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国際政治・世界事情

4797チバQ:2012/07/27(金) 23:46:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120727-00000100-san-int
周辺諸国に対立波及も レバノン、イラク、サウジアラビア…
産経新聞 7月27日(金)7時55分配信

 【カイロ=大内清】シリアの内戦が本格的な宗派対立に発展した場合、その影響は国内にとどまらず、イスラム教のシーア派組織ヒズボラとスンニ派が併存する隣国レバノンや、宗派抗争がくすぶるイラクなど、周辺地域にも及ぶ可能性がある。シーア派大国イランの勢力伸長を抑え、スンニ派の“覇権”確立を目指しているといわれるサウジアラビアなどの思惑もからみ、事態がどう推移するか予測しがたいのが実情だ。

 ◆「シーア派地帯」くさび

 シリア問題でサウジやカタールなどの湾岸アラブ諸国は、昨年夏ごろの段階でアサド政権打倒にかじを切った。背景には、イランからイラク、シリアをへてレバノンに至る「シーア派三日月地帯」にくさびを打ち込む狙いがうかがえる。

 湾岸諸国は、シリア反体制派への資金提供のほか、現在では武器・弾薬の供与も実施。シリアには、宗教的連帯感を動機としてアラブ各国からスンニ派の義勇兵が集まっているとの指摘もあり、内戦が宗派対立の色を濃くしているのは当然の成り行きともいえる。

 こうした中、ヒズボラやレバノン国内に住むアラウィ派の住民は、密接な関係にあるアサド政権の崩壊を強く警戒しており、反体制派に同情的なスンニ派勢力との反目が強まっている。

 イラクでも、スンニ派の国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力によるとみられるシーア派へのテロが相次いでおり、シリアでの宗派対立に呼応する形で、武装勢力側が活動を活発化することが懸念されている。

 ◆関心はアサド氏打倒後

 こうした情勢の下、アサド政権崩壊が現実味を増せば、周辺地域を含めて情勢がさらに流動化することは確実だ。

 17日付のイスラエル紙イディオト・アハロノトは、イスラエルなどの諜報機関の関心について、「アサド大統領が生き残るかよりも、むしろ打倒された場合に何が起こるかに向いている」と指摘した。


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