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北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

1483とはずがたり:2022/09/27(火) 15:06:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/731851
道議選北広島市、自民系と立憲系激突か 元HBCアナ鶴羽氏、立候補へ 現職・小岩氏も出馬調整
09/16 05:00
道議選北広島市、自民系と立憲系激突か 元HBCアナ鶴羽氏、立候補へ 現職・小岩氏も出馬調整

 【北広島】来年春の道議選北広島市(定数1)に向け、自民党北広島支部は14日、臨時総会を開き、元HBCアナウンサーの鶴羽芳代子氏=本名・佳子=(54)を候補とすることを決めた。これに対し、立憲民主党の議員らでつくる会派に属する現職の小岩均氏(63)は立候補に向け、支援者らと調整を続けている。自民系と立憲民主系の候補を軸とする争いとなるとみられる。
残り:563文字 全文:737文字

1484チバQ:2022/10/23(日) 09:53:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/122457ef47cd31265894c8d9dc5d78c1185f3ac1
半年後に迫る北海道知事選と札幌市長選 現職2氏の不安要素
10/23(日) 8:59配信

毎日新聞
記者会見で質問に答える鈴木直道知事=札幌市中央区で2022年9月13日、米山淳撮影

 来春の統一地方選に合わせて実施される知事選と札幌市長選(2023年4月9日投票)まで半年を切った。知事選には現職の鈴木直道氏(41)が再選を目指して出馬する見通しだが、正式な立候補表明には至っていない。対抗馬擁立に向けた動向を注視しながら、表明のタイミングを慎重に探っているとみられる。野党側は高い支持率を維持する鈴木知事に対抗する候補擁立に頭を悩ませている。【真貝恒平、山田豊、高橋由衣】


 ◇知事選―「可もなく…」道議と距離

 「さまざま課題に今、全力で向き合っているところで、それが何より大事だと思う」。鈴木知事は今月7日の記者会見で再選出馬への意欲を問われ、明言を避けた。

 19年の前回選で鈴木氏を推薦した自民、公明両党の道組織幹部は、鈴木氏が立候補する場合には支援する意向を明らかにしており、「再選出馬は規定路線」との見方が強い。表明時期については11月下旬〜12月上旬の定例道議会や後援会会合などが有力視されるが、鈴木氏に近い自民道議からは「相手の出方を見極めながら、表明は年明けでもいい」との声も上がる。鈴木氏が初当選以来、地元紙の世論調査などで高い支持率を維持していることへの自信も見え隠れする。

 ただ、自民道連の一部からは不安の声も上がる。前回選では当初、道議の大半が国土交通省幹部の擁立に動いたのに対し、道連会長だった吉川貴盛元農相らが鈴木氏を推したことで道連内に大きな混乱を招いた。

 吉川氏はその後、収賄事件が発覚して衆院議員を辞職。同事件で起訴された。鈴木氏を支援していたベテラン道議も相次いで死去した。ある道議は「しこりはもうないが、明確な後ろ盾がなく、ふわっとした支持の中で、鈴木知事と道議の間に微妙な距離感が生まれている」と指摘する。

 また、鈴木氏の道政運営に対する不満の声も漏れる。道の新型コロナウイルス対策について、別の道議は「可もなく不可もなく、という印象。特に目を見張る成果があったわけではない」とした上で、「高い支持率とはいえ、就任当初に比べると少し下がっているのも事実」と話し、盤石とは言えない現状を指摘する。

 一方、野党側は対抗馬の擁立に向けて立憲民主、国民民主両党の道連と連合北海道が協議を続けているが、難航している。立憲道連の逢坂誠二代表は22日、札幌市内で記者団に「できる限り具体的な候補者の擁立を急いでいるが、現時点では、この人が適任ではないかと当たっている状態だ」と述べるにとどめた。

 一般的に基盤が強いとされる再選出馬の現職への対抗馬擁立は容易ではない。前回選では「野党統一候補」として擁立した元衆院議員の石川知裕氏(49)が96万票を獲得したが、初当選した鈴木氏の162万票には遠く及ばなかった。

 ある野党関係者は「年内か年明けには候補発表の流れにしたいが、厳しい戦いになるのですんなり話が進むかは未知数だ」と危機感を募らせる。別の関係者は「知事選だけを考えると『負け戦だ』と逃げ腰になる人が多くなるかもしれないが、中長期的な視点で先を見据えた戦略を練ってほしい」と注文を付けた。

1485チバQ:2022/10/23(日) 09:53:21
 ◇札幌市長選―五輪招致、不安要素に

 札幌市の秋元克広市長(66)は3選を目指して市長選に立候補する意向だ。2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致への期待感もあり、秋元市政の継続を求める声が大きいことも踏まえて判断したとみられる。

 11月初旬には秋元氏の後援会主催のセミナーが予定されている。正式な出馬表明には至らないとみられるが、後援会幹部は「五輪招致への期待は大きいが、2期目は新型コロナ(の感染拡大)もあり、思うようには動けなかっただろう」と3選に向けた思いを推し量る。

 秋元氏は2015年の市長選に旧民主党などの支援を受けて出馬し、初当選した。19年の前回選では与野党相乗りで支援を受け、共産党などが支援する候補を破り再選した。

 来春の市長選では五輪招致の是非が大きな争点となる見通しだ。市議会では自民、公明、立憲系の「民主市民連合」の3会派が五輪招致を推進しており、秋元氏が3選出馬を表明した場合、前回選と同様に与野党から幅広く支援を受ける公算が大きい。

 ただ、五輪招致を巡っては不安要素もある。市が3月に市民を対象に行った郵送のアンケートでは招致への賛否が拮抗(きっこう)し、市民の機運醸成が課題となっている。さらに8月以降、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件が発覚し、市も動向を注視せざるを得ない状況が続く。

 五輪招致を推進する市議は「汚職事件があってから、肌感覚として五輪のイメージが悪くなっている」とこぼす。秋元氏の後援会幹部も「どこまで選挙に影響するか……」と気をもむ。

 市長選には元市市民文化局長の高野馨氏(63)が出馬を表明している。高野氏は市の財政が悪化しているなどとして五輪招致反対を掲げ、「市長選を住民投票に見立て、賛否を問う」としている。同じく五輪招致に反対する共産党も市民団体「明るい札幌市政をつくる会」と連携して、候補を擁立する方針を示している。

1486チバQ:2022/11/07(月) 19:58:24
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221106/7000052196.html
網走市長選挙 現職・水谷洋一氏が4選 12年ぶり選挙戦制す
11月06日 23時16分

12年ぶりの選挙戦となった網走市の市長選挙は6日に投票が行われ、無所属で現職の水谷洋一氏が新人を抑えて4回目の当選を果たしました。

網走市長選挙の開票結果です。
▼水谷洋一(無所属・現)当選 7715票
▼飯田敏勝(無所属・新) 4749票
任期満了に伴う網走市長選挙は2010年(平成22年)以来、12年ぶりの選挙戦となりました。
現職の水谷氏が共産党網走市委員会が推薦した新人の飯田氏を抑えて4回目の当選を果たしました。
投票率は44.37%で、前回、選挙戦になった12年前の選挙を20.95ポイント下回り、過去最低になりました。
水谷氏は網走市出身の59歳。
衆議院議員の秘書を経て網走市議会議員を務めたあと、2010年の市長選挙に立候補して初当選し、現在3期目です。
水谷氏は「乳児のミルクやおむつの支援、小中学校での給食の無償化を行い、子育てしやすいまちづくりを進める。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済を立て直すため、観光客の誘致に力を入れたい」と話しています。

1487チバQ:2022/11/07(月) 20:03:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/756290
札幌市長選、五輪争点化 現職、逆風警戒 反対派「民意問う」
11/06 19:49 更新
札幌市長選、五輪争点化 現職、逆風警戒 反対派「民意問う」
 札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪の開催地の内定時期が来春にずれ込む見通しとなり、来年4月9日と想定される札幌市長選で招致の是非が大きな争点となりそうだ。内定時期は市長選前後となる可能性もあり、市民の注目を集めるのは必至。3選出馬する方向の秋元克広市長(66)の周辺は、東京五輪汚職事件で強まる逆風を警戒し、五輪反対を掲げ出馬表明した元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)や、独自候補を擁立方針の共産党は「事実上の住民投票になる」と勢いづいている。

 「人口減少の状況で多額のお金を掛けてどうするという声があるが、五輪・パラリンピックを活用しながらまち全体を変えていくことが必要」。2日に市内で開かれた後援会主催の政治資金パーティーで、秋元氏は約800人を前に開催意義を強調した。パーティーでは3月の北京冬季パラリンピックの日本選手団関係者も講演し、後援会幹部は「招致実現に向けた市長の強い思いだ」と解説する。

 国際オリンピック委員会(IOC)は当初12月に五輪開催地を内定する方針だったが、来春に先送りする見通し。汚職事件の行方や日本世論の反応を見極めるためとみられる。具体的な内定時期は不明だが、市長選前の来年3月や市長選後の同4月との見方がある。

 開催地内定前に市長選が行われれば、招致の是非に市民の関心が集まるのは確実。市幹部は「IOCは市長選の結果で最終判断するのでは」と警戒する。市長選が開催地内定後となる場合も「仮に札幌に内定した後に市長選が行われても、招致の是非は問われる」(別の市幹部)とみられる。

 市長周辺の危機感は強い。市が3月に行った招致に関する市民対象の郵送調査では賛成意見は5割超、反対意見は4割近く。7月以降は汚職事件が逆風に。大会開催経費の新たな試算では、物価高で市の負担分が40億円増となった。別の市幹部は「今は反対意見の方が多いだろう」と漏らす。

 招致を推進する市議からは「秋元氏が勝てば反対派は収まる」と強気の声もあるが、同じく招致推進派の自民党市議は「秋元氏が前回より得票率を落とせばIOCは五輪反対の声は強いと評価する」と懸念する。

 五輪反対派は内定時期先送りを好機とみる。無所属での出馬を表明する高野氏は「市長選を住民投票に見立てて戦う」と強調。共産党も市民団体と連携し独自候補を擁立する方針で「住民投票で市民の信を問わず、招致活動を進める姿勢に疑義を訴えたい」とする。(野口洸、五十嵐俊介)

1488チバQ:2022/11/09(水) 18:22:19
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/757462/?rct=n_major
<デジタル発>「静」の大泉氏、「動」の工藤氏 選挙の常識覆す異例の函館市長選、最新情勢は〜
11/09 11:30 更新
 来年4月の函館市長選に向け、大泉潤・元函館市保健福祉部長(56)が10月12日の記者会見で立候補を正式表明し、10月27日には4期目を目指す工藤寿樹氏(72)が事実上の決起集会となる市政報告会を開きました。注目の選挙は、挑む側であるはずの新人・大泉氏の動きが目立たず、受けて立つ立場の現職・工藤氏が攻勢を強める異例の展開になっています。現地で何が起きているのか、最新情勢を報告します。(函館報道部 佐藤陽介)

(左)記者会見で立候補を正式表明する大泉潤・元函館市保健福祉部長=10月12日、函館市の五島軒本店(右)市政報告会で3期11年半の実績をアピールする工藤寿樹市長=10月27日、函館市内のホテル(いずれも藤井泰生撮影)
(左)記者会見で立候補を正式表明する大泉潤・元函館市保健福祉部長=10月12日、函館市の五島軒本店(右)市政報告会で3期11年半の実績をアピールする工藤寿樹市長=10月27日、函館市内のホテル(いずれも藤井泰生撮影)
■「ここまでやるのか…」
 「こ〜んに〜ちは〜!」。大泉氏の会見を間近に控えた10月10日、現職の工藤氏は函館市が後援する福祉イベントのあいさつで、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さん(札幌出身)の物まねを披露し、会場をどよめかせました。

 工藤氏は続けます。「アントニオ猪木さんも難病と闘った末に亡くなりました。皆さんも健康には気を付けて、寿命を延ばしていこうじゃありませんか。ということで、猪木さんのいつものあれで締めたいと思います。ご起立ください」。そう告げると「1、2、3、ダーッ!」と叫び、イベント関係者と拳を突き上げました。

 函館が舞台となった映画に主演したアントニオ猪木さんは2008年、「はこだて観光大使」に委嘱されました。工藤氏と面会したこともあります。

「1、2、3、ダーッ!」。表敬訪問したアントニオ猪木さん(右)と拳を突き上げる工藤寿樹市長=2011年7月、函館市役所
「1、2、3、ダーッ!」。表敬訪問したアントニオ猪木さん(右)と拳を突き上げる工藤寿樹市長=2011年7月、函館市役所

 工藤氏のユニークなあいさつには、市長在任が11年半に及ぶ自らの「お堅いイメージ」を払拭し、親しみやすさをアピールする狙いがありそうです。とはいえ、居合わせた市民は「あの工藤さんが、ここまでやるのか」と驚きを隠せない様子。俳優・大泉洋さんの兄である元部下を意識し、無党派層、とりわけ若者の取り込みに腐心しているようです。

 工藤氏は出馬を決意した今夏以降、現職市長として函館市内のあらゆるイベントに顔を出しています。市幹部が「こんな小さな行事にも出るのか」と目を見張るほどです。

■表立った活動見えず
 福祉イベント2日後の大泉氏の会見。終盤、報道陣から「出馬の意向を示してから3カ月がたちました。会見まで時間がかかっているとの指摘もあります」との質問がありました。

 大泉氏は7月12日に出馬表明し、7月末で市役所を退職。以降、自由に動き回ることができる身分ですが、表立った活動が見えません。市内の経営者や団体幹部、市議らへのあいさつ回りを続けていたといいます。「政策立案の経験が浅く、準備に苦労しているのでは」(自民党市議)ともささやかれていました。

1489チバQ:2022/11/09(水) 18:23:43
■表立った活動見えず
 福祉イベント2日後の大泉氏の会見。終盤、報道陣から「出馬の意向を示してから3カ月がたちました。会見まで時間がかかっているとの指摘もあります」との質問がありました。

 大泉氏は7月12日に出馬表明し、7月末で市役所を退職。以降、自由に動き回ることができる身分ですが、表立った活動が見えません。市内の経営者や団体幹部、市議らへのあいさつ回りを続けていたといいます。「政策立案の経験が浅く、準備に苦労しているのでは」(自民党市議)ともささやかれていました。

会見する大泉氏。会場には多くのマスコミが詰めかけた
会見する大泉氏。会場には多くのマスコミが詰めかけた

 会見で大泉氏は「時間がかかっているという話があるんですね」と苦笑。そして「私の感覚からすれば、来年4月に選挙があって、半年前の10月に出馬の正式会見を行うのは、決して遅くない」と反論しました。別の記者から街頭演説の予定を問われると「まだ時期は決めていませんが、やっていきたいです」と答えました。

 現時点で大泉氏は一度も街頭に立っていません。SNSでの発信もこれからです。

■工藤氏に抜てきされた大泉氏
 「動」の現職と、「静」の新人―。普通の選挙とは異なる構図に見えます。その背景を探る前に、2人の経歴や関係性を紹介します。

 工藤氏は1949年、檜山管内乙部町生まれ。函館ラ・サール高を経て73年に早稲田大法学部を卒業し、函館市と合併する前の旧亀田市役所に入りました。入庁同期に、5月に死去した西尾正範前市長がいます。

 函館市役所では財政部門などを歩みました。木戸浦隆一市長(1986〜1999年在任)の秘書も務め、この経験が現在の政治活動に生きているといいます。企画部長や助役を歴任し、2007年に誕生した西尾市政で副市長に起用されました。09年、「何を志しているのか感じ取れない」と西尾氏を批判し、退職。11年の市長選で西尾氏との一騎打ちを制し、初当選を果たします。

 1期目の2014年には国などを相手取り、電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしました。この訴訟は市民に好意的に受け止められ、保守層から革新系まで支持を広げます。15年、19年の市長選は、危なげなく対抗馬を退けました。



 大泉氏は1966年、江別市生まれです。札幌北高、早稲田大法学部を経て95年、函館市役所に入りました。中学時代、父親が函館近隣の渡島管内七飯町の養護学校(現・特別支援学校)に単身赴任しており、家族で旅行した函館の景観や歴史に魅了されたといいます。

 1997年、函館で開かれた世界星形城郭サミット(五稜郭サミット)を担当。9カ国10都市のリーダーに接し、「市長というものが視野に入った」と振り返ります。その後、大泉洋さんが人気タレントの階段を駆け上がる中、「函館市役所に兄がいる」と一部で話題になり、知る人ぞ知る存在になります。

 2011年、早稲田大法学部卒の先輩である工藤氏が市長に就くと、秘書課長に登用され、保健福祉部次長を経て2017年、観光都市・函館の重要ポストである観光部長に抜てきされます。

函館市保健福祉部次長時代の大泉氏(右)=2016年4月
函館市保健福祉部次長時代の大泉氏(右)=2016年4月

 工藤氏は市長就任当初、「自分は2期8年まで」と周囲に語っていました。2期目の折り返しとなるタイミングで当時51歳の大泉氏を引き上げたことは「自らの後継と考えているのではないか」と臆測を呼びます。

 ところが事態は逆のベクトルへ進みます。工藤氏は大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、手腕に疑問を抱いたとされます。「物事を何一つ決められず、全て自分のところまで持ってきた」。このような評価を聞いた関係者は少なくありません。工藤氏は2019年の3選直後、大泉氏を副市長などの特別職に置かず、保健福祉部長に横滑りさせます。

1490チバQ:2022/11/10(木) 19:24:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e7df48ceb5bbb7c919fbe6f878d8aad0e9ce69e
北海道知事選に門別氏出馬表明 昨年衆院選で落選
11/10(木) 17:36配信


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産経新聞
来年の北海道知事選に出馬表明した門別芳夫さん=10日午後、北海道庁(坂本隆浩撮影)

北海道岩見沢市の建設設備業、門別芳夫氏(61)が来年4月に任期満了を迎える北海道知事選挙に出馬すると正式に表明した。10日に北海道庁で記者会見し、「北海道は現在、人間で例えるなら不健康な状態。放っておいたら大変なことになるという危機感を感じている。『北海道を守り、育て、豊かにする』をスローガンに、道民の声を聴きながら道政に取り組みたい」などと抱負を語った。

門別氏は札幌市出身。前回衆院選の比例北海道ブロックでれいわ新選組の公認を受けて立候補し落選した。道知事選は無所属で出馬し、政党からの推薦も受ける予定はないという。

同知事選をめぐっては、現在1期目の鈴木直道知事(41)が再選を目指して出馬する可能性が高いほか、立憲民主党と国民民主党、連合北海道など4団体が独自候補者の擁立に向けて協議を進めている。

1491チバQ:2022/11/25(金) 17:50:48
https://www.sankei.com/article/20221121-WZ5SBYQKJFJVZNFLKDJVHT3LEI/
激戦模様
一方、北海道知事選は岩見沢市の自営業、門別芳夫氏(61)が無所属で出馬すると表明した。現職の鈴木直道知事(41)は態度を明らかにしていないが、再選出馬はほぼ既定路線だ。表明すれば自民、公明両党が推薦する見通しだ。対する立憲民主党など野党陣営は独自候補の擁立作業を加速させている。


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2030年の冬季五輪招致で揺れる札幌市では、招致を進める現職の秋元克広氏(66)が「やり残したことがある」として12月にも3選出馬を表明。誘致反派の元札幌市幹部の高野馨氏(63)が出馬予定で、共産党や革新系市民団体も連携して独自候補の擁立を模索するなど知事選、市長選ともに激戦が予想される。(森山昌秀、青山博美、坂本隆浩)

1493チバQ:2022/11/28(月) 20:02:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758864/?rct=n_localelection
室蘭市長選まで半年 現職青山氏の去就注目 後援会は出馬要請へ/市労連など候補擁立の動き
11/11 05:00
 統一地方選の後半戦となる室蘭市長選は、来年4月23日と想定される投開票日まで半年を切った。現職の青山剛氏(44)は進退を明らかにしていないが、後援会は4選出馬を要請する方針。現職市議と、過去の市長選の候補者それぞれで出馬を探る動きもある。

 青山氏は8日、北海道新聞の取材に応じ、出馬するかどうかは「残る任期中に課題解決の方向性を示した上で判断する」と述べた。課題とは、凍結されている3総合病院の再編・統合や人口減少対策などを指している。

 態度を保留する青山氏とは対照的に、後援会幹部は「当然、出馬を要請する」と話す。過去2回の市長選で青山氏は、前年12月の定例室蘭市議会の閉会後に出馬表明しており、来月1日開会、16日閉会予定の次回定例会後の動向が注目される。

 一方、お膝元の室蘭市職員でつくる「市職員労働組合連合会」(市労連)は独自候補の擁立を目指す。市労連が9月に実施した、青山氏の市政運営についてのアンケートでは「リーダーシップに問題がある」など手腕を疑問視する声が多く寄せられたため、先月20日、前回選挙で同氏に出した推薦を今回は「白紙」にすることを決めた。

 市労連幹部は「市政運営に停滞感を覚える職員は多く、新しいリーダーが必要だ」と話しており、現職市議の擁立で調整している。

 過去の市長選候補者も出馬の準備を進めており、早ければ年内に表明する見通し。取材に「室蘭のリーダーを決める大切な機会。選挙を行い、民意を確認しなければならない」と話した。(古田裕之、渡辺愛梨)

1494チバQ:2022/11/28(月) 20:03:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/761918/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>③ 東京での極秘会談決裂
11/18 13:52 更新
 2011年、工藤寿樹氏が函館市長に就くと秘書課長に登用されたのが、早稲田大法学部卒の後輩に当たる大泉潤氏だった。保健福祉部次長を経て17年には、観光都市の重要ポストである観光部長に抜てきされる。

 工藤氏は市長就任当初、「自分は2期8年まで」と周囲に語っていた。2期目の折り返しとなるタイミングで当時51歳の大泉氏を引き上げたことは「自らの後継と考えているのではないか」と臆測を呼んだ。

 だが事態は逆のベクトルへと進む。工藤氏は大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、手腕に疑問を抱いたとされる。物事を何一つ決められず、全て自分のところまで持ってきた―。こうした評価を聞いた関係者は少なくない。工藤氏は19年の3回目の当選後、大泉氏を副市長など特別職に置かず、保健福祉部長に横滑りさせた。

 2人に生じた溝は、地元経済界の複雑な事情とも絡み合う。次の市長選を巡り、一部の企業経営者が大泉氏を強く推すようになり、今年に入ると「大泉氏が市長選を目指して退職する」とのうわさが広まった。一方、その経営者と相いれない経済人が工藤氏に続投を促すようになる。

 6月下旬、疎遠になっていた工藤氏と大泉氏は東京でひそかに会談。ある経済関係者が同席したとされる。大泉氏が市長選に挑む意欲を伝える一方、工藤氏は自らの態度を明らかにせず、会談はかみ合わないまま物別れに終わる。

 7月12日、大泉氏は工藤氏に退職願を提出し、出馬を表明。「ゼロからの、こつこつ歩きながら始める選挙戦になる」と語った。



 次回は工藤氏の出馬表明に至る経緯を振り返ります。全編はこちらで読めます。

1495チバQ:2022/11/28(月) 20:04:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/764006/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑥ 各党 思惑絡み対応に差
11/22 05:00
 函館市長選に向け、大泉潤・元市保健福祉部長と工藤寿樹市長は10月中旬にそれぞれ、自民党、立憲民主党、公明党の各支部に推薦を要請した。

 工藤氏は現職に挑んだ2011年の選挙で政党の推薦を得なかった。15年の選挙では自民、公明の支部の推薦と、立憲の前身の民主党の地方組織から「支援」を受けた。19年の選挙では各党に推薦を求めなかった。今回、推薦を要請したのは危機感の表れと言える。

 各党の対応には差がある。市議会の自民系会派は工藤市政の与党を自任。自民党函館支部長を務める佐々木俊雄道議(函館市)は今月11日、工藤氏側に推薦すると伝えた。工藤氏は同党道連にも推薦を依頼、道連は「推薦する方向で検討中」(幹部)とする。

 自民の中堅道議は「道連が推薦するなら、鈴木直道・道知事が応援に入ってくれるのでは」と期待する。

 公明も工藤氏との関係は良好だ。10月の工藤氏の市政報告会には自民市議に加え、公明市議も顔をそろえた。工藤氏は最近、公明の支持母体である創価学会の関連行事に出席した。ただ創価学会関係者は「中には大泉氏を応援したいという人もいる」と打ち明ける。

 立憲には大泉氏を応援する市議会の重鎮がいる。立憲の別の市議も、工藤氏が来年度以降の高校生以下の医療費無償化を発表したことを、9月の市議会で問題視。自治体の首長は選挙が予定されている場合、選挙後の新規事業には手を付けないのが通例だ。工藤氏は法的問題はないとし「新制度ではなく制度改正」と反論した。

 一方で立憲を支える労働組合の一部には、大間原発建設凍結で歩調を合わせてきた工藤氏を評価する声もある。立憲代表代行で衆院道8区選出の逢坂誠二氏は情勢を見極めている。



 次回は2人の政策を点検します。全編はこちらで読めます。

1496チバQ:2022/11/28(月) 20:05:17

2064 :チバQ :2022/11/28(月) 20:04:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/762970/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑤ 工藤氏、経済界から推薦
11/19 05:00
 直近2回の函館市長交代は、市役所出身の現職に元部下が挑んだ選挙で起こった。次の選挙はどうか。情勢を組織、政策、戦術の三つの「S」から読み解く。

 まずは組織から。大泉潤・元函館市保健福祉部長の後援会長には佐々木馨・道教育大名誉教授が就いた。「函館の歴史的風土を守る会」会長など複数の文化団体の代表を務める。後援会の幹事には函館視覚障害者福祉協議会の島信一朗理事長と五島軒(函館)の若山豪社長が名を連ねた。

 39歳の若山氏は「函館・道南の未来を考える若手経営者の会」を4月に立ち上げ、発足式では菅義偉前首相があいさつした。同会の9月例会には大泉氏も姿を見せており、大泉氏支援を明言する会員もいる。後援会の構成からは「文化」「福祉」「若手経営者」のキーワードが浮かび上がる。

