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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

1とはずがたり:2009/02/01(日) 02:45:26
此迄鉄道スレを基本にやってたけど,独立させましょうか。

196チバQ:2011/03/27(日) 05:42:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110326000161
2社統合で存続目指す/宇野高松航路
2011/03/26 10:02

メールで記事を紹介印刷する一覧へ 宇高航路存続に向けた事業計画を策定する宇野高松航路活性化再生協議会の第5回会合が25日、香川県高松市内であり、運航する四国フェリーと国道フェリーの統合などの合理化や利用促進策を講じることで、両社合わせて約5億円の単年度赤字を2013年度までに解消し、航路存続を目指す計画を承認した。同日、同協議会が国に事業計画を提出、四国運輸局が認定した。

 計画では、2社の統合のほか、高松、宇野両港に2カ所ずつある両社の乗り場を1カ所に集約するなどの合理化策で3億5千万円の経費を削減。利用促進策として、平日夜間のトラックや若者を対象にした乗船割引などで1億5千万円の収益向上を目指す。

 懸案となっている費用負担については、計画策定に活用した国の補助事業が10年度で廃止となるため、11年度限定で事業費の2分の1の補助を受けられる同事業の経過措置を活用。若者の乗船割引や観光ボランティアによる船内での情報提供などの事業費6千万円の半額を国が補助する。

 ただ、残り半額をめぐっては、自治体側が「国の全額負担」を求めていることなどから未定。同協議会を今後も継続することとし、さらに協議を続ける。

 このほか、この日の協議会では、四国フェリーが「経営状態はすでに限界」と行政側に補助金などの支援を要望。6月末までは運航を続ける方針を示す一方、4、5月の収支状況によっては航路撤退や減便に踏み切る可能性を示唆した。

197チバQ:2011/03/27(日) 21:22:31
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001103260002
「ビートル」親しまれ20年 
2011年03月26日


ビートル首席船長の原田浩一さん=博多港


船長になったばかりの原田浩一さん(左端)=1998年、博多港、JR九州高速船提供

 福岡と韓国の釜山を結ぶJRの高速船「ビートル」が25日、就航20年を迎えた。この日、博多港を朝10時に出港したビートルに乗り込んだのは、首席船長の原田浩一さん(56)。旧国鉄マンから転職した初の船長だ。


 転機は35歳の春だった。


 運転士にあこがれて国鉄に入社。しかし、駅員での生活が長く続いた。「自分がやりたいことは何か。このまま駅員をしていていいのか」


 悩んだ末に、環境を変えようと日本航空へ出向。そこで整備士としての道を歩み始めたとき、船員募集の知らせを聞いた。


 もともと釣りが好きで、小型船舶免許を持っていた。しかし、年齢よりもキャリアが幅を利かせる海の世界。10歳も若い「先輩」から、厳しく指導される日が続いた。


 下っ端の「航海係」としてデビュー。初めて乗った国際航路は予想以上に波が高かった。当時はまだ日韓関係が緊張していた時代で、上空の韓国軍ヘリコプターと並走する際は恐怖を感じたという。


 船員になってから、趣味の釣りはやめた。家での時間は試験勉強に費やし、1993年に1等航海士に昇格。専門用語だらけの参考書に苦労しながら、96年には船長を務められる3級海技士に合格。翌年、国鉄から転職した中で初めて船長に選ばれた。


 127人を乗せて長崎・対馬沖を航行中、クジラとみられる物体と衝突したことがある。「見えない物に突然ぶつかるのは怖かった。でも船長が『怖い』と口にしたら、他の船員に影響する。他人の命を預かる責任の重さを改めて思い知った」


 定年まであと4年。一人でも多くの人に船旅の魅力を広めたいという。「360度どこを見ても水平線。あの開放感はたまらない」


 新人の航海係だったころ、「船の近くで口笛を吹いたら嵐が来る」と先輩から言われたことがある。だから今も、港で口笛は吹かない。(羽賀和紀)

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198チバQ:2011/03/27(日) 21:58:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t13029.htm
塩釜―浦戸諸島 市営汽船が再開 島民支え合い一歩

避難所の全員に祝福され、卒業証書を受け取る土井さん(右)=26日、塩釜市浦戸の寒風沢島


 塩釜市のマリンゲート塩釜と浦戸諸島を結ぶ市営汽船が26日、運航を再開した。共助の精神で厳しい避難生活を乗り越えている島民は、運航の再開を「復興の第一歩」と喜んだ。

 桂島、野々島、寒風沢島の子どもが通う浦戸二小(野々島)の志小田美弘校長は、午前9時発の第一便に乗り、桂島に到着。島民の小型船にも乗せてもらい、避難生活を送る3島の児童を訪ねた。
 寒風沢島では、6年の土井瑚々(ここ)さん(12)に卒業証書を手渡し「困難な時期だがともに歩いていこう」と励ました。土井さんは、避難所で暮らす全員からの拍手に少し涙ぐみ、「島のみんなと頑張っていきたい」と誓った。
 浦戸諸島は、朴島も含めた4島が津波の被害に遭い、計120戸が流出、全壊した。住民が各島の避難所で生活する。
 桂島では、約200人が旧浦戸二小に避難する。民宿経営の内海春雄さん(57)は「すごい揺れで津波が来ると思い、消防団が年寄りも強制的に避難させた」という。島民はみな無事で、避難所で備蓄食材を持ち寄り、炊き出しを続ける。
 島民自ら汽船の再開に向け、航路の漂流物回収にも当たってきただけに、内海さんは「本土と行き来ができるのは本当にうれしい」と言う。
 浦戸諸島は昨年のチリ大地震津波でノリ養殖が壊滅。養殖施設を作り直して、再出発した直後の震災だった。一機4000万円する乾燥機械が幾つも被災した。
 宮城県漁協塩釜浦戸支所の千葉真澄運営委員長(69)は「無事な乾燥機械を共同で使い、ノリを復活させる。今こそ助け合いだ」と強調する。
 再開したとはいえ、汽船の運航は1日2往復と、震災前より5往復少ない。島民らは、便数の増加を望むとともに「港の復旧などは島民だけでは不可能。早急に公的支援を」と訴えた。
(阿部信男)


2011年03月27日日曜日

199チバQ:2011/04/04(月) 23:58:37
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110404/fnc11040412530006-n1.htm
韓国から船便客激減、キャンセル1万件・5割超 博多港
2011.4.4 12:51
 東日本大震災の影響で、韓国から福岡への船便の渡航客が大幅に減少している。釜山港と博多港を結ぶ航路で、震災発生以降1万件を超える予約キャンセルが発生しており、九州運輸局は「津波や原発事故の影響で観光客の渡航取りやめが相次いでいる」としている。

 運輸局が3月末に聞き取り調査をしたところ、大型フェリー「ニューかめりあ」で約3千件、高速船の「コビー」が約8800件、JR九州系の高速船「ビートル」で約600件のキャンセルが確認された。韓国人観光客の利用が多いコビーでは、キャンセル率が5割を超えているという。JR九州の唐池恒二社長はビートルの減便についても「状況を見ながら機動的にやっていく」と語った。

 九州の観光地のホテルでも予約取り消しが相次いでおり、運輸局は「大きな影響が出ている。外務省などと連携し、正確な情報発信をしていきたい」としている。

200荷主研究者:2011/04/09(土) 18:01:25

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13015735505963
2011年4月1日(金)茨城新聞
大洗港、中旬にも復旧しゅんせつ フェリー6月再開へ

 県は31日までに、被災した大洗町の茨城港大洗港区で6月のフェリー運航再開を目指して、航路確保のための緊急復旧しゅんせつ工事を行う方針を決めた。入札手続きに入っており、4月中旬にも着工したい考え。しゅんせつの規模は10万立方メートルで、工事期限は約2カ月の短さ。首都圏と北海道間の物流ルートの安定化を図るため、異例の迅速な大規模工事となる。

 県港湾課によると、今回のしゅんせつは、定期航路として大洗-北海道・苫小牧間に運航してきたカーフェリーの復活が目標。当面、運航ができる最小限の復旧工事とする方針で、入港時の安全確保に必要な幅120メートルの航路と、フェリーが回転するスペースを水深8メートルで確保する。

 大洗港区での航路維持のための従来のしゅんせつ工事は1年間で約2万立方メートル程度。しゅんせつ工事の性格が異なるため、単純に比較できないが、緊急復旧工事が異例の大規模工事となる。

 大洗港区で苫小牧港との間の定期フェリーを就航させてきた商船三井フェリー(本社東京)が暫定措置として東京-苫小牧間にフェリーを運航しているが、到着まで約10時間余計に費やすことになり、首都圏と北海道間の物流に大きなネックが生じていた。

 緊急しゅんせつ後は、精密な被害調査を行い、本格的な港湾内の復旧工事を行う予定。水深5メートル程度になってしまって大型船が接岸できない第4埠頭(ふとう)の整備などを行う。

 大洗町の小谷隆亮町長は「国、県に要望してきたところ。早速、対応していただきありがたい」と歓迎していた。

201アバクロ 激安:2011/04/11(月) 15:52:32
http://www.shopkonn.com/abercrombie-and-fitch-new-arrival.html
すみません、お邪魔します、
コメントさせていただきます、
よろしくお願いします^_^

202チバQ:2011/05/04(水) 19:04:43
>>178
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110502/dms1105021719013-n1.htm
“萌えキャラ”で苦境フェリー救えるか!2011.05.02


南海フェリーが生み出した美少女キャラクター高野きらら(右)と阿波野まい(同社提供)【拡大】
 和歌山、徳島両港を結ぶ南海フェリー(和歌山市)が、オリジナルの美少女キャラクターを生み出した。いずれも高校1年で和歌山生まれの「高野きらら」と「阿波野まい」。船旅になじみの薄い若年層へのPRを狙うが、高速道路料金の割引で苦境が続くフェリー会社を“萌えキャラ”がけん引できるか−。

 和歌山港そばの乗船券売り場に行くと、双眼鏡を手にしたセーラー服姿のきららのパネルと、両手を広げたまいの姿を描いたポスターが出迎えてくれる。2人は幼なじみだが、小学3年の時にまいが徳島に引っ越してしまい、高校に入ってフェリーで行き来するようになった−との設定だ。

 誕生の背景には、2009年3月から始まった高速料金の割引がある。旅客や積載する車が減り、南海フェリーは約25%の減収になった。

 逆風が吹く中、同社や和歌山、徳島両県などでつくる協議会で昨年「少女キャラでPRしたらどうか」との意見が出た。和歌山市のイラストレーター、もえぎ若菜さんにデザインを依頼し、公募していた名前は3月に決まった。2人の名字は和歌山の高野山と徳島の旧国名が由来となった。

203チバQ:2011/05/04(水) 19:05:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110429-00000279-mailo-l38
フェリーさんふらわあ:松山−大阪、あす廃止 1世紀の歴史に幕 /愛媛
毎日新聞 4月29日(金)15時42分配信

 ◇高速道割引で旅客激減
 松山と大阪を結んできた「フェリーさんふらわあ」(大阪市)の航路が30日、廃止される。「港の主役が消える」「寂れてしまわないか」。利用者や関係者からの惜しむ声や影響を懸念する声を受けながら、ほぼ1世紀にわたって親しまれてきた定期船が同日午後10時55分、松山から姿を消す。【中村敦茂】
 航路の歴史は、1912年にさかのぼる。前身の大阪商船が、松山寄港の大阪−別府間運航を始めた。しかし高速道路の大幅割引の影響で利用者が激減。昨年2月に下り便(別府行き)の松山観光港寄港がなくなり上り便(大阪行き)のみ1日1便となり、同年の利用者は約3万7000人だった。運航船は「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」(ともに全長153メートル、約9300トン)で、同港の発着船では最も大きい。
 港近くの水産会社員、中村嘉之さん(59)は若いころから出張や遊びでよく利用。「仲間とワイワイ言った船旅はいい思い出。立派な港があっても肝心の船がなくなっては仕方がない」。松山市に単身赴任中で大阪府茨木市の自宅へ帰るため月2回利用する製薬会社員、新田雅志さん(35)は「安さとゆっくり寝られ、大浴場もあって楽だった。廃止は本当に困る」と嘆いた。
 「さんふらわあ」の船体建造にかかわった今治市高部の元造船会社員、越智修さん(71)は今月下旬、「客を乗せている姿を見ておきたい」と乗船。同港を拠点にする個人タクシー運転手、石田力敏さん(65)は「大型船は港の主役だった。じわじわタクシー営業にも響くだろう」。港近くの料理店を営む由良理香さん(48)も「5年ほど前は便数も多かったが急に活気がなくなった」と嘆いた。
 本四架橋開通後も持ちこたえていた航路に打撃を与えたのは、高速道路の上限1000円割引。松山市では堀江港と広島県呉市との航路も閉ざされた。市総合交通課は「経済や観光にも影響する。国が船便を残す施策を取らなければ、またこういう事態が起きる」と相次ぐ航路廃止に懸念。県交通対策課も「存続してほしかった。高速割引以降、県も利用促進補助金や港湾使用料減免で対応してきたが残念」としている。

4月29日朝刊

204チバQ:2011/05/17(火) 20:43:02
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110517-OYT1T00376.htm
たこフェリー、再開メドなし船もなし

 兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第3セクター「明石淡路フェリー」(たこフェリー)が運航を休止してから、16日で半年を迎えた。


 当初は、今春に再開予定だったが、船舶購入のめども立っていない状況が続いている。今後、明石市、淡路市などの関係自治体と筆頭株主として事業を承継した淡路ジェノバライン(淡路市)が協議を進める方針だが、乗り越えるべきハードルは多く、再開には時間がかかりそうだ。

 明石港(明石市)近くの「魚の棚商店街」。新鮮な魚を目当てに観光客が集まり、たこフェリーとともに明石の街のにぎわい創出に一役買ってきたが、フェリーの休止後、客足は減少傾向にあるという。

 再開を要望する署名活動を展開した魚の棚西商店街の滝野幹也理事長(45)は「フェリーを利用する際に商店街で買い物という流れが途絶えた。一刻も早く再開してほしい」と訴える。

 対岸の岩屋港(淡路市)近くの温浴施設「美湯松帆の郷」では、入浴券とフェリー乗船券をセット販売していたが、来場者は休止前と比べて5%程度落ち込んでおり、担当者は「大打撃。淡路北部の観光施設は少なからず影響を受けたのではないか」と話す。

 4月の明石市長選で初当選した泉房穂市長は、就任時の記者会見で「フェリー再開にベストを尽くす」と語り、衆院議員時代の人脈や経験を頼りに、近く国土交通省に支援を要請する意向を示している。

 ただ、たこフェリーは従業員の退職金支払いなどに充てるため、船舶をすべて売却。現在の資産は1億円にも満たない。市関係者は「急流の明石海峡を運航出来る船舶ともなれば、最低2億〜3億円が必要だ」と説明するが、東日本大震災への対応で国家財政の見直しが進むなか、資金援助に、国が目を向けてくれるかは不透明な状況という。

 フェリー関係者も「まずは関係自治体が協力関係を構築し、知恵を絞ることが先決。国への交渉は最終手段だ」と指摘する。(東田陽介)

(2011年5月17日13時33分 読売新聞)

205チバQ:2011/05/17(火) 20:44:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20110511-OYT8T00050.htm
小豆島―神戸フェリー復活
7月6日から定期航路


坂手港に試験寄港するフェリー(小豆島町の坂手港で)=小豆島町提供  小豆島町は10日、同町坂手―神戸間のフェリーの定期航路が7月6日に開設されると発表した。ジャンボフェリー(神戸市中央区)が運航している高松―神戸便の1日4往復のうち2、3便が坂手に寄港する。小豆島と神戸を結ぶフェリーの定期航路は、1995年以来16年ぶりの再開となる。

 町によると、定期航路を復活させて観光振興につなげたいと、ジャンボフェリーに打診した。同社は、昨年開催された瀬戸内国際芸術祭で島を訪れる観光客が大幅に増えたことや、3月16、19両日に実施した坂手港への試験寄港の結果、乗客の増加が見込めると判断し、開設を決めた。

 坂手―神戸は約3時間。寄港しても高松から神戸までの所要時間はこれまでとほぼ同じ約4時間という。7月の開設に向け、同社は近く、事業計画の変更を国土交通省に届け出る。

 坂手―神戸間の定期航路は別の会社が運航していたが、利用客の減少などでフェリーは95年2月、高速船も2008年4月に廃止していた。

 高松市内で10日記者会見した塩田幸雄町長は「瀬戸内海の復権と小豆島の産業や文化の発展につながる」と述べた。

(2011年5月11日 読売新聞)

206チバQ:2011/05/22(日) 14:15:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000099-mailo-l28
ジャンボフェリー:神戸−小豆島復活へ 3年ぶり定期航路、7月6日就航 /兵庫
毎日新聞 5月20日(金)12時4分配信

 神戸−高松間を運航するジャンボフェリー(神戸市中央区)は19日、神戸運輸監理部に神戸−小豆島(香川県小豆島町)を結ぶ航路の許可申請を行った。定期便は08年に高速艇が廃止されて以来の復活となる。7月6日に就航する予定。
 小豆島と神戸は95年までフェリーの定期便が運航されていたが、利用者の減少により廃止。夏の観光シーズンなどに季節運航していた。昨年、瀬戸内海の島を舞台に開かれた瀬戸内国際芸術祭で観光客の利用が見込めることが分かり、小豆島町が定期航路の復活を要請していた。現在1日4便ある神戸−高松便のうち、3便が小豆島の坂手港に寄港する。
 ジャンボフェリーの加藤琢二会長は「神戸をターミナルとして交通のネットワークを充実させていきたい」、小豆島町の塩田幸雄町長は「京阪神と瀬戸内海の島々をつなぐ起点になると思う」と話した。【椋田佳代】
〔神戸版〕

5月20日朝刊

207チバQ:2011/05/22(日) 14:17:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004083664.shtml
神戸‐小豆島の定期航路復活へ 
 ジャンボフェリー(神戸市中央区)は19日、神戸港新港第三突堤と小豆島坂手港を結ぶ定期航路の開設を、神戸運輸監理部に申請した。認可されれば3年ぶりの航路復活。フェリー航路では16年ぶりという。


 同社によると、現在、神戸‐高松航路に就航している「こんぴら2」(3639トン、定員500人)と「りつりん2」(3664トン、同)を小豆島に寄港させる。1日3往復で、所要時間は3時間(夜行便を除く)。料金は大人片道1800円、往復2990円。乗用車は片道4490円(運転手1人の運賃を含む)などで、7月6日に運航を始める予定。これに伴い、現在の神戸‐高松航路もダイヤなどを一部変更する。

 香川県小豆島町の塩田幸雄町長は「フェリー航路復活は町民の悲願。神戸と小豆島を中心にした瀬戸内海の交流の起爆剤になれば」。小豆島には年間約100万人が観光に訪れており、約3万人の利用が見込めるという。神戸市の花木章・みなと振興部長も「神戸へもショッピングや観光に訪れてもらえたら」と話していた。

(広畑千春)

208チバQ:2011/05/22(日) 17:20:53
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110511000155
小豆島経由便が復活へ/ジャンボフェリー
2011/05/11 09:40

 ジャンボフェリー(神戸市)は7月から、現在1日に4往復している高松―神戸間を結ぶフェリーの定期航路について、一部の便を小豆島の坂手港経由に変更する。

 運航開始日は7月6日を予定。1日の便数は2、3往復を見込んでいる。今後、具体的なダイヤや料金を決定した上で、神戸運輸監理部などに事業計画の変更許可を申請する方針。

 小豆島町が昨年11月ごろ、ジャンボフェリーのオーナー会社の加藤汽船(神戸市)が以前、土庄―大阪間でフェリーを運航していたことを踏まえ協力を要請した。

 ジャンボフェリーの山神正義社長は、定期航路を開設した理由について「昨年の瀬戸内国際芸術祭や映画ロケ地としての実績に加え、夏には瀬戸内国際こども映画祭も控えている。観光地としての小豆島の魅力は大きい」などと説明。

 小豆島町の塩田幸雄町長は「海上交通が復権すれば、瀬戸内海の島々は元気になる。観光や産業が発展するよう、町としても最大限協力したい」と期待を寄せた。

 小豆島―京阪神の定期航路をめぐっては、人口減などを背景にフェリーが1995年に、高速船が2008年にそれぞれ廃止されている。

209チバQ:2011/05/28(土) 10:54:16
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001105270004
別府―大阪の航路、来年5月で100年周年
2011年05月27日

 別府と大阪を結ぶ航路開設と別府市旅館ホテル組合連合会の設立から来年5月で100周年になるのを前に、記念式典と別府湾周遊クルーズが28日に予定されている。船内などでの記念キャンペーンも始まる。


 別府―大阪航路は1912年5月28日に旧大阪商船によって開設された。フェリーさんふらわあ(大阪市)が今も夜行便を1日1往復運航している。


 28日から船内レストランで特別メニューを提供。グッズ販売もあるほか、秋には瀬戸内海の島々をたっぷり眺められる昼間に運航するツアーも計画している。


 実行委の上月敬一郎・別府市旅館ホテル組合連合会長は「東日本大震災の影響で別府でもキャンセルが相次いだが、負けてはならじと企画した。ぜひ(別府を)訪れてほしい」と話していた。(城真弓)

210名無しさん:2011/05/30(月) 23:28:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/244826
上海航路 来春定期航路開設 11月3日に第1便 HTB沢田社長など会見
2011年5月30日 21:39 カテゴリー:社会 九州 > 長崎

