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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

491チバQ:2009/10/31(土) 00:29:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20091028-OYT8T01441.htm
県政の足元で 知事選の課題  「電子化」車産業に波紋
下請けの対応力強化課題


カーエレクトロニクス推進センターの協力を得て開発したトランクの自動開閉装置。外付け式でゆっくりと開く(坂町のニイテックで)  

「ハイブリッド車を早期に投入すべきだ」

 6月24日、府中町のマツダ本社で開かれた同社の株主総会で、株主が経営陣に求めた。マツダは、トヨタやホンダがしのぎを削るハイブリッド車市場への参入時期を「2010年代前半」としてきたが、金井誠太専務執行役員は「(ハイブリッド車に使われるような)電子機器の前倒し導入を検討している」と述べ、早期の市場参入に意欲を見せた。

 電気モーターとガソリンエンジンを組み合わせた「ハイブリッド車」は燃費が良く、二酸化炭素排出量が少なく、人気はうなぎ登りだ。だが、1台の製造費のうち電子部品の費用が占める割合はガソリン車が2割前後なのに対して、5割に達する。このことが、下請けの部品メーカーなどに波紋を広げている。

 中国経済産業局が07年3月に発表した調査報告書によると、中国地方の自動車部品メーカーのほとんどは機械系部品を主力としている。同局はハイブリッド化がさらに進めば、中国地方で供給される自動車部品の3分の2が影響を受けると分析する。

 ある自動車部品メーカーの社長は「今の財務力や人材では電子化に対応できず、生き残ることは難しい」と打ち明ける。



 県も手をこまねいているわけではない。06年度、自動車産業の電子化のための補助金制度を創設し、さらに08年7月、「企業が資金を戦略的に生かせる土壌作りが必要だ」として広島市に「カーエレクトロニクス推進センター」を設立した。

 岩城富士大センター長と3人のコーディネーターが連日、企業や大学などを飛び回る。「こんな部品を開発している」「面白い研究成果がある」。情報を得れば、その成果を必要とする別の企業などとの間を取り持つ仕事が中心だ。岩城センター長は「ニーズを結んで企業の開発力を高め、電子化に対応できる力を育てたい」と語る。

 成果も出ている。部品メーカー「ニイテック」(坂町)は約10年前から自動車用ドアの自動化に向けた研究を進め、その技術で住宅に設置する自動ドアを開発した。

 昨年7月、同センターのコーディネーターの紹介で自動車工学の専門家も交え、トランクの自動開閉装置の開発に着手。県から1820万円の補助を受け、09年3月、試作品を完成させた。

 ただ、製品の販売先はまだ決まっておらず、仁井慎社長は「この先は企業努力が必要だ」と語る。



 ライバルとなる他の生産地が先を進む。トヨタのある愛知県は自動車産業への過度の依存から脱却し、その技術力を他方面でいかそうと、産業労働計画の策定を進める。同県産業労働政策課は「力のある中小企業が様々な分野に進出できるよう支援したい」とする。

 広島大地域経済システム研究センター長の伊藤敏安教授は、県が今後、産業振興で果たす役割についてこう指摘する。「自動車産業で培われた技術を農業や介護、福祉などまったく違う分野に生かしていかなければならない。福祉から工業まで幅広い産業をカバーする県だからこそ、その間をつなぐ道を開くことができるはずだ」

(2009年10月29日 読売新聞)

492チバQ:2009/10/31(土) 00:30:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20091030-OYT8T00077.htm
「鞆の浦」将来像見えず
裁判長期化、住民対立に拍車


観光客でにぎわう鞆の浦(奥は常夜灯、福山市鞆町で)  

高さ約7・5メートルの常夜灯前で、観光客らが記念撮影の順番を待っていた。近くでは、カップルたちが階段状の港の遺構・雁木(がんぎ)に腰掛けて、瀬戸内の穏やかな海を眺めていた。

 江戸時代の風情を残す、福山市・鞆の浦の町並みを楽しむ人波は、鞆の浦の埋め立て・架橋事業への免許交付を差し止める地裁判決が出た今月1日以降、さらに増加している。

 幕末に鞆町を訪れた坂本龍馬ゆかりの品などを展示する「いろは丸展示館」は今月に入り、いつもの2、3倍の人が来館。ボランティア観光ガイドが案内した団体客数も前年同期の1・5倍のペースだ。このため、週末は町中心部の狭い県道が対向できない車で渋滞し、路肩に避けたまま立ち往生する歩行者も目立つ。

 県道近くで商店を経営する男性(68)は「週末の客の入りは3、4倍に増えた」と歓迎する一方で、「住民が安心して歩けないし、観光客の印象も悪くなる。何とか改善策を探れないものか」と嘆く。



 事業は、鞆町中心部の交通渋滞緩和などを目指し、鞆港の沿岸約1・9ヘクタールを埋め立て、駐車場やフェリー桟橋を整備、港湾を横切る長さ179メートルの橋を架ける。反対派住民らが起こした訴訟で、地裁は「事業が景観に及ぼす影響は重大。県の調査、検討も不十分」と、知事による埋め立て免許交付の差し止めを命じ、県は判決を不服として控訴した。

 事業反対の動きは住民だけでなく、映画監督の大林宣彦さんら文化人らにも広がり、鞆で映画「崖(がけ)の上のポニョ」の構想を練った宮崎駿さんも否定的な見解を示す。世界遺産候補地を調査するユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)も事業中止を求める決議を採択した。

 訴訟原告団の大井幹雄団長は「次の知事は高い見識で状況を見極めて控訴を取り下げ、話し合いの場を設けてほしい」と求める。



 一方、15日に控訴を発表した、県の大野宏之土木局長は「景観保全最優先の判断基準では、鞆の浦に限らず瀬戸内沿岸の全地域に話が及ぶ。官民問わず、すべての工事や事業に影響を与えかねない」と、判決が与える影響を懸念し、控訴の正当性を強調した。

 23日に鞆町の公民館で開かれた会議で、事業に賛成する住民が多数を占める鞆町内会連絡協議会の大浜憲司会長が「判決は、(交通渋滞など問題の解決に)何ら効果がない」と、県や市の担当者に訴えた。

 訴訟の長期化は、住民間のあつれきが続くことを意味する。

 「住民同士のいさかいにストレスを感じるし、今のままでは鞆の将来の青写真も見えない。何とかならないものか」。鞆町で飲食店を営む女性(64)はこう言ってため息をついた。(終わり)

 (この連載は澤本浩二、平井宏一郎、野中明子、小井国春、石原敦之、向井友理が担当しました)

(2009年10月30日 読売新聞)

493チバQ:2009/10/31(土) 00:33:37
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20091029ddlk35010372000c.html
県都は今:山口市長選/上 観光 見えない合併効果 /山口
 ◇温泉体験館に財政難の壁
 「4年前に合併したはずだが……」。4月に旅行会社からの出向で、山口市が出資する財団法人「山口観光コンベンション協会」の常務に着任した鈴木克彦さん(54)は、観光事業の管轄エリアを聞き、耳を疑った。

 小郡、秋穂、阿知須、徳地の4町が旧山口市と合併したのは05年。なのに、管轄地域は「旧山口市」に限定されていた。調べると、小郡、阿知須に観光協会は元々なかったが、残り2町の観光協会は独自に存続し、コンベンション協会に加盟すらしていなかった。「名所は増えたのに、スクラムを組んだ売り込みができていない」

 鈴木さんは、来年1月に市とリンゴの産地・阿東町との合併協議が進む中、これを機に広域観光の連絡協議会を立ち上げようと計画。湯田温泉を軸に、車エビの養殖で有名な秋穂や、山村体験公園「重源(ちょうげん)の郷(さと)」がある徳地などとの連携を−−と構想を広げている。

  ◇   ◇

 だが、軸と期待される湯田温泉も苦戦が続く。約600年の伝統があり、約30軒のホテル・旅館が並ぶ温泉街だが、宿泊客数は01年の年間約68万人に比べ、08年は約58万人と10万人も減少した。

 「合併効果は見えない。九州新幹線(博多−鹿児島中央間、11年3月開業予定)の開通で、東からの客足が県自体、素通りになるかもしれない」

 湯田温泉旅館協同組合理事長の宮川力さん(68)は危機感を募らせる。起死回生策として旅館業者や町内会でつくる「湯田温泉まちづくり協議会」は6月、市に対し、地元に「温泉体験館」の建設を提言した。2階建て施設に足湯や湯煙発生装置、ギャラリーを盛り込んだ。事業費8400万円で市が建設し、民間でつくる指定管理者が市から委託費を受けて運営する「公設公営」方式を求めた。

 しかし、市側はこの方式に難色を示した。今月8日、協議会に示した代案には温泉体験館は消え、足湯や観光案内板を設置した簡易な屋外施設になっていた。担当の児玉達哉・市企画経営課長は「採算性を考えると、市の公営でやれるかどうか、調整が必要だ」と歯切れは悪い。宮川さんは「『沸かし湯じゃないの?』と疑うお客もいる。ちゃんと温泉を紹介するシンボル的な公益施設が必要」と要望を続ける意向だ。

 合併で、市の一般会計予算規模(09年度当初約671億円)は旧市の1・5倍に増えた。一方、借金である市債残高(特別会計含む)も1296億円=昨年度末=に上り、住民が願う活性化策を打つにも財政的な限界が立ちふさがる。

 市総合計画(期間・08〜17年度)では、市内の年間観光客数を06年327万人、12年330万人、17年は350万人と右肩上がりの目標を掲げる。だが、事業項目には「観光資源の充実」「観光情報の発信」などと抽象的な言葉が並ぶ。合併効果を生かそうとする具体策は乏しい印象だ。限られた財源の中、官民共同の知恵を絞る総合力が問われている。

   ◇  ◇

 山口市長選は11月1日告示、8日に投開票される。県都が抱える課題を探った。

〔山口版〕

494チバQ:2009/10/31(土) 00:34:24
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2009/10/30/20091030ddlk35010551000c.html
県都は今:山口市長選/下 中心商店街 跡地再開発遅れも /山口
 ◇急ぐ行政と不安の入店者
 山口市のJR山口駅に近い中心商店街の一角に、ぽっかりと広大な空き地が広がる。9年前、閉店した地場スーパー・アルビの敷地跡地(約2800平方メートル)だ。集客の核とすべく、1月、市出資の第三セクター・街づくり山口と地元の商店街組合が、共同で運営する2階建て商業施設「やまぐちマーケットプラザ(仮称)」の建設を発表した。「この辺りにはアルビと『ちまきや』(08年に閉店。現山口井筒屋)があって、昔は買い物客でにぎわってました」。近くの酒店店主の男性(75)は完成を心待ちにしている。

   ◇  ◇

 だが、入店予定者との交渉は長引き、当初見込んだ「来年秋開店」は遅れる見通しが出ている。

 プラザ(延べ床面積2600平方メートル)2階は飲食店で、隣接する古民家や土蔵も改修してイベントに活用し、公益的な集客施設に整備する。1階には、アルビ跡地から北へ約200メートル離れ、築50年と老朽化が進む川端・公設両市場の約15店舗を移転させ、市場跡地にはバスの乗り換え場などを再整備する計画だ。市場について「防災上も取り壊しはやむを得ない」(市都市整備部)との考えで、お年寄りや、子どもが安心して歩ける街づくり構想との「二重の効果」を狙う。

 「『絶対反対』という訳じゃない。大きな借金をして移ったのに『あっと言う間に閑散とした』というんじゃ、やれん」

 川端市場協同組合長で鮮魚店主の松西恭英(やすきよ)さん(61)は市場関係者の揺れる思いを代弁する。松西さんによると、プラザの家賃は現在の5倍に上がり、移転に伴い新たに購入した冷蔵庫などへの市の補償は総額の2割。例えば、設備費に2000万円かかっても、補償は400万円で残りは自己資金だ。長引く不況の中、重い負担が二の足を踏ませている。

 郊外への大型店舗出店やバブル経済崩壊で中心市街地の小売業の年間販売額(衣料、食料関係)は、96年の141億4900万円から03年の107億3100万円と、7年間で34億円減った。市は旧市内の中心市街地を商業集積地や交流拠点と位置づけ、11年度までに再開発や空き店舗対策などの活性化策を集中させる計画。その11年度に小売業の年間販売額を約110億円に盛り返す目標を掲げる。

 野村和司・市都市整備部次長は「衣料品販売などが強い現在の商店街に、市場の魅力を加えることで相乗効果が見込める」と強調する。だが、市場の松西さんは「移転しても、しっかり商売が続けられるように腰を落ち着けて交渉したい」と願う。

 「にぎわいを取り戻したい」との思いは同じだが、来年度内にプラザの完成を目指す行政側と、厳しい現実に不安を募らせる商店主との溝は埋まっていない。(この連載は中尾祐児が担当しました)

〔山口版〕

495チバQ:2009/10/31(土) 11:52:46
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000910300003
観音寺ダブル選前に(上)
2009年10月30日


9月に使用が開始された柞田小の校舎=観音寺市柞田町


人員削減が進む豊浜支所。効率化の半面、市民との距離が広がるとの懸念の声も=観音寺市豊浜町和田浜

 真新しい校舎から子どもたちの元気な声が響いている。観音寺市柞田町の市立柞田小学校の新校舎は7月に完成したばかりだ。3〜6年の児童が授業を受けている。「学校が明るくなった」「きれいなロッカーで整理整頓をするようになった」。保護者たちの評判も上々だ。


 それまでの校舎は築約50年たち、歩くと床がギコギコと鳴るほどだった。市は07年に改修に着手。総事業費11億3200万円のうち6億円を、大野原町(当時)、豊浜町(当時)との合併特例債でまかなった。特例債は発行額の7割が国からの交付税だ。


 15年度までに活用できる特例債は約207億円あり、国からの交付は140億円余りにのぼる。市は特例債を使って、斎場を建設し、中部中学校の全面改築も進めている。


    ◇   ◇


 「新しいものをつくりながら財政健全化も進んでいる。合併の成果の一つだ」。矢野道夫総務部長は指摘する。合併した4年前、市財政は借金にあたる市債残高が約275億円にのぼっていた。貯金にあたる基金残高は33億円たらずしかなかった。


 市税収入を上回るほどだった観音寺競輪は客離れから売り上げが減少し、04年度に4億1千万円の赤字(単年度)に陥った。累積債務は06年度時点で、約17億円まで膨らんだ。開催日数を70日から37日に減らし場外の競輪券発売で収益を上げ、07年度の単年度収支は4年ぶりに黒字に転じたものの、苦しい営業が続いている。


 合併後の4年間で、市は新規採用を抑え、希望退職者を募るなどして640人いた職員を95人減らし、約3億8千万円の人件費を削減した。事務事業の民間委託なども進め、市全体では07年度末に掲げた目標額を約2億円上回る22億3千万円を削減した。


 山田、花稲、丸井、箕浦、高須賀の5工業団地の企業誘致は完了し、08年度の固定資産税は3億7千万円にのぼる。基金残高は合併当初より10億円増えて約43億円となり、財政の豊かさを示す財政力指数は0・72(県内5位)になった。


    ◇   ◇


 「合併」はバラ色なのか。観音寺と一緒になった大野原、豊浜の人たちには複雑な思いもある。
 豊浜支所(旧豊浜町役場)。3係を15人の職員で対応している。専門外の知識も必要となり、職員の一人は「負担は増すばかりだ」とため息をつく。かつては窓口で住民らとゆっくり話し合うなどコミュニケーションがとれた。住民にとって「何かあれば役場に相談」という所ではなくなりつつある。


 自治会や婦人会などへの補助金削減も不満の種としてくすぶる。合併前、豊浜町では1世帯当たり2300円、大野原町では2095円の補助金が計算上支払われていた。合併後の見直しで、豊浜町と大野原町は1200円に減額され、旧観音寺市は逆に320円が1千円と約3倍に上がった。「祭りができない」「会費を上げなければ……」といった声も漏れる。


 「合併したが、『ええことひとつない』なんて声をよく聞く……」。旧豊浜町長で、地域の街づくりに取り組む「豊浜会議」会長の佐伯文男さん(64)はつぶやく。


    ◇   ◇


 観音寺市長選、市議選が11月1日に告示、同8日に投開票される。05年の合併から4年。現状や課題を探る。

496チバQ:2009/10/31(土) 11:53:12
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000910310003
観音寺ダブル選前に(下)
2009年10月31日


拡幅工事が進む柳町通商店街。工事を機に閉店する例も少なくない=観音寺市観音寺町


閉店前の観音寺サティ=9月18日、観音寺市坂本町5丁目

 市中心部の柳町通商店街でいま、道路の拡幅工事が進んでいる。


 自動車での移動が主流になった社会では、道幅が狭い商店街に人が集まらない――。道路拡幅はそんな状況を打開するためだ。


 80年代の最盛期、アーケード街には80店舗以上が並んでいた。夏場の毎週土曜に開いていた夜市では、歩くのも困難なほどだった。


 だがマイカー移動が主流になり、徐々に人の波は遠のいていく。急激に進む高齢化もあり、工事を始めた03年の時点では40店舗に半減した。工事をきっかけに閉店した店も少なくない。同商店街で40年以上店を開いていた男性(75)は「残っているのは私みたいな70代ばかり。今が50代ぐらいなら工事してもらって、もう一度頑張ろうとも思うだろうが……」とため息をつく。今の売りつくしセールを最後に店をたたむつもりだ。


    ◇   ◇


 「住民ニーズに的確に対応したまちづくり」「地域特性を生かした活力ある地域の形成」……。合併直前に合併協議会が作成した住民向けのパンフレットにはこんな文言が並ぶ。合併は「活性化」の起爆剤になるとの期待があった。だが、駅前や商店街の再開発は進んでいない。昨年以降、そこに急激な景気後退の波が襲ってきた。


 先月末、採算性の低さなどを理由に市郊外、同市坂本町5丁目にあった観音寺サティが閉店した。89年に前身のニチイがオープン。ファッションやグルメなど23専門店をそろえ、850台収容可能(当時)な駐車場があった。開店時、商店街には客が奪われるという不満はあったが、遠方から買い物客を呼び込むという側面もあった。閉店により、綾川町や三豊市にできた大型商業施設への人の流れが加速する。


 中心市街地の不振は、市の経済全体に影を落とす。観音寺商工会の加盟企業は約1200社あるが、ここ数年は年間30〜50社が廃業している状況だという。同会議所の島一会頭(71)は「駅周辺も活況がなく、市の中心地がどこなのかもわからない。公共駐車場の設置などインフラ整備を積極的に進めて欲しい」と求める。


    ◇   ◇


 「陰り」は市の中心産業の農業でも深刻だ。観音寺市はレタスやタマネギの出荷量が県内の半分以上を占める有数の農業地帯だが、06〜08年度の3年間で農家は約120人減った。どうやって歯止めをかければよいのか、特効薬は見あたらない。


 「田んぼ使ってくれんかなあ……」。知人と2人で農家を辞めた人の田を借りて米や麦なども栽培する同市古川町の養鶏農家の男性(52)は、こんな相談をよく受ける。高齢化が進み周囲で毎年2、3軒の農家が辞めていくという。山手側の小さな田はいまは荒れている。(連載は小林一茂、伊勢剛が担当しました)

497名無しさん:2009/11/01(日) 10:41:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20091031-OYT8T01077.htm

民主「参院選の前哨戦」
鳥取市長選 出馬表明の砂場氏推薦
 民主党の推薦を受け、元朝日新聞記者の砂場隆浩氏(46)が31日、出馬を表明した来春の鳥取市長選。民主党は、前々回は自民党と相乗りで当時の現職を推薦、前回は自主投票だったが、政権与党となった今回、来夏の参院選をにらんで独自候補の擁立にいち早く動き、基盤固めを急ぐ姿勢を鮮明にした。出馬表明は3人目で、〈県都決戦〉は今後、各政党の思惑をはらんで一気に加熱しそうだ。

 砂場氏の推薦はこの日、倉吉市内で開かれた民主党県連の常任幹事会で正式に決まった。

 砂場氏は幹事会であいさつした後、川上義博・県連代表と記者会見。「財政が悪化する中、イベント中心の市政を続けていいのか疑問だ。県外企業の誘致ではなく、地元企業を支援して雇用を増やし、子や孫を安心して育てられるまちにしたい」と抱負を述べた。

 出馬の経緯について「地域の自立をテーマに取材してきた経験を評価してもらい、『立候補しないか』と複数の人から声をかけてもらった」と説明。民主党の推薦には「先の衆院選のマニフェストに地域主権を確立して自主財源を増やすことが掲げられており、考えが一致した」と述べた。

 今後、市民の意見を取り入れながらマニフェストをつくり、後援組織づくりも急ぐという。

 民主党県連は、来夏の参院選鳥取選挙区で新人の擁立を既に決めており、川上代表は「県都市長選は極めて重要。参院選の前哨戦に位置付け、勝利したい」と強調した。

 砂場氏は福岡市出身で、広島大卒業後、朝日新聞社に入社。鳥取総局や東京本社社会部などで勤務し、同総局次長だった10月13日付で退社した。

 一方、前回、公明党とともに現職の竹内功氏(57)を推薦した自民党の山根英明・党県連幹事長は、砂場氏の出馬に対し「多様な候補が競うことで、市に活力が生まれるのは良いこと」とコメント。今のところ、自民党県連内に独自候補擁立の動きはなく、「今後、竹内氏から推薦依頼があれば、内部で協議する」としている。

 このほか共産党東・中部地区委員会が、市民団体とともに候補の人選を急いでいる。

 鳥取市長選にはこれまで、3選を目指す竹内氏、2005年の衆院選に鳥取1区から民主党公認で立候補、落選した行政書士早川周作氏(32)が出馬を表明している。

(2009年11月1日 読売新聞)

498名無しさん:2009/11/01(日) 11:04:35
http://www.nnn.co.jp/news/091101/20091101011.html

砂場氏出馬へ 鳥取市長選、民主が推薦
2009年11月01日

 任期満了に伴う来春の鳥取市長選に、元朝日新聞記者の砂場隆浩氏(46)=鳥取市弥生町=が31日、出馬を表明した。民主党県連(川上義博代表)は同日、倉吉市内で常任幹事会を開き、推薦を決定した。砂場氏は会見で「子どもの笑顔が輝く街にしたい」と語り、無所属で立候補する意向を示した。


砂場隆浩氏
 砂場氏は同党の地域主権に賛同し、10月18日に県連に推薦を依頼したと説明。「書くだけの力では限界を感じた」と出馬理由を話した。

 現市政については「計画性もなく事業を進め、財政を悪化させている」と批判。企業誘致に疑問を投げ掛け、「まずは地元の企業を大切にして雇用を増やしたい」とした。

 また、歴史的建造物や文化を生かす街づくりを強調。「全国の民芸作家を誘致し、仕事をするようになれば一級の観光地になる」と述べた。

 県連は近く、支持団体の連合鳥取や市議会会派などに支援を要請。川上代表は「地方を見る目が濃く、政策面で現市長を凌駕(りょうが)する」と評し、同市長選を参院選の前哨戦と位置付けた。

 砂場氏は福岡県出身。広島大学法学部卒業後、1988年に朝日新聞入社。米子支局長、鳥取総局次長を経て、10月13日付で辞職している。

 同市長選には、現職の竹内功市長が9月議会で出馬を表明。元民主党県連副代表で東京都在住の行政書士が出馬の動きを示しているほか、共産党も人選を進めている。

499チバQ:2009/11/01(日) 13:39:24
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009103101000662.html
亀井氏が元自民県議応援 広島知事選、ダブルねじれ
 国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相(衆院広島6区)は31日地元入りし、激戦となっている広島県知事選に出馬した元自民党県議の女性候補の応援に駆け回った。

 亀井氏が「個人」として支援するのは河井案里氏(36)。国民新党が連立を組む民主党の県議の多くは対立候補の元通産官僚湯崎英彦氏(44)を推している上、河井氏の夫で自民党衆院議員(比例代表中国ブロック)の克行氏は郵政民営化に賛成した経緯があり、いわば「ダブルねじれ」の格好だ。

 亀井氏周辺は、河井氏が告示前に自民党を離党し、民主党も独自候補を擁立しなかったことなどを理由に挙げている。

 三原市の事務所で31日開いた国政報告会。亀井氏は「利害損得で動かない、人間として大事なものを持った候補。ぜひ当選してほしい」と、隣の河井氏にエールを送った。2日間で計11カ所を一緒に回る予定だ。

