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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ
1049
:
チバQ
:2010/09/27(月) 00:21:11
992 :神奈川一区民:2010/09/19(日) 20:32:55
【競輪】大津びわ湖競輪、2010年度末で廃止…主催者大津市の市長が市議会で表明 G1・高松宮記念杯など開催
大津市の目片信市長は17日、市議会特別委員会で、赤字経営が続く「大津びわこ競輪」を
2010年度末で廃止する方針を表明した。市長は「今後も赤字経営から脱する見込みがない。
市政にこれ以上影響を与えないためには廃止せざるを得ない」と述べた。
市公営競技事務所によると、同競輪場では人気があるG1の高松宮記念杯競輪などを開催。
しかし車券売り上げの伸び悩みから、2009年度までの累積赤字は約18億3000万円に膨らみ、
市は経営改善が難しいと判断した。
大津市は1950年に県と共同で競輪事業に参入し、89年からは市が単独で開催している。
2004年度に初めて単年度赤字を計上して以降、赤字が続いている。
高松宮記念は年間車券売上額の約7割を占めるが、今年の売上額は前年比約13%減の
約107億円にとどまった。累積赤字は10年度末に26億円近くに上る見込みという。
ソース:nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/race/kka/news/f-rc-tp1-20100917-679442.html
1050
:
チバQ
:2010/09/28(火) 20:37:34
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003485248.shtml
みんなの党が地方組織設置せず 地元に戸惑い
兵庫県内の活動拠点となっているみんなの党参院県第1支部の事務所=神戸市中央区八幡通4
今夏の参院選で躍進、ねじれ国会でキャスチングボートを握るとされるみんなの党が、党本部の意向で地方組織の設置を見送っている。「既存政党のようなトップダウンのピラミッド型組織はなじまない」(江田憲司幹事長)との理由だが、来春に統一地方選を控える兵庫県をはじめ地方の党員らからは「支持を広げるためにも必要では…」などと戸惑いの声も上がっている。
みんなの党は7月の参院選で10議席を獲得。非改選と合わせて11議席となり、共産、社民などを抜いて参院第4党となった。
元神戸市議の新人井坂信彦氏(36)を擁立、党が「最重要地区」と位置付けた兵庫選挙区(改選数2)では、自民、民主の現職に敗れたものの、比例票は県内で35万を超えた。
参院選前の5月には、神戸市会に西日本の地方議会で初めて、みんなの党の会派が発足。党の兵庫県組織を立ち上げる方針も示していたが、党本部から「時期尚早」と「待った」がかかった。
都道府県組織の設置見送りの理由について、江田幹事長は「将来的な県連組織の設置は否定しない」と説明。その上で「党勢を拡大していくためには、自民や民主のようなトップダウンのピラミッド型組織ではなく、まずは、草の根的に活動を広げることが大切」と強調する。
こうした党本部の姿勢に県内の党関係者からは疑問の声も。党神戸市議団の高山晃一幹事長は「県内の党員が広く連携したり、党の存在や政策を有権者にアピールしたりするためには、県組織は有効。設置してもいいのでは」と話す。同市議団の山下昌毅代表も「地方の課題を吸い上げたり、人材を発掘したりするためにはネットワークの核が必要。統一選までの設置が望ましい」と強調する。
現在、兵庫の実質的な窓口は井坂氏が支部長を務める党参院県第1支部。来春に行われる県議選の神戸市内選挙区と同市議選に限っては、同支部なども候補者公募を受け付けている。
(紺野大樹)
(2010/09/28 16:02)
1051
:
とはずがたり
:2010/09/28(火) 21:54:08
>>1050
なんか路線対立でもあるんですかね??
1052
:
チバQ
:2010/09/30(木) 21:22:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100930/lcl1009301939004-n1.htm
堺市議「みんなの党」から統一選出馬へ
2010.9.30 19:37
堺市議会の自民党・市民クラブ所属の土(は)師(ぜ)純一議員(50)が30日、堺市役所で会見し、同会派を離脱し市議会会派「みんなの党・堺」を設立して、来年4月に予定されている統一地方選挙で「みんなの党」の公認候補として出馬することを表明した。
土師議員は、堺市南区選出で1期目。自民党も17日付で離党した。
1053
:
名無しさん
:2010/10/03(日) 15:22:40
頼成裕理子はよく分からない
酒井常雄は去年の城陽市長選に民主推薦で立候補暦あり
----
到底、私の思いは十五分の私の持ち時間で話し尽くせない。さらに、一番重要な来春の統一地方選挙の予定候補の紹介。
宇治、久御山選挙区の現職の山本正府議と新人の頼成裕理子予定候補、城陽選挙区の新人の酒井常雄予定候補をはじめ、
京都南部のすべての民主党支援候補の当選を目指します。
http://twitter.com/yamanoikazunori/statuses/26242815637
1054
:
チバQ
:2010/10/04(月) 22:28:56
http://mytown.asahi.com/areanews/osaka/OSK201010030116.html
「維新」離党、自民府連執行部に批判集中
2010年10月4日
自民党府連は3日、国会議員や地方議員、支部長らを集めた全体会議を大阪市内のホテルで開いた。谷川秀善府連会長が、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下知事)に参加し、府議、大阪・堺両市議の約半数にあたる計45人を離党させた問題について経緯を説明。参加者からは「責任はだれが取るのか。執行部でとるのか」と幹部を非難する声も上がった。
谷川会長は離党問題を説明したうえで、「混乱が起こる所もあると思うが、支部をしっかりまとめてほしい」と、統一地方選に向けた現場の努力を求めた。しかし、会場からは「この戦いは勝ち目があるのか。府連にビジョンが欠如している。新たな執行部体制をとり、ビジョンを取り戻すべきだ」(国会議員)、「府連が主導権を発揮し、(候補者の)公募などで党勢拡大に向けて頑張るべきだ」(大阪市議)と批判が噴出。谷川会長が「私に責任があるならいつでも辞める」と開き直る場面もあった。
維新の会が掲げる「大阪都構想」への府連の対応をただす声も相次ぎ、統一選までに府連の方針を公約としてまとめる方針を決めた。ただ、府連内では、大阪都構想に対する賛否が割れており、谷川会長は終了後、報道陣に「結局は府市の対立。『府、市の考えはこうで、府連は調整をやります』くらいしかまとめられない」と苦しげに語った。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20101003-OYT8T00837.htm
統一選へ「都構想」対応
自民党府連の全体会議が3日、大阪市内で開かれ、府連会長の谷川秀善参院議員が、橋下知事が提唱する府や同市などを再編する「大阪都構想」に対する府連としての考えを、来年春の統一地方選に向けてまとめる考えを示した。
会議は非公開で行われ、府連所属の国会議員や地方議員ら約100人が参加。谷川会長は、地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下知事)に参加した府議や市議ら46人が自民党を離党した経緯を説明した。
その後の意見交換では、「(維新の会入りした議員らへの)態度を早く決めるべきだった」「府連が都構想への考えをまとめ、発信すべきだ」などの不満が続出。府議らが離党して空白となった選挙区について、「公募などをし、何としても議席を奪還したい」という意見も出たという。
会議後、谷川会長は報道陣に「(都構想の)問題は統一選で一番大きなテーマになるから、府連でしっかり勉強してもらう」と話した。
(2010年10月4日 読売新聞)
1055
:
チバQ
:2010/10/04(月) 22:30:00
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100402-465846/news/20101003-OYT1T00360.htm?from=nwlb
「維新の会」目立つ議論回避、既存政党は攻勢
「大阪都構想」を掲げる地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下知事)が主戦場と位置づける大阪市議会で、地下鉄や水道事業のあり方を巡り、自民、民主など既存政党の会派が、維新の会市議団への攻撃を強めている。
「地下鉄民営化によるサービス向上」などを唱える維新の会に対し、既存政党側は「根拠のない虚言だ」と具体的な説明を求めているが、維新側は真っ向から応じず、議論を避ける場面が目立っている。
「地下鉄民営化で私鉄との相互乗り入れが進むと主張している方々がいる。そんなに簡単にできるのか」
開会中の定例市議会。9月27日の決算特別委員会で質問に立った自民市議が、維新批判の口火を切った。
市側が、▽連絡線の建設に数百億円が必要▽車両の規格や大きさ、レール幅、使用電圧が違う――など経営形態にかかわらず大きな課題があることを説明すると、自民市議は居並ぶ維新市議の面前で「民営化によって簡単に進むかのような言い分は、まやかしに過ぎない」と切り捨てた。
橋下知事に対しては「地下鉄事業への誹謗中傷を繰り返し、育ての親の大阪市民を欺いている」と断じ、平松邦夫市長も「私鉄と連携しながら整備を進めてきた地下鉄事業を否定する発言は残念」と同調した。
水道事業を巡ってかみついたのは民主市議だ。
維新の会が提唱する「水道事業の広域化による料金値下げ」について、「府と市の水道事業が統合されれば、市の水道料金は下がるのか」と追及。市側が「市の水道料金は他の市町村より安く、平準化されれば引き上げられる」との見解を示すと、維新市議に向かって「根拠を説明いただきたい」と挑発した。
これに対し、維新市議は1日の同委員会で「市の高い水道技術は知事も評価している。大阪全体のことを考えてほしい」と府市統合の必要性を訴えたが、市の水道料金値下げの根拠などには踏み込まなかった。
地下鉄についても、別の維新市議が「公営企業では黒字でも給料が上がらず、職員のモチベーションは上がらない」と民営化論を唱えたものの、具体的な中身には触れずじまい。自民市議からは「どうして値下げができるのか説明してほしかった」「中身がわからない」などと不満が漏れた。
(2010年10月3日12時44分 読売新聞)
1056
:
チバQ
:2010/10/08(金) 20:39:28
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201010080051.html
自民党此花区支部が解散へ 代表者の市議が維新の会に
2010年10月8日
地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下徹大阪府知事)に参加し、自民党を離党した大阪市議が代表者の「自民党此花区支部」が解散を決めたことがわかった。自民党大阪府連は各支部に対し、来春の統一地方選で維新の会の公認候補の支援を認めない方針を打ち出しており、今後、自民支部の解散や大量離党の動きが広がる可能性がある。
此花区支部では、代表者の大内啓治市議が来春の市議選(此花区選挙区、定数2)で維新の会に1次公認された。大内市議によると、9月24日に離党届を提出後、すぐに支部役員で話し合い、全会一致で解散を決めたという。
支部員は約200人。大内氏は朝日新聞の取材に「支部員の多くは私の支持者。私の離党後は、ポスター張りなどの自民党の活動をやりたくないという声があった」と説明。今月下旬にも府選管に解散届を提出するという。
また、地元議員が維新の会に入り、自民党を離党した別の支部では、来春の統一選で離党した議員を支援することを決め、自民府連会長に「支援を認めない場合は役員一同辞任し、支部を解散せざるを得ない」と文書を送った。
同府連は9月16日、維新の会に入った府議、大阪・堺両市議ら計45人を離党勧告処分とした。全員が同26日までに離党したため、府連は府議、両市議の約半数を失った。
1057
:
名無しさん
:2010/10/09(土) 05:55:52
定数削減議案など可決 府議会閉会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20101008-OYT8T01614.htm
府議会の9月定例会は8日、府議の定数削減や関西広域連合の規約案など26議案を可決、閉会した。
府議定数は現行の62から60に減らす。導入は来春の統一地方選から。内訳は、南丹市・船井郡(現定数2)、舞鶴市(同3)、左京区(同5)で1人ずつ減らし、西京区(同2)で1人増やす。共産を除く、自民、民主、公明、創生の4会派の賛成多数で可決した。
採決前に賛否双方が登壇し、賛成側では植田喜裕府議(自民)が「1票の格差の是正や、厳しい社会情勢、府の行財政状況を踏まえた」と述べた。一方、共産は南丹市・船井郡で定数を1人減らし、西京区で1人増やす案を提案。前窪義由紀府議が「府民の多様な声を反映できなくなる。定数削減よりも報酬を減額するべきだ」と訴えたが、共産側の提案は否決された。
関西広域連合の規約案も、「国に対して事務移譲を積極的に提起する」などとする8項目の付帯決議とともに、共産以外の4会派の賛成多数で可決。府議会の閉会後、山田知事は「広域連合は前例のないことなので付帯決議が付いたのは当然のことだ。(可決されて)ほっとした」と述べた。
(2010年10月9日 読売新聞)
1058
:
チバQ
:2010/10/09(土) 20:21:53
>>624
とか
仕分け人のひとです
右京区だから国政は1区ですね
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20101009ddlk26010481000c.html
府議会:熊谷府議が辞職願提出 民主・右京区選出 /京都
府議会民主会派の熊谷哲議員(40)=京都市右京区、3期目=が8日、林田洋議長に議員辞職願を提出した。11年4月の府議選には以前から不出馬を表明しており、「国政転身を含めて今後の活動は白紙」と話している。
公選法上の規定で補選はない。辞職が許可されれば、会派構成は自民25、民主14、共産11、公明6、創生4、無所属1となる。【入江直樹】
1059
:
チバQ
:2010/10/10(日) 18:50:07
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20101010-OYO1T00402.htm?from=main1
大阪維新の会、「大阪市分割案」を撤回
大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は9日、大阪都構想に関連して示していた「大阪市分割案」を撤回することを決めた。この日、大阪市内で開かれた同会の会議後、橋下知事が報道陣に対して明らかにした。今後は、市を特別区に再編して都制を導入する従来案の実現を目指す。
橋下知事や同会幹部によると、大阪市議らから「大阪市をなくすのは、イメージが悪く、市民の理解が得られない」「分割した各市の財政格差を調整する制度がない」などと分割案への反対意見が相次ぎ、撤回することにしたという。
橋下知事は「両案を並行して検討したが、財政調整など問題点も多く、分割案は引っ込める」と話した。
(2010年10月10日 読売新聞)
1060
:
チバQ
:2010/10/10(日) 18:52:03
>>604
>>691
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101008/lcl1010082100002-n1.htm
全国初の広域連合設立へ前進 京都と鳥取の府県議会が規約案を可決
2010.10.8 20:59
大阪や兵庫など2府5県が参加を表明している「関西広域連合」で、京都府議会は8日、設立の規約案を賛成多数で可決した。鳥取県議会も同日、規約案を可決。議会承認は兵庫、和歌山と合わせ、4府県となった。
残る滋賀、大阪、徳島の3府県議会も規約案を可決する見通しで、慎重論が根強かった京都府議会の可決により、都道府県レベルで全国初となる広域連合の年内設立に大きく前進する。
京都府議会では規約案を、共産を除く自民、民主、公明などの賛成多数で可決。広域連合への参加が正式決定した。
1061
:
チバQ
:2010/10/10(日) 19:49:13
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20101008ddlk27010321000c.html
竹山・堺市長:就任1年 情報公開大きく前進 注目施策は「前市政遺産」 /大阪
◇問われる2年目
昨年9月に初当選した竹山修身・堺市長が8日、就任1年を迎える。予算編成過程や庁議の要旨を市ホームページ(HP)で公開、市議会開会中を除いて原則週1回記者会見を開くなど情報公開の面では前市長のころより大きく前進した。
一方で、シャープ新工場稼働、市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(堺トレセン)開設、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産国内暫定リスト入りなど、この1年で脚光を浴びた出来事や施策は「前市政時代の遺産」も多い。来年度予算案も含め、2年目以降に真価が問われる。
橋下徹知事の強い支援を受け約13万6000票を得て当選。民主、自民、公明、社民の事実上4党相乗りで8割の市議が支援した前市長を大差で破った市長選は「堺ショック」という言葉を生んだ。
「公約の1丁目1番地」と公言するLRT(次世代型路面電車)の大小路ルート(南海堺東駅前−堺駅前間)整備中止は、議会の激しい反発に遭いながらも公約を貫いた。しかし、LRT整備と関連していた阪堺電車の堺市内区間存続支援策の柱は揺らいだ。
就任1年で、子ども医療費助成を中学卒業まで拡大、放課後学習の一部実施、堺版事業仕分け実現など公約を相次いで実現させた。その半面、選挙で多くの支持を集めた泉北高速鉄道の料金値下げは2年目以降に持ち越された。副市長への民間人起用断念、市参与に起用した元連合後援会幹部の事実上の解任で“挫折”も味わった。【山田英之】
==============
<竹山市政の1年>
09年10月 就任前日に副市長3人辞任
竹山市長就任
庁議要旨の公開を表明
国連女性開発基金の日本事務所開設
11月 初の市議会。市OBの副市長提案見送り
京阪電鉄部長が副市長就任辞退
元府土木部長の副市長選任に議会同意。残り2人空席
12月 LRT関連費用を減額する補正予算案否決
阪堺電軌社長が市に公的支援要請
10年 1月 予算編成過程をHPで公開
LRT関連費用を減額する補正予算の修正案可決
市議会の権限を大幅に強化する議決条例施行
市長と南海電鉄社長がLRT整備中止に合意
2月 南海電鉄と阪堺電軌に市がLRT経営予定者解除申し入れ
市財政局長と総務局長の副市長選任同意。民間起用見送り
3月 市長が市議会で堺州構想説明
市参与に起用した元連合後援会幹部の再任用見送り
放課後学習の予算減額可決
シャープの太陽電池新工場稼働
4月 堺トレセン開設
大阪維新の会堺市議団発足
関西大堺キャンパス開校式
6月 阪堺電車堺市内区間の存続支援策公表
8月 堺版事業仕分け
10月 関西電力の大規模太陽光発電所が営業運転開始
百舌鳥・古市古墳群が世界遺産国内暫定リスト入り
1062
:
とはずがたり
:2010/10/12(火) 01:47:04
大阪市分割案を撤回…維新の会
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/20101010-OYO8T00237.htm?from=tokusyu
大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は9日、大阪都構想に関連して示していた「大阪市分割案」を撤回することを決めた。この日、大阪市内で開かれた同会の会議後、橋下知事が報道陣に対して明らかにした。今後は、市を特別区に再編して都制を導入する従来案の実現を目指す。
橋下知事や同会幹部によると、大阪市議らから「大阪市をなくすのは、イメージが悪く、市民の理解が得られない」「分割した各市の財政格差を調整する制度がない」などと分割案への反対意見が相次ぎ、撤回することにしたという。
橋下知事は「両案を並行して検討したが、財政調整など問題点も多く、分割案は引っ込める」と話した。
(2010年10月10日 読売新聞)
1063
:
チバQ
:2010/10/12(火) 20:39:17
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=198399
前白浜町長の立谷氏が県議選出馬へ
来春の和歌山県議選に向け、前白浜町長の立谷誠一氏(60)=無所属=が、西牟婁郡選挙区(定数2)から立候補する意思を固めたことが関係者への取材で明らかになった。同選挙区はすでに元職1人と新人2人の計3人が立候補の意向を示しており、混戦になる見通し。
立谷氏は支援者に立候補する考えを伝え始めたという。
立谷氏は2002年5月、旧白浜町長選で初当選、06年春の日置川町との合併で誕生した新白浜町の町長選でも当選した。今年3月、ごみの中間処理施設の使用期限をめぐる問題で辞職し、出直し町長選では当選したが、同月の任期満了の町長選で水本雄三・現白浜町長に敗れた。
西牟婁郡選挙区には立谷氏のほか、玉置公良衆院議員の私設秘書で長男の玉置大志氏(28)と、上富田町議の池口公二氏(54)=無所属=の新顔2人、元職で共産党の高田由一氏(46)がすでに立候補の意向を明らかにしている。
1064
:
チバQ
:2010/10/13(水) 12:24:15
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003528832.shtml
候補者公募が急拡大 統一地方選、衆院選見据え
衆院選候補を募る自民党兵庫県連のチラシ。50人以上の応募があった
国政、地方選挙で政党が候補者を一般公募で選ぶ動きが加速している。地方議会での勢力拡大を図る民主党は、すでに来春の統一地方選に向け全国で実施。一方野党では、みんなの党が統一地方選で公募に取り組むのに対し、自民党は次期衆院選を見据え、これまでにない規模で公募を展開、政権奪還を目指す。いずれも地盤、看板に関係なく有望な人材を発掘するのが狙いだが、世襲批判などで従来型の候補者が不足しているとの見方もある。有権者の負託に応えられる「議員のたまご」は見つかるか。
昨夏の衆院選に大勝、政権に就いた民主党だが、地方では多くの議会で自民・保守系の議員が多数を占め、党本部は「政権の基盤を揺るぎないものにするには、地方議会で勢力拡大が急務」(岡田克也幹事長)と来春の地方選をにらむ。
兵庫県会(定数92、欠員3)でも、自民が45議席を占めるのに対し、民主党会派は20議席にとどまる。民主党兵庫県連は県議選のほか、13市町議選が実施される統一選に前回(公認、推薦候補計約50人)の1・5〜2倍の候補者擁立を計画、一部で公募を採用した。
今年3月の1期公募には、20代〜40代を中心に約30人が応募した。教職員や医者、会社役員など職業や経歴もさまざまで、うち約20人を党の「人材バンク」に登録、そこから県議、神戸市議候補に2人ずつを内定した。
10月には但馬や丹波、淡路など県議空白区の解消に、地域限定型の2期公募を実施。兵庫県連の越智一雄幹事長は「志や能力ある人にチャンスを提供する。県会第1党を目指すには、空白区解消が欠かせない」と話す。
◆ ◆
政権奪還を目指す自民党は、次期衆院選に向け98の小選挙区で候補者を公募した。昨年の衆院選は全国15選挙区で、一気に6倍に拡大した。
自民党兵庫県連では、昨年の衆院選で落選、あるいは引退などで、候補者が不在となっていた兵庫7、11、12区の3選挙区で募集した。2005年の「郵政選挙」以来の公募で、9月末までに52人の応募があった。
7割が30代〜40代で論文選考、面接を経て、年内にも決まる見通し。前職が川西市長選に立候補し、空席となった6区の候補も併せて選考する。兵庫県連の西村康稔会長は「(世襲や元官僚の議員が多いという)党のイメージを刷新したい」と訴える。
(藤原 学、木村信行、永田憲亮)
■有効な選挙戦術 関西学院大法学部の山田真裕教授(政治過程論)の話
「地域の結びつきが薄まる中、政治家の後援会や支持団体などの影響力も弱まってきた。世襲議員などに対する批判の高まりもあり、各党が地盤や看板に頼らない集票力を持った候補者を探し求めている。公募でそうした人材を発掘できれば、これほど有効な選挙戦術はない。有権者の選択肢も広がると言える」
(2010/10/13 11:03)
1065
:
名無しさん
:2010/10/14(木) 01:46:29
元AKB48中西里菜AV出演第2弾無料動画公開中!!
