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第26回参議院議員選挙(2025年)
1
:
OS5
:2023/06/29(木) 08:11:56
2022年
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1612782754/l20
2019年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1468813199/l20
2016年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/l20
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l20
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l20
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l20
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l20
1010
:
OS5
:2025/07/14(月) 22:20:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/854e857f7d6cd7265f021fed59d511bd86b3fafc
参政攻勢で関西の構図一変 維新は牙城の大阪で2人目苦戦、自民は和歌山で劣勢 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:28配信
産経新聞
参院選情勢調査では、関西でも参政党が支持を広げている状況が明らかになった。改選数2以上の「複数区」で参政が議席争いに加わり、従来の構図が一変。自民、公明両党や日本維新の会など主要政党が苦戦を強いられている。
維新は本拠地の大阪選挙区(改選数4)で過去3回いずれも2議席を獲得し、今回も新人2人の当選が「至上命令」(ベテラン議員)とされる。1人は優勢だが、参政の攻勢などを受けて2人目が最後の議席を争う。
過去4回の選挙で議席を得ている兵庫選挙区(改選数3)でも新人が厳しい戦いを強いられ、吉村洋文代表ら党幹部が集中的にてこ入れ。京都選挙区(改選数2)では新人が自民や共産党の現職と競り合っている。
逆風下の自民は、失言した鶴保庸介参院議員の地元の和歌山選挙区(改選数1)で劣勢を余儀なくされている。滋賀選挙区(同)で新人が優位に立ち、京都や大阪で他党と激しく争う。
「常勝関西」復活を懸けた公明は、大阪と兵庫の議席死守が必達目標だが、いずれも参政などが加わった混戦を抜け出せず、予断を許さない。
関西6府県の比例代表の投票先をみると、京都と奈良を除く4府県で参政が2位となった。維新は大阪で1位、京都で2位だが他県で苦戦している。自民は大阪を除く5府県で1位だった。(清宮真一)
1011
:
OS5
:2025/07/14(月) 22:21:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6144c08e07dac72f983676069e02a769fbfc75f8
自公、参院過半数は困難か 自民は比例区でも苦戦 朝日終盤情勢調査
7/14(月) 21:30配信
朝日新聞
情勢調査に基づく議席推計
7月20日投開票の参院選について、朝日新聞社は13、14の両日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を行った。取材で得た情報も加え、終盤情勢を探った。自民、公明の与党は序盤情勢より劣勢となり、非改選を含む定数の過半数(125議席)の維持は困難な情勢となっている。自民は比例区も苦戦し、選挙区とあわせて30議席台半ばとなる公算が大きい。国民民主は伸長、参政は勢いを強め、いずれも改選議席数を大きく上回る情勢だ。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区と比例区でいずれも4割おり、情勢が今後変わる可能性がある。
朝日新聞社
1012
:
OS5
:2025/07/15(火) 13:13:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/51fb3061f420d77a3348a9f228cb1c331a8bfc3e
コメ騒動で揺れる農業票…東北6県はいずれもカギ握る「1人区」
7/10(木) 5:00配信
読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<1>
1
/
2
(写真:読売新聞)
4日、水田地帯が広がる福島県白河市。地元産コシヒカリのコメ袋が置かれた農産品直売所に首相で自民党総裁の石破茂(68)が姿を見せた。待ち受けた農家が「農家が稼げるコメの単価でお願いします」と直訴すると、農相経験がある石破は「生産者と消費者どっちの前でも同じことを言う農政をやりたい。農業が次の時代に続くよう一生懸命努力する」と約束した。
この懇談は、参院選の福島選挙区に出馬した自民の森雅子(60)の応援で来県した石破側が「生産者重視の姿勢を示す」(周辺)ために開催を要請した。
高騰したコメ価格は、政府備蓄米の放出効果で下落に転じた。消費者は好感したが、福島などのコメどころでは、収入が減りかねないと懸念する農家も多い。自民と蜜月関係を築くJA(農業協同組合)でも不安の声が出ている。
4日に同市で開かれた森の集会では、地元のJA組合長が「備蓄米の価格が新米の価格になれば、農家はコメづくりをやめてしまう」とクギを刺した。森は何度もうなずいたが、直後の演説でコメ問題に触れなかった。「農業者が働いたお金で家族で楽しく暮らせるようにしたい」と唱えたこともあるが、選挙戦での言及は少ない。「生産者と消費者双方への配慮を伝えきれない」(陣営幹部)ためだ。
自民と農家に生じた微妙な距離に好機を見いだそうとしているのが、立憲民主党の石原洋三郎(52)だ。「農家が『やっていける』と思える農業を訴えている」と強調し、農業票の取り込みを図っている。
「自民党に対する厳しい風が吹いている。深く反省し、出直していく」
法相や少子化相を歴任し、福島選挙区で4選を目指す自民党の森雅子(60)は6日の福島県田村市での集会で危機感をあらわにした。党勢低迷に加え、所属した旧安倍派の政治資金パーティー収入の政治資金収支報告書への不記載問題で批判を浴びたためだ。公明党は推薦を出さず、「強力なる心情的支援」(県本部)にとどめた。
そんな逆風下の森が気をもむのが、自民の支持基盤といえる農業票の行方だ。JA(農業協同組合)職員ら約7000人で構成する県農業者政治連盟(県農政連)から推薦は得た。ただ、JA内では、コメ価格引き下げの旗振り役となっている農相の小泉進次郎(44)が志向する農政改革への警戒感が根強い。森は「心配している農家が多い」と漏らす。
東日本大震災後の風評被害に苦しんできた福島の生産者は、とりわけ価格動向に敏感だ。6月15日、当時、県農政連委員長だった管野啓二(72)は南相馬市に足を運んだ小泉と向き合い、「生産者、流通業者、消費者がそれぞれ納得できる価格」が必要だと迫った。
コメ問題に向ける目線は、消費者と生産者で異なる。それゆえ、森は小泉農政の評価に踏み込むことに慎重だが、そろりと農家寄りの立場をアピールし始めた。9日にはインスタグラムに「私の祖父母も農家だ。農家が農業を続けられるような価格に落ち着くように頑張ります」と投稿した。
福島を含む東北6県はいずれも改選定数1の「1人区」で、自民は情勢で守勢に回っている。自民執行部は「福島は死守したい」とし、最重点区に位置づける。首相で自民党総裁の石破茂(68)は7日、4日に訪れた白河市の市長、鈴木和夫(75)の電話を鳴らし、「首長さんが頼りなので力を貸してください」と頼み込んだ。
1013
:
名無しさん
:2025/07/15(火) 13:13:23
対する立憲民主党の石原洋三郎(52)の陣営は、「消費者目線の改革だ」と小泉農政を攻撃する。立民幹事長の小川淳也(54)は4日、郡山市の街頭に立ち、政府備蓄米の放出を進めた小泉に矛先を向けた。「人気があるから悪口言うのは怖いけど、放出しているのは、あんたのコメじゃない。有事に備えた頼みの綱だ」
5日、矢吹町の農産品直売所前。石原は農家ら約70人を前に、政府・自民の農政批判を繰り広げた。「コメ不足は今までの政治の結果だ。農業が盛んで地方が元気だったら、問題は出てこない」と断じ、今回の参院選が、コメ政策の「大きな分岐点になる」と呼びかけた。
2009年から12年に民主党衆院議員を務めた石原はこの日の演説で、民主党政権が実施した「農業者戸別所得補償制度」にも触れた。立民は、この制度を拡充し、農地面積に応じて交付金を払う新制度を公約で掲げる。石原は周囲に「農家から制度導入を望む声が届く」と手応えを語る。
農家が安定した収入を得られ、消費者が安心して購入できるコメ価格。その両立に必要な改革は何か。明快な答えは見つからないまま、「令和の米騒動」で揺れる農業票の争奪戦が熱を帯びている。(敬称略)(堀和彦、福島支局 山波愛)
1014
:
OS5
:2025/07/15(火) 13:13:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2b2b35df1d569adec251fe32207eb284bea8e88
自民幹事長お膝元、保守王国の鹿児島で「重鎮の娘」反乱…野党系が擁立
7/11(金) 5:00配信
読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<2>
(写真:読売新聞)
「我が胸の燃ゆる思いに比べれば 煙はうすし桜島山」
【図】一目でわかる…「政権交代」望む声、どれぐらいあるか(読売世論調査)
公示日の3日、明治維新の立役者・大久保利通の銅像に臨む鹿児島市の広場。参院選の鹿児島選挙区に立候補した無所属の尾辻朋実(44)は、前参院議長の父・尾辻秀久(84)が2013年に比例選から同区に転じた時と同じ言葉で第一声を始めた。秀久は6期36年の任期を終えて引退する参院自民党の重鎮だ。
(写真:読売新聞)
だが、この日、朋実と初陣を共にしたのは、自民でなく、立憲民主党や社民党県連の幹部らだ。立民は「秀久さんの娘が自民に砂をかけて出てきた」とアピールし、保守王国での「反乱」への支持拡大を狙う。
〈秀久のむすめ〉。朋実は5日、背中側にこう大書したタスキをかけて繁華街の天文館交差点に立ち、「父が生まれ育った地区からスタートした」と切り出した。
秀久の秘書を務めた朋実は昨年夏、秀久の後継を決める自民県連の候補者公募に挑むも、選外になった。選ばれたのは、自民の園田修光(68)。衆院と参院での議員経験や有権者への浸透ぶりで軍配が上がった。
公募結果を受け、「引き抜き」に動いたのが、立民衆院議員の川内博史(63)だ。川内は昨年11月、野党系からの擁立の許しを得ようと秀久に直談判した。拒絶も覚悟したが、秀久は「娘は娘の人生がある。自分で決めるだろう」と応じた。
秀久と長年戦った立民の支持団体には、朋実の支援に抵抗もあった。朋実を推薦した連合鹿児島の会長、下町和三(65)は「勝てば政治の地殻変動が起きる。劇薬だが、のみ込んだ」と振り返る。共産党も立候補予定者を取り下げ、野党は事実上、一本化した。
鹿児島は自民幹事長、森山裕(80)のお膝元だ。鹿児島市議出身の森山は県連会長として県政界も取り仕切る。郵政民営化に反対した森山は05年衆院選は無所属で出馬し、自民の「刺客」を破った。盤石な支持基盤を誇り、保守王国は「森山王国」でもある。
「森山幹事長に(候補者に)選んでいただき、また皆さんの声を国会に伝えられる」
園田は10日、鹿児島市で支持を呼びかけた。全国を回る合間を縫って森山も駆けつけ、「本当に厳しい戦いだ。何としても勝ち抜かないといけない」と力を込めた。森山は公示日の朝には園田に電話し、「絶対に勝たないといけない。総力を挙げてやる」と激励した。
鹿児島が改選定数1の「1人区」となった01年以降、負け知らずの自民は組織戦で迎え撃つ。ある県議は「薩摩隼人(はやと)は筋を通さないのが嫌いだ。団体を徹底的にまとめる」と意気込む。JA(農業協同組合)の政治団体「県農民政治連盟」や県遺族連合会など有力団体の推薦状が選挙事務所の壁を埋め尽くす。
ただ、遺族連合会事務局長の朝広三雄(80)は「頭が痛い」とこぼす。秀久が1985年から会長を務めているためだ。「秀久が方々に電話で朋実支持を呼びかけているようだ」との臆測も飛び交う。
2日には森山と党紀委員長の連名で「非公認・非推薦候補者への応援は絶対に許さない」との通達が出た。党内では、鹿児島も念頭にあると受け止められた。
疑心暗鬼にさいなまれる自民の敵対心は、朋実の出馬を容認した秀久に向く。地元入りを控えてきた秀久が選挙中に朋実陣営の応援に入るかどうかに自民は神経をとがらす。自民県連幹部は「何十年と議員を務められたのは自民と森山会長の支えがあったからだ。二度と鹿児島の土は踏ませない」といきり立つ。
「圧倒的に自民優位な土地柄」(立民衆院議員)ゆえ、朋実が当選後に自民入りするとの見方もくすぶる。朋実は支援者から「選挙後、どうせ自民に帰るんだが」と問われ、「森山幹事長にケンカ売ってるんです。ほんな復帰させるはずがない」と答えたこともあった。
野党系陣営の結束を乱しかねない「復帰説」を打ち消すため、朋実はこう宣言している。「片道切符を握った人間だ。帰るところはない覚悟で戦っている」
(敬称略)(阿部雄太、鹿児島支局 小林未南)
1015
:
名無しさん
:2025/07/15(火) 13:14:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf3740025f7ffcf6589e7cc5c0f052423b964a1e
「風を読む小池が来ないのは、こちらに吹いてないからだ」…気をもむ「百合子票」の行方
7/12(土) 5:00配信
読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<3>
(写真:読売新聞)
全国最多の7議席を争う東京選挙区。候補者32人の論戦は白熱している。
【写真】政見放送で胸元あらわに「お友だち登録してね」
「自民党は逆風だが、今こそ立ち上がって前に進まなければいけない」
スケートパークなどのスポーツ施設が立ち並ぶ東京・渋谷の宮下公園前で3日、競泳をイメージした水色シャツ姿の自民新人の鈴木大地(58)は汗だくになりながら声をからした。
1988年ソウル五輪・競泳の金メダリスト。安倍内閣下で初代スポーツ庁長官を務めた知名度の高さから、自民の「2人目」として、旧安倍派衆院議員の萩生田光一(61)らが5月下旬に急きょ担ぎ出した。
前哨戦となる都議選で過去最低議席の惨敗を喫した直後の6月24日、党本部で開いた鈴木の選対会議。都連所属の萩生田は「鈴木大地一本で行く。極めて偏った活動をしなければ勝てない」と強調した。都議選の「2人区」以上で複数当選はゼロだったとも強調し、「鈴木シフト」に理解を求めた。
反発を強めるのが前厚生労働相で、党参院議員会長の武見敬三(73)だ。日本医師連盟など厚労系を中心とした約300団体の支援を受けて6選を目指すが、直近2回は最下位当選。選挙基盤は盤石とは言えず、「政治とカネ」を巡る党への逆風も重なる。
武見は公示前、都連会長の井上信治(55)に「党の支援団体は平等に割ってほしい」と懇願したが、井上は鈴木の擁立を土壇場で決めた負い目から、いったん難色を示した。しかし、武見の情勢が厳しいことを踏まえ、井上は今月11日、自民系の業界団体に対し、武見を支援するよう要請した。
都連は2013年から続く「2人当選」を目指し、都知事の小池百合子(72)が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が都議選で得た約104万票に狙いを定める。
都議選では激突したものの、小池は国政との連携を重視し、参院選は自民、公明両党を応援すると表明しており、無党派層が多いとされる「都民ファ票」の取り込みに注力する。
小池は11日夜、都内のホテルで開催された武見の演説会に駆けつけ、「国政と都政にとって必要だ」と持ち上げてみせた。これに対し、陣営は「街頭には来てくれないので、支持は広がりにくい」と冷淡で、自民内も「小池支持層が今更流れてくるとは思えない」と見る向きは多い。
一方、強気の姿勢を見せるのは国民民主党だ。東京で一度も議席を得たことはないが、世論調査の政党支持率で野党1位だった勢いに乗り、4月に新人の牛田茉友(40)と奥村祥大(31)の2人擁立を決めた。
アナウンサー出身の牛田が無党派層に浸透し、元会社員の奥村は党の支持母体である四つの民間産業別労働組合(産別)の組織票で引き上げる戦略を描いていた。
もっとも、その戦略には狂いが生じている。一つ目の誤算は、小池が自公の支援に回ったことだ。代表の玉木雄一郎(56)は小池が17年に結党した希望の党に合流し、良好な関係を築いてきた。昨年の衆院東京15区補欠選挙などで小池が推す候補を「公認並み」に支援した経緯もあり、小池の応援を期待していた国民民主選対幹部は「風を読むのがうまい小池が来ないのは、こちらに風が吹いていないからだ」と嘆く。
もう一つは、6月に比例選への擁立を見送った元衆院議員の山尾志桜里(50)が離党して無所属で出馬したことだ。山尾を巡る一連の騒動で党支持率は急落し、山尾は選挙戦で古巣を非難している。ただ、玉木は周囲に「2人当選のチャンスはある」と強気に語る。
立憲民主党は再選を目指す塩村文夏(47)と、昨年比例選で繰り上げ当選した奥村政佳(47)の現職2人の当選を期す。「共倒れ」を避けるため、東京23区を東西に分け、保守系が強い東部は塩村、立民が比較的強い西部と多摩地域は奥村ですみ分けた。それでも、都連幹部は「1議席死守のため、票をどちらかに寄せる可能性もある」と明かす。
その動向が全国に影響する首都決戦。公明新人の川村雄大(41)は党幹部らの支援を受けて街頭に立ち、3選を目指す共産の吉良佳子(42)は消費税減税を訴えている。
日本維新の会は6年前に議席を得た前参院議員の音喜多駿(41)、れいわ新選組は元衆院議員の山本譲司(62)を立てた。躍進が見込まれる参政党は新人のさや(43)を公認し、日本保守党の小坂英二(52)ら多くの新人も立候補している。(敬称略)(谷口京子、薦田大和)
1016
:
OS5
:2025/07/15(火) 13:14:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca571f64f85504be06c7bb8a18886c7565a43f60
土俵際だった小沢王国、自民の「政治とカネ」で風向き変化…繰り広げられる因縁の決戦
7/13(日) 8:00配信
読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<4>
「小沢王国」で因縁の対決が繰り広げられている。
【ボートマッチ】20の質問であなたの考えに近い政党・候補者が分かる!
小沢一郎衆院議員と鈴木総務会長
立憲民主党衆院議員の小沢一郎(83)が参院選の岩手選挙区で野党共闘体制を築き、そこに小沢の元側近で自民党の平野達男(71)が「どぶ板」戦術で挑む構図だ。
(写真:読売新聞)
10日、すっかり日焼けした平野は滝沢市のスーパーの駐車場に立ち、「もう一度、国政に戻してください。とにかく、もう一回国政に戻してください。それが最も訴えたいことだ」とかれ気味の声で支持を求めた。
衆院岩手2区選出で自民総務会長の鈴木俊一(72)も駆け付け、「物価高対策は、どの党よりも確実に責任を持って前に進めている」と強調した。
2019年参院選で落選し、一度は引退を覚悟した平野は1月から広い県内をくまなく歩いてきた。
公示が迫った7月1日、平野は二戸市の薬局前で車を降り、店に入ると「ごあいさつに歩かせてもらっています」と頭を下げた。この日は午前中だけで企業や店舗を14軒回った。2日には北上市で、中学の同級生と一緒に商業施設の前で買い物客に語りかけた。「新人議員じゃできない選挙だ。最後、蛮勇を振るって訴え、活路が開けるかもしれないという思いで立った」
迎え撃つ小沢は今回、19年参院選では無所属の野党統一候補として勝利し、その後立民入りした横沢高徳(53)を立民公認で擁立した。さらに、共産党や連合などとのパイプを駆使し、横沢支持でまとめ上げた。
3日、盛岡市での横沢の第一声には、立民、共産、社民各党や連合の地元幹部が顔をそろえた。
小沢がマイクを握ると、約400人の聴衆から大きな拍手がわき起こった。小沢は「野党がまとまって政権を取って、働く決意がないといけない。野党共闘の原点は岩手から始まった。全国のモデルとなって、国会にもう一度送ってもらう」と自信を見せた。
パラリンピック選手だった横沢は「健常者としての視点と車いすから見える視点、両方から社会を捉え、国民の生活が第一の政治を実現する」と誓った。「国民の生活が第一」は小沢が民主党離党後に作った政党名でもある。
平野と小沢は、今回参院選で注目される消費税を巡っても確執が深い。
小沢は12年、民主党政権が自公両党と合意した、消費税率を段階的に10%に引き上げる「社会保障と税の一体改革」に反対し、民主党を離れた。復興相だった平野は民主党に残り、自由党時代から政治行動を共にしてきた小沢とたもとをわかった。19年参院選では、小沢が支える横沢が消費税率10%への引き上げに反対し、平野は賛成した。
今回も同様の論戦が続く。横沢は「生きていくために必要なのは食べ物だ。食料品にかかる消費税減税を進め、(税率)0%を実現する」と唱える。平野は「減税と言う野党に政権を任せるわけにはいかない」と与党の責任を前面に出し、財務相経験を持つ鈴木も野党の減税論は「無責任だ」と主張する。
厳しい戦いを強いられる平野だが、一時は鈴木らと共に「王国」を崩壊寸前まで追い込んだこともあった。
21年衆院選の岩手3区では自民候補が小沢を破った。1969年に初当選した小沢の選挙区での初の敗北だった。22年参院選の岩手選挙区でも自民候補が30年ぶりに勝利した。自民党離党後に2度の政権交代を主導した小沢の復権を恐れる自民党本部が岩手を重点的に支援し、その選挙体制を平野は裏方で支えた。
小沢の政治力に陰りが見えるようになっていたにもかかわらず、昨年以降、自民への風向きは一変した。「政治とカネ」の問題が岩手の自民議員に相次いで発覚したためだ。昨年10月の衆院選の岩手3区は小沢が制し、威信を取り戻した。自民の順風時に復帰待望論が広がっても、世代交代をすべきだとの考えだった平野は自らが出馬するしかないと腹をくくり、今に至る。
政党を作っては壊しながら非自民勢力の結集にかけてきた小沢と、小沢つぶしに心血を注ぐ自民の戦いは30年を超えてなお決着がついていない。(敬称略)(荒木香苗、盛岡支局 冨田駿)
1017
:
OS5
:2025/07/15(火) 13:15:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41c5559203e83b3b2eeb50c94dbfb1c089a643
維新の会「大阪夏の陣」、発祥地で2議席死守に躍起…「家族で均等に票を割って」
7/15(火) 11:41配信
読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<5>
(写真:読売新聞)
日本維新の会が、発祥地の大阪で「夏の陣」に臨んでいる。
【一覧】参院選2025の大阪選挙区(改選4)の候補者
大阪市有数の繁華街・難波。海外からの大阪・関西万博の来場者らも行き交う3日、選挙カーの上に立った維新代表で大阪府知事の吉村洋文(50)は「大阪から日本を変えていく」と声を張り上げた。
昨年の衆院選敗北を受けて党再生を託された吉村。初めての国政選の第一声には、左胸に「次世代のために」とあしらった黒色のポロシャツ姿で臨んだ。党創設者の橋下徹(56)が掲げていたフレーズを引き継いだもので、結党の原点に回帰する意味を込めた。
「大阪で負ければ、恐らく維新は崩壊する」。新人の岡崎太(57)は4日、河内長野市での集会でこう危機感をあおった。後に続いた新人の佐々木理江(42)も「大苦戦している。何とか2議席、守らせていただきたい」と頭を下げた。
維新は2022年参院選比例選で改選野党第1党に躍進したが、その後は万博の会場建設費の上振れや相次ぐ不祥事が批判を招き、支持率は伸び悩んでいる。
「結党から10年以上たち、大阪でも有権者に飽きられてきた」
元代表の松井一郎(61)は最近、周囲にこう語った。実際、昨年の衆院選で維新が大阪で得た比例票は約115万票で、22年参院選から約30万票減っている。
大阪選挙区では16年以降、3回連続で2議席を得る底力を見せてきたが、当選した2人の得票差が開くこともあった。今回は19人で4議席を争う構図となり、均等な票割りが「2人当選」のカギとなる。
岡崎と佐々木は、6月まで大阪市議だったため、府全域での浸透は道半ばで、支持者から「どっちに投票したらええんか」との声が寄せられた。党は府内の議員約300人を両陣営に分けて支援し、「2人当選のため、家族で均等に票を割って」と呼びかけている。
それでも、党は「佐々木が先行し、岡崎は当落線上」と分析し、週末の12、13日は岡崎を集中的に支援するよう求める内部通達を11日付で出した。「2名当選は至上命令」と記しており、幹部は「後から出来た国民民主党や参政党が追い上げてきている。佐々木に票が偏れば、1議席にとどまる可能性もある」と狙いを明かす。14日以降も「岡崎シフト」を続ける構えだ。
一方、21年、24年の衆院選で、候補を擁立した府内15小選挙区で維新に全敗を喫した自民党は「反維新」の急先鋒(せんぽう)を立てた。
「大阪を変えなきゃいけない。『ニュー柳本』になって新しくやり直す」
3日昼、大阪市役所前で演説した府連会長の青山繁晴(72)がこう紹介すると、前衆院議員の柳本顕(51)は「今までの柳本とちゃいまっせ」と強調してみせた。
柳本は大阪市議を5期務め、維新の看板政策だった大阪都構想を批判してきたイメージが強い。今回は、維新が3回目の挑戦を模索する都構想への反対論は封印している。
柳本の擁立を巡っては、現職の太田房江(74)を推した党本部と公募を求めた府連が対立し、公認決定が6月中旬にずれ込んだ。政権与党でありながら、4枠を争う大阪は苦戦が予想される。維新に流れたかつての自民支持層を取り戻そうと、党を挙げた支援が続く。
今月11日には幹事長の森山裕(80)が大阪入りした。府連の選対会議で「現状では重点選挙区にせざるを得ない」と厳しい情勢を説明した上で、「落とせない選挙区。今一度奮起してほしい」とげきを飛ばした。
参政党は宮出千慧(40)が出馬した。代表の神谷宗幣(47)は「最初の本拠地は大阪。一番政党支持が高いのは近畿だ」とアピールする。神谷は大阪府吹田市議時代、知事だった橋下と連携を模索した時期もあり、大阪へのこだわりは強い。
「常勝関西」と呼ばれる地盤を築いてきた公明党は杉久武(49)が3選を目指す。昨年の衆院選では府内4小選挙区で維新に全敗し、支持母体の創価学会の集票力の陰りも指摘される。府本部幹部は「これまででもっとも厳しい参院選だ」と焦りを募らせている。
過去3回、議席を独占してきた自民、公明、維新が勢いに乗り切れない中、国民民主は医師の渡辺莉央(30)を公認した。代表の玉木雄一郎(56)は「新しい選択肢に1票を託していただきたい」と呼びかけ、初の議席獲得を期す。立憲民主党は橋口玲(56)、共産党は清水忠史(57)のいずれも新人を擁立。歌手の世良公則(69)らも立候補している。(敬称略)(山本貴広、大阪社会部 浅野友美)
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OS5
:2025/07/15(火) 13:22:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5ff22948d303562614ff12c03af4de738fd1ef6
参院選の投票率は? 初の連休中日、若干上昇の予想も…関係者「50%超えて」「自民候補に有利」 長崎
7/15(火) 10:30配信
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コメント34件
長崎新聞
参院選投票率の推移
参院選は20日の投開票まで1週間を切った。戦後の国政選挙で3連休中日に投票日が設けられたのは初めて。行楽などで外出する人が増えるとして低投票率を懸念する声がある中、長崎選挙区では直近2回が5割を下回っており、行方が注目される。各陣営は勝敗に影響する投票率に気をもむが、希望的観測を含め、前回を若干上回るとの予想も聞かれる。
2022年参院選の同選挙区の投票率は48・72%。台風の影響で激しい雨が降り、過去最低を記録した19年参院選(45・46%)を約3ポイント上回ったものの、全国(52・05%)を3ポイント超下回り、同選挙区で過去2番目の低さだった。
同選挙区の期日前投票は今回、投開票日1週間前時点(累計10日間)で有権者(選挙人名簿登録者数)の8・82%が投票。前回の同時点(累計11日間)と比べ、1・88ポイント増加している。県選管は、仕事やレジャーなどで20日に投票できない有権者に、期日前投票の利用を呼びかけている。
共産新人の筒井涼介候補(31)陣営は「物価高の中で、暮らしを守ってほしいという多くの願いを聞いている。県民にとって関心が高い選挙」として、前回と比べ投票率がアップすると期待。街頭でも「1票で政治が変わる」と訴え、有権者に投票を促している。
自民現職の古賀友一郎候補(57)陣営。党県連の加藤竜祥会長は「50%は超えてほしい」とするが、「盛り上がりを感じない」とこぼす。投票日が連休中日であることも懸念し「与党の実績を訴え、有権者や団体の票を地道に積み上げていくしかない」と話す。
参政新人の黒石隆太候補(33)陣営は、交流サイト(SNS)を活用した選挙活動を展開していることで、前回より20〜40代の投票率が上がると予想。「生活苦を抱く人が投票率を押し上げる可能性がある」として、前回より若干上昇との見方を示す。
国民民主新人の深堀浩候補(59)陣営は、連休中日に「(投票率は)伸びにくい」とみており「組織票を持つ自民候補に有利」と危惧。「勝つためには投票率を上げることが必要」として「難しいと思うが、6割を目指すつもりで活動する」と追い込みをかける。
投票率は天候にも左右されやすい。長崎地方気象台によると、20日の本県の天気は晴れ時々曇りの予報(14日午後5時時点)。
長崎選挙区には他に、政治団体「日本誠真会」新人の高谷喜久雄候補(63)と政治団体「NHK党」新人の神谷幸太郎候補(49)も立候補している。
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:
OS5
:2025/07/15(火) 15:15:37
https://mainichi.jp/articles/20250715/k00/00m/010/106000c
無風選挙続いた和歌山に異変 保守分裂、野党乱立で7新人舌戦過熱
駒木智一
毎日新聞
2025/7/15 12:37(最終更新 7/15 12:37)
厚い保守地盤に支えられて自民党が独占し、無風の選挙が続いてきた参院選和歌山選挙区(改選数1)に異変が起きている。「二階王国」を築き上げた自民党元幹事長の三男・二階伸康氏(47)と、派閥裏金事件で離党した旧安倍派の実力者、世耕弘成氏が支える望月良男氏(53)による激しい保守分裂に加え、野党候補も乱立。史上最多の7新人が立候補する混戦は20日の投開票に向けて舌戦が過熱している。
9日夜、世耕氏は初めて望月氏と並んでマイクを握った。場所は二階氏の地元・御坊市だ。世耕氏は神妙な表情で聴衆に語りかけた。
「冒頭、おわびから入らなければなりません。県選出の国会議員の一人が能登の地震に関してとんでもない発言をしました。県民の皆さんにも恥ずかしい思いをさせている」
「県選出の国会議員」とは鶴保庸介参院議員のことで、「とんでもない発言」とは前日の「運のいいことに能登で地震があった」との発言を指す。鶴保氏は地方から都市部への人口流出に対する危機感を語り、地方の関係人口創出が必要と主張する流れで発言。失言と認め9日午前には発言を撤回する会見を開いたが「謝罪になっていない」との批判も起きたさなかだった。
世耕氏のおわびに耳を傾けていた60代の男性は…
1020
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OS5
:2025/07/15(火) 15:16:50
https://www.tokyo-np.co.jp/article/420858
ファーストネーム系通称候補「さや」「かずえちゃん」「蓮舫」…家族にこだわる国・日本の選挙は意外と自由?
