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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1813とはずがたり:2022/04/13(水) 19:52:08
映画「ひまわり」ロケ地を取材 見えてきた国家のうそ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220411/5050018397.html
04月11日 11時31分

ウクライナで市民の犠牲が増え続ける中、今、再び全国各地で上映され、注目されている映画があります。それが、第2次世界大戦中、戦火に引き裂かれた男女の悲しみを描いた、映画史に残る名作「ひまわり」です。東西冷戦のさなかに西側が初めてソビエト国内で撮影した作品としても知られていますが、ロケ地を取材すると、いまのロシアにつながる国家の“うそ”が見えてきました。

(鹿児島放送局・茶園昌宏ディレクター)

【「ひまわり」のロケ地をめぐる謎を追って】
1970年、昭和45年に公開されたイタリア映画「ひまわり」。
厳冬の地、ソビエトの東部戦線に送られ、消息を絶ったアントニオをマルチェロ・マストロヤンニが、そして、冷戦下のソビエトに単身乗り込み、愛する夫の行方を探すヒロインのジョバンナをソフィア・ローレンが演じました。

映画のハイライト、地平線まで広がるひまわりは、この地に眠る無数の兵士や市民たちの墓標。撮影が行われた場所こそ、現在のウクライナなのです。

これまで日本では、映画が撮影されたのは、今まさに激しい戦闘が続いているウクライナ南部のヘルソン州だとされていました。
実際、ウクライナにある日本大使館のウェブサイトには「首都キエフから南へ500キロほど行ったヘルソン州と言われている」と、今も記載されています。

ところが、私がモスクワに駐在していた2年前、キーウ在住のリサーチャーに現地の新聞記事などを調べてもらったところ、撮影がヘルソン州で行われたという事実は確認できませんでした。

その一方で、ウクライナ中部のある村で撮影が行われたという記事がいくつか見つかり、すぐに現地に向かってもらいました。



実際の映画のシーンと比較してみたところ、丘の傾斜などがそっくりで、複数の村の住民の証言からも、チェルニチー・ヤール村で映画「ひまわり」が撮影されたことは、ほぼ間違いないと見られます。

【不都合な歴史を隠そうとしたソビエト指導部】

それにしても、なぜ今にいたるまで撮影場所がはっきりしなかったのか?

確たることはわかりませんが、取材を進めると、自国にとって不都合な歴史を覆い隠そうとしたソビエト指導部の思惑が見えてきました。

それを裏付ける新聞記事があります。2005年にロシアの有力紙「コメルサント」に掲載された記事で、発掘されたソビエト共産党中央委員会の記録をもとに書かれたものです。そこには、次のような記述がありました。

(ロシア紙「コメルサント」の記事より)
「第2次世界大戦当時、ソビエトで捕虜になったイタリアの将兵のうち4分の3が飢えと病で犠牲になったが、戦後ソビエトの指導者たちは、この事実を認めることはなかった」
「祖国に戻らぬ兵士の行方を質すイタリアからの問い合わせに回答することなく、イタリア人捕虜の墓地も破壊された」

映画では、ヒロインが前述の墓地をさまようシーンがありますが、これについて記事では次のように記しています。

(ロシア紙「コメルサント」の記事より)
「映画の公開直前にこのシーンの存在を知ったソビエト側は、完成したフィルムからこの部分をカットするよう要求した」

つまり、ソビエト指導部は、歴史をねじ曲げ、捕虜の犠牲など存在しないと主張したわけです。




1814チバQ:2022/04/13(水) 20:31:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041300997&g=int
ウクライナ南東部で2万1000人死亡か 民間人避難進まず―ロシア軍、制圧作戦続行
2022年04月13日19時08分

12日、ウクライナ南東部マリウポリ中心部で、ロシア兵の前を通る人々(AFP時事)
12日、ウクライナ南東部マリウポリ中心部で、ロシア兵の前を通る人々(AFP時事)

ウクライナ南東部マリウポリにある住民の墓地=12日(ロイター時事)
【図解】ウクライナ

 【イスタンブール時事】ロシア軍は13日、ウクライナ東部各地で制圧に向けた軍事作戦を続行した。激戦地の南東部マリウポリでは、これまでに推計で2万1000人が死亡したとされる。東部各地で民間人の退避が計画されているが、「ロシア側の妨害」(ウクライナ当局)により、避難が進まない状況という。

 ロイター通信によると、マリウポリのボイチェンコ市長は12日、ロシア軍が2月24日にウクライナ侵攻を開始して以降、住民2万1000人が死亡したとみられると述べた。市街戦の激化により、死者数の正確な把握は困難だと訴えている。
 ウクライナのベレシチューク副首相は13日、民間人退避のための「人道回廊」が「危険にさらされている」と述べ、東部各地でこの日計画された退避の実施を見送る考えを示した。マリウポリでは10万人以上が退避できずに取り残されている。

1815とはずがたり:2022/04/13(水) 22:03:24
諜報機関の尻ぬぐいしてる心算かも知らんが新しく戦争犯罪犯した責任は免れないからな〜。

「虚偽情報」の責任問われ、ロシア情報機関の職員150人追放…英紙「プーチン氏の怒りの兆候」
4/12(火) 22:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a499f570064c8de2f384b6af0c44647873a47d2
読売新聞オンライン

 【ロンドン=池田慶太】12日付の英紙ザ・タイムズによると、ウクライナ侵攻の難航を受けて、ロシア情報機関「連邦保安局(FSB)」に所属する職員約150人が追放された。侵攻前に「虚偽の情報」を大統領府に提供した責任を問われたという。

 追放された職員の大部分は解雇され、一部は逮捕された。全員がウクライナを含む旧ソ連構成国をロシアの勢力圏にとどめる活動を担う「第5局」の所属だった。同紙は「侵攻の失敗に対するプーチン大統領の怒りの兆候だ」と報じている。第5局はプーチン氏がFSB長官だった1998年に設立された。

 FSBを巡っては、対外諜報(ちょうほう)部門トップが自宅軟禁後、刑務所に送られたとも報じられている。

1816チバQ:2022/04/14(木) 13:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb84067a69547424445ddc30d2e589190fad129
ウクライナがドイツ大統領のキーウ訪問を拒否 広がる波紋
4/14(木) 13:26配信
毎日新聞
ドイツのシュタインマイヤー大統領=2022年4月12日、AP

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問を計画していたドイツのシュタインマイヤー大統領がウクライナ側から拒否され、計画を断念したことが国内で波紋を広げている。ドイツがロシアとの関係を維持してきたことが一因とみられ、ウクライナへのさらなる軍事支援を求める声も上がっている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領と会談するため、ポーランドのドゥダ大統領とバルト3国の大統領は13日、キーウを訪れた。同行する予定だったシュタインマイヤー氏は12日、自身の訪問が「望まれていなかったようだ」と述べ、ウクライナ側から訪問を拒まれたことを明らかにした。

 同氏がメルケル政権の外相として、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン計画「ノルド・ストリーム2」を推進してきたことが背景にあると見られる。シュタインマイヤー氏は4日には「(パイプライン計画に)固執したことは明らかに間違いだった」と認めていた。

 同氏やショルツ首相も所属する社会民主党が伝統的に旧ソ連・東欧共産圏との関係改善を進める「東方外交」を展開し、ロシアとの関係を重視してきたことも影響した可能性がある。ショルツ氏は13日に地元ラジオのインタビューで、シュタインマイヤー氏の訪問が拒まれたことに「いささかいらだちを感じている」と述べた。

 キーウ訪問を巡っては、3月のポーランド首相らを皮切りに、4月には欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長や英国のジョンソン首相ら、欧州首脳が相次いで実現させ、ウクライナとの連帯を示している。

 こうした中、連立与党の緑の党や自由民主党からは、ウクライナに対する軍事支援を強化すべきだとの声も出ている。緑の党のベーアボック外相は11日「ウクライナはさらなる軍事物資、とりわけ重火器を必要としている」と指摘した。ドイツはこれまで、ウクライナに地対空ミサイルや対戦車砲などを提供してきたが、戦車や戦闘機を含む重火器はこれまで提供してこなかった。ショルツ氏は立場を明確にしておらず、今後の判断が注目される。【ベルリン念佛明奈】

1817チバQ:2022/04/14(木) 21:07:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f855051d89ceef313985fc20530e63832bf0453露旗艦が重大損傷 ウクライナ軍「沈没開始」と発表
4/14(木) 20:54配信

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産経新聞
ウクライナ侵攻をめぐり、ロシア国防省は14日、黒海艦隊旗艦の巡洋艦モスクワが「重大な損傷」を被り、全乗組員が退避したと発表した。火災で弾薬が爆発したと説明している。ウクライナ軍は同日、対艦ミサイル「ネプチューン」で前日に打撃を与え、沈没が始まったと発表した。

モスクワ(1万2500トン)は、クリミア半島のセバストポリを拠点とする黒海艦隊の旗艦。対艦ミサイル「ブルカン」(射程700キロ以上)を16発搭載する。旗艦の損傷で、露軍が目指す黒海沿岸部の制圧などに影響が出る可能性がある。

一方、露国防省のコナシェンコフ報道官は13日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)への再攻撃の可能性に言及した。露軍は東部制圧に向け兵力を集中させているが、首都を含む戦線の再拡大を示唆した。

インタファクス通信によると、コナシェンコフ氏は「ウクライナ軍が露領内への攻撃」を繰り返し試みているとし、そのような事態が続けば「キーウを含めた」ウクライナ政府施設が所在する地域への攻撃も辞さないと発言した。

ロイター通信によると、東部ハリコフ州の知事は13日、同州内で露軍が前日から50回以上のミサイル攻撃などを実施、子供を含む29人が死傷したと発言した。

エストニアなどバルト三国とポーランドの大統領は同日、キーウを訪問してゼレンスキー大統領と会談。4カ国の大統領はキーウ近郊で民間人が虐殺された現場も訪問し、ポーランドのドゥダ大統領は「これは戦争ではなく、テロだ」と述べ露側を強く非難した。

1818チバQ:2022/04/14(木) 21:10:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac0f908623c3790ad5a377deb8512203efad614プーチン氏「行き詰まり状態に戻った」…停戦協議の停滞、ウクライナ側に責任転嫁か
4/13(水) 23:57配信

読売新聞オンライン
12日、ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で、演説するプーチン露大統領(ロイター)

 ロシアのプーチン大統領は12日、訪問先の露極東アムール州での記者会見で、ロシア軍が侵攻しているウクライナとの停戦協議に関し、「行き詰まりの状態に戻った」と述べ、全面的な停戦実現は遠のいたとの認識を明らかにした。多数の民間人の殺害が明らかになる中で、停戦協議の行方は不透明さを増している。

 停戦協議では、3月29日にトルコ・イスタンブールで開催された4度目の対面交渉でウクライナ側が自国の「安全の保証」の枠組みを提案。ロシアが2014年に併合した南部クリミアの地位を巡っては、15年かけて協議するとしていた。その後、民間人被害が明らかになる中で、ウクライナ側が態度を硬化させ、今月6日に新たな提案をしたとロシア側が明らかにした。

 ウクライナ側は6日の新提案を公表していないが、プーチン氏は「一定レベルの合意に達していたが、ウクライナが態度を変えた」と批判した。ウクライナが「中立化」を確約する見返りとして、米欧などが緊急軍事支援を提供する「安全の保証」の枠組みについて、プーチン氏は「ウクライナがクリミアや東部ドンバス地方を適用対象地域に含めた」と説明した。対象地域になると露軍の駐留継続が脅かされると判断しているとみられる。セルゲイ・ラブロフ露外相によると、クリミアの地位についても、「15年かけて協議する」との当初案から、「両国首脳による協議に委ねる」と変更されたという。

 こうした露側の主張は、多数の民間人殺害が判明し、停戦協議が停滞する中で、ウクライナ側に交渉停滞の責任を転嫁する狙いがあるとみられる。プーチン氏は「受け入れ可能な合意」に達しないうちは侵攻作戦を継続する方針を強調した。

 一方、ウクライナ側で停戦協議代表団トップのダビド・アルハミア氏は12日、「協議はオンライン形式で続いている」と述べた。

1819チバQ:2022/04/15(金) 17:24:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/70bbbac187020f55265b6243fdacad081b532b9e
ロシア旗艦〝撃沈〟プーチン政権に大打撃 艦隊指揮する最新鋭技術が集約、首都名ついた巡洋艦の沈没に士気、通信・管制能力に影響も
4/15(金) 17:00配信
夕刊フジ
ロシア国防省は14日、黒海艦隊の旗艦である巡洋艦「モスクワ」が重大な損傷を被り、沈没したことを明らかにした。タス通信が同日伝えた。ウクライナ軍は、巡航ミサイルで攻撃したと発表している。旗艦には、艦隊を指揮命令し、地上軍を支援するための最新鋭技術が集約されている。ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア軍の深刻な打撃となったのか。

「モスクワは第二次世界大戦以来の敵の行動によって沈められた最大の軍艦になる」

英BBC(電子版)は15日、今回の旗艦沈没をこう伝えた。

ロシアメディアなどによると、モスクワは、排水量1万2500トン、乗組員は約500人。司令官や幕僚が座乗し、多数の通信機によって艦隊に指揮命令する。巡航ミサイル「ブルカン」(射程700キロ以上)16発や、防空ミサイルシステムS300の艦載型「フォルト」などを搭載する。

ロシア側は攻撃を受けたことを認めていないが、ウクライナ南部オデッサ州のマキシム・マルチェンコ知事は13日、同国が誇る複数の対艦ミサイル「ネプチューン」で攻撃し、深刻な打撃を与えたと述べていた。

モスクワの攻撃には、トルコ製のドローン「バイラクタルTB2」も使われたという情報もある。英大衆紙「デーリー・メール」は、ドローンがモスクワのレーダー警戒システムの注意をそらした後、対艦ミサイルで攻撃したと伝えた。

ロシア軍は現在、ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から撤退し、東部2州制圧に向けて、再配置を進めている。米シンクタンク「戦争研究所」は、来週にもマリウポリを制圧する可能性があると分析している。

首都の名前が付いた旗艦の沈没は、ロシア軍の士気に加え、通信・指揮管制能力に大きな影響を与える可能性がある。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「旗艦は通常、多数のレーダーやコンピューターを搭載し、作戦全体の命令系統の中枢を仕切る。最新鋭の対空兵器で武装しているため、攻撃は容易ではない。ウクライナ軍がドローンで注意をそらし、ミサイル攻撃を加えたとすれば、技術的・戦略的にも高い能力を示した。今後、ロシア軍の作戦が大きく後退するきっかけになるのではないか」と分析した。

1820チバQ:2022/04/15(金) 17:38:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c3b18c5783afc68388cd6e66f3bfdd239dd0059
ウクライナ難民10万人「財政は限界」…行き詰まるモルドバ、親欧米だが経済は露依存
4/15(金) 16:02配信

読売新聞オンライン
 ロシア軍が侵攻するウクライナから多くの難民が押し寄せたモルドバが揺れている。モルドバは3月、ウクライナに続き欧州連合(EU)への加盟を申請したが、エネルギー調達や農産物の輸出など経済的にはロシアと強く結びつく。領内に独立を主張するロシア系住民を抱えており緊張が高まる。(キシニョフ 上地洋実)


1人の支援に1日30ユーロ
ウクライナからモルドバ南部パランカに到着した難民(8日、上地洋実撮影)

 「私は第2次世界大戦を経験し家を失う悲しみを知っている。困難な時こそ助けなければならない」

 首都キシニョフの集合住宅にある自宅に、3月中旬から難民一家の4人を受け入れるマリーナ・スメシュナヤさん(85)は話した。

 孫が通う高校で難民を受け入れる家庭を募っていることを知り、「空き部屋があるし1人で生活するよりは良い」と決断した。月2000レイ(1万3000円)の年金を生活費と難民の支援に充てている。

 モルドバには人口の15%に相当する約40万人がウクライナから流入した。入国後、ルーマニアやドイツに向かった難民も多いが、現在も約10万人が国内にとどまっている。難民の75%は一般家庭に滞在し、善意で支援が成り立っている。

 マリアナ・ツルカン首相顧問は「難民1人の支援に1日あたり30ユーロ(約4000円)かかる。財政的に限界」と窮状を訴える。

 モルドバを支援するためドイツ、フランス、ルーマニアの3か国は5日、ベルリンで支援国会議を開き、6億6000万ユーロ(約900億円)の財政支援を打ち出した。

露系住民に警戒

 モルドバはロシアが「勢力圏」とみなす旧ソ連の国で、ウクライナと同じく親欧米の外交方針を掲げる。だがウクライナと同様、ロシア系住民が独立を主張する。

 モルドバ東部のロシア系住民はソ連時代末期の1990年、「沿ドニエストル共和国」の「独立」を一方的に宣言した。この地域にはロシアが1000人以上の兵力を駐留させ、モルドバ政府の実効支配が及んでいない。ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、モルドバ側では警戒が強まっている。

輸出 行き場失う
 親欧米路線の反面、モルドバはロシアとの経済的な関係が強く天然ガス輸入はロシアに100%依存する。

 マイア・サンドゥ大統領は2日、地元メディアのインタビューで「国民とウクライナ難民のため、天然ガスや電力の供給を止めるわけにはいかない」と述べた。

 貿易相手としてもロシアは重要だ。主要産品のリンゴは95%をロシアに輸出し、その額は8000万ドル(約100億円)に上る。だがロシア軍の侵攻でウクライナ経由の輸出が難しくなった。生産者組合のオクタビアン・オラル氏は「10万トンのリンゴが行き場を失った。ロシア向けの品種は欧州では買い手がつかない」と頭を抱える。

1821とはずがたり:2022/04/18(月) 17:28:34


ツイッター上での親ロ派は何が何でもロシアが正しくてアメリカが間違ってるというスタンスであたおかなのしかいないけど,日本は輿論としては寧ろロシアが悪いで極端に統一されてる国なのか。それが気持ち悪いという感覚も解るところはあるな〜。

https://twitter.com/daisycutter7/status/1515226742176112640
○イジー
@daisycutter7
ウクライナ紛争はどこの国に責任があるか。国別アンケート。面白い結果
https://twitter.com/KorsunskySergiy/status/1514269927758524416

1822チバQ:2022/04/19(火) 11:46:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e146e1daa9281d9d0a89efc4b058b789c40104
マリウポリ、軍抵抗拠点に市民1000人 民間人被害拡大の恐れ
4/18(月) 21:06配信


毎日新聞
ウクライナ部隊が立てこもるアゾフスターリ製鉄所(奥)=ウクライナ・マリウポリで2022年4月18日、ロイター

 ロシア軍に包囲されたウクライナ南東部の要衝マリウポリの攻防を巡り、ウクライナのシュミハリ首相は17日、米ABCテレビで「(マリウポリは)まだ陥落していない」と強調した。ロシア軍は「抵抗すれば全滅させる」と降伏を迫っているが、ウクライナ当局によるとウクライナ軍が拠点とする製鉄所には子どもを含む市民約1000人が避難していて、さらなる民間人被害が懸念される。


 ウクライナのクレバ外相は米CBSテレビでキーウ(キエフ)近郊ブチャでの露軍による民間人虐殺疑惑が発覚して以降、両国の高官レベルの停戦協議は中断していると説明。マリウポリの部隊が全滅した場合、「(停戦交渉が破綻する)レッドラインになるかもしれない」と語った。

 露国防省は市内臨海部の工業地帯にあるアゾフスターリ製鉄所に立てこもるウクライナ戦闘員に対し17日午後1時(日本時間同日午後7時)までの投降を要求。しかし、ウクライナ側がこれを拒否したため、部隊を壊滅させると警告した。

 地元メディアによると、露軍は17日もマリウポリに空爆やミサイル攻撃を続けた。戦略爆撃機「ツポレフ22M3」も投入したという。これに対し、ウクライナ側は民族主義者の準軍事組織「アゾフ大隊」が主力となり抵抗している。

 米CNNなどによると、露軍は18日から市民らがマリウポリに出入りすることを禁止している。マリウポリ市長顧問が通信アプリ「テレグラム」に投稿した。ウクライナのベレシチューク副首相は18日、テレグラムに投稿し、アゾフスターリ製鉄所をはじめ、マリウポリ市に残る民間人が避難できるよう人道回廊を早急に設置するようロシア側に求めた。

 英BBCによると市長顧問は、露軍が発行する通行証を求める市民の列ができており、露軍が市民の情報を集めて反ロシア的な人を選別しようとしていると訴えた。マリウポリから西部リビウに避難した男性(30)は共同通信の取材に対し、父母らが残るマリウポリで住民に対し親ロシア的かどうかの「選別」が始まったと語った。「親ロシアの姿勢を示せば避難が許されるが、避難ルートはないに等しい。反露的な言動をすればどうなるか分からない」と答えた。

 マリウポリ以外でも露軍の攻撃が相次いでいる。西部リビウでは18日、軍事施設や自動車整備工場が4発のミサイル攻撃を受けるなどし7人が死亡した。現地の知事がテレグラムで明らかにした。北東部ハリコフ中心部では17日、露軍の砲撃で5人が死亡、10人以上が負傷した。

 露国防省は18日、短距離弾道ミサイル「イスカンデル」で東部ドネツク州などにある軍関連施設4カ所を攻撃したと発表した。タス通信が伝えた。【岩佐淳士(ブリュッセル)、堀和彦】

1823とはずがたり:2022/04/19(火) 13:38:43
https://twitter.com/karizo2022/status/1516189135446605827
仮蔵
@karizo2022
ガスプロムバンクの元副社長ウラジスラフ・アバエフ氏とその妻、娘の遺体がモスクワの自宅から発見された。自殺の疑いがある。
ガスプロムバンクはクレムリンのガス-ルーブル変換スキームの主要銀行

1824とはずがたり:2022/04/19(火) 14:32:02
ほんまロシアなんとかせんとあかんわ。。
>国営のロシア通信は…露軍が制圧地域で「ナチ政権」を支持しているかどうかの大規模調査を実施することやエリート層の除去を主張している。

ウクライナ「浄化」が必要とロシアで報道、エリート層除去を主張
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220405-OYT1T50061/
2022/04/05 11:05

 【ワシントン=横堀裕也】米国のバイデン大統領は4日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで民間人の遺体が多数確認されたことについて、記者団に「ブチャで起きたことを見ただろう。プーチン(露大統領)は戦争犯罪人だ。裁判にかけるためにもあらゆる情報を収集しなければならない」と述べ、国際法廷の設置を呼びかけた。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアについては、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が捜査を開始している。バイデン氏は、国際法廷設置の具体的な手法には触れなかった。ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官は4日の記者会見で「過去にICCで戦争犯罪人が裁かれてきたが、米国だけで決める話ではない」と述べ、設置にあたっては、同盟国・友好国との調整が必要であるとの認識を示した。

 露国防省は3日の声明で民間人殺害などへの関与を否定している。一方、国営のロシア通信は3日、ウクライナが親米欧・反露路線の「ナチ化」を志向しているとして「浄化」の必要性を指摘した。民間人殺害を正当化したと受け取れる内容で、露軍が制圧地域で「ナチ政権」を支持しているかどうかの大規模調査を実施することやエリート層の除去を主張している。

1825とはずがたり:2022/04/19(火) 15:06:02

勿論アメリカが原因作った側面もあるわな。何を今更という感じだし,全部アメリカが悪い訳では無い。根源的にはロシアに着いてても豊かになれず西側に靡きたいと思ったウの民意でありそれを否定して大袈裟なネオナチみたいなのぶち上げて攻めこんだロシアが第一義的に悪い事に聊かの揺るぎも無い。

ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相
4/3(日) 9:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ed51037233d62ddde469cda9e064770b6cb1e6
東洋経済オンライン

…いま、「今回のウクライナ戦争の原因を作ったのは西側諸国、とりわけアメリカだ」と主張するアメリカ・シカゴ大の国際政治学者、ジョン・ミアシャイマー教授の発言が世界的に注目されている。

■ミアシャイマー教授のYouTube再生回数は100万回以上

ロシアのウクライナへの軍事侵攻前後に、ミアシャイマー教授が出演したYouTubeの再生回数はともに100万回以上に達し、いわゆるバズっている状態だ。ロシアに理解を示す識者の言動は、同調圧力が強い日本ではほとんど見受けられない。

 筆者が3月中旬にインタビューしたドイツ・ミュンヘン在住の30代のロシア人女性も「このシカゴ大教授の分析は私には客観的に見える」と述べ、視聴を勧めていた。現状を冷静に分析する「考えるヒント」として、ミアシャイマー教授の主張を紹介したい。そして、最後に筆者の反論も記したい。

 なお、同教授は、米陸軍士官学校(ウエストポイント)を卒業後、将校として米空軍に5年間在籍した経歴を持つ。大国間の外交に重きを置くリアリズム(現実主義)の論客として知られる。

 ミアシャイマー教授は2月15日に出演したYouTubeの冒頭部分で次のように断じている。

 「アメリカやイギリスといった西側諸国で広く受け入れられている一般通念では、このウクライナ危機で責任があるのはプーチンであり、ロシアであるということだ。つまり、悪い輩と良い輩がいて、私たちが良い輩、ロシア人が悪い輩だということだ。しかし、これはまったく間違っている。アメリカとその同盟国、とりわけ、アメリカが責任を負っている」

 そして、アメリカ主導の西側諸国が3つの柱からなる戦略でロシアをウクライナ軍事侵攻にまで追い込んだと非難している。では、その3つの柱とは何なのか。

 ① NATOの東方拡大

 1つ目は、既によく指摘されているように、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大政策だ。

 ミアシャイマー教授は、1991年のソ連崩壊後、弱体化したロシアが2度にわたって甘んじてNATOの東方拡大を受け入れてきたと指摘する。1度目は1999年の旧ソ連衛星国のポーランド、チェコ、ハンガリーのNATO入り。2度目は2004年のバルト3国やルーマニアなど7カ国のNATO加盟だ。

 もともとこれらの国々は、西側のNATOに対抗し、ソ連を盟主とした東ヨーロッパ諸国が結成した軍事同盟のワルシャワ条約機構のメンバーだ。しかし、冷戦終結に伴い、1991年に東側のワルシャワ条約機構が解散した一方、西側のNATOは存続して拡大を続けてきた。冷戦後、唯一の超大国となったアメリカ、とりわけ民主党のビル・クリントン政権が1990年代後半にNATOの東方拡大を本格化させた。

 政治学者でソ連史研究家の法政大名誉教授の下斗米伸夫氏は、著書『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』(作品社)の中で、アメリカが「(1990年の)ドイツ統一後の同盟不拡大の東西合意を反故にした」と指摘している。

■2008年4月、NATO首脳会議が引き金に

 プーチン大統領はかねてNATOの東方拡大に強く反対してきた。ミアシャイマー教授は、このNATO東方拡大問題が2008年4月にルーマニアの首都ブカレストで開かれたNATO首脳会議で一気に爆発したと指摘する。この会議では、時のブッシュ・アメリカ大統領が旧ソ連のウクライナとジョージア(旧グルジア)のNATO加盟を提案。ウクライナとジョージアもNATO加盟を明確に表明した。

 今から振り返れば、ドイツとフランスはとても冷静で、ロシアから無用な反発を買うことを恐れ、アメリカの提案に反対した。しかし、結局、ウクライナとジョージアの将来的なNATO加盟については合意に至った。

 ミアシャイマー教授は「ロシアはこの時、明確にウクライナとジョージアのNATO入りはロシアの国の存亡に関わる脅威であり、受け入れられないと主張した」と指摘し、今回のウクライナ戦争の起源だと言い切っている。

 ロシア軍は、そのNATO首脳会議から4カ月後の2008年8月にジョージアに軍事侵攻した。

1826とはずがたり:2022/04/19(火) 15:06:29
>>1825
 2014年のロシア軍によるクリミア侵攻については、ミアシャイマー教授は「クリミア半島にはセバストポリという(黒海に面した)重要な海軍基地がある。ロシアがここをNATOの基地にさせることなど考えられない。これがロシアがクリミアを奪った主な理由だ」と指摘する。

 そして、同教授は、1962年…「キューバ危機」を例に挙げた。…ロシアも、それと同じように自らの「裏庭」に当たるウクライナを西側の対ロシア防波堤と化すことは決して認めない、と指摘した。

 その指摘通り、2014年のロシアのクリミア半島への侵攻以来、ウクライナは新しい東西対立の最前線となってきた。ロシアにしてみれば、ポーランド、ルーマニア、バルト3国などに加え、ウクライナまでもがNATOに加われれば、NATOとの間の「緩衝地帯」を失うことになる。

 ② EU拡大

 ロシアをウクライナ軍事侵攻にまで追い込んだ西側のストラテジーの2つ目の柱としてミアシャイマー教授が挙げたのが、欧州連合(EU)拡大だ。EUは経済的かつ政治的な連合体で、西欧型リベラル民主主義の基盤ともなっている。

 そのEUに、ポーランドやチェコ、ハンガリー、バルト3国など10カ国が2004年に、ルーマニアとブルガリアの2カ国が2007年に、さらにクロアチアが2013年にそれぞれ加盟を果たした。

 これらの国々に続き、西側がウクライナやジョージアもEUに加盟させようとしていた動きをミアシャイマー教授は指摘する。確かにEUはジョージアやウクライナなどロシアと距離を置く東欧諸国のさらなる加盟に向け、実務的な交渉を進めてきた。そして、ロシアによるウクライナ侵略を受け、ウクライナは2月28日に、ジョージアとモルドバは3月3日にそれぞれ加盟申請を相次いで行った。結果としてロシアを刺激してきたことは想像にかたくない。

■ロシアを追い込んだ3つ目の柱

 ③ カラー革命

 ミアシャイマー教授によると、ロシアを追い込んだ西側のストラテジーの3つ目の柱は、カラー革命だ。

 カラー革命とは、ユーゴスラヴィアやセルビア、グルジア、キルギスなど旧ソ連下の共産主義国家の国々で2000年以降、独裁体制の打倒を目指して起きた民主化運動のことだ。

 ミアシャイマー教授は、ウクライナでは2014年2月中旬、アメリカの支援を受けて拡大したクーデターが勃発。親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が同月22日、デモ隊の動きを止められずに騒乱の中に解任され、親米派のリーダーが後釜に据えられた事実を指摘した。そして、ロシアはこれを容認せず「違法な政権転覆」と非難、同年3月1日のクリミア軍事侵攻につながったと同教授は述べている。

 このウクライナの政変は、プーチン大統領が力を注いでいた2014年のソチ冬季オリンピック期間中に起き、プーチン氏としてもメンツをもろにつぶされる格好になった。…

 つまり、今回のウクライナ侵略は8年越しのプーチン大統領のリベンジだったとの指摘だ。

 さらに忘れてはいけないことは、旧東欧諸国が次々と民主国家になり、その民主主義の「津波」がプーチン独裁政権の足元を徐々に揺るがしてきていることだ。今回のウクライナ戦争の背景には、民主主義対独裁体制の対立があることを忘れてはならないだろう。ウクライナは西欧リベラル民主主義と強権的な権威主義の対決の最前線にもなっている。

■違和感を覚える点もある

 ミアシャイマー教授の主張を聞き、筆者には違和感を覚える点もある。あまりにも大国間の権力政治(パワー・ポリティクス)を重視するあまり、ウクライナのような小国の主権や自国の行く道を選ぶ自主選択権を軽視しているように思えることだ。

 ウクライナにしてみれば、チェチェン戦争やジョージア戦争でロシアの脅威を目の当たりにし、早期のNATO加盟入りを果たしたかっただろう。緩衝地帯うんぬんという議論は、大国が小国を容易に扱えるといった帝国主義的な発想とも受け取れる。

 いずれにせよ、大国が力尽くで小国の主権を侵害することが許されるようになれば、欧州だけでなく東アジアをはじめとするあちこちで国際秩序が崩れかねない。21世紀のこの時代、大国間外交だけではなく、しっかりと小国の主権保護にも目を向けていきたいものだ。

高橋 浩祐 :国際ジャーナリスト

1827とはずがたり:2022/04/19(火) 15:11:12

【独自解説】ロシアの将軍が自軍の戦車にひかれて死亡!? “5月9日勝利宣言”目指す背景に兵士の反乱や厳しい経済事情、「ロシア人には貯金する文化がない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3a78a48a7213762de8db5c7b3e26be2268b8d9
4/6(水) 15:53配信
読売テレビ

プーチン大統領の思惑は…?

 ウクライナのゼレンスキー大統領が、「ロシア軍により市民が大量虐殺された」と強く非難する一方、ロシア側は「フェイクニュースだ」と反発。4月5日、緊急会合が行われる国連の安全保障理事会にロシアが“殺害していないとする証拠”を提出する模様です。

拓殖大学 名越健郎教授

 果たして“戦争終結”はいつになるのか、ロシアは“5月9日”に勝利宣言するのでしょうか。背景にある「3つの事情」について、元・時事通信モスクワ支局長で拓殖大学・教授の名越健郎(なごし・けんろう)さんが解説します。

“大量虐殺”の背景は?戦争犯罪は裁けるのか?
“大量虐殺”についてのやり取り

Q.ブチャの映像を見ると、民間人の方が無差別に攻撃されている。これを見た時に思ったのが、末端のロシア兵は、町に残っている人たちが本当にナチスだと思って殺害しているのでしょうか?
(拓殖大学 名越健郎教授)
「そこのところは分からないですけれど、ロシア軍というのは狂気があって、例えばシリアでもこういう戦争犯罪をやっています。先の大戦でも1945年のドイツ・ベルリン攻略とか、日ソ共同宣言を破棄したときの満州や樺太南部でも、こういう悲惨な光景が見られたわけです。ロシア軍というのは、そういうルールを守らないところもあると思うんです。ロシアが名誉と信頼を回復するのには、70年〜100年単位でかかるのではないかという気がします」

Q.それは上層部からの指揮命令で「民間人も無差別に攻撃しろ」と言われている可能性があるということですか?
(名越教授)
「それとやはり、退却する時は後ろから狙われるという点で非常にリスクが伴うわけですが、それを意識してこういう残虐な行為を行った可能性もあります。そのあたりはこれから検証が必要だと思います」

Q.ロシアが言う「フェイクニュース」だと証明するのは大変難しいと思うのですが、いかがですか?
(名越教授)
「おっしゃる通りで、この21世紀の情報化社会で、これだけ明確な証拠があります。これは国際調査チームが現地で調べると思いますが、それを覆すということはとてもできないので、ロシアの方が『フェイクニュース』をこれから作っていくと思います」

 「集団殺害犯罪(ジェノサイド)」や「人道に対する犯罪」、「戦争犯罪」、「侵略犯罪」などを捜査する機関として「ICC(国際刑事裁判所)」があります。犯罪に関わったとされる“個人”に対して、捜査を行うことや逮捕状を出すこと、裁判にかけることもできます。123か国が締約国ですが、中国・ロシア・アメリカは締約国ではありません。

Q.アメリカ・バイデン大統領も「戦争犯罪を法廷で裁く」と言っていますが、この「ICC」というのは機能するのですか?
(名越教授)
「いや、バイデン大統領は一般論の意味で言ったと思います。アメリカはICCのメンバーではないですので。しかし、一種の戦犯を裁く裁判を想定して、これから国際調査をやって、その戦犯に仕立てようと。厳密な法的根拠はないような気がします」

Q.このICCでは、例えばプーチン大統領を呼んで、裁くことはないということですか?
(名越教授)
「ICCの中で独自に調査ができるので、その結果プーチン大統領が有罪になると、ICC加盟国を訪問したときに、そこで逮捕されて裁判所に連行される可能性があります。プーチン大統領はこれからICC加盟国には訪問できないのではないかと思います」

噂される「5月9日勝利宣言」、その内容は?
 “5月9日”は1945年、第二次世界大戦でナチス・ドイツが降伏した日で、ロシア最大の祝日の一つです。多くの学校や企業が休業し、軍事パレードが行われます。米「CNN」は、ヨーロッパ国防当局者の話として「戦況や和平交渉の状況に関わらずプーチン大統領は5月9日に戦勝パレードを実施するだろう」と、報道しています。

 この「5月9日勝利宣言」の裏付けともとれるのが、ウクライナ侵攻の作戦計画・「クレムリン5段階計画」です。露独立系メディア「モスクワのこだま」によると、2月24日・侵攻開始日にクレムリンに近い政治学者セルゲイ・マルコフ氏が、プーチン大統領に代わって、作戦スケジュールを発表しています。

・第1段階、2月24日 ウクライナの制空権を確保する
・第2段階、2月末 ウクライナ軍の包囲と武装解除
・第3段階、2月末〜3月初め 大都市で政権を獲得
・第4段階、3月初め 新しい権力機関の創設
・第5段階、数か月後 平和的国家を再建する・政治プロセスを始動する

1828とはずがたり:2022/04/19(火) 15:11:28
>>1827
 この計画の文章の最後には、「ウクライナは5月9日の戦勝記念日を自由に祝えるだろう」と書いてあったということです。

Q.マルコフ氏が言っている計画、スケジューリングは全く狂ったって事ですよね?
(名越教授)
「そうです、何も実現していないですよね。非常に甘い発想で誤算だった、苦戦を強いられているということで、これは失敗したと言ってもいいと思います。死者だけでも1万人以上、負傷者で2万人、脱走兵も入れると4万人近い兵力を失ったと言われているので、これで戦線を立て直して、また新たに戦うのは至難の業だと思います」

 では、何をもって「勝利宣言」をするのか?名越教授は「『東部の2州の併合方針』・『ウクライナ中立化』を掲げ、5月9日に“一方的な勝利宣言”をするのでは?」という見方を示しています。

Q.「とにかく2州を完全に併合しました。ウクライナは中立の国になりました」ということを、勝手にロシアが言って、5月9日を迎えるということですか?
(名越教授)
「そういうことなんです。最初は非武装中立、それから非ナチ化、政権交代と言っていましたが、結局実現していません。『勝利宣言』とは言わないまでも、『戦争目的を達成した』と言わないと、プーチン大統領は撤収できないので、目標を縮小してこの2つぐらいにするというのが今言われている見方です」

“5月9日勝利宣言”の事情(1) ロシア軍兵士の“士気低下”
ロシア兵士の“士気低下”が推察される情報

 名越教授は、プーチン大統領が「5月9日勝利宣言」を行いたい背景には、3つの事情があると言います。1つ目はロシア軍の“士気低下”で命令拒否が起こっているということです。

Q.「クレムリン5段階作戦」を見ても、もっと早く終わる予定だったものが、極寒のウクライナに侵攻し、恐らく食料や水、燃料もままならない中で、士気が下がっているのは当然ですよね?
(名越教授)
「ロシア兵はセキュリティーの保証のない携帯を使っているのでウクライナ側はすべて盗聴しますし、ウクライナ人はロシア語がほぼ完全に分かりますが、ロシア人はウクライナ語が分からないので、情報戦でもウクライナ側が有利に立っています。それから7人のロシア軍の将軍が亡くなっています。これは戦意が低いから将軍が自ら前線に行って指揮しないとダメなのですが、そこをスナイパーに狙われた。1人の将軍は、ロシア軍の兵士と喧嘩して戦車でひかれて死んだケースもありました。だから、兵士の反乱というのも今、起きている状況じゃないかと思います」

“5月9日勝利宣言”事情(2) 帰還兵を持つ母から「反戦の声」
ロシア兵の徴兵時の規定

 2つ目は、「ロシア兵士 母の会」の動きです。「母の会」はホームページに3月31日に署名された大統領令の内容を記載し、任期満了の兵士が帰還するよう念を押しています。帰還できない兵士の数によっては、反戦の声を上げるだろうということです。

Q.やはり多くの若い犠牲者が出たというとこで、「母の会」が発言力を持っているということですか?
(名越教授)
「そうですね。ゴルバチョフ時代、30年以上前のグラスノスチの成果で、軍人の母の発言力が高まって、こういう『母の会』が出来ました。『母の会』は非常に権威があり、ロシア各地で尊敬されているということで、政府は弾圧できないんです。これから影響力を持つと思います」

Q.ロシアが発表している戦死者数と、ウクライナが発表している、ロシアの戦死者数は明らかに違いますが、もし多くのロシアの若い兵士が犠牲になったとするとなれば、反戦の声が「母の会」を中心にして上がってくるだろうということですね?
(名越教授)
「そうですね、これからどんどん棺や負傷兵、傷病兵が帰ってきますから、そこで『母の会』が声を上げるのではないかと見ております」

“5月9日勝利宣言”事情(3) 厳しい経済事情
ロシア人が貯金をしない背景

 3つ目は、すでに苦しくなっているロシアの経済事情があるということです。ロシア人には貯金をしない文化が根付いているそうです。

Q.ロシアの人はなぜ、貯金をする文化がないのですか?
(名越教授)
「ある日突然、紙幣が使えなくなったり、ハイパーインフレで1日のうちに物価が20倍、30倍になるという経験をしていますから、“金を持っていても仕方ない”、“通貨を信用していない”ところがあって、“金を持っていたらすぐ使うべきだ”という文化なのです。ロシア人の給料っていうのは、月5、6万と安いということもあって、貯金のない人が多いということです。さらに経済が厳しくなれば、市民の不満が噴出するのは早いと思われます」

(情報ライブ ミヤネ屋 2022年4月5日放送)

1829とはずがたり:2022/04/19(火) 17:53:59
>もっとも多くの企業は、数カ月間は給与の支払いを続ける方針だ。
数ヶ月は効果は僅少か

2022年4月17日8:08 午前15時間前更新
アングル:「西側制裁で失業」、ロシア労働者の新たな現実
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/russia-jobs-sanction-idJPKCN2M609B

[ロンドン 13日 ロイター] - オレクサンドル・キリリウクさんに解雇を告げる電話がかかってきたのは、ロシア軍がウクライナに侵攻した数時間後のことだった。勤め先の英ビール会社サミュエル・スミスがロシア市場からの撤退を決めたのだ。


4月13日、オレクサンドル・キリリウクさんに解雇を告げる電話がかかってきたのは、ロシア軍がウクライナに侵攻した数時間後のことだった。写真は3月、ロシア・オムスクで、制裁を受け閉店した中古のアップル製品を扱う店(2022年 ロイター)
「2月24日、私たちは皆、新たな現実に目覚めた」。2018年から同社に勤務してきた33歳のキリリウクさんは語る。同社のビールはロシア、ウクライナ、その他近隣諸国で売り上げを伸ばしていた。

皮肉なことに、キリリウクさんはウクライナ人だ。職を求めて旧ソ連諸国からモスクワに移り住んでいたが、プーチン大統領の侵攻に不意打ちを食らった数百万人の1人になる。

西側のロシア制裁によって同国経済は急降下しており、インフレ率は2桁台、成長率はマイナス2桁台に陥る見通しだ。

戦略研究センター(モスクワ)は、ロシアの失業者数が年末までに最大200万人増えると予想している。最悪の場合、失業率は2月水準の2倍の8%に近づく恐れがあるという。

「ロシアは国際金融システムから強制的に追い出された。従って経済の構造全体が変わるだろう」と言うのは、オックスフォード・エコノミクスのタチアナ・オルロバ氏だ。

「外資系企業と銀行の撤退に伴い、ホワイトカラーの失業が増えていくだろう。だが低賃金労働者を雇っていた小売りなどのセクターからも企業は撤退している」という。

米エール大経営大学院の調べでは、侵攻以降にロシア撤退を発表した企業は600社を超える。もっとも多くの企業は、数カ月間は給与の支払いを続ける方針だ。

1830とはずがたり:2022/04/19(火) 18:11:42

誰かが指摘してたけど弱い国というか極端に自由と消費生活が抑圧された軍事国家,北朝鮮化が進む様に思える。

ウクライナ侵攻を予言した教授、次の予測は「ロシアは弱い国になる」
有料会員記事ウクライナ情勢
https://www.asahi.com/articles/ASQ4J6TGMQ4HUHBI00V.html
ワシントン=望月洋嗣2022年4月17日 11時00分

 50日に及ぶロシアのウクライナ侵攻は、なお予断を許さない状況が続く。事態は今後、どのように展開していくのか。昨年末、軍事侵攻の可能性を予言した米ジョンズ・ホプキンス大のエリオット・コーエン教授に尋ねた。

「プーチン氏が戦略の大家だとは思いません」
――2022年の世界を「ジェットコースターに乗った状態」と予測した昨年のインタビューで、プーチン大統領によるウクライナ侵攻の可能性を指摘していました。ウクライナはこれからどうなりますか?

 ジェットコースターは、大きな急降下をしたところですが、この先、何回の急降下があるかは分かりません。私は66歳ですが、この戦争(ロシアのウクライナ侵攻)はおそらく私の人生で最も重要な戦争となる。結果にもよる面もありますが、欧州のみならず、アジア、世界秩序にとって記念碑的なできごとになるでしょう。

――欧州にとどまらない重要さとは?

 この戦争は第一に欧州の安定にとてつもなく重要な意味を持ちます。それにとどまらないのは、隣国による侵攻で国を破壊される事態に直面した際に、国の存在を守る権利があるのか、という問題が改めて提起されたことです。

 自由な人々が自分たちの生存権のために戦い、自由を勝ち取ろうとしている姿は、私たちの心を揺さぶります。世界中の国々で人々が鼓舞されている。ロシアが苦戦する姿は、中国をはじめとする国には警告にもなります。

――米国、欧州にとっての意味は。

 米国が指導力を示し、欧州各国が目覚めたことも重要です。イラク戦争で大量破壊兵器に関する誤った情報を提供して以降、米国の信用は大きく傷つきました。

 バイデン政権には批判もありますが、今回、ロシアの動きに関する機密情報の発表の方法は見事でした。米国は真実を語っていると受け止められたのです。その結果、ロシアに対応する有志国の大きな集団ができ、欧州諸国の結束が強まり、アジア諸国も巻き込んだ。昨年8月のアフガニスタン撤退時の米国の失敗を思うと実に印象的です。

 欧州側で言えば、ドイツが安全保障政策を百八十度転換し、国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上に増やす方針を示したことは驚異的です。北大西洋条約機構(NATO)の拡大にもつながる変化で、現にフィンランドやスウェーデンがNATO加盟に動いています。

1831とはずがたり:2022/04/19(火) 18:12:04
ニュース 国際・科学 ロシア軍が残虐行為を行う単純な理由 専門家が証言する「緩みきったロシア兵」の振る舞い
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-844770.html
ロシア軍が残虐行為を行う単純な理由 専門家が証言する「緩みきったロシア兵」の振る舞い
2022/04/08 13:13デイリー新潮

ロシア軍が残虐行為を行う単純な理由 専門家が証言する「緩みきったロシア兵」の振る舞い

ワレリー・ゲラシモフ参謀総長

(デイリー新潮)

 ウクライナにおけるロシア軍の残虐行為が次々に明るみになっている。例えば毎日新聞(電子版)は4月4日、「キーウ周辺で410人の遺体確認 ウクライナ検察」の記事を配信した。

 ***

 同じ日にはAFP=時事も「ロシア軍が『ジェノサイド』ウクライナ大統領が非難」との記事を伝えている。

 2つの記事は、いずれもYAHOO!ニュースのトピックスに転載された。戦争犯罪の疑いが強いという、非常に重大なニュースであることは言うまでもない。国際社会はロシアを非難している。

 無辜のウクライナ国民に対する悪逆非道の行為。当然ながらTwitterでも憤りの声が投稿されている。その際、「軍律」に着目する人が少なくない。

《ロシア軍の司令官に兵士に軍律を守らせる力がないのだ》

《虐殺はロシア軍の軍律のなさの証左ともいえる》

《ロシア軍には軍律ってのがないんだろうな》

 軍事ジャーナリストの菊池征男氏は90年代に2回、ロシア軍の取材に成功した。その際、軍の内部で風紀が荒みきっているのを間近にしたという。

「軍律が緩んでいるというレベルの状況ではありませんでした。軍律が存在しないかのようなデタラメぶりで、あんな酷い軍隊は初めて見ました。例えば、ウラジオストクの原潜を取材した時のことです。当時はソ連崩壊の直後で、ロシア海軍は水兵に満足な給与を払っていませんでした。住居を提供することもできず、水兵は潜水艦で寝泊まりしていました。そして勤務中でも、真っ昼間からウオツカをあおり、酔っ払っていたのです」

トップが人命軽視
 ロシアはウクライナでの民間人虐殺をデマと否定しているが、その証拠を示す衛星写真の存在などが明らかになっている。

「第二次世界大戦末期、ソ連は日ソ不可侵条約を無視し、旧満州に侵攻しました。そこで行われた日本人に対する残虐行為は、今のウクライナで行われていることと全く同じです。多くの民間人が殺され、女性だけでなく男性も性的暴行を受け、ありとあらゆるところで略奪が行われました。現在のロシアによる『ウクライナで残虐行為は行っていない』との主張を、日本人が『ウソだ』と見抜くのも当然でしょう」(同・菊池氏氏)

 独ソ戦では、ドイツ軍がソ連の民間人に残虐行為を働いた。だが戦況が逆転すると、今度はソ連軍がドイツの人々に残虐行為で“復讐”するという地獄絵図が発生した。

 昔も今も、ロシア軍の本質は変わっていない。戦場で残虐行為を常に繰り返してきた。なぜなのだろうか。

「ロシアという国家には、人命軽視という悪しき伝統があります。例えば、ソ連の最高指導者だったヨシフ・スターリン(1878?1953)は政敵を弾圧する“大粛清”を行いました。その死者は800万人とも1000万人とも言われています。国のトップが、人命を完全に軽視しているわけです。これで末端の兵士に『人命を尊重せよ』と言っても無駄でしょう」(同・菊池氏)

教育の欠如
 兵站(へいたん)の問題もある。ウクライナ侵攻では、ロシア軍の補給が全く機能していないことも明らかになった。弾薬どころか、食料さえ届かない。

 兵士が飢えに苦しめば──絶対に許されることではないといえ──食料を求めて略奪行為を働くのは火を見るより明らかだろう。

「アメリカ軍でも、ベトナム戦争からアフガン戦争に至るまで、現場の軍人による残虐行為が明らかになっています。我々日本人は、沖縄に駐留する海兵隊員の問題行動をよく知っています。とはいえアメリカは、残虐行為を行った軍人を処罰するという姿勢を示しているのは間違いありません。更に、残虐行為は絶対に禁止だと繰り返し教育も行っています。補給にも力を入れ、弾薬や糧秣(りょうまつ)に困らないよう努力しています。つまり自軍を筆頭に、戦場でも可能な限り、人命を尊重しようとしているのです」(同・菊池氏)

 それでも、残虐行為に手を染めるアメリカ軍人は存在する。だが、ロシア軍は対策すら講じていない。結果、今回の虐殺が起きたのだ。

デイリー新潮編集部

1832チバQ:2022/04/19(火) 20:17:24
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-4138925.html
ウクライナの女子サッカー選手をロシア軍が強制連行 激戦地マリウポリ=現地メディア
2022/04/19 17:52東スポWeb

ウクライナの女子サッカー選手をロシア軍が強制連行 激戦地マリウポリ=現地メディア

壊滅的な被害を受けて陥落寸前とも伝えられているマリウポリ(ロイター)

(東スポWeb)

 ウクライナの女子サッカーチームの選手がロシア軍に強制連行される事態が発生したと同国の複数のメディアが報じた。

 ロシア軍に連れ去られたのは、ウクライナ南東部のマリウポリに本拠地を置く「マリウポリチャンカ」の選手。同チームはウクライナ全土から選手が集まり、国内のトップリーグで4位につける好成績を残している。

 ウクライナ紙「Zerkalo Nedeli」は「ウクライナの女子サッカー選手がマリウポリからロシアに強制連行された」と題する記事を掲載。クラブのヤナ・ビノクロワ会長がユーチューブチャンネル「Real Time」で語ったコメントを引用している。

「チームは今、引き裂かれている。選手の何人かは強制的にノボアゾフスク(ロシア軍の占領地域)へ連れていかれた。彼女たちがどうしているかは分からない」

 ロシア軍はマリウポリへの攻勢を強め、都市は壊滅的な被害を受けて陥落寸前とも伝えられている。選手たちの無事を祈るしかない。

1833とはずがたり:2022/04/19(火) 21:13:38
ロシア法務省、国際人権団体の登録抹消 「法令違反」理由に
2022年04月09日22時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900538&g=int

 ロシア法務省は8日、「ロシアの現行法に対する違反が明らかになった」として、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)やアムネスティ・インターナショナルなど15の国際組織と外国のNGOに関し、ロシア国内での登録抹消を発表した。
ロシアで反戦デモ、4600人超拘束 ノーベル賞候補の活動家らも―ウクライナ侵攻

 これらの国際人権団体はロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍による非人道的兵器の使用を告発したほか、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外の民間人殺害を「戦争犯罪」と非難してきた。ロシア法務省は法令違反の具体的内容を明らかにしておらず、対抗措置として登録抹消を決めたとみられる。
 15団体の中には、米シンクタンク「カーネギー国際平和財団」やドイツの財団などが含まれている。

1834とはずがたり:2022/04/19(火) 21:17:03

日本の公安が無能である事の証明案件

日本の公安調査庁、ウェブサイト上から「アゾフ大隊」に関する記載を削除
08.04.2022 10:27
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3451937-ri-benno-gong-an-diao-zha-tinguebusaito-shangkaraazofu-da-duini-guansuru-ji-zaiwo-xue-chu.html

日本の公安調査庁は8日、公式ウェブサイト上の「国際テロリズム要覧2021」からウクライナの「アゾフ大隊」(現国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊)の記載を削除した。
公安調査庁がウェブサイト上で公表した。

公安調査庁は、「近時、一部において、公安調査庁が『アゾフ連隊』をネオナチ組織と認めている旨の事実と異なる情報が拡散されている状況が見受けられますが、このような誤った情報が拡散されていることは誠に遺憾」だと指摘している。

同庁は、その「誤情報」は「国際テロリズム要覧2021」の記載が根拠とされているようだが、そもそも「国際テロリズム要覧」は、「内外の各種報道、研究機関等が公表する報告書等から収集した公開情報を取りまとめたものであって、公安調査庁の独自の評価を加えたものではなく、当該記載についても、公安調査庁が『アゾフ大隊』をネオナチ組織と認めたものでは」ないと説明した。

その上で、同庁は、事実と異なる情報が拡散されることを防ぐため、ウェブサイト上の「国際テロリズム要覧2021」から上記の記載を削除することとした、と発表した。

なお、3月28日、国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊は、ロシアが広めている「ネオナチ」プロパガンダを否定しつつ、現在のロシア・ウクライナ戦争において実際には誰がナチなのかを説明するメッセージを発表していた。

また、アゾフ連隊のプロコペンコ連隊長は、同連隊の隊員たちはロシア軍に包囲されているマリウポリを明け渡すつもりはなく、町のために最後まで戦うつもりだと表明している。

1835とはずがたり:2022/04/19(火) 21:56:51
https://twitter.com/karizo2022/status/1508715974144716807

仮蔵
@karizo2022
1/59
私は、ロシアの将来について、3つのシナリオを考えている。

1. 北朝鮮
2. 帝国の再始動
3. 聖なる年(Jubilee)

ウクライナは戦うことを決意している。ロシアの歴史路線の選択は、結局、西側の決意にかかっている。今日は北朝鮮のシナリオを概説する。


2/59
もし西側がディエスカレート(*)し、プーチンが権力を維持した場合、彼はもっと強くなり、ロシアは北朝鮮のようになる。妄想はいけない。2月23日に戻ることはできない。「ディエスカレート」では、ロシアは現状に戻れない。
(*)戦争の様式や規模を段階的に小さくすること


https://twitter.com/kamilkazani/status/1508576670587895810
Kamil Galeev
@kamilkazani

1836チバQ:2022/04/19(火) 22:30:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd9fc4302e916fbc3f9479e0a1b68ce5fb083ec
ロシア軍が東部ドンバスに兵士5万人投入、作戦は新局面に…マリウポリには再び投降迫る
4/19(火) 22:14配信

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読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】ロシア軍は19日、東部ドンバス地方の全域制圧に向けた攻勢をさらに強めた。東部の戦線は拡大しており、ロシアのウクライナ侵攻作戦は新局面に入った。一方、激しい攻防戦が続く南東部マリウポリのウクライナ軍に対し、露国防省は19日、改めて投降を迫った。

(写真:読売新聞)

 露国防省は19日、露軍のミサイル・砲兵部隊が、東部や南部の各地で1260の標的を攻撃したと発表した。前日の発表(315か所)の4倍に増えた。東部には高精度ミサイル13発を撃ち込んだとしている。

 ドンバス地方を構成するドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州では2014年以降、親露派武装集団が一部を実効支配し、ウクライナ軍と交戦。プーチン露政権は侵攻直前の2月21日に親露派支配地域を一方的に国家承認し、ドンバス地方全域の「解放」を侵攻目的に掲げた経緯がある。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日夜のビデオ演説で、「ロシア軍は長期間準備してきたドンバスの戦いを開始した」との認識を示し、「どれだけ多くのロシア兵が来ようとも我々は戦う」と徹底抗戦を呼びかけた。

 また、オレクシー・ダニロフ国家安全保障国防会議書記も18日、露軍がドンバス地方の制圧地域拡大のため、「ほぼ全域でウクライナ軍の防衛線を突破しようとしている」と述べた。

 米国防総省高官は18日、露軍がドンバス地方攻撃のため兵力投入を続け、ここ数日で最大1万人程度を追加配置したとの分析を明らかにした。戦闘用装備を伴う700〜1000人の兵士で構成される大隊戦術グループ(BTG)は76に上り、既に5万人規模に達しているとの見方も示した。

 この高官は「ウクライナ軍も東部に少なくない戦力を持つ」とし、ルハンスク州ポパスナ付近や、ハルキウ(ハリコフ)州イジューム周辺でも戦闘が起きているとの分析も述べた。

 ドネツク州知事によると、親露派支配地域の中心都市ドネツク市郊外では19日、ウクライナ軍が露軍を撃退したという。ウクライナ軍の抵抗で東部制圧には時間がかかるとの見方がある。
 一方、露国防省は19日の声明で、マリウポリのウクライナ軍や武装組織「アゾフ大隊」に対し、19日午後4時(日本時間午後10時)までに拠点のアゾフスタリ製鉄所を明け渡し投降しなければ、排除すると警告した。最後通告は17日に次ぎ2度目だ。

 「アゾフ大隊」の司令官は18日夜、SNSを通じ、製鉄所で避難生活を送る子どもや女性の様子を収めたとする動画を公開した。徹底抗戦の決意も表明しており、投降の警告には応じないとみられる。

1837チバQ:2022/04/20(水) 11:02:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9fb613d7e0ebf3a12229c6d797c240d5c6a80c6
ウクライナ1200万人退避、うち500万人が国外へ 露軍攻勢で事態悪化も
4/20(水) 10:49配信
産経新聞
戦禍を逃れ、来日したバレリーナのオレナ・ドブリャンスカさん。空港で支援者と抱擁し、安堵の表情を浮かべた=16日夜、関西国際空港(渡辺恭晃撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】ロシアが侵攻したウクライナ情勢をめぐり、国際移住機関(IOM)のビトリーノ事務局長は19日の国連安全保障理事会で「ウクライナで退避した人は1200万人を超える」と報告した。うち国外へ逃れた難民は約500万人。13日までに難民87万人超が帰還したが、露軍がウクライナ東部や南部で攻勢を強める中、事態は再び悪化する恐れもある。


国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の18日時点(中欧時間)の集計によると、ウクライナ難民受け入れ数はポーランド280万人、ルーマニア75万人、ハンガリー46万5千人、モルドバ42万5千人など。

ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺からの露軍撤退に伴い、国連人道問題調整室(OCHA)は13日まで連日3万人がウクライナへ帰還していたことを確認している。帰還難民の増加を受けて、自宅が破壊されるなどして地元に戻ることのできない人々をどう支援していくかが新たな課題になるとされる。

ビトリーノ氏は安保理会合で「週内に帰還難民などの調査を更新する」と述べ、実態把握に努める考えを示した。

難民受け入れ国を視察した同氏は「女性や子供、高齢者、障害者が大きな影響を受けていた」と証言した。難民支援の経験から「最大30%が心のケアが必要になる」「女性や子供が人身売買の被害に遭いやすい」などと指摘。家族からはぐれた子供の保護、家族との再会などで「国際的な支援が必要だ」と理事国に訴えた。

米国や英国が人道支援目的の資金援助の実施を改めて表明した。ほかの理事国からも、民間人の退避ルート(人道回廊)の確保や支援物資の供給を目的とした停戦を呼びかける国連を支持する声が相次いだ。

ウクライナのキスリツァ国連大使は「ロシアは人道回廊の設置を拒絶し、人道支援を妨げている」と批判した。ロシアのポリャンスキー国連次席大使は会合に先立ち「ロシアは毎日停戦と人道回廊の設置を呼びかけているが、ウクライナは利用しない」と主張した。

1838チバQ:2022/04/20(水) 11:05:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4d58a8c50f60c469c25e014a7faff24f9d9c340
露軍、マリウポリで投降重ねて迫る 応じなければ「悲惨な結末」
4/20(水) 10:37配信
産経新聞
侵攻したロシア軍が本格攻勢を開始したウクライナ東部では19日、激しい戦闘が続いた。露軍は同日までに東部ルガンスク州クレミンナを制圧。ただ、各地でウクライナ軍の抵抗に遭い、前進は一部にとどまっているもようだ。東部マリウポリでは、露軍はウクライナ守備隊が籠城する製鉄所を攻撃する一方、降伏を改めて勧告。応じなければ「悲惨な結末」が待っているとし、さらなる攻撃の激化を示唆した。

クレミンナでは、18日頃から露軍とウクライナ軍が市街地で激しく戦闘。ルガンスク州のガイダイ知事は19日までに同市が露軍に制圧されたと発表した。ガイダイ氏はウクライナ軍は後退しつつ、新たな防御線を再構築したとしている。

南部ザポロジエ州当局も19日、露軍の大規模攻撃が行われていると発表。ロシアはルガンスク、ドネツク両州を含む東部ドンバス地域全域の制圧を目指しており、南部での進軍にはウクライナ軍の戦力を分散させて東部制圧を容易にする狙いや、占領した南部の都市への支配権をより確実にする思惑があるとみられる。

一方、ウクライナ軍は19日、東部イジュム方面で露軍を撃退したほか、10台以上の戦闘車両やヘリコプター1機を撃破したと発表。イジュム周辺の複数の集落を解放したとも主張している。英国防省は同日夜、「ウクライナ軍は露軍の前進を食いとどめている」とする戦況分析を公表した。

マリウポリでは露軍が19日、守備隊の最終拠点である製鉄所を爆撃。製鉄所には民間人数百人〜1千人も避難しているとされる。露国防省は19日、20日午後2時(日本時間同8時)から製鉄所を脱出するための人道回廊を設置すると発表。守備隊に投降を求めた。ただ、ウクライナ側は抗戦の構えを崩していない。

1839チバQ:2022/04/21(木) 07:14:11
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220420-567-OYT1T50264.html
製鉄所のウクライナ軍幹部「我々は持ちこたえても数日」「敵の人数は我々の10倍」
2022/04/21 06:56読売新聞

 【ワシントン=田島大志】ロシアの侵攻を受けるウクライナ当局者らは19日、ロシア軍が南東部マリウポリで、ウクライナ軍が拠点とする製鉄所に集中爆撃を加えていると明らかにした。プーチン露政権はウクライナ兵に繰り返し投降を求め、事態は切迫している。東部ドンバス地方全域の制圧を目指す露軍とウクライナ軍の戦闘が激しさを増している。

 ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問は19日、ウクライナ軍と武装組織「アゾフ大隊」の兵士ら約2500人が拠点とするアゾフスタリ製鉄所を狙い、露軍が地中貫通型爆弾を使用したと指摘した。

 同爆弾は「バンカーバスター」と呼ばれ、地下に貫通後に爆発し、地下施設の破壊が可能とされる。製鉄所の地下施設には、兵士のほか子供を含む多くの一般住民も避難しており、人的被害の拡大が懸念される。

 アゾフ大隊の副司令官も19日、米政府系メディアの取材に、「製鉄所は超重量級の爆弾を落とされ、ほぼ完全に破壊された。大勢ががれきの下敷きになっている」と訴えた。

 ウクライナ軍幹部とされる男性は20日、SNSで、「我々は持ちこたえても数日だ。敵の人数は我々の10倍いる。ここには民間人が数百人いる。安全な第三国に出してほしい」と国際社会に救助支援を訴えた。

 露軍は製鉄所を掌握し、マリウポリを陥落させる狙いだ。露国防省は19日夜、ウクライナ兵に改めて投降を求め、20日午後2時(日本時間午後8時)という日時を提示した。

 一方、ロシアとウクライナは20日、マリウポリの住民を南部ザポリージャに退避させる「人道回廊」の設置で合意した。約10万人の残された住民の退避が進むかどうかが焦点となる。

 米国防総省の高官は19日、露軍がドンバス地方全域の制圧に向け、ドネツク周辺などで限定的な攻撃を始めたとの見方を示した。高官は「ロシアが計画している大規模な攻勢作戦の前触れだ」とも語った。

 タス通信によると、プーチン大統領は20日の会合で、「ドンバス地方の人々の暮らしは少しずつ正常化し、良くなるだろう」と述べ、露軍が全域制圧を図る意義を強調した。

 露国防省は20日、露軍が1000か所以上をミサイルなどで攻撃したと発表した。ウクライナ軍参謀本部は20日、ルハンスク(ルガンスク)州セベロドネツクなどで激しい戦闘が起きていることを明らかにした。

 米CNNなどは19日、米国のバイデン政権がウクライナへの新たな軍事支援を近く発表する見通しだと伝えた。13日に8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を表明したばかりだが、新たな支援額も同規模となる見込みだという。

1840とはずがたり:2022/04/21(木) 20:55:33
ロシア紙、兵士1万人近くが死亡と報道も1日で削除
2022.03.22 Tue posted at 11:20 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35185172.html?ref=rss

1841とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:09
ロシア軍、キエフ近郊アントノフ空港から撤退 新たな衛星画像で確認
2022.04.02 Sat posted at 09:40 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185780.html

極右「アゾフ大隊」、ウクライナの抵抗で存在感 ネオナチの過去がロシアの攻撃材料に
2022.04.02 Sat posted at 14:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185777-4.html

1842とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:27
プーチン大統領の特別代表が辞任 侵攻以降の辞任で最高位
2022年3月24日
https://www.bbc.com/japanese/60856795

1843とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:43
ロシアの将軍、米国防当局者との希少な直接会談で感情「爆発」 CNN EXCLUSIVE
2022.03.24 Thu posted at 16:30 JST

https://www.cnn.co.jp/usa/35185333.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=editorial-sns&utm_content=35185333

1844とはずがたり:2022/04/21(木) 23:22:46
ウクライナ軍、露アムール州から到着した露軍機械化旅団の殲滅を報告
ウクライナ軍、露アムール州から到着した露軍機械化旅団の殲滅を報告写真07.04.2022 21:37
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3451581-ukuraina-jun-luamuru-zhoukara-dao-zheshita-lu-jun-ji-xie-hua-lu-tuanno-jian-miewo-bao-gao.html
ウクライナ陸軍は7日、露アムール州エカテルノスラフカ村を拠点とするロシア軍第38独立自動車化狙撃旅団を殲滅したと報告した。

1845とはずがたり:2022/04/21(木) 23:49:02

2022.03.19
# 戦争 # 政局 # ウクライナ
「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に
彼は自ら「墓穴」を掘ってしまった
北野 幸伯
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93532?page=5

1846チバQ:2022/04/22(金) 08:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e42b7b4b12d21b4c62c5a53214bd53f08206dc8f
停戦交渉に悪影響も 要衝マリウポリ「喪失」 ロシアは戦勝パレードか
4/22(金) 7:08配信
時事通信
 ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ南東部にある要衝の港湾都市マリウポリの「制圧」を事実上宣言した。

 水・食料・薬不足で人道危機が深刻化し、無差別攻撃により多大な犠牲者が出た悲惨な包囲戦は、ロシア軍の侵攻開始から2カ月弱で転機を迎えた。停戦交渉への悪影響も懸念される。

 マリウポリは2014年からの東部紛争でも親ロシア派武装勢力が制圧することができず、一時はドネツク州の臨時州都となった。ウクライナ側は精鋭部隊「アゾフ大隊」などを配置し、この都市を「徹底抗戦」の象徴として重視していた。ロシア軍が東部でさらに攻勢を強化するとみられる中、要衝を失いつつあることに重苦しい雰囲気も漂う。

 プーチン政権は、5月9日の旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日前に具体的な「戦果」を得た格好。既に「かいらい」市長も置いており、2月21日に独立承認した「ドネツク人民共和国」の一部として実効支配する見通しだ。

 地元当局者は今月13日、「(かいらい市長は)中心部で5月9日に(戦勝記念)パレードを実施すべく、がれきや遺体の一掃を命じられている」と主張した。タス通信によると、住民を練り歩かせる計画という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、「われわれの部隊が壊滅させられれば、いかなる交渉も終わることになる」とロシア側に警告していた。ウクライナ側は、先に北部キーウ(キエフ)州で住民とみられる遺体が多数見つかったことで、ただでさえ態度を硬化させており、断続的に行われてきた停戦交渉が頓挫する恐れがある。

 包囲戦による犠牲も計り知れない。ボイチェンコ市長が明らかにしたところでは、これまでに2万人以上が死亡。ゼレンスキー氏は「マリウポリは(激しい空爆に遭ったキーウ州の)ボロディアンカの10倍の(被害が出ている)可能性がある」と指摘した。ただ、ロシアの実効支配下に置かれれば、全容の解明は不可能になる。

 妊婦が出産を控える病院や、子供が避難したという劇場まで攻撃されたマリウポリ。脱出して本国に戻ったギリシャの外交官は、スペイン内戦中の1937年にナチス・ドイツの無差別爆撃を受けた「ゲルニカ」の惨状になぞらえた。

1847とはずがたり:2022/04/22(金) 10:08:59
一家心中か…ロシアの富豪とその家族の死が相次ぐ
https://news.livedoor.com/article/detail/22044596/
2022年4月22日 7時12分

ABEMA TIMES

 ロシアの富豪とその家族の死が相次いでいる。

【映像】ロシア砲撃受け…頭に破片刺さった13歳少女が奇跡の生還

 ロシアメディアによると、19日、天然ガス大手のノバテク社の元副会長セルゲイ・プロトセーニャ氏がスペインのリゾート地で妻と娘とともに遺体で発見された。地元警察はプロトセーニャ氏が家族を殺害した後、自殺した可能性があると話しているという。

 また、18日にはロシア有数の銀行のひとつガスプロムバンクの元副社長、ウラジスラフ・アバエフ氏がモスクワ市内の自宅で妻と娘とともに死亡した。モスクワの捜査当局は一家心中の可能性があると発表している。(ANNニュース)

1848とはずがたり:2022/04/22(金) 10:09:27

https://twitter.com/igorsushko/status/1517172233629626368
Igor Sushko
@igorsushko
??BREAKING: Russia - Dmitrievsky Chemical Plant burned down today on the outskirts of Moscow. This is the largest Russian manufacturer of chemical solvents. Located 250 miles EAST of Moscow. We are beginning to see a pattern develop.
による英語からの翻訳
??速報:ロシア-モスクワ郊外でドミトリエフスキー化学プラントが本日全焼した。これは、化学溶剤のロシア最大のメーカーです。モスクワの東250マイルに位置します。パターンが発達し始めています。

1849とはずがたり:2022/04/22(金) 15:07:39
2022年4月22日1:03 午後2時間前更新
アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV
Elizabeth Piper

[キーウ 19日 ロイター] - ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。
 ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。写真は、破壊されたマリウポリの集合住宅の前にたたずむ地元住民。18日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

パンチェンコさんはアゾフ海に面したタガンログ港の駅で、200人ほどのウクライナ人とともに列車に乗せられ、ウクライナと国境を接するロシアのロストフ州内の別の場所に移送されると告げられた。

だが列車が目的地に着いたとき、そこはロシア・トゥーラ州にあるスボーロフという街だった。タガンログからは約1000キロも離れている。

「警官がたくさんいた。駅は封鎖されており、一般のロシア人は私たちに近づけなかった」とパンチェンコさんは言う。出迎えの群衆はいたが、トゥーラ出身の友人の息子は、駅に入ることを許されなかった。「明るい雰囲気で、クッキーが振る舞われた」

ロイターは、パンチェンコさんの他、先月マリウポリを脱出したもう1人のウクライナ人ナタリア・ビルメイヤーさん、そして別の難民2人の親族に話を聞いた。

彼女たちの話を総合すると、マリウポリの一部の市民が包囲された同市を脱出するには、ロシアに逃れるしか選択肢がなかったことが分かる。その行程では親ロシア派勢力による身体検査や尋問が繰り返され、ウクライナ国境から遠く離れた場所に移送される例も多かった。

彼女たちの談話について、ロイター独自の裏付けは得られていない。

パンチェンコさんやビルメイヤーさんがロイターに語った、選択の余地なくロシア国内の遠隔地に送られたウクライナ人の証言について、ロシア政府にコメントを求めたが、回答は得られていない。

ロシア政府は、2月24日にウクライナ侵攻を開始して以来、意図的に民間人を標的とすることはないと述べている。

パンチェンコさんによれば、彼女はロシア当局により、列車に乗っていた他のウクライナ人とともにトゥーラ州内のクラインカと呼ばれる地域の療養所に連れて行かれたという。あてがわれた部屋には、小さな冷蔵庫、テレビ、それにシングルベッドが2つあった。テーブルには、伝統食のジンジャーブレッド、甘いビスケット、水とアイスティーが置かれていた。

クラインカの療養所に、ウクライナ人受け入れにおける役割についてコメントを求めたが、回答は得られなかった。

開戦前、パンチェンコさんは貯水タンク工場のマネジャーで、地方議会の議員も務めていた。クラインカの療養所に到着した後、パンチェンコさんは指紋を採取され、写真を撮られた上で、検察官の前で尋問を受けたという。ロイターでは検察官の氏名を確認できなかった。

ロシア語とウクライナ語を話すパンチェンコさんは、2014年以降、ウクライナにおけるロシア語への抑圧が強まったかという質問を受けたという。

2014年は、ロシアがクリミア半島を併合し、ウクライナのドネツク州、ルガンスク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力が「人民共和国」の建国を宣言した年だ。

ロシアがウクライナにおける「特別軍事作戦」を正当化する根拠の1つとして掲げるのは、ロシア語話者の保護である。ロシア政府は、彼らがウクライナのナショナリストから迫害を受けていると主張している。ウクライナはこれを否定している。

「私は、自分はウクライナ語を話せるし、この言語が好きだとだけ答えた。ロシア語に対する抑圧を目にしたことはない、とも言った」

1850とはずがたり:2022/04/22(金) 15:07:51
>>1849
<国外への強制移送>

ウクライナの人権オンブズウーマン、リュドミラ・デニソワ氏は先週、ロシアがマリウポリから13万4000人の市民を連れ去り、そのうち3万3000人をロシアに強制移送したと述べた。ロイターではこれらの数値が正確なものか確認できなかった。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)で欧州・中央アジア担当副ディレクターを務めるレイチェル・デンバー氏によれば、HRWでは「明らかに強制移送と見られる」例を少なくとも1件記録しているという。同氏の説明によれば、これは「侵攻した側の国に強制的に連れ去ること」を意味する。

紛争下における人道的扱いの法的基準を定義した1949年ジュネーブ条約は、国際紛争に際して占領国側の領域に民間人を大量強制移送することを禁じており、戦争犯罪に分類している。

ロシアは、マリウポリを離れることを望む人に人道的支援を提供していると述べている。ロシア政府のウェブサイト上で3月12日に発表された決議には、ウクライナ及び分離独立を唱える両「共和国」を離れてロシアに移動した9万5909人の所在が示されている。

1カ月後の4月14日、ロシアのミハイル・ミジンツェフ上級大将は、マリウポリでの戦闘が激化する中で、同市だけでも13万8014人の市民がロシア軍によって救出されたと述べた。

パンチェンコさんがマリウポリを脱出したのは3月17日。彼女を含む数十人の市民はカルミウス川左岸の建物の地下室に避難していたが、この日、チェチェンの部隊がこの建物を確保したという。

1851チバQ:2022/04/22(金) 23:14:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b536d6b8a092e27117bdae860b734e23cdfe48d
ロシア、マリウポリから転戦か 製鉄所の攻撃中止、兵力振り分け
4/22(金) 20:48配信
毎日新聞
煙を上げるマリウポリのアゾフスターリ製鉄所。ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が立てこもっている=2022年4月20日、ロイター

 ロシアが「制圧した」と主張したウクライナ南東部マリウポリについて、ゼレンスキー大統領は21日夜のビデオ演説で、抗戦を続ける意向を強調した。プーチン露大統領は同日にアゾフスターリ製鉄所への攻撃中止と徹底封鎖を命じていたが、ウクライナ部隊と市民が立てこもりを続けている。ロシアは来月9日に予定する「対独戦勝記念日」までに東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)を支配することを狙い、マリウポリの戦力を振り向けるとみられる。



 英国防省は22日発表した戦況分析で、プーチン氏が製鉄所の制圧作戦を中止した背景として、自軍の犠牲を回避しつつ、マリウポリの部隊を東部の別の地域に転戦させる狙いがあると指摘。米国防総省高官によれば、これまで露軍はウクライナで展開する76の大隊戦術群のうち12をマリウポリに集結し、1万人近い兵力を投じていた。広大な製鉄所の封鎖には相当の兵力を残す必要があるが、同地の軍事作戦を縮小すれば東部の激戦地に数千人を再配置することが可能になる。

 ロシア中央軍管区のミネカエフ副司令官も22日、軍事作戦の「第2段階の任務の一つはドンバス地方とウクライナ南部を完全支配することだ」と表明した。タス通信が伝えた。

 一方、ウクライナ側は製鉄所に民間人1000人と負傷兵500人がいるとみている。また、製鉄所の職員約1万人のうち、約6000人と連絡がついていないという。製鉄所の経営者は米CNNに対し、製鉄所には「2〜3週間分の食料が保存してあった」と語った。だが、既に包囲が始まってから約8週間が経過しており、食料は尽きかけているとみられる。経営者は「大惨事が近づいている」と話した。

 マリウポリのボイチェンコ市長も22日、国営テレビで市内に残る10万人の市民に「完全な避難」を呼びかけた。市長は21日、ロイター通信のインタビューに「まだ街に残る人々の命は、たった一人の人間、プーチン(大統領)の手に委ねられている。これから起こるすべての死も彼の手にかかっている」と述べた。

 ゼレンスキー氏は21日の演説で、両国で信者の多い東方正教会の復活祭(イースター、24日)に合わせた休戦提案をロシア側が拒否したと指摘。イースターの休戦は国連のグテレス事務総長らが提案していた。【三木幸治(エルサレム)、八田浩輔】

1852とはずがたり:2022/04/24(日) 08:50:22
黒海艦隊の司令官逮捕か、責任問われた模様 ウクライナ報道
4/24(日) 2:39配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/56fbca2c14f1dd3f60ad67fbe16bfbedbe7b0d78
朝日新聞デジタル
2021年2月、式典に出席したロシア黒海艦隊のイーゴリ・オシポフ司令官=ロイター

 ウクライナ侵攻の作戦中に沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ」を含むロシア黒海艦隊の司令官が解任され、逮捕されたと、ウクライナ国防省の情報局幹部が話した。ウクライナのネットメディア「リガネット」が22日、伝えた。沈没の責任を問われたとみられる。

【写真】沈没前の「モスクワ」とされる写真。全員避難と主張していたのに「なぜ息子は戻ってこないのか」と憤る母

 司令官はイーゴリ・オシポフ氏。情報局幹部はほかにも、ロシア軍の5人の将官がウクライナでの苦戦などを理由に解任されるなどしたとし、「司令部への弾圧が新局面に入った」とみている。

 「モスクワ」は艦隊の司令塔の機能のほか、ミサイル防衛システムを搭載し、防空面でも重要な役割を果たしていたとされる。

朝日新聞社

1853チバQ:2022/04/24(日) 09:59:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1aecd714491a88a817fe8dc5706724249ece45
東・南部攻防、長期化か ロシア、苦戦も「勝利」宣伝 また集団墓地・ウクライナ侵攻2カ月
4/23(土) 19:26配信
時事通信
ウクライナ東部を支配する親ロシア派武装勢力の車列=21日、マリウポリ(ロイター時事)

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始してから24日で2カ月となる。


 ロシア軍は23日も東部ドンバス地方で激しい砲撃を続け、今後の作戦目標は東部と南部での「完全支配確立」(軍高官)だと明言している。欧米の軍事支援を受けるウクライナ側の抵抗は強く、攻防戦の長期化は避けられそうにない状況だ。

 ウクライナのメディアによると、同国大統領府のアレストビッチ顧問は23日、南東部マリウポリでウクライナ部隊が抵抗の拠点とするアゾフスタル製鉄所に対してロシア軍が空爆を再開し、突入を試みていると述べた。ロシアのプーチン大統領は21日にマリウポリの「制圧」を宣言する一方、ロシア軍に製鉄所への突入中止を指示したが、現地ではその後も交戦が続いている。

 英国防省は23日付の戦況報告で、ロシア軍はマリウポリ掌握にてこずり、東部で「前進が遅れている」と分析。「ウクライナ側の反撃が続き、ロシア部隊は過去24時間で大きな戦果を得ていない」と指摘した。

 ロシアはこれまでの軍事作戦で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗。黒海では旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」が13日に火災を起こして沈没し、22日には乗組員に死者・行方不明者が出ていることを認めた。作戦が順調に進まない中、プーチン氏は旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日である5月9日に向けて「戦果」をアピールしたい考え。ロシア国防省は第2次大戦時の「マリウポリ解放」の史料をサイト上で公開し、過去の勝利と重ね合わせようとしている。

 また、ウクライナ軍や大統領府関係者によると、南部オデッサに23日、ロシア軍が発射したミサイル2発が着弾し、少なくとも5人が死亡した。

 ロイター通信によれば、欧州連合(EU)高官は「東部と(南部の)沿岸地域で、ロシアの攻撃の激しさが著しく増すのを目の当たりにすることになりそうだ」と述べ、今後数週間の推移が重要という認識を示した。ジョンソン英首相は22日、ロシアの侵攻は2023年末まで続き、最終的にロシアが勝利する「現実的な可能性がある」と表明した。

 一方、マリウポリのアンドリュシェンコ市長顧問は22日、マリウポリ東郊で新たな集団墓地の情報があると指摘し、「(ロシア軍が)戦争犯罪の結果を隠そうとするための試みだ」と非難した。西郊では21日にも集団墓地とみられる塹壕(ざんごう)が見つかっており、ロシア軍に殺害された民間人3000人以上が埋葬された可能性があるという。

1854とはずがたり:2022/04/24(日) 13:56:37
差し当たってモルドバ・ジョージア・ウクライナで協力関係構築して,NATOの他,バルト三国・ポーランド・トルコ・英米と協力関係構築して行けばどうだろうか?勿論,イラン・中印辺りとも一定の関係を構築してロシアがこれらの国々と枢軸を形成するのを防がねばならないけど。。

ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る地域も
4/22(金) 19:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8812c1d35e558dda170007ab4912f0ca2c4f74a
ABEMA TIMES
ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る

 ロシアによるウクライナ東部への大規模攻撃が続く中、ロシア中央軍管区の司令官がモルドバにも介入していく考えを明らかにした。

【映像】ロシア砲撃受け…頭に破片刺さった13歳少女が奇跡の生還

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けている。

 インタファクス通信によりますとロシア中央軍管区の司令官は「沿ドニエステル共和国」について「ロシア語系住民への抑圧も確認されている」と指摘した。

 そのうえで、「ウクライナ南部を支配することは沿ドニエステル共和国へのもう一つのアクセスポイントとなるだろう」と述べ、モルドバにも介入していく考えを強調した。(ANNニュース)

1855とはずがたり:2022/04/24(日) 14:09:45

モスクワも沈められて絶対無理な癖にオデッサ占領を含みモルドバ迄支配下に置こうと言い出しやがった。

ウクライナ東・南部の完全制圧目標=ロシア軍高官が初言及―マリウポリ近郊に集団墓地
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-1593364/
2022年04月22日 22時31分 時事通信

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシア軍中央軍管区のミンネカエフ副司令官は22日、ウクライナでの軍事作戦の第2段階に関し、「ロシア軍の目標の一つは(東部)ドンバス地方とウクライナ南部の完全支配を確立することだ」と表明した。インタファクス通信が伝えた。支配地域の拡大を目指す方針を示したことで、戦闘が長期化する可能性が高まった。

 副司令官は、この目標の遂行によりロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島へとつながる「陸の回廊」ができると指摘。モルドバ東部の親ロシア派支配地域、沿ドニエストルにもつながると主張した。ロシアが首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、新たな目標に言及したのはこれが初めて。ウクライナは徹底抗戦の構えを示しており、攻防戦の激化が予想される。

 副司令官の発言を受けてウクライナ国防省はツイッターに投稿し、「(ロシア側は)この戦争の『第2段階』の目標が単にウクライナ東部と南部の占領であることを認めた。帝国主義そのものだ」と反発した。

 ウクライナ侵攻をめぐってロシアのプーチン大統領は21日、南東部の要衝マリウポリの「制圧」を宣言した。クリミア半島と親ロ派勢力が実効支配する東部の中間に位置する港湾都市で、2月24日の開戦以来最大の激戦地の一つとなった。

 ただ、最後の拠点となった市内の製鉄所にはウクライナ軍の兵士が立てこもっている。ゼレンスキー大統領は21日、「侵略者たちが何を言おうと、抗戦を続けている」と強調。米国務省も「ウクライナ軍は踏みとどまっている」と分析し、プーチン氏の制圧宣言は「偽情報だと信じるに足る理由がある」と指摘した。プーチン氏は22日、欧州連合(EU)のミシェル大統領との電話会談で、ウクライナ政府が兵士の投降を許していないと主張した。

 一方、マリウポリの郊外では民間人らの集団墓地とみられる塹壕(ざんごう)が、米民間企業マクサー・テクノロジーズが公表した衛星画像で確認された。ボイチェンコ市長はロイター通信に「ロシアが死者数を隠蔽(いんぺい)するために遺体を埋めている証拠だ」と非難した。 【時事通信社】

ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る地域も
4/22(金) 19:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8812c1d35e558dda170007ab4912f0ca2c4f74a
ABEMA TIMES
ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る

 ロシアによるウクライナ東部への大規模攻撃が続く中、ロシア中央軍管区の司令官がモルドバにも介入していく考えを明らかにした。

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けている。

 インタファクス通信によりますとロシア中央軍管区の司令官は「沿ドニエステル共和国」について「ロシア語系住民への抑圧も確認されている」と指摘した。

 そのうえで、「ウクライナ南部を支配することは沿ドニエステル共和国へのもう一つのアクセスポイントとなるだろう」と述べ、モルドバにも介入していく考えを強調した。(ANNニュース)

1856とはずがたり:2022/04/24(日) 23:03:11

ロシア世論「侵攻賛同」8割超 プーチン氏支持が高まる理由とは
深掘り
https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/030/138000c
国際
速報
欧州

毎日新聞 2022/4/22 19:00(最終更新 4/22 19:50) 有料記事 3275文字

ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから8年の「記念」コンサート。支持者を前に演説するプーチン大統領=モスクワで2022年3月18日、ロイター
ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから8年の「記念」コンサート。支持者を前に演説するプーチン大統領=モスクワで2022年3月18日、ロイター

 ロシアによるウクライナへの侵攻開始から24日で2カ月を迎える。ロシア国内ではプーチン大統領の支持率が上昇し、侵攻に賛同する声が8割を超えるが、世論の一部には動揺も見られる。ウクライナでは隣国からの侵攻を前に愛国心が高まる。両国世論の実情を探った。【前谷宏】
プーチン氏支持率上昇、8割に回復

 「あなたはロシア大統領の活動を承認するか、しないか」。ロシアの政府系世論調査機関「全ロシア世論調査センター」が毎週尋ねている質問に対し、15日公表の結果では79・6%の回答者が「承認する」と答えた。ウクライナ侵攻が始まる2月24日の直前には承認が64・3%だったのに比べると、プーチン大統領を支持する人の割合が約15ポイントも増加した。

 政権の影響から離れた独立系世論調査機関「レバダセンター」でも結果はほぼ同じだ。2月の侵攻直前の調査で71%だったプーチン氏の支持率は3月下旬の調査で83%まで上昇。2018年に年金受給年齢引き上げ案を発表した後に6割台まで下がっていた支持率は、14年のウクライナ南部クリミアの強制編入後と同じ水準の8割台まで回復した。

1857チバQ:2022/04/25(月) 19:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9626774db6f7c3ae2361d13023fd96eddb843b04
ロシア経済、苦境長期化 制裁の影響広がる
4/25(月) 7:12配信
時事通信

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から2カ月がたち、ロシア経済の苦境が長期化する見通しが強まってきた。


 一時暴落した通貨ルーブル相場は持ち直したが、日米欧などによる制裁の影響が徐々に広がりを見せている。

 「西側諸国の経済的な『電撃戦』は効果がなかった」。プーチン大統領は18日、対ロシア制裁を第2次世界大戦中のドイツ軍の戦術になぞらえつつ、ロシア経済の底堅さを自賛した。

 ルーブルは3月上旬の外国為替市場で一時1ドル=150ルーブル近辺と、年初の約2分の1の価値に下落。しかし、その後は買い戻しが進み、今月下旬までに80ルーブル前後と、侵攻直前の水準をおおむね回復した。

 背景には、政府・中央銀行が講じた対抗策がある。輸出企業は外貨売り上げの8割をルーブルに両替することが義務付けられた。外国人投資家はルーブル建て資産を売ることも、国外に持ち出すことも禁じられた。「実質的に市場として機能していない」(在英アナリスト)との見方はあるが、金融危機の回避に当面成功したとも言える。

 それでも、制裁がロシア経済に落とす影は色濃い。3月の消費者物価指数は前年同月比16.7%の上昇と、欧米を上回る急激なインフレが進行。多くの国民が食料品価格などの高騰に直面する事態となった。

 モスクワのソビャニン市長は、外資系企業が侵攻後に相次ぎ撤退を決めたことを受け、「約20万人に失業の恐れがある」と懸念。国際通貨基金(IMF)による最新の予測では、ロシア経済は2022年に8.5%減、23年も2.3%減と、2年連続でマイナス成長に陥る見込みだ。

 IMFのチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グランシャ氏は、侵攻を機に「世界が地政学的な経済ブロックに永続的に分断される危険がある」と警告。ナビウリナ・ロシア中銀総裁も、多くの国内企業が外国との貿易を制限され、ビジネスを抜本的に見直す必要に迫られていると認め、侵攻の代償の大きさが浮かび上がっている。

1858とはずがたり:2022/04/27(水) 20:33:09

偽の「住民投票」を前に住民が多数脱出 ロシア占領下の南部ヘルソン
2022.04.27 Wed posted at 19:26 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35186922.html

ロシア占領下から逃れてきた人に話を聞く

ウクライナ・クリビーリフ(CNN) ウクライナ南部の地方部では一日中、野原や川を越えて移動する人の流れが絶えず、夜になるとその人数は膨れ上がる。徒歩や自転車、手押し車で移動する人の姿が目立つ。

避難者らはロシアに占領された故郷ヘルソンから脱出しようと必死で、市外に逃れるためなら危険を伴っても、どんな道を通ることもいとわない。

そこから100マイル(160キロ)あまり離れたゼレンスキー大統領の国境クリビーリフでは、地元当局者が移動してきた人々を歓迎していた。

ある男性とその息子は、2人の妻で母親だった女性が爆弾で背骨や背中を負傷して死亡したと話す。

比較的安全なこの場所でも、後に残してきた家族がロシアに狙われるかもしれないとの恐怖心から、父子は身元を公表したがらなかった。

「もしロシア人が私たちとわかれば、ヘルソンに残された人を全員射殺するだろう」。息子はCNNにそう語り、「徒歩で川を越えて逃げてきた」と明かした。

ヘルソンは戦争開始当初、侵攻するロシア軍によって真っ先に占領された。同市周辺の占領地域ではこの1週間、ロシアによる第2段階の攻勢だけでなく、27日に迫った住民投票に対しても恐れが広がっている。

ウクライナ側はこの投票について、「ヘルソン人民共和国」と呼ばれる新機構への住民の支持を示そうとするロシアの企てだと指摘する。現地では「偽の住民投票」との見方が広がっている。新機構はウクライナ東部ドンバス地方にある同様の機構と似たものになるとみられている(ロシア政府はプーチン大統領が独立を承認した後、これらの自称「共和国」に軍を派遣し、ウクライナでの戦争を開始した)。

地元や国の複数の当局者はCNNに対し、投票は27日に予定されていると語った。

1859とはずがたり:2022/04/27(水) 20:53:59
プーチンの最も手ごわい敵は、実はロシア国内にいる
2022年04月26日(火)20時45分
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2022/04/post-152.php

<日本からウクライナ戦争を見ていると分からないが、プーチンにとっては筋書き通り。彼のアキレス腱は別のところにある>

ウクライナ侵攻で大失態を演じているプーチン大統領だが、3月末、プーチンの支持率は83%に跳ね上がり、不支持率は15%に急落した。

2024年の大統領選に勝利して事実上の「終身大統領」に道筋をつけたいプーチンにとっては筋書きどおりの展開だ。

プーチンはチェチェン紛争、グルジア(現ジョージア)戦争、クリミア併合と「有事」に強い指導者を自作自演してきた。

ロシア国内では厳しい情報統制が敷かれ、有権者はウクライナの「非武装化」「非ナチ化」というプロパガンダを信じている。

プーチンの支持基盤は国家主義を信奉する内務省、国防省、情報機関で構成される「シロビキ」、その周りに原油・天然ガスで私腹を肥やすオリガルヒ(新興財閥)、プーチンにへつらうセレブやメディア関係者、その裾野に軍人、公務員、4600万人近い年金生活者がいる。

ウクライナ戦争では強気の構えを崩さない「現代の皇帝」プーチンだが、国内にはアキレス腱がある。それは年金問題だ。

サッカーワールドカップロシア大会の決勝トーナメントで強豪スペインを撃破した熱狂も冷めやらぬ2018年7月、モスクワをはじめ各都市で年金支給年齢の引き上げに反対する大規模集会が開かれた。プーチンの支持率も82%からクリミア併合前と同レベルの60%台に急落した。

野党支持者や労組構成員らは「死ぬまでに年金をもらいたい」という横断幕を掲げた。

プーチンは「自分が大統領の間に年金の支給開始年齢を引き上げることはない」と断言していたが、与党「統一ロシア」は制度の破綻を防ぐため、男性は60歳から65歳に、女性は55歳から63歳に引き上げる改革案を発表。結局、世論の反発で女性の開始年齢を60歳にする緩和措置が取られた。

ロシアの平均寿命は男性68歳、女性78歳。男性の寿命が短い理由はウオッカの飲みすぎだ。

支給開始を65歳に引き上げられると、多くの男性はその年まで生きられない。

新制度へは2018年から2028年までの10年をかけて移行されるが、根本的な制度改革がなければ再び支給年齢を引き上げざるを得ない事態を迎えるだろう。

1860チバQ:2022/04/27(水) 21:54:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ4W6X32Q4WUHBI01Y.htmlモルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる
2022/04/27 21:41朝日新聞

モルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる

モルドバの沿ドニエストル地域で25日、攻撃を受けた建物=AP

(朝日新聞)

 ロシア軍が侵攻したウクライナで、南西部の国境地域の緊張が高まっている。隣国モルドバでは中央政府の支配が及ばない分離独立派地域で何者かによる攻撃、爆破事件が相次いだ。同派はウクライナからの攻撃を示唆。一方のウクライナは同派を支援するロシアが背後にいるとみており、分離独立派地域に駐留するロシア軍が事件を口実に地上侵攻に踏み切る可能性があると警戒を強めている。

 ロシアのインタファクス通信は27日、モルドバ東部の沿ドニエストル地域にあるロシア軍の兵器倉庫で銃撃があったとする現地メディアの情報を伝えた。けが人はいないという。

 ウクライナと国境を接するこの地域は、1991年のソ連崩壊と前後してロシア系住民らが「沿ドニエストル・モルドバ共和国」として独立を宣言。今も実効支配を続け、1500人規模のロシア軍が駐留する。

1861チバQ:2022/04/27(水) 21:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/589e4f319f72174d095885a5427f098ad6e0a53b
ロシア軍、へルソン州全域を「支配下」 独立も画策か
4/27(水) 18:59配信

毎日新聞
ロシア国旗=ゲッティ

 ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は26日、ウクライナ南部ヘルソン州全域を「支配下に置いた」と発表した。インタファクス通信が伝えた。ロシアはこの地域での実効支配を進めているとみられ、ヘルソン州で親露派の「ヘルソン人民共和国」樹立を狙っているとの情報もある。

 ヘルソンは、南部占領の拠点や、ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部のクリミアとの間をつなぐ陸路になることから、露軍にとっては軍事的に重要な地域とみられる。英国防省は、占領を正当化するため、ロシア側が共和国樹立を問う「偽の住民投票」を計画していると分析している。

 ウクライナメディアによると、ロシア側はヘルソン州の「知事」と中心都市ヘルソンの「市長」を一方的に任命した。3月上旬からヘルソン市をほぼ制圧し、4月25日には市議会を占拠した。排除されたヘルソンのコリハエフ市長は26日、「新しい体制への協力を拒否した」とフェイスブックに投稿。ヘルソンの知事も「新たな任命は違法だ」と反発した。

 インタファクス通信によると、露軍はヘルソン州のほかにも、南東部ザポロジエ、北東部ハリコフ、南部ミコライウの各州の一部も制圧したと主張している。

 戦闘は各地で続いている。ハリコフ州では26日、露軍の砲撃で3人が死亡、7人が負傷した。激しい戦闘が続く南東部マリウポリの市長顧問によると、27日も民間人らが避難しているアゾフスターリ製鉄所には攻撃が続いているという。【ブリュッセル岩佐淳士、松岡大地】

1862チバQ:2022/04/27(水) 22:03:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/aad75e53cd4c5c80b380c02bac9d7a0f265fe7eb
ロシア、ポーランドとブルガリアへのガス供給停止…「ルーブル払い」拒否を理由に
4/27(水) 21:20配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ロンドン=池田晋一、ローマ=笹子美奈子】ロシア国営ガス会社ガスプロムは27日、ポーランドとブルガリアに対し、パイプライン経由の天然ガス供給を停止したと発表した。ロシア側はガス代金の支払いを自国通貨ルーブルで求めているが、ポーランドとブルガリア側が拒否したためだ。2国は当面、国内のガス供給に影響はないとしている。

 ロシア側が海外向けの天然ガスの供給を止めるのは、ウクライナ侵攻後初めて。

 ガスプロムは「(2国は)ルーブル払いに失敗したため、ガスの供給を止めた」とツイッターに投稿した。ロシア政府は3月末、パイプライン経由のガス輸入国に対し「ルーブル払い」を義務づけた。実際には、輸入企業は外貨をガスプロム系の銀行に振り込み、同行がルーブルに両替してガスプロムに支払う仕組みだ。

 ブルガリアの担当閣僚は27日の記者会見で「支払いは米ドルで行われるべきであり、契約違反だ。天然ガスはロシアの政治経済上の武器と化している」と非難した。ポーランドのエネルギー大手PGNiGも声明で「契約違反だ」と述べた。ポーランドとブルガリアはそれぞれ、ガス調達の約5割、約7割をロシア産に頼っている。

1863チバQ:2022/04/27(水) 22:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f86349d8499d5d0c47e2604999526c0c8a36cf7d
マリウポリの製鉄所退避、早期実現難しく 国連事務総長が訪露
4/27(水) 21:18配信

毎日新聞
ロシアのプーチン大統領(左)と会談する国連のグテレス事務総長=モスクワで2022年4月26日、AP

 国連のグテレス事務総長は26日、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから2カ月を経て、プーチン露大統領と会談した。ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの製鉄所にとどまる民間人の退避に向け、国連が関与していくことで原則合意した一方で、停戦への道筋はつけられなかった模様だ。製鉄所からの民間人退避についても、早期実現の見通しは立っていない。


 ロシア訪問に先立ち、グテレス氏は25日にトルコを訪れ、停戦協議を仲介してきたエルドアン大統領と会談した。モスクワ滞在の後は、28日にウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と協議する予定。

 露大統領府によると、プーチン氏との会談冒頭で、グテレス氏は「2国(ロシアとウクライナ)の対話を支えていく」と停戦協議の促進に意欲を示した。

 一方、プーチン氏は3月末に開いた4回目の対面式協議で進展があったとしながら、4月上旬にウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで発覚した民間人虐殺疑惑に言及。「我々はブチャでの挑発に直面した。ロシア軍は何も関与していない」と述べ、その後に停戦協議が暗転し、ウクライナ側が態度を硬化させていると批判した。

 露軍の包囲が続くマリウポリのアゾフスターリ製鉄所では、ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が立てこもるほか、約1000人といわれる民間人が避難している。プーチン氏は21日に同地を制圧したと表明したが、ウクライナ側はロシアの攻撃がやんでいないと反論。アゾフ大隊はSNS(ネット交流サービス)を通じて子ども連れの母親の映像などを流し、民間人の退避実現を呼びかけてきた。

 プーチン氏との会談後、国連は赤十字国際委員会(ICRC)と協力し、製鉄所の民間人退避に関与していくことでロシアと「原則合意した」と発表した。ただし今後プロセスを進めるには国連人道問題調整事務所(OCHA)と露国防省との協議が必要になる。

 またグテレス氏との会談で、プーチン氏は「民間人がいるということだが、それならばウクライナ軍が解放すべきだ。そうでなければ、民間人がテロリストとして活動していることになる」とも表明。態度の軟化はうかがえず、ロシアがどこまで協力するのかは定かでない。

 現在、マリウポリ全体では10万人規模の民間人が取り残されている。ウクライナはロシアに対し、民間人を脱出させる「人道回廊」を設置するよう呼びかけてきたが、折り合えない状況が続いている。【大前仁】

1864チバQ:2022/05/05(木) 18:38:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050200695&g=int
東部戦線こう着 ロシア軍の物資不足一段と―ウクライナ
2022年05月02日19時43分

 【ロンドン時事】ウクライナでは1日から2日にかけ、東部ドンバス地方の支配拡大を目指すロシア軍とウクライナ軍の攻防が続いた。ロシア国防省は2日、ウクライナ軍のミグ29戦闘機1機を撃墜したと発表。ウクライナ側も各地でロシア軍の進撃を退けているもようで、英情報筋は「東部の戦線はおおむねこう着状態にある」との見方を示した。

 ロイター通信が伝えたロシア国防省の発表では、戦闘機はドネツク州スラビャンスク付近で撃ち落とされた。スラビャンスクはウクライナ政府の支配下にある要衝で、ロシア軍が制圧すれば戦局に大きく影響するとみられている。ロシアはこのほか、武器庫や指揮センターなどウクライナの38の軍関連施設に攻撃を加えたとしている。
 一方、ウクライナ国防省は2日の報告で、1日以降、ロシア側の攻撃を10回にわたって撃退したと発表。戦車2台と火砲17基、装甲戦闘車両38台を破壊したとし、「砲兵を含むロシアの地上部隊が大きな損害を被った」と主張した。
 英情報筋は、東部での戦況が足踏みしている理由について「ロシア軍の(難点だった)長い補給線は短縮されたが、肝心の軍事物資の不足が一段と深刻化している」と指摘。ウクライナ軍については「米欧からの兵器供給の主要な中継地であるポーランドから離れており、武器の到着に時間を要しているようだ」と述べた。

1865チバQ:2022/05/05(木) 18:41:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050300169&g=int
ロシア軍トップの負傷確認できず 東部戦線で士気低下、補給に難―米高官
2022年05月03日07時41分

ロシアのプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2021年12月、モスクワ(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2021年12月、モスクワ(AFP時事)


 【ワシントン時事】米国防総省高官は2日、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長がウクライナ東部ドンバス地方に滞在していたと明らかにした。ただ、ゲラシモフ氏が同地で攻撃を受けて負傷したとする一部報道については「確認する立場にない」と述べるにとどめた。

 高官は「ゲラシモフ氏は(前線を)視察し、戦況の評価を行った可能性が高い」などとの見方を示した。ウクライナ紙キーウ(キエフ)・ポストはこれに先立ち、ゲラシモフ氏が4月29日にウクライナ東部イジュームを訪問し、そこで奇襲砲撃を受けて負傷したと伝えていた。
 高官はまた、東部に展開するロシア軍について「指揮統制の不備、部隊の士気低下、理想的とはいえない補給に苦しんでいる」と分析。ロシア軍は一部地域に進駐してもウクライナ軍に奪還されるなど「この数日間、最小限の進展しかなかった」と語った。

1866チバQ:2022/05/05(木) 18:49:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff6d6ca950c68aff6a870bf7b4813592ce22fdf
ロシア、マリウポリ製鉄所での停戦発表 民間人避難へ
5/5(木) 4:12配信
【AFP=時事】ロシア国防省は4日、ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所で停戦を実施し、民間人を避難させるための人道回廊を3日間にわたり設置すると発表した。


 同省によると、人道回廊は5〜7日、モスクワ時間の午前8時〜午後6時に設置される。【翻訳編集】 AFPBB News



https://news.yahoo.co.jp/articles/d6133a3982c83c1f343400b8bf7de7f71a86416c
製鉄所「突入の試み」 ロシア軍が東部攻撃加速 ウクライナ
5/5(木) 5:34配信


 【イスタンブール時事】ウクライナ国防省のモツヤニク報道官は4日、なお多くの民間人が取り残されている南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所に対して「ロシア軍による突入の試みがあった」と表明した。

 また、ロシアがウクライナ東部で軍事作戦のペースを速めていると警戒心を示した。ロイター通信が伝えた。

 ウクライナ大統領府の4日の発表によると、ゼレンスキー大統領は国連のグテレス事務総長と電話会談し、製鉄所にいる負傷者全員を退避させるため支援を要請。「(製鉄所に)残る人々の命が危険にさらされている。全員がわれわれにとって重要だ。彼らを救う上であなたの助けを求める」と訴えた。

1867チバQ:2022/05/05(木) 18:55:53
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220501-OYT1T50117/
ロシアが9日に「開戦」宣言か、大規模動員が可能…長期戦に向け準備の兆候
2022/05/02 07:39
 【リビウ(ウクライナ西部)=上地洋実】ウクライナ国防省の報道官は4月30日、ウクライナに侵攻しているロシア軍が兵力増強のため、大規模動員に乗り出す可能性を明らかにした。英国のベン・ウォレス国防相も、5月9日の旧ソ連による対独戦勝記念日に、プーチン露大統領がウクライナへの「開戦」を宣言する可能性に言及しており、侵攻の長期化が現実味を帯びてきた。

 ウクライナ国営通信によると、国防省報道官は、露軍が東部ドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州(ドンバス地方)の制圧作戦で、「短期間に成果を得られなければ、大規模動員の可能性を排除できない」と述べた。露軍が長期戦に向けた準備を進めている兆候もあるという。


 ウォレス氏は4月28日の英ラジオ番組で、ロシアがウクライナ侵攻を「特殊軍事作戦」と称してきたことに触れた上で、プーチン氏が戦勝記念日に、ウクライナへの「開戦」を表明するシナリオを挙げた。正式な戦争に切り替えれば、予備役の大量動員が可能になる一方、明確な「戦果」を上げるまで終戦が困難になる。

 露軍は攻撃対象をドンバス地方以外にも拡大している。4月30日には南部オデーサ(オデッサ)の空港などをミサイルで攻撃した。露国防省は、「米欧からの武器が届く軍用空港の滑走路を破壊した」と発表した。

 ウクライナ国防省の情報機関は5月1日、ロシア軍がオデーサに隣接するモルドバで「挑発行為を続けている」と指摘した。

1868チバQ:2022/05/07(土) 00:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/0707d6b8bb68e31c4e59f0b22c396b71244fb0e6
ウクライナ南部の要衝、続く港閉鎖 小麦輸出の停滞で世界的影響も
5/6(金) 22:51配信

朝日新聞デジタル
オンライン取材に応じたウクライナ南部オデーサのブレンダク副市長=2022年5月5日

 ウクライナ南部の要衝オデーサのブレンダク副市長が5日、朝日新聞のオンライン取材に応じ、「ロシア軍がオデーサまで侵攻してくる事態を想定して、準備している」と述べた。港の閉鎖が続いているため、国際的な食糧供給に影響が出ることへの懸念も示した。

 オデーサはウクライナ最大の港湾都市で、約100万人が暮らす。米戦争研究所によると、ロシア軍は現在、オデーサ州の東にある南部ヘルソン州を制圧し、オデーサ州の隣のミコライウ州に進軍している。

 ブレンダク氏はロシア軍の動きについて「過小評価するべきではない」としたうえで、「我々はウクライナ軍と協力し、海と陸からの攻撃、侵攻に備えている」と述べた。

朝日新聞社

1869チバQ:2022/05/07(土) 00:23:21
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666J1Q56UHBI024.html
ロシア、388万人が国外流出 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
ウクライナ情勢

2022年5月6日 19時09分
 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。

     ◇

 記事中で、当初「旧ソ連のグルジア(ジョージア)」としていましたが、「ジョージア(グルジア)」とするのが適切でした。修正しました。

1870チバQ:2022/05/07(土) 00:24:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d653f1c8d86a3ce2919a47e84e4d7b99640589
マリウポリ退避、時間との闘い 製鉄所の攻撃激化 ロシア艦、また炎上か
5/6(金) 17:49配信
時事通信
ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所から避難した少年(中央)ら=3日、ザポロジエ(EPA時事)

 【ロンドン時事】ウクライナ南東部の要衝マリウポリで、ロシア軍は6日、ウクライナ側の最後の拠点となっているアゾフスタル製鉄所に対する攻撃を継続した。


 製鉄所に取り残された民間人の新たな退避計画も進行しているが、第2次大戦の対ドイツ戦勝記念日に当たる9日を前にロシア軍の攻勢が激化しており、退避は時間との闘いの様相を呈してきた。

 ウクライナのメディアは6日、南部オデッサ沖の黒海でロシア海軍のフリゲート艦にウクライナ軍の対艦ミサイル「ネプチューン」が命中し、炎上していると報じた。真偽は確認されていないが、事実なら黒海艦隊旗艦「モスクワ」の沈没に続き、ロシア軍にとって大きな打撃となりそうだ。

 ウクライナ軍参謀本部は6日、「ロシア軍は空からの支援を受け、製鉄所掌握のための攻撃を再開した」と説明した。英国防省も戦況報告で、ロシアによる製鉄所攻撃が前日に続いて行われていると指摘。こうした攻勢について、プーチン・ロシア大統領が戦勝記念日を控えて「ウクライナでの象徴的成功を望んでいる」ためだと分析した。

 一方、製鉄所に取り残された民間人の退避も進んでいる。ロイター通信などによると、ウクライナのイェルマーク大統領府長官は6日、「製鉄所の民間人を退避させる新たな計画が進行中だ」と述べた。グテレス国連事務総長も5日、製鉄所からの新たな退避計画が進められていると明らかにした。国連主導の退避が始まって以降、製鉄所やマリウポリの市街地からこれまでに約500人が退避した。

 ただ、退避が安全に行われるかは予断を許さない状況だ。マリウポリ市当局は、製鉄所内で退避活動に関わる車両をロシア軍が対戦車兵器で攻撃し、ウクライナ兵士1人が死亡、6人が負傷したと非難した。

1871チバQ:2022/05/08(日) 17:56:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd6dcac3843500bbedffcb1bb4bf5922fe85d97
「虐殺」起きたブチャへ、母子帰郷「家族で暮らしたい」…残っていた夫は言葉失う
5/7(土) 7:30配信
読売新聞オンライン
ウクライナ・キーウ近郊のブチャに戻るため、長男のダビドさん(左)と共に夜行列車を待つオクサナ・ニコラエバさん(5日午後、ウクライナ・リビウで)=関口寛人撮影

 【リビウ(ウクライナ西部)=竹内駿平】ロシア軍のウクライナ侵攻で、多数の民間人の遺体が見つかった首都キーウ(キエフ)近郊ブチャに6日、約2か月ぶりに戻った母子がいる。オクサナ・ニコラエバさん(53)と長男ダビドさん(21)。破壊が進んだ街に心を痛めながら、少しずつ戻り始めた人々と古里の再興に取り組む決意だ。

避難
(写真:読売新聞)

 「まだ何があるか分からないが、自宅で落ち着きたい」。5日、西部リビウの鉄道駅の前で、キーウ行きの夜行列車を待つニコラエバさんは、安堵(あんど)と不安が入り交じった表情で話した。

 2人がブチャを離れたのは3月11日だ。「脱出の安心感はなく、何の見通しもない未来に、ただただ不安で胸がいっぱいだった」とニコラエバさんは振り返る。

 ロシア軍の侵攻が始まって3日後の2月27日、ロシア軍の戦車や軍用車両が、土ぼこりを上げながら街に侵入してきた。攻撃が激しさを増したのは3月3日頃。市民が市庁舎にウクライナ国旗を掲げたことがロシア軍を刺激したと、ニコラエバさんは聞いている。ロシア兵は民家に侵入して暴行や略奪を繰り返しているという話も耳にし、近所の人らと自宅キッチン下の食料庫に隠れた。

ブチャで夫オレクサンドルさん(右)と約2か月ぶりに再会したニコラエバさん(中央)とダビドさん(6日撮影)=ニコラエバさん提供

 攻撃が落ち着いている時を見計らって飲み水などを探しに外に出ると、知り合い2人の遺体が道に放置されていた。スーツ姿の1人は腹部を撃たれていた。周囲の家の壁や屋根は壊され、ガラス片が散乱していた。

 息を潜める生活を続けて10日がたつ頃、避難のためのバスが出ることを知った。「俺はブチャのために残る。子どもを連れて逃げてくれ」。領土防衛隊に加わっていた電気技師の夫オレクサンドルさん(56)に促され、数日分の着替えと食料だけを持って、バスが出る市庁舎まで急いだ。近くの幼稚園で1泊後、キーウに出た。

虐殺
 たどり着いたリビウで、ニコラエバさんは避難者向けに用意された集合住宅からほとんど出なかった。激戦地の南東部マリウポリなどから遠く離れたリビウは比較的平穏だったが、時折出る空襲警報のサイレンを聞くたびに身がすくんだからだ。

 3月末には、ブチャで自身が目にした以上の市民の遺体が見つかっていることを知った。人口約3万7000人の小さな街で、400人以上が殺害されたとみられている。生まれも、職員として働いていた学校も全てブチャのニコラエバさんは、「なぜ」とつぶやきながら、涙を流すしかなかった。

 それでも古里には4月以降、避難した市民が少しずつ戻り始めている。遺体の埋葬作業の傍らで、店や医院が一つ、また一つ再開し、住宅の復興も進む。「やっぱり私は家族とブチャで暮らしたい」。帰郷を決めた。

願い
 今月6日、キーウを経由して帰り着いた古里は、がれきの撤去が進んでいた。しかし、その分、かろうじて残る建物の無残な姿が目に飛び込み、「痛々しく感じた」という。

 オレクサンドルさんを驚かそうと、帰郷は「サプライズ」にしていた。突然現れた妻と長男に、オレクサンドルさんは言葉を失ったが、すぐに笑顔を見せてくれた。隣人らも集まり、「無事で良かったね」と言葉を掛けてくれた。

 不安が消えたわけではなく、再び身を寄せるかもしれないリビウの集合住宅は借りたままにしている。それでも、「まずはブチャの空気を思い切り吸いたい。仕事にも早めに復帰し、古里で暮らし続けたい」とニコラエバさん。侵攻が少しでも早く終わることを願っている。

1872チバQ:2022/05/09(月) 16:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd430d958d53b73f351df8ff99cff62ad64291c6
対独戦勝記念日、ロ大統領が演説へ ウクライナ侵攻「成果」焦点
5/9(月) 8:46配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=4月25日、モスクワ(EPA時事)

 ロシアは9日、旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日を迎え、モスクワの「赤の広場」で軍事パレードが行われる。


 パレードを観閲して演説するプーチン大統領が、ロシアのウクライナ侵攻をめぐりどのような「成果」を誇示するかが焦点だ。

 ロシアは2月24日に開始したウクライナ侵攻で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、東部ドンバス地方と南部一帯の制圧を狙っている。苦戦が続く中、プーチン氏が演説で、東部ドネツク、ルガンスク2州を含む実効支配地域の「併合」に言及する可能性があるとの見方が出ている。

 侵攻の位置付けを「特別軍事作戦」から「戦争」に変更し、国民に総動員をかけるとの観測もあるが、ロシア側は否定している。

1873チバQ:2022/05/09(月) 16:11:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/54a3648256d0ec6656279f8168520d9d361d6bb8
ウクライナ侵攻が影を落とす「戦勝記念日」とは ロシア最大の祝日
5/9(月) 9:30配信

朝日新聞デジタル
モスクワで7日、対独戦勝記念日の軍事パレードの総合リハーサルに参加する軍用車両=ロシア国防省のSNSから

 モスクワの赤の広場で9日(日本時間同日夕方)、ロシア軍による対独戦勝記念日の大規模な軍事パレードが開かれる。例年、プーチン大統領や各国首脳が出席し、戦車や戦闘機、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などロシアの軍事力を誇示しているが、今年はウクライナ侵攻の影響が影を落としている。