http://yorutomo1.blog77.fc2.com/blog-entry-12.html
1066
:
名無しさん
:2010/10/14(木) 03:00:34
>>1041
県議会:市長選くら替え、稲村県議が辞職 尼崎市選挙区、補選へ /兵庫
県が県議会9月定例会に6日提出、可決された今年度補正予算案では、県議会尼崎市選挙区(定数7)の補欠選挙の事務経費として8994万4000円が計上された。尼崎市長選(11月14日告示、同21日投開票)への立候補を表明した同選挙区の稲村和美県議が6日辞職したため。現職県議の任期満了は来年6月10日で、来春の統一地方選で改選されるが、残り任期半年余りで補選が実施されることになる。
県によると、定数が2以上の選挙区で欠員が2人以上になった場合、公職選挙法の規定から補選を実施する必要がある。同選挙区は既に欠員1だったため、稲村氏の辞職で欠員2となった。【石川貴教】
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101007ddlk28010310000c.html
(コメント) 15年前の阪神大震災で、県議選の日程をずらした影響がここまで・・・
1067
:
チバQ
:2010/10/14(木) 18:59:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101014-OYT1T00066.htm
「維新の会」に学生部隊、統一選支援へ
地域政党「大阪維新の会」を支援する学生ら約30人が政治団体「学生・大阪維新の会」を結成し、13日、大阪市北区の市中央公会堂で発足式を開いた。
来春の統一地方選で、同党の選挙運動を手伝うという。
大阪府の橋下徹知事が唱える大阪都構想に賛同する、神戸大や大阪市大、同志社大など関西の学生らが中心。企業関係者らでつくる「経済人・大阪維新の会」に続く同党の支援団体となる。発足式では橋下知事の講演会も行われ、代表を務める関西学院大3年市橋拓さん(22)らの呼びかけで学生ら約800人が出席した。
橋下知事は「大阪の形を根こそぎひっくり返すためにみなさんの力を借りたい。学生主体で市民革命を」とアピール。発足式終了後、市橋さんは「橋下知事は現状を打開してくれるリーダーだと思う。活動を通じて若者と政治の距離を近づけたい」と述べた。
(2010年10月14日11時05分 読売新聞)
1068
:
チバQ
:2010/10/14(木) 19:10:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101014-OYT8T00036.htm
長浜4 近江八幡3 蒲生1 全体定数は現状維持
県議定数見直し案可決
来春予定の県議選からの議員定数見直しについて、県議会は13日、市町合併に伴い、「長浜市東浅井郡」選挙区を「長浜市」選挙区と改称して定数を1増の4、近江八幡市選挙区を1増の3、蒲生郡選挙区を1減の1とし、伊香郡選挙区(定数1)を削除する条例改正案を賛成多数で可決した。争点となっていた全体定数(47)と米原市(同2)、大津市(同10)両選挙区は現状維持とした。
改正案は民主、自民の両会派と「対話の会・びわこねっと」の計5人が議員提案。3会派の41人と無所属の1人が賛成し、公明と共産の両会派の計5人は反対した。
各選挙区の定数は、2005年の国勢調査の人口を基に地域間の均衡も勘案して、大津市は10、彦根、長浜、草津、東近江の各市が4、近江八幡、甲賀の両市が3、守山、栗東、野洲、湖南、高島、米原の各市が2、蒲生、愛知、犬上の各郡が1となった。
定数見直しを巡っては、議員定数検討委員会が昨年8月に設置され、各会派の代表が議論を重ねた。一時は米原市について、2人区の維持を主張する民主会派と1人区を示した自民会派で意見が割れたが、自民側が最終的に取り下げた。
この間、協議は非公表とされ、一部の委員から「情報公開の流れからすれば、公開するべきだ」との意見も出された。委員に選ばれなかった議員の一人は「議員定数という大事な問題を内輪で決めていいのか。外部の意見を取り入れるなど客観性を持たせることも必要だ」などと指摘した。
県議会が閉会
県議会は13日、一般会計補正予算案など45議案を可決、承認し、B型肝炎問題の早期解決に向けた意見書の国への提出を求めるなどした二つの請願を採択して閉会した。
(2010年10月14日 読売新聞)
1069
:
チバQ
:2010/10/15(金) 21:05:53
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20101015-OYO1T00963.htm?from=main2
大阪市議選、自民「逆刺客」探る…「維新の会」へ集団離脱で
府連に6空白区で“逆刺客”擁立の要望書
大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」への参加に伴い、自民党の大阪市議が集団離党したあおりで、「空白区」となった市内6選挙区について、自民党市議団は「来春の統一選で独自候補を立てるべきだ」として、党府連に“逆刺客”擁立の要望書を提出することを決めた。ただ、各区の党支部では離党した維新議員を支援する動きもあり、調整は難航しそうだ。
大阪市では、維新の会に合流した自民市議10人が9月に離党した影響などで、北、此花、港、旭、鶴見、浪速の6区で自民ゼロに。過半数獲得を目指す維新の会は、自民候補の「刺客」となる新人らの公認調整を進めている。危機感を強める自民市議団は、公募や府連内の政治講座「なにわ塾」卒業生の登用による維新候補への「逆刺客」の擁立を府連側に求める意向だ。
府連は各支部に対し、維新候補の支援を認めない方針を打ち出しているが、空白区の支部組織は揺らいでいる。北区支部は維新議員の支援を決め、今月初め、「支援を認めない場合は支部を解散せざるを得ない」と府連に通告。港区支部でも同様の動きがある。此花区支部は、支部長だった市議が維新入りしたため、支部自体の解散を決めた。
(2010年10月15日 読売新聞)
1070
:
チバQ
:2010/10/15(金) 21:10:50
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001010150001
空席の自民県連会長 有村氏が就任へ
2010年10月15日
有村治子参院議員
自民党の有村治子参院議員(40)=比例区=は14日、空席となっていた自民党県連会長に就任する意向を県連幹部に伝えた。党本部執行部も了承し、19日に開かれる県連総務会で提案される。県連関係者への取材でわかった。
県連幹部らは14日、党本部で石原伸晃幹事長らと面会し、有村氏の県連会長就任を打診。後で同席した有村氏自身も同様の意向を示した。会長ポストは、前会長の上野賢一郎氏が先の知事選出馬に伴い離党し、その後空席となっていた。
夏の参院・知事ダブル選で惨敗した自民党は、選挙後に役員人事の刷新を決め、新幹事長などを決定。春の統一地方選の態勢固めのため、執行部が有村氏に会長に就任するよう説得していた。
有村氏は愛荘町出身。2001年に参院比例区で初当選し、当選2回。
1071
:
チバQ
:2010/10/15(金) 21:16:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20101015-OYT8T00110.htm
目立ってナンボ 川西市議選
派手なシャツ 駅前ズラリ各陣営
17日投開票の川西市議選(定数26)で、35人の候補者がライバルより一歩でも抜きんでようと知恵を絞っている。市制以降初めてで一気に定数4減となった今選挙戦の競争率は、買収事件などで市長が引責辞任し、市議会が自主解散した1990年のダブル選(1・6倍)に迫る1・34倍。候補者は「少しでも目立ちたい」と、最後の追い込みに懸命になっている。
通勤ラッシュ時の阪急川西能勢口駅前。JRとつながる長さ約50メートル、幅約5メートルのコンコースに各陣営がひしめく。オレンジ、ピンク、グリーン……。派手な色のシャツを着た候補が並ぶ。ある新人候補はスタッフ全員が水色のシャツを着用。「色のイメージ通り清廉さをアピールしたい」と話す。
「スポーツ好きの若い有権者の気を引きたい」と別の新人候補は、サッカーシャツで声を上げる。選挙カーの看板やポスターにもサッカーボールやシュートシーンをデザイン、健康闊達(かったつ)なイメージを植え付ける。
選挙公約などをホームページやブログで紹介するのは全候補者の6割に当たる22人。公選法の規定で告示後の更新ができないため、候補者の多くが、告示前日の9日に最終更新していた。この動きに対し、従来型の“どぶ板選挙”を展開する現職候補は「直接、有権者に会わないと票につながらない」と冷ややかな表情を浮かべていた。
(2010年10月15日 読売新聞)
1072
:
チバQ
:2010/10/16(土) 20:37:07
>>986-987
>>1071
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101014ddlk28010368000c.html
16万都市の行方:川西ダブル選/上 高齢化するニュータウン /兵庫
◇福祉と魅力づくり急務
◇現役世代の流入、活性化へ不可欠
川西市北部に位置する大和地区。高層マンションはほとんど見えず、一戸建て住宅がずらりと並ぶ。1万1500人が暮らす同地区は、昭和40年代に始まった大規模団地開発に伴うニュータウンの一つだ。高度経済成長期、一戸建て住宅を求めて転入してきた人々は今、“引退”の時期を迎えつつある。
「当時は地価高騰の時代。早く買わないとという気持ちが強かった」。36年前に大阪府箕面市から転入してきた金山正吾さん(75)は、こう振り返る。若いころは「働きバチ」。自治会活動に参加する余裕もなかった。再就職先での勤務を終え、周囲を見渡すと、ニュータウンは少子高齢化の象徴のような街になっていた。
近年、同地区の高齢化率は年1%ほど上昇し現在は34%。「70、80歳代の人は増え、数年後には確実に40%になる。これからが大変だ」。福祉委員長の井芹寛治さん(79)は先行きの見えない状況に不安を募らせる。
数年前、高齢者が誰にもみとられないまま亡くなる「孤独死」が相次いだ。それをきっかけに、福祉委員会では「地域見守り部」を結成。民生委員らが中心となって1人暮らしの高齢者宅を積極的に回った。「それ以降は孤独死はなくなった。でも見回っているメンバー自身も高齢だからね」と苦笑いする。
坂道の多い同地区はバスの本数も少なく、運転免許のない人や高齢のために返上した人にとっては、夕食の買い物も難しい。乗り合いタクシーなど地域にあったきめ細かな施策を行政には期待している。
市制施行時(1954年)、3万4000人だった人口は、宅地開発と比例するように急増。約20年で10万人を突破し、96年には15万人に達した。一方で、世代交代は進まず、市全体の高齢化率も25%になる。阪神間でもマンション需要が高く、若い世代が流入してきている西宮市の19%とは対照的だ。
関西学院大の角野幸博教授(都市計画論)は、ニュータウンが再び活性化するには、高齢者福祉に加え、現役世代の流入が不可欠だと指摘する。「ニュータウンは生き残りの時代を迎える。一戸建て住宅が『ゴール』と思われていたのは過去の話。30〜40歳代といった現役世代が都心に近いマンションにひかれていく中、川西市は『大阪のベッドタウン』以外の魅力を見つけなければならない」と重い課題を投げかけた。【小坂剛志】
× ×
川西市の未来を占う市長・市議選。高齢化が進み、財政状況も厳しい中、市政のかじ取りを誰に託すのか。17日に迫る投開票を前に課題を追った。
〔阪神版〕
1073
:
チバQ
:2010/10/16(土) 20:37:38
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101015ddlk28010358000c.html
16万都市の行方:川西ダブル選/中 事業仕分け /兵庫
◇財政再建へやむなし 市民の認知度は低く
川西市などが主催し、毎年約5万人の人出でにぎわう猪名川花火大会。7月末に行われた川西版事業仕分け「公開事業レビュー」で、有識者や公募の市民からなる評価者から「継続にこだわることなく、思い切った措置を講じるべきだ」と強く見直しを求められた。仕分け結果を聞いて、花火大会会場近くの不動産会社に勤める男性(61)は、憤然とした表情で語った。「花火大会のメリット? そんなのはない。でも楽しみにしている人は多いから続けてほしい」
今回の事業仕分けは、市政に市民の関心を集めることを第一の目的に行われた。しかし、その背景には川西市の厳しい財政事情がある。
09年度の一般会計決算では、市が独自に調達する自主財源が歳入に占める割合は、前年度比で4・8ポイント悪化。また財政の弾力性を示す経常収支比率は改善傾向にあるが、92・7%と依然として高い水準にある。さらに家庭の貯蓄にあたる財政調整基金の残高は、98年度の47・8億円から毎年減り続け、09年度は9・1億円となった。
市の財政は国や県の都合で左右されやすくなっており、借金の返済や人件費などの義務的経費が支出に占める割合が高いため、新規事業に手を出しづらい。また、長引く不況で、貯蓄が底を尽きかけているという、心もとない状況だ。
基金や積立金への繰り入れなどを除いた09年度の実質単年度収支は、97年度以来12年ぶりの黒字となった。ただ、これは地方交付税など国からの支出が増えたためで、厳しい財政状況に変わりはない。
不動産会社に勤務する男性は、事業仕分けで花火大会が対象となったことを知らなかった。「事業仕分けは賛成だし、やめる事業があるのは仕方がない。でも、どれだけの市民がその取り組みを知っているだろうか」
財政再建のためには新規事業を絞り込むだけでなく、これまでの事業や市民サービスを見直していかなければならない。問われているのは、その過程に市民の参加が、どれだけ得られるかだ。【衛藤達生】
〔阪神版〕
1074
:
チバQ
:2010/10/16(土) 20:37:59
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101016ddlk28010343000c.html
16万都市の行方:川西ダブル選/下 中央北地区再開発 /兵庫
◇巨額公費、根強い批判−−地権者「中止で無駄に」
川西市の阪急川西能勢口駅から北東へ約600メートル。約22・3ヘクタールの区域に空き地や駐車場などが点在している。同市が再開発を目指す「中央北地区」だ。紆余(うよ)曲折を経ながらも、今年7月には、土地区画整理事業の都市計画が決定。市の悲願とも言える再開発が動き出した形だが、これまで巨額の市費を投入してきた計画には、疑問の声も上がっている。
1960年代の高度経済成長期には皮革工場が集積し、活況を呈した同地区。しかし、円高や輸入品の影響で、90年代ころから業績不振に陥り、95年には工場経営者らから地区の再開発を求める要望が市に出された。当初は住宅街区整備事業として都市計画決定されたが、頓挫。その後、工場の移転や廃業、市による跡地の買収などを経て、形作られたのが現計画だ。
市の構想によると、地区内に道路や公園を整備。工場跡地の地権者らでつくる「川西市中央北地区まちづくり協議会」は、北側の約7ヘクタールに大型商業施設を誘致する考えだ。そのために現在、地区内に散在する地権者の土地所有権をまとめ、一定の規模にする「集約換地」の手続きを進めている。約6ヘクタールについて、既に同意を得たといい、進出を打診する大手スーパーは5社に上るという。
しかし、市が移転補償費などで、同地区につぎ込んだ市費は200億円を超える。今後、国費も含め約100億円が必要とされることに批判も根強い。これに対し、同協議会の中野宏昭事務局長(50)は「中途半端に終わったら、何のために工場を廃業したのか」と訴える。
問題は財政負担だけではない。開発に批判的な市民団体「川西中央北地区まちづくり研究会」の安田義さん(84)は大型商業施設の進出により、市内の小売業が大打撃を受けると心配する。
国の商業統計調査などによると、97年度、同市内に1234店あった商店は、07年度には963店まで減少。安田さんは、阪神間に大型商業施設が続々とオープンしたこととの因果関係を指摘する。
「再開発には費用対効果の視点が必要。市民の意見を聞くべきだ」と安田さん。同地区の再開発問題をどう処理するのか。市政への重い問いかけは続く。【浜名晋一】
〔阪神版〕
1075
:
チバQ
:2010/10/16(土) 22:18:38
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2010/10/15/20101015ddn041010007000c.html
割拠の時代:いざ統一地方選 大阪西区総会の開催断念 自民前支部長、維新の会参加
地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪府知事)の横倉廉幸(やすゆき)府議(64)=大阪市西区選出=が、自民党を離党したにもかかわらず自民党支部長名義で支部総会の招集をかけた問題で、横倉府議は14日、15日に予定していた総会の開催を断念する意向を関係者に伝えた。取材に対し「支部活動費を引き継ぐ自民市議が参加を取りやめたため、やむなく中止する」と話している。
横倉府議は自民党を離党した先月末まで、党西区支部長を務めていた。総会開催の理由は活動費引き継ぎのためとし、党員約330人に案内状を郵送。ところが14日、自民市議から不参加の意向を伝えられた。党籍がないのに招集したことや党費で飲食代を出すことに批判が噴出。横倉府議は「きちんと説明したかったが残念」とし、文書で経緯を説明するという。【平川哲也】
1076
:
チバQ
:2010/10/18(月) 12:49:35
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001010180001
川西市長に大塩氏再選 新顔3氏退ける
2010年10月18日
再選を果たし、万歳をする大塩民生氏(中央)=川西市小花1丁目
川西市長選と市議選(定数26)は17日投開票され、市長選は無所属で現職の大塩民生氏(64)=自民推薦=が、無所属新顔で前衆院議員の木挽司氏(52)、共産新顔で前市議の大塚寿夫氏(71)、無所属新顔で元市議の黒田靖敏氏(68)を破り、再選を決めた。市議の新たな顔ぶれも次々と決まった。当日有権者数は12万9621人。投票率は市長選55・49%(前回59・02%)、市議選55・50%(同)だった。
市長選で再選を果たした大塩氏の川西市小花1丁目の事務所には、近隣市町の首長や支持者ら約100人が駆けつけた。万歳をした大塩氏は「派手さはないが、着実に成果をあげられたことが今日の結果につながったと思う」と述べた。また、皮革工場跡地が広がる中央北地区(約22・3ヘクタール)の開発について、「1期目で都市計画決定という一つのスタートがきれた。2期目はこれを目に見える形にしたい」と話した。
選挙戦では、職員の意識改革や教育環境の整備など1期目の実績を強調。「さらなる挑戦をする」として、事務事業の見直しや効率的な組織づくりなどの市役所改革も公約に掲げてきた。
当初は政党推薦は受けない構えだったが、対立候補の動きをにらみ、9月になってから4年前の前回と同様、自民の推薦を取りつけ、保守層を中心に支持を固めていった。
一方、敗れた前衆院議員の木挽氏は「悔いのない自分がやりたかった選挙ができた。すっきりとした気持ち。今後は政治の世界とは縁を切りたい」と話した。昨年夏の衆院選で涙をのみ、自民に離党届を出して挑んだ。「反大塩」を掲げる民主の市議団や、4期務めた前市長(70)らの支援を受け、「財政健全化は待ったなしだ」と強調。無党派層に支持を訴えつつ、現市政への批判票の取り込みも狙った。ただ、市長選への転身や自民離党の表明が突然で、幅広い支持を得られなかった。
共産市議を9期務めた大塚氏は「福祉最優先」を掲げ、中央北地区の開発計画を凍結すると訴えたが、思うように票を伸ばせなかった。
2006年まで市議を4期務めた黒田氏は行政システムの簡素化や市長・市議の日当制導入などを主張したが、支持の広がりを欠いた。
市議選は、現職23人、新顔12人の計35人がしのぎを削った。候補者数は前回と同じだが、定数が4減となったため、各陣営とも相当の得票が必要として激しい選挙戦を繰り広げた。
1077
:
チバQ
:2010/10/18(月) 22:24:51
>>1076
>木挽氏は(中略)「反大塩」を掲げる民主の市議団や、4期務めた前市長(70)らの支援を受け
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20101018-OYT8T00271.htm
川西市長 大塩さん再選
実績強調、組織票手堅く
支持者らと万歳し、当選を喜ぶ大塩氏(中央、17日午後10時53分、川西市小花の事務所で) 川西市長選は17日、投開票され、現職の大塩民生(おおしおたみお)氏(64)(無所属=自民推薦)が、前自民党衆院議員の木挽司(こびきつかさ)氏(51)(無所属)、前市議の大塚寿夫(おおつかとしお)氏(71)(共産)、同、黒田靖敏(くろだやすとし)氏(68)(無所属)の3新人を破り、再選を果たした。大塩氏は1期4年の実績を強調する選挙戦を展開。組織票を手堅くまとめ、他候補を寄せ付けなかった。投票率は55・49%(前回59・02%)で、当日有権者数は12万9621人だった。35人が立候補した同市議選(定数26)も新しい顔ぶれが続々と決まった。
同市小花の大塩氏の事務所では大勢の支持者が集まり、「当選確実」の一報が入ると、大塩氏は支持者らと万歳を繰り返した。さらに「皆さんの協力で勝利を手にすることができた」と頭を下げたあと、「元気な川西市の実現のため、全力を挙げて取り組みたい」と抱負を述べた。
大塩氏は、洋菓子製造販売会社社長から青年会議所理事長、商工会副会長を歴任。4年前の市長選で、5選を目指した現職を破り、初当選した。
前自民党衆院議員でありながら、同党推薦の大塩氏に挑んだ木挽氏は「若者が参画できる市政の実現」、大塚氏は「福祉や教育への重点予算化」、黒田氏は「市長、市議報酬の日当制」などを訴えたが、及ばなかった。
開票結果 候4
当 38,790大塩民生64無現〈2〉
18,017木挽司51無新
8,611大塚寿夫71共新
5,042黒田靖敏68無新
(選管確定)
(2010年10月18日 読売新聞)
2006年の市長選
30640 大塩民生 60 自民推薦
26773 柴生進 66 現
17283 北野紀子 共産推薦
1078
:
チバQ
:2010/10/20(水) 00:04:00
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20101019ddlk27010379000c.html
選挙:統一選、自民府連1次公認81人 維新離党「空白区」は公募 /大阪
自民党府連は18日、来春の統一選で擁立予定の第1次公認・推薦候補計81人を発表した。橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」への参加に伴う大量離党によって生じた「空白区」については、公募を実施し、候補者擁立を目指す。
府連によると、公認・推薦が内定したのは、府議会21人(うち新人4人)▽大阪市議会20人(同1人)▽堺市議会6人(うち前職と新人各1人)▽他の市町議会34人(前職2人、新人5人)。今後も随時、擁立作業を続け、今月31日に開催予定の府連大会で正式決定する見通し。【堀文彦】
1079
:
チバQ
:2010/10/20(水) 00:43:53
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101019ddlk28010351000c.html
選挙:尼崎市長選 立候補予定者説明会に4陣営 自民に会社員男性擁立の動き /兵庫
任期満了に伴う尼崎市長選(11月14日告示、21日投開票)で、同市選挙管理委員会は18日、立候補予定者説明会を開き、計4陣営が出席した。
既に立候補を表明している前県議の稲村和美氏(37)と、共産党推薦の徳田稔氏(63)の2陣営に加え、自民党が擁立を検討している会社員男性の関係者も出席した。
稲村氏は、現職の白井文市長(50)の実質的な後継者。市議会最大会派の新政会(自民系、12人)は、副市長や県議、市議に声を掛け、候補擁立に動いたが不調に終わった。一方で、自民党尼崎支部は同党県連に対し、会社員男性の推薦を依頼しており、回答を待っている状況という。【大沢瑞季】
1080
:
チバQ
:2010/10/20(水) 19:33:52
http://www.asahi.com/national/update/1020/OSK201010200070.html
橋下氏の大阪都構想、推進本VS.批判本 売り上げ上々(1/2ページ)
2010年10月20日17時2分
大阪府の橋下徹知事が打ち出した「大阪都構想」の関連本が、賛成派と反対派の双方から相次いで出版され、売り上げを伸ばしている。帯に知事の写真を配した「推進本」は書店の売り上げランキング上位を快走する一方、「批判本」は大阪市職員や労働組合が「橋下対策」の参考書として大量購入しているという。
「市の職員さんを中心に、飛ぶように売れています」
大阪市役所の最寄り駅、市営地下鉄淀屋橋駅構内にある「ブックファースト淀屋橋店」。店長の森本久美子さん(34)は「市役所は知事の『敵地』っぽいので売れないと思ったが、大間違いでした」と驚きを隠さない。
大阪府特別顧問の慶応大教授、上山(うえやま)信一さん(53)の「大阪維新 橋下改革が日本を変える」(角川SSC新書、税別780円)。先週まで同店の売り上げトップを走った。都構想を「平成の倒幕運動だ」とし、推進を強く訴える内容だ。
同店は9月の発売直後に約50冊を仕入れたが、3日で完売。慌てて150冊を追加注文したが、約1週間在庫切れが続いた。森本店長は「商機を逃した」と悔しがる。
「旭屋書店本店」(大阪市北区)でも3週連続で新書部門売り上げ1位。府庁近くの「ジュンク堂書店天満橋店」でも同部門1〜2位で推移している。角川SSコミュニケーションズによると、発売直後に増刷が決まり、19日までに約2万5千部が売れた。
