見つけることが必要だ」と解説した。

4799チバQ:2012/07/27(金) 23:53:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120726/asi12072622420002-n1.htm
インドの電力開発、需要増に追いつかず 相次ぐ停電にデモも発生
2012.7.26 22:41 (1/2ページ)
 急速な経済成長を続ける新興国インドにとって、大きな悩みの一つが電力不足だ。電力供給量は毎年増えているが、増大する電力需要になかなか追いつかない。需要がピークとなる夏を迎え、首都ニューデリー周辺でも長時間の停電が頻発している。

 インド政府によると、例年通り電力不足が顕著になり始めた5月、総電力需要(暫定値)に対する供給力の不足は7・5%にのぼった。その後の数値はまだ発表されていないものの、気温が45度前後となった6月にはさらに電力需要が高まり、不足率が拡大したのは間違いない。

 政府は電力不足の要因を、現在2億人以上いるとされる中間層の増大にあるとしている。2010年度の国民1人当たりの電力使用量は約820キロワット時と日本人の約10分の1だが、6年間で34%も増えた。このため、増大する需要に電力開発がついていけない状況が続いている。

 インドの国営企業はいまだに社会主義の色合いが濃く、石炭の採掘や輸送業は効率が悪い。このため電力供給の6割以上を占める火力発電は安定性を欠いている。20%近くを占める水力発電も雨量に左右され、この2年間は低調だ。

 この夏、ニューデリー近郊の日本人も多く居住するグルガオンの一部では、1日に12〜14時間も停電する事態となった。これが水の供給不足に拍車をかけ、各地で断水も相次いだ。

 ニューデリー周辺はすでに雨期に入り、気温も30度台まで下がっており、政府は「電力不足は一時的なものだ」としている。しかし、猛暑の中の電力不足は、このままでは来年以降も繰り返されるのは確実だ。

 政府は電力供給の確保を図っていないわけではない。外国企業誘致に積極的な西部グジャラート州では、風力や太陽光発電など再生可能なエネルギーによる電源開発が盛んに行われている。

 インドはこうした自然エネルギーが豊富で、世界風力発電協会が2月に発表した報告書によると、昨年のインドの風力発電能力は1600万キロワットを超え、中国や米国などに次ぐ5位につけている。

 インド風力タービン製造業協会のギリ会長は「2011年は、新たに300万キロワット以上増え、画期的な年となった。15年まで毎年500万キロワットずつ増加すると見込んでおり、政府の新政策は民間の新たな投資を引き寄せることになる」と述べている。

 現在、3%未満の原子力発電についても政府は積極的に導入を進める方針だが、日本の原発事故以来、新規建設予定地では反対運動も起きており、今後の電力開発に影を落としている。

 (ニューデリー 岩田智雄)

4800チバQ:2012/07/28(土) 10:17:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012072802000105.html
新生リビア「自由の旗を」 内戦シリア惨状に涙 ロンドン五輪に願う選手
2012年7月28日 朝刊

27日、テムズ川を下り、タワーブリッジ(後方)の手前に浮かぶ五輪マークのオブジェに到着した聖火=ロンドンで(川柳晶寛撮影)


 ロンドン五輪は二十七日夜(日本時間二十八日早朝)、市東部の五輪スタジアムで開会式を行い、十七日間の戦いが幕を開ける。大会には、内戦のまっただ中にあるシリアなど、民主化政変「アラブの春」に揺れる国々も参加する。

 これまでに一万九千人以上の死者が出たとされるシリアからは、重量挙げなどに、十人の選手が出場。射撃の女子選手ゼインディーンさん(24)は二十五日、会場入りするとシリア国旗が目に入った。母国の惨状が目に浮かび、涙が止まらなくなったという。「国民が再び一体となるような試合をして、暴力を終わらせたい。競技中は国の風景を目に浮かべる」と本紙に語った。

 選手団長のキヤタ氏は「スポーツは平和をもたらす。世界に敬意を払ってもらえるようベストを尽くす」と話す。一方で英政府は、アサド政権による市民への過酷な弾圧を理由に、シリア・オリンピック委員会会長の入国を拒否した。

 昨年八月、内戦で四十二年に及んだカダフィ独裁体制が倒れたリビアからは、柔道などの選手五人が参加する。リビアを支配したカダフィ大佐=死亡=は、自分以外にリビアに英雄が現れるのを警戒したとされ、サッカーでは、メディアは各選手を名前でなく、背番号で報道するよう強いられた。

 内戦では多くのスポーツ選手も自由を求めて戦い、死傷した。同国オリンピック委員会のクレイクシ副会長は「結果を出せば評価される国に変わり、選手たちの士気は最高だ。リビアの自由の旗を掲げる」と語った。

 「アラブの春」で長期政権が倒れたチュニジア、エジプト、イエメンも選手団を派遣、再出発を世界にアピールする。 (カイロ・今村実)

