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北海道 国政・地方政治スレ
1
:
北海道民
:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう
869
:
チバQ
:2015/03/27(金) 21:58:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk01010476000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 知事選告示 経験か刷新か 注目の与野党対決 /北海道
毎日新聞 2015年03月27日 地方版
26日告示された道知事選に立候補を届け出た現職の高橋はるみ氏(61)と新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は、札幌市内で第一声を上げて、17日間にわたる舌戦をスタートさせた。4選を目指す高橋氏は自民党道連と公明党道本部が推薦。佐藤氏は民主党道連と市民ネットワーク北海道が支持、維新の党道総支部と共産党道委員会、社民党道連、新党大地が支援している。「与野党対決」の構図となり、全国から注目される選挙戦となった。【袴田貴行、久野華代】
==============
◆候補者の第一声(届け出順)
◇地域の課題乗り越える 高橋はるみ 61 無 現(3)
全道の半分の自治体が消滅してしまうかもしれない人口減少の危機突破。地域を守り創生していく課題を乗り越えられるのは、誰よりも地域を巡り行政に精通している高橋はるみに与えられた使命。
今、北海道はアジアの憧れの地となっている。北海道ブランドがアジアで高まっているのを追い風として、飛躍へのチャンスに結びつけていく。そのため、道産食品の輸出1000億円と海外(から)の観光客300万人の実現を公約の一部に掲げた。
お年寄りから子どもまで、世代の輪がつながる安心の地域社会づくりを目指す。札幌と連携し北海道を活性化させる。(2026年)冬季五輪・パラリンピックの誘致も何としても成功させたい。(札幌市中央区大通西10の選挙事務所前で)
◇1次産業発展で豊かに 佐藤のりゆき 65 無 新
北海道は疲弊、停滞を続けている。夢と希望を持って暮らせる北海道にしなくてはいけない。人も豊かな資源も広い大地もある。でも(3期12年間続いた高橋道政には)生かす企画や実行力がなかった。さらに4年間続けば、北海道は沈没するという危機感がある。
人口減少は13年前から始まっていたのに対策はなく、ただ減っていくのを見つめているだけの12年間だった。
若い人に地元で働いてもらい、1次産業を発展させる。そうすれば観光業も福祉産業も豊かになる。
北海道に原発はいらない。脱原発のためのロードマップを作る。
北海道に住んでいる人間がみんなで自治を行い、豊かな北海道をつくろう。(中央区北3西5の道庁前で)
==============
◇初心にかえり着用
〇…4選を目指す現職の高橋はるみ氏は、グリーンのブレザー姿で出陣式に臨んだ。陣営幹部によると、2003年に初出馬した時に着ていたもので、「初心にかえる」という思いを込めて07年と11年の知事選でも初日に着用したという。また、陣営のスタッフたちは「はるみ」にかけて「春を呼ぶ、いい政治を」と書かれたハンカチーフを胸ポケットに入れて験を担いだ。
◇チェンジTシャツ
〇…新人の佐藤のりゆき氏が第一声を行った道庁前では、支援者らが「CHANGE(チェンジ)」と書かれたそろいのTシャツ姿で演説に聴き入った。現職の高橋はるみ氏がテレビCMに出演して話題となった道産米普及キャンペーン「米チェン」に引っかけて、佐藤氏への「知事チェン」を表現したという。
==============
高橋はるみ 61 無 現(3)
[元]北海道経産局長[歴]通産省関東通産局商工部長・統計解析課長・輸入課長▽中小企業庁指導課長・経営支援課長▽経産省経済産業研修所長▽一橋大=[自][公]
佐藤のりゆき 65 無 新
フリーキャスター▽政治団体「北海道未来研究会」代表[歴]北海道放送アナウンサー▽北大創成研究機構客員教授▽北海学園大=[民][ネ]
==============
◇候補者一覧の見方
氏名▽年齢(投開票の4月12日現在)▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は経歴▽学歴、=以下は推薦・支持
※政党略称は、自=自民党、民=民主党、公=公明党、ネ=市民ネットワーク北海道、無=無所属
870
:
チバQ
:2015/03/30(月) 18:38:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddr041010007000c.html
選挙:札幌市長選 告示 上田市政、継承か転換か 「緊縮財政でじり貧」/「決断力を学んだ」
毎日新聞 2015年03月30日 北海道朝刊
29日告示された5政令指定都市の市長選で唯一、「自民・民主対決」の構図となった札幌市長選。立候補した新人5人のうち主な4候補が、今期で引退する上田文雄市長(66)の3期12年をどう評価するかが焦点の一つとなっている。【山下智恵、三股智子、野原寛史、遠藤修平】
札幌市中央区の札幌駅前通で第一声を上げた共産公認の春木智江氏(56)は上田市政を「福祉の充実を願う市民の切実な声に応えていない」と批判。演説を聞いた看護師の女性(53)は「市民が安心して暮らしていける政策を期待したい」と話した。
同区の札幌パルコ前で演説した自民推薦の本間奈々氏(45)も「(上田市政は)消極的な市政だった。このままでは、じり貧になる」と批判を展開。緊縮財政が地域経済の停滞を招いたと指摘し、市債を減らすより税収を増やすべきだとして、市政の刷新を訴えた。第一声を聞いた無職の若松薫さん(67)は「大企業の本社機能を誘致するなど、沈滞している経済を活気づけてほしい」と要望した。
一方、上田市政を副市長として支え、民主などが推薦する秋元克広氏(59)は札幌市時計台前(中央区)で第一声。「(上田市長らに)その時代に必要なことを決めていく決断力、リーダーシップを学んだ」と継承をアピール。上田市長も応援に駆け付けた。旗を振って応援していた自営業の女性(58)は「市政を知り尽くした人なら、すぐに物事が進んでいくはず」と期待を寄せた。
札幌ドーム前(豊平区)で演説した諸派の飯田佳宏氏(42)は、上田市長が昨年11月に表明した2026年冬季五輪・パラリンピックの招致について、撤回を主張。「五輪は失敗する」と異論を唱えた。会社員の八重柏治さん(37)は「(市長は)福祉など他の部分に目を向けてほしい」と共感していた。
871
:
チバQ
:2015/03/30(月) 22:32:07
>>852
県議選出馬予定が市長選に変更
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0117501-s.html?df=1
細野豪志の秘書だったよう
函館市長選、選挙戦へ 元衆院秘書・広田氏が出馬意向
03/30 16:00、03/30 17:18 更新
【函館】統一地方選で行われる道議選函館市(定数5)に無所属で立候補する意向を示していた元衆院議員秘書の広田知朗(ともあき)氏(53)は30日、道議選への立候補を取りやめ、4月19日告示、26日投開票の函館市長選にくら替えして立候補する考えを明らかにした。同市長選は現職の工藤寿樹氏(65)が再選を目指して出馬を表明している以外に動きがなく、戦後初の無投票の可能性が出ていた。
872
:
チバQ
:2015/03/30(月) 23:11:13
チバQ 勝手に注目区
■北海道知事選
高橋はるみ 61 無 現(3)
佐藤のりゆき 65 無 新
■札幌市長選
春木智江 56 共産 新 党道副委員長
本間奈々 45 無所属(自) 新 (元)総務省職員
秋元克広 59 無所属(民・維・社) 新 (元)副市長
飯田佳宏 42 諸派 新 政治団体代表
須田真功 52 無所属 新 不動産賃貸業
■留萌地域(定数1)
石塚正寛 63 自現(3)
浅野貴博 36 無新=[民][大]
■北見市(定数2) 自民系:塚本、船橋 民主系:鳥越・長南
鳥越良孝 58 無現(1)=[民][維][大][減]
塚本敏一 64 自新
長南幸子 57 民新=[社]
船橋賢二 51 無新
■帯広市(定数3) 民主系:山崎泉 三津丈夫 自民系:伊賀淳貴、清水拓也、
山崎泉 41 無現(1)=[民][維][大]
三津丈夫 69 民元(5)=[社]
伊賀淳貴 53 自新
清水拓也 40 自新
編田照茂 60 無新
上野庸介 41 無新
佐々木とし子 60 共新
■石狩地域(定数2) 自vs民vs大
内海英徳 72 自現(3)
池端英昭 55 無新=[民]
上村賢 46 無新=[大]
■オホーツク西地域(定数2) 自vs民vs大
日下太朗 68 民現(4)=[社]
久保秋雄太 37 自新
新沼透 61 無新=[大]
873
:
チバQ
:2015/04/04(土) 10:29:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150404ddm041010134000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 北海道・羅臼町 トリプル無投票か/福井県議選・大飯郡区 原発のお膝元、無投票
毎日新聞 2015年04月04日 東京朝刊
無投票になる見込みの中で支持を訴える北海道議選の立候補者=北海道羅臼町で2015年4月3日午後3時51分、本間浩昭撮影
無投票になる見込みの中で支持を訴える北海道議選の立候補者=北海道羅臼町で2015年4月3日午後3時51分、本間浩昭撮影
拡大写真
羅臼町の位置
羅臼町の位置
拡大写真
◇北海道・羅臼町 トリプル無投票か 夢も選挙もない…
41道府県議選で総定数に占める無投票当選者の割合が過去最高となり、地方自治の危機を印象づけている。北海道東部の町では、属している道議選の選挙区が無投票となり、21日告示の町長選、町議選と合わせて「トリプル無投票」が懸念されている。
北海道議選(47選挙区、定数101)では今回、過去最多の19選挙区が無投票だった。その一つ、根室地域選挙区(定数1)の羅臼町では、町長選、町議選でも立候補の動きが低調だ。町民は今回の統一選で1票を行使できるのは、4種類の選挙のうち道知事選のみとなりそうだ。
町は昨年12月に高潮被害を受け、今年2月には観測史上最大の179センチの積雪で一時孤立状態となった。
「繰り返し大変な暴風雪や高潮被害があって、海岸も大変なことになっています。9日間走るのも1日で終わるのも、その後の4年間やることは同じ。責任は重い」。自民現職の中司(なかつかさ)哲雄氏(67)はみぞれが舞う3日午後、羅臼町内で有権者に訴えた。だが、午後5時までに対抗馬は現れず、無投票で4選が決まった。
町は漁業が盛んで、知床半島の世界自然遺産登録で観光客も多いが衰退は止まらない。人口は3月末現在5503人でピークだった1970年の3分の2以下。コンブ漁師の男性(68)は言う。「高潮で浜が削られ、今は選挙どころではない」
以前は違った。「80年代の町長選は町を二分する戦いで、みんな目の色を変えた」と80歳の町民は言う。
21日告示の羅臼町議選(定数10)には、現職9人と元職1人が立つ予定で、前回に続き連続無投票となる公算が大きい。
町長選は99年から連続4回無投票だ。2003年に無投票で初当選した現職の脇紀美夫町長(74)は一度も選挙を経験せずに3期務め、今期で引退する。前町議が新人として立つ見込みで、他に動きはない。脇氏は言う。「財政が厳しく、夢を描けなくなった。誰がやっても同じなのかもしれない」
北海道内では、道議選胆振地域選挙区(定数1)の壮瞥町も同様に「トリプル無投票」になるとみられる。【本間浩昭】
◇福井県議選・大飯郡区 原発のお膝元、無投票
福井県議選(12選挙区、定数37)で、8基の原発を抱えている大飯(おおい)郡選挙区(高浜町、おおい町、定数1)では、自民現職の田中宏典氏(50)が無投票で3選を決めた。高浜町議会は先月、関西電力高浜3、4号機の再稼働容認を決定。関電は11月の再稼働を目指す。おおい町の同大飯3、4号機も国の審査が進む。
田中氏は再稼働に賛成で、取材に「いま実際に原発が存在する以上、安全を前提に最大限活用しなければならない」と語った。
同選挙区の無投票で原発に反対する民意の行き場はなかった。高浜町の農業、東山幸弘さん(68)は「対抗軸を示せる候補者が立てば、原発の方向性が議論になるのに」と残念がった。
元おおい町議の男性も言う。「選挙で選ばれてこそ議員活動への覚悟も固まるのだが」【松野和生】
◇さいたま市議選も
自治が「無投票」に侵食されているのは地方だけではない。
人口125万人を超す政令市のさいたま市議選(10選挙区、定数60)で今回、北区選挙区(定数7)が無投票となった。
2001年に合併で市が誕生して以降、無投票の選挙区が出たのは初めて。異例の事態に、複雑な反応が広がった。
同選挙区の候補は現職6人、元職1人で、新人はゼロだった。
新人が出てこない背景について、自民党現職の関根信明氏(56)は「2人に声を掛けたが家庭の事情で断られた。議員の仕事は昔より魅力がなくなったのか」。
民主党現職の小川寿士(ひさし)氏(51)も「勤め人が仕事を辞め、選挙活動をするのは難しい。無投票は良くないと言うが、実際に出ることは難しい」と話す。
しかも、同選挙区は埼玉県議選の南4区選挙区(定数2)と丸ごと重なる。その南4区で候補が2人だったため、「ダブル無投票」となった。【西田真季子、川畑さおり】
874
:
チバQ
:2015/04/05(日) 11:11:33
>40年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった北海道知事選では、自民、公明両党の支援を受け、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏が一歩リードし、民主などが推す新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追いかけている。
>政令市長選では、唯一の新人同士の争いとなった札幌市で、民主などが推す元副市長の秋元克広氏がややリードし、自民推薦で元総務省職員の本間奈々氏が追い上げている。公明党は自主投票となっている。
4658 :チバQ :2015/04/05(日) 11:10:14
>大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150404-OYT1T50126.html
対決型2知事選、与党系候補が先行…読売分析
2015年04月05日 05時07分
読売新聞社は、統一地方選前半戦の10道県知事選と5政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。
その結果、10知事選すべてで現職が堅調な戦いを展開。このうち与野党対決型となった北海道、大分県の2知事選では、いずれも与党系候補が先行し民主党系候補が追いかけている。政令市長選のうち札幌市長選では、民主系候補が自民党系候補をややリードしている。ただ、各陣営は3日告示された道府県議選とも連携した選挙戦を進めており、情勢には流動的な面がある。
統一地方選の前半戦では知事選、政令市長選のほか、41道府県議選、17政令市議選が行われており、いずれも12日に投開票される。知事選では北海道、大分の2道県知事選、政令市長選では札幌市長選が、それぞれ自民、民主両党による事実上の対決構図となり、各党が特に行方を注視している。
40年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった北海道知事選では、自民、公明両党の支援を受け、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏が一歩リードし、民主などが推す新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追いかけている。
大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。
両知事選以外の構図は、神奈川、福井、奈良、鳥取、徳島、福岡の6県で与野党が現職に相乗りし、三重、島根の2県では民主党が候補の擁立を見送っている。
このうち奈良では、現職の荒井正吾氏が一歩リードし、新人の前生駒市長・山下真氏が追っている。他の7県知事選も、いずれも現職の側に安定感がある。
政令市長選では、唯一の新人同士の争いとなった札幌市で、民主などが推す元副市長の秋元克広氏がややリードし、自民推薦で元総務省職員の本間奈々氏が追い上げている。公明党は自主投票となっている。
相模原、静岡、浜松、広島の各政令市長選では、いずれも現職が立候補。このうち相模原、広島の現職には自民、民主、公明の各党が相乗りし、優位な戦いを展開。静岡の現職は自民、公明両党などが推薦して、一歩リードしている。浜松は無所属の現職が安定している。
2015年04月05日 05時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
875
:
チバQ
:2015/04/06(月) 20:40:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120112.html
秋元氏ややリード 迫る本間氏 札幌市長選 投票先未定は4割
04/06 07:02、04/06 07:55 更新
北海道新聞社は12日投開票の札幌市長選に関し、3〜5日に札幌市内で世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。無所属新人で民主党、維新の党が推薦する元副市長の秋元克広氏(59)がわずかにリードし、無所属新人で自民党が推薦する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)が、若年層などの支持を集めて迫っている。まだ約4割が投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。
秋元氏は民主党支持層の約7割を固め、無党派層でも3割を超す支持を集めた。
本間氏は自民党支持層の6割弱が投票先に選び、公明党支持層も6割強が支持しているが、無党派層の支持は3割に届いていない。
共産党新人で同党道委員会副委員長の春木智江氏(56)は支持が広がっておらず、諸派新人で元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(42)は浸透していない。
男女別では、男性は本間氏が秋元氏よりやや優勢な一方、女性は秋元氏への支持が多い。年齢別でみると、40代以下は本間氏、50代以上は秋元氏が優勢となっている。
876
:
チバQ
:2015/04/06(月) 20:40:57
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120114.html
高橋氏の優位続く 佐藤氏が追う展開 道知事選の終盤情勢
04/06 07:05
12日投開票の道知事選に向け、北海道新聞社は3〜5日に行った全道世論調査の結果に独自の取材を加味し、終盤情勢を探った。自民党道連、公明党道本部が推薦し4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)が引き続き優位な戦いを進め、民主党北海道などによる事実上の野党共闘で挑む新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が追っている。投票先を決めていない人は24%で、情勢には流動的な要素が残る。
高橋氏は自民党支持層の8割近く、公明党支持層の9割以上を固めた。無党派層でも4割台半ばと、支持を伸ばしている。
女性の6割近くの支持を集め、男性の支持も5割を超えた。20〜50代の各年代で過半数をおさえ、60〜70代でも5割をうかがう。
職業別では、自営業(個人事業主)の7割弱をはじめ、民間企業従事者、主婦、無職の各層から5割以上の支持を得ている。
地域別の支持率は道東で6割台後半、道北で6割弱。道央でも大票田の札幌市、同市を除く石狩・後志・空知管内でそれぞれ5割以上をまとめている。
佐藤氏は民主党支持層の7割台後半を固め、共産党支持層の5割強の支持を得ている。無党派層からの支持は4割で、高橋氏に先行されている。女性の支持が3割台半ばで、男性は4割。20〜50代で支持が4割を下回った一方、60〜70代では4割強の支持を得ている。
877
:
チバQ
:2015/04/07(火) 21:13:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150406ddr041010014000c.html
注目区を行く:’15統一地方選/中 自民も野党もぎくしゃく 道知事・札幌市長、連動できず 候補者選考のねじれ原因
毎日新聞 2015年04月06日 北海道朝刊
北海道知事選と札幌市長選は、2003年以来4回連続で事実上「自民VS民主」の構図となり、今回の統一地方選で数少ない注目区だ。前回までは両陣営とも知事選と市長選の候補がタッグを組む「連動選挙」を展開してきた。ところが今回は自民側も野党側もぎくしゃくしている。
「使命は市政奪還だが、大変厳しい」。自民推薦の市長候補・本間奈々氏は3日朝、同市清田区で訴えた。同じ場所でわずか20分前、自民道連、公明道本部の推薦する知事候補で4選を目指す高橋はるみ氏もマイクを握ったが、遅れて現れた本間氏と会わずじまいだった。2人が遊説で並ぶ機会はほとんどない。経済界の一部で、知事は自民系、市長は民主系を支援する「ねじれ」があるためだ。
知事選告示日の3月26日、札幌市の大通公園近くで高橋氏が演説する中、自民関係者は居合わせた道内有力企業の社長に「(選挙応援を)やるなら高橋知事だけにしてほしい」と耳打ちされた。社長は高橋氏を支援する一方、民主、維新、社民が推薦・支持する前札幌市副市長、秋元克広氏を応援する。
ねじれの原因は自民の候補者選考にある。経済人有志27人は14年1月、自民の地元支部に秋元氏を市長候補として推薦するよう要請したが、自民は町村信孝衆院議長(北海道5区)の意向で本間氏の推薦を決定。経済人らは引き下がらず、今も秋元氏を支援する。
加藤欽也・昭和交通社長は自民党員で高橋氏支持を公言するが、秋元氏の選対本部長を務める。JR札幌駅近くの秋元氏の選対事務所に自民の橋本聖子元道連会長、森喜朗元首相らの激励の張り紙「為書き」が飾られる。
自民道連幹部は「秋元氏支持の経済人に『はるみ&奈々』をごり押しすれば、知事選の票まで失いかねない」とアタマを抱える。
◇
「原発はもう北海道にいりません!」。4日午後、札幌市中心街で知事候補のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏が訴えると、支持者が太鼓を鳴らした。佐藤氏は民主、維新、共産、社民の地元組織が応援する事実上の野党統一候補だが、中でも力を入れるのが共産だ。この日は共産の小池晃参院議員が「沖縄で『オール沖縄』の知事が誕生した。北海道でも党派を超えオール北海道の知事を作ろう」と呼びかけた。
共産のてこ入れに、民主は「色が付きすぎる」とやきもきする。街頭演説直前、共産側は佐藤氏と小池氏を並ばせるよう求めたが、民主側は拒否。佐藤氏は演説後に小池氏と握手したのみだった。
佐藤氏は、地元テレビ局で長くキャスターを務め、繁華街を歩けば「あっ、のりゆき!」と声がかかる。郡部中心の遊説を続ける高橋氏に対し、無党派層狙いで札幌市内に重きを置くが、市長候補の秋元氏と街頭に立つことはない。「共産とは一緒にできない」とする秋元氏支持の保守系経済人への配慮からだ。「制約が多くて厄介だ」。民主道連幹部は嘆息した。【横田愛、袴田貴行、山下智恵】
==============
◇北海道知事選立候補者(届け出順)
高橋(たかはし)はるみ 61 [元]経産省職員(3)無現
佐藤(さとう)のりゆき 65 キャスター 無新
◇札幌市長選(同)
春木智江(はるき・ちえ) 56 党道副委員長 共新
本間奈々(ほんま・なな) 45 [元]総務省職員 無新=[自]
秋元克広(あきもと・かつひろ) 59 [元]副市長 無新=[民][維][社]
飯田佳宏(いいだ・よしひろ) 42 [元]衆議員秘書 諸新
須田真功(すだ・まさかつ)52 アパート経営 無新
878
:
チバQ
:2015/04/07(火) 21:51:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120509.html
道南の攻防 大間原発、競って「共闘」 対町村会、乙部町長参り
04/07 07:10
12日投開票の道知事選で、現職の高橋はるみ氏(61)とフリーキャスターで新人の佐藤のりゆき氏(65)は先週末から6日にかけて、相次いで道南入りし、「町村との関係」「大間原発」という二つの争点をめぐり綱引きを演じた。両氏は道町村会会長の寺島光一郎氏が町長を務める檜山管内乙部町を相次ぎ訪問。電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしている函館市では、原発対応をめぐり同市との「共闘」を競い合うようにアピールした。
「町長ありがとうございます」。4日、乙部町に入った高橋氏は、街頭演説のために乗用車を降りるとすぐに寺島氏に手を振り、歩み寄って握手した。
乙部町は海藻類が生えなくなる「磯焼け」対策で行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄をめぐり2008年に道と対立。道町村会と道の間にも支庁制度改革などをめぐり溝ができた。高橋氏は3月24日に札幌で寺島氏と会談、イカゴロ問題で道の対応に不備があったと陳謝し、関係修復を図った。だが、高橋氏を出迎えた寺島氏が応援演説に立つことはなかった。
一方、6日に檜山管内を回った佐藤氏は、選挙カーでの移動が予定より大幅に遅れ、急きょ乙部町での街頭演説を中止。それでも、乗用車に乗り換えて乙部町役場に急行した。
佐藤氏は出馬表明前の昨年9月に出版した著書で、寺島氏と対談。市町村との連携重視を掲げていることもあり、支援を取り付けたい思惑があったとみられる。寺島氏や町職員らに「よろしくお願いします」とあいさつし、握手した。寺島氏は「選挙カーで来ないと誰も気付かない」と助言したが、佐藤氏に対しても応援演説に立たなかった。
両氏から支援要請を受けた形の寺島氏は取材に対し「町長として知事選候補は誰が来ても出迎える」と述べるにとどめ、態度を鮮明にすることはなかった。
大間原発をめぐっても、高橋、佐藤両氏は函館市で舌戦を展開した。
高橋氏は5日の総決起大会で、「訴訟を起こしている函館市さんをしっかり支援していく」との姿勢を強調。「いったん工事を中断し、立ち止まって対応すべきだ。国にしっかり申し入れていく」と訴えた。
これに対し、佐藤氏は6日の街頭演説で、大間原発に関して「建設は凍結する」と力説。高橋氏の主張について「立ち止まって考えて、結局はゴーを出すつもりか。私は函館と歩調を合わせる」とけん制した。
879
:
チバQ
:2015/04/08(水) 22:09:14
http://news.livedoor.com/article/detail/9984769/
札幌市長選候補者が 「生活保護は遺伝」と発言 | スクープ速報
2015年4月8日 18時0分 週刊文春WEB
札幌市長選に自民党推薦で立候補している本間奈々氏(45)が、「生活保護は遺伝する」などと述べていたことがわかった。
2013年3月、保守系の団体「日本のために行動する会」で本間氏が講演。同団体がアップした動画によれば、次のように発言している。
<生活保護は遺伝するとか世襲制だって言われてますけども、要は生活保護をもらっているご家庭の多くのお子さんたちは、やっぱりまた生活保護をもらうような状況に入ってしまう>
「奈々ちゃん」で売り出したが……
Photo:Kyodo
<大阪ってのは掃き溜めになっちゃっているという部分がありまして。言葉悪いですけども。京都とか奈良とか、近隣のそういうものをすべて引き受けているというのがあるんですね>
本間氏は、週刊文春の取材に対し、次のように説明した。
「講演の主な内容は地方自治で、その中で札幌の課題である生活保護の問題を取り上げました。過激な表現だったと反省しております。言わんとしたのは貧困の連鎖。それを『遺伝』と言ったのはよくなかった。大阪へ来て生活保護の受給をしている方がいるのも確か。しかし表現はよくなかった。2年前に動画が出た時から、反省しています」
札幌市長選挙は、統一地方選の中でも激戦とされるだけに、候補者の言動は今後も注目を集めそうだ。
880
:
チバQ
:2015/04/08(水) 22:16:38
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158795
札幌市長選で自民党が事実上の“白旗”…道知事選にも影響か
ツイート
2015年4月8日
統一地方選の前半戦は12日が投票日。7日自民党の谷垣幹事長は、10道県知事選について「堅実に進んでいる」としたものの、札幌市長選だけは「かなり厳しい」と発言。事実上の“白旗”を揚げた。
札幌市長選は自民推薦の元総務省職員・本間奈々氏(45)と民主・維新推薦、社民・大地支持の元札幌市副市長・秋元克広氏(59)の事実上の一騎打ちで、国政の与野党対決の構図だ。
ところが実態は、「秋元さん(の選挙)をやっている自民党議員もいて、自民党組織は分裂状態」(地元記者)。秋元氏の選対事務所には、自民党の橋本聖子元道連会長や森喜朗元首相の激励メッセージまで掲げられているという。本間氏の自民推薦は形だけで、勝ち目ナシというわけだ。
「戦犯は地元のドンの町村信孝衆院議長ですよ。4年前の市長選で落選した本間さんに『次回も君で』と勝手に手形を切った。地元経済界から元副市長の秋元さんの推薦を打診されても、町村さんは突っぱね、本間さん推薦をゴリ押ししたんです。それで地元の自民党組織は完全にシラけてしまった」(自民党関係者)
「次は引退」と囁かれる町村だが、現職議長のため最後まで権力を誇示したいらしく、地元では「老害」と揶揄されているという。
この自民党内のゴタゴタは、自民支援の現職と野党支援の新人の差が詰まってきている北海道知事選でも、最後に効いてきそうだ。
881
:
とはずがたり
:2015/04/09(木) 00:33:05
道知事はもうちょっと競ってくれると思ったんだけどなぁ。。
882
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:05:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk01010220000c.html
激戦区から:’15道議選/上 釧路地域/留萌地域 /北海道
毎日新聞 2015年04月07日 地方版
3日に告示された道議選は、12日の投開票日に向けて、各選挙区で熱い論戦が繰り広げられている。定数の見直しなどで注目度が高まっている「激戦区から」リポートする。
◇減員で自・民現職激突
◆釧路地域(定数1)
岡田篤 64 民現(4)
小松茂 57 自現(3)
「厳しい選挙だ。前回(2011年)より2000票は上積みしないと危ない」。告示日の3日夜、自民現職の小松茂氏の陣営幹部は腕組みしながら取材に語った。
今回から定数が2から1に減員された。これまでは自民、民主が議席を分け合う「無風区」だったが、一転、小松氏と民主・岡田篤氏の現職同士が生き残りをかけて激突する。
昨年12月の衆院選では、民主公認で出馬した新党大地代表代理の鈴木貴子衆院議員が同地域で1万5326票を獲得、自民道連会長の伊東良孝衆院議員に約600票差まで詰め寄った。今回も岡田氏が民主・大地連合の応援を受け前回トップ当選の小松氏に挑む。
危機感を募らせる小松氏は漁師歴40年で、1次産業の代弁者であることを強調。「皆さんの声を道政、国政に届けられるのは私だけ」と訴え、連日10カ所以上で街頭演説を重ねている。
