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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

3815チバQ:2017/10/09(月) 23:34:39
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171009-OYT1T50034.html
河野外相と進次郎氏、引っ張りだこの2大弁士
2017年10月09日 19時16分
街頭演説する河野外相(8日午後、長野県松本市で)
街頭演説する河野外相(8日午後、長野県松本市で)
街頭演説する小泉進次郎氏(8日午前、東京都渋谷区で)
街頭演説する小泉進次郎氏(8日午前、東京都渋谷区で)

 自民党の応援弁士で引っ張りだことなっているのが、河野外相と小泉進次郎筆頭副幹事長だ。

 河野氏の演説の特徴は、理路整然と話題を展開する点だ。8日には長野県大町市内での演説で、「平和安全法制への反対を主張した民進党に税金が政党交付金として配分されたにもかかわらず、(同法制に)賛成の希望の党で選挙をやろうとしている人がいる。(民進党に残る)150億円は国庫へ返納すべきだ」と、野党批判に力を入れた。

 河野氏は改革派を名乗り、脱原発や厳しい行政改革を主張してきたが、外相就任後は持論を封印。外交も無難にこなしており、自民党内の評価はうなぎ登りだ。この日の演説も安倍政権の方針から逸脱せず、応援要請した陣営側からは「バランス感覚がある」と評価する声が出た。

 小泉氏は時流に乗った演説がうまいとされる。8日、東京・渋谷の街頭では「安倍首相は、森友・加計かけ学園の問題から始まった厳しい目から逃げずに、ピンチをチャンスに変えてほしい」と訴えた。つい先日までは希望の小池代表(都知事)を批判していたが、希望の人気に陰りが出たと見たとたん、矛先を自民党内に変え、引き締めを図っているようだ。

 岸田政調会長、石破茂・元幹事長らに続き、将来の首相候補と目される人物がいるのが自民党の強みになっている。

2017年10月09日 19時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3816チバQ:2017/10/09(月) 23:50:56
>>3805-3806
もともとは青葉区選出の県議のようですね
8区だから江田憲司とぶつかるから国替えってことでしょうけど

3817とはずがたり:2017/10/10(火) 00:12:05
結局保守3分裂は平定された。ほっといても良さそうなもんなのに三つ巴だと宮崎の可能性もそれなりにあったのかな??
不退転とか云ってた中曽根も少なくともオヤジと交替するまで出馬出来ないな。

とはいえ不祥事の佐田を現職にも拘わらず,結果として排除出来たのは自浄努力が発揮出来たと云うべきか。中川もそうだけど野党への危機感が強まればこそであろう。

群馬1区・自民前職のベテラン佐田玄一郎氏が出馬断念 政界引退は否定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000510-san-pol
10/9(月) 18:48配信 産経新聞

 群馬1区の自民前職、佐田玄一郎氏が9日夕、前橋市内で会見し、10日公示の衆院選への出馬を見送ることを明らかにした。「厳しい選挙戦で、保守が分裂していては相手を利することになる」と語り、今回は断念したという。政界引退は否定し、「次のチャンスを探りたい」と説明した。

 1区の自民は比例北関東の前職、尾身朝子氏の公認が決まっており、佐田氏は比例での出馬を模索していた。「党幹部と会うなど、最後の最後まで調整してきた」と述べたが、比例公認の報告も受けておらず「ぎりぎりの苦渋の決断」で出馬を断念した。

 佐田氏は会見に先立ち同日午後3時から後援会役員会を開催、出馬断念の意向を報告。無所属での出馬を求める声もあったという。「その選択肢もあったが、保守が分裂してはいけない」と最終判断を下した。

 佐田氏は1区の公認について「支部長だから当然公認を取れると思っていた。私は1区を誰よりも愛している」と述べ、公認が取れなかった原因については「わからない。さまざまな調査がされているのではないか。よくわかりません」と話した。今回は自民候補を応援するといい、今後については「後援会の方々と決めていく」という。

 佐田氏は平成2年に初当選、9期務めたベテラン。ただ、週刊誌に2度にわたって女性問題を報じられたことから地元が反発。県連は選考委員会を設置した上で、公認推薦を佐田氏から尾身氏に振り替えた。

3818とはずがたり:2017/10/10(火) 00:33:13
>>3731
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/1241
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/1243

生駒から大阪に降りると樽床の選挙区なんでいつも気になってました。

小池代表以外に確認される役職が樽床選対事務局長のみだとすると(ガバナンス長http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/798とかどうなったんだ?)樽床がナンバー2!?

維新に吹き飛ばされて以後,何やってもダメ状態だったんで上位なら良かったなと,これまでの浪人時代を労ってやりたい所。

3819とはずがたり:2017/10/10(火) 00:35:31
>>3810-3811
抵触するから推薦かと思ったけど公認作業が間に合わないって事なんでしょうかねえ?
これ以上野党票が分散するのは望ましくないんだけどこの辺迄か。

3820とはずがたり:2017/10/10(火) 00:47:37
>>3362>>3684
空本氏知らん間に維新に入ってたんですね。今比例名簿見て気付いた。

1015 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2017/10/05(木) 19:24:48
 広島4区の構図
【希望】 上野寛治 (若狭塾)
【自民】 新谷正義 (比例単独)
【維新】 空本誠喜 (元民主党)
【共産】 中石仁
【無所属】 恵飛須圭二 (元民進公認)松下政経塾
【無所属】 落合洋司 (弁護士)
※中川俊直は出馬断念

1288 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2017/10/10(火) 00:37:11
http://www.sankei.com/smp/politics/news/171009/plt1710090064-s1.html
日本維新の会は9日、衆院選比例代表ブロックの名簿順位を発表した。名簿は次の通り。

(敬称略。☆は選挙区との重複立候補。丸数字は順位。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人)

 北海道=(1)小和田康文☆(新)(2)佐藤暁(新)▽東北=(1)畠山昌樹☆(新)西村恵美☆(新)▽北関東=(1)青柳仁士☆(新)(2)小檜山清人☆(新)谷古宇勘司☆(新)榛野博☆(新)高橋英明☆(新)▽南関東=(1)長谷川豊☆(新)藤巻健太☆(新)佐藤浩☆(新)星健太郎☆(新)串田誠一☆(新)▽東京=(1)木村剛司(元)(2)小林学(新)(3)中津川博郷(元)▽北陸信越=(1)吉田豊史☆(前)橋本将之☆(新)手塚大輔☆(新)▽東海=(1)杉本和巳☆(元)(2)喜多義典(新)

 近畿=(1)森夏枝☆(新)(2)井上英孝☆(前)椎木保☆(前)美延映夫☆(新)奥下剛光☆(新)木下智彦☆(前)足立康史☆(前)松浪健太☆(前)伊東信久☆(前)藤田文武☆(新)青野剛暁☆(新)谷畑孝☆(前)浦野靖人☆(前)馬場伸幸☆(前)遠藤敬☆(前)丸山穂高☆(前)梅村聡☆(新)松木秀一郎☆(新)市村浩一郎☆(元)三木圭恵☆(元)吉野忠男☆(新)栄隆則☆(新)

 中国=(1)灰岡香奈☆(新)(2)今枝仁☆(新)空本誠喜☆(元)▽四国=(1)西岡新☆(元)▽九州=(1)河野正美☆(前)口石竜三☆(新)山之内毅☆(元)下地幹郎☆(前)

3821名無しさん:2017/10/10(火) 02:04:33
>>3813

自民の73歳以下で比例重複しない議員

小泉進次郎(神奈川11)
三ツ矢憲生(三重4)
安倍晋三(山口4)
坂本哲志(熊本3)
金子恭之(熊本4)
保岡広武(鹿児島1)

3822名無しさん:2017/10/10(火) 02:23:58
上野 良樹@見付かりました @letssaga3
第48回衆院選立候補予定党派

自由民主党
希望の党
公明党
日本共産党
日本維新の会
立憲民主党
社会民主党
日本のこころ
労働の解放をめざす労働者党
都政を革新する会
世界経済共同体党
新党大地
幸福実現党
フェア党
支持政党なし
国民ファーストの会
新党憲法9条
午前0:40 · 2017年10月9日

3823さきたま:2017/10/10(火) 07:15:10
各党が声明【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101000008&g=pol
 与野党各党は10日公示の衆院選について声明を発表した。要旨は次の通り。
 【自民党】少子高齢化など日本の将来には大きな不安も立ちふさがっている。消費税の使い道を変え「全世代型社会保障」を実現し、財政再建も確実に実現していく。北朝鮮の脅威は現実となっている。国民の圧倒的で力強い信任が不可欠だ。
 【希望の党】消費税増税凍結、2030年までに原発ゼロ、時代に合った憲法改正を訴えていく。ミクロ経済に対する活性化策を提案している。国民の知る権利や国民全体に税の恩恵を届ける仕組みづくりなど国民のための政治を進める。
 【公明党】自民、公明両党による連立政権を選ぶのか、何をするのかが全く見えない分裂と混乱の野党、新党に任せるのか、その選択が問われる。難題に立ち向かい、乗り越えるための政権のかじ取りを担えるのは自公連立政権以外にない。
 【共産党】「憲法破壊」「民意無視」「国政私物化」の暴走政治に退場の審判を下し、国民の手に政治を取り戻す歴史的チャンスの選挙だ。希望の党は「安保法制容認」「9条を含む憲法改正」の立場で、自民党に対決する中身がない。
 【立憲民主党】「まっとうな政治」を取り戻す。今の政治に怒りや危機感を持つ多くの国民の声に応え、政治の流れを転換させたい。国民の皆さんの日常の暮らし、現場のリアルな声に根ざした、ボトムアップの政治を実現する。
 【日本維新の会】野党が混乱している中でのこじつけ解散だ。憲法改正を発議し、教育無償化を実現する選挙と位置付ける。安倍政権に対して是々非々の姿勢で臨んでおり、建設的な第三極として存在感を高めていると確信している。
 【社民党】最大のテーマはこれまで暴走を続けてきた安倍政権の是非だ。民意無視の暴走政治に終止符をうち、私たちの手に政治を取り戻す絶好のチャンスであり、「憲法を活かす政治」をスローガンに掲げ、全力で闘う。
 【日本のこころ】北朝鮮の度重なる挑発に対し、敵基地攻撃能力の保有と高度なミサイル迎撃システムの早期実現を求めていく。日本経済を完全にデフレ脱却に導くために消費を喚起する「消費税マイレージ制度」を導入すべきだ。
(2017/10/10-00:35)

3824名無しさん:2017/10/10(火) 11:44:23
希望の党が順位なしの比例単独名簿を発表 党本部は「よくわからない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00000518-san-pol

希望の党は10日午前、報道各社に対し、衆院選の比例単独名簿34人分を発表した。しかし、順位は付いていない。産経新聞の取材に対し、党本部は名簿搭載順位について「調整中だ。これから発表する」と回答した。

 順位が付いていない名簿を発表した理由については「よく分からない」と語った。

 衆院比例代表では、得票数に応じて各党に議席が振り分けられるが、誰が議席を獲得するかを決めるため、比例名簿には順位を付けることが必要となる。

 一方、参院選ではあらかじめ順位を付けず、各候補者個人の得票数で当選者が決まる「非拘束名簿式」を採用している。

3825とはずがたり:2017/10/10(火) 12:03:16
めちゃくちゃや

3826とはずがたり:2017/10/10(火) 12:13:13
避難所より。保守系地方議員も阿部女史支援?!

344 名無しさん 2017/10/07(土) 13:46:30 ID:0JXjHc8c0
むしろ今までバラバラだった民進系議員と組織が立民支持で団結するとは何たる皮肉って感じだな。
うちの選挙区は神奈川12だけど、地方議員と組織の盛り上がりっぷりは凄い。
保守系の市議町議まで阿部を必死に応援してるくらい。

3827名無しさん:2017/10/10(火) 13:28:15
東京比例区での一議席に影響及ぼすのは間違いないね

政党、支持政党なし

2017年10月10日
第48回 衆議院議員選挙 公認候補者一覧

第48回衆議院議員選挙 支持政党なし 比例代表東京ブロック 公認候補者一覧
名簿順位第1位 佐野秀光(さの ひでみつ) 47才 党代表

名簿順位第2位 本藤昭子(ほんどう あきこ) 75才 党九州地区代表

名簿順位第3位 中村治(なかむら おさむ) 64才 党北海道地区代表

名簿順位第4位 大槻文彦(おおつき ふみひこ) 50才 党事務局長


以上となります。

3828名無しさん:2017/10/10(火) 13:47:10
小泉進次郎氏も池袋で第一声「小池さんありがとう」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00024690-nksports-soci


10/10(火) 13:40配信

日刊スポーツ
小泉進次郎氏も池袋で第一声「小池さんありがとう」
街頭演説を行う小泉進次郎氏(撮影・山崎哲司)
 第48回衆院選は10日、公示され、自民党の「選挙の顔」小泉進次郎筆頭副幹事長は、小池百合子・希望の党代表の地盤、東京10区を、選挙戦遊説の「第一声」の地に選んだ。

 進次郎氏はJR池袋東口の街頭演説で、「小池さんに心から感謝したい。希望の党をつくってくれたおかげで、『真の希望』とは何かを考える機会をつくってくれた」「自民党に、野党時代の苦しさを忘れてはいけないと、もう1度思わせてくれた。小池さん、心からありがとう」と、痛烈な皮肉をまじえて語った。

 その上で「野党の批判をするのではなく、自民党に向けられた厳しい視線に向き合いながら、次の選挙ではなく、次の時代のことを考える戦いにしたい」と強調した。

 進次郎氏の遊説の約2時間前には、小池氏が同駅西口で党首として「第一声」の街頭演説したが、聴衆の数は、「希望・小池連合」より、「自民・進次郎連合」が圧倒的に多かった。

3829名無しさん:2017/10/10(火) 14:16:40
排除の論理だね

http://www.madoka-yoriko.jp/blog/6376

>立憲民主党は私と政策的には合うから一緒になるべきとアドバイスしてくれる人が多い。
>でも、残念ながら「年寄りはいらない」と私に言った人たちが作った党。既に私のあとの総支部長が入党し、共産党と共闘するらしい。
>私が統一候補になったほうが自民党にも希望の党にも勝てると思うけれど、そこはそれ、党利党略があるらしい。
>私は迷わず、安倍政権打倒!!
>東京8区無所属で頑張ります!

3830とはずがたり:2017/10/10(火) 14:46:06
>>3829
此迄の数字はこんな感じ。一度でいいから円でも山本太郎でもいいから中道左派大合同で闘って見て欲しいところ
http://tohazugatali.soragoto.net/politics/shu-tokyo01.html#8

3831岡山1区民:2017/10/10(火) 14:53:42
一応比例名簿出てますが、希望が京都5区だけ2位登載にしてたり、中根が比例下位とか中々香ばしい名簿を作ってきてるw

3832とはずがたり:2017/10/10(火) 15:40:30
やっと夕刊届いた
自民公認公明推薦以外の選挙区や自民分裂区

茨城7 自 共 無=公<キシロー>

埼玉11 希 共 無=自 無<小泉>

東京17 自<平沢> 希 共

神奈川4 自=公 希 立 無<浅尾>
神奈川11 自<小泉> 希 共 諸

山梨2 希 共 無=自公 無<長崎>

愛知5 自<神田> 希 立<赤松>
愛知13 自<大見> 希 共

大阪12 自<北川> 維 共
大阪14 自<長尾> 維 共

奈良1 自 希<馬淵> 共 維

岡山3 希 共 無<平沼> 無=自

福岡1 自<井上> 希 共 立
福岡8 自<麻生> 共

熊本1 自 希<松野>

鹿児島1 自<保岡> 立 維 無

3833名無しさん:2017/10/10(火) 15:56:51
各地の比例名簿乗り出した途中経過

比例名簿
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/koho/O05.html

3834とはずがたり:2017/10/10(火) 16:02:29
野党間の相互推薦等・無所属統一候補

岩手2 自=公・滝沢市長 希<畑>
岩手3 自=公 無<小沢>
宮城2 自=公 無<鎌田>
宮城5 自=公 無<安住>
福島1 自=公 無<金子>

茨城3 自<葉梨>=公 希=維 共

群馬3 自<笹川>=公 立=社

埼玉5 自=公 立<枝野> 希=維

東京21 自=公 希<長島> 社=立 諸<天木>

神奈川3 自<小此木>=公 希<勝又> 共 無=民 諸
神奈川4 自=公 希=維 立 無<浅尾>

新潟1 自=公 立<西村>=共社・立?
新潟2 自=公 無<鷲尾>
新潟3 自=公 無<黒岩>=共社・立?
新潟4 自=公 無<菊田>=共社・立?
新潟5 自=公 無<大平>=共由社・立?
新潟6 自=公 無<梅谷>=共社・立?

富山1 自=公 維=希 共
富山2 自=公 社=立

長野1 自=公 維 無<篠原>=社・立?
長野5 自=公 希 無=共社

大阪9 自=公 維<足立> 社=立

兵庫9 自=公 希 無(新社)=共社

島根1 自=公 立=社

山口2 自<岸>=公 共=社

香川1 自=公 希<小川>

福岡4 自=公 維=希 共

熊本1 自 希<松野>

大分2 自=公 社=立 諸

沖縄1 自=公 共 維=希 諸

新潟が目立つが滋賀や沖縄でも共社を軸の共闘あり。推薦関係は出てないようだ。

3835名無しさん:2017/10/10(火) 16:02:51
>>3831
URLください。

3836名無しさん:2017/10/10(火) 16:14:11
比例名簿>>3833に出ていました。

3837名無しさん:2017/10/10(火) 18:24:45

3極対決、選挙区7割弱=与党VS希望VS共産が110超【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00000056-jij-pol

10/10(火) 13:35配信

時事通信
 今回の衆院選で、全国289の小選挙区のうち、与党の「自民党・公明党」と野党の「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極が競合する構図が全体の7割弱に当たる192選挙区に上った。民進党が事実上分裂し、野党勢力が保守系の希望・維新とリベラル系の共産・立憲民主・社民に集約されたため。野党側は「与野党1対1」の構図に持ち込めず、政権批判票が分散する可能性もある。
 与党は286選挙区に公認候補を擁立。自民推薦候補も含めれば、全選挙区が埋まった。希望・維新は今回、それぞれが基盤とする東京と大阪ではすみ分けを図った。ただ、東京と大阪を除く関東、関西圏を中心に24選挙区で競合する。
 共産・立憲民主・社民は222選挙区で候補者を一本化。共産は共闘を重視し、立憲民主の枝野幸男代表が出馬する埼玉5区など67選挙区で出馬予定だった候補者を取り下げた。
 3極が競合する192選挙区のうち、与党に、希望と共産が挑むパターンが116選挙区と最も多い。与党、希望、立憲民主が激突するのが30選挙区となった。
 野党勢力が2極化する一方で、民進出身の岡田克也元代表や自由党の小沢一郎代表ら、野党の大物議員が今回、相次ぎ無所属での出馬を決断。無所属候補が出馬する選挙区は、14年衆院選の45から約70に急増した

3838チバQ:2017/10/10(火) 20:37:48
>>3800-3801
佐藤泰樹 兵庫4区 >>622>>3160 →無所属で出馬
清水啓史 東京14区 >>252      →出馬せず
浅野克彦 東京9区 >>2282   →出馬せず

3839チバQ:2017/10/10(火) 20:38:45
>>3811
ありがとうございます!

3840チバQ:2017/10/10(火) 20:41:55
>>3821
ありがとうございます
保岡広武は初陣で重複なしですか。
いちお宮路に気を使ったんですね

3841チバQ:2017/10/10(火) 21:00:24
維新と希望の比例名簿の特徴

■希望の党
□東北
寺田学   単独1位
□東海
中根康浩  比例下位
□近畿
樽床伸二  単独1位
井上一徳  京都5区 単独2位 (他の重複候補は3位)
□九州
中山成彬  単独1位

■維新
□北関東
青柳仁士 埼玉4区 単独1位 (他の重複候補は2位)
□近畿
森夏枝 京都3区  単独1位 (他の重複候補は2位)
□中国
灰岡香奈 広島2区 単独1位 (他の重複候補は2位)

3842チバQ:2017/10/10(火) 21:01:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKB94J8TKB9PPTB001.html
希望不在の大阪、独自の3極対立 自公×維新×共闘
16:01朝日新聞

 希望の党と日本維新の会が、相手の本拠地の大阪と東京で対立候補を立てない選挙協力を結んだため、大阪府内の小選挙区では希望の候補者が不在となった。小池百合子代表の影響とは無縁の、「自公VS.維新VS.立憲民主と共産党など共闘勢力」という大阪独自の3極構図で争われる。北部のベッドタウンに位置する大阪10区(高槻市、島本町)では立憲民主、自民、維新の前職3人が立候補した。

 「排除や分断から包摂と対話の政治を取り戻す」。前回衆院選で10区を制した立憲前職の辻元清美氏(57)は、第一声でこう訴えた。民進党幹事長代行だった辻元氏は、民進から希望への合流を巡って「排除の論理」を打ち出した希望の小池代表に異議を唱え、立憲民主への参加をいち早く表明。演説で「草の根の民主主義は力があると、多くの人たちに実感を持ってもらいたい」と呼びかけた。

 政権与党の安定感を前面に掲げるのが、前回比例復活の自民前職、大隈和英氏(48)。出陣式には連立を組む公明党の関係者も駆けつけ、「結果を出してきた自民、公明のかじ取りを壊してしまうのか」と訴えた。自民は過去3回の衆院選で10区での勝利から遠ざかっている。今回も新党に注目が集まり、陣営の危機感は強い。大隈氏は「命を守る政治に力を貸してください」と呼びかけた。

 前回は比例復活した維新前職の松浪健太氏(46)は高槻市内の神社で必勝祈願をした後、市役所前で第一声。「安倍政権でもなく左派連合でもない、前へ進める政治を」と力を込めた。

 松浪氏は、立憲民主との野党共闘により、共産が候補者の擁立を見送ったことへの批判を強める。「これはもう『立憲民主共産党』だ」と批判し、「今回は野党の姿を問うてください」と有権者らに呼びかけた。

3843チバQ:2017/10/10(火) 21:04:07
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/147000c
衆院選公示

「原発ゼロ」論議、影潜め 青森1区

毎日新聞2017年10月10日 11時23分(最終更新 10月10日 14時42分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。

 「エネルギーの安定供給で地域経済を支える」「青森は食料、エネルギー、国防に多大な実績がある」。青森1区に立候補した自民前職の津島淳氏(51)と希望前職の升田世喜男氏(60)は10日朝、青森市内でそれぞれ演説したが、自民党と希望の党の争点となっているはずの「原発ゼロ」をめぐる論議は影を潜め、共産新人の赤平勇人氏(27)だけが「即時原発ゼロ」を掲げる選挙戦となった。

 区割り改定で、新たに加わった下北半島での集票が選挙結果を左右する1区。下北半島の有権者は約25%を占める。農業や漁業が中心の半島だが、東通原発や使用済み核燃料再処理工場などが集まり、原子力関連施設・関連産業は、自治体の予算や地域経済にとって大きな存在だ。

 「(再稼働のめどがたたない)東通原発の再稼働は当然。原発を使い続けるのも当然」。今月7日、下北半島北部のむつ市で開かれた事務所開きで、津島氏は力強くこう言い切った。

 一方、希望は「2030年までの原発ゼロ」を掲げるが、公認の升田氏は「電力の安定供給と(原発廃止に伴う)青森の経済的影響への配慮がなければ賛成しない」と語る。公約パンフレットにも原発政策についての記載は見当たらない。

 下北半島の町議は「長年の原発事業を進める以外に企業が町に来る見込みはないのが現実。原発がなければ人の流れがなくなる」と言う。演説を聞いていた男性銀行員(53)も「目の前で事故がない限り、青森に原発は必要」と話した。

 こうした動きに対し、赤平氏は東通原発の再稼働に反対を表明し、反原発票の集票を目指す。この日も「自然エネルギーをしっかり支援し、原発に頼らない社会を」と訴えた。【佐藤裕太、一宮俊介】

3844チバQ:2017/10/10(火) 21:04:37
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/149000c
衆院選公示

「復興は進んでいる」首相が第一声 福島1区

毎日新聞2017年10月10日 11時27分(最終更新 10月10日 12時18分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。

 安倍晋三首相は、東京電力福島第1原発事故からの復興が続く福島県の県営あづま球場(福島市)近くで第一声を上げ、「復興は間違いなく進んでいる」と訴えた。

 近くの農業、佐藤弘美さん(69)は「ここにも原発事故の風評被害が残る。首相に現状を見てもらえるのはありがたい」と話した。同球場は2020年東京五輪の野球・ソフトボール会場となるため、「周辺のインフラ整備も進めてもらいたい」と期待した。

 一方、原発事故で「帰還困難区域」に指定された福島県浪江町津島地区の自営業、三瓶春江さん(57)は「票欲しさに『福島を忘れていない』とアピールしているのではないか」と批判。現在も同球場から約5キロ東の同市上鳥渡で避難生活を続けており「次の世代のため、原発のない社会にしてほしい。各党は被災地の実態を直視し、もっと真剣に原発政策の議論をしてほしい」と望んだ。【金森崇之、土江洋範】

3845チバQ:2017/10/10(火) 21:05:05
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/152000c
衆院選公示

憲法・増税、3極論戦 東京7区

毎日新聞2017年10月10日 11時34分(最終更新 10月10日 13時01分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。自民、公明両党に、東京都の小池百合子知事が結成した希望の党や、リベラル派の立憲民主党などが挑む3極の選挙戦。憲法改正、消費増税、原発政策--。有権者たちは各党の訴えに耳を傾けた。

「高齢者の皆さんに安心して暮らしていただける社会、若い世代が安心して子育てに取り組みながら社会参加ができる日本の社会へと大きく転換していく」。午前9時20分すぎ、東京都中野区の選挙事務所前。候補者の一人がマイクで訴えた。

 同区を含む東京7区は、自民前職の松本文明副内閣相(68)と立憲民主前職の長妻昭元厚生労働相(57)のほか、元熊本県議で希望新人の荒木章博氏(64)が立候補。3極が争う象徴的な選挙区だ。

 消費増税が争点となる中、近隣で商店を営む人たちからは切実な声が聞かれる。「いつまで商売をやっていられるか」。大正2(1913)年創業の中野区本町4の呉服店「巴(ともえ)屋」店主、高橋史朗さん(54)は表情を曇らせる。

 客層の中心は60〜70代。だが、高齢化が進んで着物を買ってくれる人が減る一方、インターネットで購入する人も増え、専門店は苦戦を強いられている。そこに消費税の税率が8%から10%へ引き上げられたら--。

 「振り袖一式で80万円なんてこともある。消費税だけで8万円。ばかにならない」と高橋さん。「実際、(消費税が5%から)8%に上がった時も売り上げが2〜3割減った。さらなる負担は店の存続にかかわる」と語り、増税には反対する。

 これに対し、中野区中央4の神宮豆腐総本店の店主、神宮幸四郎さん(55)は消費増税に容認の立場だ。「国の財政が厳しい中で、国民が一律に負担するのはやむを得ない」。一方で、北朝鮮がミサイル発射や核実験を繰り返していることを挙げ、「国外情勢のことは私たち庶民ではどうにもならない。それこそ政治家がやらないといけない課題だ」と求めた。【後藤豪、森健太郎】

3846チバQ:2017/10/10(火) 21:05:37
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/153000c
衆院選公示