知事は都構想を半年後の統一地方選の争点に据える。上山さんは出版の理由を「統一選のバックアップと、霞が関への発信が必要と思ったため」としている。
だが、東京駅近くの八重洲ブックセンターは「20位までの総合ランキングには一度も入っていない」。国会内にある「五車堂書房」でも「大阪の話は東京じゃ売れない」と、本自体を置いていないという。また「ジュンク堂書店三宮店」(神戸市中央区)や「紀伊国屋書店高槻店」(大阪府高槻市)では、発売後の売れ行きは10冊程度といい、大阪市を離れたとたんに関心は薄くなるようだ。
作家の藤本義一さんは、「多くの読者は構想の内容がきっちりつかめず、市長との対立で注目されているから本を手に取っているだけでは。構想は細かな制度がまだわかりにくく、本が売れたとしても知事がもっと丁寧に説明してほしい」と指摘する。
橋下知事は、朝日新聞の取材に対し、「上山さんの本だけでも、統一選レベルで提示するメッセージとしては十分すぎるぐらい。わかりづらい所はタウンミーティングなどで補っていく」と話した。(池尻和生、吉浜織恵)
◇
一方、「批判本」のブックレット「大阪都構想と橋下政治の検証」(公人の友社、同1200円)を出した甲南大名誉教授高寄(たかよせ)昇三さん(76)。出版直後の8月、大阪市の幹部2人が訪れ「この本を市の戦略に使わせてください」と懇願した。幹部は「市長と知事の討論会などに活用したい」と説明したという。
同書で高寄さんは、都構想を「時代錯誤の後ろ向きの制度」と痛烈に批判。平松邦夫市長には「マスコミ露出度を高め、大阪市民に訴えていくしかない」と注文をつけた。市長もすぐに反応。発売直後の定例会見で同書を掲げ、「メディアの人も一読を」と呼びかけた。だが、都構想について知事と市長が論争した9月の「意見交換会」を見た高寄さんは「市長は攻め切れていなかった。本を生かせなかったのか」と話した。
公人の友社によると、同書はブックレットとしては異例の約3千部が売れ、9月に増刷。約2万人の市職員が加入する都構想に批判的な労働組合から約100冊のまとめ買いもあった。担当者は「売れたのは橋下人気のおかげ。『橋下』とつけばみんな気になるのかも」と喜ぶ。
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チバQ
:2010/10/20(水) 19:37:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101020/lcl1010200843001-n1.htm
橋下知事の三セク売却に“維新”府議が異論 「かんぼの宿と同じだ」
2010.10.20 08:41
泉北高速鉄道を運営する大阪府の第三セクターで、府が株式の一括売却による民営化方針を打ち出した「府都市開発」(和泉市)をめぐり、橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」の府議が19日、「たたき売りと批判された国のかんぽの宿売却と一緒の構図だ」と慎重論を打ち出した。
この日の常任委員会で西野修平府議が質問した。西野府議は「黒字会社の株式の売却は、1円でも高く売る必要がある」と主張。府が示す同社の株式価値の試算にも「別方法ではもっと高く評価されるのでは」と疑問を投げかけた。
府の担当者は泉北高速について「民間の発想で合理化を進め、運賃値下げなど利便性向上につながる前向きなプランが提案されることを期待している」などと答弁した。
同社グループは、鉄道のほか、公共トラックターミナルなどの流通センター事業を展開。主に流通事業の黒字の一部で、傘下の不採算のホテルなどの赤字を補っている。
府は「事業を分割すると完全民営化に時間がかかる」とし、全株式の売却で完全民営化を目指す方針。株の買い取り先は公募するとしているが、橋下知事は相互乗り入れしている南海電鉄を想定していることを明らかにしている。
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名無しさん
:2010/10/21(木) 19:34:44
http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2010/10/19/20101019ddlk30010425000c.html
激突:’10知事選/上 “脱政党”明暗いかに /和歌山
11月11日告示、同28日投開票の知事選には、再選を目指す現職の仁坂吉伸氏(60)=自民県連推薦▽前県議で新人の藤本眞利子氏(56)=民主推薦▽JR西日本シニア社員で新人の洞佳和氏(62)=共産推薦−−の3人が立候補を表明、前哨戦は激しさを増している。前知事が官製談合事件で逮捕されて4年。前回不戦敗だった民主が推薦候補を擁立、三つどもえの激戦の行方を見つめる。【知事選取材班】
◇知事こだわる「県民連合」
「選挙の組織を一生懸命つくる。そういう事をちょっとおろそかにしていた感じであります」。今月2日、仁坂氏は和歌山市内の結婚式場で、女性約120人に吐露した。しかし、4年前の出馬表明前日に開いた集会と同じ会場に、同じ女性たちが顔を見せたとあって、口は滑らか。「ヘルプミーであります」と、おどけて見せた。
その仁坂氏を「県連推薦」する自民。同席した世耕弘成参院議員は、声を張り上げた。「和歌山を危うくする民主政権を信任するかどうか。自民対民主のガチンコ勝負だ」
独自の地盤が必ずしも盤石ではないなかで、強まる民自対決。だが、前回は自公の推薦を受けた仁坂氏は、政党色を薄めた選挙を模索してきた。
◇
3月。仁坂氏は県議会で、自民県議の質問を受け出馬表明。しかし直後に記者団に対し、政党推薦について「政党に限らず、すべての方々の応援が得られれば」と言葉を濁した。民主党に関しても「排除の論理は考えたことがない」と述べた。
「そのうち必ずご決断していただき選挙に臨まれると思う」。4月。自民県連大会で、同党の谷垣禎一総裁から促されても、推薦依頼はしなかった。一方で、民主を支持する連合和歌山傘下の県職員労働組合に推薦依頼。5月に推薦を得ると、上部団体の自治労県本部の推薦も6月に取り付けた。
◇
自民県連は7月24日、入院していた仁坂氏の推薦を決めた。推薦依頼のないままの異例の決定だ。仁坂氏の後援会幹部も当時、「政党への推薦依頼は考えていない。『県民党で出よ』という支援者も多い」と、困惑した。
関係者によると、ある国会議員は「『県民党で』と言うが、選挙をやれる後援会はない。推薦なしには戦えない」と、仁坂氏を説得したという。仁坂氏は結局、9月17日になって推薦依頼を出した。
◇
「遅いんちゃいますか」。同じ日、和歌山市の公明県本部を訪れて口頭で推薦を依頼した仁坂氏に、公明関係者はそう伝えた。前日には藤本氏から推薦依頼が文書で来ていた。同党県本部は今月17日、大会を開いたが議題の中心は来年の統一地方選。知事選は質疑で出た程度で、対応は未定だ。自民も、仁坂氏の意向を踏まえた県連推薦にとどめている。
脱政党へのこだわりは吉か凶か−−。「『県民党』と私は言ったことがない。党には党員と非党員ができる。そんな色分けをせんでもいいんじゃないか」。会見でそう語る仁坂氏の名刺には、「100万人の県民連合で」と刷り込まれている。
1083
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名無しさん
:2010/10/21(木) 19:35:14
http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2010/10/20/20101020ddlk30010374000c.html
激突:’10知事選/中 改革への反発、突破口に /和歌山
◇党組織、依然弱く
「今までと全く違うのは政権交代が実現し政党支持率が違うこと。結果を出したい」。16日、和歌山市内での会合で岡田克也・民主幹事長が、推薦する前県議で新人の藤本眞利子氏(56)の必勝を訴えた。馬淵澄夫国交相、前原誠司外相、蓮舫行政刷新担当相……。今後も党は閣僚級を次々送り込む構えだ。だが大物投入の“空中戦”は、裏返せば地方組織の弱さを物語る。
◇
「先生方の話を聞きに来たんやない」。今月9日、和歌山市のホテルで開かれた第1回拡大選対会議。非公開の会場から男性の声が漏れた。国会議員や地方議員らのあいさつにいらだったのだ。
御坊市出身の男性が会議後に口を開いた。同市中心部に事務所を設置しようとすると、「目立つ所はあかん」と関係者から待ったをかけられたと不満を訴えた。「事務所へ出入りする人の勢いで、皆を説得できるのに」。同市は自民県連会長の二階俊博衆院議員の地元。藤本氏の支援団体幹部も、「人が集まること自体、ほんま敏感な場所だ」と声を潜める。結局、今月3日に開設した有田川町の事務所が、有田市からみなべ町を見ることになった。
◇
9月27日、新宮地方建設業協同組合が藤本氏の推薦を決めた。新宮、那智勝浦、太地、北山の4市町村の108社が加盟。現職の仁坂吉伸氏(60)=自民県連推薦=を推薦する県建設業協会に反旗を翻す形となった。
党や国会議員の後援会組織で劣る陣営が触手を伸ばすのが建設業界だ。仁坂氏の入札制度改革への反発が背景にある。「競争は当たり前だが、今の制度は大手が有利ちゃうか。工事を取るところは何件も取り、取っていないところは何年も取っていない。格差が出過ぎちゃう?」。組合関係者は不満を漏らす。
前知事が逮捕された官製談合事件後に初当選した仁坂氏。入札改革は至上命題で、談合の温床になりやすい指名競争入札を条件付き一般競争入札に変更。たたき合いによる品質劣化を避けるため、入札価格だけでなく技術者の資格や県産品利用、工事実績などの総合評価で落札する方式も採用した。だが、工事実績の乏しい中小業者が不利という声もある。仁坂氏は16日の広川町の集いで、大手優遇について「まったくのうそ」と反論。「大中小それぞれの工事を取れる人を分け、大手が小さい工事を取れない設計だ」とも説明した。
藤本氏は11日に開いた集会で「和歌山の経済を支えてきたちっちゃい企業の人たちに仕事が回ってこない。こんな県政変えなあかんでしょ」。改革のすきを突く構えだ。
1084
:
名無しさん
:2010/10/21(木) 19:35:42
http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2010/10/21/20101021ddlk30010317000c.html
激突:’10知事選/下 支持拡大、地道に活動 /和歌山
◇「出遅れ」取り戻すか
ずらりと並んだ支援者を背に、JR西日本シニア職員で新人の洞(ほら)佳和氏(62)=共産推薦=が、「県民を守る防波堤として頑張る」と前を見据えた。9月28日、和歌山市のホテル。洞氏の後ろに並ぶのは、擁立した「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」のメンバー。同党や労組、女性団体など多彩な28団体が支援するあかしだ。しかし、投開票までわずか2カ月。「出遅れた」とする声は、会の関係者にも多い。
任期満了に伴う過去の知事選をみると、「つくる会」は04年選では4カ月前に候補者を決めた。99年は2カ月前だったものの、95年は3カ月前。特に今年は、7月に参院選、8月に和歌山市長選があった。同党の公認候補や推薦候補とともに知名度を上げる好機を逃した形だ。「つくる会」が候補者擁立を決めたのは5月。しかし、「28団体もあるなかで、なかなかすぐには決まらない」と、会の関係者は苦渋の表情を浮かべる。
同党は参院選で消費増税反対を前面に訴え、関係の乏しかった農林漁業などにも働きかけた。ただ、選挙区こそ健闘したものの、比例代表では07年選から約5000票減。和歌山市長選では、現職への批判票を別の新人に奪われ、存在感を示せなかった。
◇
「高校を卒業した途端に失業者になる。希望がなく見通しも立たない県政のままでいいのか」。今月16日夕、洞氏は、みなべ町の住宅街で街宣車の上から声を張り上げた。
難産の末に誕生した立候補予定者。しかし、「悪政で最も苦しんでいる」労働者▽中小業者▽第一次産業従事者−−のいずれかの層から擁立することでは、つくる会は早くから一致していたという。そして決まった洞氏は、元国労県支部委員長。竹内良平・同党県委員長は、「成長分野で集票を図るのではなく、過疎集落で暮らしたり、苦境に立つ産業に就いたりしている人たちの生活を守りたい」と話す。古座川町出身の洞氏は、紀南の過疎地を中心に活動をスタートさせた。年金暮らしで薬代を払えない患者に胸を痛める医師や、後継者不足に悩む農漁村に暮らす人たちと懇談し、県政への要望に耳を傾ける。首長とも面談し、不況に苦しむ地場産業の惨状を聞いた。陣営幹部は「現場の声を聞いて訴えることは、すぐに票につながることではない。でも続けることは自分たちにしかできない」という。
地道な活動による支持拡大がどこまで実を結ぶか。それは時間との闘いでもある。(この連載は山下貴史、岸本桂司、藤顕一郎が担当しました)
1085
:
名無しさん
:2010/10/22(金) 12:23:05
>>963
>>982
>>1003
>>1033
>>1035
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101021-OYT8T01156.htm
栗東市長選 24日告示 「相乗り」崩れ3党激突
民、自、共 統一選見据え支持拡大
栗東市役所に立てられた市長選の投票日を知らせるのぼり 24日告示、31日投開票の栗東市長選は、民主、自民、共産の3党それぞれの推薦を受けた無所属新人3人が立候補を予定しており、新幹線新駅建設の是非を巡って争った前回選と同じ構図になりそうだ。引退を表明している国松正一市長の2期8年の市政をどう評価し、国や県とどう向き合うのか。各党は、来春の統一地方選の前哨戦とも位置づけ、支持拡大に努めている。(浦野親典、矢野彰)
「国と県との協調関係を強固にすることが栗東を元気にする方法だ」。9月1日に立候補を表明した前副市長の中村洋三氏(62)は、今月9日の事務所開きで支援者らを前にこう述べた。
国松市長が引退を表明したのは7月16日。市長候補の擁立を巡る動きが出てきたのは8月中旬で、市長与党の自民系会派「新政会」と公明会派「公明栗東」が中村氏擁立に向け、動き始めた。
市議会(定数20)は、新政会と公明栗東の両会派が計11人で過半数を確保する。一方で、民主会派「栗東市民ネットワーク」は3人。7月11日投開票の同日選だった参院選と知事選は、ともに民主公認、支援の候補が勝利しているだけに、新政会と公明栗東は「今回も民主候補に敗れるようなことは、絶対に避けなければならない」と危機感を募らせ、民主との相乗りを模索した。中村氏に対し「まず民主の推薦を受け、後に自民の推薦をもらってほしい」と働きかけた。
だが、民主党県連は党中央の方針に従い、相乗りを拒否、「推薦するなら単独で」との構えだった。中村氏側の再三の要請にもかかわらず、民主党県連の「単独推薦」の姿勢は変わらず、中村氏は約2週間後、これを受け入れた。理由を「政権与党と良好な関係をつくることが望ましいと判断した」と話す。
◇
「民主が単独推薦の姿勢を崩さない」との情報は、新政会と公明栗東の市議らにも伝わっていた。しかし、中村氏がこれを受け入れるとは、予想していなかったようだ。
中村氏の出馬表明から10日後の9月11日、集まった両会派の市議らは、中村氏から「民主党に推薦をもらうことになりました。会派(政党)の支持は結構です」との言葉を聞いた。市議らは「突き返せ」と声を荒げたが、中村氏は「市政は一党には偏らない」とし、応じなかった。ある市議は振り返ってつぶやく。「相乗り候補のはずが一転、民主候補。これでは裏切りだ」
2日後の13日、民主党県連は、中村氏の推薦を正式に発表、新政会と公明栗東は15日、緊急会合を開いた。「中村氏のように一党に偏っては、市政運営はできない。課題山積の今、過半数を占めるわれわれに近い人物を擁立するべきだ」との意見が相次いだ。国松市長の引退表明後に市長選への意欲を見せていた新政会会長の野村昌弘氏(44)に白羽の矢が立ち、事実上、決定した。
野村氏は一週間後の22日に立候補を表明、共産党市議の馬場美代子氏(65)も、この日、野村氏に先んじる形で、共産党推薦による立候補を表明した。
◇
中村氏は「県政との良好な関係も必要」として、すでに嘉田知事の後援会に入会。国松市長は、新幹線新駅建設問題では、推進派として〈反嘉田知事〉を鮮明にしていただけに、国松市長との決別を示したとも言える。これまでに、連合滋賀も中村氏の推薦を決めている。
野村氏は「国や県とは是々非々で臨む」とし、中村氏との違いを強調。国松市長の後援会や市商工会など国松市政を支えた各種団体に支援を求めているほか、公明党支部の支持も得ている。
馬場氏は、中村、野村両氏が国松市政を支えてきた点をとらえ、「大規模事業を優先した市政からの脱却を図らなければならないが、2人は推進の立場だった。私が出ることで問題点が明らかになる」と話し、前回選でも、運動の中心となった市民団体「新しい栗東市政をつくる会」が、フルに活動する。
<野村市議が辞職 補選欠員2に>
栗東市長選に立候補を表明している野村昌弘市議(44)が21日、辞職した。議員死去に伴い、同日選で行われる市議補選は欠員2となった。
(2010年10月22日 読売新聞)
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チバQ
:2010/10/22(金) 19:56:56
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101022ddlk25010416000c.html
岐路に立つ栗東:市長選を前に 新駅跡地活用、8割未定 /滋賀
任期満了に伴う栗東市長選が24日、告示される。同市では、07年に中止された新幹線新駅の問題が尾を引き、計画跡地の有効な利用策や危機的な財政への処方せんが求められている。市長選を前に、岐路に立つ市政の課題を検証した。【柴崎達矢】
◇市債残高608億円 基金もほぼ底つく
「地球環境保全に貢献する最新鋭の工場です」。先月29日、新駅跡地であったリチウムエナジージャパン(京都市)栗東工場の起工式。あいさつに立った国松正一市長の表情は明るかった。工場では電気自動車用リチウムイオン電池を製造。隣接地の4・4ヘクタールも同社に出資する「GSユアサ」(同市)が取得方針を表明し、跡地問題は一つの節目を迎えた。しかし、両者の用地は合わせて約10ヘクタール。全体(50ヘクタール)の2割に過ぎず、残った土地の活用法は未定のままだ。
「新駅ができれば土地の値段も上がる。新駅効果で税収を増やし、長期的に財政健全化を図るつもりだったが……」。国松市長はこう話すが、「新駅凍結」を掲げて当選した嘉田由紀子知事は、12日の定例会見で「駅ができたとしても、周辺整備の費用を考えると(栗東市の財政は)もたなかった」と言い切った。県と市のわだかまりが解消されたとは言い難い。
市土地開発公社は新駅建設を前提に5ヘクタールの土地を先行取得したが、計画が中止されると金融機関は融資を引き上げた。このため市が公社に貸し付けを行うことになり、今年度は41億5000万円を貸し付けた。決着がついたはずの新駅問題は市の将来像に影を落としている。
◇
市はかつて人口増を見込み、積極的に大型公共事業を展開した。95〜98年度に98億円を投じて栗東芸術文化会館「さきら」を、00〜02年度には72億円をかけて市環境センターを建設した。これらの費用に加え、08年のリーマン・ショックによる法人市民税の落ち込みが市財政に追い打ちをかけた。10年度末見込みの市債残高は608億円。財政調整基金もほぼ底をつき、「年収300万円の家庭にたとえると、貯金が1500円しかない状態」(市財政課)という。
市は「財政再構築プログラム」(財プロ、08〜10年度)に基づき、職員の本給カット▽心身障害者福祉年金支給事業の廃止▽中学校給食の廃止−−など127項目の見直しや検討を進めている。ただ、こうした取り組みには痛みも伴う。「さきら」は市民の文化活動を担う拠点施設となり、シンボル広場は地域の子どもたちの遊び場になっている。しかし、財プロには「さきら」の指定管理料の削減も含まれる。利用する芸術家らでつくる「さきらと歩む100人委員会」の竹之内晃副代表は「今後、館の運営に影響が出るのでは」と心配する。
市民サービスの維持と財政再建のバランスをどう取るか。新市長の手腕が問われる。
1087
:
チバQ
:2010/10/24(日) 08:45:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003551961.shtml
来春の神戸市議選 みんなの党、全区で候補擁立へ
みんなの党は22日、2011年春の統一地方選で予定される神戸市議選に全選挙区から候補者を擁立する方針を固めた。同党の衆院兵庫1区支部長井坂信彦氏と、同党神戸市議団がこの日、東京・永田町で渡辺喜美代表と面会、擁立の方針を確認した。
同党関係者によると、井坂氏らは今月20日に締め切った神戸市議団の公募状況を党幹部に報告。公募は党本部でも実施しており、神戸市議団の募集分を合わせると約30人となった。応募書類を見た渡辺代表が、9選挙区すべてで擁立することを明言したという。
今後、選定作業を進め、11月中旬をめどに代表が神戸で候補者擁立の記者会見を行う予定。山内康一副幹事長は「政令市は全選挙区で候補を立てる方針。神戸はその中で一番乗りになるのでは」と話している。
(山崎史記子)
1088
:
チバQ
:2010/10/24(日) 16:05:21
http://mainichi.jp/area/nara/news/20101024ddlk29010362000c.html
選挙:知事選 民主党県議団、独自候補擁立も 引き続き検討 /奈良
民主党県議団は23日、荒井正吾知事の県政運営や来春予定されている知事選の対応を協議し、「県政手腕を積極的に評価することはできない」との結論をまとめ、独自候補擁立を含めて引き続き検討することを決めた。同党県連に県議団の方針を伝え、県連選対本部で最終的に協議する。
会合には、山下力県議団長ら5人が参加。県議会での代表質問や予算委員会などでの荒井知事の答弁などから県政運営について評価した。会合終了後、山下団長は県営プール跡地(奈良市)のホテル誘致構想が進まないことなどを挙げ、「今年発表した構想案は評価できるが、実現するための手だてには大きな欠陥がある」と総括した。また、知事選の候補者については、「荒井知事に取って代わる候補者が作れるかどうかを検討したい」と述べた。【阿部亮介】
1089
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チバQ
:2010/10/24(日) 17:42:07
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003554414.shtml
神戸市会が費用弁償減額へ 日額最高5千円に
神戸市会(定数69、8会派)の6会派は、市議が議会に出席した際に支払われる「費用弁償」について、現行の日額8千〜1万4千円を3千〜5千円に減額する条例改正案を26日、開会中の9月定例会に議員提案する。同日、原案通り可決される見通し。ただ、費用弁償をめぐっては全国の19政令指定都市中、大阪など9市が廃止、3市が実費支給に切り替えており、「見直しが不十分」との声が出ている。
費用弁償は議員の交通費や雑費として条例で規定。議員報酬や「第二の報酬」との指摘もある政務調査費とは別に支給される。
神戸市では現在、市議が本会議や常任、特別委員会など条例で定められた会議に出席した場合、自宅からの距離に応じて支給。3キロ未満は日額8千円▽3〜6キロは9千円▽6〜10キロは1万円▽18キロ以上は1万4千円‐など6段階に分けている。政令市では最も高額で、2009年度の支出額は約3400万円。
改正案は民主、公明、自民、自民党神戸・たちあがれ日本、みんな、住民投票☆市民力の6会派が提案予定。区ごとに3千円、4千円、5千円の3段階に変更する。年間約2千万円の経費削減になる見込み。
費用弁償をめぐっては、札幌高裁が昨年2月、過大な支出の違法性を認定。しかし今年3月、最高裁は「支給額や支給事由は議会の裁量に委ねられる」とし、「報酬の二重払い」とする住民側の訴えを棄却した。
6会派はこれを受け、「議員報酬に対する目は厳しく、減額は必要だが、法律で認められた制度を安易に廃止すべきではない」などと判断した。これに対し、受け取りを拒否し、今回の議員提案に加わらない共産、新社会は「市民感覚と隔たりがある」「残すとしても実費支給にすべき」と批判している。
兵庫県議会は日額2500〜1万9千円。尼崎、西宮市は廃止、姫路市は6500〜7500円を支給している。
(木村信行、黒田勝俊)
(2010/10/24 06:30)
1090
:
チバQ
:2010/10/24(日) 20:18:38
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001010230002
栗東市長選 あす告示
2010年10月23日
立候補予定者の集会で気勢をあげる支持者ら=栗東市
【政党色前面に激突へ/3氏が立候補予定】
24日告示、31日投票の栗東市長選は、いずれも無所属で前副市長の中村洋三氏(62)=民主党推薦=、前市議の野村昌弘氏(44)=自民党推薦=、前市議の馬場美代子氏(65)=共産党推薦=の3人が立候補を予定している。3党が政党色を前面に出して激突する構図だ。(飯竹恒一)
7月に国松正一市長が3選不出馬を表明。前回選挙で国松氏を推薦した自民党は今回、民主党との相乗りを模索していた。
県選出の国会議員を独占する民主党には、7月の参院選で惨敗している。激突を避けようと、相乗り候補として副市長の中村氏に白羽の矢を立てた。しかし、来春の統一地方選をにらんで対立軸を明確にしたい民主党は「単独推薦」を譲らず、中村氏は9月1日、出馬会見で民主党だけに推薦依頼する意向を表明した。
自民党はその後も相乗りの道を探った。定数20の市議会は、自民党系最大会派「新政会」と協力関係にある「公明栗東」を合わせて11人で過半数を占めていた。対して民主系会派「栗東市民ネットワーク」は3人。「議会運営を考えれば相乗りに応じる」との思惑があった。
しかし、民主党は最後まで譲らず、中村氏から相乗り拒否を通告された自民党では、中村氏と交渉してきた新政会会長(当時)の野村氏が浮上した。