「(知事選立候補者の)佐藤のりゆき氏とともに北海道を変える」。第一声で岡田氏は知事選との連動を強調。鈴木氏も雨の中、応援に駆けつけ、初日から全7町村を回った。選対幹部は「衆院選の票は貴子さんだから取れた。まだまだ相手の背中に届いていない」と支持固めに懸命だ。【近藤卓資】
◇業界二分、市長は苦慮
◆留萌地域(定数1)
浅野貴博 37 無新
石塚正寛 63 自現(3)
今回から留萌市と合区され、保守系同士の一騎打ちとなっている。
新党大地の元衆院議員で無所属新人の浅野貴博氏が3日に開いた出陣式には、かつて秘書として仕えた大地の鈴木宗男代表が駆けつけた。釧路市出身だが「留萌に骨をうずめる覚悟。妻は留萌出身」とアピール。2012年の衆院選道10区(空知、留萌管内など)と翌13年の参院選にも出馬しており名前は一定程度浸透。民主と連合からも支援を受ける。
自民現職の石塚正寛氏は公明の地方組織の推薦を受け、国政と道政での与党の立場を強調。告示前日には高橋はるみ知事の応援を受け、出陣式で石塚氏は「与党と野党との戦い」と訴えた。
建設業従事者の割合が道内有数の高さで基幹産業となっており、道議会建設委員長の石塚氏は実績を強調するが、業界は二分。浅野氏の後援会長は地元最大手の土木建設会社会長で留萌建設協会会長も務める。
大票田・留萌市の高橋定敏市長は対応に苦慮。浅野氏を応援する鈴木氏は故中川一郎元農相秘書時代の先輩であり、石塚氏は市長選出馬のため道議を辞職した際の後継だからだ。高橋市長の後援会は両陣営に分かれており、双方の集会に顔を出す“等距離外交”を図っている。【横田信行】
883
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:05:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk01010206000c.html
激戦区から:’15道議選/中 帯広市/北見市 /北海道
毎日新聞 2015年04月08日 地方版
◇自民系の4氏が乱立 帯広市
◆帯広市(定数3)
伊賀淳貴 53 自新
三津丈夫 69 民元(5)
佐々木とし子 60 共新
清水拓也 40 自新
山崎泉 41 無現(1)
編田照茂 60 無新
上野庸介 41 無新
「バタバタと乱立してしまったが、公認の2人を当選させるのが私の務め」。今期限りで道議を引退する自民帯広支部長の小野寺秀氏(51)は3日、自民新人の伊賀淳貴氏の個人演説会で声を張り上げた。
乱立の要因は小野寺氏が中心となって進めた公認候補選考。申請した4氏のうち伊賀氏と新人の清水拓也氏を選んだが、選考に漏れたいずれも新人の編田照茂、上野庸介両氏は無所属で出馬し、4氏が保守票を奪い合う形となった。
「選考に漏れた2人は党員として公認候補を支援する」と読んでいた自民支部にとっては想定外だった。小野寺氏は「人としてどうなのか。思考回路が分からない」と批判したが、元市議は「地元選出の中川郁子農水政務官の指導力のなさが招いた」と解説する。
中川氏は同僚議員との不適切な関係が報じられた後、地元には戻っていない。「顔を出されたら票が逃げてしまう」と、ある陣営幹部は声を潜める。2議席奪還が悲願の自民だが、迷走の根は深い。
昨年の衆院選に出馬した民主元職の三津丈夫氏、無所属現職の山崎泉氏は知名度を生かして支持層を固め、共産新人の佐々木とし子氏は唯一の女性候補として党初の議席獲得を目指す。【鈴木斉】
◇公認選考めぐり遺恨 北見市
◆北見市(定数2)
船橋賢二 51 無新
塚本敏一 64 自新
鳥越良孝 58 無現(1)
長南幸子 57 民新
「全会一致で即戦力の候補として決定したわけです」。3日朝、自民新人の塚本敏一氏の第一声の際、党北見支部長の宮沢祐一郎氏は塚本氏が公認を受けた経緯の正当性を強調した。
塚本氏と無所属新人の船橋賢二氏に保守系が二分。因縁は3年前にさかのぼる。地元選出の武部勤氏が引退した2012年の衆院選の際、後継は長男の新氏に決まり、名前が挙がり当時道議だった船橋氏の兄、利実氏は道1区(札幌市中央区など)に転出。今回、利実氏の後継として船橋氏が昨年8月、自民北見支部に公認申請したが、今年2月、副市長だった塚本氏が選ばれた。
自民支持者の一部には船橋氏への同情論があり、塚本陣営は「手続きは民主的に進められた」と反論に躍起で、5日には党本部の二階俊博総務会長を応援に迎えるなど、公認候補の強みを前面に押し出す。
これに対し、船橋氏は「政党のために働くわけじゃない」と塚本氏をけん制。将来につながる地域づくりなどを地道に訴え、浸透を図る。
一方、全道的には協力関係にある民主と新党大地だが、大地推薦で無所属現職の鳥越良孝氏と民主新人の長南幸子氏の連携は微妙で、両陣営とも「自民系同士が競るほど票が持っていかれる」と埋没に危機感を抱く。【山田泰雄】
884
:
チバQ
:2015/04/09(木) 21:06:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk01010121000c.html
激戦区から:’15道議選/下 函館市/札幌市東区 /北海道
毎日新聞 2015年04月09日 地方版
◇定数1減、7氏が混戦 函館市
◆函館市(定数5)
平出陽子 66 民現(6)
高橋亨 61 民現(3)
見付宗弥 45 民新
本間勝美 46 共新
佐々木俊雄 64 自現(2)
志賀谷隆 61 公現(1)
川尻秀之 69 自現(6)
定数が今回から1減の5になり、現職5人に新人2人が挑む混戦模様。函館市がJパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設中止を求めて提訴し、市民から支持を受けているのを意識してか、全7氏とも「大間原発反対」「建設工事中止」を訴えている。
自民は現職2人が出馬。前回トップ当選した川尻秀之氏は来年3月の北海道新幹線開業を地域の活性化に生かすと訴え、商工・観光業などの支援者を固める。前回2位の佐々木俊雄氏は6日、演説会に集まった支持者に「定数が1減っただけで戦い方がガラッと変わる。大変厳しい」と訴えた。
民主は3人を擁立したが、支持労組の連合函館は北教組出身の平出陽子氏と市職労出身の高橋亨氏の現職2人のみを推薦し、新人の見付宗弥氏は支援にとどめた。定数1減で激戦になるのを見越し「確実に取れるところを優先した」(連合幹部)という。見付氏は新党大地から推薦を得て、若さを前面に押し出して追い上げを図る。
公明現職の志賀谷隆氏は支持母体の創価学会が持つ組織票を固め、道南ドクターヘリ導入などの実績を訴えている。
共産新人の本間勝美氏は社会福祉士として医療・福祉現場で活動してきた経歴をアピールし、共産議席の復活を目指す。【鈴木勝一】
◇公、共が激しいバトル 札幌市東区
◆札幌市東区(定数4)
谷口誠 53 無新
星野高志 63 民現(5)
大崎誠子 58 自現(3)
宮川潤 54 共新
阿知良寛美 59 公新
自民、民主の現職2人に新人3人が挑む。とりわけ、いずれも札幌市議から転じた公明の阿知良寛美氏と共産の宮川潤氏が激しいバトルを繰り広げている。
公明は引退する包国嘉介氏に代わって阿知良氏を擁立。8日には、党本部の石井啓一政調会長が選挙区入りするなど、支持拡大に躍起だ。
一方、共産は昨年の衆院選で公明を上回る比例票を東区で得ただけに、余勢をかって12年ぶりの議席獲得を目指す。党公認の市長候補と連動した戦いを進め、4日には小池晃参院議員が応援に入った。
4期務め引退する民主の久保雅司氏の後継指名を受けた谷口誠氏は無所属で出馬。出身の北電労組を中心に連合の支援を受ける。
こうした新人3人の活発な動きに、現職の2人も安穏とはしていられない。自民の大崎誠子氏は「自民への冷たい風を感じている。厳しい選挙」と言い、地盤固めを進める。
民主の星野高志氏は、昨年の衆院選道2区で公認候補を擁立できなかっただけに危機感を強めており、住宅地での街頭演説を重ねるなど、無党派層にアピールしている。【野原寛史】
885
:
チバQ
:2015/04/10(金) 21:21:13
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0121647.html
現職と前職の札幌市長、全面対決 上田・桂氏、意中の候補応援
04/10 06:30
本間氏への支援を訴える桂信雄前市長=9日午後0時50分ごろ、札幌市清田区
12日投開票の札幌市長選で、桂信雄前市長(84)が9日、無所属新人で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)=自民党推薦=の街頭演説に立った。対する無所属新人で元副市長の秋元克広氏(59)=民主党、維新の党推薦=の遊説には、上田文雄市長(66)が連日参加しており、両氏の接戦が伝えられる中、前市長と現市長も全面対決の様相だ。
「35年間、市役所で仕事をしてきた秋元君より、多種多彩な経験をしてきた本間さんに市長をやってもらいたい」。桂氏は9日、清田区での街頭演説で本間氏への支持を訴えた。
桂氏は2003年まで3期12年間、市長を務めた。接戦を続ける陣営の依頼で、初めて応援に立った。遊説後、取材に「変なふうに変えてもらっては困るが、札幌を新しい街に変えなければだめだ」と語った。
一方の上田氏は9日、秋元氏とともに4カ所で街頭に立った。白石区では「行政経験がある秋元なら、適正に財政を管理しながら、札幌を発展させていくことができる」と自ら進めた堅実な財政運営や、市民の市政参加の継承を訴えた。
上田氏は秋元氏を事実上、後継指名しており、秋元氏陣営もポスターの「前副市長」の文言を「上田市長推薦」に変えるなど、連携強化をアピールしている。
886
:
チバQ
:2015/04/10(金) 21:21:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0121654.html
道知事選 地方遊説3500キロ 両陣営、残る2日間は札幌圏
04/10 07:00、04/10 10:20 更新
12日投開票の道知事選で、現職の高橋はるみ氏(61)、フリーキャスターで新人の佐藤のりゆき氏(65)は9日夜、そろって地方遊説を終えて札幌市に戻った。両氏の主な遊説先を基に、北海道新聞が札幌以外での移動距離を計算したところ、15日間でそれぞれ日本列島縦断に匹敵する約3500キロに上った。地方での手応えを踏まえ、両氏は残る2日間、大票田・札幌圏での訴えに臨む。
高橋氏は「地方重視」を掲げ、告示日の3月26日から札幌を離れて道央、道東、道北、道南各地を回った。最も移動距離が長かった4月5日は、渡島管内松前町を出発して室蘭市に入るまで約300キロを走った。
乗用車での移動が多く、出迎えた支援者ら一人一人と握手した上で、選挙カーの到着を待って街頭演説を行う場面が目立った。9日は上川、空知両管内を回った。遊説担当者は「人口減少対策や1次産業振興を訴えながら全道をくまなく回ることができた。手応えは十分」と話す。
10日は札幌市を中心に遊説する予定。11日は午後3時半からのJR札幌駅南口での街頭演説に、自民党の谷垣禎一幹事長が応援に駆けつける。
佐藤氏は平日に地方を回り、週末に大票田・札幌市に戻る遊説戦略を展開。道東は3月31日から3日間、道南は4月6日から2日間かけて回った。最も移動距離が長かった1日は釧路市から根室市、根室管内中標津町、釧路管内弟子屈町などを経由し、釧路市に戻る約400キロを駆け抜けた。
大半は支援を受ける道議選候補らとともに、選挙カーで移動。街頭演説では各地域の特性に合わせて、原発問題や農林水産業の政策などを訴えた。9日は空知管内を遊説した。
10、11の両日は札幌市と石狩市で遊説予定。一党一派に属さない「道民党」を掲げるため「国会議員の応援予定はないが、民間人の応援弁士は未定」(陣営幹部)という。
■道知事選候補 主な遊説予定
高橋はるみ氏
▽午前8時 札幌市中央区・札幌市中央卸売市場▽午後0時30分 札幌市西区・鉄工団地
佐藤のりゆき氏
▽午前8時30分 札幌駅西口▽午後2時 石狩市・コープさっぽろいしかり店▽午後4時 札幌市北区・ダイエー麻生店▽午後5時40分 札幌市中央区・道庁北門
※場所や時刻は変更の可能性があります。
887
:
チバQ
:2015/04/10(金) 21:22:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0121652.html
道議選終盤情勢 自公で過半数か 民主系は40議席に迫る
04/10 08:12
北海道新聞は12日の道議選投開票に向け、各選挙区などでの取材を元に終盤情勢を探った。無投票当選者を含めると、自民党は第1党を維持し、公明党と合わせた与党で過半数の51議席を超える勢いを示している。民主党は、推薦や支持を出した新党大地系の無所属候補も合わせ、40議席に迫る状況だ。
自民党は、公認候補は前回比5人増の54人を擁立し、18人が無投票当選。定数2以上の複数区を中心に安定した戦いを展開している。道連幹部は「目標の単独過半数確保は困難」とみているが、会派の現有議席にあたる45議席程度を固め、上積みを狙う勢いだ。
現有7議席で、前回と同じ8人を公認した公明党は手堅い戦い。自公で過半数を占め、議会運営の主導権を握るとの見方が強まっている。
一方、民主党は前回比15人減の32人を公認し、うち7人の無投票当選が決まった。候補を1人に絞った複数区の選挙区などで議席獲得の可能性が高い。自民党と激戦の選挙区も多く、民主党としては会派入りが見込まれる推薦候補などを合わせ、会派の現有36議席を前後する戦いだ。
前回比6人増の12人を立てた共産党は数人が当選圏をうかがい、2人ずつ公認候補を出した維新の党や市民ネットワーク北海道も激戦を繰り広げている。
888
:
チバQ
:2015/04/10(金) 21:22:59
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120891.html
知事・道議選、連動に差 与党は強調、野党は慎重
04/08 06:50
12日投開票の道知事選と道議選は、それぞれの候補同士の連動に与野党で違いが出ている。現職の高橋はるみ氏(61)を推す自民、公明両党は道議選で高橋氏との連動を前面に出し、票の掘り起こしを図る。新人の佐藤のりゆき氏(65)を事実上の共闘で支援する野党各党は連携を図っているものの、「道民党」を掲げる佐藤氏への配慮などから微妙に距離を置く。
道議選で定数1減の5議席を7人で争う激戦区となった函館市。5日に行われた高橋氏の総決起大会には、自民党2人、公明党1人の現職が勢ぞろいした。自民党現職の1人は「春だ、はるみだ、高橋だ」と高橋氏を激励。公明党現職は「北海道のお母さんである知事を泣かせるわけにいかない」と訴えた。
両党は、高橋氏の遊説先の街頭演説や総決起大会などに、地元の道議選候補を参加させている。3期12年間の実績をアピールする高橋氏と連携するとともに、与党の一体感を強調し、得票面での相乗効果を狙う。
特に自民党は、茂木敏充選対委員長ら幹部や閣僚も道内入りし、党ぐるみで支援。自民党道連は4日、無投票当選が決まった道議を集めて札幌市内で会合を開き、各選挙区で高橋氏への支持を訴える活動を続けることも確認した。
これに対し民主党は、道議選候補が佐藤氏との街頭演説などを行う一方、「道民党」の立場も考慮。長妻昭代表代行が4日に札幌の道議選の応援に入った際も、佐藤氏と並ぶことはなかった。佐藤氏の知名度を生かしたい思いはあるが、高橋氏に対抗する勢力の結束を図るため、民主党色をあえて強めない戦略だ。
共産党は、道議選候補が「知事は佐藤さん」と呼び掛けている。ただ、佐藤氏は「日程が合わない」として候補に連動して姿を見せたことはなく、もどかしさもにじむ。
新党大地は、佐藤氏の街頭演説に道議選の無所属大地系推薦候補を参加させているが、佐藤氏が重点的に運動する札幌にはおらず、機会は限定的だ。
このほか、道議選に公認候補を出した維新の党は佐藤氏を支援、市民ネットワーク北海道は佐藤氏を支持している。
889
:
チバQ
:2015/04/12(日) 20:05:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150411ddlk01010249000c.html
’15統一地方選:知事選 投票率、伸び注目 知名度高い候補者対決 /北海道
毎日新聞 2015年04月11日 地方版
12日に投開票が行われる統一地方選前半戦のうち、4選を目指す現職と道内で有名なフリーキャスターの新人による一騎打ちとなった知事選は、知名度の高い候補者同士の対決で、投票率がどれぐらい伸びるかに注目が集まっている。
前回2011年の投票率は59・46%で、過去最低だった1947年(北海道庁長官選挙の決選投票)の59・39%とほぼ並ぶ数字だった。51〜91年はいずれも70〜80%台で、95年以降は60%台で推移していた。
政党関係者はどう見ているのか。佐藤のりゆき氏を支持する民主道連の幹部は「60%台前半。東日本大震災の直後だった前回や、12月で悪天候だった昨年の衆院選(56・33%)よりは高くなるだろう」とみる。「知名度の高い佐藤氏にとって、投票率が上がるほど無党派層の票が伸びて有利になる」と期待する。高橋はるみ氏を推薦する自民道連幹部も「前回より高い60%以上」と予想する。
同じく高橋氏を推薦する公明道本部の関係者も60%台前半と予測。この関係者は「知事選、札幌市長選とも接戦。そのうえ道議選も共産が前回候補を立てていなかった選挙区にも擁立して白熱しており、有権者の関心は高い」と分析する。選挙結果への影響については「投票率が上がると無党派層の票が増えるが、こればかりはどちらに有利になるか予想がつかない」とした。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】
890
:
チバQ
:2015/04/12(日) 20:57:11
http://mainichi.jp/select/news/20150413k0000m010050000c.html
統一地方選:北海道知事選 高橋氏当確 自公票固め4選
毎日新聞 2015年04月12日 20時41分
北海道知事選は、自民、公明の地方組織の推薦を受けた現職の高橋はるみ氏(61)が幅広い層から支持を集め、道知事としては初の4選を果たした。高橋氏は道内で急速に進む人口減少の危機を突破すると訴えて多選批判をかわし、自民、公明票の大半を固め、無党派層からも一定の支持を受けた。
民主、維新、共産、社民の地方組織の支持・支援を受け、事実上の野党統一候補として挑んだ新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は「脱原発」を掲げ、民主、共産票に加えて無党派層にも浸透したが、及ばなかった。【袴田貴行】
http://mainichi.jp/select/news/20150413k0000m010038000c.html
統一地方選:札幌市長選 秋元氏当確 本間氏ら破る
毎日新聞 2015年04月12日 20時11分(最終更新 04月12日 20時24分)
札幌市長選は、民主と維新が推薦、社民が支持した前副市長、秋元克広氏(59)が保守層の一部にも食い込み、初当選を果たした。新人5人が出馬。秋元氏と自民推薦の元総務省職員、本間奈々氏(45)の事実上の一騎打ちとなった。
秋元氏は引退する現職の応援を受け、市政継承をアピールし、幅広い支持を得た。本間氏は現市政の緊縮財政を批判し、積極投資を訴えたが、及ばなかった。【山下智恵】
891
:
チバQ
:2015/04/13(月) 21:50:20
>>709-710
とか
http://www.sankei.com/politics/news/150413/plt1504130034-n1.html
2015.4.13 02:38
【統一地方選】
アイヌ発言の金子氏が落選 札幌市議選
【統一地方選2015】
12日投開票の札幌市議選で、東区選挙区(定数9)から出馬した無所属現職の金子快之氏(44)が落選した。同選挙区では計11人が立候補していた。
金子氏は昨年8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んで議論を呼び、札幌市議会は同9月に法的拘束力のない議員辞職勧告決議を賛成多数で可決。決議後に金子氏は「辞職の考えはない。市議選で有権者の審判を受ける」と述べていた。
金子氏は兵庫県西宮市生まれで東京大卒。航空会社勤務などを経て、平成23年、解党したみんなの党公認で初当選した。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122649.html
「アイヌ民族いない」発言、金子快之氏が落選 札幌市議選
04/13 03:31、04/13 15:22 更新
札幌市議選東区(定数9)で、無所属現職の金子快之(やすゆき)氏(44)が落選した。
金子氏は昨年8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込み、市議会が議員辞職勧告を決議。金子氏は辞職せず、今回の同市議選に立候補していた。
金子氏は取材に対し「自分の政策が有権者の求めるものとは違っていた。書き込みが影響したとは考えていない」と述べた。
東区定数9開票終了投票率55.92%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 五十嵐徳美 57 自民 現 15,368
当選 小口智久 48 公明 新 14,020
当選 鈴木健雄 64 自民 現 13,797
当選 藤原広昭 63 民主 現 13,017
当選 太田秀子 57 共産 新 12,572
当選 山田一仁 65 自民 現 11,561
当選 篠田江里子 65 民主 現 10,353
当選 成田祐樹 37 民主 新 7,901
当選 平岡大介 26 共産 新 6,679
金子快之 44 無所属 現 5,315
堀江政行 49 無所属 新 3,317
892
:
チバQ
:2015/04/14(火) 21:53:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk01010245000c.html
’15統一地方選:道議選、札幌市議選 民主の議席大幅減 自、共は伸ばす /北海道
毎日新聞 2015年04月14日 地方版
無投票28議席を含む101議席を争った道議選では、自民と共産が議席を伸ばす一方、民主は副議長の木村峰行氏(旭川市)や道連選対委員長の日下太朗氏(オホーツク西地域)らベテランが相次いで落選し、議席を大きく減らした。札幌市議選(定数68)でも同様の傾向がみられ、来年夏の参院選に向けて党勢立て直しが急務だ。【山下智恵、袴田貴行、野原寛史】
■受け皿なれず
「知事選で佐藤のりゆき氏が善戦したのは、高橋道政に対する不信感の表れ。道議会で追及の論陣を張る好機なのに、核となる重鎮議員が落選してしまった」。民主の支持団体幹部はため息をつく。
民主会派は36議席を有していたが、区割の変更や定数見直しがあった選挙区で会派幹部が相次いで落選。当選は公認24人と民主系の無所属5人の計29人と大幅減になった。
道連は昨年12月の衆院選で国会議員を2人から5人に増やしたのを足がかりに、統一地方選を「党勢回復の正念場にしたい」と意気込み推薦候補も含め道議会第1党を目標としていた。道連の勝部賢志幹事長は「民主党への信頼や期待は相変わらず低いと実感した。自民党批判の受け皿にはなれていない」と声を落とした。
■単独過半数も
公認候補54人を擁立した自民は、目標としていた単独過半数(51議席)には届かなかったものの、定数が1増となった千歳市で2議席を独占するなど会派の議席を4増の49に延ばした。今年1月に民主を離党して無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)の会派入りが決まり、他にも保守系無所属の当選者に会派入りを呼びかける方針で実現すれば32年ぶりの単独過半数となる。道連の柿木克弘幹事長は「アベノミクスにより道内でも景気回復の芽が出始めており、この勢いで地方創生にまい進していきたい」と話している。
1議席だった共産は8年ぶりに4議席を獲得した。昨年12月の衆院選で14年ぶりに比例道ブロックの議席を確保したのに続く快挙で、党道委員会の佐川敏幸書記長代行は「高橋道政に対峙(たいじ)し、有権者の期待に応えていきたい」と意欲を見せる。
選挙前に7議席だった公明は8人を擁立し、全員当選した。
■共産躍進
札幌市議選では、自民が3増の24議席を確保し第1党を守った。推薦した無所属を含め勢力は25人。続く民主は2減の20議席で、推薦した無所属と合わせ21人の勢力となる。
定数10に14人が立候補した北区では、自民の公認と推薦した4人が全員当選する一方で民主は3議席から1減。維新は初の議席を獲得した。共産は道議会と同様に3増の8議席と大幅に党勢拡大。公明は全10選挙区で立候補した10人全員が当選を果たした。市民ネットワーク北海道は2減の1議席だった。
893
:
チバQ
:2015/04/14(火) 23:22:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0123059.html
道議会、自民会派が過半数も視野に 無所属の動向を注視
04/14 07:00、04/14 07:55 更新
12日投開票された道議選で自民党が単独過半数に迫る勝利を収め、道議会は与党主導の議会運営が一層強まりそうだ。定数101(過半数51)のうち自民党は会派の議席数を改選前の45から49議席とし、会派入りの意向を示している無所属1人を含めると50議席となる。同じ与党会派の公明党8議席と合わせて58議席と過半数を維持。民主党会派は改選前36議席から同党系の無所属5人を含めても計29議席に減る一方、共産党は議席が1から4に躍進と、野党の勢力図も変化した。
自民党は今回の道議選で単独過半数という目標には届かなかったものの、無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)が自民党会派入りの意向を固めていることから、50議席を確保する見通し。さらに単独過半数を視野に、今回当選した保守系の無所属議員の動向も注視していく考えだ。
与党による過半数を確保し、さらに自民党単独の過半数となれば、同党主導の議会運営がより強まるとみられる。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題など、重要案件について与党ペースで議論が進む可能性がある。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122653.html
副議長や選対委員長も… 民主有力道議、相次ぎ落選
04/13 15:25、04/13 15:35 更新
道議選では、第2会派の民主党・道民連合の所属で道議会副議長や党、会派の役員を務める現職が、定数や区割りの見直しが行われた選挙区などで相次いで落選した。
定数6をめぐって7人が争った旭川市では、5選を懸けて出馬した副議長の木村峰行氏(65)が落選。
定数が2から1に減った釧路管内では、会派の議員会長で同じく5選を目指した岡田篤氏(64)が自民党現職との一騎打ちに敗れた。
新設されたオホーツク西部(定数2)では、党北海道の選対委員長を務める日下太朗氏(68)が、自民党新人、新党大地など推薦の無所属新人との三つどもえの戦いに敗北し、5選を果たせなかった。
檜山管内(定数1)でも、4選を目指した会派幹事長の福原賢孝氏(67)が自民党新人に議席を明け渡した。
木村氏は落選を受け「不徳の致すところで、誠に申し訳ありません」と支持者に陳謝した。
岡田氏は「自分を含め幹部が当選できず、党の信頼回復は道半ばと感じる」と述べた。
894
:
チバQ
:2015/04/14(火) 23:25:19
>>768
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122798.html
小畑氏、4位で返り咲く 道議選釧路市 昨年、機内トラブルで辞職
04/13 14:30
【釧路】昨年7月の航空機内トラブルで道議を辞職し、道議選釧路市(定数4)に立候補した自民党元職の小畑保則氏(66)は、4位ながら当選を果たして返り咲いた。
小畑氏は選挙戦で「原点回帰」を掲げて、釧路の振興に尽くす考えを強調。当選を受け、北海道新聞の取材に対し「(道議を続けることに)有権者の理解を得られたと思う」との認識を示した。
選挙事務所では約100人の支援者を前に「初心に帰って今まで以上に釧路のために働くことを誓う」と4期目への決意を示した。
◇釧路市(定数4−5)
当 17816 笠井龍司 49 自現
当 16681 田中英樹 46 公新
当 16197 橋本豊行 61 民現
当 15715 小畑保則 66 自元
12519 石川明美 63 共新
=選管最終発表
895
:
チバQ
:2015/04/16(木) 22:29:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk01010073000c.html
あすを選ぶ:検証 ’15知事選・札幌市長選/上 和解と瓦解 /北海道
毎日新聞 2015年04月15日 地方版
◇高橋氏「支援」へ先手 「共闘」佐藤氏、党利に翻弄
「道庁サイドにも落ち度があった。当時の不手際をおわびしたい」。知事選告示を2日後に控えた3月24日、札幌市のホテルで高橋はるみ知事(61)が切り出した。長年、反目が続いていた乙部町長(道町村会長)の寺島光一郎氏(70)との「和解」が実現した瞬間だった。
海藻類が枯死する「磯焼け」対策として、乙部町が行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄に対し、道が2008年、誤って「違法」と判断したことで両者の対立が始まった。
その後も、道町村会は、高橋知事が進めた支庁制度改革に批判的な態度を取るなど溝が深まった。両者の仲介に奔走した自民道連の柿木克弘幹事長(47)は「町村部が苦しむ人口減少問題への対応を公約に掲げながら、町村会長と話もできない状況を解消したかった」と語るが、実力者の寺島氏が知事選対抗馬の佐藤のりゆき氏(65)への支援に動く事態を防ぐために先手を打ったのが実情だ。
知事選では、自民道連と公明道本部の推薦を受けて4選を目指した高橋氏と、民主、維新、共産、社民などの道組織から支持・支援を得て事実上の野党統一候補となった佐藤氏が激突。野党勢力の結集に対して自民はかつてない危機感を強めたが、結果は高橋氏が35万票差で逃げ切った。
◇ ◇
「佐藤のりゆき候補と一緒に訴えます!」
佐藤氏と共産の小池晃副委員長(54)が並んだ写真とともに、そう書かれたビラが配られたのは、4月3日。4日に佐藤氏の応援のため道内入りした小池氏の街頭演説を周知しようと、共産などで構成する「明るい革新道政をつくる会」が作製したが、これを見た民主の関係者は慌てた。
4日の小池氏の演説では、佐藤氏の選対に入る民主関係者が会場に乗り込み、小池氏と佐藤氏が並んで演説するよう求める共産の申し出を拒否。結局、小池氏が応援演説している間、佐藤氏はその場を離れ、近くの商店街で握手して回った。
選挙期間中、民主道連の幹部は「共産は佐藤氏の選挙運動を利用して党勢拡大を図っている。応援を拒む必要はないが、共産色が強まると無党派層が逃げる」と歯がゆい思いを明かした。佐藤陣営は「道民党」を掲げているだけに、党利党略に翻弄(ほんろう)されないよう対応に苦慮した。
30日には、情勢視察のため札幌入りした民主の玄葉光一郎選対委員長(50)が「民主支持層が固まっていない。民主色を出したほうがいい」と佐藤陣営の選対幹部に忠告したが、結局、民主幹部が応援に入ることはなかった。
一方、民主道連に佐藤氏を支援するよう働きかけた新党大地の鈴木宗男代表(67)は、その後、佐藤氏が共産に接近し過ぎだとして不快感を示し、選挙期間中はほとんど動かなかったという。
「自公と野党の力関係で言えば勝てない選挙だったが、支援のお願いはしっかりできた」。知事選の大勢が判明した12日夜、佐藤氏の事務所で開票状況を見守っていた共産道委員会の宮内聡常任委員(52)はそう総括した。知事選では及ばなかったものの、同時に行われた道議選で1から4議席に、札幌市議選で3増の8議席にと、共産は躍進した。
一方、民主は道議選で前回の当選者数34人から24人に、札幌市議選で同22人から20人へと減らした。民主関係者は「野党共闘といっても、連携があったとはとても言えない。党と党の思惑がぶつかり合い、結局、我を通した党が一番利益を得た」と恨み節を漏らした。
