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国際政治・世界事情

4368チバQ:2012/05/23(水) 23:39:49
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http://sankei.jp.msn.com/world/news/120523/mds12052321540008-n1.htm
エジプト大統領選の投票開始 初の“民主選挙”も根深い不信 デモ再燃も
2012.5.23 21:52 (1/2ページ)

23日、カイロ市内の投票所の前には女性たちが長蛇の列を作った(大内清撮影)
 【カイロ=大内清】昨年2月のムバラク前政権崩壊後、初となるエジプト大統領選が23日、始まった。同国史上初めて、複数候補による民主的な選挙での指導者誕生に期待がかかる半面、有権者の中には「本当に公平な選挙になるのか」と疑問の声も。選挙戦を通じ、体制支持派とイスラム勢力との対立も深まっており、新大統領選出後も混乱が続く可能性がある。

 「もし前政権の人間が勝てば、すぐに(首都カイロ中心部の)タハリール広場でデモだ!」

 エジプト最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団に属するアブドルラフマン・ムハンマドさん(28)はこの日、朝から長蛇の列ができたカイロの下町サイエダ・ザイナブの投票所で順番を待ちながら、早くもこう“宣言”した。

 政府系紙の世論調査によれば、今回の選挙ではアムル・ムーサ元外相(75)とアハマド・シャフィク元首相(70)の世俗主義派2人が他候補をリード。これを同胞団傘下、自由公正党のムハンマド・モルシー党首(60)と同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏(60)のイスラム系2人が追いかける展開だ。

 ムーサ氏とシャフィク氏の優勢が伝えられる背景には、政変後の経済混乱が長期化する中、国民の間で「変革」より「安定」を求める心理が強まっているとの事情があるとみられる。

 しかし、モルシー氏らの支持者の目には、こうした調査結果も「当局の操作」と映る。暫定統治を担う軍最高評議会に代表される体制側にとっては、前政権の高官だったムーサ氏やシャフィク氏の方が、自分たちの権益を守る上で都合が良いとみられているためだ。

 前政権下のエジプトでは選挙不正が常態化していただけに、公正な大統領選が実現することへの有権者の期待は大きい。軍部も今回の選挙を民主化に向けた重要なステップと位置づけ、新大統領選出後の速やかな民政移管を約束している。

 ただ、このところ軍部との対立が強まる同胞団や、「旧体制打破」を掲げる民主化グループの当局不信は根深く、ムーサ氏やシャフィク氏が当選した場合、不正の証拠の有無にかかわりなく、大規模な抗議行動が起きる懸念は拭えない。

 投票は24日までで、早ければ数日で大勢判明の見通し。過半数を獲得する候補がいない場合、6月16、17両日に上位2候補による決選投票が行われる。


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