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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ
1149
:
チバQ
:2010/11/14(日) 19:57:05
◆日を追い増える共感
倉田市長の育休を巡っては、市には12日までに61件の意見が寄せられた。うち50件は「民間では育休を取れる環境が整っていないのに、市長が一番に取っていいのか」といった批判的な内容。ただ、今月に入ると賛否は半々となり、「市長が明るく前向きなのが、とても好ましく感じた」というメールもあったという。
東京都の成沢広修・文京区長(44)が取得するなど、イクメン首長が何人かいたため、倉田市長は「目新しくないし、アナウンス効果くらいあれば、と思っていた」と、反響の大きさに驚きを隠さない。橋下知事が「首長は最後に育休を取っていくのが筋」などと批判したことを引き金に、同時期に育休を取得している湯崎英彦・広島県知事(45)の応戦もあり、論争は広まった。
倉田市長は「橋下知事とは見解は違うけど、下手な普及啓発よりもはるかに意味があった。市職員が育休を取りやすくなるだけでも、第一歩になる。足元から文化をつくっていきたい」と話す。水面(みなも)に投じた一石となるか、今後の発信や取り組みにかかっている。
……………………………………………………
◆企業も後押し「生活者の感性磨く」
子を持つ世帯の共働き率が51・5%と半数を超える中、男性の育児参加を後押しする企業もある。
通信販売大手の「千趣会」(大阪市北区)。子供が満2歳になるまで育休を取得でき、最初の5日間は有給扱い。「たとえ1日でも育休を取ることが職場の理解につながり、生活者としての感性も磨かれる」(CSR推進チーム)といい、管理職を含む対象男性の有給消化率は、過去3年間で5割に達している。
「貴重な子育てが体験できる時期は今しかない、と思って」。ファッション事業推進部の中島徹さん(38)は第2子の次女の育児で5月、前後の週末と合わせて9連休を過ごした。
夜遅く帰って、寝姿を見るだけでは感じられなかった、ささいな表情やしぐさの変化が素直に喜べ、「小学1年の長女の生活ぶりもわかった」と振り返る。
「自分の都合で子育てを中断させまい」と、持ち帰った業務パソコンは一度も開かなかったが、次第に子育ての苦労を思い知らされた。細かく寝起きを繰り返し、目が離せない。どうあやしても泣きやまず、妻に1度だけ「少し横になっていい?」と音を上げてしまったという。
中島さんは「普段、妻はどんなに休憩したくても、育児を代わってもらえる人はいない。本当にすごいな、って感謝の気持ちが深くなりました」と苦笑を浮かべる。育休取得の課題の一つに代替要員の確保が挙げられるが、「誰かの代わりがいない組織というのは、組織のあり方としておかしいと感じます」と漏らした。
働く女性の取得率が8割を超えたのはほんの3年前。法律で規定されてから15年を要している。取得する前に離職する女性も依然として少なくない。男性の育休制度に魂が入るのは、いつになるのだろうか。(辻阪光平)
◇
ご意見をお寄せください。あて先は〒530・8551(住所不要)読売新聞大阪本社社会部、ファクス06・6361・0733、メールosaka2@yomiuri.comへ。
(2010年11月14日 読売新聞)
1150
:
チバQ
:2010/11/16(火) 20:13:02
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=200456
県議選にらみ知事選応援に温度差 立候補予定者
和歌山県知事選では、5カ月後に控えた県議選の立候補予定者の応援活動が注目される。田辺市選挙区では、現職3人は支持候補を鮮明にしているが、新顔2人は支持候補を示しながらも微妙な立場をにじませる。元職2人と新顔3人が出馬を表明している西牟婁郡選挙区でも、応援の態度に温度差がみられる。
【田辺市選挙区】
現職の大沢広太郎氏(69)=自民=は、現職知事である仁坂吉伸候補(60)の後援会田辺支部の選対本部長を務め、田辺市内での選挙運動の陣頭指揮を執っている。仁坂候補が田辺入りした際には一緒に行動し、市民に支持を訴える。会社や団体回りもする。
仁坂候補は自民党の推薦を得ており、大沢氏は自民党県議団の副会長。「絶対に現職を落とすわけにはいかない」と意気込む。
同じ県議団に所属する現職の泉正徳氏(58)も仁坂候補の後援会田辺支部選対副本部長を務める。「党推薦というだけでなく、行政手腕を評価して応援している」
現職の原日出夫氏(69)は、民主党推薦の前県議、藤本真利子候補(56)を応援する。支援組織「みんなの力で新しい和歌山をつくる会」田辺西牟婁支部の幹事を務める。
原氏は県議会では、民主党議員も加わる会派「真わかやま」に所属。昨夏の衆院選と今夏の参院選では民主党公認候補を全面的に支援してきた。「民主党員やサポーターではないが、同じ会派だったので藤本さんを応援している」
一方、出馬を表明している前市議の谷口和樹氏(39)は、藤本候補を支持するものの、後援会には加わっておらず、派手な応援活動はしていない。
昨夏の衆院選では民主党公認候補の後援会スタッフの一員だった。県議選は無所属で出馬する方針で「民主党を支持しているわけでなく、政策によって藤本さんを支持している。自分ができる応援活動をしている」と話す。
出馬予定の鈴木太雄氏(39)は自民党公認の市議で、仁坂候補を支持し、田辺後援会の設立総会など会合や集会に出席している。しかし、表面的には目立った応援活動はしていない。県議選は無所属で出馬する方針だという。
【西牟婁郡選挙区】
新顔で立候補する民主党の玉置公良衆院議員の私設秘書で長男の大志氏(28)は「みんなの力で新しい和歌山をつくる会」田辺西牟婁支部のメンバーで、藤本候補を全面的に応援する。
大志氏は県議選に民主党公認で出馬する。「いまは玉置事務所のスタッフとして藤本さんの応援に専念している」
新顔で出馬する上富田町議の池口公二氏(54)は仁坂候補を支持し、後援会上富田支部の地区役員を務める。
県議選では自民党に推薦願を出す予定だが、仁坂候補支持については「自民が推薦しているからということではなく、仁坂知事の実績を評価して応援している」と話す。
共産党の元県議、高田由一氏(46)も支持候補を鮮明にする。共産党が推薦するJR西日本シニア社員の洞佳和候補(62)を応援しており、紀南入りした際には個人演説会などで応援弁士を務める。党や自身の後援会活動の中でも洞候補支持を訴えている。
一方、元県議の前川勝久氏(65)は仁坂候補を支持しているが、応援活動はしていない。昨夏の衆院選、今夏の参院選のいずれも自民党候補を応援してきた。県議選では自民党に推薦願を出す予定という。
前白浜町長の立谷誠一氏(60)も昨夏の衆院選と今夏の参院選では自民党候補を応援してきたが、県知事選では目立った活動はしていない。
【候補者に同行し、有権者に支持を訴える県議(和歌山県田辺市で)】
(2010年11月16日更新)
1151
:
チバQ
:2010/11/18(木) 21:01:52
http://mainichi.jp/area/nara/news/20101118ddlk29010616000c.html
行政ファイル:浅川県議が自民党を離党 /奈良
自民党県連総務会長代理の浅川清仁県議(56)が17日、県連に離党届を提出したことを明らかにした。所属する自民党会派も離脱する方針。浅川県議は「自民党と民主党の二大政党が機能しているか疑問だ」と述べた。他の政党に入るかどうかを含め、近く正式表明する。浅川県議は山辺郡・奈良市選挙区選出で現在2期目。
1152
:
チバQ
:2010/11/18(木) 21:13:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101118/elc1011180833000-n1.htm
橋下維新が22人の2次公認発表 「恋から」出演女性、自民府議の長男も
2010.11.18 08:32
大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は17日、大阪市内で開かれた政治資金パーティーで、来春の統一地方選に擁立する新人ら22人の2次公認を発表した。橋下知事は「大阪をよくするには府市統合、ワン大阪の実現しかない」と、約900人の参加者に支持を呼びかけた。
パーティーは、党を支援する経済人らで作る「経済人・大阪維新の会」が主催。2次公認の内訳は、大阪府議選13人▽大阪市議選8人▽堺市議選1人−で、26〜58歳。府議選には、現職の大阪市議、池田市議会議長、熊取町議のほか、自民府議の長男の元衆院議員秘書、元国土交通省職員らも含まれている。
自民大阪市議団の副幹事長、有本純子市議や民主の権世幸蔵市議の選挙区にあたる市議選中央区(定数2)で公認が内定した会社員、村上満由氏(26)は、今年3月まで日本テレビのバラエティー番組「恋のから騒ぎ」に出演していた。村上氏は「若い人の投票率が低いので私が出ることで変えたい」と語った。
1153
:
チバQ
:2010/11/18(木) 21:15:40
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101118ddm013010005000c.html
ザ・特集:府・市を再編「大阪都」構想 小泉政権ほうふつ、橋下劇場どこへ行く?
◇役所をぶっ壊す!
大阪がざわついている。高い支持率と過激な発言で注目されるタレント弁護士出身の橋下徹・大阪府知事が掲げる「改革」が、来春の統一地方選の台風の目になりそうな勢いだ。「廃藩置県以来の大改革」で、将来は「中央政治をぶっ壊し新しい日本につくり直す」という。木枯らしが吹く難波(なにわ)の街を歩いた。【中澤雄大】
◇過激発言に聴衆喝采「はっきりしててええ」/市長、府議らは「ファシズム」「メディア命で危うい」
「改革」の中心は、同府と大阪市を解体・再編する「大阪都」構想だ。
「大阪全体を引っ張る船長を1人にするのが一番の主張! 小泉(純一郎元首相)さんは『自民党をぶっ壊す』と言ったが、維新の会は大阪市役所と府庁をぶっ壊す。少し前ならクーデターで役所を倒したかも分からないが、この日本では駄目。じゃあ、なんで倒すかといえば選挙。必ず新しいものをつくりますから、皆さんが本気で一回、役所をつぶしてくれ!」
11月10日、大阪市に隣接する東大阪市で開かれた「大阪維新の会」タウンミーティング。同会は、知事自らが代表を務める地域政党だ。あいさつに立った橋下氏は冒頭からボルテージが高く、批判の矛先を平松邦夫・大阪市長に向けた。「国ができないことを大阪からやっていきたい。市役所職員から支援を受けた平松市長では無理。我々が市役所に乗り込んで府民に理解される公務員改革を徹底的にやります!」。聴衆約800人は期待通りの過激な発言に拍手喝采(かっさい)。「これまでの知事さんより若いし、はっきり話しはるところがええな。期待してるわ」と反応は良好だった。
翌11日、「標的」にされた平松氏を市役所に訪ねた。「維新の会代表という隠れみのを使って好き放題に言うのは噴飯もの。実際の市の現場をよう知らないで、『駄目だ』と言う。選挙に勝てばすべて思い通りになるというのは、ファシズムを想起させる」と怒りを隠さない。
□
そもそも橋下氏が提唱する「大阪都」とはどんな構想なのか。東京都をモデルに、大阪市と周辺10市を人口30万人規模の計20の特別区に再編▽大阪市24区は8、9区にし、各区に公選区長と議会を設置するというもの。広域行政のトップが府知事と大阪市長の2人から都知事1人になることで、政策決定の迅速化と行政運営の効率化が図られ「大阪の都市機能が強化し、世界の都市と戦える」という。
背景には、近年地盤沈下が著しい大阪の社会経済情勢がある。前自民党大阪府連幹事長で、現在は維新の会に所属する横倉廉幸(やすゆき)府議は「世界の都市間競争の時代には広い行政の視点が必要。内向きの行政では大阪は取り残される。大阪維新は最後のチャンスだ」と語る。同会は17日までに来春の府議選、大阪市議選などの第1次、第2次公認候補として約100人を発表。各議会で過半数獲得を目指すとしている。
報道各社の世論調査で、橋下氏の支持率は7割を超す。「あれだけ人気のある人に正面切って盾つくのは、そりゃあ怖いですよ」と平松氏。その人気の源泉は何か。9日、府庁の会見で橋下氏に聞いた。メディアに一挙手一投足が報じられるところが大きいと認め、「組織の都合、特定団体の利益になるような話は避けて、あるべき姿をできる限り考えて判断しようと努めた」ことだと分析してみせた。
橋下氏は常々「ふわっとした民意に支えられている」と言う。東京出身で、小学5年生の時に大阪に引っ越した。27歳で弁護士登録。日本テレビ系列の人気番組「行列のできる法律相談所」で一躍全国区に。当時は茶髪にサングラス。「彼はチャラチャラしたキャラクターの役で、盛り上げるために用意周到に考えてくれていたのでは」と同番組の総合演出担当、高橋利之氏は振り返る。「テレビでは短時間でどれだけ強い言葉を言えるかが勝負。彼の言葉が響くのは、弁護士としての職業に自信があるうえに、ぶれない信念の裏打ちがあるからだ」と言う。
知事になった今も、自著「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術」に記したように、標準語と大阪弁を状況に応じて使い分けて相手の気持ちをつかむ。感情的な議論をふっかけて交渉の流れを変えたりするのは、対決演出型の手法を取った小泉政権をほうふつとさせる。
1154
:
チバQ
:2010/11/18(木) 21:15:56
□
「強固な支持団体があるわけでもない」(橋下氏)ため、常に過激なことをメディアに発信し続けなければならないと見るのは、元自民党府議団幹事長として橋下氏の知事擁立に深くかかわった朝倉秀実府議。現在は橋下氏が維新の会をつくったことで、自民との対決構図が鮮明だ。朝倉氏は「彼は私に『メディアが命だ』と言っていた。普段は礼儀正しいし、改革の志も素晴らしい。しかし、メディアの申し子として次々に何か打ち出さねばならず、無理をしている。行きすぎは危険だ」と指摘する。
平松氏は8日開いた政治資金パーティーで、「市民の暮らしがどうなるか指し示さない大阪都構想には賛成できない」と批判。同じ日、橋下氏は統一選に向けて維新の会関係者との会合に出席した。来春、大阪城に支持者1万人を集める計画案に、テレビ業界の内情を知る橋下氏は「それじゃあ東京のテレビは15秒しか報じない。10万人集めてくれ。徹底的に平松市長のネガティブキャンペーンでいく!」とはっぱをかけたという。
勢いづく橋下改革だが、不安要素もある。橋下氏がいわゆるイソ弁(従業員弁護士)として10カ月間勤務した弁護士事務所の親弁、樺島正法弁護士は「すべてがうそとハッタリ」と断罪する。橋下氏が山口県光市の母子殺害事件の被告弁護団を批判し、テレビで懲戒請求を呼び掛けた問題を重く見て、12日に日本弁護士連合会に、橋下氏の除名もしくは退会命令を求める異議申し出をした。
府知事の任期は残すところ1年半。橋下氏は2期目への言及は避けるが、朝倉氏は「1年目に人件費の大幅削減などの大ナタを振るった。知事としてそれ以上の改革はない」と語り、来年12月の大阪市長選、もしくは国政への転出も視野に入れているとみる。ただ橋下氏のブレーンの上山信一・慶大教授は「地方から東京へステップアップするといった発想は彼にはない」と否定する。
タウンミーティングを聞いた70代の主婦は「知事さんは、大阪をどないするんか、しっかり風船を上げてくれはるからええわ」。一方、樺島弁護士は言う。「その風船がどこに行こうとしているのかちっとも分からんのですわ」
1155
:
チバQ
:2010/11/19(金) 20:44:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20101118-OYT8T01228.htm
京都市会の行方脚光
京都市の定例市議会が18日、開会し、共産党市議団(19人)が厳しい経済情勢などを背景に、年約1600万円の議員報酬を3割削減した約1100万円とする条例改正案を議員提案した。京都市議会(定数69)を巡っては、市民の間で、定数削減を求める動きも出ており、来春の統一選を前に〈議員の待遇〉が改めてクローズアップされそうだ。他会派からは「唐突だ」と批判する声が上がっており、12月10日の会期末まで白熱した議論が予想される。
現在、市議の報酬は年1583万円。しかし、市の財政危機を受け、5%カットなどをしているため、実際の支給は1526万円だ。ただ議員1人あたり月40万円の政務調査費(会派支給分はまた別)が別途支給されている。
一方、市職員も市長以下、給与カットを実施中。市長が、本来は年2478万円である報酬を20%カットした1982万円としているのを始め、課長級以上の管理職は5%、一般職員も1・8〜2・8%カットされている。
本会議で提案説明した共産の井坂博文・副団長は「議員報酬よりも市民生活を守る予算を優先すべきだ」と主張。「3割」削減の根拠として、局長級が平均で年約1200万円の給与となっていることを挙げ、「局長レベル並みに下げれば市民の理解を得られる」とした。
一方、統一地方選・京都市議選の全11選挙区での候補擁立を目指している地域政党・京都党のメンバーは、統一選から京都市議の定数を9削減することを目指して、直接請求のための署名集めを展開中だ。
こうした動きを、井坂副団長は「議員を減らすと、市民の要望を市に伝えるパイプが細くなる。定数減よりも報酬削減が適切だ」とけん制する。
◇
一方、市議会の他会派からは「共産党の選挙目当てのパフォーマンスに過ぎない」などと批判の声が出た。
最大会派の自民党市議団(22人)の橋村芳和・代表幹事は「これまで議会改革は手順を踏んで進めてきたのに、その流れを無視している」と反論する。
民主・都みらい市議団(14人)の小林昭朗・団長は「提案理由を詳しく分析し、会派としての意見をまとめたい」と慎重な言い回しで、公明党市議団(12人)の大道義知・団長は「政務調査費や議員定数のことを論じず、報酬だけを対象とするのはおかしいのでは」と懐疑的な見解を示した。
(2010年11月19日 読売新聞)
1156
:
チバQ
:2010/11/19(金) 20:47:15
>>1151
http://www.nara-np.co.jp/20101118104052.html
浅川県議が自民離党 - 県連再建どう影響
2010年11月18日 奈良新聞
自民党県連総務会長代理や衆院県1区幹事長を務める浅川清仁氏(56)=2期、山辺郡・奈良市区=が離党したことが17日、分かった。奈良新聞社などの取材に、浅川氏は「主義主張を明確にし、政策など独自の活動を強めたい」と話し、県議会の会派「自民党」(14人)からも離れる意向を示した。野党転落に続いて、今年7月の参院選でも敗退し、現在「不在」となっている県連会長選挙の告示を今月22日に控え、再建半ばの県連にとって、現職県議の同氏の離党の影響がどう出るかが注目される。
浅川氏は、県議会議長を連続11期務め、党県連会長や最高顧問などを歴任した故浅川清氏=平成14年死去=の長男。同15年の県議選で奈良市・添上郡区(定数10)から出馬し、1万540票を獲得し8位で当選。前回は合区により山辺郡・奈良市区(同11)となったが、9049票と得票を減らし最下位当選の11位だった。
浅川氏は今月10日が締切日だった次期銃一地方選・県議選の党第1次公認の申請を見送り、その動向が注目されて…
1157
:
神奈川一区民
:2010/11/19(金) 22:43:25
>>1156
みんなの党公認で県議選に立候補するよう
です。
ソース@みんなの党ホームページ
1158
:
チバQ
:2010/11/20(土) 00:00:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101119-OYT1T00798.htm
泉佐野市長、橋下氏の「維新」で府議選出馬意向
地方行政
大阪府泉佐野市の新田谷(にったや)修司市長(59)が後援会関係者に、来春の統一地方選で、橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」から府議選に出馬する意向を伝えたことがわかった。
橋下知事からの出馬要請を受けての判断で、任期を1年近く残し辞職する方針。12月にも正式表明する。同会は統一選の立候補予定者計101人を公表しているが、出馬が決まれば現職市長の擁立は初めてとなる。
新田谷市長は19日、読売新聞の取材に対し、「大阪市を解体して特別区制度を目指す大阪都構想を支持している。財政再建の早期実現にめどがつけば、出馬を考えたい」と述べた。
橋下知事は5月頃、新田谷市長に「力を貸してほしい」と要請。関係者によると、新田谷市長は今月、「大阪(伊丹)空港の廃港を訴え、関西空港のハブ(拠点)化を目指す橋下知事を支援したい」と出馬の意向を伝えてきたという。
(2010年11月19日16時14分 読売新聞)
1159
:
チバQ
:2010/11/21(日) 20:27:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101119/lcl1011191424002-n1.htm
【地方異変】シリーズ1 改革か破壊か(上)橋下知事「国の形、大阪から変える」 (1/5ページ)
2010.11.19 14:24
名古屋市で河村たかし市長が「市議会解散」に向けた署名集めに乗り出すと、橋下徹・大阪府知事は応援に訪れ、連携をアピールした=9月20日、名古屋市中区 華々しく政権交代を果たした民主党政権だが、すっかりメッキがはがれてしまった。とはいえ自民党も期待にはほど遠い。民主党もダメ。自民党もダメ。そんな閉塞(へいそく)感を打ち破る異変が大阪府と愛知県で起きつつある。来春の統一地方選は政界激震の序章となるかもしれない。
≪緻密な戦略家≫
「大阪をよくするにはワン大阪しかない。実現にはすさまじい政治闘争に打ち勝たなければならないんです。民主党に国の形を変えてほしいがどうも伝わってこない。それならば大阪から国の形を変えようじゃありませんか!」
17日夜、大阪・中之島で関西財界人が「大阪維新の会」のために開いた決起集会。維新の会代表の大阪府知事、橋下徹はホールを埋め尽くす約900人から万雷の拍手を受け、確かな手応えを感じていた。
大阪府と大阪市を統合し、周辺市と合わせて約20の特別区に再編する大阪都構想。橋下はこの構想を「大阪再生の唯一無二の方策」と掲げ、来春の府・市議選などで維新の会の過半数制覇を狙う。
母子家庭で育ち、地元の名門・府立北野高校ではラグビー部で全国大会に出場。早稲田大卒業後は弁護士となり、平成20年2月に府知事へ転身。「大阪サクセスストーリー」を地でいく橋下はなお8割の支持率を誇るが、裏には緻密(ちみつ)な計算がある。
「大阪のGDPは40兆円でオーストリアに等しいのになぜ勢いがないのか。なぜ本当の力を発揮できないのか」
地盤沈下が著しい大阪で橋下は人々の焦燥感を煽(あお)り、プライドをくすぐる。
メディアの威力も熟知する。毎朝記者団に囲まれ、府政から外交まであらゆる質問に応じる。その歯にきぬ着せぬ発言は関西ローカルニュースで昼夜報じられ、時の首相が同じ質問にあいまいな答えをすればするほど橋下は引き立つ。
機を見るに敏でもある。自民、公明両党の支援で当選したが、政権交代不可避と見ると民主党を支持。民主党が迷走すると即座に距離を置く。ずる賢くもあるが、大阪人の心情を素直に投影させたともいえる。
≪「維新の会」旋風≫
そんな橋下が「負の遺産」の象徴として目をつけたのが、大阪・南港にそびえる旧大阪ワールドトレードセンタービルだった。大阪市の「バベルの塔」といわれる55階建てのビルは西日本一の高さを目指して建設され、経営破綻(はたん)した。
ここに府庁を移転するという奇策が「維新の会」の導火線となる。
昨年3月、自民府議団は移転賛成で党議拘束まで取り付けたが、採決は無記名投票となり、造反者が続出。賛成46、反対65、無効1で否決された。これに反発した賛成派が新会派「自民党維新の会」を結成。今年4月には政治団体「大阪維新の会」となった。当初は他党との掛け持ちもOKだったが、大阪市議補選で自民候補への対抗馬擁立をきっかけに自民党大阪府連が9月に離党勧告。府議ら45人が集団離党、民主党を巻き込み各地で旋風を巻き起こす。
橋下にとって「瓢箪(ひょうたん)から駒」だったのか。それとも計算ずくだったのか。
1160
:
チバQ
:2010/11/21(日) 20:28:32
地下水脈つながる「名阪」
「大村さん、愛知県知事選はどうするつもりなの? ダメよ。国政でやるべき仕事があるでしょ!」
10日夕、都内で開かれた自民党衆院議員、大村秀章のパーティー。党総務会長、小池百合子は壇上で大村に詰め寄った。
大村は苦笑いしてごまかしたが、腹は決まっていた。臨時国会終了後に知事選出馬を表明。そして昨年4月に民主党衆院議員から名古屋市長に転身した河村たかしとタッグを組み「愛知独立」をぶち上げる。
大村が14年間の議員歴を捨て知事選に賭けようと思ったのは野党暮らしに嫌気がさしたからだけではない。大阪に続き、名古屋で始まった地殻変動は本物だと嗅(か)ぎとったからだ。
震源は河村だ。市長就任後、市民税10%減税や議員報酬半減をめぐり、市議会と対立。8月に市議会解散を求める直接請求(リコール)運動を始めた。
狙いはトリプル選挙だ。市議会を解散に追い込み、自らも市長を辞職、来年2月の愛知県知事選と同日選挙を行う。そこで今年4月に自らが設立した地域政党「減税日本」を率いて名古屋市を制圧する。そのパートナーとして白羽の矢を立てたのが大村だった。
署名はリコールに必要な有権者の5分の1(36万6千人)をはるかに超える46万5385人分が集まったが、市選挙管理委員会が署名の有効性を慎重に判断するとして審査期間を1カ月間延長したため、トリプル選挙の実現は微妙な情勢となった。
ただ、愛知県知事選が実施されるのは統一地方選の2カ月前だ。その余波は全国に広がる可能性もある。
≪3大都市圏の力≫
「大阪、名古屋の動きは一地方の反乱ではない。この国のあり方を根本から変えてしまうぞ…」
大村がこう言い出したのは、大阪維新の会の動きが本格化する前の今年春だった。郵政民営化の是非を問い自民党が圧勝した平成17年の衆院選、民主党が政権交代を果たした昨年の衆院選で3大都市圏のパワーを思い知ったからだ。
17年の衆院選では首都、関西、中京の3大都市圏で自民党の勝率は9割に迫った。21年の衆院選の3大都市圏の民主党の勝率も同レベル。3大都市圏にどこまで含めるかによって差はあるが、比例代表を含めると衆院480議席の6〜7割を占めるとされる。つまり3大都市圏の勝敗が衆院選の帰趨(きすう)を決する。
しかも都市部と地方のニーズの乖離(かいり)は年々広がっている。都市部では規制緩和、行革などを求める声が強く、道路整備や農業対策の優先順位は低い。地方は逆だ。もはや衆院300選挙区すべてが満足する政策パッケージは作り得ない。大村はこう続けた。
「自民党は都市、地方ともにいい顔をしようとして両方にNOを突きつけられた。民主党も同じ過ちを繰り返している。民主もダメ。自民もダメ。そんな不満の受け皿が3大都市圏に生まれたらどうなるか…」
≪夢物語ではない≫
大阪府知事・橋下徹「名古屋からどえりゃーことを始めましょう」
河村「どえりゃー発音がよかった」
9月20日の名古屋市中区。ポロシャツ姿で河村と並んだ橋下は慣れない名古屋弁を披露。大阪、名古屋が地下水脈でつながっていることを印象づけた。
2人とも地方改革を声高に唱えるが国政への野心はおくびにも出さない。「国政に影響力を持とうというスケベ心を持てば府民は離れる」と橋下は断じる。
だが、統一地方選で維新の会や減税日本が地方議会を制圧したらどうなるか。地方議員に集票を頼ってきた自民党はその地から消えかねない。自民党大阪府連会長の谷川秀善が「何が何でも維新の会をぶっつぶす」と息巻く理由はここにある。
しかも大阪都構想などの実現に法改正は不可欠だ。地方公務員の大量リストラにつながる構想に民主党政権が応じるだろうか。もし拒めば、維新の会が蜂起し、次期衆院選で大阪に30議席を有する新党が誕生する−。これを夢物語と一笑に付すわけにはいかない。
大阪、名古屋の地殻変動に自民、民主両党執行部の動きは鈍いが、みんなの党代表の渡辺喜美は違った。渡辺は9月26日、都内のホテルで橋下と密会し、こう持ちかけた。
「アジェンダの一致する範囲で連携しよう」
維新の会には「ただ乗りする気か」(幹部)と警戒する声もあるが、橋下は前向きに応じたという。
統一地方選まで半年を切った。「春の嵐」は国政をものみ込みつつある。(敬称略)
1161
:
チバQ
:2010/11/21(日) 20:29:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101120/plc1011202059014-n1.htm