 欧米では、プーチン氏がこの日、ウクライナに戦争を宣言すると警戒する声が出ている。ロシアはウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と呼び、公式には「戦争」と認めていない。戦争を宣言すれば大規模な徴兵が可能になる。苦戦が続く最前線に兵力が補充されれば、侵攻の激化や長期化が懸念されることになる。

 戦勝記念日は現代のロシアで最大の祝日だ。今年は国内28都市で軍事パレードが実施され、計6万5千人が参加する予定。ほかにも退役軍人らが参加して様々な行事が行われる。

 ロシアが継承したソ連は、米英などと連合国としてナチス・ドイツと戦った。ドイツは1945年5月8日に無条件降伏。時差の関係でソ連は9日を戦勝記念日とした。

 ただ、ソ連軍がベルリンを陥落させたこともあり、ロシアではソ連の貢献が強調されがちだ。しかも第2次世界大戦ではロシアを含む旧ソ連の死者数は2千万人を超え、国別で最多。身内に戦死者がいる人は多い。

 ナチス・ドイツ軍のソ連への侵攻から始まった対独戦は、19世紀のフランス・ナポレオンのロシア遠征を打ち破った「祖国戦争」に並ぶ危機として「大祖国戦争」と呼ばれる。

1874とはずがたり:2022/05/10(火) 13:03:03


ウクライナ農家、ロシア軍が大量の穀物を略奪と証言 飢餓の歴史再来の懸念
https://www.cnn.co.jp/world/35187137-2.html
2022.05.06 Fri posted at 18:20 JST

(CNN) ロシア軍がウクライナの占領地で農家から大量の農業機械や穀物を略奪していると、複数の関係者がCNNに語った。食糧貯蔵庫も砲撃の標的にされているという。

特にウクライナ南部のヘルソンやザポリージャなどの穀倉地帯では、ロシア軍が統制を強め、略奪を加速させていると関係者は訴える。そうした地域では種まきの中断や中止を余儀なくされた農家も多く、世界有数の穀物生産国ウクライナで、今年の収穫が脅かされる恐れもある。

農業専門家がCNNに語ったところによると、ロシア軍の侵攻が始まる前日の時点で、600万トンの小麦と1500万トンのトウモロコシがウクライナから輸出できる状態にあり、その大半が南部で保管されていた。

ウクライナ国防省は5日、これまでに推定40万トンの穀物が盗まれたと発表した。

ヘルソン州やザポリージャ州の農家などは、具体的な略奪の状況を証言している。

ヘルソン州のマラ・レペチカ村では4月下旬、ロシア兵が1500トンの穀物を、クリミア半島のナンバープレートが付いたトラックで貯蔵庫から持ち去ったという。翌日には同じトラック(全部で35台)が戻って来て、ドニエプル川の対岸にあるノボラジスクの大型穀物貯蔵施設を空にして行った。

ロシア軍に占領されたザポリージャ州メリトポリの市長は、ロシア軍を象徴する「Z」の文字が入ったトラックが、穀物を積んでクリミア半島に向かう様子を映した動画をCNNに提供した。市内の主要倉庫は空になっていた。

ミコラ・ソルスキー農相は、過去2週間の間に農家からの略奪が急増したと指摘する。ウクライナ当局者によれば、占領軍は農家などに対し、窃盗について警察に通報すれば、家族の身に危険が及ぶと脅しているという。

占領軍にとって穀物は大きな価値がある。小麦は今年に入って急激に値上がりし、世界市場で1トン当たり約400ドルで取引されている。出所をたどるのは難しく、輸送は簡単にできる。

農業専門家によると、中東諸国はロシアから進んで小麦を輸入しており、20%の値引きも受けている。本当はウクライナ産の小麦なのかどうかは気にかけないという。

ウクライナには1930年代、農民が貯蔵していた食糧をスターリンが収奪し、数百万人が餓死した歴史がある。ウクライナ人の多くは「ホロドモール」と呼ばれるこの大飢饉(ききん)をホロコースト(大量虐殺)とみなしている。

ルハンスク州の当局者は、ロシアはホロドモールの再来を狙っているとの見方を示す。ロシア軍は同州の農地の約90%を占領し、約10万トンの穀物をこの地域から持ち去ったと推定している。

略奪されなかった穀物倉庫はほとんどが破壊された。4月14日に穀物貯蔵施設が破壊されたという男性はCNNの取材に対し、破壊された貯蔵庫は2年前に建てたばかりで、約1万7000トンの小麦と約8500トンのヒマワリの種が保管されていたと語った。

この一帯にほかの建物はなく、貯蔵施設が意図的に狙われたのは間違いないと男性は証言。同地ではほかにも貯蔵施設少なくとも2棟が爆撃されたと話している。CNNは、ドニプロ地区で別の穀物貯蔵庫が爆撃される映像を入手した。

ルハンスク州の当局者によると、同地でこの春の種まきは行われていない。別の当局者によれば、ロシア軍はヘルソンで収穫量の70%を無条件で引き渡すことを条件として農家の種まきを認めたが、ほとんどの農家は拒んでいるという。

「次の収穫ができなければ、飢餓の影響が深刻化しかねない」とメリトポリ市長は危機感を強めている。

1875とはずがたり:2022/05/10(火) 13:30:57
>どれもがロシア軍の攻撃で著しく損壊していた。むしろ一般市民を標的にしているようにすら思えてくる。
>ハルキウ州では、ロシア語を第一言語とする人々の割合は約44%に及ぶ
>私の取材を手伝ってくれているウクライナ人の青年…は…「ハルキウは、ロシア語話者の住民が多い。プーチンは『ウクライナのロシア人を解放する』というが、同胞を殺している」…「…同胞を殺すのは、ソビエト連邦時代からの『伝統』なんだろうね」と、ため息をついた。

ウクライナの激戦地ハルキウで見た「無差別攻撃で同胞も殺す」プーチンの戦争
日刊SPA! / 2022年5月10日 8時52分
https://news.infoseek.co.jp/article/spa_20220510_01828682/

「ロシア人を守るためには仕方なかった」――ウクライナ侵攻について、ロシアのプーチン大統領はそう正当化している。曰く「ウクライナ東部でロシア人が迫害されている」というのだ。だが、ロシア語を話す住民が多く、戦争以前は親ロシア感情が強かったウクライナ東部の大都市ハルキウ(ハリコフ)に対しても、ロケット弾や砲弾の雨を降らせるなど、ロシア軍は無差別攻撃を行っている。現地を取材したジャーナリストの志葉玲氏が報告する。

◆ロシア軍の攻撃は無差別で、多くの市民が犠牲になっていた

 今年4月、私はウクライナに入り、2週間ほど現地で取材を行った。首都キーウ周辺取材の後に私が向かったのは、ハルキウ。人口約145万人、ウクライナ第二の都市だ。ロシア国境とも近く、ロケット弾や砲撃など、ロシア軍による激しい攻撃が連日行われている。

 同市の消防本部広報は「ハルキウに安全なところはない」と語っていたが、あながち誇張というわけでもない。私が取材していた最中も、1日のうちに市内18か所に攻撃が行われ、そのうち一つは私のすぐ近くに着弾した。凄まじい轟音の中、必死に地下シェルターに逃げ込み、しばらくして地上に戻ると、私たちのいたカフェのとなりのレストランが炎上していた。

 攻撃は無差別だった。病院や学校、保育園、一般市民の住む集合住宅……どれもがロシア軍の攻撃で著しく損壊していた。むしろ一般市民を標的にしているようにすら思えてくる。

 実際、犠牲となっているのは市民だった。取材中、市内中心から約7km西の住宅街に「ロケット弾が着弾した」との連絡を地元住民から受けた。現場へと向かうと、車が黒焦げになっていて、衝撃で割れた建物の窓ガラスが散乱していた。付近の住民の話によると、「14歳の少年が攻撃を受け、即死した」という。

◆プーチンは、ウクライナの「同胞」を殺している

「最悪だ」。私の取材を手伝ってくれているウクライナ人の青年イヴァン(仮名)は、ロシア軍による攻撃の被害を目の当たりにして舌打ちした。

「ハルキウは、ロシア語話者の住民が多い。プーチンは『ウクライナのロシア人を解放する』というが、同胞を殺している」

 イヴァンの言う通り、ハルキウはロシア語を第一言語とする住民が多い。ウクライナ全体の民族構成では、ウクライナ人が77.8%、ロシア人が17.3%、ベラルーシ人やモルドバ人等その他が5%ほどであるが、ウクライナ東部では、民族にかかわらずロシア語を話す住民の割合が高くなる。

 古い統計だが、2001年のウクライナ国勢調査によると、ハルキウを州都とするハルキウ州では、ロシア語を第一言語とする人々の割合は約44%に及ぶのだという。「プーチン大統領の主張と行動は矛盾しているな」と私が言うと、イヴァンは「その通り。でも同胞を殺すのは、ソビエト連邦時代からの『伝統』なんだろうね」と、ため息をついた。

1876とはずがたり:2022/05/10(火) 13:31:08
>>1875
◆防弾チョッキをつけ、危険地帯で活動するボランティアの人々

 ロシア軍の圧倒的な悪意と破壊と対象的だったのが、身の危険を冒してまでも助け合おうとするウクライナの人々の姿だ。「レスキュー・ナウ」や「エバキュエーション・ハルキウ」といった団体のボランティアたちは、文字通り命がけの支援活動を行っている。

 中心部から北に約10kmのあたりからは、ハルキウの中でもより危険な地域となる。この一帯では、頻繁にロシア軍のロケット弾や砲弾が飛んでくるのだ。車でこの地域を動き回ったが、目にする家々は半壊か全壊のものが多い。

 そのような危険地帯にも、家族が病気で動けないなどさまざまな事情から避難できない住民たちがいる。こうした人々のため、「レスキュー・ナウ」や「エバキュエーション・ハルキウ」のボランティアたちは毎日、食料や水、医薬品を危険地帯の各家庭へ配っているのだ。レスキュー・ナウの広報担当は「日本からの募金も活動に役立てられており、日本の皆様に感謝しています」という。

 実際、危険地帯での活動はリスクを伴うものだ。ボランティアたちの車は銃撃や爆発の破片による傷痕だらけ。支援物資を配布するレスキュー・ナウのボランティアたちも、防弾チョッキを着込んでいる。

 その中の一人、アルチョムさんは「支援物資を配っている間に、すぐ近くで爆発があったこともありました。でも、多くの人々が水や食料を必要としているのです」という。アルチョムさんと相棒のデニスさんは1日で30〜40家庭に支援物資を配るのだそうだ。

◆多くのロシア人もウクライナとの戦争を悲しんでいる

 戦争による、ロシアへの怒りとウクライナ人同士の連帯の高まり。それは、もともとは親ロシア感情を持つ人々も多かったウクライナの社会にどのような変化をもたらすのだろうか。取材の中で、イヴァンは「僕にとって、ロシアの文化や社会は、自分のアイデンティティの一部なんだ。それを否定するような戦争が憎い」と打ち明けた。

「戦争前はロシアで暮らしていて、音楽活動をやっていた。現地で結婚もした。妻はまだロシアにいる。ロシア人である彼女を戦争の最中にウクライナに連れてくることは難しいし、ロシアに残しているのも心配だ。彼女は反戦デモに参加して逮捕された。幸い、すぐに釈放されたけど、ロシアでの締めつけはより厳しくなっている」

 イヴァンは「僕と同じように、多くのロシア人もウクライナとの戦争を悲しんでいる」と言う。プーチン大統領は「ロシア人とウクライナ人は、もともと同一民族」と主張するが、戦争によって分断を生んだ同大統領の責任は非常に大きい。

文・写真/志葉 玲

1877とはずがたり:2022/05/10(火) 14:02:53
野卑になった大統領=古賀攻
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01157/042800060/?n_cid=nbpnxt_twbn
オピニオン
朝刊2面

毎日新聞 2022/4/27 東京朝刊 有料記事 1039文字

ロシアのプーチン大統領=2022年4月26日、AP
ロシアのプーチン大統領=2022年4月26日、AP

 <sui-setsu>

 残虐な大ロシア主義を突き進むプーチン露大統領にも、しおらしさを感じさせる時期があった。

 2000年11月ブルネイ。同年5月に就任したばかりの新米大統領は、当時の森喜朗首相を出迎えるため、到着予定時刻の5分以上前から1人でじっと宿舎の玄関に立ち続けた。後に遅刻の常習犯と呼ばれる兆しはなかった。

 会談ではこう話しかけて森首相の心をつかむ。「ヨシ(首相)、できれば辞任を急がないでほしい。国内は流動的だろうが、時間がたてば一つにまとまる」
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1878とはずがたり:2022/05/10(火) 14:04:55
ロシア軍が盗んだ大量の農業機械、遠隔ロックで使用不能に ウクライナ関係者証言
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a9a672adb315dbf4007309c3d8f56f8fccaefc
5/3(火) 14:31配信
CNN.co.jp

テンサイの作付けを行うウクライナ人農家=3月26日

(CNN) ロシア軍が占領したウクライナ南部のメリトポリで、農業機械を販売店から盗んでロシア南部チェチェン共和国に送ったと、現地の実業家が訴えている。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

しかし盗まれた農業機械は全て遠隔操作でロックがかけられ、使用できない状態だった。

民家の略奪の横行に加え、ロシア軍が農業機械や穀物、建築資材を盗んでいるという報告は、ここ数週間で増えている。しかしメリトポリの販売店から農業機械が持ち去られた事件は、ロシア軍の輸送手段まで使った略奪作戦の組織化が進んでいることを物語る。

メリトポリは3月上旬以来、ロシア軍の占領下にある。販売店から持ち去られた農業機械は総額約500万ドル(約6億5000万円)相当。コンバインハーベスターだけでも1台30万ドルの価値がある。

CNNは、この事件に詳しいメリトポリの関係者に話を聞いた。

それによると、まずコンバインハーベスター2台とトラクター1台、種まき機1台が接収され、その後数週間の間に残る全てが撤去され、全部で農業機械27台が持ち去られた。カメラがとらえた映像によると、使用されたトラックのうち1台は車体に「Z」の文字があり、軍用トラックのようだった。

ロシア軍の中でも対立するグループがあり、午前中にやって来るグループと、夕刻に来るグループがあったという。

農業機械は近くの村に運ばれたものも、1100キロ以上も離れたチェチェン共和国に運ばれたものもあった。行き先をたどることができたのは、農業機械に装備されていたGPS(全地球測位システム)のおかげだった。

チェチェンに輸送されたコンバインハーベスターなどの機械は、遠隔操作が可能だった。「侵略者は盗んだハーベスターをチェチェンまで運んでから、電源さえ入らないことに気づいた。ハーベスターは遠隔操作でロックされていた」と関係者は打ち明ける。

農業機械は現在、チェチェンの首都グロズヌイ付近に放置されているらしい。ただ、「略奪犯がロシアで見つけたコンサルタントが防御をかわそうとしているようだ」と関係者は述べ、「スペア部品用にハーベスターを売っただけでも幾らかの金は稼げる」と話している。

メリトポリ地域の別の関係者によれば、ロシア軍は穀倉地帯の同地で貯蔵庫に保管されていた穀物も盗んでいるという。

ロシア軍は地元の農家に対して50%対50%の利益分配を持ちかけているが、ロシアに占領された地域の農家は農産物を動かすことができない状態にある。

「エレベーターは1台も作動しない。港はどこも機能していない。占領された地域からどこへも穀物を運び出すことはできない」(地元関係者)

つまり、ロシア軍は単純に穀物を奪っているだけだとこの関係者は主張、「彼らはこれを盗んでクリミア半島へ持って行くんだ」と訴えている。

メリトポリ市長は先週、穀物を積んでメリトポリを離れるトラックの車列とする動画を投稿。「彼らがメリトポリ市のエレベーターから穀物を降ろした証拠がある」とCNNに語った。

1879とはずがたり:2022/05/10(火) 14:05:57
ロシア、388万人が国外流出 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
ウクライナ情勢
2022年5月6日 19時09分
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666J1Q56UHBI024.html

 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。

1880とはずがたり:2022/05/10(火) 23:13:12
親ロシア派支配の南オセチア、「ロシア編入」白紙…「大統領選」で編入提案の現職敗北
2022/05/10 09:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220509-OYT1T50215/
ウクライナ情勢

 旧ソ連構成国ジョージアから一方的に分離独立を宣言している親ロシア派支配地域「南オセチア共和国」で8日、「大統領選」の決選投票が行われた。タス通信などによると、ロシアへの編入手続き開始を提案していた現職のアナトリー・ビビロフ氏(52)が敗れ、慎重派の野党党首のアラン・ガグロエフ氏(41)の勝利が確実となった。
ポーランドのロシア大使、顔に赤い液体かけられる…戦勝記念日の献花断念

 ビビロフ氏は、選挙後にロシアへの編入を問う住民投票を実施する意向を示していたが、ロシアによる「併合」は白紙となる。併合の動きが進めば、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)への加盟を目指すジョージアとの対立激化が予想されていた。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、多くの民間人が犠牲になる中、地域の住民が侵攻に巻き込まれる事態を懸念したとみられる。

 南オセチア共和国中央選管の中間集計(開票率約97%)では、ガグロエフ氏が得票率約54%で、ビビロフ氏は43%にとどまった。4月実施の第1回投票は、過半数を上回る得票率の候補者がおらず、上位2人で決選投票が行われた。

1881チバQ:2022/05/10(火) 23:41:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_JFAHKJDCWJOFVBDP6QHXCW3NFY.html
露軍の前線将校が上官の命令に反抗、士気低下か 米分析
2022/05/10 10:50産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】米国防総省高官は9日、ウクライナ東部のドンバス地域で攻撃を続けるロシア軍の中級将校の一部が指揮官の命令に反抗している事例が報告されていると明らかにした。

事実とすれば、ウクライナ侵攻の初期段階から指摘されていたロシア軍の士気低下が幹部級にも広がっていることを示すもので、前線の指揮系統が影響を受けている可能性がある。

同省高官によると、命令に従わず移動を拒否したり、命令に迅速に反応しなかったりする事例が大隊長級以下の階級で複数みられた。ロシア軍は同国西部の拠点からウクライナ東部地域へ兵力を補充しているが、前線への補給は引き続き滞っているとした。

また、対露経済制裁の影響でロシアが電子部品を調達しにくくなっており、特に東部マリウポリなど主要都市への攻撃で多用された精密誘導兵器の在庫補充に影響が出ているという。

1882とはずがたり:2022/05/11(水) 08:48:25

イジュームから情報が漏れてきてると云う事らしい。

ロシア軍占領の町、がれきから市民44人の遺体 ウクライナ東部
2022.05.10 Tue posted at 20:02 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187277.html

1883チバQ:2022/05/11(水) 16:41:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/23cbedf9fc231991241161588bf3b0b5ed4a5dce
ウクライナ侵攻協力の現職敗北 親ロ派「大統領選」で ジョージア
5/11(水) 14:25配信
時事通信
ジョージアの親ロシア派支配地域「南オセチア」指導者のアナトリー・ビビロフ氏(左)と、ロシアのプーチン大統領=2019年3月、モスクワ(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)北部の親ロシア派支配地域、南オセチアで8日、「大統領選」の決選投票が実施された。

 ロシアのプーチン政権が支援してきた現職アナトリー・ビビロフ氏(52)が、治安機関出身の対立候補アラン・ガグロエフ氏(41)に敗北を喫した。

 南オセチアは、2008年のジョージア紛争後にロシアが独立を承認。今年2月下旬からのウクライナ侵攻で戦闘員を派遣し、ロシア軍に協力した。戦死者を出したことが、現職に対する住民の不満を招いたとの見方が出ている。

 英BBC放送によると、プーチン政権は当初、ビビロフ氏を支持していたが、4月10日の第1回投票で次点にとどまったことで立場を保留。プーチン大統領がガグロエフ氏に祝意を伝えたのは、決選投票2日後の今月10日にずれ込んだ。

 プーチン氏は祝電で、ガグロエフ氏の就任が「(ロシアと南オセチアの)さらなる関係強化に寄与することを願う」としており、従来通りロシア軍を駐留させて影響力を保持する方針に変更はないとみられる。

1884チバQ:2022/05/12(木) 10:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/552c744e0bbee056897b98acff70423625609a89
南部ヘルソン州巡り、親露派勢力はロシア編入要請…ウクライナ軍「州を解放」阻止の構え
5/12(木) 10:27配信
読売新聞オンライン
11日、ウクライナ南東部マリウポリで施設が破壊されたアゾフスタリ製鉄所(ロイター)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ南部ヘルソン州の親露派勢力がロシアへの編入を要請する方針を明らかにしたのに対し、ウクライナ大統領府のミハイロ・ポドリャク顧問は11日、SNSに「ウクライナ軍はヘルソン州を解放する」と投稿し、これを阻止する構えを強調した。ウクライナ国営通信によると、同州の北部では11日、奪還を目指すウクライナ軍と露軍との間で戦闘が続いた。

 ロシアは同州の全域制圧を宣言している。親露派の幹部は11日、「ヘルソンは古くからロシアの領土」だと主張し、年末までにロシアへの編入に必要な法整備を完了すると表明していた。

11日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で発生した爆発(ロイター)

 ロシアは2014年に併合した南部クリミアとの統合も想定しているとみられ、同州が完全にロシアの支配下に置かれれば、今後の南部での戦況にも大きく影響してくる。ヘルソン市のイーホル・コリハエフ市長は11日、SNSで「市民は(ヘルソン州が)ウクライナの一部だと考えている」と訴えた。軍事的圧力で統合に持ち込もうとするロシアの手法を強く非難した。

 南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所では、露軍による突入作戦が続いている。同通信によると、露軍は空爆に加え、戦車や多連装ロケットシステムを使用し、攻勢を強めている。

 ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は11日夜、重傷の兵士を製鉄所から退避させる代わりに、捕虜にしている露軍兵士を引き渡す交換条件を露側に提案したと明らかにした。

 一方、ウクライナ軍参謀本部は11日、攻防が続く東部ハルキウ郊外で、新たに1集落を奪還したと発表した。ハルキウ周辺ではウクライナ軍が反撃を強め、露軍を国境方面に押し戻しているとみられている。

1885チバQ:2022/05/12(木) 11:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ae23cfcddc6dfb8684b661793f8a1d2581ff9a
プーチン大統領に編入要請方針 ウクライナ南部の親ロ派
5/11(水) 20:22配信

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時事通信
 ロシア軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州で占領政策に協力する親ロシア派の政治家キリル・ストレモウソフ氏は11日、ヘルソン州のロシアへの編入をプーチン大統領に要請する方針を表明した。

 ロシア通信が報じた。

 ストレモウソフ氏は「ヘルソンはロシアだ。ヘルソン州に『ヘルソン人民共和国』はつくられないし、住民投票も行われない」と主張。「ロシアの完全な一地域とするための要請が行われるだろう」と語った。ヘルソン州に関しては、親ロ派による「人民共和国」樹立に向けて住民投票が強行されるとの見方もあったが、住民の根強い反ロ感情を踏まえて実施を断念した可能性がある。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は、要請するか否かは「住民が決めるべきだ」とする一方、編入に際しては「法的根拠」がなければならないとも述べた。

1886チバQ:2022/05/12(木) 15:54:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0ccbaad6eefae60b3201fc3f1907c5e22f14b52
ロシアの知事5人が異例の同日辞任!「プーチン降ろし」地方から伝播、ソ連崩壊と酷似してきた
5/12(木) 14:30配信
日刊ゲンダイDIGITAL
式典では侵攻の正当性を熱弁していたプーチン大統領だが…(ロシア大統領府のホームページより)

 地方から“プーチン降ろし”が広がるのか──。ロシアのニュース専門放送局「RT」(旧称ロシア・トゥデイ)は10日、ロシア国内の5人の知事が一斉に辞任したと報じた。9日の対独戦勝記念日にプーチン大統領がウクライナ侵攻の正当性を熱弁した翌日のことだ。地方で何が起きているのか。


  ◇  ◇  ◇

 ロシアでは今年9月11日に地方選挙が予定されている。RTによると、トムスク州のセルゲイ・ジバチキン知事とサラトフ州のバラレイ・ラダエフ知事は2期目。2021年の法改正で3期目も可能となったが、次の選挙への不出馬を表明した。キーロフ州のイゴール・バシェリエフ知事は連邦政府で働くため、知事職を退く。退任するリャザン州のニコライ・リュビモフ知事とマリ・エル共和国のアレクサンドル・エフスティフェフ知事は辞任理由を公表していない。

 RTは6つの言語でニュースやドキュメンタリーを提供する国際放送局。ロシア連邦政府の予算に依存する実質的な国営放送だ。ウクライナ侵攻後も、政権のプロパガンダの片棒を担いできた。知事の一斉辞任がロシアメディアの関心を呼んだとしつつ、こう報じている。

〈ロシアの政治技術センターの副所長は「目新しいことではない。支持率が低下した場合、知事が選挙前に辞任することはこれまでもあった。1人の知事が辞任しても、(人々は)注目してこなかったではないか」とインタファクス通信に語った〉

ソ連は地方から独立運動が広がり崩壊につながった
10日、マリ・エル共和国のアレクサンドル・エフスティフェフ知事(左画面)とテレビ会議をするプーチン大統領。この日、他の辞任する州知事とも同会議を持った(C)Sputnik/共同通信イメージズ

 筑波学院大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)がこう言う。

「同じ日に知事が5人も辞任するのは異例です。平静を装おうとするRTの報道も政権側の動揺を示しています。戦費が膨らみ、連邦政府は地方にお金を回せなくなっています。また、対ロ経済制裁が強化され、地方の財政がますます苦しくなるのは目に見えている。辞任の理由はいろいろつけられますが、この先、知事として務めるのは難しいと判断したのでしょう。間接的ですが、ウクライナ侵攻への抗議の辞任という意味も持っています」

 戦争が長引き、地方は疲弊。停戦が全く見えない中、知事を務めるのは、火中の栗を拾うようなものだ。この先、地方の不満が爆発すれば、プーチン政権の崩壊につながる可能性がある。

「さらに2人の知事も辞任する意向でプーチン政権は必死で思いとどまるよう説得しています。ソ連崩壊時と酷似してきました。ソ連は地方から独立運動が広がり、崩壊につながりました。地方の首長の中で反プーチンの動きが盛り上がり、モスクワ市長が反旗を翻す事態になればプーチン政権は持たないと思われます」(中村逸郎氏)

 ソ連崩壊の再現はあるのか。

1887チバQ:2022/05/12(木) 19:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b2f57d99bba04b7cf02b13a90aa3db9cc5d372
元経済相を仮釈放 かつて対日協力担当 ロシア
5/12(木) 18:32配信
時事通信
ロシアのウリュカエフ元経済発展相=16年1月、モスクワ

 ロシアの国営石油会社から多額の賄賂を受け取ったとして、収賄罪で禁錮8年の刑を受けて服役していたウリュカエフ元経済発展相が12日、刑期満了前に仮釈放された。

 タス通信が報じた。元経済相は2016年11月まで日本とロシアの経済協力を担当していた。

 元経済相は国営石油会社ロスネフチのセチン社長に賄賂を要求し、200万ドル(約2億6000万円)を受け取った罪に問われた。セチン氏はプーチン大統領の側近。

 元経済相は事件は「セチン氏によって仕組まれた」と無罪を主張したが、17年12月に実刑判決を受けた。事件は不可解な点が多く、政権内の抗争との見方が出た。

1888とはずがたり:2022/05/14(土) 23:11:16
フィンランドへの送電、ロシア電力大手が停止…料金未払いが理由と主張
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220514-OYT1T50095/
2022/05/14 13:26
ウクライナ情勢
この記事をスクラップする
 【ロンドン=池田晋一】ロシアの電力大手インテルRAOは13日、フィンランドへの送電を14日から停止すると表明した。フィンランドを拠点とするインテルRAOの子会社RAOノルディックが声明を出し、電力の料金未払いが理由と主張している。フィンランドは他国からの調達に切り替えるため、電力供給に大きな影響は出ない見通しだ。

ロシア軍の作戦、米の分析では「2週間は遅れている」…要素の一つは渡河を防ぐ「榴弾砲」
フィンランドのヘルシンキ大聖堂(AP)
 フィンランドの大統領と首相は12日、北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請すべきだとの見解を示した。これに対しロシア政府は対抗措置を取ると警告していた。送電停止との関係は不明だが、ロシアはポーランド向けの天然ガス供給を止めるなど、エネルギーを材料に欧州各国に揺さぶりを続けている。


 RAOノルディックは、「(未払いによって)現金収入がなくなり、ロシアからの輸入代金を支払えないため、送電を止めざるを得なくなった」と主張した。フィンランドの送電会社フィングリッドによると、ロシアからの電力は国内需要の1割を占めるが、「スウェーデンからの輸入増や国内の供給増で不足分を賄える」(同社幹部)という。

 フィンランドでは2020年、国内で消費した天然ガスの7割近くをロシア産が占めた。エネルギー調達の「脱ロシア」が課題になっている。

1889とはずがたり:2022/05/15(日) 20:33:37
!?
まあイギリス大衆紙がソースだからUFOが出たとあんま変わらんのかもしれないけど

中村逸郎教授、プーチン大統領のがん引退報道「真実に近い情報」NATOとロシアの全面衝突を懸念
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd9d1f1b9c178152119921c39a1bc4fb77c74f7
5/7(土) 10:57配信
スポニチアネックス

ロシアのプーチン大統領(AP)

 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が、7日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。プーチン大統領の動向について語った。

 番組はイギリスの大衆紙3紙が、プーチン大統領の胃がんが進行しており、今月9日の戦勝記念日後に手術して数日入院。その間は信頼できる人物であるパトルシェフ氏(安全保障会議書記)に大統領権限を委託すると報じたことを紹介。

 中村教授も「プーチン大統領は甲状腺がんを患い、がんが体の中に広がっているのではと言われている」とがん説に賛同し「本当は4月末に緊急で手術した方がいいということだったらしいが、やはり5月の戦勝記念日は自分がやりたいということで先延ばしにした」と語った。そして「実はプーチン大統領とパトルシェフさんは2人きりで2時間、政権移譲または指揮権を譲るということで会議した情報も流れている」と2人の間では話が進んでいるのではとした。

 さらに、中村教授は「イギリスの大衆紙(が報じた)というのがポイント」と説明。というのもロシアの大富豪「オリガルヒ」がどんどんロンドンに逃げ込んでいるため「そこにプーチン政権の情報がどんどん入ってくる。イギリス紙が報じてるのはかなり真実に近い情報が出てきている」という。

 「私の見方では」と前置きした上で中村教授は「プーチン大統領は特別な軍事作戦が思ったように進まなくて、嫌になった。今回の軍事作戦もパトルシェフさんに後ろから“やれやれ”と言われやってしまった結果、上手くいかなかったと。自分の体調が悪いということで、パトルシェフさんの方に政権移譲してしまうのでは?」と分析し、プーチン大統領以上に強攻とされるパトルシェフ氏に警戒を強めた。

 その上で「こういった動きをすべてNATOが握っている」と中村教授。アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、ポーランドの軍がウクライナに入る準備をしているとし「NATOはプーチンでなくパトルシェフさんが出てくることを前提に動き出している。戦勝記念日の後にNATOとロシアの全面衝突は避けられないのでは?」と戦闘の厳しさが増す恐れがあるとした。

1890とはずがたり:2022/05/15(日) 20:37:45
ロシア法務省、国際人権団体の登録抹消 「法令違反」理由に
2022年04月09日22時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900538&g=int

 ロシア法務省は8日、「ロシアの現行法に対する違反が明らかになった」として、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)やアムネスティ・インターナショナルなど15の国際組織と外国のNGOに関し、ロシア国内での登録抹消を発表した。
ロシアで反戦デモ、4600人超拘束 ノーベル賞候補の活動家らも―ウクライナ侵攻

 これらの国際人権団体はロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍による非人道的兵器の使用を告発したほか、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外の民間人殺害を「戦争犯罪」と非難してきた。ロシア法務省は法令違反の具体的内容を明らかにしておらず、対抗措置として登録抹消を決めたとみられる。
 15団体の中には、米シンクタンク「カーネギー国際平和財団」やドイツの財団などが含まれている。

1891とはずがたり:2022/05/15(日) 21:20:21
2022年4月22日1:03 午後23日前更新
アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV
Elizabeth Piper

4 分で読む
[キーウ 19日 ロイター] - ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。

1892とはずがたり:2022/05/15(日) 21:29:23
ロシア政府系サイトにプーチン氏批判の記事掲載、編集者2人の名で
2022.05.10 Tue posted at 19:41 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187275.html

1893チバQ:2022/05/16(月) 17:06:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e62f59185a456bf1ca9de4c755a360dea8a1c56
西へ進攻のロシア軍に「大きな損失」 ウクライナ軍参謀本部
5/16(月) 11:07配信
CNN.co.jp
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア軍がウクライナ東部のルハンスク州とドネツク州の境界まで西に進攻しようとして、人員と装備に大きな損害を負ったと明らかにした。

参謀本部によれば、一部の地域では戦闘の結果、ロシア軍の人員は20%未満だという。

参謀本部によれば、ロシア軍の空挺(くうてい)部隊は、ルハンスク州ポパスナへ向かうなか、大きな損失をこうむり、単独で動けなくなったため、今後の活動のため、ロシアの民間軍事組織の要員と連携している。

ポパスナは今月初めにロシア軍の支配下に入ったものの、ロシア軍はそれ以降、支配地域の拡大をほとんど進められていないようだ。

ロシア軍も数週間にわたり、イジュームから南進しようとしているものの、ウクライナ軍参謀本部の15日の発表によれば、町の南にある村2カ所への攻撃は失敗に終わったという。

ハルキウ(ハリコフ)の北と東に位置するロシア軍は、ウクライナ軍による進軍を阻止しようと防御態勢を取ろうとしているが、最近になってウクライナ軍が奪還した町や村に向けて砲撃を続けているという。

1894とはずがたり:2022/05/17(火) 13:19:12

2022-03-28
「ドネツクの虐殺」について調べたこと
https://le-matin.hatenadiary.org/

1895チバQ:2022/05/17(火) 21:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d63fb51ea9063659ea8e4a79ab26c90eabd00ba1
プーチン大統領 相次ぐ健康不安説 「がん罹患」指摘も
5/17(火) 20:27配信

産経新聞
ロシアのプーチン大統領をめぐる健康不安説が相次ぎ浮上している。ウクライナ情報機関トップは英メディアに「がんを患っている」と発言。露政権に近いとされるオリガルヒ(新興寡占資本家)からも同様の指摘があった。ウクライナ侵攻を統括するプーチン氏の体調に異変が起これば、ロシアの戦略に甚大な影響を与えうる。

ウクライナ国防省の情報機関トップ、キリロ・ブダノフ氏はこのほど、英スカイニューズ・テレビのインタビューでプーチン氏が「心理的、身体的にも非常に状態が悪い」と述べ、「がんやその他の病気に罹患(りかん)している」と発言した。

ブダノフ氏は露国内で「政権転覆の動きが進行している」とも指摘し、「ウクライナ側のプロパガンダ(政治宣伝)ではない。確信がある」と強調した。英情報機関元幹部もスカイニューズに「プーチン氏が深刻な病気にかかっているとの情報がある」と語った。

英紙インディペンデントは、プーチン氏が「血液のがんにかかっている」とするロシアの有力オリガルヒの発言を報道。侵攻直前にプーチン氏が「がん治療のため背中を手術した」とこの人物は述べたという。(黒川信雄)

1896チバQ:2022/05/17(火) 23:03:17
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ5K6QCKQ5KUHBI014.htmlロシア軍、マリウポリ完全制圧へ 「最も血なまぐさい戦闘」が節目
2022/05/17 22:08朝日新聞

ロシア軍、マリウポリ完全制圧へ 「最も血なまぐさい戦闘」が節目

ウクライナ南東部マリウポリで16日、製鉄所「アゾフスターリ」からウクライナ兵が退避するのを前に、道路を警備する親ロシア派部隊の戦闘員ら=ロイター

(朝日新聞)

 ロシア軍が2カ月半にわたって包囲するウクライナ南東部マリウポリ市の製鉄所「アゾフスターリ」で16日、ウクライナ兵の退避が始まり、260人以上が親ロシア派支配地域に移送された。ウクライナ軍側は任務の完了を報告し、兵士に撤退を命じた。ロシアが占領するクリミア半島とウクライナ東部をつなぐ要衝を、ロシアが近く完全制圧する可能性が高くなった。

 「多くの困難があったが、マリウポリの部隊は任務を完了した」。製鉄所を拠点に抵抗を続けてきたウクライナ内務省軍の部隊「アゾフ連隊」のプロコペンコ指揮官は16日夜、SNSで兵士の退避を報告した。「82日にわたり攻撃を受けてきた。この間、ウクライナ軍の再編や兵士の訓練、海外からの武器の調達を可能にした」と成果を強調した。製鉄所に残るウクライナ側の兵士や負傷兵の退避を実現するよう協力を求めた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日夜のビデオ演説で「ウクライナは英雄たちの生還を必要としている」とし、そのために「慎重さと時間が必要だ」と語った。ロイター通信は「ウクライナ戦争で最も長く血なまぐさい戦闘が、ウクライナにとって重要な敗北に終わる可能性がある」と伝えている。
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220517X991.html要衝マリウポリ陥落=製鉄所のウクライナ部隊投降―停戦交渉は中断
2022/05/17 21:47時事通信

 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所でロシア軍への抵抗を続けていたウクライナ精鋭部隊「アゾフ大隊」などは16日、製鉄所からの撤退を開始した。ウクライナ軍最高司令部の決定に従った措置で、要衝マリウポリの陥落を意味する。ロシア国防省は17日、260人超が投降したと発表した。

 ロシア軍はマリウポリ掌握により、制圧を目指す東部ドンバス地方から、2014年に一方的に併合した南部クリミア半島に至るウクライナのアゾフ海沿岸部を完全に押さえたことになる。ロシアにとって大きな「戦果」だが、ウクライナ側も北東部などで反攻を強めており、戦局全体に及ぼす影響は不透明だ。

 また、ロシア紙コメルサントなどによると、ロシアのルデンコ外務次官は17日、ウクライナとの停戦交渉について「現在、いかなる形でも行われていない」と述べた。ウクライナのポドリャク大統領府顧問も交渉中断を認めた。停戦交渉は3月29日にイスタンブールで対面での協議が開かれた後、オンライン形式で続いていた。

 ウクライナ軍などによれば、マリウポリからは17日未明までに製鉄所の負傷兵50人以上が東方のノボアゾフスクにある病院へ運ばれた。このほか210人以上が北方のオレニウカに向かった。移動先はいずれも親ロシア派支配地域で、今後、ウクライナ側が拘束するロシア兵との「捕虜交換」が行われる見通しだ。

1897とはずがたり:2022/05/18(水) 14:16:09
ルクオイルの元幹部が霊媒師宅で発見、相次ぐ新興財閥の不審死
https://news.yahoo.co.jp/articles/aacd634a0e10d3be2924133441d2699f647223e4
5/10(火) 19:42配信
ニューズウィーク日本版


<ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから複数のオリガルヒが相次いで不自然な死を遂げている>

スペインの別荘で死んでいるのが発見された天然ガスの新興財閥セルゲイ・プロトセーニャ  facebook

ロシアのオリガルヒ(新興財閥)であるアレクサンドル・スブティンが週末に、シャーマン(霊媒師)の自宅で不可解な死を遂げた。現地メディアが報じた。

プーチン病気説の決定打?どう見ても怪しい動画

ウクライナ侵攻が始まって以降、ロシアでは複数のオリガルヒが不審な死を遂げている。


スブティンはロシアの民間石油会社「ルクオイル」の元幹部で、4月8日に首都モスクワの北東に位置するムイチシチにあるシャーマンの自宅の地下で死亡しているのが発見された。国営タス通信は心臓発作らしいと伝えるが、当局は刑事事件として捜査を開始した。

ある匿名の情報筋はタス通信に対し、スブティンは「死亡する前日に、大量のアルコールと薬物を摂取した状態で」シャーマンの自宅を訪れたと話した。遺体はこの家の地下にある、「ジャマイカ式のブードゥー教の儀式」に使われている部屋で発見されたという。

現地メディアの報道によれば、スブティンがシャーマンの自宅を訪れた目的は二日酔いの治療で、この治療にはガマ毒(ヒキガエルの耳腺から分泌される毒液)が使われるという。だが警察はこの報道を確認しておらず、スブティンが死亡した経緯の詳細は、9日午後の時点では明らかになっていない。

「即時停戦」を求めたせい?

タス通信によれば、当局は死因の特定を急いでおり、死亡時に血液中に薬物が含まれていたかどうかについても調査が行う予定だ。

スブティンが幹部を務めていたルクオイルは2カ月前に、ウクライナでの「即時停戦」を求める声明を出していた。同社は米国内の11の州でガソリンスタンドを運営しているが、アメリカの対ロ制裁のせいでロシアからの石油輸入ができなくなっている。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、西側諸国の制裁の標的にされてきたオリガルヒのなかにはウクライナ侵攻に反対の声を上げる者も出てきているが、その一方で不審死も相次いでいる。

4月22日には、天然ガス大手「ノバテク」の元副会長セルゲイ・プロトセーニャが、スペインにある貸別荘の庭で首を吊って死亡しているのが発見された。妻と娘もベッドで死亡しており、遺体には複数の刺し傷があったという。当局は、プロトセーニャが自ら首を吊ったのか、それとも自殺に見せかけて殺されたのかを捜査している。

「無理心中」「自殺」と結論づけられたケースも

その前日には、ガスプロムバンクの元副社長ウラジスラフ・アバエフが、モスクワ市内の自宅で妻と娘と共に遺体で発見された。自宅は内側から鍵がかけられた状態だったことから、捜査当局は、アバエフが家族を銃で撃った後に自殺したものとみている。


2月25日には、ガスプロムの統合決済部門の副本部長であるアレクサンドル・チュラコフが、サンクトペテルブルク近郊の自宅で遺体で発見された。


3月24日には、医薬品会社メドストムの幹部だったバシリー・メルニコフが、自宅で妻と息子と共に死亡していたことが報じられた。捜査当局は、メルンコフが家族を刃物で刺して殺し、その後自殺したものと結論づけたが、ウクライナのあるメディアは、彼がかつてのビジネスパートナーとのトラブルを抱えており、それが原因で殺された可能性を示唆している。

アンドリュー・スタントン

1898チバQ:2022/05/18(水) 19:40:15
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220518-567-OYT1T50132.html
「アゾフ大隊」兵士の引き渡し、ロシア拒否か「彼らは戦争犯罪者」…捕虜交換の禁止案
2022/05/18 14:05読売新聞

 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子、ワシントン=蒔田一彦】タス通信などによると、ロシア下院は18日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から退避した武装組織「アゾフ大隊」の兵士と、ロシア兵との捕虜交換を事実上禁じる法案を審議する。アゾフ大隊の兵士のウクライナへの引き渡しにロシアが応じない可能性が出てきた。

 露下院が審議するのは、自国兵士と「ナチスの犯罪者」と認定された兵士との捕虜交換を禁止する法案だ。プーチン政権が「ネオナチ」と呼ぶアゾフ大隊の兵士を念頭に置いているとみられる。ビャチェスラフ・ウォロジン下院議長は17日、「彼らは戦争犯罪者で、裁きにかけるためあらゆることをしなければならない」と述べた。

 露連邦捜査委員会は17日、製鉄所から「投降」したウクライナ兵士を尋問する計画があると明らかにした。親露派地域の民間人に対する犯罪に関与していないかどうか調べるという。

 ウクライナの国防次官は17日、ロシア側の動きについて「国内向けのプロパガンダだ」とし、ウクライナが拘束している露軍兵士との捕虜交換の実現を目指す意向を改めて表明した。

 ロイター通信は17日、ウクライナの兵士を乗せたバス7台が製鉄所からドネツク州の親露派支配地域に到着したと伝えた。人数は明らかになっていない。260人以上が退避した16日夜に続く第2陣とみられる。

 一方、露軍は17日も、全域制圧を目指す東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を中心に攻撃を続けた。露軍は北部チェルニヒウ州や北東部スムイ州への砲撃を再び強化しており、チェルニヒウ州では8人が死亡した。

 米国防総省のジョン・カービー報道官は17日の記者会見で、アゾフ大隊について「(抗戦し)持ちこたえることができた期間を考えると称賛に値する」と述べた。マリウポリが陥落したかどうかの評価は示さず、「ロシアが依然としてドンバス地方を包囲し、占領する意図を持っていることは明らかだ」と指摘した。


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220518X031.html
製鉄所からの投降進む=拘束のウクライナ兵尋問へ―ロシア当局
2022/05/18 05:44時事通信

 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリで17日、ウクライナの精鋭部隊「アゾフ大隊」などの兵士が、ロシアの手引きにより抵抗拠点としていたアゾフスタル製鉄所を離れる動きが続いた。ウクライナ政府は「退避」と発表しているが、そのままロシア側で拘束される投降が実態だ。

 ロイター通信によると、17日にはウクライナ兵らを乗せたバス少なくとも7台が製鉄所を出発した。これより先、立てこもっていたとされる約600人のうち負傷兵を含む260人以上が東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域に身柄を移されている。

 ロシア当局は17日、ドンバス地方での「ウクライナ政権の民間人に対する刑事事件」に関連し、投降した兵士らを尋問する方針だと発表した。ロシア側はかねて、ドンバス地方でウクライナが「虐殺行為に手を染めていた」と主張している。

1899チバQ:2022/05/18(水) 21:10:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b29873ca8a5a2ad049599dc7a140e147a278acd7
ウクライナ兵の「扱い」に懸念 陥落マリウポリ、959人が投降 捕虜交換は不透明
5/18(水) 20:35配信

時事通信
17日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所からバスで退避するウクライナ兵(EPA時事)

 【ロンドン時事】ロシア軍への抵抗を続けたウクライナ部隊の撤退で事実上陥落したウクライナ南東部マリウポリで「最後のとりで」だったアゾフスタル製鉄所からの投降が続く中、ロシア政府は18日、これまでに959人のウクライナ兵が投降したと発表した。


 マリウポリをめぐる2カ月以上にわたる激しい戦闘はやんだが、部隊の移動先は親ロシア派支配地域で、投降兵の「扱い」に懸念が浮上している。ウクライナが提案した捕虜交換はロシア側で否定的な声が強く、実現するかどうか先行きは不透明だ。

 ロシア国防省は18日の声明で、製鉄所から16日以降、負傷者80人を含め959人が投降したと発表。その上で「手当が必要な者は病院に搬送された」と説明した。ロイター通信などによると、兵士らを乗せたバスは東方の町ノボアゾフスクや、東部の村の刑務所などに到着。製鉄所内には依然多くの兵士が残っているとみられ、ウクライナ国防省は「(退避のため)必要なすべてのことをやる」と強調した。

 こうしたウクライナ兵士について、同国政府は拘束したロシア兵との交換を提案した。ロシア側も確認したというが、両国が正式に合意したのか、合意の場合でもいつどのように交換が行われるかなど詳細は不明だ。ロシア政府はプーチン大統領が投降兵を「国際基準に沿って」扱うと表明したとされるが、「部隊は無条件で投降した」(同政府高官)として交換を拒む声もある。

 ロイターによると、ロシア側はウォロジン下院議長が「ナチスの犯罪者が(捕虜として)交換されるべきでない」と発言。停戦交渉団に加わるスルツキー議員は「人間の姿をした動物」は処刑されるべきだと述べた。検察当局が兵士らを「民間人への犯罪」で聴取する構えとの情報もある。

 製鉄所に残っているある兵士の妻は、投降兵らの「誠実な捕虜交換」を望む一方、「ロシアは非人道的な振る舞いをしている」と不安を訴えた。

1900チバQ:2022/05/19(木) 07:43:18
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220518-567-OYT1T50274.html「耳に響きの良い情報」に惑わされるな…ロシア国営テレビやSNS、侵攻批判や疑問の声が出始める
2022/05/18 19:55読売新聞

「耳に響きの良い情報」に惑わされるな…ロシア国営テレビやSNS、侵攻批判や疑問の声が出始める

クレムリン 【読売新聞社】

(読売新聞)

 ロシア軍のウクライナ侵攻への異論を情報統制や弾圧で封じてきたロシアで、侵攻作戦への批判や疑問が国営テレビなどを通じて出始めた。世論調査ではプーチン大統領や侵攻への支持率は依然高いが、侵攻の長期化で微妙な変化が生じているようだ。

 退役大佐で軍事専門家のミハイル・ホダリョノク氏は16日夜に放映された国営テレビの人気討論番組で、言葉を選びつつ侵攻を批判する発言を繰り返した。

 ホダリョノク氏は、戦況に関し「我々は近い将来、米欧の先端兵器を手にした100万人のウクライナ兵を相手にしなければならなくなる」と指摘し、「耳に響きの良い情報」に惑わされないよう呼びかけた。

 そして「重大な問題は、我々が完全に国際的に孤立しているということだ。状況はさらに悪化するだろう」との懸念も示した。

 軍出身で野党・共産党のビクトル・ソボレフ下院議員も、最近のネットメディアとのインタビューで、露軍がウクライナ東部ドンバス地方で目立った戦果を上げられないのは「驚きだ」と述べた。

 ロシアの独立系世論調査機関が4月に実施した調査では軍事作戦を74%が支持し、プーチン氏の支持率も82%だった。米政策研究機関「戦争研究所」は16日、SNSの世界でも露軍に好意的だった専門家の一部が露軍の戦いぶりに疑問を示し始めている点に注目し、世論に一定の影響を及ぼす可能性がある、との分析を明らかにした。

1901チバQ:2022/05/19(木) 07:44:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_SKXBRYXYQZN4POEEXFUYWBLBDU.html露軍事同盟に足並みの乱れ 首脳会合で侵攻めぐり批判も
2022/05/17 19:36産経新聞

ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会合は16日、モスクワで共同声明を採択し、閉会した。会合では異例のロシア批判やウクライナ侵攻の早期終結を促すような発言が出たほか、共同声明にも侵攻を直接支持する文言は記載されず、足並みの乱れを示唆。友好国の結束を図ったロシアの思惑は外れ、かえって求心力の低下を露呈した。

プーチン露大統領は公開された会合冒頭の演説で、「ウクライナではネオナチと反露主義が横行し、米欧も奨励している」と主張した。だが、ベラルーシのルカシェンコ大統領を除き、各国首脳から同調する発言は出なかった。

アルメニアのパシニャン首相は、係争地ナゴルノカラバフ自治州をめぐり2020年に起きたアゼルバイジャンとの紛争の際、「CSTO諸国はアルメニアと国民を喜ばせなかった」と指摘。アルメニアに実効支配地域の多くを放棄させる条件で停戦合意を仲介したロシアを批判した形だ。

カザフスタンのトカエフ大統領はCSTOと国連平和維持活動の連携を提案。同氏は対話による侵攻の早期終結を訴えてきた。ウクライナのクレバ外相によると、4月末に会談したカザフのトレウベルディ外相は「ロシアに制裁回避の手段を提供しない」と表明。ロシアとの距離感が目立つ。

キルギスのジャパロフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領はアフガニスタン情勢について演説した。

唯一、ウクライナに言及したルカシェンコ氏も「米欧はウクライナを支援して戦争を長期化させようとしている。狙いはロシアを戦争に没頭させ、弱体化させることだ。そのために米欧はさらに火を注ぐことができる」と指摘。米欧を批判しつつ、侵攻継続は不利だとしてロシアに停戦を勧めたとも取れる発言をした。

各国はロシアと米欧の対立に巻き込まれる事態を警戒しているとみられる。実際、CSTO事務局によると、プーチン氏は作戦の進捗を各首脳に説明したが、CSTO軍の参戦は議題にすら上らなかった。

共同声明では「ナチズムの美化や外国人排斥に対抗していく」などとしたものの、米欧側やウクライナを直接的に非難する文言は盛り込まれなかった。

1902とはずがたり:2022/05/19(木) 14:51:02
2022年5月19日12:55 午前12時間前更新
ロシア、仏伊スペインの外交官85人を国外追放
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-france-idJPKCN2N41MD?feedType=RSS&feedName=special20
1 分で読む



5月18日、ロシアはフランス、スペイン、イタリアの外交官ら計85人を国外追放すると発表した。これら3カ国がロシアの外交官を国外退去させたことへの対抗措置。写真は2017年9月、モスクワのロシア外務省(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)
[ロンドン 18日 ロイター] - ロシアは18日、フランス、スペイン、イタリアの外交官ら計85人を国外追放すると発表した。これら3カ国がロシアの外交官を国外退去させたことへの対抗措置。

ロシア外務省によると、追放される外交官や大使館職員は、フランスが34人、スペインが27人、イタリアが24人。

1903チバQ:2022/05/20(金) 08:50:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/4202bd4dcbdcaa1c00402c5633090e93dcfaab97
ロシア軍、陸海司令官解任か 陥落マリウポリで投降続く ウクライナ
5/19(木) 18:18配信

時事通信
18日、ウクライナ南東部マリウポリを走り回るロシア軍の車両(AFP時事)

 【イスタンブール時事】英国防省は19日付のウクライナ戦況報告で、ロシアがここ数週間で陸海両軍それぞれの高位の司令官を解任したと指摘した。

 2月24日に始まったウクライナへの本格侵攻で十分な戦果を出せなかったのが理由という。軍事作戦をめぐっては、プーチン大統領が細かい戦術決定に関与しているとの見方もあり、ロシア軍は困難な状況に陥っているようだ。

 一方、ロシア軍が事実上陥落させたウクライナ南東部マリウポリでは、ウクライナ部隊が抵抗拠点としていたアゾフスタル製鉄所からの兵士の投降が続いている。ロシア軍の19日の声明によると、16日以降、計1730人が親ロシア派武装勢力の支配地域などに移送された。

1904とはずがたり:2022/05/20(金) 10:49:18
ゼレンスキー氏「スイーツ要らない。武器をくれ」 訪れる各国首脳に
有料会員記事ウクライナ情勢
https://www.asahi.com/articles/ASQ4S23KNQ4SUHBI002.html
キーウ=金成隆一2022年4月24日 7時30分
 ウクライナのゼレンスキー大統領は23日夜、首都キーウ(キエフ)の地下鉄駅で記者会見し、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官がキーウを訪問し、24日に会談すると発表した。ウクライナへの軍事支援や安全保障政策などを協議するという。

地下70メートル超の地下鉄駅で異例の会見、ゼレンスキー氏の狙いは
黒海艦隊の司令官逮捕か、責任問われた模様 ウクライナ報道
 ゼレンスキー氏は「手ぶらでウクライナ訪問はできない。ケーキやスイーツの土産も求めていない。欲しいのは武器」と述べた。

 また、米国がウクライナの安全保障の「保証国」になることへの期待感も強調し、「今回の米国の訪問は非常に重要だ。この問題について、実りある議論をするべき時が来た」と述べた。

 他の国家の指導者に向けても…

1905とはずがたり:2022/05/22(日) 12:28:55
おお,こういう動きを大事にしたい。カザフに西からの投資を!
>カザフ…は…対ドイツ戦勝記念日の祝賀パレードを今年は実施しないと表明…ロシアの、ウクライナへの派兵の要請を拒んだとも伝えられ…そしてアゼルバイジャンとの協力を深め、ロシア領を通らずに欧州へエネルギーを供給する計画だと発表

ついにロシアを見限った、かつての「衛星国」たち
Out of Russia’s Orbit
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98709.php
2022年5月19日(木)18時42分
エリカ・マラト(米・国防大学准教授)、ヨハン・エングバル(スウェーデン国防研究所)

<プーチン政権とロシアへの反感と抵抗を募らせる、「旧ソ連圏」の国々。今回のウクライナ侵攻には加担せず、餓死や粛清などソ連時代の残虐行為への責任も問う声が一般市民にも広がっている>

隣人と仲良くするのは難しいものだ。とりわけそれがロシアの場合には──。

ウクライナで戦争が始まって以来、かつて「衛星国」と呼ばれた国々が続々とモスクワの重力圏を離れようとしている。

足元でロシアの脅威を感じるモルドバやジョージア(グルジア)から、ロシアに借りのある中央アジアのカザフスタンまで、多くの国がウラジーミル・プーチン大統領率いるロシアから距離を置き始めた。

ソ連時代の親密な関係を再検証する動きもある。かつてのソ連は「みな兄弟」と言っていたが、そんなのは嘘っぱちだと今は誰もが気付いている。みんな対等なんて話は、暴力でソ連が生まれた100年前から嘘だった。

そのソ連が崩壊してから30年を経た今、かつての衛星国の目に映る今のロシアは、単なる厄介な隣人だ。

カザフスタンは先月、5月9日の対ドイツ戦勝記念日の祝賀パレードを今年は実施しないと表明した。ロシアの、ウクライナへの派兵の要請を拒んだとも伝えられている。そしてアゼルバイジャンとの協力を深め、ロシア領を通らずに欧州へエネルギーを供給する計画だと発表した。カザフスタンの外務次官によれば、「仮に新たな鉄のカーテンができても、わが国はその裏側にいたくない」からだ。

ウズベキスタンでは、長らく外相を務めてきたアブドゥラジズ・カミロフが、クリミア半島やドンバス地方を含むウクライナの領土保全を支持すると表明したが、その後に更迭された。おそらく、ロシアからの政治的圧力があったのだろう。キルギスの外相も解任された。こちらもロシア支持を鮮明にしなかったことが理由らしい。

一方、モルドバはロシア産のエネルギーに依存しているが、ウクライナからの避難民を大量に受け入れている。そして女性大統領のマイア・サンドゥは、国内の沿ドニエストル地域における「親ロシア派」の動向を注視し、警戒していると語った。

ロシアがウクライナに侵攻した数日後、モルドバはウクライナやジョージアと並んでEU(欧州連合)への加盟を申請した。モルドバは沿ドニエストル地域を、ジョージアは南オセチアとアブハジアを、今はロシアに占領されている。

民衆も抵抗する機運
これら中央アジアと南カフカス地方の国々では、市民レベルでロシアの戦争への抵抗が続いている。

中小企業が自社製品に「ウクライナに栄光あれ」というステッカーを貼り付けたり、市民団体がウクライナ向けの人道支援物資を集めたりしている。ウクライナ国旗の色と同じ青と黄の服を着て街を歩く市民もいる。侵攻したロシア軍の戦車などに記されたZやVの文字はどこでも嫌われており、その使用を禁じた地域もある。

社会主義を掲げたソ連も結局は植民地主義の大国だったという認識が、今はかつてのソ連圏諸国を連帯させ、これら諸国を再び支配しようとするプーチン政権への反感と抵抗を募らせている。

今のロシアがウクライナやジョージアでやっていることは21世紀版の帝国主義であり、絶対に許せない──。そう思う人は増えていて、それなりの政治的自由がある諸国では、ロシアの優越性を認めない世論が高まる傾向にある。

カザフスタンではスターリン時代に食糧不足で何百万もの国民が餓死しているが、そのことの政治的責任を問う声が、今は一部の学者だけでなく一般市民にも広がっている。同様にジョージアやキルギスでも、ソ連時代に民族派の知識人が粛清された事実の再検証が始まっている。

国際社会では今も、かつてのソ連が地域の、とりわけ中央アジアの近代化を進めたという解釈が根強い。それが世界中で反植民地主義の動きを加速したという評価もある。

だが、その負の遺産を明らかにしたのが今回のウクライナ戦争だ。かつてのソ連と同様、プーチン政権も全体主義であり、支配下にある全ての民族にロシア文化を押し付けようとしている。

1906とはずがたり:2022/05/22(日) 12:29:41
>>1905
もうたくさんだと、旧ソ連圏諸国の人々は思っている。アルメニアでもジョージアでも、キルギスやモルドバ、ウクライナでも数年前から民衆が立ち上がり、ソ連時代から続く「警察国家」の変革を求めてきた。

民衆レベルで反体制の声が高まるのは、それだけ本物の政治参加と自由選挙を求める思いが強まっている証拠だ。いまウクライナ人がロシアの侵略軍と戦っているのも、強権支配を拒んで民主主義を確立するためだ。

低下するロシアの地位
こうした国民の声が高まるなか、過去にすがる独裁的な指導者たちは苦しい。例えばロシアに最も忠実な国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領。彼は2020年秋からの大規模な民衆の抵抗運動を、プーチンの助けを借りて乗り切ったばかりだ。どうにか体制を維持することはできたが、人々の間には今も不満がくすぶっている。

その証拠に、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって間もない頃、ベラルーシの鉄道労働者はロシアからウクライナへ向かう補給品の運搬を妨害した。この勇敢な行為でロシア軍の計画は狂い、部隊の前進が妨げられた。

中央アジアのカザフスタンはどうか。ロシアと同様、この国でも大統領が権力ピラミッドの頂点に立ち、忠誠と賄賂の見返りに地位や資産を分け与えている。

だが今年1月には国内各地で反政府デモが起き、より民主的な政治体制への転換を迫られている。どんなに長く独裁体制が続いていようと、国民はどこかで立ち上がり、富と権力の公平な分配を求めるものだ。しかも抗議行動の中心はソ連時代を知らない若い人たち。彼らには社会を変える決意と勇気がある。

旧ソ連圏に対するロシア政府の影響力は、既に衰えている。ロシア語を「公用語」として残しているのはベラルーシのみ。アゼルバイジャンは独立直後にキリル文字(ロシア文字)を捨て、ラテン文字に移行した。ウズベキスタンとカザフスタンも同様の移行を進めている。

ロシア主導の「ユーラシア経済同盟」の加盟国はほかに4カ国だけ。軍事同盟である集団安全保障条約機構(CSTO)の加盟国はロシアを含めても6カ国。どちらの組織も存在感は薄く、評判が悪い。

カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は1月の反政府デモをCSTOの介入で乗り切ったばかりだが、プーチンの始めた戦争には意外なほど反発している。

衰えたのは政治的影響力だけではない。旧ソ連圏諸国におけるロシア文化の支配的地位も揺らいでいる。若い世代は、文化や世界観が一つだけではないことを知っている。

若い世代は多様で、トルコやアラブ世界、ヨーロッパなどの文化を喜んで受け入れる。伝統的・民族主義的な価値観が残る農村部と、リベラルな思想や価値観を持つ都市部の亀裂も深まっている。ジョージア、カザフスタン、モルドバでは大規模なウクライナ支援デモが行われた。政府が反戦デモを禁止しているキルギスのような国でも、少数の勇敢な活動家が街頭で抗議の声を上げた。

ただし、ロシアから距離を置こうとするこれら諸国が欧米に接近していくとは限らない。中央アジアや南カフカス地域の現政権は、むしろ中国やトルコとの関係強化を望んでいるようだ。

アルメニア、キルギス、タジキスタンなど、ロシアの政治的・軍事的支援に依存する国々は、今後もロシアとの緊密な関係を維持していくだろう。だがそうした諸国の指導者でさえ、ウクライナ侵攻はあの国を「非ナチ化」するためだというプーチンの主張に同意してはいない。

今回の戦争を見て、旧ソ連圏諸国も気付いたのだ。もう、ロシアだけに頼る時代ではないと。

もはや植民地ではない
ロシアの近隣諸国は、もはやロシアのチェス盤の上で動かされる駒ではない。徐々に国際舞台で活躍する主体的な存在になりつつある。そうした国々は多くの地域の勢力との関係維持を目指す。ロシアもEUや中国、トルコ、イランなどと並ぶ隣国の1つにすぎないという位置付けだ。

中央アジアの国々は強国ロシアだけに依存せず、多国間主義を模索し始めた。ウクライナ侵攻支持を迫るロシアの圧力に対抗できたのも、外交上の同盟国を多様化し、自国の主権とアイデンティティーを守ろうとする彼らの長年の努力があってこそだろう。

…中央アジアや南カフカス地方の諸国の国民の多くは、ロシアを歴史的な同盟国としてではなく、大量殺戮を行う好戦的な隣国とみている。

つまり時代は、近隣諸国を「衛星国」と見なし、それらの国々に対するロシアの絶対的支配を再構築したいプーチンの帝国主義的・民族主義的な21世紀版十字軍の味方ではない。ロシアの近隣諸国は、もう昔のような植民地の集合体ではないのだ。

From Foreign Policy Magazine

1907チバQ:2022/05/23(月) 11:17:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e81d031985ffec30e15116a9a4c36058a683fbf
ロシア軍に「責任転嫁と隠蔽」横行か…侵攻長期化、「厭戦」解消に腐心
5/23(月) 8:24配信
読売新聞オンライン
 ロシアのウクライナ侵攻開始から3か月が近づき、プーチン政権は国民に厭戦(えんせん)気分が広がらないよう腐心している。米欧などの経済制裁により物価が上昇し、国民生活に痛みが広がってきた。政権内部では勢力バランスに変化が起きているとの見方も出ている。

ドンバス写真展
21日、モスクワ中心部で開かれているウクライナ東部ドンバス地方の子供たちをテーマにした写真展

 モスクワ中心部の街頭では、露軍が全域の「解放」を目指すウクライナ東部ドンバス地方の子供たちの苦境を示す写真展が開かれている。写真展は国防省系の団体が主催し、プーチン政権の主張を浸透させる狙いがある。

 年金生活者のリュドミラさん(76)は「幼い子も苦しむ原因を作ったのは、ウクライナに介入した米欧だ。軍事作戦はやむを得ない」と話した。

 独立系の世論調査機関が4月末に発表した調査結果では、ウクライナでの犠牲の原因は米国と北大西洋条約機構(NATO)にあるとの回答が57%を占めた。

 米欧の経済制裁により、モスクワのスーパーでは欧州からの輸入品が減った。タマネギやニンジンなどの野菜は1・5倍程度値上がりした。

 露統計局が発表した4月の物価状況によると、乳製品は前年同月比で約1・2倍に上昇。洗剤類や家電は同約1・3倍と、物価高は食品以外でも続いている。

 輸入販売業のラリーサさん(46)は「生活は不便になり不安も大きい。早く作戦(侵攻)は終わってほしい」と嘆いた。

地殻変動?
(写真:読売新聞)

 一方、プーチン氏が国内の安定維持のため重視する軍や治安機関でも地殻変動が始まっているとの指摘が出ている。

 プーチン政権を支えるオリガルヒ(新興財閥)が出資するテレビ局が5月上旬、「勝利の将軍たち」と題した番組を放映した。

 番組では、ウクライナでの軍事作戦の責任者とされる南部軍管区のアレクサンドル・ドボルニコフ司令官らと並び、「軍事機密を統括する人物」として軍参謀本部情報総局(GRU)のウラジーミル・アレクセーエフ副長官を紹介した。

 プーチン政権下では軍や治安機関の出身者が要職を占める。プーチン氏は旧ソ連の情報機関、国家保安委員会(KGB)の出身だ。

 アレクセーエフ氏の台頭は、プーチン氏がKGBの後継組織「連邦保安局」(FSB)よりも、GRUを重用し始めたことを示すとの見方が出ている。

 ただ、軍部も失敗が相次ぐ。英国防省は19日、東部ハルキウ(ハリコフ)を攻略できなかった司令官や、旗艦「モスクワ」が沈没した黒海艦隊の司令官が相次いで更迭されたと指摘し、「責任転嫁と隠蔽(いんぺい)が横行している」との分析を示した。約3か月に及ぶ戦闘では、10人以上の将官が戦死したとされる。

 調査報道で知られるロシア人記者アンドレイ・ソルダトフ氏とイリーナ・ボロガン氏は内部情報に基づき、「プーチン氏が3月下旬に軍事作戦の目的を首都キーウ(キエフ)攻略から東部ドンバス地方の全域制圧に絞ったことへの不満が軍に広がっている」との分析を発表した。

1908チバQ:2022/05/23(月) 11:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f16259b305c253326f54133ce45da2093b557eb
マリウポリ「リゾート化を」・学校教育は「ロシア化」進む…支配強化に住民猛反発
5/22(日) 9:55配信

読売新聞オンライン
ウクライナ南東部マリウポリで、破壊されたアゾフスタリ製鉄所の設備(11日、ロイター)

 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子】ロシアのプーチン政権がウクライナ南東部の要衝マリウポリの「完全掌握」を発表したことで、ロシアによる支配はさらに強まる見通しだ。一方で地元住民の反発は根強く、抵抗運動も予想される。


 東部ドネツク州の親露派武装集団トップは18日、報道陣に対し、アゾフ海に面したマリウポリを「リゾート化し、完全に復旧する」と述べた。ウクライナ側の抵抗の象徴となったアゾフスタリ製鉄所は解体し、公園や企業集積地として整備する構想も示した。

 学校教育の「ロシア化」も進む。マリウポリの市長顧問は20日、新学期の9月から、市内の学校がロシア史の授業を含むロシアの教育プログラムに移行するとSNSに投稿し、「怒りを覚える」と非難した。

 ロシアは、欧州最大規模の原子力発電所がある南部ザポリージャ州での制圧地域の併合も画策している。

 18日に同州に派遣されたマラト・フスヌリン露副首相は、露軍が3月から占拠するザポリージャ原発について「ロシアのために稼働させる」と主張した。ロシアは制圧地域への電力確保を狙っているとされ、原発がある同州エネルホダルで、ロシアへの併合の是非を問う「住民投票」が準備されているとの情報もある。

 だが、露軍が約6割を制圧したとされる同州では抵抗運動が活発になっており、実施されるか不透明だ。地元メディアによると、クリミアと原発方面やマリウポリを結ぶ輸送網の拠点、南部メリトポリで18日、線路が爆破され、露軍の装甲列車が被害を受けた。16日にも露軍幹部2人が殺害される事件があったという。

露、北欧国境の軍備強化へ
 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は20日、北欧フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請に対抗し、フィンランドと国境を接する露西部の部隊を年末までに増強する方針を示した。露国防省は、海軍バルト艦隊が年内に30回以上の演習を実施する計画も明らかにしており、加盟の動きへのけん制を強めている。

 ショイグ氏は露西部の状況について、米国を含むNATO加盟国の軍事活動が活発化している点などに触れ、「軍事的な脅威が高まっている」と強調した。

 また、フィンランドとの国境地域を管轄する西部軍管区には12部隊を増設し、計約2000の兵器や車両も配備するとした。1部隊あたりの規模は明らかにしなかった。バルト艦隊が拠点にするロシアの飛び地カリーニングラードには、核兵器を搭載可能な短距離ミサイル「イスカンデル」も配備されている。

 ただ、露軍はウクライナ侵攻で消耗が伝えられており、計画通りに増強が進むかどうかは不透明だ。

1909チバQ:2022/05/23(月) 11:42:22

北欧2国 トルコと電話会談
 【カイロ=酒井圭吾】北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したスウェーデンのマグダレナ・アンデション首相とフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は21日、加盟に反対するトルコのタイップ・エルドアン大統領とそれぞれ電話会談した。加盟に理解を求めた2国首脳に対し、トルコは自国の主張を改めて伝えた模様だ。

 北欧2国の首脳がエルドアン氏と会談するのは、加盟申請後初めて。トルコのアナトリア通信によると、エルドアン氏はアンデション首相に対し、テロ組織とみなすクルド労働者党(PKK)や関連武装勢力に対して「具体的な措置」を取るよう促した。スウェーデンが2019年からトルコに科している武器禁輸措置の取り下げも求めたという。

 ニーニスト大統領は、NATO加盟によりフィンランドとトルコの関係が強まることを説いたといい、ツイッターに「今後も話し合いは続く」と投稿した。

露企業の会長職 独元首相退任へ
 ドイツメディアは20日、ロシアのプーチン大統領と親交が深いドイツのゲアハルト・シュレーダー元首相(78)が露最大の国営石油企業ロスネフチの会長職を退任すると報じた。シュレーダー氏から任期延長を辞退するとの申し出があったという。

 同氏は1998〜2005年に首相を務め、独露間の天然ガスパイプライン事業「ノルトストリーム」を推進した。ロシアのウクライナ侵攻後、フィヨン元仏首相ら露関連企業で役職を得た欧州元首脳が役員を次々と辞任する中、シュレーダー氏は要職にとどまっていた。

 独誌シュピーゲルによると、独連邦議会の予算委員会は19日、シュレーダー氏の事務所スタッフの人件費(昨年約5400万円相当)など、首相経験者に認める特権の一部を停止する動議を可決した。欧州連合(EU)の欧州議会は19日、シュレーダー氏が露系企業の要職にとどまる場合、制裁リストに加えるようEUに求める決議を採択した。(ベルリン支局 中西賢司)

1910チバQ:2022/05/23(月) 15:25:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/17d847134643678ddd1f361718890a585798f3a2
ロシア、東部要衝制圧へ攻勢…長期化視野に戒厳令・総動員令を90日間延長
5/23(月) 13:22配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ東部ルハンスク(ルガンスク)州の知事は22日、SNSで、露軍が同州の要衝セベロドネツク市に、4方向から同時に突入を図ったと明らかにした。ウクライナ軍が防いだという。

 露軍は、東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)の制圧を目指しており、ルハンスク州は約9割を制圧した。同州の行政上の中心地、セベロドネツクはウクライナ側に残された重要拠点だ。英国防省は22日、「ロシアが目下、戦術上優先している地域の一つ」と指摘した。

 露軍は同市を包囲しようとしているとみられる。ウクライナ軍参謀本部は22日、「露軍が(隣接する)ドネツク州で我々の軍隊の防衛を突破し、ルハンスク州との州境に到達しようとしている」と説明した。ドネツク州の知事は22日、露軍の攻撃で民間人5人が死亡したと発表した。

 ウクライナ国営通信によると、同国の最高会議(国会)は22日、ロシア侵攻後から続く戒厳令と総動員令を90日間延長すると決めた。これまでは1か月ごとの延長だった。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、露軍を侵攻開始前の位置まで押し戻す意思を示しており、長期化を見越した措置だ。

 一方、南東部マリウポリの市長の顧問は22日、露軍がマリウポリの出入りに関し、許可証を取得させる制度を導入したと明らかにした。マリウポリは露軍が事実上全域を制圧しており、支配強化が進んでいる。

1911チバQ:2022/05/24(火) 21:55:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a26bd8b257a45896ec4fbd37ed4101c41dac1a7
プーチン氏の威信低下、露に「3つのシナリオ」
5/24(火) 21:25配信

産経新聞
ロシアによるウクライナ侵攻から24日で3カ月が過ぎた。プーチン露政権はウクライナ東部と南部での支配領域拡大を急ぐが、ウクライナ軍が頑強な抵抗を続けており、戦闘は長期化しそうだ。ロシア側の犠牲者増加や経済悪化により、プーチン大統領の威信が低下するとの見通しも強い。今後のロシアにあり得る3つのシナリオを探った。

第1に、プーチン氏がクーデターで失脚する可能性が侵攻直後から指摘されてきた。露連邦保安局(FSB)の匿名職員が在外の人権団体に提供した「内部文書」が根拠の一つとされる。文書は「侵攻は失敗し、クーデターにも発展しうる」とする内容で、英調査報道サイト「ベリングキャット」の露専門家、グロゼフ氏も「文書は実際にFSB職員が書いた可能性が高い」との見方を示した。

FSBでウクライナ問題を担当する「第5局」は、誤った情報を伝えたとしてプーチン氏の怒りを買ったと報じられている。報道によれば、同局の職員約150人が解雇された。英国防省やウクライナ情報当局は最近、プーチン氏が侵攻の遅れにいらだち、露軍の高級将校を相次いで更迭したとも明らかにした。FSBや軍部に反発が蓄積している可能性がある。

第2は、プーチン氏に対する国民の支持が失われるケースだ。侵攻後、プーチン氏の支持率は約8割にのぼるが、どこまで実態を反映しているかは不明だ。

露官製メディアは自国軍の損害を隠蔽(いんぺい)しており、国防省も3月下旬に1351人の戦死を公表して以降は沈黙している。ただ、米英の防衛当局やウクライナ軍は露軍の損失が甚大だと指摘。最近は露国内でも一部メディアや専門家が苦戦に言及し始めた。戦局打開のため、プーチン氏が総動員令を発令して国民の反発を買うこともあり得る。

対露経済制裁などで露国内のインフレ率はすでに前年比20%に達した。露政府も今後の景気悪化と失業者の増加を認めている。

第3は、プーチン氏が忠実な後継者に権力を禅譲し、「院政」を敷くシナリオだ。欧米メディアではプーチン氏の健康不安説がしばしば取り沙汰されており、今月9日の戦勝記念日にはプーチン氏が大統領府職員のコワリョフ氏(36)と親密に話し込む様子が映像で報じられた。コワリョフ氏はプーチン氏と同じくアイスホッケーが趣味といい、一部に「後継候補か」との観測が出ている。

1912チバQ:2022/05/24(火) 21:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3e9e539d1b5f417d6d6b4c713f94ac91ccece3
2030年の万博開催地、ロシアが立候補取り下げ
5/24(火) 18:21配信

CNN.co.jp
(CNN) ロシアは2030年の国際博覧会(万博)開催地への立候補を取り下げた。同国外務省が23日に発表した。

ロシアはモスクワへの万博誘致を目指していたが、外務省は声明で「公正、公平な審査が期待できない」と主張。欧米諸国が国際協力のあらゆる分野からロシアを追放しようとする「大規模な反ロシア運動」により、またひとつ万博というイベントが犠牲になったと述べた。

外務省は同日、立候補の撤回を博覧会国際事務局(BIE)に通知したという。

BIEも通知を受け取ったことを確認。ロシアのミシュスティン首相が、近い将来また立候補したいとの意向を示したことを明らかにした。

30年の開催地は23年、BIE加盟170カ国によって選出される。モスクワ以外にウクライナ南部オデーサ、イタリアの首都ローマ、韓国の釜山、サウジアラビアの首都リヤドが名乗りを上げている。

1913チバQ:2022/05/25(水) 17:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/692d88ee3d1e59c2188e7c7789eb6bd5b07ceb5a
モルドバ、親ロシア派前大統領を拘束 国家反逆などの容疑
5/25(水) 11:08配信

AFP=時事
モルドバのイゴル・ドドン前大統領(2019年6月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】モルドバの当局は24日、親ロシア派のイゴル・ドドン(Igor Dodon)前大統領を国家反逆や汚職の容疑で拘束し、首都キシニョフにある自宅など12か所を家宅捜索した。検察が明らかにした。


 ドドン氏は2016〜2020年に大統領を務め、公然とロシアから支援を受けていた。2019年には、政治的盟友の新興財閥(オリガルヒ)、ウラジーミル・プラホトニュク(Vladimir Plahotniuc)氏から金銭を受け取った収賄の疑いが持たれている。プラホトニュク氏は2020年に国外逃亡したが、その後、米国入国を拒否された。

 モルドバでは主にルーマニア話が使われているが、少数とはいえ無視できない数のロシア語話者もいる。東部トランスニストリア(Transnistria)には、親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」も存在する。政治危機が頻発し、親欧米派と親ロ派の間で定期的に政権交代が起きている。【翻訳編集】 AFPBB News

1914チバQ:2022/05/26(木) 20:09:06
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220525-567-OYT1T50263.htmlロシア軍、標的の都市を絞って攻勢…ドンバス地方の大規模包囲から戦術転換か
2022/05/26 01:11読売新聞

ロシア軍、標的の都市を絞って攻勢…ドンバス地方の大規模包囲から戦術転換か

24日、ウクライナ東部ルハンスク州で、セベロドネツクの方向に発射された親露派武装集団の榴弾砲(りゅうだんほう)=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ロシア軍は25日、ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクへ激しい攻撃を続行した。露軍は全域制圧を目指すドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)で、標的の都市を絞って攻勢をかける姿勢が目立っている。米政策研究機関「戦争研究所」は24日、露軍がドンバスのウクライナ軍全体を大規模に包囲する戦術から転換したとの分析を明らかにした。

 戦争研究所は露軍地上部隊がセベロドネツクの南西約20キロ・メートルまで迫っていると指摘した。進軍速度は遅く、包囲後も攻略に時間がかかるとの見通しを示した。

 ルハンスク州知事は25日、SNSで、セベロドネツクに続く砲撃で市民6人が死亡、8人が負傷したと明らかにした。市郊外では地上戦も繰り広げられているという。ドネツク州知事によると、露軍は同州北部でも攻撃を強化し、24日には、約1万人の住民が残るスビトロダルスクを掌握した。

 英国防省は24日、露軍がセベロドネツク以外の要衝リシチャンスク、ルビージュネを包囲するため攻撃を強化しているとの分析を示した。露軍はこれまで、ドンバス地方の西部を管理するウクライナ軍を広範囲に包囲して孤立させる戦術で全域制圧を狙っていた。

 タス通信によると、セルゲイ・ショイグ国防相は24日、軍事作戦の遅れを初めて認め、「作戦の全任務を達成する」として持久戦を辞さない構えを見せた。

 また、南部ザポリージャ州当局によると、露軍は同州にもミサイルを撃ち込み、民家62棟が損壊し、少なくとも1人が死亡した。

1915チバQ:2022/05/26(木) 20:10:18
https://www.afpbb.com/articles/-/3406543
モルドバ、親ロシア派前大統領を拘束 国家反逆などの容疑
2022年5月25日 11:06 発信地:キシニョフ/モルドバ [ モルドバ ロシア ロシア・CIS ]
【5月25日 AFP】モルドバの当局は24日、親ロシア派のイーゴル・ドドン(Igor Dodon)前大統領を国家反逆や汚職の容疑で拘束し、首都キシニョフにある自宅など12か所を家宅捜索した。検察が明らかにした。

 ドドン氏は2016〜2020年に大統領を務め、公然とロシアから支援を受けていた。2019年には、政治的盟友の新興財閥(オリガルヒ)、ウラジーミル・プラホトニュク(Vladimir Plahotniuc)氏から金銭を受け取った収賄の疑いが持たれている。プラホトニュク氏は2020年に国外逃亡したが、その後、米国入国を拒否された。


 モルドバでは主にルーマニア語が使われているが、少数とはいえ無視できない数のロシア語話者もいる。東部トランスニストリア(Transnistria)には、親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」も存在する。政治危機が頻発し、親欧米派と親ロ派の間で定期的に政権交代が起きている。(c)AFP

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1916チバQ:2022/05/26(木) 20:11:36
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220526-OYT1T50156/
ロシア、志願兵の上限年齢を50歳に引き上げ…兵員不足をカバーする狙いか
2022/05/26 16:15
 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子】ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナ南部のヘルソン州、ザポリージャ州の住民を対象に、ロシア国籍を取得する手続きを簡素化する大統領令に署名した。一方的に「ロシア化」を進めて実効支配を固定化する狙いで、ウクライナ側は反発している。

 ロシアに5年以上居住する、といった通常の取得要件を撤廃し、身元審査も緩和する。大統領令では「人道目的」だと主張した。ザポリージャ州の親露派「政権」の幹部は25日、ロシア通信に対し、国籍を取得したことを示す身分証明書の発行が数日以内に始まると語った。


 ウクライナ外務省は25日、声明を出し、「露国籍の取得を強制する道を開くもので、ウクライナの主権と領土保全、国際人道法の重大な違反だ」と非難した。

 一方、ロシア通信などによると、ロシアの上下両院は25日、志願兵の年齢上限を撤廃する法案を可決した。プーチン大統領が署名し発効する。

 現在は、志願兵として契約可能な年齢を、露国民は18〜40歳、外国人は18〜30歳と定めている。国防省高官は25日、法改正によって年齢の上限をいずれも50歳まで引き上げると説明した。ウクライナ侵攻に伴う戦死傷者が増え続ける中、兵員不足をカバーする狙いがありそうだ。

 東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)では、露軍とウクライナ軍の激しい攻防が続いている。ルハンスク州の知事は25日、SNSで、州の95%が露軍に制圧されたと明らかにした。

1917チバQ:2022/05/26(木) 20:14:05
https://www.asahi.com/articles/ASQ5V0FWBQ5SUHBI054.html
マリウポリの製鉄所、自力で脱出した民間人も 「出てからも地獄」
ウクライナ情勢

ポーランド西部ポズナニ=坂本進2022年5月26日 12時00分

 ロシア軍の激しい攻撃を受けたウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」で、3月上旬に逃げ込んだあと、自力で脱出した民間人が複数いたことが、退避者への取材で明らかになった。ロシア軍の砲撃により退避の途中で、亡くなった市民もいたという。

 3月1日から製鉄所の地下シェルターに滞在し、同25日に自力で脱出したセルギイ・ドフノさん(61)が5月24日、避難先のポーランドで朝日新聞の取材に証言した。


 ドフノさんは妻や長男のほか、別の家族ら計9人で地下シェルターを出発。製鉄所内では、別の地下シェルターから出てきたとみられる女性が被弾し、絶命するのを目撃した。製鉄所の出口付近では、ロシア兵とウクライナ兵が地上戦を繰り広げ、戦闘が収まるまで何時間も物陰に隠れたという。

 製鉄所を出た後は、ロシア側の支配地域を抜けるため、野宿などで6日間過ごし、4月1日に国際赤十字委員会のバスでロシア側の支配地域を脱出した。

 ドフノさんは「製鉄所を出てからも地獄だった。体力的に限界を迎え、出会ったロシア兵には『殺してくれ』と頼んだ。今、こうして生きているのは偶然が重なった結果だ」と話した。(ポーランド西部ポズナニ=坂本進)

1918チバQ:2022/05/27(金) 11:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5433e7249795ef2edce506bc0b3ce08b9aeb2df6
露軍、東部ハリコフ攻略へ再び攻勢か ルガンスク州も制圧迫る
5/27(金) 9:49配信

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産経新聞
ロシア国旗

ウクライナ第2の都市、東部ハリコフの中心部で26日、ロシア軍の攻撃により民間人7人が死亡、17人が負傷した。地元当局が通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。ハリコフとその周辺ではウクライナ軍の攻勢により露軍の占領地の奪還が進み、市内では24日に地下鉄の運行が再開されるなど市民生活が回復しつつあったが、露側が同市の攻略に向け攻撃を再開した可能性がある。

【表でみる】ロシア・ウクライナが失った兵器の数

露軍が制圧に向けて猛攻を仕掛けている東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをめぐり、同州のガイダイ知事は26日、露軍が同市近郊の高速道路を一時的に掌握したと明らかにした。その後ウクライナ側が奪還したものの、露軍が激しい攻撃を加えているという。ロイター通信が伝えた。

ルガンスク州は露軍が9割超を支配しており、セベロドネツクを制圧すれば事実上同州全域を掌握するとみられている。ガイダイ氏はウクライナ軍が「露側の攻勢を食い止めるために、徐々に後退している」と認めつつ、「個々の戦闘ではなく、戦争に勝つことが重要だ。部隊が前線から後退することは(戦略上)ありうる」と強調した。露側による同市の制圧が迫っているとみられる。

ロイターによるとウクライナのクレバ外相は26日、東部情勢が極めて悪化していると指摘したうえで、国際社会からの武器供与支援の強化が必要だと強調した。

1919チバQ:2022/05/28(土) 20:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3407177.html
ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守
2022/05/28 15:20AFPBB News

ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守

ウクライナ東部ドンバス地方リシチャンスク近郊のウクライナ兵(2022年5月23日撮影)。(c)ARIS MESSINIS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は27日、国民向けに行っている毎日恒例のテレビ演説で、東部ドンバス地方を死守するために「あらゆる手」を尽くすと明言した。ドンバスではロシア軍の攻撃が激化し、ウクライナ軍は包囲される事態を避けるためにいくつかの要地からの戦略的撤退を検討をしている。

 ゼレンスキー氏は、ロシアが「ドンバスに最大限の迫撃砲と予備兵力を集結」させているとして、「ミサイル攻撃や空爆、何でもありだ」と述べた。

「われわれは今ある防衛力が許す限り、国土を守り続ける」として、防衛力強化のために「あらゆる手を尽くしている」とも述べた。

 ロシア軍は、東部ルガンスク州とドネツク州を含むドンバス地方を完全制圧しようと総力戦を仕掛けている。ゼレンスキー氏は、ドンバスでロシアが「ジェノサイド(集団殺害)」を行っていると非難している。 【翻訳編集】AFPBB News

1920チバQ:2022/05/28(土) 20:51:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_PGGQOEJ6WFOU7KBXPM5VCWKHPA.html
プーチン露政権の「身内」から侵攻への批判続々 統制に綻びか
2022/05/28 19:25産経新聞

ウクライナに侵攻したロシアで最近、エリート外交官やプーチン政権に近い軍事評論家、親政権派メディアから侵攻への批判が相次いでいる。侵攻の長期化と露軍の損害拡大が背景にあるとみられ、欧米メディアなどからはプーチン政権の統制に綻(ほころ)びが出ている可能性も指摘される。ただ今後、侵攻に批判的な意見が露社会全体に広がり、プーチン体制を動揺させうるかはなお不透明だ。

在ジュネーブの国連の露代表部に勤務してきた露外交官、ボリス・ボンダレフ参事官は23日、侵攻に抗議するため辞職すると表明。交流サイト(SNS)上で「侵略戦争はウクライナ国民だけでなくロシア国民に対しても犯罪だ」とプーチン政権を痛烈に批判した。

これに対し、ペスコフ露大統領報道官は24日、ボンダレフ氏の見解について「少数意見に過ぎない」と切って捨ててみせた。

しかし、公の場での侵攻批判は最近、ボンダレフ氏以外からもなされている。

5月16日、退役大佐の露著名軍事評論家、コダリョノク氏は国営テレビ番組で「露軍は苦戦しており、今後も状況は悪化する」「作戦はロシアを孤立させた」などと発言。親政権派オンライン新聞「レンタ・ルー」も今月9日、プーチン大統領を「哀れな独裁者」「血みどろの戦争を勃発させた」などと断罪する一連の批判記事を掲載した。

コダリョノク氏は国営テレビでの発言を数日後に事実上、撤回。レンタ・ルーも「記事掲載はごく一部の編集者が無断で行った」とし、記事を削除したが、欧米メディアは一連の動きについて「露政権周辺で侵攻に否定的な声が強まっている」との見方を示した。

強固な統治基盤を築いてきたプーチン政権にとり、周辺から侵攻への批判が出るのは異例の事態だ。ただ、批判が個人レベルの域を出て、社会的な反戦運動や反政権デモにつながるかは現時点では不透明だ。

露世論調査によると、プーチン氏の現在の支持率は約8割で、侵攻への支持率も7割超に上る。政権側の言論圧力や情報統制が行われている中での調査で、実態とかけ離れているとの指摘もあるが、一方で反戦デモなども起きていない。

ただ今後、仮に経済状況の悪化や大規模な徴兵などで侵攻の不利益を多くの国民が実感した場合、反発がプーチン政権に向かい、政権の意思決定に影響を与える可能性も排除されない。

1921チバQ:2022/05/29(日) 20:06:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/907016c8e313eea660b762dbf0c5112faa059495
ロシア、ドネツク州リマン「制圧」 ウクライナは米に反撃兵器要請
5/29(日) 9:30配信

毎日新聞
ロシア国旗=ゲッティ

 ロシア国防省は28日、ウクライナ東部ドネツク州の都市リマンを制圧したと発表した。ウクライナ軍は同地域周辺で防戦一方になっているとみられ、米国などに反撃用の兵器の供与を求めている。


 リマンはルガンスク州の主要都市セベロドネツクから約60キロの距離に位置する鉄道の要衝で、ロシア国防省は28日、ロシア軍と親露派武装勢力が管理下に置いたと発表した。一方、ロイター通信などによると、ウクライナ側はリマンで戦闘が継続していると主張している。

 ロシア軍はルガンスク州の95%を占領しており、AP通信によるとセベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、これまでに少なくとも1500人が死亡している。

 ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は28日、ツイッターに「70キロ先から攻撃を受け、反撃する術がない状況は厳しい。ウクライナはロシアを退却させることができるが、効果的な兵器が必要だ」と投稿。ロイター通信によると、米国製の多連装長距離ロケットランチャーの供与を繰り返し求めた。米政府高官はロイターに対し、米国が供与を検討していることを明らかにした。

 ウクライナとロシアの停戦交渉は再開の見通しが立っていない。ウクライナ側の停戦交渉代表を務めるポドリャク氏は通信アプリ「テレグラム」に「ロシアとのいかなる合意も意味を持たない」と投稿した。ゼレンスキー大統領も「交渉相手となり得るのはすべての決定権を持つプーチン大統領のみだ」と述べ、27日に収録されたオランダのテレビのインタビューでも「プーチン氏以外は外相であろうが、何を発言しても意味がない」と語った。【ブリュッセル宮川裕章】

1922チバQ:2022/05/30(月) 09:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a32a8742a84e50f71457321db106b6c12942de1
ゼレンスキー氏、治安機関の州トップを解任「防衛のために働かず」
5/30(月) 7:07配信
 ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、領土防衛の任務を果たさなかったとして、情報収集や治安維持を担うウクライナ保安局(SBU)のハルキウ州(同国北東部)トップを解任したことを明らかにした。同日、国民向けの演説で明らかにした。

 ゼレンスキー氏は、SBUの同州トップに対し、「侵攻当初からハルキウ防衛のために働かず、自分のことばかり考えていた」と非難した。その動機については、捜査で明らかになるとした。同州当局によると、州の31%がロシア軍に制圧されているという。

 ゼレンスキー氏は同日、同州を訪問して被害状況を視察。前線の兵士も激励した。侵攻以降、ゼレンスキー氏がキーウ(キエフ)州を離れた場所で公に姿を現すのは初めて。東部州ではロシア軍の猛攻が続いており、士気を高める狙いがあったとみられる。

朝日新聞社

1923チバQ:2022/05/30(月) 10:58:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/849d87cc655c5cac332388a4c97cfea23ccd9f06
ゼレンスキー氏、侵攻後初めてキーウ離れる…東部ハルキウ州で兵士激励
5/29(日) 21:17配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ロシアによるウクライナ侵攻は29日、東部ルハンスク州の要衝都市セベロドネツクを巡って両軍が激しい攻防を繰り広げた。市北東部のホテルを占拠した露軍は制圧に向けて攻勢を強めているが、ウクライナ軍も激しく抗戦している模様だ。

【ウクライナ写真特集】息子の墓に涙の口づけ、地雷で両脚を失った花嫁

 同州のセルヒ・ハイダイ知事は29日午前、SNSを通じ、露軍について「市の深くには前進できていない」との見方を示した。

ウクライナ東部ルハンスク州リシチャンスクから避難し、鉄道に乗る家族(28日)=AP

 ただ、市内に約1万3000人残るとされる住民の退避や物資供給は困難な状況だ。セベロドネツク市の市長は、砲撃のため住民の退避は進まず、医療も限られていると訴えている。

 東部ドネツク州の主要都市スラビャンスクでも警戒が強まり、地元メディアによると、市当局は28日、住民に対し早急に街から退避するよう呼びかけた。

29日、ウクライナ東部ハルキウ州で、兵士らの拠点を訪れたゼレンスキー大統領(左から2人目、ロイター)

 ドネツク州の西隣にあるドニプロペトロウシク州では、露国防省が29日、州内で大規模な兵器庫をミサイルで破壊したと発表した。

 ウクライナ大統領府の発表によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は29日、東部ハルキウ州を訪問し、兵士らを激励した。侵攻開始後、キーウ周辺から離れたのは初めてで、ハルキウ市では崩壊した住宅や行政庁舎を視察した。

1924チバQ:2022/05/31(火) 19:31:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220530k0000m030218000c.html
「ウクライナにいるロシア軍内で、上官への反抗起きた」 英国防省
2022/05/30 19:38毎日新聞

「ウクライナにいるロシア軍内で、上官への反抗起きた」 英国防省

ウクライナ北東部ハリコフを訪れ、ロシア軍の空爆で受けた被害を視察するゼレンスキー大統領(中央)=2022年5月29日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

(毎日新聞)

 ロシアの侵攻が続くウクライナの大統領府は29日、ゼレンスキー大統領が北東部ハリコフ州を視察したと発表した。ロイター通信によると、ゼレンスキー氏が首都と近郊のキーウ(キエフ)州を離れるのは2月24日の侵攻後初めて。

 発表によると、ゼレンスキー氏はハリコフ市の行政庁舎や市北東部の住宅街などを視察。ウクライナ軍の前線の兵士らとも面会し、「国のために命を危険にさらしている。ウクライナの独立を守ってくれて感謝している」などと激励した。

 ハリコフ州知事は、州内の3割が今も露軍の占領下にあり、露軍の攻撃で約2230棟の高層ビルが損壊したことなどを報告。ゼレンスキー氏は、被害にあった建物を修復できるか調査するよう求めたほか、新築の家屋にはシェルターを付ける必要があると指摘した。

 同州では激戦が続いていたが、ウクライナ軍が今月中旬、露軍を国境まで押し戻したと発表した。この日のゼレンスキー氏の訪問後、ハリコフ市では周辺で起きたとみられる爆発音と白煙が確認されたと報じられた。

 東部ルガンスク州の主要都市セベロドネツクを巡る攻防はなお続いている。ロイターなどによると、同州のガイダイ知事は30日、郊外から中心部に向かい露軍が侵攻していると明らかにした。民間人2人が死亡し、5人が負傷したという。

 露軍は同州の95%を占領。AP通信によるとセベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、1500人以上が死亡した。ラブロフ露外相は29日、仏メディアに、東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)の「解放」が「絶対的な優先事項だ」と強調した。

 英国防省は30日発表の戦況分析で、「露軍は中・下級将校の『壊滅的な損失』に苦しんでいるようだ」と指摘。さらに「ウクライナにいる露軍の中で、上官への反抗が起きているという信頼できる複数の報告がある」と明らかにした。

 一方、トルコのエルドアン大統領は30日、プーチン露大統領やゼレンスキー氏とそれぞれ電話協議する。トルコは両国との良好な関係を生かし、仲介役として存在感を発揮している。タス通信によると、エルドアン氏はトルコメディアに「戦争が可能な限り早く平和に終わることを望んでいるが、状況は日を増すごとに悲観的になっている。両大統領と話し、対話や外交の手段を用いるよう促し続けるつもりだ」と述べた。【金子淳、畠山哲郎】

1925チバQ:2022/06/01(水) 19:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f972b60535f2a5d537d359331d3d0c15122ad2f2
ロシア軍内で“銃口を向け合う”一部反乱?ロシア兵音声「撃ってみろ…一緒に吹き飛ぼう」 プーチン“盟友”も戦争非難の動き
6/1(水) 14:21配信
FNNプライムオンライン

ロシア軍の一部で反乱が起きているという情報を、イギリス国防省が明かしました。さらに、ロシア軍の兵士とされる音声からは、末期的ともとれるような状況が浮き彫りになっています。専門家は“内部崩壊”のシナリオもあり得ると指摘しています。


「行かないと撃つぞ!」銃口向けあい軍内部で対立か
これはウクライナ保安庁が公開した、ロシア兵の会話とされる音声です。

ウクライナ保安庁公式Twitterより:
指揮官のやつがここに来たんだよ。やつは僕に聞いたんだ。「任務終了まであとどれくらいだ?」って。僕は「20日と少し」と言った。
そうしたらやつは「じゃあ、この20日間の内に死んでくれ」って

指揮官への不満を募らせるロシア兵。

ウクライナ保安庁公式Twitterより:
うちの大隊は600人いたんだけど、今は215人しかいない。他は死んだか怪我をしている。ほとんど全員が前線に行くのを拒んだ。
すると、ある兵士が、「ほら、殺せよ!」って。そいつは、手榴弾を出してピンを引っ張って言ったんだ、「ほら、撃ってみろよ!一緒に吹き飛ぼう」って。
特殊任務部隊は、僕たちに銃を向けていて、僕たちも彼らに銃を向けたんだ。あと少しで互いを撃ち合うところだった

ロシア軍内部で起きたとみられる、一触即発の事態。
ロシアのウクライナ侵攻から3カ月あまり。イギリス国防省の分析によると、ロシア軍の中級から下級の将校に壊滅的な人的損害があり、さらに、高度な訓練を受けた幹部や権限を持った指揮官が不足して、士気が低下しているといいます。

さらに、火炎瓶が次々と投げ込まれ、炎上しているロシア軍の登録・入隊事務所の映像も。

今、ロシア国内ではこうした軍の登録、入隊事務所への襲撃が相次いでいると、ウクラナメディアなどが報じています。一方、アメリカの戦争研究所は、ロシア軍内部で「大統領府が戦争に勝つために十分なことをしていない」という不満が増えているとしています。

ロシア国内だけでなく、軍内部からも戦争継続への反発の声が漏れているような現状。どのように分析すればよいのでしょうか。

1926チバQ:2022/06/01(水) 19:19:53

フジテレビ・風間晋 解説委員:
どれだけ広がっているか、というのは、はっきりしないところがありますが、想定していた以上に戦争が長期化しているということが、様々な不安や疑問などを呼び起こす事態に繋がっていると思います。ですから最大のポイントは、長期化していて、様々な矛盾が表面化してきているということだと思います

そして、批判の声は意外なところからも上がっているといいます。「プーチンの盟友」といわれる宗教指導者も異論を唱えたと報じられているのです。

プーチン氏の盟友…ロシア正教会の総主教も“戦争非難の動き”
その発言をしているのは、5月に行われた戦勝記念日にも参加していた、ロシア正教会のキリル総主教です。
英・ガーディアン紙によるとキリル総主教は、5月29日、モスクワ中心部にあるハリストス大聖堂で「ウクライナ教会が苦しんでいることを私たちは完全に理解している」と述べました。苦境にあるウクライナへ同情するようなコメントと受け取られています。
ロイター通信によると、キリル総主教は元々、特別軍事作戦を支持してきたことで、ウクライナ正教会が決別を表明していたといいます。そんな中で、今回の発言があったというのです。
なぜ、こうした動きが出てきているのでしょうか。

筑波大学名誉教授の中村逸郎さんに話を聞くと、「ロシア正教会は、国民の7割が信仰する国教。その総主教が発言したことで、これまでプーチン大統領を支持してきた高齢者層にも影響が大きいのではないか」といいます。
また、多くの犠牲者が出ているにも関わらず、戦勝記念日である5月9日までに戦果が上がらなかったことや、ベラルーシなどの旧ソ連諸国からも支援が受けられなかったこと、具体的には、軍事作戦に対する兵士や兵器の供給が受けられなかったことなどがあげられています。

そして、新たな経済制裁の動きも出てきました。

新たな経済制裁を追加 EUは一枚岩か
EUは首脳会議を開き、EU圏内へ船で輸送されている、ロシア産石油の輸入を即時禁輸で合意。この合意の対象は、EUが輸入しているロシア産石油の3分の2にあたる量です。依存が高いハンガリーのパイプライン輸入は対象外となりました。
そして、ロシアの大手銀行「ズベルバンク」を国際送金システムから排除。

今回の経済制裁に対し、EUのミシェル大統領は「ロシアにとって大きな軍事資金源を断った」と話しています。

フジテレビ・風間晋 解説委員:
EU全体で合意できることを優先して、ハンガリーの事情に配慮したということだと思うのですが、ハンガリーはロシアに対してかなりの依存度がある。ただ量的にみると、EU全体がロシアから輸入している原油の量の中に占める、ハンガリーの割合というのは本当に少ないです。ですから、そこに特例を設けることによって、EUが統一してロシアに対するという形を作ったということだと思います

(めざまし8 6月1日放送)

めざまし8

1927チバQ:2022/06/02(木) 22:41:12
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220602-567-OYT1T50183.html
ロシア軍・ドボルニコフ総司令官の更迭説浮上…2週間姿が確認されず
2022/06/02 18:42読売新聞

ロシア軍・ドボルニコフ総司令官の更迭説浮上…2週間姿が確認されず

アレクサンドル・ドボルニコフ氏(右)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 ロシア軍のウクライナ侵攻作戦を統括するアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が更迭されたとの説が浮上している。

 米紙ニューヨーク・タイムズは5月31日、ドボルニコフ氏の姿が過去2週間確認されておらず、任務を続けているかどうか、米当局者の間で臆測を呼んでいると報じた。4月上旬に任命されたばかりだが、陸軍と空軍の連携強化に失敗し続けているという。

 露軍の動向を調査する露独立系団体「CIT」は、総司令官がゲンナジー・ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにした。ジドコ氏はドボルニコフ氏と同様、シリアでの軍事作戦の指揮経験があるという。

1928チバQ:2022/06/02(木) 22:42:22
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2022060201000986.html
ロシア、デフォルト迫る 米欧制裁、市場の信用失墜
2022/06/02 18:52共同通信

ロシア、デフォルト迫る 米欧制裁、市場の信用失墜

ロシア財務省のビル=2021年3月、モスクワ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】金融業界団体が、ロシア国債の一部で利息が支払われなかったと1日に認定し、ロシアは国家としてのデフォルト(債務不履行)に近づいた。米欧主導の経済制裁でロシアをデフォルトに追い込み、市場での信頼を失墜させて世界経済から分断する包囲網が狭まった。ロシアの外貨建て国債は次回23日と24日に利払い期限を迎える。米国は制裁の一環として投資家の受け取りを制限しており、ロシアは支払いを完了できない可能性が高い。

 ロシア財務省は2日、「必要であれば当事者間で解決し、全ての債務の履行を図る用意がある」と表明した。

1929チバQ:2022/06/02(木) 22:44:13
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_economy_finance_RBKSGJKGFJLIXMV3NOBM6ECYNY.html
経済苦境は長期化、国際的孤立際立つ 露デフォルト
2022/06/02 17:34産経新聞

ロシアが発行したドル建て国債で利払いの不履行が起きたと認定された。米欧格付け会社が〝正式〟な認定を出せない状況での判断とはいえ、金融市場は既に事態を織り込んでおり、事実上のデフォルト(債務不履行)といえそうだ。信頼回復の道のりは遠く、ロシア経済の苦境はウクライナ危機が収束した後も中長期的に続く懸念が強まった。

デフォルトとは債券の元本償還や利息の支払いが期限通り行われない状態を示す。通常は格付け会社が認定することで債権者との交渉が始まるが、制裁でロシア国債の格付け業務が禁止されたことで、世界の大手金融機関でつくるクレジットデリバティブ決定委員会の判断が注目されていた。

格付け会社が判断しなければ一般的なデフォルト認定とはいえず、ロシア側も支払い能力と意思があると主張しているため、正式な線引きは当面見込めない。

とはいえ、ロシア国債は債券市場で既に不履行を織り込んだ価格で取引されており、市場関係者は「事実上のデフォルトとみなしている」(野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミスト)。通貨ルーブルの相場も1日、大きな反応はみせなかった。今回の判断は市場の認識を改めて裏付けた形だが、世界経済への影響は限定的だ。

一方、ロシアは国際的信用が失墜し、既に外貨建て債券の新規発行が難しい。通常はデフォルトの結果として陥る資金調達難が現実化しており、正式認定が出るかどうかは今やあまり意味を持たなくなっている。

ただ、ロシア政府がデフォルトを認めない限り信頼回復に向けたプロセスすら始まらず、経済の打撃は相当な長期化が見込まれる。今回のデフォルトがロシアの国際的孤立と暗澹(あんたん)たる将来を決定付ける象徴的な意味合いは、やはり大きい。(田辺裕晶)

1930チバQ:2022/06/06(月) 19:30:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/121a14d655bc49bd127496412b9b1e7807d47f27
プーチン大統領が焦燥? ロシア軍内部で異変 4月上旬に就任の侵攻総司令官を1カ月余で更迭か 国内治安担当幹部らも解任
6/6(月) 17:00配信
夕刊フジ
ロシア国旗

ウクライナ全土の20%を占拠したとされるロシア軍だが、内部で異変が生じているのか。4月上旬に就任したウクライナ侵攻を統括する総司令官の姿が確認できないとして、更迭説が浮上した。プーチン大統領はほかにも軍や国内治安担当部門の幹部らを相次いで解任している。ウクライナ軍の反撃が本格化するのを前に、「焦りの表れ」とみる向きもある。

【表でみる】「終結のあり方」でEU亀裂鮮明

更迭説が持ち上がったのはロシア軍のアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官。5月31日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ドボルニコフ氏が2週間、姿をみせておらず、責任者の地位にあるのか憶測を呼んでいると報じた。

ドボルニコフ氏は2015年にロシアが介入したシリア内戦で指揮を執り、「シリアの虐殺者」と恐れられた。シリアでは多くの民間人が犠牲となり、化学兵器も使用された。

「ロシア連邦英雄」の称号を持つドボルニコフ氏は4月上旬にウクライナ侵攻の総司令官に就任。空軍と陸軍の連携を模索するなど、失敗続きだったロシア軍の戦局打開の役割を担っていた。報道が事実だとすると、わずか1カ月余りでの更迭となる。

筑波大名誉教授の中村逸郎氏は「ドボルニコフ氏はミサイル攻撃で破壊活動を指揮した一方、連携すべき地上戦力側では略奪が起きるなど、統制の乱れも目立つ。後任に愛国主義教育を兼ねる軍政治総局長を務める人物の名前も浮上していることから、規律の立て直しを図る狙いがあるのだろう。ロシア側の焦りを感じる」と分析する。

ロシア軍幹部の去就をめぐっては、ウクライナ第2の都市ハリコフ攻略の失敗を理由に第1親衛戦車軍の中将が更迭されたほか、巡洋艦「モスクワ」が撃沈されたことで、黒海艦隊の副提督を停職処分にしたと英国防省が分析している。

一方、軍トップのゲラシモフ参謀総長のように一時、動向が不明となっていたが、その後、姿を見せた例もある。

ロシア国内でも幹部の解任が相次いでいる。露紙プラウダ(英語電子版)は、プーチン氏が先月30日、内務省の5人の将官と、1人の警察幹部を解任したと報じた。

中村氏はこれに関して、国内の統制に関連した動きとみる。「内務省は、マフィア集団や反社会勢力に近く、市民から賄賂を受け取るなど、腐敗や汚職が進んでいる組織として知られている。ロシア国内で反戦機運が高まる中で、引き締めを強めたものと思われる」

ウクライナでのロシア軍をめぐっては、強制動員された兵士らが「低い士気と劣悪な訓練をさらに悪化させている」と米シンクタンクの戦争研究所が分析している。

ウクライナ側は欧米が供与した兵器が前線に到着する今月中旬以降に反転攻勢に出る構えだ。

前出の中村氏は「ロシア軍は制圧地域で踏ん張る形になるが、士気が低下していることもあり、相当数の損害が出るのではないか」との見通しを示した。

1931とはずがたり:2022/06/07(火) 10:41:53

東部都市、一進一退の攻防 ロシア軍にウクライナ抗戦
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400415&g=ukr
2022年06月04日19時25分
2日、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続く同国東部ドンバス地方の都市セベロドネツクの市街から立ち上る黒煙(AFP時事)

2日、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続く同国東部ドンバス地方の都市セベロドネツクの市街から立ち上る黒煙(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシア軍のウクライナ東部制圧作戦で焦点となっているルガンスク州の都市セベロドネツクでは、劣勢のウクライナ軍が一部街区を奪還する動きも見られ、一進一退の攻防が続いているもようだ。ウクライナ軍は4日、セベロドネツク南方で「敵は攻撃に失敗した」と戦果を強調する声明を出した。

【地図で見るウクライナ情勢】ロシア軍侵攻 近隣国に逃れた難民の数

 ウクライナ軍は、ロシア軍がセベロドネツク攻略に向けて部隊を増強し、激しい交戦が展開されているとの認識を表明。セベロドネツクの南方や南西では、ウクライナ側が攻撃を阻んだと主張した。
 ルガンスク州のガイダイ知事は3日、セベロドネツクの市域の70%が一時ロシア軍の手に落ちたものの、反攻によりうち20%で同軍を退けたと強調した。知事は4日、「ロシア軍は犠牲を負いながらもセベロドネツクでの攻撃を続けている」と述べた。

1932とはずがたり:2022/06/08(水) 13:29:27
ぬれた様子ないけど「国後島から泳いできた」…ロシア人を名乗る男性、亡命を希望
2021/08/22 15:38
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210822-OYT1T50064/

 北海道標津町でロシア人を名乗る男性が「国後島から泳いできた」と話し、亡命を求めていることが21日、関係者への取材でわかった。道警が男性に事情を聞いており、今後、札幌出入国在留管理局が経緯を調べる。
ロシア人を名乗る男性が現れた北海道警中標津署標津駐在所(21日、北海道標津町で)

 ロシア人を名乗る男性を発見した標津町の70歳代の町民によると、19日午後5時頃、海岸沿いの中標津署標津駐在所付近をうろうろしている男性を見つけた。男性は20〜30歳代くらいで、紺色のスポーツウェア姿。スニーカーをはき、リュックなどを持っていたという。

 不審に思った町民が声をかけたところ、男性は片言の日本語で「パスポートがない」「国後島」「泳いできた」と説明したという。

 北方領土の国後島から標津町までは約20キロ離れている。町民は「泳ぐことは不可能でないと思うが、海水温は冷たい。ぬれていた様子は全くなかった」と驚いていた。

 札幌出入国在留管理局は、詳しい上陸手段や、男性の身元について確認を進め、上陸を許可するかどうか対応を決めるとみられる。

1933とはずがたり:2022/06/08(水) 14:36:29
ウクライナ、穀物輸出巡るロシアとトルコの会談に「招かれず」…ゼレンスキー氏明かす
2022/06/07 10:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220607-OYT1T50100/
ウクライナ情勢

 【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、ロシア軍に黒海沿岸を封鎖され、穀物輸出が停滞している問題に関し、8日に予定されるトルコとロシアの外相会談に自国は招かれていないと明らかにした。有志国の海軍が「護送船団」を組んで航行の安全を確保する方式を軸にトルコや英国、国連などと協議しているとも語った。
マイホーム「予算増か部屋数減か」木材高騰で建築ピンチ…合板は7割高・夏に在庫切れも
6日、ウクライナ東部ドネツク州の前線付近で榴弾(りゅうだん)砲を放つウクライナ軍の兵士ら=ロイター
ゼレンスキー大統領(AP)

 ウクライナ国営通信などによると、記者会見したゼレンスキー氏は、黒海封鎖の影響で最大2500万トンの穀物輸出が停滞しており、秋には7500万トンに達する恐れがあると説明した。

 セルゲイ・ラブロフ露外相とトルコのメブリュト・チャブシオール外相の会談はトルコ・アンカラで予定されている。米ブルームバーグ通信は6日、両国が南部オデーサ港からの航行の安全を保証する「回廊」の設置で暫定合意したと報じた。これに対し、ウクライナ側はロシアが最終的に合意を履行するかどうかについて、不信感をあらわにしている。

 ウクライナ海軍は6日、露海軍黒海艦隊を沿岸から「100キロ・メートル以上後退させた」と発表した。デンマークなどから供与された対艦ミサイルなどが効果を発揮している可能性がある。

 一方、ウクライナ国防省は6日、情報機関・情報総局のキリル・ブダノフ局長が攻防が続く東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクを視察したと発表。ウクライナ軍は、セベロドネツクへの補給ルートを自国軍が確保していると強調した。

 また、ウクライナの内務次官は6日、戦闘に参加している自国兵士は約70万人で、国民のこれまでの死傷者数は約4万人に上っていることを明らかにした。

1934チバQ:2022/06/08(水) 15:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8dafc34c1b0597ea0f25f33510046d2239e25cc
要衝で激しい市街戦 ロシア、東部州「97%」制圧 黒海の一部奪還とウクライナ
6/7(火) 17:51配信

時事通信
ウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘で煙が上がるウクライナ東部セベロドネツク=2日(AFP時事)

 【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日夜、ビデオを通じて演説し、東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクでロシア軍との激しい市街戦が続いていると明らかにした。

 一進一退が繰り返されているもようだが、大統領は同日の記者会見で「ロシア軍は数で勝り、より強力だ」と述べ、苦戦していることを認めた。

 東部ドンバス地方の支配拡大を狙うロシア軍は当面の重点目標として、同地方を構成するルガンスク州全域の掌握を目指しているとされる。タス通信によると、ロシアのショイグ国防相は7日、州の97%が「解放された」と述べ、大部分を制圧したと主張した。

 ゼレンスキー大統領は、セベロドネツクや、川を挟んでその西方にあるリシチャンスクが砲撃などの猛攻にさらされており、両市とも「死の街」と化したと表現した。

 米シンクタンクの戦争研究所の6日の報告書によると、ロシア軍が同日時点でセベロドネツクの大半を押さえているもよう。ただ、「陣地の支配権が頻繁に入れ替わる」状況が続いているようだと報告書は指摘した。ショイグ国防相は7日、セベロドネツクの住宅地域を完全に支配下に置いたと主張。残る工業地域やその周辺の制圧を目指し、作戦を継続していると述べた。

 ゼレンスキー氏によると、ロシア軍はルガンスク州に隣接するドンバス地方ドネツク州でも主要都市スラビャンスクなどに激しい攻撃を加えている。

 一方、ウクライナの国営通信によると、同国海軍司令部は6日、黒海北西部に展開していたロシア艦隊をウクライナ南部沿岸から100キロ以上沖に後退させたと明らかにした。

 黒海北西部にはウクライナ最大の貿易港であるオデッサが面し、ロシア艦隊による海上封鎖の下に置かれている。海軍司令部はこの海域が依然として厳しい状況にあるとしつつ、ロシアによる「完全支配」の一部を奪還したと主張した。

1935とはずがたり:2022/06/08(水) 16:11:19

ロシアのエリートに広がる「ポスト・プーチン」論議 有力後継は【解説委員室から】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202206kaisetsuiin027
2022年06月02日13時00分

リストには3人の名が

 ラトビアに拠点を移したロシアの反政府系メディア、「メドゥーサ」(5月25日)は、ロシアのエリートの間で「ポスト・プーチン」をめぐる議論がますます広がり、後継者の名が静かに話し合われているとし、候補リストにメドベージェフ安全保障会議副議長、ソビャニン・モスクワ市長(63)、キリエンコ大統領府第1副長官(59)の3人が上がっていると報じた。

 モスクワのエリートの間では、ウクライナ侵攻の長期化で悲観論が台頭し、プーチン大統領に直接不満を表明する者もいるという。

 ロシアの新興メディア「レポルチョール」(5月27日)も、4年間大統領を務め、プーチン氏を裏切らなかったメドベージェフ氏が後継ナンバーワンとし、「もともと政権内リベラルだったが、最近はソーシャルメディアで西側に核のどう喝をするなど、後継を意識してタカ派的発言をしている」と分析。政治学者のジュラブレフ地域問題研究所長も「エリートへの利権分配という点で、メドベージェフへの安心感が強い」と述べ、後継1番手に挙げた。
米政府が画策?

