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迷宮と女冒険者IF 3

1名も無き冒険者:2021/08/28(土) 02:12:35 ID:YiA.8Qo.
このスレは、あの時こうなっていたらなどのifや既存のロールのもしもを描くスレです。

2第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/08/28(土) 02:13:50 ID:YiA.8Qo.
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(0) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2

四国某所にある夜模津市。
港町として発展しているのも北部や中央。
南下すればするほど発展度合いは低下し、人口も疎らになっている。
市の南には田舎と言っても差し支えない平坂町があるが、ちょうど市と町の境にある、人気も少ない寂れた、放置されてかなりの月日が経っているであろう神社の前に一人の美しい少女がいた。

黒い半袖のセーラー服にミニのスカート。
手足は黒いサイハイブーツとロンググローブに覆われている。
そのセーラー服もサイズが合っていないのかぴっちりと身体に食い込み、妖艶な身体のラインを浮かばせている。

彼女の名前は山吹。
かつてとある退魔師に憑き、導き、共に戦ったかつての大妖。
その転生した姿である。
転生後、決して清廉潔白な組織とは言えぬ退魔師協会から離れ、山吹は共に戦った退魔師悠美と離れて全国をさすらい、今、協会のちからがあまり及ばぬこの四国へと来たのだ。

この地もまた、かつていた場所と同じく淫魔の気配が漂っていた。
物資調達のため、四国に一大勢力を築いている狸の太妖に会った際、その情報を仕入れたが、淫魔の勢力が拡大しているのは確かだが、より詳しい情報は教えられなかった。
それは別料金らしく、今は料金を払ってまで知る情報ではないと考え、詳しい情報は買わなかった。

そんな淫魔の気配を醸し出す市内を、山吹は歩き回り、この南端、南の平坂町との境(正確にはここの住所は平坂町だが)にあるこの寂れた神社を発見。
寂れた道に人の手が入っていない荒れ果てた神社、生えるに任せた周囲の木々が作る森……
隠れ住むには幸いと考え、山吹はここをこれからの拠点とすることにしたのだ。

南北に伸びる交通量が極めて少ない田舎道。
その道の西側に小さな少数の車が駐車できる、おそらく参拝客の駐車場のようなスペースが有り、
そこから西に木々の間を通る参道が伸び、小さな石段でできた階段を昇ったその先に神社がある。
山吹がいるのはその参道の入り口、駐車場のような場所だ。
神社からは淫魔の気配が漂ってる。
その数も少なく気配も小さいので弱い魔だろう。
この地での初めての退魔活動には最適と言える。
装備も道具もしっかり市内で調達した。
だが、その時の記憶は屈辱的なものだったが……

四国を訪れた山吹が最初に言った場所は四国全土に勢力を持つ化け狸、陰刑部正親の元だった。
かつて山吹が狐の大妖怪であったときの知り合いで、力関係から山吹の家来として使われていた狸の大妖怪だ。
死黒獄門屋という名の組織を作りあげ、人間妖魔問わず、様々な商売をしている。
その中には退魔道具もあり、山吹はこの狸の元を訪れ、装備と道具を入手したのだ。
だがその時の記憶は山吹にとっては卑猥で屈辱的なものであった。

「グフフ、山吹殿。貴女様との仲とはいえ、タダとはいきませぬ。
かつての頃より少し可愛らしくなりましたが、その美しい身体を味わわさせて頂ければ……」

好色な声でそう笑いながらも、今の力と立場関係をわかりつつ、決して一線は越えないようにする狸。
その行為も性交ではなく、山吹の全身を舐めさせろというものだった。
狭く蒸し暑いサウナのような部屋に入った山吹と狸。
狸は巨体で身長は3mを超えるため、狭いサウナの室内の大半は狸が占めていた。
そんな蒸し暑い空間で山吹は全身を狸に拘束されながら、狸の伸ばす妖気が実体化した舌で全身をたっぷり舐め回されたのだ。
どんどん流れる汗に敏感な身体を余すところなく舐める多数の舌。
下着姿の山吹の全身は舐められ、下着の中にも舌は入り、汗も愛液も舐め取られていく。
何度も絶頂し、いやらしい笑みを浮かべる狸に何度も何度も休むことなく舐められる。
止まらぬ汗で身体を濡らし、さらに狸の唾液でコーティングされ……
そんな最悪の時間を一時間以上過ごしていたのだ。

そんな最悪の出来事の数日後。
狸が用意したホテル(高級だった)に泊まっていた山吹に届けられたのが今の装備だ。
ぴっちりとした伸縮性のある素材で作られたセーラースーツとラバー製に似たロンググローブとサイハイヒールブーツと白黒のビキニ。
サイズは小さいがその伸縮自在の素材でぴっちり身体に食い込んでいる。
フェティッシュで通気性最悪なのはあの狸の趣味なのかと思われる。

だがその効果はかなりのものだ。
妖術のちからは強化されており身体能力も高まっている。
ブーツとグローブには妖力と霊力を流し込めるようで、強度も増している。
ついでに当面の活動資金に道具類までくれた、
体力回復用の霊水に霊力回復用のお神酒、そして妖怪たちが使う妖力回復用の丸薬。
霊水とお神酒は協会で支給しているもののようだが……まあ、協会が決してきれいな組織ではない証拠だろう。
なお霊水は3つ、お神酒と丸薬は1つずつ貰った。
そしてそれらを収納しているのは首につけたチョーカー、正確には術を込めたチョーカーに着いた石の中だが。

そんな回想をしながらも、それを振り払い、山吹はこの地で初めての仕事を始めようとしていた。

・全身汗だく舐めの記憶:▲「快楽値」+”2d5”(高いほど回想であのときの快感を思い出し快感を感じてしまう)

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【それではこちらでもよろしくおねがいします山吹さん】
【そしてなんか中途半端に長くなった】
【短くしようとしたのに……】

3山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/08/29(日) 18:58:05 ID:TbeAplQo
>>2

「……むぅ、あのエロ狸め、良い仕事をしおってからに……サイズ以外は文句はないんじゃがのぅ」

そうぼやいた老婆のような口調と釣り合わない若々しい美少女は、しかめっ面で身に纏うセーラー服を眺めている
身長は150cm半ばほどだろうか、日本人の特徴のある美貌とは裏腹に手足は長く、スラリと美しいシルエットを描いている
風になびく金の髪は光を受けて淡く輝くかのようで、それだけで人目を引くほどに美しい
その髪を靡かせる少女の容姿も当然のように優れていて、どこかあどけなさを残した顔立ちは、しかし確実に将来絶世の美女になると確信させるほどのものだ
それは顔付きだけではなく、身体も同じであり……若々しい見た目に相応しいセーラー服を押し上げる豊満な乳房は、女性的な魅力をこれでもかと放っている
あまりにも豊満過ぎる乳房はセーラー服を盛り上げ、裾がカーテンのようになってしまう程だ
そこから視線を下ろせばキュッと縊れた腰は優美な曲線を描き、世の男がそれを見れば生唾を飲み込まずにはいられないだろう
そしてそんな縊れた腰を超えて、スカートをパツパツに張り詰めさせるむっちりとした尻たぶが衣装越しにさえ人目を引く肉感を見せつけている
手足もモデルのように……あるいはそれ以上に長く、美しく、脚に至っては肉感も併せ持つ淫靡さと美しさを兼ね備えた脚線美を披露していた
ここまででも誰もが振り返る美少女であるのだが、更に特徴的なのはその身を包む衣服だろう
明らかにサイズの合っていないセーラー服は、無理矢理着込んだかのようにパツパツに張り詰め、その下の肉感的なボディを想像させるには十分すぎる
むしろサイズがあっていないからこそ、逆に来ている方がいやらしいという気さえしてくる衣装だ
更に言えば手足を覆うグローブとブーツの印象が、それを加速させている
腕には二の腕までを包むロンググローブ、太腿までを包むサイハイブーツ、それぞれラバーのような光沢の黒が、白い肌に映えている
普通の女子学生ならば選ばれないこの組み合わせを着こなした少女――――山吹は、身体を動かしながら衣装を確認しているようだ

(まぁよい、贅沢は言っておれん、あとは実戦での確認次第じゃが……たぬ吉もまさか、儂に不良品を掴ませるほど恐れ知らずではあるまいて
 ……色狂いであることは変わらんじゃろうがのう、全く……扱いやすくはあるからまだマシじゃが)

そんな事をつらつらと考えながら装備の再確認を終えた山吹は、改めて眼前の神社に視線を移す
悠美……風間悠美という、自分の遥か彼方の子孫と数奇な出会いを果たし、共に戦っていた頃
一通りの魔を討滅し、悠美も山吹の補助なしで戦えるようになり、山吹自身もまた、諸事情で生まれ直すという事態になった
それを超え、しかし山吹を取り巻く環境が平穏を許さない
魔を討つことを生業としている悠美が所属する退魔組織は、少々きな臭いところがあったのだ
山吹は人類の味方であるつもりだが、それでもその魂はかつての大妖怪のものだ
身体こそ人間に生まれ変わったが、そこも含めた諸事情から退魔組織に見つかることは避けたかった
だからこそ、山吹はこの地に――四国に来たのだ
この地には退魔協会の力が及んでいない、訳あり者が隠れ潜むには絶好の場所だ
そしてそのための拠点として、この寂れ、廃棄された神社を拝借しようと目論んでいる
その為の障害として、この廃棄神社に住み着いている魔を討つために、山吹は此処にいるのだ

「……ッ♡ いかんいかん、思い出してしまう……あのエロ狸め」

――「グフフ、山吹殿。貴女様との仲とはいえ、タダとはいきませぬ。
かつての頃より少し可愛らしくなりましたが、その美しい身体を味わわさせて頂ければ……」――

(全く……資金が無い故仕方ないとはいえ、あやつも恐れ知らずな……くっ、それにしても……❤
 儂のこの身が前世よりも敏感なのは重々承知じゃったが、あれほどまでとは……淫魔を相手にする前に確認出来たのは行幸じゃが……ええいっ!)

その為に必要な装備は、大妖怪時代の家来である陰刑部正親――通称たぬ吉――に用意させた
しかし対価としてたぬ吉が求めたのは――――


……
………

4山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/08/29(日) 18:58:25 ID:TbeAplQo
>>3

「っふ、く、ぅ…!❤❤❤ んっ、っ、ぅ……ふぁ、っ!?♥♥♥」

(っ、これ、は……ちと、マズイ……っ♥♥ 舐められておる、だけ……じゃというのに……!❤❤)

蒸し暑く狭苦しいサウナの中で、悩まし気に眉を寄せた山吹が甘さを含んだ吐息を零す
本性を現し巨大な狸の姿でサウナに入ってきたたぬ吉は、山吹を拘束しながらその全身を舐め回す
無論、それはたぬ吉の舌だけで行われた所業ではない
妖力を用いた術の一種でもって、山吹は身体を隠すことを許されず全身を舐め回されてしまったのだ
それも、湿度や温度が高いサウナの中で、噴き出る汗を片端から舐めとられる、という屈辱的な行為で、だ
山吹は大妖怪時代には淫蕩に溺れ、多くの男を虜にしてきた淫魔の如き経験もある
今生の身体が処女とはいえ、精神は生娘ではない、大抵の行為は経験済みで、初心な小娘とは程遠い
しかしこれは想定外だ、格下と見ていたたぬ吉に全身を、それも汗だけを執拗に舐めとられるなど……羞恥と屈辱が山吹の表情を歪めさせる
そして何よりも想定外だったのは、山吹自身の身体の、異常なまでの敏感さだった

「ふぁ、は、あぁ……❤❤❤ ぅあ、ぁあ、あ、っっ!?♥♥♥ っぁ、ひっ!?♥♥♥ っぁ、は、く、ぅっっ!?!?❤❤❤❤」

元より山吹が生まれ直す切欠は、山吹が憑依する形で力を貸していた悠美が妊娠したことに端を発する
淫魔に犯され、妊娠した悠美……その直前に山吹は悠美に力を託すように消えたはずだったのだ
しかし何の因果か、悠美が妊娠した淫魔との子に転生、幸い人として生まれてくることが出来たが……
膨大な淫気を生まれながら持ち合わせて生まれ落ちた身体は、驚くほど性感の発達が早く、異常であった
普通の人が性感帯としている箇所は、触れられれば甘く悶えてしまう
性感帯でない所でさえも、普通の人の性感帯と変わらぬ敏感な感度を誇る
結果出来上がったのは、何処を責められても甘い声を挙げ、身悶えし、悩ましげに震える極上の美少女だ
山吹自身も自分の身体敏感であるとわかっていた、わかっていたが……ここまでとは思わなかった
自慰だけでは、気心のしれた悠美との情交では気付けぬほどに、全身が敏感だったのだ
それが今、たぬ吉に全身を舐め回されることで分かってしまった
淫魔に責められる前に気付けたのは幸運と見るべきか、家来であったたぬ吉に弱みを晒すのを屈辱と見るべきか……
いずれにせよ、快感にすっかり弱くなった山吹の身体は、百戦錬磨の精神を置き去りにして高みへと昇っていく

「くあっ!?❤❤❤❤ っ、あっ!?!?❤❤❤ ぁああああ、あっ!?❤❤❤❤
 っぁ、ひっ!?❤❤❤❤❤ ふぁあ、あ、ぁあああ、あ、あっっ!?!?♥♥♥♥♥」

(ダメ、じゃ……果てる、イクぅ……!♥♥♥ 堪え、られぬ……っ❤❤❤ まだ、か……まだ、終わらんのか……っ!❤❤❤❤)

屈辱と怒り、驚愕と不安、様々な感情が快感に呑まれ消えていく
恥辱はまだ終わらない、ニヤついたたぬ吉の表情と言葉に悔しさを覚えながら、山吹は幾度も果て、濃密な汗と愛液交じりのフェロモンを、サウナ室に充満させていた……

………
……


・全身汗だく舐めの記憶:▲「快楽値」+”2d5(4+3=7)”(7)

「っ!」

ゾクゾクと背筋が震え、悩まし気にその暴力的なほどの肢体がくねる
お腹と胸元、それぞれに両手を回して身体を抑えるようにしながら、山吹は首を振る
その動きに沿って美しい金の髪が踊り、軽やかな音を立ててセーラー服を撫でていく

(ともかく……今は淫魔じゃ、気配からすれば木っ端、この程度に今更苦戦はせんが……油断はいかん
 着実に潰し、まずは雨風凌げる拠点を手にしなければ……何時までもたぬ吉の世話になっていては、何を言われるかわからんわ)

無様、ともいえる記憶を振り払うように思考を断ち切った山吹は、改めて眼前の神社を見据える
感じる気配は微弱で、強敵と呼べる大物はいないように思えるが……そう言って油断したものから危機に陥るのが世の常だ
見た目は女子学生と言った印象の山吹だが、中身はお婆ちゃんという言葉ですら足りないほどに長く生きた大妖怪なのだ
長い封印生活、悠美と共に過ごした日々、そして生まれ直した経験から多少鈍ったと自覚している
警戒はし過ぎて困ることはないだろう

「ふぅー…………では、行こうか」

一度目を閉じ、大きく吸って、吐く
深呼吸を一つ行えば、次に目を開けた瞬間にはその瞳は真剣な色に染まっていた
それに触発されたかのように頭頂に狐の耳が現れ、臀部からは狐の尻尾が現れる
明かな人外要素を晒し、山吹は地を踏みしめながら神社に向かって歩を進めはじめた
これが妖狐であった前世の特徴を前面に押し出す、転生妖狐たる山吹の戦闘態勢である――――

5山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/08/29(日) 18:58:41 ID:TbeAplQo
>>4

行動選択
気配を探りながら本殿へ向かう、到着しても中には入らない
淫魔の気配を見つけたらそちらを優先する

思考
淫魔の悪辣さを知っているため、油断はしていない
まずは本殿に向かうが、先に建物の外に居る淫魔を倒しておこうと考えている

体勢
自然体で背筋を伸ばし、堂々と歩いている

肉体
思い出してしまった痴態で微かな疼きを感じている
緊張も程よく、平常な状態

乱数:7


【ではこちらでもよろしく頼むのじゃ】
【たぬ吉のセリフが無いからサクッと切ろうと思ったが、儂もすこし長くなってしもうた】
【多分今生で一番ねちっこく他人から責められたから仕方ないのじゃ】

6第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/08/29(日) 19:37:38 ID:jhWc9YRY
>>3-5
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:7(快楽LV0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(0) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2

〜境内に侵入、本堂付近へ:7+3=10〜(ST+3 ;補正+3)

意識を切り替え戦闘態勢に入る山吹。
生えた尻尾は展開と同時に装着しているビキニとスカートに適切な穴が開き、そこから外に出る。
しっかりオーダーメイドな一品であるのはこの仕様からも明らかだ。
ただ余計な隙間を出さぬため、少しだけ締め付けられている感じはあるが……
ともかく問題はない。
戦闘態勢に入った山吹はヒールブーツを鳴らしながら参道へと脚を進めていく。

・自然回復:▼「快楽値」-5(2)

僅かな距離を歩くと目の前には石段の階段。
その頂には朽ちかけている鳥居が見える。
神社の名前は何処かに書かれているのだろうが、あいにく書かれてそうなものはすべて朽ち果てており、確認はできない。
そしてその鳥居を超えると締め切った真夏日の密室のような高温多湿の空気に全身を包まれる。

暦はまだ春と言えるのに、初夏といえるほどそこその暖かかったこの街。
だがこの境内はそれ以上の蒸し暑さだ。
これは淫魔生息域の特徴といえる。
この蒸し暑さの中、退魔師は汗とその他諸々の体液を流しながら淫らな戦いを繰り広げるのだ。
ただし感じるのは蒸し暑さと淫魔の気配のみ……
周囲に淫気は漂っていない。
それはこの地が聖なる結界で覆われているからなどではなく、ただ単純にこの神社に生息する淫魔の弱さからだろう。

方角的には山吹が向いている方向は西。
右の北側には森林が広がっており、正面には本殿、その本殿の南側には社務所と思われる建物が見える。
また本殿裏、西側には物置のような建物が伺える。
そして入り口すぐ左手には手水舎が右手には絵馬掛けのようなものが見える。
ただ手水舎は破損して朽ち果てており、泥水のような得体のしれない水が溜まっていて、絵馬掛けも破損しており、ただの半壊した木の板のようになっている。

それを警戒しながら確認しつつ、山吹は奥の本堂へと足をすすめる。
元絵馬掛けに手水舎も壊れ、朽ちているが淫魔の気配はない。
それゆえ、まずは本殿へと向かい山吹は脚を進めていくが、その歩みは止まる

「かぁ…かぁ……」

それは本殿の屋根から聞こえる鴉の鳴き声によって……

「かぁ…かぁ…」

背後の頭上、鳥居の上から聞こえる鴉の鳴き声によって……
正面と後方の鳥居から聞こえる鴉の鳴き声。
淫魔に住処にいる動物が一般的なもののわけがない。
おそらく淫気で変生した動物だろう。
鴉は一匹ずつで計2匹。
問題は屋根と鳥居の上という、非常に高い場所にいることだが、どうすべきか……

・淫ら鴉A(本殿の屋根) B(鳥居)

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【あの山吹さんの貴重な濡れ場】
【なお今後は濡れ場祭りになる模様】
【そしてそれをいざなう第一淫魔の登場】
【餓鬼やネズミに手かと思った?】
【残念!初登場の鴉ちゃんです】

7山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/08/30(月) 23:10:15 ID:e3OLN/wE
>>6

・自然回復:▼「快楽値」-5(2)

「むぅ……」

(相変わらず、淫魔の住み着く領域は暑苦しいのぅ……早く終わらせてシャワーでも浴びたいものじゃ)

ボロボロに朽ちかけた神社、しかし石畳はまだ健在だ
ブーツのヒールが小気味いい音を響かせながら、山吹は髪を、尻尾を靡かせて歩を進める
その表情に変化はなく、しかし内心は踏み込んだ途端全身を包む蒸し暑さに辟易としていた
悠美と共に幾つもの淫魔の領域に踏み込み、戦い抜いてきた経験から、淫魔の住み着く場所はそう言う特徴があるのだと知ってはいる
しかし、知ってはいても不快なものは不快なのだ
ねっとりと身体に纏わりつく、じとじととした湿った、それでいて熱された空気
日本の夏場、湿気と熱気のダブルコンボを再現したかのような空気は、何度経験しても慣れることはない
今はまだいいが、ここに住み着いた淫魔を全て駆逐するころには汗だくになってしまうだろう
早くもげんなりとした気分を感じながら、それでもそれを表に出さず、山吹はまず本堂へと足を進める

(建物は……壊されたというよりは朽ちておるな、老朽化しただけじゃ
 淫気の気配もない、木っ端淫魔しかおらんのかえ?)

「木っ端なら木っ端らしく、極上の獲物が現れたのじゃから喜び勇んで飛び出してくれば、手間もかからんものを……のぅ、そうは思わんか?」

「かぁ…かぁ……」

「かぁ…かぁ…」

あまりにも淫気が無さ過ぎる事から、完全に木っ端淫魔しかいないと見当をつけた山吹は、語り聞かせるように言葉を紡ぐ
淫魔を誘うように腰をくねらせ、左腕で下から乳房を押し上げ強調しながら、鳴き声を上げる鴉を見上げた
本殿の屋根、そして鳥居の上からこちらを見下ろす二羽の鴉……その正体は、山吹の知識の中にある

(協会の分類では、淫ら鴉、じゃったか? 毒の羽と伸縮自在の脚、そして脚の中心の吸引口で主に乳房を責める、と)

「気付かれる前に速攻を掛ければ、多少は良い想いも出来たじゃろうにのう……そこなら安全と思うたか? 甘いのぅ?」

意志の強さを感じさせる吊り上がった眦をすっと細め、山吹は自身の身の内から溢れる妖力を瞬時に練り上げ、自然に干渉する
摂理を捻じ曲げ、望む結果を引き起こすのが魔性の術なれば、弱体化したとはいえ山吹のそれは慣れ親しんだものだ
見せつけるように掲げられた右手、白魚のような人差し指が鳥居の上に佇む鴉を指し示す
失敗はあり得ない、瞬き一つほどの時間も必要ない、指し示された人差し指の先の空間が歪み、風が無色透明の針を形作る
妖力を感じ取れば、攻撃の予兆は解るだろう
だが遅い、こと速さに置いて、風を宿したこの術は他の追随を許さない
無言の内に作られた風の針が二本、真っ直ぐに鳥居の上の鴉へと射出されるその時を、待っている――――


行動選択
妖力針:風(妖力1)を使用、鳥居の上の鴉を攻撃する
鳥居の鴉を倒したら本殿の上の鴉を同じ術で攻撃する

思考
鴉の毒を省みて、何もさせずに倒すつもりでいる
早く終わらせてしまいたい、汗をかきたくない

体勢
左手をお腹に回し、右手を上げて鴉を指さしている

肉体
蒸し暑い空気で熱が籠り始めている
緊張も程よく、平常な状態

乱数:5


【まずは凛々しくカッコよく、決めるシーンじゃのぅ】
【初手から苦戦は恰好が掴んからサクッと決めてしまいたいが、さて……】

8第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/08/31(火) 03:25:47 ID:XJ6.OzMg
>>7
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:2(快楽LV0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(0) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      淫ら鴉A(本殿の屋根) B(鳥居)

〜淫らカラスBに妖力針:風:5+10=15〜(妖術+2 ST+8 ;補正+10)

淫魔を確認した山吹は霊力を練り、右手の指先へと練り上げた妖力を注いでいく。
そしてその妖気は不可視と言っても差し支えないであろう針を作り上げる。
山吹は、その針を鳥居に佇む淫魔鴉へと発射。
それが開戦の狼煙となる。

・自然回復:▼「快楽値」-5(0)
・妖力針:▽「妖力」-1(19)

発射されたのは2本の針。
高速で射出されたそれは、大妖としての山吹にとっては力も弱く、速度もかつてのものと比べ遅いレベルのものだ。
しかも今の状態では一度にたった2本しか放てない。
だがそれは、あくまで強大な妖としての感想。
この鴉にはなによりも強く、なによりも早いもので……反応する間もなく身体を針に貫かれる。
身につけているビキニで強化された針の一撃は、一本で充分な致命傷、二本で確殺の一撃となる。
鴉は身体を貫通されるように針に貫かれ、断末魔を上げることもなく絶命。
鳥居から地面へと落下していく。

・淫ら鴉B撃破!

山吹はそれを素早く確認しながら、今度は本殿の屋根にいる鴉の方へと向く。
素早い一連の動きに残る鴉はまだ事態が掴めていないようだ。
そんな屋根の鴉に向かい、山吹は同じ様に妖力針での攻撃を行おうとする。
だがそんな山吹も気がついていなかった。
彼女の足元には薄っすらと小さな影があり、そこからいやらしい視線が真上、すなわち山吹のスカートの中へと注がれていることを……

その小さく薄い影は影小僧と言われる淫魔だ。
他の影よりも薄いそれは、日中、光あるところでしっかり目を凝らして注視しないとわからない程度の影となり潜伏している相手だ。
当然夜の暗闇では目視での確認は極めて難しく、しかもこの潜伏状態では気配のようなものを出さないので、攻撃のため姿を見せるまでは確認できない相手だ。
そんな隠密特化の淫魔が影野状態でローアングルで山吹のスカートの中を見て楽しんでいるのだ。
サイズが小さくと隙間なく食い込んでいるビキニ。
そこに浮かぶであろう割れ目。
伸びるむちっとした美脚。
それらを誰にも気が付かれることなく、影小僧は楽しんでいた。

・影小僧出現(未確認)

そんな、自身の下半身をたっぷり視姦されていることに気が付かぬ転生妖狐は振り返り、本殿の鴉を素早く確認。
振り返る動作でむちっと食い込むビキニや股間を愉しまれているとも知らぬ山吹は、先程と同じ様に妖力を練り、風の妖力針を屋根の鴉へと放つ。
鴉もようやく事態を把握したようで翼を動かし飛ぶか、あるいは毒の羽を発射しようとしているようだが、あまりにも遅い。
鴉が行動を起こす前に山吹の手から放たれた2本の針はその身体を貫き、もう一羽と同じ運命を辿らせるのだった。

・妖力針:▽「妖力」-1(18)
・淫ら鴉Aを撃破!

瞬時に鴉の群れを倒した山吹。
二匹目の鴉の死体は屋根の上を、地面へ向けて転がるように落ちている。
だがその死骸が屋根から落ちる前に、新たな淫魔が現れる。
正面の本殿の縁側。
地面と縁側の隙間の暗闇から餓鬼たちが四つん這いで這い出てきたのだ。
数は二匹。
賽銭箱を挟むように左手側と右手側から一匹ずつでてきた。
相手はもう山吹を確認しているようで山吹へ向けて四つん這いで駆け、迫ってくる。
とはいえ二匹の出現場所の手前、その間には、賽銭箱があるので、二匹の間の距離は少し離れている。

・餓鬼A(左) B(右)出現

さて、このこちらへと駆け出してくる餓鬼にどう対処すべきか……
それを素早く考える山吹。
だが、その足元では影小僧が山吹のスカートの中をいやらしい視線で覗きながら楽しんでいた。

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【瞬殺する山吹さん】
【これは凛々しく格好良いドヤ顔狐】
【なお知らぬ内にスカートの中を見られている模様】
【この影小僧、攻撃に移るまでに探知できないのですが、考えてみればそのときに存在が分る相手なので、今まで見られていたことには分からないんですよね】
【いきなり出現した感じで奇襲を許してしまった的な考えが過ぎったり、罠を踏んでしまった感じで】
【なのでこれからも山吹さんや吸血鬼ちゃんは、ハル君に気丈に凛々しく振る舞いながらも、実は秘すべきスカートの中をたっぷり愉しまれていることになる模様】

9山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/01(水) 23:10:40 ID:OD.MyG6w
>>8

・自然回復:▼「快楽値」-5(0)
・妖力針:▽「妖力」-1(19)

「……ふむ、まぁこんなものか」

(かつてと比べれば……今の悠美と比べてさえ、見る影もない衰えっぷりじゃな……とは言え、及第点と言ったところか)

妖力を練り、風を集め、不可視の針が鴉を貫く
こと速さにおいては他の追随を許さない風属性の妖力針は、しかし山吹からすれば物足りないという感想になる
かつての大妖怪であったころは元より、共に戦い、研鑽を積み上げた悠美と比べてさえ、今の自分は見劣りしてしまうのだと自覚する
遠いとはいえ血の繋がりがあり、色濃い人生を見守ってきたせいか、山吹からすれば悠美は孫のような存在であり、弟子のような存在でもある
弟子に劣る師匠なぞ笑い話にもならない、そう感じつつも今はこれで妥協する
木っ端淫魔程度であれば十分な能力ではあるのだ、鍛え直すのは時間をかけるしかない

・淫ら鴉B撃破!

――そんなことをつらつらと頭の片隅で思考しながら、くるりと身を翻し、スカートをふわりと靡かせながら本堂の上の鴉に視線を送る
その動きに遅れるように金の毛並みを携えた尻尾がくるりと身体に纏わりつくように揺れる
掲げた右手もそれにつられるように動き、伸ばした人差し指は未だに動かない鴉を指差す

「淫魔と言えど、ここまで劣化してはほとんど獣じゃな……その癖格上を理解する本能も弱い、落第じゃぞ?」

(んー……なるほど、以前術の鍛錬を行った時と比べれば、威力も速さも少しはマシになっておる
 これがビキニの効果か、この程度の布地の量でこれだけの効果を見込めるのなら、たぬ吉を褒めてやってもよいのぅ
 ……いや、ないない、褒めれば調子に乗るだけじゃな、それにこんなにも好色なデザインにする必要もない、感謝してやる必要など無いのじゃ)

妖力は空気を孕んで圧縮、再び不可視の針を二本作り出し、音も無く射出される
音も無く、姿は見えず、妖力を感じ取るか、あるいは危機感や生存本能を直感で感じ取るか
そうすることでしか避けられない風の針は、多少変質した程度で、ほぼ獣同然の鴉には荷が重い
結果は先程の焼き直しだ、何かすることも出来ず針に貫かれた鴉は、その命を散らされる
羽根を撒き散らして崩れ落ちる鴉を眺めながら、山吹の思考は、別の方向へ向いていた
即ち、たぬ吉から支給された支援装備……中でも、妖力を強化するという触れ込みのビキニについてだ
確かにたぬ吉の言葉通り、多少なりと妖術の威力が上がっていたようだ
自身の腕が錆び付き、劣化してしまっているのは経験を積めば何とかなるが……それまでの間を補助できるビキニの存在は山吹からしても有り難い
……水着である必要性、そして山吹のサイズに合っていないキツメのサイズという点を考慮すれば、その有り難さも半減というものだが

・妖力針:▽「妖力」-1(18)
・淫ら鴉Aを撃破!

「っと、新手か……餓鬼とな、本当に、何処にでもおるのう、おんしら」

崩れ落ちた鴉が屋根を転がり、地に向けて真っ逆さまに落ちていく……それを何とはなしに眺めていた山吹は、現れた気配に視線を落とした
姿を見せたのは二匹の餓鬼、獲物と見れば辛抱堪らんとばかりに駆け寄ってくる醜悪な淫魔に、山吹は呆れ交じりの言葉と視線を投げかけた

・餓鬼A(左) B(右)出現

「ふむ……もう少し、試してみるかのぅ?」

(薙ぎ……は、ちと大げさすぎるか、壁を試すとしよう、ビキニの効果も確認しておかねばな)

本来、常に満たされぬ餓えに苦しみ続けているのが餓鬼だ
淫魔化した餓鬼は、食欲が性欲に変換されている……山吹という極上の美少女を、餓鬼が我慢できるはずもない
獣の如き四つ足で駆け寄る餓鬼に、山吹は下ろした右手を開き、虚空を掴むように緩く指を曲げた
妖力を集め、術を組み上げ、下から上へ……振り払うように腕を振り上げ、その流れに載せて妖術を解き放つ
選んだ術は妖力壁、選んだ属性は炎……それを駆け寄る餓鬼の眼前に展開し、自ら炎に突っ込ませる算段だ
山吹からすれば戦力の逐次投入、かつ餓鬼程度ならば片手間で処理できる程度でしかない
そのことから、ここでビキニにより強化された妖術を試してみるつもりなのだ

(一網打尽、とはいかんか? まぁ良い、ならば次は……槍を試すかのぅ)

気の強そうなツリ目を細め、冷たささえ感じられる冷厳とした瞳を餓鬼に向け、山吹は思考する
二匹の餓鬼は少し離れていて、妖力壁では纏めて攻撃出来ないだろう
ならば次善の手を打つまで、左手をだらりと垂らし、即応態勢を整えながら……山吹は迫る餓鬼を見下ろしていた……


行動選択
餓鬼Aの眼前に妖力壁:炎を展開する
餓鬼Bには妖力槍:土を放ち攻撃する

思考
木っ端過ぎる淫魔に対して、ビキニの妖術強化具合を確認する巻き藁扱いしている
もしかしたら他にも隠れている淫魔がやってくるかもしれないと考えている

体勢
左手をお腹に回し、右手を右下から左上へ振り上げている

肉体
蒸し暑い空気で熱が籠り始めている
緊張も程よく、平常な状態

乱数:3


【流石にただ見られているだけでは気付けんのじゃ……気付けていれば影ごと踏みつぶしてやる(足裏から妖力槍)んじゃが】
【まぁここは仕方ない、餓鬼相手に術の感覚を試し撃ちしてみるのじゃー】

10第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/02(木) 03:37:22 ID:emINGE/o
>>9
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力18/20(4/+4) 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(0) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      餓鬼A B
      影小僧(未確認)

〜餓鬼の群れに妖術行使:3+6=9〜(妖術+2 ST+4 ;補正+6)

鴉を倒し、次に現れた餓鬼の群れ。
山吹は現状の力プラスたぬ吉から買った装備による力を試すように次なる術の行使を行う。
それは左手から迫る餓鬼の目の前に妖術による炎の壁の展開。
右手から迫る餓鬼に対しては土の妖力槍による攻撃。
素早く山吹は攻撃方法を考えると妖力を手に送って振るい、術を展開する。

まずは左から迫る餓鬼。
この餓鬼に対して眼前に炎の壁を展開。
そこに自ら突っ込ませる。
右腕を振るう動きの載せた妖力が炎となり餓鬼の目前で展開。
炎の壁となり山吹と餓鬼を遮断する。
伝わってくる妖力でできた炎の壁の熱。
その火力は当然かつての山吹の力に比べれば劣り、耐久力も脆そうだ。
しかしそれはあくまでかつての比較。
ビキニで強化されていることもあって、若干距離が離れていても、壁の熱は山吹まで伝わり、蒸し暑い淫魔の生息域と合わさって、山吹の体感温度を急激に上げる。
そしてその耐久力もこの程度の淫魔では容易く破壊出来ぬほどのようだ。

・妖力壁(炎):▽「妖力」-2(16)耐久:22

「ギィイイイイイッ!!」

炎の壁に激突し、その壁と突破できぬまま、後方へと弾き飛ばされる四つん這いで駆けていた餓鬼。
上半身、特に一番先頭になっていた頭を激しく炎上させながら、跳ばされ、悲鳴を上げながら地面を転がる。

・餓鬼A:2ダメージ+炎上 耐久-1(21)

そんな様子を確認しながらも山吹は同時にもう一匹に対して素早く術を放つ。
今度は針よりも強力な槍。
土の力を込めた妖力の槍を、仲間のことなど気にせず、性欲を満たさんと山吹へと駆け迫るもう一匹の餓鬼へと放つ。

・妖力槍(土):▽「妖力」-2(14)

発射された妖力でできた土の塊の槍。
それは山吹の意志によってこちらへと突っ込んでくる餓鬼へと凄まじい速度で発射され、その胸部を貫く。
四つん這いの四足歩行で迫っていたこともあり、右肩から胸部を通り、背骨を破壊し、腰の中心へと貫通するように、槍は貫き、
さらに貫通したまま勢いを止めず、餓鬼の体ごと一気に槍は本殿まで突き進む。
そして縁側を破壊し、その先の本殿の建物の壁を貫くように刺さることでようやく動きを止める。

威力は、やはり落ちている。
本来の力であれば、おそらく本殿ごと吹き飛ばしていたであろう
とはいえ、もしそうならば仮の住まいになるであろう神社の一角を破壊してしまうことになっていたので、マシと考えるべきか……

そして貫かれた餓鬼だが、まだ生きているようだ。
山吹の、悠美と共に淫魔と戦った記憶を思い返せば、淫魔は妙に耐久力が高かった。
この餓鬼は本来のものが淫魔と変生したと思われるが、山吹から見て、倒せると思った悠美の一撃でも倒せなかった事がある。
どうやら淫魔化したことで妙に頑丈な力を得るようだ。
今の一撃も通常の餓鬼ならば一撃で倒せる威力のはずだ。
だがそれにも関わらず、この淫魔餓鬼はまだ生きながらえている。
とはいえ、内臓部分に大きなダメージを受け、槍に貫かれたところや口からは白濁の淫魔血液を垂らし、運動機能は極めて低下。
瀕死と言っても差し付けないだろう。

・餓鬼B:8ダメージ

11第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/02(木) 03:37:33 ID:emINGE/o
そうやって素早く餓鬼の群れに対処した山吹だが、真下からスカートの中を覗かれていることにはまだ気がつけない。
そしてその主である影小僧はさらに透視術を使い始めていた。
餓鬼と戦っている最中、影小僧の視界の中では、ぴっちりとしたビキニは透けて半透明のものとなり、ギュウギュウに圧迫された山吹の秘所を曝け出す。
きつきつのビキニに圧迫される陰唇や会陰、お尻の谷間……
そして通気性最悪で、蒸し暑い空気を籠もらせ、それにさらされるそれがをたっぷりと影小僧に提供してしまう。
当然、山吹はそのことをまだ知らない。

そんなことをつゆ知らず、山吹は素早く思考を回す。
餓鬼は未だ展開中の炎の壁に直撃し、本殿方向へと弾き飛ばされて炎上中のものと、槍で本殿の壁に縫い留められた瀕死のもの。
これを同処理するかだ。
だが、それらを考えている中、ある異変が山吹を襲う。
ミニスカートの中、ビキニに包まれた股間の割れ目。
そのあたりの空気が怪しく振動し、振動快楽を山吹の股間に伝えてきたのだ。
ビキニ外側の空気と、内側に密閉空間の籠もった空気が振動し、ビキニそれを自体をブルブル震わし、山吹の敏感な割れ目を刺激してしまう!

★振動:3(陰唇3)+”1d4〜11”(高いほど振動が強くなる)

止まらぬ振動快感に耐えながら山吹は股間の様子を探る。
異物感は無いので淫具をとばされたわけではない。
となると淫魔の術技による振動だが、候補は多い。
術であれば風の淫術が該当するだろうし、そもそも技として風を振動させている可能性もある。
どこかにこの振動を起こしている原因がいるはずだ。
その淫魔を倒さなければ……

・???出現

そして山吹は当然知らないが見られていた。
振動にさらされる割れ目……
影小僧は透視によって、秘すべき場所の責め嬲られる様子をしっかり悦びながら見ているのだった。

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【山吹さん被弾】
【まあ知識もありますし、淫魔との戦いを悠美さんを通じて見て指導していますからね】
【候補は色々出てくるというものです】
【その新手と探すべきか、耐えながら餓鬼を始末するか……】
【なお影小僧君、空気むんむんのムレムレビキニ内を見ながら、ついでに振動責めをされるそれを見られてとてもご満悦な模様】
【あ、能力的に振動の主は影小僧では無いですよ】
【なので隠密続行中です】

12山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/05(日) 20:09:30 ID:RqJzyppM
>>10-11

「遅い、その程度では落第じゃぞ」

(やはり餓鬼程度では格の差を理解出来んか……本能的な餓えに苛まれていてはさもあらん)

突っ込んでくる二匹の餓鬼、その速度はそれなりのものだが、遠距離攻撃を使える相手に挑むには遅すぎる
余裕をもって術を組み上げ右手を振り上げると同時に妖力を行使、生み出された炎の壁が餓鬼の眼前に現れ、止まり切れない餓鬼は自ら炎に突っ込んでいくことになる

・妖力壁(炎):▽「妖力」-2(16)耐久:22

「ギィイイイイイッ!!」

(ふむ……折角の炎の壁も、弾き飛ばされて距離を取られると……防御には良いが、やはり攻撃には向かんか
 火力が物足りんな、触れればそのまま燃え尽きるほどであれば文句はないのじゃが……)

頭を炎上させながら地面を転がる餓鬼に対して、山吹が思うのはかつてと比べた今の己の未熟さだ
かつて、大妖怪として名を馳せていた時代ならば触れれば弾き飛ばすことなくそのまま焼き尽くすほどの炎の壁を展開できたはずだ
それが出来ないことに、やはり弱体化していると改めて実感する

・餓鬼A:2ダメージ+炎上 耐久-1(21)

(まぁよい、それならそれでやりようはある、切り替えるのじゃ)

「ふむ、ではお主にはこれを馳走してやろう…………はぁっ!」

たぬ吉謹製の、妖力を強化するビキニ
それをもってしても全盛期には程遠い妖術に不満を感じながら、しかしそれに固執することの愚かしさを知る山吹は思考を即座に切り替える
悩むのも不満を持つのも後で良い、今は目の前に迫る淫魔を対処するのが先だ
だらんと垂らしていた左手を、アンダースローでボールを投げるように構え、振り上げ、その動作に合わせて妖術を行使する
発動したのは妖力槍、土の属性で打ち出された槍は、空気を貫いて真正面から餓鬼へ向かって行く
槍の速度、そして突っ込んでくる餓鬼の速度、合わせればそれは餓鬼ごときに反応できる速さではなく、カウンター気味に槍が撃ち込まれる

・妖力槍(土):▽「妖力」-2(14)

「おっといかんな、角度をつけ忘れたか?」

(地面に向けて縫い付けるように撃つべきじゃったな、住まいを自分で壊しては元も子もないのじゃ
 ……おや、ギリギリじゃがまだ生きておるのか、なるほど……槍では餓鬼にも威力が足りんか)

突き込まれた槍は餓鬼を貫き、昆虫標本のように神社の壁へ縫い付けてしまう
しかしそれは山吹からすれば失敗だった……これから住処とする予定の神社を自分で壊してしまうつもりはなかったのだ
それに、そこまでやってもまだ生きている餓鬼に、改めて淫魔の厄介さを感じ目を細める
普通の餓鬼ならばこの時点で死んでいるだろう、しかし淫魔化した妖怪は何故か、恐ろしく耐久力が跳ねあがる
悠美と共に戦っていた時もそうだったが、倒したことを確認するまで油断出来ない淫魔は非常に面倒な相手だ

・餓鬼B:8ダメージ

(槍の方は針でも撃ち込めば良い、問題は壁の方か……さて、次は別の属性でも試して――――)

13山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/05(日) 20:09:56 ID:RqJzyppM
>>12

「――――っんぅっ!?♥」

縫い留められて瀕死の餓鬼、炎上中の餓鬼、どちらも追撃を放ち倒してしまう必要があるが、その方法をどうするのか
山吹からすれば餓鬼程度ならば体のいいサンドバッグに過ぎない、ビキニの検証に丁度いいのだ
とは言え油断し過ぎて遊ぶ結果になってしまうのも趣味ではない、トドメは差さねばならない
その為に思考を巡らせながら、未だに悶える餓鬼へ視線を上げた所で……不意に走った快感に、甘い声が零れた

★振動:3(陰唇3)+”1d4〜11(6)”=9(9)

「っ、う…!❤ こ、れは……っく、ぅ…!❤」

(新手かっ! 淫具を転送したわけではない、となれば、恐らく黒小人……!)

突如として振動が生まれた自身の股間に左手を当て、庇うように足を内股にしてしまう山吹
しかしその手にはスカートやビキニ以外の感触は無い
淫具を転送し女を苦しめるインプではない、そうなればおのずと候補は黒小人になる
神社に漂う淫気はほぼ無いに等しい、淫術を使いこなす淫魔ともなれば大なり小なり淫気を伴う
それをほぼ発生させず、淫具を転送したのでもないとなれば、この振動は淫術によるもの
そして淫気がほぼ無いとなれば最下級……黒小人以外には居なかったはずだ
勿論山吹の知らない淫魔である可能性もあるし、既存の淫魔が淫術に目覚めた突然変異個体という可能性もある
しかし今はそれを気にしても仕方ない、ひとまず黒小人と仮定した上で、対応を取る必要がある

・???出現

「ちぃっ、何処から……いや、まずは――――」

秘部を震わせる淫術、しかしその術者はどこにいるのかわからない
ならば探すか、あるいはそれを後回しにして餓鬼を優先しなければならないだろう
山吹が選んだのは後者、餓鬼を優先し、トドメを刺すことにした……


行動選択
妖力壁:炎を操作し、餓鬼Aを壁で押し潰して放置、焼き殺す
妖力針:水を発動、餓鬼Bを攻撃しトドメを刺す
その後邪気退散を使用、反応し動くものが居ないか警戒する

思考
振動は淫術、仕掛け人は黒小人であろうと予測している
まずは餓鬼を倒し、後顧の憂いを失くしてから邪気退散で黒小人をあぶり出そうと考えている

体勢
左手でスカートごと股間を抑え、内股で立っている

肉体
蒸し暑い空気で熱が籠り始めている
緊張も程よく、平常な状態

乱数:9


【事前に淫気がほぼ無い、という状況を確認しておるからのう……格が低い淫魔で術を使うのは黒小人くらいじゃと当たりを付けた】
【儂が知らん淫魔の可能性もあるが、まぁその時はその時じゃ】
【しかし影小僧め、全く尻尾を出さんな……隠密特化は気付けんと手を打てんのが困る】

14第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/05(日) 21:18:57 ID:pdDPXVR.
>>12-13
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力14/20(8/+4) 状態:正常
快楽値:9(快楽LV0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(0) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      妖力壁(炎):耐久21
      餓鬼A:2(炎上) B:8
      影小僧(未確認)
      黒小人?(位置不明)

〜餓鬼の群れに妖術行使・操作:9+5=14〜(妖術+2 ST+3 ;補正+5)

餓鬼と有利に戦いを進める山吹。
しかし襲いかかる股間への振動刺激。
それに快感を感じさせられながらも、素早く山吹は思考を回し、先に餓鬼を始末することにする。

快感を感じつつもそれに耐えながら、山吹は素早く妖力を練る。
不本意ながら壁に縫い付けた餓鬼に対しては低威力低消費の妖力針を、もう一体の餓鬼に対しては目前に展開した炎の壁を操り、餓鬼を押しつぶそうとする。
左手で股間を押さえ内股になりつつも、右手に妖力を集めて水属性の妖力の針を発射。
さらには自身の展開した壁に意識を向け、それを操り倒れている餓鬼へ向けて一気に動かす。
それを振動に耐えながらも正確に、そして素早く行うのは、流石中身は大妖怪と言ったところだろう。
波の術者ならば凄まじい集中力を要する行為を山吹は容易にやってのける。

・同時術行使、操作:▽「精神」-3(47)
・妖力針(水):▽「妖力」-1(13)

さて発射された針は瞬時に餓鬼のもとまで届くとその身体に刺さる。
流石に貫通とまではいかないが、瀕死の餓鬼にはそれでも充分で…ギィっ!っと声を上げ、そのまま動かなくなる。
そしてもう一匹の餓鬼は炎上しながら地面に倒れていたが、その身体は迫ってくる炎の壁に直撃。
さらに全身を炎上させながら悶えるが、無慈悲にも山吹操作の壁はそのまま前進し、壁に焼かれながら、身体を押されていく。
なんとか身体を動かして逃げようとしているが、炎のダメージでなかなか動けず、その身体を焼かれ、やがて悶えさせていた動きを鈍らせて終いには動かなくなる。

・餓鬼A、B撃破! 妖力壁(炎)→耐久-5(16)
★振動:3(陰唇3)+”1d5〜8”(高いほど餓鬼全滅までの時間がかかる)

餓鬼の群れを倒した山吹。
だが倒したあたりから、振動に変化が現れる。
空気は振動しながらも山吹の秘所を動き、まるで振動体を動かすかのような刺激を与えてくる。
そんな振動にさらされ、少し割れ目を開かれてしまう振動陰唇を影小僧にたっぷり見られる山吹。
しかも山吹の身体はそろそろ快感をしっかりと蓄え始めており、影小僧を悦ばせてしまうかもしれない。

そんな淫魔のことはまだ気がついていない山吹だが、より巧みな責めをしてきた振動の操り主に早めの対処をしなければいけないだろう。
山吹は蠢く振動快感に耐えながら、今度は妖術ではなく封魔術、邪気退散を発動させる。
これは邪気を払う簡単な呪いのようなもの。
霊力は使うが微量であり、むしろ重要なのは媒介となる音だ。
山吹は鈴を鳴らすと、霊力をその音に乗せ、周囲に邪気払いを展開させる。
快感に耐えながら……

★振動:3(陰唇3)+”1d6〜12”(高いほど振動の動きが巧みになる)

美しい鈴の音が境内に響く。
それと同時に巧みに動いていた振動が動きを止め、その強さも弱まる。
そして放った霊力混じりの音がある一点で乱れたのを山吹の霊感は感じ取る。
おそらくそれは淫術発動を乱したときに起こる現象で、つまり黒小人の位置だ。
場所は山吹の左、つまり南側5mの位置。
そこを見れば、地面から黒い影のようなものが僅かに生え、その顔に当たる部分には一対の目が確認できる。
これは推測通り黒小人だ!
振動が弱まっているいまのうちに、速攻を駆けたほうがいいかもしれない。

・黒小人確認

また山吹の知らぬことだが、足元の影小僧にもある影響を与えていた。
みっちりとして通気性最悪のビキニの内側で、振動により快感に蕩けつつある山吹の陰部。
それを楽しみながら見ていた影小僧だったが、鈴の音とともにその透視にノイズのようなものが入り、上手く透視できなくなってしまう。
透視視界が乱れただけで、山吹には気が付かれていないが、それでもようやく快楽に弱り始めた女の弱点をいやらしく楽しんでいた影小僧はおあずけされたようなもの。
鈴の音が生むノイズに見たかった場所を妨害され、どんどんストレスが溜まっていた。

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【まあ当たりですね】
【ちょっとだけ身体を出しています】
【そして山吹さんは気がついていないですが、画像を乱され、影小僧君もちょっと見えないんだけどーってなっている模様】
【折角、快楽レベル1になりつつあった瞬間なのに】
【あ、壁は展開していると熱いでしょうし、消しても構いません】

15山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/08(水) 04:54:52 ID:zqzgEksQ
>>14

「すまんのぅ、遊んでは……んぅっ❤ ……遊んでは、いられんようじゃ、早う逝ってしまえ」

(火は延焼、雷も同じく、氷や土、風は破損が進む……水が無難か)

股間を抑え、太腿を擦り合わせるように内股に閉じ、それでも振動は止まらない
淫術……悠美が散々苦しめられたそれの厄介さは、山吹も身に染みている
この術が行使された時点で、山吹の中の優先順位はすぐに繰り上げられた
即ち、餓鬼で検証を行う暇はなくなったのだ
それ故に選ばれるのは餓鬼の命を奪うための妖術、瀕死の餓鬼には水の針を飛ばしトドメを刺す
そして燃え上がっているもう片方には、そのまま炎の壁で押し潰して地面と炎で挟み込み、焼き殺してしまうつもりだ
股間を震わせる振動に甘い声を零しながら、山吹は一呼吸の間に水の針を形成し、射出
同時に炎の壁を操作し、餓鬼に覆い被らせる

・同時術行使、操作:▽「精神」-3(47)
・妖力針(水):▽「妖力」-1(13)

遊びを排除し、完全に終わらせるつもりで放った二つの妖術
水の針は縫い留められた餓鬼を容赦なく襲い、その肉体を穿ち、短い悲鳴を残して動きを止める
燃え上がる頭部の苦痛に苦しんでいた餓鬼は、押し潰すように圧し掛かる炎の壁に焼かれ、挟まれ、逃げられないまま……その生涯を終えた

・餓鬼A、B撃破! 妖力壁(炎)→耐久-5(16)
★振動:3(陰唇3)+”1d5〜8(8)”=11(20 快楽Lv1)

「これで、よし……あと、は――っ、んぁっ!?❤❤ っく、ぅ……♡」

(っ、いかん、のぅ…❤ スイッチが入って、しもうた……♡♡ これ以上は、ちと、まずい…!)