4801チバQ:2012/07/28(土) 12:31:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120727/erp12072723520000-n1.htm
五輪外交も始動 シリア問題、ビジネス、欧州債務危機…
2012.7.27 23:51 (1/2ページ)
 【ロンドン=内藤泰朗】ロンドン五輪には100カ国以上の首脳らのほか、世界の経済界の指導者たちが集結、4年に1度のスポーツの祭典を舞台に五輪外交も始まった。開催国のキャメロン英首相は26日、長引く不況脱却の足がかりにしようと「ビジネスサミット」を開催。シリア情勢の打開に向けた首脳外交も展開する考えだ。

 ロイター通信などによると、黒帯の柔道家として知られるロシアのプーチン大統領は8月2日、柔道の試合観戦のためにロンドンを非公式に訪問し、キャメロン首相と試合観戦をしながら会談する。

 キャメロン首相は、シリアのアサド政権への制裁強化などに反対するプーチン氏を説得し、アサド政権にロシアが圧力をかけるよう促す予定だ。

 英露関係は2006年、同じ旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のプーチン氏を激しく批判するリトビネンコ中佐がロンドンで毒殺されて以来冷却化していた。プーチン氏の訪英は実現すれば9年ぶりとなる。

 キャメロン首相は欧州各国首脳とも、欧州債務危機の問題について話し合う。

 さらに首相は26日、五輪観戦でロンドンに集まった各国の財界VIPを集めた投資サミットで、「開かれた英国」の魅力をPRし投資を呼びかけた。悪化する経済の刺激剤にするため、首相自ら営業マンとなって商談を進める狙いだ。

 一方、「欧州最後の独裁者」と呼ばれ、人権弾圧から欧州各国への入国を禁じられているベラルーシのルカシェンコ大統領は大のスポーツファンとして知られるが、英当局からビザ発給を拒否された。

 米国からはオバマ大統領の代わりにミシェル夫人が訪問。大統領選の共和党候補に内定しているロムニー前マサチューセッツ州知事も英国を訪れている。

4802チバQ:2012/07/29(日) 03:07:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000007-cnn-int
シリア北部の都市で「決戦」か、アサド政権の命運握る戦い
CNN.co.jp 7月28日(土)16時42分配信

(CNN) 内戦状態にあるシリア北部の中心都市アレッポでアサド政権軍と反体制派武装組織の集結が双方で進み、大規模な「決戦」開始が間近な情勢となっている。軍離脱の兵士で組織する反体制派「自由シリア軍」のクルディ副司令官が27日に明らかにした。

政府軍の増強部隊は国内各地からアレッポに集められ、総攻撃の構えも見せている。要衝であるアレッポ争奪戦の行方は、昨年3月以降に激化した反政府デモを厳しく弾圧してきたアサド大統領とその政権の将来を握るとの見方も出ている。

クルディ副司令官によると、反体制派の戦闘員らも地方部などからアレッポに結集し、政府軍との決戦に備えている。市内の多くの地域では人影が消え、路上には戦闘員の姿だけが見られる。住民は大規模戦闘の発生を予感し、郊外などへ逃げているという。

同市の住民は28日未明、政府軍は反体制派の支配地区への燃料や食料輸送を阻止していると証言。この住民は、政府軍は地区を包囲しており、電気も一部で止められ食料も底をついているとも報告した。

アレッポでは27日に一部の地域で戦闘が発生。反体制派「地域調整委員会」によると、同市のファルドス地区では政府軍が民家への無差別砲撃を行った。同組織によると、シリア全土では27日、計100人が殺害されたがうち少なくとも15人はアレッポ県の住民らとなっている。

アレッポのサラヘディン地区では政府軍がミサイル弾や戦闘ヘリコプターなどを使って攻撃。ハルディ地区ではモスク(イスラム教礼拝所)から出てきたデモ隊に発砲したという。

世界遺産の都市にも指定されるアレッポはトルコとの国境近くに位置し、シリアの商都ともなっている。米中央情報局(CIA)の世界各国便覧によると、同市はシリアの最大都市ともなっている。

米国のシンクタンク「ワシントン中近東政策研究所」のシリア問題専門家は、政府軍がアレッポの完全攻略に失敗した場合、アサド政権の国内統治能力は弱体化し始めるだろうと分析。逆に反体制派の撃退に成功した場合、内戦状態はさらに続くと指摘した。

4803チバQ:2012/07/29(日) 10:11:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000027-jij-int
エボラ出血熱で14人死亡=ウガンダ
時事通信 7月29日(日)6時14分配信

 【カンパラAFP=時事】世界保健機関(WHO)は28日、東アフリカのウガンダ西部キバレ地区で7月初旬にエボラ出血熱が発生し、これまでに20人が発症、うち14人が死亡したと発表した。
 キバレ地区は首都カンパラの西方約200キロの位置にある。WHO当局者によると、ウガンダ保健省と米疾病対策センター(CDC)の要員から成る対策チームが現場に派遣された。

4804チバQ:2012/07/29(日) 10:13:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012072802000245.html
セルビア連立内閣発足 EU加盟が課題
2012年7月28日 夕刊

