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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2235チバQ:2014/12/10(水) 20:50:56
 今年1月の第26回党大会前には、同大会で党最高指導部入りの条件となる中央委員を外れ、党運営から名実ともに「引退」する可能性がとりざたされていたが、結局続投となった。

 不破氏続投の背景について、共産党ウオッチャーは「参院選で躍進したとはいえ、なおも志位氏には後ろ盾が必要で、完全には独り立ちできない。不破氏に引導を渡せないのが実情だろう」と分析する。

 不破氏がこの日、9年ぶりに街頭でマイクを握ったのも、久々の衆院選での躍進のチャンスとみた自身が名乗りを上げたという。「いまだに志位氏ら幹部はだれも不破氏に何かを頼んだり、モノを言ったりすることができない」(党関係者)というから、不破氏の強い意志に基づく「決断」にほかならないのである。

 「安倍首相が『この道しかない』というのは独裁政治そのものだ」

 「わが党以外の野党は惨たんたる状況だ。安倍政権の暴走と正面から戦えるのは日本共産党だけだ」

 「(同党が受け取っていない)政党助成金をばっさり切ることが第一番にやるべきことだ」

 この日の街頭演説ではそう訴え、具体的な政策論より自民党と他の野党の攻撃に重点を置いた不破氏。演説後、9年ぶりに街頭に立った理由について「いても、たってもいられなくなった。京都の選挙区で議席を獲得し、風穴を開けたかった」と記者団に語った。

 来年1月26日に85歳の誕生日を迎える高齢のうえ、昭和62年に心筋梗塞(こうそく)の発作を起こし、PTCA(冠動脈形成術)で狭い血管を広げる治療を受けるなど、健康不安を抱える身である。それでも不破氏は街頭に立った。

 やはり街頭演説会場には、いつも夫の健康をおもんばかって寄り添う1歳上の「姉さん女房」上田七加子(なかこ)夫人(85)=不破氏の本名は上田建二郎=の姿もあった。

 とかく“お堅い”イメージが強い共産党は近年、柔軟路線にカジを切り、無党派層の取り込みに躍起となってきた。まさにお堅い現在の党綱領をつくる一方、この路線を主導したのも不破氏だ。

 「声が出ているな、と思った」

 久しぶりに街頭でマイクを握った感想を記者団に求められると、不破氏はそう語って笑みをたたえた。

 四条河原町に集まった有権者の大半は中高年の支持者、党員とみられ、50代の女性党員は「不破さんを一目見たかった。今日のことは一生の思い出になる」と話していた。

 不破氏も演説後、“身内のファン”とみられる高齢者らの「握手攻め」に気軽に応じていた。

 ただ演説会場では、共産党が標的にする若い人の姿はあまり見られなかったのが印象的だった。やはり共産党が狙う無党派層をどれだけ自陣に引き込めるかは読み切れないだろう。

 ともあれ投開票日まで、あと4日と迫った。不破氏は11日には那覇市に飛び、自民党候補との接戦が伝えられる沖縄1区の共産党候補の応援演説を行う。共産党はこのまま勢いを維持して躍進するのか−。(高木桂一)


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