 工藤寿樹市長の後援会は室田晴康会長(整骨院経営)、成沢茂幹事長(成沢機器社長)ら、早稲田大や函館ラ・サール高の同窓生が中心だ。10月の市政報告会には函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館建設業協会の森川基嗣会長ら約500人が出席し、組織力を示した。

 工藤氏と大泉氏は共に函館商工会議所の政治団体「日本商工連盟函館地区連盟」に推薦を依頼。同連盟は今月1日、工藤氏の推薦を決めた。記者会見で久保会頭は「外国人観光客が年間50万人来る原動力になった」と工藤氏をたたえ、「立候補しないならあおるつもりはないが、するならわれわれも一生懸命やる。年齢のことを言う人もいるが、感性が若い」と話した。

 函館建設業協会も、工藤氏に推薦を出した。大泉氏へは理容や飲食などの業界団体が推薦を決めている。



 次回は2人と政党の関係に着目します。全編はこちらで読めます。

1497チバQ:2022/11/28(月) 20:05:46
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765937/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑨ 大泉氏弟 影響どこまで
11/26 11:20
 函館のかじ取り役を担うのは、工藤寿樹市長なのか、大泉潤・元市保健福祉部長なのか。それとも第3の候補が現れるのか―。

 自らの政策アイデアについて「全く枯れてない」とする工藤氏は「厳しい選挙になる」と公言しつつ、「彼は大泉洋の兄というだけ」と周囲に語る。支援者は「やる気がみなぎっている」と口をそろえ、経済団体幹部は「大泉氏には選挙参謀がおらず、態勢ができていない」として工藤氏優勢とみる。

 出遅れ気味に映る大泉氏が、「大泉洋の兄」の1点のみで有利との見方もある。

 「工藤氏は前回選挙で対抗馬に3万票の得票を許した。大泉氏なら『何か変えてくれるんじゃないか』『明るくなりそう』という期待感で、かなり取るだろう」(有力経済人)。2007年の市長選では、組織を固め切ったとされた現職の井上博司氏が、市政批判を繰り広げた前助役の西尾正範氏に敗れた。

 工藤氏はきょう26日に73歳を迎え、4期目となれば多選に当たる。組織力で劣る大泉氏は、立憲民主党の道外有力議員に支援を求めたり、札幌経済界の有力者と会食したりと支持拡大へ試行錯誤を続ける。

 市役所内では「決断力がある」(幹部OB)とされ、ワンマンとも評される工藤氏。人当たりが良く、時に線の細さも指摘される大泉氏。工藤氏陣営幹部は「大泉洋は好きだったが、最近はテレビで見るとチャンネルを替える」と漏らす。

 国民的タレントが、兄の選挙にどれだけ影響を与えるか、多くの関係者が測りかねている。「最後はみんな、勝ち馬に乗る」。こう予言する政党幹部もいる。

 大泉氏は当初、記者会見を10月5日に開く予定だったが、1週間先送りした。臆測を呼んだが、自民党の高橋はるみ参院議員らが大泉氏を衆院道8区に擁立しようと動き、「本人にその気はなかったが、前道知事からの打診であり、丁寧に対応するため一拍置いた」(大泉氏周辺)という。

 自民党としては、関係が良好な工藤氏が市長にとどまり、敗戦が続く衆院道8区に人気俳優の兄を立てられるなら、願ったりかなったりというわけだ。高橋氏と大泉氏は、ひそかに会談。大泉氏は市長選に出ると伝えた。

 思いもよらない動きが出てくるのもまた、政治の世界だ。市長選は来年4月23日投開票。政策と実行力を兼ね備えた候補は誰か。市民の選択が問われている。=おわり=(佐藤陽介、徳永仁、坂口光悦、宮木友美子が担当しました)




全編はこちらから。

1498チバQ:2022/12/14(水) 11:54:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a3717a4f2a6240fbfbc5c0769ce88a4726d0ef3
北海道知事選「奇妙な静けさ」 道議会与野党とも踏み込まず
12/14(水) 10:19配信


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北海道新聞
1期目総括と再選出馬、道議会与野党は知事にどう聞いた?

 開会中の第4回定例道議会(4定)で、来年4月の知事選を巡る論戦が低調だ。13日の審議で与党会派の自民党・道民会議は、再選出馬する方向の鈴木直道知事に出馬の意向を尋ねず、1期目の道政運営に対する評価にも触れなかった。立憲民主党が基盤の野党会派民主・道民連合も対立候補擁立の遅れから批判は鋭さを欠く。知事選の構図が固まらない時期の駆け引きなのか、対決ムードが高まらないのか。道議会は「奇妙な静けさ」に包まれている。

【動画】高さ10メートル…やっと降りられたニャ〜 苫小牧・緑ケ丘公園で木登り猫救出 消防隊出動、50代女性保護

 知事選が目前に迫る、この時期の4定はこれまで、現職知事が去就を表明する節目になってきた。堀達也元知事は1999年、高橋はるみ前知事は2007年の知事選に向け、その前年の4定開会前にそれぞれ記者会見で再選出馬を表明。4定は知事選を見据えた論戦の舞台になった。

 当初は4定の自民の質問に答える形で再選出馬を表明するとの見立てもあった鈴木知事。だが、野党の対抗馬擁立が遅れていることなどから、知事側には慎重に表明時期を探りたい意向があり、自民有力道議は「何の答弁も得られないのにあえて聞く必要はない」として、質問の見送りは当然との見方を示す。

 一方の民主会派は9月の第3回定例会(3定)で、知事の1期目の道政運営を検証し「これ以上の道政運営を任せることはできない」などと指摘。対抗馬擁立を念頭に知事への対決姿勢を鮮明にした。だがその後、対抗馬の擁立作業は進んでおらず、越年は避けられない見通しだ。

 道議の一人は「今、知事批判を強めても『野党はまだ対抗馬も決められないのに』と足元を見られかねない」と苦渋の表情を浮かべた。

1499チバQ:2022/12/19(月) 13:41:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd64cb595656dc4c420cd275d2f5f61814d96924
五輪招致 札幌市議会の立憲系会派が板挟み 推進派の市長支える与党 支持者に広がる反対論
12/19(月) 10:15配信


北海道新聞
市民意向再調査の声も
札幌市議会が入る市役所本庁舎

 札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、札幌市議会(定数68)の立憲民主党系会派の民主市民連合(19人)が苦境に立たされている。秋元克広市長を支える市政与党として招致には賛成の立場だが、東京五輪の汚職、談合事件を受け支持者に反対論が広がっているためだ。来年春の市議選もにらみ、同会派からは市民の意見をあらためて聴くよう求める声も出ている。


 民主市民連合は五輪招致を掲げた上田文雄前市長の後継として15年に就任した秋元市長を1期目から支え、五輪招致には「子供に夢と希望を与える」として賛成だ。2期目から秋元市長を支援する自民党(27人)、公明党(10人)とともに3月には招致実現を目指す決議案を賛成多数で可決させた。

 風向きが変わったのは東京大会を巡る汚職事件発覚以降。支持者から「なぜ五輪推進か」との批判が寄せられるようになった。支持者に労組関係者も多い民主市民連合の市議は「経済的な恩恵が強調されがちな五輪招致は、支持者には受け入れられにくい」とみる。

 五輪招致の是非を問う住民投票を求め市議会に提出された請願を巡っても、苦しい対応を迫られた。請願の代表者は市の自治基本条例制定に関わった専門家。同会派内では「むげにできない」「継続審議にできないか」との声も多かった。

 だが最終的には招致推進の立場を堅持。13日の市議会本会議では自公と足並みをそろえて請願の採択に反対し、請願を不採択とした。支持者から「次の選挙は応援しない」と言われた同会派の市議もいるという。

 同会派のベテラン市議は「再発防止策が講じられるまで招致活動は立ち止まるしかない。市が3月に行った招致に関する市民意向調査から状況は変わっており、住民投票とは別の形で市民の意見を聴くよう市に求めていきたい」と話した。

1500チバQ:2022/12/24(土) 02:20:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/779433/?rct=n_politics
札幌市長選、五輪招致の是非争点 秋元氏、揺らぐ支持基盤
12/23 09:13 更新
札幌市長選、五輪招致の是非争点 秋元氏、揺らぐ支持基盤
 来年4月の札幌市長選は、現職の秋元克広氏(66)が22日に元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)に続いて出馬表明したことで、選挙戦となることが確実となった。市長選には共産党も独自候補を擁立方針。2030年冬季五輪・パラリンピック招致を目指す秋元氏に対し、高野氏と共産党は招致反対を鮮明にしており、五輪招致の是非が大きな争点となる。

 「さまざまな市政課題があるが、五輪招致は争点の一つにあると思う」。秋元氏は同日の出馬会見で記者団から争点を問われ、こう述べた。五輪の開催意義についても「子どもたちの夢や希望をかなえ、世界に目を向けるきっかけとなる」として、選挙戦でも訴えていく考えを強調した。

 札幌市の五輪招致活動は東京五輪を巡る汚職、談合事件を受けて逆風にさらされてきた。秋元氏は出馬会見2日前の20日、日本オリンピック委員会(JOC)と記者会見を開き、年度内にも再発防止策検討に着手し、防止策を取りまとめた後に意向調査を行う考えを示した。秋元氏の後援会幹部は「出馬会見前に招致活動の先頭に立つ決意を示す狙いもあった」と明かす。

 秋元氏は前回市長選同様、国政与野党の相乗り候補となる見通し。ただ一枚岩の支援を得られるかは見通せない。秋元氏はこれまで招致に関する意向調査実施に否定的だったが、20日にはJOCと調査実施を発表。調査に反対の自民党内には波紋が広がる。自民党札幌市支部連合会幹部は「寝耳に水。突然の方針転換に戸惑っている関係者は多い」と打ち明ける。

 1期目から秋元氏を支える立憲民主党支持層にも不満が広がる。北海道新聞社が16〜18日に札幌市民を対象に行った世論調査では、立憲民主支持層で秋元氏の不支持の割合は4月調査より25ポイント増の55%と、支持する割合の36%を上回った。

 立憲民主党札幌支部幹部は「不支持の割合が高まった要因は五輪招致しか考えられない。秋元氏が自民寄りに見えることも不満なのだろう」とみる。

 一方、五輪招致の賛否を問う住民投票を求めてきた高野氏や共産党は対決姿勢を強める。秋元氏の会見後、高野氏は「五輪招致からの完全撤退を掲げ、秋元市政を継続するかどうかを市民に問いたい」と述べた。

 共産党は「民意を尊重するのであれば正々堂々と住民投票を決断すべきだ」と指摘。市民団体と連携し擁立作業を急ぐ。(野口洸、工藤雄高、岩崎志帆)

1501チバQ:2022/12/26(月) 18:26:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e54dadb98331cc85b840fd80e665746741b5030
北海道深川市長に新顔の田中氏 16年ぶり選挙戦で現職の5選阻む
12/26(月) 15:00配信
 北海道深川市長選は25日投開票され、無所属新顔の元市議会副議長、田中昌幸氏(61)が、ともに無所属で5選を目指した現職の山下貴史氏(70)、新顔の元市議、佐々木一夫氏(72)を破り初当選を果たした。選挙戦は16年ぶり。当日有権者数は1万7021人、投票率は60・18%(前回2007年1月、77・24%)で過去最低だった。

【写真】初当選を決め、小さなくす玉を割る田中昌幸氏。「おめでとう!」の文字が飛び出した=2022年12月25日午後10時50分、北海道深川市五条、松田昌也撮影

 田中氏は「トップが情報発信に取り組み、市民へ説明していく重要性を強く感じる。子育てする若い世代も含めた多様な声を施策に反映したい」と訴え、支持を広げた。

 山下氏は市長4期の実績を掲げ、佐々木氏は市政批判を繰り広げたが、ともに及ばなかった。

     ◇

 「選挙戦を通して、『深川市を元気にしてほしい』という声を耳にしてきた」――。初当選を決めた田中氏は、選挙事務所に集まった支援者を前にそう語った。

 市議を5期、市議会の副議長も務めた。市職員労働組合の特別執行委員としても活動してきた。選挙期間中は子育て施策に力を入れると訴えた。

 一方、元衆院議員の山下氏は、官製談合事件を受けて、2007年に市長に就任。市財政の再建を進めた。

 子ども施策の重要性を訴えたが、別の新顔、佐々木氏からは多選を批判され、有権者の支持を集めきれなかった。(松田昌也)

■深川市長選の確定得票

田中昌幸(61) 無新 4930 当

山下貴史(70) 無現 4222

佐々木一夫(72) 無新 1010

朝日新聞社

1502チバQ:2022/12/31(土) 18:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fffc7d39b416a26ecbc91fa19a30b315a1346aa
「高犬早苗さんを葬儀大臣に」立憲民主党市議の侮辱ツイートに批判殺到 謝罪&離党表明も反発続く
12/31(土) 11:48配信


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J-CASTニュース
野村パターソン 和孝・旭川市議のツイッター(@nadcjp)より

 立憲民主党所属の野村パターソン和孝・旭川市議会議員が2022年12月30日にツイッターで、高市早苗・経済安全保障担当相についての投稿が「不適切」だったとして謝罪し、離党を表明した。

【投稿】削除された高市早苗氏への侮辱ツイート

 野村氏は28日、「#高犬早苗さんを葬儀大臣に」などとツイートしていた。

■「今日も何事もなかったかのようにツイートします」

 野村氏は28日、「#高犬早苗さんを葬儀大臣に」と投稿し、「侮辱行為」などとして批判が相次いだ。野村氏は29日に「(また何かが始まってしまったね)」「(どのキーワードで起動するかと思えば案の定)」などの投稿を繰り返した。

 同日は「大切なお知らせ」として「今日まで僕のツイートを読んでくれた皆様、リプやRTをしてくださった皆様、今まで本当にありがとうございました。皆さんと過ごしたツイッターでの時間は僕の宝物です。今日も何事もなかったかのようにツイートしますのでよろしくお願いします #お知らせは特にありません」と煽るような投稿もしている。

 一般ユーザーから「ツイッターから居なくなるのかと思って、物凄くビックリして......」などと心配の声が寄せられると、「え、すいません(笑) 不思議な層が湧いているので、ひっかけツイートでした」としていた。

 しかし、同日夕方には次の通り謝罪した。問題のツイートは削除した。

「こちらの不適切ハッシュタグで気分を害されたすべての皆様に心から謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした。今後同様のことが起きないよう、気をつけてツイッターを利用させていただきます。個人の誤発信ですので旭川の人々や地域については悪く思わないで頂きますようご理解くださいませ」

 高市氏にもメンションを送り、「高市様へ この度は不適切ハッシュタグの投稿により大変なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫びを申し上げます。また関係者・支援者の皆さまにも心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない」
 野村氏は30日、「この度、立憲民主党を離党させていただくこととなりました。思いを文書にさせていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。これまで応援してくださった関係者の皆様、支援者の皆様に心から感謝いたします。このような結果になってしまい申し訳ありません」とツイートし、離党を発表した。

 離党に至るまでの経緯について、文書を2枚添付し釈明している。「生まれ故郷の北海道旭川市の未来への提言を行えるよう努力してきたつもり」とした野村氏は、政治活動の中で自身に変化が起きたという。

「『怒り』という感情からは程遠い生活をしてきた私が、日本の構造的な問題や政治に対して心の底から怒りを感じ、この状況を変えたいと強く思いました。『怒り』は私の言動を過激なものにしてしまいました」

 問題のツイートをした理由については、こう説明している。

「その結果、悪い冗談のツイートとは言え、私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない発信をしてしまい、大変多くのご批判をいただきました」

 野村氏は「党や支援してくださった方々にこれ以上の迷惑はかけられません」として自身から離党を申し出て、了承を得たとした。

 野村氏の謝罪と離党発表については「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの......」といった表現をめぐり、「謝罪した後で、この言いよう。あくまで自分は正しい言い草。反省? 謝罪? 中身を伴っていませんが」「この期に及んでもまだ自分が悪いとは思わないんだな」「侮辱したこと自体は謝罪してないのか」などと疑問の声が相次いでいる。

1503OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 11:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/868980cda74f55b198299bb66ef8c750683f982d
北海道知事選 現職・鈴木直道氏が出馬意向 野党は候補選び難航
1/5(木) 8:43配信


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毎日新聞
鈴木直道・北海道知事

 4月9日投票の北海道知事選に現職の鈴木直道氏(41)が再選を目指して出馬することが4日、関係者への取材で判明した。15日に札幌市内で開く後援会の会合で支持者に出馬の意向を伝えるという。

 複数の関係者によると、鈴木氏は15日午前に札幌市の札幌プリンスホテル国際館パミールで開かれる後援会の会合で支持者らに出馬の意向を伝え、以降の記者会見で正式に再選に向けた出馬表明をする見通し。鈴木氏の後援会「活力あふれる北海道の未来を実現する会」の幹部らは2022年末までに、その他の関係者らも23年始めに鈴木氏の出馬意向を把握したという。

 関係者によると、1期目に注力した温室効果ガス排出ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」の取り組み強化や再生可能エネルギーを生かした地域活性化、北海道の食と観光の魅力促進などを公約の柱にする見込みだという。自民党道連と公明党道本部は前回選同様、支援する方針だ。

 一方、野党統一候補の擁立を目指す立憲民主党などは候補選定を進めているが、難航している。関係者によると、北海道にゆかりのある中央省庁の女性官僚に打診をしたが、出馬の意向は固まらなかった。関係者は「後は発表のタイミングだけという程だったと聞いた」と話す。別の関係者は「(打診を)受け止めて真剣に考えてくれたが、出馬まで至らなかった」と語った。

 立憲の荒井優衆院議員(北海道3区)も知事選出馬の打診を受けたというが、出馬を見送った。4日朝に札幌市内で新年の街頭演説を実施した立憲道連の梶谷大志幹事長は「現時点で候補選定には至っていないが、一日も早く対応したい。候補選定と共に、どんな北海道を実現するのかを示したい」と語った。

 知事選はこのほか、2021年衆院選比例代表北海道ブロックにれいわ新選組から立候補して落選した門別芳夫氏(61)が無所属での出馬を表明している。【山田豊】

1504OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:58:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15fc60d1527c898b58c6df7f29c4a8a8916b732
自ら出馬は?「それはない…」北海道知事選 野党側の候補擁立が難航 統一地方選まで3か月 札幌は五輪争点
1/9(月) 20:04配信
 4年に1度の統一地方選まで残り3カ月です。

 注目される北海道知事選は3月23日、札幌市長選は3月26日にそれぞれ告示され、ともに4月9日に投開票されます。

 札幌市長選では五輪招致の是非が大きな争点として浮上する一方で、知事選は選挙戦の構図すら定まらない状況です。

 今後4年間の北海道の方向性を決める統一地方選の現状を取材しました。

大変さがにじむ市長

 3期目を目指し、春の札幌市長選に出馬する現職の秋元克広市長。

 秋元 札幌市長:「(Q:大変な状況続くが?)そうですね。色々な状況が変わるので対応していかなきゃいけない」

 与野党相乗りの方向で調整が進み、選挙戦では強力な支援が期待されますが、12月の出馬会見直前、表情は少し曇り気味でした。

 これまで先頭に立って進めてきた五輪招致の是非が、市長選の大きな争点となっているからです。

大きくなる声…

 五輪招致反対デモ:「五輪はやめろ!」

 2022年11月、札幌市内で行われた五輪招致反対のデモです。

 当初は招致におおむね好意的だった札幌市民も、東京大会をめぐる汚職事件などで一転。

 秋元市長は出馬会見の2日前、東京都内でJOCと会見を開き、機運醸成活動を一旦中止し改めて招致の是非を問うと述べました。

 秋元 札幌市長:「(民意で)反対が多ければ(招致を)進めていくのは難しい」

 再調査の結果次第で、招致断念もあり得るとしましたが、調査を市長選前に行うかは決まっていません。

どうなる五輪招致

 市長選には、五輪招致反対を訴える元・札幌市市民文化局長で、市民政党代表の高野馨氏が立候補を表明しているほか、共産党も候補者擁立を目指しています。

 秋元市長の五輪招致を市民はどう評価するのか。市長選の大きな争点となります。

知事は答えず…

 1月5日、札幌市内の政財界のトップが集まった新年交礼会。姿を現したのは鈴木知事です。

 鈴木 北海道知事 :「(Q:出馬の意向を固めたが?)……」

 関係者によりますと、鈴木知事は2022年末までに出馬の意向を固め後援会の幹部などに伝えました。

 すでに選挙事務所も決めていて、1月15日の後援会の会合で正式表明したあと、記者会見を開く予定です。

1505OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:59:09
 一方で「4年間の実績はなにもない」と厳しく評価する野党側。独自候補の擁立を目指していますが、高い人気を維持する鈴木知事との選挙戦は苦戦が予想され、調整は難航しています。

 立憲民主党 逢坂 誠二 道連代表:「(鈴木知事は)仕事の実績は評価できないという声が多いが、一方で人気は高い。立ち向かうには強力な相手。(候補の打診を)何人かトライしたが残念ながら成就していない」

 立憲民主党 逢坂 誠二 道連代表:「(Q:自身の出馬は?)それはないと思う」

 知事選には岩見沢市の自営業、門別芳夫氏が無所属で立候補を表明しています。

 統一地方選まで残り3か月。未だに対決の構図が見えてきません。

内幕は…

 関係者によりますと、与党が推薦する鈴木知事に対する野党側は去年、中央省庁の官僚に接触しましたが、秋ごろまでには擁立を断念しました。

 つづいて、2022年10月に立憲民主党・岡田幹事長が北海道に来た際、前・国会議員を含む4人の支部長に出馬を打診しましたが、いずれも承諾しなかったということです。

果たして誰が…

 立憲民主党としても、知事選に候補を擁立しない訳にはいかないですが、厳しい状況が続いています。

1506OS5:2023/01/22(日) 19:59:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790175
札幌市長選「反五輪票」分散か 元市局長が連携否定、共産は独自候補擁立へ

2023年1月21日 05:00(1月21日 06:11更新)

4月の札幌市長選を巡り、2030年札幌冬季五輪招致に反対する勢力が割れ、「反五輪票」が分散する公算が大きくなっている。招致反対を掲げる元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)が出馬表明し、同じく招致反対の共産党も独自候補を擁立する方向となったためだ。招致を推進する現職の秋元克広氏(66)が3選を目指し支持基盤を固める中、共産内には「反対派が複数出れば現職を利する」として、高野氏と連携し統一候補とするよう望む声もくすぶる。
 「市長選の最大の争点は五輪問題。早期の候補擁立に全力を挙げる」。共産党道委員会などでつくる市民団体「明るい札幌市政をつくる会」の木村俊二代表は20日夜、市内で開いた集会で候補擁立を急ぐ方針を改めて強調した。関係者によると、これまでに同市長選出馬経験者らが候補に挙がったが、候補は決まっていない。
 前回の19年市長選で、共産党はつくる会と連携して新人候補を擁立。出馬表明が2月末と遅れたが、秋元氏との一騎打ちで総投票数の3割を獲得して善戦した。
 今回は五輪招致が争点の一つになるため、つくる会などは昨年末、反対派がまとまれば前回より票が上積みできるとみて、高野氏に水面下で統一候補となるよう打診した。だが、高野氏は「立憲民主党を含む統一候補でないならば連携は考えられない」と否定。共産側には「市長選と市議選を連動させて現職への批判票を掘り起こすべきだ」との声もあり、独自候補擁立の流れが強まった。
 一方、高野氏は20日夜、五輪招致に関する市民講座に講師として出席し、「市長選では招致の是非を問う住民投票に見立てて戦いたい」と語り、共産などとの連携を改めて否定した。
 高野氏は18日には4月の市議選と道議選に向け、自身が代表を務める政治団体の公認候補を公募すると発表。市議選や道議選で共産候補と争う可能性があり、市長選で共産と連携する可能性はさらに遠のいた。
 こうした状況に対し共産関係者は「このままでは市長選で五輪批判票が分散しかねない」と危機感を抱く。つくる会などは高野氏を含む五輪反対派と秋元氏の一騎打ちの構図となる道を探る考えだが、見通しは見えていない。
 秋元氏は前回同様に立憲民主党、自民党、公明党などの相乗り候補となる見通しで、五輪招致の意義を訴えていく方針。(久保耕平、岩崎志帆)

1507OS5:2023/01/22(日) 20:00:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/788014
立憲、大泉氏どう支援? 「推薦すべき」多数、保守離れ懸念 自民は現職工藤氏推薦 函館市長選
2023年1月16日 22:16(1月17日 15:15更新)
 函館市長選(4月23日投開票)を巡り、立憲民主党は近く、元市保健福祉部長の大泉潤氏(56)を推薦するか、推薦を出さずに支援するか判断する。党内の一部に「立憲だけが推薦すると保守票が離れ、大泉氏にとって良くない」との声もあるが、現時点では推薦すべきだとの意見が多い。
 市長選には大泉氏と現職の工藤寿樹氏(73)が無所属で出馬を予定。両氏は共に自民、公明、立憲3党に推薦を要請し、自民党道連は工藤氏推薦を決めた。立憲道8区総支部は先月、「工藤氏は市民の声を聞いていない」などとして大泉氏支援の方向性を決めた。
 支援には推薦のほか、1段階下の支持や、推薦も支持も出さず応援する方法がある。一部市議は「大泉氏が保守票を取り込むため、推薦を出さず応援すべきだ」と主張。「自民、立憲の与野党対決はそぐわない」と語る支部幹部もいる。
 一方、党関係者は「推薦要請を受けたのに大泉氏にマイナスだから出さないというのは自己否定」と訴える。推薦を出し、道議選や市議選で連動すべきだとの声もある。同支部の板倉一幸幹事長は「月内に決めたい」と話す。(坂口光悦)

