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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1121チバQ:2010/11/02(火) 20:53:20
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201011010156.html
民主、惨敗に衝撃 自民は追い風実感 栗東市長選
2010年11月2日


敗北を受けて頭を下げる民主党の三日月大造衆院議員。右後方は落選した中村洋三氏=31日午後10時30分、栗東市手原1丁目

 民主、自民、共産の3党激突の構図となった31日の栗東市長選は、自民推薦の前市議、野村昌弘氏(44)が、民主推薦の前副市長、中村洋三氏(62)を大差で破り初当選した。「これほど負けるとは」。県内の国会全議席を独占する「王国」での惨敗に、民主の衝撃は大きい。国政選挙で連戦連敗だった自民は息を吹き返した。菅政権の支持率が急落する中、来春の統一地方選に向けて各党の希望、不安が交錯する。

 「われわれに対する国民のいらだちが影響したのは否めない」。31日夜、市内の事務所。中村氏落選の一報を受けた地元の衆院滋賀3区選出の三日月大造氏は、国政で風圧が強まる民主党への逆風を敗因に挙げた。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応や「政治とカネ」の問題などで、菅内閣の支持率は急落。民主への逆風は栗東にも吹き込んだ。「中村に入れたけど、民主に入れたわけではない」。栗東市選出の九里学県議は、ある有権者からそう言われた。選挙中、三日月氏ら国会議員が続々と応援に入る「空中戦」を演じたが、上滑りに終わった。

 民主が支援した中村氏は、もともと自民が民主との相乗りを想定して、先に出馬を打診していた。しかし、来春の統一地方選をにらんで「対立軸を明確にしたい」(民主県連幹部)との思惑もあり、民主は最後まで「単独推薦」を譲らず、中村氏も自民サイドの再三の説得を断り民主に付いた。強気の戦略は、裏目に出た。

 選挙が終わって、県連関係者からは反省の声が漏れる。「(市長選を)政争の具としたのは間違いだった」と言うのは、奥村展三代表。財政再建や新幹線新駅跡地、RD最終処分場など課題が山積しており、「解決のために全市一致で取り組まなくてはいけない時に、強引な選挙手法は市民の思いを受けとめていなかった」と言う。

 統一地方選に向けて「民主党の現状から言って、不安はある」と、危機感を隠さなかった。

     ◇

 中村事務所が落選に沈んでいた同じ夜、野村氏の事務所は大勝に喜びを爆発させた。詰めかけた支持者の中にはビールかけを始める人もいた。「負けていたら、自民党は息の根を止められていたかもしれない」。山本章市議は胸の内を明かした。

 がけっぷちの選挙戦だった。昨年の衆院選、今年の参院選と立て続けに民主に敗れた。もう連敗は許されない。今回の市長選を来春の統一地方選の前哨戦と位置づけていた。

 当初、白羽の矢を立てた中村氏は民主に付き、対抗の野村氏に推薦決定を出したのは告示5日前。出遅れ感は否めなかったが、選挙戦に入ると追い風を実感した。

 「あちこち街宣で回っていると、すごい数の方がおいでくださった」。当選から一夜明けた1日、野村氏は朝日新聞の取材に語った。

 県連も、組織を挙げて野村氏を支援した。栗東が属する第三選挙区支部以外の他支部からも栗東の知人を紹介してもらう「最近の首長選ではしたことがない」(県連幹部)力の入れよう。電話作戦で票を掘り起こした。

 「民主党と相乗りしなくて、結果的に良かった」。栗東市選出の三浦治雄県議は振り返る。ただ、楽観もしていられない。「自民党への期待というより、民主党への猛烈な逆風が吹いた」と話すのは、県連の石田祐介幹事長。「自民党にもう一度まかせていいと思っていただけた結果ではない。風は半年もあれば変わってしまう」


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