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国際政治・世界事情

3723チバQ:2012/01/16(月) 22:35:48
>>3706-3707
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201160463.html
2012年1月16日21時10分
パキスタン最高裁が首相に出廷要請 大統領恩赦無効で
 パキスタン最高裁は16日、ザルダリ大統領の汚職事件の恩赦を無効として訴追再開を決めた最高裁判決を履行しようとしないギラニ首相に対し、19日に出廷して説明するよう要請した。軍政と緊張関係が強まっている文民政権は、一層の窮地に立たされた。

 最高裁は、政権が刑事事件について審理再開のための手続きを進めなければ、ギラニ氏が法廷侮辱罪に問われる可能性があると警告。その場合、議員の資格を失い、首相を辞めざるをえなくなる。

 ザルダリ氏の汚職事件をめぐっては、ムシャラフ大統領(当時)が2007年、刑事訴追を免除する大統領令を出したが、パキスタン最高裁は09年、この大統領令を違憲、無効とする判決を出した。しかし、ギラニ氏やザルダリ氏はこれまで、大統領在任中の非訴追特権があるとして審理再開手続きに応じてこなかった。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/asi12011620510005-n1.htm
揺れるパキスタン 今度は“司法クーデター”? 最高裁、ギラニ首相に警告
2012.1.16 20:47 (1/2ページ)

 パキスタンのギラニ首相(AP)
 【ニューデリー=田北真樹子】パキスタン最高裁は16日、ザルダリ大統領の汚職疑惑の審理再開について手続きを取ろうとしないギラニ首相に対し、19日に出廷し理由を説明するよう求めた。最高裁は首相だけでなく大統領の解任も示唆しており、軍事クーデターの噂が流れるほど軍との対立が激化していた政権側は今度は、最高裁による“司法クーデター”の可能性にも直面する状況に陥った。

 最高裁は政権がこのままの対応を続ければ、ギラニ氏を法廷侮辱罪に問う可能性があるとも警告した。

 ザルダリ氏に対する汚職疑惑をめぐっては、ムシャラフ政権(当時)が2007年、ザルダリ氏ら約8千人に恩赦を与えたが、最高裁は09年10月に恩赦を無効化。この決定により、全事件の刑事手続きが再開された。そのうち、ザルダリ氏については、スイスにある銀行口座の実態解明が必要とされているが、政府は大統領には免責特権があるとして応じていない。

 最高裁は今月10日、これまで政府が判決を履行していないことに苛立(いらだ)ちをあらわにし、ギラニ氏やザルダリ氏の解任もちらつかせて履行を迫った。16日は最高裁が政府に履行しない理由の説明を求めたものの、検察側は政府からの回答がないと説明するにとどまった。

 一方で最高裁は、ザルダリ政権が軍事クーデターを恐れて米軍に協力を要請するメモを送ったとされる疑惑についても調査中。メモは政権と軍の対立を激化させる原因になっている。

 こうした中、ザルダリ大統領は14日、キヤニ陸軍参謀長と会談し、衝突回避に向けた“和解ムード”を演出しようとした。軍は最高裁による政権追い込みを後押ししているとの見方もあることから、大統領が土壇場で軍の懐柔を狙った可能性もある。

 パキスタン国会は16日、政権与党が提出した政権を支持する決議案に関する投票を行う。政権は、民主的に選ばれた議会による事実上の信任を取り付けることで、軍と最高裁への反転攻勢としたい考えだが、求心力を失っている政権には容易でなさそうだ。


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