昭恵氏が第一声、森友問題に触れず 山口4区

毎日新聞2017年10月10日 11時40分(最終更新 10月10日 13時41分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。

安倍晋三首相(63)のお膝元の山口4区では、全国を遊説する安倍首相に代わり、妻昭恵さん(55)が第一声を上げた。午前10時、山口県下関市の海峡ゆめ広場であった出陣式で、約1200人(陣営発表)の支援者を前に「政権選択を問われる、日本の将来をかけた本当に大切な選挙です」と訴えた。さらに「このまま主人に仕事を続けさせ、この国のために働かせてほしい」と頭を下げた。

 自身も渦中の人となった森友学園問題のほか、加計学園問題にも触れることなく演説を終えた。山口4区は自民前職の安倍首相に、希望、藤田時雄氏(63)▽共産、西岡広伸氏(54)▽無所属、黒川敦彦氏(39)▽無所属、郡昭浩氏(56)の4新人が挑む。【上村里花】

3847チバQ:2017/10/10(火) 21:06:14
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/181000c
衆院選公示

区割り変更で直接対決 三重2区

毎日新聞2017年10月10日 13時31分(最終更新 10月10日 13時47分)
 三重県は今回から小選挙区が一つ減って4となり、三重2区は四日市市の一部が3区に移り、旧1区の伊賀市と名張市が加わった。民進の前議員で無所属の中川正春氏(67)と自民前職、川崎二郎氏(69)が立候補し、与野党のベテラン候補による一騎打ちとなった。

 元文部科学相の中川氏と元厚生労働相の川崎氏は前回、旧2区と旧1区で当選した。区割り変更により直接対決した2人は、ともに選挙区の有権者の約4割が住む鈴鹿市で選挙戦を始めた。

 8回連続当選を目指す中川氏は元々の地盤である鈴鹿市街地の弁天山公園で出陣式を行った。「伊賀、名張ではただの人。支援願いたい」と旧1区の支持拡大に協力を求めた。

 希望の公認を求めず無所属の道を選び、市民連合みえを介して政策協定を結んだ民進、共産、社民の県組織の支援を取り付けた。無所属で出馬する民進前職候補の全国ネットワークも結成し、共通で準備した「打倒!!一強政治」の旗を掲げて「専守防衛で70年培った平和主義を維持していく」と訴えた。

 12回目の当選を狙う川崎氏は白子漁港で「新しい区割りとなり、鈴鹿、四日市の皆さまから『よく帰ってきたな、郷土のために働いてくれよ』と励まされている」と訴えた。

 地盤の伊賀市など旧1区部分は、有権者数で2区全体の3分の1にとどまる。かつて中選挙区制だった頃に、鈴鹿、四日市両市を含む選挙区で出馬していた縁を強調した。

 自公政権の継続を訴えた上で「無所属で出られて外交、防衛、どうされるのか。首をかしげざるをえない」と中川氏を批判した。

 ただ、区割り変更は有権者を戸惑わせている。鈴鹿市の無職、岩波正夫さん(73)は「周知期間が短すぎる。候補者の顔も分からないうちから選ぶのは無理がある」と話した。鈴鹿市の男性会社員(47)も「候補者がころっと変わるのはなあ……」とこぼした。【井口慎太郎、大西康裕】

3848チバQ:2017/10/10(火) 21:06:44
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/182000c
衆院選公示

3極が論戦、三つどもえの激戦 愛知1区

毎日新聞2017年10月10日 13時37分(最終更新 10月10日 13時56分)

 愛知1区では、「3極」それぞれの候補が三つどもえでしのぎを削る激戦が始まった。

 立憲元職の吉田統彦氏(42)は、名古屋市東区の選挙事務所前で出陣式を行った。「私は真ん真ん中に立つ中道の政治家」と呼びかけ、社会保障の充実や安倍政権下での憲法改正反対、森友・加計問題を受けた情報公開の徹底などを訴えた。

 支援する連合愛知の幹部も駆け付け、安倍政権の経済政策などを批判した。共産や社民も共闘する。

 河村たかし名古屋市長の支援を受ける希望元職、佐藤夕子氏(54)は同市東区の河村氏の事務所前で「政治を私物化する自公政権に任せておくわけにはいかない。消費税増税を止めた上で、待機児童ゼロなど名古屋のいい政治を全国に広げていく」と訴えた。河村氏も「子育て福祉は増税しなくてもできる」と与党を批判し、2人で「自転車街宣」に繰り出した。

 自民前職の熊田裕通氏(53)は、名古屋市中区の事務所で行った出陣式に、「必勝」と書かれたはちまきにオレンジ色のポロシャツ姿で登場した。

 「国民の皆様に寄り添い、子供が明るく暮らせる国にするのは自公連立政権にしかできない。応援よろしくお願いします」と訴えると、集まった約300人の支持者らが「そうだ」と声を上げた。

 3極の対決を有権者はどう見ているのか。

 名古屋市西区の吉戸典子さん(49)は「三つどもえの選挙と言うが、希望や立憲は慌ててつくられた党という印象が残る。財源面など、しっかり組み立てられた政策を打ち出してくれる人を選びたい」と話した。

 同市東区の自営業、瓜生(うりゅう)紀代美さん(77)は「消費税増税や森友・加計学園の問題の議論にもっと時間を割いてほしい。反自民票が割れてしまい残念だ」と語った。一方、同市のパート、馬場美幸さん(47)は「各党は人気取りで競い合っている印象。地元のことを考えてくれているのか分からない。政党より人柄で選びたい」と話していた。【小倉祥徳、三上剛輝、横田伸治】

3849チバQ:2017/10/10(火) 21:07:09
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/184000c
衆院選公示

被災者に目を向けて 福岡5区

毎日新聞2017年10月10日 13時53分(最終更新 10月10日 13時53分)
 福岡、大分両県で37人が犠牲となった九州北部豪雨の被災地がある福岡5区では、被害が集中した福岡県朝倉市の被災者らが一日も早い復興を求めた。

 朝倉市杷木寒水(はきそうず)の自宅が大規模半壊し、同県うきは市のみなし仮設住宅に家族4人で身を寄せる井手龍雄さん(76)は、朝倉市を訪れた候補者の一人に対し「こんな時に解散・総選挙すること自体が疑問だ。ただ選挙をやるのならば、被災地の復興を一番に考えてほしい」と訴えた。

 候補者は「声をしっかりと受け止め、被災者の気持ちに寄り添いたい」と話した。

 豪雨による住宅の全半壊は朝倉市、同県東峰村で1077棟(6日現在)に上り、今も4人が行方不明となっている。

 福岡5区には自民、希望、共産の3人が立候補し、いずれも被災地の早期復興などを訴えている。しかし自宅が損壊し、近くの長男夫婦方に身を寄せる朝倉市杷木松末(ますえ)の樋口一郎さん(68)は「今回の選挙は政治家の駆け引きばかりが目立ち、肝心の政策がよく分からない。このままではどの政党や候補者に入れたらいいのか悩んでしまう。各党とも、もっと被災者に目を向けてほしい」と、今後の論戦に注文をつけた。【川上珠実】

3850チバQ:2017/10/10(火) 21:07:38
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/186000c
衆院選公示

小池氏の旧地盤、4党混戦 兵庫6区

毎日新聞2017年10月10日 14時00分(最終更新 10月10日 14時01分)

 この国の行方を見つめ直す衆院選は10日、公示された。消費増税分の使途変更と北朝鮮対応の強化を前面に掲げ、突然の衆院解散・総選挙に踏み切った安倍晋三首相。4年10カ月の政権運営が問われる自民、公明両党に対し、政界再編で生まれた新党を含む野党は期待を集められるのか。暮らしの課題が山積する中、憲法改正や原発政策も重要な争点になる。投票日の22日まで、有権者の厳しい視線が注がれる12日間の政治決戦が始まった。

 野党再編の中心的存在で希望の党代表、小池百合子東京都知事の古巣・兵庫6区は、「自民・公明」「希望・日本維新の会」「立憲民主党・共産党・社民党」の3極候補が競合する構図になった。希望が落下傘候補を立てて維新とぶつかり、候補者は4人。各陣営は小池氏を意識しながらの選挙戦に突入した。

 希望新人で小池氏の元秘書の幾村奈応子氏(37)は宝塚市での出発式で「小池百合子の後継者で、永田町で10年秘書を務めてきた。しがらみ政治を一度リセットして希望を持てるようにしなければ」と小池氏との近さを前面に押し出した。

 6区は小池氏が郵政選挙(2005年)で東京に「国替え」するまでの地盤。「小池代表の原点で勝つことに意味がある」。幾村氏は4日の出馬会見で強調したが、6区で仕事をした経験はない。元宝塚市議は「小池さんの元支持者が動くかは、風が吹くか次第」と明かす。

 「今、日本は改革待ったなし。国会へ帰してください」。維新元職の市村浩一郎氏(53)は小池氏の6区での最後の選挙となった00年、旧民主党から出馬し敗れた因縁があるが、宝塚市での第一声では小池氏に触れなかった。東京、大阪以外は維新と希望の「すみ分け」対象外のため、街頭演説には、吉村洋文・大阪市長ら維新幹部が駆けつけた。

 自民前職の大串正樹氏(51)は伊丹市での出陣式で「野党のいろいろな党が出てきた。改革をしようと言うが、何をどう改革するかを言っていない」と批判。保守で票を食い合う形だが、応援の参院議員は、小池氏が関わった90年代の日本新党ブームを引き合いに「流行はいつか終わる」と政権継続を訴えた。

 立憲民主新人の桜井周氏(47)も伊丹市で第一声。安倍政権を批判しつつ希望についても「憲法に対する考え方で賛成、反対の人が一緒になってどんな理念や政策が共有できるのか」と疑問を呈した。民進公認予定だったが、希望の公認から外れ、6日に立憲民主の公認を得たばかり。共産が公認候補を取り下げ、社民県連の推薦も得て、選挙戦に挑む。

 伊丹市の会社員、高橋秀明さん(37)は「小池さんの地元と言われても、昔の話でピンと来ない。今回の新党もできたと思ったら無くなるのでは」と冷ややかに話した。【石川勝義、田辺佑介、高尾具成、宮本翔平】

3851チバQ:2017/10/10(火) 21:11:20
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100143-n1.html
2017.10.10 17:13
【衆院選】
新潟4区、女の戦い火ぶた 「安倍政権終わらせる」「自公連立を維持」
 10日公示された衆院選で女性2人の一騎打ちとなった新潟4区(新潟市の一部、新潟県三条市など)は、両陣営ともに有力議員や党幹部が応援に駆けつけ、選挙戦初日から激しく火花を散らした。

 民進党の前職で無所属の菊田真紀子氏(47)は三条市内の事務所前で約200人の支持者らを前に第一声。「信念を貫くことを大切にし、地元の皆さんの思いを受け止め、真っすぐにひた走っていく。暴走する安倍晋三政権を終わらせる」とした上で「野党の力を結集し、原発ゼロの未来を子供たちに残す」と述べ、野党統一候補として選挙戦に臨むと強調。同党前代表で親友の蓮舫氏が応援演説に立ち「菊田さんを勝たせ、安倍政治を退陣に追い込むことこそが今回の選挙の大義だ」と訴えた。

 一方、自民党の前職、金子恵美氏(39)は夫の宮崎謙介氏が不倫で衆院議員を辞職して以来、初の選挙。三条市内で開いた出陣式には、約250人の支持者らが詰めかけた。新潟市秋葉区の堀出神社で必勝祈願を行った金子氏は「同じ相手と争うのは3回目。今回で決着をつける」と力を込め、菊田氏に3連勝すると宣言。「今回は政権選択の選挙。自公の連立政権を維持する以外に、国や地域の課題を解決する道はない。無責任な団体に任せるわけにはいかない」と新党を批判した。夕方には同党の二階俊博幹事長が三条市内で金子氏への投票を呼び掛けた。

3852チバQ:2017/10/10(火) 21:13:30
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100121-n1.html
2017.10.10 14:56
【衆院選】
希望の党が比例名簿を発表
 希望の党が10日、届け出た衆院選比例代表ブロックの名簿は次の通り。

 【北海道】(1)松木謙公☆(前)高橋美穂☆(元)山岡達丸☆(元)水上美華☆(新)(5)青木和子(新)(6)三好新治(新)

 【東北】(1)寺田学(前)(2)升田世喜男☆(前)工藤武司☆(新)山内崇☆(新)階猛☆(前)畑浩治☆(元)伊藤優太☆(新)一條芳弘☆(新)坂東毅彦☆(新)松浦大悟☆(新)緑川貴士☆(新)村岡敏英☆(前)荒井寛☆(新)近藤洋介☆(前)阿部寿一☆(元)岡部光規☆(新)小熊慎司☆(前)吉田泉☆(前)(19)宇佐見登(元)(20)高松和夫(元)

 【北関東】(1)福島伸享☆(前)石津政雄☆(元)樋口舞☆(新)大熊利昭☆(元)浅野哲☆(新)青山大人☆(新)柏倉祐司☆(元)渡辺美由紀☆(新)藤岡隆雄☆(新)大豆生田実☆(新)宮崎岳志☆(前)石関貴史☆(前)不破弘樹☆(新)猪口幸子☆(新)武正公一☆(前)菅克己☆(新)三輪麻美☆(新)吉田芳朝☆(新)高木秀文☆(新)大島敦☆(前)小宮山泰子☆(前)小野塚勝俊☆(元)杉村慎治☆(新)坂本祐之輔☆(前)三角創太☆(新)森田俊和☆(新)北角嘉幸☆(新)鈴木義弘☆(前)高山智司☆(元)(30)永井弥生(新)(31)山下崇(新)(32)並木正芳(元)

【南関東】(1)田嶋要☆(前)竹ケ原裕美子☆(新)櫛渕万里☆(元)岡野純子☆(新)遠藤宣彦☆(元)波多野里奈☆(新)太田和美☆(前)奥野総一郎☆(前)谷田川元☆(元)多ケ谷亮☆(新)樋高剛☆(元)水野智彦☆(元)長島一由☆(元)橋本久美☆(新)勝又恒一郎☆(元)風間法子☆(新)吉岡憲史☆(新)川野案☆(新)笠浩史☆(前)市川佳子☆(新)真白リョウ☆(新)原輝雄☆(新)太栄志☆(新)本村賢太郎☆(前)乃木涼介☆(新)後藤祐一☆(前)神山洋介☆(前)三村和也☆(元)井桁亮☆(新)(30)石川藍(新)(31)内山正樹(新)(32)秋山岳久(新)

 【東京】(1)松沢香☆(新)鳩山太郎☆(新)松原仁☆(前)難波美智代☆(新)福田峰之☆(前)植松恵美子☆(新)荒木章博☆(新)木内孝胤☆(前)高松智之☆(新)若狭勝☆(前)宍戸千絵☆(新)矢作麻子☆(新)柿沢未途☆(前)田村謙治☆(元)西田主税☆(新)鴇田敦☆(新)佐々木里加☆(新)鹿野晃☆(新)長島昭久☆(前)金ケ崎絵美☆(新)伊藤俊輔☆(新)吉羽美華☆(新)小沢鋭仁☆(前)(24)小泉俊明(元)(25)伊藤正樹(新)(26)田淵正文(新)(27)石飛香織(新)(28)黒川公美(新)(29)羽田次郎(新)(30)竹内今日生(新)(31)栗山由美(新)(32)竹田光明(元)(33)森村広(新)

3853チバQ:2017/10/10(火) 21:13:51
【北陸信越】(1)柴田巧☆(新)田中美絵子☆(元)柴田未来☆(新)近藤和也☆(元)鈴木宏治☆(新)斉木武志☆(元)下条みつ☆(元)井出庸生☆(前)寺島義幸☆(元)中嶋康介☆(新)(11)宮沢隆仁(元)(12)吉田治(元)(13)三枝英彦(新)

 【東海】(1)阪口直人☆(元)今井雅人☆(前)阿知波吉信☆(元)小池政就☆(元)松尾勉☆(新)鈴木望☆(元)田中健☆(新)渡辺周☆(前)福村隆☆(新)源馬謙太郎☆(新)佐藤夕子☆(元)古川元久☆(前)余語冴耶香☆(新)牧義夫☆(前)野々部尚昭☆(新)森本和義☆(元)岡本充功☆(前)安井美沙子☆(新)古本伸一郎☆(前)大西健介☆(前)田中克典☆(新)関健一郎☆(新)藤田大助☆(元)(24)中根康浩(前)(25)中瀬博之(新)

 【近畿】(1)樽床伸二(元)(2)井上一徳☆(新)(3)田島一成☆(前)小川泰江☆(新)徳永久志☆(新)嶋村聖子☆(新)泉健太☆(前)北神圭朗☆(前)山井和則☆(前)井坂信彦☆(前)横畑和幸☆(新)野口威光☆(新)梶原康弘☆(元)幾村奈応子☆(新)畠中光成☆(元)川戸康嗣☆(新)柘植厚人☆(新)長安豊☆(元)池畑浩太朗☆(新)馬淵澄夫☆(前)松本昌之☆(新)前川清成☆(新)岸本周平☆(前)坂田隆徳☆(新)(25)大沢千恵子(新)(26)野中幸市(新)(27)白石純子(新)(28)請田修一(新)

 【中国】(1)湯原俊二☆(元)蜂谷弘美☆(新)津村啓介☆(前)内山晃☆(元)柚木道義☆(前)樽井良和☆(元)松本大輔☆(元)上野寛治☆(新)橋本琴絵☆(新)佐藤公治☆(元)佐藤広典☆(新)大内一也☆(新)藤田時雄☆(新)(14)山口克也(新)

 【四国】(1)仁木博文☆(元)小川淳也☆(前)玉木雄一郎☆(前)富永喜代☆(新)横山博幸☆(前)白石洋一☆(元)桜内文城☆(元)大石宗☆(新)(9)藤岡佳代子(新)(10)鎌江一平(新)

 【九州】(1)中山成彬(元)(2)石井英俊☆(新)稲富修二☆(元)楠田大蔵☆(元)原圭助☆(新)緒方林太郎☆(前)城井崇☆(元)村上智信☆(新)大串博志☆(前)西岡秀子☆(新)山口初実☆(新)末次精一☆(新)宮島大典☆(元)松野頼久☆(前)吉良州司☆(前)外山斎☆(新)花輪智史☆(新)斉藤佳代☆(新)野間健☆(前)(20)並木浩一(新)(21)森田俊文(新)

3854チバQ:2017/10/10(火) 21:14:28
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100127-n1.html
2017.10.10 15:06
【衆院選】
立憲民主党が比例名簿を発表

 立憲民主党が10日、届け出た衆院選比例代表ブロックの名簿は次の通り。

 【北海道】(1)道下大樹☆(新)荒井聡☆(前)本多平直☆(元)池田真紀☆(新)神谷裕☆(新)石川香織☆(新)(7)山崎摩耶(元)

 【東北】(1)岡本章子☆(新)(2)山崎誠(元)(3)阿久津幸彦(元)(4)梶護(新)

 【北関東】(1)長谷川嘉一☆(新)山川百合子☆(新)枝野幸男☆(前)(4)堀越啓仁(新)(5)大河原雅子(新)(6)高木錬太郎(新)

 【南関東】(1)樋口博康☆(新)岡島一正☆(元)山田厚史☆(新)生方幸夫☆(元)石塚貞通☆(新)宮川伸☆(新)篠原豪☆(前)高橋野枝☆(新)早稲田夕季☆(新)青柳陽一郎☆(前)中谷一馬☆(新)阿部知子☆(前)小林弘幸☆(新)

 【東京】(1)海江田万里☆(元)松尾明弘☆(新)井戸正枝☆(元)手塚仁雄☆(元)落合貴之☆(前)長妻昭☆(前)吉田晴美☆(新)鈴木庸介☆(新)前田順一郎☆(新)北條智彦☆(新)初鹿明博☆(前)菅直人☆(前)末松義規☆(元)山花郁夫☆(元)高橋斉久☆(新)山下容子☆(新)

 【北陸信越】(1)西村智奈美☆(前)(2)松平浩一(新)(3)山本和嘉子(新)

【東海】(1)青山雅幸☆(新)日吉雄太☆(新)吉田統彦☆(元)近藤昭一☆(前)赤松広隆☆(前)(6)松田功(新)

 【近畿】(1)村上賀厚☆(新)尾辻かな子☆(新)長尾秀樹☆(新)村上史好☆(元)松井博史☆(新)辻元清美☆(前)姜英紀☆(新)森山浩行☆(元)桜井周☆(新)(10)塩見俊次(新)

 【中国】(1)亀井亜紀子☆(新)高井崇志☆(前)坂本史子☆(新)(4)秋葉忠利(元)

 【四国】(1)武内則男(新)

 【九州】(1)山本剛正☆(元)山内康一☆(元)矢上雅義☆(元)横光克彦☆(元)川内博史☆(元)(6)仲間昌信(新)(7)藤田一枝(元)

3855チバQ:2017/10/10(火) 21:14:54
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100129-n1.html
2017.10.10 15:08
【衆院選】
日本維新の会が比例名簿を発表
 日本維新の会が10日、届け出た衆院選比例代表ブロックの名簿は次の通り。

 【北海道】(1)小和田康文☆(新)(2)佐藤暁(新)

 【東北】(1)畠山昌樹☆(新)西村恵美☆(新)

 【北関東】(1)青柳仁士☆(新)(2)小檜山清人☆(新)谷古宇勘司☆(新)榛野博☆(新)高橋英明☆(新)

 【南関東】(1)長谷川豊☆(新)藤巻健太☆(新)佐藤浩☆(新)星健太郎☆(新)串田誠一☆(新)

 【東京】(1)木村剛司(元)(2)小林学(新)(3)中津川博郷(元)

 【北陸信越】(1)吉田豊史☆(前)橋本将之☆(新)手塚大輔☆(新)

 【東海】(1)杉本和巳☆(元)(2)喜多義典(新)

 【近畿】(1)森夏枝☆(新)(2)井上英孝☆(前)椎木保☆(前)美延映夫☆(新)奥下剛光☆(新)木下智彦☆(前)足立康史☆(前)松浪健太☆(前)伊東信久☆(前)藤田文武☆(新)青野剛暁☆(新)谷畑孝☆(前)浦野靖人☆(前)馬場伸幸☆(前)遠藤敬☆(前)丸山穂高☆(前)梅村聡☆(新)松木秀一郎☆(新)市村浩一郎☆(元)三木圭恵☆(元)吉野忠男☆(新)栄隆則☆(新)

 【中国】(1)灰岡香奈☆(新)(2)今枝仁☆(新)空本誠喜☆(元)

 【四国】(1)西岡新☆(元)

 【九州】(1)河野正美☆(前)口石竜三☆(新)山之内毅☆(元)下地幹郎☆(前)

3856チバQ:2017/10/10(火) 21:18:42
1・3区なし
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk05010064000c.html
<決戦前夜>2017衆院選/中 2区 「票離れ」に危機感 前法相と2新人、三つどもえ /秋田
10月08日 00:00毎日新聞

 会場に詰めかけた約500人がどよめいた。5日夜、大館市内であった前法相の自民前職、金田勝年氏(68)の総決起集会。二階俊博幹事長と菅義偉官房長官という“大物”が相次いで姿を見せた。

 「一流の政治家として日本の未来を背負うにふさわしい」。二階幹事長は金田氏を最大限持ち上げた。続いて現れた菅官房長官も「金田さんは法相の時、本当に頑張ってくれた」と賛辞を贈った。菅官房長官は集会の前に能代市、北秋田市でも演説を行い、支持を訴えた。

 秋田2区(能代市、大館市など)は4選を目指す金田氏に、希望新人、緑川貴士氏(32)と共産新人、藤本友里氏(38)が挑む構図になりそう。

 金田氏は法相時、「共謀罪」の成立要件を改めたテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正を担ったが、野党から度々追及された。県連幹部は「非常に不安定な答弁で、ワイドショーなどで連日取り上げられてしまった」とマイナスイメージを危惧する。

 前回は次点の緑川氏に約2万5000票の大差で当選したが、今回陣営に楽勝ムードはない。「寛容な保守」を掲げる希望に保守票が流れるのではという不安を抱える。陣営関係者は言い切る。「目標の得票数なんてない。ただ勝てればそれでいい」

 1日、大館市内であったボランティア関連のイベントには約3000人が集まっていた。緑川氏が参加者にあいさつ回りをすると、「応援してるよ」と握手を求められ、深々と頭を下げた。その後の司会を買って出ると、軽妙な語り口で注目を集めた。

 この時は希望の公認は出ておらず、取材に「(民進)党の大きな流れに従う」としていた。その後3日に1次公認として発表されると「新たなスタートを切れる」とほっとした様子をみせた。

 前回は民進公認で戦い落選。以降、地道にあいさつ回りなどを重ねた。秋田の民放局の元アナウンサーという知名度と若さに加え、今回は希望の「新党ブーム」で、現政権に批判的な保守層の支持が得られるのではとの期待が陣営関係者から出ている。さらに連合秋田の推薦も得た。

 だが同時に「リベラル層の票を失うのでは」という不安が広がっている。5日、大館市内であった事務所開きでは支持者に「安倍(晋三)政権と対峙(たいじ)する姿勢は何ら変わりません」と理解を求めた。

 共産の藤本氏は、昨年の参院選の際、野党共闘が成立したため立候補を取り下げ、比例に転じた。落選以降、地元の大館市や北秋田市で街頭に立ち、現政権への異議を主張し続けてきた。

 今回の解散総選挙を「安倍政権の暴挙を止める大きなチャンス」と捉え、特定秘密保護法や安全保障関連法の廃止を訴える。【田村彦志、山本康介】

3857チバQ:2017/10/10(火) 21:20:49
>>3489
<急転・対決の構図>2017衆院選/上 1区 自民前職、着々と 希望、奪還へ意気高く /山形

2区 見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk06010018000c.html
<急転・対決の構図>2017衆院選/下 3区 前哨戦の鶴岡市長選 注目される得票数 /山形
10月08日 00:00毎日新聞

 加藤鮎子は小泉進次郎=自民党筆頭副幹事長=から、からかい交じりに声をかけられた。「僕の誘い、あっさりと断ってくれたよね」。9月24日、山形市内の党の会合。一世を風靡(ふうび)したYKK(山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎)を互いに父に持ち、年齢は2歳差。それでも、加藤は恐縮するしかなかった。

 ちょうど1年ほど前、昨年8月ごろだったという。党農林部会長だった小泉から、副部会長への就任を打診された。官邸・党・農林水産省のトライアングルは当時、JAグループに「改革」を迫っていた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、コメの生産調整(減反)、JA全農の株式会社化など政策課題は山積している。

 そうした状況下で、将来の首相候補からの「誘い」を1年生議員は断った。周囲には「農家の悲痛な声を聞いていた。中央で声を上げることは重要だが、まずは地域と向き合うことが大切だ」と説明したという。月2回の農協幹部との会合、農水官僚との勉強会を重ねてきた。この9月にはようやく、農林副部会長に就任。JAグループの政治団体からの推薦も取りつけた。

 ライバルの阿部寿一は雪辱に燃えている。前回2014年の衆院選では加藤にわずかに1488票差、得票率0・8ポイント差で涙をのんだ。酒田市長を務め、行政経験・能力は実証済み。本来は自民党寄りのはずの農業関係者の支持を得るなど、保守層へも食い込んでいる。

 政治的決断力を示したのは前回の無所属から、希望の党公認を選んだことだ。共産党などの左派票への影響は考えられるが、それを上回る保守票の掘り起こしが期待できるとみた。さらに「これで、比例復活の道が生まれた」(陣営幹部)。