【地方異変】シリーズ1「改革か破壊か」(下)騒動の裏で、本丸へ「のろし」
2010.11.20 20:55
「このゲームでは、最初に手を挙げた者がバカを見る」
民主党政権が変質していく中、復権を果たした霞が関官僚の一人は、そう言ってニヤリと笑った。
この官僚が指摘するのは、民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げ、平成23年度予算案編成の焦点でもある「一括交付金」だ。
「おれだって、補助金改革はたいへん重要な課題だと思っているんだ。実(じつ)があがるようにやってくれ」
18日夜。官邸の首相執務室。顔をそろえた関係閣僚を前に、首相の菅直人はイライラを爆発させた。
菅は来年度は1兆円余を一括交付金とし、都道府県に配る方針を示した。だが、そのわずか2時間前。民主党は一括化の最終期限を3年後に“先送り”する提言をまとめていた。菅のけんまくにも、この場で上積みを申し出る閣僚はいなかった。
■ ■
国が使途を定めた「ひも付き補助金」を束ね、自治体が自由に使える財源に衣替えさせるのが「一括交付金」だ。23年度はインフラ整備関連補助金が対象。概算要求に221件約3兆3千億円が計上されたが、各府省が現時点で交付金化に応じたのは3件28億円。わずか0・1%にすぎない。
焦点は約2兆4千億円と最大額を持つ国土交通省の対応だ。国交相、馬淵澄夫は「先取りで国交省関連補助金を一本にして社会資本整備総合交付金を作った。上積みしろとの指摘は当たらない」と拒否の姿勢を貫く。
最近馬淵に会った総務相の片山善博は「国交省内の一括化は前進だが、内閣の大方針、補助金全体の一括化の定義には当てはまらない」とくぎを刺した。
各府省が高みの見物を決め込むのは、地域主権改革に対する菅の本気度を疑っているからだ。一括交付金の原案にあった「府省の枠を超えて」との表現が「枠にとらわれず」と弱まったことにも、官僚たちは敏感に反応した。
■ ■
「一括交付金は大したことではない。どうやっても大きくは変わらない」。財務官僚の一人はそう言い放つ。
10月13日、霞が関の財務省4階で開かれた財政制度等審議会では、一括交付金騒動をよそに「財政規律派」が新たなのろしを上げていた。俎上に載ったのは平成21年度開始の地方交付税の「特別加算」だ。
「特別加算に期待して、地方が税収増への努力を怠る」。有識者は口々に自治体不信を表明。財務政務官の吉田泉も「極力縮小の方向で臨みたい」と応じた。
特別加算は政権交代の象徴的なカネだ。小泉純一郎政権が進めた三位一体改革で地方から削ったカネを民主党が補(ほ)填(てん)する。それが、わずか1年で風前のともしびとなった。
21年度は臨時措置。22年度は雇用対策などで約1兆5千億円が別枠加算。財務官僚はいう。「もういいでしょう」
政府はすでに6月に決めた財政運営戦略に、今後の姿を書き込み始めた。
「23年度から3年間は地方交付税を含む予算の大枠を、22年度当初予算並みの71兆円を上回らないようにする」「地方の一般財源総額は22年度水準を下回らないよう3年間は同水準を確保する」。そんな文言だ。
財務官僚が解説する。「3年間は今年度のレベルを下回らないと喜ぶのか、3年過ぎたらどうなるか分からないとおびえるか」
厚相経験のある菅なら、削減しにくい社会保障費よりも、次いで規模の大きい地方交付税に手を付けるに違いない。財務省から「国におんぶにだっこの地方の甘えの構図を断ち切るべきだ」(幹部)と声も出る。
一括交付金化の議論の裏で、本丸・地方交付税をめぐる戦いが動き出している。(敬称略)
◇
シリーズ1は、金子聡、石橋文登、赤地真志帆、橋本亮、山口敦、河居貴司、木村さやか、杉本康士、尾崎良樹が担当しました。
■ ■
来年4月の統一地方選に向け、国と地方のあり方を問う「地方異変」は随時掲載します。
1162
:
チバQ
:2010/11/21(日) 20:30:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101120/lcl1011202211002-n1.htm
橋下知事VS平松市長 統一地方選“大阪頂上対決”の前哨戦激化 (1/2ページ)
2010.11.20 22:06
来年4月の統一地方選まで5カ月を切り、2人の首長がにらみ合う“大阪頂上対決”の前哨戦が激化してきた。20日、大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」(維新)は街頭演説を始め、橋下氏は「大阪市職員から応援を受ける平松邦夫市長が、市役所をつくり替えるなんて絶対にできない」と批判。一方、平松氏は橋下氏が掲げる大阪都構想を批判する会合に参加し「維新はかげろうのようなもの」と皮肉った。2人が「結果次第で進退を判断する」と述べる決戦に向け、対立の様相がより鮮明になっている。
統一選では大阪府議選と大阪市議選がともに予定されており、橋下氏は大阪都構想の実現に向け、それぞれ維新の過半数獲得を公言。対する平松氏は、大阪市の解体につながる同構想に強く反発している。
「信頼して」
「平松市長がしている今の大阪市政、あれぐらいは維新の会でも簡単にできる」。20日昼、同市天王寺区内で街宣車に上った橋下氏は、待ち受けた約400人の聴衆を前に、平松市政を強く批判した。
「大阪市の体質は(平成16年に発覚した)職員厚遇問題のころと何ら変わっていない」と舌(ぜっ)鋒(ぽう)を強める橋下氏。ただ、「具体性がない」と批判される大阪都構想についてはほとんど触れず「いろいろと問題はある」と認めながら、「市役所と大阪府庁を壊し、新しい役所を作る。そこだけは信頼してもらいたい」と持論の主張に軸足を置いた。
「今の市役所は、市民のための市役所になっていない。本気で新しいものにつくり直すかどうかは、皆さんの一票にかかっている」。そう訴えかけると、この日、府内3カ所で開かれた維新のタウンミーティング会場に向かった。
強気崩さず
一方、平松氏は大阪市中央区で開かれた「異議あり!大阪都構想と橋下政治」と題する後援会主催のシンポジウムに参加。維新のメンバーを「すごいオーラを持った人の周りに寄り集まったかげろうのようなもの」と痛烈に皮肉った。
会合には、大阪都構想に批判的な高寄昇三・甲南大名誉教授も参加。「東京都は、あれだけ税収があっても問題が起きている」と指摘し、「橋下知事のポピュリズムの一番大きな欠点は、政策内容が貧困であることだ」と切り捨てた。
会合の出席者は約300人。平松氏を支持する市職員の労働組合の幹部や、前回市長選で平松氏を推した民主党の統一選立候補予定者らも多数、姿を見せた。
最近は、前回市長選で対立候補を応援した自民、公明両党の市議選立候補者への支援も明言するなど、対橋下氏シフトを固めつつある平松氏。会合終了後には、大阪都構想について「いろんな問題点が指摘されており、維新は具体案を出しにくくなっている」と挑発し、「役割を果たしていない府の実態を浮き彫りにしていけば、風に乗っている方たちも足下がおぼつかなくなるのでは」と強気の構えを崩さなかった。
1163
:
神奈川一区民
:2010/11/22(月) 00:21:32
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101121-OYT1T00623.htm
女性で最年少、尼崎市長に38歳・稲村和美氏
兵庫県尼崎市長選は21日投開票され、新人の前県議・稲村和美氏(38)(無所属)が初当選した。
女性市長としては全国22人目で、41歳で当選した伊東香織・岡山県倉敷市長(44)を抜いて、5歳の女の子を育てる全国最年少の「ママ市長」となる。尼崎市は全国で初めて現職の白井文氏(50)から2代連続で女性が市長を務める。
当選を決めた稲村氏は「白井市政8年間が評価された結果。改革をもう一歩前に進めたい」と述べた。
選挙戦は専従スタッフが4人だけ。白井氏の後継候補として「今度も女性市長」をスローガンに掲げ、震災ボランティア仲間や、保育所に通う長女(5)の友だちの母親、近畿の市民派議員らが、選挙はがきの発送から選挙カーの運転まで手伝い、選挙活動を担った。
神戸大大学院法学研究科修了。1995年、阪神大震災を経験、被災者の救援活動に汗を流した。全国から集まった学生ボランティアらのリーダー役を務め、同年5月には学内にボランティアセンターを設立。被災者の生活再建が取り残される現実に「税金の使い道が間違っている」と憤り、尼崎市議が主宰する勉強会に参加したことが尼崎との出会いになり、政治家を志すきっかけになった。
母親が保育所への送迎をしたり、夫が激励のために長女を事務所に連れてきたりと、家族も選挙をサポート。「ママ市長」になることについて、稲村さんは「仕事もしっかり向き合い、子どもとも向き合って、全力をかけて両立をがんばりたい」と話した。
(2010年11月22日00時07分 読売新聞)
1164
:
チバQ
:2010/11/22(月) 12:23:39
圧勝すね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20101122-OYT8T00127.htm
白井市政の継承支持
尼崎市長に稲村さん
21日投開票された尼崎市長選で初当選した無所属の前県議・稲村和美さん(38)は「クリーンでオープンな白井市政の継承」を前面に打ち出し、前市議・吉岡健一郎さん(50)、前尼崎民主商工会事務局長・徳田稔さん(63)(共産推薦)、前市議・土田裕史さん(31)の無所属3新人を破った。「市民による自治のまちづくりを進める」と誓う稲村さん。今後、財政再建や人口減少などの難題に挑む。投票率は過去最低の29・35%(前回39・87%)。当日有権者数は37万7656人。
同市東難波町の事務所に「当選確実」の一報が入ると支持者から一斉に拍手と歓声がわき起こった。事務所に姿を現した稲村さんは、両手を振りながら歓声に応え、白井文市長(50)とがっちり握手。その後、「尼崎に改革の灯をともす」との意味を込めたケーキのろうそくに火を付け、「市は財政難にあえいでいるが、ピンチをチャンスに変えるのが私の仕事」と抱負を語った。
稲村さんは、阪神大震災直後に神戸大総合ボランティアセンターを設立し、初代代表に。2002年に証券会社を辞職し、尼崎市長選で白井市長の選挙スタッフに加わり、03年の県議選で初当選、2期目の途中に立候補を表明した。
吉岡さんは「観光施策の充実や地域振興、縦割り行政の改善」、徳田さんは「中学生までの医療費の無料化や国民健康保険料の引き下げ」、土田さんは「市の行財政改革の凍結や事業仕分け」などを訴えたが、及ばなかった。
当 58,034稲村 和美38無新〈1〉
22,050吉岡健一郎50無新
17,053徳田 稔63無新
11,387土田 裕史31無新
(選管確定)
(2010年11月22日 読売新聞)
1165
:
チバQ
:2010/11/22(月) 20:22:10
http://www.nara-np.co.jp/20101120095856.html
[浅川氏] 自民在籍中、他党打診 - 確認後に離党届
2010年11月20日 奈良新聞
みんなの党(渡辺喜美代表)は19日、党公式ホームページで、来年の統一地方選の公認候補として、県議選山辺郡・奈良市選挙区で、自民党県連に離党届を提出した浅川清仁氏(56)の公認を発表した。浅川氏はきょう20日に後援会で報告し、21日に正式表明する予定。しかし、自民党県連の総務会長代理や県1区幹事長という要職にあり、自民党籍のままでみんなの党の「地方選挙の公募」に応じたことに、政治家としての資質を問う声が大きい。また同党から公認内定の感触を得たため、慌てて離党届を提出したのではないかとみられている。親子二代にわたる長年の支援者からも「自民党の職責を放棄し、選挙目当ての行動」と批判の声も上がっていた。
みんなの党は党ホームページで地方選挙の候補者を公募している。希望動機などを記した申請書や卒業証明書、住民票などを郵送するよう求め、一式書類を受理してから第1次選考の書類審査を開始し、結果を通知するとしている。応募資格は「党のアジェンダ(政策・行動計画・実施計画)に賛同」「社会人としての一般常識を持っている」など。
浅川氏は自民党県連の総務会長代理のほか選挙管理委員などの要職にあった。しかし、先月30日の総務会や、今月6日の県連会長選挙のための選挙管理委員会を欠席していた。10日締め切りの県議選の第1次公認申請を見送ったため、その動向に疑問の声が上がっていた。16日夕、県連に離党届を提出し、翌17日には県議会「自民党」会派の議員総会で、出席した11人の同僚議員らにこれを報告している。しかし、離党届の扱いは県連として正式な機関決定がされていない。
みんなの党が公認発表する3日前に離党届を提出した浅川氏は、自民党所属の県議として総務会長代理などの要職のまま公募に応じていたことになり、同僚県議からも「社会人としての常識に反する行為」と厳しい声が出…
1166
:
チバQ
:2010/11/22(月) 22:57:01
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0003625486.shtml
2代続け女性トップ、投票率過去最低 尼崎市長選
支持者らの祝福に手を振って応える稲村和美氏(右)=21日午後9時45分、尼崎市東難波町3(撮影・田中靖浩)
市民は「改革」の続行を選んだ。21日、投開票された尼崎市長選。新人4人の争いを制したのは、前県議の稲村和美氏(38)だった。白井文市長から事実上の後継指名で「改革継続」を訴え、無党派層や自主投票の政党票をまとめた。危機的な財政状況を背景に、さらなる行財政改革の推進と行政サービスの両立へ、難題をいかに克服するのか。選挙は圧勝だったが、市議会との関係づくりも鍵となる。投票率は過去最低の29・35%で、前回より10・52ポイントも下回った。
「8年間、白井市長と共に歩んできた市民の勝利。市民の実感を市政に生かしたい」。午後9時半すぎ、尼崎市東難波町3の事務所に姿を見せた稲村氏は、駆け付けた白井市長と抱き合い、つないだ手を掲げて支持者の拍手に応えた。
神戸大3年時に発生した阪神・淡路大震災で、ボランティアに携わった。被災者支援から政治に関心を持ち、白井市長の選挙スタッフとして従事。その後、県議に転身した。
白井市長の退任表明直後、立候補を決意した。長女(5つ)の子育て中でもあり、悩んだが「改革を後戻りさせてはいけない」と覚悟を決めた。
街頭では、白井市長を支えた経験や、子育て中の母親をアピールした。「8年間の取り組みを、しっかり引き継がなければならない」「クリーンでオープンな市政運営を」。女性や無党派層を取り込んでいった。
陣営は知名度不足を懸念したが、市会の市民派議員が全面支援に回った。他候補が猛烈に追い上げた終盤には、白井市長も駅前でマイクを握り「改革はまだ道半ば。10年、20年先を見越して選んでほしい」と声をからした。
財政難の尼崎市。「使えるお金は限られている。だからこそ、市民と一緒になって何に使うかを考えたい」と稲村氏。市民が提案し、実行する「市民自治」を目指す。
白井市長の2期目には、福祉サービスなどの大幅削減が市会や市民の反発を招いた。改革継続には一層の反発が予想されるが、稲村氏は「責任の重さに身の引き締まる思い。一緒に頑張りましょう」と支持者らに呼び掛けた。
(横田良平、金山成美)
(2010/11/22 09:00)
1167
:
名無しさん
:2010/11/25(木) 02:51:44
>>1012
>>1117
三重知事選:野呂知事、3選不出馬へ 長男事件考慮か
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101125k0000m010174000c.html
三重県の野呂昭彦知事(64)は任期満了(来年4月20日)に伴う来春の知事選に立候補しない意向を固め、関係者に伝えた。25日の県議会本会議で「3選不出馬」を正式表明するとみられる。
野呂知事の長男(36)が今年8月末、覚せい剤取締法違反容疑で愛知県警に逮捕、起訴された。知事は「事件は私と一切関係なく、知事の職務が左右されることがあってはならない」と述べていたが、事件の影響などを考慮し、不出馬を決断した模様だ。
過去2回の選挙で野呂氏を支援した民主、自民両党は独自候補擁立に向けた動きを加速させるとみられる。野呂知事は衆院議員4期を経て同県松阪市長を約3年務めた。03年の知事選で初当選した。【田中功一、福泉亮】
毎日新聞 2010年11月25日 2時36分
1168
:
チバQ
:2010/11/27(土) 17:49:39
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/27/20101127-046589.php
2010年11月27日
統一選 候補者擁立「維新」も苦心 大阪府議、大阪・堺市議選
来春の統一地方選まで5カ月を切る中、橋下徹・大阪府知事が代表の地域政党「大阪維新の会」(維新)の出現で激戦が予想される大阪府議選と大阪・堺両市議選の立候補予定者数が、意外にも現時点で前回立候補者数を大幅に下回っている。産経新聞の27日現在のまとめでは、出馬予定者は前回統一選の候補者数より61人少ない計334人。国政選挙に比べて有権者の盛り上がりに欠ける上、浸透不足や現職の大量離脱、政権低調など各党さまざまな事情があり、「不況の中、公募にもなかなか集まらない」と嘆き節も聞こえる。
3議員選の27日現在の立候補予定者数は、維新101人▽民主70人▽共産56人▽自民48人▽公明46人▽その他13人。議会別では、府議会(定数109)159人▽大阪市議会(同86)113人▽堺市議会(同52)62人−で、前回の立候補者数(計395人)に遠く及ばない。
激戦ムードのはずが…
橋下知事が3議会すべてでの過半数獲得を公言する維新は、27日も朝から公募者数名の面接を実施。街頭活動も本格化させ、有権者への浸透に躍起だ。ただ、府議会で半数を超える56人の擁立を決めたものの、大阪市議会では31人、堺市議会は14人で、目標達成にはほど遠いのが実情。維新幹部は、特に堺市議選について「うちが掲げる大阪都構想へのメリットが感じにくい。公募にもなかなか来ない」とこぼす。
一方、府連会長の谷川秀善参院議員が「何が何でも『維新の会』をぶっつぶす」と息巻いた自民も、現時点での出馬予定者数は前回立候補者(101人)の半数にも届かない。維新に流れた47人の大量離党で生じた空白区には、初の公募方針を示したものの、「地盤がなく、十分な支援もできないような選挙区にポンと新人をほうり出すようなことはできない」(府連幹部)と慎重さがのぞく。
政権与党の民主も、政権支持率が下降を続ける中、候補者獲得に苦労している。3議会すべてで最大会派獲得が目標だが、府議選では62選挙区のうち半数近くが空白。特に大阪市内は24選挙区のうち、埋まっているのは11区にとどまる。府連幹部は「中央の動向が擁立作業にも影響している」と嘆く。
このほか、大阪では固い地盤を誇る公明も、現職が引退する空白区をすべて埋められるかどうかは微妙な情勢だ。支持母体の創価学会幹部は、府議選について「結果は風の吹き方一つでまったく違ってくる」と危機感を強める。
前回、3議会で計80人を擁立した共産も、現時点での出馬予定者は56人。党勢を分散させないために、候補を絞り込んだ国政選挙の影響がうかがえる。
各会派とも厳しい情勢だが、関係者からは「いい人だと思っても、この不景気の中、落選したらすぐに生活が困るような状況では、選挙に出そうにも出せない」という本音も。
前回統一選では計89人の無所属候補が出馬しているが、不況や今回の情勢が動向にどう影響するかも注目される。
1169
:
チバQ
:2010/11/27(土) 17:57:54
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001011270001
元和歌山市議を暴行容疑で逮捕
2010年11月27日
■容疑は否認
親族の女性(75)を殴ったとして、岩出署は26日、元和歌山市議で政治団体「維新政党・新風」県本部代表の関佳哉容疑者(67)=同市禰宜=を暴行容疑で逮捕し、発表した。署によると、容疑を否認しているという。
署によると、関容疑者は25日午後4時20分ごろ、岩出市内に住む女性の自宅の玄関で、顔を平手で殴った疑いがある。女性の態度に腹を立てたが暴行はしていないと供述しているという。
関容疑者は1986年6月〜87年5月に和歌山市議。今年10月17日投開票の県議補選和歌山市選挙区(被選挙数2)に立候補し、落選している。
wikiより
1986年の和歌山市議会議員補欠選挙に自民党の公認を得て出馬、無投票で初当選を飾る。だが翌1987年の和歌山市議会議員選挙で落選、市議としての活動は1期1年だけに終わった。
市議落選後は、大阪府阪南市の市長選に出馬するも落選。その後、旧知の仲だった政治活動家の魚谷哲央に誘われたことから、彼が代表を務める右派の政治団体である維新政党・新風に参加。2004年7月の第20回参議院議員通常選挙では、和歌山県本部代表として同党の公認を受け和歌山県選挙区から出馬したが、5,619票(得票率1.1%)と惨敗し供託金を没収されている。
2007年4月には返り咲きを目指して和歌山市議会議員選挙に出馬、この年の統一地方選挙では唯一の新風公認候補として選挙に臨んだものの、わずか171票(得票率0.1%)に留まり、再び供託金を没収された。
市議選後、和歌山県から広島県に移り、新風広島県本部幹事に就任。2010年7月の第21回参議院議員通常選挙では新風の公認候補として広島県選挙区から出馬する予定だったが、党が資金難などの理由で参院選から撤退したため、関も立候補を断念した。
参院選出馬断念後は故郷の和歌山に戻り、新風和歌山県本部代表に再任。2010年10月の和歌山県議会議員選挙・和歌山市選挙区補欠選挙に新風の公認候補として出馬したが、2,823票(得票率6.0%)で落選に終わる。しかし新風から出馬した三度目の選挙で初めて供託金の回収に成功した。
1170
:
名無しさん
:2010/11/27(土) 21:53:08
>>1168
新人の擁立という点では、道府県・党を問わずどこも苦労してるな
1171
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:13:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1288362538929_02/news/20101029-OYT8T01113.htm
決戦の構図 11・28知事選
<上>「脱政党」思惑外れ
仁坂氏 組織固め遅れ自民頼み
後援会支部の設立総会で仁坂氏(左)を激励する二階俊博・自民党県連会長。推薦依頼の提出直後、急きょ出席が決まった(9月26日、田辺市で) 「私にも悩みがあります。辛いことがあります」
9月26日、みなべ町のJAみなべいなみ本所。再選を目指し、「励ます会」に出席していた現職の仁坂吉伸(60)の口から、突然、反省の言葉が飛び出した。
「申し訳なかったんですけど、あるいは自分の誤りですけれど、熱心にやってきませんでした」。怠っていたと認めたのは、自らの後援会組織作り。仁坂はこの日、約200人の出席者に何度も頭を下げ、みなべ町に後援会支部が設立されることに感謝した。
4年前の出直し知事選で、告示2週間前に急きょ立候補表明した仁坂は、後援会組織なしでの戦いを強いられたが、自民、公明の全面支援を受け、共産推薦候補に圧勝した。
政治家には欠かすことのできない後援会だが、当選後も、仁坂が支持者を回って支部結成を頼む姿は見られなかった。仁坂陣営幹部は、「知事の公務をこなしていれば、県民は支持してくれると思ったのだろう」と擁護する。だが、仁坂の“読み違い”は、これだけではなかった。
「それを得策と考えているなら、感覚がずれている」。今年7月中旬、参院選で大勝したばかりの自民の鶴保庸介(43)は、仁坂に痛烈な一言を浴びせた。
批判の的は、「どの党にも推薦願いを出さない」との選挙方針。仁坂は昨年7月、後援会の定例幹事会で、政党推薦のない完全な無所属での立候補を提案していた。
後援会幹事の岩橋延直(77)は「県政を進める上で、敵を作りたくないと思うのは当然」と、仁坂の胸中を推し量る。だが、今回の選挙は、前回選と決定的な違いがあった。今年6月、前回選で候補を立てられなかった民主が、県議で県連幹事長だった藤本真利子(56)の擁立を決めたからだ。
参院選後の7月24日、自民県連は、推薦依頼を受けないまま、県連レベルで仁坂を推薦する異例の決定に踏み切った。政権与党が全面支援する候補との戦いを前にしながら、煮え切らない態度をとり続ける仁坂へのいらだちがこもっていた。
6000枚が用意されたという、藤本と民主党国会議員とのツーショットポスターが、山奥でも目に付くようになってきた9月初旬、自民参院議員の世耕弘成(47)は、仁坂に諭すように言った。
「後援会組織がばっちりある。空中戦を戦える。知名度がある。そう言えるのなら、自民の推薦はなくてもいいでしょう」。自民の支援なしには立ち行かないと暗に示唆する言葉に、仁坂は「よく考えてみます」と答えるのが精いっぱいだった。
世耕は言う。「『県民党』のほうが選挙に有利と思ったのかもしれないが、仁坂さんが自民党であることは明白だ」
9月17日、仁坂は自民県連に推薦依頼を提出した。
(文中敬称略)
◇
11月11日の知事選告示まで2週間を切った。いずれも無所属で、現職の仁坂吉伸氏(60)=自民県連推薦、新人で前県議の藤本真利子氏(56)=民主・国民新推薦、新人でJR西日本シニア社員の洞佳和氏(62)=共産推薦の3人が立候補を表明、激しい前哨戦を繰り広げている。11月28日の投開票に向けてしのぎを削る3陣営の舞台裏を追う。
(2010年10月30日 読売新聞)
1172
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:13:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1288362538929_02/news/20101030-OYT8T00880.htm
<中>不戦敗は回避 擁立遅れ
藤本氏 責任とるかたちで決断
岡田幹事長(左)と岸本衆院議員(右)の応援を受け、演説する藤本氏。推薦決定の遅れもあり、党幹部の来援はなかなか実現しなかった(10月16日、和歌山市のJR和歌山駅前で) 今年3月、民主県連代表の岸本周平(54)は、頭を抱えていた。原因は桐蔭高校時代の同級生で、東京で会社を経営していた男性の言葉。「県連の決定が遅い。これでは勝てない」。知事選候補の意中の人物と思っていた男性の出馬辞退で、岸本の脳裏には、4年前の苦い記憶がよみがえった。
前知事の談合疑惑で突然行われた前回選。民主県連は女性町議の擁立を決めかけたが、知名度の低さの指摘など内部で意見が割れ、擁立を断念した。「不戦敗」を喫したことに支持者らから批判が相次ぎ、岸本は責任をとって県連代表を辞任した。
民主県連が、今回の知事選に向けた候補選びを本格化させたのは、衆院選を終えた昨秋から。岸本ら衆院議員3人で作る選考委員会と県連幹部は、情報漏れを警戒して東京で極秘裏に集まり、候補選定に入った。
衆院選で初当選し再び代表となった岸本は、「知事選で再び戦わないという選択肢はない」と覚悟していた。県連関係者の一人は、「当初は『政権与党の推薦で知事選に挑める』と、多くの候補希望者が押しかけた」と明かす。だが、内閣支持率が下がり始めると、熱気は急速に冷めていった。
今年1月、候補者リストに残っていたのは、立候補に前向きな姿勢を見せていた男性だけだった。だが、衆院議員の阪口直人(47)や玉置公良(55)からは、「すばらしい人だが知名度がない」「幅広く人選すべき」などと異論が相次いだ。
男性の擁立決定を保留としたまま、民主県連は候補者探しを続けた。3月、現職の仁坂が再選出馬を決めたと伝わってきても態度を決めない県連に、ついに男性も背を向けた。
内部の意見統一ができずに不戦敗。そんな4年前の失敗を繰り返せないと、6月に入り、岸本はようやく決断した。
電話をとり、聞き慣れた声が出ると、「知事選はまりちゃんでいってほしい」と短く言った。
電話の相手は、民主党県連幹事長で県議の藤本真利子(56)。当初から名前は上がっていたが、藤本は「もっと知名度のある人を」と固辞していた。「後援会に相談させて」と一度は保留したが、10日余りして承諾の返事をした。ある民主県連関係者は、「誰かが取らないといけない責任を、候補選定にかかわった藤本さんがとったということ」と話す。
藤本は8月末、県議を辞職。知事選前に県議補選が行われることになるタイミングで辞職した理由を問われ、「知事選に向けて余裕がなくなってきた」と正直に答えた。だが、藤本の焦りをよそに、参院選や党代表選に追われた党本部の推薦決定は、10月にずれこんだ。