 同知事選は11月8日投開票で新人5人が争い、共産党公認候補を除く4人が無所属。民主、自民、公明、社民の各党は自主投票を決めた。県議会の6割を占める自民党は河井氏と湯崎氏の支援で分裂している。

 湯崎氏は31日、亀井氏のおひざ元の尾道市に乗り込み「16年ぶりの新知事は前向きな広島をつくらなければならない」と街頭演説。ほかに共産党県委員長村上昭二氏(62)、元県議柴崎美智子氏(54)、学習塾経営川元康裕氏(42)が立候補している。

2009/10/31 21:51 【共同通信】

500とはずがたり:2009/11/01(日) 18:12:18

頑張れ湯崎。亀井なんかに遠慮してないで前原だの仙谷だの投入できないのかね,民主県政会の連中は。
其れは兎も角民主商工会みたいだし民主県政会よりも民主党・県民連合みたいな会派名に出来ないのかねぇ

広島知事選は湯崎、河井両氏接戦 終盤情勢
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110101000350.html

 8日投開票の広島県知事選は終盤に入り、新人5候補のうち元通産官僚湯崎英彦氏(44)と元県議河井案里氏(36)が接戦を繰り広げ、共産党県委員長村上昭二氏(62)、元県議柴崎美智子氏(54)、学習塾経営川元康裕氏(42)が追う展開となっている。村上氏を除く4人は無所属で、政党の推薦や支持はない。

 湯崎氏は、連合広島に加え、今期で引退する藤田雄山知事(60)に近い自民党系最大会派と民主党系会派が支援。瀬戸内の自然を観光資源とした「海の道1兆円構想」を掲げ、地元企業も回る。

 河井氏を推すのは、藤田知事に批判的な自民党系別会派や、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相。「最年少の女性知事」を目指し、女性票の取り込みを図る。

 ただ両氏の知名度はまだ上がらず、目立った争点もないため、盛り上がりに欠けている。投票率は過去最低だった前回の27・14%を上回る見込みだが、態度を決めていない有権者も多く、選挙戦の行方を左右しそうだ。

 村上氏は「雇用・福祉対策の充実」、柴崎氏は「企業誘致による活性化」、川元氏は「景気、雇用回復のための積極投資」をそれぞれ訴える。
2009/11/01 17:44 【共同通信】

501チバQ:2009/11/02(月) 00:31:26
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110101000535.html
倉吉市長は辞職の長谷川氏 新斎場建設めぐる出直し選
 新斎場建設の是非をめぐる前市長辞職に伴う鳥取県倉吉市長選は1日投票、即日開票の結果、無所属の前市長長谷川稔氏(62)が、いずれも無所属新人で前副市長増井寿雄氏(62)、元市議川部洋氏(44)を破り、3回目の当選を果たした。投票率は64・66%で過去最低。

 長谷川氏の任期は、公選法の規定により2期目の残り2010年4月10日まで。

 長谷川氏は新斎場の建設場所をめぐり住民らと対立したことから「民意を問いたい」と9月に辞任し再出馬。新斎場建設問題に争点を絞り、市議時代からの支持者である高齢者や女性など幅広い支持を集めた。

 増井氏は長谷川氏の市政運営の問題点を指摘、産業振興や子育て支援を掲げたが及ばなかった。川部氏は市役所改革を主張し、若年層に浸透を図ったが伸び悩んだ。

 新斎場の建設予定地は、スポーツ広場を目的に贈与された土地だったため、元地権者らが「斎場が建設されるなら贈与はしなかった」と土地の明け渡しを求め、鳥取地裁に提訴するなど建設は難航していた。

2009/11/01 22:52 【共同通信】

502チバQ:2009/11/03(火) 02:26:30
http://www.nnn.co.jp/news/091102/20091102032.html
倉吉市長 長谷川氏3選 増井、川部氏振り切る
2009年11月02日

◇倉吉市長選開票結果(選管確定)
当10987 長谷川稔 62 無前
  9730 増井寿雄 62 無新
  5795 川部 洋 44 無新

 今回の選挙では、9月15日に長谷川氏が新斎場建設問題の「民意を問う」として市長職を辞職し、出直し選への立候補を表明。川部氏、増井氏も相次いで立候補を表明し、三つどもえの激戦が繰り広げられた。

 選挙戦では、今後の新斎場建設の進め方や低迷する市の経済の建て直し、重点課題の「若者定住化促進」などが争点となった。

 長谷川氏は、辞職に対する批判が逆風となって吹く中、これまでの政治活動で築いた強固な「個と個」のつながりと知名度を生かした草の根型選挙を展開。主張を「新斎場問題の建設」一本に絞り、建設の必要性を粘り強く訴えた。

 増井氏は、全小学校区単位に張り巡らせた後援会支部を軸に組織型選挙を展開。地元経済人や県議、市議などの支援も受けたが、届かなかった。

 川部氏は、地元後援会がフル回転して支え、市役所改革や小学校区単位のまちづくりを訴えたが、全市的な知名度不足は否めず、涙をのんだ。

 今回は出直し選とあって有権者の関心は高かったものの、有権者にとって争点が分かりにくく、雨の影響もあって投票率は伸びず、選挙戦となった2002年の73・38%を8・72ポイントも下回った。当日有権者数は41382人。

 長谷川 稔氏 倉吉東高卒。倉吉市議を5期、県議を2期務め、2002年の市長選で現職との一騎打ちを制し初当選。06年には市制初の無投票再選を果たした。62歳。倉吉市小田。

http://www.nnn.co.jp/news/091102/20091102033.html
「新斎場」正念場これから 長谷川氏「絆」築けるか
2009年11月02日

 新斎場の必要性を粘り強く訴えた長谷川稔氏(62)に、倉吉市民は同調した。主張を斎場問題に絞ったことが功を奏し、市民の意識は高まった。しかし元々、新斎場は住民待望の施設で、新人2氏に投じられた反対票は長谷川氏の得票を上回り、「民意」を得たと言えるかは疑問が残る。建設予定地の住民とのしこりも残ったままで、問題の本質は何も変わっていない。


当選を決め、支援者と笑顔で握手を交わす長谷川氏(左から2人目)=1日午後11時、倉吉市上井町1丁目の選挙事務所

 長谷川氏の辞職をめぐっては、市民の間で疑問と批判が噴出した。逆風の中での選挙戦となったが、32年間の政治活動で築き上げた「個と個」のつながりは組織以上の固さで長谷川氏を支えた。

 投票率は、これまでで最低だった1994年3月の68・38%を下回る64・66%となった。これは、長谷川氏の仕掛けた一点突破型選挙の分かりにくさが、有権者の投票意欲をそいだことも要因の一つと言える。

 本当の正念場はこれからだ。新斎場問題は、建設予定地周辺でも賛成意見はあるが、辞職の理由としたことで反対住民の長谷川氏に対する不信感は、選挙前より増している。

 また、長谷川氏は選挙期間中、「斎場問題で一部執行部の執拗(しつよう)な抵抗があった」と公然と職員を批判した。市職労は今回、前副市長を支持し、表面化していた確執は決定的となった。財政や若者定住などの課題が山積する市政がうまく機能するか、不安が残る。

 長谷川氏は「残りの任期で斎場問題の道筋をつける」と力を込めるが、その「道」は決して平たんではない。支援者との間に築かれた「絆(きずな)」を、反対住民や市職員との間にも築くことができるか、政治姿勢が注目される。

503チバQ:2009/11/03(火) 02:58:02
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000600911020001
火花散る応援合戦
2009年11月02日





知事選候補の応援でマイクを握る国会議員=広島市内

■「代理戦争」批判も/投票まで1週間


 知事選(8日投開票)も折り返し点を過ぎ、各候補は支持拡大に躍起だ。特定候補を応援する国会議員や県議の姿が目立ち始めた。動きのなかった民主党国会議員も、1日から候補の隣でマイクを握る。雨のラストサンデーに各候補の応援模様を探った。


 「ここに本人がいます。どうぞ顔を見てやってください」。民主党衆院議員の菅川洋氏が1日、広島市中区の繁華街で声を張り上げた。湯崎英彦候補(44)を応援する。この日は他にも、民主党衆院議員の松本大輔氏や空本誠喜氏らが、それぞれの選挙区で湯崎候補支持を訴えた。


 県議の動きも活発だ。知事与党の自民刷新会議や民主県政会のメンバーは、選挙カーの先導や応援演説を持ち回りで担当する。林正夫議長も、湯崎候補のイメージカラーの衣装を着込み、支援を徹底。「ぜったいに負けられない」と語気を強める。


 河井案里候補(36)には、亀井静香・郵政金融改革相がつく。10月30日夜を手始めに、河井候補は亀井氏が1日まで計12カ所で開いた国政報告会に出席。知事野党の自民党議員会などの県議や若手市議らも遊説に同行し、集会を開くなどして支援している。
 林議長と反目する檜山俊宏元議長も、あいさつに立っては河井候補の支持を訴えている。県議会の対立構造を「コップの中の争い」と批判する河井候補だけあって、檜山氏の秘書は「できるだけ裏方に徹している」と気遣う。


 こうした中、「候補の中で一番しがらみがないのは私だ」と話すのは川元康裕候補(42)。湯崎候補と河井候補について、「まるで(檜山)元議長と(林)現議長の代理戦争のようだ」と批判する。


 柴崎美智子候補(54)は、知事は議会会派と一定の距離を保つべきだとし、「新しい県政では、県と議会との関係を正常に戻し、県民のための政策立案をしなければ」と強調。応援は受けていない。


 共産党公認の村上昭二候補(62)は、同党の県議や複数の市議らが、それぞれの選挙区で演説などの活動を支えている。国会議員も応援に駆けつけ、党の勢力を結集して支持拡大を図る構えだ。

504チバQ:2009/11/03(火) 11:56:27
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000911030001
湯崎氏40代以上に浸透/河井氏追う
2009年11月03日

 8日投開票の知事選について、朝日新聞社は10月31日と11月1日、県内有権者への情勢調査を実施した。元通信会社経営の湯崎英彦候補(44)が、元県議の河井案里候補(36)を一歩リードする展開だが、投票態度を明らかにした人は全体の約4割にとどまり、情勢が変わる可能性もある。有権者の回答内容から、政党支持や年齢などの項目別に、支持傾向を分析する。(鬼原民幸)
 投票態度を明らかにした人の回答を対象に分析した。
 支持政党別にみると、県議会の民主系会派の支持を受ける湯崎候補は、民主支持層の約5割を固めたほか、支持政党無しと答えた人のうち4割強の支持を得た。ただ、自民系の最大会派と政策協定を結んでいるにもかかわらず、自民支持層の支持は3割強にとどまっている。
 年齢別にみると、湯崎候補は40代以上に浸透している。特に女性全体の支持では、河井候補を引き離した。県内地域ごとの支持模様をみると、広島市や福山市で約4〜5割の支持を固めて優位に立つ。
 元自民県議の河井候補は逆に、自民支持層の4割強を取り込んだ。また、民主支持層の3割強にも食い込んだほか、応援を受ける亀井静香・国民新党代表が地盤とする県北部を含む地域などで支持を広げている。しかし、自身の地元(広島市安佐南区)などを含む都市部では、3割前後の支持にとどまるなど、トータルでは湯崎候補に及ばず、追う展開となっている。
 男女別にみると、男性全体の支持率で湯崎候補をわずかに上回った。年齢別では30代以下の若年層、職業別では自営業者層から厚い支持を得ているが、事務・技術職層や主婦層では、湯崎氏に先行を許している。
 学習塾経営の川元康裕候補(42)は、40代からの支持が比較的厚めだ。共産党県委員長の村上昭二候補(62)は、共産支持層を固めた。元県議の柴崎美智子候補(54)は、農林漁業者層に比較的支持されている。ただ、いずれも湯崎候補と河井候補に大きく差をつけられており、支持拡大に懸命だ。
      ◇
 知事選への関心は高まっているのか。「大いに関心がある」と答えたのは全体の19%にとどまり、「少しは関心がある」は54%だった。
 投票については、「必ず行く」55%、「できれば行きたい」30%、「行かない」12%だった。「必ず行く」と答えた人は、60代以上では6割を超えている。


《調査方法》10月31日と11月1日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1505件、有効回答は1059人。回答率70%。

505チバQ:2009/11/03(火) 11:57:09
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200911020073.html
湯崎氏と河井氏先行 広島知事選、本社世論調査 '09/11/2

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 新人5人が立候補した広島県知事選(8日投開票)で、中国新聞社は10月30日〜1日の3日間、電話による世論調査を実施し、結果をまとめた。取材を加味して情勢を分析したところ、ともに無所属で、経営コンサルタントの湯崎英彦氏(44)と、元県議の河井案里氏(36)が選挙戦をリードしている。回答者の7割弱は投票する候補者を決めておらず、終盤で情勢が変化する可能性もある。

 中盤戦までで湯崎、河井両氏が抜け出す形になった。共産党公認で党県委員長の村上昭二氏(62)、無所属で学習塾経営の川元康裕氏(42)、無所属で元県議の柴崎美智子氏(54)の3人は支持が広がっていない。

 知事選への関心度は、「大いにある」「ある程度ある」と答えたのは54・8%にとどまった。16年ぶりに県政の新たなリーダーを決める選挙への関心が高まっていない現状を示した。

 投票する候補者を「決めている」「だいたい決めている」と回答したのは3割強だった。投票する候補者を決めていない層が7割弱を占め、先の衆院選時の調査に比べ約2倍に達している。調査では、「まだ決めていない」「分からない・無回答」とした7割弱に対しても、「もし今投票するとしたらどの候補者ですか」と質問。支持動向を探った。

 湯崎氏は、県議会で連携する自民党系最大会派と民主党系会派に加え、連合広島の支援を受ける。国会議員を中心に民主党県連も動き始めた。民主党支持層に浸透し、県内全域で幅広い年代から支持を集める。

 河井氏は、県議会の自民党系第2会派が支援する。国民新党の亀井静香代表(広島6区)も加勢。自民党支持層、無党派層でほぼ互角に持ち込み、国民新党支持層に食い込む。県東部や北部で支持を広げる。

 村上氏は共産党支持層は固めつつあるものの、無党派層への広がりは見られない。川元、柴崎両氏は知名度不足から苦しい戦い。

 新知事に一番期待するものは「地域の活性化」が49・9%で最も多く、「県の停滞感の打破」(17・6%)「県政の変革・刷新」(17・3%)と続く。新知事に求められる手腕や資質(三つまで回答)には、48・5%が「行動力」を上げた。

 取り組んでほしい施策(三つまで回答)は、高齢者福祉▽医療の充実▽景気対策▽教育の充実―が上位に並んだ。(城戸収)

 ▽調査の方法

10月30、31、11月1日の3日間、広島県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話帳に番号を載せていない人も調査が可能で、性別、年代別など有権者の縮図となるような調査ができる。実際に有権者のいる世帯にかかったのは3687件で、うち1000人から回答を得た。


http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110101000350.html
広島知事選は湯崎、河井両氏接戦 終盤情勢
 8日投開票の広島県知事選は終盤に入り、新人5候補のうち元通産官僚湯崎英彦氏(44)と元県議河井案里氏(36)が接戦を繰り広げ、共産党県委員長村上昭二氏(62)、元県議柴崎美智子氏(54)、学習塾経営川元康裕氏(42)が追う展開となっている。村上氏を除く4人は無所属で、政党の推薦や支持はない。

 湯崎氏は、連合広島に加え、今期で引退する藤田雄山知事(60)に近い自民党系最大会派と民主党系会派が支援。瀬戸内の自然を観光資源とした「海の道1兆円構想」を掲げ、地元企業も回る。

 河井氏を推すのは、藤田知事に批判的な自民党系別会派や、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相。「最年少の女性知事」を目指し、女性票の取り込みを図る。

 ただ両氏の知名度はまだ上がらず、目立った争点もないため、盛り上がりに欠けている。投票率は過去最低だった前回の27・14%を上回る見込みだが、態度を決めていない有権者も多く、選挙戦の行方を左右しそうだ。

 村上氏は「雇用・福祉対策の充実」、柴崎氏は「企業誘致による活性化」、川元氏は「景気、雇用回復のための積極投資」をそれぞれ訴える。

2009/11/01 17:44 【共同通信

506チバQ:2009/11/04(水) 21:52:41
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000911040004
休日の街 3候補走る 【県都はいま】
2009年11月04日

  8日の投開票に向けて、現職、新顔3氏による舌戦が続く山口市長選。祝日の3日、候補者3人は人出の多い商業施設、街頭などを走り回って支持を訴えた。


  無所属新顔の尾上頼子氏(41)は山口市小郡下郷の自宅近くから遊説をスタート。午後には秋穂、阿知須地区に入り、有権者に向かって手を振るなどして支持を訴えた。夕方には帰宅時間を迎えて通行量が増えた国道9号沿いで演説。「私は以前、パート労働で非正規雇用の苦労も味わった。いま市政に求められているのは市民感覚を持ったリーダーではないか」と車に向かって呼びかけた。


  無所属新顔の伊藤青波氏(55)は小郡地区の大型ショッピングセンターで、買い物客に向かって市民税の減税で民間の活力を引き出すとの持論を展開。阿知須地区では祭りの会場も歩いた。豪雨災害で断水を起こした朝田浄水場近くの路上では、災害に強いまちづくりを訴えるなど、行く先々で訴えのポイントを変えながら、支持を呼びかけた。夕方、再度中心部に戻って締めくくった。


  無所属現職の渡辺純忠氏(64)は午前中、豪雨災害で被害を受けた小鯖地区などを回った。まだ土嚢(どのう)が積み上げられた様子を見て「復興は一時的なもの。一刻も早い完全復旧を」と決意を新たにしたという。活性化が市政の課題となっている中心商店街では、イベント開催中のアーケード街をくまなく歩き、通行人らに握手を求め、「山口市を元気にするために、この商店街を元気にします」と訴えた。


  市選管によると、3日までに期日前投票をしたのは1267人。前回選挙の告示後2日間の約1・6倍にあたる。期日前投票は総合支所で7日まで、大殿、白石、湯田を除く旧市内の地域交流センターで4〜6日に受け付ける。

507名無しさん:2009/11/05(木) 20:11:29
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091105ddlk34010580000c.html
広島が変わる:09知事選 終盤情勢 5氏、浸透に懸命 分裂選挙、構図複雑 /広島
 8日に投開票される知事選は、最終盤を迎えている。立候補した新人5人のうち、元通信会社副社長の湯崎英彦氏(44)と前県議の河井案里氏(36)が軸となり選挙戦が進む。共産党県委員長の村上昭二氏(62)、学習塾経営の川元康裕氏(42)、前県議の柴崎美智子氏(54)は、街頭演説などで知名度向上を目指す。国政で与党を組む民主と国民新で対応が分かれ、自民の県議会会派が分裂するなど有権者にとって分かりにくい構図となっている。【加藤小夜、井上梢】

 ◇湯崎・河井氏を軸に 村上・川元・柴崎氏もフル回転
 湯崎候補は、県議会の親知事会派「自民刷新会議」、「民主県政会」のほか連合広島などと政策協定を結び、県内全域で活動を展開。演説会では3者が並んで支援する姿が目立つ。先月末からは民主党の国会議員も後援会に支持を呼びかけたり、「知事にふさわしいのは湯崎候補以外にいない」と応援演説するなど、前面に出始めた。湯崎陣営の関係者は「有権者の反応は良くなってきたが、まだ横一線だ」と引き締めを図る。

 河井候補は国民新党の亀井静香金融・郵政担当相の支援の下、県北・東部を中心に支持拡大を狙う。亀井氏は先月30日〜今月1日に12カ所で開いた国政報告会に河井候補を招き「東京では私、広島では案里さんに頑張っていただき、日本を変えよう」と呼び掛けた。「自民党議員会」の県議や若手市議らも積極的に支援。各地での街頭に立つほか、後援会を中心に支持固めを図っている。陣営は「今後は、どんどん街頭に出て行きたい」と語る。

 共産公認の村上候補は、党所属の国会議員や県議、市議らと各地で遊説を展開。地区ごとで組織票固めに努める。鞆の浦埋め立て・架橋計画の中止のほか、福祉・雇用の充実を訴え、無党派層への浸透も目指している。

 川元候補は「(現行の県政と)しがらみがないのは私だけ」と訴え、元参院議員の大仁田厚氏と街頭演説するなど知名度アップに懸命だ。

 柴崎候補は「県民の豊かな暮らし実現」を主張し、家族などが中心となって各地を回り、政策を訴えている。

508名無しさん:2009/11/06(金) 00:35:22
保守系(?)3会派の違いが分からない・・・。地域割りでも、安倍派・林派でもないようだし。
市議会会派→志誠会・関政クラブ・清流21(保守系)・市民連合(労組系)・公明党・共産党
ほかに無所属が1人(新左翼)
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下関市議会、定数4減「34」に 11年から適用
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/1103/5.html
 下関市議会は2日、議会改革に関する調査特別委員会(林透委員長、10人)を開き、議員定数を現行の38から4
削減して34にすることを決めた。早ければ来年の3月議会で条例改正を行い、2011年の任期満了(2月12日)に
伴う市議選から適用される。

 議員1人当たりの年間経費は議員報酬や政務調査費などで約1100万円という。関谷博議長は「財政難もあり、1
割以上の削減が望ましいと考えていた。精鋭の議会として頑張りたい」と話している。

 下関市は2005年2月に旧1市4町が合併。議員定数は合併協議で46と決めた。合併当初は在任特例で105人が
在籍。しかし、同年10月の国勢調査で人口30万人を切ったため、06年3月30日から法定上限数の38に変更され、
07年2月に前回の市議選が行われた。

 定数4削減は6会派のうち5会派が支持。共産党は「合併で面積が広くなった下関市の実態に応じて決めるべきだ。
報酬をカットしてでも議員定数は削減すべきでない」と主張した。

 同特別委は議員定数など5項目を審議。同日は12月議会で行う委員長報告の内容をまとめた。議員報酬は正副
委員長手当削減の是非を両論併記し、費用弁償は交通費の実費支給とし、政務調査費は現行通りとすることなどを
決めた。

509チバQ:2009/11/06(金) 23:41:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20091105-OYT8T01316.htm
参院選にらみ各党注視 観音寺市議選
 26人が立候補し、8日に投開票される観音寺市議選(定数24)は、県内では、政権が交代した衆院選後初の選挙となる。各党の県組織にとっては衆院選後の党勢の現状をはかり、来夏の参院選を占う機会ともなっており、それぞれ票の行方を注視している。

 候補者の党別内訳は、民主3人、公明2人、社民、共産各1人、無所属19人。自民は同党県連によると公認・推薦はゼロだが、無所属現職の13人が党員という。

 民主党県連は同市議選で初めて候補者を公募、3人を公認した。衆院選の大勝で県内の国会議員は3人に増えたが、公認の県議、市町議は9人にとどまる。村上豊・県連幹事長は「衆院選での追い風は続いていると思う。この勢いで党勢拡大を目指す」と意気込む。

 国政選挙で民主と協力、鳩山政権で与党となった社民党は、前回トップ当選を果たした現職1人を擁立。奥田研二・党県連代表は「今回は底上げのチャンス。得票数を伸ばし、来年の参院選へ弾みをつけたい。そして次の市議選では複数候補を立てたい」と話す。

 衆院選で大敗した自民党。綾田福雄・党県連幹事長は「都会と違い、地域の代表を選ぶ選挙。政党選挙でない」と静観の姿勢。ただ、民主党への追い風については、「新政権発足後、財源問題などで有権者の民主党への期待感も変わりつつあるのでは」とみている。

 公明党は山口那津男代表が3日に公認候補の応援に入り、街頭演説する異例のてこ入れ。擁立した現職2人は前回上位当選したが、都築信行・県本部代表は「民主への風がやんだわけではない。今後をにらむと1票でも上乗せしておきたい」と危機感を強める。

 共産党は今回、公認候補をこれまでの2人から1人に減らしており、必勝態勢で臨んでいる。土岐一郎・県委員会書記長は「国政選挙と同じ位置づけで、何としても議席を死守する。政治と暮らしを変えたいという市民の声を得票に結びつけたい」と話す。

