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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

3232RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/08/08(土) 19:46:55
>>3231
山梨2の長崎はこれから入党するんですかね
現状で南関東ブロックは江田が選挙区で当選すれば浅尾と比例復活というところでしょうか
私見ではみんなの党結党によって江田はきつくなったんじゃないかと思いますが

3233名無しさん:2009/08/08(土) 19:52:04
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080801000646.html

分権公約、トップは公明の66点 全国知事会の採点結果
 全国知事会は8日、自民、公明、民主3党が衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ地方分権政策に対する採点結果を発表した。最高は100点満点で66・2点の公明党。次いで60・6点の自民党、最下位は民主党の58・3点の順だった。

 知事会政権公約評価特別委員会(委員長・古川康佐賀県知事)の29知事が、独自の評価基準で初めて採点し、平均点を出した。

 評価項目は全8項目。「国と地方の協議機関の法制化」に30点、国の出先機関の廃止・縮小など残る7項目には各10点を上限に配点し、地方財源の確保に不安があれば合計から10点減とした。

 特別委はもともと6人だったが、7月の全国知事会議での呼び掛けに応じ、23人が新たに加わった。

2009/08/08 18:37 【共同通信】

3234千葉9区:2009/08/08(土) 20:28:06
>>3210
>「魚を与えずに、釣りを教えてください」
米百俵に近い言葉ですが、イイことわざですね。

3235必ずや政権交代を。:2009/08/08(土) 22:05:04
http://www.love-nippon.com/2009manifesto.htm
新党日本のマニフェストに当たる 「日本『改国』宣言」

動画
http://www.youtube.com/watch_popup?v=72h7W5kNc5A#t=43

全政党の記している将来の指針(マニフェスト)の中でも
秀でていると思います。

3236官兵衛:2009/08/09(日) 10:55:53
読売新聞より。民主党は、岡山三区に独自候補として、男性弁護士を擁立する方針を決めたとの事です。やはり、平沼は信用出来ないと見て、対決姿勢に転じましたか。それにしても、総選挙の告示日まで十日を切った中での擁立とは、実に急な話ですな。

3237名無しさん:2009/08/09(日) 12:02:57
官兵衛 さん ほんとうでしょうか。
ネットの読売岡山版見たんだが載っていなかったんで。
もともと岡山県連は早くから平沼との連携を考えて、三区は空白でよいとしていたんでしょうがね。

今日の時事通信社のネット記事によれば 鳩山代表は 総選挙後に 渡辺ヨシミ新党とは連携もありうる
との報道だが 同じ記事で民主の単独過半数は絶対ないと鳩山が語ったとある。
楽観視を戒めているんじゃないの。

岡山三区へ独自候補擁立が本当なら、新党を立ち上げない平沼の本音は
やはり総選挙後は自民下野後でも自民復党するだろうと見ているんじゃないかな。

3238名無しさん:2009/08/09(日) 12:09:43
>>3237
ユキオじゃなくてクニオのほうですね、その発言。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009080800347

渡辺新党と選挙後連携も=鳩山邦氏
 自民党の鳩山邦夫前総務相は8日、神戸市で取材に対し、渡辺喜美元行政改革担当相らの新党「みんなの党」について「頑張ってほしい」とエールを送った。同時に「(衆院選で)民主党の単独過半数は絶対にない。この選挙で政界再編が起きるから、そのときの連携を考えたい。彼(渡辺氏)も一つのカードになるだろうし、私もキーマンになりたい」と述べ、衆院選後の連携を検討していく考えを示した。 (2009/08/08-22:15)

3239官兵衛:2009/08/09(日) 12:19:21
>>3237
本日の読売新聞本紙の政治面にこの記事が載っておりました。

3240名無しさん:2009/08/09(日) 12:35:17
まつたくお恥ずかしいかぎりです。鳩山代表が過半数は絶対にないと言うはずがない。 鳩山でも弟の方でしたね。

しかし、鳩山邦夫と 渡辺善美は政治理念や政策が相当に違いがありすぎるんじゃないの。
麻生と喧嘩別れした形だけども。
渡辺善美は 小泉改革の公務員バッシング路線に乗っかっているが、鳩山弟はそうではないし。
鳩山弟は 郵政民営化見直派だが 渡辺善美の方は 民営化満足肯定派だからね。
ヨシミは小さい政府論そのものだが 鳩山弟はそうではないし。
二人が連携できないな。水と油だよ。

3241千葉9区:2009/08/09(日) 12:42:17
>>3240
んなこといったら、民主・社民・国民新・日本だって連携できないはず・・・

3242とはずがたり:2009/08/09(日) 12:42:26
>>3236-3239
俺も見付けられませんでした>岡山3区
しかし擁立良いんじゃないすかね。あんま配慮してもしゃーない気がする。民主と小泉との間で話しでもついたんですかねぇ

それにしても邦夫自民党出られない癖に口ばっかり。情けねぇなぁ。

3243千葉9区:2009/08/09(日) 12:49:02
>>3139
1区から出る宮路は、3区の宮路の従兄弟って2chに書いてあったけどソース見つからず

3244千葉9区:2009/08/09(日) 12:51:18
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080801000893.html
森山氏、出馬への意欲は「ない」 事実上の引退表明
 衆院選の栃木3区での立候補を辞退した自民党の森山真弓元法相(81)は8日夜、宇都宮市で記者会見し「(比例名簿に登載は)ないと思う。自分から求めていくことはしない」と述べた。さらに今回の衆院選で立候補する考えはあるかとの問いに「そんなことはない」として、事実上の政界引退を表明した。

 自民党の菅義偉選対副委員長は同日、比例代表での公認について森山氏が「73歳定年制」に抵触することを踏まえ「最初から比例代表は党の内規に基づいて公認していない」と明言した。

 森山氏は東大卒。旧労働省婦人少年局長などを経て1980年の参院選で初当選し3回連続当選、96年に衆院に転じた。第1次海部内閣では女性初の官房長官に就任し、大相撲の土俵への女性立ち入り禁止に抗議して名をはせた。文相(当時)や法相なども歴任した。

 森山氏は西川公也氏と交代で栃木2区と比例代表北関東ブロックで立候補してきたが、今回は西川氏が栃木2区から立候補する。

2009/08/08 23:43 【共同通信】

3245千葉9区:2009/08/09(日) 12:52:41
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090809ddlk19010070000c.html
’09衆院選:民主県連が比例単独擁立を断念 /山梨
 民主党県連は、党本部の要請で検討していた南関東ブロックへの比例単独候補擁立を見送ることを決めた。

 1日の総合選対本部会議後に国会議員や県議らが検討したが「候補を絞り込む時間がなかった」(樋口雄一幹事長)として、7日に擁立断念を党本部に連絡した。党本部も了承したという。【小林悠太】

3246千葉9区:2009/08/09(日) 12:54:55
参院選前の顔売りってトコですかね
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8031
衆院選比例、若泉氏を申請へ 民主県連、党本部に

(8月9日午前7時35分)

 民主党福井県連は8日、衆院選の比例代表北陸信越ブロックの単独候補として、元衆院議員で県連代表代行の若泉征三氏(64)=越前市横住町=を名簿登載するよう、党本部に申請する方針を固めた。週明けにも申請し、18日の公示までに、党本部が名簿登載や順位について判断する。

 民主党は比例代表で、原則として小選挙区との重複候補を全員、名簿1位に並べ、下位に単独候補を登載する方向で調整中。小選挙区当選が相次げば下位の単独候補にも当選の可能性が出てくるため、各都道府県連に対し、8月上旬までに比例単独候補のリストを提出するよう指示していた。

 県連の議論の中では「安易な登載はリスクも伴う」と慎重な意見もあったが、「票を掘り起こし、議席を増やすチャンス」と申請に踏み切ることにした。県連幹部らは当初、若手の現職県議に打診したが、固辞したため、知名度があり選挙経験も豊富な若泉氏が浮上。本人に出馬の意思があり、持ち回りの幹事会で申請をおおむね了承した。

 若泉氏は中央大卒。今立町長を4期務め、2003年の衆院選福井2区に出馬し比例復活で初当選。05年の衆院選では落選した。07年は参院選福井選挙区に出馬したが、約3000票差で惜敗した。

 今回の衆院選では、連合福井、社民党県連合などとつくる野党共闘の総合選対本部長を務めている。若泉氏は「自分は全選挙区で優位に立てるようムードを盛り上げる役割。正直驚いたが、ありがたい話なので、ぜひお願いしますと返事した。あとは党本部の判断を待ちたい」としている。

 北陸信越の比例単独候補の登載は、5県の小選挙区立候補予定者17人の同列1位に続く18位以降となる。県連幹部は「党本部は(名簿登載に)前向きな感じだ。できるだけ上位に載るよう働き掛ける」としている。

 比例代表の北陸信越の枠は11。これまでの議席獲得は03年衆院選が自民5、民主5、公明1。05年は自民5、民主4、公明1、国民新1だった。

3247千葉9区:2009/08/09(日) 12:57:29
>>3244
潮時過ぎてるだろ・・・これだけワガママ言って
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090808/189736
森山氏、引退を表明 3区公認辞退 「この辺が潮時」
(8月9日 05:00)
 衆院選栃木3区をめぐる自民党の公認候補問題で、同党は8日、公認が決定していた同党県連会長で前職の森山真弓氏(81)が公認を辞退したと発表した。森山氏が同日朝、細田博之幹事長と電話で会談し、辞退する考えを伝えた。これを受け森山氏は同日夜、下野新聞社の取材に対し「やり残したことはあるが、この辺が潮時だ。(引退表明する)タイミングかもしれない」と述べ、政界を引退する考えを明らかにした。

 森山氏は取材に対し「30年近く政治家をやって、いろいろな経験をした。もういいんじゃないかと思っている。自ら望んで何かをやりたいということはない」と述べた。その上で党本部から、比例公認の話がないことを挙げ、「もうこの辺で楽をした方がいいと内心思っている。許されるのではないか」と述べ、事実上引退する考えを示した。

 同党選対幹部は同日、森山氏が求めている比例代表北関東ブロック(単独)への処遇について「単独比例はない」との見方を県連幹部に伝えた。また同党県連幹部は「今から3区に候補を擁立するのは難しい」と述べ、同党が候補擁立を見送るとの見通しを示した。

 栃木3区の同党公認候補擁立をめぐり、党本部は7月31日、森山氏の3区公認を決定した。だが、県連は森山氏と渡辺喜美氏(57)が激突すれば、3区の自民勢力が分裂するほか、渡辺氏が県内の他小選挙区に「逆刺客」を立てる可能性があるとして、党本部に森山氏の公認撤回を要請していた。

 同党県連は8日夜、宇都宮市内で選対役員会を開き、森山氏が3区公認を辞退した経緯を説明。今後は選対本部長を務める森山氏を中心に、衆院選を戦うことを確認した。

3248とはずがたり:2009/08/09(日) 12:58:06
>>3139 >>3243
流石地元紙載ってます。
>宮路氏は、衆院鹿児島3区で立候補予定の自民前職・宮路和明氏(68)のいとこ。

衆院鹿児島1区で宮路静夫氏出馬へ
( 2009-8-8 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200908&storyid=18591

 鹿児島市出身で東京在住の元銀行員、宮路静夫氏(58)は7日、鹿児島市の県庁で会見し、18日公示、30日投開票の衆院選に、鹿児島1区から無所属で立候補することを明らかにした。1区の立候補表明者は6人目。
 会見で宮路氏は「長年の経験を生かし、日本経済を立て直したい」などと出馬理由を説明した。
 宮路氏は、衆院鹿児島3区で立候補予定の自民前職・宮路和明氏(68)のいとこ。甲南高、九州大卒業後、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に入行。鹿児島事務所、福岡支店次長などを経て2005年に退職した。

2009衆院選かごしま:鹿児島1区 無所属で新人の宮路氏、出馬表明 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090808ddlk46010687000c.html

 元政府系金融機関行員、宮路静夫氏(58)=東京都江東区=が7日、県庁で記者会見し、鹿児島1区から無所属で立候補することを表明した。1区の出馬表明は6人目。

 宮路氏は「自分が得意なのは経済と金融。今回の不況は底が深く、何とかしないといけないし、やりがいがある」と出馬動機を語り、「一番の問題は雇用不安。教育や介護の分野に人を増やしてもいいのではないか」と述べた。

 宮路氏は鹿児島市出身。甲南高、九大経済学部を卒業し、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)で福岡支店次長などを歴任した。

3249千葉9区:2009/08/09(日) 12:58:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200908090065.html
医師会で自民離れ広がる 「全選挙区支持」10県減 '09/8/9

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 自民党の代表的な集票マシンとされてきた各地の医師会の政治団体「医師連盟」で自民離れが広がっていることが8日までの共同通信社の全国調査で分かった。

 各都道府県の医師連盟、建設業協会、農協の政治団体の3団体について、県組織幹部に今回の衆院選への対応を取材した結果、医師連盟では2005年の前回衆院選と比べ、県内すべての選挙区で自民候補を支持するところが29都県から19都県に激減。建設も34都道県から29都道県に減った。対照的に農協系は30都府県から31都府県に増えた。

 医師連盟の自民離れを象徴するのは茨城。後期高齢者医療制度への反発などから、自民党員だった同連盟の会員や家族の多くが離党に踏み切り、県内7選挙区すべてで民主党候補を推薦した。

 影響は近県にも広がり、栃木では1、2、4区で自民、民主両党候補を推薦。千葉では千葉市医師連盟が初めて1、2、3区で両党候補を、9区で民主候補を推薦した。群馬でも前橋市、伊勢崎佐波両医師会が両党候補に推薦を出した。

 栃木の連盟関係者は「二また推薦になったのは、自民党の政策が医療崩壊をもたらした要因と考えている医師が多いからだ」と説明する。

 富山は小選挙区では自民、比例代表では国民新党を支援する方針を決定。長野では、2区で後期高齢者医療制度に反対する地元医師連盟が自主投票を決めた。兵庫でも自民候補への推薦が減り、自主投票の連盟が増えている。

 建設業界には小泉政権以来の公共事業費削減に強い不満がある一方、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)でさらに1・3兆円を削減する方針を打ち出したことにも反発。「全選挙区支持」は5県減ったが、政権交代を訴える「野党系候補」を支持する選挙区は渡辺喜美元行革担当相の栃木3区のみ。全選挙区支持を続けるところでも「このままの自民党がいいとは思わないが、パイプが太いのは自民党」(兵庫)などと複雑な声が漏れた。

 「農政連」など農協の政治団体では、当初の民主公約に盛られた日米自由貿易協定(FTA)締結方針への反発や、戸別所得補償制度に関するあいまいな説明への不満を口にする幹部が多く、野党系候補を支持するのは福島や長野の民主候補、広島6区の国民新党候補などにとどまっている。

3250千葉9区:2009/08/09(日) 13:05:36
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042329/1.htm
自民党 1000人失業パニック

2009年8月9日(日)10時0分配信 日刊ゲンダイ

 このまま8月30日の投票日を迎えたら、200人近くが落選などといわれている自民党。パニックになっているのが、議員秘書や党職員たちだ。

 議員1人に最低3人の公設秘書がいるから、200人の議員が落選したら、600人が失業する計算だ。議員数が半分になれば当然、政党助成金も半減するので党職員も大リストラせざるを得ない。自民党全体でざっと1000人近くが職を失うとみられている。

 すでに、自民党に見切りをつけて就職活動をする職員や秘書まで出始める始末だ。

「党職員の部長クラス4〜5人が辞表を出したという話が広まっています。ただ、『敵前逃亡するつもりか』と辞表を突き返されたそうですが……」(政界事情通)

 秘書たちが焦っているのは、同業者が大量にあぶれるからだけではない。

「民間企業に就職しようとしても、難しそうです。自民党が政権を握っていれば、企業もメリットがあるので面倒を見てくれるが、野党では相手にされない。だから、与党のうちに就職した方が有利だと、選挙前だというのに就職活動する秘書が続出しているのです」(永田町関係者)

 怨嗟の声は、武部勤に向かっているという。

「民主党の新人議員がドッと当選してくるだろうから、本来なら民主党議員に雇ってもらうのが早道なのです。民主党だって秘書が不足するはずです。もともと、自民党と民主党の間を行ったり来たりする秘書はいますからね。ところが、郵政選挙の後、武部幹事長が小泉チルドレンに『民主党議員の秘書は雇うな』と厳命を下した。それで民主党の秘書が大量失業した。今回、意趣返しされるのは目に見えています」(前出の政界関係者)

 選挙前に秘書が逃げ出すようでは、勝てるはずがない。

(日刊ゲンダイ2009年8月6日掲載)

3251千葉9区:2009/08/09(日) 13:09:35
>>3248
おっありがとうございます。
これ、けっこうインパクトでかいと思うんですけどね。
鹿児島で接戦といえるのは1区3区でしょうから

3252千葉9区:2009/08/09(日) 13:53:36
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090809-OYS1T00370.htm
中山・前国交相「比例は公明」 集会で呼びかける

 衆院選宮崎1区で、無所属での出馬を表明した中山成彬・前国土交通相は8日、宮崎市で開いた女性支援者の集会で、後援会としては比例選で公明党を支援する意向を明らかにした。

 中山氏は「私は今度は無所属ですから、比例代表は公明党とお書き下さい」と出席者に呼びかけた。集会には公明党関係者も出席していたという。

 終了後、取材に応じた中山氏は「(公明党側には)後援会を挙げて公明党を応援するということを伝えている」と説明。公明党側の受け止めについては「コメントすることはない。自主投票ということになっているから」と明言を避けた。

 宮崎1区を巡っては、自民党本部が7月31日、中山氏と元参院議員・上杉光弘氏のいずれも公認しないことを決定。公明党県本部は同30日、事実上の自主投票とする方針を示している。

(2009年8月9日 読売新聞)

3253名無しさん:2009/08/09(日) 14:31:23
>>3246
これからも若泉を使いつづけるんですかねぇ。
彼のような新風関係者とは、手を切った方がいいと思いますが…

3254名無しさん:2009/08/09(日) 14:44:29
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8031
衆院選比例、若泉氏を申請へ 民主県連、党本部に

これは良い人選だね。 石川でも 自民党参議院議員だった 元建設省技監だった
クツガケ哲男氏を比例下位へ申請するらしい。
北陸信越ブロックでは 新潟、長野では完全勝利の可能性も出てきている。
反面、福井県で民主は伸びていないとの情勢分析が多い。
石川2区3区、福井1区2区3区で二つ勝てれば、比例下位でも当選可能性が出てくる。
福井で二つ獲るため、選挙戦術を強化すべきだろう。
現状では全国でも希に 政権交代の流れに乗り切れていない県のようだ。

3255名無しさん:2009/08/09(日) 17:09:20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200908090219.html

民主53点、自民47点 9団体マニフェスト評価 '09/8/9

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 自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)を評価する「検証大会」が9日、都内で開かれ、経済、労働団体や民間シンクタンク計9団体がそれぞれの採点結果を公表した。自民党は民主党に3勝4敗2引き分け。平均点は民主党53点、自民党47点で、民主党がやや上回ったが、ともに厳しい評価を受けた。

 民主党公約は最高70点、最低31点。子ども手当や公立高校実質無償化などが「ばらまき」と批判された一方、主要政策の工程表や所要額を明示したことは評価された。自民党は最高61点、最低35点。現実的政策で好感を得たが、工程や財源が不明確として減点された。

 検証大会は学者や経済人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が主催。

 経済同友会は両党を45点の同点とした。民主党を「工程表などが分かりやすい」とした一方、「国民に聞こえの良い政策のみ羅列」と厳しく指摘。自民党に関しては、経済成長政策を評価したが、工程、財源の明記がない政策が多いとした。

 連合は「政策の基軸を『生活者重視』に切り替える内容」として民主党に最高70点を付けた。自民党は45点とし「国民への明確なメッセージが乏しい」と指摘した。

 シンクタンクの言論NPOは自民党が「医療、環境など業界団体への配慮で大胆な政策を打ち出せなかった」として36点にとどめた。ただ民主党についても「ばらまき的な色彩」として最低の31点を付けた。

 小泉改革を指揮した竹中平蔵元経済財政担当相が代表のチーム・ポリシーウォッチは両党とも35点と採点。民主党は「『大き過ぎる政府』になりかねない」、自民党は「政府支出を拡大したまま増税」を目指していると双方に懸念を示した。

 ほかに全国知事会、日本青年会議所、PHP総合研究所、日本総合研究所、構想日本が参加。9団体は2日に、2005年衆院選で自民、公明の連立与党が掲げた政権公約の達成状況を採点した結果を公表している。

3256名無しさん:2009/08/09(日) 17:21:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900099

自・民公約に辛口評価=9団体、「ばらまき」批判も
 有識者でつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は9日午後、都内のホテルで「政権公約検証大会」を開き、衆院選で自民、民主両党が掲げるマニフェスト(政権公約)の評価を公表した。参加した9団体の採点では、自民党の平均点は46.6点、民主党は52.7点で、ともに辛口の評価を受けた。
 大会には経済同友会、連合、全国知事会、言論NPO、日本青年会議所、日本総合研究所、PHP総合研究所、構想日本、チーム・ポリシーウォッチが参加。それぞれ独自の基準を用いて公約を100点満点で採点し、4団体が民主党をより高く評価、3団体が自民党に軍配を上げた。2団体は両党が拮抗(きっこう)した。
 自民党に最も高い点数を付けたのは、地方分権への取り組みを重視した全国知事会。「国と地方の協議の場の法制化」が明記されたことなどを評価し、60.6点だった。最も低かったのはチーム・ポリシーウォッチの35点で、景気回復後の消費税増税を盛り込んだことについて「方向性が明らかに間違い」と批判。幼児教育無償化も「民主党に追随したばらまき」と断じた。
 一方、民主党を最も高く評価したのは同党支持団体の連合で、「主要政策の工程表・財源が明示されている」として70点を付けた。最低は言論NPOの31点。子ども手当などを「ばらまき的な色彩がある」と問題視したほか、「成長戦略や財政再建に向けた約束がない」とした。
 同党が農業団体などの反発を受け、当初明記した「米国との自由貿易協定(FTA)締結」の記述修正を決めたことに対しては、「一貫性を欠いている」(経済同友会)、「政策決定過程が確立していない」(言論NPO)などと厳しい意見が目立った。 (2009/08/09-17:06)

