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地方選挙・地方政治
2102
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/20(日) 21:13:55
【滋賀】
3候補、最後のお願い 大津市長選きょう投開票
2008年1月20日
任期満了に伴う大津市長選は20日、投票、即日開票される。選挙戦最終日の19日、3候補は市内全域を回り、枯れた声で、「お願いします」を繰り返した。再選を目指す現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が「必ず約束を果たす」と実績を強調すれば、新人で共産党役員井上敏一氏(55)=共産推薦=は「命と暮らしを守る」と声を振り絞った。新人で人材育成会社社長黄瀬紀美子氏(55)=対話の会推薦、民主、社民支持=は「大津を何とかしたい」と首長交代を訴えた。湖都のかじ取り役を誰に託すのか。それは、あなたの1票が決める。
◆目片候補、合併協定書順守を力説
午前8時から、旧志賀町のJR北小松駅前で演説を開始。「ここからスタートしたのは、市政発展を願ってのこと。再選されれば、必ず合併協定書の通り事業を進める」と力説した。
その後は、十分に回り切れていなかった地域をはじめ、中心部、南部の住宅街を奔走。夜は地元、北大路など3カ所で個人演説会を開いた。
前夜には、島の関の市民会館で演説会を開催。1000人以上を前に、「必ず公約を実行していく。大変厳しい情勢だが、ぜひ投票をお願いしたい」と声を張り上げ、支援者と握手を重ねた。
◆井上候補、国保料引き下げ前面に
JR和邇駅から出発し、市北西部から中心部へと移動。途中、商店街や住宅地など約30カ所で、「市政を変えなければならない」とマイクを握った。
坂本のスーパー前では「庶民の暮らしを守ってくれ、という皆さんの支援に応える。今の市政の無駄遣いをやめないと、福祉の実現はない」と主張。公約に掲げる国民健康保険料の1万円引き下げを前面に打ち出した。
午後8時前には、昭和町の事務所近くで、最後のあいさつ。支援者や近隣住民に協力を感謝し、一人一人に望みを託した。
◆黄瀬候補、リーダー交代強く訴え
北小松から街宣活動をスタート。選挙カーから手を振りながら、市北部の住宅街や市中心部の京阪電鉄浜大津駅周辺へ。
応援に駆け付けた民主党の国会議員が「女性市長を誕生させ、新しい市政を」と呼び掛けた。
午後5時半からは、同市打出浜の繁華街で、大詰めの街頭集会。「リーダーが変われば、街、組織が変わる。市民でつくりあげる政治を実現させる」と支持者1000人に手を振った。
「押せ、押せ、黄瀬、黄瀬」の声が上がる中、地元、堅田での最後の街宣活動に向かった。
◆期日前投票、前回の2・1倍
大津市長選の期日前投票が19日、締め切られ、告示翌日の14日から6日間で、7142人が投票した。
市選挙管理委員会によると、2004年の前回と比べ、2・1倍。ただ、昨年4月の市議選より少なく、「投票率は前回並みになるのではないか」とみている。
市長選の投票率は1972年の72・38%をピークに落ち込み、88年以降は30−40%台と低迷。現職が退き、6人が乱立した前回も42・50%にとどまっている。
20日は、一部地域を除いて午前7時から午後8時まで投票を受け付け、午後9時20分から開票作業が始まる。
彦根地方気象台によると、当日の大津の最高気温は5度。午前中は曇りで、午後から雪か雨が降るという。
(大津市長選取材班)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080120/CK2008012002080820.html
2103
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/21(月) 00:08:21
橋下氏がやや先行、熊谷氏が激しく追い上げ 大阪知事選
2008年01月20日
27日に投開票される大阪府知事選について、朝日新聞社は19、20両日、府内の有権者を対象に電話調査を実施し、取材で得た情報をあわせて中盤の情勢を探った。弁護士でタレントの橋下徹氏がやや先行し、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏が激しく追い上げている。弁護士の梅田章二氏は浸透しきれていない。ただ、投票態度を明らかにした人は6割弱にとどまり、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。
投票態度を明らかにした人を分析すると、自民府連の推薦と公明府本部の支持を受ける橋下氏は自民支持層の7割以上と公明支持層をほぼ固めた。無党派層からも半数を超える支持を得る。20代と30代の支持が6割台と高く、女性の支持が厚いのが特徴だ。
民主、社民、国民新の各党が推薦する熊谷氏は民主支持層の6割をまとめたが、無党派層への浸透は3割程度にとどまる。高年層の支持が高めで、60代以上では橋下氏と拮抗(きっこう)している。
共産が推薦、新社会が支持する梅田氏は、共産支持層をほぼ固めたものの、無党派層などへの支持が広がっていない。
元中学校教諭の高橋正明氏と保護司の杉浦清一氏は苦しい戦い。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801200033.html
2104
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/21(月) 02:42:48
大阪知事選:橋下氏がリード 中盤情勢・毎日新聞調査
大阪府知事選(27日投開票)で、毎日新聞は19、20の両日、電話による世論調査を実施し、取材結果を総合して中盤情勢を分析した。タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=がリードし、元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦=と弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=が追う展開だ。しかし、態度を決めていない有権者が4割おり、終盤に情勢が変化する可能性がある。
1979年以来続いてきた共産対非共産の構図が崩れ、33年ぶりに国政の主要政党3極の戦いとなった。
調査結果では、橋下氏は自民支持層の7割、公明支持層の7割を固めた。無党派層も4割の支持を得ているほか、民主支持層の2割にも食い込んでいる。
熊谷氏は、民主支持層の6割を固めたが、社民支持層と無党派層への浸透は2割にとどまっている。梅田氏は共産支持層の8割を固め、社民支持層の2割からも支持を得ている。保護司、杉浦清一氏(59)、元中学校教諭、高橋正明氏(65)は伸び悩んでいる。
調査には1044人が回答した。投票に「必ずいく」と答えた人は全体の67.1%。投票率が、過去最低だった前回(04年)の40.49%を上回るかどうかも注目される。【坂口佳代】
【調査の方法】 19、20の両日、コンピューターが無作為に選んだ電話番号を使うRDS(ランダム・デジット・サンプリング)法で大阪府内の有権者に電話調査し、1044人から回答を得た。
毎日新聞 2008年1月21日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080121k0000m010130000c.html
2105
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/21(月) 22:59:58
橋下氏優勢、追う熊谷氏・大阪府知事選、日経世論調査
27日投開票の大阪府知事選について日本経済新聞社は電話による世論調査を実施し、独自の取材を加えて終盤情勢を探った。有力3候補のうち弁護士でタレントの橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=がリードし、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新党、社民推薦=が追う展開で、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=は伸び悩んでいる。
ただ態度を決めていない有権者が3割近くに上る。熊谷氏が民主支持票をどれだけとりまとめ、無党派層を取り込むことができるかが、終盤戦のカギとなりそうだ。(07:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080121AT5C2000G20012008.html
2106
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/21(月) 23:08:20
大津市長に目片氏が再選
黄瀬氏と井上氏を破る
再選を果たし喜ぶ目片信氏(20日午後10時45分、大津市におの浜3丁目)
任期満了に伴う大津市長選は20日投票、即日開票され、無所属で現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が5万票余りを獲得し、無所属新人の会社社長、黄瀬紀美子氏(55)=民主、社民支持=を約3600票差で下して再選を果たした。同じく無所属新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=は及ばなかった。
1期4年の目片市政の継続か、新たなリーダーによる変革かが問われた。
しかし、各候補者の主張はかみ合わず、大きな争点を設定できなかったことから有権者の関心は低く、投票率は42・31%と、前回から0・19ポイント下げた。
目片氏は、市議会の与党会派を中心に、推薦を受けた約420の地縁団体や企業などによる組織型の選挙運動を展開した。1期目の実績を強調し、乳幼児の医療費助成の拡充や市域の均衡ある発展をアピール。自民、公明両党の国会議員や県議も連日応援に入るなど全面支援し、支持層を引き締めて他候補の猛追を振り切った。
黄瀬氏は大規模公共事業の見直しや建築物の高さ規制などを訴えた。出馬表明が告示1カ月前と出遅れたが、嘉田由紀子滋賀県知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」と連合滋賀の推薦を受けた。清新なイメージと嘉田知事との「近さ」をアピールし、民主党国会議員らとともに「元気のない大津を変えよう」と訴えたが、無党派層を取り込みきれなかった。
井上氏は、共産党や商工団体、労働組合などが推薦し、「市庁舎の新築移転の中止」を前面に押し出し、国保料引き下げや巡回バスの運行などによる交通網の再整備を掲げたが、国政の2大政党が支援する他の2候補の対決構図に割ってはいることができなかった。
・目片 信氏(めかた・まこと)比叡山高卒。滋賀県議、衆院議員などを経て、2004年1月から大津市長。66歳。大津市北大路1丁目。
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008012100007&genre=A2&area=S10
2107
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 01:02:02
選挙:大津市長選 イメージ先行、政策論争かすむ−−担当記者座談会 /滋賀
現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が、新人の黄瀬紀美子氏(55)=対話の会推薦、民主、社民支持▽新人の井上敏一氏(55)=共産推薦=を破った大津市長選を各陣営担当記者が分析した。
A 現職が随分、苦戦したね?
B 行政未経験の黄瀬氏が伸びた。女性で、「しがらみのない候補」との売り込みに成功した。昨年の統一地方選で躍進した「対話の会」の幅広い層に訴える戦術が成熟してきたのでは。
C 現市政への批判票を取り込み、嘉田由紀子知事の人気も取り入れ、勢いに乗った。でも、政策づくりが後手に回り、黄瀬氏本人のビジョンやメッセージの説得力が足りなかった。毎日新聞の出口調査でも「政策・政治姿勢」を投票基準とする層への浸透は目片氏に及ばなかった。
D ただ、目片氏が市庁舎移転や建物の高さ規制で柔軟路線に転じ、争点をつぶしたのは戦術としては、うまかった。目片氏は「旧態依然の選挙では勝てない。イメージ選挙は強い」と言っていたよ。でも、なぜ5万票も取れたのかな?
B 昨夏の参院選直後、「政党の看板では市長選は勝てない」と言っていたのに、黄瀬氏に民主がついた途端、自民、公明に推薦を依頼した。結局、政党の大組織に救われたのでは。
A 政党に頼ったのは他の2人も同じ。井上氏は20年来の党人で共産党主体で選挙を戦った。黄瀬氏も衆院選をにらむ民主や連合の票固めを無視できない。むしろ、確たるビジョンを示さない黄瀬氏への批判票が現職に流れたとみるべき。
C 争点が無いと言われる中、井上氏は「国保料引き下げ」「中学校給食」など比較的特徴ある公約を打ち出したけれど、得票は前回(04年)の共産推薦候補を2000票近く下回ったね。
D 井上氏への有権者の反応は良かったけれど、目片氏の柔軟姿勢や黄瀬氏のイメージ先行選挙の前に、政策論争がかすんでしまったのが残念だね。
毎日新聞 2008年1月22日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080122ddlk25010386000c.html
2108
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 10:58:02
2市長選が告示
八王子は現新一騎打ち 府中は三つどもえに
八王子市長選と府中市長選がいずれも20日に告示され、1週間の選挙戦に突入した。現職と新人の一騎打ちとなった八王子市長選は環境問題やJR八王子駅周辺の活性化策が争点となる。一方、現職と新人2人の三つどもえの戦いとなった府中市長選は、財政基盤が安定している中、ごみ収集の有料化の是非などを中心に舌戦が展開される。両市長選とも投票は27日。府中市長選は即日開票され、八王子市長選は翌28日に開票される。
◆八王子◆
八王子市長選に立候補を届け出たのは、新人で自然保護団体事務局長の橋本良仁氏(62)(無所属=共産、社民、ネット推薦)と、3選を目指す現職の黒須隆一氏(66)(無所属=自民、公明推薦)。
橋本氏は正午ごろ、JR八王子駅北口で第一声。環境保護団体のメンバーら数十人が笛や太鼓などを手に路上パフォーマンスを繰り広げて目を引いた。薬害エイズ被害者の川田龍平参院議員らが応援に駆けつけ、上原公子・前国立市長は「橋本さんは市民活動を一生懸命やってきた。トップが市民派だと、街も元気になる」と訴えた。
黒須氏は午前11時ごろ、同市八日町の選挙事務所近くで第一声を上げた。萩生田光一衆院議員は「油断することなく、立派な成績で3期目のスタートができるように」と応援演説。町村信孝官房長官は、市の人口が増え続けていることを指摘し、「街に魅力がなければ人は増えない。立派な市政を8年間展開してきた」とエールを送った。
投票は27日に行われ、開票は翌28日午前8時45分から市民体育館で行われる。19日現在の有権者は44万4249人。
◆府中◆
府中市長選に立候補を届け出たのは、3選を目指す現職の野口忠直氏(72)(無所属=自民、民主、公明、社民推薦)と新人の共産党地区委員長志摩和寿氏(55)(無所属=共産推薦)、同じく新人の元出版社社員桑島耕太郎氏(47)(無所属)。
野口氏の出陣式は午前10時から大国魂神社境内で始まり、自民党の伊藤公介、土屋正忠衆院議員、民主党の菅直人代表代行、公明党の山口那津男参院議員らのほか、近隣自治体の市長も応援に駆けつけた。式は市議24人の紹介も含めて1時間にも及び、支持者約700人からは「結構疲れた」との声も出ていた。
届け出後に市内全域を選挙カーで回った後、午後2時半から京王線府中駅近くの商業施設前で第一声を上げた志摩氏。共産党副委員長の緒方靖夫前参院議員らが応援に駆け付けて熱弁を振るった。同施設前では雪だるまを展示するイベントが開かれていたため、支持者だけでなく多くの市民が演説に注目していた。
桑島氏は午前9時過ぎから、地元のマンモス団地「車返団地」で第一声を上げた。「ダストボックス存続」と記されたのぼりを自ら立てるなど、「手づくり選挙」の様子。応援に駆けつけた友人の豊島区議は、「選挙戦の1週間を走り抜ける。“走れコウタロー”」と応援演説し、笑いを誘っていた。
投票は27日に行われ、同日午後9時から市立総合体育館で開票される。19日現在の有権者は19万4023人。
(2008年1月21日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080120-OYT8T00635.htm
2109
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 10:59:33
葉山町長に森氏
4回目の挑戦実る 守屋氏批判の受け皿に
関連政治団体の不適切な寄付問題の責任を取るなどして守屋大光前町長が辞職した葉山町の出直し町長選は20日、投開票され、無所属新人で元町議の森英二氏(68)が他の無所属新人3人を接戦の末に破り、初当選した。過去3回町長選に出馬し、いずれも守屋前町長に敗れており、不祥事で職を投げ出す形となった前町長の批判票を幅広く集め、4回目の挑戦が実った。
町長選には、森氏のほか、僧侶の古川大雪氏(67)、前町議の横山純子氏(65)(民主・社民推薦)、元県議の矢部房男氏(55)(自民推薦)の4人が立候補。町政の信頼回復や財政再建、真名瀬(しんなせ)漁港の遊歩道計画など公共事業の是非を争点に、激しい争いを繰り広げた。
初当選を決め、万歳をする森氏(中央)=20日、葉山町内の事務所で 森氏は、今回、環境保護を訴える市民グループなどの支援を受けた。町政刷新を前面に打ち出し、町長の4選禁止の条例化、副町長の廃止、下水道事業のコスト削減など数々の公約を掲げ、支持を集めた。
町議時代に前町政を支えた横山氏や、県議時代に前町長と選挙などで協力関係があった矢部氏は、いずれも政党の支援を受けて組織票を固めたものの、町政転換を強く望んだ町民の支持を広げられなかった。古川氏は知名度不足が響いた。
堀内地区にある森氏の事務所では、午後10時20分ごろ、「当確」の連絡が入ると、支持者から一斉に「やった!」の声が上がった。一緒に開票状況を見守っていた森氏は、握手攻めにあった後、万歳三唱した。森氏は、「町民パワーの象徴だ。自然保護を基本に遊歩道計画は中止する」と述べ、コストがかさむ町の下水道事業についても「見直す」と、顔を紅潮させながら明言した。
無所属新人4人が立候補した町議補選(欠員1)も投開票され、土佐洋子氏(41)が初当選した。
当日有権者は2万7144人。投票率は、町長選が57・96%で、過去最低だった前回(52・16%)を5・8ポイント上回った。町議補選は57・91%だった。
(2008年1月21日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080121-OYT8T00048.htm
2110
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 11:02:09
松本市長選 菅谷氏出馬を正式表明
「引き続き街づくり」と抱負
3月9日告示、16日投開票の松本市長選に向け、1期目の菅谷昭氏(64)が21日、市内で記者会見を開いて正式に出馬を表明した。菅谷氏は「信頼される、心の通う行政を念頭に、引き続き市民が主役の街づくりに取り組みたい」と抱負を語った。具体的な政策、公約は後日発表するという。
再選出馬を決めた理由について、菅谷氏は「街づくりの考えに賛同した市民が、いい街をつくろうと頑張っている」ことなどから、「(市制施行)100周年の市長として、次の100年に向けた第1歩を踏み出すのも運命だと思った」と述べた。今後の課題として、健康づくり、危機管理、子育て支援の頭文字をとった「3Kプラン」の充実、経済活性化、景観保全などを挙げた。菅谷氏は信大医学部卒の外科医で、元同学部助教授。県衛生部長を経て、2004年3月の市長選で初当選した。
同市長選を巡っては、元市収入役の市川博美氏(49)が出馬の意向を固めたほか、菅谷氏に批判的な市民グループが、地元県議を軸に候補擁立を模索している。
(2008年1月22日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080122-OYT8T00050.htm
2111
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 11:03:50
黄瀬さん涙「時間あれば」
落選が決まり、涙を浮かべながら支持者に頭を下げる黄瀬さん(20日午後10時54分、大津市下阪本で) 「本当に残念。もう少し時間があれば……。私の力不足です。この結果では政治は変わらない。すごく悔しい」。落選が決まった黄瀬さんは、目にうっすらと涙を浮かべながら、同市下阪本の事務所で集まった支持者らに深々と頭を下げた。
連合滋賀などから出馬要請を受けてからも、自らが経営する会社の問題などもあり、なかなか踏み出せなかった。昨年12月11日に、家族の後押しもあって立候補を表明してからは、トレードマークの黄色い服装に身を包み、駅前や商店街など人の集まる場所に立って知名度アップを図った。
民主、社民両党や嘉田知事を支持する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」などから支援を受けた。知事のキャッチフレーズ「もったいない」を唱え、知事と握手した写真をビラなどに掲載して親密度をアピールしたが、最後まで出遅れを挽回(ばんかい)することができなかった。
(2008年1月21日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080121-OYT8T00026.htm
2112
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 11:07:56
自民県連、選対本部を発足…蒲島氏支援「党を挙げて」
3月の知事選で、自民党県連は21日、知事選対策本部を発足させ、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)(山鹿市出身)の支援を本格的にスタートさせた。
熊本市の県連で開かれた設立会議には、県議や熊本市議、蒲島氏ら約60人が出席。前川收幹事長が、選対組織について説明し、了承を得た。
選対本部長には、山本秀久県連会長、事務総長は前川幹事長が就任。衆院1〜5区ごとに同党衆院議員が責任者を務め、地元県議を中心に蒲島氏の浸透を図ることを決めた。
会議後に記者会見した前川幹事長は「県連は蒲島氏を応援する勝手連の一つだが、出馬要請した経緯があり、『公認』以上の候補と位置づけて挙党一致で臨む」と力説した。蒲島氏は「私の政策に、県民、団体、政党が結集していただければうれしい」と語った。
知事選は3月6日告示、23日投票。これまでに蒲島氏を含む新人5人が無所属での立候補を表明している。
(2008年1月22日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080121-OYT8T00927.htm
2113
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 15:16:29
大津市長に目片氏が再選
黄瀬氏、わずか3千6百票差で涙
=いまも続く湖国の地殻変動=
▲激戦を制し、顔面笑みを浮かべる目片信氏(20日 大津市におの浜=高山周治撮影)
◆大津・大津市◆
二十日に投開票された大津市長選は、無所属現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が約五万票を獲得し、無所属新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)=民主、社民支持、対話の会推薦=、無所属新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=を破って再選を果たした。事実上、目片氏と黄瀬氏との一騎討ちになったが、黄瀬氏が終盤激しく追い上げたものの出遅れをばん回できず、目片氏が約三千六百票差で逃げ切った。 【石川政実】
目片氏は、先の知事選、県議選、参院選で自民党が惨敗した危機感から陣営が締まり、約四百の推薦団体や企業、自治会などを中心に組織型選挙に徹して、市議もフル稼動した。目片氏が前回獲得した約二万九千票に、前回出馬した竹内照夫市議の得票約七千票、公明の約一万四千票をきっちりと上乗せして底力を見せた。自民党にとっては、ようやく県都大津で勝利し、歯止めをかけることに成功した。
黄瀬氏は出馬表明が昨年十二月十一日と大きく出遅れ、民主、連合滋賀、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」の態勢が整ったのは、正月明けになり、事実上、二週間を切る「呉越同舟」の選挙だっただけに、運動量が極端に低かった。戦略面でも、政策論争を避けて、「流れを変えよう」「いかす」などをキャッチフレーズにイメージ選挙に終始し、財政問題などをベースにしたきちんとした争点をつくり出すことができず無党派層の支持を得られなかった。
井上氏は、「市庁舎の新築移転の中止」を全面に打ち出したが、八日の市政記者クラブ主催の合同記者会見で目片氏が市庁舎の新築移転にこだわらない姿勢を示したことで、争点化に失敗した。この時点で、敗北が決まってしまった。また共産党や同党支持の商工団体、労働組合などをきめ細かく回ったが、黄瀬氏同様に出遅れは否めなかった。ただ、高齢者のための巡回バスや中学校給食拡大など、政策面で評価できるものも多かった。
自民党は、自信を回復して二月の草津市長選に向かい、嘉田知事と再び対決姿勢を強めるものと予想されるが、わずか二週間で黄瀬氏が現職と互角に渡り合ったことは、一昨年の知事選以降、湖国政界の地殻変動はいまも続いており、自民県議らがかっての強権体質に先祖帰りすれば、次期衆院選ではすべての議席を失うことになろう。
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n080121.html
#
2114
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/26(土) 13:58:07
大阪府知事選、助っ人続々…27日投開票
大阪府知事選(27日投開票)は26日、選挙戦最終日を迎えた。弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)(共産推薦)、弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)、元大阪大教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)(民主、社民、国民推薦)の有力3候補の元には、仕事仲間や政党幹部らが応援に入った。
「強い者に、府民の目線でモノを言う弁護士です」。梅田氏は吹田市内の府営住宅前でアピールした。助っ人は、不当解雇などの訴訟を闘った約60人の弁護士仲間。「公害患者や労働者に寄り添う弱者の味方」との激励を受け、「仲間の思いに応えたい」。
「大阪を宣伝できるのは誰ですか。橋下さんしかいない」。大阪市のJR大阪駅前。東国原英夫・宮崎県知事の声に、聴衆から歓声がわき起こった。知事就任以来、特定候補の応援は初めて。知事と「メル友」という橋下氏は「僕と一緒に大阪を変えよう」。
熊谷氏は、大東市のJR住道駅前で「終了の笛が鳴るまで走り続ける」と宣言。民主党の前原誠司副代表や、年金記録漏れ問題で名をあげた「ミスター年金」の長妻昭・衆院議員が応援に入り、「生活の安定を約束している熊谷さんを知事に」などと呼びかけた。
(2008年1月26日13時52分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080126-OYT1T00386.htm?from=main2
2115
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/26(土) 14:07:01
松本市長選 萩原県議に出馬要請 市民グループ
態度保留、月内に結論
3月9日告示、16日投開票の松本市長選に向け、現市政に批判的な立場をとる住民グループの代表者が25日、地元県議の萩原清氏(57)に出馬を要請した。萩原氏は「松本を良くしたい気持ちはある」と述べる一方、「県議選から1年たっておらず、市政への転身が市民に受け入れられるか分からない」と態度を保留した。後援会と相談した上、月内に結論を出すという。
要請したのは、昨年12月に発足した「松本の活力を取り戻す市民の会」。5人が萩原氏の後援会事務所を訪れ、宮坂雄平代表(74)が「県議として5期の実績があり、松本で生まれ育ち、松本の状況を知っている」と出馬要請の理由を説明した。
萩原氏は要請を受けた後、報道陣に対して「市長は、もっと前面に出て、自分が何をしたいのか、明確にする必要があるのではないか」と指摘し、出馬への意欲をのぞかせたが、「人生をかけた決断となり、支援者の意見も割れている」と述べるにとどまった。
同市長選には、1期目の菅谷昭氏(64)、元市収入役の市川博美氏(49)の2人が出馬を表明している。
(2008年1月26日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080125-OYT8T00618.htm
2116
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/26(土) 14:10:05
舌戦ラストスパート
あす投票 知事選候補者
投開票が27日に迫った知事選には、弁護士・梅田章二氏(57)(共産推薦)、自民党府連推薦、公明党府本部支持の弁護士でタレント・橋下徹氏(38)、元大阪大教授・熊谷貞俊氏(63)(民主、社民、国民推薦)、保護司・杉浦清一氏(59)、町会自治会長・高橋正明氏(65)の無所属新人5人が立候補。有力3候補は25日も、街頭演説や個人演説会などで、有権者に支持を呼びかけた。3候補とも、26日は大票田の大阪市内などで「最後のお願い」に臨む。
■梅田候補
早朝からJR高槻駅前で約30分間、出勤前のサラリーマンらに〈握手作戦〉。枚方、東大阪、八尾市などの商店街や商業施設前を中心に計13か所でマイクを握り、かれ気味の声で「国や企業を相手に市民の権利を守ってきた弁護士です」と力を込めた。夜は大阪市都島区の演説会で、約100人に「最終盤はいいムードでも、勝たなければ意味がない。『今度こそ梅田や』という声を広げて」とアピール。その後、20〜30歳代の支持者らと守口市の駅前で帰宅する会社員らを待ち受け、「お帰りなさい」と握手でねぎらった。
■橋下候補
午前中、高槻市を遊説した後、夜は東大阪市内で個人演説会。街頭では政党色を出さないが、会場では「自民、公明党の議員、支援者の活動に本当に感謝している。今までの知名度だけでは一票も得られない」とあいさつ。「一度、僕を使って大阪のために貢献させていただきたい」と支持を訴えると、会場から「ハッシモト」コールがわき起こった。テレビで共演した弁護士の丸山和也・参院議員も応援にかけつけ「(橋下氏のような)無鉄砲な奴(やつ)じゃないと沈没寸前の大阪は救えない」と“丸山節”でエールを送った。
■熊谷候補
「支持が十分浸透していない」(陣営)と懸念する和泉市や松原市など府南部を重点的に回った。駅前やショッピングセンターなど9か所で街頭演説。松原市の近鉄・河内天美駅では、女子高生から「頑張れ、ガリレオ」とニックネームで声援が飛ぶ中、「サッカーでいえば、ロスタイムの時間帯。必ず逆転します」と声をからした。親交のある俳優の西郷輝彦さんも応援に駆けつけ「西郷が最後の応援に来ました。皆さん、本物の候補を選んでください」とアピール。近くの商店街を一緒に練り歩いて主婦らに支持を訴えた。
(2008年1月26日 読売新聞)大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080126-OYT8T00065.htm
2117
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/27(日) 07:38:06
北里氏か鎌倉氏支援へ 知事選で民主県連
民主党県連は二十六日、熊本市神水の県連事務所で役員会を開き、三月六日告示の知事選に出馬表明している五人のうち、弁護士の北里敏明氏(59)か、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)のいずれかを支援することを決めた。二月上旬にも一人に絞り込む。
知事選では、自民党が東京大教授の蒲島郁夫氏(60)の支援を決めており、自民党と民主党の対決の公算が強まった。
民主の役員会では、(1)自民と相乗りしない(2)川辺川ダム建設に反対、との方針に沿い、支援候補の絞り込みを進めた。その結果、北里氏を「選挙準備が他候補より先行している」、鎌倉氏を「元県職員で県政に詳しく即戦力となる」などと、それぞれ評価した。
役員会後に会見した県連代表代行の松野信夫参院議員と鎌田聡県議は「両氏の選挙態勢や政策などを精査した上で、候補を決定したい。推薦など支援の形態も詰めていく」と述べた。自主投票とすることには否定的な見解を示した。
一方、選考対象から外した三人のうち、蒲島氏については「事実上の自民党候補であり、相乗りしない方針に反する」と説明。球磨郡相良村長の矢上雅義氏(47)については「刑事被告人で支援は難しい」、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)も「自民色が強く、民主党と結び付かない」とした。
役員会に先立ち、県連には、川辺川ダム建設に反対する市民団体などが訪れ、ダム中止を唱える鎌倉氏への支援などを求めた。(野方信助)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080126200014&cid=main
熊本
2118
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/27(日) 14:31:44
橋下氏、“最終兵器”東知事投入…大阪府知事選27日投開票
1月27日8時1分配信 スポーツ報知
大阪府知事選(27日投開票)選挙戦最終日の26日、タレントで弁護士の橋下徹氏(38)は、初めて街頭演説に著名人を投入。“最終兵器”東国原英夫宮崎県知事(50)は大阪駅前で「宮崎が元気になるには、この大阪が元気になってもらわんと困る」と、集まった約3000人に向けて橋下氏支持を訴えた。元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)には、民主党の鳩山由紀夫幹事長(59)、前原誠司副代表(45)、長妻昭衆院議員(47)らが集結。橋下氏有利といわれるなか、巻き返しに必死だった。
選挙戦の間、一貫してタレント色を出さずに街頭に立ってきた橋下氏。だが、最終日にとうとう強力な援軍が寄り添った。午前11時45分、大阪・梅田のヨドバシカメラ前。はるばる宮崎から、東国原知事が見参だ。
マイクを握った知事は紙袋から次々と品を取り出した。宮崎産のキンカン、キュウリ、しいたけ…。「大阪のピーマン、キュウリの3、4割は宮崎産なんです。宮崎、九州が元気になるために、この大阪が元気になってもらわんと困るわけですよ!」
若き府知事候補との知られざる過去にも触れた。「私は6、7年前、でっち上げ記事を書かれたある週刊誌と戦おうとしました。その時、複数の弁護士に『メリットがない』と断られる中、橋下氏だけは『分かりました。ウソは言いませんね。それなら戦いましょう』と言ってくれた」と明かした。
「私は彼の本質はここにあると思ってます。本質を見て下さい!」と声高にPR。「大阪を元気にできるのは誰ですか? 橋下さんしかいない」先輩タレント知事のエールに、聴衆から拍手が降り注いだ。
最大限の応援を受けた橋下氏は「東国原知事は宮崎を愛されている。僕も大阪を愛してます」とアピール。また17日間の激闘については「全力を尽くせたと思う」と振り返り「とにかく早く寝たい。今、食べたいもの? 妻のつくるものならなんでも」と、ひとまず解放感に浸っていた。
最後の最後に強烈な一手を繰り出し、橋下氏は運命の審判を待つ。
◆難波で絶叫!梅田氏手応え 梅田章二氏は、大阪・浪速区のなんばパークス前などで最後の訴え。「元気の出る大阪、ぬくもりのある大阪、新しい大阪をみなさんと一緒に作ろうじゃありませんか」と熱く叫んだ。2回目の出馬となった今選挙戦は屋内外で550回の演説、約5万人との握手に取り組んだ梅田氏。「手応えはものすごくいい。後は結果を待つ」とスッキリした表情で話し、4年越しの朗報を待つ。
◆大阪府知事選立候補者梅田章二(57)無新橋下 徹(38)無新熊谷貞俊(63)無新杉浦清一(59)無新高橋正明(65)無新(届け出順)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080127-00000080-sph-soci
2119
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/27(日) 14:32:05
東知事の応援で「橋下知事」へ王手!!