 【ベルリン=弓削雅人】セルビア議会は二十七日、五月の議会選挙で第一党になった中道右派、セルビア進歩党などからなる中道連立内閣を承認した。新首相には第三党の中道左派、セルビア社会党のダチッチ党首(46)が就任した。欧州メディアが報じた。

 ダチッチ氏の当面の大きな課題は、欧州連合(EU)への加盟だ。親欧米の前政権は今年三月、加盟候補国入りを達成。EU側は、正式加盟への前提として、内戦で敵対した旧ユーゴスラビア諸国や二〇〇八年にセルビアからの独立を宣言したコソボとの和解を求めており、同氏は就任早々、その手腕が問われる。

 首相就任を受け、メルケル独首相は二十七日、ダチッチ氏に書簡を送り、周辺国との関係改善が「EUへの近道だ」と強調した。

 ただ、ダチッチ氏は旧ユーゴ紛争の戦犯として逮捕された故ミロシェビッチ元ユーゴ大統領の政権を支えた過去がある。政権を主導するニコリッチ大統領も、紛争時のセルビア人勢力による大量殺害を「ジェノサイド(民族大量虐殺)ではなかった」と明言して批判を浴びており、周辺国との融和を今後、どう進めるかが課題だ。

4805チバQ:2012/07/29(日) 10:50:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000059-mai-int
<シリア>政府軍、アレッポで総攻撃 政権命運握る攻防に
毎日新聞 7月28日(土)20時27分配信

 【テヘラン鵜塚健】シリア政府軍は28日、シリア北部の中心都市アレッポに大量の周辺部隊を集結させ、総攻撃を始めた。戦闘ヘリコプターや戦車を多数投入し、反体制派を制圧する構え。アレッポでは政府軍と反体制派の激しい衝突が1週間続いており、ここでの攻防の行方が、アサド政権の命運を握るとみられる。

 反体制派によると、政府軍は28日早朝から、アレッポ南西部サラヘディン地区など数地区で一斉に攻撃を開始。戦闘ヘリや戦車による砲撃に加え、多数の兵士を動員して反体制派と激しい市街戦を展開している。戦闘機の目撃情報もある。イランメディアによると、政府軍側は精鋭部隊の共和国防衛隊1500人をアレッポに投入した。

 AFP通信が伝えた反体制派組織「シリア人権観測所」の集計によると、アレッポでの28日の戦闘で、軍と反体制派双方で少なくとも29人が死亡、シリア全土では90人以上の死者を出した。

 アレッポは北部最大の商業都市で人口約200万人。住民の多くは郊外や北方のトルコに逃れたとみられるが、残った住民の状況は深刻だ。活動家の住民男性によると、停電や断水が長時間にわたり、食糧が不足。医師や薬品も足りず、負傷者への対応が追いつかない。救護支援に当たる地元の赤新月社(日本の赤十字社に相当)も27日、戦闘激化に伴い活動を一部中断した模様だ。

 シリアではアレッポのほか首都ダマスカス、南部ダルアーなど各地で、軍と反体制派の衝突が続き、連日100人以上が死亡している。軍幹部や大使の離反が相次ぎ、政権中枢の揺らぎが指摘される中、アサド政権はアレッポ攻略で盤石ぶりを示す狙いとみられる。

4806チバQ:2012/07/29(日) 11:46:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000084-mai-pol
<露外相>北方領土「要人訪問やめぬ」 交渉継続は確認
毎日新聞 7月28日(土)21時56分配信

 【ソチ(ロシア南部)横田愛】ロシア訪問中の玄葉光一郎外相は28日、黒海沿岸の保養地ソチでラブロフ外相、プーチン大統領と相次いで会談した。両外相は北方領土交渉について、首脳、外相、次官級の3ルートで協議を継続することを確認した。しかし、ラブロフ氏は会談後の共同記者会見でロシア政府要人の北方領土訪問について「控えることはない」と明言し、今後も実効支配の強化に取り組む考えを示した。

 今月3日のメドベージェフ首相による北方領土・国後島訪問について、玄葉氏は外相会談で遺憾の意を示し、「国民感情に配慮しながら物事を進める必要がある」と抗議した。ラブロフ氏は「抗議は受け入れることはできない」と反論し、「地域の社会、経済、環境の整備はロシア政府の責任であり、続ける用意がある」と強調した。

 また、玄葉氏は北方領土問題について四島を交渉対象とした01年のイルクーツク声明に触れ、「両国間の諸合意、諸文書、法と正義の原則に基づいて問題解決したい」と提起。ラブロフ氏は「第二次世界大戦の結果が国連憲章に定められている。ロシア国民にとってこれこそ法と正義の原則の表れだ」と述べ、第二次世界大戦の結果でロシアの領土になったとの主張を展開した。

 会談後、玄葉氏はソチの大統領別邸でプーチン氏と会談した。両氏は北方領土問題について、双方が受け入れ可能な解決策を探るため交渉を継続することで一致。玄葉氏はプーチン氏と親交の深い森喜朗元首相を政府特使としてロシアに派遣する考えを伝え、プーチン氏は「いつでも受け入れる」と歓迎する意向を示した。