3257千葉9区:2009/08/09(日) 17:53:05
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908010001
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 1
2009年08月01日

 8月18日公示、同30日の投開票に向けて事実上の選挙戦が始まっている総選挙。県内13小選挙区の情勢を探った。


1区 世襲・市長選 どう影響


 法相、防衛庁長官などを歴任した自民前職の臼井日出男氏が引退。後継として自民公認となった長男で県議の正一氏と、前回は比例区で復活当選した民主田嶋氏が、激しい前哨戦を繰り広げている。


 正一氏は昨年9月、父親の引退表明直後に立候補を表明し、ポスターの張り替えなど後援会内部の調整は順調に進んでいた。だが、今年6月の千葉市長選では、前市長が汚職容疑で逮捕された影響もあって自民が推した元官僚の前副市長が完敗するなど勢いはそがれている。世襲批判については「県議2期の実績を見てほしい」と反論しているが、有権者の理解を得られるかが、初当選へのカギになりそうだ。


 前回の雪辱を期す田嶋氏は新住民が多く、民主支持層が多い美浜、稲毛の両区が基盤だが、今回、日出男氏が拠点とした中央区を中心に活動を展開している。市長選で選対幹部を務めた候補が、同区内でも自民系の候補の得票を上回ったことにも自信を深めている。だが、市長選では、民主の有力支持組織である連合と支援候補がねじれ、そのしこりは残りそうだ。


 共産の安喰氏は、派遣労働者といったワーキングプア問題を強調し、新たな支持層の開拓に懸命。比例区と連動した活動をしている。



2区 自民に民主県議ら挑む


 自民前職の山中氏は、前回は公示2週間前に自民党本部の主導で立候補。郵政選挙の風に乗って自民に、この選挙区に96年選挙以来の議席をもたらした。この山中氏に、千葉市議をへて現在県議4期目の民主新顔黒田氏ら3氏が挑む構図となっている。


 山中氏は働きながら2人の子どもを育てた「母としての視点」を強調。外交や安全保障という専門分野に加え、地元での小学校新設や団地でのまちづくりなど地域振興策も手がけてきたと訴える。選挙区内での活動が不足しているとの見方もあるが、業界団体や町会などの会合に足を運んで関係を強化。落下傘候補のイメージ一掃に努める。


 黒田氏は地盤の千葉市花見川区選出の県議からの転身を狙う。2年前に早々と民主党公認の内定を得て、自転車で選挙区内をくまなく回って地道に顔を売り込んでいる。国政選挙は初挑戦ながらこれまで地方選で5回の勝利を重ねており、後援会活動は活発。民主推薦候補が大勝した6月の千葉市長選も追い風となり、習志野、八千代両市での支持拡大にも懸命だ。


 共産新顔の小倉氏は志位和夫党委員長の元地元秘書。共産党県労働部長として雇用問題を中心に政策を展開。比例重複候補として全県を駆け回って浸透を図る。

3258千葉9区:2009/08/09(日) 17:53:30
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908030001
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 2
2009年08月03日

 3区 共産支持票の行方注目


 自民前職の松野氏と民主元職の岡島氏が、前々回03年と前回05年で1勝1敗の攻防を繰り広げる。前職の実績を強調する松野氏と、「生活の国」を掲げる岡島氏が激突する。


 03年は、岡島氏が917票差で松野氏に競り勝ち、松野氏は比例で復活当選。05年は松野氏が郵政民営化、構造改革を訴えて2万3千票余りの差をつけて当選した。


 松野氏は週末、地元に戻って「国政報告会」を開き、活動内容を有権者らに訴えてきた。解散がささやかれた昨秋ごろから開催していた地区選対会議も、今年6月半ばごろから本格化した。教育や雇用政策など3期目の「実績」を有権者に訴える。危機感を持つ支援者らが地道な活動を続ける。


 岡島氏は、衆院選を「官僚中心の国から生活の国への大一番」と位置づける。千葉市長選での民主推薦候補の大勝などから、民主党への「期待の声は高い」とし、朝の駅頭や自転車での遊説など積極的な露出で浸透を図り、無党派層の取り込みにかかる。臨海部企業の連合組織も固める。解散後も民主国会議員が応援に入る。


 過去2回とは違って共産候補が擁立しないことや、無党派層の動きがカギとなりそうだ。


4区 前職2氏が激しく争う


 前回05年の郵政選挙で、県内で民主がただ一つ競り勝った選挙区。5回目の当選を目指す民主前職の野田氏と、前回は公示9日前に候補決定して大接戦に持ち込み、比例復活を果たした自民前職の藤田氏が再び対決する。


 野田氏は民主党幹事長代理の職の傍ら、23年間変わらぬ日課として早朝の駅頭で自作のビラを配る。6月の船橋市長選では、旧知の藤代孝七市長を自らの判断で支部推薦し、自民、公明と共に4選に貢献。党派を超えた人脈も印象づけたが、「(相乗りの)ご批判は甘んじて受ける」として国政では後援会と労組との両輪で引き締めにかかる。


 藤田氏陣営の合言葉は前回05年の得票差をもじって「リベンジ944(票)」。逆風とはいえ、自民が5年ぶりに獲得した議席は死守したい構え。自民党県連幹事長の田久保尚俊県議を中心に市議や後援者らが市内企業や地域を回る。藤田氏は「空中戦もどぶ板も必要」と若さと体力を前面に、朝の駅頭、夜のミニ集会に加え、日中は自転車で有権者の中に入り込む作戦だ。


 共産新顔の斉藤氏は、辻説法よりもミニ集会などで市民の生の声を聞くことに重点を置く。福祉や平和分野などで二大政党との違いを強調し、格差社会に憤る幅広い年代の掘り起こしを図る。

3259千葉9区:2009/08/09(日) 17:53:58
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908030002
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 3
2009年08月03日

 5区 前職に雪辱期す2元職 


 2期目を目指す自民前職の薗浦氏と、政権交代をかけて前回05年の雪辱を期す民主元職の村越氏。民主元職の田中氏が無所属で参戦し、前々回03年と同じ顔ぶれで激戦の様相を呈する。


 薗浦氏は、麻生首相の元政策秘書で今も官邸業務を支える秘蔵っ子。逆風の中、週5日は駅頭に立ち、厳しい意見に接してきた。薗浦氏は「前回入れてくれた13万2691人の評価にこたえるための試練」と言う。後援会主催のミニ集会を積み重ね、前回は自前組織がなかった市川の一部を含め、浦安、市川両市域に後援組織を張り巡らせる。


 村越氏は昨秋、小沢一郎前党代表にいったん公認内定を取り消された。地元県議と争ったことで「いまだに候補者が2人と思われる」と懸念を残しつつも、「陣営がまとまった」と総括。さらに「人の少ない所から」という小沢式の教訓から、旧市街に入り込み、保守系支持層も回る。民営化で自民を離れた郵便関係者らの支援も求める。


 田中氏は、自か民かの政党選択に異を唱え、政界再編での第三極を目指す渡辺喜美前衆院議員らの「国民運動体 日本の夜明け」に加わる。地盤の市川・行徳地域や浦安市の後援組織を固めると同時に、既成政党に不満を感じる有権者を幅広く取り込む構えだ。


 6区 県内最多の5人名乗り


 自民前職の渡辺氏と民主元職の生方氏が、96年の初対決以来4度目の直接対決。比例復活などもあって議席を分け合ってきたが、前回は郵政選挙の風に乗った渡辺氏が約3万票の差をつけて勝ち、生方氏は初の浪人生活を強いられた。県内小選挙区で最も多い5人が立つが、今回も2氏による一騎打ちの公算が高い。


 渡辺氏は経済産業副大臣や国会対策副委員長など内閣や自民党本部の要職を経験。麻生首相を担いだ一人として「総理と共に明るく強い日本をつくる」ことを掲げる。支援団体のてこ入れに加え、駅頭などでは地域を原点とした政策や実績を強調。解散後は支持者回りを強化している。


 雪辱を期す生方氏はこの4年間、徹底して選挙区内を歩いて地盤を強化。「全戸に名刺を配った」と言い、政権交代を合言葉にした知名度浸透に自信を深める。選挙区内の県議や市議との連携も強め、駅立ちやミニ集会などを重ねて一層の票の掘り起こしを怠らない。


 共産新顔の山崎氏は、党の候補者差し替えにより急きょ出馬することに。出遅れは否めないが、比例票の取り込みを目指す。松本氏は自民公認で7区で出馬した前回選挙で初当選したが、陣営幹部の選挙違反で引責辞職。選挙区を変えて無所属での出直しを図る。

3260千葉9区:2009/08/09(日) 17:54:31
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908040001
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 4
2009年08月04日

 前回05年に比例復活した民主前職の内山氏と、06年の補選で惜敗した自民新顔の斎藤氏が初対決する注目区。社民新顔の上田氏も加わり、しのぎを削る。


 3期目を目指す内山氏は年金問題に取り組む姿勢を強調し、「政権交代しなければ国民の将来への不安は解消されない」と訴える。前回選挙以来、平日朝の駅立ちを日課とし、解散後は支持者へのあいさつ回りを精力的にこなす。


 07年の統一地方選、08年の野田市長選で、連合と違う候補を推し、関係修復に努めてきた。連合の推薦は得たが、上田氏支援に回る単組もあり、しこりが尾を引く。


 斎藤氏は経産省出身で40代で埼玉県副知事を務めた。自民の公募で選ばれて挑んだ補選では、民主前職の太田和美氏(福島2区に転出)に955票差で敗れた。3年余りの間、駅頭やミニ集会、自転車での地域回りを重ね、有権者との直接対話を図ってきた。


 自民への逆風下、「党の再生には、新しい人材が突き上げる構造をつくるべきだ」と訴え、「追い上げ戦」で勝利を目指す。


 13選挙区で唯一の社民候補となる上田氏は、平和や人権を重視する姿勢をアピール。社民県議のいる流山市を基盤に、松戸、野田市でも支持拡大に努める。

3261千葉9区:2009/08/09(日) 17:55:20
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908050001
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 5
2009年08月05日

 9区 前職に元郵政官僚が挑む


 5選を目指す自民の水野氏に対し、民主の風を受ける奥野氏の議席獲得はなるか。都市部と農村部とが混在する選挙区だけあって、激戦の様相を見せている。


 99年に当時の最年少議員として初当選し、安倍内閣で法務副大臣を務めるなど若手の行動派として実績を積んできた水野氏。知名度は抜群と言えるが、今回は「極めて厳しいことは間違いない」と逆風を認める。


 もともと自民党が強い選挙区だが、全国郵便局長会が奥野氏を支援するなど、郵政関係者の自民離れが進む。水野氏は国会会期中も地元に帰り街頭活動を重ね、自らの政策を地道に訴えるなど自民支持層のつなぎ留めを図る。


 元郵政官僚の奥野氏は、知名度こそ水野氏に劣るが、07年末から自転車で選挙区内をくまなく回り、急速に支持を広げつつある。千葉市長選で民主推薦の熊谷俊人氏が当選したことは、「大きな追い風になっている」という。奥野氏自身も05年の同市長選に出馬し、約8万5千票を得て現職に約1万1千票差まで迫った経緯があり、都市部で吹く民主の風を全域に広げて票を掘り起こしたい考えだ。


 会社役員で元東京都江東区議の波田野氏は、世襲政治を批判。新党結成を呼びかけ、無党派層への浸透を狙う。




 10区 実績・自民か 新風・民主か


 政府の要職を歴任してきた自民の林氏に、民主の谷田川氏が挑む。谷田川氏はこれが3度目の国政挑戦。実績か新たな風かを巡り議席争いが展開されそうだ。


 6期目を目指す林氏は、数々の要職で積み重ねた5期16年の実績を強調する。福田内閣で国家公安委員長、防災担当、沖縄・北方対策担当として初入閣。麻生内閣発足時に幹事長代理に就任し、7月の閣僚補充人事で再登板した。「経験がものを言う時期になってきた」と林氏。


 ライフワークと位置づける成田空港問題に尽力し、地元首長や空港関連企業、自民県議らの支持を受け、組織の引き締めを図る。現職の閣僚ゆえに地元になかなか戻れない多忙さが悩みだ。


 浪人生活が続く谷田川氏は選挙区内を日に100軒以上とくまなく回るなど、知名度アップに力を入れてきた。前々回(03年)は自民から転身し無所属で、前回(05年)は民主で出馬。過去2回いずれも8万票以上を獲得しており、今回は成田駅前での街頭活動に力を入れるなど無党派層への浸透を図り、さらなる上積みを目指す。


 地盤の香取市など、農村部にも広がる政権交代ムードが追い風となるか。谷田川氏は「国の政策転換が必要だ」と訴える。

3262千葉9区:2009/08/09(日) 17:56:07
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908070001
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 6
2009年08月07日

 90年の衆院選で初当選して以来、7期目を目指す自民前職の森氏に、一宮町出身で同町議を務めた、民主新顔の金子氏が挑む。


 前職で法相の森氏は、元衆院議員の祖父、元衆院議員で環境庁長官を務めた父などに続き、これまでの実績や抜群の知名度から盤石な支持を誇ってきた。だが、地元入りの機会が少なく、民主の勢いのある「風」に「今までで一番厳しい情勢」とこれまでになく危機感を強める。裁判員制度の円滑化など、法相としての実績もアピール。自民党支部や自民県議らが組織固めを図る。


 一方、「地域が主権のまちづくり、国づくり」を掲げる金子氏は、駅頭や街頭での演説、ミニ集会をはじめ、自転車での遊説、電話作戦、ポスティングなど空中戦を展開。民主支持層を拡大する一方、森氏や自民への批判票の受け皿として保守票の取り崩しを図る。都市部と地方との格差是正、後期高齢者医療制度の廃止、漁業や農業の衰退抑止などを訴える。


 前回05年、前々回03年とは異なり、森氏の相手候補が地元出身者であることや、自民支持層だった漁業や農業関係者の一部、郵便関係者らが民主支持に回る動きが、どのような影響を与えるかがポイントになりそうだ。

3263千葉9区:2009/08/09(日) 17:56:44
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908080001
あしたを選ぶ 09政治決戦


13選挙区の情勢 7
2009年08月08日

 選挙区が新設されて3度目の選挙。今回も、6選を目指す自民の実川氏と、民主元職の若井氏が、事実上の一騎打ちを繰り広げる。


 マニフェスト選挙の前々回は、実川氏が約5700票差で辛勝。若井氏は比例区で復活当選を果たした。郵政解散となった前回は、実川氏が万票の大台に乗せ、若井氏に約3万1千票の差を付けた。


 実川氏は今回、与党の実績を強調し、「ドブ板選挙に徹する」と話す。陣営は「これほどアゲンストの選挙は初めて。本人も革靴を運動靴に履きかえて動き回っている」と危機感を募らせている。解散が決まってから、9市町村に拠点を設置。地盤とする富里市や印旛郡の4町村を中心に千葉ニュータウン地域への浸透を図る。


 若井氏は「3度目の挑戦になるので、何としても選挙区での当選を」と意気込む。4年近い準備期間を経ているため、事務所スタッフも活気づいている。「政権交代」を前面に掲げて、鎌ケ谷市、印西市、白井市などの新住民層を軸に、郡部への支持拡大を狙う。昨年月の白井市長選では、支援した横山久雅子氏が初当選した。


 過去2回、候補者を擁立した共産票や新住民層の動向がカギを握るため、投票率も結果に影響を及ぼしそうだ。

3264名無しさん:2009/08/09(日) 17:57:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900102

9団体の公約検証要旨
 経済同友会など9団体が9日公表した自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)検証の要旨は次の通り。
 【経済同友会】
 〔自民〕経済成長政策など責任ある政策をまとめている。しかし、全体として工程や財源が明記されていないものが多く、政策も羅列された感がある。既存の政策の積み上げとなっている。
 〔民主〕主要政策の工程表や財源を分かりやすく記述している。しかし、日米自由貿易協定(FTA)締結の公約発表後に、農林水産物の重要品目の関税引き下げ・撤廃の考えを取るつもりはないと発表したのは一貫性を欠いている。
 【連合】
 〔自民〕国民への明確なメッセージが乏しい。政策の全体像が分かりにくい。経済成長率の具体的な達成時期などが明示されている点は評価できるが、根拠が乏しく納得感が少ない。
 〔民主〕国民へのメッセージが明確。主要政策の工程表・財源が明示されており評価できる。他の政党と連立政権を組む際の政策調整で、どの程度修正されるか不透明な要素がある。
 【日本青年会議所】
 〔自民〕安心・活力・責任というキーワードがあるものの、全体の政策をくしで束ねるような芯についての記載がない。政策の優先順位もない。施策を多く盛り込んだことは評価。
 〔民主〕今回の選挙で何に重点を置くのか際立たせている。「有権者への主張が分かりやすいマニフェスト」と評価。重点政策の工程表と財源をまとめて記載している。外交ビジョンは不足。
 【PHP総研】
 〔自民〕現状に変更を加えていくという保守の姿勢。政策はよく言えば包括的、悪く言えば総花的で、政策目標が明示されず中身が抽象的なものが多い。インパクトに乏しい。
 〔民主〕全体的にめりはりがありアピール性はある。しかし、国民への直接補償、手当に偏りすぎ、財源も不確実性が高い。無償化、無料化は「税金化」であることが示されていない。
 【言論NPO】
 〔自民〕数値、期限があるのは15%にすぎず、財源が書かれたものはほとんどない。新しい政策が乏しく、首相が約束を国民に実現する気迫や指導力を発揮できていない。
 〔民主〕国民へのサービスの支出計画が前面に出て、ばらまき的な色彩。成長戦略や財政再建に向けた約束がない。後から訂正する政策もあり、政策決定過程が確立していない印象。
 【日本総研】
 〔自民〕国民生活安定化、成長戦略、財政健全化といった重要項目をバランスよく記述。具体的施策を数多く盛り込むことで実行力を訴える半面、総花的でメッセージ性は弱まった。
 〔民主〕子ども手当創設、高校の実質無償化などインパクトある施策を提示。しかし、農業の戸別所得補償などばらまきになりかねない政策も。依然、財源問題の不安は払しょくされず。
 【構想日本】
 〔自民〕全体として具体性や政策の目的、達成手段が不明確。政権獲得後のマニフェスト評価が困難なものが多く、総花的。民主党と比較して、経済政策に対するスタンスは明確。
 〔民主〕政権交代後の姿を現実的に示していこうという姿がうかがえる。しかし、「税金の無駄遣い根絶」後の高福祉社会を支えるための税財源確保については具体的提案がほとんどない。
 【チーム・ポリシーウォッチ】
 〔自民〕「強い経済が必要」という認識をにじませていることは評価。しかし、政府支出を拡大したまま増税を目指すのは、方向性が明らかに間違っている。民主党に追随したばらまき政策も混在。
 〔民主〕国家戦略局の設置など政策決定のメカニズムを変えようとしていることは評価。しかし、度が過ぎた政府支出を約束する一方、成長戦略が皆無というのは不適切。
 【全国知事会】
 〔自民〕地方分権改革に関するすべての論点について網羅的に明記されている。数値目標や期限等も明示されており事後的に検証可能。「国と地方の協議の場の法制化」の明記を評価。
 〔民主〕「地域主権国家」への転換が明確に示されている。マニフェスト公表後に、地方の意見を取り入れ、国と地方の協議の場の法制化を追加する意向を示した点は評価。(2009/08/09-17:21)

3265千葉9区:2009/08/09(日) 17:58:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908050001
【宮城各区の直前情勢】

【1区】都市の陣、風の行方は
2009年08月05日

 仙台市の青葉、太白両区を選挙区とする宮城1区。無党派層が多いとされ、選挙結果はその時の「風」に大きく左右される。


 05年の前回選挙、小泉人気の追い風もあり初当選した自民党県議出身の土井亨氏。麻生首相の不人気などで党への逆風が吹くなか、今回は、それをどうかわすかが課題だ。


 2日、青葉区のフォーラス前。土井氏は「地域の経済の活性化にがんばってまいりたい」と訴えた。反応はと聞くと「冷たい視線を肌に感じた昨年秋よりはましだが、まだまだ」。特に男性からがかんばしくないという。「地域経済の疲弊を感じているサラリーマンの不満があるのではないか」と分析する。


 党県連の幹事長時代、森喜朗首相(当時)を批判するテレビCMを作り、注目を浴びた。その延長で昨冬、党に物申す県連をアピールしようと「麻生首相に喝を入れる」CM作成を試み、絵コンテも用意した。


 ところが別の同党国会議員からの反対に加え、民主党の小沢一郎代表(同)の公設秘書が絡む「西松問題」が発覚し、実現を見送った。


 「民主にはマニフェストの財源問題もあり、選挙までにどう有権者が反応するか分からない」。そう言って風向きの変化に期待をにじませる土井氏。だが「今となっては無党派層にアピールすることより、組織票固めを急ぐ」と、これまで支持を受けてきた団体へのあいさつ回りに力を入れている。


 「ありがとうございます。民主党の郡和子です」


 平日の午前7時半、仙台市青葉区の愛子交番前交差点。郡氏は拡声機を手に、通り過ぎる車に呼びかけた。5台に1台ほどは車内の人たちが、手を振ったり会釈したりガッツポーズをしたりと、好意的なしぐさを返していた。


 前回、アナウンサー仲間だった同党の今野東・現参院議員に誘われて立ち、土井氏に約2千票差まで迫った郡氏。今のところは追い風を感じているようだ。


 昨年から街頭演説をしたり支持者と話をしたりするたびに、政権交代を求める空気を感じるという。「1区は特に、時の雰囲気に影響される。この風向きがこのまま変わらないでほしい」


 候補者擁立を1、4区に絞った共産党は、アンチ自民票が民主に集中しないかと危機感を抱く。「これまでのように肩をたたいて『よろしく』では通用しない。組織的なつながりを重視していく」と県委員会の中島康博委員長。


