したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

2002片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:34:22
次期知事選、2月までに結論 民主県連  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071215200021&cid=main

 民主党県連は十五日、役員会を開き、来春の知事選の対応を協議した。擁立を目指していた元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が、いずれの政党の推薦を受けずに無所属で立候補する意向を持っていることから、ほかの候補擁立も含め、遅くとも来年二月上旬までに結論を出すことを確認した。

 熊本市神水の県連事務所に、県連代表の松野頼久衆院議員(熊本1区)ら八人が出席した。知事選については(1)自民党との相乗りはしない(2)川辺川ダムに反対、の判断基準で、推薦候補などを選定する方針をあらためて確認。終了後、松野代表は「県政浮揚のために誰が相応しいか見極めなければならない。今後、出馬表明する人を含めて公約を検討したい」と話した。

 一方、次期衆院選の熊本2、4区の公認候補についても最終調整を進めたが結論は出ず、党本部の常任幹事会がある二十五日までに決定。社民党が公認候補を決めている熊本5区も一本化に向けて調整を続ける、とした。(並松昭光)

2003片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:35:50
田中氏、立候補取りやめ
来年1月の大津市長選  滋賀
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007121500079&genre=A2&area=S10

 大津市長選(来年1月20日投開票)への立候補を表明していたチケット販売業の田中敏雄氏(66)が14日、立候補を取りやめることを明らかにした。

 田中氏は辞退する理由について「お金をかけない選挙を模索してきたが、市民から支持を得られないと感じた」としたうえで「(出馬表明後)自分と同様の政策を掲げる候補も出始め、票を分散させてはいけないと考えた」と述べた。

 今後の活動について「他の候補の応援に回ることはない。市民活動の中で市政をチェックしていきたい」としている。

 同市長選には現職の目片信氏(66)、共産党大津湖南地区副委員長の井上敏一氏(54)、会社社長の黄瀬紀美子氏(55)が立候補する意向を示している。

2004片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:40:16
ダム絡み行方混沌 知事応援の鎌倉氏が浮上 北里氏、矢上氏出馬を表明 岩下氏も意向 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071215/20071215_002.shtml

 潮谷義子知事の任期満了(来年4月15日)まで4カ月。次期知事選には元消防庁次長の北里敏明氏(59)に続き、相良村長の矢上雅義氏(47)が14日、村議会で正式に立候補を表明。元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)も同日、立候補の意向を固めた。さらに「潮谷知事から要請を受けた」という元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)も浮上。自民党も年内をめどに候補者を選考する予定で「ポスト潮谷」を選ぶ争いは県政界に複雑な波紋を広げつつある。

■反対派の困惑

 「出馬します。ダム建設に何100億円も無駄に使うわけにはいかない」

 14日午前の相良村議会。矢上氏は村議の緊急質問に答える形で知事選への立候補を正式に表明した。

 矢上氏が知事選への挑戦の“大義”として掲げるのが、村内に計画されている川辺川ダムの建設阻止だ。「来年度村予算の成立後」とする自身の辞職時期も、その後の村長選と知事選が同日選となる時期を選び、ダム問題を争点化することで「反対派」の支持固めを狙う。その戦略に影響を与えかねないのが、鎌倉氏の突然の浮上だ。

 鎌倉氏は県在職時、潮谷知事の特命を受けてダム問題を担当。国交省と反対派住民による住民討論集会、国営川辺川土地改良事業(利水事業)の新利水計画を話し合う関係者協議を手掛け、ダム問題に「中立」を掲げた潮谷県政の“立役者”として知られる。

 「複雑な気持ちだ。(鎌倉氏と矢上氏で)話し合ってもらえないか」。村議会を傍聴したダム反対派の男性(73)は困惑の表情を浮かべた。

■緊急の幹事会

 鎌倉氏の浮上は、候補者の選考を急ぐ自民党県連にも衝撃を与えた。

 14日夕、党県連は急きょ、知事選検討委員会幹事会を開催。終了後、前川收幹事長は報道陣に対し「驚いた。潮谷知事が、過去2回の知事選を懸命に支えたわれわれに相談せずに後継を立てるとは」と憤ってみせた。

 自民党県連が警戒するのは、鎌倉氏が掲げた「現職の出馬要請」という看板だ。知事選が混戦となれば、知名度抜群の潮谷知事の支援が有利に働くのは間違いない。

 鎌倉氏によると潮谷知事とは10日夜、熊本市内のフランス料理店で2人だけで会食。その席で潮谷知事から「立候補してほしい」と要請を受けたという。2日後、鎌倉氏は潮谷知事に電話で出馬の意向を伝えている。

 「本当に出馬要請だったのか。知事に確認すると『少しニュアンスが違う』という答えだった」と山本秀久・県連会長。

 「要請」があったかどうかはともかく、潮谷知事は鎌倉氏への「応援」を示唆。自民党県連は、ダム問題で立場が異なる鎌倉氏を「候補の対象としない」(前川幹事長)としており、現状では潮谷知事と自民県連の「対立」は必至とみられる。

■民主党も打診

 一方、鎌倉氏に対しては民主党県連も独自に接触していた。

 関係者によると今月初めに開いた党県連の役員会で、知事選の候補者として鎌倉氏を含む複数の名前が浮上。11日夜、鎌田聡代表代行ら2人が鎌倉氏に会い、立候補を打診したという。

 鎌倉氏は明確な返事をしなかったとみられるが、鎌田代表代行は「リーダーシップと決断力を兼ね備えた人と評価している。鎌倉氏が推薦などを求めなくても、こちらが自主的に支援することもありうる」と話す。同党は15日午前に役員会を開き、知事選の対応を協議する予定だ。

■知事「出馬要請」言葉濁す

 来春の知事選に立候補する意向を固めた元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)について、潮谷義子知事は14日、報道陣に対し「川辺川ダムや水俣病など県政の重要課題に取り組んできており、応援したい」と語り、鎌倉氏が立候補すれば支援する考えを明らかにした。

 潮谷知事によると10日、鎌倉氏と会った際に立候補する意思があるかどうかを質問。鎌倉氏から出馬の意思を伝えられた際には「頑張って、私も応援する」などと答えたという。ただ、立候補を要請したかどうかについては「鎌倉さんが主体的に決定したという事実が大事」と言葉を濁した。

 潮谷知事は6日に三選への不出馬を表明。後継候補の擁立を否定する一方で「私とスタンスが共通している人がいれば個人としてバックアップしたい」と語っていた。

=2007/12/15付 西日本新聞朝刊=

2005片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:55:15
「ほんまに弱りましたなあ」 大阪府知事選で戸惑う関西財界 (1/2ページ)
2007.12.15 20:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071215/lcl0712152019004-n1.htm

 来年1月の大阪府知事選をめぐり、関西財界に戸惑いの声が広がっている。自民と公明が推薦を検討している弁護士の橋下徹氏(38)と、民主が推薦する大阪大大学院工学研究科教授の熊谷貞俊氏(62)のどちらを支援するか思惑が交錯しているからだ。過去の知事選では与党(自民)の推薦候補を応援してきたが、今回はシナリオ通りに進みそうにない。

 「ほんまに、弱りましたなあ」

 大阪市内のホテルで14日に開かれた関西経済連合会の年末懇親会。大阪府知事選の話題になると参加者の間から、こんな感想が漏れた。

 高額の講演料問題など「政治とカネ」の問題で不出馬を表明した太田房江知事とはいえ、関西財界には太田府政を評価する声も少なくない。それだけに「次は誰か」に、関心が集まっている。

 橋下氏が立候補表明をした今月12日午前。財界関係者には「テレビ出演を通じて知名度が高い。弁護士の仕事で培った庶民感覚を(府政に)生かせる」など好意的な声が聞かれた。前向きな評価の背景には「いずれ自民党がバックにつく」(別の関係者)との判断があったとみられる。

 そうした見方も同日午後に一転する。関西財界とパイプが太く、「経済に明るい」とされる熊谷教授を民主が擁立する方針を固めたためだ。

 阪大出身者の多い関西財界だけに、大手企業の役員は「与党の自民、公明が熊谷さん、民主が橋下さんならば何の問題もないのだが…」と戸惑いを隠さない。

 熊谷氏の場合、実兄で阪大の12代総長を務めた熊谷信昭氏が大阪21世紀協会会長や関西広域機構の顧問を務めるなど、関西財界とのつながりの深さが親近感につながっている。

 元アナウンサーの平松邦夫氏が当選した大阪市長選の影響も、小さくない。関経連の下妻博会長が3選を目指した関淳一市長の支持を打ち出しながら、「存在感を発揮できなかった」(大手企業社長)。苦い経験が慎重姿勢につながっており、下妻会長も「(知事選について)関西財界はあくまでニュートラル」と言葉を濁すほどだ。

 大阪府知事と関西財界の関係は“あうんの呼吸”とされる。関西経済の活性化には税制優遇や産業関連法案の整備など行政のテコ入れが必要な一方、知事にとっては有利な選挙戦を進めるには支援が不可欠だからだ。

 自民が橋下氏への推薦を決めれば支持の動きが出るとはいえ、「各党が国政選挙の論理を知事選に持ち込んでおり、関西財界がかき回されている」(財界幹部)というのが本音のようだ。

 府知事選は、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)も立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦になりそうだ。

2006片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 01:21:36
労使協調…連合大阪が熊谷氏推薦へ 大阪府知事選
12月16日21時41分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071216-00000932-san-pol

 来年1月の大阪府知事選で、連合大阪が大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)を推薦する方針を固めた。共闘関係にある民主党府連が14日に推薦を決めたためで、17日に会合を開き、推薦手続きに入るとみられる。熊谷氏は財界との関係も深く、一部に支持する声も出ており、関西企業のなかには、労使が共同歩調を取って支援体制を固める動きも一部で出始めている。
 民主府連は今月初めに熊谷氏に出馬を打診して以降、連合幹部と水面下で調整を重ねながら、14日に熊谷氏の推薦を決定。連合大阪もこれに同調し、熊谷氏を推薦する方針を決めたとみられる。
 これまで連合大阪は、関西財界とともに太田房江知事の後援団体「21世紀大阪がんばろう会」の主体として活動。同会は太田氏の出馬断念で活動を休止しているが、同会会長でダイキン工業の井上礼之会長は今月3日の会見で「立候補する候補を(連合と財界の)両方が良いということになれば、再び同じ枠組みで支持することはある」と言及していた。
 ある民主府連幹部は「すでに財界の一部から熊谷氏を支援する声があがっており、財界が熊谷氏を支持することもありうる」と指摘。大阪府内のある会社経営者は「熊谷氏は大阪にゆかりがあり、経済のことも良く知っているので身近に感じる」と熊谷氏を支持する意向を示している。
 熊谷氏の兄、信昭氏は元大阪大総長で、財界などでつくる「大阪21世紀協会」会長。熊谷氏自身も教え子が大手企業に就職している経緯などから関西企業の役員らを交えた会合を定期的に開催しており、財界には幅広い人脈があるという。
 ただ、経済界はもともと自民党との結びつきが強く、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が自民、公明に推薦を求めていることから、関西財界全体としての支援の見通しは不透明だ。
 知事選には、共産党推薦の弁護士、梅田章二氏(57)が出馬表明しており、3つどもえの戦いが予想されている。

2007片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 23:00:46
熊谷氏が知事選へ決意表明 大阪、自公も対応協議
2007年12月17日 18時58分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007121701000343.html

 来年1月の大阪府知事選で、出馬を表明した大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)が17日、民主党府連の政治資金パーティーに出席し決意表明。自民、公明の両党も府議団総会を開き、推薦を求めている弁護士でタレントの橋下徹氏(38)への対応を協議した。

 熊谷氏に対しては連合大阪も支援を決定。各党は府議会がこの日、閉会したことから知事選への準備を本格化させる構えだ。

 自民、公明両党の府議団はそれぞれ18日に選挙公約に関し、橋下氏から見解を聴いた上で、態度決定する運び。

 ただ両党内には、橋下氏がいったんは出馬を全面否定した後、一転して立候補を表明した経緯などをめぐって「言葉が軽い」との批判もある。「熊谷氏からも話を聞きたい」との声が出ており、両党の態度決定までには曲折も予想される。

 知事選には共産党推薦で梅田章二氏(57)も出馬表明している。

(共同)

2008片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/18(火) 00:42:57
340人が橋下氏の懲戒処分を請求
2007.12.17 22:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071217/crm0712172224025-n1.htm

 大阪府知事選への立候補を表明している弁護士の橋下徹氏(38)が、平成11年に起きた山口県光市の母子殺害事件の裁判をめぐり、被告弁護団の懲戒請求をテレビ番組で視聴者に呼びかけたことに対し、全国の市民ら約340人が17日、「刑事弁護の社会的品位をおとしめた」として、橋下氏の懲戒処分を所属先の大阪弁護士会に請求した。

 懲戒請求書によると、殺人などの罪に問われている被告の元少年(26)=広島高裁で差し戻し控訴審が結審=の主張を弁護団が擁護することについて「刑事弁護人として当然の行為」と主張。橋下氏の発言は弁護士法で定める懲戒理由の「品位を失うべき非行」などにあたるとしている。

 橋下氏は、5月27日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)で、元少年の弁護団が1、2審での主張を上告審以降に変更し、殺意や婦女暴行目的を否認したことを批判。「もし許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」などと視聴者に呼びかけた。

 懲戒請求に対し橋下氏は「特定の弁護士が主導して府知事選への出馬を表明した時期に懲戒請求したのなら、私の政治活動に対する重大な挑戦であり、刑事弁護人の正義のみを絶対視する狂信的な行為」とコメントした。

2009片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/18(火) 14:50:47
鎌倉氏が出馬表明、潮谷県政の継承打ち出す…来春の知事選
川辺川ダム建設は“原則反対” 讀賣熊本

 来春の知事選で、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)は17日、県庁で開いた立候補の記者会見で、潮谷県政の継承を明確に打ち出した。3選不出馬を決めている潮谷知事は鎌倉氏を支援する意向を示しており、潮谷県政への評価が争点の一つに浮上しそうだ。

 鎌倉氏は出馬を決めた理由について「10日に知事と会った際、『立候補を考えてみたら』と言われた。後継とか指名という言葉は一切出なかったが、知事の言葉が決断を促した」と明かし、「潮谷県政の継承、発展に取り組む。(潮谷県政の柱である)ユニバーサルデザイン(UD)とパートナーシップは県政全般に通じる基本理念として受け継ぐ必要がある」と述べた。

 鎌倉氏は、潮谷知事が「中立」の立場を取った川辺川ダム問題の担当理事を務め、住民討論集会の開催に中心的にかかわるなど二人三脚でダム問題に取り組んできた。

 記者会見では、ダム建設について“原則反対”の立場を明確にし、「国交省がダム建設の根拠とする基本高水流量(洪水時の最大流量)はあくまで推定値。昭和40年前後から球磨川流域で起きた水害の状況やその後の河川改修などを徹底的に分析、検証するよう国交省に要請したい」と主張。その上で「ダムによらない治水対策を検討し、場合によっては住民の意見を直接問うことも手段の一つ」と述べた。

(2007年12月18日 読売新聞)

2010片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/19(水) 12:29:22
蒲島、中山氏軸に擁立へ 知事選で自民 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071219200005&cid=main

 来春の次期知事選で、自民党県連は十八日、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)と崇城大学長の中山峰男氏(60)を現段階での最有力候補と判断、擁立を念頭に候補者選考に着手する方針を決めた。十九日以降、県連役員でつくる知事選検討委の代表が二人の意向を聴取し、年内をめどに候補者を絞り込み出馬を促すとしている。

 十九日には元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)も立候補を表明する。知事選は既に三人が出馬表明しており、候補者の乱立模様が色濃くなるとみられる。さらに蒲島氏には、自民党との相乗りを原則禁止している民主党県連も「意中の候補の一人」(県連幹部)として接触しており、自民、民主がバッティングする複雑な様相を呈している。

 自民党県連は、潮谷義子知事が不出馬を表明した六日以降、友好団体や市町村長、保守系地方議員と意見交換を進め、「自薦・他薦を問わず、次期リーダーにふさわしい知事像や政策を探ってきた」(前川收幹事長)。その中で蒲島氏と中山氏は、党県議団を中心に推薦する声が上がっていた。

 蒲島氏は山鹿市(旧鹿本町)出身。鹿本高卒。鹿本農協職員を経て米国のネブラスカ大卒、ハーバード大大学院修了。筑波大教授から現職。東京都江東区在住。

 中山氏は熊本市出身。済々黌高〜熊本大工学部卒。崇城大(旧熊本工業大)職員から学長に就任。今夏の参院選では熊本選挙区の自民党候補の後援会長だった。

 党県連は二人から立候補の意思確認や政策などを聴き調整に入る。県連役員の一人は「自民党の看板にこだわらず、多くの政党や県民が共鳴できる候補者が望ましい」として、民主党など各党相乗りも模索する構え。

 その一方で県連は、既に出馬表明した三人は、選考対象から除外する方針を打ち出している。ところが、十八日の県関係の自民党国会議員の会合では、野田毅衆院議員が「候補者が推薦願を出してもいない状況で門戸を閉じるべきではない」と指摘、県連側に選択肢を狭めないよう求めた。

 対する民主党県連。自民党サイドから蒲島氏の名前が上がったことに当惑を隠さない。県連代表の松野頼久衆院議員は「自民党との相乗り選挙はない」と断言するものの、別の県連役員は「蒲島と距離感は遠くない」と漏らす。

 このため蒲島氏の去就が、自民、民主双方の次期総選挙を含めた選挙戦略に大きな影響を与える可能性もある。

 一方、岩下氏は熊本市出身。県議を経て、細川護熙元首相の議員辞職に伴う衆院熊本1区補選に自民党から出馬、当選した。ただ知事選には無所属で出馬するという。

 知事選には元消防庁次長の北里敏明氏(59)、球磨郡相良村の矢上雅義村長(47)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が立候補を表明している。(知事選取材班)

2011片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/19(水) 12:30:48
伊藤知事「出馬表明、3月が目安」/次期知事選
衆院選の動向注視
(12/19 07:53) 鹿児島
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=8246

 伊藤祐一郎鹿児島県知事は17、18日に行われた南日本新聞など報道各社の年末インタビューに対し、2008年7月の任期満了に伴う知事選について、2期目の立候補は「まだ決断していない。表明しにくい状況」としながらも、「一つの目安は3月議会」との意向を示した。
 伊藤知事は自民分裂となった2004年の知事選で、一時自民党に入党したもののその後離党。県民党を掲げ初当選し、2期目の立候補も確実視されている。これまでに次期知事選への立候補を表明した人はいない。
 伊藤知事は立候補表明しにくい状況の一つに、二大政党実現をにらんだ次期衆院選の時期が不透明なことを挙げ、その結果は知事選に立候補する際の公認や推薦といった政党との関係にも影響すると指摘。「衆院選が知事選よりも前だと、どこ(の政党)にも行かないというわけにはいかず、その時どうなるかという話も含め考えないといけない。衆院選が後だと(政党のことは)心配しなくていい」と説明した。
 また、最終的に国政が二大政党になった場合、「首長だけ市民党、県民党という選択は極めて難しくなると思う」と述べ、知事も党派色を帯びざるを得なくなるとの考えを示した。

2012片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 15:24:26
岩下・元衆院議員が出馬表明 知事選  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071219200014&cid=main

 元衆院議員の岩下栄一氏(61)は十九日、県庁で記者会見し、来春の知事選に無所属で立候補することを表明した。知事選への出馬表明は四人目。

 岩下氏は会見で「経済の活性化や農業など一次産業の振興、教育の充実に力を入れる」と強調。公約として「県民所得倍増計画の策定」などを挙げたが、財源の裏付けなどを精査し、来年二月に公表するマニフェストで具体的政策として示す。

 県教育委員会が進めている県立高校再編整備計画については「凍結して見直す。地域の核でもある学校を財政や効率性の観点で論じるべきではない」と述べた。

 各政党に推薦や支持は当面求めず、無所属で出馬する考えで、所属している自民党は離党する。

 岩下氏は熊本市出身。早稲田大大学院修了。県議に四回当選後、細川護熙元首相の議員辞職に伴う一九九八年の衆院熊本1区補選に自民党から出馬し、当選。二〇〇〇、〇三年の衆院選は落選した。

 知事選には、弁護士の北里敏明氏(59)、球磨郡相良村の矢上雅義村長(47)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が出馬表明している。(小多崇)

2013片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 15:25:01
選挙:熊本県知事選 岩下元議員も出馬表明 自民は崇城大学長に打診
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20071220ddp041010013000c.html

 来春の熊本県知事選に、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)が19日、無所属で立候補すると表明した。同知事選への立候補表明は4人目。一方、候補擁立を模索中の自民党県連は同日、崇城(そうじょう)大(熊本市)の中山峰男学長(60)に出馬の意思があるかどうか打診した。

 岩下氏は「経済を回復させ、県の主産業である農業を振興することで、熊本の底力を引き出したい」と出馬の理由を述べた。

 岩下氏は79年から県議を4期務めた後、98年の衆院熊本1区補選で初当選。00、03年の衆院選は自民党公認で出馬したが落選した。

 一方、自民党に出馬を打診された中山氏は「重く受け止めているが、大学の経営をどうするのかなどの壁もある。今は五分五分で、熟慮している」と回答を保留した。中山氏は熊本大卒。会社員などを経て、03年に崇城大学長に就任した。【笠井光俊】

毎日新聞 2007年12月20日 西部朝刊

2014片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 15:32:41
大津市長選投票まで1か月
目片氏,「市政発展」を決意 井上氏,「誇り持てる街に」 黄瀬氏,「公共事業見直し」 讀賣滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20071219-OYT8T00685.htm

 大津市長選(来年1月13日告示、20日投開票)は、投開票まで1か月に迫った。これまでに現職で再選を目指す目片信氏(66)と、共産党大津湖西地区委員会副委員長の井上敏一氏(54)、人材育成会社社長の黄瀬紀美子氏(55)の2新人が、いずれも無所属で立候補を表明している。準備も活発化しており、年末年始を挟んで前哨戦は白熱しそうだ。

 目片氏は、3月に病気で倒れたが、6月の定例記者会見で早々と立候補の意向を示し、回復ぶりをアピールした。11月24日に市内のホテルで開いた集会には、市議や後援会関係者ら850人が出席。「市政の発展のために取り組む」と決意を述べた。市議会公明党議員団が推薦を決めたほか、自民党系会派「大志会」など残る与党2会派も推薦する方針。22日に同市打出浜に事務所を開設する。

 井上氏は、労働組合や市民団体などでつくる「いのちとくらしを守る大津市政をつくる会」が支持母体で、共産党が推薦する。

 19日の同市昭和町での事務所開きでは、支援者ら90人を前に「市民の立場に立ち、誇りを持てるまちづくりを目指す」とあいさつ。福祉・医療の充実や大型小売店の進出反対を訴えた。同会の長田茂事務局長は「地元の要望を聞き、政策をアピールしていく」と話す。

 黄瀬氏は11日に出馬を表明し、「大型公共事業を見直し、女性や高齢者の就業をサポートする」などとした。18日には嘉田知事を支持する「対話でつなごう滋賀の会」から推薦を受けた。19日の市議会閉会後、各会派の部屋を回ってあいさつも済ませた。

 代表を務めるNPO法人の関係者や知人らが支持母体となる組織を22日に設立。26日に同市下阪本で事務所開きをする。

(2007年12月20日 読売新聞)

2015片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 16:21:58
77%が福井市長選に関心 本紙電話世論調査
2007年12月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20071220/CK2007122002073470.html

 23日投開票の福井市長選に向け、中日新聞社は17、18の2日間、市内の有権者500人を対象に電話世論調査を実施した。立候補したいずれも無所属新人で、前副市長の東村新一候補(55)=自民、民主、公明、社民、国民推薦=が激しく競り合う前県議の高木文堂候補(52)をややリードし、共産党市委員長の西村高治候補(64)=共産推薦=が追う展開になっている。依然として4割近い有権者が投票する候補者を決めていないと回答しており、情勢はなお流動的となっている。 (福井市長選取材班)