(2009年11月6日 読売新聞)

510チバQ:2009/11/07(土) 01:12:01
古いけど岡山市長選
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810144105.html
県都の課題 1 政令市効果
利点を生かす施策必要

JR吉備線との交差事業が課題となっている岡山市北区西崎地区の都計道路整備予定地

 岡山市が政令指定都市になれば岡山県との二重行政を解消し、施策がスムーズに展開される―。こう期待していた三門学区連合町内会の岸本戴男会長は「政令市効果が感じられない」と不満を募らせる。

 岸本会長が指摘するのは、JR吉備線の備前三門駅西側(北区西崎地区)で、遅れている都市計画道路・米倉津島線との交差問題だ。

 岡山県は渋滞の原因となる踏切を設けず、駅周辺の吉備線を高架化、下に道路を通す立体交差事業を計画。そこに2003年、JRが吉備線の次世代路面電車(LRT)化構想を表明。複線・電化、駅を増やし、乗降しやすい低床式車両を導入するというもの。市もこの構想を推進したことから、「立体」か「平面」かの選択を迫られた。

 その後、県は計画を暫定ではあるが「平面交差」に見直した。さらに、政令市になった後は、県の道路事業がすべて移った市の主導で進められるようになり、問題解決に弾みがつくと期待された。

 しかし、LRT化について、市とJR側との協議に前進がない。経営主体や投資額、スケジュールは示されておらず、市総合政策審議会部会で有識者から「十分検討されているのか」と懸念の声が上がっている。市街路交通課は「バリアフリーのLRT化実現には、交差の最終の姿も平面にしたい」とするが、先行きは不透明だ。

最後の砦

 1572件。政令市移行に伴い県から市に移譲した事務数だ。道路行政をはじめ、福祉、教育など市民生活に密着した大半の事業を市が直接処理する。

 柱の一つが児童相談所(児相)の設置。虐待が疑われる家庭への立ち入り調査や、一時保護など子どもの命にかかわる役割を担う最後の砦(とりで)だ。岡山市は6カ所の福祉事務所内に児相のサブセンターとして「地域こども相談センター」を開設。窓口を広げ、児相の専門性確保を狙う。

 だが、保健福祉部門の業務経験が浅い職員が多い。市は6月から児相が児童の支援策を検討する会議にセンター職員を参加させ、研修を重ねている。

 県児童養護施設等協議会の高月和紘会長は「県と施設が長年の積み重ねで理解できるようになった。市が権限を使いこなし、施設と関係をつくるには時間がかかる」と話す。

“ねじれ”

 もう一つの柱は県教委から市教委に移った小中学校教員の任免権。市教委は教員を自らの判断で採用できる。しかし、今年の採用試験(7―8月)は県市合同で、筆記や面接の1次、口頭試問や実技の2次とも同じ内容。県全体の教育を考えれば県と市の連携は不可欠だが、独自色をどう発揮するかが課題だ。

 政令市に移行しても県教委の人事上の関与はなくならず、教員の給与を県が負担する仕組みは変わらない。給与負担者と任命権者が異なる“ねじれ”は生じたままだ。

 とはいえ、政令市移行は財政面でプラス効果をもたらす。本年度当初予算では48億円の余力を生んだ。移行に伴う業務増で必要となる支出よりも、新規財源などで収入が大きく増えたためだ。

 今後5年程度はこうした状態が続くとみられる。それだけに、メリットを最大限に生かさなければならず、市議会側は「政令市の権限を活用し、特色ある有効な施策の展開が求められる」と市に注文する。

     ◇

 4月に政令市に移行して初の岡山市長選は、30日告示、9月13日投票の日程で行われる。中四国の拠点都市として飛躍する大切な時期を迎えた県都の課題を検証する。


JR吉備線との交差事業が課題となっている岡山市北区西崎地区の都計道路整備予定地

(2009年8月1日掲載)

511チバQ:2009/11/07(土) 01:12:39
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810144403.html
県都の課題 2 まちの活力
会議誘致へ機能強化を

再整備した岡山市の西川緑道公園。にぎわいを創出する仕掛けが求められる

 岡山市中心部を流れる西川緑道公園(総延長2・4キロ)。今春、市はにぎわい創出を狙いに遊歩道を拡幅したり、花時計やイベント用デッキを新設した。

 約30年前の整備から初の大幅改装となったが、「人通りは以前と変わらない。多いのはイベントがあるときぐらい」と公園沿いにある飲食店の店員。

 商業やオフィスなど都市機能を中心部に集め、公共交通や徒歩で買い物などが楽しめる「コンパクトなまちづくり」を目指す市は、西川緑道公園をJR岡山駅周辺と表町地区を結ぶ“緑の回廊”として位置づけ、再整備に力を入れている。

 だが、せっかくの都心のオアシスを生かし切るには、さらなる仕掛けが求められる。

空き店舗率最悪

 都心部の風景はここ数年で変わった。駅前には大手家電量販店が進出。全面改装した駅構内には約90の専門店が入る商業ゾーンが誕生した。しかし、こうしたにぎわいの効果は一部エリアにとどまり、周辺への広がりを欠いている。

 市が昨年行った中心部の歩行者通行量調査によると、1地点当たりの1日の歩行者数(平均)は休日4943人、平日4177人。10年前に比べ休日は3割、平日が2割それぞれ減った。市の都市ビジョンで掲げる休日8000人、平日5700人(2025年度目標)を大きく下回っている。

 “まちの顔”とも言える商店街自体の体力低下も深刻だ。5月の市の調査で表町、駅前、奉還町の3商店街の空き店舗率は13・8%と過去10年で最悪。「郊外に大型商業施設や専門店が次々進出し、商店街で買い物をしたり、都心を回遊する人が減り続けている」と市産業課。

高い経済効果

 都心に活力、にぎわいを取り戻すにはどうすればいいのか―。

 市は学会や会議といったコンベンションの誘致に力を注ぐ。参加者の宿泊や食事、買い物による経済効果を引き出そうという狙いだ。

 「コンベンション参加者は観光客に比べ消費単価が高く、経済波及効果は大会開催費の1・7―2倍」と市の外郭団体・おかやま観光コンベンション協会の徳弘泰雄専務理事。

 中四国の交通結節点としての恵まれた条件の上に、市内のコンベンション施設は岡山コンベンションセンター、桃太郎アリーナ、ホテルなど45カ所が整う。さらに、この4月には全国18番目の政令市となり、情報発信力は格段に高まっている。

 しかし、市によると、08年度に市が補助金を出した市内でのコンベンションは52件(地方大会、全国大会が各26件)。ここ10年間はほぼ50件前後で横ばいの状態。コンベンションシティーとしての一層の機能強化が求められる。

 岡山商科大経営学部の岡本輝代志教授は「コンベンションへの参加者が消費すれば、飲食店や物販店が増え、定住している市民の消費生活にとってもプラスとなる。それが都市の求心力となり、都心の定住人口を増やすことにもつながる」とし、「岡山市が政令市として中四国の核となるには、一層の一極集中の街づくりを進めるべきだ」と提言する。

(2009年8月2日掲載)

512チバQ:2009/11/07(土) 01:13:13
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810144449.html
県都の課題 3 大規模跡地
将来見据えた活用策を

活用策が岡山市政最大の懸案となっている岡山操車場跡地

 岡山市街地の西部、JR北長瀬駅南に広がる岡山操車場跡地(北区北長瀬地区)。市と市土地開発公社が1994年から2004年にかけて約200億円で取得した約23ヘクタールに及ぶ用地は、半分以上が“空き地”の状態だ。

 「もったいない。政令指定都市・岡山の目玉となる拠点施設を計画的に整備していってほしい」。地元の黒住卓弘・西学区連合町内会長は訴える。

限られた用途

 同跡地は、市が市制施行100周年(1989年)の目玉事業として誘致を目指したデンマーク・チボリ公園の建設予定地とされたが、誘致企画会社の経理などをめぐり混迷。91年に市がチボリ事業から撤退して以来、跡地活用は市政最大の懸案の一つになっている。

 跡地の一部に市が、アクションスポーツパーク岡山(ASPO)を約3億円かけて2001年にオープン、さらに03年に岡山ドームを約20億円で建設したものの、全体の利用計画は示されないままの状態が続いている。

 ネックとなっているのが、同跡地の大半は「特殊公園・岡山チボリ公園」として都市計画決定されており、このままでは用途が限られていることだ。

 その上、01年に市、市公園協会、民間会社の3者がASPO管理、運営の委託期間を11年6月までとする覚書を結んでおり、さらにドーム整備などの借金返済が17年度まである。

 市議会内には「これだけ広い土地を手にすることは二度とないだろう。慎重に検討すればよい」との見方がある一方、「スピード感を持って取り組んでほしい」との声もある。

 そうした中で、跡地北側の北長瀬地区の土地区画整理事業は地権者との協議が進んでおり、計画では跡地の地下に道路を通すため、跡地活用との関連が出てきている。

 市も「公園の在り方について一定の方向性を出すべき時期が近づいている」とし、跡地全体の活用策を都市ビジョンに沿って検討する予定だが、具体案の提示はこれからだ。

足踏み状態

 中心市街地では05年3月に閉校した岡山中央南小(旧深柢小、北区中山下)の跡地活用も大きな懸案となっている。

 市議会は03年6月定例会で私立小学校誘致を求めた深柢地区連合町内会の陳情を採択。その一方で、同年9月定例会では表町商店街連盟などが提出した近くの川崎病院移転の陳情を継続審査とし、方向性が示せない状況になっている。

 市は有識者懇談会を設け審議してもらったところ、06年2月に地区全体のまちづくりの視点として「安全・安心」「地域コミュニティー」などを示した提言を受けたが、その後は足踏み状態。市は「市民的議論ができなかったことが原因」とする。

 都市地域計画に詳しい筑波大大学院の谷口守教授は「旧深柢小跡地は中心部に人を集める機能に転換させるべき。その際、自動車に頼らない交通体系を前提に検討することが大切」と提言。

 さらに、操車場跡地については「中心部の活力をそがない形で活用策を考えた方がよく、道州制もにらみ長期的視点で都市機能を集積させる方向もあるだろう」と指摘する。

 両跡地は政令市として岡山市が発展していくための貴重な都市空間。活用策をどうまとめ上げるのか。市の将来がかかっている。

(2009年8月3日掲載)

513チバQ:2009/11/07(土) 01:13:50
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810145349.html
県都の課題 4 総合医療センター 
救急拠点 具体性見えず

岡山総合医療センター構想の中で今後の在り方が検討される市民病院

 岡山総合医療センター(仮称)。24時間365日、誰もが初期診療を受けられる「岡山ER(救急外来)」を核とした地域医療の新拠点として、岡山市が基本構想づくりを進めている。

 背景には救急医療の過酷な現状がある。市によると、市内主要7病院が2006年度に受け入れた救急患者数は16万人。うち約9割の14万人は軽症患者で増加傾向だ。軽症患者を岡山ERが受け入れることで、重症患者が搬送される二次・三次救急医療機関の負担軽減を狙っている。

 救命救急センターを備える岡山赤十字病院(北区青江)の近藤捷嘉院長は「岡山ERが実現すれば三次救急に重点を置ける。各病院は得意分野に力を入れ、役割分担も考えられる」と話す。

症状で振り分け

 3月、市と岡山大が協定を結んだ。10年度から4年間の限定で市は同大に「地域医療学講座」(教授ら3人体制)を設け、救急医療にも対応できる医師の養成を目指す。

 活動拠点はセンターができるまでは市民病院(同天瀬)。ER型の救急医療システムや、地域医療ネットワークを調べる。このため、市民病院では今秋にも救急の処置室や診察室の改修を始め、初期臨床研修受け入れの体制を整える。

 センターができれば、同大は岡山ERに医師を派遣したり、逆に高度な専門治療が必要な救急患者を受け入れることになる。

 さらに、センターが市内の病院や開業医などとネットワークを結ぶことで、岡山ERで受け入れた患者を、症状に合わせて各医療機関に振り分けることが可能になる。

 市民に最適な医療を提供する体制が整うが、岡山市医師会の丹治康治会長は「公平性を保つためにも、各医療機関に患者を転院、紹介するコーディネートの機能が重要。各病院の意見をしっかり聞くべきだ」とする。

市民病院の今後

 総合医療センターをいつ、どこに開設するのか―。市は本年度中にできる基本構想で、事業規模や経営形態を盛り込む方針ではあるが、市企画局の高次秀明副局長は「今後4年間にある程度は形が見える」と述べるにとどまっている。

 センターの具体的な姿が見えにくいのは、老朽化した市民病院の今後の在り方が決まっていないからだ。市企画局はセンターと市民病院の位置づけは「全く別のコンセプト」であるとするものの、市側は6月定例市議会で「市民病院の今後はセンター構想の中で検討する」と答えている。

 市民病院は6年連続単年度黒字(08年度の決算見込み)ではあるが、累積赤字は07年度で57億4100万円。一般会計からの繰り入れは9億円余に上る。

 その市民病院の整備について岡山操車場跡地(同北長瀬地区)への移転新築構想もあった。だが、05年12月に白紙撤回された。大型投資は厳しい市の財政にとってさらなる負担となるからだ。

 こうした中で浮かび上がったセンター構想。市企画局はセンター設置の意義について「黒字経営を目指すが、公的役割も果たさねばならない。法に基づき一般会計から補てんしても合理的な負担ならあり得る」と強調。

 構想策定メンバーの市民病院の松本健五院長も「市民の安心を守ることが基本。政令市にふさわしい機能を持つものにしなければならない」と指摘する。スピード感を持った対応が望まれる。

(2009年8月4日掲載)

514チバQ:2009/11/07(土) 01:14:27
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810145430.html
県都の課題 5 子育て
支援の充実、強化最重要

岡山市内で高まる保育ニーズ。市は本年度、後期子育てアクションプランを作る

 「希望する保育園から入園は大丈夫だと聞いていますが、保証はなく不安です」。1歳4カ月の長男と西大寺ふれあい児童館(岡山市東区西大寺)の親子クラブに参加していた会社員女性(32)=東区=が表情を曇らせる。

 女性は育児休業中。現在、妊娠中で出産後は子ども2人を近くの保育園に預け、職場復帰を望んでいる。

 市内の認可保育園(113カ所)は2002年9月から待機児ゼロだが、希望する園が満杯で入園していない「保留児」は4月1日現在、721人に上る。前年同期より55人多く増加傾向だ。

 保育ニーズの高い人口増加地域では、定員の増加が不十分なためだが、園児を一人増やすには、2歳以上の場合、保育室が1・98平方メートル、園庭は3・3平方メートル増設しなくてはならず、施設整備は「財政的に厳しい」と市保育課。

“待機児童”も

 市は04年度、「子育てアクションプラン」(09年度まで)を策定。少子化の中で子育てにかかわる親、地域、事業者、行政の役割を明確にし、働く女性に対する子育て施策の充実を図ってきた。

 小学校低学年の子どもを学校で放課後に預かる児童クラブもその一つ。施設は市が確保し、地元の有償ボランティアでつくる運営委員会が担当する。同プランで市は「希望するすべての放課後児童の受け入れを目指す」と目標を掲げた。

 ところが、市の児童クラブは91小学区のうちほぼ全小学区をカバーしているものの、市こども福祉課は「ニーズの多さからクラブに入れない“待機児童”が出ている」と明かす。

 そうした待機児童の受け入れ先となっている民間児童クラブを運営するNPO法人タップの古谷義子理事長は「学区外からやむを得ず子どもを預けに来る母親がいる。解決には市の主体的なかかわりが必要」と強調する。

 また、国は安全確保のため10年度から、1組が71人以上の児童クラブへの運営費補助を打ち切る方針。市内では本年度、6クラブで人数が増え分割などの対応を迫られており、市こども福祉課は「プレハブ室や余裕教室で対応したり、敷地外の幼稚園の余裕教室や民間施設の活用も考えている」。

対策に満足12%

 市内の保育園の総定員は1万2857人で、児童クラブは82カ所に4302人が在籍。保育園も児童クラブも量的充足は進んではいる。しかし、希望する園に入れなかったり、児童クラブの受け入れ人数が少ないことから、07年度市民意識調査では、市の子育て支援や少子化対策に「満足」と答えたのは12・5%にとどまった。

 こうした現状を踏まえ、市は07年度策定した、将来の方向性を示す都市ビジョンで、新たな子育ての基本方針を提示。本年度は子育てアクションプランを見直し、10―14年度の後期プランを作成する。

 「育休がとりやすい環境整備といったワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実現、保育園や学童保育などの充実、地域子育て支援の課題に重点的に盛り込む方針」と奥田さち子・市こども・子育て担当局長。

 村中由紀子・山陽学園短大教授(発達心理学)は「子育て施策が母親に本当に必要なものなのか、現場の声に耳を傾けることが重要だ」と指摘する。

 人口減少時代を迎え、県都岡山が活力ある地域づくりをけん引する役割を担う上で、多様な子育て支援の充実、強化は最重要テーマといえる。

(2009年8月5日掲載)

515チバQ:2009/11/07(土) 01:14:56
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810145658.html
県都の課題 6 教育
適性応じた学習環境を

学力底上げを目指す岡山市内の小学校の習熟度別少人数授業

 「56ミリは5センチと6ミリということですね」

 岡山市東区城東台西の城東台小。通常クラスと離れた教室で、児童2人と向き合った教員が、物差しの目盛りを指で示しながら説明する。

 市教委が学力の底上げを狙いに、本年度から導入した習熟度別少人数授業。学力のつまずきが起こりやすいとされる小学2―4年のうち、授業の理解が難しい児童に、国語と算数の一部授業を個別指導している。

 同小の小川和子校長は「勉強が分かる楽しさを体験でき、子どものやる気を引き出せている」と手応えを話す。

弱い応用力

 基礎知識はほぼ身に付いているが、知識の活用は苦手―。国が昨年4月、小学6年と中学3年に行った全国学力テストで、市の児童生徒の特徴が浮かび上がった。

 「応用力が弱い。図形の面積は計算できても、道路に囲まれた平行四辺形の広場の面積を求めると正答率は15%に落ちる」と市教委。統計の示す意味を読み取る「読解力」、選択問題に比べて文章で答える正答率が低いことから「表現力」も弱点と分析する。

 国は昨年、子どもの学力低下を懸念、学習指導要領を改定し“ゆとり路線”を転換。学力アップに向け、2011年度から小学高学年の英語を必修化し、中学校も12年度には理科の授業時間を従来の3割、数学を2割増やす。

 こうした状況を踏まえ、市教委は独自に本年度から小中9年間の学びの連続性を重視した“小中一貫教育”に乗り出した。

 中学進学時に授業や環境の変化に戸惑う「中一ギャップ」を和らげるほか、小学校で学ぶ計算などの基礎を中学校でもスムーズに活用できる授業づくりを目指す。本年度中には教員向けの指導書も作成する。

 ただ、小中が互いに授業を公開して研究が進む学区がある一方、小中の校長からは「日々の業務が忙しく、小中教員が顔を合わす機会が作れない」との声も上がる。

3年で倍増

 全国で増加傾向の発達障害児。市でも08年度は小学生772人、中学生164人(いずれも通常学級での数)で、3年前の2・2―2・6倍と倍増している。

 市教委は、元教員や市民をメンバーに、教育現場で対象児の学習や生活などをサポートする特別支援教育補助員を増員。本年度は幼小中に前年度比5人増の計275人を配置している。

 しかし、取り組みはまだまだ不十分で、7月の市民事業仕分けでは、発達障害への対応について「補助員の給与を改善すべきだ」「障害に対する保護者や社会の理解も不可欠」と対策強化を求める声が全体の約7割に上った。

 市の総合政策審議会保健・福祉部会委員で児童精神科医の中島洋子氏=北区伊福町=は「発達障害の症状は複雑。教員が症例研究や指導技術の習得に努めるとともに、専門医療機関などとネットワークをつくり対処することが大切」と提言する。

 課題が山積する教育現場。学力強化とともに、個々の適性に応じた特色ある学習環境づくりが求められている。

(2009年8月7日掲載)

516チバQ:2009/11/07(土) 01:15:24
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_okayama/news_web/2009/08/10/20090810145951.html
県都の課題 7 高齢者福祉
地域でケアする体制に

岡山市中区高島地区で開かれた介護予防教室。高齢者を地域でケアする体制づくりが急がれる

 6317人―。岡山市の特別養護老人ホームの入所待機者数(2008年6月)だ。この3年間で約1500人増えている。

 同市北区の主婦(61)は半年ほど前、特養6施設に認知症の義母(85)の入所を申し込んだ。いずれも100人以上の入所待ち。「歩行が困難で、在宅介護ではけがなどが心配。早く入所させたい」と訴える。

5人に1人

 市内の65歳以上の高齢者は14万2473人(08年9月)。07年比4103人増と増え続けており、高齢化率も10年前は15・6%だったのが20・4%。5人に1人が高齢者という“超高齢社会”になっている。

 介護の必要な要介護者も増え続けており、3年前に2万4760人だったのが、高齢者の2割に当たる2万7639人になっている。

 一方、特養は40施設(定員2373人)。このうち、定員29人以下の小規模特養は5施設(同145人)。市は06―08年度に7施設、245人分を新設した。さらに、本年度から3年間で9施設(261人)を増設する。

 急速な高齢化に伴う要介護者の急増で、施設整備が追いつかない現状について市高齢者福祉課は「要介護度4、5の高齢者は特養以外にも老人保健施設などの施設も含め、対応できるよう必要数の確保を目指している」とする。

 しかし、市の推計では、団塊世代(1947―49年生まれ)が高齢者となる14年には16万3000人に増え、高齢化率は22・9%。「施設増だけでは対応しきれない。介護が必要となる前に地域でケアをすることが急務」と同課。

見守り組織

 市が在宅の高齢者対策として力を入れているのが、2006年から、ふれあいセンターなどに設置している総合相談窓口「地域包括支援センター」。6カ所設けており、36中学区に地域の最前線で活動するサブセンターを配置している。

 本年度からは94小学区・地区の担当者を決め、各地域で高齢者の社会参加や介護予防活動を行い、きめ細かい相談体制をとる計画だ。

 一方、高齢者を介護する家庭の悩みなども受ける相談業務を強化するため、民生委員や町内会などによる見守り組織「地域ケア会議」を小学区・地区単位で順次、本年度から設けるようにしている。

 これまでに8組織ができ、活動を続けている。7月、市内のある学区で起きた高齢者への虐待について地区で協議。「保護するべきだ」という意見も出たが、しばらくは近所の人が声かけをしながら、様子を見ることにした。

 虐待や寝たきり、認知症、生活困窮といった課題を地域の中から吸い上げ、福祉、保健、医療サービスの充実・向上につなげるシステムでもあり、機能し始めている。

 川崎医療福祉大の小池将文教授(社会政策)は、厳しい財政環境を踏まえ、「介護保険ですべてを支えることはできない」とした上で、「医師ら専門家や住民と連携し、高齢者が安心して暮らせる地域福祉システムを築く必要がある」と強調する。

 高齢者の福祉ニーズは健康や経済状態、家庭環境などによって多岐にわたる。超高齢社会では、地域で支え合う社会づくりが不可欠。そのためのハード、ソフト両面の充実など、行政のリーダーシップが問われている。

 (おわり)

(2009年8月8日掲載)

517名無しさん:2009/11/07(土) 17:12:21
渡辺、伊藤両氏競る 山口市長選あす投票
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/1107/1.html
 任期満了に伴う山口市長選は8日、投開票され、深夜には結果が判明する見込み。立候補しているのは届け出順
に、旧小郡町議で合併による在任特例で市議も務めた尾上頼子氏(41)=共産推薦=、旧徳地町長で元市議の伊
藤青波氏(55)の両新人と、現職の渡辺純忠氏(64)のいずれも無所属の3人。選挙戦は前哨戦も含めて現職を新
人2人が追いかける構図だが、出馬表明が遅れた尾上氏は伊藤氏にもリードを許し事実上、渡辺、伊藤両氏の一騎
打ちとなっている。

 尾上氏は告示3週間前の10月7日に出馬を表明した。選挙戦では毎日18回以上、車から降りての街頭演説をこ
なしている。選挙事務所は「日に日に市民の反応が高まっている」と話す。尾上氏は終盤に来て、「山口市の一般会
計は700億円。不要不急な事業を2%やめれば(国保料の1万円引き下げや乳幼児医療費無料制度の対象を小学
校卒業までに拡大といった)私がすぐに実行すると公約する13億円の事業は実現する」とマニフェストの具体論に言
及している。 