 党の考えを伝える小規模集会を重視し、この2年で200回以上開いた。雇用問題に悩む若者や後期高齢者医療制度に憤る高齢者らからは高い関心が感じられるという。


 角野達也氏は「いてもたってもいられないと集会に参加してくれる人もおり、政治をなんとしても変えたいという空気を感じる」と話す。


 このほか無所属の山形大大学院生・矢島卓臣(たかおみ)氏、幸福実現党公認の遠田敬一氏も立候補を予定している。

3266千葉9区:2009/08/09(日) 17:59:00
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908050002
【宮城各区の直前情勢】


【2区】無党派層狙い争奪戦
2009年08月05日

 仙台市の宮城野、若林、泉の3区からなる宮城2区。新興住宅地の多い泉区は無党派層が多い一方、商業や第1次産業で栄えてきた宮城野、若林両区には保守層も混在する。


 自民党の中野正志氏は党への逆風を受け、組織票固めとともに幅広い層への対策を強めている。


 2区で同党は、候補者が選挙区と比例区で交互に立候補するコスタリカ方式を採用している。今回は、05年の前回選挙の際に比例区で当選した中野氏が立ち、前回2区で当選した秋葉賢也氏は比例区に回る。党本部は昨年、同方式の原則廃止を決め、比例名簿での秋葉氏の上位処遇は「中野氏に選挙協力をしたうえで」との条件がついた。


 故・三塚博元衆院議員の秘書を務め、保守本流の中野氏。一方、秋葉氏は泉区を拠点に広い支持層を持つとされ、2人の支持層を合わせればとの思惑があるが、簡単ではなさそうだ。


 中野氏の陣営のひとりは「比例の話になれば公明党のアピールが優先。秋葉さんと表だった連携をするのは難しい部分もある」と、2人の“結束”を前面に出せない事情を、そう説明した。


 「皆さん、中野正志です。今日はしこたま祭りがあるもので、ここで失礼します」


 1、2の両日、中野氏は各区の祭り会場20カ所以上を訪れ、運営スタッフらに握手をして回った。前回までは組織票固めを重視してきた中野氏だが、今回は自民の政策を説明するためのブログの更新、自転車でのあいさつ回りなどで幅広い層への浸透を図る。


 「支持してくれる組織の人すら『自民党を変えろ』と言う状況。やってきたことをわかってもらうため、仕事師として愚直に訴えるしかない」と中野氏の秘書は話した。


 一方、民主党新顔の気象予報士、斎藤恭紀氏は知名度を生かし、無党派層の支持拡大に懸命だ。斎藤氏は6年間、東北放送で気象キャスターを務めた「タレント候補」。昨年4月に立候補を決断したが、衆院の解散先送りで1年以上待たされた。


 「去年の10月に総選挙があったら、圧倒的だったが……」。同党のある参院議員はそう言って、メディアへの露出が最近低下していることを懸念するが、斎藤氏は「あいさつ回りや講演会などを毎日続け、応援してくれる人も増えた」と経験をプラスにとらえている。


 自転車で街をめぐる「市民派」のイメージを強調してきたが、ここに来て、無党派層のさらなる開拓に動いている。党の公約を説明する動画を作り、動画サイトの「ユーチューブ」に投稿するなどしており、「子育て政策や若い人の雇用政策を掲げている。もっと政策を見てもらいたい」と話す。


 このほか福祉NPO法人理事長の佐藤豊氏が無所属での立候補を表明。かつて旧民主党の県連副代表も務めたが「自民でも、自民寄りの民主でもない『第三極』が必要」との立場だ。


 幸福実現党公認の安部公人氏も立候補を予定している。

3267千葉9区:2009/08/09(日) 17:59:45
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908050003
【宮城各区の直前情勢】

【3区】郡部でも民主に勢い
2009年08月05日

 蔵王連峰から太平洋の沿岸まで。宮城3区を構成する4市9町の総面積は約1850平方キロメートルと、大阪府の約1900平方キロメートルとほぼ同じ。仙台市近郊の都市部から農山漁村の郡部と、地域ごとに性格も違う。


 2日、自民党の西村明宏氏が柴田町につくった後援会の事務所開き。出席者から「郡部は厳しい。都市で勝たないと」との声がもれた。同党の選挙では無党派層の多い都市部で他候補を下回っても、支持基盤の厚い郡部で逆転する図式がみられた。


 「しかし、今回は……」と農家への直接補償を打ち出した民主党支持の広がりを、出席者は肌で感じていた。


 変化したのは07年の参院選から、との見方がもっぱらだ。民主党の岡崎トミ子氏は3区の13市町のうち9市町で得票率が50%を超えた。自民党の愛知治郎氏の得票が岡崎氏を上回ったのは七ケ宿、川崎の2町だけ。その後の安倍、福田、麻生政権の「ごたごた」が追い打ちを掛け、西村氏も「かつてない厳しさ」と認識する。


 西村氏が今、訴えているのは、民主党がマニフェストに打ち出した「米国との自由貿易協定(FTA)締結」による「痛み」だ。「貿易の自由化とセットの話。農産物の価格が大幅に下がる」という。この日の事務所開きでも「コメ1俵4、5千円。全額、補填(ほてん)できるのか」と力説した。


 一方、民主党の橋本清仁氏が浪人中の4年間、力を入れたのが「自転車遊説」だ。「親方」と慕う小沢一郎代表代行の方針も受け、3区内を自らの足で回り、有権者と直接触れあってきた。「時には民主党への批判も受けたが、年金、医療の問題、生活の苦しさを訴える一人ひとりの声を魂に刻んできた」


 先月18日、岩沼市につくった後援会の事務所開きには、自転車遊説の「師匠」、河村たかし名古屋市長も駆け付けた。河村市長は名古屋弁でまくしたてて笑いを取りながら、足で回って声を聞いてきた橋本氏を評価し、「庶民革命」を訴えた。橋本氏も「安心して暮らせる日本を取り戻す」と訴え、終了後は雨の中、ともに自転車に乗って遊説活動を続けた。


 西村、橋本両氏が立候補するのは今度が3度目。ともに初めて立候補した03年、票差はわずか242。誤差の範囲と言われた大接戦で、橋本氏も比例区で復活当選した。05年は小泉人気に乗り、西村氏が約2万票の差をつけて圧勝した。


 過去2回との違いは今回、共産党が候補者を立てないことだ。03年の1万1915票、05年の1万1256票がどう動くか。「橋本氏に有利」とみられているが、その影響が関心を呼ぶ。


 西村氏は先月24日、白石市で開かれた公明党の国政報告会に出席。同党の比例東北ブロックでの2議席獲得への協力を表明し、出席者の「選挙区は西村。比例は公明」の合唱の輪に加わった。


 もう1人の立候補予定者である幸福実現党の小林睦明氏は岩沼市内に事務所を構え、支持拡大に努めている。

3268千葉9区:2009/08/09(日) 18:00:24
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908070001
【宮城各区の直前情勢】

【4区】農村部、自民に反旗
2009年08月07日

 県内有数の穀倉地帯である大崎市などの内陸部と、水産業が盛んな塩釜市などの沿岸部が選挙区の宮城4区。今回の選挙では、低迷する地域経済の影響が大きくのしかかる。


 先月26日。奇(く)しくも同じ大和町で、自民党の伊藤信太郎氏と民主党の石山敬貴氏がそれぞれ集会を開いた。伊藤氏が集まった支持者200人に「大変厳しいが、泥まみれ、血まみれになってもこの地域を守るために戦う」と決意を示せば、石山氏も「安心、安全、あたたかみのある社会を実現させるために、国会へ送り出してほしい」と支持者400人に頭を下げた。


 両氏は05年の前回選挙に続く対決だ。前回は伊藤氏が各地で満遍なく票を集め、石山氏に3万5千票以上の大差をつけた。


 今回も伊藤氏は父で元衆院議長の故・宗一郎氏から受け継いだ強固な地盤と支援組織をフル回転させての総力戦で臨む。だが自民党への逆風は「金城湯池」とされてきたこの選挙区でも吹きやまない。


 特に農業政策で党の対応が後手に回ったことで、大きな支持基盤だった農村部で思わぬ“反乱”に遭っている。


 「今回は民主党に入れる」と拒絶する支持者が少なくないのだ。陣営は「外務副大臣としてWTO(世界貿易機関)の農業交渉で日本の農家を守るための仕事をしてきたのに、それが十分に伝わっていない」とこぼす。


 こうした中、伊藤氏は早朝から国道沿いで、通勤するドライバーに向けて声を張り上げる。スマートさが売りの伊藤氏のなりふり構わぬ行動に、支援する自治体首長は「これまでは『遺産』でやってこられたが、もうそれだけでは通用しないということ。危機感ありありだ」と話す。


 雪辱を期す石山氏は、出身地の加美町を中心に農村部で勢いをつけている。前回は立候補表明が公示1カ月前と出遅れたが、その後の4年間、各地で毎朝街頭に立ち、知名度アップに努めてきた。


 農家出身で研究者として稲の改良に従事していた経歴から、「生産者と生活者の視点から農政改革で地域再生を図る」と訴え、農家票をつかみつつある。自ら「おにぎり王子」と名乗って、こまめにミニ集会を開き、39歳の若さと行動力を無党派層にもアピールする。


 しかし、伊藤氏が強いとされる沿岸部への食い込みはもう一歩のようだ。


 「水産業者も疲弊しており、自民党政権への不満は予想以上に大きい」と陣営は見るが、強力な保守地盤を切り崩すまでには至っていない。この地域の票の伸びが勝利には不可欠と、重点的にてこ入れする構えだ。


 共産党の加藤幹夫氏は4度目の国政挑戦。「小泉政権以来の4年間で、ここまで格差が拡大した」と弱者に配慮した政策の実現を訴える。塩釜、大崎両市など都市を中心に街頭演説や支持者回りをして、党勢拡大を目指す。


 このほか幸福実現党の村上善昭氏も立候補を予定している。


    ◇

3269千葉9区:2009/08/09(日) 18:01:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908080001
【5区】市長選しこり波乱の芽
2009年08月08日

 宮城5区は、小泉旋風が吹き荒れた05年の前回選挙の際、県内で唯一、民主党が勝った選挙区だ。


 今回は、その民主党の安住淳氏が5期目をめざすのに対し、自民党の斎藤正美氏が3度目の挑戦をする。


 「マンネリ化した自民党には、1回休んでもらわねば」(自民党支持の男性会社役員)、「官主導の社会を政権交代で変えてほしい」(無党派の女性会社員)、「閉塞(へい・そく)感があるので、政権交代という言葉にひかれる」(無党派の男性店員)。


 町で聞く声は、自民党への逆風、民主党への順風を感じさせる。だが地元の選挙区となると、街頭などで接する立候補予定者の顔が浮かぶせいか、「風」で投票するとはかぎらない。石巻駅前のデパートが撤退したのに象徴される地域経済の停滞は、現政権への失望と同時に地元選出議員への不満にもつながる。


 「いつも逆風のなかでの選挙しかやったことがない」と言う安住氏。斎藤氏を意識しながら「官僚におもねり、おこぼれをちょうだいする陳情型の政治家が出る幕は、今の中央の政界にはない」と言い切る。


 一方の斎藤氏も安住氏を念頭に「この地域は長年にわたって国政の光が当たっていない」と指摘。「自民への逆風はあるが、自民とか民主とかではなく、私が国政に出て、みなさんの思いを伝えると訴えている」と言う。


 今のところは順風を受ける安住氏が有利とみられている。ただ、5区のなかで最も有権者が多い石巻市で4月にあった市長選のしこりが残っているという見方もある。


 市長選は現職と新顔の一騎打ちだったが、民主党の基盤のひとつである連合が新顔を推したのに対して、地域の安住後援会は現職支持が多かった。一方、斎藤氏は新顔を支援したため、新顔を支持した市議のなかで前回は安住氏を支援した一部が斎藤氏の支持に回ることになった。


 「中央が政権交代なら、ここは『選手交代』だと、商工団体も動き始めた」と、斎藤氏支持に回った市議のひとりは言う。さらに「地域の声を中央に反映させるには議員の数が多いほうがいい。惜敗しても比例区で復活当選させるよう、斎藤票の上積みを訴えている」と話した。


 対して安住氏支持の市議は「新顔が勝った市長選の影響は3カ月で消えた」とし、前回の厳しい選挙でも安住氏が斎藤氏に1万票の差をつけたことから「今回、それより悪くなる要素は何もない」と強調。若い世代の無党派層も今回は民主に傾くと読む。前回、7千票強を獲得した共産党が候補者擁立を見送ったことで「かなりの共産票が安住氏に流れるとの期待もある」と言う。


 公明党を支える創価学会票の多くは斎藤氏に流れるとみられるが「どれだけ上積みできるかは、公明党の締め付けもきついので、斎藤支持者の中から比例を公明と書く人の数次第。牡鹿半島など地縁の強い地域では安住支持者も多い」と、ある県議の後援会役員は語る。


 ほかに幸福実現党の菊地謙氏が立候補する予定だ。

3270千葉9区:2009/08/09(日) 18:01:45
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000908090005
総選挙)小野寺と菅野の事実上一騎打ち
2009年08月09日

 沿岸部の漁業基地と内陸部の穀倉地帯からなる宮城6区。民主党が県内で唯一、候補者を立てず、社民党の菅野哲雄氏に選挙協力する。対する相手は05年の前回選挙と同様、自民党の小野寺五典氏。2人とも気仙沼市の出身だ。


 保守色の強い土地柄だが、小野寺氏が自民への逆風をどれだけしのげるか、菅野氏が反自民票をどこまで取り込めるかが注目される。


 先月30日、市内の小野寺氏の事務所開き。「こんなに多くの人が来たのは初めて。『厳しい』と集まっていただいたと思う」。支持者約200人を前に小野寺氏はあいさつし、危機感をにじませた。


 「厳しい風が吹いているのは『総理が不人気だから、自民に飽きたから』ではない。魚が安い、米価は上がらない、林業、畜産も採算がとれない。こうした明日への不安が逆風になっている」と分析。大切なことは「未来は太陽が輝く、そんな政策を皆さんに示し、実行していくことだ」と強調した。


 魚資源の枯渇を憂える支持者が「このままだと漁船がなくなる。国の水産政策、外交に頼らざるを得ない」と訴える場面もあり、切迫感を感じさせた。


 衆院解散の前日、南三陸町の小さな漁港で7、8人の漁師が集っていた。話題は自民批判だ。「もう自民は嫌だ」との声が聞かれる一方で、「でも五典さんは……」とことばに親しみがこもる。人気は根強い。


 前回は菅野氏に5万票以上の大差をつけ、過去3回の選挙で最高の10万票台を獲得した。しかし、陣営幹部は「今回は伯仲する」とみる。地元市議らを交えてこまめに国政座談会を開くなど、地盤の引き締めに懸命だ。


 対する菅野氏の命運は、民主党がいかに力を尽くすかにかかっている。


 先月22日、連合宮城仙北地域協議会が菅野氏を招き、登米市内で開いた集会。あいさつに立った民主党県6区総支部の太田博幹事長は約150人の労組員を前に、「(選挙協力へ)具体的に取り組んでいく」と明言した。


 菅野氏は「しっかりした新政権をつくるには社民が二ケタ当選を確実にし、(自らも)この選挙区で勝ち上がることだ」と決意を述べた。


 民主党との選挙協力について菅野氏は、前回は同じ選挙区に候補者は立てないという約束にとどまっていたが、今回は「かなり進んだ」と意を強くする。衆院解散のその日から、気仙沼市役所前で街頭演説をするなど反自民票の獲得に必死だ。


 一方、「2大政党で流れていくことに、すごい危機感を持っている」とも話す。自民と民主の対立構図が際立つことで、社民党の存在が陰に隠れてしまいがちだからだ。


 社民党は前回、比例東北ブロックで1枠を得て菅野氏が復活当選したが、今回は、その枠を維持できるのかという指摘もある。菅野氏は「自分には厳しい闘い。情勢を分析しながら、ひたすらお願いするだけ」と話している。


 幸福実現党の氏家次男氏も立候補を表明している。

3271千葉9区:2009/08/09(日) 18:03:45
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090807ddlk04010138000c.html
選択:情勢分析 ’09衆院選/上 1区/2区 /宮城
 解散から投票日までの期間が戦後最長となる今回の衆院選は、18日の公示前から各陣営が激しい前哨戦を繰り広げている。麻生内閣の支持率低迷という「逆風」から巻き返しを図る自民、政府与党への不信を追い風に政権交代を訴える民主、両党のはざまで存在感を示そうとする他の候補−−など選挙区情勢を3回に分けて報告する。【伊藤絵理子、比嘉洋】

 ■1区(仙台市青葉区、太白区)

 ◇浮動票の行方が左右
 「風を最もよく反映する」と評され、浮動票の行方で当落が大きく左右される宮城1区。05年衆院選で1972票差、惜敗率98%の激戦を制した自民前職・土井亨氏(50)と民主前職・郡和子氏(52)=比例復活=が再び相対する。両陣営が鍵としているのが、無党派層の取り込みだ。

 土井氏は、自民党への逆風は「厳しい状況」といい、公示前は中小企業経営者ら旧来の支持層の「自民離れ」を食い止めようと躍起だ。無党派層対策は公示後の街頭演説で浸透を図る戦略だ。

 今回は初当選後に築いた後援会が長い選挙戦を強力に支える。県議時代は若林区が地盤で、前回の選挙中は「あいさつ回りするあてもない空白の時間帯が結構あった」(土井氏)が、今回は支持者らの会合で公示前のスケジュールは埋まった。西部の農村部には既に手応えを感じている。

 郡氏は、アナウンサーを長年務めた知名度を武器に、街頭演説を地道にこなし、無党派層の取り込みを図る。4年間の厚生労働委員としての経験から、自民党政権の年金問題や医療問題、障害者福祉などの矛盾点を指摘し「やさしい社会」を主張。最大の支援組織・連合に加え、父や祖父が特定郵便局長だったことも前面に押し出し、「全特(全国郵便局長会)」などの郵政票を固めている。

 共産党公認の角野達也氏(50)は、党支部単位での集会や演説会をこまめに開き、組織票を固める。党本部の方針で今回から比例代表選挙に重点を移した影響がどう出るかが注目される。他に、無所属の山形大院生の矢島卓臣(たかおみ)氏(26)、幸福実現党の遠田敬一氏(58)が出馬を予定している。

 ■2区(仙台市宮城野区、若林区、泉区)

 ◇鍵は泉区新興住宅地
 自民前職・比例東北代表の前職、中野正志氏(61)と民主新人・斎藤恭紀氏(40)の事実上の激しい一騎打ちになりそうだ。大票田の泉区を中心に新興住宅地の票をいかに取り込むかが鍵を握る。

 比例で復活当選した03年以来となる小選挙区に臨む中野陣営では、事務所の秘書9人と事務所OBの県議らが綿密な下準備を進めてきた。07年参院選では同党の愛知治郎氏(40)の支持を要請する電話で党の支持層もリストアップ。出来上がった名簿は今も票固めの必需品になっている。

 若い秘書らを通じ、3年前から若者の飲み会の席へも積極的に飛び入り。手応えを得ており「若年層の票には自信がある」(秘書)。事務所側は「逆風は弱まっている」と見ており、衆院議員3期の経験に基づく政策論争で巻き返しを図る。

 対する民主は、民間放送局の人気気象予報士、斎藤氏を擁立。斎藤氏は昨年4月の出馬表明から1年4カ月、「政権交代日本晴れ」を合言葉に自転車で選挙区をくまなく回った。事務所は泉区と宮城野区の境界付近の泉区南光台に設置。窓に「今日のお天気」を掲示するなど、気軽に立ち寄れる雰囲気作りにも工夫を凝らす。

 自民対民主の構図が固まる中、無所属から出馬予定の佐藤豊氏(56)の得票が注目される。落選はしたが、07年県議選では7081票を集めた。佐藤氏は旧民主党役員を務め、民主党のかつての同志。新党結成を模索する渡辺喜美元行政改革担当相らとの連携も示唆する。民主党の支持層に食い込むと予想されるが、同党の県連幹部は「何の影響もない」と強気。幸福実現党からは安部公人氏(41)が立候補する予定。

3272千葉9区:2009/08/09(日) 18:04:18
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090808ddlk04010119000c.html
選択:情勢分析 ’09衆院選/中 3区/4区 /宮城
 ■3区(白石市、名取市、角田市など)

 ◇共産票取り込みカギ
 自民前職・西村明宏氏(49)、民主元職・橋本清仁氏(38)が3度目の激突となる見通し。03年衆院選では242票差で西村氏が超接戦を制し、惜敗率99%超の橋本氏が比例復活当選した。自民党が「郵政民営化」を掲げた05年衆院選では、追い風を受けた西村氏が1万9766票と差を広げ、橋本氏は2度にわたり苦杯をなめている。

 今回の選挙は、3区内でも自公政権への不満を背景に民主が優勢とされる。柴田町で2日行われた事務所開きで、西村氏は「(242票差だった)初当選の時より厳しい選挙」と危機感をあらわにした。出席した農政連関係者は、民主党が打ち出した戸別所得補償制度の影響を挙げ「農村票の流出をいかに食い止められるかにかかっている」と漏らす。逆風の中、陣営は景気対策など2期6年の実績と人柄を訴えていく戦略だ。

 一方、橋本氏は03年衆院選から6年間、徹底した「自転車街頭」を展開。7月18日の事務所開きでは人気の高い民主党元衆院議員の河村たかし名古屋市長が応援に入り、2人で自転車を走らせた。橋本氏は「4市9町をくまなく回り、多くの声を魂に刻んできた」と自信をみせる。候補を立てない共産党の約1万票とされる基礎票を取り込もうと躍起だ。

 3区は県内小選挙区6区のうち最多の13自治体で構成され、広域連合としての結びつきも強い。各首長は、道路整備をはじめ地域経済に直結する政策の継続性を求めており、今後の動きが注目される。

 幸福実現党からは新人の小林睦明氏(38)が立候補する予定。

 ■4区(塩釜市、多賀城市、大崎市の一部など)

 ◇農村票の行方が焦点
 港町から山あいの農村地帯まで広がる4区は、自民前職・伊藤信太郎氏(56)と民主新人・石山敬貴氏(39)が2度目の顔合わせで激しく票を争う。前回は衆院議長を務めた父・故宗一郎氏の地盤を引き継いだ伊藤氏が次点の石山氏に3万6000票近く差をつけて3選を果たした。だが、今回は「盤石」とされた伊藤氏が苦境に立たされている。4区内選出の自民党県議は「危機というより、現時点では負けている」と口調はさえない。

