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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1129チバQ:2010/11/09(火) 21:09:24
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101102ddlk30010402000c.html
100万人割れの先に:’10知事選/4 少子化対策 /和歌山
 ◇第一歩は恋愛から 婚活、子育て 柔軟な支援必要
 夕日に向かう2組のカップル。4人を乗せたヨットは、薄暮の海に滑り出した。先月23日、和歌山市のヨットハーバーにあるクラブハウスで開かれた婚活パーティーでは、成立したカップルへサンセットクルーズがプレゼントされた。「コ」の字形に向き合った20〜31歳の男女48人。それぞれの自己紹介に笑い声が上がり、3時間後に誕生した2組のカップルがプレゼントを手にした。

 「少子化対策の第一歩は恋愛から」。担当者はそう言う。主催したのは和歌山市。事業費は県が全額補助した。労働環境や意識の変化を背景に、特に女性の未婚・晩婚化が進む同市は、「恋愛や結婚など子育ての前段階まで踏み込まなければ、少子化は止まらない」とみる。これまで、経済的負担の軽減や地域サービスの充実といった“正攻法”が中心だった県も、初めて婚活イベントに予算をつけた。

 パーティーでカップルになった保健師の女性(28)は「地元で家庭を持ちたいが、職場に異性が少なく出会いがなかった」と話し、会社員の女性(23)も「合コンより雰囲気は硬いけど、行政が設けた場だと安心感がある」と歓迎する。応募者は男性25人に対し女性37人。担当者は「成果が見えにくく敬遠しがちだったが、潜在するニーズは想像以上」と手応えを感じている。

    ◇

 もちろん婚活だけで少子化対策にはならない。県は、第3子以降の3歳未満の保育料を無料にする「紀州3人っこ施策」を08年度から始め、教育と保育を一体的に行う認定こども園も6カ所開設させた。女性の社会進出を支える施策を進める。

 しかし、和歌山市で働く30代の女性は、「働く女性にとっては十分でない」と言う。例えば放課後に小学生を預かってくれる学童保育。同市内では小学校区52に対し62カ所設置されている。ただ、数は十分でも、午後7時まで預かってくれる適当な場所は、当時見つからなかった。仕事が定時に終わらないことも多いのが現実。母子家庭の彼女は3年前、長男の小学校入学に合わせ、条件を満たす学童保育を実施している自治体へ引っ越した。

 女性は「子どもの成長によって刻々と変わるニーズに伴走してくれるような行政サービスを受けられたら」と願う。子育て家庭の交流サイトを運営する「AsMama(アズママ)」(本社・東京都)の甲田恵子社長も「ニーズに合わせて手助けできる柔軟性とスピードが行政には必要だ」と指摘する。【藤顕一郎】

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 ◇和歌山市の05年の未婚率を20年前と比べると、女性は20代後半が58・3%で31ポイント増、30代前半が31・7%で23ポイント増と急増している。男性の場合は、それぞれ68・5%で15ポイント増、43・8%で20ポイント増。女性の未婚化が特に目立つ。


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