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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ
1
:
チバQ
:2013/03/29(金) 22:32:00
とは代表が立てないので、立てちゃいます。
第23回参院選(2013年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50
第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50
第45回総選挙(2009年)
その2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30
第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30
2158
:
チバQ
:2014/12/08(月) 21:13:06
世論調査省略
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddlk14010168000c.html
大義迷分:2014衆院選 中盤情勢 自民、優位な戦い 民主は伸びを欠く /神奈川
毎日新聞 2014年12月08日 地方版
毎日新聞は5〜7日、衆院選の県内情勢を探るため、有権者を対象に特別世論調査を実施し、取材結果を加味して総合的に分析した。前回大勝した自民が今回も大半の選挙区で優位な情勢で、公明も候補者を立てた選挙区でリード。民主は前回同様、伸び悩んでいる。他の「第三極」の野党は大半で厳しい戦い。ただし、回答者の半数が投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的だ。【衆院選取材班】
17選挙区に前職を立てた自民は4、8、9区を除く14選挙区でリードしている。公示前は「大義なき解散」との声が党内からも上がっていたが、候補者調整が不調に終わった野党が批判票の受け皿になりきれておらず、安定した戦いを進めている。
前回比例復活だった9区は前回以上に激しい接戦。12区は野党勢力の結集が実現したと言える数少ない選挙区だが、自民前職が一歩先行する。16区は自民前職が前回と同じ相手と接戦を繰り広げている。4区は知名度の高い相手を追い上げ、8区も一定の支持を集めており、比例復活を含めて「全員当選」も視野に入ってきた。公明も、唯一小選挙区に候補者を立てた6区で安定した戦い。自民の支援も受けて他候補を引き離している。
野党陣営は組織票が計算できる共産を除き、伸び悩んでいる。候補者が乱立した選挙区だけでなく、候補者調整するなどした選挙区でも思うように支持が伸びていない。
民主は大きく先行する選挙区が一つもなく、前回の大敗の中で唯一小選挙区で勝利した9区も、自民前職との接戦に持ち込まれている。前回わずかの差で敗れて比例復活した16区は、互角の戦いで余談を許さない。12区は民主元職が引退し、無所属前職が民主入りすることで前回の2位、3位連合が実現したが、思うように支持が広がっていない状況だ。
前回選挙から離合集散を経た「第三極」は維新の共同代表が8区でリードするほかは、広がりに欠ける。6区は維新前職が民主元職と票を奪い合って公明前職に大きく水をあけられている。9区の維新前職は現段階で共産新人にも及ばない情勢で、野党乱立だけでは説明できない状況にある。次世代も大半の選挙区で低迷し、知名度の高い18区の前職も支持の広がりに課題がある。生活も擁立した2候補が苦しんでいる。
一方、4区の無所属前職は代表を務めたみんなの解党の影響もあり、自民前職に前回ほど大きな差を付けられていない。他の無所属候補は独自の戦いを進めている。
比例代表も自民が優勢で、他党を引き離している。野党は民主に次いで維新、共産となり、共産が存在感を示している。社民や次世代、生活は広がりを欠いている。
調査は5〜7日、電話による無作為抽出で実施し、県内有権者4578人から回答を得た。
2159
:
チバQ
:2014/12/08(月) 22:17:44
山形3区
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412080600002.html
「自民」巡り綱引き/2014衆院選
2014年12月8日10時21分
◆ 3区・保守分裂 揺れるJA
保守分裂の山形3区で、自民新顔の加藤鮎子氏陣営と無所属前職の阿部寿一氏陣営がつばぜり合いを展開している。過去2年間、「自民党公認」を水面下で争った両氏。「選挙に勝利して自民入りを」と期待する阿部陣営関係者らの動きに対し、加藤陣営側は「3区の公認はずっと加藤鮎子」と否定するなど、組織の引き締めに躍起だ。このほか、党勢の立て直しを図る民主の吉田大成氏、共産の長谷川剛氏、無所属の佐藤誠氏も議席をうかがう。
公示翌日の3日。酒田市で開かれた加藤鮎子氏の個人演説会で、自民党の谷垣禎一幹事長は「長い間加藤紘一先生にご指導いただいた者としては万感胸にせまるものがある。東京に送り出していただければ、必ず私が立派な仕事をする政治家に育て上げる」と「後見人」を宣言した。
党県連の遠藤利明会長も「幹事長が来られるのも、それだけ3区、加藤鮎子が大事だからだ。選挙(結果)はわからないが、今回も次も、もちろん(加藤鮎子氏が)公認だ」と言明、阿部寿一氏の入党の可能性をきっぱりと否定した。
前回は、無所属で立った阿部氏の地盤の酒田市で党支部組織が離反・分裂し、公認の加藤紘一氏が1465票差で敗れた自民。酒田市では今回も一部の支部長が阿部氏支援のため辞任するなど組織は一枚岩とはいかない状態だ。遠藤氏の対応も、こうした危機感を反映している。
一方、2年間「自民入り」に意欲を見せながら実現せず、今回も無所属で立った阿部氏は4日、鶴岡市と三川町の計3カ所で開いた個人演説会で「無所属だが、20年でもできないことを2年でしてきた」と高速道路の建設事業の伸展などを自らの実績と強調。「私はふるさと党。アリがゾウに挑んでもやるべきことはやる」と自民に対抗する立場を強調してみせた。
しかし、自らのパンフレットでは自民党の菅義偉官房長官や岸宏一参院議員と並んだ写真を使うなど「与党」との近さもにじませる。公示日の2日に舟形町で開かれた個人演説会では、阿部氏の支援に回った大蔵村の加藤正美村長が「勝って、自民党に入っていただきたい」。阿部氏の後援会幹部は「自民入りのためにも、大差で勝って公認候補の復活当選をなくすことが大事だ」と期待する。
保守を二分して譲らぬ混戦模様に、業界団体も揺れる。農協の政治組織である県農政連は今月1日の会議で、衆院1、2区は自民公認を推薦をする一方、3区については個々のJA支部の判断に委ねることを決めた。加藤氏の支援を決めたある農協の組合長は「米価下落などもある。説明はするが、農家の支援は五分五分だ」と当惑している。
2160
:
チバQ
:2014/12/08(月) 22:24:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000565-san-pol
衆院選 終盤戦も勢いを維持する自民、沖縄では逆風 知事選の影響引きずる
産経新聞 12月8日(月)19時48分配信
勢いを持続している自民党も、沖縄では逆風が吹いている。平成24年の前回衆院選では4選挙区のうち3選挙区で勝利したが、今回は最大でも2選挙区で、選挙区でだれも当選しない最悪の事態もありうる。
沖縄では11月に県知事選が行われたばかり。自民党が推薦した仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設反対を訴えた翁長雄志(おなが・たけし)氏に敗れた。同日選となった那覇市長選も自公推薦候補が敗北しており、自民党は2つの選挙の影響を引きずっているとみられる。
北海道では前回、公明党が議席を獲得した10区を含め、全12選挙区を与党が独占したが、今回は8〜11に減る可能性がある。もともと北海道は民主党の牙城。民主党は一定の集票力を誇る政治団体「新党大地」と共闘していることもあり、自民と民主が3選挙区で接戦を演じている。同じく「民主王国」といわれる愛知は、自民党が前回13選挙区で勝利した。今回は13選挙区のうち複数区で自民と民主がしのぎを削る展開となっている。
4選挙区ある岩手は、生活の党の小沢一郎代表の影響力に陰りがみられるとはいえ、自民党は最大でも2議席の獲得にとどまる見通しだ。
2161
:
チバQ
:2014/12/08(月) 22:25:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000563-san-pol
衆院選 接戦を強いられる野党大物たち選挙戦略に影響も
産経新聞 12月8日(月)19時43分配信
産経新聞社が8日にまとめた衆院選の終盤情勢では、野党の党首級が自身の選挙区で軒並み苦戦や接戦を強いられている。「選挙に強い」とされてきた幹部ですら、他の候補者どころか自身の選挙を心配しなくてはならない状況となり、党の選挙戦略に影響することは避けられない。
深刻なのが民主党だ。海江田万里代表は、再選を目指す自民党前職にリードを許し、追う展開となっている。海江田氏は平成24年の前回衆院選でも、選挙区でこの自民党前職に惜敗し、比例復活した。海江田氏は今回も比例代表に重複立候補しているが、今回の情勢は前回より厳しい。東京の各選挙区で民主党候補が相次ぎ落選すれば、惜敗率で復活当選もかなわなくなりかねない。
前回は選挙区で当選した枝野幸男幹事長も今回は自民党前職を突き放すまでには至らず、接戦となっている。党の候補者を応援するため全国各地を飛び回らなければならない民主党の2トップが、ここに来て無党派層が多い都市部を地盤とする「弱み」に苦しめられているようだ。
前回衆院選で比例復活に甘んじた菅直人元首相も自民党前職に差を付けられている。長妻昭元厚生労働相や川端達夫国対委員長も自民党候補と接戦だ。安定した選挙戦を展開している民主党幹部級は、党最高顧問の野田佳彦前首相や岡田克也代表代行らにとどまっている。
無所属の時代から選挙区で当選してきた維新の党の江田憲司共同代表も、接戦に追い詰められている。江田氏は「全軍の将として候補者の士気を高めるため」として比例代表との重複立候補を辞退しており、選挙区で敗れれば落選となる。維新は、松野頼久国会議員団会長も不利な戦いを強いられている。
次世代の党の平沼赳夫党首は、17年の「郵政選挙」後、「刺客」として送り込まれた自民党前職に勝ち続けてきた。しかし、今回は猛追を許している。山田宏幹事長と中田宏国対委員長はともに苦しい展開だ。
当選15回を誇る生活の党の小沢一郎代表は、出身の岩手県を「小沢王国」に築き上げた。しかし、勢いを徐々に失い、前回衆院選で初めて自民党候補の比例復活当選を許した。今回はさらに、この自民党前職に差を詰められている。小沢氏は今回の衆院選で、初めて比例代表に重複立候補している。
2162
:
チバQ
:2014/12/08(月) 22:26:22
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/141207/plt14120720350013-n1.html
2014.12.7 20:35コメント
衆院選 菅元首相の東京18区、首相や高村副総裁駆け付け「集中攻撃」
衆院選の「選挙サンデー」となった7日、各党党首らは14日の投開票に向けて各地で支持を訴えた。序盤情勢で優位に立った自民党は安倍晋三首相(総裁)らが、民主党の菅直人元首相が立候補している東京18区でマイクを握った。劣勢と報じられた野党各党は、反転攻勢に出ようと必死の訴え。民主党の海江田万里代表らは接戦区に入り、票の上積みを図った。
安倍首相は7日午後、府中市のショッピングモール前で街頭演説し「2年前、3年前の、あの民主党政権時代のような円高時代に戻してはいけない」と語り、経済政策「アベノミクス」推進への支持を求めた。
これに先立ち、高村正彦副総裁は武蔵野市で演説し「安倍安定政権を続けるのか、1年で首相が代わる鳩山(由紀夫元首相)さん、菅さんのような政治に戻すのか」と力説した。
政権幹部が相次いで駆けつけた東京18区は、平成24年の前回衆院選で自民党候補が菅氏を破ったものの、比例代表で復活当選を許している。
自民党都連幹部は「今回は比例復活もできないほどたたきつぶしたい」と語るなど、「集中攻撃」の様相だ。首相はこの日、東京都北区で公明党候補の応援演説も行った。
一方、海江田氏は7日、与野党の候補が接戦を展開する長崎市や福岡市の選挙区を回り、「どうして働く人たちの雇用を不安定にすることが成長戦略なのか」などと安倍政権を厳しく批判。ただ、枝野幸男幹事長は都内で「(公認候補の)全員当選を目指したいが、1議席でも増やせれば、ということだ」と記者団に語り、100議席という獲得議席目標を封印させた。
維新の党の江田憲司共同代表も7日、神戸市で「安倍政権を大勝させたら、誰も安倍政権の暴走にストップをかけられなくなる」と訴えた。
2163
:
チバQ
:2014/12/08(月) 23:43:38
http://www.sankei.com/politics/news/141208/plt1412080047-n1.html
2014.12.8 23:21
【衆院選2014】
衆院選後、野党は流動化か 民主軸の再編も
ブログに書く0
(1/2ページ)
産経新聞の衆院選終盤情勢で、野党全体で議席数が3分の1にも届かない可能性が出てきた。影響力低下を懸念する各党が離合集散に走り、政局が流動化することも予想される。特に、民主党の議席が微増にとどまれば、海江田万里代表の責任問題に発展するのは避けられず、後任の代表次第では民主党を軸とする野党再編が始まる可能性がある。(楠城泰介)
「民主党には期待できないんでしょ。海江田氏は発信力が弱い。『代表選をやったほうがいい』と夏にあれほど言ったのに…」
報道各社の衆院選情勢に対し、民主党幹部は吐き捨てるように言った。同時に党内では海江田批判がにわかにわき起こっている。
昨年7月の参院選敗北後、海江田氏は1年以内に「目に見える成果」がなかった場合の辞任に言及した。海江田氏は辞任せず代表を続けてきたが、このままの情勢だと結党後初の現職党首落選という不名誉な記録がつく。
海江田氏が進めてきたのは自主再建路線だ。幹部は「今回微増止まりだったら、自主再建路線は失敗したということだ。野党結集の方向に動くのではないか」と語る。
衆院解散前に海江田氏に新党結成を求め、ふいにされた前原誠司元外相、細野豪志元幹事長は、ともに今回の衆院選も選挙区で優勢を保っている。
前原氏は8日、新潟県燕市の街頭演説で「『1強多弱』は日本の政治にとって良くない。民主党が力を持たせてもらい、緊張感のある政治状況をつくる」と訴えた。目指すのはあくまで民主党主導の野党再編だ。
前原氏ら野党再編派は集団的自衛権の行使容認に前向きなど保守系が多く、リベラル派が多い自主再建派とは政策面でも一線を画している。
衆院選直後に代表選が行われる事態になれば、自主再建派と野党再編派との間で、政策面も絡んだ激しい対立劇となり、党は分裂含みで事態が推移する可能性もある。
再編の行方は維新の党の動向とも深く関わる。維新は議席を10以上減らす見通しで、「第三極」のあり方を問われかねない。前原氏ら野党再編派と新党結成に活路を見いだす展開が予想される。
再編派の民主党議員は「維新が選挙区で壊滅状態になったとき、橋下徹共同代表(大阪市長)がどう出るかだ…」と今から思案を巡らせている。
2164
:
チバQ
:2014/12/08(月) 23:44:26
http://www.sankei.com/politics/news/141208/plt1412080045-n1.html
2014.12.8 22:26
【衆院選2014】
「三つどもえ」の大混戦 長野3区と福岡1区
長野3区、福岡1区の両選挙区は「三つどもえ」の大混戦の展開だ。
情勢調査によると、長野3区は維新の党、自民党、民主党の前職3人が横一線に並んでいる。
3区は、もともと羽田孜元首相(民主党)の地盤だった。前回衆院選では民主党新人が激戦を制し、議席を死守したものの、自民、みんな(当時)の両候補の比例復活を許し、今回も大接戦が予想されていた。
3党は混戦を見込んで、序盤から党幹部らを相次いで投入してきた。最終盤にかけても最重点選挙区として知名度の高い大物弁士の遊説などを予定している。
福岡1区は、無所属前職2人と民主党元職がしのぎを削っている。
無所属の2人はともに前回は自民党公認で出馬、片方は比例代表に回った。今回は2人がそろって選挙区での公認を求めたものの、「調整不足」のためともに得られず保守分裂選挙となり、そこに民主党が割って入る展開になった。
無所属の2人には、それぞれ麻生太郎財務相、古賀誠元自民党幹事長が支援していることから、両氏の「代理戦争」ともいわれている。
2165
:
チバQ
:2014/12/09(火) 01:52:03
変な時間に目が覚めた・・・
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014120800810
自民、民主幹部に集中攻撃=野党、麻生発言で反転狙う【14衆院選】
衆院選は折り返し地点を過ぎ、各党は14日の投開票に向けて追い込みを掛ける。自民党は、民主党の枝野幸男幹事長を集中攻撃するなど、重点区に党幹部・閣僚を投入する方針。これに対し各野党は8日、巻き返しを図ろうと、麻生太郎副総理兼財務相の「失言」に批判を強めた。
「あす埼玉5区へ伺います。恐らく日本で最も困難な選挙区で戦いに臨んでいる勇気と情熱に私は応えたい」。安倍晋三首相(自民党総裁)は8日、自身のフェイスブックにこう書き込み9日に枝野氏の選挙区に乗り込むと宣言。自民党候補の勝利へ強い意気込みを見せた。
菅直人元首相と同じリベラル系で、過去に左翼団体との関係が指摘されたJR関連労組から献金を受けていた枝野氏は、保守的な首相が「敵視」する野党勢の一人。選挙戦略上も、民主党では海江田万里代表と並ぶ重要な攻撃対象だ。
自民党選対幹部によると、首相は選挙に際し「枝野氏は何としても落とせ」と号令を掛け、枝野氏の選挙区には既に、菅義偉官房長官、石破茂地方創生担当相、谷垣禎一幹事長が駆け付け、支援を呼び掛けた。
自民党は8日夜、首相や谷垣氏らが党本部に集まり、各地の情勢を分析した。北海道、岩手、東京、新潟、愛知などの50余りの選挙区で勝敗が見えていないとして、幹部らが手分けしてぎりぎりまでてこ入れを図る方針を確認。首相は接戦区について「全部取る」と宣言した。
これに対し、枝野氏は議席死守に懸命だ。8日には自民党の集中攻撃を浴びていることを「大変光栄だ」と記者団に強がってみせたが、危機感は強い。10日は民主党の公認候補の応援を終えた後、地元の駅頭でマイクを握る。
枝野氏以上に防戦一方なのが、苦戦が伝えられる海江田氏。党代表として全国を遊説していた同氏は9日、各地への応援に出向かず、終日地元で自らの選挙運動に専念する。前回2012年に続き選挙区で敗退すれば代表の資質が問われかねず、なりふりを構ってはいられない。
こうした中、麻生氏の不適切な発言が飛び込んできた。「2年前より(景気が)悪いのは、よほど運が悪いか経営能力がないかだ」と決め付けたり、「高齢者が悪いようなイメージをつくっている人がいっぱいいるが、子供を産まないのが問題だ」と言い放ったりした。
格好の反撃材料とみた野党は一斉に批判し、海江田氏は8日、滋賀県草津市での街頭演説で「やっぱり自民党は女性が活躍する社会をつくると言っても本心ではそういう考え方だ」と指弾。維新の党の江田憲司共同代表は福岡市で記者団に「まさにおごり、慢心の極みだ」と非難した。(2014/12/08-23:56)
2166
:
チバQ
:2014/12/09(火) 01:53:45
http://diamond.jp/articles/-/63410
JAが迫った候補者への踏み絵
首相激怒で選挙後の対立必至
週刊ダイヤモンド編集部 【第182回】 2014年12月9日
JAグループの政治団体が、第47回衆議院選挙で推薦する候補者と締結するために作った政策協定書が波紋を呼んでいる。農村票を使って、農協改革を骨抜きにしようとする意図を察した安倍晋三首相は、JA全中が文案を考えたとみて激怒。「選挙後、徹底的に改革する」と、鼻息を荒くしている。
「こんな内容の政策協定を結んだ候補者は自民党の公認候補にしない」
安倍晋三首相は、全国に約700ある地域の農協を束ねるJA全中などの政治団体「全国農政連」が作成した「農政課題に関わる政策協定書(例)」なる文書を読み、こう声を荒らげたという。
この文書は、全国農政連の下部組織である各都道府県の農政連が、衆議院選挙の候補者に、推薦の条件として、署名、捺印を求める「踏み絵」として活用していた。
安倍首相を刺激したのは、この文書の農協改革に関する部分だ。政府は6月、アベノミクスの成長戦略として、規制改革実施計画を閣議決定。全中をはじめとする農協中央会の廃止を軸にした農協改革も盛り込んだ。政府はこの改革を実現するため、来年の通常国会で農協法改正を目指すが、全国農政連の文書は、この政府の方向性と逆行するものだった。
政府の規制改革会議は首相官邸の意向を受け、11月12日に、(1)全中に農協法で認められた地域農協への指導、監査権限をなくし、一般社団法人化する、(2)JA全農を株式会社化する──ことなどを提言した。全国農政連の文書は、この提言を、「JAグループの組織の解体につながりかねない極めて問題のある内容」と指摘。これが安倍首相の逆鱗に触れたのだ。
ただ、安倍首相も最終的には、公認候補が農政連と政策協定を結ぶことを認めた。というのも、農政連は歴史的に、日本医師会などと並ぶ自民党の有力支持団体で、農政連の票を拒否するのは、選挙上、得策ではないと考えたためだ。
農政連が、安倍首相の反応や地元の候補者との力関係を踏まえ、政策協定や候補者への質問状の表現を和らげたことも影響した。
2167
:
チバQ
:2014/12/09(火) 01:54:08
一方で、自民党への怒りが簡単には収まらない地域もある。農協の政治力が強い熊本県では、政策協定の表現が和らげられるどころか、逆に強まった。
熊本県農政連は11月28日、衆院選の推薦候補者を決める予定だったが、判断を保留した。
その背景には、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加などに対する反発がある。自民党は、交渉入りに反対する農政連の支援を受けて前回の衆院選を戦い、政権を奪還した。だが、それから3カ月後には、安倍首相が交渉参加を表明した。
同県農政連は推薦の判断保留から2日後、衆院選の小選挙区と比例代表で、自民党前職5人と次世代の党前職1人の推薦を決めた。
委員長を務めるJA熊本中央会の梅田穰会長は会見で、「2年前の(TPP交渉参加の)ような形で、なし崩し的にしてもらっては困る」と述べ、政策協定が守られなければ、次の選挙では支援しないことを強調した。
政策協定には「(農協の理事会といった)ガバナンス制度・(全中の一般社団法人化など)組織形態の転換などは、強制しないこと」という、全国農政連の文書を、具体的にした要求が並んだ。
集票力発揮は不透明。むしろ反感買う恐れ
相互に不信感募る
しかし、こうした地域レベルの政治運動にもかかわらず、農政連の「踏み絵」戦略が、全中の権限維持につながる可能性は低そうだ。
自民党関係者は、「協定は努力目標だ。政治に100%の達成はない」と言い切る。
規制改革担当相として農協改革をまとめた稲田朋美政調会長に至っては、政策協定の締結を拒否しつつ、福井県農政連の推薦は受けるという離れ業をやってのけた。
安倍首相は現在、党首討論など公式の場では、農協改革を含む規制改革について「(業界団体を)説得し、了解を頂きながらしっかりと前に進めたい」と慎重な言い回しをしている。
それが政府内では一転、農協改革に並々ならぬ熱意を持つ菅義偉官房長官らと、全中の廃止に向けて「選挙が終わったら徹底的にやる」と決意を固めているという。
農政連が集票力で、自民党に恩を売れるかも不透明だ。牛肉や乳製品、砂糖といった農業の重要品目を生産する北海道、九州・沖縄には、TPP交渉参加で、自民党に裏切られたと考える農家も多い。
米価の低迷や、政府主導の農協改革への反発も強く、農協職員の集票活動に力が入るかも疑問符が付く。集票力を発揮できなければ、農政連の「踏み絵」戦略は、農協シンパの国会議員を増やすどころか、政府・与党の反感を買っただけ、という結果にもなりかねない。
ただ、衆院選後、農協法改正案の議論が間延びすれば、全中にもチャンスがある。来年4月には、農政連の政治力で政権に再び揺さぶりを掛ける好機となる統一地方選挙があるからだ。農協改革をめぐる政府と全中の攻防は、議論のスピードが鍵を握ることになりそうだ。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 千本木啓文)
2168
:
チバQ
:2014/12/09(火) 07:54:44
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579042.html
札幌・空知・上川に各党幹部続々 接戦区で「黄金ルート」(12/09 06:10)
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14日投開票の衆院選で、札幌、小樽両市内から空知、上川管内に連なる選挙区が、各党幹部が応援に入る「黄金ルート」になっている。自民党優位との情勢が伝えられる中、接戦区や自民、公明両党が選挙協力する選挙区が含まれる全国的にも珍しい地域だからだ。新千歳空港と旭川空港を使えば関連選挙区を日帰りでほぼ回れるという、東京都内からのアクセスの良さも背景にありそうだ。
政党幹部の応援が多いのは、道1区(札幌市中央、南、西区)、3区(札幌市白石、豊平、清田区)、4区(札幌市手稲区、後志管内)、6区(上川管内)、10区(空知、留萌管内)などだ。
自民党では、安倍晋三首相(党総裁)が5日、旭川や滝川、札幌市内で演説。谷垣禎一幹事長や麻生太郎副総理兼財務相も札幌市内などを巡った。公明党の山口那津男代表は公示前の11月25日、10区内の岩見沢、滝川市内で演説し、井上義久幹事長は12月4日、滝川市内で支援者のあいさつ回りした。民主党も海江田万里代表が5日、恵庭や札幌、旭川市内で演説。福山哲郎政調会長は2日、旭川、小樽、札幌、函館市内で演説した。
道1、3、4、6区は、自民候補と民主候補が競り合う選挙区。全国的には自民優位の情勢で投開票日が迫る中、これらの選挙区は「党によるてこ入れが勝敗を左右する」(自民党道連幹部)とみられ、各党幹部の投入につながっている。
道10区は公明党が道内12小選挙区で唯一、候補者を擁立し、自公協力を象徴する選挙区。両党幹部が入るのは、自民党にとっては選挙協力を公明党側にアピールすることで他の小選挙区での見返りを期待でき、公明党には「支持母体の創価学会などの組織を引き締める狙い」(党道本部幹部)があるようだ。
安倍総裁が旭川空港から南下して新千歳空港を、海江田代表が新千歳空港から北上して旭川空港をそれぞれ利用して日帰りするなど、多くの選挙区を効率的に回るケースが目立つ。
共産党も比例代表で1議席獲得をうかがう北海道は「東京と並ぶ重点地区」(党道委員会幹部)と位置付けており、志位和夫委員長が4日、札幌市内で演説した。
2169
:
チバQ
:2014/12/09(火) 07:55:10
http://www.hochi.co.jp/topics/20141208-OHT1T50349.html
【衆院選】山本太郎議員、青木愛氏応援
2014年12月9日6時0分 スポーツ報知
青木愛氏の応援演説に立つ山本太郎氏 青木愛氏の応援演説に立つ山本太郎氏
山本太郎参院議員(40)が8日、東京・北区のJR赤羽駅東口と王子駅北口で、東京12区から立候補した生活の党の青木愛前衆院議員(49)の応援演説を行った。
今回の衆院選初めての応援演説で「永田町の野良犬、山本太郎でーす」と自己紹介。「自民党議員100人落選キャンペーン」をブログなどで展開している、と話し「年末の忙しい時期に最悪の選挙。でもこのチャンスを生かさない手はない。自民から100議席を減らせば、安倍さんを退陣させることができるんです!」と訴えた。
山本氏は「僕が行くことでマイナスになる候補者もいるので、自分からは応援に行かないことにしている」と説明。青木氏からの要請には「自民党の政策と対極にある人だから」と快諾した。
赤羽駅では同じ時間帯に反対側の西口で、次世代の党の新人・田母神俊雄氏(66)の陣営が街宣活動をしていた。同区からは公明党の前衆院議員、太田昭宏氏(69)、共産党の新人、池内沙織氏(32)も立候補している。
2170
:
チバQ
:2014/12/09(火) 07:55:57
http://www.hochi.co.jp/topics/20141208-OHT1T50340.html?from=related
【衆院選】渡辺喜美氏、強力地盤で大逆風!離婚妻投入
2014年12月9日6時0分 スポーツ報知
個人演説会で支援者と握手する渡辺喜美氏 個人演説会で支援者と握手する渡辺喜美氏
解党したみんなの党の元代表・渡辺喜美氏(62)が、落選の危機に瀕(ひん)している。首相候補だった“ミッチー”こと亡き父・渡辺美智雄氏から続く強力地盤を背景にほぼ無風当選を続けてきたが、今回は様相が一変。比例復活もない無所属での出馬に、今までの支援組織にもソッポを向かれている。それでも喜美氏は「追いかける展開は想定内。日に日に手応えをつかめてきている」と自信をみせている。(樋口 智城)
「美智雄先生の遺産なんて、もう食いつぶしてしまったよぉ」。喜美氏の選対本部長は、苦笑いしながらそう嘆いて見せた。どの選挙事務所にも貼られている、支援者や組織の「祈 必勝」と書かれた檄(げき)文ポスター。喜美氏の事務所では、数年前の選挙までは「多すぎて、天井にまで貼らないとだめだった。数なんて数え切れない」ほどだった。しかし、今回は、地方議員ら個人を中心に20枚程度。支援組織関係の檄文はほとんどない。