 メドベージェフ氏は2012年大統領選で続投を希望したが、現政権を築いた「オーナー社長」のプーチン氏に「代われ」と言われ、やむなく退陣した。プーチン氏の健康不安説で、復権のチャンスと見なしている可能性もある。

 反政府系評論家のワレリー・ソロベイ氏は「バイデン米政権が、親米派・メドベージェフの大統領復帰を画策している」と奇妙な発言をした。メドベージェフ氏はオバマ前米大統領と気質が合い、新戦略兵器削減条約(新START)に調印しただけに、当時副大統領だったバイデン氏が裏で画策するかもしれない。

 キリエンコ氏はクレムリンの政治戦略を担当し、プーチン氏と頻繁に接触。ウクライナ対策の責任者に起用された。1990年代に首相を務め、大統領への野心を持つといわれる。ただし、ウクライナ風の名前がマイナスになる。ソビャニン市長はウクライナ侵攻に関与していないことがプラスに働くが、少数民族出身だ。

 「メドゥーサ」は、「エリートらは後継問題を語っても、大統領に退陣を促せるのは重病だけと認識し、うんざりしながら戦争加担の仕事をしている」と伝えた。どうやら、エリートには宮廷クーデターを起こす気概はなさそうだ。

「後継者として最悪」

 一方、ロシアの通信アプリ「テレグラム」に投稿する謎の「SVR(対外情報庁)将軍」は4月末、「大統領の健康状態が急変した場合、国の運営をパトルシェフ安保会議書記(70)に移管することで2人は一致している。医師は早期外科手術が必要としているが、プーチンは同意していない」とし、「来年はポスト・プーチンの時代になる」と指摘した。

 情報機関出身のパトルシェフ書記は、プーチン氏の最大の腹心。投稿は、強硬派の同書記を「後継者として最悪」としている。しかし、ドンバス地方の独立承認をめぐる2月21日の安保会議公開討議で、パトルシェフ氏とSVRのナルイシキン長官は外交交渉に言及しており、戦争に賛成ではなかった。

 ウクライナ侵攻は、プーチン氏の強烈な歴史観と使命感に基づく個人的プロジェクトで、大半の幹部は内心、反対だったとみられる。

 ただし、憲政上、大統領が職務執行不能に陥った場合、首相が大統領代行になり、3カ月後に大統領選が実施される。首相以外の人物に「権力の移管」はできない。

 現在の首相は、2年前に連邦税務局長官から抜擢されたミシュスチン氏(56)。イデオロギーを持たない経済テクノクラートで、オリガルヒ(新興財閥)の支持がある。同氏が大統領代行になれば、停戦に動きそうだ。

1936とはずがたり:2022/06/08(水) 16:11:32
>>1935
謎の36歳も話題に

 後継問題では、5月9日の対独戦勝記念式典で、プーチン氏と親しげに話す謎の若者が話題になった。大統領府報道部のドミトリー・コワリョフ氏(36)で、父がガスプロム幹部。大統領とはクレムリンのアイスホッケーチームの同僚という。

 コロナ禍で有力閣僚もプーチン氏に近づけない中、親しげに話し、体を支える素振りも見せた。ロシアのSNSや大衆紙のサイトで、「後継候補か」と騒然となった。しかし続報はなく、後継説は消えそうだ。

 ロシアの政治学者は「主要テレビや有力紙は一切報じておらず、イエローペーパーだけだ。政治経験のない若者に大統領が務まるはずがない」と否定した。

 とはいえ、後継者報道がロシアで飛び交うことは、戦争長期化で重苦しい閉塞感が漂う中、変化を望む社会の願望を示唆している。

「院政」のもくろみ

 ロシアでは2年後の2024年3月17日に大統領選が実施される。プーチン氏は当然、5選を狙っていたとみられるが、残酷な侵略戦争で「戦争犯罪人」(バイデン大統領)と指弾され、外交活動が困難になる。2年後は71歳で、健康不安も深まる。

 その場合、プーチン氏は腹心を後継大統領に起用し、自らは国家評議会議長として「院政」を敷くかもしれない。20年の憲法改正で国家評議会は内政・外交の基本方針を策定することが規定され、議長の権限が強化された。

 こうした後継論議が出始めたこと自体、プーチン氏の影響力と威信の低下につながる可能性がある。

【筆者略歴】東京外国語大学ロシア語科卒。時事通信社でモスクワ、ワシントン各特派員や外信部長などを歴任。2012年から現職。「秘密資金の戦後政党史」(新潮選書)、「ジョークで読む世界ウラ事情」(日経プレミアシリーズ)、「独裁者プーチン」(文春新書)など著書多数。

(2022年6月2日掲載)

1937チバQ:2022/06/09(木) 13:10:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5737da87aff6fe910eae9c391dc5716fb972ea07
地元知事「後退の必要も」 ロ軍、要衝都市で攻撃継続 ウクライナ東部
6/8(水) 20:32配信
時事通信
7日、ウクライナ東部セベロドネツクで、砲撃を受けて立ち上る煙(AFP時事)

 ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをめぐり、ウクライナ軍とロシア軍は8日も攻防戦を展開した。

 ロシアのショイグ国防相はこれより先、同州の「97%」を制圧したと主張。ロイター通信によると、ルガンスク州のガイダイ知事は8日、地元テレビに「ウクライナ軍は後退しなければならないかもしれない」と述べ、セベロドネツクの現状は厳しいとの認識を示した。

 ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領は7日夜のビデオ演説で、ルガンスク州を含む東部ドンバス地方で「勇敢な防衛戦が続いている」と強調。ガイダイ氏は後退について「セベロドネツクの放棄を意味するわけではない」としており、防御が堅い地点まで下がって戦線を立て直し、徹底抗戦を続けるという意味だと説明した。

 ルガンスク州全域の支配を目指すロシア軍にとって、セベロドネツク掌握は当面の最重要目標となっている。既に押さえた住宅地域に加え、工業地域などの制圧を目指し、攻勢を強めている。これに対しウクライナ側は、ロシア側の支配下にある南部ヘルソン州で反攻作戦を続けている。

 タス通信によると、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所でロシア側に投降した1000人以上のウクライナ兵が、捜査のためロシアへ移送された。ウクライナ軍は7日、これまで自軍兵士210人の遺体がロシアから引き渡されたと発表した。大半が製鉄所で死亡したという。

 ゼレンスキー氏は7日の演説で「占領者(ロシア)はわが軍の抵抗がこれほど強いと思っていなかった」と国民を鼓舞。一方で、ロシア軍はドンバス地方に新たな部隊を投入しようとしていると語り、警戒感を示した。

1938チバQ:2022/06/09(木) 17:25:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b21481dcd99dc927b6006790b508bbbbfc64c4b
ロシア大統領側近、南東部を訪問 「編入論」でウクライナ揺さぶり
6/9(木) 13:33配信


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時事通信
ロシア軍が占領したウクライナ南部ヘルソンに掲揚された旧ソ連の戦勝旗=5月20日(AFP時事)

 ロシア軍が占領したウクライナ南部ヘルソンと南東部メリトポリを7日、プーチン大統領の側近、キリエンコ大統領府第1副長官が訪問した。

 政権は2月21日、東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域を一方的に独立承認しているが、それ以外の占領地の扱いが焦点で、ロシアへの編入論も飛び交っている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、編入に向けた住民投票が強行されれば、停戦交渉に応じないと警告した。編入論はロシアによる揺さぶりの可能性もある。

 キリエンコ氏の訪問に際し、現地の親ロ派政治家からの発言が相次いでいる。ロシア通信によると、ヘルソン州のストレモウソフ氏は、地元の反対で断念したとみられていた住民投票について「(編入に向けて)行われると思う」と説明。ただ、実施目標の時期には言及しなかった。

 メリトポリを含むザポロジエ州のロゴフ氏は「住民投票は今年行われる」と強調。一方、シャルライ氏は「いつどのように行うか検討中。まだ州の約70%しか解放されていない」とし、州都ザポロジエの占領を待つべきだと主張した。

 こうした表明は、プーチン氏の最終決定を待たずして一斉に飛び出したとみられる。8日付のロシア有力紙「独立新聞」は、内外への「プロパガンダ」として利用したものと分析した。

1939チバQ:2022/06/10(金) 09:45:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7525733ef6a190aa5a720bbd2b8e3a45ca52313b
大統領側近キリエンコ氏に存在感 ウクライナ占領地責任者 「後継者に意欲」見方も・ロシア
6/10(金) 7:09配信

時事通信
ロシア大統領府第1副長官のキリエンコ氏=2020年4月、モスクワ(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領の側近の一人、キリエンコ大統領府第1副長官(59)が存在感を増している。

 ウクライナ侵攻開始後、東部ドンバス地方の親ロシア派などを担当する責任者に就任。7日には南部と南東部の2都市を訪問しており、ロシアへの編入が取り沙汰される占領地の将来のカギを握るとみられている。

 独立系メディア「メドゥーザ」が8日に伝えたところによると、政権で影響力の強い「シロビキ」(軍・治安機関出身者)が9月のロシア統一地方選の延期を主張する中、キリエンコ氏はこれに異を唱え、予定通り実施するようプーチン氏を説得。2人の距離は一層縮まっている。

 「ロシアには使命があり(ウクライナでの)行動は正しい」とも発言。「常に大統領の目の前で喜ばれることを話す」(政権関係者)と評され、プーチン氏の後継者になることに意欲的との見方もあるという。

 キリエンコ氏は5月4日、プーチン氏が「制圧」を宣言していた南東部マリウポリを訪れた。今月7日にはロシア通貨ルーブルの流通が始まった南部ヘルソンと南東部ザポロジエ州メリトポリを現地視察。実効支配の固定化に向けた「住民投票」の可否や時期を探っているもようだ。

 メドゥーザは5月24日にも関係者の話として、政権内部で「プーチン後の将来」が話題になっていると報道。後継者になり得る人物として、モスクワのソビャニン市長、メドベージェフ前首相、そしてキリエンコ氏の3人の名前が挙っていると伝えていた。

 キリエンコ氏はエリツィン政権下の1998年、史上最年少の35歳で首相に就任したが、金融危機を受けて解任。国営原子力企業ロスアトム社長などを歴任した。2016年、内政を統括する第1副長官に着任。15年に暗殺された野党勢力の故ネムツォフ元第1副首相に近かったことでも知られている。

1940チバQ:2022/06/13(月) 17:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0747bf5ab8c40fa2a37baab35ccce9ed39cee9
ウクライナ戦争「2年続く恐れ」 反政権派のロシア元首相
6/13(月) 17:31配信
時事通信
 【パリAFP時事】ロシアのカシヤノフ元首相(64)はAFP通信のビデオインタビューに応じ、ロシアのウクライナ侵攻について、戦争は最高で2年続く恐れがあるとの見解を示した。

 
 カシヤノフ氏は、2000〜04年にプーチン政権の初代首相を務め、首相解任後に反政権派に転じた。2月のウクライナ侵攻開始3日前にプーチン氏が招集した安全保障会議の様子を見て初めて、「戦争があると実感した」と説明。「プーチン氏は既に正気でないように見えた。医学的にではなく政治的な観点からだ」と指摘した。

 カシヤノフ氏は「もしウクライナが陥落すれば、次はバルト諸国だろう」と述べ、ウクライナの勝利が不可欠だと強調。戦争を終結させるためウクライナに領土の割譲を求める意見については、「間違いであり、西側諸国がその道に進まないことを願う」と述べた。

1941チバQ:2022/06/17(金) 08:38:20
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220616-OYT1T50220/
第1次大戦のような消耗戦に…ロシア軍、装甲戦力を「最大3割失った」
2022/06/17 06:42
ウクライナ情勢
 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ロシアとの停戦協議でウクライナ代表団トップを務めるダビド・アルハミア氏は15日、東部戦線での戦闘が激化し、ウクライナ軍の死傷者が1日あたり最大約1000人に上っていると明らかにした。戦死者は1日に200〜500人も出ているという。

 米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は15日、ブリュッセルでの記者会見で、露軍が装甲戦力を最大30%失ったと指摘し、「第1次世界大戦のような消耗戦になっている」と述べた。


 露軍が戦力を集中させている東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクに関しては、重火器の量で勝る露軍側が「4分の3を掌握した」と述べた。ただ、露軍には補給や指揮命令系統などの課題もあり、ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)全域制圧は「不可避とは言えない」との認識も示した。

 ウクライナ軍の制服組トップは15日、露軍がルハンスク州を制圧するため「9方向から同時に攻撃しようとしている」との分析を明らかにした。露軍は、ウクライナ軍が米欧から供与された重火器を本格投入する前に制圧地域を拡大する狙いとみられる。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220617-OYT1T50008/
マクロン氏「ウクライナは欧州の一員」…仏・独・伊首脳、キーウでゼレンスキー氏と会談
2022/06/17 06:37
ウクライナ情勢
 【パリ=梁田真樹子】フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相は16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。マクロン氏らは、ウクライナが求める兵器の追加供与を進める方針を表明した。

 ロシアの侵攻後、仏独伊の3首脳がウクライナを訪問するのは初めて。会談で3首脳とゼレンスキー氏は、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に向け、工程表をまとめる方針で一致した。また3首脳は、黒海を通じたウクライナの穀物輸出再開に向け、露軍に封鎖解除を要求する考えを強調した。


 共同記者会見でマクロン氏は、「我々はウクライナの側に立つ。ウクライナは欧州の一員だ」と強調した。ゼレンスキー氏は、「会談の結果に満足している」と評価した。

 仏独伊は、早期の停戦を重視するスタンスだが、ウクライナとの間には溝もある。マクロン氏は今月上旬、「ロシアに恥をかかせてはならない」と発言し、ウクライナ側から批判された。

 3首脳そろっての訪問には、ウクライナの不信を取り除き、停戦交渉に関与する足がかりとする狙いがあるとみられる。

1942とはずがたり:2022/06/18(土) 00:20:43
ウクライナをEU加盟候補国に 欧州委が勧告
6/17(金) 19:34配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbda2ca4964f39f17d0ffccf0a2d8bd2f2386eae

【AFP=時事】(更新)欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)は17日、ウクライナに対して正式にEU加盟候補国の地位を付与するよう勧告した。ただ、加盟実現には数年を要することになる。

 欧州委のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は「ウクライナは加盟候補国として歓迎されるべきだ。これは、今までに好ましい取り組みがなされ、さらに重要な取り組みが残っているという理解に基づいている」と述べた。

 欧州委の勧告を受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はソーシャルメディアに、「われわれの勝利を確実に近づけるEU加盟に向けた道のりの最初の一歩だ」と投稿し、「歴史的な決断」を行ったフォンデアライエン氏や加盟各国に謝意を表明した。【翻訳編集】 AFPBB News

1943とはずがたり:2022/06/18(土) 00:23:05

ウクライナEU加盟は「数十年後」の可能性 仏大統領、新組織設立を提唱
https://www.afpbb.com/articles/-/3404138?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3410273
2022年5月10日 21:43 発信地:ベルリン/ドイツ [ ドイツ フランス ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]

【5月10日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は9日、ウクライナなどが欧州連合(EU)に加盟するには「数十年」かかる可能性があるとの見方を示し、代わりにEUの枠を超え、英国などの加盟も想定した新たな政治組織を設立することを提唱した。

 マクロン氏は同日、ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相と会談するため同国首都ベルリンを訪問した際にこの案に言及。これについてショルツ氏は、「非常に興味深い提案」であり、マクロン氏と議論できたことを「とてもうれしく思う」と述べた。

 ウクライナのEU加盟申請をめぐっては、欧州委員会(European Commission)が来月にも委員会としての意見表明を行うとの方針を示している。これは既存の加盟国がウクライナの申請を検討するのに先立つ重要な一歩となる。

 だがマクロン氏は、「ウクライナに加盟国候補という地位を与えるために手続きを加速させることはできても、われわれの規定や基準を考えると、ウクライナが実際にEUに加盟するには数十年かかるだろう」と指摘し、EUの枠組みを超えた組織の新設を検討した方がより効率的かもしれないとの考えを示した。

 また、ウクライナの他、モルドバ、ジョージアなどEU加盟を希望する国々を欧州内に受け入れる必要性は喫緊の課題だとして、英国の加盟も想定した新たな「欧州政治共同体」の設立を呼び掛けた。

 さらに、ボスニア・ヘルツェゴビナをはじめとする西バルカン諸国や、数十年前からEU加盟を検討している国々がこの新組織への加盟を検討する可能性もあると述べた。(c)AFP

1944チバQ:2022/06/22(水) 18:23:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/cab3710fca551497e7b3200076e1fee54fcc25ba
プーチン氏の健康めぐり臆測 怪しげな長寿法、がん説も
6/22(水) 17:54配信
AFP=時事
ロシア・モスクワの軍病院を訪問し、負傷兵を見舞うウラジーミル・プーチン大統領(2022年5月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】鹿の角から抽出した血液を浴びる「長寿法」を行ったり、外遊の際は外国政府に健康状態を悟られないよう排せつ物を側近が回収したりしている──。10月で70歳になるロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の健康状態をめぐり、怪しげなものからセンセーショナルなものまで、検証不能なさまざまな臆測が流れている。


 プーチン氏の健康状態は、特にウクライナ侵攻後、欧州の将来を左右する要因となっている。だが、プーチン氏は20年にわたって権力の座にあったが、マッチョなイメージを演出するためにクレムリン(Kremlin、大統領府)が公開した、例の有名な上半身裸の写真以外に、健康に関する情報はほとんどない。

■保養地に「フェイクオフィス」?

 ロシア語のニュースサイト「プロエクト(Proekt)」は4月、公開情報に基づいた調査報道で、プーチン氏が南部の保養地ソチ(Sochi)を訪問するタイミングで、大勢の医師が同地入りしていると指摘した。

 甲状腺がんの専門医エフゲニー・セリバノフ(Yevgeny Selivanov)氏もその一員だった。過去数年間、同氏がソチ入りしたタイミングと、プーチン氏が突如、公の場から姿を消すタイミングは、符合することが多かったとしている。

 しかもソチには、プーチン氏が静養中にも首都で執務しているかのように見せかけるため、モスクワ郊外にある大統領公邸を模した「フェイクオフィス」が設置されているという。

 同サイトはさらに、プーチン氏がはまっている「長寿法」の一つに、シベリア(Siberia)に生息する鹿の角から抽出した血液を浴びるというものがあり、同地出身の盟友セルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相に勧められたと伝えている。

 仏週刊誌パリ・マッチ(Paris Match)は今月、プーチン氏が2017年にフランス、19年にサウジアラビアを訪問した際、健康状態を外国政府に察知されないよう、同氏がトイレに行くたびに側近らが付き添い、尿や便を回収していたと報じた。

 米誌ニューズウィーク(Newsweek)も今月、米情報機関の機密情報として、プーチン氏が4月、進行しているがんの治療を受けたと伝えた。米国家安全保障会議(NSC)はそうした情報の存在を否定。しかしウクライナ国防省のキリロ・ブダノフ(Kyrylo Budanov)情報総局長は英衛星放送スカイニューズ(Sky News)のインタビューで、証拠は示さなかったが、プーチン氏はがんだと主張した。

1945チバQ:2022/06/22(水) 18:23:40
■具体的な情報は
 クレムリンがプーチン氏の健康問題を認めたことが、一度だけある。2012年秋のことだ。当時、プーチン氏が足を引きずる姿が目撃され、同氏は複数の会合への出席を取りやめ、公の場から姿を消した。

 クレムリンはその時、プーチン氏は筋肉を痛めたと説明した。一方、あるメディアは、モーターハンググライダーでツルと並んで飛行した際の出来事で、背中の状態が悪化したと報じた。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の際にも、異常な振る舞いが見られた。プーチン氏との面会に当たってクレムリンが示した厳しい条件に従わなかったとして、一部の指導者は長大なテーブルを挟んで座らされた。フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領や国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長のように。

 プーチン氏が4月、ショイグ国防相と会談した際、テーブルの端を強く握り締めていたことも臆測を呼んだ。体の震えを抑えるためだったとの説も出回った。

 世界的に政府関連の業務がコロナ下態勢から通常態勢に戻りつつある中でも、プーチン大統領はオンライン方式を多用している。

■健康不安を否定

 クレムリンのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、プーチン氏が深刻な健康問題を抱えているとの見方を強く否定している。

 実際、最近行われたトルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdymukhamedov)大統領との会談の様子を見ても、肉体面での衰えの兆しはうかがえなかった。

 本命視されている後継者は浮上していない。プーチン氏は軍の最高司令官でもあり、2月24日のウクライナへの侵攻開始は同氏が決定したものだ。

 プロエクトのロマン・バダニン(Roman Badanin)編集長は「ロシアは国家運営を担っている人物の心身の健康状態について真実を知らされていない」と話す。「世界中が、赤いボタンを押して人類を破滅に導くこともできる人物が健康なのか知らないのだ」【翻訳編集】 AFPBB News

1946チバQ:2022/06/22(水) 18:24:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a087b0dfc48c6cdbefe74b6d35783157ed3b7dfb
飛び地との鉄道輸送制限されたロシア、リトアニアに「挑発的行為」と抗議…EUの対露制裁
6/22(水) 15:37配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 ロシアが飛び地カリーニングラード州を巡って、欧州への反発を強めている。バルト3国のリトアニアが、ウクライナ侵攻を巡る対露制裁の一環で、同国を通過して同州とロシアを結ぶ鉄道輸送を制限したためだ。

 鉄道輸送の制限は今月17日に始まった。リトアニア外務省は20日の声明で、欧州連合(EU)の対露制裁の枠組みにより、制裁対象となっている製品を載せた貨物列車の通行を禁止したと説明。鉄鋼や金属製品、セメントなどが想定され、同州知事は、バルト海経由で受け入れた建設資材などをリトアニア、ベラルーシを経由してロシアに輸送できなくなるとの懸念を示した。

 露外務省は20日、駐露リトアニア臨時代理大使を呼び、「挑発的な行為」と抗議し、「輸送が完全に復活しなければ、ロシアは国益を守る措置を講じる権利がある」と反発した。同省は21日にも、EUの駐露大使を呼び抗議したという。

 露国防省は20日、カリーニングラード州の複数の演習場で、露海軍バルト艦隊のミサイル部隊など約1000人が参加する軍事演習を開始したと発表した。期間は不明だが、自走式多連装ロケット砲など約100基を投入し、数百発の発射を行う。同艦隊は9〜19日にもバルト海と同州の演習場で、「仮想敵」の艦艇や潜水艦を撃退するとの想定で演習を実施したばかりだった。

1947チバQ:2022/06/23(木) 21:09:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/5200176ef0867bf0bdac79b2976b33431d6f834b


親露派「国家承認」否定 カザフ、ロシアとすきま風

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6/23(木) 20:02配信



ウクライナに侵攻したロシアと、軍事同盟を結ぶ中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンの間にすきま風が吹いている。カザフのトカエフ大統領は17日、ロシアが侵攻に先立って「国家」承認したウクライナ東部の親露派支配地域をカザフが国家承認しないと表明。トカエフ氏がロシアからの勲章授与を拒否した、とも伝えられた。露与党幹部からは、カザフもウクライナと同じ運命をたどる-と脅迫じみた発言も飛び出した。 トカエフ氏は17日、露北西部サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムの全体会合にプーチン露大統領と2人で出席。質疑応答で、ロシアが国家承認した親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」(自称)をカザフは正式な国家とみなしていない-とし、承認しない考えを示した。 「カザフは開かれた市民社会で、国民には特別軍事作戦(侵攻の露側呼称)への多様な意見がある」とも指摘。露メディアは、国民の侵攻批判を事実上禁じたロシアを当てこするような異例の発言だと報じた。 さらにカザフメディアは18日、フォーラムでロシアがトカエフ氏に国家勲章を授与しようとしたが、トカエフ氏が断ったことを同氏の報道官が認めた-と報じた。ペスコフ露大統領報道は「勲章授与は当初から計画されていなかった」と否定。真相は不明だ。 トカエフ氏の発言について、露政権与党「統一ロシア」幹部のザトゥリン氏は18日、露ラジオ局のインタビューで「ロシアへの挑戦だ」と反発。「ウクライナのような問題がカザフにも起き得る」と述べ、軍事力の行使さえちらつかせた。 ザトゥリン氏の発言の背景には、露国内で以前から「侵攻に関し、カザフはロシアに非同調的だ」との見方が強いことがある。実際、トカエフ氏は侵攻当初から対話による早期停戦を求めてきた。ウクライナのクレバ外相によると、4月に会談したカザフのトレウベルディ外相は、ロシアの制裁逃れに協力しない、と約束したとされる。 トカエフ氏はフォーラムで「露社会の一部にカザフへの批判があるが、両国の関係悪化はロシアの損となる」と忠告した上で関係発展を続ける意思を示した。 外交官出身で欧米側との人脈も深いトカエフ氏は、ロシアとの対立を避けつつも、ロシアに同調して欧米側との摩擦を招く事態を防ぐ思惑だとみられている。

1948チバQ:2022/06/24(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2a54108e59e840699a8d7c7b10521110582a2e5
ドネツク激戦、親ロシア派兵士55%死傷か…英国防省「異常な水準」
6/23(木) 12:08配信
読売新聞オンライン
22日、ウクライナ東部ドネツク州の破壊された住宅(AP)

 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】英国防省は22日、ロシア軍の後押しを受けているウクライナ東部ドネツク州の親露派武装集団の死傷者数が、兵士数全体の約55%に上っているとの試算を明らかにした。東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を巡る激戦で、露軍側の人的消耗が「異常な水準になっている」と分析した。



 英国防省の分析は、ドネツク州の武装集団が16日時点で戦死者数が2128人、負傷者数が8897人となっていると発表したデータに基づくもの。ドネツク州の武装集団の戦死者数は、露国防省が3月25日を最後に更新していない露軍兵士の戦死者数1351人を上回る。ウクライナ軍は兵士の死傷者数が1日あたり最大1000人に上っているとされ、消耗戦の激しさをうかがわせる。

 一方、米国の政策研究機関「戦争研究所」は21日、ロシア空挺(くうてい)軍の司令官が交代したと指摘し、司令官の大幅な入れ替えに着手している可能性があるとの分析を明らかにした。

 侵攻作戦を統括するアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が解任されたとの情報にも触れ、露軍がドンバス地方で攻勢を強める中での司令官の交代は、露軍の指揮命令系統が機能していないことの表れと評価した。

1949チバQ:2022/06/26(日) 00:51:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/96d9a3c90fd4398601a497b46056065929c847d7
ロシア軍、セベロドネツク全市制圧…ルハンスク州最後の拠点リシチャンスクでも攻勢
6/25(土) 21:14配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクの市長は25日、地元テレビを通じ、ロシア軍が全市を制圧したことを認めた。タス通信などは25日、同州の全域制圧を目指す露軍が最後の拠点都市リシチャンスク市内に入り、一部施設を占拠したと報じた。

 同州知事のSNSによると、市長は軍が撤収を完了し、露軍が司令官を任命して占領統治を始めていると述べた。ロシア通信など露メディアの記者は25日、ウクライナ軍が拠点にしてきた「アゾト化学工場」の状況を伝えている。地下施設に避難していたとされる500人超の住民は露軍の「保護下」に入るとみられる。

 露軍は同州制圧後、ドンバス地方を支配下に置くため、ドネツク州に兵力を集中させる狙いとみられる。タス通信によると、露軍が後押しする親露派武装集団の幹部は24日、「1週間半でリシチャンスク一帯を制圧できる」と述べた。

 一方、英国防省は25日、侵攻作戦を統括してきたアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が更迭されたとの情報を確認した。5月末に米メディアなどで更迭説が伝えられていた。英国防省は空挺(くうてい)軍司令官が更迭されたとの分析も示し、露軍側に指揮命令系統の混乱が続いている可能性がある。

 ウクライナの内務相顧問は24日、SNSに投稿した動画で米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)の使用開始を明かした。ウクライナ国防省情報総局トップは英テレビに対し、「8月になれば、戦闘の風向きは劇的に変化する」と述べ、反転攻勢に期待感を示した。

1950チバQ:2022/06/28(火) 07:38:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2978c50288c1dc3b22c3b22dbf4fcecd5927878
ロシア軍の侵攻総司令官、ジドコ氏に交代か…人望ないドボルニコフ氏は更迭
6/28(火) 6:38配信
読売新聞オンライン
赤の広場(ロシア・モスクワで)

 米政策研究機関「戦争研究所」は26日、ロシアのウクライナ侵攻作戦を統括する総司令官が、ゲンナジー・ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにした。英国防省も25日、侵攻作戦全体を指揮していた南部軍管区のアレクサンドル・ドボルニコフ司令官の更迭を確認していた。


 露軍がウクライナ東部ルハンスク州で制圧地域を徐々に拡大する中で指揮官が交代したのが事実であれば、プーチン大統領が戦況になお不満を抱いていることを反映したものとみられる。露軍は2月24日の侵攻開始当初から指揮命令系統が機能していないとの問題点を指摘されており、いまだに課題を解消できていないとも言えそうだ。

 戦争研究所は、セルゲイ・ショイグ国防相が26日、ウクライナの前線を初めて視察した際、ジドコ氏がショイグ氏の隣席で戦況について説明した点などに注目した。露国防省が発表した写真ではジドコ氏の肩書を確認できないように修正していたという。露国防省は総司令官の人事を発表したことがない。

 ジドコ氏は露極東地方を管轄する東部軍管区の司令官を務めた経験があり、ドボルニコフ氏同様、シリアでの軍事作戦を指揮した経験がある。

 ドボルニコフ氏は今年4月、プーチン氏からウクライナ侵攻作戦で初の総司令官に任命されたとされる。だが、国際的な民間調査機関「ベリングキャット」の幹部は今月中旬、ドボルニコフ氏が酒浸りで部下の人望もないことを理由に解任されたとの見方を示した。南部軍管区トップも更迭され、航空宇宙軍のセルゲイ・スロビキン司令官が後任として、侵攻作戦の現場指揮を担っているとの情報もある。

 東部ルハンスク州リシチャンスクの攻略は、中央軍管区のアレクサンドル・ラピン司令官が担当しているとされる。司令官同士が緊密に連携しているかどうかは不透明な面がある。

1951チバQ:2022/06/28(火) 20:32:57
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220627-OYT1T50126/
激しい人的消耗戦でロシア、兵役経験ない「高卒生」もすぐに志願兵契約可能に…改正法案を審議
2022/06/27 15:00
ウクライナ情勢
 【ローマ=笹子美奈子】インターファクス通信などは26日、ロシア議会下院で、日本の高校にあたる中等教育学校の卒業生をめぐって志願兵への採用を迅速化させる改正法案が審議されていると伝えた。長期化するウクライナ侵攻が激しい人的消耗戦となる中、兵力の確保が狙いとみられる。

 改正法案は、下院国防委員会委員長などプーチン政権与党の議員が提案した。同通信などによると、卒業生の場合、現行法で定められている3か月間の兵役を経なくても、志願兵の契約が可能になる。今週中に下院を通過する可能性もあるという。


 一方、ウクライナ国防省情報機関は26日、露軍がベラルーシで戦術航空機などの増強を合同パトロールの名目で計画しているとの見方を示した。合同か否かは不明だが、ベラルーシのウクライナ国境付近では22日以降、動員訓練が続いているとも指摘した。

 ロシアとベラルーシは、23日に国防相、25日に首脳同士が会談を行い軍事協力の強化について協議した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は26日夜のビデオ演説で「ベラルーシは戦争に引き込まれている。ベラルーシ市民はロシアの奴隷でも使い捨て要員でもない」と述べ、警戒を強めた。「強力で最新の効果的な防空(装備)が必要」とし、米欧にさらなる支援を求めた。

 また、独紙ウェルト(電子版)は26日、ウクライナ政府が対戦車ミサイルを独軍事企業から大量購入したと報じた。納品済みという。ウクライナは、3月にも独企業から対戦車ミサイルを調達しており、政府予算で計4000万ユーロ(約57億600万円)を支払ったとみられる。独自購入した武器が、独政府の供与を上回る試算だ。

 ウクライナ東部ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)では26日も激しい攻防が続いた。ウクライナのウニアン通信などによると、中部チェルカーシ州では26日、露軍のミサイル攻撃があり、鉄道施設が狙われたとみられている。

1952チバQ:2022/06/29(水) 18:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfef349a0b3a82da24e22a9d31633474f2e2c8f
ブルガリア外務省、ロシア外交官70人を追放へ…天然ガス供給停止で関係悪化
6/29(水) 17:57配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ローマ=笹子美奈子】ブルガリア外務省は28日、ロシアの外交官ら70人を、国家安全保障に脅威を与えるとして追放すると発表した。大使館に駐在する外交官と職員数を計48人に制限する方針も示した。

 発表文によると、同省は28日、駐ブルガリア露大使を召還し、外交官ら70人について、7月3日までに国外退去するよう求めた。露中部エカテリンブルクの領事館の一時閉鎖も発表した。

 露国営ガス会社ガスプロムは4月下旬、ブルガリア対し、パイプライン経由の天然ガス供給を停止し、両国の関係は悪化している。

1953チバQ:2022/07/01(金) 20:59:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/de55736013bf40ddfc52440b7108bef1e28e238f
露カリーニングラード緊迫 物流でリトアニアと対立
7/1(金) 20:40配信


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産経新聞
ロシア国旗

ロシア西部の飛び地カリーニングラード州(人口100万人)をめぐり、ロシアとリトアニアの緊張が高まっている。露本土とカリーニングラード州の間に位置するリトアニアが6月中旬、ウクライナ侵攻に伴う欧州連合(EU)の対露制裁を履行するとして、同州を出入りする貨物の国内通過を制限したためだ。同州を北大西洋条約機構(NATO)に対抗する上での要衝とみなすロシアは猛反発しており、「軍事措置を辞さない」との声も出ている。

EUとNATOの加盟国であるリトアニアが通過を禁じたのは石炭や金属、建材などを輸送する列車やトラック。リトアニアはEUの対露制裁に対応した措置だと説明している。主に露本土からカリーニングラード州への輸送を想定しており、露側の試算では、禁止された物資は全輸送量の40〜50%に達しうるという。

露メディアによると、同州には船舶による輸送も行われており、現時点で住民にパニックは起きていない。ただ、船舶の数には限りがある上、悪天候で船舶の航行が困難になる冬季にどう物資を輸送するかは不透明だという。

ペスコフ露大統領報道官は6月20日、「異例かつ違法な決定だ」と反発。露外務省のザハロワ報道官も29日、「ロシアはリトアニアに痛みを伴う対抗措置をとるだろう」と警告した。

露上院国際問題委員会のジャバロフ第1副委員長は29日、「状況は軍事紛争に発展しうる。露憲法は領土保護を定めている。ロシアは最終手段に訴えることをいとわない」と軍事力を行使する可能性も示唆した。

露専門家の間では、露政権の対抗措置は経済的なものになるとの見方が強い。

ただ、プーチン露大統領は、第二次大戦で旧ソ連がナチス・ドイツから奪取したという歴史を持つ同州を重視。同州はNATO圏のポーランドやリトアニアに接し、バルト海の対岸にはNATO加盟を目指すフィンランドが位置する軍事的な要衝でもある。このため、リトアニアの措置を「敵対行為」とみなすロシアが軍事行動に出る恐れは排除されない。

一方、ロイター通信は6月末、EUがロシアとの間でこの問題を非公式に協議しており、近く妥結する可能性があると報じた。制裁対象品目であっても露領土間の移動であれば、制裁の適用対象外とする案などが出ているという。

1954チバQ:2022/07/01(金) 21:00:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2917f8b6631686194f732b32ed315b6c84b3a9f3
バルト海「NATOの湖」に 北欧2国加盟、緊迫化必至
7/1(金) 20:35配信


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時事通信
ロシアの飛び地カリーニングラード=2018年6月(AFP時事)

 【ロンドン時事】北大西洋条約機構(NATO)は6月29日の首脳会議で、スウェーデンとフィンランドの加盟手続き開始で合意した。

 ロシアのウクライナ侵攻を機に軍事的な中立からの転換を決めた北欧2カ国の加盟は、ほぼ確実な情勢。これにより、戦略的に重要な欧州北部のバルト海は、加盟国に囲まれた「NATOの湖」(英BBC放送)と化す。

 ◇皮肉な北方拡大
 ロシアのプーチン大統領はNATO「東方拡大」阻止を理由の一つに、ウクライナ侵攻を開始した。しかし、皮肉にもこれがNATOの「北方拡大」を招き、ロシアの孤立は深まった。

 侵攻を目の当たりにして脅威を再認識したスウェーデンとフィンランドは5月、集団安全保障の枠組みでの防衛強化を目指し、NATO加盟を申請した。加盟が実現すれば、両国が面するバルト海沿岸は、サンクトペテルブルクなどフィンランド湾に面するロシア北西部のわずかな海岸と飛び地カリーニングラード州を除き、全てNATO加盟国で占められる。

 バルト海はロシアと大西洋を結ぶシーレーン(海上交通路)で、NATOとロシアの双方が軍事的関心を寄せる。ここが「NATO化」すれば、ロシア海軍や空軍の行動は著しく制限される。

 ◇互いに威嚇
 警戒を強めるロシアは6月初旬、艦艇60隻が参加する演習をバルト海で行い、NATOをけん制した。プーチン氏は6月29日、NATOが北欧2カ国に関連施設を設ければ「対処する」と警告。今後、さらに大規模な演習に踏み切り、沿岸国を威嚇することも考えられる。

 一方、NATOも6月上旬から約2週間、14加盟国と北欧2カ国による合同演習をバルト海で実施した。さらにスウェーデンは同月中旬、カリーニングラードに近いバルト海の自国領ゴットランド島で米軍と共同訓練を行い「有事」への備えを誇示した。

 NATOは今後もバルト海で演習や海上警備を増やし、ロシアに対抗していく構えだ。バルト海情勢の緊迫化は必至と警戒されている。

1955チバQ:2022/07/02(土) 23:27:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/d71bf5269ddde352c67ed8f89a39007f1f63df6c
ロシアが黒海封鎖維持へ、大型揚陸艦3隻を配備…穀物輸出の再開が不透明に
7/2(土) 21:55配信


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読売新聞オンライン

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(写真:読売新聞)

 【キーウ=深沢亮爾、ワシントン=田島大志】ウクライナ軍は1日、ロシア軍が黒海沖に大型揚陸艦3隻を新たに配備し、海上封鎖の強化に乗り出していると指摘した。露軍は6月末に黒海西部のズミイヌイ(蛇)島から撤収したものの黒海封鎖を維持する構えとみられる。ウクライナ軍によるズミイヌイ島の奪還がウクライナ産穀物の輸出再開につながるかどうかは不透明になっている。

【表】一目でわかる…ロシアの戦力はウクライナを圧倒している

1日、ロシア軍のミサイル攻撃で破壊されたウクライナ南部オデーサ州の住宅(ロイター)

 ウクライナ軍は1日、露軍がズミイヌイ島に放置した兵器などを破壊するため、空爆したとする映像を公開した。

 英国防省は2日、中部ポルタワ州クレメンチュクの商業施設や南部オデーサ州の集合住宅など露軍による民間施設へのミサイル攻撃が相次いでいることに関連し、露軍が地上攻撃の精度に課題がある対艦ミサイルを爆撃機から発射しているとの分析を明らかにした。米国防総省高官も1日、記者団に同様の見方を示した。

 高官は、露軍が制圧を目指し攻勢を強める東部ルハンスク州リシチャンスクの情勢に関して「ロシアが領土を巡るごくわずかな利益のために高い代償を払っている」と指摘した。兵士が多数死傷し、兵器や装備を失っていると示唆したものだ。

 露国防省は2日、露軍制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長が前線を視察したと発表した。

 一方、タス通信によると、東部ドネツク州の親露派武装集団は1日、ウクライナ軍に参加していた英国人戦闘員2人を新たに訴追した。武装集団の「裁判所」は6月、英国人2人とモロッコ人1人に死刑判決を言い渡している。

1956とはずがたり:2022/07/03(日) 11:30:34
ウズベクで改憲反対デモ 大統領、一部条項を撤回
2022/7/3 05:25
https://www.sankei.com/article/20220703-TBMVGOJJ6NNTPNFVSAUAF5CMC4/
国際
アジア

反応
ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領(AP=共同)
ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領(AP=共同)

中央アジア・ウズベキスタン西部のカラカルパクスタン自治共和国の首都ヌクスで1日、自治共和国の権限を縮小する条項を含んだ憲法改正に反対する数千人規模のデモが発生した。治安機関は2日にデモ隊を解散させ参加者の一部を拘束。ミルジヨエフ大統領は同条項の撤回を決める一方、同自治共和国に3日から1カ月間の非常事態宣言を発令した。インタファクス通信などが伝えた。

デモ参加者は、改憲案には同自治共和国が住民投票を経て独立する可能性を排除する内容が含まれているとして抗議。大統領は2日急きょ現地入りし地元選出議員らと会談、事態の沈静化を図った。

ミルジヨエフ氏は昨年10月の大統領選で再選。今年6月、大統領任期を現行の5年から7年に延長することや、死刑の廃止などの憲法改正案を発表した。(共同)

1957チバQ:2022/07/05(火) 10:23:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400556&g=int
プーチン政権、飛び地の孤立警戒 貨物封鎖、バルト海NATO化―核でけん制・カリーニングラード
2022年07月05日07時13分

 ウクライナをめぐって北大西洋条約機構(NATO)とロシアの対立が続く中、プーチン政権はバルト海に臨む自国領カリーニングラード州の孤立化に警戒を強めている。NATO加盟国の東欧ポーランドとリトアニアに挟まれた飛び地であり、北欧スウェーデンとフィンランドも加盟してバルト海が「NATOの湖」となれば、戦略的要衝が陸と海から脅かされかねないためだ。

 リトアニアは6月18日から、欧州連合(EU)の制裁対象の貨物を積んだ列車の通過を禁止した。ロシア本土から同盟国ベラルーシまでは問題ないが、カリーニングラード州へと向かう列車は最終的にリトアニアを通過しなければならない。
 ロシア外務省は20日、対抗措置を警告。プーチン大統領に近いパトルシェフ安全保障会議書記が21日に現地入りして「リトアニアに深刻な悪影響を及ぼす」と述べた。当面は経済面の措置にとどまるとみられるが、封鎖への危機感は強い。
 強硬論も飛び出しており、報道によると、旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のジャバロフ上院外交第1副委員長は、自衛権を持ち出して「(封鎖されれば)軍事衝突に至る可能性がある」と発言。ロシア軍は実際、6月にカリーニングラード州で軍事演習を行った。北欧2カ国のNATO加盟の動きに合わせるかのように、バルト海周辺で領海・領空侵犯も繰り返している。
 「発火点」となり得るのはどこか。かねて注視されてきたのは、カリーニングラード州を取り囲むポーランドとリトアニアの2国間国境、通称「スバルキ・ギャップ」。ロシアとしては、約1000キロの国境地帯を制圧すれば、ベラルーシからカリーニングラード州に至る「回廊」を築けると同時に、バルト3国を孤立化できる。NATOが侵攻プランとして恐れているものだ。
 ベラルーシは2月の憲法改正により、ロシア軍の核兵器を配備できるようになった。カリーニングラード州では核弾頭を搭載可能な地上発射型ミサイルシステム「イスカンデル」が展開。5月に模擬発射の演習を実施し、NATOを威嚇した。
 米政治専門紙ポリティコ(電子版)は6月20日、ウクライナ侵攻の中、スバルキ・ギャップが「地球上で最も危険な場所」と化していると報道。「NATOとの軍事衝突に発展した場合、ロシアの最初の攻撃目標になる」と警鐘を鳴らした。

1958チバQ:2022/07/05(火) 17:28:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/b76807b847036177d095b02ac5ed4a38af62df27
ウクライナ南部に親露派が「州政府」設置…トップはロシア行政担当者、直接支配進む
7/5(火) 12:13配信


読売新聞オンライン


4日、ウクライナ東部スラビャンスクで、ロシア軍のロケット攻撃で破壊された家の中を歩く住民(AFP時事)

 【キーウ=深沢亮爾】タス通信などによると、ロシア軍が全域制圧を宣言しているウクライナ南部ヘルソン州で4日、親露派が「州政府」を設置したと一方的に発表した。トップには、ロシアの情報機関・連邦保安局(FSB)元職員で、ロシアの飛び地カリーニングラード州のナンバー2を務める人物が任命されたという。

 このほか、教育や農業の責任者も配置された。これまでは、ヘルソン州の親露派が「軍民政権」を構成してロシアへの同化政策を進めてきたが、ロシアの行政担当者を派遣することで、直接支配を一歩進めた形だ。

 一方、ウクライナ東部ドンバス地方のうちルハンスク州を制圧した露軍は、残るドネツク州への圧力を強めている。

 ウクライナ軍参謀本部は4日、露軍がドネツク州北方を激しく攻撃したと発表した。露軍は、主要都市スラビャンスク周辺の集落など約10か所で砲撃や空爆を行ったほか、近接するクラマトルスク方面では戦車なども投入したという。

 タス通信によると、ルハンスク州の親露派武装集団の幹部は4日、ウクライナ側最後の拠点だったリシチャンスクの西方約30キロ・メートルにあるドネツク州の都市シベルスクに向けて進軍を続けていると説明した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日の国民向けのビデオ演説で、「ドンバス地方などで我々は露軍の攻撃を打ち破る必要がある。時間と超人的な努力を要するが、他に選択肢はない」と抵抗を呼びかけた。

1959チバQ:2022/07/06(水) 07:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/dedce6766ba22a4cec690bca90ec866d1254ba79
ドネツク州西部地域の攻防が焦点 ウクライナ軍支配地に砲撃相次ぐ
7/5(火) 21:57配信
朝日新聞デジタル
ウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクで破壊され、炎を上げる建物(右)。リャフ市長が3日、フェイスブックに投稿した

 ウクライナ軍参謀本部によると、同国東部ルハンスク州の完全支配を宣言したロシア軍は4日から5日にかけ、同州隣のドネツク州で複数のウクライナ軍支配地に砲撃を浴びせた。一方、北東部や南部では都市へのミサイル攻撃も続いた。

 ロシアのショイグ国防相は4日、プーチン大統領と面会し「ルハンスク州の作戦完了」を報告。ウクライナ軍がルハンスク州内の事実上最後の拠点となったリシチャンスクからの撤退を認めたことで、戦闘の焦点は今後、ウクライナ軍が維持するドネツク州西部地域の攻防に移るとみられている。

 ウクライナ軍参謀本部は5日朝の発表でドネツク州内の拠点都市スラビャンスクやクラマトルスクの周辺の町へ砲撃が相次いだとした。特にロシア軍が支配するハルキウ州イジュームとスラビャンスクとの間にある多くの町が標的になった模様だ。

 ルハンスク州との境界に近い人口約2万のドリナやスラビャンスクの南東約50キロで親ロシア派の支配地域に近いノボルハンスケでは地上戦もあったという。スラビャンスク、クラマトルスクのウクライナ軍を孤立させる狙いとみられる。

朝日新聞社

1960チバQ:2022/07/06(水) 09:06:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0ad58678395a5d8b22edef5ee915f17cb7830df
ベラルーシ軍参戦「不可能」 反政権派チハノフスカヤ氏
7/6(水) 7:28配信
時事通信
ベラルーシの反政権派スベトラーナ・チハノフスカヤ氏=4月29日、ワシントン(AFP時事)

 【ワルシャワAFP時事】2020年のベラルーシ大統領選の反政権派候補でリトアニアに逃れたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は5日、ロシアによるウクライナ侵攻へのベラルーシ軍参戦について「ほぼ不可能」と思うと語った。

 訪問先のワルシャワで記者団に述べた。

 チハノフスカヤ氏は「もちろん、私が保証できる話ではないが、私が得ている情報や専門家の話を聞くと、まず無理だ」と断言。理由として「ベラルーシ軍は今、著しく士気を欠いている。ウクライナ人と戦いたいとは誰も思っていないし、ルカシェンコ(ベラルーシ大統領)やプーチン(ロシア大統領)のために死にたいと望む兵士もいない」と指摘した。

1961チバQ:2022/07/07(木) 08:38:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/887927812906f705064f6c9b3162e72976bde510
露前大統領「サハリン2」日本排除示唆、資源調達に暗雲…電気・ガス代上昇値上がり懸念
7/7(木) 6:55配信
読売新聞オンライン
 ロシアのメドベージェフ前大統領は5日、先進7か国(G7)が検討している露産石油を巡る新たな対露制裁に反発し、「日本はロシアから石油もガスも得られなくなる」とSNSに投稿した。露極東サハリンの石油・天然ガス事業「サハリン2」での日本企業排除を示唆したもので、日本の資源調達は一段と不透明になっている。

「石油ガス得られなくなる」

揺さぶり


(写真:読売新聞)

 G7は、露産石油の取引価格に上限を設定することを検討している。岸田首相は3日、上限設定で現在の「半分程度の価格」となる見通しを示していた。これに対し、メドベージェフ氏は「市場の石油は大幅に減り、価格もはるかに高くなるだろう」と反論した。

 メドベージェフ氏は、ロシアの安全保障会議副議長を務め、ウクライナ侵略を巡って対外的に過激な発言を強めている。ガソリン価格高騰や電力供給の問題が広がる日本を威嚇し、揺さぶりを強める思惑もありそうだ。

 タス通信によると、露国営ガス会社ガスプロム幹部は4日、下院のエネルギー委員会で、日本を含めた「非友好国」にロシア産の液化天然ガス(LNG)の購入をロシア通貨ルーブルで支払わせることを提案した。日本はサハリン2からLNGを輸入しており、筆頭株主でもあるガスプロムの提案通りとなれば日本への影響は大きい。

 ロシアはこの1週間、日本への圧力を強めてきた。プーチン大統領は6月30日、サハリン2の運営会社の資産を、新会社に無償譲渡するよう命じる大統領令に署名した。外国企業は新会社設立から1か月以内に、ロシア政府が提示する条件に基づき、新会社の株式取得に同意するかどうかを通知する必要がある。

権益
 サハリン2には三井物産が12・5%、三菱商事が10%出資している。日本が調達するLNGの約9%がロシア産で、ほとんどをサハリン2が占めている。露産LNGを失えば、電気やガスの供給に支障が出る恐れがある。このため、日本は米欧と協調してロシア産の石炭や原油の禁輸や段階的禁止を表明する一方、天然ガスへの制裁は見送り、サハリン2の権益を維持する方針を示してきた。

 しかし、権益が維持されるかは予断を許さない状況になってきた。大手商社内には「日本社会や経済への影響を考えると簡単には手を引けない」とあくまで権益維持が必要との声も上がる。ただ、日本側が新会社の株式取得を求めても、ロシア政府が同意するかどうかは不透明だ。

 サハリン2からのLNGの供給先は、運営会社「サハリン・エナジー・インベストメント」が買い手と交渉して決めている。新会社に日本企業が出資しなくなれば、日本側の意見が採り入れられなくなる公算が大きい。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの土田陽介副主任研究員は「(権益の維持は)極めて難しい。日本は自国の権益であると主張し、圧力をかけ続けるしかない」と指摘する。

困難な代替
 露産LNGの代替は容易ではない。一部のエネルギー企業が代替手段と考えていた米テキサス州にあるLNG輸出拠点「フリーポート」は、火災で稼働を停止しており、部分的な操業再開は10月上旬となる見込みだ。

 電気・ガス会社は、需給に応じて取引する「スポット市場」からの購入を迫られる。ただ、スポット価格は長期契約価格の2・5倍で推移しており、「LNG船1隻(約7万トン)をスポットに切り替えると、100億円収支が悪化する」(エネルギー企業幹部)という。

 調達費用の増加は電気・ガス代の上昇に直結する。すでに1年前より1〜3割上昇しているが、一層の値上がりにつながれば家計を圧迫し、日本経済に影響が及ぶ。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは「(スポットで3倍の価格で購入した場合)日本の輸入費は年間で1兆円程度増加し、名目国内総生産(GDP)を0・2%程度押し下げる」と分析している。

1962チバQ:2022/07/13(水) 14:02:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7a5a271858772b64f4040edf7881c8d2481d2d
ウクライナ、ドナウ川の港から黒海へ抜けるルートで穀物輸出開始…要衝奪還で可能に
7/13(水) 12:13配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ロンドン=笹子美奈子】ウクライナ政府は12日、隣国ルーマニアとの国境となっているドナウ川沿いの港から黒海へ抜け、穀物を輸出するルートが稼働し始めたと明らかにした。先月末に黒海の要衝ズミイヌイ(蛇)島をロシア軍から奪還したことで、航行が可能になったという。

 ウクライナ当局によると、この4日間で、ウクライナ産の穀物を輸送する貨物船16隻が、このルートを通ったという。当局は、このルートの活用により、穀物の輸出を月間50万トン増やせるとの見通しも示したが、従来の輸出拠点港だった南部オデーサやミコライウの取扱量をカバーできるほどではない。

 13日にはロシアとウクライナ、トルコ、国連が、ウクライナ産穀物の輸出が停滞している問題について協議する。ウクライナが新ルートを稼働させたことで、ロシア側が態度を硬化させる可能性もある。

 ウクライナ大統領府によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、穀物の主要な輸出先である中東・アフリカ地域の担当特使を任命した。ロシアが自国産穀物の輸出拡大を図ろうとしている動きに対抗し、ウクライナとの関係をつなぎとめる狙いとみられる。

1963チバQ:2022/07/15(金) 10:21:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/1817bac48e7b57305f61d05feb48abbb6821d930
アゾフ製鉄所の戦闘員100人超、公判へ 親ロシア派勢力トップ
7/15(金) 9:20配信
CNN.co.jp
ドネツク人民共和国を率いるデニス・プシリン氏=13日、ウクライナ東部ドネツク

(CNN) ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派分離主義勢力が自称する「ドネツク人民共和国(DPR)」のトップ、デニス・プシリン氏は13日、アゾフスターリ製鉄所に立てこもっていた戦闘員のうち100人以上が公判にかけられる見通しだと明らかにした。

【映像】息子亡くしアゾフ連隊に加わった女性、製鉄所で死亡

プシリン氏はSNSのテレグラムで戦闘員に言及。「彼らはすでに捕虜収容所から公判前勾留施設に移送された。これ以外にもあらゆる準備が進められている。彼らには公判が待っている」と述べた。

ウクライナ南部マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所は、ロシアに占領された同市の最後の抵抗拠点となっていたが、最後まで残っていた戦闘員グループの投降に伴い、5月に陥落した。

ロシア当局は当時、製鉄所を守っていた戦闘員1700人以上が退去し、DPRで勾留中もしくは入院中だと述べていた。

欧米政府や人権団体からは、裁判で有罪となった場合、死刑が言い渡される可能性があるとの懸念の声が上がっている。

ロシア国営タス通信によると、DPRの議会は今月8日、死刑執行の禁止を廃止した。同議会の刑事・行政法委員会のシシキナ委員長は「極刑を使う選択肢は重大犯罪に対する抑止力になる」と発言したという。

DPRでは英国人2人とモロッコ人1人がウクライナの「雇い兵」であることを理由に死刑判決を受け、上訴している。

シシキナ氏は先日、捕虜交換でアゾフの戦闘員を解放する可能性を否定していた。

1964チバQ:2022/07/15(金) 19:54:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bcff91e972490ecbf4eb4b706eb365fcf3df6af
攻撃できない拠点 原発を「軍事基地化」するロシア軍の驚きの作戦
7/15(金) 19:31配信


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毎日新聞
ウクライナ南部ザポロジエ原発の前にとめられたロシア軍の戦車。車体にはカムフラージュがかけられている=2022年3月16日、ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム提供・ロイター

 ウクライナに侵攻したロシア軍は、南部にある欧州最大のザポロジエ原発と作業員たちを支配下に置く。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、ロシア軍は同原発の敷地内に重火器などを配置し、「軍事基地化」を進めている。原子炉を安定した状態にするための冷却水の貯水槽近くには、対人地雷を敷設して防御体制を固めているという。武力衝突が起きれば大惨事につながりかねず、緊張状態の長期化は避けられない。

【写真特集 チェルノブイリ原発の今】

 ◇3月に占拠されたザポロジエ原発

 WSJは7月上旬、作業員やウクライナ当局者らの話として、同原発を3月初旬に制圧した500人を超すロシア軍部隊が、多連装ロケットシステム「スメルチ」や戦車などを敷地に配備していると報じた。周囲にはざんごうを掘り、建屋の地下にはロシアの国営原子力企業ロスアトムの技術者らもいるという。

 ウクライナ軍は、原発の北側を流れるドニエプル川の対岸の街に拠点を置くが、原発には反攻することなく監視にとどまっている模様だ。ザポロジエ原発には原子炉6基が集中立地しており、交戦状態となれば連鎖的に炉心溶融が起きる恐れもある。WSJは「(ロシア軍は)ウクライナ側が原発を攻撃しないことをわかっている」とする欧州の外交関係者の見方を伝えた。

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は6月の声明で、同原発について「明らかに耐えがたい」状態と述べ、人質状態にある作業員らが極めてストレスの強い条件で労働を強いられていることに「重大な懸念」を表明した。IAEAは、原子力安全の専門家らによる査察団の検証が必要だとしているが、実現の見通しはたたない。

 ◇想定外の危機に驚がく

 拓殖大学の佐藤丙午教授(安全保障)は「原発に対するさまざまな形の攻撃は想定されてきたが、今回のように破壊を前提とせず、敷地の占拠や、施設の軍事拠点化のような作戦への対応は、これまで十分に議論されてこなかった」と指摘。ロシア軍の狙いについて「ウクライナ軍が攻撃できない拠点を確保することではないか」とした上で、「敷地内の防御体制を固めることは、(放射性物質の飛散につながるような)ウクライナ側の攻撃のリスクを抑えることにもつながる。また、ウクライナの継戦能力と意欲を考えた時に、電力を『人質』として取ることは死活的な意味を持つ」との見方を示す。

 ドニエプル川の下流には、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島の穀倉地帯がある。水源の汚染を避けて、ザポロジエ原発を安全に保つことは「ロシアにとっても大きな利益になる」(佐藤教授)。

 ◇日本に突きつけた課題は

 ウクライナにおける想定外の事態は、日本にも重い課題を突きつけた。

 公益財団法人「笹川平和財団」の核不拡散・核セキュリティ研究会(座長=鈴木達治郎・長崎大教授)は7月1日、国内の原子力施設の防護をめぐる想定の見直しなどを政府に求める緊急提言を発表した。

 研究会メンバーも務めた佐藤教授は「日本では原発が占領される事態は想定しにくいとはいえ、リスクに対して備えておく必要はある。自衛隊や警察などの防護部隊が、原発の周辺地域でより機動的に動ける体制は整えておくべきではないか。現状の対策には常に穴があるとの前提に立ち、あらゆる緊急事態に十分対応できるシステムを構築していくことが重要だ」と話した。【八田浩輔】

1965チバQ:2022/07/22(金) 18:01:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6182678230eeae34797fa879fb3e001274d35d6
ロシア軍失速「力尽きる寸前」 人的不足、作戦行動一時停止も 英情報長官
7/22(金) 15:56配信

時事通信
英国の対外情報機関、秘密情報部(MI6)のムーア長官=2019年4月、仏北西部ディナール(EPA時事)

 【ロンドン時事】英国の対外情報機関、秘密情報部(MI6)のムーア長官は21日、ウクライナに侵攻を続けるロシア軍について「失速し、力を失う寸前にある」とする見解を明らかにした。

 ロイター通信が伝えた。長官は「今後数週間、人的資源の供給がますます困難になるだろう」と述べ、ロシア軍が作戦行動を何らかの形で一時的に停止せざるを得なくなる可能性を指摘した。

 米コロラド州で開かれた安全保障フォーラムで語った。

 ロシア軍はアゾフ海や黒海に面したウクライナ南東部の広範な地域を占領。東部ドンバス地方で支配領域の拡大を目指しているが、このところ部隊の動きが目立って緩慢になっているもようだ。

 米シンクタンク、戦争研究所の21日付の戦況報告によると、ロシア軍は7日から16日にかけて作戦行動を一時休止。その後、ドンバス地方のドネツク州スラビャンスクの北西、セベルスクとバフムト周辺で小規模な攻撃を続けているが、21日現在、新たに「決定的な領域」を確保するには至っていない。

 一方、英国防省は22日の報告で、ロシア軍が地上攻撃用ミサイルの「深刻な不足」により、本来防空用のミサイルを転用するケースが増えていると指摘した。

1966チバQ:2022/07/24(日) 22:37:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072300320&g=int
ウクライナ南部支配も「目標」 ロシア、侵攻5カ月で明言―長期戦の出口見えず
2022年07月24日07時23分

ウクライナ南部ザポロジエ州メリトポリの穀物貯蔵施設で警戒に当たるロシア兵=14日(AFP時事)
ウクライナ南部ザポロジエ州メリトポリの穀物貯蔵施設で警戒に当たるロシア兵=14日(AFP時事)


 【ワルシャワ時事】ロシアがウクライナに全面侵攻してから24日で5カ月となる。プーチン政権がウクライナの「非ナチ化」「非軍事化」を叫ぶ一方、ゼレンスキー政権は徹底抗戦の構えを崩さない。ロシアは主戦場としてきた東部ドンバス地方に加え、南部でも支配強化を目指すと警告し、ウクライナに対する欧米の重火器支援をけん制。長期化する戦闘の出口は見えないままだ。
<ウクライナ情勢 関連ニュース>

 ◇2州を例示
 「地理的目標が変わった」。ロシアのラブロフ外相は20日の国営メディアのインタビューで、目的は親ロシア派支配地域のあるドンバス地方の「解放」にとどまらないと明言し、「(南部の)ヘルソン州やザポロジエ州などもある」と例示した。
 ロシア軍は、侵攻開始から間もなくヘルソン州全域とザポロジエ州の一部を制圧した。支配を固定化する目的で、ロシアへの編入に向けた「住民投票」を強行するとみられてきたものの、反ロシアの民意も根強く、実現していない。
 プーチン大統領は5月の演説で、完全支配を目指すドンバス地方について「歴史的な土地」だとの見解を示した。南部2州の占領に関しては「大義」を明確にしてこなかったが、ラブロフ氏は「非軍事化」のためにも支配の強化が必要だという立場を打ち出した。
 ◇「帰属棚上げ」撤回か
 ロシアが南部情勢に神経をとがらせるのは、米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)を警戒しているためだ。
 「ロシアからウクライナ南部に兵器を送り込む拠点になっている」。ウクライナ国防省高官は今月16日、南部クリミア半島に対するHIMARSを使った攻撃を示唆した。
 HIMARSをめぐっては、バイデン米政権が提供に当たり、プーチン政権を過度に刺激する事態を避けようと、ロシア領を攻撃可能な長射程の地対地ミサイルではなく射程約80キロのロケット弾に使用する弾薬を限定した経緯がある。
 ロシアは約8年前に併合を宣言したクリミアを「固有の領土」と主張するが、ウクライナは、自国領に居座る「占領軍」を攻撃することは欧米も容認すると踏んでいる可能性がある。
 ただ、ゼレンスキー政権は3月の停戦交渉時、クリミアの帰属問題を棚上げし、外交交渉で取り戻す考えを示していた。仮にクリミアを攻撃すれば、方針の撤回となる。
 ◇「終末の日」警告
 ラブロフ氏はHIMARSの配備を念頭に、イスタンブールで停戦交渉が行われた3月末から「状況が一変した」と強調した。今月17日にはメドベージェフ前首相が、クリミア攻撃なら「『終末の日』が訪れる」と核兵器使用を警告した。
 ゼレンスキー大統領は「脅迫は受け入れない」と強気の姿勢を貫くが、ロシアによる核使用の危険が現実味を増せば、欧米もウクライナ支援に及び腰になる恐れがある。

1967とはずがたり:2022/07/25(月) 00:37:56

そろそろロシアの国民経済にも明白なダメージが欲しい所だが,その痛打になってんのかね?

ロシア国民の破産宣告、今年上半期は約40%増
2022.07.24 Sun posted at 16:30 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35190875.html?ref=rss

(CNN) ロシア経済発展省は24日までに、今年上半期に破産宣告あるいは債務返済のための資産整理を申告した同国国民の人数は前年同期比で37.8%増を記録したとの報告書を公表した。

これらロシア国民の総数は12万1313人で、破産宣告が最多の地域は首都モスクワの6000人以上だった。首都近辺の地域がこれに続き5600人以上となった。

同省当局者は今年上半期の数字に触れ、破産に見舞われた国民の人数は既に相当な高水準に達していると認めた。

報告書によると、個人の破産は2019年には6万8980人だったが、21年には19万2833人とほぼ3倍に膨れ上がっていた。

個人的な破産宣告の件数とロシアによるウクライナ侵攻との明白な因果関係を示す材料はないが、ロシアは侵攻以降、多数の国際的企業が同国市場から撤収するなどの影響を受けている。ロシアは日米欧やほかの諸国から資産凍結などの制裁も科された。

1968チバQ:2022/07/28(木) 10:35:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfcde5c4dff72ccf7bc3281593d6227e7ea199e4
ロシア、併合準備本格化か ウクライナ東部の占領地域で
7/28(木) 7:09配信

時事通信
住民投票でロシアのクリミア半島併合が承認され喜ぶ人々=2014年3月、ウクライナ南部クリミア半島セバストポリ(EPA時事)

 【ワシントン時事】ウクライナの情報機関である保安局(SBU)は26日、ロシアがウクライナ東部の占領地域の併合を正当化するための「住民投票」実施に向けた動きを本格化させていると発表した。

 2014年のウクライナ南部クリミア半島併合の際にも「住民投票」が行われており、米政府は「決して認めない」と警告。「投票」の実施に踏み切れば、ロシアと西側諸国のさらなる対立激化を招くことは確実だ。

 SBUによると、東部のドネツク州やルガンスク州では親ロ派組織を利用して「住民投票」を実施し、ロシアへの編入を図る計画が進められている。さらに南部のヘルソンやザポロジエ、北東部のハリコフなどの各州にも活動範囲を広げているという。SBUは親ロ派が作成した文書を含む計画の内容も公開した。

 占領地域の併合をめぐっては、米政府も19日に「ロシアが詳細な計画を検討している」として、非難したばかりだ。

 米シンクタンクの戦争研究所は26日付の戦況報告で、ロシアで統一地方選が行われる9月11日ごろに占領地域で「住民投票」が行われる可能性があると指摘した。一方で、同研究所は「ロシア軍が初秋までにウクライナの占領地域を大きく拡大することはなさそうだ」と分析した。

 ロシア軍は25日から26日にかけて東・南部で攻撃を継続し、東部バフムトの周辺でわずかに前進した。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の国民向けビデオ演説で「必ず反撃する」と強調した。

 ロシアとウクライナが合意した黒海を経由した穀物輸出をめぐっては、週内に再開する方向で準備が進んでいる。

1969チバQ:2022/07/30(土) 08:41:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/613b7bf1135b9f3fd551d780ed6ae25a6098ba77
ロシア、中央アジアで戦闘員募集か 兵力不足の政権、高給と国籍提示
7/30(土) 3:20配信
 ウクライナ侵攻で兵力不足に悩むロシア軍が、中央アジアの旧ソ連・キルギスで「企業の警備員」などの求人を装い、戦闘員の募集を始めた模様だ。ウクライナ紙ウクラインスカ・プラウダ(電子版)が中央アジアの報道を引用する形で29日までに伝えた。同様の求人広告は隣国ウズベキスタンでも確認されたという。

 報道によると、ロシアの民間軍事会社ワグネルが求人に関与しているとみられる。中央アジアのジャーナリストがSNS(ネット交流サービス)に出された求人広告の連絡先に問い合わせたところ、雇用者側は月給10万ルーブル(約21万円)の警備員ではなく、「ウクライナの戦闘地域で月給24万ルーブル(約50万6000円)の任務」を紹介。応募すれば「ロシア国籍取得にも道が開ける」と述べたという。

 米シンクタンク「戦争研究所」も26日、同様にロシアが中央アジアから人員を募集しているとの見方を示した。

 欧米情報機関もロシアの兵力不足を指摘しており、英情報機関・秘密情報部(MI6)のムーア長官は21日、米国での講演で「ロシア軍は今後数週間で人員確保がさらに困難になる」と分析。そのうえで、これまで前線に送られた兵士は貧しい農村の若者や少数民族出身者が多く、プーチン露大統領はモスクワなど都市部の中流家庭の若者は招集していないと述べた。

 旧ソ連構成国ではロシア語を話せる住民が多く、ロシア軍は自国の若者の代わりに周辺国での兵力確保に乗り出した可能性がある。【ロンドン篠田航一】

1970チバQ:2022/07/30(土) 16:29:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e364979aed0b302cc3257d3071b54c16be29cb36
昨秋にチェルノブイリへ工作員 ロシアが「無血開城」地ならし 報道
7/29(金) 20:32配信


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時事通信
ウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所=4月26日(EPA時事)

 ロシア軍が2月下旬のウクライナ侵攻開始直後から1カ月以上占拠した北部のチェルノブイリ原発について、ロイター通信は28日、プーチン政権が昨年11月の段階で「無血開城」を目指し、工作員を送り込んでいたと伝えた。

 原発の保安担当幹部に接触し、戦闘が起きないよう画策していたという。

 報道内容が事実なら、ロシアは昨年春から断続的に国境付近に大軍を集めるのと並行して、ウクライナ国内でも開戦に向けて着々と地ならししていたことになる。

 ロイターが関係筋への取材を基に伝えたところによると、ロシア軍は侵攻開始当日の2月24日、ベラルーシ国境経由でチェルノブイリ原発に侵入。ウクライナ国家親衛隊の部隊が待ち構えたが、2時間弱で169人が武装解除に応じたという。原発はその後、ロシア軍が北部一帯から撤退するまで占拠し、停電や作業員が交代できないなどのトラブルが続いた。

 また、チェルノブイリは、情報機関のウクライナ保安局(SBU)からロシア側に対し、金銭と引き換えにウクライナ軍の内部情報を提供する舞台になっていたという。ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は、ロイターに「外敵だけでなく、残念ながら内なる敵も存在する」と警鐘を鳴らした。

 SBUをめぐっては、やはり侵攻開始から間もなく南部ヘルソン州が制圧されたことに絡み、地方幹部が国家反逆容疑で拘束された。ゼレンスキー大統領は今月17日、SBUの一部職員がロシアに協力していると指摘し、バカノフ長官らの解任を発表している。

1971とはずがたり:2022/07/31(日) 09:40:39

日本でも品不足あったしまああんま莫迦にはできないねえ。。

ロシア版「マクドナルド」でポテト不足、原因は不作と制裁
2022年7月9日 11:39 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3413722

1972チバQ:2022/08/09(火) 11:36:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d96e94be74a6ffdee1b04b3f4c86906f95ce528d
ロシア元副首相、国際チェス連盟会長に再選 ウクライナ候補敗れる
8/8(月) 12:14配信
【AFP=時事】国際チェス連盟(FIDE)の会長選が7日にインドで行われ、現職のロシアのアルカジー・ドゥボルコビッチ(Arkady Dvorkovich)元副首相(50)が圧倒的多数で再選された。


 ドゥボルコビッチ氏は、各国チェス連盟の179票中157票を獲得。ウクライナの候補で「グランドマスター」の称号を持つアンドリー・バリシュポレツ(Andrii Baryshpolets)氏(31)は、わずか16票にとどまった。

 ロシアの国営タス通信(TASS)によると、ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領府報道官は「非常に良いニュースで、意義ある勝利だ」と評価した。

 2月のウクライナ侵攻以降、ロシアの競技者はさまざまな国際スポーツ連盟から出場禁止処分を受けている。

 バリシュポレツ氏はドゥボルコビッチ氏に対し、「今、ウクライナで起きていることと、ロシア政府とロシアの軍事構造をつくり上げた責任はあなたにある」と非難していた。

 一方、ドゥボルコビッチ氏は、自身は「ウクライナの悲劇的な出来事において、強い立場」を取ったと述べ、FIDEに対するロシアの関与を減らす方針を支持していると述べた。

 ドゥボルコビッチ氏は今年3月、米誌マザー・ジョーンズ(Mother Jones)に掲載されたインタビューで「私の思いはウクライナ市民と共にある」と述べ、ウクライナ侵攻への批判とみられる主張を行っていた。

 だが、同氏はロシア国内で激しい非難にさらされ、「ナチズムや、一部の国が他国を支配するようなことはあってはならない」と発言。ウクライナがナチズムに支配されており、西側諸国がウクライナをひそかに乗っ取ろうとしているとのロシア政府の見解をえん曲的に支持したものだとみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

1973チバQ:2022/08/09(火) 11:57:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/7601ce2162e60c3aaf6778cd9306a31e1696187e
戦時下で結婚急ぐ若者急増、首都では8倍超に ウクライナ
8/8(月) 20:58配信



【AFP=時事】ウクライナ中部クレメンチュク(Kremenchuk)で、テチアナさん(31)は6月の結婚式当日、大きな音にたたき起こされた。シャンパンのコルク栓を抜く音なら良かったのだが、実際は自宅近くにロシアのロケット弾が着弾した音だった。

 デザイナーのテチアナさんはAFPに「最初は雷鳴かと思ったが、空に雲はなく、砲撃だったと気付いた」と述べ、砲弾の直撃に備えて部屋から廊下に急いで避難したと振り返った。

 夜明け前の攻撃による被害に動揺したものの、テチアナさんと婚約者タラスさんは、6時間後に迫った式を決行する意思を確かめ合った。

「初めは式をキャンセルすべきではないかと思ったけれど、婚約者から予定通りにしようと言われた」と語ったテチアナさんは、「戦争に、私たちの計画を台無しにする権利はない。私たちには家族をつくり、人生を満喫する権利がある」と強調した。

■長期化する戦争

 クレメンチュクが位置するポルタワ(Poltava)州では、2020年に1300組が結婚したのに対し、2月24日にロシアがウクライナに侵攻した後の6週間で1600組が結婚した。

 首都キーウでは、結婚の急増ぶりはさらに顕著だ。5か月間に9120件の婚姻届が提出され、2021年の結婚式の数が1110件だったことから、8倍以上も増加したことになる。

 キーウ中心部の役所ではある土曜日、40組以上のカップルが門出を迎えた。

 アナスタシアさん(22)との結婚を控えたビタリーさん(25)は、戦地に赴くため軍服を身にまとっていた。「戦争の最中に結婚するのは最も勇敢かつ困難な決断だ。次に何が起こるか分からないのだから。すぐに前線へ行くかもしれない」と話した。

 ウクライナでは婚姻手続きが簡素化され、届けを出したその場で結婚できるようになったことも、増加を後押ししている。ビタリーさんは「戦争は続く。今結婚した方がいい」という考えだ。

■ウクライナ人の反骨精神
 公務員のチャルニフさん(21)は3月初め以降、息をつく暇もなく結婚儀礼を執り行っており、戦時中の特別な役割を果たしていると自負している。「公務員として国民を心の面で支えることで、国のためになれるはずだ」

 戦時下では、若者が恋愛を結婚へと急いで成就させる傾向が強いことは歴史的に証明されている。第2次世界大戦(World War II)中の1942年、米国では180万組が結婚したが、この数字はその10年前と比べて83%の増加だった。

 チャルニフさんによると、特に兵士の間での結婚が増えているという。「こういう困難な状況の中では、あす何が起こるか分からない。皆、可能な限り早く結婚しようとしている」

 中部ビンニツァ(Vinnytsia)のヨガ講師ダリア・ステニュコワさん(31)は、ビタリー・ザバリニュクさん(30)との結婚式を何週間もかけて計画してきたが、式を翌日に控えて最悪の事態に見舞われた。

 ロシア軍の巡航ミサイルが市中心部に着弾。26人が死亡し、婚姻登録を受け付けている役所に被害が出たほか、ステニュコワさんのアパートも破壊された。

 ステニュコワさんは「ショックは受けたけれど、結婚式を行う決意は揺るがなかった。諦めるのは問題外だった。家は破壊されてしまったけれど、私たちの人生はそうではない」と語った。

 市内に祝宴を催せるようなムードはなく、友人や家族を呼ぶ会は延期せざるを得なかった。ただ、何とか婚姻手続きだけは別の場所にある役所を探して済ませようと決めたステニュコワさん。

「どの役所も新たな1組を受け入れる余裕はなかった。可能性はないと断られたが、とにかく行ってみることにした」ところ、「一日中待つ覚悟だったが、到着して3分で結婚することができた」という。

 ステニュコワさん夫婦は、結婚を記念し、攻撃を受けたアパートで写真撮影するというユニークな試みを行い、注目を集めた。「ウクライナ人がどれほどたくましいのか、その反骨精神を世界に示すメッセージだった。ロケット弾が頭上を飛来していても結婚する準備はできている」 【翻訳編集】 AFPBB News

1974チバQ:2022/08/24(水) 08:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/47f3f1862b4e94770d3ea087e36b38354a98c516
復興進まず 首都近郊、ロシア軍破壊 ウクライナ
8/24(水) 7:13配信


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時事通信
文化センターの壁にヒマワリを描くオレナ・ヤンコさん親子=22日、キーウ郊外イルピン

 【イルピン(ウクライナ)時事】ロシア軍の侵攻で多くの建物が破壊されたウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外のイルピンでは、ロシア軍の撤収後も復興は進んでいない。

 24日で侵攻から半年となるが、攻撃を受けた住宅やビルの大半は再建されることなく放置されたままだ。

 ◇再建は困難
 「最も民間施設らしい建物に無数の弾痕があるなんて、本当にひどい」。屋根が崩落し、室内にはがれきが散乱する文化センターを訪れたキーウ出身の学生ダリナ・クロルさん(26)は憤る。イルピンは、ウクライナ軍が3月末にロシア軍のキーウ侵攻を直前で阻止した激戦地。ロシア側は民間人を標的にしていないと主張するが、300人近い民間人が死亡したとされる。

 壁が崩れ落ちた大型ショッピングセンターや部屋がむき出しになったマンションと同様、コンサートに利用されてきた文化センターも廃虚と化している。マルクシン市長によると、約1500戸の住宅が完全に破壊された。ロシア軍はイルピンから撤退したが、東部や南部で戦闘は続いており、復興に向けた動きは鈍い。

 自宅が全壊したダリア・シカンさんは、庭に止めたキャンピングカー暮らしだ。「家を再建するための費用はない」と嘆く。ロシア軍の撤収以降、攻撃はないが、「ここで起きたことを思い出すと、安全になったと思うことはできない」と涙ぐんだ。

 ◇癒やしと支援
 復興が遅れる中、破壊された車や建物にペイントを施す活動がイルピンで始まった。

 戦闘に巻き込まれ、焼け焦げた車が山積みにされた「自動車の墓場」を記者が訪れると、その一角にある車数台のボディーにウクライナの国花ヒマワリの絵が鮮やかな色彩で描かれていた。米国の芸術家によるプロジェクトだ。芸術による癒やしだけでなく、これらを基にしたデジタル作品を制作し、売り上げをウクライナ支援に充てる計画という。

 芸術家に協力し、半壊した文化センターに残った壁一面にヒマワリを描いていたオレナ・ヤンコさん(32)は「ヒマワリはウクライナの象徴。(壁画が)ロシアの侵攻で亡くなった人たちの象徴になってくれれば」と願う。

1975チバQ:2022/08/24(水) 09:42:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/06f972902172d75ff536ba4e33f2b27da44c6589
「ロシア支配下で暮らすのは奴隷と同じ」…停戦タブー視、ウクライナ徹底抗戦
8/24(水) 7:54配信


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読売新聞オンライン
 【キーウ=笹子美奈子】ロシアの侵略から24日で半年となるウクライナでは、市民が徹底抗戦の覚悟を強めている。避難先から首都キーウに戻った人たちは、攻撃の手を緩めないロシアを許せない心情をあらわにした。

 ロシア軍が前線で放棄した戦車などが陳列されたキーウの目抜き通りに21日、多くの市民が集まった。国旗を掲げたり、民族衣装で記念写真を撮ったりとまるで勝利したかのような雰囲気だ。「もっとたくさん露軍の戦車が破壊されたのを見たい。露軍はまだ我々の領土にいる。完全にたたきのめさねばならない」。オレクサンダー・ボイコさん(65)は興奮気味に語った。

 ウクライナの研究機関「ラズムコフ・センター」などが8月5〜12日に実施した世論調査によると、75%以上が領土を奪還するまでの戦争継続を支持し、92%がウクライナの勝利を信じている。

 戦争の長期化は、市民生活を苦境に追い込んでいる。7月の消費者物価指数は前年同月比で22・2%上昇した。それでも、停戦を主張するのはタブー視されている。5歳と10歳の娘を持つナタリア・ステパウスカさん(35)は「子供たちのことを考えれば戦争は早く終わってほしい。でも、文句を言っていられない。あらゆる犠牲を受け入れなければ」と言う。

 激しい戦火にさらされる地域の住民さえ、徹底抗戦を唱えている。露軍が全域制圧を宣言する南部ヘルソンから8月上旬、7日がかりでキーウに避難してきたビクトル・ブラヒンさん(46)は「ロシア国旗の下で暮らすのは、奴隷になるのと同じだ。だから戦わざるを得ない」と言い切った。

 兵士や市民の犠牲は増え続けている。だが、犠牲が増えるほど、停戦は遠のくと見る向きもある。オレクサンドル・ミハイレウコさん(71)は「戦争を止めたい。でも、遺族や負傷兵が何のための犠牲だったのかと言って停戦を許さない。だから勝つまで戦い続けなければならないのだろう」とため息をついた。

露76%「作戦を支持」
(写真:読売新聞)

 ロシアでは、主要メディアを通じたプーチン政権のプロパガンダが浸透している。侵略当初は盛り上がった「反戦」の機運はしぼみ、市民は関心を失っている。

 露独立系世論調査機関レバダ・センターの最新調査によると、ウクライナでの「特殊軍事作戦」への支持は76%と高止まりしている。

 モスクワ郊外の物流倉庫で働くアレクセイさん(49)は、「当初は特殊軍事作戦に賛成か反対か判断がつかなかったが、今は支持している」と話した。ウクライナに関する報道を見ることは少なくなったという。特殊軍事作戦については、「来年春頃に終わるといい」と語った。

 侵略開始直後に全国に広がった反戦を訴える街頭デモやSNSへの投稿は、当局の厳しい弾圧で息を潜めている。

 プーチン政権は戦闘の長期化について、「米欧がウクライナに兵器を送り込んだためだ」と強調する。現在のロシア国旗が初めて公式に使われたとされる「ロシア国旗の日」の22日には、各地で愛国心を高揚させるイベントが開催された。プーチン大統領は「外国の覇権を許さない。ロシアは大国だ」とする国民向けメッセージを出し、米欧をけん制した。

 運転手のアンドレイさん(65)は、こうした政権側の主張を受け入れており、「米欧がウクライナへの支援を強めれば、ロシアにも戦闘が広がるのでは」と米欧への不満を示した。

1977とはずがたり:2022/08/25(木) 17:39:26
流石のエルドアンも露土戦争以前に戻せとは言えないかw
個人的にはウクライナの領土である以上にスターリンによって追放されたクリミアタタールのものやで、とは思うが、、

?琿条約の撤廃を餌に習近平と組んでロシアが奪った領土奪い返してもええんちゃうかw

トルコ大統領、クリミア半島返還は国際法の要請
https://www.cnn.co.jp/world/35192265.html?ref=rss
2022.08.24 Wed posted at 14:30 JST

政府としてウクライナの領土の一体性を支持すると強調したトルコのエルドアン大統領/Adem Altan/AFP/Getty Images

政府としてウクライナの領土の一体性を支持すると強調したトルコのエルドアン大統領/Adem Altan/AFP/Getty Images

(CNN) トルコのエルドアン大統領は23日、自国の立場を改めて表明し、トルコ政府はウクライナの領土の一体性を支持し、ロシアが2014年に行ったクリミア半島の併合に反対すると明らかにした。トルコ国営アナトリア通信が伝えた。

エルドアン氏は、ウクライナ首都キーウで開催された国際会議「クリミア・プラットフォーム」にビデオメッセージを寄せ、クリミア半島はウクライナに返還されなければならないと述べた。同国際会議はクリミア半島問題の平和的解決を目指して設立され、開催は今回で2回目。

エルドアン氏は、「クリミア半島のウクライナへの返還は基本的に国際法上の要請だ」と述べた。

エルドアン氏はトルコ政府が引き続きクリミア・プラットフォームを支援すると述べた。

エルドアン氏は、トルコがクリミア半島の併合を認めていないと述べ、併合の初日からそうした措置は違法だと公に表明してきたと述べた。

エルドアン氏はウクライナの領土の一体性や主権、政治的団結を守ることは、周辺地域だけでなく国際社会の安全保障と安定にとっても重要だとの見方を示した。

1978とはずがたり:2022/08/28(日) 20:15:05
侵略半年でゼレンスキー氏「我々は最後まで戦う」と決意表明…露国防相、政権転覆視野に侵略継続
読売新聞 / 2022年8月25日 0時14分
https://news.infoseek.co.jp/topics/20220824_yol_oyt1t50230

 【キーウ=笹子美奈子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵略開始から半年となった24日、国民向けのメッセージで「我々は最後まで戦う」と述べ、ロシア軍に屈しない決意を改めて表明した。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相も24日、ゼレンスキー政権の転覆を視野に、侵略を継続する姿勢を強調した。戦闘が終結する兆しはない。

 ゼレンスキー氏のメッセージは旧ソ連からの31回目の独立記念日に合わせたもので、キーウ中心部の独立広場などで屋外収録した。露軍が24日にキーウへのミサイル攻撃を強化するとの情報が飛び交う中、露軍に立ち向かう姿勢を示した。

 キーウは臨時休業の店舗が目立ち、警戒感に包まれた。24日は夕方までに空襲警報が5度鳴り響いた。

 英首相府は24日、ジョンソン首相がキーウを訪問したと発表した。

 ゼレンスキー氏は23日の記者会見で、ロシアが2014年に併合した南部クリミアに関し「我々はあらゆる手段でクリミアを奪還する」と訴えた。「手段は、他の国々に相談することなく、我々自身で決める」とし、外交的な解決は期待できないとの認識を示した。「我々は現時点で、ロシアとの停戦に応じる用意はない」とも語った。

 ゼレンスキー氏は今年6月、露軍を侵略開始前の状態まで撤退させれば「重要な暫定的な勝利」になると述べていた。クリミアの武力奪還に慎重だった従来方針を転換した可能性がある。

 一方、露国防省によると、ショイグ氏はウズベキスタンで開かれた上海協力機構(SCO)国防相会合で、露軍の苦戦が伝えられる侵略作戦に関し、「計画通り推移し、すべての任務は遂行される」と強弁した。露軍の進軍速度が落ちているとの指摘についても「意図的だ」と強調した。

 露国防省は24日、ウクライナ東部ドネツク州や南部ザポリージャ、ミコライウ両州などでウクライナ軍の拠点にミサイル攻撃や砲撃を行ったと発表した。

1979とはずがたり:2022/08/28(日) 20:16:07
“プーチンの頭脳”の娘 爆殺される犯行声明
8/22(月) 19:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68008622afec2c9afbd0d37e36256d1a06d6214

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フジテレビ系(FNN)

FNNプライムオンライン

ロシアのプーチン大統領の側近、アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘・ダリア氏が乗った車が、モスクワで爆発し死亡した事件で、ロシア国内の反プーチン勢力・国民共和国軍(NRA)が、犯行声明を出した。

犯行声明で、NRAは「プーチン大統領が民族戦争を起こし、ロシア兵を無意味な死へと追いやった軍事犯罪者だ」と批判した。

ドゥーギン氏は「プーチンの頭脳」と呼ばれ、死亡した娘のダリア氏も、父親同様、今回のウクライナ侵攻を支持していたという。

1980チバQ:2022/08/30(火) 20:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/418422ed46d2068ec39cb4889267214f8086160b
ウクライナ軍、南部の領土奪還へ多方面で反撃開始…露軍の「第1防衛線」突破か
8/30(火) 19:55配信


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読売新聞オンライン
29日、ウクライナ南部ミコライウで、攻撃により破壊された住宅を調べる警察官ら(ロイター)

 【キーウ=梁田真樹子】ウクライナ軍南部方面の報道官は29日の記者会見で、ウクライナ軍が、南部ヘルソン州などロシア軍が占領する地域の奪還に向け、多方面での反撃を開始したと明らかにした。南部の領土奪還を目指し本格的な反転攻勢に乗り出した可能性がある。東部ドネツク州制圧を重視する露軍の侵略作戦や戦況全体に影響しそうだ。

【表】一目でわかる…ロシアの戦力はウクライナを圧倒している

 南部のウクライナ軍部隊は、露軍が侵略初期の3月から占領するヘルソン州に構築している「第1防衛線」を突破したと強調した。

 露国防省は29日、ヘルソン州や隣接するミコライウ州で少なくとも3方面から攻撃されたと認めた。その上でウクライナ軍に「多大な犠牲が出た」と反論した。

 ウクライナの国防相は7月、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から南部の領土奪還作戦に着手するよう指示されたことを明らかにしていた。

1981チバQ:2022/08/31(水) 20:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/82a477417dc84f0f4d6443a7bfe0baa546ec78ae
ロシア軍の蛮行、内部告発 精鋭兵士、暴露本出版し渡仏
8/31(水) 20:34配信


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時事通信
 ロシア軍の精鋭部隊、空挺(くうてい)軍の一兵士が、従軍したウクライナ侵攻やロシア軍による略奪行為などの蛮行を批判する暴露本を出版し、物議を醸している。

 軍への批判を「偽情報」流布として犯罪扱いするロシアで、こうした内部告発は極めて異例。8月上旬、暴露本の抜粋が公開され、欧米で知られるようになった。

 AFP通信などによると、兵士はパベル・フィラティエフさん(34)。既にパリ郊外シャルル・ドゴール空港に到着し、フランスに政治亡命を求めているという。

 フィラティエフさんはロシア南部ボルゴグラード出身。故郷に近いチェチェン共和国で従軍し、いったん除隊した。その後、経済面の困窮もあって昨年8月に軍へ復帰。ロシアが併合したクリミア半島に送られ、今年2月、隣接するウクライナ南部ヘルソン州への侵攻作戦に加わった。負傷のため、前線には復帰しなかった。

 暴露本のタイトルは、ロシア軍の兵器に白色で記された3種類のマークに由来する「ZOV」。欧米メディアで内部告発者として英雄視されているが、ロシアの保守派からは「裏切り者」と批判の声が上がっている。

1982とはずがたり:2022/09/01(木) 16:48:36
「リトアニアはたたえず」 ゴルバチョフ氏死去で
https://nordot.app/937703778761474048
2022/08/31
 【ベルリン共同】バルト3国の一つ、リトアニアのランズベルギス外相は31日、ゴルバチョフ元ソ連大統領の死去を受け「リトアニア人がゴルバチョフをたたえることはないだろう」とツイートした。ゴルバチョフ政権下の1991年1月、ソ連はリトアニアの独立運動に軍事介入し、多数の市民が死傷した。

 ランズベルギス氏は「占領を長引かせるため、軍隊が市民を殺害したという単純な事実を決して忘れない」と投稿した。

 リトアニアは90年にソ連からの独立を宣言したがソ連は承認せず、91年1月に首都ビリニュスでソ連軍がテレビ局などを急襲し、市民ら14人が死亡した。

c 一般社団法人共同通信社

1983とはずがたり:2022/09/07(水) 10:12:16
ウクライナ反転攻勢意気込む 「ヘルソン州だけでなく全方面に」
https://mainichi.jp/articles/20220906/k00/00m/030/268000c
毎日新聞 2022/9/6 19:01(最終更新 9/6 19:01) 1310文字

 ウクライナのゼレンスキー大統領は5日に放映された番組で、ロシアに占拠された地域の奪還作戦について「(南部)ヘルソン州だけではなく、全ての方面で展開している」と述べた。ロシアは今月11日に占領地域での自国への併合の是非を問う住民投票の実施を模索してきたが、ウクライナの反転攻勢を受けて延期に追い込まれた。ウクライナの反撃とロシアの苦戦が顕著になっている。

 ゼレンスキー氏は5日放映された米ABCニュースとのインタビューで、被占領地域の奪還について「非常に難しい任務だが、(達成するのは)時間の問題に過ぎない」と発言。ウクライナ軍は8月末に南部の奪還作戦に着手したことを宣言していた。この日の発言は、進行中の作戦が東部やロシアに強制編入されている南部クリミアにも及ぶことをにじませたとみられる。

ウクライナ
 ロシアは今月11日に予定する自国の統一地方選に合わせ、ウクライナ東部ルガンスク、ドネツク両州や南部ヘルソン、ザポロジエ両州の占領地域で、ロシアへの併合の是非を問う住民投票を計画したとみられてきた。しかし5日になり、ヘルソン州に設置された「軍民行政府」幹部のストレモウソフ氏が治安上の理由を挙げ、延期する意向を表明。他州の占領地域でも住民投票が延期されるとみられる。

 ヘルソン州では情報機関の州幹部が裏切ったこともあり、今年2月にロシアが侵攻を開始すると、早い段階で大部分の地域が占領下に置かれた。その後は社会保障費がロシアの通貨ルーブルで支払われてきたほか、ロシアのパスポートが供与されるなど、プーチン政権が支配地域を自国へ組み込むための施策を進めてきた模様だ。

 しかし、高機動ロケット砲システム(HIMARS)など米国製兵器の供与が進んだこともあり、ウクライナ軍はロシアが利用してきた州内のインフラへの攻撃を激化し、一部集落の奪還に成功。米シンクタンク「戦争研究所」は今月4日、「ウクライナ軍がロシアの兵たんや指揮系統を混乱させようとする中、反転攻勢のペースは日々、劇的に変わる可能性が大きい」との分析を明かしている。

 ヘルソン州では、ロシア側に寝返った要人を暗殺しようとする事例も相次ぐ。8月30日には、与党所属議員でありながらもロシア側に転じたアレクセイ・コバレフ氏が射殺された。ロシアの英字紙モスクワ・タイムズによると、ロシアの占領地域では同月にロシア側要人の暗殺を試みた事案が9件起こり、3件だった7月から急増。占領下でレジスタンスが起こっているほか、ウクライナ軍が関与している可能性も取り上げられている。

 隣接するクリミアでも8月に入ってから、ロシアの軍施設で爆発が相次いで発生しており、ウクライナ軍による計画的な攻撃ではないかと推測されている。

 苦戦が伝えられるロシア軍では、給与支払いや装備品配備などが恒常的に遅れている模様だ。英国防省が4日に明かした情勢分析では、ロシア軍内部での士気や規律の低下を取り上げている。兵力不足も顕著になっており、国内の愛国主義的勢力などは、総動員令の発令を求めている。ただしロシア軍は8月下旬、兵員の定数を13万7000人増員すると発表し、立て直しを図る構えを示した。【大前仁】

1984とはずがたり:2022/09/08(木) 23:12:42
【社説】プーチン露大統領に焦燥の兆し
新たな脅しとイランや北朝鮮からの兵器調達は追い詰められている証拠
https://jp.wsj.com/articles/russias-ukraine-setbacks-11662611824
By The Editorial Board
2022 年 9 月 8 日 13:39 JST

 ロシアの対ウクライナ戦争は、ウクライナ側にわずかに有利な展開になったようだ。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が新たな脅しをかけていることと、ロシアが従来は兵器を供与してきた国々からの兵器調達に奔走していることは、それを示す一つの兆候だ。

 ロシアは2月の電撃作戦が早期の勝利で終わると予想していたが、紛争はこう着状態となり、ウクライナは現在、ロシアの兵たんを破壊し、領土を取り戻すために南部で反転攻勢に出ている。ロシアは軍需物資の備蓄を取り崩さざるを得なくなった。特にスマート兵器の補充に苦労しているのは、西側諸国による制裁で、最新兵器に使われるコンピューターチップなどの部品の対ロ輸出が禁止されているためだ。

 こうして、世界最悪のならず者国家であるイランと北朝鮮を相手にした、ロシア政府の「物乞い作戦」が始まった。米情報当局者らは5日、「深刻な供給不足」を緩和するため北朝鮮がロシアを支援していると記者団に語った。これは、イランがロシア政府にドローン(無人機)を供給しているという先月の報道に続くものだ。大国の地位を主張する国は通常、必要とする国々に兵器を提供するが、その逆はない。

 プーチン氏は7日、ロシアのエネルギー輸出をさらに減らす可能性を示唆したほか、黒海を通じたウクライナ産の穀物輸出を容認するという、自らが結んだ合意の破棄をも辞さない姿勢を示した。このことからも、プーチン氏の不安の度合いを測ることができる。ロシアは最近、パイプライン「ノルドストリーム1」を通じた欧州への天然ガス供給を停止した。プーチン氏は供給停止を延長して、その対象に石油と石油精製品を加えるとの脅しをかけた。同氏は寒い冬に向かう欧州の指導者にさらなる政治的圧力をかけたいと考えている。しかし、そのような供給停止はどんなものであれ、戦費となるロシア政府の収入にも打撃を与える。

 穀物に関して言うと、プーチン氏は今夏、ロシアが世界の食料不足の責任を問われないようにするために、ウクライナからの輸出を容認する合意を締結した。同氏は7日、西側諸国が途上国への食料供給を口実に、さまざまな面で自分たちを利するために合意を利用しているのは「あからさまな詐欺」だと非難した。

 しかし、プーチン氏は食料の市場がグローバルであることや、穀物輸出合意の目的の一つが、供給拡大を通じた食料価格の押し下げだったことを分かっている。価格が低下すれば、貧しい国々にも恩恵が及ぶ。プーチン氏はウクライナ産穀物の輸出を本当に停止させれば、それが引き起こす苦難について、責任を問われることになる。

 プーチン氏がウクライナ産穀物の輸出を本当に阻止した場合には、米国はプーチン氏に対し、ウクライナ産穀物輸送船の艦船による護衛を、有志連合諸国が検討するだろうと警告することも可能だ。同様の計画は、1980年代にイランの脅威への対策としてペルシャ湾から石油を運び出すタンカーを護衛するという形で、実施されたことがある。ロシア軍が人員と物資の不足に苦しむ中、平和的な護衛任務を遂行している西側諸国の船舶への威嚇に、プーチン氏が乗り気になるとは考えられない。

 ウクライナでの戦争の終結までの道のりは遠い。そしてプーチン氏は、残虐行為と脅しをエスカレートさせるかもしれない。しかしロシア政府のから騒ぎぶりは、ウクライナ側の抵抗とウクライナへの外国の支援の効果が表れていることを示している。プーチン氏が侵攻を継続するならば、ウクライナと最前線に位置する北大西洋条約機構(NATO)諸国に対するその策略を止めるためには、最新兵器の供給を続けることが極めて重要となる。ウクライナだけでなく、ロシアもまた苦しい状況にある。

1985チバQ:2022/09/12(月) 17:34:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022091200127&g=int
北東部の要衝「解放」 ロシア軍、撤退もインフラ破壊か―ウクライナ
2022年09月12日06時59分

ウクライナのゼレンスキー大統領=9日、キーウ(EPA時事)
ウクライナのゼレンスキー大統領=9日、キーウ(EPA時事)


 【ベルリン時事】反転攻勢を続けるウクライナ軍が、今春からロシア軍に占領されていた北東部ハリコフ州の要衝イジュームに入ったもようだ。AFP通信によると、ゼレンスキー大統領は11日、イジュームや近郊のバラクレヤなどを「解放」したと表明。親ロシア派幹部やロシア国営テレビも「撤退」を認めている。ウクライナにとって大きな戦果となる一方、ロシアの打撃は小さくない。


 イジュームは州都ハリコフと東部ドネツク州を結ぶ幹線道路が通る交通の重要拠点。10日にはウクライナ軍部隊が市の標識の前で青黄2色の国旗を掲げる動画がインターネット上で広まったほか、バラクレヤがほぼ「解放」されたとウクライナ軍幹部が宣言する動画も公表された。
 これまでハリコフ州での苦戦に言及してこなかったロシア国防省は10日、ドネツク州を解放するため「バラクレヤとイジュームの部隊の配置転換を行った」と発表。撤退を事実上認めた。
 ロシア軍は撤退の一方で、各地でインフラを破壊しているもようだ。ロイター通信によると、ハリコフ州のシネグボフ知事は11日、州都ハリコフやその周辺で、ロシア軍の攻撃によって停電や水道の停止が発生したと明らかにし、「占領者どもが重要インフラに打撃を与えた」と糾弾した。

1986チバQ:2022/09/12(月) 17:40:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d95d509ea8f067023315ffd83872f814783626c3
ウクライナ軍、東部ハルキウ州で「東京都の1・4倍」奪還…露軍「敗走」か
9/12(月) 11:52配信


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読売新聞オンライン
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領=AP

 【キーウ=梁田真樹子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日のビデオ演説で、ウクライナ軍が東部ハルキウ州の反転攻勢で、露軍が占領下で軍事拠点にしていたイジュームなどを奪還したと宣言した。ウクライナの大統領府顧問は11日、露軍が報復としてハルキウ州の火力発電所など重要施設を攻撃し、大規模停電を起こしたと非難した。

9日、ウクライナ東部ハルキウで、ロシア軍の攻撃により大きな被害を受けた商業施設(ロイター)

 露軍は2月24日の侵略開始当初から、ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の全域制圧を主要な侵攻目的に位置付け、イジュームは出撃拠点だった。

 ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は11日、SNSで、ウクライナ軍がハルキウ州で露軍から「3000平方キロ・メートル以上を奪還した」と強調した。奪還した面積は東京都の約1・4倍に相当することになる。

11日、ウクライナ東部ハルキウ州で破壊されたロシア軍戦車のそばを歩くウクライナ兵士(AP)

 ウクライナ軍参謀本部は11日、露軍がルハンスク州北西部の集落を放棄したと発表した。露軍は7月にルハンスク州の全域制圧を宣言していたが、ウクライナ軍の攻勢が及んでいる可能性がある。

 露国防省は10日、ハルキウ州の要衝イジュームから部隊を「再配置」したと発表し、計画的な撤退だと主張した。これに対し、米政策研究機関「戦争研究所」は露軍の「敗走だ」と指摘した。ハルキウ州の占領地喪失は、露軍にとっては4月の首都キーウ周辺からの撤退に匹敵する「痛手」となる。

 ロシア語の独立系ニュースサイト「メドゥーザ」は11日、プーチン露政権がウクライナ軍による東部や南部での反攻を受け、ウクライナで占領した地域を一方的にロシアに併合するための住民投票を「無期延期」にすることを決めたと報じた。

 一方、11日のハルキウ州などでの広範囲な停電に関し、ウクライナ大統領府長官は11日、停電はドネツク州など5州に及び、断水している州もあることを明らかにした。

1987チバQ:2022/09/13(火) 19:05:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f938cb9d1875bb3f170c04f35dc82c05a85792
アゼルバイジャン・アルメニア間で再び軍事衝突 戦闘拡大の恐れも
9/13(火) 10:05配信
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアとアゼルバイジャンは13日未明、両国の国境地帯で軍事衝突が起きたと発表した。両国は相手側による挑発が発端だと主張した。タス通信が伝えた。銃撃や砲撃の応酬で死傷者が出ているという。両国の仲介役を担ってきたロシアはウクライナ侵攻に追われており、戦闘は拡大する恐れがある。

タスによると、アルメニア政府は13日、パシニャン首相が軍事同盟を結ぶロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、衝突の情報を共有したと発表した。

両国間では2020年秋、係争地ナゴルノカラバフ自治州を巡る大規模な紛争が発生。両国に影響力を持つロシアの仲介で停戦が成立したが、その後も双方が相手側の攻撃を報告するなど緊張が続いてきた。

アルメニアは今年3月下旬にも、アゼルバイジャン軍が同自治州のアルメニア側支配地域に侵入したと非難。この際もロシアの介入によって、本格的な戦闘の再開は回避された。

ただ、ロシアは同自治州に駐留させていた停戦監視部隊の一部をウクライナ戦線に送ったとされ、ロシアの停戦維持能力の低下を指摘する声も出ている。

1988チバQ:2022/09/13(火) 20:26:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/0465ead0879bb59f3d466d2c9f3f031413e49cc4
ナゴルノめぐり再び衝突 アルメニア兵49人死亡
9/13(火) 19:49配信
AFP=時事
ナゴルノカラバフに残された、アルメニア軍に属するとされる車両(2020年11月30日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は13日、アゼルバイジャン軍との衝突で少なくとも49人の自国軍兵士が死亡したと明らかにした。係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる紛争としては2020年以降で最悪の衝突となった。


 首相は議会で「現時点で(兵士)49人の死亡が確認されているが、残念ながらこれは最終的な数字ではない」と述べた。

 首相によると、アゼルバイジャン側が12日夜から激しい砲撃を行った後、戦闘は落ち着いているという。

 アルメニアは13日、アゼルバイジャン軍が自国に侵攻しようとしているとして、世界各国の指導者に支援を呼び掛けた。

 アゼルバイジャン国防省は、自軍はアルメニア側の挑発行為に対応しているだけだと説明。民間インフラを攻撃しているとのアルメニア側の主張を否定した。

 同省は今回の衝突で自軍兵士にも犠牲者が出ているとしているが、数字は発表していない。

 アルメニア系住民が多く住むナゴルノカラバフをめぐっては、1990年代と2020年に両国間で紛争が勃発した。

 1991年のソビエト連邦崩壊を受け、ナゴルノカラバフのアルメニア系住民がアルメニアへの編入を求め、独立を宣言したことをきっかけに戦闘に発展。この戦闘で約3万人が死亡したとされる。

 2020年秋の軍事衝突では、6週間の戦闘で6500人以上が死亡した。

 ロシアの仲介で停戦合意が結ばれ、アルメニアが数十年にわたり実効支配していた土地をアゼルバイジャンに引き渡した。また、ロシアが約2000人の停戦監視部隊を展開した。【翻訳編集】 AFPBB News

1989チバQ:2022/09/14(水) 07:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b32e4171f1c689c91b5bda73465ab82290b4745e
ウクライナ、2週間足らずで「茨城県」相当の領土奪還…ロシア軍に動揺か
9/13(火) 22:43配信



【キーウ=梁田真樹子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日夜にビデオ演説し、ロシアの侵略に反転攻勢に出ているウクライナ軍が9月初旬以降、「東部と南部の6000平方キロ・メートルを解放した」と明らかにした。ロイター通信によると、米軍高官は12日、東部ハルキウ周辺から撤退した露軍がロシア側に越境したとの見方を示した。露軍に動揺が広がっているとみられる。

【動画】ウクライナ軍、ドローン使いロシア艦艇2隻を破壊

 ウクライナ軍は2週間足らずの期間で、茨城県に匹敵する面積の領土を奪還したことになる。ゼレンスキー氏は「我々の軍の展開は続いている」と強調した。また、ウクライナ軍の報道官は12日、南部ヘルソン州に限っても、過去2週間の反攻で約500平方キロ・メートルを奪還したと発表した。

 ウクライナの国防次官は13日、SNSなどを通じ、今月6日以降、ハルキウ州で300か所以上の町や集落を「解放」し、その面積は約3800平方キロ・メートルに及ぶと明らかにした。ウクライナ軍は12日、同州に近いドネツク州の都市も新たに奪還したとしている。

 米軍高官は12日、露軍がハルキウ周辺から、装備を置き去りにして撤退したとの見方も示した。「ロシア(軍部隊)の混乱した指揮と統制を示している可能性がある」と指摘した。

 米政策研究機関「戦争研究所」も12日、露軍がヘルソン州の州都ヘルソンの北西約15キロ・メートルに位置する重要拠点に車両4台を放棄して撤退した可能性を示し、ウクライナ軍の反攻が「露軍の士気や軍事的な能力に重大な影響を与え続けている」との認識も示した。

 一方、11日にウクライナ側が奪還を宣言したハルキウ州の要衝イジュームでは、市議が12日、露軍の攻撃で少なくとも住民1000人が死亡したとの見解を示した。ウクライナ軍参謀本部は13日、奪還した地域では「露軍による戦争犯罪が毎日、最大で200件確認されている」と述べた。

 国際原子力機関(IAEA)は12日、南部ザポリージャ原子力発電所について、近隣の火力発電所とつなぐ非常用の送電線3本のうち2本目が復旧したと発表した。ただ、IAEAのグロッシ事務局長は「原発の安全、保安状況は依然として不安定だ」と強調した。

1990とはずがたり:2022/09/15(木) 09:45:03
https://twitter.com/karategin/status/1570063621316812808
露探【円谷猪四郎】
@karategin
アゼルは両者をキレさせない範囲で有利な国境画定≒アルメニアを削るつもりなのだろう。アルメニアには気の毒だが、軍事バランスが逆な時に妥協してカラバフ西側の占領地を返しておけば、国境をもっと東の方に引けていたかもしれない。

トルコ・ロシア首脳、アルメニアとアゼルバイジャン情勢巡り協議へ
https://jp.reuters.com/article/azerbaijan-armenia-turkey-russia-idJPL6N30L0BR
ロイター編集

1 分で読む
トルコ政府高官は14日、エルドアン大統領(写真)とロシアのプーチン大統領が16日にウズベキスタンで行う予定の会談で、アルメニアとアゼルバイジャンの情勢を巡り協議すると明らかにした。7日撮影(2022年 ロイター/Marko Djurica)

[アンカラ 14日 ロイター] - トルコ政府高官は14日、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が16日にウズベキスタンで行う予定の会談で、アルメニアとアゼルバイジャンの情勢を巡り協議すると明らかにした。

旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間では軍事衝突が発生し、13日には両国の兵士100人近くが死亡した。

当局者は「アゼルバイジャンとアルメニア二国間の問題を解消するため、トルコはすでに接触を開始した。これ以上拡大する前に終わらせる必要がある」と述べた。

その上で「トルコは引き続きアゼルバイジャンを支持する」という立場を強調した。

エルドアン大統領とプーチン大統領の会談は、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ行われる。

1991とはずがたり:2022/09/15(木) 09:49:51

https://twitter.com/karategin/status/1570143512292917248
露探【円谷猪四郎】
@karategin
テレグラムでカザフスタンが来年から集団安保条約機構での活動を停止するとの情報が流れたが、議会はこれを否定。ただアゼルとの友好関係もあるため、アルメニアへの派兵には反対とのこと

https://twitter.com/karategin/status/1570090126398705664
露探【円谷猪四郎】
@karategin
露は実質アルメニアへの救援を拒否しているとの記事

https://twitter.com/karategin/status/1569677776013373441
露探【円谷猪四郎】
@karategin

9月13日
あとロシアはいかに思ったより強くないのが分かったにせよ隣に住んでる反社みたいなものなので、今すぐ消えてなくなるような状況でもないと正面から喧嘩など売れない。なので完全に露をキレさせない範囲でアルメニアを叩いている
午後10:21 ・ 2022年9月13日

https://twitter.com/kamipapa_ro/status/1570095934956261376
かみぱぱ
@kamipapa_ro
アゼルバイジャン軍がワザとか誤射かはわからんけどロシア軍車両やっちゃってるの草

どうなるんかなこれ??