 一連の会談は、6月にメキシコであった日露首脳会談で、北方領土交渉再開で合意して以降、初の実質協議。玄葉氏はラブロフ氏との共同記者会見で「野田政権として、双方受け入れ可能な解決策をしっかり考え、精力的に交渉を進めることが大切だ」と述べたが、日露双方の立場の隔たりは大きい。

 北方領土交渉は、首脳会談の際、再開で一致した後も、次官級協議の開催が決まらないなど、実際の動きは停滞してきた。メドベージェフ首相が国後島を訪問し、玄葉氏の訪露延期を求める声が野党などから出たが、同氏は「むしろ交渉することが大事」と対話継続を優先した。

 日本政府はプーチン大統領との会談にもこだわった。7月半ばにロシア側から「ソチに来るなら可能性がある」との回答を受け、訪問先を急きょモスクワからソチに変更し、実現した。ロシア政府を「プーチン氏の大きな政治力」(外務省高官)をテコに動かすしかないという実情がある。

 プーチン氏が日本外相との会談を受け入れたのは、02年10月の川口順子外相(当時)以来で、5月の大統領復帰後に他国の外相と会談したのも初めてとなる。異例の対応の背景には、9月に極東ウラジオストクで開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を控え、日本との関係強化をアピールする狙いがあったとみられる。

 しかし、そのプーチン氏も歯舞群島、色丹の2島引き渡しを規定した日ソ共同宣言(1956年)の有効性を確認したことはあるが、国後、択捉島返還に関して言及したことはない。日露両政府はAPEC首脳会議にあわせて首脳会談を行う予定だが、ロシア側が領土問題の具体策で譲歩する可能性は低く、四島返還を主張する日本との溝は深い。

 外相会談は約1時間40分行われ、3分の1が領土問題に割かれた。

4807チバQ:2012/07/29(日) 20:17:12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207290164.html
'12/7/29
大統領罷免めぐり国民投票 ルーマニア、政治混乱続く

 【ウィーン共同】ルーマニアで29日、強大な権限を持つバセスク大統領の罷免の是非を問う国民投票が行われた。大統領は緊縮財政策の導入で支持率が急落。ポンタ首相率いる連立与党は政敵の大統領追い落としを狙うが、夏休み期間中のため、成立要件となる投票率50%を超えるかどうかが鍵となる。罷免か続投か、どちらの結果でも政界の混乱は避けられない。

 世論調査によると、罷免賛成は約1800万人の有権者の6割以上に上り、国民投票が成立した場合、大統領の罷免は確実な情勢だ。罷免の場合、3カ月以内に大統領選が行われる。

 投票は29日午後11時(日本時間30日午前5時)に締め切られ、即日開票される。

 投票率が50%を超えるかは微妙で、首相陣営はリゾート地に投票所を設けたり、投票時間を延長したりと投票率アップに懸命だ。大統領に近い中道右派、民主自由党は投票不参加を呼び掛けている。

 ルーマニア大統領は首相任命権や議会解散権など首相以上の権限を持つ。バセスク大統領は2010年に緊縮財政策の導入を決め、国民の強い反発を招いた。一方、首相は中道左派の社会民主党党首で、5月の就任後、議会での数の力を背景に大統領の追い落としを図ってきた。

 首相陣営は大統領が罷免を免れても、再び国民投票に持ち込んだり、反大統領デモを展開したりして、あくまで大統領を攻撃する構え。欧州連合(EU)は「民主主義のルールに反する」と首相派の動きを批判している。

4808チバQ:2012/07/29(日) 22:05:41
http://mainichi.jp/select/news/20120730k0000m030046000c.html?inb=yt
レバノン:宗派対立、シリア内戦化で緊迫
毎日新聞 2012年07月29日 20時17分(最終更新 07月29日 21時00分)


銃撃戦を受けて現場付近で警戒するレバノン軍。周辺では銃声が響いていた=レバノン北部トリポリで2012年7月28日、前田英司撮影
拡大写真 【トリポリ(レバノン北部)前田英司】シリアの内戦化が隣国レバノンの宗派対立の火に油を注いでいる。シリア反体制派を支持するイスラム教スンニ派とアサド大統領の出身母体のアラウィ派が衝突を繰り返す一方、アサド政権と蜜月関係のシーア派民兵組織ヒズボラが政権擁護に暗躍しているとの観測も飛び交う。シリア主要都市での戦闘激化で大量の難民も押し寄せて、レバノン情勢はシリアの混迷に引きずられて流動化の様相を深めている。

 銃声が断続的に響き渡った。28日朝、レバノン北部トリポリの一角。現場は通りを挟み、スンニ派とアラウィ派の居住区が対峙(たいじ)する。双方は30年以上前のレバノン内戦時から対立する因縁の関係だが、ここに来て、シリアの内戦化で緊張が激化。「シリアで新たな『虐殺』でも起きればレバノンも再び戦争状態に陥る恐れはある」(ムスタファ・アルーシュ前国会議員)。いわば一触即発の状態だ。