首相候補と言われたミッチーの強力地盤を96年から受け継いだ喜美氏。対立候補の自民党・簗和生氏(35)の陣営が「子どものころから、選挙と言えば渡辺って書くもんだと思っていた」と苦笑いするほど、今までの選挙はほぼ無風だった。
だが、今回は状況が一変。今年に入ってDHC8億円借入問題、みんなの党の解党騒動とゴタゴタが連続した。陣営関係者は「あれだけテレビでおもしろおかしく流されちゃあ、イメージ悪いよ」とこぼす。ほぼ地元に帰らないことに対する反発も手伝い、支援者離反に歯止めがきかなくなったという。共同通信の序盤調査によると、簗氏にリードを許している情勢だ。
喜美氏を応援し続けていたミッチーの生まれ故郷・大田原市の津久井富雄市長も、今回は自民側に付いた。「…それが政治の世界というものですから」(同市長)。
この状況の中、喜美氏はなりふり構わぬ選挙戦を繰り広げている。象徴しているのが、離婚したことが今春に明らかになったまゆみさんを選挙活動に参戦させていることだ。関係者によると、2人そろっての活動は、企業回りなどが中心。ある企業では、まゆみさんが「無所属なので比例復活はない。なにとぞ、よろしくお願いします」と涙ながらに訴えたが、出席者からは「離婚していたのに何で?」と戸惑いの声が続出したという。
選挙期間中、喜美氏に「再入籍したんですか?」と直撃すると、「仲良く一緒に暮らしております」との回答。事実婚状態で再入籍はしていないことを示唆した。
大田原市内の集会所で行われた個人演説会。喜美氏は、父・ミッチーのことを話す際に、感極まった。「うちのオヤジが亡くなる直前にこう言ったんです。ヨシミ、誰のことも恨むんじゃねぇぞって…。うっ」。
◆自民・簗氏、優位も警戒感 簗氏の陣営の関係者は、優位とされる状況にも「美智雄先生から続く支持基盤は、50年以上というぶっとい幹がありますからね」と警戒感を崩さない。簗氏は前回の12年衆院選では、地元出身ではない落下傘候補ながら、4万8912票、得票率35・1%の得票率をマークし、比例復活した。
関係者によると、当選後の2年間は土日は欠かさず選挙区内に帰ってきていたという。簗氏は「地元の代弁者として訴えられる議員でなければいけない」と地元密着をアピール。選挙以外で地元に帰らない渡辺氏を皮肉った。栃木3区はほかにも共産党の秋山幸子氏が立候補している。
◆今年の喜美氏をめぐる動き 2010年参院選と12年衆院選の直前に、化粧品会社DHCの吉田嘉明会長から計8億円を借り入れ、5億円超が現在も返済されていないとする吉田氏の手記が今年3月、週刊誌に掲載された。渡辺は借り入れを認め、「個人として借り、選挙資金や政治資金としては使っていない」と公選法違反ではないことを強調。4月のみんなの党の調査報告では、12年12月にまゆみ夫人と離婚していたことが明記されていた。渡辺氏は党代表を辞任。その後、新代表に就任した浅尾慶一郎氏と野党再編をめぐってもめ、今回の衆院選前に党は解党した。
◆栃木3区(大田原市、矢板市、那須塩原市、那須烏山市、那須町、那珂川町)
渡辺喜美 62 無 前〈6〉
簗和生 35 自民前〈1〉
秋山幸子 63 共産新
※丸数字は当選回数
2171
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 08:08:17
静岡新聞 静岡 <静岡県内世論調査>投票先「未定」51%
http://www.at-s.com/news/detail/1174147171.html
静岡新聞社の電話世論調査と3日までの取材によると、静岡県内小選挙区は自民党が8選挙区のうち1区、2区、4区、7区、8区の5選挙区で優位を保っている。
民主党は前職のいる5区と6区の2選挙区で堅調。
2選挙区(1区、8区)に候補者を立てた維新の党は厳しい戦いを強いられている。
ただ、小選挙区の投票先を「まだ決めていない」と答えた人は51・3%に上り、情勢が変わる可能性がある。
民主、維新両党の共闘が成立した3区は自民党前職の宮沢博行氏が先行。
民主党元職の小山展弘氏は民主党支持層に加え、維新の党支持層も取り込みながら追走する。
民・維間の候補者調整が付かなかった1区、8区はいずれも自民党前職の上川陽子、塩谷立両氏が優勢。
1区は民主党元職の牧野聖修氏と維新の党前職の小池政就氏が競り合いながら、上川氏を追う。
8区は維新の党新人の源馬謙太郎氏が塩谷氏追撃の構えを見せる。
5区、6区はいずれも民主党前職の細野豪志、渡辺周両氏がリード。
前回選で共に比例復活で初当選した自民党前職の5区吉川赳、6区勝俣孝明両氏は、常勝の細野、渡辺両氏が築いた牙城の切り崩しを図る。
4区は自民党前職の望月義夫氏が5度目の対決となる民主党元職の田村謙治氏を上回る出足。
2区は自民党前職の井林辰憲氏が優位に立ち、民主党新人の松尾勉氏が追う。
7区は自民党前職の城内実氏が盤石の戦いを見せる。
一方、比例投票先は49・7%が自民党と回答、他党に大差を付けている。
2172
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チバQ
:2014/12/09(火) 20:14:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141209ddn041010007000c.html
師走決戦:2014衆院選 大阪10区 「共闘」どこ吹く風 激戦区、浮動票争い過熱
毎日新聞 2014年12月09日 大阪朝刊
「総理大臣、幹事長、財務大臣。政権幹部がなぜ高槻に来るのか。辻元の口を封じたいからなんです」。5日午後、大阪府高槻市のJR高槻駅前。ピンクのたすきをかけた民主前職、辻元清美氏(54)がマイクを握った。安倍晋三首相らが応援に入る自民新人、大隈和英氏(45)を意識し、得意の弁舌が熱を帯びる。「総理の後ろについて子分のようにペコペコする人を選んでも役に立ちません」
大阪10区は高槻市と島本町からなる選挙区。大阪と京都の中間にあるベッドタウンで、無党派層が多いとされる。過去3回は辻元氏と、維新前職の松浪健太氏(43)が交互に当選し、敗れた側が比例復活した激戦区だ。辻元氏は前回「大阪都構想」を掲げる維新の批判に時間を割いたが、今回は「維新は外野」と言い切り、アベノミクス継続を訴える自民の批判に重点を置く。
だが、維新は辻元氏を強く意識する。郵政選挙と呼ばれた2005年は当時自民の松浪氏が風をとらえて勝利。政権選択が争われた09年は辻元氏が圧勝し、「第三極」が注目された12年は維新に移った松浪氏が約5700票差で制した。
今回、全国では民主と維新の選挙協力が進んだが、辻元氏は都構想批判を繰り返し、10区では橋下徹共同代表(大阪市長)が「辻元さんとそんなの(協力)できない」と拒絶するほど対立が根深い。6日、JR高槻駅前に立った橋下氏は国会議員が削減した給与を元に戻したことを批判した。「辻元さんもワーワー言ってるけど、自分の給料が上がっていることを言っていない」
新聞各紙の世論調査で接戦が伝えられることにも危機感を募らせる。松浪氏はこの日、「厳しい状況だ。維新(の議席)は減り、与党でいっぱいになる。改革の前に身を切るという当たり前のことを言う勢力を伸ばして」と声をからした。
前回、2人に大きく差をつけられた自民の大隈氏。今回は、安倍首相や石破茂・地方創生担当相らが続々と来援し、手厚い態勢で臨む。6日、JR高槻駅前に立った大隈氏は医師としての経歴をアピールし、「社会保障制度を守っていく」と力説。駆け付けた谷垣禎一幹事長も「今度こそ大隈さんの志を形にしてあげたい」と訴えた。全国では自民優勢が伝えられるが、陣営幹部に余裕はない。「郵政選挙の時のような風は吹いていない。気は抜けない」
共産新人の浅沼和仁氏(53)は4回目の挑戦。7日の公開討論会で政党助成金を受け取る他党を「金の感覚をまひさせ、政治を腐敗させている」と批判し、消費増税の中止や特定秘密保護法の廃止などを訴えた。【五十嵐和大、大久保昂】
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◇大阪10区立候補者(届け出順)
辻元清美 54 [元]副国交相 (5)民前
松浪健太 43 党役員 (4)維前
大隈和英 45 医師 自新=[公]
浅沼和仁 53 党地区役員 共新
2173
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:18:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141209ddlk26010454000c.html
2014衆院選:激戦6区、応援合戦も過熱 元閣僚ら各地で熱弁 /京都
毎日新聞 2014年12月09日 地方版
14日投開票の衆院選で、激戦を繰り広げている京都6区(宇治、八幡、京田辺市など)の3候補の街頭演説や個人演説会には、閣僚や政務官、参院議員らが駆けつけ、応援合戦も過熱している。
民主前職、山井和則氏(52)が4日、宇治市の西小倉コミュニティセンターで開いた個人演説会で、蓮舫元行政刷新担当相は「山井さんは社会保障の充実のためにずっとやってきた。この2年間、私たち民主党は反省したが、もう下を向いているだけではいけない。イエスマンの議員を増やすより、提案できる議員を増やそう」と熱弁を振るった。
自民前職、安藤裕氏(49)=公明推薦=の応援には小泉進次郎復興政務官や石破茂地方創生担当相が登場。石破氏は6日、近鉄新田辺駅前で「自民、公明は圧勝すると報道されているが信じてはいけない」と引き締めた。小泉氏は5日、JR宇治駅前で「アベノミクスを必ず成功させなきゃいけない。14日は宇治茶で乾杯しましょう」と呼びかけた。
共産新人、上條亮一氏(28)が5日、城陽市の文化パルク城陽で開いた個人演説会で、大門実紀史参院議員は「安倍内閣は戦後で一番危険な内閣。原発の再稼働を推進し、日本を戦争する国にする。しかし、最大野党の民主党は対決軸がない。第三極の議員は大混乱で、国会で会っても今何党なのかを聞かないとさっぱり分からない」と批判した。【山田英之】
2174
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:19:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddm005010034000c.html
混戦:2014衆院選/1 沖縄4区 辺野古、続く保革共闘 知事選酷似 自民、今も逆風
毎日新聞 2014年12月04日 東京朝刊
衆院選が始まった沖縄の空を飛ぶ米軍機。戦後69年がたった今も在日米軍専用施設の74%が沖縄に集中している=沖縄県内で3日午後3時1分、野田武撮影
衆院選が始まった沖縄の空を飛ぶ米軍機。戦後69年がたった今も在日米軍専用施設の74%が沖縄に集中している=沖縄県内で3日午後3時1分、野田武撮影
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衆院選は14日の投開票に向け、各党が短期決戦に臨んでいる。自民党の「1強多弱」体制を野党はどこまで突き崩せるか−−。混戦が展開される注目選挙区を歩いた。
「地元が辺野古移設反対の意思を示しても政府は粛々と進めると言う。保守も革新もウチナーンチュ(沖縄の人)が一丸とならないといけない」
公示日の2日朝、沖縄4区の無所属新人、仲里利信氏(77)は沖縄県南風原(はえばる)町での出発式で気勢を上げた。その横に、11月16日の知事選で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設反対を訴え、かつて選対本部長として支えた仲井真弘多(なかいまひろかず)知事を破って初当選した翁長雄志(おながたけし)氏(64)が並び立ち、共闘をアピールした。
前回衆院選では県外移設を公約に掲げ、比例復活の1人を含む4人全員の当選を果たした自民党県連。だが、党本部から強く迫られ、昨年末に辺野古容認に転じた。知事選では移設推進の仲井真氏を推薦し、翁長氏に約10万票の大差で敗北。事実上の公約撤回への厳しい県民感情は、今も逆風になっている。
知事選の5日後に、安倍晋三首相は衆院解散に踏み切った。翁長氏を支えた共産や社民などと自民党を除名された那覇市議らの保革共闘グループは「知事選の勢いをそのまま持ち込みたい」(県議)と衆院選に臨む。共産、社民、生活の前職がそれぞれいる1〜3区は前職支援を確認し、4区に元自民党県連顧問の仲里氏の擁立を決め、全4選挙区で自民前職と対決する構図をつくった。
中でも4区は、辺野古移設を巡ってたもとを分かったかつての盟友同士の対決として、知事選と酷似している。県議会議長を務めた仲里氏は、前回衆院選で「県外」を訴えた自民前職の西銘恒三郎氏(60)を後援会長として支えた。昨年、辺野古移設容認に転換した西銘氏を批判して後援会長を辞し、自民から除名された末、自ら対抗馬となった。
知事選で翁長陣営を取りまとめた安慶田(あげだ)光男・那覇市議会議長は「相手は自民党国会議員5人の中で真っ先に県外移設の公約を破った人物。辺野古に新基地を造らせないためにも4区は負けられない」と強調。1区が地盤の那覇市議が4区に入って選挙戦を支える。翁長氏も出発式だけでなく、選挙区内の離島も仲里氏と一緒に歩く予定だ。
「知事選の影響がまだ強く、大変な逆風だ」。西銘氏は元後援会長の出馬に危機感を隠さない。
2日の街頭演説では移設の是非に直接言及せず、「2年前の民主党政権を選ぶのか、自公連立政権を選ぶのかが問われている選挙だ」と政権選択選挙であることを強調。公示前日の1日に推薦を受けた公明との連立政権の継続もアピールし、「選挙区は西銘、比例は公明」と繰り返した。
自民党県連幹部は「衆院選の主要な争点は経済問題だ。基地問題が争点となった知事選と同じような投票行動は起きないのでは」と期待を込める。
しかし、党本部には「沖縄全敗」の危機感が強く、4小選挙区全てを重点区に指定。谷垣禎一幹事長も8日に沖縄入りする。選挙区に多くの離島を抱え、もともとは基地問題とは遠いはずの4区の情勢に神経をとがらせている。【山本太一、佐藤敬一】=つづく
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◇沖縄4区=石垣、糸満市など
仲里利信 77 無新
西銘恒三郎 60 (3)自前=[公]
2175
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チバQ
:2014/12/09(火) 20:20:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddm005010041000c.html
混戦:2014衆院選/2 滋賀1、3区 民主、雪辱へ連携探る 嘉田氏、今も影響力
毎日新聞 2014年12月05日 東京朝刊
支援候補の会合であいさつする嘉田由紀子前滋賀県知事=滋賀県守山市で11月29日午後、村松洋撮影(一部画像を加工しています)
支援候補の会合であいさつする嘉田由紀子前滋賀県知事=滋賀県守山市で11月29日午後、村松洋撮影(一部画像を加工しています)
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「恥ずかしいのであまり言わなかったが、私は皆さんが思っている以上に国会や霞が関で力があるんです」。滋賀1区の民主前職、川端達夫氏は11月29日の事務所開きで、冗談交じりに実績を強調した。総務相などを歴任し、10期目を目指すベテランだ。
民主への逆風が吹き荒れた2012年の前回衆院選で、自民新人だった大岡敏孝氏に敗れて比例復活も阻まれ、今年5月に繰り上げ当選した。雪辱を期す川端氏は「前回は個人にではなく、自民に負けた」と強気で、支援する連合滋賀も巻き返しを図る。
衆院選で県内の関心を集めるのが、7月の知事選の影響だ。民主の衆院議員だった三日月大造氏(43)が離党して出馬。嘉田由紀子知事(当時)の全面支援を受け、予想を覆して自公推薦候補を破った。安倍内閣は直前に集団的自衛権行使容認の閣議決定に踏み切ったばかりで、波紋が広がった。
嘉田氏は、12年衆院選で「日本未来の党」を設立して戦ったが、9議席と振るわず敗北。それでも「もったいない」をスローガンに大型公共事業を中止・凍結した実績は県民の評価が高く、県内政界への一定の影響力を残している。
民主は知事選の構図の再現を目指しており、川端氏も公示日に「三日月氏と共に頑張り抜く」と述べ、親密さをアピールした。苦戦が予想される民主幹部も「本来はうちが強い地域だ。選挙区をなんとか取り戻したい」と三日月氏との連携を探る。
滋賀県内の4小選挙区はしばしば「振り子現象」が起きる。政権交代した09年衆院選は民主が全勝、12年は自民が全選挙区を取り戻した。前回、自民が全選挙区を独占した19県のうち、新潟、長崎両県と並んで全選挙区で「民主→自民」のオセロゲームとなった。
もともとは農業県で保守系が強かったが、高度成長期に大手企業の工場が集積。連合の組合員は1995年に8万4000人を突破し、繊維大手・東レ労組出身の川端氏らを当選させる原動力となってきた。だが、08年のリーマン・ショックなどで工場の人員削減が相次ぎ、組合員数はピーク時より2割減少。影響力は次第に弱まっている。
アベノミクスは「円安による輸出拡大」を掲げたが、滋賀にも十分な恩恵は届いていない。川端氏は「国民の多くが景気回復の実感がない」と安倍政権を批判。これに対し、大岡氏の陣営は「民主への逆風は収まっていない。粛々と政策を訴えるだけだ」と語る。
「嘉田カラー」がさらに強いのが滋賀3区だ。民主新人の小川泰江氏は嘉田氏の側近として知られる。2日の出発式では「嘉田前知事のDNA、三日月知事の思いを受け継ぐ」と語り、嘉田氏も「『政治の母』として草の根型の政治をお願いしたい」とエールを送った。陣営関係者は「民主対自民の『政党対決』では『風』を取り込めない。滋賀では嘉田氏との親密さをアピールする方が無党派層を取り込める」と明かす。
一方、自民前職の武村展英氏の陣営は、「『自民VS嘉田』という構図は知事選と同じで相手の土俵。あくまで今回は政党を選ぶ選挙だ」と強調。5日には小泉進次郎復興政務官が県内入りするなど、無党派対策に力を入れる。【加藤明子、竹下理子】=つづく
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◇滋賀1区=大津、高島市
川端達夫 69(9)民前
佐藤耕平 32 共新
大岡敏孝 42(1)自前=[公]
◇滋賀3区=草津、守山、栗東市など
小川泰江 51 民新
西川仁 67 共新
武村展英 42(1)自前=[公]
2176
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:21:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddm005010025000c.html
混戦:2014衆院選/3 宮城1、2区 野党共闘に支持者困惑 自民は警戒感
毎日新聞 2014年12月06日 東京朝刊
民主党と維新の党ののぼりがはためく野党候補の街頭演説=JR仙台駅前で11月30日午後、横田愛撮影(一部画像を加工しています)
民主党と維新の党ののぼりがはためく野党候補の街頭演説=JR仙台駅前で11月30日午後、横田愛撮影(一部画像を加工しています)
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仙台駅西口の繁華街。衆院選公示を控えた11月30日、民主党県連の街宣車に、宮城1区の民主前職、郡和子氏と同2区の維新前職、林宙紀氏が並んだ。周囲には「民主党」と「維新の党」ののぼりがはためく。
「2年前は共に1区で戦ったが、それでは自民党のやりたい放題に歯止めがかけられない。党は違えど同じ思いで連携して戦いたい」。郡氏が声を張り上げると、林氏は「国替えは重い決断だったが、『宮城方式』の野党連合で安倍政権に対峙(たいじ)する」と呼応し、共闘をアピールした。
前回衆院選の宮城1区では、郡氏と当時みんなの党所属だった林氏を含め6人が乱立。非自民票は分裂し自民党の土井亨氏が当選した(郡、林両氏は比例復活)。民主党は今回、共倒れとなった前回の反省から林氏に2区への「国替え」を持ちかけ、林氏も受諾。林氏を県連レベルで推薦し、民主党所属の地方議員らが法定はがきで支持者に林氏への支援を呼びかけている。安住淳県連代表は「政権批判の受け皿となる体制が十分できた。一体化を加速したい」と意気込む。
この動きに苦しい対応を迫られたのが民主党の支持組織、連合宮城だ。県連から林氏への推薦を打診されたが、維新の党の橋下徹共同代表は公務員労組を繰り返し批判しており「推薦はできない」と傘下の労組に対応を一任。2区では社民党が「維新は自公に近い」として桑島崇史氏を独自に擁立しており、自治労宮城県本部は桑島氏への推薦を決めた。
連合宮城の小出裕一事務局長は「林氏は労働者派遣法の改正に反対するなど個人としては理解できるところもある。『維新公認』でなければ別の対応があったかもしれない」と吐露する。
また、選挙区協力が比例代表での集票に与える影響も民主党の懸念材料だ。2区は県内の有権者の4分の1近くが集中する「大票田」。しかし、小選挙区で民主公認候補が不在となった結果、比例票の掘り起こしが「ほぼ手つかずで終わる」(民主県議)可能性があるという。「宮城方式」が奏功するか、手探りの選挙戦が続く。
一方、迎え撃つ自民党。県連幹部は「野党共闘で今回は接戦になる」と警戒する。公示日2日には安倍晋三首相が仙台入りして1区の土井氏、2区の自民前職、秋葉賢也氏らと演説に臨み、「復興は道半ばだがしっかり前に進んでいる。復興のためにも強い経済を取り戻す。力を与えてほしい」と訴えた。
東日本大震災から3年9カ月。県内では景気回復の実感は乏しい。首相の経済政策「アベノミクス」についても「復興事業で使う建設資材の高騰など、円安の負の側面のほうが色濃く出ている」(県商工会連合会幹部)のが実情だ。
自民党県連は今回、県連独自の公約に、政府が来年度までと定める集中復興期間の延長と、復興予算の増額を初めて打ち出した。自民党県連の中島源陽幹事長は「現場は資材・人件費高騰のあおりを受けており、どう対処するかが(有権者の)最大の関心事だ」と指摘。県連幹部は「本音を言えばあと2年解散せず、地方創生の明かりが見えた時点でやるほうが理解を得やすかった」と複雑な表情をみせた。【横田愛、百武信幸】=つづく
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◇宮城1区=仙台市青葉・太白区
土井亨 56(2)自前=[公]
松井秀明 46 共新
郡和子 57(3)民前
◇宮城2区=仙台市宮城野・若林・泉区
増元照明 59 次新
桑島崇史 35 社新
林宙紀 37(1)維前
大内真理 36 共新
秋葉賢也 52(4)自前=[公]
2177
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:24:31
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141209/plt1412091830005-n1.htm
【激突!!師走決戦】土俵際の渡辺喜美氏、親族が“涙のお願い”連発 8億円問題が… 栃木3区 (1/2ページ)
2014.12.09
《表の見方》 △は「優勢」、▼は「あと一息」(本紙分析)。 ※自=自民党、共=共産党、無=無所属【拡大】
みんなの党(解党済み)元代表で、無所属で立候補した渡辺喜美氏が、大苦戦を強いられている。自民党前職の簗(やな)和生氏に先行を許しているとされ、一族総出で崖っぷちの選挙戦に臨んでいるのだ。事実婚状態という“夫人”が地元企業にすがりつけば、親族女性は号泣して支持者に訴えた。地元で根強い人気を持つ亡父、「ミッチー」こと美智雄元副総理の威光もアピールするなど、なりふり構わぬ「どぶ板」を展開していた。
「ぜひ、みなさまの力を私に与えてください。もう一度、どうか命を吹き込んでください」
栃木県大田原市の光真寺で開かれた個人演説会。渡辺氏は数十人の支援者にこう訴えかけ、深々と頭を下げた。
おいの美知太郎参院議員(31)と、その妻の幸子・栃木県議(32)も応援に駆け付けた。幸子氏は涙をボロボロ流し、「最後の最後まで、渡辺喜美をよろしくお願いします!」と号泣しながら訴えた。
同寺が美智雄氏のぼだい寺であるためか、渡辺氏は「だんだんよくなる法華の太鼓」「道は近きにあり」などと、「ミッチー語録」を何度も引用した。「オヤジがやり残したことをやろうと考えてきた」とも語り、父の存在を強調するような発言が目立った。
渡辺氏とは戸籍上離婚したが、事実婚状態にあるというまゆみ“夫人”も必死だ。
「地元企業や支援者の集会にそろって顔を出し、まゆみさんが涙ながらに『お願いします』と土下座せんばかりの勢いで支援を頼み込んでいる。選挙戦中盤からは、報道陣を避けて影のサポートに徹している」(事務所関係者)
比例復活のない無所属での立候補となった渡辺氏にとって、選挙区での敗北は「失職」を意味する。背水の陣で臨む選挙戦だが、やはり情勢は極めて厳しい。
「これまで味方だった複数の地元議員が自民党候補の支援に回ったほか、長く渡辺氏を応援してきた津久井富雄・大田原市長も相手側に去った。先代から続く後援会組織も高齢化し、組織力の低下が著しい」(同)
今年3月に発覚した化粧品会社会長からの8億円借入問題と、選挙直前の解党騒動によるイメージ悪化も深刻だ。
支援者の主婦(70)は「8億円の件で、いまだに納得できる説明をしてもらっていない」と不満を口にする。美智雄氏の代から支援してきたという自営業の男性(72)は「無所属じゃ、何もできない。ただの給料取りになっちゃうからねぇ。昔からのファンも大勢いっけど、今回ばかりは難しいんでないの」と話した。
ただ、渡辺氏は地道な「どぶ板」で手応えもつかんできている。
大田原市内で遊説中の渡辺氏を直撃すると、「直接(有権者と)お話しすると反応がいい。支持が回復しつつある」と自信をのぞかせた。
地元集会では、自民党時代に撮影した安倍晋三首相とのツーショット写真を披露するなど、安倍政権との蜜月ぶりを強調する。「アベノミクスじゃなくてナベノミクス」などと、自分がアベノミクスの考案者であるという“独自の主張”を繰り返した。
出陣式で、渡辺氏は「党は消えても喜美は消えず」と豪語した。その言葉通り、土俵際で踏みとどまれるのか。 (安里洋輔)
2178
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:26:53
http://www.asahi.com/articles/ASGD56QYSGD5UJUB015.html
小沢一郎氏、背水の陣 地元張り付き「ロッキード以来」
寺沢尚晃、伊藤唯行2014年12月9日13時55分
岩手4区で16選を目指す生活前職の小沢一郎氏(72)が地元に入り、背水の陣を敷いている。県議、首長、業界が支える「小沢王国」はかつての勢いを失いつつある。自民は安倍晋三首相や菅義偉官房長官らが現地入りし、揺さぶりをかける。
「留守ばかりしていたが、皆様のお力を頂き、主張を貫いて参りました」
6日、花巻市。約100人を前に小沢氏はビールケースに乗って訴えた。「久しぶり」。演説後は支持者と握手。これまでは選挙期間中ほぼ立ち寄らなかった地元に6、7両日は張り付き、計30カ所を回った。
陣営幹部は「選挙区をこまめに回るのは(1983年の)ロッキード事件判決後の選挙以来じゃないか」と語る。
93年に自民を離れ、新生、新進、自由、民主など各党を移ってきた小沢氏。「先生に全国の同志を支えて頂き、地元は私たちで守ってきた」。15後援会を束ねる後援会連合会の小笠原直敏会長(69)は言う。後援会の下に130支部があり、選挙カーの遊説やポスター貼りを支える。
だが、支持者も高齢化が進む。「号令を掛けても年寄りばかりで動けない。人口減少社会だな」。別の後援会幹部がつぶやく。
9日、北上市。自民前職の藤原崇氏(31)の応援に安倍首相が駆けつけた。「みなさんで変えていきましょう。若く元気な藤原を勝たせて下さい」。約600人を前に声を張り上げた。
藤原氏は前回、3万票差で小沢氏に敗れ、比例で復活当選。北上市の事務所には業界団体や企業の推薦状が並ぶ。約2千枚届き、「前回から大幅に増えた」という。
前回まで小沢氏だけに推薦状を出した運輸会社は、今回は両氏に送った。同社は「小沢氏には世話になってきたが、長期政権になりそうな自民を無視するわけにはいかない」と言う。陣営幹部は「風向きが変わってきた」と感じる。
藤原氏はこの2年、週末に地元に戻り、「いつでも会える衆院議員」をアピールした。後援会は前回のゼロから16に増えた。
5日、奥州市の個人演説会。小沢氏と20年以上歩んできた5期目の渡辺幸貫県議も駆けつけた。2年前、小沢氏の民主離脱を機に袂(たもと)を分かった渡辺県議は「選挙の度に増税反対とか美辞麗句を並べる。そんなやり方に疑問を感じた」。
首長の対応にも変化が出始めた。前回は小沢氏を支持した奥州市の小沢昌記市長は「前職の2氏を支持する」と、両陣営の催しに顔を出した。1月の花巻市長選では、自民などの支援を受けた上田東一市長が、小沢氏に近い県議らが推す現職を破った。
ただ、ある首長は「小沢氏はまだ影響力があり、政権党の自民も敵にしたくない。両方と良い関係を保ちたい」と言う。
岩手4区には、共産新顔の高橋綱記氏(67)も立候補した。党岩手中部地区の瀬川貞清委員長は「小沢氏は嫌だが、安倍政権に不満も強い人の受け皿になれる」と話す。(寺沢尚晃、伊藤唯行)
2179
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:29:59
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/343371/
前回フィギュア100体捨てたあの候補 今回は“道重ロス”と闘う
