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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

1チバQ:2013/03/29(金) 22:32:00
とは代表が立てないので、立てちゃいます。

第23回参院選(2013年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50


第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

1908とはずがたり:2014/12/03(水) 07:58:11
>>1849
ほんとだ。
知らなかった。今回も出るんですねぇ。次世代の比例名簿にも載ってないし急な出馬だったんですねぇ。
有難うございました。

1909とはずがたり:2014/12/03(水) 08:11:55
>>1831
急に出てきて誰かと思ったらこんな人なんですねぇ。
すごいな。。
>宇部市内の病院で整形外科医として勤務する一方、自身も難病を抱え、車いす生活を送っている。

生活が推薦出してたけど安倍政権と対峙するなら民主も推薦出せばいいのに。

大きい政党は地元支部からの推薦上申とかいろいろ必要で機動的に動けないのかねぇ。。
地元も推薦出す以上動かないといけないとか安倍批判できないとかいろいろあるのかね?

1910とはずがたり:2014/12/03(水) 08:25:01
予想外の無所属新人w
佐藤誠(66)無 タクシー運転手

衆院選候補者1188人に
http://www.47news.jp/FN/201412/FN2014120201001435.html

衆院山形3区で2日午後、予想外の無所属新人1人の届け出を受理。これで衆院選の候補者は計1188人。

2014/12/02 12:57 【共同通信】

1911チバQ:2014/12/03(水) 12:49:13
>>1910
共同面白い記事書くなあ
事前審査を受けてないとか書き方あるだろうに

1912チバQ:2014/12/03(水) 12:49:54
>>1907
ありがとうございます!
時事通信にも、見捨てられてたか

1913とはずがたり:2014/12/03(水) 15:53:47
或る意味この野心は賞賛に値するけど当選しちゃうとなるとまた別だなぁ・・
嘗てはがっちり選挙区掴んでいた平野氏には頑張って欲しいんだけど維新と共倒れかなぁ。。

参院議員辞職の佐藤ゆかり氏が衆院圧勝できるワケ〈週刊朝日〉
dot. 2014年12月3日 11時35分 (2014年12月3日 12時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141203/asahi_20141203_0006.html

 参院議員を辞職し、衆院大阪11区から出馬した自民党の佐藤ゆかり氏(53)。11月29日、枚方駅前で初めての街頭演説に臨んだ。「真の保守政治を実践します。自民党は地方を創生する政策に力を入れている。元エコノミストの佐藤ゆかり、つかってください」

 ゆかり氏は2005年の郵政選挙で岐阜1区から出馬(比例復活)。09年衆院選は東京5区で落選し、10年の参院選全国比例区で復活した。その後は衆院への返り咲きを狙い、今春には山形3区からの出馬を画策したこともあった。

 同僚の参院議員があきれながら言う。

「衆院のほうが注目度も高いし、副大臣や常任委員長などへの出世も早いので、戻りたかったんでしょう。大阪11区は元職の井脇ノブ子氏が出馬を見送ったため、地元の市議らが後継を探していた。ゆかり氏は渡りに船と飛びついたのです。参院の任期は1年半以上残っていたのですが……」

 上昇志向の塊のようなゆかり氏。先月末、地元関係者が決めた事務所の場所を「気に入らない」とダメ出し。別の関係者がゆかり氏のためにセットした集会に、30分以上遅刻するなど、大阪でも“大物ぶり”を発揮している。

「11月21日には大阪市内で出馬会見が開かれ、終了後、新聞各紙の写真撮影があったのですが、何度言っても、歯を見せながら『ゆかりスマイル』を振りまく。こんな写真、掲載できるわけないと各社カンカン。1週間後、再び撮影会がセットされました」(府庁関係者)

 その撮影会の場でも記者たちに「私なら、11区(枚方市・交野市)の住民生活を向上させられる」「衆院議員のほうが地元に密着でき、私に合っている」と語り、記者をア然とさせた。

 11区には前回、9万3千票と圧勝した維新の党・伊東信久氏(50)や、民主党の元官房長官・平野博文氏(65)らが出馬しているが、当選できるのか。

 地元ジャーナリストは「11区は維新の評判がガタ落ちで、ゆかり氏の圧勝もあり得る」と指摘する。

「ことし8月、交野市選出で当時、維新所属だった山本景大阪府議(34)が中学生と『LINE』でトラブルとなり、大きな批判を浴びました。しかも『維新から離党しろ』『イヤだ』の泥仕合が1カ月以上も続いたため、維新の評判は急落。そのあおりを伊東候補が受けています。民主の平野さんは熱心に地域を回っていますが、知名度もあり公明党とがっちり手を組むゆかり氏が、一気に抜け出すとみています」

 投開票日、ゆかりスマイルが見られるのか。

※週刊朝日 2014年12月12日号

1914チバQ:2014/12/03(水) 21:07:54
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141203/plt1412031830004-n1.htm
「小沢王国」落日か 政治家人生初の重複立候補 各紙扱い小さく 岩手4区 (1/2ページ)
2014.12.03


《表の見方》◯は「当選圏内」、△は「優勢」、▼は「苦戦」。浅川博忠氏の分析【拡大】


 生活の党の小沢一郎代表が崖っぷちに立たされている。45年の政治家人生で初めて、比例代表に重複立候補したのだ。中央政界での影響力を失い、小選挙区での当選に自信が持てなくなったのか。かつての「小沢王国・岩手」も崩壊寸前となっている。

 「『国民の生活が第一』という政治理念を掲げて活動してきた。日本人の原点は、地方の農山村の中にある。今行われている政治は、かつての自民党の政治ではない」

 小沢氏は公示日の2日、「政界の父」である田中角栄元首相のおひざ元・新潟県魚沼市で第一声を行った。だが同日、岩手県奥州市で開かれた小沢事務所の出陣式では、いつもと違う空気が流れていたという。

 地元関係者は「出陣式では、後援会長が『今回の選挙は本当に厳しい。小沢先生にも地元入りしてくれるように、電話でお願いした』と悲壮感を漂わせてあいさつしていた。約300人ほど集まっていたが、何人かが『小沢先生が重複立候補か…』という会話はしていた」と語った。

 47歳で自民党幹事長を務め、当選15回を数える小沢氏の重複立候補は衝撃的なニュースだが、新聞各紙が小さく報じるあたりに、小沢氏の苦境が現れている。2009年衆院選では、小沢系が岩手県の4選挙区で全勝したが、前回の12年衆院選では小沢氏の4区だけとなり、今回は小沢氏自身も安泰ではないのだ=別表参照。

 政治評論家の浅川博忠氏は「今回の選挙は、岩手の『小沢王国』が崩壊し、平成の初めから四半世紀続いた『小沢時代』に終止符が打たれることになる」といい、こう続けた。

 「前回の選挙では、週刊誌の離婚報道の影響で女性票が減った。今回は中央政界での影響力が無くなったことを有権者が認識している。解散前に野党結集に動いたが相手にされず、側近を民主党や維新の党に逃した。なりふりかまわず重複立候補という保険をかけたあたりに、小沢氏も『今回は危ない』と思っているのだろう。議席は得るだろうが、今後の展望は極めて厳しい」

1915チバQ:2014/12/03(水) 21:08:26
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141203/plt1412031140002-n1.htm
【激突!!師走決戦】菅元首相に超逆風 街頭演説の模様は… 東京18区 (1/2ページ)
2014.12.03


《表の見方》◯は「当確」、△は「やや優勢」、▼は「苦戦」。(夕刊フジ分析)=2日12時現在【拡大】


 菅直人元首相(東京18区)は、衆院選で厳しい戦いを強いられている。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故時の最高責任者で、「史上最悪の宰相」と批判されたダメージは深く、有権者からはソッポを向かれ、公開討論会では痛い所を突かれて「事実と違う!」と感情的になる場面も。吹き止まぬ逆風に焦りの色をにじませている。

 注目の第一声、菅氏は2日、東京都府中市の「大國魂(おおくにたま)神社」で行った。自らの苦境を「厄除け・厄払い」で知られる神社の力で、乗り越えようとしたのか。

 「原発ゼロ、原発ゼロです!」

 帰宅途中のサラリーマンや学生が行き交う、東京都小金井市のJR武蔵小金井駅前。菅氏は11月27日夕、寒空の下でマイクを握り、「原発ゼロの実現」という公約を必死にアピールしていた。

 通行人の中には、珍しそうにスマートフォンなどで写真を撮る人もいたが、演説を聞く人も握手を求める聴衆もまばら。菅氏にレンズを向けていた40代の主婦は「あの人誰だっけ、あの代議士さん…」とポツリと語った。「過去の人」という雰囲気が漂っていた。

 菅氏は首相在任時の2011年3月11日に発生した大震災後、閣僚や官僚、東電幹部らを怒鳴り上げるばかりで求心力を失い、退陣に追い込まれた。12年衆院選では小選挙区で敗北し、比例復活で辛くも議席を得た。

 この選挙で、東京都千代田区のJR有楽町駅前での街頭演説に参加した際、聴衆から「テロリスト」「帰れ!」などと強烈なやじにさらされた。怒号が飛び交うなか、菅氏は演説を続けたが、原発再稼働を進める自民党の政策を批判した場面では、「最も無責任なのは…」と言いかけて、聴衆から「おまえだー!」の大合唱で返された。

 今回の取材ではやじは聞かれなかったが、有権者の反応は鈍い。

 冒頭のJR武蔵小金井駅前での街頭演説後、菅氏は小金井市の市民交流センターで行われた公開討論会に参加した。

 最大のライバルと目される、自民党前職の土屋正忠元総務政務官には対抗心をむき出しにし、「原発を続けるのか、なくすのか」と迫った。

 これに対し、土屋氏が「菅さんが総理のとき、『原発をベトナムに売った』と誇らしげに言われていた」と切り返すと、発言の順番を無視して「事実と違う! 『3・11』前の話だ」と気色ばむ一幕もあった。

 短気で怒りっぽい性格から、菅氏は「イラ菅」の異名を持つ。司会者に「持ち時間オーバーです」と制止されても、自身の主張を続けようとする姿に、その片鱗(へんりん)をのぞかせた。

 今年5月には「恐らく初めての試み」(地元市議)という少人数の地元集会を開催するなど、小規模集会を中心にする活動で光明を見いだそうとしているという。

 民主党政権のひどい記憶が鮮明に残るなか、東京18区の有権者の判断が注目されているのは、間違いない。

前ページ1ページ2ページ

1916チバQ:2014/12/03(水) 21:12:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2014120300653
衆院選・注目区を行く(静岡3区、山梨1区)【14衆院選】


 ◇「1足す1は2」ならず=手探りの野党共闘−静岡3区
 今回の衆院選は、自民党「一強」体制を野党陣営がいかに突き崩すかが選挙戦の重要テーマ。そのためには野党の小選挙区でのすみ分けが欠かせない。静岡3区(磐田市など)は、二大勢力の民主、維新両党で折り合いが付き、前職が比例代表に回って候補が一本化された特異なケースだ。
 「あなたの決断に懸かっている」。11月21日、解散直前の衆院議員食堂。民主党静岡県連会長の細野豪志は、磐田市長を3期務めた維新の前職鈴木望と向き合うと、野党候補一本化のため小選挙区からの出馬を辞退するようかき口説いた。
 前回争った鈴木と民主元職の小山展弘の合計得票は12万6千票余り。自民前職の宮沢博行は約9万4千票で3区を制していた。野党が競合しなければ逆転できると踏んだ細野は鈴木との会談に先立ち、維新側に「小山有利」の独自調査データを示し、同党新人が出馬する隣接の8区(浜松市)には候補者を擁立しないと持ち掛けていた。
 細野は議員食堂で同席した維新幹部に、鈴木が比例に転出した場合は名簿上位で処遇するよう要請した。65歳の鈴木は小選挙区では当選は危ういと認めていたようで、「若い小山君に選挙区を譲りたい」と受け入れた。
 だが11月末、細野が候補者を出さないと明言した8区で、浜松が地盤の民主の参院議員榛葉賀津也や同党の支援団体である連合静岡が「勝手連」と称して無所属新人を擁立した。「ここで引けば維新とも丸く収まる」と懇願する細野に、榛葉は「支持者や連合が納得しない」と拒否。維新との信頼関係は傷ついた。
 小山は、中部電力浜岡原発の廃炉が持論の鈴木との約束で、「浜岡はやめざるを得ない」と表明。これが電力関係労組の反発を買い、同労組の推薦を得られなかった。「1足す1が2でなく、0.8や0.7になってしまうかもしれない」。小山は野党共闘に手応えをつかめずにいる。
 一方、選挙区を諦めた鈴木に、維新執行部は比例九州6位という冷徹さで報いた。静岡3区には共産党新人の松浦敏夫も立候補している。
 ◇「前職競合」が一転=山梨1区
 「副議長だからといって何もしないわけにいかない。私が先頭に立つ」。参院副議長として表立った選挙応援を控えていた民主の輿石東は11月30日、甲府市で開いた自身の国政報告会で、山梨1区から出馬する前職中島克仁への支援を訴えた。
 中島はその7日前、解党が決まったみんなの党から民主に移籍したばかりで、維新の前職小沢鋭仁と競合するはずだった。輿石は2年前に民主を飛び出した小沢を「許さない」と敵意を隠さず、支持者には「俺の選挙だと思って戦え」とハッパを掛けた。
 ところが、小沢は公示直前、比例近畿へ転出を決めた。小沢は地盤としてきた旧1区の区割りが今回の定数減で大幅に変わり、「新しい地域への浸透が難しい」と弱音を漏らしていた。
 公示日の2日、維新の県総支部は中島支援を決めた。予想外の野党候補一本化に、自民の前職宮川典子陣営は「甲府では小沢の票が一定程度中島に流れる」(県議)と危機感を募らせる。ただ、中島陣営も一様に歓迎ムードではない。選対関係者は「党を出て行った小沢氏への反感は強い。支援を受けることで逃げる票もある」と警戒する。
 共産は山梨1区に新人の遠藤昭子を立てた。(敬称略)(2014/12/03-17:13)

1917チバQ:2014/12/03(水) 21:16:04
千葉9区です。
ちなみに自民次の3にとも落下傘
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014120302100008.html
脱原発とみんな票焦点 前職3人が激突
◆9区

 自民前職の秋本真利氏(39)は、千葉市若葉区の選挙事務所での出陣式で、ライフワークとする脱原発・再生可能エネルギー普及について「自民党は原発依存度を可能な限り低減と公約に書いている。いつの日か再生可能エネルギーが原発を逆転すると思い活動している」と訴えた。

 ある支持者の男性(75)は「若いから仕方がないが、言いすぎると思う時もある」と苦笑。支持する県議も「自民党内の野党」と「評価」。秋本氏の立ち位置が吉と出るか凶と出るか、陣営はまだ読み切れていない。

 これに対して民主前職の奥野総一郎氏(50)は、JR八街駅の演説で「福島の原発事故で八街の農産物も風評被害を受けた。福島の記憶が新しい中で原発推進にゴーサインを出すのですか」と強調。選挙戦で安倍政権のエネルギー政策を厳しく批判する構えを見せた。

 次世代前職の西田譲氏(39)は、四街道市の選挙事務所での出陣式で「消費増税先送りは当然の判断だが、負担を次世代に先送りしないためどうするか、訴えていきたい」と強調。共産新人の鴨志田安代氏(59)は千葉市若葉区のスーパー前で「消費税増税を中止し、所得を増やし経済を再生する」と訴えた。

 9区は、脱原発を掲げてきたものの、解党したみんなの党の幹部だった水野賢一参院議員の地元。「水野票」の行方が選挙に影響を与えるとの見方もある。ある自民関係者は「水野さんの支援者は水野さんの意向に従うだろうが、本人が中立だから票の流れは読めない」と話した。

1918チバQ:2014/12/03(水) 21:16:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014120302100009.html
野党集結成功するか 民主の協力がカギ握る
◆8区

 自民、維新、共産の三つどもえによる戦い。民主は候補者調整により候補擁立を見送った。野党協力がどこまで進むかがカギとなる。

 三陣営はいずれもJR柏駅東口で第一声を上げた。維新元職の太田和美氏(35)は「事実上の唯一の野党候補。自民党に対抗できる勢力をふるさとの柏から作りたい」と力説。安倍政権の経済政策について「格差社会を助長する」と批判し、国会議員の定数削減や脱原発を訴えた。

 野党票を集めるには民主の協力は不可欠。しかし、応援する民主関係者の姿は見当たらなかった。太田氏は過去の衆院選で、民主候補として千葉7区と福島2区で当選経験がある。その後離党し、生活から出馬した昨年の参院選では千葉選挙区で「古巣」と戦ったしこりが残る。陣営幹部は「民主の協力を得られるよう理解を求めていきたい」と険しい顔を見せた。

 自民は「野党共闘」の前で引き締めに余念がない。県連会長を務める前職の桜田義孝氏(64)の出陣式には、県選出の参院議員らが応援に駆けつけた。

 「デフレ脱却に向け、安倍内閣の二年間で前向きにできるようになった。アベノミクスを持続させて発展させることで強い日本をつくる」と政権の実績を強調。手賀沼の水質問題といった地元の課題にも触れ「観光都市として市民のみなさんが安らぎを感じる街づくりをしたい」と支持を求めた。

 共産新人の小野里定良氏(67)は出陣式で「安倍暴走政権に対する審判を下すチャンス。増税は先送りでなくきっぱりストップを」と訴えた。

1919チバQ:2014/12/03(水) 21:16:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014120302100010.html
自民、念願の地元候補 前首相に5連敗中 挑戦
◆4区

 「相手は前首相だが、関係ない。国と船橋のパイプ役を務めたい」

 船橋駅北口で、自民新人の木村哲也氏(45)が声を張り上げると、あちこちから「そうだ」と声が上がった。久しぶりの地元出身者の立候補に、支持者らは熱気に包まれた。

 自民は、民主前職の野田佳彦前首相(57)に小選挙区で五連敗中。政権奪還した前回の選挙でも倍以上の差をつけられ惨敗し、比例復活もなかった。県内で議席を大幅に増やす中、ある自民党船橋市議は「恥ずかしかった」と振り返る。

 過去三回は地元出身ではない候補だったため、今回、船橋市議、県議出身の木村氏の名が挙がると、同市議十七人が推薦するなど団結した。

 ただ出馬が決まったのは、公示の約一週間前。別の自民市議は「相手は前首相。いくら地元出身でも覚えてもらうには時間がない」と焦りの色は隠せない。

 「裏切られた。はらわたが煮えくり返る思いだ」。野田氏はJR津田沼駅前の第一声で、安倍晋三首相を痛烈に批判した。野田氏が首相当時、安倍氏と約束した10%への消費税率引き上げ、議員定数削減とも「ほご」にされたからだ。

 しかし、民主の支持が広がっているわけではなく、ある同党の船橋市議は木村氏を「強敵だ」と警戒。野田氏も首相の時に封印していた駅立ちを再開するなど地元重視の姿勢を示す。

 共産新人の斉藤和子氏(40)は船橋駅の第一声で「安倍政権がやろうとしている原発再稼働は無責任」と批判した。無所属新人の元県議西尾憲一氏(64)は「集団的自衛権行使を阻止しないと戦争に巻き込まれる」と訴えた。

1920チバQ:2014/12/03(水) 21:19:03
25位は上位じゃあないだろ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155460
自民党の比例上位にカジノ推進「セガサミー娘婿」の露骨

2014年12月3日
 選挙が公示され、各党とも比例名簿を提出したが、「アレッ」と注目されたのが自民党の東京比例名簿だ。小選挙区に立った24人が同列1位でズラリと並んでいるが、その次、25位に登場するのが鈴木隼人氏(37)。元経済産業省職員とある。

 この人物は誰あろう、カジノに積極的なセガサミーグループ・里見治総帥の娘とド派手婚をしたエリート官僚なのである。結婚式には安倍首相をはじめ、テロがあったら「内閣全滅だろう」とささやかれるくらいに大臣が顔を揃えた。財界の大物も出席し、まるで政官財癒着の象徴のような式だった。そうしたら、話題の婿があっさり役所を辞めて選挙に出てきたのだから、露骨だ。

「25位は微妙ですが、一応、当選圏内ですよ。自民党は前回比例東京で5人通った。24人の小選挙区候補のうち、20人が勝てば、おこぼれが回ってくる。まずはバッジをつけさせて、その後、引退議員の小選挙区にはめ込む戦略と聞きました」(永田町関係者)
 言うまでもなく、安倍首相はカジノ推進派。こんな癒着が許されていいのか。

1921チバQ:2014/12/03(水) 21:22:44
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/577872.html
道内注目の2、7区 熱帯びる師走のマチ 衆院選公示(12/03 07:31、12/03 13:19 更新)
 衆院選が2日公示され、道内の各候補は寒風が吹きすさぶ師走の町へ飛び出した。安倍晋三首相が進める経済政策「アベノミクス」への評価や地域振興策をめぐり、初日から舌戦は熱を帯びた。「1強」自民に野党が挑む。民主党と維新の党との協力が不調に終わった道2区と、民主党と新党大地が全面協力する道7区で、地域の有権者に支持を訴える候補を追った。(候補者一覧は届け出順)

 ■2区(札幌市北、東区) 民・維対立 4氏が乱戦
吉川貴盛 64 自前
池田真紀 42 無新
松木謙公 55 維元
金倉昌俊 40 共新

 白いダウンジャケットに赤いマフラーを着けた無所属新人の池田真紀氏は札幌市東区役所前で第一声。「国民の声を無視して弱者を切り捨てる安倍政権にノーを」と声を張り上げた。

 池田氏は維新との協力を優先した民主党本部が公認せず、反発した党北海道が独自に推薦。第一声には地元選出の全ての党所属道議、市議が応援に集まり、池田氏は「党の存亡をかけた戦いだ」と気勢を上げた。

 「アベノミクス効果が北海道に表れるというのは幻想だ」。維新の党元職の松木謙公氏はJR札幌駅北口で演説し、自公政権を批判。「野党統一候補として立候補したが、無所属で出ている方もいる」と池田氏へのけん制も忘れなかった。

 青いジャンパーに運動靴。雪が舞う中でも自転車で遊説する得意のスタイルを変えず「中小企業で働く人や経営者を大切にしたい」とアピールした。

 民主と維新の対立は、自民党前職の吉川貴盛氏に有利との見方もある。だが、吉川氏は出陣式で「挑戦者の一人という思いを忘れずに戦う」と身を引き締めた。高橋はるみ知事も駆けつけ「北海道の創生をお任せできるのは吉川先生しかいない」とエールを送った。

 吉川氏はこの後、選挙カーに乗り込み、身を乗り出して「がんばります」。夜も北区の量販店前に立ち、白い息を弾ませ演説した。

 共産党新人の金倉昌俊氏は東区での出陣式で「野党のゴタゴタに有権者はあきれている。共産党はここにいる」と力を込めた。

 ■7区(釧路、根室管内) 民・大協力 自に危機感

鈴木貴子 28 民前
石川明美 63 共新
伊東良孝 66 自前

 民主党と新党大地の選挙協力の象徴となる7区。民主党前職の鈴木貴子氏=大地代表代理=は釧路市で第一声を上げ、根室管内羅臼町まで約300キロを走破した。出発時には大地代表で父の鈴木宗男氏と抱き合い、感極まって涙もこぼれた。演説ではアベノミクスの効果が地方に表れていないと批判して「地域の実情や痛みを国政にしっかりと反映させていく」と訴えた。

 自民党道連会長の前職伊東良孝氏は釧路市を皮切りに、選挙区内の事務所など計12カ所で支持を呼びかけた。演説では民・大協力で挑む鈴木氏を「極めて強力な相手」とし、「大変厳しい戦いだ」など危機感を訴え、支援を求めた。政府の要職を務めた実績も強調。着実に工事が進む道東道延伸などを紹介し「観光客の誘致など地域発展の政策を打てるようになった」と訴えた。

 共産党新人の石川明美氏は釧路市などで演説し「消費税増税は安倍政権の失敗」と批判。反自民の受け皿になることを強調した。

1922チバQ:2014/12/03(水) 21:29:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141203_61031.html
<衆院選>福島5区 自民「勝てる候補」優先

◎公認争い決着 しこり懸念、結束が鍵

 衆院選福島5区で1日に公認が決まった自民党前議員の吉野正芳候補(66)は2日、慌ただしく選挙事務所を開き、走りだした。公認争いの末、比例近畿に回った前議員の坂本剛二候補(70)は出陣式を取りやめ、いわき市の神社で必勝を祈願。党本部は「勝てる候補」として吉野氏を選んだとみられるが、党支持者らの結束も当選への鍵となりそうだ。
 関係者によると、吉野氏と坂本氏は2日、いわき市内で会い、互いの協力を確認したという。
 自民党は選挙区支部長を公認候補とするのが原則だが、今回は「吉野氏が優位」との観測も地元にはあった。坂本氏が前回2012年、民主党前議員の吉田泉候補(65)に苦戦したことが背景にある。
 いわき市の党関係者は「後援会組織は吉野氏の方が強固だ。ある調査では、吉田氏に勝てるのは吉野氏の方だとの結果も出ていた」と指摘。吉野氏の11月24日の集会に、上川陽子法相が参加したことも臆測を呼んだ。
 吉田氏陣営も、吉野氏の方が戦いにくいと感じていた。2人は高校の同級生で支持者が一部重なる。陣営関係者は「坂本氏には高齢という問題もあった」と打ち明ける。
 公認の決定が公示前日までもつれた上、坂本氏の比例近畿での名簿順位が40位だったこともあり、これまで以上にしこりを懸念する声は多い。
 関係者は「吉野氏の家業は木材会社。坂本氏が回った近畿には、林業が盛んな和歌山県などがあり、吉野氏陣営も坂本氏のために、関係業界に働き掛ける」と話した。
 福島5区にはこのほか、共産党新人の吉田英策候補(55)が立候補している。


2014年12月03日水曜日
関連ページ:福島政治・行政衆院選とうほく

1923チバQ:2014/12/03(水) 21:33:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50003.html
民主大物、比例重複相次ぐ「覚悟ない」失望の声
2014年12月03日 07時05分
 民主党の海江田代表(東京1区)や野田前首相(千葉4区)、菅元首相(東京18区)が比例選に重複立候補した。


 これに対し、党内から「党代表や首相経験者としての誇りと覚悟はないのか」と失望する声が出ている。

 今回の衆院選では、各党党首のうち、自民党総裁の安倍首相(山口4区)と維新の党の江田共同代表(神奈川8区)が比例選への重複立候補をしなかった。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以来、小選挙区単独で出馬してきた生活の党の小沢代表(岩手4区)は、今回初めて比例選にも重複立候補した。

 海江田氏と菅氏は前回、選挙区で敗れ、比例復活した経緯がある。民主党は政党支持率で自民党に大きく離されており、海江田氏周辺は、「党首が落選すれば党へのダメージは大きい。『保険』をかけておくことはやむを得ない」と語る。

1924チバQ:2014/12/03(水) 21:34:51
http://www.sankei.com/region/news/141203/rgn1412030056-n1.html
2014.12.3 07:06
【衆院選公示】
熊本1区 前職4度目の“対決”

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候補者とともに拳を突き上げる支援者=2日午前、熊本市
 熊本市を中心とする熊本1区は、自民党前職の木原稔氏(45)と、前回は比例で復活当選した維新の党前職の松野頼久氏(54)による事実上の一騎打ちの構図となった。両者の対決は4度目で、過去は松野氏の2勝1敗。野党第1党の民主党は候補者を擁立せず、松野氏を「野党共闘」の立場で支援する。