記者会見する沢田秀雄・ハウステンボス社長(左奥)と中村法道・長崎県知事=30日午後1時すぎ、長崎県佐世保市 大型リゾート施設、ハウステンボス(HTB)と子会社のHTBクルーズ、長崎県は30日、長崎県佐世保市のHTB内で記者会見を開き、HTBが来春に開設を目指す上海―長崎航路の運航計画の概要を発表した。

 計画では、県と上海市の交流15周年記念事業の一環として11月3日に1往復限定で試験運航。その後、船の本格改装を終え、中国人の観光客が増える旧正月に合わせて来年1月、週1―2往復の不定期の営業運航を実施して需要を探り、来春に当初計画した週3往復の定期運航に切り替える。

 船は長崎市の長崎港(松が枝国際ターミナル)と、上海港国際クルーズターミナルを約20時間で結び、運賃は片道7千―8千円。HTBは「ローコスト・エンターテインメント・シップ」と題し、船内に設置した劇場や映画館など移動中に楽しめる施設を充実させ、日中双方の観光地を紹介するブースも設置する。構想にあった船内でのカジノ運営は当面見送る。

 船は、今月17日ギリシャのクルーズ船運航会社から約30億円で購入済み。全長192・91メートル、幅29・42メートルで総トン数は3万412トン。1500人乗りで、車両輸送も可能な貨客船だ。ただ、しばらくは東日本大震災の影響を見極めるため、定員を700人に限定して客船として運航する。

 会見には沢田秀雄HTB社長と、中村法道長崎県知事らが出席。沢田社長は「ハイリスクな事業だが、九州の観光のためにも新航路を成功させたい」と述べた。

=2011/05/30 西日本新聞=

211チバQ:2011/06/03(金) 23:40:28
http://www.sankei-kansai.com/2011/06/02/20110602-053526.php
2011年6月 2日

船もう1隻もない 高速上限廃止 フェリー業界"恨み節"
 国土交通省が1日、高速道路の「休日上限千円」や地方で実施中の無料化実験の終了を発表したことに対し、経営に影響を受けていた他の交通機関からは場当たり的な国の交通政策を批判する声も上がった。

 兵庫県の明石市と淡路島を結んでいた第三セクター、明石淡路フェリー(兵庫県明石市、愛称・たこフェリー)。経営不振に加えて高速値下げなどによる利用低迷から、昨年11月に運航休止し、船はすでに売却されて一隻もない。同社再開準備室の担当者は「もう少し早くに(上限千円を)やめてほしかった」と“恨み節”を漏らす。

 上限千円だけで年間50億円の減収が見込まれると試算したJR西日本は無料化実験区間の多くがローカル線と並行しており、「少子高齢化が進む中、国は総合的な交通体系をどう構築するのかという視点が欠けたままだ。上限千円などの終了で済む問題ではない」(関係者)と批判する。

 一方、西日本高速道路の西村英俊社長は、1日の会見で「まずは(上限千円などの終了の)周知に全力をあげる」と述べ、料金所でのトラブル回避に向け、情報発信を急ぐ考えを示した。

 同社管内の4月の1日あたりの通行台数は前年同月比20・2%増の約302万9千台で、増加分の約8割が無料化実験による利用者と推定している。

212荷主研究者:2011/06/05(日) 22:12:27

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/241719
2011年5月13日 00:16 西日本新聞
九州・山口─韓国航路 10年度旅客27.4%増

 九州運輸局が12日発表した、九州・山口と韓国を結ぶ旅客船定期航路の2010年度の輸送実績は、前年度比27・4%増の約110万6千人で、2年ぶりに100万人の大台を回復した。ただ、東日本大震災や福島第1原発事故の影響で、3月単月では、前年同月比35・6%減の約5万6千人と大幅に減った。

 博多、下関、門司などから釜山、光陽を結ぶ高速船やフェリーの8社が対象。10年度は統計が残る1990年度以降、2番目に多かった。内訳は韓国人が前年度比47・0%増の約79万3千人、日本人が同5・5%減の約29万3千人だった。前年度に新型インフルエンザの影響で急減した韓国人の回復が大きかった。

 3月は、韓国人が前年同月比53・7%減の約2万5千人と半減。日本人は同5・0%減の約2万9千人だった。旅客急減を受け、長崎県・対馬(厳原、比田勝)−釜山の高速船が3月末から2カ月間、運休している。

 博多−釜山の高速船を運航するJR九州高速船(福岡市)によると、同社の4月の輸送実績は、前年同月比約4割減。韓国人は約7割減と厳しい。同社の橋内秀人取締役は「原発事故が終息しない限り、九州でも風評被害を払拭(ふっしょく)できない」と話している。

=2011/05/13付 西日本新聞朝刊=

213チバQ:2011/06/10(金) 19:36:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110609-OYT8T01174.htm
酒田港存在感増す


震災以降、入港隻数急増

 震災直後から被災地との中継地点として活躍してきた酒田港と山形空港に、明暗が見え始めている。新たな物資の取り扱いも始まった酒田港では、貨物船の入港隻数が引き続き高水準で推移。一方、新幹線や仙台空港が復旧した影響で、山形空港の利用者数は平年並みに逆戻りした。“震災特需”で終わらせないよう関係者は、継続利用の確保に知恵を絞っている。

 県などによると、3月11日〜4月30日の間、前年同期で82隻だった酒田港への貨物船の入港隻数は137隻に急増。宮城県石巻市などの工場が被災したため、飼料や肥料の取り扱いが前年比約11倍増となるなど、昨年同期の81種を大きく上回る128種を扱った。

 また、震災前の2月のコンテナ貨物の取り扱い件数は、輸出入合わせて415個(20フィート換算)だったのに対し、3月は811個、4月は過去最高の971個を記録。5月はさらに増えて1071個に上り、県空港港湾課は「酒田港の存在感は日増しに大きくなっている」と期待する。

 船の荷役などを担う酒田海陸運送では震災後、受注が通常時の3割増となり、倉庫を借りるなどして対応。担当者は「酒田まで船を回すコストはかかるが、リスク分散のために利用を考える企業が出てきた」と話す。

 飼料製造・販売会社「北日本くみあい飼料」の山形営業所(山形市)は、震災で宮城県石巻市や岩手県花巻市の工場が停止したため、酒田港を利用し、北海道や九州から物資を搬入した。

 4月中旬に被災工場が再開したため現在は酒田港を利用していないが、「緊急手段として今まで思いつかなかった船便という選択肢が認識できた。有事には航路を採用したい」とする。

 日本通運酒田支店によると、仙台港を利用していた県内企業が酒田港に物流拠点を移したケースもあるといい、「代替ではなく定着させることが大事」と話す。

 酒田市商工港湾課は、「定期航路の増便や倉庫数を増やしてハード面を整備するなど、長期的な視野を持つ必要がある」とする。

 一方、山形空港では5月31日までに全臨時便が終了。現在は通常ダイヤに戻り、日本航空が大阪(伊丹)便3便と、東京(羽田)便1便の計4便を運航している。

 臨時便は、震災翌日に大阪便を増便したのを手始めに、一時は全日空や北海道国際航空(エア・ドゥ)が中部便や札幌便などを運航。ピーク時には1日で往復計17便を運航した。

 空港利用者数は、3月が4万9327人、4月が6万9542人(速報値)と、昨年度の平均月間利用者数約1万5000人を大きく上回った。だが、山形新幹線が全線で運行再開し、仙台空港で臨時便運航が始まった直後の5月は1万7412人(同)に急減した。

 これに対し、県や空港周辺自治体などで作る「山形空港利用拡大推進協議会」は5月から、複数回利用した個人や企業に助成金を出す取り組みを開始。空港への到達手段を増やそうと、地元タクシー会社と連携した二次交通整備も進める。

 県山形空港事務所の佐藤和彦所長は「現在の飛行機は50人乗りのため、搭乗率は8割ほどを保っており、今後も維持できれば、増便へつながる」と期待する。

 県交通政策課では「震災時の増便に即座に対応できたのは、定期便があったから。空港の存在感を示すため、震災で初めて利用した人への継続利用を促していきたい」としている。

(2011年6月10日 読売新聞)

214チバQ:2011/06/22(水) 00:18:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000089-mailo-l12
セブンアイランド:館山に寄港 東京−伊豆諸島間の定期船を試験運航 /千葉
毎日新聞 6月21日(火)12時13分配信

 東京と館山を経由して大島などを結ぶ東海汽船(東京都港区)の高速ジェット船「セブンアイランド」が20日、館山港多目的観光桟橋(館山市)に寄港した=写真。定期便開設の可能性を探るための試験的な運航で、今年は三宅島まで足を延ばす。この日の第1便には東京(竹芝桟橋)から159人、館山港から48人の乗船客を乗せて時速80キロで伊豆諸島方面へ向かった。
 館山港では、歓迎のセレモニーが開かれた。館山港から乗船した客は「初めてなので楽しみ」「野鳥を観察してきます」と話しながら乗船した。
 20日から29日までの平日の8日間限定で、航路は東京−館山−大島−三宅島など3コースが設定される。片道料金は館山−三宅島間で8010円。同市みなとまちづくり課は「多くの方に利用していただき、定期便開設を目指したい」と期待を込めた。【米川康】

6月21日朝刊

215チバQ:2011/06/29(水) 23:06:31
1071 名前:チバQ 投稿日: 2011/06/28(火) 22:19:22
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001106280006
鞆港・走島間 フェリーが就航へ
2011年06月28日


来春にフェリーと交代する予定の定期船「第35神勢丸」=福山市鞆町

 福山市鞆(とも)町の鞆港と沖合の走島を結ぶ定期航路に、来春からフェリーが就航する。島側の要望を受けたもので、航路が開設された1963年以来、フェリーの就航は初めて。


 運営する走島汽船(岡森正人社長)によると、運航中の旅客船「第35神勢丸」(71トン、定員230人)が老朽化しているのに伴い、フェリーを新造し、切り替える。フェリーは旅客船と同規模で、2トントラック2台程度を収容できるようにする。


 鞆港の南東約7キロの沖に浮かぶ走島には約300世帯、約700人が住む。昨年11月、地元町内会などが同社や市にフェリー就航を求める要望書を提出。旅客船では、家電製品などを島へ運ぶのに車から積み替えなければならず、島外の事業者の福祉サービスも利用しづらいと訴えていた。


 岡森社長は「島民からの強い要望を受けてフェリーの建造を決めた。島の発展や生活の向上に役立てたい」と話している。


 フェリーは、鞆港に2カ所ある県営桟橋のうち、現在使われていない桟橋から発着する予定。周辺には放置された小型船や違法に設けられた桟橋があり、運航の支障になるため、県が所有者に移転を求める。(吉田博行)


1072 名前:チバQ 投稿日: 2011/06/28(火) 22:22:49
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106280184.html
鞆の不法浮桟橋2カ所撤去へ

 広島県は、福山市鞆町の鞆港東側に不法設置されている民間浮桟橋2カ所を撤去する。走島とを結ぶ定期航路に来春就航するフェリーの航行の邪魔になるためで、自主撤去に応じない場合は、強制的な措置に踏み切る。

 鞆港東側の岸壁には、約100メートルの区間に浮桟橋が4カ所並んでいる。うち2カ所は県営。残りの2カ所は二つの地元水産業者が許可なく設けている。県によると、不法な浮桟橋は少なくとも1970年代から事実上、黙認してきたという。

 フェリーは県営のうち、1カ所を補修して導入する。従来の旅客船より広い旋回範囲が必要となるため、不法浮桟橋の撤去を迫られた。もう1カ所の県営は漁船の係留用などに活用する。

 フェリー乗り場は当初、鞆港埋め立て・架橋工事に伴って新設する計画だった。計画が進まない中、旅客船が老朽化して更新が迫られているため、「暫定的な措置」(県港湾振興課)として県営浮桟橋の利用を続ける。

【写真説明】不法設置されている浮桟橋(手前)。奥は鞆―走島を結ぶ旅客船

216チバQ:2011/06/29(水) 23:30:04
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106290005
高速船 観光へ活路 
2011年06月29日

●蒲郡―伊良湖 陸路の半分1時間
【田原市 実験ツアー企画 来月21・24日、参加者募集】


 目の前に見えるのに、三河湾があるために行き来に時間がかかる愛知県の田原市と蒲郡市。両市の観光地を高速船で結ぶ実験が、夏休みの7月21、24日にある。両地域の観光資源を組み合わせて、新たな魅力を引き出せるかを検証するという。



 田原市には、島崎藤村の「椰子(やし)の実」や映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のロケ地で知られる伊良湖岬がある。一方、蒲郡市は複合リゾート施設「ラグーナ蒲郡」や西浦温泉、三谷温泉、竹島などで知られる。
 蒲郡市中心部と渥美半島の先端までは直線で約30キロ。田原市商工観光課によると、夏になるとラグーナ蒲郡で打ち上げる花火を田原市側で見られるという。しかし、陸路だと蒲郡―伊良湖岬間は約60キロで、車で2時間かかる。
 今回の実験は田原市が事業主体。伊良湖港を高速船で出発して蒲郡に向かうツアーと、ラグーナ蒲郡から伊良湖港に行くコースをそれぞれ用意する。
 例えば、初日に蒲郡の温泉街で宿泊した観光客が2日目にラグーナ蒲郡から船に乗り、渥美半島でメロン狩りやトウモロコシ、トマトなどの収穫を楽しむことができる。また、伊良湖岬で宿泊した客が翌日は蒲郡市に渡り、ラグーナ蒲郡で楽しんだり、三河木綿の機織り体験ができたりする。
 伊良湖港―ラグーナ蒲郡間は航路で約1時間。田原市の担当者は「船内では三河湾の観光案内も予定しており、海の旅も楽しめる」と話している。参加者にはアンケートを求め、課題を探る。
 ツアーの参加には、大人1人で2千〜4500円が必要。7月24日には無料の「伊良湖岬自然体験エコツアー」もある。JTB中部豊橋支店(0532・54・6712)で受け付けている。(小山裕一)

217チバQ:2011/07/02(土) 00:31:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110701-OYT8T00086.htm
「最後の青函連絡船」売却も 船の科学館
老朽化、9月で展示終了


展示を終えることなった最後の青函連絡船「羊蹄丸」 本州と北海道とを結ぶ最後の青函連絡船として22年間にわたり活躍した「羊蹄丸」が、展示先の船の科学館(品川区東八潮3)の一部改装に伴い、9月30日で展示を終了する。同館では今後について、「全くの白紙」としているが、新たな保存場所などが決まらない場合は、売却される可能性もあるという。

 羊蹄丸は1965年就航。青森港と函館港間の津軽海峡を約4時間でつないでいたが、青函トンネルの開通に伴い、88年に青函連絡船を引退した。その後、洋上の展示施設などに利用されていたが、96年から同館本館の岸壁で展示され、現役を退いた。

 建造から40年以上が経過して船体の老朽化が進み、近年は維持・改修費用が大きな負担になっていた。このため、同館本館がリニューアル工事で休館するのに合わせ、羊蹄丸の展示取りやめを決定。同館は「保存が可能かどうかも含めて、これから検討したい」と話している。

青函連絡船 旧国鉄が運営していた鉄道連絡船。初代は「比羅夫丸」で1908年に就航した。青函トンネルが開通するまでの80年間で、連絡船の利用客は計約1億6000万人に上り、計約2億5000万トンの貨物を運んだ。

(2011年7月1日 読売新聞)

218チバQ:2011/07/07(木) 19:26:29
>>205-208
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001107070002
阪神−小豆島航路 16年ぶり復活
2011年07月07日


 阪神地域と小豆島を結ぶフェリー定期便が16年ぶりに復活した6日、小豆島・坂手港では第一便を約500人が出迎え、お祝いムードに包まれた。航路の維持には観光客を増やすことが不可欠で、島を挙げた観光施策が求められる。
 ジャンボフェリー(神戸市)の神戸―高松間の1日4往復便のうち、3往復が坂手港経由となる。午前1時に神戸を出た第一便が午前7時10分、坂手港に着いた。地元の苗羽小の音楽部が演奏で歓迎し、島民も拍手で迎えた。
 ミニバイクで島を巡ろうと初めて来た神戸市兵庫区の男性会社員(28)は「日帰りできるようになったので小豆島に遊びに来た」。大阪府東大阪市の会社員億俊久さん(62)は「姉に会いに里帰りした。時間的にも費用面でも、とても便利になった」と話した。
 ジャンボフェリーの加藤琢二会長は「小豆島が神戸とつながれば、東京や関西空港経由で海外にもつながる新しいネットワークができる」と期待する。
 小豆島町は、ジャンボフェリーの利用客を年間2万〜3万人と見込む。同社は高速道路に対抗して料金を抑え、片道料金を大人1800円、乗用車4990円に設定した。県に支払う年間3千万円の坂手港の着岸料もあり、3万人を大きく上回る利用客がなければ赤字になるという。
 阪神と小豆島を結ぶフェリー定期便は、1994年に加藤汽船(神戸市)が、95年に関西汽船(大阪市)がそれぞれ大阪―小豆島間を廃止し、途絶えていた。塩田幸雄町長は「歴史的な一日だが、あくまで第一歩。観光客を増やし、島の活性化につなげたい」と話す。8月の瀬戸内国際こども映画祭や2年後の瀬戸内国際芸術祭に向けた準備を進める。

219チバQ:2011/07/10(日) 09:25:34
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110710/CK2011070902000192.html?ref=rank
乗客減る駿河湾フェリーに行政が支援 伊豆半島3市町が運賃割引導入
2011年7月10日

行政による割引制度が導入された「駿河湾フェリー」=静岡市の清水港で


 伊豆半島西部にある伊豆市、西伊豆町、松崎町が今年夏、土肥港(伊豆市)と清水港(静岡市)を結ぶ「駿河湾フェリー」の運賃割引制度を導入した。割引は、地元住民向けと、宿泊を伴う観光客向けの2本建て。不況や伊豆観光の地盤沈下で乗船客数が減少するなか、観光と生活の両面から需要を掘り起こす狙いだ。 (三島通信部・酒井健)

 7月上旬、土肥港発の平日午後の便。観光バスや自家用車の家族連れ、自転車持ち込みのツーリング客など、観光客の姿が目立つ。長野市の団体ツアーの女性バスガイドは「長野県民は、海を見るのが好きなので」と、海路を選んで伊豆半島に来た理由を説明する。

 仕事での利用者も。西伊豆町の特別養護老人ホームからの往診帰りという藤枝市の男性医師(70)は「西伊豆町は医師が少なく特養まで手が回らない。陸路は遠いので、もう10年以上、フェリーで通っている」と話した。

 運航会社のエスパルスドリームフェリー(静岡市)によると、乗船客数は2008年のリーマン・ショック以降の不況で年々減少。07年度の約28万1000人から、10年度は約17万4000人と激減した。原油高も追い打ちを掛け、05年度以降、赤字経営が続いている。本年度は東日本大震災の影響で、さらに乗客数が減ることが懸念されている。

 伊豆半島西部の3市町と県、同社が打開策として打ち出したのが、行政の助成による運賃割引制度だ。

 3市町とも初の試みとなる住民向け運賃割引は、市町別に7月中旬までにスタート。割引額は、自動車輸送料金が1台(運転手1人の旅客運賃込み)につき、西伊豆、松崎の両町が700円、伊豆市が2500円。運転手以外の旅客運賃は3市町とも、大人1人につき700円の割引となる。

 例えば、伊豆市民の大人2人が、普通乗用車1台で乗船する場合、通常料金の8200円が、5000円になる。

 6月1日から助成券の発行を始めた西伊豆町では7日時点で、町民222人が申し込み、計2045枚を発行。町企画調整課は「想定よりも多い」と手応えを口にする。

 一方、観光客向け乗船補助は、県内のホテル・旅館の宿泊客が清水港発の便に乗る際、県が9月末まで、自動車輸送料金の半額を負担。

 土肥港発の場合、伊豆市か松崎町に宿泊した観光客の乗用車1台(運転手含む)につき、伊豆市では2500円、松崎町は700円を負担。運転手以外は、両市町とも大人1人700円を助成する。3市町とも、利用総額が予算額(3市町合わせて630万円)に達した時点で、今季の助成を終える。

 民間フェリーの利用に対し、行政が助成金を出す理由は「震災後の観光不況対策」(県観光振興課)と「海上交通の活性化」(地元市町)。伊豆半島の住民に静岡市の店舗やレジャー施設を利用してもらう一方、県中西部や中部地方から伊豆半島への観光客を増やす狙いだ。伊豆市観光交流課の金刺重哉主幹は「駿河湾を横断する唯一の定期航路で、観光資源としても、交流の手段としても重要。利用者の層を広げ、航路を維持したい」と意気込んでいる。

■駿河湾フェリー 物流大手の鈴与と静岡鉄道が出資する「エスパルスドリームフェリー」(旧静岡観光汽船、いずれも静岡市)が2002年から、清水港(静岡市)−土肥港(伊豆市)間で運航しているカーフェリー。現在は「富士」(522人乗り、1554トン)1隻が、1日4往復している。

220荷主研究者:2011/07/10(日) 20:42:16

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110624/CK2011062402000103.html
2011年6月24日 中日新聞
ガーデンふ頭−金城ふ頭間に定期航路 中部運輸局認可

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/PK2011062402100054_size0.jpg

 名古屋市港区の名古屋港ガーデンふ頭と、金城ふ頭を結ぶ海上ルートの定期航路が誕生することが23日、決まった。それぞれのふ頭にある名古屋港水族館とJR東海の「リニア・鉄道館」を海からスムーズに回ることができるようになり、地域全体の活性化にも貢献しそうだ。