橋下候補(左)の応援に駆けつけ熱弁をふるう東国原・宮崎県知事(大阪駅ヨドバシカメラ前)
大阪府知事選は27日、投開票が行われる。選挙戦最終日となった26日、タレントで弁護士の橋下徹氏(38)=自民党大阪府連推薦=は友人の東国原英夫宮崎県知事(50)の応援を得て、陣営は「(初当選への)ダメ押しになった」と勝利宣言。一方、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主など3党推薦=は民主党幹部とともに最後のお願い。橋下陣営とは対照的な“党営選挙”で17日間の選挙戦を締めくくった。 【特集 東国原宮崎県知事】
無党派層に訴える戦略のために避けてきた著名人や政治家とのツーショット街頭演説を橋下氏が最終日に解禁した。
JR大阪駅前のヨドバシカメラ前で行った演説で、東国原知事とガッチリ握手。沿道に詰めかけた3000人(主催者発表)を超える聴衆からは大歓声が上がった。
昨年1月の知事就任以来、東国原知事にとって初の選挙応援。これまで多数の応援要請を断っており、知事にとってもこの日が「応援解禁」となった。
まず、持参した紙袋をゴソゴソと探り、宮崎県の特産品「完熟金柑(かん)たまたま」と、キュウリを取り出して聴衆にアピール。つかみはOKで「実は宮崎、九州の産品の最大の市場が大阪。宮崎や九州が元気になるためには、この大阪が元気になってもらわなきゃ困るんです。大阪を元気にできるのは、私か橋下候補しかいない」と県政に絡めて訴えた。25日付の知事のブログには、この街頭演説について「宮崎県産品のPRでもさせてもらおうかなと思っている」と記しており、“公約”を実行した形だ。
東国原知事によると、橋下氏との付き合いは6〜7年前から。「週刊誌のでっち上げ記事に“戦いましょう”と言ってくれた」弁護士が橋下氏だったという。今ではメル友で、今月10日の告示直後に橋下氏から応援のラブコールを受け、最終日に実現した。
橋下氏は「知事は愛されている宮崎のために全人生懸けている。僕も大阪を愛している。このままでは大阪が死んでしまう。みなさんで歴史を変えましょう」と絶叫し、大きな拍手を浴びた。
2人で計30分の演説では、昨年の流行語大賞を受賞するなど大人気の知事効果で、歓声が途切れることがなかった。各メディアや自民党の調査では橋下氏の優勢と出ており、ある自民党関係者は「これでダメ押しになった」とうなずいた。
[ 2008年01月27日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/01/27/02.html
2120
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/27(日) 14:32:49
ラストデーに最強助っ人現る!東国原知事が橋下氏を強烈後押し
橋下徹氏の応援演説でちゃっかり?宮崎県の特産品をPRする東国原英夫知事=26日午前、大阪・梅田(撮影・頼光和光)
ラストデーに最強助っ人! 27日に投開票される大阪府知事選で、宮崎県・東国原英夫知事(50)が26日、弁護士でタレント、橋下徹氏(38)の応援に駆けつけた。著名人の応援を極力控えてきた橋下氏だが、最後の最後で“伝家の宝刀”を抜いた形だ。選挙で特定の候補者を応援するのは初となる知事は、府庁への対応などについてアドバイス。早くも“当選後”を意識した発言で盛り上げた。
◇
17日間の選挙戦の締めくくり。最後の最後で橋下氏と著名人とのツーショットが実現した。それも日本一の人気知事だ。
壇上に登った東国原知事は、「私も行政経験がないとご批判を受けました。しかし、民間の生活者の視点でおかしいんじゃないかと言えるトップが必要とされているんです」と1年前の自らの経験から熱く訴え、橋下氏と固い握手を交わした。
会場となった梅田・ヨドバシカメラ前は、全国一人気のある知事と橋下氏の姿を見ようと身動きができないほど。知事は、詰めかけた府民に、「大阪は宮崎県産品の最大の市場。宮崎が元気になるためにも、大阪に元気になってもらわないと」と“大阪をどげんかせんといかん”とばかりに語りかけた。
橋下氏とは6、7年のつきあいでメル友でもあるという東国原知事。メールで相談を受けた際には「マニフェストをしっかり書くこと。(有名人を)応援に呼ぶな、国民レベルでやってくれ」と選挙戦の戦術アドバイスしていたことを明かした。選挙期間中の16日に大阪市内の百貨店で県物産展イベントに出席したときも、応援に駆けつけることはなかった。
橋下氏も知事の助言を参考にしたのか、これまでタレント色を極力抑えた選挙戦を展開。前日(25日)には読売テレビ系「行列ができる法律相談所」で共演した弁護士の丸山和也参院議員(62)が個人演説会に参加したが、壇上には並ばなかった。
しかし、東国原知事には告示直後からラブコールを送っており、選挙最終日にして初のツーショット解禁だ。
トップセールスの重要性を主張する東国原知事は壇上で県産品の「完熟きんかん」などの県産品をちゃっかりPRするなど、トップセールスを実行。また、「役所の方はまじめ。ポテンシャルを引き出せるのは、トップにかかっている」などトップに立つものの姿勢を熱弁。橋下氏に一足早い“知事職指南”も施していた。
★橋下氏充実感
橋下氏は選挙活動を終えて会見。東国原知事の応援に「本当に殺人的なスケジュールの中を来ていただいて」と感謝。知事からは「頑張れ、全力を尽くせ」とエールを送られたという。
また、選挙戦を振り返り、「会合に途中から出席してあいさつするときに、どういう状況か分からずに入っていって、空気を読めなかったことが多かった」と反省しつつ、「初めてのことで基準が分からないけど、自分にできることは全部やった」と充実感をにじませた。
★熊谷、梅田氏もラストスパート
民主党推薦の熊谷氏は午前7時半、大東市のJR住道駅前からスタート。「最後の日の朝日がのぼった。終了の笛が鳴るまで走り続けます。最後の決断をよろしくお願いします」。得意のサッカーの試合にたとえ、道行く人にこう声をかけた。午後からは民主党の前原誠司副代表らも応援に入り、鳩山由紀夫幹事長らとも合流。
また、共産党推薦の梅田氏は吹田市のJR吹田駅前から“ラストスパート”を開始。「10万人との握手が目標」という梅田氏は駆けつけた一人ひとりとがっちり握手し、「いよいよ明日が投票日。今度こそ、梅田章二と一緒に元気とぬくもりのある大阪をつくろう」と声をからした。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200801/sha2008012703.html
2121
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 00:15:47
大阪府知事に橋下氏 衆院選に向け自公追い風 '08/1/27
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任期満了に伴う大阪府知事選は二十七日投票、即日開票の結果、無所属新人の弁護士でタレント橋下徹はしもと・とおる氏(38)が、いずれも無所属新人の弁護士の梅田章二うめだ・しょうじ氏(57)=共産推薦=と元大阪大大学院教授熊谷貞俊くまがい・さだとし氏(63)=民主、社民、国民新推薦=ら四人を破り、初当選を果たした。
全国知事会によると三十代で知事に初当選するのは、一九五一年に三十八歳で佐賀県知事となった故鍋島直紹なべしま・なおつぐ氏以来四人目。現職では四十歳の尾崎正直おざき・まさなお・高知県知事を抜いて最年少となる。
大阪府知事選は太田房江おおた・ふさえ知事が「政治とカネ」をめぐって批判を浴び三選出馬を断念。太田知事を支えていた与野党相乗りの枠組みが崩れた。
橋下氏は自民党府連が推薦し公明党府本部が支持。三十三年ぶりに国政の与野党が実質的に激突した知事選となった。自民、公明両党は昨年十一月の大阪市長選敗北からの巻き返しに成功、次期衆院選に向け追い風となりそうだ。
共同通信社が同日実施した出口調査によると、橋下氏は自民、公明両党支持層をほぼ固め、無党派層にも浸透。民主党支持層も一部取り込み、熊谷氏を破った。
子育て支援策の充実などを柱とした橋下氏は「大阪を変える」とアピール。圧倒的な知名度を生かし幅広い支持を得た。
熊谷氏は産業振興による府民所得五十万円増額が公約。小沢一郎代表ら民主党幹部が続々と応援に入り、連合大阪を中心に組織戦を展開したが知名度不足をはね返せなかった。
前回選挙に続き二回目の挑戦となった梅田氏は大型公共工事の見直しや福祉施策の向上を訴えたが届かなかった。
無所属新人の保護司杉浦清一すぎうら・せいいち氏(59)と元中学教諭高橋正明たかはし・まさあき氏(65)は支持が集まらなかった。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270259.html
2122
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 00:16:15
やっぱり強いタレント候補 テレビ通じ茶の間に浸透 '08/1/27
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二十七日投開票の大阪府知事選で、人気タレントでもある弁護士の橋下徹はしもと・とおる氏が初当選を決めた。テレビ番組を通じ、茶の間に浸透するタレント候補。大阪ではやっぱり強かった。
バラエティー番組中心に多数のレギュラーを抱えていた橋下氏は、如才ない話術で聴衆を沸かせ、街頭活動でも人気抜群。女性を中心に「橋下弁護士や、橋下弁護士や」と携帯電話で写真を撮る聴衆であふれた。
自民、公明両党は府連、府本部レベルの支援にとどめ「市民派」を強調。立候補表明から投開票日まで約一カ月の短期決戦だったため「テレビのイメージを壊すことなく選挙戦を乗り切る」(周辺)のも狙いのひとつだった。
コメディアン出身の故横山よこやまノック前知事がスキャンダルで辞職した後、「最近はタレント票の時代ではない」(野党関係者)との指摘もある。
だが二〇〇七年十一月の大阪市長選は、報道番組のキャスターとして親しまれた元毎日放送アナウンサーの平松邦夫ひらまつ・くにお氏が、自民、公明推薦の現職を約五万票差で破り初当選している。
共同通信が二十七日実施した出口調査では、橋下氏に投票した有権者のうち「人柄」を基準にしたという人が41・1%と最も多く、テレビで見慣れた橋下氏に対する「親近感」が投票に強く影響したようだ。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270260.html
2123
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 00:16:55
民主、攻勢の思惑外れる ねじれ国会、自公ひと息 '08/1/27
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大阪府知事選は二十七日、自民、公明両党が支援する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が民主党推薦候補らを破った。ねじれ国会の主導権を握り、衆院解散―総選挙に追い込む戦略の足掛かりとしたかった民主党の小沢一郎代表は出はなをくじかれた。一方、与党は「高い知名度を生かす選挙戦術が当たっただけ」(公明党幹部)と高揚感こそないものの、ひと息ついた格好だ。
▽総力戦
昨年十一月の大阪市長選で自公推薦の現職を破った民主党は、府知事選でも与野党相乗り路線を捨て、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)を擁立。政権交代を掲げる次期総選挙に向けた“一里塚”と、与党に真っ向勝負を仕掛けた。
小沢氏は告示翌日の十一日、選挙応援日程を優先させ、新テロ対策特別措置法の衆院本会議採決を退席し棄権。十九日も大阪入りし衆院選公認予定候補の事務所を訪れ「電話したか」「ビラはまいたか」などと陣頭指揮に当たった。全国会議員に大阪入りを求め、府内の十九小選挙区ごとに選対組織を編成、国政選挙並みの体制を敷いた。
だが「小学生でも知っている橋下氏」(民主党関係者)に対し、熊谷氏の知名度は上がらない。政策上の大きな争点がなかったことも響いた。いらだった党府連代表の平野博文幹事長代理は二十日、大阪市内の選挙事務所で衆院選公認予定候補らに「目の色が変わっていない。自分の選挙と思え」と声を荒らげた。
▽政党隠し
自民、公明両党は民主党と同じ土俵に乗るのを避けた。「政党色は出さずに橋下氏の個性を打ち出した方が無党派に浸透できる」がその理由。大阪市長選のダメージから「党本部推薦にして負ければまたいろいろ言われる」(自民党幹部)との“本音”もあった。
作戦は当たった。橋下氏が街頭に立てば、瞬く間に携帯電話を手にした大勢の人に囲まれた。その裏で両党の支持団体や組織がフル回転した。
ただ、府知事選に勝利しても、国会、政権運営の厳しさに変わりはない。公明党の斉藤鉄夫政調会長は「国会論戦で有利に働くことはない」と自戒。自民党の閣僚経験者も「勝因は候補者の知名度の違いだけ。与党は表に出なかったから『民主党との対決に勝った』とは言えない」と指摘した。
▽神話陰りも
民主党は通常国会の最大の焦点である揮発油税の暫定税率廃止を訴える若手議員の「ガソリン値下げ隊」を大阪に送り込み、国政との連携を図ったが上滑り。「地方の声」を武器に、攻勢を強めるはずだった戦略は早くも見直しを迫られる。
小沢氏に対する風当たりが強まりそうな気配もある。「国民生活にとって大事な法案ではない」と本会議の退席について陳謝せず、選挙期間中に世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」への出席が二転三転した問題でも「最初から私は『行くかどうか分からない』と言っていた」と強弁。小沢氏と距離を置く中堅議員は「国民の常識と外れている」とあきれ顔だ。
小沢氏が二〇〇六年の代表就任直後、地方選での「相乗り禁止令」を出してから政令市長選こそ福岡、札幌などで勝ったが、知事選では苦戦が続く。四月に予定される衆院山口2区補選でも負けるような事態になれば、昨年の参院選で与野党逆転に導いた小沢氏の「選挙神話」にも疑問符が付きかねない。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270258.html
2124
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 00:17:48
橋下氏、無党派層の半数獲得 若者票も集める
2008年01月27日23時58分
朝日新聞社が27日の大阪府知事選で、投票者を対象に行った出口調査によると、初当選した橋下徹氏=自民府連推薦、公明府本部支持=は、無党派層で50%の支持を得たほか、女性から6割近い支持を集めたことが分かった。
調査は府内90カ所で実施し、4513人から有効回答を得た。政党支持率は、自民が29%、民主が25%と続き、公明が9%、共産が8%だった。
自民が大敗した昨年7月の参院選大阪選挙区で、出口調査の各党支持率は自民が28%、民主22%、公明10%、共産9%で、無党派層は22%。今回の選挙で政党支持にほとんど変化がなかった。
今回、投票者全体の25%を占める無党派層では、橋下氏は半数の支持を集め、29%と伸び悩んだ熊谷氏を大きく引き離した。共産党などが推す梅田章二氏は19%だった。
支持政党ごとの投票先を見ると、自民支持層は81%が橋下氏に投票したのに対し、民主支持層は熊谷氏に70%しか投票しておらず、橋下氏に22%が投票、梅田氏にも8%が流れていた。支援を受けた社民支持層でも48%と半数を割った。橋下氏は、支援を受けた公明の支持層でも96%を固め、梅田氏も共産支持層の81%をまとめた。
投票の際に重視したのは「候補者個人の魅力」が39%と最も多く、「主張する政策」で選んだ36%を上回り、今回は政党や政策より個人が前面に出る選挙となった。
「魅力」で選んだ層では橋下氏への投票が72%と突出。21%にとどまった熊谷氏に大差をつけた。「政策」で選んだ層では、橋下氏が37%、熊谷氏が36%と競り合い、梅田氏も26%だった。
男女別でみると、橋下氏は女性の好感度が高く、57%が橋下氏に投票したと回答、熊谷氏に倍以上の差をつけた。年代別でも、橋下氏はすべての年代でトップで、30代で6割を超え、60代を除く年齢層で5割以上を占めた。熊谷氏が橋下氏を上回ったのは、60代の男性だけだった。
一方、「8年間の太田府政を評価するか」との質問では、「ある程度評価する」が38%と最も多かったが、「大いに評価する」はわずか3%。逆に「あまり評価しない」(37%)と「全く評価しない」(20%)を合わせると「評価しない」層は過半数を超えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0127/OSK200801270047.html
2125
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 00:19:20
大阪府知事選:橋下氏勝利…民主に打撃、与党も勝利感薄く
橋下氏勝利に終わった大阪府知事選は、党営選挙を展開した民主党に打撃を与えた。次期衆院選の選挙戦略の練り直しも迫られそうだ。与党には安堵(あんど)が広がったものの、衆参両院で与野党勢力が逆転した「ねじれ国会」の追い風材料にならない現実もあり、勝利感は薄かった。
「勢いがそがれた。都市部をどうするか、真剣に考えなければいけなくなった」
民主党幹部は選挙戦を振り返り、まずは反省を口にした。民主党は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、昨年11月の大阪市長選に続く連勝で勢いづく戦略を描いていた。
民主党は05年前回衆院選で都市部は大敗。小沢一郎代表は「次期衆院選は大都市と地方の両方で頑張らなければいけない」と指摘しており、都市部対策の試金石でもあった。
告示後、小沢氏は2回大阪入り。11日には新テロ対策特別措置法の採決を棄権してまで、新党日本の田中康夫代表と大阪市の商店街を練り歩き、無党派層へのアピールを狙った。菅直人代表代行も2回、鳩山由紀夫幹事長も5回足を運んだ。全国会議員にも最低1回は応援に行くよう指示した。
ただ、鳩山氏は27日夜、記者団に「(小沢氏の棄権が)全く影響がなかったかと言えば、(敗北の)理由の一つに挙げられるかもしれない」と語っており、ちぐはぐさも隠せなかった。
熊谷氏の擁立が候補者選定にも疑問を投げかけることになりそうだ。衆院300小選挙区のうち64が空白区。また、小沢氏は「勝てる候補を立てる」とすでに決まった公認の差し替えも示唆しており、今回の結果が候補の最終決定に影響を与える可能性がある。
一方、与党は予防線を張る意味からも「国政に結びつくものではない」(伊吹文明自民党幹事長)と位置づけてきた。結果に対して「政党色を出さない選挙だったが、気分的には悪くない」(自民党幹部)との声が漏れたが、橋下氏という特異なキャラクターも加味すれば、今回の結果は劣勢を強いられる暫定税率存廃問題、株価下落などに直接つながるわけではない。
毎日新聞 2008年1月27日 23時58分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080128k0000m010103000c.html
2126
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 01:30:13
橋下流貫き圧勝…大阪府知事選
初当選を決め、笑顔でバンザイする橋下徹さん(中央)(27日午後8時58分、大阪市中央区の事務所で)=野本裕人撮影 変革への期待を一身に集め、「全国最年少知事」が誕生した。27日投開票された大阪府知事選は、弁護士でタレントの橋下徹さん(38)が、元大阪大教授の熊谷貞俊さん(63)(民主、社民、国民推薦)、弁護士の梅田章二さん(57)(共産推薦)らをねじ伏せて初陣を飾った。自民、公明両党府組織に支えられながらも、抜群の知名度を生かして一人、マイクを握る「自分流」を貫き、無党派層もつかんでの圧勝。その若さと行動力で新風を送り込み、「大阪再生」を果たせるか。重い課題を託されて、府政のかじ取りに挑む。
◆ラグビー部OB祝福「局面を開く力」
すべてを「橋下色」で染め抜いた戦いだった。
連日の街頭演説はいつも一人。大きな身ぶり手ぶりで歌うように訴えた。「僕の爆発力とエネルギーにかけて下さい」――。
選挙戦中盤。自民、公明の府議らに「もっと演説に政策を入れたらどうや」と詰め寄られたが、笑顔で切り返した。「感情に訴える時は政策は言いません」
公約作りも「自分流」だった。スタッフが「選挙受けがいい」と中小企業対策を優先しようと提案した時も、「僕は『子供を笑顔にする』という思いで出馬したんです」と、子育て支援策を前面に打ち出した。
一方で、タレントの色彩を極力抑えた。島田紳助さんらタレント仲間が街頭に立つことはなく、ボランティアに交じってのビラ折りなど「脇役」に徹した。
◇
「ハシゲ(橋下)らしいなあ」。府立北野高時代の親友、松林慈人さん(38)は、自分のスタイルを貫いて勝利を収めた橋下さんに、練習を共にしたラグビー部当時の姿を重ね合わせた。
「1年生は上から下まで全部真っ白」というルールに反し、中学から愛用の白地に赤い襟のラガーシャツを着ていたのが橋下さんだった。「まだ着ることができるのに、もったいない」。先輩らに持論をぶつけ、ただ一人、そのシャツを着続けた。「みんな最後はあきらめていた」と松林さんは振り返る。
学生時代から頑固で、型破りだった橋下さん。「大阪府知事候補」として最初に目をつけたのが作家の堺屋太一さんだった。
昨年11月20日、帝国ホテル大阪(大阪市)の会員制ラウンジ。「大阪の知事には情報発信力のある人が適任」と候補者を探していた堺屋さんは、知り合いを介して橋下さんと対面した。
「東京の二番煎(せん)じばっかりで、大阪が衰退するのは我慢できないですね」
ジーパン、茶髪にサングラス姿。物おじする風もなく、議論を戦わす姿に、こう確信したという。「この熱さと頑固さがあれば、大阪を変えられる」
会談後、堺屋さんは立候補への地ならしに動いた。
◇
初当選の喜びにわく事務所。壇上で肩を抱き合う北野高ラグビー部OBの中に松林さんの姿もあった。
20年前の花園ラグビー場。46年ぶりに全国大会に出場した北野高の1回戦。4―4で迎えた前半21分、自陣深く攻め込まれた時、こぼれ球からパスを受けた左ウイングの橋下さんは、70メートル以上を駆け抜けてトライを奪い、初戦を飾った。
「ハシゲには局面を一気に打開できる力がある。府政でも『伝説のトライ』を見せてほしい」。松林さんがエールを送った。
■「トライ」の連呼 橋下事務所
午後9時前、当選確実の一報を受けて大阪市中央区の事務所に姿をみせた橋下さんは、200人以上の支持者に拍手と歓声で迎えられ、握手攻めに遭いながら壇上へ。選挙戦を支えた府立北野高OBらとともに万歳を繰り返した。
熱気が最高潮に達するなか、橋下さんはマイクを握り、「責任の重さを感じている。とにかく大阪を変えるために頑張ります。一から大阪を立て直したい」と時折、声を詰まらせて府政運営の抱負を語った。
自民、公明両党からの祝辞の後、タレントのやしきたかじんさんに贈られたタイを掲げた橋下さん。報道陣のカメラのフラッシュを浴びながら、同高OBのラグビー部仲間と「トライ、トライ、トライ」と連呼し喜びを爆発させた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 01:30:35
◆「財政再建やり抜く」橋下氏
橋下さんは報道陣のインタビューに対し、府政運営への決意を語った。
――勝利の感想を。
責任の重さを感じるが、大阪を変えるために頑張りたい。本当に変えなきゃいけないという思いで胸がいっぱい。38歳だが、持ち前のエネルギーと爆発力で一から大阪を立て直したい。
――勝因は。
府民に私の思いが伝わった。
――府は財政が苦しいが、子育て支援などの公約を実現できるのか。
かなりハードだとは思うが、やり抜く。府民の声としてやり抜かなければいけない。
――府の行財政改革をどう進めるか。
府は破産状態と同じ。破産会社の社員という自覚を職員に持ってもらいたい。
◆地方分権をリードして
前三重県知事の北川正恭・早稲田大教授の話「橋下さんの勝因は、マニフェストを説明できる表現力と知名度の高さがあいまってのことだと思う。大阪は関西の要であり、東京に対抗できる地方の代表でもある。マニフェストで約束したことを着実に実行するとともに、府内の市町村、近隣の府県とも連携し、そのリーダーとして広域行政を進め、日本の地方分権をリードしてほしい」
◆がむしゃらに取り組んで
大阪在住の推理作家、有栖川有栖さんの話「行政手腕が未知数の候補ばかりで、つらい選択だった。『可能性にかけるしかない』となったときに、大阪のムードを明るくしてくれそうな期待を抱かせたのが橋下さんだったのではないか。ただ、大阪をどうするかの具体的なビジョンは見えなかった。能力、実績のある人を周りに集め、がむしゃらに取り組み、府民を引っ張っていってほしい」
(2008年1月27日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080127p202.htm
2128
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 02:51:34
「私の努力不足です」 熊谷さん
2008.1.27 22:18
「私の努力不足です」
橋下さんの知名度をはね返せなかった理由を聞かれ、そう答えた。27日午後9時過ぎ、大阪市内の選挙事務所で会見した熊谷さんの表情には、最後まで自分の戦いをさせてもらえなかった悔しさがにじみ出ていた。
告示の翌日、11日夕のことだった。民主党の小沢一郎、新党日本の田中康夫の両代表が応援に駆けつけた。大阪・ミナミを練り歩く2人の周りに、カメラ付き携帯電話を向ける多くの主婦や若者らが取り囲んだ。
その様子を、熊谷さんは傘も差さず雨にぬれながら一人眺めていた。
「みなさん国会で忙しいのに応援に来てくれる。こんなありがたいことはない」と強がってみせたが、知名度不足を示す象徴的な出来事だった。
民主党は、府知事選を「衆院選の前哨戦」と位置づけ、党幹部を次々と大阪に投入し、組織戦を展開。民主に風が吹いた昨年の参院選や、大阪市長選の再来を目指した。
が、党幹部の中に熊谷さんがいると存在感が薄れ、逆効果となった。
俳優の西郷輝彦さんが松原市内に駆けつけた25日にも、似たような場面があった。西郷さんにだけ握手をした人に、あからさま不機嫌な表情を見せたこともあった。
演説ベタも最後まで克服できなかった。
「もう少ししゃべってもらえませんか」。告示日の10日、熊谷さんはわずか2分で街頭演説を終わらせたため、カメラを回していたテレビクルーから注文がついた。
極端にマイクを握る時間が少なく、公約の各項目を棒読みすることも多かった。
中盤以降は「候補者らしいひたむきさが前面に出るようになった」(陣営幹部)と言われるようになった。それでも演説時間が5分を超えることはほとんどなかった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080127/lcl0801272218010-n1.htm
2129
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 03:03:53
自民「ホッ」、民主は小沢代表の求心力低下も
大阪府知事選挙の結果を受けての永田町の反応です。自民党は、大阪市長選に続く連敗は避けられた格好で、胸をなで下ろしています。しかし、橋下徹氏の知名度の高さが大きな勝因で、国政に直接影響するかは不透明です。
自民党の古賀選対委員長は「自民党にも少し力強さとか自信というものが戻ってくることは事実だ。一つの明るい材料とは言える」とコメントし、今後の国会運営に自信を示しました。これに対し、民主党の鳩山幹事長は「圧倒的な知名度の差を最後まで埋められなかった」と敗因をコメントしました。小沢代表が国会での採決を棄権してまで応援に入ったほか、連日、幹部を投入したなかでの敗北で、今後、小沢氏の求心力が低下する可能性もあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080127/20080127-00000024-ann-pol.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 03:27:00
メディア縦横、橋下流 芸能プロ活用 大阪知事選
2008年01月28日03時00分
大阪府民が27日、全国初の女性知事の後に選んだ「ナニワの顔」は、全国最年少知事となる橋下徹氏だった。過激な発言を売りにする異色の弁護士が選ばれた背景には、タレントでもある橋下氏のしたたかな選挙戦術があった。選挙戦を通じて、これまでの府政に厳しい意見を浴びせてきた橋下氏。府庁内には早くも警戒感が広がっている。