 木原氏は、後援会事務所が近くの健軍神社(熊本市東区)で出陣式を開いた。自民党の国会議員や地方議員、支援する業界団体の関係者が集まった。

 「まずは景気回復が大事であり、そのため消費税再増税が先送りになった。景気回復の波を地方の隅々まで届け、偏った産業ではなく地域社会を支える産業まで着実に行き届くようにする。地方創生をやり抜き、安全保障法制や憲法改正についても丁寧に説明していく。熊本から、わが国を“誇れる国”にする政策を実現させたい」。木原氏は第一声で、力強くこう述べた。

 木原氏はこれまで通り、連立を組む公明党に推薦願いを出さなかった。来春の統一地方選では、自身の選挙を支える自民党の地方議員が公明党とも票を奪い合うからだ。木原氏は「正々堂々と政策や主義主張を訴え、納得してもらえる人を増やしていくだけ」と語った。

 松野氏は、熊本城内に鎮座する加藤神社(熊本市中央区)で出陣式を執り行った。後援会関係者に加え、民主党熊本県連の鎌田聡代表と、連合熊本の佐々木義博事務局長も顔をそろえ、「安倍政治を倒すため」「自民の議席を1つでも減らすため」と応援マイクを握った。

 松野氏は「安倍氏は、国会議員の定数削減を行うという2年前の約束をほごにし、解散に踏み切った。師走の忙しいときに、何と700億円の国費を使って総選挙をする大義はどこにあるのか。国会議員自らが身を切る改革、大幅定数削減を訴え続ける」と語気を強めた。

 共産新人の高本征尚氏(29)は同市の神水公園で第一声。「道理のない消費税増税は中止し、富裕層に増税する」と訴えた。

1925チバQ:2014/12/03(水) 21:36:04
http://www.sankei.com/politics/news/141203/plt1412030043-n1.html
2014.12.3 19:02
【衆院選2014】
=注目区を行く=大地の民主共闘、TPP、農業改革…「三重苦」に悩む北海道の自公





(1/4ページ)

釧路市内の駐車場の掲示板には新党大地のポスターが張られていた
 平成24年の前回衆院選で、自民、公明両党は北海道の12全選挙区で勝利した。しかし、今回は逆風が吹いているという。北海道を地盤とする政治団体「新党大地」が民主党との共闘を徹底させた。農村部を抱える選挙区では、米価の記録的下落と環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に、首相の安倍晋三が肝いりの農協改革への反発が「三重苦」となって、のしかかっている。

 「代表から電話です」

 11月27日、北海道7区から民主党公認で立候補する鈴木貴子の選挙事務所で、女性スタッフの声が響いた。「代表」とは、貴子の父で大地代表の元衆院議員、鈴木宗男を指す。

 受託収賄罪などで実刑が確定、服役した宗男は29年4月まで公民権が停止され、選挙運動が禁じられている。公職選挙法には公民権停止中に禁止される行為について細かい規定はないが、特定の候補者の当選を目的に投票を呼びかけることはできない。宗男は公示前は事実上、でき得る限りの指揮を執っていた。

 前回衆院選で大地は道内7選挙区で候補者を擁立したが、民主党候補とことごとく共倒れした。今回、民主党は、比例代表北海道ブロックに重複立候補した貴子を名簿登載単独1位で厚遇した。その引き換えに、大地は候補者を擁立せず、民主党候補を支援する。

 政治活動の拠点である大地の国会議員を失うわけにはいかない−。そう考えた宗男と、道内で一定の集票力を誇る大地票がほしい民主党の思惑が一致した。

 前回衆院選では、7区で大地公認として出馬した貴子と民主党候補の得票を合計すると、当選した自民党の伊東良孝に381票差まで迫る。

 伊東陣営は「大地票に民主が上積みされれば怖い」とし、大地がTPP交渉に「断固反対」の立場を貫いていることに、危機感を募らせる。

 JA北海道の政治団体「北海道農協政治連盟」は衆院選で、伊東をはじめ、8選挙区で自公候補を推薦している。

 ただ、7区は酪農地を多く抱え、TPP交渉の行方に敏感な有権者が少なくない。主産品の乳製品は政府が関税維持を求める「重要農産品5項目」の一つだが、米国は市場開放の圧力を強めている。伊東が以前市長を務めた釧路市の市議会は昨年3月、TPP反対の請願を、自民党市議も含め全会一致で採択した。

 農協改革をめぐって、安倍は来年の通常国会で、全国農業協同組合中央会(JA全中)が下部組織に持つ指導監査権を撤廃する農協法改正案の提出にこだわっている。対する全中側は先月、現行法を原則維持する自己改革案をまとめ鋭く対立する。

1926チバQ:2014/12/03(水) 21:36:28
 北海道7区内にあり、「酪農王国」をうたう浜中町の農協組合長、石橋栄紀は「難しいところだが、与党の政治家に直言するしかない」と語り、与党に弓を引くよりも与党とのパイプの維持を優先させるという。一方で、TPP交渉に反対し、農協改革にも「農協をつぶそうという話なら、食の安全はどうするのか」と批判を強める。

 安倍は11月27日、JR釧路駅前の街頭演説で、農産品の輸出拡大に力を注ぐ方針を強調した。

 「浜中町では乳製品を良くして、(高級アイスクリームの)ハーゲンダッツの材料に使われている。こうしたものの販路を拡大していく」

 安倍の演説を伝え聞いた石橋の反応は、冷ややかだった。

  ■   ■

 農協は米価下落に悩む東北でも、自民党への圧力を強めている。

 「農政改革に関わる公開質問」

 山形1区に立候補した自民党山形県連会長、遠藤利明の事務所に11月の衆院解散直後、県内農協の政治団体「山形県農協政治連盟」から文書が届いた。質問は6項目あり、TPP交渉や「中央会(JA全中)の新たな制度の移行について」など農政改革の機微に触れる内容が列挙されていた。

 「自民党を試している」

 遠藤は直感した。

 山形農政連は、昨夏の参院選でも、候補者に公開質問状を配布。自民党新人候補の回答が不十分だとして、民主党から「みどりの風」に移った現職の支援に回った。メンツをつぶされた遠藤は以後約9カ月、農協幹部との交流を断った。

 山形県では、豊作に伴う米価下落と減反補助金(直接支払い交付金)が今年産から半減した影響が重なり、農家は大幅な減収になった。

 遠藤は11月末、農政連幹部と会談し、政府のコメ農家に対する緊急支援を説明。「農協の自己改革は組織維持のためでなく、地域振興の拠点となるようなものにしてほしい」との回答も伝え「これで納得しないなら支援しなくて結構」と突き放した。結局、農政連は遠藤の推薦を発表した。公示日前日のことだった。=敬称略

(沢田大典、水内茂幸)

1927チバQ:2014/12/03(水) 21:36:54
http://www.sankei.com/region/news/141203/rgn1412030057-n1.html
2014.12.3 07:05
【衆院選公示】
福岡1区 自民分裂覚悟の第一声 

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出陣式で候補者の演説に耳を傾ける聴衆=2日午前、福岡市
 福岡1区は自民前職の井上貴博氏(52)と新開裕司氏(46)の2人が、ともに無所属で出馬し、民主元職の山本剛正氏(42)らが挑む構図となった。前回衆院選(平成24年12月)では井上氏が選挙区で民主党の牙城を崩し、政権交代の象徴となった。今回は、自民分裂の戦いとして注目を集める。

 「国家戦略特区を高島(宗一郎)市長と二人三脚で取った。ゼロからの出発だが、勝ち上がって安倍首相、麻生副総理、高島市政を、もう一度支えたい」

 井上氏は、福岡市博多区の櫛田神社で出陣式を開き、集まった約500人に、政権中枢とのパイプの太さや1期目の実績をアピールした。11月の福岡市長選で再選を果たした高島氏も登壇し、「井上なくして福岡の今の成長はないと言い切れる」とスピーチした。

 前回、井上氏との選挙区公認争いに敗れ、比例に回った新開氏は、東区の香椎宮で出陣式を開いた。

 「私が政治を目指したのは、地元の声を国に届けるためで、選挙区から出なければいけない。上から物を言えば何でもまかり通るのが政治というならば、それと戦いたい。人の道を貫きたい」

 新開氏は約600人を前に、声を震わせながら訴えた。

 新開氏の出陣式には、自民党の古賀誠・元幹事長も姿を見せた。古賀氏は、自身の後継者である福岡7区の自民候補ではなく、新開氏の出陣式を選んで出席した。あいさつでは2年前の公認問題に触れ、「こんな自由民主党でよいのだろうかと無念だった。今回は新開君と心中する」と語気を強めた。古賀氏のほか、自民党県議1人、市議3人も出席した。

 民主党は、2年前の衆院選で敗れた元環境相の松本龍氏が政界を引退。前回福岡8区で落選した元職の山本剛正氏(42)が、1区に国替えし、自民分裂の間隙を狙う。

 東区の選挙事務所での出陣式には200人の支援者が集まり、山本氏は「アベノミクスの恩恵は国民の1%しか受けていない。このまま続けるのか、国民の生活と地域経済を取り戻すか。『安倍のみクスッ』と笑う選挙で終わらせない」とダジャレを交えて訴えた。松本氏も駆けつけ「親身に政治を考えるよい男が1区に来てくれた」と持ち上げた。

 共産新人の比江嶋俊和氏(67)はJR博多駅前で第一声を上げた。消費税10%への引き上げ反対などを主張し、「安倍政権の暴走を止める」と訴えた。

 福岡市長選にも出馬した無所属新人の金出公子氏(67)は午前、東区の地域交流施設で第一声を行い、国会議員定数の3割削減と原発再稼働反対を主張した。諸派新人の明石健太郎氏(42)は午後、博多区のJR吉塚駅前で街頭演説し、海岸沿いでの堤防兼重油生成施設の整備などを訴えた。

1928チバQ:2014/12/03(水) 21:46:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddlk43010500000c.html
2014衆院選・くまもと:「全てのみ込み」比例から出馬 林田氏、名簿33位 /熊本
毎日新聞 2014年12月03日 地方版

 自民党は1日、衆院選比例代表の名簿順位を発表した。九州ブロックでは自民前職、林田彪(たけし)氏(70)の順位は33位。林田氏は熊本2区で自民前職の野田毅氏(73)と公認争いを演じた末、名簿の上位登載を条件に比例代表からの出馬を承諾していた。林田氏は「全てのみ込んだ。これ以上言うと愚痴になる」と複雑な表情を見せた。

 2区では2003年以来、野田氏と林田氏が小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」を採用。今回は自民が定める衆院比例代表の「73歳定年制」がネックとなり、野田氏が小選挙区、林田氏が比例代表から立候補することになった。林田氏は名簿順位次第では無所属からの出馬も辞さない姿勢を見せていた。

 熊本市で2日あった出陣式では、村上寅美県議が「一切の感情を捨てて『小選挙区は野田、比例は自民』という運動展開をお願いしたい」とあいさつ。林田氏も「自民に不満はない。一生懸命頑張る」と意気込んだ。【松田栄二郎】

1929チバQ:2014/12/03(水) 21:49:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddlk28010249000c.html
2014衆院選:民主・梶原氏、比例で擁立 /兵庫
毎日新聞 2014年12月03日 地方版

 衆院選兵庫5区からの立候補を断念した民主元職、梶原康弘氏(58)について、民主党は比例代表近畿ブロックの単独候補(名簿23位)として擁立した。

 梶原氏は、維新の党との候補者調整のため5区での公認を得られず、立候補を断念したという。しかし、民主党本部から党県連に比例代表での擁立可能な候補者の有無について打診があり、立候補に至ったという。梶原氏は「5区の3人の候補者とは政策が違い、支持者には不満がある。比例でもいいから5区で民主党の旗を立てたいと思い、あえて出ることにした」と話した。【柴崎達矢】

〔阪神版〕

1930チバQ:2014/12/03(水) 21:51:40
毎日と産経の記事の違い
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddm003010195000c.html
クローズアップ2014:衆院選公示 194区、攻防激化 与党強気「上積みも」/野党、競合解消進む
毎日新聞 2014年12月03日 東京朝刊


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 衆院選が2日、公示され舌戦がスタートした。安倍晋三首相は野党の準備が整っていない時期を狙い早期解散に踏み切ったが、野党が調整を進めた結果、前回衆院選の3倍以上の194選挙区で候補者が一本化した。公示前勢力の維持を目指す与党に対し、野党は「自民1強」の打破を狙う。【影山哲也、高本耕太、村尾哲】

 ◇与党強気「上積みも」
 「雇用を増やし、給料を増やすのが私たちの経済政策だ。景気回復の温かい風を送り届ける決意だ」。首相は2日、福島県相馬市での第一声で、雇用と賃金の改善を目指す考えを強調した。政権の経済政策「アベノミクス」の継続で景気回復を目指す与党と、「無策で批判だけの野党」との印象戦を仕掛けており、討論会などで民主党の経済政策批判に時間を割いている。

 首相は表向き、勝敗ラインを自民、公明両党で過半数(238議席)と明言している。「衆院選は政権選択の選挙」という理屈だが、公示前勢力の326議席から88議席減っても「勝利」になる計算だ。

 だが、自民党内では実際の目標は「公示前の295議席の維持から30減程度の間」(党幹部)とされている。さらに、「首相が強気になっている」(党幹部)と言い、首相周辺からは議席増を目指す声も漏れる。

 背景には、各種世論調査で自民党の堅調ぶりが伝えられていることがある。毎日新聞の全国世論調査(11月29、30日実施)でも、比例投票先は自民が38%で、民主党の12%、維新の党の8%を大きく引き離した。

 自民党は公示前日の1日夜には、比例代表の単独候補13人を急きょ、追加公認した。党関係者は「数日前に、女性候補を比例ブロックで1人ずつ増やせないかと指示があった。首相の意向だ」と明かす。

 小選挙区では、北海道や新潟、沖縄両県など14道府県の35選挙区を「重点区」に設定した。公示前の同党の情勢分析で、民主党などにリードを許していた選挙区が中心だ。首相に加え、谷垣禎一幹事長、小泉進次郎復興政務官らを集中的に投入する方針だ。

 公明党は低所得者や中小企業などに、アベノミクスの恩恵が届いていないことを意識した選挙戦を展開している。山口那津男代表は2日、千葉市内の街頭で、「株価の値段が倍になったと言っても拍手は多くない。そうでしょう。私も株、持っていません」と語り、笑いを誘った。選挙戦では軽減税率の導入を前面に押し出している。同党幹部は前職9人が立候補した9選挙区を重点的に回る。自民党と野党候補が接戦となっている選挙区では自民候補への支援を強化する見返りに、比例代表で公明党に投票するよう自民側に求め、比例代表で公示前の22議席からの上積みを目指す。

1931チバQ:2014/12/03(水) 21:51:55
◇野党、競合解消進む
 民主党が公示に向けて力を入れたのが、共産党以外の野党各党との競合解消だ。前回は日本維新の会や日本未来の党など「第三極」が乱立し、共産などを除く非自民勢力は227選挙区で競合した。今回は4分の1近い62選挙区まで減少し、自民1強に対抗する民主、維新、次世代、生活、社民の5党が候補者を一本化できた選挙区は前回の約3倍の194選挙区に増えた。

 東京都では前回、自民、民主、第三極政党の三つどもえが25選挙区中23選挙区に達し、非自民候補の落選が相次いだため、今回は特に候補者調整を強化した。全国では「野合」批判を懸念し、候補の相互推薦や比例票の協力まで踏み込む選挙協力は避けたが、民主党都連と維新の党都総支部は2日、候補を一本化した17選挙区で候補者を相互に推薦したと発表した。

 ただ、非自民、非共産の野党候補がいない「空白区」は39選挙区に上った。民主は野党で過半数(238議席)の獲得を目標としているが、達成は厳しい。

 民主は先週末から党単独の目標議席を「3ケタ」(海江田万里代表)に設定した。解散時勢力の倍近い100議席以上を目指すが、他の野党各党は「現状維持が目標」(維新の党関係者)というのが本音だ。

 議席の上積みを目指す民主党は1日、同党候補に、街頭演説などで自民党を批判する際の参考になるよう「自民党批判マニュアル」を配布。2012年の自民党公約の「議員定数削減」「天下り根絶」「デフレ・円高からの脱却」などの項目を抜粋し、現状が公約違反あるいは失敗と指摘した。

 維新は民主と連携しながらも、独自性を前面に出す選挙戦を展開する。橋下徹共同代表は2日、大阪市の街頭演説で、「アベノミクスの方向性は賛成だが邪魔しているのは自民、公明。民主政権はお金がなく何もできなかった」と、行財政改革の必要性を強調。松井一郎幹事長も「自民、民主、公明、共産もダメよ〜ダメダメ」と加えた。

 次世代の党は、東京12区、大阪16区で公明党のベテラン議員の対抗馬として保守色の強い候補をぶつけ、自民支持層を切り崩す戦略だ。平沼赳夫党首は1日、「自民候補が出ていない公明党選挙区は、投票する自民支援者側に問題が出てくるので、そういった票を吸収したい」と述べた。

 共産党は11月の知事選で他党と共闘した沖縄県では3選挙区で擁立を見送ったが、292選挙区に候補者を立てた。「自共対決構図」を作り、安倍政権への批判票を取り込む狙いがある。昨年の参院選ではブラック企業批判などが一定の支持を集め、12年ぶりに選挙区で議席を獲得した。

1932チバQ:2014/12/03(水) 21:52:21
http://www.sankei.com/politics/news/141203/plt1412030003-n1.html
2014.12.3 05:30
【衆院選2014】
「1強」に挑む急造の野党候補 競合は62選挙区 「空白」も39 ちぐはぐ対応も





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 2日公示された衆院選(14日投開票)で、自民、公明両党が選挙区で擁立した候補者に対し、民主、維新、次世代、生活、社民の野党5党のいずれかの候補者同士が競合する選挙区は62で、全295選挙区の約2割に達した。自民の「1強多弱」を崩そうと野党5党間で候補者調整を進めたが完全な解消には至らず、逆に野党5党の候補が一人も存在しない空白区は39も残った。野党共闘は想定外の衆院解散により急造したものの、「時間切れ」を迎えたといえそうだ。

 自民もしくは公明の候補者に対し、野党第一党の民主と同二党の維新の候補者が競合する選挙区は21選挙区となった。公示直前に民主の前職が比例代表に転出し、維新の前職が選挙区で出馬するなどの調整を進めた結果、平成24年の前回衆院選(維新は旧日本維新の会)の136選挙区と比べれば、大幅に減少した。

 先の臨時国会では、法案協力などで共闘関係を構築しつつあった両党だが、選挙の準備不足は否めない。安倍晋三首相が解散を表明した11月18日の時点で自民と公明がほぼ候補者を固めていたのに対し、野党側が本格的な候補者調整に着手したのは解散決定後だった。

 さらに、民主の海江田万里代表はもともと野党再編に慎重で、維新の橋下徹共同代表(大阪市長)も民主との選挙協力には否定的なままだ。前職同士の対決は4選挙区残り、野党間の主導権争いで自民を利することになりかねない。

 より選挙協力が難航したのは民主と次世代だった。憲法や安全保障などで主張が異なる両党は広島県などの一部で候補者のすみ分けを行ったものの、競合は26選挙区に上った。

 両党の「水と油」の関係を象徴するように、候補予定者が以前から出馬の準備を進めていた選挙区にそれぞれが新たに候補者を擁立した選挙区もあり、「次世代との関係は崩壊状態」(民主党幹部)という。

 旧日本維新から分かれた維新と次世代の間でも競合は10選挙区となった。生活は一部が選挙直前に民主に復党する動きもあったが、それでも3選挙区で競合している。

 一方、野党5党の候補者が一人もいない39選挙区のうち、大半は自民、共産両党の候補者による「自共対決」の構図だ。「野党空白区」は中国や九州など西日本に多く、全295選挙区の約13%の選挙区で共産を除く野党の「反自民」の受け皿作りさえ構築できなかった。

1933チバQ:2014/12/03(水) 21:58:18
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20141203-1404044.html
角さん王国で“仁義なき小沢VS自民”
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越山会の村といわれた旧入広瀬村(現魚沼市)で第一声を行った生活の党の小沢一郎代表
越山会の村といわれた旧入広瀬村(現魚沼市)で第一声を行った生活の党の小沢一郎代表
 第47回衆院選が2日公示され、12日間にわたる選挙戦が始まった。

 生活の党の小沢一郎代表(72)はこの日、田中角栄元首相を支え、かつて「越山会の村」と呼ばれた新潟5区の旧入広瀬村(現魚沼市)で第一声を上げた。元首相の長女で民主党の田中真紀子氏(70)の出馬取りやめを受け、同区に生活の党から出馬した森裕子氏(58)を応援。自民党は元越山会幹部らが支える前職長島忠美氏(63)が立候補。真紀子氏不在の中、両陣営とも元首相の名前を挙げて後継を主張した。「田中王国」の跡目を争う戦いが始まった。共産党からは服部耕一氏(45)が出馬した。

 真紀子氏の姿が見えない新潟5区。福島県との県境の山村の農協前で、小沢氏はビール箱の上に立った。かつて師事した田中角栄元首相の言葉を引用した。

 「選挙区の地元のみなさんが何を悩み、何を困っているのか。直接会って、胸にたたき込み、地元に根を下ろした政治家になれ」

 小沢氏は、元首相の言葉を「四十数年たつが、自分の政治信条だ」とし、「強いものだけが勝てばいいという今の安倍さんの政治は、根本から間違っている。政治を変えるため、森さんを勝たせていただきたい」と支持を訴えた。

 新潟5区は民主党の真紀子氏不出馬を受け、生活の党の森氏が出馬。維新の党も候補を擁立せず。出馬したのは森氏と長島氏と共産党の服部氏の3人。野党共闘のモデルケースとも言える。「政治とは生活である」「選挙は川上から」。小沢氏の行動は元首相の持論と重なる。まして、入広瀬は旧村民の9割が元首相を支持し、「今も神様みたいな存在」(地元住民)だという「越山会の村」。小沢氏にとっては、絶好の第一声の場所だ。

 森氏は、小沢氏と別行動だったが、長岡市内での第一声で「伝統ある新潟5区は、田中角栄元首相を始め、(社会党の)三宅正一先生など歴史に残る政治家を多数輩出した」と、やはり「田中」を口にした。

 長島氏は、長岡市内での第一声で「アベノミクスでの成長を地方に移していく。これが我々のやるべき第1歩だ」と地元重視の姿勢を強調した。陣営には越山会で青年部長を務めた星野伊佐夫・自民党県連会長を始め、越山会出身者がそろう。陣営の1人は「真紀子さんは田中家の血を引いただけ。政治的な後継は自民党の長島だ」と強調する。

 2年前の衆院選で真紀子氏を破った長島氏は地元に通い、20の後援会を立ち上げた。陣営幹部は「1日に東京−長岡を2往復する日もあった。小沢さんでも真紀子さんでも覆せない」と自信を見せる。

 真紀子氏は姿を見せず、真紀子氏に近い関係者は「指示はない。動きもない」と話した。田中家不在でスタートした田中王国の跡目争い。どの陣営の仁義が通るのか。小沢氏は「それは国民の味方の人の仁義が通る」と強調して入広瀬を後にした。【清水優】

 [2014年12月3日9時36分 紙面から]

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1934チバQ:2014/12/03(水) 21:59:49
http://www.sankei.com/region/news/141203/rgn1412030013-n1.html
2014.12.3 07:01
【衆院選公示】
維新山梨県総支部が民主・中島氏を支持





 維新の党県総支部は2日、1区に民主党から立候補した中島克彦氏を党県総支部として支持することを決め、民主党県連に文書で伝えた。中島氏と同じ1区から出馬を予定していた維新の前職、小沢鋭仁氏(60)が比例代表近畿ブロックへくら替えしたことに伴う措置。1区では民主と維新による野党連携が事実上、成立したことになる。

 この日、維新の小野次郎党県総支部代表代行と民主の飯島修党県連代表代行が、甲府市内で合同の記者会見を開き、明らかにした。

 維新の小野党県総支部代表代行は「議席を自民党に取られてはいけないと、野党の連携を深めるために支持を決めた。その思いが結果につながるよう応援していきたい」、民主の飯島党県連代表代行は「中島さん当選という結果を出し、(支持に対する)恩返しをしたい」とそれぞれ話した。

1935チバQ:2014/12/03(水) 22:00:49
http://dot.asahi.com/news/politics/2014120200100.html
幻に終わった蓮舫氏出馬の裏に隠された“師弟愛”
 民主党参院議員の蓮舫氏(47)は、仲間の応援に引っ張りだこ。解散した11月21日からトレードマークの純白ジャケットに身を包み、香川、愛媛、千葉、新潟、広島と飛び回る。

「やりたい放題の安倍総理に、4年間白紙委任するのですか!」

 うちわ問題で松島みどり前法相を辞任に追い込んだ舌鋒の鋭さは相変わらず。時おり拳を振り上げながら、聴衆を引き込んでいく。

「冬の演説はコンパクトさが重要。蓮舫さんは10分間で首相批判、党の政策、候補者のアピールをきれいに盛り込む。模範的です」(民主党関係者)

 民主党は100議席超えも視野に入るだけに、蓮舫氏も応援に力が入る。だが、つい1カ月前までは衆院東京6区へのくら替え出馬がウワサされていた。

 6区は小宮山洋子元厚生労働相の地盤。前回の衆院選で落選して引退したため、民主党の空白区となっていた。蓮舫氏はかつて友人に「いずれ衆院で上を目指したい」と語り、今夏には6区の世田谷区に事務所を移転。いよいよと見られていたのに、なぜ不出馬だったのか?