餓鬼を始末し、あとは淫術を行使する推定黒小人を探し出し、対処するだけ……しかし当然ながら、そう簡単にはいかない
固定されていた振動は、山吹の思考を妨害するかのようにじわりじわりと動き始める
見えないローターが這うように動き始めてしまえば……山吹の身体が、熱を持ち始めるのだ
元より淫魔に凌辱された悠美が、その精と淫気を大量に含んだ状態で孕み、生み出した身体に宿ったのが山吹であり、それが今生での山吹の身体である
それ故に生まれつき全身性感帯と言っていいレベルで快感に素直な身体は、秘部を震わせる快感を待ち望んでいるかのように鳴き始める
子宮が目覚め、膣肉がキュッと窄まり、膣道の奥で愛液が滲み始める
快感を受け入れる準備を着々と進める身体の感覚に苦虫を噛みつつ、山吹はその身に今度は霊力を練り上げる

「ふぅ……♡ っ……ん、ぁ……❤ んっ、はぁ…っ…!❤❤」

転生したことで今生の山吹が手にした力の一つ、それがこの霊力である
それに伴って修得した様々な術……そのうちの一つ、邪気退散
悠美の、風間の血に宿る封魔の力を練り上げ、音に乗せて響かせることで邪なるものを祓う、簡易的な封魔術
山吹は首元のチョーカー、そこに着けられた鈴を右手の指で弾く様にして鳴らす
リンッ…………軽やかな音が鳴り、その音と共に封魔の力が広がっていく……

★振動:3(陰唇3)+”1d6〜12(12)”=15(35)

「っ! みつけたのじゃ…!」

(っ♥ こやつ、淫術の扱いが、上手い…❤ こ、こんな、焦らすように動かされては……身体が、もう…っ❤❤)

広がった鈴の音、それが乱れた場所……そこが隠れ潜む黒小人の位置だ
潜水艦のソナーのように、霊力を乗せた清廉な音は周囲の淫魔の位置をあぶり出す
同時に巧みに動き、過敏な山吹の身体をゾクゾクと昂らせていた振動も弱まる
……どうもこの黒小人、熟練なのかセンスがあるのか、振動の動かし方が妙に上手い
山吹が敏感過ぎるのを省みても、女を悶えさせるにはどうするればいいのかを理解している節がある
ギュッとスカートを掴む左手に力が籠る中、山吹は鋭く黒小人を睨み付ける
この程度の淫術で、この程度の時間で、こんなに昂らされてしまった
改めて自分の今生の身体の、快感への脆弱さを思い知らされてしまったかのような心境で……山吹は妖力を練り上げていた……

・黒小人確認


行動選択
妖力壁:炎を消去する
妖力槍:雷で黒小人を攻撃する
間髪入れず妖力針:炎で追撃する

思考
スイッチの入ってしまった身体に、ゆっくりしてもいられないと感じている
手早く黒小人を片付けようと考えている

体勢
左手でスカートごと股間を抑え、内股で立っている

肉体
吐息に熱が籠り、膣道の奥で愛液が滲み始めている

乱数:3


【おまたせしたのじゃー】
【悉く快楽値ダイスの目が高い……ちょっとこの黒小人強くないかの?】
【そして反撃のダイス目は低い……うむ、儂らしいというかなんというか(白目)】

16第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/08(水) 13:07:00 ID:Sp1UEiEA
>>15
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力47/50(9/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力13/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:35(快楽LV1) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      妖力壁(炎):耐久16
      影小僧(未確認)
      黒小人

〜黒小人に連続妖術行使:3+4=7〜(妖術+2 ST+3 快楽-1 ;補正+4)

黒小人の操る淫術により、巧みに快感を引き出される山吹の秘所。
それに時間を駆けられないと感じながら、山吹は黒小人の排除に移る。

・自然回復:△「精神」+1(48) △「妖力」+1(14)

山吹は炎の壁を即座に消すと、左手で股間を抑えるのはそのまま、練った妖力を右手に回し妖力槍を作り上げる。
こレに込めた属性は雷。
雷撃の妖力槍でもって、影小人を攻撃しようとする。
とはいえ、刺激と徐々に高まる性感により、僅かだが先程よりは術の構築が遅れてしまい、その分秘唇を巧みに動く振動で嬲られてしまう。
さらに邪気退散の効果が切れたことで、影小僧の透視視界は回復していて、淫靡に変化していく振動に晒された割れ目を影小僧に見せることになってしまう。

★振動:3(陰唇3)+”1d3〜5”(高いほど妖力槍発射まで時間がかかる)

そんな状況だが山吹は妖力槍を発射。
影小僧に向けて雷撃の槍を放つ。
素早く発射された槍を黒小人は回避することはできず、その身体を一気に貫かれる。

・妖力槍(雷):▽「妖力」-2(11)
・黒小人:5ダメージ 麻痺(10)

それは黒小人に大きなダメージを与え、流し込まれる電撃が淫魔の術行使を阻害する。
それゆえ、振動攻撃の継続が難しくなったようで、ようやく山吹を襲っていた股間振動は停止する。
だが、山吹はここで攻撃を止めない。
おそらくまで生きていると考え、続けて妖力針を発射する。
発射するのは炎属性の妖力針。
手負いの黒小人ならば、これで充分との考えだ。

・妖力針(炎):▽「妖力」-1(10)

飛んでいく針はそのまま電撃を受けた黒小人へと向かい、その身体に突き刺さる。
黒い身体を燃やし、その身体をまるで真夏日のアイスのように溶かしていく。
どろっと黒い水たまりのようになりながら、黒小人の気配は消えていき、そして息絶えていく。

・黒小人撃破!

これで現れた淫魔をすべて処理した山吹。
気配を探ってみるが、黒小人の気配は消えて完全に息絶えており、餓鬼もその死骸が淫気へと変わり灰のように散っていく。
鴉の死骸は地面に落ちているが、そこに生命反応は無い。
淫気の影響で動物などが淫魔に変生した場合、灰が散るように消えていくケースと死骸が残るケースがある。
山吹はその違いがその動植物がどのくらい淫気に汚染されていたかで変わると睨んでいた。
つまり死骸が残るのは消えるケース比べ、淫気汚染が小さいと考えられる。
それはここの淫魔が大して強くないという証明でもあるようだが、後で死骸の処理をしないといけなさそうだ。
まあ、全て終わってから焼却処分で良いだろうが……

そして境内の建物外に淫魔の気配は感じられない。
意識を向けてみれば建物内部には感じられるので全滅させたわけではないが、現状外にはいないだろう。
もちろん建物内部の淫魔が外に出てくる可能性もあるし、隠形が得意な淫魔もいるので確実ではないが……
このまま建物内部へと入っても構わないし、境内内部を少し探索しても構わない。
それと振動のせいかビキニが少し乱れている気がする。
これを整えても良いかもしれない。

それと自分の中に目を向ければ妖力はほぼ半分ほど消耗している。
容量も回復速度もかつての大妖怪の時代に比べれば小さく遅い。
回復用の道具はあるが1つだけであり、あまり無駄に使いたくない。
妖力の残量や状態は少し気をつけたほうがいいかもしれない。

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【黒小人にも新米と通常と熟練と精鋭と歴戦がいるからな】
【そして快楽レベル2になってしまうも黒小人全滅】
【なお悪いパターンだと、火球飛ばしてきたり、影小僧とのコンビネーション・アタックを決めてきた模様】
【術の選択と補正が生きましたねぇ】
【そして外の敵は倒した模様(※全滅とは言っていない)】

17山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/12(日) 22:19:52 ID:Qf7ubgkA
>>16

・自然回復:△「精神」+1(48) △「妖力」+1(14)

「ふぅ……っ!♡ ふぅー……っ!♡」

(わかって、おったが…!❤ 今生の、身体は、敏感過ぎる…っ♥ 散々経験を積んだ、遊女ではないのじゃぞ…!?❤
 この程度、のっ、振動でぇ…!❤ っ、ぁう♡ こんな、に、感じてしまう、など……っ❤)

右手は拳を握り、正拳突きのように腰溜めに構える
その体勢で妖力を練り上げ、右腕に纏わせるように収束、妖力槍を組み上げていく
しかしこの作業に少しばかり手間取ってしまう……理由は言わずもがな、股間を襲う振動が故だ
山吹の身体は淫魔が関わっていることもあり、非情に敏感だ
ローター程度の振動を起こす淫術では、かつての山吹は歯牙にもかけない
しかし今生の身体は違う、性感帯は元より、身体全体が快楽に弱い
股間を襲う振動で容易く息が乱れ、込み上げる甘い疼きに切なげに表情が歪む
思わずもじもじと腰をくねらせれば、股の奥でくちゅりと愛液が擦れる感触が走る
まだ表に溢れ出てこそいないが、たったこれだけの愛撫で感じてしまっていることを自覚して唇を噛み締めた
既に何度も自分の手で触れるうちに思い知り、わかってはいたが……やはり屈辱は屈辱だ
それでも山吹は込み上げる快感を堪え、妖力を練り上げ……強い視線を影小僧へと向ける

★振動:3(陰唇3)+”1d3〜5(3)”=6(41 快楽Lv2)

「――疾ッ!」

いつもよりも時間をかけて練り上げた妖力槍、それを正拳突きの要領で突き出した拳の勢いのままに放ち、影小僧を打ち貫く
眩い光を放ちながら走る雷の槍は容易く影小僧を貫通し、如何なくその身に蓄えた電気を解放した

・妖力槍(雷):▽「妖力」-2(11)
・黒小人:5ダメージ 麻痺(10)

「ふぅー……ようやく止めたな、こ奴め…!」

(っ、やはり、影小僧が術者……逃がさん、このまま仕留めてくれよう…!)

雷の槍が淫魔を穿ち、その瞬間股間を襲う振動が途切れる
術者が影小僧であると確信を得て、山吹は突き出した拳を解きながら天へ腕を振り上げる
邪魔さえされなければ、並の術者をはるかに上回る高速、かつ並列思考を持つ山吹には、大抵の相手は追いつけない
振り上げた腕の周囲に炎の針が形成、ぎらりと燃え盛る針がその照準を影小僧に定め――放たれる

・妖力針(炎):▽「妖力」-1(10)
・黒小人撃破!

手負いの影小僧に避けられるはずも無く、余裕も与えない
燃え盛る針は影小僧の身体を焼き尽くし、影そのものの身体を崩壊させて倒れ伏す

「…………ふぅ、よしとするか、のぅ……っ」

(やれやれ……やはり身体が快感に脆弱すぎるのぅ、この調子ではちと、認識を改めねばならんか
 ……ともあれ、勝利は勝利じゃ、残るは……屋内かの? 妖力も大分目減りしておる、身体強化を主軸に切り替えるか……)

――暫しの警戒を余所に、淫魔の残骸は風に溶けるように消えていく
残っているのは鴉の死骸くらいで、それの処理は後回しにして、ようやく山吹は残心を解く
脳裏を過ぎるのは未熟に成り下がった自分への不甲斐なさと、意識を切り替えて今の自分に出来る最適な戦闘を組み上げる思考
頭の片隅で反省と対策を練り上げながら、山吹は視線を本堂へ向ける
小物ばかりのようだが、室内では今までのように術を使えない
建物への被害を思えば、どうしても槍も壁も使いにくいのだ
妖力の残量も省みて、山吹は霊術や封魔術を主軸にすることにしながら、軽く息を吐く
あと何匹居るのかわからないが……早々に終わればいいと願い、山吹は脚を進めた


行動選択
本堂の入口へ向かい、戸を開ける前に<AS>練気法・八百万を使用する
その後右手で戸を開け、本堂内部へ侵入する

思考
想定以上に快感に弱い自分の身体に、苦い思いを感じている
出来れば早く淫魔を片付け、シャワーを浴びたいと考えている

体勢
若干内股気味で立っている

肉体
吐息に熱が籠り、膣道の奥で愛液が滲み始めている

乱数:5


【おまたせしたのじゃー】
【厄介な影小僧を速攻できなのは良いことじゃな、次は屋内じゃが、さてどうなるか……】
【室内じゃと妖術はほぼ使えんのじゃな、まぁそのための霊術や幻術、封魔術じゃが】

18第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/13(月) 03:40:00 ID:c3xHTr6E
>>17
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力48/50(9/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力11/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:41(快楽LV2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      影小僧(未確認)

〜本殿に向かう:5+1=6〜(ST+3 快楽-2 ;補正+1)

境内内の淫魔の群れを倒した山吹。
いよいよ建物内部の淫魔を倒すことにする。
まずは近場の本殿内部からだ。
山吹は残る妖力を考えながら、強化と体術による戦闘を考えながら、本殿へとヒールを鳴らしながら歩いていく。

・自然回復:△「精神」+1(49)

賽銭箱を避け本殿正面の階段を登っていく。
淫魔の襲撃はないが、先程までの淫魔との戦いで身体はたっぷりと快感を受けてしまっている。
そして膣内に分泌された愛液。
もしかしたら歩く動きでそれが垂れ、ビキニ裏地を濡らしてしまうかもしれない……

さらにそれを山吹の足元わずか後方で見ている影小僧。
音も気配も出さず、山吹についていき、歩くたびに、階段をのぼるたびに食い込むビキニを楽しみながら見ていた。
愛液を垂らしてしまえば、それもしっかりと見られてしまうだろう。

そんな状況ながらも階段を登り終わり、縁側に登った山吹。
正面には本殿内部に続く襖戸がある。
この奥にはおそらく淫魔が潜んでいる。
本殿内部の面積は、建物の大きさから考えておそらく5平米。
その周りを幅1m程度の縁側で覆われていて、正面部分、すなわち東側に階段と賽銭箱が置かれている構造だ。
淫魔の気配は中から薄っすらと漂っているが流石に今の状況では何処にいるかは分からない。
警戒を強めながら、近接戦でも戦えるよう、山吹は霊術「練気法・八百万」を使う。

これは霊力を全身に纏い、能力と防御力を高める霊術。
徐々に霊力を消耗するが、全体的な能力強化のできる術だ。
人間へと転生したことで霊力を得、新たに身に着けた力の一つ。
妖狐のころは使えなかった術ではあるが、妖術行使の応用で問題なく使うことは可能だ。

・練気法・八百万:▽「霊力」-1(29)

全身に霊力が周り能力が強化されたことを確認した山吹は木製の襖戸に手をかけ、開ける。
それと同時に吹き付ける生暖かい淫気まじりの空気。
閉め切っていたためか、中には蒸し暑い淀んだ空気が籠もっており、それが山吹の身体に絡まり突く。
と同時に淫魔の住処ゆえか、ここには若干の薄い淫気が漂っていた。
その淫気が山吹の身体をわずかに火照らせる。

・淫気:▲「快楽値」+2(43)

薄いとは言え淫気。
微々たるものとはいえ、山吹の女体を少し疼かせる。
ただ、山吹の”装備”はしっかりとその役目を果たしていた。
確かに淫気は山吹の身体を火照らせるが、その身体の中に浸透し、汚染させることはない。
”装備”が淫気の侵入を拒んでいるのだ。
しかし防いでいるのはあくまで体内への汚染。
淫気に触れた身体は弱いとは言え、確実に山吹に性の快感を与えるだろう。

そんな薄い淫気漂う本殿の中。
窓などはなく、明かりも入ってこない5平米の正方形の部屋だ。
木製で出来ており、床や壁は傷んでいて、埃やらあるいは雨漏りした水などで汚れ、一部は腐っているようだ。
あまり激しく動くと床板を踏み抜いてしまうかもしれない。
また本来は御神体などがあったのだろうが、今の本殿内部には何もない。

一見したところ淫魔の姿は見えない。
とはいえ、淫魔の気配らしきものは感じるので、何処かに潜んでいるはずだ。
警戒しながら、いつでも攻撃に入れるようにしながら、山吹は本殿内部へと脚を踏みいてていく。

ぎぃ…ぎぃ……

ブーツに踏まれた床板が不気味な軋む音はたてている。
踏み抜かぬように侵入した山吹は、警戒しながら淫魔を探る。

19第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/13(月) 03:40:10 ID:c3xHTr6E
そんな山吹を見下ろすように、淫魔は天井付近にいた。
天井付近には木の梁は張り巡らされているが、そこに座るように二匹のインプがいた。
小柄な子供程度の大きさの小悪魔で、背中には羽、お尻からはしっぽが生え、全裸である。
ただしその個感には子供の身体とは思えぬ立派な成人男性サイズのペニスが勃起しているが……
代表的な淫魔であり、淫具を巧みに使い、しかもそれを短距離ではあるが転移させてくる術を使う淫魔だ。
外での戦闘音を聞いたインプは、天井の梁まで飛び上がるとそこに腰掛け、上空から侵入者を攻撃しようとしているのだ。
一匹は入口付近に…もう一匹は中央より若干奥よりに……

・インプA(頭上) B(正面頭上)出現

インプはそれぞれ右手に小さな細い竹の筒のようなものを持っていてそれを口に咥える。
周囲を伺う山吹が頭上へも視線を向け、正面奥にいるインプBに気がつくのと、インプたちがふっ!っと強く息を吐くのは同時だった。

インプが持っているのは吹き矢だった。
山吹が気がつくと同時に矢は発射され、一気に山吹の元へと飛んでくる。
二匹のインプが放った矢野狙いは山吹の大きな美巨乳。
回避する余裕もなく、矢は正面斜め上と頭上から迫り、山吹の右胸の北半球に、もう一本は左胸の乳首に突き刺さる……かに思えた。
しかし、そこは流石のたぬ吉の装備。
一見するとセーラー服の上から針が刺さっているように見えるが、しっかりと衣服が針の貫通を防いでいて、肌には刺さっていない。
命中したときに乳房と乳首を細いものでぎゅっと押し込まれたかのような刺激は感じてしまったが……。

・吹き矢(防御成功):▲「快楽値」+2(45)

その針を見ながら山吹は瞬時に思考を回す。
左乳首のものは針の位置からして正面斜め上のインプのものというのがわかる。
しかし右乳房の針
これは上から飛んできて刺さったようだ。
つまり自分の真上にも吹き矢を放った……おそらくインプがいるということだ。
また針にはとろっとした液体がたっぷり塗り込まれている。
おそらくは毒だろう。
これから考えると針は毒針であり、自身の装備を貫通する性能はないということだ。
ただし剥き出しの肌の部分はおそらく刺さってしまう。

そして少なくとも正面のインプは息を吸い込み、二撃目を発射しようとしている。
これが肌に刺さるのはあまりよろしくないだろう。
さて、どうすべきか?

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【天井で待ち構えるインプ】
【梁に座っているので羽音とかは無いので、気がつくのが遅れた模様】
【発見と同時に吹き矢発射です】
【しかし装備の性能はしっかりしていて、刺さっているように見えますが、実際は衣服の素材で抑え込まれており、肌には到達していません】
【ただ剥き出しの肌部分は当然そんなことないので……まあ刺さらないようにしましょう】

20山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/16(木) 16:25:53 ID:/.wCGKXk
>>18-19

・自然回復:△「精神」+1(49)

「んっ……♡」

(っ……❤ これ、は……濡れて、しまっておる、な……ええい、あの程度の刺激でこのような……!)

ツンと澄ました顔で、疲れすら見せないポーカーフェイス
山吹は表面上は何事もなかったかのように見せながら、脚を進める
しかしその内心では、間違いなく苦虫を噛み潰していた
山吹の感覚からすれば、鴉や餓鬼、黒小人……この程度の淫魔は雑魚も雑魚、木っ端に過ぎない
その程度の相手と、しかもたった5体と交戦した程度で……ビキニに湿り気を感じるくらいに昂らされてしまったことは、不甲斐なさを感じるには十分で……
膣奥からにじみ出てきた愛液がビキニを濡らし、染みを広げていく感触に眉を潜めながら、山吹は心なしか足早に階段を上り終える
苛立ちはあるし、不満もある、残る淫魔をさっさと片付け、シャワーを浴びたいという欲もある
けれどそれを表に出し過ぎれば、隙となってしまうのだ
それを解っている山吹は、少なくとも表面に見せない程度には冷静さを保ち、縁側で脚を止める
……最も、人知れず視姦を続ける影小僧からすればビキニボトムの染み、それを透視した先の愛液が滲む割れ目は一目瞭然だったことだろうが……

「さて、まずは……八百万で良いかのぅ」

(妖力はちと温存じゃな、室内となれば殴った方が早かろう)

ともあれ影小僧の存在を知らない山吹は、妖力を温存するために身体強化の霊術を行使する
身体強化にも種類があるが、今回使用したのは満遍なく強化を施す八百万だ
室内では妖術は威力が大きい術が多く使いにくいこと、狭さ故に接近されやすく、その際の立ち回りも考えての選択だ
全身を満遍なく強化する八百万は、器用貧乏というか、強化としては物足りない印象を受けるが……
相手が解っていれば特化型の強化を使うものの、何が出てくるかわからない現状ではベターな選択だろう

・練気法・八百万:▽「霊力」-1(29)

「これでよい、では行くかのぅ…………っ、うっ…❤」

(鬼が出るか蛇が出るか、まぁこの程度の気配ならば大物はおるまいて)

問題なく術を使用した山吹は、襖戸を開き、その向こうを警戒する
そんな山吹を真っ先に出迎えたのは、どこかねっとりとした熱を持つ空気だ
室内故に閉じ込められた空気が熱せられていた……だけでは済まない、淫気交じりのその空気
それは山吹の身体に纏わりつくように包み込み、淫気でもって山吹の極上の女体を昂らせる
元々内から込み上げる熱で火照り始めていた山吹の身体は、それを切欠として汗を浮かばせ、肌がしっとりとし始める
今はまだ言われれば気付く程度のものだが……室内に留まれば、発汗はより激しくなっていくのだろう

・淫気:▲「快楽値」+2(43)

(くっ…❤ 装備は、硬化を発揮しておるようじゃが……やはり、完全に防ぐことは出来ん……っ♡
 慌てず、しかし急がねば……これ以上昂るのは、行動に支障がでるぞ……!)

それを理解し、だからこそやるべきことに意識を向けた山吹は、まず室内を見回した
放置されていただけあってか、一部には見るからに腐った床や天井が散見され、あまり激しい動きは床を踏み抜いてしまうだろう

(見れば見るほどに面倒な……こんなにボロボロでは、床下に隠れるのも難しくあるまい
 気配はあるが……どこに隠れおった? 奇襲には注意せねば……っ)

ぎぃ…ぎぃ……

一歩踏み出す度に、床はイヤな音を立てて軋む
古臭く、朽ちかけている床の危うさを感じながら、淫魔には気付かれてしまっているだろうと想定
奇襲を仕掛けて一方的に殲滅してしまうのが楽なのだが、この有様ではそれも叶うまい
仕方なしに、山吹は物音一つ逃がさぬように頭頂の狐耳をピコピコと動かし音を探る
視線を巡らせ、暗がり何かが潜んでいないか目を凝らす
……その時だった、上に位置取るインプの姿に気付いたのは――――

21山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/16(木) 16:26:03 ID:/.wCGKXk
>>20

・インプA(頭上) B(正面頭上)出現

「――っく、うぅっ!?♥」

(針……吹き矢かっ! 己、小癪な……この制服を貫くほどの威力は無いようじゃが……!)

気付くと同時に放たれた高速の針は、さすがの山吹でも如何ともしがたい速度で一直線に迫りくる
碌に反応も出来ず山吹に著k激した針は……しかし、制服を貫通出来ない
流石に退魔師の戦闘用に改造されたセーラー服は、針程度問題なく防げる程度には丈夫であったらしい
勢いそのものは殺しきれない以上、多少乳房を押されるような感触に濡れた吐息を零してしまうが……直ぐに視線を上へ、頭上のインプを睨み付ける

・吹き矢(防御成功):▲「快楽値」+2(45)

「――! 二度も先制は許さんぞっ!」

(針、と言えば……やはり毒! 見るからに怪しい色の液体、まともな代物ではあるまいな
 制服は貫けんと学習したはず、次は肌を狙われる……となれば、何よりも速度がものを言う!)

乳房へと突き立てられた二本の針、その角度を考えれば、視界に納めたインプの他にもう一匹いるはずだ
その位置は頭上、上を向くにしろ位置を変えるにしろ、何かしら一行動を費やされる嫌な位置取りである
脳裏に室内の構造を思い描き、インプの位置を考えながら……山吹は並列して術式を組み上げていく

(眼前のインプは最速の風針で撃ち落す、頭上は……跳ぶ? 却下、床が抜けかねん
 では風針を連続行使? 即座に捉えられねば隙を晒す、なしじゃな、で、あれば……!)


行動選択
インプBに妖力針(風)で攻撃、頭上に拒絶結界を展開する
その後結界を展開しながら位置を変え、インプ二匹を視界に捉えられるように動く

思考
床が危うい以上激しい立ち回りは出来ないと考え、まずインプを手の届く範囲に撃ち落としたい
どんな毒かはわからないが、あの針を喰らうわけにはいかないと考えている

体勢
左手をインプBへ、右手を頭上に掲げるように持ち上げている
微かに腰を落とし、即座に動けるように備えている

肉体
吐息に熱が籠り、薄っすらと汗が浮かび始めている
ビキニボトムに愛液が滲み、染みとなり始めた

乱数:8


【おまたせしたのじゃー】
【本当は跳んで梁などに捕まりつつ蹴り落とす、とかやりたかったのじゃが……床が抜けそうで断念したのじゃ】
【とりあえず片方は拒絶結界で留めつつ、風針で撃ち落して殴れる範囲に引きずり込みたいのぅ】

22第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/16(木) 17:18:43 ID:sJPNZdF.
>>20-21
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力49/50(9/+9) 霊力29/30(2/+2) 妖力11/20(4/+4) 状態:正常
快楽値:45(快楽LV2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・八百万:霊力1/R STR、DEX、AGI、INT、VIT、MEN、快楽防御、術防御+1
      影小僧(未確認)
      インプA(頭上) B(正面頭上)

〜妖力針(風):8+8=16〜(妖術+2 ST+8 快楽-2 ;補正+8)

本殿内の状況を考え、山吹は瞬時に考え行動に移る。
この床板では激しい動きは難しい。
ならばと素早く術を行使。
前方上空にいるインプに対し妖術を使う。

・自然回復:△「精神」+1(50)
・練気法・八百万:▽「霊力」-1(28)
・淫気:▲「快楽値」+2(47)

左手をインプへと向け、右手を頭上へ……
そして左手に妖力を集めるとすばやく風の妖力針を発射する。
その直後右手に霊力を回し、こちらは結界を展開。
頭上に拒絶結界を展開する。

・妖力針:▽「妖力」-1(10)
・拒絶結界:▽「霊力」-1(27)

素早い術の連続行使。
その速度はインプの吹き矢発射の速度を上回る。
飛んでいった針は吹き矢を吹こうとしているインプの腕に命中。

「ギャッ!」

悲鳴とともに吹き矢を落とし、落とした吹き矢は地面へと落下し転がる。

・インプB:1ダメージ

また術を行使すると山吹は左前方へと動き出す。
頭上に結界を展開したまま、空中からの攻撃を防ぎながら移動を始め。
それと同時に身体を振り返り、部屋中央を見れるようにする。
その間も頭上から一発、インプAのはなった吹き矢が飛んでくるが、見事結界に妨害されている。

そして本殿南側の壁を背に天井の方を見れば、頭上から攻撃してきたインプAの姿も見える。
やはり山吹の初期位置の頭上にいたようだ。
となればこの空中のインプをどう処理するかだが……
しかしその前に山吹の真下から新たな敵が現れる!

山吹の両足。
その側面の床板を突き破る様に手が生えてくる。
右足両側面をぶち抜いて2本の手が現れ山吹の足首を掴む!
反対側でも左足両側面の床板を突き破り2本の手が左足首を掴む。
計4本の手。
それが足首を掴むとぎゅっと真下方向へと引っ張ってくる。

それに咄嗟に何らかの行動を取ろうとする山吹だったが、床板が脆くなっているのが災いした。
2本の手が床板を突き破ったことブーツで踏んでいる床板部分も限界を迎え、さらに真下へと力を加えられたことでばきっと割れる。
そのまま山吹の両足は床板に開いた穴の中へと吸い込まれるように落下していく。

23第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/16(木) 17:20:49 ID:sJPNZdF.
「やったぜ!引っかかったな!」

それを見たインプBは手を押さえながらも笑い、そして素早く淫具を山吹の股間真下の床へと転移させる。
それは地面におけるようになった台座つきのバイブだ
それが山吹の真下にインプによって転移させられたのだ。

両足の床板を破壊され謎の手に足首を床底へと引っ張られる山吹。
当然脚は開いた穴の中を落ち、山吹の身体は一気に降下。
そして濡れだした膣口の真下の床にはそそり立ったバイブが……
当然山吹の股間はそのバイブの上に落下し、ビキニの上からごりっと膣口へとバイブが突き刺さる!
その瞬間感じたのは凄まじい快感。
淫魔特性のバイブはその衝撃に耐え、倒れること無くそそり立っている。
そんなバイブの形状は男根を模しており、その亀頭部分が強引に膣口当たりにビキニごとめり込んでいるのだ。

・バイブ直撃!:▲「快楽値」+15(62 レベル3へ)
・股間への衝撃:▽「体力」-1(14) ▽「精神」-2(48)

床板の壊れた穴に両足を沈め、床に置かれたバイブの上に股間でまたがっているかのような姿の山吹。
しかも重力と足首を掴む手の力で山吹の身体は沈み、そのバイブを更に食い込ませるようにしながら山吹の身体を底へと引っ張っている。
どんどん股間にかかるバイブの食い込みは大きくなっている。
結界と強化はなんとか維持できているが、このままでは拙い……
なんとかしなければ!

・???A(左足首つかみ) B(右足首つかみ)出現

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【行動選択の内容が見事に大成功】
【そう、それ自体は……】
【回避場所の床下に淫魔が潜んでいて、足首をつかもうとぶち破り、その結果足をついている部分が破壊し、落下】
【さらに股間の真下にインプがバイブを転送し、それにアソコで跨ってしまった…という構図です】

24山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/19(日) 14:35:20 ID:s6Nz7Irw
>>22-23

・自然回復:△「精神」+1(50)
・練気法・八百万:▽「霊力」-1(28)
・淫気:▲「快楽値」+2(47)

「鬱陶しいぞ小童めら! 疾く地に落ちよ!」

妖力、そして霊力、二つの力を練り上げ、それぞれ両手の先へ流していく
並列で組み上げた術式に沿って流された二つの力は、妖力は風の針へ、霊力は害を防ぐ結界へと転化する
この結界で頭上のインプの攻撃を防ぎ、視界内のインプには風の針をぶつけて撃ち落してやるつもりだ
風の針は速さに特化している分、威力や衝撃に乏しいところがあるが……耐えられたのなら次の手を打つまでの事
最低でも牽制にはなるし、体勢を立て直すまでは即座に反撃も出来ないだろう
瞬時に巡らせた思考、そして大妖怪時代から積み上げた経験を基にそう判断した山吹は、二つの術を行使する
生まれた風の針は不可視のまま、大気を貫きインプの元へ
同時に光の壁が展開し、頭上からの攻撃を押し留める結界となる

・妖力針:▽「妖力」-1(10)
・拒絶結界:▽「霊力」-1(27)

「ギャッ!」

・インプB:1ダメージ

「――ちっ」

(吹き矢は落としたが、やはりこの程度ではかすり傷か……雷か氷の方がマシじゃったか?)

風の針は目論見通りインプに命中、吹き矢を手放させることに成功したが……撃ち落とすには至らない
何より威力が低すぎたらしい、あれではかすり傷でしかない
牽制と考えればそんなものだろうと納得はするが……ともあれ、山吹は結果を考察しながらジリジリと移動する
現状、視界に納めた目前のインプは良いが、頭上のインプが頭上に居る事しか判らない
多数に囲まれた際の鉄則は、敵の位置を常に把握すること
最善はすべての敵を正面、視界内に納める事だろう
それに従い、山吹は斜め左へと移動しながら結界で頭上のインプの攻撃を防ぐ
案の定、頭上から攻撃が飛んできたが結界に弾かれる感覚を感じ取る

「距離を取ってチマチマと、鬱陶しいことこの上ないのぅ……」

(妖力は惜しいが、仕方あるまい、ここは雷で攻めて――)

そうして床を踏み抜かないように注意しながら、初期位置から左斜め前へ、壁を背にして天井へ目線を向ける
二匹のインプを視界に納め、さて次はどうするか、そんな思考を描いた、その瞬間――

「――なっ!?」

「やったぜ!引っかかったな!」

(床下!? ちぃっ! 儂ともあろうものが謀られるなぞ……!
 っ、いかん、床板が脆い、踏ん張れぬ……っ!)

山吹の脚が触れている床、そのすぐ傍を突き破って生えた四本の腕
それが山吹の脚を掴み、グッと引きずり込むように力を籠める
元々脆かった床板は、新手の腕に突き破られて更に脆さを増していた
ブーツが踏みしめる床が瞬く間に壊れ、脚が呑み込まれるように落ちていく
何か対処しようにも、如何に身体強化を施していようとも、踏みしめる床が無ければさしもの山吹も動けない
鼓膜を揺らすインプの喜色満面の言葉に苛立ちを覚えた――その瞬間、不意を打つ快感に、山吹は濡れた声を零してしまう

25山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/19(日) 14:35:32 ID:s6Nz7Irw
>>24

「――っ、んぁ、あああっ!?♥♥♥」

(ッ!?♥♥ こ、れは……! インプ、め、あの一瞬で、この様な……ッ!?♥♥♥)

床が抜け、床下へと足が沈み、落下する身体を受け止めたのはまだ無事な床板――ではない
インプが得意とする転送術でもって、山吹の股間の位置に転移したバイブだった
それも台座付きのしっかりとしたもので、濡れ始めていた山吹の股間、そこを覆うビキニにめり込みながら雌穴へと食い込むバイブ
本来ならば痛みを覚えて然るべきそれは、しかし山吹の異様なまでに快感に弱い身体には当てはまらない
零れ出たのは濡れた悲鳴、感じるのは衝撃と快感、脳裏で弾けた眩い光に慄き、山吹は思考を混乱させてしまう

・バイブ直撃!:▲「快楽値」+15(62 レベル3へ)
・股間への衝撃:▽「体力」-1(14) ▽「精神」-2(48)

「っ、う、くぅ…!❤❤❤ おの、れぇ…!❤❤ ん、う゛ぅ!?♥♥♥」

(まず、い、身体が、もう、果てそうに……!♥♥ 早く、バイブから、逃れねば……っっ!❤❤❤)

辛うじてビキニが雌穴へのバイブの侵入を防いでいるが、体重と床下の新手が引きずり込む力を合わせられれば、時間の問題だろう
もはやインプを気にしていられる余裕はない、真っ先にすべきはバイブから身体をずらして逃げること
生まれ直したことで全身性感帯というべき、異常なまでに敏感な身体になってしまった山吹には、もう目の前に限界が迫る感覚を感じていた
頬が……いや、全身が紅潮し汗が浮かび、ただでさえぴっちりとキツメな制服が汗を吸って肌に吸い付き、色気を増していく
ビキニの下で一切刺激されていない乳首がむくむくと勃起し始め、股間の割れ目にはバイブで押し開かれたことで愛液があふれ出し染みを広げていく
表情には勝ち気な、しかし屈辱を噛み締める色の他に切なげな色が混じり始める
零す吐息は濡れ始めていて、頭頂の耳や尻尾もフルフルと小刻みに震えていた……

・???A(左足首つかみ) B(右足首つかみ)出現

「調子、にぃ、っ!❤❤ のる、なよっ……お主らぁっ!」

それでも、絶頂までのカウントダウンを刻み始めた身体を無視して、山吹は全身に力を籠める
インプは面倒だが後回しにするほかなく、まず優先すべきはバイブをずらすこと
そうして次は床下に居る淫魔を振り払わねばならない――怒りを燃やし、鋭い言葉で渇を入れ、山吹は打開の一手を打つべく動き始めた


行動選択
右手はインプへ向け、結界を維持
左手でバイブを掴み、身体を後ろへずらして尻餅を突く形でバイブから逃れる
その勢いで両足を大きく振り、拘束から逃れようとする

思考
このままでは絶頂することを確信し、早くバイブから逃れようとしている
床下の淫魔を振り払うため、床板を蹴り壊すことも止む無しと考えている

体勢
左手をインプ達へむけている
バイブの上に跨らせられ、脚が床板を踏み抜いている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち始めている
ビキニボトムに愛液が滲み、滴り始めている

乱数:7


【おまたせしたのじゃー】
【少々乱暴じゃが、力業で拘束とバイブから逃げさせてもらおう】
【うまくいけばV字開脚でインプに下着を見せてしまうが、拘束されたままじゃとジリ貧じゃからなぁ】

26第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/19(日) 15:18:02 ID:42JKsDYg
>>24-25
山吹 体力14/15(6/+6) 精神力48/50(9/+9) 霊力27/30(4/+2) 妖力10/20(8/+4) 状態:正常
快楽値:62(快楽LV3) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・八百万:霊力1/R STR、DEX、AGI、INT、VIT、MEN、快楽防御、術防御+1
      拒絶結界:霊1/R
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      影小僧(未確認)
      インプA(右) B(左):1
      ???A(左足首つかみ) B(右足首つかみ)

〜バイブから逃れる:7〜(体術+1 ST+2 快楽-3 ;補正+0)

床底に脚を引きずり込まれ、股間をバイブに打ち付けられた山吹。
その衝撃は強力で、そろそろ絶頂が見えてきそうな状態だ。
その快感に耐えながらも山吹は事態を打開しようと行動に移る。

・自然回復:△「精神」+1(49)
・練気法・八百万:▽「霊力」-1(26)
・拒絶結界:▽「霊力」-1(25)
・淫気:▲「快楽値」+2(64)

右腕をそのまま伸ばして結界を維持。
全身に流す強化術もそのまま維持。
その状態で左腕を床と股間の間。
身体を床から浮かすように膣口で突き刺さるように持ち上げるバイブへと伸ばしてそれを掴む。
そして身体を後ろへとずらすように動かし、バイブの致命的な膣口食い込みから逃れようとする。
さらに同時に脚を一気に前方から上へと大きく振り上げ、床下からの脱出を図る。

「ヒヒ…さて、そのデカパイを……何っ!?」

下半身を封じられた山吹の、その大きな巨乳。
動けぬであろう彼女のそこに集中で気に吹き矢攻撃を企んでいたインプだったが、突如取った山吹の行動に驚きの声を上げる。

山吹の狙った行動は成功。
身体をずらしたことでバイブは膣口を抉りながらも擦れ、陰唇の割れ目に沿いながらクリトリスをゴリッと擦れ……
山吹の身体は股間全面をバイブにこすられながらも床に落下していく。
濡れたことで滑りが良くなったのか、強い摩擦快感が生まれたが、それでも山吹の狙い通りバイブの突き刺しから逃れる。

さらに山吹は両足を一気に上へと振り上げ、床板をぶち破りながら上空へと伸びる。
山吹の身体能力に加え、強化術と装備の能力強化によって強化された山吹の脚ならばいくら絶頂直前とはいえ、この程度の脆い床板を破壊することは可能だ。
たとえ足首になにか重みを感じても……
そして、落下し尻もちを突きながら、山吹の美しい脚が床板を破壊しながら上空へと伸びる!
しかし……

バキッ!!

お尻の落下で床板が少し割れてしまい、山吹のお尻は少し床板に嵌ってしまった。
完全に尻もちを着いた部分が壊れたわけではないのでそのまま床底に落下というケースは防げたが、中途半端に割れた床にお尻が嵌ってしまった。

★バイブが擦れる:4(陰核3-1 陰唇3-1)+”1d5〜9”(高いほど強く擦れる)

なんとか悲惨な状況から脱した山吹。
だがバイブの擦れる刺激は強く、さらに身体は追い込まれ、もう絶頂寸前だ。
そして尻もちをつき、更に屈辱的に壊れかけた床にお城をはめながら、ピンっとV字に開かれた脚。
加えて、絶頂寸前のあそこをインプ達の前に曝け出してしまう。
しかも足首に掴まる……いや振り落とされぬよう抱きつく餓鬼。
どうやら左足と右足を掴んだのは二匹の餓鬼のようだ。

・???→餓鬼判明

「へへ…だが、オマエのマンコには効いているみたいだなぁ狐っ!
人間かと思ったが半妖かぁ?
まあいい……やれっ!」

いやらしくV字の股間を見ながらインプは仲間にそう言うと自身は地面へと急降下し吹き矢を拾おうとする。
もう一匹のインプAはそのまま山吹の股間めがけ素早く吹き矢を放つ!
しかしなんとか維持している結界に弾かれ、吹き矢は地面に転がる。
だが山吹を襲うのはそれだけではなかった。

床底を動く一匹の黒いネズミがいた。
それは淫気によって変生した体長30cmのネズミ淫魔、淫ら鼠だ。
その鼠の頭上に床板にハマった山吹のむちっとしたお尻。
鼠はそんなご馳走へと向かい舌を伸ばし、いやらしくレロン…レロン…と舐めあげていく。

・淫ら鼠出現!(床下)

★お尻舐め:2(お尻3-1)+”1d5”(高いほど舐め方が激しく巧みになる)

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【離脱成功!】
【ただまあ落下すれば床板壊れる問題】
【完全に壊れてませんが中途半端に割れてしまい、地面についた部分を中心に少しお尻が嵌っている状態です】
【そして餓鬼と同居していた鼠さんがそんな餌を楽しんでいる模様】

27山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/20(月) 22:31:51 ID:TFPaBhQ6
>>26

・自然回復:△「精神」+1(49)
・練気法・八百万:▽「霊力」-1(26)
・拒絶結界:▽「霊力」-1(25)
・淫気:▲「快楽値」+2(64)

「……ッ❤❤ このっ、舐めるなっ!」

(引っ張る力に抗う、よりも…! この、バイブから身をずらしてしまえば……ッ)

床を壊され、その穴の中へ落ちていく山吹
それを待ち受けるように、股間に食い込む聳え立つバイブ
ビキニに食い込んで今にも雌肉を蹂躙しようとするそれに抗い、山吹は左手でバイブを掴み、力を籠める
脚を掴んで下に引っ張る何者かに抗うのは厳しい、ならばせめて、バイブが突き刺さらぬように位置をずらす
それが次善の一手だと考え、山吹は掴んだバイブを基点に身体を後ろへ押すようにして股間をずらしていく
当然身体は後ろへ倒れ込むような挙動となり、それに合わせて脚に力を籠める
振り子のように反動を活かし足を振り上げ、脚を掴む何かを振り払おうというのだ
もともと高い身体能力に加え、たぬ吉謹製の戦闘用ブーツ、身体強化術も合わさった今の山吹ならば、床板ごときでは止められるはずもない

「ヒヒ…さて、そのデカパイを……何っ!?」

「っっ!?♥♥♥ ひぁ、っ、うぅぅ!!?♥♥♥♥ し、まっ――!?」

バキッ!!

(っ、くぅ…!❤❤ クリトリスや割れ目を、擦るのは、覚悟の上じゃったが……っっ❤❤❤
 し、尻が嵌るとは……くぅぅ…! まず、い、このままでは、果てて、しまう……!?♥♥♥)

大きく振り上げた脚は狙い通り、床板を破壊しながら天へ伸びていく
V字型に開脚するような姿勢になってしまい、正面のインプ達に股間を見せつけるような状態だが……背に腹は代えられない
それにこの程度で羞恥に震え、固まってしまう程初心でもない
予想外だったのは二つ、バイブから後ろへ、尻餅をつくように身体をずらした際に思った以上に強く割れ目とクリトリスが擦れ、快感を生んでしまったこと
そしてもう一つが、山吹の予想以上に脆くなっていた床板が山吹のお尻を受け止めきれず、床板を破壊して嵌り込んでしまったことだ
幸い尻の部分だけで済み、手足を使えばすぐに立ち上がれるだろう
しかし今はそれが難しい、絶頂寸前にまで昂った身体はあと少しの刺激で果ててしまう程にゾクゾクと震えていた……

★バイブが擦れる:4(陰核3-1 陰唇3-1)+”1d5〜9(8)”=12(76)

「く、ぁ……❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ 餓鬼、ども、めぇ……!❤❤」

(足を掴んでおったのは、餓鬼、か! っ……振り払えんとは、不覚……!
 どうする? 妖力はちと心許ない、体術で吹き飛ばそうにも、如何せん足場が脆すぎる……!)