× × ×
統一地方選前半戦の天王山だった12日投開票の知事選で、高橋知事が道政史上初の4選を果たし、札幌市長選では秋元克広氏(59)が初当選した。いずれも与野党対決となり、全国的な注目を浴びた両選挙の戦いの舞台裏を振り返り、検証する。
896
:
チバQ
:2015/04/16(木) 22:29:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk01010221000c.html
あすを選ぶ:検証 ’15知事選・札幌市長選/下 現市長VS前市長 /北海道
毎日新聞 2015年04月16日 地方版
◇秋元氏「上田氏後継」鮮明に 本間氏、終盤で桂氏街頭へ
「道産子同士頑張っていきましょう」「やっぱり北海道と札幌市の連携が必要なんですよ」−−。
札幌市長選終盤の4月10日、札幌市北区の商業施設前で、市長候補の秋元克広氏(59)と知事候補の佐藤のりゆき氏(65)が互いの選挙カーの上から声を掛け合った。秋元氏は民主推薦、佐藤氏は民主道連から支持を受けていたが、選挙戦で並んで街頭演説に立つのはこのときが初めてだった。
秋元氏は、自民系とされる経済界の一部からも支援を受けた。秋元氏を支援した経済人らは、民主が前面に出ないことを条件に加わり、その多くは知事選では高橋はるみ氏(61)を応援した。そのため秋元氏と佐藤氏は選挙戦中盤まで表立った「連動」はできなかった。
10日の佐藤氏との街頭演説について、秋元陣営は「偶然一緒になった」と説明。だが、主導した民主系の選対幹部は「経済界有志への配慮でできなかったが、選挙戦も終盤にさしかかり、今さら(佐藤氏との)連動を見て本間奈々氏側に流れることもないだろうと踏み切った。佐藤氏の知名度を借りて無党派層からの支持を集めるのが狙いだった」と明かす。
経済人の一人は「共産も支援する佐藤氏とは一緒にできないと民主側に伝えていたのに、度が過ぎていないか」と不快感を示したが、波風は立たなかった。結局、秋元氏は経済界や後継指名を受けた上田文雄市長(66)の支持層などから幅広い支持を得て、対抗馬の本間奈々氏(45)と13万票差以上の45万票を獲得して初当選を果たした。
だが、民主関係者の中にも「『市民党』が微妙なバランスで成り立っていることを示す場面だった。今後、秋元市政を共に支えていく中で悪影響が出ないか心配だ」と懸念する声がある。
◇ ◇
「35年間市役所で仕事をしてきた秋元君よりも、多彩な経験をし自らも子育て中の本間奈々に市長の仕事をやってもらいたい」。選挙戦終盤の9日、清田区の商業施設前でマイクを握った桂信雄・前札幌市長(84)はそう訴えた。2003年までの3期12年間、市長を務めた桂氏は、本間陣営からの強い要請を受けて街頭に立った。
本間陣営には焦りがあった。経済界が秋元氏を支援するグループと二分されたうえ、公明が自主投票を決めたからだ。高橋氏の陣営に対しては連携を再三要請したが、劣勢が伝えられる本間氏には素っ気なく、2人がそろって街頭に立ったのは市長選告示以降、3回のみ。そんな中、わらをもすがる思いで白羽の矢を立てたのが桂氏だった。
そのころ、秋元陣営は上田市長の後継候補であることを前面に出し始めていた。桂氏がマイクを握った前日の8日、秋元氏の選挙ポスターには「上田市長推薦」との赤いシールが貼られ始めた。それまで秋元氏は「3人の市長(上田氏、桂氏、板垣武四氏)の後継」を強調。保守票も幅広く取り込もうと、革新色の強い上田氏のカラーを抑えるのが狙いだった。だが、告示直後の情勢調査で本間氏との接戦が伝えられると、上田市長の名を借りた方がより支持が広がるとそろばんをはじいた。
本間陣営の自民関係者は「秋元氏が『上田市長後継』に傾いたことを懸念する経済人もいたはず。本間陣営が桂氏を前面に出すことで、秋元陣営の『3代の市長を引き継ぐ』とのイメージを突き崩せないかと考えた」と意図を明かす。だが、秋元氏に流れた経済界や保守層の票を取り戻すことはできなかった。
秋元氏が競り勝った札幌市長選。だが、自民のベテラン札幌市議は「我々(自民)と同じ立ち位置の経済人が応援した新市長なので、上田市長の後継とはいえ、今後の市政運営の中では、こちらの側につく可能性も十分にある」と読む。一方、民主関係者は「まさに『呉越同舟』で挑み勝利した選挙。上田市政を継承して市政与党になるためには、これからが正念場になる」と気を引き締める。
× × ×
この連載は袴田貴行、山下智恵、久野華代、三股智子が担当しました。
897
:
チバQ
:2015/04/17(金) 23:50:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk01010204000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 夕張市長・市議選、19日告示 史上初、ダブル無投票公算大 /北海道
毎日新聞 2015年04月17日 地方版
◇対立回避か政治不信か
全国唯一の財政再生団体、夕張市で高齢化と人口流出で疲弊になかなか歯止めがかからない。そんな中、今後4年間のかじ取り役を選ぶ市長選と市議選が19日告示されるが、史上初のダブル無投票となる可能性が高い。再生へ長い道のりが始まったばかりの市内には、対立回避による再生の加速への期待や政治不信などさまざまな思いが漂う。【野原寛史】
■進む市街地集約
ピークの1960年には約11万7000人だった人口は約9300人まで減少。各地域に分散した3643戸の公営住宅を抱え、老朽化し空き室も多い。
市は人口が半減するとされる20年後を見据え、コンパクトシティー計画を本格化させた。2013年度からの10年間に5地区で公営住宅を集約し、移住を進める。次の10年で人口の4割が集まる清水沢地区を核に、鉄道と主要道で南北に結ばれる紅葉山地区から本庁・若菜地区を軸とした街への再構築を目指す。沼ノ沢地区では老朽化した公営住宅12棟を6棟に集約。今後10年で1億円の経費削減効果も見込む。既に補償を受け市内全体で207世帯が移住し、将来的には市役所など主要施設を清水沢地区に移すことを検討する。
清水沢地区に12年に新設された市営「萌(めばえ)団地」へ昨年夏に夫婦で移った海沼栄一さん(81)は「こんなに暖かく、楽な冬を過ごせたのは初めて。除雪の手間も少なく、バリアフリーで生活がしやすい。生活に必要な施設も近くにそろっている」と喜ぶ。
■診療所移転課題
しかし、借金を返済しながらの街の再構築に向け、市が解決する課題は山積している。最大の課題は本庁・若菜地区にある市立診療所の移転だ。清水沢地区に移転する計画だが、診療所の指定管理者や地元の医師会の反対を受け、時期など方針が二転三転。市議会は紛糾した末に最大10年後までの先送りを決めた。鈴木直道市長も「自分の判断が甘かったことを認めざるを得ない」としており、16年度末に迎える診療所の指定管理者の契約更新時に、市の方針と折り合える法人と契約できるかが山場となる。
■農協幹部は歓迎
「今回は無投票でいい」。前回市長選で元衆院議員の飯島夕雁氏を支援した市農協幹部は、無投票再選の流れを歓迎する。三つどもえとなった市長選の後、対立が残り、市民間のしこりだけでなく市政を停滞させる要因になったからだ。
市の主要産業である農業の関係者が、鈴木市長を支持する要因には、農政で一定の成果を残したことがある。農協と約束した夕張メロンの販路拡大は、市長が営業マンを務め海外輸出が実現しただけに「販路拡大は過去の市長はできなかった。東京都や国とのパイプ強化も鈴木市長だからこそ」と評価する。そのうえで、「役所や地域と市長をつなぐ副市長のような補佐役を置き、意思疎通をより密にしてほしい」と2期目へ注文をつける。
ただ、皮肉なことに市長選回避の公算が大きくなったことで、市議選への関心まで盛り上がりに欠け、一時は定員(9人)割れすら危ぶまれた。鈴木市長の計らいで、14日の市長の総決起集会には立候補予定者7人が登壇。合同演説会の様相を呈したが、訪れた女性(80)は「市議に何かできるわけでもないし、あまり興味がない」と冷ややかだ。
898
:
チバQ
:2015/04/18(土) 00:02:05
>>891
http://yukan-news.ameba.jp/20150417-115/
「アイヌ発言市議」 落選でネットと現実世論の差実感
2015年04月17日 16時38分
提供:アメーバニュース/政治・社会
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統一地方選の前半戦が12日に投開票されたが、札幌市議選で、無所属現職だった金子快之氏(44)が落選した。定数9に11人が立候補し、同氏は10番目の得票数を獲得した。同氏は「アイヌであることを声高に主張する連中は利権屋であり、アイヌ民族なんて、いまはもういない」とツイートして物議を醸したことがあり、その後真意を以下のように説明していた。
〈我が国では戸籍や住民票へ「アイヌ」との表記はありません。「アイヌ」を法的に証明する根拠が現行法にないのです(中略)しかしいま、ことさら「アイヌ」を声高に主張する一部の方には別の目的があるものと思われるものがあります。それは「アイヌ」を名乗ることで、行政からの便益(メリット)を獲得するということです〉
つまり、「アイヌ特権」的なものがあると考えている、ということだ。その後、同氏は自民党から除名処分を受けた。
こうして無所属で出馬した今回の選挙だが選挙後に「それにしてもネットの世論とリアルの世論は違うと改めて感じました。皆さん投票には行かれたのでしょうか」と感想を述べている。
これがネットの「勘違い誘発装置」たるもので、自分にとって都合の良い意見が入ってくるとあたかも自分が全方位から支持されていると思ってしまう。さらには、自ら検索で選ぶネタや、フォローしている人が紹介するネタも自分にとって心地良いものばかり。
これが必ずしも実態を伴っていないということを金子氏は今回の選挙を通じて気付いたようだ。また、金子氏の普段の発言は、金子氏の選挙区外からの支持が多いため、票に結び付きようもなかったのである。
899
:
チバQ
:2015/04/18(土) 00:12:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0124267.html
夕張市長選 過去にしこり、厭戦感 28年ぶり無投票濃厚
04/17 07:00、04/17 08:42 更新
【夕張】全国唯一の財政再生団体である夕張市の市長選は、再選を目指す現職の鈴木直道氏(34)の他に出馬の動きはなく、28年ぶりの無投票が濃厚となっている。背景には鈴木氏の高い知名度と、過去2回激しい選挙戦が続いたことへの厭戦(えんせん)ムードもある。
鈴木氏は前回市長選に東京都職員を辞めて出馬し、初当選。その経歴に加え、30歳で当時の全国最年少市長として注目された。就任後も、まちの再生に奔走する首長としてメディアに頻繁に取り上げられている。
再選へ向けて鈴木氏は支持母体の連合夕張に加え、4年前の前回市長選で対立候補を推した夕張市農協、自主投票だった夕張商工会議所のそれぞれの政治団体からも推薦や支持を得て態勢を固めた。
保守系市議は鈴木氏について「課題はあるが目立った失策はなく、夕張の現状を全国に発信している姿勢は評価できる」と話す。財政破綻直後の前々回の市長選は候補7人が乱立。新人4人が出馬し、有力3候補による事実上の三つどもえになった前回市長選のしこりも残る。無投票には「選択の機会を奪う」との否定的な声がある一方、ある経済団体の役員は「国や道に対し、夕張は地域再生に向けて一枚岩だとアピールできる」と肯定的な見方を示した。
900
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とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:16:59
北区…民主共倒れ
東区・厚別区…労組系無所属新人落選
稚内・美唄・名寄・根室・恵庭・宗谷・オホーツク東…定数1自民党無投票当選
千歳…自民2議席独占
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh01.html
中央区 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 43,610(43.9%) 千葉 英守 65 自民 現 4 党道政調副会長
当選 28,000(28.2%) 藤川 雅司 58 民主(社・大) 新 1 (元)札幌市議
当選 22,729(22.9%) 小林 郁子 67 無所属(民・大) 現 3 社福法人理事
5,036(5.1%) 越智 美智子 45 無所属 新 健康食品販売業
北区 定数4 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,158(18.6%) 吉川 隆雅 38 自民 現 2 党道副幹事長
当選 21,401(16.5%) 道見 泰憲 48 自民 新 1 党支部長
当選 20,517(15.8%) 中野渡 志穂 49 公明 新 1 党道副総支部長
当選 15,129(11.7%) 佐野 弘美 39 共産 新 1 党地区常任委員
□ 14,949(11.5%) 佐藤 典子 59 ネット 新 ネット共同代表
□ 14,560(11.2%) 山根 理広 39 民主(社・大) 新 党支部副代表
□ 11,143(8.6%) 向井 昭彦 50 民主(社・大) 現 党支部代表
7,781(6.0%) 梶浦 宣明 53 無所属(維) 新 衆院議員秘書
東区 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 34,407(29.9%) 大崎 誠子 58 自民 現 4 党道女性部長
当選 27,846(24.2%) 星野 高志 63 民主(社・大) 現 6 党支部代表
当選 20,306(17.6%) 宮川 潤 54 共産 新 1 (元)札幌市議
当選 19,495(16.9%) 阿知良 寛美 59 公明 新 1 (元)札幌市議
□ 13,105(11.4%) 谷口 誠 53 無所属 新 北電労組副委長
白石区 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 29,040(31.9%) 伊藤 条一 59 自民 現 7 党道副会長
当選 27,318(30.0%) 広田 まゆみ 51 民主(社・大) 現 3 党支部代表
当選 20,550(22.6%) 森 成之 61 公明 現 5 党道幹事長
□ 14,197(15.6%) 森 英士 37 共産 新 党道委員
厚別区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,708(38.6%) 花崎 勝 61 自民 現 2 党道副幹事長
当選 24,312(38.0%) 菅原 和忠 56 民主(社・大) 新 1 党総支部役員
□ 10,634(16.6%) 橋本 美香 44 共産 新 党地区相談室長
4,397(6.9%) 渡辺 奈津美 34 無所属 新 労組執行委員
豊平区 定数3 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 30,048(31.2%) 吉田 祐樹 42 自民 現 2 学校法人役員
当選 29,109(30.2%) 松山 丈史 41 民主(大) 現 2 党支部代表
当選 20,349(21.1%) 大越 農子 45 自民 新 1 (元)参院議員秘書
□ 13,218(13.7%) 山崎 恵 36 無所属(民・社) 新 民主党支部役員
3,702(3.8%) 金子 利喜男 72 無所属 新 NGO会長
901
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とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:17:13
清田区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 岩本 剛人 50 自民 現 5 党道副会長
当選 梶谷 大志 43 民主(大) 現 3 党総支部役員
南区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 33,369(45.5%) 丸岩 浩二 45 自民 新 1 党札連青年局長
当選 22,978(31.3%) 畠山 みのり 49 民主(社) 新 1 労組執行委員
□ 16,956(23.1%) 大竹 智和 37 維新 新 (元)民放社員
西区 定数3 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 29,521(29.1%) 道下 大樹 39 民主(社・大) 現 3 党総支部幹事長
当選 27,091(26.7%) 和田 敬友 64 自民 現 8 党道会長代行
当選 21,589(21.2%) 加藤 貴弘 32 自民 新 1 (元)パン販売業
□ 15,084(14.8%) 小倉 菜穂子 57 ネット 新 (元)札幌市議
8,315(8.2%) 伊藤 栄一 67 維新 新 コーヒー販売業
手稲区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 須田 靖子 63 民主(大) 現 4 党道民生活局長
当選 角谷 隆司 68 自民 現 4 党道組織委員長
函館市 定数5 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 22,741(18.6%) 川尻 秀之 69 自民 現 7 党道副会長
当選 18,652(15.3%) 志賀谷 隆 61 公明 現 2 党道副幹事長
当選 17,873(14.7%) 高橋 亨 61 民主 現 4 党道政調委員長
当選 17,424(14.3%) 平出 陽子 66 民主(社) 現 7 党総支部副代表
当選 15,774(12.9%) 佐々木 俊雄 64 自民 現 3 党支部幹事長
□ 15,044(12.3%) 見付 宗弥 45 民主(大) 新 (元)函館市議
□ 14,451(11.8%) 本間 勝美 46 共産 新 (元)函館市議
小樽市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,772(26.3%) 八田 盛茂 58 自民 現 3 党道組織副委長
当選 14,990(25.0%) 菊地 葉子 63 共産 新 1 (元)小樽市議
当選 14,779(24.6%) 川澄 宗之介 41 民主(社・大) 新 1 党支部副代表
□ 14,524(24.2%) 佐藤 禎洋 55 自民 現 党道広報副委長
旭川市 定数6 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 32,300(21.5%) 東 国幹 47 自民 元 4 (元)党道青年局長
当選 23,363(15.6%) 安住 太伸 45 無所属 新 1 (元)旭川市議
当選 20,364(13.6%) 三井 あき子 53 民主(大) 現 5 党総支部副代表
当選 19,307(12.9%) 真下 紀子 58 共産 現 4 党道委員
当選 18,844(12.6%) 加藤 礼一 61 自民 現 6 党支部幹事長
当選 18,135(12.1%) 吉井 透 55 公明 現 2 党道幹事
□ 17,742(11.8%) 木村 峰行 65 民主(社) 現 党総支部役員
室蘭市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,518(42.7%) 滝口 信喜 68 民主(社・大) 現 6 党総支部役員
当選 12,547(28.9%) 千葉 英也 46 自民 新 1 電気設備会社長
□ 12,284(28.3%) 川畑 悟 43 無所属 現 (元)玩具会社員
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とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:17:48
釧路市 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,816(22.6%) 笠井 龍司 49 自民 現 2 党道副幹事長
当選 16,681(21.1%) 田中 英樹 46 公明 新 1 党道青年局次長
当選 16,197(20.5%) 橋本 豊行 61 民主(社・大) 現 3 党道常任幹事
当選 15,715(19.9%) 小畑 保則 66 自民 元 4 (元)党道副幹事長
□ 12,519(15.9%) 石川 明美 63 共産 新 (元)釧路市議
帯広市 定数3 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,279(22.5%) 三津 丈夫 69 民主(社) 元 6 党総支部代表
当選 14,033(18.2%) 清水 拓也 40 自民 新 1 (元)帯広市議
当選 12,063(15.7%) 山崎 泉 41 無所属(民・維・大) 現 2 (元)帯広市議
□ 9,729(12.6%) 上野 庸介 41 無所属 新 (元)衆院議員秘書
□ 9,350(12.1%) 伊賀 淳貴 53 自民 新 (元)茶道具販売業
□ 8,245(10.7%) 佐々木 とし子 60 共産 新 党地区常任委員
6,262(8.1%) 編田 照茂 60 無所属 新 (元)帯広市議
北見市 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 20,631(34.8%) 船橋 賢二 51 無所属 新 1 建設会社会長
当選 14,392(24.3%) 塚本 敏一 64 自民 新 1 (元)北見市副市長
□ 12,335(20.8%) 鳥越 良孝 58 無所属(民・維・大) 現 (元)北見市議
□ 11,953(20.2%) 長南 幸子 57 民主(社) 新 (元)北見市議
岩見沢市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中川 浩利 46 民主(大) 新 1 連合空知副会長
当選 村木 中 47 自民 現 2 党道副幹事長
網走市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,021(57.0%) 佐藤 伸弥 42 無所属(民・維・社・大) 現 3 (元)網走市議
□ 8,325(43.0%) 小沢 陽平 37 自民 新 (元)網走市議
苫小牧市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,262(32.5%) 遠藤 連 61 自民 現 5 党道選対委員長
当選 21,009(28.2%) 沖田 清志 51 民主(大) 現 2 党道常任幹事
当選 16,492(22.1%) 安藤 邦夫 62 公明 現 2 党道幹事
□ 12,796(17.2%) 松橋 千春 33 共産 新 党地区委職員
稚内市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 吉田 正人 54 自民 現 4 党道幹事長代理
美唄市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 柿木 克弘 47 自民 現 5 党道幹事長
江別市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 布川 義治 65 自民 現 5 (元)党道選対委長
当選 勝部 賢志 55 民主(大) 元 4 党道幹事長
903
:
とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:18:18
名寄市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中野 秀敏 58 自民 現 2 党道副幹事長
根室市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 松浦 宗信 60 自民 現 3 党道常任総務
千歳市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,416(39.8%) 太田 憲之 34 自民 新 1 (元)千歳市議
当選 14,232(34.5%) 梅尾 要一 59 自民 現 2 党道常任総務
□ 10,639(25.8%) 小林 俊晴 64 無所属(民・大) 新 (元)千歳市議
滝川市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,057(80.1%) 大河 昭彦 68 無所属 現 4 社福法人理事
3,981(19.9%) 渡辺 精郎 75 無所属(社) 新 (元)滝川市議
登別市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 赤根 広介 34 無所属 現 2 (元)衆院議員秘書
恵庭市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 田中 芳憲 58 自民 現 3 党道政調副会長
伊達市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中山 智康 40 無所属 現 3 (元)衆院議員秘書
北広島市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,528(53.5%) 小岩 均 55 無所属(民・大) 新 1 (元)北広島市議
□ 13,494(46.5%) 野原 薫 67 自民 現 党道選対副委長
北斗市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,476(56.0%) 長尾 信秀 69 無所属 現 4 (元)大野町会議長
□ 9,019(44.0%) 高村 智 48 無所属 新 (元)北斗市議
空知地域 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,888(26.4%) 稲村 久男 59 民主 現 3 党総支部幹事長
当選 22,063(24.4%) 釣部 勲 69 自民 現 7 党道常任顧問
当選 18,011(19.9%) 荒当 聖吾 48 公明 現 2 党道青年局次長
当選 15,750(17.4%) 白川 祥二 64 無所属 新 1 (元)由仁町議
□ 10,786(11.9%) 木村 賢治 64 共産 新 党道委員
石狩地域 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,397(47.1%) 内海 英徳 72 自民 現 4 党道総務副会長
当選 11,539(31.3%) 池端 英昭 55 無所属(民) 新 1 (元)石狩市議
□ 7,980(21.6%) 上村 賢 47 無所属(大) 新 (元)石狩市議
後志地域 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 村田 憲俊 65 自民 現 4 党道役員
当選 市橋 修治 65 民主(大) 現 3 党総支部幹事長
胆振地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 神戸 典臣 75 自民 現 8 党道常任顧問
904
:
とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:18:54
>>900-904
日高地域 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 藤沢 澄雄 58 自民 現 4 党道役員
当選 金岩 武吉 70 無所属 現 4 (元)衆院議員秘書
渡島地域 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 冨原 亮 42 自民 現 3 党支部長
当選 笹田 浩 54 民主(大) 現 2 党総支部副代表
檜山地域 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,367(54.1%) 内田 尊之 54 自民 新 1 (元)せたな町議
□ 11,330(45.9%) 福原 賢孝 67 民主(大) 現 (元)上ノ国町長
上川地域 定数3 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 竹内 英順 55 自民 現 6 党道総務会長
当選 北口 雄幸 58 民主(大) 現 3 党道副幹事長
当選 本間 勲 70 自民 現 6 党道副会長
留萌地域 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,522(54.6%) 浅野 貴博 37 無所属(大) 新 1 (元)衆院議員
□ 13,743(45.4%) 石塚 正寛 63 自民 現 党支部長
宗谷地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 三好 雅 40 自民 現 2 党道広報副委長
オホーツク東地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高橋 文明 62 自民 現 8 党道常任顧問
オホーツク西地域 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,512(41.1%) 久保秋 雄太 37 自民 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 14,149(35.2%) 新沼 透 61 無所属(維・大) 新 1 新聞社会長
□ 9,507(23.7%) 日下 太朗 68 民主(社) 現 党道選対委員長
十勝地域 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,540(25.9%) 喜多 龍一 63 自民 現 6 党道副会長
当選 23,095(24.3%) 大谷 亨 67 自民 現 5 党道政調会長
当選 20,915(22.0%) 池本 柳次 68 民主(社・大) 現 5 党総支部役員
当選 16,879(17.8%) 佐々木 恵美子 65 無所属(民) 現 5 社福法人理事長
□ 9,431(9.9%) 山川 秀正 62 共産 新 (元)音更町議
釧路地域 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,923(60.8%) 小松 茂 57 自民 現 4 党道選対副委長
□ 12,869(39.2%) 岡田 篤 64 民主(社・大) 現 党総支部役員
根室地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中司 哲雄 67 自民 現 4 党道総務副会長
905
:
とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:19:56
>>900
訂正
稚内・美唄・名寄・根室市・恵庭・宗谷・オホーツク東・胆振・根室地域…定数1自民党無投票当選
906
:
とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:20:59
>>900
タイトル忘れ(;´Д`)
北海道議選
907
:
とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:42:46
札幌市議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yi01.html
札幌市中央区 定数7 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,288(15.2%) 中川 賢一 48 自民 新 1 党支部長