 農村部では3区と同様に民主が掲げる農家の戸別所得補償制度の人気で“自民離れ”の傾向が進む。元々、大崎出身で農家の石山氏は内陸部に支持者が多く、完敗した前回選挙でも旧古川市で善戦し、加美町では勝った。副外相などの公務で地元を離れがちな伊藤氏とは対照的に、落選後は4年間あいさつ回りを重ね、支持を広げた。

 伊藤氏は地盤が「強すぎた」(自民党県議)こともあり、選挙で苦労した経験に乏しい。ただ、石山陣営にとって民主党が今回のマニフェストに米国との自由貿易協定(FTA)の締結を盛り込んだことはマイナス材料になりそうだ。同じ自民党県議は「外交の知識を生かして、FTAの件で民主党を突いていけばまだ巻き返せる」と強気に語った。

 前回、比例東北ブロックの当選者14人のうち13位で辛くも1議席を確保した共産党は、比例代表での得票に力を注ぎ、新人の加藤幹夫氏(45)は県全域で選挙活動を展開する。

 幸福実現党は新人の村上善昭氏(36)が立候補する予定。【豊田英夫、伊藤絵理子、小原博人、渡辺豊、比嘉洋】

3273千葉9区:2009/08/09(日) 18:04:49
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090809ddlk04010061000c.html
選択:情勢分析 ’09衆院選/下 5区/6区 /宮城
 ■5区(石巻市、東松島市、大崎市の一部など)

 ◇石巻市長選、どう影響
 県内第2の大票田・石巻市を中心とする5区は、民主前職・安住淳氏(47)と自民新人・斎藤正美氏(54)が3度目の顔合わせとなる。05年衆院選では9720票差で安住氏が勝利した。石巻市では4月の市長選で現職の土井喜美夫氏が敗れ、無所属の亀山紘氏が初当選。この間、土井、亀山両氏と安住、斎藤両候補予定者の支持層が入り交じって従来の構図が変化しており、衆院選への影響が注目される。

 安住氏は党国対委員長代理を務める傍ら、週末は地元でこまめにミニ集会を開き、地道に支持者拡大と後援会組織の基盤固めを進めてきた。民主党への追い風も後押しする。一方、懸念材料には過去2回の衆院選で支援を受けた土井氏の市長選落選の影響がある。安住氏は市長選で中立を保ったため、陣営は「影響はない」と説明している。ただ、後援会組織の一部が亀山氏支持に回り分裂した経緯があり、組織固めが急務だ。

 対する斎藤氏も、地区ごとのミニ集会を精力的に開催。小池百合子元環境相や菅義偉党選対副委員長ら著名な政治家も積極的に応援に入っている。7月26日の選対本部発足式では、市長選で支持した亀山市長が姿を見せ「あいさつというより応援させていただく」と明言。石巻商工会議所の浅野亨会頭も「民主党が政権交代というなら5区の石巻は選手交代だ」と強力に支持する。重厚な布陣を整えた陣営は「勝算は十分」と党への逆風をはね返す意気込みだ。

 幸福実現党は、新人の菊地謙氏(47)が立候補する予定。

 ■6区(気仙沼市、栗原市、登米市、大崎市の一部など)

 ◇民主空白区、協力が焦点
 6区は自民前職・小野寺五典氏(49)と社民前職(比例代表)・菅野哲雄氏(60)がぶつかる。6選挙区中唯一、民主が候補を擁立しない「民主空白区」だが、菅野氏は民主との協力態勢を構築しており「自民批判の受け皿」を目指す。

 小野寺氏は前回、10万票を超える票を獲得し、菅野氏にダブルスコアで完勝した。しかし今回は「小野寺とは書いても、自民とは書かないという支持者が多い」と、陣営は「逆風」に気を引き締める。

 気仙沼市出身の小野寺氏は昨年から重点的に内陸部を歩き、衆院解散後も登米市などで数十回のミニ集会を開催。同時に大票田の気仙沼市でも票固めを進め、9日に開催する国政報告会には林芳正経済財政担当相が応援に駆けつける。正式に推薦を決定した公明党からも県議らが出席し「選挙区は小野寺、比例は公明」との思惑がにじみそうだ。

 一方、前回、小野寺氏に破れ、比例代表で復活した菅野氏。今回は自民への逆風に加え、内陸部に強い民主の大石正光参院議員の秘書が支持者まわりに同行するなど、民主との選挙協力が一歩踏み込んだ形となった。郵政民営化に反対して結党された国民新党の推薦を得て、郵政票を取りまとめる「郵政政策研究会」も推薦。社民県連は「前回に比べプラスが大きい。前回は約5万票だったが、今回は9万票に近づきたい」と意気込む。公示後の20日には福島瑞穂党首、23日には村山富市元首相が気仙沼などに入り、テコ入れする。

 幸福実現党は新人の氏家次男氏(61)が立候補する予定。【石川忠雄、高橋宗男、伊藤絵理子】

3274千葉9区:2009/08/09(日) 18:06:31
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000280908070001
’09年 衆議院選挙 とくしま


「仙谷党」に保守照準
2009年08月07日




 7月25日 香川2区▽27日 愛媛3区▽31日 香川1区▽8月5日 神奈川11・15区▽10日 高知3区……


 6期目を狙う民主前職仙谷由人氏(63)。事務所の日程表には県外での予定が並ぶ。テレビ出演も多く、知名度の高い仙谷氏には、他の選挙区の民主党陣営からの応援依頼が相次ぐ。県内でも2、3区にいることが多い。


 仙谷氏は自民が圧勝した05年の衆院選でも過去最高の6万8千票余を獲得。四国の選挙区唯一となる民主の議席を守った。96年の小選挙区制導入以来、連続当選。母校・城南高の同窓生を中心とした後援会は、自民の支持基盤である商工、医療関係者も取り込み、他陣営から「仙谷党」と呼ばれる。仙谷氏は「政権交代のためには徳島で3議席、さらに四国全体でも勝たなくては」と意気込む。


 中選挙区時代の93年の衆院選では、優勢を伝えられながら落選した。仙谷氏は「事務所に人が少ないのが不安。時間があったら事務所に立ち寄って支援を呼びかける電話をかけてください」と集会で支持者らにお願いしている。


     □


 「今回の選挙は私の人生をかけた大勝負。まさに背水の陣の気持ちで死にものぐるいで頑張っている」


 2日、徳島市内であった総決起大会で、自民前職の岡本芳郎氏(65)は約800人を前に気合を込めた。昨秋、支持者の集会では「最後の戦い」と断言。比例四国ブロック単独で立候補した03年を除き、00、05年の2回は徳島1区で敗れており、今回もし勝てないと事実上の引退宣言となる。


 前回は選挙区で敗れたとはいえ、比例区で復活当選した。しかし今回は各地で自民候補の苦戦が伝えられ、これまでの「指定席」が用意されているわけではない。自民党県連幹部も、「選挙区で負けても復活当選というわけにはいかない」と危機感を募らせている。


 解散後は選挙区内の全地域を回り、仙谷氏に近いと言われていた県医師会幹部とも接触。陣営幹部は「いつもなら仙谷さんが来ているのに今回は来ていないという所が、一軒一軒回るとまだまだある。仙谷党といえども盤石ではない」と話す。


     □


 危機感を募らせる自民の足元を揺るがしているのが無所属新顔の岡佑樹氏(32)だ。6日夜、徳島市内の集会では「与野党関係なく今までの政治不信をつくってきた政治家を変えなくてはならない」と訴えた。


 元自民党県連副幹事長の岡孝治・徳島市議の長男。岡市議は05年の衆院選、07年の参院選で自民党陣営の参謀を務めたが、今回は離党し佑樹氏の支援に力を注ぐ。また、08年の徳島市長選で岡市議の支援を受けた原秀樹市長についても岡事務所は「うちを向いている」と受け止める。


 岡氏は、郵政民営化に反対して自民を離党した平沼赳夫・元経済産業相のグループに所属しており、平沼氏の秘書が徳島入りして郵政関係者に支援を求めた。郵政関係者は民営化以降、仙谷氏を支持してきたが、岡陣営は切り崩しを狙う。仙谷氏は「若い陣営の場合、わーっと上がってくる可能性がある」と警戒している。


     □


 共産新顔の古田元則氏(61)は4日午前6時半から約2時間、徳島市の吉野橋で朝立ちをした。昨年10月21日から市内15カ所で始め、220日目。「通行車がクラクションを鳴らしたり、あいさつしてくれたり反応はいい」と手応えを感じている。


 立候補を表明した07年11月以来、街頭演説は3300回を超えた。最近は「建設的野党」の必要性を訴えている。「政権交代した後で誤りを正しながら、国民の要求を実現するには、共産の議席も増えていることが大切だ」と主張する。


 幸福実現新顔の近藤彰氏(27)は街頭演説などで、消費税の撤廃を訴えている。

3275千葉9区:2009/08/09(日) 18:07:04
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000280908080001
’09年 衆議院選挙 とくしま


徳島2区ルポ 自民、細る集票の手足
2009年08月08日

 「まさに大暴風雨。鉄砲のように降る雨をしのぎ、風に向かいながら一歩一歩、歩いている」
 1日、鳴門市での演説会で、自民前職山口俊一氏(59)は支持者を前にこう切り出した。昨年9月から麻生太郎首相の補佐官を務めるが、「いっぺん政権を替えてみたらどうか」という地元の声が耳に入る。10日には麻生首相が全国遊説のため来県する予定だ。陣営は「首相が直接、政策を訴え、有権者に理解してもらいたい」と期待する。
 7期目を狙う山口氏は、05年の衆院選では郵政民営化法案に反対して離党。今までで一番危ないと言われながら、自民の「刺客」七条明氏(58)らに1万5千票以上の差をつけて圧勝した。今回は復党し七条氏とも「手打ち」し、保守分裂は表面上、回避された。
     □
 三好市の旧池田町出身で、県議時代から県西部に強固な地盤を持つ。しかし市町村合併が進み、選挙区内の首長はこの4年で16人から10人に減った。議員も約4割減り山口陣営の集票の手足は細る。合併でなくなった町の元町長は「町長でなくなったらもう義理もない。前のように動くつもりはない。そもそも町長から支持者へというタテ系列が機能しなくなりつつある」と打ち明ける。
 さらに選挙の際には支持母体となって自民の票を集めてきた、建設業界の弱体化が追い打ちをかける。業界には、小泉政権時代の改革が公共事業の激減につながっているという不満がある。これまで山口氏の支援を続けてきた建設会社長は「リストラで社員が減り、選挙で動く余裕もない」と話す。
 この「逆風」に山口氏は陣営の選対会議で言い切った。「これまでは他党や相手候補のことを言ったことはないが、今回ははっきりと申し上げる」
     □
 小雨が降る中、戸数約230戸の山あいにある集落の集会場に、50人以上の高齢者が集まった。7月31日にあった民主前職高井美穂氏(37)の集会。前原誠司党副代表が駆けつけ「この集落は存続し続けるかどうかの瀬戸際。安心して生活できるよう私たちにやらせてください」と訴えた。高井氏も一人ひとりと握手し「みなさん、元気やねえ」と声をかけた。
 高井氏は集会後、居残る人たちの輪に入り耳を傾けた。農業の男性(77)は「今まで自民党の選挙のために動いてきたが、国会議員がこの地区まで来たことなんかない。高井さんは3回も4回も来て握手してくれる」と話した。
 高井氏は選挙区で4回目の挑戦。これまで比例四国ブロックでの復活と繰り上げでの当選をしたが、選挙区では山口氏の壁に阻まれ続けた。
 ベテランの民主前職仙谷由人氏(徳島1区)から「選挙戦術」を学んだ。選挙区の隅々まで足を運び、多い時は1日に200〜300軒の個人宅にあいさつ回りをする。そのなかで、熱心に話を聞いてくれる人や応援してくれる人を見つけては、各地に後援会を築いてきた。
 追い風に乗る高井氏だが、公示日が近づくにつれ、陣営に不安が募る。「自民党は最後になって地力を発揮する。ふたを開けるまでわからない」
     □
 幸福実現党の梅本芳郎氏(47)は鳴門市を中心にあいさつ回りをしながら消費税の廃止、憲法9条改正などを呼びかけている。

3276千葉9区:2009/08/09(日) 18:07:59
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000280908090001
’09年 衆議院選挙 とくしま


風吹けど「甘くない」 3区
2009年08月09日




 「私のルーツは旧美郷村です。亡くなった父は17代目でした。村の山猿でした」。2日夜、阿南市で開かれた会合で自民前職後藤田正純氏(40)が語り始めると、300人を超える支持者の表情が緩んだ。05年の前回の衆院選直後に亡くなった大叔父の後藤田正晴・元副総理との縁にも触れ「私の政治の原点は地方をどう守るかなんです。道路がないと、企業が来てくれません。限られた財源をどう分捕ってくるかも政治の力です」と強調した。


 解散前の7月、徳島市内の料理屋に自民系の県議24人が集まった。徳島1、2区の陣営に続き、情勢を話し始めた後藤田氏の後援会幹部の表情は厳しかった。


 「どなたが出ても自民の公認を取れば5万票前後はある。うち1万が、今回は向こうへ移っている。民主に一回やらせてみよう、という人たちです。そこを説得してほしい」


 それから1カ月足らず。小松島市内の事務所開きに、後援会関係者や県議、3区の首長ら約50人が顔をそろえた。


 「しっかりとした足跡を残すことを、父は正純に期待していました」。生前の正晴氏の言葉を引きながら支援を訴えたのは、東京から駆けつけた正晴氏の長男で政治にかかわっていない尚吾氏だった。「正晴さん時代からの支持者に、事務所の危機感をわかりやすく訴えるためにお願いした」と後援会幹部は話す。


 県西部のある首長は言う。「地方はぬくもりをいただいている。後藤田を落としてはならんのです」。28あった旧市町村単位の後援会の多くは、市町村合併後もそのまま残る。引退した旧町村の首長らも加わって、組織がフル稼働し出した。


     □


 民主新顔の仁木博文氏(43)は過去2回、全市町村で後藤田氏に敗れた。しかし、自民への風が吹いた前回の「郵政選挙」でも前々回より票を伸ばし、3万6千票あった差を2万8千票差に縮めた。今回が最後の挑戦、と公言している。


 「東京から帰って選挙に出ている人に、徳島3区で暮らすみなさんの隅々の生活がわかるでしょうか」


 解散翌日の7月22日。吉野川市で開かれた3区立候補予定者の公開討論会で、仁木氏は徳島入りしたばかりの後藤田氏を痛烈に皮肉った。「失うものはない」となりふり構わぬ姿に、「変えてほしい、という思いが乗り移った」「オーラが見える」と支持者はたくましさを感じている。


 8月最初の日曜、阿南市内のホールで開かれた民主党県連の総決起集会は事実上、仁木氏の集会となった。会場からあふれる1300人超の支持者に、医師でもある仁木氏は声を張り上げた。「医療の現場、この10年間で変わりましたか。変わっていない現実があるんです」


 陣営は民主党への風を感じている。前回は吉野川市で100枚ほどしか張れなかったポスターは、10倍に増えた。後藤田正晴氏の出身地、吉野川市の美郷地区を街宣車で回っていても、「がんばれ」と家から飛び出してくる人がいるという。


 ただ、「風だけで勝てるほど甘くはない」と陣営幹部は言う。前回6千票差をつけられた吉野川市と、石井、神山両町を含む地域では、元県議らを中心に07年の参院選前に選対を組織した。その後、山川、鴨島など合併前の旧町単位でも、元首長や労組関係者らが集まって20人前後の後援会ができた。前回までは集会も開かなかった勝浦町や、海部郡などにも次々に後援会が立ち上がっている。


     □


 幸福実現新顔の小松由佳氏(27)は、13市町にまたがる広い選挙区に浸透を図るため、街頭演説やあいさつ回りをして消費税の廃止や憲法9条改正などを訴えている。

3277千葉9区:2009/08/09(日) 18:10:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090806-OYT8T01166.htm
自民揺らぐ保守王国
議席死守へ組織結束

 「何としても反転攻勢に向かっていかなければならない」。7月19日に開かれた自民党福井市支部の定期大会。あいさつに立った県議の前田康博は自らに言い聞かせるように、会場を埋めた支持者約200人に語りかけた。「過去の経緯は水に流し、団結していきたい」と話す前田には、ようやく県内の体制をここまで固められたという思いがあった。

 2003、05年の過去2回の衆院選で分裂選挙を余儀なくされた自民党。中でも前回選は、“郵政造反組”として離党を迫られ、福井1区から無所属で出馬した松宮勲を、前田を含む多くの県議が支援した。

 その際のしこりは様々な局面で残り続けた。だが、来るべき衆院選を見据え、分裂していた県議会の自民党系2会派と、1地域1支部という党の原則に反して並立していた福井市内の二つの支部は昨年、相次いで一本化に成功した。その裏には、県連会長を務める参院議員山崎正昭らの強力な働きかけがあったという。

 「党の選挙対策委員長だった古賀(誠)さんから直接、稲田朋美の支援を要請されたよ。選挙に勝つためにはそれしかないと」。ある県議が明かす。前田も今回、松宮を破った稲田の選対本部長を務め、結束を推し進める。すべては、かつてない自民党への逆風の中、福井1〜3区で独占している議席を死守するためだ。

 だが、結束を演出する党内の空気を凍り付かせるような場面が、7月5日に開かれた県連定期大会であった。立候補予定者3人が壇上での決意表明に臨む中、福井2区から出馬を予定する山本拓は顔を紅潮させ、声を上ずらせながら〈総裁選前倒し論〉を繰り返した。会場からは激しいヤジが山本に対して飛び、緊張感が漂った。

 大会終了後、記者団から山本発言の感想を問われた山崎は「私は批判もしませんし、賛同もしません」と述べながらも不快感をにじませた。努めて平静を装った山崎。だが、会場を後にする際、「さざ波で済めばいいが」とつぶやいた。

 強大な集票力を誇り、県内の議席を独占してきた自民党の足元が今、大きく揺らいでいる。“保守王国”と称される県内の議席を守れるかどうか。組織の結束力が試されている。

   ◇   ◇

 「政権選択」をかけて行われる今回の衆院選。30日の投開票日が23日後に迫り、事実上の選挙戦に入っている。真夏の決戦を前に、県内の主な政党の現状を報告する。(文中敬称略)

(2009年8月7日 読売新聞)

3278千葉9区:2009/08/09(日) 18:11:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090807-OYT8T01179.htm
民主野党共闘を強化
連合懸け橋 総合選対も

 小雨の降る中、福井市内の路上が異様な熱気に包まれた。7月18日に開かれた連合福井の総決起集会。約2000人が詰め掛け、民主、国民新、社民の各党関係者や立候補予定者が顔をそろえた。中央の壇上で、民主党県連代表の笹木竜三が「今度の選挙では、与党と野党がひっくり返ります。福井だけが、新しい野党となる自民党の多い県になっては恥ずかしいですよ」と呼びかけると、大きな歓声が上がった。

 「政権交代を見据え、民主党と国民新党の懸け橋になりたい」。衆院解散後の7月21日に国民新党を離党し、民主党入りした糸川正晃は、県庁で開いた記者会見で晴れやかな表情で語った。野党共闘の象徴的存在による連携強化宣言だった。

 糸川の民主党入りは、同党の最大支持団体である連合福井が昨年から強力なラブコールを送り続け、ようやく実現した。「民主党からはおおっぴらに言えないから、連合福井が働きかける形をとった」と関係者が振り返るように、野党共闘態勢は連合福井が各党の橋渡し役を務める形で構築されてきた。

 2007年12月、民主、国民新、社民の3党に連合福井が加わって選挙協力を進める「4者懇談会」を設置。昨年7月には規制緩和による格差社会の是正などを盛り込んだ政策協定も締結した。選挙準備を着々と進めてきており、民主党県連は「全国的にみても野党共闘の象徴的な存在」と自画自賛する。

 自民党の敵失も相次ぎ、全国的に追い風が吹く民主党。“小泉旋風”に襲われた前回選では、後援会や支持団体間の連携の不徹底といった反省材料も露呈した。今回は4者懇談会で各選挙区をバックアップする「総合選対」を置き、手薄な地域を補う態勢を組んでいる。

 集票力の弱さを指摘されてきた郡部対策にも力を注いでおり、連合福井事務局長の山岸克司は「郡部ではこれまでにない好反応だ。あとは若者の心をどうやってつかむか」と一定の手応えを口にする。

 県内では、小選挙区制度が導入された1996年以降、自民党がほぼすべての議席を獲得している。民主党は早くも代表の鳩山由紀夫と代表代行の小沢一郎が相次いで県内入りし、てこ入れを図った。追い風にあおられ、県内の議席もオセロゲームのようにひっくり返るだろうか。(文中敬称略)

(2009年8月8日 読売新聞)

3279千葉9区:2009/08/09(日) 18:12:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090809-OYT8T00097.htm
決戦の夏 衆院選2009ふくい  共産 埋没を懸念<下>
雇用問題 存在アピール
 来る日も来る日も福井市内などの街頭に立ち、現行の年金や福祉、医療などの各制度の問題点を指摘する。自民党でも民主党でもない“確かな野党”の存在意義を声高に訴える。共産党公認で1区から出馬する金元幸枝。今回が7度目の国政挑戦となる。出勤途中の車内から手を振る有権者も時折見られるが、多数は金元の姿に目もくれず、通り過ぎていく。

 自民と民主の2党による“政権選択選挙”に注目が集まるほど、小政党の存在が埋没してしまう――。そんな危機感を抱く関係者は多い。

 共産党は、昨秋からの経済情勢の悪化で顕在化した非正規雇用問題に対する取り組みをアピールすることで、存在感を示そうしている。党県委員会副委員長の佐藤正雄は「有権者との対話を通じ、労働者派遣法の抜本改正などを訴えることで若者の支持を呼び込みたい」と語る。