× × ×
野村氏は9月22日に立候補の意向を表明。自民党内には、野村氏を推薦せずに無党派層を取り込むべきだという声もあったが、最終的に党が前面に出て民主党と対決する道を選んだ。7月の知事選で、前県連会長が「完全無所属」を打ち出し惨敗していた。
今月17日の野村氏の決起集会は自民党色であふれた。宇野治前衆院議員や京都選出の西田昌司参院議員らが駆けつけた。「無責任のきわめつけ」。西田氏は講演で、尖閣諸島の中国漁船衝突事件を巡る民主党政権の対応を痛烈に批判した。
一方、中村氏の9日の事務所開きには川端達夫氏、林久美子氏ら民主党の国会議員4人が集まり、地元の三日月大造衆院議員は「お人柄にほれた」と中村氏を持ち上げた。
共産党が推す馬場氏は9月22日に出馬表明。中村、野村両氏が現市政の財政再建策や新幹線新駅跡地の後継プランを引き継ぐ意向なのに対し、馬場氏は「大型開発優先・大企業優遇」と批判。「初の市民派女性市長を」と訴える。
× × ×
野村、馬場両氏は22日までに市議を辞職。2007年に死去した市議の欠員分を含め3議席を争う市議補選も24日告示される。立候補の届け出は午前8時半〜午後5時、栗東市役所4階で受け付ける。選挙人名簿登録者数は9月2日現在で4万8350人。
1091
:
チバQ
:2010/10/25(月) 12:09:33
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201010240120.html
栗東市長選、3氏の舌戦スタート 政党色出し気勢
2010年10月25日
栗東市長選は24日告示され、いずれも無所属新顔で前市議の野村昌弘(44)=自民推薦=、前市議の馬場美代子(65)=共産推薦=、前副市長の中村洋三(62)=民主推薦、社民支持=の3氏が立候補を届け出て、新幹線新駅中止後の町づくりや財政再建をめぐる舌戦が始まった。併せて市議補選(被選挙数3)も告示され、3人以外に立候補の届け出がなく、全員無投票で当選を決めた。
市長選に立候補した3氏の出陣式、出発式は、それぞれの候補者を推す政党が前面に出て気勢を上げた。
野村氏の出陣式には約500人(陣営発表)が集まり、自民党県連会長の有村治子参院議員は「県政、国政、市政の摩擦で翻弄(ほんろう)され続けた市のかじ取りができるのは誰か。正しい判断を」と訴えた。支部レベルで支持する公明党の市議も応援マイクを握った。
馬場氏の出発式には共産党県議2人と、栗東や近隣市の同党市議10人超を含む110人(陣営発表)が参集。西川仁県議は「行動力あふれる馬場さんが市長になり、トレードマークのミニバイクで走り回る姿を見てみたい」と訴えた。
中村氏の出陣式には民主党の奥村展三県連代表、川端達夫前文科相ら国会議員や連合滋賀の中村憲市会長が駆けつけた。集まった約200人(陣営発表)を前に、地元の三日月大造衆院議員は「行政を知り尽くした即戦力」と中村氏を持ち上げた。
市長選の投票は31日で、即日開票される。期日前投票は25〜30日の午前8時半〜午後8時、市役所2階で受け付ける。23日現在の選挙人名簿登録者数は4万8436人。
1092
:
チバQ
:2010/10/25(月) 12:11:04
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/101025/shg1010250249001-n1.htm
新人三つどもえの戦い 滋賀・栗東市長選告示
2010.10.25 02:49
栗東市長選が24日、告示された。元市議の野村昌弘氏(44)=自民推薦▽元市議の馬場美代子氏(65)=共産推薦▽元副市長の中村洋三氏(62)=民主推薦−の無所属新人3人が立候補し、三つどもえの選挙が始まった。争点は新幹線新駅予定地跡の活用や、新駅建設中止決定後、急速に悪化している財政の健全化など。31日に投開票される。23日時点の選挙人名簿登録者数は4万8436人。
野村氏は午前9時から市役所前で出陣式を開き、支持者を集め第一声。推薦している自民の国会議員や目片信・大津市長、冨士谷英正・近江八幡市長、市議、県議らが駆け付けた。この後選挙カーで遊説、地域の祭り会場などを回った。
馬場氏は午前9時から栗東市綣の事務所前で出発式。推薦している共産の県議や、湖南地域の市議らが駆けつける中、第一声をあげた。小学生の孫から花束を受け取り、選挙カーで遊説に出発。市内全域で精力的に演説した。
中村氏は午前9時から栗東市手原の事務所前で出陣式。推薦している民主の国会議員や県連幹部、連合滋賀の役員らが集まり、第一声。支持者らと拳を突き上げ、「がんばろう」を三唱した。その後、選挙カーで市内を駆け巡った。
1093
:
チバQ
:2010/10/26(火) 23:20:58
>>1079
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003558981.shtml
土田市議が立候補表明 尼崎市長選
11月21日投開票の尼崎市長選で、尼崎市議の土田裕史氏(31)が25日、「白井文市長の市政運営の見直しが必要だ」として、無所属での立候補を表明した。
土田氏は大阪府門真市出身。関西学院大大学院修了後、証券会社勤務をへて2005年の同市議選で初当選した。民主、社民系議員で構成する会派に属し2期目。
政党の推薦は受けない予定で、白井路線の転換に賛同する人の応援を求めていくという。
市役所で記者会見した土田氏は市の行財政構造改革推進プランについて「財政健全化を目的とし、役所の赤字を解消するだけでは尼崎の魅力がなくなってしまう」と指摘。プラン凍結とともに、削減された事業を再検証し、必要な事業は復活させることも検討するとした。
市長選にはほかに、いずれも無所属で前県議の稲村和美氏(37)と尼崎民主商工会前事務局長の徳田稔氏(63)=共産推薦=が立候補を表明している。
(横田良平)
(2010/10/26 07:55
1094
:
チバQ
:2010/10/26(火) 23:23:27
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101026ddlk28010473000c.html
選挙:尼崎市長選 土田市議が出馬表明 「現市政を変える」 /兵庫
任期満了に伴う尼崎市長選(11月14日告示、同21日投開票)に25日、市議の土田裕史氏(31)が無所属での立候補を表明した。土田氏は「財政健全化を最優先させ、行政サービスを切り捨ててきた白井市政を変えなければならない」と述べた。
大阪府門真市出身。関西学院大大学院を修了後、証券会社に入社。05年に市議に初当選し現在2期目。社民党や民主党系の反市長会派「新風グリーンクラブ」に所属している。
「お金がないから何もできないと、閉そく感を感じている」と市の現状を分析。行政サービスカットで福祉にしわ寄せがきているとした上で、「このままだと、市民が住み続けたいと思う魅力が消えてしまう。止めるのは今しかない」と出馬の動機を説明した。
同市長選には、前県議の稲村和美氏(37)と、共産党推薦の徳田稔氏(63)が既に立候補を表明している。【大沢瑞季】
〔阪神版〕
1095
:
チバQ
:2010/10/26(火) 23:50:51
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100402-465846/news/20101025-OYT1T00469.htm
篠山か丹波篠山か、それが問題だ…市名で悩む
市名変更で悩む篠山市役所 兵庫県篠山(ささやま)市は、観光や農産物などの地域ブランドに使われ、知名度の高い「丹波篠山」を市名に採用することの是非の判断材料を洗い出している。
関東方面では篠山を「しのやま」と読まれる場合があり、全国アピールするのが狙いの一つ。「平成の大合併」第1号から来春で12年を迎える中、市民からは「知名度アップには必要だ」と変更を求める声がある一方、「ころころ変える必要はない。経費がかかる」などの冷ややかな意見もある。
丹波は京都府域を含めた旧国名。篠山は、17世紀に「笹山」に築城した頃が地名の起源で、篠山と表記されるようになったという。丹波篠山は「デカンショ節」の歌詞「丹波篠山、山家の猿が……」で知られ、観光パンフレットや農産物でも多用されており、知名度が高く語呂もいいという。
近畿地方では、落語家・桂文珍さんが「丹波の篠山出身」を強調したことなどで知られる一方、関東では写真家・篠山紀信さんのように「しのやま」と呼ばれ、単独ではあまり認知されていないのが現状だ。
インターネットの篠山観光ポータルサイトでも、昨年7月6日から1年間のキーワード検索で使われたのは、「丹波篠山」が1万1735件で、「篠山」の3806件に大差を付けたほどだ。
さらに、6年前に丹波市が発足したことで、「どうぞ丹波に来てください」と県外客に言うと、間違って丹波市に行くケースなど、混同が相次いだという。
2008年6月には、篠山市商工会青年部と丹波篠山観光協会などが、丹南篠山口インターチェンジやJR篠山口駅を丹波篠山に変更するよう、市や市議会に署名を提出した。
こうした〈丹波篠山運動〉の中、市議会でもたびたび「市名も変更すべきではないか」との質問がある。市は6月に職員間で変更の課題を整理するプロジェクトチームを発足。変更時の看板や事務書類などの経費を検討しているが、「最低でも5000万円はかかる」という。市民の慣れなどのソフト面や、民間レベルでも住所、看板、商品表示の変更などハード面での負担もかかる。
篠山市が誕生する前の合併協議では、市名は非公開で決まったため、市は市名変更するかどうかは市民の判断に基づいて決める考えだ。市民からは「市名も丹波篠山に統一した方がいい」「篠山市が10年過ぎて定着してきたのに」「行政まで変える利点があるのか」など、賛否両論が渦巻く。
市が姉妹都市提携を目指す観光地・岐阜県高山市は「飛騨高山」のブランドで知られる。ただ、飛騨市も存在し、篠山市と丹波市と同様のケースになる。
市によると、合併以外に市名を変更したケースは1947年以降、全国では59年に愛知県挙母(ころも)市が豊田市に変わっただけ。市は来年3月にもプロジェクトチームが検討した変更するか現状かの判断材料を報告するが、市民の意向調査の手法や時期は未定という。
知名度がある丹波篠山か、定着してきた篠山か。市名は、人の名と同様に自我や個性を示し、市民の関心事。それだけに禍根を残さないように慎重な論議を期待したい。(篠山通信部 布江田嘉一)
(2010年10月25日11時54分 読売新聞)
1096
:
チバQ
:2010/10/27(水) 12:43:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101026-OYT8T01231.htm
市政の課題 栗東市長選 新駅に替わる起爆剤を
予定地跡利用 主導しない市 地元不満
新駅建設予定地跡で始まった工場建設(栗東市で) 刈り取りの終わった水田が広がる栗東市の新幹線新駅建設予定地跡(50ヘクタール)で、重機のエンジン音が響く。10月に始まった、大手電池メーカー「GSユアサ」(京都市)の子会社が建てる工場の基礎工事だ。新駅建設の中止から約3年。予定地跡の街づくりが、ようやく緒に就いた。
子会社が取得したのは、予定地跡中央部の5・6ヘクタール。2012年夏頃に見込まれるフル稼働で、電気自動車5万台分(年間)のリチウムイオン電池の製造が可能となる。9月29日の地鎮祭と式典で、依田誠社長は「世界一の電池を世界一の工場から出したい」と胸を張った。
◇
06年5月に着工した新幹線新駅だが、同年7月に凍結を訴えて嘉田知事が初当選したことで、最終的に中止に追い込まれた。当時を知る市幹部は「『県南部の玄関口』を造る、という旧町時代からの夢が壊され、『その後』がまったく描けなかった」と振り返る。
それだけに、市が工場に寄せる期待は計り知れない。「『環境』と『新技術』による地域活力創生の街づくり」をうたい、県と昨年10月に策定した予定地跡の街づくりに関する後継プランには、周辺で骨格道路(幅18メートル、延長2・1キロ)などの道路を整備する支援内容を盛り込んだ。
隣接地(4・4ヘクタール)も、GSを含め複数の業者が関心を示す。売却先は来春までに公募で決めるが、「10ヘクタールの活用にメドがつきそうだ。街づくりが大きく前進している証拠だ」と、市担当者は自信をのぞかせる。
◇
「10ヘクタールでホッとしないでほしい」
工場の地鎮祭を前にした9月24日。予定地跡を抱える4自治会の会長が、申し入れ書を嘉田知事に渡し、思いを吐露した。「新駅と同じものは求めていないが、それに近いものはほしい」
市は新駅建設と連動させた区画整理事業で、約240の地権者が所有する50ヘクタールを開発する予定だった。新駅だけでなく区画整理も中止になり、市土地開発公社は核となる施設誘致を前提に10ヘクタールを購入したが、40ヘクタール(約170地権者)は手つかずで残っている。
地元は新駅の代わりに県庁や文教施設の誘致を求めてきた経緯もあり、寺田範雄・上鈎(かみまがり)自治会長は「代替案をしっかりと考えてこそ、本当の街づくりだ」と、行政側に求める。
とは言え、財政難の市や県が予定地跡に向き合う姿勢は、インフラ整備などの「側面支援」だ。地権者の一人は「自分の土地がどうなるか、方向性を示してくれない」と、リーダーシップを発揮しようとしない市に不信感を募らせる。
4自治会は県や市と街づくりの協議を進めたい考えだが、新駅に替わって街づくりの起爆剤となるような施策は今のところ、見えてこない。
◎ ◎
31日に投開票される栗東市長選。争点とされる市政の課題を分析する。
(2010年10月27日 読売新聞)
1097
:
チバQ
:2010/10/27(水) 23:15:25
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001010270001
満了半年前 意欲示す
2010年10月27日
再選に向けて立候補を表明した荒井正吾知事=県庁
■荒井知事 再選へ立候補表明
来春の知事選に出馬する意向を固めましたので、表明させていただきます――。来年5月2日に任期満了を迎える荒井正吾知事が26日、来春の知事選に立候補することを明らかにした。平城遷都1300年祭など1期目の実績を強調する一方、雇用や観光など2期目への課題に意欲を示した。各政党の荒井知事や知事選への対応は今後、本格化する。
県選挙管理委員会によると、知事選は来春の統一地方選で執行され、3月24日告示、4月10日投開票の見込み。
半年前の立候補表明について、荒井知事は平城遷都1300年祭の記念祝典を終え、「いくつかの関係団体から推薦状が届き始めたため」とした。後援会事務局によると、今月上旬、農協関連団体や県商工会連合会から出馬要請が届いたという。
1期目の実績として1300年祭の成功や2007年の妊婦死産問題を受けて取り組んだ周産期救急医療の充実などを挙げた。一方、「県内雇用4万人増加」や「宿泊観光客数を600万人台に」など、前回選挙でマニフェストとして掲げた数値目標については国内経済の低迷などで「ことごとくうまくいっていない」とした。
その上で、地域雇用の創出を2期目の「大きな課題」と位置づけ、1月に発表した「ポスト1300年祭」など五つの将来構想案にも重点を置く考えを示した。
「首長職の多選は弊害がある。2期で仕事を仕上げるのが望ましい」と述べ、2期目を区切りとする考えも示唆した。
荒井氏は旧運輸省出身。海上保安庁長官を経て、2001年の参院選奈良選挙区に自民から立候補し、初当選。任期途中の07年4月の知事選で自民、公明の推薦を受けて初当選した。
■「検討」「支援」「対立」
◇各党の反応
荒井氏は、各政党に自ら推薦を求めることはしない方針を示した。
民主党県連は、県議団が荒井県政を検討し、成果の芳しくない部分もあると分析。近く県連で選挙対策会議を開いて対応を議論するという。藤野良次幹事長は「荒井氏が自民の推薦を得るなら、我々は県民へ選択肢を示さねばならない。今回、県民党を掲げるとされていることも判断材料にし、年内には結論を出す」という。
自民党県連は、推薦いかんにかかわらず荒井氏を支援する方針。安井宏一幹事長は「大きな失政はなく、県民の支持もある。同じ自民党として頑張ってきた人で、再選に向けた立候補に異論はない」と述べた。
公明党県本部は「推薦は白紙の状態。4年間の実績を分析し、2期目に向けた政見や政策を見た上で判断したい」(事務局)とコメントした。
共産党県委員会は、対立候補を擁立する方針。沢田博委員長は「広域連合不参加などは我々と一致しているが、県民間の格差是正や暮らしの負担軽減にこたえてくれていない。早急に候補者選考を進める」と話した。
社民党県連合の梶川虔二幹事長は「荒井氏は医療問題などにしっかり取り組んでいるが、党としての対応はこれから検討していく」と述べた。
____________________________
■「地域雇用創出 大きな課題」 知事
会見での主なやりとりは次の通り。
――決意した経緯は
1期目の大きな役割は平城遷都1300年祭の成功で、(8日の記念)祝典は一番大きな仕事だった。無事に済んでほっとしている中、いくつかの関係団体から推薦状が届き始めた。急きょ真剣に考え、決意した。
――どういう公約を訴えたいか
リーマン・ショック以降、県内の経済が弱まり、地域雇用の創出が大きな課題。成功裏に推移している1300年祭を一過性のものにしない意味でも、奈良らしい観光の構築もチャレンジングな仕事として残っている。
――就任時の公約でできたこと、できなかったことは
できたことは、1300年祭の成功に向けて閣議了解や募金集めなど準備を進め、予想外の人が来てくれたこと。できなかったのは県内就職率が依然として低いこと。
――政党推薦は
党派からの中立が望ましいという基本に立ち、支持推薦をこちらから求めることはない。申し出があった場合は関係者と相談して決めたい。
1098
:
チバQ
:2010/10/27(水) 23:23:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010272128008-n1.htm
大阪維新VS既存政党 統一地方選へ対決、困惑、様子見…。 (1/2ページ)
2010.10.27 21:25
来年4月の統一地方選まであと半年となる中、大阪府では、橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」(維新)の動向を、既存政党が複雑な思いを持って注視している。橋下氏の人気を後ろ盾とする維新は、平成17年の「小泉郵政選挙」さながらに、主張を「大阪都構想の是非」一本に絞り、地方選としては異例の戦術を展開。抵抗勢力ととらえられかねない既存政党には、対決姿勢を前面に打ち出す動きがある一方、未経験の構図に困惑も広がっている。
■攻勢
「今の日本の政党は選挙に受かるための互助組織になっている」。今月13日、大阪市内で開かれた維新を支援する学生組織の発足式。橋下氏は、詰めかけた若者らを前に、既存政党を強く批判した。
自民党を離れた地方議員らで構成する維新の現有勢力は、大阪府議会(定数112)で29人、大阪市議会(同88)では13人。維新は統一選で攻勢をかけ、府議会と大阪市議会、政令市の堺市議会で過半数を握ることを大目標に掲げる。
「沈み行く“大阪丸”の都市制度を一度壊し、大阪都として再生させるしかない」。橋下氏は、府内各地で開く維新のタウンミーティングで、こんな論旨で有権者に迫る。維新は近く、街宣活動も始める予定だ。
■対決姿勢
「維新の会こそ統一選限定の選挙互助会。政策ではなく票でつながっているだけだ」。自民党府連幹部は憤りをみせるが、昨年の堺市長選、今年行われた2つの大阪市議補選で連敗を喫しているだけに、維新の破壊力は認めざるをえない。
自民府連は、維新への大量流出で生まれた空白区に、初の公募を行ってでも“刺客”を立てる方針を示した。だが、府連の谷川秀善会長は「もともと政策の大きな違いはない」と全面対決に困惑ものぞかせる。
民主党も、17日に大阪入りした岡田克也幹事長が、街頭演説で「(維新とは)大いに競い合っていく」と対決姿勢を鮮明にした。支持母体の連合大阪は「橋下知事の改革はきわめて危険。地域政党の伸長は許さない」との立場だ。
ただ、もともと地方選レベルで強固な地盤を持つ民主議員は多くない。民主府連幹部は政策についても「同じ党でも自治体が違えば利害が対立することもある。選挙戦を通じ、候補者が訴えていくしかない」と話す。
また、府議会で橋下氏と常に対立する共産党は、全面対決の姿勢を崩さない。
■様子見も
一方、支持母体の創価学会を軸に、地方選で固い地盤を誇る公明党。府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は「橋下氏とは別の地方主権の形を持っているが、維新の問題提起に敵対する考えはない」と一定の理解を示す。長年、府や大阪市の与党会派を担ってきた経緯があり、選挙後の議会での主導権もにらみ、しばらくは様子見の構えだ。
維新が連携に向け、協議しているみんなの党の江田憲司幹事長は「橋下知事の大阪都構想と、その先にある関西州構想というのは、われわれの地域主権型道州制と合致する」と主張。統一選に向け、連携の幅が広がる可能性もありそうだ。
1099
:
チバQ
:2010/10/28(木) 23:39:43
http://www.sankei-kansai.com/2010/10/28/20101028-045297.php
「大阪都」是か非か 維新の会異例の"一点突破"戦術 来春の統一地方選
来年4月の統一地方選まであと半年となる中、大阪府では、橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」(維新)の動向を、既存政党が複雑な思いを持って注視している。橋下氏の人気を後ろ盾とする維新は、平成17年の「小泉郵政選挙」さながらに、主張を「大阪都構想の是非」一本に絞り、地方選としては異例の戦術を展開。抵抗勢力ととらえられかねない既存政党には、対決姿勢を前面に打ち出す動きがある一方、未経験の構図に困惑も広がっている。
街宣活動で攻勢へ
「今の日本の政党は選挙に受かるための互助組織になっている」。今月13日、大阪市内で開かれた維新を支援する学生組織の発足式。橋下氏は、詰めかけた若者らを前に、既存政党を強く批判した。
自民党を離れた地方議員らで構成する維新の現有勢力は、大阪府議会(定数112)で29人、大阪市議会(同88)では13人。維新は統一選で攻勢をかけ、府議会と大阪市議会、政令市の堺市議会で過半数を握ることを大目標に掲げる。
「沈み行く“大阪丸”の都市制度を一度壊し、大阪都として再生させるしかない」。橋下氏は、府内各地で開く維新のタウンミーティングで、こんな論旨で有権者に迫る。維新は近く、街宣活動も始める予定だ。
全面対決に困惑も
「維新の会こそ統一選限定の選挙互助会。政策ではなく票でつながっているだけだ」。自民党府連幹部は憤りをみせるが、昨年の堺市長選、今年行われた2つの大阪市議補選で連敗を喫しているだけに、維新の破壊力は認めざるをえない。
自民府連は、維新への大量流出で生まれた空白区に、初の公募を行ってでも“刺客”を立てる方針を示した。だが、府連会長の谷川秀善参院議員は「もともと政策の大きな違いはない」と全面対決に困惑ものぞかせる。
民主党も、17日に大阪入りした岡田克也幹事長が、街頭演説で「(維新とは)大いに競い合っていく」と対決姿勢を鮮明にした。支持母体の連合大阪は「橋下知事の改革はきわめて危険。地域政党の伸長は許さない」との立場だ。
ただ、もともと地方選レベルで強固な地盤を持つ民主議員は多くない。民主府連幹部は政策についても「同じ党でも自治体が違えば利害が対立することもある。選挙戦を通じ、候補者が訴えていくしかない」と話す。
また、府議会で橋下氏と常に対立する共産党は、全面対決の姿勢を崩さない。
敵対はせず様子見
一方、支持母体の創価学会を軸に、地方選で固い地盤を誇る公明党。府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は「橋下氏とは別の地方主権の形を持っているが、維新の問題提起に敵対する考えはない」と一定の理解を示す。長年、府や大阪市の与党会派を担ってきた経緯があり、選挙後の議会での主導権もにらみ、しばらくは様子見の構えだ。
維新が連携に向け協議しているみんなの党の江田憲司幹事長は「橋下知事の大阪都構想と、その先にある関西州構想というのは、われわれの地域主権型道州制と合致する」と主張。統一選に向け、連携の幅が広がる可能性もありそうだ。
(2010年10月28日 08:47)
1100
:
チバQ
:2010/10/28(木) 23:40:21
http://www.sankei-kansai.com/2010/10/28/20101028-045294.php
大阪府議会、定数削減案を否決
大阪維新の会が提案していた大阪府議会の定数を現行の112から88に削減する条例改正案は27日、府議会本会議で、賛成少数で否決された。自民、民主、公明、共産など各会派からは「一票の格差が拡大する」「選挙向けのパフォーマンス」と批判が噴出。わずか1日の審議での否決だったが、維新の会代表の橋下徹知事は「府民の皆さんにも考えてもらうきっかけになる」と語った。
改正案は、人口10万人あたり議員1人にすべきだと主張する維新の会が、議員提案した。改正で一票の格差が拡大することなどが問題視されたが、この日、維新の会は「まず総定数を削減することを優先すべきで、その後、一票の格差を解消したらよい」と説明。将来的には選挙区を全域1区にする「大選挙区制」の導入にも言及した。
一方、自民、民主、公明は議員数を減らすことには賛意を示したが、維新案にはそろって反対した。
(2010年10月28日 08:44)
1101
:
チバQ
:2010/10/28(木) 23:47:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101027-OYT1T00025.htm
平松・大阪市長と自民会派、「反橋下」で共闘か
民主党の推薦で当選した大阪市の平松邦夫市長が来月開く政治資金パーティーに、野党会派の自民党市議団幹事長が、会派を代表して初めて出席することを決めた。
平松市長と自民会派は、大阪府の橋下徹知事が掲げる「大阪都構想」に反対しており、橋下知事を代表とする地域政党「大阪維新の会」との激突が予想される来年の統一選や大阪市長選に向けて、共闘するための布石との見方がある。