「民主党で長年面倒を見てもらった師匠の仙谷由人元官房長官に配慮した」と明かすのは民主党幹部だ。

「6区はもともと民主党が強い選挙区。前回、旧徳島1区から出馬し落選した師匠の仙谷氏に東京6区から出てもらい、当選して最後の1期、花道を飾ってもらおうとしたのです。蓮舫さんは全面支援し、出馬するのは次回でいいと。両者と親しい枝野幸男幹事長もこれを快諾。水面下で計画は進んでいたのですが、直前になって仙谷さんの体調がすぐれず、白紙となってしまった。蓮舫氏は泣いて残念がったようです」

 いま全国を飛び回りながら、頭の中では、実現しなかった師匠への応援をイメージしているのか。

 真相について聞こうと11月27日、演説終わりの蓮舫氏を直撃したが、「急いでいますので」とかわされてしまった。
 
 前出の幹部は話す。

「6区は結局、野党統一候補として維新の党の新人が立候補しました。だがウチは空白のまま。今回の結果がどうなろうと、次期衆院選は間違いなく蓮舫氏が出馬するでしょう」

 蓮舫サン、衆院小選挙区は1位じゃないとダメなんです。

※週刊朝日 2014年12月12日号

1936チバQ:2014/12/03(水) 22:02:31
http://www.sankei.com/west/news/141202/wst1412020068-n1.html
2014.12.2 23:35
【衆院選2014】
「激戦」大阪11区制するのは…各党ガチンコ対決 熱戦火ぶた





(1/3ページ)

街頭で有権者に支持を訴える候補者=2日午後、大阪府枚方市 
 衆院選が公示された2日、真冬並みの寒さをもろともせず、候補者たちは終日街を駆け回って有権者に支持を訴えた。「一強多弱」との言葉もあるが、近畿は様相が異なる。大阪都構想をめぐり、他の会派と維新が対立していることもあり、各党の“ガチンコ”対決も繰り広げられる。

 ■大阪トップ経済構想

 大阪府北東部の枚方、交野両市をエリアとする大阪11区は大阪中心部へのアクセスの良さからベッドタウンとして発展したが、昼間人口の流出による地元経済の停滞が課題だ。

 「東京一極集中を改め、東京と大阪の両輪で日本経済を引き上げていくため、大阪の経済をトップ経済にしていく」

 朝方4・7度まで冷え込んだ枚方市の選挙事務所で午前8時半に開かれた出陣式。自民元職の佐藤ゆかり氏(53)は、身ぶり手ぶりを交えながら、自身が掲げる「大阪トップ経済構想」について訴えた。

 平成17年の郵政選挙で「小泉チルドレン」として初当選。21年の衆院選で落選したが、その後、参院議員を経て今回、公示直前に党公認が内定した。

 陣営側が頼みにするのは知名度だ。選対幹部は「初めて訪れる場所でも、顔が知られているので溶け込みやすい」と手応えを口にする。

 選挙戦初日は複数のテレビカメラが後を追い、マイクを握る姿を携帯電話で撮影する有権者の姿も。目をじっと見つめながら握手された同市の無職女性(66)は「実際に会うと印象が良かった」と話した。

 一方で、「落下傘候補」との批判もまぬがれない。演説を聴いた同市の無職男性(67)は「大阪のことをどれだけ考えているのか」と疑問視。選対幹部は「地元の事情も勉強している」と強調する。出陣式で佐藤氏は、選挙区の枚方、交野両市の名前を連呼しながら「もはや地元の佐藤でございます」と、深々と頭を下げた。

 ■身を切る改革アピール

 正午過ぎ、寒風が吹き付ける中、交野市のスーパー前でマイクを握った維新前職の伊東信久氏(50)は「大義のない選挙が行われ、大義のない候補がどこか分からない所から来た」と佐藤氏を当てこすった。

 医師で維新政治塾の1期生。前回衆院選では官房長官を務めた民主元職の平野博文氏(65)に約2万6千票差で快勝、本拠地・大阪での維新人気の強さを見せつけた。あれから2年。「今回は風は期待できない。たった2年では名前も浸透していない」。後援会幹部は焦りを隠さない。陣営は地元選出の地方議員を総動員し、票を結集させる作戦を立てる。

 伊東氏は「しがらみだらけで既得権益に顔が向いている自民党では成長戦略は実行できない。打破できるのは維新だけ」とアピールした。

 共産新人の三和智之氏(39)は枚方市などで「若い力で政治を変えたい」と演説し、原発ゼロや消費税増税中止を訴えた。
■「リベンジさせて」

 午後6時半。日が沈み、さらに冷え込みが厳しくなった京阪枚方市駅前。黄色い薄手のジャンパーに身を包んだ平野氏は「リベンジさせてほしい」と訴えた。

 民主政権下で閣僚を歴任した重鎮だが、維新旋風が吹き荒れた24年の前回選挙で伊東氏に敗れ、比例復活もかなわなかった。落選後の2年間について、支援者の主婦は「元官房長官という肩書もプライドも投げ捨て選挙区回りに打ち込んでいた」と振り返る。

 陣営が懸念するのは佐藤氏の存在だ。新興住宅地が広がる11区は無党派層が多く、陣営幹部も「どれだけの票が知名度の高い佐藤氏に流れるか全く読めない」と危機感をあらわにする。

 平野氏も佐藤氏への闘志をむき出しにこう訴えた。

 「40年ここで暮らしてきた。地元に住んでこそ、これからのこの町が分かる」

1937チバQ:2014/12/03(水) 22:03:22
http://www.sankei.com/west/news/141203/wst1412030019-n1.html
2014.12.3 10:39
【衆院選2014】
「供託金300万円納めました」 締切30分前に立候補希望の女性選管に現る…3時間後不受理も大阪市選管「前代未聞」と混乱  





 衆院選が公示された2日、大阪5区に立候補しようとした女性が提出した書類の取り扱いをめぐり大阪市選挙管理委員会と総務省の協議が長引き、午後5時の締め切り時間を大幅に過ぎた午後7時半にようやく不受理が確定する混乱があった。

 市選管によると、午後4時半ごろ、必要な供託金300万円を大阪法務局に納めたとする証明書類を持った大阪府東大阪市の女性(60)が立候補届けを申し出た。

 だが戸籍名で申請する必要のある書類に別の名前が記されており、市は大阪府選管を通じ、総務省と対応を協議。公選法に抵触するとして受理しないと決めるまで約3時間かかった。

 府選管によると、女性は11月26日に開催した立候補予定者説明会には参加していなかった。

 市選管の担当者は「過去に前例がなく、混乱した。受理できないか手だてを尽くしたが、時間が足りなかった」と話した。

 これにより、総務省の公示日前日有権者数の発表も2日午後8時以降にずれ込んだ。

 大阪5区は、公明対共産の一騎打ちとなった選挙区の一つ。

 2日、石井美鈴氏(共新)はJR塚本駅前で出発式。街頭演説では消費税の再増税に反対し、所得格差の解消や子育て世代への支援拡充を掲げた。

 国重徹氏(公前)は大阪市の各区を選挙カーで回り、中小企業も景気回復を実感できるよう、自公政権の経済政策推進を訴えた。

1938とはずがたり:2014/12/03(水) 22:48:28

2014衆院選・くまもと:「全てのみ込み」比例から出馬 林田氏、名簿33位 /熊本
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141203ddlk43010500000c.html
毎日新聞 2014年12月03日 地方版

 自民党は1日、衆院選比例代表の名簿順位を発表した。九州ブロックでは自民前職、林田彪(たけし)氏(70)の順位は33位。

 林田氏は熊本2区で自民前職の野田毅氏(73)と公認争いを演じた末、名簿の上位登載を条件に比例代表からの出馬を承諾していた。林田氏は「全てのみ込んだ。これ以上言うと愚痴になる」と複雑な表情を見せた。

 2区では2003年以来、野田氏と林田氏が小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」を採用。

 今回は自民が定める衆院比例代表の「73歳定年制」がネックとなり、野田氏が小選挙区、林田氏が比例代表から立候補することになった。林田氏は名簿順位次第では無所属からの出馬も辞さない姿勢を見せていた。

 熊本市で2日あった出陣式では、村上寅美県議が「一切の感情を捨てて『小選挙区は野田、比例は自民』という運動展開をお願いしたい」とあいさつ。林田氏も「自民に不満はない。一生懸命頑張る」と意気込んだ。

1939とはずがたり:2014/12/03(水) 22:52:43
>>1240>>1272
1区がダメでも2区での出馬を模索してたんですねぇ。。どっちかが3区へって訳には行かなかったのかな?

1940とはずがたり:2014/12/03(水) 23:01:09
>>1679>>1533>>1527>>1485>>1390

衆院選:「非自民」を確認 民主、維新、社民、連合が調印 青森で会合 /青森
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddlk02010187000c.html
毎日新聞 2014年11月28日 地方版

 民主党県連、維新の党県総支部、社民党県連の3党地方組織と連合青森は27日、青森市内で会合を開き、農林水産業の振興など5項目を盛り込んだ政策合意文書に調印した。12月14日投開票の衆院選での3党連携の基礎文書となる。1区と2区は維新、3区と4区は民主が公認を立てる「すみ分け」を行い、社民も含め「非自民」での連携も確認した。

 非公開の会合には、4区の候補予定者で民主の山内崇・県連幹事長、1区に立候補する維新の升田世喜男・県総支部代表代行、社民の三上武志代表、連合青森の内村隆志会長らが出席。書き出しが「青森県再生に向け」で始まる合意文書は民主が発案し、中小零細企業支援▽雇用安定と労働条件改善−−などの共通政策を盛り込んだ。

 3党代表者は会合後に記者会見し、民主が維新の1区の升田氏を支援し、維新は3区の田名部匡代氏と4区の山内氏を支援すると明言。「推薦」には至らないが、「推薦並み」の協力をするとした。

 民主離党組で今回は維新公認で2区から出馬する中野渡詔子氏に関し、山内氏は明言を避けたが、「野党協力全体の底上げを図る点で、2区にも相応の効果がある」と話した。

 社民は3区と4区で民主候補を「支持」するが、1区と2区では、維新との安全保障政策などの不一致から「非自民への自主投票」となる。連合青森も3、4区で民主候補を推薦し、1、2区では「非自民・非共産」への自主投票とする。

 会見で山内氏は「事実上の野党統一候補として1〜4区まで自民と対峙する環境ができた事実が重要」と強調。升田氏は「建前論にこだわらず、お互いの立場でベストを尽くす」と話し、三上氏は「政策合意は全国にない画期的なもの」と語った。【宮城裕也】

1941とはずがたり:2014/12/03(水) 23:02:11

衆院選:5区立候補予定、森氏の支援決定 連合新潟 /新潟
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddlk15010032000c.html
毎日新聞 2014年11月28日 地方版

 連合新潟は27日、新潟市内で執行委員会を開き、衆院選で5区から立候補を表明している生活の党の前参院議員、森ゆうこ氏(58)を支援することを全会一致で決定した。同党とは政策協定を結んでいないことから、推薦ではなく「支持」にとどめた。

 会合には森氏も出席し、「民主党候補者と応援し合い、一緒に戦っていく。自民の議席を減らす」などと決意を示した。【山本愛】

衆院選:4区小沢氏を民主自主支援 /岩手
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk03010031000c.html
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 民主党県連は30日、衆院選岩手4区で立候補予定の生活前職、小沢一郎氏(72)を「自主支援」すると発表した。

 小沢氏側の要請はないが、高橋元(はじめ)民主県連幹事長は「小沢先生は自分の力で戦い抜けるが、我々でできることはしたい。自民候補が比例復活当選するのは避けたい」と話した。

 盛岡市で開いた2区の生活前職、畑浩治氏(51)への推薦決定会見で明らかにした。

 生活も1区と3区の民主前職を自主支援する。【浅野孝仁】

1942名無しさん:2014/12/03(水) 23:18:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50109.html
自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢

 読売新聞社は、14日投開票の衆院選について、2、3の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。

 自民党は、小選挙区選、比例選ともに優勢で、比例選で伸長が見込まれる公明党と合わせ、与党で300議席を超える勢いとなっている。

 民主党は、公示前の62議席は上回る情勢だが、海江田代表が掲げた「3けた」の目標には届かない見通し。維新の党など第3極は低迷している。

 共産党は比例選で好調で、公示前の8議席からの倍増をうかがっている。調査では、小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性もある。

 衆院選は、1票の格差是正のための法改正に伴い、今回から定数が五つ減り、小選挙区選295、比例選180の計475議席で争われる。

 小選挙区選には959人、全国11ブロックの比例選には841人が立候補し、重複立候補の609人を除くと、1191人が立候補している。

 自民党は、小選挙区選で200人近くが優位に立っている。青森、群馬、富山、石川、福井、岐阜、鳥取、島根、山口、徳島、高知、長崎、宮崎の各県などで議席独占の可能性がある。

 比例選では、前回衆院選で獲得した57議席を大きく上回り、70議席台となる勢い。全体で、絶対安定多数を超え、公示前の293議席確保もうかがっている。

 公明党は、小選挙区選に立候補した9人のほぼ全員が優勢なほか、比例選で伸長し、全体として公示前の31議席を上回りそうだ。

 自公両党の公示前議席は324議席。今回、300議席を超えた場合、安倍首相(自民党総裁)の安定的な政権運営が続きそうだ。

 民主党は、公認候補を擁立した178選挙区中、優位に立っているのが13選挙区にとどまっている。都市部で自民党と接戦を繰り広げているが、抜け出せていない。

 比例選は、前回の30議席は上回るものの、伸びは限定的となっている。

 前回躍進した第3極は苦しい戦いとなっている。維新の党は、小選挙区選で優位なのが1けた台にとどまる。比例選は20議席台の情勢で、公示前の42議席には届きそうもない。

 公示前19議席の次世代の党は、小選挙区選と比例選を合わせても、1けた台に沈む見通し。生活の党も、小選挙区選で優勢なのが1人だけだ。

 社民党は小選挙区で1人が優位に立っている。新党改革は厳しい戦いを強いられている。

 共産党は、他の野党の候補が減る中、「非自民」票の受け皿となり、相乗効果で比例選が伸びそうだ。

1944とはずがたり:2014/12/04(木) 00:03:52
>民主がこれまで強い支持基盤があるとされた愛知や北海道でも劣勢が続き
これはきっついですねー。
次の次に向けて北海道での維新との競合解消や愛知での再構築が必須だなぁ。。

1945名無しさん:2014/12/04(木) 00:04:02
小選挙区 読売
自民 200議席近くが優位
公明 9人全員優位
民主 13選挙区優位にとどまる
維新 1桁台にとどまる
次世代 記載なし
生活 1人だけ優勢
共産 記載なし
社民 1人だけ優勢

こっちも日経よりぼやかしてる感じ

1946名無しさん:2014/12/04(木) 02:27:26
ttp://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/03/kiji/K20141203009396810.html

民主党の選挙カー、歩行者はねる 仙台、候補者は同乗せず


 3日午後8時45分ごろ、仙台市青葉区の国道4号交差点で、衆院選宮城1区から立候補している民主党の郡和子氏陣営の選挙カーが、横断中の男性2人をはねた。仙台中央署によると、2人とも命に別条はない。郡氏は乗っていなかった。

 選挙カーの男性運転手は取材に、左折で交差点に進入し、横断歩道を走ってきた2人をはねたと説明。「暗くて気付くのが遅れた。ブレーキを踏んだと同時にぶつかった」と話した。仙台市の自宅に帰る途中だったという。
.


[ 2014年12月3日 23:18 ]

1947名無しさん:2014/12/04(木) 07:28:22
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040022-n2.html
序盤情勢 自民300議席超の勢い 海江田・菅氏苦戦、民主70議席台も

維新、次世代は劣勢

 産経新聞社は3日、第47回衆院選(14日投開票)について、全国の総支局の取材に共同通信社の電話世論調査の結果などを加味して、選挙戦の序盤情勢を探った。

 自民党は選挙区、比例代表で優位に立ち、単独過半数(238議席)と安定多数(249議席)を大幅に上回り、300議席超を獲得する勢いだ。

 民主党は、海江田万里代表、菅直人元首相ら幹部級で苦戦している選挙区もあり、目標の100議席に届かない公算が大きい。

 自民党は、定数295の選挙区のうち、前回(定数300)獲得した237議席より減少するものの220以上の選挙区で優勢だ。

 11ブロックの比例代表(定数180)でも前回獲得した57議席を大幅に上回り、過去最多の80議席超を獲得する勢いとなっている。

 民主党は、前回獲得の57議席から20議席程度の増加が見込めている。

 しかし、選挙区、比例ともに伸び悩み、前回は選挙区で苦杯をなめた海江田、菅両氏をはじめ東京などの都市圏で出遅れが目立つ。復調というにはほど遠い70議席台にとどまる可能性もありそうだ。

 公明党は、公示前の31議席から1〜2議席を上積みする可能性が出ており、与党が議席を増やす見通しとなっている。

 維新の党は、本拠地の近畿の選挙区を固めきれていない状態だ。比例では20議席超をうかがっている。次世代の党は選挙区で2議席程度を獲得する可能性があるが、比例での議席確保の見通しは立っていない。

 共産党は比例で10議席以上が有望となってきた。生活の党は選挙区で2議席程度を得る見通しだが、比例は苦戦している。社民党は選挙区、比例合わせて2議席を獲得する見通しだ。

 新党改革と幸福実現党は議席獲得を見込めていない。

 ただ、共同通信の電話世論調査では「まだ決めていない」との回答が選挙区で53・5%、比例代表で45・5%に上っている。無党派層など投票先を決めていない有権者が多いことから、投開票日に向けて情勢が変動する余地も残っている。

1948名無しさん:2014/12/04(木) 07:29:54
【選挙】民主党、ネトウヨの襲撃にビクビク
2014年12月02日 11時00分

笑顔でハイタッチする安倍首相に有権者の手が伸びる
http://www.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2014/12/e01d77229b05efcc6f33f65ae7bff443.jpg

 自民党の安倍晋三首相(60)が30日、神奈川県内5か所の遊説を行い、“ハイタッチ作戦”で余裕を見せた。
 
 テレビ番組の党首討論を終えた安倍首相は同日午前、東急電鉄たまプラーザ駅前で1回目の演説を行った。

「アベノミクスで企業の生産性を高め、収益を上げることで雇用が改善され、賃金が上がる。
賃金が上がれば、たまプラーザでみなさんが買い物をする。そんな好循環が生まれている」

 20分ほど話した安倍首相は街宣車から降りると、有権者に近寄り握手…と思いきや、ハイタッチを始めた。
次の会場である小田急線本厚木駅前でも同様にハイタッチ。
演説会の司会者は「安倍首相と握手をしてぬくもりを感じてください」とマイクを通じてアピールしたが、安倍首相は流れるようにハイタッチをして車へ。
その後の演説会場でも同じだった。

 普通は握手をするものだがどうしたのか。自民党関係者は「ハイタッチの方が同じ時間でより多くの人と触れ合えるということだと思います」と解説。
通常、ハイタッチは良いことがあったときにするので、すでに選挙に勝利したかのようだ。

 そんな余裕シャクシャクの安倍自民党の一方で、民主党は不思議な選挙戦をしていた。
解散直後はホームページで幹部の遊説日程を公開していたが、数日前から公開をやめていた。
30日夜になってようやく12月2、3日の遊説日程を出したが、少しでも多くの有権者に訴えたいはずなのに、どうして隠していたのか。

 永田町関係者は「2012年の衆院選でもそうでしたが、民主党幹部の演説はひどい状態になっています。
演説内容ではありません。演説会場に韓国の国旗を持った集団や、『民主党が地上から無くなりますように』と書いたプラカードを持った人が集まっている。
ネガティブキャンペーンにさらされているのです」と明かす。

 韓国国旗を持った集団が民主党を応援していれば、一般の人は「どうして?」と民主党に疑念を持つ。
それが目的の嫌がらせだ。早い話がネット右翼“ネトウヨ”が民主党の演説に押し寄せてしまっているわけだ。

1949名無しさん:2014/12/04(木) 08:53:12
神奈川衆院選:県内18選挙区、自民は前回並み獲得も視野
http://www.kanaloco.jp/article/81199/cms_id/114625

神奈川新聞社は2、3両日、県内の有権者を対象とする衆院選に関する電話世論調査を実施、取材に基づく情勢も加味して18小選挙区の総合的な情勢を探った。
前回15選挙区(自民党14、公明党1)を制した与党は10議席を超す勢いで、前回並みの議席数も視野に入る。前回3選挙区(民主党1、みんなの党2)の議席獲得にとどまった野党は今回も伸び悩んでいる。
公示(2日)直後の調査のため、投票先を「まだ決めていない」との回答が約6割に上っており、今後の情勢が変動する可能性もある。

前職17人を擁立した自民は支持層を固め、無党派層にも支持を広げる。1、2、3、11、13、15区で安定した戦いを展開し、5、7、10、14、17、18区でも他候補をリードしている。ほかに2選挙区で競り合っているほか、前回野党に議席を許した3選挙区でも追い上げており、10議席台半ばの確保が視野に入る。公明は唯一立てた6区で前職が一歩先行している。
一方、民主は候補を9人に絞って失地回復を期すが、優位な選挙区はない。前回議席を獲得した9区は自民前職と接戦。前回日本未来の党で比例復活当選した前職が民主入りした12区も自民前職と競り合う。16区は前回同様に自民前職と横一線の戦い。
8人を擁立した維新の党は共同代表が立つ8区以外は苦戦を強いられている。次世代の党、共産党、生活の党は小選挙区での議席確保は難しい情勢となっている。4区では、元みんなの党代表の無所属前職が自民前職に先行している。
共産以外の野党は今回、乱立して共倒れした前回の反省を踏まえて候補者調整を行ったが、目立った効果は表れていない。共産以外の野党が結果的に1人に絞られた1、10、17区などは自民前職がリードしている。

◆調査の方法
神奈川新聞社の衆院選世論調査は2、3日に県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査が可能。この結果、性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い機動的な調査ができる。
今回は各区からそれぞれ約400人、合計7226人(男2985人、女4241人)から回答を得た。

1950名無しさん:2014/12/04(木) 09:59:03
道内自民、2桁も 小選挙区、比例 民主は伸長か 全道世論調査(12/04 07:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/578068.html
 北海道新聞社は14日投開票の衆院選に向け、2、3の両日に全道世論調査を行い、選挙戦序盤の情勢を探った。
 自民党は12小選挙区のうち8選挙区、比例代表道ブロック(定数8)で3議席の獲得をうかがい、合わせて2桁の議席を得る勢い。
 2012年の前回衆院選で小選挙区で全敗した民主党も3選挙区の議席奪回を視野に入れており、比例を含めた議席は現在の「2」から伸びる可能性がある。
 まだ投票先を決めていない層が各選挙区で約4〜6割おり、流動的な要素が残る。
 今回の衆院選で望む結果を尋ねた質問では「自民党など与党の勝利」が34%で、「与野党伯仲」の33%と拮抗(きっこう)した。「民主党など野党の勝利」は22%。
 小選挙区で自民党が先行しているのは2区(札幌市北、東区)、4区(札幌市手稲区、後志管内)、5区(札幌市厚別区、石狩管内)、7区(釧路、根室管内)、9区(胆振、日高管内)、11区(十勝管内)、12区(宗谷、オホーツク管内)。公明党との選挙協力で自民党が候補を擁立しなかった10区(空知、留萌管内)は、公明党前職が優位に立っている。
 1区(札幌市中央、南、西区)は民主党前職が自民党前職と接戦を繰り広げている。3区(札幌市白石、豊平、清田区)も民主党前職と自民党前職による激戦の様相。
 8区(渡島、檜山管内)は民主党元職が自民党前職と、6区(上川管内)は自民党前職が民主党元職と、それぞれ競り合っている。
 比例代表では、自民党が前回と同じ3議席を守りそうな展開だ。民主党も前回と同じ2議席確保が見込まれ、公明党と維新の党はそれぞれ1議席を確保する勢い。共産党は00年の衆院選以来14年ぶりの議席獲得の可能性がある。

1951名無しさん:2014/12/04(木) 10:01:51
兵庫県内、自公堅調前職の大半優位に 衆院選序盤情勢
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201412/0007554779.shtml
 共同通信社は第47回衆院選について2、3両日、全国の有権者約12万1700人を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。

 自民党は小選挙区、比例代表で優位に立ち、公示前の295議席を上回る300議席超を獲得する勢いだ。

 衆院選の兵庫県内12選挙区の情勢について、神戸新聞社が2、3日に行った電話世論調査に取材を加えて分析した結果、自民、公明両党が公示前の計10議席を維持する勢いで支持を広げていることが分かった。

 突然の解散を受け、民主党や維新の党など野党は出遅れが目立つ。ただ、回答者の5割以上がまだ態度を決めておらず、流動的な要素も多い。

 自民は前職が立候補した8選挙区のうち、5、9、10区など7選挙区で優位な展開。1区は維新前職と激しく競り合い、11区の新人は民主前職を追っている。公明は2、8区で前職が安定した戦い。

 候補者を5人に絞った民主は、11区で先行するほかは自民、公明などを追う。空白区となった7選挙区では、民主支持層の多くが投票先を「まだ決めていない」などと回答しており、今後の動向が情勢を左右する可能性がある。

 7選挙区に立てた維新は、1区以外は追う展開になっている。2人を公認した次世代の党は3、6区とも自民などに先行を許す。全選挙区に擁立した共産党は支持拡大に懸命。12区は民主を除名された無所属前職が先行している。

1952名無しさん:2014/12/04(木) 10:04:55
【とちぎ衆院選】自民1、4、5区でリード 栃木県内小選挙区 本社世論調査
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141204/1798757
 安倍政権の2年間に審判を下す14日の衆院選投開票を前に、下野新聞社は2、3の両日、電話による世論調査を行い、取材を加味して県内5小選挙区の情勢を探った。

 自民、民主に共産を加えた3党と、無所属の計14人が立候補しているが、3区は自民前職と無所属前職が競り合う展開。2区は先行する自民前職に民主前職が迫る接戦となっている。

 一方、1、4、5区は自民がリードする。選挙に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた人は63%で、「全く関心がない」「あまり関心がない」は36%。過半数の52%はまだ投票先を決めておらず、終盤の展開が注目される。

1953名無しさん:2014/12/04(木) 10:09:55
自民3、4、5区安定 2区は維新と競る  5選挙区情勢 群馬
http://www.jomo-news.co.jp/ns/9814176209063676/news.html
 第47回衆院選について上毛新聞社は2、3両日、共同通信社と電話世論調査を実施、結果や担当記者の取材を基に、県内5小選挙区の情勢を分析した。

 公示前に5議席を独占していた自民党は3〜5区で他党をリードする。1区は自民を無所属らが追い、2区で自民と維新の党が競る。

 議席奪還を目指す民主党や社民党などは伸び悩んでいる。ただ各選挙区とも3割以上が投票先を決めておらず、情勢は流動的だ

1954名無しさん:2014/12/04(木) 10:13:55
<衆院選>宮城・小選挙区序盤情勢 河北新報社世論調査
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141204_13021.html
 14日投開票の衆院選で、河北新報社は2、3の両日、宮城県内6小選挙区を対象に電話世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて序盤情勢をまとめた。
 自民党候補は1、2、3、4、6区で優勢に戦いを進め、公示前と同数の5議席をうかがう。5区は民主党候補が優位に立つ。
 民主と選挙協力する維新の党候補は苦戦している。調査時点で有権者の5割以上が態度を決めておらず、終盤にかけて情勢は変動する可能性がある。(敬称略)

◎1区/土井氏先行、郡氏追う
 自民の土井が先行、民主の郡が追い上げる。
 土井は自民支持層と公明支持層のいずれも7割を固め、維新の3割弱を取り込む。無党派層からの支持も郡を上回る。
 40〜60代の3割、地域別では仙台市青葉区、太白区とも満遍なく浸透する。
 郡は民主支持層の8割強を固めたほか、維新の4割弱の支持を得た。50〜60代で3割弱に浸透するが、20〜40代で広がりを欠く。地元の太白区で土井に後れを取る。
 共産の松井は共産支持層の8割弱を固めた。50代の支持が比較的厚い。

◎2区/秋葉氏抜け出す、林氏懸命
 自民の秋葉が抜け出し、維新の林が懸命に追う。共産の大内、次世代の増元、社民の桑島は浸透に躍起。
 秋葉は全世代で強みを見せ、40代からは4割の支持を得る。地域別では宮城野区を中心に全域に満遍なく浸透。
 自民支持層の7割弱、公明支持層の8割を固めた。
 林は無党派層の2割弱、維新支持層の7割弱から支持を受ける。選挙協力する民主支持層への浸透は5割。
 大内は女性の支持が比較的厚い。増元は次世代支持層以外への広がりを欠く。桑島は社民支持層をまとめ切れていない。

◎3区/西村氏が安定
 自民の西村が安定した戦い。民主の橋本が懸命に追う。
 西村は自民支持層の8割、公明支持層の4割を固めた。維新支持層からも6割強の支持を得る。
 20〜30代の支持が6割を超えるなど、各年代で幅広い支持を保つ。
 橋本は民主支持層の7割弱を固めた。生活支持層から9割の支持があるが、維新支持層、支持なし層への浸透はともに1割強にとどまる。40代の支持が西村に迫る。
 共産の吉田は共産支持層の8割強を固めた。

◎4区/伊藤氏リード
 自民の伊藤がリードし、民主の井戸が追う。
 伊藤は全域で支持を広げ、20〜70代以上の全ての年代に浸透する。自民支持層の8割近くを固め公明支持層の5割強を取り込む。民主支持層の3割を切り崩している。
 井戸は民主支持層への浸透がまだ5割弱にとどまっている。維新支持層の5割近くに食い込むが、30〜40代の支持に広がりを欠く。
 共産の小高は共産支持層の7割近くをまとめた。