 中部運輸局が同日、定期便を事業認可した。定期便を運航するのは常滑フーズ(熱田区4番)。開始は7月9日で、土曜、日曜と祝日のみ。77人乗りの船で、6・5キロを25分で結び、一日6往復する。料金(片道)は大人700円、小学生350円、未就学児は大人1人につき1人無料。

 名港水族館の昨年の来場者数は170万6000人を超え、3月に開館したリニア・鉄道館もこれまでに39万人以上を集める。名港水族館やポートビルがあるガーデンふ頭と、リニア・鉄道館やポートメッセなごやがある金城ふ頭は、直接行き来する交通手段がなく、来場客の分散が課題となっていた。

 常滑フーズの渡辺英三会長(73)は「リニア・鉄道館には全国の鉄道ファンも集まる。船の運航でいろんな施設が楽しんでもらえるようになる」と話した。(問)常滑フーズ=電052(698)4611 (柚木まり)

221チバQ:2011/07/21(木) 20:44:23
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110721/biz11072114460014-n1.htm
韓国人に人気の対馬…釜山を結ぶJR九州高速船10月新設
2011.7.21 14:44

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対馬〜釜山航路に新規参入するJR九州グループの高速船「ビートル」
 JR九州は20日、博多港と韓国・釜山を結んでいる高速船「ビートル」事業について、長崎県・対馬と釜山の航路を今年10月1日に新設すると発表した。対馬は釣りやトレッキング(山歩き)スポットとして韓国人観光客の人気を集めていることから、同社では初年度3万2千人の利用者を見込むとともに、将来的に対馬でのホテル事業参入も目指す。

 子会社のJR九州高速船が運航し、釜山と対馬北部の比田勝(ひたかつ)港を平日1往復、土日2往復する。片道1時間10分で、料金7500円(大人)。対馬南部の厳原(いずはら)港と釜山を結ぶ航路も、新設に向けて準備を進めている。

 対馬−釜山間は韓国・浦項(ぽはん)の大亜高速海運が定期船をもっているが、東日本大震災後の3月末から6月中旬まで、一時運休していた。この運休期間中、JRに対し韓国や対馬から「(博多〜釜山の)ビートルを寄港させてほしい」との要望があり、臨時に対馬に寄港していた。

 この臨時便の需要が高かったことや、震災で落ち込んだ韓国から九州への観光客が回復基調にあることから、JRでは「就航2年目の平成24年度には採算ラインの乗客7万8千人に乗る」と判断。就航に踏み切った。JRでは27年度には9万6千人を目指している。

 JR九州の唐池恒二社長は「乗客の97%は韓国人になると見込んでいる。新規就航を機会に、対馬での宿泊や観光事業にも入っていきたい」と語った。

222チバQ:2011/07/24(日) 22:18:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110723-00000129-mailo-l15
日本海横断航路:県と中国側合意−−来月開設 /新潟
毎日新聞 7月23日(土)12時52分配信

 県は22日、ロシア・ザルビノ港を経由した日本海横断航路の開設について、中国吉林省と県、新潟市が合意したと発表した。開設は8月という。新潟港と中国を結ぶ航路の開設は、09年9月に運航停止した「北東アジアフェリー航路」以来。合意内容は、新潟港からザルビノ港を経由し、吉林省までを結ぶ。ザルビノ港から吉林省までの約70キロは陸路。県によると、当面は貨物船の運航になる見通し。現在、船会社を選定している。【小林多美子】

223名無しさん:2011/08/14(日) 22:57:16
>>184
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110811-OYT8T00091.htm
山川−根占航路 新フェリーが就航

山川―根占航路に就航した新造船「フェリーなんきゅう」  薩摩半島の指宿市と大隅半島の南大隅町を結ぶ山川―根占航路に10日、新造船の「フェリーなんきゅう」が就航し、山川、根占両港で本格運航開始を祝う式典が開かれた。

 同航路は2002年に利用客減などで一度廃止され、06年11月に再開したが10年3月に再び休止。県や両市町でつくる協議会の公募を受け、今年3月から南九船舶(鹿児島市)が19トンの小型フェリーで暫定運航し、大型車を積載できる新造船の導入準備を進めていた。

 新しいフェリーは136トン(全長約34メートル、幅約8・6メートル)。乗客95人、バスなど大型車2台と乗用車6台を積載できる。約50分で結び、1日4往復する。

 指宿市の山川港ではこの日、午前8時の第1便出発を前に式典が開かれ、住民ら約200人が出席。航海の安全を祈る神事に続き、豊留悦男市長が「本格運航は喜ばしい。利用促進のための支援をしていきたい」とあいさつした。テープカットの後、客が乗り込み、太鼓演奏や打ち上げ花火に見送られて出港した。

 南大隅町の根占港では午前8時50分頃、多くの住民らが見守る中、第1便が到着。降りてきた乗客に南大隅高生がビワ茶など町の特産品を手渡して歓迎した。森田俊彦町長は「新船導入で半島間の観光や交流が一層活発になる。安定運航のため、観光振興策や利用促進策などに取り組みたい」と語った。

 南九船舶の今村勝博社長は「船が大きくなることで、悪天候による欠航も減って利便性が高まる。より多くの人に利用してもらい、継続して運航できるよう努力していきたい」と話した。

(2011年8月11日 読売新聞)

224チバQ:2011/08/15(月) 20:36:18
>>217
http://www.asahi.com/national/update/0815/TKY201108150074.html
最後の青函連絡船タダでどうぞ 引き取り手ゼロなら解体船の科学館の別館として展示されている青函連絡船・羊蹄丸=東京都品川区、同館提供


 9月末で閉館する「船の科学館」(東京都品川区)が、展示している青函連絡船の羊蹄丸(8311トン)の引き取り手を探している。閉館で維持費の捻出が難しくなるためで、無償で譲渡する。同館は「貴重な文化遺産。ゆかりのある自治体や法人にぜひ」と呼びかける。

 羊蹄丸は、函館―青森を結んだ最後の連絡船で、青函トンネルの開通に伴い、1988年3月に引退した。船の科学館を運営する財団が引き取り、同館の別館として96年から一般公開していた。これまでに360万人が訪れたという。

 船の科学館は建物の老朽化のため9月30日で閉館が決定。再開をめざしているが、時期は決まっていない。電気や水道代など年3千万円の維持費がかかる羊蹄丸の管理も難しくなったため、希望者に無償で譲ることを決めた。エンジンは外されているが、海に浮かべることはできる。運搬費用などは譲り受けた人が負担する。

 船の科学館の清水潔さんは「重要な役割を果たした船。まだまだ多くの人に見てもらいたい」と話す。譲渡先は国内の自治体や法人に限り、見つからない場合は解体するという。問い合わせ先は同館将来計画課(電話03・5500・1117)。

225チバQ:2011/08/15(月) 20:39:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110812-OYT8T00007.htm
美浦渡船、最後の夏・・・開拓・観光支え95年

大橋開通で来月廃止


95年の歴史に幕を下ろす石狩川の「美浦渡船」。後ろが4代目船頭の国岡さん(奥に見えるのが美浦大橋) 美唄市と浦臼町の間を流れる石狩川の渡し船「美浦渡船」が、“最後の夏”を迎えた。昭和30年代までは生活の足として活躍、その後は観光用として存続してきた道内最後の渡し船だが、4代目船頭の国田忠英さん(70)に後継者がなく、船も老朽化したため今年9月に廃止されることになった。

 美浦渡船は1916年に開業した。生活用品や石炭を買い求める人たちの往来を支えてきたが、車社会になってからは、観光用として夏場だけ、両市町が共同運航してきた。

 国田さんは、浦臼町内で農業をする傍ら、管理人として船を守り続けてきた。大雨や洪水が心配される夜には、船が流されたり破損したりしないように川辺に車を止めて監視を続けたこともある。国田さんは、「きついと思ったことはなかった。船を守らないといけないから」と話す。

 しかし、今年3月には船着き場の近くに両市町を結ぶ美浦大橋が開通。後継者がいないことや、船の老朽化で両市町は、渡し船を廃止することで合意した。

 開拓期から人々の営みを支えてきた渡し船の廃止を惜しみ、今夏は多くの観光客が乗船に訪れている。砂川市から友人3人と訪れた今宣子さん(69)は「橋と川岸の木々の緑がマッチしてきれい。内陸で船に乗る機会はあまりないので、なくなるのはもったいない」。函館や釧路などからも乗りに来る人がいるという。

 国田さんは「事故もなく無事にやってこられたのは良かった。最後の年、出来るだけ多くの人に乗ってほしい」と話している。

 美浦渡船の営業は9月25日までで、基本的に土日と祝日のみ。乗船無料。予約制。希望者は国田さん(080・5593・5803)へ。

(2011年8月12日 読売新聞)

226チバQ:2011/09/03(土) 19:28:07
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109030043.html
音戸と宮島結ぶ高速船運航へ
 広島県は、NHKの大河ドラマ「平清盛」の放映が始まる来年1月から、呉市音戸町と世界遺産の島・廿日市市宮島町を結ぶ高速船を運航する方針を決めた。1年間限定で土日祝日の運航を想定。清盛ゆかりの地で企画展も予定される両町間を乗り換えなしで行き来できるようにし観光振興につなげる。

 高速船は音戸漁港と厳島港を約1時間で結ぶ。1月14日から乗員80人程度の船を使用し土日祝日に1日3往復する予定。県は運航を公募で選定する旅行会社に委託する。運賃は片道大人千円を見込む。

 海上交易を推進した清盛は音戸瀬戸を切り開き、信仰した厳島神社の海上社殿造営に尽くしたとされる。放映期間中、おんど観光文化会館うずしおと宮島歴史民俗資料館はそれぞれ清盛に関連する企画展を計画。ドラマの衣装や長さ約15メートルの木製の和船、独自の映像作品を紹介する。

 県によると両町間の移動は現在、定期航路などを乗り継いで最短約2時間、運賃は片道大人三千円程度。直航便の運航で観光客の利便性を高める。

 県は公募で選定する旅行会社に高速船を組み込んだツアー商品の企画を要請する。呉市の大和ミュージアムや廿日市市の宮島水族館「みやじマリン」など近隣観光施設への波及効果を期待する。

227チバQ:2011/09/08(木) 21:37:06
>>168
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110907-OYT8T01265.htm
大間―函館 フェリー新造費26億円


原発停滞 町財政不安の声も


大間―函館間を結ぶ現行のフェリー「ばあゆ」(7日、大間フェリーターミナルで)  大間町は7日、大間―函館間を結ぶフェリー航路の新造船について、プローポーザル(提案型)方式の入札の結果、造船会社を「内海造船」(広島県尾道市)に決めたことを明らかにした。建造費は26億400万円で、2013年4月の就航を予定している。町は12月定例町議会で建造契約議案を提案する。

 町議会の「大間・函館フェリー航路対策特別委員会」で町が報告した。フェリーが老朽化したため、航路存続を望む町が建造し運航会社が運航することが決まっている。

 町によると、建造費のうち、県からの支援金5億円を除いた21億400万円について、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」から5億円を借り入れ、残る16億400万円を過疎債で賄う。返済の一部として、14年に運転を始める予定の大間原発の固定資産税を充てる計画だ。過疎債は12年度から返済するが、15年度に固定資産税が入るまで返済額の7割が交付税として返還される。

 議員から「大間原発の工事再開のメドが立たない中、町の財政計画は成り立つのか」と不安の声が出たが、町側からは具体的な説明はなく、金沢満春町長は「今の計画は予定通り進めたい」と答えた。

(2011年9月8日 読売新聞)

229チバQ:2011/10/01(土) 09:35:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110930-00000092-mailo-l02
フェリー:大間−函館間存続問題 存続へ協議で一致 /青森
毎日新聞 9月30日(金)11時56分配信

 ◇大間町議10人、函館市議会訪問
 大間−函館間を結ぶフェリー航路の存続問題で、大間町議10人が29日、函館市議会を訪れ、意見交換した。同町内に建設中の大間原発を巡っては、函館市議会が「凍結」、大間町議会が「推進」で意見が対立しているが、フェリー問題は原発とは切り離し、存続へ向け協議することで一致した。
 同町などは1月、県の支援で老朽化が進む現行船に代わる2000トン級の新船を約26億円で建造し、運航を引き続き津軽海峡フェリー(本社・函館市)に委託する公設民営方式で合意。函館市も支援を表明している。
 意見交換では、石戸秀雄・大間町議会議長が「原発建設が凍結されれば固定資産税が見込めなくなり、(船の)大きさの再検討が必要になる」と発言。その場合、津軽海峡フェリーが撤退する可能性があるといい、函館市所有の岸壁を利用できるかを尋ねた。
 函館市議会側は「今後の検討課題」としながらも、「航路を守る」ため協力することを表明した。【近藤卓資】

9月30日朝刊

230チバQ:2011/10/01(土) 09:36:22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109280129.html
船客減などで大須港経由廃止シェアする


 広島港と三高港(江田島市)を結ぶフェリーを運航する芸備商船(広島市南区)は、経由する大須港(江田島市)への寄港を来年3月末で取りやめる。利用者減や燃料費の高騰が原因という。

 同社は今月、寄港をやめる申請を中国運輸局に提出しており、認可されれば正式に廃止が決まる。同社の平井康生業務部長は、寄港で年間約500万円の赤字が出ている現状に触れ「航路を守るための苦肉の策。説明を通じ地元の理解を得たい」としている。

 フェリーは広島―三高間を1日16往復。そのうち上下各6便が大須港に寄港し、旅客のみが乗降する。同港の1日の利用者は上下便それぞれ15人程度と低迷が続いている。

 同市では今春、市西部と広島を結ぶ西能美航路が再編されたばかり。市公共交通協議会の会長を務める正井嘉明副市長は「市としても代替交通手段を検討していく」と話している。

【写真説明】大須港に寄港した芸備商船のフェリー

231とはずがたり:2011/10/03(月) 00:51:46

高速船事業:種子島・屋久島航路を統合 岩崎と市丸で新会社 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111002-00000187-mailo-l46
毎日新聞 10月2日(日)13時2分配信

 ◇市丸社長「基本料金の値上げなし」

 種子島・屋久島航路で高速船「トッピー」を運航する鹿児島商船の岩崎グループと、「ロケット」を運航するコスモラインの市丸グループは9月30日、高速船を共同運航する合弁会社の設立に合意した、と発表した。29日付。来年1月の事業開始を目指す。
 両社によると、社長にはコスモラインの市丸隆二郎社長が就任する。新会社名は種子屋久高速船株式会社(仮称)で、資本金は4000万円。両社のほか、県や金融機関が出資する。合弁会社は7年契約で、両社が高速船を3隻ずつ提供し、計6隻で運航する。
 現在両社で鹿児島市と種子島・屋久島区間で1日計11往復を運航しているが、統合により8〜9往復に削減する方針で、市丸社長は「黒字化できる見通しが立っており、運賃の基本料金の値上げはしない」と話している。
 同航路の高速船事業は04年にコスモラインが新規参入して以降、値下げなどの競争が激化した。だが利用客数は伸びず、乗船率は平均で27%と苦戦。燃料費の高騰などもあり、両社の赤字が08年には計約20億円となるなど、島民から「共倒れするのでは」といった不安の声が上がっていた。市丸社長は「競争ばかりしていてもらちが明かない。島民のためにも健全な経営をすることがベストな選択だと思った」と語った。
 合意により、運賃を不当に廉売したなどとして、鹿児島商船がコスモラインを訴えていた訴訟は、鹿児島商船側が訴えを取り下げた。【黒澤敬太郎】

10月2日朝刊

232チバQ:2011/10/14(金) 22:41:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000021-maiall-bus_all
<関門海峡フェリー>来月末で運航休止 利用客減で赤字
毎日新聞 10月14日(金)19時55分配信

 山口県下関市の荒田港と北九州市小倉北区の日明港を結ぶフェリー運航会社「関門海峡フェリー」(本社・山口県下関市)は13日、来月末で運航を休止すると発表した。原油価格高騰による負担増に加え、関門トンネルの通行料金の値下げなどで利用客が減り、近年は赤字が続いていた。

 同社は1976年に設立。フェリーは両港間を1日15〜17往復していた。ピーク時(90年度)には年間約43万台の利用があったが、10年度には約16万8000台にまで落ち込んだ。減船や人件費削減などを実施したが、経営改善には至らなかった。

 運休に伴い、従業員18人は解雇する予定。事業譲渡や会社の清算も検討している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000077-mailo-l35
関門海峡フェリー:荒田←→日明港、運休に困惑 通勤通学の足奪われる /山口
毎日新聞 10月14日(金)11時28分配信

 下関市・荒田港と北九州市・日明港の間で約35年間運航していたフェリーが利用客減などを理由に来月末で休止することになった。両港にある運航会社「関門海峡フェリー」(下関市)の営業所には運休を伝える張り紙がされ、突然の知らせに困惑の表情を見せる利用客もいた。
 定期フェリーは彦島地区を中心とした市民が通勤・通学に利用するほか、高速道路などを通行できない大型特殊車両も年間約500台利用していた。
 しかし、02年度から昨年度までに燃料費が2倍になる一方、高速道路のETC割引制度などの影響で昨年度の利用車両台数は16万8000台で05年度(33万1000台)の約半分に落ち込んだ。同社は航路の存続に向け2隻あったフェリーを1隻に減らし、05、06年度と料金の値上げを実施。しかし、経営改善に至らず、12日に九州運輸局下関海事事務所に事業の休止届書を提出した。同社であった記者会見で南隆美社長は「利用客にご迷惑をおかけして誠に申し訳ない」と頭を下げた。
 商品の仕入れで20年以上、フェリーを利用してきたという北九州市戸畑区の生花店店主(40)は驚いた様子で「関門トンネルを利用するより便利だったのに残念。どうにかして存続できないのだろうか」と話していた。【松田栄二郎】
〔下関版〕

10月14日朝刊

233荷主研究者:2011/10/23(日) 01:18:59

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/261472
2011年9月3日 00:16 西日本新聞
博多−釜山 高速船参入 韓国の海運会社、2012年4月

 【ソウル神屋由紀子】韓国の海運会社「大亜高速海運」(浦項市)は2日、福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶ航路に来年4月、高速旅客船を就航させる計画を明らかにした。同社は現在、長崎県・対馬−釜山間で高速船を運航しており、新たに路線を拡大する。

 博多−釜山間には乗客定員300−400人規模の船を投入し、釜山港を母港に1日1往復する計画。夏の繁忙期には、対馬を経由するコースも想定。同社の保有船を使用するか、新たに調達するかは未定。日本側の提携先は今後探すという。

 博多−釜山間はJR九州高速船(福岡市)と韓国の未来高速(釜山市)が高速船を共同運航し、カメリアライン(福岡市)がフェリーを運航している。空路でも昨年、エアプサンが参入しており、福岡−釜山間の競争は激化している。

 大亜高速海運は「東日本大震災の影響でこの航路でも一時的に客足が遠のいたが、韓国の海外旅行は近年、増加傾向にあり、訪日韓国人の増加も期待できる」と参入の理由を説明している。

 同社は既に韓国国土海洋省との事前協議を終えており、年内に事業計画を届け出る予定。同省は「報告通りであれば受理する」としている。

=2011/09/03付 西日本新聞朝刊=

234チバQ:2011/10/23(日) 19:09:05
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004564052.shtml
たこフェリー再開「法的に問題」 明石市長 
 明石淡路フェリー(明石市、愛称・たこフェリー)が小型フェリー船を購入し、12月から単車、自転車、旅客輸送に特化した形で運航を再開させる計画を進めていることについて、株主である明石市の泉房穂市長が21日に会見を開き「車を運べないなら、たこフェリーではない」などとして、購入見合わせを求める意向を表明した。

 たこフェリーの株主構成は、淡路ジェノバライン(淡路市岩屋)=56%▽明石市=17%▽淡路市=11%▽南あわじ市=4%▽洲本市=2%▽自社保有=10%。ジェノバ社は淡路市と協議した上で、既に横浜市の海運業者から約200トンの小型フェリーを購入する手続きを進めている。

 これについて、泉市長は「たこフェリー社の取締役会が開かれておらず、法的に問題がある。実態はジェノバ社による小型フェリー船の購入なのに、たこフェリー社のお金を使うのはおかしい」と語った。

 一方、ジェノバ社の吉村静穂社長は「自分の会社のためではなく、市民のための運航だ。採算性から小型にならざるを得ないが、たこフェリーの再開だと考えている」と反論している。

(森本尚樹)

(2011/10/21 12:57)

関連ニュース

235チバQ:2011/10/23(日) 19:09:40
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004563073.shtml
単車や自転車向けで、「たこフェリー」再開へ 
 国の高速道路料金値下げなどによる収支悪化で、昨年11月から運航を休止している明石淡路フェリー(明石市、愛称・たこフェリー)について、同社が小型のフェリー船を購入し、12月に運航を再開させる方向で調整していることが20日、分かった。車は積まず、明石海峡大橋を通行できない125cc以下の単車と自転車、旅客を運ぶという。


 同社の株主である淡路ジェノバライン(淡路市岩屋)や淡路市が計画を進めており、20日は淡路、明石市とジェノバ社の担当者が協議を行った。今後、兵庫県とも最終的な調整を進めるという。

 関係者によると、購入する船は約200トン(121人乗り)で、所有する長崎県の海運会社と既に売買の仮契約を済ませた。購入資金には、運航休止後の事業清算で発生した残余金を充てる。