平松市長のパーティーは11月8日、大阪市内のホテルで開催される。関係者によると、2期目をにらんだ基盤づくりが狙いで、招待状は民主、自民、公明各党の大阪市議らに送られたという。
2007年の市長選で、自民党は公明党とともに現職を推薦し、新人だった平松市長に敗れた経緯があり、市議会会派としてのパーティー出席は見送ってきた。しかし、今年に入り、橋下知事が都構想を打ち出して以降、自民会派の11人が離脱して維新の会に合流するなど党勢は急速に衰退。来春の統一選では維新の会との正面対決は不可避で、危機感を強めている。
(2010年10月27日09時16分 読売新聞)
1102
:
チバQ
:2010/10/29(金) 00:11:44
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101028ddn003010035000c.html
クローズアップ2010:関西広域連合12月発足 地方分権、試金石
◇国と対抗、主導権狙う
12月初旬にも誕生する全国初の行政組織「関西広域連合」。「地方分権は関西から」の掛け声に集まった7府県は、防災や観光など、それぞれが抱える課題に取り組む。一方で、将来的に港湾、河川、道路の一元管理・運営などにも広げ、国から成長戦略の主導権を奪う「宣戦布告」とも取れるシナリオを描く。関西広域連合は地方分権推進の突破口になるのか−−。【堀文彦、佐藤慶、福田隆】
行政連携の意味合いが強い広域連合は、府県の再編を伴う「道州制」と比べてインパクトに欠けるとの指摘もある。それでも、道州制論者の橋下徹・大阪府知事でさえ「(国の権限の)受け皿の体制を作れば、(権限移譲を拒む)霞が関の言い訳をはね返せる」と評価する。
広域連合では、設立案の「順次拡充する事務」の中で、関西3空港(関西国際、大阪、神戸)や大阪湾沿岸部の阪神港の一元運営、国道・河川の整備・管理などを列挙した。こうした開発分野は、国の成長戦略と密接に絡んでおり、「地方が主導権を握る」との意思表示と取れる。
さらに、参加知事の中には、広域連合を通すことで地元の課題を「関西全体のテーマ」とし、国を巻き込んだ政策論争に持ち込みたい思惑も垣間見える。ダム、河川行政で先駆的な取り組みを進める滋賀県の嘉田由紀子知事は、琵琶湖・淀川の流域管理を広域連合で担う事務に格上げしたい考えだ。
議会では「上下流で利害が対立する治水問題をどう解決するのか」との疑問もくすぶるが、「県境や縦割り行政を越えた流域管理の仕組みを提示したい」と意欲を見せる。
当初、広域連合参加について議会を中心に慎重論が根強かった鳥取県では、平井伸治知事が観光分野での連携をメリットに挙げることで議会の賛同を取り付けた。
山陰海岸は世界的に貴重な地質遺産を持つ自然公園「世界ジオパーク」として国内4例目の認定を受け、同県は「『観光の目玉』としてPRしたい」としている。
平井知事は山陰海岸が連なる兵庫、京都の知事に、広域連合の中で観光分野のテーマに取り上げるよう打診している。ジオパークをてこに「関西の中で一定の地位を占めたい」と意気込む。
1103
:
チバQ
:2010/10/29(金) 00:12:01
◇道州制には警戒感
広域連合と道州制は、広域的な行政課題に取り組む機能では一致しているが、法的位置付けや自治体再編の有無などで大きく異なる。
広域連合は、参加自治体と各議会が同意し、総務省に申請すれば設立できる。現行制度の下で分権改革を進める現実的な手段として期待されており、将来的には国の出先機関からの事務移譲なども受ける。総務省によると、都道府県ごとにすべての市町村が参加する後期高齢者医療広域連合など、全国で113団体(09年4月1日現在)が設置されている。
一方、道州制は都道府県を解消し、複数のブロック別の「道」や「州」に再編する。しかし、実現には立法化が必要であるため、多くの国会議員を巻き込んだ国民的な議論が必要で、地域のニーズだけでは実現できない。さらに、都道府県や市町村の枠組み変更につながり、「道・州知事」に強大な権限が集まる可能性があることから、慎重論が根強い。
関西広域連合の設立にあたり、各議会で「道州制にはつながらない」との付帯決議が続出した背景には、そうした道州制の「もろ刃の剣」的な要素に加え、道州制論者の橋下徹・大阪府知事が主導権を握ることへ警戒がある。
◇ドクターヘリ、観光で期待 不参加の奈良県「費用増」
関西広域連合では防災、観光・文化振興など7分野の事務を共同実施する。市町村と違い、行政サービスは住民への恩恵が見えにくい。だが比較的分かりやすいのが、ドクターヘリの広域運航だ。
2府5県では現在、大阪、和歌山が各1機、京都、兵庫、鳥取3府県で1機の計3機を導入、他県は、ヘリを持つ府県との共同利用や、防災ヘリで補うなどしている。計画では今後3年間で、3機を広域連合に移管。同一府県内で複数案件が発生した場合でも、3機を弾力的に運用して対応するという。
運航委託費や医師・看護師の人件費など1機当たり約2億円の年間経費がかかるが、利用に応じて負担することで、利用頻度の低い府県からも理解を得た。現在、飛行対象になっていない徳島西部などもカバーできるよう検討する。
観光でも効果が期待されている。関西は観光資源に恵まれながら、中国からの訪日観光客などの滞在時間が短く、業界から「関西全体での発信力が弱い」などと指摘されている。この課題を克服するため、広域連合は食や歴史などのテーマごとに関西全体で観光ルートを設定するほか、広域的に活動できる通訳制度の創設、連合長による海外トップセールスの実施も視野に入れている。
一方、近畿で唯一、不参加を決めた奈良県。ドクターヘリを導入していない同県は現在、大阪、和歌山と協定を結び、1回の出動当たり約30万円を支出。09年度の出動回数は15件と少なく、年間の支払額は約480万円。荒井正吾・奈良県知事は県議会で「広域連合に参加した場合、費用が数千万円になる可能性がある」と説明。観光についても「(広域連合に入ると)奈良が小さく扱われる懸念がある。独自で発信する方が効果的」と不信感を示している。
1104
:
チバQ
:2010/10/29(金) 22:43:17
>>612
とか
http://www.nara-np.co.jp/20101029101526.html
会長不在の自民県連 - 居座る米田代行2010年10月29日 奈良新聞
あと5か月余に迫った統一地方選に向け、主要各党が次々と公認候補を決めるなど臨戦態勢に入っているが、参院選県選挙区で屈辱的な3連敗を喫した自民党県連は、米田忠則会長代行らの責任が問われるなかで、いまだに会長不在の状態が続いており、党員・支持者が危機感を募らせている。県連組織を事実上分裂、弱体化させた米田氏が、代行職に居座り続けているため、抜本的な体制一新ができない状態だ。あす30日午後2時30分から、奈良市登大路町の県文化会館で、総務会(神田加津代会長)が開かれ、新会長の選出方法が協議されるが、県議選に向けた現職の公認や空白区への新人擁立など、党を挙げての緊急課題もあり、新体制づくりが急がれる。
参院選で全国的に惨敗した民主党は、統一選に向けた取り組みを加速させている。同党県連(代表・滝実衆院議員)は任期満了に伴う代表選びも、滝氏の続投を決め、30日の臨時大会で正式に決定する。すでに県議選の候補者も現職9人のほか新人6人の公認を決め、残る空白区での人選を進めている。
公明、共産両党も公認を発表しており、すでに選挙態勢に入っている。
公認作業ができない自民党は、現職、新人ともに独自に選挙準備を進め、各人各様の「バラバラ」の状態。現執行部を占めている県議会は3派に分裂しており、組織としての機能を失ったままだ。
一部に「会長不在の現行体制のままで県議選を戦い、当選した新しいメンバーで新体制を」といった“的はずれ”の意見もあるが、「新会長を早急に選び、新体制のもとで戦うべき」と反発する声が大きい。
新人の公募の問題を含め実際の公認作業、そして誰が公認を決めるのか、プロセスが全く見えない。「参院選敗北で責任を取るべき米田代行や安井宏一幹事長が決めるのはおかしい」とする常識論が出ているほか、自民党が全国的な立ち直りを見せるなかで「県民の心を打つ自分の言葉で語れることのできるリーダーを選出し、組織を立て直して、県議選だけでなく国政選挙につなげてほしい」とする声が党内有力者から高まっている。
県議会(定数44)で自民党籍の議員は過半数の24人いるが、2年前に7人が別れて「自民党改革」グループに、今年になって参院選前に「自民党未来」として3人が去った。このため党本流所属県議は14人になり、3会派に分裂している。その要因は、党県議団長の米田氏の政治姿勢や政治手法という。選挙前に「改革」グループとの合流の機会がありながら、米田氏の一存で門前払いしたことも明らかになっている。
県連会長だった田野瀬良太郎衆院議員は当時、党総務会長の要職にあり、先の参院選は実質的に会長代行の米田氏をはじめとした執行部が指揮を執る形になった。ところが全国で自民党が大勝したにもかかわらず、県選挙区は敗北。県連としての機能を果たさず、個々の県議らが独自の選挙活動を行っていた。
他党が公認候補を決め、すでに“選挙運動”を始めているだけに、自民党の立ち上がりがの遅れが目立つ。現職の公認や新旧交代、すでに立候補に向けて動いている新人の公認はどうするのか。また出馬を迷っている現職への対応や空白区となっている御所市(定数1)をどうするのかなど、県連が即断すべき問題は多い。
それだけに「9月6日に総務会を開いてから50日以上も過ぎて、会合を開くのは意図的に現体制の継続を狙っているのではないか」との観測から、「このままでは党県連の再建はできない。速やかに新会長を決め、統一選のスタートをしてほしい」と、党員らから悲鳴にも似た声が上がっている。
30日の総務会で、会長選任の具体的なスケジュールを示せるかどうか。公認問題などもあることから、早期に新会長を決定して、新しい体制を作りたいところだが、先延ばしを狙う一部勢力もあり、予断を許さない。
1105
:
チバQ
:2010/10/29(金) 22:43:35
【解説】
もう時間がない。
自民党県連の再建は、現執行部が総辞職することだ。選挙に負けて100日以上も経過しているのに、責任を取るべき執行部がグズグズしているから、いつまでたっても新体制ができない。
特に会長代行の米田忠則氏と幹事長の安井宏一氏は責任をあいまいにし、「米田氏ら現執行部のままで行こう」という姿勢がありありで、自分の選挙のために地位に恋々としているとしか思えない。
来春の統一選の告示まで5か月だ。公募するにも時間がない。まさか参院選敗北の責任者である米田、安井の両氏が県議選候補の公認を決めようとしているのではあるまい。
全国で民主党が退潮ムードにあり、自民党が立ち直りつつあるなかで、県連は何をしているのか。民主党県連は、県議会の自民党の過半数を阻止するため、すでに15人の公認候補を決定している。自民党は現職が全員当選するとでも思っているのか。
新会長を党員、党友で選挙し、早急に選ぶべき。今になって「時間がない」などと弁解するなら、「現執行部ありき」を仕組んだと言えよう。
(論説委員・武智功)
1106
:
チバQ
:2010/10/30(土) 15:51:26
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101030ddlk28010429000c.html
選挙:尼崎市長選 吉岡市議が立候補表明 「国へ意見主張」 /兵庫
任期満了に伴う尼崎市長選(11月14日告示、21日投開票)に29日、市議の吉岡健一郎氏(50)が無所属で立候補する意向を表明した。吉岡氏は「地方の意見を強く主張し、国の制度を変えていくことが、首長の第一の仕事」と話した。政党の推薦は受けない方針。
同市出身で、中学、高校、大学と関西学院を卒業。カメラ販売会社で約8年勤務した後、尼崎中央商店街にある父経営のカメラ店に入社し、社長を務めた。05年の市議選で初当選し現在2期目で、市議会では、会派に属していない。
白井文市長による現在の市政運営については、「財政再建などの方向性は是とするが、手法については是々非々の立場。幅広い市民の意見を、計画段階から取り入れてきたかは疑問だ」と述べた。
また「市役所のリニューアルが必要」として、縦割りではない、横断的な組織の必要性を強調。市の魅力を発信するための政策や、商店街の活性化にも力を入れるという。
同市長選には、前県議の稲村和美氏(37)と、市議の土田裕史氏(31)、共産党推薦の徳田稔氏(63)が既に立候補を表明している。【大沢瑞季】
〔阪神版〕
1107
:
名無しさん
:2010/10/31(日) 19:07:24
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce
1108
:
チバQ
:2010/10/31(日) 22:35:41
>>1085
>>1090-1092
予想外に自民系がとりました
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010103190222604.html
栗東市長に野村氏初当選
2010年10月31日 22時26分
滋賀県栗東市長選は31日投開票され、無所属新人で元市議の野村昌弘氏(44)=自民推薦、公明支持=が、いずれも無所属新人で元市議の馬場美代子氏(65)=共産推薦=、前副市長の中村洋三氏(62)=民主推薦、社民支持=を破り、初当選した。
2期務めた国松正一市長(63)が引退し、8年ぶりに新市長が誕生。3年前に中止となった新幹線新駅計画の跡地問題や危機的な財政難など、新駅中止後の街づくりが争点となった。
(中日新聞)
1109
:
チバQ
:2010/11/01(月) 00:06:51
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101031000123
栗東市長に野村昌弘氏 市政継承訴え初当選印刷用画面を開く
任期満了に伴う栗東市長選は31日投票、即日開票され、無所属新人で前栗東市議の野村昌弘氏(44)=自民推薦、公明支持=が、いずれも無所属新人で前副市長の中村洋三氏(62)=民主推薦、社民支持=、前栗東市議の馬場美代子氏(65)=共産推薦=を大差で破り、初当選した。
2期務めた国松正一市長が引退するため、新人3人による激しい選挙となり、国松市政の継承を訴えた野村氏が制した。
野村氏は「官から民へ さらに前進」をスローガンに掲げた。民間の幼稚・保育園を増やすことによる待機児童の解消や市の事業の民間委託拡大などを重点公約に、商工関係者らの支援を受け、京阪神などから移り住んだ新住民を含め幅広い層に支持を広げた。
中村氏は、県と国との関係改善を前面に出し、市役所改革や中学校給食の復活など、国松市政からの一部転換を訴えたが、支持を広げられなかった。
馬場氏は、福祉を充実させることや、新中学の建設などを訴えたが及ばなかった。
当日の有権者数は4万7649人。投票率は44・69%で、過去最低だった前々回の2002年を7・26ポイント下回った。
▽開票結果(開票率95・3%)
当 10,500 野村 昌弘 無新
6,300 中村 洋三 無新
3,500 馬場美代子 無新
・野村昌弘氏(のむら・まさひろ)守山高卒。1995年から4期、栗東町議・市議を務めた。2006年栗東青年会議所副理事長、07年市議会議長を歴任した。会社役員。44歳。栗東市安養寺5丁目。
【 2010年10月31日 23時39分 】
1110
:
名無しさん
:2010/11/01(月) 01:58:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010110100007
自民京都府議のポスター破る=民主立候補予定の男逮捕−府警
自民党の小巻實司京都府議の政治活動用ポスターをはがし、破ったとして、京都府警七条署は31日、器物損壊容疑で、自称家業手伝い名引直寿容疑者(53)=京都市下京区西七条南東野町=を現行犯逮捕した。「ポスターを捨てるつもりはなく、はがしただけだ」と話しているという。
同署などによると、名引容疑者は来春の府議選で小巻府議と同じ選挙区から民主党公認で立候補を予定。8月以降、同じ場所で同様の被害が相次ぎ、警戒していた同署員が目撃したという。
逮捕容疑は31日午後7時半ごろ、同容疑者宅近くの空き地のフェンスに張られた小巻府議と伊吹文明元自民幹事長の顔写真が載ったポスター4枚を、傘ではがして破った疑い。(2010/11/01-01:12)
1111
:
名無しさん
:2010/11/01(月) 10:01:50
>>1110
京都1区か?
1112
:
チバQ
:2010/11/01(月) 20:50:15
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/101101/shg1011010310000-n1.htm
滋賀・栗東市長選 野村氏歓喜の初当選 若さ前面、働く世代から支持
2010.11.1 03:09
このニュースのトピックス:選挙・滋賀
■投票率5割下回る
栗東市長選が31日、投開票され、無所属新人の元市議、野村昌弘氏(44)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で、元市議の馬場美代子氏(65)=共産推薦=と、元副市長、中村洋三氏(62)=民主推薦、社民支持=の2人を破り、初当選を果たした。野村氏は若さを前面に出し、徹底的な行政のムダ排除や企業誘致などを掲げ、働く世代を中心に支持を伸ばした。当日有権者数は4万7649人、投票率は44・69%(前回63・93%)だった。
◇
栗東市安養寺の選挙事務所では、開票前から支持者らが集まった。「当選確実」の一報が流れると、拍手と歓声がわき起こった。野村氏が姿を見せると、ムードは最高潮になり、支持者らと「バンザイ」し、喜びを爆発させた。
野村氏は「みなさま、ご支援どうもありがとうございました。栗東のためにがんばります」などと述べ、決意を新たにした。
栗東市では、市が推進した新幹線新駅建設を中止した嘉田県政との間にしこりが残っていたが、野村氏は選挙中、あえて「県や国とは是々非々で臨む」と独自色を強調。新駅予定地跡の企業誘致で、逼迫(ひっぱく)した財政を立て直すことや、事業仕分けで行政のムダをなくすことをアピールするなど、44歳という若さとやる気を押し出した主張を展開し、同世代を中心とした勤労層などの支持を固めた。
一方、中村氏は「県や国との良好な関係」を重視したが、現在の国松正一市長の市政で副市長を務めたこともあり、新鮮さに欠けた。馬場氏は共産支持層以外に浸透しきれなかった。
◇
◇栗東市長選
開票率 60%
当 6000 野村 昌弘 無新 【自】
3900 中村 洋三 無新 【民】【社】
3000 馬場美代子 無新 【共】
1113
:
チバQ
:2010/11/01(月) 23:48:36
http://mainichi.jp/area/nara/news/20101101ddlk29010208000c.html
民主県連:来春の知事選候補に数人 /奈良
民主党県連(滝実代表)は31日、奈良市内で選対本部会議を開き、来春の知事選の候補を数人リストアップしていることを明らかにした。知事選には現職の荒井正吾知事のみが立候補を表明しており、同党は独自候補擁立を含め対応を検討している。
今後、同党県連幹部が面談し、年内をめどに政策面、知名度などの点から判断する。同日選となる県議選でも、複数または単独の候補擁立を目指す生駒市、大和高田市、五條市、桜井市の各選挙区について、公募実施も視野に擁立作業を進めることも決めた。
自治体や各種団体の陳情・要望を受け付ける「地域戦略会議」も開催。宇陀市と同市議会から出された「合併による流域下水道の都道府県管理の法改正」1件を、重点項目として党本部に伝えることを決めた。【阿部亮介】
1114
:
チバQ
:2010/11/01(月) 23:56:41
さすが谷川 言うことがすげえ
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101101-OYT1T00262.htm
「維新の会ぶっつぶす」自民大阪府連会長
大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」について、谷川秀善・自民党大阪府連会長(参院議員)は、31日の府連大会で、「知事の独裁手法では大阪は決して良くならない。何が何でも維新の会をぶっつぶす」と述べ、来春の統一選で全面対決する決意を示した。
同府連は9月、自民党籍を持ったまま維新の会に参加していた府議と大阪、堺両市議計40人に集団離党されており、谷川会長は「府連始まって以来の大変な状況だ。統一選で負けたら、府連は間違いなくつぶれる」と危機感をあらわにした。
集団離党で「自民空白区」となった選挙区に公募候補らを擁立する考えも示し、「知事の手法は間違っている。しっかり打撃を与えることが大事」と強調した。
(2010年11月1日10時27分 読売新聞)
1115
:
チバQ
:2010/11/01(月) 23:57:31
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201011010018.html
維新の会へ「逆刺客」 自民大阪、知事と決別 統一選2010年11月1日
自民党大阪府連は31日、大阪市内で定期大会を開き、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)が来春の統一地方選で候補を擁立する府議、大阪・堺両市議の選挙区に独自候補の「逆刺客」を送る方針を決めた。知事選で支援し、毎年招待してきた橋下知事はこの日招かず、谷川秀善府連会長は「維新の会をぶっ潰(つぶ)す」と知事との決別を宣言した。府連は統一地方選に向け、第一弾として公認・推薦候補80人を発表した。
大会には府内選出の国会議員や地方議員ら約600人が出席。維新の会に参加するため大阪市議ら約40人が9月に集団離党したこともあり、参加者からは「維新の会と血みどろの戦いを迎える」などの発言が相次いだ。谷川会長はあいさつで「統一選で(自民党が)大変なことになったら府連は間違いなくつぶれる」と話した。
役員会では、離党の影響などで同党の議員がいない約50の「空白区」で12月以降、統一選で初の公募もすると決めた。
一方、維新の会も30日に2次公認20人を決定。国土交通省の元キャリア官僚を府議選で自民党府連幹事長と同じ選挙区に公認するなど、「刺客」擁立を進めている。公認候補は1次とあわせて計100人となり、府議選、大阪・堺両市議選での過半数獲得を目標に、さらに50人程度擁立する方針。
橋下知事は31日、訪問先の上海で報道陣に「激烈な戦いになる。府民が政策で判断する選挙になれば」と述べた。(池尻和生、坪倉由佳子)
1116
:
名無しさん
:2010/11/02(火) 01:24:05
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce
1117
:
名無しさん
:2010/11/02(火) 03:54:16
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20101101/CK2010110102000101.html?ref=rank
【三重】
来春知事選 「野呂氏は難しい」
2010年11月1日
公明党副代表の坂口力衆院議員は31日、津市内であった党県本部大会後に記者団に、野呂昭彦知事の長男の覚せい剤取締法違反事件が、来年4月の知事選に向けた候補者選びに影響するとの見方を示した。
坂口氏は「長男は大人とはいえ、事件の印象はあまり良くない」と指摘。民主、自民両党から知事選の候補者選定で協力を求められていることを明かし「仮に両党とも新たな候補者擁立ができなくなっても、野呂知事に出てもらうのは難しいのでは」と述べた。
一方、公明党県本部の中川康洋代表は本紙の取材に「県本部として知事選への対応は白紙だ」と強調した。公明党は前回知事選で野呂知事を推薦した。
野呂知事は、この日の定期大会に来賓として招かれ「長男の事件でお騒がせして申し訳ない」と陳謝した。 (角雄記)
1118
:
名無しさん
:2010/11/02(火) 09:12:10
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201011010156.html
民主、惨敗に衝撃 自民は追い風実感 栗東市長選
2010年11月2日
敗北を受けて頭を下げる民主党の三日月大造衆院議員。右後方は落選した中村洋三氏=31日午後10時30分、栗東市手原1丁目
民主、自民、共産の3党激突の構図となった31日の栗東市長選は、自民推薦の前市議、野村昌弘氏(44)が、民主推薦の前副市長、中村洋三氏(62)を大差で破り初当選した。「これほど負けるとは」。県内の国会全議席を独占する「王国」での惨敗に、民主の衝撃は大きい。国政選挙で連戦連敗だった自民は息を吹き返した。菅政権の支持率が急落する中、来春の統一地方選に向けて各党の希望、不安が交錯する。
「われわれに対する国民のいらだちが影響したのは否めない」。31日夜、市内の事務所。中村氏落選の一報を受けた地元の衆院滋賀3区選出の三日月大造氏は、国政で風圧が強まる民主党への逆風を敗因に挙げた。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応や「政治とカネ」の問題などで、菅内閣の支持率は急落。民主への逆風は栗東にも吹き込んだ。「中村に入れたけど、民主に入れたわけではない」。栗東市選出の九里学県議は、ある有権者からそう言われた。選挙中、三日月氏ら国会議員が続々と応援に入る「空中戦」を演じたが、上滑りに終わった。
民主が支援した中村氏は、もともと自民が民主との相乗りを想定して、先に出馬を打診していた。しかし、来春の統一地方選をにらんで「対立軸を明確にしたい」(民主県連幹部)との思惑もあり、民主は最後まで「単独推薦」を譲らず、中村氏も自民サイドの再三の説得を断り民主に付いた。強気の戦略は、裏目に出た。
選挙が終わって、県連関係者からは反省の声が漏れる。「(市長選を)政争の具としたのは間違いだった」と言うのは、奥村展三代表。財政再建や新幹線新駅跡地、RD最終処分場など課題が山積しており、「解決のために全市一致で取り組まなくてはいけない時に、強引な選挙手法は市民の思いを受けとめていなかった」と言う。