告示まで1か月余りとなったある日、あいさつ回りを終えて事務所に戻った藤本は、選考過程を振り返り、疲れた表情でつぶやいた。
「私自身は、知名度のある現職衆院議員が知事に転身すればいいと思ってたんよ」(文中敬称略)
(2010年10月31日 読売新聞)
1173
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:14:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1288362538929_02/news/20101031-OYT8T00781.htm
<下>「労働者代表一肌脱ぐ」
洞氏 県都市長選で擁立遅れる
JR西日本のシニア社員として、出身地の古座川町で穏やかな生活を送っていた洞佳和(62)の生活は、今年9月に一変した。きっかけは、県地方労働組合評議会の武内正次(58)と和歌山市内で会ったことだった。
「労働者の代表として、一肌脱いでくれ」。3日午後、和歌山市内の労組の事務所で、差し迫った様子の武内と向き合った洞は、一瞬、言葉の意味がわからなかった。県地評や共産党など28組織で作る市民団体「ゆたかで住みよい県をつくる会」のメンバーとしての、洞への知事選出馬要請だった。
洞は2時間考えて、出馬を承諾。「私に依頼に来るということは、候補者選びに相当苦戦しているんだなと思った」と振り返る。
同会が知事選に候補を立てるのは7回目。5月に開いた総会で、今回も誰かを擁立することは全会一致で決まった。
だが、候補者選びはスムーズではなかった。8月に行われた和歌山市長選に、市民団体の「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」が、新人を擁立し選挙戦を繰り広げた。名前もよく似た二つの会の構成団体は、ほとんど同じ。7月の参院選に、主要構成団体の共産党が公認候補を擁立して戦っていたこともあり、市長選が終わるまで、知事選の候補者選びは止まったままだった。
8月初旬から候補者選考を本格化させたが、リストアップすらできていなかった。旧国鉄労組で県支部委員長の経験を持つ洞に白羽の矢を立て、立候補表明にこぎ着けたのは9月28日。告示まで2か月を切っていた。
洞は10月19日、車で紀中地域を回っていた。これまで同会の候補があまり足を運んだことのない業界団体などにも顔を出す。有田川町の町商工会を訪れた際には、「力のない街を活性化してほしい」と激励を受け、労働組合の幹事会では、参加者から「お互い頑張ろう」と温かい言葉を掛けられた。
決して手応えは悪くない。それだけに、武内は「もっと早く候補を決めていれば、参院選や市長選の際に顔を売ることもできたのに」と悔やむ。
同29日夜、和歌山市で開かれた洞の決起集会。28もの団体が名を連ねる会の呼びかけにもかかわらず、216席のうち、7割ほどしか埋まっていない会場を見て、陣営幹部はため息をついた。「業界団体どころか、会の構成団体もまだ回り切れていない」
(文中敬称略、この連載は藤本将揮が担当しました)
(2010年11月1日 読売新聞)
1174
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:15:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1290090051145_02/news/20101118-OYT8T01155.htm
現場から<11.28知事選>
<1>雇 用
「地元で希望の仕事ない」
懸命に就職活動を続ける高校生に、仕事内容などを説明する企業の採用担当者。紀南地域では特に、地元での就職が難しい(田辺市内のホテルで) 「地元で働くためには、医療事務の仕事はあきらめるしかないのかな……」。11月4日、田辺市で開かれた高校生向けの合同就職説明会で、同市の女子生徒(18)は、肩を落とした。
この日、地元企業19社が参加したが、医療事務の求人はゼロ。白浜町内のホテル会社の採用担当者は「2年前のリーマンショック後、採用数は2〜3割減らした。これまで以上に魅力的な人材に絞らないと……」と厳しい表情を見せた。
文部科学省によると、今年春に県内の高校を卒業した生徒の就職率は前年より0・4ポイント低い89・5%で、全国で8番目に低い水準だった。特に、県内就職希望者の就職率は89・1%と、県外希望者を1・6ポイント下回る。全体の7割が地元就職を望んでおり、県内の雇用拡大は急務だ。
県はこれまで、工場などの企業誘致に取り組み、2006年には、雇用者数や投資額などの条件に応じて最大で100億円を補助する「全国最高水準」の奨励金制度を始めた。
無線通信機器メーカー「和歌山アイコム」は、同制度を活用して昨年、紀の川市で操業を始めた。約80人を新規雇用し、将来的にさらに80〜100人増やす構想だ。県は4年前から計約19億円の奨励金を出し、同社など40社を誘致。新規雇用は計約1000人に達しそうだ。
県企業立地課の担当者は「通勤や輸送に便利な土地が新規進出の受け皿となっている」とする一方、「課題は紀南地方」と話す。
進出した40社の中で紀南地域を選んだのは6社のみ。それも、高速道路が整備されている田辺市やみなべ町などばかりで、東牟婁地域や新宮市はゼロだった。
和歌山労働局が地域別に発表した今年3月の高校新卒者の求人倍率は、和歌山1・18倍に対し、串本0・27倍、田辺0・85倍、新宮0・96倍。紀南の市町村は軒並み1倍を切った。
串本町の串本古座高校の進路指導担当教諭は「地元企業が少なく、雇用をお願いできる場は限られている。地元で就職したいが、初めからあきらめて県外就職希望を出す生徒も少なくない」と話す。
木下雅夫・和歌山社会経済研究所総括研究部長は、企業誘致による雇用拡大の限界を指摘し、「地元産の水産物や農産物を加工し、販売したり観光集客に結びつけたりと、既存の資源を産業振興に活用する必要がある」と力説する。
県は今年4月、就職が決まらないまま卒業した高校新卒者に手を差し伸べる「緊急雇用創出事業」を始め、53人を県や県立高校の臨時職員に採用した。仕事をしながら就職先を探してもらう狙いだったが、これまでに正式採用に至ったのは11人にとどまる。
知事選の3候補とも、雇用対策を「最重要施策」と位置づける。誰が知事として実効性のある策を打ち出してくれるかを、有権者はじっと見つめている。(辻和洋)
(2010年11月19日 読売新聞)
1175
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:15:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1290090051145_02/news/20101119-OYT8T01265.htm
<2>防 災 地震津波 危機感薄く
向上策 取り組み手探り
地区内に設けられた津波避難タワーへ集まる住民たち。来年以降も年に2回の訓練実施を予定している(10月24日、串本町住吉地区で) 10月24日、古座川河口に近い串本町住吉地区の避難タワーに、次々と住民が集まってきた。地震による津波を想定した地区主催の訓練は今年3月に続いて2度目。だが、約550人の住民のうち、訓練に参加したのは約90人にとどまり、矢口登区長(58)は「期待したほど防災意識は高まっていないのかもしれない。呼びかけを続けていかなければ」と力を込めた。
紀伊半島南端は、近い将来に発生が予想される東南海・南海地震で最も早く津波が到達する地域の一つ。大津波が1300人以上の命をのみ込んだ1946年の昭和南海地震では、同町でも10人の犠牲者が出た。県の被害想定では、同地区には地震発生の13分後に津波の第1波が押しよせ、最大水位は8メートルとされる。
いかに地域や行政が迅速で安全な避難行動に導き、住民それぞれに避難を決断させるか。県は5年前から地域の防災リーダーを育成する「紀の国防災人づくり塾」を開き、これまで計約500人が受講。今年度からは民家の耐震化促進に補助を行い、小学生向けの防災教育を進める「県民減災運動」を始めた。
田辺市では、県の補助を受け避難施設の新設や避難路整備などを行い、現在、5か所ある「避難困難地域」は、来年3月までにすべて解消される見込みだ。
だが、今年2月28日の南米チリ沖の大地震で、県内で「避難指示」の対象となった1万5165人のうち、避難が確認できたのはわずか117人。避難率0・8%で、全国平均(6・5%)を大幅に下回った。
宮脇寛和・田辺市防災対策室長は「ハード面の整備は進んだが、津波を人ごとだと考えている市民は多い」と厳しい表情で話し、京大防災研究所の鈴木進吾助教(情報学)も「津波をイメージできないために、都合良く解釈してしまう。防災教育などで正確に理解させる必要がある」と指摘する。
県総合防災課は「平時から地域で対策を考えてもらえるよう、啓発を続けたい」とするが、防災意識を急激にアップさせる妙案はないのが現状だ。
避難率0・6%にとどまった那智勝浦町では、チリ沖地震後、10月に3地区、11月に2地区で自主的な防災訓練が行われた。山東寛・町自主防災組織連絡協議会長(65)は「三重県などの先進地を視察し、避難の重要さを痛感した」と話す。
山東会長の抱いた危機感を、いかに県民全体に広めるか。「住民の意識」という目に見えないものを相手に、手探りの取り組みが続く。(大場久仁彦)
(2010年11月20日 読売新聞)
1176
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:15:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1290090051145_02/news/20101122-OYT8T00856.htm
<3>医 療 産科医不足“特効薬”なく
様々な対策 成果に至らず
「市立病院での産婦人科診療をやめてしまうか、たった1人で続けていくか」。2006年12月、県立医大から有田市立病院に派遣されていた産婦人科の男性医師(51)は、突然の決断を迫られた。同僚だったもう1人の派遣医が、別の病院に派遣されることになったからだった。
問題の発端は、国が04年度に始めた、研修先を自由に選べる新医師臨床研修制度。経験を積みやすい都市部の病院に人気が集中したため、地方の医師不足が深刻化し、各地の医大は派遣先見直しに追い込まれた。
結局、診療継続を決断した男性医師は、大学から時折、応援を受けるなどして今年7月に再び派遣医が得られるまでの3年半あまりを1人で乗り切った。医師は「年間約100人の出産数がもう少し増えれば、とても無理だった」と振り返り、言葉を続けた。「でも、そんなぎりぎりの状態でやっている病院は、決して少なくはない」
08年に県内の医師は2601人いたが、内科744人、整形外科203人に対し、産婦人科は91人。出産対応のため拘束が長引き、患者から訴えられるリスクも高いことが、医師の産科離れにつながっているという。
さらに、産科医の6割は和歌山市周辺で勤務。医師1人当たりの出産担当件数は、和歌山周辺の108件に対し、有田周辺は201件と、地域格差も大きい。
深刻な医師不足を打開しようと県は、産科、小児科、麻酔科の医師を目指す学生や研修医らに、月額20万円を貸与し、貸与を受けた1・5倍の期間を県内で勤務すれば返済を免除される「医師確保修学資金制度」を06年に開始。だが、貸与を受けた研修医13人のうち、産科医はわずか1人だ。
県は、好条件を県負担で用意して過疎地に赴く医師を募ったり、開業医が総合病院の当直を手伝う制度を整備したりと様々に働きかけてきたが、いずれも目立った成果に至っていない。
全国の地方自治体が医師確保に苦しむ中、静岡県富士市は、市内で開業する産科医に最大1億円を助成する条例を2年前に施行し、全国を驚かせたが、それですら開業に至った例はない。静岡での取り組みを注視していた県医務課の担当者は、「予算を掛ければ解決する問題ではない。解決策があるなら教えてほしいほど」と途方に暮れる。
今年、県の人口は100万人を切り、出生率1・36は全国32位。人口を維持するには出生率2・07が必要とされる中、人口減対策に追われる県企画総務課は「人口減に歯止めをかけて、県内に活気を取り戻すには、産みやすい環境作りが不可欠」と危機感を強める。
特効薬が見いだせないにもかかわらず、早急な対策が求められる難題が、28日に選ばれる新知事を待ち受けている。
(上野綾香)
(2010年11月21日 読売新聞)
1177
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:16:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1290090051145_02/news/20101122-OYT8T01234.htm
<4>教 育 教師余裕なく疲弊
財政難 増員ままならず
中学校の授業を見学する紀北教育支援事務所の指導主事ら。現場を訪れて教員に直接アドバイスを行う(かつらぎ町で) 和歌山市内のある公立小学校の校長室には、いつもおにぎりが置いてある。朝食を食べて来なかった児童のために、女性校長(59)が手ずから握ったものだ。
授業中に教室を飛び出したり、同級生に暴力をふるったりといった問題行動を起こした児童は、落ち着くまで校長が校長室で面倒を見る。毎日のように数人が部屋にいる状況に、校長は「担任は手いっぱいで……」とため息をつく。
2009年度、県内の公立校では、753件の暴力行為が発生。児童生徒1000人当たり6・4件と、全国平均を2・1件上回った。教師は、問題行動が起きるたびに子どもに指導を行い、家庭訪問に走る。保護者たちから苦情を受けることも少なくない。
忙しさや責任の重さに、体調を崩す教師は後を絶たず、約7400人いる県内の公立学校教員のうち、ここ数年は常に100人前後が休職している。その半数は、うつ病などの精神疾患によるものだ。
「もっと人に余裕があれば」。学校関係者はそう口をそろえ、独自に対策をとる市町村教委もある。和歌山市教委は03年から、小学校低学年の授業のサポーター制を導入し、10年度は約20人を配置。同様の支援員として海南市は12人、有田市は6人を置くなど、各自治体がそれぞれの予算で行っているが、県が採用する臨時講師と違って、担任を任せることはできず、補助的な役割にとどまる。
市町村からは県予算による教員配置を求める声が上がるものの、県教委は財政難から独自配置には否定的。県教委総務課の西岡敬秘書班長は「金を使って教員を増やすよりも、教員のスキルを上げることが先決だ」と強調するが、現場からは「教師のスキルアップすら、財政難でおろそかにされるのでは」との声が漏れる。
不信感の一因は、現状とマッチしない県教委の様々な施策だ。
05年、県教委は県内7か所の教育事務所を全廃。「市町村教委への権限移譲」が建前だったが、実態は行財政改革に伴う合理化が目的だった。その後、指導主事による地方の学校への訪問が手薄になるなどし、現場からは「県教委の支援が行き届かない」と不満が噴出。今年4月、県教委は県内4か所に教育支援事務所を置き、指導主事の配置を復活させるはめになった。
2年前からは、「市民性を育てる教育」をキャッチフレーズに、地域住民による実習授業の実施や、ボランティアとしての学校行事への参加を推進している。だが、ある市教委の担当者は「地域の人に、問題行動を起こす子どもへの対応まで手伝ってもらえとでも言うのか」と反発する。
紀中地方のある教育長は吐き捨てるように言う。
「県教委の『かけ声』はもういい。欲しいのは実利だ」(加野聡子)
(2010年11月23日 読売新聞)
1178
:
チバQ
:2010/11/27(土) 23:16:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1290090051145_02/news/20101123-OYT8T00795.htm
<5>新規就農者逃すな
定住環境の充実必要
白菜の成長を確認する今城さん。新規就農から4年目を迎え、ようやく経営が安定してきたという(紀の川市で) 「歳なので、代わりにやってくれんか」
今年9月、紀の川市の今城彰伸さん(25)は、80歳代の男性に玉ネギ畑を託された。2007年に農業を始めた今城さんが耕す約50アールのうち8割は、耕作をやめた人から借りた土地だ。「体調不良や突然死で、急に耕し手がいなくなる例を3、4か月に1度は耳にする」と今城さんは話す。
県内就農者数は戦後減り続け、05年には約5万人。15年前より25%も減り、その半数を65歳以上が占める。高齢化と後継者不足に悩む県内農業が期待するのが、他地域からの新規就農者だ。
県は、04年に農業技術や経営を学ぶ就農支援センター(御坊市)を開設し、06年には農業大学校(かつらぎ町)に社会人課程を設けた。一定の条件を満たせば、最高100万円を無利子貸与する「就農安定資金貸付け」も08年から開始。その結果、09年の農家出身者以外の新規就農者は66人に達した。
だが、農業を始める若者たちを取り巻く環境は、決して温かなものではない。
「農地が見つかるのがあと半年遅かったら、農業をあきらめていたかも」
初めての収穫を終えた約50アールの桃畑で、昨年10月に農業を始めた村田英之さん(34)は、これまでの苦労を振り返った。
10年近く勤めた大阪の会社を辞めて就農支援センターの門をたたいたのは4年前。センターで学びながら農地を探したが、2年間の課程を修了しても見つからず、1年間をアルバイトでしのぎ、ようやく借りられた。
今月、同センターを修了した8人のうち、既に農地を確保しているのはたった1人。県内の耕作放棄地はこの25年で4倍に増え約3600ヘクタールに達するが、その多くは荒れていたり、規模が小さかったりして、新規就農にはとても使えない。
農地探しを手助けする和歌山市農業委員会の岩橋章博事務局長(57)は「知らない人に土地を貸すことに抵抗を感じる農家が多い」とため息をつく。「終戦後の農地改革のように、貸した田畑が戻ってこないと思っている人すらいる」
新規就農者を逃すまいと、県は今春、JAに委託して休耕地の情報収集を行うシステムを創設。指導役の農家に農業を教えてもらいながら、地域に溶け込む新制度も始めた。
県は「やるべきことはやった」と胸を張るが、大西敏夫・和歌山大経済学部教授(農村・農地政策)は、「住居の確保や教育環境の充実など、定住して家族を持つことを視野に入れた支援も必要」と指摘する。
「衰退する農業の救世主として、新規就農者に期待するのは各県とも同じ」。農林水産政策研究所(東京)の江川章主任研究官はそう話し、「受け入れ側は今後、就農者から選ばれる立場となる」と強調する。
始まりつつある“新規就農者争奪戦”を勝ち抜ける施策が、新知事に求められる。(落合宏美)(おわり)
(2010年11月24日 読売新聞)
1179
:
チバQ
:2010/11/28(日) 12:48:14
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101128ddlk23010145000c.html
選挙:知事選 市長会、候補推薦せず 絞り込み困難と判断 /愛知
県市長会長の中野直輝・小牧市長は27日、市長会と実質的な同一組織「県市長協議会」が、来年2月の知事選で特定候補を推薦しないと決定したことを明らかにした。過去3回の知事選では神田真秋知事を推薦したが、今回は神田知事が4選不出馬を決めたうえ、主要政党の相乗り構図が崩れており、推薦者を絞り込むのは困難と判断したという。各市長が個別に候補者を支援することは妨げない。
市長協議会は選挙で推薦を出す際、県内37市長が個人の立場で組織する。19日の市長会臨時総会後の会合で推薦しないと決めたという。中野市長は「立候補を予定する4人はいずれもしっかりとした見識の持ち主で、誰か一人を推薦するのはなじまない」と述べた。
県町村会長の江戸満・扶桑町長も27日、毎日新聞の取材に対し、「県町村長協議会」を通じた推薦を見送る考えを示した。
知事選には民主党が元総務省審議官の御園慎一郎氏(57)、自民党県連が元同省課長補佐の重徳和彦氏(39)、みんなの党が医師の薬師寺道代氏(46)を擁立すると決定。さらに、自民党衆院議員の大村秀章氏(50)が河村たかし名古屋市長と連携し、離党して出馬する方針を固めている。【宮島寛】
毎日新聞 2010年11月28日 地方版
1180
:
チバQ
:2010/11/28(日) 20:54:55
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201011280029.html
「大阪都構想」秋の前哨戦(1/2ページ)2010年11月28日
「大阪都構想」を掲げる地域政党・大阪維新の会は27日、来春の大阪市議選と府議選の立候補予定者約50人が大阪・ミナミに集結。代表の橋下徹知事と並んで、統一地方選に向けた初の大規模な街頭演説会を開いた。一方、大阪市の平松邦夫市長はこの日、タウンミーティングで都構想を批判。市長を支える民主党も知事への対決色を強める。「主戦場」の大阪市で、決戦への足音が高まってきた。(池尻和生、坪倉由佳子)
■50人そろい市長批判(維新の会)
「大阪市役所と大阪府庁を一緒にぶっ壊し、新しい役所をつくる。これが我々の大阪都構想の目標なんです」
難波の高島屋前。橋下知事はいつものように「大阪市解体」を叫び、平松市長について「何がやりたいのかよくわからない。市職員の組合から応援を受けているから、改革できるはずがない」と攻撃した。その後、勢ぞろいした維新の会の立候補予定者が、1人ずつマイクを握った。
「平松市長は既成政党とともに敵に回った」「市役所の利権を守る前に、市民の利益を守れ」。足を止めた通行人数百人を前に、1時間余にわたり演説が続いた。聞いていた維新の会幹部は、満足げに語る。「対『平松』の構図を浮き彫りにできた。今後も大規模な集会を開き、平松市政の問題点を訴えていく」
府民対象の朝日新聞の10月の世論調査で、都構想について知事の「説明不足」を指摘する声が約7割に上った。平松市長側からも「具体案が見えない」と批判される。維新の会はこうした点を意識し、定期的に同様の街頭演説を行って、市民に都構想を理解してもらおうともくろむ。
市議選の公認候補31人のうち19人は新顔。ふだんは自己流で街頭演説をしているが、人気の高い知事や他の立候補予定者の訴えぶりを聞くことで、演説を「練習」させる意味も込めているという。
■「戸惑い構想」と反論(平松市長)
「知事は府の財政がボロボロだから、何とか目をそらそうと大阪市だけを攻撃してくる。大阪都構想ではなく、大阪戸惑い構想だ」
平松市長は福島区でのタウンミーティング(TM)で、約320人の聴衆を前に皮肉った。会場からは都構想に関する質問が盛んに飛ぶ。7月以降、各区を回るTMは11回目。当初は都構想に触れないこともあったが、最近は知事への対決姿勢を強めている。
前日の26日には上京し、民主党の岡田克也幹事長を国会内に訪ねた。「都構想という中身のないものに市民が惑わされている」と訴えると、岡田氏は「大阪市の地域主権、地方分権に向けた道筋をダイナミックに出してほしい。市民が誤解する部分は打ち消すなど、市がきちんと情報発信をして」と応じたという。
岡田氏は23日の民主党府連主催の講演会で、都構想を「地方主権に逆行する」と批判した。府連幹部も知事について「好きなことを言い放題だ」と怒りをあらわにする。
市長の後援会は、都構想を批判する本を出版した高寄(たかよせ)昇三・甲南大名誉教授らを招いたシンポを20日に大阪市内で開催。高寄氏は「知事の政治手法はポピュリズム(大衆迎合)の典型。一番の弱点は政策内容が貧困であることだ」と述べた。学者や文化人らに都構想反対の論陣を張ってもらおうという試みも進める。
1181
:
名無しさん
:2010/11/29(月) 02:55:11
伝統的に自民、公明が強すぎる和歌山とはいえ票差が大きすぎる。
◆和歌山県知事選
開票終了
当 259200 仁坂 吉伸 無現 【自】
76051 藤本真利子 無新 【民】【国】
24467 洞 佳和 無新 【共】
2010年11月29日
[2010和歌山県知事選]
仁坂さん大差で再選
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/11/101129_8970.html
知事選2010わかやま 仁坂氏、自公支援で圧勝 藤本氏、民主逆風響く
2010.11.29 02:33
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/101129/wky1011290234000-n1.htm
>藤本氏は浮動票の取り込みを狙ったが、民主党への逆風も響いた。
1182
:
名無しさん
:2010/11/29(月) 03:00:37
http://www.wbs.co.jp/news.html?p=22071
2010年11月28日(日) 23:47
和歌山県知事に仁坂氏。圧勝で再選。
任期満了に伴う和歌山県知事選挙の投票がきょう28日行なわれ、即日開票の結果無所属現職で自民党推薦公明県本部支持の仁坂吉伸さん60才が新人候補を破って再選を果たしました。和歌山県選挙管理委員会が発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。 当選仁坂吉伸60才無所属現25万9200票,藤本眞利子56才無所属新7万6051票,洞佳和62才無所属新2万4467票以上がきょう行なわれた和歌山県知事選挙の開票結果でした。再選を果たした仁坂さんは和歌山市出身で東京大学法学部卒業後通商産業省、いまの経済産業省に入りました。この間通商政策局審議官や製造産業局次長を経てブルネイ大使を務めました。日本貿易会専務理事在職中の4年前、和歌山県で起きた官製談合事件をうけ当時の木村良樹知事が逮捕され辞任したことから行なわれた出直し選挙に立候補し初当選しました。今回は県民連合の立場で立候補したいとの姿勢を示していましたが民主党が県議で新人の藤本眞利子さんを擁立したことから
急きょ自民党の推薦や公明県連支持を受けて選挙に臨みました。選挙は共産党推薦の洞佳和さんも立候補し現職と新人による三つ巴の選挙となりました。選挙戦で仁坂さんは4年間の実績を強調、インフラ整備や経済対策などに力を入れることやこれまで取組んできた改革を進めたいと有権者に支持を訴えました。一方、新人の藤本さんは、民主党の国会議員らと共に県内をまわり、財政出動による経済対策や雇用の創出をと有権者に支持を訴えました。事実上現職の仁坂さんと新人の藤本さんの一騎打ちの選挙となりましたが、現職の仁坂さんが県市町村会や各種団体、県の職員組合が加盟する自治労県本部などの推薦を受けて優位に選挙を進め仁坂さんが藤本さんを押さえて再選を果たしました。自民党県連と初めて政策協定を結び選挙戦を戦いました。一方藤本さんは女性や庶民の立場を訴えましたが知名度が浸透せず和歌山市以外での得票が伸びませんでした。また洞さんも共産党の支持基盤などとともに雇用の創出や無駄な財政支出のカットなどを訴えましたが、立候補が三人の中で最も遅かったことや有権者への訴えが十分浸透せず、支持を拡大できませんでした。投票率は出直し選挙だった4年前の前回より8・16ポイントアップし43・37パーセントで、8年前よりも上回りました。和歌山県の当日有権者数は84万756人でした。再選を果たした仁坂さんは、和歌山市の選挙事務所での当選インタビューで「これまでの実績が評価された。働く場を増やすため、企業誘致や産業振興を進めてきたが主役は県民だ。皆さんと一緒に また4年間頑張っていきたい」と抱負を述べました。
1183
:
名無しさん
:2010/11/29(月) 03:03:11
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/11/101129_8970.html
2010年11月29日
[2010和歌山県知事選]
仁坂さん大差で再選
任期満了に伴う知事選は28日、 投開票が行われ、 県政継続と県の発展を訴えた無所属で現職の仁坂吉伸さん(60)=自民推薦、 公明県本部支持=が、 いずれも無所属新人で元県議の藤本眞利子さん(56)=民主、 国民新推薦=、 JR西日本シニア社員の洞佳和さん(62)=共産推薦=を大差で破り再選を果たした。 選挙戦は景気・雇用対策などを争点に展開されたが、 有権者の関心は高まらず、 投票率は過去最低だった前回(平成18年)を8・16上回る43・37%にとどまった。
今回の知事選は仁坂県政1期目の審判と継続の是非を問う選挙でもあった。仁坂さんは選挙戦で、前知事不祥事の後を受けて、県政信頼を取り戻すべく4年間懸命に取り組んだことをアピール。また景気・雇用対策では、知事就任以来約80件の企業誘致を実現させたことなどを強調し有権者の理解を求めた。
県内各地に張り巡らせた後援会組織は強固で、 選挙戦は序盤から優勢。 自民、 公明党の支援をバックに無党派層も取り込み、 現職の強みと組織力を発揮した形だ。