2014年12月09日 16時00分
フィギュア好きで知られる三谷氏だが…
14日投開票の衆院選で東京5区が激戦となっている。2012年の前回を制した自民党の若宮健嗣氏(53)に民主党の手塚仁雄氏(48)、共産党の沢井正代氏(65)、無所属の三谷英弘氏(38)、同じくドクター・中松氏(86)が挑むという混戦模様だ。
8日、東急東横線・学芸大学駅前では三谷氏の応援に次世代の党の江口克彦参院議員(74)が駆けつけた。三谷氏も江口氏も、もともとはみんなの党所属。しかし、選挙直前に同党は解党。民主党などほかの政党に潜り込めた人もいれば、三谷氏のようにみんなの前代表だった渡辺喜美氏(62)とともに新党を模索したが、形にならず無所属となった人もいる。
無所属と政党所属では選挙の戦い方にも差が出る。三谷氏が聴衆に訴える。「『いつ政見放送やるの』と聞かれますが、私の政見放送は流れません。チラシやハガキの数も限られています。無所属だと不利益を被るのです」
政党がなければ組織もない。三谷氏は政界屈指のフィギュア好きで、漫画やアニメの表現規制に反対する政治家として知られる。前回選挙の初出馬のときは、妻を説得するためにフィギュア100体を捨てた。そして、ギリギリで比例復活を果たしている。同じフィギュア好きが入れてくれた票が復活の後押しになったかもしれないと本人は振り返る。
今回はフィギュアとは違うものを犠牲にした。
「選挙がなければ11月26日のモーニング娘。のコンサートに行く予定でした。道重さゆみさんが卒業したときのです。選挙になってしまいキャンセルしたので、行けませんでした」(三谷氏)
DVDになったら見るとはいうものの、がっくりだろう。「笑っていいとも!」が終了したとき「タモロス」が話題になったが、道重卒業でもファンの間で「道重ロス」がささやかれている。
三谷氏は選挙だけでなく、道重ロスとも闘わなくてはいけないようだ。
【編集部のおすすめ】
2180
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:32:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120902100017.html
東京ニュース
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注目区ルポ
◆12区(北・足立区西部)「自・民」票の流れ注目
都内で唯一、自民が候補者を立てず、公明前職の太田昭宏さんを全面支援する選挙区。野党第一党の民主は生活前職の青木愛さんを区議レベルで応援する。共産新人の池内沙織さん、今年二月の都知事選に立候補した次世代新人の田母神俊雄さんも出馬。「自・民」不在の中、両党支持層の票の流れが注目される。
「防災・減災、危機管理、東北の復興。その司令塔の役を与えていただき、フル回転している」。太田さんは七日昼、北区のJR赤羽駅東口で、ロータリーを埋め尽くす聴衆を前に安倍内閣の国土交通相としての実績を強調した。
党代表として臨んだ二〇〇九年の衆院選で、当時民主の青木さんに約一万票差で敗れた。大臣の今回は地元に張り付き、連日街頭演説や支援者回りに動く。七日は自民都議、区議もそろって支持を求めた。駆けつけた舛添要一都知事は「自公連立政権が世の中を安定させている」。安倍晋三首相も「連立政権の要」と共闘をアピールした。
「消費税の10%への引き上げを食い止める最後のチャンス。まだまだ財源を捻出できる対策、取り組みが残されている」。青木さんは八日夕、同じ赤羽駅東口でビールケースに立ち、声を上げた。前回は民主を離党し日本未来の党から出馬、比例で復活当選した。今回は民主、維新などの「調整候補」として民主支持層への浸透を図る。民主区議は「地元にとって(政策などが)一番近い候補だ」と応援する。
若さを前面に出す池内さんは七日午後、二十〜四十代の支援者らと北区のJR十条駅近くの商店街を練り歩いた。前回、都内の小選挙区で共産最多の四万票余を得た。ブラック企業やヘイトスピーチ問題を挙げ、「共産党が伸びれば政治は変わる」と繰り返した。
「自公連立政権を分断しなければ、日本は変わらない」。先月末に立候補表明した田母神さんは、公明批判を展開し、保守層の取り込みに走る。八日午前、赤羽駅東口での演説では山田宏幹事長らと並び「日本国民のための政治を実現する」と訴えた。 (奥野斐)
◇12 区(4)北・足立区(西部)
太田昭宏69 国土交通相 公前<6>
池内沙織32 党都委員 共新
田母神俊雄66 (元)航空幕僚長 次新
青木愛49 党幹事長代理 生<前><3>
(届け出順)
2181
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:33:19
◆15区(江東区)新旧票の獲得へ舌戦
臨海部に林立するタワーマンション群に選挙カーの声がぶつかり、響き渡る。そんな現代的な街並みと、江戸情緒あふれる下町が隣り合う選挙区で、父親の地盤を継ぐ維新前職の柿沢未途さんと、前回衆院選で初めてここで立候補した自民前職の秋元司さんが対決する。共産新人の吉田年男さんも絡み、新旧の住民の支持獲得にしのぎを削る。
柿沢さんは都議時代、民主に所属したが、過去二回立候補した衆院選では、みんなの公認で出馬した。昨年八月にみんなを離党し、結いを経て維新に合流して三カ月弱。柿沢さん自身、こうした政党遍歴を「ちょっと不利」と認める。
民主は候補擁立を見送り、柿沢さんは共産を除く野党統一候補と位置づけられた。さらに、外相を務めた父・弘治さん以来の「柿沢党」の系列区議たちが支える。砂町地区での出陣式で柿沢さんは「父は天国からハラハラしながら見守っている」と地元の情に訴えた。六日は維新の江田憲司共同代表が応援に入った。
こうした状況について、秋元さんは「新しい住民も増えており、お父さん(弘治さん)と息子(未途さん)は違う」と指摘する。自民、公明の「与党候補」であることを前面に出す戦術をとり、演説では「アベノミクスでデフレ脱却の手前まで来た。あと一歩だ」と訴える。
出陣式には、かつて自民党都議を務めた山崎孝明江東区長をはじめ自公の都議、区議ら関係者がそろい踏み。異口同音に「自公政権の継続」を訴え、組織をフル稼働させている。七日は安倍晋三首相が選挙区入りして支援を訴えた。
共産新人の吉田年男さんは「安倍暴走政権に審判を下す選挙」と、消費税の10%への引き上げ中止や、原発の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定への反対などを訴える。
共産を除く野党連合と与党の対決ばかりが注目される中、陣営関係者は「自民はひどいが、第三極はなくなり、民主には裏切られたという声は広がっている」と共産の存在意義を強調し、地道な支持拡大に努めている。 (荘加卓嗣)
◇15 区(4)江東区
猪野隆49 (元)国税庁職員 無新
柿沢未途43 党政調会長 維前<2>
秋元司43 (元)防衛政務官 自<前><1>
吉田年男66 党地区委員長 共新
(届け出順)
2182
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:34:00
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141208_14.html
<衆院選>TPP論戦様変わり・山形2区
水田脇に立つ山形2区のポスター掲示板を見詰める有権者。TPP交渉参加と米価下落で鈴木氏と近藤氏の訴えは前回と様変わりしている=山形県川西町
◎自民・鈴木氏反対→釈明/民主・近藤氏推進→封印
衆院選山形2区で、自民党前議員鈴木憲和候補(32)と民主党前議員近藤洋介候補(49)の攻防が激化している。前回2012年は環太平洋連携協定(TPP)が主争点となり、鈴木氏は反対を訴え初陣を飾り、近藤氏は推進姿勢を示し苦杯をなめた。再激突の今回は様相が変わり、鈴木氏は政府のTPP交渉参加や米価下落の弁明に追われ、近藤氏は自民党の農政改革を攻めTPP論を封印する。
「結果として安倍政権がTPP交渉に参加し、悔しい。申し訳ない」
4日夜、小国町の個人演説会。鈴木氏の話は謝罪と釈明に終始した。
前回、交渉参加に前向きな民主党政権を批判し、TPP反対を公約に掲げ初当選した鈴木氏。自民党が政権復帰し、わずか3カ月後、安倍晋三首相は交渉参加を決めた。
党TPP慎重派議連の事務局次長となり、反対姿勢を貫く先頭に立ったが、「ウソつき」という農家の批判は鈴木氏にも容赦なく浴びせられた。
「首相が参加を決断した以上は、農家が不安を抱かない交渉をさせる」。鈴木氏は変わらぬ立場を懸命にアピールする。
元農水官僚で「農業のプロ」を看板に掲げる。農村部の多い選挙区で再選を目指すが、米価下落がその足元を揺るがす。
朝日町で5日夜にあった個人演説会。鈴木氏は「遊説先で農家に『米価がひどい』『自民党の政策は納得がいかない』と言われる」とこぼした。
党県連幹部は「米価は政府、与党が決めるものではない」と理解を求めるが、所得が激減する農家の怒りは収まらない。
自民党は急きょ、コメ20万トンを来秋まで倉庫に保管し、需給バランスを調整すると発表した。農家向け政策冊子も配布し、不安解消に奔走する。
「自民党農政の失敗にほかならない。公約にない減反廃止を打ち出し、農村は混乱している」
近藤氏は2日、米沢市の街頭演説で米価下落を責め立てた。掲げるのは看板政策、戸別所得補償制度の完全復活。「民主党政権下でも米価は下がったが、農家の収入は維持できた」と強調した。
前回は鈴木氏に1万8000票及ばず、比例東北の復活に甘んじた。TPP交渉参加に前向きな野田佳彦首相(当時)に同調し、農家の反発を招いたことが敗因だった。
2年前の公示直前、県農協政治連盟が開いた集会でただ一人、「TPP反対」の鉢巻きをせず、帰れコールを浴びた「事件」は今も語られる。
今回、近藤氏は「前回は農家のひんしゅくを買った」と振り返るものの、TPPの持論を語ることはほぼない。政府の農政転換と米価下落をやり玉に挙げ、戸別所得補償の一点突破を試みる。
5日夜、小国町の個人演説会に元参院議員舟山康江氏が現れた。12年7月、TPP反対を理由に民主党を離党し、近藤氏とも一時たもとを分かったが、落選した昨夏の参院選では支援を受けた。
舟山氏は「農家を支える仕組みをなくせば、地方創生どころか地方喪失だ」と批判。近藤氏は「農村を救うのは戸別所得補償しかない。舟山さんが政務官の時につくった制度だ」と力を込めた。
◎山形2区立候補者
近藤 洋介49☆民 前(4)
白根沢澄子64 共 新
鈴木 憲和32☆自(無)前(1)
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2183
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:34:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_06.html
<衆院選>敵陣突き自維応酬/因縁抱え地域対決/秋田3区
雪が降り積もった湯沢市役所前で、真剣な表情で候補者の訴えを聞く有権者=8日
<ダメージ2倍>
「相手の地盤から1票を奪い取れば、与えるダメージは2倍になる」
衆院選序盤の3日、自民党前議員の御法川信英は、激突する維新前議員村岡敏英の本拠地・由利本荘市に乗り込んだ。応援弁士は、地方で人気が高いとされる地方創生相石破茂。県選出参院議員2人も顔をそろえた。陣営の1人が明かす敵陣攻略の狙いが、戦いの激しさを物語る。
御法川と村岡が激突するのは4度目。前回2012年に立候補した旧未来の党元議員は引退し、今回が初めて事実上の一騎打ちとなる。
この日、御法川らが論陣を張ったのは由利本荘市役所前。市長の長谷部誠は、村岡の「応援団長」を公言し、全面支援する。石破の投入で、政権与党の威光と分厚い組織力を見せつけた御法川。市役所前に集まった約200人に「秋田のリーダーとして地方創生を成し遂げる」と力を込めた。
<復活は考えず>
対する村岡陣営は「小選挙区で勝ち抜く機会を与えられた。比例での復活は考えない」と突然の総選挙を前向きに受け止め、フル回転する。
村岡の父で官房長官などを務めた兼造は公示前、御法川の地盤中の地盤、大仙市大曲などを回り、長年の村岡支持者を掘り起こした。公示後は村岡に妻や息子が同行。家族ぐるみで巨大与党に立ち向かう。
大雪が降った7日、羽後町で女性支持者が開いた集会。村岡は「私は巨大なクジラと戦っている。小さなハタハタのような存在だ」と笑いを誘いつつ、「安倍政権がこの道しかないと断定するのはおかしい。農業や地方創生など間違っている点をきちんと指摘できる政治家が必要だ」と対決色を鮮明にした。
維新の党の前身となる「日本維新の会」は前回、第三極の主軸として躍進した。村岡に比例復活をもたらした風は今回、吹いていない。前回比例東北で獲得した2議席は不透明な情勢だ。村岡は悲願の選挙区当選に背水の陣を敷く。
<横手・湯沢が鍵>
内陸部と沿岸部の地域対決の様相が強まる中、両陣営とも勝負どころは浮動票が多い横手、湯沢両市と見る。御法川はことし2月、横手市内に初めてとなる本格的な後援会を設けた。村岡は昨年11月に横手、ことし11月末に湯沢に事務所を構えた。
自民、維新両党の各本部もてこ入れに躍起だ。
自民党は8日、湯沢市に元消費者相の野田聖子を送り込んだ。12日には官房長官菅義偉が選挙区に入る予定。維新の党は、10日に共同代表江田憲司が自ら乗り込み、最終盤の盛り上げを図る。
共産党新人の我妻桂子は安倍政権との対決姿勢を強調する。国政挑戦は2003年以来、2度目。比例東北での議席死守を目指す党前議員と連動し、反自民票の受け皿を狙う。(敬称略)
◇秋田3区立候補者
村岡敏英54☆党幹事長代理 維前(1)
我妻桂子60 党県委員 共新
御法川信英50☆財務副大臣 自前(3)
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2184
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:34:57
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_10.html
<衆院選>若さVS熟練・秋田2区
候補者の演説に耳を傾ける秋田2区の有権者。人口減や米価下落など課題が山積する
◎東北最年少29歳・緑川氏、衆参通算4期・金田氏に挑む
衆参通算5選を目指すベテランに、東北最年少の新人が挑む。衆院選秋田2区は、自民党前議員金田勝年候補(65)が政権与党の安定感を生かし盤石の基盤を整えたのに対し、民主新人の緑川貴士候補(29)は公示直前に出馬表明し、若さを前面に出す。前回、強固な地盤を持つ候補者同士がぶつかった選挙区は、情勢が大きく変わった。
「わが県で最も力のある政治家だ」
公示日の2日、金田氏の出陣式で応援弁士が持ち上げた。金田氏は旧大蔵省出身で参院2期、衆院2期を務め、霞が関、永田町が動く仕組みを熟知すると自負。「秋田の思いを確実に国政へ届けられる」と訴える。
市町村長の旗印も明確だ。出陣式では、名前を呼ばれた自治体トップが次々と「頑張りましょう」と声を張り上げた。
公明党や農政連など各種団体の推薦を得て支持固めが進む。陣営幹部は「圧倒的な勝利を果たす」と気勢を上げる。
対する緑川氏は埼玉県出身で、出馬までの住まいは秋田市。2区の知り合いは少なく「地盤、看板、かばんの何もない」(緑川氏)と徒手空拳で走りだした。
武器は若さだ。東北の25小選挙区に立候補した82人中、最年少。選挙戦では党県連の松浦大悟代表(前参院議員)と二人三脚で動く。松浦代表は「若者ゆえに、秋田の将来をより自分の問題として捉えられる」と強調する。
緑川氏は4日夜、能代市で開いた個人演説会で「若輩者で世間も何も分かっていないかもしれないが、安倍首相の暴走は手に取るように分かる」と力を込めた。
前回衆院選では、金田氏が当選を決めた事務所で、民放アナウンサーとして喜びの声を伝えた。「不思議な縁だが、胸を借りるつもりで戦う」と話している。
【秋田2区立候補者】
緑川貴士29☆民 新
藤本金治68 共 新
金田勝年65☆自(額)前(2)
2014年12月09日火曜日
2185
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:35:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_02.html
<衆院選>「小沢王国」打倒へ自民てこ入れ
演説後、支持者と握手する菅官房長官=奥州市水沢区
集まった支持者と握手を交わす小沢代表=八幡平市
◎菅氏「退場を」、首相9日応援/小沢氏4区から2区に転戦
厳寒の岩手で激戦区の攻防が熱を帯びた。生活の党の小沢一郎代表(72)と比例東北自民党前議員の藤原崇候補(31)が競る衆院選岩手4区に8日、菅義偉官房長官が応援入り。安倍政権の参謀は「小沢氏に退場してもらう」と王国攻略へ気勢を上げた。小沢氏は前日まで支持固めに奔走した4区から県北の2区に転戦。比例東北生活前議員の畑浩治候補(51)を激励し、勢力維持に全力を挙げた。
菅氏は8日午前、奥州市水沢区で街頭演説。小沢氏が前日まで2日間、31年ぶりに地元遊説したことに触れ「東日本大震災の時には地元に入らなかった。小沢さんの評価は大きく変わっているのでは」と言い放った。
隣には、小沢氏と競り合いを演じる藤原氏。演説場所は小沢氏の選挙事務所からわずか100メートルの場所で、対決姿勢を鮮明にした。菅氏は「この20年、日本政治は小沢さんが話題の中心だったが、やってきたことは(掲げた理想とは)全く逆。小沢さんを退場させ、政治に安定を」と呼び掛けた。
4区には9日、安倍晋三首相が入り、北上市で演説する。王国打倒へ、てこ入れが続く。
小沢氏は岩手2区に入り、自民党前議員の鈴木俊一候補(61)を追走する畑氏を応援。滝沢、八幡平両市の計3カ所でマイクを握った。
八幡平市松尾総合支所前では雪が舞う中、「アベノミクスで国民は踏んだり蹴ったり。安倍政権の下では強い者だけが強くなり、地方は疲弊する。一日も早く退陣させなければならない」と訴え、聴衆と握手を交わした。
前日まで張り付いた4区では、自民党の藤原氏と激烈な競り合いになっているとの情勢が伝えられている。
3日間の地元行脚を終えた小沢氏は、JR盛岡駅で報道陣に対し「開票日になれば分かること。それまで、それぞれ全力で取り組むだけだ」と語り、東京に戻った。
【岩手2区立候補者】
畑浩治51☆生 前(2)
久保幸男56 共 新
鈴木俊一61☆自(岸)前(7)
【岩手4区立候補者】
藤原崇31☆自(町)前(1)
高橋綱記67 共 新
小沢一郎72☆生 前(15)
2186
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:35:51
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_01.html
<衆院選>オール福島どこへ 与野党非難合戦
福島県知事選で内堀氏が当選し、壇上で肩を並べて拍手する与野党の衆院選候補者ら=10月26日、福島市
◎10月知事選相乗り「復興に与野党なし」合言葉
福島県内の衆院選選挙区で、東日本大震災からの復旧復興や東京電力福島第1原発の事故対応をめぐり、与野党のつばぜり合いが過熱している。10月の福島県知事選で「復興に与野党なし」を合言葉に、共産党を除く主要政党が相乗りして内堀雅雄知事(50)を誕生させたばかり。当時、各政党が唱えた「オール福島」は、非難の応酬にかき消されつつある。
<有志の会解散>
「原発事故の総括をしないまま、安倍晋三首相は機械的に原発を再稼働しようとしている」
5日、棚倉町の文化センターで、3区から立候補している民主党の前議員が熱弁を振るった。
電力各社が打ち出した再生可能エネルギーの買い取り中断にも触れ、「エネルギー政策が3.11前に戻っている。政府の姿勢を疑う」と安倍政権の対応を非難した。
自民党も民主党批判を展開する。公示前にあった自民党県連選対本部の事務所開きでは、岩城光英会長(参院福島選挙区)が「大震災直後、民主党政権の対応策は後手後手だった。自民党が政権を奪取してから復興の道筋がついた」と自画自賛した。
知事選では自民、民主、公明、社民4党が「県議団有志の会」を設立。中央の与野党対立を福島に持ち込むべきではないと口々に訴え、「オール福島」を旗印に内堀知事圧勝の原動力となった。
「県議団有志の会」は11月19日に解散した。報道各社に送られたファクスは「政局が混迷を増す中、この書面をもって解散する」とあり、有志の会メンバーが「昨日の友が今日からは敵だ」と苦笑いするほど素っ気ない文面だった。
<「致し方ない」>
知事選で「オール福島」を掲げた与野党がぶつかり合う衆院選について、民主党県連の亀岡義尚幹事長は「福島の復興が忘れられており、非常に残念だ」とこぼす。一方、自民党県連の杉山純一幹事長は「知事選と違い、国政選挙は各政党の政策を掲げ戦う。致し方ない」と理解を求める。
5区で立つ民主党の前議員のように「復興に与野党なし」と今も訴え続けるケースはまれだ。
浪江町から二本松市に避難する時計店経営原田雄一さん(65)は「福島復興が大きな争点にならず、避難者は蚊帳の外に置かれている。政争の前にやるべき事はたくさんあるはずだ」と話す。
2187
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:36:34
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090013-n1.html
2014.12.9 08:35
【衆院選2014】
維新、大阪でも大苦戦 アベノミクス支持だが自民批判、政権との距離曖昧
(1/2ページ)
維新の党に勢いがない。日本維新の会で臨んだ平成24年の前回衆院選では比例代表を含めて54人が当選したが、今回は本拠地の大阪ですら終盤情勢でわずかでも優勢とみられる選挙区は1つにとどまり、幹部らには焦りの色がにじむ。
維新は前回、14人を擁立した大阪で12選挙区を制するなどして、衆院で自民、民主に次ぐ第三党に躍り出た。今回は、終盤情勢によると選挙区の獲得議席は全国で2〜5と予想、比例代表も前回を下回るのは確実とみられる。
東日本大震災への対応など民主党政権への不満が広がっていた前回は、代表代行として臨んだ橋下徹大阪市長の強いリーダーシップが大きな期待を集めた。だが、安倍晋三政権となり、橋下氏や幹事長の松井一郎大阪府知事はアベノミクスへの支持を明言する一方で、「身を切る改革なくして増税はだめ」と自民党批判を展開してきた。政権との距離が曖昧で、「1強多弱」の中に埋没してしまう恐れがつきまとう。
維新は「ふわっとした民意」(橋下氏)を頼りとしてきた。産経新聞社とFNNの世論調査によると、無党派層の比例代表の投票先は分散傾向にあり、維新の苦戦の一因となっている。さらに、両氏が公明党前職のいる選挙区からの出馬をにおわせ敵対姿勢を示したことで、前回は協力関係にあった公明票の取り込みも難しい情勢だ。
維新内部からは前回の選挙戦を念頭に「うちは終盤追い上げ型だ」と自らを鼓舞するような声も聞こえる。
2188
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:37:21
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090031-n1.html
2014.12.9 19:48
【衆院選2014】
松山千春氏 民主候補を応援 「大地」にならい
民主党前職の横路孝弘氏(右)の街頭演説に駆け付け、聴衆に訴える歌手の松山千春氏=9日午後、札幌市中央区
政治団体「新党大地」の支援者で歌手の松山千春氏(58)は9日、札幌市で、北海道1区から出馬した元衆院議長の民主党前職横路孝弘氏(73)の街頭演説に駆けつけ、代表曲を口ずさみながらエールを送った。今回の選挙で協力関係を結ぶ民主と新党大地の象徴的な場面となった。
北海道1区からはほかに、自民党前職の船橋利実氏(54)、共産党新人の野呂田博之氏(56)、無所属新人の飯田佳宏氏(41)が立候補している。
2189
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:44:01
http://www.asahi.com/articles/DA3S11497049.html?iref=comtop_pickup_04
(2014衆院選)攻める共産、背水の社民 京都1区・大分2区
2014年12月9日05時00分
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候補者の出陣式で気勢を上げる支持者ら=大分県臼杵市、長沢幹城撮影
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■京都1区 自民と対立軸、「転換」強調
5日夕、JR京都駅前に集まった約3千人を前に、共産党の志位和夫委員長は叫んでいた。「この選挙の対立軸は自共対決だ」
衆院選をめぐる各報道機関の情勢調査で野党が軒並み伸び悩む中、比較的好調とされるのが共産党だ。消費増税やアベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄基地問題で「五つの転換」をうたい、明確に反対を訴えている。
小選挙区比例代表並立制導入後は、自民、民主という2大政党に埋没しがちだったが、世論の期待を集めて政権交代を果たした民主党が下野。2年前の衆院選の「第三極」ブームもしぼみつつある中、「霧が晴れるように」(志位氏)、自共対決の構図ができ、政権への不満の受け皿になる好機とみる。
実際に、昨年6月の東京都議選では議席が倍増。その後の参院選でも改選3議席が8議席に増えた。今回の衆院選でも「比例代表で650万票以上、小選挙区で議席獲得」をめざす。
その象徴が京都1区だ。自民、民主の厚い壁に阻まれ、6回連続比例区で復活当選した穀田恵二氏が10回当選の自民党重鎮、伊吹文明氏らに挑む。志位氏や穀田氏は「安倍晋三首相は雇用が増えたと言うが、増えたのは非正規だ。首相に『この道に先はない』と言いたい」と批判。10日には、不破哲三前議長(84)が9年ぶりに街頭演説に立つ。
聴衆には若者の姿も混じる。大倉未築さん(20)は「残業代がつかず、最低賃金以下で働いているのに『他よりはましや』とあきらめている友達がいる。ブラック企業対策に力を入れてほしい」と期待する。共産党が躍進できるかは、若年層や無党派層に食い込めるかがカギだが、仕事帰りに立ち止まって演説を聴いていた男性(50)は「共産党の訴えは現実味がない」と突き放す。
一方、自民の伊吹氏は「民主党政権時代と比べ、現在の経済状況は悪くなっているか。経済の安定こそ必要だ」とアベノミクスの成果を誇り、維新の党の田坂幾太氏は「身を切る改革を推し進める」と訴える。無所属の平智之氏、蜷川澄村氏も立候補している。
◇京都1区の候補者(届け出順)
穀田恵二 67 党国対委員長 共前(7) [比]
伊吹文明 76 〈元〉衆院議長 自前(10)
田坂幾太 62 党府代表 維新 [比]
平智之 55 大学嘱託講師 無元(1)
蜷川澄村 63 映画製作業 無新
2190
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:44:22
■大分2区 弱る組織力、党存亡かけ
一方、社民党は党存亡の危機に立つ。
「ぜひ社民党躍進の足がかりを作っていきたい」。吉田忠智党首が衆院選の第一声に選んだ場所は、大分2区の同県臼杵市だった。
大分を選んだのは、吉田氏の故郷だからではない。社民党の得票が比較的見込める数少ない地域だからだ。候補者の吉川元氏と吉田党首の横には、大分選出だった村山富市元首相(90)が並んだ。村山氏は「今回、党がなくなるかも知れない。命がけだ」。
社民党は、衆2、参3の計5人で政党要件ぎりぎりだ。民主党や共産党のはざまで埋没し、復調の兆しがつかめない。社民を支援する労組の組織力は弱体化し、市民運動のシンボルだった元党首の土井たか子氏は9月に死去。吉川氏の陣営幹部は「頼みの綱は村山氏の『トンちゃん』人気だが、高齢で遊説は頼めない」と打ち明ける。
出陣式で吉川氏の演説を聴いていた同市の農業の男性(62)は「党の存在も危うい社民党に投票して国会を動かせるのか」。文字通り存亡をかけた正念場を迎えている。
大分2区では、自民党は当選10回で衆院副議長も務めた衛藤征士郎氏がアベノミクスによる「経済の立て直し」を訴える。共産党の山下魁氏も「護憲」などを主張する。
(上地一姫、杉浦達朗)
◇大分2区の候補者(届け出順)
山下魁 37 党県常任委員 共新
吉川元 48 党政策審議会長 社前(1) [比]
衛藤征士郎 73 〈元〉衆院副議長 自前(10)
2191
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:54:32
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014120902000053.html
民主候補が原発推進協定 中電労組と東海の18人
衆院選で、東海四県(愛知、岐阜、三重、静岡)の中部電力管内から小選挙区で出馬した民主党候補者二十五人のうち少なくとも十八人が、民主党の支持母体である連合傘下の中電労組(組合員一万五千人)と「核燃料サイクル」の推進や「原子力の平和利用」を明記した政策協定を結んでいたことが中日新聞社の調べで分かった。協定は、労組が候補者を「推薦」するかどうかを決める際の条件だが、同党は衆院選公約で二〇三〇年代の原発ゼロを掲げている。
中電労組が作成した協定書によると、使用済み燃料を再処理して再び使えるようにする核燃料サイクルについて「自給可能なエネルギー源」と位置付け、「安全・安心を最優先に進める」と明記。原発の推進などを意味する「原子力の平和利用」も、同様に「進める」と記載している。
