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乗合自動車(バス)総合スレ
37
:
荷主研究者
:2008/11/23(日) 23:13:53
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081010/CK2008101002000040.html
2008年10月10日 中日新聞
来月からバス試験運行 岡崎、新路線の持続可能性探る
エコマンダーの絵が配されたおかざきエクスプレスの車体イメージ
岡崎市、名鉄バスなどが参加する岡崎市交通政策会議は11月1日から市内の主要施設や鉄道駅を結ぶ路線バスの試験的運行を始める。2010年3月末までにアンケートなどを行い、採算や利用者数を調べて持続可能な公共交通機関のあり方を探る。
運行路線は、同会議が名鉄バスに委託する3路線31・8キロと、名鉄バス自体が事業主体となる2路線33・3キロの計65・1キロ。国の地域公共交通活性化法に基づいた事業で、委託路線の運行には年間約1億2000万円が必要。国と市が折半する予定。
委託路線のメーンは快速バスの「おかざきエクスプレス」。11月1日開館予定の市図書館交流プラザ(愛称・りぶら、康生通西)や岡崎げんき館(若宮町)を巡りながら、JR岡崎駅と高隆寺町の市民病院などの主要施設を31分で結ぶ。
既存路線と重複する区間だが、主要施設以外の停留場は止まらず、1時間間隔で運行する。遠くからでも分かるよう車体を赤色にラッピングし、環境行政をPRするご当地ヒーロー「未来環境創造戦士エコマンダー」の図柄を配す。
市は、既存の名鉄バスの赤字14路線に1億円超の補助金を投入して存続している。市政策推進課は「中心市街地から放射状に延びる公共交通は赤字でも責任を持って維持したい。期間中に、ふさわしい手段を見極めたい」としている。
(中野祐紀)
38
:
荷主研究者
:2008/11/23(日) 23:50:55
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810160072.html
'08/10/16 中国新聞
高速バス、一部自由乗降OK
--------------------------------------------------------------------------------
中国バス(福山市)は今月から、府中・福山と大阪、神戸、高知を結ぶ都市間高速バスの空席を活用して、府中営業所―福山駅前間の停留所を路線バスと同じ料金で自由に乗り降りできるようにした。平日の同区間は路線バス42往復に、高速バスの8往復が加わる。利便性を高めて利用増を狙う。
自由に乗降できる高速バス停留所は、府中市役所前、新市駅前、福戸橋、駅家町西、駅家町、平成大学、千田入り口。これまで上りは乗車、下りは降車しかできなかった。高速バスの府中営業所―福山駅前間の所要時間は50分で路線バスより10分短い。料金は路線バスと同じ530円。
39
:
荷主研究者
:2008/11/24(月) 00:04:22
http://kumanichi.com/news/local/main/20081021004.shtml
2008年10月21日 熊本日日新聞
大津駅〜空港のシャトルバス試験開始
JR肥後大津駅発の空港シャトルバスの第1便に乗り込む利用者=21日午前、大津町
熊本空港(阿蘇くまもと空港)とJR豊肥線肥後大津駅を結ぶシャトルバスの試験走行が二十一日、始まった。県が十一月十七日まで実施し、九州新幹線開業を見据えた同空港へのアクセス強化の可能性を探る。
県は昨年十月、空港とJR光の森駅、肥後大津駅を結ぶ二ルートで走行試験を実施。肥後大津駅発着の方が利用者が多く、朝夕の渋滞の影響も少なかったことから本格運行の実現性が高いと判断し、需要や採算性を本格的に調べることにした。
シャトルバスは一日五往復で所要時間十五分、片道運賃二百八十円。熊本駅から豊肥線乗り継ぎの利用なら所要時間は約五十五分、運賃七百三十円。熊本駅〜空港間のリムジンバス運賃は六百七十円だが、JR利用は定時性が高い利点がある。
東京出張で同駅発の第一便を利用した菊陽町の会社員酒井博さん(58)は「妻がインターネットで調べてくれた。便利になるのでぜひ本格運行してほしい」と話していた。(田川里美)
40
:
とはずがたり
:2008/11/29(土) 18:36:32
表題は認可営業区域外営業のニュースとなってるが本当に深刻なのは拘束上限時間超過の方じゃないか。
石川中央交通:認可外、関西などで営業 運輸局が処分、バス4台使用停止 /石川
11月26日15時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000173-mailo-l17
北陸信越運輸局は25日、貸し切りバス会社「石川中央交通」(白山市)が、道路運送法に違反して認可区域外でバスを走らせたなどとして、4台を各45日間の使用停止処分にしたと発表した。
同局によると、今年7月に監査を実施。同社は石川、富山両県を営業区域として認可されていたが、運行記録などから、関西国際空港(大阪府)で客を乗せ、関西方面を観光した後で中部国際空港(愛知県)に送るなどの区域外営業が確認された。
また、運転手の1日拘束時間が16時間を超えるなどの法令違反もあった。【野上哲】
11月26日朝刊
最終更新:11月26日15時1分
41
:
とはずがたり
:2008/12/02(火) 23:41:16
商業スレかな・・
鷹巣郊外の大型店にバス停留所 秋北バスが2路線延伸
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081202i
新設されたイオンタウンたかのすのバス停留所
秋北バス(本社・大館市)は今月1日から、JR鷹ノ巣駅発着の2路線を延伸し、旧鷹巣町郊外の北秋田市栄地区にある「イオンタウンたかのす」と「たかのすモール」の両大型商業施設を運行ルートに加えた。同タウン内に設けたバス停留所を新たな発着点にし、駅と両施設の間を路線バスが平日は7便、休日は5、6便往復する。
両施設は、中心市街地から東に約1・5キロ離れた国道105号沿いにあり、周辺にバス停留所がなかった。不便を訴える地域の要望を受け、市が秋北バスや両施設と協議。先月上旬にバス路線の延長が秋田運輸支局から認可され、両施設敷地内の一角にバス停留所が設置された。
市総合政策課は「大型店へのアクセス向上とともに、中心市街地の商店街にも人の流れが生まれることを期待したい」としている。
(2008/12/02 11:14 更新)
42
:
とはずがたり
:2008/12/03(水) 12:28:28
共同事業運行社が謀議かどうかは兎も角事前に便数や価格を協議して決定しないでどうやって運行計画建てるのか?独禁法当局の姿勢は理解に苦しむ。例えば東京─つくば便は綺麗に関鉄とJRで別の時間に運行してるけど事前協議してこの時間はJRこの時間は関鉄と調整してるんだよねぇ?割引切符も共同で使えるのも偶々とかありえないし。。
まぁ富士バスも此を機に共同運行会社に入れてくれと云う話しだし何処迄本気で競争を考えているのかは微妙だが。結局後身の帝産冨士交通は事業廃止。。
高速バス共同運行 独禁法違反なし 仙台―山形、福島
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/893
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1019
競合する既存事業者の宮城交通とJRバス東北(ともに仙台市)、山交バス(山形市)、福島交通(福島市)の4社が運賃の一斉値下げや増便で新規参入を阻害したと指摘。
共同運行する各社が運賃や便数などを協議し決定するのは、独禁法の「私的独占の禁止」に抵触するとの疑いが持たれていた。
公取委は今回の審査で、各社が事前協議した証拠が得られず、違反事実を認定できなかったとした。
帝産富士交通 事業廃止へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/143
43
:
千葉9区
:2008/12/06(土) 10:33:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008120602000126.html
タクシー減車 制度化 国交省、自由化路線を転換
2008年12月6日 朝刊
国土交通省は五日、タクシー台数が多すぎると判断した地域で、関係者が話し合いで減車できる制度を創設するなどとした方針を、交通政策審議会(国土交通相の諮問機関)の作業部会に示した。年内に開く審議会で正式決定する。
国交省は減車について独占禁止法への抵触を避けるため、新法制定か道路運送車両法を改正する方向で検討しており、年明けの通常国会に法案提出を目指す。
タクシーは二〇〇二年に新規参入や増車を自由化してから、六年余りで規制路線へ戻る。国交省は運転手の待遇改善などにつなげたい考えだが、サービス競争が行われなくなって消費者に不利益となる可能性もある。
新しい制度では、国交省がタクシー台数が多すぎて過当競争に陥っている地域を「特定地域」に指定。地域ごとに設けるタクシー事業者や自治体関係者による協議会で、減車の可否を決められるようにする。新規参入と増車の審査も厳格化する。
悪質事業者の排除や、遠距離と近距離の乗り場を分離するなど、利用者の立場に立った施策も進めるとしている。
44
:
千葉9区
:2008/12/18(木) 22:43:43
先週の土曜日、終電逃してタクシーを使ったけれども
12月とは思えないくらい行列が短かったです。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000812170005
【視界不良】歳末タクシー悲哀
2008年12月17日
〈新潟 夜の繁華街〉
県内最大の繁華街、新潟市の古町。「これじゃどうしようもない。流すよ」。15日午後9時すぎ、大手タクシー会社の運転手斎藤弘さん(仮名・58)は、古町を後にした。客待ちのタクシーが通りを埋め尽くすようにならんでいた。
市役所近くの医学町通に移り、客を狙った。「古町まで」と、サラリーマン4人組が乗り込んできた。1次会から2次会への移動だ。売り上げは、640円。
次の客もサラリーマン。すでに酔っているようだ。古町から自宅まで、ワンメーターで560円。
川端町のホテルオークラ新潟前では、老夫婦を乗せた。「学校町の自宅まで」。880円。
◇
○「客待ちよりも…」
「ずっと客待ちしているより、近距離をたくさん乗せた方が仕事になる」と斎藤さん。この夜の一番の売り上げは、古町から西区の自宅まで帰る客を送り届けた3120円だった。
「お店はこんでました?」。どの客もきまって「すいてたね。このご時世だからかな」と答えた。
16日午前零時すぎ、古町はすっかり人通りが無くなったが、タクシーは50台以上もならぶ。しばらくその中にいた斎藤さん。「ホステスが帰っていくのが見えた。早めに引き上げよう」
午前7時半からの勤務で30回、客を乗せた。売り上げは3万5千円ほど。「去年なら1日40回、
5万円前後だった」。客を乗せて走った距離を走行距離で割った「実車率」も、去年までは
35〜45%だったが、今年は25%近くまで落ち込んでいるという。
◇
○15年前は取り合い
転職でタクシー運転手となって15年。「15年前は客がタクシーを取り合っていた。今より5割増しぐらいの売り上げはあった」と懐かしそうに話す。
82歳の父親と2人暮らし。父親の年金と斎藤さんの稼ぎで生活する。「繁忙期」の12月だが、月給は手取りで2万円ほど減りそうだ。斎藤さんは「私だって、飲みに行かないし、食費も節約している」。
運転席の脇に、新幹線の時刻表が置いてあった。「到着すると、一気に客が乗る」。到着時間は、もう覚えている。最終電車は何時か、最終バスは何時か。客をつかまえることに結びつく情報は何でも頭に入れる。
◇
45
:
千葉9区
:2008/12/18(木) 22:44:18
○「雪降れば終わり」
今週末は、忘年会のピークだ。「客待ちしないような状況にならないと困るな。でも雪が降ったら終わり。いくら客がいても走れないから」。斎藤さんは、戻った営業所内で、心配そうにカレンダーを見つめた。(柄谷雅紀)
◆◆◆
〈際だつ需要の減少〉
老舗(しにせ)のタクシー会社2社が相次いで破綻(はたん)した新潟市。規制緩和後のタクシー需要の減少は全国的に見ても際立っている。売り上げの減少は歩合制で働く運転手の懐を直撃。打つ手はあるのか――。(伊沢友之、奈良部健)
◇
○総実車キロ数急落 運賃競争も多様化
県内には経営破綻した2社があった新潟交通圏(旧新潟、亀田、豊栄3市町と聖籠町)など46の営業区域がある。運賃は新潟交通圏と、県内の他地域に分かれる。
個人タクシーが営業できるのは、国土交通省北陸信越運輸局が「流し営業が成り立つ」と判断した地域に限られ、県内は新潟交通圏だけだ。ハイヤー業者は県内にはない。
タクシー事業は02年2月の規制緩和で、要件を満たせば、新規参入が基本的に自由になった。新潟交通圏でも異業種からの参入があり、法人数は微増。年度末の車両数は、緩和前の01年度から06年度で約60台増えた。
だが、「実は車両数の増加よりも、需要の落ち込み幅が大きいのが新潟の特徴なんです」。同運輸局の担当者は明かす。
実際、同運輸局に登録されている年間の延べ車両数は06年度で47万3895台と01年度と比べ、1万台も減った。事故時の予備車両などを除き、街に出ている実働ベースでは、98年度を
100とすると06年度の水準は90という。
一方で、客を乗せて走った年間の総実車キロ数は、同じ98年度と比較すると、06年度は71と
約3割減。全国平均の91より20ポイント下げ幅が大きかった。
これだけ需要が落ち込んだ原因は何なのか――。
「飲みに行く機会が減ったなど一般的に考えられるもの以外分からない」。担当者も首をかしげる。
年々、縮む一方の「パイ」を巡り、運賃競争も多様化している。今年7月に9・61%値上げした運賃改定で実際に値上げしたのは、破綻した2社を含めて10社。残る17社は改定を申請せず、うち7社は旧運賃の下限で営業を続けている。
◇
46
:
千葉9区
:2008/12/18(木) 22:44:33
○売り上げ減は収入減
「どの業界でもいいから潤って飲みに出てくれないと……。うちらが潤うのは一番最後ですから」。クリスマスソングが街に流れる中、まばゆい電飾を横目に、タクシー運転手がつぶやいた。
厚生労働省の07年の統計によると、県内の男性タクシー運転手約4100人の平均年収
(55・5歳)は約255万円。男性労働者全体の平均やバス運転手と比べ、約200万円少ない。歩合制を部分的に採り入れている会社が大半で、売り上げの減少が運転手の収入減に直結しているからだ。
7月の運賃改定は労働条件の改善が最大の目的で一定の改善が図られる見通しだ。タクシー運賃はガソリン代や車両費などの原価に利潤を積んだ構図で、この改定によって、経費に占める人件費の割合は約63・5%から約70・3%に引き上げられる。
ただ、長野県では126社のうち26社で運賃値上げ後に運転手の賃金が減っており、同運輸局が一部の業者に年末までに改善するよう指導している。
同運輸局は新潟県ハイヤー・タクシー協会にも、改善結果を自主的に公表するよう求めている。
◇
○事前チェックの強化など答申へ 国交省審議会
国土交通省は今年2月に、大臣の諮問機関「交通政策審議会」の中に作業部会を設け、運賃や新規参入ルールなどタクシーをめぐる問題について議論している。今月5日には、答申案が議論されており、年内にもまとまる予定だ。
問題の原因として、車両数の増加や過度な運賃競争、歩合制主体の賃金体系などを列挙。悪質な業者への対策として、新規参入や増車の際の行政の事前チェックの強化などを打ち出している。
同省は答申を受け、来年の通常国会で法改正を目指している。
◆◆◆
●運賃システムの変更に展望
落ち込む一方のタクシー業界。どうすれば展望は開けるのか――。
「タクシー業界は制度疲労を起こしている。需要を喚起するためには、運賃システムを変えるしかない」
時間と距離を組み合わせる独自の運賃システムを、全国で初めて実施する「遠賀タクシー」(福岡県遠賀町)の木原圭介社長は、そう力を込める。「ZOC」と呼ばれ、05年の申請時は「原価割れになる」と却下された。しかし今年3月、九州運輸局から認可され、現在は専用メーターの認可待ち。早ければ来年2月にも走り出す予定だ。
新運賃は初乗り800円で、最長5キロまで15分の範囲内で行ける。その後は6キロ走るか、
15分たつごとに800円加算。短距離は割高だが、2キロ超の中長距離で最大5割程度、現行より割安になる。流し営業はせず、電話予約中心に切り替えた。
同社は約40台保有。02年の規制緩和で、他社の台数が増えたこともあり、売り上げは約3割落ちた。そんな逆境に対し、値段で競うしかないと決断。「病院通いの人や公共交通機関が不便な人など、タクシーを使いたい人は多いはずだ」。新たな顧客を掘り起こし、女性や高齢者など長距離の利用者が増えたという。
北陸信越運輸局も「割引運賃の導入などどんどん考えて欲しい」と期待する。京都市では着物の客は1割引き。香川県ではさぬきうどん店巡り、福岡県ではラーメン店巡りでそれぞれ1割、3割安くなるサービスもお目見えした。
長岡交通圏ではNHK大河ドラマ「天地人」の放映に合わせ、主人公の直江兼続関連の観光施設を巡るタクシー周遊観光事業がスタート。4人まで乗れ、2時間6千円。予約も不要という。
47
:
千葉9区
:2008/12/19(金) 23:03:58
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000812190005
凍る景気 忘年会直撃
2008年12月19日
忘年会帰りの客を待つタクシーの列。終電がなくなる時間になっても動きが鈍い=神戸・三宮
世界的な金融危機は、師走恒例の「忘年会」にも影響を与えている。業績が悪化した県内企業関係者の財布のひもは固く、週末の予約が埋まらない店も。2次会を開かず、1軒で3〜4時間粘るグループもあるという。「このままでは越年できない」。神戸のネオン街は厳しい年の瀬を迎えている。(住田康人)
「あてが外れた」。JR三ノ宮駅近くのオフィス街にある居酒屋の男性店長(28)は、客席が思うように埋まらない店内を見てつぶやいた。日本経済が急激に冷え込んだ今秋以降、客足は価格帯が安い居酒屋に向くと考えていた。ところが、売り上げはさほど上がらない。
12月に入ってもこの傾向は続き、忘年会を開くグループの客単価は昨年より約500円低い1人3500円程度。さらに、飲み放題サービスがつく2時間制限のコースメニュー(4千円前後)は敬遠され、会費を抑えるために単品で注文する客も少なくないという。店長は「2次会を開かず、うちで3〜4時間過ごしてお開きにするお客さんも増えてきています」と話す。
三宮センター街3丁目の神戸牛料理店「赤のれん」。1906年創業の同店の人気メニューは6千〜7千円のすき焼きコースだが、「もう少し安くして」という客には赤字覚悟で5千円の料理を出すこともある。畑中三正社長(63)は「それでも今月中旬以降の週末は予約が埋まっていない」と肩を落とす。
繁華街で客待ちするタクシーにも影響が出ている。主に神戸市内を走る男性運転手(55)は「電車がなくなった午前1時ごろには客足がぱったりと途絶える。料金が5千円を超える客はほとんどいなくなった」と表情は暗い。
こうした中、忙しい業態もある。店を利用せずに終業後の社内で忘年会を開く会社向けに、ファミリーレストラン大手「すかいらーく」は宅配メニューを強化。11月下旬から、2680円のピザとおつまみセット(3〜4人分)を2千円で販売したところ、注文が相次いでいるという。
オフィス街に近い「すかいらーく三ノ宮店」では、これまで通常1人だった配達員を2人に増員。忘年会用として2万〜3万円相当を注文する会社も多い。同店は「お酒を自分たちで持ち寄れば、1人2千円以内で済むという手頃感が受けているのではないでしょうか」と話している。
48
:
とはずがたり
:2008/12/20(土) 16:50:15
福島交通が更生計画提出 経営共創基盤と支援契約
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081220t63037.htm
会社更生法の適用を受けて経営再建中の福島交通(福島市)は19日、支援に名乗りを上げた経営共創基盤(東京)とスポンサー契約を結び、更生計画案を東京地裁に提出したと発表した。共創基盤は「当面は路線を維持するが、赤字路線の改廃も考えざるを得ない」との考えを示した。
計画案では、福交の全株式を減資し、共創基盤とその子会社が増資を引き受ける。増資額は公表していない。基本的に全従業員の雇用を継続する。これまで確定した弁済額は十数億円で、一括返済する。更生債権の弁済率は100万円以下は全額だが、100万円以上は1%と厳しく設定した。早急に債権者の同意を得て、東京地裁から計画認可を得たいとしている。
福島県庁で19日に記者会見した共創基盤の松本順取締役は「路線バス事業では真に必要とされるネットワークを構築したい」と意欲を見せる一方、「赤字路線を自治体の補助金で維持するのが公共の便益にかなうのか。今後は路線改廃も検討せざるを得ない」と話した。
松本取締役はまた、古くて燃費効率が悪いバスを新型に更新するのに多くの資金を割く方針も示した。各自治体が路線バスから自営のデマンド型タクシーに転換している現状についても「同様のサービスに福交も参入できればいい」と語った。観光事業などバス以外の事業にも注力し、今後5年で黒字転換を目指す考えを示した。飯坂線の鉄道事業も維持するという。
同席した小林信明管財人は「弁済率はかなり厳しいものになったが、今の会社の実力、財務状況を反映している」と理解を求めた。子会社の福交整備も同日、共創基盤をスポンサーとする計画案を提出した。
福交再建では、旧産業再生機構の幹部らが設立した経営共創基盤が早くから支援に名乗りを上げた。同社の中心メンバーは産業再生機構時代に地方バス会社の再生を手掛けている。
福交は路線バスや貸し切りバスの収益悪化から経営が行き詰まり、4月月11日に会社更生法適用を申請。同月25日に更生手続き開始決定を受けた。
2008年12月20日土曜日
50
:
とはずがたり
:2008/12/27(土) 13:04:32
年末年始に高速バスて,遅延10時間とかあるんちゃうの??