1508OS5:2023/01/22(日) 20:02:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790679
北海道知事選、過去も「短期決戦」 告示まで2カ月 構図なお固まらず
2023年1月22日 19:33(1月22日 19:42更新)
 道知事選は3月23日の告示が2カ月後に迫った。現職の鈴木直道知事(41)が15日に再選出馬を表明し自民、公明両党が推薦する方向となっている一方、立憲民主党などの対抗馬擁立は遅れ、構図はなお固まっていない。過去にも知事選の構図決定は早くても告示3カ月前、遅ければ1カ月を切った後という短期決戦になってきた歴史があり、専門家は「政策論争が深まらず、道民にとって望ましくない」と指摘する。
 全国の知事選では主要与野党による相乗りが目立つ一方、道内はほぼ毎回、与野党対決型となってきた。今年の統一地方選で行われる9道府県の知事選でも、明確な対決型は数少ない見通しだ。ただ、道内は立憲の候補者選びが難航していることから、告示2カ月前に迫りながら選挙ムードは高まっていない。
 道知事選はこれまで、政党のさまざまな都合で、候補や支援の構図が確定する時期が遅れてきた=表=。政党が「本命」を擁立できず次の候補の検討に時間を要したり、党内で激しく意見が対立してまとまらなかったりした例が目立つ。
 2003年は、旧民主党が本命候補の辞退を受け衆院議員だった鉢呂吉雄氏を3月に入って急転直下で擁立。15年は民主内で意見が分かれ、出馬表明済みだった佐藤のりゆき氏への支持決定が遅れた。前回19年は、自民内で鈴木氏と国土交通省の官僚を推す勢力が割れ、鈴木氏に決めるのに2月上旬までかかった。
 今回は野党の出遅れに加え、鈴木氏も野党の動向や新型コロナウイルスの感染状況を見極めたことで、現職ではほぼ例のない年明けの出馬表明になった。正式な記者会見は今月28日になる方向で、まだ2期目への政策などは示していない。
 北海学園大の山本健太郎教授(政治学)は、政党や候補者の事情で定着しつつある短期決戦に関し「政策論争が深まらず、目立った失政でもない限り現職優位になり、新人対決の場合も『知名度合戦』になってしまう」と指摘。「4年に1度の絶好の議論の機会である知事選は、北海道の進むべき道や具体的な手段が有権者に提示されることが重要で、それができる候補を擁立するのが政党の責任でもある」と話す。
 知事選は、新人で岩見沢市の自営業門別芳夫氏(61)も無所属での出馬を表明している。(金子俊介)

1509チバQ:2023/01/28(土) 21:41:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2703404fafd32c77e219823f28a9f039afe60d00
「自治体として存続させるためには」財政破綻の夕張市、直面した現実
1/28(土) 17:00配信

朝日新聞デジタル
市役所近くにある歩道橋。全体が変色している=北海道夕張市

 2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった北海道夕張市。古ぼけた市役所の周辺では、いまにも崩れそうな空き家が解体されていた。


 かつて炭鉱で栄えた街は07年、国によって「財政再建団体」に指定された。

 当然ながら、昭和30年代に11万人を超えた住民は激減。市の人口はいま、7千人を切る。

 「ここまで極端に人口が減ると、過剰なインフラが財政の重荷になってしまう。その中でどうやって自治体を維持していくかは、本当に難しかった」

 そう振り返るのは、夕張市の元幹部だ。

 かつて炭鉱労働者とその家族が住んだ炭鉱住宅は、その多くが無人となる。各地に造られた公園は、廃虚のようになったところもあった。そうした公園をなくそうとすると、一部の市民から猛反発を受けたという。

 元幹部は言う。

 「自治体を存続させるためには、何を優先して残し、そのために何を捨てなければいけないか。それはいまの夕張にも続いている課題だし、いずれ全国多くの自治体が直面する」
https://www.asahi.com/articles/ASR143H7ZR14IIPE005.html?oai=ASR1X4RHLR1XIIPE00L&ref=yahoo
「公園なくさないで」憤る住民 向き合った夕張元幹部が見すえた未来
有料記事統一地方選挙2023

岡戸佑樹 長谷川潤2023年1月8日 19時00分

古ぼけた市役所の周辺には、重機の音が響き渡る。いまにも崩れそうな空き家を作業員が解体していた。

 昨年12月15日、北海道夕張市を訪ねた。

 積もった雪の下には、がれきが散らばる。民家の残骸だろうか。坂道を少し下ると、至るところが変色した歩道橋が目に入った。

 炭鉱で栄えた夕張市は、昭和30年代には11万人を超える住民が暮らした。一律的な炭鉱住宅に労働者とその家族が住み、山間地にある街を潤した。

 だが、時代の流れとともに、炭鉱はその歴史的役割を終え始める。

 市が次の産業に見いだしたのが、観光だった。

 市役所から南西に800メートルほど。山肌に造られたスキー場の手前には、白で染まった「ホテルマウントレースイ」がそびえ立つ。

 かつては市が運営していたが、いまは中国系企業が所有する。ところが、コロナ禍以降、ホテルは休業したままの状態が続く。

 2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった夕張市は翌年、国によって「財政再建団体」に指定された。

 それでも夕張市という自治体は続き、そこには少なくない数の住民が残った。

「移り住め、というのは残酷な話」
 行政サービスは全国最低クラ…

1510チバQ:2023/01/28(土) 21:42:07
https://www.asahi.com/articles/ASR1435GHQDPIIPE00Q.html?oai=ASR1X4RHLR1XIIPE00L&ref=yahoo
「借金を返すだけでいいのか」財政破綻の夕張職員、市長と流した涙
有料記事統一地方選挙2023

長谷川潤2023年1月7日 19時00分

 地名を冠した高級メロンで知られた地元は、あの日から「借金のまち」になった。

 それから十数年。

 「ここではちょっとした発表会なんかもできるんですよ」

 久々に晴れた師走の午後、北海道夕張市職員の寺江和俊(61)は、うれしそうに話した。

 大きな窓から日差しが差し込む広々とした勤務先の一隅には、テニスコートほどの広さの多目的ホールがある。清潔感があり、使い勝手の良さそうな空間。どこにでもありそうなホールは、住民たちが長い間、待ち望んでいたものだった。

 2006年6月、市の巨額な負債が明るみに出た。道の調査で負債総額は632億円とされ、その後、解消すべき赤字が、税収など通常見込まれる市の収入(標準財政規模)の8倍を超える353億円であることが判明した。

 財政破綻(はたん)した自治体は、新たな借金となる地方債の発行が制限される。国に再生計画を提出した上で特例債の発行が許されるが、その代償として、計画の変更や計画にない事業を実施する際は、すべて国と協議し、同意を得なければならなかった。

 「あきらめの空気が漂っていました」

 寺江は振り返る。歳入確保のため、税金や手数料、使用料が軒並み上がった。市の職員は半数以下に減り、給与は大幅カット。小中学校は統廃合され、公園や図書館などの公共施設も集約か廃止せざるを得なかった。生活に必要な最低限の事業以外は、すべて中止か縮小された。

「ここで辞めてどうする」
 破綻直後、主事だった寺江は…

1511チバQ:2023/01/29(日) 01:22:41
北海道8区
2012小選挙区当選
2014比例復活
2017落選
2021落選
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/793429
前田氏が出馬表明 道議選渡島管内

2023年1月27日 22:15
 自民党の前田一男元衆院議員(56)は27日、4月の道議選渡島管内(定数2)に立候補すると正式表明した。函館市内で北海道新聞の取材に対し「国政への思いもあるが、その思いを一度断ち切って、道政の仕事をしっかりやりたい」と述べた。
 渡島管内選出の自民党現職、冨原亮氏(49)が選挙区を函館市(定数5)に移すことについて「渡島管内に混乱が広がっている」と指摘。「地域の方々の憤りも踏まえ、対処しなければならないと思った」と語った。北海道新幹線札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離に関し、貨物路線維持の必要性も訴えた。
 前田氏は松前町長を経て衆院当選2回。事務所は七飯町に置く予定。(宮木友美子)

1512チバQ:2023/01/29(日) 02:09:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790182/
4月道議選 自民、道南で異例の展開 現職道議「国替え」元衆院議員は出馬検討
会員限定記事
2023年1月20日 23:00
 4月の道議選を巡り、自民党道連は20日、渡島管内(定数2)選出の現職冨原亮氏(49)を公認する選挙区を、同管内から函館市(定数5)に変更すると発表した。同党の前田一男元衆院議員(56)が道議選渡島管内に出馬する方向で最終調整していることが背景にある。道南地方は現職道議が「国替え」し、国政経験者が道議選に移る異例の展開になっている。
 前回の道議選函館市で自民党は川尻秀之氏と佐々木俊雄氏(72)の2人が当選した。川尻氏は昨年1月に死去。佐々木氏は今月19日に引退を表明し、いずれも入れ替わることになった。
 元松前町長で衆院議員を2期務めた前田氏は昨年10月、次期衆院選の候補予定者となる自民党道8区支部長の公募に応じず、道議選への出馬を検討し、渡島管内を視野に入れていた。渡島管内は冨原氏と立憲民主党の候補が1議席ずつを分け合っており、「前田氏の存在が冨原氏の判断に少なからず影響した」(党関係者)という。現職道議の国替えは極めて珍しい。
 4回連続当選し、自民党道連幹事長を務める冨原氏は北海道新聞の取材に対し「函館市への候補擁立へ努力していたところ函館市内から強い要請があった。道南の政治情勢を考えると使命だと感じた」と話した。
 道議選函館市では自民党函館市議の藤井辰吉氏(44)も20日、立候補を表明した。立憲民主党現職の平出陽子氏(74)、同党現職の高橋亨氏(69)、公明党新人の海野真樹氏(45)、共産党新人の本間勝美氏(54)も出馬を予定し、選挙戦になる見通し。(徳永仁)

1513チバQ:2023/01/29(日) 02:30:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/793776
立憲・池田氏 知事選擁立 野党陣営 出馬要請へ調整
会員限定記事
2023年1月29日 01:30
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池田真紀氏
池田真紀氏
 立憲民主党道連は28日、4月9日投開票の道知事選に同党元衆院議員で新人の池田真紀氏(50)を擁立する方向で最終調整に入った。29日に国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議と4者会合を開き、候補者として提案。了承されれば正式に出馬を要請する。再選を目指して立候補を表明している現職の鈴木直道知事(41)は自民、公明両党が推薦する方針で、与野党対決の構図が固まる見通しとなった。
 複数の関係者が明らかにした。3月23日の告示まで残り2カ月を切る中、立憲などは道議選と連動させ、全道の有権者への浸透を急ぐ。
 池田氏は東京都板橋区出身。同区職員を経て2011年から札幌市内を拠点に社会福祉士として困窮者支援などに取り組んだ。14年衆院選で旧民主党系候補として道2区(札幌市北区、東区)に初出馬し、16年には当時の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙で野党統一候補となった。17年衆院選で比例復活により初当選し、衆院厚生労働委員会委員や党政調会長補佐などを務めた。21年衆院選は落選し、現在は立憲道5区総支部代表。
 立憲道連は池田氏の政治経験や福祉分野での活動実績、道央圏を中心とした知名度を評価。鈴木知事に対し、女性候補としてより明確な対立軸を示せる点も考慮した。
 道連執行部はこれまで、道内に関係のある中央官僚や党国会議員らを対象に候補者の人選を進めたが擁立に至らず、今年に入り作業を加速させていた。
 知事選には新人で岩見沢市の自営業門別芳夫氏(61)も無所属での立候補を表明している。(岩崎あんり、小森美香)

1514OS5:2023/02/11(土) 22:22:32

392 :OS5 :2023/02/11(土) 22:22:02
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230208/7000055020.html
衆議院北海道8区 自民・元議員は道議会議員選挙へ
02月08日 19時55分

自民党の前田一男元衆議院議員がことし4月の道議会議員選挙に渡島地域の選挙区から党公認で立候補することが決まり、今後、次の衆議院選挙で北海道8区の党の公認候補となる支部長の選定が焦点となります。

ことし4月に行われる道議会議員選挙の渡島地域の選挙区を巡っては、自民党の現職が函館市選挙区に変更し、党が候補者選びを進めていましたが、前田一男元衆議院議員が8日、党公認で立候補することが決まりました。
前田氏は松前町出身の56歳。
平成24年の衆議院選挙で初当選し、2期務めましたが、その後の2回の衆議院選挙では議席を確保できませんでした。
前田氏が務めていた北海道8区の支部長は不在の状態が続いていて、今後、次の衆議院選挙で8区の党の公認候補となる支部長の選定が焦点となります。
前田氏は「地域へ貢献したいという思いは変わらないので、道南全体をふかんしながら地域の発展に貢献していきたい」と話しています。
道議会議員選挙の渡島地域の選挙区には立憲民主党の現職、笹田浩氏が立候補を表明しています。

1515OS5:2023/02/13(月) 17:57:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/96a5c58bfaa5aef5a6adaa823870fce9d9a50f95
統一地方選 参政・れいわが北海道で積極擁立 国政へ足場固め狙う
2/13(月) 11:31配信

北海道新聞
道内「新興勢力」の統一地方選での方針

 4月の北海道議選と道内市町村議選で、比較的新しい小規模政党が積極的に候補を擁立する動きを見せている。昨夏の参院選で国政の議席を初めて得た参政党は、全道で30人程度を立てる方針で、れいわ新選組も既に札幌や函館などの市議選に計4人を擁立。国政選挙に向けて足場を固める狙いがあり、「新興勢力」の攻勢に自民、立憲民主など各党は警戒感を強めている。


 参政党は1月の十勝管内清水町議選で女性候補が当選し、昨年入党した町議を含め道内の議員が2人となった。道議選では十勝管内(定数4)と後志管内(同2)に各1人のほか、市議選は札幌、帯広両市などに計12人の公認を決定。今月末まで公募を続ける。

 同党は昨夏の参院選道選挙区にも候補を出した。得票は後志管内(小樽市除く)が1274票、十勝管内(帯広市除く)が1954票と過去の道議選の当選ラインに遠く及ばないが、既に両地域に党支部を設立するなど支持拡大を図っている。党役員の田中義人後志管内倶知安町議は「擁立候補の7割以上を当選させたい」と語る。次の衆院選でも道内の小選挙区に候補を立てることを目標とする。

 また、れいわは道内の地方議会で初の議席獲得を狙い、札幌、函館、帯広、滝川の市議選に計4人を擁立。地方組織を持たないが、街頭での対話集会や交流サイト(SNS)での発信を通じて無党派層の取り込みを図る。山本太郎代表は1月中旬の札幌市内での集会で「まだまだ小さい政党。みんなで育てて大きくしていただきたい」と訴えた。

 道内ではこれまで勢力の小さかった日本維新の会と国民民主党も複数の候補を立てる。維新は札幌市議選で計6人を公認し、道議選でも擁立を検討。国民は道議選の札幌市中央区、市議選の帯広、苫小牧、岩見沢市に計4人が出馬する。

 これに対し、自民道連は保守層に一定の支持がある参政党を特に警戒。自民道議は「着実に支持を広げており侮れない」。立憲も「反自民」の受け皿分散や、れいわなどとのリベラル票の食い合いが予想され、道連関係者は「一定の票を取られるだろう」と分析する。

1516OS5:2023/02/17(金) 13:45:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1d62fe722b165115a46feccc26c35d34d0993c6
北海道知事選、与野党対立が鮮明 札幌市長選は現職相乗り
2/17(金) 8:00配信

朝日新聞デジタル
北海道庁=2021年5月12日、札幌市中央区

 4月の北海道知事選と札幌市長選で、各政党による支援態勢がほぼ固まった。知事選は与野党対立が鮮明となる一方、市長選は各政党が現職に相乗りする構図となっている。

 各政党が独自の基準で決める推薦や支持は、選挙管理委員会に届け出る必要はない。推薦の方が支持よりも支援度合いが高く、さらに度合いの弱い支援もある。

 知事選では自民、公明、新党大地が現職の鈴木直道氏(41)を推薦する。立憲民主が池田真紀・元衆院議員(50)を推薦、国民民主は地方組織の支持となる。札幌市長選では現職の秋元克広氏(67)を立憲民主と新党大地が推薦し、自民、公明、国民民主が地方組織で支持する。

 2019年の前回選挙と対応が異なるのは国民民主だ。前回は知事選・市長選ともに党本部の推薦だったが、今回は党道総支部連合会の支持に「格下げ」となった。前回の選挙後、一部議員が立憲民主に合流して20年9月に新・国民民主になった経緯も影響している。

 支持を決めた16日の役員会後、藤井和則幹事長は「推薦は党本部の決定まで時間がかかるため、地元レベルで判断できる支持にした。支援レベルが下がるわけではない」と説明した。

 知事選にはこのほか自営業の門別芳夫氏(61)が立候補を表明済み。市長選には元市市民文化局長の高野馨氏(63)が立候補を表明している。(日浦統、新田哲史)

朝日新聞社

1517OS5:2023/02/27(月) 14:08:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8096e6e4c03545559a8a7c94129ec191fc4cf661
札幌市長選告示まで1カ月 高野氏、「五輪撤退」を公約 秋元氏、政党が推薦や支持
2/27(月) 11:14配信


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北海道新聞
札幌市長選

 札幌市長選(4月9日投開票)は3月26日の告示まで1カ月となった。2030年札幌冬季五輪招致反対を掲げる新人の元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)は先陣を切って22日に公約を発表し、3選を目指す現職の秋元克広氏(67)は主要政党の推薦や支持を取り付けて態勢を固める。一方、市民団体と候補を擁立予定の共産党は最終調整を進めている。

【動画】雪解け後に大規模崩落? 十勝の「幻の橋」進む劣化 上士幌 タウシュベツ川橋梁

 「五輪をやめて市民の暮らしのためにお金を使う」。高野氏は22日の公約発表会見で、住民投票で民意を確認した上で五輪招致から撤退する方針を示したほか、小中学校の給食費無償化や地下鉄延伸など積極的な財政出動を伴う政策を打ち出した。

 秋元氏が市長在任中に小学6年まで無料とした子ども医療費助成の高校生までの対象拡大や、共産党が秋元氏に求めてきた低所得者ら対象の福祉灯油の導入など、双方の政策を意識したような公約も目立った。

 課題は既存政党・団体の組織的支援がない中で、どこまで支持を広げられるかだ。高野氏は個人ツイッターを使わない秋元氏に対し、連日のようにツイッターで主張を投稿。今後は交流サイト(SNS)などを通じて知名度拡大を目指す。

 秋元氏は3月10日まで市議会開会中のため、後援会が企業や団体を回っている。立憲民主党から推薦、自民党札幌市支部連合会と公明党札幌総支部連合、国民民主党道連から支持を取り付け、連合北海道など十数団体からも推薦を受けた。

 陣営が懸念するのは東京五輪を巡る逆風だ。今月には談合事件で逮捕者も出たため、後援会幹部は「東京と札幌は関係ないとは言え招致推進派の現職にはタイミングが悪い」と漏らす。

 陣営は高野氏の公約についても「実現性は疑問だが、有権者受けするのでは」と警戒する。秋元氏は24日の定例記者会見で高野氏の公約の受け止めを問われ「財源負担を含め公約には覚悟と責任を示すべきだ」と批判をにじませた。秋元氏は3月上旬にも公約を発表し活動を本格化させる。

1518OS5:2023/03/02(木) 17:51:09
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/96245.html
2023年3月1日特集記事
現職の実績 工藤vsタレント兄 大泉 上司と部下が対決 函館市長選挙
4月23日に投票が行われる北海道の函館市長選挙は、地元メディアのみならず、週刊誌やネットメディアも取り上げ、地方選挙としては異例の注目を浴びている。
立候補の意向を表明しているのは同じ大学を卒業し、市役所の上司と部下の関係だった2人だ。
(函館局 毛利春香)

函館市役所から2人が立候補へ
写真:立候補予定の工藤氏と大泉氏

立候補を表明しているのはこの2人。
現職の工藤寿樹は、2011年に現職を破って以来市長を務め、4期目を目指す。
新人の大泉潤は、工藤の部下として部長職を歴任し、タレント・大泉洋の兄だ。
突然のことだった。去年7月、市長の工藤は、保健福祉部長の大泉から、函館市の職員を辞める退職願を受け取った。
翌年の市長選挙への立候補を見据えてのことだった。

上司の工藤は「私がどうこう言うことはありません。本人がそういう希望なら、私は特別何も。頑張りなさいとは言いました」。

これに対して部下だった大泉は退職願を提出した日「ゼロからこつこつ歩きながら始める選挙戦になると思います」。

写真:五稜郭
函館市は北海道南部に位置し、戊辰戦争の舞台となった五稜郭や、和洋折衷の雰囲気を残す町並み、函館山からの夜景でも知られる。イカをはじめとする海産物も豊かな港町で、市内を走る路面電車では日々、観光客の姿を見る。

一方、高齢化は進む。人口約24万3900人のうち65歳以上が35%を超え、北海道内でも高い水準にある。観光地に空き家も目立ち、まちの活性化は大きな課題だ。

その函館市のリーダーを決める市長選挙の投票は4月23日に行われ、この2人が立候補の意向を表明している。

1519OS5:2023/03/02(木) 17:51:21
立候補予定の2人は
大泉が市役所を去った2か月後の去年9月、工藤は4期目を目指して立候補を表明した。これを最後の立候補としている。
工藤は北海道乙部町出身の73歳。早稲田大学法学部を卒業し、函館市と合併する前の旧亀田市役所へ入った。函館市役所で部長職や副市長を務め、2011年の選挙で現職を破って当選し、現在3期目だ。
今回の選挙を「普通の選挙ではない」と語る。

写真:インタビューに応じる工藤氏
(工藤寿樹)
「マスコミがタレントの兄だと過剰に取り上げて話題を呼ぶ。それは大泉陣営にとって有利な取り上げられ方で、話題性だけが先行する。そこには普通の選挙と違って危機感を持っている。マスコミなんて来なくていい、そっと戦わせてくれないのか。本人ではなくて弟たるタレントと戦っているような感じになる。ただ、多くの人は人柄や資質、政策で選ぶと思うので、単純にタレントの兄だからというだけで選ぶほど有権者は愚かではないと思っている」

一方の大泉は去年10月、後援会の発足にあわせて初めて記者会見して立候補を表明した。
大泉は北海道江別市出身。投票日には57歳になっている。工藤と同じ早稲田大学法学部の卒業で後輩にあたる。1995年に函館市役所に入り課長職や部長職を務めた。市内の出身ではないが、父親が隣接する七飯町で勤務していた。
弟には選挙への応援を頼む考えはないとしている。

写真:インタビューに応じる大泉氏
(大泉潤)
「大泉洋のことを聞かれる、話題になることは増えましたね。非常に誇らしいですよ。お世辞もあるかもしれないけど、みんな褒めてくれる。僕も彼が好きだし、とてもうれしいですよね。純粋にそういう気持ちです。選挙に応援だとかいう話をしたことはないし、弟と自分の政治活動は言葉どおり本当に、別なものです。工藤市長については個人としての評価は控えますが、出された政策を読んでも、これまでを継続なさるということだと感じています」
かつての上司と部下 お互いに厳しい目
工藤が市長に就任した際に部下だったのが大泉だ。
同じ大学の学部を卒業した後輩で、秘書係長を務めたことがあった大泉を秘書課長に抜擢。その後も函館の主力産業をけん引する観光部長や、コロナ禍の保健福祉部長を任せ2人で市政の中核を担ってきた。
そんな2人の関係を「師弟関係のようなものだった」と話す人もいるが、当の本人はお互いをどう見ているのか。

選挙戦で争うことになったいま、工藤が大泉を見る目はこれまで以上にシビアだ。
工藤は、大泉を育てようという思いがあったが、実際に要職を任せてみるとその仕事ぶりは、度々、市長に伺いを立て判断能力に欠けていたと振り返る。

(工藤寿樹)
「市長候補になんて全く考えていなかった、私の後継としてはね、それは全くない。実際の選挙戦を前にして、今は本人の資質や政策に関係なく話題を呼んでいるというのが実態で、それ以上なんとも言いようがない」

大泉もまた、工藤と仕事をする中で、市長の後継者として市政を譲り受けようなどと考えたことはなかったと振り返る。
現市政の人口減少への危機感の欠如や、市民置き去りの市政運営を改革するために自ら立候補するという。

(大泉潤)
「不十分だったかもしれないけど、支えてきたという自負はあります。工藤市長は、辞める時が来ても誰かに譲ることはしないで新しい人同士が競えばいいと話していたし、僕は後継者だと感じたことはありません」

対照的な戦い方 組織と草の根
選挙戦に向けて、2人は対照的な展開を見せている。

写真:選挙事務所の工藤氏
工藤は、自民党から推薦を取り付けた。
後援会では支援者へのあいさつ回りを進めるとともに、パンフレットを投かんし、政策の浸透を図る。
1月の事務所開きには市の商工会議所会頭や建設業協会会長をはじめ、各種団体の代表者がスーツ姿で勢ぞろいした。
組織固めを重要視して、市長を3期務めた実績の強みを訴える。
工藤本人は「選挙の話はしないけれど」としたうえで、公務を最優先しながら市長として声がかかる会合やイベントに顔を出している。

写真:演説する大泉氏
大泉は、立憲民主党から支持を得た。
陣営幹部には、大学教授や若手経営者、福祉団体の代表がいて、草の根で幅広い層への支持を広げたい考えだ。
2月に行われた事務所開きには親子連れなど、老若男女、幅広い世代の姿があった。
本人も、町内会の集まりや学生が参加するイベントなど様々な場所へ足を運び、街頭演説も始めて政策を訴える。
大泉は「僕は無所属で市民党として、いろいろな人から多くの支持を得たい」と話す。

1520OS5:2023/03/02(木) 17:51:33
どうする函館 2人の政策は
工藤は「人口減少対策と経済回復」を強く打ち出している。
学童保育料の助成拡大や、学校給食の無償化へ向けて公費負担制度を導入するなど少子化対策に力を入れる。経済分野では、若者の雇用の受け皿となるIT関連企業やワーケーションの誘致、キングサーモンと昆布の完全養殖技術の確立を掲げた。このほか、観光客数については過去最大となる年間600万人を目指すとした。

大泉は「選ばれるまちになるため、都市のステータスを上げる」と何度も口にする。
子育てや教育といった未来への投資に力を入れるほか、函館を交通の要所として発展させること。経済や雇用の部分では、地域内経済の循環が必要だとして、公共事業の発注を地元優先にすることや、再生可能エネルギーで電力の地産地消を推進することを掲げている。