 福井市内で7日に開かれた同党の演説会。2月に派遣切りされた男性が特別参加し、派遣会社に対して地位保全などを求める仮処分を地裁に申し立てて、「解雇は無効」とする決定を7月に勝ち取ったことを報告した。男性は自らの体験に基づいて非正規労働者を取り巻く実情などを熱っぽく語り、「派遣社員は横のつながりが弱く、団結とは無縁だ。だから、会社にも粗末に扱われるが、泣き寝入りしてはいけない」と強調した。

 雇用問題など、暮らしに密着した政策を訴えることに加え、同党は比例選北陸信越ブロックでの議席奪還にも重点を置く。2003、05年の過去2回の衆院選では、あと1歩のところで比例選での議席を取りこぼした。比例選に重複立候補する金元には、県内の比例票を掘り起こすという使命もある。

 2大政党化が進む中、少数の民意を受け止める政党は生き残れるのか。今回の衆院選では、小政党の存在意義も問われている。(文中敬称略、この連載は上田友也が担当しました)

(2009年8月9日 読売新聞)

3280千葉9区:2009/08/09(日) 18:14:49
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908080112.html
選挙プランナー活躍 ポスターにQRコード・口コミ重視
2009年8月9日13時44分
 選挙ポスターには携帯電話で撮影するとサイトにつながる「QRコード」、候補者にはストーリー性を持たせ、女性の情報伝播(でんぱ)力に期待――。衆院選に向けて「選挙プランナー」と呼ばれる参謀たちが知恵を絞っている。好感度を上げようと、あの手この手の戦術を繰り出す。

 「選挙はファッション」。07年東京都知事選で石原慎太郎氏を3選に導いた選挙プランナーの三浦博史さん(58)は、有権者の目を引く方法にこだわる。

 例えばQRコード。最近の選挙ポスターやビラでよく見るが、サイトの閲覧数アップが一番の狙いではない。「QRコードを日常的に使う世代に、『自分たちと同じ感覚の人なんだ』と共感してもらいたい」

 夜でも字が浮かび上がる蓄光塗料を使った選挙ポスターも投入する。掲示場でひときわ目立つ。夏の選挙を意識して、訴えを書いたビラ代わりのうちわも配る。「有権者の投票基準は、マニフェストより候補者のイメージで決まる」

 「まず後援会員の投票率を上げて」。選挙の戦略作りにかかわって20年という渡辺強さん(48)は、依頼された陣営に助言した。熱心な支援者は、どの陣営も後援会の約3割。この割合を増やすのが鍵という。

 「奥の手」もある。衆院解散が取りざたされた昨秋、渡辺さんは「女性の後援会員を20人ほど集めた勉強会を開いて」と、ある陣営に伝えた。対立候補の主張の矛盾や弱点をかみ砕いて教えるのが目的だ。「女性の情報伝播力はすごい。出席者が町内会役員や趣味教室の先生といった影響力の大きい人なら、なお効果が出る」

 「手を振り返す有権者には必ず選挙カーを降り、走っていって握手を求めて」。06年滋賀県知事選で当選した嘉田由紀子氏の陣営にかかわった松田馨さん(29)は「一生懸命」「体力がある」という印象付けを狙う。「見ている人は必ずいる。小さなことだが馬鹿にできない」。暑さに弱音をはいた40代の立候補予定者も、今は助言に従っているという。

 なぜ立候補し、何をしたいのか。選挙の「ストーリー作り」も重視する。ある元官僚の場合、3時間近く聞き取りをし、「霞が関の欠点を知る自分だからこそ、官僚から政治の主導権を取り戻す」と官僚批判を逆手に取るシナリオをつくった。「一貫したストーリーがイメージになって有権者を動かす」と松田さんは言う。(岡雄一郎)

3281名無しさん:2009/08/09(日) 18:18:13
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009070500114&genre=A2&area=S00

嘉田知事、分権で支持政党表明へ
「首長連合」は参加保留

次期衆院選の政党支持について話す嘉田知事(大津市・明日都浜大津)
 滋賀県の嘉田由紀子知事は5日、次期衆院選で「地方分権の政策に限って評価し、政策を支援するのは知事の責務」と述べ、政党マニフェスト(政権公約)の分権への姿勢で支持政党を決める意向を示した。4日に3政策限定の政党支持を打ち出した橋下徹大阪府知事らの「首長連合」についても「目指す方向は近い」と評価した。

 嘉田知事は同日、大津市で開かれた会合のあいさつで「今は(政策を競う)マニフェスト選挙だ。政党への包括的な支持ではなく、対象の政策を限る『部分委託』にする」と述べ、「『超政党』の立場であり、包括的な支援はわたしの信条ではない」とした。

 「首長連合」については「何らかの形で必要だ」と理解を示したが、あいさつ終了後に「まだマニフェストも出ていない。政策支持とその中身がどうなるかで決める」と、自身の参加は動向を見極めたうえで判断すると話した。

 また、自民党に対し「(分権などの要望を申し入れた)知事会にほとんど何も言ってこず、東国原知事、橋下知事に直接電話してやり取りしているという。どうなっているのか」と不満を表明した。

3282千葉9区:2009/08/09(日) 18:19:17
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000180908050001
分裂と融和 情勢急変
2009年08月05日




 4日午後。自民党宮崎県連の緒嶋雅晃会長(県議)らは、宮崎1区に無所属での立候補を表明している中山成彬氏と、宮崎市内の中山氏の事務所で向かい合った。


 非公開で行われた30分の会談後、事務所を出てきた緒嶋会長は「一本化なんてことは今さら……。こういう形になって残念だけど、お互い頑張ろうということだ」と話すと、急ぎ足で車に乗り込んだ。


 1区の自民は、「1区支部公認」を主張する中山氏と、緒嶋会長ら県連側から「県連公認」を受けた上杉光弘氏との間で分裂選挙となる。2人とも党本部の公認は得られず、無所属だ。


   □■□


 昨秋、中山氏が日教組批判などの問題発言の引責で不出馬表明したことを受け、県連は後継候補を公募。その結果が、19人の応募者の中から選ばれた上杉氏だった。


 県内の自民勢は、上杉氏派と、2区の江藤拓氏の父の故隆美氏派に分かれ、知事選や国政選挙で争ってきた。中山氏は中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わった96年の衆院選で、出身地の小林市などがある旧2区から1区に移った際、隆美氏の後援会を引き継いだ関係にある。


 対立の構図は今に続く。


 中山氏は07年の知事選で、自民が推した持永哲志氏ではなく、川村秀三郎氏を支援。分裂選挙となり、結果として「しがらみの無さ」などを訴えた東国原英夫知事が誕生した。自民は04、07年の参院選でも分裂選挙となり、非自民系候補に敗れた。


 そして今回、知事選で中山氏の支援を受けた川村氏が、民主などが推す無所属候補として中山、上杉両氏と争う。


   ■□■


 閣僚経験のあるベテラン同士の確執。多くの自民関係者は、1区での共倒れだけでなく、「自民全体のイメージが悪くなる」と、2、3区への影響も懸念する。
 05年、郵政民営化が最大の争点となった衆院選では、上杉氏が自民公認の「刺客」として2区に送り込まれ、民営化反対で公認を得られなかった江藤拓氏と争い、敗れた。


 その上杉氏が2日、前回の「敵」である江藤氏の日向市の事務所開きに駆けつけた。「前回(自分が)取った6万余票は1票漏れなく江藤さんに」とあいさつし、江藤氏と固く握手。2人の間に遺恨は残るはずだが、今は融和ムードを漂わす。


 上杉氏は2区内の西都市出身で、全県が選挙区の参院議員を3期務めた実績もある。


 江藤陣営としては、2区内の上杉氏の支持者の票が欲しい――。一方、「上杉氏だって(中選挙区時代から)宮崎市に残る隆美氏の票が欲しいはずだ」と、江藤陣営のある幹部は見る。


   □■□


 3区の古川禎久氏も「自民党が信用失墜を繰り返すなか『宮崎でもか』ということで本当に残念。ダメージは計り知れない」と、1区の混乱の影響を認める。


 ただ、3区の自民の事情は1、2区とはやや異なる。


 中選挙区時代に争った、ともに都城市出身の堀之内久男氏と持永和見氏の影響がいまだに残る3区。古川氏は05年の衆院選で、民営化反対で自民公認を得られず、民営化賛成で公認を得た持永氏の長男哲志氏と争った経緯もある。


 だが、7月20日に都城市であった事務所開きでは出席者からの提案で、昨年8月に亡くなった哲志氏のために黙祷(もくとう)がささげられ、融和への努力が見られた。古川氏の後援会幹部は「今回は3区内の保守層をまとめる絶好のチャンス」と話す。(石田一光)


    ◇


 18日公示、30日投開票の衆院選まであとわずか。主な政党の県内の実情を追う。

3283千葉9区:2009/08/09(日) 18:20:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000908070001
同床異夢 結束に腐心/民主・社民
2009年08月07日


 「民主党の公認候補並みの応援を約束する」


 7月28日、県内入りした民主党の鳩山代表は、宮崎3区に社民党公認で立候補する松村秀利氏(52)にそう話しかけながら、推薦証を手渡した。興奮気味にほおを紅潮させた松村氏は、鳩山氏と握手を交わし、両党の親密ぶりを印象づけた。


 松村氏は社民が3区に擁立した独自候補。小選挙区制が導入された96年以降、県内3選挙区で非自民の候補が勝ったことは一度もない。今回は非自民勢力の結集と、政権交代を合言葉に衆院選で初めて選挙協力を実現。選挙区の「すみ分け」で、2区は道休
誠一郎氏(56)が民主公認で立つ。


 参院選ではすでに04年に共闘。無所属候補を民主、社民が実質的に支援し、自民から議席を奪った。続く07年参院選も両党で無所属の統一候補を擁立し、自民相手に圧勝した。


    □■□


 ただ、結束の裏では関係者の腐心も見え隠れする。


 両党が選挙協力を結んだばかりの昨年10月。3区内にあるNTTや九州電力など「民主系」の組合員が入る社宅に配られた松村氏のビラに「社民党」の3文字はなかった。両党の橋渡し役をつとめる連合宮崎の横山節夫会長は「政党名や『党公認』と書かれたビラには抵抗があると思った」と打ち明ける。


 社民が支持基盤とする自治労系と、民主を支持する民間労組を束ねるのが、連合宮崎だ。同じ理由から横山会長は当時、刷り上がったばかりの道休氏のポスターに「民主公認」とあったのを気にかけ、顔写真と名前のみ記載したものに作り直して社民系の団体に配布した。


 2年前の参院選でも同じようなことがあった。民主党本部から、大挙して宮崎入りした党職員や議員秘書ら。保守層切り崩しのため、社民が不得手とする自民支持の企業や団体を回った。彼らは、民主や社民が一緒に擁立した候補の事務所に姿を見せることはほとんどなかった。民主県連幹部は「統一候補は、社民と一緒に担いだ形を取っていたから……」と言葉を濁し、社民への気遣いをうかがわせた。


    □■□


 「二大政党の一翼を担う民主、小規模政党の社民」。そんな力関係は県内では逆転している。


 社民の福島党首は宮崎出身。県内に1支部の民主に対し、社民は8支部を張り巡らす。県議も民主3人に対し、社民は5人。さらに、中選挙区を含む過去の衆院選では最終的に民主に合流した旧民社党と、社民の前身だった社会党が対決してきた経緯も重なる。そうした歴史を顧みれば、「民主党公認候補を社民が推薦することに違和感があった」(横山会長)ことも想像に難くない。


 安全保障や憲法への考え方を見ても、両党は「同床異夢」の間柄と言える。衆院解散が延び延びになったこと、そして政権交代という「大義」が両党の微妙な関係を深めている、と関係者は明かす。


 象徴的な出来事が今月初めの週末にあった。延岡市北浦町のキャンプ場で、道休氏の演説を聞いていたのは、毎年恒例のキャンプをしていた自治労系の職員とその家族。太田清海・社民県連合副代表が道休氏を招いた。道休氏に同行した民主県連の田口雄二幹事長は「今までは考えられなかった」。


    □■□


 共闘の言葉が試されるのはむしろ1区だ。両党で無所属の川村秀三郎氏(60)を担ぐ。対する自民は公認候補を立てられずに分裂の様相で、07年参院選と似ている。しかし、民主県連の井上紀代子代表は「政権選択をかけた選挙には、どんな『風』も通用しない。政党の性格は違うが政権交代という大義名分で今回は一枚岩になって勝たなくてはいけない」と引き締めを図る。(今村優莉)

3284千葉9区:2009/08/09(日) 18:36:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090805/20090805_0002.shtml
熊本1区 松野の牙城に挑む木原
2009年08月05日 15:42
[ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
 政権選択をかけた衆院選。18日の公示まで2週間を切り、30日の投開票に向け、県内5選挙区の立候補予定者は暑い夏を駆ける。各区の最新情勢を追った。

後援会の決起集会で結束を誓う1区の立候補予定者や後援会関係者たち 全国的に民意の「風」に左右されやすい1区。乗る民主と守る自民の構図が多いが、熊本では攻守が逆転する。

 4期目を目指す民主・松野は7月30日、約1000人を集めた後援会事務所開きで「選挙の争点はたった1つ。政権交代がなるかということだ」と声を張り上げた。

 参院議長を務めた鶴平を祖父、自民党重鎮の頼三を父に持つ「3世議員」。日本新党を立ち上げた細川護熙の後継として一度は苦杯をなめたものの、2000年、03年の衆院選では連合や細川支持者、熊本電鉄など盤石の組織で自民候補を破り、牙城を守り続ける。

 だが、05年の郵政選挙では、公示4カ月前に公募で決まった自民・木原に約2400票差まで詰め寄られ、比例復活を許した。松野は「風」の恐ろしさを思い知る。

 7月19日、熊本市内の夏祭り会場を汗だくで回る松野の姿があった。陣営幹部は「小泉劇場の悔しさは忘れることができない。勝ったけど、敵を討ちたい気持ちだ」と胸中を察する。

 鳩山由紀夫代表の側近「3人衆」の1人と目され、鳩山政権誕生の暁には有力ポストの期待も高まる。死角は油断。松野は「民主は勝った気になっているが、とんでもない。投票箱が閉まるまではチャレンジャーだ」と引き締めに躍起だ。

 自民の木原はホームページに「地盤、看板、カバンなし」のキャッチフレーズを入れる。松野を意識したことは、間違いない。日本航空のサラリーマンから公募で挑んだ郵政選挙。全くの無名ながら、風は木原を比例復活当選に押し上げた。

 一転して今回は、逆風下での選挙戦となる。7月25日、自衛隊OBの後援会集会で陣営幹部の自民県議は「4年間の頑張りがあれば、はねのけられる。1人10票、20票は当然集めていただきたい」と訴えた。

 無党派層の多い1区で木原はこの4年間、ほぼ毎週末、地元に帰りつじ立ちを続けた。課題は支持基盤固め。母校・済々黌高の同窓会や自衛隊OB、小学校区単位の後援会など、支持組織は50近くまで広がった。

 だが、7月30日に発表された公明党の自民候補予定者推薦リストから、県内では木原だけが漏れた。公明が前回総選挙で得た1区の比例得票は約3万3000。木原は「推薦にはこだわらない」と強調するが、陣営の危機感は強い。

 全国各地で厳しい戦いを強いられる小泉チルドレン。そのまとめ役、武部勤元幹事長の勉強会「新しい風」に木原も参加。ポスターにも「新しい風」の文字を入れた。「今は末端の有権者一人一人に訴える時代だ」。追い風でも逆風でもなく、木原は新風に勝機を懸ける。

 共産が県内で唯一、小選挙区から擁立した新人上野は、候補者差し替えで7月中旬に急きょ立候補表明。前回選挙で2区から立候補した経験を生かし、「民主の政権奪取後はお目付け役の共産が必要」と訴える。政治団体「幸福実現党」の新人守田は積極的に遊説している。

 (敬称略)

3285名無しさん:2009/08/09(日) 18:36:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908091806007-n1.htm

【09衆院選】自民・細田氏「支持増加」 民主・岡田氏も「手応え」
2009.8.9 18:05
 自民党の細田博之幹事長は9日、盛岡市内の会合で、衆院選に向けた党独自の情勢調査を踏まえ「先月から今月にかけ、支持が全国的にわが党へ向いてきた。増加しているのは事実だ」と述べ、支持が好転してきたとの認識を示した。同時に「厳しい戦いだが、麻生太郎首相以下、一丸となって必ず勝たなければならない」と訴えた。

 民主党の岡田克也幹事長は福岡市内で記者団に「手応えはどこでも大変良いが、まだ3週間ある。もっと(主張を)訴えないと政権交代はできない」と強調。麻生首相が保守色を前面に出していることに関しては「保守や革新というのは55年体制の遺物だ。あえて強調する麻生さんはピントがずれている」と述べた。

 公明党の太田昭宏代表は都内で記者団に「ここに来て政策の中身の論争に入ってきたとの実感がある」として、支持拡大に自信を示した。

3286千葉9区:2009/08/09(日) 18:37:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090806/20090806_0002.shtml
熊本2区 2人の「たけし」に危機感
2009年08月07日 15:07
 [ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
 
 自民が九州で唯一、小選挙区と比例代表の候補者が交互に入れ替わる「コスタリカ方式」を続ける2区。7月26日、熊本市小島下町の公民館であった林田、野田毅の合同国政報告会で、林田は呼び掛けた。

2区の立候補予定者の演説に耳を傾ける有権者。無党派層の動向が焦点だ 「2人の『たけし』を上げてください。林田と書きにくければ『たけし』でも票は有効です」

 比例に回る野田も「私も自分の選挙のつもりで頑張る」と訴えた。2人は昨秋から、こうした合同集会を校区単位で数十回、続けている。

 1996年の衆院選。自民を離党し、新進党から立候補した野田に対し、自民は建設省官僚だった林田を擁立した。いわば「刺客」だ。

 野田は2002年に自民に復党。以来、2人は03年、05年の総選挙は「コスタリカ方式」ですみ分けた。だが、「相手が選挙区に出るときは素直に名前を書けない」(後援会関係者)。わだかまりは残る。

 そんな2人の急接近は党内外の「外圧」が大きい。党本部は昨年、「コスタリカ方式」廃止を打ち出す。両陣営は昨年秋に系列県議、市町議からなる合同選対を設置。協力態勢を整え、党本部に特別扱いを認めさせた。

 政権交代が現実味を帯びる中、「自民同士でいがみ合えば、民主に議席を奪われる」との危機感も後押しした。

 公明党や県農政連など約300団体の推薦を取り付けた林田だが、2区有権者の5割超が集中する熊本市の無党派層の動向が不安材料だ。小選挙区で初勝利した03年も、同市では民主候補に約2600票差で負けた。

 やまぬ自民への逆風。林田は「非常に厳しい。選挙区1本で戦う」と今回、比例との重複立候補を辞退し、退路を断つ。

 林田の不安は、民主・福嶋の「攻め所」となる。7月29日、無党派層の多い熊本市のスーパー前で、党代表の鳩山由紀夫と並んだ福嶋は、汗だくで「生活を立て直します」と声を張り上げた。

 「はよ、走らんか」。演説を終え聴衆との握手に向かう鳩山に後れを取った福嶋に、陣営幹部の厳しい言葉が飛ぶ。党の公募で銀行員から転身。少年期を過ごした5区で立候補を予定したが、社民党との候補者調整で07年末、2区に移った。

 地縁も血縁もない2区での頼みは過去3回、2人の「たけし」に民主公認で挑んだ参院議員の松野信夫。07年の参院選では1区を含む熊本市で自民候補に約4万票、それ以外の2区2市4町でも約7千票差をつけた。松野は福嶋に度々同行し、二人三脚をアピール。松野の後援会幹部も、支持者回りを続ける。

 福嶋は連合など労組以外の組織にも接近する。代表代行の小沢一郎を支える党内グループに所属。小沢の秘書とともに企業や業界団体を回り、自民寄りとみられてきた熊本市医師連盟や同市獣医師会などからも推薦を取り付けた。

 追う背中との距離が徐々に縮まる手応え。陣営幹部は「党を前面に出し、追い風を票に結び付けたい」と意気込む。

 政治団体「幸福実現党」も馬郡を擁立する。 (敬称略)

3287千葉9区:2009/08/09(日) 18:37:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090807/20090807_0001.shtml
熊本3区 3者が農業票の争奪戦     
2009年08月08日 14:42
 [ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]

 衆院選4回連続の保守分裂となる3区。自民・松岡利勝の死去で、主要産業の農業票も旧松岡票も割れる複雑な構図だ。

 無所属として、松岡や事実上の後継者と過去3度、激しい選挙戦を繰り広げた坂本は今回、初めて自民公認で戦う。3日、大津町で開いた坂本の国政報告会に公明党副代表の東順治や同県本部幹事長の城下広作が駆け付けた。

 「これまで反対側を応援してきたが、自公で戦いを続けないといけない」。城下の言葉に、坂本の選対本部長で大津町議長の大田黒英生も「公明なくして今回の選挙戦はない」と言い切った。

 新聞記者出身で反松岡、草の根選挙を旗印に戦ってきた坂本だが、今回の看板は自公。松岡後援会の会長だった今村輝昭・前南阿蘇村長を後援会役員に迎え旧松岡支持者の取り込みも図る。だが、その看板に吹く逆風。

 過去の遺恨も簡単には消えない。3区で約2万5千世帯の農家を抱え、松岡の支持基盤だった県農政連は7月27日、県内5選挙区の自民前職で唯一、3区だけを自主投票と決めた。「叱咤(しった)激励。愛のムチと受け止めたい」。坂本の表情は曇る。

 独自に打ち出した政策集で、農産物の生産状況に応じて一定の所得を補償する「直接支払制度」を打ち出し、農業票の取り込みに必死だ。

 その坂本に割って入るのは、自民の元参院議員で農水副大臣も務めた三浦。3区内の農政連総支部は鹿本は三浦、阿蘇は坂本に分裂した。

 「農業は国の基本。あぜ道、現場の声を国にしっかり届けたい」。同日夜、農家有志が山鹿市のJA鹿本集荷場で開いた決起大会で、作業服姿の三浦は声を張り上げた。

 07年選挙で落選以来、ミカンと水稲を栽培しながら再起を期した。「反坂本」の一部松岡支持者も応援に回り、遺恨試合の代理戦争の様相も帯びる。平沼赳夫元経産相による保守系無所属グループにも名を連ね、「第三極」を訴える。