「ウォン安」で韓国大人気 年末年始25%アップ
2008.12.27 09:46
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081227/trd0812270947004-n1.htm
年末の出国ラッシュと帰省ラッシュが27日、始まった。深刻な不況を反映して海外旅行客は昨冬より減る見通しだが、円高を背景に韓国などアジア諸国には人気が集まる。国内は航空が振るわない一方、JRや高速バスの予約が堅調。生活不安が募る中で「お金をかけず、実家や近場で手軽に過ごす」という流れがくっきり表れた。
JTBによると、23日から1月3日にかけての海外旅行者(推計)は前年より4・6%少ない58万人。ただ、通貨ウォンの大幅な下落で日本人客に「お得感」が出ている韓国は、9万1000人と24・7%の大幅増となっている。
国内線の予約客は約256万8000人で前年より4・0%減った。一方でJRの新幹線や特急の指定席予約は3・8%増加。最近人気が高まっている高速バスも「東京から東北や関西に向かう路線は、年内はほぼ満席」(JRバス関東)という。
51
:
荷主研究者
:2008/12/28(日) 23:20:26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811140012.html
'08/11/14 中国新聞
豊島大橋の新バス路線運行へ
--------------------------------------------------------------------------------
呉市の上蒲刈島と豊島を結ぶ豊島大橋を通る新たなバス路線の運行について、中国運輸局が路線の新設や延長を申請していた民間の2事業者に許可を出した。橋開通翌日の19日から運行が始まる。
瀬戸内産交(蒲刈町)と、さんようバス(大崎上島町)。あらたに豊町沖友を起点に豊浜、蒲刈、下蒲刈の各町を経て広地区の中国労災病院周辺まで一日15往復を運行する。うち4往復は広島市の広島バスセンターまでを結ぶ。
沖友から労災病院まで約1時間45分、バスセンターまでは約2時間半かかる。運賃は乗り場によってフェリー利用時よりも50―100円高くなるという。一方、呉市の敬老優待証の利用で、70歳以上の市民は市内であれば島外との行き来が1回100円でできる。
52
:
荷主研究者
:2008/12/29(月) 01:19:49
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811190075.html
'08/11/19 中国新聞
芸陽バスが6路線を来年廃止
--------------------------------------------------------------------------------
芸陽バス(東広島市)は来年3月末で、東広島、三次、竹原、呉の4市と広島県世羅町を運行エリアとするバス6路線の13系統(計93.6キロ)を廃止する。少子高齢化などで乗客が減ったのが理由。同社の総運行距離の12%を占め、設立77年の歴史で最大規模の廃止となる。
廃止路線は、東広島市豊栄町―三次市三和町と豊栄町―世羅町▽三次市内▽世羅町内▽世羅町―三次市中心部▽竹原市中心部―同市小梨▽呉市安浦町―東広島市安芸津町。
各路線は一日1―4往復。一便当たりの乗客数は平均0.8―3.7人で、採算ラインとする10人を大きく割り込んでいる。国や県などから、赤字相当額の補助金を年間約2280万円(昨年度実績)受けているが、同社は「運転手の確保が難しい現状で、需要がある路線の開拓ができない」との理由で廃止を決めた。
【写真説明】三次市や世羅町への路線が廃止される芸陽バスの豊栄営業所(東広島市豊栄町)
54
:
荷主研究者
:2008/12/30(火) 02:00:45
http://kumanichi.com/news/local/main/20081129002.shtml
2008年11月29日 熊本日日新聞
熊本市、赤字のバス事業を廃止含め検討へ
熊本市は二十八日、大幅な赤字を抱える市交通局が運営するバス事業について、廃止を含めた見直しの検討に入る考えを明らかにした。民間三社との競合問題も含めて見直しが懸案だったが、市が廃止に踏み込んで言及したのは初めて。
交通局は、本年度一部施行された自治体財政健全化法が示した経営健全度基準を下回ったため、二〇〇九年度中の経営健全化計画策定が義務付けられている。来年度の早い時期に計画素案をまとめることにしており、バス事業存廃の結論も素案策定時に合わせる。
二十八日あった「バス交通のあり方検討協議会」(会長・坂本正熊本学園大学長)で森田弘昭副市長が明らかにした。同副市長は、市電を含めた交通局の〇七年度決算の累積赤字が四十六億五千万円に上ったことを挙げ、「交通局の経営は危機的。経営改善の方策が見つからず、市バスは廃止を含めた方向性を検討する必要がある」と述べた。
その上で、バス事業から撤退する場合は、路線を民間事業者に移譲し、存続できるよう支援策を講じる考えを示した。
市バス事業は一九二七年十一月に開始、現在二十八路線を運行している。十一月一日現在の職員数(嘱託含み)は二百三十五人。(渡辺直樹)
55
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 21:35:57
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081205/CK2008120502000038.html
2008年12月5日 中日新聞
飛島村の公共交通新設相次ぐ 大幅に利便性向上へ
飛島村で来年度、バス路線の改善やコミュニティバスの新設など公共交通が大幅に見直される。村内を走るコミュニティバスと弥富市の海南病院に向かう乗合タクシーを新設し、これまで乗り継ぎできなかった既存のバス路線を接続する計画。鉄道が走っていない村で、バスやタクシーを活用して“住民の足”の利便性向上を図る。
村長や議会、関係機関の担当者でつくる協議会が4日、計画を了承した。
現在、主に村で利用されているバスは村中央部と蟹江町の近鉄蟹江駅を結ぶ路線(三重交通が運行)と、企業が集まる村臨海部と名古屋市港区を結ぶ路線(村と立地企業の協議会が運行)。東部と西部にはバスが走っていない地域もある。臨海部の企業からは、通勤に便利な近鉄蟹江駅へのアクセス向上を求める声があるという。
計画では、村中央部と近鉄蟹江駅を結んでいる路線を村臨海部まで延伸し、臨海部と名古屋市港区を結ぶ路線とつなげる。両路線とも「飛島公共交通バス」という名称で、村などでつくる協議会が運営することになる。
これまでバスが走っていなかった地域や、村中心部ではコミュニティバスを運行し、海南病院に向かう予約制の乗合タクシーも走らせる。
路線バスの接続とコミュニティバスは来年4月から、海南病院へのタクシーは来年10月からそれぞれ試験運行し、2012年度から正式に走らせる予定。
久野時男村長は「住民も村の在勤者も利用しやすいようにまとめたので、積極的に活用してバスを盛り上げてほしい」と話している。
(吉光慶太)
56
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 21:38:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/63118
2008年12月2日 14:08 西日本新聞
人工島−JR・西鉄千早駅 シャトルバス試験運行 1月から福岡市 利便性向上図る
福岡市は2日、同市東区の人工島と、JR鹿児島線、西鉄貝塚線の千早駅を結ぶシャトルバスを来年1月末から1年間試験運行すると発表した。人工島で暮らす住民(現在約2500人)が増え、5年後の新こども病院開院など今後、医療や商業施設の整備が進むことを見据え、交通の利便性アップを図る。
市によると、シャトルバスは人工島と千早駅を約20分で結ぶ。1日14往復し、運賃は190‐230円。人工島を開発する同市の第三セクター・博多港開発や進出企業など計6社が出資母体となり、西鉄に運行を委託する。運行費は年間約2400万円。
同市によると、島から天神方面にはバスが1日50‐60便あるが、東区の香椎、和白方面やJR博多駅への交通網は十分ではない。市はシャトルバス運行で全体的な乗客利用を把握し、人工島を含めた東区の交通網体系を見直す方針という。
吉田宏市長は2日の定例会見で「新こども病院の整備も視野に、人工島の公共交通の需要を把握したい」と語った。
=2008/12/02付 西日本新聞夕刊=
57
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 21:43:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/63472
2008年12月4日 01:34 西日本新聞
宮崎交通 路線バス10‐30円値上げ 12年ぶり改定 年度内に実施へ
宮崎交通(宮崎市、塩見修社長)は3日、約350本の全路線バスの運賃を10‐30円引き上げるなどの運賃改定を国土交通省九州運輸局に申請した。国の認可が得られれば、年度内に実施する。宮交の運賃改定は1997年4月以来約12年ぶりで、同社は「経営環境が厳しく収支改善と、利用者へのサービス向上のため」としている。
主な改定内容は、普通運賃が、現行の140‐200円区間が10円増(宮交シティ‐デパート前など)▽210‐300円区間が20円増(都城駅‐蓑原など)▽310円以上区間が30円増(延岡駅前‐一ケ岡など)。
定期運賃は、通勤や通学定期など現在の3‐4割引きを各5%拡大。一部地域の中学生に限定している「キャンパスミニ定期券」は、県内全域の中学生に適用を広げる。
また、長距離通勤定期の1カ月券の上限額を2万8860円の打ち切り設定とした。現行より最大1万3140円安くなる。逆に、もともとの割引率が高い通学定期は、運賃増加により1カ月の定期券代が数百円高くなる利用客が多くなる。精神障害者割引も新設する。
同社は、これらの運賃改定で年間1億円の増収を見込む。
同社の路線バス利用者は、69年のピーク時の約7800万人に比べ、昨年は約1090万人と7分の1に激減。原油高騰に伴う燃油高が続いたことから、燃料代も前回改定の97年と比べて現在は5割増加。利益の内部補てんがあった高速バス部門も競争が激化したことなどから、「自助努力では限界を超えた」として改定に踏み切った。顧客向けには、低床式バスを増やすとしている。
会見した宮崎交通の原茂夫取締役は「運賃値上げは、利用者に迷惑を掛けない範囲で抑えた」と理解を求めた。
=2008/12/04付 西日本新聞朝刊=
58
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 22:32:45
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20081209/CK2008120902000009.html
2008年12月9日 中日新聞
「ごんべえ号」存続危機 伊那−木曽バス、利用客伸びず
伊那、木曽両地域間の交流が活発になることを期待し、4月試行運行が始まった「ごんべえ号」だったが…=伊那市で
国道361号の権兵衛トンネル開通後、伊那、木曽両地域間交流を狙いに、今年4月に試行運行を始めた伊那木曽連絡バス「ごんべえ号」が、利用客伸び悩みから存続の危機に陥っている。バスを運行する「伊那市地域公共交通協議会」は16日開き、厳しい現状を報告、今後の運行について検討するが、路線廃止の方針が打ち出される可能性もありそうだ。
事務局によると、バスは1日4往復(8便)運行している。運行経費は年間2600万円。当初は国の補助を受けて木曽町が300万円、市が900万円を負担、運賃収入900万円を見込んでいた。1便当たり乗客10人で、補助なしでも経費がまかなえる計画だった。
しかし、11月末現在の総利用者数は4238人。平均で1日17・4人、1便2・2人。JR木曽福島駅で特急列車への接続利便を図るなどダイヤ改正もしたが、観光客が主で、病院通いやビジネスマンの利用は少なく、利用者増にはつながっていない。
現状のままでは、本年度の市負担は1000万円を超える見込み。木曽町から来年度以降は負担金支出は難しいとの打診も受けており、「市民サービス(市民の足)を確保する事業であればだが、乗客の主は観光客。1000万円以上の財源を持ち出した運行は、市民の理解が得られるだろうか」と事務局は頭を悩ませている。同協議会長の小坂樫男市長は「実情を報告し、委員の意見を聞いた上で、最終的な判断をしたい」と話している。
59
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 22:35:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081220t63012.htm
2008年12月20日土曜日 河北新報
福交の再生前途多難 市町村、自前交通に転換
会社更生計画案を東京地裁に19日、提出した福島交通(福島市)の再建では主力の路線バス事業の立て直しが鍵となるが、前途は多難だ。赤字路線を自治体などが補助金を出して維持してきたが、市町村が多額の赤字を垂れ流すバス会社を見捨て、デマンド型タクシーなど自前の公共交通に転換する例が増えているからだ。福交は「補助金に頼り、工夫なく空気を運んできた」との批判も受けており、路線ごとに赤字を減らす努力が求められる。
<118路線が廃止>
河北新報社が福島県内市町村の現状を調べた結果、4分の1の市町村が既に路線バスを全面廃止し、新交通システムに転換していることが分かった。
本宮市は来年4月、福交への補助を打ち切り、市営バスとデマンド型タクシーなどを組み合わせた交通網に切り替える。市は「利用されない路線バスへの補助を続けるより、ニーズに応えた公共交通を提供する方が効率的だ」と説明する。
市町村営への転換が増えたのは、2002年の法改正でバス・タクシー事業への参入が容易になったことが大きい。赤字路線の廃止が進み、県内では今年10月までに、1部区間も含め118路線がなくなった。
02年に西会津町と楢葉町から路線バスが消え、町営バスが走り始めた。同年に大熊町、04年に新地町、05年に矢吹町と白沢村(現本宮市)、06年に泉崎村と葛尾村、07年に只見町が路線バスを全面廃止し、新交通網に切り替えた。
当初は事業者の撤退が多かったが、近年は補助金や委託金の負担に耐えかねた市町村が廃止を言い出す例が増えた。県生活交通課の小林昭夫課長は「財政が苦しい市町村は何か工夫できないか考え始めた」と分析する。
<「バス朝夕のみ」>
広域路線は維持しつつも、地元ではデマンド型タクシーを導入する例も多い。小高町(現南相馬市)では01年、買い物客を取り戻そうと、商工会が町の委託を受け、全国で初めてデマンド型タクシーの運行を始めた。同型タクシーは12市町村が運行し、金山町なども来春始める。
県によると、昨年9月時点で福交が走らせる219路線のうち黒字は49路線だけ。福交は、鉄道の運行時間に合わせたり最終便を遅らせたりといった工夫を怠ったとの批判を受ける。
交通体系の見直しを進める川俣町は「路線バスは朝夕だけで事足りる。朝夕のみの運行ができないなら、福交の路線は廃止するしかない」と話す。浅川町では今年9月、約300万円の補助金を出している実態を知った住民の反対で、福交の路線1本が廃止された。
規制緩和で低料金を売りにする新規参入会社が増えている貸し切りバス事業でも福交は苦戦する。ある旅行代理店は「料金が高い上に考え方が古い。今のままでは生き残れない」と指摘する。
60
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 22:39:35
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20081217/CK2008121702000005.html
2008年12月17日 中日新聞
松本電鉄バス5路線、減便で維持 来年度末まで公費負担
旧立田線の一部区間を路線変更した「梓川線」を走るバス=JR一日市場駅前で
松本電鉄(松本市)の路線バスのダイヤが16日から大幅に改変された。同市や山形、朝日村の負担により、同社が廃止する意向を示していたアルプス公園線、梓川線(旧立田線の一部区間を路線変更)など5路線が、便数は減るものの維持される。
同社は経営立て直しの一環として、採算が著しく厳しい路線の廃止を打ち出した。だが同市などは、他に公共交通機関がない路線住民の足を確保するため、公費負担で路線を維持する。
アルプス公園線は全線が市の負担により1日2往復が維持される。立田線は、JR大糸線並行区間が廃線となり、一日市場駅と八景山を結ぶ梓川線として衣替え。平日のみ、4往復と一日市場−立田の片道1便が確保される。
朝日線は松本BT(バスターミナル)−上今井の便が、内田線も松本BT−倉村の便がそれぞれ確保される。山形線は朝日、山形村の負担で、松本BT−塩尻駅の便が残る。
松本市は、公費負担による路線維持を来年度末まで続け、利用状況を見て見直す。赤字補てんのための補助金として本年度末までの3カ月半で740万円を見込み、12月補正予算案に計上した。
公費負担によるバス路線維持は地域住民にも歓迎されている。新需要も見込んで一日市場駅に接続した梓川線を利用した同市杏の岩原豊子さん(80)は「松本で買い物をしてきました。これからも使わせてもらいたい」と喜んだ。同市梓川の60代主婦は「車の運転ができないので、今までは自転車を使っていたが、これからは買い物などで使うと思います」と語った。
(坪井千隼)
61
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 22:40:03
>>58
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20081217/CK2008121702000002.html
2008年12月17日 中日新聞
「ごんべえ号」3月で廃止 伊那木曽連絡バス、乗客数伸びず
伊那、木曽両市町やバス事業者などでつくる「伊那市地域公共交通会議」は16日、伊那木曽連絡バス「ごんべえ号」を、来年3月末で路線廃止することを決めた。ダイヤ改正など利便を図ったが乗客数は伸び悩み。厳しい財政下で、より住民性の高い施策に予算を使うことを選択、試行運行開始からわずか1年間で廃止となった。
バスは伊那、木曽両地域間交流を図る目的で、今年4月に試験運行を開始。国補助と両市町が経費を負担し、バス事業者に運行を委託、国道361号権兵衛トンネルを抜けて1日8便(4往復)両地域を結んでいる。
事務局によると、1便10人の乗客で経費がまかなえる計画だったが、実績(9月末現在)は総乗車数2977人、1便あたり2人(同)。7月のダイヤ改正後も1便あたり2・4人と低調だった。事務局は「減便や曜日指定の運行なども考えたが、これ以上の伸びは考えづらい」と、廃止を提案した。