午前2:03 ・ 2022年9月15日

1992とはずがたり:2022/09/15(木) 09:53:12
https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1570165289915908097
Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
・カザフスタンは2023年からロシア盟主の集団安全保障条約のメンバーシップを一時停止(トルコの他、中国からも安全保障上何らかの確約を得ているか)。
・アゼルは対アルメニアで攻勢。アルメニアはモスクワに無理な軍事支援を要請。
・ルカシェンコは、ウクライナの独立記念日にお祝いのメッセージ。
午前6:39 ・ 2022年9月15日


Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
カザフがロシアの準属国なったと判断したのは半年前。その後の大変動は、露がウクライナに全面侵攻したからではなく、ウクライナが頑強に抵抗・攻勢に出て露の敗北・戦後の弱体化が決定的になっているから。ユーラシアの地図を変えたのは核兵器国ロシアではなく、中規模国ウクライナの戦う意思だった。
午前6:39 ・ 2022年9月15日


https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1554930015673806849
Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
アゼルバイジャンが、アルメニア側砲撃による自軍兵士死亡を口実に攻撃開始、ナゴルノ・カラバフの高台陣地をいくつか制圧。2020年に調停役となり「平和維持軍」を派遣したロシアはアゼルを停戦違反と非難。2020年と同じでアゼルはロシアが何もしない(今回はできない)ことを知っている。

午前5:39 ・ 2022年8月4日

https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1502761188672823297
Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
2月24日以降の衝撃が凄すぎてカザフのことすっかり忘れていたが、何かが起こっている。プーチン支援のクーデターでナザルバエフ派を一掃したトカエフ。だが幽閉状態にあったナザルバエフが突如トルコでエルドアンと会談。背景:先週からプーチンはカザフにウクライナに派兵するよう圧力をかけている。


午前6:39 ・ 2022年3月13日

1993とはずがたり:2022/09/15(木) 10:05:08
カザフ(⇔国内親露派)・アゼルバイジャン(⇔アルメニア)・グルジア(ジョージア)(⇔アブハジア・南オセチア)・ウクライナ(⇔ルハンシク・ドネツ)・モルドバ(⇔沿ドニエストル)辺りが旧ソ連内の反露国(⇔親露国・地域)。

1994とはずがたり:2022/09/16(金) 18:32:08
https://twitter.com/karategin/status/1570702624932102144
露探【円谷猪四郎】
@karategin
タジク?クルグズ間の国境紛争もはや銃撃戦では済まず、重火器を用いた本格的な戦闘になっている模様

2022年9月16日4:06 午後2時間前更新
キルギス・タジク国境紛争激化、重火器投入 民間人の死者も
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/kyrgyzstan-tajikistan-border-idJPKBN2QH0IG
1 分で読む


[ビシュケク 16日 ロイター] - 中央アジアの旧ソ連構成国、キルギスとタジキスタンの国境で今週始まった軍事衝突が激化している。両国は16日、戦車や迫撃砲などの重火器を使用したと互いに非難した。一連の衝突で民間人を含む少なくとも3人が死亡、27人が負傷している。

キルギスの国境警備隊は、数カ所の前哨基地が16日早朝にタジキスタン軍の砲撃を受け、国境地帯の至る所で衝突が発生したと発表した。タジキスタン軍は戦車や装甲兵員輸送車、迫撃砲を使用していると指摘した。

これに対しタジキスタンは、キルギス軍が「重火器」を使って前哨基地1カ所と7つの村を砲撃したと非難した。国境近くのイスファラでは民間人1人が死亡し、3人が負傷したという。キルギスは一晩で11人が負傷したと報告した。

キルギス政府は、両国の外相が衝突について協議したと明らかにしたが、国境警備隊は、2つの停戦合意がすでに破られていると述べた。

国境に接する両国の州知事が停戦交渉をする予定という。

1995とはずがたり:2022/09/16(金) 18:44:47
フェルガナ盆地周辺
http://geo.d51498.com/SilkRoad-Lake/2917/ussr/ferghana.html
ウズベキスタン領&タジキスタン領&キルギス領

1991年8月31日 キルギスとウズベキスタンがソ連から独立を宣言。フェルガナ盆地周辺に飛び地が出現
1991年9月9日 タジキスタンも独立を宣言

ソ連が解体して、中央アジアに「なんとかスタン」という国が続々と誕生したが、国境線が奇妙にクネクネ入り込んでいるのが、ウズベキスタンとタジキスタン、キルギス(キルギスタン)が境を接するフェルガナ盆地一帯だ。フェルガナ盆地はウズベキスタン領だが、本土との間は山岳地帯で隔絶され、平野を通って本土へ行くならタジキスタン領を通らなくてはならない。また盆地の周囲には各国の飛び地が散在していて、キルギス領内にタジキスタンの飛び地2つ(ヴォルフ、ジャンヤウル)と、ウズベキスタンの飛び地が4つ(ソフ、カラチャ、シャイマルダン、ジャンガイル)あり、ウズベキスタン領内にもタジキスタンの飛び地(サルヴァン)と、キルギスの飛び地(バラク)がある。
これらの飛び地はスターリンがソ連の指導者だった1936年、ロシアからカザフ(現在のカザフスタン)とキルギスが分離した時に形成された。フェルガナ盆地南側の山岳地帯であるオシュ地区は、1920年代から30年代にかけて「反革命ゲリラ」の拠点だったため、ソ連軍が直接占領していた。ゲリラが平定された後、遊牧民主体のキルギス領のうち農地に適した谷沿いの一角が、農民主体のタジキスタンやウズベキスタンに組み入れられた。ソ連時代はどこに帰属しようとソ連国内には変わりがないからたいした問題はなかったが、ソ連が崩壊して各共和国が独立すると、国境線や飛び地の帰属をめぐって紛争が続いている。

特にキルギス西南部のオシュ地区は、他国の飛び地が入り乱れているため、密輸や麻薬取引の拠点となり、イスラム系反政府ゲリラの拠点にもなっている。数年前にキルギスにいた日本人のNGO技術者が誘拐される事件が起きたが、犯行グループはタジキスタンの領内から進入してきたウズベキスタンの反政府ゲリラ(IMU=ウズベキスタン・イスラム運動)で、身代金の交渉はアフガニスタンでやったらしい。軍や警察が入りにくい飛び地は反政府活動の拠点にはもってこいの存在だ。

このため、キルギスは飛び地の併合を主張し、逆にウズベキスタンやタジキスタンは飛び地と本土との間を割譲するよう要求しているが、ウズベキスタンは「ゲリラの侵入阻止」を理由に、99年から飛び地の周囲に地雷を設置してしまった。さすがに国際的な非難を浴びて2004年末から地雷の撤去を始めたが、これまでに住民数十人と家畜数百頭が犠牲になったという。飛び地の住民はもちろん周辺に住む遊牧民のキルギス人も犠牲になり、キルギス側はウズベキスタンに賠償を求めている。

1996チバQ:2022/09/17(土) 19:41:44
https://www.sankei.com/article/20220917-7VEEKWMUV5JBBBDTCTQ7PW3MHA/
ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕
2022/9/17 19:34
三塚 聖平
森 浩
国際
欧州・ロシア
アジア
中国・台湾

ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。

際立った露の孤立
サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。


プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況については、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。


発表文はウクライナに一言も触れず
中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。


インドは日米欧に一定の配慮
プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。


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モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。(北京 三塚聖平、シンガポール 森浩)

1997チバQ:2022/09/18(日) 09:55:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022091700140&g=int
戦死者212人、プーチン氏自制訴え アルメニアとアゼルバイジャンに―ナゴルノカラバフ
2022年09月17日05時53分

16日、ウズベキスタン・サマルカンドで会うアゼルバイジャンのアリエフ大統領(左)とロシアのプーチン大統領(AFP時事)
16日、ウズベキスタン・サマルカンドで会うアゼルバイジャンのアリエフ大統領(左)とロシアのプーチン大統領(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は16日、係争地ナゴルノカラバフをめぐって再び交戦した旧ソ連構成国アルメニアとアゼルバイジャンの両首脳と個別に協議し、自制を呼び掛けた。インタファクス通信によると、自国側の戦死者について、アルメニア側は135人、アゼルバイジャン側は77人と発表。双方で計212人に上っている。


 13日に再燃した紛争は沈静化に向かっている。上海協力機構(SCO)首脳会議のためウズベキスタン滞在中のプーチン氏は、アルメニアにとどまったパシニャン首相と電話会談。パシニャン氏は「国境地帯は比較的静かだが、アゼルバイジャンの攻撃により情勢は緊張したままだ」と相手側を非難した。
 プーチン氏は、ウズベクを訪れたアゼルバイジャンのアリエフ大統領と対面で協議。「情勢悪化を非常に懸念している。アルメニア側にも同じことを伝えた」と説明した。対するアリエフ氏は、ロシアの仲介に謝意を表明した上で「もう2日間ほど停戦が守られている。これは(双方が)大規模な紛争を望んでいない証拠だ」として緊張緩和を約束した。

1998とはずがたり:2022/09/20(火) 19:53:23
2022年9月18日日曜日
ポーランド、ロシア領迂回の運河開通―【私の論評】NATO艦隊がヴィスワ潟湖を利用できることになれば、ロシアとしては心穏やかではない(゚д゚)!
https://yutakarlson.blogspot.com/2022/09/nato.html?spref=tw

1999とはずがたり:2022/09/20(火) 19:53:39
南ウクライナ原発に攻撃 「核テロ」とロシア非難
https://news.yahoo.co.jp/articles/8eb1fc9d00826c8c9191e981e7e8e9ecb089b21f
9/19(月) 9:28配信

2000チバQ:2022/09/22(木) 18:58:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5b6a5f8cfaa067f2cdcc063b6d5a84e3e92b87
プーチン大統領への抗議デモ参加者に軍への召喚状を渡す ロシア報道
9/22(木) 16:31配信

朝日新聞デジタル
モスクワで21日、部分的な動員令に抗議するデモ参加者を拘束する機動隊=AP

 ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」は22日、プーチン大統領が発表した「部分的な動員令」に反対し、警察署に拘束されたデモ参加者に軍への召喚状が手渡されたと報じた。

【画像】プーチン氏が出した「本気」カード 小泉悠さんが語る動員の真の狙いとは

 モスクワの複数の警察署では、召喚状が拘束者に直接手渡されたという。別の警察署では、近く召喚状が手渡されることになる、と拘束者に告げられているという。

 メドゥーザによると、ある拘束者は、召喚状への署名を拒否すれば刑事事件で立件されることになる、と脅されたという。

 プーチン氏は21日、「我が軍が対峙(たいじ)するのは事実上、西側集団の全戦争マシンだ」などと述べ、軍務経験がある予備役の市民を招集することを明らかにしていた。

朝日新聞社

2001チバQ:2022/09/22(木) 19:00:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8f552071d3f6c7056d6a2eb5942a04c5705959
兵士不足のロシア軍は「刑務所で囚人をスカウト」 戦場に送られた3000人は全滅の異常事態 この冬に敗れる可能性
9/22(木) 11:03配信

デイリー新潮
モスクワでテレビ演説するロシアのプーチン大統領

 ニュースサイト「TBS NEWS DIG」は21日、「【速報】プーチン大統領がロシアで部分的動員を表明 ロシア編入に向けた住民投票は『結果を支持する』」との記事を配信、YAHOO! ニュースのトピックスに転載された。担当記者が言う。


 ***

「ロシアのウラジミール・プーチン大統領(69)は日本時間の21日午後3時ごろに国民向けの演説を行い、“部分的動員”を表明しました。テレビ朝日は『現在、予備役にあって、特に軍隊への勤務経験や軍事的な専門性を持っている市民が動員の対象になる』と報じています」

 ウクライナに侵攻したロシア軍が苦戦している。そのため国内の保守派が「戦局の打開に向け国家総動員の体制が必要」と訴えていた。だが、実際に実施されると国民の強い反発を招く可能性が高いとも言われていた。

「プーチン大統領は『予備役に限る』と言明したため、“部分的総動員”と報じられたわけです。ロシア国民が反発しないよう折衷案的な政策を発表した可能性があります。ですが、国内では反対のデモや、国外に脱出する動きも出ているようです」(同・記者)

 プーチン大統領は核兵器の使用にも言及し、「これは、はったりではない」と強気の姿勢を見せた。

 とはいえ、改めて浮かび上がるのは、ロシア軍の苦境だ。もともとイギリスの国防省などが「ロシア軍は兵員不足が深刻」という分析を相次いで発表していた。

 おまけに、ロシアの民間軍事会社が刑務所の囚人に対し、釈放と報酬を条件に“志願兵”の勧誘を行っているという驚きのニュースも報じられた。

 ロシア軍がウクライナに侵攻を開始したのは今年2月のことだったが、早くも5月には兵員の不足が報じられている。

「囚人兵」の報道
「5月28日、ロシア政府は『志願兵の年齢上限を撤廃した』と発表しました。従来、志願兵の年齢は、ロシア人なら18歳から40歳、外国人は18歳から30歳と定められていたのです。この上限を法改正で撤廃したのですが、ロシアの一部メディアは『体力などを考慮し、50歳までの入隊志願者を受け入れる方針』と報じました」(同・記者)

 この時点でロシア軍は、国内での兵員補充に支障を来していたようだ。アメリカのシンクタンクも「50〜60歳代の志願兵を中心とした部隊が極東ロシアで編制された」と指摘している。ウクライナに兵力を集中させる必要から、国内が手薄になったのだろう。

「兵士の年齢を考えると、50歳や60歳は立派な“高齢者”です。そんな年齢層の兵士で部隊を構成するというだけでも驚きましたが、7月に入ると更に驚愕の報道が飛び込んできました。ロシアの独立系メディアが『サンクトペテルブルクの刑務所で、民間軍事会社ワグネルが、囚人に対して志願兵の勧誘を行っている』と伝えたのです」(同・記者)

 9月、この報道の信憑性が裏付けられた。BBCが「民間軍事会社のトップが刑務所で兵士を募集している動画が流出」と報じ、《検証の結果、この動画を本物と判断》したと伝えたのだ。

残酷な結末
「ワグネルはプーチン政権に近い軍事会社として知られています。ロシアの独立系メディアは、同社が囚人に『6カ月間の兵役で、釈放と20万ルーブル(約47万円)の報酬』を約束したと報じました。BBCが入手した動画でも、ワグネルの最高幹部が『6カ月働けば自由になる』と囚人に呼びかけている姿が収められていたそうです」(同・記者)

 その背景として、まずはロシア軍がウクライナで甚大な戦死者を出していることが挙げられるようだ。

「ロシア軍は現在に至るまで、1000人単位の戦死者しか発表していません。一方、ウクライナ軍は、5月の時点で3万人の戦死者が出たとする分析を発表しました。また、アメリカの国防総省は8月、ロシア軍の戦死者は7〜8万人と推計しています」(同・記者)

 兵員不足は深刻で、囚人を“勧誘”しているのではなく、実際は“強制”だという指摘もある。いずれにしても、彼らを待っていたのは、まさに残酷な現実だったようだ。

「ロシアに受刑者の支援団体があり、独立系メディアの取材に応じたのです。団体の分析によると、ワグネルと契約を結んだ囚人は約3000人。10日間から2週間の訓練で前線に送られたものの、ほぼ全員が戦死したと結論づけています」(同・記者)

2002チバQ:2022/09/22(木) 19:00:44
傭兵との違い
 兵員不足の原因として、徴兵忌避の問題も大きいようだ。ロシアでは18歳から27歳の男性に1年間の兵役が課せられている。

「ウクライナ侵攻では、こうした兵士も『演習に参加する』というウソの命令で最前線に送られたと報道されています。戦場で塗炭(とたん)の苦しみを味わっているのは間違いなく、悲惨な状況は口コミでロシア国内にも伝わっているようです。ロイターは7月、『徴兵拒否の若者が相次いでいる』と報じ、徴兵を避けるため国外に脱出した若者のインタビュー記事を配信しました」(同・記者)

 ある軍事ジャーナリストは「ロシア軍の現状は、あまりにも我々の常識とは違うことばかりで、言葉を失ってしまうほどです」と言う。

「囚人の志願兵を傭兵のように受け止めている向きもあるようですが、傭兵と民間軍事会社では求められる役割が異なります。前者は、戦力不足に苦しむ正規軍が経験豊富な外国人兵士などを雇用し、実際に戦闘行為を行わせます。一方の民間軍事会社は、本来、最前線で戦うことはありません」

 傭兵は、戦場の経験が豊富であるが故に、訓練する必要がない。即戦力だからこそ“商品価値”を持つ。

 対して民間軍事会社の実情は、「強力に武装した警備会社」というイメージのほうが正確だという。補給部隊や駐屯地の警備が主な任務だ。

能力不足の懸念
「ロシアの囚人には、兵士としての経験を持つ者も、持たない者もいます。しかし、傭兵のような“戦争のプロ”ではありません。ロシア軍が新兵訓練を担当するなら、まだ整合性があります。ところが報道によると、民間軍事会社が訓練も行うというのです。果たして彼らがそんなノウハウを持っているのか、疑問視せざるを得ません」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそも囚人は、法律を破って刑務所に服役していたのだ。心を入れ替えて更生しようとする者もいるだろうが、ならず者も少なくないだろう。

 そんな囚人に、いくら釈放と報酬という“ニンジン”をぶら下げたとしても、戦場で上官の命令に従うのだろうか? 

「軍律に従うかどうかだけでなく、囚人の“知的水準”も懸念されます。現代の戦争はハイテク化が進み、最前線の兵士でも電子機器を操作できるだけの教育を受けているほうが理想的です」(同・軍事ジャーナリスト)

 例えば、正規のウクライナ兵でも、高機動ロケット砲システム「HIMARS」を扱うため隣国のポーランドで研修を受けた。ロシアの囚人に、そんなことが可能だとは思えない。

冬将軍
 本当に軍隊を支えるのは、勤勉な兵士と下士官だという。だが、今のロシア軍は、新兵の補充にさえ汲々としている印象だ。

「序盤のキーフ攻略戦では、ロシア軍の下士官や前線の将校の抗命が相次ぎ、将軍レベルが最前線で督戦するという異常事態が出現しました。一時期、ロシア軍が長距離からのロケット攻撃に切り替えたのも、陸上部隊が動かなかったからでしょう。この士気低下が、一朝一夕に変わるとは思えません」(同・軍事ジャーナリスト)

 本来は最前線でリーダー役を務める下士官や将校でさえ厭戦ムードが高まり、脱走も日常化している──こうした報道が事実なら、囚人の新兵を前線に送ったとしても戦力として機能することはないだろう。

 冬の訪れが現実のものになっていくが、気温が低下するにつれ戦局が変化する可能性があるという。

 もともとロシア軍は冬に強かった。フランスのナポレオン一世(1769〜1821)がロシアを攻めた「1812年ロシア戦役」でも、ナチスドイツの侵略による「独ソ戦」(1941〜1945)でも、ロシアは“冬将軍”を味方に付けた。

2003チバQ:2022/09/22(木) 19:01:00
戦況が一変!?
「果たして今のロシア軍は冬将軍を味方にできるのか、はなはだ疑問と言わざるを得ません。装備は劣悪、士気は低く、兵員不足も深刻です。ウクライナ軍も兵員不足は同じですが、NATO(北大西洋条約機構)軍が提供した最新鋭の装備を持ち、士気は旺盛です。これまで、冬はウクライナ軍に不利と言われてきましたが、実際に寒くなると全く違う戦況になるかもしれません」(同・軍事ジャーナリスト)

 自衛隊OBからは「特にロシア陸軍が、あれほど軍隊としての体を成していないとは考えもしなかった。俺たちの血反吐を吐くような猛訓練は必要なかったのか……」という奇妙な嘆きも漏れているという。

註:参考記事は以下の通り

◆【速報】プーチン大統領 予備兵などロシア国民の部分的動員を発表 21日から 「これは、はったりではない」(テレ朝news・9月21日)

◆ロシア軍志願兵 年齢上限を撤廃 ウクライナ侵攻 兵力不足深刻化か(東京新聞・5月30日

◆露軍、兵補充難航か 米英分析 50〜60代の部隊も(読売新聞・7月14日)

◆ロシアの雇い兵組織「ワグネル」が刑務所で募集 動画が流出(BBC NEWS JAPAN
・電子版・9月17日)

◆ロシア軍兵力、13万人増枠 大統領令 「大規模動員、困難」見方も(朝日新聞・8月27日)

◆焦点:「ウクライナで戦いたくない」、徴兵忌避するロシアの若者(ロイター・電子版・7月22日)

デイリー新潮編集部

新潮社

2004チバQ:2022/09/22(木) 19:18:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce6afa07c454a0dd67ee6fc0439e71cebfa5c63
航空券急騰、5倍の70万円便も 動員令のロシア、国外脱出の動き加速
9/22(木) 15:32配信


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毎日新聞
モスクワの国際空港に駐機されたアエロフロート・ロシア航空の航空機=2020年3月4日、ロイター

 「戦争にノーを」――。ウクライナ侵攻を巡りロシアのプーチン大統領が部分的動員令を出したことで、ロシアでは21日、抗議活動が多くの都市に広がった。招集を逃れるため国外脱出を目指す人も相次いでおり、ロシア発の航空便は価格が高騰。治安当局が取り締まりを強化する中、ロシア国内に動揺はどこまで広がるのか、国際社会の注目が集まっている。


 AP通信などによると、モスクワでは21日、繁華街の通りに多くの市民が集まり、手をたたきながら「戦争反対」「プーチンを前線に送れ」などと声を張り上げた。だが、すぐに警官隊が取り締まりを始め、開始から15分で少なくとも十数人が拘束されたという。

 欧米メディアの記者がツイッターに投稿した動画では、デモ隊がスローガンを叫ぶ声が響く中、ヘルメットをかぶった警官隊が数人がかりで参加者を持ち上げたり、腕を押さえたりしながら、次々と連行していく様子が映されている。デモに加わった女性はAP通信に「私は何も恐れていない。自分の子供の命をあげるつもりはない。デモをしても何もならないだろうが、自分の考えを表明することは市民の義務だ」と訴えた。

 ロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏は21日、「犯罪的な戦争は明らかに深みにはまり、(状況が)悪化している。プーチンはできるだけ多くの人を巻き込もうとしている。何万人もの人々に血を塗りつけようとしている」と批判し、抗議活動を呼びかけた。

 部分的動員令をきっかけに、国外脱出をはかる動きも加速している。ロシア人がビザ(査証)なしで行けるトルコやアゼルバイジャンなどへ向かう便は21日、次々に満席となった。トルコ航空のウェブサイトでは、22日午前の時点でモスクワ発イスタンブール行きの片道航空券(エコノミークラス)は27日まで売り切れとなっている。28日は約20万円で売られているが、この便は部分的動員令の発令前は約5万円だった。ロイター通信によると、アラブ首長国連邦ドバイ行きは平均の約5倍の約70万円に高騰した便もあるという。旅行関係者はロイターに「出国禁止を恐れる人のパニック需要が起きている」と話した。

 こうした中、脱出をはかるロシア人に対して国境を閉じる動きも出始めた。ロイターによると、バルト3国は21日、動員逃れが理由だとしても、ロシア人を難民として受け入れることはないと明らかにした。ロシアと国境を接するバルト3国とポーランドは19日、経済制裁の一環としてロシア人観光客の受け入れ禁止を発表していた。ラトビアのリンケービッチ外相はツイッターで「安全上の理由から、ラトビアは動員を逃れるロシア人に人道的その他のビザを発行することはない」と投稿。エストニアのレインサル外相はロイターに「ロシア国民が義務を拒否したり、あるいはそうしたいと考えたりすることが、別の国で難民となる条件を満たすことにはならない」と述べた。【金子淳】

2005チバQ:2022/09/24(土) 21:05:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e9a177c30fea25c1ae9124e7ad5584c21c232d2

「戦争に行くか、投獄か」 ロシア、逮捕のデモ参加者に選択強要
9/24(土) 6:32
【AFP=時事】ロシアの予備役動員令に抗議するデモに参加したミハイル・スエチンさん(29)は、拘束されることは予測していたが、まさか自分が反対している軍への入隊を命じられるとは思いもしなかった。


 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が21日、国民に向けたテレビ演説で、第2次世界大戦(World War II)以来となる動員令を発表すると、国内では抗議が巻き起こった。

 首都モスクワでこれまでにも反政権デモに参加してきたスエチンさんはAFPの電話取材に、「いつものように逮捕され、警察に連行され、出廷させられることは覚悟していた。ところが、『お前はあす戦争に行く』と言われ驚いた」と語った。

 独立系人権団体「OVDインフォ(OVD-Info)」によると、21日に国内各地で行われたデモでは、1300人以上が逮捕された。モスクワの少なくとも15か所の警察署では、拘束された男性が徴兵用紙を手渡されたという。

 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は翌朝の記者会見で、こうした手続きは「法律違反ではない」と擁護した。

 動員令発表の前日には、招集令状を拒否した人や脱走兵への処罰を強化する法案がロシア議会を通過。まだ新法として成立はしていないが、違反者に5〜15年の懲役刑を科す内容となっている。

■「戦争に行くか、10年間投獄か」

 警察署に連行されたスエチンさんは一人で部屋に連れて行かれ、翌日に徴兵事務所に出頭することを求める令状に署名するよう圧力をかけられた。警察官は、「これに署名してあす戦争に行くか、10年間投獄されるかのどちらかだ」と脅したという。

 スエチンさんは弁護士の助言に従い、署名を拒否。翌朝5時ごろに釈放された。だが警察は、重大事件を担当するロシア連邦捜査委員会に対し本件を通知するとし、スエチンさんは「非常にまずい」状況に置かれると警告した。

 だが、招集に応じた人の未来がこれよりも明るいわけではない。

 先週18歳になったばかりの大学生アンドレイさんは、モスクワでのデモで拘束された後、軍に招集された。

 アンドレイさんはAFPに対し、警察署では署名を拒否する人々が警官から「脅迫」を受けていたと証言。「自分が逃げられないのは明らかだった」ことから、徴兵事務所への出頭を誓約する文書に署名してしまったと語った。

■両親には伝えず

 ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は21日、学生は動員しないと約束しており、大学に入学したばかりのアンドレイさんは招集されないはずだった。「ロシアは無限の可能性を秘めた国だとはよく言ったものだ」とアンドレイさんは皮肉った。

 22日の徴兵事務所への出頭には応じないことにしたが、今は弁護士を探しているところで、今後どうするかは分からないという。

 両親には、心配をかけたくないとの理由でまだ打ち明けていない。「自分がどうなるのかがより見えてきたら、言うと思う」 【翻訳編集】 AFPBB News

2006とはずがたり:2022/09/24(土) 21:37:52
ロシア国境に出国待ちの長い車列、予備役招集から逃れようと隣国目指す
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4dece76d5d569126975f413702d677e2665377a
9/23(金) 13:46配信
BBC News
デイヴィッド・モロイ、フィラン・チャタジー(BBCニュース)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ侵攻をめぐり予備役の「部分的な動員令」を発動したことを受け、ロシアの国境沿いには22日、招集を回避するために出国しようとする人たちの行列ができた。

プーチン大統領が21日に発表した部分的動員令では、軍務経験がある予備役約30万人を招集する計画。

ロシア政府は戦闘年齢の男性たちが逃亡しているという報道は、内容が誇張されたものだとしている。

しかし、ジョージアとの国境には、戦争から逃れようとする男性を含む車列が何キロにもわたって続いている。

男性の1人は名前を伏せてBBCのレイハン・デミトリー記者の取材に応じ、プーチン大統領の発表直後、パスポートをつかみ、ほかには何も持たずに国境に向かったと話した。男性は戦地に送られる可能性があるという。

一部の目撃者によると、ヴェルフヌイ・ラルス検問所の車列は約5キロは続いていた可能性がある。別のグループは国境を越えるのに7時間かかったと話した。現地撮影の映像では渋滞が続く中、車やトラックから一時的に離れる運転手の姿が確認できる。

ジョージアはロシア人がビザなしで入国できる数少ない隣国の1つ。ロシアと1300キロにわたり国境を接するフィンランドに渡航する際には、ビザが必要となる。フィンランドでも夜間の交通量の増加が報告されているが、同区に当局は管理可能な範囲だったとしている。

ロシア人が空路で移動可能なトルコ・イスタンブールやセルビア・ベオグラード、ドバイなどへ向かう航空券は、部分的動員令が発表された直後から価格が急騰し、一部の路線は完売した。トルコのメディアは、片道航空券の売り上げが大きく伸びたと報じている。ビザが不要な目的地へ向かうフライトには数千ユーロかかる可能性がある。

ドイツのナンシー・フェーザー内相は22日、招集から逃れたロシア人をドイツが受け入れる可能性を示した。内相は、「厳しい弾圧」を受ける恐れがある逃亡者はそれぞれ個別に、身元検査をしたうえで保護することになると述べた。

一方でリトアニア、ラトヴィア、エストニア、チェコ共和国はこうしたロシア人の保護は行わないとし、ドイツとは異なる考えを示した。

■拘束者も招集か

部分的動員令の発動を受け、首都モスクワやサンクトペテルブルクなどロシアの主要都市では21日に抗議行動が起き、1300人の逮捕者が出たと報告されている。

また、抗議行動に参加して拘束された人の中には、警察署での勾留中に招集令状を手渡されたとの報道もある。ロシア政府のドミトリー・ペスコフ大統領報道官は報道について問われると、そうした行為は法律違反ではないと述べた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は22日、毎晩定例のビデオ演説で、動員に抵抗するようロシア人に求めた。

ロシア人が戦死していることに言及し、「もっと人数を増やしたいのか?  嫌なのか?  だったら抗議するんだ。反撃しろ。逃げろ。そうでなければウクライナ側の捕虜になることになる」と述べた。

部分的動員令をめぐり、ロシア国内ではいつになく強い反発が起きている。

イギリス国防省は21日朝の戦況報告で、「この限定的な動員でさえ、一部のロシア国民にはきわめて不評となるはず」だと指摘した。

「プーチンは必要のきわめて高い戦闘力を生み出すために、相当の政治的リスクを受け入れている。この動きは事実上、ウクライナで戦う志願兵を使い果たしたことを認めたことになる」と、国防省は見方を示した。

国防省はさらに、たとえ動員が成功しても、新しい部隊の戦闘態勢が整うまでにあと数カ月はかかるとしている。

ロシア当局は動員の対象を軍務経験者に限定し、広範な徴兵は行わないとしている。

しかしロシア国内では、正式発表よりも大規模な動員になるのではないかとの憶測も流れている。

欧州に拠点を移したロシアの独立系リベラル紙「ノーヴァヤ・ガゼータ」は、プーチン氏の部分的動員令には機密扱いの追加文章が含まれており、その内容が隠されていると報じた。

機密扱いの部分には、現在報じられている30万人ではなく最大100万人の招集を可能とすることが記されていると、同紙は政府関係筋の話として伝えた。

2007とはずがたり:2022/09/24(土) 21:38:10
>>2007
■<解説>「自分で腕の骨も足の骨も折る。招集を回避するためなら何でもする」――オリーシャ・ゲラシメンコ、リーザ・フォクト(BBCニュース)

セルゲイさん(仮名)にはすでに招集がかかっている。

26歳の博士課程の学生で、講師も務めるセルゲイさんは、プーチン氏の演説前夜、食料品の配達を待っていた。

しかし、自宅にやって来たのは私服姿の男2人だった。署名するよう軍事書類を渡された。

ロシア政府は兵役を終えた、特別な技術や戦闘経験のある人だけが招集されると説明していた。

しかし、セルゲイさんには軍務経験はない。

ロシアでは招集から逃れれば犯罪行為とみなされるため、セルゲイさんの義父は心配している。

義父は国営の石油会社で働いている。数時間後、会社の人事から合法的な軍務免除について連絡があった。

しかしほとんどのロシア人男性はその対象にならないため、招集を避ける策をそれぞれが模索している

モスクワに住むヴィチャスラフさんは、友人たちと共に、医療関係者のツテを頼り、健康上の理由を作れないか画策している。

「精神疾患があったり、薬物依存の治療を受けているとするのが、安くて効果的かもしれない。ただかもしれない」とヴィチャスラフさんは言う。

「薬でふらふらになって運転中に逮捕されれば、うまくいけば免許を取り上げられて、治療を受けさせられる。確実ではないが、もしかするとこれで(徴兵が)避けられるかもしれない」

ヴィチャスラフさんの義理の兄弟は、招集令状が届けられたときに不在だった。母親が目にした令状は、9月19日から23日の間に軍務につくよう命令する内容だった。

「彼は今では部屋に閉じこもって、鍵を閉めて出てこない。3歳と1歳の小さい子供が2人いるのに、どうすればいいんだ」

カリーニングラード在住の別の男性はBBCに、徴兵を避けるためなら何でもすると話した。

「自分で腕の骨も足の骨も折る。これを避けるためなら何でもする」

(英語記事 Russians flee to border after military call-up )

2008とはずがたり:2022/09/27(火) 15:07:15
女性群衆が警官包囲 「ウクライナに居座り」と非難 ロシア各地
https://news.yahoo.co.jp/articles/674e885ba271385f0379a90a24ac62a65574bab9
9/26(月) 13:34配信
時事通信

 ロシア南部ダゲスタン共和国で25日、予備役を対象とした部分動員令に抗議する群衆が、取り締まる警官を包囲したり、道路を封鎖したりした。

 人権団体や独立系メディアが通信アプリ「テレグラム」で伝えた映像によると、中心地マハチカラでは女性の姿が目立ち、うち1人は「ロシアはウクライナに居座っている」と侵攻を露骨に非難。警官隊が威嚇射撃する騒動になった。

 21、24両日に都市部を中心に全土で呼び掛けられた反戦デモとは別の抗議行動で、軍・治安機関以外に安定した職が少なく、既に戦死傷者を多数出している地方に不満がくすぶっていることを示した。極東サハ共和国ヤクーツクでも、女性の群衆が輪になって警官数人を取り囲んだ。

 人権団体が把握する拘束者はマハチカラで100人、ヤクーツクで24人だが、実際にはそれ以上の可能性がある。

2009とはずがたり:2022/09/27(火) 15:07:37
ウクライナ軍、東部前線でロシア軍を撃退
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d47a81ba3908a3d29f3cd6b1e81581d5dd6e320
9/26(月) 13:13配信
CNN.co.jp

濃いピンク色はロシアの推定支配地域、薄いピンク色はロシアの推定進軍地域、ピンク色の点線はロシアの支配が主張されている地域、青色の点線はウクライナの反攻が主張されている地域を指す。データは米東部時間9月22日午後3時時点のもの。「推定」とは米シンクタンク戦争研究所(ISW)が信頼できる独自に検証可能な情報を有していること、「主張」とは支配や反攻があるとの情報筋からの発言があるもののISWがその証明や反証をできていないことを意味する

(CNN) ウクライナ軍は25日、東部のウクライナが実効支配する地域の東端に近いクラマトルスク市の近郊で、ロシア軍を撃退したと明らかにした。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

ウクライナ軍は声明で、ソレダルなどの集落がある地域でロシア軍の攻撃を撃退したと明らかにした。

ウクライナ軍はまた、ザポリージャ州の東部で、ロシア軍の兵器などを火砲で攻撃したと発表した。

ウクライナ軍参謀本部によれば、ザポリージャ州のロシア軍施設に攻撃を行った結果、フリアイポレの地域でロシア軍の兵器や軍用装備品約10基を破壊したほか、トクマク市の近郊では弾薬庫を備えた地対空ミサイル「S300」を破壊した。

2010とはずがたり:2022/09/28(水) 16:15:17
ペルソナ・ノン・グラータ=好ましからざる人物=PNG

ロシア情報機関が日本領事を拘束 “スパイ活動”主張し国外退去求める 日本大使館は抗議
9/27(火) 0:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c70749f9f292981d2cb5ac0a3dd83529d546e83a
TBS NEWS DIG Powered by JNN

ロシアの情報機関・連邦保安局は、スパイ活動をしていたとして極東ウラジオストクの日本総領事館の領事を拘束したと発表しました。

ロシア連邦保安局は26日、極東ウラジオストクの日本総領事館の領事がスパイ活動を行っていたとして拘束し、「ペルソナ・ノン・グラータ=好ましからざる人物」として宣告したと発表しました。

領事について「ロシアとアジア太平洋地域の特定の国との協力関係の現状や、欧米の制裁による極東の経済状況への影響など、非公開の情報を金銭を提供して入手した」と主張しています。

ロシア外務省は日本大使館の幹部を召喚して抗議し、48時間以内の国外退去を通告したと発表しました。

これに対し、モスクワの日本大使館は領事の特権を定めた「ウィーン条約に明白に違反するもので極めて遺憾である」とし、「ロシア外務省に厳しく抗議した」とコメントしています。

TBSテレビ

2011とはずがたり:2022/09/28(水) 19:32:09

「日本の戦争犯罪に時効なし」 ロシア外相、歴史でけん制
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022092800967&g=int
2022年09月28日18時49分

 タス通信によると、ロシアのラブロフ外相は28日、第2次大戦の歴史をめぐり「日本の軍国主義の犯罪は時効がないものであり、忘れてはならない」と表明した。モスクワの外務省外交アカデミーで「軍国主義日本の犯罪」と題して開かれた国際会議にメッセージを寄せた。

予備役動員と住民投票が生む危険なエスカレーション プーチン氏の頭をよぎる「悪魔の選択」【解説委員室から】

 ロシアによるウクライナ侵攻開始後、欧米と協調してロシア制裁を強化する日本に対し、歴史問題を持ち出してけん制したとみられる。ロシア軍の「戦争犯罪」の疑いが広く伝えられる中、ロシアの国内世論や学界の動揺を抑えようと、批判の矛先を日本に向けさせる狙いもありそうだ。
 日ロ関係をめぐっては、ロシア側が26日、在ウラジオストク日本総領事館の領事を一時拘束し、48時間以内の国外退去を通告。日本側が強く抗議するなど、悪化の一途をたどっている。
 ラブロフ氏は日本について「残念なことに、アジア太平洋地域の国々への侵略に対する反省の弁がない一方、全く根拠のないばかげたロシア非難が聞こえてくる」と指摘。「歴史に対するこうしたアプローチは、国連中心の世界秩序を損なうもので、受け入れられない」と主張した。

2012チバQ:2022/09/29(木) 23:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/5af996c9765ec38af894b626eb9e7d6841f53c6b
ロシア編入の“住民投票” 暫定結果は“9割賛成”も… 投票箱は“透明”で選挙委員が戸別訪問も
9/28(水) 22:04配信
ウクライナ東部と南部で行われたロシア編入に向けた“住民投票”を巡り、親ロシア派は暫定結果として、「約9割が編入に賛成している」と発表しました。しかし、投票を巡り、正当性を疑問視する声が相次いでいます。投票所に設置された投票箱は“透明”で、さらに選挙委員が戸別訪問し、投票用紙を集めていました。
     ◇

ウクライナ側は、ウクライナの4つの地域で行われたロシア編入に向けた“住民投票”の動きを捉えたとする映像を公開しました。女性が住宅の扉を激しくたたき、その隣には武装した兵士がいました。

親ロシア派は27日、“住民投票”の暫定結果を発表し、「約9割がロシアへの編入に賛成した」と発表しました。しかし、ウクライナ側は「ロシア側が住民を銃で脅して、投票させている」と主張するなど、投票の正当性を疑問視する声があがっています。

投票用紙に記入するスペースには周囲の視線を遮るついたてが設置されていますが、その隣の投票箱は“透明”です。これでは、どちらに票を入れたのか、丸見えです。

ドネツクでは、選挙委員が住宅の外で「住民投票! 投票したい人はいますか」と、投票を呼びかけ、さらに家の中まで戸別訪問し、投票用紙を集めていました。

選挙委員
「『ドネツク人民共和国』のロシア編入に賛成ですか?」

住民
「はい」

選挙委員
「私は背中を向けるので、あなたの意思で投票してください」

“住民投票”を巡り、ゼレンスキー大統領は27日、「占領地でのこの茶番劇は、『住民投票の模倣』とさえ呼べません」と自身のSNSで述べました。

27日、国連安全保障理事会も対応を協議する会合を開き、アメリカ国連大使は「偽りの住民投票だ」と非難する決議案を提出すると表明しています。

しかし、プーチン大統領は、最終的な結果を受けて、これらの地域のロシア併合に踏み切る考えです。

     ◇

一方、2014年、ロシアに併合されたクリミアでは、徴兵され、戦地へ向かう人々の姿がありました。

――みんな気分はどう?

ロシアに動員された予備役
「素晴らしい!」

ウクライナが反転攻勢を続ける中、プーチン大統領は部分的な動員令を決定しました。ロシア国内でも、今回、徴兵されるのは戦闘経験がほとんどない予備役のため、戸惑いが広がっています。


「みんな怖がっている」


「生きて無事に帰ってきます。大丈夫です」

男性の徴兵が決まったため、急きょ婚姻届を提出したというカップルがいました。新郎を見送る新婦の目には、大粒の涙が浮かんでいました。

2013チバQ:2022/09/29(木) 23:52:29
    ◇

徴兵を避けるため、国外へ脱出する動きも続いています。

ロシアから脱出した男性
「プーチンのために戦いたくないし、若くして死にたくないです」

フィンランドには、先週末にかけて約1万7000人のロシア人が入国したといいます。

国外脱出への動きが広がる中、ロシア独立系メディアは「近いうちに、徴兵年齢の男性の出国が禁止される見込み」と報じており、混乱が広がる可能性もありそうです。

2014チバQ:2022/09/29(木) 23:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/779db99db9928ceb3e884903ae95a15f9527026e
ウクライナ4州の親ロシア派支配地域、プーチン大統領が「併合条約」あす調印
9/29(木) 19:28配信


読売新聞オンライン
タス通信によると、ロシアの大統領報道官は29日、プーチン大統領が30日にモスクワの大統領府で、ウクライナ東・南部4州の親露派支配地域を一方的に併合する「条約」に調印すると明らかにした。プーチン氏は演説もする予定だ。


 調印式は、モスクワ入りしている4州の親露派トップと、30日午後3時(日本時間30日午後9時)から上下両院の議員らを招いて行われる。23〜27日に実施された「住民投票」で併合支持が「多数を占めた」とする結果を踏まえたものだ。調印後、上下両院に条約の批准を求める見通しだ。

 調印に先立ち、南部ヘルソン、ザポリージャ両州の親露派がウクライナから一方的に独立することも承認するとみられる。東部ルハンスク、ドネツク両州の親露派は既に独立を宣言し、プーチン氏が2月、承認していた。

 30日には大統領府付近で祝賀集会も予定されており、特設ステージの設営が進んでいる。タス通信などによると、露上下両院は10月3、4両日に関連法案を審議する予定だ。米欧各国は「偽りの投票だ」などとして、併合を認めない立場だ。ロシアがウクライナ領土を併合するのは、2014年のクリミア以来となる。

 一方、露独立系世論調査機関レバダ・センターは28日、プーチン大統領の支持率が77%となり、8月調査から6ポイント下がったと発表した。プーチン氏が21日に部分的動員を発令した影響とみられる。調査は22〜28日に行われた。プーチン氏の支持率が80%を割り込んだのは3月以降、初めてだ。不支持率も6ポイント増の21%となった。

 ウクライナ東部ルハンスク州の知事は28日、SNSを通じ、動員で招集されたばかりのロシア兵が最前線へ投入されていると明らかにした。十分な訓練が行われていないことを示すもので、SNSでは訓練施設の劣悪な環境に関する投稿も相次いでいる。

2015チバQ:2022/09/30(金) 00:02:27

4231 :チバQ :2022/09/30(金) 00:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b174a5b4e401c8442e52460b31cb30bac6402571
ジョージア国境、渋滞20キロ 徴兵逃れ、自転車買って越境も
9/28(水) 7:11配信



時事通信
ロシアとジョージア(グルジア)の国境付近の渋滞を捉えた衛星画像=25日撮影、米民間企業マクサー・テクノロジーズ提供(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領が部分動員令を出した後、陸路で出国を試みる国民の車がジョージア(グルジア)国境に殺到している。

 報道によると、26日時点で20キロ以上の渋滞が発生。かつての交戦相手国に逃げ込む形になる上、ウクライナ侵攻を支持する「Z」マーク付きの車もあったという。

 車が立ち往生する中、自転車などでの越境も許可された。独立系放送局「ドシチ」の取材では、ロシア側住民が出国希望者に自転車を5万ルーブル(約12万4000円)で販売。使用後にジョージア側住民が5000ルーブル(約1万2400円)で買い取り、再びロシア側に運び込む「ビジネス」が見られたという。

 インターネットには、混乱収拾のため連邦保安局(FSB)の装甲車や国家親衛隊(旧内務省軍)のトラックが続々と現場に到着する物々しい映像が投稿された。警察は国境検問所に臨時の「徴兵事務所」を設置する方針を明らかにしており、動員の対象者らに招集令状を交付し、徴兵逃れの波を食い止めたい考えとみられる。

 ロシアは2008年、ジョージアに軍事介入し、親ロシア派支配地域を一方的に独立させた。

2016チバQ:2022/09/30(金) 00:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/772783eb2147079271803aa77d7490206becd83a
ロシア南部で住民と警察衝突、100人拘束 「動員」に抗議続く
9/26(月) 11:57配信



毎日新聞
ロシア南部ダゲスタン共和国の幹線道路を塞ぐ地元住民ともみ合う警察=人権団体「OVDインフォ」が投稿した動画から

 ウクライナへの侵攻を続けるロシア政府が部分的動員令を発動したことに反発し、ロシア国内では25日も抗議運動が続いた。南部ダゲスタン共和国では住民と警察が衝突している模様で、人権団体「OVDインフォ」の調べでは100人以上が拘束される混乱が起きている。


 ネット交流サービス(SNS)にはダゲスタン共和国の主要都市マハチカラで女性が警官たちに対し「なぜ、我々の子供たちを連れていくのか? 誰が攻撃されたのか? 我々がウクライナを攻撃したのではないか」などと叫んだ後、「戦争をやめるべきだ」と連呼している動画が上げられている。

 またOVDインフォが通信アプリ「テレグラム」に投稿した動画では、ダゲスタン共和国の村落で住民が道路を遮断し、軍の招集対象となる男性たちを探そうとする警官を妨害している。いらだつ警官たちが、上空に威嚇射撃している様子も映されている。

 南部カフカス地方にあるダゲスタン共和国の住民はイスラム教徒が多数を占めており、生活水準が高くない。英BBCの調査によると、ウクライナ紛争開始後には少なくとも301人のダゲスタン共和国出身の兵士が死亡しており、首都モスクワ出身者の10倍に上るという。今回の紛争では多くの少数民族の兵士が前線に出されたうえに犠牲になっているとの見方が広がっている。【大前仁】

2017チバQ:2022/09/30(金) 10:06:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdbf48f1c4007414fd3c248fffb2ed63b2d24903
プーチン氏、動員令で混乱「過ち」認める 100万人招集検討か
9/30(金) 4:17配信


毎日新聞
オンラインによる安全保障会議に出席したプーチン露大統領=モスクワで2022年9月29日、スプートニク通信・ロイター

 ロシアのプーチン大統領は29日、ウクライナ侵攻に関連して発令した部分的動員令が混乱を引き起こしていることに触れ、「全ての過ちは修正されなければならない」と語った。招集対象となり得る男性らが近隣諸国などに出国する事態が続いていることから、大統領自らが過ちを認めた形だ。


 ロシア大統領府のサイトによると、プーチン氏は29日に開かれた「安全保障会議」の冒頭発言で、医師や高い専門知識を持つ人たちも軍に招集されていると指摘し、「なぜなのだ?」と問いただした。一方で従軍を志願した人たちが受け入れられなかった事例もあるとして「冷静かつ迅速に、細部まで、しっかりと調べるべきだ」と述べ、会議出席者を注意した。

 ウクライナに侵攻したロシア軍の苦戦が続いていることから、プーチン氏は21日に部分的動員令を発令した。国防省は約30万人を動員すると説明しているが、独立系メディアの報道などによると、100万人規模の招集が検討されている可能性もあるという。また、都市部を中心に抗議運動も断続的に起きており、ロシア国内の混乱が収まっていない。【大前仁】

2018名無しさん:2022/09/30(金) 13:57:22
デートの後ホテルへ 22歳 ギャップがやばい巨乳保育士 性欲のままに喘ぐ裏の顔 ちょうどヤリたい体
http://dambo.mydns.jp/uploader/file/Pp19230.zip.html

2019チバQ:2022/10/02(日) 18:10:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e744e7b3f62ab9a0cb5bd8c38a056e68b2910a9
親欧米の首相与党勝利へ ロシア系野党は大敗 ラトビア議会選
10/2(日) 13:32配信


時事通信
1日、リガで、議会選の結果を受け笑顔を見せるラトビアのカリンシュ首相(AFP時事)

 【ベルリン時事】バルト3国のラトビアで1日、議会選(一院制、定数100)が行われた。


 公共放送LSMの出口調査によると、米国生まれのカリンシュ首相率いる親欧米の中道右派「新統一」が大幅に議席を増やし、第1党になる見通しとなった。

 ロシアの脅威や安全保障が争点となり、対ロシアで強硬路線を取る新統一が支持を集めた。出口調査によると、同党の得票率は22.5%。2018年の前回選挙では7%弱だった。

 ラトビアは、人口の4分の1ほどがロシア系。野党ながら第1党だったロシア系住民を代表する政党「調和」は、議席を獲得できる得票率の5%にも届かず、大敗したもようだ。同党はロシアのウクライナ侵攻を批判し、従来の支持者が離れたとみられる。

 AFP通信によると、カリンシュ氏は「北大西洋条約機構(NATO)加盟国として、国防への投資を続ける」と強調した。

2020チバQ:2022/10/02(日) 18:21:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/cff17729cf89599eeaf746c9b66a4fa995ff73b8
ロシア、国際民間航空機関の理事国に再選されず 「シカゴ条約違反」
10/2(日) 9:10配信 カナダ・モントリオールで開かれている国際民間航空機関(ICAO)の総会で1日、理事会(36カ国)メンバーの選挙が行われ、ウクライナに侵攻したロシアは再選されなかった。投票総数の170票の過半数にあたる86票を6票下回った。
 ロイター通信によると、ウクライナのカナダ大使は、ロシアがウクライナの空港を爆撃するなどウクライナの主権空域を侵害しており、「加盟国は国際民間航空条約(シカゴ条約)の重大な違反に対処する必要がある」と訴えた。ロシア代表は「(投票結果は)政治的だ」と反発した。

 ICAOは、国際航空の発展や安全向上を目的とする国連の専門機関。ロイター通信によると、ウクライナ侵攻で米欧から制裁を受けたロシアは、国外からリースされた航空機数百機を没収したとして、この問題でも批判を受けていた。今回の選挙で日本は150票を得て再選された。【ニューヨーク隅俊之】

2021チバQ:2022/10/02(日) 19:25:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d66958d48ba084fe808b592b1f0c151a24c092c7
ウクライナ、東部拠点を奪還 ロシアは原発所長拘束 弾薬不足、改めて露呈
10/2(日) 7:00配信


時事通信
ウクライナ南部ザポロジエ市郊外で、ミサイル攻撃により損傷した車を調べる警察官=9月30日(AFP時事)

 【ワルシャワ時事】ウクライナ軍は1日、ロシア軍の占領下にある東部ドネツク州リマンをほぼ包囲し、市街地に突入した。


 リマンはロシア軍の後方支援・輸送拠点。兵士5000人以上が退路を断たれたとされていたが、ロシア側がその後「撤退」を発表した。9月30日にドネツクを含むウクライナ東・南部4州併合を宣言したばかりのプーチン政権にとっては、大きな痛手となる。

 ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は「包囲の恐れが高まったことから、部隊はより有利な戦線へ撤退した」と述べた。ただ、撤退という用語を使うのは異例。9月上旬に北東部ハリコフ州イジュムから撤退した際は「配置転換」と説明していた。

 ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は通信アプリ「テレグラム」で、リマンのロシア軍部隊は撤退を進言したが、軍上層部が当初これを却下したと指摘。「(ロシア軍の)一部は包囲を突破したり、降伏したりしようとしている」と明らかにしていた。

 一方、ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは、南部ザポロジエ原発のムラショフ所長がロシア側に拘束されたと発表した。30日夕に原発を出て市街地に向かっていた際、「車から連れ出され、目隠しをされた上で連行された」としており、拘束場所や安否は不明という。

 原発の近くに位置するザポロジエ市郊外では同日、民間の車列に対するミサイル攻撃があり、ウクライナ当局によれば少なくとも市民30人が死亡した。英国防省は戦況報告で、長距離の防空ミサイルが攻撃に使われた可能性が高いと分析した。

 同省は「これは航空機やミサイル迎撃を目的とする高価な兵器であり、ロシア軍の保有数も限られている」と指摘。「対地攻撃に使った背景には、長距離精密攻撃用ミサイルを含む弾薬の不足があるのはほぼ間違いない」との見方を示した。

2022チバQ:2022/10/04(火) 20:07:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/da13920012860beef7a5fdbdbe25f5183d9fb416
ロシア併合、手続き完了 「住民投票」発表から2週間 ウクライナ東・南部4州
10/4(火) 16:49配信


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時事通信
3日、モスクワのロシア大統領府で、閣僚と面会するプーチン大統領(左)(AFP時事)

 ロシア上院は4日、ウクライナ東・南部4州の「併合条約」の批准法案を可決した。

 プーチン大統領が署名して法が成立。既にサンクトペテルブルクの憲法裁判所による2日の「合憲」判断や、下院での3日の批准を済ませており、ロシア側の法的手続きがすべて完了する。国際社会の懸念は無視される格好となった。



 親ロシア派がロシアによる併合に向けた「住民投票」実施を9月20日に発表して丸2週間。プーチン政権としては、あらかじめ計画したシナリオに沿ってスピード決定し、停戦交渉に応じないウクライナ側に圧力をかける狙いがあるとみられる。マトビエンコ上院議長は「真の偉大なる祖国ロシアへの復帰」は民意だと主張した。

2023チバQ:2022/10/06(木) 10:25:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f173393a677bd84e209817f5ff0af27e278b395
プーチン氏、チェチェン首長を上級大将に昇級
10/6(木) 5:46配信


AFP=時事
ロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長。サウジアラビア・リヤドで(2019年10月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ロシア南部チェチェン(Chechen)共和国のラムザン・カディロフ(Ramzan Kadyrov)首長(46)は5日、ロシア軍で3番目に高い上級大将の称号を授与されたと発表した。


 カディロフ氏はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持者で、ロシアのウクライナ侵攻も全面的に支持。元軍人の同氏が統治するチェチェン共和国では、人権侵害が横行している。

 同氏はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、プーチン氏から「個人的に」決定を知らされたと投稿。自身にとって「大きな名誉」だとした。

 ロシア軍は現在ウクライナで苦戦を強いられているが、カディロフ氏は「特別軍事作戦を速やかに終了させるため、あらゆること」を行うと誓った。チェチェンからは、同氏の私兵団として悪名高い民兵組織「カディロフツィ(Kadyrovtsi)」を含む部隊がウクライナでロシア正規軍と共に戦っている。

 カディロフ氏はこれまで、ウクライナで極端な戦術を用いるよう繰り返し呼び掛けてきた。今週には、ロシア軍がウクライナ東部リマン(Lyman)撤退を強いられたことを受け、低出力核兵器の使用検討を提言。さらに、自身の14〜16歳の息子3人をウクライナの前線に送ると表明した。【翻訳編集】 AFPBB News

2024チバQ:2022/10/06(木) 10:26:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/b80e967e15c0687ffbf588c4951053fa6463c772
苦戦続くロシア軍 強硬姿勢の私兵部隊と正規軍の対立鮮明に
10/5(水) 18:44配信


毎日新聞
ウクライナのロシア支配地域にある射撃場で訓練を受ける、動員されたばかりのロシア軍の新兵ら=ウクライナ東部ドネツク州で2022年10月4日、ロイター

 ウクライナに侵攻するロシア軍が苦戦を続ける中、正規軍と私兵・雇い兵の対立が鮮明になっている。強硬姿勢の私兵部隊などから強まる正規軍への批判を考慮し、プーチン露大統領もウクライナ戦線を指揮していた司令官の更迭に踏み切った模様だ。またロシアが部分的動員令を発動してから2週間が経過したが、出国する人が後を絶たず混乱は収まっていない。


 ウクライナ軍は1日に東部ドネツク州のリマンを奪還した後も周辺で攻勢を続けるほか、南部ヘルソン州でもロシアに占拠されていた集落を相次いで解放している。特に鉄道路線の要衝となるリマンの陥落がロシア側に与えた衝撃は大きかったとみられる。

 プーチン氏に近く、ウクライナ戦線に私兵部隊を送っている露南部チェチェン共和国のカディロフ首長は1日、通信アプリ「テレグラム」に投稿。ウクライナ東部戦線を担当していたラピン中央軍管区司令官に言及し「私ならば、ラピンを一兵卒に降格させて、恥を拭わせるためにライフルを与えて最前線に送り出す」と批判した。雇い兵を組織する民間軍事会社「ワグネル」を設立した新興実業家のプリゴジン氏も同調する書き込みを投稿している。

 3日になると、同じくウクライナ東部戦線の指揮を担っていたジュラブリョフ西部軍管区司令官が解任されたと報じられた。米シンクタンク「戦争研究所」は、プーチン氏が作戦失敗の責任を同司令官に転嫁し、ロシア国内で高まる不満をそらすための人事であるとの見方を示した。後任にはベルドニコフ中将が任命されたという。

 ロシアでは9月下旬にも補給作戦を担当していたブルガコフ国防次官が解任されたと報じられており、軍幹部の解任や更迭が相次いでいる。

 カディロフ、プリゴジン両氏による軍批判を受けて、戦争研究所は「プーチン氏がジレンマに陥っている」と指摘。ウクライナでの軍事作戦を継続するためには、プーチン政権として正規軍だけではなく、カディロフ氏の私兵組織やワグネルの兵力にも頼らねばならなくなっているからだと分析している。

 ウクライナ戦線で劣勢が続く中、ロシア政府が部分的動員令を発動してから5日で2週間となった。徴兵を逃れるロシア人男性が相次いで出国しており、隣国カザフスタンのメディアによると、アフメトジャノフ内相は4日、この期間に20万人以上のロシア国民が入国し、14万7000人が出国したと説明している。

 4日付のフォーブス誌ロシア語版(電子版)はロシア大統領府の関係者の話として、自国からの出国者が約100万人に達すると報道。60万人から70万人とみなす別の大統領府関係者の見立ても紹介している。出国先の内訳は言及されていないが、これまでフィンランドに少なくとも6万人、ジョージア(グルジア)に5万人以上、欧州連合(EU)全般に6万6000人の出国が伝えられている。

 ロシア国防省は部分的動員令の対象が30万人規模になると説明したが、その後の独立系メディアの報道などにより、対象が100万人から120万人規模になるとの観測が広がり、混乱に拍車をかけた。そのためプーチン氏が9月29日の安全保障会議で、医師や専門性の高い職に就く人も招集されるなどの「問題」が起きていたことを認め、「過ち」を正すように指示して、混乱の収拾に努めているが、出国する人は途絶えていない模様だ。

 またロシア大統領府は5日、プーチン氏が4日にロシア議会が承認したウクライナ東・南部4州を「併合」する「条約」の批准書や「併合」に関連する法案に署名したことを明らかにした。これにより、4州をロシア領に取り込む法的な手続きが完了したと主張しているが、ウクライナをはじめとした国際社会は併合の正当性を認めていない。【大前仁、ロンドン篠田航一】

2025チバQ:2022/10/06(木) 10:27:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a54bac7e5a764df1724f04c9284563d69414190
「成功はリマンにとどまらない」ゼレンスキー氏が奪還拡大へ決意…ロシアでは戦況悪化に批判の声
10/3(月) 22:46配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ=川上大介】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2日夜のビデオ演説で、ロシアのプーチン大統領が一方的に併合「条約」を結んだウクライナ東・南部4州で露軍からの奪還地域を広げる決意を示した。ウクライナ軍の反転攻勢が加速する中、ロシアでは戦況悪化に対する批判の声が公然と出始めている。

【写真特集】ウクライナ侵略で残された犬や猫たち

1日、ロシア軍の攻撃が続く中、ウクライナ東部ドネツク州を歩くウクライナ軍兵士=ロイター

 ゼレンスキー氏は、南部ヘルソン州の二つの集落をロシア軍から奪還したと発表した。ロイター通信は3日、同州の親露派関係者の話として、ウクライナ軍が同州のドニプロ川西岸沿いで露軍の前線を突破して数十キロ・メートル前進し、複数の集落を奪還したと報じた。

 ゼレンスキー氏は、ロシアが4州併合を宣言した後にウクライナ軍が東部ドネツク州北方の要衝リマンを奪還したことにも触れ、「兵士らの成功はリマンにとどまらない」と強調した。

 ウクライナ軍の東部方面部隊の報道官は2日、地元テレビに対し、リマンの東約10キロ・メートルにある集落を奪還したうえで東方へ進軍し、ルハンスク州内の都市で露軍を攻撃していると説明した。今後、ウクライナ軍の反攻がルハンスク州でも激しくなるとみられる。

 一方、ロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は1日、SNSを通じ、リマンを巡り「動員された兵士などを配備したが、必要な通信や弾薬を確保しなかった」などと司令官を非難し、解任を求めた。ロシアの元軍人で政権与党の議員は2日、政権寄りのテレビ番組で、司令官が上層部に「ウソ」の報告を行っていることが戦況の悪化につながっていると暴露した。

 露憲法裁判所は2日、プーチン氏が9月30日に署名したウクライナ4州を一方的にロシアへ併合する「条約」を合憲と判断した。これを受け、プーチン氏は2日、4州併合に関する法案を露下院に提出。下院は3日、「条約」の批准を全会一致で承認し、法案も可決した。上院で4日に審議した後、プーチン氏の署名で「条約」の批准手続きが完了する見通しだ。

 プーチン政権は法案に基づき、実効支配の既成事実を積み重ねようとしている。2025年までにロシアの経済関連制度を併合地域に適用し、来年1月以降はウクライナの通貨フリブニャの流通を停止する。4州の軍部隊を露軍に取り込み、南部ザポリージャ州のザポリージャ原子力発電所も露政府の管理下に置くとしている。

2026チバ:2022/10/07(金) 09:19:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb52c5cbe4b161050dcfeba38eea6255d9ec878f
ロシアの予備役動員「2週間で21万3千人」…都市部の抗議行動を警戒、貧しい地方で招集
10/6(木) 22:28配信
 ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵略の兵員補充のため発令した予備役の部分的動員に関し、ロシアの独立系調査団体は5日、発令から2週間で少なくとも21万3000人が動員されたとの独自調査を発表した。「動員対象は予備役全体の約1%」と露国防省は説明していたが、5%超の地域もあった。抗議行動が拡大する恐れが低い地方から重点的に招集している可能性が浮上している。

【図表】地域差くっきり、ロシア予備役の動員者割合

 調査したのは、露軍の動向を調べる独立系団体「CIT」と調査報道が専門の「IStories」。動員の実務を担う80以上の州や共和国などのうち、実態が把握できた53の地方政府の情報を分析した。動員数はさらに多いとみられる。

 セルゲイ・ショイグ国防相は動員を発令した際、今回の動員では軍務経験を持つ約30万人が対象で、1年間の兵役を経験するなどした予備役約2500万人の1%にすぎないと語っていた。しかし、今回の独自推計に基づく分析では、3割超の18地域で1・5%以上となった。

 調査では大都市と地方の格差が明らかになった。首都モスクワは0・8%にとどまったのに対し、東シベリアのクラスノヤルスク地方では5・5%に相当する約2万8000人が動員され、農作業の労働力不足に陥っている。

 ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミアのセバストポリでも4%に上った。露側の「市長」は、健康診断を行わずに徴兵の可否を判断していると認めた。

 貧しい地方からの招集が目立つ実態も浮かんだ。動員された予備役の比率が高い地域の多くが、ロシアの平均所得を下回った。ロシアの経済学者は「抗議行動が活発にならないような地方の貧困地域を狙い撃ちしている」と指摘する。

 モンゴル系住民が多数を占めるシベリアのブリヤート共和国やイスラム教徒が多い南部ダゲスタン共和国といった少数民族の居住地域も招集者が多いことが確認された。CITなどは動員の実態に関し「不公平で差別的だ」と分析し、動員は戦場で犠牲者が出る限り続くとの見方を示した。

 一方、プーチン政権内では動員の混乱の責任を押しつけ合う動きが続いている。プーチン氏は5日、学生の招集を猶予する方針を発表した際、露国防省の対応の遅れが原因だと説明した。

 ウクライナでの戦況悪化に関し、国防省や軍指導部の対応を批判した南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は5日、露軍で3番目に高い「大将」に昇級したことを明らかにした。プーチン氏が侵略を巡る失敗の責任を国防省や軍参謀本部に転嫁しようとしているとの見方が出ている。

2027チバQ:2022/10/08(土) 10:45:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/17f79a08490415e3f535ac898264af2283781624
ロシア軍、司令官また解任 ウクライナ戦線劣勢の責任取らされたか
10/8(土) 8:40配信
 ロシアのニュースサイト「RBC」は7日、ロシア軍東部軍管区のチャイコ司令官が解任されたと報じた。3日には西部軍管区の司令官も交代している。ウクライナ戦線での劣勢の責任を取らされる形で、相次いで更迭された可能性がある。

 RBCによると、東部軍管区の新たな司令官にはムラドフ中将が任命された。この軍管区は通常は極東を拠点とするが、ウクライナ侵攻後は、多くの部隊がウクライナでの作戦に従事しているという。

 一方、英国防省は7日、侵攻開始以降、ウクライナ軍がロシア軍から主力戦車440両以上、装甲車約650両を奪取したとする分析結果を示した。ウクライナ軍が配備している戦車の半数以上が奪取したものである可能性があるという。同省は、ロシア軍が撤退や降伏の際に自軍の戦車などを破壊せずに置き去りにしていることは、兵士らの「訓練状態の悪さと戦闘規律の低さ」を反映していると指摘した。【ブリュッセル岩佐淳士】

2028チバQ:2022/10/08(土) 10:48:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ce534680c597427a010076428934ea13d7e129
プーチン氏、混乱で非認める 動員・軍の立て直し急務 ウクライナ4州併合1週間
10/7(金) 7:13配信
 ロシアのプーチン大統領が9月末、実効支配するウクライナ東・南部4州の「併合条約」に調印して7日で1週間となる。

 苦戦の中で目に見える「成果」を急いだ形だが、並行して国内で進めるのが軍の立て直しだ。「見切り発車」の動員令で反戦デモや国外退避が相次ぐなど混乱に陥っており、プーチン氏も珍しく国民の前で非を認めた。

 「多くの問題が生じている」。29日、最高意思決定機関である安全保障会議の冒頭、プーチン氏は調印式を翌日に控えた併合条約ではなく、喫緊の課題である動員問題を取り上げた。

 30万人動員が発表された21日、対象者は「経験豊富な予備役」とされた。しかし、各地では未経験の若者や重病患者、子育て中の女性にも招集令状が届いたと報告された。大統領令に「地方首長が動員を進める」と規定されており、プーチン氏の顔色をうかがう知事らが手当たり次第の「ノルマ達成」を急いだ結果とみられる。

 インターネット上には「訓練なしにウクライナに送られる」と告発する予備役の声や、ロシア軍の劣悪な住環境の映像が流出し、若者の徴兵忌避に拍車をかけた。こうした背景から、プーチン氏は29日、「過ちをすべて正し、繰り返してはならない」「追加訓練も行わなければならない」と厳重注意した。

 「20万人以上が集まった」。ショイグ国防相は4日の報告で招集が順調であるとアピールした。この日、米経済誌フォーブス(ロシア語版)は「動員令から2週間で約70万人が国外に脱出した」と伝えており、国内の動揺を抑える狙いがあるとみられる。

 ただ、目標通りの動員を進めたところで、欧米の武器支援を受けて反撃に出るウクライナ軍を前に、戦況を変えられる保証はない。ロシア軍が9月上旬に北東部ハリコフ州から撤退したことで、担当する西部軍管区トップ(大将)の更迭が報じられた。10月に入ると東部ドネツク州の拠点リマンを「併合後のロシア領」として初めて失い、やはり中央軍管区司令官が糾弾された。

 プロの軍人が責任を負わされる一方、出世しているのがプーチン氏に忠誠を誓う政治家だ。「核兵器使用」を主張する強硬派で、ノルマを超える動員を達成した南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長は5日、「大将」の階級を受けたと明らかにした。

2029チバQ:2022/10/08(土) 11:26:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2370456bfedc4c9a7e7ad41165a77d93ec8f160
ロシア国民70万人出国か 国防相「予備役動員で20万人が入隊」
10/5(水) 9:34配信
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領が導入した予備役を徴兵する「部分的動員」を巡り、ショイグ国防相は4日、軍高官らとのオンライン会議に出席し、現時点で20万人以上の招集兵が露軍に加わったと発表した。一方、米経済誌「フォーブス」のロシア版は同日、露大統領府筋の話として、9月21日の部分的動員の発表以降、60万〜70万人の露国民がロシアから出国したと伝えた。

部分的動員について、露国防省は30万人の予備役を招集すると説明。ロシアは招集兵を、併合を宣言したウクライナ東・南部4州の「防衛」に回すほか、各地の国境警備部隊やシリアなどに駐留している国外派遣部隊を前線に投入するための交代要員として活用するとの観測が出ている。

ショイグ氏は10月4日の会議で、招集兵は国内各地の演習場で訓練を受けた後に戦地に派遣すると説明。しかし米当局者は、訓練を1日受けただけの招集兵が前線に投入された事例があり、既に戦死者も出ているとの見方を示している。

招集兵は銃などの武器を除く医療用品などを自前で調達するよう命じられているとも伝えられ、露軍の統制の乱れが指摘されている。米シンクタンク「戦争研究所」は、練度と士気が低い招集兵を動員しても、露軍が劣勢を打開できる保証はないと分析している。

動員を逃れようとする露国民の出国も続いている。フォーブス・ロシア版は4日、露国民の主な出国先は欧州連合(EU)圏のフィンランドやエストニア、南カフカス地方のジョージア(グルジア)、中央アジアのカザフスタン、モンゴルなどだと指摘した。

カザフ内務省は4日、9月21日以降に露国民約20万人が入国し、うち14万7000人が既に出国したと発表した。タス通信が伝えた。

2030チバQ:2022/10/08(土) 11:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64953a59f91025cd55e6d36d97fb82539700310
旧ソ連諸国で衝突相次ぐ 背景にロシアの威信低下か
10/3(月) 20:57配信



南カフカス地方と中央アジアの旧ソ連構成国の間で9月中旬、相次いで大規模な衝突が発生した。旧ソ連圏の盟主を自任するロシアは地域の不安定化を危惧し、情勢の正常化を呼び掛けたが、緊張は現在も続く。ロシアがウクライナ侵攻に苦戦し、威信を低下させたことが相次ぐ衝突の要因となった可能性がある。

南カフカスのアゼルバイジャンとアルメニアは9月13日未明、双方が国境地帯での相手側からの攻撃を発表。タス通信によると、アルメニアは19日、民間人5人を含む207人の死者・行方不明者が出たと報じた。アゼルバイジャンは同国軍人80人が死亡したと表明。衝突は数日後に沈静化に向かったが、9月末にもアルメニアがアゼルバイジャンからの攻撃で自国兵3人が死亡したと発表した。

両国間では2020年に係争地ナゴルノカラバフ自治州を巡る大規模紛争が発生。停戦合意の成立後も散発的に衝突が起きてきた。

9月中旬の衝突を巡っては、20年の紛争で優勢を得ながらロシアの仲介でやむなく停戦に応じたアゼルバイジャンが、ウクライナ侵攻に追われるロシアの隙を突いたものだとの観測が出ている。アゼルバイジャンは今年3月にもナゴルノカラバフのアルメニア側支配地域に進軍したとされる。

中央アジアのキルギスとタジキスタンの国境地帯でも9月14日、治安当局間の銃撃戦が発生。戦闘は17日まで続いた。キルギスは19日、59人の死者を発表。タジクは41人が死亡したとした。両国間では民族対立などで過去にも衝突が起きてきたが、今回の衝突は近年で最大規模となった。

プーチン露大統領は、同時期のウズベキスタンでの上海協力機構(SCO)首脳会議などを通じ、衝突した4カ国の首脳と協議。対話での解決を求めつつも、中立的な立場に終始した。

ロシアは自身が主導する「集団安全保障条約機構」(CSTO)を通じてアルメニア、キルギス、タジクと同盟を結ぶ一方、アゼルバイジャンとも友好関係にある。紛争当事国の一方に肩入れするのは避けたいのが本音だ。ウクライナ侵攻に追われ、介入する余力にも乏しい。事実、アルメニアは今回の衝突でCSTOに介入を求めたが、CSTOは事実上拒否した。

タスによると、同国では18日、CSTO脱退を求めるデモが発生。ロシアの求心力の低下が浮き彫りになった。

一方、ブリンケン米国務長官は19日、アルメニア、アゼルバイジャン両外相とニューヨークで会談した。露メディアからは「米国はロシアの代わりに調停を主導し、ロシアの影響力をそごうとしている」と警戒する見方も出ている。

2031とはずがたり:2022/10/08(土) 18:10:51
プーチン露大統領、70歳誕生日にCIS会合開き「祝福」を演出
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b45fb409d5be1774ef89d1484bf3be63d2f173d
10/7(金) 17:49配信
産経新聞

ロシアのプーチン大統領は7日、70歳の誕生日を迎えた。ロシアは同日、旧ソ連構成国でつくる「独立国家共同体(CIS)」の非公式首脳会合を開催。ウクライナを侵略して4州の併合を宣言したロシアに対し、友好国とされてきた各国の間でも距離を置く動きが広がる中、ロシアは旧ソ連諸国の指導者からプーチン氏が祝福される光景を演出し、国際的に孤立したとの印象を払拭する狙いだ。

プーチン氏は例年、各国の指導者から誕生日を祝福されてきた。昨年は中国の習近平国家主席から祝電を受け取ったほか、岸田文雄首相やトルコのエルドアン大統領らからも電話で祝福された。ペスコフ露大統領報道官は当時、「プーチン氏は一日中、受話器を手放せなかった」と述べた。

タス通信によると、ペスコフ氏は6日、今年も「一連の国際電話」が予定されていると説明。中央アジア・カザフスタンで14日に予定されるCIS首脳会議に先立ち、非公式の首脳会合を7日に露北西部サンクトペテルブルクで開催するとも明らかにしていた。

ロシアが国際社会との連帯を強調する背景には、ウクライナでの軍事作戦や4州併合が各国の理解を得られていないことへの危機感がある。併合を巡り、ロシアと良好な関係を持つトルコやイランも不支持を表明。中国も明確な意思表示を避けている。露メディアによると、現時点で支持したのは北朝鮮だけという。

先に開かれた露主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」や、中露主導の「上海協力機構」の首脳会議でも、プーチン氏は作戦への支持を集められなかった。

プーチン氏は7日のCIS首脳会合を通じ、作戦や併合を巡るロシアの立場への理解を改めて求めるとみられるが、各国の支持を得られる可能性は低い。

2032とはずがたり:2022/10/08(土) 18:11:54
クリミアとロシア南部結ぶ「クリミア大橋」で大火災
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221008/k10013852981000.html
2022年10月8日 17時00分

8年前、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミアとロシア南部を結ぶ「クリミア大橋」で8日、大きな火災が起きました。
現地からの映像や写真では、橋から大きな炎が上がっている様子が分かります。

ロシアの治安機関などでつくる「国家反テロ委員会」は「トラックが爆発して、列車の燃料タンクに引火した」と指摘していて、ロシア大統領府のペスコフ報道官によりますと、プーチン大統領は政府委員会を設置し、原因究明を急ぐよう指示を出したということです。

「クリミア大橋」は4年前に完成し、クリミアを一方的に併合したロシアにとって、戦略的に最も重要なインフラの一つとされています。
ウクライナのポドリャク大統領府顧問は8日「クリミア大橋」で火災が発生したあと、ツイッターに「違法なものはすべて破壊されなければならない。盗まれたものはすべてウクライナに返還されなければならない」と投稿しました。

その一方で、火災にウクライナ側が直接、関与したかどうかは明らかにしていません。

2033とはずがたり:2022/10/08(土) 18:12:19
2022年10月8日4:28 午後2時間前更新
クリミアとロシア結ぶ橋で爆発か、ウクライナ「違法物は破壊」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-crimea-idJPKBN2R304H
ロイター編集

1 分で読む
 ロシアが2014年に併合したウクライナ南部のクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で10月8日早朝、火災が発生した。ロシア通信(RIA)は燃料輸送列車が炎上したと報じたが、ウクライナメディアは爆発があったと伝えた。写真は火の手が上がる橋の様子。(ロイター 2022年)

[キーウ(キエフ) 8日 ロイター] - ロシアが2014年に併合したウクライナ南部のクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で8日早朝、火災が発生した。ロシア通信(RIA)は燃料輸送列車が炎上したと報じたが、ウクライナメディアは爆発があったと伝えた。

ウクライナの大統領顧問は直接の関与には言及せず、これは「始まり」で「違法な物は全て破壊する必要がある」などとツイッターで表明した。

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この橋はクリミアをロシアにつなぐ自動車と鉄道の専用橋で2018年に開通した。火災を受けて通行できない状態だという。

報道によると、現地当局は燃料輸送タンクが燃えていると話したが、原因には触れていない。

2034とはずがたり:2022/10/08(土) 21:54:23

すげえわ,ウクライナ。

クリミア橋火災、犯罪捜査を開始 ロシア当局
https://www.afpbb.com/articles/-/3427922
2022年10月8日 17:28 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]

【10月8日 AFP】(更新、写真追加)ロシア当局は8日、2014年にウクライナから併合したクリミア(Crimea)半島とロシア本土を結ぶ自動車・鉄道橋のクリミア橋(Crimean Bridge)で自動車爆弾による火災が発生したと発表した。

 国内メディアは国家テロ対策委員会の話として、「本日(8日)午前6時7分(日本時間同午後0時7分)にクリミア橋の道路側で自動車爆弾が爆発し、クリミア行きの燃料輸送列車7両で火災が発生した」と報じた。

 ロシアの捜査委員会は同日、クリミア橋での「トラック爆破」事件に関する犯罪捜査を開始したと発表。

「これまでに入ってきた情報によると、けさ、(ロシア南部)タマン(Taman)半島側からのクリミア橋の道路部分でトラックが爆破され、クリミア行きの燃料輸送列車7両で火災が発生」し、「2車線の一部が崩落した」と明らかにした。

 ソーシャルメディアに投稿された動画には、巨大な橋が炎上し、一部が海に落下する様子が捉えられている。

 捜査委員会は、現場に捜査官を派遣し、「事件のあらゆる状況を調べ、犯罪に関与した人物の特定に努める」考えを表明した。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の肝煎りで建設されたクリミア橋は2018年に開通し、特にウクライナ南部で戦闘中のロシア兵への物資や部隊の輸送に活用されていた。

 ロシアは、クリミア橋が攻撃された場合はウクライナに報復すると警告していた。(c)AFP

2035チバQ:2022/10/08(土) 21:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8522f7bcf73dca9bc971a2d8a062cad4e365c17
クリミア橋の爆発、一部崩れ落ちる ウクライナが工作仕掛けたか
10/8(土) 20:30配信

朝日新聞デジタル
クリミア半島の東部とロシア本土を結ぶクリミア橋で8日、炎があがった=ロイター

 2014年にロシアが一方的に併合し、実効支配を続けるウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」で8日早朝、大きな爆発が起きた。橋は閉鎖され、プーチン大統領が原因について調査委員会の設立を命令した。複数のウクライナ・メディアは、ウクライナの治安機関が工作を仕掛け、爆発させたと伝えている。

 ロシア国営ノーボスチ通信によると、同国の連邦捜査委員会は同日、爆発で3人が死亡したと発表した。

 クリミア半島はロシアが併合後、軍備を増強。2月からのウクライナ侵攻ではウクライナ南部を占領したロシア軍に兵員、兵器を補給する重要拠点になってきた。クリミア橋はロシア本土と結ぶ唯一の橋で、通行が不可能になれば、南部でウクライナ軍の反転攻勢にさらされているロシア軍は大きな打撃を受ける。

 ノーボスチ通信が伝えた捜査委員会の発表では、橋を通行中のトラックが突然爆発。併設された鉄道で、貨物列車が運搬中の七つの燃料タンクに爆発の炎が燃え移ったという。橋の道路は一部崩れ落ちた。

朝日新聞社

2036チバQ:2022/10/08(土) 21:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/022bd613ee681bc04224645cd2a23bc00cd04e1f
プーチン政権内部で陰口「ウクライナへの執着強すぎる」、直接異議唱える側近も…米メディア
10/8(土) 20:45配信

読売新聞オンライン
プーチン露大統領(ロイター)

 米紙ワシントン・ポストは7日、ロシアのプーチン大統領に対し、側近の一人がウクライナ侵略の進め方について直接異議を唱えたとする情報を米情報機関が入手したと報じた。露大統領報道官は情報の内容自体は否定しつつ、政権内に「見解の相違がある」と認めた。ウクライナ軍の反転攻勢により露軍は劣勢で、米バイデン政権は「政権中枢の混乱を示す兆候」として注視しているという。


 この側近が侵略作戦の進め方についてプーチン氏に直接、不満を伝えたのはここ数週間の出来事という。バイデン米大統領には、側近の実名も伝えられたという。

 欧州の高官が同紙に語ったところによると、プーチン氏のウクライナへの執着が強すぎることに対する陰口も政権内部で増えているという。プーチン氏を政権から引きずり降ろす兆しは確認されていないという。

 政権の動向に詳しいカーネギー財団のタチアナ・スタノバヤ研究員は最近、米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」で、プーチン氏が「核の脅し」を強め、兵員補充のため部分的動員を発令したことで、政権内部や露社会で「どこまでプーチン氏についていくべきか」という問いかけが始まっているとの見方を示した。

 露有力紙RBCなどによると、ウクライナ侵略作戦に参加している露軍東部軍管区の司令官が解任され、ルスタム・ムラドフ中将に交代した。東部ハルキウ州などでウクライナ軍に占領地を奪われた責任を問われたとみられる。

 侵略に参加している露軍西部軍管区の司令官も最近、更迭されている。

2037チバQ:2022/10/10(月) 21:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/71742bc46368cc858e688656b7d02955031519d5
ロシアで報復求める声が強まる…誕生日翌日の大橋爆発にプーチン氏はメンツ失う
10/10(月) 8:47配信


読売新聞オンライン
8日、ウクライナ首都キーウで、火が上がるクリミア大橋を描いた作品を背に写真を撮る人々=ロイター

 ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土をつなぐ「クリミア大橋」で8日に発生した爆発を巡り、ロシア国内ではウクライナへの報復を求める声が強まっている。タス通信によると、露大統領報道官は9日、プーチン大統領が安全保障会議を10日に開催することを明らかにした。対応を本格的に検討するとみられる。


◆守りを強化
 露下院のレオニード・スルツキー国際問題委員長は8日、SNSで「ウクライナによる攻撃と確認されれば、対応は強烈でなければならない」と述べた。野党「公正ロシア」のセルゲイ・ミロノフ党首も「特殊軍事作戦」と称する侵略を「戦争状態」に切り替えるべきだと主張し「退路はない。報復の時だ」と訴えた。


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(写真:読売新聞)

 メドベージェフ前大統領も7月、クリミア大橋を攻撃されれば核兵器で報復する可能性を示唆していた。

 プーチン氏は8日、情報機関に大橋の安全確保を命じる大統領令に署名した。大橋を安全保障上の重要施設と位置付け、「連邦保安局」(FSB)に警備を徹底させるという守りの強化の意味合いが強い。露本土からクリミアに向かう送電線や天然ガスのパイプラインの警備強化の指示も、併せて盛り込まれた。

◆誕生日翌日
 クリミア大橋を巡っては、ウクライナ側は再三、攻撃する可能性を示唆。露メディアは5月、上空や海中など約20種の方法で警戒態勢を敷いているため、攻撃は「不可能だ」と強調していた。プーチン氏の肝いりで建設された大橋の爆発は、70歳の誕生日の翌日に起きた。プーチン氏としてはメンツを失った格好だ。

 それでも目に付く慎重姿勢には、クリミア大橋が被害を受けたという防衛上の失態、戦況への影響を内外で過大視されたくないとの思惑があるようだ。安全確保の命を受けたのは、露軍ではなく、テロ対策を担うFSBだ。鉄道橋と自動車道の通行再開も、見切り発車の印象は否めない。鉄道は旅客車両が先行し、自動車道も軍の重装備を輸送するトラックの通行は認められていない。露軍の補給は鉄道への依存度が高いとされており、英国防省は9日、クリミア大橋の輸送量は「大幅に減少する」と指摘した。

 クリミア大橋の損傷は、ウクライナ軍の反転攻勢で南部ヘルソン州の占領地を奪還されている露軍にとって中長期的な痛手になる公算が大きい。露軍としては、補給路遮断を重視するウクライナ側が今後もクリミア大橋を標的とすることへの強い警戒感もあるようだ。

2038チバQ:2022/10/10(月) 21:35:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_7E37GKXHFFL25LRVITMMLLG7P4.html
「象徴」の橋爆発 プーチン氏威厳に傷も 治安機関に対策の全権
2022/10/09 22:08産経新聞

「象徴」の橋爆発 プーチン氏威厳に傷も 治安機関に対策の全権

(産経新聞)

ロシアのプーチン大統領は8日、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島と露本土を結ぶ「クリミア橋」での爆発を受け、治安機関の連邦保安局(FSB)に橋が架かるケルチ海峡の通行安全の確保を命じる大統領令に署名した。同橋はロシアにとり安全保障上の重要インフラであり、橋を喪失して軍事的・政治的に打撃を受ける事態を警戒しているとみられる。

FSBにはケルチ海峡間の輸送路や電力・ガス供給網の安全強化に必要な措置を講じる全権を与えた。露政府にも必要な対応を取るよう命じた。プーチン氏はこれに先立ち、爆発に関する調査委員会の設置も政府に指示している。

タス通信によると、クリミア橋ではトラックが爆発し、3人が死亡。当局はトラック所有者を露南部在住の男だと特定し、捜査を開始した。橋は片側車線が部分的に崩落したが、8日中には無傷だった車線を使って通行が再開。鉄道橋で列車の運行も再開した。

クリミア橋は、2014年にクリミアを併合したプーチン政権が本土との間の物資輸送を担ってきたフェリーの代替として19年までに建設。全長は約19キロ。ロシアはウクライナ侵攻後、露本土とクリミアをつなぐ陸上の回廊を確保したが、橋は依然、南部に展開する部隊の主要な増援・補給路となっているとされる。

露軍はこのため橋を失えば、南部戦線でさらに苦戦を迫られる可能性がある。英国防省は9日、橋の通行が一部再開しても、輸送力への影響は「深刻」との分析を公表した。

橋は8月にウクライナがクリミアの露軍拠点を相次いで攻撃した際、地元住民の露本土への避難路ともなった。クリミアで物資不足が進み、住民が不満を強める可能性もある。

一方、ウクライナ国防省は橋の爆発について、4月に同国軍の攻撃を受け沈没した露黒海艦隊旗艦「モスクワ」を引き合いに「クリミアでのロシアの悪名高い力の象徴『モスクワ』とケルチ橋(クリミア橋)が破壊された。次は何だ?」と投稿。ウクライナのメディアは同国治安機関「ウクライナ保安庁」による特殊作戦による爆破との情報があるとも報じた。

露政権は爆発の原因について調査中だとしてコメントを避けている。クリミア橋はプーチン氏の肝煎りで建設されただけに、戦闘で劣勢を強いられる中、爆破がウクライナ側の攻撃によるものとなれば、プーチン氏の威厳はさらに傷つくことになりそうだ。

2039チバQ:2022/10/11(火) 22:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/61af094323045158255a3df23fe4cefc2981b257
ロシア軍の「報復」続く、連日のミサイル攻撃…ウクライナほぼ全土で空襲警報
10/11(火) 21:27配信


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読売新聞オンライン
10日、ロシア軍による攻撃を受けたキーウ市内で、炎上する車両(ロイター)

 【キーウ=川上大介】ウクライナ軍参謀本部などによると、ロシア軍は10日、ウクライナの首都キーウなど全土の20か所以上に80発以上のミサイル攻撃や無人機による空爆を行った。11日も西部リビウなどにミサイルを発射した。プーチン露大統領は、「クリミア大橋」で8日に起きた爆発への「報復」と主張している。

【動画】キーウ市内に露軍ミサイルが着弾し爆発、炎上

10日、ロシア軍による攻撃を受けたキーウ市内で、炎上する車両(ロイター)

 反転攻勢を強めるウクライナ軍に対し、劣勢の露軍が対抗措置を示したもので、戦闘激化で民間人の犠牲者が増加する恐れがある。

 露国防省は11日、「高精度の長距離兵器」を使用し、ウクライナ国内のエネルギーや軍事関連の施設への攻撃を続行したと発表した。ウクライナでは11日朝からほぼ全土で空襲警報が作動した。西部リビウの市長は11日、露軍のミサイル攻撃の影響で市内の約30%が停電していると明らかにした。南部ザポリージャでも集合住宅などが標的になった。

 ウクライナ大統領府によると、露軍の10日の攻撃では、少なくとも23人が死亡し、100人が負傷した。

 キーウは10日、今年6月下旬以来となるミサイル攻撃に見舞われた。市当局などによると、市内4地区にミサイルが着弾し、集合住宅45棟、教育関連施設6棟など計約70棟が損壊。7人が死亡、49人がけがをした。

 ウクライナの情報機関の保安局(SBU)本部の近くや、ドイツ大使館の領事部門がある建物などにもミサイルが着弾した。

 プーチン氏は10日の安全保障会議で、クリミア大橋の爆発が「ウクライナの情報機関によるテロ行為だ」と指摘し、報復開始を宣言。「我々の領土へのテロ攻撃を継続すれば、ロシアの反応は自国への脅威のレベルに応じて厳しくなる」とも語り、攻撃激化を警告した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10日のビデオ演説で、「ウクライナを脅すことはできない」と述べ、露軍に屈しない考えを強調した。

 米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は10日、米CNNに対し、クリミア大橋の爆発が起きる前から、ロシアが今回の攻撃の準備をしていたとの見方を示した。

2040とはずがたり:2022/10/12(水) 08:42:11
プーチン政権内部で陰口「ウクライナへの執着強すぎる」、直接異議唱える側近も…米メディア
2022年10月8日 20時45分
https://news.livedoor.com/article/detail/22992050/
読売新聞オンライン
プーチン露大統領(ロイター)

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 米紙ワシントン・ポストは7日、ロシアのプーチン大統領に対し、側近の一人がウクライナ侵略の進め方について直接異議を唱えたとする情報を米情報機関が入手したと報じた。

 露大統領報道官は情報の内容自体は否定しつつ、政権内に「見解の相違がある」と認めた。ウクライナ軍の反転攻勢により露軍は劣勢で、米バイデン政権は「政権中枢の混乱を示す兆候」として注視しているという。

 この側近が侵略作戦の進め方についてプーチン氏に直接、不満を伝えたのはここ数週間の出来事という。バイデン米大統領には、側近の実名も伝えられたという。

 欧州の高官が同紙に語ったところによると、プーチン氏のウクライナへの執着が強すぎることに対する陰口も政権内部で増えているという。プーチン氏を政権から引きずり降ろす兆しは確認されていないという。

 政権の動向に詳しいカーネギー財団のタチアナ・スタノバヤ研究員は最近、米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」で、プーチン氏が「核の脅し」を強め、兵員補充のため部分的動員を発令したことで、政権内部や露社会で「どこまでプーチン氏についていくべきか」という問いかけが始まっているとの見方を示した。

 露有力紙RBCなどによると、ウクライナ侵略作戦に参加している露軍東部軍管区の司令官が解任され、ルスタム・ムラドフ中将に交代した。東部ハルキウ州などでウクライナ軍に占領地を奪われた責任を問われたとみられる。

 侵略に参加している露軍西部軍管区の司令官も最近、更迭されている。

2041とはずがたり:2022/10/12(水) 08:45:30

ウズベキスタンの北朝鮮レストラン、総責任者も脱北
2022年10月08日
https://dailynk.jp/archives/150289

中央アジアのウズベキスタンの首都・タシュケントにある北朝鮮レストラン「ネゴヒャン」の女性従業員ら5人が脱北したが、その中にはレストランの総責任者も含まれていたと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
(参考記事:ウズベキスタンの北朝鮮レストラン女性従業員5人が脱北)

5人のうち、1人は5月、もう1人は6月、残りの3人は8月に脱北したとされる。タシュケント在住の複数の韓国人の証言によると、最後に発った3人に総責任者が含まれていたとのことだ。

ネゴヒャンでは、ホールでサービングする従業員が5人、厨房で働く従業員が2?3人いたが、総責任者はサービングも兼ねていた。

現地在住の韓国人は、「総責任者は5月と6月に従業員らが脱北してしまったことで、責任を問われるのを恐れている様子だった」とし、「8月に(北朝鮮に)帰国することになりそうだ」「帰国すれば取り調べが待っている」という話を、複数の韓国人にしていたと伝えた。

また、脱北事件がきっかけとなり、保衛部(秘密警察)の監視を受けていたとも伝えた。ただし、監視は恒常的なものではなかったようだ。通常、脱北事件が起きれば、責任者らは早急に帰国させられる。しかし北朝鮮は現在、国境を封鎖し、自国民でも帰国を許していないため、現地に留め置かれた。これが結果的に残り3人の脱北につながった。

2042チバQ:2022/10/15(土) 16:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c811f6740a598d8a8325f2d222e836742a52b10
国民動員ほぼ完了 ウクライナと対話用意 ロシア大統領
10/14(金) 22:29配信



時事通信
14日、アスタナで記者会見するロシアのプーチン大統領(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領は14日、カザフスタンの首都アスタナでの記者会見で、ウクライナ侵攻のための国民の予備役動員がほぼ完了しつつあるという認識を明らかにした。


 9月21日の部分動員令が徴兵忌避や反戦デモを引き起こしたことを受け、国内の混乱を収束させる狙いとみられる。

 プーチン氏は「(目標の)30万人のうち22万2000人が既に動員済みだ」と説明。今後2週間で完了するとの見通しを示した。さらに「追加動員は計画されていない」とも述べ、事実上の総動員ではないかと疑う見方を否定した。

 さらに、ロシア軍が苦戦する中、ウクライナとの対話に「われわれは常にオープンだ」と強調。プーチン氏との対話の可能性を否定するゼレンスキー政権に交渉に応じるよう訴えた。「ウクライナを破壊することを(軍事作戦の)目標に掲げていない」とも主張した。

 11月のインドネシア・バリ島での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)について、プーチン氏は出席を示唆しつつ「まだ最終決定していない」と表明。米ロ首脳会談の可能性を問われると「(バイデン米大統領に)質問しなければならない。私は必要があるとは思わない」と語った。バイデン氏も先に「会談する正当な理由はない」と慎重な姿勢を示している。

2043チバQ:2022/10/15(土) 16:33:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b57adf8ef5db9ee1ad6b1a8076eb8191eddd42c2
訓練なく2週間で戦死 予備役「無言の帰郷」 ロシア
10/15(土) 7:18配信
 ウクライナ侵攻で苦戦するロシア軍を支えるべく、プーチン大統領が9月21日に予備役の部分動員令を出してから3週間余りが過ぎた。

【図解】ウクライナとロシアの戦力比較

 目標とする30万人のうち「20万人以上が集まった」(ショイグ国防相)とされる。一方で、動員からわずか約2週間で「無言の帰郷」を遂げる若者らの例が伝えられており、十分な訓練を受けないまま戦地に送られている実態が明らかになりつつある。

 「残念ながら徴兵事務所が5人の死亡を確認した」。中部チェリャビンスク州は13日、地元メディアにこう説明。「1人当たり追加の弔慰金100万ルーブル(約230万円)が支払われる」とも述べた。

 英BBC放送はうち3人を特定。知人らに取材したところ、訓練なしに前線に配置された疑いのあることが分かった。9月26〜29日に招集された後、早くも今月3日にウクライナ東部ルガンスク州に。その後、南部のヘルソン、ザポロジエ両州に送られ、9日に家族が死亡告知書を受け取った。動員に伴う死者の「公式発表」はこれが初めてという。

 一方、当局が不都合と見なして隠蔽(いんぺい)を図るケースもあるようだ。ロシア中部スベルドロフスク州の28歳男性は9月28日に招集され、数日後にウクライナに派遣。今月10日に戦死し、インターネット交流サイト(SNS)で情報が伝えられた。徴兵事務所は母親に「生きている」と説明したが、妻がSNSで事実と確認した。

 「訓練なしに送られる」という告発は以前からあり、プーチン氏は9月29日の時点で「追加訓練も行わなければならない」と厳命した。ただ、その頃に招集された予備役が約2週間で死亡していることに鑑みると、命令は守られていない可能性が極めて高い。ロシア軍の人員補充が「待ったなし」であることの裏返しとも言える。

 SNSには、第2の都市サンクトペテルブルクの弁護士や28歳のモスクワ市職員も戦死したと投稿された。

 独立系メディアは12日、ロシア当局の内部情報として、侵攻が始まった2月下旬以降のロシア軍の損害が、死傷者と行方不明者を合わせて計9万人以上に上るとみられると報じている。

2044チバQ:2022/10/16(日) 16:12:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/939e021c0931a8854f763966f04655fe0d0307d5
ウクライナ南部州都、近く奪還か ロシア「大敗北」も、動員急ぐ
10/16(日) 7:06配信
 ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻で「併合」を宣言した南部ヘルソン州をめぐる戦闘が、今月に入って激しさを増している。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は14日、欧米の国防当局者の見通しとして「ウクライナ軍が(早ければ今月後半にも)州都ヘルソン市を奪還する可能性がある」と報道。ロシアにとって「大敗北」(米国防総省)になるという見方もある。

 「指導部に支援を求めたい」。ヘルソン州を支配する親ロシア派幹部は13日、ウクライナ軍の反撃が続いているとして、希望する住民にロシア本土への避難を呼び掛けるとともに、プーチン政権に協力を要請した。訴えはロシア国営テレビでも放映された。

 現地でロシア軍が劣勢であると暗に認めた格好。FTがウクライナ軍による早期奪還の可能性を伝えたのはそのためだ。折しも、ロシア本土と2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島を結ぶ橋が今月8日に爆破され、地続きであるヘルソン州へのロシア軍の補給ルートが損害を被ったと指摘されている。

 プーチン大統領は9月末、東・南部4州の「併合条約」に調印し、うちヘルソン州全域は「ロシア領」という立場。東部ドネツク、ルガンスク両州の州都は14年から親ロシア派を通じて実効支配。残る南部ザポロジエ州の州都はウクライナ軍が死守しており、今年2月からの侵攻の結果、ロシア軍が「戦果」として制圧している州都はヘルソン市だけだ。

 ヘルソン市を失えば、プーチン氏にとっては苦戦どころか、敗北の象徴となる。9月21日の部分動員令で予備役30万人を大急ぎで招集し、その一部を訓練が不十分なままヘルソン州などに投入する背景には、こうした切羽詰まった事情があるとみられる。

 併合に至る前に米紙ニューヨーク・タイムズは、プーチン氏がロシア軍幹部から進言されたヘルソン州からの撤退を拒否したと報道。「ロシア領」に併合したのはトップ判断で、ウクライナ軍の奪還を許せば、責任論に発展しかねない。ロシアの著名ジャーナリストは政権にとって「決戦」を意味すると通信アプリで警告している。

2045とはずがたり:2022/10/16(日) 22:23:28
タジク大統領「属国扱いやめよ」 異例のロシア批判
2022/10/15 08:53
https://www.sankei.com/article/20221015-WDNHMJBTAVMK3KHRTY45ZORMDI/

中央アジアの旧ソ連構成国、タジキスタンのラフモン大統領は14日、カザフスタンの首都アスタナで開かれたロシアと中央アジア5カ国の首脳会議で、プーチン露大統領に対し、「旧ソ連時代のように中央アジア諸国を扱わないでほしい」と述べ、タジクは属国扱いではない対等な国家関係を望んでいると表明した。会議の公開部分の発言をタジクメディアが伝えた。

ロシアが「勢力圏」とみなす旧ソ連諸国の首脳が、公の場でロシアに批判的な発言をするのは異例。ウクライナ侵略を受け、旧ソ連諸国の多くがロシアから一定の距離を置こうとする動きを強めており、ラフモン氏の発言はそうした傾向の表れである可能性がある。

ラフモン氏は「旧ソ連時代、中央アジアの小国は(ソ連指導部から)関心を向けられていなかった」と指摘。「ロシアはタジクを食糧面や貿易面で支援してくれているが、その半面、対等な態度も示していない」と述べた。「多額の資金援助はいらない。われわれを尊重してほしい」と語り、ロシアは旧ソ連時代のような小国軽視の政策をとるべきではないと訴えた。

会議ではカザフのトカエフ大統領も、旧ソ連圏での国境問題は「平和的手段で解決されるべきだ」と述べ、ウクライナ侵略に否定的な考えを示した。

ロシアと中央アジア5カ国の首脳会議は、14日にアスタナで開かれた旧ソ連構成国でつくる独立国家共同体(CIS)の首脳会議に合わせて実施された。

2046チバQ:2022/10/18(火) 17:17:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbecac4f5ffe9b510342474f2a84169c03d8e1f3
タジク大統領、プーチン氏に注文 最貧国が「名演説」 「物乞いではない」
10/18(火) 13:31配信


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時事通信
ロシアのプーチン大統領(左)とタジキスタンのラフモン大統領=2018年9月、ドゥシャンベ(AFP時事)

 旧ソ連圏の関係を巡り、中央アジアのタジキスタン首脳が、ロシアのプーチン大統領に注文を付けた「名演説」が話題となっている。

【図解】中央アジア

 ウクライナ侵攻で、プーチン氏がイエスマンに囲まれているのではないかと懸念が浮き彫りになる中、歯に衣(きぬ)を着せぬ直言はロシアでも注目を集めた。独立系メディアは珍しく演説の全文を紹介した。

 「小さな民族だが、歴史も文化もある。尊重してほしい」「われわれは物乞いではない」。発言の主はタジクのラフモン大統領。14日にカザフスタンの首都アスタナで開かれた第1回ロシア・中央アジア首脳会議で、優しい語り口ながらも約8分間、プーチン氏に耳を傾けさせた。

 ラフモン氏は、プーチン氏と同じ1952年10月生まれの70歳。タジク内戦中の94年から大統領を務め、国家指導者としてはプーチン氏の先輩だ。中央アジアの他の4カ国は近年、大統領が交代したばかりで、ソ連共産党活動を経験している「たたき上げ」の大物はラフモン氏だけという事情もある。

 タジクは旧ソ連を構成した15カ国の中で最貧国のままだ。演説では、ソ連時代に中央アジアが経済発展から取り残されたことを挙げ「そのような政策を取ってほしくないというのがわれわれの願いだ」と訴えた。ウクライナ領の占領地を一方的に「併合」するなど、他国軽視が目立つロシアに、あくまで対等な関係を求めたものとみられる。

 くしくも今月15日、ロシアのウクライナ国境近くの軍演習場で乱射が発生し、タジク人が容疑者と伝えられた。旧ソ連圏の民族共存はプーチン政権の課題だ。

 5月9日の対ドイツ戦勝記念行事は近年、ウクライナ危機や新型コロナウイルス禍で、来賓は少ないが、ラフモン氏は2021年に参加してロシアの顔を立てた。この年参加した外国首脳はラフモン氏ただ一人で、今年はゼロ。今のところこの行事に参加した「最後の外国賓客」だ。「小さな民族」とはいえ、プーチン氏も一目置くリーダーとして存在感を示している。

2047チバQ:2022/10/22(土) 09:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/41631d593c606b33a90a634d9b407f4b30ba1cf4ウクライナ「ヘルソン州88集落解放」 州都攻防迫る
10/22(土) 9:22配信


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産経新聞
ウクライナ国旗

ウクライナ軍は21日、ロシアが一方的に併合を宣言した南部ヘルソン州でこれまでに計88カ所の集落をロシア軍から奪還し、住民約1万2千人を解放したと発表した。ウクライナメディアが伝えた。ゼレンスキー大統領は同日のビデオ声明で、南部や東部で激戦が続いているが、「われわれが主導権を保持している」と反攻の進展を強調した。

【写真】19日、ウクライナ・ヘルソン州で、避難のために集まった住民ら

ヘルソン州でウクライナ軍は、州内を流れるドニエプル川に架かる橋を米高機動ロケット砲システム「ハイマース」で破壊。州都ヘルソン市など同川西岸地域では最大2万5千人の露軍部隊が補給を断たれ、孤立しているとされる。露軍のスロビキン総司令官は同川西岸地域を放棄する可能性を示唆。同州の親露派勢力も住民や行政機関を同川東岸地域に退避させた。今後、ヘルソン市を巡る攻防が本格化する見通しだ。

ヘルソン市はロシアが併合を宣言した東・南部4州の州都のうち、ウクライナ侵略の開始後に露軍が制圧した唯一の都市。同市を喪失した場合、併合の稚拙さが浮き彫りとなり、プーチン政権への打撃は必至だ。

一方、ロシアの同盟国でウクライナの北方に位置するベラルーシがウクライナ侵略への参戦を示唆している問題で、英国防省は21日、現時点でロシアとベラルーシにウクライナ北部に侵攻する戦力はなく、ウクライナ軍の注意を北方にひきつけて戦力の分散を狙った陽動戦術の可能性が高いとする分析を公表した。米シンクタンク「戦争研究所」も20日、同様の見方を示し、「ロシアがウクライナ北部に再侵攻する可能性は低い」と指摘した。

これに対し、ウクライナ軍参謀本部高官は20日、「北方での再侵攻の脅威は残っている」と指摘し、警戒を続ける考えを示した。同国メディアが伝えた。

2048チバQ:2022/10/30(日) 20:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a13f783abf641c21ebd2cf80ad970f9baa0628ウクライナ4州併合から1カ月 ロシア「同化」に躍起も既に綻び
10/30(日) 18:59配信


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産経新聞
ロシアによるウクライナ4州の一方的な併合宣言から30日で1カ月となった。「併合後も状況は何も変わっていない」との住民の不満も聞こえる中、プーチン露政権は4州の「同化政策」を進めて併合の既成事実化を急ぐとともに、4州に戒厳令を導入して「防衛力」を強化する構えだ。だが、領土奪還を目指すウクライナ軍の攻勢が続いており、併合には既に綻(ほころ)びも見え始めている。

ロシアが併合を宣言したのは、2014年から親露派勢力が主要部を実効支配してきたドネツク、ルガンスクの東部2州と、今年2月の侵略開始後に占領下に置いたヘルソン、ザポロジエの南部2州の支配地域。

「住民は併合後すぐに生活が良くなると期待していたが、現実は違った。ロシアの銀行ATMが増えたくらいだ」。ドネツク州に住む女性は27日、電話取材にそう述べた。自宅に水が供給されるのは併合前と変わらず2〜3日に1回、数時間のみ。例年なら既に稼働している住宅用の暖房もほとんど切れているという。

この女性によると、住民らは同州の州都ドネツクを「女性の王国」と揶揄(やゆ)している。男性住民の多くが軍に動員され、残った男性も動員を避けるために外出を控えたり、他の地域に脱出したりし、路上に姿がないためだという。

ロシアは今後、住民に利益を実感させることで、併合の正当化を図る思惑だとみられる。併合宣言後、ロシアは中央省庁や国営メディアの支部を4州に設置。住民への露旅券の配布▽ロシア産天然ガスの供給▽ウクライナ・フリブナから露ルーブルへの通貨転換▽露年金制度の導入▽4州と露国内の教育制度の統合▽道路・住宅の再建-などの施策を相次いで発表した。

その一方で、ウクライナ軍の反撃を背景に、ロシアは4州に20日から戒厳令を導入。移動や通信の自由など住民の私権を制限し、行政権を軍に移管した。志願住民でつくるとうたう民兵組織「領土防衛隊」の創設も発表し、4州が奪還される事態を防ぐ構えだ。

ただ、ロシアは併合宣言直後、ドネツク州の要衝リマンをウクライナに奪還された。東部2州で今後、露軍の劣勢が続くとの観測が強い。ヘルソン州でもロシアは10月、州都ヘルソンなどドニエプル川西岸地域から行政機関や住民を東岸地域に退避させた。今後もロシアによる4州の支配が維持されるかは不透明だ。

2049チバQ:2022/11/06(日) 21:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/8252803680d44fef9ed0003faff9c2ac4af06809
ロシア軍、前線兵士の離脱防ぐ「阻止部隊」も配備か…予備役動員は「継続」
11/6(日) 12:04配信

読売新聞オンライン
部分的動員で動員されたロシアの予備役兵(10月31日、露ロストフ州で)=ロイター

 ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナ侵略への兵員を補充するため発令した予備役の部分的動員で31万8000人を動員したことを明らかにした。30万人の目標に到達したとして動員の「完了」を宣言した10月末から1万8000人を上積みした計算となる。動員が目立たない形で継続していると指摘される。


 プーチン氏がモスクワで開かれたボランティアとの懇談で明かした。上積みの理由に「志願兵の増加」を挙げ、約4万9000人がウクライナで戦闘任務に就いているとも説明した。

 ロシアの独立系ネットメディア「BAZA」は2日、中部ウファの住民が今月17日に徴兵事務所へ出頭するよう命じた招集令状を受け取ったと報じた。露大統領報道官は1日、「第2波はない」と再度の動員を否定したが、年内か来年3月にも第2波が始まる兆候が相次いで伝えられている。

 別の独立系メディアによると、露当局が運営する動員に関する電話相談は2日、相談者に対し「動員完了には大統領令が必要」との見解を示したという。プーチン氏は動員完了に必要な大統領令を出していない。意図的に「口約束」にとどめ、世論の反発を招かずに動員を続けようとしているとの見方が強まっている。

 4日には、志願兵を正規軍の兵士と同等に扱う改正法と、強盗や殺人など重大犯罪で服役中の受刑者の動員を可能にする改正法がそれぞれ成立した。

 一方、英国防省は4日、露軍が前線の自軍兵士の後退や離脱を防ぐため、後方で銃を構えて監視する「阻止部隊」の配備を始めたとの分析を示した。旧ソ連の独裁者スターリンが、第2次世界大戦のナチス・ドイツとの戦闘で「一歩もひくな」をスローガンに導入した手法として知られる。前線での士気低下が一段と深刻化している模様だ。

 プーチン氏は4日、一方的に併合した南部ヘルソン州の州都ヘルソン一帯の情勢に関し「住民は最も危険な戦闘地帯から避難する必要がある」と述べ、苦戦を自ら認めた。ウクライナ軍は、露軍が市街戦に持ち込もうとしている可能性を警戒しており、ヘルソンを放棄するのかどうか引き続き慎重に見極める構えだ。

2050チバQ:2022/11/08(火) 16:08:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/48401d345c4c1cd9aeef4d25d4e1bdf4f647c992
ロシア軍の戦死者、同士打ちが「全体の60%」…指揮命令系統の混乱で頻発か
11/7(月) 22:38配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 ロシアのウクライナ侵略作戦に露軍側で参戦している東部ドネツク州の部隊幹部は5日、今年5月中旬以降の戦死者の多くが同士打ちが原因との見方をSNSで示した。露軍部隊は様々な勢力で構成されており、米政策研究機関「戦争研究所」は5日、相互の連携不足と司令官の相次ぐ交代に伴う指揮命令系統の混乱が、同士打ちを頻発させているとの分析を明らかにした。


 この幹部はロシアが9月末にドネツク州を一方的に併合する前から露軍と共闘してきた。幹部は、移動ルートに別の部隊が埋設した地雷を踏んで複数の戦死者が出た例を挙げた。9月中旬には東部ルハンスク州で、露軍部隊同士が銃撃戦となり21人が死亡し、50人超が負傷したと伝えられている。

 米CBSニュースによると、米軍の第2次世界大戦とベトナム戦争での同士打ちによる戦死者数は全体の最大約14%とされ、戦場での同士打ちは珍しくない。ただ、この幹部は、ウクライナ侵略での露軍側の同士打ちは「全体の60%と言う人もいる」とし、はるかに高い可能性を指摘した。

 露国防省は9月下旬、戦死者「5937人」と発表し、露軍の戦死や負傷などによる戦闘不能者は「9万人超」に達していると指摘される。露軍は同士打ちについて言及していない。

 露軍の指揮命令系統は、揺らぎ続けているようだ。英国防省は6日、侵略作戦の主要な司令官の一人だった露軍中央軍管区のアレクサンドル・ラピン司令官が解任され、アレクサンドル・リンコフ少将が司令官代行に任命された可能性があると指摘した。

 一方、プーチン露大統領が9月21日に発令した予備役の部分的動員に基づいて、招集された動員兵の犠牲も目立ち始めている。

 ロシアの独立系メディアによると、露南西部ボロネジの予備役で編成された1個大隊約570人が11月初めにルハンスク州の最前線に投入され、ウクライナ軍の砲撃などで500人超が死亡した。

 動員兵は投入後、塹壕(ざんごう)を掘るよう指示されたが、スコップが数えるほどしかなく素手で掘ったという。大隊はほぼ全滅したものの将校は砲撃開始後に後方に退却した。

2051チバQ:2022/11/09(水) 17:33:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/871e8d50c5af4d9f6a98bcbb9e4ca26b85634e5d
ロシア「戦略的撤退」検討か ウクライナ南部、米は交渉視野
11/9(水) 7:12配信

時事通信
ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン=5月20日(AFP時事)

 ロシアが一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州で、ロシア軍の州都撤退が近いと言われる中、米ロ双方が今後の現実的なシナリオを検討し始めたもようだ。



 ロシア側は「戦略的撤退」のアピールを早くも模索。ウクライナを支援する米側は、停戦交渉を排除すべきでないとゼレンスキー政権に働き掛けているとみられる。

 「(約300年前の大北方戦争で)ピョートル大帝はいったん撤退したが、最終的にスウェーデンに勝利した」。独立系メディア「メドゥーザ」が7日に伝えたところでは、ロシア大統領府はこの歴史観に焦点を当てて報道するようメディアに通達を出した。

 政権に近い学者は最近、プーチン大統領との会合で、歴史上の撤退について力説。ウクライナでの劣勢に重ね合わせたとささやかれた。

 メドゥーザによると、大統領府が報道管制を強めているのは、州都ヘルソンからの撤退が現実味を帯びていることが背景にある。政権高官がかねて「ロシアは永遠にここにいる」と吹聴していたこともあり、国民に「敗北」と見なされれば、プーチン氏への批判につながりかねない。

 世論対策としては、戦略的撤退と人命尊重の二つを強調し、軟着陸を図る考え。大統領府関係者は「撤退は好ましくないが、十分あり得る」と認識しているという。

 一方、バイデン米政権は、ウクライナ南部情勢を節目の一つと捉えているもようだ。イタリア紙レプブリカは、米国と北大西洋条約機構(NATO)当局者が「ヘルソン解放」後に停戦交渉のチャンスが生まれるとみていると伝えた。

 米紙ワシントン・ポストも今月初旬、米側がゼレンスキー政権に対し、ロシアと交渉に臨む「用意」だけでも対外的に示すよう水面下で打診していると報じた。ただ、ウクライナ側は民間人への攻撃を受け、態度を硬化させている。

2052チバQ:2022/11/10(木) 22:09:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/3df312ed2a85695da5c8128827675f51ea0872b7
ヘルソン撤退は補給線の維持断念が理由、ロシア軍司令官
11/10(木) 19:35配信


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CNN.co.jp
ヘルソン州北部の前線を巡回するウクライナ軍兵士=7日

(CNN) ウクライナ侵攻作戦を仕切るロシア軍のスロビキン総司令官は9日、ウクライナ南部ヘルソン州を流れるドニプロ川西岸からのロシア軍撤退に関連し、「ヘルソン市や隣接する複数の集落が現在陥っている戦況では十分な補給や必要な機能維持などが見込めない」ことが理由になったとの見解を示した。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

ロシア国防省が明らかにした。ドニプロ川東岸への撤退命令はロシアのショイグ国防相とスロビキン総司令官がモスクワで持った会談で下されたとした。

同省によると、総司令官はウクライナ軍はヘルソンの学校、病院や民間人に攻撃を加えていると主張。その上でロシア軍はヘルソン市へ向かう方面でのウクライナ軍の攻勢の試みの阻止に成功していたとも言い添えた。

スロビキン氏は総司令官に任命された際、困難な選択肢が求められるであろうとも予想していた。

総司令官は「ウクライナ軍が今年8月から10月にかけてヘルソンで失った兵員は9500人以上」とも説明。ロシア側の損失より7〜8倍多いとも付け加えたが、この主張の独自の立証はあり得ない状況となっている。

ウクライナ軍はヘルソン州への反攻でドニプロ川に架かる橋の機能を奪い、ロシア軍の補給線を攻撃するなどの戦術を展開。このため西岸地域に位置するロシアの占領地の防御は一層困難になっていた。

ウクライナ軍は最近、2カ所の前線で突破を果たし、ヘルソン市へにじり寄ってもいた。これに対しロシア軍は同川東岸にある陣地の強化を始めていた。

2053チバQ:2022/11/11(金) 11:58:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e3a2bdad03ca86a12489f99433c48e0898e88a3
「防衛強化」か「敗北」か ロシアがヘルソン撤退決定 ウクライナ情勢、今後に影響
11/11(金) 7:07配信


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時事通信
ロシア軍のウクライナ侵攻を統括するスロビキン総司令官(左)とプーチン大統領=2017年12月、モスクワ(EPA時事)

 ロシアが一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市から、プーチン政権が9日、ロシア軍を撤退させると決めた。

 表向きの理由は、州を分断するドニエプル川まで後退した上での「防衛の強化」。ただ、9月上旬の北東部ハリコフ州の要衝イジュム撤退に匹敵する「敗北」で、今後の情勢に影響を与えそうだ。

 プーチン大統領は9月下旬、欧米の武器支援を受けるウクライナ軍を前にロシア軍が苦戦する中、「偽の住民投票」(欧米)を経て、ヘルソン州を含む東・南部4州の併合を宣言。ロシアの「歴史的領土」と呼んで防衛を命じるとともに、多大な戦死者を埋め合わせるため、予備役30万人を動員していた。

 国際社会は認めていないが、プーチン政権としては「ロシア領」を失った格好。その点が強調されれば、ロシア国民の支持を失いかねない。独立系メディアによると、大統領府は撤退の「見せ方」を研究し、国内メディアに対して「戦略的撤退」と「人命尊重」の双方をアピールするよう通達を出していた。

 もっとも、ヘルソン市からの撤退は、州全域からの撤退は意味しない。併合前に米紙ニューヨーク・タイムズが伝えたところでは、プーチン氏はヘルソン市からの撤退を進言された際、拒否していた。ヘルソン州は、ロシアが支配するクリミア半島への「玄関口」に当たる。ヘルソン市を失った後、いずれヘルソン州全域が欠けることになれば、東・南部のアゾフ海沿岸の「陸の回廊」が機能しなくなる。

 撤退を進言したスロビキン総司令官は、軍を立て直すため10月上旬に任命された。ドニエプル川に架かる橋をウクライナ軍が次々と破壊する中、両岸を支配するのは困難。今回は「河岸を防衛線とするのが最も合理的」として戦略的撤退を提案しており、狙いは残るヘルソン州の大半の防衛態勢の強化だ。

 戦闘員を派遣する強硬派もこの態勢を支持している。民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏は「責任ある決定」、南部チェチェン共和国のカディロフ首長は「正しい選択」と称賛した。

 やはりロシアが併合した東部ドネツク州の港湾都市マリウポリ市でも、似たような動きがある。英国防省は8日の戦況報告で、ロシアがウクライナ軍からの攻撃に備え、市を囲うように「竜の歯」と呼ばれる戦車用の障害物を構築していると説明した。冬季に万全の防衛態勢を整えるとともに、陸の回廊を死守する構えのようだ。

2054チバQ:2022/11/11(金) 11:59:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f06ae5a3f5441f8b5f4faa477f88ec736547eba2
南部ヘルソン「焦土作戦」か ロシア軍、撤退でインフラ破壊
11/11(金) 7:18配信


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時事通信
かつてロシア軍に占領されていたウクライナ南部ヘルソン州の村=3日、アルハンゲリスコエ(AFP時事)

 ロシアが一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市で、9日に撤退命令を受けたロシア軍が、電気や暖房などのインフラを破壊した疑いがあることが分かった。

 地元メディアが10日、住民の話として伝えた。

 ウクライナ軍が奪還してもインフラを利用できないようにする「焦土作戦」を行っている可能性がある。撤退に伴い、地雷を敷設しているとの情報も出ている。

2055とはずがたり:2022/11/11(金) 18:14:29
こういう神秘的な世界がソ連を生き抜いたのは或る種感慨深いが,まあロシア正教は地獄に落ちるべきではないか。ギリシャ正教の正統派はウクライナ正教会が継げば良い。

プーチン大統領が首席エクソシストに任命される キリル総主教「ウクライナがサタンの支配下に」
東スポWEB / 2022年10月28日 15時36分
https://news.infoseek.co.jp/article/tospo_958615714928377856/?tpgnr=world

ロシア正教会のキリル総主教がプーチン大統領を「首席エクソシスト」に任命し、「反キリストに対する闘士」と呼んだ。複数の欧米メディアが28日までに報じている。

英エクスプレス紙によると、キリル総主教がプーチン大統領を首席エクソシストに任命したと声明を出したという。この声明は、「ウクライナがサタンの支配下にあり、キリスト教を放棄した。だから、悪魔払いのためにプーチン大統領がウクライナと戦っている」として、宗教的な面で戦争を正当化しようというわけだ。

エクソシストは映画の世界のオカルト話ではない。実際にキリスト教、特にカトリック教会では、悪魔に憑りつかれた人から悪魔を追い出すエクソシストという役職が過去から現在に至るまで存在する。他宗教からキリスト教に改宗した人などがメンタルをおかしく際、悪魔払いという儀式を行うことで不安を取り去るというカウンセリング的な意味があるという説もある。

また、ロシア安全保障会議のアレクセイ・パブロフ氏は「ウクライナ人はロシア正教を放棄し、サタン教など何百もの悪魔の宗教を信じている。これは悪魔に憑りつかれているからだ。特殊軍事作戦の継続によって、ウクライナを〝脱サタン化〟しなければならない」と主張し、宗教を持ち出し、ウクライナ侵攻を正当化しようとしている。