 ◆選挙情勢


 投票する候補者を決めた有権者では、東村候補は女性から支持を集め、世代別では60代以上の高齢者に浸透している。政党別で自民支持層の6割、公明、社民支持層なども固めている。農林漁業者や専業主婦などからの支持も厚い。高木候補は20代の若者から期待を集める。民主支持層の一部や無党派層にも幅広く食い込み、学生や管理職などに強い。西村候補は共産支持層の大半を固め、現業職などから一定の支持を得る。

 ◆関心

 選挙に「非常に関心がある」と「少しは関心がある」を合わせると77%に。年代別には50代以上で関心のある人が80%を超える一方、20代が55・4%にとどまっている。関心のある人は投票に行くかどうかとの問いに「必ず行く」が90%を超え、一定の興味の高さはうかがえる。

 ◆期待する政策


 「中心市街地の活性化」は「福祉・医療の充実」に続く2番手。年代別で20代が57・1%、職業別で学生が64・9%とそれぞれトップに選んでおり、若い世代が中心街に関心を持つ傾向が出た。「子育て・少子化対策」など主に生活に密着した項目が上位に並び、誘致に向けた要望活動が続く「新幹線の整備」は下位になっている。

 ◆中心市街地、郊外の整備

 坂川優前市長が推し進めた中心市街地活性化の路線について、当面の継続を求めたのは23・8%で、郊外重視への修正を求める13・2%を上回った。双方のバランスを取るべきだとの答えが57・4%を占め、各候補者の提示する路線の傾向が注目を集めそうだ。

 ◇調査方法 コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける「RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)追跡法」で実施。性別や年齢の偏りを市内の有権者の全体の構成比に合わせ、係数処理して集計した。

2016片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/21(金) 06:01:42
自民県連、中山、蒲島両氏に出馬意向を打診…知事選 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071220-OYT8T00653.htm

 来春の知事選を巡り、自民党県連の候補者選びが本格化してきた。19、20の両日は、出馬の可能性が取りざたされている崇城大学長の中山峰男氏(60)と東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)に出馬の意向を打診した。県連が、意向確認に乗り出したのは今回が初めて。県連の候補者選びは両氏を中心に進むとみられる。

 関係者によると、県連の知事選検討委員会の幹部が19日、崇城大に出向いて中山氏と面談。中山氏は「前向きに考えたい」と述べたという。中山氏は読売新聞の取材に対し「(県連の意向確認は)重く受け止めている。ただ、大学の経営をどうするかなど解決すべき問題もある。出馬の可能性は五分五分」と話した。

 一方、県連幹部は20日上京し、蒲島氏に意向を打診。蒲島氏は「検討させて下さい」と答えたという。

 県連は友好団体や国会議員らの意見も聞いて、自薦、他薦を問わず、党内外から広く候補の選定を進めるとしている。

 中山氏は熊本大工学部卒。会社員などを経て2003年に学長に就任した。

 蒲島氏は鹿本高卒。地元農協に就職後、渡米。米ハーバード大大学院で政治経済学の博士号を取得した。

 知事選は、これまで新人4人が立候補を表明。民主党県連も候補者選びを進めている。

(2007年12月21日 読売新聞)

2017片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/21(金) 20:13:32
<大阪>府知事選に関西財界の反応は?
(12/21 19:48)
http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_007_200712214801034.html

来月の大阪府知事選挙の対応をめぐり関西財界が対応に苦慮しています。現時点では、どの団体も「中立」宣言です。

関西経済界はこれまで2回の知事選挙で連合と共に現職の太田さんを支持してきました。しかし、今回は自民党が擁立した橋下徹弁護士には過去の過激な発言などから拒絶反応がある一方、民主党の擁立した熊谷貞俊・阪大教授は財界とのつながりもあって好意的に受け止められています。大阪商工会議所はきょうの会見で会議所としては「中立」とした上で、2人についてこう評価しました。(Q.熊谷氏について)野村会頭、「大変好意的に受け止めている」。小池副会頭、「民主党は大変良い人を選んだ」。(Q.橋下氏について)野村会頭、「ハシシタさんと思っていた」。小池副会頭、「『2万分の1も立候補する気持ちはない』と言って軽率なこと」。一方、関西経済連合会は幹部会を開き対応を協議しました。下妻会長は、「『現時点ではニュートラルで行きましょう』と。『静かに見守りましょう』と一致した」としています。知事選に対しては関西経済同友会の小嶋代表幹事も「中立」との考えを示しています。

2018片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/22(土) 16:17:33
財界、熊谷氏支持に傾く 政策、太田府政の継続 知事選
2007年12月21日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712210088.html

 来年1月の大阪府知事選で、民主党推薦で大阪大大学院の熊谷貞俊教授(62)を支持する声が関西経済界に広がっている。従来なら、自民党が推薦する方針の橋下徹弁護士(38)を支持するところだが、関係者の間には「個人的には熊谷氏」という意見が多い。タレント候補でもある橋下氏への反発とともに、熊谷氏の政策が太田房江知事が推進した産業振興を踏襲していることも好感しているようだ。

 21日の大阪商工会議所の記者会見。野村明雄会頭は知事選の対応について「まだ白紙」としながらも、熊谷氏が前日発表した政策ビジョンについて「中小企業対策にしても、大阪を元気にするという全体の政策にしても、大変好意的に受け止めている」と語った。

 小池俊二副会頭も「重要なのは人物。民主党は大変いい人を選んだ」と評価。橋下氏については「立候補しないと言いながら、立候補するのは……」と、批判した。

 一方、関西経済連合会は21日、正副会長会議で知事選への対応を協議し、現時点での対応は「中立」とした。ただ、「組織として『中立』を続ければ、選挙は個人任せということになる。それは結果的に熊谷氏支持だ」(関経連幹部)との見方も出ている。

 関経連は8年前、秋山喜久会長(当時)ら有力経済人が中心になって元通産官僚の太田知事を擁立。「政治とカネ」の問題で立候補を断念した太田知事に対しても、「立候補すれば支援したのに」(幹部)との声はいまだに消えないほどだ。

 そこに登場した熊谷氏。政策ビジョンは、太田知事が3期目に向けてまとめた「幻のマニフェスト」を踏襲した部分が多い。関西空港を国際物流拠点にして、先端技術産業と中小企業を結ぶ物流ネットワークを築くという構想は「太田府政の考え方」(府幹部)。民主党府連幹部も「太田氏と政策で対立したわけではない。踏襲できるものは踏襲する」という。

 こうした事情に加え、財界が橋下氏を推し切れないのは国政の動向も影響している。次の総選挙で政権交代の可能性もあるだけに、ある財界幹部は「政権与党が来年、変わらないとは言えない。そんな中で橋下氏を積極的には推せないだろう」との見方を示した。

2019片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/22(土) 20:11:29
自民府議団が橋下氏を支援 大阪、公明も推薦を協議へ
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007122201000427_Politics.html

 大阪府知事選で、自民党大阪府議団から支援を受けることが決まり、笑顔の橋下徹氏。左は府議団の朝倉秀実幹事長=22日午後、大阪府庁

 来月の大阪府知事選で、自民党大阪府議団は22日、総会を開き、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の支援を決めた。大阪府連は近く党本部に推薦を申請する。

 総会で府議団の朝倉秀実幹事長は「橋下氏の支援を全会一致で決定した。若い感性とバイタリティーで、大阪の未来を切り開いてほしい」と述べた。

 橋下氏は「どうしても大阪を明るくしたい、という思いで手を挙げた。議会の協力を得ながら進みたい」と語った。

 橋下氏は自民党府議団と計6時間以上にわたって政策協議を進め、「子どもが笑う」をキャッチフレーズに子育て支援を強調した選挙公約をまとめた。

 公明党大阪府本部も22日、大阪市内で対応を協議し、25日に橋下氏を招いて政策調整することを決めた。白浜一良代表は「来週中に議論を集約したい」としており、橋下氏推薦で自民党と歩調を合わせる見込み。

 知事選には民主、国民新両党推薦で大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)と、共産党推薦で弁護士の梅田章二氏(57)も出馬表明している。

2020片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/22(土) 22:21:52
自民府議団 全会一致で橋下氏の全面支援を決定 大阪府知事選
2007.12.22 21:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071222/lcl0712222120006-n1.htm

 来年1月10日告示、同27日投開票の大阪府知事選で、自民党府議団は22日、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の推薦を正式に決め、府連に伝えた。府連はすでに推薦方針を決めており、党本部も受け入れる姿勢をみせている。一方、橋下氏推薦に難色を示す公明党はこの日の会合でも結論は出なかったが、橋下氏が「高齢者予算を削る」としたこれまでの発言を修正。公明は橋下氏を“面接”したうえで再び対応を協議する。

 自民党府連では、橋下氏は一時府議団が擁立を図り、表面化すると「出ない」と否定しながら、「出る」と前言を撤回したことから、長老議員らから「信用できない」などと批判も出ていたが、面接を重ね、基本的な政策が一致した。

 府議団はこの日、橋下氏を呼んで議員団総会を開き、全会一致で「全面支援」を決定。総会の中で朝倉秀実幹事長は「若い力で大阪の未来を切り開いていくと確信している」と強調した。このあと、橋下氏は朝倉幹事長らと府連に向かい、中山太郎会長に報告、推薦を要請した。橋下氏は23日の府連全体会議に出席する予定で、府連の推薦が正式決定される公算が大きい。

 橋下氏はこれまで、子育て世代に集中投資する方針を示し、「高齢者の予算が減るかもしれないが仕方ない」と発言。公明党から推薦に難色を示す声が出ていたが、自民党府議団の総会後、報道陣に対して橋下氏は「試算したところ、高齢者政策を削らなくてもいいことが分かった」と修正。公明を意識した発言とみられている。

 公明支援者からは橋下氏の政策やテレビなどでの過激発言に難色を示す声も出ており、25日に再度橋下氏と面会する。

2021片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/23(日) 13:23:20
保守系首長らと意見交換
自民県連 知事選候補選定の参考に 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071223-OYT8T00075.htm

 自民党県連は22日、次期知事候補にふさわしい人物について、自治体の保守系首長と議会議長らから意見を聞く会合を熊本市内のホテルで開いた。県議や友好団体の意見聴取は終えており、これらの意見を候補選定の参考にする。

 会合は非公開であり、約100人が出席。前川收幹事長によると、「沈滞した経済を浮揚させるため、経営感覚のある人物がふさわしい」「県の顔としてリーダーシップのある人を選んでほしい」などの意見が出た。

 県連は、崇城大学長の中山峰男氏(60)、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)に立候補の意向を打診している。会合では「具体名を出して議論する時期ではない」として、両氏の名前は出さなかったものの、両氏を軸に候補選びは進むとみられる。

 前川幹事長は「多くの県民の理解を得られる人を選びたい。相手の都合もあり、年内の絞り込みにはこだわらない」と話した。

 知事選は来年3月6日告示、同23日投開票される。

(2007年12月23日 読売新聞)

2022片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:04:14
橋下氏「好ましい」45% 大阪府知事選ネット調査 高い知名度
12月23日21時33分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000934-san-pol

 来年1月の大阪府知事選について、産経新聞社はインターネットを使って有権者500人にアンケート調査を行った。自民が推薦方針の弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、民主、国民新が推薦する大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)の3人の候補予定者のうち知事としてだれが好ましいか聞いたところ、45・2%が橋下氏と回答し、熊谷氏は29・4%、梅田氏は7・6%だった。
 調査は19、20の2日間、20〜60代以上の男女を対象に実施。世代別にみても、橋下氏は各世代で40%以上で、30代では50%を占めた。熊谷氏は50代以上で支持率が高く、50代で35%、60代以上で32%だった。梅田氏も50代、60代以上で高くそれぞれ8%、9%だった。
 一方、知っている候補の名字を記述してもらったところ、誤字を含めて橋下氏は90%以上の知名度があった。これに対し、熊谷、梅田両氏は30%台だった。
 ただ支持政党でみると、民主(13・6%)が自民(12・6%)を上回っており、3候補のうちだれを支持するかは、なお流動的な情勢だ。
 投票に行くかどうかの質問では、「必ず行く」が67・4%。前回知事選(平成16年)の投票率は40・49%だった。

 ■調査方法 調査はインターネット調査会社「ヤフーバリューインサイト」の協力を得て実施。今月19、20日、インターネットを通じて大阪府内の有権者500人(男女250人ずつ)に10項目のアンケートへの回答を呼びかける形で行った。20代から60代以上までの6世代100人(男女50人ずつ)でまとめた。

橋下氏、知名度91% 大阪府知事選ネット調査
12月23日21時36分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000935-san-pol

 来年1月の大阪府知事選で、産経新聞社が行ったインターネット調査では、自民推薦方針の弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、民主、国民新推薦の大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)のうち、知っている候補の名字をすべて記す設問で、誤記を含めて橋下氏をあげた有権者は91・8%にものぼり、芸能活動を通して有権者に名前が浸透していることが改めて浮き彫りになった。
 3人は全員新人だが、500人の対象者のうち459人が橋下氏の名字をあげた。橋下氏は世代別では、40代で97%と最も高いが、最若年の20代は89%と一番低かった。30代、50代、60代以上ではいずれも91%。
 これに対し、熊谷氏は34%の170人、梅田氏は33・6%の168人。
 熊谷氏は60代以上で45%、50代で44%で、熟年世代に名前が浸透する一方、30代には16%しか知られていなかった。梅田氏も50代44%、60代以上45%だが、30代29%、20代17%と若くなるにつれ知名度は低下した。
 一方、知事を選ぶにあたって何を重要視するかとの問い(複数回答)には、「ビジョン」が61・2%と最も多く、次いで「人柄」が56・6%。
 また、最も大切と思う知事の資質は「政策実現の能力」が53・6%と過半数を占めた。太田房江知事(56)が出馬を断念する要因となった政治とカネ問題に関係する「お金に対するクリーンさ」は2番目に高い18・8%。「クリーンさ」は特に女性で高く22・4%、20代女性では34%だった。
 知事に何を期待するかという問いには、景気低迷などで苦しい状況が続く「財政再建」が35・0%とトップで、「景気回復」が21・6%とこれに次いだ。全国学力テストの結果が45番目だった「学力教育の充実」は3・2%で、関心の度合いは低かった。
 今回の知事選で候補者擁立が告示まで1カ月となっても1人しか決まらない異常状態だったことには、「当然ありうること」とする回答が35・6%。「気にならない」も25・6%あり、合わせて60%を超えた。
 最後の設問では、タレント候補が当選する大阪の風土について「どう思うか」自由に記述してもらった。「関係はない」(20代)「実績を残せば問題ない」(30代)という回答も多かったが、「そんなアホらしい流れを断ち切ってもいいのではないか」(20代)「政治を何かギャグの延長でとらえている」(60代以上)という指摘も相次いだ。また「知名度だけを重視する政党には、問題がある」(50代)と政党への厳しい批判も出た。

2023片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:10:29
自民党大阪府連が橋下徹氏を推薦
2007年12月23日21時37分
http://www.asahi.com/politics/update/1223/OSK200712230037.html

 来年1月27日投開票の大阪府知事選で、自民党大阪府連(会長・中山太郎衆院議員)は23日、選挙対策委員会を開き、橋下徹弁護士(38)の推薦を正式に決めた。自民党は公明党に同調を求めており、党本部の推薦申請は公明党の動向を見極めたうえで行う方針だ。

 選対委には国会議員ら21人が出席。「民主が独自候補を立てた以上、橋下氏で戦う以外選択肢はない」との主戦論が大勢を占めたという。その後、府連の拡大全体会議に橋下氏が出席し、「今までメディアで言いたいことを言ってきたが、これからは発言したことは責任を持って実現していく」と語った。25日に公明党府議団と2度目の協議を持ち、重ねて推薦を依頼するという。

 府知事選には民主党と国民新党推薦の大阪大大学院の熊谷貞俊教授(62)と、共産党推薦の梅田章二弁護士(57)も立候補を表明している。

2024片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:19:31
中村氏、公約に国保料下げなど追加
京都市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122000177&genre=A2&area=K10

 来年2月の京都市長選に立候補を表明している弁護士の中村和雄氏(53)=共産党推薦=が20日、京都市下京区の事務所で記者会見し、市民の意見などを取り入れたマニフェスト(市政公約)を発表した。国民健康保険料の引き下げや、市が同和奨学金返済金として支払っている自立促進援助金の廃止など25項目を盛り込んだ。

 10月に第1次マニフェスト案を発表した後、支援団体や地域住民などと意見交換を重ね、当初の17項目に8項目を追加した。

 同和行政一掃のため、自立促進援助金のほか市営公衆浴場、コミュニティセンター事業の廃止、見直しを掲げた。また国保会計に一般財源からの繰り入れを増やし、年間1世帯1万円引き下げるという。

 公共事業の委託契約条件に労働者の時給1000円の確保を求める市公契約条例の制定や、各行政区に区民協議会を設置し、各区・支所ごとに1億円の独自予算を配分することなども盛り込んだ。

 財源は、計画中の焼却灰溶融施設や市内高速道路3路線の建設撤回、同和事業の廃止などで賄うとする。中村氏は「市民が本当に必要としている事業を実現する。ほかの候補者との政策論争も積極的にやっていきたい」と意気込みを語った。

 マニフェスト全文は、今週中にも中村氏のホームページなどに掲載される。

2025片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:20:56
連合滋賀、黄瀬氏の推薦を決定
大津市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122100180&genre=A2&area=S10

 連合滋賀は21日、近江八幡市内で執行委員会を開き、来年1月20日投開票の大津市長選で立候補を表明している会社社長黄瀬紀美子氏(55)の推薦を決めた。

 連合滋賀は秋以降、黄瀬氏に出馬を打診してきた。松元光彦事務局長は推薦の理由について「ハードからソフト優先の市政に転換するという政策と、雇用・人材育成を実践してきた経歴を評価した」としている。

 同市長選には、現職の目片信氏(66)、共産党推薦で党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)も立候補表明している。

目片氏、市会3会派と政策協定
大津市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122200137&genre=A2&area=S10

 来年1月20日投開票の大津市長選に立候補予定の現職目片信氏(66)と、同市議会の3会派との政策協定調印式が22日、大津市内のホテルで行われた。

 政策協定を結んだのは、与党会派の大志会、公明党議員団と結の会で、市議会の過半数を占める。式には目片氏と所属議員ら約30人が出席。調印を受けて、各会派は目片氏を正式に推薦した。

 協定は▽県都にふさわしい活力あるまちづくり▽安心・安全に暮らせるまちづくり−など5つの基本方針を立てている。

2026片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:21:48
民主府連、門川氏の推薦申請へ
京都市長選 党本部の決定は微妙
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122200138&genre=A2&area=K10

 民主党京都府連は22日の常任幹事会で、来年2月の京都市長選に立候補表明している前市教育長の門川大作氏(57)の推薦を党本部に申請する方針を決めた。民主は都道府県知事選と政令市長選で自民、公明両党との相乗りを原則として認めない方針があり、党本部が推薦決定するかどうか微妙な情勢。

 自民、公明の両党本部は、すでに門川氏の推薦を決めている。民主府連の福山哲郎会長は、門川氏への推薦決定の見通しについて「今のところは分からない」とした上で、「単独候補を前提として門川さんに要請した結果、自民、公明も乗った。首長選では民主の活動が活発であれば相手が乗ってくることもあると問題提起したい」と述べ、党本部に推薦を求める考えを示した。

 11月の高知県知事選では、当選した尾崎正直知事を自民、公明両党本部が推薦し、民主は同知事を支援しながら同県連の推薦にとどめた。

 また、民主府連は同日、来年2月の八幡市長選で元市理事の福田勇氏(65)の推薦を決定した。

2027片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 14:21:05
東村さん 「継承」訴え実る 福井市長選
新人対決、激戦制す 投票率45・30% 大幅ダウン
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20071223-OYT8T00632.htm

開票結果 候3

当 54,384東村 新一 55 無新〈1〉

  35,142高木 文堂 52 無新 

   6,464西村 高治 64 無新 

(選管確定)

 新市長は、坂川市政の継承と発展を訴えた東村さん――。無所属新人3人が立ち、23日に投開票された福井市長選で、前副市長の東村新一(ひがしむらしんいち)さん(55)=自民、民主、公明、社民、国民新推薦=が、前県議の高木文堂(たかぎぶんどう)さん(52)、元市議の西村高治(にしむらたかじ)さん(64)=共産推薦=を退け、初当選した。坂川優・前市長が病気を理由に10月30日に辞職したための選挙で、年末のあわただしい時期とも重なり、投票率は45・30%と、前回の54・16%を下回った。当日有権者数は21万3528人。

 同市大手の東村さんの事務所には、投票が締め切られると、支持者が続々と集まった。選挙戦で最後まで争った高木さんは、過去に知事選に立候補するなど知名度は抜群だが、今回はまったく組織に頼らない選挙を繰り広げたため、どれほど支持を集めているのかが見えない不安が陣営にはあったという。それだけに「当選確実」の知らせが入ると喜びが爆発し、歓声と拍手がわき起こった。

 東村さんは選挙戦で、〈高感度コンパクト・シティー〉のまちづくり構想を掲げた坂川市政の継承とともに、公共交通網の再構築や教育環境の充実などを訴え、中心部以外に住む市民の共感も集めた。

 事務所に姿を見せた東村さんは、支持者から花束を受け取ると笑顔を見せ、「市民と市長は家族と考えている。家族が笑顔で生活できるよう頑張りたい。多くの人の意見を聞きながら市政を前進させていく」と話し、万歳を繰り返した。

     ◆     ◆

 東村さんの略歴 前副市長。県総務部企画幹、県人事企画課長、県政策推進課長などを歴任。日本大法学部卒

 ■高木さん「政策、恥じるところない」■

 高木さんは、告示前に立候補の意欲を示した市幹部や別の県議が出馬を断念した経緯を“談合選挙”と批判。「一部の権力者から市政を市民に取り戻す。これが最後の挑戦」として背水の陣で臨んだが、思うように支持が広がらなかった。

 同市二の宮の事務所で支持者らを前に、「残念な結果となったが、訴えた政策や選挙スタイルに恥じるところはなかった。支持を結果につなげられず、申し訳ない」と述べ、政治の世界からは身を引くことも宣言した。今後の身の振り方については「全く考えていない」と話した。

 西村さんは「大型開発事業の見直し、福祉の優先によって、格差社会に対応する」と訴えたが、幅広い支持は得られなかった。「今後も市民の暮らしを守ることの大切さを、市民と共同で市に要求していきたい」と話した。

(2007年12月24日 読売新聞)

2028片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 14:25:17
大阪市議補選大正区 舟戸さん返り咲き
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20071224-OYT8T00026.htm

 ◇開票結果

(欠1候3、選管確定)

当10216 舟戸 良裕 59 自元〈4〉

   8048 福山 敬子 59 民新 

   6009 小原 孝志 34 共新

     ◇     ◇

 市議の死去に伴う大阪市大正区の市議補選(欠員1)は23日投開票され、元議員で自民党区支部長の舟戸良裕氏(59)(自民)が2新人を破って当選、返り咲きを果たした。激戦を反映し、投票率は41・32%と戦後の市議補選で4番目に高かった。

(2007年12月24日 読売新聞)

2029片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 23:48:59
橋下弁護士「2万%大阪変えます」出た!決意表明
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200712/24/soci213744.html

報道陣に笑顔を見せる橋下徹氏

◆ 大阪府知事選出馬…自民大阪府連が推薦決める ◆

 大阪府知事選(来年1月27日投開票)をめぐり自民党大阪府連は23日、大阪市内で会合を開き、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の推薦を決めた。