函館市長選挙は、統一地方選挙後半戦、4月16日に告示され、23日に投票が行われる。
100万ドルの夜景の輝きが照らし出すのは、どちらが描く未来なのか。
(文中敬称略)

1521OS5:2023/03/06(月) 22:59:23
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230306-OYT1T50075/
札幌市長選、3氏激戦か…五輪招致の是非争点に
2023/03/06 09:44
 3月26日告示、4月9日投開票の札幌市長選は、3選を目指す現職の秋元克広氏(67)、元市民文化局長の高野馨氏(63)、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)の3人で争う構図がほぼ固まった。市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの是非について、それぞれ主張が異なっていて、激しい選挙戦が予想される。

札幌市長選、木幡氏が出馬表明…冬季五輪招致に反対「もっと重視すべきことがある」

■取り組み継続
秋元克広氏
 秋元氏は立憲民主と新党大地の推薦、国民民主の道組織の支持、自民・公明両党の市組織の支持を受ける。

 秋元氏は重点政策として、新型コロナ禍で打撃を受けた経済の回復や除雪体制の強化などを挙げ、「2期8年の取り組みを継続する」と強調する。

 自ら推進する五輪招致については、「開催意義を伝えていく」とした一方で、年内に住民投票を含めた意向調査で再度、民意を確認すると話した。ただ、昨年3月の意向調査(郵送)で賛成が5割にとどまり、東京五輪を巡る汚職・談合事件などで市民の「五輪不信」は強まっている。後援会幹部は「五輪に対する不信感を 払拭ふっしょく できるかが鍵を握る」と警戒する。

■積極的な財政出動
高野馨氏
 高野氏は1982年に市役所に入庁し、南区長を務めた。現在は地域政党「市民政党さっぽろ」の代表を務める。

 最大の争点として五輪招致を挙げる。2月の公約発表の記者会見では、反対の立場を示した上で、「(当選後に)住民投票を実施し、民意を確認する。反対が上回った場合は完全撤退する」とした。賛成が上回った場合は「招致を継続する」と述べた。

 公約は積極的な財政出動を柱とする。除排雪体制の官民協働方式への移行、札幌市営地下鉄の延伸、札幌丘珠空港の石狩市への移転などを盛り込んだ。「五輪招致をやめれば、市民の安心や安全な暮らしにお金を使えることを訴えたい」と意気込む。

■暮らし重視
木幡秀男氏
 木幡氏は市内の病院などでソーシャルワーカーとして勤務した後、21年から札幌のNPO法人の事務局長を務める。共産党道委員会と新社会党道本部の推薦を受ける。

 今月1日の出馬会見では、秋元市政について大型開発を優先し、市民を無視していると批判。「安心して子育てできる町づくりをする」と強調した。五輪招致については、「即中止を求める」と主張する。住民投票の実施も視野に入れる。

 推薦する共産は当初、同じ五輪反対を訴える高野氏と連携を模索していたが、高野氏が固辞。候補者の擁立に苦戦し、木幡氏が出馬要請を受けたのは、会見の9日前だった。準備不足感は否めず、知名度が課題となる。近く公約を発表する。

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1522OS5:2023/03/12(日) 19:51:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/814573
道議選上川管内、16年ぶり争い 31日告示 政治家一家の長男出馬 割れる保守、立憲試金石<2023選挙最前線>

2023年3月10日 23:32(3月11日 13:02更新)

 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、上川管内(定数3)は4氏が出馬を予定し、16年ぶりの選挙戦に突入する。政治家一家の悲願と自民党の世代交代、立憲民主党の意地がぶつかり合う。
■家の悲願
 「父や弟は選挙でたすきを掛けたことがあるが、私は生まれて初めてになる」。新人で自民公認の今津寛史氏(49)は3日、上川管内美瑛町内の後援会事務所の朝礼でこう語った。
 今津氏の弟は旭川市長の寛介氏(46)。衆院道6区(上川管内)を地盤とした元衆院議員の寛氏(76)の長男と次男で、政治家一家として知られる存在だ。
 寛史氏は米国留学中だった2000年、父が衆院選で敗れた後、秘書を務めるため急きょ帰国。共に秘書だった寛介氏と、17年に政界引退を表明した父を支えた。一家に近い経済人は「2人とも選挙に弱い父を守るのに精いっぱいだった」と振り返る。
 兄弟はその後、別の衆院議員の秘書となり、弟は18年の旭川市長選で惜敗したものの21年に初当選。呼応するように22年3月、寛史氏も道議選上川管内への出馬を表明し、美瑛町に居を移した。
 兄弟そろって政治の表舞台に立つことは今津家の悲願だ。父の寛氏は自身の有力支援者らに電話をかけるなど後押ししており、2月下旬に美瑛町農協幹部と面会した際は「寛史は美瑛の土になる」と強調した。
■世代交代
 だが、一家総出の戦いに対し、同じ自民系の陣営関係者にさえ「事実上の世襲だ」「政治家を家業にしているように見える」との不満がくすぶる。
 上川管内の自民は今回、世代交代の選挙となる。7期目の竹内英順氏が21年7月に死去し、同じ7期目の本間勲氏(78)も今期で引退。今津氏に加え、自民公認で出馬予定の元上富良野町議の金子益三氏(54)、無所属で自民推薦の元富良野市議の水間健太氏(40)も新人だ。
 自民系の新人3氏が保守票を奪い合う構図となる中、ある陣営関係者は「親の七光で当選するならばうらやましい」と本音を漏らす。金子氏は基幹病院の存続や、在宅医療と訪問介護の拡充などを強調。水間氏は父親として教育環境整備などを唱え、子育て世代などの支持拡大を狙う。
 一方、立憲民主党は現職で5選を目指す北口雄幸氏(66)が保守系新人3氏を迎え撃つ形になる。北口氏は地元・士別市で2月18日に開かれた事務所開きで、基幹産業の農業を巡り「若い担い手が安心して続けられる仕組みを」と訴えた。
 保守勢力が割れる中、野党唯一の候補となる北口氏は手堅く支持層をまとめたいところ。ただ、立憲は今回、2人目の擁立を目指したが不調に終わった経緯もある。21年の衆院選道6区でも立憲の候補が自民に水をあけられた。
 次期衆院選に向け、北口氏の戦いが上川の立憲にとって党勢を計る試金石となる。(千葉佳奈、佐藤愛未)

1523OS5:2023/03/12(日) 19:54:10
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/811428
乱戦模様の道議選函館市 内情を探る<2023選挙最前線>
2023年3月5日 19:10(3月5日 21:19更新)

 【函館】31日告示の道議選で、7氏が出馬予定の函館市(定数5)が乱戦模様だ。前回議席を得た3党のうち、自民党は内部対立が影を落とし、隣接する渡島管内(同2)の現職が「国替え」する異例の事態に。立憲民主党と公明党もそれぞれ不安を抱え、混戦に拍車を掛けている。
 「市民にまだまだ認知されていない」。自民現職の冨原亮氏(50)は2月23日の事務所開きでこう訴えた。関係が近い元知事の高橋はるみ参院議員(69)も駆けつけ、頭を下げた。党道連幹事長も務める冨原氏が危機感を示すのは、当選4回を重ねた渡島管内から選挙区を移すからだ。
 函館市で前回当選した自民2氏のうち、川尻秀之氏は昨年死去し、佐々木俊雄氏(72)は引退を表明。後継として函館市議の藤井辰吉氏(44)と共に手を挙げたのが冨原氏だった。冨原氏は国替えについて「函館の経済界首脳から要請があった。道南・渡島を思っての決断」と理解を求める。
 だが、裏の事情がある。衆院道8区(渡島、檜山管内)で落選が続く元衆院議員の前田一男氏(56)の動きだ。元渡島管内松前町長の前田氏は昨秋以降、道議選渡島管内への出馬を模索。冨原氏に対しても「衆院選で本気で応援してくれなかったとの不満がある」(周辺)とされる。
 冨原氏はこれまで、渡島管内で立憲現職と議席を分け合ってきたが「前田氏が参戦すれば落選もあり得る」(自民関係者)。函館市への国替えに動き、4月の函館市長選に向けては現職の工藤寿樹氏への自民道連による推薦を主導。工藤氏を推す市内経済人とも距離を縮めた。衆院道8区出馬を視野に大票田・函館に移ったとの観測もある。
 結局、道議選函館市には自民から冨原氏と藤井氏が立候補することなり、前田氏との競合は避けられたが、しこりは残る。前田氏は交流サイト(SNS)で「函館からは無所属で出馬するのが筋」などと冨原氏を批判。前田氏に近い経営者は「前田氏は函館でも影響力がある。票は藤井氏に集める」と話す。2月に入り、市内には藤井氏と前田氏の顔が並ぶポスターが張り出された。
 また、2月15日には函館市長選に挑戦した経験もある無所属新人の広田知朗氏(61)が道議選函館市への立候補を表明。保守系とされる広田氏は出馬を巡り、前田氏と面会を重ねたという。
 懸念材料があるのは自民だけではない。立憲は現職で共に副議長を経験した平出陽子氏(74)と高橋亨氏(69)が2議席死守を目指す。ただ対抗馬が若返る中、年長の2人となり、道8区選出の逢坂誠二衆院議員は「厳しいが、何とか2議席勝ち取りたい」と語る。
 公明新人の海野真樹氏(45)は、知名度が課題だ。最近、司会を務めたフォーラムで、立憲が市長選で支持する新人の大泉潤氏をあえて紹介し、公約を訴える機会を与えた。支持層を広げようと腐心している。
 一方で勢いづくのが共産党新人の本間勝美氏(54)だ。共産が函館市で最後に議席を得たのは17年前の補欠選挙。共産幹部は自民2人の票がどちらかに偏れば当選ラインが下がるとみて「千載一遇のチャンス」と話す。(宮木友美子)
函館市長選 投開票まで2カ月、工藤氏と大泉氏が臨戦態勢 過去は現職有利、市役所出身者対決では新人勝利

1524OS5:2023/03/15(水) 11:01:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/56c83dabf64ce03cd0c805449f85b22c2daf2f47
知事選唯一の与野党対決か 現職は自民と微妙な距離感 北海道
3/15(水) 7:30配信


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毎日新聞
北海道庁=石川直人撮影

 「北海道を再び成長軌道に押し上げていくための戦いだ」。再選を目指す無所属現職の鈴木直道氏(42)は10日、札幌市で開かれた自身の後援会の総決起大会で声を張り上げた。大会では後援会長を務める家具・日用品販売大手「ニトリホールディングス」の似鳥昭雄会長が「2期目は実績を具体的に出す段階だ」とハッパをかけたほか、菅義偉前首相が激励のビデオメッセージを寄せた。

 財政再建を進める夕張市で市長を2期務めた鈴木氏。埼玉県出身で全道規模の支持組織はないが、前回2019年の統一地方選で自民、公明両党の支援を受けて北海道知事選に出馬した。立憲民主、共産、国民民主、自由、社民5党が推薦する元衆院議員の石川知裕氏に65万票の大差を付け初当選を果たし、38歳の全国最年少知事となった。

 地元紙の世論調査などで高い支持率を維持する鈴木氏だが、物価高や地域経済の低迷もあって、自民会派の道議からは「鈴木カラーが出たとは言えない」と不満の声も漏れる。

 自民との微妙な距離感の背景には、知事候補に鈴木氏を推した自民道連執行部と、国土交通省局長を推した経済団体トップや道議の一部らが対立した前回選がある。後ろ盾だった吉川貴盛元農相は、収賄事件の発覚で衆院議員を辞職(起訴され、昨年有罪が確定)しており、鈴木氏の支持基盤は盤石とは言えない。

 身内からの冷ややかな視線を振り払うかのように、鈴木氏は今年に入り「空中戦」を仕掛けている。次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」の工場誘致だ。2月には東京の本社を訪れ、トップセールスにより北海道千歳市への誘致を実現させた。

 若さへの期待度が高かった前回とは異なり、今回は1期目の評価がそのまま票に表れる。鈴木氏は最近「決断力」という言葉を口にする。リーダーシップをアピールするのは、自らの力が試されていることを強烈に意識しているとも言えそうだ。

 一方、野党は「不戦敗はあり得ない」(立憲道連の逢坂誠二代表)として元衆院議員の池田真紀氏(50)を擁立した。主要野党は16年衆院補選と17年衆院選の北海道5区で、池田氏に候補を一本化。池田氏はいずれも自民候補に敗れたものの、17年は比例代表で復活当選を果たして衆院議員を1期務めるなど、「野党共闘のシンボル」と呼ばれた。

 池田氏は2月4日に記者会見して無所属での立候補を表明。「民主党王国・北海道」の象徴的存在で道知事や衆院議長を務めた横路孝弘氏(同2日に死去)から後押しされ、「出馬を決めた」と強調した。ソーシャルワーカーなどの経験を生かし、福祉や暮らしに重点を置くとして「誰一人取り残さない、温かい道政」を掲げる。中央とのパイプを強調する鈴木氏との違いを鮮明にする戦略だ。

 ただ、池田氏を推薦した立憲に対し、共産と国民民主、社民は道組織レベルの「支持」にとどめた。逢坂氏が強調する野党の「大きな塊」を形成して、強固な支援態勢を構築できるかは不透明だ。

 今回の統一地方選も北海道が知事選唯一の本格的な与野党対決となる見通し。立憲党本部は「この選挙を勝てればインパクトは大きい。正直厳しいが最善を尽くす」(幹部)と力を込める。泉健太代表は池田氏の立候補表明後の2月に北海道入りし、ともに街頭に立った。立憲にとっては他の野党をどこまで巻き込めるかがカギとなりそうだ。【真貝恒平、山田豊、安部志帆子】

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。選挙の構図や注目点を報告する。

 ◇北海道知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順
鈴木直道(すずき・なおみち)42[元]夕張市長 無現①=[自公]
池田真紀(いけだ・まき)50[元]衆院議員 無新=[立]
門別芳夫(もんべつ・よしお)61建設設備業 無新
みくま35投資家 無新

1525OS5:2023/03/16(木) 23:57:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/816083
<統一地方選2023 攻防の構図>1 道議選上川管内 富良野対決、熾烈極める
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2023年3月14日 22:11(3月14日 22:14更新)
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左から水間、金子、今津、北口の4候補予定者
左から水間、金子、今津、北口の4候補予定者
北口雄幸 66 立現《4》
今津寛史 49 自新
金子益三 54 自新
水間健太 40 無新

 「大先輩の竹内英順道議が志半ばで亡くなり、富良野を守った本間勲道議も勇退を決めた。富良野から、上川の町村から道議の火を消してはいけない」
 2月に上富良野町で約200人を集めた、道議選上川管内(定数3)に出る元同町議で自民党新人金子益三の決起集会。決死の形相で金子が訴えると、一部の出席者は同選挙区選出の竹内も本間も後継指名をしていないことを念頭に苦笑した。「金子はなりふり構わずだ」
 2007年以来16年ぶりの選挙戦となる同選挙区。立憲民主党現職の北口雄幸と父が元衆院議員で自民党新人の今津寛史が優勢とされる中、上川南部を地盤とする2人が熾烈(しれつ)な争いを展開している。金子と元富良野市議で自民推薦の新人水間健太だ。
 竹内が一昨年急逝し、上川南部を拠点とする7期目の本間の引退がささやかれていた昨年7月、金子は出馬を表明。道6区選出の衆院議員東国幹の連合後援会長も務めるふらの農協の植崎博行組合長らが上川南部の候補者一本化を目指す中、金子はいち早く事務所開きした。
 大票田・富良野市の選出ではないことから劣勢との見方もあったが、28年ぶりとなる上富良野出身の道議輩出に向けた支持者の期待と、20年近くの町議経験で培った人脈をフル活用。上富良野町と富良野市の間に位置する中富良野町議の重鎮、北條隆光(91)とともにあいさつ回りを徹底。同町内の水間陣営の切り崩しを図る。周囲も「挽回してきた」と勢いに乗る。
 本間は後継指名をしていないが、「政治信条が同じ」として水間を支援する。水間も本間との写真を冊子に使うなど事実上の後継をアピールし、今月5日に富良野市であった自民党の会合では「本間氏がともし続けた道政への火を消さぬよう勝ち抜きたい」と強調した。
 ただ、事務所開きも今年1月下旬と自民系候補3人の中で最も遅く、陣営内には焦燥感が広がる。本間の意向で「無党派からの支持が必要」として自民党公認でなく推薦にとどめた一方、水間は同党富良野支部幹事長を続けている。このため富良野地方の関係者からは「無党派層を取り込めないのでは」との声も聞こえる。
 2人とも選挙区内21市町村のうち後援会の設置数は7自治体ずつとほぼ互角。衆院議員の父の地盤を事実上引き継ぐ今津は富良野、上富良野などを除く19市町村と数で上回るが、自民党関係者らは「上川北部にどこまで食い込めるかが勝敗のカギ」とみている。
 その上川北部の士別市を拠点とし、5選を目指す立憲民主党現職の北口雄幸も心穏やかではない。自身が支えてきた士別市議の喜多武彦が、水間の士別市後援会長に就いたのだ。同党道6区総支部は2人目の擁立すら断念したものの、3回連続で無投票当選を重ねているだけに、北口の周辺は「今の実力が分からない」と漏らす。


 道議選は31日の告示まであと半月となり、市議選や町長選も4月中旬の告示まで1カ月に迫った。上川管内の各種選挙における攻防の構図を追う。(統一地方選取材班)
=敬称略、5回連載します=
※候補予定者の並びは現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順

1526OS5:2023/03/16(木) 23:58:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/816740
<統一地方選2023 攻防の構図>2 道議選旭川市 与野党ともに「身内が敵」
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2023年3月15日 21:51(3月15日 22:00更新)
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候補予定者の並びは右から現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順
候補予定者の並びは右から現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順


安住太伸 52 自現《2》
林祐作 34 自現《1》
松本将門 53 立現《1》
宮崎アカネ 50 立現《1》
寺島信寿 58 公現《1》
真下紀子 66 共現《5》
木下雅之 46 自新

 11日、旭川市内で行われた自民党道6区支部(上川管内)の合同選対事務所開き。東国幹衆院議員ら約100人が集まる中、道議選旭川市(定数6)に出る自民現職の安住太伸、林祐作と並びながら、新人の木下雅之が力を込めた。「自民党で3議席を獲得できるかは、私が当選できるかにかかっている」
 現職道議の市長選出馬と衆院選出馬に伴う2021年秋の道議補選で唯一敗れた木下。「地味で泥くさい」と自ら称し、1年半近くの浪人生活では市内をくまなく回り続けた。ベテラン市議も「木材や製造業などの団体をまとめつつある」と評するほどになったが、苦杯の味を誰よりも知る。3人の共闘を呼び掛けながら、林や安住の支持者にも接近を図っている。
 道議補選で木下に1万票以上の差となる4万8345票で初当選した林の陣営幹部によると、木下は「林さんは大丈夫」と言いつつ林を支援する企業も訪問し、自らへの支援を呼び掛けているという。対する林も2月の事務所開きで「大丈夫という言葉が一番の敵」と危機感を口にしており、陣営関係者が逆に「木下は勢いがある」などと一部企業に言って回り、支持者の囲い込みに躍起だ。
 かつてみんなの党道支部長を務め、各級選挙で自民党候補と競い合った安住も穏やかではない。道議選は19年の前回まで無所属で戦い続け、今回は自民党復党後初となるだけに、同党関係者は「これまでの紆余(うよ)曲折で離れた支持者の数も結果に影響する」とみる。企業を訪問した際に林と木下のポスターがあって安住だけないこともあるという。党内では「結局は保守層の票の奪い合い」との見方がもっぱらだ。
 道政与党の公明党から出馬する寺島信寿も焦りは同じ。前回は自民の候補が2人だったのに今回3人に増えたことで「前回寺島に回っていた自民票が削られる可能性がある」(寺島陣営幹部)と懸念する。
 「再度松本を道議会に送って」「宮崎の議席を守り抜く」。立憲民主党の支持母体である連合が9日に旭川市内で開いた集会では、同選挙区に同党から出る松本将門と宮崎アカネの勝利を訴える声は各陣営から上がったが、共闘の呼び掛けは聞こえなかった。複数の出席者は「このままだと、どちらか一方が落選するのでは」と漏らし、「最大の敵は身内」という構図は与野党で共通する。
 連合の全面支援を受け、道議補選でトップ当選した宮崎にとって、今回は労組票が二分される。前回最下位の1万6890票だった松本に主要労組の票が割り当てられ、宮崎陣営の関係者は「一方に偏っていないか。こっちは浮動票の獲得に当落がかかっている」と焦燥感を募らせる。最近では松本の支持者が多い地区にも入っているという。
 黄色信号がともるのは共産党の真下紀子も同様だ。昨年の参院選比例代表の市町村別得票数で、旭川市の共産党票は約1万1千票にとどまり、前回の自身の得票数1万8千票を大幅に下回った。「今回は本当に危ない」。当選5回の大ベテランの陣営関係者も危惧する。
 「このままでは負ける」「何とか6番目に入らせて」。各候補の訴えは切実だ。=敬称略=(統一地方選取材班)

1527OS5:2023/03/20(月) 08:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f245ea5777803e9d7fdb68bdeab07af9230268c
揺れる札幌五輪招致 市長選の争点に 統一地方選
3/19(日) 7:01配信
 札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致が揺れている。

 東京五輪を巡る汚職・談合事件の影響で逆風を受ける中、統一地方選で行われる市長選(4月9日投開票)では推進派の現職と、反対派の2人の新人が立候補を表明。招致の是非が最大の争点となる見通しだ。

 30年冬季五輪に関し国際オリンピック委員会(IOC)は昨年末、開催地決定の無期限先送りを発表した。市も事件を受け、招致に関する積極的な活動を現在休止している。

 市は1972年に続き2度目の五輪開催をまちづくり転換の起爆剤にしたい考え。しかし、昨年3月に行った市民意向調査では賛成は52%にとどまった。市は今秋にも対象を全国に広げ意向調査を再度実施する方針だ。

 市長選で3選を目指す現職の秋元克広氏(67)は立憲民主党の推薦や自民、公明、国民民主各党の地方組織の支持を受ける。五輪招致に関し「まずは国内外の信頼を回復することが重要。市民の意向を確認した上で招致を目指す」と強調。賛否を問う住民投票の実施については「選択肢をなくしたわけではない」と、明言を避けている。

 一方、新人2氏は招致反対では一致するが主張は異なる。元市局長の高野馨氏(63)は住民投票を実施し反対が上回れば撤退すると主張。共産党が推薦するNPO法人理事の木幡秀男氏(62)は「即中止」を訴える。

 共産は高野氏との連携を模索したが、高野氏が固辞。「反五輪票」の分散は避けられない情勢で、共産関係者からは「一本化できず複雑だ」との声が漏れる。それでも秋元氏の後援会幹部は「東京と札幌は関係ないが、市民からの風当たりは強い」と指摘。陣営は、五輪招致への不信感が強まれば選挙戦に影響しかねないとして警戒を強めている。

1528OS5:2023/03/21(火) 21:07:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817362
<統一地方選2023 攻防の構図>3 美瑛町長選 「農対商」因縁の対決再び
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2023年3月16日 21:53
角和浩幸 55 無現《1》
佐藤晴観 49 無新

 「町民提案事業を募るなど、多くの町民の声を聴いて町政に反映してきた」。10日に行われた美瑛町議会本会議一般質問で、1期目の自己評価を問われた現職町長の角和浩幸は町民に寄り添う姿勢をアピールした。
 議長席の佐藤晴観は、その答弁を聞き、出馬は間違ってなかったと確信した。「話を聞くのは当たり前。美瑛の将来像がない」
 5回連続の選挙戦となり、角和と佐藤の一騎打ちの公算が大きくなっている美瑛町長選。一般的に優位とされる2期目に臨む角和が昨年12月に出馬表明した後、一時は無投票もささやかれたが、町議を3期12年務めた佐藤が年明けの1月に名乗りを上げた。
 佐藤が特に強調しているのが、角和町政下で「役場が機能していない」という考えだ。佐藤の目にはかつてと比べて職員の士気が低下したように映るという。町幹部の中にも「角和は決断力に欠ける」との声がある。佐藤が自身の出身を地元美瑛と繰り返しているのも、横浜出身で京都からの移住者の角和に対する批判の受け皿となる狙いがある。
 こうした角和への思いは、会社役員の佐藤が理事だった美瑛町商工会にも共通する。4人が乱立した2019年の前回町長選は美瑛町農協が角和を推し、商工会は別の候補を支援。事実上、両者の対決となり、角和が803票差の3314票で勝利した。以来、商工会には「農協と町の関係が目に余る」などと不満が渦巻く。
 今回も角和の後援会長に農協組合長の熊谷留夫、佐藤側に商工会会長の滝田勝彦が就き、「農対商」の構図になった。この因縁はいつから続くのか―。
 15年の前々回、当時5選確実とされた前町長の浜田哲(70)に対し、農協職員を経て町議になった新人が告示日直前になって出馬。農協と商工会はともに浜田を支援し、浜田は53票差で辛勝したが、浜田と商工会には「農協が新人を送り込んだ」との疑念が芽生え、双方の亀裂をもたらした。
 前回選挙でも農協側の角和が引退を目前にした浜田について「町民の声に耳を傾けていない」と現職批判を展開。浜田自身は今回の選挙への関与を否定するが、複数の関係者によると、昨年12月に佐藤の後援会幹部らも含む懇親会に出席しており、角和陣営には「前回選挙の意趣返し」との見方は少なくない。
 佐藤は2月の事務所開きで浜田について「美瑛という観光ブランドを確立してくれた」とたたえ、浜田町政を評価した。「農商工連携で元気なまちづくりを」とのスローガンも掲げており、当選後に農協を取り込む構えだ。
 一方、角和陣営関係者は「佐藤は現職批判ばかりで具体的な政策は乏しい。町政は後退する」などと反発。役場内からは「角和町政で移住政策に力を入れ、22年は人口が転入超過になった」「人の話を聞く姿勢がある」と評価する声もある。
 政争のマチ美瑛―。今回も激しい戦いとなるのは必至で、多くの町民は口をそろえる。「しこりは間違いなく残るだろう」。=敬称略=(統一地方選取材班)

