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国際政治・世界事情

4795チバQ:2012/07/27(金) 23:45:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120727-00000001-wsj-int
シリア政権移行期指導者として亡命軍幹部浮上
ウォール・ストリート・ジャーナル 7月27日(金)10時6分配信

 オバマ米政権のほか、一部アラブ及び西側諸国の当局者は、シリアのアサド政権崩壊後の政権移行時に中心的な役割を果たす人物として、亡命中のシリア軍幹部マナフ・タラス准将を据えることを検討している。米国と中東国の当局者が明らかにした。

 シリア反体制連合組織「シリア国民評議会」が反政府勢力を結集させる見込みが後退しているため、タラス氏への期待が高まっている。同氏はアサド大統領とは幼なじみだった。

 反政府勢力はシリア国内の主要都市で攻勢を強め、政府高官の亡命が相次いでいるが、アサド政権を支持するロシアやアラブ主要国に加え、反政府勢力にも受け入れられる政権移行期の中心的人物を探すことが喫緊の課題となっている。

 同氏は反政府側の中では、ダマスカスの治安を回復し国内にある大量の化学兵器の保全を確保できる数少ない人物の1人とされる。

 同氏はシリア軍精鋭部隊の共和国防衛隊の司令官だったが、7月6日に亡命した。同氏の父親はアサド大統領の父ハフェズ・アサド前大統領のもとで30年間国防相を務めた。

 同氏はまた、アサド一族とは違い、イスラム教スンニ派であるため、西側諸国はスンニ派が多いシリア反政府勢力から、政権移行期の中心的人物として受け入れられるとみている。

 米国防当局の高官は「タラス氏が重圧に耐えて(シリアを)けん引できるか、あるいは消えてしまうか判断するのは時期尚早だ」と指摘。「1週間か2週間すれば、国内外の様々な情勢に対し彼の資質と魅力が明らかになるだろう」と話した。

 タラス氏が注目されていることはまた、アサド大統領にとって替わることができる人物が不足していることを示している。反政府勢力の間では、タラス氏とその一族がアサド政権による抑圧と腐敗に関与し過ぎているとの見方が多い。アサド大統領はイスラム教アラウィ派(国民の12%)だが、タラス氏がアサド政権のもとで結束しているアラウィ派を抑えることができるか疑問視する声もある。

 ワシントンを拠点とする反アサド派の活動家は「タラス氏のような人物をシリア国民に売り込むことは難しい」と述べている。

 しかし23日の欧州連合(EU)外相会合が声明で、今年初めに正式な交渉相手としていた反体制派組織「シリア国民評議会」に一切言及しなかったことから、西側諸国のシリアに関する選択肢は限られていることも浮き彫りになった。


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