 船尾に車の乗降口があり、車5台の積載が可能だが、「二輪」の需要にターゲットを絞る。従来のフェリー乗り場は廃止し、淡路ジェノバラインの乗り場を発着する。

 運営はジェノバ社が担い、「たこフェリー」という愛称は存続させる。同社の定期旅客船の航路を使うため、新たな航路申請は不要という。1時間に1便程度の運航を想定し、12月1日の運航開始を目指している。

 ジェノバ社の吉村静穂社長は神戸新聞社の取材に「採算を考え、小規模の運航となったが、橋を通行できない単車や自転車の利用者、観光客の需要に応えられる。淡路の活性化にもつながるだろう」と話した。(森本尚樹、敏蔭潤子)


 <明石淡路フェリー> 2000年7月、明石海峡大橋の開通で廃業した明石フェリーの跡を継ぎ、明石市と淡路1市10町(当時)、甲子園高速フェリー(現ツネイシホールディングス)が出資して誕生した第三セクター。明石港‐岩屋港間にフェリー3隻を運航していたが、10年11月15日を最後に運航を休止していた。同12月、淡路ジェノバラインがツネイシ社の保有株を引き継いだ。

(2011/10/21 09:11)

236チバQ:2011/10/27(木) 22:03:19
>>218
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111027/kgw11102702270000-n1.htm
小豆島−神戸 定期フェリー復活 経済効果、3カ月で5億円 香川
2011.10.27 02:27
 7月に復活した小豆島(香川県)と神戸市を結ぶフェリー定期航路について、小豆島町は26日、9月末までの3カ月間の利用者が5万3614人と発表した。アンケート調査では約70%が観光目的で利用しており、島内の観光関連消費額は3億円、県全体の経済波及効果は5億400万円におよぶ。塩田幸雄町長は「新しい活気を得ている。これからは島が香川の玄関となっていく」と期待をふくらませる。

 9月後半に利用者541人を対象に行ったアンケート調査では、69・9%が観光やレジャー目的で利用。島外からの観光客368人のうち阪神地域からの利用が69・1%を占め、定期便復活で大阪、神戸方面からの観光需要が高まっていることをうかがわせる。

 また、小豆島での宿泊が全体の78・8%を占め、定期便を運航するジャンボフェリー(神戸市)の加藤琢二会長は「日帰り客が多くなると予想したが、島内観光にとって大きなインパクトだ。以前は団体ツアーがメーンだったが、個人や家族旅行も増えているようだ」と分析する。

 一方、朝の到着便では利用者を受け入れる飲食店や観光施設がほとんどないなど、朝や夜にサービスを提供する施設が不足していることが、新たな課題として浮き彫りになった。

 さらに、接岸する小豆島の坂手港には、車が上甲板から乗降できる設備がないため、出発遅延の原因になっており、町は県に整備を働きかけていく方針だ。

237チバQ:2011/11/04(金) 22:48:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000072-mailo-hok
ニュースプラス:日ロフェリーが存続危機 道、観光客掘り起こし /北海道
毎日新聞 11月4日(金)11時32分配信

 ◇稚内−サハリン・コルサコフ、石油・ガス開発一段落で利用急減
 就航から17年目を迎えた稚内市とロシア・サハリン州コルサコフ市を結ぶ「日ロフェリー」。道内唯一の国際定期航路で、6〜9月に運航しているが、今季も旅客や貨物は低迷したままに終わった。航路存続のために、道は来年に向け、観光客の需要を掘り起こしを図るが、サハリンは観光地として未整備で、その道のりは困難だ。【片平知宏】
 ■続く採算割れ
 「一度も(採算で)プラスにはなっていない。補助金をもらっても赤字だが、なんとか続けている状況」。99年から日ロフェリーを運航する「ハートランドフェリー」(札幌市)の担当者は漏らす。
 日ロフェリーは95年、経済交流を狙いに始まった。石油・天然ガス開発の「サハリンプロジェクト1、2」により、05年は貨物数7026トン、06年は旅客数6681人と、過去最高を記録。しかし、開発が一段落すると、需要は急減した。
 ハートランドフェリーは昨年、撤退を検討。稚内市が3500万円だった補助金を最大5000万円に増額し、15年までの継続が決まった。しかし、今年の計28往復の旅客は前年比約7%減の3629人で、採算のラインの7000人には遠く及ばない。貨物は約60%増えたものの、1169トンにとどまった。
 ■自然をアピール
 稚内市の佐藤秀志サハリン課長は「サハリンプロジェクト3で天然ガス掘削を始めている。14年に稼働予定で、需要増が見込める」と期待する。だが、プロジェクトには不透明な部分もあり、道は側面支援に乗り出した。
 サハリンの自然や食を楽しむ12の観光モデルコースを作り、10月に札幌と東京で、旅行会社への説明会を開いた。フェリーの旅客の約7割はロシア人で、日本人も交流事業の参加者が中心。航路維持には日本人観光客の利用増が必要なためだ。
 モデルコースの一つは、サハリンでの鉄道旅行がモチーフとされる「銀河鉄道の夜」を書いた作家・宮沢賢治の足跡を列車でたどる旅で、琥珀(こはく)採りや旧王子製紙工場跡の見学などを用意。このほか、日本では絶滅の危機にあるイトウ釣り、ダイビング、トレッキングなどのコースもある。
 ■静観の旅行会社
 サハリンでは石油・天然ガスの開発に伴いホテルやレストランなどの整備が進んだ。フェリーを利用し、観光目的の2人以上が事前申請すると、ビザがなくても72時間まで滞在できる。
 しかし、稚内港からコルサコフ港までは約5時間半。札幌や東京からサハリンを目指すには、稚内での宿泊が必要。サハリンは、交通の便が悪く、観光用バスがない。日本語の情報もなく、郊外ではトイレが未整備だ。
 道から観光モデルコース作りの委託を受けたJTBコミュニケーションズ北海道の担当者は「観光地ずれしていない住民との交流や自然など面白みはあるが、観光地としては未知の世界」と話す。
 説明会に参加した札幌の旅行会社の社員(48)は「サハリン側の受け入れ態勢も不安が残り、観光地というイメージがない。(世界の観光地など)行くべきところを行き尽くした人向けでは」と様子見の姿勢だ。

11月4日朝刊

238荷主研究者:2011/11/06(日) 12:41:25
>>232
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110150014.html
'11/10/15 中国新聞
関門フェリー、11月末で運休

 下関市の荒田港と北九州市の日明(ひあがり)港を結ぶ関門海峡フェリー(下関市)は、経営難を理由に11月30日を最後に運航を休止する。燃油価格の高騰に加え、高速道路の自動料金収受システム(ETC)割引の拡大による客離れも追い打ちをかけた。1971年から40年続いた航路が姿を消す。

 関門海峡フェリーは、同航路を71年から運航していた別の会社から76年に引き継いで事業を始めた。約3キロの両港間を片道約13分で結ぶ。約40分間隔で平日17往復、日・祝日15往復している。

 利用はトラック輸送や市民の通勤通学が中心で、関門トンネルや関門橋に乗り入れることができない工事用クレーンなど大型特殊車両も年約500台利用してきた。

 利用台数はピークの90年度で約43万台だったが、2010年度はピーク時の半分以下の約16万8千台に落ち込み、03年度から赤字が続いていた。

 従業員十数人は解雇する。南隆美社長は「航路を維持するために努力を重ねてきたが、今後好転する見込みもない。利用者には誠に申し訳ない」と話している。

239チバQ:2011/11/17(木) 22:22:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000216-yom-bus_all
経済総合市況株式産業たこフェリー八方塞がり、再開も撤退も資金不足
読売新聞 11月17日(木)15時23分配信


拡大写真
立ち入り禁止となっている「たこフェリー」の船着き場(兵庫県淡路市で)=原田拓未撮影

 兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第3セクター「明石淡路フェリー(たこフェリー)」の運航休止から、16日で1年が過ぎた。

 再開には数億円かけて新たに船を買わねばならないが、3セクには約8000万円しか残っておらず、自治体の支援なしでは事実上不可能な状況。撤退するにしても、桟橋などの撤去に膨大な費用がかかることから、関係者は先を見通せないでいる。

 3セクは、明石海峡大橋開通や高速道路料金値下げなどで経営が悪化し、筆頭株主だった広島県の造船会社が昨秋、経営から撤退。保有船売却や全従業員の解雇で負債を清算した。その後、同じ航路で高速船を運航する「淡路ジェノバライン」(兵庫県淡路市)が筆頭株主となって事業を継承し、今春再開を目指したが、道筋は今もついていない。

 関係者によると、再開にはフェリー購入が不可欠だが、中古でも2億〜3億円。さらに、船着き場がある明石、岩屋(淡路市)両港の土地代賃料や人件費などを含めると、年間で数億円の資金補填(ほてん)が必要という。

 一方、解散の場合は、両港湾にある桟橋の撤去費として約10億円を捻出しなければならない。

240チバQ:2011/11/17(木) 22:23:10
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0004621459.shtml
再開なお不透明 たこフェリー運行休止から1年 


淡路に向け明石港を出発するたこフェリー「最終便」。運航休止から1年となったが、再開のめどは立っていない=2010年11月15日
 明石海峡大橋を含む高速道路料金値下げ政策のあおりを受け、明石淡路フェリー(愛称・たこフェリー)が運航を休止して、16日で丸1年となった。この間、運航再開に向けて大きな進展はない上、国から支援を得るのは絶望的な情勢。運航主体である第三セクター、たこフェリー社の株主同士の思惑の違いも顕在化し、再開断念と三セク解散も現実味を帯びつつある。(森本尚樹、敏蔭潤子)


 昨年8月、三セクの株式の56%を保有していたツネイシホールディングス(広島県福山市)が明石、淡路市など他の株主に撤退意向を表明。同フェリーは同11月16日からの運航休止が決まった。

 明石市の北口寛人市長=当時=は淡路ジェノバライン社(淡路市岩屋)に経営参画を要請。明石と淡路3市の支援を前提に、2011年4月の運航再開を目指す方針が確認されたが、支援の枠組みなどをめぐり4市の足並みはそろわなかった。

 一方、明石市などは国から支援を得るため、4市と県、国などによる「明石海峡海上交通活性化・再生協議会」で調整を進めた。ただ、地域公共交通支援制度の海上交通の対象は、11年度から「離島航路」に限定。新たな制度が設けられない限り、国からの補助金は絶望的となった。

 そんな中、5月に就任した明石市の泉房穂市長は6月、淡路市の門康彦市長と会い「ボールは投げたので、後はよろしく」などと伝えた。これを受け、大橋を通行できない125cc以下の単車を輸送する手段の必要性を感じていた淡路市は、ジェノバ社とともに二輪車と旅客に特化した再開計画を進めた。

 だが、計画が表面化した10月、泉市長は「相当数の車が乗らないと『たこフェリー』ではない」と猛反発し、計画は白紙に。さらに、計画を実質的に進めていたジェノバ社の社長らを、泉市長が「特別背任罪にあたる」などと非難する事態にまで発展した。

 その後、明石、淡路3市と県は事務レベルの協議を重ねてはいるが、明石、淡路市の思惑の溝は埋まっていない。両市の担当者は「(三セク)会社の解散も視野に入れなければならない」とし、ジェノバ社は「関係市の態度が決まるのを待つしかない」としている。

(2011/11/16 09:30

241チバQ:2011/11/20(日) 11:32:11
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111120/art11112008170002-n1.htm
【探訪 防人の風景2011】
長崎県対馬 縮まる距離感、募る不安
2011.11.20 08:13 (1/2ページ)

航路が今月までに3社に増えた釜山ー対馬のフェリー。操舵室からは縦に長い対馬の島影が見えた=長崎県対馬市(鈴木健児撮影)
 韓国・釜山から新たに就航した高速船に乗り、国境を越えて日本の対馬を目指した。出港から約40分。対馬にある航空自衛隊のレーダーが見えた。船はわずか2時間弱で対馬の厳原(いづはら)港に到着した。

 対馬−釜山航路は、今年10月まで韓国資本1社の運航だったが新たに2社が参入。日系1社、韓国系2社の計3社になった。人口約340万人を擁する韓国第2の都市は、対馬にとって日帰り可能な、より身近な存在になった。

 対馬を訪れる韓国人は年間5万人を超え、多くは観光が目的。だが、釜山で出国手続き後に免税店でブランド品を大量購入、対馬に3時間だけ滞在して釜山にとんぼ返りし、品物を仲買に転売するのが目的の若い韓国人女性も多い。

 対馬は人口約3万5千人、面積約700平方キロ、南北約80キロの島。北部の展望所から朝鮮半島までは49・5キロ。晴れた日には釜山がよく見える。

 これだけ近いと古くからの関わりも深かった。飛鳥時代の667年。白村江の戦いに敗れ百済の遺臣らとともに築いた金田城(かなたのき)は日本最古級の城跡ともいわれる。江戸時代には朝鮮通信使が国書交換で訪れ、対馬藩の先導で江戸に向かった。鎖国時代、朝鮮半島との唯一の窓口は対馬だった。

 今、対馬は経済的に国内からは遠く、韓国からは近い存在になっている。東京から福岡経由で出向くと正規料金は往復約10万円。これに対し、格安チケットで釜山を経由して対馬に入ると、航空券とフェリー代、計3万3千円で往復が可能だ。

 国内移動なのに韓国経由では3分の1になる皮肉。東京からの帰省は釜山経由で、との話も聞く。

 身近な釜山だけに対馬島民の見方は複雑だ。「対馬の10倍ある巨大市場。大きなチャンスととらえるべきだ」と飲食店経営の平山満和さん(59)は期待を込める。これに対し、対馬唯一のしょうゆ製造の5代目、江口豊隆さん(46)は「経済交流と国防は別。韓国人の本音は読めない。国境に暮らす者として不安が絶えない」と漏らす。

 664年に九州、壱岐と並んで辺境守備兵が配置された“防人”の島。昔も今も、隣国と“適度な距離感”を保つためには、絶妙なバランス感覚が求められている。(写真報道局 鈴木健児)

                   ◇

 「探訪」の動画は、「産経フォト」photo.sankei.jp.msn.comまたは「YouTube」産経新聞チャンネルでご覧になれます。

242チバQ:2011/11/21(月) 21:37:11
>>241
〉東京から福岡経由で出向くと正規料金は往復約10万円。これに対し、格安チケットで釜山を経由して対馬に入ると、航空券とフェリー代、計3万3千円で往復が可能だ。
〉 国内移動なのに韓国経由では3分の1になる皮肉。東京からの帰省は釜山経由で、との話も聞く。


正規料金と格安運賃とで比較しちゃダメでしょ....

243チバQ:2011/12/20(火) 20:54:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20111219-OYT8T01239.htm
存続か廃止か 航路定まらず
沼津〜土肥港定期船


航路の存続が危ぶまれている沼津〜土肥を結ぶ定期船。住民の「生活の足」であると同時に富士山を海上から望める観光資源でもある  戸田運送船(沼津市、山崎元社長)が運航する沼津港〜戸田港〜土肥港を結ぶ定期船が存廃の危機に直面している。会社側は経営不振を理由に今年度末での運航廃止を表明する一方、行政からの補助金増額による継続を模索。住民は「生活の足」として存続を沼津市に要望した。同市は観光面での重要性を認めつつも、補助金の増額には二の足を踏む。航路は大きな岐路にさしかかっている。(山田博文)

 ■会社の思惑

 同社が今年度末での運航打ち切り方針を固めたのは11月中旬。伊豆箱根鉄道が2003年に撤退して以降、行政から補助金を受け運航してきた。補助金は旧戸田村時代の03年度から始まり、05年度から沼津市が年1500万円を支給しているが、山崎社長は「赤字続きで補助金の増額がないと、運航継続は不可能」という。

 利用客は05年度の4万3000人をピークにじり貧となり、10年度は2万2000人。赤字額は補助金があっても年平均で1000万円に達する。同社も経費削減のため船を更新したり、人員削減や駿河湾クルージングを導入するなど「利益を上げられる努力は全てやった」という。

 そこへ3月の東日本大震災。全利用者の7割を占める観光客は減り、4〜9月の利用者は前年の6割に。減便などで対応したが、展望は開けず、「現状の補助金の増額がないと、やめざるを得ない」と、今年度末での撤退方針を決めた。

 ■不快感

 山崎社長によると、震災による利用者減のため、今年の夏頃、沼津市の担当部署に航路から撤退する意向を伝えたという。

 だが、市側は減便は了承したが「撤退の話はなかった」との認識。栗原裕康市長は今月9日、存続要望に訪れた住民に同行した山崎社長に「新聞報道で(撤退方針を)知った。補助金の増額がないと来年度から運航できないという話ですか」と不快感をあらわにした。

 市長は、船が住民の足であることを認めつつも「代替もある」とバスの存在を指摘。ただ「無くなると観光面の魅力は薄れる」とその重要性にも言及した。

 そのうえで「赤字が出たから補助金を上げろというのでは、毎年投入額が上がる。利用客が増えるように(お互い)考えなければ。税金を使う話なのでよく検討させていただきたい」と述べるにとどまった。

 ■住民は

 存続を求める署名は戸田地区の住民の半数に当たる1619人に達した。中川勉・同地区連合自治会長は「通院、買い物に使う高齢者もいる。交通弱者の足を確保してほしい」と訴える。

 船では市の中心から戸田、土肥地区まで、陸路の半分の時間で行ける一方、沼津〜戸田間が往復3600円かかるため「ほとんど乗ったことがない」という住民も少なくない。

 04年10月に台風で陸路が寸断され、戸田地区が孤立した時、同航路が住民生活を支援したこともあるなど、防災面での役割もある。

 市財政が窮迫する中、無条件での補助金増額はあり得ない。今後、観光客や地元住民にいかに多く利用してもらうかを考えつつ、存続の道を探るべきだ。

(2011年12月20日 読売新聞)

244チバQ:2012/01/09(月) 13:24:25
http://www.nnn.co.jp/news/120109/20120109010.html
国際クルーズ客船の寄港地に 境港が注目集める
2012年01月09日

 鳥取県・境港が国際クルーズ客船の寄港地として、注目を集め始めた。境港管理組合の誘致活動が実り、5月以降に韓国の船会社が運航させる「ハーモニー・プリンセス」が10回以上寄港するほか、6月には2千人を乗せた大型客船「コスタ・ビクトリア」もやって来る。その一方、境港が日本海側の国際クルーズの拠点を目指す上で、大型客船専用ターミナルの整備も避けて通れない課題となってきた。 


境港に寄港したクルーズ船「ふじ丸」。ことしは国際クルーズ船の寄港地として熱い視線を浴びる=2009年9月撮影

■過去3年上回る
 コスタ・ビクトリアはイタリアの船会社の所有で、韓国の旅行会社が期間限定でチャーターして運航。中国発で韓国を経由、日本国内の日本海側の複数港に寄港する。境港には6月上旬に寄港予定。船体は約7万5千トンと、環日本海定期貨客船「DBSクルーズフェリー」の約5倍の巨大さ。過去に境港に寄港したクルーズ船の中でも最大規模となる。

 さらに5月以降は、韓国の船会社が運航するハーモニー・プリンセスも寄港を予定。乗客定員は約1千人。県国際観光推進課は「ことしのうちに十数回来るとの情報が入っている」と話している。

 日本海側では博多港が国際クルーズ船の拠点とされてきた。境港へのクルーズ船寄港回数は、2009年が9回、10年が10回、11年が4回で、半数以上は日本船籍だった。ところがことしは、既に国際クルーズ船の寄港回数だけでここ3年の数字を上回る見通しだ。

■国際認知進む
 境港に国際クルーズ船が入り始めた大きな理由として、県はアジア・クルーズ・ターミナル協会(ACTA)への加入と、国際見本市への出展を挙げる。

 境港は、アジア各港を巡るクルーズ船の誘致を目的に昨年11月、シンガポールや中国など6カ国7港で設立されたACTAの一員。日本国内では境港と神戸港の2港のみが加入した。さらに同月、シンガポールで開催された有力クルーズ船会社が集まる国際見本市に、日本から唯一、ブースを出展した。この時期以降、米国やイタリア、オーストラリアなど各国の船会社などから問い合わせが入り始めたのだという。

 同組合はさらに、世界最大規模の13万トン級の大型船の誘致活動を進めており、寄港が実現すればさらに注目度を増すのは確実。組合管理者の平井伸治知事は「新年度への布石も含め精力的にクルーズ寄港を目指していきたい」と意欲を見せる。

■整備が鍵に
 課題もある。現在、DBSクルーズフェリーは昭和北岸壁の暫定の国際旅客ターミナルを利用。不定期寄港の大型客船は木材などの荷下ろしが行われる昭和南岸壁を利用しており、港湾関係者は「玄関口の景観として最適とは言えない」と口にする。大型客船専用のターミナルの整備が急がれている。

 県などは、国に境港市竹内団地の夢みなとタワー横に国際フェリーターミナルの整備を要望しており、新年度予算で新規事業採択されるかが焦点。境港は昨年、国の背後観光地クルーズの日本海側拠点港に選定されただけに、関係者の期待も高まる。県国際観光推進課も「専用ターミナルができれば誘致の際の大きなメリットになる」としている。

245荷主研究者:2012/01/22(日) 14:26:17

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011122721222648/
2011/12/27 23:30 山陽新聞
宇高航路、トラック利用減少続く 割引実験中間まとめ

 宇高航路(玉野市宇野―高松市)の運航2社や関係自治体などでつくる宇高航路活性化再生協議会は、11月21日から行っている平日深夜のトラックと乗用車の運賃を割り引く社会実験(来年2月末まで)の中間実績を27日まとめた。重要視するトラックは割引率を高めに設定したが、前年と比べ1割以上減。減少に歯止めは掛かっていない。