万歳をする支持者らに囲まれながら、鯛を差し上げる橋下徹さん=27日午後9時13分、大阪市中央区で
「一から大阪を立て直したい」。27日午後9時前、橋下氏は支援者にもみくちゃにされながら、大阪市中央区の事務所に設けられたステージに立った。府立北野高校ラグビー部時代の仲間や自民、公明両党の国会議員らに囲まれて万歳。あいさつの途中、目に涙を浮かべ、言葉に詰まると「がんばれー」と支援者から大きな声が飛んだ。
報道陣の質問に対し、「(公約の実現に向け)かなりハードにやる。やり抜きます」「なれあいではないから、府議会のみなさんとは是々非々で、激論していく」と顔を紅潮させながら言い切った。
ステージを囲むようにテレビ局や新聞社、女性週刊誌のカメラ約60台が並んだ。支援者ら数十人に対して報道陣は約200人にのぼり、事務所内は満員電車並みの混雑。自民党のベテラン衆院議員は「これだけマスコミが集まった選挙は見たことがない」。橋下氏の相談役を務めた自民党衆院議員は「やっと大阪から全国に情報発信できる知事を得た。これからしっかり政策を勉強してほしい」と語った。
橋下氏は、タレントのやしきたかじんさんから届けられた大きな鯛(たい)を手に万歳を繰り返した。
午後9時半すぎには大阪市の平松邦夫市長が事務所を訪れ、橋下氏と握手して当選を祝った。
当選後の約24時間で約40のメディアから取材を受ける。28日午前0時半〜4時すぎまで在阪メディア14社の個別取材に応じ、同6時前からテレビとラジオに生出演。同7時前〜9時にかけて東京の民放キー局も含めたニュースやワイドショーなど9番組に登場――。
こうしたスケジュールを管理し、橋下氏の選挙を中枢で支えたのは芸能プロダクション「タイタン」(東京・杉並)だ。漫才コンビ「爆笑問題」が所属し、橋下氏が業務委託契約を結んでいる。
選挙期間中、橋下氏の日程表は前日夜にスポーツ紙や週刊誌、在京キー局なども含め、最大約40社にファクスで送られていた。「爆笑問題」のマネジャーも務める選挙統括本部長の劉昇一朗(りゅう・しょういちろう)さん(43)は「一般紙は選挙報道でバランスをとるが、スポーツ紙や夕刊紙はそうじゃないと計算した」。
橋下氏が提唱する「小学校校庭の芝生化」にスポットをあてるため、小学校で橋下氏と子どもたちに鬼ごっこさせるなど「絵」になる場面も演出し続けた。
その一方で、タレントからの応援は一切断った。陣営幹部は「好き放題言っていたタレント時代と違う。当時の橋下を思い起こさせるタレントの応援弁士は逆効果と考えた」と打ち明ける。
ただ、橋下氏が選挙戦でしばしば挙げたのは宮崎県の東国原英夫知事の名前だ。「タレントで活躍していた方が政治の世界で成功しているのは大変参考になる」。東国原知事が最終日に橋下氏の応援をしたのは例外扱いだった。
陣営幹部は「勝因は空中戦と地上戦の二正面作戦」と振り返る。街頭では自民、公明の議員がマイクを握らずひたすら政党色を薄め、個人演説会などでは議員が後援会員を動員して、組織票を積み上げていった。
どこでも黒山の人だかりができる「橋下人気」は、衆院の解散・総選挙を控え、自民、公明には大きな魅力だ。「次は自分の選挙で橋下知事が応援してくれる」(自民党衆院議員)との下心ものぞく。
正式に知事に就任するのは2月6日の予定だ。知事のメディア対応を担う大阪府広報報道課は、すでに東京事務所を通じて宮崎県のノウハウについて情報を集めている。メディアの取材は故・横山ノック元知事の初当選の時よりも過熱しているという。同課職員は「府にはすべてのメディアをさばくノウハウはない。タイタンに相談するケースも出てくるかもしれない」と話す。
http://www.asahi.com/national/update/0128/TKY200801270137.html
2131
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/28(月) 03:56:41
立候補表明の4人、各地を奔走
京都市長選告示まであと1週間
2月3日の京都市長選告示まであと1週間。直前の日曜となった27日、立候補を表明している自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作さん(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄さん(53)、市議の村山祥栄さん(29)、会社相談役の岡田登史彦さん(61)の4人は人通りの多いイベント会場や繁華街を駆け回った。12年ぶりに新人の争いとなるだけに、小雪が舞うなか、それぞれ知名度アップに力を注いだ。
午後、下京区の四条河原町交差点で自民党の開いた街頭演説会に門川さんが立った。地元選出の伊吹文明党幹事長が「顔を覚えておいてね」と買い物客に呼び掛けたのを受け「市民の皆さん、門川大作です」と笑顔を振りまいた。各種団体のあいさつ回りが中心だったが、28日以降は早朝の駅前にも立つ。「とにかく名前を覚えてほしい」と力を込めた。
中村さんも知名度を高めようと昨年5月の表明以降、街頭演説や集会を重ねてきた。この日も駅前やスーパーの前など12カ所で演説や集会。午後、中京区のJR二条駅前で支援団体と合流すると、政策選択の模擬投票をした若者たちに「中村です」と声を掛けて、がっちり握手した。伏見区のスーパーの前では今月3度目の演説。「市政の刷新を」と手を振った。
村山さんも午後から四条河原町へ。約1時間、行き交う買い物客を前にマイクを握った。立候補表明から2週間足らずだが、駅前で演説したり、ミニ集会をこなしたりしている。知名度を高めようと「出版した著書も読んでみて」とPR。夕方から開いた決起集会でも、スタッフが「売り切れの書店もあり、読んだ方は友人に貸してあげて」と呼び掛けた。
岡田さんは午前中、東山区で開かれた茶会に参加した。午後からは車に乗り込み、伏見区や西京区などの支援者を回った。争点の景観政策などをめぐり、支持者とひざ詰めで話し込み、夕方には事務所に戻ってスタッフと政策の勉強。「まず有権者に政策をしっかり知ってもらう」と話した。今後は知名度を上げるため、街頭での訴えにも力を注ぐ。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012700117&genre=A2&area=K10
2132
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 03:42:21
誕生・橋下知事:大阪府知事選/上 TV主義、不和の芽
初当選から一夜明けた28日、橋下氏は午前6時から民放テレビに出演。「全力を尽くし、走り抜けた感じです」などと、笑顔で話した。前夜も、当選後から午前2時まで、ずっとテレビに出演した。テレビの効果を十二分に意識しての行動だった。
この日も、深夜までテレビ出演の予定がびっしり。午前10時半に府庁で当選証書付与式に出席したほかは、大阪市内のホテルを拠点に、次々と中継でインタビューをこなした。
◇
1月15日深夜、橋下氏の政見放送を見た自民のベテラン府議から選挙事務所に電話が入った。
「どないなってんねん。すぐに(放送の)原稿を送れ」
陣営幹部は、あわてて就寝中の橋下氏に電話した。だが、原稿は最初からなかった。
政見放送で、自民府連の推薦と公明府本部の支持を受けた橋下氏は、政策に一切触れなかった。「政治は言ったことを実現することが一番重要なんです。私は大阪府議会111名のうち71名の同意を得ております」と繰り返した。両党の府議は知事になんでも従うと言わんばかりの内容で、府議の一部は「ひどい内容だ」と憤った。
しかし、橋下氏は「政見放送を見ている人の層を考えてメッセージを発した」と意に介さなかった。
橋下氏にとって「テレビはゴングが鳴った瞬間のショーの世界」(陣営幹部)。聴衆の雰囲気を見て、臨機応変に振る舞う。手鏡を持ち歩き、常に「どう見られるのか」を意識する。テレビで鍛えられた「反射神経」(同)は選挙戦でフルに発揮された。
街頭演説でも政策は訴えず、「大阪を変えましょう。歴史を変えましょう」と畳みかける。「街頭演説は政策論争をやるような場ではない。聴衆を見て聞きたがっていることを話す」。橋下氏は報道陣にこう話し、自分のスタイルを貫いた。
街頭では動員なしでも、人だかりができた。「選挙は17日間ではなく、9日間だ」。陣営幹部はこう言い切り、報道各社が中盤に行う世論調査までに、どれだけリードできるかに狙いを絞った。
しかし、序盤の一部新聞社の調査では、無党派層の支持が熊谷貞俊氏(63)を下回った。「空中戦だけでは勝てない」と、危機感を募らせたのは自民府連幹部らだ。電話作戦、推薦はがき、動員など裏方で組織固めを図った。
さらに、推薦を見送った自民党本部は、選挙戦が始まると、「関与しない」としていた姿勢を一変。古賀誠選対委員長らが水面下で、関西財界などに支援を要請した。24日、大阪入りした菅義偉選対副委員長は「党推薦以上の支援をしている。勝つことは国会運営にも非常に大きく意義がある」と述べた。
「議会の多数党からの支持」を最重視する橋下氏と、衆院選をにらんで民主に負けられない与党。双方の利害が一致し、相乗効果で圧勝を呼び込んだ。
× ×
タレントで弁護士の橋下氏が、全国最年少知事として府政のトップに立つ。橋下氏圧勝の舞台裏を検証するとともに、府政や衆院選への影響を展望する。
毎日新聞 2008年1月28日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080128ddf001010004000c.html
2133
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 04:28:05
橋下ウオッチ:徹夜明けの強気発言 大阪府職員給料、削減選択も「不満なら辞めて」
大阪府知事選で全国最年少知事として初当選を果たしたタレントで弁護士の橋下徹さん(38)は当選一夜明けた28日、朝早くからテレビ番組に生出演し、慌ただしくスタートを切った。大阪府庁での当選証書付与式に臨んだ後、府レベルで推薦を受けた自民の府議団総会に出席。「議会とは協調するところは協調し、大激論するところは大激論を戦わせたい」と、早くも強気の“橋下節”で、嵐の予感を漂わせていた。知事就任は2月6日。【石川隆宣、大場弘行、犬飼直幸】
この日は、前夜の黄色のネクタイから、別のネクタイに着替え、晴れやかな笑顔もみせた。前夜は午前2時まで、テレビに出続けた。それから新聞各社の取材を受け、一睡もせずに民放各社の待つ市内のホテルへ。今朝も午前6時から、テレビ出演。この日の出演・収録回数は、夜までにテレビ・ラジオを合わせ計27本に及ぶ。
テレビでは、「収入以上に予算を使うというのであれば、その分は職員の給料を削ってもらう。士気が下がるというのなら辞めてもらう」などと、強気で通した。さすがに疲れた様子もあり、「何も食べてないから頭がボーとしてきた」と、好物のチョコレートを2粒口に入れる場面も。だが、橋下さんは「大阪に役立つならテレビに出続けたい。体力には自信があります」。
当選証書付与式出席のため、府庁には午前10時20分ごろ到着。支援を受けた自民党府連の中山太郎会長の出迎えも受けた。約30人の報道陣にもみくちゃにされながら、「一夜明けた実感がありませんね。全然寝てませんから」と語った。「まだ知事になったわけじゃないんで」と苦笑いも浮かべた。
当選証書付与式で、松室猛選管委員長から笑顔で証書を受け取った後、府レベルで推薦・支持を受けた自民、公明両党の府議団総会に出席した。
◇府の幹部ら、政策を批判「現実知らない」
新知事として橋下徹さん(38)を迎える大阪府庁は、28日朝から橋下さんの話題でもちきりだった。府教委幹部は「現場を見て施策を決めるというのは大歓迎。でも、現場を見れば、小学校の芝生化や中学校の給食の実施の難しさがよく分かるのでは。『汗をかこう』と言われても、冷や汗になりそうや」と話した。
別の幹部は「給与を削れというが、大阪府の職員給与は、45位だった全国学力テスト並みに低い。現実を知らないのではないか」と批判的だ。一方、総務部幹部は「言われることを実現できるよう頑張るしかない。行政手腕は職員の方がある。具体的な問題も伝えながら努力したい」と前向きな姿勢を示した。
毎日新聞 2008年1月28日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080128ddf041010013000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 05:00:55
徳島市長選 民主が独自候補へ
2008年01月28日
3月30日告示、4月6日投開票の徳島市長選で、民主県連(仙谷由人代表)は27日、生花販売会社社長の加藤真志氏(60)=徳島市徳島本町3丁目=を擁立する方針を固めた。本人も前向きで、無所属で立候補し、民主が推薦する形をとる。民主が県内の首長選に、独自の候補を擁立するのは初めて。国政で「二大政党制」をかかげる民主が、自民、公明の推薦を求める現職候補と対決する構図になる。
昨年10月から候補者選びを本格化させていた県連はこの日の幹事会で加藤氏の擁立を決定。橋本幸子幹事長と高井美穂県連副代表が、加藤氏を訪ね、立候補の要請をした。
加藤氏は徳島市出身。同市が中心部の新町西地区で音楽・文化ホールを中核に据えて進めている、再開発事業に対し、図書館を中心とした代替案を発表した市民グループの代表を務めている。以前には、第十堰(ぜき)の住民投票運動などにも携わるなど、市民活動に積極的に取り組んできた。
加藤氏は朝日新聞の取材に対し、「市の財政は厳しいのに、税金の使い方には疑問がある。市民の目線で市政のあり方を考えている。会社や家族と相談してなるべく早く決めたい」と話した。
仙谷代表は「今、自治体に求められている経営手腕をもった人で、適任」と擁立の理由を述べた。また、「県連として初めて主体的に擁立するので、全力で選挙戦を戦いたいと思っている」と話した。
前回の04年市長選で民主は、独自候補の擁立を断念し、落選した無所属候補を独自に支援していた。
徳島市長選には、現職の原秀樹氏(52)が再選を目指して立候補を表明した。さらに、共産系の政治団体「市民の手で安心と夢のあるまち『徳島市』をつくる会」(見田治会長)が、徳島大名誉教授(65)に立候補を要請している。
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000801280003
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 16:27:09
【タレント知事再び】(中)「是々非々」発言に警戒感
1月29日15時50分配信 産経新聞
「職員給与の削減も辞さない」「それが嫌なら辞めてもらってもかまわない」…。橋下徹氏(38)は当選直後の28日未明から、新聞各社のインタビューに応じた後、早朝からテレビ番組にも出演し、府の財政再建について踏み込んだ発言を繰り返した。
ただ、人件費削減などで府債(借金)の新規発行を認めない財政状況をつくる手法の実現性には疑問符がつく。
19年度でも府債発行額は約2433億円。起債せず予算編成し、人件費や事業費の見直しで対応するというが、警察官や教職員を含め約9万人いる職員の人件費は約9300億円。10%をカットしても930億円で、半分にも満たない。
橋下氏と同世代の30代の男性職員は「パフォーマンスが先行するタレントというイメージは捨てきれない。演説は聞く者を引きつけるが、口先だけという印象はぬぐいきれない」と打ち明けた。
同じく30代の女性職員は「これまで行政のプロとして仕事をしてきた私たち職員の声にも、耳を傾けながら改革を進めてほしい」と注文した。
ある府庁関係者は「180万票をさらい、ダブルスコアの大差で圧勝した自信のあらわれ」と指摘、新知事の独断専行に警戒感をあらわにした。
一方、橋下氏を支援してきた自公の府議の中にも、この言動に神経をとがらせる者もいる。同じ日の府議会。橋下氏は選挙で支援した自民党府議団や公明府議団の控室を訪れ、あいさつした。
橋下氏は自民党府議団との懇談で「みなさんとは是々非々でやりたい」と述べたが、朝倉秀実幹事長は「それはこちらがいうセリフ」とたしなめた。
当選後のテレビインタビューでも、議会との関係を質問されるたびに、この「是々非々」の発言を繰り返した。告示前、「政策を実現したいから、議会の協力を求めたい」と推薦要請のために、足しげく議会に通っていたときとは様変わりしていた。
もともと橋下氏擁立に難色を示した自民府議の一人は不快感を隠さず、「あれは宣戦布告」と表現してみせた。「彼は小泉純一郎元首相に似ている。議会でも職員でも『抵抗勢力』と『味方』に分ける作戦に出るのではないか」と懸念する。
擁立の先頭に立っていた別の自民府議も「財政再建のために私学助成などを削るとなれば、議会は反対する。だが、それは『抵抗勢力』ではない。府政は民間とは違う。赤字だからといってすぐにカットすることはできない」と批判した。
公明府議団の幹部も「2月議会で議会が対立するテーマを持ってきて侃々(かんかん)諤々(がくがく)の議論をすることで府民を味方につけるつもりではないか」と予想する。
自民党府議団は、会派の会議室を橋下氏のための“仮知事室”にすることを決めている。
これには理由がある。橋下氏の就任は来月6日だが、府知事選のため、2月議会に提案する新年度予算の編成作業がストップしており、早急に府側と意見調整をする必要があるためだ。まだ知事ではないため、府庁内の部屋をおおっぴらに使うことはできず、会派の部屋を提供することにした。
一両日中にも府側との折衝がスタートする。
一方、自民党府連は橋下氏と関経連の下妻博会長とが定期的に懇談する場を設けることを決めた。弁護士の橋下氏は経済に明るくなく、実態を知ってもらうためだが、巨額の補助金を出しての大企業誘致に否定的な見解を示していたため、関係をよくする意味もあるという。
府幹部の一人は「自民党も大変だ。何とか橋下氏を手なずけようとしているのではないかな」と皮肉を交えて語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080129-00000108-san-pol
2136
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 16:34:16
八王子市長 黒須氏3選
得票伸びず、苦笑の勝利
27日に投票された八王子市長選は、28日午前に開票が行われ、現職の黒須隆一氏(66)(無所属=自民、公明推薦)が、新人の自然保護団体事務局長橋本良仁氏(62)(無所属=共産、社民、ネット推薦)を破り、3選を果たした。
当 84,877 黒須 隆一66無所属現
63,540 橋本 良仁62無所属新
(選管確定)
当選が決まり、支援者から花束を受け取る黒須氏(中央、28日午前10時20分ごろ、八王子市八日町の事務所で) 前回市長選では市議会12月定例会で出馬を表明した黒須氏だが、今回は、3か月前倒しして9月定例会で早々と出馬を表明し、推薦を受けた自民、公明両党の市議らを中心に、分厚い支援態勢を築いた。
選挙戦では、2期8年の実績として、市の借金や職員数を削減させたこと、市役所窓口の業務時間延長などの市民サービスを向上させたことなどを強調。3期目については、行財政改革の継続や、全国大会が開催可能な総合体育館の建設、圏央道を活用した産業振興などを公約に掲げた。
出馬表明が昨年12月下旬にずれ込んだ橋本氏。陣営には、準備不足を懸念する声もあったが、市議40人中11人の支援を受け、自然保護活動で培った人脈を生かして、著名人らに依頼した応援メッセージをアピール。圏央道高尾山トンネルの建設反対を強く訴え、環境保護を前面に打ち出したほか、大規模開発計画見直しや福祉充実なども主張して支持を広げた。さらに現市政への批判票を集めたが、現職の壁は厚かった。
◆「市政3期で完結」 黒須氏が抱負◆
同市八日町の黒須氏の事務所には午前10時前、当選の連絡が入ったが、圧勝とはいえない結果に、「2万差か……」とため息を漏らす支持者もいた。
黒須氏が事務所に到着すると拍手が沸き起こったが、壇上に上がった黒須氏も「投票率が上がったことはうれしいが、得票が伸びなかった。選挙は難しい」と苦笑いを浮かべた。
今後の市政運営については「これまで、3期12年で完結すると言ってきた。この4年間で、JR八王子駅南口の再開発や高齢者福祉、子育て支援などを完成させたい」と語った。
橋本氏は同市横山町の事務所で、「開発や高尾山などの問題を訴えることができ、何もマイナスにはならなかった」と振り返り、「(得票は)現市政への批判票。この票の重みを受け止め、市政をチェックしていきたい」と語った。
(2008年1月29日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080128-OYT8T00788.htm
2137
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 16:35:29
八王子市長に黒須氏 橋本氏かわし3選
2008年01月29日
支持者から花束を受け取り笑顔を見せる黒須氏=八王子市八日町の選挙事務所で
八王子市長選は28日、翌日開票され、現職の黒須隆一氏(66)=自民、公明推薦=が、新顔の「高尾山の自然をまもる市民の会」事務局長橋本良仁氏(62)=共産、社民、生活者ネット推薦=を退け、3選を果たした。選挙戦では、市内で動き始めた大型開発の是非が争点の一つになったが、圏央道高尾山トンネルの見直しなどを掲げた橋本氏が、現市政への批判票も集めて善戦した。投票率は34. 37%、当日有権者数は43万8392人。
午前10時過ぎ、「黒須氏当選」の知らせが入ると、同市八日町の事務所は大きな拍手に包まれた。黒須氏は「選挙はトータル10回目となるが、何回やっても難しいなと感じた」と振り返った。
新顔に2万1千票余りの差まで迫られ、「2期8年を全力でやってきたので瑕疵(かし)はないと思っているが、原因は分析し切れていない」と語った。
3期目を総仕上げの時と位置づける。あいさつでは、開発計画の推進とともに「高齢者福祉対策や都立八王子小児病院がなくなった後の対策などにめどをつけ、(次の市長に)バトンタッチしたい」と語り、「今期限り」の意向を示した。
黒須氏は2期8年間で市債残高を減らすとともに、職員数の削減を進めた。行政はサービス業と、窓口業務の時間延長も実施。選挙戦では、これらの行財政改革に加え、ごみ収集有料化による減量や、「道の駅八王子滝山」の開設、ひよどり山道路の通行無料化などの実績を強調した。
3期目の施策として、圏央道の整備効果を生かした企業誘致、JR八王子駅南口の市街地再開発事業の推進などを訴えた。また、中学給食の実施や新総合体育館の建設、高尾山の観光拠点の整備も掲げた。
敗れた橋本氏は、午前10時過ぎ、同市横山町の事務所で支援者らに拍手で迎えられた。「悔しいが、今の市議会の力関係以上に接近できた」と、得票に一定の満足感を示した。さらに「失ったものは何もない。(高尾山の自然保護など)これからの運動の大きな一歩になった」と語った。
選挙戦では、「環境と経済の調和」を掲げ、高尾山トンネルと八王子駅南口市街地再開発の見直しを主張。都立八王子小児病院の存続や30人学級の実現など、教育・福祉分野を重点施策に掲げた。現市政への批判票に加え、市南部の多摩ニュータウンなど無党派層の取り込みを狙った。しかし立候補表明が選挙の約1カ月前と出遅れもあり、及ばなかった。
《解説》今回の選挙は、投票の1カ月前に立候補表明した新顔、橋本良仁氏が善戦し、有権者に市内の開発計画への抵抗感が根強いことをうかがわせた。
橋本氏は、圏央道沿いの物流拠点や八王子駅南口の市街地再開発など、現市政が進める大型事業について見直しを訴えてきた。橋本氏は今回の得票について「(現職は)これだけ批判されていることを、きちんと受け止めないといけない」と指摘した。
現職の黒須隆一氏は、これまで市の借金にあたる市債残高を減らしてきたが、市の貯金にあたる基金残高も減り続け、06年度末で10年前の半分程度の111億円になった。
南口再開発には、市の負担分として132億円という巨大な予算が投入される。中でも新市民会館のホールは収容人員が2千人余り。プロの公演に使え、多摩地区で最大規模になるが、それだけの施設が必要かどうか、疑問視する市議もいる。
市は今後も、市債残高を増やさないような財政計画を立てているが、原油高などで景気の先行きが再び不透明になっている。だからこそ3期目の黒須氏には、開発を進めていくにしても市民ニーズの把握とともに、税収見通しなどを絶えず点検し、慎重な財政運営が求められる。(岩城興)
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000801290001
東京多摩
2138
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 16:38:29
「大物政治家」次々 八王子市長選で来援
2008年01月25日
27日投票の八王子市長選で、両陣営に市外からの応援が続いている。新顔で「高尾山の自然をまもる市民の会」事務局長の橋本良仁氏(62)には、環境運動で関係のある文化人らが訪れ、候補の人柄を伝える。現職で3選を目ざす黒須隆一氏(66)には中央政界から「大物」が駆けつけ、国とのパイプを強調している。
告示日の20日、橋本氏の選挙カーには川田龍平・参院議員=東京選挙区=が上がった。橋本氏とは東京HIV訴訟原告となった直後の18歳ごろからの仲という。「(橋本氏は)ずっと命の大切さを訴えている。だからこうして応援に来た」と支持を訴えた。
橋本氏の選挙ビラには推薦者に音楽家坂本龍一氏、評論家秋山ちえ子氏、放送作家の永六輔氏らの名前が並ぶ。橋本氏が高尾山など環境運動に携わるなかで知り合ったという。
一方の黒須氏。24日に麻生太郎・自民党前幹事長が、個人演説会と八王子駅前の街頭で応援演説した。麻生氏は「八王子は東京で最も伸びている街の一つ。もっと良くしてもらうために、黒須さんに皆さんのお力を」と支持を呼びかけた。
告示日の第一声には、町村官房長官らが駆けつけた。約6年間黒須氏の秘書を務め、現在は自民党副幹事長の萩生田光一・衆院議員=東京24区=の働きかけで実現したという。
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000801250001
東京多摩
2139
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/29(火) 22:18:27
選挙:上尾市長選 告示 4新人が届け出 「市政継続」か「刷新」争点 /埼玉
1月28日12時1分配信 毎日新聞
任期満了に伴う上尾市長選が27日告示され、いずれも無所属新人で▽元県議の尾花正明氏(56)▽前市議の黒須喜好氏(60)▽前市議の島村穣氏(63)=自民、公明推薦▽前県議の山岸昭子氏(65)=共産推薦=の4人が立候補を届け出た。3期務めた新井弘治市長が引退。市政の継続か刷新かを争点に、7日間の選挙戦に突入した。【鷲頭彰子、弘田恭子、西田真季子】
■尾花候補
尾花氏は午前10時半、JR上尾駅東口で第一声。「この市長選で上尾の政治の土壌を変えていきたい」と市政改革を訴え、これまでの市政を「ハコモノを作ってきた」と批判。行財政改革や急速に進む高齢化に向けた街づくりを唱え、「上尾の街を責任ある世代として次世代にバトンタッチできるよう命がけで戦っていきたい」と誓った。また、民主党の国会議員や市議が応援に駆けつけ、同党有力国会議員の祝電などを披露して民主色をアピールした。
■黒須候補
黒須氏は4候補の中で最も早い午前9時、上尾村の選挙事務所で支持者を前に第一声を上げた。議員定数の削減などを実現させた同市議3期12年の実績を掲げ、「市民のためになることを市民の側を向いて精いっぱいやってきた。これからもやっていく」と強調。「合併を検討してほしいとの市民の声がある」と紹介し、「市民のためになるなら、合併を視野に再考し、推進したい」と約束した。出陣式には、市議や上尾商工会議所の会頭らも参加して激励した。
■島村候補
島村氏はJR北上尾駅東口で、午前10時から出陣式を行った。新井弘治市長のほか、島村氏を推薦した自民、公明両党の国会議員や県議、市議らが出席。島村氏は同市職員を約40年間勤めた実績を強調し、「政治をパフォーマンスにせず、実行できることを訴えていきたい」と決意表明した。また、「新井市長とも協議し、必ず実行できるマニフェストを掲げている。夢を与え、市民が住み続けたいと思う市にするために頑張りたい」と支援を呼びかけた。
■山岸候補