民主党は衆院選公約で、三〇年代の原発ゼロに向け「あらゆる政策資源を投入」とうたい、公約を補完する位置付けの「政策集」では、核燃料サイクルを「本質的な必要性」などを含めて「あり方を見直す」と書いている。
本紙が陣営などに確認したところ、政策協定を結んだ民主候補は愛知が八人、岐阜と三重がそれぞれ三人、静岡が四人いた。
推薦を受けた岐阜の候補者は、政策協定と党の方針は「矛盾しない」と回答。再生可能エネルギーの供給量を現在の需要に見合うよう即時に引き上げるのは「時間がかかりすぎる」ことを理由に挙げた。
静岡の候補者は「現実的にゼロを目指すことが大事。原発で働く人の生活の保障は当然だ」と話した。一方、「党の脱原発の方針と矛盾する」として労組との協定を結ばない愛知の候補者もいた。
推薦があれば、票のとりまとめや陣営スタッフの派遣を受けられる。ある陣営関係者は「労組の票は固い。自民に勢いがある現状では、固定票として、のどから手が出るほどほしい」と打ち明ける。
中電労組は、一二年十二月の前回衆院選でも、民主党の候補と協定を結び、大半に推薦を出している。労組幹部は「われわれが必要と考えるエネルギー政策にご理解いただける候補を応援するのは当然だ」と話している。
2192
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:55:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chubu/CK2014120802000202.html
自公タッグの実情は 推薦・選挙区で差、演説・協力触れず
自民、公明両党が与党として五年ぶりに衆院選に臨んでいる。中部各地の集会などでは、選挙協力する両党の候補が「選挙区は自民、比例は公明へ」と呼び掛ける光景もみられる。ただ、公明側が自民候補の推薦を見送る選挙区があり、温度差が出ている。
愛知県稲沢市で六日夜に開かれた集会。比例東海の公明前職、伊藤渉さん(45)が「比例ではお力添えを」と訴えた。一緒に登壇した地元愛知9区の自民前職長坂康正さん(57)は「自公でまっとうな政治を進めたい」と大声で応じた。
両党は、安定した政権運営が可能な絶対安定多数(二百六十六議席)を上回る議席を目標に、経済政策「アベノミクス」推進などの共通公約も掲げる。公明側が小選挙区の自民候補を応援し、見返りに比例で協力を求めるのが一般的だ。
愛知県内でも、民主候補と激しい争いを続ける自民候補が、前回衆院選の比例で三十六万票に上った県内の公明票に期待し、全十五選挙区で推薦を求めた。ただ、実際の推薦は九選挙区にとどまる。
愛知県の公明幹部によると、地方レベルの推薦は、自民候補が公明への協力態勢を確約できるかに加え、候補の「集票力」を見極めて決める。支持母体の創価学会の集票力に陰りが見える中、推薦に見合う見返りを確実に求めたい考えだ。公明票に期待しながら推薦をもらえていない自民前職の陣営関係者は「なぜ出ないのか。最後には出ると信じる」と望みをつなぐ。
愛知県内で自民党候補の演説会に出席した男性(71)は「集団的自衛権への立場など自公には違いも多いのに…。(両党とも)ご都合主義という感じだ」と戸惑いを見せた。
三重県内でも自民が全五選挙区候補者への推薦を依頼したが、二つの選挙区で見送られている。公明の三重県幹部は推薦していない二候補について、「信頼関係をつくっているところ。公明支持者は自主投票になるだろう」と明かす。公明は比例東海の単独候補として前三重県議を擁立。前県議は公明が推薦した自民候補の事務所開きなどに顔を出し、両党の親密ぶりをアピールしている。
岐阜県で公明は小選挙区の自民全五候補に推薦を出した。公明の地元幹部は「公明の得票を増やすには自民との協力が大切」と話す。ただ、自民の岐阜県連は十一月下旬の県連選対会議で、比例も自民への投票を呼び掛けるよう地方議員らに徹底。ある自民候補の陣営は「自民一強の今、選挙協力のメリットが見いだしづらい」と話す。
公明の岐阜県本部代表の岩花正樹県議は「公明議員が参加しない演説会では、選挙協力に触れない自民候補もいる。一方的支援にならないよう自民と協議したい」とくぎを刺した。
2193
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:57:09
http://www.kanaloco.jp/article/81389/cms_id/115391
14神奈川衆院選:注目区を行く〈18区=川崎市高津区・宮前区・中原区の一部〉
2014.12.09 03:00:00
たすきを掛けた前横浜市長の隣で、前知事が応援のマイクを握る。「中田さんと松沢は一緒になって、新しいことをやってきた。改革を日本中に広げていきたい」。6日、溝の口駅前。かつての「神奈川の顔」が、寒風吹きすさぶ街頭に並び支持を訴えた。
5年前まで全国最大市のトップを務め、メディアへの露出も多い次世代・中田。かつての地盤に戻り、直前に合流した副党首・松沢成文の支援も受けて戦う。知名度に勝る“メジャー級”の出現で、18区の構図は前回までと一変した。
「神奈川都民」が多く、永田町の動きに敏感な有権者も多いとされるエリア。過去4度の選挙は自民、民主がオセロのごとく議席を奪い合ってきた。だが今回、民主は地元市議らの強い要請があったにもかかわらず候補擁立を見送り、2003年の同区新設後初めて「空白区」とした。
「維新、みんなと関係の深い地方議員が私を支援してくれる態勢はできた。第三極を貫きたい」。首相が解散を表明した前日の11月17日、中田はこう力説していた。間を置かずして、みんなは解党を決定。前回4万票余りを獲得しながら落選した会社社長は同25日、「後ろ盾を失った」として出馬を取りやめた。
シナリオ通り−のはずだった。だが同日、維新が北村を公認。北村は「ここは政治のプロばかり。肩書では見劣りするが、サラリーマン目線で政治を語りたい」。立場の違いを鮮明にした。
中央の急な決定に、すでに中田支援の意向を示していた維新の県議2人が離反。中田は「(維新には)野党再編への思いが、みじんもないんじゃないか」と、怒りを抑えるように首をかしげた。
返り咲きを期す生活・樋高は言う。「有権者の思いを死票にしないためにも、野党が足を引っ張り合っている場合じゃない」。後援会から授けられたキャッチフレーズ「反自民勢力の結集軸」を連呼し、選挙戦の軌道修正を促そうとする。
存在感を示そうと懸命な「第三極」。受けて立つ自民・山際の陣営も中田の国替えを警戒していた。公示前、独自に候補予定者の「知名度調査」を実施。選挙区全域で中田にリードを許すなど、厳しい結果に危機感を募らせてもいた。
それでも、山際は一人わが道を行く構えだ。「市長や知事と違い、国政はチームで取り組むもの。誰が相手かで訴えを変えるほど、自分自身は器用じゃない」。2年間、アベノミクス推進の最前線で汗してきた実績を強調する。
混沌とした情勢に埋没しないよう、共産・塩田は独自色を発揮。「選挙は政(まつりごと)だから、お祭り」。街頭でギターの演奏を披露し、選挙ポスターに帽子姿で登場するなど異彩を放つ。
自民に抗する野党が互いに競り合う風景。「1強多弱」と揶揄される永田町の縮図を、くっきりと映し出しているようでもある。 =敬称略
◇18区(川崎市高津・宮前区、中原区の一部) =敬称略、届け出順
北村造31☆維新
樋高剛49☆生元(3)
塩田儀夫64 共新
山際大志郎46☆自前(3)
中田宏50☆次前(4)
【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、維=維新の党、次=次世代の党、共=共産党、生=生活の党。
【神奈川新聞】
2194
:
チバQ
:2014/12/09(火) 20:59:17
http://www.kanaloco.jp/article/81364/cms_id/115257
14神奈川衆院選:注目区を行く〈9区=川崎市多摩・麻生区〉
2014.12.08 03:00:00
◇民主「最後の砦」に迫る自民
「今までで一番難しい戦いになる。何が何でも小選挙区で勝つために、前回のことは忘れてください」
5日夜、川崎市麻生区の市民館。演説会に集まった支援者ら約100人を前に、民主・笠は必死の形相で訴えた。序盤情勢で自民・中山と大接戦を演じているとの世論調査結果が飛び交っていたからだ。
1996年の小選挙区制導入以降、9区の議席を自民が制したのは2005年の「郵政選挙」のみ。笠は大逆風だった前回も、県内の民主候補でただ一人、小選挙区を勝ち取った。民主にとって9区は、いわば「最後の砦」だ。
だが今回、陣営に楽観ムードはない。「新しい人がどんどん入ってくる選挙区で、2年間バッジをつけてきた2人との勝負」と笠。前回9千票差に詰め寄り比例で初当選した中山と、みんなの党(当時)で比例復活した維新・椎名とのサバイバル戦の様相を呈する。
「『笠さんは盤石でしょ』という既存の応援者の意識を変えていくしかない」(陣営幹部)。4日には、笠に地盤を引き継いだ次世代の党副党首・松沢成文が応援に駆け付け、笠への支持を訴えた。
一方の自民・中山陣営にも焦りの色は濃い。かねて厳しい戦いとされる中、「聞こえてくるのはマイナス要素ばかり」(自民県議)だったからだ。
11月下旬、陣営幹部が懸念を口にした。「体感は2年前より厳しく、麻生区は特に悪い。勝負は麻生でどこまで取り返せるかだ」。自民が来春の県議選で麻生区に新人を立てることを決めたのに対し、同区で自民の推薦を受けていたベテラン県議が反発、椎名陣営に加わったのだ。「タイミングが悪かった」。中山を支える県議がこぼす。
それでも、9区は自民にとって「重点区」だ。党側は幹部や閣僚といった大物を次々に投入し、無党派層の取り込みに力を入れる。
11月30日、新百合ケ丘駅前。首相の安倍晋三の演説には約3千人が集まり、「この場所でこんなに集まったのは小泉(純一郎)さんが首相のとき以来」と関係者を驚かせた。
序盤情勢で接戦が伝えられると、応援弁士の投入をさらに強化。7日には幹事長の谷垣禎一がマイクを握り、多くの人が耳を傾けた。「これを中山の票にどう結びつけられるかだ」。徐々に手応えをつかむ陣営は、終盤戦での追い上げを期す。
自民、民主の激戦に割って入る椎名も必死だ。「前回はみんなの党の名前で復活できた」と自覚しており、維新として戦う今回の風の弱さも感じ取っている。昨年の参院選で支援した松沢が笠の応援に入った際は、怒りを隠しきれなかった。
とはいえ、2年間国会議員として活動してきた実績に加え、前回から格段に高まった知名度もある。江田憲司、橋下徹両共同代表による支持拡大にも期待を込め、「応援してくれた人に必ず恩返しを」と巻き返しを誓う。
共産・堀口は「安倍政権の暴走を止められるのは共産だけ」と強調。自民や民主に不信感を持つ層の取り込みを図る。 =敬称略
◇9区(川崎市多摩・麻生区)=敬称略、届け出順
中山展宏46☆自 前(1)
堀口望38 共 新
笠浩史49☆民 前(4)
椎名毅39☆維 前(1)
【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、所属党派、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、共=共産党。
【神奈川新聞】
2195
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 21:00:24
山形
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412090600002.html
「大物」続々 応援加熱/2014衆院選
2014年12月9日10時55分
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◆ 激戦区、党事情浮き彫り
衆院選で、与野党の幹部が連日のように県内の候補者の応援に駆けつけている。自民党が県内3選挙区の「全勝」に向け、2、3区に重点を置く一方、民主党は議席の維持に向けて2区の前職のもとに幹部が入り、支援を呼びかける。応援の風景からも与野党の現状が浮き彫りになっている。
「安倍首相を軌道修正していくには、民主党に議席が必要。皆さん、近藤洋介を小選挙区で当選させていただけませんでしょうか」
8日夜、村山市と大石田町で開かれた民主前職近藤洋介氏の個人演説会には、党元代表の岡田克也代表代行が応援に駆けつけた。
公示前に山形入りした枝野幸男幹事長は近藤氏について「一日も早く選挙区の争いを抜け出て、新顔の1、3区の支援に力を注いでほしい」と話していた。ところが、全国的に自民党が優勢に選挙戦を進める中、近藤氏が他の選挙区の応援に努めることは厳しくなった。9日には野田佳彦元首相が高畠町と米沢市で近藤氏の演説会に出席する予定だ。
民主党県連の幹部は、前回比例区で復活当選した近藤氏について「民主党の議席増のために、小選挙区で勝ってもらい、復活当選の椅子を他の人に回したい」と話す。「自民優勢」のムードに陣営からは嘆きの声も聞かれる。
一方、自民党にとっても2、3区は全国有数の激戦区だ。3日には谷垣禎一幹事長が2区の前職鈴木憲和氏、3区の新顔加藤鮎子氏の応援で来県。4日は小泉進次郎氏が尾花沢市と鶴岡市で演説し、ふだん演説会であまり見かけないような若い女性も多く集めた。
自民党本部は後半戦、他党候補と競りあっている選挙区に絞って「大物」議員を応援に投入するとみられる。激しい競い合いが注目された昨夏の参院選でも、安倍晋三首相や石破茂幹事長(当時)らが次々と来県した。9日には稲田朋美政調会長が入る予定で、今後も党幹部や閣僚らの応援が予想される。
ただ、党県連の野川政文幹事長は「最後は足を使った地道な活動がものをいう。選挙運動が上滑りにならないよう、気をつけなければいけない」と気を引き締めている。
共産党は9日に比例候補の高橋千鶴子前衆院議員が県内を回るのに続き、10日に小池晃副委員長が3区を訪れる予定だ。(松本紗知、戸松康雄)
2196
:
チバQ
:2014/12/09(火) 21:01:41
神奈川
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141208150150003.html
【2014衆院選】
自・民 前回8千票差
写真:
拡大
写真:有権者に支持を訴える候補者=JR川崎駅
拡大有権者に支持を訴える候補者=JR川崎駅
■16区
「日本のリーダーへの階段を上る人だが、小選挙区で負けていては目指せない」。公示日の2日朝、厚木市の事務所で民主前職の後藤祐一氏の隣で岡田克也党代表代行の檄(げき)に詰めかけた支持者が沸いた。
前回は参院からくら替えした自民前職の義家弘介氏に敗れ、比例復活。とはいえ比例区の民主票が4万5千票にとどまる逆風下で、9万票を集め、義家氏に8千票差まで迫った。
その原動力が母校、厚木高校卒業生が中心の後援会組織。後藤氏が初挑戦から8年半かけて固めてきた。OBらが党派を超えて集まり、今回も「後藤票」の掘りおこしにフル回転する。
選挙事務所は前回と同じ。「悔しさを思い出せる」と後藤氏。幹部クラスがあまり足を運ばない相模原市緑区の中山間部のミニ集会に、細野豪志元幹事長が顔を出すなど「ゲリラ戦」も展開する。
地元に縁が薄いながらも、小差で制した義家氏にとっても今回が正念場。先頭に立ってきた教育再生より、「地元」への貢献のアピールに力を入れる。
「圏央道や国道246号バイパス。この2年で私が最も力を入れてきました」。5日、本厚木駅前でインフラ整備の実績を徹底して訴えた。「選挙区に婿入りしたのではありません。この地の息子です。親孝行させてください」
衆院1年生で文科政務官や党副幹事長などを任された。本厚木駅前に立った安倍晋三首相も「とても大切な若きホープ」。首相との近さは売りの一つだが、党務などの仕事が忙しく、「思ったほど地元での存在感を高められなかった」(陣営幹部)面も。推薦を受ける公明も含めた組織の引き締めを徹底。山本一太参院議員ら知名度のある参院時代の仲間の来援を得て、無党派層への浸透も目指す。
共産新顔の池田博英氏は駅頭や団地で平和問題や消費増税反対とともに、雇用問題へのアピールも欠かさない。「共産党の議席が伸び、ブラック企業対策が前進した」。実績を訴え、若年層の支持拡大を狙う。
(倉持裕和)
2197
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 21:01:54
■10区 乱立一転3者争う
衆院選が公示された2日深夜、JR川崎駅。民主元職の城島光力氏が、改札口から出てくる有権者らに、無言で大きく手を振っていた。街頭演説は午後8時以降は禁じられているが、選挙運動自体はできる。
川崎市では人口が増え続けている。陣営幹部は「城島氏の『見える化』を図る」と話す。労組の支援を受ける一方、新住民に多いとされる無党派層への浸透も欠かせない。主要駅などで顔を売り込む作戦だ。
一昨年の衆院選では、自民、民主、共産に加えて、維新とみんなの新顔も立候補。新党に風が吹き、両者は計約8万9千票を獲得した。城島氏は2009年の衆院選から9万票以上減らして大敗。今回、候補者は3人だ。ある民主県議は「いい枠組み」と話す。公示前後に海江田万里代表ら党幹部も相次ぎ応援に訪れた。だが城島氏は「選挙は1票1票の積み重ね。初心に帰る」と気を緩めない。
「今回の選挙は前例のない厳しい戦いになる」
自民前職の田中和徳氏は2日の出陣式で、声を張り上げた。7選を狙うベテラン。自民、公明の市議や業界団体などの支援を受ける。しかし陣営には懸念もある。一つは野党候補者が絞られ、反自民票がまとまりやすい構図であること。もう一つは田中氏が選挙を束ねる党の役職にあり、地元に張りつけないことだ。
田中氏の得票はここ2回、11万票前後と大きな変化がない。陣営は「自民と公明の基礎票だ」と指摘する。駅頭などに立つ一方、中盤ごろから複数回の会合を開き、支持者を引き締めようと躍起になっている。
前回に続いて立候補した共産新顔の中野智裕氏は「解雇規制の法をつくる」などと駅頭で訴える。昨夏の参院選での共産の躍進を追い風に、党の支持者以外にも浸透したい考えだ。
(河井健)
◇
14日に投票日を迎える衆院選。注目区を歩いた。
2198
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 21:02:13
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141208150150004.html
民主層にアピール
写真:
拡大
写真:候補者と話す有権者=2日、横浜市戸塚区
拡大候補者と話す有権者=2日、横浜市戸塚区
■5区
野党調整などで民主の空白区となった5区で、民主支持層の獲得をねらう争いが激しさを増している。
「維新と民主の一本化候補として野党の受け皿になる。バラバラでは巨大与党に立ち向かえない」。そう街頭で訴えるのは維新新顔の水戸将史氏。前参院議員で2012年の日本維新の会結成に参加したが、07年の当選時は民主公認。県連幹事長も務めた。民主支持層の取り込みを狙い、ポスターや選挙カーに「民主と一本化」と記している。
これに反発するのが無所属新顔の後藤田弥生氏の陣営。引退した民主の田中慶秋元法相の長女で、党公認はないが「比例は民主」と呼びかける。勝手連として応援する民主市議の1人は「民主は一本化されていない。5区は民主の地盤で、後藤田を支持してくれるはずだ」と話す。
来春の統一地方選で民主と維新は戦ううえ水戸氏が田中氏の秘書出身という因縁もある。後藤田氏は「私の名が売れていないのも事実。頑張るしかない」。
田中氏と競ってきたのが3期目を目指す自民前職の坂井学氏。安定して9万票以上を得ているものの落選も2度経験。陣営の1人は民主をめぐる騒動に「野党一本化のままよりは自民に有利に働く」とみる。
新顔4人に対し実績と地域への浸透が強みだ。2期目は国土交通兼復興政務官を務めた。菅義偉官房長官は公示の2日、自身の選挙区より先に応援演説に入り「毎日のように報告に来てくれ、政策を実行したら一気に外国人観光客が増えた。経済政策の先頭に立つ坂井さんの当選を心よりお願い申し上げる」と声援を送った。
前回衆院選に続く挑戦の共産新顔の横山征吾氏は「青年を使い捨てて企業の利益を増やす社会に未来はない」などと訴え、反自民層の取り込みを図る。
前回は日本未来の党、今回は次世代からの立候補となる新顔の河野敏久氏は「政権は結局、消費増税を決めた。ノーを突きつけ国民目線の政治に修正しましょう」などと訴える。
(竹野内崇宏)
2199
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 21:02:28
■18区 5氏無党派に照準
野党間の候補者調整が進まず、5人が立候補した18区。公示後初の週末となった6日、JR武蔵溝ノ口駅周辺は5候補が入れ代わり立ち代わり訪れる「演説ラッシュ」となった。
「まずは国会議員の定数削減を」。比例区からくら替えした次世代前職の元横浜市長中田宏氏が訴える。日本維新の会(現・維新の党)から次世代入りした中田氏の傍らでは、地元選出の維新県議2人が応援に入り、ビラを配った。「党より人。知名度を生かして食い込みたい」
都心に通う「川崎都民」が多く、各候補者ともが無党派層の取り込みを狙う。
「給料を上げるにはアベノミクスしかない」。中田氏と同じ駅北口で、自民前職の山際大志郎氏が訴えた。応援に駆けつけた党女性局長の三原じゅん子参院議員らと共に、駅から商店街を練り歩き、幅広い支持を狙う。支援組織の集会も重ね、地盤固めにも余念が無い。
南口では生活の元職、樋高剛氏が「反自民勢力の結集軸として他の候補者に負けない自信を持っている」と声をからした。民主候補として山際氏と何度も当選を争ってきたが、日本未来の党から出た前回は落選。小沢一郎代表と共に生活入りした今回、雪辱を期す。
公示日1週間前に立候補を発表した維新新顔の北村造氏は知名度アップに力を入れる。「とにかく名前を覚えてもらわなければ」(陣営)と公示日の2日には、共同代表の江田憲司氏が選挙区入り。北村氏の名前を連呼して支持を訴えた。
共産新顔の塩田儀夫氏は、普段の街頭演説に加え、帽子をかぶってギター片手に自作の詞で政策を歌う。消費増税反対などを訴え、党支持層以外からの票獲得も目指す。
(北崎礼子)
2200
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 21:02:44
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141209150150002.html
3人の前職ら激戦
写真:
拡大
写真:新百合ケ丘駅前のペデストリアンデッキの広場で気勢を上げる支援者ら=川崎市麻生区
拡大新百合ケ丘駅前のペデストリアンデッキの広場で気勢を上げる支援者ら=川崎市麻生区
写真:有権者と記念撮影する候補者=藤沢市
拡大有権者と記念撮影する候補者=藤沢市
■9区
川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口。ペデストリアンデッキの駅前広場は街頭演説の「名所」だ。2日の公示日。民主前職の笠浩史氏と自民前職の中山展宏氏の両陣営がほど近い位置で声を張り上げた。維新前職の椎名毅氏や共産新顔の堀口望氏もここでマイクを握ることが多い。「呉越同舟」ぶりがこの選挙区の激しい戦いに重なる。
9区は県内唯一の前職3人。元文科副大臣で教育分野に強い笠氏。元金融ディーラーで経済通の中山氏。弁護士で原発政策に明るい椎名氏。そこに堀口氏がからみ、前回と顔ぶれが同じ分、選挙戦は熱を帯びる。
前回は笠氏が実績と知名度を生かし、民主への逆風の中で中山、椎名両氏を振り切り、県内では同党でただ一人、小選挙区の議席を守った。
ただ、今回は事情が異なる。中山、椎名両氏とも復活当選、議員バッジをつけた。新顔だった前回とは浸透度が違う。笠氏も「前回以上に厳しい戦い」と警戒感を隠さない。
「厳しい選挙」と認めるのは中山氏も同じ。「大義なき解散」の批判に「アベノミクスなどへの民意を受け止める重要な機会」と理解を求めることに懸命だ。こまめにミニ集会を開き、地域行事にも積極的に顔を出してきた。前回は9千票差で涙をのんだが、新聞各紙の情勢調査では「自民優勢」が報じられている。「笠さんが強いこの区で、何としても勝ちたい」と力がこもる。
「70回以上国会質問した。仕事量は全議員の中で一番と思う」と強調するのは椎名氏だ。みんな公認だった前回は第三極ブームにも乗って4万票余りを得た。その後、結いの党を経て維新へ。所属政党の変遷が有権者にどう映るか陣営も気をもむ。椎名氏は「自分がぶれていなければ大丈夫。改革政党として原発や復興政策などに取り組んでいることを丁寧に訴えたい」と口元を引き締める。
子育て体験を福祉政策に生かすと訴える堀口氏も「反自民」の受け皿をアピールしている。
(杉山高志)
2201
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 21:03:02
■12区 構図一変 自・民対決
「今までの阿部さんが好きで私は応援してるの。民主党だから応援する訳じゃない」。4日夜、民主前職、阿部知子氏の寒川町での決起集会で、不安を訴えた長年の支持者の女性(74)に民主県連代表の金子洋一参院議員は約束した。
「阿部さんは何も変わりません。私が指切りげんまんでお約束しますから」
阿部氏は社民で4回、前回は日本未来の党から出て5回とも小選挙区で落選したが、比例復活当選してきた。その彼女が解散から間もなく民主元職に替わる「統一候補」となり、選挙戦の構図は一変した。
「安倍政権の暴走ストップ」を訴える阿部氏を、旧来の支持者と「かつての敵」の連合が支える。左派系の阿部氏をどこまで民主の保守系支持層に浸透させられるか。連合幹部は「時間との勝負」と言う。
前回の阿部氏と民主元職の票を足せば、小選挙区で初当選した自民前職の星野剛士氏を約2万5千票上回る。星野氏の陣営幹部は「恐れていたことが起きた」と危機感をあらわにし、選対会議も緊張した空気だったという。2日の出陣式で星野氏は「すぐそこまで相手の影が追ってきている。死ぬ気でやります」。応援の菅義偉官房長官は「選挙のために、ただの数合わせのために一つになっただけ」とこき下ろした。
陣営は動きが鈍い自民系市議に強く働きかけ、石破茂地方創生相、谷垣禎一幹事長ら大物も連日応援に。「どの党にも風のない選挙。ウィングを無理に広げるのでなく、支持層をどれだけ固められるかだ」と陣営幹部。
「暮らし第一」を掲げる共産新顔の味村耕太郎氏は消費増税反対や原発再稼働反対をアピール。次世代新顔の甘粕和彦氏は「自民が大きくなるだけでいいのか。民主にも改革は出来ない」と第三極の必要と自主憲法制定などを訴え、支持拡大を目指す。
(小北清人)
2202
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 23:37:20
メモ
佐賀2:今村雅弘
>>2003
自民関係者によると、知事選を巡り今村氏が官僚の擁立に動いたため、党幹部から冷遇されたなどとの見方も出ている。
>>2047
「地元にも帰らず、いつまでも東京にいて」。県連幹部は比例順位発表直前、党幹部にそう皮肉られた。衆院解散後も今村が知事選で官僚擁立に動いたことが、前武雄市長の樋渡啓祐で一本化したい党本部の怒りを買ったという見方が強い。
>>2056
党幹部は「これまで今村が古川支援に本腰を入れなかったから、当選微妙な順位にした。これで今村も頑張らざるを得なくなる」と冷ややかに語る。
福井2:山本拓
>>2056
選挙ごとに選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」は認めない方針で、次回も山本は比例での出馬とされる。ただ、山本周辺からは「次は誰にも分からない」と選挙区への返り咲きを期待する声が漏れる。
三重4:森本哲生
>>1742
同市議らが中心となり、引退県議の後継に同僚市議を選び、党県連も9月20日、推薦を決めた。しかし、森本氏が「調整が十分に済んでいない」などと話したことが、同僚市議に粘り強く出馬要請した市議らの反発を買った。
2203
:
チバQ
:2014/12/10(水) 00:04:43
>>1719
自民で比例重複してないのが
>安倍晋三首相(党総裁)と三ツ矢憲生前外務副大臣、小泉進次郎内閣府政務官
と
>公認時に満73歳未満とする、衆院選比例代表の定年を越えた麻生太郎副総理兼財務相ら8人
あと一人誰ですかね・・・
伊吹文明1938年01月09日京都府1区
二階俊博1939年02月17日和歌山3区
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数11回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区(比例復活)
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数11回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 14回
2204
:
チバQ
:2014/12/10(水) 00:15:07
どう見ても7人だと思うんだが…73歳以上
2205
:
チバQ
:2014/12/10(水) 00:17:01
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090040-n1.html
2014.12.9 22:58
【衆院選2014】
安倍首相、民主党2トップを狙い撃ち 枝野氏の地元に乗り込む
安倍晋三首相(自民党総裁)は9日、自民党が衆院選の重点選挙区に位置付ける民主党の枝野幸男幹事長の地元(埼玉5区)に乗り込み、当選7回を数える枝野氏からの議席奪取を訴えた。産経新聞などの終盤情勢調査で海江田万里代表の劣勢が伝えられる中、野党第一党の2トップを狙い撃ちにしている。
「われわれはしっかりと経済を成長させ、日本を豊かにする政策を前進させていく。民主党と一緒にあの時代に後退するのか!」