1529OS5:2023/03/21(火) 21:08:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817961
<統一地方選2023 攻防の構図>4 道議選名寄市 厚い保守地盤、
2023年3月17日 21:37
中野秀敏 66 自現《3》

 「相手は見えない状況だが、しっかり気を引き締めていこう」
 9日夜、名寄市内で開かれた自民党現職道議中野秀敏の後援会拡大役員会。中野は冒頭のあいさつを済ませると、道議選名寄市(定数1)で4選に向けた選挙活動に関する議事を後援会幹部に託して退席。同じ時間帯に同市内で開かれていた陸上自衛隊第2師団幹部を囲む会に向かった。
 2月中旬の選対本部の事務所開きでも中野は自身の3期12年間の実績や政策を訴えることはしなかった。もっぱら、道議選と同じ4月9日投開票の道知事選で再選を目指す鈴木直道を支えるべく協力を支持者に呼び掛けた。陣営関係者は「うちの選挙活動は1日で終わる。その分の余力を知事選に回す」と言い切った。
 選挙戦となった前回と異なり、今回の道議選名寄市は中野以外に出馬を表明した候補はおらず、中野の無投票当選の可能性が高まっている。
 名寄市内は陸上自衛隊名寄駐屯地関係者や農業者らを中心とした保守層が厚い。同じ保守系で昨年4月の名寄市長選で3回連続無投票で4選を果たした加藤剛士(52)の後援会組織と支持基盤は重なり合い、盤石の選挙態勢が敷かれている。
 立憲民主党や連合名寄などは昨年夏から連合内の組合員をはじめ独自候補の擁立を模索してきたが、選考作業は難航。国政や道政、市政との連携を掲げる中野陣営を崩せるだけの若くて知名度のある人材を見つけられず、連合内には厭戦(えんせん)ムードも漂っていた。3月中旬、中野陣営が見切っていたように同党は対立候補の擁立断念に追い込まれた。
 取材に対し、同党道6区総支部関係者は「戦える態勢になかった」と述べた。中野後援会関係者も「向こうの人材不足は分かっていた。対立候補が出そうな時は気配が伝わってくるが、今回はそれが一切なかった」と指摘する。
 中野の無投票当選の公算が高まる中、両陣営関係者が意識するのが、名寄市単独で維持していた道議選の選挙区が人口減で消滅するかもしれないことだ。2月末現在、2万5937人である市の人口が2025年の国勢調査で公選法が定める道議選1選挙区を維持する上で必要な議員1人当たりの人口基準を下回れば、次回27年選挙から上川管内区(定数3)と合区の可能性が出てくる。
 ある連合関係者は「上川管内区にはすでに士別の北口雄幸道議がいる。上川北部最大の都市である名寄から候補を出したいが、労組関係から2人も道議を出せるだろうか」と気をもむ。中野の後援会幹部も上川中南部で保守系候補3人が争う現状を念頭に「上川北部から自民党道議を出さないわけにはいかない」と厳しい選挙を覚悟している。
 無風選挙に終わりそうな道議選名寄市。関係者の関心は早くも4年後に向かっている。=敬称略=
(統一地方選取材班)

1530OS5:2023/03/21(火) 21:09:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818593
混戦の道議選十勝、身内同士で火花 自民系3人乱立、立憲側も不穏<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年3月19日 20:21(3月19日 21:10更新)
 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、十勝管内(定数4)は「身内の争い」が激しくなっている。前回は与党系と野党系が2議席ずつを分け合ったが、今回は自民党内で候補者調整が難航し、推薦を含む3人が立候補を表明。立憲民主党現職は旧民主党系の無所属現職と支持層を奪い合う。新興勢力の参政党も加わり計6人が出馬予定で、8年ぶりの選挙戦となる。
 「私の政策の一本目の柱には農林水産業を掲げている」。無所属新人で自民推薦の坂本夏樹氏(52)は18日、十勝管内音更町での決起集会でこう訴えた。
 自民党内の候補者選びは混迷した。現職で7期目の喜多龍一氏(71)の公認は早々に決まったものの、昨年7月に6期目の大谷亨氏(75)が引退を表明。当初、大谷氏の地盤と重なる党芽室支部(同管内芽室町)が後継を探したが、適当な人物が見つからないとして、大票田の同管内音更町を抱える党音更支部に候補者探しを打診した。
 秋になって名乗りを上げたのが、不動産会社社長で音更町議だった坂本氏。ところが、農家出身である大谷氏の後援会からは「農業者から候補者を出すべきだ」との声が上がり始めた。
 農業王国・十勝から農家出身の道議がいなくなる―。不安を強めた大谷氏の後援会は昨年末、農家で芽室町議だった黒田栄継氏(47)に出馬を打診。黒田氏は「農業の現場で生きてきた人間として思いを届ける」と立候補を表明した。
 釈然としない気持ちが残るのは坂本氏側だ。陣営内には「そもそも芽室支部に頼まれて候補者を擁立したのに」との声もくすぶる。党第11区支部内でも、両氏の公認・推薦を巡って意見が分かれた。最終的に2人とも推薦を道連に申請することで落ち着いたものの「勝っても負けてもしこりを残す」(自民関係者)結果となった。自民系が3人乱立する選挙戦となり、ベテランの喜多氏も「簡単な選挙ではない」と気を引き締める。
 一方、立憲現職の小泉真志氏(60)と、2015年の道議選を旧民主党公認で戦った無所属現職のベテラン池本柳次氏(76)の間も穏やかではない。野党勢力が退潮傾向にある中で、労組など支持基盤が重なるためだ。
 昨年の参院選道選挙区では、小泉氏がかつて会長を務めた連合十勝が、立憲が擁立した地元の石川知裕元衆院議員(49)を支えた。池本氏は、連合北海道の推薦を受けた同じ立憲の徳永エリ参院議員(61)を支援。石川氏が敗れ、両陣営には「しこりばかりが残った」(野党関係者)という。
 与野党とも「身内」の関係に不安を抱える中、参政党は元芽室町議で芽室町長選にも立候補経験がある吉田敏郎氏(62)を擁立。与野党は共に「支持者が重なる」として警戒を強める。戦いの行方は混沌(こんとん)としている。(鈴木宇星、小坂真希)

1531OS5:2023/03/23(木) 19:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b8b1765df9c0d898753d66c4e13b4d8c6d8fadf
職員「長年の言動で心壊れた」 パワハラの副町長が辞職
3/17(金) 8:51配信



毎日新聞
北海道壮瞥町

 北海道壮瞥町の黒崎嘉方(よしまさ)前副町長(64)が男性職員へのパワーハラスメントの責任を取って辞職=10日付=していたことが16日、明らかになった。町はこの日の臨時町議会に、指導監督が不十分だったなどとして田鍋敏也町長を減給30%(1カ月)などとする条例案を提出し、可決された。

 町によると、昨年12月、抑うつ状態で病気休暇中の男性職員から「長年の副町長の言動で心が壊れた」との申し出があった。調査したところ、前副町長がパワハラを認めた。町は「20年9月ごろから行き過ぎた指導があった」としている。【平山公崇】

1532OS5:2023/03/23(木) 22:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/774aa9ddbaa4216ca4614a9571e35d9dbae0744c
コロナ、経済…鈴木道政の評価、争点に 北海道知事選に4氏届け出
3/23(木) 19:00配信
 北海道知事選が23日、告示された。新顔で建設設備業の門別芳夫氏(61)、再選をめざす現職の鈴木直道氏(42)、新顔で元立憲民主党衆院議員の池田真紀氏(50)、新顔で元美容師の三原大輔氏(48)の無所属4人が立候補を届け出た。1期4年の鈴木道政の評価などを争点に、17日間にわたる選挙戦が始まった。4月9日に投開票される。

 鈴木氏が自民党と公明党、新党大地の推薦を受ける一方、池田氏は立憲が推薦、共産党、国民民主党道連、社民党道連合、市民ネットワーク北海道が支持し、事実上の与野党対決の構図となった。統一地方選で行われる全国9知事選の中で、唯一の「与野党対決型」だ。池田氏には連合北海道も推薦する。

 選挙戦では、コロナ禍や物価高の影響を受ける道内経済の立て直しを始め、少子化や人口減少対策、泊原発の再稼働などエネルギー問題、鉄路を含む公共交通政策なども主な争点になる。

 立候補の意向を表明していた札幌市の投資家の女性(35)は届け出なかった。

■「格差ない社会つくりたい」門別芳夫氏

 なぜ知事選に立候補しようと思ったのか。私のもとにはガス・電気代の値上げや新型コロナウイルスの影響などに苦しむ人たちから、自分たちに目を向けてほしいというたくさんの声が届いている。

 今の北海道の政治は一生懸命やっているが、向いているのは経済界や投資家、富裕層。喜んでいるのはごく一部で、毎日の生活に必死な人たちがたくさんいる。札幌に一極集中し、地方は過疎化している。格差のない社会をつくりたい。北海道のどこに住んでいても、生きていてよかったと思える政治をしたい。大切なのはまず人の話を聞くこと。道民の声を聞かない今の道政の象徴が、北海道百年記念塔の解体だ。

 道の財政を見直し、北海道民生活応援給付金を考えている。小さな力だが、前回選挙に行かなかった人たちが動けば、北海道の政治は変わる。(岡田昇)

■「『子ども応援社会』を実現」鈴木直道氏

 知事に就任し、新型コロナウイルス対策に取り組み、総額1376億円の緊急経済対策を行ってきた。しかし、まだ厳しい状況にある。道民の命と暮らしを守ることに全力で取り組ませてほしい。道政に空白をあけてはならない。

 喫緊の課題は、子育て支援だ。さらなる負担軽減や市町村をサポートし、社会全体で子育てを応援する「子ども応援社会」を実現する。医療・福祉を充実させ、道民が安心安全に住み続けられる、やさしくあたたかい社会を先頭に立ってつくらせてほしい。

 ゼロカーボン北海道で環境と経済の好循環を生み出す。次世代半導体の会社「ラピダス」の工場誘致を勝ち取り、今後は半導体関連産業の集積を図る。エネルギー、デジタル、食の三つをキーワードに北海道のポテンシャルを発揮し、北海道の価値を高めていく。そのための挑戦をさせていただきたい。(中野龍三)

■「人権や医療・福祉に重点」池田真紀氏

 ソーシャルワーカーや福祉事務所職員として、住民の命や暮らしに向き合う現場にいた。地域の政策、自治体の可能性は無限にあると痛感した。政治の役割は人々の命や暮らしを守る、そして平和を守ることだ。

 人に温かい、血の通った道政をつくっていく。同性パートナーシップ制度や人権条例、子どもオンブッド、医療・福祉の人材バックアップセンターなどの公約は、これまでの経験からできると確信したことだ。

 北海道には他府県にはない大自然の恵み、一次産業がある。この基幹産業を守るため、道路、鉄路を含めた交通の確保を道の責務で行っていく。179市町村がそれぞれの魅力を生かすためには、広域の課題は道がしっかり引き受けて国に意見し、事業を作ることが重要だ。常設型の道民投票条例も制定し、道民の声がしっかり反映される政治にしなければならない。(新田哲史)

■「百年記念塔を次の世代へ」三原大輔氏

 命をかけて山を開き、荒れた野を耕した先人たちの血と汗と命、労苦のおかげでいまの北海道がある。52年前、開拓の人々に感謝と慰霊と心を込めて建てられた北海道百年記念塔がいま、正当な理由もなく壊されようとしている。

 もし歴史をさかのぼって痕跡が見つからなかったら、私たちは何をよりどころに自分の存在意義を見つければいいのか。先祖から受け継いだ命がいま自分へとつながっている奇跡に感謝し、未来の子供たちへと引き継ぐためにも、歴史を体現する百年記念塔を絶対に壊してはならない。

 立候補したのもこれが理由だ。記念塔解体の暴挙を知って、反対の声を上げてほしい。いま世界中で「キャンセルカルチャー」の名の下で歴史的建造物や銅像が破壊されている。子供たちへ思いをつなげていかなければ、北海道の未来、日本の未来も危うくなる。(新田哲史)

朝日新聞社

1533OS5:2023/03/23(木) 23:03:09
https://mainichi.jp/articles/20230318/k00/00m/010/135000c
世代交代へ“必死の後継者探し” 「定員割れ」も浮上の町議会
谷口拓未

北海道
毎日新聞 2023/3/18 17:30(最終更新 3/18 17:30) 1341文字
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 近年、地方議員選で顕著になっているのが「なり手不足」の問題だ。4月の統一地方選を前に頭を抱えている議会も少なくない。北海道新十津川町議会もその一つ。「地方自治の一翼」を守ろうと、必死の後継者探しが繰り広げられていた。【谷口拓未】

 「会議を何度もやっている。それだけみんなが町政に真剣ということ。無駄なことじゃない」。新十津川町の安中経人町議(73)は3月上旬の会合で、支援者らに呼びかけた。3回当選の「多選」を理由に今季限りでの引退を決めた安中町議。その後継者を決める会合は7回目の今回も結論はまとまらなかった。定数11の町議選の告示は4月18日。1カ月と少し先まで迫っている。安中町議は「慌てている」と心境を明かした。


 農業を基幹産業とする新十津川町は、人口約6400人で高齢化率は40%超(2020年国勢調査)。住民同士の結びつきが強く、慣例的に地域や産業別で町議候補を擁立することもあるという。安中町議も安定した地域住民の支援を受けてきた。

 候補者探しは町全体の課題だ。前回選(19年)はかろうじて定数と同数の11人が立候補し、無投票となった。その後、1人が在職中に死亡。今回の町議選に向けて報道各社が2月までに現職10人に出馬の意向を確認したところ、半数以上が引退を決めたり検討したりしていることが明らかになった。平均年齢は67歳。加齢が理由の一つだった。


 候補者が定数に満たない「定員割れ」の可能性も浮上している新十津川町議会。候補者が集まらない理由について、安中町議は「議員や議会の仕事ぶりや重要性、やりがいが理解されず、手が挙がらないというのはある」とみる。町議会の衰退につながるとして「地方自治が住民と乖離(かいり)し、行政の監視機能も失われる。まちづくりの主体は住民だが、根幹が揺らぐ」と危惧する。

2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 別の町議はさらに付け加えた。「『本業』をなげうって専従できるほどの報酬がもらえない。ということは、農業や自営業と両立しないといけない。それは本当にしんどいし、難しい」


 町議は議会だけでなく、地域の集会や行事への参加などで多忙を極めるという。「『二足のわらじ』ならヘトヘトさ。若い人に『やってくれ』とも言えない。できるのは定年退職した人じゃないの」とこぼした。

 なり手不足を踏まえ、町は条例を改正し、19年から議員報酬を2万6000円増額して月21万5000円とした。しかし、解決の糸口は依然として見つからないままだ。


 安中町議は「新しいリーダーが必要なのに、立候補者が定数に届いて『そろった』と喜ぶなんて不幸な話だ。『地域のために』という思いのある若い人が立ってくれるのが理想だが……」と遠くを見つめる。「続投」を求める声も上がっているが、将来を見据えて受諾するつもりはないという。

 告示が刻一刻と近づく中、町内で「立候補者が定数に届くのでは……」という希望的観測も出てはいるが、先行きは不透明だ。

    ◇  

 前回19年統一選で道内100町村議選のうち32町村議選は無投票だった。

 共同通信が22年11月〜23年1月に全ての都道府県と市区町村(計1788)の議長を対象にアンケート(回答率99・7%)したところ、63%が議員のなり手不足を感じていると答えた。

1534OS5:2023/03/29(水) 01:58:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822799/
定数3に減る道議選釧路市に5氏出馬表明 現職4氏に危機感 与野党混戦で公明は異例のてこ入れ

2023年3月28日 05:00(3月28日 13:59更新)

 【釧路】現職の1人以上が議席を失う―。31日告示の道議選で、定数が4から3に減る釧路市は現職4氏全てと新人1氏が出馬を表明し、与野党入り乱れての激戦となる。公明党本部が異例のてこ入れを展開し、同じ与党の自民党とも票を奪い合う。野党も立憲民主党が、衆院選道7区(釧路、根室管内)唯一の道議の議席維持に必死だ。釧路市長選に出馬経験がある無所属新人も加わり、情勢は見通せない。


 混戦を象徴するのが、公明の動きだ。
 「定数が減り有力候補がひしめく中、並大抵なことで勝ち抜ける状況でない」。公明の山口那津男代表は今月16日、現職の田中英樹氏(54)の応援で釧路入りし、危機感を強調した。2月25日には石井啓一幹事長も釧路入りした。
 定数削減による当選ライン上昇は、組織票を強みとする公明にとって厳しい条件。党本部は釧路市を全国的な重点区と位置づけ、トップとナンバーツーが相次いで入る手厚い支援を展開する。石井氏は元国土交通相でもあり、自民関係者は釧路入りを受け「建設業者などうちの支持層も、田中氏の動向を気にせざるを得なくなった」と警戒感を隠さない。
 道議会議長の自民現職で、6期目を目指す小畑保則氏(74)の陣営にも緊張感が漂う。13日に市内で開かれた総決起集会では準備した500席が埋まり、スタッフが慌ただしくいすを増やした。


 出馬を表明したのは今年1月。出遅れを危惧した陣営は、釧路市議や支援企業に「ひたすらファクスで参加を呼び掛け」、約700人の支援者を集めた。陣営幹部は「議長の職務で地元の活動は減った。『議長だから安心』というムードを何とかしたい」と引き締めを図る。
 同じ自民現職で、小畑氏と支持層が一部重なる笠井龍司氏(57)の危機感はさらに強い。4回目となる道議選で、初めて自民の鈴木貴子衆院議員(37)=比例代表道ブロック=と並ぶ2連ポスターを作製した。
 父で新党大地代表を務める日本維新の会の宗男参院議員(75)=比例代表=と笠井氏は、笠井氏が秘書を務めていた北村直人元衆院議員が2005年衆院選で敗北した際、宗男氏がその一因となったことなどから距離があるとされてきた。だが今回は大地票の取り込みに期待し、陣営関係者は「できることは何でもする」と語る。


 一方、立憲現職の壬生勝則氏(55)は初当選した前回、次点の共産党候補にわずか432票差まで迫られた。共産は今回は候補擁立を見送っており、壬生氏は「野党の火を消さない」と呼び掛け、共産票の取り込みにも期待をにじませる。
 与野党が激しく動く中、無所属で名乗りを上げているのが元釧路市議の鶴間秀典氏(48)。3年前の釧路市長選で約2万4千票を獲得しており、草の根で無党派層の掘り起こしを図る。他の陣営は「票の動きが予想できない」と動向を気にかける。(野呂有里、伊藤凱、菊池圭祐)

1535OS5:2023/03/29(水) 01:59:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552/
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
会員限定記事
2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
 【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を加味して情勢を探った。

1536OS5:2023/03/29(水) 16:55:37
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230328-OYT1T50088/
北海道議、世代交代加速へ…引退・死去20人
2023/03/28 11:00
選挙・北海道
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 31日に告示される北海道議選は、立候補を見送り引退するベテランの現職が多く、改選後、世代交代が一気に進む見込みだ。任期途中で議員が死去した選挙区も目立ち、選挙戦の構図を大きく変えた地域もある。

[注目知事選]北海道、唯一の与野党全面対決…統一地方選
重鎮が引退

 道議会の定数は100。議会事務局によると、改選前に引退を表明または死去した道議は20人で、前回選前の13人を大幅に上回る。

 最大会派「自民党・道民会議」(49人)は、現職最年長の神戸典臣氏(83)ら議長経験者の重鎮3人を含む8人が不出馬を決めた。立憲民主党の会派「民主・道民連合」(27人)も、7期務めた三津丈夫氏(77)ら3人が引退する。

新しい顔ぶれとなる道議会の庁舎
 札幌市中央区(定数3)では、再選を目指す自民の檜垣尚子氏(53)のほかは新人が立候補する見通しだ。自民のもう一人の候補となる千葉真裕氏(40)は、5期務めた父・英守氏(73)の引退に伴い、公募を経て後継となった。

 立民の田中勝一氏(54)は引退する藤川雅司氏(66)の後継。ほかにも、共産党の森英士氏(45)、国民民主党の小川陽平氏(33)、無所属で出馬を検討中の柳田真希氏(45)と顔ぶれは若い。

 同市西区(定数3)では、9期務めた自民・和田敬友氏(72)の後継として息子の敬太氏(39)が出馬する。自民のもう一人も同年代で3選を目指す現職・加藤貴弘氏(40)。立民の現職・武田浩光氏(62)、無所属新人の宮成道保氏(64)の4人が争う見込みだ。

 ある自民道議は「会派内だけでなく、道庁とのやり取りでも影響力のある議長経験者が複数いなくなる。若手からベテランまでがまとまるには、新たな議長や道連幹事長らのかじ取りが重要になる」と話す。

 立民の中堅道議は「会派自体の人数が旧民主党時代から減っている。今後は、より結束していく体制を考えていかなければならない」と気を引き締める。

構図に変化
 現職の突然の死去は、各選挙区の構図にも変化をもたらしている。

 函館市(定数5)では、自民の現職2人がともに死去したのに伴い、党道連幹事長の現職・冨原亮氏(50)が渡島地域から選挙区を替えて立候補するほか、元市議の藤井辰吉氏(44)が出馬する。公明党も現職が引退し、新人の海野真樹氏(45)を立てる。

 与党側がいずれも「新顔」に替わるのに対し、立民は現在8期目の平出陽子氏(74)と5期目高橋亨氏(69)の両現職が立つ。共産新人の本間勝美氏(54)、無所属新人の広田知朗氏(61)も出馬する混戦模様で、立民関係者は「票が全く読めない」と困惑する。

 上川地域(定数3)は、ともに7選の自民・竹内英順氏、本間勲氏(78)、4選の立民・北口雄幸氏(66)の3人が過去3回、無投票で当選を重ねてきた。

 一昨年、竹内氏が急逝したことで均衡が崩れた。

 昨年3月、元衆院議員秘書の今津寛史氏(49)がいち早く出馬表明。7月に元上富良野町議の金子益三氏(54)、8月には引退を決めた本間氏の後継として元富良野市議の水間健太氏(40)が続いた。自民は今津、金子両氏を公認、水間氏は推薦とし、自民系だけで定数と同じ3人となった。

 立民は昨年4月、衆院道6区総支部の幹部会で北口氏のほか2人目の擁立方針を決定し、富良野市議らに声をかけたが、折り合わずに擁立を断念。自民系3新人と立民現職1人が争う構図となる見込みだ。

1537OS5:2023/04/03(月) 19:57:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/825934
船橋、武部両派が和解強調 無投票の道議選北見市 次期衆院選へ野党は警戒<2023選挙最前線>
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2023年4月2日 17:43(4月2日 23:37更新)
 【北見】3月31日告示の道議選北見市(定数2)は、2007年以来16年ぶりの無投票で自民党現職の船橋賢二氏(59)と、無所属現職で立憲民主党などが推薦する鈴木一磨氏(51)が当選した。前回、前々回は事実上の分裂選挙となった自民は、長く対立してきた「船橋派」と「武部派」が関係修復を改めてアピール。立憲は次期衆院選に向け、道12区(オホーツク、宗谷管内)での議席奪回へ危機感を募らせる。
 31日午後5時すぎ。「おめでとう」。船橋氏の無投票3選に沸く選挙事務所に、道12区選出の武部新衆院議員(52)の姿があった。船橋氏の当選が決まった日に事務所を訪れたのは今回が初めて。それほど船橋、武部両派の溝は深かった。
 船橋氏はかつて武部氏の父である勤元自民幹事長(81)の秘書を約10年間務め「おやじさん」と慕っていた。ところが、12年の衆院選で道12区の勤氏の後継に息子の新氏が決まり、両派の関係悪化が表面化した。
 当時、北見市選出の道議だった船橋氏の兄利実氏(62)=現参院議員=は勤氏の後継を狙っていたもののかなわず、地元を離れて札幌の道1区での国政挑戦を余儀なくされた。賢二氏は兄の後を受け15年の道議選に初出馬。この時は別の候補が自民公認となり、無所属での戦いを強いられた。19年道議選は賢二氏に加え別の1人も公認され、保守分裂の選挙となった。
 潮目が変わったのは、19年の北見市長選。船橋、武部両派の後援会が合同で辻直孝現市長の選挙事務所を取り仕切った。21年衆院選は、船橋派の後援会役員が新氏の選対本部に入り、全面的に支援。昨年7月の参院選では逆に新氏が利実氏を応援した。
 さらに今回は、賢二氏の事務所開きに、重鎮の勤氏が初めて顔を見せた。賢二氏は「これまでの選挙でも案内は送っていたが、出席には驚いた」と明かす。
 ただ、武部派は道議選の候補擁立を昨年末まで模索。関係者は「特に高齢の支援者の対立は根深い。今回も有力な候補者がいれば、間違いなく分裂選挙に突入していた」と語る。
 一方、両派の「雪解け」に警戒を強めるのが、立憲など野党側だ。今回、道議選で鈴木氏は議席を守ったものの、衆院道12区では旧民主党系は12年以降、議席を逃し続けている。
 鈴木氏の陣営幹部は「全道でここまで(自民と野党の勢力の)差があるのはオホーツク管内、道12区ぐらいだ。自民は両派の融和が進み、かつてのような『しこり』も感じない」と危機感をあらわにする。
 多くの地元関係者が注視する両派の関係。世襲や家名がものを言う政治体質を象徴する一方、今後もオホーツク、道12区の政治の流れの鍵を握るのは間違いない。(相川康暁、水野薫、山田健裕)
札幌選出道議、問われる存在意義 市とほぼ同じ権限、不要論も<2023選挙最前線>

1538OS5:2023/04/03(月) 20:13:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
会員限定記事
2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を...