 ぎりぎりまで、悩んでいたと陣営関係者は明かす。決断に至った理由には冷徹な票の足し算引き算だけでなく「政権打倒には全県一枚岩になるべきだとの信念もあった」(同)。いったんこうと決め、阿部自身はすっきりしたようだ。「希望の風を吹かせてみせる」

 総選挙直前の鶴岡市長選(8日告示、15日投開票)が前哨戦となる。故・加藤紘一が築き上げた「王国」の首府。前回衆院選では同市内で加藤3万9633票、阿部1万5621票と大差がつき、選挙戦全体を決する天王山となった。今回の市長選は現職の榎本政規を加藤、新人の皆川治を阿部が支援する代理戦争。どちらが勝利するにしても、得票数に注目が集まる。【野間口陽、深尾昭寛、高橋不二彦】(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区の立候補予定者◇

加藤鮎子 38 党副部会長 (1)自前

阿部寿一 58 [元]酒田市長 (1)希元

加藤太一 66 党地区副委長 共新

城取良太 40 幸福県代表 諸新

 ※カッコ内の数字は当選回数

 (鶴岡市、酒田市、新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、三川町、庄内町、遊佐町)

3858チバQ:2017/10/10(火) 21:22:55
山形
http://yamagata-np.jp/news/201710/04/kj_2017100400066.php
【2017衆院選】県区の構図(1区) 政策、実績が強み/希望を追い風に
2017年10月04日 09:11
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 衆院選は10日の公示が目前に迫った。民進党の新党「希望の党」への合流や、希望への拒否感を鮮明にする共産党など、衆院解散からわずか6日間で、構図は目まぐるしく変遷した。県内3小選挙区に出馬予定の民進系3氏が民進公認・推薦から希望公認に替わり、共産は野党共闘を断念して独自候補を擁立する。県1〜3区は混戦模様で選挙戦に突入する。(文中敬称略)     

 県1区は、2回連続で自民前職と民進系新人がぶつかる。自民の遠藤利明と希望入りした荒井寛の一騎打ちとなり、共産は新人石川渉が立候補する。

 「相手が誰であれ、日本のため、山形のために頑張るだけだ」。遠藤は先月30日の事務所開きで支持者に訴えかけた。希望への公認申請が取り沙汰される相手陣営への批判を抑制し、政策や実績を強調した。

 遠藤にとって、8選が懸かる政治決戦。2014年衆院選から約3年。この間、自公勢が約半世紀ぶりに山形市長選を制した。自ら前面に立った遠藤は山形市長佐藤孝弘の「生みの親、育ての親」(後援会関係者)と称される。

 佐藤との協力関係は、遠藤の強みになる。佐藤は市全域に30以上の後援組織を張り巡らせる。佐藤は「戦後の日本政治史上、最大の汚点。人の道にはずれている」と民進、希望の合流を批判。「遠藤さんとの連携が市勢発展につながる」とコンビプレーを支持者に強調し、強固な信頼関係をアピールする。

 遠藤は衆院解散前から、会長代行を務める東京五輪・パラリンピック組織委員会の職務の合間を縫って地元入りし、支援者へのあいさつ回りを精力的にこなしてきた。五輪やインフラ整備の実績を前面に出し、山形新幹線の高速化や農業・農村振興による地方創生を訴える。希望が無党派層を動かす風を呼ぶのか、未知数な要素がある中、陣営幹部は引き締めを図り「圧倒的な力の差を見せつける」と意気込む。

 前回衆院選で民進(旧民主)は解散当日に新人候補の擁立を発表した。準備不足が大敗の要因だったが、獲得した4万6千票を「一定の成果」と受け止める。今回は昨年末に新人荒井の擁立に成功。約10カ月間の準備期間を経て、3年前の結果を「基礎票」と見立てた戦略を練ってきた。

 荒井は地元を熱心に回る草の根活動を展開し、建設業や介護業の経営や、同世代との協働による地域活動で培った経験、44歳の若さを打ち出し、世代交代を訴える。相手陣営に比べれば、知名度不足は否めないものの、寛容な改革保守を掲げる“希望の風”は、追い風の要因になり得る。

 対立軸を有権者に明示する上で陣営は当初、昨夏の参院選県選挙区の再現を描いた。だが、民進と希望の合流が表面化する直前に、県1区で共産の独自候補者堅持の構えが浮上。野党連携に不透明感が漂った。荒井の希望入りで、結果的には共産が候補者を堅持。陣営内には、急転直下の合流劇を「(支持拡大の)プラスに作用するかもしれない」と捉える向きもある。

 希望公認が決まるまでの間、活動は一時的に足踏み状態となった。支持を得る社民党県連は支持を取りやめ、自主投票とした。これまでのような布陣を構築できるか、不透明な状況に議席奪還を狙う陣営内には、期待と不安が交錯する。

 野党共闘を模索してきた共産の石川は、出馬を前提に粛々と準備を進めてきた。安倍政権への批判、民進、希望を巡る混乱が広がる中、「ぶれない野党として、共産への追い風を感じる」と陣営幹部。小選挙区との連動で、比例票の上積みに手応えも口にする。

3859チバQ:2017/10/10(火) 21:23:18
山形
http://yamagata-np.jp/news/201710/05/kj_2017100500086.php
【2017衆院選】県区の構図(2区) ぶれない姿勢を強調/草の根で「個人」前面
2017年10月05日 10:24
 県2区は自民前職の鈴木憲和(35)と希望前職の近藤洋介(52)が激突する。共産は新人の岩本康嗣(52)が出馬する。

 「応援してくれた方々を裏切ることはできなかった」。米沢市内のコミュニティセンターに集まった支援者を前に、鈴木は語り始めた。昨年11月の「造反」についてだ。鈴木は環太平洋連携協定(TPP)承認案の衆院本会議採決を棄権。初陣を飾った12年の選挙で、公約の柱としてTPP反対を掲げたことにこだわった。

 選対本部長の県議野川政文は1日、米沢市の事務所開きでこの行動に触れ、「一徹な男だと見直した」と持ち上げた。「希望の党」に合流した民進党出身者に関し、安保や憲法問題での「変節」が指摘される中、陣営は「ぶれない政治家」を強調して戦う考えだ。

 運動は組織をフル回転させる。選挙区内の党所属県議は12人を数え、7市10町の支援市町議は約120人に上る。今年7月には約500社の企業後援会を発足させた。学校法人「森友学園」「加計(かけ)学園」問題の対応に関する安倍晋三首相への批判を受け止めながら、愚直に地方創生や農業関連政策を訴える。さらに、公明党との協力を強め、3回目の当選を狙う。

 「戦いやすくなった」。希望が1次公認者名簿を発表した3日夕、選対総括責任者の県議後藤源はつぶやいた。そして、にやりとして続けた。「希望は政策も綱領もはっきりしない。誰を首相指名するかも分からない。憲法や安保で相手がどういう主張をするのか、楽しみだ」

 近藤は衆院解散翌日、事務所開きで支援者を前に語気を強めた。「安倍1強政治を倒す。この1点で希望への合流を決めた」。拍手が湧き、決断は承認を得た。それは昨夏の参院選で舟山康江を圧勝に導き、今回も成立しつつあった共産を含む野党共闘が事実上、破談となった瞬間だった。

 前回衆院選で近藤は鈴木に約7500票差で敗れた。この時、共産候補の得票は1万1千余り。単純に近藤の票に足せば鈴木を上回る。近藤は民進県連会長として県内の社民党、連合との協力関係「山形方式」をけん引した。今回も昨夏の参院選と同じ枠組みで戦えば、舟山が持つ女性や農家の票が加わり、過去1度しかない小選挙区勝利が近づくと陣営は踏んでいた。

 希望の風の強さも風向きも定まらない中、近藤は「多くの人が近藤個人を信頼し、応援してくれている。これまで通り草の根の活動に徹する」と繰り返す。改憲議論は必要とした上で9条改正に反対の立場を明確にし、引き続き山形方式を模索する姿勢も見せる。

 自民政権時代に労相を務めた鉄雄を父に持ち、近藤は「穏健な保守」を掲げる。希望の旗印も「寛容な改革保守」だ。選対本部長の県議木村忠三が語った。建設相などを歴任した祖父武雄、元県議の父莞爾を経て受け継ぐ自身の保守地盤を念頭に「個人的には共産と組むよりやりやすい。党派に関係なく、地域のためにと訴えるだけだ」

 岩本は近藤の希望入り表明と同時に動きだし、対決姿勢を鮮明にする。街頭演説で「第2自民党」と希望を切り捨てた上で、郷土料理に例えて批判した。「希望は危険な芋煮会のようなもの。おいしいブナシメジ入りと思って飛び付くと、実は毒キノコだ」(敬称略)

3860チバQ:2017/10/10(火) 21:23:45
山形
http://yamagata-np.jp/news/201710/06/kj_2017100600112.php
【2017衆院選】県区の構図(3区) 実績アピール/雪辱期し希望
2017年10月06日 10:29
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 県3区は2期目を目指す自民前職の加藤鮎子と、雪辱を期す希望元職の阿部寿一が再び激しい選挙戦を繰り広げる。共産新人の加藤太一が党勢拡大を狙い、諸派新人の城取良太も名乗りを上げる。

 衆院解散直後の野党再編を巡る急展開に加え、県3区は鶴岡市長選・市議選(8日告示、15日投開票)と酒田市議選(22日告示、29日投開票)が重なる。鶴岡市長選は現職榎本政規と新人皆川治の一騎打ちの構図。榎本と集会で顔を合わせ連携する加藤鮎に対し、党派を超えた幅広い支持獲得を狙う皆川の後方支援に阿部は徹する。両者の立ち位置は対照的だ。市長選の当落が衆院選終盤に決まるだけに、結果が双方の戦術に大きな影響を与えそうだ。

 「加藤王国」を築いた父紘一の後を継ぐ加藤鮎は前回、1488票の僅差で初陣を飾った。30代の若さ、女性、新人を強調し地元鶴岡の大量得票で阿部に競り勝った。実績が問われる2期目の難しさを認識する選対幹部は「(加藤鮎、阿部の)1対1になれば危ない」。昨夏の参院選大敗も記憶に新しく、民主(当時)、共産候補を含む計5人で争った前回衆院選の得票を単純に足せば野党共闘に分がある。

 「希望の党」公認を阿部が選び、野党共闘が崩れた。加藤鮎の選対幹部は「共産が抜けたことで動きやすくなった人もいるだろう」と警戒感を強めながらも「希望の風がどの程度あるのか。そよ風ではないか」。「本音を言えば『戦える』ということ」と引き締めた。

 加藤鮎は「地域に根差した保守の結集」を呼び掛ける。与党議員として庄内・最上の社会インフラ整備に奔走し、政府予算の増額につなげた実績をアピールして元職との違いを訴える。

 野党共闘の下で無所属を貫くか、新党に合流するか。阿部は最終的に希望入りを選択した。「さまざまな意見があるが、本人が決断した以上は一丸となって戦う」。公認発表翌日の4日、酒田市の総決起大会で後援会長中村護は力を込めた。開催直前に選対幹部を集め、阿部が公認取得の理由を説明した。「みんなが納得した。いよいよスタートが切れる」。幹部の1人は目を輝かせた。

 再起を期す阿部は今回、「勝てる候補」として民進の推薦を得ていた。昨夏の参院選で舟山康江を大勝に導いた野党共闘の流れに手応えをつかんでいた。その中での新党入り。共産の支援は逃すが、阿部の支持者は保守系も多い。陣営は「去る票もあれば、来る票もある」とみる。

 惜敗した前回は無所属での出馬で、比例復活はなかった。希望入りを推した支持者の中には「前回と同じ轍(てつ)は踏まない」「何としても国政に送る」との強い思いがある。

 出馬取り下げも視野にあった加藤太は一転して臨戦態勢を整え、対決姿勢を鮮明にする。自民批判を強め、希望を自民の「補完勢力」と断じる。「市民と野党の共闘を追求し、共産躍進をつかみ取る」と語る。

 政治団体「幸福実現党」の城取は、後援会を軸に既存政治への批判層に浸透を図る。(敬称略)

3861チバQ:2017/10/10(火) 21:31:54
>>3288 2017衆院選・選挙区情勢 1 1区 鍵握る大票田の水戸
>>3412 2017衆院選・選挙区情勢 2区 額賀氏追う元新2氏
>>3413 2017衆院選・選挙区情勢 3区 葉梨氏に挑む2新人
>>3619 2017衆院選・選挙区情勢 茨城4区 現職閣僚に元新挑む
>>3620 2017衆院選・選挙区情勢 茨城5区 大畠氏の引退で激戦
>>3713 2017衆院選・選挙区情勢 茨城7区 14選狙う前職と2氏

https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104764219.html
2017衆院選・選挙区情勢 茨城6区 丹羽氏引退で3新人
10月09日 05:21茨城新聞

2017衆院選・選挙区情勢 茨城6区 丹羽氏引退で3新人
茨城新聞
(茨城新聞)
12期務めた丹羽雄哉氏が引退し、自民の国光文乃氏と希望の青山大人氏、共産の古沢喜幸氏の新人同士の三つどもえとなる。
 国光氏は医師で元厚労省医系技官。元厚相の丹羽氏の後継指名を受けた。2月に出馬表明後、約40団体の推薦を受けたほか、子育て世代の女性を中心に浸透を図る。安倍首相が4日、応援演説に駆け付けるなど、中央とのつながりをアピール。9日の決起集会では党要職者らが出席し、組織固めを図る。
 青山氏は元県議で、前回に続き、2度目の挑戦。民進公認だったが、3日に希望公認を受けた。「私自身は変わらず、地道に活動する」と、駅立ちや支持者回りを重ねる。4日に土浦市で開いた集会では「地域に住み、地域の課題を解決する。『地元の青山』に力添えを」と訴えるなど地元出身を強調する。
 古沢氏は2年前まで土浦市議を5期務めた。予定されていた公認候補の変更で出馬を決めた。安倍政権を「原発再稼働や消費税増税など、国民の声を踏み付けている」と批判し、安保法制廃止や北朝鮮との対話解決などを掲げる。民進の希望合流で選択が分かりやすくなったとして、支持拡大を訴える。
 【立候補予定者】
国光文乃 38 自新
青山大人 38 希新
古沢喜幸 71 共新
(丸数字は当選回数、敬称略)

3862チバQ:2017/10/10(火) 21:32:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk08010060000c.html
<衆院選2017>関係修復の好機? 保守二分、知事選のしこり /茨城
10月08日 00:00毎日新聞

 衆院選(10日公示-22日投開票)は、保守支持層を二つに割った知事選のわずか2カ月後に行われる。橋本昌前知事を支援した首長や業界団体の多くは、現知事を推した自民党との関係修復の好機とみるが、党側は厳しい態度を崩さない。自民への不信感が拭えない首長もいて、知事選のしこりが衆院選にも影響しかねない状況だ。【まとめ・山下智恵】

 「地方と自公のスクラムを壊したくない。地方の声を届けてほしい」。4日にあった自民候補予定者の演説会。政権とのパイプの重要性を訴えた首長は、この夏は政権批判を繰り広げた橋本氏を応援した。「自分の選挙もあるから」と苦笑した首長は「マイクを握ったし(知事選の件は)ご破算でしょう」とつぶやいた。

 知事選では自民が大井川和彦知事を擁立したのに対し、多くの首長や業界団体は橋本氏を支持。自民の支持基盤が分裂する激戦となった。だが今、橋本氏を支持した首長の多くは自民との関係修復に動いている。

 橋本氏を支援した業界団体も同様で、JAグループの政治団体「県食と農と水政治連盟」(県農政連)は全小選挙区で自民候補予定者の推薦・支持を決めた。幹部は「互いに頭を下げた。修復にもってこいのタイミングだ」。支援の先頭に立った県建設業協会も、衆院選の対応を一任された各支部は自民候補予定者を推薦する方向。「知事選は終わった。従来通り自民を支える」と関係者は言う。

 一方、自民県連側には「水に流す」姿勢は見えない。3日の記者会見。海野透会長代行が「(業界団体とは)選挙を通じて修復しつつあり心配ない」と話すと、田山東湖幹事長はそれを遮るように「(団体は)修復したと勘違いしないように」と言い切った。その上で団体に対し「上層部に問題がある」と暗にトップ交代まで求めた。県連は県議への処分も行っており、大井川氏を応援しなかったとして計6人を会派離脱などにしている。

 こうした県連の強硬姿勢への反発は首長間で少なくない上、何より知事選の記憶は今も生々しいまま。「しこりは残っている」と明言する首長もおり、自民候補を全面的に支える展開になるかは見通せない状況だ。

 橋本氏の選挙対策本部長を務めた北茨城市の豊田稔市長は「知事選で自民を散々批判した。すぐに応援するのはおかしい」と静観の構えでいる。自民を離党した元県連市町村議員会長の松本勝久・水戸市議も「復党の意思はない。相手候補を支援する可能性もある」と話す。

 「面従腹背」で臨む首長はさらに多い可能性がある。ある首長は「知事選のやり方はおもしろくない。市民を思えば頭を下げざるを得ないが、私は絶対動かない」と不信感をあらわにする。別の市長も「知事選では大井川氏、橋本氏のどちらを支持するかで、自民・官邸は県民を敵と味方に分断した。支持者はそのことに不信感を持っており、今回は自民のために運動したくないという人も多い」と内情を説明する。

3863チバQ:2017/10/10(火) 21:33:08
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710090004.html
豊田真由子氏、支持者離れ深刻で絶体絶命 “このハゲ!”人気で聴衆殺到も…関係者「支持者のほとんど見放している」
17:15夕刊フジ

豊田真由子氏、支持者離れ深刻で絶体絶命 “このハゲ!”人気で聴衆殺到も…関係者「支持者のほとんど見放している」
「埼玉4区 主な立候補予定者」(朝霞市、志木市、新座市、和光市)
(夕刊フジ)
 【センセイたちの憂うつ 2017総選挙】

 「ハゲだ!」「あっ! ハゲだ!」。衆院解散後初の休日となった9月30日、東武東上線朝霞台駅前(埼玉県朝霞市)で、女子高生たちが、ある人物を指さし、はやし立てていた。

 その先にいたのは、頭髪の薄い男性ではない。元秘書に対する「このハゲーーー!」発言で批判を浴びた豊田真由子氏(42)=埼玉4区=だ。

 「この度は大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。死んだ方がましだと思う日々を過ごしておりますが、逃げるのではなく、直接こうしておわびするのが筋ではないかと思い、参上致した次第です」

 テレビで連日報じられた元秘書への金切り声は鳴りをひそめ、神妙な声で謝罪を繰り返す豊田氏。演説の冒頭と終了時には深々と頭を下げた。

 7月に行われた東京都議選で自民党が大敗した一因とされるほど、“暴言事件”の影響は大きかった。

 だが、この日の演説では、意外な反応も。聴いていた約30人のうち、20人ほどが豊田氏との記念撮影を希望したのだ。女子高生から30〜40代とみられるサラリーマン、老婦人と年齢層も幅広い。号泣寸前の謝罪あいさつから一転、スマートフォンに向かって笑顔もこぼれた。もっとも、純粋な気持ちで応援しているのか、「このハゲ!」で世間を騒がせた本人と写真を撮ってみたいという興味本位なのか、傍目には判断がつかなかった。

 演説終了後、逃げるように車へと向かった豊田氏を追いかけ直撃した。

 --選挙への意気込みは?

 「私、まだ(衆院選に)出るという風に申し上げたことは実はなくてですね。今日もおわびの行脚ということで参りましたので、またご指導よろしくお願いします」

 警戒しているのか、謝罪あいさつのときより声のトーンが低い。ただ、自民への復党を尋ねると、まんざらでもないようで「私は自民党の議員としてやってまいりましたし、自民党の理念に深く賛同してまいりました」と答えた。

 それから6日後の10月6日、豊田氏は無所属での立候補を正式表明した。

 それにしても、自らまいた種による逆風をどう切り抜けるつもりなのだろう。

 地元事情に詳しい関係者が言う。「一部では『たたかれすぎ』と同情する声もあるようだけど、これまでの支持者のほとんどは豊田氏を見放している。何の地盤があるのかという感じだね」

 現に、自民党は「刺客」として志木市議の穂坂泰氏(43)を公認した。

 絶体絶命である。(夕刊フジ取材班)

3864チバQ:2017/10/10(火) 21:33:26
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100146.html
【衆院選】公示日が誕生日の豊田真由子氏祝い花束 「元気に選挙を戦って」
18:19産経新聞

 衆院選が公示された10日は偶然にも、元政策秘書の男性への暴行・暴言問題で自民党を離党した豊田真由子氏(43)=埼玉4区、無所属=の誕生日。豊田氏が同日午後、街頭演説を行った埼玉県新座市の東武東上線志木駅前では、支援者の女性らが花束を渡して誕生日を祝った。

 10日午後2時過ぎ、“豊田効果”で報道陣ら大勢が待つ志木駅前に豊田氏が姿を現すと、拍手が巻き起こった。支援者の男性らは「真由子」コールで歓迎。中には豊田氏と一緒にスマートフォンで自撮りをする人の姿も。

 「元気に選挙を戦ってほしい」。ピンク色や白い花からなる花束を抱えた同県和光市の主婦(76)は笑みを見せた。6日に衆院選への出馬を正式に表明した豊田氏の姿勢を「いじめられても立つ勇気。これが政治家かな」と絶賛した。

 「私も人を使っているので怒る気持ちは分かるが、暴言はよくない」と話すのは、自撮りをしていた同県朝霞市の自営業男性(34)。一方で、「腹の中はいい人だと思っているので、ちょっと応援している」とエールを送った。

 同県志木市の高校3年の女子生徒(18)は「騒動を起こしたのに選挙に出るのはどうかと思います。自粛すべきだと思う」と冷ややかだった。

 埼玉4区ではこのほか、いずれも新人で、共産の朝賀英義氏(67)、維新の青柳仁士氏(38)、希望の吉田芳朝氏(43)、自民の穂坂泰氏(43)が立候補を届け出ている。

3865チバQ:2017/10/10(火) 21:40:51
富山の記事が少ないことに気付いた
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk16010182000c.html
<対決の構図>’17衆院選 あす公示 8氏が立候補予定 県内3選挙区、直前に顔ぶれそろう /富山
10月09日 00:00毎日新聞

 衆院選は10日公示される。22日の投開票に向け、県内3選挙区では、これまでのところ計8人が立候補の準備を進めている。民進党が分裂した影響で維新を除く野党4党の共闘が崩壊したり、出馬を断念する立候補予定者が相次ぐなどし、公示直前にようやく固まった各区の顔ぶれや戦いの構図を報告する。【古川宗、鶴見泰寿】

 ◆1区

 ◇共闘崩壊し、共産と維新

 9月28日の解散直前まで富山1区では、維新を除く4野党間で、立候補を表明していた自由元職と民進新人の調整が難航していた。市民団体「オールとやま県民連合」の呼びかけで同27日に開かれた政党間協議で、自由元職が出馬を取り下げ、民進新人に一本化したものの、同日、民進党が希望の党に合流する流れが表面化。民進新人は希望からの出馬を目指したため、共産は今月4日、独自候補を擁立。民進に離党届を提出した新人は希望の公認を得られず、5日、出馬を断念した。

 混乱が続いた野党を尻目に、3選を目指す自民前職の田畑裕明氏(44)は着々と準備を進める。200社を目標に企業・団体回りを連日こなし、支持基盤を固める。ただ、昨秋の政務活動費の不正問題で、選挙戦の手足となる富山市議が不在となっている地域もあり、陣営幹部は「政治不信が続いている」と危機感も示す。

 共産新人の青山了介氏(42)は「安保法制撤回」「憲法改正反対」の受け皿を目指し、急ピッチで準備を進める。ベテランの共産県議や市議が選対に入り、積極的に街宣をこなす。一方、「オールとやま」は社民と共産の「共闘」を求めるが、社民側の協力は積極的とはいえず、足並みがそろわないまま選挙戦に突入しそうだ。

 前回、比例代表で復活当選し、再選を目指す維新前職、吉田豊史氏(47)は、昨秋、初当選した維新の富山市議と街宣を精力的にこなし、7日には吉村洋文・大阪市長も応援に来県。希望から推薦され、自民への批判票や民進支持層の取り込みも狙うが、民進県連幹部は、党分裂の影響もあり「支援できる状況ではない」という。

 ◆2区

 ◇自民と社民、一騎打ちへ

 前回選で自民、共産、社民の三つどもえの争いとなった富山2区は今回、8選を目指す自民前職の宮腰光寛氏(66)と、共産と立候補予定者を一本化した社民の新人、山崎彰氏(67)の一騎打ちとなりそうだ。

 宮腰氏は党の15地域支部と協力し、漁協や農協など支援団体の票固めに奔走。公明党の推薦も受けて盤石の態勢づくりを目指し、前回を上回る9万票台が目標。2日の事務所開きで、陣営幹部は「他の区と異なり2候補の争い。注目度が下がりやしないか。投票率と得票率を上げ、前回の結果を上回りたい」と気を引き締める。

 野党共闘すみ分けの経緯から2区に回った社民は候補者選びが難航し、山崎氏の擁立は解散の前々日にずれこんだ。山崎氏は「安倍改憲阻止が最重要課題」と力を込め、元農水省職員の経験をアピールし「予算が増える防衛費よりも農林水産業の振興を」と訴える。共産支持者や労組など、現政権の批判票の囲い込みを目指す。

 
………………………………………………………………………………………………………

 ◆2014年衆院選の結果◆

 ◇1区

田畑裕明(自民) 当  70085

吉田豊史(維新) 比  39249

高橋渡(共産)      9795

 投票率46.47%

 ◇2区

宮腰光寛(自民) 当  82898

東篤  (社民)    23350

平崎功(共産)     11158

 投票率48.14%

3866チバQ:2017/10/10(火) 21:41:10
 ◆3区

 ◇希望加わり3極対決か

 富山3区は、前回、一騎打ちの争いを展開した自民前職の橘慶一郎氏(56)と共産新人の坂本洋史氏(47)に、希望新人の柴田巧氏(56)が加わり、3極が対決する構図となりそうだ。

 4選を目指す橘氏は前回、10万票以上の差をつけ、圧倒的な地盤の強さを見せつけた。陣営は、前回を超える得票数を目標に経済界や農協、漁協などに支援を呼び掛ける。しかし、1日の事務所開きで、陣営幹部は「希望による政権交代への風は一夜にして大風となり、地方にも影響するかもしれない」と警戒を呼びかけた。

 柴田氏は9月30日夜、後援会幹部らとの会合後、「自民に替わる新たな保守勢力として富山から日本大改革を始めたい」と立候補の意向を表明。参院議員時代に培った支持者を核に、改革を求める保守層や維新、民進支持層からの票の上積みも目指す。比例代表も視野に関東、関西、中部などの後援会組織にも協力を呼びかける。

 坂本氏は「オールとやま」の支持を受け、富山2、3両区の候補者一本化で社民と共闘する。「争点は安倍政治そのもの」と強調し、街宣などで精力的な活動を続ける。希望を「自民の補完勢力」と位置づけ、市民と野党の共闘を全面に出し、改憲に前向きな勢力に真っ向から反対。こうした批判票の取り込みがカギになりそうだ。

◇3区

橘慶一郎(自民) 当 138991

坂本洋史(共産)    32118

 投票率47.70%

 ※当は当選、比は比例代表で当選

3867チバQ:2017/10/10(火) 21:42:14
9/30の記事
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017093002000097.html
「希望」対応 揺れる各党 民進合流方針の富山1区
09月30日 05:00中日新聞プラス

