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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3651チバQ:2011/12/26(月) 23:29:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111226/asi11122622590000-n1.htm
元クリケット主将のカーン氏、パキスタン政界に旋風
2011.12.26 22:55 (1/2ページ)

クリケットの元スター選手で政治家に転身したイムラン・カーン氏(ロイター)
 【ニューデリー=田北真樹子】クリケットの元スター選手で、1992年にパキスタンのナショナルチームを主将として初めて世界トップに導いた後、政治家に転身したイムラン・カーン氏(59)率いる正義行動党(PTI)が、2013年までに行われる同国総選挙で“台風の目”になる可能性が出てきた。政治家としては目立った実績を残していないカーン氏だが、汚職にまみれた政治に嫌気し、既存政党に失望した若い世代を中心とした有権者の支持を集め、同党は勢いを急速に増している。

 「正義行動党が政権の座についたら、主要な汚職・腐敗を90日で根絶する」

 25日、カーン氏が南部カラチでの党集会でこうぶちあげると、10万〜30万人と伝えられる支持者が歓声を上げた。

 カーン氏がこれほどの人気を見せつけたのは10月の東部ラホールでの集会に続いて2度目。ラホールでも10万人が参加し政界を驚かせたが、今回はそれを上回る規模となったことから、正義行動党が次期総選挙である程度の議席を得るとの見方が現実味を増してきた。

 集会でカーン氏の隣に立ったのは、政権与党のパキスタン人民党(PPP)や最大野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)を離れ正義行動党に移った政治家たちだ。雪崩的な入党現象がみられる中、最近ではムシャラフ軍事政権批判の急先(せん)鋒(ぽう)だった、PML−N所属のジャビド・ハシュミ氏が入党。良識派政治家とされる同氏の入党は、正義行動党の人気をさらに後押しするとみられていれる。

 カーン氏が正義行動党を立ち上げたのは1996年。2002年には下院選で初当選したが、その後は議席を失った。同党は現在、国政でも地方でも議席を保有していない。

 「米国との協力を見直し、支援は受け取らない」などと主張するカーン氏の政策には具体性がほとんどみられない。イスラム原理主義勢力タリバンを批判することはほとんどなく、党勢拡大は軍が背後にいるから可能だったのではとの臆測も呼んでいる。

3652チバQ:2011/12/28(水) 00:20:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00001002-yom-bus_all
ブラジル、英国抜き世界6位の経済大国へ
読売新聞 12月27日(火)17時57分配信

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】2011年の国内総生産(GDP)で、新興国ブラジルが英国を抜き、世界6位の経済大国になる見通しとなった。

 英BBC放送などが26日、英民間調査機関CEBRの分析として報じた。ブラジルは20年までに、GDPで独仏も追い越す見通しだという。

 ブラジルのマンテガ財務相は26日、「ブラジルの成長ペースが他の経済大国を上回る傾向は当分続く」とする談話を発表し、さらなる経済発展に自信を見せた。

3653チバQ:2011/12/28(水) 00:39:43
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpd.html



米:常任理事国 G8 G20
中:常任理事国 G20
日:G8 常任理事国入り希望のG4 G20
独:G8 常任理事国入り希望のG4 G20
仏:常任理事国 G8 G20
伯:常任理事国入り希望のG4 G20

英:常任理事国 G8 G20
伊:G8 G20
印:G8 常任理事国入り希望のG4:G20
加:G8 G20


露:常任理事国 G8 G20
西:
豪:G20
墨:G20
韓:G20

土:G20
尼:G20


南アフリカ 29位
サウジアラビア 23位

3654チバQ:2011/12/28(水) 22:20:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111228/erp11122800000000-n1.htm
スルコフ第1副長官交代 ロシア抗議拡大で更迭か
2011.12.27 23:58
 ロシアのメドベージェフ大統領は27日、大統領府で選挙対策などを担当してきたスルコフ第1副長官を副首相に横滑りさせる大統領令に署名した。

 スルコフ氏はプーチン現首相の大統領時代から大統領府で内政を担当し、大統領府と連邦政府への権限集中を推し進めた人物。下院選の不正疑惑を批判する野党主催の抗議集会拡大を受け、大統領が事実上の更迭に踏み切ったとみられる。(共同)

3656チバQ:2011/12/28(水) 22:28:44
>>3552>>3571>>3636>>3638
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000108-mai-int
<パキスタン>ザルダリ大統領、辞任報道を否定
毎日新聞 12月28日(水)22時12分配信

 【ニューデリー杉尾直哉】パキスタンのザルダリ大統領は27日、支持者集会での演説で、「私は憲法で身分を保証された大統領だ」と述べ、辞任しない意向を表明した。ザルダリ氏は、「軍事クーデター阻止」のため米軍側に介入を求めるメモを渡したとされる疑惑が浮上した後、心臓の不調を訴えて今月、中東ドバイの病院に一時入院しており、「辞任間近」などの説が取りざたされていた。

 集会は、ザルダリ氏の妻で07年12月に暗殺されたブット元首相の命日に合わせて開かれ、数万人が参加した。ザルダリ氏は、「いかなる(国家)機関も憲法違反の行動を取ることはできない。民主主義に反する陰謀を阻止すべきだ」と語り、軍をけん制した。「メモ疑惑」については言及しなかったが、「ブット(元首相暗殺)事件の調査はどうなっているのかと最高裁長官に聞きたい」と述べ、「メモ疑惑」の真相を調べている最高裁も批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00001302-yom-int
パキスタン大統領「民主主義を守る」と演説
読売新聞 12月27日(火)23時37分配信

 【イスラマバード=横堀裕也】パキスタンのザルダリ大統領は27日、妻のブット元首相の命日に合わせて開かれた追悼集会で演説し、「民主主義への脅威に対しては、先頭に立って戦う覚悟だ」と宣言した。

 集会は元首相が埋葬された南部シンド州の霊廟(れいびょう)付近で開かれ、大統領は詰めかけた大勢の支持者を前に30分以上も演説し健在ぶりを示した。大統領は入院治療として中東ドバイに出国。19日に約2週間ぶりに帰国したが、軍との対立から亡命説などの憶測を呼んだ。

3657チバQ:2011/12/28(水) 23:02:27
>>3256
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111228-OYT1T00896.htm
アルゼンチン大統領が甲状腺がん、来月に手術

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】AP通信などによると、アルゼンチン政府は27日、フェルナンデス大統領(58)が甲状腺がんと診断されたことを明らかにした。


 フェルナンデス氏は来月4日に腫瘍の摘出手術を受け、その後20日間ほど休暇を取る予定。その間は、アマド・ブドゥ副大統領が職務を代行する。

 フェルナンデス氏は10月の大統領選で再選を果たし、12月10日に2期目をスタートさせたばかり。

(2011年12月28日18時50分 読売新聞)

3658チバQ:2011/12/28(水) 23:03:48
>>2940-2941>>2967
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111228-OYT1T01097.htm
インド社会活動家、汚職対策法求めた断食を中止




. 【ニューデリー=新居益】インド西部ムンバイで27日、強力な汚職対策法の制定を求めて断食を開始した著名社会活動家アンナ・ハザレ氏(74)は28日、断食を中止した。


 断食は3日間の予定で、2日間に短縮された。ハザレ氏は風邪で体調不良だったほか、28日の断食集会の参加者が数百人と、目標を大幅に下回ったことなどが影響したとみられている。

 ハザレ氏は、年末から年明けにかけ、首都ニューデリーで集会を開くことも明らかにした。

(2011年12月28日22時43分 読売新聞)

3659チバQ:2011/12/28(水) 23:08:19
>>3655
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000006-cnn-int
カザフスタン、暴動をきっかけに不安定化の懸念
CNN.co.jp 12月28日(水)10時42分配信

(CNN) 中央アジアの産油国カザフスタンで石油労働者のストを発端とする暴動が起き、1月に迫った議会選と地方選を前に政情不安定化が懸念されている。国営メディアはナザルバエフ大統領が27日、自身の後継者と目されていた義理の息子を公職から解任したと伝えた。

解任されたのは、国家福祉ファンドの経営者で大統領の義理の息子でもあるティムル・クリバエフ氏。これに先立ち西部ジャナオゼン市でストを実施していた石油関連の労働者と警官隊の衝突が起き、同国国営通信によると少なくとも14人が死亡、80人が負傷。17日に20日間の非常事態が宣言されていた。暴動は周辺地域にも拡大し、デモ隊が列車を妨害して少なくとも1人が死亡したとされる。

ロシアの国営RIAノーボスチ通信によれば、同市では賃上げを求める労働者が半年以上にわたって市中心部の広場を占拠していたが、警官隊が同広場からデモ隊を排除しようとしたことをきかっけに暴動が起きた。警官がスト参加者に発砲したとの目撃証言もあるという。

労組側は、この衝突により50〜70人が死亡、500人が負傷したと発表したが、政府はこの数字を否定している。一連の暴動は、同国が独立から20周年を迎える中で発生した。

ナザルバエフ大統領は23日に同国のテレビで、クリバエフ氏が労使紛争を解決できなかったとして辞任を求める意向を表明していた。大統領はさらに、石油会社ウゼンムナイガスに解雇された1800人の従業員を支持すると表明、同社による解雇は違法だとの見方を示し、経営改革を促している。
国営通信によれば、ジャナオゼンのデモ隊排除は現在も続いているという。首相府は27日、電力、水道、公衆衛生サービスの復旧に向けた努力を続けていると述べ、そのための予算拠出を発表した。

今回の衝突をめぐっては、欧州の議員48人で構成するグループが先週、警官隊による武力行使を非難する書簡をナザルバエフ大統領に送り、米国務省も事態を「深く憂慮する」とする声明を発表。国際人権団体も相次いで懸念を表明した。

カザフスタンは不安定な情勢が続く周辺国の中にありながら、これまで安定を保ってきた。米調査会社IHSグローバル・インサイトのアナリストは、今回の暴動は当局にとって予想外の事態だったと解説する。しかし同国では石油など豊富な天然資源のおかげで少数のエリートが莫大な富を築く一方、一般市民の多くはその恩恵を受けることができていないと指摘。当局としては、その格差をめぐる不満がカザフ全域に広がるのを防ぎたい意向だと分析している。

ナザルバエフ大統領は独立宣言以来の長期政権を築き、国民の間でも高い人気を保っているが、ここ数カ月で健康状態が悪化し、後継者をめぐる憶測が広がっていた。義理の息子のクリバエフ氏やウムルザク・シュケエフ第一副首相といった高官の解任は、大統領が再び自らの権力を固めようとする動きを示すものだと同アナリストは見る。ただ、今回の暴動で1月15日に予定されている選挙に影響が出ることはなさそうだという。

3660チバQ:2011/12/28(水) 23:09:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000559-san-int
南部で分離独立運動再燃 統制緩むイエメン アルカーイダ台頭の恐れも
産経新聞 12月28日(水)18時56分配信

 【カイロ=大内清】退陣表明したサレハ大統領派と反サレハ派の対立が続くイエメンで、地方に対する中央政府の統制が弱まっている。南部では分離独立運動が活発化する兆しをみせており、同国の新たな火種となる懸念もある。

 イエメンは1990年に旧南イエメン人民共和国と北部のイエメン共和国が統合して成立した。英国からの支配の後、親ソ連路線に向かっていた旧南と60年代に共和制に移行していた旧北との対立は根深く、94年には北部サヌアに首都を置く中央政府と南部の内戦が発生。

 南部住民の多くは「北部から差別されている」との思いを持っており、旧南イエメン時代を懐かしむ声も多い。

 一方、今年1月に民主化デモが始まってからは、南部にもサレハ氏退陣を求めるデモが拡大、再分離運動は表面上、下火になっていた。

 しかし、フランス通信(AFP)によると、サレハ氏がハディ副大統領に権限を移譲し退陣を約束した直後の11月30日に南部の主要都市アデンで、中央政府による「占領」に抗議する数千人規模のデモが発生。

 これに呼応して再分離を目指す急進派が「独立を達成するまで戦い続ける」とする声明を出した。

 こうした動きの背景には、政治混乱が長期化したことで、これまでは再分離派を時には武力で押さえ込んできた中央政府が弱体化しているとの事情がある。ハディ氏や、暫定首相に任命されたバシンダワ氏が南部出身であることも、同派の強気を後押ししているとみられる。

 また、中央政府の治安維持能力が低下すれば、南部に拠点を置く国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力が力を伸ばす恐れもある。

 イエメンでは来年2月、事実上の信任投票となる大統領選でハディ氏が正式に大統領へ昇格する見通しだが、サレハ氏が復権を狙って内政の攪乱(かくらん)を図るとの観測もあり、当面は不安定な情勢が続きそうだ。

3661チバQ:2011/12/29(木) 19:30:42
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2847614/8232997
西アフリカ・ギニアビサウでクーデターの企て、海軍少将ら逮捕
2011年12月27日 13:47 発信地:ビサウ/ギニアビサウ
【12月27日 AFP】西アフリカの小国・ギニアビサウの政府と軍は26日、同日クーデターの企てを阻止し、首謀した軍幹部らを逮捕したと発表した。

 アントニオ・インジャイ(Antonio Indjai)陸軍参謀長によると、同日早朝、少人数の兵士らが首都ビサウ(Bissau)にある陸軍参謀本部を襲撃し、同本部とカルロス・ゴメス・ジュニオル(Carlos Gomes Junior)首相の邸宅の周囲にバリケードを築いて「軍と政府の転覆を図った」が、軍により制圧された。なお、マラン・バカイ・サンハ(Malam Bacai Sanha)大統領はフランスで病気療養中のため不在だったという。

 軍は、事件に関連してJose Americo Bubo Na Tchuto海軍少将とWatna Na Lai元陸軍参謀長を逮捕したと発表した。同少将が首謀者と見ている。

 一方ゴメス首相も、クーデターの企てがあったことを認め、政治家が関与していたかを調査中だと述べた。

 流血の事態に発展したかは不明で、死傷者数も発表されていないが、AFP記者は、頭を負傷し病院に搬送されるNa Lai氏を目撃した。

 なお、企てに参加した部隊の代表を名乗る兵士は、「昇給を求めた行動であって、純粋に軍内部の問題だ。国を攻撃する意図は全くなかった」と釈明しているという。

■クーデターと暗殺の歴史

 ギニアビサウの歴史は、1974年にポルトガルから独立以来、クーデター、軍の反乱、暗殺に彩られている。主に南米から欧州に麻薬が密輸される際の「ハブ」にもなっている。

 逮捕されたBubo Na Tchuto少将には、2008年に当時のジョアン・ベルナルド・ビエイラ(Joao Bernardo Vieira)大統領に対するクーデターを企てたとして起訴された過去がある。だが2010年5月に軍事法廷により無罪放免となり、ほどなく海軍参謀長に任命された。

 なお、ビエイラ大統領は09年に軍兵士らにより殺害されている。

 64歳のサンハ現大統領は、ビエイラ大統領の暗殺を受けて行われた大統領選を経て就任したが、健康悪化により任期の大半を海外の病院で過ごしている。前月に隣国セネガルの病院に入院後、フランスの病院に移されており、パリの病院で死去したとの噂が流れたが、大統領府は今月初め、これを否定している。(c)AFP/Allen Yero Embalo

3662チバQ:2011/12/29(木) 19:31:20
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2847415/8228166
シリアで連続自爆攻撃、政府と反体制派の主張に食い違い
2011年12月24日 11:31 発信地:ダマスカス/シリア
【12月24日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)で23日、2件の自爆攻撃があり、44人が死亡、166人が負傷した。政府はこの攻撃を国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)によるものだとしているが、反体制派は政府側による自作自演だと非難している。

 内務省は、「2件のテロ攻撃により民間人と治安部隊を含む44人が死亡、166人が負傷した」と発表した。国営テレビは「攻撃の背後にアルカイダがいる」と報じた。

 目撃者によると、爆発物を積んだ車両がダマスカスのKfar Suseh地区にある治安施設への突入を試みた後、その近くの軍の情報部門の施設付近でも車が爆発したという。バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領への抗議行動が始まった3月以降、ダマスカス中心部で重要治安施設が攻撃されたのは初めて。(c)AFP

3663チバQ:2011/12/29(木) 20:41:23
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122901000720.html
ボスニアで新内閣発足へ 総選挙から450日
 【ウィーン共同】昨年10月の総選挙後、国内主要3民族の政治対立で約450日間、新内閣が発足していないボスニア・ヘルツェゴビナで28日、各民族の政党が新首相や閣僚ポストの配分で合意、来年1月にも新たな政府が発足する見通しとなった。欧米メディアが伝えた。

 各民族は1990年代の内戦で敵同士となり、95年の内戦終結後も政界の混乱が続いている。新内閣の発足により、ボスニアの欧州連合(EU)加盟に向けた協議の進展が期待される。

 3民族はイスラム教徒、セルビア人、クロアチア人で、新首相はクロアチア人の政党から選び、他の九つの閣僚ポストは各民族間で配分される予定。

2011/12/29 09:44 【共同通信

3664チバQ:2011/12/29(木) 22:54:53
http://www.cnn.co.jp/business/30005085.html
サモア、日付変更線の西側へ移行 日の出が最も早い国へ
2011.12.28 Wed posted at: 12:37 JST
香港(CNN) 日付変更線のすぐ東側に位置する南太平洋の島国サモアが今週、線の西側の時間帯に移行し、世界で最も早く元旦を迎える国となる。主な貿易相手国であるオーストラリアやニュージーランド、さらには中国などに近づけるのが目的だ。

移行にともない、同国では29日の翌日が31日になる。政府の報道担当者は外国メディアとの会見で「国民はもちろん興奮していますが、単にカレンダーを変えるだけのこと。私はのんびり構えています」と話した。

サモアはもともと日付変更線の西側だったが、1892年、米国にそろえて東側へ移った。その結果、南方の隣国トンガとは24時間の時差ができていた。

トゥイラエパ首相は同国の英字紙とのインタビューでこれまでの不便さを振り返り、「1週間のうち2日も損していた。こちらが金曜日でもニュージーランドは土曜日になってしまい、われわれが日曜日に教会へ行っている間に、シドニーやブリスベンでは週明けのビジネスが始まっている」と話した。時間帯を移すことにより、時差はオーストラリア東部との間で3時間、ニュージーランドとはわずか1時間に短縮する。

ただ観光業界からは、「世界で最後の夕日が沈む国」といううたい文句が使えなくなるとの反対意見も上がった。今後は「最初の朝日が上る国」となるものの、ハネムーン客らにとっては夕日の方がロマンチックだと、業界側は主張する。

首相はこれに対し、移行による利点もあると反論。飛行機でわずか1時間の米領サモアは従来の時間帯にとどまることから、誕生日や記念日を両サモアで1回ずつ、2倍楽しむことができると指摘している。

同国では2年前、車の通行が道路の右側から左側に変更された。オーストラリア、ニュージーランド在住者から母国の親族らへ中古車を送りたいとの要望があり、両国にそろえた形だ。この時は反発したドライバーが「左側通行」の標識を壊したり、バス会社が乗車口の位置を変えるための費用を政府に請求したりする騒ぎとなった。

3665チバQ:2011/12/31(土) 14:08:03
>>3260
http://www.asahi.com/international/update/1230/TKY201112300235.html
2011年12月30日21時39分
ジャマイカ総選挙、政権交代へ 最年少首相、在任2カ月
 カリブ海の島国ジャマイカで29日、総選挙があり、野党の人民国家党(PNP)が与党ジャマイカ労働党(JLP)を破って政権交代する見通しとなった。AP通信などが中間集計に基づき報じた。

 10月に同国最年少の39歳で首相に就任したアンドリュー・ホルネス氏は2カ月余りで退任、2007年まで首相だったPNPの女性党首ポーシャ・シンプソンミラー氏(66)が返り咲く見込みだ。

 ジャマイカでは欧州金融危機のあおりで主力の観光業が振るわず経済が低迷、現政権への不満が高まっていた。(ロサンゼルス=藤えりか)

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/30/kiji/K20111230002340040.html
もう退任 最年少首相2カ月で政権交代 総選挙を前倒し失敗
 カリブ海のジャマイカで29日、総選挙が行われ、ロイター通信によると、暫定集計の結果、野党の人民国家党(PNP)が与党ジャマイカ労働党(JLP)を破り、政権が交代する見通しとなった。

 10月に39歳で同国史上最年少首相となったJLPのホルネス氏はわずか2カ月余りで退任し、PNPの女性党首シンプソンミラー元首相が再び首相に就任する可能性が高い。開票率50%の暫定集計によると、PNPが下院63議席のうち42議席を獲得する見通し。

 JLPは2007年の前回選挙で勝利し18年ぶりの政権交代を実現したが、欧米の不況による観光業不振などに伴い、支持が低迷。体制刷新を狙って首相に選出されたホルネス氏は新味のあるうちに選挙を行って政権を維持しようと、来年の総選挙を前倒ししたが失敗に終わった形だ。(共同)
[ 2011年12月30日 11:55