 伊藤氏は早くから出馬の動きがあったが、正式に表明したのは告示1カ月前の9月30日。選挙戦では選挙カーを
きめ細かく走らせ、大きな団地やスーパー前などで街頭演説し支持を訴えてきた。5日夜は選挙事務所近くの白石地
域交流センターで個人演説会を開き、約90人を集めた。告示後に追加発表した政策実行宣言では、都市計画目的
税を期間限定で現行の0.3%から0.2%へ引き下げることや、中小企業支援対策のため基金を創設することなど
を強調する。

518名無しさん:2009/11/07(土) 17:12:52
>>517続き
 渡辺氏は3月議会で再選出馬を表明。選挙戦は後援会を基盤に26人の超党派市議団が中心となって活動を進め、
3〜6日の夜は4地区で個人演説会を開いた。3日はスペインフェスタが開かれた中心商店街を歩いて支持を訴えた。
渡辺氏は行財政改革で基金を取り崩さずに予算編成ができるまで財政健全化を果たした実績などを訴え、広域県央
中核都市づくりや地域交流センターによる地域分権などの協働のまちづくりを主張する。

 市議会の大半が支援する渡辺氏に対し、約1カ月という短期決戦で臨む伊藤氏の後ろ盾になっているのが4年前、
現職として渡辺氏と一騎打ちを演じて敗れた合志栄一現県議。4年前の市長選や2年前の県議選で合志氏を支えた
伊藤氏を「盟友」と呼び、自身の後援会を動かして活動をバックアップしている。

 選挙戦は大きな争点もなく、盛り上がりに欠けているが、合志氏の渡辺氏に対する雪辱戦との見方も出ている。7
年前の市長選で合志氏が初当選した時の対立候補は現職から後継指名を受けた助役で、市議会の最大保守会派
などが支援していた。しかし合志氏が勝ったため市長野党となった最大会派などは前回、渡辺氏を擁立して雪辱を果
たした。今回は合志氏が雪辱を期そうと伊藤氏を支援しているといわれ、実際に渡辺事務所は「合志氏とも戦ってい
る選挙戦」との受け止めだ。

519チバQ:2009/11/07(土) 22:28:14
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09110502.html
県東部、「共闘」の構図一変 民主と国民新 '09/11/5

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 ▽異なる候補支援に有権者ら戸惑い

 広島県知事選(8日投開票)の候補者支援をめぐる構図に、県東部の有権者が頭を悩ませている。8月の衆院選では、民主党と国民新党が共闘し、広島6区、7区で自民党候補を退けた。知事選では一転、民主党が県議会の自民党系最大会派、国民新党は自民党系第2会派と協調し、別々の候補を支援しているからだ。(松本恭治、山成耕太)

 与野党第1党が独自候補の擁立を見送り、新人5人が争う選挙戦。10月31日、JR尾道駅前であった街頭演説に、地元の県議2人の姿があった。応援するのは、無所属で経営コンサルタントの湯崎英彦氏(44)だ。県議2人は自民党系最大会派と民主党系会派にそれぞれ所属する。

 「党派を超え、思いを託せる人を選ぶのが本当の知事選だ」と声をそろえた。

 一方、1日夜に尾道市の尾道産業会館であった国民新党の亀井静香代表の国政報告会。檀上の亀井氏の近くで、無所属で元県議の河井案里氏(36)が「亀井先生に恥をかかせるわけにはいかない」と支援を求めた。

 河井氏は立候補直前まで自民党の県議。所属していた県議会の自民党系第2会派が主に支援している。夫は、自民党の河井克行衆院議員(比例中国)。衆院選では自公政権を厳しく批判した亀井氏だが、「民主党が(独自)候補を立てれば推すつもりだった。河井氏は自民党を離党した」と説明する。

 亀井氏の地元である広島6区や、中選挙区時代に地盤だった広島7区では、民主党県連代表の佐藤公治氏が、父親の守良氏の時代から亀井氏と争ってきた。だが、2007年、佐藤氏が参院に転身して状況は一変。国政選挙では、民主党と国民新党が共闘する構図が定着しつつある。

 それだけに有権者や支援者の一部には戸惑いも。民主党の支持団体である連合広島の尾道地域協議会の幹部は「本部の指示に従うだけ。コメントすることはない」と亀井氏との対応の違いについて多くを語らない。

 街頭演説を聴いていた尾道市の女性(63)は「国政と県政では状況が違うのかもしれないが、私たちには何が違うのかよく分からない」と首をかしげた。

 知事選にはほかに、無所属で学習塾経営の川元康裕氏(42)、無所属で元県議の柴崎美智子氏(54)、共産党公認で党県委員長の村上昭二氏(62)が立候補している。

520チバQ:2009/11/07(土) 22:28:50
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09110503.html
自然保護か振興か 細見谷渓畔林道、建設中断1年半 '09/11/5

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 ▽地元関係者、早急な決断期待

 西日本有数の生物多様性を誇る廿日市市吉和の細見谷渓畔林を貫く幹線林道建設が中断して1年半余りたつ。広島県はこの間、計画を継承するか否かの判断を示していない。渓畔林の自然を壊す「無駄な道路」か、地域振興に不可欠な事業か―。新知事の決断が宙に浮いた公共事業の行方を左右する。

 渓畔林を貫く幹線林道の戸河内(安芸太田町)―吉和区間(廿日市市)は約24キロ。事業主体だった緑資源機構が官製談合事件を受けて2008年3月に廃止となり、約12キロを未完成のまま残し、工事がストップした。

 「過大な見積もり」

 国の交付金事業として引き継ぐには、県は独自に費用対効果など算出する必要がある。しかし県林業課の田端秀秋課長は「事業を承継するかどうか未定で、費用対効果の調査も進めていない」と説明する。

 機構時代の費用対効果は「1・02」。工事費などの費用が136億円、木材生産への便益などの効果額が139億円。利益がわずかに費用を上回っていた。

 この試算について、建設に反対する自然保護団体・広島フィールドミュージアム(廿日市市)の金井塚務代表は「幹線林道から得られる利益を過大に見積もっている」と反論する。

 受益地となる一部の民有林には、すでに国道488号から作業道が延びる。幹線林道につながる作業道も狭く、大型車の進入は難しい。林道整備に伴う経費縮減など費用面でのメリットは期待できない―との主張だ。

 さらに金井塚代表らは現在、事業の是非を問う住民訴訟を広島地裁に起こしている。地元林業組合が旧緑資源機構(現在は森林総合研究所)に払った受益者賦課金を、市が補助金で肩代わりしたのは違法だとしている。

 国産材値崩れ深刻

 賦課金は、公共事業から受ける利益に応じて事業費を負担する制度だ。金井塚代表は「受益額が適正なら、組合は賦課金以上の利益が得られ、市が補助金を出す必要もない。肩代わりする制度が、無駄な公共事業を生んでいる」と批判する。

 しかし、国産材の値崩れは深刻で、地元林業組合の安田孝副組合長は「小さなトラックでスギを運んでもコストに見合わない。せめて8〜10トン車が入れる道路がいる。今の計画がだめなら、ここでは林業を続けられない」という。建設推進を訴える廿日市市も「林業振興に加え、ワサビ栽培や山林火災時の救助活動に不可欠な道路」と位置付ける。

 機構の廃止時に未完成だった幹線林道は全国で61区間に上る。4区間で中止となり、26区間で継続が決まった。戸河内―吉和区間を含め、31区間の行方が定まっていない。賛否に分かれる地元関係者も「県には早急に結論を出してほしい」との意見で一致している。(山本秀人)

 ●クリック 幹線林道

 旧緑資源機構が林業振興などを目的に整備していた。1973年に事業を開始。原則2車線、幅員7メートルで、全国に総延長2051キロを整備する計画だった。戸河内―吉和区間は約24キロで、途中の4・6キロが細見谷渓畔林を貫く。機構は幅員縮小や透水性舗装の導入などの対策を打ち出したが、日本生態学会などが建設中止を求めていた。事業継続は各道県の判断に委ねており、継承する場合は「山のみち地域づくり交付金事業」として事業費の7割を国が負担する。

521チバQ:2009/11/07(土) 22:29:27
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09110604.html
架橋計画、迫られる決断 鞆の将来に大きな岐路 '09/11/6

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 ▽地元住民ら熱い視線

 広島地裁が先月、景観を「国民の財産」と評価し、広島県知事に埋め立て免許を交付しないよう命じた福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画。8日投開票の知事選で決まる新知事は、計画を推進するのか、司法の判断を踏まえて転換するのか―。福山市や地元住民は、16年ぶりのトップ交代に熱い視線を注いでいる。

 「水や建物、山が一体となって景観を形成している。鞆架橋計画が実現すれば、まったく別のものになる」。4日に鞆町を初めて視察した国際記念物遺跡会議(イコモス)のグスタボ・アローズ会長は、鞆の歴史的景観に及ぼす影響を懸念し、計画の再考を求めた。

 景観保護を理由に、知事に埋め立て免許を交付しないよう命じた広島地裁の判決も、アローズ会長の主張と似通う。これに対し、県は昨年、国土交通省へ鞆港の埋め立て認可を申請した際、景観へ及ぼす影響も考慮したうえで、道路事情の改善など「鞆町の生活基盤整備には計画が必要だ」と結論付けた。

 トップ方針で左右

 広島地裁の判決を不服として控訴した県は、訴訟の当事者であるだけではない。福山市とともに鞆架橋計画の事業主体であり、一方で、国交省の認可を前提にした埋め立ての免許権者でもある。知事の方針は、計画の行方を大きく左右する。

 今期で引退する藤田雄山知事は、計画推進の立場を取ってきた。ただ、国交省が県に求めた補足質問に回答できていない状況に、福山市側には不満もくすぶる。ある市議は「金子一義前国交相が1月、『国民同意』が必要だと発言して以降、足踏みしているように映る」といらだつ。

 早期着工を目指す市にとって、県との共同歩調は欠かせない。羽田皓市長は4日の記者会見で、新知事と早期に面会し、鞆架橋計画について協議したいとの考えを示した。

 「新しい知事には、国に早期認可を働き掛けてほしい」と、鞆架橋計画の推進を求める地元の期成同盟会の大浜憲司会長(61)は望む。一方、計画に反対する住民グループの松居秀子代表(58)は「トップ交代を機に白紙撤回を」と訴える。

 架橋計画について知事選に立候補している新人5人の訴えは賛成、反対、判断保留に分かれている。

 原案策定から26年

 県が1983年に計画の原案を策定して26年。賛否をめぐる住民間の議論は平行線をたどってきた。「どんな形であれ、早く結論を出してほしい」と願う住民は少なくない。

 認可するか否かを決める国交省は、訴訟や県の動向を見守る方針でいる。年間170万人が訪れる観光地でもある鞆のまちづくりをどう進めるのか。新しい広島県政のリーダーは、全国的に注目を集める公共事業のかじ取り役を担うことになる。(野崎建一郎、門脇正樹)

 ●クリック 鞆港埋め立て・架橋計画

 鞆港の約2ヘクタールを埋め立て、港を横断する長さ約180メートルの橋を架ける計画。事業主体は広島県と福山市で、幹線道の幅が狭い町中心部を迂回(うかい)する県道を整備し、港湾施設や駐車場も造る。

522チバQ:2009/11/07(土) 22:29:59
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09110702.html
集落営農の評価と課題 多様性どう確保 '09/11/7

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 広島県は、地域で農地を集積し、共同作業をする「集落法人化」を進めている。藤田県政の16年間で法人数は3から168に増え、全国でもトップクラス。農家の高齢化や耕作放棄地の対策として評価される一方、農業の「業」の部分に傾斜する施策には異論もある。

 「何とか、美しい古里を次世代に引き継げそうだ」。10月下旬、東広島市志和町であった「ファーム東志和」の設立総会。代表の清水寿昭さん(64)は、ほっと胸をなで下ろす。

 急成長を続ける市中心部の西条まで車で30分。兼業農家が多く、隣近所が顔を合わせると、田畑に注ぎ込む経費と時間をどう減らすかの話が尽きなかった。

 法人化の話は昨年末から一気に進んだ。28戸の組合員は株主となり、約10ヘクタールの農地を耕す労働力にもなる。「昔は農機具を共同利用していた。団結力が強い地域で、法人化は自然な流れだ」と、事務局長の兼本俊二さん(62)は振り返る。

 県庁4階の農林水産局の一角。集落法人が設立されるたび、花の絵柄付きの張り紙が加わる。「ファーム東志和」の前後には、同じ東広島市内で10月設立の2法人が並ぶ。

 「集落営農は県の農業実態に合っている」と農業活性化推進室。農家の平均耕作面積は0・8ヘクタールで、専業で生計を立てるのは難しい。後継者も数少なく、コンバインなど数百万円する農機具の負担も重い。

 藤田雄山知事は常々「持続的かつ安定的な農業生産ができる仕組みが必要」と強調してきた。新規設立には10アール当たり3万円を補助。成立要件の20ヘクタールを集積できなくても、ブドウやアスパラなどの指定作物を植えれば、面積計算で優遇した。

 それでも、全法人がカバーする県内の耕地面積の割合は7・2%。県は2015年には410法人まで増やす計画だが、仮に実現してもカバー率は46%にとどまる。

 県議会が「法人以外へのフォローが不十分」と指摘するのは、07年度に全国で始まった「農地・水・環境保全向上対策事業」への対応だ。県は交付金の対象を、法人などの大規模経営に限った。対象絞り込みは全国でも異例で「法人化の誘導策」とも受け取れる。

 広島県の集落法人を研究する、愛媛大の板橋衛准教授(農業経済学)は法人化を評価しながらも、「農業の多様性を切り捨てるのではなく、柔軟な対応が必要だ」と指摘する。

 8月の衆院選。民主党は、農家の規模拡大を集中支援してきた自民党農政への不満をすくい取り、政権奪取につなげた。広島県の新知事が、国と地方の農政転換期に、どのような政治手腕を発揮するかが注目される。(下久保聖司)

【写真説明】集落法人の設立報告を壁に張る広島県農林水産局

523チバQ:2009/11/07(土) 22:30:32
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09110703.html
広島市とどう連携 空港や医療費…対立課題山積 '09/11/7

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 広島県と広島市の関係が、ぎくしゃくして久しい。8日投開票の知事選で誕生する新知事は、県民の約4割が暮らす政令指定都市との連携をどう図るのか。直面する「重要課題」との見方は根強い。

 知事選告示を翌日に控えた10月21日、広島市役所の記者会見室。秋葉忠利市長は、新しい知事との関係づくりを問われ「コメントする立場にない」とかわした。6月の記者会見でも直前に引退表明した藤田雄山知事について質問を受け、「県政発展に力を尽くされ、敬意を表したい」と述べるなど、「賛辞」に終始した。

 ▽そり合わぬトップ

 ただ、秋葉市長と藤田知事のそりが合わないことは「公然の事実」(市幹部)だった。藤田知事は2007年12月、秋葉市長と非公開で会談した。だが、2人の公式会談は知事の4期目では1回だけ。その前は04年5月までさかのぼる。

 都道府県に準じた権限を持つ政令指定市と県は、「ライバル関係」と称される。さらに、ある県幹部は「パフォーマンス嫌いな知事と、次々とアドバルーンを揚げる市長が合わないのは当然だ」とみる。

 知事選が始まった22日の午後、秋葉市長は京都市の立命館大にいた。知事や市長のリレー講義で学生に自治を語る中、藤田県政への不満をあらわにする場面があった。

 「県が一方的に決めた」―。秋葉市長は、県が福祉医療費補助について県内23市町のうち、政令指定都市であることを理由に、広島市分だけ削減した経緯を紹介。「こういうものはカットするのに、鞆の浦の埋め立てにはどんどんお金を出す」と批判した。

 「ノーコメント」を通した前日の会見から一転、講義で秋葉市長は「知事選で状態が改善されるのを期待する」と言い切った。

 2人の不協和音は、県内の他の市町も懸念してきた。16年ぶりに選ばれる新知事に対し、東広島市の蔵田義雄市長は「個人的な好き嫌いではなく、腹を割って話すべきだ」と望む。

 ▽知事選後にらむ市

 解決しなければならない課題は多い。

 秋葉市長が講義で触れた福祉医療費補助の削減は、県と市がそれぞれ主張する補助率で本年度予算を編成し、まだ決着していない。

 県と市は、広島西飛行場(西区)の存廃をめぐって対立する。広島空港(三原市)を重視する県は、藤田知事の任期終盤で管理運営からの撤退を「宣言」した。東京線復活を目指す市は機能維持を主張し、「知事選後」をにらむ。

 新人5人が争う選挙戦は8日の投開票で決する。不況が続く厳しい時代を乗り越えるために、広島県と広島市の「タッグ」を期待する声は多い。目詰まりしたパイプを再生させることは、両トップにしかできない。(滝川裕樹)

524名無しさん:2009/11/08(日) 18:15:21
投票中。

http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091107ddlk34010606000c.html
広島が変わる:09知事選 あす投開票 県議補選、呉市長・市議補選も /広島
 ◇233万人、有権者の審判は 5氏ラストスパート
 任期満了に伴う知事選は8日投票があり、即日開票される。立候補しているのは、学習塾経営の川元康裕候補(42)▽前県議の柴崎美智子候補(54)▽共産党県委員長の村上昭二候補(62)▽元通信会社副社長の湯崎英彦候補(44)▽前県議の河井案里候補(36)の新人5人。候補者たちは7日、大票田の広島市を中心に回り、公約などを訴え続ける。【加藤小夜、井上梢】

 川元候補は県内各地で100回以上辻立ちをこなし、教育費の無償化などを訴えてきた。7日は、JR福山駅前で演説後、夕方には、2度目の応援となる元参院議員の大仁田厚氏と広島市の繁華街などを練り歩く。

 柴崎候補は、住宅街を中心に選挙カーで回り、こまめに街頭演説を繰り返した。家族や支援者らが支える選挙運動を展開し「県民の豊かな暮らし実現」を訴えてきた。7日は地盤の西区を中心に声を振り絞る。

 共産党公認の村上候補は、党所属の国会議員や県議、市議らとイベント会場などを練り歩き、街頭演説では雇用・福祉の充実や核兵器廃絶を訴えた。7日は旧市内の住宅街を回り、中区の本通り周辺で最後の訴えをする。

 湯崎候補は、知名度アップを図ろうと、支援県議らと辻立ちを中心に政策を訴えた。中盤からは民主の国会議員も応援に駆けつけた。7日は、広島市を中心に回り、中区の事務所近くの繁華街で選挙活動を終える。

 河井候補は、全面支援する国民新党の亀井静香金融・郵政担当相の地盤を中心に「県政のしがらみを私が断ち切る」と訴え、応援する自民系県議や若手市議らと県内各地を回った。7日は商業施設前などで訴える。

 ◇県議補選も
 また、県議補選の南区選挙区(改選数1)も8日、投開票される。同選挙区には、共産党広島市東地区委員会常任委員の長妻亮氏(32)=共産公認▽空手道場経営の大浜博幸氏(58)=無所属▽元学習塾社員の窪田泰久氏(33)=同=の3人が立候補している。

 ◇呉市長・市議補選もあす
 任期満了の呉市長選と、議員死去に伴う同市議補選(改選数1)も投開票される。

 市長選は、無所属現職で再選を目指す小村和年氏(62)と、05年3月の呉市との合併まで旧安浦町長だった無所属新人の沖田範彦氏(64)が、周辺8町との合併で実現した新生・呉市の行財政改革手法や合併町民を巻き込んだ市民協働施策への取り組みをめぐって論戦を展開している。市議補選は、無所属新人4人の争い。

 投票は午前7時〜午後8時(島しょ部など一部は繰り上げ)、125カ所で。開票は午後9時から同市広大新開1の市総合体育館で行われる。10月31日現在の有権者数は20万5567人。【牧正】

525名無しさん:2009/11/08(日) 18:15:31
>>524
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 ◆知事選

 ◇立候補者(届け出順)
川元康裕(かわもと・やすひろ) 42 無新

 学習塾経営[歴]保険会社員▽学習塾社員・役員▽九大

柴崎美智子(しばさき・みちこ) 54 無新

 [元]県議▽学習塾経営[歴]電通社員▽ノートルダム清心女短大 

村上昭二(むらかみ・しょうじ) 62 共新

 党県委員長[歴]香川大生協専務理事▽機械会社員▽広島民報編集委員▽赤旗記者▽党県議団事務局長・県副委員長・県書記長▽香川大 

湯崎英彦(ゆざき・ひでひこ) 44 無新

 [元]通信会社副社長▽経営コンサルタント▽会社役員[歴]資源エネルギー庁課長補佐▽旧通商産業省米州課課長補佐▽東大

河井案里(かわい・あんり) 36 無新

 [元]県議[歴]海洋科学技術センター地域フロンティア研究システム職員▽科学技術振興事業団職員▽広島文化短大非常勤講師▽慶大院

==============

 ◆県議補選立候補者(届け出順)

 ◇南区(改選数1−3)
長妻亮 32 共新

 党地区常任委員[歴]党准地区委員▽広島修道大中退

大浜博幸 58 無新

 空手道場経営▽陶芸家[歴]県立高教諭▽大東文化大

窪田泰久 33 無新

 [元]会社員▽青学大

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 ◆呉市長選

 ◇立候補者(届け出順)
小村和年(こむら・かずとし)62 無現(1)

 市長[歴]近畿運輸局運航部長▽国交省航空局室長▽中国運輸局企画部長▽中大

沖田範彦(おきた・のりひこ)64 無新

 旧安浦町長[歴]土木会社社長・会長▽豊田郡町村会副会長▽千葉商大 

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 ◆呉市議補選立候補者(届け出順)

 ◇呉市(改選数1−4)
福永高美 57 無新 歯科技工士[歴]自治会幹事

楠見宏  62 無新 人権擁護委員[歴]市立中学校長

峰一矢  59 無新 住宅賃貸業▽会社役員[歴]旧町議

田中幹也 65 無新 新聞編集発行業[歴]建設会社員

526名無しさん:2009/11/08(日) 20:06:54
まぁよし。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091108-OYT1T00675.htm
広島県知事選、湯崎英彦氏が当選確実
 広島県知事選は8日投開票され、新人で元通信会社副社長の湯崎英彦氏(44)(無所属)の当選が確実な情勢となった。


 出口調査や取材を基に判断した。

 4期務めた藤田雄山知事(60)は引退を表明し、新人5人による知事選となった。湯崎氏のほかに立候補していたのは、学習塾経営会社社長の川元康裕氏(42)(無所属)、前県議の柴崎美智子氏(54)(無所属)、共産党県委員長の村上昭二氏(62)(共産)、前県議の河井案里氏(36)(無所属)。

 湯崎氏は、政党の推薦などを求めなかったが、民主党の国会議員や県議、県議会の自民党系最大会派に支えられ、選挙戦では「挑戦そして実現 引き出せ、広島県の底力」をキャッチフレーズに、中小企業への支援などによる県経済の成長を訴えて幅広く支持を集めた。

(2009年11月8日20時00分 読売新聞)

527名無しさん:2009/11/08(日) 20:15:48
http://www.asahi.com/politics/update/1108/OSK200911080022.html
広島県知事に44歳の新顔・湯崎英彦氏当選確実2009年11月8日20時7分

 新顔5人が争った広島県知事選は8日投開票され、元通信会社副社長の湯崎英彦氏(44)が当選を確実にした。民主、自民両党が内部の意見対立などからどの候補者にも推薦を出さなかった中、県議会の両党系会派の支援を受けて、終始優位に戦いを進めた。

 湯崎氏は「広島の底力を引き出す」を合言葉に、企業振興や観光誘致などに重点を置いた施策を提唱。4期16年で引退する藤田雄山知事を支えてきた県議会の民主系と自民系の会派、連合広島が陣営の中心になった。亡父の稔(みのる)氏は被爆者の追跡調査など社会学の研究者として知られ、広島大学の教授も務めた。

 追い上げていた前自民党県議の河井案里(あんり)氏(36)は、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相や、分裂している別の自民系会派から支援を受けた。だが、立候補表明が告示9日前と出遅れ、十分に支持を広げられなかった。(鬼原民幸)

