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国際政治・世界事情

4769チバQ:2012/07/22(日) 15:54:23
http://mainichi.jp/select/news/20120722k0000m020073000c.html

ユーロ:全面安の展開 スペイン悪材料続々
毎日新聞 2012年07月21日 22時45分(最終更新 07月21日 22時54分)

 【ロンドン会川晴之】欧州共通通貨ユーロが外国為替市場で、円など主要通貨に対して全面安の展開になっている。対円では20日、1ユーロ=95円35銭と、2000年11月以来、11年8カ月ぶりのユーロ安水準となり、対ドルでも約2年ぶりの安値となった。スペインやギリシャなどをめぐる欧州債務危機が、さらに深刻化するとの懸念が高まったのが背景だ。

 最大の懸念はスペインだ。欧州連合(EU)で、ユーロを採用するユーロ圏(17カ国)諸国は20日に最大1000億ユーロ(約10兆円)の金融支援を決めたが、国債利回りが自力での資金調達が難しい「危険水準」とされる7%を超え、財政支援も含めた全面支援に追い込まれるとの観測が高まっている。

 20日には、市場からの資金調達が難しくなったバレンシア州政府が、中央政府に支援を要請する方針を示した。また、政府が2013年も経済成長率がマイナスになるとの予測を発表するなど悪材料が増えている。

 一方、欧州中央銀行(ECB)が20日、金融機関などに資金を貸し出す場合の担保としてギリシャ国債を受け入れない、と発表したことも懸念材料になっている。ECBの異例の措置は、財政再建策の見通しが立たない状況にあるためだ。

 ギリシャは5月の総選挙、6月の再選挙をめぐり政治の混乱が続いた。ECBと国際通貨基金(IMF)、欧州委員会は、24日から専門家をギリシャに派遣し、財政、経済の状況把握を進める。緊縮策に対する世論の反発を受けて、サマラス新政権は財政再建計画の2年延長を求めている。しかし、延長は支援増額に直結するため、ドイツなど支援国側が難色を示すのは確実で、調整難航は必至だ。

 また、ギリシャ政府は、8月20日に約30億ユーロ(約2900億円)の国債償還(借金の返済)のための資金を確保する必要に迫られている。緊急対応策の導入も含め、ぎりぎりの交渉が続きそうだ。


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