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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

285チバQ:2012/09/08(土) 10:21:51
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005348319.shtml
「燕京」8月で航路廃止 神戸‐天津結ぶ国際フェリー 


天津への航路が廃止された国際フェリー「燕京」=写真は2009年11月、神戸港(撮影・前川茂之)



 友好都市の神戸と中国・天津を結ぶ国際フェリー「燕京(えんきょう)」(定員399人)が7月に突然休航し、そのまま8月下旬で航路を廃止したことが、1日分かった。天津と日本をつなぐ唯一のフェリーだったが、収益の柱となる天津からの貨物が減り、採算が悪化していた。友好都市の提携40周年を来年に控え、神戸市は「お祝いムードが盛り上がる矢先に…」と落胆している。(山岸洋介)


 燕京は1990年3月、官民挙げた友好都市記念プロジェクトとして就航。中国の合弁会社が週1往復運航し、神戸‐天津を50〜60時間で結んでいた。

 だが7月2日、日本側の総代理店チャイナエクスプレスライン(CEL)=神戸市中央区=から、取引先に「3日に神戸を出発する便をもって、当面休航する」と突然通知があった。出港後に一斉メールで知らされた業者もあり、港湾管理者の神戸市も出港当日に知ったという。

 運航会社は結局、8月20日に「収益改善を見込めない」と廃止を決定。現在、船は天津に係留されている。22年間で2265回航海を重ねた。

 CELによると、年間の乗客数は1万人程度で推移し、売り上げの8割は貨物が占めていた。だが近年は燃料費が高騰。中国の物流ルートの変化などで天津から日本への輸出品は減り続け、東日本大震災が追い打ちをかけた。昨年7月からは山東省にも寄港して集荷拡大を図ったが、採算が回復できなかったという。

 廃止の知らせに、神戸市みなと総局の担当者は「貴重な航路を失い、神戸港の大きな損失」と肩を落とす。来年に向け、さまざまな記念行事を計画する同市国際交流推進部も「阪神・淡路大震災や鳥インフルエンザ流行を乗り越え、日中友好のシンボルだった。非常に残念」と意気消沈気味だ。

 旧暦の正月「春節」や、夏休みの帰省に利用していた中国人の男性会社員(48)=同市中央区=は「割安で、家族で気軽に乗れた。時代の流れとはいえ、寂しい」と惜しんだ。

(2012/09/02 08:15)


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