2025年7月15日 06時00分
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20日の投開票まで1週間を切った参院選。最近の傾向なのか、通称を使う候補者たちがいる。特徴的なケースの一つが、名字を出さないパターンだ。選択的夫婦別姓制度など、姓に関する議論もあるが、姓自体は日本社会に定着し、身元を表す材料となっている。目を引くためなのか、何なのか。(木原育子)
◆「少し軽い感じ」「インパクトあっていい」
参院選で姓を出さない選挙区での主な候補者は、東京のさや氏(参政党)や福井のかずえちゃん氏(立憲民主党)だ。比例代表では元参院議員の蓮舫氏(同)がいる。
参政党は選択的夫婦別姓に反対し、家族が一つの姓を名乗ることを重視しているが、選挙で姓を名乗らないことには寛容なようだ。
姓は出さず「通称」で参院選を戦う、参政党のさや氏(東京選挙区、写真左)と立憲民主党の蓮舫氏(比例代表)
こうしたファーストネーム系候補を街の人はどう思っているのか。14日、東京・霞ケ関駅周辺で聞いた。
元公務員の女性(62)は「何者かなとは思う。目を引くという意味では効果ありだが、少し軽い感じ」と否定的にみる。警備員の増渕敦さん(42)は「SNSのハンドルネームなどファーストネームだけで表現する機会は増えていて、あまり違和感がない」と話した。福岡から出張中という会社員の男性も「政治家の名前と顔が一致しない中でインパクトがあっていいのではないか」と意に介さぬ様子だ。
◆首都圏各地の「さや」候補陣営は
歌手でもあるさや氏は、音楽活動の通称で立候補を届け出た。くしくも「さや」が名前にある候補者は、首都圏の選挙区で他にもいる。姓名で届け出ている彼女らはどのように感じているのか。
「姓名」で届け出ている、公明党の佐々木さやか氏(神奈川選挙区、左)と、国民民主党の小林さやか氏(千葉選挙区)
神奈川選挙区の佐々木さやか氏(公明党)陣営の担当者は「『さや』はルールの範囲内ではある。その人のキャリアを生かした名で活動を続ける権利はあり、認めていくべきだ」と話す。
一方、千葉選挙区の元NHK記者の小林さやか氏(国民民主党)陣営は「名前だけにする目的って何なのか。流行なのか、投票してもらうためなのか」と首をひねった上で「小林も通称名(旧姓)だが、記者時代からこの姓名で活動してきた。友人から『さや』と呼ばれることもあるだろうが…うーむ」と言葉が続かない。
1021
:
OS5
:2025/07/15(火) 15:38:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f7f83713b4e5f67c92b87135896bd5c34a04f4e
東京で2人当選目指す立憲、「戦略的投票」で大波紋 塩村氏は同僚議員に異論「私は落選してしまいますよね」
7/15(火) 14:00配信
J-CASTニュース
立憲民主党は東京選挙区で2人の当選を目指している(写真は党本部)
参院選(2025年7月20日投開票)立憲民主党公認で出馬している塩村文夏参院議員が7月14日、同党の小西洋之参院議員によるX投稿に異論を唱えた。
【画像】塩村氏は「私は落選してしまいますよね」と反発、削除されたポストをみる
■「自民に二議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票を」
発端となったのは、小西氏による東京選挙区での「戦略的投票」を呼びかける投稿だった。立憲は、東京選挙区に現職の奥村政佳氏と塩村氏の2名を擁立している。
こうした中、小西氏は、小西氏の元秘書で、同党の五十嵐衣里衆院議員による「終盤に向けての最重要ミッション。立憲2議席確保に向けてあと一歩のおっくんに戦略的投票を!」との投稿を引用し、「どの調査報道も東京選挙区の最後の第7枠は、立憲のおくむらまさよしと自民の二番手の争いで決まりとなっています」と説明。
その上で、「自民に東京で二議席を与えれば、参院で自公政治が続くことになります。立憲民主の支持者ではない方も、自民に二議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票をお願いします!」と呼びかけた。
「仲間の気持ちも考えられないのかな...」
小西氏による投稿後、塩村氏は「さすがにそれは失礼すぎる。仲間の気持ちも考えられないのかな...と」とポスト。
続く投稿では、小西氏のポストを引用しながら「小西さん どの報道調査もということはなく、まちまちです。本日午後のフジテレビの情勢調査は私が7番手、最新の朝日は5番手です」と反論した。
さらに、「結果は投票箱が閉まるまで分かりませんが、それを踏まえると、小西さんがおすすめする方法ですと、私は落選してしまいますよね」と疑問を投げかけた。
小西氏の呼びかけは奥村氏への集中的な投票を促す内容となっており、同じ選挙区から立候補している塩村氏にとっては不利になりかねないものだった。
塩村氏は「情勢調査を踏まえて、◯投票を候補者が呼びかけることと、◯事実と異なる内容を併記して組織的に戦略投票を呼びかけることは違うと思います」とも訴え、小西氏の主張に対し懸念を示した。
小西氏は投稿削除も言及なし
15日朝の投稿では、街頭演説中の写真を添え「おはようございます。今日もよろしくお願いします。粛々と頑張るのみ」とつづった塩村氏。
一方の小西氏は15日までに問題となった投稿を削除。本件に関する釈明等は行っていないものの、東京都議会議員の銀川ゆい子氏による「塩村さんもおっくんも絶対二人当選だー!! お願い」との投稿をリポスト(拡散)している。
1022
:
OS5
:2025/07/15(火) 16:13:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/03788254f7f5d1423383de25592ceeb0a6663f9d
立民、選挙区で優勢に 敵失と共産共闘が奏功 党勢のバロメーターの比例は勢い欠く 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:30配信
産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13両日に実施した参院選の中盤情勢調査では、立憲民主党が選挙区での戦いを優勢に進めていることが分かった。選挙戦を左右する「改選1人区」では共産党を含む他の野党との選挙協力が奏功し、参政党が自民党の支持層を切り崩す運にも恵まれた。ただ、党勢のバロメーターである比例代表は、選挙区での健闘がそのまま支持に結びついておらず、勢いはない。
立民の野田佳彦代表は14日、福岡選挙区(改選数3)で立民現職の応援演説を終えると、野党系無所属が戦う沖縄選挙区(同1)に飛んだ。12、13両日は立民候補の接戦が伝えられる青森、宮城、福島、岡山の各1人区、京都選挙区(同2)を重点的に回った。いずれも与野党伯仲の選挙区ばかりで、横一線の激戦を繰り広げている。
今回調査の結果、立民は改選22議席から20議席台後半に増やすとみられる。主に選挙区で議席を上積みする見通しだ。
特に1人区では、前回調査で野党系候補が優勢とみられる選挙区が8だったのに対し、今回は10選挙区でリードする。立民は共産が候補者を擁立しなかった1人区で優勢に戦い、これまで与党と議席を分け合う傾向が強かった改選複数区でも堅調だ。
選挙区での戦いぶりについて、立民幹部は「手堅く頑張っている」と満足げに語り、別の幹部は「与党に逆風が吹いている」と分析した。
もっとも与党が激しい逆風に見舞われているのに対し、立民を後押しするのはそよ風程度だ。今回の調査では参政が選挙区・比例の双方で議席を伸ばすとみられ、2桁議席も見えてきた。「手取りを増やす」と訴える国民民主も改選4議席から2倍以上伸ばしそうだ。
一方の立民は選挙区で先行するものの、比例では苦戦する。立民ベテランは「比例が全然、伸びない」と語り、勢いに乗り切れない状況にいらだちを見せた。(千田恒弥)
1023
:
名無しさん
:2025/07/15(火) 16:25:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/658f7db2ff1da01ac5d8ad5377db9243d826f2cd
【参院選・激戦区ルポ】「あんたのバラード」は大阪で響く? 世良公則候補が急浮上でさらに混沌の大阪選挙区
7/15(火) 14:02配信
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コメント172件
AERA DIGITAL
街頭演説をする世良公則氏
「今の大阪どうですか? 今の日本どうですか? なんか違うよな。このままでいいのかな。そんなふうに感じていませんか?」
【写真】大阪の構図を参政党と世良氏が崩している
大阪市のJR京橋駅前で7月12日、参院選が始まってから街頭演説に初めて立ったのは、大阪選挙区から立候補しているミュージシャンの世良公則氏。ほとんど予告なしの「ゲリラ演説」だったにもかかわらず、200人以上の人々が集まった。ツーショット写真を撮ろうと長蛇の行列で、知名度の高さをうかがわせた。
公示日直前の7月1日にいきなり記者会見を開催し、出馬を表明した世良氏。しかし、選挙戦が始まっても、街頭に姿を見せず、SNSで発信するばかりだった。
「いったん7月11日に街頭演説を決めたのですが、天気予報で大雨警報が出てしまったので延期になった」(世良氏の陣営スタッフ)
世良氏はミュージシャンとして、70年代後半から80年代にかけて、「あんたのバラード」「燃えろいい女」など数々のヒット曲を生んできた。69歳の今も現役で、ライブを続けている。
「『あんたのバラード』、この『あんた』という言葉は、まさに大阪で暮らしたからこそ生まれた。……今、ふむふむと頷いた方、年代わかっちゃいますよ」
「皆さんが直接、話を聞きたい、声を聞きたいと言ってくれたから、こうやって皆さんの前で声をあげることができている」
選挙カーも「たすき」も「のぼり」もないという世良氏は、黒Tシャツとジーンズ姿で路上に立ち、マイク1本でライブ感覚の演説を続けた。「外国語が飛び交い、大阪弁が聞こえなくなった」と大阪のオーバーツーリズムを嘆き、外国人の不動産取得に規制が必要だと訴える。
「かっこいいわ」
「言葉が胸に響きますね」
と聴衆の反応も抜群だ。
■参政党と世良氏が崩した大阪の構図
大阪選挙区は改選数4で、直近の3度の参院選ではいずれも日本維新の会が2議席を獲得、自民党、公明党が各1議席という構図が続いてきた。しかし、参政党の台頭と世良氏の出馬で、構図が崩れようとしている。
参院選半ばのメディアの情勢調査を総合すると、維新の元大阪市議・佐々木理江氏が優勢で、自民の元衆院議員・柳本顕氏、維新の元大阪市議・岡崎太氏、参政の新人・宮出千慧氏、公明の現職・杉久武氏が続き、世良氏や共産党の清水忠史氏、立憲民主党の橋口玲氏、国民民主党の渡辺莉央氏らが追う大激戦の様相だ。
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名無しさん
:2025/07/15(火) 16:26:09
■熱気を失った維新、熱気を感じる参政
大阪で2議席確保を続けてきた維新にとっては、1議席を失うおそれが出てきている。
「改革政党、日本維新の会、大阪でやってきた改革を、日本で、岡崎さん、佐々木さんにもやってもらう」
維新代表の吉村洋文・大阪府知事は、佐々木、岡崎両候補の応援に立ち、2人当選を訴えている。しかし、周囲の反応はイマイチ。かつて吉村氏の演説に熱狂していたような空気感はなく、ビラをまいても受け取る人は多くない。
一方、維新の牙城を崩そうとしている参政党の宮出氏。ツーショットで街頭演説に立つのは6年前の参院選では大阪選挙区から維新公認で出馬し、約73万票を獲得してトップ当選した梅村みずほ氏。今回は参政党に移籍し、比例区から出馬している。2人でスローガンの「日本人ファースト」を訴え、街頭に立つスタッフのオレンジTシャツも「日本奪還」の文字。宮出氏がマイクを握ると、大勢の人が立ち止まり、反応は抜群だ。
「参政党が(大阪選挙区で)大丈夫だという報道があり、わぁーってなってますが、全然、大丈夫じゃない。参政党とともに日本を守っていきましょう」
宮出氏が語るたびに大きな拍手がわく。勢いがよかったころの維新の選挙とよく似た熱気を感じた。
与党の自民の柳本氏、公明の杉氏は、なんとか議席を守りたいところだが、自民府議は、つらそうにこう話した。
「これまで大阪では、無党派層の半分以上は維新にもっていかれて苦戦していた。しかし、今回は参政党が半分どころか6割、7割の無党派層をとりそうだ。大阪は改選数が4なので、自公で2議席は絶対なのですが……。正直、連立を組む公明党を気遣う余裕もない」
公明党関係者も、こう話す。
「出口調査は組織があるうち(公明)が一番強くて当たり前なのに、ほとんど差がない。参政党にここまで肉薄されるとは、全く想定していなかった。展開によれば最後の4番目の議席をうちと自民党で争う、信じがたい選挙になりかねません」
自公の与党同志で議席を奪い合う展開に、やりきれなさそうな表情だった。
(AERA編集部・今西憲之)
* * *
大阪選挙区ではこのほか、れいわ新選組の椛田健吾氏、日本保守党の正木真希氏、NHK党の武内隆氏、諸派の稲垣秀哉氏、諸派の橋口和矢氏、諸派の上妻敬二氏、諸派の吉野純子氏、諸派の平理沙子氏、諸派の瀬戸弘幸氏、無所属の東修平氏が立候補している。
今西憲之
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OS5
:2025/07/16(水) 11:50:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600277&g=pol
【参院選情勢】選挙区(1)(北海道〜神奈川)
2025年07月16日10時12分配信
◎勝部、高橋がリード=北海道【参院選情勢】
与野党過半数懸け攻防 自公苦戦、立民堅調―国民、参政に勢い・参院選情勢【25参院選】
共に再選を目指す立民現職の勝部と自民現職の高橋がリード。残る1議席を自民現職の岩本と国民新人の鈴木、参政新人の田中が争う。
2議席死守を掲げる自民は、高橋と岩本の「票割り」を徹底できるかが課題。地元知事を4期務めた高橋は道内をくまなく回り支持基盤の強化を図る。岩本は党幹部の応援を受けて知名度向上に懸命。推薦を得た公明と連携し、自公の支持層固めにも注力する。
勝部は立民支持層をまとめ、トップ当選を目指す。政府の物価高対策を不十分だと断じ、批判票の取り込みも狙う。鈴木は札幌市など都市部を中心に支持を訴え、無党派層への浸透を図る。
◎福士がやや先行=青森【参院選情勢】
立民新人の福士がやや先行し、自民現職の滝沢が懸命に追う。福士は連合や社民の支援も得て知名度向上に注力。「最重点区」と位置付ける立民の党幹部らがてこ入れし、無党派層へも浸透を図る。滝沢は環境副大臣などを務めた実績をアピール。公明の後押しも受けつつ、組織固めに奔走する。共産荻野、参政加藤らは厳しい。
◎横沢が優勢=岩手【参院選情勢】
立民現職横沢がリードする。共産、社民の支援を受け、野党共闘を構築。県知事も応援に入るなど、無党派を含む幅広い支持の獲得を目指す。自民元職平野は、復興相など国政での経験をアピールして追い上げを図る。食料安全保障の強化や国土強靱(きょうじん)化を訴えるが、「政治とカネ」の問題で党への逆風が続く。参政及川、諸派吉田の新人2人は厳しい。
◎石垣に支持広がり=宮城【参院選情勢】
先行する立民現職の石垣を、自民新人の石川が追う。石垣は大票田の仙台市を基盤に、郡部でも支持拡大に注力。党幹部が応援に入るなど無党派層への浸透も図る。石川は15年超務めた県議時代の実績を強調。公明や県内全市町村長の支援を受けて組織戦を展開するが、党の「政治とカネ」の問題を受けた逆風で伸び悩む。参政ローレンスらは厳しい。
◎寺田と中泉が伯仲=秋田【参院選情勢】
無所属現職の寺田と自民元職の中泉が激しく競り合う。寺田は立民や共産などの県組織の支援を受けるが、党派色を極力抑えて無党派層への浸透を図る。義父が元知事、夫が衆院議員という知名度も武器だ。中泉は農業に従事していた経験をアピール。組織固めに全力を挙げる。参政佐藤、諸派本田の2新人は厳しい戦い。
◎芳賀、大内が競る=山形【参院選情勢】
再選を目指す無所属の現職芳賀と、自民新人の大内が激しく競る。国民民主などの支援を受ける芳賀は野党支持層に浸透。物価高対策に全力を挙げる姿勢をアピールし、無党派層の取り込みを図る。大内は県議の経験を生かし、経済の振興など地域密着型の政策を強調。地元選出の国会議員らと連携して、組織票をまとめる。共産新人三井寺らは厳しい。
◎石原と森が接戦=福島【参院選情勢】
立民新人の石原と4選を目指す自民現職の森が接戦。石原は共産の支援も受け、課題の知名度向上に躍起。党幹部らのてこ入れで自民批判票の取り込みも狙う。公明が推薦を見送るなど、自身も関与した党派閥の裏金事件が尾を引く森は、東日本大震災の復興事業など実績をアピール。組織固めを急ぐとともに、都市部を中心に無党派層への浸透を図る。参政大山らは厳しい。
1026
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OS5
:2025/07/16(水) 11:51:07
◎上月優勢、小沼・桜井追う=茨城【参院選情勢】
自民現職上月が優勢。残る1議席を巡り立民現職小沼がやや先行し、参政新人桜井が懸命に追い掛ける。
上月は50万票の確保が目標。知名度と組織力を生かし、安定した戦いを進める。小沼は連合茨城の支援を受けて労組票を固め、無党派層の支持拡大も狙う。桜井は若年層を中心に支持を広げ、保守層の取り込みを図る。維新新人北崎と共産新人高橋は支持層への浸透を急ぐ。諸派新人の石井、酒井らは厳しい。
◎板津と高橋が横一線=栃木【参院選情勢】
立民新人の板津と、3選を目指す自民現職の高橋が激しく競り合う。板津はSNSで支持を訴え、都市部を中心に浮動票の取り込みを狙う。維新、国民が擁立を見送ったことから、野党支持層への浸透を急ぐ。国土交通副大臣の高橋は、公明と業界団体からの推薦を生かし、組織票固めを図る。新人の共産福田、参政大森らは厳しい。
◎清水を河村ら追う=群馬【参院選情勢】
再選を目指す自民現職清水を、立民新人河村、参政新人青木が懸命に追う。清水は地元国会議員の支援を受け、業界団体の票固めを急ぐ。河村は児童相談所にランドセルなどを寄付する「タイガーマスク運動」の知名度を生かし、無党派層に浸透を図る。青木はSNSでの発信に力を入れ、保守層の切り崩しを狙う。新人の共産高橋、諸派井田らは厳しい。
◎古川、熊谷が抜け出す=埼玉【参院選情勢】
4議席を15人が争う乱戦。自民現職の古川と立民現職の熊谷が抜け出し、参政新人の大津と国民新人の江原が猛追。公明現職の矢倉、共産現職の伊藤も激しく追い上げる。
4期目を目指す古川、2期目に挑む熊谷はそれぞれ組織票をまとめ、SNSを活用して無党派層の取り込みを図る。大津は地方議員の経験を訴え、保守層の切り崩しを狙う。江原は県議時代から地盤とする県北部を足場に、県南部への支持拡大を目指す。
3期目を狙う矢倉は支持母体・創価学会を通じて支持を広げる戦略だが、昨年の衆院選での石井啓一前代表の落選を引きずる。再選を期す伊藤は政権批判票を糾合しようとSNSをフル活用する。
維新新人の龍野やれいわ新人の桜井は苦しい。
◎長浜やや有利=千葉【参院選情勢】
立民現職の長浜がやや先行し、国民新人小林と自民現職石井の2人が追う。参政新人中谷と自民現職豊田も追い掛ける。
参院副議長の長浜は、地元選出の野田佳彦代表の支援を受けて立民支持層をまとめ、トップ当選を狙う。小林は都市部を中心に街頭演説を繰り返し、女性や子育て世代への浸透を図る。石井は集会を重ねるなど組織固めに注力。石破茂首相や熊谷俊人知事らが続々と応援に入る。
中谷は保守票に照準を絞る。豊田はこれまでの実績を訴えるなど議席維持に懸命。いずれも新人の共産白石、維新石塚、れいわ山本らは厳しい。
◎自公立共参が優位=東京【参院選情勢】
改選6議席に非改選の欠員分1議席を加えた7議席を32人で争う激戦。自民、公明、立民、共産、参政は1議席確保が視野に入っており、国民も議席獲得を狙う。自民、立民、国民は2人ずつ擁立した。
自民新人鈴木はソウル五輪競泳金メダリストで、初代スポーツ庁長官を務めた知名度を生かして優位に戦いを進める。公明は新人川村が支持層を固める。
再選の懸かる立民現職塩村は1期目の実績を訴え、支持を広げる。3選を狙う共産現職吉良も組織力を生かす。参政新人さやは無党派層や自民からこぼれ落ちた票の取り込みに懸命だ。
国民新人牛田は、元アナウンサーの知名度を生かして幅広い層への浸透を目指す。一方、自民現職武見は13年参院選から続く自民2議席を死守するため、日本医師連盟などの業界団体から支援を受けて組織戦を展開する。立民現職奥村も当選圏入りへ追い上げを図る。
維新元職音喜多、国民新人奥村、れいわ新人山本、保守新人小坂、地域政党「再生の道」新人吉田、社民新人西もそれぞれ支持を訴える。
7議席のうち6番手までの任期は6年。残り1議席の任期は3年となる。
◎牧山、脇が一歩リード=神奈川【参院選情勢】
改選4議席に16人が出馬した混戦から、立民現職牧山と自民新人脇が抜け出した。残る2議席を巡り、公明現職佐々木、参政新人初鹿野、国民新人籠島が激しく競り合う。
立民は当初、2人を擁立する予定だったが、週刊誌のパワハラ報道を受け、もう一人の現職が出馬を断念。4選を狙う牧山は連合から推薦を得て有利に戦いを進める。脇は自民支持層をまとめる組織戦を展開する。
3選の懸かる佐々木は公明支持層を固め、推薦を得る自民と連携して議席死守を目指す。党の勢いで当選争いに急浮上した初鹿野は、無党派層の取り込みを図る。元農林水産省職員の籠島も連合から推薦を受けるが、知名度不足が課題。前回次点だった共産新人浅賀は党支持層をまとめて懸命に追う。
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OS5
:2025/07/16(水) 11:51:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600278&g=pol&ref=2025san&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
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【参院選情勢】選挙区(2)(新潟〜和歌山)
2025年07月16日10時13分配信
◎打越と中村が接戦=新潟【参院選情勢】
【参院選情勢】選挙区(1)(北海道〜神奈川)
立民現職の打越と自民新人の中村が1議席を巡って接戦。昨年の衆院選で全5選挙区を制した立民は「必勝区」と位置付ける。打越は再選を目指し、政権批判票の取り込みに懸命だ。中村は五輪競泳銀メダリストの経歴をアピール。組織固めを図るほか、無党派層への浸透も目指す。ただ、陣営は参政新人の平井に保守票が流れる可能性を危惧している。
◎堂故、庭田が競る=富山【参院選情勢】
3選を目指す自民現職堂故と国民新人庭田が激しく競り合う。堂故は元国土交通副大臣として能登半島地震に対応した実績を強調。首長や地方議員の後押しを受け、自公支持層を固める。庭田は連合富山の推薦と立民県連から支援を受ける。元アナウンサーの知名度を生かし、無党派層の取り込みを図る。共産新人坂本、参政新人田保らは厳しい戦い。
◎宮本に浜辺迫る=石川【参院選情勢】
4選を狙う自民宮本を国民新人浜辺が追い上げる。宮本は派閥裏金事件で処分を受けたが、能登半島地震の復興や中小企業支援を訴える。公明から推薦を得た。浜辺は元教員の経歴を生かし、教育政策などをアピール。独自候補を擁立しなかった立民の支援も受ける。共産村田、参政牧野、諸派小沢の3新人はいずれも広がりを欠く。
◎滝波が先行=福井【参院選情勢】
3選を目指す農林水産副大臣の自民現職滝波が先行する。県農政連など800を超える推薦団体に支えられ、北陸新幹線の県内開業などの実績をアピール。野党は候補が乱立し、国民新人山中、立民新人かずえちゃん、参政新人千田、共産新人山田が激しく競り合う。連合福井は国民、立民の推薦を見送った。保守大坂らは厳しい。
◎後藤、森屋が激戦=山梨【参院選情勢】
国民新人の後藤と自民現職の森屋が激しく競り合う。元県知事の後藤は知名度を生かし、政権批判票の取り込みに注力。農林水産省職員の経験から農政改革などをアピールする。3選を狙う森屋は岸田内閣で官房副長官を務めた実績を強調。自民、公明の支持層固めを図る。参政新人の永田は党への追い風に期待。共産早田、諸派舟橋の2新人は厳しい。
◎羽田が優勢=長野【参院選情勢】
再選を目指す立民現職の羽田が有利に戦いを進め、自民新人の藤田が追う。羽田は野党支持層に加え、無党派層にも支持を広げる。刷新感をアピールする藤田はSNSをフル活用。無党派層が多い女性や若者の取り込みを図るが、伸び悩む。参政新人の竹下は街頭演説の回数を増やすなど追い上げに懸命。諸派の山田、加藤は厳しい戦い。
◎若井ややリード=岐阜【参院選情勢】
裏金事件で自民を離党した現職が立候補を見送り、新人6人が争う。自民若井がやや先行し、立民服部が猛追する。若井は県議時代の実績をアピール。組織戦を展開し、地盤を固める。服部は連合岐阜の推薦を得て、知名度向上に躍起。党幹部の相次ぐ応援を受け、政権批判票の取り込みを図る。参政新人の瀬尾が懸命に追う。共産新人三尾らは苦しい。
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名無しさん
:2025/07/16(水) 11:52:01
◎若井ややリード=岐阜【参院選情勢】
裏金事件で自民を離党した現職が立候補を見送り、新人6人が争う。自民若井がやや先行し、立民服部が猛追する。若井は県議時代の実績をアピール。組織戦を展開し、地盤を固める。服部は連合岐阜の推薦を得て、知名度向上に躍起。党幹部の相次ぐ応援を受け、政権批判票の取り込みを図る。参政新人の瀬尾が懸命に追う。共産新人三尾らは苦しい。
◎榛葉、牧野が安定=静岡【参院選情勢】
共に現職の国民榛葉は5選、自民牧野は4選を目指して安定した戦い。党幹事長として全国を回る榛葉は地元での活動が限られるものの、連合の支援を受け、独自候補の擁立を見送った立民支持層にも浸透。牧野は党所属の地方議員や、推薦を受ける公明と連携して地盤を固めつつ、無党派層の掘り起こしも図る。いずれも新人の参政松下、共産鈴木は懸命に追い掛ける。諸派新人の福原らもSNSを活用して政策を訴えるが、広がりを欠いている。
◎立自国が抜け出す=愛知【参院選情勢】
立民、自民、国民が抜け出し、4議席目を参政と公明が激しく争う。立民現職の田島は連合の推薦を受け、組織票を手堅くまとめる。19年参院選でトップ当選した自民現職の酒井は知名度を生かして安定した戦い。国民新人の水野も連合の推薦を得て、50万票を目標とする。
参政新人の杉本は外国人政策などに力点を置き、SNSを通じて若者世代を中心に支持を拡大。既成政党への批判の受け皿となることを狙う。公明安江は子育て政策での実績を訴え、議席維持に懸命。斉藤鉄夫代表ら党幹部が連日応援に入り、てこ入れを繰り返す。
新人の共産須山、維新広田、れいわ辻は浸透を急ぐ。日本保守の推薦を受ける諸派田中らは苦戦している。
◎小島が引き離す=三重【参院選情勢】
立民新人の小島が先行し、3選を目指す自民現職の吉川が懸命に追う。国民や連合の支援を受ける小島は、県内をくまなく回って教育・子育て政策の充実を訴え、支持拡大を図る。吉川は自身も関与した派閥裏金事件の逆風が響く。公明への推薦依頼も取り下げざるを得なかった。参政新人の難波も必死の追い上げ。諸派新人の橋本は厳しい。
◎宮本やや先行=滋賀【参院選情勢】
自民新人で公明が推薦する宮本がやや先行する。守山市長時代の行政経験など「即戦力」をアピールし、支持固めに奔走する。立民と候補者を一本化し、連合滋賀の推薦を受けた国民新人の堀江が猛追。党幹部の応援を得て、浮動票を取り込む。参政新人の中田、維新新人の岡屋は保守票の切り崩しを狙い、共産新人の佐藤が続く。諸派新人菅原らは厳しい。
◎維自共立参が横一線=京都【参院選情勢】
維新新人の新実、自民現職の西田、共産現職の倉林、立民新人の山本、参政新人の谷口が横一線で競り合う。新実は元アナウンサーの知名度を生かし、幅広い層を取り込む。西田は沖縄の「ひめゆりの塔」発言で批判を浴び、組織固めに懸命。倉林は共産支持層に加え、市民団体などと連携して無党派層への支持拡大を目指す。山本は知名度不足を補うため、党幹部が相次いで選挙区に入る。谷口は党の勢いを背に保守層に食い込む。出馬表明が遅れた国民新人の酒井は巻き返しに全力を挙げる。れいわ新人の西郷らは広がりを欠く。
◎佐々木リード、柳本ら追う=大阪【参院選情勢】
改選4議席を巡る争い。維新新人の佐々木が一歩リードし、自民新人の柳本、参政新人の宮出、公明現職の杉、維新新人の岡崎が懸命に追う。維新は「本拠地」大阪での2議席確保が至上命令。地方議員が手分けして、これまでの改革の実績をアピールする。両新人の「票割り」が徹底できるかが課題だ。
柳本は現職の立候補取りやめで出馬表明が6月にずれ込み、支援組織などへの浸透を急ぐ。宮出は先の東京都議選で参政が躍進したことを追い風に、支持を広げている。党は最重点区と位置付け、てこ入れを強化する。3選を目指す杉は支持母体を中心とした組織戦を展開するが、支援者の高齢化が影を落とす。
共産新人の清水、立民新人の橋口、国民新人の渡辺は無党派層の取り込みに全力を挙げる。それぞれ党幹部らが相次ぎ現地に入る。
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:
OS5
:2025/07/16(水) 11:52:20
◎泉が抜け出す=兵庫【参院選情勢】
改選3議席を13人が争う。元明石市長の無所属新人泉が知名度を生かして抜け出す。共に現職の自民加田と公明高橋が競り合い、新人の維新吉平、参政藤原、国民多田が激しく追う。
泉は選挙前から県内を精力的に回り浸透。19年は最下位で当選した加田は派閥裏金事件もあり危機感が強い。石破茂首相が公示日の第一声で訪れた。公明は兵庫を最重点区と位置付け、斉藤鉄夫代表も第一声で高橋の応援に入った。
維新はトップ当選を果たした19、22年と比べて失速気味。吉平は出馬表明が4月と遅れ、巻き返しに懸命だ。藤原と多田は党の勢いを背に無党派層への浸透を図る。元職の諸派立花も支持拡大を目指す。
◎堀井が優勢=奈良【参院選情勢】
3選を目指す自民現職の堀井が先行。支援団体を精力的に回るほか、地元選出の国会議員らとの集会を重ねる。公明の推薦も得て、足元を固めつつある。いずれも新人の維新平、立民川戸、共産太田、国民杉本、参政黒川が追い掛ける。野党候補の乱立で政権批判票が分散。連合奈良は事実上の自主投票とした。諸派新人川崎は厳しい。
◎望月、二階が激戦=和歌山【参院選情勢】
無所属望月と自民二階の両新人が激戦。元有田市長の望月は、自民を離党した世耕弘成前参院幹事長の支援を受ける。二階は政界を引退した父の俊博元幹事長の地盤を軸に徹底した組織戦を展開。政権幹部らも相次ぎ応援に入る。保守分裂選挙となる中、参政新人の林元、維新新人の浦平は追い上げを狙う。共産新人の前らは厳しい。
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OS5
:2025/07/16(水) 11:52:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600279&g=pol
【参院選情勢】選挙区(3)(鳥取・島根〜沖縄)
2025年07月16日10時13分配信
◎【参院選情勢】(鳥取・島根)
【参院選情勢】選挙区(2)(新潟〜和歌山)
自民新人の出川が安定した戦い。県議などを務めた地元島根で支持を固め、石破茂首相の地元である鳥取でも保守地盤を生かして有利な戦いを進める。陣営は前回22年と同水準の30万票の得票を目指す。いずれも新人の国民中山、共産亀谷、参政倉井は無党派層を含む非自民票を奪い合う構図で、大きく後れを取る。諸派新人谷口は厳しい。
◎小林、国友が互角=岡山【参院選情勢】
