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国際政治・世界事情

4372チバQ:2012/05/23(水) 23:45:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120523/erp12052321090005-n1.htm
プーチン露新政権 汚職撲滅・経済改革は望み薄
2012.5.23 21:08 (1/2ページ)[ロシア]

露科学アカデミーの総会に出席したプーチン大統領=22日、モスクワ(ロイター)
 【モスクワ=佐々木正明】ロシアのプーチン新政権の陣容をめぐって、大幅な政治改革や経済改革は望めないとの見方が出ている。プーチン大統領はこれまでに内閣の閣僚人事に続き、外交・国防面を担うクレムリン(大統領府)スタッフを任命したが、保守派や「シロビキ」(軍・治安機関出身者)が要職に居座ったまま。汚職撲滅や開かれた政治を求める市民らが反プーチンデモを続ける中、「大幅な刷新」(メドベージェフ首相)も掛け声だけに終わった。

 プーチン氏は21日、クレムリンで内閣の布陣を発表。緊張した面持ちの閣僚たちの前で、「国際的な経済状況が不透明な中で、ロシアの発展を推し進める計画を実行に移さなくてはいけない」と指示した。

 前政権で国民から不満の声が高かった保健相らの閣僚を交代するなど5分の3強のポストが代わったが、シュワロフ第1副首相、ラブロフ外相、セルジュコフ国防相ら主要閣僚は留任。大統領補佐官らの人事でも、プーチン氏が首相から大統領に異動するのに伴い、側近たちもクレムリンに横滑りさせており、「政府のコピー組織にすぎない」と揶揄(やゆ)されている。

 代わり映えしない布陣だけに、プーチン氏の政権運営や長期発展計画は維持されるとの見方が支配的で、投資環境の激変を嫌う市場は、株価が値上がりするなど好感触を示してはいる。

 しかし、石油・天然ガス産業を仲間内だけで牛耳り、汚職の温床とも批判されてきた旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身者らのシロビキや、「私はリベラルではない」と主張し、反政権デモを続ける市民と距離を置く保守派のスルコフ副首相は、そのまま主要ポストに居座っている。

 さらに、対米強硬派とされるウシャコフ元駐米大使を大統領補佐官に起用し、外交・安全保障面を担わせる。欧州ミサイル防衛問題やイラン・シリア情勢をめぐって、強硬姿勢を貫くロシアと欧米の摩擦は改善されない可能性が高い。

 プーチン氏に忠実な側近らが中枢で権力を握る新政権の布陣について、専門家からは「本格的な改革には力不足」「経済のリベラル化を目指すメドベージェフ首相の推進力は限られたものになる」との声が出ている。

 来月にも首都モスクワで大規模な抗議デモが予定されており、プーチン新政権がどのような対応を取るか注目される。


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