 13日までの平日16日間の計320便で調べた。前年同期比で、乗用車は628台(1・16倍)で87台増えたもののトラックは297台減の1994台(0・87倍)。合計でも210台減の2622台(同0・93倍)と落ち込んだ。

 同協議会によると、瀬戸大橋の通行料金割引拡大が始まった2007年ごろからトラック利用は毎月前年を4?1割割り込んでいる。事務局の玉野市商工観光課は「割引で減少幅は狭まったが、依然として厳しい状況」としている。

 社会実験は、航路存続に向けて適切な運賃設定を探る狙い。平日午後9時40分?翌午前3時40分に出港する便のトラックと乗用車運賃を20?40%割り引いている。

246チバQ:2012/02/12(日) 12:06:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20120207-OYT8T01181.htm
沼津〜土肥定期船存続へ



.1日2往復に減 需要に応じ不定期便も


航路存続の見通しとなった沼津〜土肥を結ぶ定期船。海から富士山を望める観光の目玉でもある(昨年12月、沼津港で)  戸田港を経由して沼津港と土肥港を結ぶ定期船を運航する戸田運送船(沼津市)が、赤字のため3月末での航路撤退を表明している問題で、同社が定期便数を減らすことで4月以降も事業継続することが7日、わかった。

 沼津市などによると、同社が求めていた市の新年度の補助金増額は見送られたが、利用客の需要に合わせて不定期便などを導入し、同社の増収を図ることで折り合いが付いたという。

 同航路は戸田地区住民の「生活の足」であると同時に、船上から富士山が望めるため、首都圏の観光客の人気も高い。しかし、毎年赤字続きのため、戸田運送船は2005年度以来、市から年1500万円の補助金を受けている。

 11年度は東日本大震災の影響もあり4〜9月の利用客が4割減少。同社は昨年11月、「補助金が現状のままでは事業継続は不可能」と、補助金増が無い場合は今年度末で撤退すると表明した。これに対し、戸田地区の住民や観光関係者らが12月、住民の半分に当たる約1600人分の署名を添え、市に存続を要望していた。

 航路の観光資源としての価値を重視する市は、苦しい財政事情から補助金増額はできないものの、航路を維持する方法がないか同社と協議。その結果、補助金の額を維持したまま、現在の1日4往復を2往復に減便し、季節や曜日など、利用客の需要に応じて不定期便を運航することで、航路を維持することになった。

(2012年2月8日 読売新聞)

247チバQ:2012/02/21(火) 23:19:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000241-mailo-l33
宇高航路:存続を 玉野市長、知事あて要望書 /岡山
毎日新聞 2月14日(火)14時17分配信

 玉野市の黒田晋市長は13日、県庁を訪れ、宇高航路の存続を国に働きかけるよう求めた石井正弘知事あての要望書を、平出純一・県土木部長に手渡した。
 要望書は、国土交通省が示した本州四国連絡道路の料金を一般高速道路と同じ料金体系とする値下げ案などを受け、「存続問題の最大原因は高速道路や本四架橋の引き下げ措置によるものであり、国による抜本的かつ緊急の対策が不可欠」と指摘。県に対し、恒久的な存続のための支援策や公平でバランスの取れた総合的な交通政策への転換を国に求めるよう要望している。
 黒田市長は「通行料金が下がることに異論はない。しかし瀬戸大橋は台風などでの通行止めや、特殊車両は通れないなどの問題もあり、代替路線としてのフェリーは必要だ」と訴えた。これに対し平出部長も「現在国と議論しているのは料金問題だが、さまざまな形で存続問題も伝えたい」と応じた。
 黒田市長は「国策で通行料金を下げるのなら、代替輸送にも国が方策を考えてバランスを取るべきだ」と話した。【江見洋】

2月14日朝刊

248チバQ:2012/02/21(火) 23:19:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000195-mailo-l28

たこフェリー:乗り場に貸し駐車場、あすから営業 再開めど立たず暫定利用 /兵庫
毎日新聞 2月14日(火)12時56分配信

 運航を休止している「明石淡路フェリー」(たこフェリー)の明石港乗り場(明石市中崎2)に、乗用車99台を収容する貸し駐車場が設置された。フェリー再開のめどが立っていないことから、乗り場を所有する「明岩海峡フェリー」が暫定的な利用を決めた。15日から営業する。
 明岩海峡フェリーはかつてフェリーを運航していたが、現在は財産保全会社となり、00年から運航を受け継いだたこフェリーに乗り場用地を貸していた。しかし、運航休止(10年11月)翌年から賃貸料が支払われておらず、一方で土地の固定資産税が年間約1000万円と負担となっていることから活用法を検討していた。
 運航再開時に乗り場としての再使用を明石市が要望しており、再開された場合でも対応しやすい貸し駐車場に決めた。乗り場(約8500平方メートル)の約6割のスペースを民間駐車場運営会社に貸与する。10年度から明石観光協会に貸与している大型観光バス駐車スペース(10台分)は継続する。
 明岩海峡フェリーの一色範彦社長は「恒久的な活用方法はたこフェリーの動向を見極めて決める。有期限の活用で少しでも赤字を減らしたい」と話した。【南良靖雄】
〔神戸版〕

2月14日朝刊

249チバQ:2012/02/28(火) 21:52:13
>>165>>169
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202260003.html
下関―韓国光陽フェリー運休
 下関市と韓国・光陽市を結ぶ定期フェリー「光陽ビーチ」が1月末から運休していることが24日、分かった。運営会社の光陽フェリー(光陽市)が経営難に陥り、運転資金の調達が困難となった。

 同社の日本側代理店や下関市によると、光陽フェリーは昨年1月に就航。年間6万人程度の利用を目指したが、東日本大震災の影響などで韓国人旅行客の利用が伸び悩み、1年目の利用客が約3万3千人にとどまったことが経営を圧迫した。

 光陽市に近い麗水市で5月から国際博覧会(麗水万博)が開かれる。日本人旅行客の増加が期待できることから、光陽フェリーは光陽市と協力して新たな出資を呼び掛けており、4月1日の運航再開を目指しているという。

250チバQ:2012/03/11(日) 11:12:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120310-00000097-jij-bus_all
三光汽船、私的整理へ=事業再生ADRを活用
時事通信 3月10日(土)13時0分配信

 中堅海運会社の三光汽船(東京)が、私的整理の一種である「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を活用し、経営再建を目指す方向で最終調整していることが10日、分かった。海運不況や原油価格の高騰で資金繰りが悪化していた。
 三光汽船は1985年に会社更生法の適用を申請。負債総額5200億円と、当時としては戦後最大の企業倒産となった。98年に会社更生手続きを終え、事業を継続していたが、再び業績が低迷。2011年3月期は連結純損益が141億円の赤字となっていた。

251チバQ:2012/03/11(日) 11:12:49
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120310/biz12031001370000-n1.htm
三光汽船、私的整理へ 戦後最大の破綻会社、再び苦境に
2012.3.10 01:37
 中堅海運会社の三光汽船(東京都千代田区)が、第三者機関の「事業再生ADR」を活用し、金融機関による支援で再建を目指す私的整理に入る方針を固めたことが9日、分かった。週明け12日にも発表する。世界的な海運不況に加え、円高や原油高騰の影響で資金繰りが悪化した。同社は昭和60年に会社更生法の適用を申請し、負債総額5200億円と当時としては戦後最大の経営破綻となった。

 同社は平成10年に更生手続きを完了し、事業を縮小して業務を続けてきた。しかし、再び苦境に陥り、平成23年3月期決算では、141億円の最終赤字を計上していた。海運業界では、コンテナ船の供給過剰で運賃が大幅に下落し、大手海運会社も軒並み最終赤字となっている。

 ADRは経営不振に陥った企業が、事業を継続しながら再建を目指す私的整理の手法の一つ。法的整理に比べて手続きの期間が短く、早期の再生が可能。ただ、すべての取引先の金融機関の同意が必要で、調整が難航する可能性もある。

252チバQ:2012/03/14(水) 22:09:08
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001203140001
寂しい別府初寄港/韓国クルーズ船
2012年03月14日


別府に初寄港した韓国クルーズ船「クラブハーモニー」=別府市の別府国際観光港

 韓国のクルーズ船「クラブハーモニー」(2万5558トン)が13日、別府国際観光港に初寄港した。ただ、乗客定員1千人に対し、韓国からの乗客は99人と寂しい初寄港となった。


 ハーモニー号は12日に韓国・釜山を出港し、福岡に次いで別府に寄港した。午前7時ごろ、三味線の演奏に迎えられ着岸した。乗客の約半数が早速、バス2台で湯布院や温泉体験といった観光に出かけた。


 船上では歓迎式があり、別府市の浜田博市長が「別府市は韓国木浦市と姉妹都市になっており、別府寄港に縁を感じる。乗客のみなさんに楽しく過ごして頂きたい」とあいさつ。船会社のハーモニークルーズ社(韓国ソウル市)を代表してイ・ヒョンシク船長が「温かいおもてなしに感謝する。多くの韓国人が訪れるようご協力を」と話した。


 乗客が少なかった点について、イ船長は「日本向けクルーズは始まったばかりでPRが万全でなく、韓国の新学期と重なったことも響いた」と述べた。27日の2回目の乗客は約800人の見通しと説明した。


 韓国からの日本向け観光クルーズは2月にスタートした。別府初寄港は2月7日の予定だったが、船会社の都合で遅れ、寄港回数も当初の年6回から4回になった。(尾立史仁)

253チバQ:2012/03/22(木) 21:56:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203180117.html
木江―宮浦航路を廃止へ

 愛媛県今治市の大三島ブルーライン(赤尾宣宏社長)は、10月1日をめどに広島県大崎上島町の木江港と今治市大三島町の宮浦港を結ぶ航路を廃止する。木江港を経由して宮浦港と今治港を結ぶ航路も縮小。木江―今治間の運航へと変更したうえで、快速船を廃止してフェリーに一本化する。利用者低迷や燃料油価格の高騰などで航路再編を迫られた。

 木江―宮浦間は現在、フェリーと快速船が計1日5往復している。2010年の輸送実績は旅客1万2534人だったが、11年は8855人に落ち込んだ。車両は横ばいだった。島の少子高齢化などが原因とみられる。

 宮浦―今治間はフェリーが1日2往復、快速船が同3往復している。木江―今治間に航路を短縮し、フェリーのみ1日1・5往復とする。

254荷主研究者:2012/03/31(土) 19:18:49

http://www.logistics.jp/headlines/20120216-001.html
2012年02月16日 物流ニッポン
関門海峡フェリー廃止

重量物、海渡れず、福ト協・山ト協、緩和措置要望へ

 北九州小倉北区日明港と山口県下関市を結ぶ関門海峡フェリーが昨年11月30日に運航を取りやめたことで、重量物輸送に支障が出ている。関門橋と国道2号関門トンネルには、それぞれ通行制限が設けられており、総重量44トンを超える特殊車両は総重量60トンまで乗船できる関門海峡フェリーを利用していた。福岡県トラック協会の重量部会(木村修一部会長)と山口県トラック協会の重量部会(大嶋鉄雄部会長)は、全ト協に通行制限緩和措置を念頭に要望活動を検討。全ト協は3月末までに関係行政に対し、関門橋とトンネルの通行制限緩和を含め、全国的な緩和措置を求める要望書を提出する見通しだ。

255名無しさん:2012/04/02(月) 21:31:47
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39546
種子屋久高速船が開業 2社統合、安定経営誓う
(2012 04/01 22:00)
種子屋久高速船会社の開業を祝いテープカットする関係者ら=1日午前7時10分、鹿児島市本港新町の高速船ターミナル 岩崎、市丸両グループが設立した新会社「種子屋久高速船」が1日、種子屋久航路での高速船事業を開始した。鹿児島発着ダイヤはこれまでの計11往復から2往復減り、9往復となった。料金は据え置いた。
 第1便が鹿児島市の鹿児島港から種子島、屋久島に向けて出発するのに合わせて鹿児島港で開業式があり、市丸隆二郎社長は「安全、安心で快適な船旅をこれまで以上に提供したい」とあいさつ。西之表市の西之表港でも式典があり、両グループの関係者らが安全運航と安定経営を誓った。年間利用客80万人、売上高40億円を目指す。
 同航路は、市丸グループのコスモラインが参入した2004年以降、両社が値下げ合戦などで激しく競合し、赤字が続いていた。収支改善と安定的な航路維持のため、統合に踏み切った。

256チバQ:2012/04/08(日) 18:49:44
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204080072.html
離島航路に定期フェリー就航シェアする


 福山市鞆町と離島の走島を結ぶフェリー神勢(じんせい)丸の就航式が7日、鞆港であった。車を積める定期航路は初めて。島民は高齢化が進む島の生活利便性の向上や観光振興に期待をかける。

 式典には鞆、走島両町の自治会や走島汽船などから約60人が参加。堀径扇副市長が「島での生活がより快適になる。観光客の増加や島と本土の交流活性化も期待したい」とあいさつした。

 走島には310世帯667人が暮らす。町の高齢化率は市内最高の約53%(3月末現在)。島民はこれまで墓石や建材、大型家電を運ぶ際、個人で船をチャーターしていた。

 神勢丸は全長33・16メートル、定員192人。乗用車は4台程度積める。車いすで利用できるようバリアフリー化もした。鞆港―走島港間は30分。料金は従来通り550円で、車は1800〜6千円。1日5往復する。

【写真説明】フェリーの就航を喜ぶ式典参加者

257チバQ:2012/04/18(水) 22:22:17
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39916
川内−甑島の新高速船 水戸岡氏がデザイン
(2012 04/18 11:24) 2014年春にも川内甑島航路に就航する高速船のデザインを、九州新幹線「つばめ」などを手掛けた水戸岡鋭治氏が担当することが17日、分かった。発注する薩摩川内市は、揺れを抑える装置などを備えた高速船の建造事業者を、16日から公募している。
 総トン数200トン未満、全長48.5メートル以下、定員200人。建造費は14億8500万円を上限とする。外観や内装は建造事業者と水戸岡氏が代表を務めるドーンデザイン研究所と協議することが要件になっている。
 高速船は、生活航路に加え、観光客の利用にも期待が集まる。市は「新幹線から高速船まで一体的なイメージで利用促進を図りたい」としている。
 7月中旬にも事業者が決まる見込み。市によると、水戸岡氏は「孫と一緒に乗りたくなる船にしたい」と話しているという。

258チバQ:2012/05/06(日) 20:08:00
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120505/ngs12050502020000-n1.htm
対馬−韓国航路 日韓3社値下げ合戦 長崎
2012.5.5 02:01
 ■観光客急増も“消耗戦”の様相

 韓国からの手軽な海外旅行先として人気が高まる長崎県・対馬と韓国を結ぶ海路に、日韓の船会社が相次いで参入し、乗客争奪を繰り広げている。定期航路は大亜高速海運(韓国)が長年単独で運航してきたが、東日本大震災で一時休航したのをきっかけに、日韓2社が昨年10月に新規参入し、半年たった現在も採算度外視の値下げ合戦が続いている。

 対馬は韓国から海路で1時間余りと近く、韓国人がレジャーとして好む釣りや山歩きのスポットも充実。また、免税店で海外ブランド品を割安で買うショッピング目的で訪れる人も多いという。

 韓国と対馬を結ぶ船便は昨年まで13年間、韓国の大亜社便だけだったが、韓国からの観光需要を見込み、JR九州高速船(福岡市)と未来高速(韓国)が新規参入した。3社競合となった結果、各社の定価運賃は、対馬北部発着の往復で1万5千円、同南部発着で1万7千円と、かつてより2千円程度値下がりした。

 ところが、価格競争はそれだけで収まらず、各社は競い合って“大幅値下げキャンペーン”を断行。JR社は、就航後2カ月間は往復6千円、その後も1万500円という3割引価格を無期限で続けている。

 これに対抗し、大亜社は今月1日から2カ月間、半額以下の7千〜7800円で運航。未来社も4割引の往復9800円だったのを、先月から無期限で往復8千円にさらに値下げ。定価はもはや名ばかりの状態になっている。

 こうしたおかげで、対馬への韓国人観光客は急増。月平均の約5千人から約2倍の約9千〜1万人に増え、ホテルや飲食店からは歓迎の声が出ている。

 一方で、週末は満席となる船も平日は空席が目立つ状態。現在最高値のJR社は「うちでも採算ラインぎりぎりなのだが…。過密状態なのでいかに差別化を図るかが大事」とし、千円のグリーン席を用意するなど乗り心地をアピールしている。

 ある船会社関係者は「韓国の旅行代理店向けのまとめ売りは別価格だが、値下げ合戦はもっと熾烈(しれつ)。ライバル社が諦めて撤退するまで、赤字覚悟の競争が続くのかも」と“消耗戦”の現状にため息をついている。

259チバQ:2012/05/06(日) 20:43:42
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_13362408053.html
フェリー明暗 昨年度の航路利用実績
[2012年05月06日 02:57]

関西方面と結ぶフェリー=大分市の西大分港
 大分県と県外を結ぶフェリー航路の2011年度の利用実績は、四国航路の利用者が前年度に比べ5%増えた一方、関西・中国航路は10%減になり、明暗を分けた。利用者数全体では微増だったが、本州航路は東日本大震災による観光面での自粛ムードの影響が大きかったとみられる。フェリー各社に影響を与えた高速道路無料化の社会実験や「休日上限千円」の割引は終わったものの、燃料価格上昇の懸念もあり、厳しい状況が続きそうだ。

 県のまとめによると、全航路の利用実績は利用者が169万8千人、車両台数は72万8千台で、10年度(169万1千人・72万8千台)に比べ、利用者が7千人増えた。このうち、本州(関西、中国)を結ぶ航路利用は計45万4千人・21万6千台。高速無料化の影響が指摘された10年度(50万5千人・23万3千台)をさらに下回った。
 関西と別府、大分両市を結ぶフェリーさんふらわあは、震災後に観光客が多い別府便で団体客のキャンセルが相次いだという。同社大分支店は「自粛ムードの影響は6月まであった。今年は個人客を中心に増えつつある」と説明する。
 他に国東市竹田津―徳山(山口県)間の周防灘フェリーの減便、関西航路の松山寄港便廃止の影響もあるとみられる。
 4社・4路線が結ぶ四国航路の利用者は124万4千人・車両台数は51万2千台で、いずれも前年度(118万5千人・49万5千台)を上回った。大分市佐賀関―三崎(愛媛県)間を結ぶ国道九四フェリーは震災直後に観光客が減ったものの、県内と愛媛県の利用が多く、高速無料化の影響も限定的だったという。
 燃料の重油価格は年初から上昇傾向で、「夏以降、さらに値上がりする恐れもある。非常に気掛かり」(同社)と経営への影響を懸念する声が出ている。

<ポイント>
 県のフェリー航路支援 2011年度に始めた「フェリー航路活性化事業」を本年度も継続。事業費は6400万円。各社が取り組む広告や料金割引、各種キャンペーンなど利用促進事業について経費を助成する。関西圏での観光情報の発信にも力を入れる。

260チバQ:2012/05/06(日) 20:49:53
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/299952
瀬戸内の絶景満喫「昼便」復活運航
 フェリーさんふらわあ(大分市)が、別府−阪神間の航路開設から5月で100周年となるのを記念して復活させた“昼便”が30日、今年初めて運航された。雨が断続的に降るあいにくの天候だったが、約250人の乗船客は、昼間の瀬戸内海を行く船の旅を楽しんだ。

 この日の昼便は午前10時、別府市の別府国際観光港を出港。乗船客たちは瀬戸内海の島々や本州と四国を結ぶ橋などの景観を楽しんだり、船内でのジャズ演奏に聞き入ったりして、ゆったりとした時間を過ごした。

 同社によると、同航路には1912年に客船が就航したが、旅客の減少や貨物輸送の増加にともない“夜便”が主流となり、74年に昼便を廃止。昨年10、11月に2度、旅客増への起爆剤として復活運航した。同社は6月3日に神戸発大分行きの昼便を予定、秋にも計画している。

=2012/05/01付 西日本新聞朝刊=

261チバQ:2012/05/08(火) 21:52:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000037-mailo-l02
高速旅客船:ポーラスター、集客懸命 乗船券で商品割引 協力10店舗、民宿にも拡大へ /青森
毎日新聞 5月8日(火)11時38分配信

 青森市と下北半島西海岸を結ぶ高速旅客船「ポーラスター」を運航する「シィライン」(本社・同市)が、東日本大震災で低迷した利用者の回復に向け、テコ入れを図っている。乗船券で割引が受けられるサービスを始めたり、船内の見学会を催すなど、観光客の利用率アップに懸命だ。【酒造唯】
 08年に就航したポーラスターは、陸続きの港を結ぶ航路では全国唯一の離島航路。青森駅近くの発着所から脇野沢(むつ市)、牛滝(佐井村)、福浦(同)を経由し、佐井まで片道約2時間20分を1日2往復する(冬季は脇野沢−佐井は1日1往復)。通院など住民の生活航路として、また原子力災害時には避難の防災航路としての役割も担うが、観光航路としても、巨大な奇岩で知られる仏ケ浦など、下北半島の雄大な景観を眺められると評判だ。
 しかし、夏場の観光シーズンを除く利用者は下北半島の住民が主体で、利用率は平年で約10%と低迷。昨年は東日本大震災の影響で利用者が3分の2に減って年間約8000人になるなど大きく落ち込んだ。
 このため、同社は4月28日から、協力店舗でポーラスターの乗船券の半券を見せると、購入した商品が5〜10%割引になるサービスを始めた。割引を受けられる店舗は、下北名産センター(むつ市)▽マリンハウス脇野沢(同)▽スーバニアハウス(佐井村)など10店舗。5月中旬からは、佐井村内の民宿でも同様の割引を始める予定だ。
 また、今年の大型連休では、観光客を呼び込んで船内を紹介するPRも行った。ポーラスターはフィンランド人がデザインしたことで知られ、同社の福士充総務部長は「県立美術館で開かれているフィンランド展とも相乗りし、県外の人にも下北航路をPRしていきたい」と話す。割引などの問い合わせは同社(017・722・4545)。