いずれも新人の自民小林と立民国友が互角の戦い。現職の引退に伴い出馬した小林は、県内各地を回って個人演説会を開催。自民議席の死守を目指し、票の掘り起こしに懸命だ。国友は党幹部が相次ぎ応援に入り、連合の支援も受ける。岡山市や倉敷市など都市部を中心に無党派層の支持獲得を狙うほか、擁立を見送った国民民主、共産支持層の取り込みも図る。参政広森らは厳しい。
◎西田先行、森本追う=広島【参院選情勢】
公明の推薦を得た自民新人西田が与党支持層をまとめて先行する。連合広島が推薦し3選を目指す立民現職森本が追う。自民と旧民主系が長らく改選定数2議席を分け合ってきたが、現職2人を抱えていた立民が共倒れを避けるため候補を一本化。森本は自民の「政治とカネ」の問題などを批判し、保守地盤の切り崩しを狙う。参政新人小石は教育改革や子育て支援を掲げて浸透を図る。いずれも新人のれいわ楾、共産高見は消費税の廃止や減税などを訴えるも苦戦している。
◎北村が盤石=山口【参院選情勢】
自民現職北村が盤石。系列県議らと連携した組織戦を展開して与党支持層を固め、選挙区で2度目の当選を狙う。参政新人山崎は、保守層や子育て世代をターゲットに支持拡大を目指す。国民新人関谷は若さを生かし、若年層への訴えを強化。無所属新人戸倉は立民県連代表と共に活動を展開するが、伸び悩んでいる。
◎広田やや優勢=徳島・高知【参院選情勢】
野党系無所属で4選を目指す広田がやや優勢。立民、共産、国民の支持層に加え、自民票の取り込みも狙う。自民新人の大石は組織固めを徹底して激しく追う。県議時代から地盤とする票田の高知市で無党派層の掘り起こしを図っている。参政新人の金城は知名度不足が課題。諸派新人の中島は苦しい。
◎原田ややリード=香川【参院選情勢】
国民新人の原田が、玉木雄一郎代表のお膝元でややリード。国民支持層に加え、独自候補の擁立を見送った立民支持層に浸透し、無党派層の取り込みも図る。3選を目指す自民現職の三宅は、党幹部らが連日応援に入るなど組織を挙げた戦いで激しく追い上げる。参政新人の小林は保守票の切り崩しを狙う。いずれも新人の共産長尾、無所属町川、諸派野呂は苦しい。
◎永江が堅調=愛媛【参院選情勢】
再選を目指す野党系無所属の永江が堅調。政党の推薦を求めず、県内各地に立ち上げた後援会主体で活動しており、立民など野党支持層にとどまらず幅広く浸透する。公募で選ばれた30歳の自民新人上野は組織固めを図るが苦戦。参政新人の原田は保守票の切り崩しを狙う。諸派新人の川端と斉藤は厳しい。
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OS5
:2025/07/16(水) 11:52:49
◎松山、野田が優位=福岡【参院選情勢】
改選3議席を13人が争う。5選を目指す自民現職の松山と立民現職の野田が戦いを有利に進める。公明現職の下野、国民新人の川元、参政新人の中田が激しく追い上げる。
松山は党参院幹事長のため選挙区を離れることもあるが、組織戦を展開。野田は党の支持層に浸透する。下野は組織を固めつつ、若者向け集会を開くなど無党派層の取り込みにも懸命。川元は福岡市や北九州市など都市部での訴えに重点を置き、中田はこれまで投票してこなかった有権者の掘り起こしを狙う。
共産山口、れいわ沖園、保守森、社民那須らは伸び悩んでいる。
◎山下、富永が伯仲=佐賀【参院選情勢】
3選を目指す自民現職の山下と立民新人の富永が激しく競り合う。19年に大差で勝利した山下は、県内で幅広く組織票を固める。元佐賀市議の富永は市内での知名度を生かしつつ、県選出の党所属国会議員の地盤を回り支持を呼び掛ける。参政下吹越、諸派松尾の2新人はSNSでの発信に注力するが厳しい戦い。
◎古賀、深堀が拮抗=長崎【参院選情勢】
3選を目指す自民現職の古賀と国民新人の深堀が拮抗(きっこう)している。経済産業副大臣の古賀は地域振興の実績をアピール。公認決定を巡る争いで出馬表明が遅れたものの、石破茂首相らが応援に駆け付けて組織固めを図る。深堀も党幹部らが現地入りし、課題となっている長崎市以外での知名度向上に取り組む。参政新人黒石、共産新人筒井らは厳しい。
◎馬場先行、鎌田猛追=熊本【参院選情勢】
自民現職の馬場が組織戦を展開して先行するが、都市部の無党派層の取り込みを図る立民新人の鎌田が激しく追い上げる。自民が衆院4小選挙区を独占する保守地盤。鎌田は郡部への浸透が課題で、党幹部が相次ぎ応援に駆け付けている。参政新人の山口は保守層や無党派層への食い込みを目指すが苦戦している。諸派新人の立花は知名度不足が響き厳しい。
◎吉田、白坂が激戦=大分【参院選情勢】
立民元職の吉田と自民現職の白坂が激戦を展開する。吉田は共産、国民、社民の支援を受け、事実上の野党共闘が成立。2年前の補選で初当選した白坂は実績や知名度不足が否めず、支持集めに奔走する。票田である大分市の浮動票の動向が勝敗のカギを握る。新人の参政野中、諸派二宮、諸派安倍は広がりを欠く。
◎山内、長峯が横一線=宮崎【参院選情勢】
立民新人山内と3選を目指す自民現職長峯が横一線で競り合う。立民の野田佳彦代表は第一声のため宮崎入りして山内をてこ入れ。政権批判票の取り込みを狙う。長峯は農業団体の推薦を得て議席死守に懸命だが、自身も関わった派閥裏金事件や、地元選出の江藤拓前農林水産相が失言で更迭された問題が尾を引く。いずれも新人の参政滋井と諸派北川は苦しい戦い。
◎尾辻やや先行=鹿児島【参院選情勢】
立民の推薦を受ける無所属新人の尾辻がやや先行。共産が公示直前に候補者を取り下げ、野党の支援を幅広く受ける。引退する自民現職を父に持ち、自民票も一部取り込む。自民元職の園田は農協や医師会など業界団体と連携。組織戦を展開して懸命に追う。参政新人の牧野はSNSを通じた活動で浸透を図る。諸派新人の山本は伸び悩む。
◎高良、奥間が接戦=沖縄【参院選情勢】
立民、共産、社民などで構成する「オール沖縄」勢力が推す無所属新人の高良と、自民新人の奥間が激しく競る。玉城デニー知事は高良を積極的に応援。街頭演説や集会参加などで知名度アップを後押しする。奥間は県内全11市長の支援を取り付けるなど組織戦を展開。党幹部も相次ぎ現地入りし、支持拡大を図る。参政新人の和田らは厳しい戦い。
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OS5
:2025/07/16(水) 11:53:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071600280&g=pol
自民、大幅減の公算 国民堅調、参政に勢い―比例代表【参院選情勢】
2025年07月16日10時13分配信
国会議事堂=東京都千代田区
国会議事堂=東京都千代田区
【自民】前回2022年の18議席から大幅に減らす公算が大きい。1983年の比例代表制導入後最低だった12議席(10年)と同水準に落ち込む可能性がある。
【参院選情勢】選挙区(3)(鳥取・島根〜沖縄)
【立民】改選8議席を維持する見通しで、最終盤の動向次第で積み増しが視野に入る。
【公明】改選7議席を割り込む可能性が高い。前回と同じ6議席に届くか微妙な情勢で、5議席まで減らせば83年以降で最低となる。
【維新】前回の8議席から大幅に減らし、3議席前後にとどまる見通し。
【共産】改選4議席を維持できるか微妙な情勢。前回と同じ3議席が軸となる。
【国民】改選3議席からの積み増しが確実。勢いを一定程度維持しており、7議席以上を視野に入れる。
【れいわ】前回の2議席を上回り、3議席程度を確保すると見込まれる。
【参政】前回の1議席から大幅に伸ばす勢い。5〜8議席を射程圏内に入れる。
【社民】改選1議席を死守できるかどうか、際どい情勢だ。
【保守】1議席は確保できそうで、2議席目をうかがう。
【諸派】政治団体のNHK党が1議席を獲得する可能性がある。
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OS5
:2025/07/16(水) 16:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40215cce09a1831b54f5ee7b747c328b299d186
「2時間待ち」も 奈良市役所、期日前投票で「想定外」の事態
7/15(火) 16:28配信
毎日新聞
期日前投票に訪れた有権者=奈良市役所で2025年7月15日午前10時11分、木谷郁佳撮影
20日に投開票される参院選の期日前投票で、ピーク時に200人ほどが並び、2時間待ちの列もできる珍事態が奈良市役所で起きている。同じ20日に投開票される奈良市長・市議選が13日に告示され、セットで期日前投票に訪れる有権者が急増しているためだ。市選管の担当者は「想定外」と話し、他の来庁者の妨げにならないようにコーンを並べて誘導し、職員を増やして対応している
15日午前、市役所に投票に訪れた40代夫婦は「投開票日が3連休の中日だったため早めに来たが、さすがに1時間以上並ぶとは思わなかった」と驚いていた。市選管の小橋勇事務局長は、参院選奈良選挙区、比例代表、市長選、市議選の4枚の投票用紙を記入する必要があるため、1人当たりの滞在時間が長いことも影響していると指摘。「お待ちいただくかもしれないが、重要な機会なのでぜひ投票に来てほしい」と話した。【木谷郁佳】
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OS5
:2025/07/16(水) 16:40:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ac50d340bc4c3627970b40835f8d8811bf232e0
引退表明の自民重鎮の娘まさかの立民推薦立候補で台風の目に 揺れる参院鹿児島ドタバタ劇
7/16(水) 8:10配信
産経新聞
参院選鹿児島選挙区に出馬する候補者のポスター掲示板=鹿児島市鴨池新町
20日投開票の参院選で「保守王国」として知られる鹿児島選挙区(改選数1)が揺れている。自民党現職の重鎮、尾辻秀久氏(84)の三女、朋実氏(44)が立憲民主党の推薦を受け、無所属で立候補したからだ。秀久氏の今期限りでの政界引退に伴い、別の候補を擁立した自民からは恨み節が漏れる。新興政党の候補者も勢いを増しており、波乱の選挙戦となっている。
【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される
「相手候補をとやかく言いたくはないが、秀久氏にしっかり指導しておいてもらいたかった」
8日夕、鹿児島市内のホテルで開催された個人演説会。壇上に立った自民公認の元職、園田修光氏(68)はこう嘆いた。相手候補とはもちろん朋実氏のことだ。
自民は長く議席を維持してきた秀久氏の引退意向を受け、昨年7月に後継となる候補者を公募。園田氏や朋実氏ら計9人が応じ、昨年末に園田氏を担ぐことが決まった。
自民関係者にとって予想外だったのは、公募に漏れた朋実氏のその後の動きだ。朋実氏は今年1月に立民に入党、3月下旬には立民の推薦を受け、無所属での立候補を表明するに至る。
■党内に現職への憤り
「寝耳に水。信じられなかった」。自民県連の田畑隆治事務局長はこう振り返る。長年、秀久氏を支援してきた県医師会役員も「納得はしていない。釈然としない」と憤りを隠さない。
鹿児島は1人区となった平成13年から自民が議席を保持。地元選出で参院議長や厚生労働相を歴任した秀久氏の影響力は大きく、その身内である朋実氏のまさかの〝離反〟は衝撃をもって受け止められた。
県連所属議員らが秀久氏に経緯をただすと「娘を止めたが、言うことを聞かなかった。(朋実氏の)参院選には協力しない」と釈明。ところがその後、秀久氏の後援会関係者らに、秀久氏本人から「娘を頼む」との電話があったと自民県連に情報が寄せられ、混乱に拍車がかかった。ある自民県議は「老いて晩節を汚した」と秀久氏への怒りをあらわにする。
■連合は葛藤も「勝てる候補を」
朋実氏の擁立に動いたのは立民県連の選対委員長、川内博史衆院議員。「(朋実氏の)公募漏れを期待していた」と取材に率直に明かした。
秀久氏と党派を超えて親交が深い川内氏は昨年11月、朋実氏の引き抜きについて秀久氏に理解を求めた。その際、秀久氏は「私は自民に育ててもらったが、朋実は別人格」と応じたという。
ただ立民が自民重鎮の娘を推薦することに、連合鹿児島の下町和三会長は「葛藤はあった」と話す。それでも「『勝てる候補』の擁立が最重要課題」(川内氏)と3者の思惑が一致した。
さらに立民側は共産党にも掛け合い、6月には同党の立候補予定者が出馬意向を撤回、事実上の野党共闘に持ち込んだ。
■「秀久のむすめ」タスキで後継PR
朋実氏は無所属で出馬した理由を「党議拘束に縛られず、実現したい政策に集中できる」と説明。立民入りについては「公認は断った。推薦を受けるなら、せめて党員になってくれといわれただけ」と話す。
この点、野党系の地元議員は朋実氏が「秀久のむすめ」と書かれたタスキをつけている点に触れ、「立民幹部の応援を得ながら、父の後継もPRするのは虫が良すぎるのではないか」と苦い表情だ。
複数の情勢調査では朋実氏の優勢が伝えられる。園田氏は「今の日本には『一から勉強します』という候補者に託す余力はない。私であれば衆参で培った経験がある」と実績をアピールし、巻き返しを図る。
一方、参政党新人の牧野俊一氏(39)も勢いを伸ばす。現役の救急医として勤務しながら選挙戦に挑み、主に経済政策と農政改革をアピール。岩盤保守層を支える農業関係者の切り崩しを狙う。
またNHK党の新人、山本貴平氏(50)は交流サイト(SNS)で主張を発信。「ルールを守らない外国人には日本を去ってもらう法整備が必要」としている。
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OS5
:2025/07/16(水) 16:42:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a280a2aed1455be879a28f4a52e21212fccaaca2
自民、複数区で取りこぼしも 参政食い込み、争い激化
7/16(水) 5:30配信
共同通信
街頭演説で支持を訴える自民党総裁の石破茂首相=2025年7月12日、名古屋市
共同通信の参院選情勢調査によると、全国13の改選複数区で各党候補の争いが激化し、自民党が取りこぼす可能性が出てきた。京都(改選数2)では日本維新の会に先行を許し、共産党と2議席目を競う。静岡(同2)でも当選圏に食い込む参政党と争う。
自民は2人を擁立した北海道(同3)、東京(改選数6、欠員補充1)で1議席を固めつつあるが2議席目は難しい情勢だ。千葉(改選数3)は1議席目も国民民主党や参政と激戦。茨城(同2)、埼玉(同4)、広島(同2)では先行するものの神奈川(同4)、愛知(同4)、大阪(同4)、兵庫(同3)、福岡(同3)では激しい戦い。
立憲民主党は北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知で1議席が視野に入る。2人を擁立した東京では最終議席を自民、国民と争う。
公明党は候補7人全員の当選を掲げるが、先行するのは東京のみ。維新は京都の他、大阪で2議席維持を狙う。
共産は東京で議席を得る可能性があり、京都でも獲得を目指す。国民は静岡が盤石。東京と愛知で当選圏に入る。
参政は東京と大阪で議席を確保する勢いだ。
1036
:
OS5
:2025/07/16(水) 16:45:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cb92b5b02e779a591584e7e2864c7e93d122629
参政党・神谷代表 あらためてTBS「報道特集」に抗議「特に選挙中はもっとフラットに」
7/16(水) 15:28配信
スポニチアネックス
参政党・神谷宗幣代表
参政党の神谷宗幣代表(47)が、15日配信のTBS NEWS DIG公式YouTubeのインタビューに答え、同局「報道特集」の放送内容を巡って抗議したことに触れた。
12日の同番組について同党は13日、「選挙報道として著しく公平性・中立性を欠く内容が放送されたことを受け、番組の構成・表現・登場人物の選定等が放送倫理に反するものであるとして、TBSに対して厳重に抗議し、訂正等を求める申入書を提出しました」と報告。番組内容について「偏向報道」と主張した。
同党が公表した、申し入れに対する番組側からの回答では「今回の特集は、参政党が支持を伸ばす中、各党も次々と外国人を対象とした政策や公約を打ち出し、参院選の争点に急浮上していることを踏まえ、排外主義の高まりへの懸念が強まっていることを、客観的な統計も示しながら、様々な当事者や人権問題に取り組む団体や専門家などの声を中心に問題提起したものです」「この報道には、有権者に判断材料を示すという高い公共性、公益性があると考えております」としていた。
インタビューは13日に行われた。日本人ファーストを訴える党や自身に対する理解について、神谷氏は「なかなか真意が伝わらない部分もありますし、やれ差別だ、ヘイトだと言われているのもあって」と打ち明けた。
聞き手の「爆笑問題」太田光からは「TBSでもそういう話が出ましたけど…」と番組について振られ、「抗議文を送ったんですけど」と返答。「私は許せないですよ」とジョークまじりに話す太田に、神谷氏は「どんどん言って下さい」と訴えた。太田は「誰も笑わないよ」と、収録現場の雰囲気を評した。
あらためて神谷氏は「私たちもメディアに出してもらえるのはありがたいし、持ち上げてくれとは思わないけど、一部を切り取られて流されるのは、特にこの選挙中はもっとフラットにやってもらいたいなと思って」と指摘。「言うべきことは言っていきます」と続けた。
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OS5
:2025/07/16(水) 16:49:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/16ae534fff989d37f73886beabe6719b892cbd2c
自民「ひめゆり」発言で逆風、京都選挙区は混戦に…有権者「今回は迷っている」
7/16(水) 10:38配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
京都選挙区は、盤石の強さを誇ってきた自民党のベテランが自身の発言で逆風にさらされている。同選挙区で初の議席を狙う日本維新の会は知名度の高い候補を立てて支持を伸ばし、共産党は関西唯一の選挙区の議席を死守するべく幹部が相次いで来援している。夏の古都の2議席を巡る争いは、接戦のまま終盤を迎えた。(岡田優香、京都総局 相間美菜子、岩崎祐也)
「今回の選挙、非常に厳しい。党の支持率が下がっていることが一番大きいが、私の発言が切り取られ、言いたい趣旨が伝わらずご心配をおかけした」。自民の西田昌司候補は13日夜、京都府向日市で行った個人演説会で、集まった約100人にそう言って頭を下げた。
昨年の京都市長選で当選した松井孝治市長の擁立を、伊吹文明・元衆院議長と共に主導した京都政界の重鎮。2019年参院選では2位に17万票以上の差をつけて圧勝したが、4選を目指す今回は様相が異なる。
旧安倍派の「政治とカネ」の問題に加え、5月には沖縄戦で犠牲となった学徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の説明を「歴史の書き換え」などと発言し、批判を受けた。
演説会に出席した長年の自民支持者という向日市の70歳代の男性は「今回はどこに入れるか迷っている。自民党も西田氏も、少し頭を冷やした方がいいのではないか」と顔をしかめた。
祇園祭が行われている市街地で街頭演説を聞く人たち(13日、京都市内で)
発言は、連立を組む公明党にも波紋を広げた。党は4月に西田候補への推薦を決めたが、府内の地方議員の一人は「支持者には『あんな発言をする人には入れたくない』という声もある」と明かす。党の支持母体・創価学会の府組織の幹部は「自業自得だが、2人区で与党候補が負けるわけにはいかない。(学会員には)『我慢して』と言って、西田候補への投票を呼びかけている」と語った。
全国的には党勢の低迷が続く維新だが、京都選挙区では状況が異なっている。
擁立した新実彰平候補は昨年まで関西テレビのアナウンサーで、選挙戦では知名度や若さを前面に押し出している。13日には京都市内で行った街頭演説で、「情報を伝えるだけでは社会は変わらない。自身が立ち上がらなければいけないと思った」と声を上げた。
維新は22年参院選で、大阪から地方議員や秘書が応援に入る「京都シフト」を敷いたが、議席を獲得できなかった。「京都の人が『維新アレルギー』を起こした」(党幹部)との反省から、今回は大阪からの手厚い応援を見送った。京都に強固な地盤を築く前原誠司共同代表や約40人の地元議員らが活動している。
3選を目指す共産の倉林明子候補は14日、京田辺市での街頭演説で「大激戦、皆さんの力で押し上げてください。参院でも自公を少数に追い込もう」と呼びかけた。
13年参院選で同選挙区では15年ぶりに勝利し、19年も政権批判票を幅広く取り込んで再選を果たした。共産支持層以外にも浸透しており、個人演説会に駆けつけた無所属の地方議員は、取材に「現場に足を運び市民の思いをじっくり聞いて、声を国会に届けてくれる人だ」と話した。
ただ、昨年の市長選で同一候補を支援したれいわ新選組は今回、西郷南海子候補を擁立した。倉林候補の陣営関係者は「票が分散するかもしれないが、やれることをやる」と話す。選挙期間中に田村委員長が3回、志位和夫議長も2回京都入りする「異例の全党態勢」(陣営関係者)で臨んでいる。
立憲民主党は福山哲郎・府連会長をはじめ、泉健太前代表や山井和則衆院議員ら地元選出議員の分厚い地盤で、山本和嘉子候補を支えている。福山氏は取材に「2馬力、3馬力で戦っており、他党に負けない活動量がある」と自信を見せる。
党に勢いがある参政党の谷口青人候補、国民民主党の酒井常雄候補らも懸命に追っている。
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OS5
:2025/07/16(水) 16:50:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e85a41b6f84ea9de3c94c9c6da612c1eb707198
沖縄選挙区、自民に「ひめゆり」発言の逆風…「オール沖縄」攻勢
7/16(水) 8:33配信
読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<6>
(写真:読売新聞)
「戦争なんて絶対にやってはいかん。全ての国民が1年に1度はあそこに行くべきだ」
【グラフ】好感度の高い党首は誰?
(写真:読売新聞)
4日、那覇市のホテルでの集会。かりゆしを着た首相の石破茂(68)(自民党総裁)は声をうわずらせながらこう語り、先の大戦の沖縄戦で犠牲となった学徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」(糸満市)に言及した。6月23日の「慰霊の日」には、自民党の現職首相として29年ぶりにひめゆりの塔に足を運んだ。
石破の演説の直前には、那覇市議を経て、参院選の沖縄選挙区に挑む自民の奥間亮(38)が「沖縄の自民党はほかの自民党とは違う。県民感情をしっかりと伝えていく」と決意を口にした。
総裁と候補者がそろって平和への思いを強調したのは、自民議員の問題発言が反自民感情を巻き起こしたからにほかならない。
この発言は、5月の那覇市での会合で自民参院議員の西田昌司(66)から飛び出した。西田は、ひめゆりの塔の展示を巡り、「日本軍が入ってきて学徒隊が死に、米国が入ってきて解放されたという文脈で書いている。歴史の書き換えだ」と主張した。だが、そうした記述は確認されず、「体験者の思いを踏みにじるものだ」(ひめゆり平和祈念資料館長の普天間朝佳)といった批判が噴出した。
県議会は自民を含む与野党の賛成多数で抗議決議を可決した。自民県連内でさえ、西田に議員辞職を求めるべきだとの意見が出るほど、衝撃は大きかった。石破は周囲に「ひどい発言だ」と憤りを示し、ひめゆり訪問が必要だと判断した。奥間は、離島振興や米軍基地の跡地利用促進を掲げるが、基本的な政治姿勢を問われかねない立場に追い込まれた。
格好の攻撃材料を得たのが野党系の高良沙哉(46)だ。高良は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設反対を旗印に保守と革新勢力が結集した「オール沖縄」を支持基盤とする。選挙対策本部長を務めるのは、リーダー格で知事の玉城デニー(65)だ。玉城は、オール沖縄結成を主導して知事在任中の2018年に亡くなった翁長雄志の後を継ぎ、2期目を務める。
ただ、オール沖縄は退潮傾向が鮮明になっている。昨年の県議選で少数派に転落。市長選でも連敗し、県内全11市でオール沖縄系の市長はゼロになった。結成の原動力となった県内の有力企業も複数が離れた。背景にあるのは、辺野古移設を巡る状況の変化だ。国と県の法廷闘争はほぼ決着して埋め立て工事が進み、移設問題は争点になりにくくなった。
玉城は公示日の7月3日、高良と各地を回ったが、演説で辺野古移設を含む基地問題に触れなかった。
県民の関心が高い経済振興策は政府・与党が強みを持つ。「反戦・平和」を前面に出すオール沖縄にとって、「ひめゆり」発言は象徴的なテーマになった。
3日、高良は早朝にひめゆりの塔を訪れて手を合わせ、沖縄戦最後の激戦地の一つ、喜屋武(きゃん)岬(糸満市)で第一声を上げた。避難して追い詰められた県民が犠牲になった絶壁に立ち、「多くの県民が死に追いやられた場所だ。沖縄を再び戦場にしてはならない」と力を込めた。政府が注力する南西諸島の防衛力強化に反対する考えも表明した。
玉城は、県民感情を揺さぶるように「選挙は、戦争で苦労された方々の無念な思いを改めて確認する時間となる」と提起する。立憲民主党代表の野田佳彦(68)も14日に那覇市で玉城らと並んでマイクを握り、「史実をねじ曲げて独自の解釈で歪曲(わいきょく)をする。県民感情を逆なでするとんでもない発言だ」と断じ、問題発言の争点化を後押しした。
沖縄選挙区で自民は2010年を最後に白星から遠ざかっている。来年に控える県知事選では3連敗中だ。自民県連の重鎮は「経済重視の政策でオール沖縄の勢いを抑え込んできたのに、歴史を軽視した発言で台無しにされかねない」と嘆く。
沖縄戦の惨禍から80年。県民が受けた甚大な被害と、安全保障の最前線ゆえに背負い続ける基地負担にどのように向き合うのか。この選挙戦でも、重い問いが政治に投げかけられている。(敬称略)
(栗山紘尚、那覇支局 横山潤)
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OS5
:2025/07/16(水) 16:52:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/452abb7f38222dbdedb93894e23f1467bc6b82a5
助けて、進次郎農相!自民の人気者が豊田氏の応援に来た〜 オールスター投入も千葉苦戦
7/16(水) 5:00配信
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コメント61件
スポニチアネックス
聴衆の声援に応える小泉進次郎(右)と豊田俊郎氏
【酷暑の陣!参院選2025】千葉選挙区(改選3)は過去最多の16人が乱立する激戦区となっている。全国32の1人区で苦戦が伝えられる自民党は、複数区で現職2人の千葉の議席を死守したいところ。しかし、最新の共同通信の情勢調査によると、他党の有力候補が追い上げを見せている。自民は連日大物を送り込み、15日には小泉進次郎農相が2度目の千葉入りを果たすなど“自民オールスター”の総力戦でピンチを乗り切りたい構えだ。
小泉氏は15日午後6時半過ぎ、3選を目指す豊田俊郎氏の応援に駆けつけた。土砂降りの雨が降るJR津田沼駅前で、傘を差した約2000人の聴衆に「豊田さんは厳しいという報道ばかりですが、そんなことないと信じている。落とすわけにはいかない」と熱弁。大きな拍手と歓声が送られた。
19年の参院選では自民党の石井準一氏が約69万票でトップ当選し、立憲民主党の長浜博行氏は約66万票で2位。豊田氏は約43万票で3位だった。共同通信社の終盤情勢調査によると、長浜氏がやや先行。国民民主党新人の小林さやか氏と石井氏が続き、参政党新人の中谷めぐ氏が追う。豊田氏は5番手で落選危機となっている。
自民現職2人の生き残りをかけた戦い。「政治とカネ」問題などで党に逆風が吹く中、無党派層や20〜30代の支持が小林氏に集中していることなどが豊田氏苦戦の要因とみられる。県連は「石井さんも3番手。“2議席確保は難しい”と党は頭を抱えていると聞く」と明かした。
自民は躍起だ。令和の米騒動での迅速な対応で人気を回復させた小泉氏の千葉入りは9日に次いで2回目。公示日の3日に地元の神奈川で選挙戦をスタートさせて以来、1都3県で応援に入ったのは千葉だけ。豊田氏が国土交通副大臣を歴任したことから、小泉氏は「私がコメ担当大臣だとすれば、豊田さんは土地担当大臣になれる方」と持ち上げた。
石破茂首相も9日に千葉入り。豊田氏の応援の際に「助けてください」と聴衆に訴えていたが、党関係者は「閣僚の中でも小泉さんの人気はピカイチ。今日(15日)も千葉に入るということは、それだけ小泉さんに助けてもらいたいということでしょう」と話した。
自民はこれまで千葉に高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相ら人気者を続々投入。知名度不足が課題の豊田氏のところには、元SPEEDの今井絵理子参院議員も送り込んできた。豊田氏の陣営によると、16日以降も連日、閣僚が応援に駆けつける。「応援に入れる大物は呼んで、なんとしても食らいつきたい」とわらにもすがる思いだ。自民オールスターが激戦区の千葉にどのような影響を及ぼすだろうか。
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OS5
:2025/07/16(水) 21:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dddc41907ecae34a2c18f54a4eff7e487e253a4
参政党候補がロシアメディアに出演 神谷代表「勝手に党職員が許可」
7/16(水) 18:30配信
朝日新聞
参政党の神谷宗幣代表=2025年7月3日午前10時34分、東京都中央区、西岡臣撮影
参政党の神谷宗幣代表は15日夜のBS日テレの番組で、党公認の参院選候補がロシアの国営通信社「スプートニク」に出演することを無断で許可したとして、党職員に辞職勧告したと明らかにした。神谷氏は「勝手に党の職員が許可を出した」と述べた。
出演していたのは、東京選挙区に立候補している新顔、さや氏。「スプートニク」(日本語版)は14日、さや氏のインタビュー動画をSNS上に配信した。さや氏は参政から参院選に立候補した理由などについて語った。
「スプートニク」はロシアの政府系メディアで、プーチン政権がプロパガンダ(政治宣伝)に使用しているとの指摘がある。欧米ではウクライナ侵攻後、ロシアメディアがプーチン政権のプロパガンダを広めているとの警戒感が強まり、欧州連合(EU)が「スプートニク」への接続を禁止するなどの措置を導入している。
神谷氏は番組で、「私はスプートニクさんの取材を受けていいとは一言も言っていない。勝手に党の職員が許可を出した。あり得ない」などと説明。16日には富山市内で記者団からさや氏の責任について問われたが、「(職員が、党の)ガイドラインに沿ってやっていなかったことに問題がある」として、問題視しない考えを示した。(安倍龍太郎、小木雄太)
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/37dfd9d408a4c49c8f05078d87e93dc783009a97
参政党候補の動画で波紋 ロシアのスプートニク、どんなメディア?