委員からは公共交通として乗客を増やす方法の検討、減便による継続を求める声も。しかし「両地域は自家用車依存の距離。期待が利用に結び付かなかった」「乗車率から事業者が運行することも難しい」など意見があり「廃止はやむを得ない」との結論を出した。
会議後、会長の小坂樫男市長は「続けたい気持ちもあったが残念。年間2600万円の経費が掛かり、補助ももらっている。(費用を)もっと地域住民に還元した方が良いという判断になった」と話した。
(林康雄)
62
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 22:41:46
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081223105.htm
2008年12月23日03時24分 北國新聞■石川のニュース
◎100円バス、来年度も運行 金大周辺 11月末時点で24万人乗車 目標上回る
金沢市旭町周辺―金大角間キャンパス間を運行する「百円バス」が二十二日までに、来年度も継続されることが決まった。今年度の利用者が十一月末時点で年間の目標利用者を上回る二十四万六千三百七十二人に達したためで、四年目に入る。
百円バスは金大と北陸鉄道が、金沢市の仲介で締結した「金沢バストリガー協定」に基づく。従来の運賃が百七十円または二百円だった区間を百円で乗車でき、二〇〇五(平成十七)年度の運賃収入を上回るよう算出された年間の目標利用者(二十二万千六百八十七人)を超えると、次年度も継続される仕組みとなっている。
今年度の十一月末時点の利用実績は、〇七年度比で二万三千五百六十六人増(10・6%増)、導入初年度の〇六年度と比べると、六万三千九百五十五人増(35・1%増)となっている。百円バスは市にとって、歩行者と公共交通を優先するまちづくりの推進につながっている。
市は利用者の増加要因として、協定締結以降、大学側の広報周知活動などにより、百円バスの取り組みが浸透したことや、低料金で気軽に乗れることなどを挙げている。
63
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 23:05:37
http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/economy/200812/20081211000096.htm
2008/12/11 09:30 四国新聞
琴参バス、大川バスに事業譲渡/路線は現状維持
メールで記事を紹介 印刷する 一覧へ
琴平参宮電鉄(香川県丸亀市)が乗り合いバス・貸し切りバス事業を大川自動車(大川バス)=香川県さぬき市=に譲渡することが10日分かった。丸亀市や琴平町など3市2町で運行中の10のバス路線を大川自動車は現状のまま維持し、従業員約130人も原則全員引き継ぐ。琴参は乗客の減少と借入金負担で赤字が続き、さらに不動産賃貸部門で大型テナントが10月末に退去。事業継続の見通しが立たず、譲渡先を探していたが、大川自動車の支援により路線が維持されることになった。
琴参は近く新たな子会社「琴参バス」(香川県丸亀市)を設立、乗り合いバス・貸し切りバス事業を承継させたうえで、大川自動車に譲渡する。譲渡は来年3月31日の予定。譲渡後は大川自動車の経営陣が琴参バスの社長に就く。譲渡価格は非公表としている。
琴参は中讃を基盤に乗り合いバスと観光用貸し切りバスを営業。乗用車の普及による路線バスの利用客の低迷に加えて、観光バスも競争が激化し、バス事業は毎年6000万―7000万円の赤字が続いている。さらに、大規模な不動産開発などに伴う金融機関からの借入金が約50億円に上り、金利負担が重荷になっていた。
今年4月には、丸亀市内の所有ビルに入居する大手スーパーが撤退を決定し、新規のテナントも誘致できなかった。年間約1億9000万円の賃貸収入がなくなるため、自力での事業継続は困難と判断。支援企業を探し、大川自動車にバス事業の譲渡を申し入れた。
大川自動車は琴参が経営破たんすれば、中讃の住民の足や雇用に与える影響が大きいと判断。また、受け皿にならない場合、香川県外のバス事業者が参入することを警戒した。貸し切りバス事業では、既存の営業基盤の東讃に加えて、観光地の多い西讃との一体的な営業により需要の掘り起こしが可能とみている。佐藤敬一郎会長は「景気後退の影響で、バス事業も業況の悪化が懸念されるが、地域の足の維持が重要と決断した。中讃地域の住民の利便性とサービス向上に努めたい」と話している
琴参は1911年に讃岐電気軌道として創立、63年に電車全線を廃止した。2007年度の路線バスの利用客は約88万人。08年3月期の業績(連結)は売上高20億3400万円、経常損失は1億4700万円。大川自動車は41年創業。高松―引田の路線バスなどを運行し、従業員は約130人。グループの売上高は約35億円(08年3月期)。
64
:
とはずがたり
:2009/01/01(木) 00:36:28
>>63
名門琴参電鉄が・゚・(ノД`)・゚・。
鞆鉄道やサンデン交通等鉄道系社名のバス会社(一括りに無理有るなぁw)は大丈夫かいな??
65
:
とはずがたり
:2009/01/01(木) 00:43:54
>>54
もっと有った気がして成る可く調べてみた>鉄道系社名のバス会社
井笠鉄道,船木鉄道,東濃鉄道
未だ忘れてるのありそうだ。。
で,寧ろ琴平急行電鉄線ってのが琴平参宮電鉄とは別にあって俺の思ってるのは違う会社だった可能性もある。。
66
:
千葉9区
:2009/01/04(日) 21:58:55
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2009010300021&genre=K1&area=K00
困った、客待ちタクシー
JR京都駅前、交差点まであふれ
JR京都駅(京都市下京区)前に客待ちのタクシーが集中し、日中には乗り場に並ぶ長蛇の車列が近くの交差点まであふれている。緊急車両の通行に支障を来たし、乗り場に並ばない違法客待ちも横行している。府警は取り締まり強化だけでは限界があるとして、行政や業界団体と連携した総合的な対策に取り組み始めた。
烏丸口のタクシー乗り場は進入路を含めて約100台が並べる。利用者が少ない昼間などは回転が悪く、入りきれないタクシー数台が烏丸塩小路交差点まであふれ出す。救急車や市バスが迂回(うかい)して通過したり歩行者がタクシーの間を縫って進む事態になっている。
乗り場を利用するタクシー運転手(60)は「この不況で1時間流しても客が付かないこともしばしばだが、ここなら3、40分あれば確実にお客さんが付く」と無理にでも交差点に入る理由を話す。
数分で客を得られるため、交差点の駐停車禁止場所でドアを開けて客待ちするタクシーも跡を絶たない。
七条署も違法客待ちをしているタクシーに警告を発したり、違反切符を切るなどしているが、効果は一時的だという。府警は2008年7月、京都運輸支局などの行政機関、乗り場を管理するJR西日本やタクシーの業界団体などでつくる協議会を立ち上げ、対策に乗り出した。
現在、それぞれの立場で可能な取り組みを持ち寄り、違法客待ちのタクシーには乗らないように呼び掛ける看板を設置する▽許可シールのないタクシーの乗り場への進入を管理する▽観光客などにタクシー乗り場が分かりやすいように案内表示を増やす−などの取り組みを検討している。
府警は「当事者や関係機関と一体となって、京都の玄関口である京都駅前の無秩序な状態を改善したい」としている。
67
:
千葉9区
:2009/01/16(金) 00:03:25
安いなあ・・・
アジア諸国みたいにタクシーをもっと気楽に使えるようにしないと・・・
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090114t12031.htm
センバ流通も初乗り340円 仙台市内最安値、3社目
仙台市のタクシー会社センバ流通(宮城野区)は、小型車の初乗り運賃を2月末をめどに現行の650円から340円に引き下げる。同市内では、63社中の53社が初乗り運賃を650円としている。340円は、同市最安値で同社が3社目。
仙台市では昨年12月にも、みやこ交通(泉区)が初乗り運賃を580円に引き下げており、しばらく動きが止まっていた運賃引き下げがここにきて相次いでいる。
センバは、初乗り距離も現行の1700メートルから950メートルに短縮して新運賃にする。1700メートルまでは250メートルごとに80円ずつ加算し、1700メートル走った場合でも現行より70円安くなる。1700メートル超は、運賃(80円)を加算する走行距離を現行の290メートルから327メートルに延ばす。
センバは小型車58台を保有する中規模の会社。初乗り運賃引き下げは東北運輸局から昨年12月に認可を受けた。
仙台市内で初乗り340円を実施している会社はほかに、ミナトタクシーを運営するミナト高橋新蔵商店(太白区)と、マイタクシーを運営する若柳中央タクシー(同)。
2009年01月14日水曜日
68
:
千葉9区
:2009/01/17(土) 10:11:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090117-OYT8T00074.htm
タクシーに仕切り板を
強盗多発で府警、団体、国交省 合同会議
タクシー運転手を狙った強盗事件が相次いだことを受け、府警とタクシー業界の12団体、国土交通省が16日、大阪市中央区で合同会議を開き、タクシーへの仕切り板や防犯カメラの設置を進めることや、犯人逮捕に向けて連携を強化することなどを確認した。
会議では、大阪タクシー協会の坂本克己会長が「事件には心の底から憤りを感じる。乗務員の命を守ることは最大の務め」とあいさつ。2007年は19件だったタクシー強盗が08年は26件(速報値)に増え、年末年始に東大阪、松原両市でタクシー運転手が相次いで襲われた強盗殺人・同未遂事件が発生するなど、府内の現状を府警が報告した。
全国乗用自動車連合会のまとめで、府内のタクシーへの仕切り板の設置率は、昨年3月末現在で16%と低迷。井谷隆雄・府警生活安全対策室長は「仕切り板は乗務員の体と命を守る」と訴え、設置率を100%にするよう要望した。
(2009年1月17日 読売新聞)
69
:
千葉9区
:2009/01/18(日) 17:27:17
具体案があるわけじゃないけど・・・
規制強化なんて小手先の手段ではなく、タクシー業は抜本的な改善が必要だと思う
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009011801000236.html
タクシー増車に認可制復活 国交省が再規制法案
2009年1月18日 16時31分
タクシーの過剰な供給を解消するため、国土交通省が今国会に提出する新法案の全容が18日、明らかになった。国への届け出制となっている増車を地域限定で規制緩和以前の認可制に戻すほか、事業者が協議して一斉に車両を減らすことができる制度を創設し、営業台数の削減を進める。
新法案の名称は「タクシー事業適正化・活性化特別措置法案」。2月上旬に閣議決定し、今国会で成立すれば今年秋にも施行する。
新法案では、タクシーの台数が特に過剰な営業区域を国交相が「特定地域」に指定。域内では、2002年の規制緩和で簡便な事前届け出制となった増車を国交相の認可制に見直すほか、新規参入の審査も厳格化する。特定地域の指定基準は、同法成立後に政省令で定める。
特定地域では国交省の地方運輸局長、地方自治体の首長、タクシー事業者、住民らが協議会を組織し、タクシー事業の適正化や活性化に向けた「地域計画」を作成する。
これを受けて業者間で相互に減車の目標数などを示した「特定事業計画」を国交相が認定すれば、自由競争の制限を禁じた独占禁止法の特例措置として、一斉に減車できる。
(共同)
70
:
千葉9区
:2009/01/24(土) 19:50:36
>>24
>>27-28
>福島交通と車両整備などでの協力も示唆
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090124ddlk08020110000c.html
茨城交通:経営共創に事業譲渡 不採算路線も継続へ /茨城
民事再生手続き中の茨城交通(水戸市、竹内順一社長)は23日、事業継続のための支援先として、事業再生支援会社の経営共創基盤(東京都千代田区)と合意したと発表した。茨交が設立する100%子会社に全事業を移行し、新会社が保有する全株式を経営共創に譲渡する。経営共創傘下での再スタートは7月下旬以降となる見通し。新会社は過疎地の不採算バス路線も運行を継続する方針だ。
同日の臨時取締役会で決定した。経営共創は、ダイエーやカネボウを再建した「産業再生機構」の元幹部らが07年に設立。会社更生法が適用された福島交通(福島市)の再生も手がけている。
茨城交通の支援先には、バス事業県内最大手の関東鉄道(土浦市)も名乗りを上げていた。県庁で記者会見した竹内社長によると、従業員の雇用や給与水準の維持、路線の継続などを前提条件に、今月9日に支援先の入札を実施。合意に至った理由として「(譲渡)金額が一番高く、経済的合理性を重視した」と説明した。
新会社には、湊線を運行する第三セクターのひたちなか海浜鉄道の株式を含む、すべての子会社の株式を譲渡する。バス事業に茨城交通の名前は残す予定だ。現経営陣は新会社の経営に関与しない。
会見に同席した経営共創の松本順取締役は「公共交通機関の存在意義は今まで以上に高まっている」と強調。新車両導入などの具体的な計画を列挙し、バス事業の収益性を高めることに自信をみせた。また、福島交通と車両整備などでの協力も示唆。路線バス以外の不動産事業などについても「企画、営業活動に注力することで成長が期待できる」とした。
竹内社長は経営責任について「スムーズに新会社に事業を移していくことが一番の責務だ」と述べた。【八田浩輔】
毎日新聞 2009年1月24日 地方版
71
:
名無しさん
:2009/01/27(火) 22:08:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009012702000113.html
客待ちタクシー行列ダメ 銀座の渋滞 解消作戦
2009年1月27日 朝刊
東京都は二十六日、東京・銀座で深夜に常態化している客待ちタクシーの渋滞を解消する実証実験を始めた。約一・五キロ離れた場所にある駐車場をタクシーの待機所として確保し、客待ちタクシーの行列を短くする。全国でも初の取り組み。実験は二月十三日まで続け、効果を検証し本格導入を検討する。
銀座地区では平日午後十時から翌午前一時までは、指定された十四カ所の乗り場以外ではタクシーに乗車できない。
このうち首都高の土橋入り口に近い「銀座一号乗り場」は長距離客狙いの行列が連なり、ピーク時には約八百メートル(約百五十台)にも。二重に列ができて「緊急車両の通行に支障が出るほど」(都都市整備局)という。
実験は、この「一号乗り場」で実施。行列を約百八十メートルまでに制限し、あふれたタクシーは約一・五キロ先の築地川第一駐車場で待機。乗り場の係員から連絡があると、順次、列の最後尾に移動する。
72
:
千葉9区
:2009/01/29(木) 21:58:36
うーん・・・
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012900927
タクシー供給過剰で議員立法提出へ=「同一地域同一運賃」原則に−民主
民主党は29日、タクシーの供給過剰解消に向けた「タクシー改革ビジョン」の中間報告をまとめた。過度な運賃競争を防ぐため、「同一地域同一運賃」を原則とした制度の創設などが柱。増車も国の認可制とし、規制を強化する。同党はビジョンを踏まえ、今国会での議員立法による道路運送法改正を目指す。
タクシーの供給過剰問題をめぐっては、国土交通省が、問題が深刻な地域を指定し、地域内の話し合いで台数を抑制する制度を盛り込んだ新たな法案の今国会提出を予定している。(了)
(2009/01/29-19:48)
73
:
千葉9区
:2009/02/01(日) 01:21:43
>>70
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000901240004
出直し茨交(上) 確執揺れた判断
2009年01月24日
「力添えがあり、事業継続できることはうれしいが……」
23日夕、茨城交通の竹内順一社長(51)は県庁での記者会見で悔しさをにじませた。スポンサーに決まった経営共創基盤の取締役が、真横で再生ビジョンを歯切れよく語るのとは対照的に、終始うつむいていた。
◇
「我々が引き受けるのが一番、自然でしょう」
昨年11月の破綻(は・たん)直後、茨交の事業継承に自信を見せたのは、ライバルの関東鉄道だった。地元経済界も「関鉄救済」との見方で落ち着いていた。その半年ほど前、常陽銀行などは内々に、関鉄に茨交救済を打診していた。雇用も維持、両社のバス事業は統合という既定路線ができつつあった。
そんな関鉄の楽観ムードが一変したのは、茨交が民事再生法による手続きを始めて、間もなくだった。
伊藤忠商事、オリックス、三井住友銀行……。日本経済の中枢を担う企業を株主にそろえ、豊富な資金力を背景にした経営共創基盤が、茨城交通の資産を詳細に調べ出した。
日立や水戸の企業なども受け皿候補になるとの憶測が広がる中、経営共創は「段違いに有力な候補」(茨交幹部)に見えた。
◇
前身の「水浜電車」創業以降、茨交は80年余りにわたり、県都・水戸の交通を担ってきた。一方、関鉄は京成電鉄の子会社として、県南に営業網を広げてきた。売上高が逆転すると、茨交は関鉄に猛烈な対抗心を抱くようになった。関鉄が路線バスの営業所で「たい焼き」を販売し出すと、茨交はたい焼きに加えて「うどん」も販売した。
「県内随一の会社として、運転士たちのプライドもあり、関鉄の下でやるのは不満が残る。それは経営陣も同じだろう」。スポンサー決定の背景に、「アンチ関鉄」の感情があったと解説する茨交関係者は少なくない。
実際、交渉の舞台裏では、関鉄と茨交の確執も見え隠れした。スポンサーになりたいと言いながら、関鉄側が競合するタクシー事業の継続に難色を示せば、当初は関鉄に理解を示していた茨交も、路線や雇用維持といった売却条件に加え、譲渡金額にこだわるようになったという。
入札開始から約1週間。茨交から経営共創に支援を依頼する連絡があった。にもかかわらず、正式契約までにはさらに1週間ほどを要した。
長年の確執はあるが、地元を安心させる選択肢は「関鉄」。合理化で絞られそうでも、再生事業経験のある「経営共創」。揺れ動いた茨交は、「最後は金額が一番」(竹内社長)との判断に頼るしかなかった。
74
:
千葉9区
:2009/02/01(日) 01:23:18
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000901250005
不動産事業、深い傷/出直し茨交
2009年01月25日
茨城交通が社運をかけた戸建て分譲住宅地「フローレスタ須和間」は、JR東海駅のほど近くにある。偕楽園のほぼ倍の28・8ヘクタールに709区画を設け、01年に売り出した。06年に断念し、県北の不動産開発業者に転売されたが、今も大半は売れ残ったままだ。
「まさか茨交さんが、つぶれるなんて……」