5月8日朝刊

262チバQ:2012/05/21(月) 23:54:29
http://www.asahi.com/national/update/0520/SEB201205200012.html
白い船体、優雅に接岸 中国人客乗せ博多に初寄港
【動画】大型客船「コスタ・ビクトリア」博多港に寄港


 福岡市の博多港に20日、イタリア・コスタクルーズ社の大型客船コスタ・ビクトリア(7万5000トン)が初寄港した。国内の港への寄港は今回が初めて。全長253メートル、定員約2400人の白い船体がゆっくり接岸した。

 18日に中国・上海を出て韓国・済州島を経由してきた。船上では歓迎式典が開かれ、中国人の乗客らは下船すると観光や買い物に繰り出した。

 博多港は2008年から外国籍のクルーズ船の受け入れを始め、今年は過去最多の計78回を予定している。6月には過去最大となる3800人乗りのクルーズ船も寄港する。外国籍船のうち、半数以上が中国発着。市によると中国発着の場合、1人当たり4万4千円の経済効果が見込まれるという。歓迎式典には高島宗一郎市長や小川洋知事も出席。それぞれあいさつで、寄港による経済効果や交流に期待する考えを示した。

 コスタ社のフェリシア・タン中国日本韓国販売担当ディレクターは式典後、「経済的に強いアジアは潜在力が高い。福岡は街はきれいで、料理もおいしく、ショッピングもでき、色々な面で満足してもらえる」と語っていた。(岡田将平)

264チバQ:2012/05/23(水) 22:45:57
>>239-240
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120522/bsd1205221103005-n1.htm
たこフェリー運行再開断念 明石と淡路に“温度差” 兵庫 (1/2ページ)2012.5.22 11:02

 明石市と淡路島を結ぶ愛称「たこフェリー」の運航再開を断念し、解散することが21日、決まった運営会社の第三セクター「明石淡路フェリー」(明石市)。明石海峡大橋を含む本州四国連絡高速道路の料金割引拡充が大きな逆風となったが、その裏には、同じ株主である明石市と淡路市の“温度差”も三セクでの運航再開を困難とした。

 「株主の4市と筆頭株主のジェノバラインと協議を行い、再開は断念せざるを得ないと判断した」。明石市の泉房穂市長の淡々としたコメントとは対照的に、運航再開断念と三セクの解散について語る同社の筆頭株主「淡路ジェノバライン」(淡路市)の吉村静穂社長の表情は苦渋に満ちていた。

 「残したい気持ちもあったが、太刀打ちできず、手に負えない。孤立無援だった」。明石海峡大橋の通行料値下げを理由に挙げた吉村社長はこう言葉を絞り出した。

 同フェリーをめぐっては平成23年10月、淡路市がジェノバ社と協議し、新たにフェリーを購入して明石海峡大橋を通れない125cc以下の単車と自転車を輸送する計画で合意した。

 しかし、泉市長の反対で計画は白紙に。淡路市では二輪車用のフェリーを導入し、淡路島観光で人気が高いサイクリングの利用者誘致につなげたい考えがあり、市関係者は当時、強い反発と不快感を示した。

 だが、この日の臨時取締役会後、吉村社長は「二輪車のフェリー運航も厳しい」と発言。淡路市は二輪車用のフェリー導入に向け、県への支援要請も検討しているが、先行きは不透明だ。

 また、三セクの解散に伴い、可動橋など港湾の施設などを撤去する場合、最大約6億円の費用がかかるという。吉村社長は「県や市と相談する」としているが、今後は“負の遺産”の処理や有効活用も検討課題となりそうだ。

265チバQ:2012/05/25(金) 23:04:12
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001205250004
クルーズ客 招く境港
2012年05月25日


境港に入港するクルーズ客船クラブ・ハーモニー=鳥取県境港市昭和町

◆アジアに狙い 島根観光PR◆


 韓国のクルーズ客船「クラブ・ハーモニー」が24日、鳥取県の境港に初寄港した。境港では今年最初のクルーズ船寄港。今年は来月の7万トン級外国船を含む過去最多の6隻が寄港予定で、関係者はアジアのクルーズ市場の盛り上がりをさらに取り込む姿勢を見せる。


◆韓国船、今年初の寄港◆


 ハーモニーは約2万6千トンで、韓国初のクルーズ船社となるハーモニークルーズ社が運航。釜山から境港、富山をめぐり釜山に戻る4泊5日の行程で、韓国人客374人と乗員364人を乗せて午前7時ごろ着岸した。乗客のうち約260人が上陸、とっとり花回廊(南部町)や皆生温泉(米子市)、松江城(松江市)を観光する3コースのバスツアーなどを楽しみ、夕刻、船は離岸した。


 客船や寄港地の観光地取材に訪れた韓国・交通観光新聞(ソウル市)の金錫武(キム・ソク・ム)副会長(64)は「韓国では山陰の素朴さに人気がある。もっとPRすればクルーズ客も増える」と話した。


 船内での歓迎会には鳥取県の平井伸治知事、島根県の溝口善兵衛知事が出席。繰り返しての寄港を計画しているクルーズ社のハン・ヒスン会長と会談し、それぞれの観光地をPRした。


 クルーズ船誘致を進める境港管理組合は、市南部の竹内南地区に大型貨客船向けの新ターミナル設置計画があることをアピール。ハン会長は「我々がたくさん寄港し、計画が進むよう後押ししたい」とこたえた。


 境港では来月7日、過去最大の客船「コスタ・ヴィクトリア」(イタリア籍、7万5千トン、乗客定員約1900人)が寄港するなど今年は外国船3、日本船3の計6隻が10月までに少なくとも12回は着岸する予定。2007年の5隻19回の実績に迫る1年となりそうだ。


 背景にはアジアのクルーズ市場の活発化がある、と管理組合。中国やロシアの経済成長などで、欧米が中心だったクルーズ船社や旅行会社がアジアに進出し、2月に日本に就航したクルーズ社など域内でも新興の動きが進む。九州や太平洋側にとどまっていた寄港地も日本海側に広がりつつあるという。(竹野内崇宏)

266チバQ:2012/05/25(金) 23:07:21
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TO20120525511.htm
歌と踊りで大歓迎 外航クルーズ船、きょう伏木初寄港

よさこいを披露する園児=高岡市伏木古国府のかたかご幼稚園
 25日に高岡市の伏木港に寄港する「クラブ・ハーモニー号」(韓国籍、約2万5千トン)の入港歓迎式典で、同市伏木古国府のかたかご幼稚園児が韓国語の歌などを披露する。外航クルーズ船が寄港するのは初で、園児62人が24日、おもてなしの心を届けようと同幼稚園で最終練習に取り組み、元気な歌声を響かせた。
 クラブ・ハーモニー号は韓国・釜山を出発して鳥取・境港、伏木港を経て韓国に戻る。4泊5日のツアーで、乗客は約350人。伏木港入港後、乗客は県内を観光し、船は25日夜に出港する。

 式典には、かたかご幼稚園の年長児が参加し、韓国の童謡「ウリナラコ」など2曲と、よさこいを披露する。色とりどりの風船約千個を飛ばすパフォーマンスも行う。

 園児は5月中旬から片仮名の歌詞で、「ウリナラコ」を練習している。この日は、大きな船を想像しながら元気いっぱいに合唱し、よさこいでも力強い動きを見せた。

 式典では、伏木高3年の飯山裕太生徒会長が英語で歓迎のスピーチをする。物産販売、観光案内のブースも設置される。

 かたかご幼稚園の中村謙信君(5)は「歌と踊りをかっこよく決めて、また大きな船に来てほしい」と笑顔を見せた。

267チバQ:2012/05/25(金) 23:50:40
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120522/bsd1205221731010-n1.htm
韓国航路、昨年度は15%減 大震災影響も下期は回復2012.5.22 17:30
 九州運輸局は22日、博多(福岡市)、下関(山口県)、対馬(長崎県)と韓国を結ぶフェリーと高速船(7社4区間)の2011年度の輸送実績を発表した。利用者は前年度比15・2%減の約93万8千人だった。

 上半期(4−9月)は東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の影響で韓国人客が減り、前年同期比33・3%減の約37万6千人と大きく落ち込んだ。一方、下半期(10−3月)は円高ウォン安の影響で日本人利用者が増え、3・5%増の約56万2千人に回復した。

 国籍別は韓国人が26・9%減の約58万人、日本人は16・1%増の約34万人。

 運輸局によると、12年度も日本人利用者は増加傾向が予想され、韓国人利用者も震災前の実績に戻りつつあるという。

268チバQ:2012/06/04(月) 23:31:27
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001206020004
津国汽船が破産申請/負債総額4億7千万
2012年06月02日

 岡山県玉野市の宇野港と香川県の直島を結ぶフェリーを運航していた津国汽船(玉野市築港1丁目、津国昭夫社長)が、5月31日に岡山地裁に自己破産を申請したことを、民間信用情報調査会社の東京商工リサーチ岡山支店が明らかにした。津国汽船は6月1日、宇野―直島航路の休止を中国運輸局に届け出た。


 東京商工リサーチ岡山支店によると、負債総額は約4億7千万円。売り上げ減少による多額の赤字に、燃料費の高騰が追い打ちをかけたという。


 津国汽船は1948年創業。かつては宇高航路(宇野―高松)をフェリー4隻で1日32往復運航したが、瀬戸大橋と明石海峡大橋の開通で利用者が減少し、2009年に撤退した。


 現在は、宇野―直島航路を運航。中国運輸局によると、直島側の船着き場は三菱マテリアル直島製錬所内にあり、1日8往復、主に同社のトラックと運転手を運搬していたという。


 津国汽船の社員は、豊島の産業廃棄物を直島の中間処理施設に運ぶ船の船員も務めているが、香川県廃棄物対策課によると、船を所有する会社が運航を続けるという。

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269チバQ:2012/06/04(月) 23:32:18
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-02_34509/
波照間の“足”再運休 運航会社財政難で


社会 2012年6月2日 09時38分



 【波照間島=竹富】石垣島と波照間島を結ぶ「フェリーはてるま」が1日から運休している。フェリーを運航する波照間海運(上原元代表社員)が財政難を理由に5月31日で運航をやめた。再開のめどは立っていない。

 同航路は現在、別会社の貨物船も運航しているが、燃料など危険物や建築資材など大型貨物は同フェリーでしか運べず、波照間島の住民は生活への影響を懸念している。

 同海運は昨年以降、別会社の同航路参入により「1航路1社」を条件とする国の離島航路補助制度の対象外となり、12月に同フェリーを一時運休。今年に入り再開させたが、船舶運航計画に沿わない運航が続いたため、沖縄総合事務局が5月24日に「船舶運航確保命令」を出し、是正を求めていた。

 同島在住の嘉良直町議は「生活物資に加え、競りに出す牛も運べなくなる可能性があり、畜産農家も不安がっている。近く公民館役員で話し合う」とした。

270チバQ:2012/06/04(月) 23:33:06
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2012/06/2012_133851341299.html
南海フェリー存続正念場 かさむ燃料費、戻らぬ客足 2012/6/1 10:16 メールで記事を紹介する 印刷する

 徳島市と和歌山市を結ぶ南海フェリーが、厳しい経営状況に置かれている。高速道路の大幅割引で奪われた客足が戻らない上、原油価格の高騰で燃料費がかさみ、3期連続の赤字決算は確実。同社は「今年が正念場」としており、業績回復の見通しが立たなければ、徳島と近畿を結ぶ唯一の航路が失われる可能性がある。

 2009年3月に始まった高速道路の「休日千円」の割引に対抗し、同社は同7月から10年3月まで国や県などの補助を受け、乗用車の運賃を片道1000円にした。乗客数は19万4888人と前年度より12・2%増えたが、採算は厳しく、09年度は7500万円の赤字に転落した。

 運賃を元に戻した10年度の乗客数は前年度比26・1%減の14万3927人となり、赤字は2億5千万円に膨らんだ。このため11年度から従業員の賃金を約15%カットするなど人件費を削減。燃料費を抑えるため船の速度を落とした。11年6月、高速道路の大幅割引は終わったが、客足は戻らず、同年度の最終決算では約1億5千万円の赤字が見込まれる。

 本年度は親会社の南海電鉄の支援を受け、難波駅などに格安で行ける企画乗船券「すきっぷ2000」を、昨年度に引き続き販売。賃金カットを15%上乗せし、外部に発注していた清掃を自社で行うなど経費削減にも努める。

 しかし、不安はほかにもある。燃料費は現在、2年前の2倍近くに上昇。使用している2隻のフェリーは就航から15年が経過し、維持費がかさむ恐れがある。

 フェリーは災害時に陸路の代替機能を果たし、環境にも優しい輸送機関として重要視する声がある。県交通戦略課は「高速道路と同じ料金なら利用者は多い。国で何らかの支援をお願いしたい」と存続を求めている。

 芦辺直人社長は「民間企業である以上、赤字の航路はいつまでも維持できない。今年を勝負の年と位置づけて再建に取り組んでいる」とコメントしている。


【写真説明】徳島港を出航する南海フェリー。経営は厳しい状況に置かれている=徳島市

271チバQ:2012/06/04(月) 23:34:48
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20120526000129
宇高、深夜便を廃止/6月3日から国道フェリー
2012/05/26 09:51
宇高航路を運航する国道フェリー(香川県高松市)は25日、深夜便を6月3日から廃止し、現行の1日22往復から13往復に減便すると発表した。不採算の深夜便を廃止し、24時間運航を取りやめることで燃料費や人件費の削減を図り、赤字幅の縮小につなげる。

 25日までに四国運輸局にダイヤ変更届を提出、受理された。

 同社によると、深夜便の廃止は、収益源のトラックの利用低迷と燃料費高騰が理由。トラックの利用は景気低迷による物流の減少と高速道路の料金割引制度の影響で大幅に落ち込み、燃料費の重油の価格はここ3年で1・5倍に上昇している。

 年間の赤字額は10年度に約2億5千万円だったが、さらに拡大する見通し。赤字の大きい深夜便を廃止しても黒字化は困難だが、年間で燃料費を4割、人件費を2割削減できるという。

 同社は1960年ごろから宇高航路の24時間運航を開始。瀬戸大橋が開通した88年以降、28分に1便の50往復体制を続けてきたが、08年から段階的に減便し、現在は45分〜1時間20分に1便となっている。新ダイヤでは、高松発の始発は午前6時、最終便は午後8時で、1時間おきに出港する。

 同社とともに宇高航路を運航する四国フェリー(高松市)は「現時点で減便や廃止は考えておらず、1日22往復の24時間運航を維持する」としている。

 宇高航路をめぐっては、厳しい経営環境を踏まえ、フェリー2社や自治体などでつくる宇野高松航路活性化再生協議会が2社の統合などの合理化案を示しているが、進展していない。

272チバQ:2012/06/18(月) 22:15:10
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120618/bsd1206181020005-n1.htm
【近ごろ都に流行るもの】水上バス “ツリー効果”で川にも脚光 (1/3ページ)2012.6.18 10:18
 下町の河川を行き交う手頃な移動手段「水上バス」が、東京スカイツリー(墨田区)の波及効果で注目されている。ツリーのおひざ元の浅草を起点に2団体が運行しているが、建設中から隅田川にそびえる絶景が評判となり、乗船客数は右肩上がり。ホテルとのタイアップも広がっている。(重松明子)



 「昨年度の乗船者は約20万人で、この5年間で5割も伸びています」とは、東京都公園協会水辺ライン課の長野久絵さん。都の災害時用船舶を有効活用する形で、平成3年に運行開始した、いわば“水上都バス”だ。「都民に水辺に親しんでもらうことが目的だが、近年は全国から問い合わせがあり、修学旅行など団体も増えた」。全国区人気の要因は船上からのツリーの眺めだ。「両国−浅草間(片道300円)では間近に、お台場海浜公園(港区)から隅田川を上り浅草に至るルート(片道1100円)では、数々の美しい橋とその向こうのツリーのコントラストが絶景」と長野さん。

 隅田川のほぼ同じルートで水上バスを運行する民間企業もある。東京都観光汽船だ。まだ「東京府」だった明治18年に創業。社名は「とうきょうと」と読むが、都の事業との誤解を避けるために、通称「とうきょうみやこ」と呼ばれている。

 同社の水上バスに乗り、浅草−日の出桟橋間(片道760円)を往復してみた。平日の昼間だが、定員300人の自由席が半分は埋まっている。特にオープンエアの船尾は家族連れなどで鈴なりだ。浅草出航間もなくは東側に大きく見えていたツリーが、隅田川の蛇行に従って、生き物のように移動。勝鬨(かちどき)橋下流では北西の築地市場の上に出現する。その下流、浜離宮の森の上には堂々たる東京タワーまで登場、ツインタワーの共演だ。

 約9キロの航路を40分かけて日の出桟橋に到着したが、取材のためこのまま浅草へ引き返す。上りの乗客は下りの半分ほどでゆったり気分で船が進んだ。

 正午過ぎ、築地の聖路加タワーにさしかかると、「わ! サラリーマンがいっぱい」。後ろに座る女性グループから歓声があがった。昼休み、オフィスビルから護岸の緑地に、ワイシャツ姿がワラワラと湧き出しているが、この景色がいいの?

 声をかけてみると、鳥取県在住の80代の母親と50代の娘と嫁の3人連れで、「観光地ではない東京が見られて面白い」と目を輝かせた。「親類の結婚式で上京。せっかくだから話題のスカイツリーでもと、主人に水上バスを勧められたんです。とりあえず浅草まで一本だから、迷わなくていい」とお嫁さん。

 同社浅草営業所の宮坂浩一さんは「コンクリートの護岸が遊歩道に整備されるとともに、水質浄化によって水上バスの魅力も高まった。公害がひどかった昭和40年代ごろは、川の悪臭にハンカチを鼻に当てる乗客もいたそうです」。

 美しくなった隅田川を証明するように、イメージが大切なホテルからのタイアップ話も舞い込むようになり、ツリー開業後は5ホテルに増えている。

 そのひとつ、外資系ラグジュアリーホテル「コンラッド東京」は、隣接する浜離宮に水上バスが発着する立地を生かしたプラン「大江戸東京クルーズ&ステイ」(1室2人利用5万3千円から)を開始した。「ツリーが眺められる部屋に、ツリーをイメージしたカクテルをルームサービスし、双眼鏡も用意しています。浜離宮散策がてら水上バスで浅草まで足を伸ばして、東京の新旧さまざまな姿を楽しんで」と広報。

 東京以外で、水上バス(今回は川の通年定期航路)がある都市を調べてみると“水の都”大阪市のほか、福岡市那珂川で昨年から運行がスタート。新潟市では、渋滞緩和や二酸化炭素(CO2)削減を目指す新都市交通として平成10年、多くの市民株主により発足した「信濃川ウオーターシャトル」があった。

 社会問題対策など、現代ならではの役割も見直されている水上バス。小さな舟運に、大きな可能性が積まれているようだ。

273チバQ:2012/06/20(水) 22:31:12
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001206200003
ロシア航路 多難な「船出」
2012年06月20日
舞鶴西港でコンテナを下ろす試験運航船=舞鶴市下安久





                         ■舞鶴港拠点化へ府が試験運航■



 京都とロシアをつなぐ貨物船の定期直行便を復活させようと、府が舞鶴港の拠点化を進めている。19日、ロシア極東・ナホトカ港行きの貨物船が入港し、試験運航が始まった。しかし、出荷量が減る中で需要が見込めるのか、先行き不透明な船出となりそうだ。



                         積み荷不足/ひしめくライバル港




 舞鶴西港に2010年に完成した国際埠頭(ふとう)。この日、台風4号の接近で雨が降る中、ここを拠点とする地元の貨物船が接岸した。ロシアとの貿易を試験的に担う「第1号」の船だ。初回は雑貨などを積んで出港するという。「定期航路がまちのにぎわいにつながれば」。市民からも期待の声が上がる。


 ロシアは9月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)をウラジオストクで開催するなど、極東開発に本腰を入れる。中心地ウラジオストクは中古車の一大市場となり、日本の自動車メーカーも現地生産の準備を急ピッチで進めている。


 舞鶴港が中古車や日本メーカー向けの自動車部品の集積地となり、極東へ送り出すことができれば――。府はそう思い描き、「関西の日本海側の玄関港」として北部の振興にも弾みをつけたい、と期待している。


 ウラジオストクの東180キロに位置するナホトカ市と舞鶴市は姉妹都市。日ソ国交回復後の1958年、日ソの定期航路が両市の間で最初に開かれた縁がある。約860キロ、最短2日で運べる地の利もある。


 懸案だった港へのアクセスも、2014年には京都縦貫道が京都市までつながり全線開通する。府は「ここ数年が勝負」とみて、ひとまず試験運航を6往復続け、貨物需要の掘り起こしに乗り出す。今年度約600万円の予算をあてた。


 だが、課題は多い。


 迅速に運搬でき、国際物流の主流であるコンテナ船のナホトカ航路は89年に一度開かれたものの、積み荷の減少で97年に休止。今は神戸などに向かう途中に在来船が立ち寄る程度で、積み荷不足は相変わらずだ。