3666チバQ:2011/12/31(土) 14:16:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111231-00000012-mai-int
<ホルムズ海峡>イランが「封鎖」言及、米反発で緊迫
毎日新聞 12月31日(土)11時15分配信
 【テヘラン鵜塚健】原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を巡り、米・イラン関係が緊迫している。米国が原油禁輸制裁を発動した場合の「ホルムズ海峡封鎖」の可能性にイラン高官が言及し、これに米政府が反発して非難合戦に発展した。ホルムズ海峡ではイラン海軍が軍事演習中だが、米軍が付近に空母を派遣するなど、けん制し合っている。

 イランの核兵器開発疑惑を巡り、米上院が今月15日に新たな対イラン制裁法案を可決。制裁が発動されれば、原油輸出が激減し、イラン経済が大打撃を受ける恐れがある。

 イランのラヒミ副大統領は27日「制裁を発動すれば一滴の原油もホルムズ海峡を通れなくなるだろう」と発言。サヤリ海軍司令官も28日「海峡封鎖はコップの水を飲むより簡単だ」と挑発した。これに対し、米国防総省が28日「海峡での船舶の通航妨害は容認できない」と非難すると、イラン革命防衛隊幹部は29日「米国は我々のやることに口をはさむ立場にない」と切り捨てた。

 ホルムズ海峡ではイラン海軍が24日から10日間にわたり演習中。

3667チバQ:2011/12/31(土) 21:36:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011123100127
住民の怒り渦巻く=クルド人誤爆事件−トルコ南東部
 【カイロ時事】「他に仕事はない」「学費を稼ぐために」−。トルコの反政府武装組織クルド労働者党(PKK)の要員と誤認され、少数民族クルド人35人がトルコ軍の空爆で死亡した事件。AFP通信によると、犠牲者には複数の少年も含まれ、祖父の代から続く密輸稼業に従事していたところを攻撃された。犠牲者が暮らしていた地域では意図的な攻撃との見方も広がり、政府への怒りが渦巻いている。
 約50頭のラバを連れた10〜31歳の40人前後が28日夜から29日未明にかけ、イラク北部で密売用のガスボンベや砂糖、たばこを調達し、トルコ南東部のオルタス村に戻る際に空爆を受けた。
 現場一帯では、トルコ軍を標的としたPKKの攻撃が多発している。エルドアン首相は誤爆に関し、現場が武器の密輸経路だと指摘する一方、「無人機がとらえた40人の映像では、彼らが誰か判断するのは困難だった」と述べ、意図的な攻撃との見方を否定している。
 ある生存者は「祖父の代から密輸経路として道を使ってきた。兵士はこうした事実を知っていた」と主張。また、PKKは通常、目立たぬように少数のラバで荷物を運ぶため、誤認したとの説明は受け入れられないと反論した。(2011/12/31-17:41

3668とはずがたり:2011/12/31(土) 22:06:03
クルドの独立を認めない限り,EU加盟も何もかも認めないべきだヽ(`Д´)ノ
まあキャステリアだのバスクだのその他北アイルランドだのパンドラの匣開けられたら困るのは欧州自身だからなぁ(;´Д`)

3669チバQ:2012/01/01(日) 13:04:28
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120101/mcb1201010501008-n1.htm
黄金の10年、挑むプーチン氏 露大統領選、高経済成長実現目指す (1/4ページ)2012.1.1 05:00
 今年3月、ロシアで次期大統領選が行われる。最有力候補であるプーチン首相は、この選挙で最大の壁に直面しそうだ。2000年から大統領を務めた2期8年では、年間平均7.1%の経済成長を記録しており、同様の経済成長を実現するとして、支持者獲得に奔走している。

 ◆在任中、年7.1%記録

 世界最大のエネルギー輸出国であるロシア。政府予測によると、原油価格が記録的な高値を付けた後でも、11年の国内総生産(GDP)は4.5%上昇するという。ロシアの主要油種ウラルスの11年の平均価格は1バレル=109ドル(約8384円)と、00〜08年の価格に比べて46ドル高い。

 昨年12月4日に行われた下院選挙では、プーチン氏が党首を務める与党統一ロシアの得票率が単独過半数を下回った。直後には同選挙における不正疑惑が持ち上がり、大規模な反政府デモへと発展している。

 ブリュッセルに拠点を置く欧州国際政治経済研究所のディレクター、フレデリク・エリクソン氏は「プーチン氏の強権的なやり方は、福祉を社会に拡大させることができる」との見解を示し、「それができなかったら同氏の政治手腕に傷が付く」と指摘した。

 プーチン政権下で財務相を務めたアレクセイ・クドリン氏は、プーチン氏が大統領を務めた「黄金の10年」で原油価格は4倍に高騰し、68%の経済成長を遂げたものの、「同じことは二度と起きない」と指摘した。

 任期満了を迎えるメドベージェフ現大統領は、大統領選の結果、プーチン政権が発足すれば首相に任命されることが明らかになっている。

 プーチン氏の当選は堅いとする独大手銀コメルツバンクの新興市場調査部門トップのマイケル・ガンスク氏(ロンドン在勤)はプーチン氏を、「エリツィン元大統領時代の後、ロシアに国力と経済成長をもたらした指導者」と評価する一方で、「引き換えにロシア国民は発言の自由と民主主義を制限された。それでも強固なリーダーシップを信じている人は多い」と述べた。

 メドベージェフ大統領は昨年1月、ロシアが5年以内に少なくとも成長率8%を実現しなければ、新興4カ国(BRICs)の一角として後れを取るとの指標を提示。これについてプーチン氏は、年間6〜7%の成長率を目標に掲げるとロビー団体に語っている。

 また、1人当たりのGDPを約2万700ドルから3万5000ドルに引き上げ、2500万の「良質な」雇用を「ゼロから」創出するとの目標についても言及した。

 世界的に原油価格が崩壊した08年後半からロシア経済の成長ペースは鈍化している。しかし、11年に入って1バレル当たりの価格は前年の78ドルから109ドルに回復した。背景には中東の政情不安がある。

3670チバQ:2012/01/01(日) 13:04:53
 ◆欧州債務危機の影響

 ブルームバーグの調べによると、昨年の全貿易額の49%を占める欧州の債務危機がロシアの経済成長にも影響を与えており、対中貿易も昨年の9.5%から12年は8.5%に縮小されるという。

 ロシア中央銀行によると、11年のロシアの純資産流出は前年の2倍を超える約800億ドルになる見込みで、今後も流出傾向は続くと予想される。

 14年までに2兆1000億ルーブル(約5兆円)、もしくは該当年のGDP3%を軍事費に充てるというメドベージェフ政権の方針を9月にクドリン氏が公言したが、「これは11年の教育関連費用のすべてに相当し、統一ロシアとして適切な議論が行われなかった」とも同氏は述べた。

 異議を唱えたクドリン氏は、その2日後に財務相を解任されている。

 ブルームバーグの予測によれば、エネルギー価格の高騰の恩恵を受けた大手民間石油各社、天然ガスの輸出を独占する国営企業ガスプロムは11年、最高収益を計上する。

 インフレのリスクが低下していることもプーチン氏にとっては追い風だ。11年の消費者物価はわずか0.1%の上昇と、旧ソ連崩壊後では最小にとどまる見込み。

 欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスによるロシアの国債格付けは「BBB」で、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる格付けは、投資適格級で下から3番目の「Baa1」。財務省は、信用格付けを「A」に引き上げる国債政策を目指している。

 今年の大統領選には反プーチン勢力としてミハイル・プロホロフ氏が出馬する。米プロバスケットボールチーム、ニュージャージー・ネッツのオーナーであり、米フォーブス誌の長者番付ではロシア3位にランクされた大富豪だ。資産総額は180億ドルともされている。テレビ番組に出演したプーチン氏も「手ごわい相手」と警戒を強めている。(ブルームバーグ Scott Rose、Agnes Lovasz)

3671チバQ:2012/01/01(日) 13:07:29
>>3538>>3634>>3662
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012010102000026.html
アラブ連盟 シリア和平案 崩壊寸前
2012年1月1日 朝刊


 【カイロ=今村実】シリアに入ったアラブ連盟(本部・カイロ)の監視団は活動を本格化させているが、アサド政権には反体制運動への武力弾圧を停止する気配はない。「政権はすぐに治安部隊を撤収させ、監視団が状況を確認する」という連盟の和平プランは早くも崩壊寸前。反体制派は監視団への不満を強めており、「シリア危機」の不透明感が一層増している。

 監視団が各都市に入った昨年十二月二十七〜三十日も政権側はアラブ連盟との合意を破り、西部ホムスや中部ハマなどでデモ隊に発砲し、死者は四日間で数十人に上った。監視団は、弾圧停止などの合意実行を確認するどころか、武力弾圧を抑止することすらできないのが実情だ。

 政権側の“弾圧隠し”の疑いも各地で報告されている。シリア人権監視所(ロンドン)によると、北西部イドリブでは、監視団の目に触れないよう、軍は山間部に戦車を移動させたという。

 監視団(約百五十人)は、一班十人で小規模すぎるとの指摘がある。ロイター通信によると、監視団にはシリアの治安当局が同行しており、ホムス在住の活動家は「われわれは(監視団と)直接、話すこともできない」と残念がる。

 また監視団を率いるスーダン軍のダビ大将は二十七日、西部ホムスで治安部隊が約七万人のデモ隊を鎮圧、多数の死傷者が出たにもかかわらず「恐ろしい光景や衝突はなかった」と発言し、その活動に疑問符が付いた。

 スーダンでは、黒人住民らが大量虐殺されたダルフール紛争をめぐり、国際刑事裁判所(ICC)は、バシル大統領に対し戦争犯罪容疑で逮捕状を出している。スーダン軍の幹部が、シリアに入って弾圧停止の監視団トップを務めること自体にも問題がある。

 シリア人権監視所のラミ・アブドルラフマン所長は、本紙の取材に「国内の活動家に失望が広がっている。監視団が一都市を十人で担当するには無理があり、監視団員の数を増やして滞在を長期化させるべきだ」と指摘。その上で「シリア問題で今、国際社会を動かすには監視団がつくる報告書だけが頼り」と語り、わずかな望みを捨ててはいない。

3672チバQ:2012/01/01(日) 13:07:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012010102000025.html
スペイン ヤミ労働横行 GDPの4分の1に?
2012年1月1日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】財政危機の中、約23%という記録的な失業率に悩むスペインで、正式な契約を結ばず、低賃金で違法に働くヤミ労働、ヤミ雇用が問題になっている。先月発足したラホイ首相の新政権は厳しい緊縮策を打ち出しており、雇用環境の一層の悪化を避けられそうにない。大勢の労働者に不安が募っている。

 スペイン最大の工業都市バルセロナで、昨年十一月に失業した元事務職バネッサ・サンチェスさん(28)は打ち明ける。「正規の職は全くなく、周囲にはヤミで働く人が多い。生活のため、みんな働かざるを得ないし、将来が不安で仕方ない」

 ヤミ労働は飲食関係や建設業に多い。正規雇用ではなく、税金や社会保険料などを納めない違法雇用だ。賃金は低く抑えられ、突然の解雇も。正社員の解雇にさまざまな規制があるスペインでは、二〇〇八年の不動産バブル崩壊後、違法な雇用が急増したという。

 主要労組・スペイン労働者委員会の広報担当者によると、ヤミ労働の市場規模は国内総生産(GDP)の四分の一にまで膨らんだとの試算もある。「貧困層の多くは、ヤミ労働で何とか生きている」と説明する。

 一方、ラホイ首相は就任と同時に財政赤字削減のため百六十五億ユーロ(約一兆六千五百億円)の歳出カットに乗り出した。景気の一層の冷え込みが懸念される中、バルセロナの車両部品工場を半年前に解雇されたマヌエル・ルイスさん(41)は「新政権は労働環境を悪化させているだけにしか見えない」と憤った。

3673チバQ:2012/01/01(日) 13:15:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111231/mds11123123370007-n1.htm
エチオピアが要衝掌握か ソマリア中部に進軍と住民
2011.12.31 23:36
 ソマリアからの情報によると、同国暫定政府系の武装勢力と隣国エチオピア軍の部隊が31日、ソマリア中部ベレドウェインに進軍。ソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブとの間で激しい戦闘となり、エチオピア軍はベレドウェインをほぼ掌握したと複数の住民が証言した。

 ベレドウェインはエチオピア国境に近い要衝。エチオピア政府はコメントしていないが、アルシャバーブ掃討に向けて進軍する準備を進めていることを公言していた。

 エチオピア軍は2006年、米国の支持を受け、イスラム原理主義勢力が首都モガディシオを掌握していたソマリアに軍事介入。エチオピア軍が支援する暫定政府が全土をほぼ制圧したが、治安は逆に悪化、エチオピア軍は09年に撤退した。(共同)

3674チバQ:2012/01/01(日) 13:15:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111231/mds11123120080005-n1.htm
5千人超が立候補 イラン国会議員選
2011.12.31 20:07
 イランのナッジャル内相は31日、2012年3月に行われる国会(290議席)議員選挙について、5395人が立候補を届け出たことを明らかにした。国営イラン放送が伝えた。

 多くの改革派議員は今回の選挙に参加しない意向を示しており、立候補者の70%以上が保守派との情報もある。立候補の届け出は24日から30日までの1週間行われた。(共同)

3675チバQ:2012/01/02(月) 07:48:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011123100164
中部の町で国連部隊増強=民族対立が緊迫化−南スーダン
 AFP通信によると、南スーダン担当の国連高官は31日、中部の町ピボルにここ数日、PKO部隊を集め、兵力を増強していることを確認した。
 ピボルがあるジョングレイ州では民族対立が緊迫化、民兵6000人が対立する一方の民族の住民をピボルに追い込んでいる。ピボルからの住民脱出も続き、混乱の中、避難民は数千人と推定される。高官は「30日時点でピボルに食料はない」と訴えた。国連は31日、食料の空輸を始めた。(2011/12/31-22:57)

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3676チバQ:2012/01/03(火) 10:37:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120102/chn12010222400003-n1.htm
イスラム教徒と警官隊衝突 中国寧夏回族自治区 モスク取り壊しで
2012.1.2 22:39
 香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが2日伝えたところによると、中国寧夏回族自治区中部の桃山村で昨年12月30日、モスク(イスラム教礼拝所)の取り壊しに反対するイスラム教徒の住民数百人と警官隊が衝突、多数の負傷者が出た。2人が死亡したとの情報もあるという。

 モスクは最近建設されたばかりだったが、当局から違法と見なされ、2日までに取り壊しが完了したという。違法とされた理由は不明。同自治区はイスラム教徒である回族が多く住む。(共同)

3677チバQ:2012/01/03(火) 19:04:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/erp12010307010002-n1.htm
【2012選挙イヤー(2)】
仏 債務危機で問われる舵取り 社会党勝利なら「脱原発依存」
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)

サルコジ仏大統領=右(ロイター)
 4月のフランス大統領選は再選を目指すニコラ・サルコジ大統領(56)と、ミッテラン元大統領以来17年ぶりの政権奪回を狙う最大野党、社会党の候補、フランソワ・オランド前第1書記(57)の2人を軸にした戦いとなる見通しだ。ドイツのメルケル首相と並ぶ欧州のリーダーとして、深刻な債務危機に対処する指導力が問われる。「脱原発依存」を掲げるオランド氏が勝てば、原発大国のあり方に影響も出そうだ。

 極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(43)らもすでに出馬表明し、サルコジ氏も近く正式表明するとみられる。

 サルコジ氏は昨年、カダフィ政権崩壊に導いたリビアの軍事介入を主導した。債務危機対応では、しばしばメルケル首相に譲歩しながら「メルコジ」と呼ばれる結束を重視し、昨年末には英国を除く欧州連合(EU)加盟国との間で財政規律強化を求める協定合意をとりまとめた。

 ただ、欧州では抜本対策を迫る市場と過度の負担に反発する国民とのはざまに指導者らが陥り、政権交代や政権崩壊が相次ぐ。現職に厳しい情勢はフランスも同様で、長期国債が最上級の格付けを失いかねないなど危機が迫る中、世論調査ではサルコジ氏がオランド氏の後(こう)塵(じん)を拝している。

 一方のオランド氏は、2017年までの財政均衡を公約に掲げるなど財政再建を目指す姿勢はサルコジ氏と同じだが、財政協定を見直す考えを示し、ドイツが反対する「ユーロ共同債」導入などを主張。政権交代で仏独協調に乱れが生じれば、欧州全体の危機対応に影響する恐れもある。

 ただし、国内には、「欧州のドイツ化」に対する危機感もある。オランド氏は「調整型」と評される一方、指導力には疑問の声もあり、欧州外交を主導する交渉能力も問われる。

 一方、社会党は環境保護政党「ヨーロッパエコロジー・緑の党」と、電力の原発依存度を現在の75%から50%に下げ、58基の原子炉のうち24基を25年までに閉鎖することで合意した。政権交代は他国の原発政策にも影響を及ぼしかねない。

(ベルリン 宮下日出男)

3678チバQ:2012/01/03(火) 19:06:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/erp12010318000003-n1.htm
【2012選挙イヤー(6)】
露 弱まる支持基盤 「強い指導者」誇示へ
2012.1.3 18:00 (1/2ページ)

大統領再登板がほぼ確実のプーチン首相(ロイター)
 ロシアの反政権派には求心力のある指導者がなく、3月の大統領選では最高実力者、ウラジーミル・プーチン首相(59)の返り咲きが確実視されている。ただ、昨年12月の下院選後に大規模な反政権デモが起きたように、大都市部を中心にプーチン支配長期化への反発が強まっている。

 次期政権の内政と外交は、プーチン氏の支持基盤が弱まっていることを反映したものになろう。

 プーチン氏は前大統領期に廃止した地方知事などの選挙について「大統領が事前に候補者を承認すること」を条件に復活させると表明。次期政権で首相に就くとみられるメドベージェフ現大統領は、広範な勢力を結集して「拡大政府」を形成するとしている。

 「管理された民主主義」を続けつつも、統制の効く範囲内では“ガス抜き”をしようとの思惑だ。プーチン氏はまた、昨年12月の反政権デモについて外国が糸を引いていることをにおわせたように、「外敵」の存在に国民の不満を向ける手法も強めるとみられる。

 氏は欧米が「隙あらばロシアを弱体化させることを望んでいる勢力」と認識している。国内に「強い指導者」像を誇示する必要からも、対外政策では欧米との対立を辞さない「大国路線」を推し進めるとの見方が強い。近隣外交では、旧ソ連諸国を経済統合する「ユーラシア連合」構想を打ち出しており、この地域を自国の勢力圏として再編することに邁進(まいしん)する見通しだ。

 プーチン氏の統治観は国家至上主義であり、「国民は指導者の下で養われるべき存在だ」というロシア人の伝統的心理に立脚している。特に地方部や公務員、年金生活者からの支持が厚く、政権には当面、こうした層の生活水準引き上げを約束して国民多数派をつなぎ止める余力がある。

 ただ、ロシアの財政は石油価格に左右される脆弱(ぜいじゃく)な体質である上、都市部で成長する中産階層は「管理された民主主義」に疑問を抱きつつある。プーチン次期政権は、国内に多くの不安要因を抱えながらの船出となる。(モスクワ 遠藤良介)

3679チバQ:2012/01/03(火) 19:07:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/mds12010318000003-n1.htm
【2012選挙イヤー(7)】
エジプト イスラエル外交に修正も 平和条約は維持
2012.1.3 18:00 (1/2ページ)

エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長(AP)
 エジプトでは6月末までに、ムバラク前政権崩壊後で初の大統領選が予定されている。「中東の盟主」を自任するエジプトの新しい指導者は、昨年からの民主化運動が続く周辺国の政治体制にも影響を与えるとみられており、選挙の行方にはアラブ全体から注目が集まっている。外交ではイスラエルとの平和条約という大枠は維持しつつ、反イスラエル感情が強い世論を受けて、同国と距離を置く可能性が高い。

 出馬が有力なのは、アラブ連盟前事務局長のアムル・ムーサ氏(75)▽国際原子力機関(IAEA)前事務局長のムハンマド・エルバラダイ氏(69)▽イスラム原理主義組織ムスリム同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏(60)ら。

 ムーサ氏は軍との関係も良好とされるほか、外交経験も豊富。2005年にノーベル平和賞を受賞したエルバラダイ氏は抜群の知名度を誇るが支持基盤は弱い。アブールフトゥーフ氏はダークホース的な存在だ。

 新政権の対外政策で変化が予想されるのは対イスラエル外交だ。エジプトは1970年代以来、イスラエルとの平和条約締結の見返りに米国から多額の軍事援助を受け、影響力の強い軍部も対米関係を安全保障の基軸としてきた。今後も「平和条約破棄といった大転換は考えづらい」(外交筋)とされる。