528チバQ:2009/11/08(日) 20:24:48
ゼロ打ちですか?
早かったですね

529名無しさん:2009/11/08(日) 20:30:27
NHKも出ました。

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013647581000.html
広島県知事選挙 湯崎氏が当確
11月08日 20時21分
任期満了に伴う広島県知事選挙は、無所属で新人の湯崎英彦氏の初めての当選が確実になりました。湯崎氏は広島市出身の44歳。旧通商産業省の課長補佐や通信会社の副社長を経て、経営コンサルタントとして活動しています。

530とはずがたり:2009/11/08(日) 20:37:32
をん。アンチ河井としてはもっと競るかと心配してましたが無事圧勝できたようで。
亀井の面子も潰せたし自民党桧山派も引き続き野党暮らしで取り敢えず満足です。

531名無しさん:2009/11/08(日) 20:52:29
>そもそも、藤田知事は「評判が日本一悪い」ともいわれています。
>しかし、藤田知事が、かつて県政を「私物化」していたと批判されている檜山俊宏元県会議長と距離を置きだしたことから、
>「檜山元議長の横暴復活よりは、指導力がなくても藤田知事」という考えから藤田知事を議会では支えていただけです。
>そして、ゆざき候補の政策も、大手企業誘致の藤田路線から、地元の宝・潜在力を生かす路線への転換を訴えるものです。
>ただ、その辺は一般の民主党支持層にはなかなか理解が広がっていないのが現状です。

http://www.news.janjan.jp/election/0911/0911032659/1.php
広島県知事選 ゆざき候補に民主党・秋葉市長がテコ入れ「チェンジ」強調
さとうしゅういち2009/11/05


民主党の旗が見える。演説しているのは同党の菅川衆院議員。(撮影すべて筆者) 11月8日まで投票の広島県知事選。

 民主党県連や連合広島、県議会の民主県政会(民主、社民系)と自民党刷新会議が支援するゆざき(湯崎)英彦候補と、自民党議員会(檜山俊宏・元議長派)の推す河井あんり候補が接戦を繰り広げています。

 ゆざき英彦候補に対して、民主党広島県連は、全面的な支援態勢に入りました。

■藤田知事に敗れた父を持つ衆院議員が応援弁士に

 11月3日(祝)、広島市中区で行なわれた街頭演説では、街宣車の周りに民主党の旗ざしモノも立ちました。そして、民主党衆院議員の菅川洋さんが応援演説に立ちました。

 菅川さんのお父さんの健二さんは1993年前、16年前に藤田雄山・現知事に敗れた、という因縁があります。

 菅川議員は、「藤田県政からの転換ができるのは、通産官僚という安定した職を捨て、ベンチャー企業を作ったゆざき英彦さんだけ。大きな企業を誘致するなどと悠長なことは言っていられない」と、藤田県政に「一定の評価」を示している候補との違いをPRしました。

ジャンパーというカジュアルなスタイルで有権者と握手するゆざき候補。■民主党支持層への浸透が課題

 世論調査では、自民党支持層や無党派層ではゆざき候補と河井あんり候補とが拮抗。国民新党は亀井静香さんが河井さんを支援しているために河井さんに流れています。

 しかし、ゆざきさんを支援する民主党の支持者の知事選への関心は低い状態でした。独自候補擁立を見送ったことが、若手・女性の党員・支持者の間に尾を引いていました。

 組合幹部や組合を基盤とする県議が自民党刷新会議との共闘を推進したのに対し、若手や女性党員、国会議員の間には、独自候補を求める声が強かった。しかし、選挙の足腰を担う組合への配慮から独自候補を諦めた経緯があります。このため、やはり、進んでゆざき候補をという動きが今まで鈍かったのは確かです。
広島県知事選、与野党入り組み混戦の様相

 このために、河井さんと競り合いの状態になっているとも推測できます。

 また、議会で藤田知事を支えていた議員(自民党刷新会議と民主県政会)の支援を受けているため、「藤田後継」と誤解する人もおられるのも課題となっています。

 そもそも、藤田知事は「評判が日本一悪い」ともいわれています。彼の県政からチェンジする事を印象付けることが、各候補の課題となっています。もちろん、藤田知事を支えていた議員たちも、藤田知事の指導力のなさには辟易していましたし、議員の支持者もそうです。
県政無惨 広島県知事引退で残された苦すぎる教訓

 しかし、藤田知事が、かつて県政を「私物化」していたと批判されている檜山俊宏元県会議長と距離を置きだしたことから、「檜山元議長の横暴復活よりは、指導力がなくても藤田知事」という考えから藤田知事を議会では支えていただけです。

 そして、ゆざき候補の政策も、大手企業誘致の藤田路線から、地元の宝・潜在力を生かす路線への転換を訴えるものです。
「広島の潜在力を活かそう」県知事選立候補、ゆざき英彦さん

 ただ、その辺は一般の民主党支持層にはなかなか理解が広がっていないのが現状です。

 ゆざき候補が抜け出るには、「国政でも広島でもチェンジ」を望んでいるであろう、民主党支持者の多数を引きつけることが必要になる、ということが読み取れます。そのためには、民主党の議員や核となる党員が、有権者に働きかけることが重要になると考えられます。

 知事選で藤田知事に敗れた経験がある父を持つ菅川議員の登壇はその対策の一つとなると感じました。

532名無しさん:2009/11/08(日) 20:52:41
>>531
■秋葉市長も駆けつけ、「県市協調」候補PR

 さらに、秋葉忠利・広島市長も駆けつけ、がっちりゆざき候補と握手しました。

 司会者は「知事と市長がともに歩む広島を作りましょう」と、今までは県と市の隙間風が伝えられがちだった関係を改善できるのは湯崎候補だ、とPRしました。

 なお、この日は、無所属の川元康裕候補が、プロレスラーのジャガー横田さんを応援弁士に呼んで、広島市中心部を街頭宣伝していましたが、残念なことに見逃してしまいました。

533名無しさん:2009/11/08(日) 20:57:14
>>531
秋葉市長は湯崎支援だったんですね。
前知事と相当険悪だったから、どうなるかと思ってたんですが。

534チバQ:2009/11/08(日) 20:59:43
6区所属の県議:亀井系県議ってのがいまいち誰だかわかりませんが・・・
会派はバラけてるんですね

尾道市 吉井清介(刷新) 高山博州(広志会) 松浦幸男(刷新)
庄原市 小林秀矩(良政会)←国民新推薦
府中市 岡崎哲夫(自民)
三原市 天満祥典(自民)
三次市 下森宏昭(刷新)←国民新推薦

535とはずがたり:2009/11/08(日) 21:02:19
げっ,湯崎は広島西空港存続派か??>県市協調

536名無しさん:2009/11/08(日) 21:06:22
>>535
あいまい派だったようですね。河合もですが。

【2009広島県知事選】西飛行場は存続?廃止? 県撤退方針で争点化
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09102402.html
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09102402b.jpg

 広島県が管理運営からの撤退方針を決めた県営の広島西飛行場(広島市西区)の存廃をめぐり、知事選(11月8日投開票)の候補者5人の見解が分かれている。藤田県政での「撤退」という最終結論に対し、東京線復活を目指す広島市は新知事に協力要請する構え。新しい県政のリーダーが向き合う緊急課題に浮上している。

 管理運営費を県と市で折半する西飛行場は、年間約5億円の赤字経営だ。現在は鹿児島、宮崎の2路線が就航。経営再建中の日本航空は来年度内の2路線廃止を検討する。

 県は22日、路線廃止を機に管理運営から撤退する方針を市に伝え、県が撤退した後に市営で存続させるかどうかを迫った。これに対し、市は「東京便が復活する可能性はある。新知事にも判断してもらいたい」と主張した。

 知事選の候補者たちは、西飛行場の存廃問題をどうとらえているのか。「存続」を主張するのは、無所属新人で元県議の柴崎美智子氏(54)。「廃止」を唱えるのは、無所属新人で学習塾経営の川元康裕氏(42)と、共産党新人で党県委員長の村上昭二氏(62)である。

 無所属新人で経営コンサルタントの湯崎英彦氏(44)、無所属新人で元県議の河井案里氏(36)は「どちらとも言えない」との姿勢。2人とも「十分に市などと協議する必要がある」と指摘している。村上氏も市との協議の必要性は認めている。

 西飛行場の存廃問題で、県はこれまで「来年度予算の編成に着手する今秋までに結論を出す」と繰り返してきた。滑走路北端を横切って建設する広島南道路の2011年度着工を前に、滑走路短縮工事の必要性を判断するタイムリミットだからだ。

 今回、県は撤退する方針を決定。今後は、市が市営で存続させる場合に限って短縮工事費の半額を協力し、市が結論を先送りする場合は予算化を見送る構えをみせる。

 藤田雄山知事は11月28日で任期満了を迎える。県の予算編成の骨格が通常、年内に決まることを踏まえれば、新知事は着任からわずか1カ月で、重要な決断を迫られる。(知事選取材班)

 ■広島西飛行場 1961年に国管理の広島空港として開港。同空港の三原市移転に伴い93年、国内初コミューター・小型機専用飛行場として県営で再出発した。管理運営費は市と折半で負担している。滑走路北端を横切る広島南道路の建設が2011年度に始まるため、飛行場を存続する場合、10年度には滑走路を現行の1800メートルから1360メートルに短縮する工事に着手する必要がある。

537チバQ:2009/11/08(日) 21:08:13
亀井系で名前が出てきた石橋良三と川上征矢は自民所属ですね

538とはずがたり:2009/11/08(日) 21:28:58
>>534
福山市の宇多伸とか亀井系じゃなかったでしたっけ?うろ覚え失敬ですけど。

>>536
河合も湯崎も当選のためには小賢しく曖昧派たらざるを得なかったと思うんですけど,秋葉市長が此処迄梃子入れしたとなると市の意向が通りやすくなりそうな予感が致します。

539名無しさん:2009/11/08(日) 21:51:13
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013647921000.html

山口市長選挙 渡辺氏が当確
11月08日 21時40分
任期満了に伴う山口市長選挙は、無所属で現職の渡辺純忠氏の2回目の当選が確実になりました。渡辺氏は64歳。山口県の水産部長や旧山口市の助役を務めたあと、周辺の4つの町と合併した4年前の市長選挙で初当選しました。

540名無しさん:2009/11/08(日) 23:26:51
ダブルスコアとは、随分差が付きましたね。

広島県知事選
http://www.nhk.or.jp/hiroshima2/senkyo/
 開票 終了 

 有権者 2,307,449人  投票率 33.71% 
   党派  新旧 当選
当確  得票  得票率  年齢
 湯崎 英彦  無  新   当  395,638  52.3   44
 河井 案里  無  新      195,623  25.9   36
 村上 昭二  共産  新      77,515  10.2   62
 川元 康裕  無  新      57,846  7.6   42
 柴崎美智子  無  新      29,646  3.9   54

541名無しさん:2009/11/08(日) 23:46:33
県議をやっていた安佐南区でも3:2で湯崎の勝ち
やはり、知事選向きのタマではなかったか>河井

106 無党派さん sage 2009/11/08(日) 23:41:18 ID:iKJk6+sZ
河井が勝ったのは、府中市・庄原市・神石高原町
湯崎は、広島市中区・東区・南区・佐伯区で河井にトリプルスコア

542とはずがたり:2009/11/09(月) 07:00:01
>>541
旦那にひっついて目立ちたがり屋のバカ女って印象を払拭できなかったんじゃないでしょうかね?

取り敢えず湯崎には藤田@日本一評判が悪い>>531みたいには成って欲しくないですねぇ。

543名無しさん:2009/11/09(月) 19:55:17
>>509
民主公認3名当選
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/37/00010593.html

544名無しさん:2009/11/09(月) 20:05:20
>>543
「若い民主党候補」は必勝カードですねぇ。

545チバQ:2009/11/10(火) 21:34:09
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20091110000091
白川氏、大差で再選/観音寺市長選
2009/11/10 09:56

 任期満了に伴う観音寺市長選・市議選は8日、投開票が行われ、即日開票の結果、現職の白川晴司氏(63)が、新人で前市議の藤田芳種氏(60)に1万票余りの大差をつけて破り、新市として2度目、旧市から通算で5度目の当選を果たした。現職19人を含む26人が出馬した新市発足後2度目の市議選(定数24)は、新人6人が当選して新旧の顔ぶれが大きく入れ替わったほか、民主党が初公認した3人が当選した。少数激戦を反映して最終当選者と次点との票差は2票と大接戦、疑問票の取り扱いをめぐって開票作業が未明に及んだ。投票率は市長選、市議選ともに72・73%だった。

 市長初当選以来、無投票再選が3回続いた白川氏は選挙戦は今回が2回目。告示前から合併の賛否が争点として浮上し、白川陣営は、組織力を生かして連日個人演説会を開催。旧2町にも2日間かけて出向くなど、市内をきめ細かく回って「やさしさと、元気印のまちづくり」をキャッチフレーズに、福祉や市の活性化策など新たに取り組む施策を提案して、着実に支持を拡大した。

 2回目の開票速報直後に当選を確信した陣営がGOサインを出して、佳子夫人を伴った白川氏が到着すると、室内外に大きな拍手がわいた。促されて壇上に上がった白川氏、「本当に、本当にありがとうございました」と声を張り上げた。

 一方、「長期政権のおごり、ひずみを検証して合併の意義を問い直す」と投票日約1カ月前に出馬を決めた藤田氏は、組織に頼らぬ草の根選挙を展開。「チェンジ」を合言葉に、市政の刷新を訴えて白川市政の批判票の取り込みを図ったが、現職の壁は厚く及ばなかった。

546チバQ:2009/11/11(水) 00:52:21
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20091110000097
観音寺市長選・解説/4期の実績評価
2009/11/10 09:58

メールで記事を紹介印刷する一覧へ 今回も無投票がうわさされ始めた市長選投票日の約1カ月前、急きょ市議の藤田芳種氏(60)が出馬を表明して、14年ぶりの選挙戦になった。1市2町の合併から4年、市民に一体感を醸成する期間として十分だったかどうかは議論の分かれるところだ。今回の選挙が旧2町を中心にくすぶり続けていた合併への不平不満を、論争の俎上(そじょう)に導いた。この機会に、互いが胸襟(きょうきん)を開いて意思の疎通を図ったことで、希薄だった市内の一体感が一歩深まったことを願ってやまない。
【→参照記事/白川氏、大差で再選/観音寺市長選】

 市長選は、合併による新市移行後の各施策や行財政改革などによる市の浮揚策などで争った。結果、有権者は、白川氏が旧市時代を含む通算4期にわたり積み上げてきた手堅い行政手腕と実績を評価、引き続き今後4年間も難問山積が予想される市政のかじ取り役を白川氏に委ねた。

 白川氏の市長挑戦は通算5期目、とはいえ初当選以後は無投票再選が3期続いたため、選挙を戦うのは今回が2回目。長い間の実戦ブランクを心配する声が、告示前から周囲でもささやかれ、空白期間を埋めるために後援会組織をテコ入した。それでも選挙期間中に何回となく、「現職危うし」の声が流れて、陣営にその都度緊張が走った。

 背水の陣を敷いて臨んだ選挙戦。キメ細かく市内を回りながら組織力を堅固にしていった。合併のアレルギー反応が強いとみられた大野原・豊浜町では、2日間かけて計5カ所で個人演説会を開催。合併に関する説明不足を補いながら、市民に広がる心配や誤解の解消に努めて、支持拡大につなげた。

 引き続き市政のかじ取り役を任された白川氏だが、信任された一方で藤田氏が獲得した1万3千票余りの得票は、白川氏への批判票といえよう。突きつけられたこれらの声を真摯(しんし)に受け止め、選挙での約束を一日も早く実行に移しながら、6万4600人市民の一層の融和にも努めてもらいたい。

 一方、藤田氏は出馬表明が投票日の約1カ月前で準備不足は否めず、組織だった動きはほぼ皆無で、個人演説会なども構えない草の根選挙に徹した。遊説や街頭演説で白川氏の長期(4期)市政を追及、「チェンジ」を合言葉に市民参加型の市政などを訴えたが、及ばなかった。(観音寺支局長 小畑信親)

547チバQ:2009/11/11(水) 01:00:12
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09111004.html
【解説】民主支援が大きな力 湯崎氏、終盤で引き離す '09/11/10

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 広島県知事選は、無所属で経営コンサルタントの湯崎英彦氏(44)が52・3%の得票率で、同じ新人4人に圧勝した。政権交代を果たした民主党勢力の支援が、選挙戦終盤で大きな力になった。

 湯崎氏は同窓生を中心に後援会をつくり、立候補表明した。政党推薦は受けなかったが、県議会の自民党系最大会派と民主党系会派、民主党支持団体の連合広島が積極支援に回った。ただ、「相乗り」の所帯は、混乱も目立った。流れが変わったのは告示6日後の10月28日だった。

 「知名度が高まらない」ことに危機感を抱いた連合広島の伊丹幸男会長と、最大会派に所属する林正夫議長が会談。連合が事務所に選挙の実務担当者を送り込むことを決め、傘下労組への浸透が進む。民主党の国会議員も動いた。

 中盤まで競り合った無所属で元県議の河井案里氏(36)は告示前、自民党県連に出した推薦申請を取り下げ、離党して臨んだ。

 選挙戦では、湯崎氏を支援する県議会の会派が藤田雄山知事の「与党」となり、自民党系第2会派と対立する構図を「しがらみ」と批判。広島県初の女性知事を旗印にした。

 ただ、桧山俊宏元議長が事実上率いる自民党系第2会派の県議が選挙カーを先導し、集会を開くことが多く、陣営内からも「しがらみ批判と矛盾する」との声が漏れた。国民新党の亀井静香代表も加勢したが、支持は広がりを欠いた。

 選挙戦全体では、新人の大半が「県政改革」を強調。そのため、地域課題への具体策や暮らしに密着した施策の訴えが、有権者に見えにくくなった。(高橋清子)

548チバQ:2009/11/11(水) 01:00:54
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/news/Kn09111007.html
鞆架橋、原点に返る必要 見直しの可能性に言及 '09/11/10

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 広島県知事選で初当選した湯崎英彦氏は9日、中国新聞のインタビューに応じた。福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画について「橋を架けるか、架けないかの二元論では地域に禍根を残す」と述べ、計画見直しの可能性に言及した。

 湯崎氏は「そもそも何のための事業なのか、原点に立ち返る必要がある」との立場を強調した。反対派住民が代案として示すトンネル案も含めて検討する考えを示した。

 広島市と意見が分かれている広島西飛行場(西区)の存廃問題は「いずれにしても財政負担を永遠に続けることはできない。地域経済にどれだけ波及効果があるのかを含めて決めたい」と述べた。

 知事としての在任期間については「県民の支持が前提だが、8年間が基本」と明言。藤田雄山知事は4期務めたが、「同じ人が16年トップをやるのはよくない。みんなそこしか向かなくなる」との認識を明らかにした。(山中和久)

549チバQ:2009/11/13(金) 00:30:04
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/editorial/Ks09111001.html
誕生 湯崎広島県政<上> 山積する懸案 '09/11/10

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 8日投開票された広島県知事選で、4期務めた藤田雄山知事(60)から湯崎英彦氏(44)へのバトンタッチが決まった。財政再建や広島西飛行場(広島市西区)の存廃、福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画、県議会との間合い…。「湯崎県政」が直面する課題を追う。

 ▽財政、職員給与が試金石 西飛行場で迫られる判断

 8日夜、広島市中区の結婚式場。拍手と歓声が響く中、早々と当選確実を決めた湯崎氏が、支援者たち約400人が待つ会場に飛び込んできた。紅潮した面持ちで握手して回る湯崎氏。握手した一人に、県職労の梶谷和男委員長がいた。

 県職労が推薦

 湯崎氏を推薦した県職労。知事選での推薦決定は1993年、初当選の藤田知事に負けた菅川健二氏以来、16年ぶりだ。「新知事には是々非々で臨むが、労使の信頼関係を築ける期待感はある」と梶谷委員長は言う。

 ただ、湯崎氏は就任直後、労使交渉をめぐる厳しい決断を迫られる。今後策定する2010年度からの財政健全化計画に職員の給与カットを盛り込むかどうか―。400億円台の財源不足が見込まれる中で「最大の焦点」(県幹部)だ。

 これまで11年間の給与抑制措置で計630億円を「協力」してきた県職労は「本年度でのカット終了は約束。主張は曲げられない」と強調する。

 10年度の当初予算編成作業を考慮すると、12月初旬までの方針決定が一つのめどだ。過密日程の中、湯崎氏は支援団体を交渉相手に回し、財政再建の道筋をつける難作業に向き合う。

 藤田県政で決着しなかった課題は山積する。その一つが県営の広島西飛行場の存廃問題。県は知事選告示の10月22日、管理運営からの撤退方針を広島市に「通告」した。

 一方で市は、東京線復活を目指す。広島、長崎両市の20年夏季五輪招致検討も絡め、新知事に存続を要請する構えだ。秋葉忠利市長は街頭演説の場を訪れ、湯崎氏と握手を交わしてみせた。

 存廃問題も判断の猶予は少ない。滑走路北端を横切る広島南道路の着工予定は11年秋。西飛行場を存続させるには10年度中に滑走路短縮工事に入る必要があるからだ。

 賛否明かさず

 湯崎氏は選挙戦中、西飛行場存廃問題について「まずは現状を把握し、市や経済界、住民と知恵を絞りたい」と繰り返した。広島地裁が景観保護を理由に知事に埋め立て免許を交付しないよう命じた福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画の行方も含め、デリケートな問題に賛否の態度を鮮明にしなかった。

 だが、当選を決めた8日夜、発言は一歩踏み込む。「西飛行場も鞆もこじれた背景がある。私自身が当事者と話をし、問題点を整理して早い段階で判断する」

 この発言を会場で聞いた自民党県議は苦笑いした。「当選するまでは選挙戦に影響がないよう、ちゃんと言葉を選んでいた。人柄や性格も分からないし、どうなるか」

 藤田知事を支えた県議会勢力の支援を受けて当選した湯崎氏。「変革」を唱えても、県庁、県議会内には藤田県政の「継承」の評価がつきまとう。説明責任を果たしながら、スピード感を持って懸案を解決に導けるのか。湯崎県政の行方を占う試金石となる。(城戸収、加納亜弥)

550チバQ:2009/11/13(金) 00:30:46
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/kenchiji/09/editorial/Ks09111101.html
誕生 湯崎広島県政<下> 議会との間合い '09/11/11

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 「お互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、緊張感を持って頑張ろう」「知事は知事らしく、議会は議会らしくだ」

 ▽脱「しがらみ」どう実現 「県民視線」貫く姿勢を

 10日、広島県議会議長室。知事選の当選証書を受け取った湯崎英彦氏(44)のあいさつを受け、林正夫議長、大曽根哲夫副議長がそれぞれエールを送った。圧勝の流れをつくり出した自負がにじんだ。

 3派連合支援

 自民党系会派が4分裂する県議会。最大会派の自民刷新会議(17人)は、林議長が立ち上げた。大曽根副議長は、議会運営で自民刷新会議と連携する民主党系の民主県政会(15人)に属する。両会派に自民党良政会(現・良政未来会、2人)を加えた「3派連合」が湯崎氏を支援した。

 6年前。「3派連合」は、桧山俊宏元議長の議長4選を阻み、藤田雄山知事を支えた。その桧山氏が事実上率いる自民党議員会(14人)が、知事選で所属議員だった河井案里氏(36)をかついだ。

 知事選で林氏、桧山氏は応援の前面に出る。議会内の対立構図を投影した戦いとなった。一方で、湯崎、河井両氏はともに「脱しがらみ」「県政改革」を有権者に誓った。

 投票率33・71%。知事選では、過去3番目の低さである。選挙戦の構図が両氏の訴えをかき消し、有権者を投票所から遠ざけた、との見方もある。

 選挙での応援は、選挙後の「見返り」につながる―。地方議員が首長選で支援する理由の一つとされる。予算と人事の権限を握る首長に近ければ、自らの地盤への「利益誘導」や自身の選挙に有利と考える議員は少なくない。首長と議会の「しがらみ」を生み出すことにつながる。