 競合する港も多い。関西で神戸港と大阪港は別格。日本海側も博多や下関、新潟など、舞鶴より規模が大きい港がある。地域再生をかけてロシア航路の獲得に動く秋田港や富山港もセールスに懸命だ。


 肝心の京都経済界の関心もいま一つ。「舞鶴港の発展は重要」との声は聞かれるものの、照準は中国や東南アジア、インドといった新興市場に合わせ、ロシアまで関心が及んでいないのが実情だ。


 府の目標は、1往復につき30個程度のコンテナ量を確保し、2015年までに定期直行便を復活させること。実現できるかは未知数だ。

274チバQ:2012/06/21(木) 23:39:51
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001206200001
新型フェリー きょうデビュー
2012年06月20日


雨の中、20日の就航を待つ新日本海フェリーの新造船「すずらん」=敦賀市鞠山の敦賀新港


「すずらん」船内のエントランス=敦賀市鞠山の敦賀新港

 敦賀市の敦賀新港と北海道・苫小牧東港を結ぶ新日本海フェリー(本社・大阪市北区)の新造船「すずらん」の内覧会が19日、敦賀新港であった。


 すずらんは全長224・5メートル、幅26メートル、1万7382トンの大型フェリーで、旅客定員は613人。燃費が良く環境に優しい新型の運航システムを導入し、同社の従来船と比べて二酸化炭素排出量を約25%、窒素酸化物排出量を約40%削減できるという。


 船内には露天風呂やサウナ、スポーツジム、ミニシアターを備え、甲板には愛犬と一緒に遊べるようにドッグフィールドも設けた。


 すずらんは20日に就航し、同規格の新造船「すいせん」も同航路で7月1日に就航する。問い合わせは同社大阪予約センター(06・6345・2921)。(小池寛木)

275チバQ:2012/06/22(金) 21:25:30
>>168>>227>>229
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120621-OYT8T01612.htm
新フェリー「大函丸」 大間―函館間、来年4月就航

 大間町は21日、大間―函館間を結ぶフェリーの新造船を、1964年に同航路で初めて就航したフェリーの名前である「大函丸(だいかんまる)」と命名したと発表した。新フェリーは来年4月、就航予定。

 町は5月、町民を対象に船名を募集。143人から173作品の応募があった。町新船船名検討委員会で審査した結果、まちおこしグループ「あおぞら組」組長、島康子さん(46)の作品が選ばれた。島さんは「もう一度かつてのにぎわいをとりもどしたいとの願いを込めた」と話している。

 大間・函館航路は、住民の生活航路としての役割を果たしてきたが、2008年、原油高騰などで東日本フェリーが航路撤退を表明した後、紆余(うよ)曲折を経て、町が、航路存続のため老朽化した現行「ばあゆ」に代わる新フェリーを建造し、津軽海峡フェリーが運航する計画だ。

(2012年6月22日 読売新聞)

276チバQ:2012/06/29(金) 21:49:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000036-mai-soci
<弾丸フェリー>0泊3日 大分−神戸など往復3航路が人気
毎日新聞 6月25日(月)15時40分配信


拡大写真
「弾丸フェリー」プラン(大分−神戸航路)で運航している「さんふらわあ ぱーる」=大分市の大分港で、土本匡孝撮影

 「フェリーさんふらわあ」(大分市)の格安プラン「弾丸フェリー」が人気だ。大分−神戸▽別府−大阪▽鹿児島−大阪の3航路あり、目的地に到着後約7〜13時間後には引き返すという文字通り「弾丸」のような駆け足旅行。船中2泊の0泊3日で、金曜の夜、勤め帰りに出発し、日曜の朝に下船していつも通り出勤するのも可能だ。昨年2月の販売以来、話題となり、今年に至っては早くも昨年の利用者数を超えている。【土本匡孝】

 昨年の利用客は6914人だったが、今年は5月末で7452人と前年の実績を軽々と超えた。大分県−関西の2航路は九州からの利用客がやや多く、鹿児島−大阪は関西の利用客が九州の約2倍だ。「フェリーさんふらわあ」は、短時間の観光以外にも就職面接やイベント参加などピンポイントの用事がある人たちが利用しているとみている。

 金曜の大分−神戸航路の場合、午後7時半に大分を出発し、土曜午前7時55分に神戸に到着。約12時間滞在し、帰りの神戸発は同日午後7時50分で、大分には日曜午前7時20分に着く。

 人気の最大の理由はやはりその安さ。雑魚寝の「ツーリストクラス」の場合、通常片道1万600円〜1万2700円が祝日とその前日、金、土、日が往路なら往復1万円。それ以外の出発日も1万2600円と通常の半額程度だ。週末を安く設定したのは「PR効果を狙った」(担当者)から。区切られたスペースにベッドがある「ツーリストベッド」はプラス2000円。バイク、車とのセット料金もある。

 大分−大阪は、鉄道だと特急、新幹線利用の往復割引で2万6600円。大分−福岡を高速バス、福岡−大阪をツアーバスで乗り継いでも安くて片道約5000円、飛行機は片道約1万1000円だ。鹿児島−大阪は4月に就航した格安航空会社(LCC)が最安だが、陸の交通機関より「弾丸フェリー」が安い。

 価格以外のお得感もある。ツーリストクラスは「アップグレード券」がもらえ、復路は空きがあればベッドや個室に変更できる。また、週末にはジャズ演奏や寄席、星空教室など広いスペースがある船旅ならではの趣向をこらす。

 燃料費高騰による値上げに加え、九州新幹線開通、LCC就航(鹿児島−関西空港)など厳しい環境下での格安プラン。徳永工・営業企画室長は「部屋が空いている以上、空気を運ぶよりは……。まずは快適な船旅をしてもらい、次の利用につなげたい」と話す。

 今月27日からは大分県と近畿2府4県でのテレビCMも予定しており、さらなる人気アップを見込む。

 日本長距離フェリー協会によると、沖縄−本土航路以外では、他に同様のプランがあるのは茨城−北海道で運航する商船三井フェリーだけという。

 国土交通省旅客航路活性化推進室は「業界全体として景気低迷で物流も人の輸送も落ち込んでいる。人の輸送に力を入れたい表れでは」と話している。

 ◇まるで動くホテル

 5月末の平日、大分−神戸便「さんふらわあ ぱーる」に乗船した。午後7時過ぎ、大分港を出港。08年竣工で木目調のロビー、船室、レストラン……。さながら「動くホテル」だ。暮れゆく瀬戸内海を眺め、和洋中のバイキング(大人1500円)と広めの無料共同湯を満喫。船内には星空解説が貼られ、そんな気配りが旅心をくすぐる。

 照明を落とした雑魚寝部屋(18人)には4人。晴天のせいか揺れはほとんど気にならず、午前7時前、神戸港に着いた。

 復路は午後7時出港。「アップグレード券」で貸し切り2人部屋に。2段ベッドで横になって野球中継を楽しんだ。熟睡できたせいか疲れを余り感じることなく、翌午前6時半、大分港に到着した。【土本匡孝】

 ◇大分−神戸航路 金曜出発の場合

 金曜の大分−神戸航路の場合、午後7時半に大分を出発し、土曜午前7時55分に神戸に到着。約12時間滞在し、帰りの神戸発は同日午後7時50分で、大分には日曜午前7時20分に着く。

277チバQ:2012/07/01(日) 14:16:47
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/6775/9018
上海航路 巻き返しの夏 LCC好調の陰で集客低迷 娯楽や食事充実 中国営業を強化 7月25日、新装再開
 ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)の子会社HTBクルーズが運航する長崎−上海航路が営業運航を始めて29日でちょうど4カ月。15年ぶりの航路復活に関係者の期待は高かったが、これまでの平均乗船率は33%にとどまっている。巻き返しに向け、船は娯楽施設を充実させる大規模な改装工事に入り、中国での知名度アップに向けた戦略も強化している。運航再開の7月25日まで約1カ月。ハード、ソフト両面で戦略を練り直す上海航路に勝機はあるのか。

 「最初は雨、途中曇りになって、ようやく光が差し始めた」。クルーズの小野秀一社長は航路の滑り出しをこう表現する。2月29日の初便は霧で到着が約19時間遅れ、4月には営業運航中にエンジントラブルが発生、航路途中で引き返し、計3便が運休した。

 予想以上に集客も低迷した。使用する「オーシャンローズ」の改装前の定員420人に対して全27便の平均乗客数は約140人。最も少なかった便は35人だ。霧や高波でダイヤ遅れが常態化し、4月からは週2往復から週1往復に減便した。5月に入ってようやく、満席近い便が出てきた。

 年10万人の集客、経済効果約30億円を見込み、県は2011〜12年度に港湾整備も含め関連予算約7億7千万円を計上した。だが同社は出足のつまずきを理由に「現状では年3、4万人が精いっぱい」。18日の県議会の一般質問では浅田眞澄美議員が「あまりに話が違う。血税を投じて(このまま低迷が続けば)簡単には済まされない」と県を厳しく追及した。

   ◆    ◆

 苦戦するHTBクルーズを横目に、中国の格安航空会社(LCC)春秋航空の佐賀−上海便は好調だ。佐賀県によると、1月18日の就航から5月末までの39往復の平均搭乗率は81・8%。アンケートでは中国人客が4分の3で、観光目的が大多数という。

 7月からは現在の週2往復が3往復に増便され、県も本年度内に9億円をかけて佐賀空港の国際線専用ターミナルビルを整備する。県空港課は「価格だけでなく、ダイヤの正確性も売り。ビジネス需要も取り込めば、さらなる増便も夢ではない」と鼻息が荒い。

 片道2時間程度の春秋航空に対し、上海航路は約28時間。上海航路の片道運賃は7800円(燃料サーチャージなど除く)と格安ではあるが、春秋航空も早めの事前予約ならば1万円以下で買える。小野社長は「単なる移動手段では飛行機に勝てない。食事やエンターテインメントの船旅ならではの魅力を広げたい」と力を込める。

 今回の改装ではペアシートを中心に300席を増やし、ショッピングゾーンを3倍に拡大。要望が多かったカラオケやマージャン、ゲームセンター、浴場を新たに設ける。レストランもビュッフェ方式に変え、マグロや和太鼓のショー、メークアップ教室や中国語講座など船内イベントも充実させる。

   ◆    ◆

 中国での営業不足も低迷の大きな原因だ。

 就航直前の1月、前社長が資金問題で経営責任を問われて突如解任され、営業担当の小野氏が社長に昇格した。「目標通り第1便を走らせることに労力を注いで、宣伝は後手になった」と言う。

 「勝負」と位置付ける夏に向け、6月には旅番組とタイアップして上海でテレビコマーシャルを流し、地下鉄での広告にも力をいれた。インターネットの検索大手百度(バイドゥ)や旅行サイトでの広告も強化。大手旅行会社がツアー商品を企画する動きもあり、すでに400人を集客している便もあるという。

 上海周辺の江蘇省、浙江省からも集客できるよう、上海発便を午後出発に変更した。長崎到着が夜になるため宿泊による経済効果も期待できるという。長崎市の中心商店街では通訳サービス導入や、日中2カ国語のクーポン付きフリーペーパー発行など“援護射撃”の動きも強まっている。

 1回の運航に1千万円以上の費用がかかるため、採算ラインは450人以上。まずは単月での黒字化が目標で、年内にも貨物事業にも着手したい考えだ。江戸時代のように、長崎が再び海外への窓口となれるのか。挑戦は続く。

278チバQ:2012/07/02(月) 23:38:56
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120702/biz12070211290001-n1.htm
「三光汽船」2度目の会社更生法適用を申請 自力再建ならず
2012.7.2 11:28
 信用調査大手の東京商工リサーチによると、三光汽船は2日午前、自力再建を断念し、東京地裁に2度目となる会社更生法の適用を申請した。自力再建をめざして事業再生ADR手続を進めていたが、再建計画の策定が困難となったため、自力再建を断念した。負債総額は、1558億円。

 本社は東京都千代田区内幸町、資本金は118億8270万円、松井毅社長で、社員は165人。

 元自民党衆院議員の河本敏夫氏が昭和9年に設立した独立系海運会社。昭和56年以降の海運不況の影響で不採算航路が続出して経営が悪化、60年8月に負債総額約5200億円で会社更生法の適用を申請、当時、戦後最大の大型倒産となった。

 その後、平成元年11月に更生計画が認可され、従業員削減や船舶売却など合理化を進めたことで、10年2月に更生計画より9年早く更生債権を完済、更生手続きを終結していた。

 しかし、リーマン・ショック後に再び経営悪化。ことし3月15日に事業再生実務家協会に事業再生ADR手続の利用を申請し、受理されていた。再生計画の策定を進めていたが、関係先との調整が進まず、再建計画の策定が困難となった。

279とはずがたり:2012/07/13(金) 13:53:04
「神の手に導かれた」 伊の座礁事故、船長が自己弁護
2012年7月13日(金)07:07
 今年1月、イタリア西岸のジリオ島そばで座礁して32人が死亡・行方不明となった大型客船「コスタ・コンコルディア」のスケッティーノ船長の事故後初のインタビューが10日夜、民放局で放映された。船長は謝罪する一方で「犯罪ではなく単なる事故だ」「私も被害者だ」と自己弁護した。

 船は海底の岩に衝突した後、しばらく進んでから島のそばに横倒しになった。ANSA通信などによると、船長は衝突後すぐ避難を命じなかった理由について「水深が浅い海域に向かうことを優先した。『神の手』に導かれた。その場で止まれば沈没し、より多くの犠牲が出た」と述べた。また事故時については「操船を部下に任せていた」とした。愛人とされたモルドバ人女性と夕食を共にしていたことも認めたが、「単なる友人で、ほかの船員もいた」と述べた。

 船長は事故直後、「船に戻れ」と沿岸警備隊長から叱られた。船長は「船を放棄してはいない。救助当局と話す必要があった」と抗弁した。

280とはずがたり:2012/07/13(金) 13:53:37
>>279-280
url貼らずに書き込んでもうた。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2012071201070.html

281チバQ:2012/08/21(火) 21:41:24
>>272
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120821-OYT8T00119.htm
ツリー周辺 水路クルーズ実験
墨田・江東区 遊覧船で観光活用探る
 東京スカイツリー(墨田区押上)の開業を機に、墨田区と江東区は、両区内を流れる河川を観光に活用しようと、小型の観光遊覧船を運航する社会実験を20日から開始した。両区は今回の結果を参考に、民間業者による遊覧船の就航を目指しており、担当者は「ツリーと、隅田川や区内の水路を結ぶ新たな観光ルートで観光客の回遊を促進したい」としている。

 墨田区はツリー開業に合わせて、今年4月、ツリーのふもとに「おしなり公園船着場(仮称)」を整備。防災目的で整備した同区役所近くの「吾妻橋防災船着場」とあわせ、観光に活用することを検討している。しかし、両船着き場とも、管理や運営に関する条例がなく、民間の遊覧船などが使うことは出来なかった。

 今回は、民間業者から観光コースを募集。ツリー周辺を30分で回る手軽なツアーや、約2時間半かけて両区内の水路を巡るツアーなど、計4コースで調査を実施することになった。実際に遊覧船を運航し、利用者数や船着き場の混み具合などを調査。乗客からは、感想や改善点について意見を聞く。墨田区では、調査結果を参考にしながら、年度内にも条例を整備する方針。

 この日、小型の遊覧船で「おしなり公園船着場」から北十間川を抜け横十間川に入る約3キロを往復する「東京スカイツリー運河探検ミニクルーズ」に参加した福島県猪苗代町の小学4年斎藤璃空君(9)は「船に乗るのは初めて。ツリーが大きく見えた」と感動した様子だった。

 高畠雅之船長(46)は「船上から見る最新のツリーと下町の雰囲気の対比は魅力的で、観光資源として活用できるはず」と話していた。実験は11月まで行われる。

(2012年8月21日 読売新聞)

282チバQ:2012/08/21(火) 21:48:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120821/CK2012082102000089.html
水面きらめく 逆さツリー 周辺運河巡るクルーズ体験
2012年8月21日

クルーズ船上で記念撮影する乗客ら=墨田区の北十間川で


 東京スカイツリー(墨田区)の真下から周辺の運河を巡るクルーズの試験運用が二十日、始まった。墨田・江東両区が管理する船着き場を、民間事業者が観光振興に活用する。水面に映る「逆さツリー」が目玉のコースを体験した。

  (土屋善文)

 ツアーは東武トラベル(墨田区)と運航会社ジール(港区)が企画。ツリーの南側を東西に流れる北十間川の「おしなり公園船着場(ふなつきば)(仮称)」から約二十人の観光客が乗り込んだ。ツリー観光用の特注船で、全長十メートル、幅三メートル。甲板に白いベンチシートが横二列ずつ縦に並び、定員四十四人。屋根も壁もないので周囲が三六〇度見渡せる。

 解説員の小倉博明さん(61)の合図で出発。船着き場からではツリーが近過ぎ、首が凝りそうなほど見上げないと先端は見えなかったが、船が時速約五キロで動きだすと、全体が青空を背景に鮮やかに目に飛び込んできた。乗客らは「きれい」と、早速撮影タイムに突入。

 日差しは強くても、さわやかな風を受けて、暑さはあまり感じない。のんびりツリーを眺めていると、「ここから逆さツリーが見えます」と小倉さん。正面にそびえるツリーが反転してくっきりと水面に映る光景に歓声が上がった。福島県猪苗代町から家族と来た斎藤璃空(りく)君(9つ)は「ツリーが真っ正面に見えて良かった。ホント大きい」と喜んでいた。


 横十間川に入ると、小倉さんがギターでフラメンコを奏で始めた。旋律に耳を傾けながら、住宅街の向こうにそびえるツリーを堪能する。川の両岸に連なる濃い緑の木々がさわやかな気分にさせてくれた。同乗していた墨田区の郡司剛英観光課長は「この木は桜。春に満開になれば、また違う雰囲気になる。夜も運航できれば良いですね」と期待を膨らませていた。

 天神橋でUターンし、船着き場へ。約三キロ、約三十分の水上散策だった。数百円〜千円台が主流の浅草発着の水上バスに比べて一人二千円とやや高めだが、両区は今後、乗客へのアンケートをもとに料金や安全管理の方法などについて検討を重ね、来年度中の事業化を目指す。試験運用は十一月末まで。「おしなり公園船着場」、隅田川沿いの「吾妻橋防災船着場」の二カ所から、五社が四ルートを運航する。詳細は、両区のホームページ参照。

283チバQ:2012/08/21(火) 23:45:24
>>271
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012082122062635/
宇高国道フェリー10月から休止 景気低迷で利用者減
 国道フェリー(高松市北浜町)が、宇高航路(玉野市宇野―高松市)の運航を早ければ10月18日から休止することが21日、分かった。期間は2014年3月末までの予定で、四国運輸局に近く休止届を提出する。同社は「期間終了後は利用状況を見極め、再開するかどうかを判断する」としている。

 同社によると、景気低迷などによる利用者減に加え、14年4月から、競合する瀬戸大橋など本州四国連絡道路の料金が一般の高速道路と同じ水準に引き下げられ、今後の収支改善のめども立たないため決断したという。従業員約80人は関連会社に配置転換する方針。

 同社は10年2月、航路の廃止届を四国運輸局に提出。翌月に撤回し、減便によって経費節減を図ってきた。今年6月からは午後9時以降の深夜便を廃止し、1日22往復から13往復に大幅に減便した。

 宮脇幸次取締役は「ここ数年間、燃料費高騰で経費もかさみ、航路維持は困難。ただ、通勤、通学者らの生活航路でもあり、高速艇など別の形態での運航再開の可能性を探りたい」と話している。

284チバQ:2012/08/31(金) 21:29:55
>>277
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120831/03.shtml
上海航路は1便平均197人

 HTBクルーズ(長崎市)は、先月末に運航を再開した上海航路の8月の利用者実績をまとめた。利用者は1便平均197人で、採算ラインの500人には遠く及ばず、同社が目標としていた単月黒字化は達成できなかった。

 同社によると、8月は台風で欠航した1便を除く計8便を運航。利用者総数は1573人で、うち66%にあたる1035人が中国人客だった。定員は720人で、乗船率は27・3%にとどまった。

 客足が伸びなかった要因について、同社は「中国内での認知不足や、乗船予定だった200人規模の中国人団体客がキャンセルしたことなどが影響した」としている。今後は中国での営業人員を増やすなどして集客につなげたい考え。

 同社は、旅客船オーシャンローズ号を5月末まで運航した後、船内にカジノやシート席、大浴場などを設置する改修工事を実施。船内イベントも見直すなどして「利用者からの満足の声は増えている」(同社)という。

285チバQ:2012/09/08(土) 10:21:51
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005348319.shtml
「燕京」8月で航路廃止 神戸‐天津結ぶ国際フェリー 


天津への航路が廃止された国際フェリー「燕京」=写真は2009年11月、神戸港(撮影・前川茂之)



 友好都市の神戸と中国・天津を結ぶ国際フェリー「燕京(えんきょう)」(定員399人)が7月に突然休航し、そのまま8月下旬で航路を廃止したことが、1日分かった。天津と日本をつなぐ唯一のフェリーだったが、収益の柱となる天津からの貨物が減り、採算が悪化していた。友好都市の提携40周年を来年に控え、神戸市は「お祝いムードが盛り上がる矢先に…」と落胆している。(山岸洋介)


 燕京は1990年3月、官民挙げた友好都市記念プロジェクトとして就航。中国の合弁会社が週1往復運航し、神戸‐天津を50〜60時間で結んでいた。

 だが7月2日、日本側の総代理店チャイナエクスプレスライン(CEL)=神戸市中央区=から、取引先に「3日に神戸を出発する便をもって、当面休航する」と突然通知があった。出港後に一斉メールで知らされた業者もあり、港湾管理者の神戸市も出港当日に知ったという。

