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国際政治・世界事情

4699チバQ:2012/07/06(金) 22:26:52
http://mainichi.jp/select/news/20120707k0000m030048000c.html
シリア:国軍精鋭部隊の准将が亡命 政権中枢から初の離脱
毎日新聞 2012年07月06日 20時26分(最終更新 07月06日 20時50分)

 【パリ宮川裕章、エルサレム花岡洋二】フランスのファビウス外相は6日、シリアの国軍精鋭部隊幹部でアサド大統領に近いとされるマナフ・タラス准将が亡命し、パリに向かっていると明らかにした。シリアで政権中枢からの離脱が確認されたのは初めて。軍・治安部隊に対する強固な指導力を示してきたアサド政権にとっては打撃で、高官の離反がさらに続けば政権基盤がゆらぐ可能性もある。

 シリア当局は離反を確認していない。

 タラス准将はシリアで人口の約7割を占める多数派のイスラム教スンニ派。約1割の少数派アラウィ派が実権を握る政権と軍では、スンニ派を代表する存在だった。大統領の警護などを担当し、反体制派弾圧にも関与した共和国防衛隊の幹部だった。

 ロイター通信などによると、アサド大統領とは、士官学校で一緒に学んだ友人同士。父のムスタファ・タラス氏も、アサド大統領の父ハフェズ・アサド前大統領時代から、国防相を30年務めた。

 在英反体制団体「シリア人権観測所」などによれば、タラス准将は首都ダマスカスを3日に離れた。近く反体制派と合流し、政権からの離反を公式に表明するとの情報もある。

 昨年より、アサド大統領による反体制派の武力弾圧を巡って大統領と対立し、自宅で軟禁状態におかれていたという。

 フランス在住の反体制派シリア人男性は毎日新聞の電話取材に対し、「タラス准将はトルコ経由でパリに向かっていると聞いた」と話した。パリ在住の准将の親族が5日語ったという。

 タラス准将の離脱で軍がただちに弱体化する可能性は低い。しかし、同じスンニ派の富裕層がアサド政権支持を弱めたり、他の政府高官の離脱を招くなどの影響を及ぼすことも考えられる。

 シリア国内では6日も政府側部隊と反体制派の衝突や武力弾圧が継続。反体制団体「地域調整委員会」によると、南部ダルアーや北部イドリブなどで少なくとも20人が死亡した。


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