◎5区/安住氏が優位
 民主の安住が全域で優位に立ち、自民の勝沼が追い上げる。
 安住は民主支持層の9割を固め、自民、公明支持層にも食い込む。30〜70代以上の世代で4割以上の支持を集めている。
 勝沼は自民支持層への浸透が5割にとどまる。公明支持層でも1割に届かず取り込みを急ぐ。20代で4割の支持を得る。
 共産の高村は共産支持層の8割をまとめたが、広がりに欠ける。

◎6区/小野寺氏盤石
 自民の小野寺が高い知名度で、盤石な戦いを展開。民主の鎌田は支持拡大を急ぐ。共産の内藤は浸透に懸命。
 小野寺は自民支持層の9割を固め、公明支持層の7割をまとめた。支持なし層の4割に浸透している。地盤の気仙沼市など沿岸部で7割の支持を集めた。
 鎌田は民主支持層の6割を固め、区割り変更で新たに加わった旧古川市などで比較的浸透。30代の2割から指示を得る。
 内藤は共産支持層の4割をまとめた。

1955名無しさん:2014/12/04(木) 10:18:46
<衆院選>激戦区、支持求め奔走 13選挙区の序盤情勢
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20141204/CK2014120402000117.html
 十四日投開票の衆院選で、本紙は電話世論調査に取材結果を加味し、都内二十五選挙区のうち激戦区を中心に十三選挙区の序盤情勢をまとめた。
 ただ、投票先を決めていない有権者は都内全体で六割近くになっており、情勢はまだ流動的だ。 (敬称略)
◆1区
 山田は地元都議や区議、与謝野馨元財務相らの応援を得て選挙戦を展開し、自民支持層の六割、公明支持層の四割をおさえ、やや先行する。
 海江田は応援のため選挙区を離れることが多いが、党代表としての高い知名度を生かして民主支持層の六割を固め追い上げる。
 冨田は消費税増税批判などで支持拡大を図る。渡辺は街頭活動に力を入れ、又吉、野崎は独自の戦い。
◆2区
 若さをアピールする辻が三十〜四十代の支持を集め優勢。返り咲きを目指す中山は民主支持層の七割を固めた。
 大熊、石沢が続き、犬丸も知名度向上を図る。四割の有権者が投票先を明らかにしていない。
◆3区
 石原を松原が激しく追い上げ、香西が続く。石原は自民支持層の六割、公明支持層の三割を固めた。
 民主支持層の七割をおさえた松原は無党派層への浸透にも努める。香西は安倍政権批判を展開し上積みを図る。
◆5区
 地元地方議員による組織戦を展開する若宮が自民、公明支持層を固め、やや優勢。
 三期の実績をアピールする手塚が続き、みんな解党で無所属出馬の三谷、自公政権を批判する沢井が追う。中松は知名度を生かす。
◆7区
 元厚生労働相として知名度の高い長妻は、無党派層の支持も比較的高い。
 松本は自民、公明支持層の五割以上を固め追い上げる。太田は消費税増税反対などを掲げ支持拡大を図る。吉田も票の上積みに懸命。
◆10区
 八選をめざす小池が知名度と地盤を強みに一歩リード。街頭活動で無党派層への浸透を図る江端が追い、
 安倍政権批判を強める今と脱原発などを掲げる多ケ谷が続く。神谷は自主憲法制定を訴える。
◆12区
 自民の全面支援を受ける太田は国土交通相としての実績を訴え一歩リード。
 古巣の民主支持層の七割に浸透する青木、若者の雇用対策などを訴える池内が競り合いつつ追う。公明批判を展開する田母神は支持拡大に努める。
◆14区
 「うちわ配布問題」の逆風を受ける松島は「おわび」に徹し支持層引き締めに必死。
 解散を受け、民主復党を決めた元職の木村が追い、消費税増税批判などを展開する阿藤が続く。
◆15区
 秋元と柿沢が横一線。秋元は与党候補であることを前面に押し出し、自民支持層の五割、公明支持層の六割をおさえた。
 柿沢は父の代からの支持層を固め、民主区議の支援も受けて激しく競り合う。増加している新住民票の行方が鍵になりそう。吉田は共産支持層を固めつつある。猪野は支持拡大を図る。
◆18区
 土屋と元首相の菅が競り合う。土屋は元武蔵野市長としての基盤を生かし、自民支持層の八割を固めた。
 前回選挙区で敗れ、危機感を募らせる菅は、脱原発などの訴えを通じ、安倍政権に対する批判票の取り込みを図る。結城は共産支持層に上積みを狙う。
◆21区
 小田原は自民支持層の六割、公明支持層の五割を固め、選挙区での初勝利を狙う。
 前回、逆風の中でも選挙区を制した長島も、民主支持層の八割を固め、二人のマッチレースが続きそう。吉岡は共産支持層以外への広がりが鍵。
◆22区
 五度目の対決となる伊藤と山花が接戦。伊藤は地方創生相補佐官などの要職を務めてきた実績を強調。
 議席奪還を目指す山花は、民主支持層の八割を固めた。坂内と鹿野はそれぞれの支持層への浸透拡大を図る。
◆23区
 小倉がやや先行し、雪辱を期す櫛渕が追う。小倉は経済通をアピールし、自民支持層の六割、公明支持層の五割を固めた。
 櫛渕は民主支持層の五割の支持を集め、上積みが課題。松村は組織を固め、伊藤が続く。まだ五割超の有権者が投票先を明らかにしていない。

1956とはずがたり:2014/12/04(木) 12:18:07
2014.12.4 08:05
衆院選 自民、海江田氏の地盤の東京1区に幹部を集中投下
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/141204/plt14120408050003-n1.html

 自民党は、幹部クラスが続々と民主党の海江田万里代表の地盤、東京1区に入っている。すでに、安倍晋三首相(党総裁)と菅義偉(すが・よしひで)官房長官が公示前の11月28日と29日にそれぞれ入り、3日は谷垣禎一幹事長が党公認候補の応援に駆け付けた。まさに“集中投下”の様相だ。産経新聞の情勢調査によると海江田氏は苦戦しており、もし落選すれば同区は「民主敗北」の象徴となる。(沢田大典)

 「政権をとって何をするかが一致していなかったから、最後はバラバラになった。日本を成長させる政策が民主党には足りない。振り子のような政治には終止符を打ちたい」

 谷垣氏は3日夕、新宿区のスーパーの前で候補者の山田美樹氏と街頭演説し、民主党を批判。かつて東京1区を地盤としていた与謝野馨元財務相も駆け付け、「山田さんをよろしくお願いします」と訴えた。

 平成24年の前回衆院選と比べて野党間の候補者調整は進んだものの、情勢調査では、民主党は公示前勢力の62議席から増える見込みだが、目標とする100議席には遠く及ばない。

 党幹部は「なかなか厳しい…」と眉をひそめた。これが現実のものとなれば、選挙後に党内から海江田氏の辞任論が起きる公算が大きい。それどころか、海江田氏の当選も決して楽観できそうにないのだ。

 海江田氏は、前回衆院選で山田氏に1134票差で敗れ、比例代表で復活当選した。選挙区で敗北し、代表選に立候補したことを党内で疑問視されると、当選者の得票数に対し落選者の得票数の割合を指す惜敗率を引き合いに出し「98・6%だ。私なりにクリアできている」と反論していた。

 野党では、維新の党の江田憲司共同代表が「全軍の将として候補者の士気を高めるため」として比例代表との重複立候補を辞退した。海江田氏は今回も重複立候補し、東京ブロックの名簿は他の選挙区候補と同列の1位だ。

 自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る。

 海江田氏は3日、東京都調布市内で記者団に「自民党は野党第一党の党首を追い込む考えのようだが」と問われると、あくまで平静を装った。

 「相手が何してこようと意に介しません」

1957名無しさん:2014/12/04(木) 12:45:38
電話世論調査 衆院選 自民が優位な選挙戦を展開
https://www.teletama.jp/news/1204.html

テレビ埼玉が2日と3日の2日間、今月14日投開票の衆議院選挙について電話世論調査をしたところ、小選挙区では自民党が優位な選挙戦を展開しています。
調査は、県内の有権者を対象に、コンピュータで無作為に選んで電話をかけるRDD方式で行いました。
それによりますと、自民党は2区、9区、15区でほかの候補を引き離しています。
また、3区、4区、8区、10区、12区、13区、14区で優位に選挙戦を展開し、1区と7区で他の候補をリードしています。
民主党は、5区で前職が自民の前職と激しく競り合っていて、6区でも自民の前職と接戦を繰り広げています。
民主党と選挙区調整を行い、3人の候補を擁立した維新の党は、伸び悩んでいます。
次世代の党は、12区で自民の前職と民主の元職を追う展開で、7区と13区では厳しい情勢です。
全ての選挙区に候補者を擁立した共産党と、1区に候補を擁立した社民党は厳しい戦いです。
無所属は、11区で前職が自民の前職と激しく競り合っています。
しかし、有権者の3割から4割を占めるとされる無党派層の半数から3分の2近くが投票態度を明らかにしておらず、今月14日の投開票に向け、情勢が変わる可能性があります。

1958チバQ:2014/12/04(木) 19:06:01
期待通りの対応をしてくれるみずほちゃん
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/12/04/11.html
2014年12月4日(木)
集団的自衛権は「ダメよ〜ダメダメ」 福島社民副党首が来県


公認候補者への支持を呼び掛ける社民党の福島瑞穂副党首=3日午後、JR浦和駅西口
 社民党の福島瑞穂副党首が3日、県内入りし、衆院選の県内小選挙区に立候補している候補者と党への支持を呼び掛けた。福島副党首は2014年の新語・流行語大賞になった「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」を引き合いにし、「安倍首相は国民の声を聞かない。集団的自衛権はダメよ〜ダメダメ」と、声を大にした。

 福島副党首は「安倍首相のアベノミクスは格差が拡大する」と主張。消費税率の8%への引き上げによる物価上昇、年金抑制、非正規雇用の増加、実質賃金も下がり続けているとし、「アベノミクスは富裕層はつくったが、生活が苦しいと感じている人が83%もいる。安倍首相は国民の内需に関心がない」と批判した。さらに平和の構築や脱原発、環太平洋連携協定(TPP)反対を訴えた。

1959チバQ:2014/12/04(木) 19:06:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120400706
衆院選・注目区を行く(栃木3区、神奈川4区)【14衆院選】



訪問した企業の従業員に頭を下げる衆院選候補者(手前中央)=3日、栃木県那須塩原市(一部、画像処理してあります)
 ◇追い詰められた「改革の旗手」=自民、渡辺の牙城切り崩し−栃木3区

おすすめ【特設ページ】第47回衆議院議員選挙・立候補者一覧
 「真の改革」を掲げて2009年8月、みんなの党を旗揚げした渡辺喜美が追い詰められている。巨額の借入金問題で党代表の座を追われ、路線対立で党そのものを失った。渡辺に向けられる有権者の視線はかつてなく厳しい。
 衆院選公示から一夜明けた3日朝。栃木県那須塩原市のJR西那須野駅頭で、妻まゆみとビラを配る渡辺の姿があった。厳しい冷え込みの中、白い息を吐きつつ有権者を握手攻め。「ご両親によろしく」と通学の中高生にも笑顔を振りまいた。
 渡辺は栃木3区で、副総理兼外相など要職を歴任した亡父美智雄が築き上げた盤石な地盤を引き継いだ。しかし、選挙区を妻に任せきりにし、永田町で政局にかまけている間に、先代からの古参秘書が去り、系列の地方議員らは離反した。
 今年4月、代表を辞任する原因となった8億円の借入金問題は、「改革の旗手」を自任した渡辺に決定的な打撃となった。「前回支持してくれた建設会社が離れてしまった。いくら謝ってもまだ頭が高いと言う支援者もいる」。渡辺選対幹部の顔色はさえない。
 駅前でのビラ配りの後、渡辺は慌ただしく地元企業のあいさつ回りに向かった。「一から頑張ります」と頭を下げる渡辺との握手に応じた30代の社員は、「会社は喜美さんと付き合いが長いけど、誰に入れるか冷静に考えるよ」と素っ気ない。周囲には自民支持を決めた社員もいるという。
 前回、渡辺に敗れて比例復活した自民前職の簗和生陣営は、渡辺が先代の遺産を食いつぶしていると見定め、「(故美智雄の)金縛りを解く」と牙城の切り崩しに躍起となっている。渡辺が頼るかつての人脈も「1軒ずつつぶしていく」と意気軒高だ。
 「心配をかけ続けてきた。私は不器用な人間だが、片時も地元を忘れたことはない」。こんな渡辺の思いに対する有権者の答えは14日に出る。3区には共産党新人の秋山幸子も出馬している。
◇浅尾も背水の陣−神奈川4区
 「比例復活はない。今回の選挙が一番厳しい戦いになる」。渡辺の反対を押し切ってみんなを解党、無所属に転じた前代表の浅尾慶一郎は11月30日、神奈川県鎌倉市で開いた決起集会で何度も頭を下げた。文字通りの「背水の陣」を敷く。
 無所属候補は、ビラの枚数や選挙カーの台数の制限が政党公認候補より厳しく、政見放送もできない。浅尾陣営は「ハデポコ」作戦、すなわち「はがきの発送、電話勧誘、室内ポスター掲示、個人演説会への参加」で支持拡大に懸命だ。
 しかし、有権者の視線は冷たい。2日の公示日、JR鎌倉駅東口の街頭演説に集まった聴衆は30人程度。この後、西口に移り、街宣車を降りて懸命に頭を下げる姿にも、足を止める有権者はまばらだった。このうちの一人は「党がないんじゃ何ができるのか分からない」と突き放した。
 浅尾が前回、ダブルスコア近い大差で下した自民の前職山本朋広は、浅尾の背中にひたひたと迫る。浅尾自身、「相手は総力戦」と危機感を隠さない。浅尾が決起集会を開いた先月30日、同じ鎌倉に応援に入った首相安倍晋三は「この候補者は時には民主党、時にはみんなの党、時には無所属。どんどん色が変わっていく。これはおかしい」と、党を渡り歩いた浅尾の痛いところを突いた。
 4区には共産新人の加藤勝広、民主を離党した無所属新人の荻原隆宏も立候補している。(敬称略)(2014/12/04-17:16)

1960チバQ:2014/12/04(木) 19:11:46
http://www.news-postseven.com/archives/20141204_289719.html
浪速のエリカ様 相手の目を見つめ手を握る戦術が男性に好評
2014.12.04 16:00
 2012年の総選挙では大阪の19選挙区中12を制した橋下徹・大阪市長率いる維新の党(当時は日本維新の会)だが、党勢の退潮が著しい。

 前回、民主党の藤村修・官房長官(当時)を落選に追い込んだ女刺客、「浪速のエリカ様」こと上西小百合氏(大阪7区)も苦戦を強いられている。

「藤村氏は引退したので民主とは候補者調整し、前回8000票差で競り負けた自民党の渡嘉敷奈緒美さん相手でも勝機は十分あるはずだが、勢いはイマイチ」(陣営関係者)

 原因は橋下氏の「敵前逃亡」だ。大阪都構想に反対する公明党が候補を立てる選挙区に、自らが刺客となって出馬することを匂わせていたが、解散後に不出馬を表明。維新陣営に失望が広がった。

 比例復活当選の上西氏はこの2年間、選挙区への浸透を図る活動を続けてきた。地元記者はこういう。

「政治経験はゼロで演説はしどろもどろだから、徹底した握手作戦を続けていた。毎週末、地元のイベントを回り、しゃべりは最小限にして相手の目を見つめてひたすら手を握る。男性有権者には好評だった」

 解散直後の3連休も自治会の親睦会、防災訓練、ゲートゴルフ大会などをはしごして挨拶回り。1日に20か所以上のイベントを回った経験もあるといい、フットワークは確かに軽いようだが、握手しかできないマドンナ候補でも当選圏が見えていたのは橋下氏への期待があったから。公示前に党首が逃げ出した影響は大きい。

「橋下はしょせんテレビタレント。政治家としての勝負勘は極めて鈍い。比例も含めて維新は議席を減らすだけだ」(自民党大阪府連関係者)と与党は高笑いしている。

※週刊ポスト2014年12月12日号

1961チバQ:2014/12/04(木) 19:13:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141204_11034.html
<衆院選>主要労組、足並みに乱れ 民主候補不在の宮城2区

 14日投開票の衆院選で、宮城県内で唯一民主党が公認候補を立てなかった宮城2区の運動方針をめぐり、連合宮城を構成する主要労組の対応が分かれている。民主とすみ分けを図った維新の党へのアレルギーもあり、野党共闘の成否の鍵を握る組合票の行方は不透明だ。

 民主党は2区について、維新前議員の林宙紀氏(37)を県連推薦とした。2012年の前回衆院選は1区から出馬し、民主の要請に応じて国替えした林氏を公認並みに支援する。
 民主を選挙応援の主軸とする連合本部は、公務員の組合活動に否定的な橋下徹共同代表への反発などから維新の党を支援しない。
 組合員約8万人の連合宮城は1、3〜6区の民主候補を推薦する一方、2区は一本化が難しいと判断。運動方針を加盟労組に一任した。
 傘下で組合員数が2番目のUAゼンセン県支部(1万1000人)は表向きは自主投票だが、事実上の林氏支援を組織に呼び掛けている。幹部は「民主候補不在の中で最も政策や理念の近い候補を選びたい」と話す。自動車総連宮城地方協議会(7500人)も林氏支援で動く。
 一方、組合員数最多の自治労県本部(1万6000人)とJP労組宮城連絡協議会(5300人)は、社民党新人の桑島崇史氏(35)を推薦した。自治労はこれまでも社民が支援の主軸だった。
 自主投票とした情報労連県協議会(5200人)の幹部は「連合本部の方針や政策の比較を通じ、維新の党、社民党双方とも(組織決定となる)支援は打ち出せない」と話す。
 県電力総連(7500人)はまだ態度を決めておらず、ぎりぎりまで協議を続ける。「仙台市内の選挙区で民主党候補がいない初の総選挙。慎重に判断したい。エネルギー政策などをしっかり点検する」と話す。
 連合宮城の山崎透会長は「2区ははっきりと支援を打ち出せない難しい状況だが、それぞれの産別は一体の動きを取るはずだ」と話す。

【宮城2区立候補者】
増元照明59☆次 新 
桑島崇史35☆社 新 
林宙紀37☆維 前(1)
大内真理36 共 新 
秋葉賢也52☆自(無)前(4)

1962チバQ:2014/12/04(木) 19:14:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_11.html
<衆院選>反自民再結集、福島1区構図激変


立候補断念を表明する石原氏=11月21日、福島県庁
 衆院選の福島1区で、立候補を見送った元議員の石原洋三郎氏(41)が民主党元参院議員の金子恵美候補(49)への支援を表明した。2人は民主党の同志だったが、前回の衆院選直前にたもとを分かった。父親が保守系の元衆院議員という共通項を持つ2人が「反自民」で再結集し、県都決戦の構図は激変した。

 「今まで一緒にやってきた仲。金子を支援してほしい」。2日午後、JR福島駅前のホテルで民主党の玄葉光一郎元外相(50)が石原氏に頭を下げた。石原氏は「分かりました」と快諾した。
 石原氏は2009年の衆院選で、民主党公認で立候補し15万票を得て初当選。前回は民主党を離党し未来の党公認で臨み、5万票で次点だった。民主党候補は4万5000票で3位。反自民票が割れ、12万票を得て返り咲いた自民党の亀岡偉民氏(59)に惨敗した。
 石原氏はみんなの党公認が内定していたが、解党を受け出馬を断念。「第二極と第三極が割れれば自民を利する」と話すなど、非自民の立場は鮮明にしていたが、金子氏を支援するかは明言していなかった。
 初代民選の福島県知事の祖父、元衆院議員の父を持つ石原氏は、1区に代々の支持者を抱える。金子氏の父も元衆院議員で、個人後援会を受け継いでいる。
 「金子石原連合」の誕生に、金子氏選対の小林義明事務局長は「2年前に石原氏を除名した経緯があり、単純な票の足し算はできないが、亀岡氏に肩を並べられるというムードが出てきた」と歓迎する。
 一方、亀岡氏の選対幹部は「石原氏の5万票は絶対に亀岡氏には流れてこない。(前回、大勝して)若干楽観ムードがあっただけに、早急に引き締めを図らなければならない」と警戒を強めた。

◎衆院選立候補者
 【福島1区】
金子恵美49☆民 新 
亀岡偉民59☆自(町)前(2)
渡部保子72 共 新

1963チバQ:2014/12/04(木) 19:14:55
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_06.html
<衆院選>民・生住み分け 岩手の自民苦境


盛岡市であった自民党の街頭演説会。各陣営は安倍政権の実績を訴える
 衆院選の岩手で、自民党陣営の多くがサバイバル戦を強いられている。立候補した4前議員のうち3人は前回(2012年)、比例東北で救われた復活当選組。「小沢王国」の歴史の陰で岩手の自民は党勢がさほど強くない上、今回は民主、生活がすみ分けをして攻勢に転じている。党県連は「4選挙区で余裕のある選挙区は一つもない」と危機感を強める。

 「どうしても岩手のために働きたい。どうか皆さん、この思いを知り合いに伝えてほしい」。公示された2日夜、盛岡市のビルの一室。1区で再選を目指す前議員の高橋比奈子候補(56)は、声を震わせながら約80人に支持を訴えた。
 前回は民主党が分裂し、民主と生活(当時・日本未来)が票を奪い合った。高橋氏は2番手に滑り込み、比例復活で初当選した。
 今回は事情が違う。民主は1、3区、生活は2、4区に公認候補をすみ分けた。1区では民主前議員の組織力のある階猛候補(48)が4選を狙う。前回割れた民・生票を単純に合わせれば、高橋氏は圧倒的に不利になる。
 2区では前回ただ一人、選挙区議席を獲得した党県連会長の鈴木俊一候補(61)が通算8選に挑む。相手は比例東北の生活前議員畑浩治候補(51)。選挙区の対戦成績は鈴木氏の2勝1敗だ。
 「追い風はない」と前回との違いを語る鈴木氏。経済政策アベノミクスへの評判は芳しくなく、支える首長の一人は「厳しい勝負。鈴木さんも競るだろう」と予測する。
 3、4区の候補はいずれも比例復活組で、保守層への浸透に躍起だ。3区は橋本英教候補(47)が民主前議員の黄川田徹候補(61)に挑み、4区は藤原崇候補(31)が生活代表の小沢一郎候補(72)の岩盤に立ち向かう。
 ある陣営の幹部は「惜敗率80%が比例の当落ラインだろう。差を縮め、何とか復活したい」と選挙区での「善戦」を視野に入れ始めた。前回、比例東北で復活した自民候補の惜敗率は45〜78%。落選者が増えれば復活ラインは上がる。
 好材料もある。公明党は前回2区の鈴木氏だけだった推薦を全候補に拡大した。公明票は各選挙区1万余りあるとみられ、各陣営は票の上積みを期待する。
 県農協政治連盟や県漁連、県医師連盟、県歯科医師連盟など各団体も前回は「自主投票」とした選挙区を「自民推薦」に切り替えた。県連幹部は「しっかり取り組まないと思わぬ結果になる」と陣営を引き締める。

◎衆院選岩手小選挙区立候補者
 ▽1区 
細川光正65☆社 新  
階猛48☆民 前(3) 
吉田恭子33 共 新  
高橋比奈子56☆自(大)前(1)(比当)

 ▽2区 
畑浩治51☆生 前(2)(比当)
久保幸男56 共 新  
鈴木俊一61☆自(岸)前(7) 

 ▽3区 
橋本英教47☆自(町)前(1)(比当)
黄川田徹61☆民 前(5) 
菊池幸夫55 共 新  

 ▽4区 
藤原崇31☆自(町)前(1)(比当)
高橋綱記67 共 新  
小沢一郎72☆生 前(15) 

☆は比例代表との重複立候補者。(比当)は前回選(12年)の比例東北復活当選者。

1964チバQ:2014/12/04(木) 19:15:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141204_07.html
<衆院選>「大将の娘」激励 谷垣氏酒田入り


「今度は私が育てる」と自民候補への支持を訴える谷垣幹事長
 自民党の谷垣禎一幹事長が3日、衆院選山形3区の党新人加藤鮎子候補(35)応援のため、酒田市に駆け付けた。谷垣氏といえば、加藤氏の父紘一氏による「加藤の乱」の際に「大将なんだから」と、涙ながらに引き留めたエピソードが有名。前回、紘一氏を破った前議員との激戦に挑む「大将の娘」のため、熱弁を振るった。

 谷垣氏は個人演説会で約400人の聴衆を前に「初陣の鮎子氏の姿を見ると、加藤紘一先生に指導していただいた身として万感胸に迫る」と切り出し、自らの衆院初当選の思い出を披露した。
 紘一氏の全面支援を受け、30代の若さで当選できた−などと述べた谷垣氏は「私がそうしてもらったように、鮎子氏を山形のためになる政治家に育てる」と宣言。壇上に並んだ鮎子氏は目を潤ませながら頭を下げ、支援者からは大きな拍手が湧いた。
 マイクを握った自民党県連幹部も「こんな早い段階で幹事長が来るのは、鮎子氏が大事だということの証だ」と強調し、谷垣氏との親密さを繰り返しアピールした。
 谷垣氏は紘一氏に側近として長く仕え、2000年の加藤の乱では、当時の森喜朗首相への内閣不信任案に賛成しようとする紘一氏に対し「加藤先生が大将なんだから。一人で突撃なんて駄目ですよ」と説得した姿が大きく取り上げられた。鮎子氏とは幼いころから親交があるという。
 党幹部との「浪花節」で引きつける加藤氏に対し、無所属前議員の阿部寿一候補(55)の陣営は「谷垣氏が来るのは想定内だ」と述べた。
 民主新人の吉田大成(45)、共産新人の長谷川剛(36)の両候補陣営はともに「主張を変わらず訴えるだけ」などと話している。

◎衆院選立候補者
 【山形3区】
阿部寿一55 無 前(1)
吉田大成45☆民 新 
長谷川剛36 共 新 
加藤鮎子35☆自 新 
佐藤誠66 無 新

1965チバQ:2014/12/04(木) 19:19:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50112.html
自民も民主もいない選挙区…見極め困難と有権者
2014年12月04日 08時24分
 本来は政権選択の意味合いを持つ衆院選だが、第1党の自民党候補も、野党第1党の民主党候補もおらず、選択肢が限られる選挙区もある。


 政党間の選挙協力や強固な地盤を持った候補の存在がその理由で、有権者からは戸惑いの声も漏れる。

 熊本4区は、自民、民主両党の公認候補が出ず、共産党新人の井芹栄次候補と次世代の党前議員の園田博之候補の一騎打ちとなっている。

 園田候補の父親は、外相などを歴任した自民党の重鎮だった。園田候補は同党を離党後、複数の党を渡り歩いたが、今も地盤を支えるのは自民党の地方議員ら。今回の選挙でも、同党県連と公明党から異例の推薦を得た。園田候補は2日の出陣式で「与党や、与党に近い立場で仕事をしたい」と表明したが、駆けつけた農業男性(64)は「地元のために働くのに政党は関係ないが、やはり自民党候補がいないと……」とこぼす。

 一方の井芹候補は「安倍政権にノーを突き付けよう」と訴えた。

 自公連立政権の象徴とされ、2003年の衆院選以降、自民党が候補を立てていない東京12区。「野党共闘のため」として民主党も擁立を見送り、前回に続き、自民、民主両党が不在の選挙区となった。

 公明党前議員の太田昭宏候補が11月27日に行った事務所開きには、自民党の谷垣幹事長が駆け付け、両党の連携をアピールした。生活の党前議員の青木愛候補は、区議レベルで民主党の選挙協力を受けている。

 しかし同選挙区内にある、JR赤羽駅近くの商店街を歩いていた女性会社員(32)は「自民党候補も民主党候補もいないと、政権を託せる投票先を見極めるのは難しい」と語った。

