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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

1527チバQ:2014/11/30(日) 18:12:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141130ddlk02010006000c.html
急戦:2014衆院選・青森/下 「同床異夢」の民主・維新・社民 共闘未満の「すみ分け」 力不足、候補立てきれず /青森
毎日新聞 2014年11月30日 地方版

 ■升田氏の感慨

 「衆院選は4度目だが、正直、これほど(自民党と)『戦える』土壌ができたことはこれまでなかった。感謝しながら勝っていきたい」

 27日の青森市内。維新の党公認で青森1区から立候補する升田世喜男・県総支部代表代行は高揚感に包まれていた。過去3回は5〜6人が乱立した1区だが、今回の構図は一変。升田氏が非共産系の唯一の野党候補となることが固まったためだった。前回2012年の衆院選でも、升田氏を含む非共産系3候補の合計票は自民候補を上回る。升田氏は05年の衆院選出馬で県議を辞職して以来10年弱の浪人生活を送ってきただけに、感慨は深い。

 ■当初は地方選想定

 直前にあった民主党県連、社民党県連、連合青森と維新の「4者協議」では、民主が1、2区の維新候補を支援し、維新は3、4区の民主候補を支援する選挙協力で合意。社民県連は3、4区で民主候補を「支持」し、1、2区では自主投票とした。協議後の記者会見では、4区で出馬する山内崇・民主県連幹事長も「事実上の野党共闘だ」と息巻いた。

 ただ、実態は共闘というより「すみ分け」だ。「勝てる候補」を擁立しきれない3党が乱立を避ける休戦協定のようなものだ。もともと、3党と連合の枠組み自体が「統一地方選をにらんだバーターのため」(民主関係者)だった。社民県連も10年参院選を最後に国政選挙での公認を擁立できていない苦境にある。社民幹部は「維新とは基本政策に隔たりがあり、連合を接着剤にして民主をはさんだ『ブリッジ共闘』。地方選を視野に民主、連合との連携のメリットがある」と認める。

 27日の会合後には出席者が握手を交わしたものの、記者会見では社民県連の三上武志代表が「自主投票で相対的に升田氏の当選を願う気持ちだ」と語るなど、テンションに差がある。民主県連幹部も「本当は全選挙区で擁立したかった。維新の組織は升田氏の後援会だけで、3区と4区には実態がない」と協力の実効性を疑問視。同床異夢の状態だ。

 ■中野渡氏出馬で混乱

 3党協議の過程では、民主離党組の中野渡詔子氏の動きが混乱と困惑をもたらした。升田氏の頭越しに維新党本部と接触し、公認内定を得たとして20日に記者会見したためだ。

 報道で中野渡氏の動きを知った升田氏は、民主県連の田名部定男代表との電話でも「まだ連絡がない」とぼやき、民主県連関係者も「もし中野渡氏が出ると最初から分かっていたら、升田氏との協力はなかったかもしれない」と漏らした。

 結局、3党の協議では中野渡氏の問題を棚上げした。27日の合意後の会見で山内氏は「きょうの議題ではない。全体の底上げの影響は2区にもあるだろう」と冷ややか。連合青森の内村隆志会長は「民主除名(離党)の経過を考えれば、(傘下の労組に)若干の抵抗感はあるだろう」と認めた。民主県連幹部も「2区は何もしない」と苦い顔だ。

 一方、中野渡氏自身は20日の出馬会見で「増税してはならない、と民主を離党した。自分の政治への思いや姿勢はぶれていない」と語るなど意気軒高だ。26日に升田氏と初めて会った後には、報道陣に「私も国会にいた身で、まずあいさつしなければいけないのは(国会の)維新の先輩方」と話し、「当選経験」を示してみせた。

 すみ分けによって自民と対決する構図が固まりつつある今回の衆院選での野党陣営。しかし、内実は「1強多弱」の中での各党の組織力不足が招いた枠組みだ。四分五裂を繰り返した過去のマグマは今も残っている。=おわり


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