したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4376チバQ:2012/05/24(木) 00:08:03
1892 名前:チバQ 投稿日: 2012/05/24(木) 00:02:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012052302000085.html
アフガンの「戦後」懸念 NATO首脳会議
2012年5月23日 朝刊

 【シカゴ=竹内洋一】北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は二十一日、アフガニスタン戦争が二〇一四年末までに終結した後も同国の安定と発展に向けた支援を続けることを宣言した。ただ、戦後支援への移行には、治安、資金、統治の面で多くの課題が残る。今後二年間で、アフガンと国際社会がこうした問題をどこまで克服できるかが「責任ある終戦」(オバマ米大統領)の成否を握る。

 オバマ氏は首脳会議後の記者会見で、撤退計画は「理にかなっている」と強調。同時に「これでアフガニスタンの困難が終わるわけではない」と述べた。

 アフガンの治安権限は、NATO主導の国際治安支援部隊(ISAF)から段階的に移譲されており、アフガン治安部隊が担当する地域は近く人口の75%をカバーする。だが、反政府武装勢力タリバンが根絶やしになったわけではなく、散発的テロや攻撃は続いている。

 加えて、ISAFの一部を担う仏軍は年内撤退が確実になった。NATOによると、ISAFは五十カ国の計約十三万人で構成。仏軍約三千三百人が撤退しても「治安悪化を防ぐだけの戦力がある」(アレン司令官)と説明する。

 ただ、フランスの撤退前倒しに追随する国が今後出てくる可能性は否定できない。ISAFの大半を占める米英だけで部隊の規模は維持できるが、アフガン駐留の国際的な大義名分は色あせる。その分、反米感情が勢いを増すことになりかねない。

 治安権限の移譲後、アフガン部隊の維持に要する年間四十一億ドル(約三千三百億円)を国際社会がどう分担するのかは、今回の首脳会議では結論は出なかった。財政難に苦しむ欧米に、今後も負担がのしかかることは避けられない。さらにアフガンの経済発展に向けた国際支援の機運も盛り上がっていない。

 アフガン政府にも問題がある。行政機構が未発達で、汚職や腐敗がまん延。国際社会は支援の効果に疑問を抱いており、NATO首脳会議に際して開かれた二十一日の支援国会合でも日本はじめ参加国から懸念の声が相次いだ。出席したカルザイ大統領は、状況を改善させるとの決意を表明せざるを得なかった。


1893 名前:チバQ 投稿日: 2012/05/24(木) 00:04:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012052202000221.html
アフガン 治安権限を14年移譲 NATO首脳宣言
2012年5月22日 夕刊

 【シカゴ=竹内洋一】米シカゴで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は二十一日、アフガニスタンでの戦闘任務を二〇一四年末までに終え、治安権限をアフガン側に完全移譲する方針を明記した首脳宣言を発表して閉幕した。一五年以降もアフガンの治安安定と自立に向けて支援を続けることを確認した。

 首脳宣言は、アフガンの治安部隊が一三年半ばまでに同国全土で戦闘任務を主導し、NATO中心の国際治安支援部隊(ISAF)は一四年末までに任務を終えると規定。NATOは一五年以降、アフガン治安部隊の訓練や助言に重点を置く新たな任務に入ることを盛り込んだ。アフガンのカルザイ大統領がこの日の会合で、治安権限移譲後の支援をNATO側に要請した。

 一五年以降のアフガン治安部隊の維持費用については、国際社会が効果的な資金拠出メカニズムを構築すると明記。将来のアフガン治安部隊は二十二万八千五百人、年間予算は四十一億ドル(約三千三百億円)と推計。アフガン政府の負担を一五年の五億ドルから段階的に増やし、二四年までに全面負担することを目標として掲げた。

 オバマ米大統領は会議後に記者会見し、撤退計画は「理にかなった、責任のあるものだ」と強調した。同時に完璧ではないとして「リスクは内在している」と指摘。ISAF撤退までに曲折が予想されることを認めた。

 ラスムセンNATO事務総長は記者会見でフランス戦闘部隊について「オランド大統領は公約を守り、年内に撤退するだろう」と明言。アフガン治安部隊への訓練での貢献継続に期待感を表明した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板