 地元紙によれば現場では27日、花火を巡るトラブルから撃ち合いになり、数人が負傷。一夜明けて、衝突が再燃したという。周辺の建物には長い対立で刻まれた弾痕が無数に残る。「ささいなことが一気に燃え上がる。この通りは走りたくない」。レバノン軍が展開する物々しい雰囲気の中、記者を乗せた車の運転手(37)がアクセルを踏み込んだ。

4809チバQ:2012/07/30(月) 20:49:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120730/erp12073017480002-n1.htm
大統領続投へ ルーマニア国民投票 政界混迷必至
2012.7.30 17:45

30日、ブカレストで国民投票後に会見するバセスク大統領(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】ルーマニアで29日、バセスク大統領の罷免の是非を問う国民投票が行われたが、同国選管当局は投票率が規定の50%に届かず、不成立となったと発表した。大統領は続投の方向だが、財政緊縮策を導入した大統領に対する国民の反発は強く、政界の混迷は必至の情勢だ。

 2004年に就任したバセスク大統領は08年の世界的な経済危機による同国の経済低迷を受け、10年に財政緊縮策を導入したことで人気が急落した。

 今年5月に中道左派の社会民主党党首のポンタ政権が発足すると、中道右派で野党の民主自由党に近い大統領と対立は激しくなり、今月上旬に大統領は職務停止に追い込まれた。

 一連の流れはバセスク大統領とポンタ首相の権力闘争の側面が強く、ポンタ政権の強引な手法にも欧州連合(EU)が「法の支配の意味を理解しているのか」と懸念を表明していた。

 国民投票は夏季休暇中だったため成立するかが焦点だった。首相派が投票時間延長などで投票率上昇を図る一方、大統領派は棄権を呼びかけていた。投票結果を受け、バセスク大統領は「国民はクーデターを拒否した」と述べたが、ポンタ首相は今後もバセスク大統領の追い落としを狙う構えだ。

4810チバQ:2012/07/30(月) 20:49:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120730/asi12073020360004-n1.htm
フィジーと外交関係修復 豪、NZが合意
2012.7.30 20:36
 オーストラリアとニュージーランドの両政府は30日、凍結していたフィジーの軍事政権との外交関係を修復させることでそれぞれフィジー側と合意したと発表した。

 3国の外相が同日、シドニーで会談し、フィジー側が2014年に公正な総選挙を実施する考えを強調。オーストラリアのカー外相は民主化に向けた一層の努力が必要とくぎを刺したが、3氏は対話促進のため高等弁務官の駐在を再開することで合意した。

 フィジーは09年11月、内政干渉を理由に両国の高等弁務官(大使に相当)を国外退去とし、両国側も対抗措置として直後にフィジーの高等弁務官を追放した。(共同)

4811チバQ:2012/07/30(月) 23:00:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120730/mds12073022450002-n1.htm
シリア反体制派に日本人か 動画投稿サイトに映像
2012.7.30 22:44
 内戦状態のシリアの反体制派武装組織「自由シリア軍」を自称する民兵たちと一緒に日本人とされる男性が写った映像が、動画投稿サイトで公開されていることが30日分かった。男性の安否や自発的に民兵と行動を共にしているのかなど詳細は不明。

 映像は30秒余りで、29日に投稿されたとみられる。眼鏡をかけ、首にカメラをぶら下げた日本人とされる若い男性が、反体制派民兵だという、銃を持った男性たちと共に、アラビア語で「神は偉大なり」などと唱和している。

 映像の説明は、撮影場所をシリア北西部ラタキアのトルクマン山とし「仏教徒の日本人記者がイスラム教徒に改宗した」としている。男性は映像内で「ムスタファ」と名乗っている。(共同)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120730/mds12073014310000-n1.htm
北部都市から20万人避難 大規模戦闘で
2012.7.30 14:30

29日、シリアの北部中心都市アレッポから車で逃げる男性(ロイター)
 フランス公共ラジオによると、国連人道問題調整室(OCHA)のエイモス室長は29日、内戦状態のシリアの北部中心都市アレッポから、ここ2日間で約20万人が戦闘を逃れ、周辺地域に避難したと明らかにした。

 アレッポでは28日に政権側が大規模な反体制派掃討作戦を開始、激しい戦闘が続いている。多数の市民がまだ避難できていないという。エイモス氏は声明で、アレッポの市民らに対して戦車や重火器による攻撃が加えられているとして「深く憂慮する」と表明。緊急に食料や水、毛布などを供給する必要があると強調した。

 反体制武装組織「自由シリア軍」は20日、政権の北部の牙城であるアレッポに対する攻撃を開始、本格的な戦闘が始まった。英国を拠点とする「シリア人権監視団」によると、アサド政権側部隊と反体制派の戦闘などによる29日のシリア全土の死者は60人以上に上った。(共同)