首相は9日夜、枝野氏が地盤とするさいたま市の大宮駅前で、民主党への批判を強めた。枝野氏は民主党政権時代に官房長官などを歴任し、選挙の強さにも定評がある。首相が枝野氏を標的にするのは、自民党前職と接戦を演じており、海江田氏とともに選挙区で敗退に追い込めば、民主党が議席を増やしても大きな打撃を与えられるからだ。
これに対し、枝野氏は遊説先の福岡市内で記者団に「集中的にターゲットにしていただけるのは、存在感ある仕事ができているからだと光栄に思う」と強気に応じ、海江田氏も都内で「戦略とはいえない。嫌がらせだ」と批判した。
首相はこれに先立ち、生活の党の小沢一郎代表、民主党の玄葉光一郎元外相の地元にも足を運んだ。
10日は民主党の岡田克也代表代行、前原誠司元外相の地元で遊説し、枝野、玄葉、岡田、前原各氏ら民主党の「6人衆」にも攻勢をかけようとしている。
迎え撃つ民主党は危機感を強めている。海江田氏は9日も自身の地元に戻り、東京都新宿区の四ツ谷駅前で支持を呼びかけた。枝野氏も10日は地元で街頭演説を行う予定だ。海江田氏は9日夜、党幹部と選対会議を開き、終盤に向けて重点区を20〜30程度に絞った。
2206
:
チバQ
:2014/12/10(水) 00:17:57
http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m010110000c.html
安倍首相:野党に攻勢 小沢・枝野両氏地元で演説
毎日新聞 2014年12月09日 21時46分(最終更新 12月09日 22時04分)
安倍晋三首相は9日、野党幹部の選挙区に相次いで入り、自民党への支持を訴えた。報道各社の情勢調査で同党の優勢が伝えられる中、攻めの姿勢で引き締めを図っている。
首相は岩手県北上市で「まだまだ復興は道半ば。全力を尽くす」と東日本大震災からの復興を急ぐ考えを強調した。同市を含む岩手4区は生活の党の小沢一郎代表の地元。首相は名指しこそしなかったものの、「そろそろ変えた方がいい」と聴衆に呼びかけ、中選挙区時代から15回当選している小沢氏の「牙城」を切り崩しにかかった。
一方の小沢氏は9日、東京都内でテレビやラジオの番組に相次いで出演。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を「勝手な自由競争で貧富の格差が生まれた」と批判し、「一定の暮らしを保障するのが政治の目標だ。安倍さんの基本を切り捨てる自由競争至上原理は国を誤る」と対決色を鮮明にした。
首相はその後、民主党の枝野幸男幹事長の地元、さいたま市大宮区に移動。「(枝野氏は)演説はさわやかで、華麗な経歴。でも結果が出たでしょうか」と民主党政権時代の混乱を有権者に印象づける戦術をとった。
この日、枝野氏は幹事長として長崎、佐賀、福岡各県で同党候補を応援。海江田万里代表は東京都港区での街頭演説で「安倍政権は危うい。国会で十分な議論を尽くさず、上から目線だ。自民の暴走に対し『それは違う』と言うためには、国会で民主党がしっかりとした議席を占めることが大切だ」と訴え、局面の転換に努めた。【高橋克哉、村尾哲】
2207
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 00:55:27
>>2203
保岡興治
2208
:
チバQ
:2014/12/10(水) 01:16:35
あ゛・・・ホントだ サンクスです。
2209
:
チバQ
:2014/12/10(水) 01:22:14
>>2203
を訂正
こうですね。竹本と文明以外はゼロ打ちですね。
伊吹文明1938年01月09日京都府1区
二階俊博1939年02月17日和歌山3区
保岡興治1939年05月11日鹿児島1区 当選回数12回
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数11回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区(比例復活)
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数11回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 14回
2210
:
チバQ
:2014/12/10(水) 01:24:53
http://www.sankei.com/region/news/141208/rgn1412080060-n1.html
2014.12.8 07:00
【衆院選2014】
激戦区を見る 石原、松原両氏が5度目対決 3区 東京
■2勝2敗、鍵にぎる島部票
国内有数の高級住宅街や中小企業の密集地、伊豆大島などの島々と、多様な有権者層を抱える3区(品川区、大田区の一部、島部)。広範囲な選挙区で、過去4回は自民前職の石原宏高氏(50)と、民主前職の松原仁氏(58)が激しいデッドヒートを繰り広げてきた。両氏の戦績は、互いに2勝2敗。民主党に追い風が吹いた平成21年の前々回選挙は、松原氏が石原氏に4万票以上の差を付け選挙区を制し、前回は2千票あまりの僅差で石原氏が議席を奪還した。
選挙戦最初で最後の日曜日となった7日午後、大井町駅前で行われた石原氏の街頭演説には、安倍晋三首相が応援に駆け付けた。石原氏の外務政務官としての実績を強調した安倍首相は「大変苦しい選挙区だが、皆さまの力を結集していただくことをお願いします」と聴衆に訴えた。
次世代の党最高顧問の石原慎太郎氏を父に持つ石原氏は、最初の衆院選では石原軍団の応援を受けて選挙戦を展開したが、その後は「政策本位の勝負」(陣営)に切り替え、街頭での地道な活動を続けている。
一方、松原氏は地元をくまなく回る「ドブ板選挙」を展開。与党時代の閣僚経験をアピールしつつ、「たたかう庶民派」を掲げ、石原氏との差別化を図る。大田区選出で都議に2度当選するなど地盤も固く、公示日には維新の党都総支部からの推薦も受けた。
7日午前に品川区内のスーパー前で行われた松原氏の街頭演説には、民主党の枝野幸男幹事長が駆け付け、「(松原氏は)たたき上げだから、現場の暮らしを分かっている。その声を、国会に届けなければならない」と支持を求めた。
5度目となる両氏の対決。注目されるのは、選挙区内の5%にも満たない島々の有権者たちの票だ。前回、選挙区を制した石原氏だが、島部を除いた票では松原氏に約2千票の差を付けられた。だが、自民系の都議や町村議らが組織を固めた島部では、石原氏が約4千票上回っていたからだ。
「前回は島の方々に勝たせてもらったようなもの」と自民関係者。両陣営とも、投開票日までに候補者本人が現地に入ることは難しいとしており、自民は地元議員らが組織固めを進める。一方、松原氏陣営は「島の票の上積みには苦慮している」と話すが、島部の有権者に電話で投票の依頼を呼び掛けるなど対策を取っている。
また、共産新人の香西克介氏(38)は消費税増税の中止などを掲げ、非自民、非民主の受け皿として支持拡大を目指している。
◇
▽東京3区(3人)
松原仁58☆元拉致相 民 前
石原宏高50☆元外務政務官自(石)前 【公】
香西克介38 党准中央委員共 新
2211
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:55:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_51012.html
<衆院選>絡む遺恨 攻守逆転/「与党」互いに強調/山形3区
候補者らの訴えに耳を傾ける山形3区の有権者ら=9日
<過去蒸し返す>
攻守入れ替わった保守分裂の戦いが白熱する。
無所属前議員阿部寿一が5日夜、鶴岡市で開いた個人演説会で訴えた。
「私は2世、3世議員ではなく政党の支援もない。ただし生まれ育った古里を愛する気持ちはどの候補にも負けない」
前回、自民党幹事長などを務めた加藤紘一の14選を阻んだ。今回は、紘一の三女で鶴岡などの地盤を引き継いだ自民新人鮎子の挑戦を受ける。
支えるのは酒田市長時代に築いた人脈と、「阿部には義理がある」と語る参院議員岸宏一支持者ら。酒田市議15人と遊佐町長に加え、岸の地盤最上地方の金山、大蔵、鮭川の3町村長らを先頭に小規模集会を重ねる。
岸には紘一への遺恨がある。2010年参院選。県連会長だった紘一は現職の岸に構わず、候補者の公募を実施した。「参院は公募し、(紘一が出馬した)衆院は現職優先とした」。新庄市で6日にあった演説会で、阿部陣営が蒸し返した。
阿部は「無所属でも2年間足で稼いだ」と高速道路整備などを実績に挙げる。パンフレットには岸、政権幹部らとの写真を載せ、与党とのパイプも誇示する。比例復活のない無所属候補は、したたかな「両面作戦」で生き残りを懸ける。
<「娘」アピール>
「2年前の悔しさは忘れない。父がやり残した思いを引き継ぐ」
鮎子は6日、秋田県境の遊佐町で有権者の手を握った。雪が舞う中、人影が見えると選挙カーを降りて駆け寄った。
世襲批判に対し、公募を経た正統性で反論してきた鮎子。接戦が伝えられた公示後はむしろ「娘」をアピールする。自らは情に訴え、政策と与党の強みは続々と応援に入る党幹事長谷垣禎一、復興政務官小泉進次郎らに任せる。
<引き締め強化>
紘一は高齢と多選を突かれた上、議員、支援団体の離反を放置して引退に追い込まれた。娘を担ぐ自民は「何も仕事ができない無所属議員に連敗は許されない」と、公明とともに硬軟織り交ぜて引き締めを強める。
元消費者相野田聖子が8日、新庄・最上に入った。鮎子が秘書として仕えた野田は郵便局長らと懇談し、「公認候補は鮎子だから筋を通してほしい」と念押しした。
前回、阿部と紘一の票差は1465。酒田市で阿部は、紘一の3倍となる約3万票を積み上げた。両陣営とも地盤の酒田、鶴岡でどれだけ引き離し、新庄・最上をまとめるかが鍵とみる。一定の知名度があった維新、社民両候補が獲得した計約4万8000票の取り込みでもしのぎを削る。
公示直前に出馬表明した民主新人吉田大成は7日、酒田市の街頭10カ所で「自民党への怒りを託してほしい」と訴えた。共産新人長谷川剛は集団的自衛権の行使容認反対を繰り返した。(敬称略)
◇山形3区立候補者
阿部寿一55 前酒田市長 無前(1)
吉田大成45☆元神奈川県議 民新
長谷川剛36 党地区副委長 共新
加藤鮎子35☆元衆議員秘書 自新
佐藤誠66 政治評論家 無新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2212
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:56:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_71011.html
<衆院選>東北知事、6者6様 応援、中立、静観…
衆院選で東北の知事のスタンスに注目が集まっている。自身の選挙への思惑や政治信条から自民候補らを応援する知事がいる一方、「県民党」を旗印に中立を保つ姿勢も目立つ。県政界をリードする知事の動向は有権者の投票行動にも影響しそうだ。
三村申吾青森県知事は6、7日、1区の自民前議員の街頭演説でマイクを握り「地方の声を中央に伝えられるのは与党議員だ」と強調した。
来年6月の知事選で自民県連の推薦を得た。同党から支援を求められており、取材に「やるときは徹底してやる」と語った。
村井嘉浩宮城県知事は中立の構えだが、昨年の知事選での支援などを考慮し応援する候補を選ぶ。各選挙区で古巣・自民の前議員を応援。7日は公明党の比例新人の演説会で「庶民の視点がある」と持ち上げた。
野党陣営にも心配りを見せる。妻一美さんが12日、2区の維新前議員が開く個人演説会に駆け付ける予定だ。
「国、自治体一体で政策を進められる環境が重要」という姿勢の佐竹敬久秋田県知事は基本的に自民支持だが、1〜3区の自民前議員だけでなく、3区の維新前議員も含め「4人全員に受かってほしい」と配慮を示す。
ほかの3知事は公示後、表立った動きを控えている。
達増拓也岩手県知事は、これまで生活の小沢一郎代表が率いる政党を一貫して応援してきたが、今回は「県民党」を掲げて政党色を封印した。衆院解散直前、来年秋の知事選に立候補する意向を表明。「復興に取り組むためオール岩手のスタンスで臨む」と語る。
吉村美栄子山形県知事は11月末、2区の民主前議員事務所を訪ねた。初当選した知事選で支援を受けた議員への恩返しの名目。ただその後は「県政にまい進したい」と公務に専念している。
10月に就任した内堀雅雄福島県知事は、知事選で自民、民主、公明、社民4党の支援を受けたが「福島の復興に与野党はない。特定の政党、候補者のマイクを握るつもりはない」と言い切る。
2213
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:56:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014121002000119.html
自公23維持の情勢 衆院選終盤 4割なお投票先未定
2014年12月10日 朝刊
写真
十四日投開票の衆院選について、本紙は九日、独自の調査に共同通信社が七、八両日に行った電話世論調査を加味し、終盤情勢を分析した。自民、公明両党の与党で、定数四七五の三分の二(三百十七議席)以上を維持する情勢。約四割が投票先を決めておらず、今後の選挙戦次第で情勢が変わる可能性がある。
自民党は小選挙区、比例代表ともに優位に立つ。二百九十五の小選挙区のうち二百程度を固め、比例代表も、二〇一二年の前回衆院選(当時は定数四八〇)で獲得した五十七議席を上回る情勢。全体で二百九十四議席を獲得した前回に上積みして、三百議席を超える可能性がある。
公明党も小選挙区の候補者九人全員が当選圏内にあり、比例も堅調。公示前の三十一議席前後を固め、さらに議席増をうかがう。
一方、民主党は岩手、愛知、静岡などで議席を確実にし、さらに四十程度の小選挙区で与党と激しく争っている。最終的に、比例も含めて公示前の六十二議席を上回る公算。ただ、現時点で百議席までは見通せていない。
維新の党は地盤とする関西の小選挙区などで与党と競り合い、比例も近畿を中心に一定の議席が見込めるが、公示前の四十二議席は難しい情勢。次世代の党も小選挙区で議席を確実にしたものの、比例で苦戦している。
共産党は比例で順調に支持を集め、公示前の八議席からの倍増をうかがう。生活の党と社民党は、小選挙区で議席を確実にした。
新党改革、地域政党の減税日本は議席獲得を目指す。
◇
世論調査を受けた全国の終盤情勢は十一、十二日朝刊で詳報します。
2214
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:57:06
東京ニュース
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小選挙区の終盤情勢
14日投開票の衆院選で、本紙が分析した終盤情勢は、都内25選挙区のうち大半で自民が優位に立つ。1と3、7、15、21区などでは、民主や維新と激しく競る。「うちわ配布問題」で注目される14区は、自民が支持を広げている。 (敬称略)
【1区】
◆海江田と山田 激しく競る
渡辺徹 36 次新 《比》
冨田直樹 38 共新
又吉光雄 70 諸新
海江田万里 65 民<前><6>《比》
山田美樹 40 自前<1>《比》 公
野崎孝信 27 無新
民主代表の海江田は、連合の支援でビラまきや電話作戦を強化し、地元区議、都議の組織力に支えられた自民山田と競る。共産冨田は消費税増税反対を訴える。
【2区】
辻清人 35 自前<1>《比》 公
石沢憲之 27 共新
大熊利昭 51 維<前><1>《比》
中山義活 69 民元<4>《比》
犬丸勝子 59 諸新
地元都議、区議の強力な後押しを受ける自民辻は党支持層をほぼ固め、幅広く支持を受けリード。党支持層を幅広くまとめる民主中山、無党派層への浸透を図る維新大熊が追う。
【3区】
松原仁 58 民<前><5>《比》
石原宏高 50 自前<2>《比》 公
香西克介 38 共新
民主松原は商店街などを歩き、無党派層取り込みにも力を入れる。自民石原は「アベノミクス」の成果を強調し、激しく競る。
【4区】
犬伏秀一 58 次新 《比》
平将明 47 自前<3>《比》 公
藤田憲彦 41 民元<1>《比》
山本純平 40 共新
自民平が優勢を続ける。各地区の区議や町会長らが支援し、盤石の戦い。民主藤田は格差拡大などを取り上げて安倍政権を批判するが、伸び悩む。
【5区】
若宮健嗣 53 自前<2>《比》 公
三谷英弘 38 無<前><1>
手塚仁雄 48 民元<3>《比》
ドクター・中松 86 無新
沢井正代 65 共新
自民若宮が強さを見せる。民主手塚は苦戦を強いられている。共産沢井、無所属三谷が支持拡大を図る。
【6区】
岸武志 43 共新
越智隆雄 50 自前<2>《比》 公
落合貴之 35 維新 《比》
自民越智が優位に進めている。維新落合、共産岸が支持拡大を訴えているが、どちらも厳しい戦い。
【7区】
◆長妻と松本しのぎ削る
太田宜興 38 共新
長妻昭 54 民前<5>《比》
吉田康一郎 47 次新 《比》
松本文明 65 自<前><2>《比》 公
民主長妻と自民松本が、しのぎを削る。長妻は年金政策などを主張し、松本は安倍首相が応援に入るなど党を挙げて支持拡大を目指す。
2215
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:57:18
【8区】
円より子 67 民新 《比》 生
鈴木達夫 74 無新
石原伸晃 57 自前<8>《比》 公
沢田真吾 29 共新
自民石原が強固な組織力で安定した戦いを続ける。民主円は「野党総結集会」などで民主支持層以外への浸透も目指す。
【9区】
菅原一秀 52 自前<4>《比》 公
原純子 50 共新
木内孝胤 48 維元<1>《比》 生
自民菅原は党組織固めを徹底して優勢を保つ。維新木内は民主都連の推薦を受けて「野党統一候補」をアピールする。
【10区】
江端貴子 54 民元<1>《比》
小池百合子 62 自前<7>《比》 公
多ケ谷亮 46 生新 《比》
神谷ちづ子 61 次新
今秀子 66 共新
自民小池が先行し、個人演説会でアベノミクスの成果などを強調する。返り咲きを狙う民主江端は政権批判票の受け皿を目指す。
【11区】
下村芽生 27 無新
下村博文 60 自前<6>《比》 公
山内金久 66 共新
熊木美奈子 53 民新 《比》
自民下村が七選に向けて盤石の態勢。共産山内は消費税増税中止などの党の政策を主張し、民主熊木は遊説や街頭演説をこなす。
【12区】
太田昭宏 69 公前<6> 自
池内沙織 32 共新 《比》
田母神俊雄 66 次新 《比》
青木愛 49 生<前><3>《比》
自民の支援も受け公明太田が国土交通相の実績を訴え、リード。共産池内、生活青木が追う。次世代田母神は支持拡大を急ぐ。
【13区】
鴨下一郎 65 自前<7>《比》 公
長谷川貴子 41 民新 《比》
祖父江元希 39 共新
和田智之 40 次新
八選を目指す自民鴨下が強固な地盤を背景に安定した戦いを続ける。民主長谷川、共産祖父江は、安倍政権批判を訴えている。
【14区】
◆「おわび」徹する松島に支持
木村剛司 43 民元<1>《比》 生
松島みどり 58 自前<4>《比》 公
阿藤和之 43 共新
うちわ配布問題の「おわび」に徹する自民松島は、支持基盤を固める。民主木村はこまめに街頭活動を展開し懸命に追い上げる。
【15区】
◆区秋元と柿沢、党首級てこ入れ
猪野隆 49 無新
柿沢未途 43 維前<2>《比》
秋元司 43 自<前><1>《比》 公
吉田年男 66 共新
自民秋元と維新柿沢が激しく競る。両党とも党首や幹部が選挙区入りして、てこ入れ。臨海部の新住民票の争奪戦が激しさを増す。
2216
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:57:30
【16区】
大西英男 68 自前<1>《比》 公
初鹿明博 45 維元<1>《比》
岡本貴士 34 無新
大田朝子 30 共新 《比》
石井義哲 57 次新 《比》
自民大西が優勢。安倍首相、石破茂地方創生相らの応援もあり支持拡大を図る。維新初鹿、共産大田は無党派層への浸透を狙う。
【17区】
新井杉生 55 共新
高橋美穂 49 維<前><1>《比》
平沢勝栄 69 自前<6>《比》
知名度の高い自民平沢が優勢。全国応援の合間を縫って街頭演説に力を入れる。共産新井と維新高橋は、浮動票の獲得を狙う。
【18区】
土屋正忠 72 自前<2>《比》 公
菅直人 68 民<前><11>《比》
結城亮 44 共新
党幹部が次々と応援に入る自民土屋は、組織固めを進める。民主菅は政権批判を繰り広げ、民主支持層と無党派層の上積みを図る。
【19区】
小泉民未嗣 36 共新
山田宏 56 次<前><2>《比》
末松義規 58 民元<5>《比》
松本洋平 41 自前<2>《比》 公
自民松本は若さをアピールして浮動票の獲得にも注力。追う民主末松は安倍政権への批判で支持拡大を図る。次世代山田は浸透を期待する。
【20区】
池田真理子 60 共新
竹田光明 59 民元<1>《比》
木原誠二 44 自前<2>《比》 公
官僚出身の自民木原は経済政策の着実な推進を訴え、安定した戦い。民主竹田は民主支持層に加え、無党派層への浸透を図る。
【21区】
◆長島と小田原「第三極」票狙い
長島昭久 52 民前<4>《比》
小田原潔 50 自<前><1>《比》 公
吉岡正史 40 共新 《比》
「自民に議席が偏ると政策が偏る」と訴える民主長島と、アベノミクス継続を主張する自民小田原が競り合う。前回選で第三極に流れた票の行方が鍵。
【22区】
山花郁夫 47 民元<3>《比》
伊藤達也 53 自前<6>《比》 公
坂内淳 53 共新
鹿野晃 41 次新 《比》
自民伊藤は、地方創生相補佐官であることや経済通をアピールする。民主山花は護憲を打ち出して追う。
【23区】
小倉将信 33 自前<1>《比》 公
櫛渕万里 47 民元<1>《比》
松村亮佑 34 共新
伊藤俊輔 35 維新 《比》
自民小倉の陣営には閣僚級の応援弁士が連日入る。追う民主櫛渕、維新伊藤は無党派層の動向がカギとみて巻き返しを狙う。
【24区】
阿久津幸彦 58 民元<3>《比》
市川克宏 40 共新
萩生田光一 51 自前<3>《比》 公
藤井義裕 39 次新 《比》
自民萩生田が前回当選後、二年間の実績を打ち出して優勢を保つ。民主阿久津は「自民の一人勝ちを許すな」と訴えて追い上げる。
【25区】
井上信治 45 自前<4>《比》 公改
山下容子 56 民新 《比》
井上宣 40 共新
五選を目指す自民井上が、基礎票を固めてリード。民主山下は三百八十カ所で街頭演説実施を掲げる。
2217
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:57:50
神奈川ニュース
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小選挙区の終盤情勢
十四日投開票の衆院選で、県内十八小選挙区の情勢を分析したところ、多くの選挙区で自民・公明の与党側が優位を保ち、野党側は先行する一部選挙区も含めて、厳しい戦いとなっている。ただこの時期は投票行動を決めていない人も多く、情勢は変わる可能性がある。 (衆院選取材班)
▽1区 自民松本が組織力を駆使して優位な選挙戦。民主空白区だが、維新篠原は各方面への浸透を図れていない。
▽2区 盤石な自民菅に隙は見えない。共産三輪、生活岡本は独自の戦い。
▽3区 自民小此木が固い支持層に上積みし大きくリード。民主勝又は広がりがみられない。
▽4区 無所属浅尾は幅広い支持を集めて先行。自民山本が党本部のてこ入れもあり追い上げている。
▽5区 自民坂井が引き離しにかかっている。続く維新水戸は無所属後藤田と一部で支持層が重なり、苦しんでいる。
▽6区 公明上田が党支持層に加えて自民支持層も着実に取り込み、安定した戦い。維新青柳、民主三村は伸び悩む。
▽7区 自民鈴木がリードを広げる。民主中谷、維新豊田は基盤が弱く、支持なし層などへの支持を訴えるが、つかみ切れていない。次世代松田は苦戦。
▽8区 知名度抜群の維新江田は幅広い支持を集めて優勢。自民福田は党支持層を足場に追い上げを図っている。
▽9区 民主笠、自民中山が激しい競り合い。笠は組織を引き締め、支持なし層への浸透に全力。中山は党幹部ら大物が連日応援に入り、スパートをかける。共産堀口と維新椎名はともに苦しい。
▽10区 自民田中が着実にリード。民主城島は共産を除く野党一本化効果が表れていない。
▽11区 自民小泉は万全の態勢で隙がない。共産瀬戸は固定支持層にとどまっている。
2218
:
チバQ
:2014/12/10(水) 07:58:05
◆12区 星野優位、阿部が追う
▽12区 優位を保つ自民星野に、民主阿部が党支持層へ浸透を図りつつ追う展開。両者とも、最終盤の追い込みに全力を挙げる。
▽13区 閣僚経験豊かな自民甘利が盤石の構え。維新伊藤、共産高久は一部の支持にとどまっている。
▽14区 自民赤間が党支持層をはじめ、支持を広げて優位を保つ。民主本村は必死に追い掛けるが勢いに乗り切れていない。
▽15区 幅広い支持を集める自民河野が揺るぎない情勢。共産沼上、無所属池田は苦しい。
◆16区 義家、後藤互角の戦い
▽16区 自民義家と民主後藤ががっぷり四つの互角の戦い。与野党の支持を超えた票の奪い合いもあり、最後まで予断を許さない状況。
▽17区 自民牧島が着実に票固めしリード。民主神山も党支持層を核に追いかける。
▽18区 乱立の中、自民山際が抜きんでている。知名度がある次世代中田が続くが、距離をあけられている。
【1区】
明石行夫 55 共新
松本純 64 自前<5>《比》 公
篠原豪 39 維新 《比》
【2区】
三輪智恵美 60 共新
菅義偉 66 自前<6>《比》 公
岡本幸三 54 生新
【3区】
勝又恒一郎 52 民元<1>《比》
横田光弘 57 次新 《比》
木佐木忠晶 30 共新
小此木八郎 49 自前<6>《比》 公
【4区】
山本朋広 39 自<前><2>《比》 公
浅尾慶一郎 50 無前<2>
荻原隆宏 44 無新
加藤勝広 70 共新
【5区】
坂井学 49 自前<2>《比》 公
水戸将史 52 維新 《比》
後藤田弥生 48 無新
河野敏久 58 次新 《比》
横山征吾 43 共新
【6区】
青柳陽一郎 45 維<前><1>《比》
三村和也 39 民元<1>《比》
上田勇 56 公前<6> 自
北谷真利 53 共新
【7区】
鈴木馨祐 37 自前<2>《比》 公
豊田有希 39 維新 《比》
大山奈々子 51 共新
松田学 57 次<前><1>《比》
中谷一馬 31 民新 《比》
【8区】
江田憲司 58 維前<4>
若林靖久 29 共新
福田峰之 50 自<前><2>《比》 公
【9区】
中山展宏 46 自<前><1>《比》 公
堀口望 38 共新
笠浩史 49 民前<4>《比》
椎名毅 39 維<前><1>《比》
【10区】
城島光力 67 民元<4>《比》
中野智裕 56 共新
田中和徳 65 自前<6>《比》 公
【11区】
瀬戸和弘 62 共新
小泉進次郎 33 自前<2>
【12区】
甘粕和彦 31 次新 《比》
星野剛士 51 自前<1>《比》 公
味村耕太郎 25 共新
阿部知子 66 民<前><5>《比》
【13区】
甘利明 65 自前<10>《比》 公
高久良美 60 共新
伊藤優太 29 維新 《比》
【14区】
赤間二郎 46 自前<2>《比》 公
中本太衛 49 次元<1>《比》
中野渡旬 66 共新
本村賢太郎 44 民元<1>《比》
【15区】
池田東一郎 53 無新
河野太郎 51 自前<6>《比》 公
沼上徳光 28 共新
【16区】
後藤祐一 45 民<前><2>《比》
池田博英 52 共新
義家弘介 43 自前<1>《比》 公
【17区】
牧島かれん 38 自前<1>《比》 公
吉田福治 59 共新
神山洋介 39 民元<1>《比》
【18区】
北村造 31 維新 《比》
樋高剛 49 生元<3>《比》
塩田儀夫 64 共新
山際大志郎 46 自前<3>《比》 公
中田宏 50 次<前><4>《比》
2219
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 08:35:13
道内、自民が優位保つ 全道世論調査 民主、3選挙区で接戦(12/10 06:30)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579246.html
北海道新聞社は14日投開票の衆院選に向け、共同通信社と合同で7、8の両日に全道世論調査を行い、取材による分析も加味して終盤情勢を探った。
自民党は道内12小選挙区と比例代表道ブロック(定数8)で計2桁の議席を獲得する勢いを保つ。
2012年の前回衆院選で小選挙区全敗の民主党は、3選挙区で接戦を繰り広げるが、支持の広がらない選挙区もあり、比例代表を含めて伸び悩んでいる。
ただ投票先を決めていない人が各小選挙区で3〜5割おり、流動的な要素も残っている。
自民党が優位に立っているのは2区(札幌市北、東区)、5区(札幌市厚別区、石狩管内)、11区(十勝管内)、12区(宗谷、オホーツク管内)。
3区(札幌市白石、豊平、清田区)は自民党前職が民主党前職との競り合いから一歩リード。
4区(札幌市手稲区、後志管内)は先行する自民党前職を民主党元職が、7区(釧路、根室管内)は同じく自民党前職を民主党前職が追い上げる。
9区(胆振、日高管内)は自民党前職を民主党元職が猛追。10区(空知、留萌管内)も公明党前職に対し、民主党新人が序盤の差を徐々に縮めている。
1区(札幌市中央、南、西区)は自民党前職と民主党前職が競り合う。6区(上川管内)も自民党前職が民主党元職と接戦を続ける。8区(渡島、檜山管内)は民主党元職と自民党前職が横一線の争いを展開している。
