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乗合自動車(バス)総合スレ

45千葉9区:2008/12/18(木) 22:44:18
○「雪降れば終わり」


 今週末は、忘年会のピークだ。「客待ちしないような状況にならないと困るな。でも雪が降ったら終わり。いくら客がいても走れないから」。斎藤さんは、戻った営業所内で、心配そうにカレンダーを見つめた。(柄谷雅紀)



   ◆◆◆


〈際だつ需要の減少〉


 老舗(しにせ)のタクシー会社2社が相次いで破綻(はたん)した新潟市。規制緩和後のタクシー需要の減少は全国的に見ても際立っている。売り上げの減少は歩合制で働く運転手の懐を直撃。打つ手はあるのか――。(伊沢友之、奈良部健)


   ◇


○総実車キロ数急落 運賃競争も多様化


 県内には経営破綻した2社があった新潟交通圏(旧新潟、亀田、豊栄3市町と聖籠町)など46の営業区域がある。運賃は新潟交通圏と、県内の他地域に分かれる。


 個人タクシーが営業できるのは、国土交通省北陸信越運輸局が「流し営業が成り立つ」と判断した地域に限られ、県内は新潟交通圏だけだ。ハイヤー業者は県内にはない。


 タクシー事業は02年2月の規制緩和で、要件を満たせば、新規参入が基本的に自由になった。新潟交通圏でも異業種からの参入があり、法人数は微増。年度末の車両数は、緩和前の01年度から06年度で約60台増えた。


 だが、「実は車両数の増加よりも、需要の落ち込み幅が大きいのが新潟の特徴なんです」。同運輸局の担当者は明かす。


 実際、同運輸局に登録されている年間の延べ車両数は06年度で47万3895台と01年度と比べ、1万台も減った。事故時の予備車両などを除き、街に出ている実働ベースでは、98年度を
100とすると06年度の水準は90という。


 一方で、客を乗せて走った年間の総実車キロ数は、同じ98年度と比較すると、06年度は71と
約3割減。全国平均の91より20ポイント下げ幅が大きかった。


 これだけ需要が落ち込んだ原因は何なのか――。


 「飲みに行く機会が減ったなど一般的に考えられるもの以外分からない」。担当者も首をかしげる。


 年々、縮む一方の「パイ」を巡り、運賃競争も多様化している。今年7月に9・61%値上げした運賃改定で実際に値上げしたのは、破綻した2社を含めて10社。残る17社は改定を申請せず、うち7社は旧運賃の下限で営業を続けている。


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