4812チバQ:2012/07/30(月) 23:00:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000101-mai-int
<シリア>北部の要衝アレッポ 戦闘激化で食料不足深刻
毎日新聞 7月30日(月)21時42分配信

 【テヘラン鵜塚健】シリア北部の要衝・アレッポを巡る政府軍と反体制派の攻防が激化している。双方が一部地区の制圧を主張するなど30日も激しい戦闘が続いた。アレッポは人口約200万人のシリア最大の商業都市。1割の約20万人(国連推計)が脱出したとされるが、残った住民は緊迫した中で窮乏生活を強いられている。

 衝突が激しいアレッポ南西部サラヘディンに住む電気工のカリム・エディドさん(26)は毎日新聞の電話取材に「戦闘が続き、毎日路上には死体やその破片が転がっている。住宅密集地への無差別な砲撃の結果だ」と憤る。両親や兄弟は既に安全な場所に逃げたが、自身は「事実をメディアに伝える必要がある」として残った。

 激しい戦闘地域から1キロほど離れた場所に住む人権活動家で弁護士の男性(50)は「30日朝も激しい砲撃の音が聞こえる。(これまで)戦車や戦闘機も見た」と証言。電気や水道は頻繁に止まり、携帯電話もなかなか通じないという。商店で買うパンの値段は普段の7倍に跳ね上がり、住民たちは食料不足に苦しんでいるという。

 政府軍は28日にアレッポで大規模攻撃を開始。反体制派は複数の地区を掌握しているとみられるが、反体制武装組織「自由シリア軍」は、政府軍が戦闘機やヘリ、戦車を投入し、砲撃や激しい銃撃を加えているとした。

 AFP通信は、反体制派が30日、アレッポ北西約5キロのトルコ国境に通じる検問所を制圧したと報じた。ただ、アレッポのうち反体制派の勢力下にあるのは「35〜40%の間」にとどまると自由シリア軍の司令官が述べている。

 戦闘激化から3日目に入ったアレッポで戦う自由シリア軍兵士(36)は毎日新聞の電話取材に「30日朝までに(政府軍の)戦車30台を破壊・占拠した」と語り、「国際社会は早急な決断をしてほしい」と求めた。戦闘激化を受けフランスのファビウス外相は30日、国連安全保障理事会の緊急閣僚級会合を求める意向を明らかにした。

4814チバQ:2012/07/31(火) 22:21:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120731/asi12073120240000-n1.htm
インドで再び大規模停電 6億人の居住州、過去最悪
2012.7.31 20:23 [アジア・オセアニア]

停電した地下鉄の駅で行列して待つ利用者ら=31日、ニューデリー(AP)
 インドの5カ所の主要送電系統のうち、北・東・東北部の3カ所で31日、トラブルが発生し、地元メディアによると、印全土29州のうち6億人以上が住む22州が停電に見舞われた。大規模停電は前日の北部の送電系統のトラブルによるものに続き2日連続で、被害は大幅に拡大。首都ニューデリー当局は「インドで過去最悪の事態」としている。ニューデリーでは再度、地下鉄全線がストップするなど市民生活に影響が出た。(ニューデリー 岩田智雄)

4815チバQ:2012/07/31(火) 23:23:56
>>4226-4227
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE86U05F20120731
英首相退陣時の後任候補、ロンドン市長がトップに=世論調査
2012年 07月 31日 17:59 JST
ロンドン五輪でも話題に ツイッターが記者アカウント停止、五輪めぐる米NBCへの抗議で 五輪表彰式のハンガリー国歌変更へ、「リズム違う」と指摘 米動物園のパンダが高齢出産、6回目で過去最多記録に [ロンドン 30日 ロイター] 27日に開幕したロンドン五輪が順調に進むなか、英与党保守党の支持者を対象に行われた世論調査で、デービッド・キャメロン首相が退陣した場合の後任として、ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏が支持率でトップとなったことが分かった。
30日に発表された世論調査は、英紙インデペンデントが調査会社に委託して実施。保守党の支持者1419人から回答を集めた。その結果、キャメロン首相が退陣した場合の後任の第1候補として、回答者の32%がジョンソン市長を望むとした。

2015年に行われる予定の次期総選挙を率いる党首としては、回答者の半数がキャメロン首相を望むと答えた。

ジョンソン市長は、自身が首相となる可能性は低いとしており、6月の米人気トーク番組「レイト・ショー・ウィズ・デビッド・レターマン」出演時には、「オリーブとして生まれ変わるのと同じくらい」その可能性は低いと述べている。

4816チバQ:2012/08/01(水) 00:21:38
http://www.asahi.com/international/update/0731/TKY201207310560.html
2012年7月31日19時23分
シリア北部の都市、反体制派が反撃 戦局は一進一退
アレッポ郊外で7月30日、対空機関砲のそばに立って警戒する自由シリア軍メンバー=ロイター


7月31日、シリア・アレッポの東25キロの町で、破壊された戦車の上でポーズをとる反政権派戦闘員=AFP時事

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 シリアのアサド政権軍による激しい攻撃が4日目に入った北部第2の都市アレッポで31日、反体制派が市中心部の軍関連施設に反撃を始めた。戦局は一進一退を繰り返している模様だ。

