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国際政治・世界事情

3709チバQ:2012/01/12(木) 22:17:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120112/mds12011219050004-n1.htm
イラン科学者また爆殺…背後にイスラエル諜報機関モサド?
2012.1.12 18:57 (1/3ページ)[イラン]

11日、テヘラン北部で、爆発現場から運ばれる被害車両。この事件で、核開発に関与していた物理学者の大学教授、ムスタファ・アハマディロウシャン氏ら2人が死亡した(AP)
 テヘランの街角でフランス車、プジョー405が何者かに爆破された。犠牲になったのはいま、世界を揺さぶるイランの核開発に携わっている若手物理学者。イラン政府高官は、イスラエルの対外諜報機関モサドが、核開発の実力阻止を狙った暗殺テロとの疑いを深めている。(SANKEI EXPRESS)

 イランのファルス通信によると、テヘラン北部で11日朝、車に取り付けられた爆弾が爆発し、大学教授のムスタファ・アハマディロウシャン氏(32)ら2人が死亡、1人が負傷した。事件は、イランの核開発問題をめぐり、欧米諸国が制裁への動きを強め、イラン国民の生活に深刻な影響が出始めている中で起こった。

 アハマディロウシャン氏は中部ナタンズにあるウラン濃縮施設での作業に関わっていたとされる人物だった。爆発はアハマディロウシャン氏が勤務する大学前で発生し、車には3人が乗っていた。3人の中には、アハマディロウシャン氏の身の安全を守るために付いていたボディーガードもいたとみられる。

 現地からの報道は、この爆発が“プロ”によることをうかがわせる情報を伝えている。

 現場近くにいた通行人は、男2人が乗ったバイクが近づき、プジョー車に、磁石式の爆弾を取り付けたのを目撃した。英BBCの現地特派員は、この爆弾が、少人数の標的を狙うのに適した高度な装置で、たとえ爆発しても周囲に被害が広がらないタイプであることを指摘した。

 イランでは近年、核開発に携わった有能な科学者らが相次いで不審の死を遂げている。

 2010年1月、テヘラン大の原子物理学の教授がオートバイに仕掛けられた爆弾で死亡。同年11月にもテヘランの大学の原子力工学の教授で核科学者の男性2人が車に仕掛けられた爆弾で死傷する事件が発生した。

 今回の事件発生後、イランのモハマドレザ・ラヒミ第1副大統領は声明を出し、「イランと敵対的関係にある国が関わったテロ」と非難した。テヘラン市副知事は「過去の科学者の暗殺に使われたのと同じタイプだ。シオニスト(ユダヤ主義者)の仕業だ」と述べ、名指しこそ避けたが、イスラエルの対外諜報機関モサドの犯行を匂わせた。英BBCによると、イスラエル当局は、イラン政府の指摘を否定している。

 イランの指導部は昨年末から、欧米諸国による制裁の動きを牽制するため、原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖に関して、強硬発言をエスカレートさせている。

 「原油輸出に制裁が科されれば、指導部はホルムズ海峡の封鎖を命じることを決定した」。1月上旬、イラン指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊高官が強調した。「脅しには脅しで対抗する」との主張も飛び出している。

 制裁の影響で、通貨リアルは過去最低水準にまで下落。燃料や公共料金への補助金が段階的に廃止されていることで電気料金などが高騰し、食料品や衣類など生活必需品の価格も上昇を続けてきた。そこに制裁強化による経済への悪影響が追い打ちをかけ、市民の生活は苦しくなるばかりだ。

 イスラエルにとって、イランの核開発阻止は自国の安全保障にとって、最優先課題となっている。イランで相次ぐ核開発科学者の不審死と制裁強化が導き出したホルムズ海峡“波高し”の状況。両者の関係は何を物語るのか−。


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