分譲地に住む30代の女性は顔を曇らせる。「大規模な団地なら、子どもを遊ばせる同年代の子たちが大勢いる」。そう見込んで、夫と子ども2人と移り住んだ。だが、いつまでたっても閑散とし、人が行き交うのはごく一部だ。
◇
♯恵み豊かな土地に建つ 明日の夢のある住居(す・まい)
日立市出身の吉田正が作曲した茨交の社歌だ。1番で交通が歌われた後、2番で不動産の事業理念が歌われている。その順番通り、県北、県央地域の鉄道、バスに始まった事業は、やがて不動産へと拡大していった。
60年代以降、同業他社と同様に経営の多角化を目指し、最盛期、茨交グループは18社まで膨らんだ。スーパーやゴルフ練習場などを展開する中、不動産事業では、廃線後の遊休地などを利用した団地が、売り出し初日に完売したこともあった。
その集大成とも言える「フローレスタ須和間」に、茨交は数十億円をつぎ込んだ。
だが、バブル崩壊に伴う不動産不況に加え、販売開始直前の99年、わずか3キロ先の核燃料加工会社JCOで臨界事故が起きた。茨交は風評被害を恐れたが、強気の価格設定で売り出した。結局、5年余りで売れた区画は、わずか1割ほどだった。
常陽銀行をメーンとする銀行団は対策を急いだ。茨交は05年当時、売り上げが62億円しかないのに、借入金175億円、金利の支払いだけで3億円近かった。銀行団は06年3月、このうち92億円分の債権を放棄。代わりに、堅実に収益を上げていたゴルフ練習場やホテルの売却を迫った。
◇
しかし、負債の圧縮は進まなかった。信用は失墜し、新たな借り入れ先も見あたらない。本業の路線バスに集中したところで、苦戦は明らかだった。
「破綻(は・たん)原因を作ったのは(父親の)前会長が手がけた不動産事業だ。道義的にも法律的にも、現社長には責任はない」。茨交側の弁護士は23日の記者会見で、05年6月に常務から昇格した竹内順一社長(51)をかばい続けた。
「再建計画通りの返済が難しいことは、うすうす分かっていた」。竹内社長は会見後、そう告白した。会社再建の3年半は、あきらめ半分だったのか。その間、銀行の債権放棄のほか、湊線の救済などには公的資金が投入されている。創業家の直系として、傷口を広げた責任は軽くない。
75
:
荷主研究者
:2009/02/08(日) 21:38:58
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=156505
2009年1月9日 新潟日報
路線バスの一律助成見直しへ
県内の路線バスを利用する近年の乗客数が、ピーク時の40年前に比べ5分の1に激減していることが8日、北陸信越運輸局などのまとめで分かった。路線維持に補助金を出す県は、効率性と同時に利用者の利便性を高める形に助成制度を見直すため、来週から有識者らによる研究会をスタートさせる。
同運輸局によると、県内路線バスの利用は、高度経済成長に伴い通勤、通学客で急伸、ピークの1969年は年間2億3726万人に上った。しかし、経済成長に合わせて自家用車を所有する世帯が増えたことで、バス利用は同年以降はほぼ右肩下がりに減少、93年には1億人の大台を割り込んだ。
その後、利用者減少を理由にバスが減便され、さらに利用者が減るという「負の連鎖」が続いた。近年も同様の傾向で推移し、2005年は過去最低の4572万人となった。
県によると、県内のバス路線は約千路線で、半数以上の路線が行政支援を受けている。本来は採算面から事業者が廃止とする路線もあり、市町村と県(補助率50−35%)が赤字を補てんして維持する準幹線赤字路線は約200を数える。
現行の県の支援制度では、路線の収支率と市町村の財政力指数によって「ほぼ一律」に補助率が決まっていた。県はこれを見直し「利便性を高め利用者を増やす工夫をする路線に対しては、補助率を高くできる柔軟な制度に変えたい」として研究会を設け、議論を深めることにした。
念頭にある具体策は、お年寄りらの予約や要望に応じてバス停以外の場所でも乗降できる「デマンドバス」や、学生の通学時間に合わせて学校と地域を結ぶ「通学ライナーバス」などだ。
県交通政策課は「昨年のガソリン価格高騰もあって、環境に優しい交通機関が見直されている。高齢者ら交通弱者が増える中、バスの重要性はもっと高まるはずだ。利便性向上につながる助成制度の在り方を論議してほしい」としている。
76
:
千葉9区
:2009/02/11(水) 21:44:43
>>24
>>27-28
>>70
とか
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090211t62013.htm
福島交通、茨城交通と提携へ 高速バスや旅行事業で
経営再建中の福島交通(福島市)と茨城交通(水戸市)の再建支援企業となった経営共創基盤(東京)が、高速バス事業や旅行事業などで両社の連携を図り再建を進める方針を決めたことが10日、分かった。営業活動や運行管理で、両社の利点を相互導入する。再生を目指すバス会社同士の県境を越えた連携は異例。
共創基盤は3月までに福交への出資を完了する予定で、茨城交通に出資する夏以降に連携を本格化させる。高速バス事業では福島、茨城両県の主要都市を常磐自動車道や東北道で結ぶ路線開設を目指す。利用者数見込みなど市場調査も近く実施する予定だ。
旅行事業では互いの県の観光地を訪れる日帰りや1泊のバスツアーを共同で企画、販売していく。茨城から会津や裏磐梯などを訪れたり、福島から偕楽園(水戸市)などを訪れたりするコースを想定している。
バスの車両整備でも連携を見込む。福交のバスは現在、三菱ふそう社製が大半。今後は他社製の車両も購入する予定で、他社車両を保有する茨城交通の整備ノウハウを活用する。
会社更生法の適用を申請した福交は昨年12月、共創基盤とスポンサー契約を結び、1月31日に東京地裁から更生計画案の認可決定を受けた。共創基盤は1月、民事再生手続き中の茨城交通とも再生支援で基本合意している。
2009年02月11日水曜日
77
:
とはずがたり
:2009/02/13(金) 21:38:11
小型電気バス試作へ みやぎ工業会有志が年内に法人
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1063434930/1085
78
:
とはずがたり
:2009/02/14(土) 07:49:28
>>77
とか
前原市:エコなバイオバス導入 給食廃油など利用、市民に協力呼びかけ /福岡
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/24
79
:
とは
:2009/02/25(水) 18:23:34
高速バスで東京へ向かいちう。この曜日、時間帯のせいか三郷jctも小菅も堀切もでらい順調なり。待ち合わせは8時に秋葉原なのにでらい時間あまりそうや…
80
:
とはずがたり
:2009/02/28(土) 19:02:20
タクシーも此処でやんぞ〜>にぬけん
タクシー運賃 宮城の郡部値上げ 12年ぶり
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090228t12013.htm
東北運輸局は27日、宮城県内のうち仙台市を除く全域(郡部)のタクシー運賃について、一定の範囲内で値上げを認める自動認可運賃を公示した。運転手の労働条件改善が狙いで、小型初乗りは運賃を上限650円とし、600円から引き上げた。運賃引き上げは12年ぶり。同日から、各社の運賃改定申請を受け付け、3月13日に認可。同20日に新運賃をスタートさせる。
初乗りの距離も現行の1.7キロから短縮され1.5キロとなる。基準となる走行距離に応じて追加される加算運賃は90円で変わらないが、基準距離を短縮。上限運賃の場合、348メートルごととし、現行の366メートルから短くした。
タクシーの自動認可運賃の引き上げ手続きは、法人タクシーのうち値上げ申請の累計台数が全体の70%を超えたときに行われる。今回は石巻市の鮎川観光タクシーが昨年7月に最初の申請を提出。10月までに86%の申請があった。
2009年02月28日土曜日
81
:
とはずがたり
:2009/03/03(火) 01:58:08
にぬけんよ,なかなか面白いじゃないだかやぁ,これ?
幹線快速バス:相模原市が導入 路線バスの1.6倍速く 16年開業を予定 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090301-00000089-mailo-l14
3月1日13時1分配信 毎日新聞
◇小田急・相模大野←→JR・原当麻間
相模原市は、小田急相模大野駅―JR相模線原当麻駅間(約8キロ)に専用レーンを設けて、乗り合いバスを走行させる国内初の「幹線快速バス」(BRT)を導入する。総事業費約285億円をかけて既存道路を拡幅整備し、2016年に開業する見通し。市が開会中の市議会に基本計画案を示した。【高橋和夫】
◇専用レーンや優先信号、ハイブリッド連節車も
BRTのルートは、相模大野駅北口―相模女子大―北里大学―女子美大―原当麻駅。500メートルから1キロ間隔で10カ所の「駅」を設置する。相模大野駅から北里大学までの区間は専用レーンを走行。原当麻駅までは優先信号を備えた一般道路を走る。
バスはCO2(二酸化炭素)の排出抑制を図ってハイブリッド車両を使用。1便あたりの大量輸送が可能な連節バスを導入する。停車時間を含めた平均速度は、大都市の路線バスの約1・6倍に相当する時速20〜30キロ。相模大野駅―北里大学間の路線バスは朝夕のラッシュ時で約35分かかるが、BRTは約13分で走る。
さがみ縦貫道の開通に伴う周辺道路の交通渋滞の緩和と、工業団地の建設などが計画される麻溝台、新磯野、当麻地域の新たな街づくりに備えた交通アクセス向上を図ってBRTを導入することになった。専用レーンを設けた場所から段階的に運行し、開業当初は1日あたり約1万6600人の利用を見込んでいる。
専用レーンなど施設の整備は市が、運行主体は交通事業者が担う。交通事業者は初期投資や事業リスクが軽減され、安定的な輸送サービスができる。市は、BRTの導入で交通不便地区の解消、炭酸ガスの排出量削減、目的地までの所要時間短縮、沿線の街づくり整備が図られるとしている。
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇BRT
路線での高速バス交通を意味する「Bus Rapid Transit」の略。フランスやドイツ、ブラジルなどで運行されている。信号統御や交差点を改良した専用レーンを優先走行。交通渋滞の影響を受けない速達性、定時性を備えた公共交通システムで、通常の路線バスより高速に運行する。モノレールより建設コストが低い。
3月1日朝刊
最終更新:3月1日13時1分
82
:
とはずがたり
:2009/03/03(火) 01:58:57
「住民の足」確保へ 過疎地の交通対策支援
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000001-agara-l30
2月28日17時6分配信 紀伊民報
和歌山県は新年度、過疎地で「住民の足」を確保するため、路線バスが走っていない公共交通空白地帯に新たな交通手段を導入する市町村などを支援する。県は「交通の確保は集落維持の重要施策。住民の声を聞きながら、地域に合った取り組みを進めてもらいたい」と話している。
県が過疎・山村地域のある18市町村193集落を調査した結果、商店のない集落が50%あり、医療施設までの平均距離が7・6キロあるにもかかわらず、45%に公共交通機関がなかった。
補助対象は、これらの地域で、市町村やNPOらが導入するコミュニティーバスなど新たな交通システム。車両購入など初期投資の半額(上限150万円)を県が負担する。
国や県が補助している生活交通路線が廃止となった場合の代替システム導入や、バス路線の再生に取り組む地域の法定協議会に、国が初期費用や最長3年の運行費を2分の1補助する事業がある。県はこの事業に対しても4分の1を補助する。
県内のバス利用者は1971年の7136万人をピークに下降し、2006年は1508万人と8割近く減少した。バス会社の経営悪化、路線縮小や廃止で利用が減少する悪循環に陥っている。
自家用車の交通機関分担率は約66%で、公共交通約32%に大きく差をつけている。このため、過疎地では運転免許を持たない高齢者や遠距離通学の児童・生徒など移動制約者が増加。車が手放せないことで、高齢運転者の事故の増加も指摘されている。
公共交通空白地域は、いずれも採算性が厳しく、導入したコミュニティーバスが市町村の新たな負担となる例も全国である。県交通政策課は「路線や運行時間帯の見直し、デマンド方式(利用者の要望に応じた運行)の検討など、地域の声を聞いて実態に合った方策を導入すれば、負担は軽減できるはず」と話している。
最終更新:2月28日17時6分
83
:
とはずがたり
:2009/03/03(火) 02:02:10
ひでぇ。
勝手に臨時バス83本 神戸市営業所、超過勤務手当も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000156-san-soci
2月28日17時28分配信 産経新聞
神戸市交通局の市バス石屋川営業所(灘区)が昨年10〜12月、要請もないのに勝手に隣接する営業所が管轄する路線に臨時バス計83本を運行し、運転手らに総額約27万円の超過勤務手当が支払われていたことが28日、分かった。
市は内規違反として石屋川営業所長ら4人を減給などの懲戒処分とし、同局自動車部長を訓戒処分とした。
市交通局によると、無断運行していたのは魚崎営業所(東灘区)が管轄する阪神御影駅と六甲ケーブル下駅を結ぶ路線。途中に神戸大学があり、乗客が多いとの情報を聞いた石屋川営業所の配車係が夕方を中心に1日1〜3本の臨時バスを走らせたという。増発分の運転手には超過勤務手当が1回約3000円が支払われていた。
内規では担当外の路線で臨時バスを運行するには運輸サービス課や担当営業所からの応援要請が必要と定めており、同局は「現場の判断だけで漫然と増発を続けたのは問題だ」としている。
最終更新:2月28日19時25分
<神戸市バス>無断で臨時バス運行 手当狙い?営業所が横車−−市交通局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000018-maiall-soci
2月28日20時50分配信 毎日新聞
神戸市交通局の市バス石屋川営業所(灘区)が、別の営業所路線に無断で臨時バスを計83本運行させ、約50人の運転手が総額約27万円の超過勤務手当を受け取っていたことが分かった。市は27日、監督責任を問い営業所長(53)を減給とするなど4人を懲戒処分にし、交通局自動車部長(56)を訓戒とした。
市交通局によると、臨時バスは昨年10月1日から12月10日まで、魚崎営業所(東灘区)の阪神御影駅−六甲ケーブル下で運行。1日2〜3本、時刻表の合間をぬって走らせていた。
別の営業所エリアで臨時バスを走らせる場合は応援依頼が必要。今回のケースは、魚崎営業所からの応援依頼もないのに、勝手に臨時バスを運行していたという。
市の調査に対し、石屋川営業所の運行管理者は「客の積み残しがあると聞いて応援に出したことが(無断運行の)きっかけだった」と話しているという。超過勤務手当は、給与に手当として上積みされた。【川上晃弘】
最終更新:2月28日20時50分
84
:
とはずがたり
:2009/03/03(火) 03:52:54
小田急箱根高速バスと東海自動車、伊豆-新宿を定期路線化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000005-rps-soci
2月25日12時41分配信 レスポンス
東海自動車と小田急箱根高速バスは、3月1日から新宿駅と伊豆長岡・修善寺方面を結ぶ乗合高速路線バス「伊豆=新宿ライナー」の運行を開始する。
このライナーは2006年11月から共催で運行している現行の会員募集型ツアーバスを本格路線バス化するもので、新宿駅西口35番バス停(小田急ハルク前)から、三島・伊豆長岡地区・伊豆大仁地区・伊豆修善寺地区を乗り換えなしでダイレクトに結ぶ便利な路線。
運賃は片道2500円で、三島地区までは2000円と低価格に設定する。
小田急バスでは、この高速バスの運行により、伊豆への来遊客数の向上を図る。
《レスポンス 編集部》
最終更新:2月25日12時41分
85
:
とはずがたり
:2009/03/03(火) 03:53:49
面白い試みだがどうせなら西鉄やJRでもやって欲しい。。
専用駐車場:基山に高速バス利用者用 48時間200円 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000182-mailo-l41
2月24日16時1分配信 毎日新聞
高速バス利用者の専用駐車場が23日、基山町けやき台の九州自動車道高速基山バス停近くで開業した。
バス停まで車で来られる便利さを高速バスの新たな魅力にしようと、西日本鉄道(本社・福岡市)と町が整備した。専用駐車場は上り線側のバス停から徒歩3分。収容台数は101台。
24時間利用でき、料金は48時間までが200円。超過料金は24時間ごとに300円。精算には高速バスの乗務員が配るサービス券が必要。
2月24日朝刊
最終更新:2月24日16時1分
高速バスにパーク&ライド 佐賀・基山で駐車場開業 西鉄「環境保護に貢献」
2009年2月23日 14:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78994
101台が駐車できる西鉄のパークアンドライド駐車場=23日午前9時半ごろ、佐賀県基山町
西日本鉄道(福岡市)は23日、佐賀県基山町の九州自動車道基山バス停近くで、高速バス利用者専用のパークアンドライド駐車場(101台収容)の営業を開始した。同社は「高速バスの利用促進と、周辺の違法駐車解消につなげたい」としている。九州運輸局によると、高速道路の大規模なパークアンドライド専用駐車場は九州では初めて。
●CO2削減 乗車促進
パークアンドライドはマイカーを駐車場に置いて、そこから目的地までバスや電車などの公共交通機関を利用する取り組み。二酸化炭素の排出削減や渋滞解消につながり、国内でも導入する自治体が増えている。
西鉄の駐車場は無人式で基山バス停から徒歩約3分にある町有地(約2500平方メートル)を借り受けて整備。利用は高速バスの乗客に限り、1日24時間出入り可能。料金は48時間以内なら200円、以降は24時間ごとに300円加算される。駐車場利用者は、基山で降車する際に乗務員に申し出て、駐車場のサービス券を受け取る。
基山バス停には19ある同社の路線高速バスが停車。基山から天神・博多駅へ向かうバスが平日の午前7時台に9本出ており、駐車場は福岡都市圏への通勤客の利用を見込んでいる。
この日は午前10時から現地で記念式典があり、同社の中尾和毅常務執行役員が「高速バス利用者の利便性を高め、環境保護にも貢献できる。九州各地にこうした駐車場を増やしていきたい」と述べた。
=2009/02/23付 西日本新聞夕刊=
86
:
とはずがたり