そんな状況でも、山吹の思考は止まることなく巡り続ける
両足に未だにしがみつく餓鬼は、早めに振り払うなりしなければ面倒なことになるのは間違いない
かと言って妖術は難しい、妖力が心許なくなりつつある今、妖術は宙を舞うインプに使いたいところだ
ならば体術――と言いたいところだが、こんなにも脆い足場では下手に威力を籠めてしまえばまた床下にご招待、だろう

・???→餓鬼判明

「へへ…だが、オマエのマンコには効いているみたいだなぁ狐っ!
人間かと思ったが半妖かぁ?
まあいい……やれっ!」

「っ、愚か者め、吹き矢なぞで、っう、ぅ…♡ は、ぁ……❤ …この、結界は破れんぞ――ぉ、んぁ、ああっ!?♥♥♥♥」

V字に開脚した股間を見られ、しかし山吹に生娘が如き羞恥心は生まれない
淫蕩に耽った過去もあるし、淫魔如きに見られたところでどうせすぐに消滅させるのだ、気にするまでもないと割り切ってしまえる
山吹からすれば、勝ち目のない相手にほんの少し良い目を見るためだけに命を投げ捨てる愚か者――それが淫魔だ
現に今も、通用しない吹き矢を放ち、取り落とした吹き矢を拾おうとしている……結界で弾かれている瞬間を見ているだろうに、だ
絶頂寸前の身体は甘く疼き、集中力を乱しているが……その程度で制御できなくなるほど、山吹の精神は弱くない
案の定、放たれる吹き矢は結界に弾かれ無意味に終わる
この隙にまずは立ち上がろうと考え、脚を下ろそうとした――その時、不意に床に嵌った尻に走る快感に、山吹は裏返った悲鳴を上げる
完全に予想外、気を抜いた瞬間に走った快感は、尻の表面でさえ敏感な性感帯になっている山吹にはあと一押しを求めていた身体にピタリとハマってしまう……

28山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/20(月) 22:32:04 ID:TFPaBhQ6
>>27

・淫ら鼠出現!(床下)

★お尻舐め:2(お尻3-1)+”1d5(2)”=4(80 快楽Lv4)
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

「っふ、くぅ!?❤❤❤ っん、うぅ、〜〜〜〜っっ!!??♥♥♥♥♥」

(っ、ぁあ……っ❤❤❤ イって、しもうた……っ❤❤❤ 床下、にも、新手じゃとぉ……!?❤❤
 おのれ、小癪な……っ、とはいえ、これは、ちと、冷静にならねばマズイか……!)

不意打ちを受け、閾値を超えて溢れ出た快感に咄嗟の我慢も間に合わず、山吹は絶頂を迎えてしまう
しかし左手で咄嗟に口を抑え、身を縮こまらせるようにしてイキ声を堪え、痙攣も抑え込む
流石にイってしまう瞬間を見せるのは羞恥も湧く、気休めではあろうが何もしないよりはマシだろう
そして尻を舐めた何者かの舌の感触に、床下にまだ新手が居ることに気付いた、が……だからこそ山吹の思考は一気に冷める
インプ二匹は宙に浮き毒塗れの吹き矢を放ち、餓鬼二匹は脚に縋り付いて行動阻害、床下からは何者かが舌を伸ばす
一撃で確殺するような術を使えば家屋の被害も馬鹿にならず、その手は打ち難い
かと言って体術で攻めようにも床が脆すぎて何時床を抜くか常に気にすることになる
山吹に不利な条件ばかりが積もり積もっていく現状、焦っていても碌なことにはならない

(……雑魚と思って蹴散らそうと考えるのは無しじゃな、一匹ずつ、確実に潰していくしかあるまい
 やれやれ……デビュー戦が苦戦とは、かつての大妖怪も今は未熟なド新人そのものじゃのぅ)

生まれかわり、身体は一から鍛え直しとなったが……山吹の魂が積み上げた経験は健在だ
この程度の危機で焦り、ミスを繰り返すことはあり得ない
出来ることを出来るようにやっていく、それしか出来ないのだと……経験で良く知る山吹は、瞳を細めて眼前の敵に視線をやり、息を吐いた


行動選択
練気法・八百万を解除、練気法・金剛を使用、脚を下ろし開脚姿勢を止める
左足を曲げて左足に張り付いた餓鬼を手の届く範囲に寄せ、左手で殴りつける
殴りつけると同時に妖力槍:水を放つ
拒絶結界は維持

思考
雑魚と侮ることを止め、一匹ずつ潰していくつもりでいる
まずは餓鬼、次にインプ、床下の何者かは後回しにする予定

体勢
左手をインプ達へむけている
尻が床に嵌り、V字開脚の体勢

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムが愛液で濡れている
両足に餓鬼が縋り付いている

乱数:8


【おまたせしたのじゃー】
【妖力温存とか言ってられんのぅ、確実に数を減らさねばな】
【金剛と水槍の同時攻撃ならばそれなりにダメージになるじゃろうて】
【尻を抜くのは後回しじゃな、立ち上がったところで餓鬼がちょっかいを掛けるし、穴から下が伸びてきそうじゃし……】
【地味に鬱陶しいインプの吹き矢、毒とわかっている以上結界を解くのもちと、のぅ】

29第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/21(火) 02:37:14 ID:RVr0AHSg
>>27-28
山吹 体力13/15(6/+6) 精神力48/50(9/+9) 霊力25/30(6/+2) 妖力10/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:20(快楽LV1) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・金剛:霊力1/R STR、DEX、AGI、INT、VIT、MEN、快楽防御、術防御+1
      拒絶結界:霊1/R
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      影小僧(未確認)
      インプA(右) B(左):1
      餓鬼A(左足首つかみ) B(右足首つかみ)
      淫ら鼠(床下)

〜餓鬼Aを殴りつける:8-1=7〜(体術+1 ST+1 快楽-1 余韻-2 ;補正-1)

屈辱的な絶頂を経験してしまう山吹。
この淫魔たちを侮るのは止めた。
一匹ずつ確実に仕留めることにする。
山吹は結界を維持したまま、練気法の種類を変える。
今度は練気法・金剛へと素早く切り替える。
ぞれは絶頂した直後とは思えぬ、素早く的確な切り替えであった。

・自然回復:△「精神」+1(49)△「妖力」+1(11)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(24)
・拒絶結界:▽「霊力」-1(23)
・淫気:▲「快楽値」+2(22)

「チッ、結界か…」

インプBがその言葉に続いて矢を放つ。
だが山吹は結界を維持し、その矢を防いだまま素早く次の行動に移る。
強化した筋力で素早く開脚状態から左脚を曲げ、右足は伸ばしたまま降ろす。
そして左足首に抱きつく餓鬼を左手の射程圏内へと収める。

その間も床下に嵌ったお尻を鼠の舌が舐めあげる。
巧みに黒ビキニに包まれた美尻を唾液塗れの舌が這い回る。
ただし、幸いなことに尻尾は穴には嵌まらず、床の上であり、急所の一つはかろうじて責められていない。
そして右足の餓鬼だが、脚を伝って股間側へと登って来ようとしている。
口にはいやらしい笑みを浮かべており、どうやらV字開脚で開かれた股間でたっぷり発情しているようだ。

確か淫魔化した餓鬼は手から霊力などを快感とともに吸い上げる力を持っていた。
その後、その力を性に変換しているのか、発情して犯そうと襲いかかってくるような行動を取ってきたはずだ。
あまり時間をかけていられない。
射程圏内に入ったもう一匹の餓鬼を左手で妖力を込めながら殴りつける!

・お尻舐め:▲「快楽値」+3(25)

術と装備で二重に強化された山吹の拳。
それが左足に抱きつく餓鬼の身体に直撃。
その身体を吹き飛ばす……が、その前に拳が直撃すると同時に事前に流しておいた妖力からそのまま妖力の槍を作成。
妖気でできた水の槍を、殴ると同時に発射し、餓鬼の脳天を貫く!
流石に硬いと言っても頭を貫かれるように破壊されて生きている餓鬼はいない。
頭部を破壊され餓鬼は正面へと吹っ飛んでいき、展開している結界の内側に直撃して、そのまま地面へと転がる。

・妖力槍(水):▽「妖力」-2(9)
・餓鬼A撃破!

30第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/21(火) 02:37:24 ID:RVr0AHSg
餓鬼Bは左足を伝って登ってきているが、山吹の絶頂直後ながらも素早い行動ゆえ、餓鬼Aを倒した段階ではまだ脹脛あたり。
結界と強化術はそのままで、次はこの餓鬼へと狙いを定める。
しかし……

「ピィィィィィィィィィンッ!!」

山吹の4つの耳に不気味な笛の音が入ってくる。
それは黒板を爪で引っ掻いたような音を少し鈍くしたような音。
そしてその発生源は吹き矢攻撃を繰り返していたインプAであった。
吹き矢攻撃が効かない……正確には結界で防いでいたのだが、それに気がついたインプは吹き矢を投げ捨てると何処からか笛を取り出し、それを吹き始めたのだ。

笛から放たれる不気味な音。
それは結界を越えて山吹の4つの耳まで届くとその中へ入り……全身が一気に疼き出す。
全身の神経が過敏になり、汗が吹き出す。
絶頂から回復しつつあった性器では大量の愛液が強制的に分泌され垂れ…いや吹き出してくる。
笛から発せられるのは発情音波。
それを聞くだけで並の女性なら全身が発情し敏感になり、オナニーに耽りだしてしまうというもの。
しかも山吹は……

「クク…でかしたっ!
どうだぁ狐女!お前のような奴は耳が多いからなぁ?
効くだろう?」

山吹の耳は人の耳と狐の耳、2つある。
それゆえ通常の人間に比べ音を2倍…いや狐の耳は人のそれより敏感であり、数倍の音を拾ってしまう。
なので山吹のような存在にこの笛は非常に効果的で……
敏感にされてしまった雌尻をいやらしく鼠の舌が舐めれば、ゾクゾクとした快感とともに屈しそうになり、
両手は一瞬、自分の身体の性感帯へ伸び、オナニーしそうになってしまう。
それを瞬時に察し、堪えることが出来たが、それは山吹がかつての大妖としての精神力が残っていたからだ。

・発情笛:▲「快楽値」+20(45) 全身感度+2
・オナニーを耐える:▽「精神」-4(44)

だが、その隙を突くかのように、右足を上ってきた餓鬼が太ももへと両手で掴む。
それだけで山吹の敏感な脚は快感に震え、そこからご馳走とでもいうべき山吹の妖力と霊力が餓鬼の手から吸い上げられていく。
しかも肌から力が抜けていくと、流れ抜けていく力が性感神経を刺激するように甘い快楽がじんわり響き渡る。
吸生には快感が伴う……
むちっとした美脚を山吹は掴まれながら、力が抜けていく快感と脱力で震わせていた。

★舌舐め+霊力吸収:8(お尻3+2-1 右足2+2)+”2d5〜10”(高いほ舌の動きが巧みに、吸われる量も多くなる)
 →霊力-1(22) 妖力-1(8)

「効いているみたいだなぁ……
ヒヒ、コレで貴様のマンコにトドメを刺してやっるぜ」

そんな山吹の、音波で震える耳にインプの声が入ってくる。
地上に降りて結界の前にいるインプ。
その左手には黒い小さな卵型の物体がある。
ローターだ。
インプは転移術も使ってくる。
おそらくこのローターを山吹のどこかの性感帯に転移させてくる気だ!

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【インプA(喋っていないで戦えよ)】
【インプBさん同僚にまかせて実況している模様】
【まあ次あたりでいつものローター転移をしてくるから……】
【そして的確に山吹さんの弱点を突くインプA】
【効かないのを察して武器を替え山吹さんに合うものを選ぶこのインプは優秀かもしれない】
【出し惜しみ無しで的確に一匹減らした山吹さんだが、この危機を乗り越えられるか!?】

31山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/25(土) 14:30:22 ID:lEv/G0AA
>>29-30

「ふぅ…❤ ふぅ…❤」

(まずは金剛へ切り替え、全力で殴り抜いてくれるわっ! 調子に乗るなよ下郎共……!)

格下と侮っていた淫魔達の連携により絶頂を迎えてしまった山吹は、胸の内に怒りを燃やしながら霊術を行使する
練気法、それは霊力を全身に纏うようにして身体能力を強化する霊術
強化値が低い代わりに全身を満遍なく強化する練気法・八百万は、尻が床に嵌り脚を使えない状況では効果が薄い
そこで選んだのは練気法・金剛……これは身体強化をパワーに偏らせた派生形だ
本来武術は全身運動、踏み込みを重視するものだが……今の状況で腕の力だけで威力を出そうとすれば、こうするほかない

・自然回復:△「精神」+1(49)△「妖力」+1(11)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(24)
・拒絶結界:▽「霊力」-1(23)
・淫気:▲「快楽値」+2(22)

「チッ、結界か…」

(っ、う…!♥ 毒矢さえなければ、両手を使えるというのに……! 結界を維持させられるだけでも、面倒な…っ
 っふぁ、んんっ♡ ……おのれぇ…! 好き勝手に尻を舐めよって、気色の悪い……っ)

しかし流石に多勢に無勢、たった一人の山吹に対し、淫魔の数は五匹
インプ二匹は遠くから吹き矢を放ち、餓鬼は脚に張り付き、床下にも尻を舐める何者かが居る
室内というフィールドでは妖術で諸共薙ぎ払うわけにもいかない、家屋が倒壊してしまうだろう
負けることはない、無いが……快勝ともいかない状況に、山吹は臍を噛む心境だ
ともあれ、それで行動や思考を鈍らせることもない
体こそ転生によってリセットされ、能力も見る影も無く劣化したが……経験は失われていない
最初の頃の悠美ならばこの状況に焦り、ミスを連発しただろう
山吹であれば危機にしか見えない状況でも焦りはない、必ず逆転できると平静を保てる
現に今も、左足の餓鬼を脚を曲げることで近寄らせ、弓を引き絞るように構えた左拳を握りしめ、真っ直ぐ餓鬼に向かって殴りつける!
上半身の捻り、腕の力、それだけで放たれた拳は本来であればさほど脅威にはならない
淫魔は物理耐性が高いため、なおさらだろう
しかし山吹の技量、金剛によって強化された腕力、そしてダメ押しの妖術によって、必殺に一撃と化した拳が餓鬼に命中し――――

・お尻舐め:▲「快楽値」+3(25)

「っく、んぅ……❤ いつ、まで……! 儂に、触れておるかっ! 疾く失せよっ!」

殴りつけると同時に妖術を行使、左拳から生えるように生成された水の槍が、反撃も許さず餓鬼を貫く
人型生物の急所、頭部を貫かれた餓鬼は急速に脱力し、勢いのままに吹き飛ばされて床に転がる
流石にこれで生き延びている、ということもないだろう……山吹は数秒転がった餓鬼を確認し、すぐに視線を切った
達成感も感慨も見せ無い、この程度の雑魚を倒したところで浮かれるほど、初心な素人ではないのだ

・妖力槍(水):▽「妖力」-2(9)
・餓鬼A撃破!

「ふー……さて、次はお主じゃ」

左足の餓鬼を処理してしまえば、次は右足だ
感情を動かすことも無く視線を写した山吹は、再び拳を握りしめて妖力を巡らせる
だが、その拳が振り下ろされる前に――――

「ピィィィィィィィィィンッ!!」

「――ッ!?!♥♥♥♥」

響き渡る笛の音が鼓膜を揺らした瞬間、山吹の視界が熱病に罹ったかのように揺れた
一向に吹き矢が通じない現状に、武器を変えたインプが選んだのは笛
武器とは呼べないそれは、しかし淫魔が使う以上女を苦しめるためのものであることは確実で……
その音を、人の耳と狐の耳、二つの耳で聞いてしまった山吹は息を呑み、込み上げる発情熱に身を強張らせた

(っ、あ……♥♥♥ 音、じゃと…!? くっ、マズイ!? 音は、結界では防げん……っ♥♥♥)

暑い室内で自然に浮かぶ程度の汗を浮かべていた山吹の全身から、まるで全力疾走を長時間続けた後のようにダラダラと多量の汗が噴き出てくる
薬でも盛られたかのように熱く火照る身体は当然のように発情していて……
肌に張り付くサイズの小さいビキニは、滾々と湧き出る愛液を吸水しきれず溢れ出し、尻たぶを伝って床下へと垂れていく
拒絶結界が防げるのは悪意ある術や、物理的な攻撃のみ
音を遮断することは出来ない以上、山吹は甘んじて笛の音を聞き続ける事しか出来ない……

32山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/25(土) 14:30:32 ID:lEv/G0AA
>>31

「クク…でかしたっ!
どうだぁ狐女!お前のような奴は耳が多いからなぁ?
効くだろう?」

「ぐ、ぅ……❤❤❤ ふ、ふふっ、喧しい、のぅ? 直ぐに調子に、んっ❤❤ ……調子に、乗りおる……❤
 愚か者め、詰めが甘いのじゃよ、お主は……!」

(っ、この、音……やはり、発情を促しておる…っ♥♥♥ あ、ふっ、んんぅっ❤❤❤
 尻を舐める舌が、より、鋭敏に感じる…っ❤❤ 気を抜けば、手が、勝手に自慰をしそうになる…❤❤❤ くぅ…厄介な、ことを……!)

四つの耳に響き渡る笛の音は、山吹の思考と身体をゾクゾクと熱く火照らせている
尻を舐る舌に腰が蕩け、力が抜ける
込み上げる疼きを堪えようと、両手が勝手に乳房や股間へ向かおうとする
それらを堪え、膨れ上がる疼きに耐えながら山吹は悪態を吐いた
タイミングを合わせて攻勢に踏み切っていれば、山吹はすぐに絶頂してしまっていただろう
それを考えもせず、ただ煽るために無駄口を叩きチャンスを逃がすインプは、山吹からすれば愚か者でしかない
正直なところ、女である以上淫魔が天敵であるということは、悠美と共に戦い抜いた経験で身に染みている
畳み掛けられれば何度でも果ててしまうだろう、それでも……女であるというだけで侮るインプのような存在は、ある意味有り難い
例え絶頂し、隙を見せ、侮られることになろうとも……最終的に命を支払う敵の言葉と思えば、失笑が零れ出ようというものだからだ

・発情笛:▲「快楽値」+20(45) 全身感度+2
・オナニーを耐える:▽「精神」-4(44)

「っ、あ、ひぅっ!?♥♥♥ ふ、ぅぅ……!♥♥♥ んっ、はっっ…❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤」

しかし、山吹を襲う脅威は笛の音や尻を舐る舌だけではない
右脚に張り付いた餓鬼が、いよいよその特性である霊力、そして妖力の吸引を始めたのだ
吸われていく妖力、霊力が目減りする感覚、そして同時に襲い来る神経を甘く蕩かせるような快楽
鼻に罹った甘い声を零しながら悶える山吹は、抜けていく力に抗うように頭を振った
脚から抜けていく力は心地良いくらいで、しかしその実、致命的な毒を孕んでいる
霊力も妖力も、山吹が反撃するために必要な力だ
それを奪われても反撃の手段がなくなるわけではないが……著しく困難になることは間違いない
あと一歩で絶頂を迎えかねない、そんなラインまで追い込まれた山吹の眉根は寄り、濡れた喘ぎが零れ出る
それは間違いなく追い詰められている女の姿であり、インプが調子に乗るのも無理もないことだったのかもしれない

★舌舐め+霊力吸収:8(お尻3+2-1 右足2+2)+”2d5〜10(7+7=14)”=22(67 快楽Lv3)
 →霊力-1(22) 妖力-1(8)

「効いているみたいだなぁ……
ヒヒ、コレで貴様のマンコにトドメを刺してやっるぜ」

「はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ 人の、話を、聞かんヤツじゃのぅ……っ❤❤❤
 調子に、乗って……んんっ♥♥♥ 詰めが、甘い、と…言ったぞ、愚か者めが――ッ!!」

そんな山吹が弱ったと感じたのか、笛を吹いていない方のインプが結界の前で賢しげに喚いている
手にしたローターを、得意の転移術で飛ばして責め嬲ろうというのだろう
しかし、そんなインプに対して山吹が返すのは嘲笑――見下し、嘲る笑みだ
わざわざ結界の前にまで近付いてきたこと、一々煽ろうと無駄に言葉を投げかけてくること
その余裕は油断であり、だからこそ自分に隙を突かれるのだと――――山吹は快感を振り払って右腕を振りかぶり、上体を捻る
先程殴り倒した餓鬼は吹き飛び、結界に打ち付けられて地に沈んだ
では、結界が無ければ殴り倒したインプはどうなるのか
その答えを見せるべく、山吹は右拳を握り込み、妖力を籠めていく……


行動選択
狐耳を伏せて微かでも音を遮断する
拒絶結界を解除、右足を曲げて餓鬼を寄せ、先程と同じく殴りつけると同時に妖力槍・水を放つ
その際、吹き飛んだ餓鬼がインプBにぶつかるように角度を調整する

思考
インプが油断しきっている内に餓鬼をぶつけてしまおうと目論んでいる
笛を早く止めたいが、まず先に餓鬼、次いで近い位置にいるインプBを倒すべきだと考えている

体勢
左手をインプ達へむけている
尻が床に嵌り、脚を投げ出している

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている
右脚に餓鬼が縋り付いている

乱数:8


【おまたせしたのじゃ〜】
【心の中の新選組が「言った傍からまた油断、馬鹿は死ななきゃ治らない…!」と叫んでおる】
【うまくすれば貫通した槍がインプB諸共刺さるか、追加効果の窒息が発現してくれれば理想じゃのう】
【そして手強いインプA、空中で距離を取って演奏に専念されると面倒なんじゃな】
【ネズミは面倒じゃが、それだけじゃから後回し……】

33第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/25(土) 15:29:35 ID:ILPUviyc
>>31-32
山吹 体力13/15(4/+6) 精神力44/50(9/+9) 霊力22/30(0/+2) 妖力8/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:67(快楽LV3) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(0) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:無 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・金剛:霊力1/R STR、VIT、快楽防御+2 体力回復値+1
      拒絶結界:霊1/R
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      発情笛:全身感度+2
      影小僧(未確認)
      インプA(右) B(左):1
      餓鬼B(右太もも)
      淫ら鼠(床下)

〜餓鬼Bを殴りつける:8〜(体術+1 ST+2 快楽-3 ;補正+0)

淫魔の連携を嘲りを受け、快感に呑まれながらも、山吹は冷静に事態の打開を計る。
まずは咄嗟に狐耳を伏せ、音波を遮断する。
人間の耳には入ってくるし、伏せた程度では完全に遮断はできないが、何もしないよりはマシだ。
そうして耐えながらも素早く攻撃に移る。
方法は同じ……
右足を曲げ、餓鬼を殴りながら妖力槍を放つ。
ただし今回は喋っているインプへ向けて殴りつける。

・自然回復:△「体力」+1(14)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(21)
・淫気:▲「快楽値」+2(22)

身体は絶頂間近。
この音を聞かされてればすぐにでも絶頂してしまう。
そうなる前にできれば行動は終えたい。

素早く山吹は脚を曲げると同時に、山吹は身体を動かす。
太ももから力を快楽を伴いながら吸う餓鬼へと右手を振るう!
快楽に浸かりながらも山吹はそれを感じさせないような素早い動きを行う。
しかも餓鬼は太ももに両手を伸ばしているので、位置的にも近い。
行動始めてから一秒もかからず山吹は射程に捉えた餓鬼を殴りつけ、その状態で妖力の槍を放つ!

・妖力槍(水):▽「妖力」-2(6)
・オナニーを耐えながら攻撃:▽「精神」-3(41)

強化された右腕に殴りつけられ、餓鬼は槍で貫かれながら吹っ飛んでいく。
と同時に結界を山吹は解除。
吹っ飛んでいった身体はそのまま嘲っていたインプの身体に直撃し、胸部を槍が貫く!

「ギッ!!!」

瞬時の行動でありあざ笑うインプには何が起きたのかもわからず悲鳴を上げ、そのまま2体の身体は本殿内部を飛んでいき、北側の壁に直撃する。
もとより脆かった壁は、槍の貫通もあり壁を破壊し、おそらく縁側辺りまで二匹に身体は転がっていくのだった。

・餓鬼B撃破!
・インプB:8ダメージ

・発情笛:▲「快楽値」+12(79)
★!お尻舐め:▲「快楽値」+4(83 レベル4へ)

素早い動きで二匹の淫魔を攻撃した山吹。
とはいえ短いながらもその間も笛の音は響いており、お尻は舐められている。
身体は絶頂しそうだが、なんとかそれを抑えながら、山吹は反撃したのだ。
とはいえ殴り終えた後、緊張が少し抜け、絶頂してしまうかもしれないが……

そしてインプもただ攻撃されただけで終わらなかった。
餓鬼の身体に直撃し、槍で貫かれながらもローターを山吹のビキニ内部に転移。
ぴっちりし、絶頂寸前の割れ目の筋に嵌るように卵型のローターがビキニ内部に出現する。
サイズのぴっちりさが災いし、割れ目にローターをぎゅっと押し付けてしまう。
ただし転移が精一杯であり、動いてはいないようだ。

そしてその状況を確認したインプA。
一気に数を減らされ、残っているのは自分と床下の鼠だけということに気がついたようだ。
咄嗟に笛から口を離すと、本殿入り口の上、天井付近の壁を体当たりで破壊し、逃げようとしている。
それに対し山吹は……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【文章的にはそこそこの長さですが、結構早く行動しているので時間的には瞬時です】
【ローターをアソコに転移させられましたが、スイッチは入っておらず】
【そして残ったインプは本殿内部から撤退を決めた模様】
【追撃するか、体勢を立て直すか、とりあえず鼠か……】

34山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/27(月) 21:25:15 ID:Cfl37FYo
>>33

・自然回復:△「体力」+1(14)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(21)
・淫気:▲「快楽値」+2(22)

「ふぅ……ッ❤❤❤ ふぅ……ッ❤❤❤ 儂の力は、美味かったかえ?❤ では、対価を頂くぞ……はっ!!」

(く、ぅ…❤❤❤ 耳を伏せれば、多少はしのげるが……やはり、キツイ……!❤❤❤
 早く対処するためにも、ここは纏めて……!)

要領は先程と同じ、餓鬼が張り付いた脚を曲げ、腕が届く範囲にまで寄せる
上体を捻り、勢いと強化された腕力を振るい餓鬼を殴り飛ばす!
それと同時に妖力槍を放ち、餓鬼を確殺する
その際、角度を調整してローターを転送しようとするインプ諸共刺し貫けるように――!

・妖力槍(水):▽「妖力」-2(6)
・オナニーを耐えながら攻撃:▽「精神」-3(41)

尻が床に嵌っている不安定な体勢で、上半身の捻りだけで最低限の勢いをつけ、強化された腕力で餓鬼を吹き飛ばす
同時に放たれた水の槍が餓鬼を貫き、真っ直ぐ結界前にのこのことやってきたインプの方向へ――

(――解除! 間抜けめ、無暗に間合いを詰めるからそうなるのじゃ)

それに合わせて結界が解除され、餓鬼を貫いたままの水槍がそのままインプに突き刺さる!

「ギッ!!!」

「……くっ、浅いか……ふぅ…❤ んっ、う……っ❤」

餓鬼とインプを貫いたまま真っ直ぐ突き進む槍は、二匹諸共壁に激突、派手な音を立てながら壁を破壊し、その向こうに消えていく
餓鬼は恐らく即死、しかしインプは仕留めそこなったことを直感し、山吹は悔し気に呟く
とは言え、これで直近の脅威は消えたはず
次はいい加減尻を引っこ抜き、立ち上がらねば……そんなことを考えて――

・餓鬼B撃破!
・インプB:8ダメージ

・発情笛:▲「快楽値」+12(79)
★!お尻舐め:▲「快楽値」+4(83 レベル4へ)
 →絶頂を堪える

「んっ、ひぁっ!?♥♥♥ く、ぅ…ぅ……!❤❤❤ こ、の…!❤❤❤」

(何時、までっ❤ 尻を、舐めるんじゃ……っ❤❤ しつ、こいっ♥♥♥
 ……っっ!?♥♥♥♥ く、ぉ……ぅう……!❤❤❤ こ、れは、ローター……やられた、か……っ♥♥♥)

餓鬼を倒し、インプを吹き飛ばし、残る脅威は笛を吹くインプと床下で尻を舐める何ものかだけ
身体は既に絶頂寸前、それを無理に堪えているような状況ではあるが……
それをダメ押しするように、吹き飛ばされたインプの悪足掻きが山吹を苦しめる
ビキニの中に転送されたローターが、ぐっしょりと濡れた割れ目に嵌り、ビキニのきつさも相まってグイグイと押し当てられてしまうのだ
既にちょっとしたきっかけで絶頂しかねないほどに追い詰められた身体は、この刺激に屈しそうになる

「はぁっ…!❤❤❤ はぁっ…!❤❤❤ はぁっ……❤❤❤ っ、にがす、ものか…っ!❤❤」

――それを、奥歯を噛み締めることで抑え込む
無理に堪えて制御できない絶頂を迎えてしまえば、それこそ隙を晒してしまう……適度に絶頂してしまった方が良い場合もあるだろう
しかし今、この瞬間は無理にでも堪えるしかない
何故なら、不利を悟ったインプが逃げの一手を打とうしているからだ
ここで逃がせば街へ降りてしまいかねない、そうなれば被害は人知れず増えてしまう
それを許容できない山吹は無理を押して妖力を練り、追撃のために快楽を抑え込み――――


行動選択
両手から妖力槍・風×2を放ち、インプAを攻撃する
放った直後尻を引き抜き、立ち上がる
インプAを倒せていれば入口から外へ出て、インプBを探し妖力針・雷でトドメを刺す
倒せていなければ入口から外へ出て、インプAが逃げた方向を確認する

思考
最速の風の槍を二本放てば逃がさず仕留められると予想している
インプを逃がすわけにはいかないと、無理をするつもりでいる

体勢
尻が床に嵌り、脚を投げ出している

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている
右脚に餓鬼が縋り付いている

乱数:3


【おまたせしたのじゃ〜】
【ネズミは無視! とりあえずインプは逃がすわけにはいかないのでちと執拗に追い打ちせねば……】
【とはいえネズミの追い打ちや、インプBの復帰が早くてローターを動かされたら即絶頂しそうではあるが】

35第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/09/27(月) 21:59:10 ID:KuYeLJQ6
>>34
山吹 体力14/15(9/+6) 精神力40/50(9/+9) 霊力21/30(2/+2) 妖力6/20(4/+4) 状態:正常
快楽値:85(快楽LV4) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(1) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・金剛:霊力1/R STR、VIT、快楽防御+2 体力回復値+1
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      ローター:陰唇
      影小僧(未確認)
      インプA B(外):9
      淫ら鼠(床下)

〜インプに妖力槍(風)*2:3+3=6〜(妖術+2 ST+5 快楽-4 ;補正+3)

絶頂を堪えながらも逃げ出そうとしているインプを捉えた山吹。
ここで逃がすわけにはいかない。
山吹は絶頂を耐えながら両手に妖力を集め、妖力槍での追撃を図る。

・自然回復:△「精神」+1(41)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(20)
・淫気:▲「快楽値」+2(87)

とはいえ流石に笛の音がなくなったとはいえ、お尻の刺激で絶頂しそうな状態であり、しかも薄いとはいえ漂う淫気は身体を疼かせる。
次々と襲いかかってくる絶頂の予感を堪えながら、山吹は妖力を手に……しかも両手に集め、2発動時に放とうとしているのだ。
快感で集中力が乱され、いくらか発動が遅れてしまう……

★お尻舐め:2(お尻3-1)+”1d4”(高いほど発射mでに感じる快感が強くなる)
 ※絶頂に耐えて精神-1(40)

そしてインプが脆くなった天井付近の壁に体当たりした当たりで、山吹はなんとか術を発射する。
最速の風の槍。
山吹の腕から放たれた妖力の槍は凄まじい勢いでインプへと飛んでいき、左手から放ったものはインプの背中に…
もう一発はインプの右足を裂きながら壁へと直撃する。
快感に耐えながらということもあって、一発は若干狙いが反れてしまったようだ。

・妖力槍(風)*2:▽「妖力」-4(2)
・インプ:8ダメージ
・絶頂を耐えながらの術行使:▽「精神」-1(39)

とはいえ一発は明らかにインプの身体に突き刺さり、大きなダメージを与えたことは確か。
だが体当たりと同時に直撃したことで、インプの身体は壁を突き破り、本殿の外へと落下していってしまった。
これではインプを仕留めたのか、外に出なければ確認できない。

ともかくどちらのインプを倒すにも、立ち上がらなければ……
山吹はどんどん近づく絶頂に耐えながら、両手を床に付きながら嵌ったお尻を床穴から抜き立ち上がる。
だが、鼠の舌は山吹から離れず、更に伸ばして山吹の唾液まみれになっているであろうお尻を撫で回す。
いや、山吹のお尻が床の穴から抜けると、舌はそのまま会陰をこすりながら、正面側へとまわり、ローターで盛り上がった部分を舐めながらぎゅ…ぎゅ…と押し込み、
それはまるで舌でローターを腟内へと突っ込もうとしているかのようだった。

★!股間愛撫:4(膣口3-1 お尻3-1)+”1d2〜6”(高いほど舌の動きが巧みになる)

立ち上がりかけていたところにこの刺激……
インプ撃墜のこともあって、わずかに隙が見えてしまい、絶頂してしまうかもしれない。
なんとか耐えられるだろうか?


〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【壁に直撃と同時に槍があたった感じです】
【そのまま槍が刺さりながら、壁を突き破って外へ転がり落ちる…って感じです】
【息絶えたかどうかは、見てみないとわからないですね】
【そして立ち上がったことで、お尻以外も舐められるようになったのでこれ幸いと股間攻撃開始の鼠】
【この鼠、結構活躍している気がしないでもない】

36山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/03(日) 15:05:38 ID:E/lkHbeo
>>35

・自然回復:△「精神」+1(41)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(20)
・淫気:▲「快楽値」+2(87)

「っく、ぅ…んっ❤❤❤ ふぅ…っ!❤❤❤ はぁ…っ!❤❤❤ っっっ――――!!❤」

(耐え、るのじゃっ♥♥♥ ここ、でっ、イク、わけに…は……っっ!♥♥♥♥)

バチバチと脳裏で光が弾け、身体から力が抜けていく
無理矢理絶頂しそうな快感を抑え込んだ反動か、涙がジワリと滲んで視界が歪む
必死に落ち着けようとする呼吸も乱れて、ともすれば甘い悲鳴を叫びそうになる
――それでも、山吹は折れない
両手に妖力を集め、練り上げ、術式を構築し、逃げようと身を翻すインプを鋭く睨み付ける
ここで逃がせば恐らく神社の外へと逃げ出し、傷を癒すために潜伏するだろう
そうなれば見つけ出すのは困難で、傷が癒えれば今度は一般人が狙われる
それを許すわけにはいかない、山吹は今にも絶頂しそうな快感を抑え込み、細く息を吐いて妖術を組み上げる――――

★お尻舐め:2(お尻3-1)+”1d4(4)”=6(93)
 ※絶頂に耐えて精神-1(40)

「――――っ、ふぁ、んんっ!?♥♥♥♥」

そうして紡いだ風の槍を、両手に沿って狙いを定め、インプに向けて発射しようとした時……床下から尻を舐める舌が、尻たぶを伝う愛液をべろりと舐め上げた
それに気が緩み、狙いが微かに乱れた瞬間――風の槍が発射される!
二本の槍は風の属性に相応しく、最速でインプ目掛けて跳んでいく
しかし快感で集中を乱した瞬間であったことで、その狙いは微かにずれてしまっていた

・妖力槍(風)*2:▽「妖力」-4(2)
・インプ:8ダメージ
・絶頂を耐えながらの術行使:▽「精神」-1(39)

「はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ く、ぉ……❤❤❤ んっ……う……!❤❤」

仕留めきることは出来ず、しかし大ダメージを与えたことは間違いなく……
逃がさないためには確実にトドメを刺す必要がある、山吹は脆い床を突き破らないように、慎重に力を籠めて身体を起こしていく
お尻を抜き、微かに震える脚に鞭打って、ゆっくりと立ち上がる
しかし床下から伸びる舌は執拗に、念入りに、何処までも何時までも追いかけてくる
その上、床に嵌っていたことで尻しか舐められなかった舌は、尻が引き抜かれたことで今度は前へとその舌を伸ばす

「ぁんっ!?♥♥♥♥ しまっ、っっ!!?♥♥♥ くひっ!?♥♥♥♥
 ふぁ、ああ、あっ!?❤❤❤❤❤ ぁあっ!!❤❤❤❤❤ ぁ、ああぁぁぁぁ――――っっっ!!??♥♥♥♥♥♥」

愛液を舐め取り、ビキニにその影を浮かび上がらせるローターに触れ……あろうことか、そのまま押し込むように力を加える
ぴったりと閉じた割れ目に卵型のローターが食い込み、微かに押し開かれた割れ目から愛液がしたたり落ちる
ただでさえ絶頂を堪え、必死に抑え込んでいたそこへ加わる刺激に……さしもの山吹と言えど、我慢の限界に達した
腰を震わせ、上体を倒して身体を抱き締めるように自らの肩を抱き、身を縮こまらせるように絶頂に震える金髪の美少女
ギュッと強く閉じられた瞼、甘ったるい声を上げる唇、床下から伸びる舌を楽しませるように溢れてしまう愛液……
ガクガクと震える身体で必死に姿勢を保ったまま、山吹は深くイった衝撃に耐え続けていた……

★!股間愛撫:4(膣口3-1 お尻3-1)+”1d2〜6(4)”=8(101 快楽Lv5)
 →強制絶頂! 初期快楽値10 快楽Lv0

「っく、はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ っ、ぁ……お、のれ…ぇ……!❤❤❤」

――そうしてしばし、ようやく言葉を発せる程度に落ち着いたころ、山吹は悔し気に悪態を吐く
己への不甲斐なさ、しつこい淫魔の舌への怒り、インプを逃がさないという使命感
様々な思惑を混ぜ合わせ、山吹はキッ! と鋭い視線を床下へ送る

(くっ……この舌もどうにかせねばならんが、今は……っ! 相手にしておる余裕が無い……!)


行動選択
入口から外に出て、インプAとBが飛んで行った方向を確認する
インプAかBが倒れていたら妖力針・雷でとどめを刺す
見つからなければ周囲や上空を確認し、捜索する

思考
しつこく尻や前を舐る舌に怒りを抱いているが、後回しにせざるを得ない状況に歯噛みしている
インプは確実に仕留めなければと考えている

体勢
身体を軽く前に倒し、両手で自分を抱き締めるように腕を回している
内股気味で立っている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている

乱数:9


【おまたせしたのじゃ〜】
【インプ二匹とも視界外に逃がしてしまったのが痛いのう、さっさとトドメを刺したいところじゃが……】
【ネズミは正直優先度が低いせいで好き放題にさせてしまっておるのう】
【この強制絶頂がインプ共への援護射撃にならねば良いが……】

37第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/03(日) 17:12:16 ID:4usojEHM
>>36
山吹 体力12/15(4/+6) 精神力38/50(9/+9) 霊力20/30(4/+2) 妖力2/20(8/+4) 状態:正常
快楽値:10(快楽LV0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(1) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・金剛:霊力1/R STR、VIT、快楽防御+2 体力回復値+1
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      ローター:陰唇
      影小僧(未確認)
      インプA(東):8 B(北):9
      淫ら鼠(床下)

〜外にでてインプを索敵:9+1=10〜(ST+4 余韻-3 ;補正+1)

舌舐めで激しく絶頂してしまう屈辱の元大妖。
しかし、この鼠にかまけている時間は無い。
まずは外に吹き飛ばしたインプの状況を確認しなければ……
山吹は絶頂直後にも関わらず脚に力を込めて身体を動かす。

・練気法・金剛:▽「霊力」-1(19)
・淫気:▲「快楽値」+2(12)

なんとか倒れず内股で絶頂を味わった山吹。
足を動かし、この場から離れ右手にある本殿の入口へと向かおうとする。
流石に並の女ならば崩れ落ちてしまうほどの絶頂であったこともあり、脚はふらつく。
しかし、上手く身体のバランスを保ちながら、また、絶頂しても途切れることなかった強化術の恩恵で、なんとか倒れること無く山吹は動き出す。
絶頂しても強化術を中断しなかったのはまさに大妖の面目躍如たると言える。

そして今いる場所を離れれば流石にそこまで舌を曲げ伸ばすことは、鼠にはできぬようで、股間のいやらしい舐め回しからは開放された。
だが、舌舐めによりローターは山吹の膣口を捉えわずかに押し開いていた。
そのローターが動き出した山吹の動きに合わせて絶頂直後の膣口に食い込む。
ビキニにぴっちり固定され、正確に膣口を捉えて、足を動かすたびに、むにゅ…むにゅ…と押しつけ食い込むのだ。
幸い、膣内奥深くにまでは入らないようだが、絶頂直後で敏感な秘所は、自身の動きに合わせて、快感を発してしまう……

・ローターが食い込む:▲「快楽値」+”2d4”(高いほど食い込みが激しくなる)

その快感に耐えながら、山吹は本殿を出て外、縁側部分まで戻ってくる。
幸い扉は開けっ放しだったので、素早く外に出ることに成功する。
そして周囲を伺えば山吹の左前方の地面にインプが転がっているのを発見する。
おそらく先程撤退するところを追撃したインプだろう。
僅かにだが手足が動いており、瀕死そうではあるがまだ生きているのを確認できる。

それを見た山吹は素早く行動に移る。
指を素早く伸ばすと妖力を集中。
残りは少ないが、まだ妖術は使える……
そして電撃の妖力針を素早く発射する。

・妖力針(雷):▽「妖力」-1(1)

雷撃の光を帯びた妖力の針はそのまま横たわるインプへと向かい、その身体に突き刺さる。
すると悲鳴無くインプは身体を激しく痙攣させる。
それは電撃による痙攣。
そしてその一撃は瀕死のインプを息絶えらせるには十分であろう。

・インプAを撃破!

38第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/03(日) 17:12:26 ID:4usojEHM
残るはもう一匹のインプ。
おそらくは本殿外北側にいると思われる。
山吹はそちらに脚を動かそうとするが……

ウィィィィン……

ついにローターが起動する音が山吹の耳に聞こえ、それと同時にビキニ内部の膣口に振動快楽が襲いかかる。
やはりもう一匹のインプは生きていて、スイッチを入れたようだ。
しかも起動し振動はどんどん強くなっていき、中程度の振動で震えている。
さらにそれと同時に両足首を何かが掴む。
山吹が足元を確認してみれば、足元に水たまりのように真っ黒な影が広がり、そこから伸びた2本の手が足首を掴んでいる。
さらに脚の少し正面側から真っ黒な小さな顔のような影が生え、目はないというのに、視線のようなものをそれから感じる。
と同時に感じる膣口への振動とは違う快感。
見られた場所を疼かせる淫魔の技「淫視」だ!
また掴まれている手からも小さな快感が流し込まれているようだ。

これは真っ黒な影の淫魔影小僧だ。
隠密に優れた淫魔で、どうしても先手を許してしまう相手だが、その能力は低い。
黒いのっぺらぼうのような顔をしているが目はあるようで、それを使った淫視と、掴みによる軽い拘束とそこから快感を流し込んでくるという技を使ってくる。
装備なしの場合はその快感も無視できないのだが、退魔装備ならば、完全に防げはしないものの低減することができ、脅威度は低い淫魔だ。
現にローターと淫視に快感注入を受けている山吹だが、簡単に振り解けそうだ。
だが、言葉を発さぬゆえに山吹は気が付かないが、影小僧の透視により、山吹はビキニ内部をたっぷり見られており、
絶頂してから休むこと無く快感を与えられ、今はローターの振動で嬲られ、卑猥な視線を疼かされている陰唇を、山吹はたっぷり見られているのだ。

・ローター(中):▲「快楽値」+4
・淫視+快楽注入:▲「快楽値」+”1d2〜5”(高いほど視線と流される快感が強くなる)
・影小僧確認!

ともかくどうしようか?
振りほどき、インプの始末を優先すべきか、この影小僧を先に処理すべきか……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【脚の動きに合わせてぴっちりビキニに押さえられたローターが食い込む!】
【そして動き出したローターにやっと姿を表した影小僧】
【なお言葉を発しない上、あまり強くないので、実はその生態がよくわからない影小僧】
【潜んで戦闘中の退魔師をローアングルで眺めたり、余裕そうな戦いをしながらも股間を濡らす退魔師を見るのは好きという趣味を知る存在は、人間側はいないのだった】
【ちなみに快楽防御さんがしっかり仕事しているのでローターの刺激は低め】
【実際は10くらい増えますが、防御6なので4になってます】

39山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/07(木) 07:46:03 ID:ch39EYtE
>>37-38

・練気法・金剛:▽「霊力」-1(19)
・淫気:▲「快楽値」+2(12)

「っん、ぁ…く、ぅ…❤❤❤ はぁ…❤❤❤ ふぅ…❤❤❤ ふぁ、ぁ…んんっ❤❤❤」

(あとで、必ず相手をしてやる…から、今は、大人しくしておれっ! ……くっ、しつこい……っ❤❤)

限度を超えた絶頂を味わい、膝を震わせて快楽の余韻を堪える山吹は、愛液を太腿に滴らせながら脚を進める
肉体面は鍛錬が足りないとはいえ、精神面は百戦錬磨の大妖怪、この程度の絶頂で調子を崩してしまうことはない
無論、身体は疲労を溜め込み、絶頂の余韻は足腰から力を奪っている
それを身体強化の術で補い、しつこい舌を振り切るように歩みを進めた
インプを逃がすわけにはいかない、早急に生死を確認しなければマズイのだ
空を飛べるインプの行動範囲は、地を這う淫魔と比べれば段違いに広い
ここで逃がせばほぼ追いつけず、隠れ潜んだら見つけられまい
故に確殺、逃がさずこの神社の敷地内で息の根を止めてしまいたいところなのだが……

・ローターが食い込む:▲「快楽値」+”2d4(3+4=7)”(19)

「ふぅ…❤❤❤ ふぅ…❤❤❤ っん、ぅ……ふぁっ♥♥♥」

一歩足を前へ、するとサイズの小さめなビキニに押さえつけられたローターが、割れ目に食い込むように動いてしまう
ローターの本分である振動よりはましだが、絶頂直後の敏感な割れ目を常に刺激されるのは、それはそれで辛い
まして、優先度の関係でローターは後回しにせざるを得ない以上、わかっていてもこの快感を耐えるしかないのだ
小さな、ウズラの卵程度の大きさのローターだが……それがビキニに抑え込まれ、零れ落ちることも出来ない
床下の淫魔の舌で押し込まれ、割れ目に軽く潜り込んだローターは、そこにあるだけで刺激を生む
歩く度に足を動かし、ビキニが足の動きでよじれ、ローターが微かに位置を変え、それらが快感となって山吹を昂らせて……
吐息は甘く、快感に顰められた表情は色気が漂い、紅潮した肌は艶やかで、太腿を伝う愛液は淫靡に過ぎる

――それでも、山吹の脚を止めるには程遠い
長い時を生き、膨大な経験を積み、鍛え上げられた精神はこの程度の辱めでは止められない
流石に平時よりは歩みは遅いが、それでも止まらない歩みは容易く山吹を室外へと到達させる
縁側に出て周囲を見渡せば、そこには瀕死になりながらも藻掻いているインプの姿があった

「ふー……❤ ……何時までも、苦しむのは辛かろう? 今、楽にしてやろう――――雷よッ!」

それを目にした山吹は、スッと目を細めてゆらりと右手の人差し指を突きつけ、瞬時に妖力を練り上げる
パチパチと静電気の弾ける音が周囲に響き――次の瞬間には、雷の針が辛うじて息のあるインプの身を貫いていた……

・妖力針(雷):▽「妖力」-1(1)

・インプAを撃破!