比例代表は、自民党が12年衆院選に続き3議席を確保する勢いだ。民主党も同様に2議席を取る見通し。公明党、維新の党は各1議席の確保が視野に入っている。共産党は00年衆院選以来となる1議席獲得の可能性がある。
◇
調査の方法 北海道新聞社が北海道新聞情報サービスに委託し、7、8の両日、道内に住む20歳以上の男女を対象に、共同通信社と合同で実施した。
コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD法で、実際に道内の有権者がいる世帯にかかったのは6511件、このうち4942人から回答を得た。
2220
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 09:18:06
<衆院選>静岡県内 6区激戦、3区自民優勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141210-00000001-at_s-l22
静岡新聞社が共同通信社の電話世論調査に9日までの取材を加えた県内8小選挙区の終盤情勢分析では、6区で自民、民主両党が激しく競り合っている。
自民党が優位を保っているのは1、2、3、4、7、8区の計6選挙区。民主党は5区でリードしている。
ただ、電話世論調査に対し投票先を「決めていない」と答えた人は38・6%に上ることから、さらに情勢が変わる可能性がある。
6区は勝俣孝明氏(38)=自民前=が、堅調とみられていた渡辺周氏(53)=民主前=の地盤を切り崩している。
自民党は6区を県内最重点区に位置付け、安倍晋三首相(総裁)をはじめ有力閣僚や党幹部を続々と投入、勝俣氏の支持拡大を図る。
一方、これまで6回連続で小選挙区を制してきた渡辺氏は長年にわたり培った支援者固めに奔走し、築き上げた牙城を死守する構えだ。
民主、維新両党による候補者調整が成立した3区は宮沢博行氏(39)=自民前=が自民、公明両党の支持層を固めてリード。
小山展弘氏(38)=民主元=は民主党支持層を固めた上で維新の党支持層の半数を取り込み、追い上げを見せる。
4区は望月義夫氏(67)=自民前=が自民党支持層を中心に手堅くまとめている。
民・維の候補者一本化に至らなかった1区、8区はそれぞれ上川陽子氏(61)=自民前=、塩谷立氏(64)=自民前=が優勢。
2区は井林辰憲氏(38)=自民前=が優位に立つ。5区は細野豪志氏(43)=民主前=が安定した戦い。7区は城内実氏(49)=自民前=が独走している。
2221
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 12:07:13
【とちぎ衆院選】 3区・簗氏リード、追う渡辺氏 2区・西川氏と福田氏が接戦 終盤情勢世論調査
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141210/1804038
下野新聞社は9日、共同通信社が7〜8日に実施した第47回衆院選の世論調査結果に独自の取材を加味して、接戦が予想される栃木2、3区の終盤情勢を探った。
3区は自民党前職簗和生氏(35)がリードし、7期目を目指す無所属前職渡辺喜美氏(62)が追う展開。
2区は農相の自民前職西川公也氏(71)と民主前職福田昭夫氏(66)が競り合っている。両選挙区とも3割を超える有権者が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。(衆院選取材班)
■3区
2回目の当選を目指す簗氏は2年間の地道な活動で「地元密着」を強調。選挙区内の主立った首長や県議、業界団体の支援も得て選挙戦を進めている。
自民支持層の6割強を固め、選挙協力相手の公明党支持層の4割強の支持を得ている。また、旧みんなの党の支持層も含まれるとみられる維新の党支持層からも4割強の支持を受ける。
父・渡辺美智雄氏の強固な地盤を引き継いだ渡辺氏。ことし4月に8億円の借り入れ問題が発覚し、みんなの党代表を辞任。
同党は路線対立などから衆院選公示直前に解党するなど、逆風の中で選挙戦に入った。
渡辺氏は維新支持層から4割強の支持を集めた。自民支持層から2割強が流れているほか、公明支持層も3割弱が支持する。
民主支持層は3割強が簗氏、4割弱が渡辺氏で、無党派層はそれぞれ2割強、3割弱となっている。
共産党新人秋山幸子氏(63)は苦しい戦い。
■2区
県内最大の激戦地で、自民、民主両党とも重点区に位置づけ、終盤に向け力を入れる。
前回、選挙区で返り咲いた西川氏は組織戦を展開。自民支持層の8割弱を固め、公明支持層の5割弱が支持する。
福田氏は旧今市市長、知事時代から築く日光市の強固な地盤が強み。民主支持層の9割を固め、維新支持層からも7割の支持を集めた。
公明支持層も4割強が支持し、自民支持層から1割が流れている。
両氏とも無党派層から2割強の支持を受け、いずれも大票田の鹿沼、日光両市の支持拡大と票の掘り起こしに全力を挙げる。
共産新人阿部秀実氏(55)は苦戦している。
2222
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 14:41:24
衆院沖縄選挙区 1区赤嶺、国場氏並走 4区も競る
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235619-storytopic-3.html
14日投開票の衆院選を前に、琉球新報社はこれまでの取材に、共同通信が7、8日に行った世論調査結果を加味し、沖縄全4選挙区の終盤情勢を探った。
沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏と自民前職の国場幸之助氏が横一線で、維新元職の下地幹郎氏が追う展開。
2区は社民前職の照屋寛徳氏がリードし、自民前職の宮崎政久氏が追う。3区は生活前職の玉城デニー氏が先行し、自民前職の比嘉奈津美氏が追っている。
4区は自民前職の西銘恒三郎氏と無所属新人の仲里利信氏が激しく競り合っている。
全体で3割強の有権者がまだ投票先を決めていない。残り4日間の票の掘り起こしが当落を左右するとみられ、情勢は流動的要素を残す。
1区は赤嶺氏が基盤となる共産支持層の9割、社民、生活支持者の6割強を押さえ無党派層にも食い込む。国場氏は自民支持者の6割、公明支持者の8割を固めた。下地氏は維新や次世代支持者の支持を得るが広がりに弱さがある。
2区は照屋氏が社民や共産支持者らの革新票を手堅くまとめ、無党派層にも広く浸透する。宮崎氏は20歳代の若者層の支持を集めるが、広がりに欠ける。
3区は玉城氏が30歳代以外の全世代で優位となり、無党派層にも強みを発揮する。比嘉氏は自民、公明支持層の7割強を押さえるが、無党派への浸透が課題。
4区は西銘氏が自民、公明の約8割をまとめて地盤を固めつつある。仲里氏は社民や生活、共産などをまとめたほか、無党派層にも浸透しつつある。
2223
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 15:00:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk27010273000c.html
注目区を歩く:’14衆院選 13区 ライバル対立深め /大阪
3候補が立った13区。このうち次世代前職の西野弘一氏と、自民新人、宗清皇一氏は「因縁のライバル関係」と、地元市議に称される。
「情勢は厳しいが絶対に負けられない」。西野氏は7日夜、東大阪市立楠根小で開いた演説会で約300人の聴衆に涙声で頭を下げた。
党最高顧問の石原慎太郎氏が応援演説に立ち、衆院議員を5期務めた元副経産相の父陽(あきら)氏や弟で府議の修平氏(大阪維新の会)も支持を訴えた。
約200メートル離れた市立楠根中では30分遅れて、宗清氏の演説会が始まり、約300人が耳を傾けた。
宗清氏は財務相や官房長官など衆院議員を11期務めた塩川正十郎氏の元秘書。塩川氏が選挙で愛用した黄色を陣営カラーとし、「塩川氏の後継」を印象付ける作戦だ。
「2人のコウイチ戦争」(関係者)が始まったのは、06年8月の府議補選。その後、2回の府議選でもぶつかり、3回とも得票数で西野氏が上回った。
対決の原因は前回の衆院選にもある。自民党だった西野陽氏は公示直前に引退を表明し、地盤を引き継いで日本維新の会から出馬した長男の西野氏が当選。
西野氏を応援した陽氏は選挙後に自民党の除名処分を受けた。宗清氏は演説などで「政党を変えることは支持者にうそをつく行為だ」と批判を繰り返す。
維新が掲げてきた「大阪都構想」の是非を巡る対決もある。東大阪は直接の枠組みに入っていないが、西野氏が「推進」、宗清氏は「反対」の主張を続ける。
西野氏は今回、「大阪維新の会」の推薦を受け、幹事長の松井一郎知事も応援に駆け付けた。
一方、宗清氏の陣営幹部は「都構想が目指す二重行政の無駄は、議会で話し合えばいくらでも点検する方法はある。『新しい大阪を作る起爆剤』との維新の主張は心もとない」と批判する。
対立を深める両陣営だが、2日の公示以降の動きは似ていた。平日朝の出勤時間帯は駅立ち、昼は街頭演説よりも会社や団体訪問を優先させ、夜は個人演説会を複数の会場で開く。
「民意が読めない。相手の動きを警戒しながら支持層固めを意識せざるを得ない」(宗清陣営)。
だが、西野陣営は9日から、スーパーや団地など人出の多い場所で1日十数回の街頭演説に重点を置く。「維新支持層が多い無党派層へ浸透を図るため、とにかく露出を増やすべきだと判断した」
西野宗清対決の記事を貼るの初めてだなあ>注目区
大阪10区や大阪11区は注目の選挙区としてしょっちゅう出てくるのに
2224
:
名無しさん
:2014/12/10(水) 18:06:47
http://www.asahi.com/articles/ASGD84VQJGD8UZPS004.html
自公3分の2超の勢い 衆院選・朝日新聞社中盤情勢調査
衆院選中盤の情勢について、朝日新聞社は6〜9日に全295小選挙区の有権者約13万人を対象に電話調査を実施し、
全国の取材網の情報も加え、比例区も含めた情勢を探った。現時点では①公示前に293議席だった自民の勢いは衰えず、
単独で300議席を上回る勢いで、公明とあわせて定数の3分の2(317議席)を確保しそう②民主は100議席には届かないものの、公示前の62議席から70議席台に増やす公算が大きい
③維新は公示前の42議席から30議席を割り込む可能性が高く、次世代も公示前の19議席から1ケタに激減する見通し④共産は公示前の8議席から倍増する勢い――となっている。
2225
:
チバQ
:2014/12/10(水) 19:07:54
>>2223
ですね13区の記事は珍しい
2226
:
とはずがたり
:2014/12/10(水) 19:43:19
今日電車から西野の選挙カーと宗清の選挙カーみました。
西野の選挙カーには次世代の党と大阪維新の会と云うステッカーが貼ってありました。
2227
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:39:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014121000811
自民・小泉氏フル回転=民主・野田氏ら、共産不破氏も−各党応援弁士【14衆院選】
14日の投開票に向けて終盤戦に入った衆院選で、各党は重点選挙区に人気の高い「応援弁士」を投入、追い込みに懸命だ。自民党は主要閣僚らに加え、小泉進次郎内閣府政務官がフル回転で、10日までに22都道府県を遊説。好調が伝えられる共産党では「理論的支柱」の不破哲三前議長が9年ぶりに街頭に立った。
政権の看板閣僚の一人である石破茂地方創生担当相はこれまでに14都道府県で自民候補を応援。10日は新潟市内で「安倍内閣の地方創生は『今回失敗したら国がなくなる』という危機感で実現する」と呼び掛けた。
若手ながら知名度が高い小泉氏も引っ張りだこで、9日は山梨、東京、静岡、神奈川の4都県を転戦。10日はようやく公示後2回目の地元入りを果たした。自民党では、女優出身の三原じゅん子参院議員も全国を飛び回っている。
苦戦が伝えられる民主党の中では、安定した戦いを続けている野田佳彦前首相、細野豪志元幹事長や、参院議員の蓮舫氏らが仲間のてこ入れに全力を挙げる。野田氏は10日、愛媛県新居浜市の街頭演説で「安倍晋三首相は衆院定数削減の約束を破った。ばかにしている」と首相批判を展開した。
維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は西日本を中心に街頭演説をこなす。1996年以来となる小選挙区での議席獲得を目指す共産党は10日、不破氏が京都市内でマイクを握り、「今の自民党はネオナチに乗っ取られている。ウルトラ右翼の議員ばかりだ」と痛烈に非難。激戦を演じている共産候補への支持を訴えた。(2014/12/10-20:18)
2228
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:43:04
http://www.asahi.com/articles/ASGD87J17GD8UTIL056.html
自公協力の地に波紋 東京12区に田母神氏、保守票狙う
藤生明2014年12月10日11時52分
公明が元党代表の前職、太田昭宏氏(69)を擁立する東京12区は、公明との選挙協力で自民が長年、擁立を見送っている。その「空白区」に今回、保守票の取り込みを狙う次世代新顔の田母神俊雄氏(66)が立ち、これまでと異なる様相を見せている。
「安倍総理は2年頑張った。次世代の党が勢力を伸ばし、自民と連立を組まなければ日本は取り戻せない」
元航空幕僚長の田母神氏は9日、東京都北区の自衛隊十条駐屯地前で訴えた。矛先は公明に向かう。集団的自衛権行使に慎重な公明を引き合いに、「公明が与党にいては日本の政治は一歩も前進できない。公明をぶっつぶすのが私の選挙スローガンです」。
2月の東京都知事選で61万票を獲得した田母神氏。ビラに「誇り高き日本を取り戻す」と記し、駅前や街頭に加え、保守層を意識して神社詣でにも重点を置く。陣営を支える30代男性ボランティアは「強い政治家が必要。田母神さんの立候補で保守の選択肢ができた」と話す。
2003年以降、4回の衆院選で自民は東京12区に候補者を立てず、太田氏を支援してきた。「協力関係は成熟の域に達した」。太田氏の陣営関係者は語る。一方で「いまだに公明の太田と書けない保守層が一定程度いることも事実」と語る。
田母神氏の批判に、太田陣営は「挑発にのっては相手のおもうつぼ」と冷静に見守る構えだ。反応したのは、自民側だった。
「父は田母神さんの応援には入りません」。太田陣営には、自民都連会長で東京8区の前職、石原伸晃氏(57)から公示前、連絡が入ったという。伸晃氏の父で比例前職の慎太郎氏(82)は、田母神氏を公認した次世代の最高顧問だ。
伸晃氏は公示日の2日も太田氏の街頭演説に駆けつけ、声を張り上げた。「石原家は信義を重んじる。太田さんを押し上げようではありませんか」
東京12区には生活前職の青木愛氏(49)も立つ。09年衆院選で太田氏を破り、前回は敗れたが比例で復活。消費増税反対や福祉の充実を掲げ、自公政権の批判票の取り込みを狙う。8日の街頭演説に山本太郎参院議員らが駆けつけ、民主、社民区議らの応援も受ける。
共産新顔の池内沙織氏(32)は3度目の立候補で、前回獲得した約4万票の上積みを狙う。「自公の暴走に真正面から対決しているのは共産だけ。共産が伸びてこそ反撃の力になる」と呼びかけている。(藤生明)
2229
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:45:29
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/343399/
立候補した娘を応援できない鈴木宗男氏
2014年12月10日 16時00分
新党大地代表の鈴木宗男氏(66)が、14日の衆院選に北海道7区から民主党公認で立候補した“愛娘”鈴木貴子氏(28)の応援をしたくてもできない状態だ。
宗男氏は2017年4月までは公民権停止のため、選挙期間中は特定の候補への投票呼びかけはできない。街頭演説を含め、あらゆる選挙運動が不可。北海道選挙区は自民、民主両党とも重点地区と位置づけてスタート。5日には、安倍晋三首相(60)、海江田万里代表(66)とも道内で遊説を行い、激しい選挙戦を繰り広げた。
ところが、最新の世論調査によると「北海道も自民党の圧勝ムード」と伝えられ、貴子氏は自民党公認の伊東良孝氏(66)に一歩リードを許した格好で後半戦を迎えている。
宗男氏は「私は黙っていられません!」とは言うものの、公民権停止中では手も足も出ない。その代わり、貴子氏の応援には、宗男氏の盟友として知られる歌手の松山千春(58)が、忙しい秋のコンサートツアーの合間を縫って訪れている。
宗男氏は「北海道は“アベノミクス”の効果、恩恵は何一つ受けていないです。逆に“アベノリスク”で電気代、油代等資材が高騰し、これから真冬に向かって北海道民は大幅な負担増になっています」と語るが…。
2230
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:47:53
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100006-n1.html
2014.12.10 09:05
【衆院選2014】
「みんなの党出身」という壁 東京5区、それでも渡辺氏を慕う 埼玉13区、強いられた連合との協調
(1/3ページ)
創業者の背中を追うか、民主党の門をたたくか…解党した「みんなの党」出身者の行き先も分かれる(コラージュ)
衆院選を目前に解党したみんなの党。所属していた議員は散り散りとなった。民主党から“くら替え”出馬した前職や、無所属での戦いを余儀なくされた前職…。それぞれの道を選んだが、直面しているのは、内紛続きで有権者の期待を裏切る結果となった「みんなの党出身」という壁のようだ。
■東京5区
「2年前の今頃、同じように選挙活動中だったあなたに『みんなの党からの出馬はやめておけ』と言ったのを覚えている?」
寒風が吹きすさぶ5日夜。家路を急ぐサラリーマンらでごった返す東京都世田谷区の東急桜新町駅前で、三谷英弘は185センチの体を小さくしながら、近くに住む男性会社員(66)の意見に耳を傾けていた。
解党に伴い、今回の衆院選は無所属で東京5区から立候補した。党の足腰の弱さが目につき、厳しい行く末を予見していたという男性の指摘に、三谷は「2年間、頑張りました…」と応じるしかなかった。
内紛を繰り返した末に解体した政党に向けられた有権者の声は、この夜の風のように冷たかった。
それでも三谷は「元みんなの党」の肩書だけでなく、8億円借り入れ問題が浮上し党瓦(が)解(かい)のきっかけをつくった党創業者、渡辺喜美との深い関係を隠そうとしない。「政治や政策の考え方はピカいち。『この人と一緒にいたら得だ、損だ』で付き合い方を変えたことはない」と語る。
東京都目黒区の閑静な住宅街の一角にある選挙事務所の入り口付近には「必勝」と書かれた渡辺の「為(ため)書き」や渡辺が写ったポスターが掲げられている。選挙活動を支えてもらっているのはみんなの党で同じ釜の飯を食った地方議員たちだ。
11月28日の東急学芸大学駅前。三谷と並んでマイクを握った渡辺は声を張り上げた。「党は消えても三谷は消えず!」。別れ際、渡辺からは「覚悟を持てば道は開ける。国会で会おう」と言葉をかけられた。求心力を失い多くの側近議員が離れていく中、衆院議員で唯一、自らのそばから離れずにいる三谷を何としても当選させたい−。そんな焦りがにじんでいた。
こうした「喜美色」を際立たせた選挙戦術に対し、他陣営は冷ややかな視線を送る。当選を競う民主党の手塚仁雄陣営からは「民主党を混乱させた元首相、鳩山由紀夫を前面に押し出して選挙に挑むようなものだ。ある意味すごい」との皮肉が漏れる。
無所属での出馬には、前回救われた比例復活の道はない。
2231
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:48:16
■埼玉13区
「前にいたみんなの党はなくなりました。自民党の1強を防ぐことができるのは民主党しかありません」
東武鉄道春日部駅前(埼玉県春日部市)で7日昼、解党したみんなの党から民主党に入党したばかりの山内康一は懸命に訴えた。応援に駆け付けた民主党代表代行、岡田克也も「みんなの党にいたときから目をつけていた。山内さんの考え方は民主党と近い」と有権者らに理解を求めた。
陣営は山内が5年間所属したみんなの党の「色」を消すのに必死だ。
福岡県出身の山内は、平成17年の「郵政選挙」に神奈川9区から自民党公認で出馬し、初当選した元「小泉チルドレン」。21年の衆院選では自民党を離党し、みんなの党の北関東ブロックから立候補し、2期連続で当選している。
自民、みんな、民主とそれぞれ政策や支持団体が異なる党を渡り歩いてきた。そんな山内に、各種業界の労働組合を抱える連合は、政策面でのチェックを欠かさなかった。
山内がさいたま市にある連合埼玉を訪れたのは11月25日夜のことだった。
「他党から移ってきたこともあり、基本的な政策で違いがあると困ります」
連合埼玉の役員は、神妙な面持ちで向き合う山内にそう伝え、1枚のペーパーを突きつけた。民主党と連合が11月18日に締結した8項目の政策協定書だった。
連合埼玉は、山内が超党派の国会議員でつくる「原発ゼロの会」の発起人だったことを警戒していた。電力総連を抱える連合としては「脱原発」を明言されることに忌避感がある。役員が「原発の主張は民主党の政策の範囲内にしてほしい」と念を押すと、山内は「異論はありません」と答えるしかなかった。連合は27日に推薦を出した。
埼玉13区はもともと民主党の支持基盤が強い土地柄とは言い難い。地元議員も市議、町議が1人ずついるだけだ。その市議は山内のために支援者に引き合わせているが、自らが持つ2千人を超す名簿までは渡していない。
「民主党と政策が近いことは分かった。ただ、ここの支部長に残ってくれるかどうかまでは分からないから…」
これが党から党を渡り歩いた山内の現実だった。
=敬称略
(内藤慎二、楠城泰介)
2232
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:49:34
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100043-n1.html
2014.12.10 19:51
【衆院選2014】
知名度アップに必死の次世代 “党の顔”慎太郎氏は「最後のご奉公」と、自民批判も強める
(1/3ページ)
次世代の党の石原慎太郎最高顧問=東京・新宿(撮影・桐山弘太)
安倍晋三政権に一定の協力姿勢を示し、「是々非々」路線を掲げる次世代の党が、党の知名度を上げようと必死だ。すでに事実上の引退表明をしている石原慎太郎最高顧問(82)は老骨にむち打って「最後のご奉公」と奔走、平沼赳夫党首や山田宏幹事長らも、朝日新聞の慰安婦誤報問題の追及などに取り組んできた実績を訴え、支持を呼び掛けている。
石原氏は7日、大阪府東大阪市内で行われた若手候補者の会合に出席した。
「暴走老人の石原でございます」とおなじみのフレーズで自己紹介し、「次世代のために憲法を変えていこうということで肩を組んでやってきた。孫の時代にシナの属国になっていることは絶対に好まない。国を本当に憂うならばこの人に皆さんの存分な力を賜りたい」と候補者への支援を求めた。
平成24年、石原氏は国政に復帰するため東京都知事を辞して日本維新の会代表に就任、同年12月の衆院選に臨んだ。国政復帰の理由について周囲に「自主憲法制定を実現するためだ」と強調した。自民党が単独で過半数を獲得するのは困難とみて、同党と足並みをそろえて憲法改正を実現させようと考えたのだ。
日本維新は、54議席を獲得し躍進したものの、自民党が294議席を獲得し大勝、自公政権を揺さぶるほどの存在にはならなかった。今年6月、日本維新は石原氏のグループと橋下徹大阪市長のグループに分党を正式決定。石原氏らは8月に次世代の党を結成して再出発したが、憲法改正が具体的に動き出す前に衆院解散・総選挙が訪れた。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が6、7両日に実施した合同世論調査によると、次世代の支持率は1%にとどまる。保守層を含めて浸透がまだ足りないのだ。
石原氏は、昨年2月に脳梗塞を患うなど、健康面の問題があった。「党の顔」として続投を求めた若手らの説得を受けて立候補を決意するも、仲間の当選を後押しするため、比例代表単独で立候補する東京ブロックの登載名簿は自身の当選が困難な9位になった。
1日のBSフジ番組では「討ち死に覚悟の出陣だ。年齢的にも限界に来ている。『武士道とは死ぬことと見つけたり』だ」と心境を語り、「若い人優先で戦う。苗を植えて、育てたい」と説明した。
公示後は大阪のほか、愛媛、長野両県を訪れ、候補者への支持を求めてきた。だが、全国を股にかけた移動は石原氏の体力を容赦なく奪う。9日、名古屋市で開催の東海ブロック決起集会に出席する予定だったが、発熱で欠席を余儀なくされた。
2233
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:49:56
次世代は自民党批判も強めている。
10日、平沼氏は東京都北区で街頭演説し、「日本は保守でなければダメだ。保守を標榜(ひょうぼう)する自民党に宗教政党がくっついているのは異常だ」と述べ、自公連立にクギを刺した。
山田氏は東京都八王子市で街頭演説に立ち、慰安婦問題に関してこう胸を張った。
「2月に国会で取り上げ、徐々にベールがはがれ、朝日新聞が謝罪した。自民党も含めて、何十年もどの政党も取り組んでこなかったテーマに風穴を開けた」
その上で、「是々非々」路線をこう強調した。
「自民党も民主党もできない改革を進めていく。自民党の暴走を止め、民主党の迷走を止める。(次世代は)日本の国益を主軸に置いた政党だ。次世代の党はタブーに挑戦し、毅然(きぜん)とした日本を打ち立てていく」
(内藤慎二)
2234
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:50:27
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100046-n1.html
014.12.10 20:11
【衆院選2014】
「いても立ってもいられなくなった」…共産・不破元議長が9年ぶりに街頭演説 古都で安倍首相と“ニアミス”
(1/4ページ)
応援演説する日本共産党の不破哲三前議長=10日午後、京都市下京区(甘利慈撮影)
共産党の不破哲三元議長(84)は10日夜、京都市の四条河原町で衆院選京都1区の同党候補とともに街頭演説を行った。不破氏が選挙遊説で街頭に立ったのは平成17年9月の衆院選以来約9年ぶりで、18年1月の第24回党大会で議長を退任してから初めて。マスコミ各社の情勢調査で同党は公示前勢力の8議席からの「倍増」も伝えられるなか、なおも「党の理論的支柱」として党運営に隠然たる影響力をもつ不破氏が、「躍進」に向け自ら“出陣”した。
「政治の歴史をみても日本の夜明けは京都からだ」
「安倍政権の暴走を止めるために京都の民主・革新の力を発揮しよう」
不破氏は京都市屈指の繁華街に集結した「約5200人」(党広報部発表)の聴衆を前にこう強調し、8年の衆院選以来となる選挙区での同党の議席獲得と比例議席増に向け支持を訴えた。演説は約25分間に及んだ。
共産党にとって、京都は小選挙区比例代表並立制が導入された8年の衆院選で議席(京都3区)を獲得するなど、全国でも“金城湯池”としてきた重要拠点だ。幾多の党幹部も輩出している。昨年の参院選でも18年ぶりに京都選挙区で議席を得た。
くしくも安倍晋三首相もこの日午後、京都市に入り、京都2〜4区の自民党候補の応援演説を行った。不破氏は首相と“ニアミス”となったが、古都を舞台に、衆院選で共産党が前面に掲げる「自共対決」を演出する形となった。
共産党は昨年6月の東京都議選で8議席から17議席に倍増させた。続く7月の参院選でも比例で5議席、選挙区で3議席を獲得し、非改選の3議席と合わせて11席となった。
12年11月の第22回党大会で党のトップに就任して以来、国政選挙で「連戦連敗」を喫してきた志位和夫委員長(60)にとって、参院選は初の「躍進」だった。
そして今回の衆院選である。マスコミ各社の情勢調査で、他の野党が軒並み伸び悩むなか、共産党だけは比較的好調のようだ。
同党は小選挙区比例代表並立制が導入された8年の衆院選で26議席獲得し、公示前勢力から11議席増の躍進を果たしたが、その後の5回の衆院選では議席を減らし続けてきた。今回は昨夏の参院選で躍進した余勢をかって、衆院選での連戦連敗を阻止することが党指導部の重要課題だった。
それが比例での議席増に加え、18年ぶりの選挙区での議席獲得の可能性も出ており、党関係者によると、“負け癖”がついていた志位氏も「躍進への確かな手応え」を感じとっているという。
かくして9年も選挙遊説をごぶさたしていた「切り札」不破氏の“緊急登板”である。
不破氏は、議長を退いた後も中央委員と常任幹部会委員にとどまった上、党の社会科学理論の研究機関「社会科学研究所」の所長を務めてきた。
2235
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:50:56
今年1月の第26回党大会前には、同大会で党最高指導部入りの条件となる中央委員を外れ、党運営から名実ともに「引退」する可能性がとりざたされていたが、結局続投となった。
不破氏続投の背景について、共産党ウオッチャーは「参院選で躍進したとはいえ、なおも志位氏には後ろ盾が必要で、完全には独り立ちできない。不破氏に引導を渡せないのが実情だろう」と分析する。