当選 11,700(11.6%) 村上 裕子 59 民主(社・大) 現 2 党支部幹事長
当選 11,425(11.3%) 本郷 俊史 61 公明 現 6 党道副幹事長
当選 10,668(10.6%) 細川 正人 59 自民 現 4 党札連幹事長
当選 9,992(9.9%) 小形 香織 50 共産 現 3 区原水協役員
当選 9,880(9.8%) 長内 直也 50 自民 現 5 (元)党札連役員
当選 9,635(9.6%) 長谷川 衛 66 民主(社) 現 3 党道副幹事長
□ 6,768(6.7%) 鎌田 公浩 52 無所属(維) 新 (元)道議
□ 5,530(5.5%) 立野 憲子 59 ネット 新 ネット運営委員
□ 5,117(5.1%) 中田 源 35 無所属 新 住宅改装会社員
□ 4,858(4.8%) 豊島 ゆりか 28 無所属 新 家事代行会社長
札幌市北区 定数10 - 候補14(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,781(12.2%) 国安 政典 51 公明 現 3 党道副幹事長
当選 15,228(11.8%) 高橋 克朋 49 自民 現 6 (元)党札連幹事長
当選 14,480(11.2%) 伴 良隆 36 無所属(自) 現 2 自民党札連役員
当選 10,679(8.3%) 石川 佐和子 56 ネット 現 2 (元)NPO理事
当選 10,642(8.2%) 村松 叶啓 39 自民 新 1 NPO副理事長
当選 10,400(8.0%) 林 清治 53 民主 現 2 党支部幹事長
当選 10,343(8.0%) 横山 峰子 64 自民 現 3 党札連役員
当選 8,847(6.8%) 中山 真一 42 維新 新 1 党道副代表
当選 7,986(6.2%) 伊与部 年男 77 民主 現 10 党支部副代表
当選 7,834(6.1%) 坂本 恭子 54 共産 現 5 (元)党地区委員
□ 7,383(5.7%) 長屋 いずみ 52 共産 新 党地区委員
□ 6,155(4.8%) 宝本 英明 45 民主(大) 現 (元)衆院議員秘書
2,668(2.1%) 浅野 隆雄 58 社民 新 党道副代表
808(0.6%) 金沢 敬 46 諸派 新 道民党代表
札幌市東区 定数9 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,368(13.5%) 五十嵐 徳美 57 自民 現 5 (元)党札連幹事長
当選 14,020(12.3%) 小口 智久 48 公明 新 1 党道青年局次長
当選 13,797(12.1%) 鈴木 健雄 64 自民 現 6 党札連会長代行
当選 13,017(11.4%) 藤原 広昭 63 民主(社) 現 6 (元)党道副代表
当選 12,572(11.0%) 太田 秀子 57 共産 新 1 党道委員
当選 11,561(10.2%) 山田 一仁 65 自民 現 5 (元)党札連幹事長
当選 10,353(9.1%) 篠田 江里子 65 民主(社・大) 現 3 党支部副代表
当選 7,901(6.9%) 成田 祐樹 37 民主(社・大) 新 1 (元)小樽市議
当選 6,679(5.9%) 平岡 大介 26 共産 新 1 党地区委職員
□ 5,315(4.7%) 金子 快之 44 無所属 現 (元)民放社員
□ 3,317(2.9%) 堀江 政行 49 無所属(維) 新 (元)千歳市議
札幌市白石区 定数7 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,910(16.5%) 山口 和佐 38 民主 現 3 党支部副代表
当選 13,225(14.6%) 前川 隆史 47 公明 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 12,790(14.1%) 松浦 忠 75 無所属(大) 現 8 (元)国鉄職員
当選 12,280(13.6%) 伊藤 理智子 53 共産 現 4 (元)党地区委員
当選 9,852(10.9%) 佐々木 美津子 52 自民 現 3 党札連財務委長
当選 9,848(10.9%) 阿部 英明 49 自民 現 2 党札連役員
当選 9,106(10.1%) 畑瀬 幸二 69 民主(社) 現 7 党総支部副代表
□ 8,568(9.5%) 藤田 稔人 37 自民 新 (元)人材情報社員
908
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とはずがたり
:2015/04/18(土) 07:43:11
>>907-908
札幌市厚別区 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,941(19.8%) 松原 淳二 42 民主(社・大) 新 1 党支部副代表
当選 12,940(19.8%) 小川 直人 58 無所属(民) 現 3 北電社員
当選 10,670(16.3%) 小嶋 裕美 48 自民 現 3 党支部副幹事長
当選 10,348(15.8%) 丸山 秀樹 50 公明 現 2 党総支部長
当選 9,357(14.3%) 村上 仁 52 共産 元 2 党地区副委員長
□ 9,190(14.0%) 川田 匡桐 46 自民 現 党札連広報委長
札幌市豊平区 定数7 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,072(18.4%) 三上 洋右 69 自民 現 7 党道副会長
当選 12,029(12.2%) 小竹 知子 55 自民 現 2 党札連役員
当選 11,934(12.1%) 好井 七海 52 公明 新 1 党道経産局次長
当選 9,912(10.1%) 池田 由美 54 共産 新 1 党地区常任委員
当選 9,797(10.0%) 近藤 和雄 73 自民 現 5 党支部長
当選 8,931(9.1%) 菅野 太一 41 民主(大) 新 1 党支部副代表
当選 8,042(8.2%) 峯廻 紀昌 54 民主 現 4 党支部幹事長
□ 6,671(6.8%) 石丸 武司 52 維新 新 (元)大学講師
□ 6,522(6.6%) 表山 千春 59 民主 新 党支部副代表
□ 5,254(5.3%) 奥田 恭子 51 ネット 新 ネット代表委員
1,246(1.3%) 坂元 倫孝 47 諸派 新 政治団体代表
札幌市清田区 定数5 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,071(19.6%) 宮村 素子 72 自民 現 6 党札連副会長
当選 9,666(17.1%) 北村 光一郎 61 自民 現 2 党札連役員
当選 8,651(15.3%) 竹内 孝代 44 公明 新 1 党道女性局次長
当選 7,833(13.8%) 桑原 透 57 民主(社・大) 現 4 党総支部幹事長
当選 7,302(12.9%) 恩村 一郎 62 民主(大) 現 5 党道副代表
□ 7,046(12.4%) 吉岡 弘子 63 共産 新 党地区常任委員
□ 5,055(8.9%) 佐藤 正幸 28 維新(気) 新 (元)衆院議員秘書
札幌市南区 定数6 - 候補10(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,090(17.7%) 宗形 雅俊 60 自民 現 3 党札連副幹事長
当選 11,192(15.1%) 小須田 悟士 65 自民 現 3 (元)党札連役員
当選 9,115(12.3%) 渡部 泰行 47 公明 新 1 党道青年局次長
当選 8,175(11.0%) 三宅 由美 66 民主(社) 現 4 党道女性局長
当選 7,113(9.6%) 堀川 素人 67 無所属(維) 現 6 (元)不動産管理業
当選 6,886(9.3%) 岩崎 道郎 42 民主(社) 新 1 党支部副代表
□ 6,461(8.7%) 紙谷 恭平 32 共産 新 党地区常任委員
□ 5,163(7.0%) 脇元 繁之 47 無所属(大) 新 保険代理店経営
□ 5,077(6.9%) 岩野 美穂 49 ネット 新 ネット代表委員
1,831(2.5%) 木村 彰男 60 無所属 現 行政書士
札幌市西区 定数7 - 候補10(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,932(13.7%) 村山 拓司 32 自民 新 1 (元)参院議員秘書
当選 12,845(12.6%) 涌井 国夫 62 公明 現 6 党道副代表
当選 12,490(12.3%) 中村 剛 45 民主(大) 現 2 党支部副代表
当選 11,466(11.3%) 大島 薫 64 民主 現 6 党支部幹事長
当選 11,387(11.2%) 勝木 勇人 55 自民 現 6 設計会社専務
当選 11,261(11.1%) 飯島 弘之 48 自民 現 3 党札連政調会長
当選 10,158(10.0%) 田中 啓介 42 共産 新 1 党地区常任委員
□ 9,099(9.0%) 高橋 秀典 45 無所属(自) 新 (元)衆院議員秘書
□ 7,659(7.5%) 深町 宏美 46 ネット 新 ネット代表委員
1,352(1.3%) 島津 光久 38 諸派 新 政治団体幹事長
札幌市手稲区 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,564(19.6%) 小野 正美 65 民主 現 6 党支部代表代行
当選 13,228(19.1%) 松井 隆文 39 自民 新 1 小売業
当選 11,830(17.1%) 福田 浩太郎 46 公明 現 3 党青年局次長
当選 11,188(16.1%) 福士 勝 66 民主(維・大) 現 8 党支部副代表
当選 10,733(15.5%) 武市 憲一 68 自民 現 9 党札連顧問
□ 8,803(12.7%) 佐々木 明美 54 共産 新 党地区相談室長
909
:
チバQ
:2015/04/19(日) 12:48:44
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0124985.html
北海道内、13市長選きょう告示 26市議も 統一選後半戦
04/19 07:00、04/19 08:21 更新
第18回統一地方選は19日、道内13市長選と26市議選が告示され、後半戦が始まる。市長選には現職11人と新人8人以上が立候補する見通しで、うち8市は無投票当選となる公算が大きい。後半戦は、いずれも21日告示の町村長選、町村議選と合わせ、26日に投開票される。
道内13市長選のうち、選挙戦が予想されるのは函館、小樽、室蘭、芦別、江別の5市。電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしている函館市では、再選を目指す現職に、新人が「訴訟取り下げ」を掲げて挑む。室蘭、芦別の2市も現職と新人の一騎打ちで、江別市は現職と新人2人の三つどもえの争いとなる。小樽市は現職と新人1人が出馬表明し、さらに新人1人が立候補を検討している。
無投票の可能性があるのは夕張、稚内、赤平、三笠、千歳、滝川、砂川、伊達の8市で、前回より2市多い。全国唯一の財政再生団体の夕張市は前回、新人4人による選挙戦で当時の全国最年少市長が誕生したが、今回は現職以外に立候補の動きがない。稚内市も再選を目指す現職以外に出馬の動きがなく、夕張、稚内の2市は1987年以来28年ぶりの無投票当選が見込まれる。
一方、市議選は前回、道内27市で実施され、赤平、歌志内の2市で無投票だった。地方政治の「なり手不足」が深刻な状況を迎えており、今回も無投票当選が発生する可能性がある。
統一地方選の後半戦に合わせ、千歳市議補選も19日告示、26日投開票される。
後半戦で全国では、政令市を除く89市長選と295市議選、東京都の11特別区長選、21区議選が告示される。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125013.html
北海道内13市長選・26市議選告示 統一選後半戦スタート
04/19 09:00、04/19 11:37 更新
第18回統一地方選は19日、政令指定都市を除く89市長選と295市議選、東京都の11特別区長選、21区議選が告示され、後半戦がスタートした。道内は13市長選と26市議選が告示された。市長選には現職11人と新人8人以上が立候補する見通しで、人口減少問題や経済再生などで論戦が交わされる。21日告示の道内36町村長選、100町村議選とともに26日に投票、即日開票される。
道内の市長選で選挙戦が予想されるのは函館、江別、小樽、室蘭、芦別の5市。各選管によると、19日午前11時半現在、函館市は届け出順に、元衆院議員秘書の広田知朗氏(54)と、現職・工藤寿樹氏(65)の2氏が立候補を届け出た。当初、工藤氏の無投票再選とみられていたが、告示まで1カ月を切った3月末、広田氏が道議選からくら替えして市長選に出馬する意向を示した。電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟について、広田氏は訴訟によらない「政治的解決」を訴えており、訴訟の是非が大きな争点に浮上している。
江別市は届け出順に、前市企画政策部長の鈴木誠氏(61)と、3選を目指す現職・三好昇氏(66)、岡英彦氏(42)の3氏が立候補を届け出た。前回2011年まで2回連続無投票だった市長選は12年ぶりの選挙戦となり、三つどもえの争いとなれば32年ぶりとなる。小樽市も現職と新人2人の三つどもえ、室蘭と芦別の2市は現職と新人の一騎打ちとなる見通し。
全国唯一の財政再生団体の夕張市は、現職・鈴木直道氏(34)が立候補を届け出た。新人4人が立候補した前回から一転、今回は鈴木氏以外出馬の動きがみられないため、1987年以来の無投票となる公算が大きい。千歳、稚内、赤平、三笠、滝川、砂川、伊達の7市も無投票の可能性が高い。
道内の市議選は旭川や岩見沢、釧路、帯広、函館など計26市で告示され、千歳市議補選(欠員3)も統一地方選後半戦に合わせて告示された。市長選、市議選ともに立候補の届け出締め切りは午後5時。
910
:
チバQ
:2015/04/19(日) 16:38:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk01010201000c.html
’15統一地方選:13市長26市議選、あす告示 8市長選は無投票か /北海道
毎日新聞 2015年04月18日 地方版
道内の13市長選と26市議選が19日告示され、統一地方選の後半戦がスタートする。5市長選は選挙戦となる見込みで、残る8市長選は無投票となる公算が大きい。千歳市議補選(改選数3)も同日告示される。投開票は21日に告示される町村長選と町村議選とともに26日に行われる。【小川祐希】
市長選で選挙戦が見込まれるのは函館▽小樽▽室蘭▽芦別▽江別の5市。
函館市では2期目を目指す現職の工藤寿樹氏(65)の無投票再選とみられたが、道議選への出馬の準備を進めていた元衆院議員秘書の広田知朗氏(54)が市長選への出馬を表明し、一転、選挙戦となる見込み。
国などを相手取りJパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを東京地裁に提訴した工藤氏に対し、広田氏は大間原発建設には反対しつつ、国とのコミュニケーションが取れなくなっていると指摘し、争点化を図るとみられる。
江別市は32年ぶりの三つどもえの選挙戦となりそう。3期目を狙う現職の三好昇氏(66)に市議の岡英彦氏(42)と前市企画政策部長の鈴木誠氏(61)の2新人が挑む。三好氏にとっては初の選挙戦となる。
室蘭市では前回初当選した現職の青山剛氏(37)と元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)による一騎打ち。小樽市は再選を目指す現職の中松義治氏(68)に3回連続の出馬となる元市議の森井秀明氏(42)が挑む。芦別市は2期目を狙う現職、清沢茂宏氏(52)と市議の新人、今野宏(ひろむ)氏(67)が対決する。
夕張市は4新人が立候補した前回から一転、今回は現職の鈴木直道氏(34)のみが立候補を表明しており、無投票となりそう。
三笠市は3期務めた現職が引退。前副市長の西城賢策氏(64)以外に立候補の動きがない。赤平市も前市議の新人、菊島好孝氏(65)以外に動きはなく、両市とも新人が無投票で初当選となる見込みだ。
==============
◆13市長選の立候補予定者(敬称略)
◇函館市
工藤寿樹 65 無現(1)
広田知朗 54 無新
◇小樽市
中松義治 68 無現(1)
森井秀明 42 無新
◇室蘭市
青山剛 37 無現(1)
大西武俊 46 無新
◇夕張市
鈴木直道 34 無現(1)
◇稚内市
工藤広 65 無現(1)
◇芦別市
清沢茂宏 52 無現(1)
今野宏 67 無新
◇江別市
三好昇 66 無現(2)
岡英彦 42 無新
鈴木誠 61 無新
◇赤平市
菊島好孝 65 無新
◇三笠市
西城賢策 64 無新
◇千歳市
山口幸太郎 73 無現(3)
◇滝川市
前田康吉 60 無現(1)
◇砂川市
善岡雅文 65 無現(1)
◇伊達市
菊谷秀吉 64 無現(4)
911
:
チバQ
:2015/04/19(日) 16:43:23
2011年小樽市長選
当27,982(41.5%)中松義治 64 無所属(民・自) 新 1 (元)商議所役員
落24,864(36.9%)森井秀明 38 無所属新 (元)市議
落14,569(21.6%)佐藤静雄 69 無所属新 (元)国交副大臣
http://otaru-journal.com/2015/03/0318-2.php
《市長選》佐藤票の行方が焦点! 中松・森井陣営が争奪戦 (2015/03/18)
いよいよ統一地方選の幕が、3月26日(木)に告示される北海道知事選挙から始まる。続いて、道議会議員選挙が、4月3日(金)に告示される。知事・道議選の投開票日は4月12日(日)。投票時間は、午前7:00から午後8:00まで。
知事・道議選が終わると、市民の生活に深い関わりをもつ、市長選と市議選が、4月19日(日)に告示され、4月26日(日)に投開票される。これから4月26日までは、小樽も選挙・選挙の日々を迎えることになる。
中でも、小樽市長選の行方に市民の関心が集まることになるが、これまで出馬表明したのは、現職の中松義治市長と新人で3度目の挑戦を表明した森井秀明氏の一騎打ちの構図となっている。
前回(2011年)の市長選では、中松氏・森井氏に元衆議院議員の佐藤静雄氏の3氏が名乗りを上げ、激しい戦いを繰り広げた。結果は中松 27,982、森井 24,864、佐藤 14,569の順となり、最下位に沈んだ佐藤氏は、政界引退を余儀なくされた。
今回の市長選は、残されたこの佐藤票を、自陣営に取り込めるかの戦いとなっている。まさに、佐藤票の行方が勝敗を分けるカギとなっている。森井票が中松票に3,000票差に迫った結果でも、今後、佐藤票を半分ずつ分け合ったとしても、結果は、35,000vs32,000となり、3,000票差がそのまま温存されてしまう。
佐藤票の大半は、自民党の基盤の上に成り立っていたこともあり、この保守票がどっちに多く傾くかで、勝敗の帰すうが決することになろう。共産党は、カジノ反対を表明した森井"支持"を明らかにし、独自候補を立てていない。
これは、道知事選の構図とも重なっており、知事選の結果次第が、小樽市長選にも大きな影響を及ぼすことは必至の情勢となっている。
912
:
チバQ
:2015/04/19(日) 17:02:22
■釧路地域(定数1)
>>882
減員で自・民現職激突
→自民現職当選
当選 19,923(60.8%) 小松茂 57 自民 現 4 党道選対副委長
□ 12,869(39.2%) 岡田篤 64 民主(社・大) 現 党総支部役員
■留萌地域(定数1)
>>882
業界二分、市長は苦慮
→大地の浅野が当選
当選 16,522(54.6%) 浅野貴博 37 無所属(大) 新 1 (元)衆院議員
□ 13,743(45.4%) 石塚正寛 63 自民 現 党支部長
■帯広市(定数3)
>>883
自民系の4氏が乱立 帯広市
→自・民・大が当選
当選 17,279(22.5%) 三津丈夫 69 民主(社) 元 6 党総支部代表
当選 14,033(18.2%) 清水拓也 40 自民 新 1 (元)帯広市議
当選 12,063(15.7%) 山崎泉 41 無所属(民・維・大) 現 2 (元)帯広市議
□ 9,729(12.6%) 上野庸介 41 無所属 新 (元)衆院議員秘書
□ 9,350(12.1%) 伊賀淳貴 53 自民 新 (元)茶道具販売業
□ 8,245(10.7%) 佐々木とし子 60 共産 新 党地区常任委員
6,262(8.1%) 編田照茂 60 無所属 新 (元)帯広市議
■北見市(定数2)
>>883
公認選考めぐり遺恨 北見市
→自民系2人が当選。民主・大地それぞれ落選
当選 20,631(34.8%) 船橋賢二 51 無所属 新 1 建設会社会長
当選 14,392(24.3%) 塚本敏一 64 自民 新 1 (元)北見市副市長
□ 12,335(20.8%) 鳥越良孝 58 無所属(民・維・大) 現 (元)北見市議
□ 11,953(20.2%) 長南幸子 57 民主(社) 新 (元)北見市議
913
:
チバQ
:2015/04/19(日) 17:02:34
■函館市(定数5)
>>884
定数1減、7氏が混戦 函館市
当選 22,741(18.6%) 川尻秀之 69 自民 現 7 党道副会長
当選 18,652(15.3%) 志賀谷隆 61 公明 現 2 党道副幹事長
当選 17,873(14.7%) 高橋亨 61 民主 現 4 党道政調委員長
当選 17,424(14.3%) 平出陽子 66 民主(社) 現 7 党総支部副代表
当選 15,774(12.9%) 佐々木俊雄 64 自民 現 3 党支部幹事長
□ 15,044(12.3%) 見付宗弥 45 民主(大) 新 (元)函館市議
□ 14,451(11.8%) 本間勝美 46 共産 新 (元)函館市議
■札幌市東区(定数4)
>>884
公、共が激しいバトル 札幌市東区
→民主系候補が落選
当選 34,407(29.9%) 大崎誠子 58 自民 現 4 党道女性部長
当選 27,846(24.2%) 星野高志 63 民主(社・大) 現 6 党支部代表
当選 20,306(17.6%) 宮川 潤 54 共産 新 1 (元)札幌市議
当選 19,495(16.9%) 阿知良寛美 59 公明 新 1 (元)札幌市議
□ 13,105(11.4%) 谷口誠 53 無所属 新 北電労組副委長
■民主離れ相次ぐ 1人区 現職3人、無所属出馬へ
>>844
→全員当選
登別市(定数1)
当選 赤根広介 34 無所属 現 2 (元)衆院議員秘書
伊達市(定数1)
当選 中山 智康 40 無所属 現 3 (元)衆院議員秘書
北斗市(定数1)
当選 11,476(56.0%) 長尾信秀 69 無所属 現 4 (元)大野町会議長
□ 9,019(44.0%) 高村智 48 無所属 新 (元)北斗市議
■民主・大地分裂区 1勝一敗で痛み分けって感じ
オホーツク西地域
当選 16,512(41.1%) 久保秋雄太 37 自民 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 14,149(35.2%) 新沼透 61 無所属(維・大) 新 1 新聞社会長
□ 9,507(23.7%) 日下太朗 68 民主(社) 現 党道選対委員長
石狩地域
当選 17,397(47.1%) 内海英徳 72 自民 現 4 党道総務副会長
当選 11,539(31.3%) 池端英昭 55 無所属(民) 新 1 (元)石狩市議
□ 7,980(21.6%) 上村賢 47 無所属(大) 新 (元)石狩市議
914
:
チバQ
:2015/04/19(日) 22:30:38
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】
【北海道】
▽夕張市
鈴木直道34市長 無現(2)
▽稚内市
工藤広65市長 無現(2)(自・民)
▽赤平市
菊島好孝65元市議 無新(1)
▽三笠市
西城賢策64元副市長 無新(1)
▽千歳市
山口幸太郎73市長 無現(4)
▽滝川市
前田康吉60市長 無現(2)
▽砂川市
善岡雅文65市長 無現(2)
▽伊達市
菊谷秀吉64市長 無現(5)(公)
【岩 手】
▽北上市
高橋敏彦60市長 無現(2)
【山 形】
▽上山市
横戸長兵衛68市長 無現(3)(自・公)
【茨 城】
▽日立市
小川春樹67元副市長 無新(1)(自・民・公)
【群 馬】
▽館林市
安楽岡一雄67市長 無現(3)(自・公)
【埼 玉】
▽行田市
工藤正司64市長 無現(3)(自・民・公)
【石 川】
▽野々市市
粟貴章54市長 無現(2)
【長 野】
▽諏訪市
金子ゆかり56元県議 無新(1)(自・公)
【岐 阜】
▽多治見市
古川雅典62市長 無現(3)
▽山県市
林宏優63市長 無現(2)(自・民・公)
【三 重】
▽津市
前葉泰幸53市長 無現(2)(自・民・維・公)
【大 阪】
▽富田林市
多田利喜64市長 無現(4)(自・公)
▽高石市
阪口伸六58市長 無現(5)
▽大阪狭山市
古川照人43元府議 無新(1)
【奈 良】
▽大和高田市
吉田誠克64市長 無現(4)
▽五條市
太田好紀53市長 無現(2)
【広 島】
▽三次市
増田和俊68市長 無現(2)
【福 岡】
▽直方市
壬生隆明62弁護士 無新(1)(自・民・公)
【長 崎】
▽長崎市
田上富久58市長 無現(3)
▽佐世保市
朝長則男66市長 無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)
915
:
チバQ
:2015/04/20(月) 07:51:12
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125221.html
地域の未来、議論なく 伊達選挙区トリプル無投票 市議「達成感ない」
04/20 07:00
各候補の選挙カーが集中した伊達市中心部の住宅街。選挙運動時間中、新人の佐藤匡則氏が現職市議の車に頭を下げた=19日午後3時45分ごろ(藤井泰生撮影)
【伊達】統一地方選後半戦がスタートした19日、伊達市議選は合併で設けた伊達(定数17)と大滝(同1)両選挙区のうち、旧伊達市の伊達選挙区が町制時代を含め初の無投票となった。同日告示の伊達市長選では現職の菊谷秀吉氏(64)が4回連続無投票で5選を決め、前半の道議選伊達市(同1)も現職が2回連続無投票。身近な代表を決める市議選まで競争なしに終わり、当選した議員からも「選ばれた達成感がなく、これでは政治が良くならない」と戸惑いの声が漏れた。
1日だけの選挙運動。4期目出馬の市議会議長寺島徹氏(68)は「市民の議会離れが心配。今後の4年間は重い」と第一声を上げ、選挙カーに乗った。市中心部は午前中、4千人が参加したハーフマラソン大会で交通規制が行われたため、各候補は郊外へ。午後は一転、スピーカーで連呼する車が商店街などを駆け回った。
中心部の住宅街に住む主婦海老子久美子さん(72)は「(午後の)短時間だけにぎやかでしたが、統一地方選は対抗馬なしに終わった。まちづくりへの気構えが地域にほしい」と、三つの選挙でいずれも選択の機会を与えられなかったことへの不満を語った。
財政運営に手腕を見せる菊谷氏の長期市政の中で、市議会が静かになったことも背景にありそうだ。市長選直前の定例議会の一般質問は菊谷氏1期目最後の2003年3月が10人だったのに対し、今年3月は5人に減った。元市議で市連合自治会協議会長の渡辺源之(げんゆき)さん(74)は「まちづくりの目標が同じならオール与党でも良いが、議会は市長との分かりやすい論議を通して、若者の市政参加を促してほしい」と注文する。
午後5時に立候補届け出が締め切られ、現職12人と元職2人、新人3人の当選が決まった。新人のうち2人はPTA活動の仲間の応援で立候補。元福祉施設職員の佐藤匡則(まさのり)氏(43)はPTAを通じて学校と関わる中で、障害のある子供の就職を支援したいと出馬した。「吐きそうなほど悩んで仕事を辞め、選挙に勝つため4人の仲間とともに100人以上に頼んで17人の後援会役員を確保した。選ばれて議員になりたかった」と、選挙の洗礼を受けられなかったことを残念がる。(伊達支局 平山栄嗣)
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:
チバQ
:2015/04/20(月) 18:48:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddm041010187000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 再建途上、北海道・夕張市ダブル無投票 「政策論争必要なのに」
毎日新聞 2015年04月20日 東京朝刊
老朽化した公営住宅が立ち並ぶ真谷地地区で、街頭演説に臨む鈴木直道氏=北海道夕張市で2015年4月19日午後3時28分、手塚耕一郎撮影
老朽化した公営住宅が立ち並ぶ真谷地地区で、街頭演説に臨む鈴木直道氏=北海道夕張市で2015年4月19日午後3時28分、手塚耕一郎撮影
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19日に告示された統一地方選の後半戦。各地で市区長選、市区議選が始まったが、無投票当選が相次いだ。全国で唯一の財政再生団体の北海道夕張市は、市長選と市議選の「ダブル無投票」。県都の一部でも有権者の選択肢が奪われた。
夕張市が財政破綻し国の管理下に入ってから8年。人口減で疲弊が進む街は、政策論争が起きないまま1日だけの選挙戦を終えた。
「政策を議論する相手がおらず、訴える時間も1日だけだったので、(2期目は)今まで以上に自ら市民に説明する責任を果たす」。再選を決めた鈴木直道市長(34)は午後6時ごろ、市内の事務所で決意を語った。
旧産炭地の夕張市は観光による地域振興策が失敗し、2007年に財政再建団体となった。現在は財政再生団体に移行。353億円の借金の返済は26年度まで続く見通しだ。
前回(11年)の市長選は、民間出身の市長が1期で引退し、都職員時代に夕張に派遣された経験のある鈴木氏が、自民党などが支援した元衆院議員ら3人との激戦を制した。
都や国とのパイプや行動力を前面に出した鈴木氏。公営住宅の入居者を地区ごとに集約するコンパクトシティー化計画を推進し、「計画を確かなものにしていく」と訴えた。市内の各種団体からは、亀裂を残した前回選挙の反省もあり、今回は“委任ムード”が高まっていた。市議選(定数9)もこれまでは激戦の市長選と連動する形で候補者が出たが、今回は低調で、一時は定数割れも危惧されていた。
一方、07年に約1万2600人だった人口は今年4月で約9400人に減少。27年には5000人台にまで減るとみられている。商店街で楽器店を営む田淵徹さん(79)は「この4年でさらに経営が苦しくなった。一日も早く経済を活性化させてほしい」と求める。
中心部から約15キロ離れた真谷地(まやち)地区は約90世帯で、4年で2割以上減った。鈴木氏の街頭演説に耳を傾けた無職女性(77)は、コンパクトシティー化計画の一環で公営住宅の3階から1階に転居した。窓枠やトイレなどがリフォームされ「生活がよくなったわけじゃないけど、暮らしやすくなった実感はある」という。
だが、市長選・市議選で市内の医療体制についての議論を期待していた。市立診療所の移転計画があるが、実施時期の見通しが立たないからだ。「高齢者の暮らしに直結することなので、候補者の話を聞きたかった。それもないのは寂しい」と話した。【野原寛史、久野華代】
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チバQ