 運航会社は結局、8月20日に「収益改善を見込めない」と廃止を決定。現在、船は天津に係留されている。22年間で2265回航海を重ねた。

 CELによると、年間の乗客数は1万人程度で推移し、売り上げの8割は貨物が占めていた。だが近年は燃料費が高騰。中国の物流ルートの変化などで天津から日本への輸出品は減り続け、東日本大震災が追い打ちをかけた。昨年7月からは山東省にも寄港して集荷拡大を図ったが、採算が回復できなかったという。

 廃止の知らせに、神戸市みなと総局の担当者は「貴重な航路を失い、神戸港の大きな損失」と肩を落とす。来年に向け、さまざまな記念行事を計画する同市国際交流推進部も「阪神・淡路大震災や鳥インフルエンザ流行を乗り越え、日中友好のシンボルだった。非常に残念」と意気消沈気味だ。

 旧暦の正月「春節」や、夏休みの帰省に利用していた中国人の男性会社員(48)=同市中央区=は「割安で、家族で気軽に乗れた。時代の流れとはいえ、寂しい」と惜しんだ。

(2012/09/02 08:15)

286チバQ:2012/09/17(月) 19:50:59
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001209150001
宇高航路、来月値上げ
2012年09月15日

■四国フェリー 旅客7割アップに


 四国フェリー(高松市)は14日、高松―宇野航路の運賃を10月1日から値上げすると発表した。同日、四国運輸局に運賃変更届を提出し、受理された。消費税の導入や税率アップに伴うものを除き、値上げは1982年以来、30年ぶり。


 値上げするのは、旅客(大人)や二輪車、軽自動車、全長5メートル未満の自動車など=表。5メートル以上12メートル未満のトラックは除いた。新運賃は旅客(大人)で現行の約70%アップの670円、全長5メートル未満の自動車で同約10%アップの2980円(平日)となる。四国汽船の高松―直島―宇野航路などの運賃を参考にした。


 この日、本社で会見した堀川満弘副社長は「航路を続ける選択肢の中で、今の料金では収支が合わない。利用者に申し訳ないが、応分の負担をお願いしたい」と話した。


 同社によると、赤字は年間約2億5千万円。今回の値上げで年間3千万〜4千万円の収支改善が期待できる。今後は香川、岡山両県に港湾使用料の減免を求めたり、トラックの実質値上げを働きかけたりして、経営改善を図る。


 宇高航路には、四国フェリーと国道フェリー(高松市)の2社が就航しているが、国道フェリーは10月18日から1年間の運航休止を発表している。


 高松港で軽乗用車を止めて出港を待っていた高松市の男性(73)は毎月2回、フェリーで岡山市内の神社へ行くという。「値上げするのなら、料金的にそれほど変わらない瀬戸大橋を使うかもしれない。応援していたのに」と残念がった。(高橋孝二)

287チバQ:2012/10/02(火) 21:10:53
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001210020001
大島―佐伯結ぶ定期船「おおしまツー」就航
2012年10月02日

 佐伯市鶴見の離島・大島と本土側の葛港を結ぶ市営航路に1日、新しい定期船「おおしま2(ツー)」が就航した。車いすごと乗り降りができるように電動昇降機(リフト)を導入するなど、大島の高齢化に対応するためバリアフリー化を図っている。


 1988年7月に就航し24年間、島民の足として活躍してきた前の船が老朽化し、市が国、県の補助を受け約1億1500万円で建造した。全長約18メートル、総トン数19トンで定員44人。


 前部の乗降口近くに高齢者や体の不自由な人のためのバリアフリー席4席を設け、2席をたたむと車いす1台分のスペースができる。一般の客室の通路も広く、ゆったりしている。


 大島田野浦港での就航式では、約50人の島民が新船を出迎えた。古川積(つもる)・田野浦地区区長(58)は「離島に暮らす私たちにとって船は命そのもの。新船は安心感を与えてくれる」とお礼を述べた。


 大島の人口196人のうち約7割が65歳以上。年間利用客約1万4千人の8割を島民が占め、ほとんどが通院に使っているという。3人の子どもの母親の宮本美加さん(28)は買い出しや子どもの病院がよいに使っているが、「使いやすくなって助かります」と喜んでいた。


 定期船は葛港と田野浦港を30分で結び、毎日3往復する。市は交流人口の増加にも期待している。(柴藤六之助)

288チバQ:2012/10/31(水) 22:12:32
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001210310003
渡し舟 球磨川最終便
2012年10月31日


渡し舟を操る船頭の求广川八郎さん。こんな風景も見られなくなる=球磨川

  球磨川で唯一残る球磨村神瀬(こうのせ)楮木(かじき)地区の渡し舟「楮木の渡し」が、10月31日で運航をやめる。三十数年も櫓(ろ)を握り続けてきた求广川(く・ま・がわ)八郎さん(85)が年齢や体調を理由に引退するためだ。31日には「納め式」を開き、村や地元住民らが求广川さんの労をねぎらう。


  渡し舟は全長約8メートルの手こぎの木船で、同地区と対岸のJR肥薩線瀬戸石駅(八代市坂本町)間の約100メートルを1分ほどで結ぶ。1966(昭和41)年からは地区の渡し舟組合が村の委託を受け、日曜を除き毎日運航し、住民らの足を支えてきた。船賃は村民は無料、村外者は片道150円だ。


  求广川さんは50歳のころに船頭になった。国道219号下にある川べりの小屋に待機し、駅の発着時間に合わせて客を待ってきた。最近は「高齢で、ひざの状態もよくない」と感じ、引退を決めた。同村は「川船を操船する人はいるが、渡し舟を操ることができる人がいない」といい、後継者は見つかっていない。


  村建設課によると、一昨年は年間534人が渡し舟を利用した。人口減や自家用車の普及で、1日の乗客は病院に通うお年寄り1〜2人ほどになったが、今も月に20回ほどの出番がある。かつては朝夕の通学に利用していた高校生も現在はゼロだが、求广川さんは「以前からの習慣」で今でも一番列車に合わせて午前6時前に小屋に着き、午後5時半ごろまで待機する。


  渡しが無理な大雨の日も、運休日の日曜も「舟の番を」と出勤し、小屋に詰めた。「風が大敵。下流側に流され、本来の着船地点に舟を戻そうと力いっぱい櫓をこぐのが、つらいと言えばつらかった」


  村によると、1908(明治41)年に八代―人吉間に鉄道が開業したが、まだ国道が整備されていなかったことが渡し舟を生んだ背景と考えられている。かつては村内に複数の渡しがあったという。


  肥薩線を走る蒸気機関車「SL人吉」は瀬戸石駅に近づくと、車内アナウンスで求广川さんのことを「船頭の達人」と紹介する。求广川さんは列車に手を振って応えてきたが、こんな車窓光景も見られなくなる。求广川さんは「寂しいといえば寂しいが、仕方がない。足がどうにもならん……」。


  31日の納め式は午後3時から。求广川さんのこぎ納めには地元の保育園児らが乗船し、村のPRキャラクター「球磨太郎(くまんたろう)」と県の「くまモン」も同乗する予定だ。(知覧哲郎)

289チバQ:2012/11/07(水) 21:37:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20121106-OYT8T01588.htm
自転車無料どこ負担?

<南海フェリーキャンペーン 発案の和歌山は市補助 徳島市は予算化見送り>

南海フェリーの「自転車無料キャンペーン」のポスター  厳しい経営が続く南海フェリー(本社・和歌山市)の「和歌山徳島航路」で、同社などが10月に始めた自転車の運賃無料キャンペーンを巡り、発着地の徳島、和歌山両市で対応に違いが出ている。和歌山に到着する便の無料分は和歌山市が負担する一方、徳島到着分はフェリー会社が“肩代わり”し、徳島市の補助はゼロ。元々、和歌山市の発案であることや徳島市が「市民だけが利用するわけではない」として予算化を見送ったためだが、紀伊水道を挟み、両市の航路へのスタンスが表れたかのような形となっている。(川本修司)

 キャンペーンは当面、来年3月までの半年間で、フェリーに自転車を積み込む際、旅客運賃とは別に1台600円の手荷物運賃を無料にする。費用をかけずに旅を楽しむ若者らをターゲットに、新たな層の掘り起こしを図るのが狙いで、3月の社会実験で自転車の運賃などを無料にしたところ、好評だったため期間を拡大して行うことにした。

 和歌山市は、キャンペーンを発案したこともあり、和歌山へ向かう便について補助を決め、片道1200台を目標に、2012年度の当初予算に39万6000円を計上した。しかし、徳島への無料分については、南海フェリー自らが支出し、徳島市の当初予算には関連予算は盛り込まれなかった。

 両市と南海フェリーは「和歌山徳島航路活性化協議会」の事務局を務める中心的なメンバー。連携して乗客にプレゼントを贈る企画などに取り組んでおり、徳島市によると、今回のキャンペーンも昨秋、和歌山市側から共同で事業を行えないかとの打診があったが、「事業には参加しない」と返答したという。

 徳島市は自転車で市街地などを巡ってもらう「サイクリングマップ」を作るなど、これまで自転車を観光に生かしてきた面もあるが、市地域交通課の担当者は「フェリーは徳島市民だけが利用するわけではないので予算化は見送った。広域にまたがる交通機関は、市単独でなく、国や県との連携で対応すべきと考えていた」と説明する。

 同社は「市の判断について、コメントする立場にない」とするが、海上交通など海事政策に詳しい寺島紘士・海洋政策研究財団(東京都)常務理事は「航路を四国と近畿を結ぶ『海の幹線道路』と見れば、徳島市だけで支援すべきでないとの市の考えは理解できるが、徳島は四国の玄関口であり、関西圏からの誘客策ととらえて何らかの支援を考えてもよかったのでは」と指摘する。

 徳島市は「存続が危ぶまれる状況になっていることを踏まえ、来年度は補助を検討している」という。

(2012年11月7日 読売新聞)

290チバQ:2012/11/07(水) 21:37:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/feature/tokushim1211035222412_02/news/20121026-OYT8T01606.htm?from=popin
フェリー集客 苦心の航路 

<赤字続く徳島―和歌山便 学生講座やライブ、萌えキャラ・・・若者ターゲットに懸命>



原油高騰などで苦境が続く南海フェリー。荒波を乗り越えられるか(徳島市の徳島港で)  徳島港(徳島市)と和歌山港(和歌山市)を結ぶ航路を運営する南海フェリー(本社・同市)と紀伊水道対岸の徳島、和歌山両県が、若者をターゲットに、乗客の心をつかもうと様々な取り組みを展開している。9月には、船内で座禅体験や和歌山ラーメンのよもやま話を聞くキャンペーンを行うなど、あの手この手の策に苦心の跡がにじむ。燃料の原油高騰などで赤字が続く中、行政も加わって懸命に繰り広げる斬新な作戦。果たして功を奏するか――。(川本修司)

■妙策あれこれ

 「上手ですね!」

 9月2日、フェリー内の売店そばの船室。半紙や無地のうちわに思い思いの文字を墨書していた親子連れが、大学生に声を掛けられ、笑顔を見せた。企画したのは四国大(徳島市)書道クラブ。同日から同14日まで行われたキャンペーンの一環で、南海フェリーが同大学、和歌山大(和歌山市)と企画し、船内の空いたスペースを活用して行った。

 キャンペーンは同社初の試み。期間中はほかに、四国大の学生による初心者のための将棋講座や手話コーラスや、和歌山大の学生によるピアノの弾き語りやマジックライブなどが行われた。狙いは到着までの時間を楽しんで過ごしてもらうことで、今回参加した学生を通じ、若者にフェリーを浸透させ、安定的に乗客を確保したいとの思惑もある。

 若者を意識した作戦はこれだけにとどまらない。昨年1月には、「高野(たかの)きらら」「阿波野(あわの)まい」と命名したアニメイラスト風の〈萌えキャラ〉を誕生させ、7月にはグッズの船内販売などを行った。10月からは自転車で旅をする若者を念頭に、船内に持ち込む自転車を無料とする和歌山市とタイアップしたサービスを始めるなど、イメージアップに躍起だ。

 ■苦 境

 両県は「和歌山徳島航路利用促進実行委員会」を南海フェリーとともに設立。航路支援にとどまらず、両県の観光振興につなげる試みをを行ってきたが、3者がこうした取り組みを本格化させた背景には、航路の乗客減に歯止めがかからない現状がある。

 総乗船人数は、就航2年目の1976年の約105万人をピークに、その後は80万人前後で推移していたが、98年の明石海峡大橋の開通を機に大幅減となり、2009年の高速道路料金の「土日・祝日上限1000円」割引制度が追い打ちをかけた。11年度は約38万人にまで落ち込んでいる。

 徳島への出張で週2回フェリーで和歌山市から往復するという同市三木町、会社員大音俊輔さん(26)は「フェリーを利用すれば大阪市の勤務先からバスで徳島に出張するよりはるかに楽。この便利さをもっと知ってもらえたら乗る若者も増えるはず」と話す。

 ■正念場

 高速道路の割引制度に対抗し、同社は09年7月から翌年3月まで、国や県の支援を受けて、試験的に車の航送料金を1000円(車体3〜5メートルの乗用車の正規料金は9300〜7400円)に引き下げた。しかし、一時的に乗客数増につなげたものの、採算面では厳しく、09年度は黒字から7500万円の赤字に転落した。以降、3期連続で赤字となり、航路維持が危ぶまれる事態になってきた。

 同社の花井透・取締役営業部長(46)は「経営状況の悪化が続けば、航路の存続について厳しい意見が内部で出ないとも限らず、今年が正念場になる。災害時に本州との架橋をバックアップする緊急輸送機関としての責務も感じている」と強調する。

<徳島港と和歌山港を結ぶ航路> 南海フェリーが1975年に就航した。かつては高速船や小松島―和歌山間のフェリーもあったが、現在は現行のフェリー航路だけになった。県内と近畿圏を結ぶ唯一の旅客定期便で、紀伊水道約60キロを1日9往復している。

(2012年10月27日 読売新聞)

292チバQ:2012/12/01(土) 13:40:25
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121126/fkk12112602330000-n1.htm
九州の長距離フェリー10年連続マイナス 24年度上半期の旅客実績
2012.11.26 02:33
 ■LCCとの競合影響

 九州運輸局は、九州と東京、関西を結ぶ長距離フェリー(5社8航路)の平成24年度上半期(4〜9月)の輸送実績を発表した。旅客数は前年同期比2・4%減の74万7829人で、10年連続のマイナスとなった。「格安航空会社(LCC)との競合も影響した」と分析している。

 運輸局によると、輸送旅客数が最も多いのは阪九フェリーなど2社が運航する北九州−阪神間で約38万4千人で、前年同期比0・3%減にとどまった。大分発など中九州−阪神間は18万7千人(前年同期比3・3%減)、宮崎発など南九州−阪神間は15万7千人(同3・5%減)で減少が目立った。

 九州と関西を結ぶ旅客輸送は競争が激化している。昨年3月の九州・山陽新幹線の直通運転に続き、今年3月以降は、LCC「ピーチ・アビエーション」が福岡、長崎、鹿児島の各空港と関西空港を結ぶ路線を順次開設した。フェリーの苦戦について九州運輸局旅客課は「LCCとフェリーは運賃に大きな差がない半面、所要時間が大きく異なっている」としている。

 一方、輸送車両数は1%増の54万316台で、3年連続でプラスだった。エコカー補助金制度により、北部九州に集積する自動車工場に部品を運ぶトラックが増えたことなどが好材料となった。

293チバQ:2013/01/06(日) 22:01:37
デザインがひどい・・・

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130104/CK2013010402000077.html
伊豆諸島に新高速船 4月から就航、繁忙時増便
2013年1月4日


 伊豆七島に就航する東海汽船(港区)は四月から、四隻目の高速ジェット船を導入し、増便する。新船は「セブンアイランド 友」で、同社名誉船長のイラストレーター柳原良平さんがカラフルな外装をデザインした=イメージ図、東海汽船提供。

 新船は全長二七・四メートル、全幅八・五メートル、重量一六四トンと、既存の三隻と同型。最大時速八十キロで、定員は二百五十四人。外装は青を基調に、人が手足を広げて並ぶ姿をイメージした。

 大島、新島、神津島など伊豆五島に就航し、週末やゴールデンウイーク、夏休み中の便増につなげる。

294チバQ:2013/01/12(土) 10:42:45
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130112-00000301-bjournal-bus_all
豪華クルーズの“格安”LCC元年到来なるか…10日間で10万円の旅も
Business Journal 1月12日(土)7時52分配信
客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」(「Wikipedia」より)

 昨年は日本初のLCC(=Low Cost Carrier:格安航空会社)、ピーチ・アビエーションが就航するなど、まさにLCC元年だった。空の旅は国内・国際ともに大競争時代に入ったわけだが、船のLCC(=Low Cost Cruise)も2〜3年前から本格化しつつある。船の旅も激しい競争へと突入するのか。

「クルーズ(船の旅)=高価な旅」というイメージを持っている人が多いかもしれない。それは、「豪華客船『飛鳥』の世界一周クルーズ105日間、500万円」というようなツアーを思い浮かべるからだろう。実際、定年退職を迎えた夫婦や高齢者をターゲットにした豪華クルーズが、すぐに予約でいっぱいになるというニュースは、10年以上前から報道されてきた。

 しかし、そうしたイメージも大きく変わるかもしれない。これまで富裕層を対象に顧客の裾野を広げてきた日本のクルーズ市場に、外国の船会社が大型船を投入し、格安豪華客船の旅を展開し始めているのだ。

 例えば、イタリアの豪華客船「コスタビクトリア」で行く、横浜発着7日間の旅が6万9800円〜9万9800円。韓国の済州島や長崎、高知を回って戻ってくる。同じく、横浜発着「コスタビクトリア」で神戸や金沢、韓国の釜山を回る10日間の旅10万円というのもある。「コスタビクトリア」は7万5000トンで964室だから、「飛鳥」(5万142トン/436室)よりもかなり大きい。船内にはプールやジム、バーやディスコのほか、カジノや劇場もあって、退屈することはまったくない。そして、朝・昼・夕の全食事付きである。

 東京発横浜着「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」で釜山・長崎に行く6日間の旅も、10万8000円〜とかなり格安だ。この船は13万7276トンとさらに大きく、アジア最大の客船である。

 シアトルに本拠を置くクルーズ会社、ホーランド・アメリカ・ラインが運航する「フォーレンダム」(6万1214トン)で中国の大連と上海に行く神戸発着15日間クルーズは、6万9800円〜21万8000円。もちろん、全食事付きで添乗員まで同行する。「お休み前のナイトチョコレートを毎晩お届け」なんていう外国船籍らしいオシャレなサービスもある。

●外国船格安の秘訣はカジノ?

 これらの例を見てもわかる通り、外国船のクルーズは日本船の5分の1で、1泊1万円程度だ。これはクルーを外国人にして人件費を削減しているのと、乗船人数の多い大型船を使用することで実現している。しかし、日本人クルーも乗船しているので、日本語対応は問題ない。また、日本の船だと法律上カジノを置くことができないが、外国籍だとこれが可能だ。カジノは客船にとって大きな収入源であり、これも船賃に影響しているのである。

 国土交通省の調査によると、11年の日本人クルーズ旅行利用者数は、外航クルーズ10万4000人、国内8万3000人で計18万7000人だった。東日本大震災の影響もあり、前年比1%減となった。
 
 00年、マレーシアのスタークルーズ社が神戸発の韓国クルーズを3泊4日で3万円という破格料金で売り出したときは、約2万人を集め、この年は利用者数が年間20万人を超えた。日本にも本格的なクルーズ時代到来かと期待されたが、景気の低迷と同社が翌年に日本から撤退したこともあり、日本のクルーズ市場はその後伸び悩んだ。

295チバQ:2013/01/12(土) 10:43:04
●中国経済成長の恩恵

 欧米の船会社による格安クルーズが始まったのは3年ほど前からで、そのきっかけは中国の経済成長だ。アジア市場に目をつけて船を持ってくるようになったわけだが、日本にも船を回そうということになった。冒頭にも書いた通り、それまでは格安クルーズというものがなく、日本の客船による豪華クルーズばかりだった。また、金額もさることながら、スケジュール的に100日間はムリでも、1週間や10日程度なら現役世代でも休みが取れるというものだ。

 海外では、クルーズは気軽な旅行感覚で楽しまれており、例えば、北米のクルーズ利用者数はこの10年間に650万人から1350万人と2倍に増えている。ヨーロッパは165万人から465万人と3倍近くも伸びている。カリブ海や地中海などクルーズに適した旅行地も多く、日本から飛行機で現地に行って楽しんでいる人も少なくない。

 ちなみに、現在のところ世界最大の客船はカリブ海クルーズで就航している「オアシス・オブ・ザ・シーズ」で、22万5000トンだ。巨大なビルが海に浮かんでいるようなもので、船に乗っている感覚はまったくなくなってしまうと言われる。この7泊8日のカリブ海クルーズでも、シーズンによっては700ドル(約6万1000円)程度の料金から参加できるので、いかに日本のクルーズ市場が未整備かわかるというものだ。

 考えてみれば、日本は海に囲まれた世界に冠たる海洋国家で、船旅のチョイスがないというのも妙な話だ。長距離移動手段が新幹線や飛行機、自動車になってしまったのも、時間に追われる現代人の悲しさと言ってしまえばそれまでだが。
(文=横山渉)


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