不破氏がこの日、9年ぶりに街頭でマイクを握ったのも、久々の衆院選での躍進のチャンスとみた自身が名乗りを上げたという。「いまだに志位氏ら幹部はだれも不破氏に何かを頼んだり、モノを言ったりすることができない」(党関係者)というから、不破氏の強い意志に基づく「決断」にほかならないのである。
「安倍首相が『この道しかない』というのは独裁政治そのものだ」
「わが党以外の野党は惨たんたる状況だ。安倍政権の暴走と正面から戦えるのは日本共産党だけだ」
「(同党が受け取っていない)政党助成金をばっさり切ることが第一番にやるべきことだ」
この日の街頭演説ではそう訴え、具体的な政策論より自民党と他の野党の攻撃に重点を置いた不破氏。演説後、9年ぶりに街頭に立った理由について「いても、たってもいられなくなった。京都の選挙区で議席を獲得し、風穴を開けたかった」と記者団に語った。
来年1月26日に85歳の誕生日を迎える高齢のうえ、昭和62年に心筋梗塞(こうそく)の発作を起こし、PTCA(冠動脈形成術)で狭い血管を広げる治療を受けるなど、健康不安を抱える身である。それでも不破氏は街頭に立った。
やはり街頭演説会場には、いつも夫の健康をおもんばかって寄り添う1歳上の「姉さん女房」上田七加子(なかこ)夫人(85)=不破氏の本名は上田建二郎=の姿もあった。
とかく“お堅い”イメージが強い共産党は近年、柔軟路線にカジを切り、無党派層の取り込みに躍起となってきた。まさにお堅い現在の党綱領をつくる一方、この路線を主導したのも不破氏だ。
「声が出ているな、と思った」
久しぶりに街頭でマイクを握った感想を記者団に求められると、不破氏はそう語って笑みをたたえた。
四条河原町に集まった有権者の大半は中高年の支持者、党員とみられ、50代の女性党員は「不破さんを一目見たかった。今日のことは一生の思い出になる」と話していた。
不破氏も演説後、“身内のファン”とみられる高齢者らの「握手攻め」に気軽に応じていた。
ただ演説会場では、共産党が標的にする若い人の姿はあまり見られなかったのが印象的だった。やはり共産党が狙う無党派層をどれだけ自陣に引き込めるかは読み切れないだろう。
ともあれ投開票日まで、あと4日と迫った。不破氏は11日には那覇市に飛び、自民党候補との接戦が伝えられる沖縄1区の共産党候補の応援演説を行う。共産党はこのまま勢いを維持して躍進するのか−。(高木桂一)
2236
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:56:16
http://blogos.com/article/100958/
記事
キャリコネニュース2014年12月08日 15:00民主党のテレビCM「夢は正社員」は、なぜ働く人たちを当惑させるのか
第47回衆議院選挙が12月2日に公示され、14日の投票日に向けた選挙活動が始まった。巷の予想は与党の圧勝で、「Yahoo!ビッグデータ議席予測」は5日、自民党が300議席を超えるという分析結果を発表している。
対抗する民主党はというと、いまひとつ評価が高まらない。5日から放送が始まった「夢は正社員になること!」というテレビCMへも、ネットでは「それって何か違うんじゃない?」と首を傾げる声があがっている。それはなぜなのか。人材コンサルタントの深大寺翔氏に、ネットユーザーが抱く違和感の原因について分析してもらった。
「夢が小さい」という批判は的外れだとしても
1208cm民主党のテレビCM(女性の味方編)に対する反応は、5日夜からネットで急速に広まっているようです。ビジネスパーソンの利用が多いニュースアプリ「NewsPicks」にも、利用者からこのようなコメントが数多く書き込まれていました。
「全く共感できない。誰か止めなかったの?」
「民主党‥この勘違いっぷりがイラっとくる」
「自民党圧勝へのレールを敷いてどうする」
ただしコメントの内容をよく見ると、イライラは分かるものの違和感の理由まで明確に言い表している人は意外と少ないようです。何となくヘンだけど、なぜなのかが分からない…。そんな人がいるように見受けられます。
的外れと思える批判もあります。ある年配のユーザーは「夢が小さいですね」という書き込みをしていますが、正社員で働くことが当たり前だった昭和の感覚で、「そんなハードルの低いことが夢とは情けない」と思っているように読めます。
しかし現実には、正社員登用を熱望し、努力しても叶わない人がいるのも事実です。その点では民主党のCMの方が現実を踏まえていますし、制作者の意図もそんな現代日本社会の世知辛さ(と女性のけなげさ)に焦点を当てることだったと思われます。
問題は「正社員と非正規の格差」だという指摘
一方で、「雇用が安定し給料も高い正社員」だけをここまで理想化しすぎる描き方は、非正規雇用との「理不尽な格差」を追認している印象を与えかねません。あるユーザーは、違和感の理由をこう指摘しています。
「そこじゃないじゃん! 『正社員と非正規の(待遇の)格差』が問題なんだから、全ての労働者を敵に回しているんじゃない?」
「夢は正社員」というキャッチコピーは、裏返すと「非正規は地獄だよ」とも読めます。しかし政治の本来の役割は、非正規を含むすべての働く人たちが悩む理不尽な格差を解消することであるはずです。大企業に勤務する正社員ユーザーが少なくないNewsPicksで、
「このトーンだと却って派遣さんやパートさんが観たらキレるんじゃないかと思った」
というコメントが83件のlikeを集めて人気となったのも、格差を認識し、これが放置されていることに問題意識を持ちながら働いている人が多かった証拠でしょう。
もちろん、正社員と非正規雇用のバランスを取るためには、努力や成果を公平に評価したうえで、正社員だけを優遇する「既得権益」を手放させる必要も出てきます。
「多様な働き方」を認める世の中が望まれている
この点について、民主党は「正社員だけが勝ち組のような風潮自体を変えていこう」と言えるでしょうか。ネットユーザーも、そこまでは期待していないようです。
「支持母体の連合が正社員優遇の元凶だから、こっちへおいでよ、おいしいから、というメッセージなのかな? 同一賃金同一労働と言って欲しいね」
「正社員になったら(会社によっては)奴隷ですけど?」
「これはむしろ、全ての派遣社員が可哀想だと勝手に決め付けている人々の票を狙ったCMですな」
そもそも期間の定めのない雇用契約と引き換えに、異動や転勤、残業などの生殺与奪を会社に握られる「正社員」を理想とせず、自ら望んで派遣やパートで働く人も大勢います。そういう人を軽視したように見えるCMに対し、
「これでは『我々民主党に、多様性を認める風土はありません』と公言しているようなもの」
と鋭い批判を下す意見もあります。正社員以外の「多様な働き方」が許容され、それぞれの豊かさの中で生きていける世の中が望まれているからこそ、あのCMに大きな疑問が集まったように思えてなりません。
2237
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:01:45
http://www.sankei.com/west/news/141210/wst1412100017-n1.html
2014.12.10 11:30
衆院選2014・家庭内野党封印しファーストレディ・アッキー走る 自民重鎮ずらりの山口は家族頼り 民主は来援なき戦い
(1/3ページ)
総決起集会で有権者に支援を呼びかける昭恵夫人=9日夕、山口県下関市
■大物、重鎮支えるのは家族 候補者並みに奮闘
自民党総裁に副総裁、元官房長官…。衆院選の山口県内の選挙区には、自民公認候補に党の重鎮がずらりを顔をそろえる。安倍晋三首相(60)ら候補者本人は応援遊説に全国を飛び回り、陣営は本人不在の選挙を繰り広げる。首相のお膝元として、勝利は当然で、接戦による勝ち方すら許されないが、ファーストレディー、昭恵夫人(52)をはじめ、家族が候補者のように選挙区を駆け回っている。(大森貴弘)
■安倍首相の地元入りは未だゼロ
「安倍晋三は命懸けでこの国をよくしようとしています。14日には、総理総裁にふさわしい成績で当選させていただき、国会に戻していただきたい」
9日夕、下関市の市民会館で開かれた安倍首相の総決起大会で、昭恵夫人があいさつに立った。候補者である安倍首相の姿はない。今回の選挙、公示日以降は1日も地元入りしていない。
とはいえ、平成24年の前回衆院選でも、選挙期間中に地元入りしたのは、福岡県への応援のついでに立ち寄った1回だけ。陣営にとって、候補者不在はいつものことだといえる。
■「いつものことながら、心得ている」
選挙の主役は昭恵夫人だ。今回の衆院選でも2日の公示日以降、ほぼ連日、選挙カーに乗って走り回っている。
商業施設では車から降り、駐車場で街頭演説もこなす。ふだん、自らのキャッチフレーズにしている「家庭内野党」も封印し、「アベノミクス解散」の大義について訴える。有権者と積極的に握手する姿は、候補者と見まがうほどだ。9日の総決起大会では、声もすっかり枯れていた。
「総裁として全国の応援に出なければいけない夫の立場を考え、昭恵さんは地元での振る舞い方をよく心得ている。いつものことながら、有権者も理解してくれていますよ。あとは首相のお膝元として、恥ずかしくない投票率と得票数をたたき出すだけです」
安倍首相の地元秘書はこう語った。
2238
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:02:05
■高村氏長男vs高邑氏は
山口県は明治維新の原動力となり、その後、8人の総理大臣を輩出した。この歴史からか、今でも、自民党の有力政治家が多い。
1区の高村正彦・党副総裁(72)も選挙期間中、地元入りは公示日と決起大会だけ。投票日までに、あと1回入れるかどうかだ。選挙カーには秘書を務める長男(44)が連日乗り込み、支持を訴えて回る。
対抗馬は維新の党公認の元職、高邑勉氏(40)だ。自転車で選挙区を遊説し、若さと「身近な候補ぶり」をアピールする。
だが、迎え撃つ高村陣営幹部は「事務所には前回よりも励ましの電話が多く、手応えを感じていますよ」と、意に介さない。
■地元に帰れない理由とは
3区の河村建夫・元官房長官(72)には、特に今回の衆院選、地元に帰れない理由がある。
河村氏は前回選挙時点で、党選挙対策委員長を務めていた。この際に、公認に関わった1年生議員の多くが、今回、再選を目指して出馬している。河村氏にとって、わが子同然の“チルドレン”であり、応援に全国を駆け巡っているのだ。
候補本人の不在をものともせず、選挙戦を優位に進める自民党に対し、民主党は苦しい戦いが続く。
■民主候補への応援は皆無…
3区の民主党公認の元職、三浦昇氏(44)は、3区で3回目の挑戦となる。徐々に名前は浸透してきたといい、投票率の低い20〜30代をターゲットに、無党派層の掘り起こしを狙う。
奮闘する三浦氏に、民主党本部の支援は皆無だ。公示後、三浦氏の横に知名度のある党幹部が立ったことはない。
3区だけでない。自民党重鎮が圧倒的な強さを見せる山口県に手を出せないのか、党幹部クラスの山口入りは1人もいないのが現状だ。
三浦陣営の吉岡英樹・選対副事務局長は「自民が強い山口で頑張っている若い候補をぜひ支援してほしい。みんな山口を素通りして福岡に行ってしまう…。党本部から1人も応援弁士が来ないなんて寂しいですよ」と嘆いた。
2239
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:03:46
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141210/plt1412101140004-n1.htm
【激突!!師走決戦】自民、野党大物をターゲットに“重点爆撃” 小沢、枝野、海江田の各氏ら照準 (1/2ページ)
2014.12.10
(1)岩手4区と埼玉5区に投入された自民党大物弁士【拡大】
安倍晋三首相は9日、生活の党の小沢一郎代表(岩手4区)と、民主党の枝野幸男幹事長(埼玉5区)のおひざ元に乗り込む。野党大物を選挙区で落選させ、衆院選(14日投開票)の勝利を確実にする意気込みだ。選挙は終盤戦に突入し、自民党は特に力を入れる重点区を30程度に絞ったとされる。小沢、枝野両氏以外にも、数多くの野党大物がターゲットにされているようだ。
安倍首相は9日午前11時50分から、小沢氏の地元・岩手県北上市のさくら野百貨店北上店前で街頭演説を行う。その後、福島県内で選挙遊説した後、同日午後5時10分から、枝野氏の地元・さいたま市大宮区に乗り込み、JR大宮駅西口そごう前で街頭演説に臨む。ともに野党の大物であり、アベノミクスを厳しく批判している天敵ともいえる存在だ。
与野党各党は選挙戦中盤を過ぎると、報道各社や党の情勢調査などから、特に力を入れるべき選挙区を「重点区」に位置付ける。対立政党の大物を落選させられそうだったり、あと一歩で公認候補が競り勝てる選挙区で、公表はされていないが、大物弁士が続々と投入されることで分かる。
自民党は別表(1)のように、小沢氏の岩手4区に、根本匠前復興相や大島理森前副総裁、菅義偉官房長官らを投入してきた。枝野氏の埼玉5区にも、石破茂地方再生担当相や菅長官、谷垣禎一幹事長、小池百合子元防衛相、小泉進次郎復興政務官らを投入している。
政治評論家の浅川博忠氏は「自民党が、岩手4区と埼玉5区を重点区とした可能性は極めて高い。弁士の顔ぶれを見ても『本気で対立候補を落選させる』という決意に近いものを感じる」といい、こう続ける。
「小沢氏は、和子夫人との離婚報道で女性票が減った。中央政界での存在感も失われ、男性票も『過去の人だ』と離れてきている。自民党は世論調査の数字を見て『追い込むチャンスだ』と見極めたのだろう。枝野氏は、劣勢が伝えられる海江田万里代表とともに、民主党ツートップを選挙区で撃破することで、衆院選勝利の象徴にするつもりではないか」
新聞各社は先週半ば、「自民300議席超勢い」(産経新聞)、「自公300超す勢い」(読売新聞)、「自民、300議席超す勢い」(朝日新聞)などと、自民党が圧勝しそうな勢い−と報じた。
アナウンス効果から、終盤戦で揺り戻しがある可能性もあったが、週明けの報道を見る限り、有権者が勝ち馬に乗ろうとする「バンドワゴン効果」が感じられる。
産経新聞・FNNが8日報じた世論調査は、自民党は小選挙区・比例区ともに優勢で、公示前より議席を伸ばし、単独で300議席を上回る勢い。公明党も堅調で、自公与党で、参院で否決された法案を衆院で再可決できる、3分の2(317議席)を上回る勢い−とした。毎日新聞が同日朝刊で報じた総合調査でも「与党3分の2超す勢い」となっている。
こうしたなか、浅川氏と夕刊フジが大物弁士の投入実績などから、自民党の「重点区」の可能性が高いと分析したのが別表(2)だ。
前出した民主党の海江田氏の東京1区や、同党の菅直人元首相の東京18区、維新の党の江田憲司共同代表の神奈川8区、維新の松浪健太国対委員長と、民主党の辻元清美元国交副大臣がいる大阪10区などだ。
浅川氏は「与党優勢の最大の理由は、民主党をはじめとする野党がダラしないことだ。民主党は候補者擁立の準備ができていなかったうえ、政権時代のマイナスイメージを払拭できていない。自民党を支持しない有権者も、民主党に入れる気持ちにならない。維新は結いの党との合流が力になっていないようだ。江田憲司共同代表のネームバリューでは、東日本での議席増は厳しい。結果的に、自民党は重点区で、何人もの野党大物を落選させるのではないか」と語っている。
2240
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:06:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_11037.html
<衆院選>宮城6区 6万票古川 攻防激化
衆院選終盤を迎え、宮城6区で大崎市の古川地域をめぐる攻防が激しさを増している。衆院の小選挙区割りの変更に伴い、4区から編入された。有権者数6万と、6区有権者の実に2割を占める大票田。各候補は票の掘り起こしに躍起になっている。
前防衛相が、深々と頭を下げて訴えた。
「ここでは私は新人。古川で、大崎で、どれだけ支援されるか。私の将来が懸かっている」
7日夜、大崎市民会館であった自民前議員の小野寺五典の個人演説会。支持者ら700人を前に「昭和35年5月5日生まれ。だから、名前に『五』が付いている」と自己紹介から演説を始めた。
主要閣僚として顔が売れ選挙戦では応援に引っ張りだこだ。東京都より広い自身の選挙区には期間中、7日間しか入れない。古川では7日、10日の2日を費やし、選挙カーを走らせる。
街頭では「古川を地方創生のモデルにする」と演説。伊藤康志大崎市長の後援会が「将来の総理候補。立派な得票で国政に押し上げよう」とフル回転し、県議や市議が懸命に浸透を図っている。
民主元議員の鎌田さゆりは「多様な有権者がいる。若い世代に対し党の政策を訴え、浮動票を獲得したい」として、古川に選挙事務所を構えた。
「アベノミクスで格差が広がった」と、安倍晋三政権を一貫して批判し、非正規雇用の拡大阻止や集団的自衛権の行使容認反対などを主張する。
公示後は毎朝早くJR古川駅周辺に立ち、通勤客らに支持を訴える。陣営は「古川は革新的な地域。労組組合員や若者をターゲットに票を掘り起こす」と大票田に懸ける。
古川で「地元の候補者」を前面に出すのは共産新人の内藤隆司。静岡県出身だが、大崎市にある党北部地区委員会での活動歴は20年を超える。農家や商工業者が混在する古川で、消費税率10%への引き上げ阻止や農業再生を訴える。(敬称略)
【宮城6区立候補者】
小野寺五典54☆自(岸)前(5)
鎌田さゆり49☆民 元(2)
内藤隆司56 共 新
2014年12月10日水曜日
関連ページ:宮城政治・行政衆院選とうほく
2241
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:07:21
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141210_14.html
<衆院選>宮城4区 加美の戦い 過去自民苦戦
衆院宮城4区で、有権者数が全体の1割に満たない加美町での戦いが熱を帯びている。衆院議長を務めた故伊藤宗一郎氏の出身地で強固な保守地盤の土地柄だが、同氏が2001年9月に死去後、自民党候補が得票トップになったことはなく、前回、前々回衆院選は民主党候補が上回った。福島第1原発事故で生じた指定廃棄物の最終処分場問題を抱え、民意の動向は今回も不透明だ。
宗一郎氏の長男で5選を目指す自民党前議員の伊藤信太郎氏(61)は、宗一郎氏死去に伴う01年衆院補選以来、5回連続で加美の戦いに屈した。
補選と03年選は、旧中新田町長を4期を務めた元知事本間俊太郎氏に大差をつけられた。その後は地元出身の民主党元議員と激突。自民が大勝した05年郵政選挙や前回12年ですら及ばなかった。
同町での劣勢は、塩釜市など沿岸部で補ってきた。宗一郎氏時代からの支援者は「父親は沿岸部で弱く、地元が支えた。逆になったのは皮肉だ」と複雑な表情で話す。
民主党にとってはげんのいい土地だ。元議員の井戸正枝氏(49)はこれまで3度同町入り。「加美の田園風景を守るため農家の戸別所得補償を復活させる」と農業者を意識した主張を展開する。
各候補の訴えには、最終処分場問題も絡まる。同町が県内建設候補地の一つに選ばれて以降、町民の反発は強い。伊藤氏は「地元の与党議員がいないと意見を国会で主張できなくなる」と強調。井戸氏は「全て白紙撤回にする」と論を張る。
同町の有権者数は約2万1000。選挙区全体の8.3%だが、各党、各候補のメンツを懸けた戦いが続く。
【宮城4区立候補者】
小高洋34 共 新
伊藤信太郎61☆自(大)前(4)
井戸正枝49☆民 元(1)
2014年12月10日水曜日
2242
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:08:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_51001.html
<衆院選>山形農政連と自民 対立一転蜜月か
自民前議員の第一声を聞く県農政連の高谷会長(手前左から3人目)と農協関係者ら=2日、山形市
衆院選(14日投開票)の山形の3選挙区で、県農協政治連盟(農政連)が自民党候補の支援に力を入れている。1、2区は前議員を推薦し「単協判断」の3区も大半の農協が新人を応援する。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、昨夏の参院選山形選挙区で自民と対立した農政連。今春に和解し、衆院選では「自民回帰」が進んでいるが、農協改革や農政転換で複雑な思いも抱えている。
<出陣式で激励>
公示日の2日朝、山形市であった1区の自民前議員の出陣式。農政連の高谷尚市会長が推薦団体の代表として激励した。
「自民党とは一時ぎくしゃくしたが、今はがっちり握手している。農家の思いは与党に託す。政権につないでほしい」
前議員は第一声を県農協中央会が入るJAビルの向かい側で上げた。多くの農協幹部が集まる中「党の政策責任者として農業問題にしっかり取り組む」と力を込めた。
農政連はもともと自民の支持組織だが、山形では昨年7月の参院選で関係が一変した。農政連は山形選挙区で自民候補の推薦要請を断り、当時みどりの風の現職だった舟山康江氏を推薦した。
農政連幹部が選対に入り、TPP断固反対を掲げる舟山氏を全面支援した。反旗を翻された自民は怒りを爆発させ、安倍晋三首相や閣僚が連日応援に入る総力戦で、全国屈指の大激戦を制した。
<表情は晴れず>
「雪解け」はことし4月。自民県連と県農協中央会の幹部が話し合い、「参院選のことは全て水に流す」ことで合意し、対立に終止符を打った。
和解から7カ月半後の衆院選は自民と農政連の「蜜月関係」が戻ったようにも見える。ただ、農協関係者の表情は決して晴れやかとは言い難い。
「政府の農協改革は内容に極めて問題がある。断じて容認できない」
公示前日、県農協中央会が山形市で開催した農協改革シンポジウム。政府の検討経過を報告した黒井徳夫副会長の言葉は、やや怒気をはらんだ。
開会前にあった農政連会議で1、2区の自民候補の推薦を決めたばかりだったが、黒井氏の政府批判は止まらなかった。「いわれなき攻撃でJAグループ解体を図ろうとしている」と指摘した。
減反廃止を含む農政転換にも不満がくすぶる。川西町の農家佐藤匠さん(62)は「農産物を輸出したい企業のための政策だ。自民はおかしい」と憤った。
ある農政連幹部は、自民推薦の真意をこう解説する。「政府の暴走を止められるのは与党だけ。今回は大人の対応だ」
<分断狙う野党>
野党は、農協や農家の「本音」を見透かし、農業票の分断を狙う。
2区の民主党前議員が4日夜、西川町で開いた個人演説会。熱弁が農業政策に及ぶと、昨夏の参院選を聴衆に思い出させるかのように、舟山氏の名前を繰り返した。
応援演説した連合山形の大泉敏男会長が核心に迫った。「今回、農政連は一応、自民候補を推薦しているが、内心は違うと理解してほしい」
2014年12月10日水曜日
2243
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:10:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk13010131000c.html
2014衆院選:1区 地元張り付く、海江田氏 山田氏に大物応援 /東京
毎日新聞 2014年12月10日 地方版
衆院選の投開票まであと5日に迫った9日。激戦模様の1区(千代田、港、新宿区)では、民主前職の海江田万里氏(65)が公示後初めて、党代表ながら地元で一日中、街頭演説を続けた。対する自民前職の山田美樹氏(40)には連日のように党幹部が駆け付け、この日も閣僚が応援演説した。民主に逆風が吹いた2012年の前回選は、山田氏が約1100票の小差で初当選し、海江田氏は比例で復活した。今回も与野党決戦の激しい火花を散らしている。
海江田氏は党代表として全国遊説に飛び回り、陣営幹部は「本人不在の初めての選挙。手応えがつかめない」と不安を漏らしていた。しかし、この日はJR品川駅や四ツ谷駅前で街頭演説を行うなど選挙区内をくまなく行脚。「地元を走っていると『安倍さんに負けちゃだめ』という声を多くいただいた」と海江田氏。品川駅前で演説を聞いていた港区の自営業の女性(71)は、関心のある争点に「集団的自衛権の行使容認」を挙げ、「知らない間に憲法改正までいくようで恐ろしい」と話した。
一方、山田氏は正午すぎ、港区の麻布十番商店街で「本当に厳しい選挙。相手は有名人で毎日テレビに出てくる」と支持を訴えた。公示前は安倍晋三首相や菅義偉官房長官、公示後も谷垣禎一幹事長、下村博文文部科学相と大物の応援が相次いだ。この日は、塩崎恭久厚生労働相が応援に立ち、「社会保障の財源について何も言わない政党に任せるわけにはいかない」と強調。山田氏を「初めて見た」と言う港区の無職女性(87)は「景気を良くしてくれる政党に投票したい」と話した。
また、次世代新人の渡辺徹氏(36)は「次世代にツケを回さない政治」を掲げ、インターネットでも頻繁に発信している。共産新人の冨田直樹氏(38)は選挙区内をこまめに回り、「消費増税中止を約束しているのは共産党だけ」などとアピールしている。【戸上文恵】
==============
◇1区(6)=千代田、港、新宿区
渡辺徹 36 会社社長 次新
冨田直樹 38 党1区役員 共新
又吉光雄 70 政治団体代表 諸新
海江田万里 65 党代表 (6)民前
山田美樹 40 [元]経産省職員 (1)自前=[公]
野崎孝信 27 商社員 無新
(届け出順)
〔都内版〕
2244
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:11:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddm005010035000c.html
混戦:2014衆院選/4 群馬1区 保守王国、騒動抱え 公認巡り駆け引き
毎日新聞 2014年12月10日 東京朝刊
幹線道路沿いでも、激しい選挙戦が繰り広げられている=前橋市の国道17号沿いで2014年12月6日午後、木下訓明撮影
幹線道路沿いでも、激しい選挙戦が繰り広げられている=前橋市の国道17号沿いで2014年12月6日午後、木下訓明撮影
拡大写真
群馬県建設業協会が入る前橋市の群馬建設会館。衆院選公示日の2日、群馬1区の候補2氏が県内の建設関係者らを集め、別々に決起集会を開く「珍事」があった。
先に気勢を上げたのは自民前職、佐田玄一郎氏だ。県内の有力ゼネコン・佐田建設の創業者一族で、この日は安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を掲げ、「厳しい選挙だが、命がけで頑張る」と支援を訴えた。
続いて次世代の党に離党届を提出した無所属前職、上野宏史氏が集会を開いた。義父は旧建設省出身の元参院議員で、小泉内閣の官房副長官も務めた公成氏だ。上野氏は建設業界への義父の「貢献」を踏まえ、若さもアピールして協力を求めた。「片方は政権与党のベテラン。もう片方は群馬の恩人の娘婿。業界は分裂状態だ」。ゆかりの深い両氏の出馬に、協会幹部は戸惑う。
佐田氏は公示直前まで、党公認を巡ってゴタゴタを抱え込んでいた。週刊誌の女性問題報道を受け、昨年7月に衆院議院運営委員長を辞任。これを問題視した1区の自民県議らが、衆院解散直前の11月19日、党本部の茂木敏充選対委員長に「公認を差し替えてほしい」と直談判したのだ。
後継として名前が挙がった一人が、中曽根康弘元首相の孫で、元外相の弘文氏の長男康隆氏(32)だった。
群馬は、福田康夫元首相まで戦後最多の4人の首相を輩出した「自民王国」だ。ただ、全員が高崎を中心とする中選挙区時代の旧3区(現在の4区、5区)で、1区からはゼロ。県議らも「高崎コンプレックス」と宰相ブランドへのあこがれを認める。康隆氏も「郷土の発展に力を尽くしたい」と意欲を示し、外資系金融機関を辞めて政治活動を本格化させた。
だが、この動きに誰より反発して割って入ったのが、衆院転出のうわさが絶えない自民党の山本一太参院議員(56)だ。山本氏は、佐田氏の辞任後に康隆氏が政治活動を始めたとブログで批判。康隆氏が「会社に辞表を出したのは(辞任前の昨年)5月だ」とブログで反論する騒動になった。
結局、県連の意見はまとまらず、佐田氏と同じ額賀派出身の茂木氏は「佐田氏に代わる推薦がない」と11月25日に佐田氏の公認を発表。県連は渋々従ったが、関係者は「余波は次の衆院選まで続くだろう」とみる。
一方、自民の混乱を見越した上野氏は、かつて佐田氏と「コスタリカ」の関係だった尾身幸次元財務相に支援を要請。前橋市を地盤とする佐田氏に対し、尾身氏は沼田市など県北部が地盤で、尾身氏が上野氏に協力すれば1区の自民票が分裂しかねない。慌てた党本部は同28日、尾身氏を引き留める狙いで長女朝子氏(53)を比例代表で追加公認した。
その結果、「比例も自民」と訴える佐田陣営は公明党との協力が成り立たなくなった。すきを突くように上野氏は公明県本部に接近。比例票とのバーターで支援取り付けを図る。同本部は県内5小選挙区で唯一、佐田氏の推薦を見送っており、保守王国の戦いの構図は複雑さを増している。
民主元職の宮崎岳志氏、共産新人の店橋世津子氏も勝機を見いだそうと、アベノミクスの負の側面を訴え、議席獲得を狙う。【木下訓明、吉田勝】=つづく
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◇群馬1区=前橋市、沼田市など
佐田玄一郎 61(8)自前
上野宏史 43(1)無前
宮崎岳志 44(1)民元
店橋世津子 53 共新
2245
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:13:27
自民が居るのに自民以外を推薦したのは あと茨城7区だけかな?