一方、 藤本さんは景気対策について財政出動や公共調達の最大限活用を訴えた。 しかし、 出遅れ感に加え、 参院選敗北による民主の勢いの陰りと低投票率も影響。 頼みとする無党派層への支持拡大には至らなかった。
洞さんは、 景気対策では企業誘致だけでなく、 すべての中小零細業者を支援する産業振興策に転換すると訴えたが、 前回に共産推薦候補が獲得した9万票を大きく下回った。
大勝に沸く選挙事務所
午後8時10分、 和歌山市北汀丁の選挙事務所に吉報が届くと、 室内は詰め掛けた多くの支持者の拍手と歓声で沸き返った。 5分後に到着した仁坂さんは神坂次郎後援会長の発声で万歳三唱し、 大勝で再選の喜びを爆発させた。
仁坂さんは娘の友香さん(28)から花束を受け取り、 「本当に多くの皆さんのご支援のおかげで再選を果たすことができた。 これは皆さんのこれからの和歌山に対する期待。 和歌山を元気に、 温かい改革を皆さんと一緒に進めるための第一歩を記せた」 と笑顔。 選対本部長を務めた中村愼司紀の川市長は対立候補を大差で抑えた県民の支持に感謝し、 「知事にはこれからの4年間、 今までの4年間を基礎として和歌山の浮上へ頑張ってもらいたい」 と激励。 自民党県連会長の二階俊博衆院議員は 「40項目にわたる知事との約束事があり、 それをこの4年間でどう実現できるか。 県民の皆さんと約束したことを、 必ず実行できるように頑張りたい」 と力を込めた。
1184
:
名無しさん
:2010/11/29(月) 03:06:02
和歌山知事に仁坂氏再選=自民、公明が支援
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2010112800222
任期満了に伴う和歌山県知事選挙は28日投開票され、自民推薦で公明党県本部支持の現職仁坂吉伸氏(60)が、前県議の藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦=、鉄道会社員の洞佳和氏(62)=共産推薦=の2新人を破り、再選を果たした。投票率は43.37%と前回(35.21%)を上回った。
自民党は今月14日の福岡市長選に続き、与野党対決が鮮明になった大型地方選を制し、来春の統一地方選へ弾みを付けた。
企業誘致や子育て支援など1期目の実績を訴えた仁坂氏は当初、「公務優先」の姿勢で出遅れ感があった。しかし、告示後は厚い保守基盤に加え、連合和歌山の中心である自治労県本部など有力支持団体がフル回転、県内全域で支持を広げた。
藤本氏は、政権与党との太いパイプを強調。一部の建設業者の支援を受けたほか、地元和歌山市では追い上げを見せたが、尖閣ビデオ問題などをめぐる民主党への逆風から票を伸ばせなかった。洞氏は出遅れが響いた。
◇和歌山県知事選当選者略歴
仁坂 吉伸氏(にさか・よしのぶ)東大経卒。74年旧通商産業省(現経済産業省)に入り、製造産業局次長、ブルネイ大使などを経て、06年12月和歌山県知事に初当選。60歳。和歌山県出身。当選2回。
◇和歌山県知事選開票結果
当 259,200 仁坂 吉伸 無現
76,051 藤本真利子 無新
24,467 洞 佳和 無新
(2010/11/28-23:35)
1185
:
名無しさん
:2010/11/29(月) 20:27:24
消費税だ尖閣だと言う前に、選挙体制を作るのが遅すぎる
地方組織が脆弱だっていうのはよく言われるけど、そんなの選挙前から分かりきってるわけで
だったらせめて時間かけて候補者自身が選挙区を何周もしないと、お話にならない
1186
:
チバQ
:2010/11/29(月) 23:53:32
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101129ddlk30010172000c.html
激突:’10知事選 仁坂氏、余裕の再選 政党対決、終始優位に /和歌山
近畿で唯一人口100万人を割った県の過疎対策、低迷する地域経済の活性化策などが争点となった知事選は、28日投開票され、現職の仁坂吉伸氏(60)=自民推薦、公明県本部支持=が、前県議の藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦=と元国労県支部委員長の洞佳和氏(62)=共産推薦=の2新人を破り、再選を果たした。仁坂氏は自民、公明支持層に支えられ安定した戦いを進め、民主への逆風もあって他候補を圧倒した。【知事選取材班】
和歌山市北汀丁の仁坂氏の事務所は、当選の知らせが伝えられると、集まった支持者たちから歓声が上がり、拍手がわき起こった。万歳三唱した仁坂氏は、「再選を果たせたのはご支援のたまもの。温かい改革を進める第一歩が示せた」と話した。
自民県連会長の二階俊博衆院議員ら国会議員や、選対本部長を務めた中村慎司・紀の川市長ら県内の首長が駆け付け、「和歌山浮上のため改革を進めてほしい」と口々に祝福。世耕弘成参院議員は「民主のパフォーマンス政治に飽き飽きした結果だ。県内から民主勢力を駆逐する」と気勢を上げた。
選挙戦で仁坂氏は、入札制度改革や約80の企業誘致、財政再建など1期目の実績を強調。さらに、インフラ整備も引き続き取り組むとし、100万人割れした県人口については「人口流入県に変えていく」と訴えた。
仁坂氏は当初は政党色の薄い選挙戦を構想。しかし、元民主県連代表の藤本氏が立候補表明し、自民が政党対決の選挙戦を指向、仁坂氏も受け入れた。告示前に公明が県本部支持を決めたことも安定した戦いにつながった。また本来は民主を支持する労働組合も取り込んで、支持基盤に厚みを増した。
◇「積極財政」に信なく 逆風藤本氏、浸透ならず
和歌山市雑賀屋町東ノ丁の藤本氏の事務所に落選が伝えられると、支持者らは一瞬に静まり返った。藤本氏は疲れ切った表情で深々と頭を下げ、「景気を回復させる政策を訴えてきたが、その思いを届けられなかった。結果は真摯(しんし)に受け止めている。本当に申し訳ない」と述べた。選対本部長を務めた民主の岸本周平衆院議員も、「こんなにいい候補が勝てなかった。私の力が及ばなかった」と沈痛な表情を浮かべた。
公共投資増を旗印に掲げ、「中央から予算を持って来られるのは私だけ」と政権とのパイプを強調した。しかし頼みの政権への逆風で無党派層の支持をつかめず、民主支持層さえ固めきれなかった。紀南での知名度不足も響いた。
◇出遅れ響き無念−−洞氏
「働く人を大切にする県政を」と訴えた洞氏。落選が伝わり、和歌山市西旅籠町の事務所に姿を現すと、支援者からねぎらいの言葉が掛けられた。洞氏は「立候補表明が遅かった。もっと話を聞いてもらえれば、必ず理解してもらえた」と無念の表情。「公約実現のため、今後も運動を続けたい」と話した。選挙戦では、中学卒業までの医療費無料化▽国保料の1人1万円引き下げ−−などを訴えたが、出遅れが響いて浸透しなかった。
◇投票率43・37%、前回比8ポイント増 過去3番目の低さ
投票率は43・37%と、前回(06年)の35・21%を8・16ポイント上回ったが、過去3番目に低かった。当日有権者数は84万933人(男39万1378人、女44万9555人)だった。
戦後最低を更新してきた前々回(04年)と前回は上回った。自民や公明などが推す候補と共産推薦候補の一騎打ちだった過去2回に比べ、今回は民主・国民新の推薦候補の三つどもえになったことが、上昇に影響したとみられる。ただ、今年は7月の参院選に加え、特に大票田の和歌山市で市長・市議補選や県議補選が続き、“選挙疲れ”も指摘された。
期日前投票(今月12〜27日)は7万8305人で、全投票者の21%を占めた。前回の1・95倍で、全市町村で前回を上回った。
1187
:
チバQ
:2010/11/29(月) 23:53:49
◇職員の実力アップ
○…7月11日の参院選、8月1日の和歌山市長・市議補選、10月17日の県議会和歌山市選挙区補欠選、そして今回の知事選。この5カ月で4回の選挙をこなした和歌山市選管。95年には9カ月間に5回選挙があったこともあるが、今回はほぼ毎月途切れることなく準備作業に追われ続けたことから、市選管も「仕方がないとはいえ、落ち着く期間がない……」。それでも、開票所となる同市中之島の県立体育館には、アルバイトの市職員らも含めた担当者らがきっちりと設営した。経験を重視した配置が功を奏し、担当職員の技術力アップにもつながっているとか。
◇慣れた場所が一番
○…和歌山市福島では、「福島実行組合集荷場」が投票所に早変わり。市選管によると、1976年の衆院選で初めて使われて以来、30年以上にわたって地域の投票所に。現在、約3600人の有権者が対象となっている。この日もジャンパーなどを着込んだ有権者が思い思いの候補者名を用紙に書き、投票していた。市選管は「どこでも同じだが、投票場所を変えると、間違えてしまう人がおり混乱が起きてしまう」と、今後も活用する方針だ。
==============
■解説
◇過疎先進県の未来像示せ
藤本氏の惨敗は、菅政権への厳しい評価が反映したことは間違いない。しかし、「積極的な公共投資」に特化したかのような陣営の主張に魅力がなかったことも、大きな要因だった。
厳しい財政状況の中で「財政出動」を唱え、政権転落前の自民党と同様に「国から予算を引っ張る」と繰り返す訴えに、多くの有権者は共感しなかった。「できることしか公約しない」とする仁坂氏の訴えの方が、県の将来を具体的に描いていた。得票率33%で敗れた参院選の民主候補に、陣営の運動量では勝っていた藤本氏の得票率21%の大敗を、逆風の強弱だけで説明すべきではない。
しかし、仁坂氏の1期目の実績と選挙戦での訴えもまた、人口100万人を割った県の未来を開くと確信させるには至らなかったのではないか。選択肢が乏しいとされた06年前回選に続き、有権者の半数以上を占める棄権者47万6216人が、そのことを物語る。「100万人の県民連合」を掲げる仁坂氏は、“過疎先進県”としての和歌山の未来像を描き、投票しなかった県民の声も拾う県政を目指してほしい。【山下貴史】
==============
◆開票結果=選管最終発表
当 259200 仁坂吉伸 60 無現
76051 藤本真利子 56 無新
24467 洞佳和 62 無新
==============
仁坂吉伸(にさか・よしのぶ) 60 無 現(2)
知事[歴]通産省職員▽JETROミラノセンター次長▽通産省生活産業局総務課長▽経企庁長官官房企画課長▽経産省大臣官房審議官・製造産業局次長▽駐ブルネイ大使▽日本貿易会専務理事▽東大=[自]
1188
:
チバQ
:2010/12/02(木) 21:58:13
>>1097
>>1113
http://mainichi.jp/area/nara/news/20101202ddlk29010576000c.html
選挙:知事選 民主県議団、独自候補の擁立を断念 県医師会長が辞退 /奈良
来年4月の統一地方選で予定される知事選について、民主党県議団(9人)は1日、独自候補の擁立を断念する方針を決めた。立候補を要請していた県医師会の塩見俊次会長(61)が辞退すると回答。県議団とは別に候補者選定を進めている同党県連も、他に擁立できる見通しは立っていない。このため知事選は、現職の荒井正吾氏(65)と共産党県委員会が支援団体と予定している独自候補の一騎打ちになる可能性が高まった。【阿部亮介】
民主党県連は今年2月の県連大会で、知事選で単独推薦候補を擁立する方針を決定。同党県議団は10月、荒井知事の県政運営を「積極的に評価することはできない」との結論をまとめ、独自候補擁立を目指す方針を確認した。
山下力県議団長らが11月初旬、医療行政に詳しく、県内で知名度のある塩見氏に立候補を要請した。県医師会の政治団体「県医師連盟」が、昨夏の衆院選や今夏の参院選で民主党候補を推薦するなど、政権交代前後から、両者が急接近したことが背景にある。
県医師会内部には、塩見氏の立候補に期待する声もあったが、反対論も根強かった。菅政権の内閣支持率が低下の一途をたどる中、福岡市長選や和歌山県知事選で民主党推薦候補が敗北。同党への逆風の強まりもあり、塩見氏は最終的に辞退した。
山下団長は毎日新聞の取材に「県議団として候補擁立を断念する」と述べた。県連は県議団の意向を尊重するとしている。
一方、同党支援団体の連合奈良は、荒井知事と良好な関係を維持してきた。11月30日の政策懇談会では、来年度予算編成に向けて県内企業の活性化や雇用創出などを要望。今後、荒井知事の支援を協議するとみられる。
同党県連は県議選に21人の擁立を目指しているが、連合の支援は必須だ。知事選で独自候補を擁立すれば相乗効果も期待できる。一方で逆風の中、連合の支援が得られなければ当選が厳しい候補予定者もおり、独自候補擁立には主戦論と慎重論が相半ばしていた。
1189
:
チバQ
:2010/12/02(木) 22:08:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101202-OYT1T00393.htm
堺、市議会定数削減で3案…出来レース?全部否決
1日開会した堺市議会(定数52)の定例議会で、大阪維新の会と公明党、民主党・市民連合の3会派が、来春の統一地方選から定数を10〜7削減する条例改正案をそれぞれ提出し、本会議で即日採決の末、否決された。
議会内では「事前に合意に向けた動きがほとんどなく、選挙目当てのパフォーマンス合戦だ」と批判の声が上がっている。
同市議会では、第4会派の大阪維新の会(7人)が先月22日、「定数45」とする議案の提出方針を各会派に説明。他会派から「なぜこの時期に出すのか。選挙向けのポーズだ」との声が出る一方、最大会派の公明党(13人)は「同44」、第2会派の民主党・市民連合(11人)は「同42」と、削減数で大阪維新の会を上回る対案を急きょ作った。
1日の本会議では、3会派が「議会も身を削る必要がある」などと提案理由を説明。公明党、民主党・市民連合などが「選挙が近く、急ぐべきだ」との理由で、委員会審議の省略を求めたため、同日中に採決が行われ、いずれも賛成少数だった。
反対した共産党(8人)は「本気で議案を通すつもりなら、これまでしてきたように早くから会派間で調整していたはず」といい、無会派の議員は「“三すくみ”で否決されるのを見越した出来レース。議論したくないから初日に採決したのでは」と批判している。
(2010年12月2日12時15分 読売新聞)
1190
:
チバQ
:2010/12/02(木) 22:09:48
http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK201012020021.html
W杯開催国、決定直前 橋下知事のスタジアム反対に波紋(1/3ページ)2010年12月2日
日本が手を挙げている2022年サッカー・ワールドカップ(W杯)の開催国決定を目前にして、大阪府の橋下徹知事が開会式と決勝戦の会場に想定される大阪・梅田のスタジアム建設に「反対」を明言し、波紋が広がった。招致関係者は選考に影響することを心配し、騒ぎ立てないように気を使うが、知事の態度はますます硬化。いったい、この時期になぜ――。
◇
「一度決めたことを続けることを是とするなら、公共工事も何も止まらない。間違っていたら変更すべきだ」
橋下知事は1日、「反対表明」に批判が出ている、と報道陣から問われると、こう反論した。「統計上のデータはないが」と前置きしたうえで「府民の多くはあんなところにスタジアムは(いらない)、という思い。それをそのままぶつけた」。
知事はもともと「北ヤードは緑に」というのが持論。だが今年2月、大阪へのスタジアム誘致検討協議会の初会合に出た時は、資金面に疑問を述べながらも「大阪に住み続ける僕としては何とかしたい」と誘致に賛同していた。
それが8月以降、態度を一変。自ら代表を務める「大阪維新の会」のタウンミーティングで、大阪市の平松邦夫市長との対立軸の例として「緑にしたい」と強調し始めた。11月27日には明確に「建設反対」へ踏み込んだ。
なぜ心変わりしたのか。知事は2月に賛同したことについて「当時は大阪市内のことは市役所が決めるという行政上の慣行を尊重し、平松市長を後押ししようと思った」と釈明する。選考に影響しかねない今になって反対を明言した理由は「W杯のためだけに造って、その後どうするんだと冷静に考えた。事前にクギを刺さねばと思った」。
さらに、今後はスタジアム建設構想の是非を「有権者に選挙か何かで問いたい」と、統一地方選に向けて争点化する可能性もちらつかせる。
◇
「W杯招致の機運を盛り上げていくべき最終局面の時期に、何を考えているのか」
平松市長は橋下知事の「反対表明」を聞いて、報道陣の前で何度も首をひねった。市の招致担当者は「このタイミングの発言は招致の足を引っ張るだけ。あまり騒がず冷静に対応したい」と話す。
約48億円を支出した「大阪五輪招致」の失敗の記憶は生々しい。厳しい財政状況のなか、招致関連経費は日本招致委員会への登録料100万円と、招致活動費の約700万円だけに切りつめながら朗報を待つ市にとって、知事の発言は想定外の出来事だった。
ただ、仮に日本開催となった場合、約1千億円と試算されるスタジアム建設費をどこが負担するかが問題になる。平松市長は一貫して、市は負担に応じないという姿勢だ。
一方、市長は日本が開催国から外れても、規模を縮小したうえで北ヤードにスタジアムを誘致したい、との考えを記者会見で示している。
橋下知事はこうした点を突き、「財源の話も結局進んでいない。競技場はほかにもある」と市長批判を強める。
◇
開催国の選考が行われるスイス・チューリヒに入ったW杯日本招致委関係者らは「大阪市と橋下知事の話」と静観するものの、「なんでこの時期に」という思いも強い。
日本招致委員長の小倉純二・日本サッカー協会会長は30日、プレゼンテーションの最終リハーサル後の取材で「8万人規模のスタジアムには、反対する人もいるんで」と愚痴をこぼす一幕もあった。
大阪への誘致検討協議会の委員でもある関西経済連合会の下妻博会長は「個人でいろんな考えがあると思うが、誘致している時に知事が言うのはどうか」と苦言を呈した。
一方、関西経済同友会は山中諄代表幹事(南海電気鉄道会長)らが反対、協議会参加も断った。幹部は「京セラドームと需要を奪い合う可能性があり、赤字で運営が成り立たないのでは」と懸念する。
◇
〈W杯スタジアムの大阪誘致構想〉 JR大阪駅北側の貨物駅跡地(北ヤード)内の約7ヘクタールに、最大8万3300人の収容が可能な「大阪エコ・スタジアム」(仮称)を建設。W杯の日本開催が決まれば、開会式や決勝戦を行うメーン会場に想定される。
大阪市は当初、2002年W杯会場だった長居陸上競技場への招致を考えていたが、昨年12月に日本サッカー協会から北ヤード誘致を打診され、平松邦夫市長が賛同。2月に同協会、Jリーグ、市、府、関西経済連合会、大阪商工会議所で誘致検討協議会を設立した。
◇
1191
:
チバQ
:2010/12/03(金) 22:21:33
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101203ddlk30010422000c.html
選挙:知事選 国政の構図なぞり明暗 /和歌山
<検証>
現職の仁坂吉伸(60)が、前県議の藤本真利子(56)と元国労県支部委員長の洞佳和(62)の2新人に圧勝した知事選(11月28日投開票)。それは各陣営が、国政の与野党対決の渦にのみ込まれ、逆風と順風を受けた結果でもあった。渦に引き込み、あるいは引き込まれ、明暗は分かれた。計算と誤算。その深層を追った。(敬称略)【山下貴史、岸本桂司、藤顕一郎】
■前哨戦
◇模索された脱政党
7月の参院選に向け、推薦人として「仁坂吉伸」の名を記したはがきが、県内に大量に配られた。公明比例代表の選挙用。仁坂後援会の幹部は「公明に貸しができた」と胸を張った。一方、ある政界関係者は違う見方をとる。「仁坂の名を入れても、公明票が増えるわけではない。むしろ公明支持者に仁坂の名前を売り込んだことになる」。この時期の仁坂への配慮については、「最低限の責任は果たし、知事選での自主投票も選択肢に残す“布石”なのだろう」と解説する。
政党色の薄い選挙戦を指向したのは、何も仁坂だけではなかった。大票田・和歌山市で、仁坂後援会と、民主県連代表の岸本周平(衆院和歌山1区選出)の後援会は、多くが重なる。民主関係者の間でも当初浮上したのは、首都圏の会社経営者。選挙経験はない。それぞれが思惑を抱え、政党色を薄めた選挙戦が模索されていた。
■転回
◇囲い込みに出た自民
しかし、水面下では異なる動きがあった。民主の候補者擁立が静かに進んでいた今年1月。「真利子にはもっと上を目指させる」。藤本の有力支援者の言葉が、仁坂周辺の耳に届く。関係者は一瞬、耳を疑ったという。藤本は民主県連の前代表で、幹事長(当時)。政党色は消しようがない。6月、民主県連は藤本擁立を決めた。仁坂が掲げてきた脱政党の「県民連合」路線は、これを境に急速に変質していく。
動いたのは自民だった。7月、自らが入院中に推薦を決めた自民県連に、退院した仁坂は「ぎょっとした」と漏らした。県連会長の二階俊博は後に取材に対し、このころの仁坂の対応について「自民の推薦が『いるか、いらんか』なんて言うんやから」といら立ちをのぞかせた。仁坂は県連に推薦依頼することで合意、次いで党本部推薦を受けた。
二階が打った手はこれだけではない。
関係者によると、二階は10月下旬、大阪に出向き、公明を支持する創価学会の有力者と会談。公明は11月5日、県本部支持を発表した。民主対自民・公明対共産。国政と同様の構図が出来上がった。
さらに自民県連は、県各部局の課題を県関係者から参考資料として入手し、政策協定書(政策提案集)をつくった。告示日の11日、仁坂氏と協定書を締結した。自民による仁坂の“囲い込み”が完成した。同日、県庁前でマイクを握り演説を終えた二階は取材にこう答えた。「選挙っていうのは一手も外したらあかん。すべての手を打つ」
◇
10月、民主の機関紙「プレス民主」和歌山版の表紙を、行政刷新担当相の蓮舫と藤本との2ショットが飾った。写真の上には「和歌山県政にも正しい事業仕分けができるリーダーが必要です」。民主側は人気のある閣僚と藤本を重ね合わせ、「県にこんな無駄がある。それを中小企業に回す」というスタイルを目指していた。しかし陣営は民主色を薄めようとするなど、戦術も戦略も迷走した。
同月末、自民が実施した世論調査では、仁坂は藤本に4倍以上差をつけていた。既に逆転困難な大差。その後2回の調査でも、差が縮まることはなかったという。
■波及
◇統一地方選へ始動
「来春の統一地方選に向け、いい流れにせないかんな」
28日夜、和歌山市の仁坂の事務所で万歳を三唱した市議の和田秀教は満足げだった。自民党和歌山市支部連絡協議会(市連協)会長。休眠していた市連協は11月5日にパーティーを開き、約10年ぶりに活動を再開した。09年衆院選で自民候補が惨敗した同市。民主候補対自民候補の得票率は衆院選で58対35。参院選では33対57。そして今回、21対72。県都の攻防に向け、第4幕の統一地方選は5カ月後に投開票される。
1192
:
チバQ
:2010/12/04(土) 01:22:23
>>1190
http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK201012030078.html
催しイベントパートナーズシンポキトラ古墳展大阪国際フェスティバル.連載短期連載お知らせ...梅田・北ヤードスタジアム「堂々と反対する」 橋下知事2010年12月3日
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. 大阪府の橋下徹知事は3日、2022年のサッカー・ワールドカップ(W杯)招致で日本が落選したことを受け、JR大阪駅北側の北ヤードでのサッカースタジアム建設構想について「こうなればもういらない。明確に反対する」と表明した。
「北ヤードは緑に」との持論をもつ知事は、これまでスタジアム建設に反対しつつ、「府として妨害はしない」とも語り、個人の見解にとどめていた。しかし、この日は知事の立場として「堂々と反対していく」と明言した。
知事はさらに、大阪府・市が体育館や中央図書館などの公共施設を別々に建設してきたことに言及。「ガンバ大阪が(府北部に)新スタジアムをつくりたいと話を進めている。また、それぞれで府と大阪市に(同じ施設を)つくるのか。平松市長には大阪全体を見渡して判断してもらいたい」と批判した。
一方、大阪市の平松邦夫市長はW杯落選後の3日未明、「8万人超の規模は必要なくなるが、大阪には国立球技場がないので国の力を借りながら何とか誘致できれば」と語り、引き続き北ヤードへの誘致に意欲を示していた。
3日の知事発言を受け、平松市長は「北ヤードは市単独ではなく、知事や関西財界などと協議してまちづくりを進めてきた。今後も広く提案や意見をうかがい、北ヤード全体のあり方をしっかりと検討する」とのコメントを出した。
北ヤードは大阪中心部で最後の一等地とされ、先行開発地域(7ヘクタール)が今春着工された。スタジアム構想は、未着工の2期部分(17ヘクタール)に建設することが想定され、中核的な施設になると期待されていた。スタジアム建設が白紙となれば、北ヤードの将来構想の練り直しが必要になる。
1193
:
チバQ
:2010/12/05(日) 12:30:06
http://www.sankei-kansai.com/2010/12/05/20101205-046875.php
2010年12月 5日
「国権限奪う」橋下氏 関西広域連合始動
府県を超えた全国初の広域地方公共団体「関西広域連合」は4日、第1回広域連合委員会を大阪市内で開き、初代広域連合長には兵庫県の井戸敏三知事が立候補して無投票当選を果たした。井戸連合長は、副連合長に和歌山県の仁坂吉伸知事を指名。また国の出先機関の原則廃止に向けて、広域事務のあり方や国に要請活動を行うための専門委員会「国出先機関対策委員会」を設置し、委員長に大阪府の橋下徹知事、副委員長には京都府の山田啓二知事を指名した。
この日の第1回広域連合委員会には、広域連合に参加する7府県の知事らが出席。運営規則や事務局組織などを決めたほか、連合議会(定数20)の臨時会を来年1月中旬にも開き、2月中旬以降の定例会で、来年度予算の審議などを行うことを確認した。
今後は広域事務を行う各分野での具体的な実施計画をまとめた広域計画案を策定。国の出先機関の事業移管については、発言力のある橋下知事を先頭に、人員や財源を含む「丸ごと移管」の実現に向け、アクションプランを策定する方針だ。来年1月の通常国会までに、どのような戦略を打ち出せるかが注目される。
島根県で鳥インフルエンザが発生したことを受け、突発的に発生する懸案に対応するため「危機管理連絡協議会」も設置する。
終了後、記者会見した井戸連合長は「広域事務の処理に加え、国の出先機関廃止を前提に事務移譲を受け、広域的な対応を進めていく」と述べた。また、橋下知事は「国には国の仕事に専念してもらい、住民の生活にかかわる部分は地方でやっていく。国の権限を奪い取ることが僕の最大の仕事」だと語った。
広域連合の参加各府県は、京都府が広域観光・文化振興、滋賀県が広域環境保全、徳島県が広域医療―など、各府県で事務を分担することになる。週明けには、京都府が「広域観光・文化振興局」を、徳島県が「広域医療局」をそれぞれ庁内に設置する予定という。
1194
:
チバQ
:2010/12/05(日) 13:14:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101203/lcl1012032344007-n1.htm
【大阪都構想】堺市長は“中立” 元上司・橋下知事と微妙な距離感
2010.12.3 23:42
大阪府の橋下徹知事が掲げる大阪都構想について、堺市の竹山修身市長は3日、記者会見で「(賛否は)どちらとも言えない」と述べ“中立”の立場を表明した。
府職員出身で、昨年10月に橋下知事の全面的な支援を受けて初当選し、今でも「知事と理念は共通している」と言う竹山市長だが、堺市を3つの特別区に分割する大阪都構想については「政令市になって4年程度の堺市で、市分割というのは市民の理解が得られない」と述べた。
会見で竹山市長は「強い広域自治体を作るという橋下知事の理念は、私と共通している」と述べる一方、大阪都構想については「基礎自治体のありようをきちんと示してもらえるかどうか」と賛否を留保した。
竹山市長は11月24日の会見でも「(大阪都構想の実現には)府と大阪市の統合の成果をみせてもらうのが先」と発言。これに対し橋下知事は「最近の竹山市長は、少し間違った発言をしている。市長になったら、お山の大将でいたくなっちゃう」と述べるなど、2人の関係には微妙な距離感が生まれている。
1195
:
チバQ
:2010/12/05(日) 21:03:37
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010120501000432.html