山岸氏は午前10時、JR上尾駅西口で出陣式。共産党の衆院議員や県労働組合連合会議長の応援演説の後、支持者を前に第一声を上げた。山岸氏は市長給与の20%削減と退職金のカットを約束。駅改修の見直しなどで費用を工面し、「介護保険料・国保税を年間1万円引き下げる。医療費を中学卒業まで通院無料にし、妊婦検診も無料にする」と訴えた。「市民のくらしを第一に考えることが必要」の主張に、支持者からは「そうだ」という声や拍手が起こった。
= ◇ =
投票は2月3日、市内40カ所で行われ、同日午後9時から市民体育館で即日開票される。26日現在の有権者数は18万1047人(男9万253人、女9万794人)。
………………………………………………………………………………………………………
◇上尾市長選立候補者(届け出順)
尾花正明(おばな・まさあき) 56 無新
会社社長[歴]上尾青年会議所理事長▽市議1期▽県議1期▽上尾ロータリークラブ会長▽明大
黒須喜好(くろす・きよし) 60 無新
会社社長[歴]上尾商工会議所まちづくり委員長・青年部会長▽市議3期・副議長▽上尾高
島村穣(しまむら・みのる) 63 無新
不動産管理業[歴]市立上平小PTA会長▽市市民部長▽市議1期▽小松原高=[自][公]
山岸昭子(やまぎし・あきこ) 65 無新
党県常任委員[歴]旧大宮市立春里中教諭▽市議5期▽県議4期▽埼玉大=[共]
1月28日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080128-00000078-mailo-l11
2140
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/30(水) 00:48:51
【橋下分析】「中途半端なタレント性は落とし穴」 黒田勇・関大教授
1月30日0時38分配信 産経新聞
大阪府知事選で当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)は当選翌日、1日で計27本のテレビ番組に出演、タレント知事の“実力”発揮した。メディアに露出するタレント知事の危うさについて、関西大社会学部の黒田勇教授(マス メディア論)に語ってもらった。
今回の知事選挙で、関西の放送局は候補者の扱いに慎重だった。橋下徹氏がタレントとして活躍していたために、他の候補者と比べて不公平にならないように、タレント性を重視した報道を自粛したように感じる。これまでは首長選のお祭りムードにのって、知名度の低い候補も個人的魅力をアピールできる機会があったが、今回はメディアがそれを自主規制したため、各候補のキャラクターが伝わらず、もとから知名度があった橋下氏にかえって有利に働いた。
今回、たまたま飲食店で客に橋下氏に投票する理由を聞くと「テレビによく出ていて親しみを感じる」という答えだった。有権者は身近な人間としてとらえているが、本当のキャラクターを知っているわけではない。一方的に親しみを感じるというだけで、知事が務まると信じるのは危うい。橋下氏は少子化対策や家庭の問題を訴えたが、解決のための具体策は見えない。橋下氏を支持した有権者自身が本当は何をしてもらいたいのか、分かっていないのではないか。
タレント議員の中には「何かをしたい」というより、「議員になりたい」という雰囲気を感じる人がいる。橋下氏は弁護士という職業をタレント化したが、知事はタレント化しないように願っている。
また、今回はマニフェスト選挙だったので、その公約が実現できたかどうか関西メディアは検証していかなければいけない。
橋下氏は物事を斜めに見たり、過激な発言をするのが売りのタレントだった。選挙期間中のように一生懸命さをアピールするなら、皮肉なことにそのタレント性は失われる。
しかし、極めて厳しい財政状況にある大阪府知事として、過激さは必要とされていない。経済界や議会と調整するなどの堅実性が求められる。テレビ局が別のタレント性を作り出すのかもしれないが、中途半端に今のタレント性を維持すれば、本当の意味の知事は務まらない。大阪のために劇的に変わってほしい。(談)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000902-san-pol
2141
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/30(水) 13:37:26
【タレント知事再び】第2のノック知事だけにはならないで
1月30日10時40分配信 産経新聞
「橋下さんの発言を聞いていると、ノックさんを思いだす」
大阪府知事選で当選した橋下徹氏(38)のメディアへの露出に、府幹部の一人は不安を隠せない。
故横山ノック知事は初当選した平成7年の選挙で、府が主体となる関西空港の埋め立て事業について「府民に負担を強いる」などと反対していたが、就任2カ月あまりで公約を撤回している。
当時を知る府議によると、各種業界団体にあいさつに訪れるたび、ついリップサービスをしてしまうこともしばしばで、団体がその発言を信じて府に事業を要求し、府政に混乱を招いたという。
橋下氏は昨年12月初旬に知事選候補者として一部報道で名前が出た後、「2万%ない」などと完全否定したにもかかわらず、わずか6日後にその発言を撤回した。府関係者はその「うそ」が忘れられないという。
野党となる民主党府議団幹部は「橋下氏はノックさんと場の読み方が似ている」と指摘したうえで、「これから知事になり、発言が重くなる。これまでのように発言をすぐに撤回することを繰り返していたら困る。知事になれば発言に責任をもってもらいたい」と苦言を呈する。
大阪府知事は、自身の不祥事が原因でやめるケースが続いている。
ノック知事は、職員からの信頼は厚く、当初対決していた府議も次第に協力するようになったが、セクハラ問題で11年暮れに辞任。その後を次いだ太田房江知事も全国初の女性知事で、大相撲大阪場所の知事賞授与で女性の自分が「土俵入り」できないことで相撲協会にかみつくなど、その言動がタレント並みにマスコミで取り上げられた。しかし、事務所費や多額の講師謝礼の「政治とカネ」問題で、今回の知事選出馬を断念した。
タレント知事の強みはメディアを利用して府民を味方にできることだが、その結果、慢心やおごり、「独断専行」が生まれやすい。それが、ノック知事、太田知事にあったという指摘もある。
橋下氏と親交があるタレント出身の東国原英夫・宮崎県知事も就任1年で169回もテレビ出演し、県産品をアピール。今のところ県民の評判もいいが、同じ轍を踏まないとはかぎらない。
橋下氏は、当選直後からメディアに露出し続けている。徹夜で27日夜から28日の深夜までテレビ取材に応じた。その番組数計27本。続く29日は上京、自民や公明党の国会議員、福田首相と面会したが、これもテレビニュースで流れ続けた。
そこで出てきたのが「府債発行は原則認めない」の発言。年間2000億円を超える発行額は約9万人に上る全職員の人件費を2割削っても追いつかない。現実離れしており実行は困難だ。30日午後から夜にかけて協議を行う府当局者らは橋下氏の説得にあたるとみられている。
当選後のインタビューでは、財政などに関する発言には数字はほとんどなく、信憑(しんぴょう)性を疑う声も強い。ノック知事を知る府幹部は「就任当初、ノック知事は失言を繰り返した。芸人だからうけをねらおうとする。橋下氏も同じ面があるのではないか」とし、「府債発行ゼロ」発言について「撤回せざるをえないかもしれない」と冷静に分析した。
橋下氏は、知事就任後にテレビ番組などメディアに出ることについて「大阪に有益かどうかの観点で考える」と発言。引き続き出続ける意向を示している。
メディアに出続ける中で、言葉に責任が持てるかどうか。選挙中、産経新聞が行った候補者アンケートに、橋下氏は自らの短所として「うけを狙おうとする」と記している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000920-san-pol
2142
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/30(水) 15:08:49
橋下氏、もう議会と不協和音…「府債発行ゼロ」に自公から撤回要求
1月30日14時54分配信 産経新聞
自民党会議室で朝倉秀実・同党府議団幹事長(右手前から2人目)らと談笑する橋下氏=30日午前11時33分、大阪府庁(撮影・恵守乾)
大阪府知事選で当選した橋下徹氏(38)は30日、新年度予算案編成などのために登庁し、選挙で全面支援をうけた自民、公明両党府議団の幹部と会談、両党からは、橋下氏が当選後に掲げた「府債発行を原則認めない」とする方針について撤回を要求する意見が相次いだ。橋下氏は業界団体の式典にも出席しないと発言したが、これにも両党は反発、知事就任前から与党会派と対立する異常事態になった。
橋下氏は当選直後から議会との関係について「是々非々」と発言しており、初会談でも持論を通した形だ。会談は府庁2階の自民府議団の会議室を「仮知事室」として非公開で行われた。終了後「府債発行ゼロ」について、公明党府議団の野田昌洋幹事長は記者団に「財政を立て直すのは悩みながらやるのは当然」と全否定はしなかったが、「平成20年度は(想定作業が)進んでおり、全部ゼロにしたらできない。現実をふまえてほしい」と提案したことを明らかにした。
また、自民党府議団の朝倉秀実幹事長も「府債を発行しなければどうなるか。十分把握してから方策を考えてほしいと伝えた」と話した。
府財政課によると、府債発行額は平成19年度で2433億円あり、ゼロにすれば、約9万人いる全職員の人件費を2割カットしても補填(ほてん)できない。知事選があったため新年度予算編成はストップしているが、複数の編成想定のうち「府債発行ゼロ」は入っていないという。
一方、会談後の橋下氏は、業界団体への式典出席について「副知事の代理出席も含めてしない。その代わりに意見を聞く場を別に設け、それには私が出る」と説明したが、与党側は納得しなかったことを明らかにした。
午後は府当局者と新年度予算についてさらに議論が行われるが、橋下氏は「大激論になる」と話した。
また、これに先立ち大阪市内で和歌山県の仁坂吉伸知事と会談し、近畿一円の中小企業を集めた合同商談会開催を検討。
仁坂知事は当選祝福のために橋下氏に急遽(きゆうきょ)連絡、大阪市内のホテルで会談した。当選後、近畿の知事で直接橋下氏と会うのは初めて。まず仁坂知事が「和歌山の発展は大阪あってのもの。『大関西のリーダー』になってほしい」と要望。橋下氏は公約に掲げた中小企業の振興にからみ「取引アップのため、近畿合同の商談会を開きたい」と述べ、午後に府側と調整する意向を示した。仁坂知事も同意した。また大阪−和歌山間の道路整備連携や、救急医療受け入れなども話し合った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000954-san-pol
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/30(水) 21:32:36
誕生・橋下知事:大阪府知事選/中 「小泉」か「安倍」か
「メディアでさんざん(公約を)言ってきて183万票をいただいた。(職員が)従わなければ府庁解体です」
大阪府の新知事となる橋下徹氏(38)は28日、テレビ番組でこう繰り返した。府職員を抵抗勢力に見立て、メディアを使って戦う姿を演出する。この手法は選挙戦で、改革イメージを植えつけるのに効果を発揮した。
橋下陣営幹部は「当初から府庁の役人を『抵抗勢力』にして、無党派層を引き付ける戦略だった」と打ち明けた。「大阪を変える」とワンフレーズを繰り返す演説は、小泉純一郎元首相をほうふつとさせる。「橋下は小泉流。短い単語だけで『ぶっつぶす』と、よう似たことを言っているわ」。選挙期間中、橋下氏の街頭演説を聞いた民主府議もつぶやいた。
抵抗勢力にされる側は複雑だ。府幹部は「知事がこうしろと言えば、職員は抵抗できない。メディア受けのために私たちを使うなら、逆に徹底して無抵抗でいこうかと思う」と話した。
橋下氏は同日のテレビ番組で、「人件費削減で士気が下がるなら、お辞めになってください」と挑発もした。連合大阪幹部は「改革のやり玉に挙がりやすいのは、府職員数や給与の削減。見境なくやってくるなら、対決姿勢を強めるしかない」と悲壮感を漂わせる。
橋下氏を支持した自民府議団にも、懸念の声が出ている。「政治力がないから、メディアを使って戦うイメージを作ろうとするのではないか。自民だって抵抗勢力にされかねない」(幹部)
しかし、小泉元首相の郵政民営化や構造改革に匹敵する政策は、橋下氏の発言や公約には見られない。小泉元首相は「小さな政府」を目指し、その方策として、郵政民営化を25年来唱え続けてきた。
橋下氏の目指すものが、公約の「大阪を笑顔に」として、その方策は明瞭(めいりょう)ではない。では、抵抗勢力とは、どんな政策に立ちふさがる者なのか?
橋下氏は1月中旬、府南部での街頭演説で、人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」の裏話を面白おかしく披露した。政策の話はほとんどない。同行した自民府議が首をかしげた。そして、「安倍(晋三)前首相のような危うさがある」と語った。
小泉元首相の後継者となりながら、国民の支持を維持できず、参院選で大敗。安倍前首相はその末に、政権を投げ出した。「小泉流」で知事選を圧勝した橋下氏だが、中身が伴わなければ、そうした懸念とも無縁ではなくなる。(10面に「橋下ウオッチ」)
毎日新聞 2008年1月29日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080129ddf001010004000c.html
2144
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/31(木) 14:10:49
選挙:太田市長選 長沼氏、出馬表明へ「最後の挑戦」 清水氏退任にらみ /群馬
民主党県連事務局長を務めた長沼広(ひろむ)氏(57)が30日、次の太田市長選への出馬の意向を固めた。近く正式表明する。同市では清水聖義市長(66)が次期衆院選への出馬を念頭に今季限りでの退任を明言し、衆院選次第で市長選が実施される情勢にある。長沼氏の早い段階での出馬表明は選挙戦をリードしようとの思惑があるとみられる。
長沼氏は京都大卒、元東京都職員。93年の衆院選に当時の社会党から出馬し落選。その後、民主党から3度、いずれも同市を含む選挙区から衆院選に出馬し落選している。
毎日新聞の取材に長沼氏は「最後の挑戦を身近な選挙で勝負することにした。出馬については27日に地元労組の大会で伝え『がんばれ』と声援をもらった」と述べた。
清水氏の任期満了は09年4月16日だが、同氏の出馬表明で衆院選が実施されれば、市長選とのダブル選挙が濃厚になっている。次の市長選には前回、清水氏と激戦の末、敗れた秋山一男元県議(61)のほか、現職県議の名前も挙がっている。【佐藤貢】
毎日新聞 2008年1月31日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080131ddlk10010330000c.html
2145
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/31(木) 16:42:51
JA一枚岩ならず? 前橋市長選、乱れる足並み
1月31日7時51分配信 産経新聞
2月10日告示の前橋市長選で、農業関係者でつくる農業協同組合(JA)の足並みが乱れている。JA前橋市の政治団体「県興農政治連盟前橋支部」(支部長・斎藤久組合長)が、現職の高木政夫市長(57)の推薦を決定をする一方、県内各地域のJAなどを会員とするJA群馬中央会の「県興農政治連盟」(委員長・奥木功男JA群馬中央会長)は態度を決めかねている。JA関係者からは「方針を決めても一枚岩で対応できるか分からない」と懸念する向きもある。有力組織の迷走は、選挙戦に微妙な影響を与えそうだ。
前橋支部はこれまでの市長選では、現職を推薦してきており、今回選挙の対応をめぐっても、平成19年10月下旬に現職の高木市長推薦の方針を決めた。斎藤組合長は、推薦理由について「農政の要望を受け入れ、JAと連携してやってきた4年間の高木市政を評価した」と説明する。
JA前橋市の正組合員と准組合員は計2万3731人(19年3月現在)おり、投票行動は選挙結果に大きな影響を与えるのは確実。高木陣営にとっては、一定の集票が見込める組織の推薦は基礎票の上積みにつながり、選挙活動に弾みがつくのは間違いない。
ただ、前橋支部が高木氏一本でまとまるかは不透明。自民党県連前幹事長の金子泰造県議(63)陣営が上位団体の県政治連盟に推薦依頼を出しているためだ。JAは本来、同党の有力支援組織。金子氏は自民推薦候補なだけに、陣営には「県政治連盟の推薦をとり、前橋支部を切り崩したい」との本音も聞かれる。
一方、県政治連盟は現時点で、選挙戦への対応を決定していない。19年7月の知事選では、どの候補も推薦せず、地域支部の個別判断に任せた経緯があるため、今回選挙でも同様の態度をとる可能性が高いとみられる。
県政治連盟の関係者は「金子氏が自民推薦でも、保守系同士の戦いなので色を出すのが難しい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000032-san-l10
2146
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/02(土) 02:39:53
与野党相乗りvs共産vs29歳市議 京都市長選3日告示
2008.2.1 21:40
引退する桝本頼兼市長の任期満了に伴う京都市長選は3日、告示される。事実上の後継となる元市教育長の門川大作氏(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦=と弁護士の中村和雄氏(53)=共産推薦=の非共産対共産の「2極対決」に、与野党相乗りを批判して市議の村山祥栄氏(29)らが割って入り、無所属の新人4人が前哨戦から激しくしのぎを削っている。
「公明さんも民主さんも推薦している門川さんの応援に来ました。力を合わせて市長に押し上げましょう」
先月27日、京都市の繁華街で街頭演説した自民の伊吹文明幹事長は民主と足並みをそろえ、門川氏の支持を訴えた。
先の大阪府知事選や大阪市長選では自民・公明と民主が対決したが、京都市長選だけは「共産市政阻止」を大義名分に、平成5年以降4回連続で非共産が手を携えてきた。
今回も、党本部の方針で相乗りが原則禁止の民主が門川氏に対して一足先に出馬を要請。門川氏側は即答せずに自民に支援を要請するという「京都方式」で結果的に3党は足並みをそろえた。
これに対し、村山氏が先月中旬、「2極では民意が反映されない」と名乗りを上げた。陣営幹部は「大阪府知事が30代なら、若すぎるという批判はあたらない」と話す。
門川氏は「出馬した最大の理由は市役所の不祥事を根絶するためだ。1年以内に必ず膿を出し切る」と演説で強調、「内部昇格批判」をかわす。
中村陣営は「村山氏の参入で、保守票が割れるだろう。2極が崩れて相乗り候補に肉薄した平成元年以来のチャンスだ」と意気込む。
会社相談役の岡田登史彦氏(61)は建物の高さなどを規制する新景観条例を批判。経済再生などを訴えている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080201/lcl0802012140007-n1.htm
2147
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/02(土) 02:41:11
岩国市長選:前市長、橋下・大阪次期知事発言に反論
3日告示の山口県岩国市長選を巡り、大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が「防衛政策に関して、自治体が(住民投票という)法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、市長選に再出馬する前市長の井原勝介氏(57)が1日、2度にわたって会見して反論した。井原氏は「大阪府で国政と民意が相反した場合、橋下氏は府民の声を尊重して国にものを言わないのだろうか」と述べた。
市長選は米空母艦載機部隊の岩国基地移転が最大の争点。移転反対の井原氏と、条件付き容認の前衆院議員、福田良彦氏(37)の一騎打ちが見込まれる。
井原前市長は06年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施。結果は移転反対が多数を占めた。橋下氏はこの住民投票を実施したことについて1月31日、井原氏を批判した。
これに対し、井原氏は「(橋下氏は)府民の声を府政に反映させると言っていたはず」と首をかしげ「国防政策だから、国の専管事項だからと言って、主権者たる市民が声を上げることは制限されないはず」と述べた。
さらに「私は住民投票や(前回06年の)市長選で示された民意に基づき国にもの申している。(大阪でも)府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないか」とたたみかけた。
井原氏は夕方にも再度会見し、橋下氏への反論書を、マスコミ各社などに送付したことを明らかにした。
一方、対抗馬の福田氏は1日、市民会館で決起大会を開催。この会場で、橋下氏が福田氏を激励するビデオが放映された。福田氏は「住民投票は、国の専管事項の安全保障については問わないと言うことだったが、井原氏はそれを使って市民に対立を生んだ。橋下氏はそれを批判したのだと思う」と述べた。
一方、橋下氏はこの日、報道陣に対し「住民投票という形でやるべきでない。政治家や議会が住民の意思をくみ取ったうえで、国に物申すのが間接代表制。住民投票によれば憲法を無視できるというのは憲法論を勉強されていない証拠では」と改めて述べた。【大山典男、内田久光、石川隆宣】
毎日新聞 2008年2月2日 2時17分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080202k0000m010183000c.html
2148
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 00:28:32
党本部は門川氏推薦見送り
京都市長選で民主
京都市長選に立候補を表明している前市教育長の門川大作氏(57)=自民党、公明党推薦=への推薦をめぐり、民主党が党中央で推薦しないことがほぼ確実となった。小沢一郎党代表が掲げる「相乗り禁止」の方針が影響しているとみられ、府連幹部は「推薦は出ないと受け止め、市議会与党3党で共闘する」としている。社民党も本部推薦が見送られ、両党とも党府連推薦で門川氏を推す。
門川氏擁立をめぐっては、民主党府連が昨年11月、最初に「党単独候補」として立候補を打診。しかし、その後、自民、公明両党が相次いで党本部推薦を決め、門川氏も事実上、市議会与党の統一候補として立候補の決意を固めた。
民主党府連によると、昨年12月下旬に党本部に推薦申請したが、本部から回答はなく、3日告示の選挙以降も推薦が出る可能性は極めて低いという。宇都宮壮一府連幹事長は「3党が一緒にやることに変わりはない。自民、公明両党には事情を説明しており、影響はない」としている。
一方、社民党府連は「国会で自民、公明と対決しているのに、地方で共闘するのは党本部にも抵抗があった」として、府連推薦の形をとり、支援していくという。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008020200169&genre=A2&area=K10
2149
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 00:28:53
告示控え、高まる緊張
京都市長選の立候補予定者
京都市長選告示前日の2日、立候補を予定している門川大作さん、中村和雄さん、岡田登史彦さん、村山祥栄さんの4人は、選挙戦の準備に慌ただしく動き回った。14日間の長い選挙戦に備え、夜には演説内容なども念入りにチェック。事務所のスタッフたちも「さあ、選挙」と緊張感を高めていた。
門川さんは昼ごろ、伏見区内の駅前などで地元国会議員らと街頭演説。「いよいよ明日から市長選。京都の未来にとって大切な選挙」と呼び掛け、支持者らと握手するなど、本番さながらの動きを見せた。激励文や花などの飾り付けが整った中京区の事務所では、告示後の打ち合わせでスタッフたちが忙しそうに出入りしていた。
中村さんは午後、節分祭でにぎわう左京区の吉田神社周辺へ。参拝客に駆け寄り、「2週間頑張り抜きます」と握手、また、握手。下京区の事務所では、告示に備え名前を記した大看板の設置も終え、選挙カーの点検も完了。夜になっても推薦状や支援者が書いた選挙用はがきが届き、にぎやかな雰囲気に包まれていた。
岡田さんは午前中、趣味のマラソンの仲間や相談役を務める会社の知人などに電話で応援要請。午後から理髪店で身だしなみも整え、「100キロマラソン前日のように準備も十分。不安はない」と笑顔を見せた。下京区の事務所は、出発式の時間を問い合わせる電話の応対や、選挙カーの走行ルートの確認などで緊張感が漂った。
村山さんは午後から市内の寺院で節分祭に参加した後、3カ所のミニ集会を回った。夕方からは中京区の繁華街に立ち、「体を張って命を懸けて京都のために尽くします」と叫んだ。通行人から「頑張って」と声を掛けられ笑顔で握手。中京区の事務所でも、ボランティアの学生が深夜まで選挙ポスターの搬送準備などに追われた。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008020200157&genre=A2&area=K10
2150
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 14:09:04
84億円に怪文書…米軍機移転めぐる岩国市長選きょう告示
2月3日5時2分配信 産経新聞
■前市長vs前衆院議員、住民も二分
米軍岩国基地への空母艦載機移転問題をめぐり市長が辞職したことに伴う山口県岩国市の市長選が3日告示、10日投開票される。前市長の井原勝介氏(57)と前衆院議員の福田良彦氏(37)の無所属同士の一騎打ちとみられる。選挙結果は在日米軍再編に影響を及ぼすが、移転反対を訴える井原氏と、財政再建などを説く福田氏の争点が交錯したまま選挙戦に入りそうだ。
「立派なんですがね」
市役所の隣にガラス張り6階建てビルが、冬の瀬戸内のやわらかな日差しに輝いていた。3月末に完成を待つ新庁舎だ。それを横目に帰宅を急ぐ市職員はあまりうれしそうではなかった。
今回の市長選は、新庁舎建設費問題が出発点だった。
新庁舎の本体工事費は約81億円。うち6割を基地関連の補助金で賄おうとしていた。しかし、移転反対を理由に国は、本年度分の補助金35億円の交付をストップしようとした。そこで、当時の市長の井原氏が、これに代わる財源の予算化を目指し4回も議会に諮った。だが、移転容認派が多数の市議会が否決。辞任することを引き換えに予算を通した経緯があった。
「約束を破られた。国のやり方を許してはいけない」
市中央公民館で1月30日午後にあった集会。井原氏は、新庁舎建設費への国の姿勢を批判した。新市庁舎への補助金は当初、米軍普天間飛行場の空中給油機を受け入れることの見返りだった。しかし、国は昨年5月、基地の受け入れの段階ごとに交付金を出す米軍再編特別措置法を制定した。ある支持者は「信義の問題。仮に移転を受け入れた後、再び基地増強案が出たとき、どうなるのか。異議を唱えれば移転に伴う補助金も途中でカットされるかもしれない」。移転問題を最大の争点に掲げる陣営には、国への不信感が渦巻いていた。
一方、公民館から約2キロ南東の道場では、福田氏が「第一の争点は生活の安全、安心。基地の騒音問題でも国と話し合わなければいけないのに今の状態では、どうしようもない」と声をあげていた。井原氏の側近だった市の元水道局長も壇上で「財政破綻(はたん)した夕張市みたいになる」と危機感をあおった。福田氏は移転で得られる国からの補助金をめぐり「現実的対応」を強調し、財政再建と経済発展を全面に掲げ、商工団体などを中心に支持を集めようとしている。
市の財政事情は確かに厳しい。一昨年3月に周辺7町村と合併し新市が誕生したが、借金に当たる市債残高は旧市の635億円から1000億円台に増加。さらに課題として、県と市が債務保証をした愛宕山地域開発事業の跡地問題が財政再建に大きく立ちはだかる。宅地造成が中止となった跡地を国は米軍住宅の候補地としているが、移転問題の動向次第で市は負担分約84億円もの清算を迫られることになる。
「米軍さんはありがたいが、騒音も我慢できない。(今回の選挙では)どちらを信じればいいのか」
すでに、双方とも中傷を受ける怪文書も出ている前哨戦。市内の商店主は、移転反対派が勝った1昨年春の住民投票から前回市長選、そして今回の市長選と混迷の中で判断を求められるたびにジレンマに陥るという。