 民主・後藤は背水の陣だ。電通勤務を経て、03年と05年の衆院選は5区から立候補して落選。3区では07年の補選に続き2度目の挑戦となる。いずれも当選に遠く及ばなかったが、今回は「現政権の農業政策に不満を持つ農家から、これまでにない反応がある」と手応えを感じる。

 「上昇ムードで、あと一押し。最重要選挙区の位置付けだ」。7月29日、熊本市のベッドタウンとして無党派層が多い菊陽町で、応援に駆け付けた党代表の鳩山由紀夫は力説してみせた。

 5日には三浦の地元、山鹿市で初めて決起集会も開催。県連代表で参院議員の松野信夫は「ムードはいいが、3区はムードだけでは勝てない」。

 住宅地と農村部が混在する3区。党への追い風を「あと一押し」するのは、やはり農業票だ。党マニフェスト(政権公約)の売りでもある「戸別所得補償制度」を武器に、旧松岡支持者の農家が勝手連で応援するなど、徐々に浸透を図る。

 政治団体「幸福実現党」の新人松井は積極的な遊説を続けている。 (敬称略)

3288千葉9区:2009/08/09(日) 18:38:38
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090808/20090808_0001.shtml
熊本4区 “王国”揺るがす不満の風
2009年08月09日 15:50
 [ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]

 県内5選挙区の自民前職5人で、「最も盤石」との見方が強い園田。2003年、05年の衆院選でも13万票以上と次点候補に2倍以上の差をつけた。その園田がいま、「どぶ板選挙」に徹する。

 7月28日夜、天草市河浦町の公民館。「原点に返り、今日は1日、河浦の皆さんにお願いして回った。逆風の戦いだが、なんとかお力添えをいただきたい」。出身地の町民に深々と頭を下げた。

 この日、園田は同町内の漁協や農協など12カ所を回った。「一つの町だけで1日、これだけ回るのは初当選の選挙以来じゃないか。前回までなら本人が『そこまでせんでも』と断ったはずだ」

 古くからの支持者が1986年の義母・天光光との「骨肉の争い」にまでなぞらえる選挙戦。危機感の理由は二つある。

 「園田さんも長いが、地元のためになったのか」。外相などを歴任した父・直が築いた「王国」で、7回の当選を重ねた園田に届く離反の声。

 上天草、天草両市の市民所得は県内14市で14、13番目。真珠養殖場などが撤退し、主要産業の漁獲高は20年前の3分の1まで落ち込む。疲弊する経済の不満は自民への逆風と相まる。4月の上天草市議選では、共産候補がトップ当選した。

 もう一つが市町村合併による「実動部隊」の激減だ。地盤の天草地域で2市13町は2市1町となり、地方議員は215人から66人に減った。旧自治体ごとに後援会支部を置き、首長や議員、各団体が連なる自民の典型的ピラミッド型選挙の空洞化。その穴を埋めるべく、党政調会長代理でもある園田が、地域版マニフェスト(政権公約)まで作り支持固めを図る。

 対する国民新・松永は民主、社民との「野党共闘」を前面に戦う。キーワードは民主と同じ「政権交代」だ。

 「国民生活第一の政治にするには政権交代しかない。政治が変われば生活が変わるんです」。7月31日朝、松永は園田のおひざ元、天草市の国道沿いで街頭演説し、支持者回りを続けた。

 自民の元衆院議員で故東家嘉幸の秘書を経て03年から自民県議を1期務めた「保守」の経歴。小泉改革に反発して離党後は民主を経て国民新へ。

 後援会の軸は、郵政民営化見直しを後押しする「郵政一家」。選挙区内の郵便局長や局長OBが、地域に張り巡らせた人脈で支援を呼び掛ける。

 出身地の宇城市を地盤に、天草地域からみた「九州大陸」での支持拡大も狙う。有権者数は天草地域の約11万人に対し、「大陸」は約18万人。20万枚用意した名刺は15万枚を配り終え、会合は200を超す。

 後援会リーフレットに入れた言葉は「象に向かう蟻(あり)のごとく進む道」。陣営幹部は「相手は強力だが、1人でも多くの人に会い、反自民の風をつかむことだ。4区新時代をつくりたい」と意気込む。

 政治団体「幸福実現党」の河野は街頭演説で支持拡大を訴えている。 (敬称略)

3289千葉9区:2009/08/09(日) 18:40:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090809/20090809_0001.shtml
熊本5区 八代市長選に視線熱く
2009年08月09日 15:51
 [ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
 
 衆院選と、1週間前の23日に投開票される八代市長選。自民・金子と現職市長の坂田孝志の連携。社民・中島と県議から市長選に挑戦する福島和敏の共闘−。両陣営とも、二つの選挙の歯車がかみ合う。八代市は5区内有権者の45%を占めるだけに、市長選を衆院選の前哨戦と位置付ける。

 金子と坂田は互いの決起集会に出席。金子は7月12日、八代市の事務所であった決起集会で、「八代が一つになって大きく動いているときに、体制を変える必要があるのか」と訴えた。坂田も今月1日に開いた総決起集会で声を張り上げた。「市長選は私、衆院選は金子先生、比例は公明党でよりよい日本、八代を」

 一方の中島と福島。「一緒にやろう!」のスローガンを掲げ、7月16日に両陣営合同の決起集会を開いた。「市長選での勝利を衆院選につなげたい。市民本位の政治、国民本位の政治を勝ち取ろう」。中島の呼び掛けに、「反坂田」の立場から福島を推す八代市議たちも拍手を送る。

 自民・園田博之の秘書を経て、無所属で挑んだ2000年衆院選で、自民前職の矢上雅義を破り初当選した金子。03年と05年はいずれも4万票前後の大差で、民主候補との戦いを制した。

 しかし、4期目を目指す今回は自民への逆風が吹き荒れる。金子は出身地の球磨郡と人吉市の全市町村長の支持に加え公明推薦も得て、組織力で圧倒するが、「かつてない厳しさ。原点に戻る心構えで臨む」と危機感もあらわに選挙区内をくまなく回る。

 一方、旧八代市議、県議を経て旧八代市長を1期務めた中島。6市町村合併後の前回市長選で坂田に敗れ、一昨年11月に立候補表明してから2年近く。今回は坂田との遺恨試合の様相も帯びる。

 民主、国民新の推薦を受け「政権交代」の訴えを強めるが、社民の看板で民主に吹く追い風をどれだけ取り込めるか、民主側から懸念も漏れる。

 八代市以外での知名度不足も否めない。7月から金子の牙城・人吉球磨地域に入る頻度を増やし、「上吹く風(組織)と下吹く風(民意)は違う」と支持拡大を図る。

 ダムと水俣病。5区は全国レベルの課題も抱えるが、選挙戦で両者の主張はかみ合わない。

 ダムでは中島が「球磨川に清流を取り戻すために川辺川ダムは中止、荒瀬ダムは撤去」と明確だが、金子は、国と県、流域市町村が「ダムによらない治水」の検討を続けていることから「今は協議の行方を見守るべきで、争点にはならない」とかわす。

 水俣病問題では、未認定患者の救済法が与党と民主の合意で成立したことから、金子は「早期解決を望む被害者の声を受けた対応」と成果を強調。同法に社民は反対したが、中島は民主に配慮してか救済法成立の是非にはことさら触れず、「全面解決を」と訴える。地域課題の争点はかすみがちだ。

 政治団体「幸福実現党」の南は、街頭演説を中心に政策を訴えている。
 (敬称略)

 =おわり

3290千葉9区:2009/08/09(日) 18:42:03
>>2967>>2973
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20090808/20090808_0002.shtml
【連載】宮崎 選択の断面<下>狭間 ぬぐえぬ「埋没」懸念
2009年08月08日 17:21
 衆院選宮崎3区内で最も有権者数が多い宮崎県都城市−。7月29日、同県の衆院選では初めてとなる民主党と社民党の共闘を象徴する“見慣れぬ”光景があった。

 社民新人の松村秀利(52)=民主推薦=と民主県連代表の井上紀代子が並んで街頭に立ち、マイクを握った。傍らには「政権交代」と書かれた社民ののぼりがはためく。

 「社民候補と民主県連トップが一緒に街頭演説するのは国政だけでなく、県内全選挙で初めて。しかも民主側からの申し出だった」。松村の選対幹部は笑顔で説明する。

 しかし、社民が党勢維持の生命線とする比例代表となると話は別だ。松村の選対本部長、満行潤一は「比例票はどうしてもうちにほしい」と厳しい表情を見せる。

   ■   ■

 社民は、比例代表九州ブロックで1議席増の2議席確保を目指している。同県では比例代表で前回衆院選(6万6462票)を上回る8万票程度得ることを重要課題に掲げるが、容易な数字ではないという。

 「宮崎1区に候補がいないのがつらい」と満行。前回は、比例代表での集票もにらみ、県内で最も有権者数の多い宮崎市を中心とする1区で自前候補を立てた。だが、今回は民主などとの共闘による選挙区すみ分けで、1区での候補擁立を見送った。2区でも候補を立てず、民主新人を推薦。「候補者がいない選挙区はどうしても組織が盛り上がらない」と満行。

 しかも今回の衆院選は政権選択が前面に出て、第1党の自民党と第2党の民主がクローズアップされ、社民はその狭間(はざま)へと追いやられ、埋没する可能性も。「どうすれば(自・民)対決ムードに流されることなく、比例で社民と書いてもらえるのか」。満行は埋没への懸念を募らせる。

   ■   ■

 そうした懸念は社民に限らない。公明党は県内で小選挙区での候補を立てず、比例代表が主戦場となる。宮崎2、3区では自民前職を推薦し、見返りとして比例代表で公明への投票を呼び掛ける。

 だが、宮崎1区は自民が分裂。公明は、事実上の自主投票にせざるを得ない。県本部代表の長友安弘は「逆風の中で協力態勢も取れない」とあきらめ顔。比例代表でのバーター協力が見込めない状況に困惑する。

 共産党も小選挙区での候補擁立を宮崎1区の新人馬場洋光(40)に絞って比例代表での票固めに力を入れ、九州ブロックで1議席増の2議席奪還を目指す。

 ただ、先の東京都議選で民主が圧勝したのに対し、共産は議席を減らしたことなどを踏まえ、県委員長の津島忠勝は「風は民主中心」と警戒する。

 政治団体「幸福実現党」は宮崎1、2、3区すべてに候補を擁立、消費税撤廃など独自政策を掲げる。だが、既成政党ですら、政権選択選挙の狭間で苦戦を強いられる状況。手探り状態での戦いが続きそうだ。
 (敬称略)


=2009/08/06付 西日本新聞朝刊=

3291千葉9区:2009/08/09(日) 18:45:45
>>3042 6区
>>3043 7区
>>3044 2区
>>3045 1区
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090809/20090809_0001.shtml
福岡7区 師弟対決、戦術は対照的 古賀氏組織固めを徹底 野田氏無党派狙い遊説
2009年08月09日 16:22
 衆院選福岡7区から立候補を予定するベテランと新人が対照的な戦いを繰り広げている。業界団体を軸に支持を固める“組織型”に徹する自民前職の古賀誠氏(69)。これに対し、古賀氏の元秘書で民主新人の野田国義氏(51)は街頭活動やミニ集会を重ねる“草の根型”で無党派層の取り込みを狙う。

 古賀氏を支える後援会は大半の業界を網羅している。各種団体からの推薦状約300枚が大牟田市内の事務所にずらりと並ぶ。激戦を意識してか、こうした団体の会合にきめ細かに顔を出す。

 医師会、歯科医師会、薬剤師会でつくる三師会も有力な支持団体。古賀氏は5日、ホテルで開かれた「励ます会」に出席し、予定を上回る約600人の参加者を前に支援を訴えた。農業関係者で組織する南筑後農政連が6月4日に開いた総会でも壇上に並んだ。

 業界に加え、地域ごとの支援組織づくりにも余念がない。有権者の3分の1を占める大牟田市では22校区の後援会を建て直した。地元の支援者の協力を得て古賀氏自身が直接、農家や老人福祉施設などを訪れることも多い。こうした活動を支える後援会事務所は選挙区内の10市町村に構えた。

 一方の野田氏。国会議員秘書を経て八女市長を4期途中まで務め、選挙の経験は豊富。ただ、市長時代は後援会組織をつくらず、市民と直接向き合った。今回、労働組合などの組織が加わった後援会も活動を展開するが、野田氏本人は「組織に頼らず、草の根で勝ち抜きたい」と語り、市長時代のスタイルを維持する。

 立候補を表明した昨秋以来、朝夕、幹線道路などの街頭に立つ。新たに始めた街頭活動は自転車遊説。8日、連合青年部の支援者4人と自転車にまたがり、柳川市内の商店街や国道を約50分かけて回った。夕方には大牟田市内も走り、無党派層にアピールした。

 ただ、市長選に比べて選挙区は広い。地盤の八女市に加えて、大牟田、柳川両市にも事務所を置き、それぞれの地域への浸透を図っている。


=2009/08/09付 西日本新聞朝刊=

3292千葉9区:2009/08/09(日) 18:46:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090808/20090808_0003.shtml
福岡5区 背水の陣で組織固め
2009年08月08日 16:13
 [ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
 
 「皆さんの手で政権を変えることができる初めての戦いです」。2日早朝、筑前町の山あいに広がる三並地区。水田周辺の草刈りに集まった住民約20人に、民主前職の楠田大蔵(34)は「政権交代」を熱く訴えた。

 自民前職の原田義昭(64)との3度目の激突。楠田は初めて筑前町を含む朝倉地方に後援会事務所を設けた。県内有数の農業地帯の朝倉地方は長年、自民の金城湯池。だが、「今の農政への生産者の不満はかなり高まっている。『正面突破』の足場にする」と陣営。ミニ集会を重ね、自民支持層の切り崩しを図る。

 楠田は初挑戦の2003年は約8万票、前回は「郵政の風」が吹き荒れる中で約10万票と票を伸ばしたが、選挙区は連敗。比例代表復活、繰り上げ当選で議員バッジは付けたものの、選挙区で3連敗すると、次回は党本部が公認候補を差し替える可能性も浮上する。

 「今まで自分の力不足はもちろん、いわゆる“勝手連頼り”で、組織だった戦いができなかった」と楠田。今回初めて党所属県議が選挙対策班に入り、自治労を中心とした連合福岡との支援態勢を構築し、組織戦も展開。「背水の陣で選挙区勝利を目指す」という陣営幹部は、党への追い風とともに「かつてない手応え」を感じている。

   □   □

 「4年前の郵政選挙に比べればあらゆる面で逆風」という原田陣営も「背水の陣」を強調する。

 7月上旬、選挙区内4カ所で開いた総決起大会。「『原田さんは何してござるかいな』という声をよく聞く。今まで以上の働きをしてほしい」。原田は壇上であいさつした農政連幹部に厳しい言葉をぶつけられた。

 地元の農政連、医師会、商工会など、推薦団体は約400。表向き変化はないが、各団体の会合で楠田と顔を合わせることが増えたという。原田は「本来、保守だった組織が揺らいでいる」と地殻変動を痛感。企業の朝礼、夏祭り、趣味の会合など、小さな集会にも小まめに足を運び、支持固めに奔走している。

 「5区は3万票」(公明関係者)の基礎票を持つ公明との選挙協力にも力が入る。公示当日に推薦が出た前回は急造の協力だったが、長期戦となった今回は強固な関係を構築。陣営は「組織力はさすが」と期待する。

 3日午後、初めて5区に入った公明の太田昭宏代表の街頭演説に原田も顔を見せた。「小選挙区でしっかり票をいただきたい。その分、比例票は負けないくらい積み上げてお返しします」と声を張り上げた。

 大野城市議で幸福新人の鵤(いかるが)卓徳(49)は1日3、4回街頭に立ち、国防強化や消費税全廃などを訴えている。街宣車を積極的に走らせ、各地でミニ集会も開いている。
 (敬称略)

3293千葉9区:2009/08/09(日) 18:47:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090807/20090807_0002.shtml
福岡4区 地域浸透めぐり激戦
2009年08月07日 14:55
 [ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
 
 「30日に(衆院選で勝利して)残してもらえれば、責任をもって対策に取り組む」。2日、宗像市の田久公民館。自民前職の渡辺具能(68)は、ミニ集会に訪れた約20人に水路整備を約束し、支援を訴えた。

 7月末の豪雨で、この地域一帯は水路があふれ、道路が冠水。篠栗町の土砂崩れでは死者が出るなど、大きなつめ跡を残した。渡辺は被害の直後から選挙区の被災地を訪ね、復旧への尽力をアピールしている。

 「被災地を見舞うのは地元国会議員として当然」と話す陣営関係者は、「災害復旧では実績がものをいう」とも語る。当選4回で、安倍内閣では国土交通副大臣を務めた渡辺。豪雨災害は期せずして、「経験」を訴える契機になった。

 渡辺の選挙は、業界団体や後援会などの支持を固める「守り」が基本。事務所内には団体の推薦状約350枚が並ぶ。ただ陣営幹部は「業界内は以前に比べ、自民への不満が強まり、一枚岩ではない。地道に票を積み上げるしかない」と語る。

 「自民党が国民に責任を果たしていないことをおわびしたい」。7月中旬の事務所開きで、渡辺はこう陳謝しつつ「政党を選ぶのではない。4区の代表を選ぶ選挙」と述べた。実績の強調と地域密着。民主の攻勢にさらされながら、渡辺は戦術の徹底を図る。

   □   □ 

 「今度は民主を応援するけん」。1日、宗像市の離島・大島。民主元職の古賀敬章(56)は、港で漁業者たちに励まされ握手を重ねた。「以前なら(自民の候補予定者以外は)相手にされなかったのに」。陣営幹部は、昨年の燃料高騰の際に高まった「反自民」の空気が根強いことに手応えを感じた。

 都市部と農漁村部が併存する4区。古賀は渡辺の地盤とされる農漁村部に積極的に足を運び、保守層の切り崩しを狙う。

 元職とはいえ、当選は旧新生党公認による中選挙区時代の山口1区でのこと。初陣となる福岡4区で立候補表明して2年足らず。古賀は知名度アップに懸命だ。

 元衆院議員楢崎欣弥から引き継いだ地盤固めとともに、街頭演説やミニ集会などを重ねる。野党が一斉に批判した衆院解散の先延ばしも、陣営は「地元で活動する時間が増え、プラス面があった」と打ち明ける。

 擁立の動きを見せていた国民新は、立候補予定者を比例代表九州ブロックに回し、古賀を推薦。古賀の街頭演説に社民市議が駆けつけるなど、野党共闘は着々と進む。陣営は、共産の不出馬の方針も有利に働くとみる。

 「若者の参加で投票率が上がればこちらにプラス」。そうみる陣営は若者への浸透にも力を入れる。7月には宗像市の福岡教育大前で、古賀が学生に投票を呼び掛けた。

 幸福新人の鈴木幸治(28)は、街頭演説を中心に支持を訴えている。 (敬称略)

3294千葉9区:2009/08/09(日) 18:51:27
http://www.sakigake.jp/p/special/09/kokusei/kokusei_02.jsp
迫る衆院選 国政のはざまで[県内リポート]
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 「雑貨やたばこを扱う商店がなくなり、自動販売機も撤去された」「買い物には車で行く。何をするにも遠くに行かなければならなくなった」

 大野、高岨、中谷地、大野岱の4集落67世帯で構成する大館市旧田代町地域の大野地区。5世帯の大野岱集落に住む五十嵐博さん(68)、鶴子さん(65)夫妻は、集落の「今」について語り始めた。

 ◇    ◇


スクールバスに乗り込む児童たち=大館市の早口小のスクールバス乗り場
 大野地区全体では、65歳以上の高齢者が住民全体の43・8%を占める。集落の子どもたちが通った大野小は1996年3月に岩野目小に編入され、その岩野目小も2008年3月に閉校した。子どもたちは今、スクールバスで約20分ほどかけて早口小へ通う。

 五十嵐さん夫妻は、息子夫婦や孫ら4世代8人で暮らす。集落には五十嵐さんの孫、萌ちゃん(11)、せなちゃん(5)を含め小学生以下の子どもが4人。大野地区全体で、小学生は4人しかいない。

 少子高齢化は地域行事の姿を変えた。地域の運動会の種目は、ユニカールなどのニュースポーツや輪投げ。「参加者が減り、住民も高齢化しているから、全力で走るような種目はなくなった」と博さん。秋の祭りの「子どもみこし」も「担ぐ子どもがいなくなり、『大人みこし』になってしまった」と言う。

 博さんは、より便利な地域への引っ越しを考えることもある。「農業は通いでもできる。職場も旧大館市内にあり、事情が許せば集落を離れた方が便利。30代から40代の人は、大半が(便利な方へ)行きたいと思っているのではないか」

 「今は若くて車も運転できる。家もある。でも…」。博さんの息子、誠さん(36)が切り出した。「集落を離れることを全く考えないと言うとうそになる」と誠さん。同級生8人の中で集落に残っているのは、誠さんを含めて2人だけだ。

 博さんは「この地域だけではないよ。県内はどこも同じではないか」と指摘する。県によると、65歳以上の人口比率が50%を超える集落は県内に108カ所。さらに老人ホームなどがあるために高齢者の割合が高くなる集落を除く75集落を、県は自治活動が困難な「小規模高齢化集落」として、調査する予定だ。

 ◇    ◇

 「農山漁村(ふるさと)地域力発掘支援モデル事業」「農村コミュニティ再生・活性化支援事業」など、いわゆる「限界集落」を含めた地域の活性化を目指し、国はさまざまな事業を展開している。しかし、これらの事業の大半は公募制で、県内からの応募件数は多くはない。県は「何かしなければという危機感を持ちながらも、行動に結び付けられない状況があるのではないか」と推測する。

 大野地区は、「限界集落」ではない。しかし、「活性化しようとするには、地域が疲弊し過ぎている。集落に『これをやりたい』という声があればいいのだが…。そういう声自体がない」。博さんが地域の「疲労感」を代弁した。