統一地方選に向けて「民主党の現状から言って、不安はある」と、危機感を隠さなかった。
1119
:
名無しさん
:2010/11/02(火) 09:13:03
◇
中村事務所が落選に沈んでいた同じ夜、野村氏の事務所は大勝に喜びを爆発させた。詰めかけた支持者の中にはビールかけを始める人もいた。「負けていたら、自民党は息の根を止められていたかもしれない」。山本章市議は胸の内を明かした。
がけっぷちの選挙戦だった。昨年の衆院選、今年の参院選と立て続けに民主に敗れた。もう連敗は許されない。今回の市長選を来春の統一地方選の前哨戦と位置づけていた。
当初、白羽の矢を立てた中村氏は民主に付き、対抗の野村氏に推薦決定を出したのは告示5日前。出遅れ感は否めなかったが、選挙戦に入ると追い風を実感した。
「あちこち街宣で回っていると、すごい数の方がおいでくださった」。当選から一夜明けた1日、野村氏は朝日新聞の取材に語った。
県連も、組織を挙げて野村氏を支援した。栗東が属する第三選挙区支部以外の他支部からも栗東の知人を紹介してもらう「最近の首長選ではしたことがない」(県連幹部)力の入れよう。電話作戦で票を掘り起こした。
「民主党と相乗りしなくて、結果的に良かった」。栗東市選出の三浦治雄県議は振り返る。ただ、楽観もしていられない。「自民党への期待というより、民主党への猛烈な逆風が吹いた」と話すのは、県連の石田祐介幹事長。「自民党にもう一度まかせていいと思っていただけた結果ではない。風は半年もあれば変わってしまう」
1120
:
栃木都民
:2010/11/02(火) 17:01:54
>>1118
.1119
地力も無いのに政権与党になった事で、舞い上がって相乗り禁止なんて、現場がわからない頭でっかちの松下政経塾卒のアホウが考えたのだろう。
自民党を叩き潰すどころか、息を吹きかえさせている。
民主党は早く解散総選挙をして消えてなくなれ。
1121
:
チバQ
:2010/11/02(火) 20:53:20
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201011010156.html
民主、惨敗に衝撃 自民は追い風実感 栗東市長選
2010年11月2日
敗北を受けて頭を下げる民主党の三日月大造衆院議員。右後方は落選した中村洋三氏=31日午後10時30分、栗東市手原1丁目
民主、自民、共産の3党激突の構図となった31日の栗東市長選は、自民推薦の前市議、野村昌弘氏(44)が、民主推薦の前副市長、中村洋三氏(62)を大差で破り初当選した。「これほど負けるとは」。県内の国会全議席を独占する「王国」での惨敗に、民主の衝撃は大きい。国政選挙で連戦連敗だった自民は息を吹き返した。菅政権の支持率が急落する中、来春の統一地方選に向けて各党の希望、不安が交錯する。
「われわれに対する国民のいらだちが影響したのは否めない」。31日夜、市内の事務所。中村氏落選の一報を受けた地元の衆院滋賀3区選出の三日月大造氏は、国政で風圧が強まる民主党への逆風を敗因に挙げた。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応や「政治とカネ」の問題などで、菅内閣の支持率は急落。民主への逆風は栗東にも吹き込んだ。「中村に入れたけど、民主に入れたわけではない」。栗東市選出の九里学県議は、ある有権者からそう言われた。選挙中、三日月氏ら国会議員が続々と応援に入る「空中戦」を演じたが、上滑りに終わった。
民主が支援した中村氏は、もともと自民が民主との相乗りを想定して、先に出馬を打診していた。しかし、来春の統一地方選をにらんで「対立軸を明確にしたい」(民主県連幹部)との思惑もあり、民主は最後まで「単独推薦」を譲らず、中村氏も自民サイドの再三の説得を断り民主に付いた。強気の戦略は、裏目に出た。
選挙が終わって、県連関係者からは反省の声が漏れる。「(市長選を)政争の具としたのは間違いだった」と言うのは、奥村展三代表。財政再建や新幹線新駅跡地、RD最終処分場など課題が山積しており、「解決のために全市一致で取り組まなくてはいけない時に、強引な選挙手法は市民の思いを受けとめていなかった」と言う。
統一地方選に向けて「民主党の現状から言って、不安はある」と、危機感を隠さなかった。
◇
中村事務所が落選に沈んでいた同じ夜、野村氏の事務所は大勝に喜びを爆発させた。詰めかけた支持者の中にはビールかけを始める人もいた。「負けていたら、自民党は息の根を止められていたかもしれない」。山本章市議は胸の内を明かした。
がけっぷちの選挙戦だった。昨年の衆院選、今年の参院選と立て続けに民主に敗れた。もう連敗は許されない。今回の市長選を来春の統一地方選の前哨戦と位置づけていた。
当初、白羽の矢を立てた中村氏は民主に付き、対抗の野村氏に推薦決定を出したのは告示5日前。出遅れ感は否めなかったが、選挙戦に入ると追い風を実感した。
「あちこち街宣で回っていると、すごい数の方がおいでくださった」。当選から一夜明けた1日、野村氏は朝日新聞の取材に語った。
県連も、組織を挙げて野村氏を支援した。栗東が属する第三選挙区支部以外の他支部からも栗東の知人を紹介してもらう「最近の首長選ではしたことがない」(県連幹部)力の入れよう。電話作戦で票を掘り起こした。
「民主党と相乗りしなくて、結果的に良かった」。栗東市選出の三浦治雄県議は振り返る。ただ、楽観もしていられない。「自民党への期待というより、民主党への猛烈な逆風が吹いた」と話すのは、県連の石田祐介幹事長。「自民党にもう一度まかせていいと思っていただけた結果ではない。風は半年もあれば変わってしまう」
1122
:
チバQ
:2010/11/04(木) 00:54:04
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101103ddlk28010316000c.html
選挙:尼崎市長選 自民、候補擁立断念 10人に要請、断られ /兵庫
今月21日投開票の尼崎市長選で、自民党尼崎支部は2日、候補者の擁立を断念したことを明らかにした。自民系の市議や県議は、自由投票になる見通し。候補者を擁立できなかったことについて、泉原保二支部長は「候補者選定の時間が不足した。非常に残念で、責任を感じている」と話した。
9月中旬、白井文市長が3選不出馬を表明してから、市議会の保守系会派「新政会」は候補者擁立に動き出した。
当初、副市長に何度も出馬を要請したが、説得しきれなかった。次に、県議や市議に声をかけたが、いずれも出馬に踏み切れなかった。10月下旬には、市内在住の会社員が出馬に前向な姿勢を示し、県連に推薦依頼までしたが、直前に本人の事情で辞退。最終的に、県連主導で候補者擁立を目指したが、不調に終わった。
これまでに約10人に出馬を要請したが、すべて断られたことになる。新政会の寺本初己幹事長は「白井市長が3期目も出ると思っていて、準備が遅れた。私の読みが甘かった」と話している。泉原支部長は「市長選は残念な結果になったが、県議補選に集中したい」と語った。【大沢瑞季】
〔阪神版〕
1123
:
名無しさん
:2010/11/04(木) 05:09:28
>>1110
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/kyoto/101104/kyt1011040328000-n1.htm
自民ポスター破り男 民主公認を取り消し 京都
2010.11.4 03:28
自民党府議(70)の政治活動用ポスターをはがすなどしたとして、器物損壊容疑で、来春の同府議選で民主公認で立候補を予定していた衆院議員の伊吹文明氏の元秘書、名引直寿容疑者(53)が逮捕された事件で、民主党府連は3日、役員会を開き、名引容疑者の公認の取り消しを決定した。
府連によると、名引容疑者の犯行は悪質で、府民に不安を与えた責任は重大と判断。取り調べ中のため、名引容疑者と連絡がつかないままだが、重い処分に相当するとして公認取り消しにしたという。
1124
:
チバQ
:2010/11/06(土) 13:10:54
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/101106/20101106048.html
統一地方選へ燃える大阪 各党動き加速
2010年11月6日
来年4月の統一地方選挙に向けた各党の動きが大阪府内で活発になってきた。橋下徹知事が代表を務めるローカルパーティー大阪維新の会は17日の政治資金パーティーで2次公認候補を発表し、勢いを加速させる意向。維新の会への集団離党にじだんだを踏んだ自民党は20日から空白選挙区の候補選定を本格化させ、民主党も23日に岡田克也幹事長を迎えて士気を高めるなど大阪政界のボルテージが上がりつつある。
■ワン大阪VSワン関西
「何が何でも大阪維新の会をぶっつぶす」。10月31日の自民党府連大会で、会長の谷川秀善参院議員は党勢を減退させた維新の会を敵視し、「空いた選挙区は公募して候補を立てて戦う」と語気を強めた。
党府連は統一地方選の1次公認・推薦候補者80人を発表したが、大阪、堺市議選は計9選挙区が空白状態。府議選の大阪市内選挙区では14選挙区に候補擁立のめどが立っていないため、地域支部単位の自薦・他薦者を基に候補を選定、埋まらない選挙区は公募を開始する。
12月4日か5日には統一地方選マニフェストを発表し、「ワン大阪」の都構想を唱える維新の会に対抗する。
「偽物のマニフェストを作ってもあかん」と自民党の発表をけん制する維新の会幹事長の松井一郎府議は、同党が掲げる「ワン関西」を“抽象的”と酷評。10月29日に都構想の下地になった『大阪維新』著者の上山信一慶応大教授を講師に迎えて理論武装を図った。
17日の政治資金パーティーにお披露目する2次公認候補は20人に及び、「団結を深めて勢いを付ける」(松井府議)。
■“活”入れる
「維新の会みたいに最初から力を入れていたら(士気が)下りになる。来春のヤマ場に向けてどう盛り上がるか、その出発点が23日だ」と話すのは民主党府連幹事長の土師幸平府議。
公認候補140人を紹介する23日の政治資金パーティー前に党本部から岡田幹事長を迎えて勉強会を設定。「天下の情勢を語ってもらい、活力を入れてもらう」(土師府議)ことでボルテージを上げていく。
統一地方選まであと5カ月−。維新の会の橋下代表が連携を協議した渡辺喜美代表率いるみんなの党も大阪での動きを加速しつつある。「11月中には2〜3人の公認候補を発表したい」と党選対事務局長の山内康一衆院議員は語り、「どの選挙区に当てはめるか」について維新の会と情報交換する意向だ。
1125
:
チバQ
:2010/11/09(火) 00:16:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101108/plc1011082321028-n1.htm
平松大阪市長「自公候補応援も応じる」 来春の市議選
2010.11.8 23:18
大阪市の平松邦夫市長は8日、来春の統一地方選の市議選で、前回市長選で自身が推薦を受けた民主党以外に、対立候補を推薦した自民、公明両党の候補からも要請があれば選挙応援に応じる考えを明らかにした。「大阪市解体」を掲げて市議選で過半数獲得を目指す地域政党「大阪維新の会」(代表、橋下徹・大阪府知事)に対抗し、既存政党との“共闘”に踏み出した格好だ。
この日、同市内で開いた後援会主催の政治資金パーティーに出席した後、報道陣の取材に答えた。具体的な選挙応援の対応について、平松市長は「(選挙区ごとに)民主候補に相談したうえで、自公候補から要請があれば応じる」と述べた。
また、今回のパーティーでは、昨年出席した橋下知事に招待状を出さなかった一方、市議会野党の自民、公明両党の市議団幹事長が初めて出席した。
1126
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:08:06
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101028ddlk30010351000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/1 若者の流出 /和歌山
◇受け皿とミスマッチ
◇和大観光学部、県内就職2割
11月11日告示の知事選は、人口減の先を見据えた県政のリーダーを選ぶ選挙といえる。8月1日現在で推計人口が初めて100万人を割った和歌山県。1955年の国勢調査以降初、近畿2府4県でも唯一だ。私たちは少子高齢社会をどう生き抜けばいいのか。大台割れを契機に現状を報告し、“過疎先進県”の明日を考える。
議論は盛り上がっていた。「婚活プランは最後にメールアドレスの交換ができたらと思います」「それは面白いね。だけどこのプランは難しいよ」。和歌山市栄谷の和歌山大の教室で今月20日、旅行企画について話し合ったのは、観光学部の学生10人と和歌山市内の観光ホテル経営者。県が仲介して、学生とホテルが共同で旅行企画を考案する取り組みで、インターネットで実際に販売もする。同学部ならではの体験だ。
観光による地域の振興と再生を担う人材の育成を目的の一つに設立された観光学部。熊野古道など世界遺産を軸に「観光立県」を目指す県も08年4月、同大と相互連携協定を結び、人材育成を図る。今回の取り組みもその一環。県観光振興課の山西毅治課長は「マーケティングなど学んだ知識は将来的に県内の観光振興に生かしてほしい」と期待する。
しかし、県の思惑とは別に、多くの学生の目は県内に向いていない。観光学部は来春、08年度の開設以来初めての卒業生73人(見込み)を送り出す。だが、県内に本社を置く企業の内定を得たのは14人にとどまる。鉄道会社を除く観光関連業界には7人が就職する予定だが、うち県内は2人だけだ。
4年生の女子学生(21)は、東海地方に本社があるホテル運営会社の内定を得た。旅行業のゼミで学んだ知識をアピール材料に、旅行代理店やホテルなど約50社を受験したが、県内企業は選択肢にすらなかった。「規模や安定性、待遇とかを考えると、就職したいと思う会社がなかった」と話す。
大学全体では09年度に学部を卒業して就職した588人のうち、8割弱が県外を選んだ。同大学生支援課によると、学生の大企業志向が依然強いほか、インターネットの就職情報サイトに登録する県内企業が少ないのが遠因だという。また、県内の観光業界の場合、「家業のホテル・旅館ばかりで、幹部候補となる大卒の人材を採用する意欲がない」(観光業関係者)と指摘する声もある。実際、ある観光ホテルの社長は、「新しい感性を持っているだろうし、人材として面白いかもしれない。だけど大学の勉強がそのまま通用するわけではないし、現時点で採用予定はない」と話す。
学生の就職を担当する同学部の小畑力人教授は「せっかく人材を育てても、県内には雇用の受け皿がない」と嘆く。送り出す側と受け入れる側とはミスマッチしたままだ。【岸本桂司】
==============
◇メモ
和歌山大の09年度の学部卒業の就職者588人のうち、県外は446人。「就職率アップが主眼で、県内か県外かは意識していなかった」(同大学生支援課)ため、データは08年度を含め2年間しかない。県内大学卒業者の統計は、県も把握していない。一方、県内高校卒業者の県外への就職割合は03年度以降、上昇している。大阪府での就職が毎年最も多い。
1127
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:08:38
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101029ddlk30010340000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/2 買い物支援 /和歌山
◇過疎地のニーズ高く 採算課題、地元商店に影響も
田辺市龍神村の中心部から約30分。県道735号から更に細道を山奥に向かうと、三ツ又地区がある。13世帯の実質21人のうち65歳以上は16人、高齢化率は76%だ。その集会所に毎週金曜午前、住民が集まる。目当てはインターネットから生鮮食品などを注文し、宅配してくれる「ネットスーパー」だ。
牛乳、サラダ油、国産豚肉細切れ(2パック)……。「少なかったら悪いから今日は買おうかな」。22日。メモを持った小川ヨシさん(77)は楽しそうだ。「遠慮することはない。ほしいものだけでいいよ」。同市の集落支援員、永渕房夫さん(48)が応えた。
買い物が難しい過疎地の高齢者の支援に、県とスーパー・オークワ(本社・和歌山市)が9月末から始めた実験だ。約1万点を店頭価格で購入でき、「パビリオンシティ田辺店」(田辺市稲成町)から週1回宅配する。県と同市が09年度から市内の公共施設にパソコンを設置し、高齢者を対象に教室を開いたことが契機となった。実験する三ツ又など4地区合わせた高齢化率は約40%、典型的な過疎地でもある。高齢者がパソコンを使いこなすか、需要はあるか。検証すべき点は多い。オークワにとっても、商圏から遠い片道40〜70分強の4地区への配送費がかかるのに県補助はなく、採算がとれてビジネスとして確立するか課題が残る。
注文は、10月23日配達分までの計5回で62件、1回当たり平均12・4件。同6、7件を想定した県担当者の予想を上回る。中でも三ツ又は計24件と突出する。月・水・金に村中心部と1往復する市の通院用バス以外に、地区には公共交通機関がないのも一因だ。
小川さんは同地区に移り住んで53年。夫は03年に亡くなり、車はない。12月18日配達分でいったん終わる実験について、「今後もできたら」と願う。07年に脳梗塞(こうそく)で倒れた1人暮らしの久保住男さん(71)も同様だ。米10キロを注文した山本良市さん(87)も「腰が悪いから助かる」。異口同音、継続を希望する。
オークワは「過疎地域は今後も増えるため、どうすれば効率的にできるか考えたい」。一方で、村中心部で生鮮食品を扱う「ふれあいマートあだち」の安達宗一代表は「もし県事業として全地域に拡大するなら店をたたまねばならない。影響を考えてほしい」と話す。県は今後、実験結果を市町村に情報提供。「補助金を使わずに民間の力でできないか検討したい」としている。【山下貴史】
==============
◇メモ
総務省によると、65歳以上の人口割合を示す高齢化率は09年、26・7%で全国7位。施設入所者を除く一般世帯に占める1人暮らしの高齢者の世帯割合は05年、11・2%で全国3位。県が07年、当時の過疎法と山村振興法に基づき過疎対策などをする県内18市町村を調査したところ、市街地を除く547集落のうち、193集落で高齢化率が5割を超えていた。うち100集落には商店がなく、最寄りまでの距離は平均9・7キロだった。
1128
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:09:00
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101030ddlk30010342000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/3 鳥獣被害 /和歌山
◇高齢化の農村むしばむ 猟友会会員減少、対策が急務
つるの部分だけを残したサツマイモが畑に散らばる。「作っても自分では食べれん。食べるのはいつもサルや。こんな年寄りじゃ、追い払うこともできないしな」。日高川町平川で農業を営む女性(76)は、あちこちに掘り返された跡のある畑を見渡した。
県内の農村地域では過疎化が進む一方、サルやシカ、イノシシなど鳥獣による農作物の被害が、99年以降毎年約3億円前後に及んでいる。被害がひどいために生計を立てることをあきらめ、自給自足のためだけに耕作を続ける農家も、同町にはいる。その作物さえも被害に遭う。
町も手をこまぬいているわけではない。対策として地元の猟友会をメンバーにした「環境警備隊」を今春に発足した。メンバーは12人。合併前の旧3町村に分け、ペアを組んで定期的にパトロールして駆除や追い払い、個体数と被害状況の調査を続けている。
町によると、「定期的に見回ることで、学習能力のあるサルは隊員の姿を見ただけで逃げ出すようになり、効果が出始めている」と手応えを感じている。町内の猟友会会員は約200人。日高地域の中では比較的多く、威力を発揮している。
◇
しかし、隣接する印南町では事情が違う。猟友会の会員はわずか35人。40歳以下は4人で、50〜65歳以下が15人、65歳超が16人と高齢化も進んでいる。地域全体の人口減と高齢化も影を落とす。
町は、新たに猟銃免許を取得する人を対象に、手続き費用や猟銃購入費の一部などを補助する制度を、県内で初めて定めた。免許の新規取得には7万6400円が必要で、猟銃も新品で30万円程度する。今年は3人に制度を適用。さらに、別の申し込みや問い合わせもあるという。
ただ、猟友会の会員増は、容易ではない。印南町の湯川和幸・町産業課副課長は「一人前の狩猟者になるには平均で10年ぐらいかかると言われる」と説明。県猟友会事務局はさらに、「駆除は猟友会がやらねばならないが、警察は防犯上の観点から銃器の管理を厳格化しており、難しい面もある」と漏らす。警察との協力関係の構築もこれからだ。
後手に回った感が否めない人材育成。高齢化が進む農業を脅かす鳥獣被害への対策は急務だ。【山中尚登】
==============
◇メモ
県猟友会によると、現在、20〜30代の会員はわずか1%余り。60代以上が60%を占めている。最高齢は80代だ。若者離れについて、県猟友会事務局は、1日かけて山を駆け巡るハードな狩猟が、レジャーの多様化を背景に受け入れられなくなっているとも分析する。
1129
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:09:24
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101102ddlk30010402000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/4 少子化対策 /和歌山
◇第一歩は恋愛から 婚活、子育て 柔軟な支援必要
夕日に向かう2組のカップル。4人を乗せたヨットは、薄暮の海に滑り出した。先月23日、和歌山市のヨットハーバーにあるクラブハウスで開かれた婚活パーティーでは、成立したカップルへサンセットクルーズがプレゼントされた。「コ」の字形に向き合った20〜31歳の男女48人。それぞれの自己紹介に笑い声が上がり、3時間後に誕生した2組のカップルがプレゼントを手にした。
「少子化対策の第一歩は恋愛から」。担当者はそう言う。主催したのは和歌山市。事業費は県が全額補助した。労働環境や意識の変化を背景に、特に女性の未婚・晩婚化が進む同市は、「恋愛や結婚など子育ての前段階まで踏み込まなければ、少子化は止まらない」とみる。これまで、経済的負担の軽減や地域サービスの充実といった“正攻法”が中心だった県も、初めて婚活イベントに予算をつけた。
パーティーでカップルになった保健師の女性(28)は「地元で家庭を持ちたいが、職場に異性が少なく出会いがなかった」と話し、会社員の女性(23)も「合コンより雰囲気は硬いけど、行政が設けた場だと安心感がある」と歓迎する。応募者は男性25人に対し女性37人。担当者は「成果が見えにくく敬遠しがちだったが、潜在するニーズは想像以上」と手応えを感じている。
◇
もちろん婚活だけで少子化対策にはならない。県は、第3子以降の3歳未満の保育料を無料にする「紀州3人っこ施策」を08年度から始め、教育と保育を一体的に行う認定こども園も6カ所開設させた。女性の社会進出を支える施策を進める。
しかし、和歌山市で働く30代の女性は、「働く女性にとっては十分でない」と言う。例えば放課後に小学生を預かってくれる学童保育。同市内では小学校区52に対し62カ所設置されている。ただ、数は十分でも、午後7時まで預かってくれる適当な場所は、当時見つからなかった。仕事が定時に終わらないことも多いのが現実。母子家庭の彼女は3年前、長男の小学校入学に合わせ、条件を満たす学童保育を実施している自治体へ引っ越した。
女性は「子どもの成長によって刻々と変わるニーズに伴走してくれるような行政サービスを受けられたら」と願う。子育て家庭の交流サイトを運営する「AsMama(アズママ)」(本社・東京都)の甲田恵子社長も「ニーズに合わせて手助けできる柔軟性とスピードが行政には必要だ」と指摘する。【藤顕一郎】
==============
◇和歌山市の05年の未婚率を20年前と比べると、女性は20代後半が58・3%で31ポイント増、30代前半が31・7%で23ポイント増と急増している。男性の場合は、それぞれ68・5%で15ポイント増、43・8%で20ポイント増。女性の未婚化が特に目立つ。
1130
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:09:49
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101104ddlk30010180000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/5 移住 /和歌山
◇定着支える人の輪 高齢の過疎地に「若い力」
「『行けば何とかなるだろう』という甘い幻想は禁物」。移住者向けに8月に発行された県の「わかやま田舎暮らしマニュアル」は冒頭、現実を突きつける。交通事情の悪さ、医療機関までの距離、賃貸可能な空き家の少なさ。美しい自然にあこがれて移住しても、想像以上の大変さに去る人もいる。県過疎対策課は「不便さを知った上で、魅力を感じて住み続けてほしい」と言う。
◇
和歌山市中心部から車で約1時間の山間部・紀美野町。移住者が営むパン店やカフェには時に行列ができるほどの人気だ。11月に開店1周年を迎えるパン店「古民家工房 薪(まき)焼き石窯パン岳人」(同町箕六)もその一つ。経営者の川上武さん(39)も04年、大阪府岸和田市から妻子と移住した。
町役場の協力で古民家を探したが、傷んだ建物は修繕が必要で、職人に教わりながら自ら土壁を塗り直した。水道や風呂、トイレがなく、整備の出費もかさむ。看護師の妻(42)は町外に通勤し、長男(6)も手が掛かる。最寄りの店まで車で数十分。趣味の食べ歩きもできない。近くに親族もいない。孤立感が募った。開店のめどが立たず、収入を得るため道路工事などにも初めて従事した。「都会に戻ろうか」