大阪市長選出馬「あり得る」 橋下府知事
2010年12月5日 20時55分
大阪府の橋下徹知事は5日、来年11月にも見込まれる大阪市長選について「僕が出るかどうか今までは(発言を)濁してきたが、あり得る。そのときの状況をみて判断したい」と述べ、くら替え出馬の可能性に言及した。
知事は、大阪市解体を軸に府と市の二重行政解消を目指す「大阪都」構想を唱えており、自ら市長に就任して一気に実現を図ることを念頭に置いているとみられる。
自らが代表を務める「ローカルパーティー大阪維新の会」は来春の統一地方選で構想実現を公約に掲げ、府議選や市議選に候補者を擁立。統一選勝利を前提として、市長選出馬に向けた環境が整うか判断する方針だ。
維新の会が大阪市内で開いたタウンミーティングで、参加者の質問に答える形で発言した。
(共同)
1196
:
チバQ
:2010/12/08(水) 22:31:17
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101208ddlk25010423000c.html
選挙:県議選 「みんな」公認で蔦田氏出馬表明 復帰目指し /滋賀
6月に県議を辞職し、みんなの党比例代表候補で参院選に出馬、落選した蔦田恵子氏(49)は7日、県庁で会見し、来春の県議選大津市選挙区にみんなの党公認候補として立候補すると表明した。
県議を2期務めた蔦田氏は「参院選でみんなの党への期待を感じた。県議会に限界を感じ国政に挑んだが、もう一度、地方から声を上げて国を変えたい」と語った。【安部拓輝】
1197
:
チバQ
:2010/12/08(水) 22:32:04
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101208ddlk25010421000c.html
選挙:県議選 対話の会が5人公認 公募を継続 /滋賀
嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」は7日、県庁で会見し、来春の県議選(定数47)に出馬予定の公認候補5人を発表した。10人程度の確保を目指し、公募を継続する。
県議会会派の対話の会・びわこねっとは現在4議席。現職で高島市選挙区の清水鉄次・同会代表(53)=1期=と大津市選挙区の沢田享子氏(62)=5期=を公認し、蒲生郡選挙区の佐橋武司氏(61)=1期=の出馬は未定。会派を離脱した東近江市選挙区の木沢成人氏(38)=1期=には今後、公認や推薦の意向を確認するという。
新たに公認する新人は、引退する長浜市選挙区の角川誠氏(75)=通算3期=の後継で元長浜市議の押谷友之氏(61)▽同会の公募で選んだ大津市選挙区の造園会社社長、石塚政孝氏(52)▽政策勉強会「対話塾」で学ぶ草津市選挙区の派遣秘書、駒井千代氏(37)の3人。清水代表は「知事選で多くの支持を受けた嘉田知事の政策を具現化するため、地域代表として活動したい」と述べた。【安部拓輝】
1198
:
チバQ
:2010/12/09(木) 21:50:15
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003664576.shtml
市長が“ママチャリ通勤”表明 警備に悩む当局
12日付で尼崎市長に就任する前兵庫県議稲村和美氏(38)の通勤方法をめぐり、市当局が頭を悩ませている。稲村氏は、基本的に「自転車通勤」を表明。市は意向を尊重する方針だが、徒歩で登庁した白井文市長には毎日職員が随行したように、今回も「安全確保に万全を期したい」として、警備面の対策を検討している。
全国最年少の女性市長となる稲村氏。市長就任後も、尼崎市内の自宅から5歳の長女を保育所まで自転車で毎朝送り、そのまま登庁するという。
市は従来、市長については「安全確保の面から、市長公用車の使用が基本」とし、送迎するのが慣例だった。だが白井市長は基本的に徒歩通勤を貫き、自宅から市役所までの道のりを職員が随行。公務などで市役所の外に出向いた際は、そのまま公用車で帰宅するなどしていた。
稲村氏は「安全確保と言っても(自宅から市役所までの)距離は近いし、県議時代も自転車で移動していた」と話す。一方、市秘書課は「一人で通勤してもらうわけにはいかない」として、通勤ルートの確認など一定のルールを設けつつ、対策を図る。
12日が日曜のため初登庁となる13日は、自転車通勤の稲村氏に職員が随行するという。
(横田良平)
(2010/12/09 15:33)
1199
:
チバQ
:2010/12/11(土) 05:30:22
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/nara/101211/nar1012110215003-n1.htm
民主県連 県議選の公募ゼロ 5選挙区、「逆風」影響か 奈良
2010.12.11 02:15
このニュースのトピックス:選挙・奈良
民主党県連が来年4月の県議選で生駒市など5選挙区で実施した候補者公募で、募集から10日間が経過したにもかかわらず、応募者が0件だったことが10日、県連への取材でわかった。「政治とカネ」の問題や相次ぐ外交の不手際など政府・民主党の失速が、県議選で議席倍増をにらむ県連の目標にも冷や水を浴びせた格好だ。
県連は、全16選挙区に候補者21人を立てる方針を示し、現職と新人計16人の擁立をすでに決定している。候補者が決まっていない生駒市、五條市、大和高田市、桜井市、御所市の5選挙区で今月1日、県連のホームページ(HP)で公募を始めていた。
県連HPによると、応募資格は県内在住の日本国籍を有す男女で、選考は小論文や面接などを行い、28日を締め切りとしている。藤野良次県連幹事長は先月、「党員や党籍などの条件は設けない」と話し、広く門戸を開く方針を明らかにしていた。
ところが、公募から1週間以上が経過しても、応募者は0件のまま。菅直人首相や各閣僚らの失言や不手際による同党への「逆風」が影響しているとみられ、「このまま応募がなければ、公募を断念せざるを得ない」(藤野幹事長)という。
県連は今後、ビラを配布するなどして積極的に広報する予定といい、藤野幹事長は「ぎりぎりまで粘って頑張りたい」と話している。
1200
:
神奈川一区民
:2010/12/11(土) 12:50:22
>>1199
とはさん、生駒市からどうげすか?
1201
:
とはずがたり
:2010/12/11(土) 13:23:36
>>1200
ちわヽ(´ー`)/
県議にはあんま興味ないっすねぇ。。
政策課題として阪奈道路(←県道)辻町ICのフルインター化是非して欲しいってのはあるんですけど。。
1202
:
チバQ
:2010/12/13(月) 00:05:39
http://www.sankei-kansai.com/2010/12/12/20101212-047179.php
関西の社会ニュース2010年12月12日
対橋下知事 自民支部と市長"団結" 昨日の敵は今日の友?
来春の統一地方選を見据え、自民党の大阪府第3選挙区支部が11日、大阪市内で政治資金パーティーを開いた。同支部がこうした大規模なパーティーをするのは初めてで、開催の背景には、大阪府の橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」台頭への危機感があるという。この日は複数の党幹部のほか、3年前の大阪市長選では自民の“敵”だった平松邦夫市長も出席。維新の会を「野心の会だ」と批判するなど怪気炎を上げた。
政治資金パーティー「維新は野心の会」
同支部は大阪市大正区、住之江区、住吉区、西成区を管轄。支部長は元自民党大阪府連会長の柳本卓治衆院議員で、パーティーには支持者ら約850人のほか、党中央から大島理森副総裁、中曽根弘文参院議員会長らが出席した。
自民は平成20年1月の知事選では橋下氏、19年11月の大阪市長選では平松氏の対抗馬だった当時の現職市長を推した経緯もあるが、会では橋下氏に対する厳しい意見が相次いだ。
あいさつに立った後藤田正純衆院議員は「橋下知事は直球勝負に見えるが、ブレが見える」と指摘。講演した大島副総裁も「政党は、作ることは簡単だが、維持するのが難しい。大きな事柄は1年や2年ではできない。愚直に取り組まなくてはならない」などと語った。
一方、平松氏は、大阪市の解体を伴う橋下氏の「大阪都構想」について「実体がないものを恐れる必要はない」と批判。維新の会を「大阪野心の会」と揶揄(やゆ)する一幕もあった。
自民は、統一選で維新の会と激突する大阪府議選や大阪市議選などを控える中、橋下氏を突き放し、平松氏を味方に引き入れる逆の立場になった格好。柳本氏は「平松氏の市政運営を見ていると、努力を積み重ねている。一方、橋下氏は少しおかしくなった」。平松氏は会の終了後、「(自民にも)頑張ってもらわないと」と語った。
【写真説明】ライトアップイベントの点灯式で同席した橋下氏と平松氏。統一選に向け、対立が深まっている=大阪市北区(鳥越瑞絵撮影)
(2010年12月12日 09:22
1203
:
チバQ
:2010/12/13(月) 01:23:20
>>785
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101212ddlk28010173000c.html
北口・明石市長:3選不出馬 後援会ら関係者に衝撃 市議「真意確かめたい」 /兵庫
明石市の北口寛人市長(45)が来年4月の市長選に立候補しない意向を後援会幹部らに伝えたことは関係者に驚きを持って受け止められた。3選への意欲があると見られていただけに、市議からは「本人の真意を確かめたい」「発言撤回の疑念もある」などの声もあがった。突然の「退任発言」を受け、今後は候補者擁立の動きが加速しそうだ。【南良靖雄】
◇候補者擁立の動き加速か
立候補の取りやめは、12月定例市議会で、市長と市幹部の答弁が食い違い、虚偽答弁と追及されたことが背景にあるとみられる。
議会では、たこフェリーの航路存続問題や、姉妹都市の米国・バレホ市への市民交流団派遣をめぐる費用負担で紛糾。市長の発言をめぐっては、議会最終日の17日に問責決議案提出の動きもある。
虚偽答弁を追及した辻本達也氏(共産)は「市長は信用を失っている」と話し、木下康子氏(無所属)は「なんとも言えない。どうなるかわからないのでは」と市長の発言に疑問を呈した。
最大会派の新政会幹事長の榎本和夫氏は「厳しい質問があって大変だったが、辞める決断をするとは……」と驚き、公明党市議団幹事長の梅田宏希氏は「発言が間違っていることが客観的に証明された以上、看過できない」との見解を示した。市長を推薦してきた民主連合の幹事長の尾中利治氏は「こんな終わり方になって残念だ」と話した。
一方、市長の後援会幹部は「ここ数日間の議会対応でテンションを下げている。任期は全うすると言っており、落ち着いたら慰留に努めたい」と話した。
〔神戸版〕
1204
:
チバQ
:2010/12/13(月) 01:25:03
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/4624
今夏の参院選で、みんなの党から立候補を打診されていた北口寛人明石市長(44)は5日、立候補を見送ることを決め、同党側に伝えた。神戸新聞社の取材に対し、北口市長は「来年4月までの市長任期を全うすべきだと判断した」と述べた。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7124
明石市の北口寛人市長は民主2人と自民の計3人を応援する意向。自身が元民主党県議で、3年前の2期目の選挙では民主のほか、自民からも推薦を受けた。3月に立候補の打診をされたみんなの党については「連絡もない」と静観の構えだ。
1205
:
チバQ
:2010/12/14(火) 22:45:11
http://www.asahi.com/politics/update/1214/TKY201012140366.html
みんなの党、大阪に支部 橋下氏側との競合示唆 統一選2010年12月14日21時43分
. みんなの党は14日、来春の統一地方選で大阪府内で独自候補を擁立するため、20日に大阪広域第1支部を設立することを決めた。渡辺喜美代表は橋下徹・大阪府知事の率いる地域政党「大阪維新の会」との連携を確認していたが、みんなの党の江田憲司幹事長は14日の記者会見で「フリーハンドで候補者を立てる。(維新の会と)調整しない」と明言。競合選挙区にも独自候補を立てる可能性を示唆した。
みんなの党は12日の茨城県議選で公認候補が2人当選するなど地方選で議席を伸ばしており、統一選でも大量擁立をめざしている。
1206
:
チバQ
:2010/12/15(水) 12:18:24
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201012150027.html
維新移籍の自民党議員、19人が政党支部未解散 自民
2010年12月15日
自民党大阪府連を離党し、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に移った現職の府議、大阪・堺両市議らが代表だった自民党の34政党支部のうち、半数以上の19支部が解散届を提出していないことがわかった。府連は10日付で19支部に解散要請を通知。年末までに解散しなければ、党本部が異例の「強制解散」に乗り出すという。
府連は9月、維新の会に移った現職府市議計40人を離党させた。うち党支部代表の34議員に支部解散を求めたが、今月3日時点で19支部が解散届を未提出。国政政党の支部なら企業、団体の寄付を受けられるが、地域政党は支部をつくれず受け取れない。自民府連幹部は「離党したのに支部で企業献金を受け続けていれば問題だ」と指摘。未解散の大阪市議は「うっかりしていた」と釈明している。
府連によると、自民党の規則で党本部は支部を強制的に解散できる。政治資金規正法では、解散日から30日以内に支部代表者らが政治資金収支報告書を府選管に提出しなければ、罰則が適用されるという。(吉浜織恵)
1207
:
チバQ
:2010/12/16(木) 00:31:23
>>612
とか
http://www.nara-np.co.jp/20101215100928.html
服部県議が引退表明 - 議員40年「悔いない」
2010年12月15日 奈良新聞
引退を表明する服部県議=14日、県庁
県議選・北葛城郡選挙区(定数3)選出で、県内最多の当選10回を誇る自民党の服部恵竜氏(80)=所属会派は自民党改革=が14日、県庁で記者会見し、今期限りで引退し、来春の次期県議選(4月1日告示、同10日投票)には立候補しないとの意思を表明した。
服部氏は40年間にわたる議員生活を振り返り「その時々の課題に一生懸命取り組んできた。悔いはない」と話した。
服部氏は東京大学を卒業後、叔父にあたる服部安司代議士(当時)の秘書となり、昭和46年の県議選に初当選。平成7年と14年から1年間、議長を務めた。同7年から2回目の議長就任直前まで自民党県連…
1208
:
チバQ
:2010/12/16(木) 01:15:32
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/101216/osk1012160050005-n1.htm
東大阪市長選に長尾元市長出馬へ
2010.12.16 00:49
任期満了に伴い来年秋に予定されている東大阪市長選で、元市長の長尾淳三氏(58)が15日、市内で記者会見し「市民が不安を抱えたままでは活路は開けない。民主市政を実現してこそ活路は開ける」と話し出馬表明した。
長尾氏は同市議を経て、平成10年の市長選で初当選したが14年の選挙で落選。18年に返り咲いたが、19年に市議会が不信任案を可決。出直し市長選に立候補して落選した。
長尾氏は現在の市政運営を批判し、「同じ予算、人員で効果を上げる。市民と職員が互いに高めあう市政を目指す」と強調。中小企業振興策の拡充や、市民の声を聞くための職員による訪問調査の実施などを公約に掲げた。無所属で出馬するが、これまでの選挙と同様、共産党などでつくる市民団体「明るい東大阪をつくる会」の支援を受ける。
1209
:
チバQ
:2010/12/16(木) 21:59:07
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101216/CK2010121602000117.html
県議選、一次公認・推薦出そろう 各党、候補者擁立に苦慮
2010年12月16日
4月10日投開票の県議選(定数は47人)に向け、各政党の一次公認・推薦候補者が15日、出そろった。自民が最大会派を維持できるか、第二会派の民主が嘉田由紀子知事を支援する地域政党「対話の会」とともに県政の主導権を握れるのかが焦点。しかし、政策面で争点が乏しく、有権者の支持獲得につながる好材料が各党とも見当たらない。現時点では候補者の擁立にどこも苦慮している。
自民(現20人)は15日、推薦2人を含む19人を擁立したと発表した。顔ぶれは現職が13人を占め、大きな変化はない。過半数の24議席獲得を目標に、最大30人前後の擁立を目指す。昨年8月の衆院選、今年7月の知事選、参院選滋賀選挙区のダブル選の連敗から立ち直る契機としたいが、追加公認でどれだけ若手を擁立できるかが課題だ。
民主(現17人)は推薦1人を含む16人を擁立。しかし、支持母体の連合や労組からの出馬が低調で新人は2人にとどまる。不安定な民主政権の行方も懸念材料。目標の24人の擁立に向け、各選挙区で対話の会との調整がかぎになる。
知事を支援する対話の会(現4人)は、民主と合わせた議席で過半数を取るため、公認と推薦で計15人の擁立を目指す。一次公認では5人を擁立。新人を発掘しようと政策勉強会や公募をしてきたが、新人は現段階で3人にとどまっている。
共産(現3人)は現新各2人の計4人を公認。5議席獲得を掲げ、さらに一人区以外の選挙区で擁立できるよう準備している。
公明(現2人)は現職2人が出馬し、現有勢力の保持が目標。
7月の参院選出馬で辞職した元県議1人が「みんなの党」から出馬する。このほか、現職1人が無所属で出馬する予定。
(添田隆典)
1210
:
チバQ
:2010/12/16(木) 22:07:48
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001012160003
前町長ら告発決議/甲良町議会
2010年12月16日
【談合疑惑 町への意見書可決】
甲良町発注工事の指名競争入札を巡る官製談合疑惑で、町議会は15日、山崎義勝前町長、山田寿一議長ら4人を競売入札妨害と官製談合防止法違反の疑いで刑事告発するよう町に求める意見書を、賛成多数で可決した。4人が官製談合疑惑等調査特別委員会(百条委)で虚偽の陳述をしたとして、議会が偽証容疑で告発する決議も可決した。
告発の対象となった他の2人は、浜野圭市前副議長と野瀬喜久男元総務主監。浜野前副議長は百条委が求めた書類を提出しなかった「記録の提出拒否」でも告発の決議を受けた。
北川豊昭町長は「この問題は町民の関心も高く一日も早い解決が求められている。弁護士とも相談して司法の判断に委ねたい」と話し、来年の早い時期に刑事告訴する方針を明らかにした。議会の告発は年内にも行われる見通し。
【議長が自らを告発する形に/異例の事態】
百条委で虚偽の陳述をしたとして議会が行う刑事告発は、大津地検に対して山田寿一議長名でする。告発される4人には山田議長も含まれており、議長が自分自身を告発する異例の事態になった。
町議会事務局によると、山田議長に対する告発は副議長名ですることも検討した。しかし、全国町村議会議長会に問い合わせたところ、「議長は議会の代表であり、議長自身を告発する場合でも、議長の職務として告発人は議長名になる」との回答を得たという。
議長会議事調査部の担当者は「過去の例は調べてないが、告発人と被告発人が同一人物になるのは大変珍しい」と話している。
1211
:
チバQ
:2010/12/17(金) 22:04:20
>>1203
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE101217170400416069.shtml
兵庫・明石市長 「たこフェリー支援」発言で問責決議
兵庫県明石市の市長が、議会で虚偽の発言をしたとする問責決議案が17日可決されました。
責任を問われたのは、存続問題で揺れるあのフェリーに関する発言です。
「市長としての責任を強く問うことを決議する」(明石市 尾仲利治議員)
17日、議会で問責決議案を出されたのは、明石市の北口寛人市長です。
問題にされたのは先月、営業を停止した「たこフェリー」の航路存続についての発言。
北口市長はことし6月、フェリー会社の社長らとの会合で「1億円の赤字補填をする」と発言しましたが、議会などでは「そういう意味の発言はしていない」と否定し続けてきました。
しかし、今月の議会でこの「1億円発言」を市の幹部が議事録に残していたことが明らかになったのです。
「1億円でフェリーが存続されるなら株主として来年度その赤字補填することは約束する」(「1億円発言」議事録)
さらに、「VOICE」は市長が、市の幹部を前に来年の市長選挙をにらんで話したとみられる発言の録音データを入手しました。
「(たこフェリーの)航路が維持できなかったら政治的な足場をなくす。どうやってもやれる(維持できる)ようにしないと。少なくとも来年4月までは。その後はよろしいやんという話」(明石市・北口市長の発言テープ)
「たこフェリー」の存続は、市長選での再選を目指すためともとれるような内容です。
そして、17日・・・
「賛成のかたはご起立願います」(議長)
「起立多数。よって本案は原案どおり可決することにしました」(議長)
「申し訳ございませんでした」(明石市 北口寛人市長)
問責決議案は議会で可決され、市長も自ら虚偽発言を認める形となりました。
議会の後、北口市長は来年3月までの任期をもって退任し、次期市長選には出馬しない考えを示しました。
(12/17 19:13)
1212
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:02:48
http://www.asahi.com/politics/update/1219/OSK201012180182.html
橋下知事、知事・市長W選に意欲 大阪都構想実現に向け2010年12月19日0時59分
大阪府の橋下徹知事は18日、代表を務める地域政党・大阪維新の会の大阪市内でのタウンミーティングで、「大阪市長が大阪都構想を嫌だと言ったら前に進まなくなる。市長選と知事選はおそらく同日になる」と述べ、2012年2月の任期満了前に知事を辞職し、来年11月ごろの市長選とのダブル選に持ち込む可能性に言及した。
橋下知事は統一地方選の大阪府議選、大阪、堺両市議選で維新の会が過半数を獲得したという前提で、都構想を実現させるには国会で主要政党に特別法の制定を強く迫る必要があると指摘。「府民の意思を1回の選挙ではっきりさせる」と意欲を示した。
ただし、ダブル選に持ち込むには、橋下知事が辞職して市長選に立候補する▽辞職して再度知事選に臨む――などのパターンがあり、出直し知事選で再選しても12年1月ごろ再び知事選が行われる。橋下知事は報道陣に対し、市長選出馬などの対応については明言せず、「選挙費用の問題などがあり、総合的に判断する」と語った。
1213
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:06:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101216/lcl1012161424009-n1.htm
【決戦前夜(上)平松市長3年】「橋下の敵は今日の友」再選へ地上戦シフト (1/2ページ)
2010.12.16 14:19
「TPOをわきまえてほしいよ。何でそんな質問するのかなとカチンとくる」
今月11日夜、大阪市内で開かれた、大阪府と市が協力した2つのライトアップイベントの合同点灯式。イベント後、知事の橋下徹と並んで報道陣の前に立った市長の平松邦夫は、いらだちを隠さなかった。報道陣からは「このイベント、次も2人でやる予定ですか」などと、もはや亀裂が決定的となった2人の協力関係について、微妙な質問が投げかけられていた。
決別宣言、地域と握手…橋下は直接“踏み絵”
「はっきりと溝ができた」。平松は就任3年を前にしたインタビューでも橋下との“決別”を宣言。来年行われる次期市長選への再選出馬に意欲を見せた。
橋下は今月5日、自身が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)が大阪市内3カ所で開いたタウンミーティングで、会場からの質問に答える形で「決して市長をやらないとは言いません」と述べ、次期市長選に自ら立つ可能性に言及した。大阪市などを解体し、約20の特別区に再編する「大阪都構想」実現のため、なりふり構わず突き進む覚悟をにじませた。
「橋下さんとそろって2期目の出馬宣言をしたい」。平松は昨年夏、周囲にそう語っていたが、2人の関係は大きく変わり、その可能性は皆無となった。
□ □
「誰が相手でも戦う。1期目の実績には自信がある」。7月、平松は会食の席で民主市議に言い切った。「出馬宣言は来年の統一地方選後まで待つべきだ。ただ、出るという姿勢は示さなあかん」。市議は後日、平松の側近に忠告した。
大阪市長は昭和38年以来、平松の前任の関淳一まで一貫して助役が“内部昇格”してきた。その歴代選挙を支えたのが、自治会を取りまとめる各区の「地域振興会」の役員らが中心となった後援会だ。
後援会は前回市長選で関を推したが、民主党推薦の平松に敗れ、いったん解散を決めた。しかし昨年秋、関の後援会幹部を務め、自民党員でもある地域振興会役員が、市の最高幹部のセットで平松と面談。関が進めた市政改革の継続と、市長選で平松を支援した市職員の労働組合との決別を条件に、支援を約束した。
「昨日の敵は今日の友ですよ」。振興会役員は「これまで地域を支えてきた諸団体がバラバラになる」と大阪都構想に反発。「知事は、お山の大将になりたいだけ。地域振興会長は大阪市を守っていくことで全員一致している」と言い切る。
□ □
平松の新しい後援会は、来年2月の発足を目指している。前回市長選で平松の敵だった組織が「反橋下」を旗印に、皮肉にも再選を支えようとしている。
ただ、課題もある。平松事務所の関係者は「(振興会の組織内は)ねじれを抱えており、単純に支援が得られるとは限らない」と楽観論を戒める。
振興会や平松後援会の役員には、橋下や維新の支援者も多数含まれている。「どっちにつくんですか」。今年6月、平松と橋下の後援会役員を掛け持ちしていた企業経営者は、橋下本人から“踏み絵”を突き付けられ、結局双方の役員を辞任したという。
平松事務所の関係者はいう。「元アナウンサーの知名度と市政への批判票に頼った前回と同じような選挙ではダメだ。今回は助走期間が1年ある。徹底した地域密着の選挙をやる」
(敬称略)
◇
橋下知事との対立が深まる中、19日で就任3年を迎える平松市長。来年には統一地方選で行われる大阪市議選、さらに大阪市長選も控える中、「決戦前夜」の動向を探る。
1214
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:07:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101217/lcl1012171524001-n1.htm
【決戦前夜(中)平松市長3年】橋下知事が財産に触手、市職員逮捕115人に…“内憂外患”の日々 (1/3ページ)
2010.12.17 15:23
就任3年を迎えた平松邦夫市長=大阪市役所 2022年のサッカーワールドカップ(W杯)招致で日本が落選した12月3日。招致を前提に、JR大阪駅北側の梅田北ヤードに検討されていたスタジアム建設に「森にしたい」と真っ向から反対してきた大阪府知事の橋下徹は、府幹部に一斉メールを送った。
「僕は緑化を方針にしたく(文面のまま)。土地代については、ここはややこしくなると思いますが、大阪市のストック組み換えも軸にしたい」
落選でスタジアム構想が事実上白紙に戻ったことを受け、北ヤードを「森」にするため土地を購入する資金として、大阪市営地下鉄の売却益などを充てることを指示した内容だ。
府のトップが公然と市の資産に手を伸ばし始めたことに、市の幹部は「明らかな越権行為」と色めきだった。
その8日後に大阪・中之島で開かれた大阪府・市のライトアップイベントの合同点灯式。
「これだけの規模と質をキープをするのは大変。大阪市職員に拍手を送ってください」と持ち上げた橋下は翌日、代表を務める地域政党「大阪維新の会」のタウンミーティングで一転、「(大阪)市職員は政治活動している。われわれが勝ったときは一族郎党、覚悟しとけよ」と激しくののしった。