 党本部への申請時期は府連会長の中山太郎元外相に一任。公明党と足並みをそろえる形で古賀誠選対委員長に報告、正式に推薦決定する運び。

 会合であいさつした橋下氏は「皆さまのご協力が必要。2万%大阪を変えます」と、出馬時に物議を醸したフレーズを持ち出し決意表明した。

 持ち前の“過激な”発言についてはこの日もクギを刺される場面がしばしばで、本人も「いろんなところから、あまりしゃべるな、というご意見をいただいているので」と、やや控えめな姿勢。司会者から「消化不良なんじゃ?」と言葉を掛けられ苦笑いするシーンもあった。

 会合後も記者団に「以前は法に触れない限り自由に発言できた。コメンテーターといえどもひとつの話芸。公人となると個人としての考え方は全部捨てないといけない」と、タレント時代のトークは“過去のもの”であることを強調していた。
 府知事選には民主、国民新両党の推薦で熊谷貞俊氏(62)、共産党の推薦で梅田章二氏(57)も出馬表明している。

2030片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/25(火) 08:27:50
大阪府知事選で公明も弁護士の橋下氏推薦へ  
2007.12.25 00:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071225/lcl0712250015000-n1.htm

 来年1月10日告示の大阪府知事選で、自民府連が推薦した弁護士の橋下徹氏(38)が、新たに高齢者福祉施策を盛り込んだ形で公約を修正し25日、公明府議団に示すことが分かった。今回の修正で、公明は推薦の調整に入る。橋下氏は当初、「基本的には公約を変えない」としてきたが、公明だけでなく、推薦した自民府連からも修正を求める声が相次いだため、修正を決断したとみられる。

 公明府議団は25日午前橋下氏と面会したうえで、総会を開催して橋下氏の推薦を協議する。公明本部はすでに府本部に橋下氏推薦の意向を伝えており、府議団の幹部は「選択肢は橋下氏しかない。今週中に決める」と話している。

 橋下氏は18日に公約原案を発表。子育て世代に集中投資することを目玉にあげる一方、「高齢者らの予算が減るかもしれないが、仕方ない」と発言していた。

 府知事選は民主、国民新推薦の大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(62)と、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)も出馬を予定している。

2031片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/25(火) 19:08:39
公明は大阪府知事選で橋下徹氏推薦先送り
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071225-299642.html

 1月の大阪府知事選に立候補表明している弁護士でタレントの橋下徹氏(38)は25日、公明党府議団にあらためて選挙公約を詳しく説明、支援を求めた。だが橋下氏のこれまでの言動への疑問が相次ぎ、推薦決定は先送りされた。

 18日に提示した公約素案に対し「高齢者への施策が不十分」との指摘があったため橋本氏は今回、高齢者福祉を支援する非営利団体に補助金を交付するなどの項目を追加し理解を求めた。

 だが府議団からは「日本は核武装すべきだ」という過去のテレビ番組での“過激”な発言に厳しい意見が続出。橋下氏は「バラエティー番組での発言で、(府知事の)立場では法律や非核3原則にのっとり行動する」と釈明したという。

 橋下氏に対しては自民党府連が推薦を決めており、公明党と歩調を合わせたい意向。

 公明党内も「自民との関係を崩せない」との見方が強いが、幹部は「中高年を中心に支持者からは橋下氏への反発が根強い」と話しており、調整にはなお時間がかかることも予想される。

 府知事選には民主、国民新の両党が推薦する大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)と、共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)も立候補を表明。

[2007年12月25日17時13分]

2032片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/26(水) 14:25:04
現新2氏が出馬会見
府中市長選 讀賣東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20071225-OYT8T00561.htm

 来年1月20日告示、同27日投開票の府中市長選で、現職の野口忠直市長(72)と新人の元出版社社員桑島耕太郎氏(47)が25日、相次いで記者会見し、いずれも無所属での立候補を表明した。

 3選を目指す野口市長は、財政健全化に努めながら子育て支援や高齢化社会に対応した福祉を充実させ、小中学校の耐震改修を推進させたなどの実績を強調。今後は、中学生までの医療費無料化実現や、ごみ減量やリサイクル推進による資源循環型社会の構築、魅力あふれる商業地区の実現などを掲げた。懸案のごみ収集有料化とダストボックス撤去については「審議会の答申と、住民アンケートの結果を参考にし、市民合意を得た上で具体的な改革に着手したい」としている。

 国民新党党員の桑島氏は「市政改革にチャレンジする会」が支持母体。市独自のダストボックスの存続とごみ収集有料化・戸別収集反対を訴え、市長選を「ごみ収集と減量化問題についての住民投票を兼ねたものにしたい」としている。また、多選禁止と70歳定年制を主張。さらに「市民ニーズに適した、高品質の市政」と「税金を納める市民が対価を受けていると実感できる市政」をスローガンとし、議員定数の削減、西武線と京王線の交差点への新駅建設などを掲げている。

 同市長選については、共産党も独自候補を擁立する方向で人選を進めている。

(2007年12月26日 読売新聞)

2033片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/26(水) 23:07:43
公明党、橋下氏を推薦せず
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071226-300117.html

 大阪府知事選で公明党幹部は26日、推薦を求めている弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の推薦、支持はしない方針を明らかにした。党本部の正式対応としては「自主投票」の形。ただ地元組織の対応は大阪府本部の判断に委ねる考えで、大阪府議団は「支持」を決めた。

 推薦する予定の自民党とはずれが生じることになり、公明党の組織力に期待していた橋下氏の選挙戦略は見直しを求められそうだ。

 この日の公明党府議団総会では「党本部には推薦を求めない」と全会一致で決め、府本部代表の白浜一良参院議員も了承した。

 推薦見送りの理由について野田昌洋幹事長は「核武装論など、今までの発言に支持者から反発があった」と説明。ただ府議団は「府政改革に取り組もうとする熱意を感じた」として、橋下氏を「支持」することとした。

 自民党は大阪府連が23日に推薦を決め、党本部も正式決定する見通し。公明党が「府議団の支持」にとどめたことに自民党府議団の朝倉秀実幹事長は「公明党が一緒に力を合わせて戦ってくれることに変わりない」と話した。

 橋下氏は芸能事務所を通じて「支持していただき公明党府議団には大変感謝している」とコメントした。

 大阪府知事選には民主、国民新両党が推薦する大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)と、共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)も出馬表明している。

[2007年12月26日21時5分]

2034片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 02:18:19
公明党府議団、橋下氏推薦見送り 大阪府知事選
2007年12月26日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712260027.html

 来年1月の大阪府知事選で、公明党府議団は26日、立候補を表明している橋下徹弁護士(38)の推薦を見送り、支持にとどめる方針を決めた。橋下氏については自民党府議団や党府連が推薦を決定し、公明党に同調を求めていたが、府議団内には橋下氏推薦に難色を示す声が多かった。これを受けて、党本部は橋下氏の推薦を見送る方針。

 公明党府議団は25、26の両日、知事選の対応について断続的に協議。府議からは「知事選には2万%出ないと言っていたのに、なぜ出るのか」「過去の核武装論などに支持者から苦情がきている」などと橋下氏への不満が噴出。26日朝の協議でも、府議団として支持にとどめるべきだとの意見が大勢だった。

 同党内には11月の大阪市長選で推薦候補が大敗したこともあり、「支持者は選挙に疲れている。今回は党本部推薦は避けたい」(府本部幹部)という意見も根強い。26日の協議後、府議団の野田昌洋幹事長は報道陣に「橋下氏の府政に対する熱意は感じており、応援はするが、反対意見も強く、難しい選択になった」と語った。

2035片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 06:30:18
先行の目片氏、追い上げる黄瀬氏
いよいよ本番の大津市長選
政策重視で論戦挑む井上氏
=嘉田ブームは再来するか?=

◆大津・大津市◆
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n071227.html#2

 任期満了に伴う大津市長選(来年一月十三日告示、同二十日投開票)は、現職の目片信氏(66)、新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54),新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)の三つ巴の戦いになっている。本番を迎えた同市長選を追ってみた。

【石川政実】


●推薦団体を掘り返せ

 目片氏の事務所開きは二十二日に同市打出浜で行われ、自民党の衆院議員や県議、推薦する市議や自治会関係者ら約百五十人が参加した。同日、自民党会派の「大志会」、「結の会」、公明党議員団の三会派は、同氏と政策協定を結んだ。

 大志会の園田寛市議は「目片氏は三月末に脳の血流障害で倒れたが、今はすっかり回復している。このため『街頭演説を』との声もあるが、公務の関係で日程は取れそうにない。またマニフェストを作成し、一期目の実績と二期目の公約を示していく。今回の市長選は目片市政の信任投票」と受け止めていた。

 現在、推薦を取りつけた約二百の各種団体、企業などから、後援会加入名簿などの回収を急いでいる。保守系市議と自治会役員を中心に学区ごとの票固めを進めている。来月十三日に大津パルコ前で行う出陣式を決起集会と位置づけ総動員態勢へ。


●アンケートを全戸配布

 共産推薦の井上氏は十九日に同市昭和町で事務所開きを行い、「市民のくらしを優先したあたたかい市政を」と訴えた。

 公約では▽国民健康保険料が高すぎて支払えない世帯が二千五百世帯もあり、保険料を引き下げる▽新庁舎移転は中止する▽大戸川ダムに反対▽イオンモールなど大型店進出を規制する―などを掲げる。

 また大津市が進める新庁舎の移転新築に賛成か、反対かなどの市民アンケート用紙七万部を全戸配布し、公約にも反映していく構えだ。

 支持母体の“くらしを守る大津市政の会”の長田茂事務局長は「井上氏は、年内いっぱいは新日本婦人の会、民主商工会などへの挨拶回りを行っていく。来月五日からは主なターミナルで街頭演説を行い、十日にはピアザ淡海で決起集会」を予定している。


●名刺には嘉田知事

 無所属での出馬を表明している黄瀬氏は十八日、嘉田由紀子知事を支持する「対話の会」(寺川庄蔵代表)から推薦を受けた。早くも黄瀬氏の名刺には、嘉田知事と握手する写真が印刷されている。さらに二十一日には、連合滋賀(中村憲市会長)も推薦を決め、市議会会派の市民ネットも動くことになった。

 また二十二日には、後援会“あたらしい大津をつくる会”を結成し、前回、市長選に立候補した木津稔氏(元大津市民病院長)を会長に決めた。二十六日には、同市下阪本で事務所開きを行い、民主、社民の支持の方向も鮮明になった。

 寺川庄蔵事務局長は「公約では、大型工事より福祉を重視している。景観も県都にふさわしいものにしていきたい。市の庁舎移転は見直す」としている。黄瀬氏は二十五日から堅田で朝立ちを開始し、ようやくエンジンがかかり出した。

2036片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 07:37:16
大津市長選は「中立の立場」 知事 讀賣滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20071226-OYT8T00763.htm

 嘉田知事は26日、県庁で記者会見を開き、1月の大津市長選について「大津市民が判断すること。中立の立場で見せていただく」と述べ、候補者の支援は行わない考えを示した。

 市長選をめぐっては、知事を支持する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」が立候補予定者1人の推薦を決めているが、嘉田知事は「私を推薦する団体がある方を推しているから、私が推しているということにはならない」と説明。

 一方、国土交通省近畿地方整備局が公表した大戸川ダム(大津市)の概算事業費が、当初計画より340億円増の1080億円となったことについては、「できるだけ財政負担を少なくしてほしい」と述べ、県の負担額を抑制するよう国に働きかける意向を明らかにした。

(2007年12月27日 読売新聞)

2037片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 07:43:39
民主、蒲島氏に意向打診 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071226-OYT8T00679.htm

 来春の知事選で、民主党県連の松野頼久代表(衆院熊本1区)が26日、立候補の可能性が取りざたされている東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)と会い、出馬の意向を打診した。自民党県連も有力候補の一人として接触を図っており、蒲島氏の動向を巡って両党の駆け引きが激しくなりそうだ。

 松野代表と松野信夫代表代行(参院熊本選挙区)が26日、都内で蒲島氏と会談。松野代表は読売新聞の取材に対し、「(蒲島氏と)知事選への考えや政策面などについて意見交換した。(政策的に)民主党に非常に近い」と述べた。

 また、県議会の民主・県民クラブの渡辺利男県議ら3人も同日、上京し、蒲島氏と意見を交換した。

 民主党県連は▽自民党と相乗りしない▽国土交通省の川辺川ダム建設計画に反対する――の2点を候補者選定の条件としている。

(2007年12月27日 読売新聞)

2038片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 16:32:39
【滋賀】
来月13日告示へ3氏走る 大津市長選
2007年12月27日
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071227/CK2007122702075281.html

 年明け早々、湖都の首長が決まる。1月20日に投開票される大津市長選。13日の告示まで2週間余と迫った26日、出馬表明した3人の事務所が整った。現職の目片信氏(66)が2期目を目指して自民に推薦申請に動けば、人材育成会社社長の黄瀬紀美子氏(55)は民主の支援を受ける。共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)は、党からの要請を受け、立候補を決めた。刻々と近づく運命の日。3人は票を求めて師走の街をすでに走り始めている。 (妹尾聡太)

◆現大津市長・目片信氏(66)
 9月に正式に出馬を表明した。当初は政党色を排除していたが、近く、自民党県連に推薦を申請する。民主系会派が対立候補の支援に回ったことが背景にあるとみられる。

 自ら「80点」とする実績と、市議会最大会派の「大志会」など保守系の支持が武器。同会の北林肇幹事長も「1期目で骨子をつくった。2期目は肉付け」と位置付ける。

 高齢者福祉の向上や、市民病院の医療機器の充実を掲げる。22日の推薦市議会会派との政策協定調印式では「今は財政が厳しい」とする一方、中学校給食の実施にも言及。「公共施設の耐震対策が終われば、余裕ができる」と述べた。

◆人材育成会社社長・黄瀬紀美子氏(55)
 出馬表明が遅れたものの、11日後の22日には後援会を設立。連合滋賀や、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」が推薦するほか、25日には民主党県連が支援を表明した。

 当初は「政党に推薦依頼はしない」としていたが、事実上の推薦を受け入れた格好。民主党県連の川端達夫代表は「弱者の視点に立つ姿勢が一致した」と説明する。

 黄瀬氏は「ハード重視の施策を見直し、女性や高齢者、障害者の就業を支援する」と主張。26日の事務所開きの際は、「生活者の視点に立ち、誇れる街にしたい」と訴えた。

◆共産党地区副委員長・井上敏一氏(54)
 共産党内で候補者擁立が難航。住民運動の実績が買われ、白羽の矢が立った。「国の三位一体の改革で弱者が切り捨てられている中、市民の要求に応えていない」と現市政を批判。「市庁舎の移転計画を凍結し、その費用を福祉に回すべきだ」と訴える。

 19日の事務所開きでは「大型店の進出で商店街が衰え、湖岸のマンション開発は景観を金もうけの手段にした」と指摘し、「自分たちの街に夢と誇りを持つことが大事だ」と語り掛けた。

 告示までは市内の支援団体を回るほか、街宣活動を続け、市民への基本政策の浸透を図る。

2039片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 00:03:46
中山氏が出馬見送り 「大学経営を優先」
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071227200002&cid=main

 自民党県連が擁立の有力候補に挙げていた崇城大学長の中山峰男氏(60)が二十六日、出馬を見送る意向を固めた。熊本日日新聞の取材に対し、中山氏は「過渡期にある大学経営を最優先すべきと考えた。出馬は見送る方向だ」と述べた。自民党県連には二十七日以降、辞退を伝えるとしている。

 党県連は、中山氏と東京大法学部教授の蒲島郁夫氏の二人に対し、幹部らが相次ぎ出馬の意向を聴取。十九日に聴取を受けた中山氏は「現段階で(可能性は)五分五分」とし、選考対象となることを了承していた。

 同党県連の前川收幹事長は「これまでの考えに沿って選考作業を進めるだけだ」とするが、党県議団長の児玉文雄氏は「二人を並行して選考を進めるのは失礼な話。蒲島氏で進めたい」と言っている。

 中山氏は二十六日、熊本市池田の同大学内であった仕事納め式で、教職員約三百人を前にあいさつ。この中で、「大学の現状などを考え、知事選には出ない方向での収束を考えている」と話したという。

 出馬見送りについて、中山氏は「一時期、学長職の後任を検討するなど真剣に出馬を考えた。しかし、(少子化など)取り巻く環境が非常に厳しい中、大学改革を途中で投げ出すわけにはいかないと判断した。家族など身近な人たちの反対もあった」と語った。
(知事選取材班)

2040片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 00:04:40
民主県連、蒲島氏と面会 本人は態度保留 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071227200003&cid=main

 民主党県連の松野頼久代表は二十六日、東京・本郷の東京大で蒲島郁夫教授(60)と初めて面会。同党が選考する候補者の一人として今後、話し合いをしていきたい意向を伝えた。

 蒲島氏は、県議会最大勢力の自民党が候補者選考で、擁立する有力候補の一人と位置付け、二十日に意向聴取したばかり。同党がもう一人の有力候補としていた崇城大学長の中山峰男氏が二十六日、出馬しない意向を明らかにしたことで、蒲島氏をめぐる両党の駆け引きが本格化しそうだ。

 この日、県議会第二会派の民主・県民クラブの渡辺利男代表ら幹部三人が、丸の内の飲食店で蒲島氏と面会。同クラブ周辺にも蒲島氏を支持する声があることから、連携が可能かどうか探るため川辺川ダム問題や熊本市の政令指定都市移行などで意見交換した。

 その後、渡辺代表らは永田町の議員会館に松野代表を訪ね、「見識がある素晴らしい人物だ」などと報告。これを受け、松野代表と副代表の松野信夫参院議員が蒲島氏に会った。

 松野代表は「あいさつを交わした程度だが、蒲島さんは私たちと考え方が近いという印象を受けた」と述べた。

 一方、蒲島氏は熊本日日新聞の取材に対し、「いろんな党や団体と話をするのはやぶさかでない。まだ知事選に向けた態度を決める状況ではない」と答えた。同氏は自民党県連の意向聴取で出馬の可能性を否定していない。
(知事選取材班)

2041片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 01:19:04
蒲島氏の動向焦点に 擁立へ各党駆け引き 自民は「相乗り」容認の構え 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071228/20071228_001.shtml

 “異色の東大教授”は出馬するのか‐。任期満了に伴う県知事選(来年3月6日告示、23日投開票)は東大法学部教授、蒲島郁夫氏(60)の動向が焦点となる展開になった。蒲島氏には自民だけでなく、民主県連や無所属県議も接触するなど、党派を超えて擁立を模索する動きが広がりつつある。今後、蒲島氏を軸に進む各党派の駆け引きが選挙戦の構図を大きく左右しそうだ。

 27日朝、熊本市であった野党系の県議会会派「民主・県民クラブ」の朝食会。代表の渡辺利男県議らは、前日に初めて会った蒲島氏について「古里への思いが強い」などと語り、立候補に強い期待をにじませた。

 渡辺県議ら無所属県議3人は26日、都内で蒲島氏と会食。県政の課題について意見交換し「意気投合した」(県議の1人)という。3人の勧めで民主県連代表の松野頼久・衆院議員も蒲島氏に連絡を取り、急きょ会談するなど、事態は慌ただしく動いた。

 民主県連には知事選の擁立候補として、既に無所属で立候補表明した元県部長の鎌倉孝幸氏(61)と同様、蒲島氏の名前も挙がっていたという。

 朝食会後、県議らは連合熊本や社民党県連合を訪ね、蒲島氏との会談の内容を報告。松野衆院議員は「選択肢にある以上、会って話を聞いてみた。われわれの政策にとても近いという感触を持った」と語った。

   □   □

 蒲島氏は山鹿市出身。地元のJA職員から農業研修生として渡米し、ハーバード大大学院で博士号を取得。帰国して1997年に東大法学部の教授に就任するという異色の経歴を持つ。

 自民県連は今月20日、前川收幹事長らが蒲島氏と接触。もう1人の擁立候補だった崇城大学長の中山峰男氏(60)が立候補を断念したことで事実上、自民の擁立候補は蒲島氏に絞られた。

 今後の焦点は(1)蒲島氏が立候補を決断するか(2)立候補する場合、どのような政党の枠組みとなるか‐の2点。

 「いろんな政党や団体から接触があり、話を聞いている」。27日、蒲島氏は西日本新聞の取材に対し、慎重に言葉を選んだ。

   □   □

 蒲島氏が立候補を決断する「条件」となりそうなのが、与野党による「相乗り」だ。民主党が旧日本新党出身の参院議員を通じて立候補の意向を確認した際、蒲島氏は「自民党との相乗りでも構わないか」と提案したという。

 自民は「単独の公認や推薦にはこだわらない。知事選は国政の枠組みで考える必要はない」(前川幹事長)と容認する構え。だが、民主は「自民との相乗りはしない」(松野衆院議員)という姿勢を崩そうとしない。

 民主・県民クラブの朝食会に参加した民主党の県議はつぶやいた。

 「蒲島氏はいい人だが、今の状況では推しにくい。現在は蒲島、鎌倉両氏が選択肢にある」

=2007/12/28付 西日本新聞朝刊=
2007年12月28日00時46分

2042片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 01:19:42
熊本知事選 中山氏が立候補断念 自民選考対象蒲島氏だけに
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20071228/20071228_003.shtml

 任期満了に伴う熊本県知事選(来年3月6日告示、同23日投開票)で、自民県連が擁立候補の選考対象としていた崇城大(熊本市)の学長、中山峰男氏(60)が立候補を断念したことが27日、分かった。この結果、自民県連の擁立候補は事実上、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)=同県山鹿市出身=に絞られた。

 蒲島氏は同日、西日本新聞の取材に対して「いろんな政党、団体から話を聞いているが、態度を保留している」としている。蒲島氏には民主県連幹部が接触するなど、党派を超えて擁立を模索する動きがある。

 自民県連は今月後半、知事選擁立候補として複数の県議や支持団体から「他薦」で浮上した中山、蒲島両氏に出馬を打診。中山氏は立候補に前向きな姿勢を示していた。

 断念の理由について、中山氏は「今後の大学経営や後継者問題など、いくつかのハードルを越えるのは困難と判断した」と説明。既に自民県連には選考を辞退する意向を伝えており、蒲島氏が知事選に立候補する場合は「支持する」とした。

 一方、自民県連の前川收幹事長は「まだ蒲島氏に絞られたわけではない。(他薦や自薦の)門戸は開いている」としている。

=2007/12/28付 西日本新聞朝刊=

2043片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 07:13:59
八王子市長選 市民団体幹部出馬へ 讀賣東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20071227-OYT8T00475.htm

 来年1月27日投票、同28日開票の八王子市長選について、市民団体「高尾山の自然をまもる市民の会」事務局長の橋本良仁氏(62)が27日記者会見し、共産、社民、生活者ネットから推薦を受けて無所属で立候補することを表明した。

 橋本氏は「高尾山の自然を壊す恐れが大きい圏央道計画を、無批判に、国や都の言いなりに進めることに大変な危機感を持っている」と現市政を批判。高尾山トンネルの影響評価のやり直しや、JR八王子駅南口再開発の抜本的な見直しなどを公約に掲げた。

 同市長選には現職の黒須隆一氏(65)が自民、公明の推薦を受けての出馬を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

(2007年12月28日 読売新聞)

2044片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 07:21:13
「市政変えたい日々強く」
平松・大阪市長誕生 選挙戦取材メモ 讀賣大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20071228-OYT8T00046.htm

 「市民目線の市政」を掲げ、11月の大阪市長選で初当選した平松邦夫市長(59)。担当記者として立候補表明前から追いかけ続け、ふと漏らした一言に、市政の現状への危機感や、改革への熱い思いを感じたことがあった。候補者への急浮上、激しい選挙戦、初登庁……。様々な場面を取材したメモを読み返してみた。