1539OS5:2023/04/05(水) 16:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7275db371e2e874e1d86af87881808a8974db67c
「横一線」9人中5人が女性候補の札幌市議選・白石区 統一地方選 
4/5(水) 10:00配信
 札幌市議選白石区(定数7)は候補者9人のうち女性が5人を占め、同市議選で唯一、女性の割合が半数を超えた。混戦模様で、関係者は「横一線」と口をそろえる。

 「無所属だからこそ思い切ってできることがあります」。無所属現職の山口和佐氏(46)は1日、住宅街でマイクを握り、「4期16年の実績」を訴えた。2007年に旧民主党公認で初当選。19年の前回選では立憲民主党公認で当選を果たしたが、昨秋離党した。

 山口氏は昨春の党からの出馬確認の際、実母の介護などを理由に一度は引退の意向を伝えた。立憲は現職の漆原直子氏(55)に加え、新人で行政書士の篠原菫氏(39)を擁立。山口氏は昨年10月に引退を撤回したが、立憲とは決別せざるを得なかった。今回、「政党のしがらみのない政治」をアピールする。

 子育て中の女性経営者など篠原、山口両氏の共通点の多さから、当初党内にも「票が割れるのではないか」という懸念があったという。篠原氏は「若さと新人ならではの市民目線をアピールしたい」として多様性社会の実現などを訴える。

 一方、自民党は佐々木美津子氏(60)、阿部英明氏(57)、藤田稔人氏(45)の現職3人を擁立した。5期目を目指す佐々木氏の陣営関係者は「女性だから目立って有利ということはない。3人出ると票が割れ、自民で当落を争うことになりかねない」と話す。

 共産党現職の佐藤綾氏(53)は「党は30年以上前から白石区で女性議員を出し、受け入れられる下地を作った」と女性候補増を歓迎。一方で「今回は新型コロナの影響なのか選挙ムードが盛り上がららない」と懸念する。市議選白石区には、3期目を目指す公明党現職の前川隆史氏(55)、日本維新の会新人で行政書士の小和田康文氏(52)も立候補している。

 各陣営が注目するのが、19年に市議会の議長席を長時間占拠したとして除名処分を受けた松浦忠・元市議(今回は不出馬)が持つ票の行方だ。ある陣営関係者は「松浦氏には一定の熱心な支持者がいた。その票がどうなるかで、結果が変わる可能性がある」と指摘する。【今井美津子】

1540OS5:2023/04/05(水) 21:48:41

2313:OS5:2023/04/02(日) 17:27:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/266c0d5902a73afb772a1e2b32028354a155d2d7
[北海道知事選挙・情勢分析]鈴木直道氏が安定の戦い
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

北海道(4)
(写真:読売新聞)

門別芳夫 61 建設設備業 無 新
鈴木直道 42 知事〈1〉 無 現〈自〉〈公〉
池田真紀 50 (元)衆院議員 無 新〈立〉〈共〉〈社〉
三原大輔 48 (元)美容師 無 新

 再選を目指す鈴木が安定した戦いを展開している。

 鈴木は、北海道夕張市長から転じ、前回選で当時全国で最年少の知事となった。新型コロナウイルス対応で全国に先駆けて独自の緊急事態宣言を出した実績などを強調する。商工自営・自由業の7割を固めた。自民、公明両党の推薦を得たほか、業界団体からも支援を受ける。

 衆院議員経験のある池田は、2月の出馬表明後、推薦を受ける立憲民主党に加え、共産、社民両党と、国民民主党の地元組織から支持を得た。野党共闘体制は構築したが、立民支持層からの支持は6割強にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88fcc89088e8d3f7a4a84b159ee6a9e6c855e989
[札幌市長選挙・情勢分析]秋元克広氏が浸透
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

札幌市(3)
(写真:読売新聞)

木幡秀男 62 人権NPO理事 無 新〈共〉
秋元克広 67 市長〈2〉 無 現〈立〉
高野馨 64 (元)市市民文化局長 無 新

 3選を狙う現職の秋元が、戦いを優位に進めている。

 秋元は立憲民主党の推薦のほか、自民、公明、国民民主各党の地方組織から支持を取り付けた。2期8年の実績を強調し、幅広い年代に浸透する。高野は、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致の反対を無党派層などに訴えるが、十分に浸透しきれていない。木幡は共産党支持層以外への支持の広がりが課題だ。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

1541OS5:2023/04/10(月) 09:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/40fc8db526f0e7673aa6e59bc3ea197c6c31d5ab
札幌市長選、秋元克広氏3選 「五輪誘致」一様でない民意
4/9(日) 22:44配信
 2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌市長選は9日に投開票され、市への招致を進めてきた現職の秋元克広氏(67)が、招致反対の2新人を破って3選を果たした。東京大会を巡る汚職事件などで招致に逆風が吹く中、秋元氏は「市民の意向を確認した上で進める」として支持を取り付けた。ただ、招致の是非を巡り今後実施する意向調査で反対が賛成を上回る可能性もあり、難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「東京大会の問題を検証し、クリーンな大会を目指すことを市民に示したうえで、札幌に五輪が必要なのか冷静に議論していきたい」。9日夜に当選確実の報を受けた秋元氏は、市内の事務所でこう語った。立憲民主党が推薦、自民・公明・国民民主各党の地方組織から支持を得ていた。

 毎日新聞は9日、北海道放送(HBC)と合同で、市長選の投票を済ませた有権者を対象にインターネットで投票行動調査を実施し、2044人から回答を得た。五輪招致をどう思うかの問いについては「反対」が50%で、「賛成」の24%を大きく上回った。「どちらとも言えない」は25%だった。

 「反対」とした人が市長選の投票先と回答したのは、元市局長の高野馨氏(64)が42%、秋元氏が36%、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)=共産党北海道委員会推薦=が22%。「賛成」と答えた人については、92%が秋元氏に投票したと回答した。

 秋元氏に投票したと回答した人のうち招致に「賛成」したのは35%、「反対」は30%、「どちらとも言えない」は34%だった。

 調査結果からは、秋元氏の3選でただちに五輪招致が信任されたとは解釈しづらい状況がうかがえる。

 有権者の声も一様ではない。会社役員の男性(62)は、東京大会のスポンサー契約や大会運営を巡る汚職・談合事件で逮捕者が続出したことを踏まえ「札幌でも同じことが起きないとは限らない。慎重になるべきだ」と招致に反対するものの、秋元氏に1票を投じた。「市長の仕事は五輪招致だけではない。迷ったが、総合的に判断して決めた」

 飲食店従業員の女性(20代)は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた市内の歓楽街・ススキノで働く。「ススキノの飲食店の復活のきっかけになるのでは」と期待している。ただ「五輪よりも物価高対策や経済政策を優先すべきだ」とも述べた。

 札幌市への冬季五輪の招致は14年、当時の上田文雄市長が表明した。26年大会を目指したが、18年に発生した北海道胆振東部地震を理由に30年大会へと切り替えた。秋元氏は上田市政を踏襲して招致を推進してきた。札幌市で開催されれば1972年以来2回目だ。

 市が22年3月に市民を対象に実施した意向調査(郵送調査)は、招致に「賛成」「どちらかといえば賛成」との回答が合わせて52%に。だが22年夏以降、東京大会を巡る汚職・談合事件が相次いで発覚し、風向きは一変した。国際オリンピック委員会(IOC)は22年12月の理事会で30年冬季五輪の候補地決定を先送りした。日本オリンピック委員会(JOC)と市の招致活動は事実上ストップしている。

 市は今後、東京大会のような事件が起こらないよう、独自の再発防止策を取りまとめ、今年度の早い時期に公表する。その上で市民に招致の是非を尋ねる意向調査を再実施する方針だ。秋元氏は「市民の意見を尊重する」としている。【高橋由衣、米山淳、安達恒太郎】

1542OS5:2023/04/10(月) 09:40:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88a39fc5f2ecb97d482ccfc320300858e3568fa
札幌五輪 議論低調、見えぬ青写真 札幌市長選・秋元氏3選
4/9(日) 21:16配信


産経新聞
当選確実を受けて万歳三唱する秋元克広氏(右から2人目)=9日午後8時7分、札幌市中央区の選挙事務所(坂本隆浩撮影)

2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点の1つだった札幌市長選は、無所属現職の秋元克広氏(67)が3選を確実にした。一方、選挙戦では「阻止」「白紙撤回」を掲げた新人2人に対し、招致実現を掲げてきた秋元氏は東京五輪・パラリンピック大会を巡る汚職・談合事件を念頭に「争点化」を回避。招致を巡る議論は深まらず、今後の青写真は描けないままだ。

当選確実の一報を受けた秋元氏は午後8時7分ごろ、札幌市内の選挙事務所に笑顔で姿を見せ、集まった支援者とともに万歳三唱で3期目の当選を喜んだ。

共同会見の冒頭、秋元氏は自ら五輪招致について触れたが、「東京大会でのいろいろな出来事を検証し、クリーンな大会を札幌市として目指していく。最終的には市民の意向を確認して進めていくことを公約に掲げてきたので、そういうプロセスで進めていきたい」と述べるにとどめた。

30年の冬季五輪を巡っては、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月、開催地決定を今秋から先送りすることを決定。東京五輪・パラ大会の談合事件捜査が続いていた同月、札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)が積極的な機運醸成活動の休止を発表した。

市などは今後、全国の住民を対象にした意向調査を行う方針で、失墜した五輪のイメージをどれだけ払拭できるかが招致活動再開のカギとなる。有権者の一人は「重要な争点のはずなのに候補者からは賛成や反対の主張ばかりで、その理由があまりなかった。判断材料としては不十分だった」と不満を漏らした。

1543OS5:2023/04/10(月) 09:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b6c46a16f7ffa355a0ba6156003356495409e8f
鈴木氏「北海道押し上げる」 物価高対応、機動的に 道知事選
4/10(月) 2:57配信


 北海道知事選で再選を果たした鈴木直道氏(42)。

 自民党道連や経済団体の幹部が顔をそろえた札幌市内の選対事務所で、9日午後8時直後に当確の知らせが入ると、歓声が湧き上がった。拍手で迎えられ笑顔で万歳し、「北海道の価値を押し上げる」と決意表明。今後の道政運営について問われると「物価高対応を機動的、追加的に実行していく」と、一転して厳粛な面持ちで答えた。

 1期目の道政運営への評価の側面もあった知事選は、盤石の勝利だった。選挙戦で鈴木氏は脱炭素やデジタル化を訴えたほか、半導体の新会社ラピダス(東京)の工場を千歳市内に誘致した実績もアピール。「北海道はものづくり産業が弱い」と指摘し、「関連産業の集積を進めたい」と意気込みを語った。

 野党が支援する元衆院議員の池田真紀氏(50)は、人権条例の制定など福祉政策の拡充を訴えたが、出馬表明の遅れもあり及ばなかった。

1544OS5:2023/04/10(月) 10:00:35
北海道で、野党のこの負け方はヤバいのでは?
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18791/skh51889.html
北海道知事選
有権者数4,368,708
開票終了
投票率51.70%

1,692,436(75.6%)鈴木直道 無現42歳当選:2回目推薦:自民・公明・大地元北海道夕張市長元東京都職員
0,479,678(21.4%)池田真紀 無新50歳推薦:立民支持:共産・国民道連・社民・ネット(北海道)元衆議院議員社会福祉士
0,040,579(01.8%)門別芳夫 無新61歳建設設備業元便利屋業
0,024,978(01.1%)三原大輔 無新48歳美容師元郵便局員


https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18792/skh51890.html
札幌市長選
有権者数1,665,190
開票終了
投票率50.99%
458,221(56.0%)秋元克広 無現67歳当選:3回目推薦:立民・大地支持:自民札幌市連・公明札幌総支連・国民道連元札幌市副市長元札幌市市長政策室長
234,834(28.7%)高野馨  無新64歳元札幌市市民文化局長政治団体代表
124,692(15.2%)木幡秀男 無新62歳推薦:共産元北海道勤医協職員NPO法人事務局長

1545OS5:2023/04/10(月) 22:55:19
6票差

北海道議選札幌市東区
定員4
有権者数221,078開票終了投票率47.55%


25,810(25.4%)渡邊靖司  自民 現67歳 当選:2回目
24,986(24.6%)渕上綾子  立民 現48歳 当選:2回目推薦:社民
18,950(18.7%)阿知良寛美 公明 現67歳 当選:3回目
15,863(15.6%)山崎真由美 維新 新49歳 当選:1回目推薦:大地
15,857(15.6%)宮川潤   共産 現62歳 当選:2回

1546OS5:2023/04/10(月) 23:14:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830081/
千歳、保守の牙城崩れる 恵庭、自民手堅い戦い 道議選千歳市、恵庭市
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2023年4月10日 22:59
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 【千歳、恵庭】9日投開票された道議選千歳市(定数2)は、自民党現職の2氏に挑んだ無所属新人が自衛隊駐屯地・基地を抱える保守の牙城の一角を崩して初当選した。人口増に伴って定数が「2」に1増した恵庭市では自民党が手堅く票を集め、新人と現職が立憲民主党新人を退けた。投票率は、千歳市が前回2019年から7・28ポイント減の46・86%で過去最低となり、恵庭市も5・98ポイント減の53・65%と、09年の道議補選の45・65%に次いで過去2番目に低かった。

 千歳市では、自民党現職の太田憲之氏(42)が、若さと行動力を前面に出して3回連続のトップ当選。立憲民主党の推薦を受けた無所属新人の元市議会副議長、小林千代美氏(54)が「女性の元気を地域の元気につなげる」と訴え、2位に滑り込んだ。4選を目指した自民党現職の梅尾要一氏(67)は自衛隊など組織票を固めて「これまでにない厳しい戦い」に臨んだが、252票差で及ばなかった。
 投票率の低さも影響して、自民党2氏は太田氏が前回よりも5152票、梅尾氏が2695票それぞれ減らし、合わせて7847票も少なかった。一方で、小林氏は、前回の立憲民主党元職の8643票を2708票上回った。小林氏は女性や無党派層などからの支持を基礎票に上乗せできたようだ。

 恵庭市では、自民党新人で元恵庭市議の早坂貴敏氏(46)が恵庭青年会議所の若手経済人らの支援でトップ当選。自民党現職の田中芳憲氏(66)は4期の実績を訴え、早坂氏とは132票差の2位で5選を果たした。立憲民主党新人の和泉優氏(45)は知事選候補の池田真紀氏(50)と連動した選挙戦を展開したが、当選ラインに届かなかった。
 自民党2氏の合計得票は投票率が低迷しても、前回(定数1)に田中氏が獲得した2万3365票から1257票の減少にとどめた。一方、和泉氏は前回、自民党の田中氏に対抗した国民民主党新人の9814票を1752票下回った。
 投票率は両市とも低く、有権者の関心が高まらない中での選挙戦は、基礎票を固め、新たな票を掘り起こした陣営が当選をたぐり寄せた。(犬飼裕一、工藤さえら、中川渚)

1547OS5:2023/04/10(月) 23:15:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830049/
道議選十勝管内、帯広市 与野党に課題残す
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2023年4月10日 22:03(4月10日 22:17更新)
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 9日投開票した道議選十勝管内(定数4)は6氏が争う混戦の中、与党系2氏、野党系2氏がそれぞれ議席を分け合った。ただ、自民は3議席獲得を掲げたものの、結束力の弱さを露呈。野党系も身内が激しく争い、双方に課題を残した。一方、4氏が立候補した道議選帯広市(定数3)は与野党ともに低投票率の影響もあって得票数を減らし、全般的に勢いを欠いた。四捨五入のため、合計は100にならない場合がある
■十勝管内 身内の争い激しく
 自民はこれまで2氏を擁立して2議席を確保してきたが、今回は3氏が立候補し、票の掘り起こしにつなげた。選挙戦となった前回2015年より投票率が下がる中、3氏の合計得票数は15年比7・3%増の5万1134票と伸ばした。


 3氏の中で唯一、2万票を上回る得票で当選した党公認の現職喜多龍一氏(71)の陣営幹部は「守りに入れば負ける。最後まで攻めに徹した」。他陣営からの票の切り崩しを許さず、7期28年の現職の存在感をアピールした。
 次いで当選したのは党推薦の新人黒田栄継氏(47)だ。農業者の立場を前面に押し出して支持を広げた。JA北海道中央会前会長の飛田稔章氏(75)を選対本部長に据え、農業票の取り込みに力を注いだ。
 一方、同じく党推薦の新人坂本夏樹氏(52)は、草の根の選挙戦を展開。地盤で大票田の音更では6氏の中で最多得票だったが、他町村では伸び悩み、次点に終わった。党内の候補者選びが難航し、出馬表明が遅れて浸透しきれなかった。
 自民は3氏が争って「党としての統率力を失った」(自民関係者)結果、「漁夫の利を得た」(立憲関係者)のが野党系だ。今回、立憲の小泉真志氏(60)、無所属現職の池本柳次氏(76)が当選を果たした。
 とはいえ、自民に押される形で選挙戦に突入した2氏も、支持基盤が重なり「骨肉の争い」(関係者)になった。
 小泉氏は立憲の衆院議員の石川香織氏(38)と元衆院議員で夫の知裕氏(49)に加え、音更を地盤にした元道議の佐々木恵美子氏(73)の応援を受けて、音更、幕別、芽室の3町を中心に1万5093票を獲得した。
 一方、池本氏は「最後の1議席を争っている」と繰り返し危機感を訴え、3町以外を手堅くまとめ、4位に滑り込んだ。
 野党関係者は「自民がベテラン現職、新人2氏も擁立して脅威だったが、票を割り振りするようなことがなく、結果的に(野党系の)2議席維持につながった」と胸をなで下ろす。
 参政党も吉田敏郎氏(62)を擁立したが、知名度不足は解消できず、支持は限定的だった。(鈴木宇星、小坂真希)
■帯広市 ともに得票数減
 自民は前回に続いて2議席を守ったが、当選した清水拓也氏(48)、村田光成氏(55)の合計得票数は3万6999票と前回より約6千票も減った。清水陣営の関係者は「企業回りを積極的に行ったが取りこぼした」。村田氏も帯広市議団とは連動しきれなかった。


 立憲も、勇退する三津丈夫氏(77)に代わり、鈴木仁志氏(63)を当選させたが、19年の三津氏の得票数から約5千票を減らした。
 三津氏、鈴木氏を支援してきた連合十勝の関係者は主要な労働組合の加入率が下がる中、「組合で票を固める選挙が通用しなくなった」と困惑。立憲関係者も「党の勢いもない」と今後に危機感を募らせる。
 共産は新人佐々木とし子氏(68)擁立の出遅れが最後まで響いた。最近の選挙では順調に得票数を伸ばしていたものの、今回は15年より3千票弱減らした。(古谷育世、泉本亮太)
■道知事選 18町村と帯広市で投票率最低
 道選管によると、9日投開票の道知事選で、帯広市をのぞく管内18町村の投票率は前回比5・66ポイント低い62・28%となり、過去最低になった。帯広市の投票率も今回は過去最低となり、記録的な低さになった。
 管内18町村の過去最低の投票率は2011年の63・88%だった。その後は回復して67%台で推移していたが、今回は11年の投票率をさらに下回った。帯広市の投票率も50%台を初めて割り込み、47・28%だった。
 管内18町村の投票率は、足寄町で投票用紙の二重交付とみられるミスが分かり、9日中に集計されなかった。また、男女別の投票率は男性62・23%(同5・62ポイント減)、女性62・33%(同5・69ポイント減)だった。(田島工幸)

1548OS5:2023/04/10(月) 23:16:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830019/
札幌市東区わずか6票差で明暗 1桁差、道議選では珍しく
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2023年4月10日 21:16(4月10日 21:37更新)
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道議会本会議場
道議会本会議場
 9日投開票の道議選札幌市東区(定数4)で、日本維新の会新人の山崎真由美氏(49)が、次点の共産党現職にわずか6票差で4位に入り初当選した。道選管によると、道議選では2003年以降、同年の函館市(当時定数6)で16票差で当落が分かれた例があるが、1桁差の決着は珍しい。
 山崎氏の得票は1万5863票。維新として初めて道議の議席を獲得した。3選を目指した共産の宮川潤氏(62)は1万5857票で届かなかった。
 当選が確定したのは10日午前3時ごろ。山崎氏は「奇跡が起きた」と喜びを語った。1桁差での決着について、道選管は「市町村議選では珍しくないかもしれないが、道議選でこれほどの僅差は知る限りない」と話している。(敦沢政俊)

1549OS5:2023/04/10(月) 23:18:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830017/
道議選後志管内 勢力争い、激化の様相 16年ぶり選挙戦契機に
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2023年4月10日 21:13
 道議選後志管内(定数2)は、自民党現職の村田憲俊氏(73)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党現職の市橋修治氏(73)=社民党道連推薦=の両ベテランが安定した戦いで議席を守り、参政党新人の田中義人氏(50)は力及ばなかった。一方で、16年ぶりの選挙戦となったことで、各陣営が抱える課題も明確になり、今後の勢力争いがさらに熱を帯びそうだ。
 選挙区の19町村で村田氏は2万1382票で6選、市橋氏が約7600票差の1万3831票で5選を果たした。田中氏は町議を務めた倶知安町などで健闘したものの、大差で敗れた。
 「私自身、もっと地元に根ざして信用を得たい」。9日夜、当選確実となり、岩内町の事務所で支持者約80人を前にあいさつした村田氏に笑顔は少なかった。
 前道議会議長として圧勝が求められていた。それ以上に、2021年の衆院選道4区(当時は札幌市手稲区、西区の一部、後志管内)で自民党の中村裕之氏(62)が勝利したものの、立憲民主党の大築紅葉氏(39)に比例復活を許しただけに、次の衆院選に向け「数字が大事」(陣営関係者)と位置づけた戦いだった。
 だが、ふたを開ければ、中村氏のお膝元の余市町で同町在住の市橋氏に最多得票を譲った。倶知安町では田中氏とも競る展開に。「将来は羊蹄山麓で道議がほしいから、村田氏にあまりてこ入れできない」(同町の自民党関係者)との保守層内の力学が働いたという見方もある。村田氏は今後、道政与党の立場を生かし、地盤の再構築に当たる。
 市橋氏の陣営も、村田氏の背中が遠かった今回の結果を厳しく受け止めている。選挙戦中盤、集会などの集まりの鈍さに陣営幹部が「組織の力が低下し、労組の退職者の高齢化も進んで活動できる人が減っている」と漏らす場面もあった。
 陣営では次の大築氏の戦いに備えることに加え、「市橋氏はおそらく今回が最後。あまりに村田氏に水をあけられると、次のなり手がいなくなる」(幹部)との危機感があった。市橋氏は大築氏と今年だけで14日間、一緒に選挙区を回り、初めて動画サイトで活動も発信した。その結果、3町村で最多得票を記録。だが、得票率は内々に意識した35〜36%を下回る33・89%だった。陣営幹部は「組織、支持者の若返りなど戦い方の見直しが必要」と話す。
 「今回はファーストステップ。次に向けてしっかり足跡を残せた」。田中氏は9日夜、倶知安町内の事務所で、支持者を前にすがすがしい表情で語った。
 陣営幹部は「投票率を伸ばせず、組織票を崩せなかった」と悔しがる。一方で加速するリゾート開発の課題などを交流サイト(SNS)で発信し、昨夏の参院選比例代表で参政党が19町村で獲得した1132票を大きく上回った。今後、国政への挑戦も取り沙汰される田中氏は当面、党役員として政策の発信を続ける。(前野貴大、須藤真哉、加藤遥花)

1550OS5:2023/04/10(月) 23:19:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830016/
道議選小樽市 自民、立憲に弾み 市議選や衆院選にらみ
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2023年4月10日 21:08
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小樽市総合体育館で行われた道知事選、道議選の開票作業=9日夜
小樽市
 9日投開票された道議選小樽市(定数3)は、自民党現職の佐藤禎洋氏(63)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党元職の川澄宗之介氏(49)、共産党新人の丸山晴美氏(53)が当選した。人口減に伴う次期道議選での定数1減を見据え、各陣営が2位以内当選を掲げる中、佐藤氏は自己最多得票でトップで3選。前回落選の川澄氏は組織票を固めて道政復帰を決めた。初挑戦の丸山氏は、引退する現職の議席を守った。
 投票率は過去最低の46・57%と初めて5割を下回ったが、自民、立憲、共産各党は16日告示の市議選と合わせ完勝を狙うほか、石狩市が編入された新たな選挙区で行われる次期衆院選への布石ともしたい考えだ。
 佐藤氏の陣営は告示前から「最多得票での1位当選」(幹部)を目標に掲げていた。前回の自民候補は佐藤氏を含め2人。今回は佐藤氏のみとなり、連携する公明党票の大半が上積みできると踏んでいたからだ。
 実際、幹部の一人は「2万3千票は狙いたい」と強気だったが、様相が変わったのは告示直後。新型コロナウイルス禍で活動が制限された期間が長かった影響もあったのか、期日前投票の出足の鈍さなどが伝わると、「いつもと何かが違う」と焦りを募らせた。個人演説会を中心に基礎票固めに注力し、最終盤は街頭演説を急きょ増やした。
 無投票当選した道議選石狩管内の自民現職が応援に入るなど、衆院選を意識した協力体制も強化。前回を1200票余り上回る約1万8500票にとどまったが、党道4区支部関係者は「低投票率など厳しい状況下で、有言実行の結果を残せたのは大きい。今後に弾みがつく」とする。
 4年ぶりに返り咲いた川澄氏は前回752票差で敗北。陣営は今回当初から低投票率を想定し、幹部は「無党派層の動向は読み切れない」として、支持母体の連合小樽傘下の労組など組織の引き締めを徹底し、次回の定数減を念頭に「最下位当選は許されない」とはっぱをかけ続けた。
 選対本部長には一昨年秋の衆院選で市内など都市部で強さをみせた大築紅葉衆院議員が就任。週末を中心に二人三脚で街頭に立ち、大築氏を支持する子育て世代や働く女性らに向けて、教育や雇用施策を訴えた。
 前回より172票多い約1万2300票の結果に、連合小樽幹部は「候補を1人に絞った自民の大勝ちが予想される中、票を伸ばした。本当の勝者はわれわれだ。自公の組織力は弱体化している」とみて、反転攻勢をかける構えだ。
 共産は、市議1期と政治経験の浅い丸山氏の擁立を不安視する声もあったが、2015年以降3期連続で議席を保った。昨年8月の市長選では、党公認候補の得票が無所属新人を下回る「波乱」があり、今回も唯一、前回から3千票減らして約9800票での当選。党小樽地区委員会幹部は「道議選、市議選と勝利を重ね、議員活動で存在感を示すことで支持を広げていく」と強調した。(阿部里子、河田俊樹、久慈陽太郎)