自民 警戒/維新 連携期待/共産 不快感
 衆院の解散から一夜明けた二十九日、富山1区で民進の公認候補だった新人が、希望との合流を選んだ。この新しい動きに維新前職は連携を期待し、挑戦を受ける自民前職は警戒心をあらわに。民進との共闘の前提が崩れた共産は不快感を隠さず、新たな候補者の擁立を急ぐ。
 「移るからには迷いはない」。公認の申請先を民進から希望に切り替えた新人の今井基之氏(49)は同日夕方、JR富山駅前での街頭演説で声を張り上げた。
 解散前日、維新を除く野党四党の協議で1区の候補者が自身に一本化された。ところが翌日、民進が希望へ合流することに。急展開に動揺したが、二十九日昼、民進の離党と希望への公認申請を決断した。「希望の政策に違和感はない。今までの活動や政治スタンスを考えれば、選別で弾かれることはない」。公認の受け入れに自信を見せた。
 「今井さんの公認申請は良い方向だ。野党候補を一本化しやすくなる」。再選を目指す維新前職の吉田豊史氏(47)は、今井氏の決断を歓迎した。「維新も希望も改革の党。組織力や発信力など、それぞれが良いものを持っている。力を合わせれば、自公政権と戦える」と、それぞれの党本部の協議に期待する。維新、希望と二人の公認候補が立つことになると票が割れるのは必至だが、結果次第では自身に一本化され、優位になる可能性もある。
 「選挙のたびに新しい党ができ、人が集まる傾向がある」とけん制したのは、三選を狙う自民前職の田畑裕明氏(44)。市内のスーパーの朝礼に顔を出し、従業員や取引先の関係者らを前にマイクを握った。「自民は富山に根を下ろし、ぶれずに丁寧に頑張ることを約束する」とも述べ、地元密着と一貫性を強調した。
 「希望が候補を立てれば、こちらも立てる」。共産富山県委員会の上田俊彦委員長は対決姿勢を鮮明に。「希望は安保法制や改憲を容認している。今井さんが公認を受けるのであれば、共闘の根幹が崩れる」と指摘。富山市内に幹部を集めて対応を協議し、候補者選定と選挙の準備を進めた。

(山本真士、山中正義)
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3868チバQ:2017/10/10(火) 21:49:15
>>3698>>3751
http://www.shinmai.co.jp/feature/2017shuinsen/2017/10/post-68.html
「千曲会」が井出氏推薦

2017年10月08日(日)
 衆院選長野4区に立候補を予定する希望公認の元職寺島義幸氏(64)と民進党県連代表の羽田雄一郎参院議員(県区)の後援会「千曲会」は7日までに、長野3区で立候補を予定する希望公認前職井出庸生氏(39)を推薦することを決めた。
 3区からの立候補を巡っては、旧維新の党出身の井出氏と、旧民主党出身の寺島氏がともに民進党に所属したことから調整が必要となり、寺島氏が4区から立候補することで決着していた。
 千曲会の北沢寛和幹事長は推薦理由を「寺島氏と井出氏は民進県連出身の仲間同士」と説明。3区での協力姿勢を示しつつ、4区の寺島氏の当選に向けて井出陣営とも連携を模索するとした。
 衆院選3区には井出氏のほかに、自民前職の木内均氏(53)、共産新人の小金沢由佳氏(33)、諸派新人の及川幸久氏(57)が立候補を予定。4区には寺島氏のほかに自民党前職の後藤茂之氏(61)と共産党新人の毛利栄子氏(66)が出馬を予定している。

3869チバQ:2017/10/10(火) 21:51:16
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_shugiin/410525.html
静岡7区、無風から一転 衆院選公示へ各陣営急ピッチ
(2017/10/9 07:53)
急ピッチで看板の取り付け作業を進める作業員=8日午後、浜松市内
急ピッチで看板の取り付け作業を進める作業員=8日午後、浜松市内
 衆院選(22日投開票)は10日に公示される。県内各選挙区の陣営が、解散表明から公示までのわずかな期間で慌ただしく態勢を整え、決戦に臨む。公示直前に新党から新人2人が出馬表明し、突如として混戦の様相となった静岡7区では8日、既存政党の立候補予定者が着々と支援者回りを進める一方、出遅れた新党の2陣営は事務所開設などの準備に追われた。
 静岡1区から7区に選挙区を変更した希望の党新人の福村隆氏の陣営では、2日前に決まったばかりの浜松市北区の事務所に複合機や資材が運び込まれた。看板の設置作業も行われ、陣営関係者は「やっと選挙事務所らしくなった」と安堵(あんど)した。福村氏は早速、徒歩などで事務所周辺のあいさつ回りを展開した。
 自由党を離党し、立憲民主党から出馬する新人の日吉雄太氏は公示日直前まで準備に追われそう。事務所は7日に契約。選挙カーや手書きの看板の設置に奔走する。8日は報道陣の合同取材後、まだなじみのない選挙区内で初の街頭活動を行った。「(公示後に)有権者と触れ合い、考えを伝えていきたい」と出遅れの挽回を期す。
 5期目を目指す自民前職の城内実氏は「(4人の戦いは)想定外の事態。各候補の人物や政策が分からない」と、野党再編や自民党への不信感など見えない“敵”に警戒を強める。この日も早朝から深夜まで7区全域の祭事など約30カ所をあいさつ回り。「いよいよ選挙戦。悔いの残らない戦いをする」と表情を引き締めた。
 共産党新人の野沢正司氏は浜北区内の住宅街や商業施設周辺など十数カ所で街頭演説を展開し、憲法改正反対などを訴えた。野沢氏は「(野党の離合集散に)有権者が白けている。各党との政策の違いを訴えたい」と話した。

3870チバQ:2017/10/10(火) 21:53:38
古新聞だけど いちお

http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/407748.html
選挙区攻防(衆院静岡1区) 希望絡み、5氏が乱立
(2017/10/1 11:00)
衆院静岡1区
衆院静岡1区
 衆院が解散され、10日公示、22日投開票の選挙戦が事実上のスタートを切った。自民党と希望の党を軸に攻防を繰り広げる静岡県内各選挙区の動向を探った。
 ◇--◇--◇
 「希望の党の公認で戦う」。日本維新の会に離党届を出した小池政就氏は30日、静岡市葵区の事務所で、後援会幹部に新党の公認を得て選挙戦に臨む方針を伝えた。小池氏は「維新で正面から戦う」と宣言してきたが、両党代表が同日に会談するなど、ここにきて連携が進んだことを踏まえ、考えを改めた。
 県庁所在地での希望の党の公認候補を巡り、細野豪志元環境相はスポーツ関係者2氏に打診。しかし、いずれも不調に終わり、維新所属ながら前回衆院選落選後も小まめな活動で草の根の支持を広げてきた小池氏に狙いを定めたとみられる。
 希望の党には民進党の福村隆氏も公認申請を予定する。急浮上した小池氏の名に、福村氏は30日午前の街頭演説後、「自分で判断できる部分は超えている。できることをするだけ」と報道陣に淡々と語った。
 福村氏は連合静岡の推薦を受け選挙準備を進める。労組訪問や毎朝のつじ立ち、週末のイベント回りで顔を売り、無党派層への食い込みを図る。だが、後援会の組織づくりはまだ途上。公認決定の後ろ盾に望みをつなぐ。
 「心の隙を少しでも許してはならない」。30日夕、静岡市葵区で開かれた自民前職上川陽子氏の決起大会。壇上に上がった陣営幹部や応援の国会議員、県議からは、希望の党を意識し、引き締めの発言が相次いだ。
 上川氏は前回選と同様、法相の公務や他選挙区の応援で不在がちになる。陣営幹部は「本人はいないものと思い、全員が走り回るしかない」と強調する。
 上川氏本人は「動きはいろいろあるが、自分が期待や信頼をもらえるかどうかだ」と野党の動向に惑わされない姿勢。ただ、周囲は「楽勝とばかり思っていたが、油断できない」と警戒する。
 共産新人の鈴木千佳氏は2016年の参院選に続き、2度目の国政選挙。安保法制の廃止や原発再稼働の阻止を主な訴えに掲げる。共産党静岡市議団の支援を受け、駅前や集合団地周辺で街頭活動を重ねる。
 無所属の青山雅幸氏は講演会や街頭演説で主張をアピールしてきた。もともとは民進からの出馬を前提に党1区総支部長に名前が挙がったが、県連が公認上申を見送った。反発して民進を離党した元衆院議員や県議、静岡市議らと政策グループ「国民サイド」を結成。自治労や脱原発の市民グループ、弁護士有志などが活動を支える。

 ■立候補予定者
 上川陽子 64 自前(5) 法相
 鈴木千佳 46 共新 党県常任委員
 小池政就 43 ※元(1) 大学講師
  (※維新を離党し希望の党から出馬意向)
 青山雅幸 55 無新 弁護士
 福村隆 54 ※新 [元]会社社長
  (※民進総支部長、希望の党から出馬意向)

3871チバQ:2017/10/10(火) 21:54:09
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/408102.html
選挙区攻防(衆院静岡2区) 元官僚対決に東京の風
(2017/10/2 11:00)
衆院静岡2区
衆院静岡2区
 民進党を離れ、希望の党に移る方針が表面化して以降、松尾勉氏は「突然の裏切り行為だ」と憤る地元の火消しに追われた。9月24日夜、藤枝市の事務所。後援会幹部や民進党の県議、市議約15人が顔をそろえた緊急説明会では「われわれの支援に頼らず選挙を戦う覚悟があるのか」と詰め寄られる一幕があった。
 出席者によると、松尾氏は一足早く離党した細野豪志氏への思いを語り「自分を政界に導いてくれた人。ついていきたい」と頭を下げた。松尾氏を個人的に支える出席者は民進党議員に支援継続を求めたが、一部の議員はあくまでも「県連の判断を待つ」と応じ、気まずい空気が流れた。
 体制がはっきりしないまま数日がたち、民進党市議2人が離党に追随するなど混乱は拡大。「民進党が刺客を立てるのでは」とのうわさも流れた。そんな矢先に飛び込んできたのが、民進党と新党の合流話だった。
 民進党員の間では「一度離れた人間を心から支援できるだろうか」との声がくすぶる。一枚岩だった後援会組織がいったんは分裂寸前となり、再び元に戻る格好に。連合静岡の推薦が取り消されるなど、しこりは残る。
 岡村好男後援会長は同30日の第1回選対会議で「過去のことは水に流し、前だけ見よう」と呼び掛けた。東京からの風を期待し、空中戦を仕掛けようと組織固めを急ぐ。「もう時間がない」

 一方、自民前職井林辰憲氏の陣営が同26日に開いた焼津・大井川後援会の集会は約800人の熱気に包まれ、決起大会の様相を呈した。井林氏は「東京から台風がやって来るが、絶対に負けない」と険しい表情。「浮動票は自分に入らない」と覚悟し、空中戦よりも有権者一人一人と丁寧に向き合うことを徹底するという。
 5年前の初当選から1800回の街頭演説を重ね、イベントに顔を出し、強固な組織を築いた。松尾氏との「元官僚対決」と注目を集めた3年前はダブルスコアで振り切ったが、後援会幹部は「(新党効果が)未知数の今回は脅威」と認める。遊説計画の見直しに着手するなどスキを見せない。
 共産の四ツ谷恵氏は各地の駅前を中心に街頭を重ね、改憲反対や軍事衝突回避に向けた「北朝鮮との対話」などを訴えて違いを鮮明にする。反安倍政権の受け皿として名乗りを上げた希望の党を「自民の補完勢力」と指摘し、無党派層への食い込みを図る。

 ■立候補予定者
 井林辰憲 41 自前(2) [元]環境政務官
 四ツ谷恵 64 共新 党地区副委員長
 松尾勉 33 ※新 [元]環境省課長補佐
 (※民進を離党し希望の党から出馬意向)

3872チバQ:2017/10/10(火) 21:54:41
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/408475.html
選挙区攻防(衆院静岡3区) 希望公認巡り野党混乱
(2017/10/3 11:00)
衆院静岡3区
衆院静岡3区
 1日午後、都内のビルの一室に、希望の党に公認申請中の元衆院議員鈴木望氏の姿があった。希望の党の公認内定者向けとされる説明会に参加した後、印刷物用の記念撮影で小池百合子代表と握手を交わした。小池代表の予想以上に強い力に鈴木氏は「選挙区での重い責任」を感じたという。
 事態が急展開したのは9月28日。これまでの支援者も「寝耳に水」の状態で鈴木氏は突如出馬を表明、同党に公認申請したと発表した。前回2014年の衆院選では維新の党で静岡3区から出馬を検討したが、民主党(当時)の小山展弘氏に一本化して比例区に回った経緯がある。細野豪志元環境相との連携を強調する鈴木氏に、同じく希望の党に公認申請中の民進前職小山氏の支援者は「まさに細野氏からの“刺客”。信じられない」と絶句した。
 台風の目になった感もある鈴木氏だが、準備は追い付いていない。市長時代や過去3回出馬した国政選挙時の支援者に声を掛けている最中で、事務所やスタッフの手配を急ピッチで進める。地元支援者は「こんなにドタバタの展開はこれまでにない」と奔走する。
 一方の小山氏。3日にも発表が見込まれる公認について、2日朝の磐田市内の街頭演説でも「東京で担当者が懸命に調整している。慌てず結果を待つ」と強調。吉報を信じ、労組など地元を細かく回る。
 9月30日には連合静岡が希望の党の公認を得られない場合でも推薦すると明言し、「意気に感じた。本当にありがたい」とひとまず胸をなで下ろした。ところが2日、今度は民進党の枝野幸男代表代行が新党結成を発表。陣営幹部は「状況が複雑すぎる。(小山氏が)どの立場で出るのか支援者に早急に示さなければ」と焦りを募らせる。
 自民前職の宮沢博行氏の陣営は9月30日に初の選対会議を開催。県議や市議、市町支部役員を前に、陣営幹部は「(希望の党の)風に負けてはならない」とげきを飛ばした。公明の地元組織も選対入りし、自公の結束で票固めを狙う。宮沢氏は「どんな状況になっても堂々と戦う」と腹を据え、ミニ集会で元防衛政務官の実績を丁寧に説明するなど無党派層にもアピールする。
 共産は、当初の立候補予定者が辞退し、県内小選挙区で3区が唯一空白になっている。公示まで時間がない中で擁立を目指す。希望の党の公認も含め、全体の構図は依然流動的な要素を残す。

 ■立候補予定者
 宮沢博行 42 自前(2) [元]防衛政務官
 小山展弘 41 ※前(2) [元]衆院農水委理事
 (※民進総支部長、希望の党から出馬意向)
 鈴木望 68 ※元(1) [元]磐田市長
 (※希望の党から出馬意向)

3873チバQ:2017/10/10(火) 21:55:04
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/408862.html
選挙区攻防(衆院静岡4区) 自民牙城に風立ちぬ
(2017/10/4 11:00)
衆院静岡4区
衆院静岡4区
 「今回の選挙は政権選択の戦いだ」。衆院解散から一夜明けた9月29日。8期目を目指す自民前職の望月義夫氏は、思い出深い国道交差点を第一声の場所に選び、マイクを握った。自民への逆風が吹き荒れた2009年、初めて小選挙区の戦いで苦杯をなめた後、連日のようにつじ立ちした場所だ。
 14年の前回選で当時の民主(現・民進)党候補と5度目の対決を制した望月氏にとって、今回挑戦を受ける後継の新人はくみしやすい相手のはずだった。当選の期数とともに、閣僚や党要職の実績を重ねた。約20年の国政活動。港湾企業を中心とした後援会組織は今が最も充実している。状況が変わったのは、対立の後継候補が民進を離れ、くら替えした新党に、各地で“風”が吹き始めていることだ。
 後援会幹部は「風の正体が見えない。そよ風程度なのか、4区に届く暴風雨になるのか、今は誰も分からない」と警戒し、楽観ムードが漂っていた陣営の引き締めを図る。
 「自分の思いをやっと伝えることができた」―。同じ29日の夜、新党「希望の党」から出馬する新人田中健氏は、富士市で開かれた新党決起大会に参加し、高揚感に包まれた。民進党4区総支部長だった田中氏は、新勢力を目指して同党を離れた細野豪志元環境相の後を追うように26日に離党届を提出。悩んだ末の決断だが「秘書時代から細野と行動を共にしてきた。いつか彼を総理にして日本を変えたい」と後悔はない。

 ただ、代償は想像以上に大きかった。民進党の支援組織の連合静岡は「党への裏切り行為」として推薦を取り消し、解散後に希望の党への合流意向を示した他候補と処遇が分かれた。田中氏は「新党に移っても私の主張は変わらない。だが事務所やポスターの手配となかなか手が回らなくなった」と厳しい内部事情を明かす。望月氏の牙城清水区では組織基盤の足掛かりが簡単には作れず、富士宮市方面に多い民進党時代の仲間や新党人気の風頼みの面も否めない。
 共産新人の松原聡氏は党組織の支援を受けて安倍政権の批判を繰り広げる。「民進が保守の希望と合流したことで、われわれとの違いが明確になった」と松原氏。街頭で護憲を訴え、リベラル層の受け皿を目指す。

 ■立候補予定者
 望月義夫 70 自前(7) [元]環境相
 松原聡 55 共新 党県常任委員
 田中健 40 希新 [元]都議

3874チバQ:2017/10/10(火) 21:55:31
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/409198.html
選挙区攻防(衆院静岡5区) 前職の足元、様相一変
(2017/10/5 11:00)
衆院静岡5区
衆院静岡5区
 「もう一度、政権交代を実現させる。時間は限られているが全力で駆け抜ける」。衆院解散翌日の9月29日夜、富士市で開催した総決起大会で希望の党前職の細野豪志氏は支援者らに自らの思いを伝えた。
 新党設立に民進党の事実上の合流、分裂―と目まぐるしく揺れ動いた永田町。その後の候補者調整も含め存在感を示す細野氏だが、6期連続当選を果たしてきた足元の選挙区事情はこれまでと様相を異にする。
 今回は連合静岡が推薦を取り消し、組織的な後ろ盾はない。民進離党以降、地元説明が後手になったとして一部で不信感も高まった。9月下旬には「非自民、非細野氏の受け皿を」と細野氏に対抗馬を立てる動きが活発化したほどだ。
 陣営からは「これまでで最も厳しい選挙」との危機感が聞かれる。他候補の応援で地元入りする機会は限られるとみられ、細野氏個人を応援する熱心な“細野党”の一人は「新党への追い風はない。相当に気を引き締めなければ」と語る。
 再起を目指すのが自民元職吉川赳氏。「新党の動きは関係ない。振り回されることなく、正々堂々と訴えていく」と強調する。
 今回は崖っぷちの選挙。前回選での落選から3年間はほぼ毎日、街頭で政策や主張をアピールする一方、与党議員が不在の選挙区内で、地元市町と国をつなぐパイプ役として地道に活動してきた。支持団体や企業へのあいさつ回りも精力的にこなし、組織を強化して巻き返しを図る。
 鍵を握るのは公明党支持層と無党派層の動向。公明党には衆院解散早々に協力を依頼し、「地元から与党議員をとの必死な思いがこれまで以上に感じられる」と同党関係者。無党派層を取り込むため、大物議員の応援入りも取り沙汰される。
 前回選で静岡6区から出馬した共産新人井口昌彦氏は今回、選挙区を変えて通算3度目の国政選挙に挑む。細野、吉川両氏が憲法改正を志向する中で、井口氏は護憲を訴える唯一の存在。「改憲に反対する有権者の受け皿になれるのは井口氏だけ。まずは選挙区内での知名度向上に力を注ぐ」と陣営幹部は力を込める。
 街頭を中心に活動し、他の立候補予定者との政策の違いを前面に打ち出す。

 ■立候補予定者
 吉川赳 35 自元(1) [元]党青年局次長
 井口昌彦 63 共新  党地区副委員長
 細野豪志 46 希前(6) [元]環境相

3875チバQ:2017/10/10(火) 21:55:48
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/409599.html
選挙区攻防(衆院静岡6区) 前職2氏、3度目対決
(2017/10/6 11:00)
衆院静岡6区
衆院静岡6区
 「公認が決まって明確に立場を申し上げることができる。一段落し、ほっとしている」。希望の党の公認を得た3日、前職の渡辺周氏は伊東市の事務所で記者団に心境を語った。「安倍政権批判の声が広がっている。受け皿としての期待も大きい」と世論の変化を実感する。解散後に街頭に立った陣営関係者も「激励がほとんど。ビラがあっという間になくなった」と反応の良さを口にする。
 渡辺氏と自民前職勝俣孝明氏との対決は3回目。2人の票差は前々回が約1万2千票で、前回は約1万1千票に縮まった。9月30日の後援会拡大幹事会で、連合静岡沼駿三田地域協議会の村田康文議長は「今回は相手に比例復活させないほどの票差で勝とう」とげきを飛ばした。連合は県東部全体で渡辺氏への支援体制を敷く。
 ただ、民進党からの希望の党入りが追い風になるかは未知数。後援会幹部は「相手は沼津市を中心に地元活動に力を入れている。こちらも一票一票積み上げていくしかない」と危機感をにじませる。
 勝俣氏は2日、沼津市内で地区別後援会の国政報告会をスタートさせた。「乾坤一擲(けんこんいってき)の戦い。大変な試練だ」「3度目の比例復活なら4度目はない」。地元の多家一彦、杉山盛雄両県議が気勢を上げると、勝俣氏は「(非自民が選挙区で連勝する)21年間の流れを止め、皆さんと新しい沼津をつくる」と選挙区での当選を誓った。
 2014年の前回選は2度目の比例復活に甘んじた。「悔しさは片時も忘れなかった」。各地で重ねたミニ集会を足がかりに、後援会づくりに着手。票差を付けられている沼津市内では地区別に組織するなど力を入れ、党では県東部に縁深い二階俊博幹事長の派閥にも入会した。
 後援会幹部は「熱心な地元回りや国会での仕事ぶりが評価されている」と手応えを語る。だが、希望の党の存在が陣営を揺さぶっているのも事実。勝俣氏は「首都圏からの風は絶対に来る。6区で防波堤になって食い止めるのが責務」と自身に言い聞かせる。
 共産新人で元大仁町議の内田豊氏は初の国政選挙。昨年末、候補者に決まり、ことし7月ごろから注力した街頭演説は約200回に達した。「憲法を守ることが何より大事」。改憲勢力との違いを強調し、消費増税や北朝鮮対応でも安倍政権批判を強めてリベラル層の支持拡大を図る。

 ■立候補予定者
 勝俣孝明 41 自前(2) 党水産副部会長
 内田豊 63 共新 党伊豆地区委員長
 渡辺周 55 希前(7) [元]防衛副大臣

3876チバQ:2017/10/10(火) 21:56:25
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/409968.html
選挙区攻防(衆院静岡7区) 自民1強 乱立野党挑む
(2017/10/7 11:01)
衆院静岡7区
衆院静岡7区
 「苦渋の決断だった」。希望の党の1次公認に漏れ、1区からの“国替え”を決めた希望新人の福村隆氏は4日昼の記者会見で目を潤ませた。「選挙カーもなく、自分でポスターを貼って12日間(の選挙期間)が終わることもある」と知名度のない選挙区での戦いに臨む覚悟を語る。
 同じ日、自由党7区総支部長が無所属出馬を表明。ところが、一夜明けると辞退に転じ、代わりに6区などで立候補を模索してきた新人の日吉雄太氏が自由党を離党し、民進党の流れをくむ立憲民主党からの公認を見込んで出馬の意思を表した。5日、7区入りした日吉氏は自由党関係者らと接触、事務所決めなどの準備に追われた。「野党対決は避けたかった」としながら、反政権票の受け皿として活動に臨む。
 過去2回の選挙で次点に3倍強の大差を付けた自民現職の城内実氏の強さを恐れてか、3年もの間、民進党候補が不在だった7区。自民、共産対決で無風と見られた構図は公示直前に一変し、首都圏をにぎわす野党再編の波が押し寄せた。
 既に7区を自主投票とする方針を決めていた民進党支持団体の連合静岡浜松地域協議会では3日夜、推薦候補の3区小山展弘氏の支援態勢を確認したばかり。同地協幹部は「組合員の投票先ができた」と福村氏の出馬を歓迎しながらも、表立った支援の難しさをにじませる。民進系地方議員も「比例票を掘り起こすためだけの候補だ」と冷ややか。日吉氏支援の動きも見えない。

 受けて立つ城内氏陣営の出足は早い。首相の解散表明前の9月22日夜に拡大選対会議を開き、後援会幹部が5選に向け大量得票を求めた。福村氏の国替えが決まった4日正午には、落選に追い込まれた2005年の郵政選挙を引き合いに「“刺客”が、細野(豪志氏)から送られた」と選対本部長名の文書を関係団体に送り、支援者をたきつけた。城内氏は「政策論争が組織の強化につながる」と論戦を歓迎し、外交分野の実績などを訴える。野党出馬を見据えて戦略を練ってきた陣営の一人は「立憲が純粋なリベラルの支持を得る可能性はある」と警戒を緩めない。
 2度目の挑戦となる共産新人の野沢正司氏は地道な街宣活動で安倍政権の批判を展開してきた。当初は野党共闘を模索していたが、他の野党への対決姿勢も鮮明にしている。

 ■立候補予定者
 城内実 52 自前(4) [元]外務副大臣
 野沢正司 68 共新 党北区副委員長
 日吉雄太 49 立新 公認会計士
 福村隆 54 希新 [元]会社社長

3877チバQ:2017/10/10(火) 21:56:50
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/410238.html
選挙区攻防(衆院静岡8区) 前職多忙 間隙狙う希望
(2017/10/8 11:00)
衆院静岡8区
衆院静岡8区
 「希望の党に公認申請する」。民進党から出馬予定だった新人源馬謙太郎氏は9月28日夜、浜松市中区で開いた会合で、約60人の支援者を前に宣言した。民進党が、10日公示の衆院選に公認候補を立てず、希望の党に事実上合流する方針に転換した数時間後だった。「党の決定に従う」と語った源馬氏は翌朝、JR浜松駅前に立ち、早速野党再編の意義を訴えた。
 民主党県議だった2012年。源馬氏は離党して日本維新の会から衆院選に立候補した。14年の総選挙でも民主系候補と激突。民主党と維新の党の合併で1年前に民進党静岡8区総支部長に就いたが、旧民主党関係者との間には今もしこりが残る。
 連合静岡も自主投票を決めた。ただ、源馬氏は希望の党が公認を発表した3日夜、浜松地域協議会の会合に足を運び、あいさつした。「今回は直接皆さんの所に伺っていいことになった。それだけでも大きな前進だ」と関係改善をアピールする。
 党選対委員長を務める自民前職の塩谷立氏は、定数減に伴う候補者調整や比例名簿作成などに追われる日々。支援者も「今回はあまり浜松に入れないのでは」と気をもむ。衆院解散直前の9月24日は地域の運動会や敬老会に顔を出し、29日には後援会の決起集会を開いたが、陣営関係者は「なかなか直前まで固まらない」と日程調整に腐心している。