真正面から移転の是非を問う井原氏と、財政や経済の将来に判断を求めてから「現実的対応」を訴える福田氏か。いずれの争点にも背景に移転問題があるが、論点がずれたまま再び住民を二分する激戦に突入しようとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080203-00000902-san-pol
2151
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 14:21:18
橋下節に疑問の声「あんたこそ憲法学べ」 岩国住民投票
2008年02月03日11時38分
米空母艦載機移転をめぐり06年春に山口県岩国市が実施した住民投票に対する橋下徹・次期大阪府知事の発言に、憲法学者や政治学者らが首をかしげている。弁護士でもある橋下氏は、反論した前岩国市長の井原勝介氏を「憲法を勉強して」と痛烈に批判したが、「橋下さんこそ不勉強では」との指摘も出ている。
橋下氏の発言が飛び出したのは1月31日。3日告示の岩国市長選で艦載機移転容認派が推す前自民党衆院議員の福田良彦氏を応援するビデオ撮影に応じた後、「防衛政策に自治体が異議を差し挟むべきではない」「間接代表制をとる日本の法制度上、直接民主制の住民投票の対象には制限がある」と持論を展開。井原氏が「国民が国政にものを言うのは当然」と反論すると、1日に「憲法を全く勉強していない」などと再反論した。
橋下氏の発言に対し、小林良彰・慶大教授(政治学)は「この種の住民投票には法的拘束力がない。住民の意思の確認・表明なのだから、それを憲法が制限することはあり得ない」と指摘。「防衛は国の専権事項だが、基地問題は地元住民にとって生活問題だから、意見を言う資格がある。それは憲法が認めた言論の自由だ」と述べ、「橋下さんこそ憲法を勉強した方がいいんじゃないか」と皮肉った。
小林節・慶大教授(憲法)は「橋下さんは憲法を紋切り型に解釈しているのではないか」と首をひねる。「地域の問題について住民の声を直接聞いて、その結果を地方自治体の意向として国に示して実現を図っていい、というのが憲法の考え方だ」と言う。
奥平康弘・東大名誉教授(憲法)は「法的拘束力のない住民投票の是非について、わざわざ憲法を引き合いに出すこと自体が論外」と突き放した。「弁護士が『憲法』と言えば、いかにも説得力があるように聞こえるが、政治家として政治的な発言をしたまでのこと。人びとの注目を集め、目的は達成したんじゃないのかな」と冷ややかに語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0202/SEB200802020019.html
2152
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 15:57:51
選挙:徳島市長選 加藤真志氏が出馬表明 生花園芸会社役員、民主の推薦受け /徳島
任期満了に伴う徳島市長選(3月30日告示、4月6日投開票)に徳島市徳島本町3、生花園芸会社役員、加藤真志氏(60)が2日、民主党の推薦を受けて無所属での立候補を明らかにした。正式表明は、現職の原秀樹市長(52)に続き2人目。
加藤氏は徳島市出身。広島大教育学部を中退し、生花園芸会社を経営。民主党県連の常任幹事なども務めた。
この日は新町西地区再開発事業の白紙化などを盛ったマニフェスト素案も発表。「いまの行政には明るい未来が感じられない。会社経営の経験を基に、皆さんの声を市政の根本に」と抱負を語った。今後、意見を募集し具体的な数値目標を盛り込んだマニフェストを完成させる予定。民主党県連代表の仙谷由人・衆院議員は「徳島市は沈没しつつある。市長選は危機感を持ってやりたい」と話した。
加藤氏は市民グループ「まち再生プロジェクト研究会」の代表世話人を務めていたが、同日、辞任を申し入れた。【深尾昭寛】
◇自民県連は現職の原氏、総務会で推薦決定
一方、自民党県連は2日、徳島市内で常任総務会を開き、再選を目指す原市長の推薦を全会一致で決定した。
推薦を申請していた原市長は「民主党が候補を擁立しており、厳しい選挙戦になるだろうが負けられない」と述べた。衆院議員の岡本芳郎・県連会長らは会見で「前回も自公で推薦しており、財政合理化など4年間立派に務められた。県内挙げて全力で戦う」と語った。【加藤明子】
毎日新聞 2008年2月3日
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20080203ddlk36010237000c.html
2153
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 15:59:46
選挙:益田市長選 「一流の田舎まちに」新人・福原氏が立候補表明 /島根
任期満了に伴い今夏行われる益田市長選に1日、新人の会社役員、福原慎太郎氏(34)=同市幸町=が立候補を表明した。福原氏は04年の前回選に立候補し、現職の牛尾郁夫氏(64)=3選を目指し既に立候補を表明=に敗れている。
福原氏は益田商工会議所で記者会見し、「前回落選した日に再び立候補することを決意したが、4年前と手応えは全然違う。市の現状について市民が本当に危機感を持っている」と語った。
また、「公共事業も減り、地域経済は大変厳しい。独自の生活文化と一体となった経済基盤をつくり上げ、政治の責任として財政再建に取り組んでいく。市民が誇りを持てる、一流の田舎まちを目指したい」と抱負を述べた。
福原氏は同市出身。97年3月に早大を卒業後、本田技研工業に入社。松下政経塾を経て立候補した04年7月の前回選では、現職の牛尾氏とは約4000票差だった。【児子勉】
毎日新聞 2008年2月2日
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080202ddlk32010251000c.html
2154
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/03(日) 16:00:16
選挙:京都市長選 他陣営意識、早くも舌戦 新人4氏、臨戦態勢−−あす告示 /京都
京都市長選は3日、告示される。出馬表明しているのは▽前市教育長、門川大作(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦▽弁護士、中村和雄(53)=共産推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦(61)▽市議、村山祥栄(29)の無所属新人4氏。従来の共産対非共産相乗りの構図に、政党支援のない2氏が加わる形となりそうだ。各陣営とも決起集会などで他陣営を強く意識した発言を繰り返すなど臨戦態勢に入っている。【朝日弘行、藤田文亮、椋田佳代】
「京都市政は日本一しっかりと同和問題の改革をした。それを知らずに『改革する』と言っているならバカだ」。桝本頼兼市長は1月20日、門川氏陣営の事務所開きで「同和行政の完全終結」を主張する中村、村山両氏への敵意をむき出しにした。
中村氏陣営は共産の井上哲士・参院国対委員長が同17日の決起集会で、門川、村山両氏を批判。「三極」とも言われる選挙構図に言及し「『しがらみ陣営』が割れただけ。『二極』の選挙だ」と対決姿勢を鮮明にした。
「しがらみがない」と自身をアピールするのは岡田氏。同25日の事務所開きで「(市役所)外部の、経済界の人間が新しい風を吹き込む」と主張し、他陣営との違いを強調した。
一方、村山氏陣営は門川氏陣営への対抗意識をあらわにする。同24日の事務所開きで「中央では(自民と民主の)大連立構想が消えたのに京都では実現した。しかも社民党(府連)まで加わった」などと相乗り批判が上がった。
毎日新聞 2008年2月2日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080202ddlk26010318000c.html
2155
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 01:31:04
橋下氏「学者に生の憲法わかるか」 岩国住民投票めぐり
2008年02月04日
米空母艦載機移転をめぐり山口県岩国市が06年春に実施した住民投票について、「憲法が間接代表制をとっている以上、直接民主制の住民投票の対象も絞られるべきだ」と批判している橋下徹・次期大阪府知事は3日、憲法学者らが「橋下氏こそ不勉強」と指摘したことに対し、「学者なんかに政治の現場での生の憲法がわかるわけがない」と痛烈に批判した。
福岡県などが主催する「出会い・子育て応援フォーラム」に参加するため訪れた福岡市内で報道陣の質問に答えた。
3日付の朝日新聞で憲法学者らが橋下氏の発言を批判したことに触れ、「机の上だけの憲法論しか知らない憲法学者にとやかく言われたくない。政治家は自分の憲法感覚をもって政治行動をしなければならない」と反論。「(東京都の)石原知事が、学者が国を滅ぼすと言ってましたが、まさにその通りと思います」と切り捨てた。
ただ、「岩国の現場をどれほど知っているのか」と質問されると、「現場は知りません」と答えた。
橋下氏は全国知事会長の麻生渡・福岡県知事とも意見交換し、「国に対して色々言っていかないといけないところもある」と協力を求めた。
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200802030028.html
2156
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 02:42:59
岩国市長選告示、2氏が届け出…米機移駐巡り一騎打ちへ
米海兵隊岩国基地への空母艦載機部隊移駐問題を争点とする山口県岩国市長選は3日告示され、前自民党衆院議員の新人・福田良彦氏(37)と、再選を目指す前職・井原勝介氏(57)(いずれも無所属)が立候補を届け出た。10日に投開票される。
日米両政府が合意した在日米軍再編計画によると、米海軍厚木基地(神奈川県)から艦載機など59機が岩国基地に移る。
移駐容認派が推す福田氏は「騒音問題など市民の不安解決策を具体的に国と交渉する」と訴え、受け入れに柔軟な姿勢を示している。移駐反対の井原氏は「市民の不安がぬぐえず容認できない。アメとムチの手法で容認を迫る国のやり方も納得できない」と主張する。
有権者は2日現在、12万2859人。
◆与野党も水面下で激突
1日夜、岩国市民会館での福田氏の決起大会。冒頭、大型画面に大阪府知事に就任する橋下徹氏(38)の映像が映し出され、会場を驚かせた。橋下氏は「同年代同士、日本を変える意気込みで頑張りましょう」とエールを送り、大きな拍手が起こった。
橋下氏が協力したのは、自民党の強い要請があったからだ。衆院補選の候補者決定を同党は市長選後に先送りにしている。岩国市は山口2区の最大の票田。福田氏が負ければ、福田政権で初の国政選挙となる補選でも苦戦が予想される。
福田氏の集会には党所属の県議らが同行、票の掘り起こしを図っている。「目の前のハードルを越えなければ、次に進めない」と県連幹部は語る。
公明党は、福田氏から要請がないため推薦や支持はしていないが、党の会合に福田氏を招くなど実質的に支援している。
2日午後、同じ岩国市民会館で開かれた井原氏を支援する市民集会には、民主党や共産党の県議、市議らの姿があった。
衆院補選への立候補を表明している民主党衆院議員の平岡秀夫氏(54)(比例中国ブロック)が登壇し、「国のやり方はひどすぎる。市長選で市民の気持ちを国に示してほしい」と井原氏を励ました。
民主党を支持する連合山口は「勝手連的に井原氏を支援する」と決定した。組合員に配るチラシには平岡氏と井原氏の顔写真を並べて載せている。
6日には、連合の高木剛会長が岩国市入りし、加盟労組を回る。連合山口幹部は「井原氏が負ければ、衆院補選に向けて自民党が勢いづく」と警戒する。
井原氏は、連合山口の側面からの支援に「正直ありがたい。次の選挙のこともあるんでしょうが……」と笑顔を見せた。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08020301.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 11:15:48
住民投票発言 橋下氏、批判に猛反発 福岡入り「憲法学者は机上論」
大阪府知事に就任する弁護士の橋下徹氏(38)が3日、子育てをテーマにしたフォーラムに出席するため福岡市入り。報道陣に対し、米空母艦載機移転が争点の山口県岩国市長選をめぐる自身の発言への批判について「机の上の憲法論しか知らない憲法学者に、とやかく言われたくない」と猛反発した。
岩国市は2006年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施した。反対票が多数を占め国と対立。3日告示された市長選でも最大の争点だ。
橋下氏は大阪府知事選に当選後、この住民投票と市長選に関連して「国政の防衛政策に地方自治体が法律上の手続きを使って異議を挟むべきではない」と批判。解釈をめぐり、岩国市の井原勝介前市長や憲法学者らから異論が出ていた。
これに対し橋下氏は3日、「住民の意思を無視しろと言っているのではない」と強調。市町村が実施する住民投票で国防の在り方が問われることについて「間接代表制というのは、住民のあらゆる意見をくみ取ったうえで、政治家が最適な施策を選択し政治を行っていくものだ」と、あらためて否定的な姿勢を示した。
フォーラムでは、7児の父親としての子育て体験をユーモアを交えて語り、会場を沸かせた。また開会前、主催者で全国知事会長の麻生渡・福岡県知事と初対面。先輩格の麻生氏に対し「先を行かれる福岡県の子育て支援施策を勉強したい」「企業誘致のポイントは?」と述べるなど、謙虚な姿勢を見せていた。
=2008/02/04付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20080204/20080204_003.shtml
2158
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 22:51:33
岩国基地移転:愛知県知事が橋下徹氏の発言に疑問呈す
「国の方針に対して、地方自治体もすべて唯々諾々とのみ込むのはおかしい」−−。米空母艦載機部隊の岩国基地移転の是非を問う山口県岩国市の住民投票(06年)について、大阪府知事選に当選した橋下徹氏が「防衛政策に関して、自治体が法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、同じ弁護士出身の愛知県の神田真秋知事が4日の定例会見で疑問を呈した。
神田知事は「住民投票は民主主義で重要な手段の一つ」と強調したうえで「地方として国の方針に納得できないことも当然あり、意思表示することもいいと思う」と述べた。一方で「私も弁護士から(愛知県一宮市長になり)市行政に入ったのは38歳でした。お互い地域のために頑張っていきたい」とエールも送った。【秋山信一】
【関連記事】
岩国市長選:米軍再編巡り、前市長ら2人が立候補
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井原勝介氏:「国にもの言うのが責任」 「国防優先」橋下氏発言に、岩国前市長が反論
橋下ウオッチ:「かなりむちゃ言った」 大阪府幹部と7時間“対決”
毎日新聞 2008年2月4日 14時38分 (最終更新時間 2月4日 18時57分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080204k0000e010092000c.html
2159
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 22:52:22
橋下徹氏:米軍岩国基地移転の住民投票発言で反論「批判は机上の憲法論」
大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹さん(38)は3日、山口県の米軍岩国基地への米空母艦載機部隊移転を問うため実施された住民投票を巡る発言が、憲法学者らの批判を招いていることについて「机上の憲法論しか知らない学者にとやかく言われたくない」と反論した。福岡市で報道陣の取材に答えた。
橋下さんは先月31日、岩国市長選に出馬した移転容認派の福田良彦氏(37)への応援ビデオ収録後、「防衛政策に自治体が法律上の手続きを使って異議をさしはさむべきではない」などと発言した。 これに対し、憲法学者らからは「法律家とは思えない発言だ」「基地問題は生活問題であり、住民には意見を言う資格がある。憲法が認めた言論の自由だ」などと批判が相次いでいる。
橋下さんは発言の真意について「住民の意思を無視しろとは言っていない。何でもかんでも住民投票をやってしまえば、多数意見だけに従って政治を動かさなければならなくなる」と強調。「間接代表制では、住民の意見をくみ取り、選良である政治家が決断すべきだ」と説明した。
さらに「仮に過半数が賛成しても、市長はその他の事情を踏まえて決断すべきだ。法的拘束力がないなら、経費面からも住民投票のような手段を取るべきでない」と持論を展開した。【木下武】
毎日新聞 2008年2月4日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080204ddn041010019000c.html
2160
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 22:54:03
2008年京都市長選:新人4人が挑む−−告示 /京都
12年ぶりに交代する新市長にふさわしいのは誰か−−。3日告示された京都市長選に、▽前市教育長、門川大作氏(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)▽前市議、村山祥栄氏(30)▽弁護士、中村和雄氏(53)=共産推薦=の無所属新人4人が立候補した。一時雪も降る寒さの中、14日間の選挙戦の火ぶたが切られた。【朝日弘行、藤田文亮、新宮達、椋田佳代】
門川氏は午前8時半に出陣式。約500人を前に、国会議員代表として伊吹文明・自民党幹事長が「この人は必ず市民と同じ目線でやる」と門川氏をPR。繁華街の街頭演説では女性市議・府議が花を添えた。
岡田氏は午前9時、約50人を前に第一声。フルマラソン32回、100キロマラソン7回を完走したという岡田氏は、白色のスポーツウエア姿で登場。並木康夫事務長が「開かれた市政にするため審判を仰ぐ」と訴えた。
村山氏は午後1時から出陣式。約250人の支持者を前に、立候補要請した団体の代表らが「明治維新のように、若さをもって根本から改革できるのは村山君だけ」などと演説し、「エイエイオー!」と気勢を上げた。
中村氏は午前8時40分、出発式。約400人を前に穀田恵二・共産党国対委員長が「住民税や国保料など雪だるま式に負担は増えている。中村さんで暮らしを守ろう」と演説。中村氏は花束を手に支持を呼びかけた。(人数は陣営発表)
(届け出順)
◇市役所変わる改革を−−門川大作候補(57)
この混迷の時代に、京都から新しい地方自治のモデルを作っていこう。私は京都の教育改革に現地現場主義で努力し、京都モデルと評価されるまでに前進させてきた。
多くの市民と話をし、大変厳しい経済状況を実感した。同時に京都の大きな可能性に改めて自信を持ち、誇りを感じた。
日本の社会はあまりに東京一極集中だ。京都の知恵、文化、産業、人間力を結集した時、素晴らしい京都ができる。そこに対立を持ち込んではならない。
桝本市長の下で大胆な改革が進められてきた。私はもっともっと改革を進める。市役所が変わり、市民と揺るぎない信頼関係を作る。厳しい戦いだ。気を引き締めて京都の未来のために頑張る。
[元]市教育長▽京都「おやじの会」連絡会顧問▽学校法人立命館評議員▽京都ユネスコ協会理事▽中央教育審議会教員養成部会・初等中等教育分科会委員[歴]市教委総務部長・教育次長▽教育再生会議委員▽立命館大=[自][公]
◇景観条例の見直しを−−岡田登史彦候補(61)
立候補を決めるまでにいろいろな圧力が妨害として来たが、共産対非共産の二極化でいいのかと思い悩んだ。市民のプラスになるとは到底思えず決意した。微力ではあるが、マラソンで鍛えた誰にも負けない体力と知力を持っている。組織は何もないが市民の代表としてみなさんのために京都を変えたい。
経済を再生しないとこのままでは京都は持たない。4、8年後には大変なことになる。この8年間では13万人が仕事を無くした。こんな大変な時期に市政は自らの首を絞めるような景観条例を作った。地価が下がり、このままでは税収は大きく下がる。悪政となった条例は見直しが必要。お年寄りや子供がもっと豊かな未来を享受できる京都にしたい。
洋傘製造卸会社相談役▽京都商工会議所議員・中小企業対策委員会副委員長▽武庫川女子短大非常勤講師[歴]銀行員▽洋傘製造卸会社社長・会長▽京都ボランティア協会理事長▽同大院
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/04(月) 22:54:26
◇ウミ出すタブー挑戦−−村山祥栄候補(30)
この選挙で市民が何を求めているのか。不祥事続きの市役所内からではなく、いいかげんに「共産対非共産」の実質的に選択肢のない選挙はやめて、ということだった。しかし政治家たちが、民意を無視して相乗りの二極選挙にしようとした。民意なき選挙は、正義なき選挙だ。そこで私は立候補した。
政治は税金の公平公正な分配をしなければならない。今の京都市民は、信頼のない銀行に預金させられているような不幸な状況。不祥事は、公務員の身分保障を逆手に取った雰囲気のまん延を断たねばなくならない。もはや市役所に自浄能力はない。タブーに挑戦し、長年たまったツケやウミを出し切ることができるのは、しがらみがない私しかいない。
[元]市議[歴]衆院議員秘書▽リクルート社員▽専大
◇しがらみない市政を−−中村和雄候補(53)
不公正な同和行政という鬼を京都市から完全に退治して、しがらみのない透明で公正・公平な京都市政を作るため、全力を尽くして走り続ける。
弁護士として22年間、水俣病の被害者、非正規労働の若者、消費者金融に苦しむ中小企業などの立場に立ち活動してきた。弱い人の視点から市政を変えるのは私以外いない。
格差のある教育はやめて、市民を大切にする教育に変える。働き方を変える公契約条例を作って、安心して安定して働けるようにする。国民健康保険料は1世帯あたり年平均1万円値下げする。市民の意見を市政に反映する区民協議会を設置し、新しい住民自治を京都から始める。市民の生活を支える市政を一緒に作っていこう。
弁護士▽日弁連労働法制委員会委員▽日本労働弁護団常任幹事▽市民ウォッチャー・京都幹事▽自由法曹団幹事▽龍谷大法科大学院客員教授[歴]京都弁護士会副会長▽京大大学院法学研究科客員教授▽東北大=[共]
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◆4陣営選挙事務所◆
【門川陣営】 中京区御池通新町北西角(075・254・8410)
【岡田陣営】 下京区烏丸通五条上ル悪王子町430(075・342・2750)
【村山陣営】 中京区木屋町通御池上ル一之船入町537の34(075・212・5862)
【中村陣営】 下京区五条通東洞院東入万寿寺町128(075・353・7765)
毎日新聞 2008年2月4日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080204ddlk26010278000c.html
2162
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/05(火) 03:14:33
岩国市長選、横一線で競り合う…読売情勢調査
読売新聞社は10日投開票の山口県岩国市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。新人で前自民党衆院議員の福田良彦氏(37)と、再選を目指す前市長の井原勝介氏(57)(ともに無所属)が、横一線で激しく競り合っている。
有権者の4人に1人は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。
市長選は在日米軍再編に伴う米海兵隊岩国基地への空母艦載機部隊移駐受け入れに反対する井原氏の辞職に伴うものだ。受け入れに柔軟姿勢を示す福田氏との一騎打ちとなっている。
福田氏は自民支持層の6割、公明支持層の6割強を固めた。井原氏は、実質支援する民主支持層で6割強の支持を得ている。支持政党のない無党派層では井原氏支持が4割強、福田氏が2割強となっている。
移駐計画の日米合意案については「賛成」が15%、「地元の意見を反映して修正すれば賛成」が31%、「反対」が47%だった。「賛成」と答えた人の7割強は福田氏を支持した。「修正すれば賛成」では福田氏が6割弱、井原氏が2割弱の支持を得た。「反対」は井原氏支持が6割で、2割弱が福田氏を支持した。
選挙の争点として特に重視したい問題(複数回答)は、〈1〉「基地や米軍再編の問題」(67%)〈2〉「市の行財政改革」(48%)〈3〉「地元経済の活性化」「医療や福祉の充実」(ともに47%)――などの順だった。
調査は市長選告示の3日午後から4日にかけて、岩国市の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施した。有権者在住が判明した1251世帯のうち815人から回答を得た(回答率65%)。
(2008年2月5日03時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080205-OYT1T00033.htm
2163
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/05(火) 18:23:51
上尾市長に島村氏初当選 新人3氏との争い制す
当選から一夜明け、報告会で花束を贈呈された島村氏(右)と妻の喜美江さん(中央奥) 上尾市長選は3日、投開票され、元市議の島村穣氏(63)(無所属=自民・公明推薦)がいずれも無所属の新人3人を破り、初当選した。投票率は34・81%で、1992年(32・44%)に次いで過去2番目に低かった。当日有権者数は17万8585人。
島村氏は、当選が決まった3日夜、JR北上尾駅東口前の事務所で「40年の市役所経験を基に市民の目線に立った街づくりをしたい」と新たな市政への抱負を語った。今後の課題について、「JR上尾駅の改修は継続する」と言及。「第2保健センターの建設による救急医療整備の充実」や「学校の耐震化など、教育の環境整備」などに積極的に取り組む姿勢を示した。
選挙戦は島村氏のほか、元県議の山岸昭子氏(65)(共産推薦)、元県議の尾花正明氏(56)、元市議の黒須喜好氏(60)の新人4人が対決。新井弘治市長の支援や自民、公明両党の推薦を受けた島村氏が、幅広い支持を固めきった格好だ。
山岸氏は「女性市長で市政を変えよう」と訴えたが及ばなかった。尾花氏は市政の見直しなどを公約に「チェンジあげお」を訴え、黒須氏は市民の声が届く市政の実現を訴えたが、ともに届かなかった。
当選から一夜明けた4日、島村氏は午後1時30分と、同6時からの2回、北上尾駅東口前の事務所で支持者らに当選を報告した。冒頭、島村氏は当選証書を受け取ったことを伝え、「厳しい選挙だったが、これだけ多くの票をいただいたのは、寒い中、自分の名前を浸透させてくれたみなさんのおかげです」と感謝した。そのうえで、「上尾市を後退させることなく、さらに発展するよう市政を運営して行きたい」と語った。
【上尾市長選確定票】
当23,514島村 穣63無新
15,988山岸 昭子65無新
14,936尾花 正明56無新
7,220黒須 喜好60無新
(2008年2月5日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080204-OYT8T00828.htm
2164
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/05(火) 18:34:14
福田氏やや先行 岩国市長選、井原氏猛追
2008年2月5日 17時54分
無所属2人が立候補した山口県岩国市長選で、共同通信社は4、5両日、世論調査を実施。取材も加味して情勢を探った。最大の争点となっている米空母艦載機移転に賛成で、自民党前衆院議員の福田良彦氏(37)がやや先行し、移転反対の前市長井原勝介氏(57)が激しく追い上げる展開となっている。