7/16(水) 21:17配信
毎日新聞
スプートニク日本のXアカウント=スクリーンショットから
参政党公認の参院選候補者が、ロシアの通信社「スプートニク」のインタビューに応じた動画が公開され、波紋を広げている。神谷宗幣代表は15日、党本部に無断で許可したとして、職員に辞職を勧告したと明らかにした。
背景には、スプートニクが「プロパガンダ(対外宣伝)メディア」とみなされていることがある。いったい、どのような存在なのか。
スプートニクの誕生は約10年前、2013年にさかのぼる。ロシア政府は当時、対外発信力の強化を目的に、国営通信社「ロシア通信(正式名・リアノーボスチ通信)」と外国向けラジオ局「ロシアの声」を解体・再編成した。
その結果として設立されたのが、メディアグループ「ロシア・セボードニャ(ロシア語で『今日』)」だ。
公式サイトによると、スプートニクは14年、このグループ傘下の外国向け通信社として発足。モスクワを主要拠点とし、欧州や中東、中国など世界各地に支局を構える。英語やフランス語、アラビア語、日本語、中国語など、多言語で情報を発信している。
ロシアによるウクライナ侵攻直後の22年3月、欧州連合(EU)は、露国営メディアであるスプートニクと「RT」の配信や放送をEU域内で禁止した。
EUは、両メディアがプーチン政権のコントロール下にあり、偽情報の拡散や影響工作の一部を担っていると指摘した。
一方、日本では、スプートニク日本(日本語版)の配信は規制されておらず、サイトやX(ツイッター)で日々、多数の日本語記事が流されている。
ロシアのウクライナ侵攻などについては、ロシアの主張を広めようという姿勢が明らかだ。今年1月には「ウクライナ支援、日本はいつまで散財を続けるか」と題し、石破政権の姿勢を批判する記事を掲載した。
日本国内の報道では、米軍基地問題を抱える沖縄に関する記事が多く見られるのも特徴だ。
スプートニク日本のX公式アカウントには、約16万のフォロワーがいる。英BBC放送・日本語アカウント(約88万)には及ばないが、中国国営新華社通信・日本語アカウント(約5万)よりは3倍以上多い。
また、SNSでは、いわゆる「バズ動画」の多用も目立つ。動物のかわいさを伝える短い動画など、目を引く投稿で注目を集め、拡散や認知度の向上を図っている。
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OS5
:2025/07/16(水) 22:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb435c12f5e7b3b3fb40148f8d079ceb06396e44
参院選「無風」の複数区に異変 国民民主・参政が乱戦引き起こす 脅かされる「指定席」
7/16(水) 21:39配信
産経新聞
参院選改選複数区を巡る情勢
参院選(20日投開票)で、改選数2以上の「複数区」の情勢に異変が起きている。これまで同一政党が複数の議席を狙ったり、与野党で議席を分け合ったりすることが多かったが、国民民主、参政両党の参戦で無風だった選挙区に強風が吹き始めた。改選1人区だけでなく、複数区の勝敗も選挙戦全体を大きく左右しそうだ。
【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される
■接戦に駆けつけた代表
立憲民主党の野田佳彦代表は16日、茨城県神栖市の公共施設で開かれた立民現職の会合に駆け付けた。野田氏は「1人区を中心に応援してきたが、複数区でも心配な選挙区が出てきた。その一つが茨城だ。接戦を制して何とか議席を獲得できるよう支援をお願いしたい」と呼びかけた。
茨城選挙区(改選数2)は約30年間、自民党と野党系候補が議席を分け合ってきた全国屈指の「無風区」だった。だが、立民は今回、野田氏や小川淳也幹事長、大串博志選対委員長ら党幹部が連日のように現地入りする慌てぶりだ。
「台風の目」は参政だ。同選挙区は国民民主が独自候補の擁立を見送ったため、当初は自民現職と立民現職で決まるとみられていた。だが、「日本人ファースト」や攻めの農政を掲げる参政への支持が急拡大し、見通せなくなった。立民の県連幹部は「支援者から『今回は参政に入れる』と言われた」とおびえる。
茨城と同様の状況が他の複数区でも起きている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の情勢調査では、13ある複数区のうち静岡(同2)以外の選挙区で、国民民主や参政の候補が自民や公明、立民などの「指定席」を奪おうと善戦していることが分かった。
■目まぐるしく入れ替わる各党順位
例えば、福岡選挙区(同3)は自民と立民、公明の「指定席」だったが、国民民主、参政の参戦で乱戦に陥っている。報道各社の情勢調査でも各党の順位は目まぐるしく入れ替わる。13日には石破茂首相(自民総裁)が劣勢が伝えられる公明現職の応援に入った。優勢とされる自民も「参政の勢いがすごい」(県連幹部)と警戒し、新人を立てた国民民主も「先行する政党の背中が見えてきた。最後の1議席に滑り込む」(労働組合幹部)と意気込む。
全45選挙区に候補者を立てた参政の存在は選挙戦の趨勢を左右しつつあり、立民幹部は「参政が選挙区で競ってくるとは思わなかった。結局、普段の活動量がないと現職でも議席を奪われてしまう」と不安を漏らした。(永井大輔)
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OS5
:2025/07/16(水) 22:27:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c025b1bc241b1eed5a5ce8258c30403d99b57997
石破首相の演説に抗議の不参加 大阪入りに反発の青山府連会長「積み上げた票崩される」
7/16(水) 17:03配信
産経新聞
参院選大阪選挙区の自民党候補を応援するため、マイクを握る石破茂首相=16日午後、大阪市中央区(泰道光司撮影)
20日投開票の参院選で石破茂首相(自民党総裁)は16日、公示後初めて大阪選挙区の自民新人候補の応援に入った。経済政策や安全保障、災害対策などを訴えて支持を呼びかけたが、首相批判を強める党大阪府連の青山繁晴会長は同席しなかった。
【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される
「北朝鮮は日本全土を射程圏に収めるミサイルを持っている。どの党が安全保障に向き合っているか。この国の平和は誰が守るのか」
大阪市中央区の南海難波駅前でマイクを握った首相はこう訴えた。
この日、会場には府連幹部や大阪を地盤とする元衆院議員らがそろいぶみ。しかし青山氏の姿はなかった。陣営側によると、青山氏は、首相が応援に入ることに反発し、抗議の意思表示として参加を拒否。首相が演説した時間帯は府内の別の場所を遊説したという。
青山氏は15日配信のユーチューブ動画で「総理に来てもらったら引き締まるという意見もある」と話し、明言しないながらも「16日に私が反対していながら、あることが起きます」と首相の来阪を示唆した。
その上で「(票を)積み上げてきたのを16日に崩される」「党本部とか総理官邸とか権力のタテ社会になっていると、こういうごり押しも来る。でも私の姿勢は何も変わらない」と主張した。
青山氏はこれまでも街頭演説などで「首相と閣僚が回るたびに(票が)減っている」と首相批判を展開している。(木ノ下めぐみ)
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OS5
:2025/07/17(木) 10:47:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e5553f587a648e960eabbc6ba423ba68d083823
【参院選 長崎選挙区】国民民主候補の牙城 「接戦」に緊張 追い風はやんでいる
7/17(木) 10:10配信
長崎新聞
候補者の演説を聞く有権者=長崎市内
参院選は終盤戦に入った。長崎選挙区のうち、県都・長崎市は、昨年秋の衆院選長崎1区で国民民主党が自民党に圧勝。参院選でも国民民主候補の「牙城」になるとみられたが、情勢調査では自民候補と「接戦」と報じられ、緊張が走っている。自民にとっては「狙い通りの展開」だが、組織の緩みを懸念する声もある。17日には両党の大物が入る予定で“最終決戦”の様相となる。
13日午後の長崎市中心部。商店街を国民民主新人の深堀浩候補(59)と西岡秀子衆院議員が練り歩いた。支援者らが次々と近づき、握手を求める。陣営スタッフは「やはり地元は反応がいい」とうなずいた。
深堀氏が同市に入ったのはほぼ1週間ぶり。この間、本人は離島を含む市外で知名度向上に集中し、同市は西岡氏らがPRに努めた。だが自民候補に肉薄され、陣営には焦りも広がった。
昨年秋の衆院選で西岡氏は自民候補に圧勝し、党の躍進に貢献した。だが党所属のある議員は「(備蓄米を巡る発言などで)玉木雄一郎代表への有権者の反発が想像以上。追い風はやんでいる」と感じている。
陣営幹部は新興勢力の参政も警戒。「無党派の若年層が流れている。『現職に勝てる候補は深堀だけ』と、いま一度訴えなくては」。選挙後半戦は県都での街頭活動をてこ入れ。17日の総決起集会には、党本部から榛葉賀津也幹事長を迎え、追い込みをかける。
「長崎市の差が勝敗を左右する。まだあと一歩の状態だ」。15日夜、同市の演説会で自民県連の加藤竜祥会長は現職の古賀友一郎候補(57)への投票を呼びかけた。
県連は衆院長崎1〜3区のエリアごとに所属国会議員を「責任者」として配置。長崎1区で接戦に持ち込み、古賀氏の地元諫早を含む長崎2区で突き放す勝算を描く。
1区は山本啓介参院議員が責任者として県議らを引っ張る。公示前は、次期衆院選の1区公認候補予定者の選考で複数の県議が意欲をのぞかせ、足並みが乱れる可能性もあったが、選考手続きをいったん休止してまとまっている。
ただ、国政選挙の長崎市の得票数で自民が西岡氏に勝った経験はない。「西岡票」がそのまま国民民主候補へ流れるかは不明だが、陣営は「相手の危機感は高まった」と上滑りを危惧する。17日には石破茂首相(党総裁)が再び長崎県入りして長崎市で演説する予定。党本部の「異例」の支援を受け、抜け出しを図る。
他の候補も票の掘り起こしに躍起になっている。
共産党新人の筒井涼介候補(31)は、情勢調査の長崎市で3番手につけた。被爆80年を意識し、護憲や核兵器禁止条約への参加などを訴える。
参政党新人の黒石隆太候補(33)も長崎市に軸足を置いて運動し、街頭演説を重ねている。無党派層の子育て世代などに政策をアピールする。
長崎選挙区には他に、政治団体「日本誠真会」新人の高谷喜久雄候補(63)と政治団体「NHK党」新人の神谷幸太郎候補(49)も立候補している。
1044
:
OS5
:2025/07/17(木) 10:48:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbee96d0a64cfdecba30740be132e9011c74e563
連合、存在感低下に危機感 組織内・著名候補が競り合い【25参院選】
7/17(木) 7:07配信
時事通信
参院選候補の集会であいさつする連合の芳野友子会長=13日、岡山市北区
参院選比例代表では、立憲民主、国民民主両党の支持団体・連合が推す産業別労働組合(産別)の組織内候補の当落も焦点となる。
【ひと目でわかる】焦点の議席数
両党が擁立した著名候補との競り合いになっており、産別候補が当選枠から押し出される形になれば連合の存在感は低下しかねず、関係者が危機感を募らせている。
比例には、立民から6人、国民民主から4人の産別候補が出馬。連合の芳野友子会長は13日、岡山市の集会で「推薦候補全員の当選を目指して走り回っている。一人一人が行動を起こせば必ず願いはかなう」と訴えたが、情勢は予断を許さない。
昨年の衆院選で国民民主が躍進した要因の一つに、保守層の支持を挙げる声は多い。参院選でも再現を狙い、保守派の論客として知られる東海大教授の山田吉彦氏を擁立。日本維新の会に所属していた元衆院議員の足立康史氏も「即戦力」として公認した。
今春ごろまで国民民主の政党支持率は好調で、4人の産別候補も「当選は堅い」(連合関係者)との見方が大勢だった。しかし、候補擁立を巡る混乱などで人気が下降。山田、足立両氏らと限られた当選枠を奪い合う構図となり、連合幹部は「旧来の支持者を軽視している」と憤る。
立民が前参院議員の蓮舫氏を立てたことも、連合にとっては懸念材料だ。高い知名度で得票順の上位に食い込む可能性があり、関係者は「産別候補が1人はじき出される」と危惧する。
国民民主を支援する産別内では「組織内候補が落選したら、党の責任を問う声が出る」との見方が浮上。一方、連合にとっても「政治力」維持に向けた正念場で、関係者は「候補を落とせば政策実現に影響が出かねない」と不安を口にした。
1045
:
OS5
:2025/07/17(木) 16:52:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d21928d8ec3231a012641aaf2e34154c76d9ada
参院選1人区で幹部がテコ入れ…岡山・「姫の虎退治」再現か阻止か、香川・代表の地元国民が攻勢
7/17(木) 11:00配信
読売新聞オンライン
各党幹部
参院選の勝敗を左右する全国32の「1人区」では、与野党が激しいつばぜり合いを繰り広げている。終盤戦に入り、接戦の選挙区には各党の幹部が相次いで応援に駆けつけ、テコ入れを図る。(岡山支局 中田敦子、高松総局 森克洋)
岡山
岡山選挙区の立候補者
「岡山は激戦区の中の激戦区だ。ついこの間も来たけれど、心配で心配で」。立憲民主党の野田代表が13日、岡山市内のホテルで開かれた演説会でそう話すと、集まった数百人からは笑い声が漏れた。
続いて登壇した国友彩葉候補は「衆院選で少数与党にした流れを止めたくない。一緒に政治を動かしてください」と訴えた。
国友候補は岡山市議を2年務め、今回、党の最年少候補として国政に初挑戦する。野田代表は2月の国友候補の出馬会見に同席するなど目をかけ、6月に市内で開かれた連合岡山の集会では「長男と同い年。もう『千葉のおやじ』のつもりだ」と話した。17日にも岡山入りを予定している。
岡山選挙区では2007年参院選で旧民主党新人の姫井由美子氏が、自民党のベテラン・片山虎之助氏を破り、「姫の虎退治」と呼ばれた。13年以降は自民が勝利してきたが、陣営幹部は「18年前と同じで女性候補。逆転劇への流れを引き寄せたい」と意気込む。
自民は15日、石破首相が岡山県倉敷市の複合施設で開かれた演説会で「日本中、本当に厳しい選挙を戦っている。なんとしても負けられない」と力を込めた。
会場は満員で立ち見の人もおり、石破首相の前に壇上に立った小林孝一郎候補は、旧民主党政権を念頭に「あの時代に時計の針を逆戻りさせるわけにはいかない。力を貸してください」と声を張り上げた。
小林候補は不出馬を表明した現職の後継として、昨年11月に擁立が決まった。医師で県議としても10年以上のキャリアがあり、元同僚の県議や、推薦を受ける公明党の比例候補らとともに、県内27市町村をくまなく回る徹底した「どぶ板選挙」で足場を固めてきた。県医師会や医療福祉団体など、推薦状を得た企業・団体は約1400に上る。
陣営関係者は「政権批判の風を受けやすい都市部を中心に、最後まで票の掘り起こしをする」と話す。最終盤に向け、SNSの投稿を強化するなど無党派層の取り込みを図っており、16日には知名度の高い小泉進次郎農相も応援に訪れた。
香川
香川選挙区の立候補者
国民民主党の玉木代表の地元・香川県では、同党新人を相手に自民党現職が厳しい戦いを強いられている。
「香川の未来を、日本の未来を託してください」
3選を目指す自民の三宅伸吾候補は15日、高松市内の個人演説会で声を振り絞っていた。演説会には、石破首相も応援に駆けつけて激励。「あと5日。皆さまに伏してお願い申し上げます」と支援を訴えた。
香川選挙区は2010年以降、自民が3年に1度の参院選ですべて勝利してきた。しかし、得票数は減少傾向で、前回22年選挙は立憲民主党と国民民主の双方が候補を立てたことに助けられた面もある。今回は立民が擁立を見送り、事実上、一本化された。
衆院では県内3小選挙区のうち、玉木代表と立民の小川幹事長が、それぞれ1議席を占め、自民は1議席にとどまる。今回の参院選で敗れれば、県内での自民の存在感が大きく後退するとの危機感があり、三宅候補の選挙対策本部長を務める磯崎仁彦参院議員は「最後に1票でも上回り、議席を死守したい」と話す。
対する国民民主の原田秀一候補は、18年ぶりの野党の勝利を狙う。
16日には玉木代表が原田候補とともに高松市中心部で街頭演説に立ち、「ふるさと香川で負けるわけにはいかない」と声を上げた。
ただし、立民との距離感は微妙だ。玉木代表は過去の選挙で「保守色」を打ち出し、自民の支持基盤を切り崩してきた。「立民との共闘色を出せば、支持層が離れる」(国民民主県連幹部)との危惧から、原田候補の陣営は立民からの支援は期待しつつも、推薦など組織決定は求めていない。
同じ保守層への食い込みを狙う参政党が新人の小林直美候補を擁立した影響も見通せない。14日には神谷代表がJR高松駅前で「日本の暮らしと誇りを守る」と熱弁を振るった。
高松市の40歳代の建築業男性は「今回は選択肢が多い一方で、訴えが重なる候補も多い。誰に投票するかは悩ましい」と話す。
1046
:
OS5
:2025/07/17(木) 16:53:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d18a2f4b597c64472fc10fbbcb0cbaaec5a2e89
〈2025参院選〉労組や業界団体の組織票パワー薄れる SNS台頭も影響、深刻な人手不足「選挙に割く余力もない」
7/17(木) 14:48配信
南日本新聞
応援する候補者のチラシを配る自治労鹿児島県本部=16日、霧島市役所前(画像の一部を加工しています)
20日投開票の参院選は終盤戦に入り、候補者が声をからし支持を訴える日々が続く。そんな中、選挙の勝敗に大きな影響力を与えるとされた労働組合や業界団体の「組織票」の力が薄れてきている。背景には組合加入率の低下に加え、交流サイト(SNS)が浸透し個人で情報を得やすくなった社会情勢の変化があるようだ。
7月上旬、鹿児島市にある県建設業協会の会議室は静かだった。「昔はここに電話を並べ投票を念押す電話をしたものだ。毎日5、6人が詰め1人1日200〜300件はかけた」と安藤司常任参与は懐かしむ。
県内の建設会社約700社が加入する協会は、自民党の友好団体として選挙活動をバックアップしてきた。特に建設関係者が全国比例から立候補する職域代表の候補者支援は、業界の未来に直結するとして一段と熱を入れてきた。
ただ、時代と共に勢いは弱まってきた。例えば、会員企業の従業員名簿を基に電話で投票を呼びかける“ローラー作戦”は10年ほど前に廃止した。個人情報の取り扱いが厳しくなった上、電話に出る家庭も減ったのがきっかけだ。
建設業界で進む人手不足も要因とみる。働き方改革で工期が長くなり現場に張り付く機会が増え、「大半の企業は選挙応援に人員を割く余力が残っていないのが現状」と安藤常任参与。
「当選させるためではなく、農家が安心して生活できる政策を実現するための活動だ」と強調するのは県農民政治連盟(農政連)の事務局幹部。農政連もJA出身の職域候補を比例で推すが、以前ほどの手応えはないという。農家の高齢化で投票に行く人が減少傾向にあるほか、SNSの浸透も影響していると考える。
「若い人はSNSで情報収集をするので、分かりやすく耳当たりのよい政策が魅力的に映るのだろう」と事務局幹部。「勉強会をしたり、候補の政策をまとめたビデオを見たりし、なぜうちはこの人を支援するかという基本的な視点の共有に努めている」と話した。
地方公務員らが加入し、立憲民主党を支持する自治労県本部でも同様の変化が起きている。豊田一彦書記長によると、候補者の支援を表明する応援カードの登録数はこの3年で15%減った。「公務員は政治活動をしてはいけない」との誤解があり、組合の加入率自体も低下している。「組織合理化に伴う人員削減に人手不足が重なり、現場は劇的に忙しくなった。選挙より業務優先はある意味当然だ」
豊田書記長は「SNSで簡単に情報が手に入るようなり、個人の意思で投票先を決められる空気感が強まった」と指摘。「組合員だとしても職域代表以外の選択肢は与えられている。個人の自由なので強制はできない」と冷静に受け止めた。
南日本新聞 | 鹿児島
1047
:
名無しさん
:2025/07/17(木) 16:54:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/db5aa0139d27e197a35185bedafaf4418e9e9fb3
蓮舫氏の参院選「比例」出馬の背景に“女の戦い”か 東京選挙区・立民の塩村文夏氏は「お世話になっている。蓮舫さんに帰ってきてほしい」
7/17(木) 16:15配信
NEWSポストセブン
なぜ蓮舫氏は東京から再出馬しなかったのか
参院選の比例代表は同じ党の候補が議席を奪い合う「椅子取りゲーム」だ。労組系候補の“椅子”を奪いかねないと反発を受けながら比例から出馬した立憲民主党の蓮舫氏。だが、東京選挙区の補選分の1議席は蓮舫氏が昨年7月の都知事選出馬で辞職したために空いた議席だ。なぜ、東京から再出馬しなかったのかを聞くと蓮舫氏はこう答えた。
【写真】顔の横でピース 笑顔で応援者たちと写真を撮る蓮舫氏
「だって(立候補を)決めた時には(立憲の)東京選挙区の候補はもう決まっていたじゃない」
蓮舫氏が参院選出馬を正式表明したのは6月下旬のことだが、そこに至るまでに党内での“女の戦い”があったとの指摘もある。立憲民主党関係者が語る。
「蓮舫が都知事選であそこまで惨敗せずにせめて善戦していれば、野田佳彦・代表や手塚仁雄・都連幹事長は衆院に鞍替えさせるつもりだったが、それも叶わない結果だった。そうなると蓮舫は参院に戻るしかない。立憲民主党は政権交代を目指している以上、東京で2人候補を立てるのが前提だが、現職の塩村文夏が同じ選挙区に女性候補が立つことを猛烈に嫌がったという。もう一人は男性候補がいいと。だから連合の批判覚悟で比例に回るしかなかった」
蓮舫氏は東京選挙区での塩村氏との“椅子取りゲーム”にすでに敗れていたというのだ。
その塩村氏は蓮舫氏についてこう語る。
「蓮舫さんにはとてもお世話になっていて、広島で大変だった時(2017年総選挙で広島3区で落選)に政治の世界を辞めようかと思ったのですが、ある時、蓮舫さんに辞めないでと言われ、続けてこられた。蓮舫さんに帰ってきてほしいと思います」
蓮舫氏は「比例で100万票」を取れるか
比例代表の候補は全国で個人票を集めるために各地を回るのが常だが、看板候補のはずの蓮舫氏はなぜか選挙戦では東京に張り付いている。他の選挙区候補の応援にもほとんど入らない。
立憲民主党議員が事情をこう語る。
「労組系の比例代表候補は投票で自分の名前を書いてもらうために各地で労組の組織をフル稼動させている。蓮舫が来て無党派票が上乗せできるなら歓迎だが、今の人気では期待薄。応援に呼んでも、もともと立憲民主党に投票するつもりの支持者が比例の投票用紙に蓮舫と書くくらい。そうなると労組系候補はせっかく集めた票を奪われてしまう。だから地方組織は蓮舫を呼びたがらない」
実際、東京でも街頭演説の集客力には明らかに翳りが見える。
「比例代表は約100万票で1議席増える。国政復帰は考えていないと言いながら参院選に出馬した蓮舫は比例で100万票獲得し、東京でも立憲候補を2人とも当選させるくらいの貢献度がないと党内で発言力を持てないのでは」(労組系議員)
それに届かなければ、当選しても党内で“針のむしろ”かもしれない。
1048
:
OS5
:2025/07/17(木) 17:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a12c794d959e86a4c88d96e865debd6f4d3467eb
参院選比例区、当選圏内には誰が入る? 劣勢の自民で熾烈な党内争い
7/17(木) 7:00配信
朝日新聞
演説する自民党の比例区候補=2025年7月4日、神奈川県内、神野勇人撮影
20日投開票の参院選では、都道府県の選挙区以外に比例区も勝敗のカギを握る。朝日新聞社が13、14両日に実施した終盤情勢調査で劣勢となっている自民は、限られた議席をめぐる戦いがこれまで以上に激しさを増している。
【写真】自民党の参院選比例区の獲得議席と候補者数
参院選比例区は、改選50議席を各党の総得票に応じて「ドント式」で配分する仕組みだ。議席数が確定した後、個人の得票が多い順に当選者が決まる。ただし2019年の参院選から、得票数に関係なく優先的に当選できる「特定枠」が導入されている。
12年に政権を奪還した後の4回の参院選で、自民は18〜19の比例区議席を得てきた。だが今回、終盤情勢調査の獲得議席の中心値は11議席にとどまり、過去最低だった10年の12議席を下回る可能性も出ている。
自民は今回、「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区出身の2候補を特定枠に指定した。この2人を除いた29候補が、残る当選枠を懸けて戦うことになる。党関係者は「熾烈(しれつ)な争いになる」とみる。
朝日新聞社
1049
:
OS5
:2025/07/17(木) 17:41:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf63d1ef5a5d60fff47837875600c8b11fed29f
支持層の引き留め徹底、浮動票の掘り起こしにも注力 参院選福島選挙区
7/12(土) 12:07配信
18
コメント18件
福島民友新聞
福島選挙区立候補者
20日投開票の参院選は11日、17日間の選挙戦の折り返しを迎えた。福島選挙区(改選数1)は自民党の現職森雅子候補(60)=3期=と立憲民主党の新人石原洋三郎候補(52)を中心とする論戦が激しさを増し、参政党の新人大山里幸子(りさこ)候補(51)は高まる党への注目度を追い風に勢いを上げる。政治団体「NHK党」の新人越智寛之(51)、無所属の新人遠藤雄大(40)の両候補を含む各陣営は後半戦、支持固めや浮動票の取り込みなどで票の上積みを狙う。
森陣営は各地で街頭演説や決起大会を開催、組織戦で3期18年の実績を強調してきた。ただ報道各社の序盤の情勢調査で野党候補と接戦が報じられるなど、自民県連幹部は「非常に厳しい状況」との認識を強める。
党本部も重点区と位置付け、大物を続々と投入しててこ入れを図る。10日には木原誠二選対委員長自らが選挙区入りし、県内支援団体に支持を訴えた。週末以降、小池百合子東京都知事や小泉進次郎農林水産相も応援を予定するなど、議席死守に全力だ。後半戦は街頭演説を中心に訴えを強める方針で、太田光秋総合選対本部長は「負けられない戦い。支持者にもう一度働きかけるとともに、県民の共感を得られる訴えを続けていく」と意気込む。
石原陣営は、序盤の課題だった知名度の拡大に一定の手応えを感じている。後半戦も立民県連と「5者協議会」をつくる国民民主、社民両党県連、県議会会派の県民連合、連合福島と連携して支持固めを図る。さらに県内をくまなく巡り、物価高対策など県民生活の不安払拭に向けた政策を訴え、無党派層への浸透に力を入れる方針だ。
陣営幹部は、地元福島市の得票と大票田の一つ郡山市でどれだけ浮動票を獲得できるかが勝負の鍵を握るとみる。12日には初めて立民の野田佳彦代表が応援に入り、福島市で街頭演説する。宮下雅志県連幹事長は「少しでも気を緩めたら負ける。後半戦に向け、勢いを加速させていきたい」と気を引き締める。
大山陣営は、地元郡山市をはじめとした都市部を中心に、地道に遊説を展開してきた。福島市で8日開催した参政の神谷宗幣代表との街頭演説は予想を超える聴衆を集め、郡(こおり)剛志県連会長は「街頭で人が集まり、声をかけてもらえることが多くなった。今までにないほど支持を得られている」と自信を見せる。
後半戦は遊説先を都市部から県内全域に広げ、若者や無党派層などへの働きかけを強化する方針だ。交流サイト(SNS)も有効活用し、浸透を図る。
越智候補は、引き続きX(旧ツイッター)で政策を発信。遠藤候補もSNSを中心に支持を訴える。
福島民友新聞
1050
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OS5
:2025/07/17(木) 21:46:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b5ae23a8b5e00b35caf0c35e598da05828c774c
【参院選】自民が恐れる「18年前の悪夢」再来…大激戦東京選挙区の2議席守れるか半端ない危機感
7/17(木) 19:17配信
日刊スポーツ
参院選 東京選挙区の候補者一覧
参院選(20日投開票)で情勢の厳しさが伝えられる自民党が、東京選挙区(今回は改選7)での2議席死守に躍起になっている。現職の武見敬三氏(73)と新人鈴木大地氏(58)を擁立するが、武見氏は各社調査で他候補と激戦との見方も。17日、武見氏の会合には総理経験者2人に小池百合子都知事らがそろい踏みし、支持を訴えた。党内には、現職落選&新人当選が起きた「18年前の悪夢」への強い危機感がある。
◇ ◇ ◇
この日、都内のホテルで開かれた武見氏の「最終総決起大会」。はとこに当たる麻生太郎元首相のほか、岸田文雄前首相や小池知事、木原誠二選対委員長らが顔をそろえた。小池氏は、11日に続いて2度目の応援。武見氏の情勢報道を念頭に「武見先生から先日、留守電が入っていた。『ギリギリだから助けてくれ』と。最近『ギリギリダンス』というのがはやったが(選挙は)ギリギリではだめ」と、ヒット曲の一節に触れながらげきを飛ばした。選挙の責任者の木原氏も「なんとか勝たせてほしい」と訴えた。
武見氏の結果に周囲が気をもむのには理由がある。自民内で、「18年前の『悪夢』は避けたい」との声があるためだ。
第1次安倍政権で自民が大敗した2007年参院選東京選挙区は、新人の丸川珠代氏が初当選した。しかし、3選を目指した現職の保坂三蔵氏が、次点で敗れる大波乱が起きた。今回、鈴木氏に比べ、武見氏には情勢の厳しさが指摘される。「現職は落とせない」(関係者)と危機感は強い。
東京選挙区は、選挙区で最多の32人が立候補する最大の激戦区。立憲民主、国民民主両党も2人ずつを擁立し、公明、共産、維新、れいわなどの与野党も候補を擁立。また、「台風の目」とされる新興勢力の参政党は、東京で急速に支持を伸ばしていると伝えられる。昨年の衆院選で少数与党となり、有権者の不信が収まっていない中の参院選でもあり、自民党の危機感は半端ではない。
この日、武見氏の会合には2000人超が出席したが、麻生氏は「人が集まれば勝てると思うほど、選挙は甘い商売じゃない」とクギを刺した。一方で、「自民党政権を倒すのはいいよ。でも、倒した後どうするの。スクラップしたらビルドしないといけないが、野党もバラバラ。それでは自由民主主義や議院内閣制は成り立たない」と訴えた。
各党はこれまで党首が前面に立ち、東京で支持を訴えてきた。期間中の遊説は地方がメインだった石破茂首相(党総裁)は、関係者によると、最終日の19日に東京都内で街頭演説する方向で、最終調整が進んでいるという。
自民党は2012年の政権復帰後、4度の参院選で東京の2議席を守ってきた。今回、それが続くのか、途絶えるのか。まさに正念場だ。【中山知子】
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OS5
:2025/07/18(金) 08:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/46b3cef623613ca8ddb61ce6f18261415c3631f8
社民、政党要件失えば活動制約 得票率2%が条件
7/18(金) 4:08配信
共同通信
社民党の福島瑞穂党首
今回の参院選は、社民党が全国の得票率2%を獲得し、公選法上の政党要件を維持できるかどうかが注目されている。政党要件を失えば、衆院選の小選挙区と比例代表の重複立候補ができず、ポスターの枚数も制限される。福島瑞穂党首は支援を呼びかける。
政党要件は、政治団体が政党として扱われるための法的の要件を指す。公選法上は(1)国会議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選の得票率が全国を通じて2%以上―のいずれかの条件を満たす必要がある。
社民の所属国会議員は3人でうち1人は今回改選の参院議員だ。現在の党勢を踏まえれば(1)の条件は現実的ではない。(2)に関しては2024年衆院選比例代表の得票率は1.71%にとどまったため、今回の参院選で2%を超える必要がある。
政党要件を失った場合、次期衆院選で重複立候補が認められない上、ポスターの枚数や選挙カーの台数も減る。比例代表への候補擁立の際は条件を課される。衆院選は各ブロック定数の10分の2以上、参院選は選挙区と比例で計10人以上の候補者を立てなければならない。
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OS5
:2025/07/18(金) 08:16:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bca1c6ac5dd1d1e485b34d71ddf1461504dff2de
参院東京、7位避けたい? 補欠選挙で任期半分
7/18(金) 3:43配信
共同通信
今回の参院選東京選挙区は通常の改選6に加え、非改選の欠員1の補欠選挙を同時に実施する「合併選挙」となっている。当選者の枠が増え議席を得やすくなるが、7位の任期は2028年までの3年。非改選の議席を持つ政党の関係者は「7位では、3年後に改選を迎える現職との候補者調整が必要。6位以内を目指す」と話す。
参院議員の任期は6年で、半数が3年ごとに改選される。東京選挙区では、22年に当選した蓮舫氏が昨年の都知事選に出馬。公選法の規定で自動失職したため欠員1が生じた。今回の選挙で7位当選した候補は蓮舫氏の残りの任期を引き継ぐ形となる。
東京選挙区は立候補者が多く激戦の様相とあって、2人を擁立する政党の関係者は「欠員の分、チャンスは大きい」と歓迎する。
一方で、28年参院選への影響を懸念する声も。蓮舫氏以外の22年の当選者は自民党が2人、公明党、共産党、れいわ新選組がそれぞれ1人。共産関係者は「7位だと3年後に2人が改選になり、どちらかが比例代表に回る可能性が高い。あくまで6位以内を確保したい」と意気込んだ。
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OS5
:2025/07/18(金) 11:40:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcdeac044eb9e88a21da131f9d4f463b979a72b8
【参院選】「勝敗の鍵を握る」第2の都市・佐世保…地盤とする候補が不在、地の利なき戦い続く
7/18(金) 11:00配信
長崎新聞
ガンバローコールをする集会参加者=佐世保市内(写真の一部を加工)
参院選長崎選挙区で自民、国民民主両党の陣営が「勝敗の鍵を握る」と口をそろえるのは、長崎県内で2番目に有権者が多い佐世保市の票の行方だ。出馬した現新6人に同市を地盤とする候補者はおらず、地の利なき戦いが続く。過去の国政選挙では、主な与野党候補が“がっぷり四つ相撲”を続けており、今回は参政党の勢いも増す。情勢は混沌(こんとん)としたまま、最終盤に突入した。
「実は佐世保が一番感触がいい」。投開票日まで残り4日となった16日夜。市中心部で個人演説会を開いた参政新人、黒石隆太候補(33)は自信をのぞかせた。会場には今月上旬に自民党員を辞めたという有権者の姿もあり、マイクを握って自民批判を展開した。
情勢調査で伝えられる参政の伸長。長崎選挙区では劣勢とされる中、同市を中心とする衆院長崎3区エリアの調査では国民新人の深堀浩候補(59)に迫る勢いだ。自民、国民の同市選対は、もともと候補者と縁遠かったことも相まって「保守票が奪われている」「いや反自民票が流れている」と参政票への見方が交錯する。
過去2回の参院選。同市の自民候補の得票と、非自民候補を合わせた得票を比べると、その差は10%未満に収まる。過去3回の衆院選(補選含む)を加えても、自民候補が投票者の半数を超えたのは1回のみ。選挙区全体で自民議員を輩出できてはいるが、非自民票の分散に救われる展開が続いている。
自民現職、古賀友一郎候補(57)の陣営には今回、明確な獲得目標はない。ただ昨秋の衆院選で3区現職、金子容三衆院議員が得た約4万4千票が一定の目安となっており、この得票は過去2回の参院選の自民候補とも不思議と一致する。
「組織的にここからの伸びしろはほぼない」と市議の一人は分析。古賀候補についても「任期中に佐世保にほぼ顔も見せず、選挙になると金子事務所や市議らに丸投げ。それで票が出てくるのか」と目標からの目減りすら覚悟する。
一方、国民の深堀候補。昨秋の衆院選から佐世保入りし、顔見せ興行を重ねてきたが「知名度はまだ上がってこない」と陣営関係者は険しい表情を崩さない。
過去2回の衆院選。出馬した立憲民主党元職との相性の悪さから「てこでも動かん」と距離を置いてきた国民市議らは、自前候補ゆえフル回転しているが「自民に比べて手数が足りず、集会の人集めも一苦労」と額の汗を拭う。自民同様、明確な目標はないというが、連合長崎関係者は県全体を俯瞰(ふかん)しながらこう強調した。「4万票は取らないと、かなり厳しい選挙になる」
共産党新人の筒井涼介候補(31)は消費税減税などを主張。政治団体「日本誠真会」新人の高谷喜久雄候補(63)は食の安全安心の確保を訴え、政治団体「NHK党」新人の神谷幸太郎候補(49)はNHK受信料の問題点などを指摘する。