     (宮原洋)

 「えっ、平松さん?」。市長選の候補者として平松さんの名前が浮かんだ時、正直どんな人なのかわからなかった。私の出身地・広島では毎日放送は映らない。同放送の元アナウンサーと言われてもピンとこなかった。

 10月上旬の小雨の降る朝、写真で顔を確認してから訪ねた自宅前。傘を差して歩いて出勤する平松さんに声をかけ、出馬の意思を尋ねた。

 「大阪市民ですから。知りたいことはたくさんありますし、なんで? ということも山ほどありますよ」

 民主党から出馬を打診されていた時期。周囲への影響や政党の思惑を図りかねて迷いながらも、挑戦したい気持ちを何とか抑えているように見えた。

   □   ■    

 出馬表明は投票日1か月前の10月18日。主な候補者4人の中で最も遅かった。準備不足でマニフェストに数値目標は盛り込めなかった。市職員の労組などが支持する民主党や連合大阪の推薦を受けたため、他陣営からは「市政改革が逆行する」という攻撃にさらされた。

 舌戦のさなか、移動の車中で平松さんが心境を語った。

 「今でも朝、目が覚めて、『あれ、ほんまに市長選に出てんねんな』と、ふと思うこともある。でも、選挙が始まってから、大阪を変えたいという気持ちが日々強くなってきている」

 「なぜですか」と尋ねると、こんな答えが返ってきた。「街頭演説をした時、女性から『大阪で子どもを育てる気がしない』と言われた。ショックだった」

   ■   □    

 今月19日の初登庁。市役所正面玄関前で公用車から降りた平松さんは、晴れ晴れとした表情で報道陣に語った。

 「待ちに待った市長室に入れていただきます」

 しかし、いきなり出ばなをくじかれる。あいさつ回りで訪ねた自民党市議団の控室には、議員が1人もいなかった。予算要望で上京した21日も、同党府連の予算報告会への出席を拒否され、「(選挙戦の)ハレーションなのだろうか」と戸惑いを隠せなかった。

 市の第3セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)への市役所移転構想など、選挙戦での発言や公約を相次いで見直したことで、市議からは批判の声が強まっている。民間出身だけに、市役所内の人脈もゼロに等しい。

 「非常に孤独という感じがした。ここで何を決断して、何を選んでいくのだろう。そして、市民の皆さんの応援や期待を、どんな形で具体化できるだろうか」

 初登庁でのあいさつ回り後に、市長のイスに腰を下ろした感想をこう語った平松さん。28日、初めて臨む市議会本会議で施政方針演説を行う。

(2007年12月28日 読売新聞)

2045片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 20:14:30
選挙:山口・岩国市長選 移転容認派、福田議員の擁立有力
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20071228ddg041010005000c.html

 ◇「要請あれば」と前向き

 米空母艦載機などの岩国基地移転に反対する山口県岩国市の井原勝介市長の辞職を受け、移転容認派の住民団体などが中心となった市長選立候補者の選考会が29日に市内で開かれる。関係者によると、山口2区選出の福田良彦衆院議員(37)=自民=が最有力という。福田氏は毎日新聞の取材に対し「要請を受けてから判断したい」と前向きに検討する意向を示しており、既に出馬表明している井原市長と移転の是非を巡って、激突する構図になりそうだ。

 福田氏は「出馬を求める声が高まっていると思う。岩国市を救いたいという思いはある。要請を受けてから判断したい」と述べ、要請があった場合、前向きに検討する意向を示した。

 候補選出の母体になる住民団体は、井原氏の解職請求を目指していた「岩国の明るい未来を創る会」(原田俊一世話人代表)。同会関係者、元商議所会頭、保守系市議、自民県議らが27日、福田氏と会談し、候補者選考の方法を協議。知名度が高い福田氏を推す声が多かったという。しかし、井原市長リコールに向け福田氏をはじめ数人に立候補を打診していたため「擁立過程を透明化する」として選考会実施を決めた。

 福田氏は岩国市出身。衆院議員秘書、市議、県議を経て、05年9月の衆院選で山口2区から立候補し、民主党の平岡秀夫衆院議員(中国比例)を588票差で破り初当選した。【大山典男】

毎日新聞 2007年12月28日 西部夕刊

2046片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 02:36:16
知事選予定3氏座談会(上) 大阪再生
2007年12月28日 朝日大阪
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000712280003

 知事選(1月27日投開票)に立候補を予定している3氏が26日、朝日新聞大阪本社に集まり、府政の諸課題について議論をかわした。財政再建や教育、社会保障などの分野で自民党府連推薦の橋下徹氏(38)、民主、国民新党推薦の熊谷貞俊氏(62)、共産党推薦の梅田章二氏(57)が何を語ったか、2回に分けて紹介する。
(司会は渡辺雅隆・社会グループエディター)


■立候補理由■


――知事選に立候補する理由は


梅田 弁護士として主に国の政策や怠慢によって被害が出た事件を手がけてきたが、政治を動かさないとどうしようもないとも感じていた。前回立候補から4年間、構造改革路線が進み福祉が切り捨てられ、府民の暮らしがさらに大変になっている時に再度立候補の話があった。


橋下 財政再建が必要なのに効果が見えない事業を行い、無駄遣いしている実態を知った。今までと同じやり方では大阪は何も変わらない。2人の立候補予定者と比べると人生経験が足りないかもしれないが、でたらめな府政を変えるために自分のエネルギーをぶつけていきたい。


熊谷 ここを変えれば大阪は変わるといった話を昔から異業種の方々としていた。そのうち、リーダーとして府政を引っ張っていけたらいいなという思いを持ち始めていたところ、太田房江知事が立候補を断念したことで、「ほっとかれへん」という気持ちが強くなった。


■産業政策■


――元気がないと言われる大阪だが、産業政策はどのように考えているか


橋下 不妊治療や妊娠の定期検査補助、保育所の拡充、公営住宅などの家賃減額などで就業者層の可処分所得を増やす。企業でいう家族手当を行政がサポートすることで、他府県より大阪に拠点を構えた方が従業員コストがかからないと企業にアピールする。


熊谷 大阪には最先端技術を持つ臨海部、バイオ企業集積地の北摂、ものづくりの集積地である東大阪と黄金のトライアングルがある。関西空港の利便性を高め、中国との懸け橋になるべきだ。また中小企業の産学連携を進め、利益率を上げる必要がある。


梅田 大阪の持っている潜在的なヒト、モノ、カネの力が引き出されていない。大阪の経済、産業の中心は中小零細企業だ。行政は人と予算を配置し、経営者のアイデアを橋渡しする。商店街活性化策では、中小企業が若者を正規雇用したら補助金を出す。


■財政再建■


――府は5兆円の負債を抱えている。財政再建策は


熊谷 行政の無駄を省くため、大きな比重を占めている人件費について組織を見直し、ぎりぎりまで削る。そして公営住宅にみられる府と市の二重行政を解消する。その一方で、堺市に1兆円規模の投資が行われているため、税収はかなりアップするはずだ。


橋下 財政再建は府庁の抵抗と戦うエネルギーさえあれば中学生でもできる。46の指定出資法人への委託料や補助金は500億円。全部検討したが、何一つ府民の利益になるものはない。博物館やホールなども全部清算する。出資法人への5千億円もの貸付金を1割見直すだけで500億円。計1千億円を超える財源が確保できる。


梅田 大阪経済の中心である中小零細企業を活性化して、税収を向上させて財政危機を突破する。また大型公共事業をやめ、職員配置をきっちりやって無駄を省くが、府立病院や食品安全といった分野ではきちんと職員を配置していく。そして継続している同和事業を終結させる。

(敬称略)

2047片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 08:40:24
自民の知事選候補、東大教授の蒲島氏に絞り込む
民主も接触、蒲島氏の動向に注目 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071229-OYT8T00108.htm

 次期知事選(来年3月23日投票)で、自民党県連の知事選検討委員会(県議12人)は28日、候補者を東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)に絞り込み、知事選へ向けて動きを本格化させる態勢に入った。同じく蒲島氏に関心を寄せる民主党県連の松野頼久代表は「自民党が推薦した候補に後から民主党が乗ることはない。しばらくは自民党の動きを見守りたい」と静観する構えを見せている。

 知事選検討委は、熊本市の自民党県連で非公開であった。前川收幹事長によると、崇城大学長の中山峰男氏(60)と蒲島氏に出馬の意向を打診し、中山氏から「出馬しない」との返答があったことを報告。今後の蒲島氏との交渉を山本秀久県連会長に一任することを決めた。

 委員からは、候補者に蒲島氏以外の名前は挙がらず、擁立に至るまでに必要な手続きについての質問などが出たという。

 県連は、今後、県選出の国会議員らとも協議したうえで、県連役員会などを経て正式に出馬を要請するとみられる。

 蒲島氏は28日、読売新聞の取材に「幅広い支持が得られれば(出馬を)考える余地がある」と答えており、仮に出馬するなら幅広く政党から支援を求めたい考えを示した。

 自民党県連は「県政に国政の枠組みを持ち込むべきではない」とし、民主党などとの「相乗り」も視野に入れている。一方、民主党県連は、自民党との相乗りはしない方針で、蒲島氏の動向が注目される。

(2007年12月29日 読売新聞)

2048片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 23:14:59
福田氏が岩国市長選立候補へ 艦載機容認の市民団体の要請受け '07/12/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712290274.html

 米空母艦載機移転に反対する岩国市の井原勝介前市長(57)の辞職に伴う来年二月の出直し市長選に、地元出身の自民党衆院議員の福田良彦氏(37)=山口2区=が二十九日、立候補する意向を事実上表明した。移転容認派の市民団体から同日、要請を受け、「将来の岩国のために立ち向かわなければならない」などと述べた。

 井原氏は来年一月四日に正式に立候補を表明する予定。出直し選は、艦載機移転の賛否をめぐり、両氏の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 この日午前、移転容認派の市民団体「岩国の明るい未来を創つくる会」が岩国商工会議所で世話人会を開き、全会一致で福田氏への要請を決定。会員ら約二百人が出席した会合に、福田氏を招いた。

 福田氏は「衆院議員としての立場もあり、すぐ了解とは言えないが、岩国を再生したいとの思いは皆さんと同じ。一致団結して頑張る」とあいさつ。出席者全員で頑張ろうコールをした。

 取材に対し福田氏は「できるだけ早い時期に判断して結果を伝えたい」と答えた。今後、党本部などの了解の手続きを進めるとみられる。

 「創る会」世話人代表の一人で岩国商議所名誉会頭の柏原伸二氏(57)は「限られた時間の中、知名度と若さがあり、井原氏を意識して戦える候補」と理由を述べた。

 福田氏は同市出身。衆院議員秘書を経て一九九九年、岩国市議に初当選し、二〇〇三年に山口県議へ転じた。〇五年の衆院選で初当選した。

 福田氏が立候補した場合、衆院山口2区は来年四月に補欠選挙となる。

2049片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/30(日) 10:57:33
岩国出直し市長選 福田衆院議員が出馬へ
2007年12月30日07時31分
http://www.asahi.com/politics/update/1229/SEB200712290006.html

 在日米軍再編に伴う空母艦載機移転の是非が問われる来年2月の山口県岩国市の出直し市長選で、移転容認派は29日、地元選出の福田良彦衆院議員(37)=山口2区、自民=を擁立する方針を決めた。自民党県連や公明党県本部も福田氏を推す方向。福田氏は「岩国市を何とかしなければという思いは同じ。真摯(しんし)に受け止める」と前向きの姿勢を示しており、近く立候補を表明する見通しだ。

 福田氏は岩国市出身。衆院議員秘書から市議、山口県議を経て、郵政民営化問題が争点になった05年の総選挙に立候補、民主前職を588票差で破って初当選した。

移転容認派の県議や市議、地元経済人らは29日、同市で会合を開き、福田氏擁立を確認。続いて約200人が集まった市民団体の集会で福田氏に立候補を要請した。

 出席者によると、福田氏は「岩国市以外の選挙区を預かる責任があり、すぐに了承と言えない」と即答を避ける一方で、「岩国を再生しないといけないというのは同じ思い」「一致団結して立ち向かわないといけない」と市長選に意欲をにじませたという。

 自民党県連幹部は「本人からも状況説明があった。推薦願が出たら速やかに決定する」、公明党の県幹部も「あとは周辺の整理だけだと聞いている」としている。

 福田氏が市長選に立候補した場合、衆院山口2区は来年4月27日に補欠選挙が行われる。

2050片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/01(火) 00:57:52
福田氏が出馬の意向 山口・岩国市長選
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007123101000228_Politics.html

 米空母艦載機移転に反対の井原勝介前市長(57)辞職に伴う2月の山口県岩国市長選で、自民党の福田良彦衆院議員(37)が地元経済界に出馬の意向を伝えたことが31日、関係者の話で分かった。自民党本部と調整中で、了承されれば、年明けに正式に出馬表明する。

 移転推進派の地元経済界関係者や市議らが福田氏に出馬を要請していた。福田氏は「お世話になりますが、よろしくお願いします」と話したという。

 一方、井原前市長も立候補する意向で、1月4日に記者会見を開き正式に表明する。

 市長選は2月3日告示、10日投開票。福田氏が議員を辞職した場合、山口2区の衆院補選は、4月27日。

 井原前市長は28日に辞職。「米軍再編問題についてあらためて民意を問いたい」としており、艦載機移転の是非が出直し選の最大の争点になる。

2051片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/03(木) 22:08:11
大阪府知事選 候補予定者それぞれ始動 (1/2ページ)
2008.1.2 22:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080102/lcl0801022240000-n1.htm

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新、社民府連推薦=が2日、大阪市中央区で街頭演説を実施し、「大阪のにぎわいを取り戻したい」と買い物客らに支持を訴えた。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府議団支持=は1日、校庭の一部を芝生化している東大阪市内の小学校を視察し、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=も元旦から大阪市北区で街頭演説。立候補予定者はそれぞれ正月休み返上で本格的な前哨戦をスタートさせた。

 大阪市中央区の高島屋大阪店前で街頭演説をした熊谷氏。知名度では橋下氏にリードを許しているだけに「おおさかのガリレオ」というニックネームを記した垂れ幕を街宣車に掲げ、親しみやすさをアピールした。

 熊谷氏は演説で、「大阪はスウェーデン1国に匹敵する経済基盤があるにもかかわらず生活の豊かさにつながっていない」と、府民の所得アップに取り組むことを強調し、「大阪万博のころのにぎわいを取り戻すため、『チーム大阪』の監督として全力を尽くす」と力を込めた。

 熊谷氏は1日には大阪府豊中市の大阪大学グラウンドであった所属するアマチュアサッカーチームの試合に参加。「今日(1日)がキックオフ」と語り、枚方市内で初の街頭演説に臨んだ。

 橋下氏は1日、東大阪市の花園ラグビー場で地元代表、大阪工大高の試合を観戦。その後、同市内の市立小阪小学校を訪問した。同小では地域住民が中心となり平成14年度からグラウンドの一部を芝生化している。橋下氏は府内の小学校グラウンドの芝生化を公約に掲げていることから、すでに校庭の芝生化を実施している同小を視察した。

 橋下氏は芝生のグラウンドで児童らと鬼ごっこをするなどして遊んだ後、「小学校グラウンドの芝生化に反対する意見は多いが、子供たちの笑顔をみて、必要性をあらためて感じた」と話し、「(投開票の)27日に思い通りの結果がでるようがんばりたい」と抱負を語った。

 一方、梅田氏は1日、大阪市北区の天神橋筋商店街前で街頭演説。近くの大阪天満宮の参拝客らに「大阪にぬくもりや元気を取り戻そう」などと訴えた。

 梅田氏は正月にちなんで七福神の衣装に身を包んだ支援者らとともに参拝客らと握手を交わし、「大阪は格差や貧困がひどい。医療や福祉などから予算が削られ、大型開発にムダな税金が使われてきた。一緒に大阪を変えていこう」と呼びかけた。

 その後、大阪天満宮に参拝し、必勝祈願。梅田氏は「今日(1日)からが本当のスタート。健康に気をつけ、政策をしっかりと訴えていきたい」と意気込みをみせた。

2052片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/05(土) 23:39:50
大阪府知事選 自公本部が橋下氏推薦見送りか
2008.1.5 13:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080105/stt0801051349002-n1.htm

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民党本部と公明党本部が推薦、支持などの対応をとらない公算が大きいことが5日、分かった。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)に対し、自民府連が推薦を決めた一方、公明の府本部は推薦を見送り、府議団の支持にとどまったことから、「自公」の枠組みを原則とする両党本部が態度を決めかねているとみられる。

 橋下氏をめぐっては、「2万%ない」などと出馬を否定したのに撤回したことや、核武装などの過激発言などで公明の支持組織の中で批判的な声が相次いだ。公明府議団が橋下氏と面会を重ね、推薦を検討したが、結局は推薦を見送り、府議団の支持という形で決着した。党本部との橋渡し役となる府本部は了承したが、いまだに正式な決定をしていない。

 自民府連幹部は産経新聞の取材に、自民、公明両党本部は「対応を協議中」としたうえで、「中央では『自公』の足並みをそろえるのが基本。公明府議団の『支持』が対応を難しくしている。自民党本部だけが推薦することは避けたいはずだ」と説明。「結論は週明け以降だが、告示に間に合わないかもしれない。自民府連だけの推薦という形もありうる」としている。

 一方で、無党派層への浸透が勝利のカギとなる橋下氏にとっては、“政党色”を前面に出さない方が得策という判断が両党中央で働いているという指摘もある。

 5日午前には公明の府議や府内の市議らが会合を開き、橋下氏支持の姿勢を申し合わせた。また自民府連も午後に選挙態勢について協議するが、地方組織や府議団レベルの支援にとどまる可能性が高まっているという。

 これに対し、民主、国民新はすでに元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)の推薦を決定。社民も熊谷氏を府連が年末に推薦し、党本部も週明けに決める見通し。共産は弁護士の梅田章二氏(57)を推薦している。

2053片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 10:32:57
民主県連、黄瀬氏を支援
大津市長選 「市民ネット21」は推薦
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007122500195&genre=A2&area=S00

 1月20日投開票の大津市長選について、民主党滋賀県連は25日、大津市内で幹事会を開き、無所属での立候補を表明している会社役員で新人の黄瀬紀美子氏(55)を支援する方針を決めた。同市議会の民主・連合系会派「市民ネット21」も同日、黄瀬氏の推薦を決定した。

 同党県連の川端達夫代表は、社会的弱者への配慮やソフトを重視する黄瀬氏の政策などを支援の理由に挙げ、「市長が個性を持ってかじ取りすれば市政は変わる。あらゆる協力を惜しまない」と述べた

 一方、「市民ネット21」の礒田英清幹事長は「(支持母体の)連合滋賀が黄瀬氏の推薦を決めたことを受け、会派として決定した。新しい大津のまちづくりへ大いに論争したい」と話した。

 同会派は、再選を目指して無所属での立候補を目指している現職の目片信氏(66)の与党会派として活動しており、礒田幹事長は「現市政は十二分に評価しているが、組織の決定には従う」と苦渋をにじませた。

 黄瀬氏には、嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話の会」と連合滋賀が、すでに推薦を決めている。

 同市長選への立候補予定者では、目片氏が市議会の自民党系最大会派・大志会と公明党議員団、結(ゆい)の会から推薦を得ている。また、共産党推薦で無所属新人の井上敏一氏(54)=同党県委大津湖西地区副委員長=も立候補の意向を示している。

2054片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 10:46:03
岩国市長選立候補を決めた福田氏が会見
「市民とともに頑張る」 讀賣山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080106-OYT8T00026.htm

 「バッジを外し、市民とともに頑張っていく決意」――。2月10日に投開票される岩国市長選への立候補を決断した福田良彦衆院議員(37)(山口2区)は5日の記者会見で、短期決戦となる市長選に向けた意気込みを語った。近年の市政運営を厳しく批判し、井原勝介・前市長(57)との対決姿勢も鮮明に打ち出した。

 紺のスーツに青いネクタイ姿で会見に臨んだ福田氏は、立候補を決めた経緯を説明し、涙を浮かべて左襟の議員バッジを外した。

 井原氏による市政の功罪を問われると、「米軍再編で、市民が何に不安を感じるのかを個別に議論しなければならない。しかし(前市長は)問題を長引かせてきただけ」と指摘した。

 さらに、争点となる米軍再編については、艦載機移駐への反対意見に理解を示しながら、再編が着実に進展する現状を踏まえ、「市民の将来のためにベストな道を探り、対応したい」と述べた。

 所属する派閥や自民党本部の選挙担当幹部に、市長選出馬の意向を伝えた際、当初は難色を示されたが「ダメと言われても岩国のために働きたい」と訴え、最終的に了承されたことも明かした。衆院議員秘書、市議、県議、国会議員を務めた経歴に触れながら、「本当の意味で国、県とのパイプ役として頑張る」と意欲をみなぎらせていた。

 この日、市長選に向けた福田氏の後援会も発足。原田俊一会長(75)は「ようやくスタートラインに立った。福田氏を擁立できたことは、岩国再生への第一歩」と話していた。

(2008年1月6日 読売新聞)

2055片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 10:51:42
橋下氏ぶっつけ本番 街頭デビューは告示日当日
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200801/06/soci206095.html

◆ 道路使用申請“あきらめた” ◆

 大阪府知事選(27日投開票)に立候補予定の橋下徹氏(38)=自民党府連推薦=の街頭デビューが告示日当日(10日)になることが5日、明らかになった。この日、大阪府内各地を回り精力的に活動した橋下氏。午前中は大阪市西区の公明党大阪本部を訪れてあいさつ。その後の会見で「街頭演説については道路使用許可がおりないので難しい」と話していたが、実際には申請もしていなかったようだ。

 関係者によると、道路使用許可は所轄の警察に出向いてから土日祝日を除いて7日間が必要。大みそかと三が日も休みで、昨年12月27日には申請しないと、告示前には間に合わない計算。昨年末に「できるだけ早く街頭に」と意気込んでいた橋下氏だが、自民党側との選挙協議をした時点で「今すぐ申請しても、告示前には間に合わない」ということに気づき断念したという。

 5日午後には大阪市北区のホテルで開催された自民党大阪府連所属各級議員会議に出席。告示日に初めて街頭に立つという異例の事態にも「家でも事務所でも練習してない。準備してやるようなものでもないですし」と、テレビのコメンテーターらしく自信を示した。

 知事選には熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新、社民推薦、梅田章二氏(57)=共産推薦=が立候補を予定。両候補とも、すでに街頭演説をしている。


◆ 自民本部は推薦見送り ◆

 自民党本部は5日、橋下氏の推薦を見送ることを決めた。ライバルの熊谷氏に対し、政党色を持ち込まないほうが選挙に有利に働くとの判断があるものとみられる。また、橋下氏は、中山府連会長から「少なくとも1日1回は連絡を取るように」とアドバイスされたことを明かし、府連と連絡を密にして選挙戦を戦う方針に変わりないことを強調した。
[ 2008年1月6日付 紙面記事 ]

2056片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 23:56:37
橋下、熊谷両氏、財界支援の獲得に躍起 大阪府知事選
1月6日21時27分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080106-00000937-san-pol

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民府連が推薦する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)と、民主などが推薦する元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)が、関西財界の支援を取り付けようと躍起になっている。財界は8年前の前々回選挙で太田房江知事(56)を担ぎ出すなど知事選に深くかかわってきたが、今回は“中立”の立場をとっているからだ。一方、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)は大企業の税率アップを公約に掲げるなど一線を画している。

 熊谷氏は兄の信昭氏が大阪21世紀協会会長を務めるなど、もともと財界と関係が深い。年明けに発足した後援会は、出身の大阪大OBが中心だが、会長に文箭(ぶんや)安雄・元コスモ証券会長、副会長に山本信孝・関西経済同友会特別幹事らが就任し、財界関係者も多い。