:2015/04/20(月) 19:07:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk01010216000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 後半戦スタート 5市で市長選 市議選は20市1区 /北海道
毎日新聞 2015年04月20日 地方版
道内の13市長選と26市議選が19日告示され、有権者に最も身近な首長や議員を選ぶ統一地方選の後半戦が始まった。市長選は函館と小樽、室蘭、芦別、江別の5市で選挙戦となり、立候補の届け出を済ませた候補者たちはマイクを握って第一声を上げ、経済の活性化策や人口減少問題対策などを訴えた。市議選は20市と伊達市の飛び地の大滝区で選挙戦になった。同日告示された千歳市議補選(改選数3)には5人が立候補した。いずれも21日に告示される町村長選と町村議選と合わせ、26日に投開票が行われる。【小川祐希】
(写真は一部画像処理しています)
◇大間原発訴訟、争点に 函館市 新人と現職が届け出
函館市長選は、元衆院議員秘書で新人の広田知朗氏(54)=無所属=と再選を目指す現職の工藤寿樹氏(65)=無所属、自民函館支部・公明函館総支部推薦=が立候補を届け出た。工藤氏が国とJパワー(電源開発)を相手取って大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を東京地裁に起こし係争中なのに対し、広田氏は訴訟の取り下げを主張し、大きな争点となっている。
広田氏は同市大手町の選挙事務所前で、支持者約30人を前に第一声を上げ「大間原発訴訟で市が原告になることは全くの無駄。市民団体が(函館地裁で)起こしている訴訟を側面から支援すればいい」と指摘。「市が国とのコミュニケーションが悪くなっている状態を解消しなくてはならない」と訴えた。
工藤氏は同市美原2に構えた選挙事務所前で第一声。300人を超す支援者らを前に「大間原発(の建設)凍結は市民の総意。相手候補に票を許すと『市民の中にも大間原発に賛成している人がいるじゃないか』ということになる。圧倒的な勝利でなければ、大間を止めることはできない」と主張し、支持を呼びかけた。【鈴木勝一】
◇現職に2新人挑む 小樽市 第一声で持論展開
小樽市長選は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=と2期目を目指す現職の中松義治氏(68)=無所属、自民・民主・公明小樽総支部推薦=の一騎打ちとみられていたが、市議選への出馬準備を進めていた前市議の吹田友三郎氏(65)=無所属=が立候補を届け出て、三つどもえの選挙戦となった。
森井氏は第一声で「人口が減り住みづらい街にした」と現市政を批判し「若さと実行力を生かして小樽を全国にPRし、活気を取り戻す」と強調した。
中松氏は1期目の公約だった市立病院の統合再建などの実績を強調し「残された課題を解決するためにも私を2期目に押し上げてほしい」と訴えた。
吹田氏は運動員を連れずに1人で選挙運動を展開。「公共投資や子育て政策などに税金を適切に使えるようにしたい」と主張を述べた。【遠藤修平】
◇32年ぶり三つどもえ 江別市 現職が初の審判
江別市長選は、元市企画政策部長で新人の鈴木誠氏(61)=無所属=と3期目を目指す現職の三好昇氏(66)=同、前市議で新人の岡英彦氏(42)=同=が立候補し、32年ぶりの三つどもえの選挙戦となった。過去2回は連続して無投票だったため、三好氏は初めて有権者の審判を受ける。
鈴木氏は同市野幌町の選挙事務所前で第一声。地元出身を強調し「積極的に地域へ赴いて地元の考えを聞き、課題の解決を図る」と意気込みを述べた。
三好氏は同市元町の選挙事務所前でマイクを握り、市立病院改革をはじめ、2期8年の実績を強調。「次の4年間には今まで以上に安全安心なまちづくりを進めたい」と訴えた。
岡氏はJR野幌駅前で「人口が12万人を割り『消滅可能性都市』に含まれている。若い世代にとって挑戦できるまちにしたい」と述べた。【吉田競】
◇現新の一騎打ちに 芦別市 市政継続か刷新か
芦別市長選は、前市議で新人の今野宏氏(67)=無所属=と再選を目指す現職の清沢茂宏氏(52)=同=による一騎打ちとなった。
今野氏は第一声で「(現市政は)消防庁舎の建設や道の駅の整備などに事業費をつぎ込み、財政を悪化させた」と批判した。出馬表明が3月下旬と出遅れたが、後援会役員は取材に「市長を選ぶ選択肢が市民に与えられ、勝手連組織が回転し出した」と話した。
清沢氏は約150人の支援者を前に、1期目に手がけたスポーツ交流人口の増加などを挙げ「地方再生が芽を出し、花を咲かせ始めている」と市政の継続を訴えた。「市立病院の医師不足の解消にメドがついた」と医療の充実も強調した。【渡部宏人】
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:
チバQ
:2015/04/20(月) 19:08:40
◇経済活性化で論戦 室蘭市 現新2氏、声張り上げ
室蘭市長選は、元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)=無所属=と再選を目指す現職の青山剛氏(37)=同=による一騎打ちの選挙戦となった。
第一声で大西氏は民間で23年間培ったアイデアとスピード、決断力を発揮するとし「経済を豊かにして活性化する。市民が望んでいる観光を振興させ、雇用を創出する。市民ふれあい課を新設し、中学卒業まで医療費実質ゼロにする」などと声を張り上げた。
青山氏は直面する人口減少問題対策のため300人の雇用創出やフェリー航路の着実な開設、夜景観光の推進などの経済活性化策を挙げ「七つの戦略と50項目の政策の全てを達成できるのは青山しかいない」と市政の継続を訴えた。【横尾誠治】
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26面に市議選立候補者と無投票当選者
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チバQ
:2015/04/20(月) 19:10:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk01010226000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 8市長選、無投票 /北海道
毎日新聞 2015年04月20日 地方版
19日告示された13市長選のうち、無投票となったのは夕張と稚内、赤平、三笠、千歳、滝川、砂川、伊達の8市で、前回2011年の選挙時より2市増えた。赤平、三笠両市は新人が無投票で初当選。伊達市は03年から4回連続で無投票、赤平、三笠、千歳、砂川の4市は07年から3回連続で無投票となった。候補者たちは「1日限りの選挙戦」を終えた。【小川祐希】
◇5市1区で議員無投票
市議選は26市のうち、夕張と名寄、三笠、砂川、歌志内の5市と、伊達市の飛び地の大滝区(定数1)を除く伊達区(定数17)で無投票となった。
市議選の無投票は前回2市のみで、歌志内市は2回連続の無投票。夕張、三笠、砂川の3市と伊達市伊達区は市長選とともに「ダブル無投票」となった。【山下智恵】
◇「政策が伝わらない」 夕張市ダブル無投票で市民
夕張市議選は、定数と同じ9人の立候補にとどまり、市政史上初の無投票となった。市長選も無投票で、市民からは「選挙がないと候補がどんな政策を考えているか知ることができない」と懸念する声が上がった一方、一時は定数割れも予想されたことから「市議候補すら集まらないのが今の夕張の現状」と嘆く声も聞かれた。
同市議の議員報酬は全国の市で最低の月18万円。今期限りで引退する市議からは「出費も多く、兼業でも生活が大変」との声が漏れる。財政再生団体のため財源が限られ、市民の要望に応えることも容易ではなく、市議らは市政報告会を開く回数を増やすなど、限られた条件の中で役割を果たそうとしてきたという。
鈴木直道市長(34)が無投票で再選されたこともあり、市議選への関心は低かった。19日、市内各地で街頭演説をした現職の厚谷司氏(49)は「これまでの市議選に比べても反応はよくない。選挙が行われず、市民に各候補の考えが伝わらないまま市議になることに懸念を覚える」と話した。
一方で、市議になることで街の課題を解決しようと考える若者もいる。司法書士で新人の今川和哉氏(26)は市内で唯一の不動産業を営む。「夕張は不動産業がなく民間の賃貸住宅が少ないことも市の人口減に影響していた。議員になることで市に直接質問し、提言も行い、市の活性化に少しでも貢献できれば」と話し、1日かけて市内全域を巡った。【野原寛史】
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:
チバQ
:2015/04/20(月) 19:10:44
◆市長選無投票当選者
◇再生を加速したい 鈴木直道氏
夕張市長選は、現職の鈴木直道氏(34)=無所属=が無投票で再選を果たした。元東京都職員の鈴木氏は前回2011年の選挙で全国最年少の市長として初当選し、全国唯一の財政再生団体の市の再建に着手。鈴木氏は「4年間で夕張のイメージも変わってきた。再生のための取り組みを加速したい」と訴えた。【野原寛史】
◇「初心忘れず」抱負 工藤広氏
稚内市長選は、現職の工藤広氏(65)=無所属、自民稚内支部推薦=が無投票で再選を決めた。工藤氏は午後5時過ぎ、遊説を終えて事務所に戻ると、支持者を前に「(約200票差で勝った)4年前の厳しい現実があって今の私がある。初心を忘れず、身を引き締めて市政運営に取り組みたい」と抱負を語った。【金子栄次】
◇「光るまちに」訴え 菊島好孝氏
赤平市長選は、前市議の新人、菊島好孝氏(65)=無所属=が無投票で初当選した。3期務めた高尾弘明市長(70)の引退に伴い、経済界の応援を得て立候補。「小さくとも光るまちに」と訴え、主な公約に幼保一体の認定こども園やサービス付き高齢者住宅の建設、進出企業への用地の無償提供などを掲げた。【渡部宏人】
◇人口減少に歯止め 西城賢策氏
三笠市長選は、前副市長で新人の西城賢策氏(64)=無所属=が無投票で初当選を果たした。3期務め引退する小林和男市長(79)の下で7年間副市長を務めた西城氏は「経済の活性化で移住・定住を進め、人口減少に歯止めをかけたい。農業振興のため後継者の確保や農産物のブランド化を進めたい」と訴えた。【吉田競】
◇空港運用拡大訴え 山口幸太郎氏
千歳市長選は、現職の山口幸太郎氏(73)=無所属=が3回連続の無投票で4選を決めた。山口氏は元道議で2003年に初当選。自民、民主系双方の市議から出馬要請を受けるなど幅広い支持を得た。4期目に向けては、新千歳空港の24時間運用などさらなる利用拡大や、自衛隊の体制維持などを訴えた。【野原寛史】
◇定住自立圏の推進 前田康吉氏
滝川市長選は、現職の前田康吉氏(60)=無所属=が無投票で再選を果たした。元道議の前田氏は前回、当時の現職を破って初当選した。前田氏は2期目の主な公約に近隣市町と連携した定住自立圏構想の推進、子育て世代のための女性センターの整備、駅前市街地のリニューアルの推進などを掲げた。【渡部宏人】
◇政策決定透明化を 善岡雅文氏
砂川市長選は、現職の善岡雅文氏(65)=無所属=が2回連続の無投票で再選を果たした。善岡氏は「政策決定の透明化が必要」と訴え、市民との直接対話を約束。2期目の主な公約に65歳以上の高齢者を職員が見回る「地域包括システム」の構築や、複数の子どもを持つ家族の生活費負担軽減策などを掲げた。【渡部宏人】
◇若い人材を育てる 菊谷秀吉氏
伊達市長選は、現職の菊谷秀吉氏(64)=無所属、公明室蘭総支部推薦=が無投票で5選を果たした。菊谷氏は第6次総合計画をベースに健康の産業化や新たな地域コミュニティーの創出など三つの公約を掲げた。菊谷氏は4期連続無投票を信任ととらえ「次につながる若い人材を育てていく」と抱負を述べた。【横尾誠治】
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◇夕張市
鈴木直道(すずき・なおみち) 34 無現(2)
[元]東京都福祉保健局主任[歴]市市民課主事・行政参与▽内閣府地域主権戦略室員▽法大
◇稚内市
工藤広(くどう・ひろし) 65 無現(2)
[元]副市長[歴]市企画係長・財政課長補佐・企画課長・企画調整部長・経済部長・助役▽北大
◇赤平市
菊島好孝(きくしま・よしたか) 65 無新(1)
[元]市議▽カバン製造会社社長▽赤平商工会議所副会頭[歴]赤平青年会議所理事長▽赤平東高
◇三笠市
西城賢策(さいじょう・けんさく) 64 無新(1)
[元]副市長[歴]市経済建設部長・総務部長▽三笠高
◇千歳市
山口幸太郎(やまぐち・こうたろう) 73 無現(4)
道基地協議会長▽道自衛隊駐屯地等連絡協議会長[歴]弁当販売会社社長▽市議▽道議▽明大
◇滝川市
前田康吉(まえだ・こうきち) 60 無現(2)
[元]道議[歴]食品製造会社社長▽市議▽滝川国際交流協会長▽日大
◇砂川市
善岡雅文(よしおか・まさふみ) 65 無現(2)
[元]市総務部長[歴]市職員係長・総務課長補佐・行政改革推進課長・広報広聴課長▽龍谷大
◇伊達市
菊谷秀吉(きくや・ひでよし) 64 無現(5)
[元]市議長▽全国市長会相談役[歴]建設コンサルタント会社社長▽国際商大
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:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:25:43
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025602.html
道内市町村長選の直前情勢
【道央・道南】
04/17
■江別市 32年ぶり三つどもえ、現職に2新人挑む
三好昇 66 無現《2》
鈴木誠 61 無新
岡英彦 42 無新
3選を目指す現職の三好氏に、前市企画政策部長の鈴木氏、市議の岡氏の新人が2人挑む。前回まで2回連続無投票だったが、12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。三つどもえの選挙戦は32年ぶりとなる。
元石狩支庁(現振興局)長の三好氏は、市立病院の再建など精通する保健医療分野での実績や、地元企業の成長を柱にした経済活性化への取り組みの成果を強調している。昨年度からスタートした市の新総合計画を軌道に乗せるため、市政運営の継続を訴える。
保守系市議らを中心に支持層を固めながらも、政党色は前面に出さず、幅広い層への浸透を図る戦略。政策効果を説明する懇談会をこまめに開き、企業回りにも力を入れる。
鈴木氏は昨年11月、三好氏への対抗馬の動きがなく、3回連続無投票となることを疑問視し、出馬を表明。子育て支援の充実や除排雪の改善、市民との対話促進などを掲げ、現職への批判票の取り込みを狙う。
新総合計画の策定にも関わるなど、35年間に及ぶ行政経験を強調。江別で生まれ育った地域に根差したリーダーを目指すと訴える。市職員労組委員長を務めたこともあるが、民主党や連合は表だった支援はせず自主投票となる見通しだ。
市議2期目の岡氏も江別市出身で、40代の若さと世代交代をアピールしている。昨年8月まで全国若手市議会議員の会会長を務めた経験で培った独自の人脈を活用し、若い世代や子育て世代への浸透を図る。
人口減少問題への対応を主要課題に位置付け、子どもの医療費助成の拡大などを掲げる。前回の市議選ではトップ当選しており、市政報告会や街頭活動に加え、インターネットも積極的に活用しながら、無党派層の支持拡大に努める。
■小樽市 現・新、前哨戦激しく
中松義治 68 無現《1》[自][民][公]
森井秀明 42 無新
再選を目指す中松氏と、市長選に3回連続の挑戦となる元市議の森井氏が激しい前哨戦を繰り広げている。
中松氏は人口減少対策を最重要課題とするほか、観光客を年間1千万人に引き上げることや市民プール整備などを掲げた。誘致に積極的だった、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)は再選しても任期中は誘致活動をしないと明言。市議会の自民党、公明党、民主党の各会派と小樽商工会議所、連合小樽の主要5団体が支持拡大を図る。
森井氏は前回、中松氏に3118票差まで迫った。その市長選での中松氏の後援会のパーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件と、その素地とされた主要5団体の相乗り体制を批判。カジノ誘致反対や小学生までの医療費無料化、除雪態勢の強化、北海道電力泊原発の再稼働反対などを掲げ、無党派層への浸透に力を入れる。
922
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:25:54
■室蘭市 現・新の一騎打ち
青山剛 37 無現《1》
大西武俊 46 無新
再選を目指す青山氏に、新人の大西氏が挑む。
青山氏は前回に続き日本商工連盟室蘭地区連盟と連合室蘭の推薦を受けた。3月には「4年間で300人の雇用創出」など数値目標を盛り込んだ公約を発表。公務の合間を縫って、企業の朝礼や商店街へのあいさつ回りを積極的に行っている。今月15日の決起集会には支持者700人が集結。「4年間の実績と確かな戦略で、誇れる室蘭をつくりたい」と決意を述べた。
元スーパー店長の大西氏は政党や組織に頼らず、草の根の支持拡大を目指す。個人、企業へのあいさつ回りに加え、住民との懇談会を50回以上開催。知名度向上に全力を注ぐ。2月に発表した公約では、医療費助成の拡充や観光振興などを柱に据えた。今月14日に行われた立候補予定者の公開討論会で「室蘭市政に一石を投じたい。開かれた市役所をつくる」と訴えた。
■芦別市 市議出馬、選挙戦に
清沢茂宏 52 無現《1》
今野宏 67 無新
無風とみられていたが、市議の今野氏が「市民に選択肢を与えたい」と3月下旬に出馬表明し、現職の清沢氏に挑む構図が固まった。
三つどもえとなった前回市長選で清沢氏に敗れた候補の支援者らが今野氏を勝手連的に支持。今野氏は「市政の流れを変えなければ芦別は駄目になる」と現職への批判票取り込みを狙う。
清沢氏は、日本商工連盟芦別地区連盟会長を後援会に迎え入れるなど支持基盤固めを進める。給付型奨学金の創設や新規就農支援を掲げ「正々堂々と政策をぶつけ合いたい」と意気込む。
■空知管内雨竜町 多選への評価焦点
藤本悟 64 無現《4》
西野尚志 54 無新
5選を目指す藤本氏と、前町住民課長の西野氏の一騎打ち。西野氏は同世代の農業者らの支持を受け「対話重視のマチづくり」を掲げて世代交代を迫る。
藤本氏は商業者などの支持基盤固めを進め、子育て支援を公約の柱にすえる。役場庁舎建て替えをめぐる対立点はあるが、農業振興策などで両者に大きな違いはなく、藤本氏の多選への評価が焦点になりそうだ。
■檜山管内今金町 4選狙う現職、前町議と対決
外崎秀人 65 無現《3》
村本照光 65 無新
4選を目指す現職の外崎氏は、商工・建設業界を中心にした組織的な運動を展開。4期目を「町政の総仕上げ」と訴え、支持拡大を図る。前町議の村本氏は農業振興を政策の柱に、若手農家らに浸透。「町民とともに歩む町政」をスローガンに、現職への批判票取り込みも図る。
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チバQ
:2015/04/20(月) 22:26:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025603.html
【道東】
04/17
■オホーツク管内斜里町 現職と元職が再戦、大学院構想に影響も
馬場隆 64 無現《1》
村田均 67 無元《1》
再選を目指す現職の馬場氏と、返り咲きを狙う前町長の村田氏が立候補を表明しており、前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちになる見通し。馬場氏は漁業、村田氏は新聞社経営と経歴は異なるものの、いずれも保守系町議を5期経験しており、保守分裂の選挙戦になる。
注目されるのが、知床をフィールドに野生生物管理の専門家を育てる「知床自然大学院大学構想」に対する両者の姿勢の違いだ。設立財団も2013年、町内に発足したが、馬場氏は町の厳しい財政状況を理由に支援に消極的な姿勢を示す。一方の村田氏は、資金支援以外にも協力方法はあるとして推進する立場で、公約にも明記する。地元の理解は構想実現の行方を左右するだけに、選挙結果に関係者の関心が高まる。
前回は、医師不足や廃棄物処理施設の建設への説明に関する村田氏への批判票を取り込み、馬場氏が385票差で当選した。逆に今回は、馬場氏の1期目の評価がカギを握りそうだ。
馬場氏は図書館の建て替えや国保病院の内科医増員など1期目の実績をアピール。町民との対話や協働の姿勢を打ち出し、30〜50代の比較的若い層や漁業者などに支持を訴える。
村田氏は、記者や議長の経験を基にした政策立案能力を強調。温浴施設の建設や町長時代に始めた地場産品の認証事業の発展を唱え、商工業者や農業者を中心に支持拡大を図る。
■オホーツク管内清里町 44年ぶり選挙戦に
櫛引政明 66 無現《1》
古谷一夫 62 無新
再選を目指す櫛引氏に、元町総務課長の古谷氏が挑む一騎打ちになる公算が大きい。町長選は1975年以降、無投票が10期続き、選挙戦は44年ぶりとなる。首長選の無投票期間としては、留萌管内初山別村と並んで道内で最も長かった。
無投票の背景には町内に深刻な亀裂をもたらした67年と71年の激しい選挙戦があるが、当時を知る町民も減り、多くは選挙を前向きに受け止めている。18日には町民が企画した公開演説会も開かれる。
櫛引氏は昨年12月に出馬を表明。集会などで、道の駅の改修など1期目の実績を強調、公約として子育て環境の充実などを挙げる。一方の古谷氏の出馬表明は今年2月。「町民が主役のまちづくり」を掲げて街頭演説を行うなど、草の根の支持拡大を図っている。
両氏とも町役場出身で明確な争点はない。現職の1期目への評価に加え、町民が無投票の44年間をどう総括するかが焦点だ。
■オホーツク管内美幌町 現職と新人、振興策競う
土谷耕治 64 無現《2》
松浦和浩 53 無新
3選を目指す土谷氏に、民間出身で町議を3期務めた松浦氏が挑む。
土谷氏は2期8年の実績を土台に、人口減少対策や地域医療の充実、1次産業振興、子育て支援を訴える。松浦氏は中心市街地に商業施設と町民交流の拠点「交流センター」を設置する独自の振興策を掲げる。
■オホーツク管内滝上町 新人急きょ出馬
長屋栄一 63 無現《2》
工藤唯広 42 無新
前回に続いて選挙戦になる見通し。当初は3選を目指す長屋氏のみが出馬し、2007年以来の無投票になるとみられていたが、4月上旬に元会社員の工藤氏が急きょ立候補を表明した。
■十勝管内更別村 子育て支援訴え、新人同士が火花
高島敏彦 56 無新
西山猛 61 無新
現職の岡出誠司氏(66)が3選不出馬を表明したのを受け、前教育長の高島氏と、前村立幼稚園長の西山氏による新人対決の可能性が高い。
更別出身の高島氏は中学、高校の同級生ら、十勝管内中札内村出身の西山氏は役場OBや幼稚園の保護者らが支持。両氏とも岡出村政の継承と、子育て支援策の拡充を訴えている。
924
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:27:03
■十勝管内大樹町 新人同士の一騎打ちか
酒森正人 56 無新
加藤明浩 55 無新
伏見悦夫町長(74)が昨年12月に5選への不出馬を表明した後、前副町長の酒森氏と町議の加藤氏の新人2人が出馬を表明している。両氏の一騎打ちになる公算が大きい。
■十勝管内幕別町 町政継承掲げ2新人が争う
前川雅志 47 無新
飯田晴義 59 無新
2月に前町議の前川氏、前教育長の飯田氏が相次いで出馬を表明し、16年ぶりに新人同士の選挙戦となる見通しだ。
両氏とも、4期での退任を表明した現職の岡田和夫氏(70)の町政継承を掲げる。公約も定住促進・少子化対策、農業振興など共通している項目が多い。
■十勝管内足寄町 12年ぶりの三つどもえ
安久津勝彦 63 無現《3》
矢野利恵子 62 無新
清野幸吉 61 無新
4選を目指す安久津氏に元町議の矢野氏と元町職員の清野氏が挑み、12年ぶりの三つどもえの戦いになる公算が大きい。
安久津氏は3期12年の実績を強調。自治労や建設業協会などから推薦を得ている。3度目の挑戦となる矢野氏は、地場産業創出や再生可能エネルギーの振興を打ち出す。清野氏は町民参加型の町づくりと6次産業化の推進を主張する。
■十勝管内陸別町 新人2氏が戦う構図に
原子裕志 61 無新
野尻秀隆 61 無新
6期24年間務めた現職金沢紘一氏(71)が退任を表明しており、新人2人が戦う構図になりそうだ。
前回に続き出馬する元町議でNPO法人理事長の原子氏は高齢者福祉の充実や、働く母親支援などを掲げる。町議会副議長の野尻氏は金沢町政の継承を打ち出し、農林業振興による町の経済基盤確立が必要としている。
■根室管内別海町 前々回出馬の新人が再挑戦
水沼猛 65 無現《2》
曽根興三 63 無新
3選を目指す現職の水沼氏に、前々回の町長選で敗れた元町産業振興部長の曽根氏が挑み、8年ぶりの選挙戦となる見通し。水沼氏は2期8年の実績を強みに農漁協や建設業界などから支持されているのに対し、曽根氏は町内各地でミニ集会を重ね、草の根活動で支持拡大を図っている。
925
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:27:33
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025604.html
【道北】
04/17
■上川管内幌加内町 元町職員が出馬、24年ぶり選挙戦
守田秀生 59 無現《1》
細川雅弘 59 無新
再選を目指す現職の守田氏に対し、元町職員の細川氏が2月に出馬を表明、24年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。守田氏は特産ソバの振興策や地域包括ケア推進などの実績を強調。細川氏は対話を大切にした町政やバランスのとれた農業振興策を訴える。
■上川管内中川町 現職と元自衛官、前回に続き対決
川口精雄 65 無現《1》
高見善雄 68 無新
現職の川口氏は再選を目指す。前回も出馬した旭川市の元自衛官高見氏も立候補する意向で、同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きい。
■留萌管内苫前町 4選目指す現職、30代新人が挑む
森利男 73 無現《3》
西大志 39 無新
4選を目指す現職の森氏と町議を3期務めた新人の西氏の対決となる見込みで12年ぶりの選挙戦。
森氏は町財政立て直しや風力発電推進など3期12年の実績を強調する。西氏は産業振興や苫前らしいまちづくりを訴え、草の根で挑む。
■宗谷管内中頓別町 現職が不出馬、新人2氏激突
柳沢雅宏 62 無新
小林生吉 54 無新
野邑智雄町長(69)の5選不出馬を受け、町議会副議長の柳沢氏と元町職員の小林氏の新人2氏による一騎打ちとなる見通し。酪農業の柳沢氏は民間出身をアピール、町民目線のまちづくりを訴える。小林氏は行政経験を生かした福祉の充実や経済活性化を掲げる。
■宗谷管内豊富町 酪農振興めぐり現職と新人争う
工藤栄光 66 無現《3》
相馬靖男 70 無新
12年ぶりの選挙戦となり、4選を目指す現職の工藤氏と、新人の農業相馬氏との一騎打ちになる見通し。工藤氏は地元特産の豊富牛乳の増産や温泉振興などを訴える。相馬氏は小規模酪農の振興や農水産品の加工場整備などを主張する。
926
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:29:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025031.html
統一地方選最前線
道知事選 野党の支援、間合い手探り
03/26
「私たちが代弁して政策をお話しします」。今月21日、JR札幌駅周辺で共産党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」のメンバーが、道知事選に出馬するフリーキャスターの佐藤のりゆき(65)への支援を呼び掛けた。
佐藤が好みの色という紺のTシャツを着込み、ビラを配ったが、本人の姿はない。「本人とも連動したいが、相手のある話なので」。共産党道委幹部はもどかしさを感じつつ、今後も独自に応援を続ける予定だ。
その佐藤は翌22日、札幌・狸小路商店街で新党大地代表の鈴木宗男と並び立った。鈴木は佐藤を「北海道を変える男だ」と持ち上げ、佐藤は笑顔で買い物客らに握手。鈴木は一時、共産党の支援を拒まない佐藤を激しく批判、佐藤は同党からの支援状を返上し、鈴木に配慮を見せた。佐藤はこの日、「パワーアップになる」と、鈴木に感謝した。
幅広い野党勢力の支援を受け、現職の高橋はるみ(61)に挑む佐藤。だが、各党と佐藤の間合いの取り方には手探りの部分が残る。
佐藤後援会事務所では、主に連合北海道から出向いた職員が遊説日程を取り仕切る。それ以前は佐藤自身や後援会関係者の人脈を頼りに散発的に集会を開くのみだったが、各地で連合の地方組織が中心となり、ほぼ連日、集会やあいさつ回りができるようになった。佐藤後援会幹部は「大きな戦力だ」と歓迎する。
ただ、連合を支持母体とする民主党北海道からは「中途半端な関わり方にとどまっている」との声も漏れる。佐藤支援に積極的な道議がいる一方、別の道議は道議選で佐藤と連動する予定は無いとし、「『支持』という党の方針で、どこまで踏み込んでいいのか…」と戸惑う。独自候補を推薦したこれまでの知事選とは異なり、支持決定まで二転三転した経緯も尾を引く。
そんな民主党の逡巡(しゅんじゅん)をよそに、佐藤支援に力を入れる共産党。民主党内には「佐藤の知名度を最大限利用して、道議選で反自民票を民主党から奪う狙いがある。こちらも存在感を示さないと」(札幌の支部幹部)と警戒感も生まれている。
広範な野党の支援の枠組みを生かし切れるかどうか。佐藤の戦いの鍵を握る。(敬称略)
◇
統一地方選が26日から始まる。17日間の長丁場となる道知事選、4月3日告示の道議選などの戦いの断面を探る。
927
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:29:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025080.html
統一地方選最前線
札幌市長選 自民本部重点化二の足
03/27
「何でそこまでやらなきゃいけないんだ」。3月12日、自民党本部。選対委員長の茂木敏充が声を荒らげた。札幌市長選を重点選挙に位置づけ、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々(45)=自民党推薦=への支援を強化するよう札幌市議らが求めた時のことだ。
前副市長の秋元克広(59)=民主党、維新の党推薦=に対し、当初は劣勢が伝えられた本間。「勝てない」とみた首相の安倍晋三は1月、茂木に党推薦候補の再検討を指示。だが、本間が衆院議長町村信孝に出馬への強い意向を伝え、札幌市支部連合会も選挙戦目前の方針転換に異を唱えた。茂木がいら立ったのは「党本部は深く関与しない」(参院幹部)との条件で矛を収めた経緯があるからだ。
そんな本間が秋元と繰り広げる互角の戦い。党本部では「予想外の急上昇」とささやかれるが、茂木は今月23日、周囲に「道知事選と連動させる領域には至っていない」と話した。組織を挙げて支援する知事選と同列に札幌市長選を扱うことには、なお慎重だ。
背景には知事選での「黒星」を避けたい安倍の強い意向がある。自民党は昨年以降、滋賀、沖縄、佐賀の知事選で支援候補が連敗。首相自身が重点選挙にした道知事選でも敗れれば「地方で支持されない政権」との評価が定着しかねない。
だが、自民党道連と公明党道本部が推薦し「圧勝」を見込んでいた現職の高橋はるみ(61)は、民主党北海道など野党勢力の支援を受けたフリーキャスター佐藤のりゆき(65)に食い下がられている。自民党にとって北海道は今や全国10知事選で最も不安要素が残る選挙だ。札幌市長選に力を注ぎ、知事選を取りこぼさないか―。「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」(党幹部)との懸念が拭えない。