揺れる気持ちを支えたのは、周囲の人たち。毎日「どうや」と声をかけに訪れる、パンを焼く石窯の材料の石を切る機械を貸す、薪の調達を手助けする……。先に移住した別のパン店の人たちも、相談に乗ってくれた。川上さんは「やっぱり人間ですよね」と語る。移住から5年。開店にこぎつけた。
町も地元の人による支援を重視する。移住者が入る地区では「世話人」を決める。各地区独特の寄り合いや冠婚葬祭のしきたりなどを教え、地域にとけ込む手助けをしている。
◇
県外からの移住者は09年度で76人。毎年数千人減る県人口と比べるとわずかだが、団塊世代までの「若い世代」が、高齢者ばかりの過疎地で暮らす意義は大きい。防災を担い、独居者を気遣う存在。道の掃除や草刈り、祭りの担い手としても期待される。
県は06年、移住の誘致を本格化し、相談から移住後の支援窓口まで一本化し、空き家の賃貸を促す制度なども整備。市町村や地元の人と協力する態勢作りにも力を注ぐ。
川上さんのように、周囲の支えが定住に結びつく。移住者と住民の橋渡しができるか。制度とともに、きめ細かな地域との連携に手腕が問われている。【久木田照子】
==============
◇メモ
県が移住促進を本格化させた06年以降、移住者は増加傾向にある。田舎暮らしセミナーを大阪市で月1回始めた09年度からは、相談・現地案内の件数とともにさらに増えている。また、移住者の7割超は近畿地方から。自然に恵まれた場所での子育てを望む30歳代が32・0%だが、退職後の60歳代以上も22・7%と多い。
1131
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:10:15
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101105ddlk30010320000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/6 公共交通の空白 /和歌山
◇高齢者の運転、事故多発 住民要望で乗り合いタクシー
四方を山に囲まれ、舗装された道路が延びる。バス停も駅も、ない。高野町湯川地区は公共交通の空白地区だ。高齢化率は79・5%。同地区など同町の空白地区10集落では今月中旬から、定められた経路を予約に応じて走る乗り合い型のデマンド運行「ふれあいタクシー」が本格的に始まる。
「病院まで往復6000円。何とかしてほしい」。きっかけは湯川地区の住民の要望だった。町が住民全員と話し合いを重ね、同タクシーの実験運行を昨年3月始めた。
本格運行するふれあいタクシーの運賃は、片道一律500円。本来の運賃との差額は、町が負担する。各集落から町中心部の高野山病院まで、週2回で1日3〜4便走る予定だ。途中での買い物もできる。同地区区長の西浦孝さん(86)は「この1年間、脳梗塞(こうそく)で入院し、タクシーを利用しなくなった住民もいる。今後、入院などで利用者が減ることはあり得るが、運行は続けてほしい」と訴える。
◇
山間部が多く公共交通のない地域が少なくない和歌山。県警交通企画課によると、県内の65歳以上の高齢者の5割が免許を持っており、その割合は全国5位だ。高齢者が絡む交通事故件数は昨年、2192件で全体の3割を占める。また、今年の死亡事故死者41人のうち高齢者は25人。さらに死亡事故40件中15件で、過失の最も重い当事者(第一当事者)は高齢者だった。
一方、高齢者の事故防止対策として始まった運転免許の自主返納に応じたのは、09年で50人。過去最多だったが、全国では最も少なかった。
西浦さんは「いつでもどこにでも移動するため車は手放せない」と話す。同課は「ダイヤの決まった公共交通機関だけでは、病院や買い物など生活全般をまかなえない。国が対策を立てるべきではないか」と指摘する。
高野町のデマンド運行にも、「町外の病院への運行」や「付き添い人の負担ゼロ」を求める声もある。中尾司・町企画課長補佐は「住民のニーズを100%拾いきれていないのは確かだが、町外への移動まで公的に援助するのは難しい」。
生活交通の確保へ、対策はまだ途上だ。【岡村崇】
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◇メモ
65歳以上の県民の運転免許証保有率はここ20年で倍増している。県警交通企画課によると、90年には16万2986人のうち約24%。昨年は26万8871人のうち約50%となった。
毎日新聞 2010年11月5日 地方版
1132
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:10:41
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101106ddlk30010476000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/7 地域経済 /和歌山
◇唯一の銀行支店に幕 負のスパイラル、人口減で利便性低下
緑の山々を貫く国道に面した建物に10月下旬、1枚の紙が張られた。「まことに勝手ながら、来年3月11日に金屋支店と統合します」。紀陽銀行(本店・和歌山市)の清水支店は、旧清水町(現有田川町)唯一の銀行支店だった。同行の支店統廃合は6年ぶり。金屋支店までは、車で片道30分以上かかる。
かつて林業で栄えた旧清水町。支店が開業した99年の人口は5300人余りだったが、今年10月1日現在には4118人に減った。2人に1人が65歳以上だ。
約180社が加盟する有田川町商工会議所清水支所には、支店の統合発表後、「取引先への急な入金が必要な時に振り込めない」「せめて現金自動受払機(ATM)だけでも」などと不満が寄せられる。町には農協など他に金融機関はあるが、統合を進める農協も店舗は減らす予定だ。食料品を置く店も5店舗あって日常の買い物に支障はないが、今年に入り文房具店と酒店が店を閉めた。
◇
9月、大阪の目抜き通りの御堂筋沿いに、同行の大阪中央支店が移転した。地下鉄心斎橋駅から徒歩10分ほどの好立地で、顧客との接点強化や利便性向上を図る。
06年に30店舗だった同行の府内での支店は今年までに36店舗に増えた。県内では来春、清水支店とともに野上支店美里出張所(紀美野町)も近隣支店に統合する。同行広報室は「県内が基盤であることには変わりない」とし、実際に県内での預金残高は伸びている。一方、融資残高は、08年9月末に大阪府内分が県内分を超えた。今後、市場規模の大きな大阪市など府北部でも、法人や住宅ローンなど融資先の開拓に注力する。
和歌山社会経済研究所の木下雅夫・総括研究部長は「県内企業の資金需要が高まらねば、金融機関は大きな市場を目指すだろう。地域に合わせた自治体の支援が必要だ」と話す。
◇
人口減で地域の利便性が低下し、さらに人口減に拍車がかかる負のスパイラル。統合される清水支店を横目に、60代の男性住民がつぶやく。「暮らしにくくはなるよ。でも今までよく置いてもらってたと思わんとな。こんだけ人減ってるんだし」【藤顕一郎】
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◇メモ
信用金庫や農協などを除く県内の銀行の店舗数は、96年に阪和銀行が経営破綻(はたん)、06年に和歌山銀行が紀陽銀と経営統合した影響もあり、95年の171店舗をピークに減り続け、08年には91店舗に。人口は82年がピークだった。
1133
:
チバQ
:2010/11/09(火) 21:11:08
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101107ddlk30010227000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/8止 林業 /和歌山
◇「緑の雇用」で16%確保
◇木材価格の低迷と過疎、後継者難に拍車
「カン、カン、カン、カン」。古座川町の七川地区の山に響く枝打ちの音。高さ10メートル以上もあるはしごの上で、南真次さん(57)=同町添野川=は一人でカマをふるい、木の幹から枝を切り落とす。節の少ない木を育てるためで、日光を遮る細い木を間引く間伐とともに不可欠な仕事だ。
時間があれば、ペンキで木に印を付ける。「こうしないと他の人との境界が分からんからな」と南さん。20ヘクタールほどの山を持っているが、隣の所有者は県外に出て行ったり山仕事の後継者がいなかったりで、境界が分かりにくいという。複数人と共同で購入した「株山」と呼ぶ山も別に所有するが、伐採期を迎えても木材価格の低迷で切り出す見通しがない。
同町の面積の96%を占める森林。35年前は421人が林業に就業していたが、68人(05年)に激減。平均年齢は60・9歳だ。南さんにも後継者はいない。「祖父、父と続いたが、周囲に人はおらず、次を探せる状況ではない」と声を落とす。切り出した木材を加工する製材業も厳しい。串本町中湊の浜口勢市さん(65)は「価格が4分の1の外国材に押され、先行きが暗いのに後継者を探す気にもなれなかった」と、3年前に廃業した。
◇
間伐や原木を切り出す人材の確保として、国や県は02年から「緑の雇用」に取り組み、約460人を受け入れた。現在も約250人が従事。臨時雇用も含めた森林組合雇用の労働者数のうち、08年度には16%を占めるまでになった。
課題は専門技術者の育成だ。間伐する木の選定や、延長1キロ以上に及ぶ架線を張りめぐらし原木を切り出す技術は一朝一夕に習得できない。南さんは「10年以上はかかる。自分で苗を植えて育てて、どのような木がいいのか原木市場に勉強に行く必要もある」と話す。
さらに、県は01年から需要喚起に紀州材を使って県内に住宅を新築・増築する場合、最大20万円を補助。年間に約3200立方メートルの需要を生んでいる。年間需要23万立方メートルという県の計画からみればわずかだが、まず県民が地元産木材を意識して使うことに活路を見いだす試みだ。
不況と人口減が相乗的にもたらす林業共同体の危機。負の連鎖から抜け出すための議論は待ったなしだ。【山本芳博】=終わり
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◇メモ
森林組合は森林所有者が集まった協同組合で県内に25ある。林業の従事者が減少する中、「緑の雇用」という事業で県外の若い人らを雇い、間伐や下草刈りの森林整備や原木の切り出しなどをしてもらう。高性能機械を使った低コスト林業実現の担い手として期待されている。
1134
:
チバQ
:2010/11/11(木) 12:13:04
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101111000040
京都府議定数是正 激戦、撤退 広がる波紋
来年4月の京都府議選に向け各党では選挙準備に入っているが、9月定例府議会で決まった「1増3減」の定数是正の影響が出ている。定数5から4に減る京都市左京区では民主党新人が立候補を断念し、議席を36年間守ってきた公明党も候補擁立を見送る。1減の他の2選挙区でも激戦が必至の情勢で、1増になる西京区でも余波が広がりつつある。
■統一地方選2011
9月定例会で京都市西京区(定数2)を1議席増やし、左京区(同5)と南丹市・船井郡(同2)、舞鶴市(同3)を各1議席減らして60議席とする「1増3減」の議員定数条例案が賛成多数で可決された。
この影響が早くも現れたのが左京区。民主党府連は1日、現職に続く2人目候補として擁立を決めた新人の公認を取り消した。「本人が立候補を辞退した」と発表したが、辞退の理由に定数削減もあったという。
公明党府本部も5日、同区選出の府議を引退する京都市議の後継にくら替えさせる方針を決定。1975年から議席を確保し、前回の府議選でも自民新人とのデッドヒートの末に議席を死守したが、「定数削減による選挙情勢の変化を勘案し、今回は擁立を断念した」と説明する。
「党の牙城」として2議席を維持してきた共産党府委員会も危機感を強める。7月の参院選で同区比例票で民主に2倍近い差をつけられるなど2議席死守は容易でない。公認が決まった現職2人のうちの1人は「自民、民主の現職が立つが、民主は代わりの候補を立てるはず。無投票はない」と厳しい戦いに備える。
舞鶴市も自民と京都創生フォーラム、民主が3議席を分け合ってきたが、1減で様相が一変。すでに民主と京都創生フォーラムの現職は立候補の意志を固め、自民も勇退する現職の後継候補として市議ら2人の名前が挙がる。共産も新人を決めており、4人以上が争う激しいサバイバル競争が展開されそうだ。
南丹市・船井郡も1議席をめぐる保守系の駆け引きが始まっている。自民現職が立候補の意向だが、地元の党南丹支部は「現職は公認せず、別の候補を公募する方向で検討中」として、分裂選挙の可能性をはらみ、民主や共産も候補選定を進めている。京都創生フォーラムの保守系現職の出方も注目される中、情勢は混沌(こんとん)としている。
一方、西京区は自民、民主の両現職が公認され、共産も新人を擁立する。これまで実力が張り合う民主と共産が2議席目を競り合ってきた経緯があり、3党が3議席を分け合う見方も出ている。しかし、新党や無所属が絡んでくれば、予断を許さない情勢にもなり得る。
【 2010年11月11日 10時08分 】
1135
:
名無しさん
:2010/11/12(金) 09:53:08
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。
1136
:
名無しさん
:2010/11/12(金) 09:58:08
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。
1137
:
チバQ
:2010/11/12(金) 20:45:16
>>1004
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20101112ddlk27010318000c.html
選挙:大阪市議選 擁立検討の市幹部、立候補を辞退−−維新の会 /大阪
来春の統一選で、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)が大阪市議選候補として擁立を検討していた同市幹部の男性(56)が、立候補を辞退したことが11日、分かった。男性は毎日新聞の取材に「いろいろな事情があり、選挙に出るのは難しい」と述べた。
男性は元大正区長で、健康福祉部の部長級職員。市を解体・再編する「大阪都構想」で区長公選制の導入を目指す維新にとって、区長経験者は目玉候補の一人だったが、11日までに文書で辞退を申し出た。
市は今月、2年前のセクハラ行為で男性を懲戒処分としたが、本人はセクハラ行為を否定している。男性は、処分が立候補断念の理由かどうかについて「それ以外のいろいろな事情がある」と否定した。【田辺一城、小林慎】
毎日新聞 2010年11月12日 地方版
1138
:
チバQ
:2010/11/13(土) 12:11:19
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001011110005
尼崎・白井市政8年 (上)「アイドル」
2010年11月11日
8年前の2002年12月12日、支持者らに迎えられて初登庁した白井文市長=尼崎市役所
2002年11月、尼崎市に全国最年少の女性市長が誕生した。「市民派」とされる同僚議員らに担がれた元市議の白井文(当時42)。
市長選で「尼崎を変えよう。開発重視を改め、福祉重視の市政に」と訴えた。相手は自民、公明など議会与党の5党が推薦する現職の宮田良雄(当時75)。白井は「圧倒的に不利」との前評判を覆し、5千票差で競り勝った。
ガラス張りの市長室、退職金の減額といった公約のほか、元全日空の客室乗務員という経歴も注目され、その一挙手一投足が話題を呼んだ。
白井を市長選に担ぎ出した元市議の騰(あぐる)和美(74)は言う。「アイドルだった。みんな夢を見た。尼崎に明るさを取り戻せる、『アマのイメチェン』ができると」
◆
白井が政治の世界に足を踏み入れたきっかけの一つは1992年に発覚した市議らのカラ出張問題だった。
「ホンマに出張したんや。“ハチド”には視察旅行に行ってきた」
同年11月、市議が青森県の八戸(はちの・へ)のことをこう言った場面が報じられた。議会が設置した調査委員会が全議員の不正を確認。市民らの運動もあり議会は解散に追い込まれた。
全日空を退社し、マナーコンサルタント業を立ち上げていた白井は、生まれ育ったまちの議員らの発言を聞き、出直し市議選への立候補を固めていったという。
市議選では定数52のうちの3分の2を、白井を含む新顔が占めた。のちに白井を市長に担ぐ議員も含まれていた。
◆
戦後、尼崎市は公害に悩みながらも工業都市として発展してきた。だが大規模製鉄所が撤退するなど空洞化が始まり、人口はピークの55万人(71年)から減少し続けた。企業の市外流出で税収も減り、市債残高は2300億円(02年度)にのぼっていた。
現職の宮田はそれまで、1千億円かかるとされた阪神尼崎駅前に空中回廊を作る再開発事業を進めていた。そして02年の市長選直前に、公共施設の統廃合、保育料の引き上げや老人医療費の所得制限などを盛り込んだ「経営再建プログラム」を出した。市長選は宮田の無投票当選になりそうな情勢だった。
前年、市議を2期務めて辞した白井が、周囲から推されて立候補を決意したのは投票日まで3カ月を切ったころだったという。
「財政悪化の責任も取らずに、財政再建とは何なのか」。白井を推した元市議の飯田浩(63)は現職にそんな疑問を抱いていた。
白井は、3500万円の退職金の減額を訴えた。飯田は、当時の新聞の投書欄に47歳の主婦が「不必要と思える施設は造るのに、ごみ収集の袋は有料になった。新顔候補の白井文さんが『市長の退職金を80%減らす』と言えば、そちらに気が向くのは当然」と書いていたのをよく覚えている。
自営業者で市議時代から白井を支えた元選対事務局長の故・北村仁(ひとし)は「長引く不況で工都は活気を失い、マグマのような不満が市民に充満していた」と回顧録に書き残す。
◆
白井は初当選後、前市長の経営再建プログラムの見直しを掲げ、市役所に乗り込んだ。「市民のための政治を始めたい。レッツ・ビギン」
白井を応援し続けてきた県議の丸尾牧(まき)(46)は「カラ出張以来のしがらみのないクリーンな市政を求める活動の集大成として、政権交代を起こした。それだけでも大きな功績だ」。
しかし、「アイドルだった」と白井を評した元市議の騰はこう言う。「あの清新なイメージは誇らしかった。ただ8年は、それだけでは生きられなかった」(敬称略)
◇
14日に告示される尼崎市長選を前に白井市政の2期8年を振り返り、課題を探る。
1139
:
チバQ
:2010/11/13(土) 12:11:44
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001011120001
尼崎・白井市政8年 (中)「風紀委員」
2010年11月12日
「労働者の町の顔」として親しまれてきた市立労働福祉会館。老朽化を理由に2011年度をめどに廃止が打ち出されている=尼崎市東難波町4丁目
市長室の席につき、ひと月あまり。2003年1月、白井文(当時42)は前市長の宮田良雄が作った経営再建プログラム(03〜07年度)の見直しを説明した。
「もっと修正したかったが、財政状況が予想以上に厳しい」。291項目のうち、修正したのは14項目。高齢者や障害者、子育て支援に関する5年分計7億円の市民負担の緩和だった。
市は、バブル期の大型開発などがたたり、05年度には、事業や起債が制限される財政再建団体に転落する可能性が出ていた。プログラムは財政担当の職員らが丸1年かけて練った案だった。担当者の一人は、「どこも変えないわけにはいかないでしょうから」と、修正例を職員らで白井に薦めた場面を思い出す。
前市長の宮田はこう言う。「金がない。何も出来ないのは普通。事実、白井さんは市長になっても、情報公開とか食育とか金のかからないことをやっている」
◆
白井は「未来の世代に借金は残さない」とし、財政再建路線に突き進む。
阪神尼崎駅前の再開発事業は凍結。先行取得したままになっていた土地の借金に返済計画を立てさせ、12ある児童館を全廃しその跡地を売却。市役所支所や小中学校、保健センターの統廃合を進めた。
そうした中、02年の市長選で「支持」した共産は、06年11月の2度目の市長選で白井への応援のレベルを一つ落とし、「支援」とした。党尼崎地区委員会選対部長の流目(ながれ・め)茂は「財政が厳しいからと1期目から福祉を削った。財政と福祉の両立と言ってきたのに違っていた」と振り返る。
それでも、白井は自公が推す新顔候補に対し、2倍の得票で再選した。ある市幹部は、市民からの強い支持を背景に、「手をつけられなかったところまで、行革を徹底的にやる」と決意したという。
◆
2期目の白井は、市債の元利払いを除いた単年度の歳出を借金なしでまかなうなど、財政規律の強化を打ち出す。
市職員は02年度から3分の1減らして12年度には2800人になる見通しとなり、平均給与も825万円から714万円になった。
「女学校の風紀委員だな」。ある男性市議は白井の姿にそんな雰囲気を感じた。「全部が直球勝負。財政圧力が強まるほどそれに集中していた」。白井は予算編成の過程で、歳出削減の目標額に届かない資料を提示した財政担当の幹部を激しく叱責(しっ・せき)することもあったという。
これまでに市債に外郭団体の負債なども加えた実質的な市民の将来負担は3550億円(02年度)から3092億円(09年度)に減った。市債は増えたが、それ以上に「隠れ借金」とされた外郭団体・土地開発公社の負債を600億円近く減らしたためだ。
ただ、不況続きで歳入は伸びず、財政の弾力性を示す経常収支比率は100%近くで推移したまま。収入のほとんどが人件費や生活保護費などの必要経費に消える状態は変わらなかった。貯金にあたる基金も9億円(市民1人あたり2千円)で、大がかりに新事業をする余力はなかった。
市は現在、数十万、数万円単位の敬老会や被爆者団体への手当も見直し始めている。最近、市の各部署からは「もう削るところがない」との声が漏れる。ある幹部は「改革疲れ、行き詰まりがある」と胸の内を明かした。
◆
3選不出馬の表明から約1カ月後の今年10月27日。市内の集会に白井が登壇した。「今の大人で財産を食いつぶし、借金だけを次の世代に引き継いでいいのか。それは絶対に許されないと思い、取り組みを進めてきた」
白井を応援してきた市議の一人は言った。「転落しそうな尼崎を救った。ただ財政再建が頭から離れず、節約が目的になってしまったのではないだろうか」(敬称略)
1140
:
チバQ
:2010/11/13(土) 12:12:14
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001011130004
尼崎・白井市政8年 (下)「鉄の女」
2010年11月13日
大阪湾から眺める阪神間。蛇行する中央の武庫川の右側が、尼崎市域
今年9月15日夜。この日午前の市議会で3選不出馬の表明をした白井文(50)は、退任会見を開いた。
不出馬の最大の理由に、2008年11月に発覚した市中央卸売市場(現・公設地方卸売市場)のごみ収集運搬事業をめぐる偽計業務妨害事件を挙げた。市役所改革を掲げていたため、事件で市幹部が有罪になって失職したことの「責任を取る」という。近い支援者らはこれにやや違和感を覚えたという。「ほかにも理由はあるんじゃないか」
この半年近く前。白井は支援者らに内々に退任の意向を伝えていた。夜の労働福祉会館の会議室に集まった支援者10人ほどに「財政と福祉の両立」に懸命だったことを話し、それでも市議会に批判があることを残念がったという。
◆
議会でここ1年、「そこまで福祉を削るのか」と議論になった施策がある。この10月に始まった70歳以上の市バスの無料パスの有料化。無料にしていた十数億円分は、老人福祉費の半分近くを占めていた。議案が提出された2月議会で、市議からは「高齢者の生活の足に手をつけるのか」との質問が相次いだ。予算特別委員会で、共産市議・田村征雄(いく・お)(66)の質問に白井はこう言う。
「少し取って欲しいと言う高齢者も大勢いるので本当に本当にありがたい。多額の財政負担をして敬老パスを維持するのは不可能なので、ご理解いただきたい」
市の財政担当の幹部は「手がつけられなかったところをやった」と評価する。ピーク時には20億円近い事業費になると予想されていた。対象となる高齢者は5万人以上。
市民派とされるある市議は「圧力と無縁の市長だったことの象徴。最も不人気であろう施策を手がけたのだから」と弁護した。
◆
白井は、情報公開と市民参画の政治を掲げていた。就任直後の03年からは、車座集会を続ける。市民からアイデアを募る一方、新たな施策への理解を得るためでもある。
これまで89回、2600人以上の市民と台本なしで対話してきた。財政のことも駐輪問題にも本人が直接答えた。
今年7月の車座集会で、ある市民がカラスの被害対策を求めた。白井は「市の財政は厳しい。もしカラス対策に人員を置くなら、その財源を具体的に示して」と逆に迫った。時折みせるそうしたかたくなな態度から、市職員や支援者らは「鉄の女」と呼んだという。
◆
車座集会は、元長野県知事の田中康夫(54)の手法。くしくも田中は昨年8月の総選挙で当選し、兵庫8区(尼崎市)選出の衆院議員になった。田中は、白井の情報公開への姿勢について、「財政の話ばかりだと疲れちゃう。家のローンがあっても焼き肉にも行くし、温泉にもつかりに行くでしょ」と助言する。「どうしても役人は財政再建が目的になる。次の発想の転換は選挙で選ばれたリーダーがしないと」
白井は退任会見で自らこう述べる。「今の尼崎の課題は4年後にも残っている。財政再建、住民自治基盤の確立は、これから5年、10年…20年と続けていかないといけない」。さっぱりとした表情を見せた。(敬称略)
(この連載は山下龍一が担当しました)
1141
:
チバQ
:2010/11/13(土) 16:26:41
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/09/20101109-045799.php
