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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1073チバQ:2010/10/16(土) 20:37:38
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101015ddlk28010358000c.html
16万都市の行方:川西ダブル選/中 事業仕分け /兵庫
 ◇財政再建へやむなし 市民の認知度は低く
 川西市などが主催し、毎年約5万人の人出でにぎわう猪名川花火大会。7月末に行われた川西版事業仕分け「公開事業レビュー」で、有識者や公募の市民からなる評価者から「継続にこだわることなく、思い切った措置を講じるべきだ」と強く見直しを求められた。仕分け結果を聞いて、花火大会会場近くの不動産会社に勤める男性(61)は、憤然とした表情で語った。「花火大会のメリット? そんなのはない。でも楽しみにしている人は多いから続けてほしい」

 今回の事業仕分けは、市政に市民の関心を集めることを第一の目的に行われた。しかし、その背景には川西市の厳しい財政事情がある。

 09年度の一般会計決算では、市が独自に調達する自主財源が歳入に占める割合は、前年度比で4・8ポイント悪化。また財政の弾力性を示す経常収支比率は改善傾向にあるが、92・7%と依然として高い水準にある。さらに家庭の貯蓄にあたる財政調整基金の残高は、98年度の47・8億円から毎年減り続け、09年度は9・1億円となった。

 市の財政は国や県の都合で左右されやすくなっており、借金の返済や人件費などの義務的経費が支出に占める割合が高いため、新規事業に手を出しづらい。また、長引く不況で、貯蓄が底を尽きかけているという、心もとない状況だ。

 基金や積立金への繰り入れなどを除いた09年度の実質単年度収支は、97年度以来12年ぶりの黒字となった。ただ、これは地方交付税など国からの支出が増えたためで、厳しい財政状況に変わりはない。

 不動産会社に勤務する男性は、事業仕分けで花火大会が対象となったことを知らなかった。「事業仕分けは賛成だし、やめる事業があるのは仕方がない。でも、どれだけの市民がその取り組みを知っているだろうか」

 財政再建のためには新規事業を絞り込むだけでなく、これまでの事業や市民サービスを見直していかなければならない。問われているのは、その過程に市民の参加が、どれだけ得られるかだ。【衛藤達生】

〔阪神版〕


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