 一方で、イスラエル寄りの姿勢に国民の不満は根強く、前政権崩壊後は、噴出しやすい状況だ。新政権が国民感情を無視できず、対イスラエル姿勢を修正し、強硬的な態度に出る場面も考えられる。

 イスラエルとパレスチナとの従来の和平交渉で「蚊帳の外」にあったイスラム原理主義組織ハマスが、エジプトの新政権の仲介で存在感を増すとの指摘もある。ハマスを脅威とみるイスラエル、ハマスとライバル関係にあるパレスチナ主流派ファタハの双方にとり避けたいシナリオだ。

 大統領選には、ムバラク氏に近かった軍出身のシャフィク元首相や、アーナーン参謀総長の名前も取り沙汰される。軍部が権益保持のために軍関係者を推すとの観測もあり、選挙の構図はまだ固まっていない。(カイロ 大内清)

3680チバQ:2012/01/03(火) 19:19:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000020-reut-int
南スーダンで最大5万人が避難、民族衝突が激化
ロイター 1月3日(火)13時24分配信

[ハルツーム 2日 ロイター] 国連の南スーダン担当者は2日、民族衝突が続く同国東部ジョングレイ州の町ピボルから、最大で5万人が避難していると語った。

国連筋によると、過去数日間にわたり、ロウ・ヌエル民族とムルレ民族による対立が続いていたが、ロウ・ヌエル民族の武装集団約6000人がピボルを襲撃したという。家畜の牛をめぐり、両民族の間で衝突が起きたとみられている。

Lise Grande国連人道調整官(南スーダン担当)はロイターに対し、「避難民の健康状態を心配している。彼らは水も食べ物も持っていない。推定だが、2―5万人が避難していると思う」と述べた。負傷者については情報が得られていないとしている。

南スーダン軍の報道官は、ピボルに部隊を派遣したと発表。国連筋によると、兵士約3000人と警官800人がピボルに向かっているという。

南スーダンは昨年7月、2005年の和平合意のもとスーダンから独立したが、その後も反政府勢力による暴力や民族間の対立に悩まされている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000013-cnn-int
南スーダンで民族対立、5万人が避難 事態掌握へ部隊派遣
CNN.co.jp 1月3日(火)14時3分配信

スーダン(CNN) 南スーダンの東部ジョングレイ州で民族対立が勃発(ぼっぱつ)して5万人規模の避難民が出ている問題で、同国の情報相は2日、襲撃を受けていた同州の町ピボルについて、支配権を取り戻し、事態を掌握しつつあると明らかにした。南スーダンには、国連平和維持活動(PKO)のために、日本の陸上自衛隊が派遣されることになっている。

同相によれば、避難民の一部は自宅に戻り始めたという。

軍当局の同日の発表によれば、約4000人の兵士と警察の増員部隊がピボルに派遣されたという。同町では、昨年12月末から民族対立が激化。ロウ・ヌエル民族が、ピボルを地元とするムルレ民族と衝突したことで、国連がPKO部隊を送り込む事態となっていた。

ジョングレイ州では、放牧地や水の利権をめぐり、民族間の対立が強まっていた。

3681チバQ:2012/01/03(火) 19:20:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111229-00000513-san-int
祖国に帰る理由 無限の可能性秘める南スーダン
産経新聞 2011年12月29日(木)13時57分配信


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京都市伏見区で河川港を見学する南スーダンの運輸省河川交通局、リート部長(左)と中央エクアトリア州住宅・建設局のワニ局長(右)(写真:産経新聞)

 【大阪から世界を読む】来年から自衛隊の国際平和維持活動(PKO)に南スーダンが加わる。アフリカ大陸の内陸にあるこの国は今年7月、スーダンと半世紀にわたる葛藤を経て独立を達成した。アフリカでは18年ぶりの独立国だ。ただ、日本の1・7倍の国土に舗装道路は100キロに届かず、都市らしい都市もない。そんな国にいま、国外に逃れていた人たちが続々と帰ってきている。なぜ「何もない国」帰るのか。(坂本英彰)

 ■「国のために働ける」

 南スーダン運輸省河川交通局部長のジェームス・リートさん(54)は10年にわたる米国生活を切り上げ、帰国した。11月末に国際協力機構(JICA)の招きで来日し、約2週間の研修で横浜や和歌山、京都などの港湾施設を視察した。

 「南スーダンは自分の国ですからね。とても自由を感じるし、国のために働けることがうれしく誇りに思います」

 灼熱(しゃくねつ)のアフリカと対照的な凍えるような京都。日本で買ったというジャケットを身に付け、恰幅(かっぷく)のいい体を揺らして力強く言った。物質的な豊かさでは故郷と比較にならない米国にいたときも、平和が戻れば帰りたいと思っていたという。

 トラックが走れるような道路がほとんどない南スーダンで、南北に貫くナイル川は国内輸送の基幹。南部にある首都ジュバなどの河川港を整備・運営するのがリートさんの任務だ。

 いまは港といえるほどの港はない。マンゴーの木にはしけをつないで荷降ろしするといった状況という。

 しかしジュバには次から次へと、帰還者を乗せたはしけが到着している。ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレ電子版は「はしけが近づくと歓声や叫び声がわき起こり、船客もデッキに立ちあがったり屋根に登ったりして歌い始めた」と、再会の様子を描写している。

 ■抑圧の歴史

 多くの旧植民地国家と同じく人工的に引かれた国境を持つスーダンは、生い立ちから軋轢(あつれき)を抱え込んでいた。英国とエジプトの共同統治から独立したのは、リートさんが生まれる前年の1956年。しかし政府は北部のアラブ系イスラム教徒が実権を握り、黒人系キリスト教徒が多い南部は抑圧されてきた。

 政府職員として働き始めた83年、反政府勢力のスーダン人民解放軍(SPLA)が政府軍との内戦に突入した。89年にバシル准将がクーデターを起こして全権を掌握してイスラム化を強くすすめ、93年には大統領に就任して独裁的な権力を振るいはじめた。南部出身のキリスト教徒として働くリートさんの立場は年々、厳しくなっていった。

 ナイル川の中核河川港で勤務していた95年、ついに脱出を決意する。SPLAとの関係を疑われ、命の危険にさらされる状況になってきたためだ。仕事も住む場所も捨てて6カ月にわたって各地をさまよい、エチオピアの難民キャンプに逃げ込んだ。

 リートさんのような境遇が特殊だったわけではない。英BBCによると、83年から2005年まで続いた内戦で400万人が難民化し150万の人命が失われた。いまの南スーダンの人口約820万人と比べると、その規模が推し量れる。

 4年間にわたるキャンプ生活のあと難民として米国に渡ることができたリートさんは、むしろ幸運だった。コロラド州デンバーに住んでエンジニアの学士と神学修士も取得。南スーダン系の人々が集まれるカトリック教会を自ら設立し、司祭を務めた。

3682チバQ:2012/01/03(火) 19:21:06
 ■アフリカで18年ぶりの独立国

 スーダン政府は05年にSPLAと包括和平合意に署名、長い内戦が終わった。南スーダンは今年1月の住民投票結果にもとづき、7月9日に正式に独立を宣言した。アフリカでは1993年、エリトリアがエチオピアから独立して以来の新国家誕生だ。

 リートさんは独立よりひとあし早い2009年に帰った。米国から受けた恩恵には感謝しつつも「やはり二級市民だった」と、率直な気持ちを吐露する。

 以前と同じ運輸関係の仕事に、今度は自分の政府に仕えることができた。その気持ちを、リートさんと一緒に来日した中央エクアトリア州の住宅・建設局長、エマヌエル・ワニさん(53)が晴れ晴れした表情で言った。「以前は北の政府のために働かされていたという気持ちが強かったが、いまは違う」

 日本は05年の和平合意以来、政府開発援助(ODA)の無償資金協力で河川港整備を行ってきた。ジュバに35メートル桟橋や係留施設などを建設し、今後は200メートル桟橋や事務棟など本格的な整備に移る。来日研修も援助の一環で、日本の進んだ施設や運営について理解を深めてもらうためだ。

 ワニさんは「値段だけで安く請け負う業者を選びあとは任せっきりという国もあるが、その点、日本の援助は丁寧で注意が行き届いている」と言う。細部に気を配る日本の姿勢は、高く評価されているようだ。

 ■来年1月から自衛隊派遣

 自衛隊の派遣も、こうした南スーダンとのかかわりの延長上にある。1月から3月まで順次、約210人の1次隊が現地入り。5月以降には交代の2次隊約330人が入り、ジュバや周辺で道路や橋などインフラ建設を担う。

 南スーダンはなお石油資源配分をめぐるスーダンとの係争を抱え、未画定の国境付近で散発する武力衝突など問題は山積している。しかしロイター通信によると、チャレンジ精神あふれる各国の起業家たちがどっと流入しているという。農業ビジネスを目指すイスラエル人は「ゼロから始められる世界唯一の国だ。ここなら100%の成長が見込める」と語っている。

 リートさんも未来を見るひとりだ。「国民が連帯すればきっといい国になるはずだ。南スーダンには石油もあれば農業もある」。いまは米国にいる12人の子供たちもいずれは、帰ってきてほしいという。

 豊かで内向きな日本にいると、問題やないものにばかり注意を奪われる。でも、何もないところに国さえできた。193番目の国連加盟国に人々は、無限の可能性を見るのだろう。

3683名無しさん:2012/01/03(火) 22:37:32
チバさんは、米国大統領選挙はどんな対決になってもらいたいですか?
自分は、オバマ対ロムニーで激しい選挙戦期待なんですけど。
ロムニー以外なら、勝負にならない、世論調査の結果も出てますからね。

3684チバQ:2012/01/04(水) 16:49:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120104-00000055-reut-ent
ユッスー・ンドゥール、セネガル大統領選に出馬へ
ロイター 1月4日(水)13時18分配信


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 1月3日、セネガル出身のグラミー賞受賞歌手、ユッスー・ンドゥール氏が2月26日に行われるセネガル大統領選への出馬意向を表明した。チュニスで昨年11月撮影(2012年 ロイター/Anis Mili)

[ダカール 3日 ロイター] セネガル出身のグラミー賞受賞歌手、ユッスー・ンドゥール氏が、2月26日に行われるセネガル大統領選への出馬意向を表明した。現職のアブドゥラエ・ワッド大統領に挑むことになる。

1988年のサッカーワールドカップ(W杯)フランス大会の公式テーマ曲を担当し、2004年にはアルバム「エジプト」でグラミー賞を受賞したンドゥール氏は、セネガルの若年層に強い人気がある。また、過去11年にわたって政権の座に就き、再選を目指すワッド大統領を声高に批判してきたことでも知られる。

ンドゥール氏は2日遅く、自身が所有するテレビ局TFMで「私は候補者だ。大統領選に出る」と表明。国民の平均所得が1日3ドルと言われるセネガルで政権交代を目指すことを明らかにした。

ただ、専門家の間では、ンドゥール氏に一定の票が流れるとみられる一方、対立候補の乱立で票が分散すれば、現職ワッド大統領に有利に働く可能性も指摘されている。

3685チバQ:2012/01/04(水) 20:41:19
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2848473/8249506
家畜の牛をめぐり過去最悪の民族衝突、政府軍が支配権奪還 南スーダン
2012年01月04日 18:02 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月4日 AFP】南スーダン東部のジョングレイ(Jonglei)州の町ピボル(Pibor)で家畜の牛をめぐり過去最悪の民族衝突に発展した問題で、同国のバルナバ・ベンジャミン(Barnaba Marial Benjamin)情報相は3日、ピボルの支配権を奪還したと発表した。

 民族衝突は、ロウ・ヌエル(Lou Nuer)部族の6000人余りの武装集団が、敵対するムルレ(Murle)部族を牛の強奪犯と名指しし、ムルレ部族のせん滅を誓ってピボルを襲撃したことが発端となった。武装集団はわらぶき屋根の住居に火を放ち、国境なき医師団(Doctors Without Borders)が運営する病院を略奪した。

 この衝突による避難民は、国連の推計で2万人以上にのぼった。避難した女性や子供、最大で150人が殺害されたとの未確認情報もある。

 ベンジャミン情報相は会見で、ロウ・ヌエル部族に対しピボルからの退去を命じ、退去が始まっていることも明らかにした。

 国連の報告書によると、同州では昨年1年間に民族間対立、牛の強奪、その報復攻撃による死者が1100人を超え、避難民も6万3000人に達している。民族間対立が新生国家の不安定化要因になることを危惧する政府と国連は同州の駐留軍を強化している。(c)AFP

3686チバQ:2012/01/05(木) 23:01:31
http://www.cnn.co.jp/business/30005166.html
モルディブ大統領、スパ禁止令を撤回 「物言わぬ多数派」反発で
2012.01.05 Thu posted at: 11:36 JST
(CNN) インド洋の島国モルディブのナシード大統領は4日、国内のすべてのアイランドリゾートなどに出していた「スパ禁止令」を撤回したことを明らかにした。裁判所も同日、同様の判断を言い渡す見通しだとしている。

モルディブはサンゴ礁に囲まれた1200の島々で構成され、世界中から年間約80万人の観光客が訪れる。しかし人口35万人の大半はイスラム教徒。このためイスラム教の教えの徹底を求める野党側が首都マレなど一部地域でマッサージ施設の閉鎖を求めたのに対し、観光省は先週、アイランドリゾートなども含む国内全土にスパ禁止令を出した。

しかし禁止令に対して批判が噴出したことから、「この問題について検討し、モルディブを訪れる人たちに安心してもらう必要が生じた」とナシード大統領は説明する。禁止令がきっかけとなって「物言わぬ多数派が声を上げた」とも述べ、「このような極端な要求は、この国の大多数の人にとっては相容れない」と強調した。

国内のリゾートやホテルにとって、スパで提供するマッサージやスキンケアのサービスは貴重な収入源。観光業界は禁止令を無視して営業を続けるとともに、禁止令は違憲だと主張して法的措置を講じていた。

http://www.cnn.co.jp/business/30005137.html
モルディブの「スパ禁止令」に観光業界反発、背景に政争
2012.01.03 Tue posted at: 12:11 JST
(CNN) 白砂のビーチと美しい環礁を目当てに世界中から観光客が訪れるインド洋の島国モルディブで、観光省がリゾートやホテルに対してスパ施設の閉鎖を命じ、観光業界が反発している。閉鎖命令の裏には、与野党間の政治的な対立の構図も透けて見える。

同国は人口約35万人に対し、2010年の統計で年間80万人が訪れる人気観光地。スパ併設ホテルの支配人によれば、政府はアイランドリゾートなどにあるすべてのスパの閉鎖を命じたという。ただし観光業界は命令に従わず、「われわれは今日も営業を続けており、閉鎖はしない。私の知る限り、ほかのホテルもスパの営業を続けている」と話した。

イスラム教国のモルディブでは、野党などからイスラム教の教えをもっと徹底させるべきだとの声が上がり、昨年12月23日には首都マレなど人口の多い地域にあるマッサージ施設の閉鎖を求める集会が開かれた。

ナシード大統領は、「より寛容な」イスラム教を求めるリベラル派だが、野党の要求に応じる形で先週、国内1200の島にあるすべてのマッサージ施設やスパなどの閉鎖を命令した。ただしその背景には「スパの営業や観光客へのアルコールと豚肉の販売に反対している野党指導者の一部が実のところは、国内有数のリゾートを経営している」(大統領府)という矛盾している実態をあぶり出す狙いがあるようだ。

高級リゾートにとって、スパで提供するマッサージやスキンケアのサービスは、宿泊費に加えて数千ドルもの料金を稼ぎ出せる貴重な収入源。観光業界は禁止令の差し止めを求めて裁判所に仮処分を申し立てるとともに、主要ホテルのスパサービスを禁止命令の対象外とするよう、政府との交渉に乗り出した。

これに対して観光省は、「リゾートのスパは営業継続を許可することを検討中」と表明している。

3687チバQ:2012/01/06(金) 00:29:10
http://go2senkyo.com/blog/archives/1238
2012年世界の主要選挙予定


※予定は変更になることがあります
■1月

14日:台湾総統選挙
22日:フィンランド大統領選挙
24日:米大統領一般教書演説
31日:クロアチア、EU加盟国民投票

■2月

19日:ギリシャ国民議会選挙

■3月

2日:イラン総選挙
4日:ロシア大統領選挙
6日:米スーパーチューズデー

■4月

22日:フランス大統領選挙(1回目)

■5月

6日:フランス大統領選挙(決戦投票)

■6月

10日、17日:フランス国民議会選挙
中旬:エジプト大統領選挙

■7月

1日:メキシコ大統領選挙、総選挙
中旬:インド大統領選挙
(ロンドンオリンピック開幕)

■8月

27日〜30日:米共和党全国大会

■9月
(日本 民主党代表選挙、自民党総裁選挙)
■10月

中旬:中国共産党大会

■11月

6日:米大統領選挙(一般有権者投票)

■12月

17日:米大統領選挙(選挙人投票)
19日:韓国大統領選挙

投稿者:ザ選挙投稿日:2011年12月31日

3688チバQ:2012/01/06(金) 00:40:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000061-jij-int
タリバンがカタールに事務所設置へ=アフガン戦争、政治解決へ一歩
時事通信 1月3日(火)22時17分配信

 【ニューデリー時事】アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンのムジャヒド報道官は3日、時事通信に対し、中東カタールの首都ドーハに国際社会との連絡窓口となるタリバンの事務所を設置することで米国などと基本合意したと明らかにした。開設時期や具体的な役割については言及を避けたが、主な戦争相手である米国との和平交渉の窓口として機能するとみられる。
 アフガンのカルザイ政権は停滞を続けるタリバンとの和平交渉を軌道に乗せるため、第三国におけるタリバン事務所の開設を働き掛けていた。開戦から丸10年が過ぎたアフガン戦争は政治的解決に向けて一歩踏み出したと言える。
 タリバンは3日、ムジャヒド報道官名義の声明で、「アフガンへの侵攻に終止符を打つ目的は以前から何も変わっていない」と宣言しつつ、カタールを含む海外に事務所を設置する考えを初めて明らかにした。
 ムジャヒド報道官は取材に対し「事務所を開設しても、米国への攻撃をやめることを意味しない」とする一方で、カタール事務所が米国との話し合いの窓口になるとの考えを示唆。和平に向け、対米交渉路線に転じていることをうかがわせた。

3689チバQ:2012/01/07(土) 01:00:51
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2849177/8260922
南スーダン、民族衝突の死者3000人を超える 独立後で最悪の衝突に
2012年01月06日 20:15 発信地:ジュバ/南スーダン

【1月6日 AFP】南スーダン東部ジョングレイ(Jonglei)州ピボル(Pibor)郡で前週、家畜をめぐる争いを機に起きた大規模な民族衝突は、死者が3000人を超え、数万人が避難を強いられる事態となっている。

 ピボルでは前週、ロウ・ヌエル(Lou Nuer)民族の武装集団6000人余りが、牛を強奪されたとの理由で、以前から敵対していたムルレ(Murle)民族が住むピボルを襲撃。政府軍が応戦するまで、わらぶき屋根の住居に火を放ったり、病院の略奪などを続けた。これが発端となって、両民族間の大規模衝突に発展した。

 ジョシュア・コニイ(Joshua Konyi)郡政委員は6日、ピボルでは大量殺害が行われており、これまでに計3141人の遺体を確認したことを明らかにした。内訳は女性と子ども2182人、男性959人だという。

 国連(UN)と南スーダン軍では、まだ犠牲者の数を確認できていないが、遠隔地ピボルでの犠牲者数を独自に確認することは難しい。だが、犠牲者数が3141人と確定されれば、昨年7月に南スーダンが分離・独立を達成して以来、最悪の民族衝突となる。

 コニイ氏によると、1000人以上の子どもたちが行方不明となっており、ロウ・ヌエル側に拉致された恐れが出ている。このほかにも、牛数万匹が強奪されたという。(c)AFP

3690チバQ:2012/01/07(土) 01:02:46
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2848862/8252986
イスラエル前首相を収賄罪で起訴
2012年01月06日 09:09 発信地:エルサレム/イスラエル
【1月6日 AFP】イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)前首相ほか17人が5日、収賄の罪で起訴された。司法関係者が明らかにした。

 オルメルト前首相は、エルサレム(Jerusalem)市長を務めていた90年代当時、同市内の大規模集合住宅「Holyland residential complex」の建設工事をはじめとする複数の建設プロジェクトで便宜を図り、わいろを受け取ったとされる。(c)AFP

3691チバQ:2012/01/09(月) 12:33:05
>>3657
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120108-OYT1T00460.htm
アルゼンチン大統領、がんではなかった
 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】ロイター通信などによると、アルゼンチン大統領府は7日、昨年12月末に甲状腺がんと診断されたフェルナンデス大統領(58)が、4日の手術などの結果、がんではなかったことが確認されたと発表した。