もちろん、デイリー・メール紙は「ウクライナに悪魔を支持する何百もの宗教が存在する証拠はありません」と報じている。

ロシア人の7割がロシア正教を信仰しているといわれている。ロシア国内では、部分的動員令への反発からプーチン批判が出始めている。プーチン氏にエクソシストの肩書をつけることで、ウクライナ侵攻を〝聖戦〟と定義し、戦争を正当化しようというわけだ。

2056チバQ:2022/11/14(月) 11:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c90df5b33f2740f0217ef797c94267c442b3d855
ロシア、唯一占領の州都「放棄」 プーチン氏、求心力低下も
11/12(土) 7:10配信


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時事通信
前線付近で軍用車両に乗るウクライナの兵士=7日、ウクライナ南部ヘルソン州(EPA時事)

 【ワルシャワ時事】ウクライナ南部ヘルソンは、2月の軍事侵攻開始以降、ロシア軍が占領できた唯一の州都だった。

 プーチン政権は9月にヘルソン州を含む東・南部4州の「併合」を一方的に宣言したが、その後は東部ドネツク州リマンを奪還されるなど敗戦続き。ヘルソンまで「放棄」を余儀なくされたことで、国内におけるプーチン大統領の求心力低下につながる可能性がある。

 ロシア国防省がヘルソンからの撤退完了を発表した後、インターネットには「ロシアは永遠にここにいる」と記された看板をヘルソン市民が取り壊す動画が出回った。

 ヘルソンは、ロシアが2014年に併合したクリミア半島の北西に位置する。ロシア軍は侵攻開始から1週間足らずでヘルソンを制圧。それ以降は南部戦線の拠点としていた。

 プーチン氏の元顧問セルゲイ・マルコフ氏は通信アプリ「テレグラム」で「ヘルソンの放棄はソ連崩壊以降、ロシアにとって最大の敗北だ」と批判。「この大敗の政治的影響は非常に大きい」と語った。

 ウクライナ側にとって、ヘルソン奪還が大きな戦果であるのは間違いない。ただ、ロシア軍がドニエプル川東岸に防衛線を敷けば、川を越えて攻め込むのは容易ではない。ロシアは西岸のヘルソン市を失っても、ヘルソン州の大半とアゾフ海に面する海岸線を支配下に置き続けることになる。

2057チバQ:2022/11/20(日) 20:33:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d0b8b92ad050878106c3c60812931b0ee40ff0
カザフで20日に大統領選 現職トカエフ氏が基盤強化へ
11/19(土) 20:33配信
 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで20日、前倒しの大統領選が行われる。

 2019年に初代のナザルバエフ前大統領から権力を継承した現職トカエフ氏は本来、任期が24年までだった。今年1月の反政府デモの混乱の中でナザルバエフ派を一掃しており、当選は揺るぎない情勢だ。改めて国民の信任を得ることで、権力基盤の強化を図るもようだ。

 トカエフ氏以外に5人が立候補しているが、自由な選挙は演出にすぎず、実質は「馬1頭のレース」(米政府系放送局)とみられている。トカエフ氏は9月、憲法改正に伴って任期制限を修正する大統領令に署名し、連続2期10年を1期7年に変えた。ただ、適用はこれからで、自身は再出馬できると見なした。

 中ロに挟まれた地政学上の要衝であるカザフは、ロシアと緊密な関係を築きつつ、ウクライナ侵攻については批判的だ。トカエフ氏は6月のサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、ロシアのプーチン大統領を前に、ウクライナ東部ドンバス地方の「独立」を認めないと発言。9月からの徴兵忌避でロシア国民がカザフに逃げ込むと「身の安全を保証する」とかばった。

 一方、ロシアとバランスを取るべく、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」を支持している。トカエフ氏は旧ソ連外務省の中国語研修組出身。中国もカザフを重視し、習近平国家主席は9月、新型コロナウイルスの世界的大流行後初の外遊先としてカザフを訪れた。

2058チバQ:2022/11/21(月) 14:43:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0648850ae540d95ba079012fa04781ff9e73b5c0
現職トカエフ氏、圧勝確実 反政府デモ拘束者も カザフ大統領選
11/21(月) 13:34配信


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時事通信
20日、カザフスタン南部アルマトイで拘束されるデモ参加者(AFP時事)

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンの大統領選は20日に投票が締め切られ、21日未明に発表された出口調査によると、現職のトカエフ氏(69)が得票率約80%以上で圧勝が確実になった。

 投票率は暫定結果で約70%。

 米政府系メディアによると、カザフ各地で反政権デモが起きて約30人が拘束されたほか、最大都市の南部アルマトイで「公正な選挙」を訴えた10人も拘束された。

 トカエフ氏は本来、任期が2024年までだった。今年1月、ソ連崩壊後から政権の座にあったナザルバエフ前大統領を含む一派を失脚させており、自身の権力基盤の強化を図ろうと、選挙を前倒しした。

 今回、任期制限を連続2期10年から1期7年に修正した。過去の任期はリセットされるという理屈で再出馬し、他の5人の候補と大統領の座を争った。

 トカエフ氏の新たな任期は29年まで。20日に投票後、記者団に「権力の独占は禁止される。21年間に大統領3人が誕生する」と述べた。ただ、カザフでは政権が都合よく憲法を解釈したり改正したりしており、トカエフ政権も長期化する可能性がある。

2059チバQ:2022/11/21(月) 19:52:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20221121k0000m030204000c.html
トカエフ・カザフスタン大統領が再選 中国・欧米との関係拡大へ
2022/11/21 18:13毎日新聞

トカエフ・カザフスタン大統領が再選 中国・欧米との関係拡大へ

大統領選で1票を投じるトカエフ大統領=カザフスタンの首都アスタナで2022年11月20日、カザフスタン大統領府提供・AP

(毎日新聞)

 中央アジアのカザフスタンで20日、大統領選が投開票され、トカエフ大統領(69)が再選を決めた。カザフスタンは旧宗主国のロシアと関係を維持してきたが、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、対露関係を冷却化させている。トカエフ政権は2期目で従来以上に中国や欧米諸国などとの関係拡大を進める構えとみられる。

 大統領選には6人が出馬。中央選挙管理委員会は21日、トカエフ氏が得票率81%に達し、再選されたと発表した。

 トカエフ氏は外交官出身。首相や上院議長などを経て2019年に初代大統領ナザルバエフ氏の退任に伴い大統領に就任した。当初は実権を持たない存在と目された。だが今年1月に国内で起きた暴動を利用して、実力者のナザルバエフ氏を政界引退に追い込んだ。19年にナザルバエフ氏の功績をたたえて首都の名称を同氏の名前であるヌルスルタンに改称していたが、今年9月には以前の名称のアスタナに戻す動きも主導。権力基盤を強化している。

 ウクライナ侵攻では、トカエフ政権の対露姿勢に変化が生じた。ウクライナ戦線への派兵要請を拒んだと報じられ、6月にはプーチン大統領が同席した経済会合で、ウクライナ東部の親露派勢力が独立国を自称する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」について国家承認しないと明言。10月に開催された旧ソ連諸国の首脳会合ではウクライナ侵攻をめぐり「もっぱら平和的な手段で解決されるべきだ」と発言した。「トカエフ氏だけではなくカザフスタンの政治エリートもロシアと距離を取ろうと試みている」(西側外交筋)との分析が出ている。

 6月以降は、カザフスタンからロシア南部を経由する石油パイプラインが「技術上の理由」で一時的に利用できなくなった。ロシアがカザフスタンに圧力をかけたとの見方も出ている。ロシアのプーチン政権はカザフスタンで1月に暴動が起きた際、ロシアが主導する軍事機構「集団安全保障条約機構」の軍を送り、沈静化を手助けしていた。プーチン氏が、ウクライナ侵攻に加勢しないトカエフ氏に立腹した可能性がある。

 カザフスタンは前政権時代から豊富な地下資源の輸出を通じ、ロシアに加えて中国や欧米、日本との関係構築に取り組んできた。米中央情報局(CIA)の統計によると、19年の輸出先は上位から順に中国13%、イタリア12%、ロシア10%。輸入元はロシア34%、中国24%。トカエフ政権は今後、中国や欧州の国々との関係をさらに強化する方針だとみられている。

 トカエフ氏は9月、憲法改正によって2期10年だった大統領任期を1期7年に変更し、24年の予定だった大統領選を今年に繰り上げ実施することも決めた。事実上の「終身大統領」だったナザルバエフ政権による統治が弊害を及ぼした面もあったことから、改革をアピールする狙いがあった模様だ。【大前仁】

2060チバQ:2022/11/21(月) 19:53:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221121X642.html現職トカエフ氏が圧勝=反政権デモで拘束者も―カザフ大統領選
2022/11/21 17:20時事通信

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで20日に実施された大統領選で、中央選管が21日に発表した暫定結果によると、現職のカシムジョマルト・トカエフ氏(69)が得票率81.31%で圧勝した。投票率は69.44%。

 米政府系メディアによると、カザフ各地で反政権デモが起きて数十人が拘束されたほか、最大都市の南部アルマトイで「公正な選挙」を訴えた10人も拘束された。

 トカエフ氏は本来、任期が2024年までだった。今年1月、ソ連崩壊後から政権の座にあったナザルバエフ前大統領を含む一派を失脚させており、自身の権力基盤の強化を図ろうと、選挙を前倒しした。

 今回、任期制限を連続2期10年から1期7年に修正した。過去の任期はリセットされるという理屈で再出馬し、他の5人の候補と大統領の座を争った。

 トカエフ氏の新たな任期は29年まで。20日に投票後、記者団に「権力の独占は禁止される。21年間に大統領3人が誕生する」と述べた。ただ、カザフでは政権が都合よく憲法を解釈したり改正したりしており、トカエフ政権も長期化する可能性がある。 

カザフスタン

2061とはずがたり:2022/11/25(金) 16:34:00
ロシア、ヘルソン州からの撤退に反対していた親露派幹部を「謀殺」か 不審な点が多く…ウクライナ側はFSBの関与を指摘1/1ページ
2022.11/11 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20221111-ICCWLPQEW5MUTMJDFNWTMHZQFM/
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ストレモウソフ氏
ストレモウソフ氏

ロシア軍が撤退命令を出したウクライナ南部ヘルソン州で、親露派「行政府」幹部、ストレモウソフ氏が9日に死亡した「事故」が波紋を広げている。当局は「交通事故」と発表したが、撤退に反対していたストレモウソフ氏の死には不審な点が多く、ロシアの諜報機関が絡んだ「謀殺説」まで流れている。

親露派幹部は9日の事故についてSNSで「ストレモウソフ氏の乗った車が危険な運転をしていたトラックを避けるのに失敗し、事故を起こした」と書き込んだ。

しかし、事故現場とされる画像では、ストレモウソフ氏が乗っていたとされる装甲車両が爆破されたかのように大破しており、ただの事故なのか、疑問視する見解もSNSで上がった。

また、暫定知事のサリド氏がストレモウソフ氏に弔意を示した動画が、「事故」に関するニュースの2時間前に収録されていたとの指摘もある。

ヘルソン州をめぐってはロシアのショイグ国防相は9日、同州のドニエプル川の西岸地域から軍を撤退させる命令を出した。


SNS上で戦況などを発信していたストレモウソフ氏は、以前からヘルソン撤退に猛反対していることで知られた。同日朝にも「状況はロシア軍の完全な制御下にある」と述べ、撤退命令を批判していた。



ウクライナ側の幹部はSNS、ロシアの諜報機関、連邦保安庁(FSB)が事故に見せかけてストレモウソフ氏を殺害したとの見方を示した。

2063チバQ:2022/11/28(月) 19:53:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/e488b9ad35cff6a33cc38c5e2f071059096dc0ef
インフラ攻撃激化で被害甚大 厳寒、ウクライナ軍に有利か
11/28(月) 19:52配信


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時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=26日、キーウ(キエフ)(EPA時事)

 【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は27日夜のビデオ演説で、ロシア軍が「新たな攻撃を計画している」と警告した。

 具体的には触れていないが、ロシアは発電施設などを標的に執拗(しつよう)に攻撃を続け、ウクライナ全土で電気や暖房の供給不足が深刻化。厳しい冷え込みが予想される中、インフラ攻撃が一段と激化すれば、住民生活への甚大な影響は避けられない。

 ゼレンスキー氏は「テロリスト(ロシア軍)が新たな攻撃を計画しているのは確実だ。彼らはミサイルを手にしている限り、残念だが(攻撃を)やめない」と指摘。「(寒さが厳しくなる)来る週はこれまでと同様に厳しいものになる」とし、互いに支え合って団結するよう促した。

 首都キーウ(キエフ)では27日、降雪があり、気温も氷点下前後まで低下。今週半ばからは最高気温が0度以下の日が当面続くという予報だ。そうした中、前線で苦戦するロシアは、ミサイル攻撃によるインフラ破壊を通じて電力危機を意図的に引き起こす「冬の兵器化」を続行。住民らは十分な暖房のない生活を強いられており、攻撃強化で状況のさらなる悪化が懸念される。

 一方、戦況に関しては、冬の寒さはウクライナ側に有利に働くとの見方もある。英軍事専門家マイケル・クラーク氏は27日、スカイニューズ・テレビとのインタビューで「氷点下の気温が続き、地面が凍る。塹壕(ざんごう)にいる兵士には凍死者も出る」とする一方、「(西側の支援で)より良い装備を持ち、ロジ面も充実し、良い食料を得られる」ウクライナ部隊の方が、これらに乏しいロシア軍より善戦する可能性が高いと予想した。

2064チバQ:2022/11/28(月) 20:04:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/762970/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑤ 工藤氏、経済界から推薦
11/19 05:00
 直近2回の函館市長交代は、市役所出身の現職に元部下が挑んだ選挙で起こった。次の選挙はどうか。情勢を組織、政策、戦術の三つの「S」から読み解く。

 まずは組織から。大泉潤・元函館市保健福祉部長の後援会長には佐々木馨・道教育大名誉教授が就いた。「函館の歴史的風土を守る会」会長など複数の文化団体の代表を務める。後援会の幹事には函館視覚障害者福祉協議会の島信一朗理事長と五島軒(函館)の若山豪社長が名を連ねた。

 39歳の若山氏は「函館・道南の未来を考える若手経営者の会」を4月に立ち上げ、発足式では菅義偉前首相があいさつした。同会の9月例会には大泉氏も姿を見せており、大泉氏支援を明言する会員もいる。後援会の構成からは「文化」「福祉」「若手経営者」のキーワードが浮かび上がる。

 工藤寿樹市長の後援会は室田晴康会長(整骨院経営)、成沢茂幹事長(成沢機器社長)ら、早稲田大や函館ラ・サール高の同窓生が中心だ。10月の市政報告会には函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館建設業協会の森川基嗣会長ら約500人が出席し、組織力を示した。

 工藤氏と大泉氏は共に函館商工会議所の政治団体「日本商工連盟函館地区連盟」に推薦を依頼。同連盟は今月1日、工藤氏の推薦を決めた。記者会見で久保会頭は「外国人観光客が年間50万人来る原動力になった」と工藤氏をたたえ、「立候補しないならあおるつもりはないが、するならわれわれも一生懸命やる。年齢のことを言う人もいるが、感性が若い」と話した。

 函館建設業協会も、工藤氏に推薦を出した。大泉氏へは理容や飲食などの業界団体が推薦を決めている。



 次回は2人と政党の関係に着目します。全編はこちらで読めます。

2065チバQ:2022/11/29(火) 11:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bc7a821dbe62d1c130812fb4b9811b1009c67e2
ベラルーシ外相は心臓発作 地元紙が死因報道
11/28(月) 18:27配信
共同通信
23日、アルメニア・エレバンでロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」の関連会合に出席したベラルーシのマケイ外相(タス=共同)

 ベラルーシ紙「ナーシャ・ニーワ」電子版は28日までに、26日に64歳で急死した同国のマケイ外相の死因は心臓発作とみられると報じた。同紙によるとマケイ氏は、首都ミンスク郊外の自宅で心筋梗塞を起こしたが、深刻に受け止めず、医師に連絡を取らなかったため命を落としたという。

 マケイ氏は2012年8月から外相を務めていた。国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領は26日、遺族に哀悼の意を表した。ベラルーシ外務省は27日、マケイ氏の告別式が29日に営まれると発表した。

2066チバQ:2022/12/07(水) 15:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a0e6e49669a349cbffa02e6f93ec16fc0c39a6e
ウクライナ無人機攻撃で露本土被害、プーチン政権に衝撃…「防空網に不備」批判も
12/7(水) 6:53配信

ロシア南部サラトフ州のエンゲルス軍用飛行場の衛星画像(4日)=(c)Maxar Technologies、ロイター

 ロシアの首都モスクワの南東約200キロ・メートルに位置するリャザン州と、南部サラトフ州の飛行場が、ウクライナの無人機(ドローン)によるとみられる攻撃を受けたことは、プーチン政権に大きな衝撃を与えた。露軍は5日、報復としてウクライナのエネルギー施設などにミサイル攻撃を展開したが、露国内では防空網の不備への批判も出ている。


 これまでウクライナ軍による露領内への越境攻撃は、国境付近や港湾などにとどまっていた。露西部カルーガ州の軍用飛行場で10月7日、無人機の墜落が伝えられたが、ウクライナの関与はわかっていない。

 今回の攻撃について、ウクライナ政府の公式な発表はないが、米政策研究機関「戦争研究所」は5日、両軍用飛行場への攻撃について「ウクライナ軍による攻撃だった可能性が高い」との見方を示した。

 ウクライナ政府高官は5日、米紙ニューヨーク・タイムズに、無人機はウクライナ領内から離陸し、ロシアに潜入した特殊部隊の協力も得たと語った。

 攻撃を受けたリャザン州のジャーギレボ軍用飛行場はウクライナの最前線から約500キロ・メートル離れ、サラトフ州のエンゲルス軍用飛行場は最前線から約700キロ・メートルの距離がある。

 ウクライナ軍が使っているトルコ製攻撃型無人機「TB2」の航続距離は約150キロ・メートルとされ、届かない距離だ。露国防省は旧ソ連の無人機を改造した無人機が攻撃に使われたと指摘しており、旧ソ連の偵察用無人機「Tu(ツポレフ)141」の誘導機能を強化し、攻撃用に改造したとの見方が出ている。

 ウクライナの国営兵器輸出企業は4日、最大航続距離1000キロ・メートルの攻撃型無人機の開発が最終段階にあることを明らかにしており、ウクライナ軍は無人機に注力しているとみられる。

 今回、攻撃を受けた軍用飛行場はウクライナのエネルギー施設などをミサイル攻撃する戦略爆撃機の拠点で、ウクライナの大統領府顧問は5日、無人機を「未確認飛行物体(UFO)」に例え、「他国に向けて(ミサイルを)発射すれば、UFOが発射地点に戻ってくる」とSNSに投稿した。
 露本土の軍事施設が攻撃を受けたことはロシアにとって大きな脅威で、露大統領府は6日、プーチン大統領が安全保障会議を招集したと発表した。

 露元国防省当局者らが運営する軍事SNS「Rybar」は無人機による攻撃について、「通常の防空システムが機能すれば防げたはずだ」と問題視しており、露軍やプーチン政権への批判が強まる可能性がある。

2067チバQ:2022/12/13(火) 17:07:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/402570f98634b8fb40de485c0b568519e014f877
逃げ腰のプーチン氏、行事の中止・延期相次ぐ 侵攻苦戦、説明できず
12/13(火) 8:00配信

朝日新聞デジタル
モスクワで2021年12月23日、「大記者会見」に出席するロシアのプーチン大統領=ロシア大統領府提供

 ロシアのプーチン大統領が今年、年末恒例の「大記者会見」を中止することになった。ウクライナ侵攻の苦戦が目立つ中、国内外に政策を示すための恒例行事がいくつも中止されたり実施時期が不透明となったりしており、説明責任から逃げている形だ。ただ、今後も状況を打開できる見通しはなく、苦しい立場が続く可能性が高い。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は12日、大記者会見について、「新年まではない」と述べ、今年は見送る方針を示した。

 大記者会見は、ロシアの地方メディアや外国メディアも参加し、プーチン氏が数時間かけて質問に答える「名物行事」。中止は過去10年で初めてとなる。

 ペスコフ氏は「大統領は外国訪問時などに(報道陣と)話をしている」と釈明したが、詳しい理由は明らかにしなかった。

 プーチン氏の恒例行事では、国民の質問に答える「直接対話」もまだ実施されていない。昨年は6月に開かれた。ペスコフ氏は今年5月、年内に行うと述べていたが、中止となる公算が大きい。やはり年内に実施するとしていた大統領が政策の方針を示す年次教書演説も、いまだに日程が決まっていない。

朝日新聞社

2068チバQ:2022/12/22(木) 16:34:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb54f5329e0bfe64f9dde33294fd27413841af6
ロシア元副首相が負傷 ウクライナ軍が東部ドネツクのホテル砲撃
12/22(木) 15:57配信

毎日新聞
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、破壊された家屋=東部ドネツク州で2022年12月20日、ロイター

 ロシアが侵攻を続けるウクライナ東部ドネツク州ドネツクで、ロシアのロゴジン元副首相と、同州の一部を実効支配する親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」のホツェンコ首相が21日、ウクライナ軍による砲撃で負傷した。ロイター通信がロシアメディアを引用して報じた。

 ロイターによると、2人はウクライナ軍がドネツク郊外のホテルを砲撃した際に負傷。ホツェンコ氏の詳しい容体は伝えられていないが、ロゴジン氏の命に別条はないという。ロゴジン氏は親露派支配地域に軍事的な助言を行うためウクライナ入りしていたとみられる。【畠山哲郎】

2069OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 16:48:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8447b0d6ba456959d5139df58248db0a8abc7da
燃料争奪、あえぐ小国[世界秩序の行方]第1部 攻防経済<3> 
1/5(木) 13:14配信
読売新聞オンライン
 資源大国ロシアによるウクライナ侵略で、世界のエネルギー秩序は再構築を迫られている。

脱ロシア依存、なりふり構わぬ調達先開拓
 海上輸送の大動脈・北海に面したドイツ北部ウィルヘルムスハーフェンで昨年12月、ドイツ初の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地が完成した。整備表明からわずか10か月。基地近くまで近づいた遊覧船で記者会見したショルツ首相は「我々の安全保障にとり、相当に重要な貢献になる。これがドイツの新しいスピード感だ」と笑顔を見せた。

 ドイツはこれまで、ガス輸入の55%を陸続きで安価なロシア産に依存していた。だが、対露制裁を機にロシアからガス供給を絞られ、脱露産ガスにかじを切った。

 中東・カタールから年200万トンのLNGを15年輸入する長期契約を交わすなど調達先の掘り起こしに奔走する。なりふりかまわぬドイツの調達は世界的なエネルギー争奪戦に拍車をかけ、ガス価格高騰の一因とも指摘される。

まき備蓄…小国に深刻な電気代高騰
電気代を節約するため、まきを買いだめしたアゴン・ウクシニさん(2022年12月16日、北マケドニア北部クマノボで)=笹子美奈子撮影

 東欧の小国・北マケドニアでは、「脱電力」の動きが広がる。

 北部クマノボのアゴン・ウクシニさん(28)の自宅の庭には、昨年夏に買いだめした6立方メートルのまきが山と積まれていた。まき代は前年の2.5倍にはね上がったが、3歳の娘はこの冬4度も風邪を引き、暖房は欠かせない。

 まきを燃料にするのは、エアコンより費用負担が小さいためだ。電気代はこの1年で1.5倍に急騰した。ウクライナ危機でロシアから欧州に供給されるガスの量が絞られた影響が直撃している。

 出稼ぎ先のドイツは欧州一の経済力を背景に、電気・ガス代に上限を設けるなど総合的なエネルギー料金対策に2000億ユーロ(約28兆円)の財政出動を決めた。北マケドニアの財政は乏しく、エネルギー危機対応の支援は生活弱者が主な対象だ。「資本主義の世界だからしょうがない。我々のような小国は身を守るすべがない」。ウクシニさんはため息をついた。

 イタリアのエネルギー調査会社のダビデ・タバレリ氏は「東欧・バルカン諸国のエネルギー危機はEU(欧州連合)主要国よりかなり深刻だ。経済が脆弱で、地理的に近いロシアのガスに依存する国が多い」と指摘する。燃料が不足しても、大国のように代替輸入先を確保するのも難しい。小国や途上国にしわ寄せがいく構図だ。

痛い「誤算」…脱炭素でガス調達削減
 中東に大きく依存し、欧州に比べればロシアへの依存度が比較的少ない日本も、エネルギー戦略の見直しが急務となっている。

 経済産業省幹部は「調達するガス全体の半分をロシアから買うような会社がいつの間にかできていた」と語り、ロシア依存のリスクを軽視していたことを認める。広島ガスが約5割、東邦ガスは約2割のLNGをロシア産に依存するようになっていたのだ。

 エネルギー調達の難しさは、脱炭素も複雑に絡む。東京電力と中部電力が折半出資するJERAは、年間500万トン超のLNGをカタールから調達する契約を2021年末に打ち切った。脱炭素化で需要減が進むと判断したためだが、「誤算」を悔やむ声もある。

 資源小国の日本は、ロシアからの供給途絶リスクにさらされる一方、一気に脱露産ガスにかじを切れないジレンマを抱える。

2070OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:41:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224235?rct=world
ロシアの一方的な「クリスマス停戦」が終了 「防衛」名目で砲撃続行、ウクライナに責任転嫁の恐れ
2023年1月8日 19時56分
正教のクリスマスに当たる7日、礼拝に参加するプーチン氏(右)=モスクワで(AP)
正教のクリスマスに当たる7日、礼拝に参加するプーチン氏(右)=モスクワで(AP)

 ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が、正教のクリスマスに合わせて一方的に定めた36時間の停戦期間が8日午前零時(日本時間同日午前6時)に終わった。停戦は実現しないまま、ロシア側は「防衛」と称して砲撃を継続。「ウクライナ政府が停戦を破った」と糾弾しており、戦火拡大の責任を転嫁する恐れがある。(ヨーロッパ総局)
 ロシア軍は8日、「停戦期間」の満了を受け、南部ザポロジエ州や東部ハリコフ州などで大規模な砲撃を実施。東部ドネツク州クラマトルスクでウクライナ軍兵舎を破壊し「600人以上を殺害した」と主張した。ウクライナ軍が先月31日、同州マケエフカでロシア軍兵舎を破壊したことに対する報復の「成功」を示す狙いとみられるが、ウクライナ側の実際の被害状況は不明。
 タス通信によると政権の実力者、キリエンコ大統領府第1副長官は8日、「プーチン大統領より与えられた任務は達成される。勝利は必然的だ」と語った。
 ロシア国防省は「停戦期間」に、ドネツク州や南部ヘルソン州でウクライナ軍から攻撃を受けたため「撃退した」と主張し、ロシア軍は停戦を続けているとの見解を示していた。ただウクライナ政府によると、ドネツク州バフムトなどではロシア軍の砲撃で2人の死者も出ており「停戦と言って攻撃する姿勢はロシアの本質」(ポドリャク大統領府長官顧問)との批判が上がっている。
 プーチン氏は5日、ロシア正教会トップで盟友のキリル総主教の意向を受け、「クリスマス停戦」を発表。発効の見込みは当初からなく、西欧に倣って12月25日にクリスマスを祝うことを容認したウクライナ正教会への意趣返しとの見方も出ていた。
 一方、ウクライナ侵攻の拠点にもなっているベラルーシの国防省は6日、軍事同盟に基づきロシアから軍用車両が到着したと発表した。ルカシェンコ大統領も、ウクライナとポーランドに隣接する西部ブレスト州の演習場を視察した。ウクライナに対して軍事支援を続ける北大西洋条約機構(NATO)へのけん制とみられる。

2071OS5(旧チバQ):2023/01/11(水) 19:52:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023011001025&g=int
ウクライナ東部でロシア軍攻勢 激戦地近郊、大半支配か―英分析
2023年01月10日19時57分

ウクライナ東部ドネツク州ソレダルへの攻撃で立ち上る煙=5日、同州バフムトから撮影(ロイター時事)
ウクライナ東部ドネツク州ソレダルへの攻撃で立ち上る煙=5日、同州バフムトから撮影(ロイター時事)


 【ブリュッセル時事】英国防省は10日、ロシアによるウクライナ侵攻で激戦が続く同国東部ドネツク州のバフムト近郊ソレダルについて、ロシア軍と同国の民間軍事会社「ワグネル」が4日間にわたって侵攻し「大半を支配している公算が大きい」との分析を公表した。
 英国防省はツイッターで、ロシア側によるソレダル攻撃の目的を「バフムトを包囲し、ウクライナの通信網を寸断しようとしている可能性が高い」と強調。また、戦闘は使われなくなった岩塩坑のトンネルの入り口でも起きており、「双方とも、背後への侵入にトンネルが利用されることを懸念しているのだろう」と説明した。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は9日の動画で、「ソレダルの近くでは、土地全体が占領者の死体と空爆の傷痕に覆われている」と述べ、同地での戦闘は「非常に困難な状況にある」との認識を示した。

2072OS5(旧チバQ):2023/01/11(水) 19:53:11

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023011001044&g=int
アルメニア、ロシア主導の軍事演習拒否 係争地巡る不満で
2023年01月10日20時19分
 アルメニアのパシニャン首相は10日、同国で今年予定されているロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)の軍事演習を拒否する考えを示した。タス通信によると、記者会見で「現状で演習を行うことは不適切だとアルメニア国防省がCSTOに書面で通知した」と述べた。

 親ロシア国家のアルメニアは2020年、係争地ナゴルノカラバフを巡る隣国アゼルバイジャンとの紛争に敗北し、支配地域を喪失。最近もナゴルノカラバフと本土を結ぶ陸路「ラチン回廊」が封鎖されたと訴え、展開するロシア平和維持部隊が「機能していない」(パシニャン氏)と不満を募らせていた。

2073OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 13:45:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/69f6306b29e95e6b11d034d23b22f77b8a7a5565
ウクライナ侵攻、総司令官交代 東部激戦の中で「更迭説」も ロシア
1/12(木) 13:33配信
 ロシアのショイグ国防相は11日、ウクライナ侵攻を統括する総司令官のポストを格上げし、現職のスロビキン航空宇宙軍総司令官(上級大将)からゲラシモフ参謀総長(同)に移す人事を決めた。

 2月で開始から1年となる「特別軍事作戦」は今後、軍制服組トップが直接指揮する形となる。

 西側諸国の兵器支援を受けるウクライナ軍の強い抵抗で、戦況はこう着。昨年9月に一方的に「併合」を宣言したものの全域を制圧できていない東部ドネツク州では現在、拠点都市バフムトを巡る激戦が続いており、プーチン大統領は軍の態勢固めで局面転換を図る考えとみられる。

 もっとも、ロシア軍の作戦が順調なら総司令官の交代は不必要だったとも言える。昨年10月に任命されたスロビキン氏は今回、ゲラシモフ総司令官に次ぐナンバー2に降格されており、ウクライナのメディアは「プーチン氏がスロビキン氏を更迭した」という見出しで伝えた。

 ロシア国防省は声明で、指揮のレベルを上げるのは「解決すべき課題の規模の拡大や、軍内部の緊密な連携の必要性」などが理由と説明した。昨年秋からの劣勢で軍内部が混乱し、相対的に民間軍事会社「ワグネル」やチェチェン部隊の存在感が高まる中、ロシア軍の主導権を取り戻す狙いもあるもようだ。

 ワグネルは10日、単独でバフムト近郊の町ソレダルを「掌握した」(創設者のプリゴジン氏)と主張。しかし、国防省は11日、最精鋭の空挺(くうてい)部隊を投入したことを認めている。先の東方正教の「クリスマス停戦」は、部隊再編成の時間稼ぎに使われた可能性もある。

2074OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 19:44:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/65591324d0230229a1bc9bbf9c6f5edab26dc5af
ロシア軍、制服組トップが「特別軍事作戦」統括司令官に 異例の人事
1/12(木) 19:17配信


毎日新聞
ゲラシモフ参謀総長=モスクワで2022年12月21日、ロイター

 ロシア国防省は11日、ゲラシモフ参謀総長をウクライナへの攻撃を続ける「特別軍事作戦」の統括司令官に任命したことを発表した。軍を統括する制服組トップが、個別作戦の責任者を兼ねる異例の人事といえる。ウクライナでの軍事作戦の総司令官は頻繁に交代して、好転しない戦況が反映されている形だ。

 露国防省は特別軍事作戦を担当する副司令官3人も発表し、このうち一人にスロビキン前司令官を充てた。声明で「特別軍事作戦における指導部の増強は任務の拡大、部隊間で密接に連絡を取る必要性、部隊を管轄する際の質と効率の向上に関係している」と言明。総員体制を敷いて軍事作戦を継続する姿勢を鮮明にしている。

 スロビキン氏は10月に司令官に就いてから約3カ月で、形の上では降格となった。ロシアメディアでは今回の発表に先立ち、10月に解任されたラピン元司令官も近く特別軍事作戦で地上軍を統括する司令官に就くと報じられていた。ウクライナの前線で苦戦が続く中、ロシア軍はどのような指揮体制が機能するのかを模索し続けている模様だ。

 ウクライナ東部ドネツク州マケエフカでは今月1日未明、同地に駐留するロシア軍部隊の兵舎が砲撃されて、公式発表で83人が死亡。この際には大量の弾薬が保管されている施設の近くに駐留していたことが判明するなど、軍の不手際が問題視された。一部では制服組トップのゲラシモフ氏の責任を問う声も上がっていた。だが今回、プーチン政権は軍の指導部を維持することを優先したとみられる。

2075OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 18:32:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a64e5df2c78d851cb2792bc6ff4e59025c3bd670
東部戦線で重大局面 ロシア包囲、ウクライナは抵抗 「侵攻」総司令官交代
1/13(金) 7:07配信


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時事通信
ウクライナ東部ドネツク州バフムトから眺めた黒煙を上げる近郊の町ソレダル=5日(ロイター時事)

 ロシアが一方的に「併合」を宣言したウクライナ東部ドネツク州の拠点都市バフムトを巡り、両国軍の戦闘が重大局面を迎えている。

【地図で見る】ウクライナ戦況マップ

 半年近く攻防戦が展開されたが、ここ数日間で戦況が急変。ロシア国防省は11日、バフムト近郊の町ソレダルを南北から包囲したと主張した。ウクライナは「戦闘は続いている」(ゼレンスキー大統領)と抵抗の構えを崩さないが、陥落は時間の問題という見方もある。

 ロシア軍がソレダルを攻略すれば、バフムトの戦いが激化するのは必至。欧米の追加兵器支援を待つウクライナ軍が、多大な人的損害を被る恐れもありそうだ。

 プーチン政権は昨年7月、東部2州のうちルガンスク州全域を制圧。残るドネツク州に戦力を集中させたが、バフムト周辺の前線がこう着し、これより西方に進軍できなかった。先にはウクライナ軍が死守する事実上の州都クラマトルスクがある。バフムト攻防戦は東部戦線の行方を決定付けることから、両国軍とも重視していた。

 「プーチンのシェフ」の異名を取る実業家プリゴジン氏は10日、自身が創設した民間軍事会社「ワグネル」が「自力でソレダル全域を掌握した」と主張。一方、ロシア国防省は11日、精鋭の空挺(くうてい)部隊が主力になっていると指摘した。米シンクタンクの戦争研究所は9日、プリゴジン氏の意図について「戦果を繰り返しアピールし、国内でワグネルの評価を高めようとしている」と分析した。

 こうした中、ショイグ国防相は11日、ウクライナ侵攻を統括してきたスロビキン総司令官の交代を決定。制服組トップのゲラシモフ参謀総長が新たな総司令官として「特別軍事作戦」を指揮することになった。劣勢でワグネルなどの存在感が高まる中、ロシア軍が主導権を取り戻した上で「決戦」に備える意図があるとみられる。

2076OS5(旧チバQ):2023/01/16(月) 07:50:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e99ed9df1b73d4402b7ccb37022319434d83e4c9
「我々は見捨てられた」 ソレダルのウクライナ軍兵士、厳しい状況語る
1/13(金) 17:11配信
(CNN) ウクライナ東部の激戦地ソレダルで戦うウクライナ軍兵士の男性が12日、CNNの取材に応じ、現地の厳しい状況を伝えた上で「我々は見捨てられた」との心境を吐露した。


CNNは安全上の理由からこの兵士の身元を明かさない。

この兵士は「我々は撤退しようとしたが、ロシア人は既にそこにいる。今日撤退命令が出なければ、引き上げる猶予はなくなりそうだ」と述べ、「撤退する予定だと告げられていたが、我々は今見捨てられた」と語った。

この男性によると、食料は尽き、水は残りわずか。弾薬はまだあるが、負傷兵がいるという。

「最後に退避があったのは3日前だった」「最後まで持ちこたえろとの命令を受けた。戦闘音から判断すると、近くにいた我々の部隊は撤退したか、撤退を命令された」

「我々はできる限り長く持ちこたえる。だが、誰でも疲労し、いつかは限界が来る。これほど長い期間、高い士気を保って耐えるのは不可能だ」

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」はソレダル全域を掌握したと主張した。SNS「テレグラム」に投稿されCNNが位置を確認した動画には、ソレダル北端にいるワグネルの部隊が映っている。

一方、ウクライナの第46独立空中強襲旅団は12日、ソレダルで「反撃中」だと主張。「ここ数日後退していたが、わずかながら前進した」「鉄道の駅や鉱山は我々のものだ。支援を待っている。ソレダルはウクライナの町だ」と述べた。

2077OS5:2023/01/18(水) 20:43:39
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1L61Y6R1LUHBI01K.html
キーウ近郊でヘリ墜落、内務相や幼児ら15人死亡 現場近くに幼稚園
2023/01/18 18:38朝日新聞

キーウ近郊でヘリ墜落、内務相や幼児ら15人死亡 現場近くに幼稚園

ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で2023年1月18日、ヘリコプターが墜落した現場=ロイター

(朝日新聞)

 ウクライナの首都キーウ近郊で18日朝、非常事態庁のヘリコプターが墜落し、炎上した。警察当局によると、ヘリに搭乗していたモナスティルスキー内相や内務省第1次官ら同省幹部が死亡。墜落現場近くには幼稚園があり、園児3人も亡くなった。死者は巻き込まれた幼稚園関係者も含め、少なくとも15人にのぼるという。ウクライナ当局は、墜落は事故との見方を強めている。

 警察当局の発表によると、ヘリが墜落したのはキーウ市の東の境界に接するブロバリ市の住宅地。内相を含め計9人が搭乗しており、全員が死亡したという。墜落後、広範囲で火災が広がった。

 キーウ市周辺では、17日夜から霧が広がっていた。ヘリは墜落直前、きわめて低い高度で飛行しているのが目撃されていた。現場からのSNSでは、墜落直後に燃え上がる幼稚園の建物の映像も伝えられた。(キーウ=喜田尚)

2078とはずがたり:2023/01/22(日) 18:22:44
ロシア前大統領、軍需企業に警告 国の注文に応じなければ「刑事責任」…
https://www.sankei.com/article/20230111-JIWP67TISVK2XPSHKEV6M2DXFI/
2023/1/11 07:19

ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は10日、北西部サンクトペテルブルクの戦車修理工場を視察した。侵攻したウクライナでの軍事作戦を念頭に、軍に必要な兵器を早急に供給するよう求め、要求に応えられなかった場合は刑事罰が科されると警告した。タス通信が伝えた。

ロシア通信によると、プーチン大統領は昨年9月、国防に関する国との契約に違反した場合は最高で懲役10年を科す刑法改正に署名した。

メドベージェフ氏は、欧米がウクライナへの軍事支援を強化していると指摘。「われわれはもっと早く、粘り強く、より効果的に対応しなければならない」と強調した。

その上で、国が要求した期限までに注文に応じられない事態が繰り返されれば「刑事責任を問われることを警告しておく」と述べた。(共同)

2079とはずがたり:2023/01/22(日) 18:23:11
露前大統領、岸田首相に「切腹」要求
https://www.sankei.com/article/20230114-AN2EPNVEVRKGJL6GMWRZG33O7U/
2023/1/14 19:40

ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は14日、ウクライナでのロシアの核使用は「人類に対する敵対行為」になると警告した岸田文雄首相とバイデン米大統領の共同声明について「とてつもない恥で、コメントすらできない妄想」と非難した。恥をそそぐには岸田氏が「閣議で切腹するしかない」と述べ、強く反発した。

通信アプリの投稿でメドベージェフ氏は、核兵器を使用した唯一の国は米国であり、その被害を受けたのが日本であることを岸田氏は「完全に無視し、米大統領に謝罪を求めることもしなかった」と指摘した。(共同)

2080OS5:2023/01/22(日) 21:23:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f563b3962757f98ebf20a9af771824f5391f304b
南部ザポロジエ州でも攻防激化 親露派「前線ほぼ全域で戦闘」
1/21(土) 9:48配信


産経新聞
ロシア国旗

ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ南部ザポロジエ州の親露派武装勢力幹部、ロゴフ氏は20日、「州内で戦闘の激しさが急激に高まっている」と交流サイト(SNS)上で指摘した。また、露軍が州内の4集落を制圧したとも主張。露軍が全域の制圧を狙う東部ドネツク州に加え、南部でも戦闘が激化しているとみられる。

【写真】ウクライナ軍の攻撃で破壊されたとするロシア軍陣地

ザポロジエ州は現在、露軍が面積の6割超を占領下に置く一方、州都ザポロジエはウクライナ軍が保持。ここ数カ月間、両国軍は前線での砲撃の応酬を続けているが、ともに目立った前進は達成していない。

国営ロシア通信によると、ロゴフ氏は20日、「州内の前線のほぼ全域で戦闘が起きている。こうしたことは過去になかった」と指摘。「昨秋まで高かったウクライナ軍の士気が低下している」とも述べ、ウクライナ軍の防衛線が「破綻し始めている」と主張した。

一方、ウクライナ大統領府長官顧問を辞職したアレストビッチ氏は20日、ユーチューブ番組で、ザポロジエ州での露軍の攻勢は限定的だと指摘。露軍の狙いはウクライナ軍を後退させて自身の陣地を守ることだとし、「ザポロジエ市が陥落する恐れはない」との見通しを示した。

露軍は最終的にザポロジエ州全域の制圧を目指しているとされる。ウクライナ軍は同州の要衝メリトポリを奪還し、露軍の支配下にあるドニエプル川東岸地域への進出路を確保する戦略だとみられている。

2081OS5:2023/01/22(日) 21:23:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8e38ca2178f6f081f827d9ae2669ee461025db5
ウクライナ支援会合 ドイツ、戦車見送り 「装備点検する」
1/21(土) 9:43配信

産経新聞
【パリ=三井美奈】ドイツ政府は20日、ウクライナへの軍事支援をめぐり駐ドイツ米空軍基地で行われた支援国会合で、焦点となっていた主力戦車レオパルト2の供与を見送った。米国も、主力戦車エイブラムスの供与には踏み切らなかった。

ピストリウス独国防相はレオパルト2供与の是非について、記者団に「いつ決めるかは今日は言えない」と述べた。提供可能な車両を調べるため、再点検を指示したと明かした。ドイツに対しては、ウクライナのほか、英国やポーランドがレオパルト2供与を決めるよう強く要求していたが、ピストリウス氏は、戦車供与は同盟国の合意に至っていないと強調した。

ポーランドのラウ外相は「ウクライナ人の血が流れる。ドイツのためらいの代償だ。いま行動することが必要だ」と、ツイッターでドイツを批判した。ポーランドは自国が保有するレオパルト2を供与する意欲を示していたが、戦車の外国移転には製造国であるドイツの承認が必要なため、当面は実現できなくなった。

会合を主催したオースティン米国防長官は記者会見で、参加国が相次いで支援強化を表明したと述べ、「ウクライナ支援への決意のあらわれ」と成果を強調した。ドイツは戦車供与について、米国と歩調を合わせたい姿勢を示していた。

ドイツ国内ではレオパルト2供与への不安が強く、先週の世論調査では、46%が供与に反対し、賛成(42%)を上回っている。

2082OS5:2023/01/24(火) 10:45:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d272c8d27040985926c64d3870ce42bff03c9ac4
「露軍、東部で近く大規模攻勢も」 ウクライナ軍高官
1/24(火) 9:54配信
ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー少将は、最激戦地である東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)で「露軍が2月か3月に大規模な攻勢をかける」との観測を示した。同氏は根拠として、ドンバスで露軍に部隊を再編成している兆候があることに加え、露軍の総司令官に新たに任命されたゲラシモフ参謀総長がプーチン露大統領から3月までにドンバス全域の制圧を命じられているとする諜報結果を挙げた。

スキビツキー氏のインタビューでの発言をウクライナメディアが23日伝えた。同氏はまた、露軍が戦術を変更しているとも指摘。露軍は侵攻開始当初、600〜800人の大隊戦術群(BTG)単位で行動していたが、現在はより機能的な140〜160人単位で行動していると説明した。囚人らで構成される露民間軍事会社(PMC)「ワグネル」部隊が損害も顧みずに突入を繰り返していることも顕著だとした。

ワグネル部隊は東部ドネツク州の要衝バフムト方面に投入され、近郊のソレダルを制圧したと主張。ただ、損害も大きいとされ、米シンクタンク「戦争研究所」は22日、ワグネルはバフムトの制圧には失敗したとの分析を示した。

ワグネルを巡り、囚人らを支援する露人権団体は23日までに、囚人5万人が参加したが、現在、前線にいるのは1万人に過ぎず、残りは戦死や負傷、逃亡、投降したとの見方を示した。

一方、ウクライナの治安機関「ウクライナ保安庁」(SBU)は23日、昨秋にロシアがウクライナ東・南部4州で一方的に実施した露併合への賛否を問う「住民投票」で「選挙管理委員」を務めたとして、敵への協力罪に問われた南部ヘルソン州の住民に対し、ウクライナの裁判所が禁錮5年の実刑判決を言い渡したと発表した。ウクライナメディアによると、「住民投票」を巡ての初の判決。

2083OS5:2023/01/25(水) 18:18:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/73e723408bae009ff3fea11027ae38886a27b2fd
ブルガリア、4月に総選挙 2年間で5回目
1/25(水) 11:08配信

時事通信
投票するブルガリアの有権者=2022年10月、ソフィア(AFP時事)

 【ソフィアAFP時事】ブルガリアのラデフ大統領は24日、総選挙の投票日を4月2日に決めたと発表した。

 記者団を前に「2月3日に国会を解散する」と述べた。

 ブルガリアは昨年10月に総選挙を行ったばかり。過去2年間で5回目となる。連立政権の樹立失敗と崩壊を繰り返してきたが、4月の総選挙後も同じことになり、秋にまた総選挙だと言われている。

2084OS5:2023/01/26(木) 10:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/f685aa6fd536a730c3300e923a1e9bf8c515f5e0
侵攻下、覚悟の更迭 汚職脱却と信頼回復を優先 ウクライナ
1/26(木) 7:05配信
 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアによる侵攻下、大規模な政権人事に踏み切った。

 実態は、対策道半ばの汚職問題を背景とした更迭劇。弱さをさらけ出すことは「敵国を利する」と疑問視する声もある中、欧州連合(EU)加盟候補国として旧態依然の体質から脱却する覚悟を示した形だ。

 焦点の主力戦車など、西側諸国の支援を継続的に受けるためにも、信頼回復が最優先と見なした可能性がある。

 ロシア独立系メディア「メドゥーザ」によると、解任されたのは11人で、そのうち多くは不祥事で足をすくわれた。

 中でも注目は、兵士向け食材調達で「小売価格の2〜3倍」(現地メディア)という不自然な契約を結んだとされる国防省。巨額の「差額」の行方は不明だ。兵士が命懸けで戦う中、高官が私腹を肥やす印象を抱かれ、シャポワロフ国防次官が辞任に追い込まれた。

 国防省の信頼が低下すれば、士気に影響しかねない。ゼレンスキー氏は「聖域」なくメスを入れた格好で、汚職疑惑を暴いた調査報道にも謝意を示した。ただ「トカゲの尻尾切り」の懸念は残っている。

 また、動員令で男性が原則出国できない中、「戦争犯罪」捜査を担う最高検ナンバー2のシモネンコ氏は、スペインで休暇を過ごしたと報じられ、更迭された。

 政権中枢では、ティモシェンコ大統領府副長官の「高級車」趣味が批判された。昨年、米国から人道支援用に供与されたスポーツ用多目的車(SUV)で「マイカー通勤」。戦時下の首都キーウ(キエフ)でドイツのポルシェを運転していたと伝えられ、24日の解任につながった。

 「不祥事を問題視している場合かと反論する人には、今はポルシェを乗り回している場合かと問い直してほしい」。現地メディア「ウクラインスカ・プラウダ」記者はこう訴えていた。

2085とはずがたり:2023/01/26(木) 21:20:44
森サン一流の嗅覚がそっち側に何かを嗅ぎつけてるという一点に意味があるな〜。どんな情報が入ってきてるのかは興味ある。

森元首相、日本のウクライナ支援「こんなに力入れちゃっていいのか」
https://mainichi.jp/articles/20230125/k00/00m/030/267000c
毎日新聞 2023/1/25 19:52(最終更新 1/26 02:59) 273文字

 森喜朗元首相は25日夜、東京都内の会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの日本政府の支援について、「こんなに力入れちゃっていいのか」と懸念を示した。政府はロシアの侵攻を「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」(岸田文雄首相)と位置付け、ウクライナ支援や対露制裁に取り組んでおり、森氏の発言は物議を醸す可能性がある。

 森氏は戦況について「ロシアが負けるということは、まず考えられない」と指摘。「(ロシアとの関係を)せっかくここまで積み立ててきているのに」とも述べた。森氏はプーチン露大統領と親交があり、日露関係の改善・強化に長年取り組んできた。【李舜】

2086OS5:2023/01/27(金) 08:52:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3293aa3fbc77f5e2a4c9af15514e5df7b0ecb8
戦車供与、地上戦激化へ ロシア反発、背景に独ソ戦 ウクライナ侵攻
1/27(金) 7:12配信
 ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、米国とドイツが主力戦車を供与すると発表し、西側諸国の兵器支援は新たな段階に入った。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は歓迎する一方、ロシアのプーチン政権は「極めて危険な決定」(ネチャエフ駐ドイツ大使)と反発。多大な死傷者を出している地上戦は、さらに激しさを増しそうだ。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、兵器支援は「紛争への直接関与」と警告。一方で「特別軍事作戦」という位置付けは変えず、西側諸国との全面戦争を避けたい考えもにじませた。

 ドイツとロシアは第2次大戦の独ソ戦で、史上最悪の地上戦を繰り広げ、市民を含む双方の計約3000万人が死亡。ロシアは19世紀のナポレオン戦争(祖国戦争)に続く「大祖国戦争」と位置付けており、戦車供与を巡るドイツの慎重姿勢にも影響した。

 くしくもロシアは、ウクライナ侵攻の理由について「非武装化」「中立化」から「祖国防衛」にすり替えを図り、長期戦に布石を打った。プーチン大統領は18日、80年前のレニングラード包囲戦で「多くの欧州諸国が封鎖に参加し、罪を犯した」と独自の歴史観を披露。今回の侵攻も「(西側諸国が仕掛けた)戦争を終わらせるためだ」と主張した。

 一方、主力戦車として「最も成功したモデル」(英シンクタンク)とされるドイツの「レオパルト2」を前に、ロシアが最新の兵器で応じられるかは不透明だ。

 プーチン政権は戦意高揚の「プロパガンダ」(英国防省)を狙い、初の実戦として少数のT14主力戦車の展開を検討中とされている。ただ、英国防省は25日の戦況報告で、T14の「不十分な状態」を理由にロシアは投入に迷いがあるようだと分析した。

 東部ドネツク州では激しい攻防が続く中、ロシアの「頼みの綱」は民間軍事会社「ワグネル」だ。戦車戦ではなく、捨て身の突撃作戦で、重要拠点バフムト近郊の製塩業の町ソレダルを制圧した。独立系メディアによると、元受刑者の戦闘員約5万人のうち残る兵力は約1万人とされ、人的損害は甚大だ。

 米CNNテレビは24日、ロシアが20万人の追加動員を検討中だと報じた。ペスコフ氏は否定に追われたが、人数が伏せられた昨年9月の動員令が今も有効だという見解を表明している。

2087OS5:2023/01/28(土) 08:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4391722a35bc26ed1af814b8c30ce04739ac90b
ワグネルより正規軍、ロシアが精鋭「空挺軍」集中投入…総司令官交代で積極攻勢に
1/28(土) 7:23配信 ロシア軍が年明け以降、精鋭の空挺(くうてい)軍を、ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトなど激戦地に投入している。制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長の総司令官就任を機に、戦況を好転させるための集中投入のようだ。これまでの主戦力だった露民間軍事会社「ワグネル」の雇い兵に代わり、正規軍を再び重視し始めたとの指摘も出ている。

【動画】道路に置かれた地雷に気づかなかった?…ロシア軍の戦車が爆発

ワグネル依存 転換
(写真:読売新聞)

 バフムト防衛にあたるウクライナ軍部隊の報道官は25日、露軍がバフムト市内に侵入しようと試みており、1日に40回近い戦闘があったと指摘した。露軍はここへ来て、バフムト攻防戦での積極攻勢が目立つ。

 その背景にあるのが、空挺軍の投入とみられている。地元ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は今月下旬、「1月2日に空挺軍の兵士がバフムトに入ってから砲撃の質が一変した」と伝え、露軍の戦法が効率的になったと指摘した。

 露軍はドネツク州の全域制圧への足がかりをつかむため、バフムト攻略を約半年前から試みてきた。本来はパラシュート降下などによる緊急展開が専門である空挺軍を歩兵として、カギとなる戦闘に従事させているとみられる。空挺軍は陸海空軍から独立した存在で、侵略前は4万5000人規模とされてきた。陥落させたばかりの近郊ソレダルの攻略にも加わり、投入は効力を発揮している模様だ。

 米政策研究機関「戦争研究所」は25日、露軍指導部が、兵員補充のため依存してきたワグネルよりも正規軍を重視した用兵を進めていると指摘。今月11日に総司令官にゲラシモフ氏が就任したことが関係しているとの分析を明らかにした。

 露軍は、ドネツク州との州境に近くウクライナ軍が領土奪還を目指すルハンスク州クレミンナの戦線にも最近、空挺軍の兵士を派遣している。重要な戦場には空挺軍を投入する方針を鮮明にしているようだ。

 ゲラシモフ氏の就任と同時の、セルゲイ・スロビキン前総司令官ら3人の副司令官の任命は大規模攻撃に向けた布陣とみられている中、戦争研究所は露軍の大規模攻撃はドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の制圧を最優先するとの見方を示している。
 ただ、空挺軍主体の用兵が今後も効果を上げるかどうかは不透明だ。英国防省は24日、空挺軍で経験豊富なミハイル・テプリンスキー司令官が最近、解任されたとする分析を明らかにした。空挺軍の展開を巡るゲラシモフ氏との意見対立が原因とみられている。

 露軍では、昨年秋に実施した予備役の部分的動員で招集した30万人超のうち、約15万人は最前線に未投入とされている。ただ、露軍は兵員と装備の不足で侵略当初のような大隊戦術グループ(BTG=推計900人規模)を中心とした大規模な攻撃は不可能になっている。空挺軍の集中投入も効果は限定的とみられる。

2088チバQ:2023/01/28(土) 21:45:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/450a045bfd36171e3a56dd48d6a18da1f4cee132
ドネツク州で激戦続く ロシア軍、損害度外視で攻勢か
1/28(土) 9:15配信
ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官は27日、最前線である東部ドネツク州の要衝バフムトや同州西部の小都市ウグレダルで、両市の制圧を狙うロシア軍と防衛するウクライナ軍の戦闘が続いていると発表した。ウクライナ国防省は、露軍が3月までに同州全域の制圧をプーチン大統領から命じられ、損害を度外視して攻勢を強めているとの観測を示している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は同日のビデオ声明で、ウグレダルとバフムト周辺の戦況は「特に深刻だ」と指摘。「露軍を止められるのは力だけだ」と述べ、国際社会による軍事支援の重要性を強調した。

チェレバティ氏によると、ウグレダル周辺で露軍は過去24時間に322回の砲撃を実施。58回の近接戦闘が起き、ウクライナ軍が露軍兵約300人を死傷させ、戦車と歩兵戦闘車計7両を破壊したとした。バフムト方面でも露軍を撃退し続けているとした。

一方、同州の親露派武装勢力幹部は27日、露国営テレビで「ウグレダルの一角を露軍が占拠した」と主張した。タス通信が伝えた。

英国防省は27日の戦況分析で、露軍がウグレダル方面で実質的な前進を遂げた可能性は極めて低いと指摘。ロシア側は優勢を強調するために戦果を誇張している可能性があるとした。

ウグレダルは露本土とウクライナ南部クリミア半島を結ぶ回廊の北方に位置。露軍は同市を掌握することで、支配下に置く回廊の安全性を高める思惑だとみられている。

2089OS5:2023/01/30(月) 00:33:23
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y6WRHR1YUHBI01K.html
ロシアの「ワグネル」戦闘員、4千人以上が死亡か 米シンクタンク
2023/01/29 21:02朝日新聞

ロシアの「ワグネル」戦闘員、4千人以上が死亡か 米シンクタンク

ロシア・サンクトペテルブルクに開設した拠点の「ワグネルセンター」で2022年11月4日、記念撮影する訪問者たち=ロイター

(朝日新聞)

 米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)は28日の戦況分析で、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が疲弊しているとの見方を示した。ワグネルは、今月までのウクライナ東部ドネツク州ソレダルの制圧戦で、中心を担ったとされる。

 ISWは、ワグネルの戦闘員が昨年11月下旬〜12月上旬にソレダルに近い同州バフムート近郊で亡くなった1千人を含む、計4千人以上が死亡、1万人以上が負傷したとする米政府関係者の話にふれ、ソレダルの制圧後は特段成果をあげていないことからワグネルが「疲弊」しているとみる。攻防が続いているバフムート付近には、ロシア軍が投入されているとも分析した。

2090OS5:2023/02/01(水) 09:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed606d01190de094606ea01c0c145765757f6f4f
脱出したワグネル元指揮官、前線での過酷な扱いを振り返る CNN単独インタビュー
1/31(火) 20:09配信
(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルの傭兵(ようへい)だったアンドレイ・メドベージェフ氏(26)が30日、CNNの単独インタビューに応じ、ウクライナで傭兵への過酷な扱いを目の当たりにしたことで最終的に脱出を決意したと明らかにした。

ノルウェーの首都オスロからインタビューに応じたメドベージェフ氏は、ワグネルの戦闘員はほぼ何も指示を与えられず戦闘に投入されることが多く、消極的な新兵に対する扱いは容赦ないものだったと振り返った。

メドベージェフ氏はロシアから北極圏の国境を越えてノルウェー入りし、現在はノルウェーで亡命を求めている。

メドベージェフ氏は「ワグネルは戦いたくない者を1カ所に集め、新人の目の前で射殺した」と証言。「戦闘を拒んだ囚人2人を連れてきて皆の前で射殺し、研修生が掘った塹壕(ざんごう)に埋めたこともある」と明らかにした。

CNNはメドベージェフ氏の証言について独自に確認できていない。ワグネルにコメントを求めたものの、返答はない。

以前にロシア軍で軍務に服した経験があるというメドベージェフ氏は、自ら志願してワグネルに加入。昨年7月の契約から10日足らずでウクライナに入り、ドネツク州の前線の街バフムートで従軍した。

ワグネルでは創設者ドミトリー・ウトキン氏とオリガルヒ(新興財閥)エフゲニー・プリゴジン氏の2人に直接報告する立場にあったという。

メドベージェフ氏はプリゴジン氏のことを「悪魔」と形容。「もし彼がロシアの英雄なら、自ら銃を取って兵士と共に走っていただろう」と指摘した。

プリゴジン氏は先日、メドベージェフ氏がワグネルの一員として従軍したことを確認し、「囚人を不適切に扱おうとした罪で訴追されるべきだった」と述べていた。

メドベージェフ氏はCNNに対し、ウクライナでの戦闘中、自分が何をしていたかには触れたくないと語った。

ワグネルには戦術が乏しく、兵士たちはその場その場で計画を立てている状況だった。「本当の意味での戦術は皆無で、敵の位置について指示を受けただけだった。どう行動すべきか明確な命令はなかった」

思い切って脱出し国境を越えた時のことについては、「少なくとも10回」にわたり拘束の手を逃れ、ロシア軍の銃弾をかわしながら逃げたと説明。白の迷彩で周囲の風景に溶け込み、凍った湖の上を通ってノルウェー入りしたと振り返った。

兵士らが「大砲の餌」にされる様子を目の当たりにし、派遣後6日目にはもう二度と出征したくないという気持ちになっていたと、メドベージェフ氏は振り返る。

当初の部下は10人だったが、囚人の動員が始まると、その数は増えていった。「死者が増え、さらに多くの人員が投入された。最終的には多数の要員を指揮することになった。人数を数えるのは不可能だった。絶えず入れ替わりがあった。死者が出ると新たな囚人が投入され、死者が増えるにつれ、さらに多くの囚人が投入された」(メドベージェフ氏)

自身の体験を証言する気になった理由については、プリゴジン氏とロシアのプーチン大統領を裁きにかける助けになりたいからだと言い添えた。

やはりワグネルから脱出し、カメラの前で撲殺されたエフゲニー・ヌージン氏と同じ運命になるのが怖くないのかとの質問には、ヌージン氏の死で脱出への思いが強まったと説明。

「私に言えるのは、あの件で脱出への思いが一段と強まったということだけだ」と語った。

2091OS5:2023/02/01(水) 09:52:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8e255615822d0a533ba874a43e889277e742e54
ロシア・ウクライナ、節目巡り心理戦 大規模攻勢「2月24日説」
2/1(水) 7:09配信

時事通信
戦死したウクライナ兵を悼む人々=1月30日、東部ドネツク州スラビャンスク(AFP時事)

 【キーウ時事】ロシアのウクライナ侵攻は2月に差し掛かり、24日の丸1年の節目が間近に迫る。


 プーチン政権が一方的に「併合」した東・南部の戦闘と並行し、双方のどちらが戦争の長期化に耐え得るかを巡る心理戦が展開されている。ロシア軍による都市部への空爆や砲撃が続き、民間人の死傷にも歯止めがかからない状況だ。

 「プーチン政権は新たな大規模攻勢を準備し、2〜3月にも踏み切る可能性がある」。米ブルームバーグ通信は1月27日、クレムリン(大統領府)関係者の話を伝えた。昨年秋から劣勢と撤退が続く中、戦局の主導権をウクライナから取り戻すのが狙いという。

 侵攻1年の節目に攻勢があるとウクライナ側で警戒されてきたが、今回の報道は「クレムリンが認めた」という点で異例だ。ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記も2月24日説について「彼らが言う通りで、秘密でも何でもない」と指摘した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、敵軍撤退を柱とする10項目の和平案を国際社会に提示。実現に向け、国連本部での「平和サミット」開催を目指すが、ロシア包囲網の強化が目的なのは明らかだ。ロシア側が攻勢の準備をほのめかす背景には、ウクライナの計画を頓挫させる思惑もありそうだ。

 「ロシアは長期化させ、われわれの戦力を消耗させようとしている」。ゼレンスキー氏は1月29日の動画でこう述べ、西側諸国の兵器支援を急ぐよう訴えた。本命視するドイツ製の主力戦車「レオパルト2」は保有国から順次引き渡される予定だが、運用が難しい米国の主力戦車「エイブラムス」は今年中に間に合わない可能性もあると伝えられている。

2092OS5:2023/02/01(水) 09:52:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1de09ec900faec80c96be3721310ffc079367e3
ロシアの狙いは「消耗戦」 支援加速を要請 ウクライナ大統領
1/30(月) 7:11配信


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時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=29日、キーウ(キエフ)(ウクライナ大統領府提供・AFP時事)

 ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、「ロシアは(東部ドネツク州などで)戦争を長期化させ、われわれの戦力を消耗させようとしている」と警鐘を鳴らした。

 米独両政府が25日に主力戦車供与を決定したことを踏まえ、西側諸国は兵器支援を加速させる必要があると主張した。動画メッセージで語った。

 英国防省の発表によると、主力戦車「チャレンジャー2」の供与を決めている英国に29日、ウクライナ戦車部隊の要員が必要な訓練を受けるため到着した。ロシア軍が近く仕掛ける恐れがあるとされる大規模な攻勢への備えを急ぐ。

2093とはずがたり:2023/02/02(木) 14:20:15
ウクライナ東部で激戦続く 露側「集落制圧」と主張
産経ニュース / 2023年1月20日 19時47分
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein__world_europe_4XS4DJGASVKF7BGDJBSP23WWPE/?tpgnr=world

ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍参謀本部は20日、東部ドネツク州の要衝バフムトや近郊の都市ソレダルで露軍を撃退したと発表した。一方、タス通信によると、露軍側で参戦している露民間軍事会社(PMC)「ワグネル」トップのプリゴジン氏は19日、ソレダルに続いてバフムト近郊の集落クレシチェエフカを同社部隊が制圧したと主張した。ウクライナ側はソレダルやクレシチェエフカの陥落を認めておらず、情報が錯綜(さくそう)しているが、激戦が続いているもようだ。

一方、ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は19日、首都ミンスクでラブロフ露外相と会談した。ベラルーシ国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ氏は、米欧がウクライナを利用し、ロシアだけでなくベラルーシにも圧力をかけようとしていると主張した一方で、「私にとってうれしい驚きは、ウクライナが(米欧の意図に)抵抗していることだ。ウクライナはベラルーシを挑発していない」と述べた。



ルカシェンコ氏は従来、ベラルーシの対ウクライナ参戦を否定する一方、「挑発」を受けた場合は対処すると表明。ウクライナや米欧は、ロシアが政治的圧力やウクライナからの攻撃をでっち上げる「偽旗作戦」を用い、ベラルーシを参戦させる恐れがあると警戒してきた。ルカシェンコ氏の発言は、ロシアからの参戦圧力をかわす意図に基づくものである可能性がある。

一方、複数の露メディアは19日、首都モスクワにある露国防省や商業施設などの屋上に防空システム「パンツィーリ(鎧)」が設置されたとする複数の写真や動画が交流サイト(SNS)上に投稿されたと報じた。ウクライナ側による攻撃に備えたものである可能性があるが、真偽は現時点で不明。

2094とはずがたり:2023/02/02(木) 14:20:48
「ロシアに安全地帯なくなる」 ウクライナ、報復攻撃強化を示唆
https://www.sankei.com/article/20221208-SPE6WTQFMZI3NBBUANWBFRTMRU/
2022/12/8 12:00

ウクライナ政府顧問は、ロシア内陸の空軍基地への無人機(ドローン)攻撃に絡み「ロシアに安全地帯はなくなるだろう」と警告し、ロシアからインフラ施設への攻撃を繰り返し受ける中、遠隔攻撃での報復を強化する可能性を示唆した。7日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が伝えた。

政府顧問は「攻撃は繰り返し行える。距離に制限はなく、近くシベリアを含むあらゆるロシア内部の標的を攻撃できるようになる」と強調した。

ウクライナ側はロシアの空軍基地への攻撃を正式には表明していないが、ポドリャク大統領府長官顧問が関与をにおわせていた。

ウクライナから遠く離れたロシア本土が攻撃されたことについて、西側の防衛関係者は「ロシア軍は自信を喪失し、どう安全を確保するかを考えざるを得ないだろう」と指摘した。


ロシアはミサイルやドローンを使って、ウクライナの電力インフラなどへの攻撃を続けている。(共同)

2095とはずがたり:2023/02/02(木) 14:21:38
ウクライナで広がるロシア語離れ 「敵国、占領者の言葉」は嫌だ
https://www.sankei.com/article/20230201-SDRTRRMRV5LYROKZ5MC3MHQMOQ/?ownedutm_source=owned%20site&ownedutm_medium=referral&ownedutm_campaign=ranking&ownedutm_content=%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%A7%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%80%80%E3%80%8C%E6%95%B5%E5%9B%BD%E3%80%81%E5%8D%A0%E9%A0%98%E8%80%85%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89%E3%80%8D%E3%81%AF%E5%AB%8C%E3%81%A0
2023/2/1 17:00
佐藤 貴生

ロシア語が得意なウクライナ人の間で、ウクライナ語の学習熱が高まっている。帝政時代からロシアの支配下に置かれたウクライナでは2カ国語が共存し、日常的にロシア語を話す人も少なくない。しかし、侵略を受けて「敵国の言葉は話したくない」と考える人が増えている。宗教や歴史認識など多方面で進む「脱露」の動きの一環だ。

講師「どんな時にロシア語が出てきてしまうのですか」

生徒「たとえば子供を叱るときです」

2096とはずがたり:2023/02/02(木) 14:22:08

ロシア大統領府、軍とワグネルの対立否定
https://www.afpbb.com/articles/-/3447303?cx_part=related_yahoo
2023年1月17日 9:32 発信地:モスクワ/ロシア [ ウクライナ ロシア・CIS ]

【1月17日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は16日、同国軍と民間軍事会社ワグネル(Wagner)が、ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州ソレダル(Soledar)制圧をめぐる功名争いで対立しているとの臆測を否定した。

 ペスコフ氏は記者団に対し、そうした見方はメディアや軍事ブロガーによるでっち上げだと一蹴。ロシア軍もワグネルも「祖国のために戦っている」と述べた。


 ロシア軍とワグネルの反目がことさらに取り沙汰されるようになったのは、同社の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が11日、同社の部隊がソレダル全域を制圧したと主張して以降。

 国防省は直ちに同氏の主張を否定し、13日にソレダル「解放」を発表。これに対しプリゴジン氏は、国防省がワグネルから勝利を奪おうとしていると反発していた。(c)AFP

2097OS5:2023/02/06(月) 21:52:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/445c17f0d7de4b30df9b1697084edcf39cdb5c1e
ウクライナ国防相、近く交代へ 汚職対策アピールか
2/6(月) 18:16配信
産経新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領の政権与党「国民のしもべ」幹部のアルハミア氏は5日、米欧諸国との兵器供与交渉に携わってきたレズニコフ国防相を近く交代させると交流サイト(SNS)で発表した。アルハミア氏は「(ロシアとの)戦争が人事を決定する。時間と情勢は(人事の)強化と再編成を必要としている」と説明した。

ウクライナ国防省を巡っては最近、軍需品の納品などに関する汚職疑惑が相次いで浮上し、国防次官らが辞任する事態に発展していた。ゼレンスキー政権は、軍事支援の継続と将来的な欧州連合(EU)加盟に向け、米欧側から求められている汚職対策の進展を示したい考えだとみられる。

アルハミア氏によると、レズニコフ氏は戦略産業相として閣内にとどまり、後任の国防相に国防省のブダノフ情報総局長を就ける案が検討されている。

レズニコフ氏は5日、「人事は大統領の専権事項だが、何の提案も受け取っていない」と述べ、自身の人事情報が独り歩きしていることに不快感を表明。戦略産業相としての必要知識がないとし、指名されても拒否する考えを示した。同国メディアが伝えた。

2098OS5:2023/02/06(月) 21:54:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf2fe742a5aa81da526fef7fe50f9c3b9e5c1170
ウクライナ国防相辞任へ 汚職で引責、士気に影響も
2/6(月) 7:17配信


時事通信
5日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で記者会見するレズニコフ国防相(AFP時事)

 ウクライナ国防省の汚職疑惑に絡み、レズニコフ国防相が引責辞任し、後任に同省情報総局のブダノフ長官が就く見通しとなった。


 現地メディアが5日、与党議員らの情報として伝えた。報道に先立ち、レズニコフ氏本人は同日の記者会見で「永遠に居座る者はいない。人事を決めるのはゼレンスキー大統領だ」と辞任を示唆していた。

 ロシアの侵攻を受ける中、ウクライナ国防省は最近、兵士向け食材調達で小売価格の2〜3倍という不自然な契約を結んだ疑惑が報じられ、国防次官が更迭されていた。省内の混乱が現場の部隊に波及すれば、士気や戦況に微妙な影響を及ぼす可能性もある。

 一方、レズニコフ氏は記者会見で、米政府が供与する長距離ロケット弾について「ロシア(本土)への攻撃に使わないとパートナー国に説明している。標的は占領地域のロシア軍のみだ」と述べた。ロシアが実効支配する南部クリミア半島への攻撃は排除していないもようだ。

 ロシアは核兵器による威嚇を継続。クリミア半島に長距離ロケット弾が撃ち込まれれば「ウクライナ全域が炎上する」(メドベージェフ前大統領)と報復を警告するなど反発している。

2099OS5:2023/02/07(火) 08:01:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3944b76b0278aa232ab68d791801b3c4b714a92a
ウクライナ国防相辞任へ 汚職疑惑で引責 撲滅難しく
2/6(月) 19:28配信
毎日新聞
ウクライナ国旗=ゲッティ

 ロシアの侵攻を受けるウクライナのレズニコフ国防相が近く辞任し、後任に軍情報部門トップのブダノフ氏が就く見通しとなった。ウクライナでは1月下旬に軍の食料調達に関する汚職疑惑が発覚し、国防省のシャポワロフ次官らが解任された。レズニコフ氏の辞任はこの問題での引責とみられる。戦況への直接的な影響はない模様だが、ウクライナで汚職撲滅が進まない状況を浮き彫りにしている。

 国防相交代の観測については、政権与党「人民のしもべ」の幹部、アラハミア最高会議議員が5日、通信アプリ「テレグラム」への投稿で明かした。

 弁護士出身のレズニコフ氏は2021年11月に国防相に就任。ロシアの侵攻開始後は、兵器支援を受ける米国や欧州諸国との交渉の最前線に立ってきた。ただし、国防相を辞任してもゼレンスキー大統領の信頼を失うことはないとみられる。アラハミア氏は投稿で、レズニコフ氏が戦略産業相に転じると記した。内相や治安局トップも交代する見通しだという。

 1991年にソ連から独立して以来、ウクライナ国内では汚職の広がりが深刻な社会問題となってきた。23年1月下旬には人道支援用の自動車を流用したとして批判されていたティモシェンコ大統領府副長官が辞任に追い込まれ、汚職容疑で逮捕されていたロジンスキー副地域領土インフラ開発相も解任された。【モスクワ大前仁】

2100OS5:2023/02/11(土) 22:26:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0a82d5017c005e601a16077fc9e519c2dda8cc
モルドバ政府が総辞職 親欧米派大統領、国民不満解消図る
2/11(土) 9:56配信


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産経新聞
ロイター通信などによると、東欧の旧ソ連構成国モルドバのガブリリツァ首相は10日、辞意を表明した。親欧米派のサンドゥ大統領も辞任を承認し、内閣の総辞職が決まった。サンドゥ氏は後任の首相にレチャン元内相を指名した。同国ではロシアによるウクライナ侵略を背景としたインフレの加速などに国民の不満が高まっており、サンドゥ氏は政府を刷新して求心力の回復を図りたい構えだ。

ガブリリツァ氏は同日の記者会見で、政府の功績としてモルドバが昨年6月に欧州連合(EU)から「加盟候補国」に認められたことを挙げた。その上で「モルドバを欧州の国とするために国民は団結すべきだ」と呼び掛けた。レチャン氏は「欧州との統合プロセスを推進する」と表明した。

サンドゥ氏は2020年の大統領選で、親露派のドドン前大統領に勝利。盟友であるガブリリツァ氏は21年8月に首相に就任した。

モルドバは国内にロシア系住民が実効支配する親露分離派地域「沿ドニエストル」を抱えるほか、議会内にも親露派勢力が存在。モルドバのEU入りを阻もうとするロシアと連携し、サンドゥ政権に圧力を掛けているとされる。

2101OS5:2023/02/11(土) 22:29:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f95f3254aef254e883fd9741ee274e18587651dd
プーチン大統領、21日に年次報告 侵攻開始から1年控え
2/11(土) 17:34配信


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毎日新聞
ロシアのプーチン大統領

 ロシアメディアによると、ペスコフ露大統領報道官は10日、プーチン大統領が21日に議会上下両院で年次報告に臨むことを明らかにした。経済紙RBK(電子版)はプーチン氏が翌22日にモスクワ市内の競技場で支持者集会を開く見通しだとも報道。ウクライナへの侵攻開始から1年となる24日を控え、プーチン政権は国民の幅広い層に向け、軍事作戦継続への支持を訴える模様だ。

【写真特集】記者が見た戦禍の日常

 ロシア大統領は毎年、年次報告するように義務づけられているが、プーチン氏は2022年に報告に臨まなかった。ウクライナ侵攻で苦戦が続くことから避けたとみられるが、侵攻開始から1年の節目を迎え、国民に現状を報告し、士気を高揚させる狙いとみられる。

 プーチン政権はしばしばモスクワの競技場で集会を開き、重要な問題に関して、国民に支持を訴えてきた。ウクライナ侵攻を始めた直後の22年3月には、この競技場でウクライナ南部のクリミアを一方的に併合してから8年を祝う集会を開いていた。

 ロシアでは2月23日が「国防の日」という休日であるほか、今年は24日が振り替え休日となっている。政権は直前の21、22両日に政治日程を設定して、侵攻開始から1年に臨む構えのようだ。【モスクワ大前仁】

2102OS5:2023/02/12(日) 21:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad356d5f25dc052c20b49de73ba2f43012182d47
モルドバ首相辞任 破壊工作警告の中、内閣崩壊
2/11(土) 23:44配信

時事通信
辞意を表明したモルドバのガブリリツァ首相=1月27日、キシナウ(EPA時事)

 【キシナウAFP時事】モルドバのガブリリツァ首相は10日、辞意を表明した。

 サンドゥ大統領は辞表を受理し、レチャン元内相を後任に指名した。国会で近く承認手続きが行われる。情報機関がロシアによる破壊工作を警告する中での内閣崩壊となった。

 ガブリリツァ氏は「支持と信頼」の欠如を辞任の理由に挙げたが、詳細には口をつぐんだ。サンドゥ氏は「多くの困難がある中で自己を犠牲にして内閣を率いてくれた」とねぎらった。

2103OS5:2023/02/14(火) 11:33:26
https://www.iza.ne.jp/article/20230120-CYLIJ7DGTFO6HMORYJJVJDFRGE/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
プーチン氏「引退説」現実味、追放恐れ後継者指名か 「とどまればクーデターのリスク、八方塞がり」 〝ポスト・プーチン〟「結局プリゴジン氏では」専門家
2023/1/20 11:25
ウクライナ侵攻で国内外の批判が高まるロシアのウラジーミル・プーチン大統領(70)をめぐり、「引退」情報が西側メディアで飛び交っている。権力の座から追放されることを恐れて2024年3月の大統領選に出馬せず、後継者を指名する計画があるというのだ。プーチン氏が出馬するとの報道もあるが、どちらを選ぶのか。

ペスコフ大統領報道官は19日、プーチン氏がロシア正教の「主の洗礼祭」に当たる同日未明、モスクワ郊外で水浴をしたと明らかにした。例年、映像や写真を公開しているが、今年は公開の予定はないという。


露有力紙コメルサント(電子版)は13日、プーチン氏が大統領選に向けて立候補準備を進めていると報じた。しかし、クレムリン(大統領府)の元スピーチライターで、イスラエルに亡命しているアッバス・ガリャモフ氏の見方は全く異なる。

ガリャモフ氏の証言を報じた英紙デイリー・ミラー(電子版)などによると、プーチン氏は、軍事的敗北や人気急落で追放されるリスクを冒すよりも、後継者を選び、自身は黒海沿岸のリゾート地にある「宮殿」で終身上院議員として過ごす計画を立てているという。



政権中枢では民間軍事会社「ワグネル」を率いるエフゲニー・プリゴジン氏の台頭が警戒されているとした。

こうした情報について「信憑(しんぴょう)性のある話だ」と話すのは、筑波大学の中村逸郎名誉教授。プーチン政権の現状について「経済畑からも軍事畑からも、『もはやプーチン氏を支えられない』という空気が流れている。プーチン氏は20年以上も権力を掌握してきた分、悪事や内実を暴露されるリスクがあり、政権を降りることを恐れている。だが、とどまればクーデターのリスクもあり、八方塞がりだ」との見方を示す。

「ポスト・プーチン」としてこれまで有力視されてきたのは、プリゴジン氏ら強硬派勢力のほか、ドミトリー・メドベージェフ前大統領や、セルゲイ・キリエンコ大統領府第1副長官らだ。


だが、前出のガリャモフ氏は、プーチン氏は後継者として、モスクワ市のセルゲイ・ソビャニン市長や、ミハイル・ミシュスチン首相ら「忠実な部下」を指名する可能性が高いと指摘する。

プーチン氏は00年から08年まで大統領を2期務めた後、いったん首相に就き、12年に再び大統領に就いた。現在は、憲法改正で6年となった任期の2期目だが、24年の大統領選に出馬して勝てば、さらに2期12年務めることも可能だ。

「ポスト・プーチン」について中村氏は次のように予測した。



「プーチン氏が身の安全を確保するため、先手を打ってプリゴジン氏を後継者に指名する可能性もある。キリエンコ氏は行政手腕もあり、最もプーチン氏に近いが、プリゴジン氏に対抗できるほどの力があるかは不透明だ。いずれにしてもプーチン氏自身は『弱体化するロシア』の象徴的存在になりつつあることは間違いない」

2104OS5:2023/02/14(火) 21:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9034e31b2001c83b23d2d35d9eb63b85a9c9b636
モルドバ大統領「ロシアがクーデター計画」…ウクライナとの類似性指摘も
2/14(火) 11:08配信


読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 ウクライナの隣国モルドバのマイア・サンドゥ大統領は13日、ロシアがモルドバでクーデターを計画していると指摘した。


 サンドゥ氏は記者会見で、軍事訓練を受けたロシア、ベラルーシ、セルビアなどの外国人が非武装の市民を装って政府機関の建物を攻撃して人質を取り、ロシアが支配する非合法政府に体制を転換する計画をロシアが企てていると述べた。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日の欧州連合(EU)首脳会議で、ロシアの情報機関によるモルドバ破壊計画を傍受したと語っていた。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は13日、「深く懸念している。ロシアならやりかねない」と述べた。

 旧ソ連のモルドバは2020年12月にサンドゥ氏が大統領に就任後、親欧米路線を加速している。昨年5月には、親露派のイーゴリ・ドドン前大統領が国家反逆容疑で自宅軟禁を受けるなど、両派の対立が続いており、ウクライナとの類似性を指摘する見方もある。

2105とはずがたり:2023/02/15(水) 21:00:38
2022年9月14日3:39 午後5ヶ月前更新
キルギス・タジク国境で衝突、2人死亡 ロシア調停の用意表明
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/kyrgyzstan-tajikistan-border-idJPKBN2QF0EY

[ビシュケク 14日 ロイター] - 中央アジアの旧ソ連構成国、キルギスとタジキスタンの国境警備隊が14日衝突し、双方の当局者によると少なくとも2人が死亡した。

両国はロシアの同盟国で国内にロシア軍の基地を持つ。ただ国境問題を巡って頻繁に衝突しており、昨年は全面戦争寸前まで緊張が高まった。

タジキスタンは、キルギスの国境警備隊が先に前哨基地に発砲・砲撃したと主張。治安当局によると、国境のタジキスタン側で国境警備隊員少なくとも2人が死亡し、民間人5人を含む11人が負傷した。

キルギスの当局者によると、少なくとも兵士2人と民間人2人が負傷。ウズベキスタン、およびタジキスタンと国境を接する南部のバトケン州の2カ所で交戦があったと明らかにした。

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2106OS5:2023/02/24(金) 13:03:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/89e0721b78900b5795c1e41fd3e379f7f82a3159
キーウ訪問に壁 「必ず行くんだ」焦る岸田首相
2/23(木) 14:18配信
 バイデン米大統領がウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、先進7カ国(G7)首脳でキーウ入りしていないのは岸田文雄首相だけとなった。日本政府は昨春から水面下で現地入りを模索してきたものの、警備や情報の秘匿などハードルは高く、実現に至っていない。G7議長国としての責務もあり、5月のG7広島サミット前に訪問できるか、官邸内には焦りの色がにじむ。

「つまらないプリンス」が首相就任会見で見せた「らしくない」顔

 「日本だとこうはいかないんだよな…」。20日夜、バイデン大統領の電撃訪問の一報を耳にした政府高官は、思わずうなった。

 昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、G7首脳は次々とキーウ入りし、国際社会の連帯を誇示してきた。昨年4月に当時のジョンソン英首相が、同6月には仏独伊3カ国の首脳が相次いで現地入りするのを横目に、首相は度々、「日本の本気度が問われている。必ず行くんだ」と周囲に漏らしていた。

 ただ、情報管理が高いハードルとして立ちはだかった。首相や閣僚が国会開会中に海外出張する際、衆参両院の議院運営委員会に事前報告し、了承を得るのが慣例。衆院事務局によると、1958年の第30回国会から続く古いしきたりだが、この慣例が破られた例はほとんどないという。

 裏を返せば、国会閉会中は事前報告の必要がない。実際に首相は臨時国会を終えた昨年末の訪問を模索したが、極秘裏に進めた計画を一部報道機関がつかんだことで立ち消えになった。

 今回のバイデン大統領による訪問も、徹底した情報統制によって実現した。「メディアの協力が完全に得られない限り、キーウ訪問は成り立たない」と官邸幹部は神経をとがらせる。

 安全確保も難題だ。自衛隊法には、要人警護のために自衛隊を海外派遣する規定がない。友好国の協力を取り付ける案も検討したが、見通しは立っていない。

 ウクライナ情勢はG7広島サミットの最重要議題だけに、首相は今なお、サミット前のキーウ訪問に前のめりだ。首相側近も「実現すれば議長国としての責務を果たすだけでなく、『外交の岸田』も存分にアピールできる」と意気込む。

 首相腹心の木原誠二官房副長官は21日夜、報道番組でこう力を込めた。「率直に申し上げて、ハードルは高い。行くからには失敗は許されず、万全にやらなければならない」

 (岩谷瞬)

西日本新聞

2107OS5:2023/02/24(金) 23:02:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0a1786ccd35547b2958bf7784e26927ed5a810長引く避難、自立できない 日本滞在 言葉と就職の壁
2/24(金) 21:58配信


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産経新聞
避難民らが集まったフォーラムで、就労環境について解説した避難民のウリバチョバ・イリーナさん(右)=18日、東京都新宿区(外崎晃彦撮影)

ロシアによる侵略から24日で1年がたち、ウクライナ避難民の日本滞在が長期化する中、いまなお「言葉」と「就職」の壁が立ちはだかり、生活の安定や今後の展望を見えづらくしている。仕事面では、祖国での資格や経験を生かせないミスマッチも顕在化。母親世代は子育てとの両立にも難渋しており、支援する自治体側には新たな対応が求められている。

【グラフで見る】避難民にとって言葉と就職の問題は…

ウクライナ北東部の街から昨年4月、千葉県に逃れてきたウリバチョバ・イリーナさん(40)はすぐに、異国で仕事を探すことが「そんなに簡単ではない」と痛感した。

避難民は「特定活動」の在留資格で就労が認められているが、日本で取得した資格が求められる職種も少なくない。祖国で弁護士資格を持ち、大学で法律を教えていたイリーナさんも、弁護士活動はできない。

得意の英語を生かせる職場を見つけようともしたが、「やはり日本語が使えないことには難しかった」。現在働く東京都内の国際法律事務所で、同胞の避難民の困りごとをサポートする業務に就くまでに、3カ月かかったという。

イリーナさんは「働かせてもらい本当にありがたい」と感謝し、今後を見据え、日本語を猛勉強している。ただ、在留資格の特例は戦況に左右される上、1年ごとに更新許可が必要になるなど課題は多く、「長期間の生活設計を立てることは難しい」と憂える。

出入国在留管理庁によると、日本に滞在するウクライナ避難民は2185人(今月15日時点)。昨年11月23日時点で1849人が特定活動の資格を持っているが、厚生労働省によると、就職したのは264人(14・3%)にとどまる。

日本財団が昨年11〜12月、18歳以上の避難民750人に行ったアンケートでも厳しい現実が浮かぶ。「働いている」と答えた293人(39・1%)のうち、233人(79・5%)が短時間のパートタイム。日常会話以上の日本語ができるのは130人(17・3%)に限られるという。

一方、戦争終結が見通せない中、「しばらく」と「できるだけ長く」を合わせ、日本滞在を望む避難民が491人(65・5%)を占め、就労と言葉の課題が重みを増している。深刻なのが、希望職種と紹介される仕事のミスマッチだ。

避難民の相談などに応じてきた日本YMCA同盟執行理事の横山由利亜さんは「祖国でのキャリアを生かせず、単純労働をあてがわれて悩む避難民は多い。仕事が安定しないため日本での生活に展望が見えず、不安を訴える避難民は少なくない」と打ち明ける。

サポートする自治体側の立場も苦しい。「日本語ができなければ、どうしても単純労働を紹介することしかできない」。避難民支援を行う東京都生活文化スポーツ局の小野由紀担当部長はこう話す。

女性が全体の7割以上、18歳未満が約2割という避難民特有の事情も抱え、子育てとの両立が就職の障壁になるケースもある。

東京都台東区の都営住宅に小学生のグレゴリー君(9)と暮らしているルブキナ・オクサナさん(50)は現在無職。日本語を流暢(りゅうちょう)に話せるが、それでも希望に合う職が見つからないという。

日本語がほとんど話せず、学校の友人も少ないグレゴリー君を放課後に一人にはできず、短時間・近所での仕事を探さざるを得ない。「自宅近くで探すと選択肢がほぼなくなる」とため息を漏らす。

昨年3月の来日後、紹介された電話応対の仕事は通勤時間などの折り合いがつかず、飲食店での皿洗いも長続きしなかった。「支援金に頼らずに自立したいが、全く見通しが立たない」と戸惑いを話す。

横山さんは「当初一律でよかった支援も、今は日本語レベル、子供や仕事の有無、年齢の違いなど課題が個別化し、それぞれに合う支援が求められる段階になってきた」と分析する。一方で「自国の戦禍と先行きの見えない生活の不安を抱えながら、環境に適応することの難しさは誰にも共通することを忘れてはならない」とも話している。(外崎晃彦、深津響)

2108OS5:2023/02/24(金) 23:03:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b181c20d208ba6f7508cf0071ab98376b927ade「早く終わって」「戦い続ける」 侵攻1年、祈り・憤るキーウ
2/24(金) 20:28配信

毎日新聞
ロシアによる侵攻開始から1年を迎えたウクライナの首都キーウ(キエフ)の朝。中心部にある独立広場周辺ではウクライナ軍兵士の姿も見られた=キーウで2023年2月24日、鈴木一生撮影

 徹底抗戦への決意を固める兵士。平和を祈る大学生――。ロシアによる軍事侵攻から1年を迎えた24日朝、ウクライナの首都キーウ(キエフ)では市民たちがそれぞれの思いを胸に、激動の1年を振り返った。


 キーウ中心部にある「独立広場」には、戦争で命を落とした兵士や民間人の名前が書かれた小さな国旗が並ぶ。その数は日を追うごとに増えている。「この1年を静かに振り返ろうと思って来た。困難な年だった」。早朝に1人で広場を訪れた大学生のルボフ・バフタルさん(19)は、そう話すと目に涙を浮かべた。

 バフタルさんは、侵攻が始まる直前に南部ヘルソン州からキーウに引っ越したという。同州はプーチン露大統領が昨年9月末に一方的に併合を宣言した4州の一つで、現地では激しい戦いが続く。「家族は無事だが、実家はもう無くなった。この戦争の結果、ウクライナ人がお互いを思いやるようになった。とにかく早く戦争が終わってほしい」と祈るように話した。

 この日を機に、ロシアが再び大規模な侵攻に踏み切るのではないかと懸念する人も多い。自営業のパブロ・サクンさん(43)は「子供の学校でも欠席する生徒が多いと聞いている」と声を落とす。侵攻1年の節目の意味について尋ねると「重要な日だが、ロシアの侵攻は(南部クリミア半島がロシアに「併合」された)2014年から続いている。1年ではない」と強調した。

 広場周辺では武装したウクライナ軍兵士の姿も見られた。ウクライナ東部ドネツク州の最激戦地バフムトで任務につくビタリさん(32)は無人航空機(ドローン)の訓練でキーウに滞在するが、訓練が終わればすぐにバフムトに戻るという。「ロシアに対しては今は憎しみしかない。家族、友人、文化、ウクライナの全てを守るために戦う」。戦争の見通しについては「今は何も考えないようにする。ロシアを追い出すまで戦い続けるだけだ」と語気を強めた。【キーウ鈴木一生】

2109OS5:2023/02/24(金) 23:03:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f4c62f9a725fbe3108139b2e621f6ec3c6726d8
「生きているのがやっと」 ロシア包囲の製鉄所で暮らした記憶
2/24(金) 17:00配信

朝日新聞デジタル
タチアナさん(右)と夫のイーホルさん=2023年2月18日、キーウ、牛尾梓撮影

 ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリにある「アゾフスターリ製鉄所」はロシア軍に包囲され、300人を超える市民が2カ月間にわたって地下シェルターで生活した。電気も水道も断たれるなか、攻撃にさらされ続けた日々。いまもその過酷な記憶を抱えながら生きる人に、話を聞いた。


■キーウ、タチアナさん(26)

 昨年3月、住んでいたマリウポリのアパートに、ロシア軍のミサイルが着弾しました。リュックサック一つに入る荷物と毛布2枚だけを持ち、着の身着のまま製鉄所に逃げました。

 結婚式で使ったリングピローは、一針一針自分で縫った思い出の品なのでリュックに詰めました。でも、子どもの頃の写真など私の思い出のほぼ全てが焼けてなくなってしまいました。

 国連の関与による退避が始まり、5月1日、製鉄所から脱出できました。それまでの2カ月間は、思い出したくもない記憶です。

 市が用意した非常食は、最初は1人1日1個あったのが、3日で1個になり6日で1個になり。水でふやかして、おなかを満たしました。ボランティアを買って出て、製鉄所を抜け出して町の食料品店から缶詰などを取りに行ってくれる男性もいました。でも、食べ物を自分たちだけ独占してしまう人もいて、全員が生きているのがやっとでした。人間がそんな状態ですから、連れてきた2匹の犬のうち1匹は死にました。

朝日新聞社

2110OS5:2023/02/26(日) 23:57:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f60a5fa4c210a7e462f5773de40979eaf74dc1
「同一民族」、違い歴然 ロシア人とウクライナ人 失敗の裏にプーチン氏の誤解〔深層探訪〕
2/26(日) 7:00配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=22日、モスクワ(AFP時事)

 両国民は一つの民族―。ロシアのプーチン大統領は2021年7月、自国とウクライナの「歴史的一体性」に関する論文を発表した。これを下敷きに「口実」をこしらえ、昨年2月24日に踏み切ったのが、今回の侵略戦争だった。権力の座に20年間以上君臨し、自国のみならず隣国の民意もコントロールできると読み誤っていたことが、電撃作戦の「失敗の本質」ではないか。

【写真】民族衣装で団結(アテネで行進するウクライナ人女性ら)

 ◇動揺する侵略国
 プーチン政権は14年にウクライナ南部クリミア半島を併合し、ロシア人は愛国心を高揚させた。一方、領土を奪われたウクライナ人は8年間で強くなったと言われる。さらに侵攻で、苦難の1年間を経験した。

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)ではもはや、空襲警報は日常茶飯事。今月20日のバイデン米大統領の訪問時も鳴り響いたほどだった。整然と地下鉄駅などに身を寄せる人、警報に慣れて避難しない人もいるが、共通してうかがえるのは「ロシアのファシスト」(キーウ市民)の脅しに屈しないという姿勢だ。

 プーチン氏が第2次大戦の「戦勝国」と今でも誇るロシアではどうか。22日朝、国内でラジオから耳慣れない音とメッセージが流れ、動揺が広がった。

 「注意、注意、ミサイル攻撃の恐れ」。西はウクライナ国境付近から東はシベリアまでの10都市。「空襲警報」はソーシャルメディアでロシア全土に拡散した。非常事態省はすぐさま「ラジオ局へのサイバー攻撃の結果、誤情報が流された」と発表。しかし、昨年12月に内陸奥深くの空軍基地がウクライナ軍の攻撃を受けており、ロシア国民は現実味を帯びる空爆の恐怖をかみしめた。

 ◇恐怖で操れるか
 スパイ出身で冷静沈着な印象もあったプーチン氏は、クリミア併合の「成功体験」で目が曇ったようだ。14年のロシアの軍事介入開始から「偽の住民投票」を経て併合に至るまで1カ月弱。今回の侵攻も楽観的なシナリオに依拠し、ゼレンスキー大統領が逃げれば、ウクライナ国民は自分になびくと信じていた節がある。

 ところが両国民は「一つの民族」ではなかった。プーチン氏が「歴史的領土」と言い張る南部ヘルソン市では昨年3月、占領軍を歓迎しない市民が抗議デモを展開。「ロシアは永遠にここにいる」と宣伝されたが、同11月にウクライナ軍が奪還し、市民は歓喜に沸いた。

 プーチン政権は国内で反体制派指導者に毒物を盛ったり、反戦デモを弾圧したりした結果、保守的で政治変革に無関心な多数派に「戦時大統領」を支持させることに成功した。ウクライナでも空爆で恐怖を味わわせれば、民心を操れると考えた可能性がある。

 ◇隣国の信頼失う
 モスクワの名所「雀(すずめ)が丘」では22日、防空兵器のレーダー稼働が伝えられた。この高台から眼下に見えるのはルジニキ競技場。ここで官製集会を開いたプーチン氏は、自分が誰よりも命を守られながら「国民全員が祖国の防衛者だ」と戦争協力を呼び掛けた。500ルーブル(約900円)の謝礼を受け取り、歓声を上げたロシア国民は何を考えたのか。

 ウクライナ人が選挙で政権交代できる社会を持つのは、ロシア人との決定的な差だと言われる。侵攻はあだとなり、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)に接近し、南部オデッサ市では都市の礎を築いたロシア皇帝エカテリーナ2世の銅像が撤去された。そして、プーチン氏は「隣人」の信頼を完全に失っている。(キーウ時事)

2111OS5:2023/02/28(火) 10:27:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2d54cb291a716478f33bfa7265f6e833f1fb17
「偽情報」自撮りで撃退、ウクライナ「心守る戦い」[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<3>
2/28(火) 5:03配信

読売新聞オンライン
 偽情報を流して敵の思考を混乱させ、情勢分析を誤らせて有利な状況を作り出そうとする「認知戦」。ロシアのウクライナ侵略によって、その戦いの一端が明るみに出た。


 昨年2月24日、ロシア軍が迫る首都キーウ近郊など各地に多数のドローン(無人機)が飛来した。兵士や住民のスマートフォンは、次々とメッセージを受信した。

 〈大統領は国外に出た。武器を捨て、家に帰れ〉

ロシアのウクライナ侵略が始まった翌日、首都キーウで撮影した動画に政府高官と共に映るゼレンスキー大統領(昨年2月25日)=ロイター

 ロシア軍がドローンを送信機に使って偽情報をばらまいたと、中立国オーストリア軍参謀本部でウクライナ情勢を分析するマルクス・ライスナー大佐(44)は語る。戦わずして敵の戦意を喪失させる狙いだ。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが拡散した偽情報に即応した。翌25日夜にキーウの大統領府外で、政権幹部5人そろって自撮りした動画をネットに投稿した。「首相も大統領も、ここにいる。我々は独立と国を守る」と訴えた。

 デジタル技術の普及で戦火の情報が瞬時に世界を駆けめぐる時代。情報で人々の心理に影響を与える認知をめぐる攻防は、戦局にも影響を与えている。

 ウクライナ軍は昨年9月、東部ハルキウ州の大半を短期間で奪還した。露軍の防衛線を戦車で突破後、後続の歩兵部隊を小集落に散らし、ウクライナ国旗を立てる動画を両軍兵士が使うSNSのテレグラムで次々に投稿した。露軍は、占領地から敗走した。

 ライスナー氏は「包囲されたかのような動画を見て、露軍はパニックに陥った」とみる。ウクライナ軍による巧みな「認知戦術」が効果を発揮した例だ。

 ロシアは2014年にウクライナ南部クリミアを併合した際、サイバー攻撃で混乱をつくり、SNSで偽情報を広める認知戦で優位に立った。その後も、ウクライナ国民の約3割を占めるロシア語の話者を狙い、ゼレンスキー政権が「ネオナチと薬物中毒者」に支配されているなどというプロパガンダを強めた。

 昨年2月の侵略直前、露情報機関の連邦保安局(FSB)は、ウクライナで住民の意識調査を行った。ゼレンスキー政権を信用しない人が67%、国のために戦わない人が40%だった。調査を入手した英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の報告書は、「この結果からプーチン政権はウクライナの体制崩壊が可能と判断した」と分析する。

 プーチン氏は侵略から2日目の昨年2月25日、ウクライナ軍兵士に「権力を奪取せよ」と呼びかけ、クーデターをたきつけた。

 それから1年、高まったのは、露軍の残虐行為に直面したウクライナの人たちの「国を守る」という決意だ。ロシアは認知戦に敗北しつつある。

2112OS5:2023/02/28(火) 10:28:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef2c10f70e7b5bb21ed2196c5549512e4da60c7
冷戦時代の対ソ最前線基地「売却は誤り」、ノルウェーで買い戻しの声…[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<2>
2/26(日) 5:02配信
ロシアのウクライナ侵略で激変したのは、欧州の安全保障情勢だ。

【写真】ロシアがバレンツ海で行った極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の発射実験

(写真:読売新聞)

 冷戦時代に米ソ対立の最前線だった北極圏。ノルウェー北部トロムソ郊外で2月、海に面した高さ270メートルの岸壁に掘られた洞窟で、訓練中のオランダ軍輸送艦が出入りを繰り返していた。洞窟内に全長340メートルの艦船ドックがあり、アリの巣のように張り巡らされたトンネルに弾薬庫や司令室が並ぶ。

 1950年から本格的な建設が始まった洞窟の名称はオラフスバン基地。北大西洋条約機構(NATO)がソ連海軍の監視に使い、かつては存在自体が秘密だった。冷戦終結20年後の2009年にノルウェー政府は基地閉鎖を決め、民間に売却した。「ロシアの脅威は低減した」として売却を決断したのは当時のノルウェー首相で、現在はNATO事務総長のイェンス・ストルテンベルグ氏だった。

 ノルウェー国会ではロシアによるウクライナ侵略が始まって以降、「脅威を読み間違えた」と政府に基地の買い戻しを求める声が噴出している。ウクライナ危機以前から訓練場所として契約するオランダ軍以外にも、NATOとして基地を利用できるようにする可能性を探っている。

 「NATOは、我々の抗議にもかかわらず、着実に拡大している」

 ロシアのプーチン大統領は昨年2月のウクライナ侵攻直後の演説で、こう述べた。

 ウクライナの激しい抵抗で戦争は長期化し、プーチン氏の思惑に反してNATO加盟国はロシアの隣にまで迫っている。昨年5月に申請したフィンランドとスウェーデンの加盟が実現すれば、北極圏と接する8か国のうち7か国がNATO加盟国となる。

 ロシアは北極圏を「戦略的重要地域」とし、旧ソ連軍の基地の修復や砕氷船の増強に力を入れてきた。ロシア北方艦隊の本部はバレンツ海につながるコラ半島にあり、保有する核搭載可能な潜水艦11隻のうち8隻が拠点としているとされる。

 北欧2か国がNATO加盟を申請した後、露軍は北極海へとつながるバレンツ海で極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の発射実験を行った。核搭載が可能な無人原子力潜水艇「ポセイドン」の発射試験もちらつかせる。

 反対に冷戦終了後に北極圏への軍事的な投資を削減したNATO加盟国は、今になってロシア軍への対応を迫られている。米英や北欧諸国は潜水艦戦力とともに、ロシアの潜水艦を監視する哨戒機も増強する。

 ノルウェー海軍元中将のケテル・オルソン氏は「冷戦時代に伯仲した北極圏の軍事的優位性は今、ロシアにある。追いつくには3〜5年が必要だ」と指摘する。極寒の海の緊張が、再び高まっている。

2113OS5:2023/02/28(火) 10:29:06
旧東側 ロシア離れの30年

NATO加盟 脱・「緩衝地帯」
 ロシアにとって、西方からの脅威は特別な意味を持つ。19世紀前半にフランスのナポレオン、20世紀前半にナチス・ドイツの侵略で甚大な被害を受けたロシアは、西欧との間に影響力を行使できる「緩衝地帯」を求めたがる。

 ロシアのウクライナ侵略は、米欧各国による北大西洋条約機構(NATO)が緩衝地帯を越え、対ロシア包囲網を築いているという妄想で引き起こされた面がある。プーチン大統領の思惑に反し、ウクライナ危機でNATOの東方への拡大はさらに進んだ。

スロバキア中部レシュチに新設されたNATO即応部隊の拠点(昨年10月))=酒井圭吾撮影

 NATOは昨年、ロシアを刺激しないために部隊配置を避けていたブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、スロバキアの東欧4か国に前線展開する「即応部隊」の拠点を作った。

 昨年10月、スロバキア中部レシュチに新設された即応部隊の基地がメディアに公開された。ドイツ軍が主導し、米国とオランダ、チェコ、スロバキア軍など1100人が半年交代で展開する。地対空ミサイルシステム「パトリオット2」が5〜10基、配備されていた。

 冷戦時代にソ連軍兵舎として使われた施設は、NATO軍が実弾を使った銃撃戦の訓練所として使っている。スロバキア駐在ドイツ軍司令官のディルク・クラウゼ大佐は「東への抑止力を示すのが我々の任務だ」と述べた。

フィンランド東部イマトラで、静まりかえるロシア国境ゲート(13日)=酒井圭吾撮影

 冷戦時代、ソ連の隣国のフィンランドはNATOなどの軍事同盟に属さず、ソ連と一定の友好関係を保っていた。大国の意向に配慮して国家生存を図る小国の外交手法は「フィンランド化」と呼ばれた。

 そのフィンランドが伝統的な中立政策をかなぐり捨てた。昨年5月、隣国スウェーデンとともにNATO加盟を申請した。

 フィンランド東部イマトラ。今年2月、ロシアに通じる国境ゲートは静まりかえっていた。フィンランド国境警備隊によると、ロシアのウクライナ侵略開始前は、1日最大1万5000台の車両が入国した。反露姿勢に転じたフィンランドがビザ発給を制限し、今はわずか200台程度しか通過しない。

 今年春には、国境1300キロの一部に高さ3メートルのフェンス建設を始める。国境警備隊のカリ・ケンピネン隊長は「国民の安全を守るための措置」と説明した。

 冷戦終了後、ソ連は解体され、東西ドイツが統一した。ソ連の衛星国だった東欧各国は次々に西側との関係を強めた。

 NATOは東方へと拡大した。1999年にポーランド、チェコ、ハンガリーが加盟。2004年にはソ連の一部だったエストニアなどバルト3国までもが米欧との軍事同盟の一部となった。

2114OS5:2023/02/28(火) 10:29:22
プーチン氏 介入強める
 ソ連崩壊後のロシアは経済的に混乱したが、00年に大統領となったプーチン氏は資源輸出の拡大で国力を回復させた。プーチン氏はNATO拡大へのいらだちを隠さなくなった。

 07年のミュンヘン安全保障会議で、プーチン氏は声を荒らげた。

 「NATO拡大は、欧州の安全保障と無関係だ。相互信頼を損なう深刻な挑発行為だ」

 ロシアがNATO加盟を希望する旧ソ連から独立した国への介入を強めるようになったのは、この頃からだ。08年にはジョージアに軍事介入し、14年にはウクライナ南部クリミアを併合した。

 「事態がこのようになった今、ウクライナのNATO加盟は適切だ」

 国際政治学者でリアリストの代表格であるヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(99)は今年1月、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)にオンラインで出席し、こう語った。勢力均衡を重視するキッシンジャー氏はかつて、ウクライナは中立的な緩衝地帯であるべきだと主張していた。

 ロシア軍とウクライナ軍の一進一退の攻防の行方は見えない。だが、NATOとロシアが対立する最前線は、着実に東へと動いている。

日本も連携 「台湾」見据え
 ロシアによるウクライナ侵略を契機に、日本にとって、中露への脅威認識を共有するNATOとの連携は重要性を増している。中国が覇権主義的な行動を強める中、日本政府は台湾有事も見据え、NATOのインド太平洋地域への関与拡大に向けて積極的に動いている。

 岸田首相は昨年6月、日本の首相として初めてNATO首脳会議に出席した。ウクライナ侵略を踏まえて「欧州とアジアの安全保障は不可分だ」と訴え、欧州と共にウクライナ支援や対露制裁の強化に取り組む決意を示した。

 首相を突き動かしたのは、台湾有事への危機感だ。台湾有事が発生し、紛争が長期化すれば、武器・弾薬など各国からの支援が必須となる。NATOの支援を得るため、関係強化は不可欠だとの認識がある。

 首相の思いに呼応するように、今年1月にはNATOのストルテンベルグ事務総長が来日した。首相と会談後の共同記者発表で、事務総長は「欧州で今日起こっていることは、アジアで起こりかねない」と指摘。NATOとしてインド太平洋地域への関与を強めていく姿勢を鮮明にした。

 価値観を共有する日NATOは、これまでの海洋安全保障などでの協力に加え、宇宙やサイバー空間を通じた偽情報の流布など、新たな領域に関わる協力でも利害が一致している。

 日本は欧州連合(EU)をはじめとする欧州各国とも安保協力を強化している。首相は1月の欧州歴訪で、日英伊3か国で戦闘機を共同開発していくことを確認したほか、英国とは、自衛隊と英軍の共同訓練をしやすくする「円滑化協定」(RAA)に署名した。日本の外務省幹部は「NATOとEU、2国関係をそれぞれ強化すれば、欧州との重層的な安保協力が可能になる」と強調している。

2115OS5:2023/02/28(火) 10:29:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79a1069a583591fdcc24383a94b1a2088c171e4
「露が戦場で核検討」、情報で一気に緊張…米は直接警告[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<1>
2/25(土) 5:00配信
 ロシア軍によるウクライナ侵略から、24日で1年がたった。核兵器を持った大国ロシアの暴挙で、世界秩序はどう変わったか。第2部はウクライナ危機が世界に与えた影響を追う。

【動画】ウクライナ侵略から1年、隣国ポーランドで地元市民や避難民が抗議デモ

 <ロシア軍幹部がウクライナで小型の戦術核兵器を使う案を協議した>

 昨年10月中旬、こうした情報が米ホワイトハウスと国防総省を駆け巡った。ロシア軍が持つ戦術核兵器は広島型原爆の6倍以上の爆発威力を持つ。

 西側外交筋によると、ロシアが無人の北極海で威嚇のために使用するなどといった臆測はあったが、この時は「ウクライナの進軍を阻止するために戦場で使用を検討している」という具体的な情報もあった。一気に緊張が走った。

 これに先立つ9月、プーチン露大統領はウクライナ東・南部4州の「併合」を一方的に発表した。ウクライナ軍は10月に入ると、東部ドネツク州の要衝リマンを奪還するなど4州で反転攻勢を強めていた。

 ロシアの「軍事ドクトリン」は、通常兵器による攻撃であっても、自国の存続が脅かされる場合に核兵器の使用を認めている。「併合」された4州がロシア領土になったとみなしたプーチン氏が、核の使用に踏み切る「レッドライン」を越えたように見えた。

 米露間には、冷戦期から有事の際のホットラインがある。米国は危機の回避に向け、素早く動いた。

 オースティン国防長官は10月21、23の両日、セルゲイ・ショイグ露国防相と電話会談した。米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長も24日、露軍のワレリー・ゲラシモフ参謀総長と電話で話した。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、一連の会談で露側は軍事ドクトリンに触れたという。ホワイトハウスで対露政策に携わった複数の元政府高官は「ロシアが核を使えば、米国は通常兵器で軍事介入に踏み切るオプションを示したはずだ」と口をそろえる。

 ロシアの核をめぐる機密情報は、日本政府にも伝えられた。同盟国も巻き込んでロシアの核使用を封じる「包囲網」が必要との判断からだ。

 オーストラリアを訪問中だった岸田首相は10月22日の日豪首脳による共同記者発表で、事前に用意した原稿を大幅に修正した。

 「ロシアがウクライナでの核兵器使用を示唆していることは、極めて憂慮すべき事態だ。仮に核兵器が使用されれば、それは人類に対する敵対行為だ」

 <ウクライナでの核兵器使用>と限定したのは、核使用の兆候を日本も共有していたことを示す。

 その後、切迫した脅威は解消した。大きな理由は、プーチン氏が友好関係を保つ中国に配慮している点にあるとみられる。

 ウクライナ侵攻開始直前に会談した中国の習近平国家主席とプーチン氏は「無制限の友好」をうたった。中国は内政不干渉を理由に中立的な立場を取っていたが、核使用が現実味を帯びてから対応が変わった。

 11月4日に習氏は北京でドイツのショルツ首相と会談し、「国際社会は核兵器の使用や脅しに対し共に反対すべきだ」と発言した。その後も、中国要人が会談で「核の使用に反対」と繰り返し強調している。

 オバマ政権の国家安全保障会議(NSC)上級部長でロシアとの核軍縮交渉に関わったリン・ラステン氏は「習氏は水面下でもプーチン氏に伝えただろう。中国との関係に大きく依存するプーチン氏にはこたえたはずだ」と分析する。

 プーチン氏は、米露間の核軍縮枠組み「新戦略兵器削減条約(新START)」の履行停止を表明し、核戦力を増強する方針も示している。ウクライナとの攻防の行方次第では、核の使用を検討する可能性は消えない。その時に西側各国は再び、薄氷を踏むような対応を迫られることになる。

2116とはずがたり:2023/03/06(月) 20:42:11

親露派としてはムネオが突出しているけど森喜も負けちゃいないねぇ〜

森元首相、日本のウクライナ支援「こんなに力入れちゃっていいのか」
https://mainichi.jp/articles/20230125/k00/00m/030/267000c
毎日新聞 2023/1/25 19:52(最終更新 1/26 02:59) 有料記事 273文字

 森喜朗元首相は25日夜、東京都内の会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの日本政府の支援について、「こんなに力入れちゃっていいのか」と懸念を示した。政府はロシアの侵攻を「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」(岸田文雄首相)と位置付け、ウクライナ支援や対露制裁に取り組んでおり、森氏の発言は物議を醸す可能…

2117OS5:2023/03/07(火) 14:32:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c602e000b60ec35db7b362b5c5af35f9da680f7
チハノフスカヤ氏に禁錮15年 ベラルーシ反政権派の象徴
3/7(火) 0:03配信

時事通信
スベトラーナ・チハノフスカヤ氏=1月17日、スイス・ダボス(EPA時事)

 ベラルーシの首都ミンスクの裁判所は6日、反政権派の象徴で、バルト3国の隣国リトアニアに脱出しているスベトラーナ・チハノフスカヤ氏(40)に対し、被告人不在のまま禁錮15年(求刑同19年)を言い渡した。

 国営ベルタ通信が伝えた。

 チハノフスカヤ氏は2020年の大統領選に反政権派の統一候補として出馬。ルカシェンコ大統領が一方的に当選を宣言したことを受け、選挙での不正を訴えたものの、投票の数日後に国外に逃れた。ベラルーシ当局は、抗議デモを呼び掛けて権力掌握を図ろうとした罪でチハノフスカヤ氏を起訴していた。

 チハノフスカヤ氏は判決後、ツイッターへの投稿で「自分の判決ではなく、無実のまま拘束、収監されている数千人のことを考えている」と表明。人々を解放するため、活動を継続する姿勢を示した。

2118OS5:2023/03/08(水) 21:33:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030800202&g=int
大規模抗議デモ、警官が排除 「外国スパイ」法案巡り―ジョージア
2023年03月08日06時20分

7日、トビリシで、にらみ合うデモ隊とジョージア(グルジア)の警官隊(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)議会は7日、外国から資金を受けた法人を規制する「外国エージェント(スパイ)」法案を第1読会(3段階審議の1番目)で可決した。これを受け、首都トビリシで抗議デモが膨れ上がり、一部が暴徒化、警官隊が催涙ガスなどで排除した。


 訪米中のズラビシビリ大統領は事態を重く見て、予定した会談などを中止。デモ隊に理解を示し、法案に拒否権を行使すると約束した。

2119OS5:2023/03/10(金) 07:22:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/eaa4b58b8fe7f61c0fdf186da166807643dba415
ジョージア与党、「外国スパイ法案」撤回 親欧米派はデモ継続
3/10(金) 0:12配信


時事通信
ジョージア(グルジア)の首都トビリシで、鉄柵が築かれた議会前=9日(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)の首都トビリシで連日続くデモを巡り、与党「ジョージアの夢」などは9日、抗議の発端となった「外国エージェント(スパイ)」法案を撤回すると発表した。

 だが、親欧米派を中心としたデモ隊はかねて与党への不信感を募らせており、9日夜も議会前に集まるよう呼び掛けた。

 法案は外国から資金を受けた法人を公表する内容で、強権的なロシアのプーチン政権をまねたとされる。言論の自由を損ない、欧州連合(EU)加盟への道も閉ざすとして、親欧米派が猛反発していた。7日にズラビシビリ大統領が法案への拒否権行使を約束した後も、一度付いたデモの火は収まっていない。

2120OS5:2023/03/12(日) 17:06:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cc8364a00f41a59ec77247891250367867344de
「分断させているのは国家」 隣国の平和願うベラルーシ市民
3/11(土) 19:02配信

AFP=時事
ベラルーシ・ザスラブリの正教会の前を歩く人(2023年2月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ベラルーシの首都ミンスク郊外の静かな町。住民が冬の日差しの中、正教会の教会へと続く凍った道を慎重に歩いて行く。宗教的な祝日を前に、多くの人はロシアとウクライナという自分たちと関わりが深い隣国に平和が訪れるよう祈った。


 夫を新型コロナウイルスで亡くしたオリガ・フィリポビッチさん(35)は娘を見ながら「平和を祈っている」と話した。「この状況にはみんな心を痛めている」

 ロシアに経済的にも政治的にも依存するベラルーシでは、自国の兵士もウクライナに派遣されるのではないかと懸念する声がある。

 長年にわたり権力の座に就くアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は先に、脅威を感じたらウクライナへの攻撃に加わる構えはあると発言している。

 ベラルーシで取材したAFP記者は、一般市民はウクライナ・ロシア両国に同情的で、紛争に巻き込まれることを恐れている印象を受けた。

 無力に感じている人も多い。

 フィリポビッチさんは「私たちは小国で、大したことはできない」と話した。

 第2次世界大戦(World War II)を生き延びた祖母と一緒にニュースを見ることがある。「ロシアとウクライナの映像が流れると、祖母は涙を流す。それを見て私も泣いてしまう」

 ベラルーシ政府はウクライナ政府を批判し、ロシア政府を擁護している。だが、AFP記者には、ベラルーシ市民の間には、ロシア市民の間にあるような反ウクライナ感情は感じられなかった。

 ウクライナ侵攻はある意味、ルカシェンコ氏の権力を強化した。同国が平和なのは同氏のおかげだとの声も一部で上がっている。

 産休が明け職探しをしているユリヤ・スカチコさん(32)は「周りは大変なことになっているが、ここは安全だ」と話した。「政府のおかげで安心して暮らせる」

 ただ、ベラルーシが参戦し、ロシアのように動員が行われることを恐れている。「息子を戦争に送るために育てているのではないかと心配したくない。全てが良くなることを願っている」

2121OS5:2023/03/12(日) 17:06:39
■「そもそも起こるべきではなかった」
 ミンスクの公園で釣りをしていたエフゲニー・ペレステレフさん(64)は、ベラルーシ参戦について心配しているかと聞くと、「もちろん」と答えた。ウクライナ侵攻は「そもそも起こるべきではなかった」と言う。

 ペレステレフさんは旧ソ連時代に徴兵され、ウクライナのオデーサ(Odessa)港にいた。ウクライナに暮らす元同僚の兵士たちと今もつながりがある。「私たちは仲たがいなんかしていない。分断させているのは国家だ」と訴える。

 ベラルーシ南部はウクライナと1000キロ以上の国境を接している。その国境は、1年にわたり封鎖されている。

 だが、両国民の多くはもう片方の国に親戚がいる。この侵攻でベラルーシが担った役割について受け入れ難く思っている人も多い。

 16世紀に建造された町の教会前で、高齢女性2人が氷で滑らないよう支え合っていた。

 ワレンチナ・ラプコさん(72)は「(侵攻について)私に聞くべきではない」「私はウクライナ人だから」と明らかに動揺しながら言った。

 元会計士のラプコさんは19歳からベラルーシに住んでいる。

 ウクライナの首都キーウで暮らすきょうだいに毎日電話をかける。厳格な情報統制が敷かれているベラルーシでは情報の入手も楽ではない。

 ラプコさんの30年来の同僚で親友のエカテリーナ・ロコシナさんは数十年間ベラルーシに住んでいるが、ロシア出身だ。

「彼女はウクライナ人、私はロシア人。みんな心配している」とロコシナさん。「心配していない人なんて一人もいない」「みんな平和を望んでいる」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

2122OS5:2023/03/12(日) 17:07:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/73a15248797358a7295f5f45e9b3c1141c3e4fa0
ジョージア与党、法案撤回 「外国資金監視」巡りデモ拡大
3/10(金) 17:40配信
南カフカス地方の旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)で起きた大規模な抗議デモで、同国の政権与党「ジョージアの夢」は9日、デモの発端となった「外国の代理人」法案を撤回すると発表した。社会の安定の回復に向けた措置としている。ジョージア内務省も同日、デモで拘束した130人以上の全員を釈放すると表明した。タス通信などが伝えた。

デモを主導した野党側の要求を与党側が受け入れた形で、デモは収束に向かった。ただ、野党側は今後も前倒し議会選の実施などを求めていく方針を示しており、不安定化した政治情勢は尾を引く可能性がある。

法案は、外国から一定の運営資金を受け取っている団体やメディアを、スパイと同義の「外国の代理人」に指定し、国の監視下に置くとする内容。外国勢力の内政干渉を防ぐことが趣旨とされ、7日の議会審議で与党側の賛成多数により基本採択された。

しかし、外国の代理人法は、同様の法律が施行されているロシアでは政権に批判的な組織への弾圧に使われていることから、同じ事態がジョージアでも起きることを危惧した野党や国民らが反発。同法の成立で言論統制が強まれば、同国が目指す欧州連合(EU)加盟の障害になる可能性も指摘され、野党側は首都トビリシで7日から法案撤回を求めるデモを開始した。デモには少なくとも数千人以上が参加したとされる。

治安当局は放水などでデモの沈静化を図り、9日未明までにデモ隊130人以上を拘束した。デモ隊、当局側双方に負傷者が出た。

ジョージアではロシアによる軍事侵攻を受けた2008年以降、与野党とも親欧米路線を政治姿勢の基調としているが、欧米諸国との距離感を巡って見解の対立が起きている。

2123OS5:2023/03/13(月) 21:14:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1385e524f003d94b9d24a010c2bf4f1ac349438b
ロシア国防省、ワグネルとの対立最高潮に 意図的に犠牲拡大か
3/13(月) 19:43配信

朝日新聞デジタル
ロシアのサンクトペテルブルク郊外の墓地で2022年12月24日、ウクライナへの侵攻で死亡した、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員の葬儀に出席するワグネルの創設者プリゴジン氏=AP

 米シンクタンク戦争研究所(ISW)は12日、ロシア国防省と同国の民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏の対立が最高潮に達しているとの分析を公表した。


 ワグネルは激戦が続くウクライナ東部バフムートで多大な死傷者を出しているとみられる。ISWは、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長ら軍の主流派が政権への影響力を強めようとするプリゴジン氏を警戒し、ワグネルへの弾薬の供給を制限することなどで意図的に犠牲を拡大させ、同氏の力をそごうとしている可能性があるとみている。

 ISWは「国防省はバフムートの戦場でワグネルの排除を優先しており、それが進軍ペースを低下させているとみられる」と指摘している。

朝日新聞社

2124チバQ:2023/03/15(水) 07:05:59
4642 OS5 2023/03/13(月) 12:40:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/12c572952cf53936adab1013155728d8605f03bc
モルドバで親ロ派数千人デモ 警官隊と衝突、54人拘束
3/13(月) 7:02配信


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時事通信
12日、モルドバの首都キシナウで、親ロシア派野党「ショル」が動員した抗議デモ(AFP時事)

 ウクライナに隣接する旧ソ連構成国モルドバの首都キシナウで12日、親ロシア派野党が数千人の抗議デモを動員し、参加者が警官隊と衝突した。

 モルドバ当局は「ロシアの情報機関がデモを通じ、状況を不安定化させようとしている」と指摘。現地からの報道によると、54人が拘束された。一部はナイフなどを所持していたという。

 サンドゥ大統領は2月、「モルドバ破壊工作」の情報がウクライナから寄せられたと確認し、詳細を公表。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官も今月10日、「ロシアはモルドバ政府を弱体化させようとしており、親ロ派政権の樹立が最終的な目的だ」と警鐘を鳴らした。懸念された事態が現実となった形だ。

 デモ参加者は12日、数十台のバスで組織的にキシナウに集結。警察が通行を阻んだところ、下車して徒歩で中心部へ移動した。ロシアの天然ガス供給削減に伴う苦境を背景に「冬の公共料金3カ月分の無償化」を要求。さらに、欧州連合(EU)加盟路線を加速させる親欧米派のサンドゥ政権退陣と、議会解散・総選挙まで迫った。

2125OS5:2023/03/16(木) 15:58:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/9606bc832b049d84eaa55861646b6102771cb2ef
ロシア離れ進む若者、夢はEU加盟 ジョージア
3/16(木) 14:08配信
AFP=時事
ジョージア・トビリシの議会近くで行われた抗議デモの参加者に放水する機動隊(2023年3月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】旧ソ連構成国ジョージアの首都トビリシで先週、「外国の代理人」法案に抗議する大規模デモが行われ、大勢の若者が参加した。一部が暴徒化し、機動隊が催涙ガスや放水銃を使用したがひるむことなくデモを続けた理由について、AFPの取材に応じた若者は、欧州との関係を強化すべきだという確固たる信念を挙げた。

【写真】「We are Europe」と書かれたプラカードを掲げたデモ隊

 議会は第1読会で7日、外国とつながりのあるメディアやNGOを「外国の代理人」に指定して登録義務を課す法案を可決。同様の法律がロシアで反体制派の取り締まりに利用されているとして抗議デモが広がった。

 こうした動きを受けて与党「ジョージアの夢」は10日、法案を正式に取り下げた。デモ隊は議会の外で歓声を上げ、「We are Europe(私たちは欧州)」と書かれたプラカードを掲げた。

 20歳の男子学生は、「法案成立が取り下げられ、国民が勝利し、欧州の未来のために闘い続けることができうれしい」と語った。「私たち世代は民主的で自由なジョージアで生まれ育った。平和と自由を守りたい」

 さらに、今回の抗議デモは特定政党への支持から起こったものではなく、市民社会が活発であることの表れだと主張した。「私たちの世代はあらゆる政党から距離を置こうとしている」という。

 ロシア政府は10日、外国勢力がジョージアで「クーデターを企てている」と非難した。

 しかし、若年層に親欧州派が多いジョージアで、ロシアの影響力は弱まっているようにみえる。

 収監中のミヘイル・サーカシビリ(Mikheil Saakashvili)元大統領は、法案成立を阻止したデモ隊を称賛した。

 欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)加盟の意思は憲法にも盛り込まれており、世論調査では国民の約80%が加盟を支持している。

「私たちは欧州に属していて、EU加盟国となるべく少しずつ進んでいる」とソーシャルワーカーの女性(32)は話した。

■「ロシアは監獄」
 デモ隊に漂う雰囲気は、2014年にウクライナの親ロシア派政権の崩壊を招いた「マイダン(Maidan)革命」時のキーウをほうふつとさせた。

 ジョージアは、巨大な隣国ロシアによる侵攻をたびたび受けてきた。

 ロシアは2008年、ジョージアに軍事介入した後、南オセチア(South Ossetia)とアブハジア(Abkhazia)の親ロシア派2地域の独立を承認し、軍を駐留させた。

 これにより、NATO加盟はジョージアにとって一層の緊急課題となった。

 昨年、ロシアがウクライナに侵攻した直後、同国、モルドバと共にジョージアはEU加盟申請を行った。しかし、国内の政治改革が優先されるべきだとして加盟候補国の認定は見送られた。

 ジョージアのEU加盟はロシアおよび旧ソ連時代の過去との決別であり、個人の自由と経済発展には不可欠と見なすデモ参加者も多い。

「欧州は自由。ロシアは監獄みたいだ」と、EUの旗に身を包んだ15歳の男子生徒は話した。

 ドイツ・ミュンヘン(Munich)でジョージア名誉領事の元秘書の女性(34)は、「私たちはロシアのものは一切受け入れない。ソ連に戻りたいとも思わない。それに尽きる」と話した。

「できるだけ早く、EUの加盟候補国として認めてもらいたい」 【翻訳編集】 AFPBB News

2126とはずがたり:2023/03/19(日) 00:16:38
>東部と南部からの攻撃を想定し、北部ベラルーシ側からの侵攻を想定していなかったウクライナ軍。
これなのに東部と南部は広大な土地を奪われキーウは死守出来たんだな。。

軍事侵攻あの日何が?重なった“想定外”とキーウ攻防の舞台裏
2023年2月21日 20時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230221/amp/k10013985891000.html

ロシア軍がウクライナに向けてミサイルを発射し、国境を越え始めた1年前の2月24日。欧米メディアは「首都キーウは72時間で陥落し、ウクライナは降伏するだろう」と盛んに報じていた。

しかし、ウクライナは持ちこたえる。いったいその時、何が起きていたのか?