“アメ”と“ムチ”を巧妙に使い分けながらも、橋下は確実に大阪市をターゲットに定めている。
腐った大黒柱
「本当に次から次から出てきますね」
河川の清掃中にごみから現金を抜き取るという大阪市河川事務所の不祥事を受けて11月4日に開かれた緊急会見。市長の平松邦夫は、もはや苦笑いするしかなかった。
市の環境局職員が猟銃で3人を殺害して自殺、市営地下鉄で電車同士があわや衝突、「心付け」を業者から受領していた斎場職員22人が懲戒免職…。市では今年も数々の不祥事が発覚し、そのたびに世間を唖然(あぜん)とさせた。
昨年度までの5年間で逮捕された市職員は、実に115人に達する。
「大阪市は大黒柱が腐ったぼろぼろの家。早くぶっ壊して建て直すべきだ」「巨大すぎて市長のガバナンス(統治能力)が効いていない」
威勢のいい言葉で大阪市批判を繰り広げる橋下の説得力が増す一方、平松の「日本一厳しい服務規律」の掛け声は空しく響くばかり。まさに“内憂外患”の市政運営を強いられている。
「ここは伏魔殿」
平松は今年10月、新たな市政改革の基本方針素案を公表した。その後各地で開いている地域懇談会で、必ず出席した市民から出る質問が、70歳以上に支給されている「敬老優待乗車証(敬老パス)」の存廃問題だ。
「敬老パスはなくしません。制度を維持するために、例えば年間3千円の会費をいただきたい」。平松は必死に説明するが、市民の間では廃止論への警戒感は依然、根強い。
素案では敬老パス以外にも見直し事業の項目を列挙しており、“事業仕分け”で新たに600億円の歳出削減を目指している。
ただ、来年に統一地方選と市長選を控え、どこまで市民サービスに切り込めるのか、市職員の間にさえ実現性には疑問の声が上がっている。
自民党のベテラン市議は「市政改革の柱は、すべて橋下の市政批判へのカウンターにすぎない」と冷ややかに見る。
新川達郎・同志社大学大学院教授(公共政策論)も「解体的再出発が必要なのに、巨大な予算を抱える健康福祉局など市役所本体の改革に手がついていない」と注文をつける。
「連れてきた腹心が市内部に1人もいない。これでは橋下に対峙できない」。民主市議は今春、3人目の副市長に民間出身者を起用するよう進言したが、平松は首を縦には振らなかった。
「市長選まで市上層部は様子見に入った」とみる市幹部もいる。さらに別の市長側近はこう指摘する。「孤立していた就任当初に比べると、市長を守らなあかんという機運は市内部に出てきた。でも掌握し切れているかというと、やはり伏魔殿だから…」(敬称略)
1215
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:08:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101218/lcl1012181105000-n1.htm
【決戦前夜(下)平松市長3年】足元固め道半ば 「同床異夢」のジレンマ (1/3ページ)
2010.12.18 11:04
「数こそすべてという維新の会を応援すること自体が、大阪市をつぶす動きにつながるんです」。今月6日に開かれた、大阪市内24区の地域振興会長が集う年末懇親会。市長の平松邦夫は、各地区の“顔役”たちを前に語気を強めた。
地域政党「大阪維新の会」(維新)を率いる大阪府知事の橋下徹は、来春の統一地方選で府議会と大阪・堺両市議会の過半数獲得を目標に掲げる。「過半数取らないと大阪都構想は終わり」とも公言している。
一方の平松も再選に向けた準備を着実に進める一方、「万一、市議会で維新が過半数とったら、市政運営なんて正直やってられないよ」とも漏らす。
大阪府と大阪市、周辺市を再編し、東京23区のように、広域行政を受け持つ大阪都と基礎自治を受け持つ特別区に再編する大阪都構想。橋下の究極目標は「大阪丸の船長を1人にする」ことにある。府知事と大阪市長という大阪の両司令塔にとって、統一選が天王山となることは間違いない。
芽生える“共闘”
6月の市議会財政総務委員会。自民市議と平松が、阿吽(あうん)の呼吸で大阪都構想への批判を繰り広げた。
「都構想をイリュージョン(幻想)と批判されたが、どういう意図か」
「大阪市の財政改革に言及することで府の負債も消えるかのようなすり替え。目をくらませる行為だ」
民主党推薦で当選した平松は、少数与党の苦しい議会運営を強いられてきた。野党の自民・公明市議から厳しい批判を浴びることも珍しくなかったが、橋下が大阪都構想を叫び始めた今年1月以降、こうした“共闘”が芽生え始めた。
大阪市議会の現会派構成は、民主系、自民、公明が各20人、共産14人、維新13人。既存政党には、橋下人気が旋風を起こし、市議選で維新が躍進することへの強い危機感がある。
11月に開かれた平松後援会の政治資金パーティーには、自民と公明の市議団幹事長が初めて姿をみせ、平松の新後援会づくりを進める地域振興会役員は「これでやりやすくなる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。振興会内部に、さまざまな党派の支持者を抱えるためだ。
だが「反橋下」を求心力とする平松の足元は、まだ固まっていない。
平松は、統一選で自民と公明の市議から要請があれば応援演説に駆けつける意向を示したが、自民のベテラン市議は「われわれが票を増やす方法は、政権与党の民主をたたくこと。民主市議と一緒にポスターに収まっている平松さんは呼ばない」と突き放す。
公明の市議からも平松の支援を求める声は聞こえてこない。「既存政党と維新の対決構図が鮮明になるほど、維新を利する」という警戒感が漂う。
解けぬ「不幸せ」
「会うたびに知事と市長が角突き合わせているという印象は、大阪のためによくないね」。自民党大阪府連会長の参院議員、谷川秀善が、高校の後輩である平松を諭した。大阪府と大阪市が歴史的に反目してきた「府市合わせ(不幸せ)」の関係は、自民府連の内部ですら根強く残る。
自民の府議団は今月、「1つの大阪を実現し、1人の首長が広域行政を担うことが望ましい」「府内の全市区町村を将来的に中核市程度に再編する」という政策を発表した。橋下の考えに極めて近い内容で、大阪市議の1人は「到底認められない。内容は知事にも相談したようだ」と不信感を募らせる。
決戦を控え、平松も、歴代市長を支えた既存政党も、それぞれが“同床異夢”のジレンマにいる。谷川は苦悩をにじませる。「市議は選挙をにらんで平松に近づいているだけ。府市双方の顔が立つよう、その真ん中を調整するのが府連の役割だが、非常に難しい」(敬称略)
◇
土塚英樹、西見由章が担当しました。
1216
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:09:41
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101217-OYT8T00648.htm
揺れる大阪 平松市長3年
「敵の敵は味方」 <上>
市解体危機「橋下包囲網」へ動く
「私はこの場が好きだ。この場にいさせてほしい」
柳本卓治衆院議員のパーティーで、自民党市議らと壇上に上がる平松邦夫市長(中央、右は柳本衆院議員)(11日、大阪市中央区で)=里見研撮影 まだ暑さが残る10月13日夕、土佐堀川を見下ろす大阪・中之島の市役所5階大応接室。静まりかえった室内に大阪市長・平松邦夫の声が響いた。出席者は市議会主要3会派の幹部9人。平松出馬時に推薦した与党民主と、敵対した自民、公明。市長選後、平松の呼びかけで一堂に集まったことはなかったが、市政改革方針を説明したいと平松がひそかに招いた。
3派と協力して市政を運営したいと願う平松に、自民幹部は、政敵と簡単には手を組めないという警戒心をぶつけた。「まず与党の民主党さんが単独で説明を受けるのが筋じゃないか」
そんな強硬な反論を受けても、平松はソフトな笑顔で切り返し続けた。
大阪市は長く、市長を助役出身者が占め、国政与野党相乗りの支援体制が続いてきた。だが、3年前の市長選では民主と自公が正面から争った。この日出席したある市議は「3派体制を復活させ、2期目を目指す布石だ」と嗅ぎ取った。
◎
自公に平松を接近させたのは、「大阪都構想」を掲げて大阪市を特別区に分割することを迫る大阪府知事・橋下徹だ。
平松は就任当初には橋下を「徹ちゃん」と愛称で呼び、メールで互いの体調まで気遣いあって、府市協調をアピールした。ところが橋下は今年1月に突然、都構想を打ち出し、拒否する平松に激しい批判を繰り返すようになった。対立はJR大阪駅北側の新サッカースタジアム構想や、大阪湾岸部へのカジノ誘致へと広がる一方だ。
自民は所属市議が大量に離党し、橋下率いる地域政党「大阪維新の会」に合流した。来春の統一地方選での市議選を見据え、橋下と全面対決やむなしの構えだ。
「敵の敵は味方」。市役所内では今、そんな言葉がささやかれる。平松は、共通の敵に立ち向かうことでかつての対立を解消し、「対橋下」包囲網を目指す。どぎつい言葉で世論をあおり、勢力拡大を続ける橋下に対し、危機感は強い。
平松は最近、自民党市議らの後援会の会合に次々に出席している。「維新の会の躍進を阻止するのは皆さんだ」。今月11日には同党の柳本卓治衆院議員のパーティーで共闘を呼びかけた。
公明は人気知事との対決に慎重だが、都構想に批判的な自民党府連幹部は「市長は敵ではない」と理解を示すようになった。
◎
市長選で平松と争い、現職で落選した関淳一の後援会が3年前、解散した。名称を替えながら、歴代市長5人を約40年にわたって支えた〈市長後援会〉。「地域振興会」と呼ばれる各区にある自治会の幹部も役員に名を連ねていた。「対抗馬を支援できない」が解散理由だった。
平松が今年7月から各区で始めた市民集会では、この地域振興会が動員の主力を担う。大阪市を批判する橋下の言動への反発が、歴代市長の応援団を平松支援に向かわせる。
各区の同会会長が集まった今月6日の懇親会。市全体の地域振興会で会長を務める森田昭信は言い放った。「知事は許せない。大阪市の伝統と財産を守らなければならない」。「平松以前」に市を支えてきた人たちが、橋下による“大阪市解体”の激震の前に、平松を支え始めている。(敬称略)
(2010年12月16日 読売新聞)
1217
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:10:01
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101217-OYT8T00658.htm
「知事の仮面剥がす」 <中>
都構想に反論 発信力も強化
9月19日、日曜の静かなホテルの一室で、大阪市長の平松邦夫は旧知の2人と向き合った。3年前の市長選で平松を支えた両組織のトップ、民主党府連代表の樽床伸二と連合大阪会長の川口清一。日々公表される市長日程には上がらない極秘の集まりだった。
約2か月ぶりに並んで記者会見する平松市長(左)と橋下知事。ぎこちない笑顔が2人の関係を物語る(11日午後、大阪市北区で)=宇那木健一撮影 「橋下さんの改革は壊す改革。何かを作る、生み出す改革を訴えた方がいい」
お茶を置いただけのテーブルを挟んで話し込んだ3人の議題は、大半が大阪府知事の橋下徹と、橋下率いる地域政党「大阪維新の会」対策。川口の助言に平松は大きくうなずいた。
春の統一地方選で行われる市議選、約1年後に予定される市長選。大阪市は来年、「選挙イヤー」だ。
市議選で維新の会が大きく勢力を伸ばせば、政治状況は一変する。今年5、7月の市議補選では、圧倒的な橋下人気を背景に維新候補が大勝した。状況は切迫している。3人は維新の会阻止に全力を挙げると確認。平松が、前回市長選で対立した自民、公明と連携を強めることも容認した。
◎
橋下が「大阪都構想」を打ち出して以来、平松は橋下対策の軸となる理念を探る。府市の再編、統合が大阪市の解体になると同時に、橋下の考え方を相いれないものと感じるからだ。
2人が中国・上海に出張した7月28日。万博のイベントに出席後、ほかの人を交えず、1時間以上話し合った。
橋下「小泉、竹中時代に雇用が増えた」
平松「あの時代に何が起きたか、ご存じなのか」
市場原理を優先し、競争が活力を生むという橋下と、それを弱者切り捨てとみる平松。互いの路線は交わらず、亀裂は決定的になった。平松はこれ以降、橋下とは異なる政策を意識して強調するようになった。
◎
平松の指示で、市幹部は都構想への反論文書を作った。「市分割で、財政力の乏しい区は財政再生団体に転落」「分区で議員数は増える。行革逆行だ」――。平松は「都構想の具体像が出れば、逐一反論できる」と反撃の機をうかがう。
ブレーンも「反橋下」色がにじむ。橋下の政治手法を「いじめ型学級運営」と評した神戸女学院大教授の内田樹らを市長特別顧問に起用。市政改革アドバイザーには性急な財政再建に批判的な東京大名誉教授の神野直彦を迎える。橋下とは一線を画した市政運営に向け、意見交換を続ける。
発信力強化にも気を配る。ミニブログ「ツイッター」を5月に始め、多い日には60回以上も書き込む。11月からは週1度、FM番組に出演。それでも、反射的に切れ味鋭い言葉を求められるテレビのコメンテーターとして鍛えた橋下には及ばない。先月、天王寺区で開いた市民集会では、出席者から「市長は人柄はいいが、メッセージが聞こえない」と不満が相次いだ。
「2人が争うことが大阪のためになるのか」と平松は迷いも口にしながら、「負けるつもりは毛頭無い」とも語る。今月15日夜、地域の市民集会後、「統一選に向け、(橋下の)仮面を引っぱがす作業が始まる」と言い切った。(敬称略)
(2010年12月17日 読売新聞)
1218
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:10:24
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101219-OYT8T00207.htm
都市間連携に活路 <下>
孤立主義やめ問題共有
各市の生活保護施策の担当者を集め、連携強化を訴える平松市長(中央)(6月4日、大阪市役所で)=森田昌孝撮影 「大阪市が『自分だけ良ければそれでいい』と考えている。そう思っていらっしゃいますか」
11月5日、大阪市都島区の市公館で開かれた「大阪市隣接都市協議会」。大阪市長の平松邦夫は出席した近隣5市長に冗談めかしてそう尋ねた。記念行事で集まったのを除けば、38年ぶりに市長同士が話し合うその会議の議題は「都市間連携」だった。
「その通りです」
笑いながらある市長が答えると、平松もつられて笑い、すぐ真顔に戻った。
◎
大阪市は長く、他都市との連携に後ろ向きだった。
平松までの歴代大阪市長は、大阪府内各市のトップが集まる市長会をほとんど欠席していた。代わりの出席者は課長代理クラス。周辺住民にメリットの大きい市営地下鉄への私鉄乗り入れにも消極的で、周辺自治体は市役所のある地名を冠して〈中之島モンロー主義〉と呼び、大阪市に厳しい視線を向けてきた。
自前で様々な施設を整備し、孤立主義を貫いてきた大阪市を、知事の橋下徹は「府との二重行政を招き、広域的な都市計画を阻害してきた」と批判。「大阪都構想」を掲げ、解体を迫る。
都構想を拒否する平松が対抗策として活路を求めるのは、周辺市や他の政令市と協調して行政課題に取り組む「水平連携」だ。税収増の見通しのない人口減少期。平松は、先行きの見えないモンロー主義を捨て、「都市がそれぞれの良さを持ち寄り、生かし方を考える時期だ」と訴える。
◎
「2、3日前から胸がもやもやする」。11月上旬、大阪市消防局内の「救急安心センター」に電話が入った。電話の主は大阪府松原市の70歳代男性だった。センターの医師の判断で、すぐに松原市消防の救急隊が出動。男性は搬送され、「不安定狭心症」で緊急手術を受けた。対応が遅れれば心筋梗塞の危険もあった。
センターは昨年10月、平松の肝いりでスタートした病気などの相談窓口だ。当初、対象地域を大阪市内に限定していたが、相談の約2割は市外の住民。平松は「住民のニーズは高い」と判断して近隣市に共同運営を呼びかけ、対象地域は今月、府内全域に広がった。
最も対策に力を入れる生活保護施策でも、平松は他市との連携を強める。自治体間で、不正受給などの情報を交換するネットワークを開設した。平松は「都市間連携で問題点を共有し、国への改革要求につなげた」と成果を強調する。
ただ、府と大阪市で進めた水道事業の統合協議は、大阪市が主導権を握ることへの他の市町村の抵抗感を払拭できずに頓挫した。不信感はなお根強い。
◎
11月の大阪市隣接都市協議会に出席した摂津市長の森山一正は会議後、「1+1を3や5にする広域連携が、閉塞した今の大阪には必要だ」と話した。多くの首長が、自治体の財政危機の中で新しい都市モデルの必要性を肌で感じている。
橋下の都構想や平松の水平連携――。より高い住民サービスの提供を目指し、都市のあり方が問われる時代を迎えている。(敬称略)
(この連載は村尾卓志と松永喜代文が担当しました)
(2010年12月18日 読売新聞)
1219
:
チバQ
:2010/12/19(日) 22:23:06
>>1211
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101218ddlk28010424000c.html
北口・明石市長:問責決議案可決 支持議員「かばい切れない」 /兵庫
◇不適切発言繰り返しに
「たこフェリー」を支援する1億円の赤字補填(ほてん)の約束をしながら市議会本会議で異なる答弁をしたとして、17日の市議会で問責決議を突きつけられた北口寛人・明石市長。来春の市長選立候補についての緊急質問に「100%出ない」と明言した。今月上旬まで3選に意欲を見せていたが、自ら繰り返す不適切発言が議会の不信感を招き、退任表明に追い込まれた格好だ。【南良靖雄】
北口市長に対する議会の不信感は、06年12月の「退職金受け取り拒否発言」から始まっていた。その後も「関西独立リーグのチーム支援」でさらに募らせ、今回の「1億円補填問題発言」で頂点に達した。
退職金問題では、「1期目の退職金は受け取らない」と答弁しながらその後に「受け取る」と前言を撤回。市議会は支給額を減額する条例案を可決した。関西独立リーグのチーム支援では、公金支出に疑問があると住民監査請求が出され、一部が認められ、裁判になっている。
たこフェリーの航路存続問題では、第三セクターの当時の社長に1億円の赤字補填を約束しながら、本会議で議事録の公文書と異なる答弁をしたと指摘された。
こうした市長の姿勢に、1期目から支持してきたある議員は「市長の立場を理解し、カバーしてきたが、もうかばい切れない」と言い切る。
法的に拘束力はない問責決議だが、北口市長は議会閉会後、報道陣に対し「不信任に近い形と考えて、自らが責任を取って身を引く」と淡々と話した。
〔神戸版〕
1220
:
チバQ
:2010/12/20(月) 22:40:51
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101221k0000m010089000c.html
みんなの党:「大阪維新の会」との連携見直し 独自に支部
会見する渡辺喜美・みんなの党代表=大阪市中央区で2010年12月20日午後2時23分、森園道子撮影 みんなの党の渡辺喜美代表は20日、大阪府庁で記者会見し、来春の統一地方選に向け、橋下徹府知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」との連携協議を見直す考えを明らかにした。関西地域の拠点として、新たに「大阪府広域第1支部」を設立することも発表し、大阪府議選などで独自候補を擁立する。民主、自民両党など既成政党の党勢が伸び悩むなか、地域政党と連携し、「第三極」勢力を伸長させるのがみんなの党の基本方針。試金石とみられた大阪でのつまずきは、同党の統一選戦略にも影響しそうだ。【中山裕司、佐藤慶】
「橋下知事から(連携の)話があり、候補の決定をストップしてきたが、2カ月半もたったのに(維新の会の候補者のうち、みんなの党の推薦を希望する人が)一人も出てこない。不信感を抱かざるを得ない」。渡辺氏は会見で維新の会への不満をあらわにした。
みんなの党は今年7月の参院選で10議席を獲得し、統一地方選を次期衆院選への「ステップ」と位置付けている。大票田の大阪に「党の一大拠点を作る」(江田憲司幹事長)ことを目指し、9月に渡辺氏が橋下氏と会談するなど維新の会と水面下で交渉を続けてきた。
党史の浅いみんなの党には民主、自民両党のような都道府県組織がなく、衆院選で選挙運動の主体になる地方議員を増やすことが急務。しかし、統一選で実施される道府県議選に向けて、渡辺氏の地元・栃木県で9人、江田氏の地元・神奈川県で13人の候補者を公認したものの、国会議員がいない地域で擁立作業が遅れている。
渡辺氏らが期待した大阪府での連携は、一部の選挙区で候補者調整が難航し、具体的な選挙協力へとつながっていない。この間、維新の会は着々と公認候補を擁立し、みんなの党との溝が広がった。渡辺氏は「今後、門戸を閉ざすものではない」と語ったが、選挙で競合する以上、関係修復は難しい状況だ。
橋下知事は20日夜、記者団に「事実関係を確認する。いがみ合っても既存政党を利するだけだ」と述べ、引き続き連携を探る考えを示した。だが、自民党大阪府連幹部は一連の経過を「維新の会が次期衆院選でみんなの党を支援する保証がなかったためだ」と冷ややかに分析している。
1221
:
チバQ
:2010/12/22(水) 00:29:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101221/stt1012210856008-n1.htm
「橋下維新の連携話は何だった」みんなの党、大阪で独自11候補擁立
2010.12.21 08:54
みんなの党は20日、渡辺喜美代表が大阪市内で記者会見し、連携を模索していた地域政党「大阪維新の会」との関係について「不信感を抱かざるをえない」と批判。大阪府議選や大阪市議選などの立候補を予定している1次公認の立候補予定者11人を発表した。維新の会と競合する選挙区でも擁立しており、両党の連携交渉は暗礁に乗り上げ、選挙戦での直接対決は不可避な状況となった。
渡辺代表によると、橋下徹知事から連携要請があったため「みんなの党の公認、推薦を受ける意思がある立候補予定者をリストアップしてほしい」としていたが、維新の会側からは、リストが出てこないままになっているという。
今後の協力関係について渡辺代表は「リストが出てきた段階で考える」と含みを残したが「維新の会の内部で(連携を妨害する)圧力があった」とも指摘。「1人のリストも出てこないというのは、連携話はなんだったのかという不信感を抱かざるを得ない。参院選でも、候補者擁立が遅れて負けたことを振り返ると独自候補を出すしかない」と語った。
またみんなの党はこの日、衆院選大阪2区に会社役員、石井竜馬氏(41)を擁立し、府広域第1支部を開設して弁護士の和田誠一郎氏が支部長に就任することも発表した。
1222
:
チバQ
:2010/12/23(木) 22:52:01
http://www.asahi.com/politics/update/1223/OSK201012230089.htm
カジノ誘致、利益か弊害か 熱上げる橋下知事に慎重論も(1/3ページ)2010年12月23日22時11分
【マカオ=宮崎勇作】大阪府の橋下徹知事は22日夜から23日未明にかけ、訪問先のマカオでカジノを核とするリゾート施設を視察した。知事はこれまでも「カジノは(自治体が)稼ぐエンジン」と経済効果を強調しており、大阪に誘致しようと熱を上げる。だが、カジノを合法化する法案が成立する見通しは薄いうえ、「ギャンブル」の弊害を心配する周辺首長からの慎重論も根強い。
テーブルゲーム220台、スロット380台を備えるカジノ場。午前0時を過ぎても多くの人がバカラなどを楽しむ様子や、従業員でごった返す食堂を見て歩いた後、橋下知事は興奮気味に語った。
「日本再生の切り札じゃないか。カジノ、これしかない。停滞する日本経済に明らかに効果が見込める観光施設を否定するのは間違いだ」
マカオは11年前にポルトガルから中国に返還され、外交などを除き自治を認められた特別行政区。現在30を超えるカジノがあり、歳入の7割をカジノからの税収が占めるという世界最大級のカジノ都市だ。
橋下知事は、米ラスベガスに本社を置く会社が4年前に開き、7500人が働くリゾート施設を視察。カジノの経験がないという知事は、従業員らに「子どもと一緒に来た人はどうするのか」と質問を浴びせた。富裕層を狙ったスイートのみ600室のホテルやレストランも見学し、施設の責任者に「(カジノを合法化する)法律ができたら、ぜひ大阪へ」とPRした。
視察後、報道陣に「ここは大人が楽しめる一級のリゾート。これ以上の経済対策はない」と強調。「7500人の雇用に感動した。(税収を)福祉、医療、教育の財源確保に使い、地域経済の活性化につながると打ち出せば、国民の圧倒的多数には納得してもらえる」と、持論のカジノの「効用」を繰り返した。
「小さい頃からギャンブルを積み重ね、全国民を勝負師に」という発言が批判されたこともあるが、この日も知事はカジノで一般客が5千円程度から遊べると聞き、「ゲームセンターへ行ってもみんなそれくらい使っている。反対する人は観念的に、いい子ちゃんになって言っているとしか思えない」と語った。
◇
橋下知事のカジノ誘致論には、関西の首長の間でも意見が割れる。京都府の山田啓二知事は「関西広域連合としてカジノをつくり、利益が関西全体の発展につながれば」と橋下知事を側面支援する。
一方、関西広域連合長を務める兵庫県の井戸敏三知事は「日本はパチンコを含め、相当なギャンブル王国。魅力にのめり込み、生活を壊すケースも考えられる」と、カジノ実現には反対する姿勢だ。
「大阪都構想」をめぐって橋下知事と対立する大阪市の平松邦夫市長は「まだ法整備もされていない。もっと時間をかけて検討すべきだ」と主張する。米国のカジノに何度か行った経験を踏まえ、「カジノのおもしろさはライブのエンターテインメント。負の側面を埋めて、さらにカバーする(メリットが上回る)形でないと。知事が(勝負師発言など)昔のギャンブルのような過激な表現をしていたら、本当につくりたくてもつくれない」とクギを刺す。
◇
橋下知事は昨年9月、大阪湾岸部へのカジノ誘致を打ち上げた。今年3月に限られた域内でカジノを認める「カジノ特区」案を政府に申請したが、6月に「特定地域での特例は不可」と却下された。
それでも知事は7月、府に有識者による検討会を設け、カジノ先進国を参考に、依存症や犯罪の防止、青少年や地域環境への対策などを検討中だ。大阪府以外でも、神奈川県の松沢成文知事、千葉県の森田健作知事らがカジノ誘致に取り組んでいる。
こうした自治体の動きを受け、国内では禁じられているカジノを合法化しようと、超党派の国会議員が今春、議員連盟(カジノ議連)を設立した。議連によると自治体や民間団体などの誘致活動は約20カ所に上るといい、特別法制定に向け来年の通常国会での法案提出を目指している。
しかし、カジノ合法化へのハードルは高い。超党派で法案を出したとしても、各党内に慎重論を抱えるうえ、ねじれ国会の中で成立にこぎつけられる見通しは立たない。
こうした状況に、橋下知事は不満を隠さない。マカオでの視察後も「国会議員が腹をくくれないのは、選挙が気になり、声の大きい反対論に振り回されているからだ」とまくし立てた。
1223
:
名無しさん
:2010/12/26(日) 12:58:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101225-00000212-mailo-l29
行政ファイル:県議選山辺郡・奈良市選挙区に柿本氏が立候補表明 /奈良
毎日新聞 12月25日(土)15時45分配信
来年4月の県議選山辺郡・奈良市選挙区(定数11)で、元奈良市議、柿本元気氏(31)が24日、県庁で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。柿本氏は「県立高校の入試改革などに取り組みたい」と述べた。
柿本氏は同市議を1期務め、09年の同市議選で落選した。同選挙区には、民主党5人、自民党4人、公明党2人、共産党2人、みんなの党1人が立候補を予定している。
12月25日朝刊
1224
:
チバQ
:2010/12/31(金) 03:47:53
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/101231/hyg1012310119000-n1.htm
加西市長選に西村氏出馬表明 兵庫
2010.12.31 01:19
任期満了に伴う加西市長選(来年5月15日告示、22日投票)に、元同市職員の西村和平氏(55)が30日、無所属での立候補を表明した。現職の中川暢三市長(55)はまだ正式に表明していないが、3選を目指して立候補するとみられる。
