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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2231チバQ:2014/12/10(水) 20:48:16
  ■埼玉13区

 「前にいたみんなの党はなくなりました。自民党の1強を防ぐことができるのは民主党しかありません」

 東武鉄道春日部駅前(埼玉県春日部市)で7日昼、解党したみんなの党から民主党に入党したばかりの山内康一は懸命に訴えた。応援に駆け付けた民主党代表代行、岡田克也も「みんなの党にいたときから目をつけていた。山内さんの考え方は民主党と近い」と有権者らに理解を求めた。

 陣営は山内が5年間所属したみんなの党の「色」を消すのに必死だ。

 福岡県出身の山内は、平成17年の「郵政選挙」に神奈川9区から自民党公認で出馬し、初当選した元「小泉チルドレン」。21年の衆院選では自民党を離党し、みんなの党の北関東ブロックから立候補し、2期連続で当選している。

 自民、みんな、民主とそれぞれ政策や支持団体が異なる党を渡り歩いてきた。そんな山内に、各種業界の労働組合を抱える連合は、政策面でのチェックを欠かさなかった。

 山内がさいたま市にある連合埼玉を訪れたのは11月25日夜のことだった。

 「他党から移ってきたこともあり、基本的な政策で違いがあると困ります」

 連合埼玉の役員は、神妙な面持ちで向き合う山内にそう伝え、1枚のペーパーを突きつけた。民主党と連合が11月18日に締結した8項目の政策協定書だった。

 連合埼玉は、山内が超党派の国会議員でつくる「原発ゼロの会」の発起人だったことを警戒していた。電力総連を抱える連合としては「脱原発」を明言されることに忌避感がある。役員が「原発の主張は民主党の政策の範囲内にしてほしい」と念を押すと、山内は「異論はありません」と答えるしかなかった。連合は27日に推薦を出した。

 埼玉13区はもともと民主党の支持基盤が強い土地柄とは言い難い。地元議員も市議、町議が1人ずついるだけだ。その市議は山内のために支援者に引き合わせているが、自らが持つ2千人を超す名簿までは渡していない。

 「民主党と政策が近いことは分かった。ただ、ここの支部長に残ってくれるかどうかまでは分からないから…」

 これが党から党を渡り歩いた山内の現実だった。

=敬称略

(内藤慎二、楠城泰介)


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