 源馬氏の陣営は「チャンスだ」と地元不在の間隙(かんげき)を突く構え。塩谷氏は「できる限り街頭や会合に顔を出して多くの人と接する」と受けて立つ。希望の党に対しても「ただの看板の掛け替えだ」と批判し、「国民は惑わされない」と強気だ。
 塩谷氏には民主党旋風が吹いた09年の総選挙で、選挙区の対立候補に敗れた過去もある。源馬氏との対戦は3度目。過去2回は大差で勝利したが、野党は分裂選挙だった。選対関係者は「突風が吹けばどうなるか分からない。気は抜けない」と引き締めを図る。
 「政策協定が結べれば若い源馬さんに託そうと思っていた」。共産新人の嶋田初江氏は当初、街頭で「野党共闘」を前面に押し出していた。ところが、民進党が希望の党との連携を表明すると「許せない」と一変。安保法制反対や改憲阻止を掲げて浸透を図る。

 ■立候補予定者
 塩谷立 67 自前(8) 党選対委員長
 嶋田初江 69 共新 [元]浜松市議
 源馬謙太郎 44 希新 [元]県議

3878チバQ:2017/10/10(火) 22:06:16
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171007000130
三上元京都府議が出馬意向 衆院選京都1区印刷用画面を開く
三上隆氏
三上隆氏
 10日公示、22日投開票の衆院選京都1区に、政治団体「世界平和の会」代表で元京都府議の新人三上隆氏(87)が7日、立候補する意向を正式表明した。

【 2017年10月07日 22時47分 】


http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171010000069
京都1区の三上氏、立候補取りやめ 衆院選印刷用画面を開く
 10日公示の衆院選京都1区に立候補を表明していた諸派新人三上隆氏(87)は、立候補を取りやめた。

【 2017年10月10日 13時14分 】

3879チバQ:2017/10/10(火) 22:06:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100034.html
【衆院選】京都1区 自共ベテラン前職の対立軸に希望新人割って入る展開 安保、経済政策の是非問う
13:19産経新聞

 京都1区(京都市北区、上京区など)は12選を目指す自民、伊吹文明氏(79)と共産、穀田恵二氏(70)のベテラン前職2人の長年の対立軸に、希望が急遽擁立した新人でフリーアナウンサー、嶋村聖子氏(40)が割って入る展開となった。

 「日本全体を覆っている危険な状態に対して自公政権が進めてきた安保政策、憲法観、防衛政策以外の方法で、今の国難が乗り切れるのか」。伊吹氏は京都市内の選挙事務所前で声を張り上げた。

 小選挙区制導入後、敗北したのは民主党政権が誕生した平成21年選挙のみ。今回、希望が候補者を送り込んだが、「人気取りや理想論では無理だ」とこれまでの実績を強調。衆院議長や党要職を歴任した重鎮だけに、「(安倍晋三首相に)苦言を呈するのが私の仕事」とも繰り返す。

 嶋村氏はこの日午前、同市内で「国民目線で改革を進めるため、リアルな希望の声を国政に届けたい」と訴えた。小池百合子東京都知事が主宰する政治塾に参加しての出馬。維新から立候補を予定していた元府議が出馬を取りやめるなど、候補の一本化が進んだ。

 一方、「希望は安倍政権の補完勢力だ」として自民への明確な対立軸を掲げるのが穀田氏。前回衆院選は伊吹氏に次ぐ得票で、存在感は増している。

 今回は野党共闘を模索したものの実現しなかった。街頭では希望・民進批判を展開し「われわれに大義がある。安倍政治を倒すのは、希望ではなく、市民と野党の共闘だ」と、反自民の受け皿を目指す。

3880チバQ:2017/10/10(火) 22:07:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100031
【衆院選】京都5区 谷垣氏引退で揺れる保守地盤…元防衛省幹部vs元市長vs自民後継、票の奪い合い
12:59産経新聞

【衆院選】京都5区 谷垣氏引退で揺れる保守地盤…元防衛省幹部vs元市長vs自民後継、票の奪い合い
選挙カーから有権者に手を振る立候補者=10日午前、京都府舞鶴市(水島啓輔撮影)
(産経新聞)
 当選12回の谷垣禎一・自民党前幹事長(72)の引退で強固な保守地盤を誇る京都5区(福知山市、舞鶴市など)が揺れている。元防衛省情報本部副本部長で希望新人の井上一徳(かずのり)氏(55)、一部の自民支持者が推す元地元市長で無所属新人の中山泰(やすし)氏(57)、谷垣氏の後継で自民新人の本田太郎氏(43)らが立候補。「ポスト谷垣」をめぐり、保守票を奪い合う。

 「しがらみのない政治、しがらみのない改革、国民本意の政治を実現したい」。京都府舞鶴市で第一声を上げた井上氏。防衛省時代、首相補佐官(当時)の小池百合子氏に仕えた経験があり、衆院選で小池氏が掲げる言葉を多用してアピールした。約1万5千票とされる「自衛隊票」とともに、“小池ブーム”で浮動票も狙いたい考えだ。

 京丹後市長を3期務めた中山氏は同市内で第一声。谷垣氏の後継候補の選考過程に反発し、無所属出馬を決めただけに「決め方が党員の声を受け止めるものであったのか疑問。地方から日本創生に努めたい」と訴えた。ただ保守分裂の中、支持がどこまで広がるかは未知数ともいえる。

 「谷垣先生から『京都府北部を頼む』との期待をいただいている」。本田氏は舞鶴市の選挙事務所前で第一声。1期目の府議出身で、知名度の低さは否めない。9月30日には、安倍首相が舞鶴市に入り、「谷垣氏後継」を強調した。ポスターには谷垣氏との写真も使用し、後継者としての存在感をアピールする。

 京都5区では、共産新人の山内健氏(49)、無所属新人の鈴木麻理子氏(33)も立候補している。

3881名無しさん:2017/10/10(火) 22:09:22
いちおー、チバさんの選挙区に進次郎投入

11日各党の予定
自民党

小泉副幹事長
10:40【茨城県】 石川 昭政 (5区)日立シビックセンター新都市広場
12:00【茨城県】 田所 嘉徳 (1区)水戸駅南口さくら東公園
13:15【茨城県】 国光 文乃 (6区)土浦駅西口ロータリー
14:30【茨城県】 永岡 桂子 (7区)常総市市民の広場
15:20【千葉県】 渡辺 博道 (6区)松戸駅西口
16:30【千葉県】 白須賀 貴樹 (13区)千葉ニュータウンイオンモール前
17:00【千葉県】 秋本 真利 (9区)ユーカリが丘駅北口
18:30【千葉県】 門山 宏哲 (1区)稲毛海岸駅前

3882とはずがたり:2017/10/10(火) 22:10:06
「希望の党」失速で高笑いも安倍首相は退陣必至〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171009-00000024-sasahi-pol
10/10(火) 7:00配信 AERA dot.

「これで200議席割れはなくなった!」
 5日昼、希望の党代表の小池都知事が「出馬しません」と明言したテレビ画面を注視していた自民党本部は歓喜に沸いた。

「200議席割れ」には伏線があった。
 2日午後に官邸・自民党に「現有288から200割れの可能性が濃厚。希望160前後の勢い」という信じられない情勢調査の結果が上がってきたからだ。
 自民党三役経験者は本誌に「森友、加計疑惑での嘘つきイメージがこびりついた安倍首相では駄目」と落胆を隠せなかった。

 それが一転し、この自民党幹部は5日、「小池さんの戦術は正しかったが、戦略を間違ったね。今のトレンドでは最大50減程度でとどめられるのではないか」と笑顔で語った。

 小池氏とは「犬猿の仲」(自民党議員)として知られる菅義偉官房長官は最近、上機嫌だという。
「小池氏が『排除の論理発言』をして以降、夜回りでも笑顔でちゃんと応じて、『(政党乱立で)うちは有利だよね。東京でも希望の党より、うちのほうが強いね』と強気です。全国の警察・情報機関から裏情勢を集約している官僚トップの杉田和博官房副長官に至っては、3日夜に宿舎の部屋に番記者を珍しく招き入れ、『希望は相手にはならないでしょう。底が割れたんじゃないの』と余裕しゃくしゃくでした」(政治部デスク)

 そして菅官房長官は安倍続投を既定路線にすべく着々と手を打っているという。

「菅さんは麻生太郎財務相、二階俊博幹事長に根回しして、今回の結果が50議席減でも、11月のトランプ大統領来日など外交日程も考慮して当面は安倍続投の了解を取り付けています」(政府高官)

 しかし、現場の空気は違う。7月の都議選時同様に全国の候補者陣営からは「お忙しい安倍首相にはわざわざ応援に来ていただかなくても……」という断りの要請が自民選対に殺到しているという。

 安倍首相本人は振り回されっ放しの小池氏への"不快感"を周辺にぶちまけているという。
「最近、総理から小池さんの動向を聞いてみたら、『あの人は悪人とずっとくっついて大きくなっていったからなあ〜』と不愉快そうに話していました。以前までは『小池さん』だったのに『あの人』になった。(改憲勢力として)信頼できないのでしょう。安倍さんの不人気ぶりは深刻で、50議席以上の減は覚悟しておかないと。選挙後、安倍続投で党内が果たして収まるでしょうか? 正直、安倍さんは国民に飽きられています」(首相側近)

 官邸の思惑とは裏腹に自民党内ではすでにポスト安倍について協議が始められているという。

「最大派閥、細田派を中心に主流派閥は人気は認めつつ、石破茂氏では党内が持たないと見ている。小池一派が石破氏に手を突っ込んでくる公算も大きい。主流派の総意はシナリオどおりの岸田文雄政調会長への禅譲。結果次第だが、党内政局がさらに過激になることは間違いない」(政府関係者)

「安倍さんの総裁選3選阻止の受け皿になる」(ベテラン議員)という勉強会が党内のアチコチですでに立ち上がっている。

 安倍首相から禅譲密約が取りざたされる岸田政調会長でさえ、「首相はタカ。私はリベラル。明確に政治信条に違いがある」と公然と明言するなど、反安倍へのうねりができ上がりつつある。細田派前議員もこう認める。

「正直、安倍さんは2021年9月までの3選はもはや考えていないでしょう。リアリストだから逆転の発想で、当面の北朝鮮有事や改憲発議は、危うい存在である小池氏と折り合いをつけていくのではないでしょうか。政治家は全員、お互い信頼なんてしませんよ」
「お前が国難だ!」
 3日夕方、栃木県さくら市で安倍首相が北朝鮮への圧力強化に大半の時間を割いた街頭演説中、野次が飛んだ。
「自公の動員で、いくら田舎の駅前とはいえ300人程度しか集められず盛り上がりに欠けた。当たり前ですが、圧勝した3年前の総選挙時の勢いとは大違いです」(同行した首相周辺)

 ある自民党幹部はこんな不安を漏らした。
「菅さんは政権交代を許し大惨敗した09年総選挙のときも最後まで勝てると言い続けてたからなあ。安倍首相や菅氏ら政権中枢が自ら置かれた苦しい立場をちゃんと認識していると信じたいが……」(本誌・小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志)

※週刊朝日 2017年10月20日号

3883チバQ:2017/10/10(火) 22:10:09
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100029
【衆院選】兵庫6区 小池氏“後継者”元秘書出馬で「4つどもえ」の乱戦 「顔も見たことない」、迎え撃つ側も…
12:44産経新聞

【衆院選】兵庫6区 小池氏“後継者”元秘書出馬で「4つどもえ」の乱戦 「顔も見たことない」、迎え撃つ側も…
支持を訴える候補者=10日午前、兵庫県川西市の川西能勢口駅前(沢野貴信撮影)
(産経新聞)
 小池百合子氏の衆院議員時代の地盤だった兵庫6区(宝塚市、伊丹市、川西市中南部)には、小池氏の元秘書で希望新人の幾村奈応子(いくむらなおこ)氏(37)が立候補。自民前職の大串(おおぐし)正樹氏(51)、維新元職の市村浩一郎氏(53)、元市議で立民新人の桜井周(しゅう)氏(47)と争う「4つどもえ」の構図となった。

 「小池百合子の後継者として、兵庫6区で立候補した」。宝塚市内で第一声を上げた幾村氏は、小池氏のイメージカラーである緑色のスカーフと上着を身につけ、こう訴えた。

 かつて小池氏が新進党や保守党時代に旧兵庫6区から当選したことを念頭に置いた戦略だが、地元にゆかりはなく準備不足は否めない。9月中旬に出馬の打診を受け、事務所に本人のポスターが届いたのは公示前日。かつての小池氏の支援者への挨拶を優先させたため、事前の街頭演説は一切していない。陣営幹部は「いかに知名度を上げられるかがカギ」と話す。

 もともとは民進党の公認で出馬予定だった元伊丹市議の桜井氏は、同市内で行った出陣式で「私の理念・政策は変わらない。国民の生活を前に進めていく」と主張。民進系の地元市議ら「盟友」が駆けつけた。

 民進県連からは希望の公認候補を応援するよう依頼されたが、市議の一人は「幾村氏は顔も見たことがないし、連絡もない。応援する気になれない」。事情に理解を示す県連側も不問に付す構えだが、候補者擁立を取りやめた共産党が「(桜井氏を)応援するかは現場レベルの判断」(党県委員会幹部)としており足並みはそろっていない。

 「小池旋風」のあおりをもろに受けたのが、民進の前身の民主党から維新へ移った市村氏だ。希望と維新の選挙協力は東京と大阪のみで、兵庫では同区を含め4選挙区で競合。陣営は「小池氏本人が応援に来ればどうなるか読めない」と不安を募らせる。

 だが維新にとって、兵庫での議席獲得は悲願だ。宝塚市内での出発式では「日本は改革待ったなしの状態だ。国会に送り届けてほしい」と声を張り上げた。吉村洋文大阪市長も現地入りし、支持を呼びかけた。

 こうした周囲の動きに対し、大串氏は「新党に関係なく、愚直に政策を訴える」と静観の構え。伊丹市内で行われた出陣式には、地元首長や国会議員らが出席。「政治には積み重ね、継続が必要。えりを正すべきは正し、誠実に仕事をしていく」と実績をアピールした。陣営幹部は「幾村氏の出馬で政権批判票が割れれば好都合」と分析する。

3884チバQ:2017/10/10(火) 22:10:56
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/news/hyogo/201710/0010630149.shtml
2017/10/10 15:00
【兵庫4、6区】「小池劇場」象徴4人乱戦
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集まった支持者らを前に、気勢を上げる衆院選の候補者=10日午前、伊丹市内(撮影・三津山朋彦、画像の一部を加工しています)
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集まった支持者らを前に、気勢を上げる衆院選の候補者=10日午前、伊丹市内(撮影・三津山朋彦、画像の一部を加工しています)
 突然の解散と野党の離合集散で生じた「3極対決」は、この国をどこに導くのか。10日、秋空の下で公示された衆院選。「1強」状態が長らく続く安倍政権の成果と弊害を見つめ直し、われわれが政治に何を求めるかを示す機会でもある。少子高齢化、社会保障、憲法、消費税増税など論点は尽きない。兵庫県内12の小選挙区に立候補したのは計40人(午後0時45分現在)。資質や理念、政策を厳しく見極める12日間が始まった。

 小池百合子東京都知事率いる希望の参戦が、兵庫の構図も流動化させた。

 「ここは小池百合子の政治改革の原点。子どもが希望を持てる未来をつくる」。午前10時半、阪急宝塚駅前で、兵庫6区の希望新人幾村奈応子氏(37)が声を張り上げた。小池氏の衆院議員時代の地盤。秘書だった幾村氏の出発式には、当時の支援者も駆け付けた。

 一方、自民前職大串正樹氏(51)の陣営にもかつて小池氏を支えた支持者がいる。複雑な構図となるが、大串氏は伊丹市内での第一声で「自公の連立政権で政治が安定し、地域密着の政策を訴えてきた。継続して前に進ませてください」と小池氏には触れなかった。

 県内で唯一、立民から立ち、立候補予定者を取り下げた共産の支援も受ける新人桜井周氏(47)は「安倍政権の進めてきた政治を止める。国民のための政治を取り戻す」と訴えた。

 旧民主で衆院議員を務めた維新元職の市村浩一郎氏(53)は「日本は改革待ったなし。できるのは維新」と力を込めた。

    □ □

 「藤井さんと同じ選挙区で戦うのは胸が痛む」

 兵庫4区の希望新人野口威光氏(43)は神戸市西区での第一声で、解散前まで公設秘書を務めた自民前職藤井比早之氏(46)に触れた。一方で、以前に計13年間秘書として仕えた小池氏から立候補の打診を受けた経緯を語り、「政権交代可能なもう一つの勢力をつくるため、堂々と審判を仰ぐ」と語った。

 対する藤井氏は西脇市で第一声。元秘書が立候補する事態について支持者らに険しい表情で謝罪した上で「相手はテレビなどメディアを使ってくる。日本を助けるため、藤井を助けてくれと、一人でも多くお声掛けを」と声を張り上げ、壇上で土下座した。

 民進公認だった新人佐藤泰樹氏(46)は希望の公認から外れ、無所属で立候補。神戸市西区で「党より人、政治家の資質が問われる選挙にしたい」と主張。共産新人大椙鉄夫氏(69)は同区内で「安倍暴走政治を許さない」と訴えた。(まとめ・森本尚樹)

3885チバQ:2017/10/10(火) 22:11:13
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/news/hyogo/201710/0010630157.shtml
2017/10/10 15:00
【兵庫11区】旧民主支えた“盟友”激突
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 突然の解散と野党の離合集散で生じた「3極対決」は、この国をどこに導くのか。10日、秋空の下で公示された衆院選。「1強」状態が長らく続く安倍政権の成果と弊害を見つめ直し、われわれが政治に何を求めるかを示す機会でもある。少子高齢化、社会保障、憲法、消費税増税など論点は尽きない。兵庫県内12の小選挙区に立候補したのは計40人(午後0時45分現在)。資質や理念、政策を厳しく見極める12日間が始まった。

 旧民主党政権を支えた“盟友”同士が激突する兵庫11区。外相を務めた前職松本剛明氏(58)と、国交副大臣を経験した元職長安豊氏(49)は、それぞれ自民と希望にくら替えしての対決になった。

 共に東大出身。松本氏は2000年、長安氏は03年の衆院選で旧民主から初当選した。党国会対策委員会で一緒に活動し、政権の最盛期を支えた仲だった。

 衆院解散の先月28日に自民の公認を得た松本氏はこの日、「新たなスタート。教育費の負担を軽減し、誰もが夢を持てる国をつくりたい」と第一声。党の方針で大阪19区からの国替えで臨む長安氏も「二大政党政治を実現しなければ、安倍政権は打破できない」と強調し、互いの存在に触れることはなかった。

 2人の戦いに、旧民主や民進を支えてきた労組関係者らは戸惑いを隠せない。前回衆院選まで松本氏を支援してきた連合兵庫は急きょ、本部の方針で長安氏の「支持」を決定。ある幹部は「あまりにも急すぎる。各組織に浸透を図る時間がない」とこぼした。

 11区には共産新人の稲村知氏(57)も立候補した。(三島大一郎、金 旻革)

3886チバQ:2017/10/10(火) 22:11:54
これも古新聞だけど
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201709/0010598021.shtml
2017/9/29 12:15
構図急変、17衆院選 (上)小池ショック
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 28日午後、東京。衆院本会議場に万歳三唱の声が響いていたその時、民進党兵庫県連代表の井坂信彦(43)=兵庫1区=は国会近くの議員会館にいた。

 「新党に公認申請して、断られたらどうなるのか」

 集まっていたのは旧みんなの党、維新の党出身議員らでつくる江田憲司グループのメンバー。党内ではいわば“外様”に位置するが、前日に降って湧いた東京都知事小池百合子が代表に就いた新党「希望の党」との合流に揺れていた。

 小池と民進代表の前原誠司が示した方針は、民進は公認内定を取り消し、立候補予定者は新党に公認を申請。ただし公認対象は新党側に選別される。

 民進で県内唯一の国会議員井坂も例外ではない。だが、解散から数時間後、党の両院議員総会に出席した表情は晴れやかだった。

 「原発ゼロや消費増税反対など、新党の政策は私が訴えてきたことばかり。民進の方が窮屈だった」。所属政党の離合集散に伴い、みんなの党、結いの党、維新の党、民進-と渡り歩いた経歴から「ずっと苦しい中でやってきたが、ようやく政権選択を訴えられる」と力を込めた。

 同じ頃、神戸市中央区の兵庫県庁。県議会の本会議を終えた民進県連幹事長の県議向山好一(60)は、電話対応に追われていた。

 前身の民主党が政権交代を果たした2009年、向山は衆院兵庫2区で初当選。党が政権転落した12年に落選し、前回14年も公明候補に敗れ、党の低迷を身をもって知る。

 「名を捨てても実を取る」「どんな手段を使っても安倍政権を止める」

 党両院議員総会で、決意を口にする前原の姿に「よくぞ決断してくれた。やっと攻めるときが来た」。

     □     ■

 臨時国会冒頭の衆院解散を仕掛けた首相安倍晋三。内閣支持率回復や野党の準備不足などを見据えた絶妙のタイミングに与党内には、「今なら勝てる」との観測が広がった。ところが、夏の東京都議選に続く“小池劇場”の巧みな演出で、一夜にして戦いの構図は「安倍」対「小池」に塗り替えられた。

 28日午後、都内の日本記者クラブで講演した小池は、鮮やかな青緑色のスーツ姿で「日本が変わるラストチャンス」と強調。自身の立候補は否定したが「最初から野党を狙って選挙に臨んだことはない」と安倍との対決姿勢を鮮明にした。

 小池にとって民進との合流は資金力と、全国に張り巡らされた支持基盤が一番の狙いとの見方もある。最大の支持団体「連合」の会長神津里季生(こうづりきお)も民進と新党の合流に「期待したい」と後押しする考えを示す。

 しかし、連合兵庫内には「新党の考えがまだ分からない。原発ゼロや公務員削減を訴えられたら反発する労組もある」などの困惑も広がる。県内の新人立候補予定者らも「党から不思議なほど連絡がなく、『新党に行くのか』という支援者の問い合わせにも答えようがない」と声をそろえる。

 解散の賭けに打って出た安倍に勝負を仕掛けた小池。現場の戸惑いも巻き込みながら、事実上の選挙戦が始まった。

     ◇

 解散の波紋も収まらぬ間に「小池新党」設立、民進との合流の動きが急浮上し、一気に流動化した衆院選の構図。揺れ動く兵庫県内の情勢を追う。=敬称略=

(衆院選取材班)

3887チバQ:2017/10/10(火) 22:12:33
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201709/0010601268.shtml
2017/9/30 12:50
構図急変、17衆院選 (中)浅からぬ縁
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 29日午後、阪神尼崎駅北側は、はや選挙戦本番のような熱気に包まれていた。約千人の聴衆を前に、兵庫8区(尼崎市)の公明党前職と並んだ同党代表の山口那津男が声を張り上げた。

 「少子高齢化、北朝鮮問題。大きな課題を乗り越える力は、自公政権にしかありません」

 民進党を吸収し、台風の目になりつつある新党「希望の党」を意識してか、山口は「政権選択」という言葉を何度も口にした。民進の前身である民主党政権の失敗に触れ、「自分たちの看板を投げ捨て、にわかにできた隣の看板に移ろうとする。仮面をかぶったってだめでしょ」と民進の姿勢を激しく批判したが、希望代表の東京都知事小池百合子の名は一度も口にしない気遣いを見せた。

 小池と公明といえば、今夏の都議選での「蜜月」が記憶に新しい。公明は長年にわたる都議会での自民との連携を解消し、小池が率いた「都民ファーストの会」と協力。結果、自民は惨敗した。両者の縁は東京にとどまらない。

 「久々に帰ってきました」。参院選まっただ中の昨年6月下旬、小池は公明が24年ぶりに兵庫で擁立した独自候補の応援に阪神間に駆け付けた。

 芦屋市出身の小池は2005年まで、旧兵庫2区(阪神間、淡路島)や兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)選出の衆院議員を務めた。兵庫8区を牙城とする公明とは兵庫でも「選挙で協力するなど浅からぬ縁がある」(公明支援者)。

 今回、小池が希望の代表に就任した直後、山口は「都知事職を全うするよう尽力してほしい」と“二足のわらじ”への不快感を表明。県内の公明関係者に「(小池と)決別か」との動揺が広がったが、公明県本部の幹部は「希望が、最終的にどの選挙区に候補を立てるのかは分からない。今はまだ真っ向から批判しない方がいい」と打ち明ける。

    □  ■

 公明が気に掛ける「小池新党」の勢いは、与党間の関係にも力を及ぼす。

 「自公で県内完勝を目指す」。民主政権で外相を務めた兵庫11区(姫路市)の前職や元外務副大臣の兵庫12区(西播磨など)の前職を公認し、県内10選挙区で全勝を目指す自民県連の幹部が力を込める。呼吸を合わせるように、2選挙区で前職が立つ公明からも「自公協力をもっと強固に」との発言が目立ち始めた。

 背景には、昨夏の参院選で生じた不協和音がある。

 兵庫選挙区で公明が24年ぶりに単独候補を立てると、競合する自民は強く反発。長らく自民が擁立を見送ってきた兵庫2区(神戸市兵庫、北、長田区、西宮市北部)と8区を巡り、自民県連内に「候補を立てるべし」との主戦論が浮上した。だが、その自民からも「今回は拳を下ろさざるを得ない」との声が漏れる。両者の脳裏には、旧民主が政権交代を果たした09年衆院選の苦い記憶がある。民主旋風の前に、県内で公明は全敗、自民も小選挙区と比例復活の計2人の当選にとどまった。

 新党の「突風」が、与党の結束とともに「政権選択選挙」の色合いを一層強める。

=敬称略=

(衆院選取材班)

3888チバQ:2017/10/10(火) 22:12:52
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201710/0010603252.shtml
2017/10/1 06:30
構図急変、17衆院選 (下)仁義なき選別
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 9月30日夜、大阪市内のホテル。新党「希望の党」代表の東京都知事小池百合子が、民進党との合流に続いて放つ「第2の矢」を見極めようと、記者会見場は約200人の報道陣でごった返した。

 「『三都物語』とでも名付けましょうか。3都市はしがらみのない政治、身を切る改革、真の地方自治の推進で一致しました」

 日本維新の会代表の大阪府知事松井一郎、愛知県知事大村秀章と並んだ小池はこう切り出すと、衆院選でも「維新とは東京、大阪ですみ分けながら、改革の志を国会に届けようと確認した」と強調。松井も「政策的にほぼ一致しており、互いに最大限配慮しようと約束した」と応じた。本拠地・大阪では根強い支持を集めるが、東京で低迷する維新と、都知事選や都議選で圧勝したが、大阪には地盤がない小池。互いに利害が一致した格好だ。

 一方で東京、大阪以外のエリアは選挙調整をしないと明言。昨年と2013年の参院選で新人が相次ぎ選挙区の議席を獲得するなど、維新の「第2の牙城」である兵庫について言及はなかった。

 この会見直前には維新が兵庫3区(神戸市須磨、垂水区)で県内4人目となる公認を決め、一部の小選挙区では希望とぶつかる可能性が高まった。

 民進の公認を取り消され、希望に合流する候補予定者にとっても与党批判票が割れる厳しい事態。そのうちの一人が声を落とす。「それどころじゃない。そもそも選挙に出られないかもしれない」。

     □     ■

 3知事による会見の数時間前から、政党関係者らに1枚のリストが出回った。タイトルは「希望の党 第1次公認リスト案」。各地の小選挙区ごとに約50人の名が並び、民進前職の名前はゼロ。うち兵庫県内は3人。いずれもこれまで立候補表明していない人物で、民進出身の立候補予定者が既にいる選挙区も含まれる。