 事前の検査結果などは腫瘍の存在を示していたが、その後の手術や精密検査で腫瘍ではないとわかったという。

(2012年1月8日19時28分 読売新聞)


http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE7BS01920111229
南米首脳のがん続出は「米国の陰謀」=チャベス大統領
2011年 12月 29日 13:52 JST
[カラカス 28日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は28日、自身を含む南米の首脳が相次いでがんを患っていることについて、米国の「がん誘発技術」による陰謀説を披露した。
チャベス大統領は今年6月、療養先のキューバでがん性腫瘍の摘出手術を受け、その後もがん治療を続けている。また、アルゼンチン政府の報道官は27日、フェルナンデス大統領が甲状腺がんを患っており、来月に手術を受けると発表した。

南米ではこのほか、パラグアイのルゴ大統領、ブラジルのルセフ大統領とルラ前大統領も比較的最近にがんと診断されたが、いずれも左派で知られる人物。

チャベス大統領は、テレビ放映された同国軍向け演説で、南米首脳にがんが続いていることは「非常に不可解」とし、「米国ががんを引き起こす技術を開発し、それを今まで誰も知らなかったとしても不思議ではない」と述べた。そのうえで、同じく左派であるボリビアのモラレス大統領にも「注意した方がいい」と呼び掛けた。

3692チバQ:2012/01/09(月) 12:35:47
>>3335
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120107-OYT1T00715.htm
キリスト教徒襲われ25人死亡…ナイジェリア

 【ヨハネスブルク=中西賢司】ナイジェリア北東部アダマワ州で6日、武装集団がキリスト教徒が集まった公会堂を襲撃、英BBC放送は17人が死亡したと報じた。


 また、AFP通信によると、同州のキリスト教会も襲われ、少なくとも8人が死亡した。公会堂では、5日に襲撃を受けた別の州の教会で射殺された信徒の移送方法が話し合われていたという。

 イスラム過激派武装勢力「ボコ・ハラム」(地元言語で「西洋教育は罪」)が犯行を認めた。同国では北部にイスラム教徒、南部にキリスト教徒が多く、ボコ・ハラムは北部からのキリスト教徒の退去を要求している。

(2012年1月7日23時12分 読売新聞)

3693チバQ:2012/01/09(月) 12:41:33
>>3675>>3680>>3685>>3689
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120107/mds12010721050002-n1.htm
南スーダン東部で「人道危機」 ピボル民族衝突で死者3000人超
2012.1.7 21:04

南スーダンの民族衝突による難民=5日、ピボル(ロイター)
 【カイロ=大内清】南スーダンでは最近、陸自部隊が活動予定の首都ジュバから約300キロ離れた東部ジョングレイ州ピボルで民族衝突による死者が3千人超に達したとみられるほか、南スーダン政府が同州で深刻な水・食料不足が発生しているとして「人道危機」を宣言するなど、不安定な情勢が続いている。

 同国からの報道によると、ジョングレイ州では昨年末以降、ピボルに主に居住するムルレ民族に対し、付近のロウ・ヌエル民族の武装グループが襲撃を繰り返していた。両民族は以前から家畜の牛の所有などをめぐって対立していたといい、地元政府当局者は、これまでに女性や子供を中心に3141人の遺体を確認したとしている。

 この衝突が全土での民族紛争や内戦につながる可能性は低いとみられる。ただ、衝突が数千人単位の殺害にまで発展したことは、昨年7月にスーダンから分離独立したばかりの同国政府が、十分な治安維持能力を構築できていない現実を浮き彫りにしたといえる。

 事態悪化により、ジョングレイ州では約5万人が水・食料不足に見舞われているとみられており、国連は6日、同州に対する人道支援を強化すると発表した。

 独立前の南スーダンでは、2005年まで20年以上にわたり続いた内戦で多くの民族が敵味方に分かれて対立し、現在も遺恨が残っているほか、内戦中に出回った大量の武器の回収も進んでいない。

 またスーダン政府とは、南スーダン産原油の輸出収入の配分をめぐる交渉が難航、両国の中間にある石油地帯の帰属問題でも対立が続く。南スーダン政府を主導するスーダン人民解放運動(SPLM)に反発する民兵組織も活動を続けるなど、依然として多くの“火種”を抱えたままだ。

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2849498/8269991
南スーダンの大量虐殺に「証拠なし」、国連報告
2012年01月08日 19:29 発信地:ナイロビ/ケニア
【1月8日 AFP】国連南スーダン派遣団(UN Mission in South Sudan、UNMISS)のヒルデ・ジョンソン(Hilde Johnson)事務総長特別代表は7日、南スーダンで報告された大量虐殺について、調査の結果「証拠が見つからなかった」と語った。だが一方で同氏は、迅速な支援を必要とする人が6万人に上っていると注意を喚起している。

 前週、武装した若者最大8000人が南スーダン東部ジョングレイ(Jonglei)州のピボル(Pibor)郡を襲撃し、3000人以上を殺害したとの報告があったが、ジョンソン特別代表は、誤報だったとみられると述べた。

 ジョンソン氏はピボルを訪れた後に、「重要なのは、死者数を裏付ける証拠が発見されなかったことだ」と語った。

 ピボルに住むムルレ(Murle)民族を襲撃したロウ・ヌエル(Lou Nuer)民族の武装集団は、ムルレ側が誘拐や、家畜を強奪していると非難しており、民族間での報復の応酬が激化している。

 ジョンソン特別代表は、この襲撃による死者数はまだ判明していないが、同地域のわらぶき屋根の住居のうち最大3分の1が放火され、およそ6万人が緊急の支援を必要としていると述べた。(c)AFP

3694チバQ:2012/01/09(月) 12:42:39
http://www.afpbb.com/article/politics/2848479/8248471
ナイジェリア各地でデモ、燃料補助金打ち切りに抗議
2012年01月05日 08:18 発信地:ラゴス/ナイジェリア

【1月5日 AFP】ナイジェリアで政府が今年に入り、燃料補助金を打ち切ったことから、ガソリン価格が急騰し、各地で抗議デモが発生、警官隊との衝突から死者も出る事態に拡大している。

 ナイジェリア政府が1日、燃料補助金を打ち切ったことからガソリン価格はそれまでの2倍の1リットル当たり140ナイラ(約73.6円)まで跳ね上がった。ナイジェリアは大半の人が1日2ドル(約150円)以下で暮らす国だ。

 首都アブジャ(Abuja)で2日に行われた抗議デモに対し、警察は催涙ガスを使用。3日には中西部の都市クワラ(Kwara)で抗議に参加していた男性1人が死亡した。ナイジェリア最大の労働組合は、男性は警察に射殺されたと非難している。しかし警察側は、何かのきっかけで抗議していた群衆が男性を敵視し、鋭利な刃物で刺したため死亡したと反論している。

 3日は経済の中心都市ラゴス(Lagos)や北部最大の都市カノ(Kano)でも抗議行動が相次いだ。

 ラゴスでは約200人が主要道路でデモをするなど、1日がかりで抗議を展開した。抗議の参加者たちは少なくとも1軒のガソリンスタンドを荒らし、他のスタンドもガソリンを売らせまいとする群衆によって封鎖された。一方、抗議集会の周辺では群衆がタイヤを燃やすなどした。警察はラゴスでもデモを散らそうと催涙ガスを使用した。ある男性は警察が実弾を使用したと言い、逃げている時に撃たれたという腹部の傷を報道陣に見せた。

 一方、カノでは抗議行動を未然に阻止しようと、座り込みの計画について地元のサッカー場で相談していたグループのうち主催者の9人を一時拘束した。釈放された1人によると、約40人が集まっていたサッカー場に、3台のバンに分乗した機動隊20人が乗り込み、会議を解散させたという。抗議を計画したいた人びとはこのサッカー場を「自由の広場」と呼んでいた。カノでは他数か所でデモが発生、州庁舎を数百人が囲む規模のものもあった。

 これまで、ナイジェリアで発生する抗議行動の多くは徐々に失速し、消えていくことが多かったが、燃料補助金問題は全国民が一致団結する数少ない問題のひとつで、今回も抗議行動が広範囲に拡大した。

 ナイジェリア政府や経済学者は、痛ましいほど整っていないインフラへの投資を強化するために、燃料補助金の打ち切りが必要としている。政府によると2011年の燃料補助金による支出は80億ドル(約6130億円)だった。

 しかしナイジェリア国民は、石油資源が豊富ながら国民の受ける恩恵が少ない同国で、燃料補助金は唯一の恩恵だと考えている。(c)AFP/Susan Njanji

3695チバQ:2012/01/09(月) 12:45:31
http://www.asahi.com/international/update/0108/TKY201201080237.html
2012年1月8日23時34分
南アフリカの与党ANCが100周年 人気は下降線競技場で開催されたアフリカ民族会議(ANC)結成100周年の記念式典=ブルームフォンテーン、杉山正撮影


 反アパルトヘイト闘争の中心になった南アフリカの与党、アフリカ民族会議(ANC)が8日、結成100周年を迎えた。アパルトヘイト政策撤廃後17年にわたって政権を担ってきたが、党内対立や幹部による汚職疑惑などが相次ぎ、支持離れが加速している。

 同日、結成地の中部ブルームフォンテーンで記念式典を開催した。式典には、ズマ大統領らANC幹部のほか、アフリカ各国の高官らが出席し、支持者10万人以上が集まった。ズマ大統領は演説で「党だけではなく全国民にとってのお祝いだ」と融和を強調した。

 ANCの前身、南アフリカ原住民民族会議(SANNC)は、英自治領南アフリカ連邦下の1912年に結成。40年代後半から黒人差別が強まると反対闘争の中心組織になり、60年に非合法化された。その後武装闘争に踏み切り、責任者だったネルソン・マンデラ氏は27年間投獄された。

3696チバQ:2012/01/09(月) 12:57:39
>>3666
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120108/mds12010823280004-n1.htm
油禁輸ならホルムズ海峡封鎖 イラン指導部 地下ウラン濃縮施設も近く本格稼働
2012.1.8 23:24

 【カイロ=大内清】AP通信によると、イランの有力紙ホラサンは8日、同国指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊幹部の話として、イラン産原油の輸出に制裁が科された場合、中東の主要な原油輸送ルートであるホルムズ海峡の封鎖を命じることを指導部が決めた、と伝えた。実際に同海峡が封鎖されれば世界の原油供給にとり大きな打撃となるだけに、イランと米欧との緊張が高まるのは必至だ。

 イラン産原油をめぐっては、欧州連合(EU)が今月、禁輸措置に踏み切ることで原則合意し、イラン側が反発を強めていた。

 一方、同国のアバシ原子力庁長官は同日までに、首都テヘラン南方のコム郊外フォルドウの地下に建設中のウラン濃縮施設が近く本格稼働すると述べた。すでに濃縮活動が始まったとの報道もあるが真偽は不明。

 同施設は、イスラエルなどからの攻撃に備え、中部ナタンツの濃縮ウラン製造機能の一部を移転して地下深くに建設されているもので、イランの核兵器開発を疑う米欧などが建設中止を求めている。イランとしては一連の報道を通じて強硬姿勢を示し、米欧に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。

3697チバQ:2012/01/09(月) 13:11:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120107-00000064-mai-int
<サルコジ仏大統領>選挙意識?「ジャンヌ・ダルク」で熱弁
毎日新聞 1月7日(土)20時35分配信

 【パリ宮川裕章】サルコジ仏大統領は6日、英仏百年戦争の英雄ジャンヌ・ダルクの生誕600周年を記念して生誕地の東部ドムレミーなどを訪れ、「ジャンヌ・ダルクはどの政党にも属さない」と演説した。「移民排斥」を訴える極右政党・国民戦線がジャンヌ・ダルクを崇拝していることから、4月の大統領選に向けて右翼支持層の取り込みを狙った動きではないかと取りざたされている。

 15世紀に英軍包囲下にあった仏中部オルレアンを解放したジャンヌ・ダルクは国家統合の象徴とされる。サルコジ氏は国民戦線を念頭に「国家統合の象徴を、国家を分断させようとする者たちに使わせてはいけない」と熱弁を振るった。

 サルコジ氏は大統領選への正式な立候補表明はしていないが、出馬は確実。仏メディアに「国家元首として、フランスに自由と偉大さをもたらした功労者に敬意を表するのは当然だ」と説明したが、選挙をにらんだ政治的な思惑がちらつく。

 これに対して国民戦線党首のルペン候補はAFP通信に「私の方が(選挙目的のサルコジ氏よりも)心は純粋だ」と皮肉った。最新世論調査によると、大統領選候補者の支持率は社会党のオランド前第1書記27.5%、サルコジ氏24%、ルペン氏20%で、3氏がしのぎを削る構図だ。

3698チバQ:2012/01/09(月) 20:56:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012010800066
アフガン政府「置き去り」も=タリバン交渉、米主導の見方
 【ニューデリー時事】アフガニスタンの反政府勢力タリバンが国際社会との交渉窓口となる事務所をカタールに設立する意向を8日までに明らかにした。テロ重視から対話路線に転じた動きとして注目されるが、タリバンは、米国との本格対話を望む一方、従来通り、アフガン政府を相手にしない考え。米国が自国主導で対話を急いだ場合、アフガンのカルザイ政権が和平交渉から「置き去り」にされる事態も想定される。
 タリバンは声明で、自分たちと米国および同盟勢力が「アフガンの二大勢力だ」と指摘、これまで散々繰り返した対米非難を避け、対話意欲を初めて示した。アフガン政府への言及は皆無で、専門家からは「米・タリバンの2者対話だけが進み、カルザイ大統領が積み重ねた対話努力が水泡に帰す恐れがある」(情報機関元トップのタカト氏)との見方も出ている。
 元来、カルザイ大統領はトルコなど自国と関係の深い国への事務所設置を希望していた。米、カタール両政府がタリバンと事務所開設について協議していた昨年末には、交渉内容を知らされていないとして駐カタール大使を召還、同国に抗議した経緯もある。
 それだけに、タリバンの発表から丸1日遅れで出した声明は、「歓迎」の意を示しながらも、「外国の軍事作戦によるアフガン国民の殺害がやむかもしれない」などと米国への皮肉が目立った。(2012/01/08-14:44)

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3699チバQ:2012/01/10(火) 12:23:19
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/09/20120109ddm012030043000c.html
インド:ヒンズー急進派、政権批判で勢い 小売市場、開放凍結へ役割
 インドで、経済成長と共に深刻化する貧富の格差や腐敗・汚職問題への危機感から、ヒンズー至上主義者(急進派)の反発が広がり、シン政権を揺るがしている。昨年11月、政権が国内小売市場の外国資本への開放を決めたところ、翌12月、国民の猛反発で決定の凍結に追い込まれたが、反対運動で大きな役割を担ったのが、排外的なヒンズー急進派だった。【ニューデリー杉尾直哉】

 ◇格差の拡大背景、排外思想掲げる
 夜明け前の午前6時。ニューデリー南部の公園に20代から50代の男たち15人が集まった。気温は5度前後まで冷え込んでいたが、そろいのカーキ色の半ズボン姿。ヒンズー至上主義団体「RSS」の制服だ。RSSは、「民族義勇団(民族奉仕団)」を意味するヒンディー語の頭文字だ。

 男たちは掛け声を出しながら、行進や整列、体操をし、ヒンディー語で唱和した。

 「ヒンズー教徒が目覚めれば、世界も目覚める。我々は世界の文明の源。我々は世界から敵を粛清する……」

 右腕を水平に胸に当て、ヒンズー僧の服の色で「炎」や「日の出」を意味するサフラン色のシンボル旗に敬礼して散会。この間、約1時間。「シャーカー」と呼ばれる儀式だ。

 リーダーの手工芸品販売業者ラビ・プラカシさん(48)は「みんなで体を動かすことで一体感が生まれる」と話す。首都で1600カ所、インド全土では4万5000カ所で毎朝夕、シャーカーが行われているという。

 祖父の代からRSSのメンバーだというプラカシさんは「政府の腐敗や誤った経済政策のおかげで、新規会員、特に若者を勧誘するのは簡単だ。誰もが国を良くしたいと思っているからだ」と言う。

 インドでは一昨年来、大型の汚職事件が相次いだ。中でも携帯電話の許認可を巡る汚職で国家の損害は400億ドルとも言われる。だが、首都の人口1600万人のうち4割がスラム暮らしの貧困層だ。こうした現状が、ヒンズー急進派の怒りに結びついている。

 ◇「欧米の言いなり」
 また、ヒンズー急進派は、現政権が進めてきた経済改革路線を「欧米諸国の言いなりで、自国を弱体化させる政策」と受け止めている。シン政権が打ち出した小売市場開放政策はその代表例だ。

 ニューデリーで昨年12月半ば、ヒンズー教指導者らを集めた会議で、RSSトップのモハン・バグワット総裁(61)が演説した。「世界にはインドの強国としての台頭を望まない国がある。ヒンズー社会を目覚めさせ、この現実に対処せねばならない」。欧米諸国の「支配」に対する危機感をあおった形だ。

 ニューデリーのジャミア・ミリア・イスラミア(国立中央大)のシーナ・ジェイン教授(社会学)は「ヒンズー急進派は愛国主義というより、外国恐怖症だ。今の若者らの大半は、彼らと違って外国とのつながりを歓迎しており、伝統回帰が主流になるとは思えないが、急進派の言動は攻撃的で非常に目立つ」と話している。

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 ■ことば

 ◇ヒンズー教
 ヒンズー教は、ビシュヌやシバなどの神々を信仰する多神教。崇拝対象は草木や動物も含み、特に牛は神聖とされる。インドの人口12億人中8割がヒンズー教徒。

 ◇RSS
 1925年、インド人青年の精神向上と団結強化を狙って結成されたヒンズー至上主義の団体。独立後の48年に建国の父ガンジー暗殺との関係を疑われて非合法化され、メンバー2万人が逮捕されたことがある。イスラム教徒(インドの人口の13%)を敵視する傾向が強く、92年の北部アヨディヤのモスク(イスラム礼拝所)破壊はインド社会を揺るがした。最大野党のインド人民党(BJP)は、RSSが作った政党が母体だ。

毎日新聞 2012年1月9日 東京朝刊

3700チバQ:2012/01/10(火) 22:00:22
>>512>>3661
http://www.asahi.com/international/update/0110/TKY201201100393.html
サンハ大統領が死去 西アフリカ・ギニアビサウ

2012年1月10日19時0分
 西アフリカ・ギニアビサウのマラン・バカイ・サンハ大統領が9日、入院先のパリの病院で死亡した。64歳。AFP通信が伝えた。憲法の規定では90日以内に大統領選挙が実施される。

 サンハ大統領は、2009年、前大統領が暗殺された後の選挙で当選した。就任半年後には体調を崩し、入退院を繰り返していた。糖尿病とされるが、病状は伏せられてきた。

 ギニアビサウは、人口約150万人。政情不安が続いており、昨年末には、クーデターに関与したとして海軍幹部が拘束された。欧州で流通するコカインの中継地点としても知られる。(ヨハネスブルク=杉山正)

3701チバQ:2012/01/10(火) 22:08:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/asi12011020380005-n1.htm
豪首相、乗り込み活動家を非難 SS攻撃姿勢を崩さず
2012.1.10 20:34
 日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に乗り込んだオーストラリア人活動家3人を日本政府が立件せずに引き渡しを決めたことについて、ギラード豪首相は10日、「協力に感謝する」と謝意を表明した。活動家の危険行為については「容認できない」と非難。洋上引き渡しのために豪政府の税関船を派遣することも決めた。

 米反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)抗議船の監視を担う第2昭南丸は、豪環境保護団体「フォレスト・レスキュー」の活動家3人を乗せたまま、南極海に向かうSS抗議船を追尾している。

 日本政府は豪政府に税関船を第2昭南丸が移動しやすい海域まで派遣するよう要求。豪政府はこれに応じる方針で、引き渡しまで数日間かかる見込み。ロクソン法相は「救出に数十万豪ドルの税金がかかる」などと述べ、SSと「フォレスト」に対して不快感を表明し、二度と危険行為を行わないよう警告している。

 しかし、「フォレスト」の報道担当者は豪メディアに「今回の乗り込みは価値のある行為だった」と述べ、「必要とすべきことは今後も行う」と宣言した。(佐々木正明)

3702チバQ:2012/01/10(火) 22:12:29
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE80902C20120110
元サッカー選手カントナ氏、仏大統領選出馬に意欲=報道
2012年 01月 10日 12:38 JST
[パリ 9日 ロイター] 9日付の仏紙リベラシオンは、サッカーの元フランス代表で、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどでエースとして活躍したエリク・カントナ氏が、今年行われるフランス大統領選への出馬に意欲を示していると報じた。
大統領選の出馬には、2月末までに国会議員など500人の推薦署名を集める必要があるが、同紙によると、カントナ氏は政治や社会問題などに「関心を抱く市民」として、すでに市長らに支持を求める文書を送った。文書では「国が困難な決断を迫られている時に、責任を持って積極的に意見を表明する必要がある」と主張しているほか、フランスには「数多くの暴力的で組織的な」社会的不公正が存在すると批判しているという。