 河井氏を支援した自民党議員会の県議が知事選後、ぼやいた。「しばらくは、好きなようにやられるよ」。自民刷新会議や民主県政会が新知事の「与党」となり、県政に大きな影響力を及ぼす、との見立てである。

 推薦ない自負

 初当選後、湯崎氏は「県議会の会派からお願いされて立候補したのではない。私のポリシーや政策があり、結果として支援をいただいた。是々非々でやっていく」と明言した。支援は受けたものの、「政党の推薦・支持」を申請しなかった自負がにじむ。

 29日にスタートを切る湯崎県政。「しがらみ」と一線を画した政策判断ができるかどうかは、議会多数派の「3派連合」との距離感にかかっている。

 県議会や県庁内の「常識」を優先するのではなく、「県民視線」を愚直に貫くリーダーシップが、新知事に問われている。(城戸収)

551名無しさん:2009/11/14(土) 10:57:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20091114-OYT8T00022.htm
ホーム>地域>島根
野党転落 自民県連台所ひっ迫
 自民党県連(会長=青木幹雄・前参院議員会長)が、県連職員の給与の1割以上の大幅カットや、光熱費の節約などで経費削減を進めている。党員の減少で党費収入などが伸び悩んでいることに加え、衆院選での惨敗で党所属の国会議員が減少したため政党助成金が減額されたり、企業献金の増加も期待できなかったりするため。竹下登元首相らを輩出した全国屈指の「自民王国」は、冬の時代を抜け出そうともがいている。

 県連によると、約3年前から昇給停止などに取り組んできたが、職員給与の大幅カットは初めて。自民党が惨敗した8月の衆院選の島根選挙区では、前党幹事長の細田博之氏と、前財務副大臣の竹下亘氏が議席を守ったが、「党改革に取り組む姿勢を県民に示すことが必要」(県連幹部)と判断。県連役員と事務局側が給与カットに合意し、事務局長ら4人の県連職員の給与は10月から、14〜12%削減された。来夏には参院選も控えており、人員削減は見送ったが、関係者によると、職員の給与カットで年間約200万円の人件費削減につながるという。

 県連は、人件費以外の経費削減策も実施。県連事務所が入るビルの総合空調システムを変更し、各部屋に家庭用エアコンを導入するなどし、光熱費を従来の半分程度に削減した。また、業者に委託している床のワックスや窓ふきなどの回数も大幅に減らし、経費削減につなげたという。

 給与カットや経費削減は、県連の収入の落ち込みが大きな要因。1991年には党員が約6万1000人いたが、2008年には約1万7000人にまで激減したため、党費収入が大きく落ち込んでいる。厳しい経済情勢で企業からの献金も期待できない中、国会議員数の減少で、県連に入る政党助成金は大幅に減るとみられている。

 県連の洲浜繁達幹事長は「職員にもある程度辛抱してもらわないと仕方がない」などと肩をすぼめ、党勢回復を期している。

(2009年11月14日 読売新聞)

552とはずがたり:2009/11/14(土) 12:02:12

選挙:観音寺市長選/観音寺市議選 ダブル選、市長に白川さん /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00000197-mailo-l37
11月10日16時1分配信 毎日新聞

 ◇実績アピールし、再選 新市議24人決まる
 任期満了に伴う観音寺市長選・市議選が8日、投開票された。市長選では、現職の白川晴司氏(63)=無所属=が、新人で前市議の藤田芳種氏(60)=同=を破り、再選された。少数激戦だった市議選は現職18人、新人6人が当選。党派別では民主3、公明2、社民、共産各1、無所属17。政党公認の候補が上位に名を連ね、組織票の強さを見せつけた。
 当日有権者数は5万2569人(男2万4851人、女2万7718人)。投票率は市長選、市議選ともに72・73%(前回市長選は無投票、市議選は74・50%)だった。
 白川氏は「当選確実」の報を受けた8日午後10時半ごろ、同市坂本町の事務所に姿を見せ、支持者らと万歳三唱した。選挙戦では、新市の初代市長として行財政改革などの実績をアピール、各層からまんべんなく得票した。藤田氏は変革を訴えたが、及ばなかった。
 一夜明けた9日、白川氏は事務所で会見。「相手候補の票は私に対する批判票と受け止め、要因を早急に分析し、結果を踏まえ努力したい。小・中学校舎の耐震化や少子・高齢化対策といった公約を果たすため、次年度の予算編成に全力で取り組む」などと述べた。【松田学】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇批判票に耳を
 合併後、初の市長選だった4年前には白川氏が無投票で当選し、今回は初めて投票で市長が決まった。前市議の藤田氏との一騎打ちで、合併の検証が争点だったが、有権者は新市を軌道に乗せた白川氏の実績を支持した。
 白川氏は「1期目は100点」と自己採点。人件費を中心に約16億円の経費削減など、行財政改革では一定の成果を上げた。一方、旧2町の住民からは「旧市に資源が集中し、農村部は衰退するばかり」と、「地域間格差」に不満の声は根強い。
 藤田氏は1万票以上の差をつけられたが、立候補表明は投票日の1カ月前で、現職への批判が予想以上の得票につながったといえる。市政の課題は山積しているが「2期目も100点」と言えるよう、市民の声に耳を傾け、均衡のとれた町づくりに手腕を発揮してほしい。【松田学】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆市長選開票結果=選管最終発表
当 23731 白川晴司 63 無現
  13271 藤田芳種 60 無新
………………………………………………………………………………………………………
白川晴司(しらかわ・せいじ) 63 無現(2)
 市長▽県市長会長▽市社協会長[歴]衆院議員秘書▽県議▽旧観音寺市長▽学習院大
………………………………………………………………………………………………………
 ◆市議選開票結果(定数24−26)=選管最終発表
当 2055 安藤清高  64 共現
当 2044 五味伸亮  29 民新←
当 2031 篠原重寿  56 社現
当 1981 詫間茂   62 無新
当 1905 安藤忠明  61 公現
当 1890 友枝俊陽  29 民新←
当 1745 立石隆男  49 無新
当 1680 大平直昭  48 無現
当 1628 石山秀和  52 公現
当 1587 伊丹準二  55 無新

553とはずがたり:2009/11/14(土) 12:02:37
>>552-553
当 1496 大久保隆敏 63 無現
当 1487 安藤康次  64 無新
当 1458 大矢一夫  51 無現
当 1423 井上浩司  48 無現
当 1254 楠井泰功  64 無現
当 1241 森谷政義  70 無現
当 1216 秋山忠敏  71 無現
当 1191 黒川健太郎 65 無現
当 1173 大賀正三  64 無現
当 1122 中村保男  70 無現
当 1092 岡田正徳  71 無現
当 1084 高橋照雄  69 無現
当 1053 原俊博   59 民現←
当 1019 西山正勝  67 無現
  1017 井下尊義  45 無現
   517 横山淳三  65 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◆市議選当選者(定数24)
安藤清高  64 共現(2) 農業[歴]観音寺民商事務局長
五味伸亮  29 民新(1) 結婚式用品販売業[歴]デザイナー
篠原重寿  56 社現(2) 農業[歴]旧観音寺市職員
詫間茂   62 無新(1) [元]高校教諭▽香川陸協理事長
安藤忠明  61 公現(2) 建築設計業[歴]会社員
友枝俊陽  29 民新(1) 会社役員[歴]保育園保育士
立石隆男  49 無新(1) 農業[歴]三豊農業共済組合職員
大平直昭  48 無現(2) 会社社長[歴]議運副委員長
石山秀和  52 公現(2) 会社役員[歴]市議
伊丹準二  55 無新(1) 米穀酒類販売[歴]コンビニ店経営
大久保隆敏 63 無現(2) 農業[歴]旧大野原町議長
安藤康次  64 無新(1) [元]会社役員[歴]農機具販売会社社員
大矢一夫  51 無現(2) [元]衆院議員秘書[歴]洋服店経営
井上浩司  48 無現(2) 会社員[歴]旧豊浜町議▽市議長
楠井泰功  64 無現(2) 農業▽土地改良区理事長[歴]副議長
森谷政義  70 無現(2) 農業[歴]会社員▽市監査委員
秋山忠敏  71 無現(2) [元]市議長▽農業[歴]会社員
黒川健太郎 65 無現(2) [元]市水道局長[歴]議運委員長
大賀正三  64 無現(2) タクシー会社社長[歴]市副議長
中村保男  70 無現(2) [元]市部長▽自治会長[歴]市副議長
岡田正徳  71 無現(2) 農業[歴]旧大野原町議
高橋照雄  69 無現(2) 財団法人講師[歴]海運会社船長
原俊博   59 民現(2) 建築設計業[歴]会社員▽市農業委員
西山正勝  67 無現(2) 農業▽三観広域行政組合議長

11月10日朝刊
最終更新:11月11日10時24分

554チバQ:2009/11/15(日) 19:52:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20091114-OYT8T01158.htm
岡山市議の農業委員逮捕 収賄容疑、農地転用で便宜


岡山市本庁舎議会棟に捜索に入る県警の捜査員(14日午後9時5分、岡山市北区で)  知人の会社が農地を雑種地に転用する際、便宜を図り現金を受け取ったとして、県警捜査2課と岡山東署は14日、岡山市東区東幸崎、同市議で市第3農業委員会委員の成本俊一容疑者(58)を収賄容疑で逮捕し、同市中区倉田、不動産会社社長、小野勇治容疑者(76)を贈賄容疑で逮捕した。

 発表によると、成本容疑者は2006年9月中旬から08年3月下旬にかけ、小野容疑者が社長を務める不動産会社が同市中区下の田んぼ計約1万4400平方メートルを雑種地に転用する際の許可申請に絡み、市農業委員として有利な取り計らいをしてもらったことへの謝礼などとして、07年3月に小野容疑者と同社の当時の従業員から、200万円を受け取った疑い。小野容疑者は容疑を認め、成本容疑者は金を受け取ったことは認めているが、わいろ性については「違います」と供述しているという。

 成本容疑者は1999年4月、市議に初当選し、現在、3期目。2005年7月から市農業委員を務めている。

 この日午後9時過ぎ、県警の捜査員が市本庁舎議会棟に入り、成本容疑者が所属する会派・新風会の控室などを捜索した。

(2009年11月15日 読売新聞)

555名無しさん:2009/11/16(月) 19:43:16
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091116ddlk34010320000c.html
民主県連:知事選の総括や参院選対応協議−−幹事会 /広島
 民主党県連は15日、南区で幹事会を開き、知事選の総括や来夏の参院選への対応を話し合った。知事選で応援した湯崎英彦氏(44)が当選したものの「独自候補を擁立できなかった」などとして、県連代表の佐藤公治参院議員と同幹事長の宮政利県議が代表や幹事長の辞意を表明。他の幹事から慰留され、結論は持ち越された。

 幹事会後の取材に、佐藤代表と宮幹事長は辞意表明を否定したが、出席者らによると「辞任する理由が(県民に)伝わらない」という声が出たという。

 また、来夏の参院選広島選挙区(改選数2)で、現職の柳田稔氏(55)の推薦を決定。国民新党の亀井静香代表も「公認候補を擁立したい」と話しており、民主候補は柳田氏だけになりそう。このほか、代表代行のポストを新設し、三谷光男衆院議員(広島5区)を充てることも決めた。【加藤小夜】

556名無しさん:2009/11/16(月) 20:31:38
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000911160003
現在位置:asahi.com> マイタウン> 愛媛> 記事
「郵政民営化後」を聴取
2009年11月16日
地域政策会議で意見を述べる木田雄三・城辺郵便局長(左)ら=松山市三番町5丁目
◇民主県連 初の地域政策会議
  地方の自治体、業界団体の意見や実情を国政に反映させるための民主党県連の地域政策会議が15日、松山市内で開かれた。県連が同会議を開くのは初めて。党本部が新しい陳情窓口一本化を表明したことを受け、県連が準備を進めていた。同日は、県内の郵便局長3人を招き、友近聡朗参院議員ら5人が郵政民営化後の実情を約1時間にわたって聞いた。同会議での意見は今後、県連の国会議員5人が東京で毎週開いている「国会議員団会議」 で議論した後、必要と判断したものは党本部や政府へ伝える方針だ。(中田絢子)
  会議には、友近氏のほか衆院議員の白石洋一、永江孝子、高橋英行の3氏と県連の横山博幸幹事長が出席。冒頭、南予地区郵便局長会長の木田雄三・城辺郵便局長が「民営化で分社化されたことにより、郵便局の中がばらばらになり、客から多くの不平不満が寄せられている。今日は地方の現状を報告したい」 と、前政権が行った郵政改革の抜本的な見直しを求めた。
  会議後に取材に応じた友近氏によると、郵便局長側から、集配・配達をする郵便事業会社と窓口業務をする郵便局会社を一体にして、その下に簡保と郵貯銀行を置くのが理想的だという意見が出た一方で、国会議員側からは「郵便局が地域の生活基盤として年金の通帳を記載できたり、介護サービスの申請受け付けなどを扱うことが可能なのか」 といった質問が出たという。友近氏は「今後も地元で受けられる陳情は地元で受ける。東京で議員個人が受け付けた陳情も、基本的にはすべて県の国会議員団会議で精査したい」 と話した。
  木田局長は「自民党時代には地元で直接、実情を伝えられる機会があまりなかった。今後はもっと多くの現場の声を聞いたうえで政治に生かしてほしい」 と話した。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20091116/news20091116911.html
愛媛のニュース2009年11月16日(月)
地域政策会議が初会合 民主県連
 民主党県連は15日、松山市三番町5丁目のえひめ共済会館で地域政策会議(議長・加藤敏幸県連代表)の初会合を開き、政権公約の郵政事業見直しについて県内の郵便局長会から現場の実態をヒアリングした。政府は臨時国会に日本郵政の株式売却凍結法案を提出しており、初会合の座長を務めた友近聡朗参院議員は「地域の郵便局を守るため小泉改革を見直す」と述べた。
 東中南予の郵便局長会から3人が出席し、民主県連は衆参両院国会議員4人と横山博幸幹事長らが応対。冒頭を除き非公開で約1時間意見交換した。
 郵便局長会は郵便、貯金、保険の3事業一体運営が確保されなければ、採算性の低い地域から郵便局が撤退する可能性を懸念。一体化を保障する法制度が必要と強調した。

557名無しさん:2009/11/16(月) 20:41:11
>>556
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20091115-OYT8T01054.htm
民主県連 陳情受け付け
郵政民営化の影響聴く


地域政策会議の初会合に臨む民主党県連幹部(左側)と郵便局長ら=松山市内で  政権交代を受けて民主党県連が県内の各業界団体などから要望や陳情を受ける窓口として設けた「地域政策会議」の初会合が15日、松山市で開かれ、県選出の同党国会議員らが、郵便局長らでつくる郵政政策研究会のメンバーから意見を聴いた。会議には今後、県連幹部や同党の市議、町議らも加わって意見を聴き取り、県連を通じて党本部に要望などを伝える。座長を務めた友近聡朗参院議員は「(省庁への陳情といった)『霞が関詣で』ではなく、地元国会議員が直接地域の声を聴いて国政に届けていきたい」としている。

 民主党県連は9月1日の常任幹事会で、業界団体などから要望を吸い上げる窓口の創設を決定。聴き取った内容は、県連代表の加藤敏幸参院議員ら県連所属の5人の衆参国会議員で週1〜2回開く国会議員団会議で精査後、党本部に上げ、政策に反映させていく。

 同市のえひめ共済会館で開かれた初会合には、県連組織委員長の友近議員や8月の衆院選で初当選した3人の衆院議員、横山博幸・県連幹事長が出席。東、中、南予の3郵便局長から、郵政民営化後の現場の実態を聴くなど約1時間、非公開で意見交換した。

 同研究会側からは、民営化の問題点や、郵便局がなくなることを心配する声があることなどを伝えたといい、同会四国地方本部副会長の木田雄三・城辺郵便局長は会議後、「国会議員に地域の生の声を直接聴いてもらえる場は自民党政権時代になかった。国民目線の政治になればいい」と評価していた。

(2009年11月16日 読売新聞)

558名無しさん:2009/11/28(土) 17:50:50
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091128ddlk34010601000c.html
自民県連:役員15人、辞表に署名 衆院選大敗で、溝手会長も辞任へ /広島
 自民党県連は27日、中区で役員会を開き、出席した15人全員が辞表に署名をした。今年8月の衆院選での大敗が理由で、残る3人分の署名も集め、近く溝手顕正会長に提出する。溝手会長も辞任の意向といい、現職の国会議員らが来月にも常任顧問会議を開いて新しい会長を選ぶ。通例では、役員は会長が指名するという。

 役員は来年の2〜3月に開く予定の党県連大会で正式に決まるため、それまでは現在の体制が維持される見通し。

 会議後に記者会見した奥原信也幹事長は、来夏の参院選の候補者選定について「県連大会で(候補者として)紹介できるのが理想。県民が納得して、党が一致結束できる候補者が一番だ」と話した。【加藤小夜】

559チバQ:2009/11/29(日) 02:09:04
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091126ddlk34010549000c.html
明日への挑戦:湯崎県政の課題/上 県議会 /広島
 8日投開票された知事選で、「挑戦、そして実現」を掲げた元通信会社副社長の湯崎英彦氏(44)が、4期16年での引退を表明した藤田雄山知事(60)に代わる新しい県政のかじ取り役に選ばれた。29日に知事に就任する。16年ぶりの新リーダー、湯崎氏が早速直面する県議会や広島市との関係、厳しい財政下での当初予算編成などの課題を検証する。【加藤小夜】

 ◇「政策議論は是々非々で」 支援会派と一線画す姿勢
 湯崎氏の支援者が多数詰め掛けた中区の結婚式場。8日夜に湯崎氏の当選確実の報がテレビで流れると、林正夫議長や大曽根哲夫副議長、連合広島の伊丹幸男会長らが「超党派、県民代表で戦い、県民全体で勝利を獲得した」などと次々と祝福の言葉を贈った。

 知事選では、自民系県議は選挙後の思惑などから分裂。自民は知事選で初めて単独推薦候補を擁立できなかった。四つある県議会自民系会派のうち、林議長が率いる最大会派「自民刷新会議」と、大曽根副議長が所属し、県議会運営で協力関係にある民主系会派「民主県政会」、それに03年の議長選で両派とともに桧山俊宏元議長の4選を阻止した「自民党良政会」(現・良政未来会)の3会派が湯崎氏を支援した。桧山元議長らは前県議の河井案里氏(36)を推した。

 林議長は、選挙戦中盤に連合広島と連合福山に加盟する約10の労組を訪ね、幹部と協力を確認し合った。関係者は「以前にはなかったこと。(桧山氏が権力を握っていたとされる)昔の態勢に戻さないよう、どうしても勝ちたいという意思の表れだろう」と話す。

 湯崎氏は、選挙戦を前に、自民系の2会派と、連合広島と政策協定を結んだ。別の自民系会派の県議は「支援を受けた以上、新知事は3会派の意見に引っ張られる可能性がある」と懸念する。また、知事選で河井氏を応援した自民系県議は「(藤田知事と議会与党が)団子状態で議会はチェック機能を果たせていなかった。今後もその可能性はある」と指摘する。

 湯崎氏は10日、当選証書を受け取った後、林議長と大曽根副議長にあいさつに訪れた。林議長は「是々非々という気持ちで、緊張感を持っていきましょう」と声を掛けた。

 湯崎氏は取材に対し、「支援をいただいたということは、考え方や方向性に共通理解があるということ。ただ、協力関係をベースにしながらも個々の政策については、是々非々の議論をしていきたい」と一線を画す姿勢を強調する。

 親知事派、反知事派の議員とも「今は、知事与党であっても、それで個人的な利益を得られる時代ではない」と口をそろえる。ただ、33・71%という低い投票率は、これまでの議会と知事の関係に有権者が不信感が広がっていた面もあるとみられる。10日のあいさつで、大曽根副議長は「知事は知事らしく。議会は議会らしく」と湯崎氏に呼び掛けた。「知事らしさ」が問われる初めての場となる12月定例会は12月10日、開会する。

560チバQ:2009/11/29(日) 02:09:49
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091127ddlk34010406000c.html
明日への挑戦:湯崎県政の課題/中 広島市との協力 /広島
 ◇トップ“確執”雪解けの兆し 「信頼関係を築きたい」
 「できるだけ早く湯崎新知事にお会いしたいと思っている」。広島市の秋葉忠利市長は24日の定例記者会見でこう述べた。県と同市は長い間、トップの不仲がささやかれていた。だが、29日に知事に就任する湯崎英彦氏(44)も「市とはコミュニケーションをベースに信頼関係を築きたい。それがないところで議論をすれば疑心暗鬼になってしまう」と、協力関係構築に意欲を見せる。

 知事と広島市長は75年ごろから年に1、2回、トップ会談を公式に行っていたが、04年5月が最後だ。非公式の会談も05年4月と07年12月に開かれたものの、それ以降は、外部の会合で顔を合わせる程度で会談はないという。県市はこのことについて言葉を濁す。

 広島大法学部の森辺成一教授(日本政治史)は「都道府県と(権限や財源などで同格の)政令指定都市の関係は、一般的にぎくしゃくすることが多い。ただ、広島の場合は(知事と市長の)個人的な好き嫌いによる確執が強かったのではないか」と指摘する。

 広島市は先月11日、長崎市とともに2020年夏季五輪の招致検討委員会の設置を発表した。藤田雄山知事は同13日、報道陣に「一切事前に知らされていなかった。県の協力がほしいならば、『この部分は協力をお願いします』と説明にみえるのが普通じゃないか」と憤った。「夢みたいなことばかりを言っていてもだめだと思う」。秋葉市長はこの批判に沈黙を守る。

 一方、湯崎氏は当選後、「(五輪誘致)実現の検討には最大限協力したい。複数都市の開催というハードルを越えるのに役立つならば積極的に出ていく」と語った。秋葉市長は「(五輪)招致の検討に湯崎新知事が協力を検討したいという姿勢を示したことは大変ありがたい」と応えた。

 知事選の期間中に、秋葉市長は街頭演説に立つ湯崎氏の手を握り「頑張ってください」と激励もした。ある県職員は「県と市の関係は確実に好転する。トップ会談も事務方で準備している」と話す。

 ただ、県が運営から撤退する方針の広島西飛行場をはじめ、広島高速の整備計画、市立広島特別支援学校の出島地区(南区)への移転問題など、県と市との間で解決すべき問題は山積している。

 森辺教授は「県市の関係の悪さが、広島の中枢性を高めるための都市基盤整備に遅れが出た原因の一つだろう。県と市は対等な関係で力を合わせていくことが必要だ」と話している。【加藤小夜】

561チバQ:2009/11/29(日) 02:10:32
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091128ddlk34010597000c.html
明日への挑戦:湯崎県政の課題/下 財政難 /広島
 ◇就任直後から予算編成 県債残高2兆円突破 早くも問われる手腕
 「新しい感覚で新しい広島県を切り開いていただきたい」。27日午後、県庁内の知事室で藤田雄山知事(60)から湯崎英彦新知事(44)に、今年度の予算の執行状況や県の課題が記された約150ページの引き継ぎ書が手渡された。受け取った湯崎氏は「(藤田知事の任期)16年間が詰まり、非常に重い」と感想を話した。

 29日に知事に就任する湯崎氏は早速、来月10日に開会する12月議会に加えて、当初予算編成という大仕事と向き合う。財政課によると、通常は10月末以降に知事と相談のうえ財政課が予算編成方針を通知する。今年度は、知事交代で方針を示せていない。同課は「作業スケジュールは1カ月程度遅れている。就任後に直接指示を受けないと(基本方針が)分からない」と話す。

 さらに、県の厳しい財政状況が控えている。90年代の公共事業費の増大によって、県財政は悪化。その後、大型事業の見直しをはじめ、財政健全化の努力を重ねてきた。それでも借金にあたる県債残高は膨らみ続け、今年度当初予算で2兆円を突破。毎年の財源不足額は400億円程度あり、貯金といわれる基金は25億円と今にも底をつきそうな状況だ。

 県は、99年度から県職員の給与の定期昇給の延伸のほか、月例給やボーナスカットといった給与抑制措置を今年度まで続け、計630億円を削減した。県職連合の梶谷和男・中央執行委員長は「給与カットはあくまでも特別例外の措置のはず。それをあてにしないといけないというのはおかしい」と指摘する。