 小池は民進出身者の公認に関し、「安全保障や憲法観」を基準に選別する意向を示す中、兵庫の民進関係者の間ではなぜか「県内は全員大丈夫だろう」と楽観的な見方が大勢だった。

 出どころや真偽は不明だが、その期待を根底から覆すような文書。民進出身の候補予定者の一人は「選挙区を替える『国替え』を打診された人もいると聞く。出身地の兵庫にこだわる小池さんが一から候補を決め直す、との情報もある」と打ち明ける。「やはり恐ろしい人だ」

 わずか2日前、希望への合流を歓迎した民進県連幹部も一転して「前原(誠司)代表が無条件降伏したことが悪い」と憤る。民進のリベラル派でさらなる新党を結成する動きも。

 共闘を目指した民進にはしごを外された形の共産党も「憲法改定を宣言し、安保法制を容認する希望の党に『希望』はない」(党委員長志位和夫)と小池新党への批判を強める。

 既に県内全12選挙区で公認を決めているが、兵庫9区(明石、洲本、南あわじ、淡路市)で候補を立てる新社会党など、護憲・リベラル勢力での新たな共闘を模索し始めた。

 衆院選公示まで1週間余り。「仁義なき小池劇場」が急変させた構図の行く末はまだ見通せない。=敬称略=

(衆院選取材班)

3889チバQ:2017/10/10(火) 22:15:02
>>3494<選択の行方>’17衆院選/上 1区 新規編入の生駒が鍵 希望前職に挑む自・共・維 /奈良
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk29010613000c.html
<選択の行方>’17衆院選/中 2区 新たな有権者18.7万人 浸透が課題 自民前職と希・共新人 /奈良
10月07日 00:00毎日新聞

 奈良2区は、自民の旧2区前職、高市早苗氏と、希望の松本昌之氏、共産の霜鳥純一氏の2新人の計3人による争いとなる見通しだ。県内3小選挙区で区割り変更に伴う自治体の入れ替わりが最も激しく、直近の選挙人名簿登録者数でみると、旧2区約30万人のうち約9万9000人が奈良1区へ移り、新たに約18万7000人が加わることになる。2新人はともに国政初挑戦だが、突然の選挙で、前職も新たな選挙区への対応はこれからだ。

 高市氏は2014年の前回選は総務相として臨み、公務などで地元に戻る機会は少なかったものの、抜群の知名度で次点候補の倍以上の9万6000票余りを集めた。区割り変更で、事務所を長年慣れ親しんだ生駒市から大和郡山市へ移したが、県内の候補者調整が遅れたため、引っ越したのは9月25日と準備はばたばただ。

 党支持層を固めると共に、新たな有権者への浸透も課題だ。陣営幹部は「なるべく地元に張り付く。名前は知っているかもしれないが顔を見たこともない人へ訴えを浸透させたい」と話す。

 松本氏は広陵町出身で、東京で弁護士として活動してきた。今夏、希望代表の小池百合子・東京都知事に近い若狭勝氏の政治塾「輝照塾」に入塾。9月下旬に若狭氏から立候補の打診を受けたという。「地域を活性化させるため、人づくりや絆づくりに力を入れたい」と公示直前の今月3日、民進から希望に公認申請していた別の新人を3区に追いやる形で出馬表明した。

 前哨戦での準備不足を補うべく、若さを前面に押し出し、家族や友人らの協力を得て「手作り選挙」で挑む。新党への風がどこまで吹くかが鍵だ。

 霜鳥氏は昨年12月に旧2区の公認候補に選ばれ、天理市を中心に週1回、街宣などの活動を続けてきた。候補者調整を経て今年8月に新2区への立候補が決まった。新たな区割りに「天理から香芝まで同じ選挙区だが、地域性から少し違和感がある」と戸惑う。

 衆院解散の可能性が出てきた先月中旬以降、街頭での活動を増やし、名前の売り込みに躍起だ。暮らしに身近な政策で与党との差を明確にし、「ぶれない政党という点でアピールする。少しずつ反応はよくなっている」と手応えも語る。【新宮達】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補予定者

 ◇2区

高市早苗 56 [元]総務相 (7)自前

松本昌之 34 弁護士 希新

霜鳥純一 56 党県委員 共新

3890名無しさん:2017/10/10(火) 22:15:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk29010311000c.html
<選択の行方>’17衆院選/下 3区 選挙区広く県の8割 自民前職に挑む希・共新人 /奈良
10月08日 00:00毎日新聞

 奈良3区は、旧4区に旧3区の大和高田、葛城、御所の3市を加え、県土の8割超を占める広大な選挙区になった。選挙人名簿登録者は旧4区から約11万1000人増えて約37万人となったが、3小選挙区では最少。立候補予定の自民の旧4区前職、田野瀬太道氏▽希望新人、前川清成氏▽共産新人、所進氏--の3人は、人口密度の低い選挙区内での支持拡大に工夫も強いられる。

 田野瀬氏は、党総務会長も務めた父良太郎氏の後を継いで2012年に旧4区で初当選し、3選を期す。良太郎氏は旧民主に風が吹いた09年の衆院選でも勝利しており、強固な地盤を受け継ぐ。

 旧3区は党内の候補者調整で今回、比例に回った前職、奥野信亮氏やその父誠亮氏の牙城だった。中選挙区時代にライバル関係にあった両陣営は不和もささやかれたが、奥野氏は9月末の会合で「小選挙区はお願いしたい」と後援者に田野瀬氏を紹介。2人はがっちりと握手を交わした。奥野陣営の後押しも得て浸透に努める。

 当初、奈良2区から民進公認で出馬予定だった前川氏は、別の新人が2区で希望の公認を受ける見通しとなった時点で、国替えを迫られた。選挙用の事務所も今月6日夕に電話が開通したばかりと、準備が慌ただしい。

 04年に旧民主から参院選奈良選挙区に立候補して初当選。参院議員2期12年で内閣府副大臣も務めたが、16年に落選し、衆院選への挑戦は初めてだ。これまでの経歴から新たな選挙区でも一定の知名度を有し、他陣営も警戒を強める。旧来、保守的な地域で、新党への期待がどこまで高まるのかも鍵だ。

 所氏は大和高田市の病院に勤務。15年4月の大和高田市議選に立候補して僅差で落選したが、同市を中心に一定の認知を受ける。昨年12月時点では旧3区で立候補予定だったが、今夏に正式に3区の候補者に選ばれた。

 街頭での訴えや支持者回り、政策に関する学習会の開催などを繰り返し、名前の売り込みに躍起だ。福祉施策や護憲の姿勢で政権との対決姿勢を鮮明にさせ、「有権者から『今の政権を許したらあかん』との声ももらう」。希望が「保守」を掲げており、行き場を失ったリベラル支持層の受け皿を狙う。

 一方、民進県連が9月末に3区への擁立を発表した森充央氏(35)は前川氏の国替えを受けた態度を正式に説明していないが、県連関係者によると出馬を取りやめる方向という。【矢追健介】

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 ◆立候補予定者

 ◇3区

田野瀬太道 43 [元]文科政務官 (2)自前

前川清成 54 弁護士 希新

所進 38 党准地区委員 共新

3891チバQ:2017/10/10(火) 22:17:28
>>3500
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk31010541000c.html
<衆院選2017>各陣営の思惑/下 2区 /鳥取
10月07日 00:00毎日新聞

 ◇自民・赤沢氏 自分の主張貫くだけ/希望・湯原氏 安倍政権を追い込む/共産・福住氏 自公強行政治止める

 「相手が誰であろうと、自分の主張で戦うだけだ」

 9月30日に米子市内で開かれた自民前職、赤沢亮正氏(56)の講演会。念頭に置いた「相手」は、野党再編の中で主役を演じる「希望の党」だ。

 赤沢氏は、東京都知事の小池百合子氏が代表を務める新党を「都市型保守政党」と位置付け、同党の躍進は地方の人口減少や東京一極集中の加速を招くと推測。県民が求める政策を実現するには、地方創生を中心に据えた政治こそ大事だと唱える。

 陣営の中でも、希望の党への警戒は強まる。西部選対本部長の斉木正一県議は「いやが応でも(党名が)耳に入る。選挙は盛り上がるべきだが、投票率が上がれば票が流れるかもしれない」。希望公認で出馬する元職、湯原俊二氏(54)は頻繁に街頭活動などを繰り返しており、国会などで留守がちな赤沢氏も「運動量では明らかに負けている」と危機感を示す。

 ただ、希望の党が起こす「風」の影響がどれほどのものか、陣営は計りかねている。県議の中には、2区の大票田・米子市は新しいもの好きの気質があり、無党派層が湯原氏に1票を投じるのではと指摘する声もある。半面、赤沢氏は同党を、安全保障政策や憲法改正を巡り自公と親和性が高い「アナザー保守だ」とも。それならば、4期12年を務めた赤沢氏を含め、「実績と経験」に富む与党が評価されると見込む関係者もいる。

 先の読めない選挙戦への不安をぬぐい去るかのように、赤沢氏は強調する。「今まで通り訴え、自分の仕事をちゃんとやる。絶対に負けるわけにはいかない」

    ◇

 希望効果に悩むのは、公認である湯原氏の陣営も同じだ。

 湯原氏は9月下旬、民進・前原誠司代表の方針に沿い、希望の党へ公認を申請する意向を表明。離党ドミノなどで信頼回復が見込めない「民進」の看板ではなく、小池代表の知名度を生かした票の掘り起こしを狙う。民進県連の興治英夫幹事長は、単独過半数を目指す希望の党の姿勢について、「政権に対抗する流れを作ることは重要だ」と評価。民進を支えてきた連合鳥取の本川博孝会長も湯原氏の協力に回る考えを示す。

 だが、希望の党の政策協定書には、湯原氏が反対を訴え続けた安全保障関連法などについて、柔軟な姿勢を取るよう求める文言が並んだ。湯原氏も主張が一部で異なることは認めており、「(支持者の中には)『変節』と取る人もいる」。過去3回の衆院選を民主(当時)で戦ってきたこともあり、22日の投開票に向け「希望の湯原」をどこまで浸透させられるかが課題だ。

 「看板を掛け替えただけ」との批判を避けるためにも、湯原氏は「安倍政権を追い込むことが大命題だ。我々が描いてきた社会像を実現できるよう党内で議論を続けていく」と主張する。

    ◇

 共産は前々回、前回選にも出馬した新人、福住英行氏(41)を擁立。野党共闘を探った民進が希望の党と「合流」し、党県委員会の小村勝洋委員長は「政策が土台のところで一致しなくなった」と語る。

 福住氏も9月30日の事務所開きで、希望からの出馬意向を示していた立候補予定者らについて「共闘を裏切る行為だ」と語り、批判のトーンを強めている。「自公の強行政治を止めないといけない」と訴え、憲法9条の改正反対などを掲げて安倍政権に対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にする。【李英浩】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2区の予想される顔ぶれ

赤沢亮正 56 党総務副会長(4)自前

湯原俊二 54 元県議 (1)希元

福住英行 41 党県常任委員 共新

3892チバQ:2017/10/10(火) 22:17:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk31010404000c.html
<衆院選2017>あす公示 5氏出馬へ /鳥取
10月09日 00:00毎日新聞

 衆院選は10日公示される。鳥取1区は自民前職の石破茂氏(60)と共産新人の塚田成幸氏(53)の一騎打ちに、2区は自民前職の赤沢亮正氏(56)、希望元職の湯原俊二氏(54)、共産新人の福住英行氏(41)の三つどもえの争いになる見通しだ。消費増税や憲法改正の是非、北朝鮮への対応などを巡って、22日の投開票に向けた激しい舌戦が始まる。【李英浩、小野まなみ】

 ◆1区

 ◇前回同様一騎打ちか

 2014年の前回選と同じ、元党幹事長の石破氏と、党地区委員長の塚田氏が争う構図になりそうだ。

 党内で「ポスト安倍」ともささやかれる石破氏は、自身の派閥「水月会」を発足させた後の初の衆院選。解散後の県内の街頭演説などでは、北朝鮮への対応を強調する安倍晋三首相とは一線を画し、人口減少を食い止めるための地方創生の意義などを訴える。公示後は数日しか地元入りがかなわぬ予定で、県議らが不在をカバーする。

 塚田氏は、安全保障関連法の廃止や憲法9条の改正反対などを主張する。民進が希望の党へ「合流」するなどし、民主時代も含め3回連続で擁立を断念したため、与党批判票や無党派層の受け皿を狙う。安倍首相が教育無償化などへの使途変更を掲げた消費増税も、そもそも増税は市民の生活を苦しめると反対の立場だ。

 ◆2区

 ◇3回目の同顔対決に

 2区は、3回連続で同じ顔ぶれで争う展開が見込まれている。5選を目指す党総務副会長の赤沢氏に、新たに希望の党の看板を背負って国政復帰を狙う湯原氏、党県常任委員の福住氏が挑む形だ。

 赤沢氏は国会活動で地元を留守がちにしていた分、企業や支持者回りを急ピッチで進めている。党が公約に掲げる「生産性革命」を推進し、地方創生との相乗効果で地元経済を活性化させると主張。朝鮮半島の緊迫を例に、「現実的な脅威」への対応として憲法改正に向けた議論が必要だとし、与党の経験と実績をアピールする。

 旧民主が政権奪取した09年の選挙で同党公認として出馬し、赤沢氏に600票あまりに迫った湯原氏。今回は民進の「合流」方針に沿い、希望から出馬する。代表の小池百合子・東京都知事の人気が地方へ波及するかは未知数。支援する連合鳥取や民進県連の組織力を土台に「安倍1強政治打破」を訴え、風を起こせるかが鍵だ。

 福住氏は、希望の党を「第2自民党」などと批判。赤沢氏と湯原氏を立てる両党は改憲に積極的な保守勢力だとの訴えを街頭演説などで繰り返し、有権者に浸透させたい考えだ。民進時代に安全保障関連法に反対の姿勢を示していた湯原氏が、希望で出馬することから、主張の「変節」を指摘し票の切り崩しも狙う。

3893チバQ:2017/10/10(火) 22:19:30
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政治の行方 第1部・戦いの構図(1) 島根1区

 自民守りへ地上戦
    新党の風浮動票狙
 10月10日公示、22日投開票の衆院選は、新党「希望の党」を率いる小池百合子東京都知事と民進党の前原誠司代表が仕掛けた両党の合流で、政権選択の色合いが強まった。山陰両県の4小選挙区で議席を独占してきた自民党に、新党などの野党がどう挑むのか。前哨戦を探った。
 「大変な状況だ」―。解散翌日の29日、10選を目指す自民党前職の細田博之前党総務会長(73)が、出雲市平田町で党所属県議が集めた520人を前に新党への危機感を口にした。
 2007年参院選島根選挙区で自民党現職を破り、政権交代への足がかりを作った亀井亜紀子元参院議員(52)との初対決。昨年民進党入りした亀井氏は新党から出馬する意向を決めた。
 細田陣営の気がかりは1区の有権者の約6割を占める約17万人の大票田・松江市の行方だ。14年の前回選は、県西部出身の民主党(当時)県連代表が相手だったが、12年の前々回に比べて約7千票減らした。
 新党への追い風を期待して浮動票を狙う亀井氏に対し、守りを意識した地上戦を展開。30日に細田氏は隠岐に渡って会合を開き、週明けからは松江市議が企業を回る。比良幸男選対本部事務総長は「相手は都市型政党。地方のために誰が必要かを訴える」と力を込める。
 ただ、強力な対抗馬が現れなかった過去の選挙でのツケも残る。選対幹部が「いい加減だった」と認める連立政権を組む公明党や同党の支持母体・創価学会との協力。解散当日の28日、同市内の自民党県連事務所を訪ねた公明党の吉野和彦島根県議が「学会が怒っている」と福田正明幹事長に告げた。
 2区の自民党前職は公明党、創価学会の幹部と自ら連携を確認した一方、細田氏側からは連絡がないのが理由だった。いらだちを物語るように公明党が4日に同市内で開く集会への出席依頼は届いていない。
 支持者に高齢化の波
 国政復帰を目指す亀井氏も課題を抱える。
 「支持者のデータを出してほしい」―。24日、同市内の民進党県連事務所で岩田浩岳幹事長が亀井氏に迫った。
 「2千人くらい(のデータ)はある」と答えた亀井氏。県西部を地盤とし、自民党にも所属した父・久興氏からの支援者が多く、郵政関係者も少なくない。関係者は最盛期に同市内で1200人の支援者がいたと語るが、高齢化が進む。郵政民営化で自民党から離れた郵便局長も同党に回帰。6月には細田氏が1区内の亀井氏の古参支持者宅を訪れ、くさびを打っていた。
 参院議員時代に政策の違いなどで距離があった連合島根との関係修復も道半ばだ。出馬表明から1年半近くたつが、連合内で「顔が見えない」との苦言が続出。新党への合流を巡り、憲法改正や安全保障関連法などに反対する民進系の地方議員からは「改革保守の理念には乗れない」との批判が上がり、しこりが生じている。
 足元が揺れる中、陣営は2区内の支援者が泊まり込みで電話作戦を実行するホテルを押さえ、「頼みの綱」とする久興氏が公示後は事務所で指揮を執る見通しだ。
 共闘風前のともしび
 一方、共産党との候補一本化は風前のともしびだ。
 解散直後の28日夕、同市内でマイクを握った党県委員会の尾村利成副委員長は「野党共闘を反故にした」と亀井氏を名指しで非難。稼働反対を訴える中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)を抱える上に、亀井氏の新党参加の意向で、新人の岩田剛県委員会常任委員(36)の出馬は確実になった。
 反自民票の結集は困難になり、細田陣営の比良事務総長は「一本化されたら脅威だった。助かる」と口にした。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
細田博之氏(自民) 100,376票
和田章一郎氏(民主)  38,346票
上代善雄氏(共産)  17,479票
※民主は現在の民進党
2017年10月1日 無断転載禁止

3894チバQ:2017/10/10(火) 22:19:54
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政治の行方 第1部・戦いの構図(2) 島根2区

自民「逆風」を警戒
   民、社は連携維持確認
 衆院解散の情報が駆け巡った9月中旬以降、島根2区に出る自民党前職の竹下亘党総務会長(70)=6期=の出雲市内の事務所には「なぜ今なのか」「大義はない」との支持者からの電話が相次いだ。
 昨年8月から1年間、党国会対策委員長を務め、森友、加計学園問題で安倍晋三首相の関与を追及する野党と折衝。「首相をかばっている」との批判的な声も上がった。
 復興相として前回選を戦った以降、衆院予算委員長を含め、国会や党要職を歴任。自身も認める「安倍1強」に伴うおごりや緩みへの「逆風」をもろに受ける立場だ。
合区解消めど立たず
 9月30日、東京都内であった党の全国幹事長会議で「厳しい戦いだが、子や孫のため、未来のために必ず勝つ」と訴えたが、足元の古里では課題が山積する。
 昨夏参院選で鳥取、島根両選挙区で導入された合区の解消は見えない。兄の故・竹下登元首相が提唱した「ふるさと創生」の理念を受け継ぐものの、人口減少は進み、JR三江線は廃止が決まった。
 有権者との距離を縮めようと、今秋以降に計画した意見交換は、解散で見送りとなった。全国各地に応援に駆け付けるため、公示後の地元入りは選挙戦最終日だけの見込みで、自ら思いを伝える機会はほとんどない。今月2、3の両日は4地区で会議を開き、党所属の地方議員らが支持固めを急ぐ。
 加えて、新党「希望の党」を率いる小池百合子東京都知事らが仕掛けた野党再編で、安倍政権継続の是非がより厳しく問われる可能性がある。選対本部長の佐々木雄三島根県議は「刺客を送り込まれるのが一番怖い」と新党の動向を警戒する。
1区の新人支援へ
 「自民王国」で前回選と同様、それぞれ候補を擁立する共産、社民両党。民進党を交えた共闘が事実上崩壊し、2党での候補一本化が焦点になる。
 新人の向瀬慎一党県西部地区委員長(46)を擁立する共産党。民進党が「非自民・反共産」を旗印にする新党への合流を決断したのを受け、後藤勝彦県委員会委員長は、政策協定締結や相互支援を条件に「社民党との共闘を追求する」と秋波を送る。
 長年培った民進党・連合との関係か、共産党との共闘か―。板挟みの中、新人の福原宗男代表(70)を擁立する社民党県連が選択したのは、前者だった。
 「共産党とは、絶対に政策協定を結ばない。約束する」―。9月28日夜、携帯電話を握りしめた細田実県連幹事長が自治労県本部の関係者に繰り返し訴えた。護憲や脱原発で一致し、約1万1千人の組合員を擁する連合島根傘下の自治労からの支援は必須だった。
 29日に共産党県委員会との協議が不調に終わり、共産党への抵抗感が根強い連合島根の幹部に、同党が望む条件をのまないことを伝達。翌30日、連合島根は会合に出席した福原氏に支持する考えを伝え、民進党県連も推薦を決めた。社民党は見返りに、1区で新党から出馬予定の民進党県連副代表を県連として支援する方針だ。
 一方、共産、社民両党の中央による候補一本化の調整は11都府県20選挙区で進み、島根2区の扱いも中央が判断することになる。社民党県連内では「共産党が候補を下ろしてくれれば」との本音が漏れるが、比例での議席獲得という目標が重なる2党の共闘は、困難な情勢になっている。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
竹下亘氏(自民) 123、584票
山本誉氏(社民)  34、558票
向瀬慎一氏(共産)  20、479票
2017年10月2日 無断転載禁止

3895チバQ:2017/10/10(火) 22:20:12
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政治の行方 第1部・戦いの構図(3) 鳥取1区

自民 足元にほころび 
   共闘崩れ野党手詰まり感
 「自民党なのに、政権を批判し過ぎている」
 9月30日、自民党前職の石破茂元地方創生担当相(60)=10期=の選対幹部は、鳥取市内で、複数の同党支持者から厳しい言葉を浴びせられた。
 党総裁をうかがう石破氏は積極的にメディアに露出し、憲法論議などで公然と安倍晋三首相の批判を繰り返す。安倍1強の党内の議論を活性化するためとはいえ、肝心の党内支持拡大は成果が乏しいだけに、見かねた苦言だった。
 後援会を中心に鳥取県初の首相待望論は根強い。同じ日に倉吉市議選立候補者の応援に入った石破氏を、候補者の選対幹部が「国政の最上段に立つのは県民全員の願い」と持ち上げた。石破氏が自派前職の応援で全国を飛び回る中、留守を預かる陣営は待望論をあおり「圧倒的勝利を」と集票を促す。
 ところが、戦いの構図は民進党の候補擁立が難航し共産党新人の塚田成幸党県東・中部地区委員長(53)との対決が濃厚。2012年、14年もほぼ同様で、3回連続とあっては、冷めた空気が漂う。実際、鳥取市内の自民党支部の中には、公示直前まで会合を開かないところもある。
 体制にも不安を抱える。6月の県議会議長選を巡って、自民党の会派は二つに分裂。今選挙で選対本部長を務める山口享県議に反発したグループの一部議員は9月26日の選対会議に姿を見せず、しこりが残ることをうかがわせた。
 総裁選出馬後、党幹事長として臨み、得票率84・5%をたたき出した12年衆院選のような熱気に欠け、山口選対本部長は「得票率は落ちるかもしれない」と懸念。安倍首相の強引な政治手法とは違う石破氏の「誠実さ」をPRする狙いだが「反安倍」が目立つと、再び党支持者の反発を招きかねないジレンマを抱える。
全国会議で問い詰め
 盛り上がりに欠けるのは野党にも責任がある。
 「落下傘候補の擁立の可能性はあるか」
 9月30日に東京都内であった民進党全国幹事長会議で、同党県連の興治英夫幹事長が問い詰めた。今春から事実上ストップしていた候補者選びは看板が「民進党」から新党「希望の党」に変わることで、3回連続不戦敗の阻止へいちるの望みを託す。
 党本部の返答は「意中の選挙区であぶれた人が望めば、検討する」で、現状が劇的に改善したとは言い難い。公示まで1週間ほどに迫った中、擁立できたとしても準備不足が明らかで、対戦相手は希望の党の代表・小池百合子東京都知事と近い石破氏。自民党内からは「石破氏に配慮して立ててこないだろう」との見方が出る。
 あおりを受けるのが連合鳥取だ。小池氏が安全保障や憲法観で選別する方針を示して連合が反発する中、選挙区に候補を擁立できなければ、比例代表への影響も避けられず投票にすら行かない組合員が続出する恐れがある。本川博孝会長は「本当に希望(の党)をやるのかという声が組合員から出ている」と困惑する。
支持拡大見通せず
 希望の党の登場で、描いた野党共闘がもろくも崩れ、手詰まり感が隠せないのが塚田氏を擁立する共産党。
 社民党や無所属の長谷川稔県議が橋渡し役となり、協力態勢の在り方を模索したものの、民進党の候補擁立作業が先延ばしになり、協議のテーブルに着くことさえできなかった。
 共産党県委員会の小村勝洋委員長は「民進が抜けただけで他の枠組みは変わらない」と強がるが、1日の選対会議を終えた社民党県連の米村正一幹事長は「軸になる民進党が今のような状態では難しい」と、温度差がある。支持拡大が見通せないまま公示日が迫る。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
石破茂氏(自民) 93、105票
塚田成幸氏(共産) 22、888票
2017年10月3日 無断転載禁止

3896チバQ:2017/10/10(火) 22:20:31
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政治の行方 第1部・戦いの構図(4) 鳥取2区

自民戦略練り直し
  希望公認で構図様変わり
 「『大義なき解散』と言う者が随分いる。安倍晋三首相への不信も根強い」
 9月30日に米子市内で開かれた自民党地域支部幹部の会合で、上がる懸念の声に、衆院鳥取2区の同党前職・赤沢亮正元内閣府副大臣(56)=4期=が聴き入った。
 森友、加計学園問題などをきっかけに政権への風当たりが強まる一方、小池百合子東京都知事の新党「希望の党」が民進党を巻き込んで勢いづき、選挙構図は激変した。
 元職の湯原俊二氏(54)との対決は4度目。2009年衆院選の時こそ、626票差と薄氷の勝利だったが、12年、14年と2回連続で比例復活も許さない差をつけ、退けてきた。
 だが、民進党鳥取県連副代表だった湯原氏が希望の党公認を得たとなると、前提が変わる。斉木正一西部選対本部長は「地域に根付いた活動を今まで以上にやらないといけない」と戦略練り直しを迫られ、ため息をついた。
 赤沢氏は「希望の党は都市型保守。躍進は東京一極集中を加速させる」とし、地方重視の政策を訴えて支持をつなぎ留める考えだ。
 ただ、大票田でお膝元の米子市は新しい物好きの土地柄とされるだけに、無党派層が希望の党に雪崩を打つ懸念も拭えず、斉木本部長の憂いは深い。
 湯原氏が赤沢氏の後援会長の職場にもあいさつに飛び込んで来たと聞き、日頃、選挙区での運動量の差も思い知らされる。陣営内では、運動量に勝る湯原氏を風が舞い上げれば「ひょっとすると、ひょっとしかねない」との見方も漏れ、肉薄された09年の記憶がよみがえりつつある。
新党旗印に賛否両論
 湯原氏も不安を抱える。
 3日、希望の党公認が決まって米子市内で会見し「安倍氏の政治を終わらせることが大命題だ」と語ったが、力強い言葉と裏腹に表情は精彩を欠いた。
 原発や安全保障の政策に民進党とは違いがあり、希望の党の旗印を掲げることに、支持者の間でも賛否が入り交じる。有権者にはどう映るのか。「影響のプラスマイナスは測りかねる」と湯原氏自身も見通せていない。
 看板を掛け替えた湯原氏を支える民進党県連も悩みは同じだ。選挙区で敗れた場合の比例復活を後押しするため、県連は希望の党の比例票掘り起こしに注力する方針。支持母体・連合鳥取の本川博孝会長も「どんな看板を背負おうとも支持する」とし、傘下の27産別に指示を徹底した。
 県連の興治英夫幹事長は「湯原氏の当選が第一だ。安倍政権を倒す勢力の当選をお願いしていく」と説明するが、他党への投票を呼び掛けるなりふり構わぬ作戦は、有権者の困惑を招きかねない。
 野党共闘も崩れ去った。「選挙が終わるまで湯原氏と話すことはない」。共産党県委員会の小村勝洋委員長は自前候補を下ろす考えのないことを明言。「(自民党批判の)票が分散する」。自民党県議はほくそ笑んだ。
「第2自民党」に例え
 「希望の党は政策面で自民党と違いはない。第2自民党だ」。共産党新人の福住英行党県委員会常任委員(41)は9月28日、米子市内での街頭演説で、湯原氏が接近した希望の党を攻撃した。
 同29日には小村委員長が社民党県連に共闘を打診したが、色よい返事はなかった。「自民対希望」の構図となり、埋没感も漂う中、「主張のぶれない党として存在感を示す」と赤沢、湯原両氏の戦いに割って入る構えだ。
    =第1部おわり=
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
赤沢亮正氏(自民) 76、579票
湯原俊二氏(民主) 49、297票
福住英行氏(共産) 10、270票
        ※民主は現在の民進党
2017年10月4日 無断転載禁止