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk10010320000c.html
衆院選:1区 公明が上野氏支援 県本部が全面協力 /群馬
毎日新聞 2014年12月10日 地方版
衆院選の1区で、公明党県本部が無所属前職の上野宏史氏を支援することが分かった。9日夜に前橋市内であった上野氏の集会で、公明党の水野俊雄県議が「もう一度国政で仕事をしてもらいたい。公明党も現在、全力で組織内を固めている。ともに勝利を勝ち取ろう」とあいさつ。上野氏は「比例は公明へ」と呼びかけた。
公明党は2〜5区で連立を組む自民前職を推薦する一方、1区は自主投票としている。上野氏の選対幹部によると、9日午前に公明党の福重隆浩県本部代表が事務所を訪れ、全面的な選挙協力を申し出たという。
毎日新聞社が5〜7日、全国で実施した特別世論調査の中盤情勢の結果では、公明支持層の2割が自民前職の佐田玄一郎氏、約3割が上野氏を支持すると答えた一方、約5割が無回答だった。1区には民主元職の宮崎岳志氏と共産新人の店橋世津子氏も立候補している。【田ノ上達也、吉田勝、角田直哉】
2246
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:17:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141209ddlk38010606000c.html
師走決戦えひめ:衆院選2014 焦点区ルポ/上 愛媛1区 /愛媛
毎日新聞 2014年12月09日 地方版
◇尾引く松山市長選
「きついわ」。週明けの8日午前、衆院選愛媛1区の自民前職、塩崎恭久氏(64)の陣営幹部が顔をしかめた。公示後の初週末の6、7日、塩崎氏が厚労相としての公務や埼玉などの候補の応援に行き、地元に入れなかったからだ。「きょうは戻れたが明日(9日)はまた応援」と幹部。閣僚経験もプラスだけではない。
先月16日投開票の松山市長選も影を落とす。塩崎氏が支援した新人が、現職の野志克仁氏に大敗。この戦いで、市内が地盤の自民県議3人が野志氏を推し塩崎氏と敵対した。「総選挙は総選挙」と影響を否定した塩崎氏だが、対立した県議は「個人的な感情は抑えて塩崎氏を支援する」。強固な組織を誇る陣営だが、亀裂修復には気をもんでいる。
対する民主元職の永江孝子氏(54)としては市長選で民主県連などが推薦した野志氏の圧勝の勢いを生かしたいところ。ただそこには難しさも横たわる。
「願いが実現されますよう、心からお祈り申し上げます」。2日、伊予鉄道松山市駅前の出陣式で野志氏の祝電が読み上げられた。野志氏自身は欠席だったのだ。野志、永江両氏はともに元南海放送アナウンサーで長年共演した仲だが、野志氏は「(市長選で)自民県議3人にも支援をいただいた」と静観を保っている。
永江氏の知名度は健在。2012年の前回選に比べ党への逆風も和らいだ。好材料の一方で、陣営は市長選の勢いが直結しないもどかしさも抱える。
共産新人の田中克彦氏(47)は、松山市長選の後、直ちに衆院選に転じた。市長選で落選はしたものの、名前と顔の浸透をそのまま足場にできる利点があり、「安倍政権に厳しい審判を下す。原発ゼロや消費増税中止を」と力を込める。
党県委員会の林紀子委員長は「時代はまさに自共対決。2年前と違い安倍政権への怒りと不安も広がっている」と状況の変化に手応えを語る。4日は、知名度ある同党の吉良佳子参院議員が応援に駆けつけた。11日は志位和夫委員長も来県し攻勢をかける構えだ。【伝田賢史、中村敦茂】
◇ ◇
県内の注目選挙区の現場を報告する。
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◇愛媛1区
永江孝子 54 (1)民元
塩崎恭久 64 (6)自前=[公]
田中克彦 47 共新
2247
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:18:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk38010571000c.html
師走決戦えひめ:衆院選2014 焦点区ルポ/下 愛媛3区 /愛媛
毎日新聞 2014年12月10日 地方版
◇宙に浮いた3万票
「愛媛3区は(自民にとって)県内で一番苦しい選挙区だ」。4日、四国中央市内で開かれた自民前職、白石徹氏(58)の個人演説会。陣営幹部が、口角泡を飛ばして訴えた。3区は西条市を中心に工業地帯が広がり、民主などの支持母体である労働組合の力も強い。「厳しい戦いを強いられている」と続けた。
各紙の世論調査などで自民大勝が予想されているにもかかわらず、陣営が気を引き締めるのは、「維新票」という不確定要素があるからだ。2012年の前回選で約3万票を集めた旧日本維新の会の新人が今回、維新の党、民主による「すみ分け」で公示直前に4区へ。有権者の1割以上に当たる約3万票が宙に浮く形となった。
白石徹氏の前回得票は約7万1000票。次点の白石洋一氏の約4万2700票に大差をつけた。だが陣営幹部は「維新票は自民にはなかなか回ってこない。民主、維新の票が一つになれば、自民の得票を超えてしまう」。3区は1996年の小選挙区制以降唯一敗北(09年)した県内選挙区だけに、警戒心は強い。
前回選で涙をのんだ民主元職、白石洋一氏(51)。2日、西条市内であった出陣式に、社民県議が姿を見せた。09年衆院選に社民公認で出馬した女性を、10年参院選で民主が引き抜いて擁立して以降、微妙な関係だっただけに、陣営は「勝つための要因が一つ増えた」と歓迎する。県内の社民は国政からは遠ざかっているが、3区内の労組に小さくない影響力を保持する。
維新票は、ここでも関心の的だ。陣営関係者は「すみ分けの結果、勝算が高まった」。一方で、別の関係者からは「民主と維新は安全保障などの政策に大きな隔たりがある。どれだけの票が回ってくるのか」との声も。維新票に期待しつつも、その効果を計りかねている。
共産は3区で元西条市議の新人の一色一正氏(64)を擁立。一色氏は「国内の第1党は無党派。訴えが無党派に届くかどうかが勝負だ」と選挙区内を駆け回っている。
自民との対決姿勢を前面に出し、政権への批判票を取り込むことにも注力。6日には四国中央市内で個人演説会を開き、「大企業や個人投資家は利益を得たが、庶民は円安による物価上昇に苦しんでいる。今回の解散はアベノミクスを審判する選挙だ」と力を込めた。【高谷均】
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◇愛媛3区
一色一正 64 共新
白石徹 58 (1)自前=[公]
白石洋一 51 (1)民元
2248
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:21:43
産経
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100020-n1.html
2014.12.10 09:00
【選挙区終盤情勢】
北海道 民主逆風、元閣僚も劣勢
(1/2ページ)
前回、全12選挙区で“全敗”し、辛うじて比例代表の復活で2議席を確保した民主は、再び厳しい選挙戦を強いられている。1区は優勢だが、6、8、9区は横一線で、各候補は組織票が見込める連合北海道への浸透を強化するとともに、無党派層の取り込みに全力を挙げている。
1区の民主横路は前回、選挙区で初めて苦杯をなめ復活当選したが、高い知名度を生かし自民船橋をリードしている。
民主の閣僚経験者である3区荒井と4区鉢呂は厳しい戦い。荒井は自民高木にリードを許しており、維新との分裂選挙となったのが響いた。鉢呂も自民中村を追う展開となっている。6区は民主佐々木が自民今津を一歩リード。佐々木は労組の支持固め、今津は大票田の旭川での浸透を狙う。
7区は民主と政治団体「新党大地」の共闘を象徴する選挙区だが、大地代表代理でもある民主鈴木は労組票の取り込みが不十分で、自民伊東に差を開けられる展開。
8区は民主逢坂が自民前田を頭一つ先行。9区の自民堀井と民主山岡も接戦となっている。
10区は公明稲津が安定。若さを強調する民主神谷は苦しい。5区の自民町村は実績、知名度で安定した戦いをしているほか、自民は11、12区で優勢だ。
2249
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:22:14
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100021-n1.html
2014.12.10 09:30
【選挙区終盤情勢】
東北 「反小沢」藤原氏が追い上げ
(1/5ページ)
≪青森≫
4選挙区とも自民が強固な組織力を生かして大きくリードし、議席を維持する勢いとなっている。
1区は自民津島が公示後、ミニ集会や支持者回りを積極的にこなし、支持基盤を確実に固めて優位に立つ。維新升田は県連レベルで選挙協力が実現した民主、社民支持層の取り込みがカギ。2区は自民江渡が公務で不在がちだが、かえって陣営が引き締まり、維新中野渡を引き離す。
3区は自民大島が企業、団体回りやこまめな国政報告会を精力的にこなし盤石な態勢。若年層への食い込みを狙う民主田名部を引き離す。4区は自民木村が支援組織を有効活用し、民主山内を圧倒している。
≪岩手≫
野党は、自民候補に対抗するため、民主と生活による選挙協力を全選挙区で実現し、1区と3区では民主、2区と4区では生活にそれぞれ候補を一本化した。
4区の生活小沢はこれまで、盤石な支持基盤に支えられ、優位な選挙戦を展開してきた。しかし、今回は「反小沢」を掲げる非自民県議団の全面支援を受ける自民藤原が激しい追い上げをみせており、接戦の様相となっている。このため、6日から選挙区に入り、街頭活動などを積極的に展開し、票の上積みに全力を挙げている。
1区と3区は選挙協力が功を奏し、民主階と黄川田がそれぞれ優勢。2区は自民鈴木が実父の元首相善幸以来の強固な地盤を受け継ぎ、優位な戦い。
≪宮城≫
民主と維新が選挙協力により、野党候補の乱立を避けたが、7選を目指し安定した戦いをしている民主安住の5区を除き、自民候補にリードを許している。
5人が争う2区では、前回選挙で1区から出馬し比例代表で復活当選した維新林が、民主の要請を受け入れ国替え出馬。民主の県連推薦を得て、連合宮城など組織票への浸透を図っている。ただ、反自民票が分裂しており厳しい戦い。
1区は自民土井が優勢で、民主郡は無党派層への支持拡大に躍起。3区は、自民西村が民主橋本を大きくリード。4区も自民伊藤が圧倒。兵庫1区から国替えした民主井戸は知名度不足が響いている。6区の自民小野寺は盤石。民主鎌田は内陸部での得票を狙う。
2250
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:22:42
≪秋田≫
1区は、前回敗れた民主寺田が自民冨樫を懸命に追い上げている。寺田の実父は前知事の維新参院議員典城(すけしろ)である上、自身も3期連続で当選した元職で知名度が高い。ただ、社民伊藤が出馬し、「非自民」票が分散している。冨樫、寺田ともに無党派層への浸透を図る。
2区は自民金田が幅広い支持を得て優位に立つ。元アナウンサーの民主緑川は一定の知名度はあるが、十分浸透していない。
3区は自民御法川と維新村岡の一騎打ちの構図。御法川が支持層を手堅くまとめて優位に立つ。民主は野党間の選挙協力で候補擁立を見送った。村岡は民主支持層からどこまで支持を得られるかがカギとなる。
≪山形≫
3区は、自民加藤と保守系無所属の阿部が激しく競り合っている。阿部は前回、加藤の実父で元自民幹事長紘一を破っており、加藤にとっては雪辱戦。酒田市の阿部、鶴岡市の加藤といった、地域的な対決構図もある。終盤になって加藤に勢いが出てきたとはいえ、最上地方での得票がカギとなりそうだ。
1区は自民遠藤が優勢となっており、陣営は楽観ムードを警戒。民主は元農水相鹿野道彦の後継として原田を擁立したものの、知名度不足が響いている。
2区は自民鈴木を民主近藤が追う展開。前回は鈴木が勝利し、近藤は比例代表で復活当選した。近藤は選挙区当選を前面に押し出して、接戦となっている。
≪福島≫
安定した地盤の民主玄葉の3区を除き、全選挙区で自民候補が優勢。ただ1、4、5区では終盤に入り、野党候補が追い上げている。
1区は、自民亀岡を元参院議員の民主金子が猛追。前回、未来公認で出馬した元衆院議員石原洋三郎が出馬を見送り、金子支持を打ち出したことで、「非自民」票をどこまで取りまとめられるかがカギ。
4区は、前回、比例代表で復活した維新小熊が再選を目指す自民菅家を追う展開。野党間の選挙協力で民主は候補擁立を見送り、民主顧問で元衆院副議長渡部恒三が支援している。
2区は自民根本が前復興相の実績をアピールして優勢。5区は公示前日に公認が決まった自民吉野が先行、前回比例復活の民主吉田は支援組織のてこ入れに躍起となっている。
2251
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:23:08
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100023-n1.html
2014.12.10 10:30
【選挙区終盤情勢】
北関東 喜美氏苦戦、小渕氏は圧倒
(1/4ページ)
≪茨城≫
前回、選挙区に擁立した7人全員が当選した自民は、今回も7選挙区のうち5選挙区で優位に立つ。突然の解散で準備が遅れた民主は、4選挙区にしか候補者を立てられず、苦戦を強いられている。
自民は前回、選挙区で当選した1区田所、2区額賀、3区葉梨、4区梶山、6区丹羽の5人が、自民支持層に加え公明支持層も取り込み、民主や維新、共産の候補相手に優位に戦いを進める。
民主は前回、選挙区で唯一勝利した5区大畠が、労組票をまとめて自民石川をわずかにリード。前回は大畠に約9千票差に迫り、比例復活した石川は激しく追い上げており、予断を許さない情勢だ。
維新は3区に唯一、石井を擁立したが、厳しい戦い。13選を目指す7区の無所属中村は公明の推薦もあって先行。選挙区での初勝利を狙う自民永岡が追う。
≪栃木≫
1、4、5区で自民が優位に立ち、競り合う2、3区も自民が先行。自民は選挙区独占の可能性がある。
3区は、地元で地道に活動してきた自民簗を那須塩原市を除く選挙区内の市町長が支援し、組織に勢いがある。8億円借り入れ問題が響く無所属渡辺は強固な地盤を古巣・自民に切り崩され、多くの若手地方議員が離れた。みんなの党代表として全国を回った前回と違い、地元に張り付いてミニ集会を連日開いている。2区は、現職閣僚の自民西川が組織戦を展開し、やや優勢。民主福田も元知事の知名度を生かし、地盤の日光市を固め追い上げる。
1区は、自民船田が安定。民主柏倉は公示直前に党と選挙区を移り、街頭演説1日50カ所、握手300人をノルマに無党派層への浸透に躍起だ。4区は自民佐藤が民主藤岡らを引き離す。5区は、自民茂木が圧倒している。
2252
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:23:27
≪群馬≫
自民佐田がリードし、無所属上野と民主宮崎が追う展開の1区。佐田は公認問題をめぐり出遅れたが、公示直前に選対組織がまとまった。保守票を幅広く集めるため次世代公認から無所属に転じた上野、民主宮崎は支持を伸ばせていない。
2区は、自民井野が維新石関を引き離す。石関は古巣・民主の支持層取り込みを図るが、2年前の離党問題が尾を引き、選挙協力が進んでいない。
3区は、自民笹川が地方議員や各団体の支援を得て大きくリード。民主長谷川は無党派層に照準を絞り票の上積みを図る。
4区の自民福田は親子3代の後援会組織に圧倒的な保守地盤の強みも加わり盤石。5区は、「政治とカネ」で経済産業相を辞任した自民小渕が独走する。応援で全国を回った前回とは異なり連日選挙区内を遊説し、「再出発」を訴えている。
≪埼玉≫
前回は13選挙区で勝利し、2人が比例復活した自民が10選挙区で他候補を大きく引き離す。苦戦の民主は4選挙区で自民と競り合う。維新、次世代、共産、社民は伸び悩み、厳しい戦い。
5区の民主枝野はやや優勢。枝野が全国の応援に回る中、自民が党幹部を相次いで投入する牧原が激しく追い上げる。
自民は2区で前総務相の新藤が圧倒。3区黄川田、8区柴山、9区大塚、10区山口、13区土屋、14区三ツ林、15区田中が他候補を大きく引き離す。1区も村井が民主武正との戦いを優位に進め、12区は野中が次世代森田、民主本多との混戦を抜け出した。
民主は4区神風、6区大島がそれぞれ自民候補を追う展開。公示直前に復党した7区小宮山は苦戦気味だ。11区では幅広く支持を集める無所属小泉が優勢で、自民今野が追う。
2253
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:24:10
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100022-n1.html
2014.12.10 10:00
【選挙区終盤情勢】
南関東 猛追受ける浅尾・江田氏
(1/3ページ)
≪千葉≫
全13選挙区のうち11選挙区で自民が優勢な戦いを展開。民主は前首相野田の4区で大きくリード、田嶋の1区でも自民の門山、次世代の田沼に対して優勢を保つ。一方、全区に候補者を立てた共産や、他の野党はいずれも出遅れている。
自民は2区の小林、3区の松野、7区の斎藤、8区の桜田、10区の林、11区の森、12区の浜田、13区の白須賀が他党の候補者を圧倒し、独走状態に入っている。5区の薗浦、6区の渡辺、9区の秋本もそれぞれの主張が浸透してきており、リードを保っている。一方、直前に出馬が決まった4区の木村は知名度不足が大きく響いている。
民主と選挙区調整を行い、2、7、8区に擁立した維新は、いずれも劣勢。8区の太田は伸び悩んでいる。次世代は1、6、9区で前職、元職が支持拡大に奔走するが、広がりを見せていない。
3、11区に元職を立てた生活や、公示直前に7区に新人を擁立した社民は、ともに厳しい戦いとなっている。
≪神奈川≫
17選挙区に候補者を擁立した自民が13選挙区で優勢を保つ。特に1、2、5、11、13、14、15、17各区で他候補を大きく引き離す。
3区は自民小此木が安定した戦いで民主勝又らを寄せ付けない。4区は、みんなの解党で無所属となった浅尾を自民山本が激しく追い上げる。
全国で唯一の「公明対維新」の構図となった6区は公明上田が盤石。維新青柳らを突き放す。
7区は自民鈴木が優位に展開。民主中谷は伸び悩んでおり、次世代松田らも無党派層へのアピールに必死だ。
8区は比例代表との重複を断った維新江田に自民福田が迫る。9区は民主笠が先行も、自民中山が懸命の追い上げをみせる。維新椎名は厳しい。10区は7選を目指す自民田中に、返り咲きを図る民主城島が浸透を図るが、苦戦している。
12区は自民星野と、公示直前に民主入りした阿部が接戦。16区は自民義家が先行するが、民主後藤が猛追する。18区は自民山際が次世代中田らを引き離しつつある。
≪山梨≫
「0増5減」に伴う定数1減で新地盤が加わった2選挙区とも手探りのまま激しく競り合っている。
1区は、与野党対決が鮮明化。自民宮川を民主中島が猛追する。宮川は自民、公明両支持層を固めつつあるが、無党派層に浸透しきれていない。解党したみんなから民主入りした中島は連合山梨の支援を受けつつ、維新小沢鋭仁の比例近畿への転出に伴い県内で連携する維新の支持層に浸透を狙う。
2区は、4回連続の保守分裂戦で、無所属長崎と自民堀内が、ほぼ横一線で並ぶ接戦を展開する。
前回、長崎に敗れた堀内は組織力を生かした戦い。元通産相の義父光雄から引き継いでいる地盤を固め、自民公認をアピールして長崎との差別化を図る。長崎は2期の実績を強調。民主が候補擁立を見送ったことで宙に浮く民主支持層の取り込みを重視する。
2254
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:24:57
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100024-n1.html
2014.12.10 11:30
【選挙区終盤情勢】
東京 自民独走モード、海江田氏ピンチ
(1/2ページ)
前回、25選挙区中21選挙区を制した自民が今回も21選挙区で、公明も1選挙区でそれぞれ優位に立つ。
1区は自民が挙党態勢で山田再選へ総力戦を仕掛け、党代表として全国行脚する民主海江田を大きくリードする。野党の選挙協力ができなかった2区も自民辻の独走で、民主中山、前回みんなから比例復活した維新大熊を抑える。
過去4回の選挙で自民、民主が2勝2敗の3区は、自民石原が民主松原を圧倒。4区も自民平がリードする。
5区は自民若宮が、1区に移った次世代の候補の票なども取り込み、民主手塚を突き放す。みんなの解党で無所属となった前回比例復活の三谷も苦戦している。
6区は民主が前回で引退した元議員の後継擁立を見送り、「選挙協力」で維新落合への票の一本化を図るが、自民越智が抑える。
7区は前回、民主への逆風の中で議席を守った長妻がやや苦戦し、自民松本を追う。8区は自民石原が民主円を寄せ付けず、9区も自民菅原が維新木内らを圧倒する。
5人中4人が女性候補の10区は、自民小池が、与党批判票を取り合う民主、次世代の候補らを突き放す。11区は自民下村が7選に向け他候補を圧倒。12区は公明太田が自民支持層も取り込み、生活青木、次世代田母神らを寄せ付けず、13区も自民鴨下が独走する。
14区は「うちわ」問題で法相を辞任した自民松島が組織票を固め、民主木村を圧倒。15区も前回比例復活の自民秋元が維新柿沢に対し優勢で、16区は自民大西、17区は自民平沢がそれぞれ独走状態に入った。
18区は、自民土屋が元首相の民主菅を引き離す。19区も自民松本が民主末松を圧倒し、前回比例復活の次世代山田は苦戦。20区は自民木原が共産池田、民主竹田を抑え、安定した戦い。
21区は前回逆風下で当選した民主長島が自民小田原を抑えて唯一、民主優勢の展開。22区は自民伊藤が民主山花を圧倒。23区は自民小倉、24区は自民萩生田、25区は自民井上が民主、共産候補らを突き放す。
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100019-n1.html
2014.12.10 08:30
【選挙区終盤情勢】
北陸信越 原発再稼働 自・民競る
(1/5ページ)
≪新潟≫
自民、民主が1区から4区で激しく競り合っているが、5、6区は自民が優位に戦いを進めている。
1区は小まめに組織づくりをしてきた自民石崎と、働く女性問題に取り組み、連合新潟などの支援を受ける民主西村が接戦を展開。2区はいずれも原発再稼働を主張する自民細田と民主鷲尾が競る。
3区は組織戦を進める自民斎藤と、前回の落選から地道に選挙区を回ってきた民主黒岩がほぼ横一線。4区は自民支持層を7割以上固め野党支持層にも浸透する金子と、民主支持層を8割近くまとめた菊田が争う。両者とも党幹部らが続々支援に入るなど、無党派層の獲得がカギを握りそうだ。
5区は自民長島、6区は自民高鳥が先行する。
2255
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:25:40
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100019-n2.html
≪富山≫
前回、全3選挙区を独占した自民が、今回も安定した戦い。民主は野党間のすみ分けなどを理由に、全選挙区で候補者擁立を見送った。
1区は、再選を目指す自民田畑が民主支持層にも食い込み盤石。前回、自民を離党し無所属で出馬した維新吉田は無党派層への広がりを欠き厳しい。
2区は、7選を狙う自民宮腰が厚い保守地盤に支えられて各世代に浸透し、圧倒する。社民東は政権の批判票の取り込みに力を入れるが、支持が伸び悩んでいる。
3区は、地盤の高岡市を中心に支持を広げる自民橘が公明支持層も着実に固めて大きくリードしている。共産坂本は巻き返しに躍起だ。
≪石川≫
自民が前回に続いて全選挙区独占をうかがう勢い。
1区は、6選を狙う自民馳が先行。知名度の高さを生かし無党派層へも浸透する。前回落選した東京15区から出身地に国替えした民主田中は、連合の後押しを受けるが全体的に伸び悩んでいる。
民主が候補者の擁立を断念した2区は、再選を目指す自民佐々木が安定した戦いぶり。佐々木は元首相の森喜朗から受け継いだ後援会組織を基軸に支持固めを図り、幅広く浸透している。
3区は、自民北村と民主近藤が三たび対決。北村が自民、公明支持層を固め一歩リードしている。近藤は無党派層への支持拡大に奔走するなど追い上げに懸命だ。
≪福井≫
1区は、4選を目指す自民稲田が大きくリードする展開。厚い保守地盤に支えられ、大票田の福井市の後援会組織などを軸に幅広く浸透している。同市以外の農村部でも支持拡大を図る。
「反自民」を掲げる維新鈴木は福井市内で県議時代の地盤をもとに無党派層の取り込みを図るが、支持は広がっていない。
2区は、自民高木が厚い支持基盤をもとに安定した戦いを見せている。「0増5減」の区割り変更で選挙区に加わった地域でも食い込んでいる。
公示直前の出馬表明となった民主辻は、知名度不足が否めない。労組組織が多い越前市を中心に、衆参両院で議員を務めた父一彦を知る高齢者世代にも浸透を図っている。
≪長野≫
前回選挙で民主が勝利した1、3区で自民が健闘し接戦を展開。連合の推薦決定などでもたつき、民主が出遅れた2、4、5区は自民が独走している。
1区は連合などの支援を受けてリードする民主篠原を、自民小松が政権継続による景気回復などを訴え猛追、終盤での逆転を狙う。
2区は自民務台が公明を含めた支持層を固め、民主下条らを引き離している。
前回は今回と同じ顔ぶれの3人が大接戦を繰り広げた3区は、自民木内と維新井出が横一線の戦いを繰り広げ、民主寺島が追う。
4区は自民後藤が後援会組織を中心に基盤を固め、民主矢崎らを大きくリード。5区は前回返り咲いた自民宮下が幅広く支持を集め、民主中嶋らを圧倒している。
2256
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:26:36
東海以西は明日かな?
2257
:
チバQ
:2014/12/10(水) 21:27:16
http://www.47news.jp/47topics/e/260115.php
【衆院選】 自公、3分の2超す勢い 民主伸び悩み、維新不振 共産倍増、衆院選情勢
共同通信社は7、8両日、衆院選295小選挙区のうち200選挙区の有権者を対象に電話世論調査を行い、残る95選挙区での取材も加えて比例代表を含む終盤情勢を探った。自民党は前回調査(2、3日実施)と同様に300議席超の勢いを維持、公明党との合計で衆院3分の2の317議席を上回り、自民単独での3分の2もうかがう。民主党は伸び悩みが続き70議席前後、維新の党は不振で公示前議席から減少が予測される。共産党は倍増に近づく状況だ。
公明党は堅調を持続し、公示前31議席からの上積みが見込める。次世代の党は大幅減の情勢。生活の党、社民党は低調で、新党改革は議席獲得を見通せていない。
3分の2を得れば、衆院での憲法改正発議の条件が整う。
調査を実施した200選挙区で回答したのは約8万1200人。投票先未定は選挙区で43・0%、比例で40・7%となり、14日の投開票までに情勢が変わる可能性もある。
公示前295議席の自民党は240近い選挙区で優勢を保ち、比例(定数180)でも党として過去最多の77を超える議席が視野に入る。民主党は公示前62議席から増やす展開だが、優位に立つ選挙区は30議席程度。維新の党などとの候補者調整が奏功していない形だ。比例も30議席台で伸びを欠いている。
維新の党は比例で20議席台、選挙区は1桁にとどまっており、公示前の42議席維持は難しい。公明党は選挙区9人の全員当選と、比例20議席超が有望だ。
選挙区で2議席を期待できる次世代の党は比例確保の展望が開けず、公示前20議席を割り込む公算が大きい。公示前8議席の共産党は比例で15議席程度が予測される一方、18年ぶりとなる選挙区での勝利は微妙だ。
生活の党は選挙区で2議席を狙えるが比例は厳しく、公示前5議席を下回りそうだ。公示前2議席の社民党は小選挙区、比例各1議席程度。比例東京ブロックに候補者を立てた新党改革は、苦しい戦いが続いている。
(共同通信)
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