:2009/03/03(火) 14:00:29
4,5日の営業停止ばかで反省し・再発防止に努められるんかね。
仙台の永楽交通全車両を使用停止 東北運輸局処分
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090303t13022.htm
東北運輸局は2日、道路運送法などに違反したとして、仙台市太白区のタクシー会社永楽交通に対し、全車両(小型50台)を4日から5日間、使用停止とし、統括運行管理者を警告とする行政処分をしたと発表した。タクシー会社が全車両の使用停止処分を受けるのは、東北では2006年の剣吉タクシー(青森市)以来、2件目。
運輸局によると昨年11月27日、同社の運転手が酒を飲んで営業車を運転し、バイクと衝突する事故を起こした。運輸局が同12月、特別監査を実施した結果、最大拘束時間を超えて運転手を働かせたり、運行管理者が道交法順守を適切に指導監督していなかったりしたことが判明した。
東北運輸局は、事故を起こした運転手についても、タクシー業務適正化特別措置法に基づき、運転手登録を取り消し、再登録を2年間禁止する処分をした。仙台市は昨年6月、同法の対象地域に指定されており、登録の取り消しは初めて。
2009年03月03日火曜日
87
:
とはずがたり
:2009/03/10(火) 22:25:24
つくば⇔東京の高速バス車内に東京⇔鹿島の高速バスのビラが置いてあった(最後の一枚であった)。
つくば⇔東京も毎時20〜30分毎のなかなかの本数であるけど鹿島⇔東京線も可成りの本数である。
単純な運行経路のつくば線に対して鹿島線は上りに限り1日7本の途中ノンストップの30分早着の便があったり,途中の鹿島セントラルホテル始発があったり10〜20分毎の運行である。運行会社もJRB関東と関鉄に加えて京成も運行している。
またサッカースタジアム・鹿島神宮駅・鹿島セントラルホテル・水郷潮来にそれそれ100台,170台,500台,230台の駐車場を確保しP&Rも完璧である。
いずれもつくば線を上回る陣容である。
JR東はちんたら特急だか普通だか判らない様な〔あやめ〕なんか走らせてないで,新快速を30分おきに走らせるぐらいのことしたらどうか。高速バスは上り2:10,下り2:00の表定所要時間である。成田線+総武本線経由でどんなもんかねぇ。
88
:
千葉9区
:2009/03/10(火) 23:40:44
千葉のJRは壊滅的ですからね。
1動労千葉の存在
2成田空港アクセス(NEX)の優先のダイヤ編成
3総武本線・成田線・内房線・外房線と、ほぼ同格の線路がたくさんあり、細分化されてしまう。
このみっつが絡んで「どうにかしようにもどうにもならない」奇妙な高速バス優位体制が出来ていますね。(御殿場なんかも、東海道線の支線扱いのため鉄道冷遇→高速バス優位体制だと思います。)
89
:
千葉9区
:2009/03/15(日) 10:23:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20090308-OYT8T00880.htm
コミュニティバス休日減便・運休も
さぬき市は、5路線で運行しているコミュニティバスについて、休日(土日・祝日)に減便か運休する検討を始めた。年間の赤字額が約6000万円に上るなど財政難が理由で、市民やバス会社などでつくる市地域公共交通会議で協議し、秋以降の実施を見込んでいる。
2002年の合併で、旧志度、津田両町の路線を市が引き継ぎ、現在は平日60便、休日26便を運行。5路線の赤字額は03年度6800万円で、06、07年度はともに6000万円。
07年度は約15万6000人が利用したが、08年度に運賃を100円から200円に値上げしたため、12万人程度に減少し、赤字額も4700万円になる見込み。利用客が平日の3割弱にとどまる休日の運行を見直すことにした。
新年度の一般会計当初予算案に、停留所の時刻表を書き換える費用など約110万円を計上しており、市都市計画課は「交通会議などで慎重に議論を進めたい」としている。
(2009年3月9日 読売新聞)
90
:
とはずがたり
:2009/03/15(日) 14:17:09
>>88
解説感謝っす。そっか動労千葉がありましたよねー。なんとかならないのでしょうかね。
今手許に新しい時刻表が無くて2002年の奴ですけど直通の快速が4往復2時間20分1,890円,あやめが1往復所用が上り1時間45分下り2時間料金が2790円と競争を抛棄してる様な印象ですねぇ。
料金・運賃・本数のどれでも勝ててない印象だ。。
成田新高速鉄道が出来てNEXの需要が減ったら鹿島神宮発の特急を併結したり,土屋に新駅設置して特急停めて鹿島・佐原・銚子方面のリレー号運転したりすれば少しは現況の利用のアンバランス解消できるかな。。
御殿場線はそこそこ頑張ってる様なイメージもありますけど(東ではなく小田急が,ですけど),バス需要に較べて鉄道が頑張ってないとすればあの辺が俺の印象以上に発展していると云う事で喜ばしいですし,JRにも奮起を促したいところ。
御殿場線はJR東海だからと云う分割の影もあるのかもしれません。。嘗ては東京行きの急行ごてんばが国府津から急行東海に併結されて運転されてたみたいに特急踊り子に併結して特急ごてんばでも運転できないかな。
91
:
とはずがたり
:2009/03/15(日) 17:54:40
そんなにガラガラなのか?しかしデラックスシートが100円で利用できるようなものやね。
100円追加で「隣席キープ」 神戸−高松間の高速バス
03/15 16:28
http://www.shizushin.com/news/culture/topix/2009031501000288.htm
隣席を気にせず、ゆったりバスの旅を−。神戸−高松間の高速バスを運行する神戸フェリーバス(神戸市中央区)が、100円の追加料金で隣を空席にしたまま2席分の予約ができるサービスを4月から始める。
女性客の利用が多く「隣に知らない男性が座ると落ち着かない」との声もあることなどから導入。同社によると、こうした「隣席キープ」は全国初という。
同社は高松エクスプレス(高松市)と共同で1日6往復の高速バスを運行しており、神戸三宮−高松駅は約2時間40分で運賃が片道3600円。神戸での買い物を目的に利用する女性客が目立ち、予約時に「隣は空席か」との問い合わせが多いという。
新サービスは乗客数が少ない月−木曜日限定で、4月7日からスタート。現在、6歳未満の幼児はひざの上に乗せることになっているが、隣席に座らせることができるようになる。
神戸フェリーバスは「女性をはじめ、小さい子どもを連れた方や大きな荷物を持った方など、幅広く利用してほしい」とアピールしている。
92
:
荷主研究者
:2009/03/16(月) 01:31:10
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20090203302.htm
2009年2月3日03時33分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎能登から初の東京直行便 丸一観光バス 20日開始、片道5500円から
丸一観光バス(七尾市)は二十日から、七尾駅前を発着点とする東京行きの深夜高速バスを運行する。能登地区から首都圏に直行するバスは初めて。片道五千五百−六千円の低価格で乗り換えなしの移動が可能となり、観光客を中心とした需要を見込む。
運行期間は四月四日までで週末のみ。金曜夜に七尾駅を出発し、金沢、新宿、東京を経由して土曜朝に東京ディズニーリゾートに到着。帰りは同日夜に同所を出発し、日曜日の午前に七尾駅に戻る。
バスは四十人乗りで、座席の前後間隔をゆったりと設けたタイプを使用。販売は国内大手の旅行サイト「楽天トラベル」が担当しており、既にインターネットで予約を受け付けている。
丸一観光バスは「直行バスを能登−首都圏の流動人口増加につなげたい」としており、四月四日以降については、利用状況を見て継続や増便を検討するという。
93
:
荷主研究者
:2009/03/16(月) 01:40:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74439
2009年1月31日 10:26 西日本新聞
人工島−JR・西鉄千早駅 シャトルバス運行開始 福岡市
出発式でシャトルバスに乗り込む利用者 福岡市東区の人工島(アイランドシティ)と、JR・西鉄千早駅を結ぶシャトルバスの運行が30日始まった。人工島の交通利便性アップを目指し、人工島の開発主体で市の第三セクター・博多港開発と立地企業の計6社が出資し、西鉄に運行を委託した。同日、現地のバス停「香椎照葉3丁目」で出発式があった。
1年間の試験運行。人工島と千早駅間の1日14往復で、運賃は160‐230円。JR博多駅方面や東区の香椎、和白方面への交通網が強化された。運営側は「1年間の需要を見るが、路線バスとしての定着を目指したい」としている。
出発式では、安全運行祈願の神事の後、関係者がテープカット。出席者の拍手の中、バスが出発した。照葉まちづくり協会の岡本桂香会長は「着々と街らしくなっている。地元の約2600人の住民は本格運行やバスの増便を期待しています」と話していた。
=2009/01/31付 西日本新聞朝刊=
95
:
とはずがたり
:2009/03/18(水) 13:04:08
去年の5月にも同型の大型バスが同様に発火しておりこのスレよりも自動車スレか重工スレが適切か?車体の欠陥の可能性が高い。
電気系統が故障か 東名バス火災
03/18 08:08
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20090318000000000030.htm
牧之原市静谷の東名高速道路上り線牧之原サービスエリアで16日午前、発生した高速バスの車両火災で、ジェイアールバス関東は17日、「電気系統が故障した可能性がある」とする見方を示した。滋賀県内で昨年5月、西日本ジェイアールバスが所有する同型バスが火災を起こした際、調査に立ち会ったジェイアールバス関東整備部門の専門家が「(昨年のバス火災は)電気系統のトラブルが考えられる」との見解を示していて、同社は今回も原因が同じ可能性があるとみている。
県警高速隊などの実況見分では、バスは車体後部にあるエンジン付近が特に激しく燃えていたことが分かった。昨年の火災も後部エンジンルームが火元とみられる。同社は7月下旬、不要配線の撤去や配線被覆劣化に起因するショート防止措置、ヒューズの追加などの対策を講じていた。
いずれもドイツ・ネオプラン社製のバス。国土交通省安全政策課は輸入代理店に対して原因究明を指示した。調査結果の報告を受け次第、再発防止を求める方針。
県バス協会は18日、県内の会員各社に火災の防止を周知する。
96
:
荷主研究者
:2009/03/23(月) 01:54:09
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902110028.html
'09/2/11 中国新聞
大竹新バス路線の大枠固まる
--------------------------------------------------------------------------------
大竹市は、人口の9割が集中する沿岸部の高齢化などに対応するため、JR大竹―玖波駅間で主要施設を結ぶコミュニティーバス導入に向けた基本方針をまとめた。10月からの試験運行に向け、バス停の位置など詳細計画を今後、策定する。
両駅を発着し、JR山陽線沿いの市道を主要路線に約7キロを往復する。運行は午前8時―午後6時を基本とし、片道30分が目安。利用者の増減に合わせ1時間当たり上下1、2本を走らせる。
運賃は200円以下を想定。バス停の候補地には総合市民会館や市役所、ゆめタウン大竹、国立病院機構広島西医療センターなど、市民からの要望が強い10カ所程度を選ぶ。地元タクシー会社に委託して小型バス2台を運行。当面、2013年度まで継続の方針だ。
市は住民代表らとつくる市地域公共交通活性化協議会で3月中に基本計画をまとめ、初年度の試験運行費約1500万円の半額補助を国に申請する。
98
:
荷主研究者
:2009/03/25(水) 00:23:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902210015.html
'09/2/21 中国新聞
岩国市交通局が新会社再提案
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岩国市交通局は、今夏に全額出資の新会社を設立し、市内路線や高速バス事業を移管する方針を決めた。2010年4月の運行開始を目指す。新会社設立に関する議案は07年に市議会で2度否決されたが、人件費抑制などによる経営改善は避けられないと判断した。市は、資本金9000万円を含む09年度市交通事業会計予算案を、26日開会の市議会定例会に提案する。
計画によると、設立時期は7―9月で、同市日の出町の交通局内に本社を置く。社長は民間公募する予定。社員は約60人とし、交通局の職員約120人のうち臨時嘱託の約50人と、同時に廃止する交通局サービス公社の職員8人も移す。将来的に正社員化を進める。
事業は、岩国と広島市を結ぶ高速バスと市内1路線を移管。他の路線と市中心部を巡回する「100円バス」の運行は委託する。交通局には貸し切りバスと一部路線を残すが、職員減と併せ縮小する。
99
:
荷主研究者
:2009/03/25(水) 00:24:21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902220016.html
'09/2/22 中国新聞
循環バス「まわローズ」発車
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JR福山駅周辺と内港地区を循環する福山市中心部の新路線バス「まわローズ」の運行が21日、始まった。バスを活用したまちづくりに取り組むオムニバスタウン事業の一環。市は中心部での利用促進で渋滞解消や地域活性化を目指す。
運行に先駆けて同市入船町の内港バスセンターで出発式があり、羽田皓市長が「市民に愛されるバス路線に育ってほしい」とあいさつ。バス事業者ら約300人と一緒に、黄の車体のバスを拍手で送り出した。
路線は1周約7キロ。運賃は一律大人150円、子ども80円。バスセンターを発着点に午前9時―午後6時の間、20分間隔でばら公園やまなびの館ローズコムなどを巡る。
【写真説明】市中心部を巡回する「まわローズ」に乗り込む参加者たち
100
:
千葉9区
:2009/03/25(水) 21:50:25
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/railway/list/200903/CK2009032402100003.html
名鉄、タクシー再編検討 新3カ年経営計画を発表
2009年3月24日
名古屋鉄道は23日、タクシーや不動産などの関連事業を含む名鉄グループの新3カ年経営計画(2009−11年度)を発表した。10年度中に鉄道と名鉄バスで使用できる電子マネー機能付きICカード乗車券を名古屋市営地下鉄、市バスと共同で導入することや名古屋地区に複数あるタクシー会社の再編の検討などが柱。
名鉄本社のグループ統括機能の強化により、11年度の連結純利益を08年度末の見込みより40億円多い150億円に増やすことを目指す。有利子負債は、08年度末の見込みより400億円少ない6800億円にする目標を掲げた。
記者会見で経営計画策定の責任者の山本亜土副社長は「グループ各社の社員採用手法の見直しや合同の入社説明会も検討したい」などと述べ、経営体制の一段の効率化を目指す考えを示した。
電子マネーは駅構内の売店や沿線の商業施設で使えるようにし、将来は名鉄沿線の駅近くにある子会社が経営する駐車場やグループのタクシーでも使用できるようにすることを目指す。IC乗車券は少なくとも導入当初はJR東海との相互利用はできない見通し。
このほか、レジャー施設のリトルワールド(愛知県犬山市)に11年にトルコのイスタンブールをテーマにしたコーナーを新設。10年に南知多ビーチランド(同県美浜町)のイルカスタジアムを観客とイルカが触れ合えるような形態に改修する。
名古屋地区には名鉄交通(約900台)、愛電交通(約200台)など複数のタクシー会社があるが経営効率を高めるため、持ち株会社を設立するなどの再編を検討する。
101
:
千葉9区
:2009/04/03(金) 23:24:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000593-yom-soci
格安高速バスが崖っぷち、2度の炎上事故で運行休止へ
4月3日14時35分配信 読売新聞
JR系列2社が東京−大阪間で運行している大型高速バス「青春メガドリーム号」が、18日から運行を休止する。
使用しているドイツ製車両が昨年5月と今年3月、走行中にエンジン付近から出火し炎上する事故を起こし、今も原因が究明できないためだ。4300円という格安運賃が人気で、就職活動の学生の足も支えていたバスは、このまま姿を消す可能性が強い。
ドイツ・ネオプラン社製の2階建てバスで国内に4台導入され、ジェイアールバス関東(東京)と西日本ジェイアールバス(大阪市)が2台ずつ所有。2006年に共同運行を始めた。通常のバス2台分に相当する77〜80人が乗れるため運賃は他の高速バスのほぼ半額で、乗車率8割を誇る両社の「ドル箱」だった。
しかし、国土交通省は3月の事故を受け、「2度も炎上事故を起こした事実は重い」として、残る2台の運行中止を両社に求めた。
現在、青春メガドリーム号は通常のバス2台を連ねて運行しているが、2台運行の場合は運転手が4人必要なため、2社は「運賃を据え置いたまま、高コスト運行を続けるのは困難」としている。
就職活動で頻繁に利用するという関西大4年の男子学生(21)は「面接や説明会で東京に行かなければならず、低運賃のバスは絶対に必要。安全を確保したうえで路線を守ってほしい」と話している。
最終更新:4月3日14時35分
102
:
千葉9区
:2009/04/03(金) 23:25:15
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090403-OYT1T00988.htm
「青春メガドリーム号」、別車両で18日以降も隔日運行
東京―大阪間を低価格で運行する大型高速バス「青春メガドリーム号」について、西日本ジェイアールバス(大阪市)とジェイアールバス関東(東京)は3日、隔日で運行を続けると発表した。
青春メガドリーム号は使用していたドイツ製車両が炎上事故を起こしたため、18日以降は運行が休止される見通しだったが、西日本が所有する日本製の2階建て車両(56席)を使って運行を継続することにした。運賃は片道4300円で据え置く。18日以降分の乗車券発売日は未定。同社は「他社への対抗もあり、運行を継続する」としている。
(2009年4月3日22時10分 読売新聞)
103
:
千葉9区
:2009/04/06(月) 22:22:00