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OS5
:2025/07/18(金) 11:41:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/210e86dc068da46b606e02ea5606907bd94f11cc
夏の選挙「もう限界」 17日間の長期戦、体調不良の候補者続出 各陣営が熱中症対策
7/18(金) 10:40配信
産経新聞
候補者に声援を送る有権者ら=3日午後、大阪市西成区(彦野公太朗撮影)
都道府県知事選とならび、選挙期間が17日間と最も長い選挙戦となる参院選も、投開票まであと2日となった。記録的猛暑に見舞われつつの舌戦に、候補者や陣営は熱中症対策に追われながらも声をからすが、中には「夏場の選挙運動はもう限界」と話す声も聞かれる。
大阪選挙区(改選数4)で新人2人を擁立した日本維新の会の陣営ではスーツやシャツの着用を禁止し、ポロシャツなどの薄着で臨んでいる。「ポロシャツの方が市民にも親近感を持ってもらえる」(陣営関係者)との狙いもある。
街頭演説ではこまめに休憩をはさんでクールダウンを行うなどの熱中症対策も。陣営関係者は「夏場の選挙運動はもう限界。時期や運動方法を見直すべきだ」とぼやく。
一方、新人を擁立した自民党陣営もスタッフが着用するTシャツについて、「少しでも快適に過ごす」ため、吸湿速乾性に優れたスポーツウエアタイプを今回から導入。体調を崩した聴衆やスタッフのため、例年の倍近いペットボトルの水を用意しているという。
無所属新人の陣営では候補が日陰のない場所で練り歩きをしていた際、頭痛などを訴えたため急遽(きゅうきょ)、数時間の休憩をはさんだ。その後はなるべく日差しの少ないところを選び、休憩時間を確保しながら継続している。
陣営スタッフは「参院選のような長期戦では候補者やスタッフの体調管理が最優先。街頭演説などの会場は行ってみないと日差しの強さなどが分かりにくく、現場で臨機応変に対応したい」と話した。
京都選挙区(同2)でも陣営は暑さ対策に余念がない。
紺色のシャツに白色ズボンというラフな格好でマイクを握ったのは自民現職。陣営幹部は「夏の選挙はとにかく暑いから」と話す。個人演説会の会場もまずは空調設備のあるところを選び、学校などで設備が整っていない場所では、大型扇風機を運び込むという。
「街頭演説はできるだけ短時間で行うようにして、朝と夜に集中させている」と話すのは共産党現職の陣営幹部。候補者自身も帽子やアームカバーを着用し、首に保冷剤をくるんだスカーフも巻くなど、暑さ対策に余念がない。
維新新人も半袖のポロシャツ姿で選挙戦を貫く。京都市中心部であった街頭演説では、車上でペットボトルの水をごくり。「街宣車にクーラーボックスを積み、冷たい飲み物などを入れている。随時補給するようにはしつこく言っている」(陣営関係者)という。
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OS5
:2025/07/18(金) 13:36:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/57f347ac2b287832f9eb6f44a793f0c35d1ed4b1
石破首相の奈良市演説 動員かかるも100人拒否か 候補も不在「陣営の士気下げる」の声
7/18(金) 7:00配信
産経新聞
石破茂首相(中央)が訪れた奈良県の自民党政談演説会=8日午後、奈良市(南雲都撮影)
参院選(20日投開票)を巡って、石破茂首相(自民党総裁)が8日に奈良市内で演説した際、奈良県連による動員に対し、拒否する動きがあったことが分かった。出席を見送ったのは100人規模とみられ、地元の党関係者は「自民奈良は既に候補当選に向けて団結している」と強調する。最近、石破首相の応援入りに関しては、各地で敬遠する動きが相次いでおり、首相の求心力の低下が懸念されている。
【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される
■首相「心からお願い」
「常に安倍さんの頭にあったのは『和をもって貴しとなす』という言葉だ。改めて今日思った」
石破首相は8日、令和4年の参院選で凶弾に倒れた安倍晋三元首相の慰霊碑(奈良市)で献花した後、約5キロ離れたホテルの会場でこう演説した。
候補の当選を呼び掛けて、「心からのお願いだが、『候補を頼む』という声を、それぞれの業界、お知り合い、親戚(にかけてほしい)。選挙は候補者を支える人々の戦いだ」と語った。
■「首相のリーダーシップ発揮ない」
首相の来県を巡っては、県連を通じて党の職域団体や支部、応援団体などに動員がかったが、拒否を促す声が広がっており、関係者が試算すると計100人が不参加を決めたとみられるという。
県南部の地方議員は首相の来県について「迷惑だ。(各種情勢調査の)数字にも出ている。昨年10月の衆院選で議席を減らして、その後もふらふらしてリーダーシップを発揮できないでいる」と不快感を示した。
会場には候補者本人の姿もなかった。既に県内各地で遊説日程が組まれており、地方議員は「スポット演説をキャンセルしてまで、総裁(首相)演説に駆け付けることは、かえって陣営の士気を下げることになりかねないと(候補陣営は)判断したのではないか」と語った。
■「掲げたこと何一つやらない」
別の地方議員も、県連からファクスで首相の演説会場への出席を促されたが、訪れることはなかった。
「ボイコットというか、何しに来るのかという感じだ。トップとしての資質を疑っている。『総理大臣だから見てみたい』という人もいるだろうが、もはやエンタメに過ぎない」と述べ、昨年9月の総裁選に勝利した首相について、「総裁選で掲げたことを何一つやらない首相が何語っても何言うとんねん、だ」と述べた。
首相を巡っては、16日に大阪市のなんば広場で応援演説を行い、候補も同席して、聴衆の歓迎を受けたが、出席者は「安倍氏が首相時代の三分の一の数だったのではないか」と語る。府連会長を務める青山繁晴参院議員は岩盤保守層の離反を懸念し、首相の大阪入りに反対しており、不参加を決めていた。(奥原慎平)
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OS5
:2025/07/18(金) 16:39:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6ecc7b490c40355204ed66c835d5ef275fdb715
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
7/18(金) 16:15配信
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
苦戦中の自民党に大打撃となったのが鶴保庸介・参院予算委員長(辞任)の「運がいいことに能登で地震があった」発言だ。
【写真】30代女性・A子さんと仲良く歩く…昨年報じられた二階伸康氏の「不倫旅行スキャンダル」
「あの発言で全国の1人区で当落線上にいる多くの自民候補が票を減らした。間違いなく戦犯だよ」(自民党選対スタッフ)
そのあおりをまともに受けたのが同じ和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏だ。元幹事長の父・俊博氏の地盤を継いで出馬した昨年の総選挙では、裏金問題で離党した世耕弘成・前自民党参院幹事長に大差で敗れて落選。すぐに参院選に鞍替えして何がなんでも「二階王国」の復活を目指すが、その参院選でも世耕氏が推す無所属候補の望月良男・前有田市長と“保守分裂”の激戦を演じている。
「二階側近だった鶴保氏の発言は、地元・和歌山で伸康氏の票を大きく減らした。一方の望月氏は、いずれ自民入りするのは確実視されているとはいえ、今回、表向きは無所属として戦っているからダメージはない。
それどころか、世耕氏は二階一族のお膝元、御坊市内でマイクを握って鶴保発言を激しく批判した。世耕氏にとっては、いわば『二階一族を全滅させる戦い』で一族郎党、根こそぎ潰す戦国時代のような構図になっている」(和歌山の地方議員)
壮絶な内ゲバだが、苦戦の理由はそれだけではない。
石破首相が応援入りも会場はガラガラ
本誌・週刊ポストは昨年の総選挙後、伸康氏の選挙演説現場に不倫相手である銀座の会員制バーのママ・A子さんが姿を現わし、和歌山市内に伸康氏が所有するマンションにA子さんを宿泊させていたことなどを報じた(2024年12月27日号)。
「伸康さんは高校時代バスケ部のキャプテンでインターハイにも出た人気者。だから総選挙は同級生たちがお揃いのTシャツを着て応援したのに、あの女性問題が発覚してから姿を見なくなった。“自分たちが一生懸命汗を流して応援してる間に不倫なんかしてたのか”と愛想を尽かされたようです」(元支援者)
その後、伸康氏は離婚。本人は“ケジメをつけた”とA子さんとともに選挙を戦うつもりだったとの話もある。
「伸康さんは参院選前の後援会の集まりで、彼女と一緒に選挙を回りたいと言っていたそうです。しかし、後援会の面々から、支援者にまともなお詫びもしてないのに……と止められた。ボンボンなんですわ」(自民党和歌山県連関係者)
そうして“二階ブランド”が地に堕ちつつあるなか、選挙中盤には伸康氏を応援するため石破茂・首相が和歌山入り。父・俊博氏も元二階派のコバホークこと小林鷹之・代議士を連れて地元で街頭演説するなど「父の人脈」をフル動員して追い上げに懸命だが、石破氏が壇上にあがった演説会でも席はガラガラだった。果たして二階家の再興となるのか。
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OS5
:2025/07/20(日) 15:39:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea3f2a66effcf4bf56ecb2926681d318dd0daea
「親中」の中傷拡散、参政党にもお株奪われ…焦る維新 現役世代に照準も支持伸び悩み
7/19(土) 18:38配信
産経新聞
支持を訴える日本維新の会の吉村洋文代表=3日、大阪市
「次世代のための党」を標榜(ひょうぼう)する日本維新の会は、20日に投開票される参院選で社会保険料引き下げを看板に現役世代への支持拡大を期す。ただ、躍進する参政党に保守層切り崩しのお株を奪われ、「埋没してしまっている」との危機感が強い。「維新は親中」との中傷にもさらされ、焦燥感を募らせている。
【写真】いらだつ維新元代表の松井一郎氏「橋下さんは外部の人間」
「皆さんの負担ばかりが増えている。一番大きな負担が社会保険料。下げる改革をしなきゃ。これは全世代の問題だ」
維新の吉村洋文代表は19日、神戸市でマイクを握り、こう訴えた。兵庫選挙区(改選数3)は新人候補が苦戦を強いられ、吉村氏ら党幹部が連日てこ入れする最重点区の一つだ。
全国での支持が伸び悩む中、社会保障改革の訴えについて党幹部は「現役世代へのアプローチが必要と判断した」と強調するが、ある大阪市議は「若者はあまりピンときていないようだ」と気をもむ。
焦りの背景には躍進する参政の存在もある。日本人重視の政策について維新関係者は「若い世代への訴求力がある」と危機感をにじませる。
一方、選挙期間中は交流サイト(SNS)でのデマ拡散への対応にも追われた。
ネット番組に出た吉村氏は、維新を「親中」とみなしたり、中国出身で日本に帰化した比例代表候補の石平氏を「中国共産党のスパイ」としたりする情報を全否定。「根拠のない誹謗(ひぼう)中傷はやめるべきだ」と批判した。X(旧ツイッター)の党公式アカウントでも番組のショート動画を発信するなどした。
逆風が強まる中、陣営関係者は「われわれには支持母体がなく、地道に政策を訴えるしかない」と歯噛みした。(石橋明日佳)
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OS5
:2025/07/20(日) 15:41:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/2175e3d7ee823c2cd40eb21862e186b6687529e7?page=2
「オメー、警官なら手帳見せろよ、コスプレか?」2万人集結の参政党マイク納めは“アンチ”の乱入で大混乱 警察官の制止を聞かずあわや暴動に
7/20(日) 14:10配信
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デイリー新潮
暴れ続ける「アンチ」で会場は大混乱となった
「てめぇ、今押しただろ!」「何ヘラヘラ笑ってんだ、あーん!」。あちこちから聞こえてくるヤクザまがいの怒号。参院選で大躍進が予想されている参政党のマイク納めは、アンチたちの乱入で大混乱となった。
【緊迫の現場写真32枚】アンチの押し合い圧し合いでライブ会場の「モッシュ状態」となった現場。「殺すぞ」といったおどろおどろしい怒号も飛び交う中、警察官たちは暴動にならないよう必死だった
***
続々と集まってきた「オレンジTシャツ」の支持者たち
選挙戦最終日の7月19日午後6時前。東京タワーが隣接する芝公園にオレンジ色のTシャツを纏った老若男女が続々と集まり出した。参政党のマイク納めに駆けつけた支持者たちである。トラック型の特設ステージ前にはすでに数百人以上の支持者がすし詰め状態で、後方に広がるスペースにどんどん人が増えていく。
芝生にシートをしく子連れ家族もちらほら見受けられ、野外フェスのような雰囲気。フェスと似ていないのは、ところどころではためく日の丸である。
そんな中、ステージから200メートルくらい離れたところで物々しい雰囲気を醸し出している小集団があった。プラカードを掲げ抗議活動をするアンチたちだ。
〈カルト〉〈わたしは差別に抗う〉〈ヘイト政治家はいらない〉
ざっと数えたところ十数人。黙って立っているだけなのでおとなしい抗議活動になるかと思っていたが、開始直前となると様相はガラリと変わった。
ステージから数十メートル離れたところに設けられた幅3〜4メートルの通路上に、過激な集団が集結し出したのである。
「押すな、殺すぞ!」
〈アホカス差別野郎〉〈レイシストに利用されるな〉〈人間にファーストもセカンドもない〉〈ヘイト集団〉〈参政党ナチス〉〈嘘つき〉〈これ以上日本を壊すな〉…。
手に持つプラカードには挑発的な文言ばかり書き連ねてある。そんな彼らに移動を求めたのは、参政党の警備員たちと警視庁の私服警官たちだった。「通路なので危ないです」と丁重に頼んでいるのだが、彼らは一歩も引こうとしない。
「オメーら、警官なら手帳見せろよ。コスプレか?」
「危ないから移動をお願いしているだけです」
「法的根拠は?」
「あなたはどういう立場で何の権利があって言ってくるんですか」
参政党の警備員たちもほとほと困り果てた様子で、「何かあってからだと遅いんですよ、なんとかなりませんか」と警察官にせがんでいる。
どこから湧いてきたのか、気づけはあちこちでプラカードを掲げるアンチは200〜300人くらいに膨れ上がっていた。収拾がつかなくなり、警察側は制服警官を動員。私服警官も腕章を装着して交通整理を始めたのだが、アンチたちは構わず行ったりきたりで、あちこちで押し合いへし合いも発生。「押すなよ」「てめー、なにヘラヘラ笑ってんだよ、この野郎!」といったおどろおどろしい声まで聞こえてくるのである。
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OS5
:2025/07/20(日) 15:42:12
「皆さんのお母さんにしてください」と叫んださや氏
参政党側は冷静な対応を取っていた。警備員が手に持つプラカードには〈支持者の皆様へ 妨害行為には冷静なご対応をお願いします〉。司会はマイクで繰り返し「皆様、事故を発生させないよう冷静に対応してくださいますようお願い申し上げます」とアナウンスしていた。
やがて、応援弁士が登壇してイベントがスタート。「勝鬨をあげよう。エイ、エイ、エイ、オー!」の掛け声に聴衆は大盛り上がりだ。「ボー、ボー」と法螺貝の音も聞こえてくる。
一方、アンチたちはますますヒートアップするばかりで、
「詐欺師―、カルトー」
「帰れー」
「黙れ、差別やろう!」
やがて最後の訴えを終えて選挙カーで戻ってきたばかりの、東京選挙区の候補者・さや氏がかれた声でマイクを握り始めた。
「この東京中をオレンジ色に染めたい! 橙色に染めたーい! その思いで駆け回ってきました」
「私は日本が大好きです。日本人が大好き! だから心の底から日本人ファーストと心から言いたい!」
「明日、必ず勝利を手にして、私を皆さんの、皆さんの…お母さんにしてくださーい、日本人のために働くお母さんにしてください!」
神谷代表の登壇で会場のボルテージは絶頂に
万雷の拍手と「さやコール」が鳴り止まない中、例の通路は大変なことになっていた。「帰れ、この野郎」「押すんじゃねーよ、殺してやるよテメー」。もはやフェスのモッシュ状態だ。
7時半すぎ。代表の神谷宗幣代表が壇上に立つと会場のボルテージは絶頂に達した。聴衆は総立ちで「神谷コール」。一方のアンチは「帰れコール」の絶叫。
そんな中、神谷氏はご満悦の表情でマイクを握った。
「差別反対とか書いてあるけど、我々も差別反対です。我々、そんなこと言ってませんよ。我々は皆さんの仲間ですよ。戦争反対だし、減税反対だし、外国人差別反対だし。参政党の解釈を間違えていますよ。私をヒトラーにして、独裁者にして」
「どんなにアンチから攻撃を受けようが、マスコミから叩かれようが、私は1ミリも引けない! 袋叩きに遭おうが、サンドバッグになろうが、神谷宗幣は戦います!」
「明日、我々20議席取りたい。20議席とって、単独でコロナ政策の見直し法案とか作りたくないですか! 自民党が作ろうとしている緊急事態条項、止めたいと思いませんか!」
最後に神谷氏は余裕綽々でこう語るのだった。
「今日は2万人集まったそうですよ。アンチの皆さんもお気をつけてお帰りくださいね。皆さん、ぶつかったりヤジ飛ばしたりしなくていいですから、彼らも役割があってやっていますので。笑ってお疲れ様、と言って、優しい気持ちで帰れます」
隣国・韓国の大統領選で見られるような激しいぶつかり合いが発生した参政党のマイク納め。神谷氏は駆けつけたアンチに対し「皆さんが叩いてくれたから支持が伸びた」と語っていたが、心の奥底では大混乱にほくそ笑んでいたのかもしれない。
はたして今日、有権者は参政党にどのような審判を下すのか。
デイリー新潮編集部
新潮社
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OS5
:2025/07/20(日) 15:44:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1d2cc437a4c4b13b852a74fc1a83fefb770a36
1998年から議席独占 〝自民王国〟に風穴は開くのか――勇退する尾辻氏の三女が立民推薦、急伸する参政党、自民元職が激しく競う展開 深夜にも当落判明〈参院選かごしま〉
7/20(日) 5:53配信
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コメント210件
南日本新聞
候補者と共に気勢を上げる支持者=19日午後7時59分、鹿児島市
4人が争う参院選鹿児島選挙区(改選数1)の投票は20日午前7時から午後8時まで行われる。鹿児島市の一部と他の市町村は時間を繰り上げる。当落は20日深夜にも判明する見通し。
【写真】〈関連〉鹿児島選挙区の立候補者の経歴を顔写真と一緒に確認する
立候補しているのは元参院議員秘書で無所属新人の尾辻朋実氏(44)=立憲民主党推薦、医師で参政党新人の牧野俊一氏(39)、自民党元職で国政復帰を目指す園田修光氏(68)=公明党推薦、自営業でNHK党新人の山本貴平氏(50)。選挙戦最終日の19日、山本氏以外の3候補が大票田・鹿児島市内で街宣や繁華街での練り歩きをし、17日間の激戦を締めくくった。
鹿児島は全国32の1人区の一つで、2人区時代の1998年から自民が改選議席を独占している。物価高対策や消費税の在り方、自公政権への評価が焦点。自民重鎮で勇退が迫る尾辻秀久氏の三女である尾辻氏と、東京都議選などで急伸する参政の牧野氏、自民の森山裕幹事長のお膝元で組織戦を展開する園田氏が激しく競う展開となっている。
前回2022年の投票率は過去2番目に低い48.63%だった。18日現在の期日前投票率は前回より大きく伸び2割を超えており、当日の動きも注目される。
開票作業は市町村ごとに20日午後8時から順次始まり、最終確定は選挙区が21日午前1時20分、比例代表は同3時10分の予定。選挙人名簿登録者数は2日現在、130万6801人(男61万2493人、女69万4308人)。
南日本新聞 | 鹿児島
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OS5
:2025/07/20(日) 15:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e8f94e9279ddff3096ca38df3a0ecc54ae1b255
岡山県選管が立民に口頭注意 「有料ネット広告」と指摘
7/18(金) 17:10配信
共同通信
参院選岡山選挙区の立憲民主党新人国友彩葉氏(33)の陣営が、選挙期間中に公選法で禁止されている有料のインターネット広告を動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載した疑いがあることが18日、分かった。岡山県選挙管理委員会に外部から指摘があった。候補者名など有料なら公選法に抵触する恐れのある表示が確認されたとして、県選管が陣営に口頭で注意した。
選管によると、17日に外部から指摘があり、その際に提出された資料で広告の静止画などを確認。「候補者名や候補者の顔が大きく表示されており、有料の場合は法に抵触する恐れがある」とした。
立民県連は「対応を検討中でコメントできない」とした。
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OS5
:2025/07/20(日) 15:46:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b822e29326864d2a3355ce712269da424501a56
「思いもよらぬ新興勢力が…」“保守王国”群馬に異変 参政新人が自民現職を猛追 佐賀では自民・立憲が“横一線”【news23】【選挙の日、そのまえに】
7/18(金) 14:38配信
参院選の投票日が20日(日)に迫っています。JNNの情勢調査では、これまで自民党が圧倒的な強さを誇っていた群馬県で参政党の新人が自民現職を猛追しています。「保守王国」で一体、何が起きているのでしょうか?
【写真で見る】JNN インターネット調査では与党が厳しい情勢に
■自民・立憲が“横一線” 激戦の佐賀
九州有数の米どころ、佐賀県。参議院選挙で2010年から“負けなし”の自民党が危機感を強めています。
1議席を争う佐賀選挙区。JNNの情勢調査では、立憲民主党の新人と自民の現職が激しく競り合う展開となっています。
江藤拓 農林水産大臣(当時)
「私もコメは買ったことありません、正直。支援者の方々がたくさんコメをくださるんですね。まさに売るほどあります」
今年5月、佐賀市内の講演で江藤前農水大臣が失言。県内の農家からも不評を買っています。
コメ農家 古庄達治さん
「世間がコメがないと言いながら、あんな風に言うのはちょっとおかしいかなと。いくら農家でもコメはその年の自分たちの分しか持ってない」
3期目を目指す自民現職の山下雄平氏。逆風を感じながらの選挙戦です。
自民現職・山下雄平候補
「いま自民党というだけで、なかなか話を聞いてもらえないような状況です。しかし、この12年間、農村の声、地方の声を一番聞いてきたのは山下雄平だという自覚があります」
12年前に33歳の若さで初当選して以来、「最も厳しい戦いだ」と話します。
自民現職・山下雄平候補
「経済対策や物価高対策が十分でないことだったり、農業政策については生産者・消費者両側から違う立場での指摘をいただくことも多い。党と政府の“不人気”度合いと、自分が個人的に12年間築いてきた人間関係とのどっちを重視してくれるかの勝負なんじゃないかと」
激しく競り合うのは、立憲の新人、富永明美氏です。
立憲民主党 新人・富永明美候補
「何もかも値上がりして物価高と言われ、ずいぶん経ちました。それなのに給料も年金もほとんど上がらない。私は変えていけるんだということを訴えていきます」
国民民主党の県組織からも支持を受け、18年ぶりの野党系の議席獲得を狙います。
立憲民主党 新人・富永明美候補
「県民の怒りの積み重ねが今、来ているのかなと感じています。減税とコメは農業者への戸別所得補償制度の復活を願われる声が非常に多い。皆さんと一緒に変えていきましょうということを訴えていきたいです」
4人が立候補している佐賀選挙区。“接戦”の2人を参政党の新人が追いかけ、諸派の新人は厳しい情勢です。参政党の下吹越優也氏は…
参政党 新人・下吹越優也候補
「この失われた30年の中で我々の所得は全く上がっていない。まず優先的に日本人の生活を豊かにしてください」
佐賀選挙区では、このほかに諸派の松尾芳治氏が立候補しています。
争点となっている「物価高対策」。県内のスーパーでは切実な声が…
3人の子育て中(30代)
「子どもが大きくなるにつれ、食べる量も増える。1人当たりの量も多くなるから買うものも増える。安いものを探して割引とか狙って買ったりする」
年金で生活(70代)
「苦しい、年金生活者になると。コメは高い。なんとか食べていけるけど、やっぱり食べるだけじゃなくて他にも色々いるじゃないですか。もう少しみんなが楽しく暮らせるような世の中にしてほしい」
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OS5
:2025/07/20(日) 15:49:20
■「保守王国」群馬で…参政猛追
名物“湯もみ”で知られる草津温泉や、石段がシンボルの伊香保温泉など、日本有数の温泉街を有する群馬県。
こちらも1議席をめぐる争いですが、佐賀とは事情が異なっています。
群馬と言えば…
福田赳夫氏、中曽根康弘氏、小渕恵三氏、福田康夫氏と、戦後、4人の総理大臣を輩出してきた“保守王国”です。
自民党に逆風が吹いた2024年秋の衆院選でも県内5選挙区を独占しました。そんな“自民党一強”とも言える場所でいま、異変が起きています。
JNNの最新の情勢調査では、自民の現職・清水真人氏が一歩リードし、参政の新人・青木ひとみ氏が猛追。その後を立憲民主の新人・河村正剛氏が追う展開です。
自民党 現職・清水真人候補
「見えない何かが後ろから迫ってくる、そのような感じであります」
参政党 新人・青木ひとみ候補
「自民党王国その壁は分厚い、だけれども諦めないで、皆さんと一緒に新しい政治をここ群馬から一緒に作り上げていきたいんです」
「日本人ファースト」を掲げ、今回の参院選で“台風の目”になっている参政党。
群馬でも支持を拡大しています。青木氏がアピールするのは看護師として働いてきた経験です。
参政党 新人・青木ひとみ候補
「他の政治家には負けない思いがあります。それは看護師の道を選んだ時と変わらない、困っている人を一人でも多く救いたい。誰かの役に立ちたい、この思いは今も変わりません」
この選挙戦に手応えを感じているといいます。
参政党 新人・青木ひとみ候補
「参政党知らなかったんだけどテレビで観て『いいこと言ってるじゃん』と仰って来てくださる方も多いです」
ただ、中には参政党への“不信感”を口にする人も。
男性
「正直、参政党という党の考えにちょっと懐疑的な部分があるので、まずは青木さんとは思ってるんですけど」
参政党 新人・青木ひとみ候補
「減税、子育てをまず1本2本でやっていく」
その青木氏に猛追されているのが、自民の現職・清水氏です。情勢調査ではリードしていますが、演説では相手を意識した発言が目立ちました。
自民党 現職・清水真人候補
「今回、思いもよらぬ新興勢力が上がってきている。大変大変厳しい選挙戦ではあります。もうここまで来ると皆様方のお力にすがるより他ない。これくらい厳しい状況であります」
念頭にあるのはもちろん、参政党の追い上げです。
自民党 現職・清水真人候補
「同じ土俵である意味戦っているようで、戦っていないのではないかとも言える部分があるかな。(参政党は)ネット上の戦いが非常に優れているのではないか」
“相手の土俵に乗っても意味はない”と話す清水氏、戦略は「地道な声かけ」だといいます。
自民党 現職・清水真人候補
「今まで私どもを支持していただいた方々に、真摯に私たちの政策を訴えていく。その上で理解をしていただいて、一票を投じていただく」
児童養護施設などの支援に取り組んできた立憲民主党の河村氏。訴えたのは“現役世代への支援”です。
立憲民主党 新人・河村正剛候補
「子どもたちを支えるためには、親御さんの世代を支えていかなければいけないということに気づき、やはり働く人たちを支える政策を強く強く推し進めていかなければいけない」
演説を聞きに来た人
「一昔前だと“とりあえず自民”みたいなところだったが、いろんな情報を見て、そこに対して一歩立ち止まって考えて『どうしよう』と自分で(投票する)政党を考える人が増えてきた印象」
共産党の高橋保氏は消費税減税などを掲げています。
共産党 新人・高橋保候補
「当面緊急に(消費税を)5%に下げること。そして、インボイスを廃止すること。これを要求しています」
群馬選挙区ではこのほかに、諸派の井田雅彦氏と上楽宗之氏、無所属の辛嶋美紀氏が立候補しています。“保守王国”の議席を自民党が守るのか明け渡すのか。その行方が注目されます。
1064
:
OS5
:2025/07/20(日) 15:52:36
■「保守王国」群馬で…参政猛追
名物“湯もみ”で知られる草津温泉や、石段がシンボルの伊香保温泉など、日本有数の温泉街を有する群馬県。
こちらも1議席をめぐる争いですが、佐賀とは事情が異なっています。
群馬と言えば…
福田赳夫氏、中曽根康弘氏、小渕恵三氏、福田康夫氏と、戦後、4人の総理大臣を輩出してきた“保守王国”です。
自民党に逆風が吹いた2024年秋の衆院選でも県内5選挙区を独占しました。そんな“自民党一強”とも言える場所でいま、異変が起きています。
JNNの最新の情勢調査では、自民の現職・清水真人氏が一歩リードし、参政の新人・青木ひとみ氏が猛追。その後を立憲民主の新人・河村正剛氏が追う展開です。
自民党 現職・清水真人候補
「見えない何かが後ろから迫ってくる、そのような感じであります」
参政党 新人・青木ひとみ候補
「自民党王国その壁は分厚い、だけれども諦めないで、皆さんと一緒に新しい政治をここ群馬から一緒に作り上げていきたいんです」
「日本人ファースト」を掲げ、今回の参院選で“台風の目”になっている参政党。
群馬でも支持を拡大しています。青木氏がアピールするのは看護師として働いてきた経験です。
参政党 新人・青木ひとみ候補
「他の政治家には負けない思いがあります。それは看護師の道を選んだ時と変わらない、困っている人を一人でも多く救いたい。誰かの役に立ちたい、この思いは今も変わりません」
この選挙戦に手応えを感じているといいます。
参政党 新人・青木ひとみ候補
「参政党知らなかったんだけどテレビで観て『いいこと言ってるじゃん』と仰って来てくださる方も多いです」
ただ、中には参政党への“不信感”を口にする人も。
男性
「正直、参政党という党の考えにちょっと懐疑的な部分があるので、まずは青木さんとは思ってるんですけど」
参政党 新人・青木ひとみ候補
「減税、子育てをまず1本2本でやっていく」
その青木氏に猛追されているのが、自民の現職・清水氏です。情勢調査ではリードしていますが、演説では相手を意識した発言が目立ちました。
自民党 現職・清水真人候補
「今回、思いもよらぬ新興勢力が上がってきている。大変大変厳しい選挙戦ではあります。もうここまで来ると皆様方のお力にすがるより他ない。これくらい厳しい状況であります」
念頭にあるのはもちろん、参政党の追い上げです。
自民党 現職・清水真人候補
「同じ土俵である意味戦っているようで、戦っていないのではないかとも言える部分があるかな。(参政党は)ネット上の戦いが非常に優れているのではないか」
“相手の土俵に乗っても意味はない”と話す清水氏、戦略は「地道な声かけ」だといいます。
自民党 現職・清水真人候補
「今まで私どもを支持していただいた方々に、真摯に私たちの政策を訴えていく。その上で理解をしていただいて、一票を投じていただく」
児童養護施設などの支援に取り組んできた立憲民主党の河村氏。訴えたのは“現役世代への支援”です。
立憲民主党 新人・河村正剛候補
「子どもたちを支えるためには、親御さんの世代を支えていかなければいけないということに気づき、やはり働く人たちを支える政策を強く強く推し進めていかなければいけない」
演説を聞きに来た人
「一昔前だと“とりあえず自民”みたいなところだったが、いろんな情報を見て、そこに対して一歩立ち止まって考えて『どうしよう』と自分で(投票する)政党を考える人が増えてきた印象」
共産党の高橋保氏は消費税減税などを掲げています。
共産党 新人・高橋保候補
「当面緊急に(消費税を)5%に下げること。そして、インボイスを廃止すること。これを要求しています」
群馬選挙区ではこのほかに、諸派の井田雅彦氏と上楽宗之氏、無所属の辛嶋美紀氏が立候補しています。“保守王国”の議席を自民党が守るのか明け渡すのか。その行方が注目されます。
1065
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OS5
:2025/07/20(日) 15:52:49
■JNN インターネット調査では与党が厳しい情勢に
藤森祥平キャスター:
終盤に差し掛かっている参議院選挙。勝敗の鍵を握ると言われているのが、32の「1人区」です。2022年の参院選では、与党が28選挙区、野党が3選挙区で議席を獲得しました。
しかし、JNNが土日にインターネット調査を行い、取材を加味して分析した最新の情勢では、与党の優勢が8選挙区、野党系の優勢が16選挙区、接戦が8つの選挙区と与党が厳しい情勢にあることがわかります。
ただ、今回の調査では約4割の人が「まだ投票先を決めていない」と答えています。この後、最終盤で情勢が大きく変わる可能性もあります。
小川彩佳キャスター:
与党がかなり苦戦しているという情勢です。
株式会社QuizKnock CEO 伊沢拓司さん:
高齢化が進んで、地盤や組織の力が弱まるということになると、与党に流れていた保守系の層が、保守風の政党が増えてきているので、そちらに流れているのが現状なのかなと思います。
ネットを通して、多様な選択肢が見えるのはいいことですが、一方でわかりやすさ・投票しやすさというのは、やはり警戒をした方がいい。分断やデマは、“わかりやすい”に直結しますが、それが本当に正しい選択なのかというのは難しいところですよね。
正しい情報を選ぶというのは、非常にわかりづらいことですから。今はまだ投票先を決めてない4割の方がいらっしゃるとすれば、じっくりと勉強して、時間もそんなにないのでジャンルを絞って、興味あるジャンルだけでも、様々なソースから学びながら苦しんで投票していただきたいと思います。
========
<プロフィール>
伊沢 拓司さん
株式会社 QuizKnock CEO
クイズプレーヤーとして活躍中
TBS NEWS DIG Powered by JNN
1066
:
OS5
:2025/07/20(日) 16:02:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/81cb74a84ef6ac082b064b14b011240f3476d2e9
「厚かましいことは自覚」 候補乱立の参院京都選挙区で野党のいまさらの一本化要望に反発
7/19(土) 12:56配信
209
コメント209件
産経新聞
京都市内での演説に聞き入る有権者たち=13日、京都市下京区
20日に投開票される参院選の京都選挙区(改選数2)に候補者を擁立している野党や支援者が、選挙戦終盤になって、交流サイト(SNS)で、他の野党支援者に自党候補者への「戦略的投票」を呼びかける異例の事態となっている。反与党を結集させる狙いが背景にあるとみられるが、他の野党支援者からは「選挙前にすべきだ」「そちらが下りればいい」など批判が集まっている。
【ひと目でわかる】京都選挙区の戦いの構図
複数の情勢調査によれば、日本維新の会新人がリードし、自民党現職、共産党現職、立憲民主党新人らが追う展開。
これを受け、立民幹事長の小川淳也衆院議員は17日、「厚かましいことをよく自覚しつつ」としながらも、「比例は各支持政党。選挙区は対(自民現職)大同団結で(立民新人)への集中。この際大同団結の投票集中をお願い出来ないだろうか」とX(旧ツイッター)に投稿した。
また、これまで京都府知事選や京都市長選に共産党の推薦や支持を受けて立候補した経験のある福山和人弁護士も18日、立民、れいわ新選組、社会民主党の支援者に対して「(共産現職)への戦略的投票を心から呼びかけます」と投稿。「各候補や支援者の方々に対して大変失礼な事を申し上げているのは重々承知しています」とも書き込んだ。
いずれも、2位で自民現職が当選し、維新、自民で2議席となるよりは、1議席を野党で取りたいという背景が共通していると思われる。
だが、小川氏の投稿に対して、全国の一人区で野党一本化の過程で、共産の候補者が立候補を取りやめた経緯に触れ、「せめて現職のいる京都ぐらい譲りなさいよ」などとの批判が殺到。福山氏の投稿にも名指しされた野党支援者が反応し、「(共産現職)への撤退を呼びかけて下さい」といった投稿が相次ぐなど、野党支持者の間で反発が広がっている。
◇
京都選挙区には、新実彰平(維新)、西郷南海子(れいわ)、酒井常雄(国民)、木村嘉孝(諸派)、谷口青人(参政)、山本和嘉子(立民)、倉林明子(共産)、西田昌司(自民)、二之湯真士(無所属)の9氏が立候補している。