ただ、有権者の2割近くがまだ投票する人を決めておらず、10日の投票日に向け福田、井原両氏の追い込みが勝敗を決めそうだ。
艦載機移転に関しては「反対」「どちらかといえば反対」を合わせると55・9%で過半数。「賛成」「どちらかといえば賛成」の計36・0%を大きく上回った。
投票先を決める基準については「候補者の艦載機移転に対する姿勢」を挙げた人が44・4%と最も多く、「候補者の政策内容」19・5%が続いた。移転には反対と答えながらも福田氏を支持している人もおり、有権者の複雑な心情がうかがえた。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020501000630.html
2165
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/05(火) 20:32:39
小沢民主代表:岩国市長選からみで府知事当選の橋下氏批判
民主党の小沢一郎代表は5日、大阪市内で記者会見し、大阪府知事選に当選した橋下徹氏が山口県岩国市長選にからみ、米空母艦載機部隊の移転をめぐる住民投票を批判したことについて「理解できない。国政の大きな背景はあるが、住民の納得を得なければ実際にはできない。住民がどういう判断を下すか見極めるしかない」と批判し、市長選の結果によって移転も判断すべきだとの考えを示した。
岩国市では06年の住民投票と市長選で移転反対派が勝利。政府の補助金打ち切りをきっかけに、反対派の井原勝介市長が辞職して立候補し、出直し選になった。
橋下氏は同市長選に立候補している容認派の福田良彦前自民党衆院議員を支援しており「防衛政策に自治体が法律上の手続きを使って異議をさしはさむべきではない」と発言。住民投票での勝利を背景にした井原氏をけん制する狙いとみられている。一方、民主党は井原氏に対し表だった支援はしていないが、井原氏が勝利すれば政府・与党には打撃になると見ている。小沢氏が橋下氏をけん制することで、間接的に井原氏を支援する構図になっている。【渡辺創】
毎日新聞 2008年2月5日 20時02分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080206k0000m010080000c.html
2166
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/06(水) 01:55:37
福田氏と井原氏が大接戦 出直し岩国市長選情勢調査
2008年02月05日23時23分
米軍岩国基地への空母艦載機部隊の移転の是非が争点となっている山口県岩国市の出直し市長選(10日投開票)について、朝日新聞社は4、5の両日、市内の有権者を対象に電話調査を行い、取材で得た情報をあわせて情勢を探った。移転容認派が擁立した前自民党衆院議員の福田良彦氏と、移転に反対する前市長の井原勝介氏が、大接戦を繰り広げている。投票態度を明らかにしていない人が2割程度おり、選挙戦終盤に向けて両陣営は票固めに懸命だ。
投票態度を明らかにした人を分析すると、自民、公明両党が支援する福田氏は自民支持層の7割以上に浸透。公明支持層にも手堅く支持を広げている。無党派層からは4割強の支持を得ている。年代別にみると、30、40代では6割の支持を得ている。
民主、共産、社民各党の支持者らが「勝手連」的に支援する井原氏は、民主支持層の7割以上をまとめ、共産、社民の支持層もほぼ固めた。無党派層の支持でも福田氏を上回る。主婦層や70歳以上の支持が厚い。
争点となっている艦載機部隊の移転について、「賛成」と答えた人の9割は福田氏を支持。「反対」と答えた人の7割以上が井原氏を支持している。投票で移転問題を「重視する」と答えた人の6割以上が井原氏を支持。「重視しない」と答えた人の7割以上が福田氏を支持している。
〈調査方法〉 4、5の両日、岩国市の有権者を対象にコンピューターで無作為に電話番号をつくる「朝日RDD」方式で1000人目標の電話調査を実施。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1091人、回答率は66%。
http://www.asahi.com/politics/update/0205/TKY200802050400.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/06(水) 01:56:10
岩国市長選、両候補ほぼ一線 '08/2/6
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無所属新人で自民党の前衆院議員の福田良彦氏(37)と無所属で前市長の井原勝介氏(57)の一騎打ちとなった岩国市の出直し市長選(10日投開票)で、中国新聞社は約500人への電話による世論調査に取材を加え、情勢を探った。両候補はほとんど並び、激しく競り合っている。ともに市民党を掲げて政党と一線を画しているが、党の支持層別では与野党対決の構図が固まりつつある。だが、3割近くが投票する候補を決めておらず、終盤までもつれ込みそうだ。
福田氏は、米空母艦載機の岩国移転を容認する県議や市議らの支援を受け、自民、公明両党の支持層を中心に浸透。民主党にも支持を広げる。移転反対を貫く井原氏は、民主党に加えて、「勝手連的に応援」する共産党の支持層で先行。自民党の支持層への食い込みも目立つ。今回の出直し市長選への投票は、「必ず行く」が81・2%、「多分行く」が14・4%。「もう投票した」を合わせると96・0%で、市の将来を選択する選挙として関心の高さを反映する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802060053.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/06(水) 03:36:38
記者の目:大阪府知事選=犬飼直幸(大阪社会部)
「僕は大阪が大好きで愛している。このままでは破滅です。消滅です。歴史を変えるのは皆さん方だ」。大阪府知事選最終日の1月26日。JR大阪駅前で、タレントで弁護士の橋下徹さん(38)の街頭演説を聴衆約2000人に交じって聞いた。橋下さんは選挙カーの上で、大きく腕を振りながら、激しく動き回って話す。政策も訴えず、具体的な内容はないのに、なぜか聴かせ、見せる。コンサート会場にいるような高揚感だけ残った。
自民府連推薦、公明府本部支持を受けた橋下さんは翌日の投開票で圧勝。「2万%出ない」と断言しながら出馬に転じたことをきっかけに、私は「橋下さんは、どういう人なのか」と疑問に思い、自分なりの答えを求めてきた。しかし、いまだに見えてこない。
核武装の容認など過去のテレビでの問題発言について聞かれると、「あれは話芸」とあっさり撤回した。選挙が始まると、笑顔と謙虚な言葉でやたらと好青年ぶりを振りまき、自公支持者の多い場所では直立不動で話した。一方で、若者が相手の演説では、「今までの候補は、じじいばっかり」と乱暴な言葉も使う。
テレビで鍛えられた橋下さんは、演技巧者だった。橋下陣営幹部は「いくら政策を語れと助言しても、『自分のスタイルでやる』と受け入れない。選挙だから謙虚さを装わせたが、実態は頑固な自信家だ」と明かした。それだけでなく、橋下さん自身が「自分の主張ではなく、来てくれた人が聞きたい話をするのが政治家だ」と、胸を張ることに違和感を覚えた。政治家の基本は「主張」のはずで、橋下さんは奇妙だった。
私は1年半前に大阪に赴任するまで、政治部で安倍晋三前首相や自民党の野中広務元幹事長らを担当した。タカ派とハト派の違いはあれ、2人とも自分の主張を大切にし、論戦で勝負した。野中氏は政界を引退して5年。今は82歳だが、地方や弱者を痛めつけた小泉改革への批判を続け、自らの主張を貫いている。
知事選終盤、「政治家は具体的な主張をすべきでは」と質問してみたが、返ってきたのは「短い時間で具体的に話しても、聴衆の頭に残らない。一度試されたらいかがか」という言葉でしかなかった。テレビでは瞬間的に視聴者を楽しませるだけでいい場合もあるだろうが、選挙演説を同様に考えているようだった。
橋下さんはパフォーマンス型という点で、小泉純一郎元首相と似ている。しかし、小泉元首相には郵政民営化や構造改革など、「小さな政府」路線に基づく信念があった。橋下さんからは、10年、20年先の大阪を見据えたビジョンは出てこない。橋下さんは、05年の郵政選挙の刺客騒動などドラマ性のある「劇場型」選挙というより、メッセージ性の薄い「ワイドショー型」選挙を展開した。
自公は、次期衆院選への影響もあって、昨年11月の大阪市長選からの民主に対する連敗を阻止するため、橋下さんの知名度になりふり構わず頼った。選挙中、自民党国会議員から「勝てばいいんだ」という声を何回も聞いた。実際は全面支援しながら、表に出ない「政党隠し」も徹底し、橋下さんが正体を見せない「キャラ隠し」との二重偽装で、当選至上主義に徹した。
狙い通り、橋下さんは大勝した。府民は何を期待したのか。大阪市に住む男子の大学4年生(22)は「良くなるか悪くなるか分からないが、停滞する大阪を一番変えてくれそう」と1票を投じた。リスクは高くても、若さとエネルギーに賭けたのだ。「万馬券を狙わないと、借金5兆円などは立て直せない」という声まであった。
そして、当選直後に「前言撤回はもうしない」と言った橋下さんが、6日の知事就任を前に早くも公約の撤回を始めている。毎年2300億円の府債発行(借金)を認めない方針だったが、08年度予算が組めない現実が明らかになり、容認へと急転換した。府債の一部は地方交付税が充当されると知ったことなどがあるが、あまりに軽い公約転換と報道陣は指摘した。すると、「あらゆることを知らないと発言できないなら、今までの行政と変わりがない」と、勉強不足を棚に上げて反論する。では、政治家の言葉の重みとは何か。
いつまで、「話芸」でいくつもりか。現実的な政策を打ち出し、そこに自らの評価をかけるのは当然のことだ。生活を何とかよくしてほしいと1票を投じた府民の姿は、橋下さんの胸の中にはあるのだろうか。それを思わずして、何のために知事を目指したのか。
毎日新聞 2008年2月6日 0時02分
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080206k0000m070144000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/06(水) 19:49:35
松本市長選 独自候補の擁立断念
現職批判グループ「結果出なかった」
3月の松本市長選に向け、現職に批判的な立場で活動する市民グループ「松本の活力を取り戻す市民の会」が、独自候補の擁立を事実上断念した。5日、松本市内で開かれた役員会後、宮坂雄平代表(74)が「結果が出なかった。今のところ、会として交渉を予定している人もいない」と話した。
これにより、同市長選は1期目の菅谷昭氏(64)、元市収入役の市川博美氏(49)による一騎打ちとなる可能性が高くなった。
同会は昨年12月、有賀正・前市長の後援会メンバーらが中心となって発足。「市長は顔の見える存在でなくてはいけない」などと現市政を批判し、地元県議の萩原清氏(57)や企業経営者など計5人に、対抗馬としての立候補を打診してきたが、いずれも断られ、「手詰まりになった」という。
今後も会としての活動は続ける方針で、宮坂代表は、「完全にあきらめたわけではなく、門戸は閉じない。我こそはという人が出てくれば、話を聞きたい」としている。
(2008年2月6日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080205-OYT8T00688.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/06(水) 19:55:28
知事選告示まで1か月前哨戦次第に熱帯びる
出馬予定5氏街頭演説や支援者回り
潮谷知事の後任を決める知事選(3月6日告示、23日投票)の告示まで、6日であと1か月となった。立候補が確実視される5人(無所属新人)は早朝、街頭で政策を訴えたり、集会を重ねたりして有権者への浸透を図っており、前哨戦は次第に熱を帯びつつある。
元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)は1月19日に熊本市に後援会事務所を設置。支援組織「日本一魅力あふれる熊本づくりを実現する会」も結成され、着々と準備を進めている。後援会幹部は「『熊本を良くしよう』という思いを持った個人や団体と連携していきたい。財政や危機管理のプロという経歴を前面に出したい」と話す。
北里氏は5日、水俣市の支援者回りなどを行った。熊本市内の幹線道路沿いなどで早朝の辻立ちも始めており、県民の暮らし向上のための施策を中心にマニフェストをまとめる。
川辺川ダム建設反対を掲げる相良村長・矢上雅義氏(47)はこの日午前、臨時村議会に出席し、辞職願(6日付)が同意されるのを静かに見守った。午後はラジオ番組の取材に応じ、村長室の片付けに励んだ。
立候補表明以降、出席を求められた会合や、小規模の座談会などで支援を求めてきており、辞職に伴い、活動を本格化させる。村内に加え、大票田の熊本市にも後援会事務所を構える予定だ。矢上氏は「今まで培った経験や人脈を生かし、県民全体の暮らしが豊かになるよう努力していきたい」と意気込む。
元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)は5日、支援候補の絞り込みを進める民主党県連の鎌田聡代表代行の面談を受けた。
終了後、記者会見した鎌倉氏は「『支持をいただければありがたい』と伝えた。川辺川ダム問題などで同調できる部分が多かった」と述べ、支援に期待を寄せた。鎌田代表代行は「政策的に近いと改めて感じた」とし、6日の北里氏との面談と合わせ、来週にも支援候補を決める考えを示した。鎌倉氏の後援会は高校の同級生らが中心。17日に熊本市で後援会事務所開きをする。
元自民党衆院議員・岩下栄一氏(61)は1月25日に熊本市内に後援会事務所を開いた。県議、衆院議員時代の人脈を生かした活動を展開し、「経済、農業、教育の振興に取り組み、熊本を愛する人と一緒に古里を繁栄させたい」と訴える。
5日午前は同市の幹線道路沿いで街頭演説。通勤する人たちに政策を訴えた後、企業の朝礼に顔を出したり、母校の同級生が主催するミニ集会に出向いたりした。岩下氏は「体がいくつあっても足りないほど忙しい。今後は県内一円に足を運び支援をお願いしたい」と気を引き締める。
自民党県連の支援を受ける東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(61)は5日早朝、同市の田崎市場を訪れ、防寒着と長靴姿で業者らと笑顔で握手を交わした。
蒲島氏は鹿本高から農協、米ハーバード大大学院を経て東大教授になった経歴を強調し、「逆境を乗り越え夢を実現してきた。その経験を熊本づくりに生かしたい」と訴える。かばしま郁夫後援会の星子昭宇さん(65)は「出遅れたが、盛り返して知名度を上げたい」と話す。地元鹿本地区の後援会や同党県連などでつくる「熊本に夢の会」を支援の中心としている。
(2008年2月6日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080205-OYT8T00638.htm
2171
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/07(木) 23:29:18
岩国市長選、水面下の攻防激しさ増す…与野党、衆院補選にらみ
10日投開票の山口県岩国市長選で、前自民党衆院議員・福田良彦氏と前市長・井原勝介氏が競り合う中、各政党のテコ入れが強まってきた。市長選の結果が衆院山口2区補選(4月27日投開票)や次期衆院選に向けた戦略を左右しかねないためだ。
両氏はともに「市民党」を掲げているが、水面下では与野党の攻防が激しさを増している。
「福田氏は当初、随分離されていたが、差はほぼ詰まりかけている」
5日、国会内で開かれた自民党役員連絡会で、古賀誠選挙対策委員長が市長選の情勢を報告。伊吹幹事長は「50票、100票差となる可能性がある。知り合いに電話で投票を呼びかけてほしい」と指示した。
苦しい政権運営が続く与党は山口2区補選を「反転攻勢のチャンス」(自民党幹部)と位置づけており、市長選で弾みをつけたいとの思惑がある。自民党は福田氏の意向を踏まえて幹部や閣僚の応援演説を控える一方、国会議員秘書らが企業回りや電話かけなどを続けている。
公明党と支持団体の創価学会も、同党の太田代表が山口県選出の安倍前首相から支援要請を受けたこともあり、「福田氏への投票を徹底させる」(創価学会関係者)としている。
補選では、道路特定財源などをめぐる与野党の取り組みに有権者の判断が下されるとみられ、衆院選の時期など今後の政局を占う上でも重要な選挙と位置づけられる。
このため、民主党も補選をにらむ。同党は、前回衆院選で福田氏に敗れた平岡秀夫衆院議員(比例中国ブロック)を擁立する方針で動き始めている。
井原氏勝利による相乗効果を期待する一方、市長選で党派色を薄めることで、補選で移駐容認派の票を取り込もうとの計算もあるようだ。
◆期日前投票数は前回の2倍以上のペース
山口県岩国市長選は、期日前投票が前回市長選(2006年4月)の2倍以上のペースで好調な出足を見せ、市民の関心の高さを示している。
期日前投票の投票者数は6日までの3日間で計7135人(前回同期3241人)、前回の総数は1万667人だった。9日までこのペースで推移すれば2万人を上回る可能性もある。
前回の投票率は65・09%。市選管は好調な期日前投票数に合わせ、投票率も上がるとみている。
有権者数は2日現在、12万2859人。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08020702.htm
2172
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/08(金) 02:17:08
選挙:山口・岩国市長選 福田、井原氏「横一線」 旧市部での得票がカギ
米空母艦載機部隊の移転の是非を最大の争点にした山口県岩国市の出直し市長選は10日の投開票まで残り3日。移転の条件付き容認を表明している新人の前自民党衆院議員、福田良彦氏(37)=無所属=と、移転反対の前市長、井原勝介氏(57)=同=の舌戦は過熱している。両陣営とも情勢を「ほぼ横一線」とみており、終盤の追い込みに全力を尽くす。
「子供や高齢者向けのサービスがなくなっていく」。福田氏は市の財政難を強調し、井原氏の市政運営を痛烈に批判する。学校施設の耐震化など「生活が基本」の姿勢を前面に打ち出す一方、移転容認、反対両派の対立で「基地疲れ」が見え始めた住民に「対立よりも協調」を呼びかける。
中盤に入り、陣営から「合併前の旧町村部の手応えは十分」との声が出始めた。旧岩国市部の住民に比べ基地問題になじみが薄いうえ、厚い保守地盤。「各省庁に働きかけ、予算を引き出す」との主張も受け入れられやすい。陣営は「有権者の3分の2を占める旧市部で互角の戦いに持ち込めれば勝てる」と皮算用する。
対する井原氏は「財政破綻(はたん)なんてウソ偽り。米軍再編から争点をそらし(移転反対を)あきらめさせようとしている」と反論。福田氏を「(国から)送り込まれて来た刺客のような人」と断じる。
移転反対を理由にした新市庁舎補助金の凍結など「国の仕打ち」に対する怒りをあらわにし、「移転反対」が約87%を占めた06年の住民投票で示した民意の再結集を呼びかける。
福田陣営とは逆に、従来支持が多いとされる旧市部の票を固めたうえで、旧町村部での票の上積みを狙っている。【大山典男】
毎日新聞 2008年2月7日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080207ddp001010003000c.html
2173
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/08(金) 02:18:00
洛書き帳:最近、選挙が話題です… /京都
最近、選挙が話題です。派手な言動で注目度抜群の橋下徹氏が当選した大阪府知事選、オバマ、クリントン両氏らがしのぎを削る米大統領選の指名候補争い。さて、わが京都市長選▼89年以来の4氏立候補ですが、「盛り上がっていない」との声が各陣営から聞こえ、投票率が前回(38.58%)に届かないと予想する政党関係者も少なくありません▼有権者の意思表示は、何も候補者の名前を書くだけではない。白票や「適格者なし」と書かれて投じられる票も、痛烈な批判票。棄権では伝わりません。低投票率に寛容な社会は、自らや家族の未来に無関心な社会と言えます。投票日は17日です。【藤田文亮】
毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080207ddlk26070560000c.html
選挙:小浜市長選 松崎県議が出馬表明 /福井
8月の任期満了に伴う小浜市長選に、県議の松崎晃治氏(50)=同市生玉=が6日、立候補表明した。
松崎氏は教員などを経て95年県議に初当選し、4期目。「財政健全化が急務。議会経験や培った人脈を生かして取り組みたい」と述べ、機構改革などでスリム化を図る考えを示した。現市政が進める食のまちづくりについては「ブランド戦略や、研究機関との連携で産業として確立させる」と話した。原子力関連施設の誘致は否定した。
同選には、村上利夫市長が不出馬。会社社長、鳥居昭彦氏(54)が立候補を表明している。【高橋隆輔】
毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080207ddlk18010635000c.html
2174
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/08(金) 02:18:25
選挙:岩国市長選 井原候補支持で岩国入り、連合会長が応援演説 /山口
◇福田候補は川下地区で訴え
米空母艦載機部隊の岩国基地移転が争点の出直し岩国市長選で、移転反対の前市長、井原勝介候補(57)=無所属=を「勝手連」で支援する連合の高木剛会長が6日に岩国市入りし、JR岩国駅前で応援演説した。
高木会長は、国が凍結した新市庁舎補助金問題にふれ「井原さんが『約束は守ってくれ』と言うのは当たり前」と指摘。市長選について「井原さんが市長を明け渡すことになったら、日本の地方自治はおしまい」と市民に支持を呼びかけた。
これに先駆けて、4月の衆院2区補選に出馬する意向を表明し、井原氏を実質支援する民主党の平岡秀夫衆院議員も街頭演説した。両氏はこの後、井原氏の選挙事務所を訪れ、激励した。
一方、移転容認派で前自民党衆院議員の新人、福田良彦候補(37)=同=は6日、基地に隣接する川下地区などで街頭演説し、支持を訴えた。【内田久光】
〔山口東版〕
毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080207ddlk35010736000c.html
2175
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:05:18
選挙:草津市長選 自民県連が伊庭氏「支持」 /滋賀
任期満了に伴う草津市長選(17日告示、24日投開票)で、自民党県連が7日、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)を「支持」すると発表した。
記者会見した同党草津市連絡協議会は「立候補予定者間で政策の違いはないが、現職の実績を評価した」とした上で、「市民派を掲げる伊庭氏に配慮した」とし、党員に対する拘束力のない支持にした。
同市長選では、民主、社民、対話の会が新人で元市政策推進部長の橋川渉氏(58)を推薦している。【阿部雄介】
毎日新聞 2008年2月8日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080208ddlk25010609000c.html
再編の是非:出直し岩国市長選 選挙戦あと2日 両陣営、最後の盛り上げ必死 /山口
岩国市の出直し市長選の選挙運動期間は、残すところあと2日。新人で自民前衆院議員の福田良彦候補(37)と、前市長の井原勝介候補(57)が激しく競り合っており、両陣営は最終盤の盛り上げに必死だ。
福田候補は岩国青年会議所や同級生など同年代の仲間を連れて街頭演説し、「岩国を変えよう」の大合唱で締めくくる。
支援する市議の1人は「米大統領選の候補指名争いで、オバマ上院議員が『チェンジ』を訴え、上昇ムード。若者は変化を求めている」と解説。陣営は「高齢者層は井原氏支持が多い」との読みに立ち、20代から40代での支持拡大を狙う。
一方の井原陣営には、県内外からさまざまな応援団が続々と岩国入りする。薬害エイズ訴訟で国と渡り合った川田龍平参議院議員が駆けつけ、8日の個人演説会や、9日の街頭演説に同行する予定。また、勝手連的に支援する社民党は、辻元清美衆院議員らを投入する。
支援する市議は「全国の注目を受けて、手応えは十分」と話している。【大山典男】
〔山口版〕
毎日新聞 2008年2月8日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080208ddlk35010399000c.html
2176
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:05:58
再編の是非:出直し山口・岩国市長選 衆院山口2区で与野党、動き活発化
◇補選前哨と位置付け
山口県岩国市の出直し市長選で、共に「市民党」を掲げる新人の前自民党衆院議員、福田良彦氏(37)=無所属=と、前市長、井原勝介氏(57)=同=が激しく競り合う背後で、4月の衆院山口2区補選をにらんだ与野党の動きが目立ち始めた。与野党とも同市長選を、福田政権発足後初の国政選挙となる2区補選の前哨戦と位置づけているためだ。
自民、公明は、米空母艦載機部隊の岩国基地への移転を条件付きで容認している福田氏を、民主、共産などの野党は反対の井原氏を事実上支援している。
「全56支部の総力を結集してほしい」
2日、山口市であった自民党支部長・幹事長会議。長谷川忠男県連幹事長が福田氏支援を公然と呼びかけた。「陣営の希望で推薦はできないが実際には『超公認候補』だ」と県連関係者は明かす。
公明党県本部も5日、山口市で緊急幹事会を開き「自前候補並み」の応援を全員一致で確認した。同党の岩国市議らは1月に井原市政を批判するミニ集会を60回以上も開催。「時間はかかったが、支援団体の理解を得た」と幹部は話す。
一方の民主党は、小沢一郎代表が5日の会見で、艦載機移転問題に触れ「住民の納得を得なければ、実際的には(移転は)できない」と述べ、井原氏を援護射撃した。
民主最大の支持母体の連合山口も井原氏を支持。6日には、井原氏と「二十数年来の知己」という高木剛・連合会長がJR岩国駅前で演説し、組織引き締めを図った。
2区補選では、自民は公認候補が未定だが、民主は平岡秀夫衆院議員(比例中国)が出馬の意向。平岡氏は1月中旬の集会で「相手(与党)は市長選を補選の前哨戦とあおっている。その気なら私は受けて立つ」と井原氏にエールを送った。【住田里花、内田久光】
毎日新聞 2008年2月8日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080208ddp041010030000c.html
2177
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:06:34
再編の是非:出直し山口・岩国市長選 旧町村部、基地問題より地域活力
◇過疎・高齢化進む旧町村部
米空母艦載機部隊移転の是非を争点に、10日投開票される山口県岩国市の出直し市長選。市民が示す民意が全国的に注目される中、その視線に戸惑う住民もいる。06年の合併で、「基地の街」に組み入れられた旧7町村では、過疎化や高齢化が進み、市の財政難も行政サービスの低下に拍車をかけている。旧町村の住民たちは、争点とは異なる視点から今回の選挙を見つめている。【島田信幸】
市街地から車で50分走ると、人口約4800人の旧美和町に着く。高齢化率は約37%。町内に二つある小学校の児童数は計約250人に過ぎない。
小雪の中、県道前の広場には、地元ソフトボールチームの子供たちの歓声が響いていた。コーチの坂本剛さん(40)は「ここでは男子はソフト、女子はバスケットボール。競技を選べるほど、児童も指導者もいませんから」と苦笑した。
旧美和町では、合併後の経費削減策で補助金が削られ、隣町の小学校を加えた3校合同の水泳と陸上の大会が中止になった。高齢者を対象にした「シルバー運動会」も合併前の05年を最後に途絶え、市の財政難の影響は高齢者にも及んでいる。