 大阪国際会議場(大阪市北区)で4日、開かれた経済関係者が集う大阪新年互礼会では、会場入り口であいさつする熊谷氏のそばに、後援会の山本副会長が立ち、財界関係者にたびたび紹介する場面もみられた。民主府連幹部は「熊谷氏の個人的な人脈でできた後援会だが、財界関係者が多いのは心強い」という。

 これに対し、橋下氏は「大企業の要望を聞いたうえで必要なものは行う」と発言。企業誘致のための補助金制度に疑問を呈するなど、どちらかというと財界と距離を保ってきた。新年互礼会も当初、出席する予定はなかったが、自民府連会長の中山太郎衆院議員の取り計らいで急遽(きゅうきょ)出席、財界関係者と積極的に名刺交換した。その後も中山会長ら自民関係者からの紹介を受け、財界へのあいさつ回りを続けている。

 橋下氏は「私のことをよく思っていない財界関係者もいるかもしれないが、自民の方々を通じて思いを理解してもらうよう努めている。政治家の方々が築いてきた人間関係に感謝している」と、経済界にも食い込もうと懸命だ。

 関西財界は過去の知事選では、政権与党の自民が推薦する候補を応援してきた。今回は民主が財界とパイプが太い熊谷氏を推薦したことから、全体としてはだれを支援するか中立の立場だ。

 自民府連の中山会長は「今回の選挙は接戦になるだろう。財界も最後まで態度を決めかねるのではないか」と予想する。

 一方、梅田氏は街頭演説を繰り返すなど、府民に訴えかける作戦。陣営では「府政は財界などと結びつきが強く、府民が置き去りにされてきた。府民の目線に立って、財界に対しても積極的に意見できる知事を誕生させなければならない」と話し、財界の支援を期待する両氏を牽制(けんせい)している。

2057片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 22:44:50
村山市議に出馬要請
京都市長選、若手経営者ら
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010600023&genre=A2&area=K10

 2月3日告示、17日投開票の京都市長選に向け、市内の若手経営者らが5日、「京都市を想ふ会」を結成し、左京区選出の村山祥栄市議(29)=無所属=に立候補を要請した。

 同会には20代から40代の経営者ら約80人が参加しており、「市民は二極対立ではなく、三極による選択肢のある選挙を望んでいる。非常事態にある京都市の新市長には無所属でしがらみのない人がふさわしい」として、同市議に立候補を求めることにしたという。

 同日、代表の小川顕彰弁護士らが村山市議の事務所を訪れ、立候補要請書を手渡した。同市議は「会の考え方は筋が通っており、重く受け止める。近日中に返事をしたい」と述べた。

選挙:京都市長選 想ふ会、村山市議に出馬要請 「情熱と行動力ある人」 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/archive/news/2008/01/06/20080106ddlk26010237000c.html

 京都市内の若手企業経営者らで作る「京都市を想ふ会」(代表・小川顕彰弁護士)は5日、村山祥栄・同市議(29)=無所属、左京区=に京都市長選(2月3日告示)への出馬を要請した。左京区の事務所で小川代表らから要請書を受け取った村山市議は「今、民意も(市長選の選択肢を増やす方向に)動いていると感じる。重く受けとめたい」と答え、「10日ほどで結論を出さねばと考えている」と話した。

 同会は同日発足。メンバーは20代後半〜40代の経営者や弁護士など約80人で、小川代表は「市長選が現状の(共産対非共産相乗りという)二極対決でいいのか、と思う有志が決起した」と発足の経緯を説明した。村山市議を「情熱と行動力を持って市政のために動いてきた人」と評したうえで、「首長は推薦母体とのしがらみを断ち切ってこそ議会と対等に渡り合える」と話し、無所属の村山市議の擁立で無党派層の取り込みを狙う意向を示した。【椋田佳代】

毎日新聞 2008年1月6日

草津市長選、橋川氏を推薦
民主党滋賀県連、連合滋賀、対話の会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010700129&genre=A2&area=S10

 来月17日に告示される滋賀県草津市長選に向けて、民主党滋賀県連と連合滋賀、「対話でつなごう滋賀の会」が7日、無所属で立候補を表明している元市政策推進部長の橋川渉氏(58)を推薦すると発表した。

 3団体は同日、草津市役所で会見し、推薦理由について「現市政の予算の使い方や施策の進め方などに疑問が残る。透明性の高い、開かれた市政を目指す橋川氏の考え方と近い」と説明した。今後、橋川氏と選挙公約について具体的な協議を進める。草津市長選で民主県連が特定候補を推薦するのは初めて。

 同市長選には、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)も無所属での立候補を表明している。

2058片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 22:47:43
迫る:告示直前の大阪知事選/上 知名度武器の橋下氏
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/01/07/20080107ddn041010007000c.html

 ◇メディア戦略巧み−−政党色薄め、露出も控え

 芝生の上を裸足で子どもたちと駆け回る青年。こぼれる笑顔もさわやかだ−−。大阪府知事選に立候補を表明しているタレントで弁護士の橋下徹氏(38)は1日、校庭の芝生化で知られる東大阪市の小学校を訪問。その姿が、テレビなどで大写しになった。

 校庭の芝生化はマニフェストに掲げる目玉の一つで、現地視察の意味がある。そして、キャッチフレーズ「子どもが笑う、大人も笑う大阪に」を効果的に演出する狙いも。タレントとしてテレビの威力を知り尽くした橋下氏ならではの、したたかなメディア戦略だ。

 橋下氏を支えるのは、自らが顧問弁護士を務める芸能プロダクション「タイタン」、堺屋太一・元経済企画庁長官の勉強会メンバー、99年ごろから月1回の朝食会を開いてきた弁護士や税理士らのグループだ。選対本部長はタイタン社員、劉昇一朗氏が務める。

 「ポスターは府下で50〜60枚張れば十分」「夜の演説会はしない」「街頭に立つ回数も絞って、効果的に」。知名度を武器に、プロダクション関係者が当初打ち出したのが、マーケティングの世界で流行の「プレミアム戦略」。露出の価値を高めて有権者の関心を引き寄せる作戦だった。

 一方で、橋下氏は自民、公明両党の推薦にこだわった。出馬を決めた時から「両党の推薦がほしい」と、トレードマークの茶髪とサングラスをやめた。公明党に配慮し、当初はなかった高齢者や障害者の支援策をマニフェストに盛り込んだ。

 だが、両党の推薦はかなわず、自民は府連の推薦、公明は府議団の支持にとどまっている。特に公明支持者から、以前に核武装などを求める発言をしたことへの反発は根強い。誤算もあったはずだが、橋下氏は「議会の多数党の支持が得られて心強い」と当選後の議会との関係に有益ととらえる。自民府議には、年金問題などを背景に、「この時期、政党色は出さない方がいい」との声もある。

 自民は、府連レベルで選挙に向けて動き出した。プレミアム戦略についても、オーソドックスな方向への転換を迫る。「我々の選挙は多くの人と握手し、顔を見てもらって『頼むよ』という積み重ねだ」(自民の衆院議員)。自民側はポスター張り、はがき書き、電話作戦といった地道な選挙戦を担う。橋下氏が用意したポスターは、茶髪のように見えるため、自民府連の中山太郎会長が反対して、取り換えた。

 「衆院選の前哨戦」と意気込む民主に対し、一歩距離を置く感もある自民、公明。33年ぶりに与野党3極の戦いとなる選挙戦は、告示前から複雑な様相を見せている。

    ◇    ◇ 

 27日投開票の大阪府知事選の告示が、10日に迫った。立候補を表明している橋下氏=自民府連推薦▽元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=の3氏は、どんな戦略で選挙に臨むのか。告示直前の舞台裏を追う。

毎日新聞 2008年1月7日 大阪朝刊

2059片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 23:19:06
選挙:今年の九州・西中国展望 衆院選にらみ3知事選 岩国・出直し市長選も /九州
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080107ddlk40010234000c.html

 参議院で与野党の勢力が逆転し、今年は衆院の解散・総選挙が予想される一方、九州・西中国では山口、熊本、鹿児島3県の知事選が予定されている。また、昨年末に山口県の岩国市長が辞意を表明。出直し市長選が2月10日に投開票される。次期衆院選で注目される小選挙区の概要や3知事選の展望を紹介する。

 ◆山口知事選

 ◇4選へ批判どうかわす

 現職の二井関成知事(64)は昨年の12月県議会で4選出馬を表明。共産も候補者の擁立作業を進めているが、他に目立った動きはない。

 自民、民主、公明の各党本部は4選以上の候補は推薦しないと決めている。しかし、昨春の福岡知事選で自民福岡県連は県連レベルで4選を目指す現職を支援しており、山口県連もこの方式をならう構えだ。

 民主の間にも二井県政を評価する声が強い。県連幹部は「多選の弊害は理解しているが、今は白紙」と語る。

 共産は友好団体「みんなの県政をつくる会」主導で人選を急いでいる。【長谷川隆】

 ◆熊本知事選

 ◇乱立、波乱含み−−政党間の綱引きも

 現職の潮谷義子知事(68)が不出馬を表明したことで、3月23日に投開票される知事選は乱立模様になった。政党間の綱引きもあり、波乱含みだ。

 立候補表明したのは▽元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)▽元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)▽元消防庁次長で弁護士の北里敏明氏(59)▽相良村長の矢上雅義氏(47)の4人。いずれも無所属で出馬する意向で、政党とは距離を置く。

 自民県連は、06年の熊本市長選と07年の参院選熊本選挙区で推薦・公認候補が連敗している。「負けることは許されない」と慎重に候補者選定を進め、山鹿市出身で政治学者の東京大教授、蒲島郁夫氏(60)に出馬要請する方針を決めた。

 一方、参院選勝利で勢いづく民主県連も「政策的に近い」と蒲島氏に接触した。ただ、党には「自民との相乗り禁止方針」があり、なお曲折が予想される。【笠井光俊】

 ◆鹿児島知事選

 ◇出馬表明、3月議会か?

 鹿児島県知事選(7月25日任期満了)は、伊藤祐一郎知事(60)が再選を目指すとみられているが、出馬方針はまだ明らかにしていない。態度表明は3月議会になりそうだ。

 出馬する場合、注目されるのは政党との関係。初当選した前回選(04年)は、自民党の推薦を得られず「県民党」を標ぼう。自民の一部が支援し、連合鹿児島が推薦した。自民党県連は推薦を検討するが、民主党県連幹部は「自民との相乗りはあり得ない」とけん制。次期衆院選もにらみ、両党間の駆け引きが活発化しそうだ。

 共産党は対抗馬を擁立する方針。支持拡大のため、党推薦の無所属候補擁立も視野に入れている。【神崎真一】

 ◆出直し岩国市長選

 ◇井原、福田氏激突へ−−「再編」巡り2月10日投票

 山口県岩国市で米空母艦載機部隊の岩国基地移転をめぐる出直し市長選が2月10日にある。移転反対を貫いてきた井原勝介・前市長(57)が昨年12月28日付で「民意を問う」と辞職し、4日に立候補を表明。一方、移転容認派の後押しで、自民の福田良彦衆院議員(37)=山口2区=が5日に出馬表明。艦載機受け入れの是非を最大の争点に、事実上の選挙戦に突入している。

 06年3月の旧市時代の住民投票で移転反対が9割を占め、同年4月の合併による市長選でも、井原氏が事実上の一騎打ちで自民推薦の容認派候補を破った。しかし、国は同年12月に米軍再編促進法を先取りし、新市庁舎建設補助金約35億円の支給を凍結。一方、容認派が約3分の2を占める市議会は昨年3月以降、4回にわたって予算案を否決し、容認を迫っていた。

 井原氏は「基地依存からの脱却」を訴え、「アメとムチ」で自治体を切り崩す国の手法を批判。さらに守屋武昌前防衛事務次官逮捕に象徴される防衛政策のひずみそのものを争点にする構え。

 一方、福田氏は「再編は実行段階。国とのパイプが必要」と主張。移転を受け入れて国から地域振興策を引き出し、市の財政難を克服すると訴える。【大山典男】

2060片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 00:18:27
関経連会長「熊谷さんのが一番」 府知事選マニフェスト
2008年01月08日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801070089.html

 10日告示の大阪府知事選について、関西経済連合会の下妻博会長は7日の記者会見で、立候補予定者のマニフェストでは「熊谷さんのが一番しっかりしている」と話し、民主党などが推す熊谷貞俊・元大阪大大学院教授の政策に親近感を示した。一方で「ある候補者は小学校の校庭の芝生化を挙げているが、これは府政の仕事なのか。教えてもらいたい」とも述べた。自民党府連推薦の橋下徹弁護士を暗に批判した格好だ。

 府知事選では、関西財界がどう動くかが注目されている。下妻会長は「中立でいきたい。(誰を推すかは)まったくの白紙」と改めて強調。8日に関西経済同友会が開催する立候補予定者の政策討論会の結果などをみて判断する構えだ。ただ、「(いずれも新顔で)実績がない中では、マニフェストだけで推すしかない」とし、熊谷氏に近い立場をにじませた。

 一方で下妻会長は、「ある政党からプレッシャーを受けている。中立と言っても、どこまで持ちこたえられるか」とも述べ、これまで蜜月関係にあった自民党からの支援要請も強まっていることも示唆した。

 熊谷氏は、府民所得の平均50万円アップや関西空港など物流拠点の整備などを柱にしたマニフェストを発表しており、下妻氏は一定の評価をしたようだ。橋下氏は育児世帯への家賃補助や小学校の運動場芝生化などの事業をマニフェストに盛り込んでいる。

2061片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 01:11:09
公明党大阪府本部が橋下氏を支持 大阪府知事選
2008.1.7 22:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080107/lcl0801072247004-n1.htm

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、公明党府本部は7日、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)を支持することを決めた。党府議団が橋下氏推薦を見送り、「支持」としたことから、追認した。党本部としての結論は出さない見通し。

 橋下氏をめぐっては、出馬について「2万%ない」と当初否定したにもかかわらず撤回したことや、核武装を容認するテレビでの発言などで、公明党の支持組織から批判の声が続出。府議団が橋下氏と面会を重ねたが、先月26日に支持にとどめることを決定した。

 党本部の支持が難しいことについて府本部の幹部は「知名度のある橋下氏は政党よりも本人が前面に出た方がいい」と説明した。

 一方、自公連立の枠組みを重視する自民も、府連が橋下氏推薦を決めたものの、党本部としては結論を出さない公算が大きくなっている。

2062片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 11:23:31
民主県連、蒲島氏以外で検討 知事選 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080108200007&cid=main

 民主党県連は三月六日告示の知事選で、東京大教授の蒲島郁夫氏(60)以外の候補を推す方向で検討していることが七日、分かった。複数の幹部が自民党との相乗りは避けるべきとの認識を示し、「自民党が蒲島氏に出馬を事実上要請している以上、支援は難しい」と話した。

 民主党県連は知事選の候補者選考に関し、(1)自民党と相乗りはしない(2)川辺川ダム建設に反対の立場、の方針を決定していた。蒲島氏ら複数の名前が挙がり、代表の松野頼久衆院議員らが昨年十二月二十六日、東京大で蒲島氏に面会した。

 しかし、自民党県連が蒲島氏の擁立に積極姿勢をみせ、同氏との面会を重ねている。このため、民主党県連内では「いかなる形にせよ、蒲島氏を推せば県民には『自民党と相乗りした』と受け止められる」と否定的な意見が大勢を占めている。

 民主党県連は十二日に常任幹事会を開き、対応を協議する。(知事選取材班)

「自民とも手を組みます」来年の県知事選で民主秋田県連
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080108t41022.htm

 「次の知事選は自民党とも手をつなぐ」―。民主党秋田県連代表の寺田学衆院議員(秋田1区)は7日、秋田市で開かれた秋田商工会議所の新年祝賀会であいさつし、来春の知事選では県勢発展のため、あらゆる政党や団体と結束し、“大連立”型の候補者を擁立する考えを示した。

 寺田代表は「最近の知事選は自民党と民主党の対立構図が多く、半ば国政の代理選挙になって、争点がぼけてしまっているが、そんな余力はもう秋田県にない」と指摘。

 「自民党が良ければ自民党とも、それに労働界や経済界、農業界などすべてが手をつなぎ、リーダーシップのある候補を擁立し、オール秋田で頑張ろう」と呼び掛けた。

 寺田典城知事の3期目の任期満了は来年4月19日。初当選以来、首長の多選禁止を訴え、自らも「知事は3期まで」と公言しており、後任をめぐる政党間の駆け引きが今年は熱を帯びそうだ。
2008年01月07日月曜日

2063片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 17:47:49
蒲島氏、出馬に前向き 県知事選 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080107200016&cid=main

 三月六日告示の知事選で、東京大教授の蒲島郁夫氏(60)は七日、熊本日日新聞の取材に対し「政党の枠を超え、カネのかからない選挙が実現できる条件が整えば、県のために力を尽くしたい」と述べ、出馬に前向きな考えを示した。十一日にも県内で記者会見し、自らの考え方を述べるとしている。

 蒲島氏は七日、東京都内で自民党県連の山本秀久会長と初めて会談、出馬要請の方針を伝えられた。

 会談には党県連の前川收幹事長も同席。昨年十二月二十八日の党県連知事選検討委員会で固まった蒲島氏への出馬要請の方針を説明。県政全般に対する課題認識などについて意見交換したという。

 会談後、山本会長は「出馬の感触が得られ、正式に要請できる道筋がついた。県政課題に対する互いの考えにズレはなく、意気投合できた」と述べた。

 党県連は、九日に開く党県連幹部と県関係国会議員による合同役員会で、蒲島氏への出馬要請を正式に決定。同日の「新春の集い」で、党員や友好団体、保守系市町村議らに報告し総意をまとめる。(知事選取材班)

2064片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 20:02:51
大阪府知事選:橋下氏の推薦、自民党本部が見送り
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080109k0000m010063000c.html

 大阪府知事選で、自民党本部は8日、橋下徹氏の推薦を見送り、府連推薦にとどめることを決めた。古賀誠選対委員長が中山太郎府連会長に会い、党本部として態度決定しない方針を伝えた。既に同様の方針を決めている公明党に歩調を合わせた。

 自民党選対幹部は同日、「推薦しない方が、無党派層の取り込みに有利だ」と述べ、橋下氏の選挙戦略に配慮する姿勢を強調した。昨年11月の大阪市長選で自民、公明推薦の現職が民主推薦の新人に敗れたショックが大きく、連敗した場合のダメージを抑える狙いもある。【坂口佳代】

毎日新聞 2008年1月8日 19時46分

2065片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 12:45:53
大阪府知事選:33年ぶり主要政党対決へ 10日告示 
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080109k0000e040051000c.html

 「2万%ない」の全否定を翻し、タレントで弁護士の橋下徹(はしもととおる)氏(38)が立候補を表明して注目を集める大阪府知事選が、10日告示(27日投開票)される。「(大阪を)ほっとかれへん」と元大阪大大学院教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)=民主、国民新党推薦=が対抗馬の名乗りを上げ、弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)=共産推薦=を含めて、33年ぶりに主要政党が対決する選挙戦となりそうだ。

 元旦、芝生の上を裸足で子どもと駆け回る橋下氏の姿が、関西のテレビなどで大写しになった。橋下氏は校庭の芝生化を公約に掲げ、先行実施している東大阪市の小学校を訪問した。さわやかな青年像をアピールする狙いも。テレビの威力を知り尽くした、したたかなメディア戦略だ。

 橋下氏を支えるのは、自らが顧問弁護士を務める芸能プロダクションや、堺屋太一・元経済企画庁長官の勉強会メンバーなどだ。「夜の演説会はしない」「街頭に立つ回数は絞って、効果的に」。打ち出したのは、マーケティングの世界で流行の「プレミアム戦略」。露出を絞って価値を高め、有権者の関心を引き寄せる作戦だ。

 一方で、橋下氏は自民、公明両党の推薦にこだわった。出馬を決めた時から「両党の推薦がほしい」とトレードマークの茶髪とサングラスをやめた。

 だが、両党の推薦はかなわず、自民は府連の推薦、公明は府本部の支持にとどまる。特に公明支持者から、以前に核武装などを求める発言をしたことへの反発が根強い。大阪市長選で自公が民主に敗北したショックもある。自民は府連レベルで選挙に向けて動き出した。プレミアム戦略についても、オーソドックスな方向への転換を迫る。橋下氏の用意したポスターは茶髪のように見えるため、自民府連の中山太郎会長が反対して取り換えた。

    *

 熊谷氏は、橋下氏が出馬の意向を示した昨年12月11日、立候補を決断した。「あんな人に大阪をまかせられない」の思いからだ。ロボットの知能の研究者で、元阪大サッカー部長。家族の反対などで今回は出ないつもりだったが、民主府連の説得に応じた。

 「大阪にもういっぺん元気を取り戻したい」。2日、ミナミの百貨店前に立ったが、メディア慣れした橋下氏に比べ、公衆の面前で話した経験はほとんどない。当初は名刺を出し忘れたり、立ったまま両手を後ろで組んで胸を反らせたり……。

 年末、民主府連は熊谷氏を改造する特訓を開始した。府議らが演説の様子をビデオでチェック。5日には元アナウンサーを講師に政見放送の練習もした。

 熊谷氏の兄、信昭氏は元阪大学長で関西財界とのパイプも太い。本来は与党側と近いはずの関西財界だが、熊谷氏に好意的だ。

 梅田氏は、革新府政の地盤掘り起こしを目指す。71年から2期連続当選した故黒田了一氏=共産など推薦=は、落選した79年に167万票を獲得した。だが前回の04年、梅田氏は約51万票で、党勢の巻き返しに必死だ。

 大阪府では79年以来、共産対非共産の構図の知事選が続いてきた。年内に予想される衆院選の前哨戦とも位置づけられる大阪府知事選。波乱含みの展開を制するのは誰か?