(まずは一匹……恐らくこやつは先程の笛を吹いていたやつじゃな
 となると、ローターを飛ばしてきた奴は――)

バチバチと弾ける雷の音が響き、穿たれたインプの身体が痙攣する
それは電撃の痙攣でもあり、断末魔でもあり……何れにせよ、瀕死のインプにトドメが差されたことに変わりはない
山吹の意識はすぐに別のインプ……最初に吹き飛ばしたローターを転移させたインプに切り替わる
角度的に北に吹き飛んだインプは、逃げていないのならばそちらに居るはずだが……

40山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/07(木) 07:46:14 ID:ch39EYtE
>>39

ウィィィィン……

「っひぁ、んうぅっ!?♥♥♥ なっ、こや、つ、は……っ!?♥♥」

(ローターが、動いて……っ❤ やはり、インプは、まだ……ッ!? 新手!? これは……影小僧、じゃと……っっ♥♥♥
 っう、ぁ…くぅ…!❤ 見られておる場所に、快感が……淫視、か……っ♥♥)

本殿の北、もう一匹のインプは恐らくそちらへ吹き飛んだはずだ
そう考えて視線をそちらへ向けた、その瞬間――頭頂の狐耳がピクリと跳ね、ローターの振動音を捉えた
それと同時に股間で生まれた快感に、思わず山吹は腰を引いてしまう
太ももを擦り合わせるように足を閉じ、振動に襲われる股間を逃がすように腰を引き……しかしビキニの内側で生まれる振動からは、そんな動きで逃げられるはずもない
反射的に逃げた腰を悶えさせ、振動するローターにインプの生存を確信し、対処すべく思考を回そうとして――新手の乱入に、山吹の思考はそちらへ寄せられた
足下に広がる影、そこから伸びる手が足首を掴み、脚から流し込まれる快感と見られているとハッキリわかる感覚
更にはその視線に快感も伴っているとなれば……山吹は悠美と共に戦った経験から、この淫魔が影小僧であると看破する

・ローター(中):▲「快楽値」+4(23 快楽Lv1)
・淫視+快楽注入:▲「快楽値」+”1d2〜5(5)”(28)
・影小僧確認!

「ふぁ、ん、ぅ……っ❤❤ こ、の…っ❤ 邪魔しおってからに……ん、ぁっ❤」

遠くにいるインプを追うか、振動するローターを取り除くか、脚を掴む影小僧を討つか……差し当たって山吹が選べる選択肢はこの三つだ

(果てたばかりじゃ、今しばらく身体に余裕はある……金剛も維持しておけばローターはさほど脅威ではない!
 となれば、まずは影小僧、貴様を討ってからインプを追わせてもらおう……!)

その中で山吹が選んだのは影小僧の撃破……足下に広がる影の闇から覗く顔らしき影と、足首を掴む手を睨み付ける
妖力が心許ない今、妖術では倒しきれないだろう
となれば体術しかないが、影の中に潜り込まれれば面倒だ
故に山吹は手札を一枚切ることを決める……封魔の血、魔に属するものを等しく弱体化させる肉体由来の力を解き放ち、電撃戦を敢行するのだ

(淫魔は物理耐性を持つ、ならば弱体化させれば良い、さて……封魔の力、試してみるかのぅ?)


行動選択
AS・封魔結界を発動、影小僧の手を振り払い、影小僧の顔に震脚を放つ
影小僧の顔が見えている限り、倒れるまで連続で蹴り続ける

思考
封魔の力で弱らせ、体術で畳み掛けようと考えている
影に潜られれば面倒になるので、速攻で攻めるつもりでいる

体勢
左手お腹を、右手で胸元を庇うように構えている
内股気味で立っている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ〜】
【ローターはまだ余裕があるから後回し、正直後回しにはしたくないが仕方ないのじゃ】
【妖力が足りないから震脚連打じゃな、ほぼ地面に顔しか出してないとなると打てる手が少ないのう】
【妖力があれば足裏から妖術を打ちこんで震脚と同時攻撃とか考えておったんじゃが】
【さて、封魔結界が上手く機能してくれればいいが……下手したらインプも結界内に取り込まれて、弱体化に驚いて逃げるかもしれんのじゃよなぁ】

41第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/07(木) 12:15:46 ID:pgj/srZU
>>39-40
山吹 体力12/15(9/+6) 精神力38/50(9/+9) 霊力19/30(6/+2) 妖力1/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:28(快楽LV1) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(1) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・金剛:霊力1/R STR、VIT、快楽防御+2 体力回復値+1
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      ローター:陰唇
      影小僧
      インプB(北):9
      淫ら鼠(床下)

〜封魔結界を展開し、震脚で影小僧を攻撃:5+7=12〜(封魔術+1 ST+8  快楽-1 余韻-1 ;補正+7)

外のインプAにトドメを刺した山吹だが、転移させられたローターが動き出し、しかも足首を突如現れた影小僧に掴まれてしまう。
だが山吹は奇襲と快感に耐えつつも山吹は、素早く思考を回し、このあとの対応を決める。
自身の封魔術がどの程度淫魔に効くかを見定めるためにも、山吹は霊力を練り、素早く封魔結界を展開する。

・自然回復:△「精神」+1 △「妖力」+1(2)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(18)

余韻が僅かに燻るとはいえ、そこは山吹。
類まれなる精神力を発揮し、素早く術式を構築し霊力を流すと、即時に封魔の結界を展開する。
自身の封魔の血が結界の発動と同時に覚醒するかのように強化され、山吹自身もかつての大妖怪ということもあって、血の強化をしっかりと感じられる。
そして足を掴む影小僧も結界の影響下にあり、足を掴む力も弱まっている。
また、山吹は気がついていないが、影小僧の透視能力も弱体化しており、ローターで嬲られる媚肉も見えなくなっていた。

・封魔結界:▽「霊力」-1(17)

結界の発動も可能。
自身の弱体化は認められず。
淫魔の能力は低下。
封魔結界は問題なく有効に機能しているようだ。
ならば次は逃げられる前に素早く倒す。

山吹はローターの振動に耐えながら足に力を込め、振り払うように脚を上げる。
もとより影小僧の腕力は小さく、弱体化していることもあって簡単に振りほどける。
問題はそれよりもローターの振動。
ぴっちりしたビキニに押さえられているので、振動はより強く響き渡り、しかも脚を上げたことでさらに食い込む。
ローターの感触をより陰唇と膣口で感じてしまい、振動もより響いてくる。

・ローター(中):▲「快楽値」+”1d4〜7”(高いほどローター振動がより強く響く)
・淫視+快楽注入:▲「快楽値」+”1d4”(高いほど視線と流される快感が強くなる)

とはいえ耐えられぬほど、立っていられるほどではない。
山吹は快感に耐えながらも一気に脚を影へと落とし、震脚を放つ!
ブーツに包まれた美脚が床板に広がる影へと一気に蹴りつける。
すると弾力ある何かを潰したような感覚を脚に感じ、流される快感も視線の熱も消えていく。
ダメージはあり、致命傷のようだ……
だが、インプのことを考えるに、瀕死の状況で逃げ出す恐れもある。
山吹は確実に影小僧を倒すべく、再び脚を上げると何回も何回も影小僧に震脚を放つ。
ローター振動に耐えながら……

一発…二発…三発……
連続で脚を上げ踏み抜くを繰り返す山吹。
その都度足の動きでローターの振動が並のように伝わり、甘い快感が腰を蕩かそうと襲いかかる。
それに耐えながらの連撃で、影小僧の身体は床に広まる血溜まりのように広がっていく。
そして四発目の蹴りを放ったところで山吹のブーツは床板をバキッと軽く貫くように穴を開けてしまう。
幸い足を取られないよう、素早く脚をあげ姿勢を維持したが、また建物の一角を壊してしまった。
だが足元を見れば黒い水たまりのように広がった影がどんどん消えていく。
どうやら影小僧は息絶えたようだ。

・ローター(中):▲「快楽値」+”2d4〜7”(高いほどローター振動がより強く響く)
・影小僧撃破!

残る淫魔はおそらくこのローターを転移させたインプだけだろう。
今まで倒してきた敵の数と神社の淫気を考えると、このインプとあの鼠がおそらく最後、他に残っていたとしても1〜2匹程度と考えられる。
インプは本殿外、北側にいると思うので、今の位置からは死角。
それゆえ姿は確認できない。
このローターを除くべきか、インプの確認を優先すべきか……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【十分有効な美脚の踏みつけ】
【確殺を取るため連続で放ちましたが、まあローターの刺激が結構クルよね】
【なおインプ君は割と瀕死なので逃げる余力はない模様】
【結界の方は、山吹さんの出自的に、自身に影響はないけど、大妖怪の名残で発動しているのが分かる感じです】

42山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/10(日) 17:03:43 ID:2//KbA5.
>>41

・自然回復:△「精神」+1 △「妖力」+1(2)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(18)

「ふーっ…………邪なるもの、その活動を禁ずる!」

パンッ! と乾いた音を鳴らし、山吹の鋭い声と柏手が周囲に響く
両手を打ち鳴らしたその音を基点として、山吹の血――風間の一族が持つ封魔の力を解放、半径10mの範囲を結界で覆っていく
封魔結界、その効果は魔に属するものの弱体化……即ち、足元に潜む影小僧と本殿地下の淫魔、範囲内であればインプも含まれている

(封魔術は悠美を見てきたが、儂自身が行使した回数が少なすぎる……この機会に少し使い勝手を試さねば……!)

・封魔結界:▽「霊力」-1(17)

「さて……覚悟はいいかのぅ? まぁ……っん❤ …答えは、聞かんのじゃがなっ!」

結界が発現し、脚を掴む影小僧の力が弱まったのを感じ取る
見た目で分かるような変化が起きたわけではないが、丁度脚を掴まれていたのはある意味幸いだったのだろう
正しく封魔結界が機能したことを確認し、山吹は足首を掴む影小僧の手を振り払うように、右足を大きく振り上げる
このまま脚を下ろす勢いを活かし、足元の影小僧に渾身の震脚を叩き込んでやるつもりなのだ
――しかし、その動きには当然ながらリスクが付き纏う
サイズが小さく、ただでさえ股間に食い込み気味のビキニの内側にあらわれたローター
それが脚を振り上げたことでさらにきつく股間に食い込み、割れ目を押し開いている
入口が押し広げられ、抑えが緩んだ割れ目からは愛液が滲みだし、むっちりとした肉付きの良い太腿をねっとりと愛液が滴り伝う
ましてこのローターは絶賛振動中であり、練気法で軽減しているとはいえ振動による快感は馬鹿には出来ず、じわじわと山吹を昂らせていた……

・ローター(中):▲「快楽値」+”1d4〜7(6)”(34)
・淫視+快楽注入:▲「快楽値」+”1d4(4)”(38)

「――ふっ!! っ❤ せいっ!! …んんっ♥♥ ふぅーっ……はっ!!」

脚を振り上げ、体重を掛けながら振り下ろす
そんな単純な動作に重心移動や身体のひねりを加えて威力を増し、何度も何度も影小僧に叩きつける
山吹の体重や筋力を傍から見た限りでは、想像できないであろう重い音を立てて震脚が縁側を震わせていた
無論、山吹も無傷では済まない
脚を振り上げる度にローターが食い込み、震脚を叩きつければ振動がローターの振動と相まって陰唇を妖しく震わせる
気合を入れる呼気の合間に甘い声が零れ、もじもじと腰が快感に震えそうになるのを堪え、歯を食いしばって震脚を繰り返す
我を忘れるほどの快感ではない、無視して震脚に集中できなくもない程度の快感で、けれどいくら小さな快感であるとはいえ、蓄積されれば馬鹿には出来ない

「っ…♥♥ いか、ん……振動が、く、ぅぅ…っ❤❤」

山吹は処女ではない、とはいえ経験豊富という程でもない
膣内に異物を受け入れた経験として見ればほんの1〜2回、男性や淫魔を受け入れたことはなく、そう言う意味では処女と言える
とは言えそれは肉体に限っての話で、前世も含めれば山吹の経験は豊富という言葉ですら足りないほどなのだが……
ともあれそんな未経験に近い肉体は、当然のように陰唇もきつく閉じてしまっている
それでも、大きく足を開けばどうしても入口を開いてしまうのは仕方がないことだ
人体の構造上、どうしても避けられないそれは……今この場では、山吹にとって不利に働いている
震脚のために何度も何度も足を振り上げ、勢いをつけて踏み込み、それを繰り返す
その動作の度に微かに口を開く陰唇に押し付けられたローターは、きつく食い込むビキニに押されて割れ目にじわじわと食い込んでいく
そして止まらない振動と食い込むローターが、確実に山吹の快感を引き出していて……それは段々と無視できないほどに山吹を昂らせつつあった……

・ローター(中):▲「快楽値」+”2d4〜7(7+7=14)”(52 快楽Lv2)
・影小僧撃破!

「ふー…っ♥♥ ふー……っ♥♥ これ、以上は……ちと、まずいか……んっ、くぅ……❤❤」

そうして幾度か震脚を繰り返した果てに影小僧を打ち倒したものの、身体の昂ぶりも絶頂が垣間見えるようになりつつある
このままインプを追うのは良いが、今の状態では追いついたころにはもう一押しで絶頂してしまう有様で……場合によっては大きく隙を晒してしまうだろう
ならば、選ぶべき選択肢は決まっている

(やはりインプは侮れん、強くはないが、鬱陶しいことこの上ない……っ❤
 ローターを取り除いて、このまま果てることを避けるのが先か……この隙に逃げられでもすれば、笑えもせんのぅ……っ❤)


行動選択
ビキニをずらし、ローターを取り除く
ビキニを戻して練気法・金剛を解除、練気法・韋駄天を使用してからインプがいるはずの北側へ急ぐ
インプの姿を確認したら妖力針・風で即座に攻撃する
封魔結界は解除する

思考
インプの厄介さを改めて認識し、歯噛みしている
追いつけさえすれば即座に倒せると思い、その補助に韋駄天を使おうと考えている

体勢
左手お腹を、右手で胸元を庇うように構えている
内股気味で立っている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ〜】
【影小僧にとっては愛液が太腿を伝う美脚に踏みつけられる、それも特等席で濡れた股間を見ながら……ご褒美じゃろ?】
【しかし……思った以上に妖力に余裕が無いのう、今後は格闘戦も積極的に絡めていかねばガス欠が怖いのじゃ】

43第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/10(日) 17:55:39 ID:4KJZ7cTE
>>42
山吹 体力12/15(3/+6) 精神力39/50(9/+9) 霊力17/30(8/+2) 妖力2/20(2/+4) 状態:正常
快楽値:52(快楽LV2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(1) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・金剛:霊力1/R STR、VIT、快楽防御+2 体力回復値+1
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      ローター:陰唇
      インプB(北):9
      淫ら鼠(床下)

〜ローターを取り北側へ:5+1=6〜(ST+3 快楽-2 ;補正+1)

突如現れた影小僧を倒した山吹。
しかしその間も振動するローターに嬲られ、山吹の身体はどんどん昂ぶっていく。
流石にこのまま放置は拙いと考え、まずはローターを外すことにする。

・自然回復:△「体力」+1(13) △「精神」+1(40)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(18)

封魔結界を解除しながら山吹はスカートの中へと手をのばす。
左手でビキニをずらして右手を伸ばしてローターを掴む。
グローブ越しに濡れた感触が伝わり、肌にはラバー質のグローブの感触が伝わる。
人気の無いところではあるが、流石に外で水着をずらすのは……
そして愛液を流してしまっていることに羞恥と屈辱を感じてしまうかもしれない。

・羞恥:羞恥を感じた場合、▲「快楽値」+”1d3”(高いほど強い羞恥を感じる)
・屈辱:屈辱を感じた場合は精神-1

剥き出しになった秘所。
ビキニがずらされ剥き出しになった絶頂経験後のそこから愛液を垂らす中、山吹は振動ローターを掴む。
快感を感じているとは言え、この程度のローターならば掴むことは可能。
滑って失敗しないようにしながら、山吹はそれを掴むと投げ捨てる。
これで振動快楽に悩まされずに済むだろう。

・振動ローター:▲「快楽値」+7(59)

山吹はビキニを戻すが、ぴっちり食い込み水着だ。
ぎゅっと振動に晒された場所に戻ると食い込んで、山吹に小さな快感を与えてしまう……

・ビキニが食い込む:▲「快楽値」+1(60 レベル3へ)

44第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/10(日) 17:55:49 ID:4KJZ7cTE
さて、これでローターの除去は終わった。
早くもう一匹のインプを確認しなければ!
山吹は俊敏性の強化を図るべく練気法を金剛から韋駄天へと素早く変更。
問題なく強化術の変更ができたことを確認すると、強化された脚力で縁側を駆け、北側へと向かう。
ただ、強化された脚力とは言え、快感の影響は消えない。
乱れる呼吸に若干ふらつく脚が、自身の身体が絶頂に近いということを嫌でもわからされてしまうのだった。

・練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(17)

さて、強化された脚で縁側を駆け、本殿の北東角を抜ける山吹。
インプの姿を確認すると……縁側から少し離れた地面にインプが仰向けで横たわり、その傍には消えかかっている餓鬼の死体が転がっている。
無論本殿の壁には山吹の攻撃で破られた穴が開いている。
大きなダメージを受けているのは見ても明らか、右手にはリモコンのようなものを持っているのが確認。
動くことはできなかったが、なんとか腕を動かしローターを起動、一矢報いたといったところだろうか。
そんなインプを確認しながら山吹は素早く妖力を指に集める。
妖力の残量は残り少ないが、まだこの程度の術ならば行使できる!
山吹は、指に妖力を集めると、速射性の高い妖力針・風を発動する。

・妖力針(風):▽「妖力」-1(1)

瞬足とでもいうべき速度で放たれる針。
それはインプをしっかり捉えて飛んでいき、その急所へと刺さる。
もはや虫の息であったインプにとって、これはトドメとなるだろう。
インプはそのまま完全に動きを止める。

・インプB撃破!

しかし、山吹にまだ休む機会は与えられなかった。
インプ攻撃のためインプの方を向いていた山吹の背後から舌が伸び、むちっとしたお尻をいやらしく舐めあげる。
その正体は床下にいた淫ら鼠だ。
鼠は山吹が移動すると同時にまた動いており、縁側下部を通って、外へと出ていたのだ。
そして山吹の後方へと回ると、山吹の下半身をローアングルで眺めながら舌を伸ばし、ビキニに包まれたお尻を舐め回したのだ。
巧みな舌使いで性感帯の一つともいうべき豊満な山吹のお尻をいやらしく、ねちっこく這い回るネズミの舌……
だが、確認した敵の中ではこれが最後の一匹。
淫魔の気配も薄らいでおり、規模的にはこの淫魔以外は残っていないか、残っていたとしてもあと僅かなはずだ。

★お尻舐め:2(お尻3-1)+”1d3〜9”(高いほど舐め方が激しくなる)

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【もう死んでいるか、死ぬ直前かはわかりませんが、とりあえずトドメを指すことに成功】
【ただその背後から残る鼠の舌攻撃】
【鼠は最初のインプがでてきた穴を通って境内の床下→縁側下→外って感じで移動してきました】
【インプの方、向きとしては北西方向を向いている山吹さんの背後から攻撃してきた感じです】
【なお山吹さんは縁側の上に乗っており、鼠は地面なので高さもあります】
【縁側の下からではないので、振り向けば姿は確認できます】

45山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/16(土) 23:04:18 ID:ue0w1Zbc
>>43-44

・自然回復:△「体力」+1(13) △「精神」+1(40)
・練気法・金剛:▽「霊力」-1(18)


「ふ、ぁ……っ❤ っ、く…ぅ……!❤❤ はぁ…っ♥ はぁ…っ♥」

残るインプはあと一匹、ローターを転移させたインプだけだ
痛打を与えた以上、瀕死か、それに近い程度のダメージは負っているはず
ならばトドメを刺すだけ――なのだが、だからこそ山吹はここで拙速よりも巧遅を選んだ
即ち、スカートの下、ビキニの中で震えるローターを取り除くことを選んだのだ

(っ、んぅ…❤ この、程度、で……っ♥♥ こんなにも、感じてしまう、とは……❤❤
 やはり、ちと、刺激に弱すぎる、のぅ…♥ まぁ、仕方あるまい……そう思う他、ないのじゃ……ふぅ…❤
 淫魔の女を快楽に堕とす手管は恐るべきものじゃ、本能も才能も執念も、何もかもがその為だけに使われておる……くわばらくわばら……)

くちゅり、スカートの下に手を伸ばし、ビキニをずらせば粘着いた水音が山吹の狐耳に届く
絶頂させられ、敏感な割れ目をローターに責められ、快感を覚えた証の愛液の音……それを理解して、山吹は内心で苦笑を噛み殺す
元より悠美と共に淫魔と戦ったことで、淫魔の特性である快楽責めの恐ろしさは身に染みている
女を快楽で責め嬲り、堕とす――その一点において、淫魔の恐ろしさはたとえ山吹であっても侮れるものではない
それを理解しているが故に、この程度で屈辱も感じないでいられるのだ
そうでも無ければ大妖怪の矜持が傷付き、怒りに歯を噛み締めていたことだろう
まして、濡れそぼった秘部を外気に晒し、そこを責める淫具を手指を濡らしながら除去するなぞ……羞恥に打ち震えてしまっていたかもしれない
べっとりと愛液に塗れたローターを一瞥もせずに投げ捨てながら、山吹はビキニを整えて息を吐く
これがたぬ吉などの淫魔以外の存在や、悠美のような味方であれば、目前でビキニをずらすなどというはしたない真似に羞恥の一つも湧くというものだが……
誰もおらず、いたとしても淫魔のみという状況では、数多の経験を積んだ老練たる山吹が生娘のように照れることはない

・振動ローター:▲「快楽値」+7(59)

「っ♥♥♥ んっ、く……ふぅ❤ はぁ……❤ ん、っくぁ……❤❤」

(――――よし、次じゃ)

ビキニを戻し、整える……そんな些細な刺激にさえ込み上げる快感に、微かに吐息を零しながら……山吹は瞼を伏せる
人並外れたその美貌を薄っすらと赤く染め、滲んだ汗や濡れた吐息で艶やかに彩りながら、意識を切り替える
体勢を整えることは出来た、ならば次は――反撃の時間だ

・ビキニが食い込む:▲「快楽値」+1(60 レベル3へ)

「ふ、ぅ……っ!♥♥♥ ん、くっ……ちと、急ぐ、か…の……っ❤❤❤」

(金剛から韋駄天へ、あとは床を踏み抜かんように……っ♥ こ、れは……想像以上、に……限界が近い、か……❤)

筋力を強化する練気法・金剛は格闘戦には有利だが、逆にそこ以外での恩恵はそう多くはない
また淫具を転移されても困る、山吹は練気法を韋駄天に切り替え、脚力を強化し……風のように縁側を駆け抜ける!
制服をはためかせ、スカートを翻し、床板を踏み抜かないように注意したうえで出せる限りの速度で駆けた
その速度は、しかし山吹の想定よりも遅く、かつふらつく脚がさらにスピードを奪う
絶頂寸前に差し迫った身体は、想像以上に弱っていたのだ
それを痛感しながらも、その程度のことで脚を止めることはない
金の髪が風になびき、尻尾と合わせてまるで二本の尾があるような残像を残しながら、山吹は北へと駆けていく……

・練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(17)

「――! 風針よっ!」

駆け抜けるその速さは正しく風のごとしであり、瞬く間に倒れ込むインプを目視で確認する位置までたどり着く
諸共吹き飛ばした餓鬼も既に気化しつつあり、ほぼ動きを見せないインプもまた辛うじて生き延びただけであるようだ
少し小突けばそのまま終わる、そう思わせるほどに弱ったインプへ、山吹は瞬時に妖力を針のように練り上げ、風を纏わせて解き放つ
最速を誇る風の針は、文字通り目にも止まらぬ速さでインプに突き立ち……その息の根を止めて見せた

・妖力針(風):▽「妖力」-1(1)
・インプB撃破!

46山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/16(土) 23:04:30 ID:ue0w1Zbc
>>45

「ふぅ、これで――――ひぁ、んぅうっ!!?♥♥♥ こ、れは……ネズミ、か……っう、ふぁ、ぁ…っ❤❤❤」

(先程、の、尻を舐めて、いたっ、淫…魔……こやつ、じゃったか……っ♥♥♥)

外に飛び出した淫魔はこれですべて倒した……その事実に一息ついた、その瞬間に山吹の水蜜桃のような瑞々しい尻たぶを舐めた舌に、快感を隠せない濡れた声が零れ出た
振り返ればそこには舌を長く伸ばすネズミの姿、染み一つ無い美しく、生意気なほどの弾力と張りを併せ持つ極上のヒップを舐める下手人に、山吹の眉が吊り上がる
しかし吊り上がった眉は瞬時にへにゃりと垂れ、食い縛った唇からは震える吐息が漏れてしまう
最早絶頂寸前の身体は微かな刺激にさえ果ててしまいそうなほどで、山吹と言えどこの状態で平静を装うことは出来なかったのだ

★お尻舐め:2(お尻3-1)+”1d3〜9(9)”=11(71)

「ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ ……っ、この……痴れ者がっ!♥」

この様なネズミの淫魔は、淫魔種の中でも下等である
ほぼ動物であるのだからその認識は当然で……だからこそ、山吹にとってはある意味インプ以上に気に入らない存在だ
何せ、山吹は狐の大妖怪……ネズミなぞ格下も格下で、あまつさえそんな格下に絶頂させられそうになるなど……考えれば考えるほどに怒りがこみあげてしまう
こんな雑魚に良いようにされ、果てさせられるなど冗談ではない
山吹は自身を鼓舞するように強く叫び、ネズミを睨み付ける
鎧袖一触、果てる前に全力で、かつその一撃で倒してしまおうと……山吹は真っ赤な顔で、ネズミを睨み付けていた


行動選択
舌を掴み、引っ張り寄せて宙に浮かせたネズミを地面にたたきつけるように蹴り飛ばす
地に落ちたネズミに妖力針・水で追撃する
絶頂しそうになったら我慢する

思考
絶頂する前にネズミを倒してしまおうと我慢している
格下も格下であるネズミにイかされるのは、上段じゃないと考えている

体勢
左手お腹を、右手で胸元を庇うように構えている
内股気味で立っている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている

乱数:4


【おまたせしたのじゃ〜】
【妖狐と化けネズミ、さすがにこの格差で良いようにされるとカチンとくるのじゃ】
【舌を掴んで引っ張り上げて、キックからのトドメのコンボを馳走してくれよう】
【しかし相も変わらず、こういう時の快楽値ダイスは高い目ばかりじゃのぅ】

47第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/17(日) 00:08:56 ID:bWlIeWTc
>>45-46
山吹 体力13/15(5/+6) 精神力40/50(9/+9) 霊力15/30(0/+2) 妖力1/20(6/+4) 状態:正常
快楽値:71(快楽LV2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・韋駄天:霊力1/R DEX、AGI、快楽防御+2 体力回復値+1 ダイスロール+1
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      淫ら鼠

〜舌を掴み蹴り:4+1+1=6〜(体術+1 ST+3 快楽-3 ;補正+1)

インプを倒した山吹だったが、今度は背後からお尻を鼠に舐められてしまう。
絶頂寸前にまでなっている身体だが、山吹はそれを押さえながら、行動に移る。

・自然回復:△「精神」+1(41) △「霊力」+1(16)
・練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(16)

まずは舌を掴み、空中に浮かばせようとする山吹。
しかしお尻を舐められ、絶頂間近ということもあって、その動きはわずかに精彩を欠く。
その動きを察した鼠は舌先を器用に動かし、山吹の手をかわして股の間に入る。
そしてレロン…と股下を舐めこすりながら割れ目を擦り上げ、山吹を絶頂に導こうとする。

★股間舐め:2(陰唇3-1)+”1d5”(高いほど再度舌を掴むまでの時間が伸びてしまう)

その快感に耐えながらも山吹は再び手を動かし、今度はしっかりと舌を掴むと、女の急所から舌を剥がす。
そして、そのまま一気に力を込めながら鼠の身体を宙に浮かすように腕を動かす。

グローブ越しに伝わる舌の弾力。
そして意外と成長しているのでそこそこの重さのある鼠の身体。
それでも問題なく鼠の身体は浮かび上がり、それに対して山吹は強烈な蹴りを放つ。
足の動きで濡れた股間からはくちゅりといやらしい水音が響くが、それに集中力をそがれる山吹ではない。
いやらしい音をたて、股間にビキニを食い込ませながらも、山吹は空中の鼠を地面に叩きつけるように蹴りを放ち……
地面に落下すると同時に妖力を指に集め、水の妖力針を放つ。
放たれた針は当然のごとく鼠の身体に突き刺さり、鼠は動く気配を見せない。
どうやら最初の蹴りで鼠は内蔵に致命的なダメージを受け、針で確実にトドメを刺されたようだ。

・妖力針(水):▽「妖力」-1(0)
・淫ら鼠撃破!

これで目に見えた淫魔はすべて倒した。
状況から見て、おそらくこれで淫魔は倒したと思うが、まだどこかに潜んでいる可能性もある。
本殿にはもういないだろう。
いるとすれば裏手にある倉庫のような建物か、あるいは社務所の内部か……
とりあえずは衣服に押さえられているとはいえ、胸に刺さっているかのような針を除いたほうが良いかもししれない。

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【ちょっとかわされ舐められましたが、微々たるもの】
【強化も発動なので素早く掴んで処理可能です】
【そしてまだいそうな雰囲気を出していますが、実はこれで淫魔全滅】
【まあ、社務所当たりには淫魔になりかけの虫とか鼠がいますが、行間でたおされそう感】

48山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/17(日) 22:39:19 ID:JO5vFxt2
>>47

・自然回復:△「精神」+1(41) △「霊力」+1(16)
・練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(16)

「この、っ、ぁう…!?♥♥♥ ん、あっ!?♥♥♥」

熱く昂り、快感に震える身体に鞭打って、山吹はネズミが伸ばした舌へと両手を伸ばす
術を使う、ネズミに近寄って攻撃する、それらの選択肢も良いが、ネズミ自身が手の届く範囲に舌を伸ばしているのだ、これを利用しない手はない
そう考えて伸ばされた手は、しかし見事に空を切る
ネズミは淫魔化しているとはいえ、ほぼほぼ野生の状態
快感で弱り、精彩を欠く山吹の動きでは、ネズミの危機感を覚えた本能的な回避行動に振り切られてしまう
長く伸びたその舌を器用にくねらせて山吹の手を回避したネズミは、ピッチリと張り付き、食い込んですらいるビキニにその舌を這わせる
染み込んだ愛液を舐め取るように動く舌は、敏感な山吹にトドメを刺そうと快感を生み出す、が……

★股間舐め:2(陰唇3-1)+”1d5(2)”=4(75)

「く、ふぅ、ん……っ!❤❤❤ この……調子に、のるで、ないっ!!」

(まだ、じゃ、この程度ならば、まだ……っ❤❤ 反撃を許すな、さすがにこれ以上何かされれば、果ててしまう……!❤❤❤)

込み上げる快感を抑え込み、山吹の手は今度こそネズミの舌を鷲掴みにする
唾液で滑る舌なれど、山吹の技量とグローブの滑り止めも相まってギチギチに指を絡ませ、力いっぱい振り上げる!
身体から舌を引っこ抜こうかと見紛う程の全力で振り上げられた腕に引き摺られ、ネズミは思いのほか大きなその体躯を宙に浮かせた
舌を釣り糸のように見立て、宙を舞うネズミに視線を鋭くした山吹が、震える脚に渇を入れて身を捩る
両手を左上に振り上げてネズミを吊り上げ、その勢いを使って左足を軸に右足を高々と振り上げる
そんな動きをすれば当然スカートは捲り上がるが、羞恥も見せず山吹は秘すべきビキニを晒し、むっちりと肉付きの良い太腿を見せつけるかの如く振り上げた
脚を振り上げたことで股間にビキニを食い込ませ、I字バランスの如く高く足を掲げた山吹
その愛液まみれの股間、淫蜜が滴る太腿、むっちりと肉付きが良く、しかしスラリと伸びた長い脚
観客がいれば視線を釘付けにする光景を生み出しながら、山吹はそのまま踵を宙に浮くネズミへと、断頭台の斧のようにその踵を振り下ろした!
ネズミの骨や筋肉、内臓を容赦なく破壊しながら、更には自重まで込みで地に叩きつけられたネズミは、その時点でほぼ瀕死
しかし山吹は容赦しない、舌から手を離し、そのまま左手の人差し指を地で藻掻くネズミにつき付け……水の針を発射!
銃弾のように撃ち放たれた針はネズミを射抜き、確実にトドメを刺すことに成功する

・妖力針(水):▽「妖力」-1(0)
・淫ら鼠撃破!

「ふぅ…❤❤❤ ふぅ…❤❤❤ っん、ぁ……❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤」

(淫気の濃さから見て、恐らくこれで目立った淫魔はおらんはずじゃが……っ、う…❤❤❤)

残心を忘れず体勢を整えた山吹は、ネズミの死を確認して呼吸を整えるべく息を吐く
この神社に漂う淫気から見れば、恐らくこれで主要な淫魔はすべての筈だ
とは言え油断は出来ない、影小僧のような隠蔽に優れた淫魔がいるかもしれない
少なくとも本殿はもういないとして、他を確認しないわけにはいかないだろう

(ともあれ、まずは……このは針、いい加減取るか……何かの拍子に刺さったりしたら事じゃからな……ふぅ…❤❤)


行動選択
練気法・韋駄天を解除、胸元の毒針を抜き、捨てる
裏手の倉庫→社務所の順に残りの建物を巡り、淫魔の残りがいないか確認する

思考
疼く身体から意識を逸らし、まだ敵がいると考えて自慰したい衝動を堪えている
早くこの疼きから解放されたいという考えが、徐々に膨れつつあることを感じている

体勢
左手を胸元に添えている
内股気味で立っている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている
激しく動いたためか、ビキニボトムが股間に食い込み気味

乱数:7


【おまたせしたのじゃー】
【ある意味生殺しじゃが、ここでネズミに果てさせられるのもなんか違うしのう】
【手早く確認を済ませて、安全圏を確保せねば】
【淫魔にイかされるのはある意味仕方ない、奴らは女を堕とす専門家じゃからのぅ】
【とはいえ屈辱は屈辱、安全になったら自分で慰めて疼きを解消せねばな】

49第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/17(日) 23:17:05 ID:bWlIeWTc
>>48
山吹 体力13/15(8/+6) 精神力41/50(9/+9) 霊力15/30(0/+2) 妖力0/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:75(快楽LV3) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)

〜服を整え敷地内を探索:7〜(ST+3 快楽-3 ;補正+0)

鼠を始末した山吹。
これで周囲に淫魔の姿はいない。
次は探索及び索敵に入りたいがそのまえに身だしなみを整えておこう。

・自然回復:△「精神」+1(42) △「妖力」+1(1)

強化を切ると山吹は胸に刺さったかのような針へと手をのばす。
服の繊維で止められており、実際は貫通していない毒針。
まあ一応、あの狸はしっかり仕事をしている証明ではあるが、万が一手や肌、体内に毒が入らぬよう、注意しながら針を抜いていく。
掴む際はグローブ越しなので問題なく、また注意していえば針を押し込み刺さってしまう……などはないだろう。
山吹は問題なく針を抜いて投げ捨てる。

次にスカートの中へと手を入れ食い込み状態のビキニを直していく。
ぬちゃぬちゃ卑猥な音がし、さらに直すときにすこしビキニが擦れてしまうが、まあ絶頂寸前とはいえ、この刺激で達したりはしない。
ビキニを直した後、一応、他の装備の乱れも直したいと考えるのならば整えていく。

・ビキニが擦れる:▲「快楽値」+”1d3”(高いほど強く擦れてしまう)

そして整え終わった山吹は神社の探索を始める。
本殿内部にはもう淫魔はいないだろう。
敷地内には淫魔の気配もほとんど感じないのだがそれでも潜んでいる可能性もある。
一応すべて回っておこう。

火照る身体に湿る身体を動かしながら、山吹はまずは裏手の倉庫へ。
そこそこ大きな木造の倉庫のようで、大きな二枚のトタンの扉が南側にある。
中に淫魔の気配は感じないが警戒しながら扉を開けて中へ……
湿った空気を感じるが、それは淫魔のものというものよりもボロい建物が雨漏りしてそれが原因のようだ。
天井には穴が空き、おそらく雨漏りをなんども経験しているようだ。
中はボロボロの縄やスコップなど、様々なものが乱雑に置かれている。
あまり使えるものはなさそうだ。

それらを確認したあとが今度は社務所の中を調べてみる。
こちらは雨漏りなどはしていないようだが、埃が結構溜まっている。
使われなくなってからかなりの時間が経過しているようだ。
またところどころに蜘蛛の巣が張られていて、所々に少し大型の蜘蛛がいた。
一般的な蜘蛛のようだが、淫気をわずかに吸って淫魔になりかけつつあるのかもしれない。
蜘蛛の巣を破壊しながら、山吹はそれらを処理していく。
ただ数は2匹程度といった少なさだ。

そんな中2匹程度の鼠も発見。
これもまた始末しておく。
小柄な普通の鼠だが、わずかに淫魔化しつつある傾向が見えた。
淫魔となるまえに山吹は処理しておく。

そして問題はそれだけだった。
淫魔の存在も淫気もなく、後々危険になりそうなものも排除しておいた。
この亡骸と外にある淫魔化した動物の死骸……
あとでまとめて焼却処分して、供養しておいても良いかもしれない。

そして社務所内は淫魔が済んでいなかったこともあってか問題なさそうだ、
汚れてはいるが、雨漏りなどはまだしておらず、急の寝床としてはまあ使えなくもない。
ただガスや電気などのライフラインは停止している。
まあ、今後のことを考え、ライフラインの確保にリフォームは必要ありそうだ。
幻術などを駆使すればそれも問題ないだろう。
ライフラインに関してはたぬ吉に協力を仰ぐ必要があるかもしれない。

それらを考えながら拠点を確保した山吹。
あとはこの場所を悠美に式神を使って教えておこう。
万が一の彼女の拠点や隠れ家になるかもしれないのだから
そして今後のことを考えていく山吹。
そうしている間に夜は更けていくのだった……

【第一話終了の巻】
【探索している間に快楽値はそこそこ低下しているので、そのままでも構いませんし、まあオナニーしてしまっても構いません】
【そしてこのあとはリフォームやらライフラインの確保で退魔のお仕事は休業状態】
【まあ明日は供養してあげましょう】
【なおこの式神からクリムちゃん来訪フラグが立ちます】

50山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/21(木) 22:38:53 ID:gxR9q3AU
>>49

・自然回復:△「精神」+1(42) △「妖力」+1(1)

「ふぅ……❤❤❤ ふぅ……❤❤❤ 暑い、のぅ……っ❤❤❤」

(身体が疼きおる……っ♥♥♥ 汗が、ひどいのじゃ、早く終わらせて、シャワーを浴びたいのぅ……♡♡♡)

身体の内から込み上げてくる熱は、発情を伴って山吹に止まる気配のない汗を流させている
下着代わりのビキニは元より、山吹の発育著しい豊満な肢体を覆い隠すセーラー服も、後から後から浮き出る汗を吸い、肌に張り付いてしまっている
元々サイズが小さめなことも相まって、非情に艶やかなその姿を無人の神社で見せつけながら、山吹は胸に視線を落とす
そこには足下が見えないくらい大きく張り出た乳房があり、その頂点、乳首の部分には嫌な色で濡れ光る針が刺さっている
とは言えその針は退魔装備であるセーラー服で止まっていて、肌までは到達していない
見た目はショッキングなその針を、山吹は快感で震える手で、まかり間違って押し込んでしまわないように注意して抜き取り、放り投げた
多少注意はしたが、それでもこの程度の動作は山吹からしてみれば、如何に絶頂寸前で疼きに疼いた身体でも問題なくこなすことが出来る
だからこそ思考は別の方向へ流れている……即ち、熱を冷ます為にも、汗を流す為にも、シャワーを浴びたい、という欲望へと……

「んっ♡♡♡ ふぁ、っ、く、ぅ……❤❤❤ ふー……❤❤❤ ふー……❤❤❤」

そんな事を考えながら、山吹は徐に両手をスカートの下に差し込んで、ビキニの縁を指先で摘まむ
サイズの小さなビキニは元々食い込み気味ではあったが、先程の180度近い大開脚からのキックで、完全に食い込んでしまっていた
発情し、絶頂へ至った秘部は愛蜜でたっぷりと濡れ、張り付いた生地は割れ目やクリトリスさえ見ようとすれば生地越しに見えてしまうだろう
ムチムチのお尻はビキニの小さな生地をその尻たぶの間に呑み込み、Tバックのようになってしまっている
そのビキニの縁を指先で摘まみ、クイクイッ、と動かして整えていく
スカートで股間の前後は隠せているが、両脇から突き込んだ手の位置から、何をしているのかは想像に難くないだろう
まるでAVの一シーンのような淫靡な仕草が繰り広げられる中、熱っぽい山吹の微かな吐息と共に、パチンッ、と生地が肌を打つ音が鳴る
股間、そしてお尻に食い込んでいた生地が元の位置に戻され、指が離された音だろう
絶頂間近な身体では、その程度の刺激でさえ快感として受け止めてしまうが……経験豊富な山吹は、それさえ受け止めて呑み込んで見せた

・ビキニが擦れる:▲「快楽値」+”1d3(1)”(76)

「はぁ……❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ ……ふー…❤❤❤ よしっ」

(足を止めると、イキたいと疼く身体を意識してしまうのじゃ……探索に集中するしかない、のぅ……)

そうしてビキニを直し、スカートを整えてしまえば……汗で濡れ、張り付いている以外は身支度もしっかりと整えられた状態に出来た
何度か深呼吸を繰り返し、軽く気を入れて意識を切り替え、山吹は絶頂を求めている身体の疼きを感じさせない足取りで神社の裏手へと足を進める
淫魔は恐らくいない、だが確定でない
いないだろう、と高を括って見逃し、それが大惨事につながるなんてことは笑い話にもならない
倉庫、社務所、残すところ建物はそれだけで、屋外もそれらを巡る間に確認できるだろう
何事ともなければ、歩き回っている間に身体も冷めるかもしれない
そんなことを考えながら、山吹はコツコツとブーツを鳴らし、倉庫へと歩いていく……


……
………

「……ふむ、確認すべきところはこんなところじゃな」

(淫魔は他になく、なりかけの虫やネズミも駆除した、あとはほぼ建物の現状把握程度の見回り擬きじゃったが……
 外見同様建物の中身も大分朽ちておる、手を掛けねばちとまずいのぅ……ちょっとした動作で床が抜けるなぞ、さすがにあり得んわ
 ……癪じゃが、たぬ吉を頼りつつリフォームせねばなぁ……おっと、悠美にも拠点を決めたと連絡しておかねば
 しばし忙しくなりそうじゃ……やれやれ、貧乏暇なし、と言ったところかの?)

本殿、倉庫、そして社務所、目につく建物はすべて見回り、淫魔がいないことを確認した山吹
全てを駆除し、次いでとばかりに建物の状況を確認すれば、当然ながら経年劣化の著しさが目に余る
正直金銭に余裕が無い今、借金してでも住居を整えなければならないだろう
満足に眠ることすら出来なくては、退魔師としての活動はおろか、生活すらままならないのだから……
一仕事終えた後だというのに増えた問題に頭が痛くなる感覚を覚えつつ、山吹は溜息一つ、日が沈み、夜闇に染まりつつある空を見上げるのだった……


【おまたせしたのじゃ〜】
【流石に安全を確保していないのにオナニーもどうかと思ったので、自然に冷めるに任せたのじゃ】
【そして神社の劣化具合に頭を抱える儂、生まれ直して直ぐに借金漬けは回避したいものじゃのぅ】
【ともあれ、まずは無事に依頼達成を喜ぶとしよう】
【……暫くは真面目に仕事に取組み、日銭を稼がねばなぁ】

51第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:42:37 ID:faWjLN4.
>>50
神社の戦いから一週間後……
山吹は再び、死国獄門屋を訪れていた。
物資と武器の調達のためだ。
人化を解き本来の巨体を晒す大妖怪に向かい合いながら、山吹は武器に関して聞く。

「ぐふふ…山吹殿。
実は貴女向けのものがありましてねぇ」

そう言いながらリモコンを操作すると室内の壁に備えられたテレビに映像が映る。
その映像は多数の鞭。

「これは魔獣の皮や妖獣の毛を束ねて使った鞭でしてね。
丈夫で妖力もうまく流れ、また自在に操ることが可能ですぞ。
まあ……使いこなすにはそれ相応の技術が必要ですがね」

狸の大妖が提示した武器は鞭のようだ。
そしてニヤニヤをした笑みを浮かべながらディスププレイから山吹の方へと視線を向けて話しかけてくる。

「無論、そこらにいる雑多な獣如きを素材などにはしませんぞ。
山吹殿にふさわしいのは山吹殿に匹敵する大妖怪のもの!」

どうやら素材に使うのは、低級中級の妖のものではな大妖のものらしい。
確かにそれならば質は極めて高くなるだろう。
戯れに目の前の最近調子に乗っている狸を素材にするのか聞いてみる。

「いや、わ、私の毛皮ではありませんぞ……
鞭の素材は…山吹殿、貴女!
貴女の象徴とでもいうべき尻尾の毛を束ねて素材にしようと思いますぞ」

汗を垂らしながら狸はその素材の正体を説明する。
確かに山吹自身の尻尾の素材ならば十分と言えるだろう。
その性能は非常に高いものになるだろうし、なにより自分の毛ということはより正確に機敏に操ることもできし、色々多様な使いみちができるかもしれない。
性能も……まあこの狸の商会ならば良いものになるだろう。
ただ、鞭の素材以外に毛を使わせないことを約束させる。
そして、問題は費用のほうだ。
素材は提供するが、作成にかかるお金はどうするか……

「無論、武器以外には使いませんとも!
そしてお金に関しては、今夜、ちょっとした仕事を請け負ってもらいたいですぞ」

そう言いながら再びリモコンを操作すると、今度は画面に一見の建物が表示される。

52第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:42:47 ID:faWjLN4.
「これは市内の不動産屋から儂のもとに流れてきた物件でしてな。
解体予定の建物のようだが、どうやら淫魔が住み着いている様子でしてな。
この建物に巣食う淫魔どもをすべて討伐してもらいたい。
無論新たな物資の費用もお支払いいたそう。
報酬の前払い……という形ですな」

どうやらこの建物の淫魔の討伐の報奨が鞭になるのだろう。
前払いというがあくまで消耗品の物資に関してで、この依頼をこなさないと、武器を渡さないということか。
依頼を受けるのは問題なく、武器も優秀そうだ。
受けていいと思うが、少しこの狸にわからせる必要があるだろう。
山吹は依頼と毛の提供を受諾し……一気し尻尾を解き放つ!

