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迷宮と女冒険者IF 3

1名も無き冒険者:2021/08/28(土) 02:12:35 ID:YiA.8Qo.
このスレは、あの時こうなっていたらなどのifや既存のロールのもしもを描くスレです。

51第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:42:37 ID:faWjLN4.
>>50
神社の戦いから一週間後……
山吹は再び、死国獄門屋を訪れていた。
物資と武器の調達のためだ。
人化を解き本来の巨体を晒す大妖怪に向かい合いながら、山吹は武器に関して聞く。

「ぐふふ…山吹殿。
実は貴女向けのものがありましてねぇ」

そう言いながらリモコンを操作すると室内の壁に備えられたテレビに映像が映る。
その映像は多数の鞭。

「これは魔獣の皮や妖獣の毛を束ねて使った鞭でしてね。
丈夫で妖力もうまく流れ、また自在に操ることが可能ですぞ。
まあ……使いこなすにはそれ相応の技術が必要ですがね」

狸の大妖が提示した武器は鞭のようだ。
そしてニヤニヤをした笑みを浮かべながらディスププレイから山吹の方へと視線を向けて話しかけてくる。

「無論、そこらにいる雑多な獣如きを素材などにはしませんぞ。
山吹殿にふさわしいのは山吹殿に匹敵する大妖怪のもの!」

どうやら素材に使うのは、低級中級の妖のものではな大妖のものらしい。
確かにそれならば質は極めて高くなるだろう。
戯れに目の前の最近調子に乗っている狸を素材にするのか聞いてみる。

「いや、わ、私の毛皮ではありませんぞ……
鞭の素材は…山吹殿、貴女!
貴女の象徴とでもいうべき尻尾の毛を束ねて素材にしようと思いますぞ」

汗を垂らしながら狸はその素材の正体を説明する。
確かに山吹自身の尻尾の素材ならば十分と言えるだろう。
その性能は非常に高いものになるだろうし、なにより自分の毛ということはより正確に機敏に操ることもできし、色々多様な使いみちができるかもしれない。
性能も……まあこの狸の商会ならば良いものになるだろう。
ただ、鞭の素材以外に毛を使わせないことを約束させる。
そして、問題は費用のほうだ。
素材は提供するが、作成にかかるお金はどうするか……

「無論、武器以外には使いませんとも!
そしてお金に関しては、今夜、ちょっとした仕事を請け負ってもらいたいですぞ」

そう言いながら再びリモコンを操作すると、今度は画面に一見の建物が表示される。

52第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:42:47 ID:faWjLN4.
「これは市内の不動産屋から儂のもとに流れてきた物件でしてな。
解体予定の建物のようだが、どうやら淫魔が住み着いている様子でしてな。
この建物に巣食う淫魔どもをすべて討伐してもらいたい。
無論新たな物資の費用もお支払いいたそう。
報酬の前払い……という形ですな」

どうやらこの建物の淫魔の討伐の報奨が鞭になるのだろう。
前払いというがあくまで消耗品の物資に関してで、この依頼をこなさないと、武器を渡さないということか。
依頼を受けるのは問題なく、武器も優秀そうだ。
受けていいと思うが、少しこの狸にわからせる必要があるだろう。
山吹は依頼と毛の提供を受諾し……一気し尻尾を解き放つ!

「ヒッ!!」

部屋に貼られた結界が軋む。
それと同時に恐怖に顔を歪め、巨体を後退らせる狸。
それもそのはず。
彼の目の前にいるのは多数の尻尾を顕現させ、その姿もかつてのものへと変じさせた山吹なのだから……
その圧倒的な妖気は部屋に貼られた結界を軋ませ、狸の大妖にかつての山吹を思い出させるものだった。
そんな縮こまった狸妖怪に対して、上位者として、圧倒的強者として、山吹は毛を採取するように促していく。

「は、はい……採取させていただきます。
山吹…様……」

目の前の縮こまった狸がそう言うと、山吹の背後の壁や天井、床から青いスライムのような触手が多数、生えて伸びてくる。
それらは山吹の尻尾にそれぞれ絡みつくと、ぎゅ…ぎゅと締め付けながらそれぞれが前後に扱く様に動く。
と同時に甘い快感が全てに尻尾で生まれ、感じてしまう山吹。
尻尾はもとより敏感な急所であり、しかもそれが多数同時に責められている。
しかもこのスライム触手の動きは実に巧みだ。
締め付ける力の強弱はそれぞれの触手とも別で決して痛みを与えず快楽を与える動きをしている。
扱く動きもも巧みでネチャネチャ粘質な触手が剥がれ前後に扱かれるたびに、蕩けるような快感が生まれる。
もしこれが男根ならば、容易く射精してしまうかのような動きだ。

そんな多数のスライム触手に尻尾を責められ快楽に悶える山吹。
必死にその快感に耐えるが、狸の妖怪には、山吹が凄まじい快感を感じ、必死に堪えていることに気がついているようだ、
恐れが混じっていた表情は次第に笑みへと変わっていく。

「グフフ……流石は山吹殿の尻尾。
美しい毛並みと触り心地だ。
ほれ…ほれ!すごく良いですぞ」

今の山吹の姿はいつもの姿ではなく、かつての大妖怪のもの。
そんな山吹が自身の操る触手で快感を感じ、必死に耐えているのだ。
それはたぬ吉をどんどん興奮させ、その触手の動きを巧みに激しいものへと変えていく。
まるで大妖怪を自身の悦楽で屈服させようと……
触手は激しく動きながらその粘体で毛を抜き、代わりに夥しい快感を与え、山吹の尻尾を嬲っていく。

そして、それは山吹の妖力が尽きるまで続く。
妖力が空っぽになり、顕現していた尻尾が消えていくと、山吹の姿はいつもの少女の姿となり……
それはトドメばかりに残った一本の触手をぎゅううっと締めながら激しく扱いていく。
それはまらで山吹の残った魂をすべて吸い尽すかのようだ。

「グフフフフフ、これなら充分……
この量の毛ならば山吹殿にピッタリの鞭を作れますぞ」

そんなまるで勝利の余韻に浸るかのような狸の声が、快楽に浸る山吹の耳へと入っていくのだった。

【第二話開始!】
【まずは山吹パート】
【毛が欲しいのか?ほれ!とっていけ】
【って感じで大妖怪になって、悶える山吹さん】
【わからせるつもりが分からせられてしまうのでした】
【続いてクリムちゃんパート!】


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