毎日新聞 2008年1月9日 12時28分 (最終更新時間 1月9日 12時30分)

2066片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 00:23:47
08知事選 蒲島氏インタビュー
2008年01月09日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000801090003

  知事選に自民党が擁立を検討している蒲島郁夫・東京大教授(60)が8日、東京都文京区の東京大学で朝日新聞の取材に応じた。「私が考える三つの条件が整えば、立候補することになるだろう」と前向きな姿勢を改めて示したが、「学者としての今の仕事も魅力的。県政の課題解決のため、国政の枠組みを超えた広範な支持が条件」とも述べ、自民・民主などの政党を超えた支援が立候補の条件として必要との立場を強調した。


  蒲島氏は11日に熊本市内で記者会見し、立候補のための「三つの条件」や、現時点での考え方について述べる予定。


  蒲島氏は知事という役職について「政治は可能性の芸術。政治によって、県民の生活などがよくなることができたら非常に大きい」と述べた。農協職員から大学教授になった経歴に触れながら「これまでの政治・経済研究の蓄積や農業に携わった経験や、社会的弱者の苦しみへの共感があることなどからも(知事の)仕事ができるのではないか」と意欲も示した。


  一方で「学者としての今の仕事も魅力的で、きわめないといけない部分もある」と揺れる胸の内も明かした。遅くとも今月末までに最終決断する方針という。


  決断にあたっては「いくつかの政党から要請を受けたが、三つの条件が必要」と述べた。条件の一つとして自民、民主どちらか単独での擁立ではなく、政党を超えた支援が必要と述べ「川辺川や水俣病など長年続いてきた諸問題を解決して県が飛躍するには、政党を超えた協力が必要。支持の広がりがなければ、当選しても厳しい県政運営を強いられる可能性があり、私の考えに反する」と説明した。


  さらに「これまで二大政党制の必要性を訴えてきたが、熊本県政では総力戦が必要だ」とも強調。民主側が自民との相乗りを避け、別の候補擁立も含めて模索していることについて「できれば、政党間の話し合いに期待したい」と述べた。

2067片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 01:13:39
橋下氏にキツ〜い指摘、アピール不発
http://osaka.nikkansports.com/news/p-on-tp6-20080109-304945.html

 明日10日に告示される大阪府知事選(27日投開票)を前に立候補表明しているタレントで弁護士の橋下徹氏(38)、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)、弁護士の梅田章二氏(57)が8日、大阪市内のホテルで行なわれた関西経済同友会主催の討論会に参加し、財界に政策を訴えた。3氏とも経済振興策を訴えたが、橋下氏には厳しい指摘が出るなど、財界への橋下氏のアピールは今ひとつだった。

 橋下氏は「これからの官はサポート役。立案能力のあるみなさんがどうして官に頼るのか」と話し、一番支持がほしい財界に奮起を促したつもりだった。しかし最後の最後、参加者約200人から耳の痛い指摘が飛んだ。春次メディカルグループ理事長の春次賢太朗理事長(53)が口火を切る。「『2万%出ない』はほかに表現方法があったはず。子どもがマネしますよ」と言い回しををバッサリ。

 追撃は止まらない。橋下氏の政策について一応の評価を示したが、府庁職員を敵視するかのような発言も批判の対象になった。「政策は府庁の職員がついてこないとできない。もっと人を大事にし、人の話聞かないと」と苦言を呈した。

 同友会代表幹事で「がんこフードサービス」代表取締役の小嶋淳司氏(72)も続いた。橋下氏が提示した「関西空港の土地を国に買い取ってもらう」をやり玉にあげた。小嶋氏は「我々も申し入れてきたが、実現できていない。具体的にはどうするのか」。橋下氏は「関空会社に活性化策を尋ねたら『国に土地を買い取りしてもらえばいい』と返ってきた。いい策があれば経済界から提案して」と切り返すのがやっとだった。

 さらに小嶋氏は熊谷氏の提示したインフラ整備などを評価、財界の要求を示したのに対し、橋下氏は「厳しい意見は応援の裏返し」と、痛い所をつかれたのか、反論せず会場を去った。

 夜に開催された別団体主催の討論会でも、年齢層が高く反応はイマイチ。橋下氏は2回で約6時間の討論会に「疲れた。なごやかにしようと思っていろいろなたとえ話をしたけど、裏目だったかも…」と歯がゆそうだった。

 橋下氏は公示を明日の前に「告示後は僕自身が信頼できる人物か品評してもらう」と、前向き。それでも財界の「熊谷支持、橋下氏不支持」傾向と高齢者層の拒否反応が浮かび上がる、不安がつのる1日となった。

[2008年1月9日10時1分 紙面から]

2068片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 13:50:10
大阪府知事選、選挙戦略も様変わり
2008/01/10配信
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001953.html

 10日告示される大阪府知事選(27日投開票)で、各陣営の選挙戦略の違いが鮮明になっている。タレントとしての知名度を生かしマスコミ戦略を展開する橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=に対し、熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新、社民推薦=は労働組合など支持基盤固めを急ぐ。前回に続いて出馬する梅田章二氏(57)=共産推薦=は本番に備え準備万端整った。三者三様のスタイルで有権者に訴えかける。

 「ポスターは主要な50カ所だけじゃダメですか」。昨年12月中旬、自民府連幹部との初めての昼食会で橋下氏は弁当をほお張りながらこう切り出した。ポスター掲示板は府内に約1万3000カ所。「メディア戦略をやります」と話す橋下氏に、府議団幹部は「昔ながらの選挙運動をする気は最初からなかったのだろう」と話す。

 自民との協議で橋下氏はテレビ出演や夕刊紙のインタビューなどに力を入れ、ポスター張りやビラ配りなどは自公関係者が担当することを決定。「大変で地道な作業を引き受けてもらった」と話す橋下氏は、街頭演説さえ1度もしないまま告示日を迎えた。

 「いつもの選挙とは逆に、自民が“空中戦”を戦っている」とある自民府議は話す。従来は強固な組織票を持つ自公に、政権批判などで民主が浮動票をどれだけ取り込めるかが焦点で、昨年の参院選や大阪市長選では投票率が上がるほど民主が有利とされた。「今回は風がどちらに吹くか読めない」と悩ましげだ。

 熊谷氏陣営は、連合大阪など支持組織をフル稼働させた“地上戦”を展開している。関西経済界に知己が多い元大阪大学長の兄、信昭氏の人脈や、熊谷氏の大阪大の教え子などの人脈を積極的に利用。小会合や電話作戦を進める。

 「これまで過激な発言を繰り返してきた橋下氏に違和感を感じる自民支持層を切り崩す」(陣営幹部)。最大のターゲットの1つが関西経済界。太田府政と継続性のある政策を掲げた熊谷氏を評価する声は多い。本人もこまめに中小企業に出向いては支持を訴えるなど、名前と顔の売り込みに懸命だ。

 これまで保守系候補を支援することが多かった関経連は、今回の知事選では「中立」を表明。関西経済同友会の特別幹事の山本信孝氏らは、熊谷氏の後援会幹部に就いた。連合大阪や府議らが地元商工会や業界団体などに足を運び、支持拡大に余念がない。

 梅田氏陣営は、橋下、熊谷両氏より3カ月も早く9月に出馬表明。約2万人にアンケートを実施してマニフェストを作成するなど「府民の声を一番よく把握している。しっかり準備してきた」(陣営幹部)と自信を見せる。

2069片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 21:45:58
自民支援候補に蒲島氏…本人の出馬表明前に正式決定 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080109-OYT8T00453.htm

 3月6日告示、23日投票の知事選で、自民党県連は9日、熊本市内で県関係国会議員との合同役員会を開き、出馬を要請した東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)(山鹿市出身)を支援候補とすることを全会一致で決定、友好団体などを集めた「新春の集い」で報告した。近く知事選対策本部を設置し、蒲島氏支援の態勢を整える。自民党県連は、意中の人物の出馬表明を待たずに支援を始める異例の展開となった。

 蒲島氏はこれを受けて「自民党だけでなく、国政の枠組みを超えた幅広い支持が集まるか模索して最終判断したい」とのコメントを発表。11日、県庁で記者会見し、知事選への考えを明らかにする。

 合同役員会は非公開であり、終了後、県連の山本秀久会長と前川收幹事長らが記者会見した。

 前川幹事長は、蒲島氏に決めた理由について、地元の高校から農協に就職後、渡米してハーバード大大学院を修了した経歴などから▽世界や全国に熊本を発信できる▽逆境の中で地位を築いた▽政治、経済の専門家として卓越した能力を持つ――ことを挙げた。

 蒲島氏が出馬を表明していない時点で支援を始めることについて、前川幹事長は「蒲島さんが(知事選に)お出になるという確信を持っている」と蒲島氏が立候補することに自信を見せたうえで、「異例のケースだが、投票日まで時間がない」と話した。推薦、支持については、「形にはこだわらない」として、幅広く支援を求めている蒲島氏に配慮する意向を示した。

 県連は7日、蒲島氏に出馬を要請した。

    ◇

 「自民党との相乗りはしない」との基本方針を掲げている民主党県連は、自民党の動きを静観する構えだ。松野頼久代表(衆院1区)は「蒲島氏は政策的に民主党と近く、候補者の1人であることに変わりはない。ただ、自民党が蒲島氏を推薦すれば、その段階で候補対象者から外れる」と話した。12日に県連常任幹事会を開き、対応を協議する。

 中央で連立を組む公明党県本部の城下広作幹事長は「(蒲島氏とは)お会いしたこともないし、県政についてどういう展望を持って知事選に臨まれるのかも分からない。県として必要な人物が誰なのか党内で議論を始めたい」と話した。
(2008年1月10日 読売新聞)

2070片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:34:15
村山市議、立候補へ
京都市長選 近く正式表明 4新人が激突

 2月3日告示、17日投開票の京都市長選に、村山祥栄市議(29)=左京区選出=が10日、無所属で立候補することを事実上、表明した。同市長選には、すでに自民党、公明党、民主党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)のいずれも無所属新人が名乗りを上げており、新人4人による争いとなりそう。

 政党レベルでは過去4回の市長選と同様に「非共産対共産」の二極構図で争われるが、4人以上の立候補は有力4人を含む9人が立った1989年以来19年ぶり。歴史都市京都の未来の方向性や市役所改革などを争点に、次期衆院選もにらみながら激しい選挙戦となる見込み。

 村山氏はこの日、中京区のホテルで支持者らを前に、「(立候補すべきか)思い悩んだが、皆さんの思いをしっかり受け止め、前向きに全身全霊で頑張りたい」と決意を述べた。近く正式に立候補を表明する。地元左京区の後援会を軸に市内で支持を広げる構えで、今後は若手経営者らでつくる「京都市を想ふ会」や支持者らで構成する「どうすんねん京都」など支援団体が実働部隊として動く。

 村山氏は京都市出身、専修大卒。リクルートを経て、2003年の市議選で初当選。市議会会派に所属せず、2期目。

 市長選に向けては、門川氏が市議会与党のほか、京都商工会議所や連合京都など各種団体でつくる選挙母体「未来の京都をつくる会」を軸に支持拡大に動き、中村氏は共産のほか京都総評や民主市政の会などの「いま正義を・京都市政を刷新する会」を中心に活動。岡田氏も経済界での人脈などを生かし、動きを強めている。

 村山氏が市長選告示10日前の1月23日までに市議を辞職すれば、公選法に基づき市長選に併せて補欠選挙が行われるが、同氏は「立候補に伴う自動失職を選ぶ」としており、市議会左京区選挙区(定数9)は欠員1となる見通し。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011000174&genre=A2&area=K10

2071片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:42:09
熊本知事選に蒲島東大教授が立候補「決心」 熊本で会見
2008年01月11日11時36分

 3月の熊本県知事選をめぐり、自民党県連から立候補を要請されている蒲島郁夫・東京大教授(60)が11日、同県庁で記者会見し「まだ公式な表明はできないが、決心はついている。28日にも正式表明する」と述べ、立候補する意向を表明した。

 蒲島氏は「高校時代から政治家になりたい思いがあった。熊本はいま、埋没している。(地元農協の職員から東大教授になった)私の経歴からも、夢を持つことの重要性を訴えたい」と述べた。さらに「財政再建や川辺川ダム問題、水俣病対策などの懸案課題を早く解決し、次のステップに進むことが必要」と指摘。「熊本市の政令指定都市移行や道州制移行後の州都への取り組みなどを検討したい」と述べ、近くマニフェストを公表する方針を示した。

 蒲島氏は同県山鹿市出身。農協職員から農業研修生として米国留学し、政治経済学の研究者に転じて97年から東大教授。民主党県連も蒲島氏の支援を検討したが「自民との相乗りはできない」として、今後は他の候補の支援や自主投票を含む対応を模索する。

 熊本県知事選には元衆院議員の岩下栄一氏(61)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)、元消防庁次長の北里敏明氏(59)、元衆院議員で相良村長の矢上雅義氏(47)が立候補の意向を表明している。

http://www.asahi.com/politics/update/0111/SEB200801110001.html

2072片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:51:39
黄瀬氏・目片氏 互角の戦い!!
井上氏 政策論争で大健闘
=迫る13日告示の大津市長選=

 任期満了に伴う大津市長選(十三日告示、二十日投開票)は、現職の目片信氏(66)=自民推薦=、新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=、新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)=民主支援、社民支持=の三つ巴だが、黄瀬氏はようやく目片氏を射程距離にとらえ、ほぼ互角の戦いになりつつある。

【石川政実】


●組合員1万人の票固め

 黄瀬氏が出馬表明したのは先月十一日だった。嘉田由紀子知事の政治団体「対話の会」が同十八日に推薦、連合滋賀が二十一日に推薦、民主党県連が二十三日に「支援」、市議会会派の市民ネットが二十五日に推薦を決めるなど、足並みが揃わず出遅れた。このため連合滋賀の中村憲市会長は「今週中に大津地域協議会と産別を通じてリーフレット二万枚を配布し、市内居住の組合員一万人とその家族を固める」と躍起だ。一方、社民党県連もこの七日、「支持」を決めた。その理由として<CODE NUM=0171>古い行政手法からの脱却<CODE NUM=0172>三月に脳血流障害で倒れた目片氏の健康状態の懸念―などを挙げた。
後援会の寺川庄蔵事務局長は「争点は市庁舎建設問題。目片氏は庁舎を浜大津に新築移転する腹だが、うちは移転を再検討する」という。十一日午後七時から滋賀ビルで対話集会を開く。十三日の出陣式は下阪本の事務所前で行う。


●嘉田知事と距離感も?

 「対話の会」の推薦を受けた黄瀬氏が嘉田知事とのツーショット写真を名刺やリーフレットなどで活用するのに対抗し、目片氏は先月二十七日、プライドをかなぐり捨てて嘉田知事とツーショット写真を撮った。この写真をポスターなどに使用するためだった。  
しかし会派“結の会”の竹内照夫市議は「嘉田知事が就学前の乳幼児医療費のカットなどを打ち出し市町にしわ寄せを行おうとする中、ツーショット写真を使用することに異論も出て見合わせた」という。また、「六日に大津市民会館で行われた市消防局の出初め式で、目片氏が挨拶したが、いままでで一番元気だった」と自信を深めていた。当初、目片氏は政党からの推薦はもらわないとしていたが、この四日に自民党県連から推薦を受けたのに続き、十日には公明党の推薦も取り付け、弾みをつけて十三日のパルコ前での出陣式になだれ込む。


●争点は市庁舎建設問題

 先月二十五日から、毎日十五か所で街頭演説を繰り広げている井上氏。共産推薦の立候補予定者としては珍しく十日、マニフェストを公表する。 同陣営の長田茂事務局長は「目片氏のマニフェストは、単に市の総合計画を載せたものにすぎない。同氏は、市庁舎の移転・新築を目論んでいるが、これには百五十億円がかかる。庁舎を耐震改修(免震工法)すれば五十億円ですむ。また急ぐ必要のない大型道路などを削減して、乳幼児医療を現行の就学前から中学卒業まで引き上げることや中学校の完全給食化など、暮らしや福祉などに財源を充てる」とし、近く手書き風の政策ビラ六万枚を配布する。

 さらに十日午後七時から、ピアザ淡海で元東京都足立区長の吉田万三氏を迎えて決起集会を開催する。十三日の出陣式は、JR膳所駅で行う予定だ。

http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n080110.html#1

2073片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:54:57
現職・目片氏の推薦決める
大津市長選で自民党滋賀県連
 自民党滋賀県連は4日、20日投開票の大津市長選に再選を目指して立候補を表明している現職の目片信氏(66)の推薦を決めた。

 同県連は先月下旬に目片氏から推薦依頼を受け、この日、県連役員が持ち回りで了承した。推薦の理由について、県連は「目片氏は(自民党衆院議員時代に)県連会長も務め、市長として1期目の実績は十分で、推薦にふさわしい人物と判断した」としている。

 同市長選には、目片氏のほか、共産党推薦で党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)と民主党が支援する会社社長黄瀬紀美子氏(55)が立候補を表明している。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010400113&amp;genre=A2&amp;area=S10

公明党、目片氏を推薦
大津市長選 実績を評価
 公明党滋賀県本部は10日、大津市長選(13日告示、20日投開票)に立候補を表明している無所属現職の目片信氏(66)を推薦すると発表した。

 同日の党中央幹事会で推薦申請が了承された。県本部の梅村正代表は、目片氏の1期目の実績や政治手腕などを推薦理由に挙げ、「大変厳しい選挙だ。党員や支持者に推薦決定を伝え、しっかり取り組む必要がある」と話している。

 同市長選にはこのほか、ともに無所属新人で政党役員の井上敏一氏(55)=共産党推薦=、会社社長の黄瀬紀美子氏(55)=社民党支持=が立候補を予定している。黄瀬氏については民主党も支援を表明している。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011000170&amp;genre=A2&amp;area=S10

2074片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 16:08:58
選挙:大阪府知事選 与党、政党色薄め 民主、連勝へ国政並み態勢
 10日告示された大阪府知事選は、18日召集の通常国会の攻防に影響を与える重要な選挙となる。昨年11月の大阪市長選で推薦候補が敗れたことから、与党は「政党隠し」戦略を徹底、橋下徹氏の知名度を頼りに無党派層の取り込みを狙う。これに対し、熊谷貞俊氏を推す民主党は市長選に続く連勝を目指し、国政選挙と同様の党営選挙で臨んでいる。

 「橋下氏は幅広い支援が得られる。私たちは後ろから応援するのが戦略上はいい」

 自民党の菅義偉選対副委員長は語る。この言葉通り、党本部レベルの推薦を見送った与党は幹部の応援演説は控える。

 投開票日の27日は通常国会の審議が本格化するタイミングで、与党として負ければ、民主党が勢いづく。政党色を薄めるのはダメージを最小限に抑える思惑もある。

 ただ、大阪に強固な地盤を持つ公明党にとって、連敗は絶対に避けたい事態。展開次第では組織をフル回転させる可能性はある。

 一方、民主党は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、攻めの選挙に徹する。10日の菅直人代表代行に続き、11日には小沢一郎代表も大阪入りするなど幹部を続々投入。全国会議員にも最低1回は応援に入るよう指示した。

 小沢氏は9日の会見で「府知事選は国政に大きな影響を与える」と指摘。敗北に備えるかのように予防線をはる与党と対照的に、政党色を前面に出して政局直結を強調している。【野口武則、渡辺創】

 立候補者次の通り。(届け出順)

梅田章二(うめだ・しょうじ) 57 弁護士=無新[共]

橋下徹(はしもと・とおる)  38 弁護士=無新

熊谷貞俊(くまがい・さだとし)63 [元]阪大院教授=無新[民][社][国]

杉浦清一(すぎうら・せいいち)59 保護司=無新

高橋正明(たかはし・まさあき)65 [元]中学校教諭=無新

毎日新聞 2008年1月11日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080111ddm002010031000c.html

2075片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 20:09:12
’08大阪府知事選:告示 自公と民主、衆院選へ民意探る
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080111ddn002010012000c.html

 大阪府知事選が10日、告示された。弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦▽タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持▽元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦=の事実上3人の争いとなる。大阪では33年ぶりに国政の与野党3極の戦いとなった。年内に予想される衆院選をにらみ、国政と同じ対立の構図が地方にも波及した形だ。そして、各党の思惑が複雑に絡み合う。

 ◇連敗恐れ後方支援−−自公/独自候補で攻める−−民主

 ◆地方でも対決型

 1月4日。大阪市で開かれた「大阪新年互礼会」(府、関西経済連合会など主催)。関西政財界から約3000人が集まる中、熊谷氏が現れた。「頑張って下さい」。熊谷氏に名刺を差し出したのは、創価学会の西口良三総関西長。学会が支援する公明府本部は橋下氏を支持するだけに、自公関係者は衝撃を受けた。

 大阪の知事選は1979年以降、共産対非共産の構図となった。相乗り候補を財界と労働界が支え、創価学会が両者の「つなぎ役」を果たした。このため、太田房江知事の3選出馬の断念後も、引き続き相乗りを期待した。しかし、民主の小沢一郎代表が「相乗り禁止」を指示。財界にもパイプがある熊谷氏は「自民や公明が乗りやすい候補」(自民府議団幹部)だったが、自民が焦って、先に出馬の意向を示した橋下氏に飛びついた。

 大阪では社公民路線の名残で、民主・公明の選挙協力が水面下で行われている地域もある。しかし、中央の自公対民主の対決構図が波及、昨年4月の統一地方選では民公から自公へのシフトが進んだ。

 大阪市長選(昨年11月)に続き、知事選は与野党対決型となった。中央政界の対立構図は今後も同様とみられ、民主に候補擁立の力がある地方では、対決型の知事選が定着する可能性もある。

 ◆幹部応援も対照的

 「橋下氏は幅広い支援が得られる。後ろから応援するのがいい」。自民の菅義偉選対副委員長は語る。党本部レベルの推薦を見送った自公は「政党隠し」戦略を徹底し、幹部の応援演説は控える。

 投開票日の27日は通常国会の審議が本格化するタイミングで、負ければ、民主が勢いづく。政党色を薄めるのは敗北時のダメージを最小限にする思惑からだ。大阪入りした自民幹部は、財界に支援要請するといった「地下活動」に専念する。

 一方、民主は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、攻めの選挙に徹する。10日の菅直人代表代行に続き、11日には小沢代表も大阪入り。全国会議員にも最低1回は応援に入るよう指示した。小沢氏は、選挙結果の政局直結を強調している。【石川隆宣、犬飼直幸、野口武則、渡辺創】

 ◇「大阪出身」「民間人」こだわり

 官僚出身の知事が全体の約6割を占める中、自民、民主両党が候補者探しでこだわったのは「大阪出身の民間人」だった。太田知事は、広島県出身の元通産官僚。「大阪は嫌い」などと言ったこともある。

 3人とも大阪に縁が深い。橋下氏は東京生まれだが、父を亡くし、小学生の時に大阪市の府営住宅に移った。熊谷氏は、大阪府豊中市出身で、兄信昭氏は元阪大学長。梅田氏は大阪市出身の弁護士で、西淀川公害訴訟を担当するなど、公害問題に取り組んでいる。

==============

 ◇届け出は5人

 10日告示された大阪府知事選は同日午後5時で立候補の受け付けを締め切り、無所属の5人による選挙戦が確定した。

 ◆大阪知事選立候補者(届け出順)

梅田章二(うめだ・しょうじ) 57 弁護士     =無新[共]

橋下徹(はしもと・とおる)  38 弁護士     =無新

熊谷貞俊(くまがい・さだとし)63 [元]阪大院教授=無新[民][社][国]

杉浦清一(すぎうら・せいいち)59 保護司     =無新

高橋正明(たかはし・まさあき)65 [元]中学校教諭=無新

毎日新聞 2008年1月11日 大阪朝刊

2076片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 15:24:17
「5人目」に4候補は淡々と 知事選  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080112200001&amp;cid=main

 次期知事選は十一日、五人目の候補となる東京大教授の蒲島郁夫氏(60)が加わった。すでに出馬表明している無所属新人の四人は「自らの選挙をやるだけ」と淡々と受け止めつつも、自民党が支援する蒲島氏に警戒感を隠さない。

 弁護士の北里敏明氏(59)は十一日も早朝からつじ立ちした後、後援会事務所の開設準備に追われた。蒲島氏出馬については「経歴や自民党の支援などを考えると強力な候補になるだろう」としながらも、「熊本を思う気持ちは私も負けない。意欲と政策を有権者にしっかり伝えていく」。

 川辺川ダム反対を掲げる球磨郡相良村長の矢上雅義氏(47)は「選択肢が増えるのはいいことだ」。その上で、同ダム問題については「県民は議論ではなく、(知事に)中止という決断を求めている。第三者機関に委ねる時期はもう過ぎた」と中立姿勢をとる他候補との違いを強調する。

 元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)は、年明けから本格的な準備をスタートさせた。蒲島氏出馬には「動きは承知していたので驚きはない。私の政策に共感してくれる人を草の根選挙で広げていくしかない」との受け止め。「地域振興など県民に分かりやすい政策論争をしたい」と力説する。

 元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)は「蒲島氏は学者として高い見識を持っておられ、尊敬している」と評しながらも、「だれが出馬しようと関係ない」。今後もミニ集会などを重ねていく考えで、
「経済再生や教育立県という自らの政策をしっかり訴え、初志を貫徹したい」と語る。

 一方、十一日に出馬表明した蒲島氏は十二日、出身地の山鹿市で有志が開く「励ます会」に出席する予定。同会は地元自治体や農業団体、同氏の同窓会などが中心となって計画しているという。同氏は一月末までに東京大を辞職、選挙活動に専念する考えだ。(知事選取材班)

2077片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 15:24:54
民主「相乗りできぬ」 蒲島氏出馬 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080112200004&amp;cid=main