 AFP通信は、在外の反体制派シリア人権監視機構などの情報として、反体制派は31日夜明け前から、アレッポ西部ザハラ地区にある空軍情報機関の拠点を襲撃したと伝えた。さらに南部サレヒン地区にある軍事裁判所や警察署、政権与党バース党の支部などをロケット弾で攻撃し、警官40人以上を殺害したという。一方、政権軍の爆撃も各地で続いている。政権軍筋は30日、反体制派拠点の南西部サラヘッディン地区の一部を「制圧した」とする一方、「非常に激しい抵抗にあっている」と話した。

 シリア人権監視機構によると、30日には全土で93人が死亡したが、激戦が続くアレッポでの死者数は正確に把握できない状態という。国連の推計ではアレッポから人口の約1割にあたる20万人が脱出したとされる。(カイロ=村山祐介)

4817チバQ:2012/08/01(水) 19:47:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120801-00000001-wsj-int
インドで世界最大規模の停電-6億人以上に影響 
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月1日(水)16時14分配信

 【ニューデリー】インドで31日、全人口の半分以上6億8000万人が住む地域に供給している送電網がダウンし、世界最大の停電となった。インドの老朽化したインフラが露呈した形だ。

 送電網ダウンは30日に続いて発生した。2日目の31日は午後1時ごろ、インド北部と東部の18州と2つの連邦直轄領に及んだ。インドの広い範囲で列車は運休し、何千にも上る病院や工場が自家発電を余儀なくされる一方、炭鉱労働者は一時的に地下に閉じ込められた。経済的な損失は何億ドルにも達しそうだ。

 政府は、31日夜遅くの段階でインド北部では約80%が復旧したと述べた。

 インドの電力は恒常的供給には程遠く、国民は特定の地区ないし都市の一部での定期的な停電に慣れている。多くの企業や家庭にとって緊急用のデーゼル発電機は絶対的な必需品だ。それでも、31日の巨大な停電はかつてなかった規模で、米国、ブラジル、ロシアの合計人口を上回る数の人々が影響を受けた。

 新興のグローバルパワーを自認するインドにとって、今回の大規模停電は極めて当惑的な出来事だ。それはインドの基礎インフラがいかにぜい弱かをインド人と世界の人々に示した。そして、それは外国企業の間でのインドの印象をさらに悪くする恐れがある。外国企業は長年、インドでの投資を妨げている要因として、老朽化した道路、港湾、電力網を挙げているためだ。

 停電を受けて、企業や鉄道利用者は混乱を極めた。列車約200本が運行を数時間取りやめた。首都ニューデリーとその郊外の地下鉄が止まった。インド東部では2つの炭鉱で労働者約270人が地下に一時閉じ込められた。ただし31日夜までに全員救出された。

 ニューデリーのニガムボド・ガート火葬場では、停電を受けて3人の遺体が木を使って火葬された。インドでは、ヒンズー教徒は一般的に、人が夕暮れより前に死んだ場合、その日のうちに火葬しようと努める。火葬場の焼却炉は一般的に電力を使っているという。

 デリーの主要国立病院の一つ、全インド医学研究所では2時間近くディーゼル発電機を運転した。

 ヒマラヤ山脈のふもとにある茶園カイラシュプール・ティー・エステートでは自前の発電機を数時間ごとに休ませねばならず、生産が滞ったという。また茶園は森林に囲まれており、発電所が農園の街灯に電力を供給しなかったため、停電は特別の懸念を生んだ。つまり野生動物の徘徊だ。茶園幹部は「ヒョウやゾウがしばしば茶園に迷い込む」と指摘。「3時間ほど前、茶園で女性労働者2人がヒョウに噛まれた。野生のゾウも毎日のように入り込む」と語った。

 ヒマラヤ山脈でインドに接している小国ブータンは今週支援を強化し、インドが送電網の復旧を急いでいる間、ブータンにある水力発電所からインドへの電力を追加供給した。

 AP通信の推定では、31日の停電は影響を受けた人口の多さからみて、歴史上最大の停電だったという。30日の停電もこれに次ぐ規模で、3億7000万人が影響を受けた。これまでの記録は2005年にインドネシアで発生した停電で、ほぼ1億人が影響を受けた。

 停電の原因の究明は、インド政府が指名した3人の委員会が担当するという。

4818チバQ:2012/08/01(水) 21:54:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012080100990
アレッポ攻防、共に兵力増強=アサド大統領「命運握る戦い」−シリア
 【エルサレム時事】シリア政府軍と反体制派の激戦が続く北部の中心都市アレッポでは、1日も衝突が続いた。双方とも内戦の行方を左右する戦いと位置付け、兵力を増強。政府軍の総攻撃開始から5日目を迎える中、反体制派は一歩も引かない姿勢を見せ、長期戦の様相を呈している。
 アサド大統領は1日、軍創設記念日に合わせて声明を発表し、「シリア軍は国家と市民の命運を握る戦いを行っている」と訴え、政府軍を鼓舞した。アサド大統領の発言が伝えられるのは7月18日にラジハ国防相らが爆殺されて以来初めてとみられる。
 一方、トルコ国境からの補給路を確保した反体制派は勢いを増しつつあり、ロイター通信によると、反体制派のリーダーの一人は、アレッポに3000人以上が展開していると主張した。
 AFP通信によると、ダマスカスの治安当局者は「戦闘は数週間は続く」と述べ、アレッポの攻防が長期戦になるとの見解を示した。(2012/08/01-19:16)