「ヒッ!!」

部屋に貼られた結界が軋む。
それと同時に恐怖に顔を歪め、巨体を後退らせる狸。
それもそのはず。
彼の目の前にいるのは多数の尻尾を顕現させ、その姿もかつてのものへと変じさせた山吹なのだから……
その圧倒的な妖気は部屋に貼られた結界を軋ませ、狸の大妖にかつての山吹を思い出させるものだった。
そんな縮こまった狸妖怪に対して、上位者として、圧倒的強者として、山吹は毛を採取するように促していく。

「は、はい……採取させていただきます。
山吹…様……」

目の前の縮こまった狸がそう言うと、山吹の背後の壁や天井、床から青いスライムのような触手が多数、生えて伸びてくる。
それらは山吹の尻尾にそれぞれ絡みつくと、ぎゅ…ぎゅと締め付けながらそれぞれが前後に扱く様に動く。
と同時に甘い快感が全てに尻尾で生まれ、感じてしまう山吹。
尻尾はもとより敏感な急所であり、しかもそれが多数同時に責められている。
しかもこのスライム触手の動きは実に巧みだ。
締め付ける力の強弱はそれぞれの触手とも別で決して痛みを与えず快楽を与える動きをしている。
扱く動きもも巧みでネチャネチャ粘質な触手が剥がれ前後に扱かれるたびに、蕩けるような快感が生まれる。
もしこれが男根ならば、容易く射精してしまうかのような動きだ。

そんな多数のスライム触手に尻尾を責められ快楽に悶える山吹。
必死にその快感に耐えるが、狸の妖怪には、山吹が凄まじい快感を感じ、必死に堪えていることに気がついているようだ、
恐れが混じっていた表情は次第に笑みへと変わっていく。

「グフフ……流石は山吹殿の尻尾。
美しい毛並みと触り心地だ。
ほれ…ほれ!すごく良いですぞ」

今の山吹の姿はいつもの姿ではなく、かつての大妖怪のもの。
そんな山吹が自身の操る触手で快感を感じ、必死に耐えているのだ。
それはたぬ吉をどんどん興奮させ、その触手の動きを巧みに激しいものへと変えていく。
まるで大妖怪を自身の悦楽で屈服させようと……
触手は激しく動きながらその粘体で毛を抜き、代わりに夥しい快感を与え、山吹の尻尾を嬲っていく。

そして、それは山吹の妖力が尽きるまで続く。
妖力が空っぽになり、顕現していた尻尾が消えていくと、山吹の姿はいつもの少女の姿となり……
それはトドメばかりに残った一本の触手をぎゅううっと締めながら激しく扱いていく。
それはまらで山吹の残った魂をすべて吸い尽すかのようだ。

「グフフフフフ、これなら充分……
この量の毛ならば山吹殿にピッタリの鞭を作れますぞ」

そんなまるで勝利の余韻に浸るかのような狸の声が、快楽に浸る山吹の耳へと入っていくのだった。

【第二話開始!】
【まずは山吹パート】
【毛が欲しいのか?ほれ!とっていけ】
【って感じで大妖怪になって、悶える山吹さん】
【わからせるつもりが分からせられてしまうのでした】
【続いてクリムちゃんパート!】

53第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:43:23 ID:faWjLN4.
一方その頃、留守の山吹の神社で悪態をつく美少女がいた。
彼女の名前は、クリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ。
夜の一族であるヴァンパイアと人間の間に生まれたハーフヴァンパイアである。
永い眠りについていたがひょんなことから目が覚め、その場にいた悠美に拾われ彼女の弟子となった。
現在は退魔師として活動中である。

そんな彼女が山吹の神社を訪れたのは、修行のためだった。
悠美に修行のため山吹のもとへ行けと言われたのだが、それがただの修行だけが目的でないことはクリムも薄々察していた。
悠美が若干協会を信頼していないこと、クリム自身の出自。
これらの要因から有力退魔師である自分から、一時的に遠ざけようとしているようだ。

そうして悠美から教えられた山吹の今の住まいを訪れたのだが、まさかの留守である。
外から見ればオンボロで、人の気配を感じられぬ神社。
しかし敷地内に入れば、ところどころリフォーム中の建物が見えてくる。
これはおそらく山吹の結界。
入るまでは本当にこんなところに人がと思ったが、たしかに素晴らしい術者のようだ。
留守だが……

とはいえクリムが不機嫌なのは山吹が留守という理由だけではない。
この街は妙に蒸し暑いのだ。
この街へと来る船旅は問題なかった。
しかしこの街に面する海に差し掛かってからはどろりとした生暖かい風とジメジメした空気に晒されてしまう。
もとよりクリムは汗をかきやすい体質であり、こんな気候ではすぐに汗をかいてしまい……
実際、船を降りて市内中央まで電車に乗り、そこからバスに乗り換えてこの神社までくる過程でかなり汗をかいてしまっていた。
しかも、電車もバスも空調は動いておらず閉め切っていて、蒸し風呂のようだった。

だが、悪いことばかりではない。
良い出会いがあったのだ。
駅前で好ましい少年との出会いが……


港から電車で市内中央まで来たクリム。
ここまでは蒸し暑さ以外は問題なかった。
市内中央まで伸びている路線なぞ、実にわかりやすいのだから……
しかし、問題はこの駅前から山吹の神社へ向かうバス停がどこにあるかだった。
神社は市内南部
南に隣接す町との境にあるのだが、ここらへんは辺鄙な土地のようだ。
交通網も貧弱なこともあって、その方面に向かうバスの乗り場がわからないのだ。
地元在住ならともかく、来訪者であり、ついで国籍も違うとなれば、クリムが分からないのも仕方ないことなのかもしれない。

「あ、あの…大丈夫ですか?」

そんなクリムにかけられた少年の声。
それに振り向くと、そこにいるのは一人の少年。
年の頃は中学生か、あるいは小学生高学年かもしれない。
小柄な身体に幼さを残す顔立ちをしている。
そんな幼さに優しさを内包した温和な顔に、心配そうな表情を浮かべた少年は、クリムが振り向くとときが止まったように固まる。
それはクリムも同じでお互い無言な瞬間が数秒間続く。
少年の方は見たこと無い美しいクリムに見惚れ、クリムのほうは……
そして、先に言葉を紡いだのは少年の方……
このまま黙っていては失礼になるとなんとか言葉を発する。

「え、えーっと…その……、なんか困っていることでも?」

会話が始まり、クリムは目的のバス停の場所を聞いてみる。
少年の言葉に下心や邪念などはなく、こちらを心配しての善意で話しかけてきていることと、クリム自身彼に対しいて好印象を持っているのが理由だ。

「ああ…そのバス停ならあそこ……そこまで案内しますね」

そして二人でバス停に向かいながら会話を始める。
特に話しても問題ない当たり障りのないことを話しながら歩いていくと、お互い名前を知らないことに気がつき……

「あ!僕の名前は晴暁って言います。
瀬田晴暁です。
あ、あの…貴女のお名前は……」

少し恥ずかしがりながらも名前を聞いてくる晴暁。
それに対し、クリムは自身の名前を名乗り……

「よろしくです、ルカージュさん
……え、えっとクリエムヒルトさん?
ク、クリムさん?」

姓で読んできた晴暁に対し、名前で呼ぶよう修正し……
名前を読んだら愛称で呼ぶように修正し……

バス停前まで来たら、彼に関して少し話を聞いてみる。
どうやら彼はこの街の中学校に通っているらしい。
だが、そこまで聞いたところでバスが到着。
本数は少ないが、運悪く…いや運良く早くバスが着いたのだった。

「それでは気をつけて……クリエ…ク、クリムさん」

少し恥ずかしがりならがそう呼ぶ晴暁と別れクリムはバスに乗るのだった。
そのバスはかなり蒸し暑く、一気に気分が急降下していったが……


そんなとてもいい出会いの記憶を思い出しながら、クリムはさてどうするかと考える。
建物内に入って構わないものだろうか?
それともここは山吹の探索と、ついでに街の散策でもしておこうか?

54第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:45:27 ID:faWjLN4.
【新ヒロイン登場!】
【ちなみにこのとき、クリムちゃんはルビーのケースをガラガラ引きずっています】

55山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:52:08 ID:ynkKPLZY
>>51-52

――たぬ吉の店を訪れた山吹は、本性を現した大狸を見上げながら開口一番、目的を告げる

「たぬ吉よ、此度の来訪は二つ目的があってのぅ? 一つは物資の調達、もう一つは……お主の店で武器を扱っておろう?
 儂は一通りの武器は扱える故、そなたが確保しておる武器を見せるのじゃ、質の良いものを頂こう」

「ぐふふ…山吹殿。
実は貴女向けのものがありましてねぇ」

そう言ってたぬ吉が見せたテレビに映るのは、無数の鞭の映像だ
形状、色、長さ、恐らく硬さやしなり具合も全てが違う多種多様の鞭を見て、山吹は感心しながら感想を口にした

「ほぅ? ……これは、鞭、かえ…? 随分とまぁ種類の多い、そして特殊な武器を見せよるものよ
 ……で? これがどう儂向けなのじゃ?」

「これは魔獣の皮や妖獣の毛を束ねて使った鞭でしてね。
丈夫で妖力もうまく流れ、また自在に操ることが可能ですぞ。
まあ……使いこなすにはそれ相応の技術が必要ですがね」

たぬ吉の言葉を信じるのならば、確かに山吹が扱うには丁度いい代物なのかもしれない
基本的に妖術をメインの火力に据えている山吹にとって、武器はあくまでもサブウェポンだ
その為、武器に求められるのはある程度の間合いか、ある程度の火力か、あるいはそれを両立した武器ということになる
その点、これらの鞭はたぬ吉の言葉通りの性能を持つのなら、十分使える武器ではあろう

「なるほどのぅ、技術に関しては何とかなろう、鎖鎌を振るったことがある、鞭もやってやれんことはあるまい
 しかし……問題は質じゃ、すぐ壊れるような安物では、如何に便利でも使い物にならんぞ?」

「無論、そこらにいる雑多な獣如きを素材などにはしませんぞ。
山吹殿にふさわしいのは山吹殿に匹敵する大妖怪のもの!」

「大妖怪、のぅ? ……くくっ、なるほど、そうかそうか、それは殊勝なことじゃな!
 つまりお主自身が素材に立候補する、と……それはさぞかし丈夫な皮が獲れようなぁ?」

そうして素材について突いてみれば、たぬ吉は少し大仰な様子で自慢げに語ってみせる
……その天狗っ鼻を伸ばした顔にイラっとした山吹は、軽く威圧しながら緩い笑みを浮かべて見せた
ただしそれは、笑みを向けられるたぬ吉からすれば、獲物を前にした肉食獣の笑みに等しいものだったのだが……

「いや、わ、私の毛皮ではありませんぞ……
鞭の素材は…山吹殿、貴女!
貴女の象徴とでもいうべき尻尾の毛を束ねて素材にしようと思いますぞ」

「ふむ……確かにそれならば質は問題なく、儂が扱うにあたって最も適した素材と言えような
 だが一つ条件を付けよう、儂の尾の体毛を件の鞭以外に使用すること、罷りならん、そこは確約せよ
 ……とはいえ、まずは先立つものが無くてはのぅ、鞭の話はその後じゃ」

「無論、武器以外には使いませんとも!
そしてお金に関しては、今夜、ちょっとした仕事を請け負ってもらいたいですぞ」

「仕事ぉ? ……ほむ、内容によるが、話を聞こうか」

「これは市内の不動産屋から儂のもとに流れてきた物件でしてな。
解体予定の建物のようだが、どうやら淫魔が住み着いている様子でしてな。
この建物に巣食う淫魔どもをすべて討伐してもらいたい。
無論新たな物資の費用もお支払いいたそう。
報酬の前払い……という形ですな」

56山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:52:18 ID:ynkKPLZY
>>55

「なるほどのう、それはそれは……中々の好条件じゃなぁ? 良いじゃろう、それを受けようか……では――」

(条件自体はまぁいい、しかしコヤツ、少々図に乗っておらぬか? ……少し脅しておくかのぅ)

――にやり、口元にあくどい笑みを浮かべた山吹は、その身の内に秘めた妖力を一斉に解き放つ!
人の身に押し込められていた莫大な妖力が間欠泉の如く吹き出し、山吹の身体を覆い尽くしていく

「ヒッ!!」

ギシギシと音を立てて結界が軋む、室内の温度が冷えたような感覚をたぬ吉に感じさせるほどの圧力が満ちていく
ネズミが猫に見下ろされているかのような絶対的な格の違いがたぬ吉を襲う中、山吹の姿が瞬きの間に変じていた
元は150cm半ばであった身長は一回り程伸びて160cm半ばに、手足はスラリと長く、顔付きも成長している
スタイツは大人顔負けでありながら童顔で幼げな雰囲気を宿す美少女であった美貌は、すっかり大人びて美女そのものという顔付きへ
それに合わせて元々良かったスタイルはますます肉感を増していた
バストに至ってはメートルオーバーであろう圧巻の量感を見せつけ、それでいて垂れることなく衣服を押し上げている
括れを維持した腰はほぼ変わらず細いままで、乳房とお尻との落差がより一層官能的なラインを描いていた
そこから視線を下れば、最早雄を誘う意図を隠しもしないムチムチのお尻がそこにある
雄であるのならば――否、雌であろうとも視線を吸い寄せられる、正しく傾国の美女の姿がそこにあった
しかし、それよりもたぬ吉の視線を吸い寄せたのは他でもない、山吹のお尻から後方に伸びる狐の尻尾だろう
その数、9尾――――かつて山吹が大妖怪として君臨し、人間も妖も纏めて山吹を恐れていた当時の姿……それが、この姿である

「ふふ……どうじゃ、懐かしい姿じゃろう…? ほれ、これだけ尻尾を増やせば十分な量の体毛が取れようなぁ?
 早う始めるのじゃ……なぁに、取って食いはせんとも……くふふっ♪」

「は、はい……採取させていただきます。
山吹…様……」

多少は加減しているが、それでも結界を軋ませるほどの妖力、威圧感はたぬ吉を委縮させている
それに楽し気な笑みを零しながら、山吹は9尾となった尻尾を揺らす
たぬ吉から感じる畏れの感情、それを心地良く思いながら、伸びてきた粘液状の触手に尻尾を絡み取られ――ピクンッ、と山吹の身体が震えた

「……っ、んぅ❤ ふ、っ…………っ❤」

(こ、これ、は……っ、う…♥ 巧い……妙に、的確に….じゃが、それだけではない……っ❤
 尻尾が、いやに敏感で……っっ♥ ぜ、全身敏感になったとは、思っておったが……尻尾まで、じゃったか……く、ぅ…!❤)

粘液状の身体を活かし、染み入るように、かつ念入りに絡みつき、それでいて一切の苦痛を取り除いた快感のみを与えてくる触手達
9本もの尾に絡みつく触手がそれぞれ独立した動きを見せつけ、それぞれ違った快感が山吹の腰を甘く震わせる
余裕の笑みはぎこちなく固まり、弧を描いていた口元はキュッと引き結ばれる
頬は紅潮し始めて、眉根が寄り、零れる吐息が甘みを帯びる
恐れ戦き、委縮していたたぬ吉もやがて気付くだろう、山吹が快感に打ち震え、必死に堪えているのだと――

「グフフ……流石は山吹殿の尻尾。
美しい毛並みと触り心地だ。
ほれ…ほれ!すごく良いですぞ」

「んぅっ!?♥♥ 貴、様っ、調子、にぃっ♥♥♥ っく、ふぁ……んんっ!?❤❤❤」

――それに気付かれてからは、たぬ吉の表情が凄まじい勢いで緩んでいく
たぬ吉からすれば恐怖の象徴である9尾の山吹が、自身の手で快楽に身悶えているその姿は、どんな美食や酒精よりも甘美なものであった
絡みつく触手にピクピクと震え、声を出さないように必死に耐え、顔を赤くして汗を流す極上の美女
それも、やろうと思えば容易く自分の命を奪える絶対的な上位者が、自分の手で快楽に悶えているという事実は……麻薬が如き陶酔感を齎していた

「ふ、っく、ぅ…!?♥♥♥ んぅっ!?♥♥♥ っ……!!?❤❤❤❤」

「グフフフフフ、これなら充分……
この量の毛ならば山吹殿にピッタリの鞭を作れますぞ」

(こやつ……っ❤❤❤ っく、おの、れぇ……!❤❤)

――長い様で短く、短い様で長い時間が流れた
触手は山吹の尻尾を余すところなく味わい尽くし、それが生み出す快楽に山吹は顔を真っ赤にして耐え忍ぶ
唇は声を漏らすまいと強く引き結ばれ、赤い顔は汗に塗れ、瞳は潤んで切なげな印象を感じさせ……
それでも大妖怪の矜持故か、決定的な喘ぎ声を終始零すことなく、その瞳はたぬ吉を睨み付けていた
それは山吹の身体から妖力が枯渇するまで続き……やがて一本ずつ尻尾が消え、身体が縮み、元の少女としての姿へ戻っていく
それを惜しむように、無数の触手は残された一尾に集まり、ギュッと強く絡みつく
それに眩暈を感じるほどの快楽を覚えながら……山吹は怒りと悔しさを前面に押し出し、快楽に弱った心を覆い隠して……


【おまたせしたのじゃ〜】
【今後儂がキツイ態度を取っても、たぬ吉は(でもそんな山吹殿が尻尾を弄られて悶えていたんだよなぁ)となってしまう】
【むむむ……何時かどこかでガツンとやってやらねば】

57クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:53:52 ID:ynkKPLZY
>>53-54

―――― 一方その頃、山吹不在の神社では一人の少女がイライラとした雰囲気を漂わせていた
名をクリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ、愛称はクリム
年齢は若いように見えるその容姿は、日本人とは違う西欧風の容貌で、くっきりとした眼鼻が印象的だ
肌は透き通るように白く、染み一つ無い肌理細やかなもの
その眦は機嫌の悪さ故か吊り上がっているが、それでも過剰な恐ろしさを感じさせないあたり、性根の優しさがにじみ出ているのだろう
少女の長い髪は日の光を受けてキラキラと輝くような金髪で、青い瞳と合わせて異国情緒が溢れている
身長は150半ばほど、明らかに成人してはいない容姿であること、そして高いとは言えない身長を考えれば、そのスタイルの良さが明らかに目を惹く
山吹程ではないが、十分に肉感的なその胸は十分なほどの巨乳であり、おそらくGカップは下るまい
腰は見事なまでに括れていて、腰の位置の高さは日本人とは違う外国人らしい足の長さを見せつけていた
しかし彼女を語るうえで最も目を惹くのは、間違いなくその美尻だろう
ともすれば乳房を上回っているであろう肉付きのお尻は、スカートに隠されていながらもそのむっちりとした肉付きを隠し切れない
そんな豊満な肢体を包む白の半袖ブラウスと、膝丈の黒いプリーツスカート、脚を包む清楚な白いソックスが目に眩しい
容姿や衣装の落ち着いた雰囲気は、良いところのお嬢様であるかのようで……
全体的に肉付きが良く、非情に整った容姿は誰もが振り返り目を惹かれる極上の美少女であることは間違いなく
だがそんな美貌も、イライラとした雰囲気が合わされば……美貌が故に逆に威圧感が凄まじいことになっている

「タイミングが悪いですわね……先生から連絡は届いているはずですのに……もうっ」

先生……風間悠美に紹介され山吹の元を訪れたクリムは、いるはずの人がいない神社でやり場のない怒りを感じていた
神社の様子を見るに、恐らく山吹も少し買い物か何かで席を外しているだけなのだろう
家主のいない家に勝手に踏み入るのは、仮にも淑女の自負を持つクリムには取れない選択肢だ
ならばここで待つ……というのも、少し厳しい
苛立たし気にコツコツと石畳を踏みしめ、クリムはパタパタと掌で扇ぎ、風を顔に送る
そんな気休めを行いたくなるほどに、この街は妙に蒸し暑いのだ
元々日本という島国は湿度が高めで、西欧とは質が違う暑さは外国人には厳しいものだ
汗っかきなクリムの身体は、この神社にやって来るまでの移動だけで既に汗だくであり、全身がしっとりと濡れてしまっている
衣服は張り付き、ベタベタと張り付くような肌の感覚が非常に不快で、それがイライラに拍車をかける

「……ふふっ、でも、こんなにも暑いから彼と出会えたのも……この国では、縁、でしたか?
 そう言うんですわよね、なら……まぁ、多少は許せるというものですわ」

この暑さは不快極まるものだが、決してそれだけではなかった
この神社に向かう途中に出会った、可愛らしい少年を思い出しながら……クリムは柔らかな笑みを浮かべていた――――


……
………

「あ、あの…大丈夫ですか?」

日本のバスや電車は、異常なほどに時間に正確だ
路線図も実に分かりやすく、きちんと調べれば目的地までたどり着くことは容易い
けれどそれはあくまでも人の往来の激しさが故に、必要だから発展したということ
都心からは遠く離れていけばいくほど、余所からやってきた人間に対する親切心は薄れていく
駅から出て、先生に教わった神社の近くまで向かうバス停を探していたクリムは、ほとほと困り果てていた
バス停がわからない、普通は駅前にあるだろうそれは何故か見当たらず……地図も無く、仕方なしにキョロキョロと探し回る羽目になったのだ
そんな折に投げかけられた声に、クリムは振り向き……そこに居た幼げな少年に、視線を向ける
クリムからすれば日本人はどうにも幼く見える、先生である悠美にしても実年齢よりもずっと若く見えたのだ
目の前にいる少年は身長も低く、日本人らしい童顔も相まって殊更幼いように思えた
クリム自身の実年齢を考えればはるか年下であることは間違いないが……自身の容姿が人間基準でも未成年でしかないことを自覚している
そんな自分よりも幼い見た目の少年は、クリムと視線が合った瞬間から固まっている
……クリムからすれば、よくあることだ
外国人が珍しい、種族故に優れた美貌を持つクリムに見惚れている、そんなところだろうと当たりを付けた

「え、えーっと…その……、なんか困っていることでも?」

「ええ、バス停を探しているのですが、見当たらなくて……貴方はご存知かしら?
 迷惑でなければ、教えていただきたいのですけれど」

「ああ…そのバス停ならあそこ……そこまで案内しますね」

(珍しい……私を見て善意だけで行動しているなんて、この子は随分と良い子なのね)

58クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:54:06 ID:ynkKPLZY
>>57

――クリムはハーフヴァンパイアであり、人の血を吸う、ある意味人に寄生する生き物だ
それ故か種族的に容姿に優れたものが多く、それは時に人の欲望を刺激してしまう
容貌だけでなく、女性的な魅力にあふれる肢体はどうしても男の欲望を煽ってしまうもので……
これまでクリムはそう言った視線や雰囲気を何度も浴びせられてきたのだ
だからこそそう言った邪念を感じさせない少年の雰囲気に、胸が温かくなるような感覚を覚える

「ふふ、ええ、エスコートをお願いしますわね――――」

……一般人、かつ見るからに幼げな少年を、クリムは自分が容姿に合わせて14歳と名乗っている自分よりも若い少年だと判断した
そんな少年に導かれ、バス停までの道を歩みながら……当たり障りのない、間を持たせるための会話を幾つか投げかける
そんな最中、ふと互いに名乗っていないことに気付き、自己紹介が始まる

「あ!僕の名前は晴暁って言います。
瀬田晴暁です。
あ、あの…貴女のお名前は……」

「そう、セタ……いえ、日本ではファミリーネームが前に来るのでしたわね?
 私はクリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ、短い間かも知れませんが、よろしくお願いいたしますわ」

「よろしくです、ルカージュさん」

「……ふふっ♪ クリム、でよろしいですわよ? 日本人には呼びにくいでしょうから、愛称で呼ぶことを許しますわ
 その代わり、私もあなたを愛称で呼びます……そうね、ハル、と呼ばせて頂いても?」

「……え、えっとクリエムヒルトさん?」

「……むぅ」

「ク、クリムさん?」

「ええ、それで結構……それでは、道案内の続きをよろしく頼みますわよ、ハル」

偉大な両親の名付けてくれた名前はクリムにとって大切なものだが、しかし日本人には馴染みがない呼びにくいものであるらしい
悠美との共同生活でもそれを実感していたクリムは、愛称で呼ぶことを少年に求める
その代わりに自分も少年をハルと呼び……戸惑う少年にクスクスと笑いかけながら、幾度か訂正させてクリムと呼ばせることに成功する
その後も会話は弾み、彼の話を聞いていると……タイミングが悪く、あるいはタイミング良く、バスが到着したのだった

「それでは気をつけて……クリエ…ク、クリムさん」

「ええ、貴方もお気をつけて、ハル」

にこやかに笑みを浮かべ、お嬢様然とした静かな足取りでバスに乗り込んだクリムは、座席に腰掛けて窓の外のハルに小さく手を振る
爽やかな春風のような、心地良い少年とのやり取り――それはクリムにとって、思わず微笑んでしまう温かな思い出となった

………
……


「……ここで待ち続けるのも、ちょっと……街に出てみようかしら、時間を潰せば帰ってきますわよね?」

そんな事を思い返しながら、クリムは神社に背を向けて来た道を戻り始める
流石に家主不在の家に入り込むような礼儀知らずな真似は出来ないし、するつもりもない
ならばせめて、これから過ごすことになるであろう街を散策し、地理を把握しておくのも悪くない
そう考えて、クリムは踵を返したのだった……


【こちらもお待たせしたのじゃー】
【クリムちゃんのイメージは儂の中ではこんな感じ】
【今現在はまだ特に親しくもないから、猫を被っておるようなものじゃな】
【親密度が上がるとツンツンし始めるのじゃ】

59第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:02:01 ID:S1rFne3A
>>55-58
神社を出たクリムは再びまちなかへと向かう。
そして……クリムは今ナンパされていた。

神社からバス……は暑かったので通りかかったタクシーを拾って市内へ……
とりあえず晴暁と出会ったあの駅前まで向かう。
そこで降りて、いざ探索と散策を始めようとした矢先に、おそらく大学生だろうか?少しチャラい男たち4人に声をかけられたのだ。

「おっ!めっちゃ美人!」
「ねぇ…君ぃ〜今暇〜?」
「俺達と遊ばなぁい?」

素晴らしい出会いがあった駅前。
もしかしたら彼とまた出会えるかも?とクリムが思ったかは定かではないが、その希望はこのナンパによって打ち砕かれた。
彼と違い、クリムにかけられる男たちの言葉は軽薄で……
彼と違い、正面から左右にかけて注がれる視線は好色なもの。
服を押し上げ汗で湿った胸を、スカートに包まれた臀部のラインや女の秘所があるであろう股間部分を、そのスカートから伸びたむちっとした美脚を……
いやらしく舐め回すように視線が這い回る。
その声を聞くたび、視線が這い回るたび、クリムの忍耐はバキバキと薄殻を剥くがごとく剥がれ落ちていく。
その忍耐がついに限界を迎え、威圧魔眼で追い払おうと思ったとき、背後から、その気分を一気に好転させるかのような声が耳に染み入ってくる。

「ご、ごめん!待たせちゃった?……クリムちゃん」

それはクリムが今一番聞きたかったかもしれない晴暁の声。
その声に男たちも一瞬止まる中、背後から晴暁は優しくクリムの手を掴むと、男から少し距離を取らせ、その空いたスペースに割り込むように入ってくる。
そして小さな背中でクリムを男たちから庇うように護ると、4人の男たちに向けて声をかける。

「あの……僕の友達になんか御用でしょうか?」

その若干の恐怖を感じながらもクリムのために必死に勇気を振り絞って出した言葉で、時間が動き出したかのように男たちが次々と怒りを乗せた声を発する。

「何だぁ?この餓鬼」
「俺たちはそこの彼女たちとこれからお楽しみなんだよ!」
「クリムちゃんっていうのか…その美人のクリムちゃんとちょっと遊ぶんだよ」
「てめぇには似合わねぇよ!すっこんでろ餓鬼っ!!」

どんどん上がっていく男たちのボルテージ。
その中で短気そうな男が晴暁に掴みかかろうとする。
その瞬間、クリムは魔眼を開放。
晴暁に気が付かれないよう、しっかり晴暁を回避しながら4人の男に注ぐ。
しかもその視線は最初に使おうとしたものより強く、ちょっと殺気が混じっているのは気の所為ではない。

「ヒッ!」

そんな視線に凍りつく男たち。
あ、あの…となんか男たちの変化に若干心配そうな声を出す晴暁。
そんな晴暁の手を取り、クリムはこの場を去っていくのだった。
恋人繋ぎで……

「あ、あの……クリエムヒルトさん……ゴメン!!
馴れ馴れしくしちゃって…手、握っちゃって……」

男たちから離れもう見えなくなると、晴暁は土下座でもしそうな勢いで謝りだす。
愛称呼びでなくなったことに機嫌が悪くなるが、クリムはそれに対して、涼める場所を案内するという条件で許すと言い、
晴暁はそれに笑いながらわかったと答えるのだった。

60第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:02:38 ID:S1rFne3A
市内某所にある喫茶店。
そこへと入るクリムと晴暁。
小さな店ではあるが木製の建物は派手さはないものの落ち着いた建物で、装飾品なども趣味が良く、クリムの目に叶うものだった。
その喫茶店内の一角にあるテーブルに案内され、二人は注文を頼む。
冷房が効いていて涼しく、そして出されたお冷はレモンが入っていてとても美味しい……

そんな中、まずどうして出会った場所と同じあの場所で聞いてみると……

「実は買い物に来ていてね……」

どうやら買い物に来ていて、あのクリムとの出会いのあと色々店を回っていたようだ。
そしてお昼が近づき、どこかで食べようか帰ろうか考えているときに、ナンパされているクリムを発見したとのこと。

「まあ、そんな感じでね。
どうしようかと思っていたらクリムさんを発見したんだ。
ところで、クリムさんこそ、一体何を……」

晴暁の言葉を聞きながらも、さんづけで呼ばれたくないクリムは、クリムと呼び捨てで呼ぶようにとまず言う。
すると少し顔を赤くしながら、ハルはうん…良いよと返してくる。
それに嬉しさを感じながらもクリムは出歩いている理由を語る。
その大きな理由は人探し。
山吹という人物を探していると伝え、師である悠美から教えられた山吹の特徴を伝える。

「うーん…見たこと無いなぁ……山吹さんかぁ。
見つけたら教えるね…あ、でも……
その…クリムさ……クリムの連絡先を教えて頂ければと…点」

二人は当然お互いの連絡先を知らない。
恥ずかしながらもハルは顔を赤くしながらクリムに連絡先を聞いてくる。
それに対して、クリムとハルはお互いの連絡先を交換するのだった。

「ところで山吹さんって日本人っぽいけど、金髪ってことは外国の人なのかなぁ
そういえば、クリムは外国の人…だよね?
日本語…すごく上手いね」

それに対し東欧が故郷と答えるクリム。
日本語はかつて眠りにつく前に家庭教師が日本人だったこと、親が日本語を話せたことと、
目覚めた後は師である悠美とその悠美の知人に教えられたのだが、そこを吸血鬼であることを仄めかす部分を除いて、説明していく。
そしてハルについても聞いていくが……

「ここが生まれたところというわけじゃなく、もうちょっと東の方……らしいかな」

なんか変な言い方をされた。
どういうことか聞いていくと

「実は僕は養子で、両親は幼いときに亡くなったんだ。
だから生まれた場所とか知らなくて……」

どうやら実の両親は亡くなっっており、引き取られたようだ。
少し空気がしんみりしていく。

「そ、そうだ!
クリムって何歳なの?僕と…同じくらいなのかなぁ。
僕は…今中二で…まだ誕生日迎えていないから13だけど」

それに対しクリムは実年齢を伏せて同年代ということにしていく。
ちなみに誕生日を聞いたら6月だった。
そしてそこから学校のこと、その他雑談をしていくのだった。

61第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:03:46 ID:S1rFne3A
ハルとの会話という素晴らしい時間。
だがそれは無限に続くわけではなく終わりのときが来た、
時刻は夕刻を廻り、ハルは時間を確認すると、申し訳無さそうな顔で、そろそろ帰らないと…と呟く。
その言葉にクリムとの別れが寂しいものだという感情を感じる。
実際、この会話で二人の距離は縮まり、仲が深まったと言っても良い感じになっていた。

最初は言葉が詰まったり、ぎこちなさが目立った会話だったが、今ではもう普通に話していた。
それはハルが聞き上手な点もあり、少しきついことを言っても気分を害せずに話を続けていたからもある。
養子であるという関係上、他者の感情に敏感なところがあり、クリムの言葉に害意や敵意がないことはなんとなく察知していたのかもしれない。
そしてクリムの方も、ハルに対して良い感情を抱いている。
会話では誠実にクリムの方を見ており、そこにいやらしい感情は感じない。
今までの大半の男はいやらしい視線で顔や身体を舐め回したりしていたが、ハルからクリムに向けられるものには邪な感情を感じないのだ。
まあ、時折、クリムの動きで胸が強調されたり、涼もうとして肌が見えたとき、ハルの視線が向けられるが、すぐにハルは頭を振って性欲を振り払っていた。
なお、そのあと申し訳無さそうな感情が言葉に出ていた。
クリムはその視線やハルが抱いた感情に、ハルになら良いかも…と、今までの男には決して抱かなかった感情を持ち出したかもしれない。

とまあ、そんな会話は終わり、二人は席を立つ。
そして会計をすまそうと、ハルがお金を出そうとしたところで、その腕を掴み、クリムは全額払う。
この程度のお金は問題ないが、ハルは養子だ。
あまりお金を使って義理の両親との間に諍いが生まれてしまえば問題になってしまうだろうし、そんな要因をクリムが作ってしまうのは嫌だった。

て会計が終わり喫茶店を出る二人。
陽は落ちかけ夜が近づいてくる街道を二人は歩いていく。
そしてとある寂れたビルの近くを通りかかったとき、そのビルと別のビルにある路地から聞いたことのある声が聞こえる。

「なんだったんだあの女」
「チッ、あのエロボディを楽しみたかったのに……めっちゃエロい匂いもしてたし」
「やってらんねぇ…飲もうぜ」
「そういやこのビル、空なんだよな…誰もいないし、ここで飲もうぜ」

どうやらあのナンパ男たちらしい。
しかしそれ以上に気になったのは、ビルに差し掛かったとき感じたビル内に巣食う魔性の気配。
それと顔を青ざめ具合の悪そうなハルだった。
足を止め、ハルに大丈夫か聞くものの、ハルは血の気が引いた顔を引き締め、クリムの手を掴むと

「大丈夫……ここは、あまりよくない……早く行こっ!」

そう言って、駆け足気味にクリムの手を引き、足早にビルの前を過ぎていく。
そしてバス停の前まで来ると、手を握っていた事に気が付き、ゴメンと謝りながら手を離そうとする。
が、クリムはその手をしっかり握ると、ハルの身体を支えながら、
バス停の椅子へと座らせ、自身も隣へと座る。

その一連の行動で、ハルは青い顔を今度は真っ赤にしていた。
クリムによって慈愛の感情とともに掴まれた手は柔らかく、支えるために寄り添うクリムの身体からは、その柔らかさやら暖かさやら匂いやらが漂ってくる。
特に汗かきなクリムはこの街の高温多湿にあてられ、今でもたっぷりと汗をかいており、しかも流した汗は下着や服にたっぷり染み込んでいる。
そのためむわっと漂う強いクリムの匂いが一気にハルの嗅覚を支配したのだ。

(う、うわぁ…すごく…いい匂いっ!!)

クリムは結構気にしているがその体臭は異性ならば引き寄せられるほどの匂いで、いや下手したら同性すらも引きつけてしまうかもしれないものだ。
実際、近くの人や通りすがりの人は、結構視線やら意識やらを向けられていたが、ハル一筋と言ってもいいほど彼に意識を集中していたので、彼女自身は気がついていなかった。
しかも今クリムはハルに寄り添い、すぐ至近距離に、実際身体が触れる状態で座っており、もうすごく良い匂いとか熱とか感触がどんどんハルに送られてくる。
そしてクリムは心配しすぎてその状況に気がついていない。

そんな顔色を変えまくるハルに対し、どんどん心配になってくるクリム。
声をかけてみると、こんどはハルの意識はクリムの顔に集中し……そこにいる夜の姫君を直視してしまった。
日が落ち、ネオンや街灯、ヘッドライトに照らされるクリム。
その常人離れした美しい姿はまさに夜の世界に君臨する姫。
一瞬ハルは、クリムのさらに成長した、美しき女王の姿を幻視する。

そんなハルに再度声をかけるクリム。
それで見惚れていたハルは我に返り

「ゴメン…あまりにも綺麗で美しくて……見惚れてた」

と本音が口から漏れ出し、それを聞いたクリムは一瞬止まるも、一気に真っ赤になる。
そして微妙になんとも言えない時間が僅かに生まれるが、ハルは咳払いをしながら謝ると、さっきのビルのことを話し出す。

62第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:04:37 ID:S1rFne3A
「実はあのビルの前通ると、なんか気分が悪くなるんだ。
あそこ、多分あまりいい場所じゃないと思う……
色々と悪い噂があってさ……出るらしいんだ、幽霊。
昔あそこは墓場で悪霊とかが住み着いて、あそこに入った会社の社員は、皆おかしくなっちゃうらしい。
そして会社も倒産し、今ではもう廃ビル。
でも売ろうにも買い手がつかず、解体しようにも事故が多発しているとか」

そんないわくつきの場所だがそれでも前を通ったのは、このバス停がクリムが出会ったときに向かおうとしていた場所と、自分の家の近くを通るバスが来るところだったからだ。
ハル自身、自覚しているかはわからないが、本音ではもっとクリムと一緒にいたいと考えているようだ。
そしてそんなハルの話を聞いたクリムは、話はともかく、少なくともあのビルに魔に属するものが住み着いているのは確実と考えていた。
それを感じ取ったハルもおそらく霊感のようなものを持っているのだろう。
それらを考えながら、クリムは決心する。

そして僅かな時間がたち、バスが来る。
さてとと立ち上がるハルに対し、クリムはそのまま座ったまま。
あれ、乗らないの?と聞いてくるハルに対し別れを告げる。
その言葉に「え”っ!?」っと言いながら、寂しそうな表情を浮かべるハル。
彼に対しクリムは再会を約し、ハルをバスに載せ、見送るのだった。

ハルを乗せたバスが見えなくなる。
それまではハルへと意識を向けていたクリムだったが、その意識を思考をあのビルへと向ける。
ハルの気分を悪化させたビル。
おそらくその原因はあそこに巣食う魑魅魍魎の類だろう。
野放しにしていては、ハルに悪影響、あるいは害を齎すかもしれない。

さらにビル側面の路地から入っていったナンパ男たち。
おそらく路地からビルの裏手に回り、中へ入ったのだろう。
良い感情は持たず、好感度はむしろマイナスだが、流石に一般人がそんなところに自ずから入っていったとはいえ、見捨てることは出来ない。
それに彼らがナンパしてくれたおかげで、ハルとこう出会えたとも言えなくもない。
今後のことなどを考え、クリムは退魔師として動き出す。
バス停の椅子から立ち上がると、再び来た道を戻り、ビルの前へ。
そして件のビル西側とその隣のビルの間にある路地、そこへと入っていくのだった。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【そしてヒロインポジの男の子登場!】
【クリムちゃんとハル君の高感度上げ上げシーン】
【会計で今回は僕出すから、次はクリムちゃんが払ってねとかいう次回デート予約のようなことを言う能力は、今のハル君には無いのだ】
【でもまあクリムちゃんはウインクしながら言っても良いかもしれない】

63クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:01:22 ID:A1fOn4Xs
>>59-62

――――山吹が不在だった神社を後にして、時間つぶしのために街へ出たクリムは……早速後悔し始めていた

「おっ!めっちゃ美人!」
「ねぇ…君ぃ〜今暇〜?」
「俺達と遊ばなぁい?」

「…………はぁ〜〜〜〜……最っ低ですわ……」

(もしかしたら、またあの子と……なんて、高望みではあったのでしょうけど……これはダメです、運がないにも程がありますわね……
 というか、視線が露骨すぎますわ……日本は性犯罪被害が少ないと聞いていましたのに、いる所にはいるものなのでしょうか……)

如何にも遊んでいます、という雰囲気を醸し出す容姿や服装、態度の若い男の四人組に声を掛けられて、クリムの機嫌は急降下している
クリムは自分が美人であるという自負がある、だからこそ視線を集めたり、ナンパされることはよくあることでしかない
だが、ここまで下劣な意思を隠そうともしない男達の欲望塗れの視線は、さすがに込み上げる不快感を禁じえない
薄っぺらい中身のない言葉、自分たちが楽しみたいという意志しかなく、クリムの人格を気にも留めない態度
胸を、お尻を、秘部を、脚を……全身を舐め回すように無遠慮に視線を注ぐ有様
少し前に出会ったハルの態度が好印象だっただけに、落差が酷過ぎて嫌悪感が凄まじい
淑女らしくない、不機嫌さがにじみ出た独り言をつぶやいてしまいながら、いい加減追い払ってしまおうかと思い始めた、その時――

「ご、ごめん!待たせちゃった?……クリムちゃん」

「……ハル?」

――右手に触れる優しい感触、そしてクリムを護るように前に出る、小柄なハルの姿
まさかこんなところでハルに会うとは思わず、クリムは咄嗟に握られた手をキュッと握り返しつつ動きを止める

「あの……僕の友達になんか御用でしょうか?」

(まさか、私を護ろうとして……怖いでしょうに、必死になって……)

そんなクリムを護るように、見るからに体格差のある男達へハルは勇気を振り絞って言葉を紡ぐ
ハルと男達では、体格差も人数も圧倒的に不利だ
荒事になれば勝ち目など無い、そんなことは解っているだろうに……それでもハルは、クリムを護ろうと前に出たのだ
無茶ではあるのだろう、無謀でしかないのだろう、けれどその勇気は、クリムの心に温かな気持ちを灯らせる

「何だぁ?この餓鬼」
「俺たちはそこの彼女たちとこれからお楽しみなんだよ!」
「クリムちゃんっていうのか…その美人のクリムちゃんとちょっと遊ぶんだよ」
「てめぇには似合わねぇよ!すっこんでろ餓鬼っ!!」

「――――……!」

(いけませんわね、躾けのなっていない犬はこれだから……少し、身の程を知るべきではないかしら…?)