関西の社会ニュース2010年11月 9日
【検証 「都構想」】(上) ふたつの大阪
「実現すれば、大阪は世界で5番以内の都市になる」。9月末、大阪市内で開かれた、地域政党「大阪維新の会」(維新)のタウンミーティング。代表で大阪府知事の橋下徹は、提唱する「大阪都構想」の有用性を強く説き、宣言した。
「大阪はタイタニック」―。橋下は最近、大阪を、20世紀初頭の沈没事故で多大な犠牲者を出した英国の豪華客船になぞらえた例え話がお気に入りだ。
変革の旗 見えぬ具体像
かつて商都としてにぎわい、東京との「二眼レフ」と自負した時代もあった巨大船・大阪。だが、東京への一極集中による大企業の本社移転や製造拠点の海外流出などで衰退が著しい。
巨大船には大阪府知事と大阪市長という2人の船長がいる。しかし、府・市ともに税収が減り、財政は沈没寸前の状態だ。こうした状況を打破するには「もう新しい船を造るしかない」というのが橋下の論理だ。大阪都構想は、府と市をくっつけて東京のような都区制度に変え、船長を1人にする改革策。現在の大阪市と周辺数市をエリアとし、約20の特別区に再編、都が広域行政、公選制の区長が率いる各区が基礎自治を受け持つとしている。
□ □
市営地下鉄や港湾行政なども所管する大阪市は、約4万人の職員を抱える巨大官庁だ。本年度の当初予算総額は約3兆8550億円で、大阪府にも匹敵する規模だ。
だが、双方の施策には似通った事業も多い。大阪都構想は、自治機能の強化とともに、二重行政の解消にもつながるとしている。
「大阪全体を考えるリーダーを1人にし、世界と戦える都市をつくる」「企業の環境を整えてもうけを出させれば、自治体にも多くの税収が入る。このお金を地域に分配する」。橋下は声高にメリットを唱える。
ただ、大阪都が実現すれば都市機能はどのように強化され、住民の暮らしはどのように良くなるのか。法改正や各区間の財政調整、さまざまなコンセンサスが必要となる中、どのような工程で実現していくのか。かけ声の一方で、具体像は浮かび上がっていない。
「もちろん、これをやれば大阪はハッピーパラダイスになるというものではない。だが、これぐらいやらないと前には進まない」。橋下は、まず政治的パワーで「変えること」を決め、その後、事務方が具体像を詰めるという流れを描く。
大阪都構想の根底には、変革をキーワードに一点突破で打開を図る〝橋下流〟が透けて見える。「メリットやデメリットはあとの話」。構想に関し、橋下はこう言い切る。
□ □
今秋、大阪市議会の維新市議団が出した「大大阪市構想」と書かれたビラが、周囲で話題になった。大阪の自治機能を一本化する内容だったが、維新の文書にもかかわらず「大阪都」の文字がなかったからだ。
ビラ作成当時、橋下は大阪都構想に加え、新たに大阪市を8、9市に分割する「分市案」を掲げたが、維新内部からも反発に遭い、10月上旬に撤回した。「大阪市の歴史や住民感情に合わず、支持できない」。ある維新市議はきっぱりと言い切った。
大阪市解体を前提とする大阪都構想をめぐり、橋下が最大の抵抗勢力と目したのは、市長の平松邦夫だ。一方の平松も、都市機能強化や府との二重行政解消は必要と考え、独自の構想を打ち出す一方、先鋭的な橋下の手法にはくみしないスタンスを鮮明にしている。
半ば感情的にも見える両者の対立。それを横目に、先のビラをつくった維新市議がつぶやいた。「市長も知事も、言っていることは同じ。表と裏の違いにすぎない」 (敬称略)
◇
来春の統一地方選で行われる大阪府議選や大阪市議選で、維新の過半数獲得を絶対条件に掲げる橋下知事。その最大の政策課題としている大阪都構想をめぐる動きや課題を見つめる。
1142
:
チバQ
:2010/11/13(土) 16:27:06
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/10/20101110-045887.php
関西の社会ニュース2010年11月10日
【検証 「都構想」】(中) ふたつの大阪
大阪府が日本から独立し、連邦国家「大阪国」を建国。初代大統領にハシモトが就任した―。こんなエピソードで始まる小説が、今年のエープリルフールに合わせて発売された。大阪国は国連にも加入、7州と首都特別区に再編されたという設定になっている。
「府市合わせ」根本対立に
「好き嫌いはあるかもしれないが、今、大阪の大統領は誰かと考えたら、橋下徹知事しかいないと思った」。編集の中心になった「大阪名物くいだおれ」取締役の柿木央久(かきのき・てるひさ)は、出版に際し、橋下に「独立宣言として一文寄せてほしい」と頼んだ。ちゃめっ気ある知事だけに気軽に応じてもらえるだろうと思ったが、意外な答えが返ってきた。
「府の改革について、これから本気で取り組もうと思っています。この本の構想が大阪府の構想だと勘違いされると困るので、お断りさせていただきます」。橋下が大阪都構想を表明する直前のことだった。
□ □
橋下が初めて大阪都構想を打ち出したのは今年1月。このころから、大阪市長の平松邦夫との対立が深まっている。
ともに民間出身の2人の関係は、当初「府市始まって以来の蜜月」ともいわれ、さまざまな施策で手を携えてきた。だが、大阪市の解体を前提とする構想に平松は強く反発。これに対し、橋下は「危機感がない」「政治家じゃない」とまで言って攻撃している。
歴史をひもとけば、大阪府と大阪市は長く反目し合い、「府市合わせは不幸せ」とも言われてきた。
その中で、興味深いエピソードがある。昭和30年代、当時の大阪市長、中馬馨(かおる)は「周辺市を合併して大阪市域を拡大し、最終的に府下全域を大阪市にすべきだ」と提案。これに対し、大阪府知事の左藤義詮(ぎせん)は「市域を拡大すれば都市問題が解決されるわけではない」と反発した。現在の大阪都構想と逆の構図で、大阪市勢の拡大を府が恐れ、抑えようとしている様子が見て取れる。
「都市の中心部を拡大し、機能を強めようという点で、中馬構想と橋下構想の根幹は同じだ」。ある府幹部は大阪都構想について「中馬構想を府が採用したと思ってもらえれば、大阪市にも乗ってもらえる提案だと思うが」と話す。
□ □
ただ、これまでの都市制度をめぐる府市の攻防が、首長同士のいさかいのレベルにとどまっていたのに対し、大阪都構想は、府市の根本的対立の火種となりかねない。議会の勢力図にまで踏み込んでいるためだ。
橋下が代表を務める地域政党「大阪維新の会」(維新)には、4月の発足後、自民党議員らが続々と転入。府議会で第一会派となったほか、大阪市議会でも一大勢力に成長した。橋下は来春の府・市議選で「維新が過半数を取れなければ退陣する」と言ったこともあり、数の論理で一気に突き進む構えをみせている。
来年2月で知事就任3年となる橋下だが、府民からは依然高い支持を得ている。維新に流れた現職議員について、他党からは「来春を見据え、橋下人気にあやかることが目的だ」と冷ややかな声も上がるが、選挙を経て多数派を握り、構想を突き進めようという手法は“正攻法”でもあるだけに、他党には無視できない危機感がにじむ。
橋下の攻勢に対し、当初は静観していた平松も反論を強めている。各地で開かれる市主催のタウンミーティングでは、基礎自治体を強める方策として、持論の「地域主権確立宣言」を力説している。
ある会合で、平松はこう言って橋下を揶揄(やゆ)し、対抗心をむき出しにした。「坂本龍馬が聞いたら『それは維新ではないぜよ』と言うはずだ」 (敬称略)
1143
:
チバQ
:2010/11/13(土) 16:27:40
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/13/20101113-046023.php
2010年11月13日
【ふたつの大阪 検証「都構想」】(下) 「市役所解体」せめぎ合い
「単に相手をたたき、荒唐無稽(むけい)なことをおっしゃるのみで具体的に市民の暮らしがどうなるかを指し示さないような構想に、賛成するわけにはいかんのです」
今月8日、大阪市内で開かれた市長、平松邦夫の政治資金パーティー。壇上から語気を強めた主役に、満場の拍手が送られた。
1年前のパーティーには大阪府知事の橋下徹が出席し「平松市長が頑張ることが大阪の発展につながる」と持ち上げたが、今回は招待状すら送られなかった。
代わって、平松が初当選した平成19年の市長選で対立候補を推した野党会派の自民、公明両市議団の幹事長らが初めて出席した。あいさつに立った自民会派の市議会議長は「121年という長い歴史を持つ大阪市を、絶対に解体させてはならない」と宣言。大阪都構想を掲げる橋下や地域政党「大阪維新の会」(維新)に対し、与党会派の民主を含む市議会主要3会派と平松の共闘を印象づけた。
大阪市解体を前提とする同構想を打ち出す橋下が見つめる先は、道州制の導入にある。だが、大阪都の実現そのものにも、数々のハードルが待ち受けている。
□ □
都区制度への移行には、府議会や関係市議会の議決を得た上で、国会での地方自治法の改正案可決や、特別法制定のため府市の住民投票で過半数を得ることなどが必要とみられる。
橋下が来春の大阪府や大阪市、堺市の議員選で維新の過半数獲得を目指すのは、その第1段階に当たる。だが、反発も大きい中、この関門をクリアできるかどうかも不透明だ。
「冷静に考えて、大阪都を造るのはかなり難しい」。東京都の特別区長会の事務局次長、志賀徳寿は、現在の東京都よりも特別区への権限移譲を強化しようとする大阪都構想を一定評価しつつ、そう話す。志賀は長年にわたり、東京都と特別区、あるいは特別区間の調整業務などを担当してきた。その上で「都区制度にも課題はある。手間に合った実りが得られるかどうかはわからない」とみる。
東京でも、都市計画などは都が、福祉など住民に身近な行政は特別区が担当するという役割分担があるが、両者の境界線にあたる仕事について、どちらがやるべきかで見解の分かれる施策も少なくない。例えば、東京都が広域行政の観点から打ち出した「校庭芝生化」の提案には、特別区サイドから「住民に身近な事業なのに、都庁が勝手に決めるのはおかしい」と反発の声が上がったという。
事務配分について長年協議が続いているが、都と区の間で利害衝突が起きるほか、23区の区長が意見を一致させるのにも困難がつきまとう。
こうした弊害は、大阪都でも当然想定される。一方、これまで市長のもとに一体的に動いてきた大阪市の区長が公選区長となれば「都市の一体性が失われる」という指摘もある。
「大阪都は成功するはずがない」。構想に批判的な甲南大学名誉教授、高寄昇三(地方財政)は言い切る。「都は各特別区を相手に調整を迫られ、大阪としての動きがとりにくくなる。地域主権を進めるには、区長公選制よりも住民参加の仕組みをしっかり作る方がいい」と提言する。
□ □
大阪都構想は、都市機能強化に向けた枠組み改革の切り札として示されたが、実現への具体策はまだ見えていない。手本とする東京都の都区制度自体に課題があることも、橋下自身認識している。「それでも、今の大阪より東京の制度のほうがまし」と橋下は言う。
「平松市長は大阪都構想に対して市民を守るというフレーズだが、われわれこそが大阪市民を守るために大阪市役所を解体する」
平松のパーティーから一夜明けた9日、橋下は記者団を前に、好戦的に語った。「市役所・既存政党対維新の会と非常にわかりやすい構図になり、おもしろくなってきた。あとは有権者がどちらを選ぶかだ」
(敬称略)
1144
:
チバQ
:2010/11/13(土) 21:11:16
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101113000056
京都市会、定数削減か報酬カットか議急浮上
「定数削減」か「報酬カット」か−。来年4月に京都市議選を控え、市会では議会経費の見直し議論が急浮上している。共産党が議員報酬を3割カットする条例改正案を11月市会に提案する方針を発表。民主・都みらいは定数削減も含めた議会経費全体の削減策を打ち出そうと検討を始めた。議員定数削減を訴え直接請求を目指す地域政党「京都党」の動きに対抗する狙いも背景にあるようで、市議から「選挙目当てのポーズだ」と冷めた見方も。選挙が近づくにつれ、各党の思惑がぶつかり出した。
「市民生活が厳しい今こそ、議員も身を削らなければならない」
共産幹部は、報酬カットの条例改正の必要性についてこう強調する。党の試算では、年間約3億3千万円に上る人件費削減につながるという。
共産がこの時期に、報酬カットを打ち出した背景には、定数削減を訴える地域政党「京都党」に対抗する狙いがある。現行定数69から9減を訴える京都党に対し、幹部は「削減数に根拠がなく、多様な民意を切り捨てるもの。議会を住民から遠ざけてしまう」と批判。「税金の使い方にメスを入れるなら報酬を下げるべきだ」との訴えを始めた。
共産の提案を受け、議会経費の議論を本格化させたのが民主・都みらい。市の来年度予算編成で160億円の財源不足が見込まれる中、幹部は「議会だけ現状維持することは許されない」と主張し、「報酬だけでなく、定数や政務調査費も聖域なく見直した上で削減額を検証し、対案をまとめたい」。共産や京都党を意識しながら対抗する改革案をまとめる構えだ。
一方、自民党や公明党からは「議会改革は重要で、議会の姿勢を市民に示さなければならないが、突然の提案は、有権者に受けを狙った選挙前のパフォーマンスだ」とけん制する声が出ている。
両党とも共産案に対しては「今後、協議する」と慎重な姿勢を示す一方、「市民に抵抗勢力と見られても困る」との声もあり、他会派の出方を見ながら、対応策を模索する。
京都党も「議会改革の議論が進むのは良いことだが、明らかに市議選をにらみわれわれに対抗している」と警戒感を示し、定数削減条例の直接請求に向けた署名集めを急ぎ、臨時市会の開会に持ち込もうとしている。
「京都党ばかりを目立たせるわけにはいかない」。市会内で対抗心むき出しの声が飛び交い出した。
【 2010年11月13日 13時14分 】
1145
:
チバQ
:2010/11/14(日) 19:14:27
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101112ddlk28010376000c.html
未来の選択:’10尼崎市長選/上 緊縮財政に方針転換 /兵庫
◇評価の一方、不満の声も
「意見交換するテーマについて、最初に皆様からご発言をお願い致します」。8月下旬、尼崎市内の老人福祉センターで、白井文市長は70人の市民と向き合った。テーマは、その場で市民が提案する。路上駐輪、ごみ問題、生活保護の支給のあり方……。多岐にわたるテーマに、司会進行しながら、市長自らが答える。03年5月から続く車座集会は、今月で89回になる。
白井市長は8年前、「情報を公開し、市民参加を増やす」と訴え、市民派をアピールして初当選した。大方の予想を覆し、自民、公明などが推薦する現職を破った。女性としては史上最年少市長(当時)の誕生だった。
その背景には、阪神大震災からの復興や、大型再開発でふくらんだ借金を抱え、不況で行き詰まった市政に新風を吹き込んでくれるとの期待があった。
◇
尼崎市の玄関口、阪神尼崎駅は、90年からの再開発で姿を変えた。駅前の中央公園を改築し、アルカイックホール周辺やマンションなどが立体遊歩道で結ばれた。同駅を含め、市内の全9駅のうち5駅で再開発が行われた。木造住宅が密集する古い街並みは一新され、尼崎のイメージは変わった。だが再開発は、財政規模とのバランスを十分に考慮されたとは言い難い。震災の復興費とも相まって、白井市長の初当選時に市が抱えていた負債は、約3549億円(02年度)まで膨らんでいた。
白井市長は当選後、情報公開を推し進めた。局長以上が出席する、市の最高決定機関の会議を公開。予算案などを、市議より先に市民が知ることも可能になった。課題の財政再建は、職員数の削減や市民サービスの見直しなどで、約457億円の負債を減らした。将来、財政を支える世代の負担を少しでも減らそうと、努力を重ねたことへの評価は高い。
だが一方で、削減される市民サービスに、市民の不満が高まっているのも事実だ。市が廃止の方向で検討している「市立労働福祉会館」。今月9日に開かれた市民説明会で、「廃止ありきだ」「市民と話し合って、結論を導く手順がない」などと、批判が相次いだ。市民参加を掲げた白井市長だが、市民の理解が必要な局面で、手腕は十分に発揮されていない。
大型再開発事業から、財政再建へ。白井市長誕生を境に、市政は緊縮財政へとかじを切った。その功績をたたえる声がある一方、産業で栄えたかつての勢いを取り戻す施策など、大胆なビジョンは見えてこなかった。
この先、尼崎が目指す方向性について、県立大政策科学研究所の加藤恵正所長(経済学)は「産業振興と福祉、二兎をあえて追う都市になってほしい」と注文する。「お金がなくても、行政は仕組みを作れる。本気で両方を追えば、好循環を生み出せるはず」と、財政再建を進めながら、街の魅力を高めることを期待する。
× ×
尼崎市長選の告示が14日に迫った。46万都市は、どこへ向かおうとしているのか。市政の課題を追った。【大沢瑞季】
〔阪神版〕
1146
:
チバQ
:2010/11/14(日) 19:14:59
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101113ddlk28010357000c.html
未来の選択:’10尼崎市長選/中 生活保護世帯が急増 /兵庫
◇続く不況、負の連鎖に苦悩
10月下旬、尼崎市内に住む男性(36)は、市役所で生活保護の申請手続きをした。「この年で生活保護は嫌やった。けど、仕事が見つからないんや」
男性は中学卒業後、土木作業や飲食店など職を転々とした。約1年前、トラック運転手の仕事中に左腕を骨折。会社は治療費を出さず、男性を解雇した。
生活に困り、当初は生活費貸し付け制度を利用した。「仕事が見つかるまで」と思ったが、不況で求人は少ない。両親は他界し、兄弟とも疎遠で、頼る先もない。「自由に使えるお金がないと、人生おもろない。次は長く勤められる仕事に就きたい」と、ハローワークに通う。
◇
尼崎市では、不況の影響で生活保護の受給世帯が急増し、10年前の約2倍になった。08年のリーマンショックも、日本経済に追い打ちをかけた。市内の生活保護の受給世帯は、6月現在で1万1607世帯と過去最高を記録。人口100人当たりの受給者数を示す保護率は3・45人で、中核市以上の都市で全国5番目の高さだ。今年度の一般会計(当初予算)に占める生活保護費は16・7%で、財政難の大阪市とほぼ同水準になっている。
市役所職員の業務上の負担も増している。財政再建のため職員数が減る中、ケースワーカーの数を年々増やし、現在97人。それでも、1人当たり約120世帯を担当し、国基準の「1人当たり80世帯」をはるかに上回る。
増え続ける受給者に、市は02年から就労を促すための相談員を置き、面談を続けている。受給者はそれぞれ、やむを得ない事情を抱えるが、相談員は労働意欲がある人が保護に慣れてしまうことへの懸念を口にする。面談は一定の成果をあげ、就職への不安要素を取り除くことで昨年度は約300人が就職。37世帯が生活保護を受けなくてもよくなった。
◇
「60歳を超えたら、仕事はないですわ」。市内の男性(60)は、派遣社員として土木作業の仕事をしていたが、不況で仕事が激減。昨年4月、会社の寮を追い出され生活保護を受けた。清掃の仕事を探すが見つからない。
中高年の生活困窮者を取り巻く状況は、なお一層厳しい。男性は「体は元気やし、年金だけでは食べていけないから働きたい」と言い、相談員に履歴書の書き方を教わったり、ハローワークのパソコンで仕事の検索の仕方を教えてもらっている。「働いた後に飲む酒はうまい。もう一度、味わいたい」と自らを奮い立たせる。
国による年金制度や、失業対策が不十分な現状で、生活保護はセーフティーネットの要だ。一方で、同市も参加する近畿市長会は10月、国に対し生活保護費を全額、国庫負担にすることなど、制度の抜本的改革を要望する決議をした。
不況が雇用不安を生み、生活保護受給者の増加が市の財政を圧迫する。負のスパイラルに、市の担当者は「雇用が回復しなければ、どうしようもない。市はどんな手を打ったらいいのか」。現場の苦悩は深い。【大沢瑞季】
〔阪神版〕
1147
:
チバQ
:2010/11/14(日) 19:15:25
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101114ddlk28010209000c.html
未来の選択:’10尼崎市長選/下 学力低下に危機感 /兵庫
◇地域と連携の試みも
「先生、ここ分からん」「こうやって考えたら、分かりやすいやろ」。今月上旬の土曜日。尼崎市立園田中学校の教室に約15人の生徒が集まった。大学生の「チューター」2人が、生徒の質問に丁寧に答えていく。
生徒は必要と思う課題やテキストを持って教室に来る。同中3年の富野千夏さん(15)と山川美咲さん(14)は、一緒に机を並べて、真剣な表情。「周りの目もあって家より集中できる。分からなければ、すぐに聞けるからいい」と話した。
同市では、近隣大学に協力を呼びかけて土曜日学習の取り組みを進めており、小学校は05年、中学校は07年からほぼ全校で実施。今年度は放課後学習も追加し、平日は教員が指導にあたっている。
市教委によると、学校以外での平日の勉強時間が30分未満の市内の中学生は39・1%。全国平均(16・6%)の2倍以上にのぼる。こうした取り組みの背景には、学力低下への危機感がある。
◇
今年度の市の学力調査によると、小学6年では算数で3・7点、理科で2・6点、国語で1・1点、全国平均より低かった。中学2年ではさらに数学で5・1点、理科で8・6点、国語で2・5点低い。業者が学習指導要領に基いて一定の学力に達したと定めたラインを上回った子どもの割合でみると、児童は全国平均より最大5%低く、中学2年ではその差は17%に開く。
「教育を理由に引っ越す人も多いよね」。今月初旬、塚口地区の子育てサークル「ママきっず」に集まった母親たちが口にした。市外から越してきた人が多く、地元の公立学校の学力や生活指導が気になるという。
2月の市議会定例会。議員から「教育水準が低いために転出した人もいると聞くが」という質問が出た。村山保夫教育長の答弁は「与えられた条件の中で成果を上げなければならない」。71年に約55万あった人口は、今や46万人。若い世代を引き留めるためにも教育は避けて通れない。
◇
今年度、つまずきのある生徒に数学の個人カルテを作っている市立小田南中学校。授業を担当する教員と補助員が生徒の様子やテストの解答をみて、「文字を使った公式が難しいようだ」などと、細かい字でびっしりと書いたカルテを作成。それを基に個人指導し、平均まで成績が上がった生徒もいるという。
園田東小では昨年4月、PTAらが「東小応援団」を結成。住民や大学生のボランティアが小学校の空き教室で週3回、放課後に勉強や音楽などを教えている。メンバーの今城衛喜さん(52)は「学校に無関心な親が増えているが、地域で子どもを育てる意識を高めたい」と話す。
園田中では数年前まで校内設備が壊されたり、住民から「生徒がたむろしている」などの苦情の電話がかかってきたという。しかし、山本勲教頭は「小中連携やクラブ活動など、勉強以外の取り組みも進めた結果、今は苦情が全くなくなり、地域に愛される学校に変わった」と話す。
将来を担う子どもたちを地域がどう育てるか。行政の力が問われている。【大沢瑞季】
〔阪神版〕
1148
:
チバQ
:2010/11/14(日) 19:56:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20101114-OYT8T00095.htm
イクメンの16日間―倉田・箕面市長
箕面市の倉田哲郎市長(36)が取得したことで論争を呼んだ男性の「育児休暇」。倉田市長は、長男(3)の世話をし、「今まで気付かなかった成長を実感できた」と話す。一方で育休の16日間のうち、会議出席や出張など外せない公務も多く、13日間は何らかの仕事をこなした。〈イクメン首長〉が育休をどう過ごし、何を思ったのか紹介する。(川口崇史)
倉田市長は、先月20日に妻の香織さん(38)が次男を出産したのに伴い、翌21日から育休に入った。2008年8月に全国最年少(当時)で当選してからは、仕事がない日はほとんどない。育児といっても長男をかわいがる程度で、本格的な子育ては初めての経験だ。
香織さんが産後の入院をしていた先月25日までは食事も作り長男の世話を1人でした。同23日朝、長男と一緒に入浴した時、風呂場で転んで一瞬息が止まるほど強く腰を打った。痛みに顔をゆがめていると、長男が「大丈夫?」「ご飯を食べたら痛いの治る?」と声を掛けてきた。「母親がいなくて寂しいはずなのに、人の心配をしてくれた。こんな一面は今まで全然見られなかった」と、成長を実感した。
ある日、午後から登庁するためにスーツに着替え始めると、長男が、だだをこねて大泣きしていたのがピタッと止まった。「(仕事を)いっぱいしないでね」と気遣われたという。
公務は、市政策推進課を窓口に、主に自宅でメールで行った。第3セクターの特定調停に関する意見書の調整や、紅葉シーズンに配る観光マップの修正……。やり取りは91通に上り、返信を書き終えるのに午前2時までかかったことも。「文字でニュアンスを伝えるのが大変な時もあった」と、もどかしさから5回、電話で指示を出した。
◇
5日までの育休を終え、「スムーズに行った感じ」と満足そうに話す倉田市長。育休取得のきっかけの一つに、7年前に取った同課の男性職員(40)を挙げる。先月初め、移動中の車の中で、この職員から「取らなきゃよかったと思うくらい、家事がしんどかった」と聞き、「これは体験してみないといけない」と思ったという。
市では育休は最長3年間取れるが、収入が減るため、これまで男性で取得したのはこの職員を含め4人だけ。事務職では唯一のこの職員は、当時は商工観光課で民間企業に対して男性の育児休暇の啓発を担当しており、「市が呼び掛けているのに、取らないのはおかしい」と葛藤(かっとう)の末、5日間だけ取得した。
倉田市長との連絡役でもあったこの職員は、市長の育休の邪魔をしていると思いつつ、市政に穴が開かないようにメールを出していたという。「(男性が)育児の大変さを実感すれば、子育ての施策や考え方の厚みが増すと思う」と、環境整備に期待を寄せた。
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