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000904020003
戸惑いの発車
2009年04月02日
山形空港ライナーに乗り込む乗客。9人乗りのジャンボタクシーで高速道路を通ってJR山形駅に向かった=東根市の山形空港
∞空港路線バス廃止→予約制乗り合いタクシーに
え、バスないの?――。山形空港で1日、利用客にそんな戸惑いが広がった。空港と山形駅を結ぶ路線バスが3月末で廃止となり、1日から山交ハイヤーによる予約制乗り合いタクシー「山形空港ライナー」に代わったからだ。運行初日、同乗してみた。
午後2時10分、到着ロビー出口前のバス乗り場。スーツケースを片手に大阪府豊中市の会社員貝坂高志さん(37)が看板を眺めた。「びっくりしました。予約制なんて知りませんでした」
山形空港へのアクセスは、山交バスが定員45人のバスで運行していた。天童経由で山形駅まで約45分、860円。1便利用者は平均5人と少なく廃止になった。そこで、山形空港利用拡大推進協議会が山交ハイヤーに委託し空港ライナーを始めた。
午後2時15分。「Airport Liner」と書かれた9人乗りのジャンボタクシーが到着した。乗り場にいた十数人のうち予約をしていたのは5人足らず。東京都大田区の女性(52)は「出発前にインターネットで確認したらバスが廃止と知り、急いで電話しました」。予約していない人は先着順となり、4人が残った。乗務員はあわてて増発便を手配。予定時間を5分ほど遅れて出発した。増発便に乗るために記者も残った。
東京から観光で来た主婦浦睦世さん(37)は山形は初めて。はしゃぐ長男巧君(3)を見守りながら「事前の調査不足だったなぁ」。増発便を待つ間に2時50分発の便が到着。直後、増発便が到着して5人は乗り込んだ。
1200円の料金を徴収し、2時50分に出発。東根インターから東北中央道に乗り、山形中央インターを経て約25分で山形駅に到着した。発着便にあわせ1日7往復、希望すれば市中心部の目的地まで送ってくれるため、県外の人も活用次第でとても便利な交通手段になりそうだ。
ただ、空港は県の「玄関口」。空港に案内を張るだけでなく、航空券を予約する際に周知するなど、改善の余地は多いと感じた。(南日慶子)
104
:
荷主研究者
:2009/04/08(水) 23:45:32
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20090307103.htm
2009年3月7日04時12分 北國新聞■石川のニュース
◎運賃100円でも「まちバス」黒字 金沢市と商店街、損失補填取りやめ
今年度の損益が黒字となる見通しになったまちバス=金沢市内
JR金沢駅と金沢市内中心商店街を結ぶ「まちバス」の今年度の損益が、黒字になることが六日までに確定した。運賃を百円に設定し、当初は採算確保は難しいとみて、市と商店街が分担して損失補填(ほてん)することを決めていたが、取りやめる。北陸鉄道が同様のルートで百円バスを運行した七月以降も利用は堅調に推移しており、最終的に運賃百円でも十分にもうけが出ることになった。
まちバスは金沢商業活性化センター(TMO)が運行主体となり、西日本ジェイアールバスに運行委託して昨年四月五日から土日祝日に運行されている。
TMOによると、今月一日時点の乗客数は二十二万三千人となり、同二十九日までの今年度の運行で二十三万人を突破することが確実となった。当初の見通しでは乗客数を十五万人としており、千五百万円と見込んでいた運賃収入も二千三百万円程度になる。広告協賛金も収入増に貢献した。
支出は運行経費や広告事業、イベント情報を盛り込んだ「まちバスノート」発行といった企画費などで、新年度の運行準備経費などを差し引いても百―二百万円の黒字を確保する。今年度の黒字分については、新年度のまちバス運行に充当するという。
当初の計画では、市と商店街で七百五十万円の損失補填を想定していた。市は今年度三月補正予算案で、市の補填分五百万円を減額している。
今月一日時点では、一便当たりの平均乗客数は六二・〇九人で、無料運行された昨年度の六二・〇人とほぼ同水準となっている。今年度から運行時間を夜間にも延長しており、「夜間の利用は比較的少なく、昼間の利用だけでは昨年度を上回っている」(TMO)という。
四―六月の一日当たりの乗客数は二千二百―二千三百人台で推移し、北鉄が市中心部で運賃百円の「兼六園シャトル」運行を開始した七月以降も千八百―二千二百人台と大幅に落ち込まなかった。
北鉄の場合、通常の路線バスが市中心部を運賃二百円で運行しており、百円バス運行がかえって収益低下につながる可能性もあるが、TMOは「バスから遠ざかっていた市民らの足を再びバスに向け、中心部のにぎわい創出にもつながった」としている。
107
:
荷主研究者
:2009/04/09(木) 00:22:04
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78994
高速バスにパーク&ライド 佐賀・基山で駐車場開業 西鉄「環境保護に貢献」
2009年2月23日 14:13 西日本新聞
101台が駐車できる西鉄のパークアンドライド駐車場=23日午前9時半ごろ、佐賀県基山町 西日本鉄道(福岡市)は23日、佐賀県基山町の九州自動車道基山バス停近くで、高速バス利用者専用のパークアンドライド駐車場(101台収容)の営業を開始した。同社は「高速バスの利用促進と、周辺の違法駐車解消につなげたい」としている。九州運輸局によると、高速道路の大規模なパークアンドライド専用駐車場は九州では初めて。
●CO2削減 乗車促進
パークアンドライドはマイカーを駐車場に置いて、そこから目的地までバスや電車などの公共交通機関を利用する取り組み。二酸化炭素の排出削減や渋滞解消につながり、国内でも導入する自治体が増えている。
西鉄の駐車場は無人式で基山バス停から徒歩約3分にある町有地(約2500平方メートル)を借り受けて整備。利用は高速バスの乗客に限り、1日24時間出入り可能。料金は48時間以内なら200円、以降は24時間ごとに300円加算される。駐車場利用者は、基山で降車する際に乗務員に申し出て、駐車場のサービス券を受け取る。
基山バス停には19ある同社の路線高速バスが停車。基山から天神・博多駅へ向かうバスが平日の午前7時台に9本出ており、駐車場は福岡都市圏への通勤客の利用を見込んでいる。
この日は午前10時から現地で記念式典があり、同社の中尾和毅常務執行役員が「高速バス利用者の利便性を高め、環境保護にも貢献できる。九州各地にこうした駐車場を増やしていきたい」と述べた。
=2009/02/23付 西日本新聞夕刊=
109
:
荷主研究者
:2009/04/13(月) 02:30:52
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090318/CK2009031802000023.html
新年度に計画策定へ 高山市、バスの運行体系見直し
2009年3月18日 中日新聞
旧高山市域を走っている市運行のバス=高山市昭和町で
高山市は新年度、バスの運行体系を見直す計画を作る。周辺9町村との合併から5年目に入るが、独自運行バスや民営の路線バスが混在し、市中心部と旧町村部をつなぐ路線の弱さによる過疎化といった問題も浮き彫りになっている。市民ニーズを探りながら進め、早ければ2010年度にも実施に移したい考えだ。
市内では、通院を主な目的とした合併前の旧7町村のエリアを巡回する独自運行の地域福祉バス▽旧清見村と丹生川村時代の濃飛バス委託運行を引き継いだバス▽同バス委託で旧高山市域を巡るバス▽市中心部と旧町村部などを結ぶ濃飛バス−の4形態がある。
市中心部と旧町村部を結ぶのは、旧清見と丹生川時代を引き継いだバスの各1路線以外は濃飛バスが運行するが、赤字路線が目立ち、市が補助して維持している路線もある。同様のケースは今後増えると市はみている。
また、旧高山市域を巡るバスは利用者が減少。旧町村部の地域福祉バスも、利用者数にばらつきがある。
計画策定には、地域の公共交通活性化や再生を目指す国の補助事業を導入。市は今月13日、路線バス事業者や住民代表者、学識者などによる市公共交通活性化協議会を発足させた。
新年度は協議会を中心に、市民の利用実態やニーズ調査をして計画を仕上げる。市企画課の担当者は「合併前と比べて住民のニーズは変化している。予約制の導入や有料化なども含めて幅広く検討したい」としている。
(南拡大朗)
110
:
荷主研究者
:2009/04/13(月) 02:32:02
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090311/CK2009031102000015.html
年々増加バス通学 三重交通、定期割引率アップで
2009年3月11日 中日新聞
バス通学の料金が大きく割引となる年間通学定期券=津市で
三重交通(津市)のバス利用者が横ばいを続ける中、バス通学する学生や生徒らが増えている。5年前、延べ約375万人だった通学定期券の利用者が年々増加、2008年度は約590万人に達する勢いだ。
同社の担当者は、05年に通学定期の割引率をアップしたのが原因とみている。
「年間通学定期券」が好評。月に20日間現金乗車で往復する場合と比べ、58%以上の割引になり、受け付けは継続購入の場合、今月18日から、新規は25日から、いずれも4月末まで限定販売する。同社の各営業所などで取り扱い、価格は区間に応じて3万2000−12万円。三重交通は「遠距離通学なら値ごろ感がある。不景気な今こそバス通学を見直してほしい」と話している。問い合わせは同社乗合営業部=電059(229)5533=へ。
(木下大資)
111
:
とはずがたり
:2009/04/13(月) 20:17:23
>>109
高山市中心部バス路線図
http://www.rosenzu.com/brgi/brg61.html
それにしても凄いウェブサイトだ。
東海3県のみの様だが拡大に期待♪
112
:
千葉9区
:2009/04/17(金) 20:56:55
なんつー需要予測の外しっぷり
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1236224.article.html
“過疎”バス4カ月で休止 利用者想定の1割満たず
バス路線から外れるなど公共交通の“過疎”地域対策として、佐賀県がモデル事業に採択した佐賀市大和町川上校区の巡回バスが、実証実験開始からう4カ月で運行を中止した。利用者が想定の一割にも満たず、継続できなかった。需要予測のあり方のほか、目的地まで時間がかかる「巡回方式」の問題点など、同様の事業に生かすべき課題も浮き彫りになった。
巡回バスは昨年10月、自治会長会が主体となって貸し切りバスを運行する方式で始めた。日曜を除く週6日の午前8時−午後4時に1日6便(3往復)、地区内を片道1時間−1時間半かけて巡回する「定時定路線」方式で運行した。運賃は250円。
利用者は当初から伸び悩み、12月からは事前予約型の週2日運行に変更。それでも採算ラインには届かず、1月末で運行を中止した。運営費全額の200万円を補助した県空港・交通課は運行休止に至った要因として、需要予測の甘さやルート設定の難しさなどを挙げる。
需要を予測するための自治会長会の事前アンケートでは、校区内人口の1割に当たる600人が利用すると回答。その住民が月に2往復(4回)利用すれば、採算ラインの1日100人の利用は可能と予想した。実際は定時運行で1日平均8・5人、予約型も同9・0人の利用にとどまり、採算ラインの1割に届かなかった。
同課は「需要はあるので運行すれば利用されるという認識が甘かった」と分析。事後アンケートで「巡回型は目的地まで時間がかかる」「予約してまで乗るのに抵抗がある」などの意見が出たことから「事前調査などで需要の中身まで調べ、ルートや運行時間などに反映させる必要がある」と話す。
県のモデル事業では、08年度に川上校区のほか、玄海町社会福祉協議会(11月末から)と伊万里市東山代町地区(09年4月から)を採択。本年度も新たに3件程度を選ぶ方針。大和町の事例を参考に、実現性と持続性の高い計画策定が必要になっている。
【写真】県のモデル事業としてスタートした佐賀市大和町川上校区の巡回バス。地域の足として期待されたが、利用者数低迷で休止に追い込まれた
2009年04月17日更新
113
:
とはずがたり
:2009/04/23(木) 15:02:43
「ベロタクシー」が25日、公道デビュー 秋田市
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090422z
秋田市の「わらしべ貯金箱実行委員会」(武内伸文代表)が購入した自転車タクシー「ベロタクシー」が25日、公道デビューする。秋田市保戸野通町の金子地所前から通町を周遊する1キロ程度のコースで、料金は大人1人300円。小学校低学年の児童と65歳以上は1人200円。
予約は必要なく、希望者は当日、金子地所前に集まれば順番に乗ることができる。ドライバー数人が交替で運転する。26日には桜の名所である太平川ほとりでの運行を予定している。
わらしべ貯金箱は、不用品を持ち寄り、引き取りや交換を希望する人に小額を寄付してもらうチャリティーフリーマーケットの一種。ベロタクシーは、この貯金で購入したドイツ製の中古車で、運転手と大人2人が乗れる。
(2009/04/22 14:13 更新)
115
:
荷主研究者
:2009/05/04(月) 02:12:17
http://kumanichi.com/news/local/main/20090401007.shtml
2009年04月01日 熊本日日新聞
熊本都市バス運行開始、市営の7路線引き継ぐ
テープカットをし、熊本都市バスの出発を祝う関係者。中央が山内清宏社長=1日午前(野田徹)
熊本都市圏の路線バス網再編を目的に九州産交バス、熊本電気鉄道、熊本バスが設立した熊本都市バス(山内清宏社長)が一日、運行をスタート。熊本市桜町の熊本交通センターで出発式があった。
市交通局の複数路線を一括で民間が引き継ぐ「面的移譲」の第一弾。市営バス上熊本営業所本山車庫の管轄七路線を運行する。
式では、山内社長が「利用者サービスはもちろん路線網再編の起爆剤になるよう努力したい」とあいさつ。幸山政史市長が「身近な移動手段であるバス路線のさらなる充実を願う」と祝った。
運賃、運行本数は従来通りで、同社と市営バスで利用できる共通乗り継ぎ定期も取り扱う。車両は順次、市木イチョウの黄色と地下水をイメージした青色をポイントにした都市バス仕様に変更する。
運行路線は▽第一環状線▽流通団地線▽中央環状線▽長溝団地線▽八王寺環状線▽本山車庫線▽アクアドーム線。同社TEL096(312)5077。(前田克)
116
:
荷主研究者
:2009/05/04(月) 02:14:44
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/04/02/2009040211293871024.html
2009年4月2日 山陽新聞
阪神方面の高速バス運行開始 丸亀・観音寺発着
阪神方面に向けて観音寺駅前を出発する高速バス
丸亀・観音寺と阪神方面を直結する高速バス路線が1日、運行を開始した。善通寺と坂出のインターチェンジ近くにマイカーを乗り付けることができるバスターミナルも新設され、西讃地域からの利便性が大幅に向上した。
新設されたのは、観音寺―新神戸線(1日3往復、所要時間3時間10分)▽丸亀―新神戸線(同、3時間46分)▽観音寺―大阪線(1日4往復、3時間48分)▽丸亀―大阪線(同、4時間15分)の4路線。JR四国バス(高松市)、四国高速バス(同)など県内外の5社が共同運行する。
いずれの路線も善通寺インター、坂出インター近くのバスターミナルに停車した後、阪神方面へ直行する。
これまでの便は、丸亀駅から一般道を通り、坂出・高松駅を経由していた。丸亀―新神戸・大阪間の所要時間は約50分短縮される。
この日、JR観音寺駅前で出発式が行われ、十川道信JR四国バス社長、中桐宏樹四国運輸局次長、白川晴司観音寺市長らがテープカット。乗客へ記念品を贈呈し、運行開始を祝った。
十川社長は「四国から京阪神に向かう半数は高速バスを利用している。利便性の向上により、四国と阪神地域の交流人口の拡大に寄与したい」と話していた。
117
:
荷主研究者
:2009/05/04(月) 02:35:41
筑豊烏尾トンネル
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=33.63912864&lon=130.75206247&sc=7&mode=map&pointer=on&home=on&hlat=33.60212306&hlon=130.66953611
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/86968
筑豊烏尾トンネル利用 福岡市・天神‐田川市・県立大 特急バス運行開始
2009年4月2日 06:52 西日本新聞
田川市の西鉄バス筑豊田川支社は1日、天神(福岡市)‐県立大(田川市)間の特急バスの運行を始めた。先月開通した国道201号の「筑豊烏尾(からすお)トンネル」を使った新路線で、平日は9.5往復、土日祝日は7往復する。
新路線は天神から八木山バイパスを抜けて、同トンネルがある飯塚庄内田川バイパスを利用。飯塚バスセンター(飯塚市)を経由せずに、後藤寺バスセンター(田川市)に直行、同大まで向かう。同バイパス上に鶴三緒橋、下三緒、庄内工業団地、関の台団地の4停留所を新設。後藤寺バスセンター以降は田川市役所、日の出町口、伊田本町口、伊田駅の4停留所に止まる。所用時間は約1時間20分、運賃は1450円。
新路線開設を契機に、同トンネルと烏尾峠の分岐点になる既存の関の山バス停近くに、特急バス利用者の駐車場(面積約1万平方メートル)の整備が計画されている。これまでの天神から飯塚バスセンター、烏尾峠経由の後藤寺バスセンター行の特急バスも運行する。
同大がある田川市伊田地区はこれまで特急バスの乗り入れがなかったが、今回の延伸で同地区住民や県立大生の利便性が高まることが期待され、同支社は「利用者の状況を調べて、将来的には増便も検討したい」と話している。
=2009/04/02付 西日本新聞朝刊=
118
:
千葉9区
:2009/05/05(火) 10:36:49
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000905020003
路線バス維持 険しい道
2009年05月02日
「路線バスの減便や廃止が続いています。今後高齢化が進み車の運転ができない人も増えると思います。過疎地には年金も少なく、買い物や通院にたびたびタクシーを使えない人も多いのです。どんな対策がとられていますか」。平生町の無職男性(77)から、朝日新聞山口総局にこんな手紙が寄せられた。早速、暮らしを守るための工夫と苦悩が続く現場を訪ねてみた。
(青山直篤、清水謙司)
◆ 地域の足 自治体支援は限界
