したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

3745チバQ:2012/01/24(火) 21:21:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000091-san-int
プーチン氏、また寄稿 「地域政党は認められない」 民族主義台頭に警戒感
産経新聞 1月24日(火)7時55分配信

 【モスクワ=遠藤良介】3月4日のロシア大統領選に立候補しているプーチン首相(前大統領)は23日付の中央紙「独立新聞」に論文を寄稿し、世界有数の多民族国家であるロシアで民族間関係が悪化、ロシア民族主義が高揚している現状に強い警戒感を示した。プーチン氏は、民族主義は地域の「分離主義」につながって国家の根幹を揺るがせかねないとし、政治制度の改革は進めるものの、「地域政党の結成は認められない」とも記している。

 プーチン氏は新聞への寄稿で“選挙運動”を進める方針とみられ、最近も政権派のイズベスチヤ紙に論文を発表したばかりだ。

 首相は今回の論文で、ロシア人とロシア文化がロシアの「軸」であるとし、ロシア語や文学、ロシア史の教育を重視すべきだと強調。ただ、ロシア・旧ソ連は歴史的に多民族国家であり、ロシア人の「民族国家」を創ろうとするのは「ロシア人とロシア国家を滅ぼす最短ルートだ」と民族主義を批判した。

 政権は昨年末の大規模な反政権デモを受け、政党登録の要件緩和や地方首長選挙の復活を柱とした政治改革を行う方針。これに関して首相は「地域政党の結成だけは民族共和国においても認められない」とし、「それは分離主義に直結する」とくぎを刺した。

 ロシアでは20年前のソ連崩壊で「諸民族は平等」とするイデオロギーが消失、モスクワなど大都市部には旧ソ連の近隣諸国やロシアの地方部から外国人や少数民族の労働者が流入し、民族・宗教上のあつれきが強まっている。

 プーチン氏が今回の論文を発表したのは、こうした状況に反発するロシア民族主義が、反政権運動とも呼応して台頭していることへの危機感からだ。

 モスクワのクレムリン前では2010年12月、民族主義のサッカーファンら最大1万人が暴徒化して政権を驚愕(きょうがく)させた。反政権運動の立役者で「将来の大統領候補」との呼び声も高い人気ブロガー、ナワリヌイ氏はチェチェン共和国など北カフカス地方を敵視する民族主義的な発言でも支持を得ている。

 プーチン氏は、民族主義がロシアの解体につながりかねないとの懸念をにじませる一方、民族関係を担当する国家機構の創設▽不法就労者の取り締まり強化▽外国人労働者へのロシア語試験の義務化−といった対応策を論文に盛り込んだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板