西村氏は「中川市長は市民や議会の声に聞く耳を持たず、市民らがあきらめの気持ちになっている。中川市政の5年で、市の今後に危機感を覚えた」と出馬の動機を語った。
市民の声を反映する市政に戻し、11小学校を地域の拠点づくりに活用することを強調。「財政再建を目指す一方で必要な公共事業は行う。現在の人口4万8千人を5万人に戻す」と述べた。また、中川市長が主張する市職員の包括業務委託や臨時職員の転籍問題は撤回する考えを示した。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003707854.shtml
加西市長選 元市課長・西村氏が立候補の意向
任期満了に伴い、来年5月15日告示、同22日に投開票される加西市長選で、元同市課長の西村和平氏(55)が29日、神戸新聞の取材に対し、立候補する意向を表明した。「(現市長は)市民、議会、市職員との対話が足りず、市の組織が有効に機能していない。市政が市民のものでなくなる、という危機感を覚えた」と立候補の動機を話した。
同市長選への立候補表明は西村氏が初めてだが、中川暢三市長(55)も3選を目指し立候補するとみられる。
西村氏は同市出身。神戸大卒業後、市役所に入庁し、2002年から4年間、市職員組合の執行委員長を務めた。国保健康課長だった今月28日、立候補のため辞職した。
市の業務を包括的に民間委託する計画の撤回を主張しており、市立小学校の統廃合計画素案に対しても、全校存続を訴えている。
同市では07年、中川市長が市職員採用に介入したとして、市会の2度の不信任決議で失職。出直し市長選で再選されたが、市長提出議案が相次いで否決されるなど市会との対立が続いている。
同市議選も市長選と同じ日程で行われる。
(藤村有希子)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2194
2005/07/03
当 12,138 中川 暢三 (なかがわ・ちょうぞう) 49 無新
11,260 柏原 正之 (かしわら・まさゆき) 62 無現
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6077
2007年04月23日
職員採用問題で不信任を決議された加西市の中川暢三市長が議会を解散したことに伴う市議選は、新議員18人が決まった。内訳は、不信任に賛成した元職12人、反対した元職1人、新顔5人。不信任に賛成の元職が過半数を占めており、再び不信任が決議され中川市長は失職、出直し市長選が6月中にも実施される見通しだ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6575
兵庫・加西の出直し市長選、中川暢三前市長が再選確実
職員採用を巡り、兵庫県加西市長が市議会の不信任決議を受け、失職したことに伴う出直し市長選が17日、投開票され、前市長で鉄道会社社長の中川暢三(ちょうぞう)氏(51)が、新人で玩具(がんぐ)製造販売会社社長の民輪(たみわ)正秀氏(53)、元市長で歯科医の柏原正之氏(64)(いずれも無所属)を破り、再選を確実にした。
1225
:
チバQ
:2010/12/31(金) 03:52:46
07年の選挙はずいぶんドロドロしてたみたいですね。
当12,236 中川 暢三 無前
11,179 民輪 正秀 無新
4,815 柏原 正之 無元
投票率(%) 男71.01 女73.97 計72.55
1226
:
チバQ
:2011/01/02(日) 01:07:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101231/stt1012312155003-n1.htm
「伊丹空港跡地に副首都」超党派議連が地域選定案、東京のバックアップ機能集約 (1/2ページ)
2010.12.31 21:53
首都・東京が大災害やテロなどの危機に陥った場合を想定し、バックアップ機能を集約した「副首都」を整備すべきだとする超党派の「危機管理都市(NEMIC)推進議員連盟」(会長・石井一民主党副代表)は31日、廃止の可能性が取り沙汰されている大阪国際空港(伊丹空港)をNEMICの建設対象地域とする案をまとめた。
同議連は、政府が次期通常国会に提出を予定している「総合特区制度法案」の成立を待ち、23年中に、同法に基づく総合特区として「NEMIC建設地域」を閣議決定したい考えだ。
総合特区制度は地域活性化の自立的な取り組みを支援するもので、総合特区に指定されれば税制、財政、金融上の優遇措置が受けられる見通し。
同議連によると、想定しているNEMIC全体の敷地面積は約500ヘクタール、居住人口5万人、就業人口は20万人で、整備期間は5年。総建設費は5兆円。建設費の多くは、民間や海外からの投資で賄う計画で、国庫支出は、中央官庁の代替施設建設分の5000億円(初年度1000億円)にとどめる。
政治、経済の拠点が集中する東京の機能不全は、日本全体を混乱させるとの懸念が以前からあり、「首都機能移転」の議論が続けられてきた。
同議連は、首都移転ではなく、首都機能をバックアップする新たな「副首都」整備の必要性を訴え、平成17年に超党派の議員が設立した。主要メンバーには、民主党の菅直人首相、鳩山由紀夫前首相、自民党の安倍晋三元首相、谷垣禎一総裁、みんなの党の渡辺喜美代表、国民新党の亀井静香代表らが名を連ねている。
これまでの議連での検討では、NEMICの整備地域としては、関東圏に次いでインフラが整っている関西圏が望ましいとの考えが強かった。関西圏には、伊丹空港、関西国際空港、神戸空港の3空港が集中、伊丹空港の廃止論が出ているため、同空港が廃止された場合を想定して、その跡地にNEMICを整備する案をまとめた。
NEMICには、中央官庁の代替施設を設置して、政府の情報の保存を進めるほか、国際会議場、商業施設、住宅、医療施設、ホテル、アミューズメント施設などを整備する。
交通システムにはリニアモーターカーを導入。風力・太陽光発電などクリーンな電力供給を通じた環境に配慮した都市を目指す。
1227
:
名無しさん
:2011/01/03(月) 16:30:11
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101224000168
多々見氏が出馬表明 舞鶴市長選
任期満了に伴う舞鶴市長選(1月30日告示、2月6日投開票)に、舞鶴共済病院前院長の多々見良三氏(60)が24日、無所属で立候補を表明した。
多々見氏は「舞鶴の医療が崩壊するという危惧(きぐ)があり、立候補を決めた」と、医療問題を最重要課題として取り組む決意を示した。
市が掲げる公的病院の再編計画について「いったん白紙に戻し、福知山市や綾部市も含めた中丹医療圏全体で考える必要がある」と述べた。
また、市政の効率的な運営や港町の特性を生かした地域振興、子育て支援などの政策を掲げた。
市議会の自民系2会派が、同氏に立候補を要請していた。
多々見氏は金沢大大学院修了。1982年舞鶴共済病院に赴任し、循環器科部長などを経て2005年から院長。今月22日付で退職。舞鶴市愛宕浜町。
同市長選には、現職の斎藤彰氏(55)が立候補を表明している。
1228
:
チバQ
:2011/01/04(火) 01:19:20
4347 :とはずがたり:2006/12/29(金) 03:40:24
斎藤彰氏が立候補 舞鶴市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000048-kyt-l26
12月28日22時7分配信 京都新聞
任期満了に伴う舞鶴市長選(来年2月4日告示、11日投開票)に28日、同市選出の府議、斎藤彰氏(51)=自民=が無所属で立候補することを表明した。同市長選への立候補表明は4人目。
斎藤氏は「府議としては苦渋の選択だが、困難な状況にある舞鶴の発展のために一身を投げ打って働かせてもらい、地元に恩返ししたい」とし、市議会の自民系会派「市民フォーラム」(3人)などの要請で立候補を決意したと語った。
政策面では「1番考えるべきは財政の再建。職員数を削減してスリムな市役所を目指す」と述べ、医師不足から多額の赤字を抱える市立舞鶴市民病院については「再建を前提に、これまでの対応を検証する調査委員会を設け、安心できる医療を目指す」とした。立候補に伴い、自民党を離党するという。
斎藤氏は大東文化大卒。舞鶴市議(3期)から府議に当選し、現在3期目。舞鶴市喜多。
同市長選には、舞鶴地労協事務局次長の瀬尾純爾氏(61)、前民主党京都府第5区総支部長の小林哲也氏(36)、28日付で辞職した前市助役の馬場俊一氏(61)が立候補を表明している。
最終更新:12月28日22時7分
6632 :とはずがたり:2007/08/03(金) 23:11:27
舞鶴市長の提案議案、初の否決
市民病院の累積赤字調査費で
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080300188&genre=A2&area=K60
京都府舞鶴市議会の臨時議会が3日開かれ、市立舞鶴市民病院の累積赤字調査費を計上した本年度一般会計補正予算案が、賛成少数で廃案になった。同市議会事務局によると、1943年に始まった同市議会で、市長提案の議案の否決は初めて。
2月の市長選では、自民党府議だった斎藤彰氏が、多数派の自民系2会派の推す候補を破って当選。ねじれ現象が続いている。
採決では公明、共産、民主の3会派の13人が「市民の関心事であり、情報共有は大切」と賛成したが、議長を除く自民系の2会派15人が「第三者に頼らずとも、毎年予算を審議している議会議事録で分かる」などと反対した。
同病院は累積赤字が35億5000万円に達し、市は病院収支に対して一般会計から前年度、本年度にそれぞれ10億円以上を投入。今回の補正予算案は過去約10年間の経営の問題点を市民に公表するため、学識経験者に委託する調査委の設置費など370万円を計上していた。
1229
:
チバQ
:2011/01/04(火) 01:20:00
5954 :とはずがたり:2007/04/18(水) 18:43:44
現場ルポ 分裂
2007年04月04日
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000220704040001
応援合戦 郵政の影
【府議・舞鶴市】
〈定数3 候補者4〉
中島 則明(54) 無現(1)〈民〉
千歳利三郎(71) 自現(3)=馬場派
岡本 忠蔵(36) 無新 =斎藤派
近藤 一真(70) 共新
【同・亀岡市】
〈定数2 候補者6〉
山木 潤治(65) 共新
稲荷 義晴(56) 〈新政〉現(2)〈社〉=田中(野中)系
堤 松男(59) 自新=中川系
小塩 早苗(47) 無新=中川系
桂川 孝裕(44) 無新=田中(野中)系
山下 雅史(37) 民新
※丸数字は当選回数。四角囲み文字は政党の推薦
府議選の舞鶴市選挙区(定数3)は、75年から自民党として選管に届け出た候補者が2人だったが、今回は1人になった=表。2月の同市長選で自民系市議が分裂した余波が影を落とす。6人が立つ亀岡市選挙区(同2)=表=や南丹市・船井郡選挙区(同2)も、05年の衆院京都4区の選挙が尾を引く。
「(舞鶴市選挙区は)自民党公認候補がただ1人となる」。2日、自民の千歳利三郎(71)の演説会。舞鶴市を含む衆院京都5区選出の谷垣禎一・前財務相のメッセージが読み上げられた。
これまで党公認候補が2人は出ていた。ところが、市長選で、自民を離党した斎藤彰・元府議(52)が、党推薦の馬場俊一・前市助役(61)を破って初当選。3会派ある自民系市議19人のうち、斎藤支持は1会派3人、残り2会派は馬場を支持し、分裂の火種が残ったからだ。
■ ■
市長選後、「馬場派」の市議は、「斎藤派」の市議の除名に動いた。3月20日、斎藤を支持した岡本忠蔵(36)が「党舞鶴支部に公認申請したが、回答がない」と無所属で府議選に名乗りを上げた。選挙用の冊子に斎藤市長との写真を載せるなど、市長選勝利の余勢も駆って議席をめざす。
党舞鶴支部は、2人目の公認候補の擁立も模索したが、票が割れる不安はぬぐえなかった。ある市議は「(市長選敗北で)勢いがなく、千歳1人で精いっぱいだった」と胸の内を明かす。府議選では「(同じ保守系の)相手よりは上に行きたい」と、支持の浸透に力を注ぐ。
共産の近藤一真(70)の選挙カーで市内を回る市議は「自民の内輪もめで、保守地盤の強い舞鶴でも支持離れが起きている。共産党の支持者拡大の好機だ」と話す。
一方、無所属の中島則明(54)=民主推薦=陣営の幹部は「岡本氏は当選したら自民党会派に入るだろう。今回の選挙も実質、自民は2人だ」と冷静だ。
■ ■
亀岡市選挙区は5期務めた自民の酒井国生(74)が引退する。
「引退した議席に、なんとか当選させてほしい」。前衆院議員の田中英夫(63)は2日夜、無所属の桂川孝裕(44)の個人演説会で訴えた。この夜は、府議会保守系会派・新政会の稲荷義晴(56)=社民推薦=の応援にも回った。05年の衆院選で郵政民営化法案に反対して「刺客」の中川泰宏(55)に敗れた田中は、返り咲きを目指して府議、市長を務めた亀岡での応援に力を入れる。
一方の中川は、自民の堤松男(59)と、無所属の小塩早苗(47)の応援に回る。3日夜、堤の個人演説会で、中川は「みんながよかったと言えるぐらい、松っちゃんと一緒に頑張る」。堤は「亀岡を国政で支えてくれるのは、(与党の)中川衆議院議員しかいない」と応じた。ある市議は「現職の国会議員という立場は強みだ」と票の行方に注目する。
田中と中川は、ともに自民の推薦を受けた現職と新顔が争う南丹市・船井郡選挙区でも真っ向から対決。さらに、中川は京都市議選にも元秘書を立てた。国政選挙を視野に入れた有力者同士の争いは、選挙区全体を巻き込んで保守地盤に波紋を広げている。=敬称略
1230
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 18:39:34
舞鶴市長選は大物・多々見氏の出馬表明で激戦が予想されます。
現市長である斎藤氏には公明党が推薦予定。選挙巧者と言われる斉藤市長なだけあって
いわゆる「斉藤党」と言われる強固な支持基盤を中心に無党派層への浸透を図る。
京都府議で、斉藤支持の岡本氏は未だに自民党籍を有しており、一定の自民票にも浸透しそう。
(ただし舞鶴自民党は岡本氏を除名済み)
近畿北部の基幹病院の一つである舞鶴共済病院前院長である多々見氏には民主党、自民党、
連合舞鶴が推薦を予定。民主党が独自候補擁立を断念したことにより組織票では斎藤氏を
若干上回る見込み。「多々見先生に助けられた」という根強い支持がある一方、石川県出身
であり同窓会など強力な草の根組織が少ないのが弱点。
共産党も独自候補擁立を模索している。
斎藤彰(55) 公明推薦
多々見良三(60) 民主、自民、連合舞鶴推薦
1231
:
チバQ
:2011/01/04(火) 20:40:00
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/nara/110101/nar1101010107001-n1.htm
県議選 民主の党勢拡大焦点 16選挙区に21人擁立検討 奈良
2011.1.1 01:07
県議選は、政権与党の民主が菅内閣の支持率低迷など逆風をはねのけ、中央に続いて県内でも党勢を拡大できるかが焦点になる。民主は全16選挙区に21人の擁立を検討し、現段階で新人7人の出馬を決めており、民主が新人を擁立する5選挙区は混戦が予想される。一方、擁立を模索している生駒市など、その他の選挙区で公募を実施したところ応募は2人。民主は新春早々にも戦略の練り直しを迫られそうだ。
民主の県議倍増戦略の象徴となる選挙区が、山辺郡・奈良市選挙区(定数11)だ。民主は現職2人に加え、一挙に新人3人を擁立した。大票田での勢力拡大をねらうが、「民主の支持率は低迷しており、票が割れる可能性もある。だからといって、今さら公認を取り消すわけにもいかない。複数擁立が裏目に出なければいいが」(同党関係者)と懸念の声が早くも聞こえている。
一方、自民はベテラン4人が出馬するほか、昨年11月に自民を離党した現職がみんなから公認で立候補する。みんなは、低迷する二大政党を尻目に、統一地方選での党勢拡大をもくろむだけに注目を集めそうだ。
現有議席保持を命題とする公明は2人が出馬するほか、共産も現職と新人を2人擁立。昨年末には無所属新人1人も立候補を表明しており、候補者が乱立している。
前回の無投票から一変し、1議席をめぐって三つどもえの様相を呈している葛城市選挙区(定数1)も注目選挙区の1つだ。自民からは6選目を見据えるベテラン現職が立候補するが、民主からも新人1人が出馬。さらに、無所属新人1人が立候補の意向を明らかにした。
この新人は自民の党籍を有しており、あるベテラン県議は「葛城市選挙区は、昨年11月に県連新会長に就任した奥野信亮氏の地盤でもある。なのに、保守層をまとめきれなかったのは大失態だ」と吐き捨て、「もし『漁夫の利』の格好の民主候補に敗れることがあれば、(奥野氏の)求心力低下は避けられないだろう」と苦り切った表情で話した。
1232
:
チバQ
:2011/01/05(水) 23:19:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110105-OYT1T00624.htm
吹田市長選、維新の会が大阪府議を擁立へ
. 4月に行われる大阪府吹田市長選に、府議の井上哲也氏(53)(吹田市選挙区)が地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下徹・大阪府知事)から立候補する意向を固めたことがわかった。
11日に正式に表明する。維新の会は府議選と大阪、堺両市議選に計100人以上を公認しているが、首長選で擁立するのは初めて。
井上氏は現在2期目で、維新の会総務会長。吹田市長選には1999年にも立候補したが、落選した。
同市長選にはほかに、現職の阪口善雄氏(62)(3期目)と、同市議の石川勝氏(42)が立候補を表明。阪口市長は、橋下知事が進めた全国学力テストの市町村別結果公表を「点数至上主義」と批判し、知事との関係がぎくしゃくしていた。
(2011年1月5日13時15分 読売新聞)
1233
:
チバQ
:2011/01/06(木) 00:04:47
>>1206
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101050010.html
「大阪維新の会」移籍の8支部 自民、「強制解散」へ2011年1月5日
地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に移った現職の府議、大阪・堺両市議らが、自民党を離党しながら代表だった自民党支部を解散していない問題で、同党大阪府連は、4日までに解散届を提出していない8支部(代表=府議3人、大阪市議1人、堺市議4人)について、異例の「強制解散」に乗り出す方針を固めた。5日にも党本部に解散手続きを要請する。
府連によると、離党した維新の会34議員のうち、19議員が12月半ばの時点で解散していなかったため、年末までに解散するよう要求していた。
府議会会派の大阪維新の会は昨年12月15日、府連からの解散要請を受けて会合を開き、自民支部を解散させる方針を決めている。
1234
:
チバQ
:2011/01/07(金) 00:21:01
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110105ddlk28010166000c.html
もう一つの国政選挙’11:統一地方選・兵庫/上 民主党 /兵庫
◇勝利で真の政権交代
「全員の当選を目指してガンバロー」
昨年11月27日、神戸市中央区のホテル。民主党県連の定期大会で新代表に選ばれた水岡俊一参院議員は、4月の統一地方選に立候補を予定する候補者と共に壇上で腕を突き上げ、声を振り絞った。
民主党は、都道府県議選で選挙区の定数が2人以上の「複数区」に候補者を優先して擁立する基本方針を打ち出し、各都道府県連に指示。これを受け、県連も4月10日投票の県議選(定数89)で「複数区」の候補者擁立を重視し、公認・推薦合わせて30人の選定作業進めてきた。現有会派「民主党・県民連合」の21人に比べると約1・4倍に上る。
民主党が拡大戦略を進めている背景には、09年衆院選で成功した政権交代路線を確実にしたい意向がある。衆院選や参院選を継続的に勝ち抜くには、県議会や地方議会で与党を占め、選挙の実動部隊となる地方組織の足腰を充実させる必要があるからだ。党幹部は「統一地方選で勝利してこそ、ようやく本当の政権交代が実現する」と言い切る。
とはいえ、鳩山前内閣、菅内閣の支持率低迷と政権交代への不信感の高まりは、民主党のシナリオを大きく狂わせた。昨年12月に行われた茨城県議選では、民主党が公認・推薦した計24人のうち18人が落選する惨敗。党県連幹部も「従来通りに『複数区』や『(定数1の)1人区』にも候補者をどんどん立てる方針を本当に維持して大丈夫なのか」と不安をのぞかせる。
ただ、毎日新聞が昨年12月に実施した全国世論調査では、民主党の政党支持率は21%と依然、自民党に3ポイントの差をつけてトップに立っている。有権者の政権交代に抱いた期待は必ずしも、完全にはとぎれてはいないと読み込むこともできる。
昨年の参院選の民主党大敗で転換を迫られ、修正が十分にされないまま統一地方選を迎えようとしている政権交代への流れ。今回の統一地方選で答えが出されるのか。冒頭の定期大会後の会見で、水岡氏は言葉をかみしめた。「正直、かなり厳しい状況と見ている。国民のニーズに十分に応えさせていただいていない所があるので、つないでいく取り組みをしていきたい」
■ ■
統一地方選の今年は、県内でも県議選や神戸市議選のほか、3市長選と11の市町議選が4月に集中している。衆院選(09年)、参院選(10年)と続いた大型国政選挙は予定されていないが、統一地方選の結果次第では、中央政界に激震が走る可能性もはらんでいる。もう一つの「国政選挙」が中央にどう届くのか。各党の動きを追った。【石川貴教】
〔神戸版〕
1235
:
チバQ
:2011/01/07(金) 00:21:54
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2011/01/06/20110106ddlk28010193000c.html
もう一つの国政選挙’11:統一地方選・兵庫/下 野党 /兵庫
◇一気に解散・総選挙へ
「野党になったから、懇談会に来る団体が減るかなあと思っていたが減っていなかったので、びっくりした」
昨年12月、神戸市中央区のホテルで開かれた自民党と支援団体との懇談会。受け付けで出席した団体のリストを見つめながら、党県連幹部はつぶやいた。県建設業協会や県漁連など、これまでも選挙を支えてきた70団体から約900人が一堂に集まり、統一地方選に向けて気勢を上げた。
国政で政権の座を負われたとはいえ、自民党は県議会で最大会派(46人)を誇る。4月10日投票の県議選(定数89)でも公認・推薦で計48人が立候補を予定するなど、「国政は野党でも、県政は第一党という状況はこれからも変わらない」(党県連幹部)と強気の姿勢を貫いている。
自民党の姿勢にも根拠はある。昨年12月の茨城県議選や西東京市議選(東京都)で、民主党の惨敗と対照的に、自民党は議席確保に成功。10年参院選の大勝の流れを維持すれば、「統一地方選から解散・総選挙へと一気に推し進める」(党幹部)計算も働く。
半面、自民党もすべてが順風満帆という訳ではない。毎日新聞の昨年12月の全国世論調査では、政党支持率が民主党の21%に対し自民党は18%と、政権批判の受け皿になりきれていないのが実態。衆院選で候補者となる支部長も兵庫7、11、12区は公募中で空席と、体制が十分整っているとは言い難い。
「春までには大きな山がやってくる。万全の態勢を整えたい」。冒頭の懇談会でのあいさつで、西村康稔党県連会長は、いっそう声を張り上げた。
■ ■
「前回の参院選などで、神戸には根っこが生えている。全員当選を目指したい」
昨年11月、神戸市役所で統一地方選の公認候補者を発表した、みんなの党の渡辺喜美代表は正面を見据えた。既に現有議席のある神戸市議選のみならず、県議選にも新人3人を擁立するなど、党勢拡大を進めている。
茨城県議選で2人が全国初の県議当選を果たし、西東京市議選でも擁立した3人全員が当選。10年参院選で飛躍した勢いにかげりは見えない。参院選兵庫選挙区(改選数2)の公認候補は41万票余りを獲得し次点に食い込むなど、県内にも躍進の素地はある。
ただ、組織票に頼らない無党派頼みの選挙戦略は、「風」の吹き方で思わぬ結果を生みかねない。地域政党「大阪維新の会」との連携協議の見直しなどで風を読み違えれば、一気に逆風にもなる。「勢いはあると思うが、果たして本当に勝てるのかは分からない」。党関係者は自戒した。【石川貴教】
〔神戸版〕
1236
:
チバQ
:2011/01/08(土) 01:28:08
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003720317.shtml
女性起業家・沖氏擁立の動き拡大 姫路市長選
4月24日に投開票される姫路市長選に、一部市議や地元財界関係者らが、同市出身の家事サポートサービス会社「フラオ グルッペ」(東京)社長、沖幸子(さちこ)氏(64)に立候補を要請していることが6日、関係者への取材で分かった。
市長選をめぐっては、現職石見利勝氏(69)とNPO法人理事浜野伸二郎氏(58)が5日までにそれぞれ立候補を表明。2人の争いとみられていた。
しかし、10人が重軽傷を負ったごみ処理・再資源化施設「エコパークあぼし」爆発事故に絡み、8年前の土壌調査で可燃性ガスが発生する可能性が指摘されていたことが昨年末に発覚。この問題をきっかけに、市役所の“隠蔽(いんぺい)”体質や危機管理能力を問う声が市会から噴出。沖氏擁立の動きが一気に加速した。
沖氏は神戸大卒業後、全日空勤務などを経て1987年にフ社を設立し、女性起業家の草分け的存在として知られる。生活評論家としてもテレビに出演したり本を出版したりする一方、経済産業省や厚生労働省の政府審議会委員を歴任する。
沖氏は神戸新聞の取材に「立候補の打診が複数からあるのは事実だが、今は白紙の状態」としている。
(田中陽一)
(2011/01/06 16:17
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003719618.shtml
浜野氏が立候補表明 姫路市長選
4月24日投開票の姫路市長選で、NPO法人理事浜野伸二郎氏(58)が5日、無所属で立候補することを正式に表明した。立候補表明は3選を目指す現職石見利勝氏(69)に続き2人目。
浜野氏は同市在住で高砂市出身。先天性脳性まひによる障害があり、電動車いすでの生活を送っている。小規模作業所を運営する姫路のNPO法人「菜の花企画」理事のほか、障害者団体や平和団体の代表を務め、詩人としても活動している。
姫路市役所で会見した浜野氏は、同市のごみ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」で昨年3月に起きた爆発事故をめぐる市の対応や、職員の不祥事が相次いだことなどを挙げ「今の市政では福祉などの施策にも遅れが出る」と批判。「社会的弱者と呼ばれる人たちの目線に立った市政に変革したい」などと語った。
(三木良太)
(2011/01/06 10:01
1237
:
チバQ
:2011/01/08(土) 14:04:25
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101080018.html
橋下知事、府内の市長選にも関与を明言 賛同候補応援へ2011年1月8日
大阪府の橋下徹知事は7日、4月の統一地方選に伴う府内9市長選で、自らの政策に賛同する候補者を支援する意向を示した。公務員の給与改革や学校給食導入を挙げ、「大阪都構想とは別に、市町村の課題を出して(同じ考えの)市町村長を推していく」と朝日新聞などに述べた。
知事が統一選の首長選挙への関与を明言するのは初めて。「学校給食の問題などは市町村長が動かないとできない。(自身が代表の地域政党)大阪維新の会で統一選の争点にし、乗ってくれる市町村長と一緒にやっていく」と話した。立候補予定者の間で、人気の高い知事の支援を求める動きが広がる可能性がある。
一方、連合大阪が大阪市内で7日開いた「新年の集い」では、都構想について樽床伸二・民主党府連代表が「大阪の核をつぶすことは反対」、平松邦夫・大阪市長も「具体像が出てこない。大阪都妄想だ」と語るなど、批判が相次いだ。(池尻和生、宮崎勇作)
.