仏大統領選では、第1回投票が4月末に、決選投票が5月初めに行われる見通し。現時点では社会党のオランド候補が、世論調査で現職のサルコジ大統領をリードしている。

カントナ氏が政党の支持なしに500人の推薦を集めることは難しく、仮に出馬できたとしても、決選投票に進む可能性は極めて低いとみられている。

3703チバQ:2012/01/10(火) 22:15:23
http://www.net--election.com/news_amlMsffnZ2.html?right
ドイツ自由民主党、「離党の波」が止まらない。  2012年1月6日 12:00 
メミンゲン地区の執行部が離党
バイエルン州のメミンゲンで自由民主党(FDP)の地区執行部全員が離党した。離党の理由として、党の欧州、国内、州政策への不満を挙げている。

執行部だけでなく、地区連合会の大半の党員も離党を表明したようだ。総勢38人の党員中、何人が離党表明したのかはまだはっきりしていない。離党党員の一人である、今までの地区代表でメミンゲン市の市議会議員でもあるアルバート・シュヴァイガーは、

「この公職は無所属の議員として果たし、FDPに残った仲間ギュンター・ビショッフ議員とは、引き続き問題なく一緒に仕事をこなしていける。」

と語った。

FDP州連合会は、メミンゲンの離党について冷静にコメントしている。

「今までのところ、一つの離党届も受理されていない。どのくらいの離党者がいるのかは、まだ明確ではない。」




Image:fdp_swisttal
FDPを襲う「離党の波」
ちょうど先週、2011年にFDPは、党員を大幅に喪失したことを発表した。「フランクフルター・ルントシャウ(Frankfurter Rundschau)」の報告によれば、その数は、5000人以上で63,416党員にまで減少したようだ。

自由民主党は15年このかた、約マイナス7.5%の党員数急落を味わうことになった。党執行部の今後の対応次第では、さらに離党者が増える可能性がなきにしもあらずである。

3704チバQ:2012/01/10(火) 23:16:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/mds12011022590005-n1.htm
シリア財政窮乏、イランが支援 資金途絶えれば大量離反も
2012.1.10 22:59 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】デモ弾圧を続けるシリアのバッシャール・アサド政権の国庫が、弾圧にかかる支出の増大や欧米の経済制裁などによる影響で窮乏していることが、今月に入り政権を離反したシリアの監査当局元幹部への取材で明らかになった。軍需物資の供給も滞り、軍兵士らの士気低下も著しいという。同政権は現在のところ、友好国イランなどからの援助で資金不足を補っているとみられるが、同元幹部は「資金が途絶えれば兵士が大量離反する可能性が高い」と指摘している。

 アサド政権の財政事情を証言したのは、今月4日訪問先のエジプトの首都カイロで反体制派への合流を表明したマフムード・ハッジハマド氏(49)。支配政党バース党の党員で、離反直前まで内閣府や国防省の主任監査官として政府内の予算関連の文書をある程度自由に閲覧する権限が与えられていたという。

 同氏が得た情報によると、アサド政権は昨年3月の反政府デモ発生以降、市民監視のために情報機関が大量に雇っている武装集団への支払いを倍増させたほか、関係が深い隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員に現金を支払い、デモ隊を攻撃させているという。

 その一方で、シリア経済は米欧の制裁で大きな打撃を受け、混乱の中で徴税業務もほぼ停止。大統領府は10月、各省庁に対し、予算を一律30%削減するよう命令したという。

 同氏はまた、アサド政権に対しては「隣国イラクにいるアサド政権関係者やイラン政府から継続的に大量の米ドル紙幣が空輸されている」と指摘、こうした援助が途絶えれば「シリアの国庫は数カ月で払底するだろう」とも語った。

 アサド政権による弾圧へのイランの支援はデモ発生当初から指摘されてきたが、今回、政権中枢にいたハッジハマド氏の証言でそれが裏付けられた形だ。

 ただ、核兵器開発が疑われるイランに対しては欧州連合(EU)が今月、原油の禁輸措置で原則合意するなど圧力が強まっており、今後もアサド政権へ従来通りの援助を継続できるかは不透明だ。

 アサド大統領は10日、首都ダマスカスで演説し、退陣の意思がないことを改めて強調するとともに、「われわれはもうすぐ勝利する」などとデモ鎮圧に自信をみせた。政権としては事態の長期化で財政がさらに悪化するのは避けたいのが本音とみられ、反体制派根絶に向けいっそう苛烈な弾圧に乗り出す懸念もある。

3705チバQ:2012/01/10(火) 23:45:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000080-mai-int
<シリア>アサド大統領、辞任を拒否…首都で演説
毎日新聞 1月10日(火)21時5分配信

 【カイロ和田浩明】シリア情勢を巡り、反体制派に対する武力弾圧で国内外から辞任圧力が強まるアサド大統領は10日、首都ダマスカスで演説し、「国民の支持を受けている」と述べ、辞任を拒否した。一方で3月上旬に憲法改正案の国民投票、5月か6月に複数政党制による総選挙を実施すると述べた。これらの改革について時期を明示したのは初めて。

 弾圧に関しては「(政府のいかなるレベルにおいても)発砲命令はない」と主張。国内各地で軍・治安部隊と衝突する反体制派を「テロリスト」と改めて断言し、「鉄拳で打ち秩序を回復する」と強硬姿勢の維持を鮮明にした。

 演説はダマスカス大学であり、約1時間続いた。公式演説は昨年6月以来。

 アサド大統領は「テロが起きている間は(政治)改革は難しい」とも発言した。改革の遅れは、反体制派側に責任があるとの認識を示した格好だ。

 大統領は、一部アラブ諸国を「民主主義も知らずシリアに助言している」と批判。一部メディアについても「(シリアに対し)捏造(ねつぞう)報道を行っている」と主張した。

 昨年3月に中東の民主化運動「アラブの春」の影響で始まったシリアの騒乱では、当局の弾圧により国連推計で5000人以上が死亡。アラブ連盟は昨年12月下旬から和平監視団を派遣中だが、デモ参加者らが連日10人以上死亡している。

3706チバQ:2012/01/10(火) 23:46:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000084-mai-int
<パキスタン>前大統領、今月下旬の帰国表明…情勢緊迫
毎日新聞 1月10日(火)21時24分配信

 【ニューデリー杉尾直哉】パキスタン情勢を巡り、英国などで事実上の亡命生活を送ってきたムシャラフ前大統領が今月27日から30日の間に帰国すると表明した。昨年5月のウサマ・ビンラディン容疑者殺害以降、対米関係を巡って国内政治が混乱して政権崩壊の可能性が高まり、政界復帰への勝算があると踏んだようだ。だが、政敵だったブット元首相の暗殺事件(07年12月)で、その夫ザルダリ大統領が率いる現政権はムシャラフ氏に逮捕状を出している。逮捕されれば、国民や軍の反発などからパキスタン内政が一気に流動化する可能性がある。

 ムシャラフ氏は8日、パキスタン南部カラチで数千人を集めた支持者の集会に、滞在先の中東ドバイからライブ映像を結んで参加し、帰国を宣言した。だが、逮捕の可能性だけでなく、米国の「テロとの戦争」に協力した指導者として武装勢力に暗殺されかねない。

 こうした危険性について、ムシャラフ氏は「祖国のために命をささげる」と述べた。パキスタンに強い影響力を持つサウジアラビアや、米政権とも連絡を取り、ザルダリ政権が逮捕に動かないよう画策しているとの報道もある。

 昨年5月、「今年の建国記念日(3月23日)に帰国する」と表明していたムシャラフ氏が前倒し帰国を宣言した背景には、ザルダリ政権の急速な弱体化がある。08年にムシャラフ氏を辞任に追い込んだ現政権は、その腐敗ぶりや経済失政から国民の支持を失った。

 また、昨秋以降、ザルダリ大統領が「軍事クーデター阻止」のため米軍に介入を求めるメモを渡したとされる疑惑が浮上し、反米感情が強い国民の反発を招いた。

 多くの国民が信頼するパキスタン軍のトップ、キヤニ陸軍参謀長は「メモ疑惑」の徹底調査を求め、民主政権側との対立も鮮明となった。

 軍内部では、かつてのトップであるムシャラフ氏を支持する者が多いと言われる。このため、ムシャラフ氏が逮捕された場合、軍がどう反応するか予断を許さない情勢だ。

 一方、逮捕されない場合、ムシャラフ氏は、反政府的な言動で人気急上昇中の野党指導者イムラン・カーン氏らと協力し、前倒し総選挙による政権交代を目指すとみられる。

 ムシャラフ氏は陸軍参謀長だった99年10月、専制化を強めていたシャリフ政権を軍事クーデターで崩壊させ、01年6月に大統領に就任した。しかし、07年の大統領選を巡る野党側の反発などから08年に辞任に追い込まれた。ブット元首相暗殺事件では、ブット氏の安全対策を怠ったとして逮捕状が出ているが、ムシャラフ氏は否定している。

3707チバQ:2012/01/11(水) 23:45:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/asi12011123170008-n1.htm
首相が国防次官を解任 パキスタン政府と軍対立悪化か
2012.1.11 23:16

パキスタンのギラニ首相
 パキスタンのギラニ首相は11日、政府と軍の間に誤解を生じさせたとして、軍出身のカリド・ロディ国防事務次官を解任した。地元テレビが報じた。首相が元軍幹部を更迭したことで、亀裂が生じている政府と軍の関係がさらに悪化しそうだ。

 地元メディアによると、ザルダリ大統領が軍を刷新するため米軍の協力を求める極秘メモの作成に関与したとされる疑惑をめぐり、ロディ氏が政府と軍との間で「誤解を生じさせる不法行為を行った」ことが理由という。(共同)

3708チバQ:2012/01/12(木) 19:57:44
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112dde007030009000c.html
ナイジェリア:ゼネスト暴徒化 石油労組、生産停止を警告
 【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ屈指の産油国ナイジェリアで、燃料などへの政府補助金打ち切りに抗議して9日に始まった主要労働組合によるゼネストは11日も続き、各地で治安部隊とデモ隊との衝突が発生している。AP通信によると、少なくとも10人が死亡した。一方、北部ではイスラム過激派「ボコ・ハラム」(西洋の教育は罪)によるとみられるキリスト教徒などへの襲撃も続いており、政情不安が拡大している。

 AP通信によると、11日、西部ミンナで若者たちが複数の建物に放火した。南部の主要都市ラゴスや首都アブジャでも大規模デモが続いている。

 AFP通信によると9日、北部の中心都市カノでカノ州知事庁舎前に集まった数千人のデモ隊に対し、治安部隊が催涙ガスなどを発射。デモ隊は州政府庁舎に放火するなどし、3人が死亡し、夜間外出禁止令が出された。このほかラゴスでも治安部隊の銃撃で3人が死亡した。また、南部エド州ベニンシティでは10日、ストライキに乗じて暴徒化した一部がモスク(イスラム教礼拝所)に隣接するイスラム神学校や停車中のバスに放火した。

 政府は1日、燃料補助金の打ち切りを決定し、燃料費が2倍に高騰した。政府は補助金分の予算をインフラ整備へ転用する方針を示している。

 ナイジェリアは産油国だが原油精製施設が十分に整っておらず、ガソリンの約7割をベネズエラなどからの輸入に頼っている。ロイター通信によると、石油労組は11日、生産停止を警告した。

 一方、ボコ・ハラムによる襲撃が激化している北東部ヨベ州ポティスクムのパブで10日、オートバイに乗ってきた銃撃犯が発砲。AFP通信によると警察官5人を含む8人が死亡したほか、11日にもガソリンスタンドが襲撃され4人が死亡した。いずれもボコ・ハラムの犯行とみられている。

毎日新聞 2012年1月12日 東京夕刊

3709チバQ:2012/01/12(木) 22:17:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120112/mds12011219050004-n1.htm
イラン科学者また爆殺…背後にイスラエル諜報機関モサド?
2012.1.12 18:57 (1/3ページ)[イラン]

11日、テヘラン北部で、爆発現場から運ばれる被害車両。この事件で、核開発に関与していた物理学者の大学教授、ムスタファ・アハマディロウシャン氏ら2人が死亡した(AP)
 テヘランの街角でフランス車、プジョー405が何者かに爆破された。犠牲になったのはいま、世界を揺さぶるイランの核開発に携わっている若手物理学者。イラン政府高官は、イスラエルの対外諜報機関モサドが、核開発の実力阻止を狙った暗殺テロとの疑いを深めている。(SANKEI EXPRESS)

 イランのファルス通信によると、テヘラン北部で11日朝、車に取り付けられた爆弾が爆発し、大学教授のムスタファ・アハマディロウシャン氏(32)ら2人が死亡、1人が負傷した。事件は、イランの核開発問題をめぐり、欧米諸国が制裁への動きを強め、イラン国民の生活に深刻な影響が出始めている中で起こった。

 アハマディロウシャン氏は中部ナタンズにあるウラン濃縮施設での作業に関わっていたとされる人物だった。爆発はアハマディロウシャン氏が勤務する大学前で発生し、車には3人が乗っていた。3人の中には、アハマディロウシャン氏の身の安全を守るために付いていたボディーガードもいたとみられる。

 現地からの報道は、この爆発が“プロ”によることをうかがわせる情報を伝えている。

 現場近くにいた通行人は、男2人が乗ったバイクが近づき、プジョー車に、磁石式の爆弾を取り付けたのを目撃した。英BBCの現地特派員は、この爆弾が、少人数の標的を狙うのに適した高度な装置で、たとえ爆発しても周囲に被害が広がらないタイプであることを指摘した。

 イランでは近年、核開発に携わった有能な科学者らが相次いで不審の死を遂げている。

 2010年1月、テヘラン大の原子物理学の教授がオートバイに仕掛けられた爆弾で死亡。同年11月にもテヘランの大学の原子力工学の教授で核科学者の男性2人が車に仕掛けられた爆弾で死傷する事件が発生した。

 今回の事件発生後、イランのモハマドレザ・ラヒミ第1副大統領は声明を出し、「イランと敵対的関係にある国が関わったテロ」と非難した。テヘラン市副知事は「過去の科学者の暗殺に使われたのと同じタイプだ。シオニスト(ユダヤ主義者)の仕業だ」と述べ、名指しこそ避けたが、イスラエルの対外諜報機関モサドの犯行を匂わせた。英BBCによると、イスラエル当局は、イラン政府の指摘を否定している。

 イランの指導部は昨年末から、欧米諸国による制裁の動きを牽制するため、原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖に関して、強硬発言をエスカレートさせている。

 「原油輸出に制裁が科されれば、指導部はホルムズ海峡の封鎖を命じることを決定した」。1月上旬、イラン指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊高官が強調した。「脅しには脅しで対抗する」との主張も飛び出している。

 制裁の影響で、通貨リアルは過去最低水準にまで下落。燃料や公共料金への補助金が段階的に廃止されていることで電気料金などが高騰し、食料品や衣類など生活必需品の価格も上昇を続けてきた。そこに制裁強化による経済への悪影響が追い打ちをかけ、市民の生活は苦しくなるばかりだ。

 イスラエルにとって、イランの核開発阻止は自国の安全保障にとって、最優先課題となっている。イランで相次ぐ核開発科学者の不審死と制裁強化が導き出したホルムズ海峡“波高し”の状況。両者の関係は何を物語るのか−。

3711チバQ:2012/01/12(木) 22:42:47
>>3692>>3694>>3708
http://www.afpbb.com/article/politics/2850205/8283176?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
ナイジェリアでスト続く、石油労組は生産停止を示唆
2012年01月12日 07:28 発信地:ラゴス/ナイジェリア

【1月12日 AFP】ナイジェリアで11日、燃料価格の高騰に抗議するストが3日目に突入した。石油労組は生産停止に踏み切る可能性を示唆。一部の群集は暴徒化し、警官1人が死亡した。

 ナイジェリアはアフリカ最大の産油国。ストにより国内情勢が一段と危機的な状況に陥った。11日にはキリスト教徒4人が射殺されるなど宗教に絡んだ暴力が発生し、内戦発展への危機感が強まっている。

 政府は10日、ストを違法と宣言し、給与支払いを留保する方針を示したが、スト参加者は街頭で抗議を続け、若者の集団はタイヤを焼くなど暴徒化した。

 今のところストによる石油生産への影響はないが、石油会社の労組は、政府が要求に応じなければ生産停止も辞さないとしている。この全国規模のストは、政府による燃料補助金の打ち切りの方針を受けて始まった。(c)AFP/Susan Njanji

http://www.cnn.co.jp/world/30005208.html
ナイジェリア全土でゼネスト、燃料の急騰に抗議
2012.01.10 Tue posted at: 09:58 JST

ナイジェリア・ラゴス(CNN) アフリカ最大の産油国ナイジェリア全土で9日、政府の石油に対する補助金打ち切りに抗議するゼネストが実施され、各地で警官隊とデモ隊が衝突した。

デモに参加していた医師によると、北部カノ州では警察がデモ隊に発砲し、少なくとも13人が負傷した。集会に集まった参加者が演説に耳を傾けていたところ、警察が突然やって来て発砲したり、催涙弾を撃ったりしたという。負傷者の中には首を撃たれた12歳の少年もいたとしている。

これに対し、カノ警察の幹部はデモ参加者に発砲した事実はないと否定。騒ぎに乗じて知事公邸を襲撃しようとした暴徒などに対して催涙弾の発砲を余儀なくされたと説明している。

ストを組織した労働組合の関係者は、主要都市ラゴスでも警察の発砲によって組合員3人が死亡したと話している。しかし別の組合幹部はそのような情報は入っていないと述べており、当局でも事実関係は確認できていない。

人口800万人の大都市ラゴスはこの日午後、ほとんどの商店が休業して街は静まり返り、普段は混雑する道路も行き交う車はまばらだった。

治安当局はデモに便乗した略奪などの犯罪行為を食い止めるため、治安要員約4万3000人とボランティア約16万人を配備して警戒に当たった。

同国では政府が1日に石油への補助金の打ち切りを決めたことから燃料費が2倍にも高騰。これに抗議する市民らが「ナイジェリア占拠」を呼びかける大規模デモを展開し、警官隊との衝突が続いていた。

政府は補助金打ち切りで浮いた予算をインフラなどの建設に充てる方針を示しているが、汚職や不正がはびこる現状に対して国民の信頼は薄い。同国の原油産出量は日量約240万バレルに上るが、国内の精油所はこうした不正のため操業不能状態に陥っており、ガソリンの約70%は英国やベネズエラからの輸入に頼っている。

首都アブジャのデモ参加者は「燃料費は2倍、一部の州では3倍にも高騰しており、交通費だけでなく食料品、衣類、建設費などにも影響が及ぶだろう。それなのに給料は同じままで、生活費が直撃される。特に中流層と貧困層の打撃は大きい」と怒りをぶつけた。

在アブジャ米国大使館は現地の米国人に対して食料と燃料の備蓄を呼びかけ、デモやストが続いている間は外出を避けるよう促している。

3713チバQ:2012/01/13(金) 22:49:17
>>1658>>1662>>3663
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000044-mai-int
<ボスニア>新首相ようやく選出 総選挙から1年3カ月
毎日新聞 1月13日(金)11時1分配信

 【ウィーン樋口直樹】10年10月の総選挙以降、民族間の政治対立で新政府が発足できなかったボスニア・ヘルツェゴビナで12日、約1年3カ月ぶりに新首相が誕生した。下院(定数42)の投票で選ばれたクロアチア人のベバンダ氏は、不況にあえぐ経済の立て直しと欧州連合(EU)への早期加盟を優先課題に挙げている。

 旧ユーゴスラビアのボスニアでは92年、主要3民族のボスニア人(イスラム教徒)とクロアチア人、セルビア人による内戦が勃発。95年の終結後は、ボスニア人とクロアチア人による「ボスニア連邦」と、「セルビア人共和国」という二つの地方政府に分断され、中央政府は民族間の不安定な均衡の上に成り立ってきた。

 中央政府の首相は事実上、3民族による輪番制になっている。このため、今回は総選挙で第1党となったボスニア系「社会民主党」とセルビア系「独立社会民主連合」(各8議席)を差し置き、少数の「クロアチア民主同盟」(3議席)から首相が選ばれることになった。

3714チバQ:2012/01/13(金) 23:05:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000070-reut-int
インドで少数民族対象に「人間サファリ」、ツアー運営者に逮捕状
ロイター 1月13日(金)13時14分配信

[ポートブレア(インド) 12日 ロイター] インド当局は12日、同国アンダマン諸島に住む先住民の女性たちが食べ物と引き換えに踊ったり歌ったりさせられている映像が公開された問題で、この「人間サファリ」ツアーの運営者に逮捕状を出した。

この問題は先週、英紙オブザーバーが公開したことで発覚。映像には、警察官が半裸で歌い踊るジャラワ族の女性たちに向かって「私のために踊れ。踊るんだ」などと言っている音声も含まれている。同紙によると、撮影時期は不明だが、記者は最近の現地取材で同様の活動を目撃したという。