今回、ゼレンスキー大統領を支える側近たちがNHKの取材に応じ、侵攻開始直後の緊迫した舞台裏を証言。危うい瞬間が幾度もあったことがわかってきた。

ウクライナ、そして世界を大きく揺るがすことになったこの戦争の原点に迫る。
(NHKスペシャル『ウクライナ大統領府 軍事侵攻・緊迫の72時間』取材班)

隣国ベラルーシからの想定外の侵攻
2月24日未明。

100発以上のミサイルがウクライナ各地に打ち込まれ、地上からは国境沿いに集結していた最大19万のロシア軍が、ウクライナに向けて侵攻を始めた。

ゼレンスキー大統領は、すぐさま自らの携帯電話から国民に向けて、「平静を保つように」とのメッセージを発信した。

しかし、実はこの時、ゼレンスキー大統領たちは想定外の事態に直面していた。

隣国ベラルーシからの攻撃だった。

実は侵攻の2日前、ベラルーシのフレニン国防相と電話で話をしていた。

侵攻前の2月10日から、ロシアとベラルーシの合同軍事演習がウクライナの国境近くで行われていた。

当初、演習は10日間の予定だったものの、その期間を過ぎても撤収の動きが見られなかったため、直接ベラルーシ側に意図を確認しようとしたのだ。

このときベラルーシの国防相が「ベラルーシ側からの侵略はありえない」と確約したこともあり、ウクライナ軍は首都防衛の部隊もふくめ、主力部隊のほとんどをロシアとの国境に近い東部や南部に送っていた。

ベラルーシ国境からキーウまでは直線距離で80キロ。

突如、キーウは陥落の危機に直面した。

首都陥落の危機
プーチン大統領の侵攻開始宣言からおよそ6時間後、ベラルーシからおよそ40機のロシア軍のヘリコプターが奇襲攻撃をかけてきた。

狙われたのは首都防衛の重要拠点「アントノフ空港」。

キーウ郊外にあり、ゼレンスキー大統領が執務をおこなう大統領府まではおよそ30キロ。
ちなみにここは、世界最大の輸送機「ムリーヤ」の母港であり、あらゆるサイズの航空機の受け入れが可能。

ここを奪われれば、ロシア軍の大型輸送機によって次々と部隊が送り込まれ、キーウの防衛は絶望的になる。

不意を突かれたウクライナ軍。

空港の監視カメラには、ロシア軍の攻撃に一方的にさらされ、ほとんど反撃できていない様子が記録されていた。

このとき空港を守っていたのは経験の浅い兵士ばかりだった。

一方、空港を奇襲したのはロシア軍の精鋭、空挺部隊だった。

彼らは空港の構造を調べ上げてきたようで、まっさきに管制塔を占拠した。

侵攻開始からおよそ11時間が経過した午後4時には、アントノフ空港はロシア軍の支配下に置かれた。

2127とはずがたり:2023/03/19(日) 00:16:53
>>2126-2127
武器支援を求めるウクライナ、ロシアを刺激したくない欧米
侵攻が始まってから12時間40分。

ゼレンスキー大統領は、初めてカーキ色のTシャツを着て現れた。

そして、国際社会に対する憤りをあらわにした。

ボロディミル・ゼレンスキー大統領
「ヨーロッパ、そして自由世界の指導者のみなさん。いま私たちを強力に支援してくれなければ、明日、戦争があなたのドアをノックすることになるでしょう」
時折、手をテーブルに打ち付けながら、強い口調で訴えたゼレンスキー大統領。

実はその憤りには背景があった。

9年前、ロシアはウクライナの領土の一部であるクリミア半島を一方的に併合。

脅威に直面したウクライナは、アメリカやヨーロッパの国々に軍事面での支援を求めてきた。

しかし、いつも大きな壁が立ちはだかっていた。ロシアを刺激したくないという欧米の姿勢だった。

欧米諸国のその姿勢は、軍事侵攻が始まっても変わらなかった。

緊迫の72時間と、その後の泥沼
東部と南部からの攻撃を想定し、北部ベラルーシ側からの侵攻を想定していなかったウクライナ軍。

ロシア軍は、戦略的に重要な拠点を次々と攻撃し、初日の夜には首都キーウに間近に迫っていた。

侵攻初日にして、すでに首都キーウは陥落の危機に陥っていた。

そして翌日以降、事態はさらに緊迫度を増していく。

キーウ市内への戦車部隊の侵入と、市街戦。

ロシア工作員によるゼレンスキー大統領の暗殺の企て。

ロシアからの降伏勧告と、欧米からの首都脱出の提案。

だが3日目に入り、ロシア軍の動きに異変が現れる。

ウクライナ軍の強い反撃による、ロシア軍の侵攻速度の低下だった。

その理由のひとつに、ウクライナ軍の秘密作戦と、ロシア軍の誤算があったことがわかってきた。

実は侵攻当初、ロシア軍はミサイル攻撃によって、ウクライナ軍の主要な防空システムを破壊しつくす計画だった。

だが、侵攻を予期したウクライナ軍が、1か月ほど前から戦闘機や防空ミサイルなどを通常の配備地点から秘密裏に移動させたことで、ロシア軍の当初計画に狂いが生じていたのだ。

ウクライナの安全保障部門のトップは秘密作戦の一端をこう証言する。

オレクシー・ダニロフ国家安全保障・国防会議書記
「敵が予想もしないような、とてつもない作業が行われました。最初の頃、敵は狂ったようにミサイル攻撃を行ったとき、彼はこの攻撃でわれわれにとどめを刺せたと信じていました。しかし、敵は重要ではない場所にミサイルを発射していただけなのです」
こうしたいくつもの誤算が重なり、短期間で首都を陥落させウクライナを降伏に追い込むというロシア側の当初計画は、失敗に追い込まれていった。

4月初旬、ロシア軍はキーウ周辺から撤退。

そして、ロシア軍はあらためて戦力を東部と南部に集中させ、領土を面的に広げていく作戦に出ることになる。

今に続く、出口の見えない戦いは、こうして始まった。

2128とはずがたり:2023/03/19(日) 00:20:52
岸田首相「関心持ち捜査注視」 プーチン大統領に逮捕状
共同通信 / 2023年3月18日 20時29分
https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2023031801000999/?tpgnr=poli-soci
写真写真を拡大する
共同記者会見する岸田首相(右)とドイツのショルツ首相=18日午後、首相官邸

 岸田文雄首相は18日、ウクライナ侵攻を巡り国際刑事裁判所(ICC)がロシアのプーチン大統領に戦争犯罪容疑で逮捕状を出したことに関し「捜査の進展を重大な関心を持って注視していく」と述べた。ドイツとの政府間協議後の共同記者会見で述べた。

 日本政府は先進7カ国(G7)議長国として対ロ制裁の強化を主導する立場。ICCの対応はプーチン氏の行為を糾弾する政治的メッセージとして重要な意味があると受け止めている。

 外務省幹部は、ロシアによるウクライナ侵攻が長引く中で「国際社会として、制裁の継続に加え、ロシアの行為は犯罪行為だとのメッセージを送る意義は大きい」と述べた。

2129OS5:2023/03/25(土) 19:23:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/259464460c78bbd5fa4f60275bbc64b2c3f13eb1
ウクライナ激戦地バフムト、市民1万人が今も 砲撃で移動できず
3/25(土) 8:26配信
毎日新聞
ウクライナ東部ドネツク州バフムトの街を歩く住民=2月24日、ロイター

 赤十字国際委員会(ICRC)は24日、ウクライナとロシアが戦闘を続けるウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムト近郊に約1万人の市民が残り、激しい砲火にさらされていると明らかにした。多くが高齢者や障害者だという。ロイター通信が報じた。


 ICRCの職員がウクライナ東部からオンラインで記者会見し、現地は激しい砲撃にさらされ、人々は移動できずに一日中シェルターの中にいると説明した。多くの家の屋根は吹き飛び、アパートは銃弾の穴だらけだという。

 ICRCは22日の声明で、職員がバフムト近郊のコンスタンチノフカ、チャシブヤールなどに入り、食料や水のほか、衛生用品や太陽光ランプなどを配布していると明らかにしていた。現地では、学校や病院も激しく損壊しているという。ICRCはロシア、ウクライナの双方が国際法を守り、市民を標的にせず、人道支援物資の搬入ルートを確保するよう求めている。

 バフムトはドネツク州内の主要都市へ続く幹線道路が交差しており、戦略上の重要拠点とされる。ロシア側は3月上旬にバフムトの包囲を進め、陥落寸前の状況だったが、ウクライナ軍の司令官は23日、ロシア側の勢いが「失われつつある」として、反転攻勢を予告している。【エルサレム三木幸治】

2130OS5:2023/03/25(土) 19:24:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/494da0b35d009c1d941bc859244b05d6f870931f
ブルガリア、戦争特需で潤う ウクライナに弾薬、工場は人手不足 ロシアと微妙な歴史
3/24(金) 7:07配信
時事通信
老舗のブルガリア兵器メーカー「アーセナル」の工場前=13日、中部カザンラク(AFP時事)

 【カザンラク(ブルガリア)AFP時事】ロシアによるウクライナ侵攻で、ブルガリアが戦争特需に沸いている。


 軍需品の輸出が昨年は40億ユーロ(約5700億円)に上り、侵攻前の3倍になったとみられている。ただ、口をつぐむ人も多い。

 ◇ガンズ・アンド・ローゼズ
 弾薬工場の中心地、ブルガリア中部カザンラクは化粧品などに使われるバラの産地で有名だ。美しいバラ園が延々と続くのどかな土地に、弾薬生産ブームが到来し、ここ1年は米ロックバンドの名前にちなみ「ガンズ・アンド・ローゼズ」の街と異名で呼ばれている。

 ブルガリアの老舗の兵器メーカー「アーセナル」はカザンラクの工場だけで7000人を雇用している。海辺のリゾートでの休暇など特典を付けて工場労働者を募集しないと間に合わないほど人手が足りない。

 ブルガリアは欧州連合(EU)の最貧国の一つだ。ウクライナ侵攻前は、仕事を求めて若い労働者の国外流出が止まらなかったが、今は戻ってくるようになっている。

 工場の前で取材に応じた新人の女性労働者は「雇われた時、最低でもこれから5年は毎日忙しいくらいの注文が既に入っていると言われた」と証言した。「私はまだ働き始めて1週間だが、私より新人がもう3人もいる」と新しい工員が日々増える職場の様子を話してくれた。

 ◇沈黙の好景気
 ただ、女性は名前を明かすことはかたくなに拒んだ。アーセナル社もAFP通信の取材要請に応じていない。

 ブルガリアはオスマン帝国からの独立に際しロシア帝国の支援を受けた歴史があり、カザンラクもかつてはソ連軍のための生産現場だった。こうした経緯から今もウクライナに直接、弾薬を輸出することをためらう。ルーマニアやポーランドに輸出されてからウクライナに送り込まれてきた。

 1989年に東西冷戦が終わるとカザンラクには不況が訪れた。しかし「ブルガリア製カラシニコフ銃」で知られる安くて頑丈な兵器への需要は中東で高まるようになり、2010年代に徐々に息を吹き返した。

 4月に総選挙を控えるブルガリアで、ウクライナへの弾薬供給は非常に微妙な話題だ。かつての共産主義者の流れをくむ親ロシア派はもちろん、台頭する極右集団もウクライナ支援に強く反対する。

 ブルガリアを最近訪ねて兵器産業を回ったブルトン欧州委員(域内市場担当)も少なからず目立たない動きを強いられた。昨年6月に退陣に追い込まれたペトコフ前首相は親欧州派で「侵攻直後のウクライナ軍を支えた弾薬の3分の1は、ブルガリア産だったはずだ」とドイツ誌に強調。EUへの貢献を誇示できない悔しさを訴えている。

2131OS5:2023/03/25(土) 19:55:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4bda92ca4c1acb08013198218e069966e8f3d58
ロシア軍は「極端な消耗」、バフムート攻撃「ほぼ停滞」 英国防省
3/25(土) 17:12配信

朝日新聞デジタル
2023年3月8日、ウクライナ東部バフムート付近の前線で、ロシア軍陣内に向けて発砲するウクライナ軍の装甲車両=AP

 英国防省は25日朝、ロシア軍による東部ドネツク州の激戦地バフムートへの攻撃が「ほぼ停滞している」との戦況分析を公表した。主因は、ロシア軍の「極端な消耗」の結果とみられるという。

 ロシア軍は、作戦の焦点を、バフムートの南に位置するアウディイウカなどの方面に移した様子もあるという。この動向について、英国防省は、ロシア軍が1月以降の攻勢で決定的な成果を得られなかったことから、より防衛的な作戦に戻ったことを示唆している、と分析した。

 また、英国防省は、ロシア軍の攻撃の「停滞」の背景には、ロシア国防省と、最前線に戦闘員を出してきたロシアの民間軍事会社ワグネルの間の「緊張」もありそうだ、と指摘した。ロシア側での両者の対立は繰り返し伝えられている。

朝日新聞社

2132OS5:2023/03/28(火) 09:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/841bc11a1338e2d9e227bc2a53a5aee61b095081
プーチン氏、逮捕恐れる 8月の南ア行き焦点 外遊制限で「逃げ」印象に苦慮
3/27(月) 7:06配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=21日、モスクワ(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は今年、外遊を大きく制限される。

 ウクライナ侵攻を巡って国際刑事裁判所(ICC)に逮捕状を出され、123の加盟国・地域を訪れた場合に理論上、逮捕される可能性があるためだ。存在感を示したい国際会議の出席を見送れば「逃げている」という印象を内外に抱かれかねず、対応に苦慮しそうだ。


 ◇BRICS重視
 当面の焦点は、南アフリカで8月に開かれる新興5カ国(BRICS)首脳会議。プーチン政権は、米国「一極支配」に対抗する「多極主義」の舞台として、中ロ主導の上海協力機構(SCO)と並んでBRICSを重視する。ウクライナを支援する西側諸国を「代理戦争」の敵と見なす中、けん制のためにも南ア行きは外せない。

 南アはICC加盟国。ロイター通信などによると、ラマポーザ大統領の報道官は19日、逮捕に関する「法的義務は認識している」と公式見解を表明した。同時に「首脳会議までの間、さまざまな利害関係者と連絡を密にしていく」とも述べ、事前調整でプーチン氏が逮捕されるリスクをゼロにしたいというロシアへの配慮を示した。

 南アのパンドール国際関係・協力相も22日、ICCの逮捕状発付にかかわらず、BRICS首脳会議へのプーチン氏の招待は有効だと確認。政府内だけでなくロシア側とも「今後の対応を協議する」と約束した。

 南アは「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国の一角で、ウクライナ侵攻で「中立」を堅持。ロシアに制裁を科す西側諸国と距離を置いている。プーチン政権は1月にラブロフ外相を派遣したほか、2月に極超音速巡航ミサイルを装備したフリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」を寄港させ、中ロと南アの3カ国で海上合同軍事演習を実施した。

 ◇中印は非加盟
 ロシアの独立系メディアによれば、クレムリン(大統領府)では、逮捕状の発付を「想定外」と捉えている。外遊時に「どう安全を確保すればいいのか分からない」と悲観的な空気も漂った。

 こうした中、ロシアとしては、BRICS首脳会議には展望が開けた形だ。前例ができれば、9月のインドでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)参加も不可能ではなくなる。インドはICC非加盟国だ。

 同じくICC非加盟の中国の習近平国家主席は、今月20日から3日間訪ロ。今年計画している経済圏構想「一帯一路」の国際協力サミットフォーラムを念頭に、プーチン氏に訪中するよう招請した。逮捕状の「無効」を訴える立場からも、プーチン氏は訪問に前向きとみられる。

 ただ、南アは依然としてICC加盟国であり、逮捕のリスクがゼロになったわけではない。ウクライナのクレバ外相は24日、インターネット交流サイト(SNS)で「政治的同盟国の南アがプーチン氏を拒めないのは分かる」と指摘。その上で「逮捕状を完全に無視できるとは思わない」と揺さぶりを掛けた。招待して加盟国の義務を果たすか、プーチン氏の訪問を認めないか、選択を迫ったもようだ。

2133OS5:2023/04/08(土) 00:05:19
https://www.sankei.com/article/20230407-6WRONUPX5BL4XPFKHBKJN6QVA4/
ロシア、東部の司令官解任か 制圧に失敗「異常に多くの犠牲」と批判拡大
2023/4/7 07:05
英国防省は6日、ロシア国防省がウクライナ東部の侵攻作戦に当たるムラドフ司令官を解任した可能性が高いとの分析を発表した。東部ドネツク州南部のウグレダルの制圧に繰り返し失敗し、ここ数カ月で「異常に多くの犠牲を出した」と指摘した。

ムラドフ氏への批判は公にも上がり、解任されたとの見方が交流サイト(SNS)で出ていた。英国防省は解任したとしても「ロシアは東部制圧の目標達成に失敗し続けるだろう」と分析した。

ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は6日、ロシアとウクライナ双方の激しい損失が指摘されるドネツク州のバフムトを巡り「敵はどこにも去っていない」と通信アプリで述べ、ウクライナ軍が市内で防衛を続けているとの認識を示した。(共同)

2134とはずがたり:2023/04/16(日) 19:36:02
勝てないなら臥薪嘗胆を確約せよと提唱しただけなのか?
「ウクライナはかつてロシアの一部だったかもしれないが、今は国民国家だ」ってのはプーチンの思想に真っ向から反するようには見えるんだけど。

https://twitter.com/japanes74436093/status/1647436769724596224
MASANOBU SATO
@japanes74436093
アメリカ戦争研究所(ISW)4月15日情報
プリゴジンがロシアに、ウクライナとの戦争を終わらせるよう求めたという欧米の報道は不正確である。
彼はウクライナを倒すか、一時的なロシアの敗北の後に、ロシア国家主義者の再興で将来の勝利を得る決戦を約束するようロシアに求めた。

産経ニュース
ワグネルトップ「停戦すべき時が来た」 露軍の敗北にも言及
2023/4/15 08:04
https://www.sankei.com/article/20230415-BOXHFLN7LVM7XHNLJHYYJYBFJ4/

ロシアによるウクライナ侵略で、露軍側で参戦している露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は14日、「プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明を交流サイト(SNS)上で発表した。同氏はまた、露軍は「東部ドネツク州全域の制圧」とする主目標を達成できそうもない上、ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性があるとも警告した。

ワグネルの部隊は最激戦地の東部ドネツク州バフムトを巡る攻防で露軍側の主力を担当。プリゴジン氏は、露軍側の戦力低下を認識し、作戦の終結を求めた可能性がある。ただ、プーチン政権は「軍事作戦は目標達成まで続ける」としており、現時点で停戦に動く可能性は低いとみられる。

プリゴジン氏は声明で、ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと指摘。侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張した。停戦しない場合、露軍はウクライナ軍の反攻で占領地域を奪還され、威信も失う恐れがあると指摘。「ウクライナはかつてロシアの一部だったかもしれないが、今は国民国家だ」とも述べ、「ウクライナはロシアの一部だ」とするプーチン露大統領の持論に暗に異を唱えた。

一方、ドネツク州のキリレンコ知事は14日、同州の中心都市スラビャンスクの集合住宅などに露軍のミサイルが着弾し、2歳の子供を含む民間人8人が死亡したと交流サイト(SNS)上で発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領は「邪悪な国家が再びその本性を表した」と非難。「ウクライナは国内にロシアの痕跡を一つも残さない。全ての敵を罰さずにはおかない」と表明した。

2135OS5:2023/04/21(金) 00:02:16
https://www.sankei.com/article/20230419-WP4E7WD5K5L2BBCTW6KEKOC3BA/
ロシア軍、激戦地バフムト空爆強化 兵力集中か
2023/4/19 07:44
ウクライナのシルスキー陸軍司令官は18日、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトで空爆と砲撃を一層強化し、街を「廃虚にしている」とする声明を発表した。英国防省は、ロシア軍が州都ドネツク周辺での攻撃を縮小させ、兵力をバフムトの戦闘に集中させる可能性を指摘した。

バフムトはドネツク州の主要都市へと通じる幹線道路上に位置し、ウクライナ軍は防衛を重視してきた。シルスキー氏は18日の声明で「バフムトの戦いは続く」と述べた。だがロシア軍の制圧地域が広がる中でウクライナ軍は補給に問題が生じているとされ、一部撤退の動きも伝えられ始めている。

英国防省の分析によると、バフムトではロシア軍と民間軍事会社ワグネルの部隊が少しずつ前進を続けている。


ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、バフムト南方の激戦地アブデーフカを訪れ、前線で戦う部隊を激励。映像を公開し、激しく崩壊した住宅の様子を紹介した。(共同)

2136OS5:2023/04/24(月) 09:59:45
https://www.sankei.com/article/20230423-QRX3F65PPRKN7BVKSJ7KXISBQE/
ウクライナ前線の補給拠点ルポ 5歳児も燃料手作り
2023/4/23 19:42
渡辺 浩生
【ドニプロ(ウクライナ東部)=渡辺浩生】ウクライナ中部の大都市ドニプロは東・南部のロシア軍との戦闘地域に近い要所だ。ここでは前線に物資を届ける活動を市民が支えている。軍の補給や人道活動の拠点であるゆえに露軍の標的となり今年1月には40人以上が死亡する攻撃も起きた。人々は、国と自由を愛する心を兵士と共有しながら、勝利に向けそれぞれの責任を果たそうとしていた。

「私にできることで役に立ちたい」。ドニプロ市役所のケアマネジャーだったリュドミラ・チェルケスさん(29)は、ロシアがウクライナに本格侵略を開始した昨年2月24日の夜、慈善団体「TAPSウクライナ」への参加を決めた。

米国に国際本部があるTAPS(=生還者のための悲劇支援プログラムの略)はウクライナで2018年に活動開始し、東部の親露武装勢力との戦闘で戦死した兵士の遺族を支援してきた。本拠地がドニプロにあり、人員募集開始を侵略当日に知ったリュドミラさんは好きな英語とSNS(交流サイト)投稿がネットワークに生かせると考えた。

今、TAPSは活動を拡大し、前線の兵士たちの衣食住に不可欠な物資を届けている。例えば空き缶入りの固形燃料。塹壕で体や食料を温める。すでに4万5千個届けた。「5歳の子供から85歳までが手作りしている」。ドニエプル川沿いにあるオフィスで、リュドミラさんは説明した。

懐炉、ドライシャワー、廃車の部品を使った防弾チョッキ、布切れで作った偽装網まで、前線の要望に応じて試作し実用化。トラックでスタッフが前線に直接届ける。砲撃に遭うなど危険の伴う作業だ。


「勝って泣きたい」
オフィスの一角には退却した露軍が残した旧式の装備品とTAPSの物資を一緒に展示するミニ博物館が併設。「ウクライナの兵士に届けられる物がいかに人の知恵と思いが通ったものかを見せたい」と発案者のミコラ・ブラニィさん(28)。

大学院でウクライナ史を研究していたが、やはり昨年2月にTAPSにはせ参じた。公共サービスの多くを市民社会が担うウクライナで民間が軍を支援するのは普通のことだという。

リュドミラさんの故郷は約1年前から露軍の占領下にあるマリウポリ。多くの友人が戦場にいる。「戦争に勝ったら1週間泣き通してその後パーティーでお祝いしたい」と目を潤ませた。

死者の分まで生きる
露軍の攻撃により一部が倒壊した建物の前で「亡くなった知人の分まで強く生きたい」と話すスタニャさん=ウクライナ東部ドニプロ
露軍の攻撃により一部が倒壊した建物の前で「亡くなった知人の分まで強く生きたい」と話すスタニャさん=ウクライナ東部ドニプロ
ドニプロから一番近い前線の南東部ザポロジエまで車で1時間半、東部の激戦地バフムトにも約3時間で着く。軍の補給基地や占領地の住民の救出などの人道支援拠点が集結する。それだけに市街は露軍の標的になってきた。

1月14日午後、露軍が発射した空対地ミサイルが市内の9階建て集合住宅を直撃、子供6人を含む46人が犠牲になる悲劇となった。


3カ月が過ぎた現場を訪れると、崩壊部分がむき出しのままの建物を見つめる女性がいた。近くの別の住宅に暮らすスタニャ・カラシンコさん(29)。生後6カ月の長女ポリーナちゃんと一緒だった。

「娘が病気になったり、つらいことがあったりするとここに来る。思い煩うことは何もないと思えるの」

破壊された7階で高校の1年先輩のマリアさん、その真上の部屋で高校の体育教諭だったミハイルさんと2人の知人を亡くした。1月14日は正教会の新年にあたる祝日。マリアさんは避難先の南部オデッサから両親の住まいを夫と訪ね、攻撃に巻き込まれた。

「2人にはまだまだ生きたい人生があったはず。彼らの分まで強く生きるしかない」。スタニャさんは攻撃後もドニプロを動かず、自分に言い聞かせてきた。


「子供たちがしたいことを普通にできる国に。住民が助け合い、困っている国を助けられるウクライナにしたい」。スタニャさんが話し終えると乳母車のポリーナちゃんが目覚めて笑った。

2137OS5:2023/05/02(火) 00:01:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b875dd7103e1c1a3b6580cd2375bdfc443a9c35
大統領任期数をゼロにリセット、続投可能に…ウズベクで改憲案承認確実視
5/1(月) 8:01配信
【モスクワ=工藤武人】中央アジアのウズベキスタンで憲法改正の是非を問う国民投票が4月30日、実施された。改憲案は2期目のシャフカト・ミルジヨエフ大統領(65)の任期数をゼロに戻し、2040年までの続投を可能にする内容を含んでいる。旧ソ連圏で改憲に合わせて、これまでの任期をリセットし、続投を可能にする手法は20年にロシアが始めた。ウズベキスタンはベラルーシに次いで3か国目となる。

 ウズベキスタン中央選挙管理委員会によると、投票率は締め切り前に80%を超え、投票は成立した。投票者の過半数の賛成で改憲が承認される。

 改憲案は「法に基づく社会国家」を前面に打ち出し、16年に初就任したミルジヨエフ氏が掲げる改革路線を強調する内容だ。投票は一括して改憲案への賛否を問う形で実施され、承認が確実視されている。

 大統領の任期は現在、1期5年で「連続2期まで」と定められており、26年に任期が満了するミルジヨエフ氏は、次期大統領選に立候補できない。このため、改憲案では任期を7年に延長し、「連続2期まで」とする一方、改憲時の大統領の任期数をリセットする。これにより、ミルジヨエフ氏は連続4期、大統領にとどまることが可能になる。現在の任期を7年にする可能性も取りざたされている。

 一連の手続きは、2000年からプーチン大統領が実権を握るロシアや、1994年からアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が君臨するベラルーシでの改憲手続きを踏襲する形だ。

 ミルジヨエフ氏は、ソ連時代末期から約27年間、ウズベキスタンを強権統治したイスラム・カリモフ前大統領の急死を受け、大統領に就任した。野党勢力からはミルジヨエフ氏が「新たな独裁体制を構築しようとしている」との批判も噴出している。

2138OS5:2023/05/08(月) 17:22:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4706b7029a96e47fbd425dd8873b74b23ab1eea
「戦えば自由」と入隊、戦場で捨て駒に ワグネル「囚人戦闘員」証言
5/8(月) 17:00配信
 ロシアによるウクライナ侵攻で、激戦地バフムートなどでの戦闘に参加しているロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員5人が、ウクライナ中部ドニプロの収容施設で取材に応じた。ウクライナ軍の捕虜となっている5人全員が受刑者で、刑務所でワグネルの勧誘を受けて前線で戦った。朝日新聞はウクライナの情報機関・保安庁の取材許可を得て、取材に応じるとの同意を受刑者本人から得た。

【写真】自由を求めて刑務所からにワグネルに入隊した男性。前線で「人体のツナミ」を見たという。

 ロシア・シベリア出身の受刑者の男性(47)によると、服役していたロシア中部の刑務所では、「ワグネルが刑務所で受刑者を勧誘し、ウクライナで戦えば自由になれる」とのうわさが流れていたという。

 「私はワグネルを待っていた」と話した男性。昨年10月に560人の受刑者が刑務所内の運動場に集められた。ワグネルの創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏が現れ、6カ月の契約後は自由になり、犯罪歴も消えるなどと勧誘してきたという。男性は生き残れば「家に帰れる」と即座に同意した。

 取材に応じた5人の受刑者は、犯罪歴があるとロシアでは仕事に就けないということをこぼし、戦闘員に転じた動機を説明。だが、短期間のお粗末な訓練の後に送り込まれたウクライナの激戦地では、ワグネルが受刑者の戦闘員を捨て駒のように扱う悲惨な状況を目の当たりにして、二度と前線には戻りたくないとの心情もあらわにした。

 軍隊経験のあった47歳の受刑者は、ウクライナ東部ドネツク州バフムート近郊に送られた。ウクライナ軍の攻撃を受けて一緒にいた9人のうち8人が死亡したという。同じ部隊の8割ほどが死亡したとの状況も証言した。

 ウクライナに派遣されたワグネルの戦闘員は4万〜5万人とみられ、そのうち受刑者が多くを占めるとみられる。米政府は3万人以上が死傷していると推計している。プリゴジン氏はロシア国防省との対立が指摘され、弾薬不足などを訴えている。5日にはバフムートからワグネルを10日に撤退させると明らかにしている。(ドニプロ〈ウクライナ中部〉=杉山正)

朝日新聞社

2139OS5:2023/05/08(月) 17:22:52
https://www.asahi.com/articles/ASR3J4CF0R3JUHBI01J.html?oai=ASR5763X3R54UHBI041&ref=yahoo
「つまりは犬死に」前線に動員されたロシア軍兵士?プーチン氏に懇願
有料記事ウクライナ情勢

星井麻紀2023年3月16日 15時00分
ロシア軍が侵攻するウクライナの前線に送られたロシア軍の動員兵とみられる男性たちが、窮状を訴えている動画がネット上に投稿されて拡散している。なかにはロシアのプーチン大統領に問題を訴えるものもある。ウクライナ東部ドネツク州で、ロシア軍は捨て身の攻撃で前進を続ける。動画の真偽は定かではないが、武器も訓練もなく突撃させられる動員兵の間で、現状への不安と不満が渦巻いている可能性がある。

「戦いたいなら自分たちで戦え。我々はタクシーで帰る」「突撃するくらいなら刑務所に入れてくれ」

 ロシアの独立系メディアのSNSに8日に投稿された動画には、迷彩服姿の男性たちが怒声をあげる様子が映し出されていた。男性たちに取り囲まれているのは上官とみられる男性だった。

 動画につけられた説明によると、声を荒らげているのは、バルト海に面したロシアの飛び地、カリーニングラードでロシア軍に動員されたという男性たち。自殺行為同然の突撃を強いられることや、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派の部隊が協力的でないこと、そして突撃を拒否した同僚が自殺したことなどを訴えていた。

動員兵? 次々明らかになる前線の悲惨な状況
 SNSに投稿された別の動画…

2140OS5:2023/05/09(火) 11:29:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a72c59c2ab3c558b9ff8226b978c59f45f43d278
7月9日に前倒し大統領選 改憲で「終身」化 ウズベキスタン
5/8(月) 22:05配信

時事通信
ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領=2日、ベルリン(AFP時事)

 中央アジアのウズベキスタンのミルジヨエフ大統領(65)は8日、2026年に予定されている大統領選を今年7月9日に前倒しする大統領令に署名した。

 タス通信が伝えた。ウズベクでは最近、独裁色を強めるミルジヨエフ氏が事実上の「終身大統領」に就くことを可能にする憲法改正の国民投票が行われ、9割の賛成で承認された。大統領選はこれを踏まえて実施される。

2141OS5:2023/05/15(月) 19:50:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f230567bc3c619345714859fea17943c158c53bb
ロシア軍司令官2人死亡、バフムトでウクライナ前進か
5/15(月) 3:19配信
 ロシア国防省は14日、ウクライナ東部バフムト近郊で旅団長ら軍幹部2人がウクライナ軍の攻撃により死亡したと発表した。バフムトではウクライナ軍が本格的な反攻に転じたとの見方が強まっており、戦闘が激化しているとみられる。


 露国防省の発表によると、死亡したのは現地で指揮を執っていた旅団長と別の部隊の副司令官。いずれもウクライナ軍の攻撃を受け、撃退を試みていたという。

 バフムトではウクライナが少しずつ進軍している模様だ。ウクライナのマリャル国防次官は13日、通信アプリ「テレグラム」で、ウクライナ軍がバフムト郊外の2方面で前進を続けていると明らかにした。

 米シンクタンク「戦争研究所」は13日、「ウクライナ軍がバフムト地域で反攻を続けている」との分析を公表。推計では約17平方キロを奪還したという。英国防省も13日、ウクライナ軍が1キロ前進したとの見方を示した。

 一方、ウクライナ各地ではロシアの攻撃による民間人の被害も続いている。ウクライナメディアによると、東部ハリコフ州の村では14日、砲撃により50〜60代の男女が死亡。南部ザポロジエ州でも砲撃で4人が負傷した。南部ヘルソン州の村では不発弾が爆発し、少なくとも5人が死亡した。【カイロ金子淳】

2142OS5:2023/05/16(火) 22:12:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230516k0000m030012000c.html
ロシア側支配のルガンスクで爆発 親露派幹部が重傷、暗殺未遂か
2023/05/16 03:41毎日新聞

ロシア側支配のルガンスクで爆発 親露派幹部が重傷、暗殺未遂か

ウクライナ・ルガンスク州で起きた爆発で、破損した車とアパート=2023年5月15日、ロイター

(毎日新聞)

 ロシアが侵攻を続けるウクライナ東部のルガンスク州で15日、爆発があり、同州を実効支配する親露派武装勢力「ルガンスク人民共和国」の「内相」を務めるイーゴリ・コルネット氏が重傷を負った。コルネット氏の暗殺を狙った事件の可能性がある。独DPA通信などがロシアメディアの情報として伝えた。

 報道によると、爆発はコルネット氏が滞在していたとみられるルガンスク市中心部の理髪店で起きたという。少なくとも市民1人が死亡し、コルネット氏のボディーガード3人を含む数人が負傷したという。

 親露派武装勢力は2014年からウクライナ東部ルガンスク州とドネツク州の一部を実効支配してきた。プーチン露大統領は22年9月、両州とウクライナ南部2州のロシアへの併合を一方的に宣言した。【ベルリン念佛明奈】

2143OS5:2023/05/23(火) 10:41:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b281461ad942270e1bd028ef94ad9287d9521c2c
「親欧米はモルドバを殺す」「ロシアの脅迫下で暮らさぬ道を」…ウクライナ隣国で国民分断
5/22(月) 20:39配信
 ウクライナに隣接するモルドバのマイア・サンドゥ大統領は21日、首都キシナウで2030年までの欧州連合(EU)加盟への支持を呼びかける大規模集会を開いた。ロシアが接近する野党ショルも地方の3都市で、外交路線を問う国民投票の実施を呼びかける集会を開催し、社会の亀裂を象徴する形になった。

21日、キシナウの広場で開かれた集会で、EUやモルドバの旗を掲げる人々=AP

 サンドゥ氏が開いた集会にはEUの欧州議会のロベルタ・メツォラ議長も出席し、大統領府によると約8万人が参加した。サンドゥ氏は「国民は、モルドバが欧州の辺境としてロシアの脅迫や貧困、汚職の下で暮らすことがない道を選んだ」などとして欧州統合を推進すべきだと訴えた。EU加盟を国是とする憲法改正などを盛り込んだ決議も採択した。

 一方、ショルが開いた集会は、サンドゥ氏の親欧米路線が「モルドバを殺している」と批判した。モルドバでは2月にロシアによるクーデター計画が取りざたされるなど政情不安が続く。自治権が認められている南部ガガウズ自治区では14日の首長選決選投票の結果、ショル所属の首長が誕生した。ロシアがサンドゥ政権との対立をあおる可能性が取りざたされている。

2144OS5:2023/05/23(火) 10:42:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0c9003fce61e58e271b738fb9ce86a54e87be0e
ロシア領内で戦闘、反政権ロシア人部隊が侵入か ウクライナは否定
5/23(火) 1:11配信

朝日新聞デジタル
「自由ロシア軍団」が2023年5月22日、自らのSNSに投稿した映像。ロシアのプーチン政権の転覆を呼びかけている=テレグラムから

 ウクライナと隣接するロシア南部ベルゴロド州の国境付近で22日、ウクライナ側から侵入した部隊とロシア軍による戦闘が発生した模様だ。ロシア側は「ウクライナ軍による破壊工作」と非難する一方、ウクライナ政府高官は関与を否定。反プーチン政権派のロシア人組織による単独行動の可能性があるが、詳細はまだ不明な点が多い。


 ベルゴロド州のグラトコフ知事が22日、SNSに「ウクライナ軍の破壊工作部隊が(国境地帯の)グライボロンスキー地区に侵入した」と投稿した。ロシア軍がロシア連邦保安局(FSB)などとともに応戦しているとも主張した。負傷者が数人いるという。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は「破壊工作者の殲滅(せんめつ)を進めている」とし、プーチン大統領が報告を受けたと明らかにした。ロシア国営タス通信が報じた。

 ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「ウクライナはベルゴロド州での出来事を注視しているが、何の関係もない」とツイッターで関与を否定。一方、反プーチン政権を掲げ、ウクライナ側で戦うロシア人の軍事組織「自由ロシア軍団」がSNSで、ロシア領内に侵入したと投稿。国境付近のロシア側の集落を「完全に解放した」と主張している。

朝日新聞社

2145OS5:2023/05/23(火) 10:43:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdcec3d7fea1647aac3d6757d13e57927430a205
ワグネル「バフムート完全支配」、ロシア国防省も「解放」を宣言
5/21(日) 19:06配信

朝日新聞デジタル
建物の上でロシアと民間軍事会社「ワグネル」の旗を振るワグネルの戦闘員たち。コンコルド提供=2023年5月20日、ロイター

 ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムートをめぐり、この地でロシアの主力だった民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏は20日、バフムートを完全に支配したとの声明を出した。ロシア国防省も「解放を完了」と宣言。プリゴジン氏はワグネルが25日から撤退を始め、バフムートを正規軍に引き渡すとしている。


 プリゴジン氏はSNSに投稿した動画の声明で「ワグネルだけでバフムートを制圧した」と強調。国防省は「正規軍の砲撃・航空支援を受けたワグネルによって解放された」とした。ロシア国営ノーボスチ通信によると、プーチン大統領はワグネルと正規軍の両方を「称賛した」という。

 これに対し、ウクライナ軍は、バフムートが完全制圧されたことを否定。広島を訪れているウクライナのゼレンスキー大統領は21日、「バフムートはきょうの時点では占領されていない」とする一方、「(バフムートは激しい戦闘で破壊され)何も残っていない。悲劇だ」とも語った。

 バフムートをめぐる戦闘は昨夏から続き、双方が多くの死傷者を出した。ワグネルはロシア各地の刑務所から恩赦と引き換えに募った受刑者の戦闘員を大量に投入。今年に入ってウクライナ東部の周辺都市の制圧を進め、3月末には市内に侵入して95%を支配したとしていた。

 プリゴジン氏は今後について、バフムートの実効支配は正規軍に任せてワグネルの部隊を撤退させ、休息と新たな任務に備えた準備に入るとした。同氏はこれまで必要な武器・弾薬が与えられないとして国防省、軍を激しく批判。郊外の守備に就いた正規軍の一部が後退すると「逃走だ」「バフムートが包囲される」などと非難していた。

 バフムートはドネツク州の交通の要所。しかし、激しい消耗戦に米国は戦略的価値は高くないとしてウクライナに一時撤退を勧めたとされるが、ウクライナ軍はロシア軍の消耗を狙って防衛戦を継続していた。

朝日新聞社

2146OS5:2023/05/23(火) 14:09:22
https://www.tokyo-np.co.jp/article/251610?rct=world
CIS首脳会議、開催せず モルドバ、ロシアと決別姿勢
2023年5月22日 15時53分 (共同通信)
 21日、モルドバの首都キシナウで行われた欧州連合(EU)加盟実現を求める集会で国旗や欧州旗を振る参加者(ゲッティ=共同)
 21日、モルドバの首都キシナウで行われた欧州連合(EU)加盟実現を求める集会で国旗や欧州旗を振る参加者(ゲッティ=共同)

 旧ソ連モルドバの親欧米派のサンドゥ大統領は21日までに、モルドバでは旧ソ連諸国で構成する「独立国家共同体(CIS)首脳会議は今後、開催されない」と地元メディアに述べた。モルドバでは6月に欧州連合(EU)加盟国と近隣諸国の連合体「欧州政治共同体(EPC)」の首脳会合が開催予定で、ロシアと決別する姿勢を強めている。
 サンドゥ氏は、CISを主導するロシアはモルドバの主権を尊重していないと指摘。ロシアとの戦略的パートナーシップに疑問を呈した。レチャン首相は17日、CIS議会間総会からの脱退手続き開始の文書作成を指示。政府はCISの枠組みで署名した二つの合意破棄も決定した。(共同)

2147OS5:2023/05/23(火) 16:07:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbc0cd57005ddde56d597c2e8a31feb66f73db8
領土紛争で譲歩に言及 条件付き、実現不透明 アルメニア
5/23(火) 13:33配信
時事通信
22日、エレバンで記者会見するアルメニアのパシニャン首相(AFP時事)

 アルメニアのパシニャン首相は22日、自国系住民が暮らす係争地ナゴルノカラバフについて、対立する隣国アゼルバイジャン領と認める可能性に言及した。

 長年の領土紛争の解決に道を開くシナリオと言えるが、条件を付けており、実現は不透明。国内の反発は必至で、対応によってはパシニャン氏が足をすくわれる恐れもある。

 首都エレバンでの記者会見の発言内容をタス通信が伝えた。パシニャン氏は、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とのモスクワでの会談を25日に控えている。ロシアはナゴルノカラバフに平和維持部隊を派遣しており、関係国が互いに譲歩を引き出すための外交が活発化している。

 2020年秋に再燃した紛争でアゼルバイジャンが事実上勝利し、アルメニアは支配地域の多くを失った。最近、ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトとアルメニア本土を結ぶ回廊をアゼルバイジャンが封鎖し、緊張が激化している。

 パシニャン氏はこれを念頭に、現地のアルメニア系住民の「安全の確保」を条件として、ナゴルノカラバフを含むアゼルバイジャンの領土一体性を認める立場を示した。ただ、詳細はステパナケルトのアルメニア系勢力とアゼルバイジャンが詰めるべきだと訴え、自身の責任回避も図っている。

2148OS5:2023/05/23(火) 21:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9200ad7bf9abe4d6de796e31f207bb72c6e01a5e
アルメニア、係争地でアゼルバイジャンの主権容認へ 平和条約に意欲
5/23(火) 12:45配信

毎日新聞
ナゴルノカラバフ

 タス通信などによると、旧ソ連アルメニアのパシニャン首相は22日、係争地ナゴルノカラバフについて、現住しているアルメニア系住民の安全が確保されるのならば、敵対してきたアゼルバイジャンの主権を認める考えを表明した。アゼルバイジャンとの平和条約締結への意欲も示している。

 パシニャン氏は25日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とモスクワで会談を予定しており、関連する問題を協議する。アルメニアとアゼルバイジャンは、6月1日にもモルドバの首都キシナウで話し合う予定。帰属問題を解決し、平和条約を結べば、地域の緊張緩和に寄与するのは確実だ。

 アルメニアとアゼルバイジャンは、共にソ連の共和国だった時代からナゴルノカラバフの帰属を巡って衝突を繰り返してきた。近年はアゼルバイジャンが優位な状況を築いていることから、パシニャン氏は同地に住むアルメニア系住民の安全を第一にして、譲歩を検討している模様だ。

 ソ連時代のナゴルノカラバフはアルメニア系住民が多数派を占めたが、アゼルバイジャン共和国の管轄下に置かれた。1980年代末期になると、同地のアルメニア系住民がアルメニア共和国への編入を要求。アルメニアとアゼルバイジャンの衝突に発展し、推定で1万8000人超の死者を出した末に、アルメニアがナゴルノカラバフで実効支配を確立した。

 一方で2020年秋に再発した衝突では、アゼルバイジャンが有利に戦闘を進め、ナゴルノカラバフの一部地域の支配権を回復した。この時はロシアが仲介役となり、現地に平和維持部隊を派遣するなどして事態を収拾させた。しかし、現在はウクライナで続ける「特別軍事作戦」に注力していることもあり、ナゴルノカラバフ紛争で重しの役割を担いにくくなっていた。【モスクワ大前仁】

2149OS5:2023/05/23(火) 21:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/afc6965f5c558fba19374a4a7032dbe3cdbf1d6d
アルメニア、ロシア主導の安保機構脱退を示唆
5/23(火) 10:40配信

AFP=時事
アルメニアの首都エレバンで記者会見するニコル・パシニャン首相(2023年5月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は22日、ロシアが主導する旧ソ連圏の集団安全保障条約機構(CSTO)から脱退する可能性を示唆した。アゼルバイジャンからの軍事的脅威に直面しているアルメニアは、ロシアの安全保障協力が得られないことに不満を募らせている。


 パシニャン氏は首都エレバンでの記者会見で、CSTOが条約に基づく防衛協力義務を果たさないなら「脱退の可能性を排除しない」と表明。「地域の安全保障システムが機能していないため、西側のパートナーと協議を始めた」と述べた。

 アルメニア、アゼルバイジャン両国は、アゼルバイジャン内の係争地で、アルメニア系住民が多数を占めるナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐり、1990年代と2020年に2度にわたって軍事衝突した。

 アルメニアは昨年も、自国の飛び地をアゼルバイジャンが占拠していると主張。軍事侵略に当たるとしてCSTOに支援を要求したが、実現しなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

2150OS5:2023/05/23(火) 21:51:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b281461ad942270e1bd028ef94ad9287d9521c2c
「親欧米はモルドバを殺す」「ロシアの脅迫下で暮らさぬ道を」…ウクライナ隣国で国民分断
5/22(月) 20:39配信
 ウクライナに隣接するモルドバのマイア・サンドゥ大統領は21日、首都キシナウで2030年までの欧州連合(EU)加盟への支持を呼びかける大規模集会を開いた。ロシアが接近する野党ショルも地方の3都市で、外交路線を問う国民投票の実施を呼びかける集会を開催し、社会の亀裂を象徴する形になった。

21日、キシナウの広場で開かれた集会で、EUやモルドバの旗を掲げる人々=AP

 サンドゥ氏が開いた集会にはEUの欧州議会のロベルタ・メツォラ議長も出席し、大統領府によると約8万人が参加した。サンドゥ氏は「国民は、モルドバが欧州の辺境としてロシアの脅迫や貧困、汚職の下で暮らすことがない道を選んだ」などとして欧州統合を推進すべきだと訴えた。EU加盟を国是とする憲法改正などを盛り込んだ決議も採択した。

 一方、ショルが開いた集会は、サンドゥ氏の親欧米路線が「モルドバを殺している」と批判した。モルドバでは2月にロシアによるクーデター計画が取りざたされるなど政情不安が続く。自治権が認められている南部ガガウズ自治区では14日の首長選決選投票の結果、ショル所属の首長が誕生した。ロシアがサンドゥ政権との対立をあおる可能性が取りざたされている。

2151OS5:2023/05/26(金) 13:26:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/526c91f2517a834ac1b93a4d235b95d7196b7e41
旧ソ連首脳、プーチン氏面前で口論 ナゴルノ・カラバフ紛争で前進も
5/26(金) 8:30配信

朝日新聞デジタル
ロシアのプーチン大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大統領との会談に出席したアルメニアのパシニャン首相=2023年5月25日、ロイター

 アゼルバイジャン領の係争地ナゴルノ・カラバフ地域をめぐって衝突してきた旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンの両首脳が25日、ロシアのプーチン大統領を交えてモスクワで会談した。プーチン氏は「事態は解決に向けて前進している」と述べ、近く再び協議することで合意したが、両首脳がプーチン氏の面前で公然と批判し合う一幕もあった。


 アルメニアのパシニャン首相は22日、現地のアルメニア系住民の安全が保証されることを条件に、アゼルバイジャンの主権を認めると発言し、アゼルバイジャン側に大きく譲歩する姿勢を示していた。

 これに対しアゼルバイジャンのアリエフ大統領は、3者会談の直前にあったプーチン氏との個別会談で、「格段に和平合意に至りやすくなった」と述べ、問題の解決に向けて期待を示した。3カ国はモスクワで「1週間後」に、副首相級で再度会談することになった。

 一方、会談に先立って開かれた、ロシアが主導する経済圏構想「ユーラシア経済連合」の首脳会議では、パシニャン氏がアルメニアとナゴルノ・カラバフを結ぶ唯一の幹線道路をアゼルバイジャンが閉鎖したことについて、招待国として出席したアリエフ氏を批判。口論を続ける両氏をプーチン氏がなだめる場面もみられた。

 パシニャン氏とアリエフ氏は6月1日にモルドバで、マクロン仏大統領とショルツ独首相を交えて会談する予定。

朝日新聞社

2152OS5:2023/05/29(月) 19:13:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/88f3e36be6827ec55e0768f6c3b2d5ed7757417a
「併合」4州、ロシアが地方選挙実施へ法案…国境を「ゆがめた」地図には罰則
5/29(月) 17:16配信
 ロシア上院は24日、ロシアが一方的に併合したウクライナの東・南部4州で州知事と地方議会選挙の実施を可能とする改正法案を可決した。今秋に「地方選」を行い、併合領土との一体性を誇示する狙いがあるとみられる。

ドネツク州バハムト近郊で砲撃するウクライナ軍=AP

 昨年10月に「戒厳令」が発令されたドネツク、ルハンスク、ザポリージャ、ヘルソンの4州では、ロシアの法律で選挙や住民投票を実施できない。改正案は9月に予定される地方選を行うためのもので、戒厳令下でも中央選挙管理委員会と国防省、情報機関の連邦保安局(FSB)の3者が協議し、選挙を行うことが可能となる。法案は下院で18日に通過しており、プーチン大統領の署名で発効する。ウクライナ軍は近く本格的な領土奪還作戦に出るとみられ、実際に選挙を行うことができるかは不透明だ。

 下院では、ロシアの「領土保全」に反する地図を禁止する法案も審議されている。独立系メディアのメドゥーザなどによると、地図の作製者が国境を「意図的にゆがめた」場合に罰金を科す内容などが検討されており、併合されたウクライナ領土や北方領土などが対象に浮上しているという。

2153OS5:2023/05/29(月) 19:14:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcd3435d6f3e76b2dc7e6a0307ee2ba409f5eb6f
バーガー店の3倍で命懸ける? 「高給」強調し、志願兵を大募集―ロシア
5/29(月) 10:00配信
 ロシアのプーチン政権が「特別軍事作戦」と呼ぶウクライナとの戦争が長期化する中、首都モスクワで2023年4月に静かな異変が起きた。旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日(5月9日)の準備が始まり、若者が電動キックボードを乗り回す中、大半の飲食店の入り口付近に「志願兵募集」のポスターが一斉に貼られたのだ。

戦地へ派遣が前提
 「われわれの職業は祖国防衛」―。こう訴えるポスターには、自動小銃やドローン、救急キットを持った兵士3人が描かれる。屋外の広告は従来も散見されたが、ここに来て「戦時体制」が隅々まで可視化されてきた。

 地下鉄駅前や大型商業施設では、給与水準を強調するリーフレットの配布も始まった。手に取ってページを開くと、手当の事細かな金額と共に、生々しい軍務の一端が記されている。まず目に飛び込むのは「契約サイン(入隊)時の一時金」19万5000ルーブル(約34万2000円)という金額だ。

 読み進めると、ウクライナでの特別軍事作戦(SVO)にほぼ特化した志願兵の募集と分かる。入隊した場合、戦地を意味する「SVOゾーン」派遣に向けた訓練期間中、基本給に物価調整の「モスクワ勤務手当」を加算した月9万〜10万ルーブル(約15万8000〜17万6000円)が支給。SVOゾーンに派遣されると、月給は20万4000ルーブル(約35万8000円)以上に跳ね上がる。

「成功報酬」細かく
マクドナルドの後継店「フクースナ・イ・トーチカ」=2022年6月、モスクワ(AFP時事)

 ちなみに、米ハンバーガーチェーン「マクドナルド」の後継店「フクースナ・イ・トーチカ」の給与水準は、月168時間の労働に賞与を含めて6万3000ルーブル(約11万円)で、戦地の月給はその3倍に上る。ただ、ロシアは貧富の 差や地域格差が激しく、命懸けの仕事に見合う「高給」かどうかは評価が分かれるだろう。

 リーフレットには、特別軍事作戦の「成功報酬」も記されている。SVOゾーンで攻勢時は8000ルーブル(約1万4000円)の日当を支給。突撃部隊に加わって1キロ前進するごとに5万ルーブル(約8万8000円)が加算され、ウクライナ軍の兵器を奪取または破壊した際はさらに5万ルーブル以上を支給するとうたっている。

 東部ドネツク州バフムトの激戦で知られたように、ロシアは民間軍事会社ワグネルが突撃部隊を編成した。ところが「捨て身」の作戦で多大な戦死傷者を出したとされる。プーチン政権が目指すドンバス地方の制圧に、兵員の補充が必須であることは明らかだ。

18歳から可
 22年9月に出された予備役30万人の部分動員令では、徴兵忌避が相次いで国内が混乱した。プーチン政権は、北欧2カ国が北大西洋条約機構(NATO)に加盟することをにらみ、ロシア軍の総兵力を23年初めの115万人から150万人に増強する方針で、志願兵募集のキャンペーンはこの流れで始まった。

志願兵募集の広告前を通り過ぎる若者=2022年9月、サンクトペテルブルク(AFP時事)

 現行の制度で18〜27歳を対象とする兵役義務(1年)はあるが、原則として戦地へは送れない。来年の大統領選前に部分動員令の「第2弾」を出すのも政治的リスクが大きい。そのため、政権としてまずは、前線で戦える志願兵の「掘り起こし」を図っているとみられる。

 兵役経験がなくても18歳ですぐ志願できるよう、上下両院は4月に改正法案を可決した。モスクワで募集が強化されたのはちょうどこの頃だ。

2154とはずがたり:2023/05/29(月) 21:39:36

ウクライナ軍、ロシア西部州の集落を砲撃=知事
https://news.yahoo.co.jp/articles/d61010d16f4838ffc49a45eca35749985e09b0b3
5/29(月) 19:16配信
ロイター

[モスクワ 29日 ロイター] - ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は29日、国境付近の一部の集落がウクライナ軍の砲撃を同時に受けていると述べた。

同知事が通信アプリ「テレグラム」に掲載した声明によると、国境の町の二つの産業施設が砲撃を受け、従業員4人が負傷したほか、複数の集落で停電が起きている。

ベルゴロド州は、ロシアのウクライナ侵攻後、ウクライナ軍の攻撃を繰り返し受けている。

ウクライナ政府がロシア領内やウクライナのロシア占領地域への攻撃を公に認めることはほとんどないが、地上攻撃の準備でインフラを破壊していることは認めている。


ウクライナが石油施設をドローン攻撃、砲撃で2人死亡=ロシア
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ace81e6ce0702eec56887602e8b0f07da40116d
5/29(月) 8:11配信
ロイター

[モスクワ 27日 ロイター] - ウクライナが27日、ロシア国内の石油パイプライン施設をドローン(無人機)で攻撃したと、ロシア当局とメディアが明らかにした。また、ウクライナからの砲撃で少なくとも2人が死亡したという。

ドローン攻撃をここ数週間で強めているウクライナは、ロシア領内への攻撃を正式には認めていない。ウクライナ国防省から今回の攻撃についてコメントを得られていない。

ロシア紙コメルサントによると、モスクワの北西に位置するトベリ州で、2機のドローンが世界最大級の石油パイプライン「ドルジバ」に供給する施設を攻撃した。

地元当局によると、ウクライナとの国境から約500キロ離れたエロヒノ村近くにドローンが墜落した。

ドルジバはソ連時代に建設され、日量200万バレル以上の送油能力を持つが、ウクライナ侵攻を受けて欧州がロシア産エネルギーへの依存を低下しようとする中で利用が減少している。

一方、ロシア・ベルゴロド州のグラトコフ知事は、ウクライナの砲撃により少なくとも1人が死亡し、15歳の少女と17歳の少年を含む3人が負傷したと発表。送電線も被害を受けたとしている。

クルスク州でも砲撃により建設作業員1人が死亡したと、地元知事が明かした。

2155OS5:2023/06/05(月) 11:40:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf118954dc317fb8a56cbb7b470e91927fbe7ed
コソボ、セルビア系のデモ激化 NATO主導治安部隊に負傷者
6/4(日) 16:25配信
 旧ユーゴスラビアのコソボ北部で、アルバニア系市長の誕生に反発するセルビア系住民のデモ活動が激化し、北大西洋条約機構(NATO)が主導する国際治安部隊(KFOR)の隊員にも負傷者が出るなど混乱が広がっている。


 KFORの発表によると、5月29日の衝突で、イタリア部隊11人とハンガリー部隊19人の計30人が負傷した。ロイター通信によると、セルビア系住民52人も負傷した。NATOのストルテンベルグ事務総長は同30日、KFORに新たに700人を派遣する方針を表明した。

 2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボでは、アルバニア系住民が約90%を占める。ただ、北部地域ではセルビア系が多数派で政府と対立してきた。

 今回、衝突が激化した背景にあるのが北部地域で4月に実施された市長選だ。セルビア系住民は要求する自治権拡大が実現していないとして投票をボイコット。その結果、4自治体でアルバニア系の市長が誕生し、反発する住民が5月26日に警察と衝突するなど対立が激化した。

 ロイターによると、コソボのオスマニサドリウ大統領は「セルビアが北部の『犯罪組織』を支援している」と批判。セルビアのブチッチ大統領は、コソボ側が4自治体の市長を引き揚げれば緊張緩和につながると話したという。

 フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相は今月1日、欧州政治共同体(EPC)の首脳会合に参加するため訪問したモルドバで、コソボとセルビアの両大統領との4者会談を行い、セルビア系住民も参加して選挙をやり直すよう求めた。【ベルリン念佛明奈】

2156OS5:2023/06/05(月) 11:40:33
https://mainichi.jp/articles/20221002/k00/00m/030/039000c?inb=ys
ロシアかEUか はざまを生き抜くセルビアのエネルギー政策
宮川裕章
国際

速報

欧州
毎日新聞 2022/10/4 05:00(最終更新 10/6 11:04)

 ロシアと結びつきが強く、一方で欧州連合(EU)への加盟を目指しているセルビアが、ロシア産天然ガスに大きく依存しつつ、ガス供給元の多様化も模索する「両にらみ」の外交を展開している。その背景を探った。【ベオグラードで宮川裕章】

水面下でロシアと外交協力
 米ニューヨークの国連総会に出席したセルビアのセラコビッチ外相とロシアのラブロフ外相は9月23日、両国の2023、24年の外交関係に関する合意文書を交わした。詳細は明らかにされていないが、欧米諸国の大半がロシアの外交関係者との接触を避ける中、EU加盟に向けた候補国であるセルビアが取った背信行動であるとして、EUで波紋を広げている。

 セラコビッチ氏は同25日の記者会見で「2国間関係に関する実務的な文書で、安全保障とは関係がない」と火消しに回ったが、欧州委員会高官は26日、合意文書について「セルビアとロシアの根強い関係を示すサインだ」としたうえで、「EUへの加盟が、EUの外交への調和を意味することをセルビアは理解しているはずだ」とけん制した。欧州議会のビオラ・フォンクラモン議員はツイッターに「セルビアがウクライナへ侵攻する国との協力文書に署名したことは由々しき事態だ」と投稿し、EU加盟へのプロセスの停止の可能性にも言及した。

 セルビアはこれま…

2157OS5:2023/06/07(水) 18:03:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/9018064ecd8d77538eb5d17ff5082ca393b335ce
安保理選挙でベラルーシ大敗 非常任理事国の東欧枠はスロベニアに
6/7(水) 11:18配信
毎日新聞
ニューヨークの国連本部=和田浩明撮影

 国連安全保障理事会(15カ国)の非常任理事国のうち、5カ国を選ぶ選挙が6日に国連総会で行われた。東欧枠では、欧州連合(EU)加盟国のスロベニアが、ロシアのウクライナ侵攻を支持するベラルーシを破って選出された。

 非常任理事国10カ国は、地域ごとに枠が割り当てられる。半数は毎年改選され、連続での再選は認められない。今回、東欧枠はスロベニアとベラルーシの一騎打ちとなり、193カ国からなる総会での無記名投票で153対38と大差がついた。

 ベラルーシは2007年に今回の選挙への出馬を表明した。ルカシェンコ大統領の強権的な長期政権に欧州で懸念が強まる中、スロベニアは当初40年代前半に検討していた時期を大幅に前倒しし、21年12月に出馬を表明した。

 シンクタンク「国際危機グループ」の国連担当部長、リチャード・ゴーワン氏は取材に、「ベラルーシのためにロビー活動をしたロシアは、無記名投票でより多くの国がベラルーシを支持することに期待したのだと思う」との見方を示し、「(38票という得票数は)国連総会におけるロシアの影響力が依然として限定的であることを示している」と分析した。

 その他の地域では候補が事前に絞り込まれ、アジア・太平洋枠で韓国、アフリカ枠ではアルジェリアとシエラレオネ、中南米枠ではガイアナがそれぞれ選出された。任期は来年1月から2年間。アルバニア、ブラジル、ガボン、ガーナ、アラブ首長国連邦の5カ国が今年末で任期を終える。

 24年末まで非常任理事国を務める日本は、32年に行われる選挙に立候補する方針を明らかにしている。

 ゴーワン氏は、来年から日韓が同時に非常任理事国となることについて、「対北朝鮮制裁をめぐる外交で、両国の連携をより密にする好機になるだろう」と指摘した。【ニューヨーク八田浩輔】

2158OS5:2023/06/07(水) 21:20:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230607k0000m030068000c.html
安保理選挙でベラルーシ大敗 非常任理事国の東欧枠はスロベニアに
2023/06/07 11:17毎日新聞

安保理選挙でベラルーシ大敗 非常任理事国の東欧枠はスロベニアに

ニューヨークの国連本部=和田浩明撮影

(毎日新聞)

 国連安全保障理事会(15カ国)の非常任理事国のうち、5カ国を選ぶ選挙が6日に国連総会で行われた。東欧枠では、欧州連合(EU)加盟国のスロベニアが、ロシアのウクライナ侵攻を支持するベラルーシを破って選出された。

 非常任理事国10カ国は、地域ごとに枠が割り当てられる。半数は毎年改選され、連続での再選は認められない。今回、東欧枠はスロベニアとベラルーシの一騎打ちとなり、193カ国からなる総会での無記名投票で153対38と大差がついた。

 ベラルーシは2007年に今回の選挙への出馬を表明した。ルカシェンコ大統領の強権的な長期政権に欧州で懸念が強まる中、スロベニアは当初40年代前半に検討していた時期を大幅に前倒しし、21年12月に出馬を表明した。

 シンクタンク「国際危機グループ」の国連担当部長、リチャード・ゴーワン氏は取材に、「ベラルーシのためにロビー活動をしたロシアは、無記名投票でより多くの国がベラルーシを支持することに期待したのだと思う」との見方を示し、「(38票という得票数は)国連総会におけるロシアの影響力が依然として限定的であることを示している」と分析した。

 その他の地域では候補が事前に絞り込まれ、アジア・太平洋枠で韓国、アフリカ枠ではアルジェリアとシエラレオネ、中南米枠ではガイアナがそれぞれ選出された。任期は来年1月から2年間。アルバニア、ブラジル、ガボン、ガーナ、アラブ首長国連邦の5カ国が今年末で任期を終える。

 24年末まで非常任理事国を務める日本は、32年に行われる選挙に立候補する方針を明らかにしている。

 ゴーワン氏は、来年から日韓が同時に非常任理事国となることについて、「対北朝鮮制裁をめぐる外交で、両国の連携をより密にする好機になるだろう」と指摘した。【ニューヨーク八田浩輔】

2159OS5:2023/06/07(水) 22:20:34
https://www.sankei.com/article/20230607-5Y243UYKQBPCDPYUC2PNVE7EYU/
「全て水に浮かんだ」 ダム決壊のウクライナ被害拡大も
2023/6/7 20:09
桑村 朋
【キーウ(キエフ)=桑村朋】ロシアが占拠するウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所で6日に起きたダム決壊は、ドニエプル川の周辺地域に大規模な浸水被害を引き起こした。水位上昇は7日にピークとなる見通しで、被害はさらに広がる恐れがある。

激流に流される民家、救命ボートで懸命に避難する市民-。交流サイト(SNS)には生々しい様子が相次いで投稿された。ある動画では市民が避難中、「ドーン」という露軍の攻撃とみられる爆撃音が聞こえ、「避難する人まで殺すのか」と批判が相次いだ。


ダムから約60キロ下流の州都ヘルソンでは水位が最大3・5メートル上昇し、住民が荷物を手に水をかき分けながら避難。50代女性はロイター通信に「自宅の家具、冷蔵庫、食料など全てが水に浮かんだ」と語った。

クレバ大統領府副長官はSNSで、露占領地は援助がなく危機的状況だと明かした。水面から屋根しか見えない建物もあり、「住民は屋根に座って救助を待っている。人、自然、生命への犯罪だ」と非難した。


またダム下流の動物園はフェイスブックで「約300匹の動物が死んだ。生き残ったのは白鳥とアヒルだけだ」と投稿。逃げ遅れた動物も多かったようだ。他にも、戦闘の前線近くにあった地雷が流されたとの情報もあるなど、今後の被害拡大が懸念される。

2160OS5:2023/06/08(木) 18:06:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/557370623cd93d3a990e4a188a001d245914fa95
ダム決壊で全土給電に脅威なし、広大な農地冠水か ウクライナ
6/8(木) 16:25配信
(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州のロシア占領地にあるカホウカ・ダムの決壊で広範な被害の発生が懸念される中、同国エネルギー省は8日までに、全国的な電力供給態勢に関しては脅威が生じるような状況にはなっていないとの判断を示した。

【映像】ウクライナ南部でダム決壊

ただ、全国規模の給電能力に直接的な影響はないものの、洪水発生などを受け地域によっては供給に支障が出ることも考えられると声明で述べた。声明は6日時点のもので、深刻な規模のダム決壊は同日になって判明していた。

洪水により、ヘルソン州では住民約1万2000人が停電に襲われたとし、給水が滞る可能性にも触れた。危機管理対策の予防措置を準備しているともした。

また、ウクライナ農業省はダム決壊により農地約1万ヘクタールの冠水を想定。この数字はあくまでウクライナが押さえるドニプロ川右岸のみのものとし、左岸では「数倍以上の規模になるだろう」とも見込んだ。

ウクライナ南部の田畑などが「不毛地帯」と化す恐れがあるともした。ヘルソン州の灌漑(かんがい)システムの94%が水源を失うとし、中南部ザポリージャ州では74%、中部ドニプロペトロウスク州では30%の水準になると分析した。

ドニプロ川はウクライナ南東部を貫く主要な水資源で、下流には多くの都市や町が位置する。ロシア侵攻前には約30万人の人口を擁していたヘルソン市も含まれる。

ロイター通信によると、この川の流れをせき止めるカホウカ貯水池は約18立方キロメートルの水量を持つとされる。その大きさは米ユタ州のグレートソルト湖とほぼ同じ。

ダムの高さは約30メートルで、長さは約3.2キロ。ドニプロ川沿いに六つあるダムの一つで、ウクライナ南東部の多数の地域やロシアが2014年に強制併合したウクライナ南部クリミア半島の水がめとなっている。

同川の上流にありロシア軍が占領を続けるザポリージャ原子力発電所もダムの貯水池に水を頼っている。

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2161OS5:2023/06/11(日) 00:25:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/7564736aa28cae91eaaa82b8568af1be75cfffb8
ダム決壊で「逃げ場がない」 露占領地のウクライナ住民に危機
6/10(土) 20:25配信


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産経新聞
【キーウ(キエフ)=桑村朋】ウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所で起きたダム決壊による洪水で、ドニエプル川東・南側のロシア占領地の住民に危機が迫っている。ロシアが救助活動や食料提供を十分行っていない可能性がある上、「避難」を口実に住民がロシア国内に移送される恐れが出ている。

【写真】ダム決壊で浸水したウクライナ南部ヘルソン州の住宅街

■安全な飲用水少なく、停電も

「ロシア人は屋根で助けを待つ人を救助せず、水や食料もろくに渡していない」

州都ヘルソン市でボランティアを行うNGO職員、オクサナ・ポモヒイ氏(59)=同市在住=は露占領地の住民から得たという情報を明かした。病院も収容能力の限界が近いという。

ドニエプル川周辺では水位が5メートル超となった場所もあり、安全な飲用水が少なく停電なども発生している。救助が難航しているのはウクライナ統治下の地域でも同じだ。

しかし露占領地では、ロシアのパスポート(旅券)がなければ街を離れることが許されない。露側が街を封鎖し、救助用ボートを撤去したとの情報もあり、ポモヒイ氏は「逃げ場がない状態だ」と現地の友人を心配する。

■露軍、避難中も攻撃

ボランティアを装った私服のウクライナ軍人が露占領地の一部住民を退避させたというが、「露軍は避難中も関係なく攻撃し、複数人が負傷した」と同氏。赤十字など国際組織も動けないという。

ロシアが占領する地域で9人の死亡が確認されたオレシキ市のリシチュク市長は地元メディアに、「市内は90%水没した。完全に水没した自治体もある」と被害が広がる恐れを示唆。水位が低下する中、遺体が水面に浮上しているとの情報も寄せられているという。

ウクライナのゼレンスキー大統領は9日に発表した声明で、避難中も攻撃を加えるロシアに対し、「世界中のどのテロリストもやったことがない悪行」だと批判。「占領者たちは完全に人々を見捨てた。地球上で最大の災害であり、野蛮人だ」と非難した。

■住民を露国内へ移送も

国連のブラウン人道調整官は8日、ウクライナのクレバ外相との会談で、支援要員を露占領地に派遣する考えを示した。ただ、露側から「安全の保証は確約されていない」とも述べ、困難な状況を示唆した。

一方、露メディアによると、露非常事態省の幹部は8日、占領地の避難所が収容者の上限を超えれば、被災住民を別の地域に移動させる可能性に言及。避難を名目に住民らがロシア国内に移送される恐れも出てきた。ヘルソン州でロシアが一方的に任命した「州知事代理」は10日、交流サイト(SNS)にこれまでに約6千人が避難したと公表。すでに一部が州外へ移送された可能性もある。

2162OS5:2023/06/14(水) 11:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea494968764a23deaec0afa798230d68da93f92a
ウクライナで70万人が水不足 流出した油は黒海に ダム決壊1週間
6/13(火) 15:21配信

毎日新聞
ダム決壊で浸水した地域の住民に救援物資を届けるウクライナ軍兵士ら=ウクライナ南部ヘルソン州で2023年6月12日、ロイター

 ウクライナ南部ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所のダムが決壊してから13日で1週間がたった。決壊の影響は農業、漁業、工業など多方面にわたり、約70万人の住民が飲料水不足にさらされている。環境汚染も拡大している。


 ウクライナ農業食料省によると、決壊によりウクライナ側が保持するドニエプル川西岸だけで農地約1億平方メートル超が浸水し、ロシアが占拠する東岸では、被害はその数倍に及ぶと推定されている。洪水の影響でヘルソン州や周辺のザポロジエ州、東部ドニエプロペトロフスク州のかんがい用水が枯渇し、50億平方メートルの農地が干上がる可能性もあるという。

 ウクライナ政府はこれまでにドニエプル川西岸に住む1万7000人以上を避難させたが、ロシアが占拠する東岸では一時2万5000人が現地にとどまったとみられる。AP通信によると、国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)は9日、洪水の影響で「70万人が飲料水を必要としている」と述べた。またグリフィス氏は「世界有数の穀倉地帯での洪水は、ほぼ必然的に穀物輸出の減少につながる」として世界的な穀物価格の高騰への懸念を表明した。

 漁業にも影響が出ている。ウクライナ当局によると、洪水の影響で約9万5000トン分の魚類が死んだ。損失額は約40億フリブナ(約151億2000万円)に達すると推定される。このほか製造工程で水を使う鉄鋼業など他の産業にも被害が及んでいる。

 環境への被害も拡大している。ウクライナ環境保護・天然資源省によると、ダムに貯蔵されていた油150トンがドニエプル川に流出。破壊された建物などの残骸の一部とともに黒海に流れ込んでいる。ロシア軍がドニエプル川東岸に設置していた地雷や爆発物も流され、南部オデッサ州に漂着したものもあった。

 同省によると、周辺の動物園では300匹以上の動物が溺れ死に、16万羽の鳥や2万匹の野生動物が生息地を失うなど、危機にさらされているという。

 ダムの決壊は6日未明に起きた。ルーマニアの地震観測所が午前2時54分ごろ、ダム周辺での爆発を示す振動を検知した。米メディアによると、米国の偵察衛星がダム周辺で爆発によるとみられる赤外線を探知したとの米政府関係者の証言もあり、事故ではなく人為的な爆破による決壊との見方が強まっている。

 情報機関のウクライナ保安局(SBU)は9日、ロシア兵2人の通話を傍受したとする音声を公開し、ロシア側の関与を示す証拠だと主張した。ロシア側はウクライナによる破壊工作だと非難している。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、国際刑事裁判所(ICC)が決壊の調査に乗り出したと明らかにした。一方、ストリレツ環境保護・天然資源相は12日、ロシアが占拠し、稼働を停止しているザポロジエ原発へ冷却水を供給する貯水池の水位は安定していると述べた。ウクライナ原子力当局によると、貯水池には十分な量の水が確保されており、地下水源からの取水も可能という。【ブリュッセル宮川裕章】

2163OS5:2023/06/21(水) 18:09:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/756b0efbdacaf17bdaf3d56eba680f0ffb04eacf
ウクライナ観光大打撃 南部リゾートは「ゴーストタウン」
6/21(水) 16:20配信
ロシアの侵略が続くウクライナで、戦争前まで一大産業だった「観光」が大打撃を受けている。戦時下で外国人の入国が難しい中、一部地域で観光再開の動きもみられるが、露軍の攻撃を受けて再建が全く見通せない観光地も少なくない。(ウクライナ南部オデッサ州ザトカ=桑村朋)

港湾都市オデッサから南西約60キロのザトカは黒海に面する国内有数のリゾート地だ。ホテルや別荘が立ち並び、人気観光地だったクリミア半島の併合後は国内外の観光客が押し寄せた。だが、5月末に訪れると、人の気配が消え、「ゴーストタウン」と化していた。

「ロシアのミサイルが何度も飛来し、1年でほぼ全員が町を離れた」と語るのは、ホテルの元警備員、ビクターさん(53)。本来、初夏には多くの人であふれるが、10人もいない。「収入はほぼゼロ。先が見通せない」と嘆く。

ドニエストル川河口にあるザトカは穀物輸出に使う港や隣国モルドバに通じる橋があり、交通の要衝でもある。当初、オデッサ制圧を狙った露軍は昨年3〜8月、この橋を狙い周辺を集中攻撃。ミサイルがホテルや民家に何度も着弾し、数十人の死傷者も出た。

露軍はなお標的として狙ってくる。海岸は機雷も敷設され危険な状態。がれき撤去すら進まず、約1年前のミサイル跡や建物の残骸は今も生々しく残る。激戦地ドネツク州マリンカ出身の住人、ワレンティナさん(65)は「ロシアは人の人生などどうでもいいのだろう」と怒りを語った。

世界銀行によると、昨年2月からの1年間で、ウクライナの文化・観光の被害総額は約26億ドル(約3700億円)、観光業の損失は約32億ドルと推計される。ウクライナ政府観光局のリプトゥガ会長は「新型コロナウイルス禍で苦しんだ矢先に戦争が始まった」と苦境を振り返る。

国から補助金もなく廃業した観光業者は多い。だがリプトゥガ氏は「優先すべきは軍や病院、子供。観光ではない」と語る。戦前はロシア人が主要顧客だった観光の形を変える必要があるとし、「観光は戦後復興の鍵となる。勝利後、国際社会に幅広く支援を求めたい」と語った。

一方、比較的安全な西部では観光再開の動きも。地元メディアによると、古都リビウやイバノフランコフスク州の山岳リゾートでは国内客が増加する。リビウ州のコジツキー知事は今月6日、リビウ空港再開の可能性に言及。人道目的の運用で欧州連合(EU)と協議中といい、民間機が飛ぶ可能性が出てきた。

ただ、昨年8月にはある旅行会社がキーウ近郊のブチャなどをめぐるツアーを発表したが、「否定的反応があった」と後に撤回。戦時下の観光再開は依然、困難を極めている。

2164OS5:2023/06/24(土) 17:10:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa850032fb700b4fa63957fa60186b13279371bc
ワグネル創設者が「正義の行進」宣言 ロシア軍と武力衝突の可能性
6/24(土) 13:26配信

毎日新聞
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、プリゴジン氏=2023年4月8日、AP

 ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、プリゴジン氏は23日、通信アプリ「テレグラム」で、ウクライナ侵攻に加わるワグネル部隊の拠点がロシア軍の攻撃を受けたと批判し、「正義の行進」を行うと宣言した。24日には部隊をロシア南部ロストフ州入りさせたと表明。タス通信によると、連邦保安庁(FSB)は23日、プリゴジン氏が「武装反乱を呼びかけた」として捜査を開始した。

 ワグネルはウクライナ侵攻の前線に部隊を送っているが、プリゴジン氏は侵攻戦略をめぐってショイグ露国防相を激しく非難し、ロシア内部での対立が先鋭化していた。報道によると、FSBはワグネルの兵士にプリゴジン氏の拘束を呼びかけ、モスクワの警備体制が強化されているが、ロシア軍とワグネル部隊の武力衝突に発展する可能性も出てきた。

 プリゴジン氏は24日の投稿で、部隊がウクライナ国境に近いロストフ州に入ったと明らかにした。ロイター通信などによると、ロシア軍に対して「徹底的にやる準備はできている」と述べた。また、ワグネルの兵士を妨害するために配置されたロシア軍兵士が道を譲ったと主張。「我々の部隊はあらゆる場所で国境を越えている」とした上で「邪魔するものはすべて破壊する」と警告した。

 タス通信などによると、モスクワ市内では24日、警備体制が強化された。ロストフ州のゴルベフ知事も同日、住民に中心部に近づかないよう呼びかけた。ペスコフ大統領報道官によると、プーチン大統領もプリゴジン氏の発言を含む現在の状況について説明を受けており、ペスコフ氏は「必要な措置が取られる」と語った。ただし、プリゴジン氏はプーチン氏に対する直接的な批判はしていない。武装反乱の扇動の罪は禁錮12年から20年が科される可能性がある。

 プリゴジン氏は23日、ロシア軍の攻撃で多数の兵士が死亡したと主張。ロシア国防相は「事実ではない」と否定する声明を発表した。プリゴジン氏は「この残虐行為にどう対応するか決める。次は我々の番だ」と述べ、「我々の若者を破壊した者は罰せられる」と訴えた。さらに「我々には2万5000人(の兵士)がいる。なぜこの国に混迷が生じているのかを明らかにする」と強調していた。

 プリゴジン氏はこれまでも国防省を非難している。今月11日には国防省が全ての志願兵に対し月内に同省と契約を結ぶよう命じたことを受け、「ショイグ(露国防相)は軍を適切に管理できていない」と語り、ワグネルは命令を拒否すると表明。23日の投稿では、ロシアがウクライナに対し「特別軍事作戦」を始めた理由について「ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)とともに攻めてくるというストーリーを国防省がでっち上げ、国民や大統領をあざむいた」と主張した。【金子淳(カイロ)、松岡大地】

2165OS5:2023/06/24(土) 17:11:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3095c5d999596f6866509e82f9926bedb59053
プーチン大統領、プリゴジン氏は「国家反逆にあたる」…緊急演説で厳しく糾弾
6/24(土) 17:01配信

読売新聞オンライン
プーチン大統領=ロイター

 ロイター通信などによると、ウクライナ侵略に参加する露民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏(62)は24日、露情報機関「連邦保安局」(FSB)が武装反乱を扇動した容疑で自身への捜査を開始したことを受け、ワグネルの部隊をロシア南部ロストフ州入りさせた。州都ロストフ・ナ・ドヌーにある露軍の南部軍管区司令部などを制圧下に置き、プーチン露大統領への面会などを要求しているとされる。プーチン氏は同日、緊急のテレビ演説を行い、「国家反逆にあたる」と、厳しく糾弾した。国家防衛のために必要な指示を軍に与えたとし、「武装反乱を準備している者は罰せられる」と、強調した。

2166OS5:2023/06/25(日) 08:19:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/99332d4893a650ae56d77ebdcd23ee5a18ead7a0
【速報】「ワグネル」プリゴジン氏が声明を発表「我々は引き返す」モスクワ進軍を断念
6/25(日) 2:59配信
武装蜂起したロシア「ワグネル」のプリゴジン氏が先ほど、声明を出し「我々は引き返す」とモスクワへの進軍を断念し、野営地へ帰還すると発表しました。

 プリゴジン氏は24日、SNSで声明を発表し「我々はモスクワの200キロ手前まで来た。ロシアの血が流される責任を理解し、隊列の向きを変える」と述べました。

 首都モスクワへの進軍を断念したとみられます。

 プリゴジン氏は武装蜂起の前に野営していた場所へ帰還すると述べましたが具体的にどこへ戻るかは明らかにしていません。

テレビ朝日



https://news.yahoo.co.jp/articles/77f7e596fde5bd0ccd48aff52e330610dd7cd9fd
プーチン氏、ルカシェンコ大統領に謝意 プリゴジン氏の進軍停止で
6/25(日) 5:22配信

朝日新聞デジタル
2023年6月24日、モスクワで国民に向けて演説するロシアのプーチン大統領=AP

 ロシア軍への反乱を宣言していた民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏がモスクワへの進軍を停止すると表明したことを受け、ベラルーシ大統領府は24日夜、ロシアのプーチン大統領が、ベラルーシのルカシェンコ大統領に感謝を伝えたと発表した。AFP通信が伝えた。


 ベラルーシ大統領府によると、プリゴジン氏は、部隊の移動を停止するというルカシェンコ氏の提案を受け入れた。大統領府は声明で「ベラルーシの大統領は、ロシア大統領にワグネル指導層との交渉結果を詳細に伝えた」と説明した。

朝日新聞社

2167OS5:2023/06/25(日) 08:37:34
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230625-567-OYT1T50057.html
プリゴジン氏がベラルーシに出国へ、「反乱」収拾か…衝突回避でプーチン氏譲歩の可能性
2023/06/25 05:51読売新聞

プリゴジン氏がベラルーシに出国へ、「反乱」収拾か…衝突回避でプーチン氏譲歩の可能性

24日、ロストフ・ナ・ドヌーの軍事施設から撤収するワグネル戦闘員=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 タス通信によると、ロシアの大統領報道官は24日、露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏に対する武装反乱を扇動した容疑での捜査が中止される見通しを明らかにした。プリゴジン氏はベラルーシに出国するとも述べた。ロシアの同盟国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が仲介役を務めたという。

 報道官の発言に先立ちプリゴジン氏は自身のSNSで、ワグネルの戦闘員に対し、モスクワへの進軍を停止するよう命じたと明らかにしていた。

 ワグネルの部隊は24日、南部ロストフ州の州都ロストフ・ナ・ドヌーの軍事施設を掌握し、モスクワに向け前進していた。プリゴジン氏による反乱は収拾する見通しになった。

 プーチン大統領は24日、国民向けのテレビ演説で、武装蜂起の開始を宣言したプリゴジン氏を「裏切り」と非難し、厳しく処罰すると宣言していた。プーチン氏がモスクワでの本格的な武力衝突を避けるためプリゴジン氏に譲歩した可能性がある。

 露軍側はワグネルとの戦闘でヘリコプターなどを撃墜され死者も出ているとみられており、プーチン氏の対応に一部で不満が噴出している。ロストフ州のメディアによるとワグネルの部隊はロストフ・ナ・ドヌーから撤退準備を進めているという。

2168OS5:2023/06/26(月) 08:17:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f87a59aaf62541ceecf12cdcf8c2ae32dea879e
反乱のプリゴジン氏、処遇は? ロシア・ベラルーシ両首脳が議論か
6/26(月) 7:26配信


 ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏による反乱中止から一夜明けた25日、ベラルーシのルカシェンコ大統領は、同盟関係にあるロシアのプーチン大統領と電話で協議した。ベラルーシ国営ベルタ通信が、ベラルーシ大統領府の話として伝えた。議題は明らかにされていないが、プリゴジン氏の処遇について議論した可能性がある。

 2人の電話協議は24日に続いて2日連続。ルカシェンコ氏は、プーチン氏とプリゴジン氏の仲介役となり、モスクワへ進軍する部隊を撤収させた。

 プリゴジン氏については、ロシアのペスコフ大統領報道官がベラルーシに出国すると語っていた。だが、反乱を中止した24日夜以降、その動静は明らかになっていない。

 プリゴジン氏の広報担当はロシアメディアに「(同氏とは)連絡していない」とする一方で、「彼は『みなさんによろしく』と言っており、普通の連絡ができるようになれば、質問に答えるだろう」と語った。

 プリゴジン氏をめぐっては様々な臆測が飛び交う。

 ウクライナ情報当局者は25日、プリゴジン氏が撤退に際し、ロシアのショイグ国防相とゲラシモフ軍参謀総長の解任を約束されていた可能性を示した。ウクライナの現地メディア「ウクライナ・プラウダ」が伝えた。この当局者は、プリゴジン氏が実際にベラルーシに出国することにも疑念を持っているという。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、米国のバイデン大統領やカナダのトルドー首相、ポーランドのドゥダ大統領と相次いで電話協議を行った。夜のビデオ演説では、プリゴジン氏の反乱を念頭に「ロシアの侵略が長引くほど、ロシア自身の地位が低下する。その表れとして、ロシアの侵略(の対象)は母港に戻りつつある」と述べた。

 米国務省のブリンケン長官は25日、一連の混乱について「軍指導部への直接的な挑戦、ウクライナ侵略というロシアの行いに対する強烈な批判であり、戦争の前提そのものへの疑問だ」と米CBSに語り、プーチン政権内部に「深い亀裂」が生じているとの見方を示した。

 一方、ウクライナ東部などでは、25日もウクライナ軍の反転攻勢が続いた。

 ウクライナ軍報道官は同日、激戦地バフムート近郊でウクライナ軍が、約600メートル〜1キロにわたって前進を続けたと指摘。過去24時間でロシア側の死者数は186人に上り、ロシア軍の戦車1両、戦闘車両1両、ドローン4機などが破壊されたとした。(ブリュッセル=玉川透、ロンドン=杉山正)

朝日新聞社

2169OS5:2023/06/26(月) 11:47:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ed1cf9ed799b1b43afffa9f93545bd393029012
プリゴジン氏の居場所分からず ベラルーシには短期滞在か
6/26(月) 11:07配信
 ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏を巡り、南部ロストフナドヌーで最後に姿が確認された24日夜(日本時間25日朝)以降、居場所が分かっていない。

 プーチン政権は同氏のベラルーシへの出国を認めたことを明らかにしているが、時期や方法、現地での処遇などは不明だ。

 ベラルーシの国営ベルタ通信によると、反乱の収拾に向けて仲介役を務めた同国のルカシェンコ大統領とプーチン大統領が25日朝、電話会談した。両首脳の電話会談は24日に続いて2日連続。

 プリゴジン氏は24日夜、ルカシェンコ氏との協議を受け、モスクワ進軍停止を発表。ワグネルが一時占拠したロストフナドヌーの南部軍管区司令部を車で離れる様子が報じられたが、それ以降の動静は伝えられていない。同氏自身は、ベラルーシへの出国などプーチン政権との合意事項について言及していない。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、欧州の情報機関当局者らは「もしプリゴジン氏がベラルーシに行くとしても、クレムリン(ロシア大統領府)からの報復の可能性を恐れて長くは滞在しない」と推測しているという。

2170OS5:2023/06/28(水) 13:32:28
https://www.sankei.com/article/20230627-VRWRVVCK3BM6NOJW57ZFHW6GSE/
<独自>ウクライナに新幹線導入構想 脱ロシアと復興に副首相意欲
2023/6/27 16:02
ロシアによる侵略で国内の鉄道網を破壊されたウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相が、「新幹線」整備による復興の意向を示していたことが27日、分かった。日本政府関係者が産経新聞に明らかにした。新幹線の海外輸出には、地元ニーズの調整など困難が多い。だが、ウクライナは、日本の最先端高速鉄道システム導入を契機に、戦後復興とロシアの影響力排除を加速させたい考えとみられる。協力の模索は、日本主導の復興支援にもつながる。

クブラコフ氏は、三重県志摩市で6月16〜18日の先進7カ国(G7)交通相会合に参加。斉藤鉄夫国土交通相も18日に同氏と会談し、南部ヘルソン州のダム決壊の復旧に向けた技術的支援などを表明した。


世界の鉄道のレール間の幅(軌間)は大きく分けると、「標準軌」(1435ミリ)と、それより広い「広軌」、狭い「狭軌」がある。主にロシアやウクライナなど旧ソ連の国々は1520ミリの広軌、欧州の多くの国々や日本の新幹線は標準軌、日本の多くの在来線は1067ミリの狭軌が採用されている。

このため、鉄道で欧州からウクライナに行く場合、国境の駅で標準軌の台車から広軌の台車に交換する必要があり、その作業だけでも相当の時間を要する。軌間を合わせることは互いの物資輸送を円滑にし、輸送力の向上につながる。

逆にロシアと軌間が同じだったため、人や物資が次々と運び込まれて侵攻を容易にしたとの反省もあり、クブラコフ氏はG7会合で「(軌間が同じ)線路がつながっているから攻め込まれる」と訴えたという。

ウクライナは、破壊されていない区間も含めて全土の鉄道を欧州規格で整備し直す考えを示しており、G7各国も会合で支援を表明した。関係者によると、行われた協議の中でクブラコフ氏から「日本の新幹線の技術を学んで鉄道の高速化を図りたい」との趣旨の発言があったという。


ただ、新幹線の場合、軌間は欧州と同じだが、安定性などの観点からレールや車輪の形状などで基準が異なる可能性が高い。それに新幹線と同様のダイヤを作るのであれば、速度が遅い在来線と同じ線路を走るのではメリットが失われる。


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また、新幹線システムは台湾で実績があるが、導入を検討したインドネシアは中国からの調達に転換、インドでは土地収用で停滞するなど困難も多い。日本政府関係者はウクライナでの新幹線整備について、「現時点で全く具体的な話にはなっていない」としながら、将来の協力実現の可能性についても排除をしていない。

2171OS5:2023/06/28(水) 18:23:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d102dbf0df53a2b5cb5198460566b1093699e9bc
プリゴジン氏、ベラルーシ生活は不自由な可能性 すぐアフリカ行きも
6/28(水) 7:00配信

朝日新聞デジタル
ロシアのショイグ国防相らへの批判を展開するプリゴジン氏=2023年5月5日にSNSに投稿された動画から

 ロシアで反乱を企てた民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏がベラルーシに到着したと、同国のルカシェンコ大統領が27日に認めた。同国国営ベルタ通信が伝えた。プリゴジン氏は24日夜にロシア南部から撤収後、所在が不明だった。ただ、今後、どのような処遇を受けるかは不透明だ。


 ワグネルについては、ロシアのプーチン大統領が26日、「希望者はベラルーシに行ける」と話した。ルカシェンコ氏も27日、「安全は保証する」と述べた。ただ、「もう少し我々といたいなら可能だが、費用は彼らの負担だ」と強調し、短期滞在となる考えを示した。

 ベラルーシ国内でのワグネルの活動についても、「(ワグネル戦闘員の)募集センターの必要はない」「宿営地をつくる予定はなく、彼らが望めば割り当てる」と述べ、制限を設ける可能性を示唆した。

 プリゴジン氏の今後については、アフリカに拠点を移すという見方もある。ロシアのラブロフ外相は26日に公開された国営メディアとのインタビューで、ワグネルのアフリカ諸国への軍事支援について、「今後も続く」と述べた。アフリカ諸国での影響力拡大を狙う政権にとって「ワグネル的」な存在は欠かせず、より政権が関与する形で存続する可能性もある。

朝日新聞社

2172OS5:2023/06/29(木) 00:03:45
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230628-567-OYT1T50219.html
ワグネル反乱、期待していたロシア軍高官らの支持得られず撤収か…プリゴジン氏誤算
2023/06/28 20:58読売新聞

ワグネル反乱、期待していたロシア軍高官らの支持得られず撤収か…プリゴジン氏誤算

プリゴジン氏=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 米紙ニューヨーク・タイムズは27日、複数の米政府当局者の話として、ロシア軍高官が露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏による反乱計画を事前に把握していたと報じた。プリゴジン氏は関係が良好な軍高官らの幅広い支持を得られると判断し、反乱に及んだ可能性があるが、軍高官は賛同せず、撤収に追い込まれた。

 報道によると、事前把握した軍高官は、ウクライナ侵略作戦を担当するセルゲイ・スロビキン副司令官。スロビキン氏はプリゴジン氏と近い関係にあるとされるが、今年1月に侵略作戦の総司令官から副司令官に降格となった。プーチン露大統領が両氏のパイプを警戒したことが一因とされる。

 プリゴジン氏による蜂起宣言の直後、スロビキン氏はワグネルの戦闘員に自制を呼びかけ、プーチン氏への忠誠をアピールした形となった。プリゴジン氏にとっては誤算だった可能性がある。

 一方、反乱収拾の仲介役を務めたベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は27日、プーチン氏やプリゴジン氏との交渉の内幕を明らかにした。プリゴジン氏に対し、モスクワに進軍すれば「途中で虫けらのように潰される」と忠告したという。

 ベラルーシの独立系軍事監視団体「ガユン」は、プリゴジン氏が27日、ベラルーシの首都ミンスクにあるルカシェンコ氏の公邸で同氏と長時間会談したとの分析を明らかにした。

2173OS5:2023/06/29(木) 09:45:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b83c3d274f334d22cd75a9e66b18f87efb745cb0
岸田首相、閣僚に個別指示、領袖と会食…支持率下落で引き締め
6/28(水) 18:29配信

産経新聞
官邸に入る岸田文雄首相=28日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

岸田文雄首相(自民党総裁)が、閣僚への個別指示や派閥領袖との会食を重ねている。28日には党内で非主流派に位置付けられる二階俊博元幹事長と昼食をともにした。マイナンバーカードを巡る混乱などで内閣支持率が下落したことを踏まえ、政府・与党を引き締める狙いが透ける。


「国会が終わっても引き続き緊張感を持って取り組んでほしい」

首相は27日の閣議後、出席した閣僚と個別に面会し、担当分野に関する指示を出した。面会後、斉藤鉄夫国土交通相は「『夏の自然災害に緊張感を持つように』とのことだった」と記者団に明かした。

マイナカードの混乱で首相は支持率の下落に直面している。首相の選択肢には秋の衆院解散・総選挙もあるとささやかれており、これ以上の失点を重ねたくないのが本音だ。政府高官は「『気を抜くな』という首相のメッセージだ」と語った。

27日夜には首相を支える主流派の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長と会食し、翌28日には約8カ月ぶりに二階氏との会食にも臨んだ。領袖らと意思疎通を図り、支持率下落で動揺する党内を沈静化する狙いがあるとみられる。

首相は今夏にも内閣改造・党役員人事を断行する見通しだ。人事構想を本格化する前に、有力閣僚や領袖の腹を探った可能性もある。(永井大輔)

2174OS5:2023/06/29(木) 20:24:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c38847f183a7660924c1c42a808c95c6c7c078f9
中央アフリカ、ワグネルの牙城 米「死と破壊」警告 ロシア、居座る構え
6/29(木) 7:07配信



時事通信
中央アフリカのトゥアデラ大統領=2019年10月、ロシア南部ソチ(EPA時事)

 「ロシア人がいる」。

 アフリカ各地で数年前から、銃を持った白人の目撃情報が伝えられている。ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルは着々とアフリカに進出してきた。拠点の一つが、トゥアデラ政権の中央アフリカだ。

【写真】ロシアの民間軍事会社ワグネルの拠点

 ◇「教官」
 1960年にフランスから独立した中央アフリカでは、反乱が繰り返され、経済成長の糸口をつかめないまま今に至る。2013年、反政府勢力が首都バンギに攻め込みボジゼ政権が崩壊した後は、国土を掌握できる政権が生まれていない。イスラム教徒主体の反政府勢力「セレカ」と、キリスト教徒主体の武装勢力「アンチ・バラカ」に軍も交えた戦闘が続く中、16年に就任したトゥアデラ大統領が頼ったのはロシアだった。

 ロイター通信によると、実態はワグネルだが表向きは「教官」と呼ばれて中央アフリカに駐留するロシア人は約2000人と推計される。トゥアデラ氏の身辺警護はワグネル頼みで、事実上の親衛隊だ。圧倒的に性能が違う武器と問答無用の攻撃で反政府勢力を撃退し、少なくとも首都はトゥアデラ政権が確保できるようになった。

 中央アフリカはダイヤモンドや金の産出国だ。ロシアは、こうした利権を対価として得ているもようだ。ロシアもダイヤや金の産出国で、採掘の技術がある。絶えず先端技術を投じコスト削減を迫られる原油や天然ガスに比べ「掘ればいい」(外交筋)だけの天然資源の海外での獲得はロシアの国益に直結している。

 ◇反仏感情
 トゥアデラ政権を見て、他の国もロシア頼みに傾いてきた。20年のクーデターで権力を握ったマリの軍政も、ロシアの「教官」を呼び込み、駐留フランス軍を追い出した。アフリカ旧仏植民地では急速に反仏感情が広まる一方、ロシアの人気は高まっている。

 今回のワグネルの反乱を受け、米国務省のミラー報道官は26日、アフリカ諸国に対し「米国は繰り返し伝えてきた。ワグネルが入り込んだ国には、死と破壊が起きる」と訴えた。「市民を利用し、富をむさぼり、人権侵害にいそしむ」とも批判し、ワグネルと手を切るよう呼び掛けた。

 これに対しロシアのラブロフ外相は26日、国営テレビRTに登場し、欧州、とりわけフランスがアフリカを「見捨てていた」ことが問題の根本にあると主張。ロシアやワグネルは「政府首脳の安全を確実に守ってほしい」と頼まれただけで、中央アフリカでもマリでも「教官」は今後も仕事を続けると断言した。

2175OS5:2023/06/29(木) 21:25:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41db42fc125efe349ad53e5b109319174191db9
ワグネル反乱、アフリカに影響 独自の資金源も豊富
6/29(木) 20:33配信


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産経新聞
【キーウ(キエフ)=佐藤貴生】ロシアの民間軍事会社ワグネルとプーチン政権の対立は、ワグネルが暗躍してきたアフリカ諸国の情勢にも影響しそうだ。ワグネルは露軍の「別動隊」としてアフリカ諸国の内戦に介入するなどしてきたが、今後はプーチン政権の後ろ盾を失い、活動が難しくなる可能性がある。その半面、ワグネルは各国で地下資源の利権を有しており、独自の資金源で活動を続けられるとの見方もある。

【写真】プリゴジン氏の反乱に同調し、拘束されたとみられるスロビキン司令官

ロイター通信などによると、ワグネルはこの10年間で、アフリカの少なくとも8カ国と強固な関係を築いた。ワグネルは2020年と21年にクーデターが起きたマリで、政権を握った軍政と親密な関係を築いた。現地の政治評論家はロイターに、ワグネルとプーチン政権が対立すれば「マリは安全保障面で打撃を受ける」との懸念を示した。

中央アフリカでは、政府と武装勢力が入り乱れる形で内戦状態が続いた。ワグネルは18年以降、軍事顧問団などの名目で推定1500人規模の部隊を政権側に派遣した。リビア内戦でも19年頃から、東部を拠点とするハフタル司令官の側で最大約2千人とされる雇い兵が戦闘に加わった。

スーダンで4月に起きた軍と準軍事組織の戦闘でも、ワグネルは後者の側を支援してきたとされる。

プーチン大統領は27日、ワグネルの給与や報奨金に巨額の国費が投じられてきたと明らかにした。また、アフリカ諸国で活動するワグネル部隊には物資輸送や武器供与の面で露国防省の大きな支援があった。ワグネルのトップ、プリゴジン氏の武装反乱を受け、プーチン政権がワグネル支援を縮小する可能性はある。

ラブロフ露外相は26日、マリと中央アフリカの治安維持への協力に変化はないと発言。その半面、マリと中央アフリカには「軍事会社(ワグネル)との関係だけでなく、露政権との公式の接触もある」と述べ、今後のワグネルの活動には含みを残した。

マリには金、中央アフリカにはダイヤモンドやウラン、リビアには石油が豊富にある。ワグネルによる各国への軍事介入にはこうした地下資源を獲得する側面もあった。ワグネルが今後、政権の意向を離れて行動することも考えられ、プリゴジン氏自身が最終的にアフリカを拠点にするとの観測も根強い。

2176OS5:2023/07/02(日) 21:24:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6cf80890cb5e7d40e955140ee581d920dd89beb
ゼレンスキー氏、対露交渉は「クリミア奪還後」 原則的立場を強調
7/2(日) 17:08配信
産経新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領(桐原正道撮影)

ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、同国侵略を続けるロシアとの停戦交渉について、ロシアの実効支配下にある南部クリミア半島を含む自国本来の領土を回復した後にのみ可能だとする認識を示した。中途半端な形での停戦を改めて否定した形。首都キーウ(キエフ)で同日行われたスペインのサンチェス首相との共同記者会見での発言内容をウクライナメディアが伝えた。

これに先立ち、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6月30日、ウクライナ側が同月にキーウを極秘訪問したバーンズ米中央情報局(CIA)長官に対し、反攻作戦で秋までに相当の領土を奪還し、クリミアを攻撃射程圏内に収めた上で年内にも対露交渉を始める計画を伝えたと報じていた。

報道が事実であれば、ゼレンスキー氏の今回の発言と矛盾する。ただ、反攻は欧米が期待したほどの成果を挙げていないとの見方も出る中、ゼレンスキー氏は原則的立場を強調することで、国際的な軍事支援の縮小や停戦圧力が強まる事態を防ぐ思惑だとみられる。

反攻の遅れを指摘する声に対し、ウクライナ軍のザルジニー総司令官はワシントン・ポストが30日に報じたインタビューで「反攻はショーではない」と反論。徐々にではあるが着実に前進していると強調した。

前線の戦況を巡り、ウクライナ軍参謀本部と露国防省は1日、反攻の主戦場である東部ドネツク州や南部ザポロジエ州で激戦が続いたとそれぞれ報告した。

2177OS5:2023/07/04(火) 08:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/34cb25eae1b073f4babd366d808e7b983f3bd57a
徐々に南進主張 温存戦略か、勢い欠く 反転攻勢1カ月・ウクライナ
7/4(火) 7:14配信

時事通信
ウクライナのマリャル国防次官=2022年12月、キーウ(キエフ)(AFP時事)

 【ベルリン時事】ウクライナ軍の反転攻勢が始まって1カ月。

 ウクライナは作戦の着実な進展を主張している。マリャル国防次官は3日、通信アプリ「テレグラム」で、南部ザポロジエ州のメリトポリとベルジャンシク方面に向かって「1週間で28.4平方キロを解放した」と発表、徐々に南進していると説明した。ビリニュスで11、12の両日開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議までに成果を示したいところだ。

【地図で見る】ウクライナ戦況マップ

 ◇要衝トクマク
 ロシアのプーチン大統領は6月13日、クレムリン(大統領府)でロシア・メディアの従軍記者たちと会見し、ウクライナの反転攻勢は6月4日に始まったと述べた。戦果を誇示して対決姿勢を鮮明にしてきたが、同23日に民間軍事会社ワグネルの乱を迎えた。

 ただ、ウクライナ軍の反転攻勢も勢いを欠いているとみられている。南部戦線ではアゾフ海まで到達し、クリミア半島とロシア本土をつなぐ補給線の分断を狙うが、特にメリトポリとベルジャンシクへの進撃には不可欠の要衝トクマクへの進路をロシアの厳重な防御に阻まれ、開けていない。

 ロシアのショイグ国防相は7月3日、「どの方面でも、敵は目標に届いていない」と主張。旧ソ連のアフガニスタン侵攻時代の古い兵器をウクライナの占領地に持ち込んで、なりふり構わない防御態勢を敷いているとされる。

 ◇戦車隊控える
 ウクライナ軍は、突破口を開いた後、ロシアの占領地を奪回するための戦力を温存していると推測されている。レズニコフ国防相は2日、ツイッターに、ドイツ製戦車「レオパルト2」の動画を投稿。「数十両のレオパルトが、能力を見せつけるためにウクライナに来た。その時が来る!」と戦車部隊による新たな展開を示唆した。