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4819チバQ:2012/08/01(水) 22:00:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120801/mds12080110100003-n1.htm
イエメン首都で15人死亡 前大統領支持派が攻撃
2012.8.1 10:09
 フランス公共ラジオによると、イエメンの首都サヌアの内務省周辺で7月31日、大規模市民デモを受け辞任したサレハ前大統領支持派の武装集団と治安部隊の戦闘があり、市民1人を含む15人が死亡、43人が負傷した。

 武装集団は、サレハ政権下で非公式に警察官として雇用されていたグループ。29日から内務省を包囲、再雇用を迫っていた。サレハ氏のおいが率いる治安部隊も武装集団を支援、攻撃に加わっていたという。

 イエメンでは、今年2月に退陣したサレハ氏の後任の暫定大統領にハディ氏が就任、民主化推進を担うが、依然、不安定な情勢が続いている。(共同)

4820チバQ:2012/08/01(水) 22:00:58
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012080101002103.html
国後島をコサック島に ロシア新興政党、変更主張
2012年8月1日 20時57分

 【ウラジオストク共同】ロシアの新興政党が国後島をコサック島にするなど、北方領土の島の名前をロシア語風に変更させることを目指し、18日から島民を対象に世論調査を始めることが1日、分かった。ロシア紙コメルサント(電子版)などが報じた。

 島名のロシア化を目指しているのは、6月に政党登録された政党「公正のために」のウラジーミル・ポノマレンコ党首。

 同党首は、日本の北方領土返還要求に対しては、島の名称を新たにロシア語風に変更することで応じるべきだと主張。国後島はコサック島、択捉島はラソシ島、色丹島はシパンベルグ島、歯舞群島はロシア諸島などとするべきだとしている。

4821名無しさん:2012/08/02(木) 20:40:05
http://mainichi.jp/select/news/20120802k0000e030185000c.html
ロシア:「反プーチン」バンド、長期拘束…内外から関心
毎日新聞 2012年08月02日 09時16分(最終更新 08月02日 09時41分)


モスクワの法廷に出廷したロックバンド「プッシー・ライオット」メンバー=2012年7月23日、AP 【モスクワ田中洋之】モスクワ中心部にあるロシア正教会の大聖堂で今年2月に「反プーチン」のゲリラ演奏を行い逮捕され、今も拘束が続く女性パンクロックバンドのメンバー3人に内外の関心が集まっている。3人は教会を冒とくするなどしたフーリガン(乱暴)行為の罪で起訴されたが、7月30日に始まった公判で「政治目的だった」と無罪を主張。民主派勢力は「反政府行動を抑圧するものだ」と検察当局の対応を批判し、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも3人を「良心の囚人」に認定し即時釈放を求めている。

 3人はバンド「プッシー・ライオット」のトロコンニコワさん(22)、アリョーヒナさん(24)、サムツェビッチさん(29)で、うち2人は子供がいる。プーチン氏が当選した3月4日の大統領選直前の2月21日、3人は他のメンバーとモスクワの有名な救世主キリスト大聖堂に入り、覆面姿で「パンク祈とう」と名付けたプーチン批判のパフォーマンスを行った。

 当時、モスクワでは反政府デモが続発しており、3人が神聖とされる聖堂を選んだのは、正教会トップのキリル総主教が大統領選でプーチン支持を表明したことへの抗議だったという。3人は公判で、自分たちの行為が正教会信者の感情を害したとして謝罪したが、「宗教的な敵意はなく、刑事犯罪にあたらない」「(逮捕・拘束は)市民の政治活動の弾圧だ」と述べた。

 反政府デモでの逮捕者は数日で釈放されることが多く、今回のような長期拘束は異例。裁判所は7月20日、3人の拘束期間を来年1月12日まで延長することを決めた。裁判で3人が有罪となった場合、最長7年の禁錮刑が言い渡される可能性があるという。

 ロシア正教会は3人に厳罰を求めており、正教会と密接な関係を持つプーチン政権が3人を反政府勢力への「見せしめ」にしているとの指摘がある。また今回のケースを、プーチン政権と対立して逮捕され有罪判決を受け服役中の元石油王ホドルコフスキー氏の事件に次ぐ「政治裁判」とみる向きもある。

 プーチン大統領は5月の3期目就任後、デモの規制や、外国から支援を得る非政府組織(NGO)の監視を強化する法律を次々に施行させ、「反プーチン」の封じ込めに出ている。

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