地元警察によると、この映像の撮影者を特定しようとしているが、実際にはまだ対策は取られていないという。また、同国のチダムバラム内相は記者団に対し、アンダマン諸島の自治体に早急に撮影者とツアー運営者を逮捕するよう指示したほか、映像を分析した結果、撮影から3―4年経過している可能性があると語った。

インドでは、同諸島に暮らす少数民族のジャラワ族を保護するため、外部との接触を法律で禁止している。それにもかかわらず、人権団体によると、このような「人間サファリ」は長い間、横行しているという。

3715チバQ:2012/01/14(土) 09:57:50
http://www.jiji.com/jc/rt?k=2012011300331r
復興進まぬハイチ、まだテント生活も=大地震から2年
 【ポルトープランス(ハイチ)12日ロイター時事】30万人の死者を出したハイチ大地震が発生してから12日で2年がたち、同国各地の教会では犠牲者の追悼ミサが行われた。マーテリー大統領は荒廃したハイチの復興を改めて約束したが、その足取りは依然鈍い。
 2010年1月12日に発生したマグニチュード7.0の地震での揺れは10?20秒続いただけだったが、約30万人が死亡したほか、多くの人が負傷し、150万人以上が住む家を失った。
 人気歌手から大統領に選出されたマーテリー氏は、国民の生活を立て直し、テントでの避難生活に象徴される復興のひどい遅れを改善するため、これまでの倍の努力をすると強調した。首都のポルトープランスではまだ50万人以上が不潔なテント生活を余儀なくされている。
 「スイート・ミッキー」の名前で知られる大統領は「今年は再建を本当に具体的に始める年だが、同時にハイチ国民の希望と未来も立て直さなければならない」と述べた。大統領によると、カナダ政府はまだ倒壊したままの大統領府からわずか数ブロックしか離れていないところにいるテント生活者のうち約2万人を移す計画を、2000万ドル拠出して支援してくれることになった。
 国際的な義援金や支援の約束が数十億ドルに上っているにもかかわらず、多くのハイチ国民は再建の具体的な成果があまり見えないと不満を漏らす。ポルトープランスとその周辺地域では、倒壊した建物のコンクリート片や鉄骨、その他のがれきで除去されたのはわずか半分強でしかない。ハイチ国民はまた、地震から2年たっても住宅も仕事もないことに不満を募らせている。
 政府当局者は、現在同国北西部の沿岸地帯に2億5700万ドルで建設中の工業団地や農業増産計画など、地震後のプロジェクトは復興がいくらかでも進んでいることの証拠だと述べた。ただ、一部の国民は、米州で最も貧しいこの国の再建が遅々として進展していないと受け止めており、こうした当局者の言葉もむなしく響くばかりだ。[時事通信社](2012/01/13-11:11)

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3716チバQ:2012/01/14(土) 18:50:21
http://mainichi.jp/select/world/news/20120114dde007030019000c.html
フランス:国債格下げ、サルコジ氏に痛手 大統領選、野党が攻勢
 【パリ宮川裕章】米格付け会社によるフランス国債の格下げは、4月に大統領選を控えて支持率低迷にあえぐサルコジ大統領にとって大きな痛手だ。07年の当選以来「強い経済の復活」を訴えてきただけに、政権への信任を揺るがしかねない。格付けでドイツと格差が付いたことも大統領に衝撃を与えている。

 バロワン財務相は13日、仏テレビ番組で「経済政策を決めるのは格付け会社ではなく政府だ。格下げによって新たな緊縮策を取ることはない」と述べ、格下げによる影響の大きさを否定した。

 これに対し、最大野党・社会党のオブリ第1書記は声明で「(適切な施策を行えば)本来避けられた事態だ」と大統領を批判した。またAFP通信によると、国民戦線のルペン党首も「国家を守る大統領という神話の終わりだ」と切り捨てるなど、選挙を念頭に攻勢を強めている。

 大統領は格下げが取りざたされ始めた昨年12月以降、「乗り越えられないものではない」などと発言してきた。

 側近が最上位のトリプルAの格付けを「国宝」と語るなど、自信のよりどころにしてきた。仏紙によるとサルコジ氏は昨年、「トリプルAを失えば自分は死ぬ(終わりだ)」と漏らしていたという。

毎日新聞 2012年1月14日 東京夕刊

3717名無しさん:2012/01/14(土) 23:49:13
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57803
中国本土からの花嫁「陸配」、約10万人が馬総統の再選を強力後押し―台湾
配信日時:2012年1月12日 11時22分

10日、台湾総統選(14日投開票)で再選を狙う馬英九(マー・インジウ)総統にとって、中国本土から嫁いできた「陸配」と呼ばれる女性たちが大きな票田となっている。写真は10年11月、アモイで開かれた中台カップルの合同結婚式。

2012年1月10日、台湾総統選(14日投開票)で再選を狙う馬英九(マー・インジウ)総統にとって、中国本土から嫁いできた「陸配」と呼ばれる女性たちが大きな票田となっている。米ボイス・オブ・アメリカの中国語版ウェブサイトが伝えた。

選挙戦最後の日曜日となった8日。台北市政府広場からにぎやかなパレードが出発した。約20万人の参加者はいずれも馬総統の支持者だ。中でも目を引いたのは、腰に付けた太鼓をたたきながら踊る「腰鼓隊」の女性たち。中国本土から台湾に嫁いできた「陸配」たちで、「馬総統は私たちの待遇を大幅に改善してくれた」と語る。

現在、台湾で生活する「陸配」は約30万人。うち約10万人が選挙権を持つ。重慶出身の王(ワン)さんは「台湾はとても民主的。本土は一党独裁で自由な発言も許されていない。友達もみな『台湾はいいね』と言っています」と話す。

本土にいる時は行使できなかった選挙権。別の女性、馮(フォン)さんも「春節(23日)に合わせて本土に里帰りする予定でしたが、総統選が終わるまで帰りません。1票が2票にも感じます。絶対に無駄にはしません」と熱く語った。(翻訳・編集/NN)

3718チバQ:2012/01/16(月) 12:36:18
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/16/20120116ddm012030031000c.html
エジプト:観光苦境 「アラブの春」の陰で…外国人客、不安定な治安敬遠
 中東の民主化運動「アラブの春」で昨年2月にムバラク独裁政権が崩壊したエジプトが、国内総生産(GDP)の1割超を占める観光収入の激減に苦しんでいる。不安定な治安を外国人客が敬遠したためだ。初めての民主的国政選挙ではイスラム主義政党が躍進し、観光客の飲酒規制を主張して新たな懸念材料が浮上した。一方で、騒乱の少ない君主制アラブ諸国への観光客は増加しており、民主化が経済を圧迫する皮肉な現象が起きている。【カイロ和田浩明】

 ◇収入激減「革命ない方がよかった」
 エジプト最大の観光資源の一つ、ギザの大ピラミッド。先日訪れると、外国人と見た客引きが次々と群がって来た。「馬車でピラミッドを巡らないか」「格安の入場券があるよ」。その口調はみんな真剣そのものだ。

 入場口には100人ほどが並んでいたが、エジプト人が目立つ。革命前は多数見かけた外国人観光客用の大型バスもほとんどない。

 「商売はあがったりだ」。ラクダ引きのワリード・アドリさん(35)が嘆く。以前は1日200〜300エジプトポンド(約2550〜3825円)あった収入も、今では10分の1。無収入の日もあるという。5人の子供と妻を養うのは容易ではない。「革命なんてない方がよかった」

 フィンランドから来たオラビ・ウィルタネンさん(66)は「娘がカイロにいるから会いに来たけれど、治安は気になるね」と話す。

 観光庁のサミ・マフムード次官(国際観光担当)によると、11年の外国人観光客数は1000万人。過去最高を記録した前年の1470万人と比べ32%減少した。ムバラク前大統領が全国的な民主化デモに押されて退陣した2月は実に8割減だった。観光収入も前年比28%減の90億ドル(約6927億円)となり、観光庁は「米国の俳優など有名人を招いてPRしたり、国際会議を開催したり、アジアや南米などの新市場開拓に取り組んでようやく持ち直した」(マフムード次官)が、先行きは楽観できない。

 エジプトでは革命後も散発的に騒動が続き、昨年12月にもカイロ中心部でデモ隊と軍部隊が衝突、40人以上が死亡する事件が起きている。暫定統治中の軍最高評議会に、革命を先導した若者団体などが「強権的だ」と反発したためだ。こうした情勢を反映し、日本外務省は、一部地域を除いて渡航の延期か是非の検討を求めている。

 ◇イスラム化も懸念
 11月下旬から1月上旬に行われた、民主化の重要な一里塚である人民議会(国会)選挙の結果も、観光業界の懸念材料だ。イスラム教の聖典コーランの厳密な順守をうたうイスラム原理主義政党「ヌール党」が議席の2割(暫定値)を獲得し躍進したからだ。

 ヌール党のムハンマド・ヌール広報担当は「外国人観光客にもエジプトの伝統を尊重してもらわなければならない」と語った。公の場所での飲酒や海辺でのビキニ姿は「イスラムの教えに反する」として禁止したいという。

 ただ、同じイスラム原理主義政党でも、穏健派で議席の4割を獲得した「ムスリム同胞団」は柔軟だ。観光収入は、海外からの投資や出稼ぎ者の送金、スエズ運河通航料と並んでエジプトの主要外貨獲得源だ。約8000万の総人口中、600万人の雇用が確保されてきた。治安悪化で停滞した経済の復興には、観光振興が不可欠であることを認識しているためだ。

 同胞団幹部のイッサム・エリアン氏は12月中旬、国際的に人気の保養地シャルムエルシェイクで記者会見し規制強化の意向を否定。「アラブ諸国や欧州からの投資を引きつけ、外国人観光客2000万人(年間)を実現したい」と語った。

3719チバQ:2012/01/16(月) 12:36:32
◇君主制国家に人気
 民主化が起きたアラブ諸国で、観光業が低迷しているのはエジプトだけではない。「観光立国」化を進めていたシリアでは、10年には800万人超だった外国人訪問者は、10カ月間続く民主化騒乱で激減。首都ダマスカス中心部のホテルでは「客室の8割が空いている」(ホテル担当者)。アラブの春が始まったチュニジアでも、民主選挙が実施され新内閣が発足するなど民主化は進んでいるが、地元メディアは「昨年の観光収入は前年比半減、観光客数も約4割減」と報じている。

 国連観光機関のターレブ・リファイ事務局長によると、北アフリカと中東地域の11年上半期の観光客数は、前年比で1割以上減少した。アラブ観光機関(本部サウジアラビア)は、アラブの春による観光業の損失を70億ドル(約5387億円)と見積もった。

 一方で、観光が伸びているアラブ諸国もある。民主化が進んでいないペルシャ湾岸の君主制国家だ。アラブ首長国連邦のドバイでは、ホテルの占有率は11年1〜9月で72%から76%に増加、ホテルの売り上げも2割増加。オマーンでも11年10〜11月の外国人観光客数が前年比5割増えた。地元紙は「他のアラブ諸国で民主化騒乱が起きたため、安定的な国に客が流れた」と分析している。

毎日新聞 2012年1月16日 東京朝刊

3720名無しさん:2012/01/16(月) 12:47:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000071-san-int
シリア、強まる軍事介入論 アラブで初の言及 カタール「殺戮止めるには軍隊」
産経新聞 1月16日(月)7時55分配信

 【カイロ=大内清】バッシャール・アサド政権による市民弾圧が続くシリアに対し、外国による軍事介入の必要性を指摘する声が強まっている。同政権に批判的なカタールのハマド首長は15日までに、アラブの元首としては初めて、アラブ諸国からの軍隊派遣の可能性に言及。シリア反体制派の多くも武力介入を求め始めており、米欧が今後、どう反応するかが焦点となっている。

 「このような状況で殺戮(さつりく)を止めるには、軍隊が行くしかない」

 米CBSテレビ(電子版)によると、ハマド首長は同テレビのインタビュー番組でこう述べ、シリアでの弾圧が一向にやむ気配がないことへのいらだちをあらわにした。

 シリアでは昨年12月から、政権が約束した市民への暴力停止の履行状況を調査するアラブ連盟の監視団が活動しているが、その間も政権側の攻撃で数百人が殺害されたとされる。アラブ連盟内では対シリア強硬派と慎重派とで態度が割れており、政権側に強い態度に出ていないのが実情だ。

 そんな中での今回のハマド首長の発言は、カタールが、アサド政権打倒を模索しつつあることを示したものだ。同国は昨年、北大西洋条約機構(NATO)による対リビア軍事作戦を早くから支持しアラブ連盟を介入容認でまとめ上げたほか、反カダフィ派部隊を資金・物資面で支援した“実績”があるだけに、他のアラブ諸国への影響も少なくないとみられる。

 近年、域内外交を活発化させているカタールとしては、シリア問題でもアラブ諸国をリードし、存在感をいっそう高めたいとの意図もありそうだ。

 一方、アサド政権からの離反兵らで作る反体制派武装組織「自由シリア軍」はすでに、武力が「政権打倒への唯一の道」(幹部)だとして明確に米欧などの軍事介入を要求、今後はカタールが同軍への支援を強化する可能性もある。ただ、軍事介入までのハードルは高い。現実的には、介入には国連安全保障理事会の決議が必要となるが、拒否権を持つロシアなどは政権寄りの姿勢を崩しておらず、「安保理に提起されても、結論が出るには数カ月はかかる」(外交筋)との見方が一般的だ。

 エジプトの首都カイロに滞在する反体制派グループ幹部によれば、シリアでは現在もデモは拡大している。自由シリア軍による政権側へのゲリラ戦も衰えておらず、両者の戦闘が泥沼化する懸念は強い。

3721名無しさん:2012/01/16(月) 20:49:59
http://mainichi.jp/select/world/news/20120117k0000m030035000c.html
カザフスタン:下院選、3党の議席獲得が確定
 【モスクワ大前仁】中央アジアのカザフスタンで15日に投開票された下院選(定数107、任期5年)で、中央選管は16日、暫定開票結果を発表し、政権与党など3党の議席獲得が確定した。

 タス通信などによると、得票率はナザルバエフ大統領の与党「ヌル・オタン(祖国の光)」が80.74%▽官製野党ともいえる「アク・ジョル(輝ける道)」が7.46%▽カザフスタン人民共産党が7.2%で、いずれも議席獲得に必要な最低得票率7%を上回った。前回07年の下院選ではヌル・オタンが議席を独占していた。

 カザフ西部のジャナオゼン市で先月16日、賃上げを要求していた労働者が治安部隊と衝突し、多数の死傷者を出した。ナザルバエフ大統領が20年以上にわたり独裁体制を敷くカザフでは異例の事態で、政権は厳戒態勢で選挙に臨んだ。16日まで投票に関連した混乱は起きていない。

毎日新聞 2012年1月16日 20時03分

3722チバQ:2012/01/16(月) 22:26:39
>>3716
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120116/mcb1201161948022-n1.htm
サルコジ氏、「AAA」転落で再選へ窮地 「ユーロ離脱」極右候補の支持増加 (1/2ページ)2012.1.16 19:46
 【ベルリン=宮下日出男】フランス国債の最上級格付け「トリプルA」からの転落により、4月の仏大統領選挙で再選を目指すサルコジ大統領が一層苦しい立場に追い込まれてきた。財政・経済運営への批判は高まり、世論調査では支持率がさらに低下。一方で「ユーロ離脱」を主張する極右政党候補が支持を伸ばしてきた。

 国債格下げについてサルコジ氏は発表から2日後の15日、ようやく反応を示した。中部アンボワーズの会合で「国を改革する共同の意思と勇気を持てば危機は克服できる」と演説。だが格下げには直接言及しなかった。16日には同じく格下げされたスペインのラホイ首相を訪問。格下げ問題は議題に上るとみられる。

 債務危機の逆風の中、各種世論調査で最大野党の社会党候補、オランド前第1書記にリードを許すサルコジ氏は再選に向け、1975年以降続く最上級格付けの維持にこだわってきた。周囲には「トリプルAを失ったら、もうだめだ」と語っていたとも伝えられる。オランド氏は「格下げされたのはフランスではなく、サルコジ氏の政策だ」と批判した。

 一方、仏調査機関が格下げ当日の13日と翌14日に行った世論調査では、サルコジ氏の支持は前回から2・5ポイント減の23・5%。オランド氏もわずかに減ったが30%を保ち、差は拡大した。一方でユーロ離脱を掲げる極右政党、国民戦線の女性党首ルペン氏が17%と3・5ポイント増加した。格下げ直前には、ルペン氏がサルコジ氏に2ポイント差まで迫る別の調査結果も出ている。

 ルペン氏はユーロ離脱とフラン復活を通じて財政再建を目指すほか、輸入品への課税強化など保護主義的な政策を主張。移民制限を強化し、低所得者への保護を手厚くする考えだ。格下げには「国を守るとの大統領の作り話は終わった」と切り捨てた。

 2002年の大統領選で同党党首だったルペン氏の父が決選投票に進んだことがあるだけに、債務危機の閉塞(へいそく)感から、サルコジ、オランド氏を「同じ政策」との批判を展開するルペン氏が今後、大統領選で台風の目となる可能性もある。

3723チバQ:2012/01/16(月) 22:35:48
>>3706-3707
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201160463.html
2012年1月16日21時10分
パキスタン最高裁が首相に出廷要請 大統領恩赦無効で
 パキスタン最高裁は16日、ザルダリ大統領の汚職事件の恩赦を無効として訴追再開を決めた最高裁判決を履行しようとしないギラニ首相に対し、19日に出廷して説明するよう要請した。軍政と緊張関係が強まっている文民政権は、一層の窮地に立たされた。

 最高裁は、政権が刑事事件について審理再開のための手続きを進めなければ、ギラニ氏が法廷侮辱罪に問われる可能性があると警告。その場合、議員の資格を失い、首相を辞めざるをえなくなる。

 ザルダリ氏の汚職事件をめぐっては、ムシャラフ大統領(当時)が2007年、刑事訴追を免除する大統領令を出したが、パキスタン最高裁は09年、この大統領令を違憲、無効とする判決を出した。しかし、ギラニ氏やザルダリ氏はこれまで、大統領在任中の非訴追特権があるとして審理再開手続きに応じてこなかった。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/asi12011620510005-n1.htm
揺れるパキスタン 今度は“司法クーデター”? 最高裁、ギラニ首相に警告
2012.1.16 20:47 (1/2ページ)

 パキスタンのギラニ首相(AP)
 【ニューデリー=田北真樹子】パキスタン最高裁は16日、ザルダリ大統領の汚職疑惑の審理再開について手続きを取ろうとしないギラニ首相に対し、19日に出廷し理由を説明するよう求めた。最高裁は首相だけでなく大統領の解任も示唆しており、軍事クーデターの噂が流れるほど軍との対立が激化していた政権側は今度は、最高裁による“司法クーデター”の可能性にも直面する状況に陥った。

 最高裁は政権がこのままの対応を続ければ、ギラニ氏を法廷侮辱罪に問う可能性があるとも警告した。

 ザルダリ氏に対する汚職疑惑をめぐっては、ムシャラフ政権(当時)が2007年、ザルダリ氏ら約8千人に恩赦を与えたが、最高裁は09年10月に恩赦を無効化。この決定により、全事件の刑事手続きが再開された。そのうち、ザルダリ氏については、スイスにある銀行口座の実態解明が必要とされているが、政府は大統領には免責特権があるとして応じていない。

 最高裁は今月10日、これまで政府が判決を履行していないことに苛立(いらだ)ちをあらわにし、ギラニ氏やザルダリ氏の解任もちらつかせて履行を迫った。16日は最高裁が政府に履行しない理由の説明を求めたものの、検察側は政府からの回答がないと説明するにとどまった。

 一方で最高裁は、ザルダリ政権が軍事クーデターを恐れて米軍に協力を要請するメモを送ったとされる疑惑についても調査中。メモは政権と軍の対立を激化させる原因になっている。

 こうした中、ザルダリ大統領は14日、キヤニ陸軍参謀長と会談し、衝突回避に向けた“和解ムード”を演出しようとした。軍は最高裁による政権追い込みを後押ししているとの見方もあることから、大統領が土壇場で軍の懐柔を狙った可能性もある。

 パキスタン国会は16日、政権与党が提出した政権を支持する決議案に関する投票を行う。政権は、民主的に選ばれた議会による事実上の信任を取り付けることで、軍と最高裁への反転攻勢としたい考えだが、求心力を失っている政権には容易でなさそうだ。

3724チバQ:2012/01/16(月) 23:17:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/mds12011623020009-n1.htm
エジプト、イスラム政党が会派結成で合意 3党で全体議席の70%超
2012.1.16 23:01
 開票作業が進むエジプト人民議会(下院に相当)選で第一党が確実なイスラム原理主義組織ムスリム同胞団傘下の自由公正党は16日、第二党に躍進したイスラム教の原点回帰を唱えるサラフ主義政党「ヌール党」などとの間で会派を組むことで合意した。同胞団の公式ニュースサイトが報じた。会派にはリベラル系の新ワフド党も加わり、3党で全体の議席の70%超を占める見通し。