1551OS5:2023/04/10(月) 23:20:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829997/
道議選釧路市 鶴間氏、無党派から支持 既存政党に不満鮮明 与野党の現職2人落選
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2023年4月10日 20:31(4月10日 20:48更新)
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開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)
開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)

 9日投開票された道議選釧路市(定数3)は、与野党の現職2人が落選し、当選した3人が得票数1万3千〜1万4千票台にひしめく接戦となった。草の根選挙の無党派新人が当選し、既存政党への有権者の不満があることがうかがえる。


 「全くの想定外」。無所属新人の鶴間秀典氏の当選に、各陣営から驚きの声が上がった。鶴間氏は釧路市議を経て、前回の道議選と3年前の釧路市長選に立候補。市長選では2万4千票近くを集めたが、再度挑む道議選でも得票につながるかは未知数だった。


 北海道新聞社が期日前投票に行った人を対象に実施した調査では、鶴間氏は無党派層を中心に支持を集めた。かつて所属した自民党の支持者のほか、立憲民主党、共産党の支持者の一部も流れ、支持政党にかかわらず現状に不満があったり、変革を求めたりした層の共感を得たようだ。
 一方、前回は約1万7千票でトップ当選した道議会議長の自民党現職小畑保則氏は落選。出馬表明が今年1月と遅く、議長の公務で地元活動が減っていたことに加え、「戦い方を誤った」(小畑氏)。インターネットの活用や若者向けの対策で差をあけられたと分析した。
 立憲民主党現職の壬生勝則氏の得票も前回並みの約1万1千票にとどまった。陣営関係者は「1万1千は基礎票。支持が広がらなかった」とする。候補を擁立しなかった共産党との協力も期待したが、「政策も違い、応援する根拠がない」(共産党関係者)として自主投票となり、取り込みきれなかった。その結果、衆院道7区(釧路、根室管内)に旧民主党の流れをくむ道議がいなくなった。
 公明党現職の田中英樹氏は支持母体創価学会がフル稼働し、大規模な動員戦術を展開。田中氏や自民党現職の笠井龍司氏は交流サイト(SNS)を活用して具体的な政策を提案し、若者や子育て世代にアピールし、いずれも前回から約千票を積み増した。


 一方、道議選釧路管内(定数1)では、全町村で自民党現職の桐木茂雄氏の得票が立憲民主党新人の清水達也氏を上回り、得票率は6割を超えた。ただ、人口が最多で若い世代の多い釧路町では、同町在住の清水氏が約3100票を獲得、弟子屈町在住の桐木氏に約600票差まで迫った。(統一地方選取材班)

1552OS5:2023/04/10(月) 23:21:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829915/
道議選旭川市 自民36年ぶり3議席 立憲、共産 立て直し急務
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2023年4月10日 19:27
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 9日に投開票された道議選旭川市(定数6)は、全道情勢と同様に道政与党の自民党と公明党の勝利と、立憲民主党や共産党など野党側の党勢低下を印象づけた。自民は36年ぶりに3議席を獲得し、一昨年の旭川市長選や衆院選で躍進した勢力がさらに増した格好。立憲は1議席を失い、共産も得票数を減らし続けており、いずれも立て直しが急務となっている。
 「自民として3議席を取り、公明と合わせて過半数となる。国と道、旭川市が今、(与党で)まっすぐにつながろうとしている」
 一昨年の道議補選で敗れながらも今回は5位に入り、自民勝利の立役者となった新人の木下雅之氏(46)は10日、市内で開いた当選報告会で支持者ら約100人を前にこう強調。政策決定への影響力を強めているとの認識を示しながら勝利の余韻に浸った。
 旭川の自民は一昨年の市長選で今津寛介氏が勝ち、その直後の衆院選でも東国幹氏が当選。今回は1986年以来となる道議3議席を獲得し、「歴史的な快挙だ」(自民関係者)などと沸く。一時他党に属し、各級選挙で自民候補と対決してきた安住太伸氏(53)は今回が自民復党後初の選挙となり、最下位になるとの予想もあったが、逆にトップ当選。支持基盤の強さを見せつけた。
 公明現職の寺島信寿氏(58)も関係者の間で劣勢が伝えられる中、東氏の支持層の一部が支援に回ったともされ、陣営幹部は勝因を「国と道と市の橋渡し役を担えた」と分析した。
 ただ、こうした祝福ムードと異なるのが自民現職の林祐作氏(34)だ。一昨年の道議補選で5万票近く獲得し、選挙前には「トップ当選は間違いない」とされたが、2位に甘んじた。本人も当確後に陣営内で「悔しい」と漏らし、「4年後にリベンジを果たす」と誓った。
 立憲は民主党時代も含めて前回19年に奪還した議席を再び失った。宮崎アカネ氏(50)は安定した戦いを見せたが、松本将門氏(53)が6位に3千票近くの差を付けられた。陣営幹部らは労組の影響力低下に加え、松本氏自身の活動不足を敗因に指摘。立憲道6区総支部幹部は「すごい痛手だ」として、16日告示の旭川市議選や次期衆院選への影響を懸念した。
 6選を果たした共産のベテラン真下紀子氏(66)も15年以来票を減らし続け、今回は過去最低。「私の力不足」と認める。党組織の弱体化も否めないのが現状で、4年後に向けた活動の仕方が問われている。(統一地方選取材班)

1553OS5:2023/04/10(月) 23:21:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829577/
<道議選 注目の候補>函館市・冨原亮氏 異例「国替え」で辛勝
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2023年4月10日 02:54(4月10日 05:06更新)
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冨原亮氏
冨原亮氏
 函館市(定数5)では渡島管内から選挙区を移した自民党道連幹事長の冨原亮さん(50)が5位に入った。10日未明、選挙事務所で「本当に難しい選挙だった。函館に政治のインパクトを感じてもらえるように、しっかり働く」と語り、ほとんど笑顔は見せなかった。
 函館市で議席を守ってきた自民現職2人が任期途中で死去。自民の元衆院議員が渡島管内から立候補する構えを見せ、冨原さんは競合を避ける形で異例の「国替え」に踏み切った。記者会見では「函館は道南の中心。道南全体を思っての決断」と説明した。
 「函館では知名度ゼロからの戦い」(陣営幹部)。4期の実績を訴え、建設業界を中心に組織型選挙を展開した。橋本聖子さんら国会議員や道議が応援に入り、知事の鈴木直道さんとの連携も盛んに強調した。
 一方、元衆院議員や有力経済人らは自民新人を支援。「道連幹事長の落選は前代未聞」(自民関係者)とされる中、冨原さんは選挙戦中盤、「不安だ」とも周囲に漏らした。
 5期目を迎える冨原さんは支持者に感謝し、「道のさまざまな事業を持ってくることを約束する」と述べた。(宮木友美子)

1554OS5:2023/04/11(火) 18:43:29
>>1534>>1551 定数4→3に減
北海道議選釧路市
定員3
有権者数137,237
開票終了投票率48.95%
14,770(22.4%)田中英樹 公明現54歳 当選:3回目
14,216(21.6%)鶴間秀典 無 新48歳 当選:1回目
13,642(20.7%)笠井龍司 自民現57歳 当選:4回目
12,057(18.3%)小畑保則 自民現74歳 当選:5回推薦:大地
11,208(17.0%)壬生勝則 立民現55歳 当選:1推薦:社民

1555OS5:2023/04/12(水) 20:30:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830450
現職か元市議か 室蘭市長選、支持割れる連合傘下労組<2023選挙最前線>
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2023年4月11日 18:41(4月11日 23:06更新)
 【室蘭】16日告示の室蘭市長選(23日投開票)は、連合室蘭加盟労組の支援が割れる異例の展開となっている。傘下の2大労組が過去3回の市長選と同様に現職を推す一方、市職員労働組合(市職労)などは新人の元市議の支持に回った。連合室蘭は今回初めて市長選での推薦見送りを決定。これまで長く築かれていた「秩序」が崩れる中、2氏に元道議の新人を加えた36年ぶりの三つどもえの選挙戦に突入する。...

1556OS5:2023/04/12(水) 20:32:36
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830011
「道議で経験培う」 鶴間氏、釧路市長選へ意欲
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2023年4月11日 05:00(4月11日 16:55更新)
 道議選に当選し、次期釧路市長選に出馬の意向を示したゲストハウス経営、鶴間秀典氏(48)は北海道新聞の取材に対し、「急速に進む釧路の衰退を止めなければならない。道議として地域の活性化に取り組み、その上で市政の場で市民の役に立ちたい」と市政運営への意欲を語った。...

1557OS5:2023/04/16(日) 23:32:28
https://www.asahi.com/articles/ASR4J549ZR4JIIPE00G.html
現職と大泉洋氏の兄が一騎打ち 函館市長選、争点は加速する人口減少
有料記事統一地方選挙2023

阿部浩明 佐々木洋輔2023年4月16日 17時35分

船を下りて観光地へと向かう外国人観光客=2023年3月25日、北海道函館市、阿部浩明撮影

 北海道函館市長選は16日告示され、4選を目指す現職の工藤寿樹氏(73)と元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)が、いずれも無所属で立候補を届け出た。市役所出身者同士による「身内対決」は直近2回の市長交代と同様、部下が上司に挑む構図となった。

 最大の争点は、道内で最も歴史のある街で続く急激な人口減少対策だ。毎年3千人ずつ減っていく「細る中核市」をどう再生させるのか、論戦が始まった。

 工藤氏は出陣式の冒頭、「新型コロナの感染対策に追われて、外交的なこと、交流人口の増加や企業誘致などを思うように進めることができなかった」と振り返り、「コロナを乗り越え、函館の街をまた元気に戻していく。そのことを自分の手でやらせてほしい」と呼びかけた。

 コロナで傷んだ地域経済の再生が急務とし、「台湾便だけでなくて韓国便や中国便を復活させ、観光客600万人を目指す。観光再生の波及効果で製造業、建設業、農業、漁業、物販飲食、商店街の底上げを図っていく」と訴えた。

 「停滞か前進か」をキャッチフレーズに掲げる大泉氏は第一声で、「閉塞(へいそく)する時代は終わらない、そう思っていませんか。函館は必ず変われる。足りなかったのは政治的意思だ」と語気を強めた。

 若い世代を念頭に、「子ども、教育、そうした未来への投資が必要だ。将来にわたって継続していく政策パッケージをつくり、それを伝えていく。若い人がここで家族をつくる、この街で母になる、そうした決断には大変な覚悟がいる。この街に守られていると思えるような、温かい行政に全力を尽くす」と訴えた。

1558OS5:2023/04/19(水) 13:33:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2230b78df50b18e3da36a10b67172069909855
北海道・函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に
4/19(水) 6:00配信
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。

 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。

 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。

 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。

 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。

 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。

 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。

 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。

 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。

 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。

 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。

1559OS5:2023/04/19(水) 22:11:46
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98233.html
2023年4月18日特集記事
13回連続無投票の村長選「選挙はこりごり」二分された村の禍根
半世紀“無風”
4年に一度の政治決戦、統一地方選挙。
北海道初山別村の村長選挙は今回で13回連続の無投票となり、半世紀近くにわたって無投票が続いている。
なぜここまで長く無投票が続くのか。
調べてみると、最後に行われた52年前の村長選挙が地域社会に深い禍根を残したようで…
(海野律人、土田史世)

最後の村長選は52年前
写真:日本海に面した初山別村
札幌市から北へおよそ200キロ。
北海道の北西部に位置する初山別村は、日本海に面した漁業と酪農が基幹産業の村だ。
かつてはニシン漁で栄えた村も過疎が進み、ピーク時に6000人近くあった人口は約1100人にまで減った。北海道内の市町村の中で4番目に少ない。
この初山別村の村長選挙が選挙戦となったのは、今から52年前の昭和46年(1971年)で、以来、半世紀近く無投票が続いている。

表:無投票の村長は江良重太郎5期20年(2期目から無投票)、阿部稔4期16年、宮本憲幸5期目へ
村を二分した選挙戦
現地に足を運び、村民に無投票が続いている理由を尋ねると「村には和を乱す選挙を避けようとする傾向がある」と多くの人が口をそろえる。

選挙戦で何があったのか。
“直近”の選挙であっても、行われたのは52年前。投票した経験がある村民は最年少でも72歳になっている。
当時を知る、初山別村の元村議会議員、成田邦好(87)に話を聞くと、選挙は村の教育長と地元農協の幹部の新人どうしの一騎打ちだったという。村民の関心は高く、投票率は97パーセントにも上った。
選挙戦は苛烈を極めたという。

元村議会議員 成田邦好さん
(元村議会議員 成田邦好)
「選挙当日はすごかったよ。お祭り以上だった。村人全員が出てきたんじゃないかな。相手候補の地盤の集落に入ろうとしても、門番みたいな人がいてなかなか入れてもらなかった。誰がどちらに票を入れようとしているのか、情報をつかむために随分張り込みをしたよ。“相手方に寝返ろうとしている”なんて情報が入ったら、見張りに行ったもんだ」
選挙が終わるやいなや、村には多くの刑事が訪れ、連日、捜査が行われたという。

写真「羽幌タイムス」選挙違反ついに候補も組合長も逮捕十人に
地元紙「羽幌タイムス」(2021年廃刊)は、公職選挙法違反の疑いで候補者本人やその兄弟、陣営の幹部など、選挙関係者が相次いで逮捕されたと伝えている。
(元村議会議員 成田邦好)
「村の人はみんなびっくりしたのでは。逮捕者があんなに出るなんて考えてもいなかったからね。激しい選挙戦で小さな村が二分されてしまった。その反動から“もう選挙はこりごりだ”という空気が村全体を覆い、今日まで無投票が続いていると思うね」

今日まで残る禍根
「無難に」「地域の和を乱さないように」
そうした村の“空気”が反映されてか、選挙戦はそれきり行われていない。
無投票は昭和から平成を飛び越えて令和の時代まで。

1560OS5:2023/04/19(水) 22:12:03
現職を含め、無投票で当選を重ねた3代の村長は、いずれも村役場の出身者が務めている。
村内では「行政を安定的に運営できている」と評価する声がある。
その一方で、長年、村政に変化が起きにくく、過疎や少子高齢化などの課題に十分に対処できていないのではないかという指摘があるのも確かだ。

今回も無投票で当選が決まる
村のリーダーが、投票という民主主義の洗礼を受けずに選ばれ続けている現状。

写真:演説する現職の宮本憲幸氏

4月18日、村長選挙の告示日。立候補した1人が街頭で演説し、1日だけとなる選挙活動を行った。

午後5時に立候補の受け付けが締め切られると、今回も唯一の立候補者となった現職の宮本憲幸(65)の無投票当選が決まった。

写真:当選が決まり万歳する現職の宮本憲幸氏
5回連続の無投票当選だ。
当選直後、丁寧に住民の意見を聞いて村政を進める考えを示した。

(5回連続無投票当選 宮本憲幸)
「長く無投票が続いているが、人口減少の時代にあって選挙のあり方について新しい対応が求められているのではないか。初山別村において、村民が投票に参加する機会がないということであれば、住民の声を丁寧に聞くことが求められる。私はこれからも地域に足を運び、村民の悩みや要望をより丁寧に聞いていくようにしたい」

選挙はあったほうがいいけれど…
選挙戦がないまま“無風”の状況が続く初山別村。
風は吹いていないはずでも、村民の心は揺れ動いている。

元村議の成田は言う。
「ここ初山別村は漁師町だからね、やっぱりみんな元気があったよ。だけど、最後の選挙のあと、村から元気がなくなってしまった。誰が悪いというわけでもないけど、マンネリ化してしまった。だからね、選挙はあったほうがいいと思う。意欲に燃える新人が自分の考えを持って立候補する。候補者どうしがいろいろな意見を出し合うことで、村の発展につながるのだから。若手には、ぜひ選挙に出て、村の人口減少を抑えてほしいね」
(文中敬称略)

1561OS5:2023/04/19(水) 22:14:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833840
函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に<2023選挙最前線>
2023年4月18日 19:44(4月19日 01:16更新)
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集会で「ガンバロー」と声を上げる工藤寿樹氏=17日午後7時10分(藤井泰生撮影)
演説会場で拳を上げて有権者に支援を訴える大泉潤氏=16日午後2時30分(中本翔撮影)
函館市
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。
 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。
 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。
 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。
 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。
 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。
 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。
 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。
 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。
 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。(坂口光悦)

1562OS5:2023/04/19(水) 22:15:07
https://www.tokyo-np.co.jp/article/244883
札幌五輪 市長選で推進派が勝っても招致先延ばし案が浮上 「死票」の力を考えた
2023年4月19日 12時00分
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)

 終盤を迎えた統一地方選。2030年冬季五輪招致が争点となった札幌市長選は推進派の現職が当選したが、反対派の票が4割を上回り、34年大会招致に先延ばしする案が浮上した。札幌招致が困難になっているとする海外発の報道も。落選者に投じられた死票が政策を変えつつあるのか。「一票」の力に注目が集まっている。(西田直晃、木原育子)
◆秋元氏は選挙中、五輪招致をほとんど発信せず
  「敗れはしたが、市政の現状に一石を投じられた。意義はあったと思う」
 市長選で五輪招致反対を訴えた市の元市民文化局長高野馨氏(64)。昨年7月にいち早く出馬表明した。
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)

 招致を進めてきた与野党相乗りの現職秋元克広氏(67)に、高野氏と共産推薦の木幡きばた秀男氏(62)の無所属新人2人が招致反対を掲げて挑む構図。反対派候補の一本化の動きもあったが、実らなかった。自民、公明、立憲民主、国民民主などが支援する秋元氏が堅固な組織戦を展開する一方、高野氏の陣営は事務局長とボランティアが数人だけ。高野氏自ら街宣車でマイクを握り、約2200枚のポスターを貼り終えたのは告示から5日後だった。
 だが、終わってみれば、敗れた2人の得票率は計44%。秋元氏は56%で3選を果たしたが、前回から15ポイント急落した。報道各社の出口調査では招致反対が5〜6割で、秋元氏に投票した人にも少なくなかった。
 「五輪反対票が分散し、高野陣営は組織が非常にもろかった。でも、その割に票差は小さかった」と話すのは、札幌学院大の川原茂雄教授(教育学)。「秋元氏は支援を受ける政党の意向を気にし、選挙中に五輪招致についてほとんど発信しなかった。市民の中に反対意見が根強い点を意識し、争点隠しに走ってしまった。中途半端な姿勢に有権者の疑いの目が向けられた」と解説する。
◆ジュネーブ発「30年札幌五輪招致困難」の報道
 秋元氏は投開票日の9日、招致を継続する構えを見せた。だが翌10日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が「市民の多くの方々が懸念と不安を持っている」と述べ、地元財界から要望がある「2034年大会」への目標変更の可能性に触れた。
 秋元氏は否定せず、その後の記者会見で「国際オリンピック委員会(IOC)との協議は、30年以降の開催に関心のある都市という形で進めている」と説明。14日には「30年札幌五輪招致困難」とジュネーブ発で共同通信が報じた。
 先延ばしが既定路線になったかのような現状。川原氏は「選挙結果を考慮したにせよ、投開票日の翌日の方針転換は少し唐突すぎる。反対の声を意識したJOCは、選挙前にすでに後ろ倒しの方針をある程度決めていたのでは」とみる。
 五輪反対派は選挙に敗れはしたものの、結果的に、招致を巡る市の方針は変更されつつある。
 23万票余を獲得した高野氏は「善戦でなく大敗だと思っているが、五輪強行への不満の受け皿にはなれた」と回想。選挙戦を通じ、「市民の反応を見て感じたのは、住民投票の実施ではなく、即時撤退と言い切ってもよかったということ。財政が厳しく、五輪を開催できる余裕などないことを有権者は理解していた」と強調する。
 12万票余りを得た木幡氏も「東京五輪を巡る汚職、談合事件が終わっておらず、市民の反対感情は根強い。五輪断念の民意が示され、決着がついた選挙だと思う」と言い切った。

1563OS5:2023/04/19(水) 22:15:20
◆IOCが注目するワケ
 札幌市長選はIOCにも注目されていた。開催都市の盛り上がりを重視するからだ。札幌市が行った昨年3月の市民意向調査で五輪賛成派は過半数ぎりぎりの52%。住民投票を求める声が高まったが、市が拒み続けたことも疑念を生んでいた。
 その結果が出た今回の選挙戦。実はJOC幹部がスイス・ローザンヌに出向き、IOC側に34年招致も視野に入れる意向を伝えていたと、15日の北海道新聞が報じている。30年招致困難の空気が漂う中、17日には秋元市長と山下会長が会談。山下氏は「再選の報告だった」と述べるにとどめたが、34年大会に舵かじを切る姿勢がさらに鮮明になっている。
 IOC、札幌市、JOCの3者が呼応するようにみえるのはなぜなのか。元JOC参事で五輪アナリストの春日良一氏は、19年にIOCが示した「招致プロセスの変更」の影響を指摘する。「将来開催地委員会」を設置し、開催都市から情勢を逐一報告させるシステムだ。
 春日氏は「これまではロビー活動や多額な賄賂、過剰な接待攻勢など不透明な競争があった。これを是正するため、IOC側が開催都市の意向を聞き、仲良く相談しながら、競争しないで決める方法になった。3者の足並みがそろうのは新ルールで意向を伝え合っている表れだ」と解説する。
◆東京五輪汚職事件の総括もなく
 だが、30年大会招致を巡っては、スウェーデンがラトビアを含めた開催に名乗りをあげ、新たにスイスも検討を表明した。札幌が軸足を移しつつある34年は米・ソルトレークシティーが本命といわれ、カナダ・バンクーバーも含め選択肢は6候補に増えたといわれる。
 これに対し、日本では東京五輪汚職事件の公判が始まったばかりだ。34年開催に先延ばしすることで、事は収まるのか。
 五輪を巡る問題に詳しいジャーナリストの後藤逸郎氏は「とにもかくにも五輪をやりたい思いはよく伝わるが、具体的にどうしたら事件を防げたのか総括もない中で、往生際が悪い」と指摘。「他の政治的な目標を設定できない貧困ささえ感じる。五輪にすがっているようにみえる」と話す。
◆反対派の意見を聞けるかが政治の全て
 一方、国政では選挙に勝った側がそれを「錦の御旗」のように掲げるのが常。少数派の意見を無視して、政策を強行する姿勢が目立つ。
 ジャーナリストの田原総一朗氏はある野党系議員から聞いた話として、「以前は国会質問で侃々諤々かんかんがくがくの議論をしても、必ず『国会を活性化させてくれてありがとう』と連絡があったが、安倍晋三元首相以降見事になくなったようだ」と話す。「反対派は切り捨てるという現在の政治状況をよく表している。どれだけ反対派の意見を聞けるかが政治の全てなのに」
 そんな中、札幌で反対派が負けた選挙が政策を変え始めているのはなぜか。政治評論家の小林吉弥氏は「国政と違い、地方自治は、反対派の意見を抑え込む手法は得策ではない」とする。「地方自治はそれだけ市民との距離も近く、弾力性がある。反対派の意見もしっかり聞き、無党派層も取り込まなければ立ちゆかない」
 23日には、統一地方選後半戦の投票がある。小林氏は「顔触れで勝敗が予想できてしまうようなケースでも、勝者に緊張感を持たせるためにも、ぜひ投票所に足を運び、それぞれの意志を政治に投じるべきだ」と話している。
◆デスクメモ
 2008年の山口県岩国市長選で、岩国基地への米空母艦載機移駐に反対する現職が敗れた。選挙前も報じたが、後片付け中の事務所を訪れると「終わった選挙の取材も大事」と応じ、「行く末が心配」と語った。極東最大級の航空基地になった今、言葉通りの転換点だったと感じる。(本)

1564OS5:2023/04/20(木) 21:26:44
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023042001001579.html
総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補
2023/04/20 19:50共同通信

総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補

総務省

(共同通信)

 16日告示の北海道旭川市議選に女性として立候補したトランスジェンダーの候補を巡り、道選挙管理委員会は20日、総務省から戸籍の性別で集計するよう指示があり、扱いを「男性」に変更したと明らかにした。候補者は男性の体に生まれたが、自認する性の女性で届け出て受理されていた。

 道選管によると、市選管から16日、届け出状況の報告があり、総務省に市が受理した「女性」として報告。翌17日、LGBTなど性的少数者の候補者の性別取り扱いを確認したところ、総務省から戸籍に基づき報告するよう指示があった。

 市選管は自認する性での届け出を認めており、候補者に変更を求めることはないとしている。

 総務省の担当者は「性別は、立候補者が選管に届け出る際に提出した戸籍抄本などに基づいて統計を取っている。道選管からは17日に性別訂正の報告を受けた」と説明した。

1565OS5:2023/04/24(月) 19:08:59
https://www.asahi.com/articles/ASR4S43Y9R4SIIPE003.html
票数同数でくじ引き決着 過去にも3回「なぜこんなに多いのか」
統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 12時35分

北海道

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 23日に投開票された北海道大樹町議選(定数12)は、最後の1議席をめぐって、候補者2人の票数が127票で同数となった。2人は、無所属現職の吉岡信弘氏(67)と、無所属新顔の出貝光基氏(39)。公選法の規定により、くじ引きで吉岡氏が当選となった。

同町議選では、2003、07年、15年にも得票同数によるくじ引きが行われている。同町選管は「なぜこんなに同数になることが多いのか分からない。不思議だ」と話している。(中沢滋人)

1566OS5:2023/04/24(月) 19:37:09
https://www.asahi.com/articles/ASR4S44Z7R4QIIPE007.html
「宇宙のまち」でトップ2同士の戦い 当初は無風、一変させた勝手連
有料記事統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 14時00分
 「宇宙のまち」で、トップとその元側近が一騎打ちを繰り広げる選挙戦が展開された。ロケット打ち上げ拠点「スペースポート(宇宙港)」の整備を進める北海道大樹町。23日に投開票された町長選では、前副町長が現職を破って初当選を果たした。「争点がない」と評されてきた一方、政治に関心のなかった世代が関わった擁立劇を評価する声もある。