 県職連合は知事選では湯崎氏の推薦を決定。知事選での推薦は16年ぶりという。8日夜、当選確実となった直後に、湯崎氏は「県庁の職員の皆さんとともに汗を流し、チームワークで働いていきたい」と述べた。支援者が集まった会場でこのあいさつを聞いた梶谷委員長は「みんなで頑張れるよう(給与カットに)区切りをつけてほしい」と話す。

 旧通産省の職員や通信会社副社長としての経験を持つ湯崎氏は、取材に対し、「役所は『予算をとったらなんぼ』という予算主義の考えがあるが、本当は予算を執行し、成果が出て初めて意味がある。それを徹底的に変えたい」と語る。また、来年度の予算編成をするうえでも「事業仕分けのようなことを来年度予算でも取り入れ、財政健全化プログラムについては、しっかりとした議論をしていきたい」と話している。

 「挑戦、そして実現」を掲げた湯崎県政が29日、いよいよ始まる。【加藤小夜】

562名無しさん:2009/11/30(月) 19:10:14
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000911300003
現在位置:asahi.com> マイタウン> 香川> 記事
社民・福島党首が来県
2009年11月30日
 高松市を訪れた社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)が29日、同市内で記者会見し、次の参院選と県知事選への対応について「党の県連合の立場を尊重したい。その後(本部で)協議を進める」と述べ、地元の意見を聞きながら党として最良の方法を取る考えを示した。
 福島氏は「衆院選後初めて香川入りした。健闘したことを参院選に結び付けるべく頑張っていきたい」と述べた。福島氏はこの日、若手議員や党員らとの交流会に参加するため高松市を訪れていた。同市内の街頭演説は公務のため行わなかった。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20091130000075
知事選対応は県連の判断尊重/福島社民党首来県
2009/11/30 09:41
「来夏の知事選では県連の判断を尊重したい」と述べる社民党の福島党首=香川県高松市内
 社民党の福島瑞穂党首が29日来県、香川県高松市内で会見し、来夏の知事選への対応について「基本的に県連が決めることなので、その判断を尊重したい」との見解を示した。

 参院選をめぐっては「県連とともに中央でも協議する」とし、民主党との連携には「まずは県連同士の対応だが、場合によっては中央での話し合いになる」と述べた。

 また、米軍普天間飛行場の移設問題では「(在日米軍基地の在り方を見直すという)3党合意があり、3党の協議なく拙速に結論を出すのは妥当ではない」と話し、年内決着論をけん制した。12月4日告示の党首選に関しては、「しかるべき時に意見表明したい」と述べるにとどめた。

 福島党首は、高松市内で開かれた党全国青年議員・青年党員合宿交流会の参加のため来県した。

563名無しさん:2009/12/01(火) 22:11:16
民主推薦って誰だろ
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選挙:柳井市議選 21人が立候補−−来月6日投開票 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20091130ddlk35010209000c.html
 任期満了に伴う柳井市議選(定数18)が29日、告示された。現職17、新人4の計21人が立候補を届け出た。
 午前8時半過ぎ、市選管で立候補の手続きを終えた各陣営の舌戦がスタート。選挙カーで名前を連呼、手を
振るなどして支持を訴えた。
 22人が出馬を表明していたが、新人1人が29日になって、立候補を取りやめた。党派別では共産2人、公明
1人、無所属18人(民主推薦1人を含む)。
 投票は12月6日午前7時〜午後8時(平郡は5日午前7時〜午後6時)、市内27カ所で。6日午後8時50分か
ら柳井小体育館で開票され、深夜には当落が判明する見込み。28日現在の有権者数は2万9956人(男1万3
646人、女1万6310人)。
==============

 ◇柳井市議選立候補者(定数18−21・届け出順)
上田代根子 71 無現(1) 日積地区社協会長[歴]旧市議2期
杉村英子  62 無現(1) 建設会社員[歴]旧市議4期
光野恵美子 54 共現(1) バイオリン教室主宰[歴]旧市議1期
藤里克享  73 無現(1) 伊陸歴史会長▽農業[歴]旧市議3期
山本達也  54 無現(1) 市体育協会理事[歴]旧市議1期
坂ノ井徳  56 無現(1) 農林業[歴]生保会社員▽旧市議1期
東泰雄   60 共現(1) 柳井民商理事[歴]旧市議5期
石丸東海  62 無現(1) 余田地区協議会長[歴]旧市議2期
田中晴美  59 無現(1) 飲食店経営[歴]旧町議2期
松本周一  64 無現(1) 食料品販売業[歴]旧町議3期
中次俊郎  61 無現(1) NPO法人理事長[歴]旧市議3期
賀原基和  63 無現(1) 農業▽市議会議長[歴]旧市議3期
河村哲也  41 無新    建築作業員[歴]食品卸売業
岩田優美  47 無新    製菓材卸売業[歴]市図書館司書
篠脇丈毅  64 無新    保護司▽農業[歴]市職員
藤沢宏司  46 無現(1) 中国電力社員[歴]旧市議3期
鬼武利之  68 無現(1) 伊保庄地区協議会長[歴]旧市議1期
下土井進  50 無新    農業[歴]農水省山口農政事務所職員
川崎孝昭  55 無現(1) 菓子卸売業[歴]旧町議2期
三島好雄  53 公現(1) 柳井日日新聞社嘱託▽大道芸人
君国泰照  65 無現(1) 家電小売業[歴]旧市議4期

564名無しさん:2009/12/01(火) 23:05:16
>>563
50歳の新人でしょうかね。他の人と入れ替えになっている可能性もありますが。

http://74.125.153.132/search?q=cache:http%3A%2F%2F124.83.183.242%2Farea%2Fyamaguchi%2Farchive%2Fnews%2F2009%2F10%2F17%2F20091017ddlk35010450000c.html
公募で決定した民主党推薦の男性(50)を含む新人2の計18陣営が出席した。

565名無しさん:2009/12/03(木) 21:41:34
>>563-564
やはり下土井のようです

平岡秀夫のブログ
ttp://ameblo.jp/hideoh29/image-10402443206-10327763877.html

566チバQ:2009/12/04(金) 23:04:26
>>554
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009120411525855/
収賄容疑で逮捕の岡山市議が辞職 
 岡山市中区の農地転用をめぐる贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された市議で市農業委員の成本俊一容疑者(58)は4日、議員辞職願を提出した。市議会は開会中の定例会本会議で辞職を全会一致で許可した。

 辞職願は同日朝、弁護士を通じて成本容疑者の所属会派から宮武博議長に提出された。辞職理由を「一身上の都合」としている。市議会は代表質問が始まる前に辞職願を本会議の議題に上げ、宮武議長が採決で「議員辞職を許可することに異議はありませんか」と諮り、全員が異議なしとして辞職を許可した。

 宮武議長は「突然の辞職願に驚いている。本人も責任を重く感じて提出したものと思う」と話した。高谷茂男市長は「容疑が事実なら、適切な判断をとったということではないか。当然のことだ」と述べた。

 成本容疑者は2006年9月以降、3回にわたり不動産業者が田んぼ約1万4400平方メートルの転用申請をした際、審査を担当する農業委員を紹介するなどの便宜を図り、業者側から現金200万円を受け取ったとして、11月14日逮捕された。

567とはずがたり:2009/12/06(日) 02:41:44
なんと>姫井氏は民主党員で、菅直人・副総理のいとこ。同氏の妹は、菅氏の妻。

姫井氏が立候補表明/浅口市長選
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000912050002
2009年12月05日

(浅口市長選に立候補表明した)姫井 成氏

 2010年4月4日告示の浅口市長選に4日、開業医で民主党県連常任幹事の姫井(ひめ・い)成(しげる)氏(67)=浅口市金光町占見(うら・み)=が無所属で立候補すると表明した。同市長選は、田主智彦(とし・ひこ)市長(71)が「体力、知力の限界」などを理由に引退を表明。元県議で不動産賃貸会社役員の栗山(くり・やま)康彦(やす・ひこ)氏(54)が無所属での立候補を表明している。

 姫井氏は「応援する人を探していたが、11月下旬に突然断念することになり、27日夜に私が立候補を決意した」と経緯を説明。「3町合併によって浅口市ができたが、懸案事項を残した見切り発車で、(旧町の)町民意識があり、融合できていない。市が一体となる仕組みをつくりたい」と述べた。具体的施策には、工業団地の撤退を含めた再検討などを挙げた。

 姫井氏は民主党員で、菅直人・副総理のいとこ。同氏の妹は、菅氏の妻。浅口医師会長は来年3月末で任期満了。連合には、来年1月にも推薦依頼を出す予定という。

568とはずがたり:2009/12/06(日) 22:52:28

事業仕分けで「廃止」 県5事業に関連
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000912030003
2009年12月03日

 国の行政刷新会議が実施した事業仕分けで「廃止」すべきだと判定された事業のうち、県の今年度予算に盛り込まれた事業は5事業計約6億5千万円に上ることが、県政策課予算調整室のまとめで分かった。「廃止」以外にも「地方移管」「縮小」とされた事業がある上、民主党がマニフェストに掲げた「揮発油税等の暫定税率廃止」が実行された場合、県は約51億円の減収になると試算しているという。県では来年度予算編成の見通しが立たない異例の事態が続いている。(伊勢剛)

 予算調整室によると、「廃止」とされた事業に関連しているのは、県内で2カ所の農道を整備するための事業費(今年度予算5億5650万円)▽民間のバス車両購入費への補助(同5225万円)▽小学校の理科支援員への人件費(同2341万円)▽竹林の伐採などをする里山エリア再生交付金(同942万円)▽小学校向けの英語教育改革総合プランにかかる費用(同931万円)の5事業。

 これら以外にも河川や下水道事業などで「削減」「地方移管」すべきだとの判定が出ている。

 2日の県議会環境建設委員会で、高城宗幸議員(自民)が事業仕分けの影響について質問したのに対し、県下水道課などが「実施は各自治体の判断とされているが、財源はまだ示されていない。国の予算編成の状況を注視したい」などと答弁し、今後の事業のあり方を具体的に説明することができなかった。

 また、民主党がマニフェストに掲げた政策の影響については、真鍋武紀知事が11月26日の県議会本会議で、斉藤勝範議員(自民)の代表質問に答える形で試算を述べた。子ども手当については、所得制限がなく支給額の3分の1を県が支出と仮定した場合、県負担は年74億円となるが、地方交付税の1・1兆円増額が実現した場合は、これまでの配分実績を当てはめてみると約64億円の増収が見込まれるという。

 真鍋知事は「地方負担が生じることがないよう、国の責任できちんと対応するとともに、大幅に減らされてきた地方交付税の復元・増額が図られるよう、国に強く働きかけていく」と答弁した。

 一方、国土交通省が直轄国道156路線で建設凍結を検討していることについて、県道路課は2日の環境建設委員会で「県内では4カ所工事が行われているが、休止個所はない」と説明した。

569名無しさん:2009/12/06(日) 23:08:03
>>563-565
下土井の票は、河北県議が市議選で取った票の1割り増し
参考:http://www.senkyo.janjan.jp/election/2005/35/00000732.html
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柳井市議選 投票率64.43% (前回68.18%)
http://www.city-yanai.jp/siyakusyo/senkan/H211206_kaihyou.html
当 1415 山本達也  54 無現(1) 市体育協会理事[歴]旧市議1期
当 1305 三島好雄  53 公現(1) 柳井日日新聞社嘱託▽大道芸人
当 1172 鬼武利之  68 無現(1) 伊保庄地区協議会長[歴]旧市議1期
当 1130 賀原基和  63 無現(1) 農業▽市議会議長[歴]旧市議3期
当 1127 篠脇丈毅  64 無新    保護司▽農業[歴]市職員
当 1059 藤沢宏司  46 無現(1) 中国電力社員[歴]旧市議3期
当 1045 中次俊郎  61 無現(1) NPO法人理事長[歴]旧市議3期
当 1018 坂ノ井徳  56 無現(1) 農林業[歴]生保会社員▽旧市議1期
当  998 川崎孝昭  55 無現(1) 菓子卸売業[歴]旧町議2期
当  928 田中晴美  59 無現(1) 飲食店経営[歴]旧町議2期
当  840 石丸東海  62 無現(1) 余田地区協議会長[歴]旧市議2期
当  808 杉村英子  62 無現(1) 建設会社員[歴]旧市議4期
当  796 東泰雄   60 共現(1) 柳井民商理事[歴]旧市議5期
当  780 上田代根子 71 無現(1) 日積地区社協会長[歴]旧市議2期
当  771 下土井進  50 無新    農業[歴]農水省山口農政事務所職員 ← 民主推薦(たぶん)
当  752 藤里克享  73 無現(1) 伊陸歴史会長▽農業[歴]旧市議3期 ← 3月の県議補選(市長選とダブル)出馬辞退
当  725 光野恵美子 54 共現(1) バイオリン教室主宰[歴]旧市議1期
当  572 君国泰照  65 無現(1) 家電小売業[歴]旧市議4期
    569 岩田優美  47 無新    製菓材卸売業[歴]市図書館司書
    531 松本周一  64 無現(1) 食料品販売業[歴]旧町議3期
    518 河村哲也  41 無新    建築作業員[歴]食品卸売業

570チバQ:2009/12/09(水) 19:52:20
http://www.nnn.co.jp/news/091209/20091209049.html
説明足らず「後悔」 新斎場問題で長谷川市長
2009年12月09日

 鳥取県倉吉市の長谷川稔市長は、8日開かれた市議会一般質問で新斎場問題について答え、同市谷の原石山採石場跡地を候補地とした経過について「地元に一言言っておけばよかった」と述べ、地元説明が不十分だったという考えを示した。

 長谷川市長は「原石山が市に寄付された土地とはいえ、候補地に挙げる段階で地元に一言言っておけばよかったと悔やんでいる。今はこの土地をぜひ生かさせてほしいと願っている」と述べた。

 また、「住民理解を得ることを念頭に進めていく」と建設強行は否定。元地権者が控訴した建設予定地の土地所有権訴訟について「2審で元地権者に土地を返還せよという判断が出れば受け止めねばならない。最高裁に、という考えは固まっていない」と高裁判決に従う考えを示した。

 来春の市長選挙への出馬については「今、何をするかが一番大事」と明言を避けた。

571名無しさん:2009/12/11(金) 22:53:21
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20091211/news20091211265.html
愛媛のニュース2009年12月11日(金)
次期幹事長に清家氏 自民党県連
 自民党県連は11日、所属県議による常任総務会を開き、県連実質トップとなる次期幹事長人事を協議。当選回数別の聞き取りで多数が推した清家俊蔵氏(61)=八幡浜市・西宇和郡区、5期=を全会一致で幹事長候補に内定した。2010年3月の県連定期大会で承認後、正式就任する。
 篠原実幹事長が同日、兼務してきた選対本部長を辞任。常任総務会で清家氏を後任本部長に決定した。清家氏は10年夏の次期参院選に向け、年明け早々に選対本部を設置する方針。「ポスト加戸」を選ぶ次期知事選対応も含め、2大選挙で陣頭指揮を執る。

572名無しさん:2009/12/12(土) 11:05:48
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000912120001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 愛媛> 記事

幹事長に清家氏内定
2009年12月12日

◇自民党県連、総務会で


  自民党県連は11日、常任総務会を開き、次期幹事長に県議の清家俊蔵氏(61) =八幡浜市・西宇和郡区選出、5期目=を内定した。 清家氏は同日付で選挙対策本部長に選出され、来夏の参院選と2011年1月に任期満了を迎える知事選に向けて指揮を執る。 幹事長の任期は1年で、来年3月に開かれる県連定期大会で正式に就任する。


  県連によると、例年は3月の県連定期大会の直前に次期幹事長を選んでいるが、参院選と知事選に向けて来年1月に選対本部を設置するため、年内に次期幹事長を決めることになった。


  清家氏は記者会見し、「幹事長経験者らと相談しながら選挙に向けた態勢を整えたい。 県連が一丸となって『県民のために頑張る』 という姿勢をアピールしていく」 と抱負を語った。 知事選について清家氏は「加戸知事が(退任する) 時期をどう考えているのか。 知事の口から聞かないことには候補者の選定には入れない」 と話した。 (井潟克弘)

573チバQ:2009/12/15(火) 20:54:38
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20091215000075
真鍋知事勇退へ 来夏選挙出馬せず/15日表明
2009/12/15 09:40

 真鍋武紀知事(69)が、任期満了(2010年9月4日)に伴う来年夏の知事選に立候補せず、今期限りで勇退する意向を固めたことが14日、分かった。香川県議会最大会派の自民党議員会(増田稔会長)の幹部らに11月定例県議会の中で表明する考えを伝えており、議会最終日の15日の本会議で表明する。去就が注目されていた真鍋知事の引退表明によって、香川県内各政党の知事選の候補者選びが本格化しそうだ。

 4選不出馬について、知事は多くを語っていないが、自身の年齢や体力面に加え、▽取り組んできた行財政改革などの進展▽支えてくれた自民党が4選以上は推薦しない方針であること―などを総合的に判断したとみられる。

 秋ごろまでには自民党議員会の幹部に不出馬の意向を伝えていた模様で、香川県議会内部でも知事の引退は「既定路線」とみられており、表明時期が一つの焦点となっていた。

 知事は11月中旬の定例会見で、4選出馬について「日々の課題で頭がいっぱい。判断の時期も含め、そこまで気が回っていない」と述べ、明言を避けていた。

 自民党会派内では、11月議会の代表質問で知事の進退を問うべきとの意見もあったが、知事の意向などを踏まえて質問を見送っていた。

 15日の本会議では、議案の採決などを終えた後、最後に真鍋知事が発言を求め、今期限りの引退を表明するものとみられる。

 香川県内各政党の知事選候補者選びはほとんど進んでいない状況で、知事の引退表明を受け一気に動き出す見通しだ。

 真鍋氏は、1998年の知事選で初当選し現在3期目。任期中は、危機的状況にある県財政建て直しに向け、行財政改革を推進したほか、豊島問題の解決、四国横断自動車道の全線開通やサンポート高松の整備などに取り組んできた。

574名無しさん:2009/12/16(水) 19:36:00
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000912160001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 香川> 記事

真鍋知事、次期知事選出馬せず
2009年12月16日


本会議の最後に引退を表明した真鍋知事=15日午前11時38分、県議会

去就が注目されていた真鍋武紀知事(69)が15日、今期限りでの引退を表明した。2、3期目の態度表明同様、12月の定例県議会の場だった。一部に引退が「既定路線」との見方もあったが、知事自身は記者会見などで熟慮を重ねたことを強調した。後継指名などは行わず「地方自治をしっかりと進めていただける人」「希望や夢の持てる香川県をつくっていただける人」などと思いを述べた。


正午前の本会議。真鍋知事は議案採決が終わるのを待って議長に発言を求めて登壇し「大きな変革期にあり、とりわけ地方自治体は本格的な地方分権時代を迎える転換期にあたる。熟慮を重ねた結果、新しい方に次の時代を担っていただきたいという思いに至った」と一言一言、かみしめるように述べた。その上で「残された任期いっぱい、重責を果たして参りたい。ありがとうございました」と頭を下げた。議場では拍手が起きた。
 終了後、記者会見に臨んだ真鍋知事は「(21世紀の最初の10年が対象の)県新世紀基本構想が来年度に終期を迎える。新しい人が新しいことを考えた方がいいんじゃないかと考えた」「来年4月に70歳になる。身を引いて新しい人に」などと引退の理由を述べた。
 この日の表明について、真鍋知事は「2、3期目(の立候補)も12月に態度表明した。『またやるのでは』と思われてもいけない。次を担っていただけるような優秀な立派な方に手を挙げていただくため、早めに表明した」とし、「今は大変難しい時代の変革期。地方自治をしっかりと進め、活気のある、希望や夢の持てるような県を作っていただける方にやっていただきたい」などと注文を付けた。


真鍋知事の引退表明を受けて来夏の知事選の候補者選びが一気に動き出す。ただ県内各政党とも今はほとんど進んでいない状況で、参院選の候補者選びと合わせ、「勝てる候補者」探しに一定の時間をかけるとみられる。
 国政与党、民主党の小川淳也県連代表は「政権交代下の県政運営がどうあるべきか、選択肢を示したい」とし、ある県議は「自民と名前を並べる相乗りはない」と語った。
 県議会第2会派の社民党の奥田研二県連合代表は「県政の転換を目指し、候補者擁立の準備に着手している。友好団体との協議を進め、その実現に努力したい」と述べた。
 自民党の綾田福雄県連幹事長は「国は地方分権といいながら、中央の意向を通す政治になっている。県民のためにつくしてくれる候補者を早急に選びたい」とした。
 自民とともに真鍋知事を推薦するなどしてきた公明党の都築信行県本部代表は「(誰を推すかは)人物本位で選びたい。ただ、まずは参院選だ」と述べた。
 共産党の松原昭夫・県委員会委員長は「県民のいのちと暮らしを守る県政への転換を求め、知事候補も擁立し、力いっぱい奮闘する」との考えを談話で示した。

575名無しさん:2009/12/16(水) 19:36:16

http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20091216ddlk37010681000c.html
真鍋知事:引退表明、70代で4期目「むつごい」 後継「意中の人いない」 /香川
 ◇来夏の選挙へ政党、始動へ
 真鍋武紀知事(69)が、県議会11月定例会最終日の15日、表明した来年9月の任期いっぱいでの引退。「新しい方に次の時代を担っていただきたい」と述べた知事は、会見で次の知事について「意中の人はない」と答えたが、県内の各党では、来夏の知事選をめぐって動きが活発化しそうだ。【吉田卓矢】

 知事は本会議閉会前に発言を求め、来夏の知事選に立候補しない考えを述べた。

 その後、記者会見に臨み、決断理由として、来春70歳を迎えることを述べ「70代で4期目というのは、讃岐弁で言えば、『むつごい』」と笑みを浮かべながら話した。

 3期12年となる任期で、実績とやり残したことを問われた際には「(任期満了まで)9カ月ある。まだいろんな課題があり、全力で取り組んでいる。今申し上げるのは適当でない」と明言を避けた。一方で「県民が未来に夢や希望を持てる社会を目指し、誠心誠意取り組んできた」と、これまでの取り組みに自信を見せた。

 次の知事については「地方自治にとって非常に大きな転換点。地方自治をしっかりと進め、県民が夢や希望が持てるような県を作ってくれる人にやってほしい」と話した。

 ◇各党のコメント
 引退発言を受け、各党がコメントした。

 ◆自民党県連

 サンポート高松の整備、豊島問題解決などに精力的に取り組み、財政の再建にも懸命に取り組んできた。敬意を表したい。県議員会と相談し、早急に後継者を決定したい。

 ◆社民党県連

 県政運営については、否定的評価をせざるを得ないが、長年の労苦には謝意を表する。次期知事選では、県政の転換を目指し、候補者擁立の準備に着手している。

 ◆民主党県連

 バブル崩壊後の厳しい財政事情のもと改革の先頭に立ち、この間の功績に敬意を表する。早急に政権交代下の県政運営がどうあるべきか、県民に選択肢を示したい。

 ◆共産党県委員会

 県民の暮らしを守る県政への転換を求め、県庁舎やダム建設などで大いに論争してきた。『県民本意の県政』実現に向け、知事候補も擁立し奮闘する決意だ。

 ◆公明党県本部

 財政的に厳しい時代に、メリハリの利いた施策の推進に努めた。現在、県経済は予断を許さない厳しい状態でもあり、残る任期中、全力を傾注し、対応をお願いしたい。

http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009121609221167/
70代4期目「むつごい」 4選不出馬表明の真鍋知事が会見

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会見で引退の理由を話す真鍋知事

 真鍋武紀知事(69)=3期目=は15日の県議会閉会後に会見し、「70代に入って4期目というのは、『むつごい』(しつこい)かな」と淡々と心境を語った。

 引退の理由について、2001年にスタートした10年間の県政運営の基本方針「新世紀基本構想」が来年度に終了することと、来年4月に70歳を迎えることを挙げた。

 予算編成前の表明についても「次を担う優秀な方が手を挙げるには少し前に表明した方がいいと思った」と話した。決断に当たって、多選批判は考慮しなかったとし、過去の選挙で推薦を受けた自民党から民主党への政権交代の影響も「それはない」と否定した。