 レズニコフ氏は6月28日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)とのインタビューでは、西側諸国の戦車部隊はまだ前線にほとんど投入されていないと説明していた。西側の報道では最近、反攻作戦の遅れが指摘されるようになっており、士気を高める狙いもありそうだ。

 対するロシア側は3日、レオパルト戦車16両を戦闘不能にしたと主張し、「過度な期待だったことは明らかだ」(ショイグ氏)と対抗意識をむき出しにした。

 独誌シュピーゲルは2日、もともと5月にポーランドに開設される予定だったレオパルト戦車の修理拠点が、同国とドイツの調整不足のため、まだ稼働していないと報じた。既に数両が修理を待っているとされ、立ち上げの遅れがウクライナ軍の作戦に支障を来しかねない状況だ。

2178とはずがたり:2023/07/04(火) 10:22:01
スロビキン露軍副司令官は依然不明 プーチン政権沈黙
2023/7/1 21:00
https://www.sankei.com/article/20230701-OAM7LL2ZPJPVHMWRR33BXNAZMQ/

米ブルームバーグ通信は6月30日、ロシアの民間軍事会社ワグネルに近いとされ、拘束情報が出るウクライナ侵攻のロシア軍副司令官、スロビキン航空宇宙軍総司令官の「所在は公に確認されていない」との関係者の話を伝えた。ワグネルの武装反乱には他の軍高官の関与も指摘され、ロシアの政治学者は「大規模捜査が始まった」と強調。反乱から1日で1週間を迎える中、軍中枢の責任追及に発展しそうだ。

スロビキン氏の行方について、ロシアの国防省や主要メディアは沈黙を守っている。

プーチン政権に近い政治学者マルコフ氏は「(ワグネル創設者)プリゴジン氏や、ワグネルに接触した司令官や将校全員が尋問を受ける」と説明。「スロビキン氏は国防省とワグネルの主な連絡窓口だったため最もよく(事情を)知っている」とも述べた。

一方、ブルームバーグは複数の関係者の話として、治安当局内でショイグ国防相の解任を求める声が強まっているとも伝えた。(共同)

ワグネル関与疑われるロシア軍幹部、なお姿見せず-国防相は反乱非難
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-03/RX82TADWRGG001
Bloomberg News
2023年7月4日 2:28 JST

ショイグ国防相、軍の忠誠を称賛-ワグネル反乱について初めて発言
ロシア軍副司令官のスロビキン氏、反乱収束の24日から消息不明に

ロシアの民間軍事会社ワグネルの武装蜂起を巡り尋問を受けたとされる軍幹部は、ショイグ国防相が出席した軍の最高幹部会議にも姿を見せなかった。この会議でショイグ氏は、ワグネルの反乱を非難した。

  この軍幹部はシリアでの冷酷な戦術から「アルマゲドン将軍」の異名をとり、ウクライナ戦争の副司令官を務めるセルゲイ・スロビキン氏(56)。同氏は先週、ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏との関係について数日間にわたり、明らかにされていない場所で聴取を受けたと、事情に詳しい関係者が述べていた。

ロシア当局、ワグネル反乱巡り軍最高幹部を尋問-拘束中と関係者

  ショイグ氏は3日、国営テレビが報じた国防省会合で「ロシアの状況を不安定化させようとした試み」は、軍が「誓いに忠実であり続けた」ために失敗したと主張。「この挑発行為」によるウクライナでの軍事作戦への影響はなかったとも語った。ショイグ氏がワグネルの反乱について公の場で発言したのは、これが初めて。

  ベラルーシのルカシェンコ大統領は先週、同国にプリゴジン氏が到着したと発言した。だが、プリゴジン氏は反乱を収束させた先月24日の夜以降、姿が確認されていない。

  ソーシャルメディアを通じた発信も途絶えていたが、3日にはワグネルと関係するテレグラムのチャンネルに、プリゴジン氏からとされる短い音声メッセージが投稿された。メッセージは裏切り者に対してロシア社会を動員することが反乱の目的だったと説明し、市民に支持を呼び掛けている。声の主がプリゴジン氏なのかどうか独立した検証はされていない。

  ロシア国防省はワグネルに対して1日までに同省の傘下に入る契約を結ぶよう迫り、これが反乱の引き金を引いた。ショイグ氏は会合で、国防省との契約に合意したワグネル戦闘員の数について言及することはなかった。プリゴジン氏はショイグ氏がワグネルを「破壊」しようとしていると非難していた。

  ロシアに残るプリゴジン氏の遺産が解体されようとしている別の兆しもある。同氏のメディア事業は整理手続きに入り、グループに属するウェブサイトは当局がアクセスを封鎖したと、ロシア紙イズベスチヤが6月30日に報じた。

  一方、ウクライナ軍はロシア軍に占領されている同国南部と東部の奪還を目指し反転攻勢を続けている。ロシアのプーチン大統領は昨年9月、同国軍が完全には支配していないにもかかわらずウクライナの4州を併合すると発表した。

  プーチン氏は3日、ロシア中央選挙管理委員長とのテレビ放送された会合で、ウクライナ併合地域での地方選挙を9月に実施する計画だとしつつ、状況が悪化すれば延期の可能性もあると語った。

原題:Russian General Still Missing as Defense Chief Slams Mutiny (2)(抜粋

2179とはずがたり:2023/07/04(火) 10:30:16
ロシア当局、ワグネル反乱巡り軍最高幹部を尋問-拘束中と関係者
ロシア当局、ワグネル反乱巡り軍最高幹部を尋問-拘束中と関係者

6/30(金) 2:50配信
Bloomberg

(ブルームバーグ): 四半世紀近くに及ぶプーチン体制にとって最大の脅威となった民間軍事会社ワグネルの反乱を巡り、ロシア当局は軍最高幹部の1人を尋問した。

事情に詳しい関係者によると、セルゲイ・スロビキン副司令官がワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏との関係について数日にわたり軍検察官の聴取を受けた。副司令官はある場所に拘束されているが、拘置所ではないという。関係者は注意を要する情報を話しているとして匿名を要請した。

スロビキン氏(56)はワグネルによる24日の反乱が収拾して以来、公の場に姿を現していない。プーチン大統領はこの反乱について、ロシアを「内戦」の瀬戸際に追いやったと述べていた。

プーチン氏は昨年10月、スロビキン氏をウクライナ戦争のロシア軍総司令官に指名。同氏はこの翌月にヘルソン市からのロシア軍撤退を指揮し、今年1月には総司令官がゲラシモフ軍参謀総長に交代されていた。

プリゴジン氏はスロビキン氏の軍事手腕を繰り返し高く評価する一方で、ゲラシモフ氏やショイグ国防相ら他の軍幹部を厳しく批判していた。

ワグネルの反乱を受けてスロビキン氏は24日、プリゴジン氏とワグネルに蜂起をやめ、プーチン氏の「意思と命令に従う」よう呼び掛ける動画を国防省のテレグラムに投稿した。これ以来、消息を絶っている。

インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領府報道官は29日の記者会見で、スロビキン氏が解任または拘束されたのかと問われたが、コメントを控え、国防省に照会するよう促したという。

関連記事

原題:Top Russian General Quizzed Over Mutiny Challenging Putin’s Rule(抜粋)
6/30(金) 2:50配信
Bloomberg

(ブルームバーグ): 四半世紀近くに及ぶプーチン体制にとって最大の脅威となった民間軍事会社ワグネルの反乱を巡り、ロシア当局は軍最高幹部の1人を尋問した。

事情に詳しい関係者によると、セルゲイ・スロビキン副司令官がワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏との関係について数日にわたり軍検察官の聴取を受けた。副司令官はある場所に拘束されているが、拘置所ではないという。関係者は注意を要する情報を話しているとして匿名を要請した。

スロビキン氏(56)はワグネルによる24日の反乱が収拾して以来、公の場に姿を現していない。プーチン大統領はこの反乱について、ロシアを「内戦」の瀬戸際に追いやったと述べていた。

プーチン氏は昨年10月、スロビキン氏をウクライナ戦争のロシア軍総司令官に指名。同氏はこの翌月にヘルソン市からのロシア軍撤退を指揮し、今年1月には総司令官がゲラシモフ軍参謀総長に交代されていた。

プリゴジン氏はスロビキン氏の軍事手腕を繰り返し高く評価する一方で、ゲラシモフ氏やショイグ国防相ら他の軍幹部を厳しく批判していた。

ワグネルの反乱を受けてスロビキン氏は24日、プリゴジン氏とワグネルに蜂起をやめ、プーチン氏の「意思と命令に従う」よう呼び掛ける動画を国防省のテレグラムに投稿した。これ以来、消息を絶っている。

インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領府報道官は29日の記者会見で、スロビキン氏が解任または拘束されたのかと問われたが、コメントを控え、国防省に照会するよう促したという。

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原題:Top Russian General Quizzed Over Mutiny Challenging Putin’s Rule(抜粋)

2180とはずがたり:2023/07/04(火) 10:30:27
ロシア当局、ワグネル反乱巡り軍最高幹部を尋問-拘束中と関係者
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8941a1704d7f5e79d0e8426e3a6c4055cd880f1
6/30(金) 2:50配信
Bloomberg

(ブルームバーグ): 四半世紀近くに及ぶプーチン体制にとって最大の脅威となった民間軍事会社ワグネルの反乱を巡り、ロシア当局は軍最高幹部の1人を尋問した。

事情に詳しい関係者によると、セルゲイ・スロビキン副司令官がワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏との関係について数日にわたり軍検察官の聴取を受けた。副司令官はある場所に拘束されているが、拘置所ではないという。関係者は注意を要する情報を話しているとして匿名を要請した。

スロビキン氏(56)はワグネルによる24日の反乱が収拾して以来、公の場に姿を現していない。プーチン大統領はこの反乱について、ロシアを「内戦」の瀬戸際に追いやったと述べていた。

プーチン氏は昨年10月、スロビキン氏をウクライナ戦争のロシア軍総司令官に指名。同氏はこの翌月にヘルソン市からのロシア軍撤退を指揮し、今年1月には総司令官がゲラシモフ軍参謀総長に交代されていた。

プリゴジン氏はスロビキン氏の軍事手腕を繰り返し高く評価する一方で、ゲラシモフ氏やショイグ国防相ら他の軍幹部を厳しく批判していた。

ワグネルの反乱を受けてスロビキン氏は24日、プリゴジン氏とワグネルに蜂起をやめ、プーチン氏の「意思と命令に従う」よう呼び掛ける動画を国防省のテレグラムに投稿した。これ以来、消息を絶っている。

インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領府報道官は29日の記者会見で、スロビキン氏が解任または拘束されたのかと問われたが、コメントを控え、国防省に照会するよう促したという。

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原題:Top Russian General Quizzed Over Mutiny Challenging Putin’s Rule(抜粋)

2181とはずがたり:2023/07/04(火) 10:47:49
ロシア軍のスロビキン上級大将、ワグネルのVIPメンバーか
https://news.yahoo.co.jp/articles/000a03b4cb2b2acd3c7ff4a02ef194568135e98e
6/30(金) 7:00配信
CNN.co.jp

セルゲイ・スロビキン氏

(CNN) ウクライナ侵攻の総司令官を一時務めたロシア軍のスロビキン上級大将は、ロシアの民間軍事会社ワグネルの秘密のVIPメンバーであったことが、独占的にCNNと共有された文書で明らかになった。

調査機関「ドシエセンター」が入手した文書では、スロビキン氏がワグネルの個人登録番号を持っていたことが示されている。同氏は、少なくとも30人のロシア軍や情報当局の高官らとともにリストに掲載されており、ドシエセンターはこうした高官らもワグネルのVIPメンバーだとしている。

スロビキン氏はワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏に反乱をやめるよう訴える動画を公開した6月24日以降、公の場に姿を現しておらず、所在は不明のままだ。

スロビキン氏は叙勲を受けたロシア空軍司令官で、シリア爆撃の冷酷な戦術から「ハルマゲドン大将」との異名を持つようになった。ハルマゲドンは世界の終末を意味する。

ワグネルはCNNの取材に応じなかった。金銭的な恩恵の有無など、VIPメンバーであることがどのような意味を持つのかは不明。

スロビキン氏がワグネルとつながりを持っていることは知られていたが、文書はロシア軍の高官らとワグネルの関係に疑問を投げかけている。

プリゴジン氏が主導した先週末の反乱では、ワグネルの戦闘員は事実上、ロシア軍の抵抗を受けることなくロシア南部ロストフナドヌーを掌握することができた。

2182とはずがたり:2023/07/04(火) 13:23:50
ワグネル武装反乱 “ロシア軍副司令官が事前把握” 米メディア
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230629/k10014112371000.html
2023年6月29日 15時47分

ロシアで起きた民間軍事会社ワグネルによる武装反乱について、アメリカの複数のメディアは、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の副司令官が事前に計画を把握していたと報じました。

27日付けのアメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは、複数のアメリカ政府高官の話として、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍のスロビキン副司令官が、民間軍事会社ワグネルによる武装反乱について、事前に計画を把握していたと伝えました。

その上で、ロシア軍の複数の幹部が、ロシア国防省の指導部を力によって交代させようという、ワグネル代表のプリゴジン氏の試みを支持していた可能性を示す形跡があるとしています。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは28日、欧米の複数の政府高官の話として、プリゴジン氏がロシア軍の複数の幹部に武装反乱の意志を伝え、その中にスロビキン氏が含まれていた可能性があると報じました。

これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は28日、記者団に対し「こうした問題は、多くの臆測やうわさが飛び交うが、これもその一例だろう」と述べ、否定しました。

スロビキン氏は、ワグネルが南部ロストフ州にある軍管区司令部の施設を掌握し首都モスクワへ進軍する中で、ワグネルの戦闘員に対し、反乱に加わらないよう呼びかけていました。

ただ、スロビキン氏は、プリゴジン氏に近いことで知られており、武装反乱の背景に軍内部の対立があった可能性をめぐって関心を集めています。
プリゴジン氏 ロシアの国防相らの拘束を計画か
ロシアで起きた民間軍事会社ワグネルによる武装反乱をめぐり、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは28日、欧米の複数の政府高官の話として、ワグネルの代表のプリゴジン氏がショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長の2人を拘束することを計画していたと報じました。

計画が実行される2日前にロシアの治安機関が把握したため、プリゴジン氏は計画の実行を早めようとしたと伝えています。

プリゴジン氏は、ウクライナへの軍事侵攻をめぐり「弾薬が不足している」などとして、ショイグ国防相と総司令官を務めるゲラシモフ参謀総長を名指しで非難するなど、対立を深めていました。

2183とはずがたり:2023/07/04(火) 13:24:05
ロシア当局、ワグネル反乱巡り軍最高幹部を尋問-拘束中と関係者
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8941a1704d7f5e79d0e8426e3a6c4055cd880f1
6/30(金) 2:50配信
Bloomberg

(ブルームバーグ): 四半世紀近くに及ぶプーチン体制にとって最大の脅威となった民間軍事会社ワグネルの反乱を巡り、ロシア当局は軍最高幹部の1人を尋問した。

事情に詳しい関係者によると、セルゲイ・スロビキン副司令官がワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏との関係について数日にわたり軍検察官の聴取を受けた。副司令官はある場所に拘束されているが、拘置所ではないという。関係者は注意を要する情報を話しているとして匿名を要請した。

スロビキン氏(56)はワグネルによる24日の反乱が収拾して以来、公の場に姿を現していない。プーチン大統領はこの反乱について、ロシアを「内戦」の瀬戸際に追いやったと述べていた。

プーチン氏は昨年10月、スロビキン氏をウクライナ戦争のロシア軍総司令官に指名。同氏はこの翌月にヘルソン市からのロシア軍撤退を指揮し、今年1月には総司令官がゲラシモフ軍参謀総長に交代されていた。

プリゴジン氏はスロビキン氏の軍事手腕を繰り返し高く評価する一方で、ゲラシモフ氏やショイグ国防相ら他の軍幹部を厳しく批判していた。

ワグネルの反乱を受けてスロビキン氏は24日、プリゴジン氏とワグネルに蜂起をやめ、プーチン氏の「意思と命令に従う」よう呼び掛ける動画を国防省のテレグラムに投稿した。これ以来、消息を絶っている。

インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領府報道官は29日の記者会見で、スロビキン氏が解任または拘束されたのかと問われたが、コメントを控え、国防省に照会するよう促したという。

2184とはずがたり:2023/07/05(水) 16:01:23
川の水が緑色に変色 市が注意呼びかけ 奈良 生駒
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230705/k10014119251000.html
2023年7月5日 14時46分

5日朝、奈良県生駒市を流れる竜田川などの水が、鮮やかな緑色に変色しているのが見つかりました。市によりますと今のところ人体に影響はないとみられるということですが、水に触れたり農業用に使ったりしないよう呼びかけています。
生駒市によりますと、5日朝5時すぎ、市内を流れる竜田川が緑色になっていると住民から連絡があり、職員が確認したところ、竜田川の水が広い範囲で鮮やかな緑色に変色しているのが見つかりました。

刺激臭などはなく、奈良県が水質の簡易検査を行ったところ毒性はないとみられるほか、魚が泳いでいる様子も確認できたことなどから、直ちに人体や生態系に影響はないとみられるということです。
上流側を調べたところ、竜田川に流れ込む「モチ川」から緑色の水が流れ込んでいて、モチ川沿いの柵などに赤色の物質が付着しているのが見つかりました。

この物質に水をかけると緑色に変色したということで、県や市はこの物質が原因と見て成分などを調べることにしています。

市は、安全性が確認できるまでは川の水に触れず、農業用としても使わないよう呼びかけています。
下流に住む男性「異常な緑色だった」
変色の発生源とみられるあたりから2キロほど下流側に住む男性は「家のすぐそばの川が朝起きたら緑になっていた。異常な緑色だったので危険物に見えて、工場で何かあったのかなと気になって上流まで見に来ました。色が変わっているだけで、においなどの異変は感じません」と話していました。

2185OS5:2023/07/06(木) 10:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/504c0c7d849e6acf4efb9401d041277e78a39e0e
ロシア、夏休み渋滞解消に軍艦も クリミア観光向け、不満緩和も狙う
7/5(水) 21:30配信

朝日新聞デジタル
2018年8月、分離派が支配するジョージア北部アブハジアでの軍事演習で、装甲車両を展開するロシアの大型揚陸艦=ロイター

 ロシアが、実効支配するクリミア半島に架かるクリミア橋の渋滞を解消するため、ロシア軍の軍艦を活用する可能性が出てきた。夏休みはロシア国民の最大の楽しみだ。プーチン政権には、渋滞解消に努力する姿勢を示し、国民の不満を和らげる狙いもあるとみられる。


 クリミア橋は、ロシアの領土と、ウクライナ南部のクリミア半島とを結んでいる。通行車両の検査強化に夏の観光シーズンが重なり、連日、数時間待ちの渋滞が発生している。ロシア軍艦の輸送は、7月中旬にも実現しそうだという。

 サベリエフ運輸相が4日、プーチン大統領も出席した政府のオンライン会議で報告した。活用を想定しているのは大型揚陸艦2隻。港がなくても兵士や戦車を上陸させられる軍艦だ。

朝日新聞社

2186OS5:2023/07/10(月) 10:56:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/34495749ea5355d59b22a46d7134a6490489007d
ウズベクで前倒し大統領選 現職「終身化」へ
7/10(月) 9:40配信


産経新聞
中央アジアの旧ソ連構成国、ウズベキスタンで9日、憲法改正に伴う前倒し大統領選が行われた。10日にも暫定開票結果が公表される見通し。2016年に同国大統領に就任し、現在2期目のミルジヨエフ大統領(65)ら4人が立候補したが、同氏の圧勝が確実な情勢。同氏は再選されれば、さらに大統領職を2期14年務められることになり、事実上の「終身大統領」への道が開かれる。

ウズベクでは今年4月、憲法改正の是非を問う国民投票が実施され、圧倒的多数の支持で承認された。ミルジヨエフ氏は5月、改憲成立を理由に前倒し大統領選の実施を決定していた。

改正憲法では、大統領の任期が5年から7年に延長された一方、「連続2期まで」とする任期制限は維持。ただ、改憲によりミルジヨエフ氏の過去の任期はリセットされ、大統領選出馬が可能となっていた。

2187OS5:2023/07/12(水) 08:55:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2092b1fb2576d0cb900138423c737bb5deb2323d
ロシアが国連機関に立候補、選挙23回空転…白票の国に脅し「なぜ投票しなかった」
7/12(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
[世界秩序の行方]第3部 国際機関<1>
 第2次大戦後の世界秩序の形成に大きく貢献してきたのが、国連を中心とした国際機関だ。ロシアによるウクライナ侵略などの世界情勢の変化によって、転機を迎えている国際機関の姿を追う。


 6月8日、米ニューヨークの国連本部で行われた国連主要機関「経済社会理事会(経社理)」の選挙結果に、ロシア国連代表部幹部は苦い表情を浮かべた。

 理事国の東欧枠の1議席をめぐって、ロシアと北マケドニアが激しく争い、昨年6月以降で23回目の投票となった。当選には出席国の3分の2の得票が必要となる。この日の当選ラインは123票だが、ロシアは102票、北マケドニアが82票。またしても理事国は決まらなかった。「永遠に決まらないのではないか」と語る国連関係者もいる。

 経社理は、教育や保健などの様々な分野の調査を民間活動団体(NGO)と連携して行っている。安全保障理事会(安保理)と比べると地味ではあるが、国連主要機関の一つだ。

 各国が持ち回りで理事国を務める慣例で、ロシアは3年前に出馬を決めた。選挙戦になったのは、ロシアによるウクライナ侵略を受け、昨年の理事国改選で西側諸国が急きょ北大西洋条約機構(NATO)加盟国の北マケドニアを対抗馬として擁立したためだ。

 理事国は今も空白のままだ。本来は懸案の審議にあてるべき時間が、決まる見込みのない選挙を繰り返す場と化している。

 「約束したはずだ。なぜ投票しなかった」

 選挙後、露国連代表部の幹部は「白票」を投じた中央アジアの国に脅しの電話を入れた。「エネルギー資源を含め、我が国が面倒を見ていると分かっているだろうな」

 経社理の理事国選挙の投票結果は公表されず、ロシアがこの中央アジアの国の投票結果を知ることはできないはずだ。ロシアは国連内の「内通者」から情報を得たとみられる。

 ある中央アジアの国の外交官は本紙の取材に「選挙については何も話せない」としつつ、「資源供給などでロシアは重要だが、ロシアの言いなりになれば、西側からは見放される」とジレンマを吐露した。
 国連機関の選挙では、各国間で「票の貸し借り」が公然と行われる。裏切りが起きないように、貸し借り証明の「口上書」を交わすこともある。理事国になれない事態はロシアの体面に関わる。

 ウクライナを侵略するロシアはこの1年余り、国連人権理事会の理事国資格を停止されたほか、国連児童基金(ユニセフ)の執行理事会選挙で落選するなど、重要ポストを失った。西側諸国がロシアの追放に動いたためだ。

 だが、安保理でのロシアの常任理事国の立場は不変だ。侵略を正当化する場として利用し、「拒否権」をちらつかせて影響力を行使している。

 北朝鮮による「軍事偵察衛星」の発射を受けた6月2日の安保理緊急会合。米国や日本の国連大使が、北朝鮮を非難したが、ロシアのアンナ・エフスティグニエワ国連次席大使は日米韓の軍事演習に触れ、「地域に破壊的な影響を与えている」とまくし立てた。

 ロシアの侵略以降、北朝鮮に関する安保理会合は10回以上開かれたが、何も決まらない状況が続く。北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、強力な対北制裁決議案が採択された2016、17年とは対照的だ。ロシアとともに米国と対立する中国も同調し、非難決議の採択に反対している。

 16〜21年に国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員だった竹内舞子氏は、「北朝鮮はロシアが侵略している今が制裁のリスクが少ない好機とみて、核・ミサイル開発を加速させている」と指摘する。

2188OS5:2023/07/18(火) 09:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/43bdae309e64974fb819fd9247d4280ab8d9b87e
ロシア軍の補給ルート寸断、プーチン政権の威信失墜狙ったか…クリミア大橋攻撃
7/17(月) 23:14配信

読売新聞オンライン
17日、道路が損壊したクリミア大橋=Сrimea24tv提供、ロイター

 ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島と露本土を結ぶ「クリミア大橋」に対する17日の攻撃を巡り、露軍への大規模な反転攻勢を展開するウクライナ軍が露軍の補給妨害と、プーチン政権の威信失墜を狙ったとの見方が出ている。プーチン政権は黒海経由のウクライナ産穀物の輸出を巡る合意からの一時離脱を決め、余波は両国以外にも広がりそうだ。

【動画】激しく破壊されたクリミア大橋

(写真:読売新聞)

 17日の攻撃で道路橋は通行止めになった。クリミア大橋を通じた露軍の兵器、兵員、食料の補給は、鉄道が主に担っているものの、露軍に一定の打撃となっているとみられる。

 タス通信によると露大統領報道官は17日、プーチン大統領がクリミア大橋にマラト・フスヌリン副首相を派遣しており、同日中にオンライン形式で会合を開いて対応を協議すると明らかにした。

(写真:読売新聞)

 日本時間18日午前6時で失効するウクライナ産穀物の輸出を巡る合意に関しては「ロシアの要求が履行されれば速やかに復帰する」と述べ、自国産穀物と肥料の輸出拡大に向けた確約が得られれば復帰するとの立場を改めて説明した。

 ロシア外務省は17日、ウクライナ産穀物の輸出合意からの離脱理由を説明する声明で、船舶の安全な通航を確保する「回廊」をウクライナがロシアの民間・軍事施設に対する「テロ攻撃」に利用したと主張した。

 ウクライナ軍南部方面部隊の報道官は17日、地元テレビで、クリミア大橋の攻撃は露側が穀物合意からの離脱を正当化するための「自作自演」だったとの見方を示した。

 ただ、ウクライナ国営通信は「橋に到達するのは困難だったがようやく成し遂げた」とする関係者の声を交えながら、海軍と情報機関「保安局」(SBU)が関与したと報じている。

 ウクライナ軍が6月4日に始めた反攻は、露軍が地雷原や塹壕(ざんごう)などで事前に準備した重層的な防衛線に阻まれ、地上部隊は苦戦が続く。ウクライナ軍は、長射程兵器などで露軍占領地域の後方にある露軍拠点を攻撃して反撃能力を低下させる戦術に切り替えている。

 露国防省は9日にもクリミア大橋を狙ったミサイル攻撃を防いだと発表している。ウクライナ軍が、反攻でクリミアと露本土との分断を目指しているのは間違いなさそうだ。

2189OS5:2023/07/20(木) 18:58:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/39648bbae0586749d68b58205f26df30473cc153
ワグネルの囚人戦闘員、リゾート地で恩赦待ちか 独立系メディア報道
7/20(木) 18:00配信

朝日新聞デジタル
ウクライナ東部の激戦地バフムートで2023年5月、ロシア国旗を持つプリゴジン氏の背後に並ぶワグネル戦闘員ら。プリゴジン氏のビデオから=AP

 ロシアの独立系メディア「バージニエ・イストーリー」(重要な物語)は19日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」関係者らの話として、刑務所で勧誘されウクライナで侵攻に加わった多数の囚人戦闘員が、ロシア・クラスノダール地方の黒海沿いのリゾート地アナパの複数のホテルに分宿し、恩赦の書類が届くのを待っていると報じた。


 ワグネル関係者は「(刑務所から戦闘員を勧誘して雇用する)プロジェクトは終了した」と説明。契約を解除し、政府から恩赦の書類が届き次第、囚人戦闘員らは解放されるという。囚人戦闘員らがアナパ周辺のホテルに滞在し、近く解放される予定であることは4人の囚人戦闘員の家族も認めた。さらに、希望すればワグネルとの契約を延長し、ベラルーシかアフリカに行くことができると持ちかけられた事例もあったという。

 「バージニエ・イストーリー」は囚人戦闘員の契約解除は順次続いているとも報じている。滞在先としてはアナパ北郊の三つのリゾートホテルの名前をあげ、約400人の囚人戦闘員がいるとした。記事では、囚人戦闘員とみられる大勢の男性が、くつろいだ様子でベランダやプールサイドに集まるホテルの写真も掲載された。

 バルト3国のラトビアに拠点を置くロシアの独立系メディア「メドゥーザ」などによると、ワグネルがロシア国内各地の刑務所を回り、除隊後の恩赦と引き換えにウクライナで戦う戦闘員を募集し始めたのは昨年夏だったとみられる。多くは激戦地のウクライナ東部バフムートでの戦闘に投入されたが、今年2月ごろにワグネルは募集を中止。代わってロシア国防省が直接受刑者の志願兵を採用するようになったとされる。

 ワグネル創設者のロシア人実業家エフゲニー・プリゴジン氏は今年5月のインタビューで、ワグネルは受刑者約5万人を戦闘員として採用し、2割が戦闘で死亡したと話していた。(喜田尚)

朝日新聞社

2190OS5:2023/07/23(日) 07:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/5669e9082ed90f3335662bfa8a2d281f7abfca6d
プリゴジン氏の支持率急落 反乱1カ月、プーチン氏ほぼ無傷 ロシア
7/23(日) 7:11配信
時事通信
ロシア南部ロストフナドヌーで言い分を述べる民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏=ワグネル関連会社コンコルドが6月24日に投稿した動画より(AFP時事)

 ウクライナに侵攻するロシアの民間軍事会社ワグネルが武装反乱を起こして23日で1カ月となる。

 事態は丸1日で収束し、首謀した創設者プリゴジン氏は世論調査で支持率が急落。一方、侵攻停滞で保守層の軍・国防省への不信感が高まる中、権力バランスに変化も生じている。プーチン大統領のダメージは最小限にとどまったもようで、政権は来年の大統領選で圧勝するシナリオを堅持している。

 ◇イメージ悪化
 「目標は得票率80%超を実現すること」。独立系メディア「メドゥーザ」は18日、複数の当局者の話として、プーチン氏が大統領選で2018年の前回得票率(約77%)を上回るよう、政権が選挙対策を練っていると伝えた。戦時下で国民の愛国心が高まる一方、弾圧で反体制派の勢いが衰えているとはいえ強気な目標。背景には、保守層に人気のプリゴジン氏が6月の反乱で評判を落とし、プーチン氏の支持率がほぼ無傷だったという分析もあるとみられる。

 政権と一線を画す独立系世論調査機関レバダ・センターが今月1日までに、約1000人に「反乱後のイメージの変化」を尋ねたところ、プーチン氏は改善(19%)が悪化(10%)を上回った。対照的にプリゴジン氏は悪化(36%)が改善(5%)に比べて顕著で、批判の矛先を向けたショイグ国防相よりも人気を落とす結果となった。

 レバダ・センターが6月29日に公表した調査でも、プリゴジン氏の支持率は反乱前後で58%から29%に急落。捜査終結など政権の対応は甘いと言われるが、そもそも影響力の低下が甚だしいのが実情だ。

 プリゴジン氏は6月24日の南部ロストフナドヌー撤退時、歓声を上げる市民に取り囲まれたが、この光景に民意は反映されていないことになる。

 ◇元SPに存在感
 逆に存在感を増しているのは、国家親衛隊(旧内務省軍)のゾロトフ隊長だ。プーチン氏の元警護官(SP)で、旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身。ワグネルの反乱後、プーチン氏が6月27日にクレムリン(大統領府)で軍・治安機関を集めて事態掌握をアピールした際、ゾロトフ氏がテレビカメラの前で経緯や対応を説明した。

 プーチン氏が6月29日、やはりクレムリンでプリゴジン氏やワグネル戦闘員と極秘会談した際も、軍・国防省は遠ざけられ、ゾロトフ氏が同席したと仏紙リベラシオンが伝えている。

 16年に創設された国家親衛隊は、主に反体制派のデモ鎮圧を担ってきた。今回の反乱では、ワグネルがモスクワに向けて行軍するのを防げなかった反省点もある。ただ、政権はゾロトフ氏の責任を追及せず。逆に、国家親衛隊を強化すべく戦車を配備する法案が19日に下院で可決された。

2191OS5:2023/07/26(水) 20:40:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d98bbb4077fd244c60961473489cbdbdbf0fa8d
ウクライナ大統領、公職者汚職「容認せず」 支援つなぎ留めへ引き締め
7/26(水) 20:05配信


時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=19日、キーウ(キエフ)(EPA時事)

 【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は25日のビデオ演説で、公職者による汚職や背信行為を一切容認しない決意を強調した。

 ウクライナでは最近、国会議員や高官の汚職疑惑が相次ぎ発覚。対ロシア反転攻勢の重大局面で西側諸国の支援機運に水を差しかねず、政府は腐敗一掃を加速させる必要に迫られている。

 ウクライナでは今月、南部オデッサの徴兵責任者が公金横領容疑で逮捕されたほか、南東部のロシア占領地でロシアに協力したとして、国会議員が反逆罪で訴追された。反攻で国外からの武器や多額の資金が必要な中、支援をつなぎ留めるためにゼレンスキー氏は国内の引き締めに躍起となっている。

2192OS5:2023/07/27(木) 07:48:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9973e7e431e1cb8acd64314eb37d49d3db97b7f
ワグネル反乱後にルーブル安加速 ロシア内政に懸念、低迷続く
7/27(木) 5:15配信

毎日新聞
ロシア南部ロストフ州から離れる露民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏=2023年6月24日、AP

 ロシアで6月下旬に起きた民間軍事会社「ワグネル」の反乱後、同国の通貨ルーブルが低迷している。7月6日には2022年3月以来の安値となる1ドル=93ルーブルをつけるなど、90ルーブル台で推移する。露政府は下落の原因として「輸出収入の減少と輸入の回復」などを挙げるが、反乱による内政不安定化への懸念も要因とみられている。通貨安はインフレ再燃につながる懸念があるため、露中央銀行は21日、昨年9月以降で初の利上げに踏み切った。


 ルーブルはロシアによるウクライナ侵攻直後の昨年3月、1ドル=130ルーブルを超える安値を記録した。その後は政府による外貨取引の規制強化などで持ち直し、昨年6月には50ルーブル台に回復したが、その後は緩やかな下落基調が続いていた。

 ワグネルの反乱が起きた6月24日以降、同26日の1ドル=83ルーブルから、7月4日には90ルーブルまで一気にルーブル安が進んだ。ロシアでは徴兵による人手不足などの影響で失業率が5月、歴史的低水準とされる3・2%を記録。労働市場の逼迫(ひっぱく)が、物価上昇圧力となっている。

 ロシアの物価上昇率は22年4月に18%を記録した。その後、露中銀の利上げで緩やかに低下し、現在は3%台に落ち着いている。だが、通貨下落がさらに進めば、インフレ再燃の可能性がある。【ブリュッセル宮川裕章】

2193OS5:2023/07/27(木) 08:10:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/b414aa01c0cc9547c5aa304da0b5a3a8d7708918
穀物輸送、代替ルート急務 バルト海経由案も ウクライナ・黒海合意失効から1週間
7/27(木) 7:11配信

時事通信
ウクライナ南部オデッサ州イズマイル港に積み上がったトウモロコシの実=22日(AFP時事)

 【ベルリン時事】ウクライナ産穀物の主要輸出ルートだった黒海経由の輸送合意が18日に失効して1週間余り。

 合意から離脱したロシアは黒海周辺の港湾部を集中攻撃しており、代替ルートの構築が急務となっている。バルト海ルートの拡充案などが浮上しているが短期的な物流の改善は難しく、穀物価格の高騰で食の安全保障が脅かされている。

 代替ルートとして最も注目されているのは、南部の港湾都市オデッサから南西約200キロのイズマイルやレニなどドナウ川下流の内陸港湾部だ。ルーマニアとの国境を流れるドナウ川を使えば、ロシア軍の脅威にさらされにくくなる。

 ウクライナ穀物協会のミコラ・ホルバチョフ会長は「近い将来、輸送能力を月450万トンまで増やせる」との見方を示す。これは穀物合意の中で輸送された月平均約300万トンの実績を上回っており、有力な代替案と見込まれている。一方でロシアは24日未明、レニの穀物倉庫をドローンで攻撃。穀物輸送の阻止を徹底している。

 こうした中、バルト3国のリトアニアは同日、「バルト諸国を経由したバルト海路は実行可能で、長期的な代替ルートになり得る」との書簡を、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)ら宛てに送付したと発表した。ただ、バルト海まではポーランドを経由して陸路で運ぶことになるため、輸送インフラの増強や手続きの簡素化が必要。仮にバルト海路が実現しても、輸送能力の向上には時間がかかりそうだ。

 ポーランドなどウクライナ近隣の5カ国は、自国農業保護の観点から、ウクライナ産の小麦やトウモロコシなど4品目の輸入を制限しており、規制の終了期限を9月15日から年末に延期する構えだ。経由地として第三国向けの輸出には協力する姿勢だが、ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、「延期は絶対に受け入れられない」と批判。EUはウクライナの輸出を支える考えだが、調整にてこずっている。

2194OS5:2023/07/31(月) 17:56:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7bf663ec68d34974e959ec096af7d45d7104ab5
ワグネル西進の情報 「ハイブリッド攻撃の一歩」と警戒 ポーランド首相
7/30(日) 0:03配信
 ポーランドのメディアによると、同国のモラウィエツキ首相は29日、隣国ベラルーシを新たな拠点とするロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員「100人以上」が、ポーランド・リトアニア国境に向けて西進したという情報があると明らかにした。


 戦闘員がベラルーシ国境警備隊を装って不法移民を助けたり、戦闘員自ら不法移民に成り済ましてポーランドに入ったりする恐れがあるという。

 モラウィエツキ氏は記者会見で「現在、状況はより危険になっている」と指摘。「(軍事力と非軍事力を組み合わせた)ハイブリッド攻撃の一歩だ」と警戒感をあらわにした。

 ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は23日、ワグネルがポーランドの首都ワルシャワなどに「行きたがっている」と述べ、挑発に利用していた。ルカシェンコ政権は過去、隣国をけん制するため、中東などからの移民を意図的に国境へ送り付けた経緯がある。

 共に北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドとリトアニアの国境は約100キロで「スバルキ・ギャップ」と呼ばれる。有事にロシアに占領されれば、リトアニアなどバルト3国が孤立しかねず、戦略的要衝と見なされている。

2195OS5:2023/08/01(火) 17:58:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/460d016114556eb4fa920daadee34fe6b1b6fe72
モスクワ中心部にドローン攻撃 「怖くはない」市民と乏しい情報
8/1(火) 10:00配信
ウクライナで「特別軍事作戦」を続けているロシアだが、首都モスクワと近郊ではこの1カ月で5日も無人機(ドローン)攻撃を受けた。今月1日と7月30日未明には、首都のシンボルといえる商業地区が狙われた。ロシア政府はウクライナ軍の攻撃だと断定するが、ロシア国民は度重なるドローンの飛来をどう受け止めているのか。

【写真】窓がバキバキに…損壊したモスクワのビル

 モスクワの中心部に近い一角は「モスクワシティー」と呼ばれ、日本の総合商社も入居するオフィスビルが建ち並ぶ。インフラの近代化を進めるモスクワを象徴するエリアとされてきた。

 ◇動画や写真撮影「ここは市の象徴」

 7月30日の夕方、記者が最寄りの地下鉄駅から通りに出ると、正面にあるビルの中層階では窓ガラスが大きく壊れ、作業員が復旧作業にあたっていた。多くの通行人が立ち止まり、その様子を動画や写真に収めていた。

 30日未明の攻撃について、ロシア国防省はウクライナのドローン3機が飛来したが、1機をモスクワ郊外で迎撃し、残りの2機も電子妨害を試みて操縦できなくさせて、モスクワシティーの敷地内に墜落させたと主張。モスクワのソビャニン市長は二つのオフィスビルの表面が軽い損傷を負ったと説明し、タス通信によると、警備員1人が軽いけがをしたという。市西部にあるブヌコボ空港でも一時飛行が規制された。

 「怖いとは思わない。日曜日の早朝に、誰もいないオフィス街が狙われただけだから」。この一角で働く男性のアルチョムさん(25)に尋ねると、このような答えが返ってきた。

 ただし、モスクワシティーが攻撃されたと聞いた直後には、2001年に米ニューヨーク市の中心部にあるビルが攻撃され、多くの一般人が犠牲になった「同時多発テロ(9・11)」が思い浮かんだという。「モスクワシティーは市のシンボルといえるから、(ビルに飛行機が突っ込んだ)9・11のような出来事が起きたのかとも思った」と明かした。

 アルチョムさんの心配は杞憂(きゆう)に終わったが、7月24、28両日の未明にもモスクワシティー以外の場所がドローン攻撃に見舞われた。特に24日の攻撃では市南部の商業ビルにドローンが突っ込み、最上部の階が激しく損壊した。

 「自宅にいても大きな音が聞こえたから、爆発が起きたのではないかと思った」。このビルから遠く離れていない地域に住むという女性は、ドローン攻撃が起きたと思われる当時の様子を振り返った。一方で「怖いとは思わない」と断言する。なぜなのかと尋ねても、明確な理由を挙げずに「恐れてはいけないからだ」と言い切った。

 ウクライナは22年12月ごろからロシアへのドローン攻撃を始めた模様で、今年2月にはモスクワ州まで飛行させるようになった。5月に入ると、ロシア政府はモスクワ中心部の大統領府がウクライナ軍のドローン攻撃を受けたが、迎撃したと発表。その後は市内の建物が狙われる事例も珍しくなくなった。

 記者が話を聞いたモスクワ市民からは「5月末にドローンが飛んできた時には、自宅の窓から様子を目にしたし、爆発音も聞いた。今でも雷雨が始まる度に、ドローンによる爆発ではないかと思ってしまう」(40代半ばの男性)と攻撃を恐れる声も上がる。一部市民はドローン迎撃用の機器を購入し始めたとも報じられた。

 だが総合的に見ると、モスクワや近郊でパニックが広がっているわけではないようだ。記者がモスクワシティーを訪れた30日夕方には、通りを散策したり、たたずんだりする人たちが目についた。その理由の一つとして、先に紹介したアルチョムさんは一連のドローン攻撃が「まだシンボリックな攻撃に過ぎないからだ」と指摘する。一方で「この先も大きな被害を出すような攻撃が起きないことを願いたいのだが」とも述べた。

 ◇「はっきりしたことが分からない」

 多くの市民が比較的落ち着いて対応している点について、別の理由を指摘する人もいる。「なぜ怖くないのかと言えば、はっきりとしたことが分からないからだ」。タクシー運転手のダニールさんはこう打ち明ける。

 ロシア政府はドローン攻撃を受けたと発表する場合にも、詳しい時間帯や場所を説明しないことが多い。5月に大統領府が襲われたと発表された際には、虚偽情報ではないかと疑う見方も出ていたほどだ。

 ウクライナ軍が自国領からモスクワまでドローンを飛行させる場合、700キロ前後は飛ばさなければならないと言われている。そのため、プーチン政権に反対する勢力などが、ロシア国内から飛ばしているのではないかとの観測も、完全に消えたわけではない。

 はっきりとした経緯は不明なままだが、モスクワや近郊の市民にとってドローン攻撃が「すぐそこにある危機」になりつつある点は間違いなさそうだ。【モスクワ大前仁】

2196OS5:2023/08/24(木) 13:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e4f7b32c914998d27fe2d4cbb87c9f0ec9e495f
「プーチン氏のシェフ」の異名、世論工作も…死亡報道のプリゴジン氏
8/24(木) 5:56配信
毎日新聞
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏=モスクワで2023年4月8日、ロイター

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏(62)は、旧ソ連第2の都市レニングラード(現ロシア北西部サンクトペテルブルク)に生まれた。1980年代に強盗や詐欺などの罪に問われ、旧ソ連の刑務所で9年間を過ごしたと報じられている。ソ連が崩壊する90年代に釈放され、故郷でケータリングやレストラン経営を開始。当時、サンクトペテルブルク市長の側近だったプーチン氏と親交を深めたとされる。やがて傘下の企業が大統領府向けケータリングの大型契約を結ぶなどし、「プーチン氏のシェフ」の異名が付いた。


 ワグネルを創設したのは2014年。雇い兵部隊をウクライナ東部ドンバス(ドネツク、ルガンスク両州一帯)で始まった戦闘に送るようになった。内戦が続く中央アフリカやシリア、リビアなどにも部隊を送り、要人警護や軍事顧問などの仕事も請け負った。アフリカでは金鉱山などの利権を握っているとされ、利益の一部がプーチン氏周辺に流れているとの見方もある。

 22年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始後は、受刑者を雇い、ドネツク州の要衝バフムトなどの激戦地で戦闘を続けた。だが、ロシア正規軍の戦闘状況に再三不満を表明するなど、軍や国防省との間で確執が深まった。

 ソーシャルメディアを巧みに操り、世論工作などで国内での影響力を拡大した。傘下の企業は16年の米大統領選に介入したと断定され、米司法当局から18年に起訴された。プリゴジン氏は昨年11月、選挙介入は事実と認めている。【ブリュッセル宮川裕章】

2197OS5:2023/08/28(月) 18:45:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082600351&g=int
ロシア、ワグネルの活動継続か プリゴジン氏亡き後も―アフリカでの権益維持へ・専門家
2023年08月27日07時03分


 【ニアメーAFP時事】ロシアの民間軍事会社ワグネルは2014年以降、同国政府の「下請け」としてアフリカ諸国に進出してきた。創設者のプリゴジン氏が搭乗機墜落で死亡したと伝えられるが、ロシア政府はワグネルがアフリカで進めてきた活動を継続するだろうと、専門家は予想している。
プリゴジン氏、従順な裏方から反乱首謀者に 「シェフ」「ラスプーチン」の異名―ウクライナ侵攻で肥大化

 ◇安保から資源まで
 ワグネルはリビアや中央アフリカ、マリに戦闘員を派遣し、安全保障分野で軍などに協力。偽情報流布や政情不安定化キャンペーンに携わるとともに、アフリカの一部諸国では鉱物資源開発といった商業活動も担ってきた。
 アフリカでの影響力拡大に向け、ロシアは現地の大使館のほか個人投資家、ロシア企業、テレビ、正教会なども駆使。そうした取り組みが、ワグネルの現地進出の推進力になったとされる。
 米シンクタンク「大西洋評議会」アフリカ部長のラマ・ヤド氏はAFP通信に、ワグネルの有無にかかわらず「ロシアはアフリカで、ビジネスや安保に絡む権益維持を望んでいる。それが第一の目標だ」と説明。中央アフリカの野党政治家ジョゼフ・ベンドゥンガ氏は「ワグネルはロシアによる『新植民地主義』の手段だった。やめる理由はない」と断言する。
 ◇代役は困難か
 とはいえ、ワグネルという込み入った組織を切り盛りするのは容易でない。米シンクタンク「ソウファン・センター」は「プリゴジン氏が取り仕切っていた複雑なシステムは、クレムリン(ロシア大統領府)すら真の意味では理解していないと、プーチン大統領自身が認めた」と指摘する。
 フリーの研究者ジョン・レヒナー氏は「アフリカでワグネルの要員を交代させるには、活動を継続できるだけの人脈と経験のある人物を見つける必要があるが、それはなさそうだ」と分析。ワグネルが中央アフリカで、改憲の是非を問う国民投票を実現させるまでに影響力を強めたことを挙げ「(ワグネルの)重要人物をポストにとどめることは、十分あり得る」との見方を示した。
 ◇軍政の「保険」
 それでも、プリゴジン氏の穴は簡単には埋まらない。調査報道を手掛けるロシアのジャーナリスト、デニス・コロトコフ氏は「適切な報酬を提示すれば大勢が手を挙げるだろうが、プリゴジン氏ほどの仕事は絶対にできない」とみる。
 ワグネルの動向は、受け入れ国の重大な関心事でもある。米国やフランスは、ワグネルがマリ軍事政権などの体制を維持する一種の保険として機能していると批判。レヒナー氏は、その役割を担う民兵組織が他にない以上、西側との協力を望まないアフリカ諸国にとって「ワグネルはいまだ唯一の選択肢だ」と指摘した。

2198OS5:2023/08/29(火) 07:14:29
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230828-OYT1T50128/

ゼレンスキー氏、ウクライナ議会選挙の延期に言及…来年の大統領選も念頭か
2023/08/28 11:10

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は27日放送のテレビインタビューで、10月に予定されている最高会議(議会)選挙について、戦時下での実施は不可能であるとの見解を示し、延期に言及した。来年3月の大統領選も延期するとの見方がある。

ゼレンスキー大統領(ロイター)
 ゼレンスキー氏は「選挙は、軍人や国外避難者を含めた全国民の投票権が保障された場合のみ可能だ。外国の選挙監視団も必要だ」と述べた。「権力を維持したいからではない」と強調し、3年以上は延期しない考えも述べた。ウクライナ政府は17日、ロシアの侵略開始を受けた戒厳令と総動員令を、11月15日まで90日間延長すると決めている。ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は、発言は大統領選も念頭に置いているとの見方を報じた。

2199OS5:2023/08/30(水) 08:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/727083f123d44457edbabdcb56b5b65c6411ad87
新興・途上国、欧米と対抗軸 中国主導、孤立回避探るロシア 拡大相次ぐ国際枠組み
8/30(水) 7:12配信

時事通信
BRICS首脳会議に出席する中国の習近平国家主席=24日、ヨハネスブルク(AFP時事)

 南アフリカで開かれていた新興5カ国(BRICS)首脳会議が24日、加盟国を2024年から6カ国増やすと決めた。

 上海協力機構(SCO)も7月、イランを加えたばかり。背景には、新興・途上国を影響圏内に置き欧米との対抗軸を構築したい中国やロシアの思惑がある。

 ◇真の多国間主義
 ヨハネスブルクで24日、BRICS首脳会議最終日の記者会見で、中国の習近平国家主席は「この加盟国拡大は歴史的だ」と絶賛した。拡大を主導したのは中国とみられている。拡大の意味について「発展する国々と連帯し協力を求めるBRICSの決意を示している」と解説した。

 BRICSに加わるのはアルゼンチン、アラブ首長国連邦(UAE)、イラン、エジプト、エチオピア、サウジアラビアの6カ国。年明けの1月1日、BRICSは11カ国体制となる見通しだ。SCOもイランを加え9カ国体制。参加国の数だけなら先進7カ国(G7)を上回っている。

 習氏は23日にヨハネスブルクで行った演説で「世界は新たな変革期に入り、BRICSは国際情勢を形成する重要な勢力だ」と強調。「真の多国間主義の実践」と「小サークル結成への反対」を呼び掛けた。

 習政権は同盟・友好国を束ねて対中包囲網を形成する米国を「偽の多国間主義」と批判し、対義語として「真の多国間主義」を称揚する。「小サークル」は、G7など西側諸国の枠組みを批判する際に多用する表現だ。名指しこそ避けたものの、米国への対抗心をにじませつつ、BRICSの結束を促した。

 ◇露骨な綱引き
 一方、BRICS首脳会議初日の22日、ブラジルのルラ大統領は「G7や20カ国・地域(G20)、米国との対立軸になりたいのではない」と訴えた。新興・途上国の「グローバルサウス」の連携強化こそがBRICS拡大の目的だという。

 ただ、最終日の24日、記者会見したルラ氏は、反米国家イランの加盟に関し弁明に追われた。「問題なのは現在、政権を握っている人ではない。その国家の重要性だ。今回加盟が決まった各国の地政学的重要性を、どのBRICS加盟国も否定できない」と力説した。

 BRICS拡大をまず利用しそうなのはロシアだ。プーチン大統領は23日、BRICS首脳に「ロシアがウクライナで行っていることはたった一つの理由からだ。西側とその手下が(ウクライナ東部)ドンバス地方の住民に対し引き起こした戦争を終わらせたい」と持論を繰り返した。

 2014年以降のウクライナについて「世界の覇権を維持したい国々の欲望がウクライナに深刻な危機をもたらした」と泥沼化した紛争の責任を欧米に転嫁した。次のBRICS首脳会議はロシア中部カザンで来年10月に開かれる。新加盟国はロシアにとって、つかの間の応援団となりそうだ。

 ニューデリーで9月9、10の両日、首脳会議が開かれるG20へのアフリカ連合(AU)加盟も、どこが主導したか、露骨な綱引きが展開されている。日米両国は昨年中に支持し、議長国インドも6月、正式提案の方針を示した。しかし、ヨハネスブルクで習氏が24日、支持をアフリカ諸国首脳に直接伝えると、インドのモディ首相も27日、対抗してニューデリーに「AUを招待した」と演説している。

2200OS5:2023/09/04(月) 08:46:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/973f9596373b217d86b40c76753db2a8261efe94
ウクライナ大統領、レズニコフ国防相解任 後任にタタール系ウメロフ氏
9/4(月) 5:00配信
 ウクライナのゼレンスキー大統領は3日夜(日本時間4日未明)、国民向けの動画メッセージで、レズニコフ国防相の解任を決めたと明らかにした。

 後任には、ロシアに併合された南部クリミア半島の先住民族タタール系の政治家ルステム・ウメロフ氏(41)を充て、最高会議(議会)の承認を求める。

 ゼレンスキー氏は理由について「国防省は新しいアプローチや、違った形の軍・社会全体との協力が必要だ」と説明した。ロシアによる侵攻が長期化し、ウクライナ軍の反転攻勢に遅れが指摘される中、人事により国民の士気維持を期待しているとみられる。ウメロフ氏は、西側諸国との関係構築や、汚職が発覚した徴兵センターの信頼回復が課題となる。

 ウメロフ氏は、ソ連時代にクリミア半島からタタール系が強制移住させられた中央アジア・ウズベキスタン生まれ。著名なタタール人指導者ムスタファ・ジェミレフ氏の側近などを経て、2019年に最高会議議員。22年から国有財産基金トップも務めた。

 昨年2月の侵攻開始後間もなく、ロシアとの間で行われた停戦交渉のウクライナ代表団メンバー。ゼレンスキー氏やオレナ夫人の外遊に同行するなど、重要な役割を担ってきたとされる。

2201OS5:2023/09/05(火) 08:53:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee219d76047ebcb1af3f3f508f89b5c6c2b1fca
ゼレンスキー氏、若手起用でイメージ刷新か 国防相解任めぐり
9/4(月) 21:00配信

朝日新聞デジタル
キーウのウクライナ大統領府で2022年11月16日、民営化を担う国有財産基金トップとして会議に出席するウメロウ氏。ウクライナ大統領府提供=ロイター

 ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、オレクシー・レズニコウ国防相(57)を解任し、後任に国有財産基金総裁を務めるルステム・ウメロウ氏(41)を起用する考えを明らかにした。国防省は今年初めから汚職や疑惑が報じられ、若いウメロウ氏の登用でイメージの刷新を図る狙いとみられる。

 レズニコウ氏はロシアによる侵攻開始前の2021年11月に国防相に任命された。弁護士で軍事経験はほぼなかったが、戦況がめまぐるしく変化する中で軍の指揮官らをまとめ、欧米各国からの軍事援助の確保に貢献してきた。

 ただ、国防省では今年1月、特定企業から相場よりはるかに高い価格で、軍が食料などを購入していたとの疑惑が報じられ、副大臣が辞任。レズニコウ氏の監督責任を問う声も出たが、当時は武器提供をめぐる支援国との交渉が微妙な時期。ゼレンスキー氏は交代のタイミングを計っていたが、6月に始まった反転攻勢も長期化が避けられない情勢となり、解任に踏み切ったとみられる。

朝日新聞社

2202OS5:2023/09/08(金) 15:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bd8fee7eb46648d83783826ce2575e42c947f57
ウクライナ4州で「偽りの選挙」 実効支配の既成事実化狙うロシア
9/8(金) 14:00配信
 ウクライナ侵攻を進めるロシアで8〜10日、統一地方選挙が実施され、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州でも行われる。公正に実施されるかどうかが疑問視され、「偽りの選挙」として欧米が批判するのは必至だ。プーチン政権はなりふり構わぬ姿勢で選挙の成果を誇示し、実効支配を既成事実化する考えだ。

 ロシアメディアによると、今回の統一地方選は、ウクライナ4州に加えて、モスクワ市や沿海地方など20以上の地域で、首長や議員らが選ばれる。

 中でも注目されるのが、昨年9月にロシアが併合宣言したウクライナ東部のドネツク、ルハンスク、中南部ザポリージャ、南部ヘルソンの4州で実施される「議会選挙」だ。昨年秋以降、ロシア軍は占領地を失うなど全域を掌握しておらず、ウクライナの反転攻勢も進む中での強行となる。

 現地からの報道によると、「安全のため」として、8月31日以降、4州で前倒しで投票が始まった。4州から避難した住民向けにロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島に投票所を設けるなど、選挙の「正当性」を懸命にアピールする。

朝日新聞社

2203OS5:2023/09/11(月) 09:13:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b11c862588d5940c264db9f731b9637ab511e3e
与党など現職首長全勝 ウクライナ「併合」州でも ロシア地方選
9/11(月) 7:00配信


時事通信
ロシアの占領下にあるウクライナ東部ドネツク州の投票所=9日、州都ドネツク(EPA時事)

 ウクライナ侵攻を続けるロシアで行われた統一地方選は10日開票され、直接投票による21の知事・首長選で、政権与党「統一ロシア」などの現職候補の全勝が確実となった。

 戦時下でリベラル派への弾圧が強まり、プーチン政権にとっては「無風」選挙。人口1000万人以上のモスクワ市もソビャニン市長が圧勝を決めた。

 プーチン政権は昨年秋に「併合」したウクライナ東・南部4州も「ロシア」と見なし、議会選を強行。選管当局は、4州の投票率が高く、統一ロシアの得票率が7〜8割だったと主張した。国際社会は「決して認められない」(松野博一官房長官)、「偽の選挙」(ウクライナ外務省)などと非難している。

 ロシア本土では、有権者の無関心とともに投票率が低下するのを避けるべく、多くの地方で投票が8〜10日の3日間行われ、電子投票も併用。プーチン大統領も9日、執務室でマウス操作で投票を済ませた。

2204OS5:2023/09/12(火) 07:39:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2193961a9eb39aa2d88a912431be84855db14cd
ウクライナ、東・南部で前進も 冬迫り、反撃可能は「残り45日」か
9/12(火) 3:11配信

毎日新聞
ウクライナ東部バフムト近郊で戦闘に従事するウクライナ兵=2023年9月4日、AP

 ウクライナのマリャル国防次官は11日、ロシア軍に対する反転攻勢が一定の進展を見せ、東部ドネツク州オピトネ村の一部などを奪還したと述べた。過去1週間で東部・南部を中心に領土奪還が進み、ドネツク州の要衝バフムト周辺の一部解放にも成功したという。ロイター通信などが伝えた。

 一方、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は10日、英BBC放送に「ウクライナ軍は着実に前進している」と述べる一方、反転攻勢が可能な期間は今後、年内は「30〜45日」しか残っていないとも指摘した。冬が近付けば寒さが厳しさを増し、作戦遂行が困難になるという。また、ウクライナの秋は雨が多いため、前線が泥でぬかるみ、兵士や武装車両の進軍に影響が出る可能性も報じられている。

 地元紙キーウ・ポストによると、こうした指摘に対しウクライナ軍情報機関トップのブダノフ国防省情報総局長は、「天候によって反転攻勢が停止することはない」と語った。【ロンドン篠田航一】

2205OS5:2023/09/19(火) 00:22:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab2f6c47a588fcb9de49e3ee8276e384cf2c667
ウクライナが要衝の村奪還 ロシア補給路への正確な砲撃が可能に
9/18(月) 23:01配信

朝日新聞デジタル
ウクライナ東部クリシチウカ村で2023年9月17日、国旗を掲げるウクライナ兵。同国司令官がSNSに投稿したビデオから=ロイター

 ウクライナ東部軍は17日、ロシア軍の支配下にある東部ドネツク州バフムートから南に3・5キロ離れたクリシチウカ村を完全に掌握したと明らかにした。ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」が同日、伝えた。村を占領していたロシア軍と反転攻勢を続けるウクライナ軍との間で、9月に入り激しい戦闘が続いていた。


 ウクライナ東部軍の報道官は17日夜のテレビで、「今後の領土奪還に向けて橋頭堡(きょうとうほ)を得た」と述べ、クリシチウカ村奪還の意義を強調した。近くを走るバフムートへの補給路に対し、より正確な砲撃が可能になると説明。鉄道の争奪戦も続いているとした。

 一方、ウクライナの内閣は18日、6人の国防省次官全員と国防官房長を解任したと発表した。これまでたびたび戦況を伝えてきたハンナ・マリャル次官も含まれる。今月初めのレズニコウ前国防相の解任に伴う措置とされるが、一部メディアは「(国防省の)完全な刷新が進行中」と伝えた。(森岡みづほ、喜田尚)

朝日新聞社

2206OS5:2023/09/19(火) 00:23:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/705ae9321010e5789f4193c36f4ac8bd80683f83
東部2集落相次ぎ解放 ロシアの戦力分散 ウクライナ軍
9/18(月) 7:42配信
時事通信
ウクライナ東部ドネツク州の集落クリシチウカで国旗を掲げるウクライナ兵(大統領府関係者が17日公開)(AFP時事)

 【ベルリン時事】ウクライナ軍は17日、東部ドネツク州の要衝バフムト南方の集落クリシチウカをロシアの占領から解放したと発表した。

 15日にも別の集落アンドリーウカ奪還を表明。東部軍の報道官は「敵地深くまで容易に進み、正確に攻撃することが可能になる」と述べ、バフムト攻略に意欲を示した。

 米シンクタンク戦争研究所は17日の報告で、ウクライナ軍がバフムト方面での作戦を継続したことで、ロシア軍は東部の前線に主力の一部をくぎ付けにされたと指摘。ウクライナ軍が攻勢を仕掛ける南部ザポロジエ州の戦線で、ロシア軍が戦力を補強することを難しくしていると解説した。

 英国防省は18日、ザポロジエ州ロボティネ周辺に、ロシア軍が過去2週間、精鋭の空挺(くうてい)部隊を増派したとみられると説明。通常であれば総勢1万人規模が想定されるが、「兵力が著しく不足している可能性が高い」と分析した。空挺部隊は地上部隊を補強するため、歩兵として使われているという。

2207OS5:2023/09/19(火) 19:31:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac84744ded3fdf99c5227d975ebd5568b6ab83f1
ウクライナ、東欧3カ国をWTO提訴へ 穀物禁輸で報復措置示唆
9/18(月) 22:03配信

時事通信
 【ベルリン時事】ウクライナのカチカ通商代表は17日、米政治専門紙ポリティコとのインタビューで、ウクライナ産穀物の禁輸を独自に実施するポーランド、ハンガリー、スロバキアの東欧3カ国を世界貿易機関(WTO)に提訴する意向を表明した。

 報復措置も示唆しており、ウクライナ支援を打ち出してきた東欧諸国との間で緊張が高まりそうだ。

 欧州連合(EU)欧州委員会は15日、ウクライナ産穀物の輸出経由地となっている東欧5カ国に期限付きで認めていた禁輸措置を解除。しかし、ポーランドなど3カ国は独自に禁輸の継続を決めた。カチカ氏は「理不尽だ」と批判し、違法行為をただすと強調した。

 ポーランドは禁輸対象の拡大にも言及している。カチカ氏は「報復せざるを得ない」と述べ、ポーランド産の果物や野菜の輸入規制を示唆した。ポーランドでは来月総選挙を控えており、政権与党は、ウクライナ産穀物の流入を危惧する農家の保護をアピールしている。

2208OS5:2023/09/20(水) 12:34:00
https://www.asahi.com/articles/ASR9M75DJR9MUHBI02P.html
アゼルバイジャンが「対テロ作戦」 ナゴルノ紛争、再燃の恐れも
有料記事

2023年9月19日 22時30分
 アゼルバイジャン国防省は19日、アルメニアとの間で係争地となっているアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフで「対テロ作戦」を開始すると宣言した。ナゴルノ・カラバフをめぐっては2020年に大規模な軍事衝突があり、今回の作戦により紛争が再燃する恐れも出てきた。

 ナゴルノ・カラバフを巡っては20年11月、ロシアの仲介でアゼルバイジャンとアルメニアが停戦に合意し、ロシア軍が平和維持部隊を現地に展開することを決めた。今回、アゼルバイジャン国防省は、アルメニアがこの停戦合意に反してナゴルノ・カラバフに軍隊を駐留し、地雷を埋設して被害者が出ていると主張。アルメニア軍を撤退させ、軍事インフラを無力化すると発表した。民間人を避難させるため人道回廊を設置するという。

 ロシア国営ノーボスチ通信によると、アゼルバイジャン外務省は同日、この地域からのアルメニア軍の撤退と、アルメニア系住民組織の解散を要求。武力衝突を回避する唯一の方法だと述べたという。

 ロシア国営タス通信によると…

2209OS5:2023/09/20(水) 21:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d198c9b033795305f1cf4426ebcc12a0acb144
アゼルバイジャン、アルメニア軍を攻撃 「対テロ措置」主張
9/19(火) 20:57配信

産経新聞
南カフカス地方アゼルバイジャンの国防省は19日、ロシアの同盟国で隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフ自治州で「局所的な対テロ措置」を開始したと発表した。高精度兵器による軍事目標の破壊が目標だとしている。アゼルバイジャン国防省はまた、アルメニア側から砲撃を受け、自国兵2人が負傷したとも主張した。両国の大規模な戦闘に発展するかは不明。

ともに旧ソ連構成国である両国と関係が深いロシアは停戦を求めた。

アゼルバイジャンのメディアは、同国軍が同自治州内のアルメニア軍の防空システムを長距離攻撃で破壊したとするビデオを公開した。一方、タス通信によると、アルメニア側は同自治州内への自国軍の配備を否定。「アゼルバイジャンによる侵略だ」と指摘した。

両国の間では2020年秋、同自治州を巡る大規模紛争が発生。ロシアの仲介で停戦したが、その後も散発的な衝突が起きてきた。

20年の紛争ではトルコを後ろ盾としたアゼルバイジャンが事実上勝利。同自治州内の実効支配地域の多くを失う形となったアルメニアはロシアの停戦仲介に不満を示し、最近はロシアとの疎遠化が目立っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b8289455bbf7c2b73ba7a41af862041b702e653
アゼルバイジャン、対テロ戦闘開始を発表 ナゴルノカラバフへ攻撃
9/19(火) 21:00配信
毎日新聞
警備に当たるアルメニア兵=ナゴルノカラバフで2020年11月25日、AP

 旧ソ連のアゼルバイジャンは19日、係争地であるナゴルノカラバフを実効支配するアルメニア人勢力に向けた「対テロ戦闘」を始めたと発表した。アゼルバイジャンと、アルメニア人勢力を支援するアルメニアの間では、ソ連崩壊(1991年)前から断続的に戦闘が繰り返され、多くの死者を出してきた。

 アゼルバイジャン国防省は、ナゴルノカラバフに駐屯するアルメニア人勢力の部隊を無力化する目的で攻撃を始めたと主張。アゼルバイジャン政府は、攻撃開始に関連し、アルメニア人勢力が設置した地雷が爆発する事案が相次ぎ、内務省職員など6人が死亡したと説明している。インタファクス通信は、ナゴルノカラバフで市民2人が死亡、20人以上が負傷したと報じた。

 アルメニア政府は対応を協議するとともに、国連安全保障理事会に対し、この問題を取り上げるよう要求した。一方、ロシア外務省のザハロワ情報局長は声明で、アゼルバイジャン、アルメニアの両国に「即座に戦闘行為を停止し停戦ラインに戻る」よう呼びかけた。

 ソ連末期に始まったナゴルノカラバフ紛争では、3万人近くの犠牲者を出した。アゼルバイジャンとアルメニアは2020年秋に大規模な衝突を起こし、少なくとも7000人が死亡。この時はロシアが現地に駐留軍を派遣することで停戦にこぎ着けた。しかしロシアが22年2月、ウクライナで「特別軍事作戦」を始めたことで「力の空白」が生じ、ナゴルノカラバフを巡る衝突が起きやすくなっている。【モスクワ大前仁】

2210OS5:2023/09/20(水) 21:45:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/656fab98cf9a344faa7cb07dcacb8f982539b3fc
ナゴルノカラバフ、停戦決定 32人死亡、アゼルバイジャンが軍事作戦 アルメニア系が「降伏」
9/20(水) 5:59配信

時事通信
20日、ロシアの平和維持部隊により避難させられるナゴルノカラバフの住民ら=ロシア国防省提供の映像より。撮影場所不明(EPA時事)

 旧ソ連構成国アゼルバイジャンは19日、隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフで軍事作戦を開始し、20日未明まで継続した。


 アルメニア側の地元当局は20日、ロシアの平和維持部隊の提案を受け、同日午後1時(日本時間午後6時)からの停戦入りを決めた。アルメニアの通信社アルメンプレスなどが伝えた。

 停戦はアゼルバイジャン国防省も確認した。双方の合意によると、アルメニア系勢力は武装解除に応じるとされ、ロシアのメディアは「降伏」を意味すると表現した。

 地元当局者によると、ナゴルノカラバフでは32人が死亡し、200人以上が負傷。ドローンなども投入されたとみられ、アゼルバイジャン国防省はアルメニア側の拠点60カ所以上を制圧したと発表していた。

 アゼルバイジャンは19日、アルメニア系勢力が仕掛けた地雷によって民間人が死亡したなどと主張し、作戦に着手。アゼルバイジャンのアリエフ政権は「武器を放棄し、軍事組織を解体しなければ、作戦を続ける」として、アルメニア系勢力に降伏を迫っていた。

 ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトでは攻撃で住宅などが破壊された。AFP通信によれば、16集落の7000人以上が避難を余儀なくされた。

 アルメニア系住民が多く住むナゴルノカラバフを巡り、アルメニアは2020年の交戦でアゼルバイジャンに敗北し、支配地域の多くを失った。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/490af0aa61a7755ae007f43a68c63506c1e0efeb
ナゴルノ紛争、再燃の恐れ 双方で計約30人死亡か
9/20(水) 9:43配信


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産経新聞
アゼルバイジャンが係争地「ナゴルノカラバフ自治州」をめぐり、隣国アルメニアに対して開始した「局所的な対テロ措置」で、19日までに双方の計30人近くが死亡したもようだ。両国の仲介役を自任してきたロシアは対応に苦慮している。

タス通信などによると、アルメニア側は19日、アゼルバイジャンの攻撃で民間人2人を含む27人が死亡し、200人以上が負傷したと発表。アゼルバイジャン側はアルメニア側の攻撃で民間人1人が死亡したとした。

米国やフランス、ドイツはアゼルバイジャンの軍事行動を非難。これに対し、アゼルバイジャンと友好関係にあるトルコは軍事行動を容認する立場を示した。

ロシアは停戦を呼びかけたものの、19日にプーチン大統領とアルメニアのパシニャン首相、アゼルバイジャンのアリエフ大統領との協議は行われなかったとみられている。

アゼルバイジャンは19日、「対テロ措置」の開始を表明した。自治州内にアルメニア側が設置した地雷で自国職員6人が死亡したうえ、アルメニア側からの砲撃で軍人2人が負傷したと主張した。

アゼルバイジャンはウクライナ侵略でロシアの余力が乏しいことや、ロシアとアルメニアの同盟関係の悪化を好機と見て軍事行動に踏み切った可能性がある。目標は自治州内のアルメニア軍部隊や兵器の排除だとし、民間施設は攻撃しないと主張した。

これに対し、アルメニアは自治州に軍を配備していないと反論。パシニャン首相は「われわれはいかなる無分別な行動もとらない」と現時点での応戦を否定した。パシニャン氏は自治州に停戦維持部隊を派遣しているロシアに役割を果たすよう求めつつ、ブリンケン米国務長官やフランスのマクロン大統領と協議し、事態解決への関与を求めた。

ナゴルノカラバフはアゼルバイジャン領だが、旧ソ連時代末期の1980年代後半、多数派のアルメニア系住民がアルメニアへの帰属変更を要求し、アゼルバイジャンとの大規模紛争が起きた。ロシアの支援を受けたアルメニア側が自治州の実効支配を確立する形で94年に停戦が成立した。

ただ、その後も衝突が続き、2020年秋には双方で計5千人以上が死亡する大規模紛争が発生。アルメニア側が敗勢となり、ロシアの仲介によりアルメニア側が実効支配地域の多くを失う形で停戦が成立した。だが、その後も衝突が散発的に起きてきた。

2211OS5:2023/09/20(水) 21:46:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/95b07c7d6014e0c8aa632b48faf35c67dd9f57c1
ナゴルノカラバフ、停戦合意 アルメニア側が事実上の敗北宣言 ロシアの平和維持軍が仲介
9/20(水) 21:03配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアが、領有権をめぐり戦闘状態にある「ナゴルノカラバフ問題」で、アゼルバイジャン軍とアルメニア側が停戦合意した。

ナゴルノカラバフの一部を実効支配しているアルメニア側が20日、日本時間午後6時をもって、停戦することでアゼルバイジャンと合意したと発表。

アルメニア側に駐留していたロシアの平和維持軍が仲介したという。

アルメニア側は「我々の兵力は不十分で、一部の地域で敵が高台や戦略的な道を制圧した」と事実上の敗北を宣言した。

今後、アルメニア側が実効支配していた地域の住民の処遇については、21日に双方で話し合われるということだ。

なお、ロシアのペスコフ大統領報道官によると、プーチン大統領とアルメニアのパシニャン首相は、電話会談する方向で調整している。

国際取材部

2212OS5:2023/09/20(水) 21:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ee2a728025113d9cf3b66ea0b93df29e4270aa8
未承認国家「アルツォフ共和国」が消滅の危機。アゼルバイジャン政府が「違法政権を解体しなければならない」と“対テロ作戦”を実施
9/20(水) 20:00配信

BuzzFeed Japan
アルメニアの首都エレバンで行われた抗議デモで「アルツォフ共和国」の国旗を掲げるデモ隊(2022年5月撮影)

旧ソ連地域にある自称国家「アルツォフ共和国」に消滅の危機が迫っています。

アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ地域にある自称国家。隣国のアルメニアが支援するアルメニア人勢力が1990年代の戦争で勝利しました。

【地図はこちら】未承認国家「アルツォフ共和国」の支配地域

30年以上も独自の政権を樹立して「アルツォフ共和国」として実効支配していました。アゼルバイジャン政府の支配は、これまで及んでいませんでした。

アゼルバイジャンのアリエフ大統領が降伏要求
アゼルバイジャンは「アルツォフ共和国」の存在を認めず、アルメニア軍が国土を支配していると批判してきました。

アゼルバイジャン国防省は9月19日、ナゴルノ・カラバフ地域で国軍が「対テロ作戦」を実施したと発表しました。

軍事的な施設とインフラのみが対象となり、高精度な兵器で無力化していると主張しています。

付近の住民に対して「アルメニア軍の軍事施設に近づかず、アルメニア軍を支援しないように」と呼びかけています。

同国のアリエフ大統領はビデオメッセージのなかで「違法なアルメニア軍組織が白旗を掲げ、すべての武器を引き渡し、違法政権を解体しなければならない。そうなるまで、対テロ作戦を継続する」と述べています。

自称アルツォフ共和国とは?
ハフポスト日本版によると、ナゴルノ・カラバフ地域は伝統的にアルメニア系の住民が多く住む土地です。山梨県ぐらいの広さの山がちな土地に15万人程度が暮らしているとみられています。

旧ソ連が崩壊する3カ月前の1991年9月2日、アルメニア人勢力は隣国アルメニアの支援を受けて「ナゴルノ・カラバフ共和国」として独立を宣言しました。

1万7000人の死者を出し、100万人以上が難民になったとされる戦争の結果、アルメニア側がアゼルバイジャンを破り、そこから30年以上も独自の政権が支配していました。2017年以降は「アルツォフ共和国」という国名がメインで採用されています。国旗はアルメニアとほぼ同じ三色旗ですが「くの字」のような白線が加わっています。

ただし、支援しているとみられるアルメニアも含めて、どの国連加盟国からも国家承認を得られていません。

2度目の戦争で支配地域が大幅に減少。ウクライナ侵攻でロシアの支配力が薄まったことが原因?
英紙ガーディアンによると2020年には2度目の戦争が起き、44日間にわたる戦闘の結果、「アルツォフ共和国」の支配地域は大幅に減少。ロシアの仲介交渉による停戦交渉の結果、約2000人のロシア軍が平和維持軍として駐留しました。

同紙は「アゼルバイジャンの決定は、ウクライナへの高コストな侵略によってロシアが気を散らし消耗したことで、これまで勢力圏と見なしてきた旧ソ連の国々に対する支配力を失っていることを示唆している」と分析しています。

BuzzFeed Japan

2213OS5:2023/09/22(金) 18:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec7a9ef9e823fa71561388078a639837174f9e35
アルメニア首相「失言」響く 係争地をアゼルバイジャン領と認める 2度の敗北、ロシアも擁護せず
9/22(金) 7:07配信

時事通信
アルメニアのパシニャン首相=7月21日、エレバン(AFP時事)

 旧ソ連構成国アゼルバイジャンが係争地ナゴルノカラバフで「対テロ」名目で開始した軍事作戦は20日、アルメニア系勢力が降伏する形で丸1日で停戦に至った。

【ひと目でわかる】ナゴルノカラバフ

 同勢力と事実上一体であるアルメニアにとっては、支配地域の多くを喪失した2020年に続く2度目の敗北。係争地に関するパシニャン首相の「失言」が悪影響を及ぼしたという見方もある。

 ◇「主権」放棄
 パシニャン氏は今年5月の記者会見で、国際社会と同様にナゴルノカラバフを「アゼルバイジャン領」と認める可能性に言及した。アルメニア系住民の安全確保という条件付きだが、長年の領土紛争の中で大きな譲歩と見なされ、それまで主張してきた「主権」の放棄とも内外で受け止められた。

 折しも、ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトとアルメニアを結ぶ人道回廊は、軍事利用を疑うアゼルバイジャンによって封鎖され、住民は食料や医薬品の不足に苦しんでいた。アルメニアは、20年から平和維持部隊を展開し回廊の確保に責任を持つはずの同盟国ロシアの「機能不全」を訴え、プーチン政権への不満を隠さなくなった。

 アルメニアはロシアの一層の関与を引き出そうと「瀬戸際戦術」のような態度に出た。プーチン大統領に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)加盟に向けた動きを開始。ロシア主導の軍事同盟に距離を置き、米国と軍事演習を行った。

 ◇内政問題
 一方のアゼルバイジャンは、ロシアとアルメニアの結束が弱まったのを「好機」と捉えた。軍事作戦が始まった19日、パシニャン氏はナゴルノカラバフ紛争の調停役3カ国のうち米仏と協議したが、プーチン氏との電話は20日にずれ込んだ。

 停戦合意は「ロシアの平和維持部隊」が仲介した。しかし、アルメニア側を擁護せず、撤退や武装解除など厳しい文言ばかりが並んだ。

 アルメニアが異例の「反ロ」路線を続ける中、プーチン氏は今月12日、パシニャン政権について「ナゴルノカラバフにアゼルバイジャンの主権が及ぶことを認めた」と揚げ足を取る発言を行った。

 ロシアのペスコフ大統領報道官も20日、今回の軍事作戦は「法的にアゼルバイジャンが自国領で行ったものだ」と突き放し、内政問題だと指摘。アルメニアをかばう姿勢は見られなかった。

2214OS5:2023/09/22(金) 21:27:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc64258e9df94f5a3c1ae251bc8f1ce25e327e5f
「武器送らず」発言火消し ポーランド、ウクライナ支援継続を強調
9/22(金) 5:51配信


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時事通信
ポーランドのドゥダ大統領=16日、ワルシャワ(EPA時事)

 【ベルリン時事】ポーランドのドゥダ大統領は21日、地元メディアで、ウクライナへの武器供与停止を表明したモラウィエツキ首相の発言について、「自国のために購入している新しい兵器は送らないという趣旨だろう」と述べ、火消しを図った。

【地図で見る】ウクライナ戦況マップ

 AFP通信が伝えた。

 ドゥダ氏は「最悪な形で解釈された」と語り、兵器の更新が進めば、現在使っているものを提供する用意があることも示唆。ロシアの占領地奪還を目指すウクライナへの支援を続ける姿勢を強調した。政府報道官は21日、「これまでに合意された武器や弾薬の供与は実行する」と説明した。

 モラウィエツキ氏は20日、「自国の兵器近代化を進めている最中なので、もうウクライナに武器は送らない」と述べた。ウクライナ産穀物の受け入れを巡り両国の対立が先鋭化する中での発言で、ウクライナ支援国の間に動揺が広がった。

2215OS5:2023/09/25(月) 19:01:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bbaa1dedb7e6f4ee64b46578541d99ecb9bc06
ウクライナの親ロ派トップ承認 プーチン政権占領地の議会 「統一地方選」後、着々と既成事実化
9/24(日) 20:35配信

時事通信
ウクライナ東・南部4州トップとロシアのプーチン大統領(中央)=2022年9月、モスクワ(AFP時事)

 ロシアが占領するウクライナ東・南部4州で今月強行された「ロシア統一地方選」で誕生した、新たな「地方議会」が23日、現在の親ロシア派トップ4人をそれぞれ「知事・首長」として承認した。

 ロシアのメディアが伝えた。プーチン大統領は昨年秋の「併合」時、4人を「代行」として任命しただけだった。

 日本を含む先進7カ国(G7)はウクライナ侵攻のみならず、占領地の併合も選挙も認めていない。G7の外相らは「領土の違法な占拠を正当化しようとするための喧伝(けんでん)工作」と「統一地方選」を非難している。

 各「知事・首長」は、今回選ばれた各議会を通じ間接投票で選出する格好になっている。ウクライナの反転攻勢が続く南部ザポロジエ州では、バリツキー「知事」を承認した。

 ロシア連邦構成主体(地方)は中央に上院議員を送り込める。バリツキー氏は早速、ロシア国営宇宙企業ロスコスモスのロゴジン前社長を上院議員に選んだ。

 ロゴジン氏は政界でのキャリアが長く、下院議員や副首相などを歴任した。副首相時代の2015年には、メドベージェフ首相(当時)の北方領土訪問に日本政府が抗議したのを受け、SNSで「真の(日本の)男なら、伝統に従ってハラキリをして落ち着いたらいい。今は騒いでばかりいる」とやゆした人物だ。

 タス通信によると、ロゴジン氏は上院議員の課題として、ウクライナのゼレンスキー政権が死守している州都ザポロジエの「解放」を挙げた。ロゴジン氏は昨年、ロスコスモス社長を退いた後、ウクライナ東部ドネツク州の州都ドネツクに滞在中に砲撃に巻き込まれて負傷している。

 23日はウクライナ東・南部4州のうち、ドネツク州(ロシア名ドネツク人民共和国)のプシリン氏が「首長」、東部ルガンスク州(同ルガンスク人民共和国)のパセチニク氏も「首長」、南部ヘルソン州ではサリド氏が「知事」として、それぞれ承認された。占領の既成事実化が着々と進められている。

2216OS5:2023/09/25(月) 19:07:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/45f9c1c5b40559c3430ae3197a87e766fd0e75c9
団結訴えも「疲れ」露呈 ウクライナ大統領の国連訪問
9/25(月) 7:05配信


時事通信
国連総会の一般討論演説を行うウクライナのゼレンスキー大統領=19日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で1年7カ月。

 ウクライナの反転攻勢が重要局面に差し掛かる中、国を離れて国連総会に出席したゼレンスキー大統領は演説で「団結」を多用し、各国首脳に直接支援の継続を呼び掛けた。しかし「身内」であるはずのポーランドの反発を招くなど「支援疲れ」が露呈する結果となった。

 「欧州の一部の友人が、政治の場面では連帯を示しながらも、穀物(問題)ではスリラー劇を演じている。これはロシアの手助けとなる」。19日の一般討論演説でゼレンスキー氏は、多くの時間を割いて侵攻で各国が被る悪影響について説明。その上で「われわれは団結しなくてはならない」と訴えた。一方で、一部の東欧諸国が自国の農家保護のため、安価なウクライナ産穀物の輸入を禁じている現状への不満も口にした。

 これに猛反発したのが、来月に総選挙を控えるポーランドのモラウィエツキ首相だ。モラウィエツキ氏は20日、「もうウクライナに武器は送らない」と発言。同国のドゥダ大統領は直ちに火消しに動いたが、強力な支援国の一つであるポーランドとの亀裂は、長期化するウクライナ支援の難しさを浮き彫りにした。

 ゼレンスキー氏が国連を訪れ演説するのは侵攻後初めてだったが、「ウクライナ一色」だった昨年に比べて熱狂には陰りが見えた。支援の柱となっている米英仏のうち、首脳が出席して連帯を示したのはバイデン米大統領のみ。ゼレンスキー氏の演説中、議場に空席も目立った。

 それでもゼレンスキー氏は総会に併せて2国間会談も精力的に実施。新興・途上国「グローバルサウス」代表格で、ロシア寄りとも指摘されたブラジルのルラ大統領や、南アフリカのラマポーザ大統領らと個別会談した。戦闘継続には国際社会の幅広い支持が欠かせず、今回の対面外交を足掛かりに、関係強化につなげたい考えだ。

2217OS5:2023/09/26(火) 07:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/781541849f7a026deaf5617d9bb816df268299cd
ロシア黒海艦隊司令官を「殺害」 22日の攻撃で ウクライナ
9/25(月) 21:01配信

時事通信
クリミア半島の軍港都市セバストポリにあるロシア海軍黒海艦隊司令部から煙が上がる様子を撮影した衛星写真=22日(プラネット・ラボが23日提供)(AFP時事)

 ウクライナ軍は25日、ロシアが2014年に一方的に「併合」した南部クリミア半島の軍港都市セバストポリにあるロシア海軍黒海艦隊司令部への22日の攻撃で「艦隊司令官を殺害した」と発表した。


 声明で「司令官を含む将校34人を殺害した。その他に105人を負傷させた」と述べた。また「司令部は修理不能だ」と主張した。

 ウクライナ軍は司令部をミサイルで攻撃。当時はロシア海軍指導部の会合中だったとみられている。ウクライナ軍は当初、幹部ら数十人を死傷させたと指摘し、ロシア側も建物が損傷したと認めていた。

 ウクライナ南部では24日から25日にかけてロシア軍の大規模な空爆や砲撃、ドローン攻撃が相次ぎ、教育施設や港の穀物倉庫などが被害を受けた。南部ヘルソン州のプロクジン知事は通信アプリ「テレグラム」を通じ、2人が死亡したことを明らかにした。

2218OS5:2023/09/26(火) 08:00:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e3c5ed0ee5a7654820f83aa04cb752b2043984a
アルメニア系住民、大挙避難 「民族浄化」懸念で ナゴルノカラバフ
9/25(月) 20:33配信
時事通信
24日、アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトから車で避難する人々(ロイター時事)

 【ステパナケルト・ロイター時事】アゼルバイジャンによる係争地ナゴルノカラバフでの軍事作戦勝利を受け、同地のアルメニア系住民が大挙して避難を始めた。

 迫害や民族浄化に対する懸念が高まっているためで、避難民は最終的に12万人に上るとも推計される。

 ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトでは24日、大きな荷物を積んだ車数十台がアルメニア本土につながるラチン回廊に向けて移動する様子が確認された。アルメニア当局は25日朝までに2900人以上の避難民が到着したと発表した。

 アゼルバイジャンはアルメニア系住民の権利保護を表明しているが、避難民は増加の一途をたどるとの見方が強い。アルメニアのパシニャン首相は「民族浄化を防ぐ効果的な仕組みが存在しなければ、自身の命とアイデンティティーを守る唯一の方策として故郷を離れる住民が増える可能性が高い」と指摘。ナゴルノカラバフのアルメニア系指導者も「(住民12万人の)99.9%はわれわれの歴史的土地を去ることを選択する」と語る。

 アゼルバイジャンは19日にナゴルノカラバフで「対テロ」を名目とした軍事作戦を実施。20日にアルメニア系勢力が停戦に合意し、事実上降伏した。アルメニア側は少なくとも200人が死亡、400人以上が負傷したと発表している。

2219OS5:2023/09/26(火) 18:09:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f72d1420407c36d34c72f08d8b3a48475cd191f7
避難始めたアルメニア系住民「悪夢だった」「埋葬場所ないほどの死者」…ほぼ全員が移住望む
9/26(火) 7:51配信

読売新聞オンライン
24日、アルメニアに到着したナゴルノ・カラバフからの避難民=ロイター

 アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノ・カラバフに暮らすアルメニア系住民が、アゼルバイジャン軍の勝利を受けて避難を開始した。アルメニア政府は25日夕(日本時間25日夜)までに6650人が国境を越えてアルメニアに入ったと発表した。

 避難は、政府による迫害を恐れたためとみられる。アゼルバイジャンは昨年12月、ナゴルノ・カラバフとアルメニアを結ぶ唯一の道路である「ラチン回廊」を封鎖した。アルメニアは、閉鎖で約10か月間、現地に食料や燃料の供給ができなかったと主張している。

 ロイター通信によると約12万人いるとされるアルメニア系住民のほぼ全員が移住を望んでいるという。

 アルメニア系住民の「マス・エクソダス(大量脱出)」(ロイター通信)が本格化すれば、軍事行動に端を発したアゼルバイジャンによるナゴルノ・カラバフの再統合が一気に進む。

(写真:読売新聞)

 AP通信によると、アゼルバイジャン国境に近いアルメニアの町コルニゾルに避難した女性は「悪夢だった。言葉にできない。村は激しい砲撃を受け、ほぼ誰も残っていない」と回想した。当面、近くにある祖母の家に身を寄せるという。

 ロイター通信は、アゼルバイジャン軍の攻撃で「埋葬する場所もないほど死者が出た」との男性の証言を報じた。アルメニアの人権団体は少なくとも200人が死亡、400人以上が負傷したと伝えている。

 アルメニア系地元メディアは24日夕、小型バスに乗車した住民ら377人がアルメニアに入国したと報じた。住民らは複数の国境地点で今後の居住地や支援が必要かどうかなど、入国に関する登録を行っているという。

 ロイター通信によると、アルメニアのニコル・パシニャン首相は24日の国民向け演説で「政府はナゴルノ・カラバフの兄弟姉妹を全面的に受け入れる」と語った。演説で、今回の責任は「民族浄化を行うアゼルバイジャン」のほか、平和維持活動を担ったロシアにもあると訴えた。パシニャン氏は4万世帯の受け入れを準備しているというが、冬を前に居住地の確保などが課題になるとみられる。

 アルメニアではアルメニア系住民の保護を怠ったとして、パシニャン氏の辞職を求める抗議デモが続いている。24日にも首都エレバン中心部でデモがあった。

2220OS5:2023/09/26(火) 18:10:15
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230922-OYT1T50106/?ref=yahoo
アルメニアが国連監視団要請、アゼルバイジャンは「テロ対策」と軍事行動正当化…国連安保理緊急会合
2023/09/22 12:55

 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は21日、アゼルバイジャン軍が隣国アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフ自治州を攻撃した問題を受けて緊急会合を開いた。各国はアゼルバイジャン軍による攻撃を非難し、対話による解決を求めた。アルメニアは国連に人道支援のための監視団の派遣を要請した。

国連本部でアルメニアとアゼルバイジャンの紛争に関する会合を開く国連安全保障理事会(21日)=AP
 ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャン領内の自治州で、アルメニア系住民は独立を目指し、2020年にも軍事衝突が起きている。アゼルバイジャンは19日に軍事作戦を開始し、アルメニア系勢力が20日に事実上、降伏する形で停戦した。

アルメニアのアララト・ミルゾヤン外相(21日)=AP
 アルメニアのアララト・ミルゾヤン外相は会合で「軍事作戦は民族浄化が目的だ」と非難し、「国連の監視団の下、食料や医薬品などの即時支援を」と訴えた。これに対し、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相は、アルメニアが「自治州内で違法な軍事化を進めていた」と指摘し、「国際法を順守した上での自国内のテロ対策だ」と軍事行動を正当化した。

アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相(21日)=AP
 停戦を仲介したロシアは、「停戦は我々の積極的な仲介によるものだ。(両国の)正常化に向けて主導的な役割を果たしていく」とアピールした。

2221OS5:2023/09/27(水) 10:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/220210aaf3822be50e777a29d63c7c13fddfcddf

ナゴルノ、情勢不安続く アルメニア系が敗北 27日で交戦3年
9/27(水) 7:07配信

時事通信
演説するアルメニアのパシニャン首相=24日、エレバン(アルメニア政府提供)(EPA時事)

 アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフで2020年9月、大規模な交戦が起きて27日で3年となる。

 当時、双方は約1カ月半で停戦に合意したが、その後も緊張は継続。節目を前にした今月19日、アゼルバイジャンが軍事作戦に踏み切り、現地のアルメニア系勢力は1日で事実上降伏した。アゼルバイジャンが軍事力で圧倒したものの、アルメニア側には不満が強く、情勢が安定するかどうかは不透明だ。

 ◇避難で混乱
 3年前の停戦を仲介したロシアのプーチン大統領によると、当時の交戦で双方の約5000人が死亡。アルメニア側は支配地域の多くを失い、敗北した。

 昨年12月からアルメニア本土とナゴルノカラバフ間の回廊が封鎖され、アルメニア系勢力の弱体化が進む中、アゼルバイジャンは今回、対テロ名目で攻撃。同勢力は20日、武装解除を含む停戦に応じた。アルメニア系住民の間では、「民族浄化」に対する懸念が高まり、本土への避難民が続出。アルメニア政府によると、26日時点で1万9000人に達した。

 混乱も生じており、住民が車で避難するため燃料の調達に集まっていたナゴルノカラバフの給油所で25日、爆発が発生。地元当局によれば、20人が死亡、280人以上が負傷した。

 アゼルバイジャンは20日の停戦合意に基づき、住民の権利と安全の保障を約束すると強調し、21、25両日にアルメニア系勢力と協議を重ねた。しかし、アルメニア側の不信感は消えていない。

 「20年11月の停戦合意に反し、住民は民族浄化の脅威に直面している」。アルメニアのパシニャン首相は24日、こう述べた上で「責任はアゼルバイジャンとロシア(平和維持部隊)にある」と非難した。

 ◇活発化する外交
 パシニャン氏とアゼルバイジャンのアリエフ大統領は10月5日、スペイン南部グラナダでの「欧州政治共同体」会合に合わせて会談する見通し。3年前の停戦がほごにされたことから、紛争を凍結するだけでなく、恒久的な和平へつなげられるかが課題となる。

 双方は後ろ盾を強化しようと、外交を活発化。同盟国ロシアから米国に接近するパシニャン氏は25日、首都エレバンを訪れた米国際開発局(USAID)のパワー局長と会い、避難民支援の約束を取り付けた。アリエフ氏も25日、アゼルバイジャンの飛び地ナヒチェワン自治共和国で「兄弟国」トルコのエルドアン大統領と会談した。

 ただ、アルメニアは20年に続く2度目かつ決定的な敗北を短期間で喫した。「歴史的領土」を巡って徹底的に抗戦しなかったため、パシニャン氏は国内で「裏切り者」と批判されている。抗議デモを続ける野党勢力はアリエフ氏との会談に期待できないとして、首相を辞任するようパシニャン氏に迫っている。

2222OS5:2023/09/28(木) 17:07:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/be4af5b0b2721481cee77daa8797faaf7b79a077アルメニア系勢力、解体宣言 「元首相」拘束、アゼルバイジャンが圧力 住民半数の6万人超避難
9/28(木) 16:03配信


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時事通信
 アゼルバイジャン国境警備隊は27日、係争地ナゴルノカラバフのアルメニア系勢力の「首相」だったルベン・バルダニャン氏(55)を拘束した。

 アゼルバイジャンは19〜20日の軍事作戦の結果、アルメニア系勢力に武装解除などを迫る停戦合意に応じさせており、今後の交渉でさらに優位に立つべく、圧力を強化。アルメニア系勢力「アルツァフ共和国」は28日、来年1月1日までに解体すると宣言した。

 アルメニア政府によると、ナゴルノカラバフから「民族浄化」を恐れて本土に避難するアルメニア系住民は28日、6万5000人を超え、人口の約半数に達している。

2223OS5:2023/09/28(木) 19:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef594dbf40aa8e9f63f851a38b7ebcb98c099c34
ウクライナ反攻、南部で前進 新たな集落に到達 ロシアは損耗拡大か
9/28(木) 13:38配信

産経新聞
ウクライナ国旗

ロシア軍に対するウクライナ軍の反攻で、露軍事メディア「ウォーゴンゾ」は28日までに、ウクライナ軍が反攻の主軸である南部ザポロジエ州で集落ノボプロコポフカ付近に到達したと交流サイト(SNS)で報告した。ノボプロコポフカは、ウクライナ軍が8月下旬に奪還した集落ロボティネから当面の奪還目標である小都市トクマクへの進出ルート上に位置。ウクライナ軍が南部で徐々に前進していることが示された。

【写真】ウクライナ東部ドネツク州のバフムトに向けて弾を発射する高機動ロケット砲システム「ハイマース」

米シンクタンク「戦争研究所」も26日付の戦況分析で、ノボプロコポフカ付近での戦闘に言及。露軍は練度の低い部隊を戦闘に投入し始めたとし、この地域で露軍の主力を担ってきた精鋭の空挺(くうてい)部隊の損耗拡大を示唆していると指摘した。

一方、東部ドネツク州の戦況に関し、ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、詳細への言及は避けつつ「ウクライナ軍が前進している。他の狙いも実現しつつある」とSNSで表明した。

ウクライナ軍は南部での反攻で、露軍支配下にあるアゾフ海沿岸の「陸の回廊」を分断し、露軍の補給路を断つことで南部一帯の解放を目指している。ウクライナ軍はアゾフ海沿岸の主要都市メリトポリやベルジャンスクの奪還に向け、両都市への進出ルート上に位置するトクマクを奪還したい考えだ。東部では、ドネツク州バフムト周辺で、この州の全域制圧を狙う露軍との戦闘を続けている。

2224OS5:2023/09/28(木) 19:12:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0ad0b0a78cbe8081f7210c680fd10c53832fa9a
カラバフのアルメニア系「解散」宣言 紛争決着の可能性
9/28(木) 17:00配信


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産経新聞
アゼルバイジャンからの独立を主張するアルメニア系住民の行政府「ナゴルノカラバフ共和国」は28日、共和国を解散して来年1月1日までに存在を停止するとの「大統領令」を発表した。ソ連時代末期から続くアゼルバイジャンとアルメニアのナゴルノカラバフ紛争が、アルメニア側敗北の形で最終決着する可能性が出てきた。

ナゴルノカラバフはアゼルバイジャンの自治州だが、アルメニア系が主要部分を実効支配してきた。アゼルバイジャンが今月19日、自治州に駐留するアルメニア軍を排除するためとして軍事行動を開始。アルメニアはロシアと同盟関係にあるが軍事支援を得られず、アルメニア側が20日に事実上降伏していた。

2225OS5:2023/09/28(木) 21:05:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/df49c95eb62716faf70d72442ff4988c05319eb5
ロシア、アルメニア敗北容認 ウクライナ侵略で余力なし カラバフ紛争
9/28(木) 20:13配信



産経新聞
アゼルバイジャンとアルメニアのナゴルノカラバフ紛争が、アルメニア側の敗北で最終決着する可能性が出てきた。ナゴルノカラバフ自治州の主要部分を実効支配してきたアルメニア系住民の行政府「ナゴルノカラバフ共和国」が28日、来年1月1日までに解散すると宣言した。アルメニアは同盟関係にあるロシアを後ろ盾としてきたが、ウクライナ侵略で余力のないロシアは介入せず、敗北を容認した。

ナゴルノカラバフは旧ソ連アゼルバイジャン西部の自治州。ソ連時代末期、現地で多数派のアルメニア系住民がアルメニアへの帰属変更を求めてアゼルバイジャンと対立し、紛争に発展した。1994年、ロシアの軍事支援を受けたアルメニア側が自治州の実効支配を確立した状態で停戦。その後の和平交渉は膠着し、戦闘が散発してきた。

アゼルバイジャンは民族的にトルコと近い。近年は石油収入とトルコの軍事支援によって国力を増し、カラバフ奪還を狙ってきた。アゼルバイジャンは今月19〜20日、ロシアが介入に動けないことを見越してカラバフへの軍事作戦を行い、これが28日のアルメニア側の降伏宣言につながった。

アルメニアは露軍事基地を擁し、露主導の集団安全保障条約機構(CSTO)加盟国でもある。しかし、ロシアは2020年秋にカラバフで大規模衝突が起きた際も介入せず、アルメニアはカラバフで実効支配地域の多くを失った。ロシアはこの衝突を受けてカラバフに平和維持部隊を派遣したものの、今月のアゼルバイジャンの軍事行動を阻止できなかった。

20年の衝突後、ロシアへの不満を強めたアルメニアのパシニャン政権はしばしば対露関係の見直しに言及し、今月には米国との合同軍事演習も行っていた。

2226OS5:2023/09/29(金) 11:18:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d801456c45201e9495fcef816cdd39106a85830
アルメニア、国際刑事裁判所加盟に前進 対露関係さらに悪化も
9/29(金) 9:49配信

産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアの議会法務委員会は28日、同国が国際刑事裁判所(ICC)に加盟することを定める法案を可決し、本会議に送付した。タス通信が伝えた。アルメニアがICC加盟に向けて前進した形。アルメニアの同盟国ロシアは同日、プーチン大統領に逮捕状を出したICCへの加盟は容認できないとしてアルメニアに警告した。

アルメニアのICC加盟が実現した場合、係争地「ナゴルノカラバフ自治州」を巡るアルメニアとアゼルバイジャンの紛争を背景に緊張したロシアとアルメニアの関係がいっそう悪化する可能性が高い。

ナゴルノカラバフ情勢を巡り、アルメニアは28日、自治州から避難したアルメニア系住民が7万8千人に達したと発表した。アルメニア系勢力が主要部を実効支配してきた自治州では今月、軍事行動を実施したアゼルバイジャンが勝利を確定的とし、迫害を恐れた住民の脱出が続いている。

アルメニアは従来、アゼルバイジャンの戦争犯罪を追及するためとしてICC加盟を検討。パシニャン政権は昨年末、ICC加盟の合憲性に関する審査を憲法裁に求めた。アルメニア憲法裁が今年3月に加盟は合憲だと判断したことを受け、議会が批准の可否を審議してきた。ICC加盟は法務委員会に続き、本会議でも近く承認される公算が大きい。

一方、露外務省は「両国関係に最大の悪影響を与える」と加盟を見送るようアルメニアに警告した。

アルメニアは自治州を巡って2020年秋に起きたアゼルバイジャンとの大規模衝突の際、軍事介入を避けてアルメニア側の敗北を容認したロシアへの不満を強めた。パシニャン首相は最近、対露同盟関係の見直しに繰り返し言及。今月上旬には露主導の軍事演習への参加を見送り、米国との合同演習を実施した。

パシニャン氏は直近のアゼルバイジャンの軍事行動に際しても、停戦維持部隊を派遣しながら止められなかったロシアを批判した。

一方、ロシアはパシニャン氏の一連の言動に強い不快感を示している。ラブロフ露外相は27日、タス通信に「アルメニアには米国に依存しようとする政治家が多いが、米国がそうした国をどう扱ったか直近の歴史をよく考えるべきだ」と指摘。ロシアが侵略を続けるウクライナを暗に引き合いに出し、アルメニアを威圧した形だ。

2227OS5:2023/09/30(土) 20:50:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8432ffeaed0e6f20780ae88ae3cc387140af13
アルメニア系避難民10万人 係争地ナゴルノカラバフから本土へ
9/30(土) 17:44配信



 アルメニア政府によると、アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフから本土へのアルメニア系避難民が30日、10万人に達した。

 現地の住民は約12万人とされ、アルメニアのパシニャン首相は先に「近くアルメニア系はいなくなる」という見通しを示している。

 一方、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は自国の元ナゴルノカラバフ住民について、29日時点で「既に2300人が帰郷し、年末までに5500人に達する」と説明した。長年の民族対立に拍車が掛かりかねない状況だ。

2228OS5:2023/10/01(日) 02:22:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/40bb91ee47ab26f8f90af00109ce66600a1124d8
ロシア兵に殺されないため「どの家も酒を置いている」…ウクライナ4州併合1年、略奪日常化
9/30(土) 23:38配信
読売新聞オンライン
 ロシアのプーチン政権がウクライナ東・南部4州を一方的に併合して、30日で1年となった。占領地域では露兵士による略奪が日常化し、住民たちは恐怖におびえながら暮らしている。

(写真:読売新聞)

 「どの家も、ロシア兵を落ち着かせるために飲ませる酒だけは少し置いている。自分が殺されないためだ」

 ドネツク州の農家ボフダン・アンドリエンコさん(60)は、そう証言した。「電話は危険すぎる」とSNSで取材に応じた。繰り返される露兵士による略奪で、家には金目のものはない。何もなければ殴られるため、酒を出すという。

ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部ドネツク州のマリウポリで、兵士が見守る中、投票用紙を受け取る有権者(9月10日)=AP

 ザポリージャ州の元住民はウクライナ住民にロシアの身分証取得を強制する「ロシア化」を証言した。

 ロシアは昨年9月30日、東部ドネツク、ルハンスク、南部ヘルソン、ザポリージャの4州の一方的な併合を宣言した。ウクライナは大規模な反転攻勢を始め、4州では今も戦闘が続いている。プーチン大統領は30日、ビデオ声明で「数百万人の住民が自らの判断で祖国とともにあることを選んだ」と述べ、併合を正当化した。

 プーチン氏は29日、年2回の徴兵のうち、秋季徴兵に関する法令に署名。タス通信によると、4州の住民も初めて対象となり、支配を強めるとみられる。(ワルシャワ 倉茂由美子)

2229OS5:2023/10/04(水) 08:17:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/54e18229c0b5e8c44ce9498e6442c1d20d9ff9b6
アルメニア系「元大統領」3人拘束 ナゴルノでアゼルバイジャン当局
10/4(水) 7:27配信
時事通信
 アゼルバイジャンのメディアは3日、同国当局がアルメニアとの係争地ナゴルノカラバフのアルメニア系勢力「アルツァフ共和国」の「大統領」経験者3人を拘束したと伝えた。

 3人はグカシャン氏(任期1997〜2007年)、サハキャン氏(同07〜20年)、ハルチュニャン氏(同20〜23年)。

2230OS5:2023/10/05(木) 00:10:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a707ec71dbde51df29c925b831a2e8e31af2a711
ロシア同盟国アルメニア、ICC加盟へ プーチン氏入国なら逮捕義務
10/4(水) 19:57配信

朝日新聞デジタル
モスクワのクレムリンで2023年5月、アルメニアのパシニャン首相(右)と会談するプーチン大統領。スプートニク提供=ロイター

 ロシアの同盟国であるアルメニアの議会は3日、国際刑事裁判所(ICC)加盟に向けて国際条約を批准した。加盟すれば、ICCが逮捕状を出したロシアのプーチン大統領が入国した際には逮捕する義務が生じる。ロシアは「敵対的な決定だ」と強く反発しており、両国の亀裂が一段と深まる可能性がある。

【写真】プーチン大統領逮捕は「宣戦布告」 義務負う南ア、ICCと板挟み

 批准したのは、ICCの手続きなどを定めたローマ規程。ロシアのインタファクス通信によると、与党議員60人が賛成し、野党の22人が反対した。

 ICCは今年3月、ウクライナ侵攻後、ロシアが占領地の子どもを連れ去った戦争犯罪の責任があるとして、プーチン氏に対する逮捕状を出した。

 アルメニアは、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)や経済同盟「ユーラシア経済連合」の加盟国で、プーチン氏逮捕の義務を負うことになれば異例の事態だ。

朝日新聞社

2231OS5:2023/10/11(水) 07:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c4ca5b35fee2e4dacc4ed372f3d6d697de210c9
ロシア、人権理復帰に失敗 理事国選挙で落選 国連総会
10/11(水) 0:58配信
時事通信
ロシアのネベンジャ国連大使=4月3日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は10日、人権理事会の理事国選挙を行った。

 ウクライナ侵攻後、理事国から追放されたロシアが復帰を目指して立候補したが、東欧枠の2議席を争ったアルバニア、ブルガリア両国に敗れた。

 国連総会は昨年4月、ロシアのウクライナ侵攻が「重大で組織的な人権侵害」だとして、ロシアの理事国資格を停止する決議を日米など93カ国の賛成で採択。その後、チェコが残り任期を引き継いでいた。新たな任期は来年1月から3年間。

 人権理事会は47理事国で構成され、今回は15議席が改選となった。選挙は秘密投票で実施され、当選には絶対過半数(97カ国)が必要だったが、ロシアの得票は83にとどまった。

2232OS5:2023/10/11(水) 11:27:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/f305ed07db56145c0a011481ede644cc904fe0dc
ロシア、国連人権理の理事国選挙で落選 83票獲得で影響力示す
10/11(水) 11:06配信
毎日新聞
国連人権理事会の理事国選挙が行われた国連総会=米ニューヨークの国連本部で2023年10月10日(国連提供)

 国連総会(193カ国)は10日、ジュネーブに拠点を置く人権理事会の理事国47カ国のうち15カ国を改選する選挙を実施した。ウクライナ侵攻を理由に理事国から事実上追放されたロシアが復帰を目指して立候補したが落選した。日本はアジア太平洋枠から選出された。新たな理事国の任期は来年1月から3年。



 理事国は地域ごとに定数が決まっており、当選には全加盟国の過半数(97票以上)が必要になる。国連総会は昨年4月、ロシアの理事国資格を停止する決議を日米英仏など93カ国の賛成多数で採択していた。

 ロシアは東欧枠でアルバニア、ブルガリアと二つの改選議席を争い、無記名で行われた投票で83票を得た。ウクライナにおける「戦争犯罪」が非難される中、理事国への復帰は逃したものの一定の影響力を改めて示した形だ。ロシアは新興・途上国を中心とするグローバルサウスなどに支持を呼びかけていた。国連外交筋によると、穀物の提供を持ちかけた例もあった模様だ。

 一方、アジア太平洋枠の改選4議席は、事前に絞り込まれた日本、中国、インドネシア、クウェートが選出された。新疆ウイグル自治区での人権弾圧が指摘される中国は154票を得たが、4カ国で最も少なかった。国連は昨年、ウイグル族ら少数民族に対する「深刻な人権侵害」を指摘する報告書を公表している。

 中露の理事国入りに反対していた国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の国連担当、ルイ・シャルボノ氏は「アジア枠で競争があったなら、中国は落選した可能性を示唆しており、そうなるべきだった。国連の選挙における競争の重要性が浮き彫りになった」と分析した。【ニューヨーク八田浩輔】

2233OS5:2023/10/16(月) 09:53:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8057cb6e64affff78efaf8d50c2840ffd5729b7b
アゼルバイジャン、カラバフ紛争の終結を宣言 中心都市に国旗掲揚
10/16(月) 8:27配信
産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は15日、隣国アルメニアとの係争地「ナゴルノカラバフ自治州」を訪れ、中心都市、ハンケンディ(アルメニア名・ステパナケルト)にアゼルバイジャン国旗を掲げた。同国メディアが伝えた。アリエフ氏は「今日は歴史的な日だ。カラバフはわれわれのものだ」と演説。30年間以上続いてきたカラバフ紛争の終結を事実上宣言した。

アゼルバイジャンは9月、自治州の奪還を目指して軍事行動を開始。自治州の主要部を実効支配してきたアルメニア系勢力「ナゴルノカラバフ共和国」は降伏し、年内に「共和国」を解体すると表明した。アゼルバイジャンによる統治の回復が確定的となり、自治州のアルメニア系住民12万人のうち大半が迫害を恐れアルメニアに避難した。

国際的にアゼルバイジャン領であるカラバフ自治州では1980年代後半、多数派のアルメニア系住民がアルメニアへの帰属変更を要求。両国の大規模紛争に発展した。ロシアの支援を受けたアルメニア側が自治州の実効支配を確立する形で94年に停戦が成立したが、その後も大小の衝突が散発的に起きてきた。

2234OS5:2023/10/17(火) 15:24:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/735891e1a6efcfd77f9ad6dc30b2442123f68d69
アゼルバイジャン自信深める 「アルメニア南部侵攻説」浮上 ナゴルノ奪還、大統領が国旗
10/17(火) 7:11配信


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時事通信
アゼルバイジャンの飛び地ナヒチェワン自治共和国を訪問したアリエフ大統領(左)とトルコのエルドアン大統領=9月25日、ナヒチェワン(トルコ大統領府提供)(AFP時事)

 アゼルバイジャン国営通信によると、アリエフ大統領は15日、アルメニア系勢力から9月に「奪還」した係争地ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトを初めて訪れ、国旗を掲げた。

【ひと目でわかる】ナヒチェワン自治共和国

 米政治専門紙ポリティコは最近、自信を深めたアゼルバイジャンがアルメニア南部に侵攻する可能性があると報道。和平交渉は滞り、対立がさらに先鋭化するという観測が浮上している。

 ◇20年来の公約
 「われわれは30年以上、この日を待っていた」。アリエフ氏は、約12万人のアルメニア系住民の大半が去ったナゴルノカラバフに足を踏み入れ、自国民向けの演説で強調した。

 紛争はソ連時代の1988年に勃発。アルメニア系勢力が91年、アゼルバイジャンから分離独立を主張し、94年の停戦後も対立が続いた。2003年に父親から大統領の座を継承したアリエフ氏は、15日の演説で「就任当時、領土一体性を守ると公約した。過去20年間の課題を解決できたことをうれしく思う」と胸を張った。

 ただ、アリエフ氏の「野心」はナゴルノカラバフにとどまらないとの見方が強い。アルメニア南部の先にあるアゼルバイジャンの飛び地ナヒチェワン自治共和国と本土をつなぐ回廊の確保が、未解決の課題として残っているためだ。

 ◇数週間で侵攻も
 ポリティコによると、ブリンケン米国務長官は3日、複数の民主党議員とナゴルノカラバフ情勢に関して電話協議。「アゼルバイジャンが今後数週間以内に、アルメニア南部へ侵攻する恐れがある」と警告したという。懸念が現実となるかは不明だが、仮に軍事占領すれば、アゼルバイジャンは本土とナヒチェワンを地続きにできる。

 飛び地までの「新たな回廊」建設は、アゼルバイジャンの勝利を受けた20年の停戦合意に盛り込まれた。ナゴルノカラバフについては以前から、アゼルバイジャンが主権を有すると国際社会で認められていたが、アルメニア南部への進軍は「侵略」にほかならない。

 アゼルバイジャンを支持する「兄弟国」トルコのエルドアン大統領が9月25日、ナヒチェワンを訪問しアリエフ氏と会ったことにも、アルメニアは警戒を強めている。アリエフ氏は今月12日、係争地に平和維持部隊を送るロシアのプーチン大統領と対面で会談したが、飛び地の問題が取り上げられたかは明らかでない。

2235OS5:2023/10/19(木) 14:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/829f249007d763ea6fb5b6e7edb4cbf21c07a4da
退潮隠せぬ一帯一路 プーチン氏と同席嫌う各国 円卓会議見送り・中国
10/19(木) 7:09配信

時事通信
18日、北京で巨大経済圏構想「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに臨む中国の習近平国家主席(前列中央)ら(EPA時事)

 【北京時事】18日まで開かれた中国主導による巨大経済圏構想「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは、構想が退潮傾向にあることを強く印象付けた。

【写真】巨大経済圏構想「一帯一路」を宣伝するモニター画面

 中国政府は、多くの国が一帯一路に参加していることを誇ってきた。しかし、今回は首脳級の参加者が減った可能性があり、首脳らが一堂に会する円卓会議も催されなかった。構想発表から10年の節目で開かれたにもかかわらず、習近平国家主席が目指した「大国外交」の演出は不発に終わった感が否めない。

 「ウィンウィンの精神こそ一帯一路の源泉だ」。18日の基調演説で習氏はこう語り、参加国との連帯を強調した。中国は自身が強い発言力を持つ一帯一路や新興5カ国(BRICS)、上海協力機構(SCO)といった枠組みを重視する。

 とりわけ、米国との対立をにらみ、一帯一路フォーラムではロシアのプーチン大統領の出席を重視してきた。2017年に初めて開催された時から、習氏はプーチン氏を「最重要ゲスト」として厚遇。開幕式では習氏に続いてプーチン氏が演説を行い、両氏が各国首脳を率いるような形で円卓会議の議場に入ることがお決まりの行事のようになっていた。

 だが、今回は雰囲気が大きく変化した。ウクライナ侵攻を続けるプーチン氏と同席することに二の足を踏む首脳がいたとみられ、円卓会議の開催は見送られた。

 出席者の顔触れにも変化があった。先進7カ国(G7)唯一の参加国で、離脱を検討しているイタリアは代表団の派遣すら報じられていない。欧州の首脳級で参加したのは、ロシアに融和的なハンガリーのオルバン首相ら少数だ。

 首脳級のフォーラム参加者は17年は29カ国、2回目の19年は約40カ国だった。しかし、中国政府は18日時点で参加国の内訳を公表していない。

 中国経済の失速により、一帯一路に参加する最大のメリットだった巨額の投融資の見通しは不透明になっている。米中対立の激化と中ロの接近も、関係国が一帯一路への関与を見直す要因になっているとみられる。

2236OS5:2023/10/19(木) 14:27:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800991&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
「一帯一路」に期待と不安 中国の存在感拡大―東南アジア
2023年10月19日07時07分