周南市の北部にある鹿野地区(旧鹿野町)。島根県と県境を接する農村地帯でワサビや豚肉加工品が特産品だ。人口は65年に比べて半分近く減り4千人ほど。うち4割を65歳以上のお年寄りが占める。
地区では中心部を起点として七つの「運行エリア」を、事前予約型の乗り合いタクシー「ふれあい号」が決まった時間帯に往復する。市が防長交通(周南市)に補助金を出して走らせていた路線バスを廃止し、07年9月から地区の「冨士タクシー」に委託して始めた。
路線バスも走っていなかった山間部や、通常の料金体系なら3千円以上の運賃がかかる地域もエリアに含まれる。運賃は片道一律300円で、好きな場所で乗り降りできる。「一人暮らしの年寄りばかりだから、みんな本当に助かっている」。買い物帰りに利用していた原田チエ子さん(78)が話した。
ふれあい号はバスと違い、当日朝までに予約がないと走らず、行き先や利用客数に応じて小型とジャンボ車両を使い分ける。市の委託費は1154万円(08年度)で、06年10月〜07年9月の路線バスへの補助金1580万円より426万円安くすんだ。
冨士タクシーは地区唯一のタクシー会社。藤井茂男専務は「利益だけを考えれば、バスも公共の乗り合いタクシー制度もないのが一番いいが、地域への感謝から、利益はなくてもふれあい号の仕事を引き受けた」という。乗り合いタクシーの維持は、事業者の自発的な協力が頼りという面もある。
◇ 利用者減の悪循環
地方の路線バスは、自家用車の普及に伴い、利用が低迷した。中国運輸局山口運輸支局によると、県内のバス輸送人員は65年度に約1億5546万人でピークを迎えたが、07年度には約3094万人になった。一方、普通車の数は、同じ時期に約1万7千台から約48万6千台に増えた。さらに県内では人口が85年から減り続け、05年には58年ぶりに150万人を割った。
利用者が減る→便数を減らす→さらに利用者が減る。バス会社の多くがこんな悪循環から逃れられず、赤字路線に見切りをつける。「小泉改革」で02年に赤字路線からの撤退が自由になったのも影響した。防長交通は02〜07年度、鹿野地区を含む12路線を廃止。佐々木亮輔運輸部長は「人口減とマイカー社会は歴然。車ありきの世の中で新たにバスに乗る人はほとんどいない」と言う。
119
:
千葉9区
:2009/05/05(火) 10:37:11
◇ 国補助金 全国2位
山口運輸支局によると、県内は中山間地域を走る赤字路線が他県に比べて多い。こうした赤字の路線バスを、国、県、市町が補助金を出し合って支えてきた。08年度に出した補助金は国が約3億9500万円、県が約5億8800万円。国の補助金額は北海道に次ぐ全国2位だ。しかし、財政難で国も地方自治体も身動きがとれなくなった今、補助金をつぎ込んで路線バスを守る従来の手法は、大幅な見直しを迫られている。
長門市も、ブルーライン交通(下関市)に委託して油谷地区で運行していた路線バスを3月でやめた。07年度は運行経費に約1千万円かかったが、客は病院に行くお年寄りら1日数人で、運賃収入はわずか84万6千円。その差額を補助金で穴埋めしてきたが、「市の財政規模に対してあまりに大きい」(市商工観光課)と白旗をあげた。4月からは、市が委託した乗り合いタクシーが地域の足を担う。
国は07年、地域公共交通活性化・再生法を施行。地域での話し合いを通じて路線バスに代わる新しい交通手段を残す取り組みを支援する。鹿野地区や長門市の乗り合いタクシーは、こうした流れの中で生まれた。山口、萩市などでは、自治体が運行主体になり、安い運賃で地域を循環する「コミュニティーバス」を走らせる。防府市は今秋、「公共交通週間」を設けて、路線バスの運賃を割り引くなどして利用を促すという。
◇ 地元もアイデアを
名古屋大の加藤博和准教授(交通・環境計画)は「国民に最低限の移動手段を保障するため、赤字路線への補助金には一定の理解が必要。ただ地域社会も権利を主張するだけでなく、スーパーや病院に協賛金を求めたり、町内会でお金を出したりするなど、様々なアイデアを出していくことで道が開ける」と話す。
● ○ ● ○ ●
地方の路線バスは、「空気を運んでいる」と揶揄(やゆ)されることもある。都市圏のように鉄道が充実していない県内では、車に乗れない人にとって不可欠な交通機関だ。県はお年寄りに免許証の自主返納を呼びかけており、財源不足の中でも地域の足を確保する政策は一層大切になる。県も旗振り役を務めているが、県庁付近の道路が朝夕、職員の車であふれるのを見るにつけ、山口の車社会ぶりに複雑な思いがする。
(清水)
120
:
荷主研究者
:2009/05/13(水) 23:53:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/86931
西鉄バスカード廃止 来年3月末 事実上の値上げ ニモカに全面移行
2009年4月2日 01:14 西日本新聞
西日本鉄道(福岡市)は1日、路線バスと高速バスの一部に導入しているプリペイド式磁気カード「バスカード」を来年3月末で廃止すると発表した。販売は9月末で終了する。また西鉄バス、電車と福岡市営地下鉄で使えるプリペイド式磁気カード「よかネットカード」のバスでの利用も来年3月末で終了する。電車では従来通り利用できる。
西鉄の竹島和幸社長は「来春からは、福岡市営地下鉄やJR九州などとの相互利用が始まるICカード『nimoca(ニモカ)』利用をお願いしたい」としている。ただ、ニモカでバスを利用した場合の割引率は、バスカードに比べ低いため、バスでしかニモカを利用しない人にとっては事実上の値上げになる。
西鉄によるとバスカードは1992年に導入された。3000円券で3400円分利用できるなど、高い割り引きが人気を集め、2007年度の販売枚数は約485万枚で販売額は約120億円。西鉄のバス収入の30%を占めている。
ニモカの場合は、3000円分乗車してもポイント付与額(割引額)は110円にとどまる。
西鉄はバスカード廃止の理由を、(1)使い捨ての磁気カードは繰り返し使えるICカードより環境負荷が大きい(2)カード読み取り機器が耐用年数(10年)を過ぎ、部品や周辺機器の入手が困難‐などと説明。バス全車両へのニモカ導入が本年度上期に完了することから、廃止を決めたという。
バスカードは廃止後5年間、払い戻しに応じる。
=2009/04/02付 西日本新聞朝刊=
121
:
荷主研究者
:2009/05/13(水) 23:56:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/85929
西鉄バス 大学病院線など増便 久留米地区 4月から新ダイヤ
2009年3月28日 02:35 西日本新聞
西日本鉄道(福岡市)は4月1日から、久留米地区の路線バスのダイヤ改正を行う。青峰団地などから西鉄久留米駅を経由して大学病院に向かう乗り換えなしの路線を新設するほか、浮羽、吉井方面から大学病院へ向かう便を増やす。同社は「以前から要望が多かったため」としている。
改正内容は、(1)国分線に青峰団地‐西鉄久留米‐久留米市役所‐大学病院のルート(平日=19.5往復、土曜・日祝日=10往復)を新設(2)市内線に竹の子発の同ルート(平日・土曜=11往復、日祝日=9往復)を新設(3)吉井線に浮羽発着所、吉井営業所発の同ルートを6往復増便‐など。
草野線には「スパリゾートホテル久留米」(同市山本町)の玄関前にバス停を設け、新たに毎日10往復乗り入れる。
新ダイヤは、にしてつグループホームページで紹介している。西鉄お客さまセンター=0570(00)1010。
=2009/03/28付 西日本新聞朝刊=
122
:
荷主研究者
:2009/05/14(木) 00:26:02
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090401/CK2009040102000010.html
2009年4月1日 中日新聞
高速バス「キャンペーン運賃」延長 四日市〜中部空港、利用者増加で
運賃割引が1年延長される中部国際空港行き高速バス=近鉄四日市駅で
三重交通(津市)は、四日市市と中部国際空港を結ぶ高速バスの片道運賃を1000円とする「キャンペーン運賃」を、来年3月末まで1年間延長する。4日市港からの海上アクセス便が廃止となった昨年10月以降、利用者が増加しているためだ。
高速バスは、空港が開港した2005年2月に片道運賃2000円で運行を開始した。06年4月に就航した海上アクセス便に対抗するため、07年4月から片道運賃を1000円とするキャンペーンを期間限定で実施している。運行回数は1日9往復。
07年度の利用者数は1便当たり15・6人だったが、海上アクセス便が廃止された昨年10月は25・1人に急増した。以後も前年同月比で4−6割増を保ち、1台のバスに乗りきれない場合はさらに1台を追加して走らせている。このため同社は、08年度平均では24・4人、利用者総数では13万1940人を見込んでいる。
同社乗合営業部は「運賃を開始当初の半額にしているため、これでもぎりぎり採算に合う程度だが、鉄道などと比べて安さが強みになっている」と説明。「今後の需要をもとに、より利用しやすいダイヤへの改善も検討したい」としている。
友人と2人で韓国を旅行するため、近鉄四日市駅から31日午前11時発の便を利用した市内の主婦(46)は「高速バスは運賃が安いのがメリット」とする一方、「海上アクセスの方が所要時間が短く、乗り場に無料駐車場もあった。利用者がどちらを使うか選べるといいのに」と話した。
(大森準)
123
:
千葉9区
:2009/05/16(土) 02:39:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000905150005
県北バス 再生手続き開始申請
2009年05月15日
バス事業で売上高県内2位の岩手県北自動車(県北バス。本社・盛岡市、三船博敏社長)は14日、東京地裁に民事再生手続き開始を申し立てた。負債総額は約92億円。経営多角化の失敗などで負債を抱えた上、人口減などでバス利用者が伸び悩み、燃料費の高騰なども重なって経営が悪化した。事業は今後も継続し、バス路線と雇用は当面、維持される。福島交通などの事業再生を手がけてきたコンサルタント会社が支援し、再建を目指す方針だ。
◇
<バス路線・雇用は当面維持>
併せて宮古市で観光ホテルを経営する関連会社「浄土ケ浜パークホテル」(宮古市、三船博敏社長)も民事再生手続き開始を申し立てた。負債総額は約28億円。同社も営業を継続するという。
県北バスは43年に設立。県北部や沿岸部を中心に路線を展開するほか、盛岡と青森、弘前、仙台などを結ぶ高速バスも運行している。
地域の人口減やバス離れ、景気の悪化に燃料費の高騰、昨年の2度の地震などが重なり、03年度に36億円だった売り上げは、08年度には25億円まで落ち込み、県などからバス路線維持のため受ける補助金で収支の帳尻を合わせる状態が続いていた。
バブル期前後の観光事業などへの投資に失敗して負債を抱え、八幡平スキー場などを運営していた関連会社「八幡平観光」(2月に破産手続き開始)の負債も肩代わりすることとなり、09年3月期決算は約3億8千万円の最終損失となったという。
14日に取締役会を開き最終的な方針を決めたという。三船社長は記者会見で、民事再生手続きを「事業の継続のため苦渋の決断だ」と話した。
県北バスを巡っては、福島交通(昨年4月に会社更生法適用申請)や茨城交通(昨年11月に民事再生法申請)の事業再生を手がける「経営共創基盤」(本社・東京、冨山和彦社長)が14日、再生支援の基本合意契約を結んだ。民事再生手続きが順調に進めば、経営共創基盤が県北バスの事業を引き継ぐ予定だ。
会見した経営共創基盤の松本順取締役は、乗り合いバスの路線と雇用は基本的に守る考えを示した。一方、高速バスや観光船のうち赤字事業は減便、撤退も検討するという。松本氏は「傘下に置く福島交通、茨城交通と管理部門を共通化するなど、効率的な経営を進めたい」と話した。
◇
<「地域の足」の行く末 自治体や住民に不安>
「地域の足」の行く末に、自治体や住民からは不安や驚きの声が上がった。
盛岡駅からの急行バスや浄土ケ浜パークホテルがある宮古市の熊坂義裕市長は「運行も営業も今まで通りということなので一安心している。今後は観光振興や利用促進など側面から再建支援していきたい」と話した。
一方、八幡平市の小野寺光正企画総務部長は「赤字路線が廃止にならないか不安だ。通院、通学などに影響が出ないことを願っている」と話す。九戸村の滝谷博・総務企画課長も「住民の足になっている旅客部門は継続されるようなのでほっとしたが、経営悪化の影響が広がらないか心配だ」と話した。
県は県北バスに対し、路線運営のための補助金として計26路線で約8千万円(08年度)を拠出している。達増拓也知事は「県民の足を確保するため、支援を継続していきたい」とコメントを出した。県地域企画室の平野直・交通課長は「バス事業の運営環境が厳しい中、会社の体力を強化し経営改善を図る動きは望ましいことだ」と評価している。
利用者からは、路線の維持を訴える声が相次いだ。
盛岡市の高校3年生、泉川美里さん(17)は「学校方面へは県北バスしかないので路線は残してほしい」。八幡平市の会社員女性(35)も「いつも通勤で使っているのでなくなると困る」と不安をのぞかせた。
滝沢村の無職男性は「情けない。県交通におされたのではないか」と同社のこれまでの経営を批判。八幡平市の会社員男性(56)は「経営はしっかりしていると思っていたので意外だ」と驚いた。
124
:
千葉9区
:2009/05/18(月) 22:21:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090517-OYT8T00902.htm
<ファイル広島>客待ちタクシー 交通妨害 広島中心部 苦情相次ぐ<58>
警察 クリーンロード作戦
横断歩道手前に停車し、取り締まりを受けるタクシー。路線バスは車線を変えた(広島市中区の交差点で) 広島市中心部の路上で客待ちをするタクシーへの苦情を訴える110番が相次いでいる。車線をふさいで停車するタクシーが渋滞の原因になったり、横断歩道の上に停車したりと、交通ルールを守らないケースが多発しているといい、広島市の繁華街を管轄する広島中央署は、4月下旬から重点的に取り締まる「クリーンロード作戦」に乗り出した。(杉山弥生子)
4月28日午後5時半、クリーンロード作戦の初日。中区の紙屋町交差点近くの国道では、片側3車線のうち、歩道よりの1車線に約10台のタクシーがズラリと並んでいた。バス停の前にもタクシーが停車しており、よけるためにバスが車線変更しなければならない場面も多くみられた。
広島中央署員が停車時間を確認し、「ここに止めてはいけませんよ」などと運転手に声を掛けると、「そんなに長い時間待っていない」と怒り出し、急発車しようとする一幕さえあった。同署はこの日、1時間半で9台のタクシーに駐車違反の反則切符を切った。その後、5月13日までに16件の反則切符を切ったという。
同署管内では、今年1、2月、駐車苦情の110番が約350件あった。中でもタクシーに関係する苦情が約100件。後藤憲一交通1課長は「夕方、1車線がふさがれると渋滞がひどくなる。厳しく取り締まっていくが、警察官の姿が見えなくなるとまた集まってきてしまう」と語る。
「違法とは分かっているけど、流して走るより、繁華街で待つほうがお客さんに当たることが多いので、やめられない」。駐停車禁止の場所で客待ちをしていた個人タクシーの男性運転手(61)は言った。
県西部のタクシー会社でつくる県タクシー協会広島支部には、5年ほど前から客待ちのタクシーの苦情が寄せられるケースが増えた。一般のドライバーやバス会社から「道をふさいで走りにくい」などという電話が多い日は十数件あるという。
同協会では、平日の正午から午後5時まで、中区基町のタクシー乗り場に街頭指導員2人を配置。停車スペースの外で客待ちしようとするタクシーに注意するなど、自主的な取り組みを進める。今後は、タクシー乗り場を増やすことなどを市に求めていくという。
同協会の松田弘生事務局長は「不景気で利用客が減り、少しでも人のいるところへと、タクシーが集中した結果だと思うが、道路交通法違反をする言い訳にはできない。業界全体で取り組みたい」と話している。
(2009年5月18日 読売新聞)
125
:
とはずがたり
:2009/05/22(金) 18:41:31
浜松バス事業撤退へ 遠鉄も6路線廃止 県に申し出
2009/05/22
http://www.shizushin.com/news/local/west/20090522000000000043.htm
浜松バス(浜松市浜北区
http://www.hamabus.co.jp/
)と遠州鉄道(同市中区)が、市内で運行する路線バス計8路線を来年3月末で廃止する意向を県に申し出ていたことが21日までに分かった。申し出が認められた場合、2007年3月に路線バス事業に参入した浜松バスは、わずか3年で撤退することになる。
同市浜北区で同日開かれた浜北区協議会で市が報告した。
浜松バスの路線バス1便当たりの利用者数は07年が3・48人、08年が4・25人と低迷。採算ラインの「10―15人」(市交通政策課)を大幅に下回っていた。
浜松バスはバス事業が免許制となった1951年以降、県内初の新規参入事業者として路線バスの運行を開始。約7カ月後には路線を拡充したが利用者数が十分伸びず、ことし4月15日付で廃止を申し出た。
対象となるのは浜松バスの「浜北中南部循環線」「染地台・あらたまの湯線」の2路線と、遠鉄バスの「医大じゅんかん線」など六路線。県から報告を受け、市は「地元住民の聞き取りなど進め、9月をめどに県への答申をまとめる」としている。
ほかに廃止が検討されている路線は次の通り。
▽遠鉄バス「旭ケ丘線」「白州線」「小沢渡線」「浅田米津線」「三島江之島線」
「自主運行で穴埋めを」 浜北区 協議会委員が要望
浜松バス(浜松市浜北区内野)が来年3月で路線バスを廃止する意向を申し出たことが報告された21日の浜北区協議会では、委員から市のコミュニティバス(自主運行バス)による路線の穴埋めを求める声が相次いだ。
男性委員の1人は「コミュニティバスは自動車を使えない人のための“福祉バス”。民間が無理なら市でやるべき」と述べた。市は昨年9月、浜松バスの路線と重複するコミュニティバスの路線を変更していて、別の男性委員は「廃止の場合は市が路線を復活してほしい」と要望した。
一方で「いくら市の運営としても需要に応じた路線整備でよいのでは」との意見もあった。鈴木日出男会長は市が9月に答申を作成するとしたことに触れて「あと4カ月で十分できるのか」と疑問を投げ掛け、市側は「9月はあくまでめど。コミュニティバスは存続も含めて今後の検討課題とする」と答えるにとどめた。
浜松バスの路線
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/hamamatsu-bus00.jpg
126
:
千葉9区
:2009/05/23(土) 13:31:18
http://www.asahi.com/business/update/0523/TKY200905220366.html
「高速千円」バスに打撃 乗客減少、大渋滞で延着も
2009年5月23日7時0分
