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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

561チバQ:2009/11/29(日) 02:10:32
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091128ddlk34010597000c.html
明日への挑戦:湯崎県政の課題/下 財政難 /広島
 ◇就任直後から予算編成 県債残高2兆円突破 早くも問われる手腕
 「新しい感覚で新しい広島県を切り開いていただきたい」。27日午後、県庁内の知事室で藤田雄山知事(60)から湯崎英彦新知事(44)に、今年度の予算の執行状況や県の課題が記された約150ページの引き継ぎ書が手渡された。受け取った湯崎氏は「(藤田知事の任期)16年間が詰まり、非常に重い」と感想を話した。

 29日に知事に就任する湯崎氏は早速、来月10日に開会する12月議会に加えて、当初予算編成という大仕事と向き合う。財政課によると、通常は10月末以降に知事と相談のうえ財政課が予算編成方針を通知する。今年度は、知事交代で方針を示せていない。同課は「作業スケジュールは1カ月程度遅れている。就任後に直接指示を受けないと(基本方針が)分からない」と話す。

 さらに、県の厳しい財政状況が控えている。90年代の公共事業費の増大によって、県財政は悪化。その後、大型事業の見直しをはじめ、財政健全化の努力を重ねてきた。それでも借金にあたる県債残高は膨らみ続け、今年度当初予算で2兆円を突破。毎年の財源不足額は400億円程度あり、貯金といわれる基金は25億円と今にも底をつきそうな状況だ。

 県は、99年度から県職員の給与の定期昇給の延伸のほか、月例給やボーナスカットといった給与抑制措置を今年度まで続け、計630億円を削減した。県職連合の梶谷和男・中央執行委員長は「給与カットはあくまでも特別例外の措置のはず。それをあてにしないといけないというのはおかしい」と指摘する。

 県職連合は知事選では湯崎氏の推薦を決定。知事選での推薦は16年ぶりという。8日夜、当選確実となった直後に、湯崎氏は「県庁の職員の皆さんとともに汗を流し、チームワークで働いていきたい」と述べた。支援者が集まった会場でこのあいさつを聞いた梶谷委員長は「みんなで頑張れるよう(給与カットに)区切りをつけてほしい」と話す。

 旧通産省の職員や通信会社副社長としての経験を持つ湯崎氏は、取材に対し、「役所は『予算をとったらなんぼ』という予算主義の考えがあるが、本当は予算を執行し、成果が出て初めて意味がある。それを徹底的に変えたい」と語る。また、来年度の予算編成をするうえでも「事業仕分けのようなことを来年度予算でも取り入れ、財政健全化プログラムについては、しっかりとした議論をしていきたい」と話している。

 「挑戦、そして実現」を掲げた湯崎県政が29日、いよいよ始まる。【加藤小夜】


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