1238
:
チバQ
:2011/01/09(日) 11:26:04
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110108ddlk29010408000c.html
選挙:桜井市長選 松井元県議、出馬へ 「元気と活力」目指す /奈良
今年12月1日の任期満了に伴う桜井市長選に、歯科医師で元県議の松井正剛氏(58)=同市桜井=が7日、同市役所で記者会見し、無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選で出馬表明は初めて。
松井氏は「参院選(07年7月)に落選後3年半、再起を期してきた。その結果、桜井市に元気と活力をよみがえらせるため、立候補を決意した」と述べた。そのうえで、「地域住民、各種団体などと協働して市民一体のまちづくりを推進する。福祉の充実、地場産業の再生、企業誘致、観光の振興など、国、県とのパイプを生かして豊かな桜井市を目指す」と語った。
松井氏は同市出身。83年4月から県議を6期務め、99年4月には議長に就任した。現在、県歯科医師連副会長、自民党県連副会長、同市観光協会長。【稲田敏雄】
1239
:
チバQ
:2011/01/11(火) 20:49:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/mie/110111/mie1101110232001-n1.htm
県内統一地方選の展望 知事選 民、自とも候補模索 三重
2011.1.11 02:32
今年は統一地方選の年。県内では知事選と県議選の投開票が前半戦の4月10日に予定されているほか、後半戦の4月24日に、鈴鹿市長選、市議選のダブル選と、四日市市議、鳥羽市議、東員、朝日町長選の投開票が予定されている。一年を通しては、このほか菰野町長選、いなべ市長選など2市4町の計6市町で首長が任期満了を迎え、選挙戦が予想される。主な選挙戦を展望する。
◇
◇知事選
知事選では現職の野呂昭彦知事が昨年11月下旬の県議会で3選不出馬を表明。続投との見方もあったが、あっさりと出馬しないことを宣言。各党は一気に候補者擁立を模索しはじめたが、調整は越年した。
野呂知事は、衆院議員、松阪市長を経て、ポスト北川正恭前知事を争った平成15年選挙で、民主、自由、社民の推薦を受け、初当選。野呂知事自身は自民、新進、自由党と転籍した経緯もあり、自民は敵対することなく事実上、自主投票の形をとった。選挙戦は県の元総務部長で北川前知事の信任を受けていた現在のテレビキャスターも含めた4人で争われたが、連合三重や三教組の組織力が最大限に発揮された。19年には、自民、民主、公明、社民の相乗り候補として、共産候補を圧倒し再選した。
今回は民主や自民がそれぞれ、三重ゆかりの中央官僚や県幹部経験者らに打診。現職の国会議員の名前も取りざたされる中、それぞれ候補を模索。共産も独自候補擁立を目指している。
民主県連は、連合三重と民主系県議会会派・新政みえとの3者による知事候補選考委員会を昨年12月26日に立ち上げ、今月8日に第2回会合を開催した。
対する自民県連は今月4日の谷垣禎一総裁の伊勢神宮参拝に合わせ、役員会を開催。独自候補擁立の方針を確認したものの、絞り込みには至っていない。
◇県議選
定数は51。現在、四日市市長選への転戦などで欠員2があり、49議員が在籍。うち現職は41人が再選を目指して出馬する意向。新人は現在のところ10人前後が立候補の意思を示しているほか、民主系会派・新政みえと、自民みらいが、複数の選挙区で追加候補擁立を目指している。
◇鈴鹿市長選
現職の川岸光男市長が昨年12月議会で「今期で引退させていただきたい」と3選不出馬を表明。「2期8年で一定の成果を挙げた。そろそろ次代へバトンを渡し、新しい鈴鹿市のまちづくりに期待したい」と話した。
川岸市長はホンダ労組の支持で昭和54年から県議を5期20年務め、平成15年から2期市長を務めている。民主党県連や連合三重は、後継について態度を決めていない。
一方で自民党県連総務会長の末松則子県議が昨年12月中旬に、県内初の女性市長になるため、同市長選への出馬を正式表明。自民党への離党届を出した上で、「市民党として出馬し、大好きな鈴鹿を体力のある今のうちに元気にしたい」と述べた。
◇菰野町長選
現在のところ、現職の石原正敬町長だけが再選出馬表明をしている。
◇東員町長選
現職の佐藤均町長は昨年12月に3選不出馬を表明。元桑名市職員、水野顕明氏▽元県議、水谷俊郎氏▽町議、三宅耕三氏−の3氏が出馬を表明している。
◇朝日町長選
現職の田代兼二朗町長が昨年12月に3選出馬を表明。現在のところ、ほかには立候補の意思表示はない。
◇度会町長選
現職の中村順一町長が再選出馬に前向きの姿勢を示している。
◇いなべ市長選
現職の日沖靖市長が昨年12月議会で3選出馬を表明している。
1240
:
チバQ
:2011/01/14(金) 22:23:07
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101140023.html
維新新顔がみんなの党に大阪市議選推薦要請 関係修復へ2011年1月14日
大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」が、みんなの党に対し、大阪市議選に立候補予定の新顔1人の推薦を要請したことがわかった。最終的には同市議選で10人程度の推薦を求める見通しで、みんなの党側も応じる方向だ。昨年末にいったん決裂した両党の関係は修復に向かい、選挙区のすみ分けなどが進む可能性がある。
維新の会幹部によると、みんなの党の推薦を求めているのは、大阪市議選に立候補予定の新顔が中心。同一選挙区に立つ別の維新候補との違いをアピールしたい、との思惑があるという。みんなの党幹部も「維新の会との連携は保ちたい」と歓迎している。
みんなの党の渡辺喜美代表は「大阪都構想は大賛成」と述べ、道州制などの政策でも橋下氏と一致。無党派層の奪い合いを避けるため選挙協力を模索していたが、維新の会側から公認・推薦希望が出てこないとして、渡辺氏が12月に不満を表明していた。
1241
:
チバQ
:2011/01/14(金) 23:20:47
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101130092.html
北ヤード2期開発区域、大阪市も「緑地構想」軸に検討へ2011年1月13日
大阪最後の一等地とされるJR大阪駅北側の貨物駅跡地(北ヤード)の2期開発区域(17ヘクタール)について、大阪市も「緑地構想」を軸に検討に入る。前大阪大学総長らが14日にも開発計画をまとめる平松邦夫・大阪市長に独自の緑地構想を提言し、市長もこれを受け関係機関との調整を本格化させる。市はサッカーワールドカップの誘致失敗でスタジアム構想が頓挫しており、事実上の方針転換になる。
新たな提案「UMEDA GREEN」は、北ヤード開発の総合アドバイザーも務める宮原秀夫・前阪大総長のほか、堀井良殷(よしたね)・大阪21世紀協会理事長、企画プロデュース会社「スーパーステーション」の野村卓也社長らがまとめた。2期区域を広大な緑地にした上で先端企業や大学の研究施設、ホールなどの環境配慮型の文化創造拠点を設ける。緑地には、かつてこの地にあった梅田運河の船着き場も再現する。
北ヤードは鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有しており、売却益は旧国鉄の債務返済に充てることになっている。ただ提言では、大阪市が政府に働きかけ、超長期の賃借契約や安価での払い下げを求めている。
2期開発を巡っては、平松市長が日本サッカー協会が提案した8万人収容のスタジアム構想に乗る形で話が進み、W杯の開催地決定までは議論が進んでいなかった。ただスタジアム構想には橋下徹・大阪府知事のほか関西財界や学識経験者からも異論が出ていた。関西経済同友会も昨年末、緑地の中に文化施設を配する構想をまとめ、平松市長に提言している。
平松市長は宮原氏らの構想について「民間主導で公共側に過大な負担とならない開発スキーム。期待に応えられるようリーダーシップを発揮したい」などとしている。(編集委員・多賀谷克彦)
1242
:
名無しさん
:2011/01/16(日) 18:09:00
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101150058.html
大阪維新の会に「逆刺客」 統一選、自民党府連2011年1月15日
自民党大阪府連は15日、選挙対策会議を開き、4月の統一地方選の府議選、大阪・堺両市議選の追加公認・推薦14人を発表した。自民党府連を離党して地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に移った現職議員の選挙区に、「逆刺客」として会社員らを送り込む。
府連によると、すでに約60人を公認。昨年末から公募を進め、今回は府議選9人、大阪市議選1人、堺市議選4人の公認・推薦を決めた。
府議選には、維新の会の政調会長の選挙区に新顔の会社員男性(48)を擁立。維新の会現職が立つ大阪市議選鶴見区にも経済評論家の男性(35)を立てる。府議選では、昨年の参院選に新党改革から立候補した医師(37)も公認した。谷川秀善会長は「全員の当選を目指す。維新の会は府議選、市議選とも単独過半数はとれない」と話した。
1243
:
名無しさん
:2011/01/16(日) 23:49:16
>昨夏の参院選大阪選挙区で改革から立候補した医師、山分ネルソン祥興氏
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/110116/osk1101160203001-n1.htm
統一選の公認・推薦 自民府連が追加発表 大阪
2011.1.16 02:01
4月の統一地方選に向け自民党大阪府連は15日、府議選、大阪市議選、堺市議選などでの公認、推薦立候補予定者を追加発表した。府議選では、昨夏の参院選大阪選挙区で改革から立候補した医師、山分ネルソン祥興氏(37)ら新人9人と現職1人の計10人を擁立。大阪市議選1人、堺市議選でも4人を公認、推薦した。このほか、選挙区は正式決定していないものの、府議選、大阪市議選にそれぞれ1人ずつの擁立が内定している。
府連の公認、推薦は、府議選31人、大阪市議選21人、堺市議選10人になった。府連会長の谷川秀善参院議員は「擁立数で民主党よりは上回りたい。府議選には40人は擁立したい」と述べた。
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チバQ
:2011/01/18(火) 22:31:00
http://mytown.asahi.com/areanews/kyoto/OSK201101170136.html
舞鶴市長選、両陣営チラシ合戦 早くも論戦加熱
2011年1月18日
30日に告示、2月6日に投開票される舞鶴市長選をめぐり、立候補を予定する現職と新顔の両陣営が、新聞の折り込みチラシを使って前哨戦を繰り広げている。現職側が4年間の実績を訴えると、新顔側は政策の進め方を批判、これに現職側が反論と続く。ともに有権者の支持を得ようと早くも躍起だ。
チラシ合戦を展開しているのは、2期目をめざす現職の斎藤彰氏(55)と、新顔で前舞鶴共済病院長の多々見(たたみ)良三氏(60)の両陣営。
2人の立候補表明後、まず斎藤氏を支援する「明日の舞鶴を拓(ひら)く会」が昨年12月、「4年間の確かな実績」と題して、これまでに手がけた政策や成果を8項目に分けて列挙。「これから舞鶴には、強いリーダーが必要です!」の大文字でアピールした。
今月3日、今度は多々見氏を支援する「赤ひげ舞鶴の会」のチラシが出た。「現市長の3つの無責任」と見出しを掲げ、公的病院の再編問題について「対話のない計画変更」「財源の見通しもない」と指摘。「知恵を集めて、みんなが納得できる無駄のない医療再編を」と訴えた。
さらに14日、これに対する現職側の反論が「号外版」として配られた。新顔側の指摘について「偏見にみちたもので、到底容認できない」とし、再編計画は確実な財政計画をもとに進めているとする点を強調した。
チラシは、ともに政治団体の機関紙として発行されている。こうした応酬について、市選挙管理委員会は「公選法上、問題があるかどうかの判断は難しい」として、成り行きを見守っている。
一方、共産党舞鶴地区委員会などでつくる政治団体「みんなで市民参加の舞鶴をつくる会」も候補者の擁立をめざしてきたが、時間切れで断念する見通しだ。同会の関係者は「自主投票になるのではないか」とみている。(伊藤誠)
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チバQ
:2011/01/18(火) 22:32:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110117-OYT8T01222.htm
民主 県議選過半数断念へ
18人擁立、上積み最大4人
県内の国会議員全6議席を占める民主党県連が、今春の県議選(定数47)で獲得目標とする過半数24人の候補者擁立を断念せざるを得ないことが17日、わかった。同日までの公認・推薦候補予定者は計18人で、今月末予定までの上積みも最大で4人の見込みという。党県連代表の奥村展三衆院議員は「現状では、過半数確保は難しい。民主王国と言っても、これが精いっぱいだ」と話している。
同党は2009年の衆院選で県選出の自民党国会議員をゼロに追い込んだ。菅政権に打撃を与えた昨年7月の参院選でも、滋賀選挙区では圧勝した。
県議会の民主系会派の現有議席は17人。民主党県連は追い風を受け、県議選の獲得議席数を現有17から7伸ばして24にすることを目標に、公募などで立候補者の擁立作業を進めてきた。
だが、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での対応のまずさや、閣僚の相次ぐ失言などで同党への逆風が強まったこともあり、立候補予定は17日現在で、公認・推薦が現職14人と新人4人にとどまっている。
(2011年1月18日 読売新聞)
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チバQ
:2011/01/19(水) 22:36:56
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001101190002
知事との距離感探る/県議選 情勢
2011年01月19日
【各会派で駆け引き】
統一地方選の前半にある県議選(定数47)は4月1日に告示され、10日に投開票がある。県内で衆参の議席を独占する民主党は県議会でも過半数獲得を目指していたが、政局の混迷による逆風を受け、戦線は縮小気味。対する自民党は野党として初めて臨む選挙で反転攻勢をもくろむ。昨夏の知事選で大勝した嘉田由紀子知事の動向も注目され、各会派間で激しい駆け引きが続いている。(高久潤、加藤藍子)
【民主/政権混迷 接近加速】
大津市内で17日にあった民主党県連の幹事会。県議選での擁立方針などが話し合われるなか、奥村展三代表は嘉田知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会(対話の会)」と協力して、過半数の24議席の確保を目指すことを明らかにした。
民主党の公認・推薦は現時点で18人。昨夏の知事選直後には「単独で過半数を占めたい」(奥村代表)と意気込んでいたが、当初の目標からは程遠い現状だ。
政権交代を果たした2009年夏の総選挙、そして昨夏の参院選で県選出の国会議員は6人に増え、「民主王国」とも称される滋賀。だが、政権の迷走が続き、内閣支持率は低迷。あおりを受け、昨年10月の栗東市長選では民主党推薦候補が自民党推薦候補に大敗。その結果、県議選の東近江市、草津市の両選挙区で擁立を打診されていた人物が相次いで辞退した。公認・推薦合わせ20人以上を擁立できるよう現在も調整を続ける。
こうした事態に、同党県連は嘉田知事への傾斜を強める。県議会では事実上の「知事与党」として支え、立候補予定者全員について「対話の会」に推薦依頼を出す方針だ。知事に対して「是々非々」の姿勢だった4年前の県議選とは対照的だ。
【対話の会/民主とは温度差】
「対話の会」は、嘉田県政がスタート直後の4年前の県議選で公認・推薦で19人の候補者を擁立し、12人が当選した。今回、県議会の会派「対話の会・びわこねっと」の公認と民主系会派の推薦を合わせ、知事与党の枠組みで過半数確保を目指す構えだった。
ところが、候補者擁立に苦戦する民主の現状に対話の会のある幹部は「目標達成が不可能なのは明らか」と言い切る。民主の立候補予定者がいる選挙区では支援のため擁立を見送る方針を見直し、少なくとも定数2以上の選挙区で民主と対話の会の両方で議席獲得を目指すという。「選挙区によっては(民主と対話の)ガチンコになってもいい。民主にも腹をくくってもらう」と別の幹部は言う。
さらに、民主側からの推薦依頼について、同会代表の清水鉄次県議は「あくまで選挙区事情を考慮して結論を出す」と述べ、温度差は鮮明になりつつある。
【自民/「知事批判控える」】
自民党は14日の選挙対策委員会で、公認・推薦合わせて5人の立候補予定者を発表。これまでに24人の擁立が決まり、最終的に28〜29人程度を見込む。県連関係者は「立候補したいという人はたくさんいる。これが政党の自力だ」と胸を張る。
民主党への逆風に乗じて過半数確保を狙うが、懸念するのは嘉田知事の動きだ。
「『今期は好きにやらせてもらう』と知事が言っている」。史上最高の41万票超を獲得した昨夏の知事選直後、ある県連幹部は知事側からそう伝えられたと漏らす。県議会で「自民党・真政会」は栗東市の新幹線新駅問題やダム建設問題などの重要課題をめぐって知事とことごとく対立してきた経緯がある。
統一地方選の位置づけについて同党県連は「自民復権」の足がかりとしたい考えだが、知事や対話の会との距離感を決めかねている。
別の県連幹部は「確かに擁立作業は順調だが、集まってくる立候補予定者は民主から出るよりはましという消極的な意味でのこと。党勢回復につながるかは不透明で、できれば知事批判を控えて乗り切りたい」と明かす。
一方の嘉田知事は18日の会見で、県議選への対応について「基本的には県政の安定を図る必要がある」と発言。一定のプレゼンスを示す姿勢をにおわせた。
【党勢拡大や維持 共産・公明狙う】
現有3議席の共産党は、現時点で公認5人を発表。定数3以上の全選挙区に候補者を立てる方針だ。県の高校再編計画への反対などを訴える。
前回の県議選で2議席を獲得した公明党は現職2人の公認を発表。生活現場の視点に立った政策を訴えるとしている。みんなの党は大津市選挙区で1人を擁立し、初の議席獲得を目指す。
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チバQ
:2011/01/20(木) 22:37:31
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110120ddlk25010410000c.html
選挙:守山市長選 自民県連、推薦見送り自主投票 統一選前の分裂避け /滋賀
新人2人の一騎打ちとなる見込みの守山市長選(23日告示、30日投開票)で、自民党県連は19日、推薦を求めていた2人をいずれも推薦せず自主投票とすることを決めた。支部など下部組織の推薦も認めない方針。同党市議らが両陣営に分かれているためで、4月の県議選で実働部隊となる市議らの分裂を避けた格好。石田祐介県連幹事長は「個人の応援は拘束しないが、分裂した中で推薦はできない」と話した。
同市長選では、党第3選挙区支部が前市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)の推薦を県連に求めた一方、地元の連絡協議会は元国土交通省職員の宮本和宏氏(38)と小嶋氏両方の推薦を要請。19日の役員会でも意見が割れ、佐野高典会長代行は「統一選は目の前。どちらかに推薦を出して影響が出たら大変」と述べた。【稲生陽】
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チバQ
:2011/01/20(木) 22:58:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110120/lcl11012001300006-n1.htm
過半数擁立を断念 維新の会堺市議団 「候補者の確保難しく」
2011.1.20 01:30
4月の統一地方選で行われる大阪府議選、大阪市議選、堺市議選での過半数獲得を目標に掲げてきた地域政党「大阪維新の会」(維新)が、堺市議選について過半数の擁立を事実上断念し、目標を「最大会派」に下方修正することが19日、維新堺市議団への取材でわかった。大阪都構想実現のため、代表の橋下徹・大阪府知事はこれまで繰り返し過半数獲得の目標を口にしてきたが、候補者の確保が難しく、維新は軌道修正を余儀なくされた形だ。
堺市議選(定数52)にはこれまで、維新14人、民主・公明各12人、自民・共産各10人(自民はうち推薦1人)、みんなの党1人、無所属9人が立候補を表明。維新は7選挙区(定数3〜10)すべてで公認候補の擁立を決め、うち5選挙区では2〜3人の擁立を決めたが、過半数の候補者擁立にはさらに12人以上が必要になっている。
これについて、維新堺市議団の馬場伸幸幹事長は、産経新聞の取材に「中選挙区の堺市議選で、過半数の候補者を立てて全員当選させることは難しい。市議団としては、現在の最大会派の公明(13人)を上回ることを目指す。18人前後を擁立したい」と述べた。
橋下氏は、公式には堺市議選でも過半数獲得を目指す方針を変えていないが、候補者擁立作業は堺市議団に一任している。堺市議団が過半数擁立を事実上断念したことで、橋下氏も選挙戦術の方針転換を迫られそうだ。
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