一方の民主党は秋元の想定外の苦戦に焦りが広がる。知事選、札幌市長選とも自民系にとられれば、北海道が党勢衰退の象徴になり「党執行部の責任問題に発展する」(閣僚経験者)。側面支援に徹してきた同党だが「札幌市長選に幹部を投入するしかない」との声も漏れ始めた。(敬称略)
928
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:30:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025094.html
統一地方選最前線
道議選帯広市、十勝管内 自民「中川隠し」公然と
03/28
7日、十勝管内芽室町での自民党現職大谷亨の事務所開き。「中川一郎先生(元農水相、故人)を筆頭に中川昭一さん(元財務相、故人)、中川義雄さん(元参院議員)に導かれてきた」。党道11区支部幹事長も務める大谷はあいさつで「中川王国」とのつながりを強調する一方、支部長で衆院議員中川郁子(56)の名前には一切触れなかった。
過去最多タイの7人が出馬する道議選帯広市、12年ぶりの選挙戦が見込まれる同十勝管内。今月上旬、中川が自民党の同僚議員との不適切な交友関係を週刊誌に報じられて以降、両選挙区の自民党陣営では、公然と距離を置く「中川隠し」の動きが起こっている。
「正直、選挙応援に来られても困る」。14日、帯広市内で開かれた11区支部の会合では、辛辣(しんらつ)な声が相次いだ。中川のポスターの扱いも、役員は「候補の事務所に張ろうと張るまいと自由だ」と言う。
実際、自民党陣営のほとんどはポスターを掲示していない。ある候補予定者は「中川が応援に来て『軽率な行動でご迷惑をおかけしました』と謝ったところで、入る票も逃げてしまう」と本音を吐露する。中川は21日、後援会幹部と協議し、統一地方選終了後まで十勝に入らないことを決めた。
中川は週刊誌報道の直前、十勝管内幕別町の会合で安倍政権が進める農協改革に触れ、「(自民党に)大変な逆風が吹く統一地方選になった」と語っていた。道議選帯広市では党公認から漏れた新人2人が無所属で出馬表明し、保守系の分裂選挙に突入する。ただでさえ厳しい情勢にスキャンダルが加わり、帯広市で目標の公認候補2人当選は難しいとの観測も出始めた。
他党には格好の攻撃材料となっている。民主党は「環太平洋連携協定(TPP)交渉で十勝が岐路に立つ時期に言語道断だ」と批判。共産党は「自覚が足りない」、新党大地も「無責任だ」などと非難する。
強固な結束を誇ってきた「中川王国」の苦境。党支部幹部はこう漏らす。「今は自分たちの力で乗り切るしかない」(敬称略)
◇立候補予定者
■帯広市(定数3)
伊賀淳貴53自新
清水拓也40自新
三津丈夫69民元《5》社道連推薦
佐々木とし子60共新
山崎泉41無現《1》民大維推薦
編田照茂60無新
上野庸介41無新
■十勝管内(定数4)
喜多龍一63自現《5》公道本部推薦
大谷亨67自現《4》公道本部推薦
池本柳次68民現《4》大推薦・社道連推薦
山川秀正62共新
佐々木恵美子65無現《4》民推薦
(《》内の数字は当選回数)
929
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:30:52
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025119.html
道議選北斗市 地元代表かけ無所属対決
03/29
「高橋知事の4選を応援するために民主党を離党し、無所属で立候補すると決めた」
2月15日、函館市内で開かれた道知事選候補高橋はるみの後援会事務所開き。長尾信秀が高橋を前にこうぶちあげると、居並ぶ自民党の各級議員からどっと拍手が起こり、「よく言った」との声が飛んだ。
長尾は、以前は道8区(渡島、檜山管内)が地盤だった民主党の元衆院議員鉢呂吉雄の強い誘いを受け、過去3回は民主党公認で当選した。だが1月、「各党の良いところを取り入れたい」と民主党を離党し、無所属となった。北斗市の前身の旧渡島管内大野町議会議長を務め、もともと保守層に足場はある。離党は、自民党支持層からも広く支援を得ようとする思惑があると受け止められた。
2月1日、長尾の対抗馬として名乗りを上げたのが高村智。北斗市議1期目の自民党員だ。地元の衆院議員前田一男(比例代表道ブロック)の名前を挙げ、「前田と共に道南を盛り上げる」と自民色をより鮮明に打ち出し、同党支部に公認申請もした。
しかし、前田が支部長を務める党道8区支部は申請書類の不備を理由に扱いを留保した。「自民党と距離を縮めた長尾と、党員の高村。どちらかに肩入れするのは得策ではない」(同支部関係者)との判断から、様子見を決め込んだ。
そんな直後の長尾の高橋応援発言。長尾は「遠くないうちに判断する」と、当選した場合の所属について明言していないが、地元では自民会派入りするのではとの見方が強まっている。高村は公認申請を取り下げ無所属で戦う腹を固めたが、「当選できれば自民会派に入りたい」と公言する。
来年3月に開業する北海道新幹線新函館北斗駅が立地する北斗市は大野町と上磯町の合併で9年前に誕生し、2007年の前々回選挙から定数1の選挙区として渡島管内から独立した。地元唯一の代表として首長や経済界との連携を求められる傾向が強い1人区の道議。党勢回復が道半ばの民主党では登別市、伊達市の現職道議も今回、無所属で立候補する。長尾に去られた地元の民主党関係者は「残念だ」と言葉少なに語る。(敬称略)
◇立候補予定者
■北斗市(定数1)
長尾信秀69無現《3》
高村智48無新
930
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:31:21
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025139.html
統一地方選最前線
道議選胆振管内、日高管内 民主「発祥の地」不戦敗
03/30
「道議選の胆振、日高両管内も候補擁立に取り組んでいきます」。7日、苫小牧市で開かれた民主党道9区総支部の合同選対設立総会で代表の元衆院議員山岡達丸は語気を強めた。それからわずか2週間後、総支部は苫小牧市政記者クラブに1枚の紙をファクスで送った。両管内での候補擁立を断念すると書かれていた。
衆院道9区(胆振、日高管内)は元首相鳩山由紀夫の地盤で民主党発祥の地と呼ばれてきた。その両管内で道議選に候補すら立てられない現実。苫小牧の労組関係者は「話にならない」と、厳しい表情をみせる。
胆振管内は今回、定数1減。これまで当選を重ねてきた民主党現職の田村龍治(63)と自民党の元道議会議長神戸典臣が1議席を争う見通しだったが、田村が1月に不出馬を表明した。地元の民主党幹部は「自民党の牙城で必死にやっても厳しいと、限界を悟ったのではないか」と推測する。
山岡や民主党道議は町議や市議に声を掛け、田村の後継を模索。当初は「何としても立てる」としていた幹部の言葉は、「4年後を考え何とか立てないと」へと弱まった。結局、「費用の捻出、敗れたときの生活保障もあり、調整しきれなかった」(道議)という。
民主党が4年後を見据えるのは、75歳の神戸に4年後の引退説がささやかれているためだ。民主党関係者は「後継候補の話もうわさになり始めていると聞いており、今回負けても次が勝負だ」とにらんでいた。
一方、神戸は自らの去就について「言う段階ではない」と、目前の選挙に全力で臨む。陣営幹部は「東西200キロの胆振管内で、ぽっと出の新人では、短期決戦は厳しいと判断したのではないか」と話す。
日高管内では、民主党に別の思惑がある。無所属の金岩武吉は元鳩山秘書で、昨年12月の衆院選でも山岡を支援した。金岩も70歳とあって、9区総支部幹部は「4年後にもし金岩が引退すれば、民主党候補を応援してくれる可能性もある。今回は争わない方がいい」。とはいえ、かつての鳩山王国で不戦敗二つという事実に変わりはない。苫小牧の党幹部は「せめて市部の道議選で圧勝したい」と、不安を振り払うように話す。(敬称略)
◇立候補予定者
■胆振管内(定数1)
神戸典臣75自現《7》
■日高管内(定数2)
藤沢澄雄58自現《3》
金岩武吉70無現《3》
(《》内の数字は当選回数)
931
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:32:17
>>878
>>895
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025186.html
統一地方選最前線
道知事選 決戦直前、7年越し「和解」
04/01
「知事も町長も北海道を愛する気持ちは同じ。互いに協力してほしい」。3月24日夕、札幌市中央区のホテルで自民党道連幹事長の柿木克弘は、道知事選で4選を目指す現職の高橋はるみ(61)と檜山管内乙部町長の寺島光一郎(70)に「和解」を呼び掛けた。
農水官僚から故郷の町長に転身して8期目の寺島は、道町村会長や全国町村会副会長を務め、政府高官とも独自のパイプを持つ実力者。高橋は、乙部町が磯焼け対策で行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄をめぐり2008年に道と対立した経緯に言及し「違法と判断した道の言動に落ち度があった」と陳謝した。寺島は「なぜあんな判断をしたのか確認してほしい」と要請したものの、会談の最後に握手を交わした。
新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき(65)と一騎打ちの知事選告示を2日後に控えたタイミングで、なぜ、7年前の問題をめぐる和解の場が必要だったのか。ある道幹部は、そこに「知事も必死だ」と高橋の危機感を見て取った。
イカゴロ投棄問題の後も、道の支庁制度改革や道州制をめぐり高橋と対立した寺島は、佐藤が出馬表明前の昨年9月に出版した対談本に登場した。そこでは、現在の道政を「打って出ることがあまり感じられない」などと、高橋批判とも受け取れる発言をしている。
一方の佐藤は、道政に首長の意見を反映させる「市町村長道政顧問会議」の設置を公約の目玉の一つに盛り込み、市町村との連携重視を掲げる。万が一、知事選で寺島が佐藤支援の旗を鮮明にするようなことがあれば、道内の自治体関係者の票の動きに大きな影響を与える―。そんな陣営の懸念から、柿木を仲立ちとした会談はセットされたというのが大方の見方だ。
過去2回、圧倒的な票差で再選、3選された高橋だが、今回は知名度のある相手候補に加え、選挙戦で多選も争点の一つとなり、予断を許さない戦いが続く。自民党道連幹部はこんな感想を漏らす。「寺島町長と会って陳謝したことや演説の仕方など、知事はいつになく謙虚にわれわれの意見に耳を傾けてくれる」(敬称略)
932
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:32:49
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025212.html
統一地方選最前線
道議選オホーツク西部、同東部 合・分区 乱戦と無風と
04/02
「市長としてあまり表立って1人の候補への支援をはっきりさせるのは、良くないのではないか」。3月中旬の夜、紋別市の繁華街はまなす通りの飲食店。民主党現職の日下太朗は、店で会った紋別市長宮川良一にくぎを刺した。
宮川は2005年に民主党推薦で初当選。13年の市長選では市民党を掲げ、自民党、民主党、新党大地などの推薦を受けて3選を果たした。だが、今回の道議選オホーツク西部では、紋別の元新聞社社長の新人新沼透の擁立に関わり、出馬表明の記者会見にも同席。旗幟(きし)を鮮明にする。
今回選挙からの区割り変更で、従来の紋別市(定数1)はオホーツク管内(同2)に合区。その上で、オホーツクは西部(同2)と東部(同1)に分区された。宮川の動きは自民党からも反発を買ったが、宮川には西部に組み込まれた紋別から道議を出したいと、地元候補擁立へのこだわりがあった。
日下も分区で誤算が生じた。東部が拠点だった日下は、同じく東部が地元の自民党現職高橋文明との一騎打ちを避け、西部に移った。しかし民主党と協力関係にある新党大地は「地元に根差した候補」との理由で新沼を推薦。日下はなお大地に支援を求め続けたが、新党大地代表の鈴木宗男は「日下さんは東部で戦うのが筋だ」と報道陣に語り、にべもなかった。
新沼の戦略も揺れた。新沼の父浩(故人)は自民党の元道議会議長。新沼自身も、父親が引退した後の1999年の道議選に自民党から出馬し、落選した過去がある。当初は自民党公認を目指したが、同党は衆院議員武部新の秘書久保秋雄太を擁立。新沼が大地の推薦を受けたのは公認争いに敗れた後だった。
こうした経緯もあり、自民党も一枚岩ではない。久保秋が党公認に決定した後も、人口約2万4千人と大票田の紋別では自民党市議の一部が新沼を支持する。2議席を3人で争い、各党の支援関係が入り乱れる激戦に有権者からは「何が何だか分からない」と戸惑いの声も漏れる。
一方の東部は民主党が日下の後継を擁立できず、高橋は無投票当選の公算が大きい。分区した東西の選挙模様は対照的な光景を描く。(敬称略)
◇立候補予定者
■オホーツク西部(定数2)
久保秋雄太37自新
日下太朗68民現《4》(社)
新沼透61無新 [大][維]
■オホーツク東部(定数1)
高橋文明62自現《7》
(《》は当選回数。党派略称の[]は推薦、()は地方組織による推薦)
933
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:33:28
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025230.html
統一地方選最前線
札幌市長選 現市政との距離、対照的
04/03
札幌市長選(12日投開票)が告示された3月29日の午後。同市内の連合系道議選候補予定者の後援会事務所に、札幌市長上田文雄(66)が姿を見せた。
「秋元をよろしくお願いします」。5月に引退する上田は、市長選に立候補している元副市長秋元克広(59)=民主党、維新の党推薦=の支援を要請した。この事務所幹部は「自分の選挙でも来たことがなかったのに」と驚く。
その数時間前、上田は秋元の第一声で応援演説に立ち、「12年間、彼が支えてくれた。秋元さんは現実を見て将来(像)を訴えることができる」と強調。秋元も「上田市長ら3市長の下で、決断力とリーダーシップを学んだ」と応じた。
上田の活発な動きは、秋元と元総務省自治大学校研究部長本間奈々(45)=自民党推薦=が、互角の情勢と伝えられていることへの危機感がある。上田は前回2011年、本間との一騎打ちを制した。「3期やってきたことを引き継ぎたい。全力でやる」。上田は最近、周囲にこう漏らす。
上田の支援をめぐっては、秋元陣営の経済人にはもともと慎重論が強かった。脱原発依存や護憲を唱え、リベラル・民主党色が強い上田の支援を受ければ、保守層の支持が逃げると懸念したからだ。
しかし、選挙戦が近づくにつれ、無党派層の取り込みが課題に浮上。陣営内では「上田の知名度を生かすべきだ」との声が強まった。上田の危機感とも相まって、秋元応援の前面に立つ場面は増えている。
対する本間は、第一声で「12年間を取り戻す。札幌は緊縮財政で少しずつ元気がなくなり、これまでの財産を食いつぶしてきた」と上田市政を批判。陣営の上田への対抗意識は根強い。
昨年1月、自民党札幌市支部連合会が本間の推薦を決めた際には、経済界有志が副市長だった秋元の推薦を求めたが、現衆院議長町村信孝(70)らが「上田側近を自民党が担ぐのは自殺行為」と押し切り、本間擁立を決めた経緯がある。
秋元を「上田市長の後継」と位置付ける本間は、03年まで3期12年札幌市長を務めた桂信雄(84)からも助言を受ける。道都決戦は、現市政のあり方が問われる戦いになりつつある。(敬称略)
◇立候補者(届け出順)
春木智江56共新
本間奈々45無新[自]
秋元克広59無新[民][維]
飯田佳宏42諸新
須田真功52無新
(党派略称の[]囲みは推薦)
934
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:34:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025255.html
統一地方選最前線
道議選釧路市 元職再出馬、激戦に突入
04/04
3月30日夜、釧路市内のホテルで開かれた自民党元職の小畑保則の総決起集会は千人近くの支持者であふれかえった。「知事になれるんじゃないか」。同じ場所で前日開かれた知事選候補高橋はるみの集会と比べ、参加者の数は約2倍。その熱気から、会場ではこんなジョークも飛び出した。
小畑は昨年7月に航空機内でトラブルを起こし、道議を辞職。その4カ月後、道議選出馬を表明した。集会では「(議員の職を)途中で投げ出すのは申し訳ない。勝って恩返しする」と熱弁。危機感をばねにして、勢いを増しつつある。
それでも陣営幹部の表情はさえない。「前回支援してくれた10人のうち1人には断られる。こんな厳しい選挙は初めてだ。特に女性の反応が鈍い」。市議時代から上位当選を続けてきた「常勝」陣営の支持基盤に、機内トラブルが少なからぬ影響を与えている。
そんな小畑の動向は、他陣営に大小の余波を広げている。「小畑さんは根性がある。道議は頑張る人がいい」。3月18日、新党大地代表の鈴木宗男は、釧路市内で開かれた大地公認市議の集会で小畑にエールを送り、大地から推薦を受けた民主党現職の橋本豊行陣営に困惑が広がった。
労組を支持基盤とする橋本は、6人が出馬した前回、約1万3千票で3位当選。今回は5人による少数激戦で各陣営は当選ラインを1万〜1万5千票とみており、橋本にとっては大地票の取り込みがカギとなる。しかし小畑と大地は保守層の支援者が一部重なり、「大地票の相当数が小畑に流れる」(地元の大地関係者)との見方が強い。
前回4位当選だった自民党現職の笠井龍司は小畑と支持基盤が重なり票を奪い合う格好で、公明党新人の田中英樹も「知名度がない」(党支部幹部)などと、各陣営とも課題を抱える。
釧路市の議席は1999年以降、自民、民主、公明各党の指定席だったが、今回、この3党は共産党の動きも警戒する。同党は、昨年12月の衆院選道7区(釧路、根室管内)に出馬、落選しながらも知名度を高めた新人の石川明美を擁立したからだ。各陣営とも票の行方を読めない中、激戦の選挙に突入した。(敬称略)
◇立候補者(届け出順)
■釧路市(定数4)
笠井龍司49自現《1》
田中英樹46公新
石川明美63共新
橋本豊行61民現《2》[大]
小畑保則66自元《3》
(《》は当選回数。党派略称の[]囲みは推薦)
935
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:34:47
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025265.html
統一地方選最前線
道議選室蘭市 保守系分裂、しのぎ削る
04/05
「私は千葉を必ず勝たせるため全力で戦います」。告示日の3日朝、自民党公認の千葉英也の出陣式で、同党衆院議員の堀井学(43)が訴えた。4年前の前回選挙に続き、自民党候補と無所属の川畑悟がぶつかる保守分裂選挙に突入したことに危機感をにじませた。
前回選挙では自民党員だった川畑が党室蘭支部の運営に反発して離党し、党公認の現職を破り当選した。今回は支部が1月に公募による公認候補者選定を実施。復党を目指した川畑、旧室蘭青年会議所で理事長を務めた千葉が名乗りを上げ、党外も含む選考委員による投票で千葉が選ばれた。
長く、元首相鳩山由紀夫のお膝元だった室蘭。自民党室蘭支部長の堀井にとって、保守勢力の一本化は重要課題だ。昨年12月の衆院選道9区(胆振、日高管内)でも、室蘭市の得票は民主党候補が当選した堀井を上回った。
電気設備会社を営む千葉は、有力企業からの推薦も得て、延べ750社を巡るなど精力的に活動してきた。ただ、出馬表明からは2カ月弱。まち場にも強力な後援会がない。千葉は「知名度はまだまだ。街の隅々まで訴えて回らねば」と危機感を強める。
対する川畑は、前回当選後は道議会会派の自民党・道民会議に入会。復党の道も探った。ただ、党の公募では応募しない考えを一度は表明するなど迷いも見せ、復党に至らなかった。2月に自民会派を離脱、政党の後ろ盾なしで選挙に臨む。
「道議の仕事は素人には無理です」。告示直後の遊説で、川畑が車上から自らの手腕をアピールした。現職ではあるが、こちらも分厚い後援組織がない。告示前は目立つ山吹色のジャンパーに「政策本位」と大書したたすき姿で、商店街などを自転車で回った。「とにかく露出し、人目に触れることが大事」と言う。
2人の戦いは、4回連続トップ当選中の民主党現職の滝口信喜にも緊張感をもたらしている。支持層は鳩山の旧地盤と重なり強固だとされるが、これまで築いた保守系支持層を2人に切り崩されていると滝口は受け止める。実際、建設業界などは滝口への推薦を取りやめた。6度目の選挙は、自身が「今までで最も厳しい」という激戦だ。(敬称略)
◇立候補者(届け出順)
■室蘭市(定数2)
千葉英也46自新 [公]
滝口信喜68民現《5》大[社]
川畑悟43無現《1》
(《》は当選回数。党派略称の[]囲みは地方組織による推薦)
936
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:35:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025285.html
統一地方選最前線
小樽市長選 批判応酬かすむ政策論争
04/06
「選挙違反には十分に注意してほしい」。19日告示、26日投開票の小樽市長選で再選を目指す現職の中松義治は3月下旬の後援会役員会で、くぎを刺した。
中松の脳裏をよぎるのは4年前の市長選での政治資金規正法違反事件。後援会のパーティー券販売をめぐり、市幹部や団体としての後援会などが罰金などの略式命令を受けた。市の第三者委員会は市議会の自民党、公明党、民主党の各会派と、小樽商工会議所、連合小樽の主要5団体が手を組んで歴代の市長候補を支援し続けたことで緊張感が緩み、事件の素地となった可能性が高いと指摘した。
後援会は今回の選挙に向けてはパーティーを開かず、チラシやポスターも選管に細かい点まで確認しながら作成。役員会の構成を経済人中心に変えたが、5団体の枠組みは維持された。
このため表面上は選挙態勢が整っているものの、事件を引きずり、当初、運動が停滞した。後援会幹部は「厳しい戦いを強いられ、ピリピリした雰囲気が流れている」と危惧する。
市長選に3回連続の挑戦となる元市議で新人の森井秀明は、事件と相乗り体制を批判。3月中旬、支持者の集まりで「公正な選挙を乱して市民を裏切った人々が、また同じ候補を立てた。しがらみにとらわれた相乗り体制はいらない」と訴えた。
だが、森井陣営も相手に批判材料を与えている。市内の団体などが公開討論会開催を呼び掛けたが「時間を確保できない。組織に頼らず、有権者一人一人に直接政策を語りかけたい」などとして参加を拒否。2月に公表した公約に関しても記者会見を開いていない。
中松の後援会関係者は「説明責任を果たせない人間に市長が務まるのか」と疑問を投げかける。
小樽市長選は当初、カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)誘致の是非が最大の争点になると見られていた。森井は2月に誘致反対を明言。一方、誘致に積極的だった中松も3月、可能性が極めて低くなったとして、再選しても任期中は誘致活動をしない方針を表明した。
最大の争点が曖昧になり、批判の応酬となった前哨戦。小樽の将来に向けた政策論争は置き去りにされかねない。(敬称略)
◇立候補予定者(届け出順)
中松義治68無現《1》自民公
森井秀明42無新
(《》は当選回数)
937
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:36:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025305.html
統一地方選最前線
道議選空知管内 自公、衆院選にらみ火花
04/07
告示後初の週末となった4日。空知管内南幌町で街頭演説を行う公明党の荒当聖吾の傍らに、同党衆院議員の稲津久がいた。「少数激戦で大変厳しい選挙。荒当さんをぜひお願いしたい」。告示日に引き続いて、荒当への支持を訴えた。
荒当は、道議から衆院議員に転じた稲津の後継として4年前に初当選した。前回は無投票だったため、今回が事実上の初陣。得票が読み切れないものの、道議時代に3回連続でトップ当選した稲津との二人三脚で「堂々の勝利」(荒当)を期す。
稲津は昨年12月の衆院選で、自民党の支援を得て道10区(空知、留萌管内)での再選を果たした。しかし自民党支部は一時、元岩見沢市長で自民党衆院議員の渡辺孝一(比例代表道ブロック)を擁立する動きを見せ、今も擁立論が根強く残る。ここで荒当がふがいない戦いをすれば、渡辺を担ぐ動きが再び加速しかねないとの懸念がある。
こうした中で、公明党に神経をとがらせるのが自民党現職の釣部勲だ。稲津と荒当が衆院選での自公協力をきっかけに、保守層の経済団体や農業団体へ手を伸ばしてきているからだ。衆院選で稲津を支援した釣部は「遠慮なく自民党の座敷に踏み込んでくる」といら立ちを募らせる。
釣部は渡辺の父親、元衆院議員渡辺省一(故人)の秘書出身。「今回当選すれば、4年間の任期中に衆院解散が1回はある。次こそは小選挙区で勝ち、孝一さんに金バッジ(小選挙区の議席)を着けさせたい」。足を骨折し、3月中旬まで1カ月余の入院生活を強いられたが、つえをつきながら精力的に動き回る。
渡辺はベテランの釣部に空知を任せ、新党大地系新人との一騎打ちで、より厳しい戦いと伝えられる道議選留萌管内(定数1)の自民党候補の支援に飛び回る。釣部との役割分担で、10区の地盤を固める戦略だ。
道議選を舞台に次期衆院選をにらんだ自公の駆け引きが火花を散らす中、民主党の稲村久男は労組の組織固めを進める。北海道農民連盟出身で無所属の白川祥二は農業者の支持結集を図る。共産党の木村賢治は衆院選出馬の経験を生かし、支持拡大を目指す。(敬称略)
◇立候補者(届け出順)
■空知管内(定数4)
稲村久男59民現《2》
白川祥二64無新
釣部勲69自現《6》
荒当聖吾48公現《1》
木村賢治64共新
(《》は当選回数)
938
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:36:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025401.html
統一地方選最前線
道知事選 官邸「脱原発票」を警戒
04/09
「原発に反対の人は、最初から自民党が推す候補には入れない。道知事選の結果には全然関係しない」。政府高官は3月末、新人のフリーキャスター佐藤のりゆき(65)が脱原発を公約の前面に掲げた影響を周囲に問われ、関心のなさを強調した。だが、首相官邸の本音は違う。「道知事選の情勢はしっかり押さえている。知事の同意がなければ原発再稼働は絶対に無理だからだ」(官邸筋)
安倍政権はエネルギー基本計画で、原子力を「重要なベースロード電源」に位置付けており、北海道電力泊原発(後志管内泊村)を含め、原子力規制委員会の審査に合格した原発は順次再稼働する方針。ただ、そのためには知事をはじめとする「地元の同意」を取り付けることが不可欠だ。
現職の高橋はるみ(61)は自民党道連などの推薦を受けるが、公約では泊原発再稼働に触れず慎重な物言いに徹している。政権内からは「通産省(現経済産業省)出身だから最終的には再稼働に反対しない」との声も漏れる。優位な戦いが続く中、自民党幹部は「賛否が割れる政策で踏み込む必要はない」と話す。
一方、民主党北海道など事実上の野党共闘で挑む佐藤にとって「脱原発」は格好の対立軸となる。
「北海道に原発はいらない。この知事選は原発か脱原発かの住民投票だ」。佐藤は「卒原発」を提唱する前滋賀県知事の嘉田由紀子とも連携、持論を訴える。経産省には「佐藤が知事になれば泊だけでなく、函館市が建設差し止めを求めている電源開発大間原発(青森県大間町)も動かなくなる」との警戒感も広がる。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる沖縄県との対立が激化する中、政権内には、道知事選で脱原発の機運が高まれば国と地方の新たな対立の火種になりかねないとの懸念も浮上。野党が脱原発で結集する構図は、自民党推薦の現職が、反辺野古勢力の共闘で新人の翁長雄志(おながたけし)に敗れた昨年の沖縄県知事選と重なる。佐藤陣営が5日に札幌・大通公園で開いた街頭集会では、最後に翁長からの激励のメッセージも読み上げられた。
「野党は沖縄と同じ展開を狙っている。道知事選は最後まで気が抜けない」。首相周辺は眉をひそめた。(敬称略)
939
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:36:51
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025424.html
統一地方選最前線
道議選 公明・共産、議席争い過熱
04/10
道知事選候補の新人佐藤のりゆきが4日、札幌市中央区で開いた街頭演説。駆けつけた共産党副委員長の小池晃が応援のマイクを握り、「希望ある北海道の未来を、佐藤のりゆきさんと力を合わせてつくっていこう」と呼び掛けた。以前、佐藤のテレビ番組に出演したこともあるという小池はその直前、佐藤が自分の演説を終えて選挙カーの横から立ち去ろうとすると、呼び止めて握手を交わした。
共産党は道議選でも候補が「知事選では脱原発を訴える佐藤さん。そして一緒に頑張る道議の議席を増やさねばなりません」などと盛んに訴える。前回の倍の候補12人を擁立し、現有1議席からの躍進を目指す戦略の柱の一つが、知名度のある佐藤との連動。党道委員会書記長代行の佐川敏幸は「昨年の衆院選の勢いは続いている。知事選との連動で支援の広がりも感じる」と手応えを口にする。
こうした共産党の動向に神経をとがらせているのが公明党だ。「これまでの共産党とは明らかに違う動きだ」と、党道本部関係者。公明党が道議選で候補を立てた8選挙区(札幌市北、東、白石区、函館、旭川、釧路、苫小牧各市、空知管内)全てで、共産党の候補と競合している。
7日に道内入りした公明党代表山口那津男は、札幌市内6カ所で行った街頭演説の全てで共産党批判を展開。プレミアム付き商品券発行などの財源を盛り込んだ国や道、札幌市の補正予算案について「共産党は国会で反対。札幌市議会で反対。道議会では賛成した。こんなちぐはぐな対応をする政党に未来を任せるわけにいきません」と訴えた。
山口の批判に共産党道委幹部は「一つ一つの内容を吟味して判断している」と反論。小池は4日に札幌で行った道議選候補の応援演説で「公明党は軽減税率を主張するが、そんなに皆さんの生活が心配なら消費税増税自体をやめればいい」と公明党をけん制した。
ともに弱者重視の政策を掲げ、支持を求める層も重なり合う老舗の政党。昨年の衆院選の道内比例票は公明党の約30万7千票に対し共産党は約30万2千票だった。過去をさかのぼれば、共産党が6議席と躍進した1999年の道議選で公明党は5議席と後塵(こうじん)を拝したこともある。両党の議席争いの行方は、最終盤に入った道議選の焦点としてクローズアップされている。(敬称略)
940
:
チバQ
:2015/04/20(月) 22:37:15
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025453.html
統一地方選最前線
道知事選 自・民対決 変わる力関係
04/11
「自民党の世論調査では、道議選の複数区で4年前はトップ当選した候補が2、3位に落ちており、知事選への影響を懸念している」。4日、札幌市内のホテルで開かれた自民党道連の統一地方選対策本部の会合で、本部長代行を務める吉川貴盛(道連会長代行)の声が響いた。会合は本部長の参院幹事長伊達忠一が招集し、道議選告示日の3日に無投票当選が決まった道連幹事長の柿木克弘を含む道議ら約20人が出席。道議が地元に張り付き、4選を目指す現職の高橋はるみ(61)への支持を呼び掛けることを確認した。
