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国際政治・世界事情

4302チバQ:2012/05/13(日) 00:40:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120512/mds12051212010002-n1.htm
【ウィークリーワールド】
止まぬ爆弾テロと“不発”選挙…混迷深めるシリアを行く
2012.5.12 12:00 (1/2ページ)

10日、ダマスカスで起きた爆破テロの現場。標的となった治安施設(奥)の周辺では、数十台の車が黒こげになっていた(大内清撮影)
 昨年3月の反政府デモ発生以来、アサド政権と反体制派との対立が続くシリアを今月、訪問した。アナン前国連事務総長の調停による停戦合意が4月に発効したにもかかわらず各地でなおも戦闘が続く中、首都ダマスカスでは10日、これまでで最悪の規模となる爆弾テロが発生、前回訪問した2月に比べ、情勢はさらに混迷の度を深めていた。政権側による厳しい取材制限の中で垣間見えた現状を写真で報告する。(ダマスカス 大内清)

 シリアでは7日、今年2月に国民投票で承認された新憲法に基づき、初めて複数政党制による総選挙が実施された。政権側には、民主化改革を着実に進めているとの実績を積み重ねるとともに、国民の支持を「再確認」することで統治の正当性を強化する狙いがある。

 ただ、旧憲法で「国家の指導政党」と位置づけられていたバース党が圧勝するのは確実なこともあって、政権のおひざ元であるダマスカスでも選挙の盛り上がりはいまいち。候補者の集会や、選挙当日の投票所では白けた雰囲気も漂っていて、国際社会に対する「選挙成功」のアピールとなり得るかは不透明だ。

 反体制派は同選挙を「政権側による茶番だ」としてボイコットしており、双方の溝が埋まる兆しはいっこうに見えていない。

 一方、停戦合意の履行状況を調査する国連監視団の取材では、政権側が合意に違反する形で市街地に戦車や兵員を配備していることが確認された。

 これに対し、反体制派側も完全に停戦に応じているとは言い難い状況だ。シリア国内ではここのところ爆発事件が増加、反体制派活動家や国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力の関与が取り沙汰されており、政権に対する武装闘争が無差別的なテロ戦術に変質しつつあるとの指摘も出始めている。

 ダマスカスで10日起きた自動車爆弾によるテロでは少なくとも55人が死亡。爆発現場には、無残に大破した車や、黒こげになったスクールバスが残されていた。


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