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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

2316OS5:2024/08/19(月) 11:46:31
■10月の議会選へ布石を打っているのか

EU加盟を掲げながらコバヒゼ政権が反リベラル政策を強硬に推し進める背景には、10月の議会選があるとの見方が強い。

ジョージア情勢に詳しい消息筋によると、与党「ジョージアの夢」は2012年の政権獲得後、支持率の低下が進んできた。反スパイ法の制定には、議会選を見据えて政権に批判的なNGO(非政府組織)などの活動を抑圧する狙いがある。LGBT規制には保守層からの支持を集める思惑があるとみられるという。

ただ、消息筋は「反スパイ法は不評で、政権支持層にも反発がある」と指摘。EU加盟も国民の大多数が支持しており、EU入りを遠ざけるコバヒゼ政権の一連の施策はかえって与党への支持を低下させることになると予測した。

ジョージアと欧米の関係悪化を背景に、ジョージアとロシアの接近が進む可能性もある。ジョージアは08年にロシアの軍事侵攻を受けて以降、反ロシアを一種の「国是」としてきた。ただ、その後も両国の経済関係や民間交流は維持されてきたのが実情だ。

実際に、コバヒゼ政権は親欧米路線を掲げながら、ロシアとの対立回避も重視。ウクライナ侵略に伴う欧米主導の対露経済制裁にも参加していない。

コバヒゼ政権が進める反リベラル政策は、欧米の価値観に否定的なロシアと親和性が高い。ウクライナ侵略で欧米と決定的に対立したロシアにとって、欧米とジョージアの疎遠化はジョージアをロシア側に引き寄せる好機となる。

ジョージア国内の反露感情を考慮すれば、コバヒゼ政権が欧米と完全に手を切ってロシア側に立つシナリオは考えにくい。ただ、今後、ロシアとジョージアが水面下で協力拡大を模索する可能性もまた否定できない。(小野田雄一)


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