合併前、旧岩国市には約600億円の借金があり、合併後は旧町村分を加えて約1000億円を超えた。さらに三位一体の改革で地方交付税なども前年度より9億円減少。その構図は全国の地方都市と変わらない。だが、市は合併の最大の恩恵だった特例債の一部を、国が止めた市庁舎建設費の穴埋めに使い、「過疎対策費が減る」という不満が出るようになった。
市の財政難について、移転容認の立場の福田良彦候補(37)は「どの役所のどの扉をたたけば、予算が付くか知っている」と、国とのパイプを強調。これに対し、反対の立場の井原勝介候補(57)は「行政改革をすれば、借金は必ず減る」と訴える。
中止になったシルバー運動会は、地区対抗で優勝旗を争い、応援合戦もあった。華やかなりしころの思い出を振り返りながら、地区の老人は「財政が苦しいのは理解できる。基地問題に比べれば、小さなことかもしれない。だが、交流こそが地域の活力だった」と嘆いた。
毎日新聞 2008年2月7日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080207ddp041010028000c.html
2178
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:08:23
’08前橋市長選:市政の課題を議論 3氏公開討論会、市民ら300人集まる /群馬
10日告示される前橋市長選(17日投開票)の公開討論会(前橋青年会議所主催)が6日、同市千代田町の前橋テルサで開かれた。出馬表明している現職の高木政夫(57)、前自民党県連幹事長の金子泰造(63)、共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏(59)の3氏が出席。市民ら約330人を前に市政課題について議論した。
群馬大社会情報学部の小竹裕人准教授がコーディネーターを務め、産業振興策▽中核市、政令市、道州制の問題▽中心市街地の活性化−−などについて質問。政令市、道州制について、生方氏が反対し、高木、金子両氏との違いを明確にした。
また、高木、金子両氏が市長選を巡って市内に出回る中傷文書について触れたり、相手の発言に反論するなどして、小竹氏がいさめる場面もあった。
3氏の発言は公約集などに書かれた従来論に終始。会場には空席も目立った。終了後、小竹氏は「政策論については私からは言えないが、人物像は見えたのではないのか」と述べた。【杉山順平】
毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080207ddlk10010196000c.html
2179
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:25:10
松本市長選まで1か月 “市民派”一騎打ちか
元上司と部下見えにくい争点
松本市長選(3月16日投開票)の告示(同9日)を1か月後に控え、保守系の候補擁立が難航する中、1期目の菅谷昭氏(64)と、元収入役の市川博美氏(49)による一騎打ちの構図が固まりつつある。元上司と元部下の対決で、ともに市民との「協働」を掲げる「市民派」。争点は見えにくく、盛り上がりを欠く状況となっている。(山下寛人)
昨年5月に市制施行100周年を迎え、菅谷氏は「記念行事に全力を傾ける」として、市長選への態度を保留し続けた。1月21日になって、「主要な行事が一段落した」と、出馬表明に踏み切った。
前回選で菅谷氏は、「まつもと市民芸術館」に代表されるハード面の整備に力を入れた前市長を批判する市民有志の要請を受け、県衛生部長を辞して出馬した。4選を目指した前市長への多選批判もあり、「市民が主役。行政は黒子」と訴えた菅谷氏が、元市議会議長を交えた三つどもえの選挙戦を制した。
この4年間には、健康づくり、危機管理、子育て支援の頭文字をとった「3Kプラン」を最重点施策に掲げ、乳幼児医療費無料制度の所得制限廃止などを実現した。再選に向けては「ベースは変わらない。市民が主役の街づくりに引き続き取り組む」と話す。
一方の市川氏は2004年10月、菅谷氏に請われて、県NPOセンター事務局長から収入役に就任した。会計管理という本来の仕事だけでなく、「市民協働」「男女共同参画推進」担当の特命を受け、菅谷氏と二人三脚で新しい市政実現に取り組んだ。
しかし、昨年3月、地方自治法改正による収入役廃止に伴って、市川氏は退任。経過措置として、残りの任期1年半は在任が可能だったが、「不要と決まった役職。人件費もかかる」と、辞表を書いた。
その市川氏を、街づくり活動に取り組む市民団体の女性たちが中心となって担ぎ出した。前回選で菅谷氏を支持した人たちの一部が、「大きな変化がなかった」「市長の顔が見えない」と失望感を抱き、新たな「市民派」を求めたのだった。1月24日に出馬表明した市川氏は「(菅谷氏は)市民や市職員とのコミュニケーションが不足しているのではないか」と指摘した。
【保守系は擁立難航】
2人がともに掲げる理念は「協働」。菅谷氏が「市民が主体的に取り組み、行政が補完する」と定義づけるのに対し、市川氏は「市民と専門家、行政の3者でシンクタンク(調査研究機関)のような組織を作り、問題解決を図る」と語る。
政党色のない2人が名乗りを上げる一方で、前市長の支持者らが中心となって昨年12月に発足させた「松本の活力を取り戻す市民の会」は今月に入って、独自候補擁立を事実上断念した。
保守色の強い同会は、現市政を、「どんな街づくりをしたいのか、明確でない」と批判。経済の活性化、観光振興といった具体的な政策の実現を目指し、地元県議の萩原清氏(57)ら5人に出馬を打診してきたが、いずれも固辞された。
同会の宮坂雄平代表(74)は「抽象的ではなく、具体的な政策を打ち出せる人が必要だ。このままでは、市民に分かりにくい選挙になり、投票率も大きく低下する」と焦りを口にするが、手詰まりの状況だ。
2005年4月に4村を編入し、面積約920平方キロ・メートルと県内1の広さになった松本市。周縁部の活性化や、広域的な観光の振興など課題は山積し、停滞感も強い。課題にどう取り組むか、出馬表明した2人から、具体的な言及はまだない。市民の関心を盛り上げるためにも、現実を踏まえた政策論争が求められる。
(2008年2月8日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080207-OYT8T00776.htm
2180
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:48:51
民主・県民クラブ、支援候補巡り分裂選挙か…知事選
3月6日告示、23日投票の知事選で、民主党議員2人と無所属議員5人でつくる県議会会派「民主・県民クラブ」が分裂選挙の様相を呈しつつある。元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)か元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)を支援する方針の民主党に対し、無所属議員の間で自民党が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)を推す動きが出ているからだ。今後の展開次第では、知事選後にしこりを残しかねない状況となっている。
蒲島氏は6日夜、熊本市内での集会で約40分間にわたって出馬の動機や経緯、知事選への思いなどを語った。集会は、熊本市を選挙区とする同会派の渡辺利男代表と平野みどり議員が用意したもので、両議員の支持者や同会派の鬼海洋一議員ら約50人が出席した。渡辺代表は「蒲島氏を勝手連的に支援したい」とあいさつ。無所属議員は、県議選で連合熊本の推薦を受けており、終了後は「連合熊本の判断を待って最終的に対応を決めたい」と述べた。
これに対し、民主党県連知事選対策本部長で同会派所属の鎌田聡議員は、「政党人ではなく、個人の思いで決められたことであり、やむを得ない」と静観する構え。
連合熊本は、次期衆院選で政権交代を狙う民主党を支持する立場から、自民党と同調するかのような動きを見せる無所属議員に厳しい視線を送る。上田淳事務局長は「連合が対応を決めるまで支援候補などの態度表明は控えるよう要請しており、好ましくない」と不快感を示す。
渡辺代表ら3人は昨年12月下旬、上京して蒲島氏と会談。「人物、政治理念とも知事にふさわしい」と民主党県連にアピールした。同県連も有力候補の1人に位置付けたが、自民党県連が支援を決めたため、支援対象から外した。
(2008年2月8日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080208-OYT8T00088.htm
2181
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/10(日) 01:54:00
知事選の対立再び 前橋市長選あす告示
前橋市長選は10日、告示される。これまでに、再選を目指す現職の高木政夫氏(57)(民主支持)、新人で前県議の金子泰造氏(63)(自民、公明推薦)、新人で共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏(60)(共産推薦)の3人がいずれも無所属で、出馬を表明しており、前回同様、三つどもえの選挙になる見通しだ。高木、金子両氏は昨夏の知事選でそれぞれ小寺弘之前知事、大沢知事を支援し、その対立が持ち込まれたことから、激しい選挙戦が予想される。投開票は17日。
高木氏は、JA前橋市や県建設業協会前橋支部など各種団体から推薦を受ける。昨秋以降、市政報告会を60〜70回開き、約100か所で街頭演説をこなす。「暮らし優先 元気で楽しい前橋実現」をキャッチフレーズに、253億円の市債残高縮減などの実績を強調。市政継続に理解を求めるとともに、新しい清掃工場の必要性などを訴える。
自民党県連幹事長を務めた金子氏は、県看護連盟など約500団体の推薦を得た。自民、公明両党の地元選出国会議員や県議、市議を軸に組織をフル稼働。市内各地区でミニ集会や街頭演説を重ねる。「独断専行」などと現市政を厳しく批判する一方で、「国や県との連携」を掲げ、JR前橋―高崎駅間のシャトル化事業着手などを訴える。
生方氏は、1月22日の立候補表明以降、連日、推薦を受ける共産党市議らでつくる「民主市政の会」のメンバーらと市内全域を街宣車で回っている。「いのちと暮らしを守るあたたかい市政」を旗印に、1日約20か所で街頭演説を行い、主婦や中低所得者層をターゲットに、格差是正や子育て支援策などの重点政策を訴える。
市選管によると、昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は25万9841人。
(2008年2月9日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080209-OYT8T00183.htm
2182
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/10(日) 01:56:49
藤沢市長選 5新人出馬か
あす告示 保守分裂の混戦模様
藤沢市長選は10日、告示される。保守系3人を含む無所属の新人5人が出馬表明しており、乱立模様で保守分裂の混戦となりそうだ。17日に投開票される。
出馬を予定しているのは、元市議の海老根靖典(52)、元県議の星野剛士(44)、元県議の矢後清太郎(59)、元市議の柳谷亮子(62)、元中学校教諭の平本茂子(78)の5氏(表明順)。
現職の山本捷雄市長(63)が2006年12月、早々と4選不出馬を表明。間もなく海老根、星野両氏が出馬表明、1年以上準備を進めてきた。矢後、柳谷、平本の3氏は、昨年11〜12月に相次いで表明した。
海老根氏は、同じ松下政経塾出身の松沢知事や中田宏・横浜市長らとのネットワークを強調。「一生住み続けたいまちづくり」を掲げている。
星野氏は、40歳代の若さで、県議を3期務めた実績をアピール。出馬を前に自民党を離党。「湘南の中核都市としての活力を高めたい」と訴える。
矢後氏は、健康と環境を大切にする生活様式「ロハス」を基軸としたまちづくりを目指す「湘南ロハス宣言」をキャッチフレーズに浸透を図っている。
柳谷氏は、市民団体「女性市長をつくる市民の会」が擁立し、共産、社民が支援する。障害者福祉に携わった経験から、福祉都市実現を公約とする。
平本氏は、前回市長選に続く2度目の挑戦。税金の無駄遣いをなくし、安全・安心のまちづくりを掲げる。中学教師時代の教え子らの支援を受ける。
保守分裂で、自民は推薦を出しておらず、市議が各自の判断で候補を支援する。参院選で躍進した民主も独自候補擁立を目指したが、結局、どの候補にも推薦は出していない。公明は1月に自主投票を決めた。
市議補選(欠員1)も10日に告示される。自民が推薦、民主、神奈川ネットがそれぞれ公認する3人が出馬を予定している。
昨年12月2日現在の有権者数は、32万4927人。
(2008年2月9日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080209-OYT8T00072.htm
2183
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/10(日) 13:49:11
門川氏、やや先行
京都市長選の中盤情勢 中村氏が追い上げ
17日投開票の京都市長選について、京都新聞社は9日までの3日間実施した世論調査に、これまでの取材を加味して情勢を探った。現職の引退に伴い無所属新人4人が争う中、市政の継承・発展を目指す前市教育長の門川大作候補(57)=自民党、公明党、民主党府連、社民党府連推薦=がやや先行し、市政刷新を訴える弁護士の中村和雄候補(53)=共産党推薦=が激しく追い上げ、これに前京都市議の村山祥栄候補(30)が続いている。会社相談役の岡田登史彦候補(61)はやや伸び悩む。ただ調査時点で誰に投票するのか態度を決めていない人も約3割あり、終盤の戦いや投票率の動向によっては流動的な要素もある。
市議会与党や連合京都などの支援を受ける門川候補は、市内のほぼ全域で優勢に戦いを進めている。ただ、左京、伏見区などで伸びを欠く。推薦を受けた公明支持層の約6割を固めているが、自民、民主層の支持は半分以下にとどまっており、まだ十分に浸透し切れていない。
共産や京都総評など革新勢力に支持される中村候補は、伏見区などで門川候補に肉薄しているものの、上京、西京区などでは組織票を固め切れていない。共産支持層の7割以上を固め、民主、社民支持層への一定の浸透もみられるが、共産以外への支持の広がりには至っていない。
村山候補は政党の相乗り批判を繰り返し、地元左京区で優位に戦いを進めているほか、伏見など周辺区で一定の伸びがある。しかし市全域では、組織戦を展開する門川、中村候補を追い上げるには至っていない。共産以外の各党支持層へも一定浸透するが、やや勢いを欠く。
岡田候補は新景観政策の見直しなどを訴え、上京、中京区で善戦し、社民や民主支持層への浸透もみられるが、全般に伸び悩んでいる。
無党派層の支持は門川候補に多く、中村、村山両候補が続いている。年代別でみると門川候補は各世代から支持を集め、中村候補は50、60代、村山、岡田候補は20、30代の支持が多い。
選挙への関心度は、「非常に関心がある」が前回市長選時の調査に比べ約5ポイント高くなったほか、投票の際にマニフェスト(市政公約)を重視する傾向が顕著になっている。最も重視する分野としては福祉・医療、職員不祥事が挙がった。
■調査方法 7日から9日まで、京都市の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける調査法で、有権者のいる2371世帯にかかり、うち1222人から回答を得た。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021000030&genre=A2&area=K10
2184
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/11(月) 02:38:37
住民は消極容認、政府安堵 移転反対再燃の可能性も '08/2/11
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十日投開票された岩国市長選は、争点となった米空母艦載機移転に賛成派の前自民党衆院議員福田良彦氏(37)が反対派の前市長井原勝介氏(57)を小差で破り、米軍再編計画を進める政府はひとまず安堵あんどした。だが、移転を積極的に認める住民は少なく、政府が今後も強硬な姿勢を取り続ければ「移設反対」の機運が再燃する可能性もはらんでいる。
▽水面下
「先生なら岩国にも票をお持ちでしょう。何とかよろしくお願いします」。石破茂防衛相は六日、国会内ですれ違った中川昭一元経産相に頭を下げた。石破氏は、米軍再編計画に盛り込まれた岩国基地への艦載機移転の重要性を訴えたいと現地入りを打診したが、福田陣営は「来ると逆効果」とやんわり断っていた。
福田氏は「政府との対話」を掲げ、再編交付金を利用した地域経済振興策を強調。自民党の閣僚や国会議員の応援演説を求めず、懸命に“政府・与党色”を消した。
福田氏の議員辞職に伴い、四月二十七日に実施される衆院山口2区補選は、福田政権発足後初めての国政選挙となる可能性が高い。このため自民党は補選勝利への“布石”として福田氏を水面下で支えた。「支援団体を動かす」と、福祉関係団体や看護連盟などに電話作戦を展開。企業には従業員を期日前投票に行かせるよう求めるなど組織戦を徹底させた。
▽誤算
一方の井原氏。政府が移転反対を理由に市庁舎建設への再編交付金を支給せず、移転賛成派が多数を占める市議会の補正予算案否決を受け、昨年十二月に辞職、出直し市長選に打って出た。
目指したのは、有効投票の90%近い移転反対票を集めた二〇〇六年三月の住民投票の再現。だがその直後の同年五月には米軍再編計画が閣議決定され、政府は従わない地方自治体には再編交付金を出さない方針に転換していた。
井原氏は「乱暴な補助金カットというアメとムチは認められない」と訴えたが、多くの市議が議会のリコールや解散につながることを恐れ福田氏を支援。頼みとした地元労組の動きも鈍く、補選への出馬を予定している民主党の平岡秀夫衆院議員陣営は「福田票もほしい」と自主投票を決め込んだ。
▽懸念
ただ福田氏当選と「基地移転賛成」は直結してはいない。共同通信社が十日に実施した出口調査では、艦載機移転に「賛成」と明確に答えた人は全体の二割にも届かず、福田氏に投票した人でも七割以上は「やむを得ない」と消極的な賛成。福田氏を支持する自営業の女性(42)も「騒音の拡大はいや。でも艦載機は来る。それなのに交付金がゼロのままはおかしい」と説明する。
政府は、これまでの市長選や住民投票で圧倒的な支持を集めた井原氏の敗北に「反対一辺倒だった市民の意識が変化した」(与党筋)と判断し、再編計画を予定通り推し進める方針。防衛省幹部は「選挙結果次第では、米軍普天間飛行場に絡む沖縄への影響も考えられたから一安心だ」と胸をなで下ろした。
ただ、福田氏は受け入れについて「条件闘争」を主張しており、政府との交渉が難航、再編交付金の“凍結解除”も早期に実現せず、住民の反発が再び強まる可能性も否定できない。基地を抱える各地方自治体の住民が今後に注目している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200802100297.html
2185
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/11(月) 03:03:42
社説:岩国市長選 国は対立解消の責任果たせ
接戦の末、市長選を制したのは、国との対話を重視する新人候補だった。ただ、国が安堵(あんど)するのは早い。市内を二分させてきた責任を自覚し、対立感情の修復に全力を挙げるべきだ。
米空母艦載機を受け入れるかどうかで争われた山口県岩国市の出直し市長選は、容認派の推す前自民党衆院議員の福田良彦氏が初当選し、受け入れに反対してきた井原勝介前市長の再選を阻んだ。
この選挙が関心を集めたのは、06年5月に日米で最終合意に達した在日米軍の再編に影響を及ぼす可能性があったためだ。
米軍岩国基地を抱える岩国市は、再編論議に先立つ97年、米軍普天間飛行場(沖縄県)の空中給油機を受け入れることに同意した。日米が同飛行場の返還で合意したことに伴う措置だ。
政府はこの見返りに、05年度から新岩国市庁舎の建設費に補助金を出すことを決めた。ところが建設途中の05年10月、米軍再編の一環として厚木基地(神奈川県)の空母艦載機59機を岩国に移転させる計画が明らかになり、当時の井原市長は「負担が過大だ」と反対を表明した。
すると、政府は再編事業への非協力を理由に07年度の補助金35億円を凍結した。井原氏は合併特例債で穴埋めする予算案を出したものの、受け入れ容認派が多数を占める市議会に再三拒否されている。出直し選の背景に、国の露骨な「アメとムチ」の政策があったことを忘れてはならない。
衆院議員を辞職して立候補した福田氏は「国に協力はするが、言いなりにはならない」と条件付き容認の姿勢を示し、基地問題よりも落ち込んだ地域経済の活性化策を重点的に訴えてきた。一方の井原氏は移転反対を鮮明にして再選を狙ったが、「再び井原市長になっても解決しそうにない」と口にする市民が少なくなかった。
このため、福田氏の当選をもって、岩国市民が艦載機の受け入れに傾いたと判断するのは間違いだろう。06年3月に実施された住民投票では反対派が87%を占め、直後の市長選でも井原氏が当選している。
過去2回示された「移転ノー」の民意が、簡単に変化するとは考えにくい。むしろ、艦載機問題をめぐって繰り返し市内が二分されることへの嫌気が、新市長を生み出したとみるのが自然ではないか。
今後、補助金の凍結は解除され、市長と市議会との対立は弱まるだろうが、容認派と反対派に分かれた市民同士のわだかまりは残る。国はその傷の修復に責任を負わなければならない。
岩国基地では沖合の新滑走路が08年度中に完成し、14年までに艦載機の移転を完了させる計画になっている。防衛省は従来の強権的な基地行政を反省し、市民の同意を得る努力を決して怠ってはならない。
毎日新聞 2008年2月11日 0時32分
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080211k0000m070107000c.html
2186
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/11(月) 20:56:49
山口・岩国市長選で福田良彦氏が当選 自民・古賀選対委員長「超うれしいと思う」
在日アメリカ軍再編による艦載機移転問題が最大の争点となった山口県の岩国市長選挙は、移転容認派が推す新人の福田良彦氏(37)が初当選を果たした。
選挙結果に対し、自民党の古賀選対委員長は「超うれしいなと思いますよ。日米の関係にとって、非常に大事な選挙だという位置づけが党の幹部にもありましたからね、勝って良かったと思います、正直言って」と述べたうえで、解散総選挙に向けては、地方選挙においても自公連立の結果を出していくことが重要との考えを強調した。
また、石破防衛相は「防衛省としては、今後、できるかぎり早く米軍再編に対する新市長のお考えをお聞きし、岩国市のご理解が得られるよう、最大限の努力をしてまいりたい」とのコメントを発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080211/20080211-00000996-fnn-pol.html
2187
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/12(火) 15:58:29
太田市長選
秋山元県議出馬へ
太田市の元県議秋山一男氏(61)は10日、同市内で開かれた後援会の会合で、「次の選挙は政治生命を賭けた最後の戦い。全力投球で市政にあたる覚悟だ」と語り、次期市長選に出馬する意向を明らかにした。秋山氏は同市議、県議を経て、2005年4月の市長選に出馬したが、落選した。
清水聖義市長は衆院選への転出を表明しており、09年4月16日の任期満了よりも前に解散総選挙になった場合は、市長選も前倒しされる可能性が高い。
(2008年2月11日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080210-OYT8T00652.htm
2188
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/12(火) 16:03:08
草津市長選激しい前哨戦“市役所出身”また対決へ
草津市長選の告示(17日)が1週間後に迫った。これまでに、前市政策推進部長の橋川渉氏(58)、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)が無所属での立候補を表明。前市長の辞任に伴い、助役経験者らが争った前回(2004年)に続き、今回も��市役所出身者��が戦う構図となり、両陣営は8、9両日に決起集会を開くなど、激しい前哨戦を繰り広げている。
橋川氏と伊庭氏は、ともに大学卒業後に市職員に。橋川氏は企画部長、政策推進部長などを務めたが、昨年10月に退職、12月に出馬を表明した。伊庭氏は総務部長、助役などを歴任し、前回で初当選。同じく12月に再出馬を表明した。
橋川氏は「市政の刷新、透明化」を掲げ、民主や社民、政治団体「対話でつなごう滋賀の会」や連合滋賀が推薦。市外から転居した新住民が勤める企業などへも支持を訴える。
「まちに活力・生活重視」を訴える伊庭氏は、自民が支持。保守系の市議会最大会派「新生会」(14人)や多くの自治会が後押しし、市長として取り組んだ4年間の実績をPRする。
ただ、市内の会社員男性(51)が「政策の違いが分かりにくい」と話すなど、市民の盛り上がりはいま一つ。今後は、両陣営がどれだけ相手との〈差〉を市民にアピールできるかがカギを握りそうだ。
◇
市では、前市長が04年1月、後援会幹部が公選法違反容疑で逮捕された責任を取って辞職(その後、収賄容疑などで逮捕)。出直し選挙で、助役だった伊庭氏と2代前の市長の元助役が激戦を繰り広げた。
市役所の出身者が二極化して争う構図は、1995年まで3期務めた元市長時代にできた「2人助役体制」が遠因とみる関係者は多い。前回、伊庭氏と争った元助役を応援した民主系市議は橋川氏を支援しており、ある市役所幹部は「系譜の争いは根深く、構図は変わらない」と漏らす。
(2008年2月10日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080209-OYT8T00831.htm
2189
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/12(火) 16:05:00
本社世論調査 「関心ある」7割超
17日投開票の京都市長選について読売新聞社が実施した世論調査で、市長選に「関心がある」と答えた有権者が7割を超えた。誰に投票するか決めるときに最も重視するのは候補者の「政策や公約」で、特に重視したい争点(複数回答)は「医療や福祉の充実」が80%でトップを占め、相次いだ「市職員の不祥事問題」が73%で続いた。支持政党別で最多の4割近い「支持政党なし」の半数が投票する候補者を決めておらず、無党派層への浸透が選挙戦後半の焦点となりそうだ。
◆関心度
市長選への関心度では、「大いにある」が31%、「多少はある」が41%。合計は70歳代が79%と最も高く、20、30歳代が低かった。
「投票に必ず行く」は58%で、「なるべく行くつもり」(32%)との合計は9割になる。
◆争点
誰に投票するか決めるときに最も重視する点は、「政策や公約」(63%)が、「支援する政党や団体」(22%)、「候補者の経歴やイメージ」(9%)を大きく離し、有権者が政策重視で候補者を選ぼうとしていることがわかる。年代別では、50歳代以上で政党や団体、40歳代以下は政策を重視する傾向があった。
特に重視したい争点(複数回答)では、すべての世代で「医療や福祉の充実」が最多だった。2位の「市職員の不祥事問題」も、すべての世代で3位以上を占め、幅広い関心を集めていることがうかがえる。
一方、街頭演説などの訴えで重点を置く候補者が目立つ「同和行政の問題」は7位と低く、年代別でも50歳代が4位になった以外は下位だった。
◆政党
国政の与野党が同じ候補を推す「相乗り」については、「好ましくない」(63%)が「好ましい」(15%)の4倍を超えた。年代別では、30、50歳代の7割が「好ましくない」と回答している。