吉川は党務で多忙な伊達に代わり、高橋の選挙事務所に毎朝8時前に顔を出して企業・団体回りの徹底を指示するなど、高橋陣営の司令塔の一人。その姿に陣営幹部は「知事と距離を置いていた吉川さんが頑張ってくれて、ありがたい」と感謝の言葉を口にした。
高橋は2012年の衆院選で、吉川の地元道2区(札幌市北、東区)で民主党候補の激励にも入ったことから、吉川と関係が悪化。吉川は昨年5月、党道2区支部の定期総会で「首長は3期12年がベストだ」と発言するなど、一時は柿木らと並び道連内で高橋4選慎重派とみられていた。
だが、道議を中心に4選容認の流れが強まり、吉川は会長代行の立場も踏まえ、高橋支援の姿勢へと転換。道知事選は統一地方選で数少ない自民・民主対決型の構図となり、吉川は首相の安倍晋三から「北海道は絶対に勝ってください」と激励されたという。
高橋も昨年秋ごろから自民党との関係を強化したい意向をにじませ始め、吉川らとの距離は接近。今年2月に吉川の支持者が札幌のホテルに集まった会合に出席し、吉川に知事選への協力を求める一幕もあった。
自民党道連内では高橋の3期目の道政運営に対して「支持率が高く選挙に強いという自信からか、自民党への配慮が欠けている」などと不満も漏れるようになり、それが4選慎重論の背景にあった。知名度のある新人佐藤のりゆき(65)を相手にした今回の選挙は、圧倒的票差で勝った過去2回とは様相の異なる戦いとなり、高橋と自民党の力関係は変化したというのが大方の見方だ。道連幹部は言う。「もし勝利を収めたら、知事は吉川さんに足を向けて寝られないだろう」(敬称略)
=おわり=
941
:
チバQ
:2015/04/21(火) 20:07:25
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210028-n1.html
2015.4.21 19:28
【統一地方選】
11回連続で無投票当選 北海道初山別村
11回連続で無投票となった北海道初山別村長選で3選を決め、万歳する現職の宮本憲幸氏(中央)=21日午後
北海道北部の初山別村長選が21日告示され、無所属で現職の宮本憲幸氏(57)以外に立候補の届け出がなく、同村長選は昭和46年の選挙戦を最後に、11回連続の無投票当選となった。
村選管によると、46年以降、村長に就任したのは現職の宮本氏を含め3人いるが、選挙では立候補者1人の状態が続いてきた。村長選の投票経験がある村民は最年少でも64歳という。
無投票が続く理由について、ある村民は「46年の選挙が激戦で、小さな村にしこりが残った。それ以来、候補を一本化して選挙を避ける雰囲気がある」と打ち明けた。
午後5時、選管が立候補受け付けを締め切り、3選が決まると、宮本氏は事務所で支援者らと当選を祝った。11回連続の無投票について宮本氏は「無投票の意味を私なりに考えねば。投票がない分、村民の意見をくみ取る努力をしたい」と述べた。
942
:
チバQ
:2015/04/21(火) 20:08:19
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210022-n1.html
2015.4.21 17:59
【統一地方選】
44年ぶり選挙戦も「争点」なく 北海道清里町長選
44年ぶりの町長選となる北海道清里町で、候補者のポスター掲示板を見る有権者=21日
北海道オホーツク地方の清里町で21日、44年ぶりとなる町長選が告示され、再選を目指す無所属現職の櫛引政明氏(66)と無所属新人で元町総務課長の古谷一夫氏(62)が立候補を届け出た。
同町長選は昭和50年以降、10期連続で無投票当選が続いていた。背景は、42年と46年に農協が二つに分裂するなど町を二分する激しい選挙戦があり、争いを避けてきたためとされる。
1期目の実績と継続を訴える櫛引氏に対し、古谷氏は町政の変革を呼び掛ける。ただ、ともに町役場OBで、両候補が「政策に大きな違いはない」と認める「争点なき選挙戦」(町関係者)だ。
有権者約3600人のうち約6割が町長選への投票は未経験。両候補の街頭演説を見に来た主婦、佐々木千佳さん(32)は「一人一人が町のことを考えられる機会で、1票の重みを感じる」。幼い長男の子育て中でもあり「将来をしっかり見据えて、投票先を決めたい」と話していた。
943
:
チバQ
:2015/04/21(火) 20:15:17
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/21/kiji/K20150421010212310.html
北海道初山別村 44年11回連続で無投票当選のワケ
北海道北部の初山別村長選が21日告示され、無所属現職の宮本憲幸氏(57)以外に立候補の届け出がなく、同村長選は1971年の選挙戦を最後に、11回連続の無投票当選となった。
村選管によると、71年以降、村長に就任したのは現職の宮本氏を含め3人いるが、選挙では立候補者1人の状態が続いてきた。村長選の投票経験がある村民は最年少でも64歳という。
無投票が続く理由について、ある村民は「71年の選挙が激戦で、小さな村にしこりが残った。それ以来、候補を一本化して選挙を避ける雰囲気がある」と打ち明けた。
午後5時、選管が立候補受け付けを締め切り、3選が決まると、宮本氏は事務所で支援者らと当選を祝った。11回連続の無投票について宮本氏は「無投票の意味を私なりに考えねば。投票がない分、村民の意見をくみ取る努力をしたい」と述べた。
[ 2015年4月21日 19:07 ]
944
:
チバQ
:2015/04/21(火) 20:16:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125801.html
北海道内18町村長選、無投票に 斜里は現職と元職の一騎打ち確定
04/21 18:00、04/21 18:30 更新
21日に告示された統一地方選後半戦の町村長選と町村議選は同日午後5時に届け出が締め切られた。道内は36町村長選に現職27人、元職1人、新人27人の計55人が立候補し、18町村で無投票、18町村で選挙戦に入った。人口減少問題や地域振興策などを争点に舌戦が繰り広げられている。
選挙戦となった18町村のうち、オホーツク管内清里町は、現職の櫛引政明氏(66)に元町総務課長で新人の古谷一夫氏(62)が挑む構図となり、1971年以来44年ぶりの選挙戦が確定した。同管内斜里町は再選を目指す現職の馬場隆氏(64)と、返り咲きを狙う元職の村田均氏(67)の一騎打ちとなった。そのほか、檜山管内今金町、空知管内雨竜町、上川管内幌加内町、美瑛町、中川町、留萌管内苫前町、宗谷管内中頓別町、豊富町、オホーツク管内美幌町、滝上町、十勝管内更別村、大樹町、幕別町、足寄町、陸別町、根室管内別海町の16町村が選挙戦に突入した。
立候補者が1人で無投票となったのは空知管内由仁町、新十津川町、沼田町、後志管内京極町、赤井川村、胆振管内壮瞥町、檜山管内厚沢部町、乙部町、上川管内下川町、美深町、音威子府村、留萌管内初山別村、天塩町、オホーツク管内訓子府町、興部町、十勝管内鹿追町、浦幌町、根室管内羅臼町の18町村で、前回2011年より6町村減った。初山別村は現職の宮本憲幸氏(57)が、道内単独で最多となる11回連続無投票で3選を果たした。
道内の町村議選は100町村で前回より30減の総定数1075を争う。町村長選、町村議選の投開票は19日に告示された市長選、市議選、市議補選と同じ26日に行われる。
945
:
チバQ
:2015/04/21(火) 20:45:08
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210032-n1.html
2015.4.21 20:16
【統一地方選】
「弊害はない」と説明 北海道乙部町長が9選、8回連続無投票
8回連続で無投票となった北海道乙部町長選で9選を決め、万歳する現職の寺島光一郎氏(右)=21日午後
北海道乙部町長選は現職の寺島光一郎氏(70)が8回連続の無投票で9選を決めた。乙部町は人口約4千人で、北海道南部にある渡島半島の日本海側に位置している。寺島氏は多選について、「毎回を全力で取り組んでおり、地域を愛していれば弊害はないと思う」と話した。9期目は、製造業や観光業の振興を図り、若者の雇用創出が課題という。
寺島氏は北海道大農学部を卒業し、旧農林省に入省。昭和58年、乙部町長選に初当選した。平成17年から現在まで北海道町村会長を務めるほか、23年からは2回目の全国町村会副会長を務めている。
北海道の出先機関「支庁」の再編をめぐっては、北海道町村会長として、今月12日投開票の道知事選で4選を果たした高橋はるみ氏(61)に異を唱えたこともあった。
946
:
チバQ
:2015/04/22(水) 19:35:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddr041010015000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 北海道・浦幌町議選 欠員無投票、でも安堵 「再選挙は防げた」
毎日新聞 2015年04月22日 北海道朝刊
人口減や高齢化に直面する全国の町村で、首長選と議員選がスタートした。自治の担い手が不足し、民主主義の根幹が「無投票」に侵食されつつある。地方自治はどこへ向かっているのか。どこへ向かうべきなのか。選挙告示日の動きを各地で追った。
◇定数減、なお成り手なく
「欠員による再選挙を防げただけでも良かった」。北海道浦幌(うらほろ)町議選は、定数11に対して立候補者が10人だけで、定数に満たないまま欠員無投票となったが、町議会関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。公職選挙法の規定だと欠員2で再選挙となるためで、田村寛邦議長(68)らは「議会の存在意義が問われる」として、心当たりの町民に立候補を促してきた。
町議会は昨年3月、町人口の規模や議会の委員会機能の維持などを考慮して定数を2削減したばかりだった。だが、今回の町議選で町選挙管理委員会による立候補予定者の事前審査を受けたのは、15日までに現職の9人だけだった。「欠員再選挙」が現実味を帯びたうえ、定数削減後の欠員は議会改革に対する町民の批判も予想された。田村議長ら町議は、引退予定の議員を慰留し新人の擁立に奔走した。
小麦などの畑作地帯が広がる人口約5200人の同町は1次産業従事者が多く、町議らは農業者にも立候補を要請して歩いた。だが、町内では離農跡地を活用した経営の規模拡大が進んでおり、「忙しすぎて議員の仕事は無理」との返答ばかりだった。結局、告示前日に新人1人が立候補を決意したが、残る1人の穴は埋められなかった。
当選者10人のうち65歳以上は6人。ある町議は「4年後は高齢化でもっと大変なことになる」と危惧し、別の町議は「『町財政が厳しい中、議員定数をもっと減らしても良かった』と町民から批判が出るのは必至だ」と嘆いた。
同町では町長選も現職が無投票当選し、町議選と合わせてダブルで無投票となった。【鈴木斉】
◇乙部町長選 8回連続無投票、全国最多の9選
北海道乙部(おとべ)町長選は、現職の寺島光一郎氏(70)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、8回連続の無投票で9選を果たした。山梨県早川町の辻一幸町長(74)と並んで現職で全国最多当選となった。
寺島氏は北海道大を卒業後、旧農林省に入省。1983年に乙部町長選に立候補し、対立候補を破って初当選した。毎年1月、町内16地区で懇談会を開いて町民と対話するなどしており、今回も対立候補擁立の動きはなかった。
無投票当選後、寺島氏は「1期ごとに全力を挙げた結果。郷土を愛し、地域のためにという思いがあれば弊害はないと思う」と連続無投票当選を振り返った。
寺島氏は現在、北海道町村会長と全国町村会副会長を務めている。【鈴木勝一】
◇初山別村長選 11回連続で選挙なし
北海道初山別(しょさんべつ)村長選は1975年以来、道内過去最多の11回連続無投票となった。3選を果たした無所属現職の宮本憲幸氏(57)の後援会幹部は「小さな村なので、隣同士がいがみ合う選挙は繰り返したくない思いはある」と複雑な思いを語る。
道北部の日本海に面した村の人口は、59年のピーク時の4分の1に満たない約1300人で、農林漁業が主たる産業だ。
最後の選挙戦となった44年前の村長選では、農協幹部と元町教育長の新人2人が激しい戦いを繰り広げ、村が二分されて選挙違反による逮捕者も10人出た。当時を知る村の関係者によると、一時住みにくくなって村を離れた人もいたといい、村民には「村が二分されたらしこりが残る」と、えん戦気分がいまだに漂っているという。
宮本氏は11回目となった村長選の無投票について「その意味を深く考え、少しでも住民の声を拾い上げる努力をする。地域に出向き、住民と対話をする機会を多くしたい」と語った。宮本氏の後援会長で元村議会議長の高沢国雄さん(76)は「優れた村長に恵まれた面もある。選挙戦になった方がいいとの声はあるだろうが、村民が選んだ候補を村民が無投票当選させるのも、地域の選択ではないか」と話す。
また音威子府(おといねっぷ)村長選も無所属現職の佐近勝氏(60)が無投票で再選され、同村長選は5回連続の無投票となった。【横田信行】
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チバQ
:2015/04/22(水) 19:46:58
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125965.html
反原発かすむ議論 北海道・泊村議選、全員再稼働反対せず
04/22 07:00、04/22 12:36 更新
泊原発のPR施設「とまりん館」の前を通りすぎる選挙カー。村議選で原発再稼働の是非を語る声は聞かれない=21日午前10時50分、後志管内泊村(写真を一部加工しています)
統一地方選前半戦の道知事選で大きな争点となった北海道電力泊原発の再稼働問題。お膝元の泊村を含めて後志管内各地では、町村議選が21日告示されたが、再稼働の是非を問う声はほとんどなかった。ただ住民の声に耳を傾けると、原発の経済効果などに期待する一方で、事故への不安も聞こえる。
「原発があってこその豊かな財政。予算を有効に使い持続可能な村を目指す」。朝から小雨が降る泊原発のPR施設「とまりん館」そばの国道脇。現職候補が力を込めて訴えたが、聞いていたのは玄関から顔を出した女性1人だけだった。
泊村議選には定数9に対し11人が立候補したが、原発再稼働の反対を掲げる候補はゼロ。街頭演説をした候補もごくわずかだった。ある現職候補は「争点がないから、有権者に訴えたいこともない」と話した。
静かな選挙の背景にあるのが「原発マネー」。泊原発1号機の建設が始まった1984年度から30年間で、泊村には約200億円の電源3法交付金が支払われ、北電から固定資産税など約522億円の税収を得た。村の本年度一般会計予算約40億円の歳入の7割弱は、原発関連が占める。
地元の商工関係者は「村内の約70の商店や会社の半数が原発関連の需要で成り立っている」。1〜6歳の子供3人がいる30代の母親は「15歳以下の医療費免除など住民サービスは手厚い。村の将来は原発なしには語れない」と言い切る。
ただ、東京電力福島第1原発の事故を受け、原発に不安を抱く人も少なからずいる。年金暮らしの男性(85)は「再稼働に反対だが、代弁してくれる候補がいない」と嘆く。50代の主婦も「選挙は論戦の場なのに、それができないなんて矛盾している」と不満を口にした。
選挙戦は、30年間で約84億円の電源3法交付金を受け取った岩内町と、約42億円が支払われた神恵内村でも幕を開けたが、原発再稼働の是非を問う動きは泊村同様に広がっていない。(報道センター 久保田昌子)
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チバQ
:2015/04/22(水) 19:47:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126034.html
室蘭の選挙ポスター、公正期して順送り掲示 88年から
04/22 11:00、04/22 14:50 更新
各候補者の選挙ポスターを張る位置が場所によって違う室蘭市長選・市議選の掲示板
【室蘭】26日投開票の室蘭市長選と市議選に向け、市選挙管理委員会が設置した選挙ポスター掲示板は、各候補者の掲示区画を一つずつずらす珍しい方式を採用している。掲示位置を固定化することによる不公平さをなくす狙いで、中央部にポスターがない「虫食い状態」の掲示板も。選挙が激しかった時代から公正を期して続く方式だという。
市選管によると、市長選と市議選の掲示板の区画は最上段の右から左へ順に割り当て、下の段に続く。
各区画には立候補届け出順の番号を明記し、位置を指定。最初の掲示板は1番から始まり、次の掲示板は1番が最後で、2番が繰り上がる。その後も番号が順に繰り上がるため、張る場所は掲示板ごとに違う。
今回の市議選は定数22に23人が出馬し、掲示板に用意した30区画のうち7区画が空いた。番号をずらした30通りの掲示板172カ所の中には、中心部が空白になったものもある。
番号をずらすようになった経緯は不明。市選管の谷沢康夫事務局長は「端の方が目立つとか、気にする人がいたのだと思う。場所が上だとポスターを張るのに脚立が必要で、作業に時間もかかる」と語る。少なくとも今の市選挙事務取扱規定ができた1988年から続いているという。
西胆振では室蘭だけの方式で、道内主要10市でも小樽と江別だけ。大半の自治体は番号の位置を固定し、「届け出順の番号を抽選で決めるので、掲示板が不公平という声はない」と、室蘭方式は少数派だ。
かつて室蘭市議選は10人以上が落選し、ポスターの位置に敏感だったらしい。投票率も80%前後と高かった。しかし今回は前回に続き落選は1人だけ。市長選の盛り上がり次第では前回63・75%だった投票率の低下が心配される。こだわりの掲示板を貫く市選管は「室蘭の将来を担う人を選ぶ大事な機会。棄権しないで」と投票を呼び掛けている。(津野慶)
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チバQ
:2015/04/23(木) 22:46:11
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126642.html
よそ者町議 浦河変える 札幌出身30歳・武藤さん 無投票当選「町と住民の仲介役に」
04/23 18:30
書店「六畳書房」で本に囲まれる武藤さん。「さまざまな町民と一緒にまちの未来図を考えたい」
【浦河】21日告示の日高管内浦河町議選(定数18)で、札幌市出身で2年前に浦河にやって来た武藤拓也さん(30)が無投票で初当選した。直前まで町の地域おこし協力隊員として働き、浦河で現在唯一の新刊書を扱う書店を寄付金で運営する形態で立ち上げたアイデアマン。まちづくりへの情熱がさらに高じて、立候補を決意した。
武藤さんは小樽商大を卒業した2008年、さっぽろフィルムコミッション(現札幌・北海道コンテンツ戦略機構)入り。映画の道内ロケ誘致などに従事し、札幌・ススキノを舞台にしたヒット作「探偵はBARにいる」の制作を補助した。
13年7月、浦河町の地域おこし協力隊員に応募し、採用された。協力隊では、インターネットを活用しながら、都会の人に浦河町を移住先として検討してもらう事業を推進した。
昨年11月には、雑誌やコミック以外の新刊書を扱う書店がなかった浦河で、5千円を寄付するごとに仕入れる本を1冊指定できる「1口店長」(上限3口)を募る形態の新刊書店「六畳書房」を立ち上げた。
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:
チバQ
:2015/04/24(金) 22:58:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk01010128000c.html
市長選の構図:’15統一地方選/上 函館/江別/室蘭 /北海道
毎日新聞 2015年04月23日 地方版
◇函館 市が国訴えた是非問う/江別 異口同音に人口減対策/室蘭 「37歳」に「民間出身」挑む
■函館市長選立候補者
広田知朗 54 無新
工藤寿樹 65 無現(1)
(届け出順。年齢は投票日現在)
= ◇ =
「訴訟を取り下げると訴えている人がいる。大間原発(建設)反対を掲げているようだが、実際には容認しているようにしか思えない」。告示日の19日、現職の工藤寿樹氏は16分間の第一声演説のうち約半分を大間原発に関する主張にあてた。
新人の広田知朗氏は「大間原発の建設に反対」としているが、建設を止める方法として、工藤氏が進めた市が国を相手取って起こした大間原発建設差し止め訴訟は、国との関係が悪化するとして「取り下げるべきだ」と主張する。
函館から津軽海峡を挟んで対岸にある青森県大間町で進むJパワー(電源開発)大間原発。事故が起きた場合、基幹産業である観光や水産加工業が打撃を受けるとして、市内では反対の声が大きい。
訴訟を主導した工藤氏は、当初は無投票で再選されるとみられていたが、広田氏が道議選への出馬を取りやめて市長選に転戦し、選挙戦となった。今回の市長選は、市が起こした訴訟の是非を有権者に直接問う初めての機会となっている。【鈴木勝一】
■江別市長選立候補者
鈴木誠 61 無新
三好昇 66 無現(2)
岡英彦 42 無新
= ◇ =
現職に2新人が挑む。選挙戦は8年ぶり、三つどもえの構図は32年ぶり。道都・札幌のベッドタウンでありながら、4月1日現在で市の人口が12万人を割ったこともあり、各候補が人口減対策を訴えているが、違いは不鮮明だ。
現職の三好昇氏は2期8年間で解決した市立病院の医師確保問題などの成果をアピール。人口減対策として保育料の軽減を掲げる。
市企画政策部長などとして三好市政を支えてきた新人の鈴木誠氏は「江別のことは江別で決める」と津別町出身の三好氏をけん制し、自らは地元出身と強調。保育園の待機児童の解消など人口減対策を政策の柱に掲げる。
前市議で新人の岡英彦氏は連日、自転車に乗って市内を回り、若さをアピール。「挑戦する人材を受け入れることで、人口減対策を図っていく」と訴える。【吉田競】
■室蘭市長選立候補者
大西武俊 46 無新
青山剛 37 無現(1)
= ◇ =
再選を目指す37歳の現職・青山剛氏に、元スーパー店長で新人の大西武俊氏が「市政に民間の感覚を」と訴えて挑む。室蘭市の人口はピーク時の半分以下の9万人を割り、人口減対策が急務。基幹産業だった製油所が原油の精製を停止するなど暗い話題が続く中、現市政の継続か転換かが焦点となっている。
青山氏は水素エネルギー社会実現への取り組みなど経済振興策に明るい兆しがみえてきたと主張。前回は対立候補に429票差まで詰め寄られたが、今回は270を超える企業・団体から推薦を受け「確実な勝利」(後援会幹部)を目指す。
一方、大西氏は「愛する室蘭が衰退するのをみていられない」「1台800万円する水素自動車が本当に必要なのか」と現市政を批判。民間で培ったリーダーシップとスピード感で市政を刷新すると草の根選挙を展開する。【横尾誠治】
× × ×
統一地方選後半戦の道内5市長選は、各地で深刻化している人口減少問題対策などを巡って舌戦が繰り広げられている。各市長選の構図をリポートする。
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:
チバQ
:2015/04/24(金) 22:58:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk01010151000c.html
市長選の構図:’15統一地方選/下 小樽/芦別 /北海道
毎日新聞 2015年04月24日 地方版
◇小樽 かすむ「争点」のカジノ/芦別 現市政の継続か刷新か
■小樽市長選立候補者
森井秀明 42 無新
中松義治 68 無現(1)
吹田友三郎 65 無新
(届け出順。年齢は投票日現在)
= ◇ =
2期目を目指す現職に2新人が挑む三つどもえの戦い。選挙前は、現職の中松義治氏が積極姿勢を示していたカジノを含む統合型リゾート誘致の是非が争点になるとみられていたが、国会での法案の早期成立が困難な見通しとなり、争点は見えづらくなっている。
中松氏は1期目の公約に掲げた市立病院の統合再建や企業誘致による雇用確保が進んだとして実績を強調。2期目の公約は人口減対策としている。
森井秀明氏は、中松氏が市議会3会派と商工会議所、連合から相乗りで支援を受けている体制を批判。「しがらみを取り除く」とカジノ誘致反対を掲げ、無党派層への浸透を図っている。
告示日に立候補を表明した吹田友三郎氏は「市議ではできないことを、行政の長としてやらなければならない」と主張。市が発注する公共事業の公平性に疑問を呈している。【遠藤修平】
■芦別市長選立候補者
今野宏 67 無新
清沢茂宏 52 無現(1)
= ◇ =
再選を目指す現職の清沢茂宏氏と前市議で新人の今野宏氏による一騎打ち。現市政の継続か刷新かが焦点となっている。
清沢氏は市議候補4人の応援を受け、「地方創生の芽が出始めた」と現市政の継続を強調。商工会議所や老人連合会などから幅広い応援を受ける。
今野氏は「相次ぐ公共事業で市財政を悪化させた」と現市政を批判。「市政の流れを変える」をキャッチフレーズに、教育・文化団体などでつくる有志の会の支援を受ける。【渡部宏人】
952
:
チバQ
:2015/04/24(金) 23:29:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126730.html
空知の議員、なり手不足 無投票が9市町 低報酬で敬遠も
04/24 10:30、04/24 17:54 更新
市議選と市長選が無投票になったことを知らせる張り紙=三笠市役所
統一地方選後半戦になる空知管内17市町の議員選挙のうち、無投票当選が9市町に上り、12年前のゼロから急増した。夕張市、三笠市、砂川市は今回、市制施行後初の無投票になった。財政難で行政運営の自由度が狭まり、行政の監視や政策を提案する議員の仕事に魅力を感じづらくなったほか、長い拘束時間と低い報酬も敬遠されるなど、議員のなり手不足は深刻さを増している。
管内17市町の議員選挙をみると、無投票は03年にゼロ、07年に1町、11年に5市町、15年に半分超の9市町に増加した。
夕張市議選(定数9)では、立候補を予定していた自営業の2人が本業との両立などを懸念して断念。告示まで1カ月を切った3月下旬の段階で立候補予定者が8人にとどまり、欠員の恐れもあった。鈴木直道市長の支持母体の連合夕張が「欠員が生じると国や道に財政再生に対する市民の熱意を疑われる」として今月3日、当時の会長を擁立し、何とか定数を埋めた。
全国唯一の財政再生団体の夕張市の議員報酬は、手取りで月14万円ほどと全国最低の水準。さらに、財政再生計画に縛られ、議員独自で政策を提案したくても国や道の同意が必要だ。
引退する市議の1人は議員の拘束時間の長さと報酬の低さを挙げ、「後継者を探そうにも議員活動に時間を取られても収入が確保できるような人はいなかった」と打ち明ける。
三笠市議選(定数10)では現職7人と新人3人のほかに、複数の新人を擁立する動きがあったが難航。告示直前に元会社員の男性が立候補を表明し選挙戦の可能性が高まった直後に、出馬の意向を示していた別の男性が「選挙になれば地盤がないので(当選は)厳しい」として立候補を取りやめ、無投票となった。
一時、立候補を検討した農業男性は「農繁期に議員活動でどのぐらい時間を取られるか分からない」と本業の忙しさなどを理由に断念したという。ある市議は「人口減でマチが小さくなり、なんでも国の交付金頼み。昔と比べやりがいもなくなっている。(労組などの)組織も人が減り、候補を出す力がなくなっている」と指摘する。(統一地方選取材班)
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チバQ
:2015/04/24(金) 23:30:34
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126704.html
清里町長選、44年ぶりに関心高く 両陣営「投票率90%超も」
04/24 07:30、04/24 09:58 更新
【清里】44年ぶりの選挙戦となった26日投開票の町長選は、21日の告示以降、現職の櫛引政明氏(66)と新人の古谷一夫氏(62)が、ともに精力的に町民に支持を訴えている。期日前投票の初日の投票数は前回2011年の町議選の約2倍で、町民の関心も極めて高い。
町では1967年と71年に、保守系の中村弥一氏(故人)と革新系の牧野民夫氏が対決。いずれも中村氏が当選したが、町民は大きく割れ、選挙後に農協が分裂するなどした。町内の女性(72)は「違う候補を推す商店を利用しないなど亀裂が残った」と振り返る。その後、選挙を避ける風潮が生まれたという。
町選管によると今回、期日前投票初日の22日は133人が投票。直近の有権者数3588人の3・7%に当たり、11年の町議選の初日を約1・8ポイント上回った。11年町議選の最終的な投票率は89・97%。櫛引氏陣営は「今回、90%超えは確実」、古谷氏陣営は「90%台後半も」とみている。
町では歴代、現職の町議候補は町民への迷惑を考慮し、選挙期間の2、4日目は連呼を自粛する申し合わせがある。町長選はしばられないが、今回は両陣営ともそれを踏まえ活動する。
櫛引氏陣営は、21日は15カ所で街頭演説。22日は選挙カーを事務所前に置いて電話で活動。23日は農村部を回った。2期目の公約を中心に訴える。古谷氏陣営は、21日は5カ所で街頭演説。22日は各地区を歩いて有権者と対話。23日は各地で街頭演説を行い、公約などの浸透を図っている。
期日前投票は25日まで。役場1階で午前8時半から午後8時まで受け付ける。(米田真梨子)
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チバQ
:2015/04/27(月) 06:48:29
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150427-OYTNT50229.html
44年ぶり選挙戦 現職が再選…清里町
2015年04月27日
44年ぶりの清里町長選で再選を決め、花束を受け取る櫛引政明さん(26日、北海道清里町で)=鈴木毅彦撮影
44年ぶりの清里町長選で再選を決め、花束を受け取る櫛引政明さん(26日、北海道清里町で)=鈴木毅彦撮影
26日投開票された統一地方選後半戦。1971年以来、44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引くしびき政明さん(66)が新人で元町総務課長の古谷一夫さん(62)を破り再選を果たした。投票率は90・85%だった。
櫛引さんは当選後、「全国的に注目される中での選挙戦。相手の主張も否定せず、しこりの残らないよう町全体で取り組む」と述べた。一方、古谷さんは約200票差での敗戦に、「私の力不足」と支持者に一礼。今後の町政に「町民の思いを受け止め、まちづくりの理念を示して」と注文した。
同町長選は67、71年の2回、保守系の現職と革新系の新人の同じ顔ぶれで激戦となり、いずれも現職が勝利した。選挙戦では、両候補を推した町民の間で溝が広がり、その後、地元農協が分裂するなど、大きなしこりが残ったという。以来、同町長選では10回連続で無投票が続いてきた。
2015年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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チバQ
:2015/04/27(月) 07:13:20
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260039-n1.html
2015.4.26 22:43
【統一地方選】
得票同数、くじで当選決定 北海道の3町村議選
【統一地方選2015】
北海道の神恵内村議選(定数8)、大樹町議選(定数12)、遠別町議選(定数9)は26日、最後の1議席をめぐり、2候補の得票数が同数となり、地元の選挙管理委員会が公選法に基づき、くじ引きで当選者を決めた。