途端に威勢のいい言葉を発する男達に、クリムは瞼を細めて怒りを籠める
一般人に使うには少々大袈裟だとは思うが、礼節の一つも知らない下賤な輩にはこれで十分と言わんばかりの意思を魔眼に込める
根源的な恐怖の具現である魑魅魍魎にすら通じる魔眼が、イキがっているだけの男達に通じないはずもない

「ヒッ!」

「さぁ、ハル、行きますわよ?」

そんなクリムの魔眼を浴び、生命を揺るがす恐怖に固まる男達
突然の変化にハルは戸惑っているようだが……クリムはそれに構わず、握った手をしっかりと繋ぎ直し、踵を返した
……絡み合った指はまるでべったべたの恋人つなぎであったが……クリムもハルも、それを気にすることも無く男達の前から去っていく

「あ、あの……クリエムヒルトさん……ゴメン!!
馴れ馴れしくしちゃって…手、握っちゃって……」

「……むぅ、ハル、言ったはずよね? 私のことはクリムと呼びなさい、と
 それと、貴方は私が手を取られた程度で機嫌を損ねると思っているのかしら? 心外ですわ
 ですが、そうね、悪いと思うのなら……この街は少し暑いわ、涼しい場所へエスコートしてくださる? 出来るわよね?」

そんなやり取りを経て、クリムとハルはとある喫茶店に訪れた
元より汗を流しやすい体質で、蒸し暑いこの街の気候もあって不快感が募り始めていたクリムはこの喫茶店で席に着き、ようやく一息吐けた心持だった
出されたお冷が身体を内側から爽やかな気分にしてくれるし、汗を浮かべた肌に冷房の冷えた空気が心地よい……

「……それで? ハル、随分とタイミングが良かったですけれど、貴方は何故あそこにいたのかしら?」

「実は買い物に来ていてね……」

(……全くの偶然? それはまた……随分と奇妙な、縁、とこの国では言うのでしたわね)

「まあ、そんな感じでね。
どうしようかと思っていたらクリムさんを発見したんだ。
ところで、クリムさんこそ、一体何を……」

64クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:01:41 ID:A1fOn4Xs
>>63

「……その前に、ハル、何度言わせるつもり? クリムで良いと、そう言ったはずよね? その耳は聞こえていないのかしら?
 呼び捨てで良いと私が行ったのだから、クリムとお呼びなさい、良いわね?」

(……少し言い方がきついかしら、でもハッキリ言っておかないと、何時までも余所余所しい呼び方をしそうですわね……)

「それと私の用件は人探しよ、山吹という名前で、金髪で、身長は――――」

(先生から聞いた特徴を考えると、この街では随分目立つ容姿の筈、それこそ、先程のナンパ男達に絡まれてもおかしくないわ
 でも……どうでしょう、妖狐の力を持つのなら、うまく化かしてしまっているのでしょうね……目撃情報で探すのは望み薄かしら)

「うーん…見たこと無いなぁ……山吹さんかぁ。
見つけたら教えるね…あ、でも……
その…クリムさ……クリムの連絡先を教えて頂ければと…点」

「へぇ、随分自然な流れで女の子の連絡先を手に入れるのね……ふふ、冗談よ
 はい、これ、私の連絡先よ、登録しておくことを許します、光栄に思う事ね」

「ところで山吹さんって日本人っぽいけど、金髪ってことは外国の人なのかなぁ
そういえば、クリムは外国の人…だよね?
日本語…すごく上手いね」

「あらありがとう、褒めても何も出ませんわよ? まぁ、正直に言えば私の家庭教師が日本人でしたの
 親も日本語を話せましたし、お世話になった先生も日本人でしたから、必然的に日本語は覚えていきましたわ
 ……そういうハルはどうなのかしら、貴方はこの街生まれなのよね?」

「ここが生まれたところというわけじゃなく、もうちょっと東の方……らしいかな」

「……らしい? 随分とふわふわしているのね、どういう意味なのかしら」

「実は僕は養子で、両親は幼いときに亡くなったんだ。
だから生まれた場所とか知らなくて……」

「それ、は……ごめんなさい、不躾でしたわね」

(そう……ハルも、ご両親を……少し、踏み込み過ぎてしまいましたわ……はぁ……)

親を亡くした孤児である、その事実は、クリムからすれば安易に踏み込んでしまったことを後悔させるのに十分なものだった
気の強さを表していたかのような眦が下がり、ハルを見詰める視線が痛まし気なものになる
同情はいけない、そうわかってはいても、申し訳ないという気持ちが込み上げてしまう

「そ、そうだ!
クリムって何歳なの?僕と…同じくらいなのかなぁ。
僕は…今中二で…まだ誕生日迎えていないから13だけど」

「私? 私は……14歳よ、同い年ということになるわね」

(先生も大分若く見えたけど、ハルも大概ね……東洋人は童顔過ぎて困るわ、迂闊な態度を取ったら年上だった、とか……ありそうね、気を付けないと)

「そういえば、日本のスクール……学校はどうなっているの? 色々教えてくださる?」

しんみりと沈んでしまった空気を変えるように、ハルが年齢を話題にして話を変える
それに合わせるようにクリムも話を繋げて行く
クリムからすれば、日本の学校のことはあまり知らない未知の世界だ
ハルに話をさせ、時折疑問を投げかけ、驚いたり笑ったり、リアクションを返していく
やはり国が違えば学校の在り方や雰囲気も随分と異なるらしい、ハルの話に合わせていくつもりが、いつの間にか本心からの反応を返してしまっていた
時折注文した飲み物で喉を潤し、急かさない程度に続きを促しては楽し気に微笑む
そんな二人の姿が喫茶店の一角で繰り広げられるのだが……楽しい時間程、早く過ぎ去ってしまうものだ
申し訳なさそうに帰る事を告げるハルに、クリムは物足りない気持ちを隠しながら頷き、煽動するように立ち上がる

「あら、もうそんな時間なのね……ええ、お互いあまり遅くなると面倒ですし、解散と致しましょう」

座っていても背筋はピンと伸びていたクリムだったが、立ち上がるとより一層際立つものがある
スラリと伸びた長い脚、そして抜群のスタイルを誇るようにまっすぐ伸ばされた背筋からくる姿勢の良さ
それらが醸し出す雰囲気は凛としたもので、クリムが髪を靡かせて歩み始めると喫茶店中から視線が集まってしまう
それを当然のように受け止めながらクリムはレジの前で財布を取り出したハルの腕を掴み、悪戯っぽく右目を瞑りウインクをして言った

65クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:02:08 ID:A1fOn4Xs
>>64

「今日は中々楽しめたわ、お礼というわけではありませんが、ここは私が払います、良いですね?」

(養子、ということは……自由になるお金はそう多くはないでしょう? 楽しませてくれたお礼です、この程度のことはしましょう
 それに……ハルの性格なら、これを楔としてまたの機会に繋げられるはず、ふふ……♪ 殿方との対話が楽しみなんて、随分と久しぶりの感覚ですわ)

表情こそ緩やかに微笑んでいるが、声音は芯の通ったもので、決して譲らないという意思がハルにも感じられるだろう
無論、クリムにも思惑はある
下卑た視線や感情を混じらせることなく、たまに欲望が込み上げてもそれを抑え込んだハルとの会話が、本当に楽しかったのだ
自分が魅力的な容姿をしていることを自覚しているクリムにとって、欲望交じりの視線は慣れてはいても好ましいものではない
それを抑え込み、気遣いを自然とできるハルとの浅瀬はクリムの心に爽やかな風のような心地良さを感じさせてくれた
そのお礼も兼ねて、またハルと出会えた際にこれを切欠として話が出来たなら……そんな思惑を交えている

――しかし帰路に就く最中に聞こえてきた声をクリムの耳が捉えた時、穏やかな時間は終わりを告げた

「なんだったんだあの女」
「チッ、あのエロボディを楽しみたかったのに……めっちゃエロい匂いもしてたし」
「やってらんねぇ…飲もうぜ」
「そういやこのビル、空なんだよな…誰もいないし、ここで飲もうぜ」

先程の男達は声音だけで分かるほどに不機嫌で、しかも彼らが入ろうとしているビルからは魔の気配が漂っている
だがそれ以上に気になったのは、急激に顔色を悪くするハルのこと

「大丈夫……ここは、あまりよくない……早く行こっ!」

「ちょっと、ハル、急にどうしたのっ!?」

突然ハルが躊躇なくクリムの手を握り、駆け出していく
ハーフヴァンパイアであるクリムと、純粋な人間であるハルでは身体能力に歴然とした差が存在する
ハルに手を引かれた程度でバランスを崩したり、体力が追い付かない……などということはない
奥手で初心である、そんな印象を感じたハルが何も気にせずクリムの、女性の手を取ることが異常なことなのだと、そう理解したからこそ、クリムは戸惑ってしまう
暫く二人で小走りに駆け、バス停までくれば……そこでようやくハルは落ち着き、今更手を繋いでいることに気が付いたらしい
慌てて手を離そうとするのを拒み、逆にしっかりと握り締めながらハルを座らせ、寄り添うようにクリムも座る

「落ち着いたかしら? 大丈夫よ、ここには私がいるわ、ゆっくり深呼吸して、息を整えて…………ハル?」

「ゴメン…あまりにも綺麗で美しくて……見惚れてた」

「なっ!?」

掛け値なしの本心、そうだと解る零れ落ちた言葉に、クリムの思考が真っ白になり、逆に頬が赤く色づいていく
視線を彷徨わせ、照れたように頬に手を添え、なんとももどかしい空気が流れて……
暫しの時を置いて、ハルが口を開いた

「実はあのビルの前通ると、なんか気分が悪くなるんだ。
あそこ、多分あまりいい場所じゃないと思う……
色々と悪い噂があってさ……出るらしいんだ、幽霊。
昔あそこは墓場で悪霊とかが住み着いて、あそこに入った会社の社員は、皆おかしくなっちゃうらしい。
そして会社も倒産し、今ではもう廃ビル。
でも売ろうにも買い手がつかず、解体しようにも事故が多発しているとか」

「そう、そんな場所だったのね……なるほど、ね――」

(霊感がある、という事なのでしょう、あのビルに巣食う魔を察知してしまい、怯えていた……と
 それなら、私がするべきこと……いえ、私がしたいことは――)

楽しい時間を過ごせた、その立役者たるハルの困りごと
それがクリムに、ある決心を抱かせた
丁度その時、訪れたバスに乗ろうとするハルに、クリムは告げる

「……残念ですが、今日はここでお別れですわ」

「え”っ!?」

「くすっ♪ そんなに寂しげな顔をなさらないで、また会えますわ、その時はしっかりとエスコートしてくださいね?」

楽し気に、本心からの微笑を見せながら、クリムはハルを見送って……振り返り、踵を返す
その脚が向かうのはあの、魔の気配を感じたビルの方角

(ハルの生活圏内に魔の巣食う場所があるというのは、少々気になってしまいますわね……面倒ですから、先に潰してしまいましょう
 それに……あのナンパ男達、正直に言えば見捨てたい気持ちもありますが……あんな方々でも一般人、本気で見捨ててしまうのは退魔師の名折れでしょう
 であるのならば、誇りあるルカージュ家の娘としてわたくしが取るべき行動は決まっていますわ)

「さて、あまり長引かせずに片付けたいところですが……」

何処か気軽に見える、余裕の態度のまま……クリムは魔の気配漂うビルへと、足を踏み入れていく……

66クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:02:18 ID:A1fOn4Xs
>>65

行動選択
ビルの敷地に入り、入口を探す
入口を見つけたら気配を伺いつつ内部へ、人目を避けられる安全な場所を探す
安全な場所を見つけたら戦闘用の衣装に着替える

思考
内心で色々と言い訳しつつも、ハルを不安にさせる魔の存在に苛立ちを覚えている
退魔師の矜持として、魔を見つけて放置は出来ないという誇りを重んじている

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、歩いている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さから身体が多少火照っている

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【心温まる交流シーンじゃな……地道な積み重ねが絆となる、良いのう】
【ハル坊からすれば綺麗な出来事じゃが、しかしその裏でいよいよえちえちな戦いへ身を投じるクリムちゃん】
【さて、どんなひどい目にあうことやら……】

67第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/06(土) 00:32:21 ID:HIoGGzKM
>>63-66
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力12/12(0/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:0 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル・外 夜

〜ビルの中へ:3+2=5〜(ST+2 ;補正+2)

あづまビル。
市内のとある東西に伸びた大通りの北側にある4階建てのテナントビルである。
だがハルの言った通り、もうこのビルに入っている企業などはなく、解体手前の廃ビルであった。

まずは大通りに面した正規の表の入り口に手をかけるが、こちらは鍵がかかっているようだ。
無論、クリム後からならば破壊は可能だが、流石に大通りに面する場所でそのようなことを行うのは……最後の手段だろう。
それに、あの男たちがこのビルに入った確証はなく、手がかりも見つけにくい。
入ったとしても路地の方に進んでいたのを見ると、裏手から入った可能性が高い。

それゆえクリムはビルの西側の路地を入っていく。
路地の西隣はまだ機能しているビルであり、目的の建物の北側にあるビルにも人は入っている。
そして路地を照らす街灯。
それらの存在で明かりはしっかりあるが、電気が通っていないこの廃ビルだけ暗く、妙な不気味さを醸し出している。

路地を進みそんな廃ビルの裏側へと回るクリム。
ビルの北側には建物北側外に非常階段が備えられている。
非常階段は建物の東寄りにあり、一階の階段部分手前には、おそらく裏口と思われる扉があるのが見える。
裏手の侵入口はこの一階の裏口、非常階段を上っていった先の各階への入り口といったところ。
男たちが路地に入ってからハルを見送るまで時間が経過しているので、男たちの姿は見えない。
どこの階層に入っていったのかは現状では不明だ。

もう一つの懸念は実際このビルに入っていったのかだが、会話内容から見るに入っていった可能性は高く、
裏手側の自然は石であり足跡は見えないが、吸ったばかりのタバコやらコンビニの袋やらがその地面へと落ちている。
汚れてもおらず、つい先程捨てたもののようなので、あのナンパ男たちが捨てていった可能性が高く、つまりこの場所は通ったと見ていいだろう。

それを確認したクリムはまずは一階裏口の扉を探る。
鉄製の扉は錆びて汚れているが、しっかり鍵はかかっているようだ。
開けたりした形跡も無いので、ここから入っていった可能性は低いだろう。

やはり上の階か……
クリムは非常階段を登って行く。
むき出しの非常階段は風雨に晒されているのか錆びついている。
ただ床が抜けるようなことはなさそうで、一応注意しつつもクリムは階段を登って行く。
コン…コン…と歩くたびにブーツと階段で音が鳴り響く。

二階……ここも非常用扉は鍵がかかっており開けられた形跡もない。
三階……ここも同じ。
そして最上階である四階にまでたどり着く。

扉の前には踏みつけられたタバコの吸い殻が落ちている。
これも古いものではなく新しいもの。
となるとこの階の扉に入っていた可能性が高い。
開かなくて引き返したならそれもそれで犠牲者はいないということだ。
そしてクリムが扉に手をかけ引いてみると……
錆びついて少し重いが鍵はかかってないようで、問題なく開きそうだ!

ここだと目星をつけたクリムは扉を一気に開ける。
しかし開けると同時に、夜にもなっても未だ蒸し暑いこの街の空気、それを凌ぐ蒸し暑いジメジメした空気が一気に吹き出し、クリムの身体にまとわりつく。
閉め切っていたせいだろうか?
それともビルに潜む魔によるものか……
異常なまでに暑く湿った空気がこの中には漂っているようだ。
クリムの衣服を貼り付けるほど汗をかいている身体をさらに火照らせ、さらなる発汗を促すような熱気。
それが一気にクリムに絡みついてきたのだ。

・蒸し暑い:▽「精神」-1(11)

そんな暑さに悩まされながらも扉の先を確認するクリム。
明かりは無いがクリムの目には問題なく廊下が見える。
廊下は東西に伸びていて、左手、すなわち東側にはさらに上へと伸びる階段と下の階層へと降りる階段がある。
手前はそのまま真っすぐ階段が伸びその先には扉、おそらく屋上へと繋がる扉だろう。
その奥、つまり南側には、三回へと降りる階段が途中の踊り場まで伸び、そこから折り返して三階へと伸びている。

右手、西側は廊下が少し伸びていて、西端の北側部分に出っ張りのようなものがある。
あれはおそらく大きな柱ではなくおそらくエレベーターと思われる。
そのエレベーターのところから左、南へと廊下は曲がっているようだ。

また、この非常口入り口から正面右手寄りには扉がある。
おそらく外から見た形状から考えると、そこは大きな部屋となっているのだろう。

魔の姿は今の所見えない。
まずは戦闘用の衣服に着替えたいが、どこに向かうべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いよいよクリムちゃんの戦闘】
【スペックは高いが淫魔戦初めて+経験値の不足ゆえ、山吹さんと比べて苦戦しそうな感じがしますねぇ】
【そして苦戦はすなわちエロい目にあうということで、ハルとの記憶がより淫靡なダメージを与えてきそう】
【会ったときはこんな子が裏ではこんなエロい目にあっているというのは実に良い】

68第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/06(土) 00:44:04 ID:HIoGGzKM
【階段の配置が逆なので訂正】
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力12/12(0/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:0 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル・外 夜

〜ビルの中へ:3+2=5〜(ST+2 ;補正+2)

あづまビル。
市内のとある東西に伸びた大通りの北側にある4階建てのテナントビルである。
だがハルの言った通り、もうこのビルに入っている企業などはなく、解体手前の廃ビルであった。

まずは大通りに面した正規の表の入り口に手をかけるが、こちらは鍵がかかっているようだ。
無論、クリム後からならば破壊は可能だが、流石に大通りに面する場所でそのようなことを行うのは……最後の手段だろう。
それに、あの男たちがこのビルに入った確証はなく、手がかりも見つけにくい。
入ったとしても路地の方に進んでいたのを見ると、裏手から入った可能性が高い。

それゆえクリムはビルの西側の路地を入っていく。
路地の西隣はまだ機能しているビルであり、目的の建物の北側にあるビルにも人は入っている。
そして路地を照らす街灯。
それらの存在で明かりはしっかりあるが、電気が通っていないこの廃ビルだけ暗く、妙な不気味さを醸し出している。

路地を進みそんな廃ビルの裏側へと回るクリム。
ビルの北側には建物北側外に非常階段が備えられている。
非常階段は建物の東寄りにあり、一階の階段部分手前には、おそらく裏口と思われる扉があるのが見える。
裏手の侵入口はこの一階の裏口、非常階段を上っていった先の各階への入り口といったところ。
男たちが路地に入ってからハルを見送るまで時間が経過しているので、男たちの姿は見えない。
どこの階層に入っていったのかは現状では不明だ。

もう一つの懸念は実際このビルに入っていったのかだが、会話内容から見るに入っていった可能性は高く、
裏手側の自然は石であり足跡は見えないが、吸ったばかりのタバコやらコンビニの袋やらがその地面へと落ちている。
汚れてもおらず、つい先程捨てたもののようなので、あのナンパ男たちが捨てていった可能性が高く、つまりこの場所は通ったと見ていいだろう。

それを確認したクリムはまずは一階裏口の扉を探る。
鉄製の扉は錆びて汚れているが、しっかり鍵はかかっているようだ。
開けたりした形跡も無いので、ここから入っていった可能性は低いだろう。

やはり上の階か……
クリムは非常階段を登って行く。
むき出しの非常階段は風雨に晒されているのか錆びついている。
ただ床が抜けるようなことはなさそうで、一応注意しつつもクリムは階段を登って行く。
コン…コン…と歩くたびにブーツと階段で音が鳴り響く。

二階……ここも非常用扉は鍵がかかっており開けられた形跡もない。
三階……ここも同じ。
そして最上階である四階にまでたどり着く。

扉の前には踏みつけられたタバコの吸い殻が落ちている。
これも古いものではなく新しいもの。
となるとこの階の扉に入っていた可能性が高い。
開かなくて引き返したならそれもそれで犠牲者はいないということだ。
そしてクリムが扉に手をかけ引いてみると……
錆びついて少し重いが鍵はかかってないようで、問題なく開きそうだ!

ここだと目星をつけたクリムは扉を一気に開ける。
しかし開けると同時に、夜にもなっても未だ蒸し暑いこの街の空気、それを凌ぐ蒸し暑いジメジメした空気が一気に吹き出し、クリムの身体にまとわりつく。
閉め切っていたせいだろうか?
それともビルに潜む魔によるものか……
異常なまでに暑く湿った空気がこの中には漂っているようだ。
クリムの衣服を貼り付けるほど汗をかいている身体をさらに火照らせ、さらなる発汗を促すような熱気。
それが一気にクリムに絡みついてきたのだ。

・蒸し暑い:▽「精神」-1(11)

そんな暑さに悩まされながらも扉の先を確認するクリム。
明かりは無いがクリムの目には問題なく廊下が見える。
廊下は東西に伸びていて、左手、すなわち東側にはさらに上へと伸びる階段と下の階層へと降りる階段がある。
手前は三階へと降りる階段が途中の踊り場まで伸び、そこから折り返して三階へと伸びている。
その奥、つまり南側には、東へと真っすぐ昇り階段が伸び、その先には扉、おそらく屋上へと繋がる扉だろう。

右手、西側は廊下が少し伸びていて、西端の北側部分に出っ張りのようなものがある。
あれはおそらく大きな柱ではなくおそらくエレベーターと思われる。
そのエレベーターのところから左、南へと廊下は曲がっているようだ。

また、この非常口入り口から正面右手寄りには扉がある。
おそらく外から見た形状から考えると、そこは大きな部屋となっているのだろう。

魔の姿は今の所見えない。
まずは戦闘用の衣服に着替えたいが、どこに向かうべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いよいよクリムちゃんの戦闘】
【スペックは高いが淫魔戦初めて+経験値の不足ゆえ、山吹さんと比べて苦戦しそうな感じがしますねぇ】
【そして苦戦はすなわちエロい目にあうということで、ハルとの記憶がより淫靡なダメージを与えてきそう】
【会ったときはこんな子が裏ではこんなエロい目にあっているというのは実に良い】

69クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 21:06:54 ID:A1fOn4Xs
>>68

『……まぁ、さすがに鍵くらいあるでしょうね』

『(あのナンパ男達が言っていた通りに行動したのなら、わざわざ正面の鍵を開けて入る……なんて、するはずがありませんわ
 そうなると、裏口か……それともどこか侵入できる場所がある筈、そちらを探しましょうか)』

如何に廃ビルと言えど、昨今完全に放置された空き家というのもそうそうないものだ
正面入り口は当然のように施錠されている、あのナンパ男達がカギを持っているとも思えないし、こことは違う入口から侵入したのだろう
となれば向かう先は一つ、男達が進んだ裏路地の先……そこに何かしらの侵入口があるはずだ
クリムは物音や気配を探るように意識を研ぎ澄ませつつ、路地へと歩みを進める
ほぼ日も沈み、夕焼けから夜の闇へ色を染め上げつつある空を尻目に、クリムは汗で肌に纏わり付く髪をふぁさりとかき上げながら歩いていく
街灯も表通りに比べれば少なくなり、誰もが視線を向けない裏路地へと、金の髪を靡かせていく年若い異国の美少女
本来ならば視線を集めるであろう美貌は、しかし薄暗い路地に進むにつれて陰に隠れ、注目も途切れていく
コンクリートに響く足音を感じながら、クリムはビルの周囲を回るように裏路地を歩き続ける……

『あれは……そう、ここで間違いなさそうですわね』

『(ゴミにしても捨てられたばかり、かしら? 時間が経ったような汚れは見えませんわね、つまり……彼らもここに、ということでしょう
 となると、扉に鍵が掛かっていない場所がある筈ですが……)』

…………そうしてぐるりとビルを回り込めば、裏手に備え付けられた非常階段が目に入る
近くに転がっているゴミも古びた雰囲気はなく、件の男達が捨てていった最近のものなのだと予想した
それを確かめるように扉に手を掛けるが……しっかりと施錠された扉はクリムを拒む
しかし、ここに男達がやってきて入り込んだのはほぼ間違いない筈だ
であれば、非常階段を昇った上の階から侵入した、ということになる
金属製の非常階段を昇り、ブーツがカツカツと小気味いい音を響かせる
二階の扉は開いていない、三階も同じ、高さが増すにつれて風がクリムの金の髪を揺らし、夜闇と共に訪れる肌寒さが汗に濡れた身体を冷やす
そんな中、いよいよ最後の扉……四階へと辿り着いたクリムは、真新しいたばこの吸い殻を見つける
踏みつぶして火を消したであろうそれは、男達の最新の痕跡と見て間違いない
現に扉に手をかけ、ノブを捻れば……鍵の感触は無く、扉が開くことを確認した

『ここですわね、では――――うっ!?』

夜闇も迫りつつある中、長い時間をかけるつもりはないクリムは、鍵がないと見るや勢いよく扉を全開にする
すると引き開けられた扉から溢れ出るようにじっとりと蒸し暑い空気が吹き寄せ、クリムの全身に纏わり付く
思わず不快感に表情を歪め、追加の汗を浮き上がらせてしまう程の蒸し蒸しと熱の籠った空気
扉を全開にしているのに後から後から噴き出てくる湿った空気は、尽きる気配もない……

・蒸し暑い:▽「精神」-1(11)

『(こんなにじっとりと湿った空気が蔓延しているなんて……冗談じゃありませんわ!
 あぁ、もうっ! あの男達も、妖魔も、見つけたらただじゃ起きませんわ、わたくしをこんな場所に入らせるなんて……もうっ! もうっ!)』

熱気のキツイ空気を吸いたくない、そう考えても……室内は暑く湿った空気に満ちていて、逃げ場などあるわけがない
不快感と込み上げる苛立ちを感じながら視線を巡らせれば、上下に分かれた階段とエレベーター、そして大部屋に繋がっているであろう扉が見えた
この纏わり付く空気から逃れるなら屋上へ向かうのがいいのだろう、男達を探すにも上から下へ虱潰しが効率的だ
だが、魔がいるはずのこのビルで優先すべきは戦闘態勢を整える事……何時までも私服では心許ない
そうなると、真っ先に確かめるべきは……大部屋となる

『(まずは着替えですわね、急ぎましょう
 早く終わらせて、山吹さんにシャワーを貸していただかないと……)』

ふつふつと浮き出る汗は、首筋や背中、胸元をつつ〜…っと流れ落ちていく
純白の半袖ブラウスは汗でぴっちりと張り付き、下着さえ透けてしまいそうで……
スカートにしても黒い色だからこそ透けてはいないが、クリムのコンプレックスである過剰に肉付きの良いお尻の形が浮き出てしまっている
とてもではないが、ナンパ男達に見られていい恰好ではない
それ故、着替えを優先したクリムは大部屋へと足を進める
汗を流しやすいクリムにとって、ある意味過酷な戦いが始まろうとしていた……


行動選択
大部屋へと向かい、様子を伺いながら扉を開け、中を確認する
何もないようなら中に入り、安全そうなら戦闘用衣装へ着替える

思考
蒸し暑さに対する不快感で苛立ちを感じている
早急に魔を退治して立ち去りたいという欲求を募らせている

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、適度に全身を緊張させている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さから身体が多少火照っていて、肌が紅潮している

乱数:9


【探索優先ならば屋上に登り、上から下へ探索すべきなんじゃろう】
【とはいえまずは着替え優先、戦闘用衣装にならねば心許ないからのぅ】
【あと、ナンパ男達が無事だったら絶対汗で張り付き、透けたブラウスやスカートをジロジロ見られるからのぅ】
【それならまだ戦闘用衣装を見られる方がマシじゃろう、クリムちゃんはそう考えておる】
【さて、無駄にクリティカルじゃが、大部屋はどうなっているのか……】
【何も無ければ眷属作成を試してみるのも良いかもしれんなぁ】

70第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/06(土) 21:50:04 ID:HIoGGzKM
>>69
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力12/12(0/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:0 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階廊下 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い

〜前方のビルへ:9+2=11〜(ST+2 ;補正+2)

蒸し暑いビルの中へと入るクリム。
廊下を伺い、まずは戦闘用の衣装に着替えることを優先するとできれば部屋が良いだろう。
となれば正面右手にある部屋か。
おそらく外から見た感じこの先は大部屋になっているはずだ。
クリムはそう考え廊下を進んでいく。

蒸し暑い廊下を進むクリム。
室内は蒸し暑い空気が充満しており、扉を開けた時の比ではない。
蒸し暑い中お湯の中を歩いて進む……まるでそんな感じであり、汗をかきやすいクリムの身体はどんどん汗を流し、下着と服を濡らしていく。
ただ妖魔の類の姿は見えず、気配も感じない。
妖気のようなものは暑い空気に混ざり漂っているので、いるのは確かのようだが……
ともかく問題なく、クリムは廊下を進み扉の前へと来る。
そしてその扉を開けて中へと入っていく。

扉もまた鍵はかかっておらず、問題なく開き、中へと入れる。
その先は家具も何もない大きな部屋で、南側には窓があり、対面のビルなどが見える。
そして東側には北側と南側に扉があるようだ。
当然のように、ここも廊下と同じく蒸し暑い。
さらに瘴気のようなものが微量漂っており、クリムの身体は暑さとわずかに別種の火照りが僅かに生まれる。
この瘴気は淫気であり、そして火照りはそれによる快楽のものだが……クリムは気がつくだろうか?

・淫気:▲「快楽値」+1(1)

だが部屋には誰もいないわけではなかった。
部屋の中央付近に不気味な人形の化け物がいた。
中央に円陣を描くように佇む三匹の魔。
二匹は無毛で子供程度の大きさの魔。
貧弱な長い手足に膨らんだ腹部。
餓鬼と言われる存在だが、海外から来たクリムは知らなかった。
しかしもう一匹はクリムもなんとなくしっている小悪魔のような淫魔だ。
こちらも小柄だが全裸で背中には羽、お尻から尻尾の生えた小悪魔、インプだ。
餓鬼はこちらに背を向けるようにしゃがんでいるが、その対面にいるインプはクリムの方を向きつつ下を向いていて、クリムが開けた扉に反応し、下げてた顔を上げてクリムを認識する。

・インプ 餓鬼A 餓鬼B 出現!

「おやぁ?随分エロい女が来たなぁ、ククク」
「ギ?」
「ギギ!?」

インプはクリムを確認すると羽を羽ばたかせ宙に浮き出し、インプの言葉に反応した餓鬼は四つん這いになりながらクリムの方を振り向く。
そんな魔の姿を見ながらクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【着替え前の戦闘】
【チュートリアル戦闘になるかそれとも……】
【なおクリムちゃんは淫魔も淫気も知らない模様】
【悠美さんの同性としての気遣い】
【それと小悪魔のようではあるが、このインプは淫魔のインプなので、実は別種な模様】
【これもクリムちゃんは知りませんが】

71クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/07(日) 22:49:55 ID:kBHjVzXg
>>70

『ふぅ…………ふー………………』

『(いくら何でも、これは不自然に暑すぎではありませんこと? この街が暑くて、このビルが閉め切っていたとしても……これは、あまりにも……
 妖魔の仕業、なのですか? ああ、もう……本当に最悪ですわ、イライラしてしまいますっ!)』

暑い空気に満ちたビル内を歩くクリムは、苛立ちを表に出さないように長く息を吐きながら、苦々し気に口元をヒクつかせている
確かにこの街は暑かった、室内で熱気が籠っているのもわかる
しかしそれにしても暑すぎる!
一歩歩けば汗が浮き出て肌を伝い、ブラウスやスカート、下着が汗を吸って肌に張り付いていく
それでなくとも日中流した汗で肌はベタベタ、不快感に苛まれているというのにこの有様だ
苛立ちに任せて大声を上げれば、妖魔に気付かれてしまうかもしれない
それはクリムに残された理性が辛うじて抑え込んだ苛立ちだった……

――そんなイライラを感じながら、クリムは大部屋と思しき扉へと進んでいく
着替えるにしても、男達と何時鉢合わせるかわからない以上、やはり視界を遮る室内でなければ着替えられない
この大部屋に男達がいる可能性もあるが……それならそれで楽でいい

『(元々不愉快な殿方でしたもの、多少乱暴に扱われても、覚悟の上でしょう?)』

現状の八つ当たりも兼ねて、意識を奪う程度にストレス発散に付き合わせる
そう決意しながら、クリムは目前の扉を開け中の様子を確認した

・淫気:▲「快楽値」+1(1)

『――――ッ! 妖魔……!』

『(あれは……インプ! それに、お腹が出っ張った見にくい姿……この国の妖怪、というヤツかしら…?
 先生に色々聞いておくべきだったかしら、山吹さんに教わればいいと思っていたのですけれど、まさかこんなに早く退魔師として動くなんて想定外だものね……)』

するとその部屋には先客がいた――インプ、そしてクリムは知らないが、餓鬼が二匹、集まっていたのだ
クリムは日本特有の妖怪や魔に連なるものには詳しくない、当然、地獄の亡者たる餓鬼も知らない
しかしインプは知っている、最も、その知識は詳しいと言えるほどでは決してなかったが……
クリムが知っていることは、精々その背の羽で宙を舞うことが出来る、という程度のものだ
具体的な攻撃方法や能力、弱点を知っているわけではない
知らない、というのは厄介だ、特に魔は、見た目からは想像もつかない特異な能力や術を持つものも多いのだ

・インプ 餓鬼A 餓鬼B 出現!

「おやぁ?随分エロい女が来たなぁ、ククク」
「ギ?」
「ギギ!?」

『喋った……ある程度の知性はあるようですわね、ですが……下品ねぇ、見た目通り品性も醜いのかしら?
 口を閉ざしなさい、生臭い息など吐いて、不快なだけですわ! お前達は今、この場で命を散らすのですっ!』

インプが言葉を話したこと、それに多少の驚きを見せるも……クリムの行動に迷いはない
元より魔の殲滅が目的である以上、話し合う必要は無いのだ
都合の良い言葉で人を誘う魔の言葉に耳を傾ける? 何を悠長なことを!
鋭い殺気を身に纏い、冷淡な視線を向けながら軽く腰を落とし、右足を下げて半身の構えを取る
身長の低い餓鬼やインプには手技は不利だが、足技ならば有効に使えるだろう
そうでなくとも操影術や血術を使ってもいい、攻撃方法に不安はない
あとは討つだけ、人の世に仇なす魔を放置するのは退魔師の名折れ
誇りあるルカージュの娘として、両親の子として、そして……心優しいハルを脅かす魔を見つけてしまったものとして
逃がすつもりはない、ここでこの木っ端共は殲滅するのだと……クリムは細く息を吐き、戦いに向けて意識を切り替えたのだった……


行動選択
<AS>操影術・シャドウウェポンを使用、槍を作り出す
敵が向かってくるならばその場で動かず槍で迎撃する
動かないのであればクリムから接近、餓鬼から優先的に槍を薙ぎ払うようにして攻撃する

思考
知性ある魔の言葉を聞くつもりはない、何か甘言を囁かれる前に討つつもりでいる
小柄な魔ばかりであることから、長物を作り出して戦うべきだと判断した

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さから身体が多少火照っていて、肌が紅潮している

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【小柄なインプや餓鬼相手なら長めの獲物がやりやすかろう、ということで槍を作るのじゃ】
【操影術ならばビルの中では問題あるまい、まずはこれから試して行かねばな】
【インプは飛ばれると厄介じゃが、室内では高度も制限される、まずは餓鬼からじゃな】
【まぁこの判断も、クリムちゃんがインプの転送術を知らないからこその選択なんじゃが……】

72第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/08(月) 01:53:50 ID:CISIvvCk
>>71
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力11/12(3/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:1(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A B

〜シャドウウェポン(槍)作成:3+5=8〜(陰+2 ST+3 ;補正+5)

部屋中央に陣取る淫魔を確認したクリム。
言葉を発した淫魔に言葉を返すも、クリムは隙を見せることなく戦闘の準備に入る。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(1)

「ほう!?おっかねぇ……
だが果たしてできるかなぁ?」

ニヤニヤ笑いながらそう返すインプ。
そんな淫魔たちを見据えながら、クリムは素早く魔力を集めシャドウウェポンを発動する。
これは影から武器を作る操影術という術。
今は夜で影は多く、しかも室内に明かりはなく、差し込むのは外からの明かりのみ。
操影術を使うには最適な環境だ。
クリムは素早く影を操り、影でできた漆黒の槍を作り、素早く手に装備する。

・<K>シャドウウェポン:▽「魔力」-2(28)

槍を展開してから戦闘態勢に入るまでの時間は僅かな時間だ。
その間餓鬼はクリムの方を振り向き、何時でも駆け出し飛びかかろうとする構えを見せている。
もし向かってくるようならば迎撃、そうでなさそうならばこちらから接近しての薙ぎ払いと思考する。
だが、そんなクリムに異変が訪れる。

突如、下着の中…割れ目の部分に小さな卵型のローターが転移させられる。
いきなり下着の中にそんなものが現れ、下着を盛り上げながら割れ目に食い込まされるのも問題だったが、
さらにそれ以上の異変が、立て続けに起きる。
下着の中へとローターを転移させたのはインプの仕業だ。
しかしこのローター、ただの一般的なローターではない。
濃い紫色をした小型のローターは淫らな呪がかけられた淫具なのだ。

淫呪のローターと呼ばれるこの淫具は転移と同時に勝手に振動し、クリムの陰唇に弱程度の振動を送り込む。
しかもこの振動はただの振動ではない。
震えると同時にローターから淫猥な呪力が伝わり、陰唇の中へと侵食するかのように溶け込んでいく。
それはまるで快感そのものが震えながら、陰唇へと染み込み、悦楽の振動で解し、蕩けさせるようなものだ。
振動自体は弱い。
けれども、この呪いのような震える快感の侵食注入はたやすくクリムを快楽の中へと落としてしまうだろう。

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜17”(高いほど、流し込まれる呪が多くなり、膣内まで響いてしまうだろう)

「おやぁ、どうした?
俺たちの命を散らすんじゃなかったのかぁ?」

そんなローターの快感で悶え始めるクリムを見て、何が起きているのか理解しているインプはニヤニヤあざ笑うような声を出す。
それに対し、クリムは言葉を返そうとするがそれは喘ぎ混じりのものとなってしまうだろう。

「ククク…ほれ、行け、餓鬼どもっ!
あのむちっとしたエロ脚やデカパイからたっぷりと力を吸い付くしてやれ!」

そしていきなりの女の急所にローターの快楽を味わされながらというハンデをつけられたクリムに対し、インプは餓鬼をけしかける。
それと同時に四つん這いの体勢で二匹の餓鬼は左右に並んで駆け出し、クリムへと向かってくる。
それに対しローターに妨害されながらクリムが取る手段は……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【ここからシステムメッセージもクリム版にしていきますね】
【クリムちゃん一人しかいないので間違わないでしょうけど】
【そしていきなりの淫具転移】
【これは呪いのローターであり、振動に加えてその振動を媒介に快楽の呪いを送り込むというもの】
【実際の威力は弱振動3にこの呪いの快楽が合わさっています】
【ついでに一応の半分吸血鬼ということもあって、素で術防御力を1追加しておきました】
【まあこれでいきなりの苦戦展開になりそう】
【ちなみに神社のやつは普通のローターですが、街中ということもあり術具も手に入りやすい傾向に】
【あとこのローター自体禍々しい力を発しているので、クリムちゃんも呪具の類いだと気がつけます】

73クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/09(火) 20:58:13 ID:Qe4smIEc
>>72

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(1)

「ほう!?おっかねぇ……
だが果たしてできるかなぁ?」

『はぁ……思考能力も劣っているのかしら、実力差もわからないなんて……』

『(喋れるということはある程度知能がある、のですが……油断し過ぎだわ、この程度では警戒も必要ないかしら?)』

ニヤニヤと笑い、見るからに油断しているインプに呆れた呟きを零しながら、クリムは魔力を練り上げる
ハーフヴァンパイアであるクリムは、種族由来の幾つかの術を行使する才能が備わっている
その一つが操影術……読んで字のごとく、影を操る術だ
自身の影、敵の影、部屋の影、夜の影――日の光や明かりに照らされた場所では使用が制限されるが、その代わり暗い場所ではかなりの汎用性を誇る術
その内の一つ、影より質量を伴う武器を創り出すシャドウウェポンを発動、クリムの魔力で支配下に置かれた影が、不自然に動いた
クリム自身の影が、まるで粘度の高い水のように蠢き、立ち上がり、クリムの横に突き出した右手に伸びていく
床から天井へ向けて一直線の棒のように伸びた影は、1mほどの所で薄く、平べったい形状に変わり、先端を尖らせていく
柄の長さ約100cm、穂先は約30cm、全長約130cmの、装飾のない真っ黒に染め上げられた素槍がクリムの右手に形成されたのだ

・<K>シャドウウェポン:▽「魔力」-2(28)

『(室内ですもの、この程度の長さで丁度いいでしょう……さて、あなた方はどうしますの?
 寄ってくるのならば薙ぎ払う、来ないのならば寄って薙ぐ、どちらにせよ、辿る結末は同じですけど…ね)』

右足を下げた半身の姿勢を維持したまま、穂先を前に突き出すように両手で槍を支える左前の構えを取る
息を細く、視線はインプや餓鬼を見ているようで見ていない、どこかぼんやりとした視界を意識する
勧の目と呼ばれる技法であり、視線から攻撃箇所を悟られることの無いように隠蔽し、かつ一点のみを見ないことで全体の挙動に注視する技法である
クリムも完璧ではないものの、これを会得しており……敵がその視線から情報を得ることは困難を極めるだろう
しかし、相対する敵が命を貪る妖魔ではなく……女を辱めることを第一とする淫魔であることを知らなかったのは、致命的ともいえる失敗であった――――

『えッ!? なっ、これ、は――っあぁっ!?♥ な、なにっ!? 何が……っんんぅ!?♥』

突如として下着の内側に感じる異物感、それに戸惑いの声を漏らした……のも束の間、割れ目に食い込む卵状の異物が、振動を開始したのだ!
クリムからすれば完全に予想外であり、しかもただ震えるだけならばともかく、淫猥な力が籠められた特殊なローターであったことも災いした
濃密な淫呪が流し込まれ、割れ目に食い込むローターから伝わる振動が陰唇を震わせ膣肉を解し、膣道を遡るように淫らな力で染め上げていく!
クリムとて見た目は年若く見えるが、既に100歳を超えている
性知識も一通りは持ち合わせているが……まさかスイッチを無理矢理切り替えられるかのように急激に身体が快楽に染め上げられるとは、予想できるはずもない
勧の目は崩れ、ギュッと結んだ唇から甘く濡れた驚きの声が零れる
内股を擦り合わせるように腰が引けて、膣内でジュンッ、と愛液が滲み始める
西欧の人間特有の、抜けるように白い肌が朱に染まり……元が白いからこそ、赤く火照る肌の色がよく映えていた……

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜17(17)”=19(20 快楽Lv1)

74クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/09(火) 20:58:23 ID:Qe4smIEc
>>73

「おやぁ、どうした?
俺たちの命を散らすんじゃなかったのかぁ?」

『うる、さい、です…わっ! っく……ぁ、んぅっ!?♥』

「ククク…ほれ、行け、餓鬼どもっ!
あのむちっとしたエロ脚やデカパイからたっぷりと力を吸い付くしてやれ!」

『(下着の、中に、何かが……これは、呪力!? 何故!? 何が起きたのです――!?
 ……くっ、ですが今は、あの醜い……餓鬼? 彼等をどうにかなければ……!)』

熱した石を鍋に放り込んだかのように、急激な快感に染められる膣内から全身へと快楽の熱が伝わっていく
肌を赤く染め、火照る身体に押し出されるように汗がじわりと滲み始める身体を苦々しく思いながら、クリムは急激に変わる状況に対処を追われていた
理性は下着の中の異物を早く取り除けと叫ぶ、しかし迫りくる餓鬼がそれを許さない
下劣な言葉を叫ぶインプにけしかけられた餓鬼たちは、獣の如き四足歩行で迫ってくる
恐らく組み付かれてもクリムの人並外れた身体能力ならば、すぐにでも振り解けるだろう
しかしだからと言って、品性下劣な敵の前で下着の中の異物を取り除くことを優先……なんて、出来るはずもない
危機感的にも、優先順位的にも、そしてクリムの掲げた誇りを省みても、それは当然のことだ
結局クリムが取れる選択肢は一つしかないのだ、すなわち――込み上げる快楽を捻じ伏せて、餓鬼もインプも討滅する!

『っ、く、ふぅ…!♥ 言い、ました、わよ…ね、ぇ…っ❤ すぅ……! 生臭い息を吐く口など! 不快なだけですわっ!!』

鋭く息を吸い、快楽を押し潰すように気合を込めて、鋭い視線で迫る餓鬼と佇むインプを睨み付け……
クリムは引けた腰を戻し、しっかりと床を踏みしめて、身体を捻るように槍を振りかぶるのだ――――!


行動選択
迫る餓鬼を左から右へ、槍を振り払い諸共薙ぐ
餓鬼が大きく吹き飛んだ場合はそのままインプへ駆け出す
<AS>血術・ブラッドエンチャントを槍へ使用、インプを突き刺す
餓鬼があまり飛ばなかった場合はその場に留まる
<AS>操影術・シャドウニードルを発動、餓鬼ABとインプを攻撃する

思考
とにかく早く敵を片付けて、下着の中の異物を取り出したい
下劣なインプの言葉に怒りを燃え上がらせ、快楽を怒りで抑え込んでいる

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
両手で槍を持ち、左前の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣奥で愛液が滲み出始めている

乱数:7


【まさかのローター快楽ダイス最大値じゃった(白目)】
【いきなり快楽レベルが跳ねあがるとは……ホットスタートじゃなぁ】
【と、ともあれクリムちゃん的には下劣な語り口のインプのおかげで怒りを燃やし、快楽よりそっちを優先しておる状況じゃ】
【とりあえず行動は2パターン書いたが、さてどうなるか……】

75第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/09(火) 21:44:12 ID:pcwd/eHw
>>73-74
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力11/12(4/+3) 魔力28/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:20(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 20/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A B
      淫呪ローター(陰唇)

〜餓鬼を薙ぎ払う:7+1=8〜(技能+2 ST+0 快楽-1 ;補正+1)

下着内へと転移させられたローター。
その呪いと振動に強制的に身体を発情させられるクリム。
それに腰を引かせながらも、向かってくる餓鬼を見据える。
餓鬼はインプの言葉に応じ、クリムへと四足で駆けてくる。
不気味な三日月のような口に笑みを浮かべながら、極上の上質魔力の詰まったクリムの、その下半身めがけて……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(21)

だが、快感に耐えながらもクリムはそれに必死に応じる。
股間のバイブは震えを止めず、振動に合わせて悦楽の呪いがどんどん陰部へと溶け込むように入っていく。
その刺激に脚から力が抜けそうになり、事実このままでは実際抜けてしまうだろう。

「ヒヒヒ!そんな足腰で何ができるんだぁ?」

そんなクリムを笑うインプ。
ただ、餓鬼が全力疾走でこちらまで来てくれたことが幸いだった。
焦らすようなことはせずこちらに来てくれたことで、なんとかクリムは脚を崩すことなく槍を薙ぎ払うように振るう。
餓鬼も単純にまっすぐ突っ込んできたので、迎撃の方法も容易い。
ちょうどお互いが射程圏内に入ったところで餓鬼は飛びかかるように跳ね、
それに対してクリムは、快感に耐えながら槍を左から右へと薙ぎ払い、迫るインプをまとめて薙ぎ払う。

しかしその動きでローターは股間へと食い込み、むにゅむにゅと割れ目に埋まりながら呪いの振動を放つ。
振動が…底から放たれる快楽の塊のような呪いが陰唇だけでなく膣口の浅い部分まで伝わる!

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜15”(高いほど、流し込まれる呪が多くなり、クリムの動きでより食い込む)

そして薙いだ槍はみごと餓鬼をまとめて切り裂く。
だが、手に伝わる感触は硬いなにかを切り裂いたかのような感触。
切り裂かれた餓鬼は1mほど後方に吹き飛ばされながら地面に落下。
顔には深々と真横に割かれた傷があり、そこから白濁の血か体液か分からぬ液体が垂れている。

・餓鬼A:3ダメージ B:3ダメージ

餓鬼はまだ生きているようだ。
槍があたったときがギッっと悲鳴を上げたが、吹き飛ばされたあと、仰向けに転がりながらも身体を起こそうとしている。
思ったよりも硬い……
いやもしかしたら股間のローターの影響でうまく力が入らなかったのか……
ともかくここはインプに血術によるエンチャントをして駆け出すか、あるいは操影術での遠距離攻撃か……
だがあまり考える時間はないようだ。
というのも……

ぴと……

なにかが左胸の頂き、ブラジャー内の乳首から乳輪にかけ、張り付いたような感触がする。
その正体は5cm程度の正方形の癩をしたビニールのような透明のシート
ただし、その中心、ちょうど乳首の部分がドーム状に盛り上がり、その中に乳首が入るようになっていた。
だがそのドーム内部には、無数の弾力あるビニールのような極小突起が生えていて、その窪みに嵌ったクリムの左乳首に食い込んでいた。

卑猥な透明ニプレス。
それがクリムの左胸の中心にはられ、それの中心に備えられた窪みに乳首が入っているということだ。
しかも乳首に感じるのは無数の突起。
これで終わりとは思えない。

・左胸:貪りのニプレス装着

「んん〜?どうかしたのかぁ?」

ニヤニヤ笑うインプ。
その視線はクリムの左胸に注がれている。
間違いなく、このインプの仕業だろう。
どうすべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【効果的な一撃ですが、淫魔の硬さにより確殺ならず】
【そして次の行動に移る直前にニプレス転移】
【多分次から動きます】

76クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/13(土) 20:13:42 ID:QJe3YqgE
>>75

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(21)

『ふー…っ!❤ ふー…っ!❤ っく、んん…っ♥』

『(く、ぅぅ…!♥ これは、一体……何、ですのっ…!? 時間をかける、と……脚に、力が……っ!❤)』

ニマニマと笑っているのがわかる、憎たらしい声音のインプに威勢のいい啖呵を切ったクリム
しかしその実、その内心は揺れていた
突如ショーツの内側にあらわれた異物が生み出す振動、そして染み入るような快楽は、クリムの足腰から力を奪っていく
危機感が募り、焦りがジワリとクリムの心に影を落とす
敵が眼前に居るこの状況で、近接戦を最も得意とするクリムが、全ての基本となる足腰を弱らされる
羞恥や怒りはもちろんだが、あまりに異質なこの状況も、クリムの平静をかき乱していた

「ヒヒヒ!そんな足腰で何ができるんだぁ?」

『ふぅー……っ! お前達下劣な魔物を打ち倒すこと――それくらいは、出来ますわっ!!』

後に下げた右足から前に出した左足へ体重移動、それに合わせて上体を捻り、手に持つ槍へ力を伝える
踏み込みで生まれた力を、脚から膝へ、膝から腰へ、腰から背中を通して肩へ、肩から肘、肘から手首、手首から槍、その先へ
踏み込みながら槍を振るい、遠心力も込めた一撃は空気を裂く鋭い音を響かせて一本の黒い線と化す
影で作られた槍は黒い奇跡を残しながら、飛び掛かってきた餓鬼を諸共薙ぎ払う!
完璧なタイミング、並の妖魔や人間であれば骨の数本は軽く圧し折れ、当たり所によっては即死しかねない十分な威力の一撃
しかし当然ながら、ショーツの内側に現れたローターは激しい動きの影響を受ける
脚を動かしたことにより位置がずれ、割れ目を振動が震わせながら潜り込むように沈んでいく
その上呪いの波動が波紋のように股間から広がり、コーヒーにミルクを垂らしたかのように急激に快楽がクリムの身体に染み渡っていく
ゾクゾクゾクゾクゾクッ!♥♥♥
早くもいくらか割れ目に埋没しつつあるローターからは放たれる呪力が、淫らな呪いでクリムの腰を蕩かせてしまう
あまりにも急激に快楽に浸された割れ目から生まれる昂ぶりが背筋を駆け、妖しい快感がクリムの脳髄まで走り抜けていく

『(くひ、ぃいっ!?♥♥♥ く、くいこ、んで……っ!?♥♥♥ これ、は、ダメ、です……なんで、わたくしの、身体が……!?
 戦っている最中、ですのに……快感、を…感じる、なんて……っ!? ち、がう、考えてはダメッ!!)』

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜15(15)”=17(38)

三匹の妖魔と遭遇し、餓鬼が飛び掛かってそれを迎撃、薙ぎ払った
数えてみれば数分も経っていない微かな時間、だというのにクリムの身体は急激に熱を帯びつつあった
しかも、クリムにとって悪い状況は畳み掛けるように重なってしまう
最高のタイミングで薙ぎ払った餓鬼たちは、穂先に切り裂かれて汚らしい体液を流しながら吹き飛んだ
しかしその距離は精々1m程度、手ごたえは思った以上に硬い感触で、致命傷には程遠いものなのだとクリムは経験から直感する

・餓鬼A:3ダメージ B:3ダメージ

『っ、硬い…? 雑魚の分際で、生意気ですわねっ! …っ♥』

『(あれでこの程度ならば、エンチャントで底上げするか、それとも今は無視して駆け抜けるか……この場合は――――)』

その直感を裏付けるように、吹き飛ばされた餓鬼たちはすぐに身を起こし体勢を立て直そうとしている
小柄な見た目にはそぐわない尋常ではない耐久力に、クリムは視線を鋭くさせ、思考を巡らせる
威力が足りないのならば術で強化を施すか、それとも完全に体勢を整える前に術で追撃するか
しかし、その答えを出すよりも早く状況が動く――――

77クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/13(土) 20:13:53 ID:QJe3YqgE
>>76

ぴと……

『――っ!?』

――――ショーツの中に現れた異物の時と同じ、今度はブラの内側、乳首に覆いかぶさるように何かが現れた!
咄嗟に視線を下ろしても、見えるのはブラウスに包まれた自分の乳房だけ
汗で張り付き、白いブラウスは肌色が透け気味であるとはいえ……ブラに包まれた乳房に何が起きているのか、クリムの視界には何も異常は映らない
しかし何かが間違いなくそこにある、乳輪を隠すように張り付いた何か、そして乳首に食い込むイボのような感触を、確かに感じているのだ

・左胸:貪りのニプレス装着

「んん〜?どうかしたのかぁ?」

『…! これはあなたの仕業ね!? お答えなさい、何をしたのです!』

『(恐らくショーツの異物もインプの仕業……! なんて小賢しい、インプとはここまで狡猾な手段を取る魔物でしたの…!?
 それならなおさら、時間を与えるわけにはいきませんわね…! 問答無用で、押し潰して差し上げますわ……ッ!)』

そしてその感触に表情が固まったクリムを見て、ニヤニヤとインプが笑う
その言葉に、一連の異物はインプのせいなのだと確信するクリム
インプは飛行することが出来る雑魚、その程度の知識しかないクリムにとって、一連の攻撃はあまりにも予想外過ぎた
クリム自身の知識不足、そして淫魔化した妖魔が蔓延り始めている日本という環境に対する無知
それらが噛み合わさってクリムの対応を遅らせ、後手に回らされてしまっている
割れ目に今なお食い込むローター、それは振動と呪力で腰から力が抜けるような快感を生み出し続けている
それを省みれば、どう考えてもこの胸の異物も碌なものではあるまい
焦りと怒りを混ぜて鋭い口調で問い詰めながら、クリムは魔力を巡らせる
どうせこのインプがまともに答えるはずもない、仕掛けるのならば速攻を駆けるべきだと判断した
ローターが割れ目に食い込んでいる現状、踏み込みを伴う接近戦には些か不安が残る
となれば、取るべき手段は操影術か血術、その二択ならば最も破壊力を出せる攻撃は――シャドウボール!