1067
:
OS5
:2025/07/20(日) 17:59:25
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250714-OYT1T50044/
参院選の開票速報に登場する比例選の「特定枠」とは…自民党とれいわ新選組が利用
2025/07/20 14:00
#参議院選挙を知る
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20日に投開票を迎えた参院選。人口減少や都市と地方の人口差の拡大を踏まえ、参院の選挙制度は改正が続いている。比例選で顕著な例が「特定枠」だ。
2019年の参院選比例選から始まった特定枠は、選挙区で16年に始まった合区への不満を背景に編み出された。選挙区の合区は、「1票の格差」を是正するために導入された。有権者の少ない隣り合う2県で1選挙区を構成し、改選定数1の1人区で、現状では「鳥取・島根」「徳島・高知」の2選挙区が該当する。
参議院本会議
選挙区が県境を越えて広がり、2県のうち1県にとっては縁もゆかりもない議員が誕生する可能性があり、有権者や政党支部から反発が出ていた。合区導入で政党支部が「2県で1人」しか候補を出せなくなったことから、自民が特定枠の導入を主導した。
政党が指定した特定枠候補は、個人名の票数に関係なく、各政党に割り振られた議席の枠内で、ほかの候補に優先して上位当選することができる。選挙区で出られなかった候補を比例選に回し、ほぼ確実に当選できるようにすることで、「救済」する色合いが強い。
比例選の候補者名簿に特定枠を設けるかどうかは各政党の判断にゆだねられている。党利党略への批判が根強い一方、知名度や組織票を持たない候補も当選できるため、幅広い人材にチャンスが生まれる面もある。
3日の公示では、自民とれいわ新選組が特定枠の利用を届け出た。22年は自民2人、れいわ1人がそれぞれ特定枠で当選した。
1068
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:01:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071900262&g=pol
石破政権「50」が分水嶺 参院選、焦点の議席数【25参院選】
時事通信 政治部2025年07月20日00時07分配信
【図解】参院選注目の数字
【図解】参院選注目の数字
参院選の街頭演説を聴く有権者ら=19日、東京都新宿区
参院選(20日投開票)は、石破茂首相(自民党総裁)が必達目標とする「非改選を合わせた与党過半数維持」のため、自民、公明両党で計50議席に届くかが最大の焦点だ。成否は首相の進退論に発展する可能性が高く、政権の分水嶺(れい)となる。自公は苦戦が伝えられ、必死の巻き返しを図った。野党各党は改選過半数の63議席の獲得を目指しており、さらにどこまで勢力を伸ばせるかが注目される。
過半数焦点、政権に影響 野党の伸び注目、石破首相21日会見へ―参院選、20日投開票【25参院選】
◇自民過去最少36
参院の総定数は248。今回は半数の124(選挙区74、比例代表50)に加え、非改選の東京選挙区の欠員1の補充を含めた計125議席が争われる。与党の非改選議席は75(自民62、公明13)のため、参院全体の過半数(125)を保つには計50議席を得る必要がある。
改選される与党の議席は66(自民52、公明14)。首相の目標は16減らしても達成できるため「甘過ぎる」との見方があった。だが、選挙戦が進むにつれて苦境が鮮明になり、与党内でも「50議席取れるかどうか」(自民幹部)といった厳しい声が上がる。参院選で自民の最少獲得議席は1989年の36議席で、当時の宇野宗佑首相は大敗の責任を取って退陣した。仮に今回「36」を割り込めば石破政権の存続は極めて困難となる。
連立政権を組む公明は昨年10月の衆院選、今年6月の東京都議選に続く「政治決戦」で議席減の流れを食い止めたいところだ。参院選での過去最低の9議席と同水準にまで落ち込んだ場合、自公「50」の確保は遠のく。
◇野党伸長も
立憲民主党など野党は改選議席の過半数となる63議席を軸に、どこまで議席を伸ばせるかがポイントだ。参政党(改選1議席)は躍進すると伝えられ、目標を20議席に引き上げた。非改選1と合わせた21人の参院議員を抱えることになれば、参院に予算を伴う法案を提出できる。
衆院は既に少数与党のため、今回の参院選は事実上の「政権選択選挙」と言われた。野党が参院で多数派を握った場合でも「非自民」で大同団結し連立政権をつくる機運は今のところ乏しい。ただ、各党の獲得議席は新たな政権の枠組みに影響を及ぼす可能性がある。
1069
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:01:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/db0ec3537d13967bc9fdc4fa93b35e87cd55a54f
参院選和歌山選挙区の結果はどうなる 続く保守王国の分裂騒ぎ、激戦を制するのはだれか
7/19(土) 15:09配信
154
コメント154件
産経新聞
立候補者の演説に聞き入る支持者ら=和歌山市
20日に投開票される参院選の和歌山選挙区(改選数1)は、過去最多の7人が立候補している。和歌山県は保守地盤の強い土地柄だが、二階俊博・自民党元幹事長と世耕弘成・自民党前参院幹事長の県政界重鎮2人の対立に起因する「保守分裂」を軸に、これに割って入ろうとする勢力もあり混戦となっている。
【写真】自民・森山幹事長「極めて異様な選挙」世耕弘成氏を批判
自民の公認候補は二階氏の三男で元秘書の二階伸康氏(47)。昨年10月の衆院選和歌山2区で無所属の世耕氏に敗れ、今度は参院での当選を目指している。公認を決める県連の役員投票で二階伸康氏に敗れた元有田市長の望月良男氏(53)は無所属で立候補し、世耕氏が全面支援。無所属新人で不動産会社役員の末吉亜矢氏(54)も自民党に近く、保守層などへの浸透を目指している。
野党側は、日本維新の会新人の元県議、浦平美博氏(53)が立憲民主党との候補者一本化を経て立候補している。共産党新人で党県副委員長の前久氏(69)は4度目の挑戦で「自主投票」とする立民支持層などにも支持をアピールしている。
参政党新人で訪問看護会社役員、林元政子氏(51)は「日本人ファースト」を掲げ、看護師や子育ての経験も踏まえたアピールを続けている。政治団体「NHK党」新人の元総務省職員、本間奈々氏(56)は「親中、媚中」への反発を強く訴えている。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13日に実施した情勢調査では、リードする望月氏を二階氏が猛追し、それに林元氏が続く展開。終盤に情勢が変わる可能性もあり、候補者たちは懸命に支持を訴えている。
1070
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9b26311ff5fdd1fc370b7420d8b81b20842d2d6
【乱戦比例 参院選くまもと㊤】公明 裏金の余波「みそぎは済んだ」
7/16(水) 9:15配信
熊本日日新聞
参院選での支持を訴える公明党の街頭演説=14日、熊本市中央区
「今回は極めて厳しい選挙であります。われわれ自民党、公明党の皆さんとともに何とか勝ち抜かせていただいて、もう一度、日本を強い国にしていきたいと心から思っております」
13日、菊池市のふるさと創生市民広場。参院選熊本選挙区に立候補した自民現職の馬場成志氏(60)の応援で駆け付けた石破茂首相は、物価高対策の給付金などの公約をアピールし、自公政権への支持を呼びかけた。会場には、建設業や商工会、農業といった自民の友好団体ののぼり旗がずらり。前列には「公明党」の旗もはためいていた。
連立を組んで26年目に入った両党。今回も選挙区では複数区で自民が公明候補に推薦を出し、代わりに公明が、候補を出していない熊本など改選1人区で自民候補を支援する「相互推薦」で連携する。熊本選挙区でも馬場氏に対し「全国でもかなり早い段階」(県本部)で推薦を出した。しかし比例代表では、自民の友好団体が立てた組織内候補と公明が保守票を奪い合う構図だ。
(写真:熊本日日新聞)
公明は今回、比例代表で全国700万票を目標に掲げる。熊本県内は10万票。ただ、簡単な目標ではないことは、過去の結果が物語っている。
参院選で公明が獲得した県内の比例票は、2007年の14万2769票をピークに減少。直近では19年が9万6023票、22年が9万9181票と10万票を下回っている。
14日午後、熊本市中央区の新市街アーケードに、比例代表で3選を目指す公明現職の河野義博氏(47)の姿があった。「猛烈な大逆風、新興勢力が猛威をふるっている。当選圏内ではない。なんとしても押し上げてください」と声をからした。
昨秋の衆院選では、自民との近さが裏目に出た。自民派閥の裏金事件など「政治とカネ」の逆風にあおられ、公明は公示前の32議席を24に減らした。比例代表の得票数も初めて全国で600万票を割り込んだ。自民の裏金議員に公明が推薦を出したことで「自民と同じに見られてしまった」と県内の公明関係者は話す。
ただ、今回は「ペナルティーを受け、みそぎは済んだ」との声も聞かれる。支持母体・創価学会の県内関係者は「政治とカネの逆風はあまり感じない。組織票は固まっている」と言う。一方で「参政党など新興勢力に票が流れている」と見立てており、「厳しい現状は変わらない」と表情を引き締めた。
自公は衆院選後に少数与党となり、国会運営は厳しさを増した。法案や予算案を通すために野党の協力が必須となり、政府予算が成立したのは年度末ぎりぎりの3月31日午後だった。
公明県本部の城下広作代表は言う。「まずは自公による政権の安定が必要だ。その中で、自民に言うべきことは言う。そのためにも、公明にある程度の議席が必要なんだ」
◇ ◇
参院選も終盤戦を迎え、全国を舞台に50議席を争う比例代表の戦いが県内でも熱を帯びる。既存政党や勢いを増す新興政党が入り乱れて戦う現場を追った。(参院選取材班)
1071
:
名無しさん
:2025/07/20(日) 18:03:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/02ca7cc73f027028dd5d28bf2186a90af4ea445d
【乱戦比例 参院選くまもと㊥】「選挙区の票とは別物」…統一候補、党勢拡大つながらないジレンマも 立民、国民、社民、共産
7/17(木) 9:29配信
「私たちは労働者、生活者。だからこそ分かることがある。企業・団体献金ばかりに頼るような自民党政権から変えていかなければならない」
参院選中盤の11日朝、熊本市役所前。比例代表で再選を目指す立憲民主党現職の岸真紀子氏(49)が、雨の中を登庁する市職員に支持を呼びかけた。岸氏は自治体職員の労働組合「自治労」出身。熊本選挙区で立候補する立民新人の鎌田聡氏(60)も並んだ。
比例代表での立民の県内得票は2019年は8万千票余り、22年は約6万6千票と低落する。今回は自民党と接戦を展開する選挙区と連動する戦略で10万票を期待する。
集票の中心を担うのが、労働組合の中央組織・連合だ。比例代表では、傘下の産業別労組(産別)出身で立民と国民民主党の現職・新人計10人を推薦している。
参院選の比例代表は候補者票の多い順に当選が決まる「非拘束名簿式」。同じ党でも議席を競い合うライバルとなる。12日には立民現職でNTT労組を中心とする情報労連出身の吉川沙織氏(48)も来熊し、同じ産別出身の鎌田氏と集会や街頭演説で支持を訴えた。
(写真:熊本日日新聞)
鎌田氏は立民のほか国民、社民党、共産党といった県内の主要野党が統一候補として推す。しかし、立民以外の党は連携による比例票の上積み効果が見通せない。
24年の衆院選で躍進した国民は、参院選の比例候補の擁立を巡る混乱もあったが、6月の東京都議選では議席をゼロから9に一気に伸ばした。熊本県連の島津哲也幹事長は「生活のために掲げた政策が響き、勢いが戻ってきた」と受け止める。
国民県連は今回の比例代表の県内得票を、24年衆院選の約5万4千票を上回る水準に設定した。選挙区では鎌田氏の浸透を図りつつ、比例では4人の産別候補を売り込む。ただ、国民系の労組幹部は「鎌田さんと自分たちの候補の票の伸びは別物。立民系の産別とは違う」と悩みも明かす。
「ミサイルよりもコメ、暮らし、平和を」。7日、熊本市。社民の福島瑞穂党首が推薦する鎌田氏と街頭演説した。県連合はこの様子をユーチューブでPRした。今泉克己代表は「推薦の効果だ」と胸を張る。
社民は支持者の高齢化に直面し、政党要件維持の瀬戸際に立つ。県内の得票目標は3万票超を掲げるが、野党が総じて減税を掲げる中で、存在感を示せるかが党存続のカギとなる。
共産は、距離を置く連合が立民を支援することに配慮し、今回も選挙区では鎌田氏の「自主的支援」にとどまる。
共産の比例得票は県内で19年約3万9千票、22年約2万6千票と減少が続く。今回は5万7千票が目標だが、比例には県関係候補もなく、県委員会の松岡勝委員長は「こんなに厳しい条件は初めて」と語る。
自民の「県内一強」打破を目指す連携が、野党全体の党勢拡大につながらないジレンマ。松岡氏は自らに言い聞かせるように力を込める。「選挙区で野党が1議席を取ることに意義がある。苦しいが、民主主義を守ることが見返りだ」(参院選取材班)
1072
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:04:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/473b8b0ded08e9a2f4ecc7312a87c2b12aec42b1
【乱戦比例 参院選くまもと㊦】新興勢、無関心・保守層に照準 参政、維新、れいわ、NHK党
7/18(金) 9:15配信
熊本日日新聞
参政党の神谷宗幣代表(中央右)の演説に気勢を上げる人々=12日、熊本市の下通アーケード
「日本の未来を考えてつくったのが参政党。お金もバックもない。ずっと訴えてきたのは国民の暮らしを守ること。日本の中間層を元気づけて経済的に豊かな国にしよう」
12日、熊本市中央区の下通アーケード入り口。参政党の神谷宗幣代表が姿を現すと、詰めかけた聴衆から「日本を変えてくれ」と歓声と拍手が湧き起こった。党のユーチューブで配信された演説の動画には「この一体感すごいよ!」「熊本県民の皆様、共に応援していきましょう」といったコメントが並んだ。
参政は今回、全選挙区に候補者を擁立し、非改選を含め単独で法案提出ができる10議席の獲得を目指す。改選数が2人以上の選挙区などを「重点区」と位置付けて当選を目指し、比例代表では選挙区の戦いを通じて票の掘り起こしを図る戦略で臨む。
2022年の前回参院選では熊本選挙区で約7万8千票を獲得し、比例も3万票を超えた。神谷代表は今回の比例の目標を10万票と定め、「とにかく1人でも多くの人に候補者に会ってもらうことが必要」とハッパをかける。
(写真:熊本日日新聞)
参政は消費税の段階的廃止や0〜15歳の子ども1人に毎月10万円を支給する公約を掲げ、今まで政治に関心のなかった層や子育て世代への浸透を図る。交流サイト(SNS)で参政を知ったという30代の男性会社員は「今までは政治に興味がなかったが、参政党は等身大で政治を身近に感じさせてくれる」と話す。
「日本人ファースト」のキャッチコピーに加え、街頭演説で国旗を掲げるなど保守層にも照準を合わせる。党県連会長の高井千歳氏は「国旗や国歌を大切にするのは当たり前。日本の歴史や文化を大切にするのが党の方針」と話す。
一方、熊本選挙区で候補者を擁立せず「自主投票」とした日本維新の会は比例票の獲得に苦戦する。
「マラソンの松野明美です」。7日昼、維新の松野明美参院議員(非改選)は、ランニングウエアで熊本市の中心市街地を〝遊説〟した。行動を共にしたのは熊本選挙区に立候補する立憲民主党新人の鎌田聡氏(60)。ただ、松野氏がこの場で維新への支援を呼びかけることはなかった。
熊本市議や県議を務めた松野氏が、22年の参院選の比例代表で初当選した時、県内で維新が獲得した約7万7千票は野党の中で最も多かった。しかし、維新は24年の衆院選で議席を減らし、今年6月の東京都議選ではゼロになるなど関西圏以外では伸び悩む。
熊本選挙区で維新県総支部は、鎌田氏の自主支援をいったん決めたものの、政策の違いから党本部の意向で自主投票にトーンダウンした経緯がある。比例代表でも県内の獲得目標は立てず、県総支部の幹部は県外の選挙区での公認候補の支援に出向く。「県内で『維新』と声高に訴えれば、選挙区での野党連携に水を差しかねない」。幹部の言葉に中央と県内で異なる野党の距離感にジレンマがのぞく。
れいわ新選組は、8日に山本太郎代表が熊本入りし、消費税廃止を訴えた。政治団体「NHK党」は、新人の立花勝樹氏(57)が比例票の掘り起こしを狙う。(参院選取材班)
1073
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:05:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc43e0d3dca6996fc435590465a2206433941ceb
「二階VS世耕」第2ラウンド白熱…「思いを一番受け継いでいる」「和歌山の空気を入れ替えてくれ」
7/18(金) 5:01配信
読売新聞オンライン
参院選の和歌山選挙区では「二階VS世耕」の第2ラウンドが白熱している。
【図】一目でわかる…候補者の「顔」が得票に影響するらしい
(左から)二階俊博氏、世耕弘成氏
「地方の課題を引き受け、モデル的にチャレンジしていく和歌山を世耕先生と作っていく」
9日夜、御坊市の商工会館で開いた集会。無所属で出馬した前有田市長の望月良男(53)はこう決意を語った。これに先立ち、前自民党参院幹事長で、衆院議員の世耕弘成(62)は「和歌山の政治の空気を入れ替えてくれ。これが県民の多くが感じている気持ちだ」と熱弁をふるった。
御坊市は歴代最長の5年超にわたって自民幹事長を務めた二階俊博(86)の出身地。世耕はそこに乗り込み、選挙戦で初めて表立ってマイクを握った。
自民派閥の政治資金問題で離党勧告処分を受け、昨年4月に離党。10月の衆院選では、参院からくら替えして同市を含む和歌山2区から無所属で出馬し、俊博の三男で、自民公認の伸康(47)を3万票差で下した。
自民県連は今回、和歌山選挙区の候補者を公募した。世耕に近い望月と伸康が選考に残り、2月に地方議員らが投票した結果は、望月46票、伸康82票だった。
(写真:読売新聞)
公認を得た伸康は、靴底がぼろぼろにすり切れるまで1人で大票田の和歌山市内で辻立ちを行った。父の「候補者はもがいている姿を見せるものや」という言葉を実践した。
公示後は組織戦を展開しており、8日夕には御坊市内のJA(農業協同組合)の施設で「パンダの繁殖研究の再開を目指して、動きたい」と力説した。
白浜町のテーマパークで飼育されていたジャイアントパンダ全4頭は6月に中国に返還されたばかりだ。中国と深いパイプを持つ父を見習って、パンダを呼び戻す決意を示した。
応援に駆けつけた首相の石破茂(68)も「二階先生の思いを一番受け継いでいるのが伸康さんだ」と持ち上げてみせた。
衆院選から続く保守分裂は、修復不可能な段階まで進んでいる。
望月は公募の際、「選ばれた候補を応援する」とした誓約書を県連に提出しており、参院選には離党届を提出して臨んだ。同様の誓約をしている自民の地方議員は処分を恐れてか、表で望月を推す動きは見られない。
代わりに世耕の秘書らが全面支援に回り、世耕は「比例は公明」と呼びかけ、自主投票を決めた公明党に秋波を送っている。
伸康は農業や建設業などの支持固めを徹底する。連立を組む公明の推薦は得られず、伸康の演説会に参加した元県議は「石にかじりつき、はいつくばり、泣きながら、戦う以外ない」と訴える。
選挙戦では別の不安要素も降ってわいた。地元選出で伸康を支える参院議員の鶴保庸介(58)が8日、和歌山市の演説会で「運のいいことに能登で地震があった」と失言したことだ。
陣営の危機感がピークに達すると、俊博が動き出した。10日に世界遺産・熊野那智大社のある那智勝浦町、11日には田辺市を相次いで訪問し、「みんなで力を合わせてやりましょう」などと頭を下げた。
幹事長の森山裕(80)は15日、みなべ町での会合で、世耕や望月陣営を念頭に、こうくぎを刺した。「弘法大師が真言宗をお開きになった和歌山にふさわしい政治行動が行われることを願う」
一方、野党は立憲民主党と日本維新の会が候補者を一本化したものの、協力態勢までは築けなかった。
維新新人の浦平美博(53)は9日、和歌山市の街頭で「社会保険料の問題にしっかりとメスを入れない限り、手取りが増えない」と声をからした。
立民は、維新が野党候補を一本化するために提唱した「予備選」に応じ、公認候補予定者を取り下げた。全国でほかに実現したのは岐阜だけだ。世論調査の上位者を勝者とする仕組みで、敗者に応援義務はない。
維新共同代表の前原誠司(63)は7日、同市に応援に入った際、こう強調した。「二階、世耕両氏の代理戦争はもう懲り懲りだ。政治の流れを変えよう」
とはいえ、立民と維新の協力もうまくはいかなかった。維新内には立民の支援を期待する向きもあったが、浦平を応援する動きは見られない。自主投票を決めている立民の支持母体である連合和歌山の幹部も「維新は大阪で公務員労働組合とバチバチやった。票は行かないだろう」とみている。(敬称略)(太田晶久、和歌山支局 豆塚円香)
1074
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:05:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cd5e127e9c9e4ab05dc4e7f2b7bfb97a32df43
【参院選・激戦区ルポ】二階陣営は「パンダは失敗だったかも…」 和歌山・二階氏vs.世耕氏の仁義なき「紀州戦争」
7/17(木) 18:32配信
参院選・和歌山選挙区(改選数1)の「紀州戦争」が激しさを増している。
自民党は二階俊博元幹事長の三男、二階伸康氏を擁立。一方、安倍派の裏金事件で自民を離党した元経産相の世耕弘成衆院議員は、元有田市長の望月良男氏を“刺客”として送り出し、支援している。昨年10月の衆院選和歌山2区で、自民公認の二階伸康氏と無所属となった世耕氏が争い、世耕氏が圧勝した「紀州戦争」。その第2ラウンドが、参院選で繰り広げられているのだ。
【写真】追い込まれた二階陣営が出した「緊急通知」
選挙戦も残すところ1週間ほどとなった7月中旬、二階氏陣営は支援者に、
〈緊急通知 情勢緊迫 一票一票の獲得に全力を!!〉
という文書を発出した。記者はその文書を入手したが、そこには危機感があふれる文言が並ぶ。
〈戦いは最終局面、和歌山の命運を懸けた“正念場”です〉
〈いま動かなければ、すべてが失われる――その崖っぷちに、私たちは立っています〉
〈すべてはこの一週間にかかっています。これまでの努力を、ここで無にしてはなりません〉
文書を出すきっかけになったのは、7月8日のあの“失言”だった。石破茂首相が二階氏の応援に和歌山に駆け付けたが、その到着前に演壇に立った鶴保庸介参院議員が、
「運のいいことに、能登で地震があったでしょ」
と発言し、大炎上。鶴保氏は謝罪して発言を撤回し、参院予算委員長も辞任したが、沈静化する気配はない。16日には石川県町村議会議長会が自民党本部に「厳しい指導と適切な処分を要請する」という抗議文を出している。
実は自民党の情勢調査では、“鶴保失言”の前まで、和歌山選挙区の二階氏と望月氏はほぼ横並びだった。だが、俊博氏の時代から二階氏陣営を支えてきたA氏は、「鶴保氏の失言があった後の調査では、5ポイント以上の差がついてしまった」と言って頭を抱える。
「競り合っている一番大事な時期に、あの発言は致命的。鶴保氏は俊博氏の“弟子”ともいえる存在ですからね。失言後、一気に支援がしぼんでしまい、まさに選挙戦をぶち壊したようなものです。ゆえに『緊急通知』を出すしかなかった。さらに言えば能登半島のある石川選挙区も、自民党候補が優勢だったのに、野党候補に差を詰められ大苦戦と聞いています」
■「和歌山の空気の入れ替えを」
一方の望月氏陣営は、このタイミングを逃さなかった。鶴保氏の発言の翌9日、これまで望月氏のバックアップにとどめていた世耕氏が、御坊市であった集会で初めて前面に立ってマイクを持つと、
「自民党の議員がとんでもない発言をした」
と言った後、
「和歌山の空気の入れ替えを実現しなければならない」
と訴えた。また世耕氏は自身のXでも鶴保氏の発言をとりあげ、
〈これはあまりにも酷い発言です〉
〈あまりにも県民の気持ちから乖離した発言。こんなこと和歌山県民一人たりとも思っていません〉
などと批判を展開した。
望月氏陣営の地方議員B氏は、こう話す。
「世耕先生の風向きを読む感覚は抜群です。“鶴保失言”をチャンスだと読み、攻勢に転じたのでしょう。鶴保批判に、支援者は拍手喝采だった。世耕先生も、会場の盛り上がりに満足そうだった」
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:
OS5
:2025/07/20(日) 18:06:14
■「人間関係が大切ではないか」
これに対して焦る自民党では、森山裕幹事長が7月15日に和歌山入り。これまで和歌山では二階俊博氏はじめ自民党が強固な保守基盤を築いてきたことを念頭に、
「和歌山らしくない、このような選挙。少しおかしな選挙でありまして、異例で、異様」
と苦言を呈し、さらに「紀州戦争」を仕掛けている世耕氏をこう批判した。
「優秀で能力がある方だが、今回は理解できない」
「(世耕氏は)安倍晋三首相が期待して育てられた方。しかし安倍政権を支えていたのは、幹事長の二階(俊博)氏でした。その関係もわかっておられる。今は(世耕氏は)自民党ではないが、人間関係を大事にして生きていくのが大切ではないか」
すると、世耕氏は森山氏に対抗するように、17日に和歌山市内であった集会に1000人ほどの支援者を集めてこう訴えた。
「(昨年の衆院選は)私の圧勝だった。皆様のもう一回がんばれという応援があってのこと。私は安倍さんのそばでずっと仕事をしてきました。真の保守政治とは何かということを教えてもらいました。望月さんこそ間違いなく真の保守政治を取り戻してくれる」
■町長が世耕氏の「脅し」を暴露
両陣営の激しい攻防の中で、二階氏を支援する由良町の山名実町長は、自身のFacebookで、こんな“暴露”をした。
〈7月6日に世耕衆議院議員からこのような内容の電話がありました。いきなり、私に「動かないで下さい」「SNSの拡散はしないで下さい」「私らは必ず勝ちます」「これからの関係が大切でしょう」と、私はびびりました〉
〈望月候補との戦いの中で世耕議員からこのような電話が来ると言うのは脅しにあたると思います。動くなと言うことは選挙の自由の妨害にもあたると私は思います。このような事が許されるのでしょうか?〉
■パンダ外交をめぐっても応酬
この激しい「戦争」に巻き込まれたのが、「パンダ」だ。
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)最大のセールスポイントだったパンダ4頭が6月末に中国に返還され、話題になった。日本と中国の「ジャイアントパンダ保護共同プロジェクト」の契約期間満了に伴うものだが、和歌山ではパンダの再貸与を求める機運が高まっている。かつてパンダ外交を後押ししてきたのが、日中友好議員連盟の会長も務めていた二階俊博氏。俊博氏と中国との親密な関係は知られるところで、伸康氏も秘書としてそれに接してきた。そのため二階氏は参院選の演説で、
「パンダを白浜に戻したい。中国と交渉したい。そのためには参議院議員のバッジが必要なのです。地域の経済効果は1300億円」
などと何度も訴えた。するとこれを踏まえて世耕氏は自身のXで、こう切り返したのだ。
〈パンダは大きな観光資源であるし、帰ってきたらとても嬉しい話だが、一方で私はパンダに関して政治家は関与や中国に対する「お願い」をすべきでないと思っている〉
〈そうでないと相手のパンダ外交に乗せられてしまうことになる〉
これについて二階氏陣営のA氏は、
「パンダは失敗だったかもな。受けていない」
と暗い表情だ。
対する世耕氏陣営のB氏は、笑みをこぼす。
「鶴保氏の失言にパンダと、二階氏側はこちらが反撃できるネタをよく提供してくれます。オウンゴール連発だ」
パンダも取りざたされる「紀州戦争」の行方はいかに?
(AERA編集部・今西憲之)
* * *
和歌山選挙区ではこのほか、日本維新の会の浦平美博氏、共産党の前久氏、参政党の林元政子氏、NHK党の本間奈々氏、無所属の末吉亜矢氏が立候補している。
今西憲之
1076
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:09:27
https://mainichi.jp/articles/20250718/k00/00m/010/248000c
参院選東京選挙区 7位でいい?最後の1枠巡る各陣営の攻防
毎日新聞
2025/7/18 18:26(最終更新 7/18 19:50)
819文字
参院選東京選挙区の候補者とともに必勝コールをする街頭演説の聴衆ら=東京都立川市のJR立川駅前で2025年7月13日午後1時35分、柳澤一男撮影
32人が立候補した参院選(20日投開票)の東京選挙区は、改選数6に加え、非改選の欠員補充1を合わせた計7議席を争う。当選枠が広がった一方、補選分に当たる7議席目の任期は3年となる。6位以内の当選を目指す陣営も多い中、「何としてでも議席を」と最後の1枠への滑り込みを狙う陣営もある。
「ここまできたら、7位でいいからとにかく当選してほしい」
終盤戦に入り、立憲民主党候補の陣営関係者はこうつぶやいた。報道機関の情勢調査では、立憲候補の2人は当落ライン上で激しく競り合っている、との情報もあるためだ。
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参院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選される。今回の7議席目となる欠員補充は、2022年に当選した蓮舫氏が24年の都知事選に立候補して自動失職したことによる。このため、7位当選者は補選当選扱いとなり、3年後に再び改選となる。総務省によると、合併選挙が行われたのは1950年の北海道、62年の東京、92年の埼玉、2022年の神奈川の4回で、今回は5例目という。
一方、「7位はダメ」な陣営はどんな事情なのか。「6位以内に入らなければ、3年後は大変なことになる。党として7位では厳しい」。自民党候補の陣営幹部はこう話す。公明党都本部幹部も「3年後は現職がいるので、7番目なんて考えない。6位までだと思っている」と言い切る。
自公と共産党、れいわ新選組に共通するのは、3年前の参院選東京選挙区で当選した非改選の議員がいることだ。特に自民は2人いる。今回、7位当選になった場合、3年後の28年の参院選で改選組が1人増えてしまう。
3年後の同選挙区に非改選議員がいない党派の間でも、6位以内に入りたいとの声は大きい。今回、立憲候補の別の陣営幹部も「7番手で当選しても任期は3年だから、当然、6番目までを目指す」と話し、日本保守党の候補者も「3年では短くて仕事ができない。やはり6年間、議員として活動したい」と話す。【遠藤龍、柿崎誠、柳澤一男】
1077
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:12:28
https://www.asahi.com/articles/AST7L3FGTT7LUTFK00SM.html
参院選最終盤、遊説低調な石破首相 「回ると票が減る」透ける不人気
有料記事
鈴木峻 富永鈴香2025年7月18日 19時44分
参院選が最終盤を迎える中、石破茂首相(自民党総裁)の応援演説が1日あたり1〜2カ所程度にとどまり、歴代首相と比べ極めて低調だ。地元陣営が首相に応援演説を要請していないのが原因で、支持率低迷の首相の党内での不人気ぶりがあらわになっている。
投開票日まで2日に迫った18日、首相は激戦が続く滋賀、神奈川両県に入ったが、この日の遊説はそれぞれ1カ所ずつのみ。滋賀県の会場では首相の演説への反応は薄く、演説後は大多数の人たちが首相の去り際を見届けることなく会場を後にした。
首相の応援演説をめぐっては前日17日は長崎県内の1カ所だけ。党関係者によると、この日調整していた佐賀県での遊説は候補者との日程が合わず、取りやめたという。ある激戦区の党県連関係者は、首相の応援演説を「要請していない」と明かす。参院現職は「首相が回れば回るほど票が減る」と突き放す。
1078
:
OS5
:2025/07/20(日) 18:15:09
https://www.sankei.com/article/20250719-ZOFCXFTO5JMS3PTSYGAHLFR7PE/?outputType=theme_election2025
参院選大阪選挙区、結果どうなる 4議席を19人が争う、2議席目指す維新は票分散がカギ
2025/7/19 18:00
20日に投開票される参院選で、全国で大阪選挙区の結果が注目されている。改選数4に19人が立候補し、このうち18人が新人の激戦区だ。
19候補のうち、昨年の衆院選で府内全19選挙区で全勝した日本維新の会から新人2人が立候補。過去3回の参院選に続く2議席維持を目指すが支持票の分散が課題となる。
全国的に支持を伸ばす参政党は、元大阪府吹田市議の神谷宗幣代表が選挙期間中に2度応援に入り大阪を党の「ルーツ」とアピールして初の議席獲得を狙う。
昨年の衆院選で候補を立てた15選挙区で維新に全敗した自民党は、前職が出馬を断念。選挙戦直前の緊急公募で6月に候補者を擁立し党勢回復を急ぐ。「常勝関西」を誇ってきた公明も、昨年の衆院選では維新に府内4小選挙区で全敗しており、現職の議席維持が至上命令だ。
立憲民主党は支持母体の連合大阪からの要請により、昨年の衆院選で支持を伸ばした国民民主党と候補者の一本化を模索したものの実現せず、それぞれ独自に新人を擁立して結党以来初の議席獲得を目指す。
新人を擁立した共産、れいわ新選組、日本保守党の野党各党はそれぞれ、政権や維新との対決姿勢を示して両者に対する批判票の取り込みを図り、諸派新人7人と無所属新人2人も支持を訴えている。
1079
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OS5
:2025/07/20(日) 18:16:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071700832&g=pol
石破首相遊説、長崎1カ所のみ 参院選応援「拒否」の陣営も【25参院選】
時事通信 政治部2025年07月17日20時31分配信
石破茂首相の演説に耳を傾ける聴衆=17日、長崎市
石破茂首相の演説に耳を傾ける聴衆=17日、長崎市
石破茂首相(自民党総裁)は17日、長崎市内の会議場で参院選候補の応援演説を行った。同日の遊説はこの1カ所だけで、投開票日を3日後に控えた最終盤としては異例。党関係者によると、複数の陣営が首相の応援を断ったといい、「党の顔」として不人気ぶりが浮き彫りとなっている。
「ぜひ力を貸してください。厳しい情勢だ」。首相は約600人の聴衆を前に支持を訴えた。長崎選挙区は1人区の一つで、自民現職と国民民主党新人が接戦を展開している。
首相の演説は15日が4カ所、16日は2カ所だった。15〜17日の計7回のうち、屋内での演説会が5回を占めた。本来、首相は街頭で支持を訴えて無党派層や他党の支持者を取り込む役割が期待される。2022年の前回参院選で、当時の岸田文雄首相は同時期の3日間に14回演説し、屋内は1カ所のみだった。
党大阪府連の青山繁晴会長(参院議員)は17日、青森市で記者団に「首相と閣僚が入るたびに票が減っている」と批判した。首相が16日に大阪で演説した際は「反対し、同行しなかった」という。
青山氏はまた、「大分とか岐阜とか(応援演説を)断っている」と指摘。西日本のある県連関係者は、首相の応援を「断ったが、党本部に押し切られた」と明かした。
首相周辺は街頭演説の回数が少ないことについて「選挙終盤は(情勢を)ひっくり返さないと意味がない。遊説は頼まなくても投票してくれる人しか来ていない」と説明。首相自らが電話で支持拡大を呼び掛けるという。
首相は18日、大津、横浜両市の計2カ所で演説する。
1080
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OS5
:2025/07/20(日) 18:21:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/70198a8585b3c935fbb96769de9cc038966ece09
四国最多6人立候補の参院選香川選挙区 与野党3党首ら駆けつけ熱戦
7/18(金) 16:03配信
毎日新聞
参院選終盤、党首の応援演説を聴いて必勝を期す支持者ら=高松市で2025年7月15日午後2時6分、佐々木雅彦撮影
20日投開票が迫る参院選。香川選挙区では四国で最多の6人が激しく争う。2007年に野党系候補が自民党候補らを破ったのを最後に自民が5連勝中だが、今回は報道各社の情勢調査では自民が苦戦を強いられている。それだけに終盤戦には3党の党首が駆けつけ、熱を帯びる。
【図解まとめ】参院選 政党別の推定当選者数
16日に高松市であった国民民主党新人、原田秀一氏(52)の総決起集会で玉木雄一郎党代表が「我々は具体的な提案、政策をいっぱい持っている。ないのは議席だけ」と訴え、原田氏も「玉木をしっかり支えながら香川を元気にしていきたい」と決意を表明した。
国民民主は24年の衆院選で「対決より解決」をスローガンに全国的に躍進した。特に香川は玉木代表の地元で、もともと「玉木党」と呼ばれる支持層が強固だ。原田氏が25年2月に党の公募で候補に選ばれると、知名度の低さをカバーするため玉木代表が全面的にサポートしてきた。