 三月六日告示の知事選で、東京大教授の蒲島郁夫氏(60)が出馬する意思を表明した十一日、既に同氏の支援を決定していた自民党は選対づくりに着手。蒲島氏と一線を画す姿勢を示す民主党をはじめ、各党も選挙戦の対応を加速させた。

 自民党県連は同日、蒲島氏の意思表明を所属県議らにファクスで送信した。県議らの中には蒲島氏が「本当に出馬するのか」との懸念もあっただけに、「これで党として全力投球できる態勢が整った」と前川收幹事長。蒲島氏と、友好団体や自民系の首長らが直接会う機会を設けるため日程調整を始めた。

 十八日にも選挙対策本部を設置する予定で、山本秀久会長は「県議の後援会などをフル稼働させる」と意気込む。

 これに対し、民主党県連代表の松野頼久衆院議員は「自民党との相乗りはできない」とあらためて強調。川辺川ダム問題で蒲島氏が第三者機関を設けて是非を検証する考えを示したことでも「知事選では建設中止を問うていく。賛同できない」(鎌田聡代表代行)と立場の違いを鮮明にする。

 同県連は十二日に常任幹事会を開催。蒲島氏はじめ、既に出馬表明している四人の対応を協議するが、松野代表は「(五人)全員の考え方を検討し、二月上旬までに対応を決めたい」という。

 公明党県本部の城下広作幹事長は「蒲島氏や自民党側から要請がない限り支援方針を打ち出す考えはない」と明言。当面はほかの候補者も含めて各党の支援のあり方を見極める。

 共産党県委員会の久保山啓介委員長は「自民党が支援する人を推すことはない」と蒲島氏以外の候補の支援を検討する。社民党県連合の森川生朗代表は「独自候補の擁立は難しい」と話し、蒲島氏を含む五人の政策を検討して対応を決めるという。(知事選取材班)

2078片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 23:43:54
岩国市長選、市議の動き活発化街頭演説やミニ集会 讀賣山口

 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題を巡り、前市長の井原勝介氏(57)が辞職したことに伴う市長選(2月3日告示、10日投開票)で、自民党衆院議員の福田良彦氏(37)(山口2区)を支援する市議が11日、街頭演説を始めた。移駐に反対する市議はミニ集会などで井原氏を応援しており、移駐への賛否が分かれる双方の市議の動きも活発化してきた。

 移駐反対を貫く井原氏の政治姿勢に反発してきた市議は、福田氏支援の方針を確認。告示日まで毎日、街宣車1台で市内を巡回し、それぞれの支持者が多い地区やスーパー、駅などで街頭演説を続け、「再編反対で財政破たんに進むのか、現実的対応で明るい未来をひらくのか」などと市民に訴えることにしている。

 11日の出発式に臨んだ市議らは「できる範囲で福田氏を支援していく」と決意を語った。

 一方、移駐反対派の市議は「民主主義と自治を守る議員有志の会」を結成。井原氏が各地で続けるミニ集会に弁士として参加したり、各市議の市政報告会に井原氏を招いたりしている。

 こちらも15日から、街宣車で市内を回り、国が新市庁舎建設への交付金を見送る問題などについて、井原氏と同様の主張を訴え、市長選を側面から支える。ある市議は「市長選が地方自治を守る戦いだ、ということを、勝手連的に訴えたい」と話している。

             ◇    ◇

 連合山口は11日、三役会議を開き、岩国市長選について、井原氏を「勝手連的に支援する」ことを決めた。ただ、機関決定はせず、組合員に対しての呼びかけにとどめるという。

 移駐問題に関して、連合山口は「現状の基地は容認するが、移駐は許されない」とのスタンス。会議終了後、記者会見した中野威事務局長は、井原氏の対応と連合山口の考え方が近いことを説明した。

(2008年1月12日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080112-OYT8T00119.htm

2079片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 23:44:54
政党超えた支持期待
川辺川ダム是非「早期決断する」 讀賣熊本

 3月6日告示、23日投票の知事選で11日、立候補の意向を明らかにした東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)(山鹿市出身)。出馬を要請していた自民党県連は蒲島氏の表明を受け、来週中にも知事選対策本部を設置して事実上の選挙戦に入る。蒲島氏は県庁での記者会見で、「幅広い支持を集めて総力戦で臨みたい」と支援の広がりを期待したものの、自民党との相乗りを避けたい民主党県連では、蒲島氏支援は困難との意見が大勢を占めており、同党の今後の対応が焦点となってきた。

 蒲島氏は午前9時40分ごろ、県庁の記者会見場に1人で姿を現した。

 鹿本高校を卒業し、農協に就職後、渡米してハーバード大大学院で学び、政治学者として身を立てるようになった経緯を説明。

 知事選に臨むに当たり、▽財政再建▽川辺川ダム建設問題▽水俣病問題――の早期解決に尽力する考えを示した。特にダム建設については、「第三者機関で科学的に検証してもらい、早期に決断する」と述べ、これまで「推進」を掲げてきた自民党県連との温度差もうかがわせた。

 蒲島氏は、政党からも幅広く支援を求めたい意向を持っており、民主党に対しては「政策を提言したい。政策に賛同する政党や組織が集まって、選挙戦を戦うという方向で行きたい」と協力を模索する考えを示した。仮に民主党が別の候補を支援する場合でも、「(知事選から)撤退はしない」と明言した。

 蒲島氏は実現したい「熊本の夢」として▽熊本市の政令市昇格▽道州制における州都を目指し、九州新幹線の開通効果を全県に波及させる▽熊本空港を含めた熊本都市圏交通システムの構築▽サッカーJ2に昇格したロアッソ熊本のJ1入り――の4項目を挙げた。    ◇

 自民党県連の山本秀久会長は蒲島氏の表明後、県連で記者会見し、「(出馬要請した)気持ちを理解していただきありがたい。県民の負託に応えてくれると思う」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 蒲島氏は会見で、特定政党に推薦願を出さない意向を示した。この点について、前川收幹事長は「推薦や支持の形にはこだわらない。こちらから、出馬要請したので、(推薦願が出なくても)それ以上の対応をする」と述べ、全力で支援する考えを強調した。

(2008年1月12日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080111-OYT8T00520.htm

2080片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/13(日) 10:36:40
岩国市長選 前哨戦熱帯びる 讀賣山口

 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題を巡り、井原勝介・前市長(57)が辞職したことに伴う岩国市長選は、2月10日の投開票まで1か月を切った。有権者数は12万3131人(昨年12月2日現在)で、移駐問題を主な争点にして、再選を目指す井原氏と、新人で山口2区選出の自民党衆院議員の福田良彦氏(37)=ともに無所属、立候補表明順=の一騎打ちとなる公算大だ。両氏は、支持拡大を図ろうと、意欲的に会合出席を重ねるなどしており、前哨戦は熱を帯びてきている。

(市長選取材班)



街頭で自身の考えを訴える井原氏 「地元の意思を押さえつけようとする国の強硬なやり方は、到底納得できない」。日曜の6日午前、岩国市のJR岩国駅前。イメージカラーとする黄色のマフラーを巻き、ハンドマイクを手にした井原氏が、行き交う人に向け、声を張り上げた。

 井原氏は、合併前の旧岩国市時代を含めて過去3回、市長選を戦った。特に新人2人と争った2006年4月の前回は、次点候補の2倍以上にあたる約5万4000の得票で圧勝。後援会組織は盤石に映るが、今回は、人がたくさん集まるスーパー駐車場などに積極的に立つ。過去の選挙戦では、あまり行わなかった方式で、自ら「神出鬼没」と言う通り、時間や場所をはっきり決めず、市民に支援を呼びかける。

 「移駐反対」を考えている有権者の間で、井原氏の人気は根強いものがある。ただ、長引く移駐問題に“支持離れ”が懸念され、街頭活動は「危機感のあらわれ」(井原氏の陣営幹部)でもある。

 一方で、各地で小規模の集会開催や支援者組織の会合出席を重ね、「岩国の民主主義と自治を守るために、身を挺(てい)して戦う」と繰り返し、きめ細かな動きが、前哨戦では目立っている。



新年互礼会で出席者と会話する福田氏 岩国市内のホテルで6日に開かれた消防分団の新年互礼会。来賓の福田氏は記者の質問に対し、前日の出馬会見から一夜明けた心境を「大きな壁に挑むチャレンジャー」と表現した。

 井原氏の市長辞職翌日の昨年12月29日、移駐容認派の市議、地元経済界、市民などが擁立を決めた。衆院議員からの転身は補欠選挙を伴うため、厳しい判断を迫られた福田氏だったが、「地元の意思を最優先に考えたい」と決意した。

 自身を「挑戦者」と呼ぶのは、市政刷新への意欲もさることながら、今回の市長選が、これまで井原氏のペースで進んでいるとみるからだ。主張などを書いた市民向けのチラシは11日に仕上がり、後援会の事務所開きは19日の予定で、出遅れ感は否めない。「向こうは余裕だろうが、こちらはバタバタ」。同会幹部は急ピッチで作業に励む。容認派の市議は短期決戦を全力で支えようと、11日から街頭演説を始めた。ある市議は「心構えは自分の選挙以上」と意気込む。

 同日夜の集会で福田氏は「米軍再編だけでなく、市財政など様々な課題に市民党の立場で取り組みたい」と訴えた。後援会幹部は「相手の背中はしっかり見えている。あとは追い抜くだけだ」と言う。

(2008年1月13日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080112-OYT8T00503.htm

2081片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/13(日) 21:39:30
総選挙にらみ各党活発
大津市長選
 大津市長選(20日投開票)で各政党の動きが活発化している。次期衆院選へ向けて勢力の拡大を狙う各党は、現職国会議員が積極的に陣営の応援に入るなど、存在感を示そうと躍起だ。市長選は、各党が激突する衆院選の「前哨戦」の様相も見せ始めている。

 市長選に立候補した3人のうち現職の目片信氏(66)と黄瀬紀美子氏(55)は当初、「市民党」を掲げ、政党からの推薦を受けない方針を示していた。

 先手を打ったのは民主党だった。昨年末、黄瀬氏の「全面支援」を打ち出した。

 同党滋賀県連の朝倉克己幹事長は「自民党と対決するいろんな選挙を想定する中で、県都大津の市長選は大きな意味がある」と話し、次期衆院選もにらんだ戦いと位置付ける。今月11日には「支持」に格上げし、組織を挙げて応援する姿勢を明確にした。

 大津市を含む滋賀1区から立候補を予定する県連会長の川端達夫衆院議員が黄瀬氏の事務所開きやミニ集会などに、小まめに足を運んでいる。11日の決起集会にも国会から駆けつけ「東京と行き来しながら、全力で支える」と気勢を上げた。県連は大津市以外の所属議員にも、市内在住の知人に黄瀬氏支援を呼び掛けるよう求めている。

 民主党の攻勢に、目片陣営も敏感に反応した。「取り崩されないよう、支持層を固める必要がある」(選対関係者)として、自民党県連に推薦を要請し、年始早々に正式決定した。

 自民県連は昨年7月の参院選で、大津市内の比例得票数(約4万票)が民主党を2万票近く下回ったことに危機感を抱いている。県連関係者は次期衆院選について「大津市長選で勝てば、勢いを取り戻せるかもしれないが、負ければこれ以上の打撃はない。運命を分ける選挙だ」と話す。

 滋賀1区で立候補予定の上野賢一郎衆院議員は、目片氏の選挙対策本部の顧問を務め、大津市議らと街頭演説を行っている。上野議員は「推薦したからには全力で応援する」と意気込む。

 このほか、公明党は目片氏を推薦、社民党は黄瀬氏支持を表明している。

 共産党県委の役員を務め、同党推薦で市長選に臨む井上敏一氏(55)も、事務所開きや集会などに、滋賀1区での立候補を予定する川内卓党県書記長が同席し、支持者への浸透を図っている。

 井上氏は「市長選が、国政の利害のみで振り回されるのは問題」としながらも、「政党は政治のプロ集団で、推薦を受けることは本来マイナスとなることでない」としている。
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008011300013&amp;genre=A2&amp;area=S00

2082片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/13(日) 22:35:15
衆院選にらみ衆院議員ら次々壇上へ 大阪府知事選
2008年01月13日

 次の衆院選で政権交代をかけて対決する自民、民主両党の大阪府知事選への取り組みが活発だ。衆院解散がいつになるか分からないだけに、それぞれが推す知事選候補の売り込みとともに、衆院選の候補のアピールにも力が入っている。

 「私の会にわざわざ訪ねてもらった」。自民党の中山太郎衆院議員(大阪18区)は13日、泉大津市での後援会新年会で党府連が推薦する橋下徹氏(38)を紹介した。

 橋下氏も「中山先生と僕はおじいちゃんと孫のような関係で、僕のことが心配でならないようです。ありがとうございます」とあいさつ。夜には、大阪市西成区の柳本卓治衆院議員(比例近畿ブロック)の事務所で、期間中初めてとなる個人演説会に臨んだ。

 自民党は街頭では政党色を前面に出さない戦略をとるが、橋下氏の高い知名度は大きな魅力だ。選挙期間中、府内の全19小選挙区で約20回の個人演説会を開き、衆院議員が壇上に立つ予定。「各種調査では自民党への逆風はかなり厳しい。橋下君の足を引っ張ってはいけないが、背に腹は代えられない」(衆院議員の一人)というわけだ。

 「いつ解散かわかりません。みなさん、稲見さんをよろしくお願いします」。12日夜、大阪市淀川区で開かれた熊谷貞俊氏(63)の個人演説会。民主党の岡田克也元代表が最初に紹介したのは、地元の稲見哲男前衆院議員(大阪5区)だった。

 民主党は05年の衆院選では19小選挙区で2勝と惨敗した。昨年の参院選で盛り返し、昨年11月の大阪市長選でも勝利しただけに、今回の知事選も民主党色を前面に「総力戦」で臨む構えだ。

 熊谷氏も、年明けから落選中の元衆院議員の街頭演説や新年会に呼ばれることが多く、引っ張りだこ。ある前衆院議員は「知事選で負けたら、次の衆院選で自分の票を自民党に持って行かれる」と危機感を募らせる。

 一方、2大政党に埋没しないようにと必死なのが梅田章二氏(57)を推す共産党。12日夜の忠岡町での個人演説会では、18区から立候補する予定の大塚康樹氏が演説。「他の有力候補は太田府政時代のオール与党、今はやりの言葉で大連立の候補だ」と批判した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801130036.html

2083片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/14(月) 12:45:42
08年知事選スタート/衆院選占う前哨戦

 大阪府知事選が十日、スタートした。今年は衆院解散・総選挙が確実視される中、計八府県で知事選が予定され、その勝敗は国政にも影響を与える。民主党は党勢拡大を狙い、独自候補を擁立して対決型を積極的に模索。一方、自民、公明両党は敗北した場合の政権へのダメージを警戒し慎重に推薦する方針で、政党色の濃淡が際立つ戦いも予想される。

 ▽警戒

 「若い感性、バイタリティーで力強く大阪の未来を切り開くと確信している」。先月二十二日、自民党の大阪府議団は総会を開いて知名度の高い弁護士でタレントの橋下徹氏の推薦を決定、朝倉秀実府議団幹事長は胸を張った。昨年末までに党本部が推薦する段取りが狂ったのは、政権与党への逆風だった。

 年金問題や防衛省の汚職事件で福田内閣の支持率が急落。府連は「自民党の旗を振るのが本当にいいのか」と方針変更を迫られた。今月五日、大阪市で開かれた府連総会で、谷川秀善参院議員は「知事選で勝たないと大阪の自民党は大変だ」と危機意識を表明。府連は八日、正式に党本部への推薦申請を見送り、政党色を薄め橋下氏の知名度に頼る戦略を選んだ。

 府議団幹部も「知名度を生かした戦いは橋下氏に任せる。われわれは電話作戦などに徹する」と語るが、府議の一人は「負けたら党本部は府議団のせいにするのではないか」と警戒感を隠さない。

 逆に民主党は対立構図を鮮明にして、昨年十一月の大阪市長選に続く勝利を狙う。推薦した元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏の政策発表の会見には小沢一郎代表が同席。出陣式には菅直人代表代行らが駆けつけた。

 ▽指令

 「何としても独自候補を立てろ」。与野党が対決した大阪市長選で民主党の推薦候補が勝った直後。小沢氏は府知事選の候補者を擁立するよう党府連代表の平野博文幹事長代理に指令を下した。

 小沢氏の代表就任以来、知事、政令市長選は与党との「相乗り禁止」が原則。「政権を取るには党の姿勢、理念を共有できる方を推薦して有権者に訴えるべきだ」と独自候補擁立にこだわる。

 政権交代を狙う次期衆院選では特に、選挙区の多い都市部の戦いを重視する。二〇〇五年の衆院選で大阪の選挙区は二勝十七敗と惨敗。府知事選で白星を取って衆院選の弾みにしようと全国会議員に現地入りを要請、挙党態勢で戦いに臨む。

 今年は大阪府のほか、熊本、鹿児島、山口、新潟、富山、岡山、栃木各県で知事選。民主党は三月の熊本県知事選も独自候補擁立を目指す。当初、東大教授の蒲島郁夫氏に出馬を打診したが、自民党も同氏の擁立に動いたため「別の候補を模索中」(党幹部)だ。

 ▽教訓

 一方、自公両党は「勝てる候補」を優先に相乗りもいとわない方針だ。

 「橋下氏は府民に幅広く支援を受けられる候補だ。党本部は後ろで応援した方が戦略的にもいい」。自民党の菅義偉選対副委員長は十日、橋下氏を府連推薦にとどめた理由に無党派対策を挙げたが、党幹部は「本部推薦で負けると痛手になりかねない」と打ち明ける。

 自民党内には大阪市長選で、自公両党推薦の現職候補が民主党などの推す候補に惨敗した教訓がある。幹部が相次いで現地入りする総力戦の末の敗北は小沢氏の辞任騒動直後にもかかわらず、民主党を勢いづかせた。

 自民党は今後も本部の推薦を慎重に判断する構えだが、大阪府知事選で弁護士の梅田章二氏を推薦した共産党の志位和夫委員長は十日の会見で「与党が本部推薦ができないこと自体、衰退を感じる」と指摘。民主党の菅氏も「党本部が推薦にしないのは無責任な行動だ。今の自民党を象徴している」と切り捨てた。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0110.html

2084片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 01:40:06
村山市議が出馬表明
京都市長選
 京都市議の村山祥栄氏(29)が15日、京都市中京区のホテルで記者会見し、2月3日告示、17日投開票の市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 村山氏は「閉塞(へいそく)感ある京都の政治に対する市民の声の代弁者として決死の覚悟で立候補を決意した」と述べ、選挙では行政不信や財政危機、同和行政などからの「5つの脱却」を訴えるとした。市議会与党の候補者選考については「民主党が単独での独自候補擁立に至らず残念。3極なら決意しなかった」と語った。

 村山氏は京都市出身、専修大卒。リクルート勤務を経て2003年の市議選で初当選。市議会の会派には所属せず、現在2期目。左京区選出。

 市長選には自民党、公明党、民主党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)と共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)のいずれも無所属新人が立候補を表明している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011500125&amp;genre=A2&amp;area=K10

2085片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 11:08:14
「潮谷県政継承と発展」
共産党が方針 独自候補見送る公算
 共産党県委員会は15日、次期知事選について、▽「県民中心の県政」という潮谷県政の基本姿勢を継承、発展させる▽自民党県政の復活を阻止する――の2点を基本的立場として臨む方針を明らかにした。

 県庁で記者会見した久保山啓介委員長は、潮谷県政について「川辺川ダム問題で『中立』を打ち出し、住民討論集会を開くなど県民中心の取り組みを進めた」と評価。その上で「潮谷県政を継承し、発展させることが必要」と述べた。

 また、知事選の主な争点として、▽県民や被害者の立場に立った川辺川ダム、水俣病問題の解決▽貧困と格差を広げる構造改革路線の転換――などを挙げ、特に川辺川ダムについては「多くの県民が中止を求めており、国はダムに代わる治水対策を示すべき」とした。

 具体的な対応に関して久保山委員長は「各候補者のマニフェストを見て判断したい。政治的立場を重視する」と述べ、自民党の支援を受ける東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)については「支援候補の対象外」とした。独自候補の擁立については「最終結論に至っていない」と明言を避けたが、見送る公算が大きいという。

(2008年1月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080116-OYT8T00011.htm
讀賣熊本

2086片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 16:40:28
再編の是非:出直し岩国市長選 立候補予定者説明会、2陣営が出席 /山口
 ◇勝手連ら街宣開始

 岩国市の出直し市長選(2月10日投開票)で、市選管の立候補予定者説明会が15日あり、既に出馬表明している井原勝介前市長(57)、福田良彦衆院議員(37)の両陣営から関係者が出席した。この日、井原氏支持の勝手連を標ぼうする県議や市議らが宣伝カーで街頭宣伝を開始。一方、福田氏を支持する保守系市議らも街頭宣伝に力を入れており、告示に向け選挙ムードが盛り上がりを見せ始めた。【大山典男】

 勝手連の活動を始めたのは、国の新市庁舎建設補助金凍結に抗議している同市・玖珂郡区選出の吉敷昭彦(民主)、久米慶典(共産)の両県議と、移転反対派の市議ら。

 この日午前9時、県議ら11人が宣伝カー5台に分乗して出発。地域を分担し、市内をくまなく回った。午後1時過ぎにはJR岩国駅前で街頭演説し「米軍再編を押しつける国のやり方に怒りを覚える」「今回の市長選は地方自治と民主主義を守る戦い」と訴えた。代表の重岡邦昭市議は「基地の騒音被害と縁遠い旧郡部でも反応はいい」と話していた。

 一方、福田氏を支持する保守系市議らも街頭宣伝を実施し「米軍再編に賛成、反対だけでは対立が深まるだけ」「国と交渉できる新市長を選ぼう」と声をからした。

 また、福田氏の連合後援会は19日午後2時から、同市南岩国町で事務所開きをすることを決めた。原田俊一会長は「5日に出馬会見したばかりだが、ミニ集会などで我々の主張への理解が加速度的に広まっている」と話し、後援会の裾野(すその)を広げるのに懸命だ。

〔山口東版〕

毎日新聞 2008年1月16日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080116ddlk35010431000c.html

2087片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 16:41:01
2008年京都市長選:村山氏出馬表明 役所外出身者で改革を /京都
 ◇3党相乗りを痛烈批判

 任期満了に伴う京都市長選(2月3日告示、17日投開票)で15日、同市議の村山祥栄氏(29)=左京区=が正式に出馬表明した。村山氏は会見で「実質的に市民の選択肢をなくしてしまう候補者選びは許せない。市役所内部出身ではなく、しがらみのない私が市政の解体と創造を実行する」とアピール。自民・公明・民主による前市教育長、門川大作氏(57)の相乗り擁立を痛烈に批判した。【藤田文亮】

 村山氏は専修大法学部卒。リクルート勤務を経て、03年に同市議に初当選した。

 村山氏は、市内の経営者らで作る二つのグループのほか、メールや電話など個別にも多数の立候補要請があったと話し、「不祥事続きの市役所を改革し、政策論争ができ、選択肢のある選挙を実現するため、立候補を決意した」と述べた。また、自身がかつて秘書を務めた松沢成文・元衆院議員(現神奈川県知事)からも「応援するので、とことんがんばりなさい」と背中を押されたことにも触れた。

 村山氏は市議職を辞職せず、立候補に伴う自動失職を選択する方針で、左京区選挙区(定数9)の市議補選は実施されず、欠員1となる見込み。

 同市長選では村山、門川両氏のほか、いずれも無所属の新人で、▽弁護士、中村和雄氏(53)=共産推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)が出馬表明している。民主府連は門川氏推薦を党本部に申請中。

毎日新聞 2008年1月16日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080116ddlk26010176000c.html