 「2期8年の町づくりの成果が、活気ある今の大樹につながった。町長としての責務を果たしたい」

 15日に開かれた政策討論会で、3期目を目指す酒森正人町長(64)はアピールした。

 すると、同じ壇上に立った前副町長で新顔の黒川豊氏(62)は「問題山積の中、スピード感を持ち、住民対話の姿勢で町政を担ってほしいという若手勝手連の要請を重く受け止め、出馬を決意した」と訴えた。

 2人の出自は似ている。

 ともに地元出身で長く町職員として町政を支え、副町長の重役も担った。酒森町政2期目に入った2019年5月に、航空宇宙推進室長だった黒川氏が副町長に就任。以来、二人三脚で町政のかじ取りをしてきた。

「ロケット事業が忙しくて……」

大樹町
黒川豊  2,311票 62歳 無所新〈元〉副町長
酒森正人 1,140票 64歳 無所現〈元〉副町長

1567OS5:2023/04/24(月) 19:37:28
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057047.html
大樹町長選挙 元副町長の黒川豊氏が現職破り初当選
04月23日 20時42分

十勝の大樹町長選挙は無所属の新人で、元副町長の黒川豊氏が現職の酒森正人氏を破り、初めての当選を果たしました。
黒川氏は大樹町出身の62歳。
町の商工観光課長や航空宇宙推進室長を経て4年前から副町長を務めました。
黒川氏は「対話を重視したまちづくりを進める。子どもの遊び場の整備や1次産業への支援、宇宙港の拡充による地域振興などに取り組んでいきたい」と話しています。

1568OS5:2023/04/25(火) 21:01:06
中山智康 2019年道議選無投票当選 北海道結志会(元民主系 中間会派)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057064.html


伊達市長選挙 新人の堀井敬太氏が初当選
04月23日 22時10分

24年ぶりの選挙戦となった伊達市長選挙は無所属の新人で、元監査法人職員の堀井敬太氏が初めての当選を果たしました。
堀井氏は伊達市出身の42歳。
大学院を修了後、東京の監査法人で自治体の政策づくりなどに携わりました。
今回の伊達市長選挙は、6期24年務めた現職の菊谷秀吉市長の引退を受けて新人どうしの争いとなりました。
選挙戦で、堀井氏は、子育て世帯への支援を充実させると訴え、高校生までの医療費や第3子以降の給食費の無償化、子どもたちが資格を取得するためのサポート体制の強化などを掲げました。
堀井氏は「子どもの笑顔があふれるまちを目指し、若い世代が安心して住み続けられるようまちづくりを進めていく。伊達のよさや豊かさを全国に打ち出してきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230307/7000055782.html
来月の伊達市長選挙 新人2人立候補表明 24年ぶり選挙戦へ
03月07日 19時09分

来月行われる伊達市の市長選挙。7日までに新人2人が立候補を表明し、24年ぶりに選挙戦となる見通しとなりました。

任期満了に伴う伊達市長選挙。7日までに、いずれも新人で、▼道議会議員の中山智康氏と、▼元監査法人職員の堀井敬太氏が立候補する意向を表明し、選挙戦となる見通しです。
伊達市長選挙は過去5回にわたり無投票で当選が決まっていて、選挙戦となるのは平成11年以来、24年ぶりです。
今回の選挙。道内の現職の市長で最も長い6期を務める現職の菊谷秀吉市長は引退する意向を明らかにしています。
伊達市は人口およそ3万2000人。
基幹産業は農業などの1次産業です。
人口減少が進む中、どう財源を確保していくかや、子育て世代への支援策などが課題となっています。
伊達市長選挙は統一地方選挙・後半戦で来月16日告示、23日投開票の日程で行われます。

堀井敬太 10,032票:60.38% 42歳 無所新
中山智康 06,584票:39.62% 48歳 無所新

1569OS5:2023/04/25(火) 21:03:20
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057065.html
三笠市長選挙 現職の西城賢策氏が3回目の当選
04月23日 22時13分

20年ぶりの選挙戦となった三笠市長選挙は無所属の現職、西城賢策氏が3回目の当選を果たしました。
西城氏は三笠市出身の72歳。
1969年(昭和44年)に市役所に入り、総務部長や副市長などを務めたあと、2015年(平成27年)の市長選挙に立候補して初当選し、現在2期目です。
西城氏は「炭鉱や化石などを活用した観光施策に力を入れるほか、大雪対策や公共交通の維持など住民生活の利便性を向上させ、住みやすいまちづくりを進めたい」と話しています。



西城賢策 2,811票:69.87% 72歳 無所現
竹田智鶴 1,212票:30.13% 54歳 無所新 元市議

1570OS5:2023/04/25(火) 21:05:10
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057058.html
赤平市長選挙 現職の畠山渉氏が2回目当選
04月23日 21時37分

現職に新人が挑んだ赤平市長選挙は無所属で現職の畠山渉氏が2回目の当選を果たしました。
畠山氏は赤平市出身の55歳。
1986年(昭和61年)に市役所に入り、企画課長などを務めたあと、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の赤平市長選挙は、現職の畠山氏に、自民党、公明党中空知総支部、新党大地が推薦した元市立病院事務長の井上英智氏が挑む構図となりました。
畠山氏は「小中学校の給食費の無償化など子育て支援を充実させるほか、炭鉱遺産を活用した観光に力を入れ、市内を訪れる人を増やして地域経済を活性化させたい。互いに思いやり、助け合う共生のまちを目指したい」と話しています。



畠山渉  3,746票:66.07%55歳 無所現
井上英智 1,924票:33.93%52歳 無所新 推薦・支持:自民 / 大地

1571OS5:2023/04/25(火) 21:06:06
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818044/
赤平市長選 保革対決で激戦必至 畠山氏、私道除雪の実績強調 井上氏、医療の広域連携必要
会員限定記事
2023年3月17日 22:44(3月17日 23:35更新)
 【赤平】4月16日告示、23日投開票の赤平市長選まで1カ月を切った。再選を目指す現職の畠山渉氏(54)と、新人で前市立病院事務長の井上英智氏(52)が出馬を表明している。畠山氏は前回、連合北海道赤平地区連合会などの要請を受け、自民の推薦を得た当時の現職に勝利。今回は井上氏に自民・公明・大地が推薦状を出しており、前回同様「保守対革新」の構図となっている。かつて炭鉱で栄え、労組の力が強いとされてきた赤平だが、閉山後の現在の組織力は未知数で、激戦は必至の情勢だ。...

1572OS5:2023/04/25(火) 21:08:39
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057062.html
江別市長選挙 元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実
04月23日 22時02分

新人3人の争いとなった江別市長選挙は、無所属の新人で元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実になりました。
江別市長選挙は午後9時すぎに開票が始まりました。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や23日に投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では、元副市長の後藤氏が元市議会議員の2人をリードして優勢です。
また、開票所で行っている取材でも、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから後藤氏の初めての当選が確実になりました。
後藤氏は、美唄市出身の62歳。
1985年(昭和60年)に江別市役所に入り、経済部長や総務部長を経て、去年12月まで副市長を務めました。
今回の江別市長選挙は、4期16年務めた現職の三好昇市長の引退を受けて新人どうし3人の争いとなりました。
選挙戦で、後藤氏は、子どもの医療費に対する助成を拡充するなど、子育て支援を充実させるほか、札幌に隣接するまちの優位性を生かして企業の誘致を進めるなどと訴えました。
そして、経済団体や労働組合などの支援を受け、自民党や立憲民主党の支持層から幅広い支持を集めたほか、無党派層にも支持を広げ、初めての当選が確実になりました。

江別市長選挙で初当選を確実にした後藤好人氏は、「きょうがスタートだと思う。保健センターや病院と連携しながら子育て支援にきちんと取り組んでいく。地元に就職する学生は少ないのでどうやって地元に定着させるかが課題だ。学生のみなさんに地元に定着してもらえるよう多くの市民と話す機会を設けながら、笑顔を絶やさず、みなさんと一緒にまちづくりを進めていきたい」と述べました。


以下出口調査結果略



後藤好人 24,694票:50.25% 62歳 無所新 副市長
堀直人  15,934票:32.43% 42歳 無所新 市議
清水直幸 08,512票:17.32% 61歳 無所新 市議

1573OS5:2023/04/25(火) 21:10:31
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057067.html
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北海道 NEWS WEB
稚内市長選挙 現職の工藤広氏が4回目の当選
04月23日 22時43分

現職に新人が挑んだ稚内市長選挙は無所属の現職で、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した工藤広氏が4回目の当選を果たしました。
工藤氏は稚内市出身の73歳。
市の経済部長や副市長などを経て2011年(平成23年)の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の稚内市長選挙は、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した現職の工藤氏に、新人で元市議会議員の佐々木政美氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、工藤氏は、▼スポーツ複合施設などの公共施設の整備や▼子育て支援策の拡充など、3期12年にわたる市政運営の実績を強調しました。
工藤氏は「人口減少が進む中で水産や酪農、観光といった基幹産業を守る政策を進めていく。風力やバイオマスなど再生可能エネルギーを積極的に導入して、企業誘致につなげていきたい」と話しています。


工藤広  09,245票:60.40% 73歳 無所現 推薦・支持:自民
佐々木政美06,061票:39.60% 60歳 無所新

1574OS5:2023/04/25(火) 21:13:32
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057053.html
夕張市長選挙 現職の厚谷司氏が2回目当選
04月23日 21時12分

現職に新人が挑んだ夕張市長選挙は、無所属で、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷司氏が2回目の当選を果たしました。

厚谷氏は、夕張市出身の57歳。
市の職員を経て、2011年(平成23年)から市議会議員を2期務め、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の夕張市長選挙は、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷氏に、新人で市の元市民課長の佐藤学氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、厚谷氏は、市が「財政再生計画」に基づいて国に返済してきた「再生振替特例債」の償還が4年後に終わるのを見据えて、医療や福祉など縮小されてきた市民サービスの充実に向け、取り組みを進めると訴えました。
そして、推薦を受けた自民党や立憲民主党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集め、2回目の当選を果たしました。

再選を果たした現職の厚谷司氏は「私が進めてきた財政再建に対する批判や考え方の違いから今回は厳しい選挙戦となった。夕張市は353億円あった借金があと4年でゼロになる。次の4年間ではこれまで夕張市が歩んできた歴史を検証しながら次の時代の町作りを進めていきたい。町内では人口減少が加速しているので、メロンを初めとする基幹産業や教育を守り、健康寿命日本一の町を目指していく」と述べました。

以下出口調査省略

https://www.asahi.com/articles/ASR4J51DHR4GIIPE01F.html
財政破綻の夕張市長選、「身内」対決へ 借金完済時のリーダーは
統一地方選挙2023

長谷川潤2023年4月16日 15時30分
 かつて財政破綻(はたん)した北海道夕張市の市長選は16日に告示され、いずれも市職員の経験を持つ現職と新顔の一騎打ちとなった。財政再建を進めながら、人口減少や少子高齢化、公共施設の老朽化など、山積する課題にいかに取り組むかが問われる。

 現職の厚谷司氏(57)=立憲推薦=と元市職員の佐藤学氏(51)が、いずれも無所属で立候補した。

 元市職員の厚谷氏は市議を2期務めた後、前回選挙で初当選した。佐藤氏は、鈴木直道・前市長(現知事)時代から、市職員として財政再建に携わった。

 2007年に財政破綻した同市は、全国唯一の財政再生団体。財政再生計画に基づき、現在も毎年約26億円の借金を返済している。

 300億円以上あった借金「再生振替特例債」の残高は100億円を切った。返済終了は4年後の27年3月の予定で、今回の任期と重なる。新市長には、借金返済後を見据えた市政運営が期待されている。(長谷川潤)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/832649
夕張市長選、「鈴木票」の行方鍵 現職・厚谷氏、一定の距離感 新人・佐藤氏、継承アピール<2023選挙最前線>

【夕張】16日告示、23日投開票の夕張市長選で、2019年まで市長を2期務めた鈴木直道知事(42)の支持者の動きが焦点となっている。現職で再選を目指す厚谷司氏(57)は前回19年に鈴木市政を基本的に継承する姿勢を示した一方、新人で元市課長の佐藤学氏(50)は鈴木氏の元部下だった間柄。鈴木氏の動向次第で票が大きく動く可能性もあるだけに、両陣営は神経をとがらせている。...


厚谷司  2,347票:55.67% 57歳 無所現 推薦・支持:立憲
佐藤学  1,869票:44.33% 51歳 無所新

1575OS5:2023/04/25(火) 21:18:01
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230425/7000057129.html
室蘭市長選挙で4回目当選の青山剛氏に当選証書付与
04月25日 18時55分

室蘭市長選挙で4回目の当選を果たした青山剛氏に25日、当選証書が手渡され、「職員や市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていきたい」と述べました。

23日に投票が行われた室蘭市長選挙は、現職の青山氏が新人2人を抑えて4回目の当選を果たしました。
青山氏は25日午前、当選後初めて市役所に登庁し、正面玄関の前で花束を受け取ったあと、出迎えた職員に笑顔で声をかけながら庁舎内に入っていきました。
このあと、室蘭市選挙管理委員会の近江毅委員長から青山氏に当選証書が手渡されました。
今回の選挙では、市の職員でつくる労働組合が新人の元市議会議員を支持していて、青山氏は午後に行った記者会見で、「職員の皆さんや市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていこうと改めて感じた。どうやって市民の期待に応えていくかをしっかりと強く示すことで、職員の信頼を得ていきたい」と述べました。
また、NHKの出口調査で、スキー場など3つの公共施設を廃止する市の方針に対し「反対」が70%に上ったことについて問われると、「方針に変更はない」としたうえで、「ハード面で費用はかけられないが、ソフト面での支援で一定の理解を得られるよう、市民がどのようなことを望んでいるのか話を聞いていきたい」と述べました。

青山剛  15,622票:45.07% 45歳 無所現
小田中稔 12,733票:36.74% 59歳 無所新
川畑悟  06,303票:18.19% 52歳 無所新 09年衆院選落選 19年市長選落選ほか

1576OS5:2023/04/25(火) 21:20:52
大泉潤  98,174票:80.70% 57歳 無所新 推薦・支持:立憲
工藤寿樹 23,483票:19.30% 73歳 無所現 推薦・支持:自民

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057069.html
函館市長選挙 市の元部長の大泉潤氏が現職破り初当選
04月23日 23時42分

現職に新人が挑んだ函館市長選挙は、無所属で立憲民主党が支持した新人の大泉潤氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦した現職の工藤寿樹氏を破り、初めての当選を果たしました。
大泉氏は、江別市出身の57歳。
1995年(平成7年)に函館市役所に入り、秘書課長や観光部長、保健福祉部長などを務めました。
今回の函館市長選挙は、立憲民主党が支持した市の元部長の新人、大泉氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦し、4期目を目指した現職の工藤氏に挑む構図となりました。
選挙戦で、大泉氏は、3期12年にわたるいまの市政からの転換を掲げ、「函館が選ばれるまちになるよう都市としてのステータスを引き上げる」と訴えました。
さらに、子育て支援や教育環境の充実に力を入れるとともに、函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査や、ふるさと納税の寄付額を年間100億円にまで増やす取り組みを進めるなどと訴えました。
そして、支持を受けた立憲民主党の支持層を固めたほか、工藤氏を推薦した自民党や公明党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集めて、初めての当選を果たしました。

1577OS5:2023/04/25(火) 21:21:40
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98397.html
2023年4月23日特集記事
“大泉ブランド”の影響力は 異例の注目 函館市長選挙
「停滞か、前進か」
北海道の観光名所、港町の函館で行われた今回の市長選挙。
4期目を目指す現職の工藤寿樹(73)に挑んだ、新人の大泉潤(57)の訴えだ。
自民党と公明党函館総支部から推薦を得た工藤と、立憲民主党から支持を得た大泉との対決。
大泉はタレント大泉洋の実兄という話題性もあり、地方選挙としては異例の注目を集めたが、それ以上に熱戦となったカギは、函館を覆う「閉塞感」打破への期待だった。
(函館局 毛利春香)

“大泉ブランド”には頼らない?
函館市長選挙は投票率の低迷が続き、前回は50%を下回った。
しかし北海道内の自治体でも最悪のペースで進む人口減少への対策やコロナ後の地元経済の回復など、函館には地方都市ならではの課題が山積している。


3期12年の実績を強調する工藤に挑むのは、かつて工藤の秘書を務め、市の観光部長や保健福祉部長を担ってきた大泉だ。ともに市政を支えてきた市役所の元上司と部下の戦いに加え、大泉の名前が広く知られていることもあり、選挙への関心は以前よりも高まった。

有権者に聞くと「大泉洋さんが函館に来てくれたら盛り上がる」と“大泉ブランド”がまちの活性化に与える影響を明確に期待する声もあった。

だが大泉本人は、弟の大泉洋について「自分の政治活動と弟のことは別なものだ」として、応援を頼むつもりはないと口にしていた。
そして、実際に選挙期間を通じて函館に来ることもなかった。

徐々に広がる支援の輪
2022年7月、市長選に備え函館市役所を退職した大泉は、地元のイベントや町内会の集まり、団体や企業などを自分の足でくまなく回って市民の声を聞いてきた。このスタイルは選挙戦が始まっても変わらず、徐々に支援の輪が広がっていった。
2023年3月、市内のホテルで開催した総決起集会には老若男女1000人近くが参加。伝説的ロックバンド、クイーンの「We Will Rock You」のテーマ曲にあわせて大泉が入場すると、盛大な拍手が沸き起こった。
大泉は「函館の都市のステータスを上げる」と何度も訴え、「停滞か前進か」と呼びかけた。終了後には大泉との握手を求める人たちの列が絶えなかった。

1578OS5:2023/04/25(火) 21:21:55
そして満を持して迎えた告示日。大泉は雨に打たれながら、第一声でこう訴えた。
「皆さん函館は変わらない。閉塞する時代は終わらない、そう思っていらっしゃいませんか。大丈夫です。リーダーがかわればまちは変わります。地域の誇りを取り戻し、市民の皆さまの命と暮らしを守るために、持てる力の全てをささげて参ります」

新人を追う現職
「相手候補が一歩先に行っています」
出陣式で危機感をあらわにしたのは、工藤陣営だった。

工藤本人も地元企業でのあいさつで、こう口にした。
「(大泉)本人はどうってことないんですけど、タレントの姿がちらついていて厳しい選挙だと受け止めている」

演説する工藤氏
「自分にとってこれが最後の戦いになる」と公言して臨んだ選挙。そして「大泉には任せられない」とも語っていた工藤。新人、そしてかつての部下にはどうしても負けられない戦いだ。

“新しい風”への期待
選挙戦で大泉が訴えたのは、JR函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査やふるさと納税の寄付額年間100億円、所得制限のない第2子以降の保育料の無償化や新小学1年生への1人あたり10万円支給など、大胆とも言える政策が並ぶ。

SNS用の写真撮影をする大泉氏

大泉陣営は若者をはじめ幅広い世代に支持を広げようと、SNSを最大限に活用。遊説中もSNS専門のボランティアが同行し選挙運動の様子を細かく発信してきた。
陣営の活動にボランティアで集まる人の中には、SNSで連絡を取り合い、初めて会う人どうしもいたという。

選挙事務所には大泉に向けた応援メッセージがボードにはられ、支援者から寄せられた色とりどりの折り鶴が部屋いっぱいに飾られている。
街頭の遊説でも熱心に聞く人たちの姿が目立った。

聴衆と話す大泉氏
タレントの兄が候補だったとはいえ、なぜここまで選挙戦が熱を帯びたのか。
実際の有権者の考えは。
「現職が何もしなかったわけではないが良くなったとも感じない」

そして圧倒的に多かったのが、函館を覆う閉塞感を打破する“新しい風”への期待感だった。
「コロナで観光地の函館は大打撃を受けたのに支援が足りていない」
「まちが廃れたと感じる。なんとかしてほしい」

1579OS5:2023/04/25(火) 21:22:05
「期待感」と「重み」を感じた
大泉はみずからを「市民党」と位置づけ、幅広い層から支持を集めようと動いていた。陣営側も政党の色をつけたくないと、支持を得た立憲民主党の国会議員にも応援弁士の依頼をしなかったという。

総決起集会で多くの聴衆に囲まれる大泉氏
選挙戦終盤、多くの支援者が集まった総決起集会の後、「新人ながら知名度がある」と言われてきた中で、改めて大泉洋の存在について聞いた。

「大泉洋という弟がいて、その兄である私が立候補したわけですから、弟の知名度のおかげでこれだけの方が来ていただいたのは本当に間違いないです。おかしな言い方かも知れませんが、いい弟を持ったなと思っています」

選挙の手ごたえについては「本当に初めてなので、実際分からないなと思うところですが、熱気というか期待感、それはものすごく感じて、むしろずっしり重いものを感じました」と話した。

新しいリーダーの誕生

戦いを制し、函館の新しいリーダーに選ばれたのは大泉だった。

「函館をあきらめない多くの皆さんに党派を超えて支援していただいた結果、いまの勝利があると思う。市民や地域が分断されることはあってはならず、国籍や年齢、性別、政党を超えて誰もが幸せを感じられる社会を実現する誰一人置き去りにしない寄り添う行政に全力を尽くしていく」と決意を述べた。
(文中敬称略)

1580OS5:2023/04/25(火) 21:25:53
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057054.html
天塩町長選挙 町の元教育長の吉田忠氏が現職破り初当選
04月23日 21時16分

日本海側の天塩町長選挙は無所属の新人で、町の元教育長の吉田忠氏が現職の佐々木裕之氏を破り、初めての当選を果たしました。
吉田氏は天塩町出身の57歳。
1984年(昭和59年)に町役場に入り、総務課長や教育長などを務めました。
吉田氏は「医師が1人しかいない町立病院に複数の医師を配置したうえで、看護師を安定的に確保して医療の充実を図りたい。ふるさと納税の返礼品を充実させて自主財源を確保し、産業振興や若手の人材育成に充てたい」と話しています。




吉田忠  1,375票 57歳 無所新
佐々木裕之0,704票 71歳 無所現

1581OS5:2023/04/25(火) 21:27:35
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057056.html
斜里町長選挙 元町議会議員の山内浩彰氏が現職破り初当選
04月23日 21時28分

オホーツク海側の斜里町長選挙は、無所属の新人で元町議会議員の山内浩彰氏が現職の馬場隆氏を破り、初めての当選を果たしました。

山内氏は斜里町出身の63歳。地元の農協職員を40年近く務めたあと、2019年(平成31年)から町議会議員を務めました。
山内氏は「ふるさと納税を拡充して町の財源を確保するとともに、官民で連携して医療や介護などの人材を確保する取り組みも進めていきたい」と話しています。

【“現状打破したい思いが結果に”】
斜里町長選挙で初当選した山内氏は報道陣の取材に対し、「現状の町の閉塞感(へいそくかん)を打破したいという思いが今回の結果につながったと思う。観光業の回復に向けては、事故の原因をしっかりと究明した上で、町内の需要から掘り起こし、インバウンドの誘客に向けて事業者とともに考えたい。現職が立て直してくれた財政状況を踏まえ、ふるさと納税の拡充による自主財源の確保を行い、さまざまな取り組みにつなげていきたい」と述べました。


https://www.asahi.com/articles/ASR4L5JHVR4KIIPE00Q.html
観光船事故の斜里、町長選は現新一騎打ち 投開票日は事故1年当日
統一地方選挙2023

古源盛一 長谷川潤2023年4月18日 17時30分

 北海道斜里町長選は18日、告示され、現職と新顔の一騎打ちとなった。昨年4月、町内のウトロ漁港から出航した小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が知床半島沖で沈没し、観光業などに大きな影響が出た。世界自然遺産を抱え、自然との共存を目指してきた地元には、人口減や地域活性化に加え、安全対策など新たな課題が突きつけられた。

町長選には、現職の馬場隆氏(72)と元町議の山内浩彰氏(63)が立候補を届け出た。

 馬場氏は午前中、ウトロ地区に入った。「事故から、安全に気をつけること、安心して楽しめる知床を作らなければダメだと教えられた」と述べ、「マイナスをゼロに、そしてプラスにする思い切った努力が今こそ必要だ」と訴えた。

 3期12年を振り返り、「これまでは財源不足などを理由に、なければダメなものを優先し、あったらいい、に踏み切れなかった」と反省。今後は過疎指定されたことで得られる有利な財源などを生かし、「みなさんと相談しながらやっていく」と述べた。

 一方の山内氏は、役場などがある町中心部で第一声。「斜里町を再び元気にしたいとの思いで立候補した」と述べ、ふるさと納税を拡充しながら自主財源を確保し、町民からの要望がある温浴施設の実現などを進めて、地域を活性化したいと訴えた。

 第一声では、これまでの町政課題の解決策に時間を割き、課題への対策室をつくり「いまできることはすぐにやる。時間のかかることは、町民にきちんと説明する」とメリハリのある町政の実現を掲げた。

 投開票が行われる23日は、事故から1年にあたり、町内では追悼式も予定されている。(古源盛一、長谷川潤)


山内浩彰 3,013票 63歳 無所新
馬場隆  2,858票 72歳 無所現

1582OS5:2023/04/25(火) 21:29:17
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057051.html
陸別町長選挙 元町議会議員の本田学氏が現職破り初当選
04月23日 21時00分

十勝の陸別町長選挙は無所属の新人で、元町議会議員の本田学氏が現職の野尻秀隆氏を破り、初めての当選を果たしました。
本田氏は陸別町出身の52歳。
テント製造会社を経営するかたわら、2011年(平成23年)から町議会議員を3期務め、4年前から議長を務めました。
本田氏は「再生可能エネルギーの推進や新規就農の支援などに取り組んでいきたい。町民1人ひとりに寄り添い、平等で優しい、笑顔の町を目指したい」と話しています。


本田学  829票 52歳 無所新 
野尻秀隆 723票 69歳 無所現


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