地方の高速道路の大幅値下げの影響で高速バスの利用客が減っていることが、日本バス協会の調べでわかった。渋滞のあおりで大幅な到着遅れも報告された。協会は「想像以上の影響。高速バスは収益力が比較的高く、一般道の路線バスを補う側面もあるだけに痛い」としている。
協会がJRバス関東や名鉄バス、神姫バスなど大手5社から大型連休を挟む11日間の状況を聞き取ったところ、運行回数あたりの輸送人数は前年同期比で10%減。マイカーが「上限千円」となった土日祝日の7日間は同12%減で、平日4日間の同6%減に比べて落ち込み幅は2倍だった。
到着遅れも各地で相次いだ模様だ。名鉄バスによると、ゴールデンウイーク中の同社の到着遅れの幅はおおむね例年の2倍に達し、定刻なら約6時間20分で結ぶ名古屋―香川・丸亀では最大で4時間遅れた。「リピーターが離れないか心配」という。
国土交通省は「景気後退だけでなく、高速値下げも影響したことがうかがえる」(自動車交通局)と副作用を認める。(山本精作)
127
:
とはずがたり
:2009/05/25(月) 00:35:03
6時から東京で飲み会があったので4時発の東京行き常磐高速バスに乗車。常磐新線編成延長東京延伸委員会の委員長を私称する私であるので最近は努めてTXに乗るようにしてる(そもそもダラダラしてる内に時間が無くなるのだけど…)ので,休日即ち上野・浅草通過の便への乗車は初めてである。
首都高三郷料金所を過ぎるともう渋滞している。此処から小菅迄これか!?と思ったら車内放送に拠るとどうやら加平迄との事。うとうとしてたのでどの位か判らないが気がつくと加平手前800mの看板付近で乗用車3台に拠る事故。警察も未だだったので事故った直後っぽく,渋滞がこいつのせいなのかどうかは微妙であるが此を過ぎると道はがら空きになった。道路には迂回路の存在が必須であるねぇ。
小菅・堀切は拍子抜けする程のがら空き具合でそのまま向島線を進む。
小松川線との合流の両国Jct手前で合流の為1車線になるがそこから混み出す。更にその渋滞の侭深川線と合流の箱崎Jctへ。小松川線は混んでいるものの深川線はあんま混んでる感じではない。江戸橋Jct付近で執着のチャイムが鳴って,未だ渋滞はしているものの,もうすぐ終点の様である。
此処の隘路を解消するのが俺の持論であるが先ず3車線にするなら両国Jct→箱崎Jct迄か,まあ箱崎から江戸橋迄混んじゃうので同じだけどその前はマシになるかも。。
向島線→上野線迄一方通行で首都高の支線造れば閑古鳥の上野線の有効活用にも成るし,両国〜江戸橋の救済にもなる決定策だと思われるが江戸橋の処理能力が追っつかないのでしょうかねぇ?ほんま内環状線が有れば良いのにねぇ。次世代環状道は内環と核幹道(核都市広域連絡道路)や(`・ω・´)
日本橋道路元標の看板を見て呉服橋ランプとなる。東京駅は直ぐ其処。呉服橋交叉点は普段(平日便で)通って居るので土地勘ある。此処にでるのかあ,と思う。
17:33頃着。15分程遅れたとアナウンス有り。まあこんなものか。
秋葉原迄歩く。上野線の下をくぐる歩道橋を間違って渡ってしまうがクルマの気配が全くない。やはり有効活用せねば勿体ないと云えよう。
128
:
千葉9区
:2009/05/31(日) 20:09:28
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/98228
西鉄社長 1000円高速に怒り バス乗客減、4時間遅れも
2009年5月27日 00:28 カテゴリー:九州・山口 > 福岡 経済
西日本鉄道(福岡市)の竹島和幸社長は26日の定例会見で、自動料金収受システム(ETC)利用による高速道路料金割引について言及。大型連休中に九州の高速バス乗客数が約12%減少したうえ、渋滞により到着が4時間以上遅れる便もあったとして、怒りをにじませながら「1000円高速」施策を批判した。
国土交通省がお盆期間など平日の割引実施を検討していることに対し、現行の土日祝日以外への適用拡充をしないよう、九州の82社が加盟する九州バス協会会長として、同省に要請していることも明らかにした。
竹島社長によると、西鉄高速バスの4月24‐5月6日の乗客数と収入を前年と比較したところ、乗客は約3万6000人、収入は約5400万円減った。また福岡‐鹿児島線では、渋滞に巻き込まれ、通常の倍となる8時間以上かかった便もあった。「尋常でない遅延で、こういう状況が続けば客離れにつながる」と強い危機感を示した。
九州の他のバス事業者も同様で、乗客が平均12.3%減少。中には20%を超す減少率だったところもあったという。
お盆のほか正月期間の割引適用拡大については「(西鉄の)減収が2億円くらいになるのではないか。赤字路線は見直しを考えざるをえないかもしれない」と指摘。「環境問題の観点からも、おかしいのではないか」と不満をあらわにした。
高速バス対象の割引もあるものの「十分ではない」として、九州のバス業界を代表して22日、国交省に(1)上限1000円施策の拡充防止(2)高速道渋滞緩和策の検討(3)バス事業に対する支援措置‐を求める要請書を提出。6月中に具体的な改善策を提示する考えを示した。
=2009/05/27付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/98434
「1000円高速」広げないで 九州のバス業界が要望
2009年5月27日 18:32 カテゴリー:経済
九州バス協会(会長・竹島和幸西日本鉄道社長)は27日、マイカーなどを対象にした「高速道路1000円乗り放題」の影響で高速バス利用者が激減した上、渋滞が増えて運行に支障が出ているとして、政府が検討する割引拡充に反対する要望書を国土交通省などに提出したと明らかにした。
同協会は九州の約80のバス会社で構成。今後は全国団体の日本バス協会にも共同歩調を取るよう働き掛ける予定。麻生政権が景気浮揚策の目玉として打ち出した高速道路料金の大幅割引だが、その“副作用”が運輸業界を悩ませている。
政府は土日祝日だけを対象としている高速道路料金の大幅割引を、8月のお盆と年末年始の平日にも拡充することを検討中。九州バス協会によると大型連休期間中の高速バス利用者は、前年比約12%減と「経験したことのない落ち込み」(竹島会長)を記録した。中でも福岡−鹿児島線は、20%以上乗客が減った上に、大渋滞で通常約4時間の所要時間が倍以上かかったという。
129
:
千葉9区
:2009/06/01(月) 22:38:01
http://www.asahi.com/international/update/0601/TKY200906010376.html
ソウルのタクシー、4年ぶり値上げ 初乗り180円に
2009年6月1日21時29分
【ソウル=稲田清英】日本人観光客の利用も多いソウル市の一般タクシーの基本料金(初乗り2キロ)が1日、1900ウォン(約140円)から2400ウォン(約180円)に値上げされた。値上げは05年6月以来4年ぶり。走行距離と時間に応じた加算料金は据え置きとなったほか、ソウル市外に行く場合の割増料金(20%増し)は、隣接市までに限り廃止された。
130
:
千葉9区
:2009/06/03(水) 20:40:05
http://www.asahi.com/business/update/0603/SEB200906030016.html
バス協会「高速千円」拡大に反対 渋滞激しく利用急減
2009年6月3日19時20分
全国のバス事業者でつくる日本バス協会(会長・堀内光一郎富士急行社長)が3日、国土交通省が検討している高速道路料金「上限1千円」の割引拡大に反対する方針を決めた。ゴールデンウイークに高速バスが渋滞に巻き込まれて大幅な遅延が相次ぎ、利用客が激減したためだ。
協会は2280事業者が加盟。3日開いた高速バス委員会で決めた。近く、高速道路割引の拡充中止と渋滞緩和策の検討を求める要望書を同省に提出する。協会によると、今年4月24日〜5月6日の主要路線の高速バス利用者数は前年比で平均6〜7%減少。渋滞では所要時間が2倍以上になる例や到着が10時間遅れた例もある。
協会は「公共交通の機能がマヒし、経営努力の及ばないところで利用者の利便性を損ねている。環境保護にも反する」と訴えている。
土日祝日にETC車の高速料金を上限千円にする割引は、政府の景気対策の目玉の一つ。金子国交相は「経済効果が出ている」として、お盆や年末年始の平日への拡大を検討している。(渡辺淳基)
131
:
とはずがたり
:2009/06/05(金) 01:01:27
秋田中央交通、7月から運賃値上げ 国交省認可、初乗り20円増
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090604m
国土交通省は4日、秋田中央交通(秋田市、渡邉靖彦社長)の路線バスの運賃改定を認可した。初乗り運賃を現行より20円増の160円とするほか、1キロ当たりの運賃の基準となる基準賃率を3円40銭上げて42円80銭とする。値上げは消費税率アップを受けて行った1997年以来12年ぶり。7月1日から実施する。
大人の初乗り運賃は20円増の160円、子どもは10円増の80円となる。例えば、秋田駅西口から秋田市御野場の御野場団地入り口までは現行の340円から30円増の370円となる。一方、通学定期券の割引率は現行の4割から4・5割に拡大する。通勤定期券の割引率は現行どおり3割とする。
値上げの理由について、同社営業部は「少子高齢化などでバスの利用者は年々減少しており、大幅な経常損失を計上するなど経営が危機的状況にある。昨年の原油高騰も大きな打撃となった」としている。
(2009/06/04 22:41 更新)
132
:
とはずがたり
:2009/06/06(土) 00:24:36
南国日生ビル:バスセンター閉鎖 43年の歴史に幕 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000212-mailo-l46
6月5日15時1分配信 毎日新聞
◇12年春までに建て替えターミナル整備
JR鹿児島中央駅前の「南国日生ビル」(鹿児島市中央町)の建て替えに伴い1階バスセンターが5月31日、閉鎖された。空港バスなど鹿児島の玄関口として活躍した43年間の歴史に幕を下ろした。空港バスは駅東口バスターミナル▽高速バスは南国センタービル隣りの新バスセンター−−にそれぞれ移転した。
31日夕、バスセンターでセレモニーがあり、市立中洲小児童が金管バンドの演奏を披露。バス乗務員に花束が贈られた。16年間、バスセンターで警備員を務めた浜田義弘さん(58)は「昔は、近くの朝市の人通りがすごくて、バスを誘導するのが大変でした」と感慨深げだった。
南国交通によると、「南国日生ビル」は66年、完成。地上10階は当時鹿児島一の高さで、桜島を一望したという。バスセンターは当初、市内路線バスのみだったが、九州自動車道の延伸などで、90年3月から高速バスも乗り入れた。ビルは12年春までに建て替えられ、1階にバスターミナルが整備される。【村尾哲】
6月5日朝刊
133
:
千葉9区
:2009/06/06(土) 09:01:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090606-OYT8T00115.htm
熊本市営バス民間へ全面移譲…市長「2016年4月までに」
深刻な赤字経営が続く熊本市営バスについて、幸山政史市長は5日、2016年4月までに民間バス事業者に全面移譲する方針を表明した。民間事業者3社が共同で設立し、4月から市営バス路線の一部移譲を受けて運行している「熊本都市バス」(山内清宏社長)に段階的に移譲していく考え。同日開かれた市議会議会運営委員会で明らかにした。
市の交通事業は、累積赤字が約47億円に上り、バス事業への補助金は年間10億円を超える。地方財政健全化法に基づき、市は今年度中に経営健全化計画の策定を義務づけられており、民間への全面移譲をこの計画に盛り込む。
幸山市長は、議運後の記者会見で、「利便性の低下につながらないように、公共的な役割をしっかりと認識したうえでスムーズに移譲が進むように最大限の努力をしないといけない」と語った。
市営バスは1927年に運行開始、4月までに15路線を民間に移譲し、現在、17路線を運行中。交通局の担当職員192人は、局内で配置換えしたり、市長事務部局へ異動させるという。
市営バスを巡っては、市長の諮問機関が5月、全線の民間移譲を柱とする意見をまとめ、答申していた。
(2009年6月6日 読売新聞)
134
:
とはずがたり
:2009/06/09(火) 17:27:41
先日新宿で日本中央バスなる見慣れぬバス会社を見た。
群馬を地盤としている高速バス会社のようだったが,路線バスも走らせているみたいだ。
http://www.ncbbus.co.jp/route/index.htm
http://www.ncbbus.co.jp/route/map.htm
日本中央バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本中央バス株式会社(にっぽんちゅうおうバス)は、群馬県を中心に貸切バス・路線バス事業を行う会社である。
沿革
1953年(昭和28年)- 日本中央グループのルーツとなる上電タクシー株式会社創業。
1988年(昭和63年)- 「日本中央自動車」設立。
1994年(平成6年)- 館林合同タクシーの貸切バス部門の営業譲受により「日本中央交通」発足。
1995年(平成7年)- 上毛電気鉄道の貸切及び乗合バス部門を引き継ぎ「日本中央バス」発足。
概説
一般路線バスに於いては貸切許可による21条バス・廃止代替バスが多く、道路運送法4条に基づく一般乗合路線免許による路線は、1997年取得の奥多野線が初である(他の21条バスも2006年10月の法改正により一般乗合旅客自動車運送事業(通常の路線バス)の許可形態に移行した)。前橋・高崎地域のバスで利用できる群馬県共通バスカードぐんネット加盟事業者。群馬県内発着、東京・さいたま発着の高速バスも開業している。
135
:
とはずがたり
:2009/06/12(金) 01:04:24
便利だし,免許取って,クルマ買って維持するよりは安上がりかもしれぬ。
こんなアイディアサービスも面白いかもね。
>JR仙台駅に送り届けた乗客に帰りの時刻を専用カードに記入してもらい、駅に迎えに行くサービスを始めた。5月は100回近い利用があり、1月の約3倍に増えた。
客確保あの手この手 過当競争続く仙台のタクシー業界
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090611t12046.htm
規制緩和の影響で過当競争が続く仙台市のタクシー業界で、アイデアを生かしたサービス合戦が展開されている。黒塗りの車で「お迎え」の気分を味わってもらったり、子どもや妊婦の料金を割り引いたりと、他社との差別化を図る。顧客の心を徐々につかんでいるようで、各社は「固定客の確保につながった」と手応えを感じている。
仙都タクシー(宮城野区)は昨年11月、黒塗りの小型タクシーを投入した。通常料金で「高級感」を味わってもらうのが狙い。乗務員約150人のうち、講習を受けた21人だけがハンドルを握る。専用の制服に身を包んだ乗務員がドアの脇でお迎えし、自己紹介するなどあいさつにも気を配る。
企業の接待やホテルの送迎などで引き合いが増え、黒塗りを当初の2台から10台に増やした。最近は1日に10―15件、黒塗りの配車依頼がある。
山下晴也社長は「工夫して付加価値を高め、お客さまに喜ばれている。乗務員を選抜することで、社員の意欲向上にもつながっている」と強調する。
フタバタクシー(宮城野区)は、子どもだけや子連れの客が安心して乗れる「子育てタクシー」を走らせる。同社が運営する会員組織「子育てタクシークラブ」に加入してもらう仕組みだ。
昨年12月には、小学生などの子どもや妊婦の運賃を10%引くサービスを始めた。子どもはクラブの会員証、妊婦は母子健康手帳を提示する。
割引サービスの利用数は順調に伸び、5月は80回に上った。及川孝社長は「2、3度と繰り返し利用してもらい、固定客の確保につながってきた」と話す。
平和交通(青葉区)は昨年12月、JR仙台駅に送り届けた乗客に帰りの時刻を専用カードに記入してもらい、駅に迎えに行くサービスを始めた。5月は100回近い利用があり、1月の約3倍に増えた。
出張帰りの会社員、旅行帰りの夫婦など客層はさまざまで、林信宜営業係長は「固定客をつかむ狙いと、帰りもすぐにタクシーを確保したいという需要がマッチしたようだ」と分析している。
2009年06月11日木曜日
136
:
とはずがたり
:2009/06/12(金) 21:01:16
(#2) 赤字バス 山村を守る道は険しく
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/557
2008年10月16日 10:16
甘木鉄道は、なだらかな平野部を走る。運転士の斉藤拓由(ひろよし)(34)は、変化に乏しい鉄路が少し寂しい。
斉藤は宮崎県の第三セクター高千穂鉄道の運転士だった。転職して3カ月になる。2005年に台風で鉄橋などが流され、運休したままだ。沿線は過疎が進み、以前から廃止がささやかれていた。復旧には26億円かかる。再開は絶望的だ。
(高鉄を)運転中、バックミラーには、4人掛けの席に集まって談笑するお年寄りの姿が映った。持ち寄った煮しめのにおいも運転席に届いた。無人駅のホームに山菜が入ったかごが置いてあった。近所のおばあちゃんの、いつもの差し入れだった。
鉄道はいわば、移動する「公民館」だった。
◇ ◇
宮崎県諸塚村は、村の95%を山林が占める。山道を行く地域バスは、カーブのたびに車体を左右に傾ける。役場がある中心部から終点の飯干集落まで約20キロ。平日午前の便の乗客は、病院帰りのお年寄り2人だけ。運転手の吉田格(いたる)(43)は「お大事に」と、その背中を見送った。
地域バスは地元の諸塚交通が運行している。運転手は7人。以前は小さなタクシー会社だった。宮崎交通が赤字路線から撤退した5年前、村の4路線を引き継いだ。
◇ ◇
飯干集落でただ1人の中学生、山本久留実(14)は、村唯一の諸塚中学に地域バスで通っている。
諸塚交通は、部活動で帰りが遅くなる生徒たちのため、臨時便を走らせている。冬場を除き、通常より2時間遅い午後6時50分、中学前を出る。吹奏楽部に入っていた山本も、練習に打ち込むことができた。
とはいえ、もともと赤字路線。村と県が年間1300万円を補助しても採算は取れない。臨時便を出せば赤字はさらにかさむ。社長の黒木重人(55)は、損得には目をつぶった。村の子どもたちのためにと、生徒や保護者の願いに応えた。
その吹奏楽部は8月末に廃部になった。3年生11人が引退。2年生1人だけとなり、34年の歴史に幕を下ろした。
諸塚村の人口は2000人を切った。バスの乗客増も望めない。燃料の高騰も経営を圧迫している。「山の暮らしを守るために」と、社長の黒木もハンドルを握る。霧雨に煙る山肌の険しい坂道を、バスは進む。 (敬称略)
=2008/09/30付 西日本新聞朝刊=
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