 後任については「地方自治をしっかり進め、県民が夢や希望を持てる香川をつくってくれる人」と要望。3期の感想を聞かれると「まだ(任期が)9カ月あるので、今は振り返らない。残された任期いっぱい、全力を挙げて県政に取り組む」とした。


【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】

576名無しさん:2009/12/16(水) 19:36:42

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091216-OYO1T00289.htm?from=top
香川・真鍋知事が引退表明 来年の知事選に出馬せず
 香川県の真鍋武紀知事(69)は15日、県議会で、来年の知事選に出馬せず、任期が満了する同年9月で引退することを表明した。真鍋知事は「来年4月に70歳になるため」などと年齢を理由に挙げている。

 この日、真鍋知事は議会閉会前に発言を求め、「熟慮を重ねた結果、次期知事選に出馬しない。新しい方に次の時代を担っていただきたいとの思いに至った」などと述べた。また、記者会見では、後継は指名しない考えを示した。

 真鍋知事は同県三木町出身。農林水産審議官や国際協力事業団(現国際協力機構)の副総裁などを歴任し、1998年に知事に初当選し、現在3期目。豊島(てしま)(土庄町)の産業廃棄物処理問題では、公害調停などを通じて解決への道筋を付けた。

(2009年12月16日 読売新聞)

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20091216000108
真鍋香川県知事「熟慮重ねた結果」/引退会見
2009/12/16 09:50
引退表明後の記者会見で「熟慮を重ねた結果」と述べる真鍋武紀香川県知事=香川県政記者室
 15日の11月定例香川県議会で、今期限りの引退を表明した真鍋武紀香川県知事が、議会終了後に記者会見。引退理由について、自らが策定した「県新世紀基本構想」が来年度で終了することや、来年4月に70歳を迎えることなどを挙げ、「熟慮を重ねた結果」と述べた。この時期の引退表明については、「新しい人に余裕を持って決断してもらうべきと考えた」と、次期知事選の候補者への配慮をにじませた。

 会見で知事は、引退を考え始めた時期について「1期1期が最後という気持ちでやってきた。3期目に当選した時から考えていた」と語り、政権交代や多選批判との関係については「それはない」と断言。ただ、「個人的には70代で4選というのは、讃岐弁で言うと『むつごい』かな」と照れ笑いし、会場を和ませた。

 残り約9カ月の任期を残して引退表明した理由では、出馬を考える優秀な人材への配慮に加え、「(出馬表明した)前の2回もこのタイミングだった。表明しないと、また出ると思われるといけないので」と付け加えた。

 これまでの実績を問われると、「今は重責を担っており、振り返るのは適切でない。前に向かっていきたい」と、任期満了まで全力で取り組む姿勢を強調。課題として、来年度の予算編成や高松道4車線化、内海ダム再開発事業などを挙げた。

 次の県政運営を担う知事の人物像については、「地方自治体にとっては非常に大きな転換期。この難しい時代に自治をしっかり進め、にぎやかで活気ある香川をつくれる人」とし、期待を込めた。

577名無しさん:2009/12/16(水) 19:37:10

http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/kagawa/091216/kgw0912160206000-n1.htm
真鍋香川県知事が引退表明 来年夏の知事選に向けて各党動く
2009.12.16 02:05

このニュースのトピックス:選挙・香川
 香川県の定例県議会で15日、来年9月の任期満了に合わせ引退する意向を表明した真鍋武紀知事(69)。就任から3期12年目に入り、県政のさらなる活性化のためにもバトンタッチが必要であることを強調した。

 県議会の本会議終了後、県庁で記者会見した真鍋知事は、この日の引退表明について「過去の出馬表明も同じ時期」としたうえで、「多くの人に立候補を考えてほしいと思った」と述べた。さらに、次期知事に求める条件として「地方自治をしっかり進められ、活気のある香川県をつくることができる人」などを挙げた。

 残る任期について「来年度予算編成や来夏の瀬戸内国際芸術祭の成功に向けて頑張りたい」と話した。

     ◇

 真鍋知事が4選出馬を見送ったことで、立候補の動きがまったくなかった知事選は一転、各党は急きょ候補者擁立の検討に乗り出すなど、来夏の選挙戦をにらんで臨戦態勢に入った。

 民主党県連の小川淳也代表は「早急に政権交代下の県政運営がどうあるべきか、県民の皆様に選択肢をお示しできるよう全力を尽くしたい」と、候補者擁立を念頭に挙党態勢で臨む構えだ。自民党県連の綾田福雄幹事長も「党として、県議員会と相談の上、早急に後継者を決定し、より豊かで明るい県政を目指していきたい」と、候補者選出に向け早急に協議する。

 公明党県本部の都築信行代表は、真鍋知事について「財政的に厳しい時代にメリハリのある施策を推進してこられた。県経済は厳しい状況で残る任期も全力で対応してほしい」とする一方、知事選についても対応策を検討し始めた。

 共産党県委員会の松原昭夫委員長は「県民のいのちと暮らしを守る『県民本位の県政』の実現に向け、知事候補を擁立し、力いっぱい奮闘する」と、公認候補

を打ち立てる方針。社民党県連の奥田研二代表も「わが党は県政の転換を目指し、候補者擁立の準備に着手しており、その実現に努力し、県民の期待にお応えしたい」とコメントした。

578チバQ:2009/12/19(土) 00:14:28
>>567
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200912190083.html
浅口市長選で民主支援は処分 '09/12/19

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 自民党岡山県議団は18日、総会を開き、浅口市長選(来年4月4日告示、同11日投開票)に関して、無所属での立候補を予定している民主党県連常任幹事で医師の姫井成氏(67)を支援した議員を処分対象にすると決めた。

 姫井氏は菅直人副総理のいとこ。2002〜03年に民主党県連幹事長を務めた。近く県連常任幹事を退く意向を表明している。

 自民党県議団総会では天野学幹事長が「民主党と厳しく対峙(たいじ)している。姫井氏を応援した場合は党規委員会に処分を諮る」と提起し、反対意見は出なかった。

 浅口市は田主智彦市長が今期限りの引退を表明。市長選にはこれまでに姫井氏と、前回市長選で田主氏に敗れた元自民党県議の栗山康彦氏(54)が無所属での立候補を表明している。姫井、栗山両氏とも今のところ政党への推薦依頼は出していない。

579チバQ:2009/12/21(月) 12:15:03
現職が最下位落選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20091220-OYT8T00758.htm

三原村長 杉本さん返り咲き
 三原村長選は20日投開票され、元村長の杉本嘉宏さん(66)が、新人で元助役の沖洋明さん(66)と現職の久保知章さん(71)(いずれも無所属)を抑え、返り咲きを果たした。当日有権者数は1536人、投票率は91・08%(前回92・15%)だった。

 開票は午後7時20分から村役場会議室で行われ、杉本さんの当選が決まると、事務所では支持者らが杉本さんを囲んで万歳した。

 杉本さんは、豊富な行政経験や「どぶろく特区」の認可など村長時代の実績をアピールし、広域農道の早期完成や交流施設の整備を掲げて幅広い支持を得た。返り咲きについて「農林業公社を核にユズの加工や森林を生かしたバイオマス産業など新たな活性化に取り組む」と述べた。

 【開票結果 候3】

当  621 杉本 嘉宏 66 無元〈2〉

   474 沖  洋明 66 無新 

   288 久保 知章 71 無現〈1〉

        (選管確定)

(2009年12月21日 読売新聞)

580名無しさん:2009/12/24(木) 20:35:18
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000912240002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 山口> 記事
一転「野党」 県内に戸惑い
2009年12月24日
二井関成知事は自民党県連の政治資金パーティーで、新政権を批判=10月25日、山口市
◆政権交代 自民王国揺さぶる
  東京の自民党本部で4日、スーツ姿の男たち十数人が朝食をとりながら話し合っていた。県選出の党国会議員らの会合「二木会」。非公開の席上、地元の要望を吸い上げる政策聴聞会の改善案が話題になった。結果、来年1月に3日連続で計72の業界団体や自治体の関係者に来てもらい、国会議員も交えた初の懇談会形式で行うことになった。
  改善は、もちろん民主党が始めた陳情窓口の一元化を意識したものだ。自民党県連の大西倉雄政調会長は「県政最大与党の強みを生かし、団体や自治体とスクラムを組む」と力を込める。
  自民党が下野し、民主党の鳩山新政権が生まれた8月の総選挙。県内4小選挙区の勢力図は変わらなかったが、その結果、自民党王国と言われ、複数の与党の「大物」がいた山口は一転して「野党県」に。今年の流行語大賞にもなった政権交代に大きく揺さぶられた。
  民主党は陳情窓口を党幹事長室に一元化。「政官癒着をなくす」だけでなく、来夏の参院選をにらみ、自民党の支持団体を同党から引きはがす狙いもあるとされる。
  「政治主導が秘密主義、統制主義になっているのではないか。自民党がよみがえることが県政の安定につながる」。10月下旬の自民党県連の会合。登壇した二井関成知事が新政権をやり玉に挙げた。
  県はこれまで、政権中枢への近さを頼りに、陳情や情報収集などに取り組んできた。秋以降、国の情報は入りにくくなり、それに焦り、いら立つ二井知事の姿が目立った。
  「中央政府は、地方政府の意見を直接聞いて政策決定すべきだ」。自民党員でもある二井知事は窓口一元化に、否定的な見方を崩さない。例年なら11月、政府予算編成に合わせて上京し、省庁を回って要望を伝えていたが、今年は見送った。県議会でも自民、共産など6会派が18日、「国民の請願権の侵害につながりかねない」と、窓口一元化を批判する共同声明を出すなど、反発が広がった。
  初当選した民主党の高邑勉衆院議員(比例中国)は11月の幹事会で「今までと発想を変えて、責任を持って地域の課題に取り組んでいく」と熱弁を振るった。窓口一元化に波紋は広がったものの、県連には30以上の自治体や業界団体から要望が寄せられた。
  だが、県関係の同党国会議員に、権限や情報が集中する「政務三役」はいない。県内では依然、組織力も自民党には遠く及ばない。県建設業協会は民主党県連には陳情を出していない。県医師会の木下敬介会長は取材に対し、「山口は事情が違う。自民党の元気がいい」と話すなど、県内の業界団体と自民党の関係に大きな異変は見られない。
  政権交代で中央の政治状況が激変するなか、鳩山政権が有権者の中間的な評価を受ける参院選が確実に近づく。
◆民主、参院選候補を公募
  民主党県連は、国政選挙では初めて候補者の公募に踏み切った。県連レベルで3人に絞り込み、党本部に公認候補を決めるよう求めている。
  自民党県連も、かつてない危機感を抱く。参院選では、安倍晋三元首相の実弟、岸信夫氏が再選を目指す。県連は今月10日、全国の地方組織に先駆けて、西松建設の違法献金事件で政策秘書が略式起訴された二階俊博党選対局長の辞任を要望。県連の松永卓幹事長は「民主党の支持率が維持されたままだと、山口も大変厳しい」と言う。
  民主党は与党の強みをどう発揮して「王国」を切り崩すのか。財布と権限を奪われた自民党は旧来の支持層をつなぎとめられるのか。来年の県政にも目が離せない。
(青山直篤、清水謙司)
   ◇   ◇
  政権交代、災害、事故……。この1年、県内で起きた大きな出来事は、その後のくらしにどんな影響を与えたのか。担当記者が振り返った。

581名無しさん:2009/12/24(木) 21:44:11
>>580
平岡と国家戦略局に、早く権限を持たせないと
(労組も含めて)あらゆる地元組織が自民と癒着しているところでは
上から変革を起こすしか、切り崩す方法はない

582名無しさん:2009/12/26(土) 12:17:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20091224-OYT8T01272.htm
ホーム>地域>愛媛
知事選、参院と同日実施も 任期前辞任示唆  「県民が望むなら」
 加戸知事は24日、定例記者会見で、2011年1月の任期満了前の引退を示唆していることにからみ、知事選を来年7月の参院選と同日選にできるタイミングで辞任する可能性に言及した。また、政府が子ども手当について地方に負担を求めることを決めたことについて「地方が望んだ制度ではなく民主党が政権公約に掲げたもの。つけ回しを地方に求めるのは筋が通らない」と批判した。

 加戸知事は、任期満了前に引退する可能性を度々示唆していることに質問が及ぶと、「まだ決断に至っていない」と発言。具体的な引退時期は明かさなかったが、知事選と参院選を同日選とすることについて「県民の多くが望むなら受け止めないといけない」と述べた。

 このほか、政府の来年度予算編成が25日にも閣議決定されることに「例年通りでひとまず安心した。暫定税率の税率は維持され、地方交付税総額が1兆1000億円増額されるなど、地方にも一定の配慮がなされた」と評価した。

 しかし、子ども手当の地方負担については「全額支給が始まる11年度にも引き継がれるのかが今後の課題。10年度だけの特例措置であってほしい」とけん制した。

(2009年12月25日 読売新聞)

583名無しさん:2009/12/26(土) 12:17:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20091224-OYT8T01255.htm
ホーム>地域>香川
渡辺氏 知事選出馬表明 「政権交代、県でも好機」
 次期知事選への立候補を表明した県議で県議会会派「みどり香川」(1人)の渡辺智子氏(55)(無所属)が24日、県庁で記者会見し、「政権交代を受け、県でも政治を変えられるチャンス」と意欲を語った。

 渡辺氏は「議会の少数派として県民の声を代弁してきた。経済が行き詰まる中、自分が動き閉塞感を破りたい」と述べ、「事業仕分け」の県への導入や、国庫補助金に頼らない地方分権の推進などを公約に掲げた。

 引退表明した官僚出身の真鍋知事を「よくも悪くも有能な『お役人』。県民へのメッセージが不足していた」と指摘。新内海ダム(小豆島町)の本体工事については「国土交通省が示す新基準を見て判断すべきだ」とした。

 渡辺氏は京都大文学部卒。高校講師などを経て1992年に社会党(当時)公認で参院選香川選挙区に立候補している。95年の県議選で無所属で初当選し4期目。当面、県議は辞職しない考えで、各党への推薦、支援の申請は今後、支援者と相談して決める。

(2009年12月25日 読売新聞)

584名無しさん:2009/12/26(土) 12:29:52
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000912250003
現在位置:asahi.com> マイタウン> 香川> 記事

渡辺県議が知事選に立候補表明
2009年12月25日


立候補を表明する渡辺県議=県庁

 任期満了に伴う来夏の知事選に、県議会1人会派「みどり香川」の渡辺智子県議(55)が24日、無所属での立候補を表明した。県庁で記者会見した渡辺氏は「香川県はこのままではいけないという大きな危機感を抱いた。県民のみなさん一人一人が、これからの香川を考える動きをつくっていきたい」と語った。


 次期知事選への立候補表明は渡辺氏が初めて。渡辺氏は「税金の使い方を大きく変え、支え合い分かち合って共に生きる香川を目指す」とし、環境や福祉、医療などで、県内への経済波及効果の高い仕事づくり▽県民参加による「香川版事業仕分け」など政策決定過程の透明化▽補助金行政からの脱却――を目標に掲げた。政党への推薦要請などは「今後支持者と相談して決める」としている。


 県議の職については「たくさんの方の思いを代弁するために与えていただいた議席。ぎりぎりまでやりたい」と述べ、知事選の直前の県議会まで出席する意向を示した。辞職後の補欠選挙には、後継候補を擁立するという。


 渡辺氏は愛媛県西条市出身。通訳・翻訳業をしていた92年、参院選香川選挙区に社会党公認で立候補したが落選。95年、県議に初当選し、4期目。市民オンブズ香川の相談役も務めている。

585名無しさん:2009/12/26(土) 13:28:07
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/kochi/091226/kch0912260222001-n1.htm
参院選自民公認の高野氏、高知県議を辞職
2009.12.26 02:22

このニュースのトピックス:選挙・高知
 来年夏の参院選高知選挙区(改選数1)で自民公認候補に決まった新人の高野光二郎氏(35)は25日付で県議の辞職願を議長に提出し、議員辞職が許可された。

 高野氏は県連が実施した予備選で公認候補に決まり、24日の党本部の選挙対策本部会議で正式に公認が決まった。高野氏は「支持者に辞職を説明する時間も必要なので、この時期での辞職となった」と述べた。

586名無しさん:2009/12/26(土) 16:59:54
>>585
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20091226ddlk39010576000c.html
選挙:参院選 自民党公認・高野県議が辞職 /高知
 来年の参院選で自民党公認が決まった高野光二郎県議(35)=2期目、高知市選出=は25日、元木益樹・県議会議長に辞職願を提出し、認められた。公職選挙法に基づき補選は行われない。同法では同一選挙区で複数定数の場合、2人以上の欠員が出たら補選を実施すると規定している。【服部陽】

587名無しさん:2009/12/27(日) 12:40:26
市長選進退で防府市長「1月中に判断」
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/1226/3.html
 防府市の松浦正人市長は25日の定例会見で、来年5月の市長選の進退について「年末年始に市民の声を聞いて、
来年1月中に判断する」との考えを示した。

 松浦市長は「3期12年働かせていただき、それなりの(節目だという)思いはある。1人の者が長くやっていいかどう
か。ただ(災害復興や支持者の要望など)市や市民が置かれた現状とどうバランスを取っていくか」と進退を決めかね
ている現状を説明。

 同市長選まで半年を切った現時点で、正式に出馬表明した立候補予定者は出ていないが、「私自身は豪雨災害が
発生し、ゆっくり考える時間がなかった。新年度予算の策定に支障をきたさないように、1月中には判断し、予算発表
(2月中旬)までには明らかにしたい」と話した。

 県央合併に関しては「2006年5月の市長選で市民は『合併必要なし』と判断した。私の任期の限りは合併はない。
仮に新たな任期が与えられたときもこの考えは貫く。ただ、今後20〜30年のスパンで(道州制など)大きな流れが訪
れたときは、山口市との段階合併などではなく、政令都市に向けて一気に5、6市で一緒に協議を始めるべきだと考え
る。その場合、合併しないという方々に(理解を)お願いしないといけない」との私案を示した。

588名無しさん:2010/01/01(金) 10:22:09
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20100101000056
香川県知事選、各党が候補者擁立を推進
2010/01/01 09:39
 選挙イヤーが幕開け―。政権交代をもたらした衆院選の昨年に続き、2010年は12年に一度、香川県知事選と参院選が重なる選挙の年。さらに県内の首長選は統一地方選がある来年を上回る9市町で実施される。知事選では真鍋武紀知事の引退表明を受け、中央政権との「ねじれ」解消を目指す民主、県政与党を維持したい自民など各党が候補者擁立を進める。県民は新たな県政の舵取り役をだれに託すのか。民主党政権に対する評価を踏まえ、参院選ではどのような選択をするのか。国や地域の将来を決める県民の判断が注目される。

 知事選では、現在3期目の真鍋知事が昨年12月の県議会で、今期限りでの引退を表明。これまでに県議の渡辺智子氏(55)が無所属で立候補する考えを明らかにしている。

 真鍋県政はこれまで県議会最大会派の自民党や公明党などが県政与党として支えてきた。自民は「最大会派の責任として次期知事も自民党が中心となって擁立する」とのスタンス。ただ、現在は参院選の候補者公募が先行しており、知事選の候補者選びは進展していない状況だ。

 一方の民主党。前回選挙では真鍋知事の推薦を見送り、野党となった。今回は政権交代を踏まえ、中央政権との「ねじれ」を解消するため候補者擁立を目指している。社民党県連、連合香川との共同歩調は確認しているが、3者による具体的な協議は進んでいない。

 共産党県委員会も独自候補の擁立に向け調整を進めている。

 首長選は、統一地方選がある来年の4市町を上回る9市町で実施される。

 これまでに宮下裕・善通寺市長、坂下一朗・小豆島町長、山下正臣・琴平町長の3人が今期限りでの引退を表明。

 一方、横山忠始・三豊市長、大山茂樹・さぬき市長、藤井賢・綾川町長、栗田隆義・まんのう町長の4人は再出馬を明らかにしている。新人では善通寺市の前副市長、平岡政典氏が市長選への出馬を表明した。いずれの市町も2人以上の立候補表明はなく、選挙戦になるかどうかは未定だ。

 市議・町議選は、三豊市と小豆島、綾川、まんのうの3町で実施される予定。

http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001001010002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 香川> 記事

2010年、香川の選挙は
2010年01月01日

 2010年は参院選が実施される。昨年の衆院選で躍進し、政権交代を果たした民主の真価が問われる。県内では昨年末に公認候補を発表した共産のほか、民主、社民などの連立与党、自民などが候補擁立を目指している。


 参院選の約1カ月後には、任期満了に伴う知事選が実施される。真鍋武紀知事は先月、今期限りでの引退を表明した。後継指名はしていない。同知事選には昨年末に県議4期目の渡辺智子氏が名乗りをあげたほか、各勢力が候補擁立を探っている。


 三豊、善通寺、さぬきの3市長選のほか、小豆島、綾川、まんのうなどで町長選が予定されている。

589チバQ:2010/01/01(金) 15:07:06
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001001010002
参院選へ各党準備 県内6首長選も
2010年01月01日

 今年は夏に参院選が実施される。政権交代を有権者がどう評価するか、民主党が参院でも単独過半数に達するのかなど、結果が注目される。首長選も県内の1市4町1村で予定されている。


 参院選徳島選挙区の改選数は1。民主県連は公募による選考の結果、立候補予定者に元県議の吉田益子氏(50)を選んだ。政権交代後、初の大型国政選挙となり、与党としての評価や力量が問われることになりそうだ。


 自民は小池正勝氏(57)が改選を迎える。再選を目指す小池氏に対し、比例区選出の中村博彦氏(66)も徳島選挙区からの立候補に意欲を見せている。自民県連は近く、立候補予定者を公募する。現職を含む公募者の中から、遅くとも2月中には1人に絞り込む予定だ。


 共産は、昨夏の衆院選で徳島1区から立候補した党県副委員長の古田元則氏(61)を擁立する。


 一方、県内では今年、三好市のほかに4町1村の首長が任期満了を迎える。4月4日告示の三好市長選には昨年末までに、現職と新顔の計3人が立候補の意向を明らかにした。過疎対策や地域の活性化策などが争点になりそうだ。


 任期満了に伴う議員選は3市4町で予定されている。すでに日程が決まっている三好市、東みよし町では首長との同日選になる。

590チバQ:2010/01/04(月) 13:48:35
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20100104ddlk32010241000c.html
選挙:今年の県内選挙 参院選、2市町で首長選 4市町では議員選 /島根
 県内では今年、江津市と海士町の2市町で首長選挙が予定されており、いずれも既に立候補を表明している現職を軸とした選挙戦が見込まれる。一方、議員選挙は4市町で行われる予定。また、昨夏の政権交代後、初の国政選挙となる参院選も控えており、各党は準備を急いでいる。【細谷拓海】

 ◇民主「勝てる候補を擁立」
 ◇自民・青木氏5選目指すか
 ■参院選

 今夏の参院選島根選挙区(改選数1)に向け、与党となった民主は候補者選定を進めている。09年衆院選では島根1区の小室寿明氏(49)が比例復活を果たしたが、県連は「勝ったわけではない」。今回選は自民現職の青木幹雄氏(75)との対決を想定し、「勝てる候補」擁立を目指す。

 一方、07年参院選で県内議席を失った自民は、前回衆院選では小選挙区2議席を独占して「王国」を死守。青木氏も選挙区に張りついて健在ぶりを示した。県連内では実績のある青木氏を望む声も根強く、青木氏は近く5選を目指して立候補を表明するとみられる。共産は衆院選で島根1区から立候補した石飛育久氏(31)を擁立した。

 ■市

 7月15日に任期満了を迎える江津市長選には、現職の田中増次氏(65)が4選を目指して立候補する意向を表明しており、5月30日に任期満了となる市議選とのダブル選となる見通し。定数が24から16となる市議選は激戦が予想される。また大田市議選(定数24)も3月28日告示、4月4日投開票で行われる。

 ■町村

 5月30日に任期満了の海士町長選には現職の山内道雄氏(71)が3選を目指して立候補することを表明。津和野町議選(定数16)は4月20日告示、25日投開票で行われ、東出雲町議選(定数16)も9月30日が任期満了となる。


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