 同選挙区では、共産党新人の池内沙織候補と、次世代の党新人の田母神俊雄候補も出馬している。

2014年12月04日 08時24分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1966チバQ:2014/12/04(木) 19:20:42
http://www.sankei.com/region/news/141204/rgn1412040038-n1.html
2014.12.4 07:10
【衆院選2014注目区を行く】
5区 「枝野包囲網」に民主危機感 埼玉

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 「自民党が全国で最も力を入れている選挙区が、ここ埼玉5区なんです」

 公示前の11月30日、JR大宮駅前で牧原秀樹の応援演説に立った地方創生担当相の石破茂は力を込めた。リップサービスではない。翌12月1日に三原じゅん子、2日に小泉進次郎と知名度が高い応援弁士を送り込み、3日には石破が再び5区入り。相手は民主党幹事長、枝野幸男だ。

 民主への逆風が吹き荒れた平成24年の前回衆院選で、自民が県内で唯一民主に敗北したのが5区だった。差は9465票。比例復活した牧原の陣営は「今度こそ小選挙区で勝利」をスローガンに掲げる。

 党を挙げての「枝野包囲網」の背景には、前回、危機感を抱いた枝野が選挙戦終盤、地元に張り付きになった経緯がある。党の顔でもある枝野が地元から動けなくなれば、「それはそれで全国の選挙区に対して貢献できる」(陣営関係者)からだ。

 「4度目のチャレンジで皆さま一人一人を代表させていただきたい」。そう訴える牧原は「市内から電車で国会に通う市民として、地域との絆はある」と胸を張る。

 一方の枝野。陣営は当初「公示後は応援演説のため自分の選挙区に入れない」としていたが、公示日の2日夜、早くもお国入り。JR大宮駅東口で支援者ら約200人を前に、「地元を離れて仲間の応援に行くのは大変辛いが、育てていただいた皆さんを信じて全国を走りたい」と語った。

 この日は青森、岩手、栃木各県を飛び回った。やや疲れた表情で「安倍さんは相当私のことをお嫌いなようで、ターゲットにされています」とこぼしたが、約8分の演説を終えると、13区の候補者の応援のため足早に車に乗り込んだ。

 本人不在の間、録音した枝野の声を選挙カーで流し、県議や市議らが順番に駅立ちを行うなど協力態勢は万全を期す。陣営関係者は「相手が有名議員を入れるので、うちのスタッフに危機感が生まれた。投票率の向上へ、よい相乗効果が生まれている」と手応えを語った。=敬称略(佐藤祐介)

1967チバQ:2014/12/04(木) 19:21:32
新潟

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141204149197.html
1−4区で自民・民主競り合い
県内世論調査 5・6区、自民に勢い

 14日投開票の第47回衆院選に向け、新潟日報社は2、3の両日、県内6小選挙区を対象とした世論調査を行い、公示直後の序盤情勢を探った。自民党と民主党の候補が1〜4区で競り合っている。5、6区は自民候補に勢いがあり、それぞれ生活の党と民主党が追う。共産党と社民党は広がりがいまひとつ。各区では5〜6割の有権者が態度未定で、今後情勢が大きく動く可能性がある。

 今回の衆院選の関心度について「大いにある」「ある程度ある」と答えたのは67・4%。戦後最低の投票率(59・66%)だった前回2012年衆院選の序盤調査に比べて、10・2ポイント低下した。(以下敬称略)


 【1区】自民前職の石崎徹と民主元職の西村智奈美が競る。石崎は自民、公明支持層を押さえ、20代にも食い込む。西村は民主のほか、社民支持層も後押し。ともに旧新潟市の無党派層の取り込みが鍵だ。共産新人の町田明広は、共産支持層以外への広がりに期待。

 【2区】民主前職の鷲尾英一郎と自民前職の細田健一が一歩も引かない戦い。鷲尾には民主支持層に加え、自民支持層の一部が流れる。燕市などに浸透する。柏崎市などで支持を広げる細田は自民、公明支持層をまとめ切れるかが焦点。共産新人の五位野和夫、社民新人の渡辺英明はまだ勢いがついていない。

 【3区】民主元職の黒岩宇洋と、自民前職の斎藤洋明が接戦を演じている。黒岩は民主支持層を取り込み、無党派層からも一定の支持を得る。斎藤は自民、公明支持層を固め、20代を引き寄せる。村上市で強みを見せる。共産新人の伊藤誠は共産支持層の7割を確保。

 【4区】自民前職の金子恵美と、民主前職の菊田真紀子が激しい戦いを展開。金子は自民支持層に加え、無党派層からも支持を受ける。民主支持層をまとめる菊田は、無党派層への食い込みが遅れている。共産新人の西沢博は共産支持層をまとめ、他への波及も狙う。

 【5区】自民前職の長島忠美が自民支持層を固め、幅広い世代にも浸透。長岡市など全域でリードする。生活新人の森裕子は野党共闘を組む民主、社民支持層の支持を獲得するが、無党派層への広がりが課題。共産新人の服部耕一は50代から一定の支持を受ける。

 【6区】自民前職の高鳥修一が自民支持層をしっかり押さえ、大票田の上越市をはじめ各地で先行する。追う民主新人の梅谷守は民主支持層の8割をまとめるが、若い世代への広がりがいまひとつだ。共産新人の高橋ミキ子は共産支持層以外への切り込みが課題だ。

1968チバQ:2014/12/04(木) 19:22:45
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040013-n1.html
2014.12.4 06:00
【衆院選2014】
自民、海江田氏の地盤の東京1区に幹部を集中投下 「民主敗北の象徴区」に





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衆院東京1区に入り、支持者と笑顔で会話する自民党の谷垣禎一幹事長=3日夕、東京都新宿区(小野淳一撮影)
 自民党は、幹部クラスが続々と民主党の海江田万里代表の地盤、東京1区に入っている。すでに、安倍晋三首相(党総裁)と菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官が公示前の11月28日と29日にそれぞれ入り、3日は谷垣禎一幹事長が党公認候補の応援に駆け付けた。まさに“集中投下”の様相だ。産経新聞の情勢調査によると海江田氏は苦戦しており、もし落選すれば同区は「民主敗北」の象徴となる。(沢田大典)

 「政権をとって何をするかが一致していなかったから、最後はバラバラになった。日本を成長させる政策が民主党には足りない。振り子のような政治には終止符を打ちたい」

 谷垣氏は3日夕、新宿区のスーパーの前で候補者の山田美樹氏と街頭演説し、民主党を批判。かつて東京1区を地盤としていた与謝野馨元財務相も駆け付け、「山田さんをよろしくお願いします」と訴えた。

 平成24年の前回衆院選と比べて野党間の候補者調整は進んだものの、情勢調査では、民主党は公示前勢力の62議席から増える見込みだが、目標とする100議席には遠く及ばない。

 党幹部は「なかなか厳しい…」と眉をひそめた。これが現実のものとなれば、選挙後に党内から海江田氏の辞任論が起きる公算が大きい。それどころか、海江田氏の当選も決して楽観できそうにないのだ。

 海江田氏は、前回衆院選で山田氏に1134票差で敗れ、比例代表で復活当選した。選挙区で敗北し、代表選に立候補したことを党内で疑問視されると、当選者の得票数に対し落選者の得票数の割合を指す惜敗率を引き合いに出し「98・6%だ。私なりにクリアできている」と反論していた。

 野党では、維新の党の江田憲司共同代表が「全軍の将として候補者の士気を高めるため」として比例代表との重複立候補を辞退した。海江田氏は今回も重複立候補し、東京ブロックの名簿は他の選挙区候補と同列の1位だ。

 自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る。

 海江田氏は3日、東京都調布市内で記者団に「自民党は野党第一党の党首を追い込む考えのようだが」と問われると、あくまで平静を装った。

 「相手が何してこようと意に介しません」

1969チバQ:2014/12/04(木) 19:23:40
http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt1412040015-n1.html
2014.12.4 01:17
【衆院選2014】
野党共闘「反自民の大義」か「選挙目当て」か…1強多弱に危機感 熊本1区、福岡4区





(1/4ページ)
 第47回衆院選(12月14日投開票)で、九州・山口8県の37選挙区では共産党、諸派、無所属をのぞく野党候補が1人だけの「野党共闘区」が22に上った。「1強」の自民党に対抗する苦肉の策だが、民主党を中心に野党の候補擁立が間に合わず、結果的に調整に成功した側面もある。各党が訴える政策の違いは大きく、対抗陣営からは野合批判も噴出する。(田中一世、谷田智恒)

 「この2年間、松野氏とは別々の道を歩んできたが、今、強権的な政治が推し進められている。今回は何としても勝たなければならないということで本日、参りました」

 衆院選が公示された2日。熊本1区の維新前職、松野頼久氏(54)の出陣式には、民主党熊本県連の鎌田聡代表も出席し、激励のあいさつをした。

 民主党の最大の支持母体である連合熊本の佐々木義博事務局長もマイクを握り、「自民党議席を1つでも減らすことが連合熊本の大義だ」と述べた。

 両者の発言に、松野氏は「民主県連、連合熊本の仲間と一緒に戦える。感無量です」と声を詰まらせた。

 松野氏と民主党には、浅からぬ因縁がある。

 かつて松野氏は民主党に所属し、鳩山由紀夫内閣では内閣官房副長官を務めた。だが、平成24年9月、飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本維新の会(維新の党の前身)に移る。政権支持率が低迷する中で党を出て行く松野氏の行動に、民主党内には不平不満がたまった。

 3カ月後の衆院選では 民主党は松野氏に対抗し、新人候補を擁立した。非自民票が割れたこともあり、松野氏は自民党の木原稔氏(45)に敗北し、比例当選するのがやっとだった。

 今回の衆院選にあたっては非自民勢力を拡大することを優先し、民主党県連は解散翌日の11月22日、松野氏の「支持」を決めた。連合熊本も26日、「協力・支援」することとした。

 もちろん、これまでのわだかまりを、水に流せたわけではない。連合熊本内には、橋下徹共同代表が官公労批判を繰り返す維新の党への拒否反応もある。

 それでも上田淳会長は「自民から議席を奪うためには反自民の大義でまとまれる」と強調する。

 上田氏らの脳裏にあるのは、前回の選挙結果だ。松野氏と民主候補の票を足すと、わずか56票ながら、当選した木原氏を上回っていた。

 この野党共闘に対し、自民・木原陣営の小杉直県議は「民主党は党を捨て、連合を裏切った松野氏を支援するという。こんな連中に負けるわけにいかない」と批判した。

   × × ×

 野党共闘は、九州最多11選挙区を抱える福岡でも進んでいる。

 「与野党が伯仲した国会にしなければならない。そういう思いで、民主党福岡県連は私に推薦を与えてくださった。この熱い思いに応えたい」

1970チバQ:2014/12/04(木) 19:24:02
 選挙戦2日目の3日午後、福岡4区の維新前職の河野正美氏(53)は福岡県粕屋町での街頭演説でこう強調した。維新の党の川田龍平・国会議員団総務会長もマイクを握り、「安倍首相のやりたい放題にストップかけなければいけない。そのための選挙協力だ」と述べた。

 前回衆院選で、福岡4区の非自民勢力は民主党、旧日本維新の会、旧日本未来の党などに割れた。維新公認で出馬した河野氏は、自民候補に敗れ、比例復活した。

 民主・維新両党は先月27日、福岡県連レベルでの選挙協力を結び、民主党は河野氏を推薦した。代わりに、維新の党は民主党が擁立した県内6選挙区の候補を推薦した。

 民主党側は、4区を拠点に活動していた元職の山本剛正氏(42)を、河野氏との競合を避けるため、公示2週間前になって1区に国替えさせる配慮まで見せた。

 河野氏は「私は野党統一候補。民主党さんにあそこまでやっていただいたのだから、選挙区で勝たないといけない。『比例復活で』という考え方は絶対にだめだ」と意気込む。

 河野氏は、連合福岡の推薦は受けられなかったが、傘下の複数の労働組合とは支援の話し合いを個別に進めているという。

 先月30日には民主党県連の大久保勉代表(参院議員)が4区内の数カ所で応援演説をする計画も立てた。何かの前兆か、こちらは大雨で中止となったが、選挙期間中の実施に向け、再度調整しているという。

 大久保氏は「野党が共闘し、巨大な敵と対(たい)峙(じ)することが最も重要だ。2年前は自民に県内11選挙区を独占されたが、今回は勝つ見込みが十分にある」と、共闘に活路を見出す。

 一方、共闘は野党が地力の弱さを露呈したともいえる。民主党は全国でも結党以来最少となる198人しか候補者を擁立できなかった。枝野幸男幹事長は公示前の11月29日、大阪市で記者団に「次の選挙の時には政権の選択肢として認めていただけるような議席を獲得したい」と語り、今回衆院選での政権獲得が厳しいとの認識を示した。

 「自民vs民主」だった過去2回の衆院選と異なり、今回は「自民vs野党」の構図となったといえる。

 ただ、民主や維新、社民など野党各党の政策は、原発再稼働や集団的自衛権の行使容認、憲法改正などをめぐり、大きな隔たりがある。

 20年前の平成5年にあった第40回衆院選でも、「非自民・非共産」による野党結集が喧伝され、選挙後の細川内閣成立につながった。だが、寄せ集めの連立政権は1年ほどで四分五裂した。今回の野党共闘にも、ライバル候補からは「選挙だけが目当てのご都合主義に過ぎない」と批判の声が上がる。

1971チバQ:2014/12/04(木) 19:28:20
静岡
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20141204/CK2014120402000094.html
衆院選 県内の序盤情勢  
◆自民5選挙区でリード 民主は2選挙区優勢

写真
 中日新聞社は三日、第四十七回衆院選(十四日投開票)について、共同通信社と合同で行った電話世論調査に、独自取材を加味して序盤情勢を分析した。静岡県内では八小選挙区のうち、五選挙区で自民党、二選挙区で民主党が優勢となり、一選挙区は自民党と民主党が接戦となっている。ただ、小選挙区で五割、比例代表で四割が投票先をまだ決めておらず、投開票日まで情勢が変わる可能性がある。

 自民党は二年前の前回選で圧勝した勢いはやや衰えているが、有利に戦いを進めている。民主党は牙城の5、6区で優勢で、4区で自民党と激しく競り合っている。1、8区に擁立した維新の党は支持政党を持たない層への浸透が鍵となる。

 支持政党は自民党が一位で36・4%、二位の民主党は16・1%。三位の維新の党は7・1%で、前回選で民主党に2・7ポイント差までに迫った勢いを失っている。共産党が4・1%、公明党が3・6%、生活の党が0・7%、社民党が0・6%、次世代の党が0・1%と続き、支持政党を持たない層が15・8%、分からない、無回答が10・1%だった。

 比例代表の投票先は自民党が七選挙区、民主党が一選挙区で一位となった。前回は自民党が全選挙区で一位だったが、民主党がやや盛り返した。民主党は「投票先を決めている」と答えた人のうち七選挙区で二位で、維新の党は三選挙区で三位だった。

 「決めていない」という人に重ねて投票先を聞くと、維新の党が四選挙区で二位となった。維新の党が一定程度、態度未定の有権者の受け皿として浸透していることが分かった。衆院選への関心は「大いにある」と「ある程度ある」の合計は66・4%で、前回衆院選公示前調査より13・2ポイント下がった。

 <調査の方法> 序盤情勢は共同通信社と本紙を含む加盟社が行った電話世論調査結果と本紙独自の取材結果を総合して判断した。

 電話調査は二〜三日の二日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは十五万二千百八十五件で、このうち十二万一千七百六十二人から回答を得た。

1972チバQ:2014/12/04(木) 19:29:42
秋田
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141203-OYTNT50129.html
<衆院選情勢分析>1区 冨樫、寺田激戦
2014年12月04日
◆3区は御法川、村岡横一線◆


 14日投開票の衆院選について、読売新聞社が2、3日に行った情勢世論調査の結果から県内3小選挙区の情勢を探る。秋田1区は自民の冨樫氏と民主の寺田氏が激しく競り合っている。2区は自民の金田氏が優位に選挙戦を進める。3区は自民の御法川氏と維新の村岡氏が横一線の戦い。ただ、どの選挙区も有権者の2〜3割が投票する候補を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。

■1区

 再選を目指す冨樫氏は自民支持層の約8割を固め、安倍内閣を支持する有権者の7割強から支持を集めている。職業別では、商工団体の支援を受けていることもあり、給与所得者と商工自営業の3割強から支持を得ている。年代別では、30〜50歳代の支持が多い。

 寺田氏は民主支持層の9割弱をまとめ、無党派層の4割弱にも浸透。自民支持層の1割弱の支持も得ている。年代別では、60歳代と70歳代以上の支持が3割強となっており、職業別では、無職の支持が高い。内閣を支持する有権者の2割弱からも支持を得ている。

 4氏の中で立候補の表明が最も遅かった社民の伊藤氏は、支持をまとめきれていない。7月に出馬表明した共産の山内氏は、無党派層の1割弱、30歳代の1割強の支持を得ている。

■2区

 金田氏は自民支持層の9割弱、さらに民主支持層の2割弱からも支持を得ている。安倍内閣を支持しない有権者でも約2割は金田氏を支持しており、幅広く浸透している。職業別では専業主婦の約6割の支持を得ているほか、給与所得者の5割近い支持を得ている。

 民主の緑川氏は民主支持層の8割弱、無党派層の約3割の支持を得ている。60歳代の支持が4割近い。町村部での支持が4割弱と、金田氏を上回る。ただ、選挙戦でアベノミクス批判を展開しているものの、内閣を支持しない有権者の支持が5割に届いていない。

 共産の藤本氏は、40歳代の有権者の支持が一定程度あるものの、町村部などへの浸透が遅れている。

■3区

 御法川氏は自民支持層の7割強をまとめ、町村部での支持も5割を超えている。幅広い年代、職種に浸透し、職業別では商工自営業の支持が5割弱に上り、農林水産業や主婦、無職の支持も約4割と高い。年代別でも、70歳代以上の約4割から支持を集めている。

 村岡氏は維新支持層の約8割、自主投票を決めた民主支持層の6割強の支持を固め、自民支持層の2割弱にも浸透している。無党派層の支持が約4割と、御法川氏を大きく上回る。職業別では給与所得者の4割弱、年代別では50歳代で5割弱の支持を集めている。

 共産の我妻氏は、民主支持層と無党派層の1割強から支持を得ている。

2014年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1973チバQ:2014/12/04(木) 19:31:52
沖縄1区 赤嶺が前
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204rky00m010004000c.html
衆院選:沖縄1区は3氏競り合う 合同世論調査
2014年12月04日

 琉球新報社は、14日投開票の第47回衆院選に向け、共同通信社と合同で2、3の両日、県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。本紙の取材を加味して選挙戦の序盤情勢を探ったところ、沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏、自民前職の国場幸之助氏、維新元職の下地幹郎氏が激しく競り合う展開だ。2区は社民前職の照屋寛徳氏が自民前職の宮崎政久氏をリードし、3区は生活前職の玉城デニー氏が自民前職の比嘉奈津美氏に先行している。4区は自民前職の西銘恒三郎氏がやや先行し、無所属新人の仲里利信氏が激しく追い上げている。

 ただ全体の約4割がまだ投票する候補者を決めていないと回答している。選挙戦中盤以降に情勢が大きく変化する可能性がある。判断を保留しているのは無党派層が多く、その動向が当落の鍵を握りそうだ。

 沖縄1区は赤嶺氏が共産に加え、生活や社民の支持層を固めつつある。国場氏は自民に加え、推薦を得た公明支持層の約6割を押さえた。下地氏は維新の7割強から支持を集め、民主からも約5割の支持を得る。

 2区は照屋氏が社民、共産、生活の支持層を固め、民主支持層の支持も得る。宮崎氏は自民の6割を固めたが、推薦を受ける公明からの支持をまだ固め切れていない。

 3区は玉城氏が生活、社民、共産の支持者から高い支持を得て、民主、維新支持者にも食い込む。比嘉氏は自民、推薦を得た公明支持層を固めたが、やや広がりに欠ける。

 4区は西銘氏が自民と推薦を受ける公明の8割を固めた。仲里氏は社民、共産、生活支持者に加え、民主、維新支持者、無党派層にも食い込む。(琉球新報)

1974チバQ:2014/12/04(木) 19:32:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddn041010012000c.html
師走決戦:2014衆院選 大阪11区 落下傘、混戦に拍車 それぞれに「地元」
毎日新聞 2014年12月04日 大阪朝刊

 

 大阪府北東部のベッドタウン・枚方市。住宅街にあるスーパーの前で3日、自民元職の佐藤ゆかり氏(53)がマイクを握った。「『経済の佐藤』と言われるようになりました。アベノミクスで庶民生活を良くしましょう」。白の上下に白の靴。演説が終わると聴衆に駆け寄り、笑顔で握手を求めた。

 東京出身。外資系証券会社勤務などを経て、2005年に小泉純一郎首相(当時)が仕掛けた郵政選挙で、野田聖子元郵政相=岐阜1区=への「刺客」として初当選(比例復活)した「小泉チルドレン」の一人だ。民主に政権交代した09年の衆院選は東京5区に国替えして落選。10年の参院選比例代表で当選した。今回は、縁もゆかりもない大阪11区から立つ。

 大阪11区は1996年の小選挙区制導入以来、一度も自民候補が勝ったことのない選挙区で、ここでの勝利は自民の悲願だ。「勝てる候補を」との枚方市議らの要請で、自民大阪府連が公認申請し、出馬が決まったのは約1週間前。街頭演説では「淀川に架かっている橋が少ない。災害対策に力を入れる」などと地元の話題にも触れる。本人はさらりと言う。「刺客ではありません。地元から求められて来たんです」

 維新前職の伊東信久氏(50)は警戒心を隠さない。「まるで黒船襲来だ」。神戸市生まれで、大阪市内などで開業する整形外科医で、12年の前回選で橋下徹共同代表(大阪市長)が擁立した「橋下チルドレン」の一人だ。強い地盤があるわけではない。大阪都構想には逆風が吹き、維新への風向きも前回とは異なる。

 2日、交野市で伊東氏の応援演説に立った松井一郎幹事長(大阪府知事)は佐藤氏をけん制した。「『刺客』として知名度はあるんだろうが、それだけで票につながるのか。自民では身を切る改革をできない」

 民主元職の平野博文氏(65)は5期連続で議席を守り、官房長官や文部科学相などの要職を務めた。選挙区にはパナソニックの社員が多く住み、出身の平野氏は労組の支援で安定した戦いをしてきた。だが、民主への逆風や維新の国政進出で状況は一変した。前回は維新の伊東氏に約2万6000票差をつけられ、比例復活もできなかった。

 「おはようございます」。3日朝、京阪枚方市駅前で通勤客の前に立った平野氏は深々と頭を下げたが、あいさつする市民は少ない。それでも2年前より反応はいいという。「団地の隅々までつじ立ちを繰り返し、地べたから市民と接点を持つのはこの選挙が初めて。『地元の候補』をアピールしたい」と雪辱を期す。

 混戦模様となった11区。「落下傘候補もベテラン候補も気にしていない」と話すのは共産新人の三和智之氏(39)だ。「若さと地元で子育てをする肌感覚を生かし、消費税の増税中止などを訴えたい」【五十嵐和大、熊谷豪】

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 ◇大阪11区立候補者
平野博文 65 [元]文科相 (5)民元

三和智之 39 党11区役員 共新

伊東信久 50 医師 (1)維前

佐藤ゆかり 53 [元]参院議員 (1)自元=[公]

 (届け出順)

1975チバQ:2014/12/04(木) 19:38:42
福島
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20141203-OYTNT50293.html
自民4選挙区で先行…世論・情勢分析
2014年12月04日
 14日投開票の衆院選で、読売新聞社は2、3の両日に実施した世論調査と取材結果を加味して序盤の情勢を分析した。県内五つの小選挙区では、3区を除く四つの選挙区でいずれも自民党候補が先行し、3区では民主党候補がリードしている。ただ、有権者の2割強が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な部分もある。(敬称略)


◆1区

 亀岡が安定した戦いを進め、自民支持層の9割弱、公明支持層の7割弱を固めている。農林水産業や給与所得者の半数以上の支持を得ており、特に郡部で浸透している。民主党参院議員だった金子は同党支持層の8割をまとめ、無党派層の支持も亀岡と同じ3割弱だが、世代別では全年代で亀岡に水をあけられている。渡部は共産支持層の6割を固めたが、支持の広がりが課題だ。

◆2区

 根本が優位に立っている。自民、公明両党支持層からの支持がいずれも9割に上り、無党派層も3割を固めた。年代別でも全世代でリードしている。11月下旬に出馬表明した岡部は、民主支持層の7割を固めたが、郡山市以外では伸び悩んでいる。若さや医師の実績などをアピールして無党派層の取り込みを目指す。平は共産支持層の大半を固めているものの、都市部で浸透できていない。

◆3区

 8選を目指す玄葉が頭一つ抜け出している。民主支持層の9割に加え、自民支持層の2割も取り込み、公明、共産支持層にも食い込む。無党派層からも半数の支持を得る。出馬表明が11月下旬と遅れた上杉は、まだ自民支持層の半分しか固めきれていない。ほぼ全ての年代でリードを許しており、巻き返しを図る。横田は共産支持層をまとめ、知名度向上を目指す。

◆4区

 菅家がリードする展開で、自民支持層の8割、公明支持層の8割弱を固めた。専業主婦の6割弱、給与所得者の4割に浸透し、都市部、郡部とも他候補をリードしている。小熊は維新支持層の8割弱をまとめ、候補擁立を見送った民主の支持層の半数に浸透。無党派層では菅家を上回る3割の支持を集めている。田中は共産支持層の9割弱の支持を得ている。出馬表明が公示直前となった小川は、まだ社民支持層をまとめきれていない。

◆5区

 吉野が先行している。公示前日に公認が決まり、9年ぶりの5区での戦いだが、自民支持層の7割、公明支持層の5割を固めた。比例に回った前議員坂本剛二の支援も受け、基盤固めを急ぐ。吉田泉は民主支持層の6割の支持にとどまっているが、無党派層への浸透は吉野をやや上回っている。吉田英策は共産支持層の8割をまとめ、民主支持層や無党派層にも食い込む。

◆比例選投票先…自民3割強、民主2割

 比例選での県内有権者の投票先は、自民が3割強、民主が2割、維新が1割弱で、これに公明、共産、社民、生活などが続く。

 地域別にみると、自民と民主に対する支持は、市部は全体の傾向と同じだが、郡部ではほとんど差がない。

 支持政党別では、自民、民主、維新、公明は自党支持層の8〜9割を固めている。無党派層では、自民、民主、維新がいずれも1割強で、ほぼ互角だった。

 安倍内閣の支持率は35%で、不支持率が45%と上回った。自民支持層では支持率は75%、不支持率は10%だったが、連立を組む公明の支持層ではそれぞれ57%、29%だった。

 政党支持率は、自民が最も高い35%で、これに民主17%、公明、共産5%、維新4%、社民1%などと続いた。「支持政党なし」は22%だった。

2014年12月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1976チバQ:2014/12/04(木) 19:41:00
大分
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/04/113606242
衆院選県内3選挙区 公示直後の情勢 本社世論調査



 大分合同新聞社は2、3の両日、衆院選の大分県内3選挙区で電話世論調査を実施し、取材による情報も踏まえて公示直後の情勢を探った。1区は自民前職の穴見陽一に民主元職の吉良州司が迫る勢いで激しく競り合う。2区は先行する自民前職の衛藤征士郎が、社民前職(比例九州)の吉川元に対し優位を保っている。3区は自民前職の岩屋毅が安定した戦いを進め、民主新人の浦野英樹は出遅れている。調査時点では各選挙区ともおよそ半数の人が投票行動を決めておらず、14日の投票日までに情勢が動く可能性がある。(名簿の並びは届け出順、文中敬称略)