3897チバQ:2017/10/10(火) 22:20:54
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政治の行方 第2部・揺れる足元(上) 民進・連合


民進党から希望の党へと変わる鳥取2区立候補予定者の街宣車=3日、米子市内
「小池劇場」組織揺さぶる
   代償と副作用残し迷走
 10日の衆院選公示まで1週間を切った。小池百合子東京都知事らによる「希望の党」結成と野党再編劇で、あらためて政党の在り方が問われている。「政治の行方」第2部は、解散後に揺れた山陰両県の政党や組織の足元を見つめる。
 3日深夜、民進党を出て「立憲民主党」を立ち上げた枝野幸男氏の携帯電話が鳴った。民進党島根県連副代表で島根1区に出馬する予定の亀井亜紀子元参院議員(52)からだった。「そちらに加わらせてください」と吹っ切れた声で切り出すと、枝野氏は「ありがたい」と、受け入れた。

異なる路線選択
 同日夕、希望の党が発表した1次公認名簿に、申請した亀井氏の名前はなかった。民進党の前原誠司代表が小池氏と約束したとされる「全員合流」は履行されなかった。
 予兆はあった。希望の党が、内々定通知として送った憲法改正や安全保障関連法への支持など10項目の政策協定書。9月の代表選で枝野氏に投票し、市民団体と安保法制反対で連携を密にしていた亀井氏には「踏み絵」を迫る文書さえ届かなかった。
 公認発表前日の2日、自身を民進党に導いた玄葉光一郎党総合選挙対策本部長代行から「(名簿入りに)実は苦労している」と電話で告げられた。希望の党との決別から一夜明けた4日朝、立憲民主党からの出馬を正式に表明した。
 自らの信念と異なる路線を一時選択し、希望の党の選別に漏れて「所属政党」が決まった混乱は続く。
 連合島根は公示後に2万5千枚の選挙はがきを有権者に送る予定で、過去の選挙では各単組の宛名書きが終わり、集めている時期だが、カードそのものが出来上がっていない。組合に配れるのは公示日の10日以降になる見込みで、景山誠副事務局長は「選挙本番に向けて厳しい」と漏らす。

「カード返して」
 民進党を離れ、希望の党の公認を得た鳥取2区の湯原俊二元衆院議員(54)が払う代償も小さくない。
 排除をいとわない小池氏の政治手法への反発は、連合鳥取にも広がる。湯原氏が希望の党からの出馬意向を決めた後、連合鳥取の本川博孝会長の元には組合員から「希望の党に(票を)入れないといけないのか」との声が届き始めた。一部労組では、上部団体から、希望の党の公認を受けた候補者のボランティアに参加しないよう求めた通達も出た。
 最後まで悩みながらも政権奪取に意欲を示す小池氏に寄りかかった結果、起きた副作用。鳥取県西部の自治労系の組合員は「小池さんは嫌いだ。(一度出した)湯原さんの支持者カードを返してほしい」との言葉を受けた。

失うもの覚悟を
 亀井、湯原両氏を揺り動かした「小池劇場」。旧民主党時代から主要政策で軸足が定まらなかった「寄り合い所帯」は、組織崩壊を誘発する小池氏の排除によって分裂し、2人は別々の道を歩む。
 両県連にそれぞれ所属する地方議員は「選挙はこのまま突き進む」と口をそろえる。
 ただ、大森英一伯耆町議が「得るもんもあるけど、失うもんもあると覚悟しとかんといけん」と語るように、選挙後には党員・サポーターも亀井、湯原両氏と同じく選択を迫られる。憲法観やエネルギー政策など違う主張が組織内に同居する連合も、組織の在り方に向き合う。
 4日朝、亀井氏の出馬表明を見届けた党島根県連の川井弘光幹事長代理は、それぞれの決断を下した前原、枝野両氏をおもんぱかる一方「自民党は派閥で対抗しながら最後はまとまるが、それができなかった」とつぶやいた。
2017年10月5日 無断転載禁止

3898チバQ:2017/10/10(火) 22:21:08
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政治の行方 第2部・揺れる足元(中) 共産・社民


衆院解散直後、街頭に立ち安倍政権打倒を訴える共産党島根県委員会の幹部ら=9月28日、松江市内
埋没の危機 問われる力量
   反安倍で存在感示せるか
 衆院選公示を6日後に控えた4日午後、共産党島根県委員会の幹部2人が、島根1区に出る亀井亜紀子元参院議員(52)の松江市内の事務所に予告なしで姿を見せた。遊説から戻ってきた亀井氏との約20分間の面談で「候補を降ろします」と告げた。
 小池百合子東京都知事が率いる希望の党に亀井氏が公認申請した際、県委員会の尾村利成副委員長は「野党共闘をほごにした」と名指しで非難。公認から漏れてリベラル派の受け皿として枝野幸男氏が設立した立憲民主党入りを決めると、姿勢を軟化させた。
 同日夕、同市内で共産党候補の取り下げを発表した後藤勝彦委員長は「安倍政権で、憲法が変えられようとしている。共に戦いたい」と勇んだ。

一本化に戸惑い
 ただ、県委員会では主戦論が強かった。1区内には中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)が立地し、地方議員らが稼働阻止に取り組んでいるからだ。
 思いは亀井氏に託すことになったが、有権者に伝わるかは見通せない。同氏を支援する連合島根は各組織で考えに違いがあり、過去の民主党(現民進党)候補同様に「あえて触れる必要はない」との意見は強い。
 共産、立憲民主両党の中央主導で突如決まった候補の一本化。県委員会内では「みんな『ぽかーん』って感じだ」と戸惑いも聞かれる。
 4日の記者会見後、同市内で開いた総決起集会。戸惑いを打ち消そうとするかのように、後藤委員長は約100人の支持者に「野党は共闘、野党は一本化という市民の願いに立っての決断だ」と理解を求めた。
 野党統一候補で戦った昨夏参院選の鳥取・島根合区選挙区は政策と理念の違いで不協和音が生じ、惨敗。連合の共産党への抵抗感は強く、市民団体も巻き込んだ野党共闘は、事実上実現しなかった。
 亀井氏を支える民進党県連には「トラウマになっている」との声があり、引き続き距離を置く。
 反安倍政権の受け皿として期待を集め、党の議席を増やした過去と違い、今回は、小池氏が仕掛けた政局の中で、埋没の危機に直面する。

当落が存続直結
 社民党が置かれる状況はなお厳しい。5日、大田市内であった島根2区に出馬する福原宗男県連代表(70)の事務所開き。県連幹部の出馬の決断で「船出」ができた安堵(あんど)感に包まれた。
 一方で、危機感も同居した。党所属国会議員は4人で衆院の2人の当落が党の存続に直結する。かつて党の看板を背負った辻元清美氏らは去り、民進党を経て野党再編で枝野氏に追随。山本誉県連副代表は「立憲民主党ができて社民党の影が薄くなるのが怖い。比例票も流れる懸念がある」と支持者にこぼした。
 水面下では、共産党の小池晃書記局長と社民党の又市征治幹事長が島根2区での候補一本化で合意したものの、民進党・連合との関係を重視した社民党県連の意向が伝わり、幻に終わった。鳥取側では、候補擁立を断念した上に、野党共闘の接着剤の役割を果たせなかった。
 政権奪取を掲げ、反安倍政権の選択肢を示す小池氏に揺さぶられ、存在がかすむ共産、社民両党。参院選合区選挙区に野党統一候補として出馬した福島浩彦氏は「希望の党が(選挙後に)与党に右へ倣えになり、野党も有権者に響きづらい言葉で護憲を叫び続けて歯止めにならない、この構図になるのが危険」と語る。老舗政党の力量が問われている。
2017年10月6日 無断転載禁止

3899チバQ:2017/10/10(火) 22:21:22
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政治の行方 第2部・揺れる足元(下) 自民・公明


公明党の講演会で、衆院選必勝を期して拳を突き上げる自民、公明両党の幹部ら=5日、出雲市内
 安泰空気一変守りの戦い
    選挙協力双方認識にずれ
 「迷惑で、怒っている」-。3日に安来市で自民党安来、広瀬、伯太3支部が開いた島根1区に出馬する前職の細田博之党前総務会長(73)の集会で、支部幹部が苦言を呈した。
 解散を決断した安倍晋三首相の出身派閥の領袖でもある細田氏にとって、耳の痛い話は続く。安倍首相がせめて臨時国会の冒頭の所信表明で信を問う理由を説明すべきだったと指摘し「責任政党としての立場をわきまえてほしい」とまくし立てた。
 細田氏は、北朝鮮対応や消費税増税分の使途変更などは信を問うべきテーマとする首相発言をなぞり「これまでの経験を積み重ねた政党こそが日本を立ち直らせ成長させる」と理解を求めるしかなかった。
 解散の兆しが出た9月中旬、党鳥取県連の安田優子幹事長が「(首相は)今ならやれる(勝てる)と思ったのではないか」と分析した戦いは、唐突だったために身内からも大義をただす声が収まらない。その上に政権批判の受け皿となる、小池百合子東京都知事が率いる希望の党の登場で様相が変わった。
 政権を取り返した2012年衆院選から大勝を続ける自民党。ただ、党所属の地方議員の多くは「他に選択肢がないから勝ってきただけだ」との見方を示す。
 中央で日増しに募る危機感を物語るように、党本部は、島根2区に出る前職の竹下亘党総務会長(70)に対し、激戦区への応援弁士としての投入を見据え、投開票前の3日間を空けるように指示。公示後は一度も地元入りできない可能性が出てきた。
 バーターで結束
 守りの戦いを強いられる中、一層頼ったのは連立政権を組む公明党だった。
 「相当厳しい」―。鳥取2区から出馬する自民党前職の赤沢亮正元内閣府副大臣(56)は5日、米子市内で公明党の支持母体・創価学会幹部にこぼした。
 脳裏には、同区から希望の党公認で出馬する湯原俊二元衆院議員(54)に626票差に迫られた09年衆院選が浮かぶ。赤沢氏が「お互い全面的に協力しよう」と呼び掛けると、創価学会幹部は希望の党の勢いを台風に例えて「瞬間最大風速ではないかもしれないが、弱まったわけではない」と案じた。
 公明党が選挙区で自民党候補の集票に協力する代わりに、比例で支援を受ける「バーター」。島根側でも公明党との関係が薄かった細田氏が3日、松江市内で創価学会幹部を訪問。翌日の4日、市内であった公明党の時局講演会であいさつに立った細田重雄選対本部長が自民党系の松江市議も見守る中、約500人を前に「心をひとつに頑張っていきましょう」と呼び掛けると、拍手が湧いた。
 初要求突き付け
 背に腹は代えられない事情は公明党も同じだ。
 党鳥取県本部の銀杏泰利代表は9月28日、鳥取1区の自民党前職の石破茂元地方創生担当相(60)と赤沢氏の陣営に「比例で公明党を推薦してほしい」と初めての要求を突き付けた。
 危機感の背景は希望の党の存在だ。比例中国ブロックの現有2議席の維持が至上命令の中、同党は中国4県の小選挙区で10人以上を擁立し、影響を受ける可能性もある。
 自民党側は競合する比例で推薦を出すのは「党紀違反」になるとして、文書を交わすことに消極的だが、銀杏代表は「貢ぐばかりで見返りがない」とけん制を続ける。
 ただ、公明党も7月の都議選では小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力し、自民党を大敗に追い込んだだけに整合性が問われる。
 安泰ムードは一変し、小池氏が仕掛けた野党再編できしむ自民、公明両党の蜜月関係。有権者に対し、連立政権の実績と政策だけでなく、解散の大義も説明を尽くす責務がある。
2017年10月7日 無断転載禁止

3900チバQ:2017/10/10(火) 22:25:16
>>3356 <衆院選2017>1区 3極対決の構図に 自民・希望・立憲、擁立へ /岡山
>>3503 <衆院選2017>2区 前職2氏、3度目対決 自民・希望に2新人挑む /岡山
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk33010556000c.html
<衆院選2017>3区 重鎮引退で混沌 希望・共産・「無所属」2人 /岡山
10月07日 00:00毎日新聞

 1996年の小選挙区制導入以降、平沼赳夫・元経産相(78)が議席を守り続けてきた3区。その赳夫氏が政界引退を表明し、事態が混沌(こんとん)としている。自民党は前職の阿部俊子氏(58)と新人の平沼正二郎氏(37)の公認調整が不調に終わった。5日に擁立が決まった希望の党元職の内山晃氏(63)に加え、共産新人の尾崎宏子氏(61)も交えた4人の戦いだ。

 阿部氏は2005年衆院選で、郵政民営化に反対した赳夫氏への刺客として党本部主導で擁立された。両氏は以降、計4回対決。いずれも赳夫氏が制し、阿部氏が比例復活するパターンを繰り返してきた。赳夫氏は15年に復党したものの、脳梗塞(こうそく)からの回復が間に合わず、政界引退を表明。次男の正二郎氏が後継として名乗りを上げた。党本部で候補者調整が続いたが、「公認見送り」で決着した。

 阿部氏は6日、県庁で報道陣に対し「4期12年地域を回って頑張ってきた。自民だからと支えてくれた人もいる。とても残念」と悔しさをにじませた。国会開会中も週末は地元に帰り、選挙区回りを続けてきた。ミニ集会も数多くこなし、国政報告は手短にして住民の要望に耳を傾ける。「無所属でも選挙の戦い方は変わらない」と胸を張る。

 正二郎氏は1日、津山市のホテルに約500人の後援会員を集め、2年ぶりに地元入りした赳夫氏と並び、「長年父を支えていただいた皆さんに恩返しさせてほしい」と後継をアピールした。3日には備前市で、備前焼の陶芸店を歩いて回り、「精いっぱい頑張ります」と握手を繰り返した。父親の悲願である憲法改正や、子育て世代の支援などの政策を掲げ、知名度アップに全力を注ぐ。

 内山氏は民主党の元衆院議員。民主政権時代の3期目途中に消費増税などに反対して離党し、「新党きづな」の代表に就いた。12年衆院選で落選後はバッジとは無縁だったが、「2大政党を目指す希望の党に共鳴した」と出馬を決意した。長年、社会保険労務士を務め、国会で年金問題を追及してきた。出身が千葉県で落下傘候補になるが、年金制度の不備や派遣労働の問題を訴えるつもりだ。

 尾崎氏は1日に津山市の鶴山公園近くで演説した際、「安保法制、共謀罪など悪法を次々作ってきた安倍政権の暴走をストップさせよう」と力を込めた。憲法改正反対や消費増税反対を唱えている。【石川勝己】

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 ◇出馬が予想される顔ぶれ

 ■3区

内山晃 63(3)元

尾崎宏子 61 新

阿部俊子 58 (4)前

平沼正二郎 37 新

 =岡山市東区の一部、津山市、備前市、赤磐市、真庭市(一部を除く)、美作市、和気町、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町

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 ◇前回2014年衆院選の結果

平沼赳夫 次世代 当73,852

阿部俊子 自民  比57,647

古松国昭 共産   18,654

 ※当は当選、比は比例復活当選

3901チバQ:2017/10/10(火) 22:26:30
4区見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk33010356000c.html
<衆院選2017>5区 三つどもえの戦い 自民VS共産に希望参戦 /岡山
10月09日 00:00毎日新聞

 2014年の前回衆院選では旧民主党が候補者を擁立せず、自民前職の加藤勝信氏(61)と共産新人の美見芳明氏(60)の一騎打ちとなった5区。今回はこの2人に加え、希望の党元職の樽井良和氏(50)を交えた3人の戦いになりそうだ。

 加藤氏は1日に笠岡市であった自民県連幹事長の天野学県議の在職30年記念パーティーに出席。「苦しい時に支えていただいた恩人」と祝辞を述べ、05年衆院選を振り返った。

 加藤氏は03年に自民の中国比例単独で初当選した。05年は5区での立候補を目指したが、公認は国家公安委員長(当時)の村田吉隆氏。無所属出馬の決意を固める中、党本部が公示前日に加藤氏を比例2位にすると発表。加藤氏と村田氏が小選挙区と比例で交互に立候補する「コスタリカ方式」が確立された。この時、加藤氏を支えたのが天野氏だった。

 村田氏が12年に引退を表明すると、加藤氏は5区で唯一の自民候補となり、議席を守り続けた。12、14年は投票率が50%台と低迷する中でも10万票以上を獲得。14年は8割近い得票率を記録した。現職の厚労相で地元にはなかなか帰れないが、陣営は「大臣として挑む初の選挙。ふさわしい結果を」とさらなる票の上積みを目指す。

 希望が樽井氏の公認を発表したのは3日。急な出馬で連合などの団体の支援は間に合わないが、逆手に取って「しがらみのない候補」とアピールする構えだ。出身は備前市。旧民主から立候補した03年衆院選では大阪16区で敗れるも比例復活当選。参院選比例代表でも12年に繰り上げ当選し、衆院議員と参院議員をそれぞれ1期務めた。5日に県庁であった記者会見では「ベーシックインカム(最低所得保障)制度の導入を実現するために立候補する」と語った。

 美見氏は前回、5区で唯一、反自民票の受け皿となった。今回、希望の候補が擁立されることについて「『共産』『安倍政権』『安倍政権の補完勢力』による戦いであることを訴えていきたい」と話している。【小林一彦】

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 ◇前回2014年衆院選の結果

加藤勝信 自民 当 105,969

美見芳明 共産    27,693

 ※当は当選

 =倉敷市の一部、笠岡市、井原市、総社市、高梁市、新見市、真庭市の一部、浅口市、里庄町、矢掛町、吉備中央町の一部

3902チバQ:2017/10/10(火) 22:29:50
>>3352 <構図は今>17衆院選・香川1区 票読み交錯、激戦区 /香川
>>3485 <構図は今>17衆院選・香川2区 希望への支持不透明 /香川
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk37010406000c.html
<構図は今>17衆院選・香川3区 野党一本化、自社対決 /香川
10月07日 00:00毎日新聞

 1日、丸亀市で開かれた自民前職の大野敬太郎氏(48)の事務所開き。衆院解散後も防衛政務官として北朝鮮の核・ミサイル問題などに対応する大野氏があいさつに立つ前、小野寺五典防衛相のビデオメッセージが流された。「今回は大変厳しい選挙になる」として、こう呼びかけた。「大野政務官はおそらく(選挙期間の)半分も地元に帰れない。その間も国を守る決意で頑張っていることを地元のみなさんにぜひ知っていただきたい」

 大野氏の父功統(よしのり)氏(81)は中選挙区時代の1986年に初当選し、旧香川2区と現3区で8連勝。防衛庁長官も務めた重鎮だ。自民が下野した2009年8月の衆院選でさえ、次点候補に2万票近くの大差で勝利した。

 その盤石な地盤を引き継いだのが、功統氏の長男で秘書も務めた大野氏。初挑戦の12年12月は2位にほぼダブルスコア、14年12月はトリプルスコアで圧勝し、強固な組織力を見せつけた。

 だが今回、候補者が地元に張り付けない初めての選挙となる。期間中の半分ほどしか地元入りできない見込みで、支援者からは「本人が遊説できないと盛り上がりに欠ける部分はある」との声も漏れる。

 一方、大野氏の牙城に立ち向かうのは社民新人の藤田伸二氏(62)。立候補が正式に決まったのは9月28日とずれ込んだ。

 実は発表直前まで、民進、社民、共産の3党は“野党統一候補”としてある女性を無所属で立てることを模索していた。しかし本人が固辞して調整は難航。昨年12月に出馬を表明していた共産新人に加えて藤田氏も名乗りを上げ、前回と同様、自民、社民、共産による三つどもえの戦いになるとみられていた。

 そんな中、民進が希望の党(代表・小池百合子東京都知事)への合流を決めたことで状況は一変。安保法制や憲法改正などへの立場の違いから、希望と距離を取る共産と社民が各地の選挙区で共闘方針を打ち出した。香川3区でも共産新人が出馬を取りやめ、社民の藤田氏に一本化された。

 県内の衆院選では、これまで1、2区では社民が民進を、3区では民進が社民を互いに支援してきた。しかし今回、社民は自主投票とし、民進も「対応を模索中」(県連)だ。それでも藤田氏は「小池新党ができているが、やろうとしている中身は自民党とほとんど変わらない。自公政権対小池新党が争点ではない。第三の道がある」と訴え、保守以外の受け皿となる点を強調する。

 先代の時から圧倒的な強さを誇ってきた大野氏の陣営。だが、陣営幹部はこう引き締めを図る。「自民と希望の保守政党同士が戦う1、2区に比べて、3区は自民対社民で構図が分かりやすい。自民への批判票が集まる可能性もあり、楽観はできない」【岩崎邦宏、小川和久】

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 ◆香川3区の立候補予定者

大野敬太郎(48)=自民・前職(2)

藤田伸二(62)=社民・新人

 *敬称略。数字は当選回数

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 ◆香川3区の過去3回の得票結果

 <2014年12月>

当 大野敬太郎(自民) 76281

  高田良徳(社民)  25899

  土岐一郎(共産)   9688

 <2012年12月>

当 大野敬太郎(自民) 85463

  米田晴彦(社民)  42907

  藤田均(共産)    7888

 <2009年8月>

当 大野功統(自民)  73379

  米田晴彦(社民)  53822

  真鍋健(無所属)  32963

  近石美智子(共産)  7325

  妹尾真由美(幸福)  1886

 *敬称略。「当」は当選者。政党は当時

3903チバQ:2017/10/10(火) 22:30:34
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171006_1.htm
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さまよう1区リベラル票 「誰を書いてと言えない」 戸惑い、怒り、あきれ…

2017/10/06



 香川の衆院選3選挙区の中で、唯一「リベラル層」の受け皿がなくなっているのが1区。立候補を予定しているのは、安保法制や憲法改正に賛成の立場の自民と希望の公認候補だけで、共産、社民が自主投票を決めたためだ。「安保や憲法問題で主張が異なる党に入れるのは抵抗がある」「何を信じて1票を投じたら良いのか」など、諦めや困惑の表情が広がっている。

 香川1区で出馬を予定しているのは自民前職の平井卓也氏(59)と、希望前職の小川淳也氏(46)。

 小川氏は民進党県連代表だった昨年の参院選で、擁立を決めていた民進候補者を取り下げ、共産候補に一本化。ともに街頭演説に立つなど支援してきたことで、次期衆院選では野党共闘で臨むものと思われていた。

 しかし、小川氏が従来の主張と異なる希望の公認を受けたことで、状況が一変。共産が「(小川氏の)苦心に報いたい」として候補者を擁立しないという"共闘"の余地を残す一方、社民はこれまでの小川氏に対する支持を見送った。

 「安倍首相に対峙(たいじ)するという理由だけで希望を支援しろというのは無理がある。政策を横に置いてうらみつらみだけで選挙をするのか」との指摘は民進党内部からも挙がる。

 社民党員も「今回は選挙区は白紙で投票するしかない」。別の同党支持者は「昨年の参院選では、自分の後輩を降ろして共産を推し、今度は自分が仲間を残して希望へいく。何を信じて1票を投じたらいいのか」とあきれ気味に話した。

 共産も自主投票を決めたものの、安保や憲法改正では希望とは180度主張が異なる。共産のある自治体議員は「希望は政策が全く違う。支援者から小選挙区の話が出たら誰を書いてとは言えない」と困惑。同党の支持者は「今回の党の判断に違和感を感じる。昨年の参院選とのバーターだったのだろうか」と話した。

 原発反対の運動を展開する高松市内の女性(63)は「希望は第2自民党という話もある。原発の再稼働に明確に反対してくれる投票先がない」とこぼした。

 1区以外では、2区が自民前職の瀬戸隆一氏(52)、希望前職の玉木雄一郎氏(48)、共産新人の河村整氏(58)、3区では自民前職の大野敬太郎氏(48)、社民新人の藤田伸二氏(62)がそれぞれ立候補を表明している。

3904チバQ:2017/10/10(火) 22:30:51
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171007_3.htm
2、3区 候補者不在の陣営やきもき 防衛公務を優先、他県へ応援弁士 対立候補 票掘り起こし懸命

2017/10/07



 ミサイルの発射や核実験の強行など、緊迫する北朝鮮情勢の中での総選挙。「大将がいない選挙戦だが、我々が頑張るしかない」。香川3区に立候補を予定する自民前職の防衛政務官、大野敬太郎氏(48)の陣営は気を引き締める。

 2人の政務官は交代で東京にいなければならず、選挙期間中も半分の6日間しか地元で活動できない見込みだ。公示日は2カ所で出陣式を終えて即上京する。投開票日ですら地元にいられない可能性がある。

 陣営からは不安視する声も聞こえるが、大野氏は「北朝鮮情勢を考えれば、来年の任期までずるずるといけば手足を縛られる。しっかりとした政治でアクションを起こすには今の解散しかなかった」と強調。地元にいる間に少しでも多くの人に会おうと、寸暇を惜しんで奔走している。

 3区では共産と社民が共闘し、社民新人の藤田伸二氏(62)に一本化。与野党の一騎打ちに持ち込んだ。藤田氏は「平和憲法下で暮らしてきた我々は、次世代に平和を引き継がなければならない」と訴える。

 香川2区に出馬予定の希望前職、玉木雄一郎氏(48)も、地元を空けることがある。先月30日は群馬県、今月4日にも地元で活動後に愛媛県へ。民進で選対委員長代理を務めた経験から全国の情勢に詳しい上、国会答弁で知名度が上がり、応援弁士として人気だ。公示後も、可能な限り応援に出向く予定という。

 ただ、今回は保守色の強い希望へ移り、過去の選挙で支持を受けた社民が自主投票とするなど、支援組織の足並みが乱れている。玉木氏は「これまでも党を前面に出した活動はしておらず、心配はない」と話すが、陣営は「今後の影響は分からない。候補者の思いを丁寧に説明していくしかない」と気をもんでいる。