『(消し飛ばして差し上げます! 後悔する間も与えませんわよ……!)』


行動選択
<AS>シャドウボールを発動、インプに攻撃する
餓鬼の動きにも警戒し、再び飛び掛かってくるようならば槍で薙ぎ払う

思考
インプに好き勝手されるとまずいと危機感を感じている
これ以上何かされる前に全力で潰しにかかるつもりでいる

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
両手で槍を持ち、左前の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣道を愛液が潤しつつある
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:4


【おまたせしたのじゃー】
【やはり普通に殴りつけるだけでは威力が足りんのう、今後はエンチャントも込みで殴るのが基本戦術になりそうじゃ】
【そして問いかけておきながら答えを聞かない構えのクリムちゃん】
【こんなにもいやらしいムーブされたらのぅ、自由に動かれないようにするのは基本じゃからなぁ】

78第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/13(土) 21:03:58 ID:7IFkWdkc
>>76-77
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力11/12(1/+3) 魔力28/30(2/+1) 人間 状態:正常
快楽値:38(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 19/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3 B:3
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜シャドウボール:4-1=3〜(影+2 ST-2 快楽-1 ;補正-1)

「どこかおかしいのかぁ?
クク…どこがおかしいのか場所を言ってもらわないとわからないなぁ?」

クリムの糾弾するような言葉にそう返すインプ。
しかしその視線はニプレスを貼られた胸へと注がれていて、この道具の送り主が誰なのかを証明しているかのようだ。
だが、自分から言わないのは、クリムにこの卑猥な道具がどこに着けられたのか、彼女の言葉を引き出すため。
そうやって羞恥でクリムを苦しめようとしているかのようだ。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(39)
・淫猥な戦い:▽「精神」-1(10)

それに対し、クリムは若干の危機感を感じながら次に取るべき行動を選択する。
接近戦ではこのローターの食い込みの快楽でまともな戦闘ができるか分からない。
それに餓鬼もダメージは負っているが死んではいない。
それを考えると、ここは殺傷力の高いシャドウボールで一気にインプを始末しなければと結論づける。
クリムは槍を左のみの片手持ちにすると、右手を向けそこに魔力を集中する。

だがこの戦いは今までクリムが経験してきた戦い、鍛錬ではない。
淫魔により淫猥な女殺しな戦い……
それをクリムは身を持って経験させられてしまう。
ローターは変わらず動き呪いの悦楽快楽をクリムの陰唇から膣口を犯すかのように染み込ませており……
しかも乳首に貼られたニプレスが動き出す。
ドーム状の部分が時計回りに回転しだし、無数の突起が乳首を虐めるようになぶりながら擦りだす。
魔力を集め黒い影の球体を作り出そうとしていたクリムは、この悦楽に悶えて魔力も集中力も霧散しかけてしまう。

近接戦闘と違い、魔法はまた別種の集中力が必要だ。
魔力を集め、術式を元に術を構築し行使する。
それは通常であればクリムには容易なことだ。
だが今は違う。
女の急所に振動の快楽を染み込まされ、しかも乳首は無数の突起が回転し乳首を嬲っているのだ。
今まで当然ながら快楽を感じながらの術の行使などはしたことがない。
快楽がどんどんクリムの集中力を犯し、乱し、壊していく。

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d10〜15”(高いほど、流し込まれる呪が多くなる)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜11”(高いほど、乳首攻撃が激しくなる)

それでもなんとか魔力を集め、霧散しかける集中力をつなぎ合わせ、クリムは影の球体を作り……インプへ向け発射。
しかし当然ながら速射とは言えぬ速度での発射であるので、クリムの動作から魔法を使うことはインプも分かっていたようで

「ケケっ!遅いんだよ!」

ニヤニヤしながらクリムの右手方向へと旋回しながら浮遊回避。
しかも発射する瞬間、ぎゅうううっとニプレスのドーム部分が締め付けるような動きを行い、
回転しながらの締め付け攻撃にクリムの乳首は強い快感を感じてしまった。
当然、それゆえ狙いも回避を予測した補正も狂ってしまい、クリムのシャドウボールはインプを外れて奥の壁へと飛んでいってしまう。

・乳首締め:▲「快楽値」+7
・シャドウボール:▽「魔力」-3(25)
・快楽での攻撃失敗:▽「精神」-1(9)

そしてインプはクリムとおよそ2m程の距離を維持しながら、南側へとまわり、その左手は細長い筒のようなものを持っていて、
それを自分の口で咥えると、反対側をクリムへと向けるような動きを取る。
さらに正面の方では倒れた餓鬼が起き上がり、四つん這いになってクリムへと飛びかかろうとしている。
それに対しクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【初めての快感を感じながらの術行使故、ペナルティ重めに】
【悠美せんせーが淫魔戦を考慮してオナニーさせながら術を使わせる訓練をさせていればこのようなことには……(無理難題)】
【なお行動から山吹さんなら理解できそうですが、インプは側面から吹き矢攻撃】
【餓鬼は正面からのとびかかりを狙っている模様】
【それに対するクリムは……】
【というか快楽値も危険だぞ】

79クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/15(月) 20:29:29 ID:dDq/uj9o
>>78

「どこかおかしいのかぁ?
クク…どこがおかしいのか場所を言ってもらわないとわからないなぁ?」

『くっ……! こいつ……っ、ん、ぅ…❤ っ! いいですわ、それなら……!』

『(わたくしが何をされているのか、自分で説明させようとしている……!? なんて下劣な……!)』

注がれるいやらしいインプの視線は、クリムの乳房へと向けられている
インプがクリムの乳首に張り付き、割れ目を震わせる道具を転送させたのはその態度が物語っている、というのに……
インプの態度は、クリム自身に自分の現状を説明しろと、はしたない事実を口にしろと、そう告げているのだ
あまりにも下劣で、あまりにもいやらしい、そしてあまりにも――異質だ
妖魔とはこんな、退魔師を精神的に追い詰めるような手合いだっただろうか?
もっと本能的で暴力的な、そんな存在だったはずなのだが……クリムの知る妖魔とは、このインプはあまりにも違い過ぎる
違和感が膨れ上がり、勝手が違う戦いにクリムの精神がかき乱されていく……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(39)
・淫猥な戦い:▽「精神」-1(10)

『っ…ん、ぅ…❤ ふー……っ!❤ ふー……っ!❤ っく、ふぁ…んんっ❤❤』

『(ダメ、集中、出来ない……っ♥ ちく、び…っ、弾かれ、て…♥♥♥ アソコも、ジンジン、熱い……っ♥♥♥)』

単純な暴力とは違う、羞恥で精神を乱し快感で心を狂わせるやり口は、クリムの知る戦いとは何もかもが違う
危機感を覚えている、このままではまずいと感じている、それなのに……意識が千々に乱れてしまう
――割れ目にグイグイと食い込んでいる異物が、気になって仕方ない
細やかな振動と共に呪力が染み入るように快感を生み出し、段々と腰から太腿、膝、脚へと……力が抜けていく感覚が伝播する
――乳首をイジメる無数の突起が、何度も何度もクリムの意識を殴りつける
思わず腕で胸を庇いたくなるような刺激が乳首を襲い、敵の前で隙を見せそうになってしまう
それを抑え込み、下唇を噛んで声を堪えながらインプを睨み付けるものの……そんな悩まし気な視線に怯える者はいないだろう
突き出した右手に集められた魔力が、ノイズが走るように乱れ、霧散しそうになり、慌てて意識を集中して維持しようとして……しかし、再びノイズが走る
痛みや疲労で集中力が乱れるということは、クリムも想定していた
しかし淫魔の存在を知らなかったクリムにとって、戦闘中に快楽を我慢しながら集中力を維持するなんてこと、想像の埒外だ
乱れる意識を辛うじて維持し、遅々として進まない術式の構築に焦れ、快感に翻弄されながら……クリムは必死に魔力を練り上げていく……

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d10〜15(15)”=17(56 快楽Lv2)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜11(10)”=12(68 快楽Lv3)

『こ、これで……やぁ――っくひぁあっ!?♥♥♥』

「ケケっ!遅いんだよ!」

『ッ、そ、そんなっ!?』

それでも必死になって練り上げ、構築した操影術――シャドウボールは、闇色の球体の内に凶悪案力を溜め込んで形成された
後はこれを発射し、ぶつけるだけ……さすがにこれだけ術式構築に手間取った以上、何をする気なのかは察せられているだろう
だが関係ない、避ける方向も室内ならば限定される、回避を想定して撃てばいいだけなのだ
だが――そんなクリムの思惑は、シャドウボールをいざ発射する、その瞬間に崩されてしまう
乳首を責めるイボ突起の回転責め、それがよりにもよって発射の瞬間にぎゅううっと強く締め付けるように動き、雷に打たれたような快感に背筋が跳ねた
意識が一瞬真っ白になり、必死に堪えてきた甘ったるい濡れた声が唇から零れ出て、その拍子にシャドウボールを撃ち出してしまう
当然、狙いも回避方向への誘導も出来なかった、ただ飛ばしただけの攻撃が当たる筈もない
一発逆転の一手はインプに軽々と避けられ、部屋の奥へと飛んでいく
股間を、乳首を、戦闘中に辱められて快感を覚え、それが原因で危機を招く
夜の支配者であるヴァンパイアの血を引くクリムは、それ故に戦闘になればおおよその相手には勝てるという自負と誇りを持っていた
だからこそ、この結果はクリムの誇りを傷付ける
眼を見開き愕然と彼方へ飛んで行ったシャドウボールと、それを避けたインプに交互に視線を巡らせて硬直してしまう……

80クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/15(月) 20:29:39 ID:dDq/uj9o
>>79

・乳首締め:▲「快楽値」+7(75)
・シャドウボール:▽「魔力」-3(25)
・快楽での攻撃失敗:▽「精神」-1(9)

『はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ っ、ふぅ…❤❤❤ く、ぅ……ふぅ……!❤❤❤』

『(う、そよ……わたくしが、こんな無様な失敗を……っ! くぅぅ…❤❤❤ ちく、びが、まだ……しつっ、こい…!❤
 まずい、わ、このまま好き勝手、させるわけ、には……っ❤❤)』

元より自他ともに厳しく、プライドの高いクリムにとって、失敗だけでも許容しがたいものだ
だというのにこんなにも無様な失敗は、クリムの精神に多大な負荷をかけている
だが、だからと言って状況が良くなることはないし、敵はここぞとばかりに攻め手を強めていく
怒りと屈辱、情けなさと羞恥に打ち震える思考も、迫る危機には反応せざるを得ない
インプは側面から、何やら筒を咥えてこちらに向けている
餓鬼たちはようやく起き上がり、飛び掛かる構えを見せている

『く、ふぁ……んんっ!❤❤ 調子に、のってぇ……!!』

『(この……っ、脚が……この状況、では……ふぅ…! 動けない、ならば……向こうを動かせばよいのですっ!)』


行動選択
インプに右手を向けて<AS>シャドウシールドを展開する
<AS>スカーレットオーラLv1を発動
餓鬼の飛び掛かりに合わせて左手で右から左へ槍を薙ぎ払い、吹き飛ばす

思考
自身の不甲斐なさ、卑劣な敵への怒りが内心で燃え盛っている
脚を動かせばローターがまずいと考え、その場で餓鬼を迎撃してインプに対処する時間を稼ごうと考えている

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
左手で槍を持ち、右前の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣道を愛液が潤しつつある
乳首が硬く尖りだしている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:7


【おまたせしたのじゃー】
【初めての快感に翻弄されながらも、怒りが上回っている状態じゃな】
【まぁ明らかに無理矢理意識を逸らしておる状態じゃから、一度イって精神の糸が途切れたら崩れていきそうじゃが】
【シャドウシールドでインプの吹き矢を防ぎつつ視界を遮り、その間に餓鬼を吹き飛ばす】
【餓鬼が体勢を立て直す前にインプに何かしらの攻撃を仕掛ける……という想定じゃ】
【まぁその前に十中八九イキそうじゃから失敗するじゃろうが……】

81第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/15(月) 21:19:44 ID:p7tjkWH.
>>79-80
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力9/12(3/+3) 魔力25/30(3/+1) 人間 状態:正常
快楽値:75(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 18/20R):L
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3 B:3
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜シャドウシールド:7-1=6〜(影+2 ST+0 快楽-3 ;補正-1)

淫具の前に絶頂寸前のクリム。
そんなクリムに対し、インプは側面から、餓鬼は正面から攻撃に移る。
それに対しクリムはまずはインプに対しては防御、ガキに対しては迎撃という戦法を取る。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(76)

細長い棒のようなものを取り、それを口に含むインプ。
それゆえ、インプの卑猥な言葉責めは止まるものの、それは新たな攻撃の合図でもある。
どんな攻撃家はわからないが、クリムは快楽に耐えながら咄嗟に魔力を練り、右手をインプへと向ける。
そして防御の術であるシャドウシールドを素早く展開する。

インプがふっと息を吐くと、棒の先端から針が飛び出す。
インプの持っている棒は吹き矢で、インプはそれを発射したのだ。
その発射とほぼ同時にクリムのシャドウシールドは展開する。
なんとかギリギリに間に合った影の盾は飛んでくる針を弾く。
防御は成功……だがその魔法を使うと決めてから発動するまでの時間は、いつもよりも遅い。
快楽が…魔法発動に必要なあらゆるものを鈍らせているのだ。

・シャドウシールド:▽「魔力」-2(23) 耐久:10

そしてクリムに休む暇はない。
吹き矢攻撃に遅れて、起き上がり駆け出す餓鬼がクリムに迫る。
それに対しクリムはスカーレットオーラと呼ばれる血の術による身体能力強化と薙ぎ払いで対処しようとする。
しかし、その術を発動する直前、ついにクリムの女体は限界を迎えそうになる。
快楽振動に乳首嬲り。
それらの刺激で、クリムは絶頂してしまいそうになってしまったのだ。

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d5〜7”(高いほど、流し込まれる呪が多くなる)
☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6”(高いほど、乳首攻撃が激しくなる)

今まで、当然ながらこんな快楽を感じながら戦ったことは無いクリム。
絶頂してしまえば、術の維持など不可能だ。
加えて、迫る餓鬼にも大きな隙を見せてしまうだろう。
だがたとえ耐えたとしてもそれは破滅を先延ばしするだけ……
果たしてクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【盾のほうはなんとか……】
【そして餓鬼迎撃の方策あたりで絶頂判定】
【時間的にも短いので、ダイスの範囲は半分にしておきました】

82クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/16(火) 22:55:49 ID:pRsF9pVk
>>81

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(76)

『ふーっ!❤❤❤ ふーっ!❤❤❤ っ、はぁ…っ❤❤ すぅ…………盾よ…!』

『(っ、速度が……遅い!? こん、な……私、思った以上に、弱っている……っ!?)』

じわじわと込み上げる快感、熱く火照る身体、染み入る様な呪力、力が抜けていく足腰、呼吸を乱す法悦の波
それらを荒い呼吸に乗せて誤魔化しながら、練り上げた魔力を右手の先へ集めて術式を構築する
ゾワリと影が水のように蠢き、術式に沿ってクリムの右手の先の空間へ流れ込んでいく
光を遮る闇色の影は、クリムの身体の大部分を隠す長方形のタワーシールドを形成する
シャドウシールドと名付けられた術式は、影を素材とする以上光に弱いのが欠点ではあるが、それを補って余りある即効性と防御力を兼ね備えている
咄嗟の際に瞬時に展開し、クリムの危機を幾度となく救った信頼と実績のある影の盾は、しかし……当のクリム本人からしてみれば、遅い
平時と比べて遅く、インプが吹き矢を吹く直前にようやく展開完了した術式構築速度に、危機感を覚えてしまう
使い慣れたはず術式だからこそ、その速度の差は歴然で……クリムは自分の身体を蝕む快感に散らされた集中力を、否が応でも意識させられてしまう

・シャドウシールド:▽「魔力」-2(23) 耐久:10

『っは、ぁっ…♥♥♥ はぁっ……!♥♥♥ ん、ぅっ…❤❤❤ っあ、あぁっっ!?♥♥♥♥ っっ!!?♥♥♥♥』

インプの吹き矢を防ぎ――しかし、クリムに一息つく暇はない
倒れていた餓鬼たちが体勢を立て直し、またしても飛び掛かろうと駆け出しているのだ
当然クリムもそれに気付いていて、身体強化の術を使用したうえで再び吹き飛ばしてやろうと考えたのだが……
既にギリギリまで追い込まれていたクリムの限界を、いよいよ快感の閾値が乗り越えてしまう
ぐらりと視界が歪み、刹那の瞬間に視界が真っ白に染まり、ガクンと膝が震え――――

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d5〜7(7)”=9(85 快楽Lv4)
☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6(3)”=5(90)
 →絶頂を堪える

――――それらを、多大な精神力を消費して抑え込む

『(ダメです、意識が……集中力、が……っっ♥♥♥ 頭、まわりません……っ❤❤❤
 で、ですが……こんな下郎の前で、絶頂するだなんて……冗談ではありませんわ……っ!!)』

冷静に考えれば、これが定められたゴールをただ遠ざけただけ、それも無理矢理遠ざけるという、あまりよくない手段であると理解できたかもしれない
しかし今のクリムは、そんな風に冷静に物事を考えられる状況ではなかった
淫魔の存在を知らず、淫猥な手段で淫らに責め立てる妖魔への怒り
ヒトではないとはいえ、知性ある存在に快感を感じている姿を見られる羞恥
乳首を、割れ目を、異物に責められて抑えきれない快感を覚えてしまう戸惑い
快感は思考の空白を生み、身体は力が抜け、不規則に痙攣し、クリムの意思を素直に聞いてはくれない
淫魔を知らない少女にとって、女であるというだけで常に弱点を突かれる淫魔流の戦い方は、あまりにも致命的過ぎた
行くも地獄、引くも地獄……それでも経験を積んだ退魔師――悠美や山吹であれば、身体の疼きに従ったうえで最終的に勝つ選択肢を掴み取れるだろう
しかしプライドの高さ故に一時の屈辱を選べないクリムにとって、だからこそこの結果は必然だったのかもしれない
赤く色づいた身体、汗の粒が浮かんでは流れじっとりと湿った肌、呼気に混じって甘い声が混じり、身悶えるように身体が痙攣と脱力の反応を示している
そんな中、未だに諦める事だけはしないクリムの意思は、怒りを支えに歯を噛み締める
槍を握る左手がギチギチと音を当てるほどに強く握り締め、その痛みで正気を維持しながら、魔力を練り上げ、叫ぶのだ――――

『っ、ん、くうぅ、うっ!?❤❤❤ しつ、こいっ、殿方は……っあぅっ!?♥♥♥ っ、嫌われ、ます、わ……よっ!!❤❤』


行動選択
<AS>スカーレットオーラLv1を発動
餓鬼の飛び掛かりに合わせて左手で右から左へ槍を薙ぎ払い、吹き飛ばす

思考
快感で思考が回らず、目の前の餓鬼に対処することに集中している
卑怯卑劣な手段を持って辱めてくるインプ達に対する怒りで、絶頂しそうな自分を抑え込んでいる

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
左手で槍を持ち、右前の構えを取っている
右手をインプに向けて突き出している

肉体
汗で全身がじっとりと湿り、衣服が肌に張り付いている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣道を愛液が潤しつつある
乳首が硬く尖りだしている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:3


【プライドが高いクリムちゃんが淫魔に責められても、極限まで我慢するじゃろうなぁ】
【そのせいで一度イクと大きな隙を晒してしまうのじゃが、こればかりは経験を積まねば理解出来まい】
【せめて餓鬼どもにはそれなりのダメージを負わせておかねば後が辛いが……さて、どうなるかのぅ】

83第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/17(水) 00:02:05 ID:QEjRmGwc
>>82
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力8/12(3/+3) 魔力23/30(4/+1) 人間 状態:正常
快楽値:90(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 17/20R):L
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3 B:3
      シャドウシールド(耐久9/10)
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜迎撃:3-1=2〜(技能+2 ST+1 快楽-4 ;補正-1)

なんとか絶頂を堪えるクリム。
そのまま向かってくる餓鬼を迎撃すべく、スカーレットオーラによる肉体強化からの薙ぎ払いを行おうとする。
だが、本来の状態のクリムならばともかく、卑猥な快楽攻撃を受ける中、しかも絶頂寸前の状態であり……
そんな状態ではまともに術を使うことなどできない!
そんなクリムに餓鬼は接近し、そのまま飛びかかる。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

しかも呪いのローターが僅かに動き、絶頂寸前の膣口へと移動し、その膣内へと軽くぬぷっとはまり込む。
ニプレスも回転しながらぎゅぎゅっと締め付け、早くイけと言うかのように乳首を締め付ける。
そんな状態で餓鬼に飛びかかられ、餓鬼Aはクリムの左足へ、餓鬼Bはさらに大きく飛びかかり、クリムの胸へと飛びかかる。
そして餓鬼が飛びかかる瞬間か、そのあとかそれともわずかに前か……
それは定かではないが、クリムの身体は限界を迎え、激しく絶頂してしまう。

☆<K>ローター:2(膣口2)+”1d6〜8”(高いほど、流し込まれる呪が多くなる)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6”(高いほど、乳首攻撃が激しくなる)
 →強制絶頂! スタン!

激しく絶頂するクリム。
その絶頂で全身からは力が抜け、姿勢の維持がしにくくなる。
そこに加えての餓鬼の飛びかかり。
正面から左足と胸に飛びかかられてしまった絶頂中のクリムはそのまま押し倒されるように身体を後方へと倒してしまい、
そのまま仰向けに倒れてしまう。

当然展開させていたシールドは消え、インプはそれを見てニヤリと笑う。
ただ、吹き矢での追撃は、餓鬼に当たる恐れがあるからか見送ったようだ。
そして仰向けに倒されてしまったクリム。
その体の上にはお腹にまたがるように餓鬼Bがのしかかり、胸へと手を伸ばしている。
下半身には左足の乗るように餓鬼Aがのしかかっている。
そんな二匹の淫魔にのしかかられたクリムは激しい絶頂で動けない!
それはもしかしたら、クリムが今まで経験したことのない絶頂かもしれない。
そして確実にクリムが経験したことが無いであろうことは、膣口に嵌って震えるローターと、左胸に張り付くニプレスの責めだろう。
絶頂しても動きを止めぬ淫らな道具の責め。
絶頂中もそのあとも呪いの振動を絶頂性器へと染み込ませるように動き、固くなりやすい乳首は繊毛の生えたドームをギチギチに満たしていて、
押しつぶされながら回転責めをたっぷりと受けている。
それが止まることなく、クリムに襲いかかっているのだ。

〜スタンのため行動不可!〜

【駄目でしたーっ】
【絶頂し、飛びかかられれば仕方ないね】
【そして激しくイくわけですが、一応栓のように嵌っているローター】
【愛液流しやすいとはいえ、まあ嵌っているし、少し抑え気味でもいいかもしれない】
【まあそれでも抑えきれずにいっぱい濡らしてもいいかもですが……】
【ちなみに次は動けず餓鬼にいっぱい吸われます】
【あと…まあブラウスは少し破壊しようかな】

84クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/20(土) 19:12:35 ID:rIgJRMiM
>>83

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

――――身体を巡る血の流れを意識する
赤い、紅い、朱い血液が心臓から身体中へと流れ、巡り巡って心臓に戻ってくる流れをイメージする
その流れに、そっと魔力を乗せる
血流に乗った魔力は全身に行き渡り、筋肉を、骨を、内臓を、身体全体を強化して人知を超えた身体能力を生み出すのだ
しかし……普段ならば瞬時に終わるイメージが、一呼吸で組み上げる術式が、意識すらせずかき集める魔力が――集められない
込み上げる快感が頭を茹らせ、熱く火照る身体は呼吸を乱し、体温が上がった身体は血流の流れすら乱れてしまっていて……
正常なイメージすら出来ないまま、より深く知覚してしまうのだ、今の自分の現状を――

腰が抜けそうに甘い振動を齎すローターが、快感に耐える割れ目をなぞるように移動し、その卵型の形状で膣口へと先端を嵌め込んでしまう
こじ開けられた割れ目の隙間から愛液が零れだし、ショーツにじわりと愛液の染みが広がっていく感触が伝わる

乳首を締め付けるニプレスが、イボで乳首を何度も何度も執拗に弾き、締め付け、緩め、また弾き……
乳房から伝わる快楽の激感が雷のようにクリムの心臓を貫き、はしたなく乳房を揺らすように身悶えてしまう

バチバチと脳裏で光が瞬き、ますます魔力が霧散し、イメージが纏まらず、術式が歪み……それに追い打ちをかけるように、餓鬼たちが飛び掛かってきた!
一匹は胸元へ飛び掛かり、もう一匹は前に出していた左足へ、その衝撃でクリムの身体が揺れた時、意識もそちらへ移り……
その瞬間の意識の緩みが、限界寸前で必死に踏み止まっていたクリムの精神の均衡を崩した

滲み出た愛液を振動で弾き、散らしながらローターが呪力を膣口から染み込ませ、膣道を快楽で侵していく
自慰しか知らない処女の乳首を、ニプレスが容赦なく嬲り抜いてイジメてしまう
呼吸が止まり、膝がガクガクと震え、天を仰ぐように仰け反ったクリムの意識に罅が入り――呆気なく決壊した

『ひ、ぁっっ!?♥♥♥ こ、のっ♥♥ 近寄る、んじゃ――ん、っく、あ、あっっ!!??♥♥♥ ひ、っああああああああああっっっ!!??♥♥♥♥♥』

☆<K>ローター:2(膣口2)+”1d6〜8(6)”=8(99)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6(2)”=4(103 快楽Lv5)
 →強制絶頂! 初期快楽値10 快楽Lv0 スタン!

『んく、っっ――!?❤❤❤❤ っっふ、あ、ああ、あっっ!?♥♥♥♥ ぅあ゛っ!!?♥♥♥ ぁ、はひっ!?❤❤❤❤』

『(い、まの、なん、です…の……っっ?❤❤❤❤ あたま、まわり…ません、わ……っあ、ぁ…❤❤❤❤
 あ、あぁ……っ♥♥♥ ま、だ…っ、きもち、いい、のが……とまら、ない…っ!?♥♥♥♥ だ、めで、す……そん、なのぉ……!?♥♥♥♥)』

ショーツをぐしょぐしょに濡らして勢いよく愛液を噴き出しながら仰け反り、天を仰ぐように果てたクリムの膝が、カクンと崩れる
膝が崩れ、腰から力が抜け、弓形に反った背筋は正面から抱き着いた餓鬼の勢いも相まって、背中側へと傾いていく
初めて経験する限界を超えた快楽に、クリムの視界はバチバチと甘く痺れ、頭は蕩け、麻痺してしまっている
クリム自身、年齢自体は100歳を超えているが……吸血鬼として見れば、まだまだ子供でしかない
少女から女性へと変わりつつある肉体、その本能的な欲求に突き動かされ、自慰……オナニーを試してみたことも何度かある
しかし、その全てがこれほどの快楽を生むものではなかった
自分自身で気持ち良いところを愛撫し、絶頂を迎える……それすら稀だったのだ
どうしても快感が深くなればなるほど、身体がセーブしてしまう、これ以上は怖い、快感で上手く指が動かない、そう言った理由で……
しかしこの下着の中に潜り込んだ異物は、クリムを気遣った生温い愛撫はしない
女の急所を責め嬲り、ただ只管に快楽の海に浸し、溺れさせ、絶頂を享受させようと快楽を押し付けてくる無機質さ
今も、限界を超えた絶頂を迎えたばかりのクリムを変わることなく責め嬲る異物に、どうしても甘ったるい声が零れてしまう
絶頂後の心地良い気怠さに浸る余裕も無い、気持ち良くて、しかし時折激しい感覚が腰を跳ねさせ、乳房から心臓へ快感が駆け抜け、頭が蕩ける
そんな快感に襲われ続ける身体は、呼吸すらままならず……悲鳴を抑えることも出来ずに、甘ったるい声で鳴き、噴き出る汗と共に立ち昇るような淫臭を撒き散らしてしまう
ぐったりと投げ出された手足には一切力が籠められず、影の槍はクリムの左手から零れ落ちる
乱れたスカートから覗く白い太腿には、ねっとりとした愛蜜の筋が見えていて……濡れたショーツやスカートの裏地が、クリムが潮を噴いた事実を物語っている
ブラウスを押し上げる豊満な美巨乳はぐっしょりと汗で濡れ、その下の肌色を透かしていた
よく目を凝らせばニプレスに覆い被さられた乳首も見えるだろう
ニプレスに覆われていないはずの右の乳首さえ、ブラとブラウス越しに硬く尖ってしまっているのが見えてしまうかもしれない
妖魔と退魔師、生命をかけた生存競争しか知らなかった吸血姫にとって、淫魔の攻撃は予想外に過ぎた
変わらず注がれる快感、初めて経験する凄まじい絶頂感、敵の前ではしたなく喘ぎ乱れてしまう羞恥、あり得ない行動を取る妖魔たちへの戸惑い……
ぐちゃぐちゃに乱れた思考はクリムの意識を漂白し、それは大きな隙となって淫魔達にチャンスを与えてしまうのだ――――

行動選択
スタン!

思考
初めての強制絶頂の衝撃に呆然としている
羞恥、怒り、戸惑い、混乱……様々な思いがぐちゃぐちゃに混ざり、思考が止まっている

体勢
手足を投げ出すように仰向けに倒れている
胸元に餓鬼Bが張り付いている
左足に餓鬼Aが抱き着いている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:7


【おまたせしたのじゃ】
【淫魔という未知の存在からの初めての淫猥な攻撃、限界を超えた絶頂、初めて尽くしで呆然としてしまっておるのじゃ】
【そして折角愛液分泌方などというPSがあるのじゃから、初強制絶頂で初潮噴きと相成った】
【少し落ち着いたら異様に濡れている下半身の感触に、漏らしてしまったかと焦る描写を挟もうかのう】

85第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/20(土) 20:08:05 ID:wgdWlLcI
>>84
クリエムヒルト 体力12/13(3/+3) 精神力7/12(3/+3) 魔力23/30(5/+1) 人間 状態:正常
快楽値:10(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 16/20R):床
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3(足) B:3(胸)
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜スタン〜

激しく絶頂し、仰向けに倒れてしまうクリム。
あまりの絶頂の大きさ故、少しの間動けそうにない。
そんな無防備の絶世の美女に対して、淫魔たちは容赦ない責めを行おうとしている。

「ケケ!絶頂してみたいだなぁ
お前の雌マンコどうなっているかなぁ?」

ニヤニヤしながら吹き矢から口を離した餓鬼がわらいながらそう言う。
尤も、今のクリムには聞こえないかもしれないが……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)

淫具は絶頂中も倒れるときも、そして倒れてからも……容赦なく動いてクリムの身体を嬲っていた。
ニプレスはぎゅ…ぎゅ…と乳首を締め付けるような動きをしながら、激しく回転し、無数の突起が乳首をなぶる。
しかも、締め付けられた際の回転は、乳首をねじるような刺激であり、緩めたときに解放されるも、クリムの乳首に強い刺激を与えている。
クリムの乳首は勃起しやすく、その勃起した乳首が、そんな回転ドームの中をみっちりと満たしている。

股間ではローターが膣口に食い込み、嵌っている。
しかもそのローター自体がグリグリと動き出し、膣口を広げ、解すような動きをしていた。
それによりクリムは呪いの振動を膣口全体に直接浴びているが、そこから振動そのものが悦楽を伴いながら一気に膣内を満たしていく。
それは絶頂によりクリムの術に対する防御機能が停止している故である。
完全無防備になっているクリムの膣内を遮るものない呪い振動は一気に伝わり、膣内を膣壁を快楽つきの振動で震わせていく。
いや、それは膣どころか、子宮口、さらにはその奥の子宮まで届き、女の秘奥を快楽で震わせ、淫らな快楽の追い打ちをクリムに与えているのだ。

そんな彼女にのしかかる餓鬼。
淫具で悶えるクリムの身体はこの淫魔に押さえつけられている。
餓鬼Aはクリムのむちっとした脚を掴みながら広げていく。
右手で左ももを、左手で右ももを掴みながらクリムの脚を開き、その間へ移動。
手で太ももをムニュムニュ揉みながらも、そこからクリムの魔力を吸収し、顔をスカートの中へと突っ込んでいく。
その中にはクリムの発情した匂いが漂い、さらに絶頂し、休むことなく快楽に翻弄される性器が下着越しに存在していた。
それらが餓鬼の五感をいやらしく刺激する。

もう一匹の餓鬼はお腹にまたがりながら、クリムのブラウスに手をかけると、そのまま左右に一気に引きちぎる。
それによりボタンが弾け飛び、上品なブラジャーに包まれた美巨乳が露わになる。
無論それを餓鬼は視覚で楽しむが、それとともに解き放たれるクリムの匂い。
蒸し暑い市内の空気でたっぷりと汗をかき、さらにこのビルに入ってからはさらなる蒸し暑さでむわっと大量の汗の匂いが漂う。
そこには絶頂によって雌のフェロモンがブレンドされていることだろう。
そして餓鬼はそんな彼女に興奮しながら、胸へと手を伸ばし、ムニュムニュ激しく揉みながら魔力を手のひらから吸い上げてくる。

淫具に加えて餓鬼の愛撫を受けるクリムは絶頂の余韻で敏感な身体を嬲られ悶える。
しかも餓鬼の手からは魔力がどんどん吸われ、餓鬼に奪われていく。
その魔力吸収も強い快感を伴うものだ。
身体の中から大切な自身の力が快楽を伴い、神経に悦楽の刺激を与えながら、脚と胸から抜け出ていく。
その吸われる量も絶頂で緩んだ防御越しゆえに大量であり、それに比例して快感も大きくなる。
絶頂したときから止まることなく、弱くなることなく、いやむしろ与えられる快感は大きくなっていた。

「おうおう、吸われているなぁ
気持ち良いだろう?
けけ、ローターもたっぷり愛液で湿らせているだろうなぁ」

それを見ながらインプはクリムへと近づきながら嗤う。
インプはクリムの快楽に悶える顔を見ながら近づき、その表情を楽しんでいた。
だが、そんな凄まじい快感を受ける中、なんとかクリムは身体が動かせそうになる。
ただしその身体は、快楽でうまく力が入らないだろうが……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d5〜10”(高いほど動けるようになるまで時間がかかる)
☆<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”2d8〜18”(高いほど、魔力が吸われてしまう)
 ※ダイス合計10ごとに魔力1吸収

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【めちゃくちゃ責められるクリムちゃん】
【餓鬼たちは見ても嗅いでも楽しんでいる模様】
【なおエナドレで脱力しているので、少しの間、マイナス補正も入ったりします】
【あと次あたりでインプはローターをとってしゃぶりだします】

86クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/22(月) 15:41:52 ID:/2ZXYk7I
>>85

「ケケ!絶頂してみたいだなぁ
お前の雌マンコどうなっているかなぁ?」

『は、ふぁ……っ❤❤❤ は、ぁっ…❤❤❤ んく、ぅっ…❤❤❤ 
は、んぅっ…♥♥♥♥』

『(い、今の、は……わたくし、まさ、か……果ててしまった、の…ですか……!? ❤ ❤ ❤ っ、あ、ぁぁ……まさ、か……そんな、わたくしが……っ♥♥♥)』

投げ出された手足、仰向けに倒れた身体、槍は手中から零れ落ち、呆然と涙を滲ませた瞳は天井を見上げている
甘く、濡れていながらも熱を孕んだ乱れた呼気が瑞々しい唇から零れ、室温に溶けていく
真夏に激しい運動をしたかのような発汗は、クリムの汗っかきという体質を考えて尚、多量なものだ
蒸し暑い気温、閉め切られた室内、その上で我慢なんて到底出来ないほどの夥しい快楽による強制絶頂
ぐつぐつと煮え滾るような快楽が身体の奥底から溢れ、滲み出て、痙攣する身体と共に全身に伝播する
その熱を逃がそうと、身体は生理現象として汗を生み出し、クリムの身体は汗に濡れた
ブラウスをぐっしょりと濡らし、白いブラウスは肌に張り付き、濡れて透け、ブラの形状や色合い、果ては赤く色づいた肌の色さえ透かしている
そしてそれは下半身でも同じ有様で、黒いスカートは透けこそしていないが、太腿やお尻に纏わりつくように肌に張り付き、その優美なラインを見せつけている
よく見れば股間周りは寄り色濃く変色し、クリムがはしたない愛蜜を多分に噴き出してしまっていることがわかるだろう
艶めかしく色づいた元は抜けるような色白の肌、それを際立たせる白のガーターベルト、そのむっちりとした太腿に伝う愛液の筋がいやらしい光景を生み出している
ソックスさえもじっとりと湿り、愛液を吸って肌に張り付いていて……
あまりにもいやらしく、あまりにも蠱惑的なその有様は、近寄れば近寄るほどにむせ返るほどの女の臭いを感じるだろう
そんな極上の美少女の痴態をニヤニヤと笑いながら、淫魔達は興奮を高めている……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)

『あっ❤❤❤ あ、っ♥♥♥ く、ふぁ❤❤❤ あ、あっ!?♥♥♥♥ ふぁ、あっっ!!❤❤❤❤』

強烈な絶頂を味わい、混乱し、呆然としているクリムを、しかし淫具は容赦なく責め嬲る
当然と言えば当然だが淫具に自意識は無い、ただ電池が尽きるまで動き続けるだけだ
乳首を責めるニプレスも、膣口を震わせるローターも、只管に動き続けてクリムの性感帯に快楽を流し続けていた

『っふ、ぁああ、あ、あっっ!?♥♥♥♥ だめ、ぇっっ!!❤❤❤❤』

絶頂し、より一層硬く尖った乳首を押し潰し、ゴリゴリと弾きながら回転する無数のイボ突起
締め付けるように動きながらイボで責めるニプレスの動きは、相変わらずクリムの呼吸を乱す甘い電流を生み出し続けている
ぴったりと張り付いたニプレスの中で、窮屈に押し込められた乳首が逃げ場のない回転責めに晒され、快感に咽び泣いていた
弾かれる度に鼓動が乱れ、締め付けられる度に息が詰まり、甘い悲鳴が喉から零れ落ちる
上半身をくねらせるように身悶えながら、クリムは焦点の合わない瞳でぼんやりと快楽を味わい続けている

『っく、うぅぅぅう、うっ!?!?❤❤❤ っ!❤❤❤ っっ!!❤❤❤❤ っっ〜〜〜〜!!♥♥♥♥♥』

そしてそれは下半身のローターでも同じこと、ぶるぶると震える悩ましい快感を生み出すローターは、更なる責め句をクリムに味わわせようと動き始める
激しい絶頂に押し上げられて呆然としているクリムの、快感でヒクつく割れ目を解すように、押し広げるように、ローターがグリグリと姫割れへと食い込んでいく
愛液を弾き散らし、ショーツをぐっしょりと濡らし、尻たぶや太腿までをも濡らしながら、ローターは呪力を染み渡らせる
割れ目を超え、膣肉のひだを確かめるように染み入り、子宮口にまで到達した呪力――妖しげなその力が、遂に牙を剥いた
割れ目に半ば埋没したローターの生み出す振動は確かに甘美なものだが、それはあくまでもローターからしか生まれない
即ち、膣口付近のみを振動させるにとどまっていたのだが……染み入った呪力そのものがローターの延長のように振動し、快楽を引きずり出していく
陰唇が震え、膣肉が震え、子宮口が震え、硬く閉ざされたその先、女の急所たる子宮そのものが甘く震わされて快感を覚えてしまう
未だ処女であり、オナニーでも子宮までは触れることなく、そこで快感を感じられるなどと想像もしていないクリムの隙を突く、悍ましい快感
バチバチと雷のように鮮烈に、炎のように激しく、豪雨のように打ち付けられる逃げ場のない快感が、クリムの神経を駆け巡った
ビクビクと腰を跳ねさせ、太腿が悶えるように擦りあわされ、ごぷりと愛液が割れ目から溢れてショーツを濡らす
お尻を擦り付けるように身悶えながら悲鳴を上げるクリムは、目を見開いて快楽に怯えながら、訳も分からない状況に混乱している

87クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/22(月) 15:42:04 ID:/2ZXYk7I
>>86

『ん、ぉっ!!?♥♥♥♥ お、もっ、なに、だめ、ぇ…ッ!?♥♥♥♥ 魔力、吸われ、て――っっっ!?!♥♥♥♥♥』

そんなクリムを更なる苦境が襲う……身体に飛び掛かってきた餓鬼たちが、いよいよ動き始めたのだ
一匹は快楽にもじもじと悶えるクリムの太腿を押し退け、じっとりと愛液で濡れたスカートの内側へと顔を突っ込む
発情しきった雌の臭いが、たった一度果てただけとは思えないほどに多量の愛液でびしょ濡れとなり、濃密な雌の臭いをむわりと餓鬼の鼻先に漂わせている
肉付きの良いムチムチの太腿を掴んだ掌もまた、極上の柔らかさで指が食い込み、餓鬼の興奮を煽っていた

上半身ではお腹に跨り、マウントポジションを取った餓鬼が汗で張り付き、ぐっしょりと濡れたブラウスを引き千切るようにして左右に開く
ボタンが弾け飛び、ブラウスに抑え込まれていた汗の臭いがむせ返るほどに立ち昇る
その下から露わになったのは、純白の見るからに高級なブラジャーに包まれた豊満な美巨乳
ばるんっ❤❤❤ たぷんっ❤❤❤ そんな擬音が聞こえてきそうなほどに重々しく乳房が弾み、餓鬼の目を楽しませていた
当然、そんな視覚と嗅覚へのダブルパンチに耐えられるほどの辛抱を持たない餓鬼は、柔らかな乳肉に指を食い込ませて鷲掴みにする
生意気にも餓鬼の指を押し返す様な弾力、それでいて最高に興奮を煽る極上の柔らかさ
相反する二つの感触を両立しながら、クリムの乳房は餓鬼の手に健気な反発を持って抵抗を示していた

しかし――――そんな生意気な抵抗も、魔力を吸われ始めてしまえば話は変わる
身体の奥底から引きずり出されるように、魔力が餓鬼の掌へと、乳房と太腿を通じて流れ込んでいく
喪失感を覚え、それが寂しさと危機感を齎し、それを埋めるように快感が心を溶かし、麻痺させる
餓鬼にマウントを取られた身体をビクビクと跳ねさせ、何とか快感を逃がそうと無意識に身悶え、しかし消えない快感に濡れた声が零れ落ちる
このころになれば理性も戻りつつあったが、その理性も止まらず変化を続ける快感に襲われ、余裕を取り戻せないまま翻弄されていた……

「おうおう、吸われているなぁ
気持ち良いだろう?
けけ、ローターもたっぷり愛液で湿らせているだろうなぁ」

『ふぁは、ぁ、ああ、あ……っっ!?♥♥♥ んく、ぅっ…!❤❤❤』

『(負け、ない……!❤ わたくし、は…ぁ……、この、ていどっ、で……っ!❤ 下賤な、妖魔、なんかに、ぃ……!!)』

そんなクリムを見下しきった笑みを浮かべながら、インプが近付いてくる
クリムの心を満たすのは、不甲斐ない自分とあまりにも卑猥な手段を取る敵への怒り、情けなく翻弄される屈辱
コトコトと煮詰められるような快感に晒されながら、クリムは歯を食いしばって強い視線をインプへ向けた
この屈辱は必ず返す、対価を徴収する、その命を持って……あらゆる想いを敵意へと変換し、クリムは歯を噛み締めた
身体は脱力し、快感を感じる度にピクピク震えて動かしにくい
しかしそれだけで諦める理由にはならない、例え身体が動かずとも、ならば魔法でもって討滅せしめるのだ――――

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d5〜10(9+10=19)”=23(34 快楽Lv1)
☆<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”2d8〜18(12+16=28)”=30(64 快楽Lv3)
 ※ダイス合計10ごとに魔力1吸収=魔力-3(19)


行動選択
<AS>シャドウブレード(消費魔力1)×3を展開、餓鬼ABとインプを貫く
淫魔が怯んだらその隙に餓鬼を振り落とし、槍を手に取って支えにしながら立ち上がる

思考
屈辱を味わわせたインプ達へ、煮え滾るような怒りを感じている
雑魚と侮らず、消耗度外視で打ち倒そうと考えている

体勢
手足を投げ出すように仰向けに倒れている
お腹の上に餓鬼Bが跨り、胸を揉んでいる
股間に餓鬼Aが顔を突っ込んでいる

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:6


【これはひどい、初戦からボコボコにされておるのう】
【とりあえずこの状態から使える術で隙を作り、立ち上がって本領の重武器で叩き潰したいところじゃが……】
【最悪、吸血鬼化を使うのも有りやもしれんなぁ】

88第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/22(月) 17:18:50 ID:llaO53gY
>>86-87
クリエムヒルト 体力10/13(0/+3) 精神力6/12(0/+3) 魔力20/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:64(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 15/20R):床
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3(足) B:3(胸)
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜シャドウブレード:3+1=4〜(影+2 ST+4 快楽-3 余韻-2 ;補正+2)

ようやく動けるようになったクリム。
屈辱的な絶頂を経験してしまうも、それを怒りに変え闘志を燃やす。
そして影の術での反撃を狙う。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)
・戦意回復:△「精神」+2(8)

だがいくら闘志を燃やしても女の身体は快楽には勝てない……
休むことなく動く淫具に、「ギッ」!ギッ!!」と、人語は発しないが興奮とクリムの快楽屈服にあざ笑うような声を発し胸と脚を揉む餓鬼。
いやらしく貪るような愛撫と雌の反応をする身体を楽しむ餓鬼の魔力吸収の快楽は淫具を合わさって、反撃しようとするクリムの意志と集中力を乱していく。
幸いにして絶頂から回復したことでクリムの術に対する抵抗力は復活。
魔力吸引により抜け出る量は減り、ローターの振動も膣口の中間程度まで戻っている。
とはいえ、完全に回復しているわけではなく、一度綻びた防御は中断させねばそう容易く回復はしないだろう。
餓鬼にいやらしく揉まれながら、力を吸われ、振動の後退である意味焦らされているような快感をクリムは理性が回復した状態で味わってしまうのだ。
そして、胸の刺激は変わることなくクリムを苦しめる。
それが術の行使を阻害するのだ。
それにクリムはその刺激にまたも絶頂してしまうかもしれない

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d4〜9”(高いほどインプの行動まで時間がかかる)
☆!<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”1d3〜9”(高いほど、魔力が吸われてしまう)

だがようやく転機が訪れる。
倒れ悶えるクリムの顔を覗き込むインプがニヤニヤしながら笑いかける。

「ヒヒッ!いい顔だなぁ
どうやらたっぷりと感じてるみたいだなぁ
それじゃあ、お前のエロいエキス、たっぷりと味わってやる」

そんな屈辱的な言葉と同時に餓鬼の右手に転移するのはクリムの股間をなぶる呪いのローター。
たっぷり責められ絶頂を経験したことで、ローターは愛液でぐっしょり濡れている。
そして栓の役目を果たしていたローターが無くなったことで愛液が一気に出てくる感覚の襲われる…かもしれない。

「おお…随分ぐっしょりしているなぁ?
それだけ気持ちよかったのか、それとも……」

ニヤニヤ笑いながら……

「お前、汁っ気多いんじゃないかぁ?」

屈辱的な言葉をかけられる。

「でもまあ美味そうだ。
いただきます」

そしてそのままクリムの愛液たっぷりのローターを口に含むと、じゅぶじゅぶなめ味わう。

89第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/22(月) 17:19:34 ID:llaO53gY
屈辱的なインプの行動に自身の身体。
しかしそれは一番厄介なローターが無くなったことを意味する。
無論攻め手の一つが減っただけではあるが、このチャンスを生かさねば!
もしかしたら責めに屈しかけ絶頂しそうになるかもしれない。
けれどもクリムは意地でも絶頂を抑え反撃を行う。

クリムは残る理性と集中力を総動員して術を構築。
一気に3つの影の剣を展開する。
生やす場所は自身の両側面と天井。
側面から生やす2本の剣で、それぞれ胸と脚を味わう餓鬼の横から貫き、天井から生やす剣でインプを背中から貫く!