 同国では今後、議会が新憲法制定プロセスにどれだけ関与するかをめぐり、各党と暫定統治を担う軍部との駆け引きが激化するとみられているが、主要なイスラム政党2党が手を組んだことで、イスラム色の強い憲法を求める圧力が強まる可能性がある。

 また3党は、新議会の議長に自由公正党のカタトニー幹事長を推すことでも合意した。ただ、3党の政治的主張は大きく異なっており、共同歩調を維持できるかは不透明だ。議会選の最終結果は18日にも発表される予定。(カイロ 大内清)

3725名無しさん:2012/01/18(水) 07:26:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000145-jij-int
知事公選制へ改革法案提出=政権批判回避狙う―ロシア大統領
時事通信 1月16日(月)23時8分配信

 【モスクワ時事】ロシア大統領府によると、メドベージェフ大統領は16日、大統領による事実上の任命制となっている地方知事について、直接選挙制に戻す選挙改革法案を下院に提出した。選挙改革はメドベージェフ氏が昨年12月の年次教書演説の柱として表明していた。
 先の下院選での不正疑惑に対する有権者の不満がくすぶる中、プーチン首相(前大統領)が返り咲きを狙う今年3月4日の大統領選前に政権批判をかわす狙いがある。

3726名無しさん:2012/01/18(水) 07:31:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120117-00000628-san-int
李登輝元総統が「大企業の支持などが影響」と分析
産経新聞 1月17日(火)21時18分配信

 【台北=吉村剛史】台湾の李登輝元総統は17日、台湾メディアとの食事会で、総統選の結果に関し、馬英九総統が再選された背景には「(対中ビジネスを手がける)大企業が相次いで支持」したことがあり、最大野党・民主進歩党の蔡英文主席の敗因は「陳水扁政権時代の腐敗の印象が影響した」と総括した。

 さらに春節(旧正月)直前の投開票日程は、「期末試験の学生や労働者が帰郷投票できなかった」と問題視。一方、馬氏が訴えた「中台関係の安定」が勝利に結びついたかどうかは「一般有権者は生活への影響をあまり感じていない」として否定した。

 李氏は総統選最終盤では民進党の集会で壇上に立つなど蔡氏を応援。「民主社会なので仕方がない」と結果を受け止めつつも、前回から大幅に票差を縮めた民進党は「次回は勝てる」とし、2016年総統選への期待をみせた。

3727チバQ:2012/01/18(水) 21:35:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120118/mds12011819180007-n1.htm
主要産業は「海賊」 ソマリア、身代金で住宅開発
2012.1.18 19:17 (1/2ページ)
 【ロンドン=木村正人】ソマリアの海賊が2010年に計2億5千万ドルの身代金を稼ぎ、拠点のある北東部の自治政府「プントランド」などで住宅開発が急ピッチで進められていることが英シンクタンク、王立国際問題研究所(チャタムハウス)の報告書でわかった。海賊対策には年間最大120億ドルもかかり、債務危機に苦しむ欧州連合(EU)が派遣する艦船は半減、対策の見直しが急務になっている。

 英ブルーネル大のショートランド教授が衛星写真で住宅の建設状況などを調査、海賊が手にした身代金の経済効果を分析した。それによると、プントランドの中心都市ガロエでは住宅が倍増し、大きなビルが建設されていた。車の交通量が増え、遠距離通信用の塔が3つも新設されていた。

 海賊の出撃拠点のひとつ、エイル港でも新しいビルや住宅が建てられ、自家用車の数が増えていた。ガロエや北部ボーサーソなどの夜間照明は07〜09年にかけ、明るさを増していた。

 こうした成長を支えているのが身代金収入だ。

 昨年2月、インド洋でソマリアの海賊に乗っ取られたイタリア船籍の石油タンカーが12月に解放された。乗組員22人の身代金は1150万ドルだったとされる。

 海賊一件当たりの身代金は08年当時は平均69万〜300万ドルだったが、10年に同900万ドルに急騰。これに対して、プントランド自治政府の年間予算は1760万ドル。海賊はなくてはならない地域の“主要産業”になっている。

 EUは海賊対策のためソマリア沖周辺で初の海軍作戦「アトランタ」を発動、08年には常時10隻の艦船を派遣していた。しかし、欧州債務危機が深刻化して昨年は同6隻に減少、今年は同5隻に減る見通しだ。

 一方、ソマリアの海賊はアラビア海やインド洋まで活動範囲を広げ、11年1〜9月期199件と08年同期の63件から急増した。このため、「北大西洋条約機構(NATO)や日本などと協力して全体で25隻の艦船を確保している」(EUアトランタ作戦のハリソン司令官)のが実情だ。

 ソマリアでは20年以上も内戦が続き、自治政府などが海賊を抑えるのは難しい。チャタムハウスのミドルトン元研究員は「海賊対策費は身代金被害総額の50倍近くに達しており、海賊に代わる地域産業の育成など抜本的な対策の見直しが必要だ」と指摘している。

3728チバQ:2012/01/18(水) 22:14:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-00000091-mai-int
<アラブ>湾岸君主国が台頭 強権で民主化抑え込み
毎日新聞 1月18日(水)21時46分配信

 【テヘラン鵜塚健】一連の民主化運動「アラブの春」でエジプトやシリアなど共和制国家で混乱が続く中、サウジアラビアやカタールなど君主制のペルシャ湾岸諸国が地域での存在感を高めている。豊富な天然資源による市民への予算ばらまきや、強固な権力基盤を背景に混乱を抑え込み「安定」を図っているためだ。欧米がイランに対抗するためこうしたアラブ湾岸諸国の指導力に期待している面もあり、アラブ域内でのパワーバランスの変化として注目されている。

 「殺りくを止めるためにも、シリアに軍を派遣すべきだ」。カタールのハマド首長は15日、米メディアの取材にこう答えた。

 民主化デモに対する当局の徹底弾圧で、5000人以上の死者が出ているシリアに対し、「アラブ連盟」(22カ国・機構)は昨年12月以降、監視団を派遣しているがシリアは弾圧を続けている。

 アラブ地域では歴史的にエジプトやシリアが指導力を発揮してきた。しかし、両国で「アラブの春」による混乱が続き、地域でリーダーシップを発揮できない状態が続いている。ハマド首長の言葉は、アラブ連盟がこの事態を収拾しなければ結果的に欧米の介入を招くことを懸念してのものとみられるが、エジプトやシリアに代わってアラブ地域を率いる「自信」と「責任」が垣間見える。

 カタールでは昨年2月、アラブの春に刺激されデモの呼びかけはあったが、政府は民主化進展を強調し、大きな混乱はない。リビア情勢では、アラブ首長国連邦(UAE)と並びいち早く北大西洋条約機構(NATO)の軍事介入に協力し存在感を示した。

 こうした混乱収拾に対する湾岸の小国の「積極姿勢」には、「アラブの春」への警戒感もある。首長・国王が親族で権力を握る湾岸地域は、アラブの中でも民主化が遅れているところであり、権力側には「アラブの春」が飛び火することへの潜在的な危機感がある。

 実際、バーレーンでは昨年、イスラム教シーア派住民からスンニ派ハリファ王家への批判が高まり、混乱が拡大した。このときには、サウジアラビアを中心とする湾岸協力会議(GCC、6カ国)が軍を派遣し住民を徹底的に抑え込み民主化の芽を摘んだ。アラブ君主制国家の体制を維持するためには、軍事力行使も辞さないとするGCCの決意を示す行為として注目された。

 また、GCCにはシーア派大国イランへの対抗心がある。昨年12月19、20の両日、サウジの首都リヤドでGCC首脳会議を開催。加盟6カ国による地域同盟創設に向けた結束を確認し、イランによる他国への内政干渉停止を強く求めた。イランの封じ込めを求める米国にとってもGCCの安定は心強いはずだ。

 中東和平でも湾岸諸国は比較的現実的な対応をする傾向があり、これも欧米やイスラエルにとって安心感につながっている。人口や知識人の文化レベルなどから長期的にはアラブの中心勢力はエジプトやシリアだが、しばらくは社会的に不安定な両国に代わり、湾岸諸国が指導力を発揮するケースが多くなりそうだ。

3729チバQ:2012/01/19(木) 22:00:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120119/erp12011921260004-n1.htm
EUで孤立する英国 大陸欧州との関係修復に躍起
2012.1.19 21:25 (1/2ページ)
 【ロンドン=木村正人】昨年12月の欧州連合(EU、27カ国)首脳会議で、財政規律を強化する新財政協定に1カ国だけ反対して孤立した英国が大陸欧州との関係修復に懸命だ。英国と同じく自国通貨を維持するデンマークやスウェーデンとは「単一市場」重視で連携し、単一通貨ユーロ圏のアイルランドとも協力して独仏が主導する法人税統合に反対する方針だ。

 キャメロン英首相は18日、ロンドンの首相官邸でイタリアのモンティ首相と会談し、「ユーロ圏の債務危機克服には財政再建と財政規律の強化だけでは足りず、成長戦略が重要だ」との認識で一致した。

 モンティ首相は同日付の英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビュー記事で、緊縮1本やりのメルケル独首相に対し、重債務国の資金調達コストを下げるユーロ共同債導入の必要性を訴えた。イタリア側には英国と連携することで、メルケル首相の外堀を埋める思惑もありそうだ。

 今年4〜5月の大統領選で再選を目指すサルコジ仏大統領は債務危機が収まらないことにいらだちを隠せない。1月から半年、EU議長国(輪番制)を務めるデンマークについて「(ユーロを共有していない)デンマーク人では債務危機解消の役に立たない」と発言、ユーロ圏と非ユーロ圏の溝を際立たせた。

 昨年12月のEU首脳会議以降、サルコジ大統領と“絶縁状態”にあるといわれるキャメロン首相は、デンマークやスウェーデンに「開かれた単一市場こそ重要だ」と呼びかけ、フランスが掲げるユーロ圏と非ユーロ圏の「2つの欧州」に反対する方針だ。

 法人税を低くして外国企業を誘致する重債務国のアイルランドに対し、独仏が支援と引き換えに法人税の統合を迫っていることから、英国は税制統合反対でアイルランドと共同戦線を張る構えだ。また、オランダにも「単一市場の拡大が必要」と説き、非ユーロ圏を市場から排除しようとする動きを牽制している。

 EUは新財政協定での合意を目指して今月30日に首脳会議を開く。

3730チバQ:2012/01/20(金) 12:13:32
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/20/20120120ddm007030155000c.html
イラン:核開発疑惑巡り、不審事件・事故 モサド暗躍説、相次ぐ
 【テヘラン鵜塚健、エルサレム花岡洋二】核兵器開発疑惑が持たれるイラン国内で、核科学者の暗殺に加え、関連施設の爆発やコンピューターウイルス感染など、不審な事件・事故が続き、イスラエルの対外特務機関「モサド」の関与の指摘が相次いでいる。イラン政府は、米国と並びイスラエル政府への敵意を強め、「冷たい戦争」が過熱している。

 テヘランで今月11日、核関連施設で働く科学者が車で出勤途中、バイクで近づいた2人組に爆弾を仕掛けられ、爆殺された。複数の容疑者が拘束され捜査中だが、英サンデー・タイムズ紙は15日、情報筋の話として「(イスラエルが)長期間の情報収集、監視の上で計画したものだ」と報じ、当日早朝の事件実行までの様子を詳細に報じた。

 イラン最高指導者ハメネイ師は「この臆病なテロ行為は、米中央情報局(CIA)かモサドが計画、支援したものだ」と非難。米政府は完全否定したが、イスラエル軍報道官は「犯人は不明だが、涙は一滴も出ない」とコメントした。イランで同様の手口で核科学者が殺傷される事件は10年以降、他に4件あり3人が死亡している。

 昨年11月、テヘラン郊外の軍事基地と中部イスファハンの核関連施設周辺で大規模な爆発が相次ぎ、多数の死傷者が発生し、モサドの関与が疑われた。米情報関連企業「ストラトフォー」が先月公表した報告によると、イスラエルや米国は07年から、直接戦火を交えない「対イラン諜報(ちょうほう)戦争」を展開。科学者の亡命や、10年に問題となったウラン濃縮用の遠心分離機を誤作動させるコンピューターウイルス攻撃なども含まれる。

 米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」は今月13日、イラン南東部で09、10年に相次いだバルチ人反政府武装組織「ジュンダラ(神の兵士)」による爆弾テロでもジュンダラのテロリストの採用、訓練にモサド工作員が関与したと指摘。工作員が米パスポートを所持し、CIA関係者を装っていたとした。

 イスラエルは81年と07年にイラクとシリアの核疑惑施設を空爆したとされ、近くイラン空爆の可能性も取りざたされる。しかし、イランの反撃や周辺情勢の悪化が予想され、リスクが高いと判断。軍事作戦ではない秘密工作を重ねることで、イランの核開発を遅らせているとの見方が強い。

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 ■ことば

 ◇モサド
 イスラエルの対外特務機関。国外で情報収集や隠密作戦を行い、能力は世界最高水準といわれる。アルゼンチンに潜伏していたナチス戦犯アイヒマンの極秘拘束(60年)や、イスラエル選手団がパレスチナ人武装組織に殺害された「ミュンヘン五輪事件」(72年)での首謀者追跡作戦で知られる。

毎日新聞 2012年1月20日 東京朝刊

3731チバQ:2012/01/20(金) 22:16:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120118-OYT1T01059.htm
露大統領選、実業家プロホロフ氏「台風の目」に

【モスクワ=貞広貴志】3月のロシア大統領選で「台風の目」になるとみられる実業家ミハイル・プロホロフ氏(46)は18日、立候補に必要な法定署名数(200万人)を上回る210万人分の署名を集め、中央選挙委員会に提出した。昨年12月以来の大規模抗議運動の中核であるリベラルな有権者層は、同氏の支持に回る可能性があり、今後どこまで有権者に浸透するかがカギとなる。


 プロホロフ氏は、署名提出に先立ち、ロイター通信に対して「管理された民主主義の時代は終わった」と述べ、プーチン首相(59)率いる強権体制を改革する必要性を強調。同時に、現政権と政策面では一致点が多いことも指摘し、プーチン氏が返り咲きを果たした場合、首相就任を受ける可能性も示唆した。

(2012年1月19日23時09分 読売新聞)

3732チバQ:2012/01/22(日) 00:44:19
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012101002133.html
エジプト、同胞団政党が第1党 人民議会選
 【カイロ共同】エジプト選挙管理委員会は21日、ムバラク政権崩壊後初の人民議会(国会、定数508)選の最終結果を正式発表した。フランス公共ラジオによると、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の自由公正党を中心とする連合が235議席を獲得し第1党となった。第2党はより厳格なイスラム原理主義の「光の党」で、121議席を獲得。両勢力で計約70%を占め、イスラム政党の圧勝となった。

 新議会は23日に招集される予定で、選挙で選ばれた新たな国会の下、暫定統治を担う軍最高評議会からの民政移管と、民主化が本格化することになる。

2012/01/22 00:17 【共同通信】

3733チバQ:2012/01/22(日) 00:46:01
http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY201201210561.html
2012年1月21日23時10分
ハマス最高指導者交代へ メシャール氏退任の意向表明関連トピックスエジプト
 パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの政治部門最高指導者ハレド・メシャール氏が、次の選挙には出ず、退任する意向を表明した。ハマス報道官が21日、声明で明らかにした。任期満了での退任だが、ハマス幹部はメシャール氏に再考を求めており、次期指導者の選出の時期は不明だ。

 メシャール氏はシリアの首都ダマスカスに亡命中で、2004年からパレスチナ自治区内の政治・軍事部門に基本方針を示す立場にある。ハマスの内規では指導者の任期の上限は2期8年。ハマス在外政治局は、シリア情勢の混乱を懸念しており、チュニジアやエジプトなど他のアラブ諸国に拠点を移すことも検討している。(エルサレム=山尾有紀恵)

3734チバQ:2012/01/22(日) 00:47:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012100257
メシャル氏退任の意向=ガザ地区幹部と対立か−ハマス
 【エルサレム時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは21日、声明を発表し、政治部門の最高指導者メシャル氏が、政治局トップを選ぶ次期選挙に出馬しない意向を示したと発表した。次期選挙は年内に行われるとされる。
 政治局はハマスの意思決定機関で、シリアの首都ダマスカスに拠点を置く。
 不出馬表明の背景には、在外指導者のメシャル氏とガザ地区のハマス幹部らとの路線対立があったとみられている。メシャル氏はハマス内の穏健派で、アッバス自治政府議長率いるファタハとの和解協議を進めたり、イスラエルに対する「非暴力の抵抗」の推進を表明したりしてきた。(2012/01/21-21:43)

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3735チバQ:2012/01/22(日) 12:50:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000099-mai-int
<エジプト選挙>イスラム系政党が7割 第1党は自由公正党
毎日新聞 1月21日(土)23時7分配信

 【エルサレム花岡洋二】エジプト選管は21日、人民議会(国会、定数508)選挙の最終結果を発表した。30年続いたムバラク独裁政権が昨年2月に崩壊して以来初の国政選挙で、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「自由公正党」が235議席と、選挙で選ばれる498議席の約47%を獲得して第1党になった。第2党は、より厳格なイスラム原理主義を掲げる「ヌール党」で126議席(約25%)。第5党の穏健派「ワサト党」と合わせてイスラム系政党が7割以上を占めることになった。

 民主化デモを主導した勢力によるリベラル系政党では「新ワフド党」が42議席(約8%)を獲得して第3党になった。別のリベラル系会派「エジプト・ブロック」は34議席で第4位だった。

 選挙は、暫定統治中の軍最高評議会が約束する民政移管に向けた重要な一里塚。初議会は23日に招集される。首相は軍最高評議会が指名。大統領選は6月までに行われることになっている。

 議会は今後、制憲委員会の委員100人を選び、関心は新憲法案をめぐる議論へ移る。制憲委員会が起草する新憲法案では、大統領や軍、議会の権限、宗教と国家の関係や人権にかかわる規定が注目される。起草後は国民投票にはかる。

 議会選の投票は昨年11月から今年1月にかけて3回に分けて行われ、軍最高評議会が指名する10議席を除く498議席が争われた。3分の2は比例代表制、残り3分の1は各選挙区から2人ずつが選ばれた。選管は比例代表分のみ政党別の数字を発表したため、選挙区選出議員との合計は毎日新聞が各政党から聞き取って集計した。

3736チバQ:2012/01/22(日) 12:52:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000065-san-int
1日40万個 ムンバイの繁栄支える 弁当配達人 家庭の味職場へ
産経新聞 1月22日(日)7時55分配信

仲間と集めた弁当は配達先別に振り分けられる重さ約60キロの弁当を肩と手に、駅ホームへ向かうビタルさん(写真:産経新聞)

 インドの商都ムンバイに、家庭から職場まで弁当を届ける「ダッバワラー」と呼ばれる人々がいる。1890年から労働者らに、カレーを主とする家庭の味が詰まった弁当を配り続け、都市の繁栄を陰で支えてきた彼らの一日に密着した。(ムンバイ 田北真樹子)

 ◆渋滞も自転車ですり抜け

 ヒンディー語で「ダッバ」は弁当、「ワラー」は職人を意味する。ダッバワラー歴15年目のビタルさん(32)の一日は午前8時からの弁当受け取りから始まる。ムンバイ東部のマンションに自転車で乗り付け、5階まで階段を上がり、家庭から弁当箱が入ったバッグを受け取る。そして次の家に猛スピードで。渋滞も自転車ですり抜ける。

 ◆形だけで配達先記憶

 1時間後、自転車には1個平均5キロのステンレス製弁当箱28個がぶら下がっていた。仲間4人との集合場所パントナガール駅そばで下ろし、その後、別地区で回収した30個が加わった。全員で回収した200個を仕分けするが、配達先は書かれていない。ビタルさんらはバッグと弁当箱の形だけで配達先を覚えている。

 ひもでまとめた約20個の弁当を肩に、残るバッグを手に満員の貨物列車へ。ひもが肩に食い込む。一息つくビタルさんが口を開いた。18歳の時、1万5千ルピー(約2万2千円)で知人から配達会員の資格を譲り受けた。給与は月7千〜1万ルピー。休みは日曜と祝日。「楽じゃないけど、人々の食生活に貢献していることに誇りを感じる」と語る。

 郊外ワシで降り、再び自転車をこいで正午過ぎ、配達先に。列車が遅れることもある。利用歴1年の男性会社員(28)は、「利用料は月400ルピー(約590円)。たまに遅れて困るけど、妻の手弁当はやめられない」とこだわる。