神恵内村選管によると、無所属新人の土門昌幸氏(61)と無所属現職の稲葉寛久氏(64)が得票数74票で並んだ。くじ引きで当選者となった土門氏は「これで議員活動ができる」と安心した様子で話す一方、「遊説期間中の自分に何が足りなかったのかを考えながら活動したい」と語った。
大樹町選管によると、大樹町議選では、ともに無所属現職の阿部良富氏(67)と福岡孝道氏(67)が167票で並び、阿部氏がくじ引きで当選が決まった。遠別町議選では、無所属と共産党の両候補が132票で並び、くじ引きで共産党候補の当選が決まった。
956
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チバQ
:2015/04/27(月) 07:16:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127751.html
小樽市長選 森井氏が初当選 現職・中松氏を振り切る
04/26 22:46、04/27 06:54 更新
小樽市長選で初当選を決め、大勢の支持者から祝福を受ける森井秀明氏=26日午後10時10分、小樽市花園4の選挙事務所
三つどもえの争いとなった小樽市長選は、元市議の新人・森井秀明氏(42)が再選を目指した現職・中松義治氏(68)らを破り初当選した。3度目の挑戦となった森井氏が、中松氏との事実上の一騎打ちで約1万5千票差をつけた。前回市長選での中松氏の後援会をめぐる政治資金規正法違反事件の素地となった相乗り体制を批判。市民の関心が高いカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について反対を明言し、若さを前面に打ち出して幅広い支持を集めた。
中松氏は自民、民主、公明の各党、経済界などに推されたが、組織面で有利な立場を生かせなかった。
957
:
名無しさん
:2015/04/27(月) 15:32:53
清里町長選にまつわるお話ですが、
200票差という激戦ではありましたが、古谷氏のバックについている元議員(議長)の評判があまりにも悪く、そいつさえ応援してなかったら古谷氏は当選していたかも。
嘘つきで私利私欲の塊であるその元議員が応援している限り古谷氏には投票しないとはっきり態度を表明している町民は多かった。
958
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チバQ
:2015/04/27(月) 22:06:56
小樽市長選。11年出馬の元市議が現職を破る
>>911
とか
芦別市長選。3月末に出馬表明した市議が現職を破る
>>922
とか (かなり意外)
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010209000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 市長に3現職2新人 18町村長決まる(その1) /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版
統一地方選後半戦の市町村長・市町村議選の投開票が26日に行われ、選挙戦となった5市長選の当選者が決まった。三つどもえの戦いとなった小樽市は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=が現職の中松義治氏(68)=同=ら2氏を破って初当選。芦別市でも、前市議で新人の今野宏氏(67)=同=が現職の清沢茂宏氏(52)=同=を破って初当選を果たした。江別市は現職の三好昇氏(66)=同=が新人2氏を降して3選。函館市の工藤寿樹氏(65)=同=と室蘭市の青山剛氏(37)=同=も再選を決めた。21市議選(伊達市は大滝区のみ)と千歳市議補選も同日投開票が行われ、新議員が次々と決まった。市長選の投票率は函館を除く4市で過去最低だった。(15面に市議選の開票結果)
◇小樽市長に森井氏初当選
小樽市長選は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=が現職の中松義治氏(68)=無所属、自民・民主・公明小樽総支部推薦=と前市議で新人の吹田友三郎氏(65)=無所属=を破り初当選を果たした。事務所で万歳をした森井氏は、3回目の挑戦での悲願達成に、「思いは8年前と変わっていない。この間にたくさんの市民と対話ができた」と感慨深げに話した。
選挙戦では、市議会主要3会派と商工会議所、連合から相乗りで支援を受ける中松氏の体制や前回選での中松氏の後援会のパーティー券販売による政治資金規正法違反事件を批判。カジノを中心とする統合型リゾート(IR)誘致や、運転停止が続く北海道電力泊原発(泊村)の再稼働に反対を表明するなどして幅広い支持を集めた。
中松氏は告示直前に2期目の任期中はIR誘致を推進しないと表明するなど争点化回避を図ったが、及ばなかった。吹田氏は告示日に出馬を表明し出遅れた。【遠藤修平】
◇芦別市、今野氏が初当選
現市政の継続か刷新かが焦点となった芦別市長選は、前市議で新人の今野宏氏(67)=無所属=が、再選を目指した現職の清沢茂宏氏(52)=同=を破り、初当選を果たした。
今野氏は、徹底した草の根運動を展開。現市政を厳しく批判し、主婦や会社員など無党派層から幅広い支持を集めた。選挙戦では財政再建や商工業振興、子育て支援などを訴えた。
今野氏は「市民の目線で訴えてきた熱い思いが届いた。芦別の現状は厳しいが、皆さんの支援に精いっぱい応えたい」と語った。
清沢氏は、1期4年間に手掛けた地方創生策の継続に加え、給付型奨学金制度の継続などを公約に掲げたが、2回目の当選はならなかった。【渡部宏人】
◇室蘭市、青山氏支持広げ再選
室蘭市長選は、現職の青山剛氏(37)=無所属=が元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)=同=を破り、再選を果たした。青山氏は「身の引き締まる思い。経済の活性化、室蘭港の活性化、子育て支援の三つに取り組む。粉骨砕身、精いっぱい頑張る」と語った。
青山氏は「若さと行動力で誇れる室蘭」を強調し、経済・雇用対策や子育て支援など七つの戦略と50項目の公約を掲げた。1期目で水素エネルギー社会の実現やフェリー航路の開設など明るい話題を提示したことが評価につながり、有力企業や労働団体などから幅広い支持を得た。
大西氏は民間で培ったリーダーシップとスピード感で市政の刷新を唱えたが及ばなかった。【横尾誠治】
◇江別市、三好氏3選果たす
三つどもえの戦いとなった江別市長選は、三好昇氏(66)=無所属=が、元市企画政策部長の鈴木誠氏(61)=同=と前市議の岡英彦氏(42)=同=を破り、3回目の当選を決めた。
過去2回は無投票で、三好氏は初めて有権者の審判を受けた。三好氏は「初めての選挙で市民の支持を得た。江別にはさまざまな課題があるが、経済基盤の立て直しを図り、次の世代への基礎をつくっていきたい」と抱負を述べた。
三好氏は地元選出道議らの支援を受けて組織を固め、市立病院の医師確保や再建問題解決など実績を強調して幅広い支持を集めた。
鈴木氏は支持基盤を固めきれず、岡氏は若さをアピールしたが浸透しなかった。【吉田競】
==============
■5市長選の投票率(%)
市名 投票率 前回
函館市 51.86 55.65
小樽市 60.21 61.50
室蘭市 60.53 63.75
芦別市 77.23 78.73
江別市 55.84 無投票
959
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:08:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010234000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 市長に3現職2新人 18町村長決まる(その2止) /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版
道内の町村長選は、無投票当選が決まった18町村を除く18町村で投開票され、新町村長が決まった。町村議選も68町村であった。(町村議選の開票結果は28日に掲載します)
◇足寄町、安久津氏が4選 「初心に帰って頑張る」
12年ぶりに三つどもえの戦いとなった足寄町長選は、現職の安久津勝彦氏(63)=無所属=が、ともに無所属新人の元町議、矢野利恵子氏(62)と元町建設課上下水道室長、清野幸吉氏(61)を破り、4選を果たした。安久津氏は事務所で万歳をし、「3期12年の取り組みが評価された。初心に帰って頑張りたい」と語った。
安久津氏は医療と介護施設の連携、ハード面の充実など3期12年の実績を強調し、「今後は子育て支援などを強力に進めていく」と訴えた。圧倒的な知名度に加え、町職労や建設業協会などの推薦を受け、各層に幅広く浸透した。
矢野氏と清野氏は草の根選挙を展開したが、及ばなかった。【鈴木斉】
◇別海町、水沼氏3選果たす 「酪農を魅力ある産業に」
別海町長選は、現職の水沼猛氏(65)=無所属=が、新人で元町産業振興部長の曽根興三氏(63)=同=を破り、3選を果たした。水沼氏は基幹産業の酪農について、「担い手が夢と希望の魅力ある産業にしないといけない」と抱負を述べた。
両氏の対決は2007年以来2度目。曽根氏は子育て支援を重点に将来の町の姿を訴えたが、及ばなかった。【本間浩昭】
◇町政刷新を主張、細川氏が初当選 幌加内町
24年ぶりの選挙戦で元町職員同士の一騎打ちになった幌加内町長選は、元町保健福祉課長の新人、細川雅弘氏(59)=無所属=が、再選を目指した現職の守田秀生氏(59)=同=を破り初当選した。
細川氏は対話を大切にした町政の実現など刷新を主張し、支持を広げた。守田氏は実績を訴えたが届かなかった。【横田信行】
◇現職5選を阻み西野氏が初当選 雨竜町
16年ぶりの選挙戦となった雨竜町長選は、新人の元町住民課長、西野尚志氏(54)=無所属=が、5選を目指した現職の藤本悟氏(64)=同=を破り、初当選を果たした。
西野氏は役場庁舎建設費をカットし、削減分を新規農業者支援などに充てると訴えた。藤本氏は商工会の応援を受けたが及ばなかった。【渡部宏人】
◇実績アピールし川口氏が再選 中川町
前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった中川町長選は、現職の川口精雄氏(65)=無所属=が、元陸上自衛官で新人の高見善雄氏(68)=同=を破り、再選を果たした。
町議会議長も務めた川口氏は実績をアピールする選挙戦を展開し、町政刷新を訴えた同町出身で旭川市在住の高見氏を圧倒した。【横田信行】
◇福祉重視を掲げ小林氏が初当選 中頓別町
新人同士の争いとなった中頓別町長選は、元町保健福祉課長の小林生吉氏(54)=無所属=が、前町議の柳沢雅宏氏(62)=同=を破って初当選した。
小林氏は30年の行政経験を基に子育て支援や福祉施設の整備など福祉を重視した政策を掲げ、支持を広げた。柳沢氏は町政刷新を訴えたが及ばなかった。【金子栄次】
◇実績を強調し外崎氏が4選 今金町
今金町長選は、現職の外崎秀人氏(65)=無所属=が、前町議の新人、村本照光氏(65)=同=を退け、4選を果たした。
外崎氏は行財政改革や子育て支援などの実績を強調。国が進める地方創生に速やかに対応すると訴えた。
村本氏は農業振興や医療・福祉の充実などを訴えたが及ばなかった。【鈴木勝一】
◇未来志向政策で酒森氏が初当選 大樹町
大樹町長選は、新人で前副町長の酒森正人氏(56)=無所属=が手堅く支持を固め、新人で前町議の加藤明浩氏(55)=同=との一騎打ちを制し初当選。
酒森氏は産業振興や子育て支援など未来志向の政策を掲げ、経済団体などの支援で幅広く浸透した。加藤氏は農協役員や町議経験を強調したが広がらなかった。【鈴木斉】
◇「町民党」掲げて飯田氏が初当選 幕別町
新人対決となった幕別町長選は、元町教育長の飯田晴義氏(59)=無所属=が、元道議秘書の前川雅志氏(47)=同=を破り、初当選を果たした。
飯田氏は行政経験を産業振興や経済活性化に生かすと主張。「町民党」を掲げて幅広く浸透した。前川氏は医療系大学誘致などを訴えたが、及ばなかった。【鈴木斉】
960
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:08:35
◇子育て支援掲げ西山氏が初当選 更別村
新人同士の一騎打ちとなった更別村長選は、元更別小校長の西山猛氏(61)=無所属=が、元村教育長の高島敏彦氏(56)=同=を退け初当選した。
西山氏は教育者としての経験を基に子育て支援策を打ち出し、主婦や無党派層、子育て世代に浸透した。高島氏は農業振興を掲げたが票固めには至らなかった。【鈴木斉】
◇林産業振興訴え長屋氏が3選 滝上町
滝上町長選は、現職の長屋栄一氏(63)=無所属=が、元会社員で新人の工藤唯広氏(42)=同=を破り、3選を果たした。
長屋氏は実績を強調し、医療や子育て支援の充実、林産業の振興などを訴えて支持を集めた。工藤氏は、殺人事件遺族の立場で「犯罪のないまちづくり」を掲げたが及ばなかった。【山田泰雄】
◇地域資源の開発、土谷氏が3選 美幌町
美幌町長選は、現職の土谷耕治氏(64)=無所属=が、新人で前町議の松浦和浩氏(53)=同=を破り3選を果たした。
土谷氏は国保病院の体制確立や自衛隊駐屯部隊の充実整備、地域資源の開発などを掲げて支持を集めた。松浦氏は官民の連携強化による産業活性化などを訴えたが及ばなかった。【山田泰雄】
◇4期実績を強調、浜田氏が5選 美瑛町
美瑛町長選は、現職の浜田哲氏(62)=無所属=が、前町議の新人、森平真也氏(35)=同=を破り、5選を果たした。
浜田氏は4期16年の実績をアピールするなど現職の強みと知名度を生かした。
告示直前に立候補を表明した森平氏は、草の根選挙を展開したが届かなかった。【横田信行】
◇3期実績を強調、森氏4選果たす 苫前町
12年ぶりの選挙戦となった苫前町長選は、現職の森利男氏(73)=無所属=が、新人で前町議の西大志氏(39)=同=を破って4選を果たした。
森氏は財政再建や風力発電の推進など3期の実績を強調し、支持を拡大した。西氏は循環型まちづくりなどを掲げ、草の根選挙を展開したが、及ばなかった。【横田信行】
◇観光振興訴え工藤氏が4選 豊富町
豊富町長選は、現職の工藤栄光氏(66)=無所属=が、新人で農業の相馬靖男氏(70)=同=を破って4選を果たした。
工藤氏は実績を強調し、温泉やサロベツ原野などを活用した観光の振興や移住者の定住環境整備などを訴え、支持を広げた。相馬氏は産業振興などを主張したが及ばなかった。【金子栄次】
◇後援会組織継承、野尻氏が初当選 陸別町
新人同士の争いとなった陸別町長選は、前町議会副議長の野尻秀隆氏(61)=無所属=が、介護施設NPO理事長の原子裕志氏(61)=同=を破って初当選を果たした。
野尻氏は6期務めた金沢紘一町長の事実上の後継で、後援会組織も継承し票を固めた。原子氏は町政刷新を訴えたが広がらなかった。【鈴木斉】
◇実績を強調し馬場氏が再選 斜里町
前回と同じ顔ぶれになった斜里町長選は、現職の馬場隆氏(64)=無所属=が、返り咲きを狙った元職の村田均氏(67)=同=を破り再選を果たした。
馬場氏は「ステップアップへの2期目か、一度ゼロに戻った2期目か」と訴えて支持を集めた。村田氏は現町政を「停滞の4年間」と批判したが及ばなかった。【山田泰雄】
961
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:11:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddr041010006000c.html
統一地方選:北海道・函館市長選 「大間凍結」支持幅広く 再選の工藤さん、「訴訟反対」に大差
毎日新聞 2015年04月27日 北海道朝刊
「原発の建設を止めてほしい」との住民の声が、北海道函館市長選で反映された。Jパワー(電源開発)が青森県大間町に造っている大間原発の建設差し止め訴訟をめぐり、市が国と争うことの是非が最大の争点だった。現職の工藤寿樹さん(65)=無所属=は「圧倒的な勝利でないと、原発は止められない」と訴え、訴訟取り下げを掲げた新人で元衆院議員秘書の広田知朗さん(54)=同=との一騎打ちを制した。【鈴木勝一】
「たとえ相手が誰であろうと、全力で戦う」。選挙戦初日の第一声で、工藤さんは支援者を前にこう叫んだ。広田さんは市長選告示の3週間前、道議選函館市区から市長選へのくら替えを表明。当初は無投票当選とみられたが、一転して工藤さん再選阻止の動きが浮上した。工藤さんは闘志をむき出しにし、緩みかかっていた後援会組織に活を入れた。工藤さんの後援会幹部は「くら替えすると聞いた時は驚いたが、選挙戦の準備は続けていた」といい、前回獲得した7万票を大幅に超す得票で大勝することを目標にした。
地方自治体が国を訴えるという異例の訴訟への民意を問う初の選挙。広田さんは大間原発建設反対を掲げながらも、訴訟で市が国と対立していることに批判を強め、「国とコミュニケーションが取れなくなっている」と主張。政権与党と市の連携を重視する保守層の一部有権者からも「補助金が減らされないか」などの懸念も出ていた。
保守層の切り崩しを狙う広田さんに対し、工藤さんは「私は『反原発』『脱原発』の立場で発言したことはない。大間原発の建設を凍結しろと言っている」と、原発再稼働を進める自民党の支持層に配慮。広田さんの主張について、「訴訟の取り下げは、建設を容認することと同じだ」とけん制し、幅広い有権者に浸透した。
再選を決めた工藤さんは「大間原発の凍結について市民の皆さんが理解し、支持をしてくれた」と語り、訴訟継続に自信を深めた。
962
:
名無しさん
:2015/04/27(月) 22:11:51
◇清里町長選 44年ぶり選挙、櫛引さん 投票率90・85%
44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引(くしびき)政明さん(66)=無所属=が、元町総務課長で社団法人理事の新人、古谷一夫さん(62)=同=を破って再選した。有権者の6割近くが同町長選で1票を投じた経験がない中、町民の関心は高く、投票率は90・85%に上った。
同町長選はかつて、町を二分した激しい選挙戦が繰り返され、農協が分裂したこともあった。その反動で、選挙戦を忌避する空気が長くあり、有力者が候補者調整に動くこともあった。
しかし、18日にあった公開演説会には、主催側の予想を大きく上回る500人以上の町民が参加。「これまで無投票が続いたことの方がおかしい」との声が相次いだ。
前回2011年は無投票当選だった櫛引さんは、インフラ整備や農業振興など1期4年の実績を前面に打ち出した。田園景観を生かして全国にアピールするまちづくりの戦略などを訴えて、有権者の支持を広げた。
古谷さんは「(現町政は)広く町民の意見を取り入れる過程に欠ける。町民一人一人がまちづくりの主体となるよう変える」と訴えたが、及ばなかった。
選挙戦について、櫛引さんの陣営は「4年間の実績と課題を町民の前に提示できた」と振り返り、古谷さんの陣営も「町の今後にとって、必ずいいきっかけになる」と評価した。
当選した櫛引さんは「無投票の時とは違う責任感を感じる」とし、過去の選挙で町内にしこりが残ったことについては「もう過去に戻すべきではない」と述べた。44年前の選挙戦を知る飲食業の男性(70)は「選挙で町民の審判を受ける方がいい。今回は町民同士の激しいぶつかり合いもなかった。昔のようなことにはならないだろう」と話した。【山田泰雄】
◇3議会議員選挙、くじで当選決定 神恵内、大樹、遠別
北海道の神恵内(かもえない)村議選(定数8)、大樹(たいき)町議選(定数12)、遠別(えんべつ)町議選(定数9)は26日、最後の1議席をめぐり、2候補の得票数が同数となり、地元の選挙管理委員会が公選法に基づき、くじ引きで当選者を決めた。
神恵内村選管によると、無所属新人の土門昌幸さん(61)と無所属現職の稲葉寛久さん(64)が得票数74票で並んだ。くじ引きで当選者となった土門さんは「遊説期間中の自分に何が足りなかったのかを考えながら活動したい」と語った。
大樹町選管によると、大樹町議選では、ともに無所属現職の阿部良富さん(67)と福岡孝道さん(67)が167票で並び、くじ引きで阿部さんの当選が決まった。遠別町議選では、無所属と共産党の両候補が132票で並び、くじ引きで共産党候補の当選が決まった。
963
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:12:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010215000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 新市長の略歴と開票結果 /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版
◇函館市=選管最終発表
当 90914 工藤寿樹 65 無現
24651 広田知朗 54 無新
工藤寿樹(くどう・としき) 65 無現(2)
[元]副市長[歴]亀田市職員▽函館市秘書課長・財務部長・企画部長・助役▽早大
◇小樽市=選管最終発表
当 38132 森井秀明 42 無新
23268 中松義治 68 無現
1530 吹田友三郎 65 無新
森井秀明(もりい・ひであき) 42 無新(1)
南樽整形さいとう理事[歴]札幌トヨタ社員▽市議▽日本ヘリ共同運用機構役員▽道教育大札幌
◇室蘭市=選管最終発表
当 31067 青山剛 37 無現
13345 大西武俊 46 無新
青山剛(あおやま・たけし) 37 無現(2)
[元]市議[歴]日本工学院道専門学校非常勤講師▽NPO理事▽保険代理会社監査役▽室蘭工大院
◇芦別市=選管最終発表
当 6015 今野宏 67 無新
4112 清沢茂宏 52 無現
今野宏(こんの・ひろむ) 67 無新(1)
[元]市議▽市青少年問題協議会委員[歴]市建設部長・議会事務局長▽芦別高
◇江別市=選管最終発表
当 23915 三好昇 66 無現
15806 岡英彦 42 無新
13829 鈴木誠 61 無新
三好昇(みよし・のぼる) 66 無現(3)
[元]道石狩支庁長[歴]道保健福祉部総務課長・医療局長・次長▽明治薬大
==============
◇当選者略歴の見方
氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。
※政党略称は、自=自民党、民=民主党、無=無所属
964
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:20:09
現職が苦戦してる感じ。()は現職後継の意味
現職大勝 ;今金町、中川町、苫前町、(中頓別町)、豊富町、美幌町、滝上町、大樹町、足寄町
現職落選 ;雨竜町、幌加内町、、
現職競り勝つ;美瑛町、斜里町、清里町、(陸別町)別海町
現職後継不明;(更別村)(幕別町)
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010240000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 町村長選開票結果 /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版
◇今金町=選管最終発表
当 2454 外崎秀人 65 無現
1611 村本照光 65 無新
◇雨竜町=選管最終発表
当 1234 西野尚志 54 無新
728 藤本悟 64 無現
◇幌加内町=選管最終発表
当 677 細川雅弘 59 無新
484 守田秀生 59 無現
◇美瑛町=選管最終発表
当 3454 浜田哲 62 無現
3401 森平真也 35 無新
◇中川町=選管最終発表
当 986 川口精雄 65 無現
299 高見善雄 68 無新
◇苫前町=選管最終発表
当 1483 森利男 73 無現
1086 西大志 39 無新
◇中頓別町=選管最終発表
当 1010 小林生吉 54 無新
383 柳沢雅宏 62 無新
◇豊富町=選管最終発表
当 2316 工藤栄光 66 無現
438 相馬靖男 70 無新
◇美幌町=選管最終発表
当 7812 土谷耕治 64 無現
4658 松浦和浩 53 無新
◇斜里町=選管最終発表
当 4088 馬場隆 64 無現
3263 村田均 67 無元
◇清里町=選管最終発表
当 1719 櫛引政明 66 無現
1512 古谷一夫 62 無新
◇滝上町=選管最終発表
当 1400 長屋栄一 63 無現
684 工藤唯広 42 無新
◇更別村=選管最終発表
当 1300 西山猛 61 無新
1022 高島敏彦 56 無新
◇大樹町=選管最終発表
当 2544 酒森正人 56 無新
1381 加藤明浩 55 無新
◇幕別町=選管最終発表
当 7934 飯田晴義 59 無新
7047 前川雅志 47 無新
◇足寄町=選管最終発表
当 2645 安久津勝彦 63 無現
1264 矢野利恵子 62 無新
1105 清野幸吉 61 無新
◇陸別町=選管最終発表
当 1004 野尻秀隆 61 無新
955 原子裕志 61 無新
◇別海町=選管最終発表
当 5439 水沼猛 65 無現
4384 曽根興三 63 無新
965
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:23:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427k0000e010117000c.html
統一地方選:北海道5選挙で1票の明暗
毎日新聞 2015年04月27日 10時38分(最終更新 04月27日 10時51分)
26日投開票の統一地方選後半戦で23市町村長選、89市町村議選があった北海道では、1票が当落を分けた選挙が五つあり、案分による1票未満の「小数点差」が勝敗を決したケースも一つあった。
11人が出馬した和寒町議選(定数10)では、得票順10位で当選した候補が193票、落選した11位が192票だった。9位で当選を決めた候補も194票で、9〜11位までが1票差で並んだ。
滝上町議選(定数9)には10人が立候補。最後の1議席を獲得した松ケ瀬哲朗氏と次点の茂木博氏の票差はわずか0.579票だった。(共同)
和寒町定数10開票終了投票率86.31%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 伊藤明 58 無所属 新 379
当選 谷口勝弘 47 無所属 新 298
当選 佐々木広行 64 無所属 現 268
当選 酒向勤 57 無所属 現 266
当選 石田利美 61 無所属 現 246
当選 窪田裕二 43 無所属 新 219
当選 下條美恵 53 無所属 現 211
当選 塚崎正 70 無所属 現 210
当選 金谷浩幸 54 無所属 現 194
当選 中原浩一 53 無所属 現 193
兼丸曻 75 無所属 現 192
966
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:24:40
滝上町定数9開票終了投票率89.13%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 高橋浩徳 52 無所属 新 301
当選 清水優 61 無所属 新 254
当選 大原満 57 無所属 現 234
当選 森田寛 62 無所属 新 221
当選 菅原賢司 69 無所属 現 220
当選 原田清二 61 無所属 現 194
当選 小野博実 67 無所属 現 190
当選 富樫享 62 無所属 現 189
当選 松ケ瀬哲朗 61 無所属 現 162
茂木博 61 無所属 現 161
967
:
チバQ
:2015/04/27(月) 22:26:04
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127835.html
滝口道議ら、統一会派結成へ調整 10人超、第3勢力も
04/27 07:00
道議会会派の民主党・道民連合に所属する滝口信喜氏(室蘭市)ら一部議員が、今月30日からの新たな任期では民主党会派に入らず、中間会派のフロンティアと統一会派を結成する方向で調整していることが26日分かった。滝口氏らは、新党大地系の北海道・大地にも参加を打診している。全員参加すれば10人以上になり、自民党系、民主党系の両会派に次ぐ第3勢力になる。
滝口氏は「国政の与野党の枠組みにとらわれず、政策ごとに地域の声を踏まえて是非を判断し、道議会論議を活性化させたい」と話している。滝口氏に同調するのは、民主党会派の中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)ら数人。26日までの調整では、新任期でフロンティアには4人、大地には3人が入ることが固まっている。
968
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チバQ
:2015/04/27(月) 22:27:54
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127812.html
小樽市長選、相乗り打破を選択 森井氏、カジノ誘致から撤退も明言
04/27 05:04、04/27 08:22 更新
事実上の一騎打ちとなった小樽市長選の開票作業=26日午後9時、小樽市総合体育館
【小樽】事実上の一騎打ちとなった小樽市長選で元市議の新人森井秀明氏(42)が初当選したのは、市議会の自民、公明、民主各会派と小樽商工会議所、連合小樽の5団体が組み、歴代の市長候補を支えてきた相乗り体制に、市民が「ノー」を突きつけた意味合いが強い。
現職中松義治氏(68)の4年前の初当選直後、後援会によるパーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件が発覚。事件の素地とされた「5団体が中松氏を推す構図」が維持されたことを森井陣営は徹底して批判し、支持を広げた。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働にも反対を訴え、共産党支持層や無党派層を取り込んだ。
また、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について、森井氏は2月に反対を明言。中松氏は2013年9月に誘致方針を表明したものの、今年3月、道内への誘致の可能性が低くなったとして、2期目の任期中は誘致を断念する意向を示したが遅かった。
森井氏は前回の落選後、連日街頭に立ち、知名度を上げた。北海道新聞が計1440人から協力を得た期日前投票を含む出口調査によると、森井氏を支持する理由は「人柄」「年代・世代」が合わせて半数を超えた。市民は人口減や財政健全化問題など閉塞(へいそく)感が漂う小樽の打開策を、相乗りの枠組みに乗る現職より、若く清新な新人に託した。
ただ経済団体などが呼びかけた公開討論会への参加を森井氏が拒否するなど、政策論争は低調だった。戦後の小樽市長選で初めて現職を破り、最年少で市長となる森井氏が、市政課題にどう取り組むか注目される。
中松氏は新市立病院の開院や商業ビル跡地の再開発に道筋を付けるなど、一定の成果を挙げた。しかし、相乗り体制が組織の末端まで浸透せず、中松氏を推薦した自民党支持層の4割、民主党支持層の6割以上が森井氏に流れた。政策論争も深まらず、現職の強みを生かせなかった。中松陣営は「実績と2期目への政策を訴えたが有権者に届かず、森井氏への風を打ち破れなかった」と分析した。(田子由紀)
■当選後「カジノはやりません」
小樽市長選でカジノ反対を明言した新人の森井秀明氏が初当選したことで、小樽市は、中松義治現市長の下で進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致から、撤退することが確実になった。森井氏は当選を決めた26日、支持者を前に「カジノはやりません」とあらためてIR誘致活動から撤退する意向を表明。「カジノはこの街の雰囲気に合わない、という市民が多い。私自身もそういう思いだ」と強調した。
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