 【北京時事】中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」が始動して10年。中国の経済成長を背景に、構想参加国との貿易額は1.7倍に拡大、通商面での相互依存が深まった。一方、多くの投資を受け入れてきた東南アジアでは、高まる中国の存在感に期待と不安が渦巻いている。

 中国政府のデータによると、加盟10カ国がすべて一帯一路に加わる東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易額は2014年から22年にかけて2倍超に増えた。
 中国国境に接するラオス北部のボーテンでは、中国資本による大規模な開発が進む。スーパーには中国製品が並び、価格表示は人民元。男性店員は流ちょうな中国語で「発展は中国のおかげだ」と話した。今年4月には両国を結ぶ高速鉄道が全面開業しており、「ビジネスはさらに上向く」と先行きを楽観する。
 ただ、高速鉄道の整備では、中国側が大半を拠出した。一帯一路を巡っては、17年にスリランカが対中債務の返済に行き詰まり、港湾の運営権を中国企業に譲り渡している。ラオスの首都ビエンチャンの女性会社員は「スリランカのようにならない保証はどこにあるのか」と語気を強めた。
 中国の影響力拡大は同国への反発も生んでいる。スリランカでは昨年、経済危機のあおりもあり、「親中派」政権が崩壊。現政権は対中関係の見直しを進めている。
 専門家は、1980年代に自動車などの輸出を急拡大させた日本に対し、欧米で警戒感が高まったケースに言及。日本企業は現地化などを進めて対応してきたと指摘し、「中国も参考にできるかもしれない」と話した。

2237OS5:2023/10/19(木) 17:10:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_BRH6QKABFFIATAAUWZSKMPJBSU.html
露、深まる中国依存 関係誇示も…債務拡大し「属国化」懸念
2023/10/18 22:11産経新聞

ロシアのプーチン大統領は18日の中露首脳会談で、両国の経済協力の発展に意欲を示した。ただし近年、ロシアの対中債務は拡大。ウクライナ侵略に伴う対露制裁はロシアの対中傾斜をさらに加速させた。露国内外では、中国に対するロシアの〝属国化〟が進んでいるとの観測が出ている。

「対等」演出に腐心

2014年、ウクライナ南部クリミア半島の併合を一方的に宣言し、欧米諸国の制裁下に置かれたロシアは、中国との経済協力に活路を模索。プーチン氏は17年、中国を訪問し、巨大経済圏構想「一帯一路」の実現に向けてロシアが貢献する意欲を表明した。

一帯一路などに基づく近年の中露協力には、北極圏での液化天然ガス(LNG)開発事業への中国の参画▽中露間で初の天然ガスパイプラインの稼働▽露極東アムール州と中国黒竜江省を結ぶ全長約1キロの橋の開通-などがある。

ロシアは長年、中露は対等だと演出することに腐心してきた。ロシアが下位に立てば、水面下で中国との勢力争いが続く中央アジア地域などでの自身の影響力低下に直結するためだ。

ロシアへの融資は不良債権化

だが、中国に対するロシアの立場は徐々に弱まっている。米研究機関は21年、ロシアが17年時点で1250億ドル(約18兆7千億円)の対中債務を抱えているとする分析を発表。米誌タイムは今年9月、中国はロシアに一帯一路向け資金の3分の1を融資してきたが、対露制裁でほぼ全額が不良債権化していると伝えた。

さらに、エネルギー輸出を主な国家歳入源とするロシアはウクライナ侵略後、対中輸出を増加させて欧州での減少分を補おうとしてきた。ただ、中国はロシアの足元を見て安値で買いたたいている。ロイター通信の9月の報道によると、パイプラインによるロシアの中国向け天然ガス価格は、欧州やトルコ向けに比べて5分の3程度だという。

対中依存度は北朝鮮に次ぐ2位

これらを背景にフランスのマクロン大統領は5月、「ロシアは侵略で孤立し、中国の属国になった」と指摘した。ロシアの著名国立大の高等経済学院も6月、「ロシアは中国に従属しつつあるのか」とする論考を発表。ロシアが対中依存度で北朝鮮に次ぐ世界2位になったデータがあると報告するなど、露国内にも過度な対中傾斜への危惧が強まっていることを示唆した。

2238OS5:2023/10/23(月) 10:29:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/34388af3602df043bb315270ee74b79c52447e5a
東部アブデエフカで激戦 ロシア軍攻勢も損害多数か
10/23(月) 8:44配信


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産経新聞
ウクライナ国旗

ロシアの侵略を受けるウクライナの国防省情報総局高官のユソフ氏は、露軍が東部ドネツク州都ドネツク近郊の都市アブデエフカの制圧を狙って攻撃を激化させていると発表した。ウクライナメディアが22日伝えた。

【写真】ウクライナ軍の攻撃で破壊されたとするロシア軍陣地

露軍は今月、アブデエフカへの攻勢を強化。ただ、ウクライナ軍に阻まれ、多くの損失を出しながら限定的な成果しか得られていないとの観測が強い。

ドネツク州全域の制圧を狙う露軍は同州バフムト制圧後、同市周辺でウクライナ軍に足止めされていることから、別の進軍ルートとしてアブデエフカの突破を狙っているとみられる。

アブデエフカを巡る戦闘について、米シンクタンク「戦争研究所」は21日、露軍が同市北西の地域でわずかに前進したもようだと指摘。ただ、「ここ数日間、ウクライナ軍は露軍の攻勢を撃退し、人員と装備に相当規模の損害を与えた可能性が高い」と分析した。

英国防省も23日、アブデエフカを巡る戦闘で露軍の損害がそれまでより90%増加していると指摘。侵略開始後の露軍の戦死者と戦線に復帰できない負傷者は計15万〜19万人だとする推計も公表した。

一方、南部戦線に関し、英BBC放送は21日、ウクライナ軍の現場部隊の話として、露軍占領下にある南部ヘルソン州ドニエプル川東岸地域にウクライナ軍が上陸し、「初めて強固な足場を確保した」と伝えた。一部の露軍事ブロガーもウクライナ軍の同川東岸への上陸を報告した。双方によると、ウクライナ軍部隊は東岸地域の集落クルインキに接近している。

これについて、ウクライナ軍南部方面部隊のグメニュク報道官は22日、地元テレビで同国軍の同川東岸への上陸を暗に認める一方、成果に言及するのは「時期尚早だ」と述べた。

2239OS5:2023/10/30(月) 21:55:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/787e92380a6e0c6748dccd138abdf9c3f53d4becロシア軍兵士、ウクライナ東部で相次ぎ投降…「犠牲いとわない攻撃」で士気低下か
10/30(月) 18:37配信


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読売新聞オンライン
 ウクライナメディアによると、ウクライナ軍報道官は29日、ロシア軍が攻勢を続けるウクライナ東部アウディーイウカで、露軍兵士の投降が相次いでいると明らかにした。報道官は「露軍の司令官は、威圧や暴力で兵士を無理やり戦わせている」と指摘した。

【動画】ウクライナの自爆型ドローン、ロシアの戦車に突入…追尾して2両撃破、隠された別の2両にも打撃

 アウディーイウカでは、露軍が犠牲をいとわない攻撃を展開し、今月10日以降だけで推計で5000人を超す死傷者が出ている。露軍では戦闘を拒否する兵士が続出し、報道官は「前日だけで約10人のロシア兵が投降した」と述べた。戦況を知らされないまま戦場に送り込まれている露軍兵士が多数いるという。

赤の広場でロシア国旗を振る若者=ロイター

 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官も26日の記者会見で、露軍がアウディーイウカなどで「命令に従わない兵士を処刑しているという情報がある」と述べた。兵士たちは適切な装備や物資を与えられず、士気が低下しているという。

 在米露大使館はSNSへの投稿で、カービー氏の発言について「とんでもないウソだ」と反発した。

2240OS5:2023/10/31(火) 23:04:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/610634025525ba65027439a2703595cad93de031
モンテネグロ新首相に知日派 スパジッチ氏、EU加盟目指す
10/31(火) 21:03配信


時事通信
31日、ポドゴリツァで議会に出席するモンテネグロのミロイコ・スパジッチ新首相(AFP時事)

 【ベルリン時事】旧ユーゴスラビア構成国のモンテネグロで31日、欧州連合(EU)加盟を掲げるミロイコ・スパジッチ元財務・社会福祉相(36)が新首相に就任した。

 スパジッチ氏は大阪大と埼玉大に留学し、経済学を学んだ知日派。

 6月のモンテネグロ議会選挙でスパジッチ氏率いる親欧州政党「ヨーロッパ・ナウ」が第1党となったが、過半数に届かず連立協議を進めていた。連立にはロシア寄り政党が加わり、新政権は外交政策の調整に苦慮しそうだ。

 モンテネグロは2006年にセルビアからの独立を宣言。12年にEU加盟交渉を開始し、17年には北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。

2241OS5:2023/11/05(日) 20:21:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e022c5798700d0ae432b998420e23bc12c0a096c
ロシアの受刑者、「特別軍人」として兵役登録容易に…前線派遣が加速する可能性
11/4(土) 19:42配信

読売新聞オンライン
10月30日、モスクワで治安当局のトップらと会談するロシアのプーチン大統領(中央)(AP)

 ロシア政府は3日、兵役登録の規定について、これまで原則、露国内で服役中の受刑者を対象外としていた項目を削除した。今後、受刑者は入隊事務所への出頭や健康診断などを受けずに「特別軍人」として兵役に登録できるという。

 受刑者は、6月に反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」が戦闘員として採用していた。露国防省もウクライナへの戦闘に参加させていると指摘されていたが、今回の規定変更で、前線への派遣が加速しそうだ。

 米紙ワシントン・ポストは先月、昨年2月のウクライナ侵攻開始時点で約42万人いた露国内の受刑者が、約26万人まで減ったと報じていた。

2242OS5:2023/11/05(日) 20:35:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/94f35eb920ba9954f784c5dff5361017c007cec1
ウクライナ政権と軍に不協和音 大統領、求心力低下を警戒
11/5(日) 15:08配信

共同通信

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ウクライナ国内の軍施設を視察するゼレンスキー大統領(右)とザルジニー総司令官=3日(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナの政権と軍の間で、対外発信や幹部人事に関して不協和音が生じている。十分な意思疎通を欠いていることがうかがわれ、失態が続けば政権の求心力低下につながる恐れもある。ゼレンスキー大統領は神経をとがらせているとみられる。

ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身

 ウクライナ軍のザルジニー総司令官は英誌エコノミストへの1日の寄稿で「戦争は新たな段階に入りつつある。第1次世界大戦のような、変化の少ない消耗戦だ」と述べ、ロシアに有利な状況が生まれていると指摘した。

 この発言について、大統領府高官はウクライナメディアに「私が軍にいたら、前線で起きていることや今後の選択肢について報道機関に話したりしない」とけん制。軍最高司令官を兼ねるゼレンスキー氏も4日の記者会見で「膠着状態ではない」と述べ、ザルジニー氏の戦況分析を否定する形となった。

 ゼレンスキー氏が3日発表した特殊作戦軍の司令官人事では、交代となった前司令官が「理由が分からない。報道で(交代を)知った」と暴露した。


https://nordot.app/1093105762759540850?c=899922300288598016
ゼレンスキー政権内不和か 米誌タイム報道、波紋広がる
2023/11/03


 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領が対ロシア戦勝利に固執し、新たな戦略や方向性を打ち出すのが難しくなっているとの匿名の政権高官発言を米誌タイムが報じ、波紋を広げている。侵攻が長期化し、国際社会の支援継続が不透明さを増す中、政権内部の不和を示唆する内容。側近は火消しや発言者捜しに躍起になっている。

 記事は10月30日に公開された「ゼレンスキーの孤独な戦い」。ロシアやウクライナでの取材経験が豊富な記者によるゼレンスキー氏本人や複数の政権関係者へのインタビューを基にしている。

 ゼレンスキー氏は「私ほど勝利を信じている人間は誰もいない」と訴えたが、側近の一人は「大統領の頑固さが、戦略や方向性を示そうとする政権の努力に水を差している」と指摘。全土奪還にこだわるゼレンスキー氏に早期の停戦交渉入りを持ちかけることはタブー視されているという。

 また、ある高官は、侵攻当初に作戦会議で冗談を飛ばし周囲を和ませていたゼレンスキー氏が、最近は報告を聞き命令を出すと、すぐ退室するようになったと明かした。

© 一般社団法人共同通信社

2243OS5:2023/11/06(月) 21:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ba83516cf56fe06940afd074346f37baa5b4ed8
ウクライナ、戦時下の選挙に賛否 難題が山積、実現困難か
11/6(月) 19:22配信


共同通信
ウクライナ最高会議選挙で投票する男性=2019年7月、キーウ(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナで、ロシアとの戦争中でも選挙で民意を問う是非についての議論が続いている。平時であれば大統領選が来年3月に予定されていたが、国内法は戒厳令下の選挙を禁じると規定。ウクライナを支援する欧米には選挙を促す意見があり、ゼレンスキー大統領は法改正の可能性に言及した。ただ難題は山積し、実現は困難との見方が大勢だ。

 8月にウクライナを訪れた米国のグラム上院議員(共和党)は「ウクライナが攻撃にさらされていても、自由で公正な選挙を行うことを望む」と述べ、政権の正統性を保つには選挙が必要だと主張した。欧州評議会の幹部も5月、選挙の確実な実施を呼びかけていた。

2244OS5:2023/11/07(火) 15:58:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf341609f796509c0de569d263036408882d8495
欧米への対抗強めるロシア ガザ情勢引き合いにウクライナ侵攻正当化
11/6(月) 16:32配信
毎日新聞
安全保障会議のメンバーらとの会合に臨むロシアのプーチン大統領=モスクワで2023年10月30日、スプートニク通信・AP

 ロシアのプーチン政権は、ウクライナでの「特別軍事作戦」が長期化する中、中東情勢を巡ってもイスラエル支持の欧米への対抗姿勢を強めている。パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘について、ロシアはパレスチナ寄りの立場を鮮明にし、露軍のウクライナでの戦闘を「欧米支配に対する共闘」と位置づけて非欧米諸国にアピールしている。

 「欧米が中東に望んでいるのは絶え間ない混沌(こんとん)だ」。プーチン露大統領は10月30日、政権内の会合でガザ情勢悪化の責任は欧米にあると指弾し、ガザ地区での民間人の犠牲を「決して正当化できない」と非難した。欧米が武器や資金を送って憎悪をあおっていると訴え、「ロシアが特別軍事作戦で戦っているのも、まさにこういう者たちだ」と主張した。

 ロシアはソ連時代から兵器供与などを通じてアラブ諸国との距離を縮め、ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとの関係も深い。また、イスラエルと敵対してハマスを支援するイランとは反米路線で一致し、軍事協力を強化している。

 一方で、ソ連崩壊前後に大勢のユダヤ系住民がイスラエルへ移住した経緯もあり、ロシアは同国とも友好関係を築いてきた。ロシアにとって、イスラエルは親米国家ながら対露経済制裁に参加せず、ウクライナへの軍事支援を控えるという貴重な存在だ。プーチン政権には関係の決定的な悪化を避けたい思惑もにじむ。

 10月下旬に露外務次官がハマス幹部とモスクワで会談した際、イスラエル外務省の抗議を受けた。これに対し、ザハロワ露外務省情報局長は、ロシアとイスラエルには「強固な2国間関係がある」と述べ、「ロシアはパレスチナ紛争で公平な調停者としての立場を維持している」と強調した。

 ただ、ロシア国内ではイスラム教徒が多い地域などで、反イスラエルの世論が高まっている。同29日には、南部ダゲスタン共和国の空港でイスラエルからの到着便を狙った暴動が発生。プーチン氏は、欧米の諜報(ちょうほう)機関がネット交流サービス(SNS)を通じて扇動したと主張して矛先をそらした。だが、かじ取り次第では一部地域の不安定化の可能性があり、危うさも抱えている。【山衛守剛】

2245OS5:2023/11/10(金) 10:59:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd78a8ad8bb87082cbdb8fb3566aebbc458e0ee4
ウクライナ、戒厳令と総動員令を来年2月まで延長…男性出国禁止も維持
11/10(金) 10:25配信
読売新聞オンライン
ゼレンスキー大統領(AP)

 ウクライナ最高会議(議会)などによると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日、昨年2月のロシアによる侵略に伴い発令している戒厳令と総動員令を来年2月14日まで90日間、延長する法令に署名し、延長が正式決定した。延長は今回で9回目となった。18〜60歳の男性の出国を原則禁止する措置も維持される。

 戒厳令下での国政選挙は禁じられており、本来であれば10月に予定されていた議会選や、来年3月の実施が見込まれる大統領選は実施できないことになる。

2246OS5:2023/11/13(月) 09:40:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/55d1cc2ddf25a8930087568eae3d7c024a115318
東部ドネツク州で激戦続く 州都近郊で40回衝突
11/13(月) 8:50配信
産経新聞
ウクライナ国旗

ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍参謀本部は12日、東部や南部の前線で過去1日間に露軍との戦闘が80回起き、いずれも撃退したと発表した。うち計40回の戦闘が東部ドネツク州の州都ドネツク市近郊の小都市アブデーフカとマリインカ周辺で起きたほか、同州バフムト方面でも10回の戦闘が起きたという。露軍がドネツク州で攻勢を強めていることが改めて示された。

ウクライナ軍参謀本部の12日の発表によると、1日間で露軍に1100人の人的損害を与えたほか、戦車7両や装甲車32台を撃破した。一方、露国防省は12日、ドネツク市近郊での1日間の戦闘でウクライナ軍に250人の人的損害を与え、装甲車3台を破壊したと主張した。

露軍はウクライナ軍が6月に開始した反攻作戦で損耗したとみて、秋ごろからドネツク州などで攻勢を強化。狙いは、主目標とするドネツク州全域の制圧に向けた突破口を開く▽自身の実効支配下に置くドネツク市周辺からウクライナ軍を駆逐し、同市の安全を高める▽ウクライナ軍が反攻の主軸とする南部ザポロジエ州方面に兵力を集中させる事態を防ぐ-ことだとみられている。

ウクライナ軍参謀本部によると、露軍はアブデーフカの包囲を目指している。米シンクタンク「戦争研究所」や英国防省によると、露軍はアブデーフカ周辺で一定の前進に成功しているものの、相当の損害も受けている。ウクライナ軍のザルジニー総司令官も10日、「アブデーフカを巡る攻防で露軍は過去1カ月間に約1万人の人的損害を出した」と指摘した。

一方、ザポロジエ州方面では、8月下旬にウクライナ軍が奪還したロボティネ周辺で、前進を図るウクライナ軍と阻止しようとする露軍の戦闘が続いている。

2247OS5:2023/11/15(水) 19:25:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/b806fa185a8690821d9ed3ac0cad50fa09dbc994
アルメニア、露主導同盟の首脳会議欠席へ 「ロシア離れ」進む
11/15(水) 17:36配信



産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアのパシニャン首相は14日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と電話会談し、ベラルーシの首都ミンスクで23日に予定されているロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会議に出席しないことを伝えた。タス通信が報じた。アルメニアのCSTO首脳会議の欠席は初という。最近顕著化しているアルメニアの「ロシア離れ」が改めて鮮明になった。

アルメニアはパシニャン氏の首脳会議欠席について「CSTO諸国の理解を望む」とする声明を出した。欠席理由は明らかにしなかった。ルカシェンコ氏はパシニャン氏に「結論を急がず、(CSTOの)結束を乱す行為は熟慮すべきだ」と再考を促したという。

ペスコフ露大統領報道官は14日、首脳会議は重要行事だとし、アルメニアの欠席は「遺憾だ」とした。

アルメニアは2020年秋に係争地「ナゴルノカラバフ自治州」を巡って起きた隣国アゼルバイジャンとの紛争で、アルメニアに不利な形での停戦を仲介したロシアに不満を強めた。

アルメニアは今年、CSTO合同軍事演習の自国開催を拒否。5月のCSTO国防相会合にも出席しなかった。9月にはベラルーシで行われたCSTO合同演習に参加せず、米国との合同演習を実施。さらに10月にはロシアの反発を無視する形で、プーチン露大統領に逮捕状を出している国際刑事裁判所(ICC)に加盟することを決定した。

2248OS5:2023/11/16(木) 19:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e46c1087e9dddaca2f8dc7c18a250202b0ba9f20
アルメニア首相「他のパートナー探す」 ロシア離れ加速、欧米へ接近
11/16(木) 11:56配信

毎日新聞
議会で演説するアルメニアのパシニャン首相=アルメニアの首都エレバンで2022年9月13日、PAN Photo・ロイター

 旧ソ連アルメニアのパシニャン首相は15日、武器や装備を獲得するために「安全保障上のほかのパートナーを探す必要がある」と述べた。ロシア通信が伝えた。23日にベラルーシで開催されるロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会議を欠席する意向をすでに明らかにしており、「ロシア離れ」を加速させている。


 アルメニア首相府によると、パシニャン氏は14日、ベラルーシのルカシェンコ大統領との電話協議で、CSTOの首脳会議に参加できないと伝えていた。これを受け、ペスコフ露大統領報道官は遺憾の意を表明。ロシア紙RBKによると、パシニャン氏は15日開催の国会で、CSTOが「アルメニアの安全保障上の要請に適切に対応していない」と指摘した。

 アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争で、CSTO加盟国であるにもかかわらずロシアの支援を得られなかったことに以前から不満を募らせていた。今年9月にアゼルバイジャンが大規模な軍事行動を起こした際もロシアは支援に動かず、アルメニア側は事実上、敗北した。

 ロシアとの距離を置く動きが顕著になっており、10月にはウクライナでの「特別軍事作戦」に絡みプーチン露大統領に逮捕状を出している国際刑事裁判所(ICC)の加盟に必要なローマ規定を批准。また、キルギスで開かれた旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)の首脳会議を欠席した。一方で、9月に米国と合同軍事演習を実施し、10月にはフランスと防空ミサイル購入の契約を結ぶなど欧米への接近を強めている。【山衛守剛】

2249OS5:2023/11/22(水) 14:17:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/54d1f5b446d1dd4261ac6784a8c58a78f682041b
東欧 ウクライナ国境を車体で「封鎖」相次ぐ トラック運転手ら不満
11/22(水) 5:19配信
毎日新聞
ポーランドとウクライナの国境付近で駐車されているウクライナのトラック=ポーランドで2023年11月19日、ロイター

 東欧のスロバキアで21日、トラック運転手らがウクライナとの国境検問所につながる道路を車体で封鎖した。ロイター通信が報じた。ロシアの侵攻を受けるウクライナの輸送業者は欧州連合(EU)への入域許可を特例として免除されているが、周辺国の運転手らの間で「仕事を奪われている」との不満が蓄積。ポーランドでも今月上旬以降、ウクライナとの3カ所の国境検問所につながる道路が封鎖され、約3000台が足止めされる事態になっている。欧州連合(EU)やウクライナ、周辺国が対応を協議している。


 報道によると、スロバキア東部の国境付近で21日昼ごろに道路の封鎖が始まった。運送業者の組合は関与しておらず、少数の運転手らによる独自の動きだとみられる。封鎖された道路は、スロバキアとウクライナの間で大型車両が通過できる唯一の検問所につながっており、一部を除いて越境が妨害されている。

 ポーランドやスロバキアの運送業者らは、ウクライナ側に対する特例措置の一部制限などを求めている。東欧諸国では、ウクライナ産穀物の流入による農業への打撃についても不満がくすぶっている。【ワシントン秋山信一】

2250OS5:2023/12/05(火) 11:57:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a05bb47594f717f192132b2d65ac758b3d78a28
ロシア軍少将が死亡か、ウクライナ侵略開始後「将官」7人目…死亡の状況は情報錯綜
12/5(火) 11:12配信

読売新聞オンライン
11月30日、ウクライナのキーウ近郊で対空砲を操作するウクライナ軍=ロイター

 ロイター通信によると、ロシア南西部ボロネジ州知事は4日、ウクライナに侵略しているロシア軍の少将が死亡したことをSNSで明らかにした。英BBCロシア語版などの集計によると、昨年2月の侵略開始後、露軍将官の死亡は7人目という。

 少将はウクライナ侵略に歩兵などの部隊を派遣している露海軍北方艦隊に所属する。少将が死亡した状況を巡っては情報が錯綜(さくそう)している。

 ウクライナの英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」などは、東部ハルキウ州イジューム周辺で地雷を踏んで死亡したと伝えている。少将が副司令官を務めていた部隊が配置された南部ヘルソン州ドニプロ川東岸で死亡したとの見方もある。

 露軍は侵略初期に将官を相次いで失った。兵士の士気低下などで、自ら前線での戦闘に参加し死亡した事例もあった。今年6月には南部ザポリージャ州で、ウクライナ軍の大規模な反転攻勢に対する防衛戦を指揮していた少将が戦死した。

2251OS5:2023/12/06(水) 21:44:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/084460d5de6861a2898f62322222468eb9208291
北方領土から初のロシア本土便 択捉島から極東ウラジオストクに
12/6(水) 19:45配信



共同通信
択捉島・紗那の空港でウラジオストク行き便のチェックインをする乗客ら=6日(島民提供、共同)

 【モスクワ共同】ロシアが実効支配する北方領土・択捉島の紗那(ロシア名クリーリスク)から初めてとなるロシア本土への定期旅客便が6日、極東ウラジオストクに到着。北方領土便はこれまでサハリン島と結んできた。

 クリーリスク当局幹部は第1便出発前、島民の本土アクセス改善に加え、本土からの「新たな観光客に扉を開く」と期待を示した。乗客の主婦マリアさん(30)は「親戚を訪問し、クリスマス用の買い物をする」と話した。復路便は7日の予定。

 ロシアのオーロラ航空が運航し、機材は70席のボンバルディアDHC8―Q400。週1往復で、運賃はロシア政府の補助金を受けて片道2千ルーブル(約3千円)から。

2252OS5:2023/12/11(月) 10:34:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3f8857e3edebcdd83b36d99c54e190f665f7b7
ウクライナ侵略、完遂の意思示す プーチン氏、大統領選出馬表明で
12/11(月) 7:23配信

産経新聞
ロシアのプーチン大統領が8日、来年3月の次期大統領選への出馬を表明したことは、戦闘の泥沼化にもかかわらずウクライナ侵略を目標達成まで続けるとする意思の表れだとみられる。選挙で圧勝を演出し、侵略やウクライナ東・南部4州の一方的な併合を「民意」として正当化する思惑もあるもようだ。

プーチン氏は8日、国内式典で出席者から大統領選への出馬を求められた。プーチン氏は過去に不出馬を検討したこともあるとした上で「だが今日、別の選択は許されない。大統領選に出馬するつもりだ」と述べた。「今日」とはウクライナ侵略が続いている現状を指すのは明白だ。当選すれば通算5期目となる。

プーチン氏は対ウクライナ戦の開始を宣言した昨年2月の演説で、ウクライナの親欧米派勢力の排除を意味する「非ナチス化」や北大西洋条約機構(NATO)加盟阻止を指す「非軍事化」を目標に掲げた。その後も「作戦は目標達成まで続ける」と繰り返してきたが、現時点で目標達成のめどは立っていない。

プーチン氏は面目にかけてもウクライナにロシアの要求を認めさせる必要に迫られており、大統領を続け、引き続き軍の指揮をとる意思を示したとみられる。ウクライナ軍の反攻が停滞し、占領地域を奪還されて自身の威信に傷がつく恐れが減退したことも、出馬表明を後押しした可能性がある。

ロシアは次期大統領選の投票を昨年9月に一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州でも行うとしてきた。プーチン氏の勝利を併合の「正当性」をアピールする材料にも使う見通しだ。

2253OS5:2023/12/12(火) 08:52:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ccf4937deb9ad7acc5127ef320295108d4ff7d4
ポーランド下院、トゥスク元首相を新首相に選出 親EU路線に転換へ
12/12(火) 8:12配信


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産経新聞
【ロンドン=黒瀬悦成】ポーランド下院は11日、先の総選挙で過半数を獲得した野党勢力を率いるトゥスク元首相を新首相に選出した。トゥスク氏は組閣に着手し、早ければ13日にも同氏を首班とする連立政権が発足する。8年間にわたり強権政治を展開してきた保守系の「法と正義」(PiS)は野党に転落する。

10月15日実施の総選挙では、PiSが第1党となったものの過半数に届かなかった。ドゥダ大統領はPiSのモラウィエツキ首相に組閣を要請し、11月27日に新政権が樹立された。

だが、PiSと連立を組む政党は現れず、野党勢力はこの日、トゥスク氏を首相に選ぶのに先立って内閣信任投票を否決した。

トゥスク氏率いる「市民プラットフォーム」を基盤とする中道の野党連合「市民連立」は総選挙で第2党となり、中道連合の「第3の道」、「新左派」と合わせて過半数を確保。野党勢力は先月10日、連立政権を樹立する方針で正式合意していた。

トゥスク氏は2007〜14年にポーランド首相を経て、14〜19年に欧州連合(EU)大統領を務めた。同氏は、EUと対立してきたPiS政権の政策を転換し、EUとの協調路線を進める。

野党勢力は具体的な政策協定も締結し、エネルギー政策について従来の石炭火力重視を転換し、2030年までに全体の最大70%を風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーに切り替えるとしている。

野党勢力はまた、PiS政権下での厳格な人工妊娠中絶の規制といった社会政策を見直す方針だ。

また、PiS政権下で悪化したウクライナとの関係を修復し、ロシアに侵略されたウクライナに対する軍事・経済支援の強化に向けて欧州諸国と足並みをそろえていく見通しだ。

2254OS5:2023/12/18(月) 09:47:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/67db690559847082d6b9192c56cb140ab36bbc06
中道右派与党が勝利 野党結集及ばず セルビア議会選
12/18(月) 7:48配信

時事通信
 旧ユーゴスラビア構成国セルビアの国民議会(一院制、定員250)選挙が17日に投開票され、中道右派セルビア進歩党を中心とした連立与党が過半数を獲得する見通しとなった。

 5月に相次いで起きた銃乱射事件を受けて政府への批判が高まり、野党は「暴力への反対」を掲げて結集し不満の受け皿を目指したが、及ばなかった。

 出口調査に基づく現地からの報道によると、進歩党の得票率は単独で5割近く。野党連合は2割強だった。AFP通信によれば、進歩党のブチッチ大統領は記者団に「われわれは過半数を獲得する」と勝利に自信を示した。

2255OS5:2023/12/18(月) 18:06:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cbef9a091fd19063c6e53e334297422b7f90f43
ロシア与党、全会一致でプーチン氏推薦 「無所属」で大統領選に
12/18(月) 13:33配信
時事通信
17日、モスクワで開かれたロシアの政権与党「統一ロシア」党大会で演説するプーチン大統領(AFP時事)

 ロシアの政権与党「統一ロシア」は17日、モスクワで党大会を開き、来年3月の大統領選でプーチン大統領を推薦することを全会一致で決めた。


 プーチン氏は今月8日、通算5選を目指して出馬すると宣言。ウクライナ侵攻の中で圧勝が確実な「無風選挙」で、形式的な手続きが着々と進んでいる。党派を問わず国民の支持を集めるため、これまでと同様「無所属」で選挙に臨む。

 プーチン氏は演説で「ロシアが今後も主権を持った自主独立の大国であり続けるか、あるいは全く存在しなくなるかのどちらかだということを、決して忘れてはならない」と指摘。侵攻で激化した西側諸国との対立が、自国の存亡を懸けたものだと主張した。

 また「一部の国のように、ソーセージ(経済面の利益)と引き換えに主権を放棄して他国の衛星国になることはできない」と強調。西側諸国による制裁が続く中、自立した経済を目指す考えを表明した。

 大統領選は今月上旬、上院と中央選管が期日を決定したことを受けて選挙運動がスタート。統一ロシアに続いて政権に従順な「体制内野党」も、民主的選挙を演出する目的で候補を擁立するなどの対応を月内に確定する見通しだ。

 プーチン氏の推薦人団体は16日、モスクワのコンサートホールで会合を開き、同氏の無所属での立候補を支持すると全会一致で決定。推薦人には、ペスコフ大統領報道官の妻でフィギュアスケート・アイスダンス金メダリストのタチアナ・ナフカ氏らが名を連ねた。会合では、政権が重用する人気歌手シャマンさんを中心に国歌斉唱が行われた。

2256OS5:2023/12/19(火) 08:48:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b524bcc0d80db63ae9bf67eccdb42fb4b0124167
対立候補選び大詰め プーチン氏「無風」も競争不可欠 ロシア大統領選まで3カ月
12/19(火) 7:05配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=17日、モスクワ(AFP時事)

 ウクライナ侵攻を続けるロシアで、来年3月に行われる大統領選まで3カ月を切った。

 プーチン大統領(71)は今月8日に通算5選出馬を宣言し、18日に中央選管に正式に届け出た。事実上の無風選挙で「いかに圧勝するか」が焦点。それでも政権の正統性を主張するには形式的でも「競争」が不可欠で、対立候補の選定が大詰めを迎えている。


 ◇今回も無所属で
 「万歳」。16日に開かれた推薦人団体の会合で、プーチン氏の出馬が全会一致で支持されると、会場に歓声が響いた。政権与党「統一ロシア」は17日に推薦を決めた。

 西側諸国から「権威主義的」「独裁者」と批判されるプーチン氏にとって、得票数で「民意」を示すのが至上命令。それには対立候補との競争を演出して、投票率を引き上げる必要がある。さらに、超党派の支持を集めるため、今回も無所属で出馬する。

 ◇50歳未満は不可
 一方、圧勝へのお膳立ても抜かりない。独立系メディア「メドゥーザ」は8月、大統領府が対立候補の条件を「50歳以上」に設定したと報道。「プーチン氏が年寄りに見えないように」という配慮だ。

 プーチン氏が最初に大統領になったのは47歳。当時は若さが「売り」の一つだった。政権を批判してきた反体制派指導者ナワリヌイ氏(47)は、2018年の前回大統領選で立候補を却下され、今や獄中にあるが、年齢でも出馬の道を閉ざされることになる。

 ◇民主的とアピール
 13日付の経済紙ベドモスチは、政権に従う「体制内野党」の候補が固まりつつあると報道。最大野党・共産党は20年前に出馬したハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長(75)、極右・自由民主党は党首のスルツキー下院外交委員長(55)を月内の党大会で擁立する見通しという。

 左派「公正ロシア」は前回と同様、独自候補を立てずプーチン氏を推薦する方針だ。

 「対立候補と競い、国内法に合致する形で行われなければならない。内政干渉も阻止する」。プーチン氏は15日、体制内野党の幹部らと会談。ナワリヌイ氏ら反体制派弾圧で国際社会の批判を浴びる中でも「民主的な選挙」をアピールした。

2257OS5:2023/12/22(金) 09:48:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/284946fd6edba0548e66210e90d3073feed85745
ロシアで卵の価格が急騰、ばら売りに市民が行列…プーチン大統領が「政府の失敗」認め謝罪
12/22(金) 9:29配信

読売新聞オンライン
スーパーで卵を買い求める女性(13日、ロシア・サンクトペテルブルクで)=ロイター

 ロシアで鶏卵の価格が急騰し、プーチン政権が価格の沈静化に躍起になっている。鶏卵価格を巡っては、プーチン大統領が今月14日の国民との「テレビ対話」で「政府の失敗」を認めて陳謝したばかりだ。露政府は国民の不満がプーチン氏本人に向かわぬようにトルコなど周辺国から卵の輸入を増やすなど対応に追われている。

 独立系メディア「メドゥーザ」によると、今年11月の卵の全国平均価格は、前年同月比で40・3%値上がりした。地方都市では、卵が1個ずつばら売りされ、市民が行列を作っている。ロシアのウクライナ侵略に伴う米欧の経済制裁で家禽(かきん)用飼料の仕入れ先が限定され、生産コストが上昇したという。

 タス通信によると、露政府はトルコやアゼルバイジャンから輸入を拡大し、卵の輸入関税を半年間、ゼロにする措置を取ることを決めた。露当局は、一部の鶏卵業者が価格をつり上げるカルテルを結んだ疑惑があるとして捜査も開始しており、鶏卵業者に責任を転嫁する姿勢もにじむ。

2258OS5:2023/12/24(日) 19:22:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/686d4a205265829805c211e60b89fbf49ee4a430
シングルマザーの大統領選立候補を拒否、プーチン政権が支持の広がり危惧との見方
12/24(日) 17:15配信
読売新聞オンライン
エカテリーナ・ドゥンツォワ氏=ロイター

 ロシアの中央選挙管理委員会は23日、来年3月のロシア大統領選への出馬を目指していた無所属の女性候補エカテリーナ・ドゥンツォワ氏(40)の立候補届け出の受理を拒否した。ドゥンツォワ氏がSNSで明らかにした。

 AP通信によると、書類に人名の誤字など100以上の不備があったことが理由だという。ジャーナリストで子供3人を育てるシングルマザーのドゥンツォワ氏は「平和で友好的なロシア」の実現を訴えており、ウクライナ侵略に批判的な動員兵の母親や妻らの間で支持が広がることをプーチン政権が危惧したとの見方がある。

 ドゥンツォワ氏は中央選管の決定を不服として、最高裁に異議を申し立てる予定だ。リベラル系野党のヤブロコに対し、公認候補としての支援を要請するという。ただ、独立系メディア「メドゥーザ」によると、ヤブロコは今回の大統領選に候補者を擁立しない方針を示している。

 一方、タス通信によると、プーチン大統領の体制を容認する「体制内野党」で最大野党の共産党は23日、ニコライ・ハリトノフ下院議員(75)を候補に選出した。ハリトノフ氏は、選挙戦でプーチン氏の批判をしないと明言している。左派系野党「公正ロシア」は同日の党大会で、無所属で出馬するプーチン氏への支持を決めた。

 中央選管によると、23日までに29人が大統領選への立候補を届け出た。

2259OS5:2023/12/26(火) 16:34:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/88fbced9f9c0e3981d6d51ba55c49ef3a55ad9bf
セルビア首都でデモ、市議会に突入図る 「盗まれた」選挙に抗議
12/26(火) 15:36配信
(CNN) 東欧セルビアの首都ベオグラードで24日、数千人が集結する反政府デモが起きた。先に行われた総選挙の無効を求めている。国際的な監視団体はこの選挙を「不公正」なものとみなしていた。


デモ参加者らはベオグラードの市議会に入ろうと、旗棒や岩で建物の窓を破壊した。しかし暴徒鎮圧用シールドと催涙ガスを使用した警官隊がこれを撃退した。地元のCNN提携局N1が報じた。

N1によると、24日に発生したデモでは少なくとも35人が逮捕された。議会選と地方選の後、抗議デモは6日間連続で発生していた。

与党・セルビア進歩党は47%の得票率を記録し、解散総選挙に踏み切ったブチッチ大統領は10年に及ぶ自身の権力支配を強化した。セルビアは欧州連合(EU)加盟を目指す一方、ロシアとの緊密な結びつきを維持している。

国際的な監視団体によれば、今回の選挙は「不公正な状況」で行われた。具体的にはメディアの偏向、ブチッチ氏の不適切な影響力、そして「票の買収を含む有権者への威嚇と圧力」があったという。

中道左派の野党連合のメンバーも24日のデモに複数参加し、ブチッチ氏が選挙を盗んだと非難。結果を無効とするよう訴えた。

デモに呼応する形で行った24日夜の演説で、ブチッチ氏はセルビア国民に心配しないよう呼びかけた。「革命が起きることはない」というのがその理由だった。

またデモ参加者の誰も傷つけることのないよう、穏やかに対応していることを示唆した。セルビア国内のメディアが伝えた。

クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は25日、記者団の取材に答え、ベオグラードでの抗議デモは外国勢力により引き起こされているとの見方を示した。セルビアの不安定化が目的だとしたが、外国勢力を特定はせず、関与の証拠も示さなかった。

プーチン大統領は25日、ブチッチ氏に祝福のメッセージを送った。内容はセルビア国民の「平和と繁栄」を願うものとなっている。

2260OS5:2023/12/27(水) 23:43:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/adc0b4006c710534b315ed354f447610503a57cf
アルメニア・アゼルバイジャン首脳が会談 9月のナゴルノ紛争後初
12/27(水) 19:50配信


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時事通信
26日、ロシア・サンクトペテルブルクで、独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議に参加したアルメニアのパシニャン首相(右)とアゼルバイジャンのアリエフ大統領(AFP時事)

 ロシア北西部サンクトペテルブルクで、独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議に参加したアルメニアのパシニャン首相とアゼルバイジャンのアリエフ大統領が26日、個別に会談した。

 アゼルバイジャンが9月に係争地ナゴルノカラバフで軍事作戦を実施し、アルメニア系勢力が事実上降伏して以降、両首脳が会うのは初めて。

 インタファクス通信によると、アルメニア高官は「(アゼルバイジャン側と)和平に関する問題を協議した」と説明した。ロシアは会談の場所と機会の提供を通じて仲介した形で、同国のペスコフ大統領報道官は「(両首脳は)和平交渉の最終段階、平和条約の調整に向けて完全に用意ができている」と述べ、緊張緩和を歓迎した。

2261とはずがたり:2024/01/06(土) 20:03:39
ナワリヌイ氏、西シベリアの刑務所で見つかる 盟友「メールもない」
https://www.asahi.com/articles/ASRDT7QNSRDTUHBI02C.html?ref=tw_asahi
ウクライナ情勢
2023年12月25日 23時20分

 所在不明だったロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が、ロシア西シベリア北部のヤマロ・ネネツ自治管区にある刑務所に収容されていることが25日わかった。ナワリヌイ氏の広報担当者がSNSで明らかにした。ナワリヌイ氏は12月6日から所在不明となり、同氏の弁護団が行方を捜していた。

 広報担当者はX(旧ツイッター)に「我々はナワリヌイ氏を見つけた。ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所にいる。今日、弁護士が彼と会った。アレクセイは元気だ」と投稿した。

 同自治管区は一部が北極圏に含まれる極寒地。ナワリヌイ氏の盟友のイワン・ジュダーノフ氏はXで「永久凍土の地域にある厳しい環境で、たどり着くのも難しい。受刑者向けのメールシステムもない」と投稿した。やはり盟友のレオニード・ボルコフ氏も「世界からの最大レベルの孤立だ」とした。

 ナワリヌイ氏はモスクワ東方の刑務所に収容されていたが、弁護士が面会を拒まれた後、所在が不明に。今年8月に「過激派組織の創設」などの罪で禁錮19年の判決を受け、より管理の厳しい刑務所に移されるとみられていた。

2262OS5:2024/01/22(月) 07:43:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca97dd669c7555e67ce73b161173f947d9ffca9
共産党、大統領選で存在感 戦争協力、政権に「従順」 レーニン没後100年・ロシア
1/22(月) 7:02配信

時事通信
21日、モスクワ「赤の広場」で、死去100年を迎えたレーニンの肖像(右)を掲げて献花式に臨む共産党支持者(AFP時事)

 ロシア革命を率いた旧ソ連最初の指導者レーニンが死去して21日で100年を迎えた。

 ソ連崩壊前に共産党一党独裁は消え、後継のロシア共産党は現在、政権に従順な最大の「体制内野党」に甘んじている。ただ、政権与党「統一ロシア」などの支持を受けたプーチン大統領の圧勝が確実視される今年3月の大統領選で独自候補を擁立するなど、一定の組織力と存在感を残している。

 ◇次点に警戒心
 「永久保存」処置が施されて1世紀となる遺体が安置されている、モスクワ「赤の広場」のレーニン廟(びょう)。共産党は節目の21日に献花を実施。これに先立つ声明で「レーニンの思想は不滅」「大義は生き続ける」と訴えた。

 党は今でこそプーチン政権を支え、ウクライナ侵攻は「勝つか負けるか」(ジュガーノフ委員長)が重要だと戦争協力している。しかし、1990年代は下院第1党としてエリツィン政権を脅かし、96年大統領選はジュガーノフ氏が次点の大接戦となった。

 今回出馬したハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長は、2004年大統領選で次点の候補。昨年12月の党大会で「少なくとも2位を目指す」と述べる一方、プーチン氏に勝つ意気込みかどうかをメディアに問われると「何とも言えない」と言葉を濁した。

 共産党はおおむね従順とはいえ、18年に年金改革反対の論陣を張るなど、いつ政権に歯向かうかは分からない。無所属候補として超党派で臨むプーチン氏の圧勝が予想される次期大統領選での得票数は、党勢を示す指標となる。独立系メディアは最近、選挙のコントロールを画策する政権が、2位の座を共産党ではなく極右・自由民主党の候補に与えたい意向と報道。共産党への警戒心が残ることをうかがわせた。

 ◇プーチン氏からは低評価
 「ロシア1000年の歴史で最も傑出した政治家・国家指導者の一人」。現地メディアは没後100年に際し、レーニンをこう描写した。政府系の世論調査でも「レーニンについて知らない」という回答は2%にすぎず、世代や党派を超えて評価されている。

 プーチン氏の祖父は、レーニンが最晩年に過ごしたモスクワ郊外の別荘で料理人を務めていたとされる。プーチン氏とレーニンのつながりを示す逸話が語られるのは、ロシア国民の「レーニン人気」を反映してのことだ。

 だが、欧米諸国から「ソ連復活をもくろんでいる」と指摘されることもあるプーチン氏自身のレーニンへの評価は低い。22年のウクライナ侵攻直前の演説では「レーニンがウクライナをつくった」と主張した。ウクライナは旧ロシア帝国の一部だったが、旧ソ連内で共和国の地位を得て、崩壊によって独立したという歴史観を展開。「ロシア固有の領土」だとして侵攻を正当化した経緯がある。

2263OS5:2024/01/29(月) 20:17:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee6c8242c8a3846de576195b2c4f52473c2b00fd
ロシア大統領選挙で唯一の反戦派「候補」、反プーチン支持集める…氷点下8度の中で署名の列
1/29(月) 17:48配信


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読売新聞オンライン
ナデジュジン氏=AP

 3月のロシア大統領選の立候補予定者で唯一ウクライナ侵略に反対する元下院議員ボリス・ナデジュジン氏(60)が、反政権派の支持をじわりと集めている。通算5選が確実視されるプーチン大統領の批判票の受け皿に押し上げようと、出馬に必要となる署名に訪れた人々の行列が連日各地にできた。露当局が出馬を認めるかどうかが焦点になる。

 ナデジュジン氏は中道右派政党「市民イニシアチブ」から擁立された。ウクライナ侵略は「致命的な誤りで破滅的な決定だ」と訴える。プーチン政権を批判し、2015年に暗殺されたボリス・ネムツォフ元第1副首相の顧問を務めていた。

氷点下に冷え込むモスクワで、反戦を訴えるナデジュジン氏の出馬を実現させようと署名する人々(22日)

 22日昼過ぎ、氷点下8度のモスクワ中心部。ナデジュジン氏の事務所前では約50人が行列をつくり、署名を待っていた。大学生のクリスティーナさん(20)とマリアさん(20)は「他に投票したい候補がいない」と危機感を抱いたという。

 ロシアではウクライナ侵略に関する抗議活動が原則禁じられ、露軍への批判も非合法化されている。署名は事実上「反戦リスト」になり、当局に報復される恐れがある。しかし、クリスティーナさんは「自分の声を届け、現状を変えたい」と語った。

 独立系世論調査機関レバダ・センターの昨年11月調査では、ウクライナ侵略を「支持する」との回答が74%を占めた。プーチン政権は侵略開始後、言論統制を強めており、ロシア社会で反戦を公言するのは容易ではない。

 それでも署名の輪が広がり、ナデジュジン氏の陣営は26日、約20万人の署名を集めたと発表した。出馬には10万人を上回るなど条件を満たした署名が必要で、1月末が提出期限となっている。中央選挙管理委員会が署名の有効性を検証し、出馬の可否を決める。

 大統領選は3月15〜17日の3日間、投票が行われる。プーチン氏は高い投票率の下で圧勝し、ウクライナ侵略への「国民の信任」をアピールしたい考えとみられる。投票率アップには一定の対抗馬が必要だが、ナデジュジン氏の出馬で反戦世論が極度に高まる事態もプーチン氏は容認できない。脅威と映れば、露当局が書類の不備などを理由に出馬を認めない可能性がささやかれる。
 年金生活者のウラジーミルさん(71)も、ナデジュジン氏の出馬に署名した。貧困にあえぎ、やむなく軍に志願して前線に向かった知人がいるという。「仮にナデジュジンが不出馬でも投票に行く。誰かが私の名前でプーチンに入れないよう無効票にする」と話した。

 プーチン氏批判の急先鋒(せんぽう)で収監中の反政権指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏らもナデジュジン氏を支援する。英紙フィナンシャル・タイムズは「ほとんどの反戦運動家が投獄されるか、亡命するか、死亡した。残された選択肢がナデジュジン氏だ」と指摘した。

2264OS5:2024/01/29(月) 23:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a76c66aaed3a1ada89e1ed8f0d05114bc2f1dbe
ウクライナ、武器調達を巡る59億円の汚職摘発 EU加盟に向け対策強化中
1/29(月) 10:50配信
ウクライナの情報機関である保安局(SBU)は1月28日、同国軍による総額約4000万ドル(59億円)相当の武器購入において汚職を摘発したと発表した。同国が目指している欧州連合(EU)加盟交渉には、汚職対策の強化など広範な法的・経済的基準を満たす必要がある。

ウクライナ保安局(SBU)は、武器購入を巡る汚職を摘発したと発表。その規模は約59億円だという。
SBUによると、国防省の現・元高官や武器製造会社が関与していた。
汚職は2022年8月、ロシアによる侵攻が始まってわずか半年の間に、武器製造会社リビウ・アーセナルとの迫撃砲弾10万発の契約で行われていた。資金は前払いで支払われ、一部は海外に送金されたが、武器は届かなかった。
声明によれば、5人が法的手続きの第1段階「嫌疑通知」を受け、容疑者の1人は国外へ出ようとして拘束された。
発表は28日に行われた。ロシアの侵攻を受け、疲れ切っているウクライナ国内からの反響は必至だ。
同国が望むEU加盟交渉や米国からの資金援助においては、汚職のまん延が問題視されている。
軍内部の腐敗は、ウクライナでは特に微妙な問題だ。昨年は、国防省の食料調達を巡る汚職疑惑で、レズニコフ国防相が監督責任を問われて解任された。

2265OS5:2024/02/01(木) 08:06:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/09e13ab424fdf9bfb2335c9a7b6de13ebaea2105
ゼレンスキー大統領、国民からの信頼厚い軍総司令官を解任か…後任の候補の陸軍司令官らは固辞
1/31(水) 10:54配信
読売新聞オンライン
ザルジニー総司令官=ロイター

 英紙フィナンシャル・タイムズと英BBCロシア語版などは30日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、軍制服組トップのワレリー・ザルジニー総司令官に別なポストを提示し、総司令官を解任する方針を直接伝達したと報じた。両氏はこれまでも不協和音が伝えられてきた。ザルジニー氏は代替ポストへの転出を拒否したとされており、曲折する可能性がある。

【写真】ウクライナのウメロフ国防相

 報道によると、ゼレンスキー氏は29日、ルステム・ウメロフ国防相を交えてザルジニー氏と会談し、解任する方針を伝えた。国防関連の顧問などへの就任を打診したという。ザルジニー氏の解任について、大統領府や国防省は発表していない。解任に伴う大統領令も出していない。

 後任には、国防省のキリロ・ブダノフ情報総局長やオレクサンドル・シルスキー陸軍司令官らが取りざたされているが、いずれも固辞しているという。

 ザルジニー氏は2021年7月に軍総司令官に就任し、翌22年2月に始まったロシアのウクライナ侵略への抵抗を指揮してきた。昨年12月の世論調査では、ザルジニー氏を信頼するとの回答が88%で、ゼレンスキー氏(62%)を上回るなど人気が高い。

2266OS5:2024/02/07(水) 16:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ea44a0d443c5116bbc76198d7e441ad9b8d55de
ウクライナ、敵に「国民の誇り」塩奪われる…露が岩塩鉱占領で輸出国から輸入国に
2/7(水) 7:00配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ヨハネスブルク=笹子美奈子】ロシアの侵略を受けるウクライナが、塩の純輸出国から輸入国に転落した。欧州有数の岩塩鉱がある東部ドネツク州の激戦地バフムト近郊ソレダルをロシア軍に占領されたためで、アフリカから安価な塩の輸入を始めた。塩の純輸入国だったロシアは生産量が増えたが、敵に塩を送る気配はなさそうだ。

 ウクライナはロシアによる侵略まで塩の純輸出国で、20か国以上に輸出していた。欧州最大級の製塩所があるソレダルの塩は、国内生産の90%以上を占めていた。ウクライナ国営通信などによると、ソレダル占領で製塩所が生産停止に陥り、西部ザカルパッチャ州の塩鉱床の開発を始めた。

 しかし、地質上の問題や財政難などで、運搬用のトンネル建設が頓挫。本格的な稼働には至らず、工事完了まであと1年かかる見込みだという。同州知事が昨年12月、地元メディアに明らかにしたところでは、ソレダルの生産停止後、ポーランドから一時輸入したが割高で、低価格なアフリカ産の輸入に切り替えた。ボルシチなどのスープが食卓に並ぶウクライナでは、味の決め手となる塩へのこだわりが強いという。米紙ニューヨーク・タイムズはソレダルについて「ウクライナ国民の誇りで、食卓の象徴の喪失」と伝えている。

 タス通信によると、ロシアの2023年の塩の生産量は前年比10・5%増で国内市場をまかなえる量となり、中国などの友好国への輸出を増やしたという。

2267OS5:2024/02/08(木) 09:06:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/55116ebf0ab82816f001e1a12e06c6b29c47b789
アゼルバイジャンで前倒し大統領選で現職アリエフ氏が「圧勝」で5選果たす
2/8(木) 8:48配信

産経新聞
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アゼルバイジャンで7日、前倒し大統領選(任期7年)が行われた。タス通信によると、同国中央選管は7日夜、開票率約54%の時点で現職のアリエフ大統領(62)が約92%の票を獲得したとする暫定開票結果を発表。アリエフ氏が圧勝で5選を確実とした。発表された投票率は約77%だった。

大統領選にはアリエフ氏を含む計7人が出馬。アリエフ氏を除く6人の得票率はいずれも1〜2%程度にとどまった。

2003年から同国大統領を務めるアリエフ氏は昨年12月、本来は来年10月に予定された大統領選を前倒しで実施することを発表。隣国アルメニアとの長年の係争地「ナゴルノカラバフ自治州」を昨年秋に奪還し、国民からの支持が高まった中で再選を果たすことで、自身の政治基盤を盤石にする思惑が指摘された。

アゼルバイジャンは昨年9月、国際法上は同国領であるナゴルノカラバフ自治州で軍事作戦を行い、自治州の主要部を実効支配してきたアルメニア系住民の行政府「ナゴルノカラバフ共和国」に勝利。「共和国」を解散に追い込み、自治州の支配権を回復した。

2268OS5:2024/02/09(金) 22:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddbb7d51f649e90b90ebf51472cc3980c48f2411
ゼレンスキー氏、軍司令官を解任 笑顔の写真添え「円満」アピールも
2/9(金) 1:45配信

朝日新聞デジタル
ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年2月8日、SNSに投稿したザルジニー司令官と握手する写真=ゼレンスキー氏のSNS投稿から

 ウクライナのゼレンスキー大統領は8日夜、ウクライナ軍トップのザルジニー司令官と面会したとSNSで発表した。「ザルジニー司令官に、我々のチームの一員として残ってくれることを提案した」と記し、司令官としては解任を決めたことを示唆した。

 ゼレンスキー氏は、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が続いた2年間のザルジニー氏の働きについて謝意を伝えたと投稿。その上で「私たちは、ウクライナ軍が必要としている刷新や、誰が新たな指導部の一員になるかを話し合った。そうした刷新の時はいまだ」と書き込んだ。

 2人は昨年11月、戦況をめぐって対立が表面化。さらに最大50万人とされる追加動員についても意見の不一致が伝えられていた。

 投稿では、ザルジニー氏が提案された具体的な役職や、受諾したかについては触れられていない。ただ、ピースサインをするザルジニー氏と笑顔で握手する画像を添えており、「円満交代」をアピールした。(キーウ=藤原学思)

朝日新聞社

2269OS5:2024/02/10(土) 14:18:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/bda544c61c87d87c5c753a165fb6a54e9aa813b0
ウクライナ、結束にほころび 軍総司令官解任「ロシア利する」 権力闘争の指摘も
2/10(土) 7:15配信

時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=1月22日、キーウ(キエフ)(EPA時事)

 【キーウ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、軍トップのザルジニー総司令官を解任した。

【写真】ウクライナ軍総司令官を解任されたザルジニー氏

 長らく続いていた政権と軍トップの反目に終止符を打った形だが、ロシアの軍事侵攻から間もなく2年となる中、ウクライナが誇る結束にほころびが生じつつある実態を露呈した。一部の国民や将兵が解任に反発するのは必至で、「ロシアを利するだけだ」と危惧する声も出ている。

 ◇不信が噴出
 「兵士を増員できないウクライナの国家機関と比べ、ロシアは追加動員で大きな優位性を謳歌(おうか)している」。ザルジニー氏は米CNNテレビ(電子版)に1日掲載された寄稿で、追加動員に後ろ向きな政権をこう批判した。

 ゼレンスキー氏は昨年12月、軍指導部から最大50万人の追加動員を提案されたが、支持しなかったと述べた。ザルジニー氏は「具体的数字を示して要請したことはない」とこれに反論。国民の不評を買う追加動員を巡り、責任の押し付け合いを演じた。

 両者の確執はかなり前から水面下で続いていたとされる。ゼレンスキー氏は特に、国民の人気が高いザルジニー氏の政治的野心を警戒していた。昨年6月に始めた反転攻勢が大きな成果を生まず、戦況が行き詰まったことで、蓄積した互いへの不信が噴き出たもようだ。

 ◇後任は「旧ソ連型」
 ゼレンスキー氏は8日の国民向け演説で「残念ながら、地上戦では目標達成に失敗した」と説明。その上で「南部戦線での停滞感や東部ドネツク州での苦戦が国民の士気に影響を与えている」として、軍首脳部の刷新が必要だと理解を求めた。

 ただ、こうした主張とは裏腹に、ロシアへの抵抗を指揮してきたザルジニー氏の退場により、国民や将兵の間に不安が広がる恐れがある。報道によれば、後任のシルスキー陸軍司令官は、ロシア軍の猛攻の末に制圧された東部バフムトの死守を主張し、多くの兵士を失った。兵士の間では「旧ソ連型の司令官」として人望がないとされる。

 ゼレンスキー氏は、解任は政局の問題ではないとも強調した。だが、次世代の政治家育成などを掲げるウクライナのNGO「国益擁護ネットワーク・ANTS」の共同創設者ワシル・セヒン氏は「ロシア侵攻当初は国全体が団結していたが、2年がたち、一部の政治家が権力争いに興じ始めた」と指摘。「不和が表面化し、大統領府への権力集中も進んでいる」と懸念を口にした。

2270OS5:2024/02/14(水) 21:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/a68d49e513379869371aff024af7073d0677c34a
書類の国名変更間に合わず、65万人が法的に中ぶらりんに 北マケドニア
2/14(水) 18:22配信

AFP=時事
きりに覆われた北マケドニアの首都スコピエの丘(2023年1月2日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】北マケドニアで13日、政府の不手際により、国名変更に伴う運転免許証など公的書類の変更手続きが間に合わず、市民約65万人が法的にあいまいな状態に陥った。

 北マケドニアは27年間、国名として使っていた「マケドニア」が自国の地域名だと主張してきた隣国ギリシャと対立していたが、2018年に国名を「北マケドニア」に変更することでギリシャと合意が成立した。

 運転免許証やパスポートなど公的な書類に記載されている旧国名「マケドニア」の有効期限は12日までとされていた。

 移行期間は長期にわたったものの、手続きは途中で何度も中止された。官僚主義的な制度と相まって、数万件の申請を処理する能力がなかったとみられ、政府機関には長蛇の列ができた。

 当局は今週、急いで期限延長を約束したが、旧国名の書類が国外で使えるかどうかは明らかにしていない。

 だが、タラト・ジャフェリ(Talat Xhaferi)暫定首相は、事態を重大視しない様子を見せ、13日の発表では「65万人全員がきょう外国に行く必要がないことを期待している」と述べた。

 ソーシャルメディアでは、政府の対応に対する不満が広がっている。あるユーザーはX(旧ツイッター)に、「政府は『そんな重要でない』ことなんて気にしていない」と書き込んだ。【翻訳編集】 AFPBB News

2271OS5:2024/02/16(金) 09:37:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/23214fff67bd1d953b67c572ac71e152da658cf8
プーチン氏、5選確実 長期政権で侵攻続行 ロシア大統領選まで1カ月
2/16(金) 7:05配信
時事通信
ロシアのプーチン大統領=14日、モスクワ(EPA時事)

 3月15日から3日間投票されるロシア大統領選が1カ月後に迫った。

 リベラル派を弾圧し、政権批判の芽を摘んだプーチン大統領(71)の通算5選は確実。2020年の憲法改正で任期がリセットされ、さらに2期12年の続投も可能だ。プーチン氏は、長期政権に道を開いた上で、ウクライナ侵攻を継続する構えだ。


 「投票用紙に掲載されるのは4人」。中央選管のパムフィロワ委員長は今月8日、唯一反戦を唱える独立系のナジェジディン元下院議員(60)の出馬は認められないと発表。ナジェジディン氏を除く4人の候補者の名前を記した投票用紙のデザインが翌日、公表された。

 プーチン氏以外に出馬を容認されたのは、最大野党・共産党のハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長(75)▽極右・自由民主党党首のスルツキー下院外交委員長(56)▽政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(39)―の3人。各党とも政権に従順な「体制内野党」と呼ばれ、プーチン氏の脅威になり得ない。

 プーチン氏は過去と同様、候補者討論会への不参加を決めた。ペスコフ大統領報道官は13日、「現職大統領は非常に多忙だ」と理由を説明し、「国民はプーチン氏の発言を毎日聞いている」と付け加えた。公務を伝える国営テレビの報道などで十分で、他候補と対等の立場で論戦を交わす必要はないと示唆した形だ。

 4人という候補者数は、メドベージェフ前大統領が当選した08年大統領選と並んで「過去最少」となる。ナジェジディン氏をはじめとする独立系は排除され、戦争に反対する声なき声はかき消された。リベラル票は行き場を失っている。

 18年の前回選挙で出馬を認められなかった反体制派指導者ナワリヌイ氏は、禁錮19年の判決を受けて収監中。有権者に対し、ボイコットせず、プーチン氏以外の候補に投票するようSNSで呼び掛けている。しかし、効果は限定的とみられ、逆に政権が目指す投票率アップに寄与しかねないというジレンマを抱える。

2272OS5:2024/02/18(日) 09:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/efce258a7ec1419cb8a44ed88bedbde323fc942d
政治生命、ロシアに懸ける 毒殺未遂・獄死のナワリヌイ氏 プーチン政権批判でカリスマ
2/18(日) 0:30配信

時事通信
ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏=2012年5月、モスクワ

 ロシア極北で獄死した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は、通算3、4期目のプーチン政権批判の急先鋒(せんぽう)だった。


 2020年の毒殺未遂後、療養先ドイツにとどまるとみられたが、政治生命を懸け、拘束されると分かっていてあえて21年に帰国。「勇気、忍耐力、楽観主義」(人権団体)から一目置かれ、一定のカリスマを誇った。

 ◇虎の尾踏む
 プーチン大統領が首相から返り咲く12年、モスクワで大規模デモが吹き荒れた。クレムリン(大統領府)に近い会場に身長190センチ弱の男が姿を見せると、参加者は「ナワリヌイ氏だ」と声を弾ませた。

 ブロガーとして政権与党「統一ロシア」を「詐欺師と泥棒の党」と糾弾し、閉塞(へいそく)を感じる都市部の中間層から喝采を浴びた。既存メディアではなく、SNSを通じた情報発信は新しかった。反汚職を看板とした人気は「ポピュリスト」のそれだったと言える。

 13年モスクワ市長選に出馬を許され、クレムリンは国民の不満の「ガス抜き」に利用していたほど。しかし、批判の矛先を政権与党からプーチン氏周辺に向けてエスカレートさせ、虎の尾を踏む形となった。

 ロシアが14年にウクライナに軍事介入し、南部クリミア半島を一方的に「併合」すると、反戦がテーマの一つに。15年、戦争反対を唱えた盟友のネムツォフ元第1副首相が凶弾に倒れた。ナワリヌイ氏は暗殺現場を訪れたり、追悼デモを先導したりした。

 22年にウクライナへの本格侵攻が始まった際は既に獄中。ソ連崩壊の一因となったアフガニスタン侵攻と同じだ―。開戦直前にこう警告した上で「現実問題からロシア国民の関心をそらす」のが狙いだと主張した。

 ◇「諦めるな」と遺言
 プーチン氏が大統領1期目に就任したのは47歳。旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のスポーツマンで、若さと強さが「売り」だったが、1カ月後の大統領選で通算5選を目指す今は71歳だ。自分が失ったものを、47歳のナワリヌイ氏が持っていると感じたとしても不思議ではない。

 国際社会の非難にさらされるロシアの獄死事件は、内務省高官の巨額横領を暴露した弁護士マグニツキー氏(09年)以来。反体制派の死亡はネムツォフ氏暗殺以来で、プーチン氏は重い十字架を背負ったことになる。

 「諦めないでほしい」。ナワリヌイ氏は自身を追った22年公開の米ドキュメンタリー映画で「もし殺されたと仮定して、国民への遺言はあるか」と質問されてこう答えていた。ロシア人がこの言葉にどう反応するかが問われている。

2273OS5:2024/02/20(火) 07:19:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/722f8433c5e5c82e5c2e66309b015e22bb487155
ロシア野党、5万人規模のナワリヌイ氏追悼デモ計画 当局と衝突も
2/20(火) 6:26配信

朝日新聞デジタル
ロシア・サンクトペテルブルクで2024年2月16日、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の死去後、ソ連時代の政治弾圧の慰霊碑に置かれた花と同氏の写真=ロイター

 ロシアの中道右派政党「市民イニシアチブ」が19日、獄中で死去したロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏を追悼する5万人規模のデモ計画をモスクワ市に申請した。独立系メディアが伝えた。3月に予定されるデモ計画は拒否される公算が大きいが、実施されれば、同月中旬の大統領選を前に当局との衝突に発展する可能性がある。

【写真】「殺されても、あきらめないで」 ナワリヌイ氏、受賞映画で「遺言」

 デモは3月2日午後に実施される計画で、プーチン大統領の最大の政敵と呼ばれ、2015年にモスクワ中心部で射殺された野党指導者のボリス・ネムツォフ氏も追悼する。

 主催者には、書類の不備で大統領選への立候補を却下された女性ジャーナリストでリベラル系のエカテリーナ・ドゥンツォワ氏も名を連ねた。市民イニシアチブからはボリス・ナジェージュジン氏が大統領選への立候補を目指しているが、ロシア中央選管が今月、候補者登録を却下していた。

■当局「遺体の検査に14日間」

 ロシアでは反政権派への弾圧にもかかわらず、ナワリヌイ氏を追悼し、献花などをする動きが広がっている。警察も警戒を強め、人権団体OVDインフォによると、19日までに約400人が拘束された。

 モスクワ市がデモの開催申請を拒否しても、一部の支持者が強行し、当局と衝突する事態も予想される。大勢が拘束されれば、プーチン政権への批判がさらに高まることになる。

 一方、ナワリヌイ氏の報道担当者であるキラ・ヤルミシュ氏は19日、当局がナワリヌイ氏の母と弁護団に遺体の引き渡しを拒否し、「14日間、化学的な検査をする」と伝えたことをX(旧ツイッター)で明らかにした。

 ヤルミシュ氏は「殺人の痕跡を隠蔽(いんぺい)するために、ナワリヌイ氏の遺体を隠した。検査は見え透いたウソだ」と非難した。

朝日新聞社

2274OS5:2024/02/25(日) 20:52:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/079f8d067acfff6f8740b6650d38a71fef51fbf8
<ウクライナ侵攻2年>ウクライナでの「戦果」盛んにアピール プーチン氏、圧勝の5選狙う
2/23(金) 21:03配信

毎日新聞
戦略爆撃機の試乗飛行を終えた直後のロシアのプーチン大統領=露中部カザンで2月22日、スプートニク通信・ロイター

 ロシアのプーチン政権がウクライナへの軍事侵攻を始めてから24日で2年。前線ではロシアが攻勢に出る中、ウクライナは米国の軍事支援が滞るなど、苦しい状況にある。近い将来、この戦争は収束できるのか。

【写真特集】侵攻から2年 ウクライナは今

 プーチン大統領は3月半ばの露大統領選を見据え、戦果の誇示に努めている。そのさなか、政権にとって都合の良いタイミングで伝えられたのが、ウクライナ東部ドネツク州の要衝アブデーフカの制圧という「朗報」だった。

 アブデーフカは、ウクライナ軍が2014年から続いた親露派武装勢力との戦闘でも守り抜いてきた拠点だ。「抵抗の象徴」でもあったが、ウクライナ軍は今月17日に撤収を表明。プーチン氏は20日、ショイグ国防相に「疑う余地のない戦果だ」と語り、その様子を国営テレビなどが盛んに報じた。

 昨年2月に「特別軍事作戦」開始1年を迎えた当時、ロシア軍は各地の前線で苦戦を強いられており、政権は目立った行事を催さなかった。現在のプーチン氏の姿とは対照的だ。今月29日には年次教書演説が予定され、戦線での優勢を一層アピールするものとみられる。

 こうした姿からは、間近に迫る大統領選を圧倒的な得票で制したい思惑が透けて見える。今回の選挙には他に3人の立候補者がいるが、いずれも政権に協調的な「体制内野党」からの出馬。プーチン氏の通算5選が確実視されている。それでも、政権は国内での警戒感を緩めていない。

 大統領選では当初、ウクライナでの作戦継続を批判する元下院議員のナデジディン氏が立候補を目指していた。1月に候補登録へ必要な署名を集めた際には、モスクワなどで支持者らの長蛇の列ができ、異論を持つ人々の存在が可視化された。2月16日に反体制派指導者のナワリヌイ氏が北極圏の刑務所で獄死すると、各地で追悼の動きが広がった。動員兵の早期帰還を訴える妻たちの活動も続く。

 政権は「危険」とみなす動きは封じる姿勢で、来る選挙を通じて体制強化を図る狙いとみられる。【モスクワ山衛守剛】

2275OS5:2024/02/25(日) 21:17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e067b1d57c63d05930fa8bbad355432f326137
ベラルーシ下院選、反政権派「茶番」 ルカシェンコ氏7選出馬へ
2/25(日) 20:41配信


時事通信
25日、ミンスクで記者団に向かって話すベラルーシのルカシェンコ大統領(左)=同国大統領府提供(AFP時事)

 旧ソ連構成国ベラルーシで25日、下院選(定数110)の投票が行われた。

 「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領の統治が1994年から30年間に及び、議会は政権の決定を承認するのみ。投獄や国外追放の形で弾圧されている反政権派は選挙に参加すらできず、「茶番」と非難している。

 ルカシェンコ氏は反政権派に反発。国営ベルタ通信によると、投票後に記者団に対し、2025年大統領選に7選出馬すると明言した。

2276OS5:2024/02/26(月) 08:19:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_S4M5W2ZBNJMUFDOBHWQY4ZNFX4.html
ウクライナ軍の戦死者「3万1000人」 ゼレンスキー大統領が異例の公表 負傷者数は「機密」
2024/02/26 01:43産経新聞

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は25日、24日で3年目に入った露軍との戦いで、これまでにウクライナ軍の「3万1000人が戦死した」と明らかにした。25日に開かれた記者会見での発言をウクライナメディアが伝えた。

ウクライナ側が自軍の戦死者数に言及するのは、ポドリャク大統領府長官顧問が2022年12月に「約1万〜1万3000人だ」と明らかにして以来、初めてとみられる。

ゼレンスキー氏は、負傷者数は軍事機密だとした。露軍の損害については戦死者が18万人、負傷者が最大50万人だとする推計も公表。ウクライナ軍の損害の方がはるかに少ないと強調した。

2277OS5:2024/02/28(水) 09:38:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddb7f9c94fcf1ecf6ae5c28a91e9a69648183445
眠らせない、懲罰房300日、100日連続でプーチン氏の演説聞かされる…ナワリヌイ氏のあまりに過酷な受刑生活 死因は最も「簡便」な病名
2/27(火) 11:02配信
47NEWS
2022年5月、収監先から映像を通じて裁判に出席したナワリヌイ氏(ロイター=共同)

 ロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月16日、収監先の北極圏の刑務所で、47歳で死亡した。当局から死因について詳細な説明はなく、さまざまな臆測が流れるが、刑務所での過酷な環境が同氏の健康を損ない命を脅かしていたとの指摘が相次ぐ。ロシアの受刑者の人権問題にも厳しい目が向けられている。(共同通信=太田清)


ナワリヌイ氏が収監されていた刑務所=2023年12月、ロシア北部ヤマロ・ネネツ自治管区(ロイター=共同)

 ▽ウクライナ当局「死因は血栓症」

 焦点となっているのはナワリヌイ氏の死因。同氏は2020年8月、シベリアのトムスクからモスクワに向かう機内で体調不良を訴え、その後、ドイツの病院に移送。検査の結果、旧ソ連が化学兵器として開発した神経剤「ノビチョク」を使用した毒殺未遂だったとの疑いが強まった。

 このため、今回も暗殺だったのではとの見方もささやかれるが、国営メディア「ロシア・トゥデー」は死亡の直後、消息筋の話として死因は血栓症だと伝えた。当局はまた、刑務所を訪れた母親と弁護士に対して、死因は「突然死症候群」だと説明した。

 しかし、受刑者やその家族を支援するために設立された団体「服役するルーシ」メンバーのイワン・イワノフ氏は、人権・汚職問題を中心としたニュースを伝えるサイト「タキエ・ジェラ(ロシア語で『そういうことだ』の意)」に対し、「司法解剖もしないのに、死因を血栓症と断定することはできない。血栓症は刑務所当局にとり、最も簡便な診断だ」と主張。

モスクワでの集会に参加したナワリヌイ氏=2020年2月(ロイター=共同)

 さらに、ロシアの刑務所・拘束施設を運営する連邦刑執行庁元職員で人権活動家のアンナ・カレトニコワ氏はフェイスブックに、同庁の医師が「死因としての血栓症は(そうではないと)証明するのが難しく、どのような死亡例にも適用できる、万能で便利な病名だ」と話したことを紹介した。

 一方、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は2月25日、具体的な情報源は明らかにしなかったものの、ナワリヌイ氏の死因は血栓によるもので、自然死だったと語った。ある程度裏付けられた情報だとしている。ウクライナメディア、ウクラインスカ・プラウダが伝えた。

 ▽嫌がらせ

 ナワリヌイ氏やその弁護士の主張によると、収監された同氏は刑務所当局からさまざまな「嫌がらせ」を受けていた。

 最初に収監されたモスクワ東方ウラジーミル州の刑務所では、「逃亡の恐れのある」受刑者とされ、守衛が毎夜、1時間おきに見回りに来て顔を懐中電灯で照らし、大声で房内にいることを確認するため眠ることができなくなった。

 同氏は21年3月末、激しい背中の痛みと足の感覚のまひに襲われ、医師の受診を求めたが拒否されたためハンガーストライキを開始。健康状態は悪化し4月には、モスクワの医師ら30人超がナワリヌイ氏の受診を認めるよう求める公開書簡を発表。ようやく受診が実現した。

 23年1月にも高熱と激しいせきに苦しみ、投薬や入院を求めたが拒否され、500人近い医師らがプーチン大統領に対する公開書簡で、適切な医療提供を訴えた。同氏は結局回復したが、体重を7キロ減らすなど衰弱した。

 精神的な矯正措置も行われた。ナワリヌイ氏は23年7月、X(旧ツイッター)で、同年2月の議会でのプーチン大統領の演説を100日間連続強制的に聞かされたと語った。刑務所当局の目的は「社会に対する敬意ある態度を養成するため」だったという。

2278OS5:2024/02/28(水) 09:38:34
 ▽整然と実行された殺人

 22年6月に同じウラジーミル州にある警備態勢がより厳しい刑務所に移送された後、懲罰房に入れられることが頻発した。ナワリヌイ氏の広報担当者キーラ・ヤルムイシさんによると、その回数は計27回に及び、死亡の2日前に命じられた16日間の最後の懲罰房入りが終われば、計308日となるはずだった。

2022年1月、ナワリヌイ氏の収監に抗議して、ベルリンのロシア大使館前に設けられたロシアの懲罰房の実物大模型。中央に立つのはナワリヌイ氏の弟オレグ氏(ゲッティ=共同)

 ナワリヌイ氏側の主張によると、懲罰の対象となった「罪」はいずれも軽微なもので、これほどの回数の懲罰房入りの理由には当たらない。

 例を挙げると、「上着のボタンを留めない」「刑務所職員にきちんと自己紹介をしない」「廊下を歩く際に腕を後ろに回す規則を守らない」「同房者に猥雑な言葉で話しかけた」などの理由で、最大16日間の懲罰房入りを命じられたという。

 懲罰房は独房で十分な冷暖房もなく、特に昨年12月に移送された北極圏の刑務所では寒さが厳しかったことが想像できる。受刑者は睡眠以外は横になることを禁じられる。差し入れや面会、衣服など所持品の持ち込みは許されず、房外に出られるのは散歩のため1日1時間だけ。食事は1回10分間に制限される。「服役するルーシ」のイワノフ氏は「これは拷問に等しい」と批判する。

 ロシアの人権団体「OVDインフォ」はナワリヌイ氏の死後、「ナワリヌイ氏の死亡は計画的に、整然と実行された殺人だ。劣悪な環境の刑務所で、彼を毒殺したり暴力行為で殺害したりする必要はなかった。単に(彼が死ぬのを)待つだけで良かった」との声明を発表した。

 ▽はびこる暴力

 刑務所当局による受刑者に対する不当な措置はかねて問題となっていた。

 ロシア大統領の人権問題諮問機関メンバーで人権活動家のエバ・メルカチョワ氏によると、最高検察庁は2022年、全国の刑務所で483件の懲罰房処分が不法と認められ、1893件の懲戒措置が無効とされたことを明らかにした。

 同年中に刑務所職員が受刑者に「肉体的な力」を行使した例は3892回、催涙ガスや電気ショックなど「特殊材料」を使用した例は5482回に上り、うち207件が法令違反だったとされた。

 受刑者の死亡数が多いことも指摘されている。ロシアメディアRBKは21年4月、スイスのローザンヌ大学が欧州評議会に対し行った、ロシアの刑務所に関する報告を伝えた。2019年にロシアの刑務所で死亡した受刑者は2420人で、受刑者1万人当たりの指数で見ると、同評議会加盟国の中央値を2倍近く上回っていた。

 「服役するルーシ」は受刑者の死亡例の多くがストレスによる自殺に加え、結核やエイズなど刑務所内でまん延する疾病に対して十分な医療を受けられないことが原因であるとして、刑務所の環境改善を訴えている。

     ×     ×     ×

 アレクセイ・ナワリヌイ氏 モスクワ州出身の反体制活動家。改革派野党ヤブロコの党員となり政治活動を開始。その後、反汚職闘争基金を立ち上げ、プーチン政権や与党「統一ロシア」の幹部らの不正蓄財疑惑などを独自調査で暴き、インターネット上で告発。違法デモを呼びかけたなどとして何度も逮捕された。21年1月、治療を受けたドイツから帰国時に空港で当局に拘束された。モスクワの裁判所は同年2月、過去の経済事件の有罪判決の執行猶予手続きに違反したとして実刑適用を決め、刑務所に収監された。23年8月には、過激派団体を創設した罪などで新たに懲役19年を言い渡された。

2279OS5:2024/03/04(月) 21:01:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ccea867f979da3d3b93f3fc79900146bae82d6a
ナワリヌイ氏の墓に献花絶えず…政権寄りメディアは中傷プロパガンダ展開、「欧米が関与」の主張も
3/4(月) 20:12配信

読売新聞オンライン
3日、モスクワで、ナワリヌイ氏の墓に献花をする人々=ロイター

 ロシア北極圏の刑務所で2月に死亡した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏のモスクワにある墓には1日の葬儀後、多くの人が献花に訪れている。

【動画】ナワリヌイ氏葬儀、教会近くに数千人の市民…モスクワ南東部

 露独立系メディアによると、3日には数百メートルの献花の列ができ、墓の周りが花で埋め尽くされた。「あなたは人々に希望を与えた」という感謝の言葉、「我々は屈しない」とプーチン政権への抵抗を続ける意思を示すメッセージを添えたものもあった。

 露国営メディアは、ナワリヌイ氏の葬儀についてほとんど報じていない。ロイター通信によると、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は4日、葬儀に関する記者の質問に「言うことは何もない」と答えた。

 プーチン政権に近いメディアは、ナワリヌイ氏を中傷するプロパガンダを展開している。死亡に欧米が関与したという荒唐無稽な主張も流れている。

2280OS5:2024/03/05(火) 07:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee39a2a89f3e089322ad1a5bad34c5b14ba6bff
「新顔」ダワンコフ氏が次点か リベラル票の受け皿に ロシア大統領選まで2週間
3/5(火) 7:06配信
時事通信
ロシア大統領選候補ダワンコフ氏の選対本部前を歩く人々=1月17日、モスクワ(EPA時事)

 ロシア大統領選は15〜17日の投票まで2週間を切った。

 ウクライナ侵攻が続く中、通算5選を目指すプーチン大統領の圧勝がほぼ確実な情勢で、誰が次点になるかに注目が集まっている。支持を広げているのは、4年前に誕生した政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(40)だ。

 「新しい人々の時代!」。候補者のポスターが珍しいモスクワで、ダワンコフ氏は資金を投じて異例の広告を掲示。2月末のプーチン氏による年次教書演説の直後には、国営テレビでダワンコフ氏のCMが流れた。

 大統領選は2008年と並んで過去最少となる4人の争いで、プーチン氏以外はいずれも政権に従順な「体制内野党」の候補。政権がコントロールする選管当局は、選挙に正統性を持たせるために形式的な「競争」を演出しつつ、反戦を訴えるリベラル派2人の立候補を認めなかった。その結果、行き場を失った票がダワンコフ氏に流れそうだ。

 こうした「新顔」はリベラル票などの「受け皿」とするために、プーチン政権が管理する選挙で毎回登場している。ダワンコフ氏は政権の影響下にあるが、2月上旬にリベラル派のナジェジディン氏の出馬が却下されると「公約を引き継ぐ」用意があることを示した。

 反体制派指導者ナワリヌイ氏の死亡についても、大統領選の候補者で最初に言及。「若くて強い人が獄死するのは悲劇だ」と同情を表明した。

 ウクライナ侵攻については「平和と(停戦)交渉」を求めると明言。ダワンコフ氏を「反戦候補」と見なさず、投票するか決めかねているリベラル派へのアピールを狙ったとみられる。ただ、プーチン氏もウクライナを揺さぶるため「停戦交渉」を示唆しており、両者の立場は決して矛盾していない。

 ナジェジディン氏は最近公表した世論調査結果で、立候補した場合の予想得票率は「プーチン氏82%、2位のナジェジディン氏10%」だったと指摘した。出馬できない現状では「プーチン氏85%、2位のダワンコフ氏9%」。自身の支持票の一部が流れ、ダワンコフ氏の得票率は2倍になると分析している。

2281OS5:2024/03/13(水) 02:36:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/476831d7f164912438f7da0d3ad23c139da53e65
極右の退潮顕著 世論調査出そろう ロシア大統領選
3/12(火) 20:32配信

時事通信
ロシア大統領選に立候補した(左から)ダワンコフ、プーチン、スルツキー、ハリトノフの4氏(AFP時事)

 ロシア大統領選(15〜17日投票)は11日、世論調査を公表できる期限を迎え、最後の結果が出そろった。

 政府系の2調査機関によると、事前予想の通り、プーチン大統領が得票率80%以上で4候補中トップ。むしろ注目されているのは今後の政界を占う2位以下の順位で、かつて一定の人気があったポピュリズム政党の極右・自由民主党の退潮が顕著だ。

 自由民主党の「顔」としてカリスマ性を誇ったジリノフスキー前党首は新型コロナウイルスに感染した末、2022年春に死去。今回は党首を継いだスルツキー下院外交委員長が出馬した。「ジリノフスキー氏の事業は生きている」と訴えたが、人気は伸び悩む。

 プーチン氏以外の3人は政権に従順な「体制内野党」の候補。ただ、選挙をコントロールする政権は最大野党・共産党の伸長を警戒しており、自由民主党を使ってけん制すべく「2位の座をスルツキー氏に与えたい考え」(独立系メディア)と伝えられていた。

 政府系の全ロシア世論調査センターによると、得票率予想は▽プーチン氏(82%)▽共産党のハリトノフ下院極東・北極圏発展委員長(6%)▽政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(6%)▽スルツキー氏(5%)―の順番。

 やはり政府系の世論基金によれば▽プーチン氏(80.8%)▽ハリトノフ氏(5.7%)▽スルツキー氏(5.6%)▽ダワンコフ氏(4.6%)―と続く。リベラル派2人が立候補できず、行き場を失った票の一定数が「新顔」のダワンコフ氏に流れると分析されており、スルツキー氏には不利だ。

 政権が次点候補としてスルツキー氏を推しているとすれば、筋書き通りにいかない公算が大きい。プーチン氏の通算5選はほぼ確実としても、政権の「票読み」に疑問符が付くことになる。

2282OS5:2024/03/13(水) 02:37:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e22a640070e4b820043658fb09c7d9103549a1d6
プーチン氏「圧倒的支持」演出へ 15〜17日にロシア大統領選、ウクライナ侵略を正当化
3/12(火) 18:42配信
ロシアで15〜17日、2022年2月のウクライナ全面侵攻後で初めてとなる大統領選(任期6年)が行われる。反戦派の出馬予定者は事前に排除され、現職のプーチン大統領(71)を強く批判する候補者は不在。プーチン氏の通算5選が確実視されている。選挙はプーチン氏への圧倒的支持を演出し、ウクライナ侵略を民意として正当化するための「形式的儀式」となる見通しだ。

【グラフィックで見る】国際秩序を決める選挙イヤー

候補者は、政権与党「統一ロシア」の支援を受ける無所属のプーチン氏のほか、共産党のハリトノフ下院議員(75)▽極右の自由民主党のスルツキー党首(56)▽2020年設立の政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(40)-の4人。プーチン氏を除く3人は政権との対立を避ける「体制内野党」の候補で、もとより勝利を目指していない。

ロシアでは2月、過去に毒殺未遂に遭った反体制派指導者、ナワリヌイ氏が北極圏の刑務所で獄死した。大統領選を巡っては、ウクライナ侵略に反対するナデジディン元下院議員が出馬を表明したものの、提出書類の不備を理由に候補者登録を認められなかった。

ウクライナ侵攻後、報道統制は極限まで進んでおり、政権に批判的な言動をする知識人らは軒並みスパイと同義の「外国の代理人」に指定されている。自由な政治競争は全く望めない状況だ。

露政府系「全露世論調査センター」の直近の調査によると、有権者の75%がプーチン氏に投票すると回答した。露独立系機関「レバダ・センター」の調査でもプーチン氏の支持率は86%に達する。

ただ、ロシアでは世論調査に応じるのは十数人に1人程度とされ、応じる人も政権に批判的な回答を避ける傾向がある。この前提の上で、プーチン氏の統治が安定を生んでいると考えたり、政権の保守路線に共鳴したりする人が多いことが高い支持率につながっている。公務員や国営企業の従業員、その家族など国民の約半数が国家財政に依存しているという社会構造も作用しているとみられる。

露国外に拠点を置く独立系露語メディア「メドゥーザ」によると、政権は投票率の最低目標を70%に設定。公務員や国営企業の従業員、統一ロシア党員といった人々を動員し、投票率を高めようとしている。ロシアの選挙では、当局による投票率や得票率の操作も長年疑われてきた。

今回の大統領選は、ロシアが22年9月に併合を宣言したウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州、南部ヘルソン、ザポロジエ両州の露軍占領地域でも投票が行われる。選挙実施を通じて4州併合の正当化と既成事実化を図る構えだ。

2283OS5:2024/03/13(水) 02:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd242aea49a5796bb9061c7e23c4ee57bc213b2b
アルメニア首相、ロシア主導の軍事同盟に「最後通告」 脱退に言及
3/12(火) 20:04配信

朝日新聞デジタル
アルメニアのパシニャン首相=ロイター

 アルメニアのパシニャン首相は12日の記者会見で、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)が、アルメニア領の防衛義務を果たさない場合は「脱退する」と語った。ロシアのインタファクス通信が伝えた。隣国アゼルバイジャンからの攻撃への支援がないと不満を募らせ、ロシア側に「最後通告」を突きつけた形だ。

 パシニャン氏は「アルメニアの領土がどこで、(CSTOの防衛の)責任範囲がどこかという問題が残っている」とロシア側に回答を求め、満足できなかった場合は脱退するとした。

 アルメニアは昨年、アルメニア系住民が実効支配していたアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフをアゼルバイジャンに奪還されたほか、同国軍に領土の一部を占領された。軍事支援の要請に応じないCSTOへの不満が高まり、すでに昨年後半から会議などへの参加を凍結。米欧への接近を図っている。

朝日新聞社jp/articles/cd242aea49a5796bb9061c7e23c4ee57bc213b2b

2284OS5:2024/03/21(木) 09:08:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/104eb678910fceca15b5f8a9869343c1ab46867a
プーチン時代30年へ 強権ロシアの「民主主義」 不安排除、ルールなき選挙〔深層探訪〕
3/21(木) 7:00配信
時事通信
公邸で大統領選の電子投票を行ったロシアのプーチン大統領=15日、モスクワ郊外(AFP時事)

 2000年の就任以来、ロシアを強権統治するプーチン大統領が通算5選を決めた。有権者から新たに託された任期は30年まで。ウクライナ侵攻中の言論弾圧で圧勝は予想されたが、不安要素を徹底的に排除し、西側諸国から見ればルールなき選挙戦を展開。この国のシステムが「民主主義」たり得るのか、大きな疑念を残した。

 ◇欧米より未熟
 勝つか敗れるかではなく、いかに勝つか―。15日付の独立新聞は社説で、政権がプーチン氏に従順な野党候補との「無風選挙」をお膳立てしたことを踏まえ、ロシアではいまだに圧勝か否かが関心事になっていると指摘。51%対49%の勝利でも「正統性」を保証する欧米の民主主義と比べて未熟だと、暗に批判した。

 そうした風潮が、プーチン氏の「過剰防衛」につながっているもようだ。政権は18年の前回大統領選で反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の出馬を認めず、20年の毒殺未遂を経て翌21年に投獄。今年2月に死に至らしめた。

 今回も中央選管は「反戦」を唱えるリベラル派のナジェジディン氏らの出馬を却下。国営テレビに公正な選挙報道の姿勢は見られず、プーチン氏の地方遊説だけを「公務」として放映し続けた。

 ロシアの選挙の実態は、共産党独裁のソ連時代と実質的には変わらない。体制が決めた候補を承認するだけの「信任投票」という意識が強く、今回の選挙でも国民の多くはプーチン氏に一票を投じた。モスクワ中心部で16日、朝の散歩がてら投票所に足を運んだ中年女性は「もちろんプーチン氏に入れた」と目を輝かせた。

 ◇組織票固めに宝くじ
 ただ、事前に勝者が分かっている選挙は有権者の関心と投票率の低下をもたらし、結果の正統性を損ないかねないジレンマも生じる。政権はこの大統領選から初めて電子投票を併用。期間も平日からの3日間に延ばし、組織票がフル稼働する仕組みとした。

 初日の15日朝には、電子投票が集中しシステム障害が発生。「前例のない数の投票希望者がいる」。当局は誇らしげだったが、不正に目を光らせる民間選挙監視団体「ゴロス」は「職場で強制的に投票が行われた」証拠だと非難した。

 「当選350万本」。予算が潤沢なモスクワでは、電子投票でポイント(金券)が付与される「宝くじ」を実施した。有権者700万人強の半分に行き渡る数で、初回は1000ルーブル(約1600円)の獲得を保証。買収まがいのキャンペーンを展開した。

 投票所に使われた公共施設内にはプーチン氏の肖像が掲げられた。これに関しては「特定候補」に肩入れしていると選挙監視員が問題視。写真を白い布で覆うケースが見られたが、それでも「選挙運動ではなく、国家の象徴だ」として撤去されなかった場所もある。

 ◇政権交代は未経験
 ロシアは選挙を通じた政権交代の経験がなく、プーチン氏もエリツィン元大統領に後継指名された。政権を脅かす政治家は立候補が認められず、反体制派はデモなどで意思表示するしかない。ロシアが侵攻するウクライナのゼレンスキー政権をプーチン氏は「ネオナチ」と決め付けるが、おおむね選挙ごとに大統領が代わる同国では民主主義が機能している。

 「(米大統領選は)ますます非文明化が進んでいる」。プーチン氏は国営メディアのインタビューで、民主党と共和党の対立で米社会が二分された選挙戦をこう表現。自身は国民の信任を得ているとでも言いたげに「米国の政治制度は民主的と言えない」と主張した。(時事)

2285OS5:2024/03/26(火) 23:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3942a4e60033c3a596b6404fddbd52f673e8f6f
旧ソ連最貧国タジキスタン、ロシア出稼ぎ100万人 IS浸透の過去
3/26(火) 20:00配信

朝日新聞デジタル
モスクワの裁判所で2024年3月24日、ガラス張りの被告人席に座る襲撃事件の容疑者=AP

 モスクワ郊外で130人以上が死亡したコンサート会場の襲撃事件で、容疑者の4人は中央アジア・タジキスタン出身とされる。タジキスタンは旧ソ連の最貧国で、ロシアに100万人以上の出稼ぎ労働者がいるという。以前は生活苦から過激派組織「イスラム国」(IS)に傾倒し、戦闘員に志願した若者も多かった。

 タジキスタンはソ連崩壊にともない1991年に独立した。日本の約40%の国土は9割以上が山岳地帯。人口は約1千万人で、80%以上がイラン系のタジク人。多くがイスラム教徒だ。

 92年、イスラム勢力などが旧共産党の体制派と対立して内戦状態になった。体制派のラフモン現大統領が権力を握り、いまも独裁体制を続けている。

 ロシア大統領府などによると、ロシア国内の出稼ぎ労働者は120万人で、ウズベキスタンに次ぐ多さだという。ロシアメディアによると、タジキスタンの国内総生産(GDP)の3割が、ロシアを中心に外国からの送金が占めるという。

 世界銀行によると、タジキスタンの2022年の1人当たりのGDPは1054ドル(約16万円)と、ロシアのわずか約7%、日本の3%だ。

朝日新聞社

2286OS5:2024/03/26(火) 23:48:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f36674d4c7b434d324c610ec9ff6664f9f4760f
プーチン氏、露銃乱射テロのウクライナ関与説に再び言及 新たに3人起訴 死者139人に
3/26(火) 9:34配信
産経新聞
ロシアのプーチン大統領(古厩正樹撮影)

ロシアの首都モスクワ近郊のコンサート施設で起きた銃乱射テロで、プーチン大統領は25日、治安当局高官らが出席するビデオ会議を開いた。プーチン氏はイスラム過激派が事件を実行したとした上で、「依頼主に関心がある」「(事件で)誰が利益を得たのか。悪行はキエフ政権(ウクライナ)による一連の企ての一環に過ぎないのかもしれない」などと述べ、事件の首謀者としてウクライナを疑う姿勢を改めて示した。


タス通信によると、露捜査当局は25日、実行犯としてテロ罪で既に起訴したタジキスタン国籍の男4人に住居や自動車を提供したとして、新たに男3人を同罪で起訴した。3人はロシアに在住するタジク出身の親子。父親はタジク国籍で、息子2人は露市民権を保持している。息子の一人は容疑を否認しているという。

また、捜査当局は同日、事件の死者数が139人に増えたと発表した。

事件ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出し、事件現場で実行犯が撮影したとする動画も公開した。一方、ウクライナは事件への関与を否定。米国もウクライナが関与した形跡はないとしている。

しかし、プーチン氏はこの日のビデオ会議で「中東情勢の解決に向けて努力しているロシアをイスラム過激派が攻撃対象とするのは疑わしい」などと発言。「反攻作戦に失敗したキエフ政権が国民にまだ負けていないとアピールするために」事件を組織した可能性があるとも主張した。

プーチン氏は23日にも、実行犯とウクライナの間で「国境通過のための窓口が用意されていた」と主張。ロシアは事件をウクライナに結び付け、国民のウクライナへの敵意をあおると同時に同国の信用を低下させる思惑だとみられる。

2287OS5:2024/03/31(日) 17:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6eafd17d23ed53164c941b9e3114e6a2d23205b1
高官更迭続くウクライナ、政権内不和か 「ロシアと変わらぬ」危惧も
3/31(日) 11:38配信

毎日新聞
相次いで軍や政権の高官を交代させてきたウクライナのゼレンスキー大統領=トルコのイスタンブールで2024年3月8日、AP

 ロシアから侵攻されているウクライナでは、軍や政権の高官が相次いで更迭されている。2月にザルジニー軍総司令官が交代させられたことに続き、3月26日、ダニロフ国家安全保障国防会議書記も解任された。度重なる要職の交代は、政権内部の結束にほころびが生じている可能性も示す。

 ダニロフ氏は、ゼレンスキー大統領が議長を務め、主要閣僚が参加する国家安保国防会議を統括。大統領側近と位置づけられながらも、欧米諸国を相手にして歯にきぬ着せぬ物言いを続けてきた。

 2月下旬に毎日新聞の取材に応じた際にも「西側諸国はロシアを恐れ過ぎている」と発言。解任理由は明かされていないが、一連の発言が問題視されたともみられている。近く駐ノルウェー大使に転出するとも報じられている。

 今回の解任劇に先立ち、ゼレンスキー氏がザルジニー氏を更迭した背景には、その人気を脅威に感じていたとの指摘もある。2023年12月の世論調査で、ザルジニー氏の支持率は88%を記録し、ゼレンスキー氏の62%を上回った。

 2割弱の領土がロシアに占拠されている事態を踏まえ、ゼレンスキー政権は当初3月末に予定されていた大統領選を延期させた。今後、どこかの段階で選挙を実施する場合、ザルジニー氏が競争相手になるとの観測が消えていない。この点を考慮したのか、解任された後のザルジニー氏は駐英大使に任じられて、国内から遠ざけられる形となった。

 ザルジニー氏の解任を巡っては、戦況についてのメディアへの情報発信などで意見の相違があった可能性もある。

 ザルジニー氏は23年11月の英誌エコノミストのインタビューで、「戦況が行き詰まった」と発言したが、ゼレンスキー氏がすぐに否定。両者の不和が明るみに出た。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は同年12月、大統領府や軍関係者の証言を基に、国内への投資や支援を呼び込むために報道統制を強めて楽観的な戦況を伝えようとする大統領府と、より現実に即した情報発信を主張する軍との間に溝が生まれていると指摘していた。

 ゼレンスキー氏への権力の集中を懸念する声も出ている。ウクライナ最高会議(議会)野党のホンチャレンコ議員は23年12月の独有力誌シュピーゲルに「ウクライナではゼレンスキー氏とイエルマク大統領府長官の2人がすべてを決めている」と証言。首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は「私たちはいずれ、1人の男性の機嫌にすべてが左右されるようになり、もはやロシアと変わらなくなるだろう」と危惧した。

 国力で劣るウクライナがロシアへの抵抗を続けてこられた理由の一つには、国内が結束してきた点が挙げられている。一方でロシアによる侵攻開始以来、ウクライナ政府はテレビ局を統制下に置き、政権批判が生まれにくい状況となっている。【ブリュッセル宮川裕章】

2288OS5:2024/04/18(木) 09:36:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/0052a94d8f323c77aa79d81d2fbd5fc67b8a3314
親欧州与党が第1党 大統領派野党に勝利 クロアチア総選挙
4/18(木) 8:24配信

時事通信
 【ロンドン時事】旧ユーゴスラビアのクロアチアで17日、議会(一院制、定数151)選挙が行われた。

 ロイター通信が伝えた選挙管理委員会の暫定結果によると、親欧州派のプレンコビッチ首相率いる中道右派のクロアチア民主同盟が65議席で、第1党の座を維持する見通し。

 ミラノビッチ大統領が影響力を持つ野党の社会民主党が率いる中道左派連合は42議席。ミラノビッチ氏はウクライナへのさらなる支援に反対しており、政権を奪取すれば、ハンガリーやスロバキアなどロシア寄りの姿勢を見せる近隣諸国と足並みをそろえる可能性も指摘されていた。

2289OS5:2024/04/29(月) 20:13:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/19588af8901412ed9f7b64776ecd688194765373
ウクライナ軍総司令官、苦戦認める 「ロシア軍が複数方面で戦術的成功」
4/29(月) 7:16配
ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は28日、「露軍があらゆる前線で活発な攻勢を展開し、いくつかの方面で戦術的成功を収めている」とSNS(交流サイト)で発表し、自軍の苦戦を認めた。同氏は「過去1週間、各前線で激戦が続き、戦局は劇的に動いている」とも述べた。

【写真】ロシア軍の超音速戦略爆撃機「ツポレフ22M3」

米シンクタンク「戦争研究所」は25日、「米国の軍事支援が到着してウクライナ軍が戦力を回復させる前に、露軍が攻勢に出ている」と分析。シルスキー氏の発表はこれを裏付けた形だ。

シルスキー氏は、東部ドネツク州アブデーフカの北西方面が「最も困難な状況」にあるとし、この方面でウクライナ軍が後退していることを認めた。一方で、露軍のさらなる前進を防ぐために損耗した部隊の交代を進めていると説明した。

シルスキー氏は、現在の最大の焦点となっているドネツク州チャソフヤル方面も「激戦地のままだ」と述べた。チャソフヤルは、ウクライナ側が保持する同州の主要都市クラマトルスクやスラビャンスクを守る防衛線の一角。露軍がチャソフヤルを制圧した場合、主目標とするドネツク州全域の制圧に近づく。

シルスキー氏は、東部ハリコフ州や南部ザポロジエ州の戦況も緊迫しているものの、両方面では露軍に目立った前進を許していないとした。

ウクライナは現在、米軍事支援や今後の追加動員で戦力を回復させ、将来的な反撃につなげたい構えだ。ただ、専門家の間では、ウクライナはこれらの措置で劣勢を相当程度解消できるものの、優勢を得るまでには至らないとの見方が強い。

2290OS5:2024/05/01(水) 21:32:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f5c6be1bfa2c1880cacb570276f247cdf721781
ロシア、同盟国アルメニアの「離反」にいらだち 縮む影響圏、係争地から部隊撤収
5/1(水) 16:55配信



産経新聞
ロシア国旗

南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアに対する同盟国ロシアの影響力が急速に低下している。ロシアは4月、アルメニアが係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争でアゼルバイジャンに敗北したのを受け、カラバフに駐留させていた停戦維持部隊の撤収を余儀なくされた。アルメニアはロシアとの同盟解消を示唆する一方、欧米への接近を加速。ロシアはアルメニアの「離反」にいらだちを募らせている。


停戦維持部隊の撤収はペスコフ露大統領報道官が4月17日に発表。ペスコフ氏は理由を「地政学的現実の変化」だと説明した。

カラバフはアゼルバイジャン領だが、現地で多数派のアルメニア系住民がソ連末期に帰属変更を求め、両国が30年間以上にわたって対立してきた。2020年秋に両国の大規模衝突が起きた際、停戦を仲介したロシアは停戦維持部隊の現地駐留を両国に認めさせ、「勢力圏」とみなす南カフカスで影響力を拡大することに成功した。

しかし昨年9月、トルコの支援で軍備を増強したアゼルバイジャンが電撃的な作戦でカラバフを制圧。これによって露停戦維持部隊の存在意義は失われた形となっていた。

アルメニアのパシニャン首相は、加盟国支援の義務を果たさなかったとして露主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)とロシアを繰り返し批判。昨年11月のCSTO首脳会議を欠席した。

今年2月には「アルメニアはCSTOへの参加を凍結した」と述べ、ロシアのウクライナ侵略について不支持も明言。4月22日には「なぜ同盟にとどまる必要があるのかという国民の質問に私は答えられない」と、アルメニアがCSTOから離脱する可能性を示唆した。

パシニャン氏はロシアから距離を置く一方で欧米への接近を強めている。4月5日にはブリンケン米国務長官、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長らとブリュッセルで会談した。EUはアルメニアに今後4年間で2億7千万ユーロ(約453億円)を支援すると発表した。

こうした動きにロシアは反発している。露外務省のザハロワ報道官は4月、パシニャン氏の対露非難を「無根拠だ」と批判。アルメニアと欧米が軍事協力でも合意したとの報道があるとし、「アルメニアはロシアに釈明すべきだ。理想は(合意の)取り消しだ」と述べた。「欧米の狙いはロシアとアルメニアの関係破壊だ」とも主張した。

露下院のスルツキー国際問題委員長も4月、「パシニャン氏はアルメニアにウクライナの道を歩ませている」と述べ、ロシアがアルメニアに武力行使する可能性さえちらつかせた。

2291OS5:2024/05/07(火) 09:28:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7bfd190c197aadd7fd1ff76f88864a4c475236c
「外国の代理人」を選挙から排除、ロシア下院可決 現職は権限剝奪
5/7(火) 6:00配信

朝日新聞デジタル
キルギスの首都ビシケクで2023年10月、同国大統領との会談前に歓迎セレモニーに出席するロシアのプーチン大統領=AP

 ロシア下院は6日、ロシア語でスパイの意味がある「外国の代理人」に指定された個人に対し、国や地方自治体の選挙への立候補を禁じる法案を可決した。上院の採決後、プーチン大統領が署名して成立する。ロシアではウクライナ侵攻への反対を表明したジャーナリストらが指定されており、選挙から完全に排除されることになる。

 ロシア語では「外国の代理人」は、「米欧のスパイ」だと解釈される。立候補する人は必要な書類の提出前に、「外国の代理人」リストから削除される必要がある。現職の首長や議員に適用された場合は、法律の施行から180日以内にリストから削除されなければ、任期満了を待たずに解職となる。

 ロシアで「外国の代理人」制度が設けられたのは2012年。当初は「外国の金銭的支援」を受ける団体が対象だったが、その後、個人にも拡大。ウクライナ侵攻後の22年12月には「外国の影響下にある」だけで指定が可能になり、公務員などへの就職ができなくなった。

■政権批判を封じる手段

 政府は「外国の干渉を排除する狙い」と主張するが、実際は人権団体や独立系メディア、外国系メディアなどを対象に、政権批判を封じる手段として使われてきた。

 すでに3月の大統領選では、反戦を訴えた候補者は書類の不備などを理由に排除された。今後は「外国の代理人」に指定することで、反政権派を完全に選挙から排除し、強権体制を一段と固める可能性が高い。

朝日新聞社

2292OS5:2024/05/07(火) 19:59:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/94e8f2b72b7f737de850edffd80f56e0c4406727
ロシアのプーチン氏5期目就任 スターリン超え30年まで 運命「自国で決める」
5/7(火) 19:18配信

時事通信
7日、モスクワで就任宣誓を行うロシアのプーチン大統領(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は7日、通算5期目の就任宣誓を行った。

 ウクライナ侵攻が3年目に入った中で国内を引き締め、3月の大統領選で得票率約87%で圧勝。2030年までの新たな任期を全うすれば、首相時代(08〜12年)を含む権力掌握の期間は、独裁者スターリンの29年を超え、旧ソ連以来の指導者で最長となる。

 プーチン氏は就任演説で「ロシアの運命は自ら決める」と強調。侵攻や対ロシア制裁を念頭に「われわれは深刻な課題に直面している」とし、ロシアを信頼する国と関係を強化する一方、西側諸国との対話は拒否しないと述べた。

 就任式はモスクワの大クレムリン宮殿で実施。プーチン氏は20年から務めるミシュスチン首相の続投を提案し、近日中に下院で承認される見通し。プーチン政権の当面の課題は、侵攻を財政面で支えるための増税や兵士の追加動員だ。

 内閣の陣容については「骨格が維持される」(マトビエンコ上院議長)とみられているが、ラブロフ外相は在任が20年に及んでおり、いずれ後任人事が取り沙汰されそうだ。ショイグ国防相は側近が汚職容疑で最近拘束され、足元が揺らいでいる。

2293OS5:2024/05/09(木) 08:50:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbab23aeec62b25eef984c9bb8dc912ae996a6d
アルメニア、ロシア主導の軍事同盟への資金拠出を停止 隠せぬ不信感
5/9(木) 5:00配信

朝日新聞デジタル
モスクワのクレムリンで2023年5月、会談に臨むロシアのプーチン大統領(左)とアルメニアのパシニャン首相=ロイター

 ロシアの同盟国アルメニアの外務省は8日、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)への資金拠出を停止すると明らかにした。インタファクス通信が伝えた。アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの紛争をめぐり、CSTOが支援しないことに不満を示しており、「ロシア離れ」が加速している。


 報道によると、アルメニア外務省は2024年のCSTOの予算への参加を「控える」という。すでに昨年末、CSTOの会議や演習への参加停止も決めていた。

 背景にある隣国アゼルバイジャンとの紛争では昨年、ソ連崩壊前後からアルメニア系住民が実効支配していたアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフを奪還された。

朝日新聞社

2294OS5:2024/05/09(木) 17:36:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fd9a665436dc931f1ed24eac785104a8098f841
北マケドニア総選挙、保守系野党が圧勝 EU加盟に影響の可能性も
5/9(木) 15:23配信

朝日新聞デジタル
2024年5月8日、北マケドニアの首都スコピエで、総選挙の勝利を祝うVMRO―DPMNEのフリスティヤン・ミツコスキ党首=AP

 欧州連合(EU)への加盟を目指すバルカン半島の北マケドニアで8日、議会総選挙(一院制、定数120)の投開票があり、保守系野党のVMRO―DPMNEが親EU与党の社会民主同盟に圧勝し、第一党となった。VMRO―DPMNEもEU加盟を掲げるが、加盟をめぐって対立してきた隣国ギリシャやブルガリアに対して厳しい姿勢を示しており、今後の加盟プロセスに影響を与える可能性もある。


 総選挙とあわせて投開票された大統領選でも、同党が支持するゴルダナ・シルヤノフスカ・ダフコワ氏(70)が現職のステボ・ペンダロフスキ氏(61)を破って初当選を果たした。同国で女性が大統領に就任するのは初めて。大統領の役割は儀礼的な職務にとどまる。

 2005年にEUの加盟候補国となった北マケドニアは、旧国名の「マケドニア」が自国の地域名だとするギリシャの反発を受け、19年に現在の国名に変更した。これによって20年に北大西洋条約機構(NATO)の加盟を果たし、22年に隣国のアルバニアとともにEUとの加盟交渉を開始していた。

 だが、今度はブルガリアが、交渉の条件として北マケドニアに住むブルガリア系住民を少数民族として認めるための憲法改正を行うよう要求。社会民主同盟は応じる姿勢を示していたが、VMRO―DPMNEは反対している。(イスタンブール=根本晃)

朝日新聞社

2295OS5:2024/05/10(金) 10:58:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2c9118aa15c2c6b8436c0401a3b147d1957543c
ゼレンスキー氏、警護局トップを解任 自らの「暗殺計画」と関連か
5/10(金) 7:44配信

朝日新聞デジタル
ゼレンスキー大統領らに対する暗殺計画で使われそうになっていたとみられる武器。ウクライナ保安局(SBU)が7日に公表した=SBUのウェブサイトから

 ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、要人の警備を担当する国家警備局のトップを解任する大統領令を出した。理由は明らかにされていないが、自らを含む複数の幹部に対する暗殺計画疑惑で、同局の大佐2人が逮捕されたことを受けての対応とみられる。


 解任されたのは、2019年から国家警備局長を務めていたセルヒー・ルディ氏。ウクライナ保安局(SBU)は7日、ロシア連邦保安局(FSB)と共謀してゼレンスキー氏やSBU長官らを暗殺する計画を立てていたとして、国家警備局の大佐2人を反逆やテロ準備の疑いで逮捕したと発表していた。

 ゼレンスキー氏の暗殺計画は、これまで何度も明らかになっている。3月にはイタリアの公共放送「RAI」のインタビューに対し、自らに対する暗殺計画について「10回以上あった」と述べていた。(キーウ=藤原学思)

朝日新聞社

2296OS5:2024/05/10(金) 15:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca4297d50bc53129f82366574eb7818fedfbf0f
ミシュスチン首相が続投 プーチン政権5期目内閣 ロシア
5/10(金) 14:38配信

時事通信
9日、モスクワの「赤の広場」で、言葉を交わすロシアのミシュスチン首相(左)とウォロジン下院議長(AFP時事)

 ロシアのウォロジン下院議長は10日、通算5期目入りしたプーチン大統領が、2020年から務めるミシュスチン首相の続投を提案したと明らかにした。

 下院は同日の本会議でミシュスチン氏本人からの報告を踏まえ、人事を承認。「内閣改造」は最小限にとどまる見通しだが、現在71歳のプーチン氏の後継体制を占う上で陣容が注目されている。

 マトビエンコ上院議長は先に「内閣の骨格は維持される」と説明。ラブロフ外相やショイグ国防相は当面留任するという見方が有力だ。

 プーチン氏は3月中旬の大統領選前のインタビューで、ミシュスチン氏の仕事ぶりに「非常に満足している」と評価。ウクライナ侵攻の中、増税に向けて調整に当たらせるとみられる。

2297OS5:2024/05/13(月) 08:50:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b21d76036b3a269d725abad547c6f595a95f950
ロシア、ショイグ国防相を交代へ 後任にベロウソフ第1副首相
5/13(月) 6:46配信


産経新聞
ロシアのプーチン大統領は12日、通算5期目の任期入りに伴う内閣改造の一環として、国防相にベロウソフ第1副首相を充てることを柱とした人事案を露上院に送付した。上院が12日、発表した。ベロウソフ氏は経済戦略の専門家として知られており、ウクライナ侵略を続けるロシアは「軍需経済」を推し進め、欧米主導の対露制裁に対抗していく思惑を鮮明にした。

人事案によると、ショイグ国防相はこれまでパトルシェフ氏が務めてきた国家安全保障会議書記に転じる。ラブロフ外相やナルイシキン対外情報局(SVR)長官、ボルトニコフ連邦保安局(FSB)長官ら他の国防・治安系省庁のトップは再任となる。パトルシェフ氏の処遇には言及されていない。人事案は近く上院で承認される見通し。 露憲法は副首相や経済・文化分野などの閣僚の人選権を首相と下院に与える一方、国防相や外相など重要閣僚に関しては大統領が上院と協議して任命すると規定。11日にはミシュスチン首相が、ベロウソフ氏の後任の第1副首相にマントゥロフ副首相兼産業貿易相を充て、技術開発や産業振興を指揮させるとする人事案を下院に送付していた。

2298OS5:2024/05/13(月) 09:44:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/53520d710629eb32c99e7a384772af95837516ba
ロシアのショイグ国防相、内閣改造で交代へ…側近の汚職スキャンダルが影響か
5/13(月) 4:29配信
 タス通信によると、通算5期目の任期に入ったロシアのプーチン大統領は12日、内閣改造で、セルゲイ・ショイグ国防相を交代させる方針を示した。後任にはアンドレイ・ベロウソフ第1副首相を充てる。ショイグ氏は先月、側近が収賄容疑で逮捕されていた。国防相の交代は、3年目を迎えるウクライナ侵略にも影響を及ぼしそうだ。


 ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記が退任し、ショイグ氏は、その後任に就く見通しだという。

 ショイグ氏は2012年から国防相を務めてきた。露民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏と対立し、一時、影響力低下が指摘されたが、ワグネル解体を経て、政権内で再び立場を強めていた。

 だが、先月、側近の1人であるティムール・イワノフ国防次官が収賄の疑いで逮捕された。国防省の業務に関する契約で不正な利益を得た疑いが持たれている。ショイグ氏の退任には、側近の汚職スキャンダルが影響した可能性がある。

 新たに国防相に就くベロウソフ氏は、2020年から副首相の筆頭である第1副首相を務めてきた。プーチン氏の側近で、経済の専門家として知られる。プーチン政権が取り組む経済の立て直しや国民生活の向上などを担ってきた。

2299OS5:2024/05/15(水) 11:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1efe9ab31eb4c5abe7a919397dddf3c23b832cd
ベロウソフ国防相任命 ショイグ氏後任、経済学者 ロシア
5/15(水) 8:11配信
時事通信
14日、モスクワで任命に当たり演説するロシアのベロウソフ新国防相(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は14日、ショイグ氏後任の国防相に第1副首相だったベロウソフ氏を正式に任命した。


 上院は13、14両日、通算5期目就任に伴ってプーチン氏が提案した軍・治安機関などのトップ人事の協議を終えた。

 ベロウソフ氏は経済学者で、強大な軍事力を保有するロシアで異例の人事。経済発展相、大統領補佐官(経済担当)を歴任し、2020年からミシュスチン首相の内閣で第1副首相を務めた。米ブルームバーグ通信が関係者の話として伝えたところによると、ベロウソフ氏は国防相就任の要請に驚いたものの、長らく仕えるプーチン氏に心酔しているため同意したという。


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