 配達終了から40分間が休憩時間。その後、最後の配達先から逆に回り空の弁当箱を回収、家庭に届け一日が終わる。午後6時を過ぎていた。

 ◆誤配率1600万分の1

 ダッバワラーには18歳以上の約5千人が従事する。ダッバワラー研究で知られるパワン・アグラワル氏によると、ダッバワラーは20世紀初頭に比べ約20%増えたという。利用者は20万人、1日の取扱量は40万個に上る。文字を読めない人もいるが、誤配率は1600万分の1だ。

 ダッバワラー誕生の背景には1850年代以降の鉄道建設や綿紡績などによる商都の繁栄がある。市街地と商圏の拡大、住居の郊外化で「早朝出勤でも職場で家庭料理を食べられるサービスの必要性が生まれた」(同氏)。職業として広がったのは1890年。銀行員が弁当配達に青年を使ったことがきっかけだった。

 食の欧米化や社内へのカフェテリア設置で需要は圧迫されてもいる。だが、アグラワル氏は「健康志向が高まり、職場で手弁当を求める人も増えている」と指摘する。満員電車通勤を強いられている人々は「弁当持参は考えられない」(利用者)という。ダッバワラーがムンバイから消えることはなさそうだ。

3737チバQ:2012/01/22(日) 12:53:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000011-mai-int
<ロシア>35歳ブロガー脚光 政権汚職追及運動を展開
毎日新聞 1月22日(日)12時19分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアで3月4日の大統領選を前に盛り上がっている反政府運動のシンボルとして、モスクワ在住のブロガー、アレクセイ・ナバリヌイ氏(35)が注目されている。英紙タイムズがこのほど発表した「今年注目される世界の100人」にロシアから唯一選ばれ、「バーチャルな世界から政界に出て、将来は大統領になる可能性がある」と指摘されている。

 弁護士のナバリヌイ氏は2年前から自分のブログで政権の汚職を追及するキャンペーンを展開。昨年12月の下院選では、大統領復帰を狙うプーチン首相(59)が率いる与党「統一ロシア」を「ペテン師と泥棒の党」と名付け、他党への投票を訴えた。これがネットを通じて全国に広がり、与党の大幅議席減につながったといわれる。

 ナバリヌイ氏は下院選の不正疑惑でも抗議行動の先頭に立って治安当局に拘束され、釈放時には大勢の市民に出迎えられて一躍「時の人」となった。昨年末の英BBCとのインタビューでは「プーチン体制を変えなければならない。それは我々次第だ」と強調。ロシアで自由かつ公平な選挙が実施されるのであれば大統領選に出馬する用意があると語った。

 一方でタイムズ紙は、反プーチン色を強めるナバリヌイ氏が「でっち上げの罪で刑務所行きになる恐れがある」と指摘。03年に当時のプーチン政権と対立して逮捕され、今も服役中の元石油王、ホドルコフスキー氏(48)と同じ運命をたどる可能性に言及している。

 タイムズ紙の「今年の100人」には、オバマ米大統領や北朝鮮の新指導者となった金正恩氏らが選ばれたが、ロシアのプーチン首相やメドベージェフ大統領は含まれていない。

3738チバQ:2012/01/23(月) 20:48:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120123/mds12012319130006-n1.htm
イエメン大統領が米国へ出国
2012.1.23 19:12

22日、首都サヌアの大統領府で国営メディアの取材に応じるサレハ大統領(AP)
 【カイロ=大内清】反政府デモが続くイエメンのサレハ大統領は22日夜、隣国オマーンの首都マスカットに向け空路で出国、イエメン国営メディアによると、23日、けがの治療のため米国に向かった。サレハ氏は出国前にテレビ演説し、「与党・国民全体会議(GPC)の代表として戻ってくる」と述べ、名実ともに大統領としての権限を放棄することを強調した。

 サレハ氏は昨年11月、湾岸協力会議(GCC)の仲介案に基づきハディ副大統領に権限を委譲していた。ただ、反政府デモを主導する民主化グループには、サレハ氏が復権を画策しているとの疑念があり、同氏が国内にとどまることで2月の大統領選が混乱することが懸念されていた。

 サレハ氏に対しては、同国議会が21日、訴追を免除する法案を可決しているが、デモ隊はあくまでも訴追を求める考えを変えておらず、同氏が帰国すれば政情が再び不安定化する可能性もある。

 サレハ氏は昨年6月、首都サヌアの大統領宮殿での暗殺未遂とみられる爆発で重度のやけどを負い、隣国サウジアラビアで治療を受けた。

3739チバQ:2012/01/23(月) 20:49:29
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120123-OYT1T00397.htm
クロアチア、EU加盟へ…国民投票で賛成多数

 【ローマ=末続哲也】クロアチアで22日、欧州連合(EU)への加盟の是非を問う国民投票が行われ、AP通信によると、開票作業がほぼ終了し、賛成66%、反対33%で加盟が承認された。


 投票率は47%だった。同国は2013年7月に28番目の加盟国となる。

 同国は08年以降の金融危機で主要産業の観光業などが振るわず、09〜10年にはマイナス成長を記録、失業率は約17%に達した。同国政府は「EU加盟で新たな市場や就職先などを確保でき、経済回復につながる」と訴え、国民の支持を集めた。

 一方、EUは現在、ギリシャなどの財政危機対応に追われており、「EUに加盟しても十分な支援は得られず、財政政策での主権や国の尊厳を失うだけだ」という反対派の主張にも一定の支持が集まった。

(2012年1月23日11時23分 読売新聞)

3740チバQ:2012/01/23(月) 20:50:05
http://www.asahi.com/international/update/0123/TKY201201230340.html
2012年1月23日18時17分
反EU候補は落選 フィンランド大統領選、決選投票へ
 フィンランドで22日、ハロネン大統領の任期満了に伴う大統領選の投票があった。公共放送YLEによると、穏健保守の与党第1党、国民連合のサウリ・ニーニスト元財務相が37%を得票してトップ。与党緑の党のペッカ・ハービスト元環境相が18.8%で続いた。2人とも得票が過半数に満たないため、2月5日に決選投票が行われる。

 欧州連合(EU)によるギリシャ救済に国民の不満が高まっていたが、8人の候補者のうち、コマを進めたのはいずれもEUに協調的な候補。昨春の総選挙で大勝した反EUの最大野党「真のフィンランド人」のティモ・ソイニ党首は、党所属議員の人種差別発言などが響き、4位と伸び悩んだ。EUに批判的なもう1人の候補も3位にとどまった。国民のEU離れに一定の歯止めがかかったといえそうだ。(ロンドン=伊東和貴)

3742チバQ:2012/01/23(月) 20:58:01
>>3512-3545>>3724>>3732>>3735
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120123-OYT1T00983.htm
エジプト人民議会、初招集…民主化プロセス始動

 【カイロ=田尾茂樹】昨年2月のエジプトのムバラク政権崩壊後、初めて改選された人民議会(下院、508議席)が23日、初招集された。


 6月予定の大統領選を経た民政移行に向け、新憲法制定などの民主化プロセスが本格始動した。

 初会議では、選挙で第1党となった穏健イスラム政党「自由公正党」のムハンマド・カタトニ幹事長が議長に選出される見込み。2月まで、上院にあたる「シューラ(諮問)議会」選挙が行われた後、両議会で新憲法の起草委員会の人選が開始される。

 人民議会は、ムバラク政権与党が議席をほぼ独占していたが、今回の改選で、自由公正党や超保守的イスラム政党「ヌール党」などを合わせイスラム政党が議席の7割以上を獲得した。

(2012年1月23日20時00分 読売新聞)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81K01Q20120123
エジプト選挙でイスラム勢力が圧勝、新憲法制定へ本格始動
2012年 01月 23日 09:28 JST
[カイロ 21日 ロイター] エジプト選挙管理委員会は21日、ムバラク前大統領の退陣後初めて行われた議会選挙の最終結果を発表し、イスラム政党が議席の約3分の2を獲得する大勝を収めた。23日には議会が初招集され、新憲法制定に向けて本格的に動き出すことになる。
エジプトの議会選挙は、全議席の3分の2が比例代表制、残りの3分の1は各選挙区から選ばれる。選挙管理委員会によれば、比例代表制で選ばれる議席のうち、FJPが38%、イスラム保守派の「ヌール党」が29%を獲得した。

穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「自由公正党(FJP)」は、全498議席のうち47%以上を獲得したとしている。

3743チバQ:2012/01/23(月) 21:33:29
>>3711
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120122-OYT1T00430.htm
ナイジェリア第2の都市でテロ、178人死亡
 【ヨハネスブルク=中西賢司】ナイジェリア北部、国内第2の都市カノで20日相次ぎ発生した爆弾や銃撃によるテロ攻撃で、ロイター通信は21日、病院関係者の話として死者が178人に達したと伝えた。


 攻撃されたのは警察本部など8か所で、イスラム過激派武装勢力ボコ・ハラムが犯行声明を出している。17日に警察の拘束下から逃走したボコ・ハラム指導者の一人が攻撃を首謀していた疑いがあるという。

 アフガニスタンの旧支配勢力タリバンの影響を受けたボコ・ハラム(地元言語で「西洋教育は罪」)は、政府が進める民主化に反発し、厳格なイスラム化政策を訴えて2003年ごろに結成された。09年に軍により制圧されたが、キリスト教徒のジョナサン大統領が就任した10年から再び活動が活発化していた。ナイジェリア北部が拠点だが、最近は中部へと攻撃の範囲を広げている。

(2012年1月22日22時43分 読売新聞)

3744チバQ:2012/01/24(火) 21:20:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000020-jij-int
カダフィ派、拠点の町奪還か=国民評議会派と衝突―リビア
時事通信 1月24日(火)6時1分配信

 【カイロ時事】リビアの首都トリポリ南東のバニワリドで23日、暫定統治する国民評議会傘下の民兵勢力と元最高指導者カダフィ大佐派が衝突し、ロイター通信が伝えた目撃情報では、カダフィ派が町を掌握した。事実なら、大佐の死亡を受けた昨年10月の全土解放後、カダフィ派が拠点の町を奪還した初のケースとなる。
 衝突は、国民評議会側の勢力がカダフィ支持派を逮捕したのをきっかけに起き、4人が死亡、20人が負傷した。カダフィ派は町の中心部を支配し、緑色の旧国旗を掲げているという。

3745チバQ:2012/01/24(火) 21:21:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000091-san-int
プーチン氏、また寄稿 「地域政党は認められない」 民族主義台頭に警戒感
産経新聞 1月24日(火)7時55分配信

 【モスクワ=遠藤良介】3月4日のロシア大統領選に立候補しているプーチン首相(前大統領)は23日付の中央紙「独立新聞」に論文を寄稿し、世界有数の多民族国家であるロシアで民族間関係が悪化、ロシア民族主義が高揚している現状に強い警戒感を示した。プーチン氏は、民族主義は地域の「分離主義」につながって国家の根幹を揺るがせかねないとし、政治制度の改革は進めるものの、「地域政党の結成は認められない」とも記している。

 プーチン氏は新聞への寄稿で“選挙運動”を進める方針とみられ、最近も政権派のイズベスチヤ紙に論文を発表したばかりだ。

 首相は今回の論文で、ロシア人とロシア文化がロシアの「軸」であるとし、ロシア語や文学、ロシア史の教育を重視すべきだと強調。ただ、ロシア・旧ソ連は歴史的に多民族国家であり、ロシア人の「民族国家」を創ろうとするのは「ロシア人とロシア国家を滅ぼす最短ルートだ」と民族主義を批判した。

 政権は昨年末の大規模な反政権デモを受け、政党登録の要件緩和や地方首長選挙の復活を柱とした政治改革を行う方針。これに関して首相は「地域政党の結成だけは民族共和国においても認められない」とし、「それは分離主義に直結する」とくぎを刺した。

 ロシアでは20年前のソ連崩壊で「諸民族は平等」とするイデオロギーが消失、モスクワなど大都市部には旧ソ連の近隣諸国やロシアの地方部から外国人や少数民族の労働者が流入し、民族・宗教上のあつれきが強まっている。

 プーチン氏が今回の論文を発表したのは、こうした状況に反発するロシア民族主義が、反政権運動とも呼応して台頭していることへの危機感からだ。

 モスクワのクレムリン前では2010年12月、民族主義のサッカーファンら最大1万人が暴徒化して政権を驚愕(きょうがく)させた。反政権運動の立役者で「将来の大統領候補」との呼び声も高い人気ブロガー、ナワリヌイ氏はチェチェン共和国など北カフカス地方を敵視する民族主義的な発言でも支持を得ている。

 プーチン氏は、民族主義がロシアの解体につながりかねないとの懸念をにじませる一方、民族関係を担当する国家機構の創設▽不法就労者の取り締まり強化▽外国人労働者へのロシア語試験の義務化−といった対応策を論文に盛り込んだ。

3746チバQ:2012/01/24(火) 21:28:46
>>3742
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120124/mds12012421230007-n1.htm
大統領選、波乱含み
2012.1.24 21:21

エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長(AP)
 【カイロ=大内清】6月末までに行われる予定のエジプト大統領選は民政移管の最大のゴールだ。しかし、最近、出馬に意欲を示していた国際原子力機関(IAEA)前事務局長エルバラダイ氏が不出馬を表明、波紋を広げている。

 今月14日、エルバラダイ氏は、報道向け声明で、エジプトは現在も「旧体制」によって支配されている、との持論を展開。現状のままでは、新大統領に権限が移されても、実質的に軍部が権力を握る従来の統治構造に変化はないだろう、と暫定統治を担う軍最高評議会を強く批判した。

 外交官出身で海外暮らしが長い同氏は、エジプト国内に強固な基盤を持っておらず、大統領選での勝利は難しいとみられていた。ただ、その抜群の知名度から、氏の発言は一定の影響力を持つとみられる。

 エルバラダイ氏が、軍主導の民主化プロセスを拒絶する形で選挙から撤退したことで、他の立候補予定者からは「反軍政デモが活性化するかもしれない」といった指摘が出ている。

 一方、大統領選には、軍出身でムバラク前政権で最後の首相となったアハマド・シャフィク氏も意欲を示している。正式な出馬表明はしていないものの、すでに支持組織とともに各地で政治集会を開いている。

 同氏は軍と関係が深いだけに、政情安定を望む財界人らの支持を得る可能性がある。半面、軍の影響力排除を狙う民主化勢力は反発するとみられ、選挙の混乱要因ともなりかねない。

3747チバQ:2012/01/24(火) 21:29:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120124/mds12012421190006-n1.htm
民主化勢力、民衆と乖離
2012.1.24 21:17 (1/2ページ)

23日、カイロで始まったエジプト人民会議では、初日から居眠りしたり、携帯電話に目をやるイスラム政党議員の姿も見られた(ロイター)
 【カイロ=大内清】エジプトは25日、昨年2月にムバラク前政権を崩壊に追い込んだ大規模な反政府デモの発生から1年を迎える。政変後初の選挙で選ばれた人民議会(下院)が開会する中、デモの火付け役となった民主化勢力は、疲弊する経済に不満を募らせる民衆から孤立し始めている。

 「革命は終わっていない。政治から軍を追い出して古い体制を一掃するまで闘い続けるんだ」

 昨年1〜2月の反政府デモで連日、数万人のデモ隊で埋め尽くされた首都カイロ中心部のタハリール広場。テントの中で仲間との議論に明け暮れる大学生のボラ・リヤドさん(20)は、こう力を込めた。

 約1年後の今、同じ場所には、デモというよりは、たむろしているという表現がふさわしい若者ら数百人が、暫定統治を担う軍最高評議会に即時の民政移管を求めて座り込みを続ける。

 今も続く反軍政キャンペーンには、昨年1〜2月のデモ動員に大きな役割を果たした民主化グループ「4月6日運動」も参加。非常事態令の解除▽民間人への軍事法廷の適用禁止▽旧政権高官の裁判迅速化−などを主張する。

 「国民が圧力をかけ続けなくては何も変わらない。声を上げることが大事なんだ」。創設者の一人、アハマド・マーヘル氏はこう訴えるが、デモ隊は昨年後半以降、治安当局との衝突を繰り返し、ときには暴徒化した。衝突をゲーム感覚で楽しむためにデモに参加する若者も少なくない。

 そんな彼らを見る市民の目からは今や、かつてのような称賛の色は消えた。

 エジプトでは2月の政変後もインフレ率約10%の物価高騰が続き、失業率は高止まりしたまま。政情不安と治安悪化の影響で、主要な外貨収入源である外国人観光客も激減し、経済はますます疲弊している。デモは生活にマイナスという市民の声も少なくない。

 タクシー運転手の男性は「デモ隊が暴れると仕事が減る。はっきり言って迷惑だ」と吐き捨てる。「デモが呼びかけられていると危険で交通もマヒするので、仕事にも行けない」とタハリール広場近くに勤務する30代の女性は漏らす。共働きが一般的なエジプトの家庭には大きな痛手だ。

 「急速な変革」を目指す民主化勢力と、「暮らしの安定」を望む市民。両者の距離は、デモ隊と治安当局との衝突が続き、混乱が長引くにつれて開いている。

 人民議会が招集された今月23日、カイロ中心部の同議会周辺では、数百メートル離れたタハリール広場とは対照的に、各党の支持者ら数千人が集まり、議会選の成功を祝った。曲がりなりにも民主的な選挙が実現し、軍部主導の民主化プロセスが進む中、先鋭的な民主化グループは、ますます求心力を失いつつある。

3748チバQ:2012/01/24(火) 21:30:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012400513
軍統治めぐり世論分裂=改革派は退陣要求−エジプト民主化デモ1年
 【カイロ時事】エジプトのムバラク独裁政権を打倒した民主化要求デモ開始から丸1年を迎える25日、その中心となった首都カイロの「革命の聖地」タハリール広場などで、記念行事やデモが行われる。政変に伴う経済や治安の悪化を嫌う国民は、暫定統治する軍最高評議会の民政移管を見守る立場だが、軍の「独裁」を批判する改革派は、軍による統治の即時終結を主張。世論は分裂している。
 昨年11月から今年1月まで実施された人民議会選挙を受け、今後、民主国家の基礎となる新憲法制定手続きが本格化し、6月までに大統領選が行われる予定。経済状況の悪化などで国民の忍耐は続くが、民主国家建設は短期間には実現しないとの声も多い。
 軍は25日には航空機の低空編隊飛行などで祝賀ムードを盛り上げる一方、「逸脱行為には断固対応する」(軍幹部)と警告。ただ、デモ隊との衝突は避けて、政府関連施設の警備に徹する方針を示している。
 だが、軍批判は根強い。前政権崩壊後のデモ隊と治安部隊の衝突で市民約100人が死亡したほか、1万2000人近くが軍事裁判所で裁かれた。歴代政権の屋台骨となってきた軍は、全面的な民政移管に応じないのではないかとの疑念も強まっている。(2012/01/24-14:22

3749チバQ:2012/01/24(火) 21:31:08
http://www.afpbb.com/article/politics/2852855/8354916
民政移行へ、人民議会を初招集 エジプト
2012年01月24日 09:05 発信地:カイロ/エジプト

【1月24日 AFP】エジプトで23日、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)政権の崩壊を導いた民衆蜂起後初めて、選挙で選ばれた人民議会(下院、公選議席498)が招集された。

 これまでの人民議会はムバラク政権与党が議席をほぼ独占していたが、新たな議会ではイスラム系の2大政党が議席の4分の3近くを獲得、政治の中心舞台に躍り出た。

 初議会では、選挙で第1党となった穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」系の「自由公正党(Freedom and Justice Party)」のカタトニ(Saad al-Katatni)幹事長を議長に選出し、副議長には厳格なイスラム原理主義を掲げる「ヌール党(Al-Nur)」とリベラル政党のワフド党(Wafd Party)から各1人を選んだ。

 カタトニ新議長は、「われわれは新しいエジプト、憲法に基づき民主的で現代的なエジプトを建設したい」と述べた。

 国民の多くは、新しい人民議会を民政移行の最初の印ととらえている。(c)AFP/Jailan Zayan

3750チバQ:2012/01/24(火) 21:49:32
http://www.asahi.com/international/update/0124/TKY201201240455.html
2012年1月24日18時34分
アフガン最多3万人亡命 11年、タリバーン政権崩壊後関連トピックスイランタリバーン
 アフガニスタンから外国に逃れて亡命を希望した難民が2011年、タリバーン政権が崩壊した01年以降で最も多かったことが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のまとめでわかった。国際治安支援部隊(ISAF)からアフガン側へと治安維持の権限移譲が終わる14年末以降に、アフガン人の多くが不安を抱いているようだ。

 UNHCRによると、3万407人のアフガン難民が、昨年1〜11月に政治亡命を申請した。前年の同時期と比べて25%増え、4年前の3倍に当たるという。一方でアフガンに戻る難民は10年の約6万人から半減した。

 アフガンの人口は約2900万人と推定される。国連によると、そのうち300万人以上が隣国のイランやパキスタンなど国外で暮らしているという。(イスラマバード=中野渉)


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