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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1820チバQ:2022/04/15(金) 17:38:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c3b18c5783afc68388cd6e66f3bfdd239dd0059
ウクライナ難民10万人「財政は限界」…行き詰まるモルドバ、親欧米だが経済は露依存
4/15(金) 16:02配信

読売新聞オンライン
 ロシア軍が侵攻するウクライナから多くの難民が押し寄せたモルドバが揺れている。モルドバは3月、ウクライナに続き欧州連合(EU)への加盟を申請したが、エネルギー調達や農産物の輸出など経済的にはロシアと強く結びつく。領内に独立を主張するロシア系住民を抱えており緊張が高まる。(キシニョフ 上地洋実)


1人の支援に1日30ユーロ
ウクライナからモルドバ南部パランカに到着した難民(8日、上地洋実撮影)

 「私は第2次世界大戦を経験し家を失う悲しみを知っている。困難な時こそ助けなければならない」

 首都キシニョフの集合住宅にある自宅に、3月中旬から難民一家の4人を受け入れるマリーナ・スメシュナヤさん(85)は話した。

 孫が通う高校で難民を受け入れる家庭を募っていることを知り、「空き部屋があるし1人で生活するよりは良い」と決断した。月2000レイ(1万3000円)の年金を生活費と難民の支援に充てている。

 モルドバには人口の15%に相当する約40万人がウクライナから流入した。入国後、ルーマニアやドイツに向かった難民も多いが、現在も約10万人が国内にとどまっている。難民の75%は一般家庭に滞在し、善意で支援が成り立っている。

 マリアナ・ツルカン首相顧問は「難民1人の支援に1日あたり30ユーロ(約4000円)かかる。財政的に限界」と窮状を訴える。

 モルドバを支援するためドイツ、フランス、ルーマニアの3か国は5日、ベルリンで支援国会議を開き、6億6000万ユーロ(約900億円)の財政支援を打ち出した。

露系住民に警戒

 モルドバはロシアが「勢力圏」とみなす旧ソ連の国で、ウクライナと同じく親欧米の外交方針を掲げる。だがウクライナと同様、ロシア系住民が独立を主張する。

 モルドバ東部のロシア系住民はソ連時代末期の1990年、「沿ドニエストル共和国」の「独立」を一方的に宣言した。この地域にはロシアが1000人以上の兵力を駐留させ、モルドバ政府の実効支配が及んでいない。ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、モルドバ側では警戒が強まっている。

輸出 行き場失う
 親欧米路線の反面、モルドバはロシアとの経済的な関係が強く天然ガス輸入はロシアに100%依存する。

 マイア・サンドゥ大統領は2日、地元メディアのインタビューで「国民とウクライナ難民のため、天然ガスや電力の供給を止めるわけにはいかない」と述べた。

 貿易相手としてもロシアは重要だ。主要産品のリンゴは95%をロシアに輸出し、その額は8000万ドル(約100億円)に上る。だがロシア軍の侵攻でウクライナ経由の輸出が難しくなった。生産者組合のオクタビアン・オラル氏は「10万トンのリンゴが行き場を失った。ロシア向けの品種は欧州では買い手がつかない」と頭を抱える。


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