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迷宮と女冒険者IF 3

1名も無き冒険者:2021/08/28(土) 02:12:35 ID:YiA.8Qo.
このスレは、あの時こうなっていたらなどのifや既存のロールのもしもを描くスレです。

20山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/16(木) 16:25:53 ID:/.wCGKXk
>>18-19

・自然回復:△「精神」+1(49)

「んっ……♡」

(っ……❤ これ、は……濡れて、しまっておる、な……ええい、あの程度の刺激でこのような……!)

ツンと澄ました顔で、疲れすら見せないポーカーフェイス
山吹は表面上は何事もなかったかのように見せながら、脚を進める
しかしその内心では、間違いなく苦虫を噛み潰していた
山吹の感覚からすれば、鴉や餓鬼、黒小人……この程度の淫魔は雑魚も雑魚、木っ端に過ぎない
その程度の相手と、しかもたった5体と交戦した程度で……ビキニに湿り気を感じるくらいに昂らされてしまったことは、不甲斐なさを感じるには十分で……
膣奥からにじみ出てきた愛液がビキニを濡らし、染みを広げていく感触に眉を潜めながら、山吹は心なしか足早に階段を上り終える
苛立ちはあるし、不満もある、残る淫魔をさっさと片付け、シャワーを浴びたいという欲もある
けれどそれを表に出し過ぎれば、隙となってしまうのだ
それを解っている山吹は、少なくとも表面に見せない程度には冷静さを保ち、縁側で脚を止める
……最も、人知れず視姦を続ける影小僧からすればビキニボトムの染み、それを透視した先の愛液が滲む割れ目は一目瞭然だったことだろうが……

「さて、まずは……八百万で良いかのぅ」

(妖力はちと温存じゃな、室内となれば殴った方が早かろう)

ともあれ影小僧の存在を知らない山吹は、妖力を温存するために身体強化の霊術を行使する
身体強化にも種類があるが、今回使用したのは満遍なく強化を施す八百万だ
室内では妖術は威力が大きい術が多く使いにくいこと、狭さ故に接近されやすく、その際の立ち回りも考えての選択だ
全身を満遍なく強化する八百万は、器用貧乏というか、強化としては物足りない印象を受けるが……
相手が解っていれば特化型の強化を使うものの、何が出てくるかわからない現状ではベターな選択だろう

・練気法・八百万:▽「霊力」-1(29)

「これでよい、では行くかのぅ…………っ、うっ…❤」

(鬼が出るか蛇が出るか、まぁこの程度の気配ならば大物はおるまいて)

問題なく術を使用した山吹は、襖戸を開き、その向こうを警戒する
そんな山吹を真っ先に出迎えたのは、どこかねっとりとした熱を持つ空気だ
室内故に閉じ込められた空気が熱せられていた……だけでは済まない、淫気交じりのその空気
それは山吹の身体に纏わりつくように包み込み、淫気でもって山吹の極上の女体を昂らせる
元々内から込み上げる熱で火照り始めていた山吹の身体は、それを切欠として汗を浮かばせ、肌がしっとりとし始める
今はまだ言われれば気付く程度のものだが……室内に留まれば、発汗はより激しくなっていくのだろう

・淫気:▲「快楽値」+2(43)

(くっ…❤ 装備は、硬化を発揮しておるようじゃが……やはり、完全に防ぐことは出来ん……っ♡
 慌てず、しかし急がねば……これ以上昂るのは、行動に支障がでるぞ……!)

それを理解し、だからこそやるべきことに意識を向けた山吹は、まず室内を見回した
放置されていただけあってか、一部には見るからに腐った床や天井が散見され、あまり激しい動きは床を踏み抜いてしまうだろう

(見れば見るほどに面倒な……こんなにボロボロでは、床下に隠れるのも難しくあるまい
 気配はあるが……どこに隠れおった? 奇襲には注意せねば……っ)

ぎぃ…ぎぃ……

一歩踏み出す度に、床はイヤな音を立てて軋む
古臭く、朽ちかけている床の危うさを感じながら、淫魔には気付かれてしまっているだろうと想定
奇襲を仕掛けて一方的に殲滅してしまうのが楽なのだが、この有様ではそれも叶うまい
仕方なしに、山吹は物音一つ逃がさぬように頭頂の狐耳をピコピコと動かし音を探る
視線を巡らせ、暗がり何かが潜んでいないか目を凝らす
……その時だった、上に位置取るインプの姿に気付いたのは――――

21山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/09/16(木) 16:26:03 ID:/.wCGKXk
>>20

・インプA(頭上) B(正面頭上)出現

「――っく、うぅっ!?♥」

(針……吹き矢かっ! 己、小癪な……この制服を貫くほどの威力は無いようじゃが……!)

気付くと同時に放たれた高速の針は、さすがの山吹でも如何ともしがたい速度で一直線に迫りくる
碌に反応も出来ず山吹に著k激した針は……しかし、制服を貫通出来ない
流石に退魔師の戦闘用に改造されたセーラー服は、針程度問題なく防げる程度には丈夫であったらしい
勢いそのものは殺しきれない以上、多少乳房を押されるような感触に濡れた吐息を零してしまうが……直ぐに視線を上へ、頭上のインプを睨み付ける

・吹き矢(防御成功):▲「快楽値」+2(45)

「――! 二度も先制は許さんぞっ!」

(針、と言えば……やはり毒! 見るからに怪しい色の液体、まともな代物ではあるまいな
 制服は貫けんと学習したはず、次は肌を狙われる……となれば、何よりも速度がものを言う!)

乳房へと突き立てられた二本の針、その角度を考えれば、視界に納めたインプの他にもう一匹いるはずだ
その位置は頭上、上を向くにしろ位置を変えるにしろ、何かしら一行動を費やされる嫌な位置取りである
脳裏に室内の構造を思い描き、インプの位置を考えながら……山吹は並列して術式を組み上げていく

(眼前のインプは最速の風針で撃ち落す、頭上は……跳ぶ? 却下、床が抜けかねん
 では風針を連続行使? 即座に捉えられねば隙を晒す、なしじゃな、で、あれば……!)


行動選択
インプBに妖力針(風)で攻撃、頭上に拒絶結界を展開する
その後結界を展開しながら位置を変え、インプ二匹を視界に捉えられるように動く

思考
床が危うい以上激しい立ち回りは出来ないと考え、まずインプを手の届く範囲に撃ち落としたい
どんな毒かはわからないが、あの針を喰らうわけにはいかないと考えている

体勢
左手をインプBへ、右手を頭上に掲げるように持ち上げている
微かに腰を落とし、即座に動けるように備えている

肉体
吐息に熱が籠り、薄っすらと汗が浮かび始めている
ビキニボトムに愛液が滲み、染みとなり始めた

乱数:8


【おまたせしたのじゃー】
【本当は跳んで梁などに捕まりつつ蹴り落とす、とかやりたかったのじゃが……床が抜けそうで断念したのじゃ】
【とりあえず片方は拒絶結界で留めつつ、風針で撃ち落して殴れる範囲に引きずり込みたいのぅ】


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