【1区】 穴見氏と吉良氏接戦

山本茂 (共産・新)
吉良州司(民主・元)
穴見陽一(自民・前) =公明推薦=
 穴見は党県連・大分市連と企業、友好団体が連携して保守層を中心に集票。党本部も九州での最重点候補と位置付けて閣僚級を応援に投入する。自民、公明両支持層のほぼ8割をまとめるが、取り込みを狙う維新の支持層への浸透は不十分。陣営は接戦への警戒感を強めて引き締めを図る。
 吉良は前回選挙からのブランクが懸念材料で、後援会組織を固め直す。推薦した連合大分は組織を挙げた集票活動を目指し、社民系労組も動きを活発化させつつある。民主、社民両支持層の8割強をまとめ、維新の支持層にも食い込む。労組票を固めた上で無党派層への支持拡大をうかがう。
 山本は共産党支持層をほぼ固めたが苦戦している。

【2区】 衛藤氏優位、追う吉川氏

山下魁  (共産・新)
吉川元  (社民・前)
衛藤征士郎(自民・前) =公明推薦=
 ベテランの衛藤は旧市町村別に設けた後援会組織を軸に、広い選挙区全域で保守票を手堅くまとめる。自民支持層の約8割を固め、民主、維新の支持層にも食い込む勢い。無党派層からも一定の支持を集める。推薦を受ける公明の支持層への浸透が課題。
 吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターの組織票を基盤にして、労組OBが中心の後援会や党所属の地方議員が懸命に集票を図る。社民支持層を固めつつあるが、民主支持層では約3割にとどまるなどまだ「反自民票」をまとめきれていない。
 山下は無党派層や他の野党の支持層にも支持を広げるが、伸び悩んでいる。

【3区】 岩屋氏、手堅い戦い展開

大塚光義(共産・新)
浦野英樹(民主・新)
岩屋毅 (自民・前) =公明推薦=
 岩屋は党支部や後援会組織を通じた手堅い選挙戦を展開。自民支持層をほぼ固め、選挙協力をする公明支持層にも受け入れられている。地元の大票田・別府市をはじめ、3区全域で優位に立つ。引退した民主元職に流れていた保守票も取り込んで地盤固めを図る。
 浦野は急な出馬で知名度不足が響いている。推薦を受けた連合大分の加盟労組を主軸に民主、社民の支持層に浸透しつつあるが、両党の支持基盤自体が後退しており、党勢回復も課題。地元中津市など県北を足掛かりにして反自民票や無党派層への浸透を狙う。
 大塚は共産支持層をベースに政権批判票の獲得を目指すが広がりを欠く。

 ▽調査の方法
 2、3の2日間、県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話番号をコンピューターで無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者にも調査ができる。
 今回▽1区 445人▽2区 406人▽3区 403人―の計1254人から回答を得た。
 この調査はあくまでも調査時点での情報分析の参考にするためのものであり、当落を予測するものではありません。

1977チバQ:2014/12/04(木) 19:42:02
長野
http://www.shinmai.co.jp/news/20141204/KT141203ATI090025000.php
自民、3小選挙区で優位 態度未定有権者5〜6割
12月04日(木)


 信濃毎日新聞は3日、県内有権者1998人を対象に2、3日に実施した衆院選世論調査の結果をまとめ、取材を加味して5小選挙区の情勢を探った。2、4、5区で自民党が優位に立ち、1区では民主党、自民党が支持を集める。3区は自民党、維新の党、民主党が激しく競り合っている。現時点で態度を決めていない有権者は全体で50・5%、各選挙区で5割弱から6割弱おり、終盤にかけて情勢はまだ流動的だ。

 比例代表北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井の5県、定数11)について、投票先を「決めている」「だいたい決めている」とした人は計49・9%。「まだ決めていない」(48・7%)「分からない・無回答」(1・4%)の人も含めて現時点で投票先を聞くと、自民党が30・5%で民主党の18・5%を上回った。共産党が8・7%で続き、維新の党7・6%、公明党6・2%、次世代の党1・5%、社民党1・2%、生活の党0・9%などだった。

 望ましい選挙結果は「野党と与党の勢力が伯仲する」と答えた人が43・4%で最多。「与党が野党を上回る」の31・2%より多く、与野党の議席数接近による緊張感を望む声が多いことを示した。「与党と野党が逆転する」は11・6%、「分からない・無回答」は13・8%だった。

 衆院選への関心度は「大いに関心がある」「ある程度関心がある」が計65・4%で、本社が公示前の11月26日にまとめた調査結果に比べて2・9ポイント上昇した。ただ、2012年の前回選公示直後の調査では計82・0%で、16・6ポイント低い。今回の調査で「まったく関心がない」「あまり関心がない」は計34・4%だった。

 投票で最も重視することは「年金や医療などの社会保障」が29・7%で最多。「景気・雇用対策」は28・4%、「消費税などの税制」が16・9%で続いた。「原発問題をめぐるエネルギー政策」7・2%、「地方分権や人口減少対策などの地方活性化」4・0%。

 支持している政党は、自民党28・6%、民主党13・7%、共産党4・4%、公明党4・3%、維新の党3・5%、社民党1・3%、生活の党0・3%、新党改革と次世代の党が各0・1%、支持政党なしが35・6%だった。

1978チバQ:2014/12/04(木) 19:44:27
茨城
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14176164956478
2014年12月4日(木)

衆院選県内序盤情勢 自民5選挙区優勢、5区は民主リード



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第47回衆院選(14日投開票)で、茨城新聞社は2、3の両日、県内有権者約2800人を対象に世論調査を実施、県内支社局を通じた取材情報も加味して序盤情勢を探った。県内7小選挙区のうち、前回の政権奪還選挙で圧勝し“王国”維持を目指す自民党は5、7区を除く5選挙区で安定した戦いを展開し、優位に立っている。5区は民主党前職、7区は無所属前職がリードしている。ただ、投票する候補を「まだ決めていない」との回答が3割前後あり、情勢は終盤にかけて変化する可能性もある。


1区は、再選を目指す自民前職の田所嘉徳氏が優勢。返り咲きを期す民主元職の福島伸享氏は追走し、共産新人の大内久美子氏がこれを追う。投票態度を明らかにしていない有権者は水戸市の大票田に約4割おり、県都決戦が情勢を左右しそうだ。

2区は、当選11回を目指す自民前職の額賀福志郎氏が安定した戦いを進め、共産新人の川井宏子氏は知名度向上に全力を挙げる。額賀氏は選挙区内に広く浸透し、自民、公明支持層を手堅くまとめている。性別、年代を問わず、川井氏を大きく引き離している。

3区は、前回返り咲いた自民前職の葉梨康弘氏が優位。維新元職の石井章氏が追い、共産新人の小林恭子氏が続く。葉梨氏が自民支持層を堅実にまとめ、民主支持層からも一定の支持を獲得。石井氏は野党票をまとめ切れず、小林氏は厳しい戦いだ。

4区は、当選6回を目指す自民前職の梶山弘志氏が選挙区内にくまなく浸透し、安定した戦いを展開している。返り咲きを目指す民主元職の高野守氏が追うが、苦しい情勢。共産新人の堀江鶴治氏も苦戦し、無所属新人の木村隆氏は独自の戦いだ。

5区は、前回小選挙区を制した民主前職の大畠章宏氏がややリードし、比例復活した自民前職の石川昭政氏が猛追。共産新人の福田明氏がこれを追う。4区から5区に編入された東海村の有権者の支持は大畠、石川両氏とも3割強で拮抗(きっこう)している。

6区は、12期目を目指す自民前職の丹羽雄哉氏が優位な戦いを展開。県議から急きょ国政に転じた民主新人の青山大人氏は民主支持層をまとめて追走。共産新人の井上圭一氏は苦しい戦いだ。

7区は、無所属前職の中村喜四郎氏が安定してリードしている。自民前職の永岡桂子氏は苦戦し、共産新人の白畑勇氏がこれを追い掛ける。中村氏は自民支持層からも厚い支持を集めている。永岡氏は実績をアピールし、浸透を図っている。

1979チバQ:2014/12/04(木) 19:47:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120402100003.html
激戦区、支持求め奔走 13選挙区の序盤情勢
 十四日投開票の衆院選で、本紙は電話世論調査に取材結果を加味し、都内二十五選挙区のうち激戦区を中心に十三選挙区の序盤情勢をまとめた。ただ、投票先を決めていない有権者は都内全体で六割近くになっており、情勢はまだ流動的だ。 (敬称略)

◆1区

渡辺徹 36 次新 《比》

冨田直樹 38 共新

又吉光雄 70 諸新

海江田万里 65 民<前><6>《比》

山田美樹 40 自前<1>《比》 公

野崎孝信 27 無新

 山田は地元都議や区議、与謝野馨元財務相らの応援を得て選挙戦を展開し、自民支持層の六割、公明支持層の四割をおさえ、やや先行する。海江田は応援のため選挙区を離れることが多いが、党代表としての高い知名度を生かして民主支持層の六割を固め追い上げる。冨田は消費税増税批判などで支持拡大を図る。渡辺は街頭活動に力を入れ、又吉、野崎は独自の戦い。

◆2区

辻清人 35 自前<1>《比》 公

石沢憲之 27 共新

大熊利昭 51 維<前><1>《比》

中山義活 69 民元<4>《比》

犬丸勝子 59 諸新

 若さをアピールする辻が三十〜四十代の支持を集め優勢。返り咲きを目指す中山は民主支持層の七割を固めた。大熊、石沢が続き、犬丸も知名度向上を図る。四割の有権者が投票先を明らかにしていない。

◆3区

松原仁 58 民<前><5>《比》

石原宏高 50 自前<2>《比》 公

香西克介 38 共新

 石原を松原が激しく追い上げ、香西が続く。石原は自民支持層の六割、公明支持層の三割を固めた。民主支持層の七割をおさえた松原は無党派層への浸透にも努める。香西は安倍政権批判を展開し上積みを図る。

◆5区

若宮健嗣 53 自前<2>《比》 公

三谷英弘 38 無<前><1> 

手塚仁雄 48 民元<3>《比》

ドクター・中松 86 無新

沢井正代 65 共新

 地元地方議員による組織戦を展開する若宮が自民、公明支持層を固め、やや優勢。三期の実績をアピールする手塚が続き、みんな解党で無所属出馬の三谷、自公政権を批判する沢井が追う。中松は知名度を生かす。

◆7区

太田宜興 38 共新

長妻昭 54 民前<5>《比》

吉田康一郎 47 次新 《比》

松本文明 65 自<前><2>《比》 公

 元厚生労働相として知名度の高い長妻は、無党派層の支持も比較的高い。松本は自民、公明支持層の五割以上を固め追い上げる。太田は消費税増税反対などを掲げ支持拡大を図る。吉田も票の上積みに懸命。

◆10区

江端貴子 54 民元<1>《比》

小池百合子 62 自前<7>《比》 公

多ケ谷亮 46 生新 《比》

神谷ちづ子 61 次新

今秀子 66 共新

 八選をめざす小池が知名度と地盤を強みに一歩リード。街頭活動で無党派層への浸透を図る江端が追い、安倍政権批判を強める今と脱原発などを掲げる多ケ谷が続く。神谷は自主憲法制定を訴える。

◆12区

太田昭宏 69 公前<6> 自

池内沙織 32 共新 《比》

田母神俊雄 66 次新 《比》

青木愛 49 生<前><3>《比》

 自民の全面支援を受ける太田は国土交通相としての実績を訴え一歩リード。古巣の民主支持層の七割に浸透する青木、若者の雇用対策などを訴える池内が競り合いつつ追う。公明批判を展開する田母神は支持拡大に努める。

1980チバQ:2014/12/04(木) 19:47:19
◆14区

木村剛司 43 民元<1>《比》 生

松島みどり 58 自前<4>《比》 公

阿藤和之 43 共新

 「うちわ配布問題」の逆風を受ける松島は「おわび」に徹し支持層引き締めに必死。解散を受け、民主復党を決めた元職の木村が追い、消費税増税批判などを展開する阿藤が続く。

◆15区

猪野隆 49 無新

柿沢未途 43 維前<2>《比》

秋元司 43 自<前><1>《比》 公

吉田年男 66 共新

 秋元と柿沢が横一線。秋元は与党候補であることを前面に押し出し、自民支持層の五割、公明支持層の六割をおさえた。柿沢は父の代からの支持層を固め、民主区議の支援も受けて激しく競り合う。増加している新住民票の行方が鍵になりそう。吉田は共産支持層を固めつつある。猪野は支持拡大を図る。

◆18区

土屋正忠 72 自前<2>《比》 公

菅直人 68 民<前><11>《比》

結城亮 44 共新

 土屋と元首相の菅が競り合う。土屋は元武蔵野市長としての基盤を生かし、自民支持層の八割を固めた。前回選挙区で敗れ、危機感を募らせる菅は、脱原発などの訴えを通じ、安倍政権に対する批判票の取り込みを図る。結城は共産支持層に上積みを狙う。

◆21区

長島昭久 52 民前<4>《比》

小田原潔 50 自<前><1>《比》 公

吉岡正史 40 共新 《比》

 小田原は自民支持層の六割、公明支持層の五割を固め、選挙区での初勝利を狙う。前回、逆風の中でも選挙区を制した長島も、民主支持層の八割を固め、二人のマッチレースが続きそう。吉岡は共産支持層以外への広がりが鍵。

◆22区

山花郁夫 47 民元<3>《比》

伊藤達也 53 自前<6>《比》 公

坂内淳 53 共新

鹿野晃 41 次新 《比》

 五度目の対決となる伊藤と山花が接戦。伊藤は地方創生相補佐官などの要職を務めてきた実績を強調。議席奪還を目指す山花は、民主支持層の八割を固めた。坂内と鹿野はそれぞれの支持層への浸透拡大を図る。

◆23区

小倉将信 33 自前<1>《比》 公

櫛渕万里 47 民元<1>《比》

松村亮佑 34 共新

伊藤俊輔 35 維新 《比》

 小倉がやや先行し、雪辱を期す櫛渕が追う。小倉は経済通をアピールし、自民支持層の六割、公明支持層の五割を固めた。櫛渕は民主支持層の五割の支持を集め、上積みが課題。松村は組織を固め、伊藤が続く。まだ五割超の有権者が投票先を明らかにしていない。

1981チバQ:2014/12/04(木) 19:47:55
>>1955にあった しつれい

1982チバQ:2014/12/04(木) 19:51:04
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/aichi/CK2014120402000268.html
自民が優位な戦い 小選挙区情勢、民主や第三極苦戦
 中日新聞社が公示直後に実施した情勢調査や、これまでの取材を総合すると、県内では自民が優位な戦いを進めている。小選挙区では六割の有権者が態度を決めていないが、自民は現時点で十五小選挙区のうち十一小選挙区で先行している。比例の投票先も31・6%が自民で、18・2%の民主をリードしている。維新や次世代、減税といった第三極や共産は小選挙区で苦戦している。 (衆院選取材班)

 自民は尾張の6、9、10区、三河の14、15区で他を大きく引き離している。名古屋市内では、河村たかし市長が民主の衆院議員時代に地盤としていた1区でさえ安定した戦いを繰り広げている。

 民主は2区と11区で前職が優位に立ち、前回自民に小選挙区の議席を明け渡した5区や13区でも奪還が現実味を帯びている。

 維新は、民主との選挙協力で候補を一本化した12区も含め、自民に迫るような存在にはなり得ていない。全十五区に候補を立てた共産のほか減税、次世代も全体的に伸び悩んでいる。

 比例投票先は三番手が維新7・7%で、公明6・1%、共産5・2%と続く。

 小選挙区、比例ともに民主をはじめ他の野党政党が、自民をおびやかすほどの勢いは今のところ見られない。衆院選の争点の一つとなっている「アベノミクス」の評価について、多くの人が、良しあしを判断するほどの変化を実感していないことが、野党勢力の低調につながっている可能性がある。

◆熊田が安定、吉田が追走 1区(名古屋市東・北・西・中区)
広沢一郎50 減新
身玉山宗三郎41 次新
平山 良平66 社新
熊田裕通50 自前(1)
吉田統彦40 民元(1)
大野宙光51 共新

 熊田が安定した戦い。吉田が追い、広沢、大野が続く。平山、身玉山は厳しい。

 県議を五期務めた熊田は知名度に加え、企業や各種団体をつぶさに回り、支持を拡大。すべての年代で優位に立つ。

 吉田はスーパー前の演説などで社会保障の充実を訴え続け、主婦の支持は熊田を上回る。民主支持層が他候補にも流れ、伸び悩む。

 広沢は公明支持層に食い込むが、民主や自民の支持層を切り崩せていない。大野は六十代以上や無職には支持を広げている。平山は高齢世代、身玉山は若年層から一定の支持を集めている。

◆古川、他候補に水あける 2区(名古屋市千種・守山・名東区)
東郷哲也43 自<前>(1)
古川元久49 民前(6)
黒田二郎66 共新

 古川が他の候補者に水をあけている。東郷が追いかけ、黒田は独自の戦いをしている。

 古川は民主支持をほぼ固めた。維新支持の八割にも食い込む。一部自民支持にも浸透。サラリーマンや主婦、高齢者の幅広い年代から支持を集めている。

 経済政策を重視する人から多くの支持を集めている東郷は、自民支持の六割、公明支持の七割をまとめた。しかし、そのほかの党の支持層には食い込めておらず、支持政党がない層への広がりも課題だ。

 黒田は、党支持者以外や若い年代を中心に支持が広がっておらず、厳しい。

◆池田やや優位、追う近藤 3区(名古屋市昭和・緑・天白区)
増田成美41 減新
石川寿49 共新
池田佳隆48 自前(1)
近藤昭一56 民<前>(6)
井桁亮45 次新

 池田がやや優位で近藤が後を追う。

 池田は自民、公明両党支持層の七割を固め、無党派層の三割からも支持を受ける。世代別では二十〜三十代の五割、四十〜五十代の四割と、若い世代から支持されている。

 近藤は民主支持層の九割を固め無党派層の三割からも支持を受ける。世代別では六十代以上の四割を押さえたが四十〜五十代、二十〜三十代はともに三割ほどにとどまる。

 四度目の挑戦の石川、河村たかし名古屋市長が応援する増田は大きく水をあけられている。井桁は出馬表明が遅く、これから選挙区内へ浸透をはかる。

1983チバQ:2014/12/04(木) 19:51:49
◆工藤先行、牧、刀禰続く 4区(名古屋市瑞穂・熱田・港・南区)
牧義夫56 維元(4)
工藤彰三50 自前(1)
高橋祐介36 共新
刀禰勝之44 民新

 やや先行する工藤を、牧と刀禰が追う。

 工藤は自民支持層の六割を固め、各年齢層に偏りなく浸透。生活へのアベノミクス効果を実感する人々からも広く支持を集める。

 牧は維新支持層の七割近くを固め、二〇一二年まで籍を置いていた民主のほか公明支持層にも食い込む。

 刀禰は民主支持層の半分程度を固め、特定秘密保護法や原発政策を重視する層から支持を集めている。

 高橋は共産支持層の七割を固め、アベノミクスによる生活悪化を訴える層に浸透するが、他党支持層や無党派層に広がっていない。

◆赤松、40代以上で安定 5区(名古屋市中村・中川区、清須・北名古屋市、西春日井郡)
藤井博樹37 共新
赤松広隆66 民<前>(8)
神田憲次51 自前(1)
安田庄一47 次新

 赤松がやや優位に戦いを進める。民主支持層の九割近くをまとめ、自民支持層の一部にも浸透している。四十代以上では特に安定した支持を受ける。

 追いかける神田は、自民と公明支持層の大半を固め、二、三十代の支持で赤松を上回る。無党派層の支持が比較的弱く、知名度アップが今後のカギとなる。

 藤井は共産支持層から無党派層の一部にも支持を広げているが、高齢者層の支持が伸びず、全体として厳しい戦い。

 出馬表明の遅れた安田は支持の広がりに欠け、苦しい序盤戦となっている。

◆丹羽、幅広い年代に浸透 6区(春日井・犬山・小牧市)
柳沢けさ美64 共新
丹羽秀樹41 自前(3)
森本和義48 民元(1)
 丹羽が安定した戦い。自民支持層の九割と公明支持層の八割以上をまとめた。民主支持層の四割強にも食い込む。幅広い年齢層からの支持を集め、経済政策を重視する市民からの支持が多い。

 森本は民主支持層の五割を固め、約八割の維新支持層も取り込んでいる。特に四十、五十代男性からの支持が比較的多い。原発政策に関心のある市民が支持している。

 柳沢は共産支持層を中心に固めるが、全体に広まっておらず厳しい戦い。他への浸透が課題だ。六十、七十代の高齢世代が支持。アベノミクスへの批判票を取り込んでいる。

◆鈴木、山尾をややリード 7区(瀬戸・大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、愛知郡)
鈴木淳司56 自前(3)
山尾志桜里40 民元(1)
郷右近修36 共新

 鈴木が山尾をややリードし、先行する二人を郷右近が追う展開になっている。

 鈴木は地元保守系議員らと組織的に活動し、自民支持層の九割近くを固めた。男女ともに偏りなく浸透し、二十、三十代の若い層からの支持率が高い。

 山尾は民主支持層の九割をまとめ、主婦や四十代以上からは鈴木を上回る支持を集めている。街頭活動で無党派層への食い込みを図り、懸命に追い上げる。

 郷右近は共産のほか、維新支持層にも食い込んでいるが、その他の政党支持層には広がっておらず苦しい立ち上がり。

1984チバQ:2014/12/04(木) 19:52:41
◆伊藤やや優勢、伴野追う 8区(半田・常滑・東海・知多市、知多郡)
伊藤忠彦50 自前(2)
伴野豊53 民元(4)
長友忠弘55 共新

 伊藤がやや優勢で、伴野が追う。長友は引き離されている。

 伊藤は自民支持の九割以上、公明支持の八割近くを押さえている。年代別では、六十代以上で大きくリードし、二十、三十代でも優位に立つ。選挙に関心の高い有権者からの支持も厚い。

 伴野は、民主と維新支持の九割を固め、無党派層にも広がりをみせ六割近くをまとめている。高齢者への浸透には苦戦しているが、四十、五十代では、伊藤より優位に立っている。男性は伊藤が優勢、女性は伊藤と伴野が互角の状態。長友は共産支持以外での広がりがなく、苦しい展開。

◆長坂、自公の9割固める 9区(一宮市旧尾西市区域、津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、海部郡)
長坂康正57 自前(1)
岡本充功43 民元(3)
渡辺裕34 共新

 二期目を目指す長坂が安定した戦い。議席の奪還を狙う岡本が追い掛け、渡辺は苦戦している。

 長坂は、自民、公明の両支持層の九割ほどを固めた。男性やサラリーマン層の六割近くから支持を受けているほか、二十・三十代、四十・五十代、六十代以上のいずれからも半数以上の支持を集める。

 岡本は民主支持層の九割をまとめた。無党派層や維新支持層でも強みを見せている。主婦層にも比較的、浸透しているものの、若年層からの支持が弱めだ。

 渡辺は共産支持層以外への広がりがほとんど見られず、厳しい戦いになっている。

◆江崎が3候補突き放す 10区(旧尾西市区域以外の一宮市、江南・岩倉市、丹羽郡)
板倉正文56 共新
江崎鉄磨71 自前(5)
杉本和巳54 無<前>(2)
小林弘子75 民新

 江崎が他の三候補を大きく突き放している。江崎は自民支持層の八割を固め民主や維新の支持層も取り込む。二十、三十代を含む幅広い年代から圧倒的な支持を集めている。

 後を追う杉本は、無党派層の五割から支持を受ける。主婦層からの人気も高いが、四十代以上の支持が少なく、自民、民主の支持層に食い込めていない。

 小林は出馬表明が遅れたが、民主支持層の六割近くを固めている。六十代以上から支持を集めるが、二十、三十代で弱い。板倉は共産支持以外への広がりがなく、サラリーマンや主婦など若い世代を取り込めていない。

◆労組支援の古本が先行 11区(旧稲武町区域以外の豊田市、みよし市)
八木哲也67 自<前>(1)
古本伸一郎49 民前(4)
牧田充生60 共新

 トヨタ系労組の支援を受ける古本が先行し、八木が追う。

 古本は民主支持層の九割を固め、支持なし層にも七割近く浸透している。サラリーマンからは七割に迫る支持を集めている。

 地元の自民県議や市議が後押しする八木は、自民支持層の九割を固めた。年代別では六十代以上で半数を超える支持を集めるが、それ以外の年代で苦戦している。政権で連立を組む公明の支持層には半数しか浸透しておらず、古本と支持を二分している。

 牧田は共産支持層から半数を超える支持を集めるが、全体的な広がりがない。

1985チバQ:2014/12/04(木) 19:53:19
◆青山優位、重徳追い掛け 12区(岡崎・西尾市、額田郡)
牧野次郎56 共新
重徳和彦43 維<前>(1)
青山周平37 自前(1)

 青山が優位に戦いを進め、重徳が追い掛ける展開。牧野は水をあけられている。

 青山は自民支持層の八割を固め、支持なし層も六割を取り込む構え。公示直前に小選挙区での出馬を取りやめた民主の支持層の三割程度にも食い込む。年代別でも幅広く先行している。

 重徳は維新支持層をほぼ固め、民主支持層の六割強をまとめる。支持なし層も四割の確保をうかがうものの、女性への浸透が弱い。自民支持層も二割弱しか切り崩せていない。

 牧野は主婦や高齢者の間で一定の支持を受けるが、広がりを欠いている。

◆大西と大見が競り合う 13区(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市)
宮地勲60 共新
大西健介43 民<前>(2)
大見正56 自前(1)

 大西と大見が競り合う。大西は民主支持層の八割を固めた。サラリーマン中心に支持を広げ、二十、三十代の若い世代で大見をリードしている。

 大見は自民の九割近くを固め、公明支持層の八割を取り込む。選挙に強い関心がある層と退職した高齢者からの支持が根強い。

 宮地は共産支持層の六割を固めたが、全体的に苦戦している。

 社会保障や憲法への姿勢を重視する人は大西に、経済政策や地方活性化を重視する人は大見を支持する傾向がある。各候補とも無党派層には浸透しておらず、組織票の存在感が増している。

◆今枝、幅広い年代で支持 14区(豊川市、豊田市旧稲武町区域、蒲郡・新城市、北設楽郡)
鈴木克昌71 民<前>(4)
袴田富治62 共新
今枝宗一郎30 自前(1)

 今枝が安定した戦いで、鈴木、袴田が追う展開。

 今枝は自民、公明支持層を手堅くまとめた上、支持なし層にも食い込んでいる。男女ともに、幅広い年代からの支持を集めている。

 鈴木は、選挙直前の復党にもかかわらず、民主支持層から一定の支持を得ている。「原発政策」を重視する有権者にも支持が広がっている。

 全体に、アベノミクスで「生活が良くなった」と感じている層は今枝を、「悪くなった」と感じている層は鈴木を支持している。袴田は、共産支持層以外に浸透していない。

◆根本が大きく引き離す 15区(豊橋・田原市)

根本 幸典49 自前(1)

串田 真吾38 共新

関 健一郎36 民新

 根本が大きく引き離し、関、串田が続く。

 根本は自民支持層の九割近くをまとめ、「憲法観」や「地方活性化」の施策を重視する有権者の支持を集める。サラリーマンや自営業、農業・漁業者の各層にも浸透し、三十代から高齢者まで幅広い支持を受ける。

