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国際政治・世界事情

4299チバQ:2012/05/12(土) 19:35:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120512-00000035-mai-int
<ギリシャ>財政緊縮策巡る対立解けず 第2党躍進うかがう
毎日新聞 5月12日(土)12時14分配信

 【ジュネーブ伊藤智永】再選挙の回避を目指したギリシャの連立協議は11日、第2党・急進左派連合(SYRIZA)が財政緊縮策を推進してきた旧2大政党との連立を拒む態度を変えず、不調に終わった。債務危機脱却のために欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)から突き付けられた緊縮策の是非を巡る対立が解けなかったのが原因だ。

 連立協議決裂の背景には、緊縮策のゼロからの見直しを求めるSYRIZAが反緊縮世論の支持を追い風に約1カ月後の再選挙で第1党に躍進しそうな政治情勢がある。

 「緊縮策の廃止という自分たちの選挙公約は変わらない。(旧2大政党の)新民主主義党(ND)や全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のように緊縮策を推進しておきながら選挙で負けたら『修正に応じる』と態度を変えるようなことはできない」

 SYRIZAのチプラス党首は11日夜(日本時間12日未明)、最後の組閣を担当した第3党・PASOKのベニゼロス党首との会談を打ち切ると、記者会見で旧2大政党を批判した。さらに、「オランダなどで緊縮策反対の考えを持つ同志たちが支持してくれている」と欧州での反緊縮世論の広がりを指摘した。

 ベニゼロス氏が模索した挙国一致政権樹立案は、先にND・PASOK・民主左派の3党合意で「外堀」を埋めた後、SYRIZAに決断を迫る段取りだった。だが、6日の総選挙の大勝利と再選挙での躍進予測で意気上がるSYRIZA内では、ほとんど取り合う空気すら生まれなかった。

 SYRIZA主導の反緊縮政権ができれば、EUとIMFによるギリシャ支援に影響が出る可能性もある。ベニゼロス氏は「ユーロ圏残留と国の安定のために政権樹立を試みたが、合意に至らなかった。このままでは、追加支援などが行き詰まり、国は破綻しかねない」と懸念を表明した。

 ベニゼロス氏は12日、パプリアス大統領の下に議会上位3党の党首が集まる場で、最後の交渉を試みる構えだ。しかし、大統領は11日、パパデモス前首相に「政権樹立は3党間で協議することであり、外から口出しすることではない」と中立に徹する考えを明らかにしたと伝えられている。


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