9日に榛葉賀津也党幹事長が香川入りした際にそれを象徴する場面があった。榛葉幹事長が聴衆に「この選挙は原田の選挙ではなく、玉木そのものの戦いです」と訴えると拍手が湧き、その脇で原田氏がうなずいていた。
7日には立憲民主党の小川淳也幹事長が高松市で演説し、比例代表での投票を呼びかけた。香川は小川幹事長の地元でもあり、6月の立憲民主県連大会では支持者らに「野党一本化」にこだわり香川選挙区で候補を立てなかったことに「深くおわび申し上げ、全責任は私にある」と謝罪していた。しかし、この日の演説では共闘については「原田候補と緩やかに連携していきたい」と触れただけだった。
立憲民主側は候補擁立を断念する代わりに、国民民主側に選挙協力を要請するよう打診した。しかし、国民民主側は最近の選挙で自民支持層を切り崩してきただけに、独自で参院選に臨む構図を選んだ。
「緩やかに連携」について報道陣に問われた小川幹事長は「推薦とか明確な党議決定ができればシンプルだったが、見送った。それぞれが自主的に緩やかにできることをやる」と答えた。
1081
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名無しさん
:2025/07/20(日) 18:21:39
両党の微妙な関係は、ポスター貼りやビラ配りなど選挙の実働部隊になる労働組合の動きにも影響する。両党を支持する連合香川は3月に原田氏推薦を決めたものの、連合傘下のある労組(立憲民主系)幹部は公示の2週間前の段階でも「積極的に原田氏がいいとは思っていないが、与党の数を減らすために(不満を)飲み込む力がなかったらいかん」と漏らしていた。
立憲民主県連大会では、来賓に招かれた連合香川の福家良一会長も原田氏推薦について「野党勢力を最大にするためには何がベターなのか。皆様には全てとは申しませんが、一定ご理解をいただきたい」と説明していた。
「相手候補は国民民主党党首と立憲民主党幹事長と一緒になって戦っております。まさに与党と野党の戦いです」。高松市で7月15日にあった自民党現職、三宅伸吾氏(63)の演説会。党総裁の石破茂首相が応援演説を終えた後、司会が会場の支持者らにこう呼びかけた後、全員が「ガンバロー」コールを唱和。石破総裁と三宅氏が握手を求めて集まった支持者らの中に入っていった。
演説では三宅氏が「やりたいことは、暮らしを守り、強い経済、強い日本をつくること」と力説。石破総裁も「選挙で誰が防災や安全保障のことをきちんと語ったか。語っているのは三宅であります」と強調した。
参院財政金融委員長の三宅氏は現在2期目。防衛政務官などの要職も務めた。しかし今回は、裏金問題による自民への逆風が影響する。それをかわすために小泉進次郎農相、三原じゅん子こども政策担当相ら閣僚が続々応援に入った。
三宅氏には今回、封印したかのように発言を控えているテーマがある。実現に向けて力を入れてきた「選択的夫婦別姓制度」だ。毎日新聞の参院選全候補者アンケートでも、制度の賛否を問う設問に「無回答」だった。
「岩盤保守」と呼ばれる同党の強固な支持基盤の動向を意識しているためとみられる。党内でも制度推進派と、旧姓の通称使用拡大を求める保守派とが対立する。公示の約10日前に報道陣に「選挙で制度について訴えるか」と問われると、「政策課題にすることは山のようにある」と答えるにとどめていた。
14日には、参政党の神谷宗幣代表も香川入りし、同党新人の小林直美氏(51)の応援演説に立った。また、選挙戦中盤の8日には共産党の田村智子委員長が同党新人の長尾真希氏(36)の応援に入った。
香川選挙区ではこのほか、無所属新人の町川順子氏(66)、政治団体「NHK党」新人の野呂美和子氏(61)も支持を訴えている。【佐々木雅彦、広田正人】
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OS5
:2025/07/21(月) 20:06:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddd837c57717509b9926226e681738b89405ab3a
自民保守系 安倍政権下の6年前から得票47.5%減 岩盤支持層離反が鮮明 参院比例
7/21(月) 13:29配信
産経新聞
自民党開票センターで報道各社の取材に応じる石破茂首相=20日午後、党本部(春名中撮影)
20日投開票の参院選の全議席が確定し、比例代表では自民党の保守系候補の落選が相次いだ。単純比較はできないが、主な保守系候補7人の得票の合計を安倍晋三政権下で行われた6年前の参院選と比べると、47.5%の63万票が失われていた。自民の岩盤支持層とされる保守の離反が鮮明となった。
「ご支援やご声援を頂いた全ての方にお詫びとお礼を申し上げます。この敗北は全て私の責任です」
比例代表で落選した「ヒゲの隊長」の愛称で知られる佐藤正久幹事長代理は21日、自身のX(旧ツイッター)にこう記した。
保守系候補としては佐藤氏のほか、有村治子元女性活躍担当相、山東昭子元参院議長、保守系グループ「保守団結の会」で代表世話人の赤池誠章氏、和田政宗参院内閣委員長の5人が6年前の参院選に続き出馬し、有村氏のみが当選。旧安倍派に所属し、保守の論客として知られる杉田水脈、長尾敬両元衆院議員も落選した。7人の合計得票は開票率99%の段階で約69万票だった。
6年前の参院選では佐藤氏ら5人に旧安倍派で保守系の北村経夫、衛藤晟一両氏を加えた7人の得票が132万票を超えていた。産経新聞の集計では今回47.5%にあたる約63万票が減ったことになる。
LGBTなど性的少数者への理解増進法の成立などの影響で自民からの「岩盤保守層」の離反が指摘されてきたが、選挙結果にも現れた形だ。一方、自民内の保守の影響力低下により、選択的夫婦別姓などの政策が進んでいく可能性もささやかれている。
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OS5
:2025/07/21(月) 20:08:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/72e77f577336c7e9ab047c91cf7b9041891b9eac
比例得票率、自民が現行制度最低 野党首位は国民民主【25参院選】
7/21(月) 19:54配信
時事通信
20日投開票の参院選比例代表の得票率を分析したところ、自民党は21.6%にとどまり、現行の非拘束名簿式が2001年に導入されて以来最低となった。
野党では国民民主党が12.9%、参政党が12.6%で、それぞれ比例野党第1党と第2党となった。
自民の比例得票数は1281万票。前回22年参院選は得票率34.4%、得票数1826万票だったが、昨年の衆院選比例で26.7%、1458万票に減らし、今回さらに落ち込んだ。
公明党は8.8%、521万票。目標に掲げた700万票に遠く及ばず、近年の退潮傾向に歯止めをかけることはできなかった。
国民民主は22年参院選に比べて得票率を6.9ポイント伸ばし、得票数も316万票から762万票に上積みした。参政の得票数は743万票だった。
立憲民主党は得票率が22年からほぼ横ばいの12.5%で、得票数は740万票だった。
22年に比例野党首位だった日本維新の会は7.4%、438万票にとどまった。以下、れいわ新選組6.6%、日本保守党5.0%、共産党4.8%、チームみらい2.6%、社民党2.1%と続いた。
1084
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:09:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9faef3f1264c95097851b64da821e3ee2f9d6a3a
共産、埼玉・京都の両選挙区で議席失う…比例選でも苦戦
7/21(月) 4:20配信
読売新聞オンライン
インタビューに応じる共産党の田村委員長(20日午後9時14分、東京都渋谷区の同党本部で)=伊藤紘二撮影
共産党は、現有の3選挙区の議席維持を目指したが、埼玉、京都で敗れ、5議席の獲得を目標とした比例選でも苦戦が目立った。
【表】一目でわかる…共産党が抱える課題
選挙戦では、物価高対策として、将来的な消費税廃止に向けた緊急措置として消費税率の5%への引き下げを公約に掲げた。
また、「参院でも自民、公明両党を少数に追い込む」(田村委員長)として立憲民主党との連携を進め、全国15の「1人区」で候補擁立を見送った。両党は候補者調整を行うことでも合意し、共産が福島、鹿児島の2選挙区で候補の取り下げを決め、一本化を図った。
1085
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:10:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddada2afa8fb02d971187114ee3ad7ce06585bef
大阪で広がる参政党支持、ホットスポットは「ミナミ」「泉州」だった 参院選投票分析
7/21(月) 17:07配信
産経新聞
参院選大阪選挙区で初当選した参政党の新人、宮出千慧氏の市区町村別得票率
20日投開票の参院選で大幅に議席を増やした参政党。大阪選挙区(改選数4)では新人の宮出千慧氏(40)が日本維新の会の2候補に次ぎ、3番手に入り初当選した。大阪、堺両政令市の行政区と市町村別に得票を見ると、大阪市浪速区や中央区などで得票率が高く、両区にまたがるミナミ一帯のほか、大阪府南部でも支持を集めたことがうかがえる。
市区町村別に宮出氏の得票率が最も高かったのは大阪市浪速区の19.68%で、これは全候補者の中で最多得票となった。また、中央区や西区でも15%台を記録。大阪選挙区でトップ当選を果たし、両区で最も得票が多かった維新新人の佐々木理江氏(42)に迫った。
宮出氏は「泉州」と呼ばれる大阪府南部でも票を集めた。得票率は岸和田市で14.29%、貝塚市で13.81%、泉大津市で13.58%など。一方、北部では得票が伸び悩んだ。人口の多い枚方市や高槻市では10%強で、島本町や能勢町などでは10%に届かなかった。党代表の神谷宗幣氏がかつて市議を務めた吹田市では11.40%に留まった。
1086
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:13:00
群馬
◯288,284自:清水真人 現
✕260,524参:青木ひとみ
✕163,469立:河村正剛 新 社会運動家
✕049,347共:高橋保
https://news.yahoo.co.jp/articles/151377b2b23f87f59451c319cd4719cb827633c7
参政の猛追は「迫り来る影」 自民現職が薄氷の再選 参院選群馬
7/21(月) 10:39配信
毎日新聞
当選確実の報を受け、支援者に両手を掲げてみせた清水真人氏=群馬県高崎市で2025年7月20日午後10時10分、福田智沙撮影
参院選は20日投開票され、群馬選挙区(改選数1)では自民党現職の清水真人氏(50)=公明党推薦=が再選を果たした。改選数が1となった2007年以降で過去最多の7人が立候補。新興勢力の参政党が猛烈な追い上げを見せた選挙戦だったが、県連組織や業界団体に支えられた清水氏が逃げ切り、保守王国の地盤を死守した。投票率は22年の48・49%を6・63ポイント上回る55・12%。当日有権者数は157万296人だった。【参院選取材班】
高崎市日高町の事務所で当選確実の報を受けた清水氏は、小渕優子県連会長と固く握手を交わして「ご心配をおかけしました」と一言。2人の目には、ともに涙が光っていた。
薄氷の戦いだった。支援者へのあいさつに立った清水氏は「正直、私のこれまでの活動が至らず、まさに日本をつくってきた群馬県の大切な議席を失うのではないか。そんな思いもありました」と危機感を吐露。「私1人の力ではつかむことのできなかった勝利」と振り返り、「選挙戦を通じてお約束をした一つ一つの事柄を丁寧に国に届けてまいりたい。いただいた票に恥じぬような活動をしてまいりたい」と2期目への決意を述べた。
県連組織や業界団体に支えられて臨んだ選挙戦。ところが、公示2週間前に県議の1人が逮捕され、逆風に見舞われた。記者団の取材に応じた清水氏は参政の猛追について「ネットを駆使した新しい選挙」「まさに後ろに影が迫っていると強く感じた」と語った。
小渕県連会長は「この勝利に甘えることなく、おごることなく、我々は県民の皆さま、国民の皆さまの声に応えているのか、しっかりと考えながら、謙虚に誠実に進んでまいります」とあいさつした。
◇青木氏 新しい政治の一歩
現職に猛追した参政党の青木ひとみ氏(44)。前橋市大友町の事務所で開票を見守り、敗戦が確実になると、悔しさをにじませた。
選挙戦を振り返り「参政党という存在を多くの有権者に知っていただき、思いに共感を示してもらった」とあいさつ。「自民党の組織を崩せなかった。残念ではあるが、予想よりも票をいただき、新しい政治の第一歩を踏み出せた」と語った。
昨年12月にいち早く出馬表明。当初は3年前の参院選で参政候補が得た4万票の3倍にあたる12万票以上の獲得を目標に掲げていた。その勢いは予想を上回り、非自民の受け皿を求めた保守層や無党派層にも食い込んだ。
知名度を高めるため、街頭演説や交流サイト(SNS)を通じての発信を重視。「政策を評価していただき、SNSを通じて共感をいただいた」と総括した。
◇河村氏 「思い」届かず
立憲民主党の河村正剛氏(52)は全国の児童養護施設などに寄付を広げた「タイガーマスク運動」の創始者としてアピールし、この日も虎柄のネクタイを着用して高崎市小八木町の事務所に登場。敗色が濃厚になり、「各地で思いを訴えてきたが届かなかった。私の力不足の一言に尽きる」と頭を下げた。
3年前の参院選では連合群馬の組織内候補が立憲と国民民主党に推されて、13万票を獲得。河村氏も連合群馬の推薦を受けたが、国民は比例代表の候補がいるため支援の一本化が難しいと推薦を見送り、実質的な自主投票だった。
◇高橋氏 「中間政党に票」
前橋市古市町の共産党県委員会を事務所とした高橋保氏(67)。落選の見込みが伝えられると、支援者の前でマイクを握り「アメリカの言いなり、財界本位の政策を変えようと一貫して主張してきた」と語りかけた。
選挙戦については「ネットの情報や居酒屋談議のような主張をする中間的な政党に票が行ってしまった」と評価。「自民は『勝った』と言えないような勝ち方で、復調はないだろう」とも述べた。
3年前の参院選、昨年の衆院選に続き、3回目となった国政挑戦。だが、新たな支持層への浸透は難しかった。
1087
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:16:11
千葉(自自立)
◯531,580国:小林さやか 新 NHK記者
◯500,096立:長浜博行 現
◯431,330自:石井準一 現
✕405,400参:中谷めぐ
✕277,723自:豊田俊郎 現
✕186,851れ:山本なつみ
✕135,751共:白石ちよ
✕123,104維:石塚貞通
https://news.yahoo.co.jp/articles/61d5ab887872661598e2e1f4001132ab8aa4af3e
【千葉】自民逆風、現職の豊田俊郎氏沈む 「党への批判が全国覆った」 SNS発信不足、引退意向 【参院選ちば2025】
7/21(月) 12:00配信
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コメント109件
千葉日報オンライン
敗戦の弁で頭を下げる豊田氏=20日、千葉市中央区
有権者は変化を求めたようだ。過去最多の16人で争った参院選千葉選挙区は20日、改選3議席を巡る競り合いの結果、自民党現職の豊田俊郎氏(72)が当選圏外に沈んだ。与党への逆風をはねのけられず、野党側の勢いに押し出された構図が鮮明に。2期12年の実績強調や党幹部らのてこ入れも届かず、議席を失う厳しい現実を突き付けられた陣営は、重苦しさに包まれた。
自民党の豊田俊郎氏は、落選が確実な状況を受け、千葉市内の事務所に集まった同党県連幹部や支持者を前に「他の候補者に比べ、有権者のニーズに応えたSNSでの発信ができていなかった。選挙戦の途中で気付いたが、時すでに遅し。期待を裏切り申し訳ない」と述べ、深々と頭を下げた。
国土交通副大臣を務めたベテランを同党の県議らが応援。石破茂首相をはじめ森山裕幹事長ら党本部からも重鎮がたびたび応援に入り、追い上げを図ったが、与党への逆風を受け、支持層をつなぎ止められなかった。
参院選千葉選挙区で自民党候補が落選するのは、2010年以来となる。
選挙戦では、国会唯一の土地家屋調査士として土地法制に携わってきた2期12年の実績を強調。八千代市長3期の経験も踏まえ「何を言うかではなく、何をやるか」との「現場主義」の政治信条を訴えた。
豊田氏は選挙戦を振り返り「自民党への批判が全国を覆った。(公示前は手応えがあったが)SNSの発信がシャワーのように(他候補から)発信された。ここが潮目かと感じた」と述べた。自身の進退に関し「政治家として一つの区切りをつけたい」と政治活動から退く意向を示した。
1088
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:19:14
富山
◯198,300国:庭田幸恵 新 アナウンサー
✕190,333自:堂故茂 現
✕060,173参:田保智世
✕028,176共:坂本洋史
✕006,253N:佐藤明
https://news.yahoo.co.jp/articles/b42311e81639e6ab57ae8ed3be9e94e016b3267c
わずか7967票差の大接戦、地域別投票から見えた明暗 自民王国「敗北」を分析
7/21(月) 17:49配信
参院選富山選挙区で国民の庭田氏と自民の堂故氏が繰り広げた接戦の行方は、地域ごとの投票傾向が明暗を分けた。
東西で明暗分かれた県内票の行方
選挙結果を市町村別に分析すると、庭田氏は県東部のほとんどと富山市、射水市で優勢を示した。対する堂故氏は地元の氷見市を含む県西部で強さを見せ、この地域では約1万3000票の差をつけて庭田氏を上回った。しかし県東部では両者の差はわずか207票と、まさに互角の戦いとなった。
大票田・富山市と自民地盤の変化
勝敗を決定づけたのは大票田の富山市だ。ここで庭田氏は無党派層の支持を集め、堂故氏に2万1000票以上の差をつけた。一方、自民党県連会長・橘慶一郎衆院議員の地盤である高岡市では、堂故氏が勝利したものの、その差はわずか627票だった。先月の高岡市長選でも自民推薦候補が敗れており、地盤の変化が見て取れる。
無党派層の動向が選挙の行方を左右
今回の選挙結果は、従来の政党支持層だけでなく、無党派層の動向が大きく影響した。特に富山市での庭田氏の圧倒的な強さは、無党派層からの支持獲得に成功したことを示している。自民党にとっては、特に高岡市での党勢立て直しが急務となりそうだ。
富山テレビ
1089
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:20:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a775d6bd7b77e1320c63894fe6dac675077e8fe
「自民党何しとんがや」富山選挙区で18年ぶり野党勝利!保守王国を揺るがせた党費問題と能登地震発言の逆風
7/21(月) 19:16配信
チューリップテレビ
参院選富山選挙区では激戦の末、自民党公認候補の堂故茂さんが国民民主の新人、庭田幸恵さんに敗れ、自民党は18年ぶりに野党系候補の当選を許しました。強大な組織力と支持基盤に支えられてきた保守王国の異変。その背景を探りました。
【写真を見る】「自民党何しとんがや」富山選挙区で18年ぶり野党勝利!保守王国を揺るがせた党費問題と能登地震発言の逆風
「堂故さんの勝利を誓ってガンバロー、ガンバロー、ガンバロー」
7月3日の出陣式。自民党の国会議員や県議、市町村議員に新田知事をはじめ県内自治体のトップが顔をそろえ、堂故氏は盤石の体制で17日間の選挙戦に突入しました。
序盤の情勢調査では接戦ながらリードを保っていましたが、中盤に入ると戦況は悪化。
物価高対策を巡る石破政権への批判のほか、自民の鶴保庸介(つるほ・ようすけ)参院議員の「運のいいことに能登で地震があった」という発言から自民党への逆風が強まりました。
堂故茂氏
「自民党何しとんがや。もっとしっかりやれ。そんな声もいただきます」
選挙戦の最前線で活動する陣営スタッフも─。
堂故陣営の女性スタッフ
「序盤はリーフレットも半数の方ぐらいは取ってくださいました。ただ、中盤になるころには『いらないです』とか『自民党何やっとる』とか本当に厳しい言葉が投げつけられ、先生も本当に嫌な思いをされながらスーパーの中も回ってまいりました」
■逆風だけでない、噴出した「政治への不信」
大票田の富山市では、富山1区選出の田畑裕明衆議院議員の不適切な党員登録問題も尾を引き、自民離れを加速させる一因に…
さらに、氷見市支部の党費問題も選挙戦に影を落としました。
これは、氷見市支部の党員リストに記載されていた157人のうち、複数の人が党費を支払っていなかった問題で、氷見市支部は5月以降、堂故氏が支部長だった時期を含む2015年から22年分の党費の肩代わりの有無を調査していましたが、結果の公表は参院選後としていました。
氷見市で期日前投票した人は─
男性「また選挙前に発表を正式にすると思っとったんやけど、正式なのは選挙終わってからでしょう。それは納得いきませんね。(投票の理由として考慮しました?)しましたね」
男性「若い者にチェンジした方がいいんじゃないか。そうせんと目が覚めん。党費問題からいろんなのがあるけど、『正しい者に入れましょう』言うて。そういうことで入れたの。普通なら地元入れんなんけど」
■保守王国に激震、18年ぶりの厳しい審判
迎えた投開票日。午前0時ごろ、陣営に入った堂故氏、落選確実の一報。
深夜までもつれ込んだ激戦の末、堂故氏は7967票の僅差で涙を飲みました。
堂故茂氏
「結果が出なかったのは残念です。まだやり残したこともあります。それも残念です。自分のテーマであるふるさとに根っこがある人づくり。地域で。地域の片隅で一生懸命これからもやりたいと思っています」
自民党の公認候補が参院選で敗れたのは、2007年以来18年ぶりです。
氷見市支部の党費問題の影響について宮本選対本部長は次のように語ります。
宮本光明選対本部長
「有権者の皆さん方にするとすべてが『政治とカネ』みたいなところとか、自民党の腐敗みたいなところに意識としてやっぱりあったことは否めないと思っています」
総括責任者の橘慶一郎県連会長は県連の立て直しを図る考えを示しました。
自民党県連・橘慶一郎会長
「改めて原点に戻って。自民党の場合は政治は国民のものということを言ってるわけですから。そこの形にやっぱりどう県連の姿を近づけていくかっていうことをみんなで取り組まなきゃいけないということでしょうね」
チューリップテレビ
1090
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:22:56
和歌山
107,390自:二階伸康 新 二階俊博の三男
141,604無:望月良男 新 前有田市長 世耕弘成二に近い
087,328参:林元政子
053,655維:浦平美博 新 県議
029,881共:前久
015,298無:末吉亜矢 鶴保庸介参院議員に近い
007,000NHK:本間奈々 保守系
https://news.yahoo.co.jp/articles/414309871ccc41872e93be85100a79b76eee090c
初当選の望月氏、大票田の和歌山市などで優位 二階氏は市部で苦戦 参院選和歌山選挙区
7/21(月) 17:08配信
産経新聞
和歌山選挙区で初当選した無所属新人の望月良男氏(53)の得票は14万1604票。令和4年の前回に鶴保庸介氏(自民党現職)が得た28万3965票、元年の前々回に世耕弘成氏(同)が得た29万5608票と比較すると約半数だった。過去最多の7人が立候補したこと、激しい保守分裂選挙が展開されたことが影響したとみられる。望月氏の得票率(有効投票数に占める得票数の割合)は32・03%だった。
望月氏は郡部(21町村)の得票は自民党新人の二階伸康氏(47)を約800票下回ったものの、市部(9市)では大票田の和歌山市の約1万8800票差をはじめ、合計で約3万5千票の差をつけた。
二階氏の得票率は24・29%だった。日高郡、東牟婁郡など郡部では優位だったが、市部では9市のうち最多得票だったのが地元の御坊市のみで、和歌山市、岩出市、海南市などで苦戦。公示前から指摘されていた課題を克服できなかった。
参政党新人の林元政子氏(51)の得票率は19・75%。和歌山市や岩出市で望月氏に次ぐ2番目の得票だったことなど、市部での健闘が目立った。
他の4人の得票率は、日本維新の会新人の浦平美博氏(53)が12・13%▽共産党新人の前久氏(69)が6・76%▽無所属新人の末吉亜矢氏(54)が3・46%▽政治団体「NHK党」新人の本間奈々氏(56)が1・58%。いずれも法定得票数(有効投票数の6分の1)や供託物没収点(同8分の1)に届かなかった。
■比例代表得票数最多の自民、前回から大幅減 2位は参政党
和歌山県内の参院選比例代表の得票数は、自民党が10万6887票で全国と同様に最も多かったものの、令和4年の前回(14万4583票)からは大きく減らした。得票率は24・43%だった。
参政党は得票数6万5008票、得票率14・86%と和歌山選挙区と同様に躍進し、全国3位を上回る2位に入った。以下、日本維新の会(得票率13・18%)▽公明党(同11・52%)▽国民民主党(同8・86%)▽立憲民主党(同7・34%)▽れいわ新選組(同5・84%)▽共産党(同5・19%)▽日本保守党(同4・05%)-などが続いた。
1091
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:23:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4f43f4bda4a1227a64d557620c9dd1504eb41a7
【参院選・激戦区速報】二階王国がついに崩壊…和歌山は望月氏当確で世耕氏が「完勝」
7/21(月) 0:02配信
AERA DIGITAL
二階俊博氏
20日に投開票が行われた参議院議員選挙の和歌山選挙区では、無所属の望月良男氏が当選を確実にした。
* * *
和歌山選挙区は、当選した元有田市長の望月氏のほか、二階俊博・元自民党幹事長の三男で元秘書の伸康氏(自民)、元県議の浦平美博氏(維新)など過去最多の7人が立候補していた。
伸康氏は昨年10月の衆院選和歌山2区で、無所属の世耕弘成・前自民党参院幹事長に敗れ、今回の参院選でのリベンジを狙っていた。
和歌山は二階俊博元幹事長のお膝元として、強固な保守地盤を築いてきた。AERA(7月7日号)の情勢分析では、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は伸康氏の当選が固いと見ていた。
「二階氏が出ると決まった時、自民党本部の人は『あ、出るの?』と意外そうな顔をしていました(笑)。一方、対抗馬が党勢の落ちている維新の候補となると、二階氏で堅そうです」(角谷氏)
当初、伸康氏の対抗馬が浦平氏と見られていたことには理由がある。立憲民主党と日本維新の会の間で候補者調整が成功し、野党候補が浦平氏に一本化されたのだ。政治ジャーナリストの青山和弘氏は、浦平氏の当選可能性すら指摘していた。
「立憲和歌山県連は、擁立取りやめについて『和歌山でリベラルな考えを持つ方の投票先はほぼなくなった』と、党本部への不満を漏らしていましたが、リベラル層にも『自民党でなければよい』という考えの人は一定数いるので、維新に票が流れるでしょう」(青山氏)
しかし、ダークホースとして急浮上したのが望月氏だ。望月氏は2月に自民党県連の公認選挙に立候補するも、二階氏に敗れて落選。結果、世耕前参院幹事長の全面支援のもとで二階氏を追う、「保守分裂」の構図ができあがった。
7月8日、伸康氏の応援演説に駆けつけた自民党の鶴保庸介参院議員が「運のいいことに能登で地震があった」と失言したこともあり、伸康氏は失速。望月氏が保守票をかっさらう形となった。
昨年の衆院選に続き、参院選でも苦渋を飲むことになった伸康氏。二階王国の崩壊は決定的となった。(AERA編集部)
AERA編集部
1092
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:29:43
福島
327,951自:森雅子 現
309,184立:石原洋三郎 新 元代議士
184,286参:大山里幸子
以下省略
https://news.yahoo.co.jp/articles/d48aa15cdb3f81ed5043082306241febb0ab9bf1
現職の逆風・新人の追い風…風が吹いた福島選挙区 選挙結果を大解剖【参議院選挙2025】
7/21(月) 20:00配信
福島テレビ
7月20日に投開票が行われた参議院選挙。福島県選挙区は接戦の末、自民党の森雅子さんが議席を守った。一方、全国で躍進した参政党が県内でも支持を広げるなどこれまでにない選挙戦となった。
■4回目の当選 圧勝から一変…接戦に
当選から一夜明け、報道陣の取材に応じた自民党の森雅子さん。「福島県の皆様からの付託を受けた身として、しっかり公約を実現できるよう頑張ってまいりたい。本当に厳しい結果となりました、比例の皆様方の思いもしっかり私が代弁してまいる、そういった重い責任も感じている」と語った。
“圧勝”を重ねてきたこれまでの選挙から一変、今回は“接戦”を余儀なくされた。
7月20日午後11時前、歓喜に包まれた森陣営。森さん自らも不記載があったいわゆる“政治とカネ”の問題などで逆風を受けた選挙選を制し4選を果たした。
獲得した票は6年前の前回と比べて、11万7000票余り少ない32万7951票。立憲民主党の新人・石原洋三郎さんを1万8767票差で振り切り、東北の選挙区で唯一自民党の議席を守った。
森雅子さんは「厳しいご指摘も批判も真摯に受け止めて、謙虚に愚直に皆様方と約束してきたことをしっかり果たしていきたい」と語った。
一方、僅差で敗れた石原洋三郎さん。選挙選の最終日にも野田代表が駆け付ける“異例中の異例”の応援を受けたが…13年ぶりの“国政復帰”とはならなかった。「私が不徳の致すところでございまして、今回相手候補の対抗軸ということで決意をして取り組ませていただいたわけでございますが、そこが不十分であったと。私自身反省をするところでございます」と石原さんは語った。
■市町村ごとの勝敗に注目
得票率にすると約2ポイントの差になったが、その大きな背景のひとつが「市町村ごとの勝敗」。
51勝8敗となった森雅子さん。石原さんの地盤である福島市では2万票余りの差がつくなど、県北では石原さんがやはり強かったが、小さな市町村も含めて少しずつ勝利を積み重ねることで、県北分を補った。
注目すべきは会津と県南、衆院選での「福島3区」だ。
ここは2024年の衆院選で、いわゆる「政治とカネ」の問題で衆院議員2人が敗戦。立候補断念と議席を失っていて、石破総裁も白河市に入るなど票の掘り起こしに力を入れた。
逆に、立憲民主党から見れば、現職の国会議員の地盤で敗戦を喫してしまった、今後の選挙への影響も懸念されるダメージだ。
「3区」だけでなく県北を中心とする「1区」についても、自民党の国会議員に選挙活動の旗振り役がいないことが懸念されていたが、自民党県連が終盤になって各支部に1人1日100件の電話をかけて森さんへの支援を呼びかけていたということで、地域密着型の選挙戦が自民党への逆風を上回ったと見られている。
福島県選挙区では森さん勝利したが、東北では自民の議席は福島だけ。自民党県連は、今回の勝利を「自民党に対する県民の期待と失望が入り混じった選挙だった」「ここからが本当の勝負、正念場」と総括している。
森さんは復興に関する実績を中心に訴えを展開していたが、県連では「有権者が求めていたのは足元の経済対策に対する明確な訴えでそれが届かなかったかもしれない。そこが新たな政党への票の流れにつながった可能性もある」としている。
1093
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:30:05
■参政党の躍進 風は福島でも
「新たな政党への票の流れ」という自民党も警戒する大きなうねりは、全国だけでなく福島県でも起きていた。
街頭で話を聞くと「僕の友達もみんないいねと言っていて。逆に親父なんかは新しい流れ過ぎてちょっと不安だって言っていた。そのあたり新旧交代の雰囲気なのかと感じている」「若い世代から周りからも支持を得ていたようなので、国民に寄り添った目線ではないが、そういったところが私たち世代とかと近いのかな。それで支持得たのかなと」「国民のための党みたいな感じで人気があったみたいですけど、ああいう方ならよくなるような気がします」との声が聞かれたのは参政党について。
今回、躍進した参政党は県内でも支持を拡大。“追い風”を背にした大山里幸子さんは敗れたものの、18万4286票を獲得した。
大山さんは「議席を得ることは叶いませんでしたが、多くの県民の皆様方がこの福島県を良くしたい、そして日本を良くしたいという熱い思いの方がたくさんいらっしゃったということがわかりまして、この福島県にも希望が見えたなと思いました」と語った。
■参政党 選挙の構図に影響
1議席から14議席と大躍進を遂げた参政党。福島県選挙区では議席獲得とはならなかったが、それでも選挙の構図に大きな影響を及ぼした。
出口調査で、特に特徴的なデータが2つある。
まずは「支持政党ごとの投票先」。自民党や立憲民主党の支持層からも票の流れはあるが、特に注目すべきは「支持政党なし」いわゆる無党派層の投票先だ。無党派層の28%が大山さんに投票している。
次に「年代別の投票先」。20代から40代までは、大山さんが森さんや石原さんを上回っている。
参政党が掲げる公約のうち、「減税」「子どもへの月10万円の給付」「行き過ぎた外国人受け入れに反対」この分かりやすい政策が刺さる層に刺さった、という結果だと思うが、実際に3年前の選挙から得票率にして7倍から8倍に伸びている。
自民党・立憲民主党の両県連は「参院選のように全県選挙区なら浸透に時間もかかるだろうが都市部なら分からない」「ブームが去ったとしてもコアな参政党支持層は残るだろうから県内でも選挙の形が大きく変わる可能性がある」と、参政党への警戒感を示している。
一方で、「耳障りの良い政策を訴えているだけで実現性に疑問があるものもある」ともしている。
衆参ともに与党過半数割れという混沌とした状況だが、逆に言えばそれぞれの党の主張や働きが見えやすくなるのかもしれない。私たちはこれから「投じた1票の行方」をしっかり見つめていく必要がある。
■期日前投票が増加 投票時間も短く
物価高や復興など私たちの生活や福島の将来に関わる対応が問われた選挙戦、投票率は58.39%だった。国政選挙としては初めて連休の中日が投票日だったということで、投票率の低下も懸念されていたが、前回3年前と比べて5ポイントほど上昇している。
一方で、「投票のありかた」をめぐっては考えるべき点もある。福島県内に設けられた1164の投票所今回すべてが閉鎖時刻を1時間以上繰り上げた。
私たちの思いを国政に反映させるための投票時間が短くなっているわけだが、一方で期日前投票は全体の52%あまりと半分を超え、投票日を待たずして1票を投じている有権者も増えている。
私たちも限られた時間で、政党や候補者の主張をしっかりと見極める目を持つ必要がありそうだ。
福島テレビ
1094
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:31:05
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250721125827
分厚かった現職の壁 参院選福島県選挙区4人敗戦の弁
2025/07/21 08:37
■ 「不徳の致すところ」 石原洋三郎さん 支持者に頭下げる
20日に投開票された参院選福島県選挙区で、立憲民主党の新人石原洋三郎さん(52)は閣僚経験者を追い詰めたが、現職の分厚い壁にはね返された。「幅広く県民一人一人にもっと訴えていくべきだったが不十分だった。私の不徳の致すところです」。落選の一報が入ると、福島市太田町の選挙事務所に集まった選対幹部や支持者らは静まりかえり、石原さんは約5秒間にわたって深々と頭を下げた。
「手応えを毎日感じた選挙戦だった。善戦むなしく結果を出すことができなかった」。党県連幹部はつぶやき、唇をかんだ。党の野田佳彦代表は選挙戦最終日の19日、遊説打ち上げの地に福島市を選んだ。「最激戦の地が福島だ」。野田代表は集まった支持者に訴え、石原さんの勝利に向け結束を呼びかけた。党代表のメンツを懸けた演説だっただけに、陣営は敗戦のショックを隠しきれない。
激戦区の一つとされた本県選挙区で、勝利できると期待する声は日増しに増えていった。石原さんは「相手候補の対抗軸として決意して取り組んだが不十分だった。私自身、反省している」と声を震わせながら語った。
自治相や知事を歴任した祖父、衆参両院議員を務めた父を持つ政治家一家に育った。誰よりも生活者目線で、政治への憂いを抱いてきた。「値段が高くてスーパーで今まで通りの買い物ができない」。選挙期間中、県内のある有権者から悲痛な叫びを聞いた。福島市議を長く務めてきただけに、今の政治のふがいなさを自省しつつも「国民の暮らしに明かりをともすのが政治の役割だ」との思いを強くした。
衆院議員の経験もあるが、全県を舞台にした選挙戦は初挑戦だった。交流サイト(SNS)も活用し、物価高対策や地方創生の政策を真っすぐに県民に訴えてきたが、ベテラン議員を前に県内全域への知名度の浸透には至らなかった。