 小規模高齢化集落
住民のうち65歳以上が50%を超え、農作業や冠婚葬祭などコミュニティー機能が維持できない、いわゆる「限界集落」という言葉を使うことを回避するために県が考案した名称。「限界」化を防ぎ、集落の自立と活性化に向けた取り組みなどを支援する。

3295千葉9区:2009/08/09(日) 19:04:53
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/2009/08/09/20090809133712.html
自民支持一本化に腐心
コスタリカ方式の岡山5区

自民党の会議でそろって支援を呼び掛ける(右手前から)橋本久美子、加藤周子、村田加代子の各氏=2日、総社市
 衆院選(18日公示、30日投票)で、選挙ごとに小選挙区と比例の候補が入れ替わる「コスタリカ方式」を岡山5区に採用する自民党が、党支持の一本化に腐心している。政党本位の選挙を狙った小選挙区比例代表並立制で5回目の選挙を迎えた今も、中選挙区時代に築かれた政治家個人の後援会が党組織の基盤になっているからだ。有力政治家が強固な地盤を誇った地域ほど垣根は高いようだ。

 7月19日、5区で初の小選挙区に臨む自民党の中国比例前職・加藤勝信氏が総社市で行った後援会事務所開き。

 「私が守ってきた5区を加藤君にしっかり守ってもらいたい」。同区から中国比例に回る村田吉隆氏が共闘を訴えると、加藤氏も「小選挙区はゼロからのスタート。皆さんの力で厳しい選挙に立ち向かう」と応えた。

 両氏がことさらに連携を強調するのは、小選挙区では党支持が分散していては当選がおぼつかないからだ。自民、民主の二大政党化が進んだことで、政党対決の色合いはさらに強まった。

 加藤氏は6月下旬から、村田氏の後援会幹部を自ら訪ねて支援を要請。党への逆風もあって、加藤氏の秘書は「村田後援会の協力は不可欠」という。

「個人商店」

 現在の岡山5区を含む中選挙区時代の旧岡山2区で、自民は加藤氏の義父の故加藤六月元農相、村田氏の義父の故藤井勝志元労相、故橋本龍太郎元首相らが並び立った。

 党内では所属派閥や得意の政策分野ですみ分け、選挙となれば激しい得票争いを繰り広げ、当時の党組織は「個人商店の集まり」に例えられた。小選挙区の今も、地盤は次世代に継がれている。

 対立構造は薄らいだが、時として名残が顔をのぞかせる。2005年の前回衆院選。加藤氏は5区に無所属で立候補する構えを見せた。コスタリカによって分裂選挙は回避されたが、村田氏の陣営幹部は「しっくりしない思いは残る」と明かす。

 党がコスタリカ方式の廃止を打ち出していることも、疑心暗鬼をかき立てる。今衆院選で残るのは岡山5区、広島3区など5選挙区のみ。両陣営からは「将来が不透明で協力しづらい」「いつかは対決するのでは」との声が漏れる。

重なる異例

 今月2日に総社市内で開かれた自民党岡山4、5区合同会議。

 加藤氏夫人の周子氏と村田氏夫人の加代子氏に、次男が岡山4区に立つ元首相夫人の橋本久美子氏も加わって握手を交わした。

 加藤氏夫人、村田氏夫人はともに元農相、元労相の実娘。異なる選挙戦に臨む3陣営が一堂に会するのが異例なら、前の世代に直結する3人が手を握り合うのも異例だった。

 とりわけ橋本元首相と加藤元農相は「6龍戦争」といわれるほどの激戦を演じたライバル。元首相の出身地の総社市で、久美子氏が「逆風をバネに心を1つにして頑張りたい」と加藤氏らとの連携を訴えると、会場から大きな拍手がわいた。

 これに対し、民主は岡山5区へ新人の花咲宏基氏を擁立。小沢一郎代表代行は昨年来岡した際、自民陣営が一枚岩ではないとの認識を示し、「やりようはなんぼでもある」とした。同区には幸福実現党新人の佐藤雅章氏も立候補を予定する。

 コスタリカ方式がさまざまな感情を浮かび上がらせながら、決戦が目前に迫る。

(2009年8月9日掲載)

3296名無しさん:2009/08/09(日) 19:07:37
…三重四区情報。

はっきり言って、モリモトより、コーフクのポスターのほうが多い。

あと、市長、大学教授とのタウンミーティングに呼ばれているのは田村。

どうやら市長選の名残ですきま風があるみたい。

前回選挙で負けた要因の一つ旧久居市、一志郡での活動に力を入れているようですよ。

ただ、このような状況なので田村も危機感を募らせているのは事実。

18日の公示日には体調がよければタムゲンも出陣式に東京から駆けつけるようですよ。

3297千葉9区:2009/08/09(日) 19:13:00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080702000185.html
前哨戦ルポ・富山1区
2009年8月7日

支持を訴え握手して歩く立候補予定者=富山市内で


 「政権選択」が問われる衆院選。県内三選挙区でも十八日の公示を前に、与野党の各候補予定者が舌戦にしのぎを削る。ミニ集会や街頭などでそれぞれ何を訴え、どのような戦いを展開しているのか。前哨戦を追った。

長勢氏 顔の見える選挙展開
 「離岸堤の整備に全力で協力してきた。一生懸命役に立ちたい」。一日夕、富山市浜黒崎小での夏祭り会場。長勢氏はあいさつで、地域で働いてきたことを強調し「長勢甚遠をよろしく」と握手して回った。

 “どぶ板”に徹する姿はこれまでは見られなかった−。陣営の誰もが口をそろえる。企業や支援者を回ってきた選挙から一転、「顔の見える選挙」を展開し無党派層にも切り込む。

 運動量もこれまでとけた違い。六月から毎週末開いてきたミニ集会は、公示までに百五十カ所。平日は企業回りを一日三、四十カ所こなす。

 「普段は実績を話す人ではないが許して」−。あるミニ集会で、地元県議が長勢氏をこう紹介した。配られた資料には富山市内で実現した事業がびっしり。長勢氏は雇用対策をまとめた実績を強調し「今大切なのは景気対策。市や県のため仕事ができるのは長勢だけだ」と、人物本位の選択を呼び掛けた。

   ■  ■

村井氏 主婦、企業狙い空中戦
 「いよいよ新しい時代への変革が始まろうとしている。時代の変わり目の選挙だ」。一日、富山市のグランドプラザ前で村井氏が声を張り上げた。自民党を「古い」、民主党を「新しい」と対比し、政権交代による「変革」を訴えるのが村井氏のスタイルだ。

 保守が強い県内で草の根型のボランティア選挙を繰り広げ、街宣などの“空中戦”を展開。地道な活動が実り、自民党が圧勝した前回選で得票を約二万票増やした。

 解散後、買い物客でにぎわうスーパー前での演説に力を注いでいる。ターゲットは主婦層。選対幹部は女性の支持がまだ薄いことを明かし「いま一番政治に関心があるのが、不景気を敏感に感じている主婦だ」と狙いを語る。六、七月には市内全戸に主婦向けのビラを配った。

 「今後は中小企業、農業者も狙う」と選対幹部。予約なしの中小企業訪問や田園地帯での街宣にも力を入れ、自民支持者の切り崩しも進める。

   ■  ■

佐伯氏 比例重複を強調
 「自公政権にサヨナラの審判を下す。比例代表の候補として、国民いじめの政治を変える」。七月三十一日、富山市北部の住宅街。佐伯氏は雇用や介護、医療問題などの政策を訴え、比例と重複出馬することも強調した。

 富山2、3区にも足を延ばす佐伯氏。二〇〇七年十一月の出馬表明後、県内全域で街頭演説し、小規模の集会は三百回を超えた。住宅街の路地もくまなく回り、街宣車の走行距離は一日で百キロに及ぶこともある。

 目標は二〇〇〇年以来失った北陸信越ブロックの議席回復。「民主党中心の政権ができ、消費税増税の動きが起こったとき、ストップできるのは共産党だけ」と、存在意義をアピールする。

3298千葉9区:2009/08/09(日) 19:13:33
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080802000185.html
前哨戦ルポ・富山2区
2009年8月8日

有権者に政策を訴える立候補予定者=魚津市内で


宮腰氏 逆風の中地道に活動
 「前回選で差をつけた二万五千票は既に吹き飛んでいる」「もうひと風吹くと大変なことになる」。五日、魚津市宮津の新川文化ホールで開かれた宮腰氏の国政報告会。選対幹部や公明党議員からは「逆風」にあえぐ発言が相次いだ。

 分厚い保守票がある富山2区とはいえ、自民党への逆風下、今回の衆院選はどうなるか分からない−。そんな危機感を表していた。選対幹部が得票の二割増を目標に掲げたのに対し、宮腰氏は「前回並みの得票を」と目標値を引き下げた。

 「格好良くなくていい。本当のことを自分の言葉で有権者に訴えたい」と宮腰氏。平日は企業訪問に時間を割き、あいさつ回りを重ねる。多い日には二百社ほど。これまでは選対幹部任せだった企業にも、自ら足を運ぶ。ある幹部は「宮腰さんが来てくれた、と感激する社長もいる。やはり直接会って話すのが大事だ」。

 ミニ集会や街頭演説では、与党が取り組んできた景気対策や得意分野の農政に理解を求める。野党批判も織り交ぜるが非難の応酬合戦にはしたくないと考える。「ルールを守ってまじめに働く県民性」を美徳に掲げ、地道な後援会活動を展開していく構えだ。

   ■  ■

藤井氏 つなぎ姿で浸透図る
 通勤の車が行き交う滑川市の国道交差点。早朝、社民、民主、国民新の三野党ののぼり旗が並ぶ中、藤井氏は「政治を変え、暮らしを守ろうではありませんか」と政権交代を訴えた。田んぼ仕事で着慣れた青色のつなぎ姿がトレードマークだ。

 陣営は八月から朝二カ所、夕方四カ所に旗振り部隊を出し街宣を強化した。出馬表明は昨年九月。知名度不足の克服が課題で、陣営は「とにかく藤井の姿を見せ、名前を覚えてもらう」と言う。

 明るい材料は民主党と国民新党との共闘が初めて成立したのに加え、共産党が富山2区擁立を見送ったこと。新川地区で開かれた民主系労組の定期大会の会場に、富山1区の民主前職村井宗明氏とともに顔を出した藤井氏は、背広姿で「お世話になります」と深々と頭を下げた。二人とも「1区村井、2区藤井、3区相本(芳彦氏)で全勝して政権交代を果たす」とアピールする。

 藤井氏はこれまで、労組と地元の支持者回りを重点に足元を固めてきた。社会新報は既に五回、計三十万部を配った。「まだ知名度が足りない。もっと回らないと」とつなぎ姿の藤井氏が選挙区内を駆ける。

3299千葉9区:2009/08/09(日) 19:14:06
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080902000216.html
前哨戦ルポ・富山3区
2009年8月9日

街を歩いて支持を呼びかける立候補予定者=高岡市で


橘氏 組織力 出遅ればん回
相本氏 抜群の知名度で浸透
柴田氏 比例共闘綿貫票狙う
 「地方に目が向く時代になった。地方思いの日本に戻ってほしい」。七月末、富山市の森雅志市長とともに砺波市内で臨んだ講演会で、橘氏は高岡市長時の実績を中心に訴えた。

 自民党県議に推され、市長を辞して臨んだ選挙戦。だが、後援会のパンフレットに自民党の文字はない。麻生太郎首相と並んだポスターを張るのは最小限にとどめ、自民党の名前はほとんど出していない。「厳しい今の風向きから言って、自民党の名前は一切出したくないくらい」と選対幹部。あくまで個人を前面に押し出す。

 だが、選挙手法は自民候補そのものだ。活動に専念できるようになったのが六月十九日の辞職後。出遅れを取り戻すため、自民党の県議や市議のつながりを駆使し、企業や支援者回りに明け暮れる。橘氏は「自民党のネットワークに支えられている。会えない人に会える」と組織力に期待。人に会う戦術に力を注いでいる。

   ■  ■

 「子どもがいる家庭は一人二万六千円がもらえますから」。一日夜、高岡市の高岡七夕まつりの会場を歩いた相本氏は、家族連れを見つけると民主党の政策「子ども手当」の内容を説いて回った。

 たすきも着けず歩くだけで「相本さんだ」と駆け寄り握手を求める若者や主婦の姿も。地元局のアナウンサーとして培った圧倒的な知名度が武器だ。民主、社民両党の推薦を受ける相本氏は「政権交代ができるのは私だけ」と訴え、政権選択選挙の風にも乗る。

 一月の立候補表明から、農業や中小企業の従業員、主婦、介護福祉士など、さまざまな立場の約一万三千人に話を聞き、ミニ集会も約八十回開いた。平日の朝夕はつじ立ちし、昼間は街宣活動や自転車で住宅地を回って政策を訴える。

 選対幹部は「街では手を振ってくれる人が山ほどいる。人気がどこまで集票につながるか未知数だが、空中戦主体で行く」と、知名度を生かした戦術で戦い抜く決意だ。

   ■  ■

 「日本の政治の梅雨明けを目指し、綿貫先生とともに頑張っていく」。二日夕、小矢部市津沢地区で開かれた国民新党代表の綿貫民輔氏支持者による集まり。柴田氏は綿貫氏の名を挙げ、協調路線をPRした。

 地盤とする小矢部、砺波、南砺各市は「綿貫党」と呼ばれる綿貫氏支持者が集まり、富山3区では綿貫票の行方が勝敗を分ける。柴田氏の支持者と重なる人たちが多く、地元の小矢部市では綿貫氏の後援会と共闘関係を結ぶ。柴田氏の連合後援会も役員会で国民新党支持を決定。柴田陣営は「何の矛盾もなく国民新党支持を打ち出せるのは、柴田だけだ」と他陣営との違いを強調する。

 柴田氏は八日、東京都内のホテルで、「みんなの党」の結成を発表した渡辺喜美元行政改革担当相らの記者会見に同席。柴田氏は「(みんなの党の推薦候補となっても)比例との重複立候補はなく、きれいにすみ分けができる」としている。

3300千葉9区:2009/08/09(日) 19:15:43
>>3118:3区
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009080802000193.html
哨戦ルポ 石川1区 目離せぬライバル対決
2009年8月8日

 自民党前職馳浩氏と民主党元職奥田建氏の激突に、共産党新人佐藤正幸氏が絡む、四回連続で同じ顔ぶれ。風に左右されやすい「1区」だけに、馳氏は「自民党の評判が悪い」ことを認め、自民色を薄め本人の魅力を前面に出す作戦を徹底。追い風を受ける奥田氏は「議席奪還で政権交代」に照準を合わせ、野党連携で総力を挙げる。「馳・建」のライバル対決は、今回も最終盤まで予断を許さない。

自民・馳氏 『16年目の仕事を』
党色薄め個人前面
 「皆さんに助けていただき十六年目の仕事をさせてほしい」。二日夜、小立野文化会館での国政報告会。馳氏は約百十人を前に深々と頭を下げた。

 頻繁に開く国政報告会で馳氏は政治家十五年、十一本の議員立法にかかわった経緯を説き、奥田氏が落選中だったこの四年間の実績を強調する。農家の三男として生まれ、高校教師、五輪出場、プロレスラー、国会議員と人生を切りひらいた行動力もアピールし、違いを際立たせる。

 これも、政党色を薄め「馳VS奥田」の個人対決を演出する戦略だ。陣営幹部は「世襲との違いは明白。愚直に政策を訴え続ける」と意気込む。

 三日の連合後援会選対合同会議。米田義三選対本部長は「民主の政策は信用できない」と力を込めた。国民が各党のマニフェストに注目していることから、ビラなどで民主の政策の矛盾を追及する戦略を加えた。街頭でも県議や市議が訴えるほか、支持団体にも徹底させる。

民主・奥田氏 『全身全霊込める』
議席奪還追い込み
 「あと一カ月足らず、気を引き締め直し全身全霊を込めて闘う」。二日昼、後援会事務所であった必勝祈願の神事。ポスターと同じ“勝負ネクタイ”を締めた奥田氏は、選対幹部らを前に誓った。

 金原博選対本部長は四年前の郵政選挙を指し「あの悔しさは今も忘れられない。今度は乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負」と強調する。奥田氏の亡父、敬和元運輸相時代からの“奥田党”が地盤固め、連携する連合、社民も組織固めに余念がない。

 県市議らとともに、支援団体や企業回りを続けてきた奥田氏。街宣では「新幹線は民主政権でさらに早まる」「公共事業を減らしたのは小泉政権」と、自民のネガティブキャンペーンに対する反論も声高になってきた。

 一日夜は約八十人を集めた地域のミニ集会を開催。政権交代へのひたむきな思いをぶつけ、喝采(かっさい)を浴びた。週明けから回数を増やす予定だ。宇野邦夫選対幹事長は「今日までの活動には一つも無駄がない」と言い切る。

共産・佐藤氏 『働けるルールを』
県内全域駆け回る
 「人間らしく働けるルールを作るため頑張りたい」。四日、夕暮れ迫るJR金沢駅東口。ピンク色のシャツ姿の佐藤氏が、街宣カーの上から声を張り上げた。

 この日は志位和夫・共産党委員長を迎えての街頭演説とあって、多くの支持者らが詰めかけ沿道を埋め尽くした。惜しみない拍手や声援を受けた佐藤氏は演説後、一人一人にあいさつしながら、笑顔で握手を交わした。

 二〇〇七年十一月に立候補表明してから、重ねた街宣は約千八百回、小集会は約二百回を数える。比例代表重複のため県内全域を駆け回る。

 外見は穏やかで親しみやすい印象だが、語り口は熱い。「七十五歳以上の高齢者医療費の無料化を広げ、長生きを喜び合える社会をつくろう」。愚直に政策を訴え続ける。

 「比例代表北陸信越ブロックの議席奪還を悲願」(陣営)と位置づけ、県内目標を四万三千票に設定。参院議員や比例候補予定者らが連日、県入りしている。

3301千葉9区:2009/08/09(日) 19:16:26
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009080602000201.html
前哨戦ルポ 元首相に挑む女性新人 組織フル回転 『地上戦』 VS 浮動票を狙え『空中戦』
2009年8月6日

 自民党前職の森喜朗元首相に、元議員秘書で民主党新人の田中美絵子氏が挑む。逆風に立ち向かう森氏は「異例中の異例」(陣営幹部)という地区単位での国政報告会を続け、旧来の市町村選対をフル回転させた“地上戦”を展開。一方の田中氏は「すっかり定着した」(後援会関係者)自転車行脚や毎朝の街宣で浮動票を狙う“空中戦”で対抗するとともに、労組や郵政票も着実に取り込む。全国注視の「自民大物VS民主女性」は、お互いが対抗意識むき出しにしながらも「わが道を行く」戦いだ。

地元密着し東奔西走
自民・森氏 『政治家の力量問う』
 「マニフェストを実現する政治家の実力、力量が問われる選挙」。三日夜、白山市松任地区で十五カ所目となる国政報告会。森氏はこれまで築き上げた四十年の実績を踏まえ、さらなる地域振興と国の経済再生、安全保障などに意欲と決意を込めた。

 前日の二日は行事や国政報告などがめじろ押しで、選挙区を東奔西走。この日だけで移動距離は百六十キロを超え、汗まみれのスーツを手に、大きな身体を揺らしながら有権者と触れ合った。

 森氏は昨秋から週末ごとに地元に戻り、イベントにも積極的に参加。校下や地区単位の国政報告会は既に約五十回を数え「皆さんが毎日一票を獲得してもらえれば、私の思いは通じます」と、実績や政策に加え懇願調の訴えも。投開票日までできる限り地元に張り付く予定という。

 「これほど危機感をあらわにした選挙はない」と陣営幹部。合併前の旧市町村単位に網羅した後援会組織を再点検し、地道できめ細かい運動で無党派層への浸透も狙う。自民が分裂した能美、小松両市長選の影響が「懸念材料の一つ」(陣営関係者)というが、市議らと連携して国政報告会を集中的に開き、ほつれた糸を結び直すつもりだ。

ママチャリ街宣定着
民主・田中氏 『政権交代へのろし』
 「ここで負けるわけにはいかない。政権交代ののろしを上げます」。田中氏は一日、白山市での後援会事務所開きで、土砂降りの雨をものともせずに声を張り上げた。

 衆院議員時代に秘書を務めた河村たかし名古屋市長譲りの自転車街宣をずっと続け、この日も「ママチャリ姿」で登場。“生みの親”でもある一川保夫参院議員が見守る中、支持者一人一人と握手し「皆さんの生活を守るために精いっぱいやらせて」と訴えた。

 後援会関係者は「相手は巨大潜水艦。まともにぶつかって勝てる相手ではない」と、浮動票の取り込みを強く意識する。「皆さんと同じ目線でいたい」(田中氏)と毎朝一時間半、交差点で街宣し、通勤する人たちに手を振り続ける。

 一川氏の後援会・一誠会を中心とした地道なローラー作戦も好感触で知名度は急上昇。「女性」と「若さ」をアピールし、労組や郵便局長との連携を密にする。従来の保守票を切り崩そうと小松市内のJA各支所も回った。

 2区を政権交代の象徴区とする党本部も、小沢一郎代表代行の若手秘書を派遣している。陣営は「今後、大物弁士の応援も受け、一気に上昇気流に乗せる」と意気込む。

3302千葉9区:2009/08/09(日) 19:44:54
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009080802_all.html
民主30代猛追! 森&海部、元首相も“絶体絶命”
落選なら「自民壊滅」象徴

 自民党ベテランの森喜朗(72)、海部俊樹(78)両元首相が、民主党の30代候補予定者の猛追で大苦戦を強いられている。圧倒的な知名度と実績、固い選挙地盤で当選を重ねてきた両氏だが、党の支持率低下と連動して世代交代を求める声も高まっており、支持者離れの食い止めに躍起なのだ。

 「相手陣営からいじめられているんです。『森を伐採する』と言われて…」

 14回目の当選を石川2区で目指す森氏は解散直前、地元の女性集会でこう嘆いた。今年は頻繁に選挙区に戻り、小会合にも細かく顔を出して組織固めを図っている。

 3月の石川県小松市長選は保守分裂選挙となり、森氏の後援会連合会長だった現職が落選。影響力の低下が指摘された。従来の自民党支持団体は支援を約束しているが集票力の低下は否めず、陣営幹部は「組織の引き締めにも限界がある」と危機感を隠さない。