政党別では、「好ましくない」は自民支持者が5割強、公明が4割だったのに対し、共産は8割、民主が7割強で高さが目立った。
政党支持と、政党が推す候補者への投票(支持)の「ずれ」は、民主支持者が最も大きかった。民主党府連が推薦する候補者に投票するという回答は3割強にとどまった。ほぼ同じ割合が他の3候補に流れており、「相乗り批判」が背景にあるとみられる。
開発か保護かを巡り、長い間、市長選で大きな争点になってきた「景観論争」は、市が昨年9月に、全国で最も厳しい規制とされる「新景観政策」を施行したことで、市長選の争点から大きく後退した。
6割が評価していた新景観政策は、職業別では、「商工サービス業」で評価が5割にとどまり、ほかの業種よりも低かったが、専業主婦や労務サービス職、事務技術職が高かった。
「特に重視したい争点」でも、「町並みや景観の保護」は、9つの選択肢のなかで最も少ない49%。新景観政策の施行で保護に向けた方向性が定まったことで関心が低くなったとみられる。
(2008年2月11日 読売新聞)京都
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080211-OYT8T00044.htm
2190
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/12(火) 16:08:13
支援候補の絞り込み難航、熊本知事選で民主県連
民主党県連は10日、熊本市で役員会を開き、知事選(3月6日告示、23日投票)の支援候補の絞り込みについて協議したが、意見がまとまらず、結論を持ち越した。県連は支援候補を元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)と元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)に絞り込んでいるものの、一部に自主投票の声が根強い。県連は近く、連合熊本など支援団体と意見交換し、23日に開く常任幹事会までに決めたい意向だが、難航は必至だ。
県連は5日に鎌倉氏、6日に北里氏と面談。川辺川ダム問題や財政再建などの政策面や選挙態勢についての所信を聞いた。
役員会では、両氏との面談の内容などが報告され、意見交換した。終了後、知事選対策本部長の鎌田聡代表代行は「経済界や農業団体、建設業団体などと12日以降、意見を交わし、その内容を踏まえて結論を出したい」と述べた。
支援候補の決定が難航している点について、「一日も早く決めたいという思いはあるが、いろいろな意見があり、結論に至っていない」と述べた。
一方、民主党議員と県議会会派「民主・県民クラブ」を構成している無所属議員の間には、自民党が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)を推す声が出ている。
(2008年2月11日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080210-OYT8T00496.htm
2191
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/14(木) 01:57:31
3候補が出馬表明 3月30日告示の徳島市長選 2008/02/13 10:22 メールで記事を紹介する 印刷する
任期満了に伴い三月三十日に告示、四月六日に投開票される徳島市長選は、現職の原秀樹氏(52)=自民推薦=と、新人の加藤真志(60)=民主推薦、十枝修(65)両氏が出馬を表明し、立候補予定者として三人が出そろった。「実績」を背景に再選を狙う現職に対し、新町西地区再開発事業などへの疑問を訴える新人二人。原氏が現職の強みをどう発揮するか。対抗馬の一本化が決裂した影響は。告示まで二カ月を切り、前哨戦はにわかに慌ただしくなってきた。
原氏は九日、「市長を励ます会」(後援会主催)に出席。新町西地区再開発事業の議論が高まっていることを念頭に置いたのか、「100%の市民合意が得られることはほとんどない。意見を聞いて実行し、責任をとるのが市長の仕事」と語り、理解を求めた。
加藤氏は二日に出馬表明し、マニフェスト(公約集)素案で「新町西地区再開発事業の白紙」などを打ち出した。「すべては、子供たちのために」とのキャッチフレーズを掲げ、少子高齢化対策の主張にも力を注ぐ。十一日に表明した十枝氏は同地区再開発や鉄道高架事業の中止、国保・介護の負担軽減のほか、就学援助拡充などの教育問題も主張の柱とする考えだ。
加藤、十枝両氏の間では「批判票を分散させたくない」と一本化を模索する動きがあった。先に表明した加藤氏に対し、共産党などによる「市民の手で安心と夢のあるまち『徳島市』をつくる会」は三点の「基本政策」を条件に示し、合意できるなら十枝氏の擁立を見送る構えもみせた。
「つくる会」側は加藤氏との文書による政策合意を重視した。先に他政党(民主党)が加藤氏を推薦していたため、「政策実行のより強い保証が欲しかった」(花岡淳共産党徳島地区委員長)という。共産党関係者と加藤氏の間では、鉄道高架に反対する市民グループも参加しての話し合いが複数回行われたが、出馬会見で「どの政党にも左右されたくない」と述べていた加藤氏は、政策協定に応じなかった。
「(二〇〇三年の)大田正さんの知事選のような形にできれば」。共産党関係者は、加藤氏を等距離から政党が支援するスタイルを目指した。一方の民主党は「初めて民主党が真ん中にどっかと座る市長選」(仙谷由人県連代表)として、直接的には一本化交渉にかかわらなかった。こうした温度差も、物別れの要因となった。
加藤氏を支援する民主党県連幹部は「『共産色』を嫌う支持者も多く、別に候補が立ってくれたほうがはっきりしていい」と話す。これに対し十枝氏は「市民いじめの市政を転換できるのは、革新の立場に立てる私だけ」とアピールし、十八日に政策発表の集会を開く。原市長側は、対立候補が二人となった影響を図りかねているが、十七日に後援会事務所開きを行い、臨戦態勢を整える予定だ。
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_120286579155&v=&vm=1
2192
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/15(金) 01:24:57
ねじれ:’08知事選/上 自民党 勝手連支援に困惑も /熊本
潮谷義子知事の不出馬表明で乱立模様となった知事選は、3月6日の告示まで1カ月を切った。これまでに立候補を表明した各候補予定者が政党との微妙な距離を持って戦う今回の知事選は、いろいろな場面でねじれを見せている。自民党が主導してきた過去の知事選とは大きく異なる前哨戦を追いながら、政党や立候補予定者の思惑を探った。
「『公認以上に重い候補』と言うが、あいまいで分かりにくい」
1月下旬に開かれた自民党熊本市支部の会合で、市議らから県連執行部に対する不満が相次いだ。
東大教授の蒲島郁夫氏(61)擁立を決めた党県連は「公認」や「推薦」ではなく「蒲島氏を支援する勝手連の一員として動く」(前川收幹事長)という異例の形で選挙に臨む。一方で「公認以上に重い候補」とも説明してきた。熊本市支部はそんな玉虫色の表現に反発した。
熊本は保守王国と言われ、過去の知事選では常に自民党が先導してきた。1959〜91年に誕生した3知事は自民党公認。その後の2知事も推薦候補だった。
今回担ぐのは、知名度の低い学者出身の蒲島氏。本来ならば、県議団や地方議員のフル回転が不可欠で「推薦などの『形』がはっきりしていないと力が入らないという意見も理解はできる」とベテラン県議は指摘する。国政で連立与党を組む公明党関係者からも「(あいまいな表現は)自民党の弱体化を象徴している」という声がもれる。
蒲島氏は自民党の支援を受けながら一貫して「政策を実現するために幅広い勢力の結集が必要」と述べ、他政党支持者の支援を進んで受け入れる姿勢を示してきた。
自民党が「勝手連」にこだわるのはなぜか。知事選投票日の3月23日は年度末。ガソリン税の暫定税率など道路特定財源問題で自民党と民主党の攻防が頂点に達している可能性があるからだという。
ある県連関係者が解説する。「暫定税率の行方を見極められないうちに推薦などの『形』を決めるのは危ない」。昨夏の参院選で敗れた「自民対民主」の図式を避けたい思惑が透けて見える。
ただ、あいまいな対応は、他の候補予定者が自民支持層に手を突っ込む結果にもつながっている。
立候補表明者の中には、4年前の参院選(比例区)に自民公認で立候補した北里敏明氏(59)▽元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)▽衆院議員2期目に新進党が解体、自民党に入党した矢上雅義氏(47)−−がいる。
1月中旬、熊本市のホテルであった北里氏の出版記念パーティーには、自民党支持の多くの企業経営者が出席した。また、事務所には自民党県連会長も務めた沢田一精元知事や自民党の元県議、元熊本市議らの姿もみられる。支援者は「県連が蒲島氏を推薦も公認もしない以上(蒲島氏支持で)拘束されることはない」と話した。
自民党では、今月8日の県連総務会で改めて「蒲島氏を推薦するかどうか」という話題も出た。前川幹事長は「推薦しないと言っているわけではない。民主党の動きをにらみつつ検討していく」と話し、当面は模様眺めの姿勢で臨む。
==============
◇予想される主な顔ぶれ(敬称略)
岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員
蒲島郁夫 61 無新 東大教授
鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長
北里敏明 59 無新 弁護士
矢上雅義 47 無新 [元]相良村長
毎日新聞 2008年2月13日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/02/13/20080213ddlk43010006000c.html
2193
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/15(金) 01:27:52
ねじれ:’08知事選/中 民主党 支援候補まだ見えず /熊本
「困ったことになった」
10日夕、熊本市内で開いた役員会で、民主党県連幹部は厳しい表情を隠せなかった。開始直前、県出身の藤末健三参院議員(比例区)が翌日に単独で記者会見するという情報が流れたからだ。藤末氏は、自民党が擁立した東大教授、蒲島郁夫氏(61)との関係が深く「支援を表明するのではないか」との観測が広がった。
幹部が藤末氏に電話を入れて会見は中止になったが、蒲島氏を支援対象からはずしている県連の知事選をめぐる混乱ぶりが浮き彫りになった。
その4日前には、県議会で統一会派を組む無所属県議3人が支持者を集めた会合に蒲島氏を招いた。3人のうち平野みどり県議は、蒲島氏の教え子をインターンシップで受け入れたことがある。
平野県議は「知事選は国政の枠組みで考えるべきではない。今の熊本を元気にするのは誰かと考え、蒲島氏に期待している」と支持者らに支援を訴えた。
民主党の最大の支持母体で、無所属の平野県議らをも推薦する連合熊本の幹部は「自主投票ではなく、きちんとした立場を打ち出したい。しかし、一本化して、しこりが次の衆院選まで尾を引くと問題だ」と頭を抱える。
◇ ◇
昨夏の参院選熊本選挙区(改選数1)で勝利をおさめた民主党県連は当初、次期衆院選の対策を優先してきた。ところが、各小選挙区で「勝てる候補」がなかなか決まらない。決定はズルズルとずれ込み、知事選の支援候補選定にも影響した。
「基本的なスタンスは民主党に近い」と公言していた蒲島氏に平野県議ら3人や県連幹部が面会したが、自民党が擁立を決め、民主党は「相乗りはできない」と手を引いた。
元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)か元消防庁次長で弁護士の北里敏明氏(59)のどちらかを支援する方針を決めたのは1月26日。だが、平野議員ら蒲島氏を支援する動きに加え、川辺川ダム建設反対をうたう前相良村長、矢上雅義氏(47)の存在も大きく、ダム反対派の中で票が割れる気配もある。支援候補決定は23日の役員会に持ち越された。
ある県連幹部は「今さら自主投票にもできない。かといって、かつて自民党公認で参院選に立候補した北里氏を支援するのも分かりにくい」と、鎌倉氏支援の可能性を示すが、依然として自主投票を望む声も一部にくすぶる。
今回、世論重視の姿勢を示すため、県内の経済、農業団体から県政への要望を聞く。知事選では初の試み。自民党が「公認」や「推薦」の形で明確に蒲島氏支援を打ち出せない状況を民主党が生かし、保守王国に風穴を開けられるのか。今は先行きが見えない。
毎日新聞 2008年2月14日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080214ddlk43010498000c.html
2194
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/16(土) 14:26:28
労組、引き締めに躍起
京都市長選 支持拡大に期待
京都市長選(17日投開票)が最終盤を迎え、各候補を支援する労働団体も組織内の引き締めに躍起になっている。市役所内の労働組合は、活動の範囲に気を使いながら、「最後まで支持の輪を広げたい」と、組合員の各方面への働き掛けに期待している。
門川大作候補を支援する連合京都(組合員約9万5000人)は、自治労市職出身の木村幹雄会長が応援弁士に立ったり、市内約250組織の職場でポスター掲示の徹底に力を入れている。
春闘とも連動させ、6日には約600人の組合員を集めた集会では、市長選勝利を盛り込んだ宣言を採択した。連合京都の細田一三事務局長は「知名度がなかなか高まらないことへの危機感はある。最後まで組織を固めたい」と、最終日に独自の練り歩き作戦も予定している。
一方、中村和雄候補を推す京都総評(組合員約7万人)は「同候補は労働問題への理解もある」として、組織内だけでなく、連合系の組合がある企業前でビラ配りをしたり、電話作戦を展開する。非正規労働者を中心とした個人加盟の組合員も、積極的に街頭に立っている。
岩橋祐治議長は連日、選挙カーに乗り込んで支持を訴えている。「支持政党の枠を超えて候補への関心が高まっている。われわれの頑張り次第で勝負が決まる」と意気込んでいる。
市役所で勢力を二分する京都総評系の市職労(約4700人)、連合系の自治労市職(約3500人)も支持拡大に懸命だ。
市職労は職場での呼び掛けや、組合員以外の職員へのビラまきに力を注ぐ。14日には「家族へ近所へもうひと声」と訴える新聞号外を出した。
自治労市職は、上部団体の連合京都の指示に従って、市内20支部に個人演説会への参加を呼び掛けるなど、選挙運動の盛り上げに努める。
ただ、公務員の選挙へのかかわりに厳しい目がある中、以前より有給休暇を取って選挙に打ち込む職員は減っている。組合員の選挙に対する意識も薄れてきているという。両労組とも、組合員に必ず投票に行くよう求めている。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021600056&genre=A2&area=K10
2195
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/18(月) 00:15:15
名古屋市長選は市議団意向尊重
民主県連幹事会で了承
民主党県連は16日、名古屋市内で幹事会を開き、3月2日の定期大会で提案する新年度活動方針案を了承した。方針案では、来春に予定されている名古屋市長選について、同市議会で最大会派の民主党市議団の意向を尊重しながら、関係機関と連携して候補者の選定に当たるとした。
幹事会では、「(同党の)独自候補を擁立する」と方針案に盛り込むよう求める意見も出たが、最終的には原案通り承認された。
記者会見で伴野豊・同県連選挙対策委員長は「(他党との)対立候補を立てることが目的ではない。党の政策と合わせて、名古屋市民が一番ふさわしいと選択してくれる人を擁立していく」と述べた。
(2008年2月17日 読売新聞)愛知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080217-OYT8T00064.htm
2196
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/18(月) 00:17:29
民主党県連 倉敷市長選は自主投票
民主党県連は16日、岡山市内で臨時常任幹事会を開き、4月27日投開票の倉敷市長選では、自主投票とすることを決めた。
同市長選で県連には、現職の古市健三氏(60)、元市収入役伊東香織氏(41)、市議会議長秋山正氏(53)から推薦依頼が出されていたが、党内で意見が割れ、特定の候補を推薦しないことにした。
また、同月20日投開票の笠岡市長選では、現在唯一立候補を表明している現職の高木直矢氏(66)を推薦すると決めた。
(2008年2月17日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080216-OYT8T00642.htm
2197
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/18(月) 01:01:42
自民党:前橋と京都の市長選結果、次期衆院選に向け波紋
17日投開票された前橋市長選は、福田康夫首相(衆院群馬4区=高崎市など)が就任前からの因縁を引きずる構図で戦われた。自民、公明両党推薦の金子泰造氏が現職の高木政夫氏に敗れたことは、首相の威光が地元に十分及ばない政治力の弱さを示す形となった。
自民党は昨年7月の群馬県知事選で、小寺弘之前知事への対抗馬として大澤正明・現知事を公認。首相就任前の福田氏は選対本部長として陣頭指揮し、競り勝った。知事選で高木氏が小寺氏を支援したことなどから、「福田・大澤」体制の延長で県都の市政掌握を目指し金子氏を擁立した経緯があった。
県選出の国会議員をはじめ、福田首相の「名代」として貴代子夫人も地元入り。公明党も告示前に浜四津敏子代表代行がテコ入れするなど、与党として総力戦を展開したが、地元の保守層が、首相の威光より現職になびく動きを封じ込めることはできなかった。自民県連幹部は「国会議員の責任問題になるだろう」と指摘した。【野口武則】
一方、京都市長選でも自民、公明両党に民主、社民の府連も相乗りで推薦した門川大作氏が、共産党推薦の中村和雄氏に約950票差まで迫られたが、辛くも逃げ切った。
京都市が地元の自民党の伊吹文明幹事長は17日夜、「政党支持率通りの投票結果が出なかったことは謙虚に受け止めなくてはならない」とコメント。自民党選対幹部は「京都も実質的には敗戦だ」と述べ、与党は次期衆院選に向け都市部での戦いに不安を抱えた。
毎日新聞 2008年2月18日 0時07分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080218k0000m010111000c.html
2198
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/18(月) 01:11:56
ねじれ:’08知事選/下 潮谷票 反自民に流れる動きも /熊本
「潮谷さんの路線を継承するのがはっきりしているのは鎌倉さん。ほかの人だと川辺川ダムもどうなるか分からない。私たちがしっかり応援しましょう」
元県地域振興部長、鎌倉孝幸氏(61)の熊本市の後援会事務所で11日に開かれた「女性の会」の初会合で、潮谷義子知事の支援団体「さやかの会」の幹部が訴えた。
「さやかの会」は潮谷知事が初出馬した00年、男女共同参画や環境問題に取り組む県内33の女性団体などが勝手連として組織した。「熊本から女性知事を」を合言葉に市民パワーを集めて選挙を支えた。潮谷氏にとって、推薦を受けた自民などの政党と車の両輪だった。潮谷氏が昨年12月6日に3選不出馬表明した後、会の動向が注目されている。
鎌倉氏は県庁時代、知事と二人三脚で川辺川ダム問題などに取り組んだ。不出馬を表明した潮谷知事と4日後に会食し、出馬を決意した。“潮谷氏の後継”とみる人も多い。だが、鎌倉氏本人は出馬要請を受けたわけではないと説明する。この日の会合でも「潮谷知事との関係は自然体」と話した。
女性の会幹部も「鎌倉さんのところに駆けつけたのは自発的な行動」と強調する。ただ、会の別のメンバーに電話を入れて鎌倉氏への支持拡大を図る。
本来は親自民でも反自民でもないが「ダム建設が進まない不満などで潮谷さんを引きずり下ろしたのは自民党。今回は怒りがある」と秘めた思いを明かす。「ダムが推進の流れに戻るようなことになったら、潮谷さんの2期8年が無意味になる。鎌倉さんはダム反対。自民色も最も薄い」と付け加えた。
「自民憎し」のあまり、場外戦もあった。自民党が擁立した東大教授、蒲島郁夫氏(61)は今月27日、自分の著書の出版記念パーティーに「女性の品格」の著者、坂東真理子さんを招く。幹部は坂東さんと親しく「選挙の広告塔に利用されるだけ。あなたの品格が下がる」とメールを送った。
こうした動きに、自民党県連幹部は「潮谷さんは自民の支援で知事になった経緯がある。特定の候補を応援するとすれば蒲島さんだと信じている」とけん制する。「さやかの会」の中には自民の友好団体もあり、蒲島氏支持に回るメンバーも少なくないとみられている。一方、蒲島氏は「自分の主張に賛同してくれたのが自民党だったというだけ。私の政策はむしろリベラルだ」と“自民候補”のレッテルを張られることを嫌う。ダム問題も「第三者機関で検証する」と中立の立場を訴える。
当の潮谷氏は「知事選の応援については一切話さない」とだんまりを決め込む。「県民党」を標ぼうし、2度の選挙では自民やさやかの会にとどまらず共産党支持者からも支持を集めた。出馬表明している5人も同様に「県民党」をうたい支持拡大を狙う。だが、まだ無党派の動きは鈍い。=おわり(この連載は笠井光俊、山田宏太郎が担当しました)
毎日新聞 2008年2月15日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/02/15/20080215ddlk43010006000c.html
2199
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/19(火) 00:52:14
相乗り批判 今後に生かす
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/19/k20080218000015.html
京都市長選挙で、自民党と公明党、それに民主党と社民党の地方組織が推薦する候補者が、共産党の推薦候補に1000票足らずまで迫られたことについて、自民党や民主党からは、有権者の相乗り批判を重く受け止め、今後の地方選挙に生かしたいという声が出ています。
京都市長選挙の結果について、与党側は、事実上の与野党相乗りとはいえ、大阪府知事選挙や岩国市長選挙に続く勝利に安どしています。ただ、自民党の伊吹幹事長や谷垣政務調査会長の地元である京都での市長選挙で、共産党の推薦候補に1000票足らずまで迫られたことについて、古賀選挙対策委員長が「選挙の怖さや緊張感が大切だということを痛感させられた」と述べたほか、谷垣氏は「相乗り批判もあった」と指摘しました。一方、民主党は、知事や政令指定都市の市長選挙など大型の地方選挙で、与党側との相乗りを原則、認めておらず、京都市長選挙でも、地方組織による推薦にとどめましたが、党内では「有権者の相乗り批判は予想以上に大きかった」などといった受け止めが出ています。執行部では、次の衆議院選挙を見据えて、地方選挙でも与党との対決姿勢をより強める必要があるとしており、地方組織に対しあらためて独自候補の擁立を徹底させたいとしています。これに対し、共産党は「選挙結果は、相乗り候補はだめだという有権者の意思表示だった」として、存在感を示すことができたとみており、今後の選挙につなげたいとしています。
2200
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/19(火) 00:59:17
相乗り「反対」は4割
京都市長選で出口調査
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021800014
京都市長選で京都新聞社が17日、投票者に行った出口調査では、当選した門川大作氏は推薦した自民党支持層の67・9%、公明党支持層の87・3%、民主党支持層の36・8%から票を集めていた。国政で激しく対立する各党が門川氏に相乗りしたことに約4割が「おかしい」としたが、低投票率の中、組織力で競り勝った構図が浮かび上がった。
投票所30カ所で投票を終えた1597人から回答を得た。
政党支持率は自民28・9%、民主21・4%、共産14・9%、公明6・4%、社民1・7%。「支持政党なし」の無党派層は21・9%だった。
門川氏は30−60歳代で中村和雄氏とほぼ得票を分け合ったが、70歳以上からの投票が52・7%と他候補を引き離した。20代の得票は33・7%と2番目。無党派層の得票は中村、村山祥栄両氏に次ぐ24・1%にとどまった。
中村氏は、推薦した共産支持層の9割を固め、無党派層から最も多い39・3%を集めた。民主支持層の約2割にも食い込み、接戦の原動力となった。20代からは最も多い38・6%の票を集めた。
村山氏は、無党派層から中村氏に次ぐ28・7%の投票を受けた。民主支持層からの票は門川氏に迫る30・1%、自民支持層からも13・2%を得た。4候補では最年少だが、20代からの票は17・8%にとどまった。
岡田登史彦氏への投票は、民主支持層の7%、無党派層の4・3%にとどまった。
国政では対立する自民、公明、民主、社民の各党が門川氏に「相乗り」したことについては、明確な「反対」(39・1%)が「賛成」(23・9%)を上回った。「どちらともいえない」が22・8%だった。「反対」の人のうち48・8%が中村氏、26・9%が村山氏に投票。門川氏は16・5%、岡田氏は4・2%。
政党支持層別では自民は相乗りに賛成が44%(反対20・8%)と多かったが、民主は反対51・8%(賛成17・8%)、無党派層も反対43・8%(同11・3%)と反対派が多数を占めた。
有権者の投票基準は「政策」が45・3%、「人物」が29・4%、「政党推薦」が9%。無党派層は、約半数が「政策」を基準にした。
2201
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:12:23
2008年京都市長選:相乗りで薄氷勝利 自・民・公幹部が反省の弁 /京都
京都市長選で門川大作さんの薄氷の勝利が決まった17日深夜、“相乗り”と批判を受けた自民、民主、公明の幹部からは、当選を祝しながらも、相次いで反省とも取れる言葉が漏れた。中村和雄さんを推して惜敗した共産幹部も含め、声を集めた。【まとめ・藤田文亮】
自民府連の谷垣禎一会長は「相乗り批判はステレオタイプ。市政への姿勢の違いが政党間になかった」と説明。「今、ねじれ国会の中で国民生活のために賢明な妥協をどう行うかが問われている。政党政治家は、ある時は切り結び、ある時は一緒にやる訓練をされている」と述べた。田中セツ子幹事長も「今回、ここまでの組織体制を組んでも差が出なかった。正直(自民対民主対共産の)三極はしんどい。もし今回三極だったら、間違いなく共産市長が誕生していた。今回の判断は間違っていなかったと思う」と力説した。
支持層をまとめきれなかった民主府連の福山哲郎会長は「わが党の支持者が他候補に投票したのは説明不足から」とした上で、相乗りについて「門川さんは我々が最初に市長にしたいと表明した。後で自公が乗りたいと言ってきて『じゃあ降ります』とはならない。有権者への説明、相乗りでない状況をどう作るかなど、課題を残した」と神妙な面持ち。
また、公明府本部の角替豊代表は「相乗り批判の論理にはまり、市役所出身候補との指摘にも有効な反論ができなかった。我々はそうではないと分かっていたので大して反論をしなかったが、有権者には伝えきれなかった」と述べた。
一方、共産府委員会の渡辺和俊委員長は「生活第一、不祥事一掃や同和特別扱い完全終結など、私たちの主張が話題となり、手応えはあった。結果からも明らかなように、相乗り陣営と市民との矛盾は深まったが、あと一歩及ばなかった」とコメントした。
毎日新聞 2008年2月19日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080219ddlk26010327000c.html
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