石原さんは今後について「県民の生活、暮らし向上は引き続き大きな課題だ。復旧復興も成し遂げていかなくてはならない。初心に立ち返って政治活動を続けていく」と述べた。
■「熱い思いの県民多く」 大山里幸子さん 得票数前向きに捉える
参政党の新人大山里幸子さん(51)は福島県選挙区で落選の一報が入ると、郡山市桑野の選挙事務所に集まった支持者に頭を下げた。議席獲得に届かず悔しさをにじませた一方、18万以上の得票に「福島を良くしたいという熱い思いの県民が多くいると分かった」と前向きに捉えた。
選挙戦では、誤った政策が30年にわたる不況や昨今の物価高を招いたと強調し、減税による豊かな暮らしの実現を訴えた。報道陣から今後の政治活動を問われると、現時点で立候補の考えはないとした上で「今まで通り、つじ立ちや集会で県民の皆さまと意見を交わし地域の問題を解決できる活動がしたい」と語った。
■県民に考えを伝えきれず 遠藤雄大さん
無所属の新人遠藤雄大さん(40)は郡山市の自宅で「県民に考えを伝えきれなかった。ただ、私に投票していただいた人たちにとても感謝している。今後の政治活動については、ゆっくり考えたい」と語った。
安全・安心な社会の実現などを訴えた。
■原発事故の議論十分あったか疑問 越智寛之さん
政治団体「NHK党」の新人越智寛之さん(51)は「原発事故について議論する機会にしたかったが、十分な議論があったか疑問だ。争点として注目されなかったのではないか」と受け止めた。
浜通り地域への原子力事業呼び込みなどを訴えた。
1095
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:33:39
茨城
◯417,601自:上月良祐 現
◯308,772参:桜井祥子
✕280,716立:小沼巧 現
✕102,445維:北崎瀬里奈
✕66,866共:高橋誠一郎
以下略
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bbbd32e5a3170b38b0bd50c591063a05dbe1e1c
参院選茨城選挙区 小沼氏 再選ならず 県政界の歴史的転換点
7/21(月) 8:00配信
茨城新聞クロスアイ
落選が決まり、支持者らに頭を下げる小沼巧氏=20日午後11時19分、水戸市城南
現新8人が争った参院選茨城選挙区(改選数2)は、自民党現職の上月良祐氏(62)=公明党推薦=がトップで3選を果たした。2議席目には参政党新人の桜井祥子氏(41)が党の勢いを背景に初当選、1995年以降続いてきた自民と旧民主系で分け合ってきた「指定席」の一つを奪取した。立憲民主党現職の小沼巧氏(39)を含め、6人は及ばなかった。
日付が変わる直前の午後11時15分ごろ、水戸市城南の立民現職の小沼氏の事務所。自民党に続き参政党候補の当選確実を知らせる速報がテレビに映し出されると、集まった支持者からの「うそだ」の声とともに静まりかえった。
立民と国民民主党、連合茨城の「2党1団体」が結束して臨んだ選挙戦だったが、全国的に台風の目となった参政の勢いにのまれ、再選を果たせなかった。
同時に、1995年以降から30年にわたり自民と旧民主系で分け合ってきた「指定席」を失い、県政界の歴史的転換点となった。
小沼氏は「多くの皆さまに支えていただき感謝。私の不徳のいたすところで、結果は全て私の責任だ」と頭を下げた。
これまで「無風」とも言われた茨城選挙区が、参政の登場で一変した。
公示直後に小沼氏と参政候補が2議席目を巡って「接戦」と報道各社が伝え、陣営に衝撃が走った。関係者は「参政の勢いが茨城にも来るとは」と驚いた。
危機的状況に党本部から小川淳也幹事長や大串博志選対委員長ら幹部が続々茨城県入り。16日には野田佳彦代表も駆け付け、支持を訴えた。連合茨城も各組織の引き締めを徹底し、票固めを図った。
国民は小沼氏を推薦しなかったが、所属県議や市町村議が、連合茨城の推薦を受ける議員で作る「懇談会」の一員として支援した。
陣営も支援者への呼びかけを徹底。巧みな交流サイト(SNS)戦略で無党派層や若年層に支持を広める参政を念頭に、SNSによる情報発信を強化したが、及ばなかった。
小沼氏を推薦した連合茨城の久保田利克会長は「当選させられず申し訳ない。原因を分析して今後の活動に生かす」、国民県連の浅野哲代表は「2党1団体の体制で6年前の選挙より得票数は伸ばしたが、自民の批判票や既存政党への批判票が新興政党に流れてしまったのでは」と語った。
茨城新聞社
1096
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:41:09
北海道
◯546,118自:高橋はるみ 現
◯501,081立:勝部賢志 現
◯333,558自:岩本剛人 現
✕325,070参:田中義人
✕324,272国:鈴木雅貴 新 証券会社社員
✕147,880共:宮内史織
✕139,301れ:野村パターソン和孝
✕112,076保:小野寺秀 元自民道議
✕056,253維:オカダ美輪子
以下略
https://news.yahoo.co.jp/articles/303fae5b968805f531bc04a72bbccf9db7509a07
大激戦の北海道選挙区 最後の1議席は自民岩本氏、新顔2人は惜敗
7/21(月) 20:30配信
朝日新聞
再選を決めた自民現職の岩本剛人氏=2025年7月21日午前2時45分、札幌市中央区、原知恵子撮影
20日に投開票された参院選道選挙区は大激戦となった。最後の3議席目を、自民現職の岩本剛人氏(60)が死守し、再選を果たした。全国的に自民の退潮が伝えられるなか、地方に重点を置いた組織選挙を展開し、急伸した新興勢力を約8千票差で振り切った。
21日午前2時半、岩本氏の再選が確実になると、陣営は歓喜にわいた。
得票の確定が早い地方で票を取り、3位圏内につけていたが、都市部では野党候補に差を縮められた。「当確」が出た時の開票率は98%超。
岩本氏は「この議席の重みを抱きしめて、これからも北海道のためにがんばっていく」と決意と感謝を語った。
「地方重視」の選挙戦が実を結んだ。
自他共に認める「知名度不足」。選挙対策本部の内部から「大票田の札幌での活動にもっと注力するべきでは」との意見もあったが、17日間の大半を地方遊説にあてた。
「地方を大切にしなければ、北海道は成り立たない」。道内179市町村のうち163市町村をまわり、演説を200回以上重ね、自民・公明支持層を固めるべく奔走した。
こうして薄氷を踏む思いで守りぬいた議席だ。岩本氏は「回れば回るほど、人口減少にあえぐ地方の疲弊を痛感した。責任ある与党として、しっかり守り、支えていく」と語った。
参政新顔の田中義人氏(53)は、全国で吹き荒れた参政党旋風に乗って大躍進した。僅差(きんさ)での敗退に、目に涙を浮かべて唇をかんだ。
田中氏は「日本人ファーストと外国資本から北海道を守ること、減税と積極財政を訴えてきたが、有権者の皆さんには残念ながら声が届かず、このような結果となってしまった」と述べた。
敗因については「特に外国資本に対する法整備の必要性を訴えたが、全体的には経済対策や物価高対策の方がみなさまの関心事項だったのだと思う」と分析した。
一方で「政治の地殻変動が起きたと感じた」とも話した。「既存政党に一石を投じたのが参政党。今回選挙を戦って、若い世代の人がたくさん聞きにきていて未来に希望を感じた」とも話した。
今後の進退については「党と相談する」とした上で、「議員という形で取り組むのが一番効果的だとは思うが、個人的にも党と連携しても、北海道を守るための活動は続けていきたい」と語った。
約9千票差で涙をのんだのが国民民主新顔の鈴木雅貴氏(33)だ。政治経験ゼロからの挑戦はあと一歩で実らなかった。「手取りを増やすと訴えて32万票の支持を頂けたのは、皆さんにも共感して頂けたということだと思う。ただ、最後の一歩のところで私の力が足りなかった」と声を絞り出した。
敗因について問われると「道内をいろいろと回らせてもらったが、都市部以外のところでしっかり(票を)取れなかったこと」。目を赤くしながら、駆けつけた支援者一人一人と握手を交わし、感謝の言葉を伝えた。(原知恵子、鈴木優香、畑中謙一郎)
朝日新聞社
1097
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:45:13
京都
◯332,523維:新実彰平 新 アナウンサー
◯190,104自:西田昌司 現
✕163,805共:倉林明子 現
✕142,371参:谷口青人 新
✕127,874立:山本和嘉子 新 元代議士 24年京都5区落選
✕101,319国:酒井常雄 新 府議
✕060,733れ:西郷南海子 新
✕055,235無:二之湯真士 新 自民府議
以下略
https://news.yahoo.co.jp/articles/94a5cd819db694fd524c4273cf183864d3cfac28
維新・新実氏は33万票獲得、他候補を圧倒…自民・西田氏は京都市内で苦戦 京都選挙区分析
7/21(月) 14:04配信
産経新聞
圧勝した日本維新の会・新実彰平氏=20日午後、京都市下京区(渡辺大樹撮影)
20日に投開票された参院選京都選挙区(改選数2)は、日本維新の会新人の新実彰平氏(36)と自民党現職の西田昌司氏(66)の2人が当選した。高い知名度を生かし政権批判票を取り込んだ新実氏は30万票以上を得て他候補を圧倒。一方、立候補者9人のうち6人が10万票を超えるなど、過去にない混戦となった。
投票率は令和4年の前回選を7・82ポイント上回る58・73%だった。投票率が55%を上回るのは平成19年(56・37%)以来18年ぶり。3連休の中日で投票率の低下が懸念されたが、主要政党が相次いで候補者を擁立し、注目度が増したことが影響したとみられる。
33万票を超える票を得てトップ当選を果たした新実氏は、大票田の京都市で約18万5千票を獲得。市内全区で最も多く票を獲得し、他候補に大差をつけた。伝統的に自民党が強い府北部の舞鶴市や福知山市のほか、府南部の宇治市や長岡京市でも最多得票となるなど、知名度を生かして圧倒的な強さを見せた。
4選を決めた西田氏は約19万票にとどまり、6年前の参院選(約42万票)から大きく減らした。特に京都市内での得票減が顕著だった。
3選を逃した共産党現職の倉林明子氏(64)は、西田氏に約2万6千票及ばず約16万3千票に終わった。京都市の得票数ではわずかに西田氏を上回ったものの、その他の地域で差をつけられた。(入沢亮輔)
https://www.sankei.com/article/20250721-J6RFSK3OJRLA3J76Q2SY3IXCXI/?outputType=theme_election2025
自民・西田昌司氏と競り合うも及ばず 共産・倉林明子氏議席失う 参院選京都選挙区
2025/7/21 00:44
20日に投開票が行われた参院選。京都選挙区の共産党現職、倉林明子氏(64)は候補者9人による激しい競り合いの末、落選が確実となった。
落選確実が判明すると、京都市中京区の選挙事務所に集まった支援者らから「えー」「どうしよう」などと落胆の声が漏れた。倉林氏は「残念。異常な暑さの中で支援者や党員、市民のみなさんに奮闘していただいて、私自身も候補者として戦い抜いた結果だ。勝てなかったが、この戦い通じ、ここまで追い上げることができた」と語った。
倉林氏は府議、京都市議を経て平成25年の参院選で初当選。今回の選挙戦では、消費税減税や北陸新幹線の延伸計画反対などを軸に、自公維が進める病床の削減を痛烈批判。「軍事費削って医療・介護・福祉・教育に回せ」と生活者目線での訴えを続けた。
党は2期12年を守ってきた倉林氏の議席を「宝の議席」と位置付け、志位和夫議長や田村智子委員長ら党幹部が繰り返し応援演説に入るなどして、「屈指の総力戦」(陣営幹部)を展開した。
党勢の低迷が指摘される中、支持層が重なるとされる、れいわ新選組の新人候補擁立もあり、政権批判票は分散した。これまでの実績を最後まで訴えたが、乱戦を制すことはできなかった。(塚脇亮太)
1098
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:48:00
>>1090-1091
https://news.yahoo.co.jp/articles/d66fbfc2072a4b87f97f170353d500975c1af935
保守分裂選挙で敗北、自民・和歌山県連会長が辞表 無所属で出馬の望月良男氏の処分を検討
7/21(月) 19:48配信
産経新聞
落選が確実になり厳しい表情を浮かべる二階伸康氏=20日午後、和歌山市(泰道光司撮影)
自民党和歌山県連は21日、代表役員会を開いた。保守分裂選挙となった参院選和歌山選挙区で公認候補の二階伸康氏(47)が無所属の望月良男氏(53)に敗れたことを受け、県連の石田真敏会長(元総務相)が辞表を提出。望月氏が出した離党届の受理を保留していたが、党紀委員会で処分を検討することを決めた。
自民党県連は今年2月、役員投票で二階氏を公認候補に選出した。投票時には関係者が「結果にかかわらず、公認候補者の選挙に尽力する」との誓約書を提出したが、望月氏は4月に無所属での立候補を表明。選挙戦では、自民党を離党した世耕弘成元経済産業相の全面的な支援を受けた。
石田会長は辞表提出に至った理由を「党員や経済団体などから『保守分裂だけはやめてほしい』といわれ誓約書も取ったが、避けることができなかった。それが原因で負けた」と説明した。県連の中村裕一幹事長(県議)も辞任の意向を示している。石田会長の辞表の受理は26日に開く県連拡大役員会にはかられる。
望月氏の離党届については県連内で「受理の判断は選挙後まで待つべきだ」との意見があり、対応を保留していた。誓約書に反した立候補は党則違反に該当するとして、党紀委員会で処分を検討する。
https://www.iza.ne.jp/article/20250720-PN3IMUCBOJJNRJ2TW2GG7QEJCA/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
参院選和歌山選挙区 二階伸康氏は敗北 再び〝世耕陣営〟と対峙、鶴保議員失言で逆風に
2025/7/21 01:23
20日投開票の参院選の和歌山選挙区(改選数1)では、自民党新人の二階伸康氏(47)が敗れた。昨秋の衆院選で、自民を離党し参院からくら替えした世耕弘成元経済産業相との保守分裂選挙に敗北。今回は「ラストチャンス」と背水の陣で臨んだが、議席獲得はならなかった。
落選の報を受け、午後11時15分ごろ、市内の事務所に姿を見せた二階氏は「議席を守れなかったこと、深くおわびします」とした上で、「敗北の責任は私にある。これを糧とし、県民の皆さんから再び信託をいただけるようにしなければいけない。この度は、本当にありがとうございました」と支持者に頭を下げた。
二階氏の父で元自民党幹事長の俊博氏は長年、和歌山県内で世耕氏と主導権争いを繰り広げてきた。今年2月の自民党県連の役員投票では二階氏が公認候補に選ばれたが、敗れた元有田市長、望月良男氏(53)が世耕氏の全面的な支援を受けて無所属で出馬。衆院選に続いて〝世耕陣営〟と対峙(たいじ)することになった。
二階氏は党県連や俊博氏に近い県町村会など組織の支援を得て活動。石破茂首相ら党幹部も次々と応援に駆け付け支持を訴えたが、激しい逆風に見舞われた。地元選出の鶴保庸介参院議員が和歌山市で開かれた集会で「運のいいことに能登で地震があった」と発言。選挙戦への影響は避けられず、県連関係者は「票を減らす大きな批判につながった」と苦い顔で語った。
和歌山選挙区には、前久(共産)、二階伸康(自民)、望月良男(無所属)、浦平美博(維新)、末吉亜矢(無所属)、本間奈々(諸派)、林元政子(参政)の7氏が立候補していた。
1099
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:51:31
https://x.com/miraisyakai/status/1947234880427057170
三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部
@miraisyakai
·
1時間
第27回参院選比例代表 開票終了
自民 1280万 8306票 (21.6%)
国民 762万 0489票 (12.9%)
参政 742万 5053票 (12.5%)
立憲 739万 7459票 (12.5%)
公明 521万 0569票 (8.8%)
維新 437万 5926票 (7.4%)
れいわ 387万 9914票 (6.6%)
保守 298万 2093票 (5.0%)
共産 286万 4738票 (4.8%)
みらい 151万 7890票 (2.6%)
社民 121万 7823票 (2.1%)
N党 68万 2626票 (1.2%)
再生 52万 4787票 (0.9%)
誠真 33万 3263票 (0.6%)
無連 28万 9222票 (0.5%)
改革 5万 5232票 (0.1%)
まだ若干の票の訂正がありえます。
://news.yahoo.co.jp/articles/ce88b03deea6354b005ba159e3ef462063e4659c
比例代表の得票、立民は参政を下回る 政治思想史家「左の大結集、戦後政治の夢ついえる」
7/21(月) 18:46配信
産経新聞
立憲民主党の野田佳彦代表(左)と参政党の神谷宗幣代表
参院選(20日投開票)比例代表を巡っては、「日本人ファースト」を掲げた参政党の得票数が立憲民主党をわずかながら上回り、自民、国民民主両党に次ぐ3位に躍進した。政治思想史家の河野有理(ゆうり)法政大教授は21日、X(旧ツイッター)で、「『自民党より左』の大結集で政治を変えるという戦後政治の<夢>がついに最終的についえた」との見方を示し、「極めて大きな地殻変動の現れ」を指摘した。
■参政支持のうねりの過小評価指摘
参政は、比例代表で742万5053票(得票率12・6%)を得て、立民の739万7456票(同12・5%)を、2万7597票差で上回った。国民民主は762万492票(12・9%)。野党3党が得票率13%弱でほぼ並ぶ結果となった。
河野氏はXで、参政党に対する評価を巡って、「『参政党支持している人は周りにはいない、いたら縁を切る』みたいな選挙前によくいた人たち、よほど世界が狭いか、相手が大人で話を合わせてもらっているのだろうなという感じ」と書き込んだ。
改選22議席の立民は、選挙区15議席、比例代表7議席の計22議席と横ばいの結果にとどまった。
■山口二郎氏も「これ、ほんと」
河野氏は、立民について、「今回で伸びないならいつ伸びるのかという話であり、相当に厳しい結果なのではないだろうか」との見方を示し、「執行部がこれを厳しい結果と思えていないなら本当に将来がなさそうである」と指摘した。
この投稿については、野党共闘の強化に尽力し続けた政治学者の山口二郎法政大教授も「これ、ほんと。私の政治学者人生も終わったということ」とXで賛意を表した。
山口氏は立民のベテラン勢はもはや後進の育成に注力すべきとの考えを示し、立民の現状について、「実質的な敗北と、厳しく総括すべき。私自身も、かつて民主党政権を担った政治家が最後にもう一花咲かせてほしいと思って応援したが、民意との乖離(かいり)が極めて大きいことを痛感する」と訴えた。(奥原慎平)
1100
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:52:03
https://www.iza.ne.jp/article/20250721-P4JAIUFBJNBGLFDQGLWUTEOTQI/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
自民保守系落選相次ぐ 佐藤正久、山東昭子、赤池誠章、杉田水脈、和田政宗、長尾敬各氏ら
2025/7/21 10:13
20日投開票の参院選の全議席が確定し、自民党の保守系候補の落選が相次ぐ事態となった。自民の左傾化が懸念される一方、保守系の有村治子元女性活躍担当相は5回目の当選を果たした。
比例代表で落選した保守系候補は「ヒゲの隊長」の愛称で知られる佐藤正久幹事長代理、山東昭子元参院議長、保守系グループ「保守団結の会」で代表世話人の赤池誠章氏、杉田水脈元衆院議員、和田政宗参院内閣委員長、長尾敬元衆院議員ら。
長尾氏はX(旧ツイッター)で、「真の独立国家日本を取り戻す」と選挙戦に臨んだ決意を振り返った上で、「皆さまのあらゆるご支援を全て無駄にしてしまい、政治家として万死に値すると思っております」と苦渋の思いを書き込んだ。
杉田氏もXで、「素晴らしいスタッフに囲まれて悔いのない活動ができました。なにより、私のことを信じて応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます」と謝意を示した上で、「これからも日本のため、力を尽くして参る所存です」と誓いを新たにした。
今回、自民の比例代表の獲得議席は平成22年参院選と並ぶ過去最低の12議席に落ち込んだ上、令和元年の参院選から導入された特定枠で、舞立昇治、福山守両氏が優遇されたため、残る29人の候補で10議席を争う展開となった。(奥原慎平)
1101
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:52:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c65e1ea0fd1119d76a2b3b471fd9712c9ab6073e
参院選で過去最低8議席の公明 比例票も前回から約100万票減 強みの組織力に陰り
7/21(月) 19:14配信
産経新聞
取材を終え退室する公明党の斉藤鉄夫代表=20日夜、東京都新宿区の党本部(松井英幸撮影)
公明党は20日投開票の参院選で、改選14議席の維持を目標としたが、6議席減らし、党としては過去最低の8議席の獲得にとどまった。埼玉、神奈川、愛知の3選挙区でいずれも新興勢力の参政党候補と最後の1議席を争って敗れた上に、比例票も大幅に減少し、深刻な党勢の衰えが浮き彫りとなった。
「地域の意見を吸い上げ、われわれの考え方を浸透させていく党組織の差が少し出てきたと感じる」。公明の斉藤鉄夫代表は21日の記者会見で、3選挙区で敗れた要因をそう分析した。公明が参院選の選挙区で落選者を出すのは平成19年以来18年ぶりだ。公明は全国に約3000人の地方議員を抱え、地域に根差した組織力を強みとしてきたが、その組織力に陰りが見える。
700万票を目指した比例票も521万票と目標に遠く及ばなかった。令和4年参院選の618万票から約100万票減ったことは党に衝撃を与えている。今回躍進した参政党と公明の支持者は「基本的に重ならない」(公明関係者)だけに、地力の衰えが一層目立つ結果となった。
1102
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:53:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/47026030d028da5e542f0fd1f3d5ef3fc19a3d1e
連合候補、立・国で明暗 電機連合が9年ぶり議席【25参院選】
7/21(月) 19:08配信
時事通信
20日投開票の参院選比例代表で、労働組合や業界団体が擁立した「組織内候補」の成績は―。
連合傘下の産業別労組(産別)の候補者を見ると、国民民主党から出馬した4人は、電機連合の候補が9年ぶりに議席を得るなど、全員が当選。一方、立憲民主党から立候補した6人は1人が落選し、いずれの党から立つかによって明暗を分けた。
国民民主の4人のうち、UAゼンセンの候補は約20万5000票を獲得。電力総連候補は約19万4000票、自動車総連候補は約18万2000票、電機連合候補は約9万2000票を得た。いずれも集票力に陰りが見られたが、国民民主躍進の勢いに乗り、全員が当選圏に滑り込んだ。
一方、立民から擁立した6産別のうち、自治労は約14万8000票、情報労連は約11万6000票、日教組は約11万6000票、JP労組は約10万票、JAM・基幹労連は約9万5000票、私鉄総連は約7万4000票を集めた。ただ、私鉄総連の候補は個人名投票で上位から10番目にとどまり、当選圏だった上位7人に入れなかった。
自民党からは業界団体の組織内候補が上位で当選。全国郵便局長会は約48万票を獲得し、特定枠を除いて同党で首位だった。全国建設業協会、全国農政連、日本医師連盟、日本看護連盟なども議席を確保。一方、日本歯科医師連盟は約10万2000票を集めるにとどまり、現職が落選した。
1103
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:53:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecf532bf44d6a16ab18913c6e90c7be819c50520
社民党の福島党首「政党要件を確保した」 参院選比例の得票率が2%超に 沖縄は9.55%「極めて高い」と評価
7/21(月) 13:37配信
沖縄タイムス
得票率が2%を超え、社民党が政党要件を満たしたと会見でアピールする福島瑞穂党首(中央)=21日午前、東京都中央区・社民党本部
【東京】社民党の福島瑞穂党首は第27回参院選投開票から一夜明けた21日午前、東京・中央区の党本部で記者会見し、得票率が2%以上となり、公職選挙法上の政党要件を満たしたとアピールした。「厳しい中、政党要件を確保し、議席を獲得できたのは有権者が社民党に残ってくれと思ってくれたからで、心からお礼を申し上げる」と述べた。
沖縄県内の比例代表の党派別得票率で社民は9・55%だった。福島氏は「沖縄は極めて高い」と評価した。
比例代表の山城博治氏が落選したことには「沖縄平和運動センター元議長であり、党として立候補を頼んで戦ってもらったが、当選させられなかったのは痛恨の極みだ。申し訳ない」と語った。
公選法上の政党要件を維持するには(1)所属議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選で得票率2%以上―のどちらかを満たす必要がある。
福島氏は3月の全国代表者会議で「得票率が2%に達しないと、政党要件を失う厳しい選挙だ。党を残すため、あらゆる力を結集し、頑張り抜く」と強調していた。
1104
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:59:03
滋賀
◯202,850自:宮本和宏 新 元守山市長
✕161,272国:堀江明 新 中小企業診断士
✕124,017維:岡屋京佑 新 新聞記者
✕119,207参:中田あい
✕050,097共:佐藤耕平
以下略
https://www.sankei.com/article/20250721-P3IPK2VCK5LS7JS7GVKTCZTP7A/?outputType=theme_election2025
自民・宮本氏、薄氷の勝利 野党乱立に助けられ 参院選滋賀選挙区 比例は国民、参政躍進
2025/7/21 20:20
20日に投開票された参院選。過去最多の7人が争った滋賀選挙区(改選数1)は自民党新人の宮本和宏氏(53)が初当選を果たした。逆風の中、自民は6年前の参院選で失った議席を奪還したが、宮本氏の得票数が約20万2千票だったのに対し、国民民主党新人の堀江明氏(38)は約16万1千票、日本維新の会新人の岡屋京佑氏(32)が約12万4千票、参政党新人の中田あい氏(46)が約11万9千票を獲得。野党候補乱立による政権批判票の分散に助けられた「薄氷の勝利」だった。
5人が立候補した3年前の前回参院選で再選を果たした自民の小鑓隆史氏の得票数は約31万5千票。宮本氏の約20万2千票はこれを10万票以上も下回った。
立憲民主党と国民の推薦を受けて無所属で出馬して小鑓氏に敗れた田島一成氏の得票数は約19万票で、今回両党の候補一本化で立民の支援を受けた堀江氏の約16万1千票よりも多い。
一方、前回参政から立候補した片岡真氏の得票数が約3万5千票だったのに対し、今回の参政候補の中田氏は3倍以上の約11万9千票を獲得。滋賀選挙区初の維新候補として出馬した岡屋氏も約12万4千票を集めた。政権批判票が参政や維新にも流れたことが、結果として宮本氏を利した。
滋賀県内の比例代表の党派別得票数をみても、自民の苦戦は顕著だ。自民の得票数は約13万5千票で、厳しい逆風にさらされた昨年の衆院選比例代表(県内)の得票数約16万2千票から3万票近くも減少。連立政権を組む公明党も約4万5千票から約4万4千票に後退した。
これに対し、国民と参政は大きな伸びをみせた。
国民は衆院選の約5万9千票から今回、約1・5倍の約9万1千票に増加。衆院選で新人が比例復活で初当選した参政は約2万3千票から、約3・7倍となる約8万7千票に増えた。
今回候補を取り下げて国民に候補を一本化した立民は約10万1千票から今回約5万9千票に減らした。衆院選の得票数が約11万2千票だった維新は今回は約10万6千票とほぼ横ばい。共産党は約4万4千票から今回約3万4千票に減った。
比例代表の得票率を党派別にみると、自民20・04%▽立民8・86%▽公明6・57%▽維新15・8%▽共産5・11%▽国民13・54%▽参政12・95%▽NHK党1・08%―だった。
1105
:
名無しさん
:2025/07/21(月) 21:09:07
>>1103
https://www.sankei.com/article/20250721-6SWVOPQFGZBQ7KHLQ5BSLSD44I/?outputType=theme_election2025
LGBT法採決で退席などの衆参自民議員5人中4人姿消す 残るは非改選の青山繁晴氏のみ
2025/7/21 13:38
自民党の青山繁晴参院議員
20日投開票の参院選で山東昭子、杉田水脈、和田政宗の各氏が落選したことで、LGBTなど性的少数者への理解増進法の採決で欠席・退席した衆参両院の自民党議員5人のうち4人が国会から姿を消すことになる。残るは非改選の青山繁晴参院議員だけだ。
令和5年6月のLGBT法の衆院採決では、杉田氏が欠席。高鳥修一氏は採決時に本会議場を退席して議場外のトイレに入り、採決後に戻った。高鳥氏は法案に反対していた。
記者団に退席の理由を問われ、「おなかが痛いということだ。生理現象だ」と説明。法案について「法案とは別に、公衆浴場やトイレなどで女性や子供たちを守るための法整備が必要だ」と事務所を通じてコメントした。参院では山東、青山、和田の3氏が採決時に退席した。
高鳥氏は昨年10月の衆院選で議席を失った。杉田氏は衆院選に出馬せず今回の参院選に出馬したものの、山東、和田両氏とともに議席に届かなかった。
山東氏は公約で「お風呂やトイレなど〈女性スペース〉は、生来の性別に基づく利用ルールで安心・安全を確保。なりすまし等の犯罪を未然に防ぐ視点から、LGBT関連法の改善にも取り組み、すべての家族が心から安心できる社会を実現します」と掲げていた。
1106
:
OS5
:2025/07/21(月) 21:09:58
リンク間違えた
>>1100
だ
1107
:
名無しさん
:2025/07/21(月) 21:10:52
>>1103
https://www.sankei.com/article/20250721-W5QVQKD4MNETVE24MDXQM3WHOQ/?outputType=theme_election2025
政党要件維持の社民、ラサール石井氏当選も落選の憂き目の大椿氏 福島党首「痛恨の極み」
2025/7/21 14:24
20日投開票された参院選比例代表で社民党は得票率2・1%を確保し、公選法上の政党要件を何とか維持した。比例代表に擁立したタレントで新人のラサール石井氏(69)が約21万票を獲得し初当選した一方、大椿裕子副党首(51)は約6万票。議席を守れなかった。近年の得票数を踏まえると2議席獲得が厳しい情勢の中、社民はラサール石井氏の知名度の高さに頼った形となる。
「社民は頑張っていく」
「目指した複数当選ができず痛恨の極みだ」
社民の福島瑞穂党首は21日、党本部で記者会見し、参院選についてこう振り返った。
政党要件を維持したことについては、「皆さんのおかげだ。何か一つ欠けても実現できなかった。これをしっかり受け止めて、皆さんとリブート(再起動)で頑張っていく」と語った。
党勢拡大に向けては「たくさんの人にどんどん入ってもらい、社民党を面白く、外に向かっても働きかけたい」と述べ、「立憲主義を掲げる政党や人々と力を合わせて、社民党は頑張っていく」と強調した。
同席したラサール石井氏も支援者らに謝意を述べた上で、「私の力不足もあるが、複数当選できなかった」と語り、「一緒に戦った候補者の票が1票足りなくても、2%の政党要件を得られなかった可能性がある。まさにワンチームで戦った」と語った。
大椿氏「2年3カ月の仕事見てくれた」
落選の憂き目を見た大椿氏は令和元年の参院選で社民の比例代表で敗れたが、5年4月に繰り上げ当選。有期雇用を理由に勤めていた大学から雇止めされた実体験から、選挙戦でも非正規雇用労働を最小化する法整備の必要性を訴えていた。
参院選終盤、党本部はラサール石井氏当選に力を集中させたとの見方を一部の党関係者は指摘する。
街頭で政策を訴える社民党の大椿裕子副党首=19日午後、東京都渋谷区(奥原慎平撮影)
街頭で政策を訴える社民党の大椿裕子副党首=19日午後、東京都渋谷区(奥原慎平撮影)
一方、ラサール氏は会見で、大椿氏に言及し「ここまで地盤を固め、支持者を増やし、やりかけの仕事がたくさんあると。悔しい思いに報いるためにも、小さくても声を出して、声が、大きな力になるように頑張りたい」と語った。
大椿氏も、産経新聞の取材に「票にならない仕事をしたといわれたが、2年3カ月の仕事を支援者に見てもらえた」と一定の手応えを口にした。
「泣けるが楽しかった」
「仕事」について、兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題で公益通報者保護法を巡り、政府から斎藤氏が示す解釈と異なる見解を引き出したり、長生炭鉱(山口県宇部市)で戦時中に起きた事故を巡り、朝鮮半島出身者を含む犠牲者の遺骨収容に向け、石破茂首相から現場視察に前向きな答弁を引き出したりしたことを挙げた。
大椿氏は21日早朝、X(旧ツイッター)で午前5時に秘書と2人で参院議員事務所の片づけを開始したことを明らかにし、「ご飯食べて、事務所&宿舎サッサと撤収」と書き込んだ。
自身が所属した参院厚生労働委員会を挙げて「厚労の質問スケジュール片付けながら泣けるー!質問楽しかったー!」と複雑な心境もにじませた。(奥原慎平)
1108
:
OS5
:2025/07/21(月) 21:11:39
https://www.sankei.com/article/20250721-VHJXLYXLLRDW3MK5DUFBNMY4IU/?outputType=theme_election2025
参院比例、個人別は北村晴男氏が97万票トップ 浜田聡氏は全体7位で蓮舫氏に迫るも落選
2025/7/21 13:48
20日投開票の参院選の比例代表は21日正午時点で、個人別の得票数は日本保守党の新人で弁護士の北村晴男氏(69)が約97万票でトップとなっている。2〜5位は自民、公明両党の候補で、6位は立憲民主党の元職、蓮舫氏(57)。
政治団体「NHK党」が擁立した現職の浜田聡氏(48)は個人で全体の7位となる33万票余りを獲得し蓮舫氏に迫るが、NHK党の総得票数が約68万票にとどまり議席の配分がなかったことから、涙をのんだ。
比例代表の個人別得票数の上位10位(選管最終)
(1)北村晴男(保守)97万5122
(2)犬童周作(自民)48万2058
(3)山田太郎(自民)38万1185
(4)平木大作(公明)37万7986
(5)司隆史(公明)34万1441
(6)蓮舫(立民)33万9311
(7)浜田聡(N党)33万5462(落選)
(8)佐々木雅文(公明)32万5345
(9)原田大二郎(公明)31万0047
(10)安野貴博(チみ)23万9349
1109
:
OS5
:2025/07/21(月) 21:12:10
https://www.sankei.com/article/20250721-N4YHN6UCKNDODOO6VRKHGVFYF4/?outputType=theme_election2025
「脅威のうっちゃり」鈴木宗男氏、政界引退宣言後の滑り込み当確は「3度目の奇跡」
2025/7/21 16:11
20日投開票の参院選で23年ぶりに復党した自民党から比例代表で出馬、最後の当選者として滑り込んだ鈴木宗男氏(77)が21日午後、札幌市内で記者会見し、約8時間前に表明した「政界引退」の意向を撤回した。劇的な結果に終わった選挙戦を改めて振り返り、「私にとっては3度目の奇跡」と手放しで喜んだ。
同市中央区にある事務所には、支援者ら約20人が集まった。正午すぎには正式に当選確実の一報がスタッフにも伝えられ、大きな歓声が沸き上がった。鈴木氏は約10分後、自民党衆院議員で長女の貴子氏とともに姿を現し、支援者らと喜びを分かち合った。
鈴木氏は「目に見えない力によって生かされ、また国政に戻ることができた」と表現。「1度目は昭和58年の初当選。2度目は(あっせん収賄事件で)逮捕から国政復帰を果たした平成17年。そして今回、奇跡はこれで3度目だ」と言葉を詰まらせた。
復党した自民党が大きく議席を減らす中、一度は政界引退の意向を公言し、議員活動に終止符を打つはずだった。だが、事務所に戻り、貴子氏からお守りをもらうと「そこから急に運気が上がった」との逸話を明かし、ワイシャツの胸ポケットにしまった娘のお守りに何度も手を当てた。
支援者からは「脅威のうっちゃり」と土壇場での議席獲得をたたえる声が上がり、鈴木氏も照れくさそうな表情を浮かべ、深々と頭を下げた。「選挙結果は与党にとって厳しい結果となったが、自民党を立て直すと言い放った以上、生涯政治家として、またしっかり働きたい」と力を込めた。
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