「ギャッ!!」
「ギギッ!!」

ここで反撃してくることを想定していなかったのか……
インプと餓鬼は不意打ち気味に身体を貫かれ、そこから飛び散る白濁の生臭い性臭漂う血が飛び散る。
そしてその一撃は充分な一撃だった。
胸を嬲る餓鬼は貫かれたままクリムの身体に倒れ込み、脚のものはそのまま足の間で動かなくなる。
餓鬼に対しては致命傷。
影の剣に貫かれ動かなくなる
そしてインプにも充分なダメージとなった。
背中に刺さった剣は流石に貫通はしていないものの、背中に深く刺さって、空中にインプを固定している

・シャドウブレード:▽「魔力」-2(18) ▽「精神」-1(7)
・餓鬼AとB:12ダメージ→餓鬼撃破!
・インプ:6ダメージ

なんとか反撃はなった。
クリムは今度は身体の動かしへと集中力を動員。
餓鬼の死骸を振り落としながら、左手傍に転がっている槍を掴む。
そちらに寄りながら、インプを避けるようにしながら、槍を支えに立ち上がる。
だが、胸の淫具は残っている。
立ち上がる最中、その刺激で絶頂してしまうかもしれない。

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6”(高いほど、立ち上がるまで時間がかかる)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【激おこクリムちゃん(喘ぎつき)になりそう】
【屈辱だけど、それを怒りに変えてもいいかもしれない】
【そして餓鬼は全滅】
【なお血は飛び散っていますが、インプの身体からはまだクリム側まで血が垂れず、餓鬼も側面から突かれた関係上、あまり精液血液はかかっていないかも】
【臭いは感じるかもですが、なんとかギリギリ大丈夫なイメージ】

90クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/27(土) 13:33:28 ID:3AprPxPI
>>88-89

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)
・戦意回復:△「精神」+2(8)

『は、ぁ……❤❤❤❤ っん❤❤❤ 汚い手で、わたくしにぃ……!❤❤ 何時までも、触れているつも、り……っっ!?♥♥♥
 はぁ、ぅ……んっ❤❤❤ 下劣な、よう、ま…如き、が……っっんぅ!?♥♥♥ み、身の程、を……しりなさ、ぃんっ!?❤❤❤❤』

『(く、ぅぅぅ……!?♥♥♥ ダメ…ッ、集中、できませんわ……lっ❤❤❤ 早く、振り解かない、とぉ……!❤❤❤
 っっっ!?♥♥♥ ま、また……ゾクゾク、来て……っ❤❤❤ 果て、させられ、て…しま、う……っ!♥♥♥)』

硬く、体格相応に小さな掌がクリムの脚を、胸を、無遠慮にいやらしく撫で、揉み、触れている
自分が楽しむことしか考えていないその無遠慮な手つきは乱暴でさえあり、しかし……それに快楽を伴ってしまうのが何より問題だった
下卑た笑み、いやらしい気配、遥か格下の筈の妖魔に良いように弄ばれ、快楽という命のやり取りとは程遠い手段で嬲られる
クリムとて退魔師として修練を積み、幾度か実戦を乗り越えた身だ……生死を賭けた戦いに対する覚悟はあった
しかしこの状況はどうだろうか? インプや餓鬼たちはクリムの命を奪うような行動に出る気配は一切ない
馬鹿にして、見下し、嘲り、面白いおもちゃを見詰めるようなその視線、言葉、雰囲気が……クリムを戸惑わせてしまう
それに加えて襲い来る快感は確実にクリムの思考を阻害し、集中を妨げ、屈辱と快感が頭を焼く
歯を噛み締めて初めて感じる魔力吸収と淫具による快楽を堪えながら、意識を深く、鋭く研ぎ澄ませて術式を組み上げる
しかし……クリムの意思すら踏み躙らんとばかりに荒れ狂う吸魔快感は、眩暈にも似た感覚で術式を組み上げる思考を歪ませていた
気を抜けばはしたない叫び声を上げてしまいそうで、自分を鼓舞するように強い言葉を叩きつけながら蕩けるような陶酔感に抗っている
全身を緊張させるように力を籠め、そうしなければまた果ててしまうという嫌な確信を感じながら……クリムはか細い逆転の糸を、必死に手繰り寄せようと足掻いていた……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d4〜9(9)”=13(77)
☆!<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”1d3〜9(9)”=11(88 快楽Lv4)
 →絶頂を堪える

「ヒヒッ!いい顔だなぁ
どうやらたっぷりと感じてるみたいだなぁ
それじゃあ、お前のエロいエキス、たっぷりと味わってやる」

『ん、あっ!?♥♥♥ はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ そ、れは……まさか……っ!?❤❤❤』

『(あの大きさ……それに、股間の違和感が……っ、あれが、わたくしの、下着の中に入っていたもの、なのですか……!?❤❤❤
 っ、あ、や、やだ……っ!?♥♥♥ おつゆが、あふれ、て……っっ!?♥♥♥♥)』

不意に消えた、ショーツの内側でクリムの割れ目を嬲っていた異物の感触
それと同時にインプの手に現れた小石のような小さな何か、それがテラテラと粘着いた液体に濡れているのを見て、クリムは目を見開いた
あれが、あの小さな道具が自分のショーツの中で震えていたのだと気付く
同時に、あれに蓋をされていた形の割れ目から溢れ出た愛液がショーツをジワリと湿らせる感覚に、思わず耳が熱くなる

「おお…随分ぐっしょりしているなぁ?
それだけ気持ちよかったのか、それとも……」

そしてインプは当然のように、それを揶揄うような言葉を口にする
屈辱、羞恥、怒り、嫌悪、戸惑い、複雑に込み上げる感情が絡み合い、咄嗟に否定の言葉を口にしようとして――

「お前、汁っ気多いんじゃないかぁ?」

『――なっ、あ……!?』

投げかけられた言葉の意味を理解した瞬間、クリムは思わず硬直してしまう
あまりにも屈辱的な言葉、あまりにもこちらを馬鹿にしきった嘲笑
真っ白になった思考の空白を突くように、インプは更なる行動を起こした

「でもまあ美味そうだ。
いただきます」

『あ……ぁ……っ!? あ、あなた、なに、を……!!?? ……ッ!!!!』

『(こんな……屈辱ッ、わたくしの、お、おつゆを……味わう、ですって…!!? ……許さない、絶対に許さない!! この屈辱は今すぐにでも……!!)』

手にした愛液まみれのローターを、いやらしく口に含んで舐め回すインプ
自分の恥ずかしい体液に濡れたそれを舐め回され、味わわれる状況に……クリムは目を見開いて硬直した
こんなはしたない手段で快感を感じた証である愛液を見られる、知られるだけでも恥ずかしいというのに、よりにもよって味わう、などと……
込み上げる怒りに噛み締めた奥歯がギシギシと音を立てる
あまりの屈辱に眩暈すら感じるほどで、視界がぐらぐらと歪んでいる
血液が沸騰したかのような燃え滾る感情にガソリンをぶちまけられたかのようで、身体を蝕む快感が一瞬で思考の隅へ追いやられた
淫らな熱に染まっていた身体が冷や水を浴びせられたかのように落ち着き、次の瞬間には荒れ狂う感情で火照り始める
阻害され、遅々として進まなかった術式構築は瞬く間に組み上げられていく
淑女たらんとしているクリムの最後の理性が、辛うじて汚い罵声を発することを抑え込んだが……
そうでなければインプと同列の口汚い言葉を発してしまっていただろう
それほどまでにクリムは怒りに燃え、嫌悪を覚え、憎悪を駆り立てられていた

91クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/27(土) 13:33:40 ID:3AprPxPI
>>90

『もう、もういいです、失せなさい――――シャドウブレードッ!!』

「ギャッ!!」
「ギギッ!!」

憤怒、殺意、憎悪――悪意がふんだんに盛り込まれた裂帛の叫びと共に、影から滑らかに伸びた漆黒の剣がインプと餓鬼を刺し貫く
影を操る術、故に操影術……インプ達からすれば死角となる角度で放たれた攻撃は、確実に致命傷となる一撃だった
餓鬼は二匹とも深々と刃がその身を貫き、肉を裂き、白濁の血を飛び散らせて命を散らす
インプにしても辛うじて死は避けられているものの、刀身に縫い留められて逃げらない有様だ

・シャドウブレード:▽「魔力」-2(18) ▽「精神」-1(7)
・餓鬼AとB:12ダメージ→餓鬼撃破!
・インプ:6ダメージ

『はぁ……っ❤❤❤ ふぅ…!❤❤❤ ふぅ…っ!❤❤❤ っ、あ……んっ、う……く…ぅ……!♥♥♥』

それを尻目に、クリムは圧し掛かる餓鬼の死体を払いのけるように振り落とし、左手の傍に転がっている槍を掴む
そしてそれを杖代わりにしながら、インプを避けるように位置をずらして立ち上がる
しかし……餓鬼たちを倒し、インプに痛打を与えたことで張り詰めた緊張の糸も少し緩んだのか、クリムの身体はいよいよ限界を訴え始める
震える脚、砕けそうな腰、力の入らない腕……
未だに乳首を責めるニプレスは張り付いたままで、イボが乳首を締め付け、弾き、心臓を貫くような快感に晒される度にクリムは息が詰まりそうになる
槍を掴む指が汗で滑り、強く指に力を入れて身体を支える
もどかしい程に身体が思うように動かず、槍を床に突き立てる事さえのたくたと時間をかけてしまう
乳首を締め付けられると膝が折れそうになり、両手で槍に縋り付くようにして何とか脚に力を入れ直し……
そうしてたっぷりと時間をかけて、何とかクリムは立ち上がった

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6(5)”=7(90)
 →絶頂を堪える

『はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ っは、ぁ……ん、ぅ…!❤❤❤ ふぅ……❤❤❤ っ……❤❤❤』

『(身体が、もう……気を抜いたら、果ててしまいます、わ……っ❤❤❤ このままでは……っ、急がない、と……っっ!?♥♥♥
 ん、ぅ……!♥♥♥ 術は、もう、集中力、が……っ❤❤❤ なんとか、トドメを……!❤❤)』

――しかし、現実は厳しい
クリムは今、辛うじて精神力で絶頂を堪えているに過ぎない
身体はすぐにでも絶頂を迎えたがっていて、微かな刺激でさえ思考がかき乱されるような快感に頭が真っ白になる
気を抜けば果ててしまう、それを解っているからこそ、クリムはインプへのトドメに術を使うことを諦めた
今の状態では碌に術式を組めず、無駄に終わると確信してしまったからだ
ならば残るは吸血鬼由来の身体能力を活かすしかない
槍に絡めた指に力を籠め、インプを睨む視線に力を籠める
蕩けて潤んだその瞳の奥に、決して折れない強い意思の光を宿しながら……クリムはふらつく脚で、槍を構えた

『ふぅ……❤❤❤ ……っ、さぁ、御覚悟…は、よろしく、て……? …っっ❤❤❤』


行動選択
インプに槍を突き刺しトドメを刺す

思考
快感で思考が鈍り、集中できない
果てる前にインプを倒してしまいたいと考えている

体勢
左手で柄の先端手前を掴み、右手で真ん中を握っている
左足を気持ち前に出し、肩幅に足を開いて立っている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:4


【おまたせしたのじゃー】
【怒りブーストで辛うじて反撃したクリムちゃん、しかしダイス目が殺意(凌辱の意思)に溢れておる】
【正直今も、本人は恐ろし気な顔で睨んでるつもりでも傍から見ると切なげな顔で睨んでるように見えるやも】
【このまま素直にトドメをさせるのかのう、ダイス目も不穏じゃ……】

92第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/27(土) 14:54:34 ID:p.wjir6E
>>90-91
クリエムヒルト 体力10/13(3/+3) 精神力6/12(3/+3) 魔力18/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:90(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 14/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ:6
      淫呪ローター(インプの口) 貪りのニプレス(左胸)

〜インプに追撃:4-1=3〜(技能+2 ST+2 快楽-4 余韻-1 ;補正-1)

なんとか絶頂を堪えながら立ち上がったクリム。
しかしその身体はは絶頂しそうなのを無理に抑えているような状況で、それもあと極僅かな時間しか持たないであろう。
さらに立っているとはいえ、それは両手で槍を持ち、それを支えにしてようやくと言った所。
ふらつく脚は頼りない……
だがそれでも…クリムはそんな身体に活を入れ、ダメージを負ったインプにトドメを刺そうとする。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

快楽で震える脚に力を込めながら、槍を身体を支える状態から攻撃の構えへと移すクリム。
乳首をグリグリ攻める淫具の責めは刻一刻と強い刺激をクリムに贈り、クリムを絶頂させようとする。
あと数秒……数秒たてばクリムの身体は我慢できぬ限界を迎え、激しく果ててしまうだろう。
そうなる前になんとか攻撃しなければと考えるが、その身体は溜まりに溜まった快感と絶えず送られる刺激で鈍い……
それでもクリムは必死に耐えながら、崩れ落ちそうになりながら槍を構える。
唯一幸いなのは、インプも大きなダメージを負っており、そんなクリムの妨害をしてこなかったことだろう。
もし、インプが軽くても何らかの快感を与える行動をとってきたら、クリムは容易く激しく絶頂してしまっていたに違いない。

・絶頂を堪えながらの行動:▽「精神」-1(5)

☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜10”(高いほど、攻撃が遅れてしまう)

それでもなんとか放つ一撃。
もしかしたら、放った瞬間に限界を迎え、クリムは絶頂してしまうかもしれない。
それでも、動けぬインプにかわすことはできないだろう。
たとえ絶頂したとしてもイきながら放った一撃は、しっかりとインプへと届き、その身体を貫くであろう。
しかし……

ピタリ……

クリムの股間。
愛液で濡らした下着の中に再びあのローターが飛んでくる。
それと同時に再び振動を開始し、クリムの陰唇にあの呪いの振動を伝えてくる。
ウィィンという振動に愛液の音が混ざり、クリムの喘ぎに混ざりその音が聞こえる。
そしてこれが我慢していたらトドメに、そして絶頂していたら淫らな追撃となってしまう……

・!淫呪ローター:▲「快楽値」+14
 ※ニプレスで絶頂していた場合は1.5倍(21)増加

インプの最後の悪あがき……
槍が突き刺さると同時に、インプは再びローターをクリムの中へと転移させたのだ。
自身の唾液が混ざったローターが再び下着の中の陰唇へと送られ、それが淫らに震えていく。
我慢に我慢を重ねた身体に、この快楽に抗う術はなく、クリムは淫具にその豊満な発情した身体を嬲られていく。
しばらくの間動けそうにない……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d8〜15”(高いほどクリムがうごけるようになるまで時間がかかる)

淫魔の群れを倒したものの、再び果ててしまうクリム。
残された淫具にトドメを刺された形だが、幸いなことに室内の淫魔は全滅していて、そんなクリムに群がる存在はいなかった。
そんな状況で、クリムはなんとか身体が動かせるようになる。
早くこの淫具をなんとかしなければ!

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【流れとしては突きを放った瞬間に絶頂判定】
【イってもなんとか放った突きは命中したって感じです】
【そして最後の最後に再びの淫具転送】
【スタンですが、まあ周囲に淫魔はいないので、なんとか大丈夫ではありますが……】

93クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/29(月) 22:33:21 ID:1XKB4A1k
>>92

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

『っっ!♥♥♥ んぁっ、っ、ふぅ…!❤❤❤ ふぅ……っ!❤❤❤ は、ぁ……!❤❤❤❤』

『(早く……っ❤❤❤ はや、くぅ……!❤❤❤ 集中、できな、く…なる、前に、ぃ……っっ!?♥♥♥♥)』

バチバチと脳内で雷が弾けるような、鮮烈で抗い難い快感に襲われている
ガクガクと情けなく震える脚に鞭打って、槍に縋り付くようにして身体を支えて、串刺しになったインプにトドメを刺そうと睨み付けた
インプはダメージが大きいのか、動きを見せず……しかし、クリムもまた、ダメージは大きい
今も尚クリムの乳首を責め嬲るニプレスは健在で、容赦なくクリムに自分の手で慰めるのとは比べ物にならない快感を押し付けてくる
何度も何度も眩暈にも似た絶頂感がクリムの身体を波のように襲い、それに身を委ねてしまえればどれほど気持ち良いのか、甘い誘惑が止まらない
意識が真っ白に染まる感覚、身体がビクビクと勝手に震えて蕩けていく心地よさ
100歳を超えているクリムだが、吸血鬼として見れば若輩も良いところだ
精神的には見た目とそう変わらぬ年齢でしかない、つまるところの少女であるクリムにとって、淫具の齎す快感は麻薬のように甘く、危険な誘惑に満ちていた
自分の手で自分を慰めるのとはまるで違う、容赦も何もない、ただ只管にクリムに快感を与えていく
寄せては引いて、引いては寄せる絶頂の波は刻一刻と強さを増し、感覚を狭めて何度もクリムの意思をくじこうとしている
もうあまり時間がない、それを痛感しながらふらつく脚に力を籠め、脱力する腕を持ち上げて槍を持ち上げていく

・絶頂を堪えながらの行動:▽「精神」-1(5)

☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜10(7)”=9(100)
 →強制絶頂! 初期快楽値0 快楽Lv0

『ふぅっ♥♥♥ はぁっ♥♥♥ っぁ、は……!♥♥♥ これで、終わ、り――――ぃいいいああああぁぁあっっっっ!!?!??♥♥♥♥♥♥』

『(間に、合った…!❤❤❤ これ、で、わたくし、の……勝ち――――っっっっ!?!?!?♥♥♥♥♥
 っあ、ああああっ!?!♥♥♥♥ こ、れぇっ!?!♥♥♥ ま、た……呪…具ぅ…………っっっっ!?!?!?♥♥♥♥♥♥)』

槍が重い、腕が震え、腰に力が入らない
疲労困憊の状況でも過不足なく武器を振れるよう、疲労時にも訓練を積んだことがあるクリムだったが……
自分の身の内から込み上げる快感に弱らされるというのは、想定外の事態だった
それでも歯を噛み締め、退魔師としての誇りと矜持を支えに、クリムは戦闘を終わらせる一撃を放つ
快楽に弱った脚で、けれど十分力強い踏み込みから足を、腰を、背を、肩を、そして腕へと身体を捻るように力を伝播させ、槍の先へと力を収束する
これが中級や上級の妖魔であれば通じなかったであろう、速度も力も乗り切らない一突きは……しかし、インプにトドメを刺すには十分に過ぎる
槍は深々と柔らかな肉を貫き、インプの命を引き裂きながら吹き散らしていく
だが――このインプは妖魔ではない、淫魔なのだ
生存競争を繰り広げる妖魔ならばこれで終わるだろう、しかし淫魔の目的は女を辱めること
インプの死を自覚した最後の悪足掻きは、呪物……ローターの転送という形で実現する
踏み込みのために軽く開き、捻られた股間を覆うショーツは、愛液も相まって秘部の形を透かすほどに濡れ、張り付いていた
そこに潜り込んだローターは再び割れ目を蓋するように現れ、即座に呪力を解き放ちながら振動し始める!
勝った――――そう気を抜いた瞬間を狙い撃つかのようなローターの齎す快感は、ギリギリのところで堪えていたクリムの隙を突くには十分過ぎる
室内に響き渡る無様に果てる女の艶声、ぼたぼたと滴り床を濡らす淫らな蜜、艶めかしく全身を痙攣させる美しい少女のイキ姿
見る者のいない室内で意識を吹き飛ばす極大の快楽に晒され、絶頂の波に意識をさらわれながら……クリムの意識は真っ白に染まっていった……

・!淫呪ローター:▲「快楽値」+21(21 快楽Lv1)

かくん……と、クリムの膝から力が抜ける
甘く痺れるような限度を超えた絶頂感が、クリムの膝から力を奪ってしまったのだ
前に突き出した左足はそのままに、身体を支えていた右足から力が抜け、立て膝をつく形でへたり込む
そのまま倒れそうになる上体を辛うじて槍を支えに、両手で縋り付くようにして堪える
槍に絡めるようにして上半身を支えている腕に突っ伏すようになり、顔が隠れたクリム
長い髪も相まってその表情はうかがえない、しかし――その顔は情けなくも淫らに蕩けて、誰もが生唾を呑む淫らな色に染まっていた……

94クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/29(月) 22:33:31 ID:1XKB4A1k
>>93

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d8〜15(8+10=18)”=22(43 快楽Lv2)

『はー…っ❤❤❤ は、ぁ…んんっ❤❤❤ っ、あ……く、ぅぅ……!❤❤』

『(わた、くしは……っ❤❤ なんて、なんて、はしたない姿を……!❤
 っっ!?♥♥♥ っく、ぅ…!♥ 悔いるのは、あと、ですわ……まずは、この呪具を……っ❤❤❤)』

立膝を突き、槍に縋り付くようにして辛うじて体勢を維持するクリムだったが、幸いすべての淫魔を倒したおかげで追撃を受けることはない
そのまま暫く乱れた呼吸を繰り返し、未だに動き続けるローターとニプレスの快感に甘い声を零していると……ようやく、蕩け切っていた理性が戻ってくる
そうなれば、クリムが感じるのは屈辱と恥辱だ
戦いの場で辱められ、良いように弄ばれ、快感に果てること二度
あまりの屈辱に怒りで顔を赤くしながらも、未だに動く淫具の快感に、それどころではないと思い直す
今の状況で他の妖魔が現れればどうなるのか、決して良い状況にはなり得ない
多量に流された汗、脚を伝い床を濡らす愛液、失われた水分から喉の渇きを癒すように、クリムは唾を呑む
まずはこの、汚らしいインプの唾液に塗れた呪具から取り除こうと……その手を股間へと動かし始めたのだった……


行動選択
槍を消し、そのままの姿勢で両手を股間へ、左手でショーツをずらし右手でローターを掴み、捨てる
そのまま座り込み、左手でブラを掴んで浮かし、右手でブラの下へ手を入れ、ニプレスを剥がして捨てる
その後、息が整うまで休憩する

思考
あまりにも情けない姿を晒した自分に対して、怒りを覚えている
未だに動き続ける淫具を、早く取り除こうと考えている

体勢
左足を立て、右膝を突いた姿勢でしゃがみ込んでいる
槍を杖代わりに両手で掴み、上半身を支えている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
ローターがショーツの中で振動している
乳首が硬く尖ってしまっている
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【何とか勝ちを拾った、感が凄いのう】
【体力に余裕はあるが、精神的な疲労が酷そうじゃ】
【少し休息を取って精神を立て直さねばのう、いくら何でも妖魔と淫魔で性質が違い過ぎることに違和感を覚えるのも良いかもしれん】

95第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/30(火) 18:56:49 ID:UDQn003c
>>93-94
クリエムヒルト 体力8/13(3/+3) 精神力4/12(3/+3) 魔力18/30(2/+1) 人間 状態:正常
快楽値:43(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 12/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜淫具を取る:3-1=2〜(ST+2 快楽-2 余韻-1 ;補正-1)

なんとか絶頂から回復したクリム。
淫魔は倒したがはしたなく何回も絶頂してしまった
だが、悔いるのは後だ。
今はこの淫具を取り除かなければ!

・<K>自然回復:△「体力」+1(9) △「精神」+4(8) △「魔力」+1(19)
・<K>淫気:▲「快楽値」+1(44)

絶頂で崩れ、槍を支えに片膝を着いて屈んでいる状態のクリム。
姿勢そのままにクリムは槍を消すと、両手を股間へと持っていく。
スカートの中に手を入れ、左手で下着をずらし、右手でローターを取ろうとする。

しかし、何度も絶頂した身体にはうまく力が入らず、未だに止まらぬ振動と回転が、クリムの女の急所を虐める。
それゆえ腕は震え上手く動かすことが難しく……
そして膝立ちのむちっとした太ももは快楽で震え、それでも快楽に屈しないとでも言うかのように気丈に張っていた。
それが妙な色気を醸していたが、幸いにもこの部屋の淫魔はクリムが全滅させていたので、それを見るものはいなかった。

さらにこのローター、込められた呪いでしっかりと陰唇に張り付いており、下着をずらしても取れはしない。
糊でつけられたかのように割れ目に張り付いているので自力で剥がすしか無い。
しかもそれほど強くないとはいえ、割れ目に張り付いていることもあり、引っ張るとローターと一緒に媚肉が引っ張られ、
そしてようやく剥がれるのだった。

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d10〜15”(高いほどローターが取れるまで時間がかかる)
・ローターが剥がれる:▲「快楽値」+5

なんとかローターを剥がしたクリム。
まだローターは振動しており、指からは振動と染み込むような快感を感じる。
そして股間から流れるのは多量の愛液。
比較対象は少ないもののあきらかにクリムの身体は平均以上に愛液を分泌する身体なのだ。

・指から伝わる快感:▲「快楽値」+1

ともかくクリムはローターを棄てる。
それにまだ淫具はすべて除いておらず、胸にはニプレスが張り付き、突起回転の快感を与えているのだ。
クリムは座り込むと、今度は腕を胸へと伸ばし、淫具を剥がすべく動く。

餓鬼の行動でボタンが千切れ、胸を大きく露出しているブラウス。
そこから見える上品なブラジャーは餓鬼に揉まれたことで乱れている。
そのブラジャーを左手で掴むと、肌から離すように引っ張り浮かす。
胸には多量の汗と匂いが溜まっており、それが周囲に広がる。
さらに見えるのは左胸に乳輪を隠すように張り付く透明のビニール状のニプレス。
しかも乳首の部分は盛り上がっており、その内部には無数の突起が生え、その盛り上がっている部分が回転しているのと、それに嬲られる自身の乳首がも見える。
自身の勃起しやすい乳首にそれを責める凶悪淫具。
それを視覚と実際の感覚が、クリムに襲いかかってくる。

それに耐えながら、クリムは右手をブラジャーの下から入れて、乳首へと伸ばす。
そしてニプレスを掴み剥がそうとするが、もはや身体はどんどん快楽で追い詰められており、絶頂が近い。
なんとか絶頂前にこれを剥がさなければいけないのだが、やはり身体に蓄積した快楽と淫具が齎す快感がクリムの行動を妨害してくる。
ローターのように掴んで剥がすのではない。
張り付くシールを剥がすかのような行動だ。
それゆえ、手先の器用さが先程以上に要求されてしまう。
しかもべったり張り付くニプレスはローター以上に胸に張り付いており、剥がそうとする行動でも快感を与えてくる。

指が乳輪付近を擦る刺激。
剥がしかければ乳輪付近で生まれるニプレスが剥がれる刺激。
その力で乳首を責める部分が歪み、乳首へ与えられる刺激が変わる。
それに耐え、絶頂までのリミットが迫る中、ようやく剥がしていけば、最後の問題は乳首部分の刺激。
ぎゅ…ぎゅ…と回転しながらも圧迫をしていることもあって、そこに剥がす力が加わればさらに快感が増す。
それでも耐えてようやく剥がすと、乳首が回転と圧迫を加えられながらそれがキュポンと抜け、トドメの快感を与えることになってしまう。
なんとかニプレスは剥がせたが……クリムはまたもここで絶頂してしまうかもしれない。

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d8〜16”(高いほど、剥がすのに時間がかかってしまう)
・!ニプレス剥がし:▲「快楽値」+7

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【淫具を剥がすクリムちゃん】
【まあ苦戦しながらの剥がしになるのでイきそう】
【淫魔がいなくてよかった】
【ちなみに絶頂の判定は最後のニプレス剥がしでお願います】
【これは乳首から剥がれる時の快感です】

96クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/02(木) 22:02:55 ID:KbfdNpgI
>>95

・<K>自然回復:△「体力」+1(9) △「精神」+4(8) △「魔力」+1(19)
・<K>淫気:▲「快楽値」+1(44)

『っ…❤❤❤ は、ぁ……んっ❤❤❤ ふぁ、っ、ぅ……❤❤❤ っぁ、んっっ!?♥♥♥』

『(この、呪具…ま、まだ、震えてる、の…っ!?♥♥♥ 止まら、ない…っ❤❤❤ 貼り付い、て、っっ!?♥♥♥
 ひ、引っ張る、と…一緒に、お股、まで……っっ!?♥♥♥ ふ、くぅ…!❤❤❤ ふあ、あ、ぁぁ……っ❤❤❤)』

立膝を突き、絶頂の余韻が抜けるまで息を整えていたクリムは、ある程度落ち着いた頃合いになって槍を消し、動き始めた
インプが死んだ後も動き続ける淫具が齎す快感に苛まれながら、快楽に表情を歪めて切なげに眉根を寄せる
熱っぽい吐息を零して、それを振り払うように両手を股間へと動かし、愛液でべっちょりと濡れたショーツを摘まむ

『(っっ……!?♥♥♥ こ、こんな、にも……濡れ、て……っ!?♥♥♥ は、はずか、しい……あまりにも、こんな……はしたない…っ!❤❤❤)』

指先から伝わるのは、ぐっしょりと……まるで水でも浴びたかのように濡れたショーツの感触
そのあまりにも水気の多い有様に、クリムは瞬く間に羞恥で顔色を赤く染める
元々汗をかきやすい体質であることは解っていただがまさか、愛液までそうだとは思っても見なかった
愛液の分泌量など、普通は人と比べるものでもない、クリムが知ることは出来なかっただけに、ショックは大きい

――お前、汁っ気多いんじゃないかぁ?――

『っっ!?!♥♥♥ そん、なっ、はずは……!♥♥ そんな……そん、な……こと……っ❤❤❤❤』

『(まさ、か……わたくしは、本当に……っ?❤❤ ひ、人より、濡れやすい…のです、か……!?♥♥♥
 ……っっ!?♥♥ ち、ちが、う、違いますっ!!♥♥ そんな、戯言……信じる、ものですか…っ!!♥)』

そして、自身の濡れやすさを自覚したからこそ……インプの放った言葉が、遅効性の毒のようにじわじわと心を蝕んでいく
動揺が不安を呼び、不安が敵の放った嘲りの言葉さえ真実だと思い込もうとしてしまう
それを振り払うように頭を振り、クリムは強く歯を噛み締めてインプの言葉や不安を募らせる思考を追い払う
余計なことを考え、不安に呑まれる前に……と、半ば勢い任せでローターを掴み、一気に剥がしにかかる!
それが良かったのか、呪力で秘裂に張り付いていたローターはようやく剥がれたのだった……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d10〜15(11)”=15(59)
・ローターが剥がれる:▲「快楽値」+5(64 快楽Lv3)

『ふぅ…っ❤❤❤ ふぅ…!❤❤❤ っ、垂れて……っ♥♥♥』

ねっとりと指先に絡む粘着いた液体と、それに塗れたローター
今なお振動を続けるローターは、指先にさえ快感を感じさせる呪力を放っている
その上、太腿を伝う愛液の感触が、振り払ったはずの思考を呼び戻していて……クリムは眉を寄せて、苦々し気に表情を歪めてしまう

・指から伝わる快感:▲「快楽値」+1(65)

『こんな、ものっ!! ……ふーっ♥ ふー…っ♥ 次、つぎは、胸を……っ❤❤❤』

『(考えない、余計なことは考えてはいけないのよ、クリエムヒルト…っ❤❤ 今は、胸の呪具を外して…身体を休めないと……!❤❤❤ だか、らぁ……っ❤❤❤❤)』

指先に伝わる快感と振動、それを起こしているローターを、苛立ちのままに部屋の隅へと投げ捨てる
勢いよく放られたそれは暗闇の中へ消えていき、硬質な音を響かせた
それを尻目に荒げた呼吸を落ち着かせようと、深呼吸を意識して繰り返しながら……クリムは視線を自身の胸に落とす
その視線の先には無残に千切られたブラウスが……餓鬼に壊されたブラウスは胸元を隠すことも出来ず、大きな乳房とそれを包むブラが丸見えになっている
そのブラの縁を左手で摘まみ、浮かせるように引っ張って……出来た隙間から、クリムは自分の乳首を責める淫具を目撃した
まるでシールのような透明なビニールにも似た材質らしき呪具、クリムは知らないが、ニプレスという乳首が衣服に浮かないように隠す道具だ
しかしこの淫具は本来の用途とは異なり、乳首の形を隠すどころか大きく盛り上がってむしろ強調してしまっている
その盛り上がった内部では自分の乳首がいじめられている様がよく見えてしまっていて……
あまりにも淫靡で、視覚と連動する乳首への快感の感覚に、クリムは知らず、熱っぽい吐息を零してしまう

97クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/02(木) 22:03:05 ID:KbfdNpgI
>>96

『く、ふ、ぁ……んんっ!?♥♥♥ ふぁ、あん、っっ!?❤❤❤ っぁ、んっっ!?♥♥♥♥』

それに耐え、ニプレスに右手を伸ばしたクリムだったが……ニプレスのシールのような形状が、ここで牙を剥く
張り付いたニプレスの縁を摘まもうとして爪先を引っ掛けようとすれば、カリカリとこそばゆい刺激が快感に蕩かされている乳房を襲う
快感に震えてしまえば乳房が跳ね、指が滑り、ニプレスを摘まめず何度も何度も擦れてしまい……それが更なる快感となる
なんとか快感を堪えながらニプレスを摘まみ、慎重に剥がし始めるも……ずっと、ずっと、しつこくいじめられ続けた乳首は酷く敏感な状態で……
ニプレスが剥がれる感触が乳輪にまで達すれば、それだけでゾクゾクと息が詰まるような快感がクリムの指を鈍らせる
その上乳首を嬲る回転と圧迫の快感責めは一向に収まる気配はなく、鼻にかかったような甘い声が何度も何度も零れてしまう
それでも、クリムは諦めない
刻一刻と迫る絶頂感を理解しつつ、少しずつでもニプレスを剥がし続けた指先は……いよいよその時を迎えた
半分ほど剥がし終え、あとは乳首を責めるドーム状の部分とその向こう側を剥がすだけ……という段階に達したのだ
ここまでくれば後はもう、一息に剥がしてしまう方が刺激は少ない
クリムは抑えようとしても零れてしまう喘ぎ声を、必死で抑え込みながら……覚悟を決めて、一息でニプレスを剥がすべく、力を込めて腕を引いた

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d8〜16(12)”=14(79)
・!ニプレス剥がし:▲「快楽値」+7(86 快楽Lv4)
 →絶頂を堪える

『ぁ、あああ、あ、っっ!?!?❤❤❤❤ だ、っめ、ぇっ!?♥♥♥♥ んく、ぅううぅぅぅ〜〜〜〜っっ!!?♥♥♥♥♥』

――しかし、当然ながらそれはクリムの限界寸前の身体に、トドメとなる快感を生んでしまう
敏感な乳首から一気にニプレスが剥がれる衝撃、イボに締め付けられていた乳首が押し潰されながら急激に解放される快美感
込み上げる絶頂の予感、それに隠しようもない濡れた声を叫びながら、クリムはバチバチと弾ける快感を抑え込むように、ギュッと身を丸める
自分の胸を抱き締めるように抱え込み、女の子座りのまま上体を倒して丸まった姿勢で、何度も何度も襲い来る絶頂の波をやり過ごす

『(耐え、る、のよっ、クリエム、ヒル、トォ……!!?♥♥♥♥♥ わた、くしっ、はぁ!♥♥♥ こ、んな、ことで……まけ、な……いぃっ!!?❤❤❤❤)』

吸血鬼として、退魔師として、下劣な妖魔如きに負けたくないという意地と誇りを支えに、快楽の津波に必死に耐え続けていた……


行動選択
絶頂の感覚が落ち着いたらそのまま横になり、身体が落ち着くまで休息する
その後周囲の気配を探り、何も無いようならばここで戦闘用装備に着替える

思考
負けたくない、屈しないという強い意思で絶頂を堪えている
快感で思考が鈍り、落ち着くまで何も考えられない

体勢
女の子座りの姿勢でしゃがみ込んでいる
両手で胸を抱えるように抑え込み、上体を倒して身体を縮こまらせている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ〜】
【まだプライドがガッツリ残っているクリムちゃんは必死に耐えるのじゃ】
【妖魔と淫魔の区別もつかんし、仕方ないのう……女殺しの敵とは夢にも思っておらんし】
【ようやくニプレスから解放される、と気を抜いたところで絶頂しても良かったのじゃが……】
【プライドを支えにここは耐えてもらうこととしたのじゃ】
【耐えられる状況で甘受するのは、今のクリムちゃんにはまだ無理じゃろうとのう】

98第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/02(木) 22:51:17 ID:4Kr3bZ8w
>>96-97
クリエムヒルト 体力8/13(6/+3) 精神力7/12(6/+3) 魔力19/30(3/+1) 人間 状態:正常
快楽値:86(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量

〜休憩:5-1=4〜(ST+3 快楽-4 ;補正-1)

絶頂に耐え、なんとか淫具を外し終えたクリム。
だが、流石にそのまま次なる行動とはいかない。
少し休まなければ……

絶頂を堪えたクリム。
そのままその少しの刺激でも達してしまいそうな身体を横にして、少し身体が落ち着くまで休むことにする。
ここは敵地。
本来ならば、こんな無防備なことはできないだろう。
だが、今にも果ててしまいそうな身体と、その快楽に苛まされる思考は、絶頂を抑えることにすべてが回され、他のことを考える余裕などなかった。
それができるようになるのは、身体が落ち着いてからだろう。
だが、クリムは知らない……
この部屋には薄いとはいえ、淫気が充満していることを……

右半身を横に…まるで倒れるように身体を横たえながら、クリムは身体を休める。
本来ならばゆっくりと快感が引いていくのだが、蒸し暑い部屋に充満する淫気が、それを鈍らせていた。
しかも淫気の影響でクリムの性感帯はまるで自己主張するかのようにジンジン疼いている。
それは自慰への誘惑。
その性感帯を刺激して、絶頂したいという雌の本能の誘惑であった。

クリムはそれに必死に耐える。
気を抜けば性感帯へと無意識に手を伸ばしてしまいそうだ。
いや手はなんとか堪えているが体や足などはもじもじ動き、無意識の内に快楽を求めている様を見せてしまうかもしれない。
さらに呼吸や漏れ出る吐息は淫靡な音を響かせており、淫魔、いや異性、もしかしたら同性であっても、ここに他者がいれば、その人物の理性を萩尾としてしまうかもしれないものだ。
それでもクリムは必死にその淫らな欲求を抑え、耐えるのであった……

・<K>自慰欲求:▽「精神」-2(5)

そして……ようやくクリムの身体から、淫らな火照りが少し引き、絶頂寸前よりはマシになった。
なんとか色々考える余裕もでてきてが、それでもまだ快感は色濃く残っている。
もちろん周囲の空気は変わっていないので、暑さそのものは変わっておらず、汗は引いていない。
いや耐えている間も当然汗はかき、むしろ堪えるためにより多くの汗を流してしまったことだろう。

・<K>休憩:△「体力」+3(11) △「精神」+4(9) △「魔力」+6(25) ▼「快楽値」-50(36)
・<K>淫気:▲「快楽値」+15(51)

だが流石に無防備な姿を晒しすぎてしまった。
異変はないか室内を伺うが、室内にはなにもない。
あの餓鬼とインプの死骸もいつのまにか消えており、元から存在しなかったのではと思わせる。
しかし、床を見れば淫具が転がり、自分の身体はあの淫魔との戦いがあったことをしっかりと覚えている。
それにしてもあの妖、妙に卑猥なことをしてきた。
先程の戦いで普通のダメージはない。
引き裂かれたり打撃を受けてもいない。
その代わり大量の快楽を刻み込まれてしまった。
何かがおかしい……

ともかく、戦闘用の服に着替えよう。
広い部屋だが、魔の姿も、このビルに入っていた人間の姿もない。
ここで着替えるのは問題ないだろうし、早めに戦闘態勢に以降したほうがいいだろう。
クリムは右耳のイヤリングを取ると、それを自身の衣装や私物が入っているケースへと変化させ、着替え始めるのだった。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いよいよお着替えシーン】
【なお、初っ端からすごいことになっている私服を脱いでのお着替えになる模様】
【ブラウスはボタンブチッされて大胆に胸を露出しているし、全部汗塗れ】
【スカートショーツは加えて汗に、潮吹きでぐっしょりだからねぇ】

99クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/06(月) 23:16:38 ID:0Z3B7SKc
>>98

『はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ っ、う…ん、ぁ…❤❤❤ ふー…ぅ…っ❤❤❤ ふぁ…っ❤❤❤』

『(深、呼吸…っ❤❤❤ 吸って……吐い、て……っっ❤❤❤❤ 熱を、逃がす、のよ……❤❤ そうすれ、ば…落ち着く、から……っ❤❤❤
 ふぅ…❤❤ ふぅ…❤❤❤ ……床、冷たくて……気持ち、良い、な……❤❤)』

……このビルに巣食う妖魔があの餓鬼とインプだけであるとは、クリムもさすがに思ってはいない
しかしクリムを苛む快楽の波は、それを意識させる思考能力を奪い、ジンジンと込み上げる熱となって風邪でも引いたかのように身体を熱く火照らせている
身体を横倒しにして、軽く手足を丸めるような体勢で目を瞑り、ゆっくりと深呼吸を繰り返すクリム
火照った肌に触れる床の冷たさが心地良い、それに救われるような気持になりながら身体の熱を吐き出し、吸って、また吐き出す
……もっとも、床の温度はクリムの体温よりは低いだけで、どちらかと言えば温い部類の温度であった
それだけクリムの身体が火照ってしまっているという事の証左でもあったが……当然、それを知る由もない
今はただじっと身を横たえて目を瞑り、深呼吸を繰り返して心と身体を落ち着ける事だけに集中していた
だが……クリムは知らない、このビルに巣食うのは妖魔ではなく淫魔であり、淫魔の領域ではゆっくりと休むことすら難しいのだということを……

『んっ…♥♥♥ あ……は、ぁ…♥♥ っ、ふぅ…ぁ、んっ♥♥♥ っ♥♥ はぁ……♥♥♥ ふぁ……♥♥♥』

モゾモゾと身を捩るように、小さく身体を動かすクリム
伏せられたその表情は悩まし気に歪み、浮かぶ汗の球が肌を滑り落ちる様子は淫靡な雰囲気を醸し出している
身を抱くようにして回された腕は乳房を覆い隠しているが、その腕と下着の内側、乳首がジンジンと疼き、痒みにも似た感覚をクリムに感じさせていた
そしてそれはショーツの内側、ローターに嬲られた割れ目でも同じだった
乳首を締め付ける感覚、イボで擦られる感覚、淫らではしたない、いやらしい玩具に嬲られる感覚……
割れ目を襲う振動、震える膣口、染み入る呪力が齎す腰から力が抜ける感覚……

『(……っ!?♥♥♥♥ だ、めよ、クリエムヒルトッ!♥ 今、わたくしは……自分で、慰めよう、と…して……っ!?♥♥♥
 こ、こんな……敵地、なのよ、それなのに…っ❤❤❤ いけ、ないわっ、落ち着くの、呼吸に集中して……大丈夫、大丈夫、だから……っ!❤❤❤)』

――気付けば、クリムの両手はジリジリと己の性感帯……乳房や股間へ伸びそうになっていた
ニプレスとローターで味わった、これまでクリムがしてきた自慰とは桁違いの快感
絶頂を無理矢理抑え込み、我慢しているクリムの身体は……あの淫具の感覚を反芻し、ジンジンと疼いて求めているのだ
気を抜けば両手が乳首を摘まみ、割れ目を弄ろうとしてしまう……それに気付いたクリムは、ギュッと強く、胎児のように丸まって身体の動きを抑え込む
瞼を強く閉じ、ゆっくりと息を吸って、その倍の時間をかけて吐き、身体の熱を外へと逃がす
そのことだけを意識して、ただ只管に耐え続ける
……しかし当然ながら、それで無理矢理抑え込まれたクリムの本能は不満を溜め込んでしまう
あと一押しでイク、絶頂を味わえば心地良く、スッキリと出来る
それを解っていながら理性は本能を阻み、無理矢理我慢を強いてくる
性欲はあれど浅いもの出しかなかったクリムにとって、淫魔が与えた快感は確実にクリムの中の雌を目覚めさせていた
今はまだ羽化していない、しかしその片鱗を垣間見た肉欲は、思春期の子供のように性の快楽を求めてしまう
モジモジと太腿を擦り合わせ、上体を捩って床に擦り付けるような動きを取り、切なく濡れた吐息を零す
完全に無意識で行われているそれを誰も見ていないのは、不幸中の幸いであったのだろう……

・<K>自慰欲求:▽「精神」-2(5)

『はぁ…………❤ 少しは、落ち着いてきました、わね…?』

・<K>休憩:△「体力」+3(11) △「精神」+4(9) △「魔力」+6(25) ▼「快楽値」-50(36)
・<K>淫気:▲「快楽値」+15(51)

100クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/06(月) 23:16:50 ID:0Z3B7SKc
>>99

『(……休息は必要だったとはいえ、さすがに無防備、無警戒が過ぎましたわね……襲撃が無かったのは運がよかっただけ、でしょう
 ……死体が消えていますわね、この国の妖魔は倒されると消えるのでしたかしら?)』

――幾ばくかの時間が過ぎ、身体がようやく落ち着いたころ……クリムはゆっくりと身を起こした
流石に余裕を取り戻し、冷静さを取り戻せば……何時までも隙だらけの姿勢でいるのは憚られたのだ
そうして胸元を隠すように腕を回しながら座り込み、視線を巡らせて室内の様子を探る
インプや餓鬼の死骸は消えている、これはそう言う話も聞いたことがある気がするので、わからないでもない
だが……それよりも気になることが一つ

『(……そもそも、あれは本当にインプでしたの? 何であんな……いやらしいことばかり…っ!
 組み付かれても、服を破かれて胸を揉まれて……それだけで、傷一つつけることも無く……何か、違和感がありますわね……)』

インプ、そして餓鬼、クリムの知る妖魔ならば、隙だらけだったクリムが傷一つ無いというのはあり得ない
妖魔と退魔師の戦いは生存競争だ、殺し合いになるのが常であり、ごくまれに性欲を優先させる者も居るが、それでも傷一つつけないのはおかしい
とは言え……どれだけ考えても前提となる情報が足りない以上、違和感止まりでしかない
クリムは頭を振って無益な思考を打ち切り、床を踏みしめて立ち上がる
幸いなことに、この部屋は敵の気配も無く、一応室内であることから視線も遮られている
今の内に私服から戦闘用の衣装へ着替えてしまうべきだろう……


行動選択
イヤリングをケースへ変化させ、着替える
スカート、ブラウス、ブーツの順で脱ぐ
シスター服、ブーツの順で履き、脱いだ衣服を仕舞ってケースをイヤリングへ戻す
その後、部屋の奥の小部屋を調べる

思考
妙な敵の動きに違和感を覚えている
手早く片付けてこのビルを早く出たいと考えている

体勢
両手で胸を抱えるように隠しながら立っている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている

乱数:8


【おまたせしたのじゃ】
【一先ず危機は去り、いよいよお着換えじゃな】
【戦闘服として吸血鬼が着るシスター服、なんとも要素のこんがらがっておる感】
【しかもシスターにあるまじき露出過多の衣装じゃから……うむ、素晴らしい】


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