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迷宮と女冒険者IF 3

76クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/13(土) 20:13:42 ID:QJe3YqgE
>>75

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(21)

『ふー…っ!❤ ふー…っ!❤ っく、んん…っ♥』

『(く、ぅぅ…!♥ これは、一体……何、ですのっ…!? 時間をかける、と……脚に、力が……っ!❤)』

ニマニマと笑っているのがわかる、憎たらしい声音のインプに威勢のいい啖呵を切ったクリム
しかしその実、その内心は揺れていた
突如ショーツの内側にあらわれた異物が生み出す振動、そして染み入るような快楽は、クリムの足腰から力を奪っていく
危機感が募り、焦りがジワリとクリムの心に影を落とす
敵が眼前に居るこの状況で、近接戦を最も得意とするクリムが、全ての基本となる足腰を弱らされる
羞恥や怒りはもちろんだが、あまりに異質なこの状況も、クリムの平静をかき乱していた

「ヒヒヒ!そんな足腰で何ができるんだぁ?」

『ふぅー……っ! お前達下劣な魔物を打ち倒すこと――それくらいは、出来ますわっ!!』

後に下げた右足から前に出した左足へ体重移動、それに合わせて上体を捻り、手に持つ槍へ力を伝える
踏み込みで生まれた力を、脚から膝へ、膝から腰へ、腰から背中を通して肩へ、肩から肘、肘から手首、手首から槍、その先へ
踏み込みながら槍を振るい、遠心力も込めた一撃は空気を裂く鋭い音を響かせて一本の黒い線と化す
影で作られた槍は黒い奇跡を残しながら、飛び掛かってきた餓鬼を諸共薙ぎ払う!
完璧なタイミング、並の妖魔や人間であれば骨の数本は軽く圧し折れ、当たり所によっては即死しかねない十分な威力の一撃
しかし当然ながら、ショーツの内側に現れたローターは激しい動きの影響を受ける
脚を動かしたことにより位置がずれ、割れ目を振動が震わせながら潜り込むように沈んでいく
その上呪いの波動が波紋のように股間から広がり、コーヒーにミルクを垂らしたかのように急激に快楽がクリムの身体に染み渡っていく
ゾクゾクゾクゾクゾクッ!♥♥♥
早くもいくらか割れ目に埋没しつつあるローターからは放たれる呪力が、淫らな呪いでクリムの腰を蕩かせてしまう
あまりにも急激に快楽に浸された割れ目から生まれる昂ぶりが背筋を駆け、妖しい快感がクリムの脳髄まで走り抜けていく

『(くひ、ぃいっ!?♥♥♥ く、くいこ、んで……っ!?♥♥♥ これ、は、ダメ、です……なんで、わたくしの、身体が……!?
 戦っている最中、ですのに……快感、を…感じる、なんて……っ!? ち、がう、考えてはダメッ!!)』

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜15(15)”=17(38)

三匹の妖魔と遭遇し、餓鬼が飛び掛かってそれを迎撃、薙ぎ払った
数えてみれば数分も経っていない微かな時間、だというのにクリムの身体は急激に熱を帯びつつあった
しかも、クリムにとって悪い状況は畳み掛けるように重なってしまう
最高のタイミングで薙ぎ払った餓鬼たちは、穂先に切り裂かれて汚らしい体液を流しながら吹き飛んだ
しかしその距離は精々1m程度、手ごたえは思った以上に硬い感触で、致命傷には程遠いものなのだとクリムは経験から直感する

・餓鬼A:3ダメージ B:3ダメージ

『っ、硬い…? 雑魚の分際で、生意気ですわねっ! …っ♥』

『(あれでこの程度ならば、エンチャントで底上げするか、それとも今は無視して駆け抜けるか……この場合は――――)』

その直感を裏付けるように、吹き飛ばされた餓鬼たちはすぐに身を起こし体勢を立て直そうとしている
小柄な見た目にはそぐわない尋常ではない耐久力に、クリムは視線を鋭くさせ、思考を巡らせる
威力が足りないのならば術で強化を施すか、それとも完全に体勢を整える前に術で追撃するか
しかし、その答えを出すよりも早く状況が動く――――


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