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国際政治・世界事情

4783チバQ:2012/07/24(火) 21:52:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000118-mai-int
<シリア>反体制派 大統領退陣条件に政権内権限移譲容認も
毎日新聞 7月24日(火)21時45分配信

 【カイロ前田英司、モスクワ田中洋之】内戦状態に陥っているシリアで、反体制派の主要組織「シリア国民評議会」は24日、アサド大統領退陣を条件に、現体制メンバーの暫定政権入りを容認する案が浮上している。国防相ら政府高官の爆殺事件で政権基盤が揺らぐなか、アサド政権の分断を促す「誘い水」にする狙いがあるとみられる。一方、ロシアのプーチン大統領はアサド大統領追放は内戦の泥沼化を招くとけん制した。

 AFP通信によると評議会のサブラ報道官は「アサド大統領が去り、移行期の権限を現政権の人物に委譲することを受け入れる」と語った。サレハ大統領が訴追免除を条件にハディ副大統領への権限委譲に応じたイエメンの例を想定。サブラ氏は「優先事項はアサド大統領を裁くことでなく虐殺を終わらせることだ」と述べた。反体制派から妥協案が出てきた背景には、現政権にくさびを打ち込み、「瓦解(がかい)」を促す狙いと同時に反体制派側としてもまとまりを欠き、スムーズな政権移行ができるか見通せない事情もあるとみられる。

 23日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米中央情報局(CIA)が反体制派内の情報収集に手間取り、アサド大統領後の指導者候補の情報も不足しているという。ヌーランド米国務省報道官は23日の記者会見で「反体制派は、アサド大統領退陣後のあり方を真剣に考えるべきだ」と述べ、反体制派の結集を促した。

 アサド大統領はこれまで一切の退陣要求を拒否している。22日には新任のアイユーブ軍参謀総長に「テロリスト」の追跡継続を指示するなど、態度の軟化はみせていない。北部アレッポでは24日も政府軍と反体制派の激しい戦闘が継続。反体制派組織「地域調整委員会」によると、23日もシリア全土で170人以上が死亡した。

 一方、プーチン露大統領は23日「アサド政権が非憲法的な手段で追放されれば、野党と現政権が入れ替わるだけで、終わりの見えない内戦が続くだろう」と述べ、国際的圧力でアサド政権退陣を迫る欧米をけん制した。


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