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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

237チバQ:2011/11/04(金) 22:48:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000072-mailo-hok
ニュースプラス:日ロフェリーが存続危機 道、観光客掘り起こし /北海道
毎日新聞 11月4日(金)11時32分配信

 ◇稚内−サハリン・コルサコフ、石油・ガス開発一段落で利用急減
 就航から17年目を迎えた稚内市とロシア・サハリン州コルサコフ市を結ぶ「日ロフェリー」。道内唯一の国際定期航路で、6〜9月に運航しているが、今季も旅客や貨物は低迷したままに終わった。航路存続のために、道は来年に向け、観光客の需要を掘り起こしを図るが、サハリンは観光地として未整備で、その道のりは困難だ。【片平知宏】
 ■続く採算割れ
 「一度も(採算で)プラスにはなっていない。補助金をもらっても赤字だが、なんとか続けている状況」。99年から日ロフェリーを運航する「ハートランドフェリー」(札幌市)の担当者は漏らす。
 日ロフェリーは95年、経済交流を狙いに始まった。石油・天然ガス開発の「サハリンプロジェクト1、2」により、05年は貨物数7026トン、06年は旅客数6681人と、過去最高を記録。しかし、開発が一段落すると、需要は急減した。
 ハートランドフェリーは昨年、撤退を検討。稚内市が3500万円だった補助金を最大5000万円に増額し、15年までの継続が決まった。しかし、今年の計28往復の旅客は前年比約7%減の3629人で、採算のラインの7000人には遠く及ばない。貨物は約60%増えたものの、1169トンにとどまった。
 ■自然をアピール
 稚内市の佐藤秀志サハリン課長は「サハリンプロジェクト3で天然ガス掘削を始めている。14年に稼働予定で、需要増が見込める」と期待する。だが、プロジェクトには不透明な部分もあり、道は側面支援に乗り出した。
 サハリンの自然や食を楽しむ12の観光モデルコースを作り、10月に札幌と東京で、旅行会社への説明会を開いた。フェリーの旅客の約7割はロシア人で、日本人も交流事業の参加者が中心。航路維持には日本人観光客の利用増が必要なためだ。
 モデルコースの一つは、サハリンでの鉄道旅行がモチーフとされる「銀河鉄道の夜」を書いた作家・宮沢賢治の足跡を列車でたどる旅で、琥珀(こはく)採りや旧王子製紙工場跡の見学などを用意。このほか、日本では絶滅の危機にあるイトウ釣り、ダイビング、トレッキングなどのコースもある。
 ■静観の旅行会社
 サハリンでは石油・天然ガスの開発に伴いホテルやレストランなどの整備が進んだ。フェリーを利用し、観光目的の2人以上が事前申請すると、ビザがなくても72時間まで滞在できる。
 しかし、稚内港からコルサコフ港までは約5時間半。札幌や東京からサハリンを目指すには、稚内での宿泊が必要。サハリンは、交通の便が悪く、観光用バスがない。日本語の情報もなく、郊外ではトイレが未整備だ。
 道から観光モデルコース作りの委託を受けたJTBコミュニケーションズ北海道の担当者は「観光地ずれしていない住民との交流や自然など面白みはあるが、観光地としては未知の世界」と話す。
 説明会に参加した札幌の旅行会社の社員(48)は「サハリン側の受け入れ態勢も不安が残り、観光地というイメージがない。(世界の観光地など)行くべきところを行き尽くした人向けでは」と様子見の姿勢だ。

11月4日朝刊


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