 森氏を追い上げるのは、河村たかし名古屋市長の衆院議員時代の秘書で民主党新人の田中美絵子氏(33)。小沢一郎代表代行が擁立した「女刺客」だ。

 「坂の上の雲をつかむような戦いだが、個人対個人ではなく政策で勝利したい」と、民主党色を前面に打ち出し無党派層の取り込みをはかる一方、自転車で地域を回り着実に浸透している。

 自民党有力筋の1人はこう話す。

 「森氏は自分のことはもちろん、自民党もそれほど負けないと思っているはず。だから、麻生太郎首相が選挙向けに党役員人事に着手しようとした時も『派閥がもたない』と反対したし、一度、引退を表明した中山成彬前国交相を公認候補にしようとごり押しもした。まさに派閥優先の古い自民党を象徴する出来事だけに、森氏がこれほど油断していては、かなり厳しい結果になりかねない」

 一方、森氏同様に厳しい戦いを強いられているのが愛知9区で出馬予定の海部氏だ。

 「選挙はいつも厳しいが、今回は特に厳しい」

 海部氏は先月25日、愛知県稲沢市の後援会会合でこう声に力を込めた。

 当選16回で議員歴49年。今回当選して50年に達すれば、永年在職議員の特別表彰の対象になるが、海部氏の首相時代を知らない若い世代も増えているのも事実。

 今回は他候補の応援には行かずに地元に張り付く予定で、いとこでノーベル物理学賞受賞者の小林誠さんにも応援を要請。比例代表には重複立候補しておらず、背水の陣で挑む。

 小選挙区で海部氏に連敗し、3回目の挑戦となる民主党前職の岡本充功氏(38)は「地域で汗をかいた実績を訴える。海部氏の健康や年齢は取り上げない」と話すものの、街頭演説では「若さ」や「働き盛り」をアピールする場面も目立つ。

 ある自民党関係者は「元首相が落選するというのは、ここ最近は聞いたことがない。まさに、自民党壊滅を象徴する出来事だ」と嘆いた。

【石川2区】

森  喜朗 72 自前

田中美絵子 33 民新

宮元  智 49 幸新

宮下 龍治 57 無新

【愛知9区】 

海部 俊樹 78 自前

岡本 充功 38 民前

板谷紀美子 55 幸新

ZAKZAK 2009/08/08

3303千葉9区:2009/08/09(日) 20:15:52
808 :無党派さん:2009/08/08(土) 23:47:55 ID:irweVstO
読売群馬版に民主元県議の桑原(労組系)を比例擁立と出た。
最初、保守系の中島とのバランスを考えたらのかな…と思ったら、
他県連でも比例単独に複数の人物を擁立だとさ。

てっきり1府県連1人かと思ったら、どうも大量擁立らしい。

普通は供託金の問題あるから候補者をセーブするのに、
内部調査だとそんなに民主優勢なのかと。

3304千葉9区:2009/08/09(日) 20:18:50
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/231
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 山本、後藤氏が当選 民主は共倒れ /群馬

 ◇県議前橋市・勢多郡区補選開票結果(改選数2)=選管最終発表
当 30054 山本龍   49 自元

当 22689 後藤新   48 無新

  16712 桑原功   63 無元

  10710 亀田好子  53 無新

  10223 店橋世津子 47 共新

3305千葉9区:2009/08/09(日) 20:20:56
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090809-529153.html
もうろう会見の中川前財務相「断酒」宣言

 2月にイタリア・ローマで“もうろう会見”をして、財務相を辞任した自民党の中川昭一氏が9日、北海道帯広市の集会で「日本のために酒を断つ」と宣言する一幕があった。

 集会は、中川氏の衆院選に向けた総決起大会。ゲストの政治評論家、三宅久之氏が、非公開の講演の中で「中川氏はしょっちゅう酒臭いから(もうろう会見は)薬でレロレロになったと言ってもみんな信用しない」と発言し、断酒を勧めたという。叔父の中川義雄参院議員にも「つらいことだが、断酒すればもっと大きな政治家になれる」と水を向けられ、中川氏は約1700人の支持者を前に断酒を約束した。

 集会後、報道陣から再びもうろう会見の原因を聞かれると「風邪薬と疲労のため」とする従来の釈明を繰り返した。(共同)

 [2009年8月9日19時23分]

3306千葉9区:2009/08/09(日) 20:26:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900158
民主、岡山3区に新人擁立
 民主党岡山県連は9日の緊急幹事会で、衆院選で空白区となっている岡山3区の候補として、新人の弁護士西村啓聡氏(33)を擁立することを決めた。10日、党本部に公認申請する。
 同県連は同区から出馬する保守系無所属の平沼赳夫元経済産業相との連携も視野に、候補擁立を見送る方向だった。(2009/08/09-20:10)

3307名無しさん:2009/08/09(日) 20:27:20
自民vs平沼vs幸福、という不毛の地にやっと立候補!

民主、岡山3区に新人擁立
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900158

 民主党岡山県連は9日の緊急幹事会で、衆院選で空白区となっている岡山3区の候補として、新人の弁護士西村啓聡氏(33)を擁立することを決めた。10日、党本部に公認申請する。
 同県連は同区から出馬する保守系無所属の平沼赳夫元経済産業相との連携も視野に、候補擁立を見送る方向だった。(2009/08/09-20:10)

3308千葉9区:2009/08/09(日) 20:42:40
第45回衆院選民主党公認・推薦予定候補者一覧
http://www.eda-jp.com/dpj/s45/b/index.html
に載っていない候補情報
公認 269名(前職111、元職45、新人113)   推薦 25名=294名

●公認予定
【岡山3】西村啓聡

●他党無所属推薦予定 :
【宮城6】菅野哲雄(社)
【群馬5】土屋富久(社)
【沖縄2】照屋寛徳(社)

●見送り方針 :
【栃木3】渡辺喜美(み)
【埼玉11】小泉龍司(平)

3309けん:2009/08/09(日) 20:44:11
>>3306
自民党に戻るタイミングをずっと探っているような平沼氏を実質的支援をしている現状を打破するために候補擁立は嬉しいですね。


チャレンジは必要ですね。


党本部が他選挙区への影響も考えて公認ださないかもしれませんがね。

3310千葉9区:2009/08/09(日) 20:52:02
明日小沢が会見
東京の弁護士事務所に所属のようですから、党本部主導で擁立ですかね
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009080920104371
民主が衆院選岡山3区に候補擁立 10日に岡山市内で出馬表明
 民主党岡山県連は9日、衆院選(18日公示、30日投票)の岡山3区に、新人で弁護士の西村啓聡氏(33)=東京都町田市=を公認候補として擁立すると発表した。西村氏は10日、岡山市内で小沢一郎代表代行とともに会見し、出馬表明する予定。

3311名無しさん:2009/08/09(日) 20:59:58
党本部の公募とありますね。
津村も微妙な言い回しですが。

【09衆院選】民主が岡山3区に弁護士を擁立
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908092020009-n1.htm
2009.8.9 20:18

 民主党岡山県連は9日、衆院選で候補者未定の岡山3区に新人で弁護士の西村啓聡氏(33)を擁立することを明らかにした。10日に党本部に公認申請、岡山市で小沢一郎代表代行と記者会見し、正式に出馬を表明する。

 西村氏は東京都町田市在住で、党本部の候補者公募に合格した。

 民主党は同選挙区に立候補を予定している平沼赳夫元経済産業相(70)のグループとの連携を模索しているが、津村啓介県連代表は「独自候補がベストと判断した。平沼グループとの関係が変化したわけではない」と述べた。

 岡山3区では平沼氏のほか、自民党の阿部俊子氏(50)と諸派の池田恭一郎氏(39)も出馬を表明している。

3312千葉9区:2009/08/09(日) 21:03:31
菅も岡山入りするから記者会見同席するのか?
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16783
2009/08/10
【幹部遊説】10日、鳩山代表、菅代表代行(青森・岡山)
▼鳩山由紀夫代表
 14:05メド〜 青森1区 青森駅前広場
 15:40メド〜 青森4区 弘前駅前(イトーヨーカドー前)

▼菅直人代表代行
 15:00メド〜 岡山1区 西日本調理製菓専門学校前(岡山市北区大供3−2−18)
 16:15メド〜 岡山2区 両備プラッツ西大寺店前(岡山市東区西大寺上1−1−46)

3313名無しさん:2009/08/09(日) 21:24:39
↓を見ると、西村啓聡と江田五月の次男江田剛(昨年、岡山市内に弁護士事務所を開設)は同期の桜のようですね。

中国新聞ニュース・国家試験合格者
http://www.chugoku-np.co.jp/kokka_shiken/Ko06092103.html

3314とはずがたり:2009/08/09(日) 22:13:45
>>3302
海部は兎も角森は絶体絶命は言い過ぎかとw
けど>>3301の森の焦り具合なんか見ても良い感じでしょうかねぇ

>岡山3区
半日ネットから離れてるだけで随分動きましたね〜。
>>3306-3313
【09衆院選】民主が岡山3区に弁護士を擁立
東京の弁護士事務所に所属
菅と記者会見?
江田息と同期

>三重4区
>>3296
地元なんかに住んじゃいねえんすな>タムゲン
市長との関係が改善されてないのは懸念材料っすね。。

>福岡7区
>>3291
あの辺は無党派とかそれ程多くは無さそうなので組織の切り崩しが大事そうだけど大丈夫っすかねぇ。

>熊本4区
>>3218 >>3288
> 7月27日、天草市有明町の集会で園田氏は「自民党への批判は相当厳しい」と前置きし、先日、上天草市で食事に入った店で「園田さんも自民党じゃつまらん、今度は入れん」と言われ、追いかけて「何とかよろしくお願いします」と頼んだ、という逸話を紹介。
> 古くからの支持者が1986年の義母・天光光との「骨肉の争い」にまでなぞらえる選挙戦。危機感の理由は二つある。
> 「園田さんも長いが、地元のためになったのか」。外相などを歴任した父・直が築いた「王国」で、7回の当選を重ねた園田に届く離反の声。
園田好きの私でもありますが,もうこうなったら園田にも落選して貰っても良いかもしれないな。

3315とはずがたり:2009/08/09(日) 22:37:44
>>3246 >>3253
へぇ,そうなんですね。
知りませんでした。
wikiより
>右派政党維新政党・新風の福井県本部の推薦も受けていた。
>彼自身は新風の党友で、新風の党大会へ祝電を送ったこともある。

在職中なんか目立つ言動有りました??

<北海道>
’09衆院選:12選挙区情勢
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/187

3316とはずがたり:2009/08/10(月) 07:18:20
>>2913
将来的には世襲なんでしょうな。自民党の世襲制限公約なんて何も約束していないに等しいし。
>妻や長男夫妻も地道に地域を歩き、支援を訴えてきた。

3317とはずがたり:2009/08/10(月) 07:31:52
>>3175
そんなことをしていたのかよ(´・ω・`)
>中井氏は「これまでの選挙は個人を前面に出してきた

3318RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/08/10(月) 12:31:45
勢い増す民主 自民は支持層手堅く
2009年8月10日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081002000209.html

18日の衆院選公示を前に、中日新聞社が実施した世論調査で、県内からは2595人の有権者から回答があった。取材状況も加えて情勢を分析すると、保守王国・岐阜でも民主党の勢いが強まっている様子が浮かび上がった。ただ、投票先を決めていない有権者も4割程度おり、今後の各陣営の戦い方によって情勢が変化する可能性がある。

 【小選挙区】

 ▽1区

 民主新人の柴橋さんと、自民前職で消費者行政担当相の野田さんが
激しい争いを展開している。

 柴橋さんは前回に続く挑戦。民主支持層の大半を固め、自民支持層
の一部も取り込む勢い。無党派層の支持も集めている。
 野田さんは自民支持層の多くを固め、さらに支持拡大を図っている。
特に60代や70代以上の高齢者層に根強い人気がある。
 自民が分裂した前回の郵政選挙で佐藤ゆかりさん(東京5区へ転出)
を支持した層は、柴橋さんと野田さんの支援で割れている。共産新人
の鈴木さんは党支持者以外への浸透が課題だ。

 ▽2区

 自民前職の棚橋さんを民主新人の橋本さんが追い上げ、激しい争い
となっている。
 棚橋さんは各地域で自民支持層を手堅くまとめている。女性や60、
70代以上の高齢者層からの支持を多く集めている。
 橋本さんは民主支持層の多くを固め、候補を立てない共産支持層の一
部も取り込む。無党派層からも一定の支持を受けている。

 ▽3区

 民主前職の園田さんがやや優位に立ち、自民前職の武藤さんが追い上
げている。
 園田さんは過去2回続けて比例復活し、幅広い年代に浸透。民主支持層
のほか無党派層から多くの支持を獲得し、共産支持層も一部を取り込ん
でいる。
 一方、武藤さんは自民支持層の多くを固めている。年代別では、70代
以上の高齢者層を中心に根強い人気を得ており、幅広い層へ支持を訴えて
いる。

 ▽4区

 自民前職で国土交通相の金子さんがやや優位に立ち、民主新人の今井さんが追う展開。
 金子さんは自民支持層の大半を固める。幅広い年代層から支持を集め、無党派
層の一部も取り込んでいる。前回の自民分裂選挙で争った現参院議員の藤井孝男さん
支持層からも支援を受ける。
 今井さんは民主支持層の大半を固め、無党派層や共産支持層の一部を取り込む。
保守地盤の厚い飛騨地域での食い込みが課題だ。

 ▽5区

 前回に続く挑戦となる民主新人の阿知波さんと、自民前職の古屋さんが激し
く争っている。
 阿知波さんは民主支持層の多くを固めたほか、無党派層からも支持を受けて
いる。自民支持層や共産支持層の一部にも、支援の動きがある。
 古屋さんは郵政選挙で離党後、再び党公認での戦い。自民支持層の多くを固
め、大票田の多治見市や瑞浪市などを中心に支持拡大を図っている。

3319とはずがたり:2009/08/10(月) 12:52:42
>>3318
をっ?!柴橋と阿知波が前ってことですかね,これ!?
1・3・5で獲れたら大変な事っすよん。。
阿知波氏は個人的に応援したい感じですので是非平沼・安倍系の古屋を撃破して欲しい所。

3320名無しさん:2009/08/10(月) 12:58:48
中日新聞調査、静岡県比例代表投票先

1区 民主38.4 自民10.8
2区 民主35.8 自民13.5
3区 民主31.8 自民13.8
4区 民主31.1 自民13.5
5区 民主35.1 自民13.9
6区 民主33.0 自民12.5
7区 民主31.7 自民10.7
8区 民主36.1 自民9.4
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000220.html

3321名無しさん:2009/08/10(月) 13:02:39
>>3320
1選挙区あたり500人とは、随分詳細な調査ですねぇ。

その他の政党の支持が、選挙区によって有意な差があることが気になりました。

1区 6.1
2区 0.5
3区 5.0
4区 5.6
5区 0.2
6区 1.7
7区 0.6

3322名無しさん:2009/08/10(月) 15:32:29
比例東海、民主単独擁立へ 愛知、岐阜県連推薦の2人

 民主党は、18日公示の衆院選で比例東海(定数21)の単独候補として、愛知、岐阜の両県連推薦の2人を擁立する方針を固めた。同党が比例東海で単独候補を擁立するのは2000年の衆院選以来。世論調査などで党への支持が高まっているのを受けた措置とみられる。

 愛知県連が推すのは、名古屋市港区出身で米国在住の眼科医吉田統彦(つねひこ)氏(34)。東海中学、高校を経て名古屋大大学院医学系研究科を修了。江南厚生病院に勤務後、昨年から米国の病院で研究員を務めている。河村たかし名古屋市長の後任となる衆院選愛知1区の候補者選考で、地元議員らが一時、擁立に動いた。

 岐阜県連の候補は元下呂市長の山田良司氏(48)。元下呂町議や参院議員秘書などを経て、旧益田郡5町村の合併による04年4月の市長選で初当選。昨年4月の市長選で再選を目指したが落選した。知名度が高く、激戦が予想される岐阜4区(高山市など)との相乗効果が期待されているという。

 党は近く比例名簿を発表する。順位は、愛知、岐阜、三重、静岡の小選挙区の立候補予定者33人が横並びで1位となるが、岡田克也幹事長(三重3区)は比例重複を辞退する意向で、今回の2人の比例順位は33位、34位となる見通し。

 一方、自民党は今のところ、比例東海での比例単独候補擁立の動きをみせていない。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081002000253.html

3323杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/08/10(月) 17:30:25
>>3175 >>3317
元を正せば社会党議員だった親父の秘書から党を脱けて無所属で出馬→その後民社党入党という経歴の持ち主だから、個人後援会中心で選挙を戦ってきたのではないかと。

3324千葉9区:2009/08/10(月) 17:53:58
>>3322
山田下呂市長来ましたか。
なんか来年の参院選岐阜選挙区は候補者になりそうなのがたくさん居ますね。

そして、名古屋の眼科医が当選すると次の公認争いが大変なことになりそう

3325千葉9区:2009/08/10(月) 17:56:03
あと 熊本で矢上 元相良村長を擁立との記事が2CHに
いつの間にか民主党入りしてたんですね。

3326名無しさん:2009/08/10(月) 18:41:55
民主党は農業票大丈夫か?

3327千葉9区:2009/08/10(月) 18:44:47
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/7c9bebce1717c23f16b6252e634a0584

2ちゃん調査結果より中山とのこと

3328とはずがたり:2009/08/10(月) 19:02:17
>>3325
熊本5区に脱ダムにイイでしょうけど,なんか不祥事なかったでしたっけ?

>>3326
どこの点がでしょうかね?

>>3327
ひでぇ(´・ω・`)

3329名無しさん:2009/08/10(月) 19:08:51
>>3325
’09衆院選くまもと:比例に矢上、永田氏 民主県連、党本部に提案へ /熊本 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090810ddlk43010300000c.html

 衆院選比例九州ブロックに単独候補擁立を検討していた民主党県連は、前相良村長の矢上雅義氏(49)と元旧五和町議の永田章一氏(57)の2人を候補者として党本部に提案することを決めた。

 県連は、5小選挙区のうち、公認候補のいない4、5区から比例代表に1人擁立する予定で人選していたが調整が難航、県連で1人に絞るのは難しいと判断して2人を挙げることにした。

 党本部は「追い風」を生かすため、都道府県連に候補者擁立を求めていて、比例代表名簿を15日ごろまでに決定する。しかし小選挙区の重複候補との名簿順位の問題もあり、2人とも比例名簿に載るかは不透明な情勢だ。【結城かほる】

3330名無しさん:2009/08/10(月) 19:12:40
今回の比例下位には、ちょっと議員には大丈夫かって人が多いですね…
有罪判決になったら辞職すればいいと思ってるんでしょうかねぇ。

矢上雅義・元村長は二審も有罪 相良村助役選任をめぐる贈収賄事件
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0804/0804010021/1.php
「ザ・選挙」編集部2008/04/01

 2002年に球磨郡相良村の助役選任をめぐって贈賄罪に問われた元村長矢上雅義被告(47)の控訴審で、福岡高裁の仲家暢彦裁判長は31日、弁護側の控訴を棄却し、一審判決(懲役2年、執行猶予4年)を支持する判決を言い渡した。矢上氏は即日上告した。

 判決によると、矢上被告は当時の村議会議長ら4人と共謀し、2002年2月の村議会で、助役選任議案に賛成してもらう見返りに村議3人にそれぞれ現金10万円を渡した。仲家裁判長は共犯者の供述の信用性を認め「元村議会議長が提案した贈賄計画の話し合いに加わり、詳細を決定するなど犯行の遂行に寄与した」と指摘、「共謀共同正犯の罪責を負うと判断するのが相当」と述べた。

 矢上被告は捜査段階から一貫して事件への関与を否認、「謀議は存在しない」「贈賄工作を証言した元議長は警察と癒着して事件をねつ造した」などと無罪を訴えたが、仲家裁判長は直接現金を手渡したのは元議長ら2人だが、矢上被告は村内のゴルフ場レストランなどで事前の謀議に加わったと、矢上被告の主張を退けた。

 同事件では現職の助役、村議ら8人(贈賄側5人、収賄側3人)が逮捕・起訴された。矢上被告を除く贈賄側4人と収賄側3人の有罪が確定している。

 矢上被告は衆院議員を2期務めた後、2001年の村長選で初当選。05年1月に助役選任をめぐる贈賄罪で逮捕されたが、同年11月の村長選では勾留中の身で再選された。2期目途中の今年2月に村長を辞職し、熊本知事選に出馬したが落選した。

3331名無しさん:2009/08/10(月) 19:38:11
ヨシミ以来、プチさみだれじょうたいでしょうか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000102-jij-pol

自民・清水清一朗氏が離党届
8月10日17時41分配信 時事通信

 自民党の清水清一朗前衆院議員(62)は10日、離党届を提出した。清水氏の関係者によると、18日公示の衆院選で渡辺喜美元行政改革担当相らが結成した新党「みんなの党」からの出馬を検討しており、近く結論を出す。
 離党届は、清水氏が党本部の幹事長室の職員に手渡した。同室によると、細田博之幹事長は取り扱いを保留とした。
 清水氏は2005年の衆院選で比例東京ブロックから出馬。名簿順位は最下位ながら、同党の圧勝で初当選した。今回も同ブロックで公認されたが、当選可能な名簿上位での処遇は困難とみられていた。 

あと、マニフェストのゴタゴタは辞めて欲しい。特に公示日以降は、「書いてないけど、検討します」なんてのは止めてくれ。

それから、選挙戦が盛り上がれば、多分こうなるだろうと思っていました。
JNNとFNNの調査で若干タロー、与党の支持率がアップし、若干野党の支持率が下がっていました。

今回は、選挙前からかなり民主の数値が高いのでこれ以上のアップは難しい、むしろ下がるかもしれません。う。
逆に与党の数字が低い、低すぎるので多少はアップするでしょう。

この傾向は伸びないでいただきたいし、マニフェスト、候補者の目玉でもぶち上げて、より独走状態にしてもらいたいものです。


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