 関は民主支持層の八割近くを固めた。二十代で支持を伸ばしているが、アベノミクスへの批判票や、主婦層を取り込めていない。公示直前に出馬が決まった経緯もあって、支持政党を持たない層への広がりも欠く。

 串田は共産支持層の七割を固めたが、苦しい戦い。

        ◇

文中敬称略。候補者の<前>は前回比例での当選者。丸数字は当選回数。

1986チバQ:2014/12/04(木) 19:54:52
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/mie/CK2014120402000276.html
自民 1、4、5区で優位 本紙世論調査
 十四日に投開票される衆院選で、中日新聞社は序盤情勢を探るために世論調査を実施した。調査結果に取材を加味すると、県内の小選挙区は1、4、5区で自民が着実に足場を固めて優位に立ち、2区でも民主を猛追。民主は3区で優位を保っている。比例代表の投票先は自民が32%のトップで、民主が20・1%、維新の党の8・1%が続く。

 しかし、選挙区で有権者の五割、比例代表でも四割が投票する候補者や政党を決めていないと回答しており、情勢は流動的となっている。

 調査は二日、電話番号を無作為で抽出する方法で実施。県内では二千六十二人が回答した(回答率78%)。(敬称略)

◆1区 追い掛ける維新
 川崎二郎67自前<10>
 橋本マサ子68共新
 松田直久60維新

 川崎が大きくリードし、松田が追い掛ける展開。橋本は厳しい戦いを強いられている。

 川崎は自民支持層をほぼ固め、公明支持層の九割弱もまとめた。各年代から満遍なく支持を集める。

 松田は維新支持層のほぼ九割を固めた。候補擁立を断念した民主の支持層の八割弱にも浸透しているが、民主支持層の一部は川崎、橋本にも流れている。

◆2区 民主を自民猛追
 島田佳和44自<前><1>
 中野武史40共新
 中川正春64民前<6>

 先行する中川を、島田が猛追している。中野は苦戦している。

 中川は民主支持層をほぼ固め、公明、自民支持層にも食い込む。維新支持層も六割強が中川に流れている。四十代以上の支持が高い。島田は自民支持層の九割弱、公明支持層の六割強をまとめた。年代別では二十〜三十代の支持を集めている。

◆3区 民主大きく先行
 嶋田幸司40自新
 釜井敏行32共新
 岡田克也61民前<8>

 九選を目指す岡田が他候補に大きく水をあけ、新人の嶋田が追う。釜井は独自の戦い。

 岡田は民主支持層をほぼ固め、維新支持層の九割弱にも浸透。公明、自民の支持層にも食い込んでいる。

 衆院解散直前に出馬表明した嶋田は自民支持層の六割弱をまとめたが、公明支持層への浸透は四割弱にとどまっている。

1987チバQ:2014/12/04(木) 19:55:27
◆4区 共産厳しい戦い
 田村憲久50自前<6>
 松木豊年62共新

 県内唯一となる自共の一騎打ちで、田村の優勢は動かない。

 田村は自民、公明支持層をほぼ固め維新支持層の九割弱にも浸透。各年代から幅広く支持を集める。候補を立てない民主の支持層は、田村、松木へほぼ均等に流れている。

◆5区 民主も支持固め
 三ツ矢憲生64自前<4>
 内藤弘一50共新
 藤田大助38民元<1>

 三ツ矢が優勢で、藤田が続く。内藤は厳しい。

 三ツ矢は自民支持層をほぼまとめ公明支持層の九割弱に浸透。幅広い世代に支持を広げている。

 藤田は民主支持層の八割弱、維新支持層の七割弱を固めた。

◆比例は自と民 差広がる

写真
 比例代表の投票先は、自民がトップの32・0%を占め、民主が20・1%で続く。自民が政権に返り咲いた二年前の前回選では自民が27・43%、民主が21・82%を得票しており、両者の差は前回より開いている。

 自民は男女別、年代別、職業別のすべてで他の政党を上回った。自民、民主以外の政党では維新、公明が8%台で競り、共産が続いた。維新は第三極が注目された前回、日本維新の会として二割近く得票しており、当時より勢いは減っている。

 支持層の票は公明が九割を固め、維新、民主、自民、共産が八割以上を固めた。ただ、支持政党を持たない層の五割が「分からない・無回答」だったため、今後、情勢が変化する可能性はある。

◆経済政策、約半数が重視

写真
 投票先を決める際に重視する課題を二つまで聞いたところ、「経済政策」との回答が最も多かった。安倍政権が最大の争点と位置付ける経済政策「アベノミクス」への関心が、有権者の間でも高いことをうかがわせた。

 経済政策は性別、年代を問わず最も重視され、職業別でも「契約社員・派遣社員・アルバイト」と「無回答」を除いて最優先に選ばれた。

 次点の「福祉や社会保障」は契約社員などが最も重視。「原発政策」と「憲法への姿勢」が続いたが、十日に施行される特定秘密保護法は5・7%にとどまった。

 「経済政策」と「福祉や社会保障」は自民、民主、維新、公明の支持者、さらに支持政党を持たない層で上位二つに選ばれ、共産では「原発政策」、次世代、生活、社民では「憲法への姿勢」を選ぶ支持者も多かった。

写真
◆60%「生活不変」 アベノミクス

 アベノミクスは浸透していない?−アベノミクスで生活がどう変わったかの質問に対し、「変わらない」との回答が全体の六割を占めた。

 安倍晋三首相は二年間のアベノミクスの評価を問うて衆院を解散したが、県内の有権者が効果を実感するには至っていないようだ。

 生活が「悪くなった」は13・6%、「やや悪くなった」は18・2%で合計は全体のほぼ三割。逆に「良くなった」は1・2%、「やや良くなった」は4・8%で合計は一割に満たなかった。「分からない・無回答」は1・8%。

 自民支持層の間でも「変わらない」が七割を超え、「良くなった」「やや良くなった」の評価する回答は一割強だった。

 年代別、職業別に見ても、評価が一割に達したのは「農林漁業」のみで、二十代ではゼロだった。

1988チバQ:2014/12/04(木) 19:56:09
長野3区 羽田王国崩壊か

http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014120402000320.html
3選挙区で自民先行 本紙世論調査
写真
 衆院選の投開票を前に中日新聞社が県内の有権者を対象に十一月三十日からの三日間で実施した世論調査では、県内五つの選挙区のうち三選挙区で自民候補がリードしている。比例代表北陸信越ブロックの投票先では自民を先頭に民主が追い上げ、共産が続く構図となっている。まだ投票先を決めていない人は選挙区で五割、比例で四割おり、今後の情勢は大きく変わる可能性がある。

 ◇1区

 自民前職の小松が民主前職の篠原と競り合っている。二人を共産新人の武田と次世代前職の宮沢が追う展開となっている。

 小松は自民支持層の七割を固め、民間企業や二十、三十代から高い支持を得ている。篠原は民主支持層の九割、無党派層の三割に食い込み、六十代以上の支持を集める。武田は共産支持層、宮沢は次世代支持層の大半から支持を集めている。

 ◇2区

 二期目を目指す自民前職の務台を、返り咲きを狙う民主元職の下条が追う。維新前職の百瀬、共産新人の清沢が続く。

 務台は全年代の幅広い支持を集める。自民支持層の七割を固め、支持政党を持たない層へも食い込む。下条は民主支持層の七割を固めている。百瀬は維新支持層の四割を固め、清沢は派遣、契約社員などの非正規労働者から一定の支持を得ている。

 ◇3区

 いずれも二期目を目指す自民前職の木内と維新前職の井出、民主前職の寺島の三氏が横一線で並び、共産新人の唐沢が追う展開となっている。

 木内は自民、寺島は民主の各支持層の七割を固めている。木内は会社員層、寺島は農林漁業、公務員層の支持を得ている。井出は維新支持層の九割を押さえ、自営業者からの支持が高い。唐沢は共産支持層の八割から支持を得ている。

 ◇4区

 自民前職の後藤が先行し、民主元職の矢崎と共産新人の上田が追う展開。

 後藤は自民支持層の九割を確保し、生活や次世代支持層の受け皿となっている。経済政策や災害対策に関心のある層の支持が高い。矢崎は民主支持層の七割を固め、憲法問題への関心の高い人から支持を集めている。上田は共産支持層をほぼ固めている。

 ◇5区

 自民前職の宮下がリードし、共産新人の水野と民主新人の中嶋が追っている。

 宮下は自民支持層の八割以上から支持を集め、公明支持層も押さえている。幅広い年代や職種の層から支持を受け、次世代支持層にも食い込む。水野は共産支持層の大半を押さえ、中嶋は民主支持層の八割を固め、社民支持層の一部にも食い込んでいる。(文中敬称略)

◆比例代表、自民が他党引き離す

写真
 比例代表の投票先を尋ねたところ、自民が39%と他党を大きくリードし、24・9%の民主が追う展開となっている。二年前の前回選で同じ時期に行った調査では、自民は27・2%、民主は23・2%だった。

 既に投票する政党を「決めている」「だいたい決めている」と答えた人は55・6%。投票先は自民と民主の後に、共産が10%、維新6・6%、公明6・1%で続いた。次世代は3・7%、社民は3%だった。自民は全ての年代で最も多かった。

 普段の支持政党では、自民が34・4%、民主が16・9%でともに支持層の九割近くの得票を固めている。

 一方、四割以上の人が投票先を決めておらず、これらの人に「今投票するなら」という仮定で投票先を尋ねたところ、自民と民主の順位は変わらず、維新が共産を上回った。

1989チバQ:2014/12/04(木) 20:17:01
>>1956
与党としては海江田代表のままのほうが良いんじゃん?
枝野なり前原なりが代表になるより

1990チバQ:2014/12/04(木) 23:41:47
http://www.sankei.com/west/news/141204/wst1412040062-n1.html
2014.12.4 21:42
【衆院選2014】
首相来阪も公明“優先”応援 漏れた自民陣営「来てほしかった…」





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応援演説に駆けつけた安倍晋三首相=4日午後、堺市堺区(村本聡撮影)
応援得られず「来てほしかった…」のぼやきも

 安倍晋三首相(自民党総裁)は4日、大阪入りし、自民、公明両党の衆院選候補者の応援に駆けつけた。演説に立った9選挙区のうち、与党を構成する公明候補4人全員の選挙区を優先して回る気の遣いよう。低投票率が予想される中、公明票の取り込みで選挙戦を優位に進める狙いがある。ただ、大阪は橋下徹大阪市長が率いる維新の党の本拠だけに厳しい選挙戦を強いられる自民候補も多く、首相の応援を得られなかった陣営からは「来てほしかった」との本音も漏れた。

 「北側さん抜きに自民と公明の連立政権は考えられない」。4日午後、堺市役所前。安倍首相は降りしきる雨の中、大阪16区の公明前職、北側一雄氏(61)を持ち上げ、千人を超える聴衆に深々と頭を下げた。

 同区では前々回、北側氏に勝利した民主元職の森山浩行氏(43)や、共産新人の益修一氏(36)、次世代前職の西村真悟氏(66)が立候補。西村氏は安全保障など一部の政策での自公間の温度差を突き「保守の受け皿になる」と連立崩しを図る。

 混戦模様の中、首相の応援は自民支持層の保守票引き締めにつながるとの期待が強く、公明府本部幹部は「比例復活もなく、必ず勝たないといけない状況での応援は大きい」と話す。

 首相はこの日、過密スケジュールをぬって公明候補4人全員の応援に回った。一方、自民候補への応援は15人中新人候補ら5人にとどまり、応援を得られなかった陣営からは「厳しい選挙戦。できることなら、来てもらいたかった」との嘆きも聞こえた。

 こうした声が漏れるのは、前回衆院選で維新が躍進した大阪は、自民が選挙区で3議席しか獲得できなかった“鬼門”のためだ。

 今回応援がなかった陣営の関係者は「低投票率が予想される選挙戦では、安定した票が見込める公明の協力は重要度を増す」と前向きにとらえた上で、「首相が公明を応援することは協力姿勢を示すこれ以上ないカード。直接の応援はなくてもプラスに働くはずだ」と期待を込めた。

1991チバQ:2014/12/04(木) 23:43:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014120400843
自民、緩み警戒=民維、伸び悩みに危機感【14衆院選】
 14日投開票の衆院選に関する報道各社の世論調査で、自民党が優勢と一斉に伝えられたことを受け、同党は4日、各陣営の上滑りを警戒、安倍晋三首相(党総裁)が「厳しい選挙戦」と率先して訴えるなど引き締めを図った。一方、伸び悩みの傾向が示された民主、維新両党などは危機感を募らせている。
 「この選挙区は大変厳しい。私たちに力を与えてほしい」。首相は4日午後、応援に訪れた堺市で街頭演説する中で「苦戦」を強調。これに先立ち午前には、自らのフェイスブックで「選挙は油断した方が必ず負ける。最後まで強い緊張感を持って全力で戦い抜く」と気の緩みを戒めた。
 若手の頃、落選する夢を見て飛び起きると額に脂汗がにじんでいたことがしばしばあったという首相。選挙に「油断は禁物」という意識は、ことのほか強い。
 自民党本部は4日、全国の候補者と選対幹部に緊急通達し「少しも慢心することなく全身全霊で戦う」よう指示。また、堅調ぶりが報じられた公明党の山口那津男代表も午前の党常任役員会で、「気を引き締めていこう」と幹部に呼び掛けた。
 一方、100議席超への回復に期待感もあった民主党は、冷や水を浴びせられた形だ。海江田万里代表は4日、石川県志賀町で「まだ始まって3日目で態度を決めていない人もたくさんいる。これからが勝負だ。必ず挽回する」と記者団に強調。ただ、同党のある若手は「批判票の受け皿になり切れていない」と焦りの色を隠さない。
 今回の選挙では、共産党を除く各野党が共倒れを避けるため候補者調整を進め、民主党は他党に配慮して候補を絞ったが、選挙戦略が裏目に出ている可能性もある。民主党の枝野幸男幹事長は、こうした点を高松市内で記者団に問われると「この段階では(影響が)あると思う」と認めた。同党は報道各社の調査結果などを踏まえ、重点区を絞るなど巻き返しに全力を挙げる方針だ。
 不振が伝えられる維新の党の江田憲司共同代表は千葉県柏市での街頭演説で「1人の日本人として、この状況が全く理解できない。しかし、われわれは日本国民の良識を信じている」と支持を訴えた。次世代の党の山田宏幹事長は記者会見で「党名の認知度は低い」と述べ、支持の浸透が課題との認識を示した。
 公示前の8議席から2桁台の議席確保を視野に入れる共産党は勢いづいている。志位和夫委員長はJR千葉駅前の演説で「躍進させてほしい」と力強く訴えた。
◇報道各社の衆院選予想議席
 ▼朝日 自民 300超、民主伸び悩み
 ▼読売 自公 300超、民主伸び悩み
 ▼日経 自民 300うかがう、民主伸び悩み
 ▼産経 自民 300超、民主70台
 ▼共同 自民 300超、民主70前後
 (2014/12/04-20:15)

1992チバQ:2014/12/04(木) 23:44:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000577-san-pol
衆院選 「自民300議席超」報道の衝撃、与野党に波紋
産経新聞 12月4日(木)21時5分配信

 衆院選(14日投開票)序盤情勢調査で自民党が300議席を超える勢いとなっている産経新聞など各社の報道は4日、大きな衝撃となって与野党に波紋を広げた。各陣営の緩みを警戒する与党は引き締めを強めるのに対し、野党は巻き返しを狙う。与野党とも終盤戦に向けた選挙戦略の練り直しを迫られている。

 報道にすぐさま反応したのが安倍晋三首相(自民党総裁)だ。自身の交流サイト「フェイスブック」に投稿し、「まだ選挙は始まったばかりだ。選挙は油断した方が必ず負ける」と慢心しないように呼びかけた。その上で、橋本龍太郎政権下で行われた平成10年の参院選に言及し、「選挙中、自民党大勝と報道され、結果大敗した」と記した。

 自民党はこの日、谷垣禎一幹事長と茂木敏充選対委員長の連名で各陣営に「緊急通達」を送付。「与党優勢といった報道がされているが、わが党、各候補者に厳しい選挙戦であることに変わりはない」と戒めた。

 公明党も組織の緩みを警戒する。山口那津男代表は4日の常任役員会で「激戦の小選挙区もあり、今後も気を引き締めなければならない」と述べ、重点選挙区や比例代表での票の掘り起こしに努めるよう指示した。

 「自民300議席超」報道は、野党にも衝撃が走った。野党再編に積極的な民主党の一部からは「自民党に対する選択肢を示せていないからだ。衆院選前に新たな選択肢となりうる野党結集を実現すべきだった」と恨み節が漏れる。海江田万里代表ですら苦戦しており、党幹部は「海江田氏の責任論も何も、本人が戻って来られないだろう」と突き放した。

 一方、あるベテラン議員は「報道を見て、自民党を敬遠する人もいるだろう。ここで意気消沈していたらダメだ」と士気を鼓舞する。ただ、ショックは隠せず、復調への手がかりを見いだせないでいる。

 劣勢を伝えられた維新の党と次世代の党にも波紋が広がり、「悔しいが安倍さんの作戦勝ちだ。安倍政権は長く続く…」(維新幹部)。維新の橋下徹共同代表は「おそらく全国では自民党や公明党の議員が増える」と“自民大勝”の流れを認め、次世代の山田宏幹事長も「野党がまとまっていない。もう少し与党が減り、野党が伸びなければ緊張感が生まれない」と焦燥感を隠さなかった。

1993チバQ:2014/12/05(金) 07:40:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20141205/CK2014120502000151.html
<衆院選>注目区ルポ

2014年12月5日


 十四日投開票の衆院選は、都内二十五の小選挙区に九十七人が立候補し、「経済政策」「安全保障・憲法」「脱原発」などをめぐり、激しい舌戦を繰り広げている。訴えは有権者の心にどう響くか。注目される選挙区の様子を紹介する。
◆4区(大田区中南部) 町工場にアピール合戦
 町工場がひしめく大田区中南部。大企業が生産の軸を海外に移すなど経営環境が変わる中、工場の閉鎖が相次ぎ町の風景も変わりつつある。立候補した四候補は、町工場の関係者へアピール合戦を繰り広げている。
 住宅と町工場が隣り合わせにある大田区多摩川地区。四日、民主元職の藤田憲彦さんは機械部品の製作所を訪れ、壁にポスターを貼らせてもらった。「アベノミクスで大田の町工場は、勝ち負けの二極化が進んだ」と指摘する。
 東大卒業後、家電大手ソニーに勤務。二年前の衆院選で落選後、「地域で何ができるか考えよう」と地元の自治会活動に参加し、防犯パトロールを続け、「地域の人の地道な努力を知った」。民主支持者が多いとみられる馬込の閑静な住宅街をはじめ、区全域に毎月約二万五千の政策チラシを配ってきた。
 内閣府副大臣で自民前職の平将明さんは四日、西馬込の街頭で「アベノミクスを進め、足りない部分を補っていく」と政権中枢にいることを強調した。
 事務所は、JR蒲田駅前に構えた。先月二十九日の事務所開きでは、雨にもかかわらず、入りきれない支持者が歩道に並び、大田区の松原忠義区長も駆けつけた。ただ、平さんは「選挙中、町工場だけ力を入れて回るようなことはしない」とも。「みんな仲間。分かってくれている」と自信を見せる。
 元区議で次世代新人の犬伏秀一さんは、区南部が地盤。「地元だから、知り合いが多い」と言う。アベノミクスの恩恵を実感できない経営者を味方につけようと、公示日は地元の工場に赴き、社長と「大企業がためたお金を中小企業に回す仕組みが必要だ」などと話し込んだ。
 共産新人の山本純平さんは四日、JR蒲田駅近くで演説後、「消費税が8%に上がっても工場は価格に転嫁できず、経営者は身銭を切らざるを得ない」と話した。党大田地区委員会の中村稔副委員長は「消費税率が再アップされれば、やっていけない工場や商店街が続出するだろう」と見通した。 
  (小田克也)
 ◇4区(4)大田区(中南部)
犬伏秀一 58 (元)大田区議  次新 
平将明 47 内閣府副大臣 自前<3>
藤田憲彦41 (元)安保委理事 民元<1>
山本純平 40 党地区副委員長 共新 
  (届け出順)

1994チバQ:2014/12/05(金) 07:41:07
◆18区(武蔵野・府中・小金井市) 「国政」「地域」 異なる主張
 武蔵野市長を六期務めた自民前職の土屋正忠さんは、JR中央線高架化の効果を訴えるなど地域の課題や実績をアピール。一方、元首相で民主前職の菅直人さんは、脱原発を主張し、集団的自衛権行使容認への批判を強めるなど国政の課題を強調する。二人の対決に共産新人の結城亮さんが挑む。
 「小金井のまちづくりに必要な人」。四日朝のJR武蔵小金井駅北口で、市長時代からの盟友である小金井市の稲葉孝彦市長がマイクで訴える中、土屋さんは通勤中の人たちにチラシを手渡していた。生活道路を走るバスの導入など「アイデア市長」として知られた土屋さんは、しばしば地域のことに言及する。
 同選挙区で菅さんとの対決は四度目。以前は地元に戻らずとも当選した菅さんに、陣営幹部は「前回は民主票が割れた偶然の勝ち」と気を引き締める。土屋さんは団地などもくまなく回り、「二年間で経済を立て直した。この道を行こう」と訴えた。
 一方、四日朝のJR武蔵小金井駅の南口では、ビールケースの上に立つ菅さんの姿があった。「このままでは安倍政権は憲法改正まっしぐら。そうさせないために賢明な判断を」。政権批判を繰り広げた。
 市民運動家出身の菅さんは小まめに街頭に立つ。前回衆院選で前面に掲げた脱原発に加え、今回は集団的自衛権行使容認の閣議決定についても繰り返し追及している。陣営には激励も寄せられるというが、関係者は「街頭では政治への関心の薄さを感じる。有権者を振り向かせないと、前回より厳しくなる」と危機感を募らせる。
 「消費税増税をきっぱり中止し、暮らし第一の経済政策をしていきたい」。結城さんも四日、選挙区内の団地前で声を上げた。陣営幹部は公認発表が先月十八日と出遅れたことを焦るが、「有権者の反応は徐々に良くなっている」と一定の手応えを感じている。結城さんは「訴えは他の候補と全く違う」と言い、人の集まる場所で訴える戦術を取るという。 
  (萩原誠)
 ◇18区(3)武蔵野・府中・小金井市
土屋正忠 72 (元)総務政務官 自前<2>
菅直人 68 (元)首相 民<前><11>
結城亮 44 党地区委員 共新 
  (届け出順)

1995チバQ:2014/12/05(金) 07:42:03
http://www.sankei.com/region/news/141205/rgn1412050022-n1.html
2014.12.5 07:00
【衆院選2014 注目区を行く】
埼玉12区 熊谷VS加須地域の戦い再び





 「お帰りなさい。お疲れさまです」。3日深夜、次世代新人の森田俊和は陣営スタッフと終電間近のJR行田駅前に立ち、電車を降りて家路を急ぐ市民らにあいさつし続けた。森田は「できるだけ知名度を高めたい」と懸命だ。

 12区では平成24年の前回選挙と同様、加須・羽生両市を地盤とする自民前職、野中厚と、熊谷市出身の森田による保守分裂の“地域間戦争”が続く。元自民県議の2人だが、森田は前回、公認を受けられず無所属で出馬。約5万6千票を獲得したが、約6万6千票の野中に惜敗した。

 今回、森田陣営の最高顧問には熊谷市出身の元自民衆院議員ら2人が就いた。また、維新の公募に漏れたものの、公示約10日前には次世代の公認が決まった。

 「保守の立ち位置を明らかにしたかった」と森田。公認候補となったことで政見放送が可能になり、ビラの配布枚数も大幅に増えた。「メリットを最大限に生かして流れを呼び込みたい」と意気込む。

 対する野中陣営は、県議時代の地盤に加え、国土庁長官を務めた祖父の影響力も残る。12区内の県議も活発に動き、公明の推薦も受けるなど組織力を生かした戦いを進める。前回、森田に約3万5千票差をつけられた大票田の熊谷市の攻略が課題で、野中は3日、市中心部の百貨店前で「この2年間、熊谷をはじめ12区のパイプ役を担ってきた」と実績を強調した。

 両陣営が意識するのは、出馬を見送ったみんな(解党)の永沼宏之が前回集めた約3万6千票の行方だ。永沼の出身地は12区の中央に位置する行田市で、双方が「草刈り場」とみる。「前回は足を踏み入れる余裕がなかった」という森田が永沼の協力を得て支持拡大を図る一方、野中陣営は潜在自民票の掘り起こしを続ける。

 こうした地域間の争いを冷静に見据えるのが、民主元職の本多平直。陣営関係者は「加須対熊谷でいいのかと問いたい。市民の生活を守る選挙と位置づけ、政策を訴えていく」と、正攻法で支持拡大を図る。=敬称略(川畑仁志)

                    ◇

 ◆12区(4人)

 森田俊和40 ☆元県議     次 新
 野中厚38 ☆元県議     自(額)前 【公】
 本多平直50 ☆元首相補佐官民 元
 鈴木千賀子59  党県委員    共 新

 (届け出順、☆は比例と重複)

1996チバQ:2014/12/05(金) 07:43:37
http://www.sanspo.com/geino/news/20141205/pol14120505030002-n1.html
2014.12.5 05:03(1/3ページ)
東京1区「海江田包囲網」自民大物投入で“万里”の頂上再び崩す
山田美樹氏(左)の応援に駆けつけた丸川珠代参院議員。自民党は「海江田包囲網」を張り、大物を次々と投入している=4日、東京都港区のJR品川駅高輪口前(撮影・梶川浩伸)
山田美樹氏(左)の応援に駆けつけた丸川珠代参院議員。自民党は「海江田包囲網」を張り、大物を次々と投入している=4日、東京都港区のJR品川駅高輪口前(撮影・梶川浩伸)【拡大】

 民主党代表の海江田万里氏(65)と自民党の山田美樹氏(40)が接戦を繰り広げている東京1区で、自民党の“大物議員”が次々と選挙区に入り、「海江田包囲網」を張っている。安倍晋三首相、菅義偉官房長官らが2日の公示前に乗り込んだほか、4日には町村信孝元官房長官、丸川珠代参院議員らが応援のマイクを握った。一方、海江田氏は党首の立場上、自身の選挙区にほとんど入れず、苦しい戦いを強いられている。

 これでもか、とばかりの「海江田包囲網」だ。東京1区に、日替わりで自民党の大物議員が駆けつけているのだ。

 11月28日の安倍首相を皮切りに、翌29日に菅官房長官、12月2日にはかつて東京1区で海江田氏としのぎをけずった与謝野馨元財務相、3日は谷垣禎一幹事長と与謝野氏、4日には山谷えり子拉致問題担当相、町村氏、丸川氏と、そうそうたる顔ぶれがマイクを握り、山田美樹氏の支持を訴えた。

 丸川氏は「自民党から『てこ入れ』といわれている」と、党を挙げて東京1区に力を入れていることを示唆。山田氏は街頭演説で「涙は女性の武器といわれていた時代もあった。しかし、今では男性でも涙を武器に野党の党首を務めている方がいる」と述べた。海江田氏が経産相だった2011年、国会で辞任を迫られて涙を流したことを引き合いに“口撃”した。

 前回2012年の衆院選で、海江田氏は山田氏に1134票差で敗北した。海江田氏は比例代表で復活当選したものの、「衆院議員は小選挙区で勝てて一人前」(自民党国会議員)というのが永田町の“常識だ”。
 党首として臨む今回も、海江田氏は比例代表と重複立候補しているが、民主党内からは「覚悟がない」などと批判や失望の声が噴出。今回も山田氏に敗れれば、求心力はさらに低下し、自身の進退のみならず、民主党のさらなる弱体化は避けられない。だからこそ、自民党は「海江田つぶし」に打って出ている。