 2区では、自民前職の瀬戸隆一氏(52)、共産新人の河村整氏(58)も立候補を表明。地盤固めや票の掘り起こしへ懸命だ。

 瀬戸氏は過去2回連続で玉木氏に敗れ、比例復活で当選してきた。今回、玉木氏は民進から希望へ移り、局面が変化した。瀬戸氏は「新党ができたが、北朝鮮の脅威がある今、何かを試す余裕はない」と与党への支持を訴え、陣営も「(希望は)選挙互助会でイメージは良くない。奪われていた保守票を取り戻すチャンスだ」と意気込む。

 3小選挙区で唯一の共産候補が河村氏。民進の希望合流により、安保法制や改憲に反対する層の受け皿として存在感は増した。「政党の値打ちが問われている。憲法9条を守る思いを持つ皆さんと共闘したい」。

3905チバQ:2017/10/10(火) 22:31:22
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171009_4.htm
戦いの構図 2017総選挙かがわ

2017/10/09



1区 平井 地域貢献に汗流す 小川 共産「支援」に安堵
 自民前職の平井卓也(59)と希望前職の小川淳也(46)の6度目の対決だが、一対一は初めて。昨年の参院選で共産党候補への「野党一本化」に尽くした小川に配慮し、共産はこの区で初めて候補者を擁立しなかった。一方で、社民はこれまで小川氏に出していた支持を見送ったため、「リベラル票」の受け皿がない、全国でも異例の選挙区となっている。

 かつてない危機感で取り組んでいるのは平井陣営だ。前回衆院選の小川との票差は約8300票。共産候補の得票数が約9800票で、自主投票を決めた共産票の行方に気をもむ。

 加えて、「安倍政権のおごり」への批判のほか、県議会、高松市議会の自民会派は分裂状態。それでも、連立を組む公明の推薦は引き続き得られたため、従来の保守票をしっかり固めるべく、組織の引き締めに全力を挙げている。

 平井は「北朝鮮問題は戦後初の安全保障の危機。国民を守り、暮らしを守れるのは自公の安定政権しかない」などと強調。景気の着実な回復、地域振興に汗をかく決意を訴える。

 小川は突然、希望という「保守政党」に大きく舵を切った。安保法制反対の集会に出席したり、自らのブログでも廃止を強く訴えたりしていたほか、改憲には反対姿勢をとってきたが、これまでの立場から一変した。

 ただ、昨夏の参院選で連合の反発にもかかわらず、共産候補と一緒に選挙カーに上って演説するなど支援。共産もこれに応えて候補者擁立を見送り、もくろみ通り、保守に共産を加えた全国異例の"共闘"による一騎打ちに持ち込んだ。

 野合批判に対しては「安倍政権を打倒する。これ以上の大義はあるか」と反論。これまでの経緯、自らの政治姿勢を丁寧に説明していく考えだ。

2区 瀬戸 選挙区勝利が悲願 玉木 二大政党呼び掛け 河村 消費増税の中止を
 自民前職の瀬戸隆一(52)と希望前職の玉木雄一郎(48)、共産新人の河村整(58)の3人の争い。

 瀬戸は初出馬から2回連続で比例復活に甘んじている。3期目を目指す今回を背水の陣と位置付け、悲願の選挙区での議席獲得を目指す。

 地域をきめ細かく歩き、中小企業経営者や農業者との対話を重ねることに力を注いできた。支援の輪は着実に拡大しており、前回ほとんどなかった後援会は約40にまで増え、陣営は「まいた種が実り始めた」と手応えを感じている。

 選挙戦では、庵治石の東京五輪会場への採用に向けた活動や国道11号の大内・白鳥バイパスの延伸などを成果として強調。与党の一員として、地元への貢献度もアピールしていく。

 4選を目指す玉木は希望の1次公認を得た。これまでの活動で「玉木党」とも呼ばれる強固な支持基盤を築き上げている。今回、社民の支持は得られなかったが、陣営は「これまでも党を前面に出しての活動はしていない。希望入りしても不安はない」と自信をうかがわせる。今後も自身のカラーを前面に打ち出し、党を引っ張る意向だ。

 従来から二大政党制の実現を強く訴えており、希望が立ち上がった今選挙を政権交代を懸けた重要な選挙と位置付け、攻勢を掛ける。昨年は民進党の代表選にも出馬。全国的な知名度もアップし、全国の他選挙区での応援演説も積極的にこなしている。

 7度目の衆院選出馬となる河村は1区から2区にくら替えしての立候補。2区での出馬は2005年以来となるが、県内唯一の選挙区候補として党の存在感をアピールしている。

 解散後は街頭演説に力点を置き、消費増税の中止などを訴えるほか、「解散は疑惑隠しで、憲法の私物化。安倍政権に憲法改正を訴える資格はない」と現政権を厳しく批判。「ぶれない政党は共産党だけ。憲法9条堅持を掲げる共産党の存在感は増している」と述べ、"ぶれない政党"を強調する。

 農村地域を意識して農産物の価格保証と農家の所得保証の必要性も強く訴えている。

3906チバQ:2017/10/10(火) 22:31:44

3区 大野 防衛の重要性前面 藤田 平和憲法継承訴え
 自民前職の大野敬太郎(48)と社民新人の藤田伸二(62)の一騎打ち。

 3選を狙う大野は防衛政務官。北朝鮮が弾道ミサイル発射などの挑発行動をエスカレートさせる中、公務をこなしながらの選挙戦となる。選挙期間中の半分は在京を余儀なくされ、地域での活動はおのずと制約を受ける。陣営は政務官として実績をアピールしながら、選対を挙げて活動をバックアップ。票の上積みを目指す。

 大野は地元に戻った際にはできる限り多くの有権者と会おうとあいさつ回りに奔走。地域の祭りなどのイベントにもこまめに足を運んでいる。防衛の重要性を強調するほか、地方創生や社会保障の充実、農業振興なども訴え、支持の拡大を図っている。

 藤田は、丸亀市職労委員長を経て今年4月まで同市議を務めていた。衆院選は初挑戦となる。

 出馬表明は解散が決まった9月28日。共産が候補者を降ろして一本化を実現、自民との一対一の構図に持ち込んだ。出遅れをカバーしようと、社民県連のほか、自治労をはじめとする労組が組織をフル稼働して全面支援している。

 出身地の丸亀市を起点に支持者へのあいさつ回りに重点を置いた活動に力を入れ、知名度アップに向けた街頭活動も力を注ぐ。街頭では共産関係者と一緒に立ち、「平和憲法の下に暮らしてきた我々が次の世代にも平和を引き継がなければならない」と訴える。

(文中敬称略)

3907チバQ:2017/10/10(火) 22:33:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk35010499000c.html
<2017衆院選やまぐち>県内4選挙区の動き/上 野党に再編のうねり /山口
10月07日 00:00毎日新聞

 ■1区

 ◇4新人が名乗り 自民副総裁の正彦氏不出馬

 高村正彦自民党副総裁の不出馬を受け、長男で自民の高村正大(まさひろ)氏(46)、希望の党の大内一也氏(43)、共産党の五島博氏(61)、幸福実現党の河井美和子氏(55)の4新人が名乗りを上げた。

 「私より優れたところもある。よろしくお願いしたい」。5日、引退表明後初めて1区入りした正彦氏は、自らの12期連続当選を支えた地方議員らを集めて要請した。祖父の代からの地盤を引き継ぐ高村氏は「自分が何を考え、何をやりたいか知ってもらうのが第一だ」と気を引き締める。

 野党再編の波にもまれる大内氏は「働く人のための政策を実現したい」とつじ立ちなどで地道に訴える。はがきやポスターを「民進」から「希望」に修正。民進県議の支援も受け、態勢づくりを急ぐ。選対幹部は「『自公政権を変えたい』と思う無党派層を掘り起こす」と意気込む。

 五島氏は、1区内各地で街頭演説し「日本を再び戦争する国にする流れを進めてきた」と政権批判を強める。希望についても「第2自民党だ」と切り捨て、市民との連携を訴える。4日、山口市であった事務所開きには、昨年の参院選山口選挙区の野党統一候補も応援に駆けつけた。

 国防強化などを訴える河井氏は2日、出身地の周南市に事務所を開き「大義なき疑惑隠し解散だ」と安倍晋三首相批判を展開した。衆院選を「国防政策の選択選挙」と位置付け、防衛費倍増や非核三原則の撤廃、憲法9条改正などを主張している。

 ■2区

 ◇自民前職に共産新人挑む

 3選を目指す自民前職の岸信夫氏(58)に、共産新人の松田一志氏(60)が挑む。民進の擁立見送りなどで受け皿を失った票の行方も注目される。

 実兄の安倍晋三首相を支える立場の岸氏は、5日に岩国市であった事務所開きで「アベノミクスを地方まで行き渡らせたい」と前回衆院選に続き訴えた。米空母艦載機部隊移転に伴い、岩国基地周辺自治体の地域振興策を進めた実績もアピール。「安倍政権を前に進めるための大切な選挙だ」と位置づける。

 松田氏は、衆院解散直後から岩国市を中心につじ立ちを重ね「艦載機移転の中止」を主張し、森友・加計学園問題や安保法制、憲法改正なども争点に挙げる。中国電力が2区の上関町に計画する上関原発建設にも反対の立場で、各争点ごとに思いを共有する市民や他野党の結集を呼び掛けている。

  ◇   ◇

 衆院選(22日投開票)は10日公示される。突然の解散や野党再編のうねりを受け、山口1〜4区の構図は公示が目前に迫ったいまなお流動的だ。事実上の選挙戦に入った立候補予定者たちの動きを2回に分けて紹介する。【衆院選取材班】

………………………………………………………………………………………………………

 ■1区

高村正大 46 自新

大内一也 43 希新

五島博 61 共新

河井美和子 55 諸新

 ■2区

岸信夫 58 自前

松田一志 60 共新

 ※敬称略。名鑑は氏名、年齢、政党・政治団体名、前職・新人の順。

〔山口版〕

3908チバQ:2017/10/10(火) 22:33:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk35010354000c.html
<2017衆院選やまぐち>県内4選挙区の動き/下 /山口
10月08日 00:00毎日新聞

 ■3区

 ◇自民、立憲一騎打ち 野党一本化

 10選を目指す自民前職の河村建夫氏(74)と、共産や社民が支援する立憲民主新人の坂本史子氏(62)との一騎打ちになりそうだ。

 河村氏は、党地方創生実行統合本部長として応援で全国を回る一方、地元行事にも参加してアピールを欠かさない。衆院解散直前、3区の一部で参院山口選挙区の林芳正文科相(56)のくら替え待望論が浮上。党本部方針で間もなく公認が決まったが、地元後援会では県連対応に不満がくすぶる。6日、宇部市であった事務所開きでは「自公の安定政権で日本をしっかり守っていく」と訴え結束を呼び掛けた。

 曲折の末に立憲公認を得た坂本氏は5日、宇部市で記者会見を開き「志を同じくする市民や政党と協力したい」と力を込めた。当初は民進から出馬を予定。希望との合流方針を受け、一時は希望への公認申請も考えたが、憲法観から立憲を選んだ。その結果、民進県連の支援は失ったが、共産が独自候補の擁立を取り下げ野党一本化が実現。会見では「安保関連法廃止」や「脱原発」なども掲げ、政権批判層にPRした。

 ■4区

 ◇首相に4新人挑む 他に出馬検討も

 自民前職の安倍晋三氏(63)に、希望の藤田時雄氏(63)▽共産の西岡広伸氏(54)▽無所属の黒川敦彦氏(39)▽同、郡昭浩氏(56)--の4新人が挑む構図が見込まれるが、他にも出馬を模索する動きがある。

 前回同様、選挙区に戻る予定のない安倍氏を党と後援会組織が支える。解散当日から妻昭恵さん(55)は再三地元入りし、公示後も4区に張り付く。5日、下関市の事務所開きで昭恵さんは「総理総裁としてふさわしい立派な票を出していただき、もう一度、主人に大きな仕事をさせてください」と涙ながらに訴えた。

 民進から出馬予定だった藤田氏は、3日に希望の公認が正式に決まった。「不安や戸惑いもあったが、今はやるしかないという気持ち」と気を引き締める。4日の街頭演説では「アベノミクスは破綻同然だ。『安倍さんしかいない』というこの空気を変えなければいけない。私が新風を起こす」などと呼び掛けた。

 民進との野党共闘を目指していた共産は希望を「自民の補完勢力」と批判し、独自候補擁立を貫くこととなった。「立憲政治を取り戻す」と訴える西岡氏は「市民と野党の共闘こそが、安倍政権を倒す唯一の道だ」と街頭などで繰り返し呼び掛ける。6日には党所属の参院議員も応援に駆けつけ、安倍政治打倒を訴えた。

 6日、県庁で記者会見して出馬を表明した黒川氏は、安倍氏の友人が理事長を務める学校法人加計学園の獣医学部新設問題を争点とする。地元の愛媛県今治市ではなく「首相のお膝元で主張したい」と山口4区を選び、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で発信しながら草の根の広がりに期待する。一方、郡氏は政権批判などを展開。他に下関市から立候補を検討する女性もいる。【衆院選取材班】

………………………………………………………………………………………………………

 ■3区

河村建夫 74 自前

坂本史子 62 立新

 ■4区

安倍晋三 63 自前

藤田時雄 63 希新

西岡広伸 54 共新

黒川敦彦 39 無新

郡昭浩 56 無新

〔山口版〕

3909チバQ:2017/10/10(火) 22:47:30
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASKB86F00KB8PTIL014.html
作る、捨てる、また作る…野党再編、印刷業者もドタバタ
10月09日 21:22朝日新聞

作る、捨てる、また作る…野党再編、印刷業者もドタバタ
新党騒ぎの2週間と印刷業者の動き
(朝日新聞)
 安倍晋三首相が衆院解散を表明してから2週間になる。この間、新党「希望の党」の結党や民進党の分裂など、激しい野党再編劇で選挙構図は一変した。目まぐるしい離合集散の陰で、置き去りにされたものはなかったか。ある印刷会社の日々を通じて振り返る。

 大阪市北区のマンションの一室にある、企画制作・印刷会社「スタジオくとうてん」。同社では、営業や制作などを担当する6人が働き、選挙になると、ポスター作りやたすきのデザイン考案などの仕事を請け負う。得意先の一つが、民進党大阪府連だ。大阪の選挙区では、13人が民進党から立候補を予定していた。

 安倍首相が衆院解散を表明した9月25日の翌日。

 民進党の立候補予定者の一人から、たすきを受注した。「民進党」のロゴと候補者の名前入り。営業担当者が解散の動きをにらみ、事前に陣営に接触して準備を進めていた。民進党の前原誠司代表と予定者が並ぶ「2連ポスター」も準備。28日に納品予定だった。

 ところが、27日に事態は急変する。前原代表が希望の党への「合流」方針を提案すると報じられたのだ。民進党から出るはずだった別の予定者からすぐに連絡が入った。念のために政党名を入れず、名前だけのたすきを作ることにした。

 28日、衆院解散。民進党の両院議員総会で、希望の党への事実上の合流方針が決まった。この時点で、民進党のたすきとポスターはすべて水の泡になった。

 さらに30日、希望の党代表の小池百合子・東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事が大阪市内で会談。東京と大阪で候補者をすみ分け、大阪では希望の党の候補者を立てないことで合意した。大阪の民進党の予定者13人は希望の党へ合流できなくなり、行き場を失った。

 無所属で立つのか、立候補をあきらめるか。予定者たちは、連夜、民進党大阪府連に集まって悩んだ。同社の営業担当は、流動化する政界の行方に神経をとがらせつつ、選挙準備はいったんストップさせた。

 10月1日、無所属での立候補を決めた別の予定者から、はがきの上に貼るキャッチフレーズのシールの発注があった。公職選挙法で認められた選挙運動用の「推薦はがき」3万5千枚を用意していたが、「民進党公認」の文字があったため、シールで覆うという。

 翌2日、民進党代表代行(当時)の枝野幸男氏が「立憲民主党」の結党を表明。すると今度はシールの文字を「立憲民主党公認」に変更する発注があった。

 5日、大阪から立憲民主党に合流する民進党出身の7人が初めて大阪市で街頭演説。同社には前日、演説にあわせて「24時間以内にバックパネルがほしい」との依頼があり、ロゴ入りのパネルを突貫工事で作った。当日昼に営業担当が演説会場に直接届けた。

 6日、同社に印刷物を発注した3人が立憲民主党の公認候補に決まった。翌7日、3日後の公示日から掲示板に貼る顔写真入りのポスターが完成した。

 ポスターやパネルはできたが、間に合わなかったものもある。公示前、予定者たちは政党の機関紙の号外として政策を紹介するチラシを配るのが一般的だ。数十万枚分の印刷のために、提携する印刷工場で輪転機をおさえ、紙も用意していたが、政党が定まらないままで、発行できなかった。ある予定者は民進党の名前で刷った号外15万部を配ることができなかった。

 この間、無駄になったポスターなどの料金は予定者側が負担する。同社によると多い人で80万円程度の損害金が出たとみられる。

 政策論議より、政界のドタバタに振り回された2週間。岡本直人社長は「これだけ方向性がわからない仕事は初めてだった」と振り返り、こう指摘した。

 「ようわからんことで解散し、次々と新しい党ができても、有権者は置いていかれている気がする。世の中は『いま、何の選挙をしているの』という空気なのでは」

 衆院選は10日に公示される。(上田真由美)

3910チバQ:2017/10/10(火) 22:48:19
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017100900025.html
枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立
07:00AERA dot.

枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立
8日午後、党首討論会に臨んだ立憲民主党の枝野幸男代表 (C)朝日新聞社
(AERA dot.)
 SNSの世界では“支持率”が断然トップに──。枝野幸男元官房長官が代表を務める「立憲民主党」のツイッターのフォロワー数が結党から2日で10万を突破し、自民党の11万5千を抜いて、14万8千に上っている。一方、希望の党はわずか5千で最下位に沈み、民進党が事実上解体して結成された二つの新党は明暗を分けた(10月6日現在)。

 だが、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の世話人で法政大学教授の山口二郎氏は、慎重な見方を示す。

「投票行動に直接結びつくとは限らない。まったく楽観できないし、引き締めていかないといけない。目標値として30議席くらい取れれば、野党再編の中核を担えるようにしたい」

 とはいえ枝野氏の街頭演説には多くの聴衆が詰めかけ、枝野コールが起きるなど反応は上々。衆院選の「台風の目」となる可能性もある。慶応大学名誉教授の小林節氏もこう指摘する。

「森友・加計問題など安倍首相の権力私物化にキレかかった国民の支持を得るのではないか。選挙はだいたい4割以上の有権者が棄権しており、自民党にも共産党にも入れたくない中間層の受け皿になる。中道リベラル勢力は決して侮れない。かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さんに代わって、有権者の目には枝野さんが健気なヒーローのように映っているのではないか」

 小池氏の「選別」発言や政策協定書などにブチ切れた民進党の前職・元職や新人の候補予定者が続々と立憲民主に流れている。立憲民主から出馬する前民進党の辻元清美氏は、本誌の取材にこう語った。

「私たちの政治姿勢は排除や分断ではなく、包括と対話です。私は最初から(希望の党には)なじまないと思っていました。両院議員総会ではみんな一致して希望の党に行こうという意見が多く、私は執行部にもおりましたので……。でも、同じようなモヤモヤを抱えている議員もたくさんいたようで、『私は行かない』と表明したら、続く人がどんどん出てきた感じです」

 民進党には参院議員48人が在籍しているが(福山哲郎氏は立憲民主への合流を表明)、前原誠司代表は衆院選後に希望の党に合流する方針を打ち出している。しかし、民進党参院議員会長の小川敏夫氏が釘を刺す。

「それは前原さんの希望であって、何も機関決定していません。いま、連れていかれた先がボッタクリバーだったみたいな話になっている。希望の党との関係をどうするかは、残った参院議員全員と議論することになります。前原さんの一存では決められない」

 その一方、党籍を残したまま無所属で立候補した岡田克也元代表や野田佳彦元首相の身分保障はどうなるのだろうか。

「党籍は残っているので、当選すれば民進党の衆院議員です」(岡田氏の事務所)

「規約はどうなっているのかなあ。こんなの初めてで教えてもらいたいくらいです」(野田氏の事務所)

 混乱は当面続きそうだ。(本誌・小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志)

※週刊朝日 2017年10月20日号

3911チバQ:2017/10/10(火) 22:48:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100176.html
【衆院選】民進党・前原誠司代表 寂しい九州行脚 候補者もいない、聴衆20人 「どんなつもりか」恨み節も
21:54産経新聞

【衆院選】民進党・前原誠司代表 寂しい九州行脚 候補者もいない、聴衆20人 「どんなつもりか」恨み節も
佐賀市で遊説する民進党代表の前原誠司氏=10日午後、佐賀市(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 民進党の前原誠司代表(55)は10日、長崎、佐賀、福岡と九州北部を回り、民進系候補を応援した。前原氏が希望の党への合流を決断し、民進党は分裂した。前原氏を迎えた陣営からは「どんなつもりで応援に来たのか」と恨み節が漏れる。前原氏は、候補者もいないまま街頭演説するなど、寂寥の九州遊説だった。(中村雅和)

 「安倍政権が全部悪いというつもりはない。しかし、長期政権でおかしな所もでてきた。国民に選択肢を示し、政治に緊張感を取り戻したい」

 10日午後、前原氏は佐賀2区内の佐賀県有田町で、熱弁を振るった。

 自民党に代わる保守勢力を築き、政権交代可能な二大政党制を実現する-。前原氏の持論だ。今回の希望の党への合流、そして民進党左派の“選別”は、政権交代の可能性を大きくする狙いもあった。

 「前回の衆院選、九州で勝った民主党は、大分と佐賀の2人だけだった。今回は違う。九州各地で勝てる可能性が高まっている」。合流効果を強調した。

 ただ、前原氏を取り巻く環境は寂しい。

 佐賀2区の大串博志氏(52)=希望の党=は、日程調整を理由に、有田町に来なかった。前原氏は福岡選出の参院議員を引き連れ、聴衆20人を前に演説した。その場にいた男性は「何で候補はいないんだろう」とつぶやいた。

どんなつもりか

 前原氏はその後、佐賀市内に入り、佐賀1区の無所属、原口一博元総務相(58)を応援した。

 原口氏は公示直前の7日、希望の党へ異議を唱え、公認を辞退した。

 原口氏は「自由、社民、民進、共産の野党4党だけでない、より広い立憲共闘の枠組みを作ろう」と強調した。前原氏は、原口氏が無所属を選んだ点には触れず、「一強政治を倒すため、一体となって戦う」と述べた。

 無所属候補は、広報物の枚数などで、政党公認候補より不利となる。選挙区落選時の比例復活もない。

 原口氏の後援会関係者は「党が割れなければ、無所属で危ない橋を渡る必要はなかった。すべては前原さんの暴走だ。どんなつもりで佐賀に来たのか、理解に苦しむ」と吐き捨てた。

 後援会女性の会の安部さゆり氏は「前原さんへのさまざまな思いは、投開票まで封印する。勝つことだけを考える」と語った。

 前原氏は同日夜、福岡市内での演説で「私は民進党が好きだ。仲間が好きだ!」と声をからした。

3912チバQ:2017/10/10(火) 22:49:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100168.html
【衆院選】希望、立憲民主、公明…比例名簿提出でトラブル相次ぐ
21:44産経新聞

【衆院選】希望、立憲民主、公明…比例名簿提出でトラブル相次ぐ
街頭演説に集まった人たち=10日午後5時43分、大阪市天王寺区(沢野貴信撮影)
(産経新聞)
 衆院選公示の10日、希望の党や立憲民主党など新党を中心に比例代表の名簿発表をめぐって混乱があった。安倍晋三首相による突然の衆院解散で準備が間に合わなかったとみられ、慣れているはずの公明党も名簿発表が公示当日にずれ込んだ。

 自民、共産、社民、日本のこころの各党は9日までに比例順位を含めた名簿を発表した。しかし、希望の党の比例単独候補の発表は10日午前にずれ込み、当初は報道陣への配布資料に名簿順位が記載されていなかった。総務省への届け出書類の一部に間違いが判明し、担当者は対応に追われたという。

 立憲民主党の名簿順位が判明したのも10日午前で、党から報道陣への順位の発表は最後までなかった。同党の担当者は「総務省の発表で間に合わせる」と釈明した。公示直前まで候補擁立作業に追われた上、選挙事務に精通した党職員が少なかったことも響いたようだ。公明党も名簿発表は10日午前だった。同党広報部は「今回は、たまたま発表のタイミングが当日になった」と説明した。

3913チバQ:2017/10/10(火) 22:51:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100033.html
【衆院選】大阪10区 “因縁”の3極争う象徴的選挙区 松浪氏と辻元氏は5度目の対決… 
13:14産経新聞

 前職3人が立候補した大阪10区(高槻市、島本町)。民進を離党し立民に合流した辻元清美氏(57)と維新の松浪健太氏(46)は、これで5度目の対決だ。前回比例復活した自民の大隈(おおくま)和英氏(48)には公示前から小泉進次郎・筆頭副幹事長が応援に駆けつける自民の重点区で、「自民・公明」「希望・維新」「共産・立民」の3極が争う今回の衆院選を象徴する選挙区となった。

 「排除と分断から、包摂と対話の『まっとうな政治』を取り戻す」。辻元氏は午前8時半すぎ、高槻市の阪急高槻市駅前で第一声。支持者から「がんばれー」と声援が送られる中、車に乗り込んだ。

 前回、府内の民主党候補で唯一の選挙区当選を果たした辻元氏。今回、いったんは無所属で出馬する意向を示したが、枝野幸男氏から要請を受け、立民に加わった。だが、タスキに党名の記載はなく、名前のみだ。

 大隈氏は午前9時ごろ、高槻市役所前でマイクを握り、北朝鮮のミサイル問題などを前提に「目の前の脅威、平和への危機にしっかり備えなければならない」と強調。「国を守り、全ての面で命を守る政治の実現を」と自公政権への支持を呼びかけた。

 辻元氏と交互に選挙区当選を果たしてきた“宿敵”、松浪氏も同市役所前に立ち、「共産党と組む立憲民主か、維新か。どちらがこれからの野党のメインストリームになるかが問われている」と強調。「右でもなく左でもなく、前に進める改革。これこそが次の日本の在り方だ」と声を張り上げた。

3914チバQ:2017/10/10(火) 23:02:23
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100181-n1.html
2017.10.10 21:55
【衆院選】
自民、目立つ世襲新人 ベテラン議員引退で
 自民党では、ベテラン議員が政界引退して子供が選挙地盤を引き継いだ「世襲」の新人候補が目立つ。安倍晋三首相(党総裁)ら幹部を含め、国会議員を親族で受け継ぐケースが多い党の特徴が今回の衆院選でも顕著だ。

 「体力の限界」を理由に引退した高村正彦副総裁(75)の山口1区は長男の正大氏(46)が党公認で立候補した。公示直前の8日に病気治療のため不出馬を表明した保岡興治元法相(78)の鹿児島1区も長男、宏武氏(44)の擁立が決まった。岐阜4区は金子一義元国土交通相(74)の長男、俊平氏(39)が公認された。

 岡山3区では平沼赳夫元経済産業相(78)の次男、正二郎氏(37)が公認申請した。ただ、自民党前職と公認争いの結果、無所属候補となり、当選した方が公認を得る。


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