2088片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 22:01:53
公明国会議員も橋下氏支持 狙いは衆院選 新春年賀会
2008年01月16日

 公明党の新春年賀会が16日、大阪市であり、大阪府知事選に立候補した橋下徹氏(38)も出席した。同党は当初、支持者の反発を理由に橋下氏の支援に慎重姿勢を示していたが、この日は府選出国会議員が橋下氏と壇上に並び、緊密さをアピールした。

 年賀会には支持母体の創価学会幹部らも含め、約1800人が集まった。府本部の支持を受けている橋下氏は「毎日毎日、公明党の皆様方、支持者の方々に大変お世話になっております」とあいさつ。白浜一良府本部代表の手招きで国会議員も登壇し、北側一雄幹事長と白浜氏が橋下氏の手を取って高く掲げた。

 同じ弁護士で、橋下氏支援に消極的と見られてきた北側氏も「彼の若さと行動力に大阪の未来をかけてみたい。どうか皆さんの支援を橋下候補に」と訴えた。同党では後半戦で次の衆院選をにらみ、現職のいる4小選挙区で橋下氏の演説会を予定している。
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200801160069.html

2089片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/17(木) 21:48:26
’08大阪府知事選:橋下候補、隠密戦 熊谷候補、梅田候補は地上戦
 ◇自民党幹部、支援団体詣で

 ◇民主・共産、党を挙げて街頭遊説

 大阪府知事選(27日投開票)について、「府連レベルの対応」としていた自民党本部が、水面下で全面支援に乗り出している。タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=の応援のため党幹部がひそかに大阪入りするなど、党推薦と同等の力の入れようだ。元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=は、民主、共産が党挙げて選挙戦に臨んでおり、水面下の自民の動きを批判している。

 「小沢さんはこの選挙を政局に利用したいんです。絶対に許してはならない」。1月13日、大阪市内であった自民府連女性局の会合で、菅義偉選対副委員長は強調した。古賀誠選対委員長や谷垣禎一政調会長も近く大阪入りし、街頭には出ずに経済団体などに橋下氏の支援を要請する。中山太郎府連会長は「(民主は)地上戦できてるが、こっちは地下作戦」と説明する。

 背景に知事選の結果が衆院選に影響するという危機感がある。中山氏は16日の市議団総会で「市長選でも知事選でも負けたら、次は衆院選でも負ける。政権までいく」とハッパをかけた。

 一方、熊谷氏は橋下氏より知名度に劣るため、小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら幹部が続々と応援に入り、党が前面に出ている。17日には若手衆院議員ら約30人も応援に入る。選対幹部は「政党(支援)だけでなく、過去の問題発言など資質までごまかしている」と批判する。

 梅田氏の選挙戦も共産党が全面的に支える。府議や市議が街頭演説に付き添い、他候補との違いを強調。陣営幹部は「(橋下氏は)無党派層と自民の支持者を結びつける効果を狙っているのでは。府民はその点を見極めてほしい」と話す。【石川隆宣、犬飼直幸、久木田照子】

毎日新聞 2008年1月17日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080117ddn003010035000c.html

2090片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 02:31:30
大接戦、橋下氏わずかにリード 大阪府知事選世論調査 (1/2ページ)
2008.1.18 18:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080118/lcl0801181835005-n1.htm

 27日投開票の大阪府知事選で、産経新聞社と関西テレビ放送は14〜17日の4日間、世論調査を行い、取材で得た情報も加えて中盤情勢を分析した。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)と元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)が激しく競り合っているが、やや橋下氏がリード。これを弁護士の梅田章二氏(57)が追う展開になっている。ただ、だれに投票するか決めていない人が4割近くおり、終盤戦の動きで形勢が逆転する可能性もある。

 調査結果では、橋下氏は地方組織の府連が推薦した自民の支持層の6割以上を、府本部が支持した公明の支持層の7割を固めている。ただ、知名度の高さから有利とされていたが、支持政党がない無党派層の支持者は2割を切っている。

 これに対し、熊谷氏は推薦した民主の支持層の6割以上を固め、無党派層では橋下氏より高い2割に浸透。社民支持層でも4割を、共産支持層でもほぼ1割をカバーした。

 一方、梅田氏は共産支持層の7割以上をまとめ、社民支持層の2割もおさえた。

 ただ、自民支持層の中でも2割近くは熊谷氏を支持。逆に民主支持層でも、ほぼ同じ割合の人が橋下氏支持に回っており、両党の支持者が割れていることが分かる。

 4年前に行われた府知事選では、主要政党の多くが現職の太田房江知事に相乗りしたこともあり、投票率は過去最低の40・49%だった。しかし、今回の世論調査では、投票に行くかどうかの質問では、「必ず行く」が66・2%、「なるべく行く」が23・5%あり、合わせてほぼ9割に達し、関心の高さをうかがわせている。

      ◇

 調査方法 無作為に電話番号を選ぶRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で、大阪府内の有権者1000人に聞いた。男女の比率は国勢調査に合わせた。

2091片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 11:32:43
候補者か政党か…戸惑う財界
 大阪府知事選で、関西財界が候補者と政党の「ねじれ現象」に戸惑っている。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)を、政権与党である自民・公明両党の府組織が支援するのに対し、財界と親しく政策も近い元大阪大教授、熊谷貞俊氏(63)が民主、社民、国民各党の推薦で立候補したためだ。与党支持が当たり前だったが、今回は最も影響力のある経済団体の関西経済連合会が「中立」の立場を打ち出し、財界OBを中心とした支援組織がそれぞれ発足するなど、対応は“分裂”気味だ。

 「静観しましょうや」――。ある大手メーカーの幹部が今月中旬、大阪市内の取引先を訪れ、知事選への対応を確認しあった。政党や候補者への配慮から、支持を明確にしない経営者も目立つ。

 これに対し、元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏(72)、元りそな総合研究所会長で大阪学院大教授の国定浩一氏(67)らは橋下氏を支援する勝手連を結成した。メンバーの元JR西日本会長、井手正敬氏(72)は「政治と経済は不可分だ。経済界は政権与党とがっちり手を組むべきだ」と訴える。

 財界関係者の脳裏をよぎるのは、1996年の衆院選での自民党の大敗だ。当時の関経連が「積極的に支援しなかった」として自民党との関係が冷え込み、政府への要望活動すらできなくなった。関係修復には数年を要したという。

 このため、ある大手企業の幹部は「橋下氏の支援に本腰を入れますよ。通したい人と、通さなければならない人は違う」と声をひそめ、中堅企業経営者も「勝敗よりも、与党側を応援したという事実が大事」と、苦しい胸の内を明かす。

 一方、元コスモ証券会長の文箭(ぶんや)安雄氏(77)が会長を務める熊谷氏の後援会には、タレント候補へのアレルギーが強い財界OBが名を連ねる。副会長の山本信孝・元三和総合研究所会長(76)は「タレントに府政を任せられない」と強調する。18日には後援会主催の演説会があり、関係者が投票を呼びかけた。ただ、山本氏は「私はこれまで自民党を支援しており、国政レベルの民主党の政策に賛同したわけではない。戸惑いは感じる」とも打ち明ける。

 共産党が推薦する弁護士の梅田章二氏(57)は、中小企業支援を前面に出し、他の2陣営との違いを強調している。選挙母体「明るい民主大阪府政をつくる会」には、中小・零細企業や自営業者らが加入する業界団体「大阪商工団体連合会(民商)」が入っており、「若者の雇用に奨励金を出し、後継者育成にも力を入れる」などと訴えている。
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/o_chiji/op80119a.htm?from=tokusyu

2092片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 22:38:08
小沢民主代表「衆院選、いつあってもおかしくない」
 民主党の小沢一郎代表は19日、大阪府泉佐野市の会合であいさつし、「世界的な経済も不安定になってきた。日本の政治・行政も大変厳しい」としたうえで、「衆院の解散・総選挙がいつあってもおかしくない状況だ」との認識を示した。

 一方、大阪府知事選については「今回の知事選は、まさに衆院選挙そのもの」と述べ、次期衆院選の前哨戦との位置づけを強調した。小沢氏はこの日、大阪府内の13選挙区をまわり、各区の公認候補者などに府知事選への積極的な協力を要請した。 (20:25)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080119AT3S1900U19012008.html

2093片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 22:52:25
選挙:京都市長選 にわかに乱、「第三極」登場
 共産対非共産相乗りという旧来の「二極」に落ち着いたかに見えた京都市長選(2月3日告示、17日投開票)がにわかに活気づいてきた。若手の無所属市議が立候補を決め、単独候補を擁立できなかった政党への不満の受け皿として「第三極」になる可能性が浮上。各陣営にも改めて、票の掘り起こしや組織の引き締めにつなげようとの動きが見え始めた。

 「京都の民主党は全国に誇れるが、今回だけは許せなかった」。今月10日、市議の村山祥栄(むらやましょうえい)氏(29)に出馬要請した企業経営者グループのメンバーは選択肢を制限された不満の矛先を民主に向けた。民主京都府連は昨年11月、引退する桝本頼兼市長(66)の後継者と目される前市教育長の門川大作(かどかわだいさく)氏(57)を独自候補として擁立。しかし、直後に自公が同調し「独自」は掛け声だけに終わっていた。

 国政では野党の民主も、市議会では自公と与党を形成。独自に擁立したい国会議員と、市議会与党の協調を重視する市議団が対立した末の落としどころが門川氏の擁立劇だった。「独自擁立」の大義名分が立つからだ。

 だが、関係者によると、民主の事前の世論調査では自公、共産両陣営と対決する「三極」と「市役所外の候補者」を望む傾向が表れていた。村山氏は昨年の市議選左京区選挙区でトップ当選。皮肉にも民主の調査結果とのかい離はなく、擁立に動いたグループも「第三極」と位置付ける。村山氏の立候補に公明府本部幹部は「組織を引き締める契機になる」。弁護士の中村和雄(なかむらかずお)氏(53)=共産推薦=の陣営幹部も「食われる票はあるが、投票率が上がれば眠っている票も出てくる」と前向きだ。

 93年以降、4回連続で「二極」の京都市長選。第三極が絡む今回は、有権者の欲求を測るバロメーターとなりそうだ。【朝日弘行】

毎日新聞 2008年1月19日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080119ddf041010018000c.html

2094片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 22:53:09
2008/01/19-15:28 橋下氏先行、熊谷氏迫る=大阪知事選が終盤戦
 任期満了に伴う大阪府知事選は、27日の投開票に向けて終盤戦に入った。事実上、無所属3新人による戦いとなる中、自民党府連が推薦し公明党府本部が支持する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が高い知名度を背景にリードし、元大学教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=が激しく迫る展開。さらに、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=が、両氏を懸命に追っている。
 大阪市長選に続き、国政の与野党が三つどもえで激突。年内にも予想される衆院選をにらみ、各党とも総力を挙げた戦いを進めている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2008011900244

2095片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 23:56:01
府議補選に5氏 枚方市選挙区
2008年01月19日

 知事選と同日の27日に投開票される府議枚方市選挙区の補欠選挙(被選挙数1)が18日告示され、無所属元職で弁護士の小川真澄氏(63)、無所属新顔で元パン製造販売会社員の岡沢教子氏(38)、共産新顔で党地区副委員長の折口勲氏(51)、無所属新顔で元市議の西岡豊氏(59)、自民元職で元市議の出来成元氏(59)の5氏が立候補した。


 同市の清掃工場建設をめぐる官製談合事件で談合と収賄の罪で起訴された元府議、初田豊三郎被告(50)の辞職に伴うもの。事件当時、同市議だった初田被告は大手ゼネコンからわいろとして3千万円を受け取ったとして起訴されており、公共事業を巡る業者との癒着の問題や談合への姿勢も問われる。


 期日前投票は、26日までの午前8時半から午後8時まで市役所、津田支所、北部支所、南部生涯学習市民センターの4カ所で。投開票、期日前投票とも知事選と一緒に実施される。17日現在の有権者数は32万7708人。


――候補者一覧・届け出順――(被選挙数1−候補者数5)
氏名の右の数字は投票日現在の満年齢。【】数字は当選回数。略歴の(元)以下は前・元職。▽は学歴



・小川真澄(おがわ ますみ)63無元【3】


 弁護士(元)自民党支部長▽京大


・岡沢教子(おかざわ きょうこ)38無新


 (元)パン製造販売会社員▽鳥取県倉吉産業高


・折口勲(おりぐち いさお)51共新


 党地区副委員長(元)部品製造会社員▽鹿児島県出水工高


・西岡豊(にしおか ゆたか)59無新


 清掃用品リース会社長(元)市議▽大阪経大中退


・出来成元(でき しげちか)59自元【1】


 社福法人理事長代理(元)市議・衆院議員秘書▽大阪工大
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000801190002
朝日大阪

2096片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:00:55
20日投開票の大津市長選、大阪府知事選と同じ構図に
2008年01月18日 朝日滋賀
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801180076.html

 3候補が争う大津市長選は、20日の投開票を前に次期衆院選の前哨戦の様相を見せている。3氏とも無所属ながら、推薦支持は自民・公明VS.民主・社民VS.共産と、国政の主要政党が対決する構図で、27日投開票の大阪府知事選と同様だ。中でも2氏は地元選出の衆院議員と二人三脚。当初掲げた「市民党」は薄れ、政党色が濃くなっている。各陣営は一昨年、嘉田由紀子知事を誕生させた無党派の風も気にしながら、最終盤に突入した。(井上潜、橋本新之介)

 立候補しているのは届け出順に、自民、公明推薦で2期目を目指す現職の目片信(めかた・まこと)氏(66)、共産推薦の同党大津湖西地区副委員長の井上敏一(いのうえ・としかず)氏(55)、民主、社民が支持し、嘉田由紀子知事の支援組織「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)と連合滋賀も推薦する人材育成会社長の黄瀬紀美子(きせ・きみこ)氏(55)。

 目片氏は昨年9月に立候補を表明。当初は政党推薦を求めない「市民党」としていた。しかし昨年12月、黄瀬氏が出馬意向を示したことから方針を転換、告示直前に自公から推薦を得た。

 05年総選挙で民主の川端達夫氏に勝った自民の上野賢一郎氏は告示の13日、目片氏の第一声に駆けつけ、個人演説会もほとんど出席。臨時国会が閉会した15日夜も演説会に出て「帰りの新幹線の中も走ってきました」。1期目の実績と「福祉の充実に力を入れたい」と訴える目片氏の前にそう話し、盛り上げた。

 黄瀬氏も立候補会見で「市民党で戦う」と標榜(ひょうぼう)。民主は緩やかな「支援」の立場だったが、自民の目片氏推薦が決まると1段階上の「支持」に切り替えた。比例で復活当選した党副代表の川端氏は、東京と往復して黄瀬氏の会合に参加、告示後も街頭に立つ。自身の新年会に黄瀬氏を招き、マイクを握った。「野党の正月は今年で最後。来年の正月は与党の議員として迎えたい」

 井上氏は「国民健康保険料を引き下げ、命と暮らしを守る市政をつくる」と主張する。選挙カーで市内をくまなく回り、街頭演説を繰り返す。出陣式には、共産の井上哲士(さとし)参院議員が応援に駆けつけ、「新しい政治の流れを広げよう」と訴えた。

 各陣営は嘉田知事を押し上げた無党派層の動向もにらむ。黄瀬氏はパンフレットやポスターに知事との写真や、知事のキャッチフレーズ「もったいない」の言葉を盛る。「無駄をなくし、今ある人やモノをいかす政治をしたい」との訴えや手法は嘉田知事そっくり。知事は選挙応援をしないとしながら、9日の連合滋賀の新年会で黄瀬氏とともに壇上に上がった。

 目片氏も昨年末、嘉田知事と2人で写真を撮ったが、選挙戦では使っていない。今回は、知事選での新幹線新駅建設問題のような明確な争点がないことから、陣営は「嘉田知事の支持層はそれほど動かない」とみる。井上氏の陣営も「予測はつかないが、嘉田知事が誕生した時のような山が動くような様相はない」。

2097片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:44:13
2市長選あす告示
 八王子市長選と府中市長選があす20日告示される。

 ◆八王子 現、新一騎打ちか◆

 八王子市長選は27日に投票が行われ、開票は28日。これまでに立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の黒須隆一氏(65)(無所属=自民、公明推薦)と、新人で自然保護団体事務局長の橋本良仁(よしひろ)氏(62)(無所属=共産、社民、ネット推薦)の2人。

 自、公両党市議らの支援を受けて組織固めを進める黒須氏陣営に対し、橋本氏陣営は若者など無党派層の支持拡大に力を入れる。

 黒須氏は、公債費比率や市税収納率の改善、職員数削減など2期8年の実績を強調。今回は効率的な行政経営、全国レベルの大会が開催できる総合体育館の建設、高尾駅の南北自由通路整備のほか景観条例制定や「音楽のまちづくり」推進などを公約に掲げている。

 橋本氏は「自然を壊し、福祉を削る流れのままでは、みんなが元気にはなれない」と現市政を批判。圏央道高尾山トンネル工事の環境影響評価のやり直しを求めるほか、JR八王子駅南口再開発の計画見直し、住民投票を含む自治基本条例制定などを主張している。

 昨年12月2日現在の有権者は44万3534人。

 ◆府中 三つどもえの公算◆

 府中市長選は27日に投開票が行われる。これまでに立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の野口忠直氏(72)(無所属=自民、民主、公明、社民推薦)と、新人で元出版社社員の桑島耕太郎氏(47)(無所属)、新人で共産党地区委員長の志摩和寿氏(55)(無所属=共産推薦)の3人。

 野口氏は、子育て支援や高齢者福祉の充実、窓口の休日業務開始、小中学校の耐震改修など2期8年間の業績を強調し、3期目も「市民主役のまちづくりに励みたい」としている。

 民間人市長誕生を目指す桑島氏は、ごみ問題で「ダストボックスの存続と無料方式を継続させるため、高性能焼却炉を建設する」とし、市長の多選禁止、議員定数の削減も掲げる。

 出馬表明が遅れた志摩氏は「箱モノ建設を加速させる市民不在の市政を市民参加型に転換させる」とし、教育と福祉対策の推進や市民生活の支援を基本政策に掲げ、短期決戦に挑む。

 昨年12月2日現在の有権者は19万7092人。

(2008年1月19日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080119-OYT8T00024.htm

2098片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:48:24
大津市長選あす投票
3候補終盤戦白熱
 20日投開票される大津市長選で、再選を目指す現職の目片信候補(66)(自民、公明推薦)と、共産党大津湖西地区委員会副委員長で新人の井上敏一候補(55)(共産推薦)、人材育成会社社長で新人の黄瀬紀美子候補(55)(民主、社民支持)は18日も、厳しい冷え込みの中、選挙カーを走らせたり個人演説会を開いたりして、有権者に支持を訴えた。

 目片候補は17日まで、夜に個人演説会を3か所で開催。高齢者福祉や子育て支援の充実などに取り組んでいることを強調し、支持を訴えた。票の掘り起こしを図ろうと商店街など市内全域をくまなく回り、18日夜は大規模集会で陣営の引き締めを図った。

 井上候補は1日平均20か所でスポット演説を繰り返し、夜は40人規模の個人演説会を開いてきた。国民健康保険料の引き下げや巡回バスの充実、中学校給食の実施などを掲げ、「福祉が誇れる大津をつくる」と主張。19日は選挙カーで市内一円を回る予定だ。

 黄瀬候補は連日、選挙カーで市内を回り、「本気で大津を変える。人の力をいかす」と訴えてきたほか、早朝や夜は主要駅などに立って知名度アップに努めてきた。笑顔で握手に応じる市民は増えたが、「私は挑戦者」と気を引き締める。19日は市内を縦走する。

 投票は121か所で20日午前7時から午後8時まで(一部を除く)。開票は同9時20分から皇子が丘公園体育館であり、深夜には当落が判明する見込み。12日現在の選挙人名簿登録者数は26万1332人。

(2008年1月19日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080118-OYT8T00663.htm

2099片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:52:33
岩国市長選、女性票獲得に両陣営躍起

 岩国市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題を巡る、前市長・井原勝介氏(57)の辞職に伴う市長選(2月3日告示、10日投開票)で、立候補を予定する井原氏と衆院議員・福田良彦氏(37)(山口2区)の両陣営が、女性票の獲得に躍起になっている。

 告示を控え、女性だけの集会を開いたり、女性を意識した政策を訴えたりして、自身の考えや人柄を知ってもらおうと懸命だ。

 同市の有権者は昨年12月2日現在、12万3131人。このうち女性は約53%で、6万5362人に上る。投票率も女性が高く、前回(2006年4月)の市長選では、男性が63・59%だったのに比べ、女性は66・41%だった。

 井原氏は市長辞職後、市内数十か所でミニ集会を開いているが、各会場で女性の多さが目立つ。18日に同市横山の横山自治会館であった集会も参加者の約40人中、約30人は女性だった。

 井原氏は財政状況や米軍再編について考えを披露し、「財政が破たんして、税金が2倍3倍になるようなことはない」などと語りかけた。うなずいて聞き入る女性も多く、近くの主婦(43)は「内容が分かりやすく、親しみが持てます」と感想を語った。

 陣営は「気軽に話しかけるような性格や、実直に政策を訴える姿勢が受けるのでは」としている。29日には、後援会の下部組織「風ぐるま女性の会」の大集会を予定している。

 福田氏は17日、岩国市民会館で「女性の目線で現状を訴える会」を開いた。元市幹部の男性が「生活できる職場がなければ、子どもや孫は帰ってこられない。明るく元気な町にできるのは福田氏だ」と訴えた。

 子育て支援策や防災対策への質問に対して福田氏が応じ、「保育料、子供の医療費、給食費への援助などで、日本一子育てしやすい市にしたい」などと答えた。最後は「女性のパワーが大事。一緒に頑張りましょう」と締めくくった。

 陣営は「井原氏を支持する女性層をいかに取り込むかが勝敗を分けるポイントになる」と予測。28日にも後援会女性部の大集会を計画し、さらに対策を強化する構えだ。

(2008年1月19日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080118-OYT8T00803.htm

2100片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:56:15
期日前投票、前回の2倍超
大津市長選
 大津市長選の期日前投票が19日に締め切られた。投票者数は計7142人で、2004年の前回市長選(3385人)の2倍を上回った。男性は3518人、女性は3624人だった。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011900141&amp;genre=A2&amp;area=S10

2101片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 19:55:22
橋下氏先行、追う熊谷氏 大阪府知事選、4割は未定 '08/1/20

--------------------------------------------------------------------------------

 無所属新人五人が争っている大阪府知事選で、共同通信社は十九、二十の両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して終盤情勢を探った。自民党大阪府連と公明党大阪府本部が支援する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が先行し、民主など三党が推薦する元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)が激しく追う。共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)は伸び悩んでいる。

 ただ四割が投票する候補者をまだ決めておらず、二十七日の投開票日に向けて、無党派層を中心とした有権者の今後の動向が当落を大きく左右しそうだ。

 調査によると、九割近くの有権者が「大いに関心がある」「少しは関心がある」と回答。昨年十一月の大阪市長選に続いて、府知事選では三十三年ぶりに国政の与野党が対決する構図となり、有権者の関心が高まっていることがうかがえる。

 支持政党別では、橋下氏が自民、公明両党の支持層のうち約七割を固め、無党派層への浸透でもほかの候補を大きく引き離している。

 熊谷氏は民主党支持層の六割を固めた。ただ同党支持層のうち二割以上が橋下氏に流れている。梅田氏は共産党支持層を固めたが、無党派層などへの広がりがない。

 投票で重視する基準については四割が「候補者の政策内容」と答え、三割が「候補者の人柄、政治姿勢」を挙げた。

 また当選後、最優先で取り組んで欲しい課題としては「景気対策」「財政再建」が多かった。

 保護司杉浦清一氏(59)と元中学教諭高橋正明氏(65)は苦しい。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801200284.html


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板