 大物議員のサポートを受けて有権者にアピールを続ける山田氏陣営とは対照的に、海江田氏はジレンマを抱える。党首としての応援遊説が最優先となり、なかなか自身の選挙区に入れない。3日朝に都営地下鉄の若松河田駅前で街頭に約1時間立っただけで、次回の予定は9日になるという。

 野党第1党党首として命運を懸けた戦いを強いられている海江田氏は「代表をやっている以上、(自分の選挙区に入れないのは)仕方ない。相手(自民党)が何をしてこようと、意に介していません」と強がった。

(紙面から)

1997チバQ:2014/12/05(金) 07:44:37
http://www.nishinippon.co.jp/feature/representatives_election_2014_news/article/131330
民・維、同床異夢の共闘 “橋下節”労組は渋面
2014年12月05日(最終更新 2014年12月05日 03時01分)
街頭演説で支持を訴える維新の党の橋下徹共同代表=4日午後6時39分、福岡市・天神
街頭演説で支持を訴える維新の党の橋下徹共同代表=4日午後6時39分、福岡市・天神
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 共闘の成果はいかに−。民主党と維新の党は衆院選を前に全国で選挙区調整を進め、福岡県内では小選挙区候補を互いに県組織レベルで推薦した。「野党統一候補」を有権者に訴え、反自民票を取り込む狙いだが、維新共同代表の橋下徹は4日、福岡、鹿児島両県で持論の公務員批判を展開。民主や公務員労組関係者は、歯に衣(きぬ)着せぬ演説を苦々しく聞き入った。
 4日午後、福岡県新宮町の大型商業施設前。「公務員給与削減、そして国会議員も身を切る改革をして、最後の最後に増税をお願いするのが道理だ」。既得権益を鋭い弁舌で攻撃する“橋下節”は健在だ。
 橋下の隣には、福岡4区の維新前職が立っていた。党勢回復の道半ばで師走の決戦を迎えた維新、民主両党。「1強自民」に一矢報いるため、民主は4区で候補擁立を見送った。
 前職はこの日、橋下来援前に同県福津市で「(県内の)民主候補を全力で応援する」とアピールし、同党県連代表の大久保勉と握手した。選挙カーには「民主党福岡県連推薦」のシールが貼ってあった。
 ただし、民主を支える労組にとって橋下は、いわば「目の敵」。連合福岡は今回、前職の推薦を見送った。両党の共闘は黙認できても「橋下の演説に組合員を動員できない」(公務員労組出身議員)のが本音だ。「労組批判をするかもしれないが、目をつぶってほしい」。前職は橋下来援前、民主県連幹部らに耳打ちした。
 舞台裏の事情を知ってか知らずか、橋下は同夜、福岡市・天神のビル街でも容赦なかった。「公務員給与を20%削減し年間5兆円生み出す。既成政党では改革はできない」。天神を含む同市中心部の福岡2区は、維新が候補擁立を見送り、民主元職などが自民前職に挑む構図。維新にとって橋下の来援は、九州最大都市の無党派層を狙い比例票を積み上げる戦略だ。
 橋下は演説で、両党相互推薦に一切触れなかった。連合幹部は「どっちの味方なのか。手を結ぶのは無理だ」と会場を去った。労組批判で喝采を浴びる演説を「ドキドキしながら聞いていた」と打ち明けた前職。「緊迫感のある国会にするため、(民主と)手を結ぼうとやっている」。自らに言い聞かせるような口調だった。 =敬称略
=2014/12/05付 西日本新聞朝刊=

1999チバQ:2014/12/05(金) 20:31:43
北海道
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141203011370004.html
2014衆院選【2014衆院選】
焦点:上 7区 共倒れを反省、民・大協力
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■前回互角、気引き締める自民

 政治団体・新党大地の代表代理でありながら、民主党公認。2日朝、釧路市鳥取大通4丁目の選挙事務所前で、立候補の届け出を済ませた鈴木貴子氏(28)が選挙カーに上がった。

 「釧路、根室はアベノミクスでいかほど潤ったのか。一握りの大企業、一握りの株を持つ人たちだけが潤い、『この道しかない』。これが真の政治の姿でしょうか」。そして「日々頑張っている、働いているみなさんの声を私は届けたい」と約700人(陣営発表)の支持者らに訴えた。

 前回の衆院選で7区は、民主と大地が共倒れ。今回はその反省から両者は手を組み、鈴木宗男代表の長女の貴子氏が民主入りした。相手は3選を目指す自民前職で同党道連会長の伊東良孝氏(66)と共産新顔の石川明美氏(63)だ。

 「働く人の声」を強調した演説は連合北海道など民主の支持母体を意識したものだ。もちろん大地支持層へのアピールも忘れない。ポスターの肩書には「民主党公認、新党大地代表代理」とある。

 民主党本部は1日、貴子氏を比例北海道ブロックで単独1位とすることを決めた。野党協力の象徴として「敗北」は許されないからだ。ただ議席が安泰という意識が広がれば選挙運動が上滑りしかねない。合同選対本部長代行の岡田篤・民主党道議は2日、陣営の緩みを戒めることを忘れなかった。「鈴木貴子が日本のリーダーになります。その道に進むため、変なささやきに惑わされないように」

 JR釧路駅前の中心街。午前9時すぎ、釧路市民の台所として知られる釧路和商市場前には伊東氏の第一声を聞く人だかりができていた。陣営によると集まったのは500〜600人。

 市議から道議、市長を経て国政の場に立った伊東氏。財務政務官も経験して国の予算づくりも見てきただけに、水産業などの基幹産業が低迷していることが課題だと具体的に指摘。「釧路の可能性を見いだし、伸ばしていく分野をはっきりさせないといけない。アイデアと企画力とやる気が勝負の『地方創生』がいま、一番大きなキーワード。観光などこの地域の特性を生かして力を発揮したい」

 第一声に先だって、同市幸町14丁目のビル1階に設けた選挙事務所であった出陣式。自民と連立を組む公明党釧路総支部長の月田光明市議が「圧勝だという声もあるが、大変危険なこと。侮ってはいけない」。前回衆院選の民主と大地の得票を合わせれば、自身の得票と互角だ。伊東氏自身も「今回の選挙は、実感としてかなり厳しいものになると感じている」と語った。

 共産党の石川氏は、1996年以来、2度目の国政挑戦だ。同市住之江町の大型スーパーの駐車場には、約150人の支持者が集まっていた。「消費税増税中止を」「若者を戦場に送らない」と2本の幟(のぼり)が立つ。石川氏は「7区で消費税増税中止と言うのは私だけ、原発廃止を言うのも私だけ、TPP(環太平洋経済連携協定)撤退も私だけ」と違いを強調した。

      ◇

 今回の衆院選をめぐっては、野党が共闘を模索する動きが目立った。こうした動きは有権者の票のゆくえにどんな影響を与えるのか。注目選挙区の候補者の戦いぶりを報告する。

 ■7区の候補者(届出順)

鈴木貴子 28 民前(1)〈元〉NHK職員

石川明美 63 共新   〈元〉釧路市議

伊東良孝 66 自前(2)〈元〉釧路市長

2000チバQ:2014/12/05(金) 20:32:08
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141204011370001.html
2014衆院選【2014衆院選】
焦点:下 2区 地元反発 崩れた野党共闘
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■民主道連、独自に擁立し対抗

 過去4回にわたり自民の吉川貴盛氏(64)と民主の三井辨雄氏(72)が対決してきた2区。三井氏が解散直前に不出馬を表明したことでこの構図が崩れ、野党の候補者調整に注目が集まった。

 公示日の2日。「本人です」と大書したのぼりを立てた自転車に乗り、維新元職の松木謙公氏(55)がペダルをこいでいた。この日は札幌市北区を回り、走行距離は約60キロにのぼった。

 この日、事務所前での第一声で「アベノミクスは大企業中心の考え。中小企業に勤める人や年金で暮らす方々の生活をしっかり支えていきたい」と語った。そばに、松木氏の選対本部長になった三井氏の姿も。「松木さんを全身全霊で応援していく。自民党の一党支配を許さない」と支援を訴えた。

 松木氏はこれまで民主党や新党大地の公認で道12区から出ていたが、2000年衆院選以来14年ぶりに、本来の地盤である2区に戻った。きっかけは、解散直前の三井氏の突然の不出馬表明だ。民主と維新の党本部間の調整で、三井氏の後継として松木氏が2区から出ることになり、維新は前回衆院選に2区から立候補して比例で復活当選した高橋美穂氏を東京17区に移した。

 民主党道連は、党本部の頭越しの候補者調整に反発した。松木氏は民主党の衆院議員だった2011年、菅直人内閣への不信任決議案に賛成して除籍された経緯がある。道連は来春の札幌市議選に立候補予定だった新顔の池田真紀氏(42)を擁立し、道連推薦として全面的に支援する。民主道連関係者は「2区は三井氏の地盤ではなく、民主の地盤。みすみす維新には渡せない」。

 2日午前9時過ぎ、札幌市東区役所前に人だかりができた。「イケマキGO!GO!」と書かれた手作りポスターを手に持つ人も。無所属で立つことになった池田氏が「安倍政権は国民の声を無視し、弱者を切り捨てる。経済もTPP(環太平洋経済連携協定)も原発も憲法も数の論理で一方的に決める」と批判。社会福祉士としてDV被害者らと接してきた経験から、「現場を知らない中央だけで作る政策では持続可能な社会は描けない。柔軟な社会を地域から作るような社会保障の改革が必要だ」と語った。

 農水副大臣も務めた自民前職の吉川氏は雪がちらついた2日、コートを着ずにスーツ姿で第一声に臨み、「安倍政権は景気対策、経済対策をしっかりやってきた。この継続が認められるかが問われる選挙になる」と呼びかけ、支持者と握手を交わして選挙カーに乗り込んだ。

 吉川氏は、民主党から自民・公明両党に政権交代して以降の2年間の経済政策をアピール。特に農林水産業を生産、加工、販売にわたって成長させる「6次産業化」に力点を置き、「6次化を札幌に根づかせ、農林水産業を元気にしたい。目標を定め、知恵を出し合いながら、地方創生をしていく」と訴えた。

 前回衆院選では、民主と維新、みんなの3候補者の得票総数が、吉川氏の得票数を約4万3千票上回った。吉川氏は「一身をなげうって先頭に立ち、命がけで頑張る」と決意を語る。

 共産新顔の金倉昌俊氏(40)は2日、同党の紙智子参院議員とともに選挙カーの上で第一声。札幌市北区と東区のスーパーや住宅街を回った。消費税増税やTPP交渉参加反対を主張したほか、「子どもたちの輝かしい未来を閉ざし、若者を戦場へ送るような集団的自衛権を許すことができない。平和の外交を広げる共産党に」と支持を訴えた。

■2区の候補者(届け出順)

吉川貴盛 64 自前(4) 〈元〉農水副大臣

池田真紀 42 無新    社会福祉士

松木謙公 55 維元(3) 〈元〉大地幹事長

金倉昌俊 40 共新    党道常任委員

 * * *

■政見放送

【4日】

◇衆院選小選挙区

《テレビ》HTB=午前5時25分(共産、自民)

2001チバQ:2014/12/05(金) 20:34:20

http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120502100004.html

東京ニュース
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注目区ルポ
 十四日投開票の衆院選は、都内二十五の小選挙区に九十七人が立候補し、「経済政策」「安全保障・憲法」「脱原発」などをめぐり、激しい舌戦を繰り広げている。訴えは有権者の心にどう響くか。注目される選挙区の様子を紹介する。

◆4区(大田区中南部) 町工場にアピール合戦

 町工場がひしめく大田区中南部。大企業が生産の軸を海外に移すなど経営環境が変わる中、工場の閉鎖が相次ぎ町の風景も変わりつつある。立候補した四候補は、町工場の関係者へアピール合戦を繰り広げている。

 住宅と町工場が隣り合わせにある大田区多摩川地区。四日、民主元職の藤田憲彦さんは機械部品の製作所を訪れ、壁にポスターを貼らせてもらった。「アベノミクスで大田の町工場は、勝ち負けの二極化が進んだ」と指摘する。

 東大卒業後、家電大手ソニーに勤務。二年前の衆院選で落選後、「地域で何ができるか考えよう」と地元の自治会活動に参加し、防犯パトロールを続け、「地域の人の地道な努力を知った」。民主支持者が多いとみられる馬込の閑静な住宅街をはじめ、区全域に毎月約二万五千の政策チラシを配ってきた。

 内閣府副大臣で自民前職の平将明さんは四日、西馬込の街頭で「アベノミクスを進め、足りない部分を補っていく」と政権中枢にいることを強調した。

 事務所は、JR蒲田駅前に構えた。先月二十九日の事務所開きでは、雨にもかかわらず、入りきれない支持者が歩道に並び、大田区の松原忠義区長も駆けつけた。ただ、平さんは「選挙中、町工場だけ力を入れて回るようなことはしない」とも。「みんな仲間。分かってくれている」と自信を見せる。

 元区議で次世代新人の犬伏秀一さんは、区南部が地盤。「地元だから、知り合いが多い」と言う。アベノミクスの恩恵を実感できない経営者を味方につけようと、公示日は地元の工場に赴き、社長と「大企業がためたお金を中小企業に回す仕組みが必要だ」などと話し込んだ。

 共産新人の山本純平さんは四日、JR蒲田駅近くで演説後、「消費税が8%に上がっても工場は価格に転嫁できず、経営者は身銭を切らざるを得ない」と話した。党大田地区委員会の中村稔副委員長は「消費税率が再アップされれば、やっていけない工場や商店街が続出するだろう」と見通した。 (小田克也)

 ◇4区(4)大田区(中南部)

犬伏秀一 58 (元)大田区議  次新 

平将明 47 内閣府副大臣 自前<3>

藤田憲彦41 (元)安保委理事 民元<1>

山本純平 40 党地区副委員長 共新 

  (届け出順)

2002チバQ:2014/12/05(金) 20:34:41


◆18区(武蔵野・府中・小金井市) 「国政」「地域」 異なる主張

 武蔵野市長を六期務めた自民前職の土屋正忠さんは、JR中央線高架化の効果を訴えるなど地域の課題や実績をアピール。一方、元首相で民主前職の菅直人さんは、脱原発を主張し、集団的自衛権行使容認への批判を強めるなど国政の課題を強調する。二人の対決に共産新人の結城亮さんが挑む。

 「小金井のまちづくりに必要な人」。四日朝のJR武蔵小金井駅北口で、市長時代からの盟友である小金井市の稲葉孝彦市長がマイクで訴える中、土屋さんは通勤中の人たちにチラシを手渡していた。生活道路を走るバスの導入など「アイデア市長」として知られた土屋さんは、しばしば地域のことに言及する。

 同選挙区で菅さんとの対決は四度目。以前は地元に戻らずとも当選した菅さんに、陣営幹部は「前回は民主票が割れた偶然の勝ち」と気を引き締める。土屋さんは団地などもくまなく回り、「二年間で経済を立て直した。この道を行こう」と訴えた。

 一方、四日朝のJR武蔵小金井駅の南口では、ビールケースの上に立つ菅さんの姿があった。「このままでは安倍政権は憲法改正まっしぐら。そうさせないために賢明な判断を」。政権批判を繰り広げた。

 市民運動家出身の菅さんは小まめに街頭に立つ。前回衆院選で前面に掲げた脱原発に加え、今回は集団的自衛権行使容認の閣議決定についても繰り返し追及している。陣営には激励も寄せられるというが、関係者は「街頭では政治への関心の薄さを感じる。有権者を振り向かせないと、前回より厳しくなる」と危機感を募らせる。

 「消費税増税をきっぱり中止し、暮らし第一の経済政策をしていきたい」。結城さんも四日、選挙区内の団地前で声を上げた。陣営幹部は公認発表が先月十八日と出遅れたことを焦るが、「有権者の反応は徐々に良くなっている」と一定の手応えを感じている。結城さんは「訴えは他の候補と全く違う」と言い、人の集まる場所で訴える戦術を取るという。 (萩原誠)

 ◇18区(3)武蔵野・府中・小金井市

土屋正忠 72 (元)総務政務官 自前<2>

菅直人 68 (元)首相 民<前><11>

結城亮 44 党地区委員 共新 

  (届け出順)

2003チバQ:2014/12/05(金) 20:37:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddlk41010419000c.html
選挙:知事選 自民県連、推薦候補は15日へ先送り 今村氏の名簿順位抗議へ /佐賀
毎日新聞 2014年12月05日 地方版

 古川康前知事の辞職に伴う知事選(25日告示、1月11日投開票)の推薦候補選定を巡り自民党県連は3日夜、代表役員会を開き、6日に予定していた総務会を15日に延期することを決めた。理由は14日投開票の衆院選に運動を集中させるためという。また、比例九州に立候補した自民前職の今村雅弘氏(67)の名簿順位が小選挙区重複立候補者30人の下の31位になったことを党本部に抗議すると申し合わせた。【松尾雅也】

 自民県連には、前武雄市長の樋渡(ひわたし)啓祐氏(45)と、TPP担当官僚の推薦願が出されていた。6日の県連総務会で両氏の推薦願を巡り議論が交わされる予定だったが、1日に官僚から出馬断念の連絡が入った。このため、樋渡氏への一本化の流れが強まっている。

 県連によると、今村氏の名簿順位を巡っては1票の格差是正に向けた「0増5減」に伴い、県内小選挙区が3から2に減ったため、旧2区の今村氏の比例転出を決めた。当初、党本部から名簿上位登載の優遇を受ける約束だったが、実際は31位となったという。

 一方、減区になった他県候補者は1位か2位に登載され「なぜ佐賀は下なのか」と党本部への抗議を決めた。県連の中倉政義幹事長は「名簿上位にということになっていたが、ほごにされた。納得できない」と不快感をあらわにした。自民関係者によると、知事選を巡り今村氏が官僚の擁立に動いたため、党幹部から冷遇されたなどとの見方も出ている。

2004チバQ:2014/12/05(金) 22:41:10
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/342053/
同性愛公言の石川氏「壁をぶち破りたい」
2014年12月05日 18時00分

改革の使命感に燃える石川氏
 同性愛をカミングアウトしている社民党の前東京・豊島区議の石川大我氏(40)が、衆院選(14日投開票)に比例単独で東京ブロックから出馬している。憲政史上初となるオープンゲイの国会議員が誕生するのか――。

「自民党や民主党など大きな政党が取り上げない小さなイシューで、困っている人たちはたくさんいる。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の差別撤廃やいろんなマイノリティー(少数派)の人たちの声を国会に届けるのが役割だと思っている」と訴えるのは、自らもゲイを公言している石川氏だ。

 昨年、社民党党首選に区議ながら出馬し、憲政史上初となる同性愛公言者の国政政党党首が誕生かと話題になった。国会議員ではレズビアンを公言していた民主党の尾辻かな子氏(39)が昨年、繰り上げで参院議員となったが、在職日数はわずか2か月で、ほとんど活動できなかった。石川氏が当選すればゲイ初の国会議員となる。

 電通総研調べでは、日本のLGBTの比率は20〜59歳の男女で5・2%(12年)とされ、約20人に1人の計算。国際的にはアイスランドで同性愛者の首相が生まれ、オバマ米大統領(53)は同性婚を支持している。アップルのティム・クックCEO(54)が同性愛を公言するなど理解は進んでいるが、日本はいまだオープンとはいえない環境だけに、石川氏は改革の使命感に燃えている。

 選挙戦では“票田”となる東京・新宿2丁目に公示日の2日に街頭演説に繰り出したが「昼の2丁目はほとんど人がいない。住んでいる人も寝ている人が多い時間帯で、音を出すと逆に迷惑になってしまう」(石川氏)と、聖地ならではの事情にも直面した。

「東京ブロックでは、20万といわれる社民党の基礎票に、浮動票と予測できないLGBT票が加われば、当選の可能性はある」(永田町関係者)

 ネットを中心に支持も広がっており、石川氏は「壁をぶち破りたい」と手応えを感じている。
【編集部のおすすめ】

2005チバQ:2014/12/05(金) 22:42:04
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/342051/
地元の選挙活動2日間だけ…首相も舌巻く小泉進次郎氏の信念
2014年12月05日 16時00分

相変わらず人気の進次郎氏
 衆院選で相変わらず立候補者たちからの応援依頼が殺到している自民党の小泉進次郎氏(33)が、安倍晋三首相(60)も驚く街頭演説を繰り広げている。

 先月21日、進次郎氏は衆議院が解散された本会議場で「国民にはなぜ今、解散なのか分からない」という理由で恒例の万歳三唱を拒否。安倍首相の意向に背く行為で話題を集めたが、選挙戦に突入すると、自民党候補者の勝利に向けた応援に頭を切り替えて臨んでいる。

「進次郎氏は安倍首相と同様に比例代表の重複立候補を辞退した。前回の衆院選で、選挙区の神奈川11区で得票率79・9%を獲得している。野党は同選挙区で共産党以外、候補者が立てられなかった。地盤はすごい。地元での選挙活動は2日だけです」と自民党関係者。

 応援弁士として全国行脚する進次郎氏は、寒空の下に集まった大勢の聴衆を前に「アベノミクスの先のシンジロウ政策」を熱心に訴え続ける。

「私たちはアベノミクスの先を考えなければいけないと思う。そのためには、新しい成長モデルを構築し、どこの国もやったことがない、国づくりもしないといけない。社会保障にしても若者にツケを残さないようにしなくてはいけないのです」

 今回の選挙は、アベノミクスをめぐる経済政策をめぐって各党が争う展開だが、進次郎氏は独自の長期的な経済政策プランを訴え続けている。

 進次郎氏は“変人”として国民的な人気を集めた父親の小泉純一郎元首相(72)と同様、独自で強固な政治信条が評価されている。

「自民党の長期的な経済政策をこの選挙で訴えているとも取れます。安倍首相は小泉元首相のもとで官房長官をしていましたから、変人の遺伝子が進次郎氏に伝わっていることは承知しつつ『度胸がある』と驚いてます」(同)

 選挙期間中、進次郎氏は復興政務官として東日本大震災の被災地にも入る。

2006チバQ:2014/12/05(金) 22:44:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014120502000127.html
衆院選 中盤戦どう展開 

2014年12月5日 朝刊


 衆院選の序盤情勢を踏まえ、与野党は遊説戦略の練り直しに着手した。優位に立つ自民党は安倍晋三首相(党総裁)を接戦区に連日投入。伸び悩む民主党は、対抗できる選挙区の絞り込みを急ぎ、海江田万里代表らが応援に入る方針だ。選挙戦が佳境に入る中、厳しい戦いで自身の足元が危うくなり、応援ができない野党党首も出そうだ。
 首相は四日に大阪府入り。維新の党の前身、日本維新の会は二〇一二年の前回衆院選で大阪を中心に躍進し、今回も激戦が予想されるため、てこ入れを図る。和歌山市に続く府内・泉佐野市での街頭演説では「この選挙は前進か、後退かを決める選挙だ。負けるわけにはいかない」と訴えた。
 自民党は、序盤情勢における勢いを維持するため、組織全体の上滑りや首相ら幹部の「失言」を警戒、選挙戦を乗り切る構えだ。首相は衆院解散後に入った北海道を五日に再訪問する。
 民主党は三日夜、党本部での選対会議で、巻き返しが可能な選挙区に幹部を投入する方針を決めた。投票態度未定の有権者取り込みを強化する。接戦が予想される海江田氏らが自らの選挙区で支持固めを図る場合は、蓮舫元行政刷新担当相らの派遣を検討する。
 海江田氏は四日、福井県敦賀市で演説し「デフレ脱出には雇用安定と適切な収入が必要だ」と支持を呼び掛けた。
 維新の党は江田憲司共同代表が東日本を、大阪市長の橋下徹共同代表が西日本を担当。組織票より無党派層狙いの選挙戦だけに、顔の知られた幹部の遊説が頼みの綱だ。
 堅調な戦いを進める公明党は四日の常任役員会で、比例票を上積みするため山口那津男代表が地方行脚を続ける方針を確認。山口氏は「気を緩めずに取り組む」と強調した。首相には九カ所の小選挙区に応援に入るよう要請している。
 比例で伸び悩む次世代の党は、平沼赳夫党首が四日に比例東京ブロックをてこ入れ。共産党は志位和夫委員長が全十一ブロックを回る。
◆小沢氏 異例の地元遊説
 生活の党は、小沢一郎代表が六、七両日、自身が立候補した岩手4区に戻り、約三十カ所で街頭演説する。盤石な「小沢王国」を誇った地元で、選挙期間中に本格的な遊説を展開するのは異例。
 社民党は九州や近畿の各ブロックを中心に遊説計画を練る。新党改革は東京を軸に活動する。

2007チバQ:2014/12/05(金) 22:50:34
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141205/plt1412051140002-n1.htm
存在感増す「戦う」谷垣幹事長 衆院選に勝っても負けても次期総裁へ弾み (1/2ページ)
2014.12.05
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東京1区の候補者の応援演説を行う谷垣氏=3日午後、東京都新宿区【拡大】

★鈴木哲夫の核心リポート

 12・14衆院選で、自民党の谷垣禎一幹事長(69)が厳しい発言を連発している。報道機関の情勢調査で「自民党圧勝」との見方が出ており、党内が緩むのを引き締めているのだが、それだけではない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、存在感を増しつつある谷垣氏に迫った。

 「自民党には1回生がたくさんいるが、もっと地域に根を生やして(活動しろ)。『全員光る人材だ』と言いたいが、正直、フロック(まぐれ)で当選したんじゃないかという人も」(1日、京都府宇治市の集会で)

 「今回は追い風でも、向かい風でもない。こういう選挙は怖い。誰かが変な失言をして『何だ』となると、パタパタとやられる」(11月30日、札幌市の街頭演説で)

 今回の選挙戦、谷垣氏の選挙語録は手厳しい。党内では「谷垣さんの形相が違う」(中堅議員)という声まである。

 背景について、自民党のベテラン議員は「勝っても負けても、衆院選が終われば、来年秋の自民党総裁選を見据えて、谷垣さんは『ポスト安倍』として存在感が増す」といい、こう解説した。

 「谷垣さんにとって、次の総裁選は年齢的にラストチャンス。今回、自民党が勝てば、『選挙責任者の幹事長として、突然の解散総選挙という危機管理を果たした』と高く評価される。一方、党が大きく議席を減らせば、総裁選では反安倍のリベラル派が結集する。その際、『ナンバー2の谷垣さんを担ぐのが順当』という声が出てくる可能性が高まる」

 かなり気が早い話にも聞こえるが、額賀派幹部も「今回、谷垣さんは地方組織とも信頼関係を深めていて、総裁選では地方の支持も見込める」と分析している。

 谷垣氏の強みは、連立を組む公明党との良好な関係にもある。山口那津男代表とは弁護士同士で気脈も通じ、三党合意で消費税増税をともに決断した間柄だ。安倍晋三首相が今後、安全保障や憲法改正などで突き進む場合、これに反発する公明党が外から谷垣氏を応援することも考えられる。

 谷垣氏には、じくじたる思いがある。

 野党時代の自民党総裁として頑張ったが、首相になれなかったことだ。民主党政権に不信任案を突きつけての勝負ができず、政権復帰直前の総裁選出馬も党内力学で断たれた。「戦う姿勢を貫けなかった…」(谷垣氏側近)と弱さを指摘する声もあった。

 私(鈴木)は解散当日の朝、谷垣氏を訪ねた。

 「(いろんな意味で)戦う谷垣のスタートですね」と話しかけると、谷垣氏はいつもの温厚さで「人間なかなか変われないけど…」と語ったが、その後で「でも、やりますよ。必死で!」と表情を引き締めていた。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。


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